#コーヒー好きな人と繋が��たい
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おはようございます。
水曜日です。
週の真ん中です。
日に日に寒くなってきてますね。
体調に気をつけて、お出かけ下さーい。
本日も高槻サンライズカフェ、オープンです。
よろしくお願い致します!
モーニング、ランチやってます。
高槻サンライズカフェ
住所:高槻市城北町2-6-20 ペンタゴンビル1F
電話番号:072-672-5758(出れない事がほとんどなので、DMでよろしくお願いします。)
#高槻サンライズカフェ #高槻市
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#coffe#photo#photography#photoblog#カメラ#カメラ好きな人と繋がりたい#写真#写真好きな人とつながりたい#camera#tokyo#reflection#珈琲#コーヒー#反射
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おはようございますっ(^^)/
本日も11時より営業いたしますので ご来店心よりお待ちしております! 売り切れの場合、早閉め致しますので ご了承ください。
皆様にとって 良い一日になりますように!#CAFEFUKUROU #ナポリタン #オムライス #カルボナーラ https://youtu.be/4Y2b-1Mc2mQ
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今日はともだちと飲んだきた🍻
誕生日プレゼントに、リクエストしていたSHIROのエッセンスと、おまけのネコちゃんコーヒー&アイマスクをもらいました。うれしい♡
同い年で、同じ市内に住んでる彼女。
出会いはブログです。
あるブログサイトで知り合って約20年。
同時期にそのサイトで仲良くなった鹿児島の子とも、毎年誕生日プレゼントを贈り合う交流が続いてるの。
今はもうSNSで繋がってる人と仲良くなったり会ったりはしてないけど、以前は書いてる内容にお互い共感して仲良くなって、SNSを飛び越えて実生活で友達になる、ということがよくありました。
疎遠になった人も複数いるけど、20年経っても繋がってる人がいる。
疎遠になった人とは、疎遠になるべくしてなったと思っているので、なんの思いも残っていません。去る者は追わず派なので結構すぐ忘れちゃう。
私は、ずっとそばに居てくれる人だけを大切に想うよ。
生きて、そばに居て、私を好きでいてくれる人に、心の限り尽くしたい。
いろいろ思うところがあって、今は人を大切にするモード。
もっとできるはず。と思うことに磨きをかけていきます。
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「卵は一日1個まで」だけじゃない!時代遅れになった「食の常識30」糖尿病治療に注力する医師が解説 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
以下引用
医学や栄養学の進歩で、これまで「体にいい」「体に悪い」と考えられていた食べ物の位置づけが、180度変わってしまうことが頻出している。五良会クリニック白金高輪・五藤良将医師が語る。 「長年続けてきた食習慣を変えることは難しいですし、急に食べ始めたりやめたりするのではなく、できる範囲で取り入れていくことが大切です」 昔、聞きかじった知識が、健康の機会を遠ざけているのかも。ネットの誤情報や、時代遅れの知識に振り回されることなく、美味しく健康な人生を送るための30の「食の常識」を紹介する!
――食材編――
1【ピーナッツ】高カロリーで太る → 糖尿病リスクが低下
「高脂肪、高カロリーですが、じつは糖質が少なく、腹持ちがいい間食に適した食品。インスリンの感受性を改善し、血糖の急上昇を防ぐ効果もあります。糖尿病予備軍や内臓脂肪が多い人に適していますが、一日30粒までが適量です」(五藤医師、以下同)
2【アボカド】高カロリーで太る → ダイエットに効果的
「こちらも高脂肪で高カロリーですが、脂肪の主成分は悪玉コレステロールを下げるオレイン酸。腹持ちがよく食物繊維が豊富なため、便通が改善しておなかもスッキリするはずです。食物繊維+脂肪の組み合わせで、食後血糖値の急上昇を防ぐ効果も」
3【ウナギと梅干】食べ合わせが悪い → 疲労回復の相乗効果
「脂の多いウナギと、胃酸分泌を促す梅干し。胃に負担が大きいとされてきましたが、高価なものを食べすぎることへの戒めの意味があったようですね。ウナギのビタミンB1と梅のクエン酸は、いずれも疲労回復に効果があり、相乗効果があるといえます」
4【ジャンクフード】避けるべき → 食べ方次第
「不健康と思われがちなジャンクフードですが、たとえばフライドポテトの原料であるじゃがいもには、余分な塩分を排出する働きをもつカリウムや、水溶性ビタミンが含まれています。もちろん毎日食べるのではなく、量と頻度をコントロールすることが大切です。完全に避けるよりも、うまく取り入れて栄養価を底上げしよう、と発想を転換してみてはいかがでしょう」
5【マーガリン】トランス脂肪酸が多い → じつはバターよりも少ない
「マーガリンには、心臓病の原因となるトランス脂肪酸が含まれており、避けている人も多いでしょう。しかし、加工技術が進歩した近年では、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、バターよりも少ないことがわかっています。比較すると、一般的なバター10gに約0.2g含まれるのに対し、マーガリンは0.1gを切るほど。朝食のパンには、安心して塗っていい量です」
6【肉】体に悪い → 長寿の味方
「かつては『肉=脂っこい=体に悪い』、若い人の食べ物だという価値観がありました。ですが、筋肉量が減る高齢者こそ良質のたんぱく質が必要です。最近の研究では、必須アミノ酸や亜鉛、ビタミンB12がバランスよく含まれる赤身肉を適度に摂取することが、健康長寿やフレイル予防に寄与するとされています。もちろん、加工肉や脂身の多い肉の過剰摂取は別問題です」
7【卵】一日1個 → 2、3個でもOK
「かつて、卵はコレステロール値を上げるため『一日1個まで』といわれてきました。しかし今は、食事から摂取するコレステロールは、血中コレステロール値に与える影響が限定的であることがわかってきました。卵は、筋肉や免疫力の維持に非常に優れています。糖尿病や脂質異常がある方は別ですが、健康な中高年なら一日2、3個の卵は、メリットのほうが大きいといえます」
8【オリーブオイル】ドバドバかけてもOK → 高カロリー! 使いすぎに注意
「オリーブオイルはアボカド同様、オレイン酸が豊富で体にいいのは間違いありません。ポリフェノールやビタミンEは、動脈硬化や老化の予防に効果的です。ただ、料理番組でたっぷりと料理にかけるシーンを見たことがある方も多いと思いますが、ドレッシング感覚でかけるべきではありません。大さじ一杯で110kcalもあり、それくらいが限度。それ以上は脂質過多です」
9【白湯】目覚めの一杯 → 歯磨き後に
「目覚めの一杯に、白湯を飲んで体を温める習慣が広がっています。しかし、起床直後の口腔内には、数千億個の細菌が繁殖しているとされます。歯磨き前に白湯や水を飲むことは、そのまま口腔内細菌を胃に流し込んでしまうことになるのです。白湯自体は胃腸を優しく温め、自律神経を整えるメリットがありますが、必ず歯磨き後に飲むことを習慣にしてください」
10【コーヒー】膵臓がんの原因 → 抗がん作用がある
「コーヒーは、1980年代に膵臓がんのリスクを増加させるという研究結果が発表されました。しかしその後の研究で、同様の結果は得られていません。むしろ今は、肝臓がんや子宮体がんなどを予防する可能性があるとされています。また、動脈硬化・糖尿病・認知症の予防や、一日3~4杯飲めば脳卒中や心疾患による死亡率を下げるという研究もあります」
11【オーガニック野菜】健康にいい → 栄養価はほとんど変わらない
「農薬や化学肥料を使わず、自然に近い方法で育てたオーガニック野菜は健康によく、栄養価が高いというイメージを持たれがちです。しかし、通常の野菜と比べて栄養価が高いとは断言できず、ほとんど変わらないという研究があります。また農薬が使われている通常の野菜も、厳格な基準のもとに栽培されていますから、健康被害は科学的に考えられません」
12【青汁】野菜不足を解消 → 腎機能が低い人は×
「野菜不足の解消のために飲んでいる方も多いでしょうが、腎機能が低下していると、豊富なカリウムが不整脈や心停止を引き起こす原因になります。糖尿病・高血圧を長年患っている方は、命取りになりえます」
13【酒】百薬の長 → 少量でもリスクに
「『酒は適量なら健康にいい』といわれていました。しかし近年は、『少量でもがんや高血圧、脳卒中(女性)などの健康リスクが増加する』とする研究結果が増えています。飲ん兵衛には、残念なニュースですね」
14【コラーゲン】食べても意味がない → 意味があるかも
「『食べても肌がピチピチにはならない』ことは知られてきましたね。しかし近年、摂取した一部が『コラーゲンペプチド』となり、骨や関節の材料になるということがわかってきました。研究はこれからですが……」
15【カルシウム不足】イライラの原因 → イライラとは関係ない
「『イライラするのはカルシウム不足のせい』というのは俗説です。たしかに、カルシウムには脳神経の興奮を抑える機能があります。しかし、不足しても骨から溶け出し、血中の量は一定に保たれるのです。牛乳やサプリを飲んだからといってイライラは収まりません。もちろん、骨から溶け出すほど不足させないようにすべきですよ」
16【和食】塩分が多く避けるべき → 健康食として高評価
「和食は塩分が多く、高血圧や腎臓病に繋がるとたびたび警告されてきました。しかし、魚、大豆、野菜、発酵食品を中心とした和食は、本来は長寿を支える食事。和食が悪いわけではなく、調味料の使い方に問題があるのです。かつおや昆布のだしのうま味で減塩した和食は、近年『健康食』として世界的に高評価を受けています」
17【チョコレート】鼻血が出る → 血管を守る
「チョコレートを食べすぎると鼻血が…というのは、僕も子供のころに言われましたね(笑)。少量のカフェインで興奮することがあるかもしれませんが、迷信に近い話です。むしろ、カカオ70%以上のダークチョコレートのポリフェノールの一種が、血管の柔軟性を保ち、老化を防ぐ作用に注目が集まっています。高血圧や心筋梗塞、脳卒中のリスクを減らす効果が期待されます」
18【ひじき】鉄分の王様 → 鉄分は「9分の1」に
「かつて、ひじきは “鉄分の王様” と呼ばれていました。鉄鍋で茹でられていたためで、鍋の成分を吸収していたんですね。しかし、2015年の『日本食品標準成分表』では、ステンレス鍋で茹でた場合が併記されました。鉄鍋だと100gあたり58.2mgあったのが、ステンレスだと6.2mgに激減。なんと9分の1以下になってしまいました」
19【うまみ調味料】多用は避けるべき → 減塩に繋がると積極活用
「グルタミン酸ナトリウムは、『食べ慣れると、味を感じにくくなる』といった風評が長年ありました。しかし、適量で使用するぶんには健康になんの問題もなく、活用すれば、塩分を30%カットしても味の好ましさが変わらないという調査があります。現在では、病院や高齢者施設でも、うま味調味料が積極的に使われています」
20【黒糖や岩塩】白砂糖や精製塩より栄養がある → 栄養はほぼ変わらない
「『白砂糖や精製塩は体に悪い』『黒糖や岩塩は体にいい』と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、砂糖や塩が真っ白なのは不純物が取り除かれているためで、ネット上で散見される『漂白されているから』というのは事実ではありません。一方、黒糖や岩塩に含まれるミネラルはごくわずか。美味しさを感じるかもしれませんが、体にいいとまではいえません」
――食・生活習慣編――
21【朝食】しっかり摂るべき → 抜くと代謝向上にも
「『朝食は一日の活力源』といわれてきましたが、近年は、無理なく食べない時間をつくることによる健康効果も注目されています。特に人気の『16時間断食』は、体内のオートファジー(細胞の自己浄化作用)を促進し、老化抑制や代謝改善に役立つとされています。血糖値の安定や、脂肪の燃焼効率が高まるという研究報告もあります」
22【夜食】眠りが浅くなる → 睡眠の質がアップ
「深夜にラーメンやお菓子を食べると血糖値が急上昇し、睡眠中の成長ホルモン分泌が妨げられます。一方、たんぱく質は筋肉の合成や修復を促し、睡眠中の体のメンテナンスを助けます。茹で卵、ギリシャヨーグルト、ナッツなどは、朝の疲労感軽減にも効果が期待できます。寝る1時間前までに、100~150kcal程度にとどめましょう」
23【一日1食健康法】アスリートやビジネスマンに人気 → 筋肉が分解し代謝も低下
「近年、『一日1食』健康法が注目されています。それで体調を保つには、魚、豆類、卵、緑黄色野菜などを組み合わせ、かつ運動や生活リズムが整っていることが前提です。空腹時間が長すぎると筋肉分解や代謝の低下、低血糖による集中力低下、情緒不安定に繋がります。特に高齢者や基礎疾患のある人は、慎重に判断すべきです」
24【ジュースクレンズ(ジュースだけ生活)】セレブに人気 → 腸内環境が “壊れる” 恐れが
「野菜や果物のジュースだけで数日間過ごすデトックスとして、セレブたちに人気ですね。しかし、果物や野菜を搾ってジュースにすると、食物繊維のほとんどが失われてしまいます。腸内細菌のエサとなる繊維が減り、善玉菌が減少し、悪玉菌が優位になる腸内バランスの崩壊が起こります。果糖による血糖値の上昇や、たんぱく質不足による筋肉の減少も気がかりですね」
25【食後すぐ横になる】牛になる → 胃にいい
「『食べてすぐ横になると牛になる』、つまり行儀が悪く、太るといわれてきました。実際は、体の左側を下にして横になれば、胃の出口(幽門)が下に向き、食べ物を腸へ移動させる動きの助けになります。胃もたれしやすい人は、ゆっくりと横になることで胃内圧を下げ、負担を軽減することができます。逆に右を下にすると、胃酸が食道へ逆流しやすくなるので要注意です」
26【ベジタリアン】病気を防ぎ、健康に → 栄養不足になる可能性が
「野菜や豆類、全粒穀物を中心にすれば、高血圧や、大腸がんなど一部のがんのリスクは低下するでしょう。倫理的な選択としても尊重されるべきです。しかし、たとえばビタミンB12は植物性食品からは摂取が難しく、欠乏すると貧血や神経障害・認知機能低下が起こります。鉄や亜鉛、オメガ3系脂肪酸も不足しがちですので、栄養補助食品や強化食品での補填が不可欠です」
27【グルテンフリー】大ブームに → 日本人には必ずしも必要ではない
「パンやラーメンなど小麦製品に含まれるたんぱく質『グルテン』を避けることで、体調がよくなるケースがあります。しかし、不調を招く原因とされるセリアック病の患者は、人口の1%といわれる��米と比べて日本では非常に少なく、ほかにもグルテンで下痢やだるさが現われる人もいますが、ほとんどの日本人にとっては、あまり意味のない健康法だといえます」
28【一日30品目】国のガイドライン → 目指す必要はない
「今も『30品目』を目標にしている人がいるかもしれません。1985年に厚生省(当時)が発表した指針に由来しますが、毎日30品目を食べるのは難しいし、カロリーオーバー。すでにその表現は削除されています」
29【体脂肪燃焼】運動開始から20分後 → すぐに燃え始める
「運動時に体脂肪が燃え始めるのは、開始から20分後だといわれます。そんな時間は確保できないと思われるかもしれませんが、じつは最初から脂肪は燃えています。10分間のウオーキングでも、意味はあるのです」
30【紫外線】浴びないほうがいい → 適度に浴びるべき
「ずっと悪者扱いだった紫外線ですが、朝や夕方に15分程度、手や顔に太陽光を浴びるだけで、ビタミンDを合成してくれます。骨粗鬆症や骨折のリスクを大きく下げ、がん予防との関連性も指摘されているんです」
監修・五良会クリニック白金高輪 五藤良将医師
複数のクリニックで糖尿病治療に注力。著書に『内臓脂肪 中性脂肪 コレステロールがみるみる落ちる 血液と体の「あぶら」を落とすスープ』(アスコム)でも “食の常識” に挑戦 写真・長谷川 新、AC 取材/文・吉澤恵理(医療ジャーナリスト)
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とある夕暮れのカフェで、私はヘアスタイリストの友人とライターの友人と並んで、連載のアイデアを広げる思考の海にどっぷり浸かっていた。コーヒーの香りと紙の擦れる音が心地よく混ざり合うなか、突然、カウンター越しの男性の声が波紋のように私たちの世界を揺らした。
「北海道から上京したばかりで、北海道にも、皆さんがいま話してるような話をする相手が一人もいなかったもんで…!」
緊張と期待が入り混じったその声は、まるで長く閉ざされたドアが今、開いた瞬間のようだった。私は一瞬、申し訳なさと好奇心で胸���揺れ、「いま打ち合わせ中で…」とフォローしながら、彼の熱を受け止める方法を探した。私はスマホの画面を開き、自分のInstagramをそっと見せると、「よかったら今度ゆっくり話しましょう」と伝えた。彼は状況を飲み込んだのか、私のアカウントをその場でフォローすると、身体をカウンターに反転させ、読書に戻っていった。
その後、彼からDMが届き、何度かのやりとりを経て、彼は私のワークショップにも顔を出してくれるようになった。そんな彼からの誘いで、昨年末の夜、唐木田駅で二人きりの散歩が始まった。目的地は決めずに、ひんやりした空気の中を歩く──その自由さが、どこか心地よかった。
最初のうちは、言葉がすんなりと交わされた。歩調を合わせながら話すその感じが、妙にしっくりきて、私は緊張感と心地よさの狭間に揺られながら、言葉を紡いでいった。途中までは、何も問題なかった。というよりは、私はある意味で、会話というものの複雑さを忘れていたのかもしれない。
��かし、数十分が経過した頃、彼は会話の流れでこう言った。
「最近の世の中って、言いたいことが言えないムードに包まれ過ぎてません?オブラートに包むのってマジでダサいし、言いたかったら、“死ね”って言っちゃっていいのに」
凍るような言葉が、胸の奥でざくりと何かを切り裂いた。私の舌には、違和感のような味がじわりと広がる。心臓の音だけが響く沈黙のなか、私はやっと問いかけた。
「もし、目の前の人が傷つくとわかってても、同じ言葉を投げますか?」
その夜の空気は重く、私の声は自分でも驚くほど静かだった。感情的になった友人の一言に傷ついた私自身のエピソードをほんの少し伝えると、彼は立ち止まり、振り返り、怒りに震える声で言った。
「それは、俺のことですか?」
彼の声を思い出すたびに、あの夜の冷たい空気が胸の奥でじんわりと広がる。あのとき感じた恐怖や違和感を、その場でうまく言葉にできていたら、もう少し呼吸がしやすかったかもしれない。けれど、それを彼に伝えることが、本当に私の望んでいたことだったのかと立ち止まる。あの言葉を口にした彼自身、本当にそれが言いたかったのかどうかもわからない。もしかしたら彼もまた、自分の中にある何かをどう差し出せばいいのか、わからなかっただけなのかもしれない。
私たちは言葉を使って誰かと繋がろうとしながら、その言葉の形や順番にばかり気を取られてしまう。何かを伝えようとして、でも伝わらなくて、それでも諦めきれずにまた口をひらく。言葉ってなんだろう、会話ってなんだろう、と思う。届いてほしい気持ちはたしかにあるのに、その輪郭をうまく掴めないまま、言葉になった瞬間にどこか少し嘘っぽくなってしまう。会話はとても速く進んでいくのに、気持ちはずっと奥のほうで立ち止まっていて、両方をちゃんと繋ぐのは、思っているよりずっと難しい。
私たちは、ときに気まずく沈黙し、ときにふいに笑って、夜の道をただ歩き続けた。言葉は何度も宙に浮かんでは、するりと手のひらをすり抜けていく。それでも不思議と、私たちの足並みは揃っていた。追い越したり、追い抜かれたりしながらも、私たちは隣り合って歩き続けた。
その歩みのなかで、私は感じていた。言葉というものの、厄介さと、不確かさと、そして、それでもなおどうしようもなく尊いものだということを。伝わらなさに迷い、言いすぎたことに戸惑い、それでもまた話そうとしてしまう。その繰り返しのなかにしか、たぶん言葉で伝えたいことの本質は宿らない。
どうしてこんなにも、私は言葉にこだわってしまうのだろう。そして、囚われてしまうんだろう。そう自分に問いかけるとき、ふと思い出す。私はずっと、誰かの言葉に救われながらここまで来た。寄り添うような一言も、何気なく交わされたやりとりも、どれもが小さな灯のように、私の中に残っている。そして、それはいつも誰かがわたしに掛けてくれるものだということを。だからこそ、私もまた、誰かにとっての言葉になれたらと願ってしまうのかもしれない。
あの夜の彼の言葉は、今も胸の奥で鈍く疼くことがある。でも、あの出来事を、まるごとなかったことにはしたくない。言葉がうまく交わらなかったからこそ、見えたものがあった。それは苦さと戸惑いを伴っていたけれど、どこかに確かな種のようなものが残っていて、それが今も、私の言葉を育てようとしている。
そして、あの夜の沈黙を思い出す。言葉にできない想いが重なった、あの一瞬の静けさは、もしかしたら会話よりも深く、私たちの心に触れていたのかもしれない。沈黙もまた、対話の一部なのだと、今なら思える。
私は思う。言葉の本質の先にあるものは、単に“わたし”という個ではなく、“私たち”という、ずっと複雑で、ずっとあたたかいものなんじゃないかと。感情的になって、うまくいかない日もある。それでも歩み寄ること、その姿勢の中にしか触れられないものがあることを、私はこの夜の散歩のなかで、少しだけ確かに知ったような気がした。
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野鳥調査を通じたタジャン農家とインドネシア農家の交流プログラム 2日目
カッピング
2日目は、El Union Coffee BaguioでCGNのコーヒー豆を販売するKapi Tako Social Enterpriseの新豆のカッピングをすることから始まりました。インドネシアのKlasik Beansのみんなにも参加してもらい、CGNスタッフのリリーと、El Union Coffee Baguioのスタッフと一緒に行いました!
カッピングとは、コーヒー豆を全て同じ条件のもとで香りや味を評価���る方法です。これを元に、ベストな焙煎・抽出に繋げていきます。淹れ方などで味に差が出てしまわないように、挽き方・粉量・時間・湯量等まですべて統一されています。
私にとって初めての体験。説明を聞きながら見よう見まねで挑戦してみました^^
今回は9種類のコーヒー豆をカッピングしました。

*サンプル豆にむらがあって誤差が出ないように、一つの種類の豆に対して2つまたは3つのサンプルを用意します(今回は2つでした)。
Step 1 コーヒー豆の匂いを嗅ぐ
まずは、お湯を注ぐ前に挽きたてのコーヒーを一つずつ匂いを嗅いでいき、どんな香りがするかメモします。
Step 2 ブレイク
次にお湯を注いで香りを嗅ぎます。お湯を入れてから4分後にスプーンを使って浮いてきたコーヒーの粉をかき混ぜて、香りが一気に出てきたときに匂いを嗅ぐ「ブレイク」と呼ばれる行為もしながら行っていきます。

*コップに触らないように嗅いでいくのがポイント。
Step 3 テイスティング
次にかき混ぜた後の上澄みをスプーンで取り除き、いよいよ味を比較していきます。カッピング専用の丸く深めのカッピングスプーンでコーヒーの液をすくい、口に含ませてどんな味がするか一つずつメモに書いていきます。舌全体で味を感じるために音が立つほど啜ることがポイントだそうです。私は最初の7種類は味の違いが全くわからず、ほぼ諦めかけていましたが、なんとか最後の方の2種類の味の違いをはっきり感じることができて安心しました。その2つが一番味の差がはっきりしているらしく、最低限のラインを理解できたという感じです笑。
私が四苦八苦している中、カッピングのプロ達は一つ一つどんな味がするのか確かめていきます。香味基準である酸味や甘さ、香り、後味、風味、あとは重厚感や密度を表すボディの観点から評価するだけでなく、これはオレンジの味がするなどといった自分が持っている食べ物の記憶とも照らし合わせていきます。

全てカッピングし終わったら、共有の時間です。人によって味の感じ方は異なるため、それぞれどんな味がしたのかを聞いていきます。まりこさんが、「カッピングはその人の食のバックグラウンドが大きく影響する。」とおっしゃっていたように、表現の仕方がフィリピン人とインドネシアの人では違っていて、聞いていてとても面白かったです。例えば言語が違うため、フィリピン人が「チコ」のような味がすると言っても伝わらず、英語では「サポジラ」と言われていると説明したり、写真を見せたりすることで「インドネシア語ではこう言われているやつだ!」とディスカッションしながらそれぞれが感じた味を理解していきました。

*チコ(サポジラ)は、日本にはない熱帯のフルーツですが、とても甘く、個人的に良く熟れた柿に味が似ていると思います。

*カッピングのプロ達は話に熱中し、とても盛り上がっていました笑
こうして、盛り上がりを見せたカッピングセッションでしたが、El Union Coffee Baguioにとってもインドネシアのコーヒーのプロが訪れたことは非常に良い刺激になったようです。

*インドネシアのみんなには馴染みがある味だったようで好評でした!
タジャンへ移動
3時前に出発し、ステイ先であるLayog Country Farmについたのは夜8時。先入りして調査を行なっていたバードリサーチチーム(神山さん、石田さん、上田さん、ジャン)とCGNスタッフ(マイラ)、メディア班(ライネル、グラディス)達とも合流し、夜ご飯を食べました。
そのあとは、自己紹介も含めてミーティング。Klasik Beansのセンディが淹れてくれたインドネシアのコーヒーを飲みながら、各団体の紹介や明日の予定などを確認して充実した1日が終わりました。

感想
普通は正解を求めてしまいがちですが、正解や間違いはないカッピングの世界。カッピングは多くの場合、バイヤーがどのコーヒーを購入するかを決める時に行われるそうで、バイヤーの好みやどんな抽出方法でお客様に提供するかなどで、評価が変わってきます。この豆は酸味があまりないから買わないというわけでもなく、じゃあエスプレッソベースにしようなどという販売方法もカッピングで決めます。コーヒーってこんなに奥深いんだなーと実感。また、表現方法も本当に多種多様で、一概にフルーツといっても、オレンジのように酸味が強いのか、りんごのように甘酸っぱさが強いのかなど味の方向性もどんなフルーツに例えるかによって大きく変わってきます。よくないコーヒーに当たった時には「土っぽい、灰っぽい、かびっぽい」などの言葉を使うこともあり、ワードチョイスが私には新鮮で、「そういう表現もできるんだ〜」と学びました。味覚センスと表現力、語彙力が非常に問われることを実感したカッピングでした。もしまたカッピングを行う機会があったらその時までに少しは成長できているといいなと思います^^
3日目に続く→→→
Exchange program between farmers in Tadian and Indonesia through bird surveys - Day 2
Cupping Session
On the second day, we started with a cupping session at El Union Coffee Baguio, featuring new beans from Kapi Tako Social Enterprise, which sells CGN’s coffee beans. Members of Klasik Beans from Indonesia joined us, along with Lily from CGN and the staff from El Union Coffee Baguio.
Cupping is a method used to evaluate the aroma and taste of coffee under standardized conditions. This process helps determine the best roasting and brewing methods. To ensure fair comparisons, all variables���such as grind size, coffee-to-water ratio, steeping time, and water temperature—are kept consistent.
It was a first time experience for me. I carefully listened to the explanations and did my best to follow along.
We cupped nine different types of coffee beans.
Step 1: Smelling the coffee
Before adding hot water, we smelled the freshly ground coffee and took notes on its aroma.
Step 2: Breaking the crust
Next, we poured hot water over the coffee grounds and smelled the aroma again. After four minutes, we performed the “break,” using a spoon to stir the floating coffee grounds. This releases a concentrated burst of aroma, allowing us to evaluate it more clearly.
Step 3: Tasting the coffee
After stirring, we removed the foam from the surface and finally began tasting. Using a special, round, deep cupping spoon, we slurped the coffee to spread it evenly across the tongue and noted our impressions.
At first, I couldn’t distinguish the flavors of the first seven samples and was almost ready to give up. However, when I reached the last two, I finally noticed a clear difference between them. Apparently, these two had the most distinct flavors, making it easier for a beginner like me to recognize the contrast.
While I was struggling, the cupping professionals carefully analyzed each sample. They not only evaluated key characteristics such as acidity, sweetness, aftertaste, aroma, flavor, and body (which represents the coffee’s texture and weight) but also described flavors in reference to foods they had tasted before. For example, someone might say, “This has an orange-like flavor,” based on their past experiences.
For example, when a Filipino participant said, “This coffee tastes like Chico,” the Indonesian participants didn’t recognize the reference. To bridge the gap, they looked up the English name—sapodilla—and showed pictures, which helped everyone connect the flavors to something familiar in their own language.
The cupping session turned out to be a lively and exciting experience. It also seemed to be a great source of inspiration for the team at El Union Coffee Baguio, as they got to interact with experienced coffee professionals from Indonesia.
Before starting our long drive to Tadian, we had an authentic Indian meal at Ranee House of Curry for lunch. The food took about 40 minutes to serve, but unlike in Japan, no one seemed impatient or constantly checked the time. Instead, everyone enjoyed the conversation without any concern for the wait. This relaxed atmosphere is similar to the Philippines, and I found it really comforting.
Journey to Tadian
We left Baguio just before 3 pm and arrived at our accommodation, Layog Country Farm, around 8 PM. There, we met up with the bird research team—Koyama, Ishida, Ueda, and John—along with CGN staff member Mhyra and media team members Rainel and Gladies, who had arrived earlier to begin their research.
After dinner, we held a meeting where we introduced ourselves and went over the schedule for the next day, all while enjoying Indonesian coffee brewed by Sendy from Klasik Beans.
Reflections
I realized that in cupping, there are no absolute right or wrong answers. Cupping is often used by buyers to decide which coffee beans to purchase, and the evaluation varies based on their preferences and brewing methods. For example, a coffee with low acidity isn’t necessarily bad—it might be ideal for espresso-based drinks. This experience made me realize just how deep and complex the world of coffee is.
I also found it fascinating how different words are used to describe flavors. Depending on the fruit chosen for comparison, the flavor notes can vary greatly—a coffee with bright acidity might be likened to an orange, while a sweeter coffee might be compared to an apple. On the other hand, when evaluating poor-quality coffee, people might use words like “earthy,” “ashy,” or “moldy.” These expressions were new and interesting to me.
Through this session, I learned that cupping requires not only a refined sense of taste but also strong descriptive skills and a broad vocabulary. If I get the chance to do cupping again, I hope I’ll have improved by then! Hahaha.
To be continued on day 3→→→
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段差の床釣り

2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
どうも、こんにちは。2月5日(水)は、西池に行ってきました。前日の寒冷強風が身に染みたのと、��内釣り場が釣れてたらしいので、久しぶりに屋内釣り場に座ってみました。釣席は、西池に初めて来た時にも座った83番席。ここは水中に擁壁があるので人気席となっており、あまり空いてません。今日は空いていたので、そそくさと荷物を置いてゲット。だが、しかし…車を停めて戻ってくると、隣の82番席に釣人が入った。ガラガラやのにそんなにベタ付けせんでも…82番席ってそんなに良い席なん��事務所に料金を支払に行ったら2日連チャンで来たので500円引きの2000円になりました。屋内釣り場はどこが釣れるのかそれとなく聞いてみると、83番は人気で釣人が入りすぎてあまりパッとしないが、それでも釣れる席ではあるそうです。底の擁壁は向かいまで繋がっているのに、対面の16番〜17番は人気席ってほどでも無さそうな。ところで、82番席は常連のMさんが予約していたので、ベタ付けしたのは僕ですね(汗)スミマセン。平日だからか、表示も掲示もないからわかりませんわ。改めてMさんに声をかけて隣に座らせてもらいました。Mさんは「遠慮せんともっとこっちに(擁壁に)寄ったら?」と声をかけてくれるほど良い人でした。

2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
さて準備準備。最近、短竿をよく使うので、今日も8尺でやってみます。竹竿は「心道」の総高野竹です。Mさん曰く、83番席は両ウドンなら14.5尺(天井に当たるが)でよく釣ってる人がいるそうです。その方は83番によく座るらしく、金ブナ(金色の鱗のあるフナで釣れたら1日無料券プレゼント)も2回釣ってるとか。なお、金ブナは1尾だけって思ってましたが、4〜5尾放しているそうです。長尺以外なら8尺がいいそうで、9尺〜12尺はお勧めしない感じ。

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タフコンディション…と思うので、浮子は「伊吹」の両ウドン床釣り用のグラスムク。小さい魚信でも取れますよーに。

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朝ごはんの缶コーヒーを買う時に水温計を見たら6℃。西池は8℃以下で厳しい説…タフな1日になりそうや。

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さて、朝ごはんの準備もできました。今日はコーヒーは自前ですw。

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では、スタート。今日の時計は「MHR(マハラ)」の「スパルビエロ」です。ベゼルにブルーシートが映り込んでますが、ステンレススチールのベゼルです。平成時代にモノマガジンの時計特集とか見ていた人は知ってるかな?このピンクダイヤルのボーイズサイズ(日付なし)が好きで随分前に大人買いしてしまった。いや、当時は悩んで買わなかったんですが、廃盤になってからまた欲しくなって中古品を探して半額ぐらいで入手できました。レシプロエンジン時代の飛行機の計器をモチーフにしたデザインだっけ?

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西池の「売り」である屋内釣り場。立体駐車場を利用した天井があります。振れるのはスノコで13尺まで。ミニ釣り台は12尺までが無難かな?無理して長い竿使うと、掻いて外れた時に穂先や浮子が天井に当たります。80番台の席は、西側のトタンの塀の上部が開いてて風が���き込むので、西風が吹くと多少影響はあります。後述しますが、今日は雪が吹き込みました。

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1投目で糸スレがあって、2投目も気配があった。すぐ釣れそうって楽観したんだが、やがてサワリは無くなった。全然っ釣れへんわ。隣のMさんが耳寄りな話を色々教えてくれたんだが、「段差」の話。82番席と83番席の間に擁壁があるのは僕でも知ってたけど、「段差」があるのは知らなかった。2年前?強風の日に僕が83番に座っていると、24番あたりに座っていたFさんとhowellsさんが隣に移動してきて、Fさんが7尺で「床立て」したことがあって、7尺で床が取れるんやと不思議に思ったことがあったんだが、83番席の方(擁壁の東側)が30cmほど深いそう。驚き!それで82番に座ったFさんが7尺で床が取れたんか。隣の83番は8尺でチョーチン状態です。

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積年の謎は解けたが若干暗〜い気持ちになったw。冬って浅い方が釣れる気がしません?西池は東側が深く西側が浅い。僕の感覚では、屋外釣り場(西側)の方が釣れてる印象があるし、Mさんも「屋外やったら西の長竿枡(西桟橋)がええわ」とおっしゃっていた。つまり、83番より82番の方が浅いんやったらそっちの方がいいんとちゃうの?Mさんが82番を予約するわけだ。Mさんは13.5尺(スノコ使用)で柱の横を狙って両グルテンで2枚釣った。こっちは1時間に1回ぐらい気配があるのみでアワセるチャンスもない。屋内は風がマシ(80番台席は塀の上部から風が吹き込む)だがそれでも寒いので手袋して釣りしてました。

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午前中ボウズ…(ノ_-;)ハア…
冬の西池の楽しみは食事。きつねうどんの汁まで飲んでしまう。体が温まるし。
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珍しく動画をアップしましたが見てください。天井がある屋内釣り場なのに雪が舞ってますw。外が吹雪いたので、前述の塀の上部から雪が吹き込んできました。
寒う〜🥶
っていうか、全く釣れないので、前日、浮子がよく動いた屋外釣り場に出撃しようかと思ったが、移動しなくて良かったw。寒すぎて吹雪いてるってムリゲー。外で数人頑張ってたが釣れたんやろか?

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82番席に移動しましたw。隣のMさんは、2枚釣れたけど、1枚目は「食い上げ」で、2枚目は「消し込み」で勝手に喰ってたから釣った気がせんわとお友達に言ってはったんだが、13時に「(午後)3時まで粘っても1枚かボウズやから帰るわ」と帰ってしまわれた。なので「空いたら隣に移動していいですか」と声をかけて移動。

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82番席は、1投目からカラツンになって乗らなかったがアワセるチャンスがあったし、3投位連続でサワリがあったので愁眉を開いたんだが、やがてサワリも無くなった…。床波で揺れる浮子をボーゼンと眺めているとコーヒーサービスがやってきた。今日は釣れてないですと池主さんにお伝えすると、池主さんが上下に揺れる浮子を見て「浮子動いてるやん」といってくれたが床波なんです。あれがサワリやったらなあ。

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擁壁の東側の(僕を含めた)3人だけ釣れてなかったんだが、右側の人が2枚釣って、対面の人も釣りはった。僕だけボウズとちゃうの?対面の人はわからないが、他の人はグルテンで釣ってると思うが両ウドンが不利とか?エサを切った時に底からちょっと上で「ガッ」と手応えがあって魚がかかり、「居食い」であってくれ〜と願ったがアッパーでした。そうなるよなあ。

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昨日、歯医者に行ったら「次回はいつにします?」と聞かれたので、明日(今日)の17時半以降が良かったがまた17時しか空いてなかったので予約した。17時に間に合うように15時半には釣りを終えなければならない。15時すぎてもまだボウズ。浮子に集中した方がいいが、動かない浮子を見ているので大胆になって片付けながら浮子を見ていた。小物はほぼ片付いたので浮子に集中すると、ウドンまぶし器の中にはカットしたウドンが6個。あと3投か…。エサ打ちするとなじみの終わりで「受け」というか「サワリ」というか気配があった。
「ツン」
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
歓喜のボウズ脱出〜!!!
15時20分でした。疲れた〜😮💨

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ということで、2月5日はヘラブナ1枚でした。3回連続で釣果は1枚ですw。しぶとく釣ってますw。
では、また。
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サイドシートの君
ゆかは旅先で呼んだコールガール。
地元が近いのと趣味が合った事がきっかけで連絡先を交換した。
そしてお盆の帰省のタイミングで会う約束を決めた。
ゆかのいる町まで車で一時間ほど。
来るか来ないかは半信半疑だった。
約束を破るような子では無いと思ってはいたけれど、連絡の返信の遅さがちょっと気になっていて、来なければ来ないでいいやと思っていた。
約束の時間の十分前に待ち合わせ場所に着いて車を停めた。
ゆかに着いた事と車の特徴を書いたメッセージを送る。
来ても遅れるだろうと思い、二十分後に発走する競馬を予想して買った。
既読が着いたのは約束の時間を二分過ぎたあたり。
あと五分くらいで着くらしい。
少し安心した。
それから十分後にメッセージ。
車のナンバーはこれですか?と来て、車の後ろを振り向くと、こちらを見ているゆかと目が合った。
手招きをして助手席に呼ぶ。
ゆかが席に乗り込んでくる。
「すみません」
「久しぶり」
「お久しぶりです」
「元気だった?」
「はい」
「ありがとね、来てくれて」
「いえいえ���
「じゃあ行こうか」
プランを二つ提案した結果、神社に行って近くにある貝出汁のラーメンを食べることにした。
近くのコンビニでコーヒーを買う。
「そうだ、さっき競馬買ってたんだよね」
「そうなんですか」
「一緒に見る?」
「見ましょう!」
一緒に見たレースは見事に的中だった。
ゆかも喜んでいた。
車を走らせる。
車内ではゆかが同棲中の彼氏に薦められて見た頭文字Dの話を熱く語っていた。
今度聖地巡礼に行くらしい。いろは坂はあのまんまだよと言っておいた。
ゆかが今日着ている服はライトなロリータ風のワンピースで、童顔の彼女にはそれがとても似合っていたので伝えた。
嬉しそうに笑うゆか。ロジータというブランドらしい。
田舎道を走っているとひまわり畑を見つけた。
下りてみると一面ひまわりが咲き誇っていて、その後方にある風力発電のプロペラがまたいい味を出していた。

夢中で写真を撮るゆかは無邪気な少女のようで、転んてしまわないか心配になるくらいだった。
車を再び走らせて神社へ向かう。
険しい階段を上って本殿でお参りをする。
「五円あった」ゆかが財布から硬貨を取り出す。
「俺は欲張りだから五円が十倍あるように五十円にするよ」
「なるほど!」
神様に祈ったことは今日が楽しく終わりますように。きつねの神様は俺を助けてくれるだろうか。
反対側に下りて行くと無数の赤い鳥居が並んでいる。何度来ても圧倒されるが、ゆかも同じだったようだ。
ここで少し��が落ちてくるが気にせずに歩いていく。鳥居の中を歩いていくと横に水場がある。そこに咲く蓮の花を見つけたのでゆかに教えると鳥居から蓮にスマホを向けて撮影した。

白い花びらが水から顔を出して咲く姿は可愛らしさだけではなく強さも感じた。何となくそれはゆかの姿にも重なった。
高台から鳥居が並ぶのを眺める。

雨が本降りになってきたので木の下で雨宿り。
ゆかの持っている赤いバッグには傘が入っていないらしい。
「折りたたみもってくればよかった」
「雨降るなんて考えてなかったよ」
「県の真ん中の方は降るって聞いてたんだけどなぁ」
「しゃあないよ、ここ真ん中じゃないし」
しばらく経ってもやまない雨。結局少し濡れながら歩くことにした。
雨降りにも関わらず別な色の蓮の花を見つけて二人で写真を撮った。
階段を上って下り、おみくじをひいた。
天然石が入ってるおみくじで、パワーストーンが好きなゆかには��ったりだった。
昼食の時間になったので店へ向かうが、時期や時間もあって行列ができていたので、同じく貝出汁のラーメンを出している別な店で食べることにした。
運良くすぐに座れ、ゆかとあれこれ話した。
ゆかは小学校から高校まで卓球をしていたらしい。
大学ではクラゲの研究をしていて、クラゲの生態にも詳しかった。
「一応理系なんで」
確かに同人小説を書き方を聞いたら実に論理的に話を作っているなと感じていた。
そんな話をしているとラーメンが出来上がって食べた。貝の出汁とバターの風味がうまくマッチしていて絶品だった。ゆかも気に入ってくれたようだ。

店の外に出るとまたもや雨。
近くの公園にあった遊具も濡れていた。
「晴れてたらやりたかったのになぁ」
「これじゃ濡れちゃうね」
残念そうにするゆか。
ここの段階で時間は十三時をまわっていた。ゆかは十六時くらいまでならと言っていたので、次の場所を迷ったが、思い切って賭けに出ることにした。
市街地へ車を走らせる。
「あのさ」
「ん、なに?」
「夜の仕事、まだやってるの?」
「いや、しばらくやってない。昼の仕事で稼げるようになったから。このままやめようと思ってる」
「そっか、昼の仕事が順調ならいいね」
「うん、もう知らない人に会わなくてもいい」
「お疲れ様。よう頑張ったと思うよ」
「彼には絶対言えないけどね」
「体調もよさそうだね」
「うん、抗うつ剤は飲んでないし、元気になったよ」
「よかったよ」
ゆかの手に触れて握ると、握り返してくれた。
川沿いの堤防を走る。
カーステレオからは真夏の果実。
市街地にあるホテルへ入り車を停めた。
ゆかの表情は暗くて見えなかった。
「いい?」
「タダじゃ嫌」
「そっか」
その返答は予���していた。元々は金で繋がった関係だ。
「いくらくれる?」
価格交渉が始まるが、割とすぐにまとまった。
タッチパネルで安い部屋を選んで入る。横にあるシャンプーバーの香りが鼻についた。
部屋に入ってソファに座る。
唇を重ね、ゆかの胸に顔をうずめた。
その後の事は何となくしか覚えていない。何度もキスをして、何度も愛を囁いた。
そして二人並んで眠った。
ゆかの寝息を聞きながら時間を気にしていた。
リミットの時間はとうに過ぎている。
目を覚ましたゆかに聞いた。
「時間大丈夫なの?」
「ああ、うん。別に花火があるからそれまでに帰れれば。そんな花火見たいわけじゃないんだけど」
その日はゆかの住む町で祭りがあって二十時から花火が上がる日だった。
「そっかそっか。一緒に見る?」
「うーん、誰かに見られると嫌だから」
「だよな」
その後はゆかの書いた小説を読んだ。そしたら俺もゆかに自分の書いた物を見せたくなった。
「ゆかの事書いた作品があるんだけど見る?」
「えー!恥ずかしいからやだ」
「まあまあ、自分だと思って見なきゃいいからさ」
「うーん、ちょっと興味はあるんだけどね」
そしてTumblrに投稿してたコールガールを見せた。
時に笑いながら、時に考えながら読んでいた。
「この表現好き」
ゆかを花に例えた部分が気に入ったらしい。
「人の書いたもの見ると勉強になる。すごく読みやすかった」
「ありがとう」
「今日の事も書くの?」
「そうだなぁ、たぶん書く」
「めっちゃ恥ずかしい」
そんな事を話しながら、不思議な関係だなと思った。
現実で会った人にTumblrを見せたのは初めてだった。
彼女でもなければセフレでも無い。そもそも会って二回目の関係なんだから名前をつけようにもまだ難しいだろう。
それでもこの関係は何だろうと思いながら気づけば温くなった風呂に二人で入っていた。
洗面台で歯を磨くゆかに後ろから抱きついたり、服を着るのを邪魔してみたりした。
帰路につく。
夕焼けの時間だった。
この様子だとゆかの町に着くのは十九時くらいになりそうだ。
「今日さ」
「うん」
「何で来てくれたの?」
「えっ、うーん…誘われたし暇だったから」
「そっか。お金もらえるって思ってた?」
「いや、それはない。ただ会ったらするかもなとは思ってた」
「そうなんだ」
「うん」
途中の海辺で夕焼けの写真を撮った。

「すごくいいね!あとで送って」
「いいよ、今送るよ」
すぐゆかに送った。
「ありがとう」
そっとゆかの手に触れた。自然と繋ぐ。
車は海沿いの道を駆け抜けていく。
町に着くと大勢の人で賑わっていた。
「どこで下ろせばいい?」
「真ん中は嫌だから…朝会ったとこ」
そこへ向かって車を進めると、警備の人が立っていて入れなかった。
「ちょっと入れないな…」
「うーん、どうしよう」
ぐるぐると町中を周る。
「やっぱ入れないよ」
「離れたとこなら一緒に見てもいい」
「えっ、あっ、そっか。じゃあそうしよか」
「うん」
「食べ物買いに行こか」
「屋台はダメだよ。知ってる人いるかもしれないから」
「そうだな。コンビニでいいか」
その町にある唯一のコンビニで食事を買った。
その隣りにある駐車場から花火が見えそうだったので、そこに停めて見ることに決めた。
花火が始まる。
ここでもゆかは写真を撮るのに夢中。
俺も撮ってみたけれど、信号が邪魔して上手く撮れなかった。
合間に見せてくれるゆかの写真は上手に撮れていた。
プログラムの間、ひたすらゆかはスマホをいじっている。その動きが止まると俺のスマホに通知が来た。
「アルバム作った」
開いてみるとトーク画面に日付が入ったアルバムが出来ていた。花火や蓮、ひまわりの写真がたくさんおさまっていた。

「おー、いいね。ありがとう!」
「ふふっ」
ゆかはまた外にスマホを向けた。
「あの色はリンで…」
花火の色を見ながらそんな事を言っていた。
「覚えたことって言いたくなるよね」
ゆかが笑う。そうだなと俺も笑う。
あっという間に花火大会は終わった。
「帰ろっか」
「うん…」
帰りに降ろす場所を探しながら車を進めた。
「あっちに行くと公園がある」
「そこで降ろす?」
「いや、遠いからいい」
「行ってみようか?」
「うん」
公園に行くと暗くてよくわからなかったが、日中は眺めがいいだろうなと思った。
「あっちには小学校がある」
「行ってみよか」
何となくゆかの気持ちがわかった。
「あれだろ」
「なに」
「別れが惜しくなったんだろ?」
笑いながら言った。
「でも明日は友達と遊ぶから泊まれない」
「もうちょっとドライブするか」
「うん」
小学校へ入った。ゆかが通っていた小学校はかなりきつい坂の上だった。
「こんなのだからめっちゃ足腰鍛えられた」
「これは中々スパルタだな」
「でしょ」
小学校を後にして車を俺の地元方向へ走らせた。
「あれだよね」
「なに?」
「泊まっても寝ればいいじゃん」
「うーん」
「俺いびきかかないし」
「そうなんだ」
ゆかの右手に左手を重ねた。
「朝、めっちゃ早起きだよ?」
「いいよ。またここまで送るからさ」
「わかった」
「じゃあ、泊まろっか」
「親に連絡しとく」
コンビニでコンタクトの保存液とビールとほろ酔いを買った。
ホテルへ入る。今日二度目だ。
カラオケがついていたので酒を飲みながら二人で歌った。
夜は深くなっていく。
シャワーを浴びる。マシェリでゆかの髪を洗った。
洗面台でそれを乾かしてベッドへ入る。
互いに欲望のまま相手を求めあう。
眠っては起きて、キスをして、何度も何度も。
「俺に好きって言ってみてよ」
「言わない」
「いいじゃん、嘘でも言ってみなよ」
「嫌だ言わない」
「そっか」
力一杯抱きしめて、それをゆかも返した。
俺は六月にあったことを話した。
自殺未遂のことも。
「ガチで死のうとしたんだね」
「うん、そうだよ」
「生きててよかったね」
「ほんとそう思う」
「今も彼女のこと好き?」
「いーや、全然」
「そっか」
「新しい好きな人いるらしいし」
「いなきゃ好きなの?」
「いや、そういうわけでもない。俺にはあわなかった」
「切り替え早いね」
ゆかの首筋にキスをして眠りについた。
結局は予定の時間にゆかは起きれなかった。
俺も軽くは起こしたけれど、別れを早くしたくないなんてエゴが出た。
「私ほんと時間にルーズなんだよね」
と言いながら、そんなに慌てないゆかが滑稽だった。
「私と付き合わない方いいよ」
「どうして?」
「時間守れないし、好きなこと話すと止まらないし」
「時間を守れないのはよくないな。でもそれはパートナーがちゃんとしてれば支え合っていけるんちゃうか?」
「うん…」
ワンピースを着ながらゆかは俺を見た。
「うしろのチャック閉める?」
「閉めよっか」
「自分でも出来るけど」
「いいよ、閉めるよ」
背中を向けたゆかの背中のファスナーを閉めた。
「上のボタンもかけて」
「はいはい」
ボタンを掛けて後ろから抱き締める。
「かわいいよ」
「ふふっ」
ゆかにかわいいと言うといつも笑う。
そんなとこはあざといのかもしれない。
「友達との待ち合わせ場所まで送ってくれるんでしょ?」
「うん、送るよ」
「やったー」
「そのかわり」
「なに?」
「お金は無しな」
「えー、少しも?」
「当たり前だろ。泊まったし送るんだし」
「ふふっ、そうだよね。わかった」
「交渉成立な」
「電車代浮いたからいいや」
「なんだよそれ」
ゆかが笑った。
ホテルを出てコンビニでコーヒーと朝食を買った。
予定時刻までに着かないのはわかっていた。
友達やら予約しているカラオケに電話をしながら、車の中でアイラインを引き、ルージュを塗った。
「ちょっとはおしゃれしないと」
「昨日と同じ服だけどね」
「それはしょうがない」
「そうだな」
「そうだ、スッピンどうだった?」
「あー、うん。可愛かったよ」
「ふふっ」
相変わらず笑う。
海辺を見ながらゆかは言った。
「普段海見ないけど、やっぱりこっちの海のが好き。向こうはなんか深くて怖いから」
戻ってこいよ。なんて言おうと思ったけど、別に俺がそれを言える立場じゃ無い。
「やっぱさ、十八年見た海は特別なんだね」
「確かにそうかもな」
「今回帰ったら、次見るのは冬か」
「その時も一緒に見たい」
「うん、いいよ。あっ、あとは会いに来てくれれば会えるよ」
「行きたいなとは思ってるよ」
海辺を過ぎて内陸へ入る。
あと五分で目的地。
信号で止まった時にゆかの唇を奪った。
信号の色が変わるのを感じで離れる。
ゆかの表情はどこか寂しげだった。いや、そう思いたいからそう見えたのかもしれない。
カラオケの前で降りる間際にもキスをした。
去り際にゆかは俺を見てこう言った。
「死なないでね」
短いけど重い言葉だった。
「そっちもな」
車を大通りへと向かわせる。
何度もゆかの耳元で囁いた言葉を思い出す。
車線を変えながら車を一台二台と抜いた。
「俺って本当に」
アクセルを踏んで帰路につく。
サイドシートにマシェリの香り。
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おはようございます!
木曜日です。
週の折り返しです。
お天気は、大丈夫そうですが、不意の雨にご注意を。折りたたみ傘があればいいかもしれませんね。
本日も高槻サンライズカフェ、オープンです。
よろしくお願い致します!
モーニング、ランチやってますよ!(´▽`)
高槻サンライズカフェ
住所:高槻市城北町2-6-20 ペンタゴンビル1F
電話番号:072-672-5758(出れない事がほとんどなので、DMでよろしくお願いします。)
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思えば最初から怪しかった。 いやに「サークルのみんなで週末は遊んでたりしててえ...」と謎のサークルのアピールが激しかった。増田も婚活パーティで出会ったマルチ商法カス男くん(以下カス男)も二十代後半。 初見穏やかそうな人でいいなと思ったのと、向こうも嫌じゃなかったら連絡先聞いてもいいですか...?と柔らかくこちらに興味がある様子を見せてくれて、増田は今まで彼氏という存在がいたことがなかったから、この人が彼氏になったら良いなあ...なんて思っていた。 そしたらさ!!!!3回目のデートのね!!!普通ならここで告白やろ!!!みたいなちょっとお散歩してからの喫茶店でさ!!!!「増田さんに伝えたいことがあって」て言われてドキドキMAXの増田にさ!!!!「紹介したい友達がいるんだけど」 があああああげええええズコーーーー!!!!死!!!!!お前が死!!!!!!FAX!!!!!ファック!!!! ちょいと前に旧友から、大学の先輩に呼び出されてセールスされてブチ切れたという話を聞いていて良かった。これ間違いなくマルチの切り出し方やんけ。 ブチ切れて帰る勇気も気力もなく、あと少しの好奇心もあり、「何か紹介したい感じですよね、30分なら聞きますよ、どうぞ」と言った。 緊張していたカス男はパァ〜と顔が明るくなり、嬉しそうに「ちょっと待っててください!」と喫茶店を飛び出していった。10分ほど待たされたかな。遅いわアホ。 そうしてやってきたカス男くんとカス先輩。4人がけの席の通路側に増田、壁側にカス男とカス先輩が座った。自分たちが上座に座るタイプの人たちなんですね...。どかっと座ったカス先輩は「今日話聞きたいって言ってた子?」とカス男に聞いた。いや言ってないが。カス男くんは「はい!」とキラキラした顔頷きながら営業ノート(笑)を開いた。そして真新しいページの左上にでっかく「増田」と書いていた。 いやお客様(仮)に見える状態で書くなら名前には敬称付けろやアホ!!!!!!そんなんやからマルチなんかにハマってるんやろほんまアホ カス先輩はハキハキと「カス先輩って言います!サークルでコイツ(カス男)とよくつるんでて!」と挨拶しながら増田に名刺を渡してきた。会社名が書いてあるでもなく、名前とメアドだけ載った名刺だった。 そして「増田さんには夢ってありますか?」と聞いてきた。あってもたった今デート(もはや過去の遺物)に乱入してきたお前に言うか?あとカス男くんノートにガリガリ一生懸命なんか書いてるけど多分なんの参考にもならないし、あとなんか喋れよ。 てか増田が最初に「30分しか聞かない」って言ったのカス男くん共有したかな先輩とさあ。夢の話で終わっちゃうよ。 先輩は楽しそうに続ける。「夢を追う時間とお金、どこで調達する?やっぱ仕事でどうにかするしかないよね。でも週5フルタイムで仕事をしてたら夢なんか追えないよね。稼げても20か30くらいかな。でも、じゃあ、もし週3で50万稼げる仕事があったら、夢追えると思わない?」とのことだった。「そんな仕事ないですよね」と返すとイキイキと「あるんだよ!今まさに、ぼくたちがやってる仕事になるんだけどさ!」と本題に繋げてきた。 いやいや。カス男くん、介護職で夜勤もしてるて言うてましたで。そしてカス先輩も金になるかどうか分からない増田のために休日出勤してますやん。全然あかんやん。何が週3で月50万じゃ。 はあ〜....と返事をするといよいよ商材っぽいサプリのパンフレットを出してきた。が、ここで約束の30分が経過した。 「30分経ちました」と言ってから飲んだのは450円のコーヒーだったが500円玉を机に置いて、まだ喋る気満々だった2人を無視して席を立った。2人はヘラヘラしながら困惑していた。 「えっこれから楽しい話なのに!」「絶対聞いた方が良い!ね!」とか聞こえていたがとりあえずそそくさと店を出た。 聞いた自分が悪いがこんなカス営業で搾取出来ると思われていたことにあまりにも腹が立ちちょっと泣きそうになって歩いていると、後ろからカス男が追いかけてきた。そして真横に並んだかと思うと「いい話だったでしょ」「面白かったよね!?」「あと2時間だけでいいから時間くれないかな!?」とキラキラ笑顔で聞いてきた。そして遅ればせながらやっと理解した。 コイツの柔らかい物腰は何も考えてないから、キラキラした笑顔も何も考えてないからであると。もう死ね。ほんまに死んでくれ。 「いらないです!2時間も時間ないです!」���来ないで!」と歩みを止めずに怒りながら帰った。しばらく付いてきてたが知らない間にいなくなっていた。 好奇心で30分も聞いた自分を呪った。すごく疲れたし、人の好意を金としか考えてないやつが本当にいることに驚いた。もう友達にはやり尽くして縁切られたから、こうやって婚活パーティなりで拾ったアホそうな女に営業をかけてるんだろうな。 帰宅後もカス男から「今日はありがとう!次、続き来週行けるかな?」とか来てた。死ねよ。「2度といきません」とだけ返してブロックした。今思うともう少しお気持ち長文を書いておけば良かった。 婚活パーティの運営にも一応メールでこのことを伝えておいたが、カス男が出禁になるかは知らない。 婚活、結構増田でもXでも流行っているが、まあこういうこともあるということで!みんな気をつけてね。増田は疲れました。
【追記】婚活相手にマルチ商法すなァ!!!!
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She was ...
二人は、似ている部分が多かった。
彼も彼女も童顔だった。ひどい時には10歳近く年齢を若く見られることもあったと彼女は話したし、彼も未だに年齢確認される時があると言った。確かに、お互いに26歳でありながら、まだ20歳前後のような、そんな顔立ちをしていた。
それは、老けて見られる人の悩みとはまた違う、幼く見られ馬鹿にされやすいことを、二人はよく理解していた。二人はすぐに、お互いが同じような経験をしてきたことを、会話をするなかで理解した。
そして、あまり自分に自信がないということも二人の間に共通の性格だった。自分達が格好がつくタイプの人間ではないことを、二人とも自覚していた。
彼女は、自分がうまくできないことを隠そうとせず、素直に認め、そうしたコミュニケーションをとるタイプの人間だった。その一方で、彼は、プライドが高いがゆえに、彼女のように開き直って、相手に自分を開示することに、まだ抵抗を持つ部分があった。しかし、彼にとって幸いだったのは、彼女がそうしたコミュニケーションを初めの段階からしてくれたおかげで、自分自身も素直になれたのだった。
彼女は自分自身の弱さも欠点も受け入れて、そして相手の弱さも欠点もその人として受け入れる大らかさがあった。
のちに彼は、そうしたコミュニケーションのあり方は、彼女が生きるなかで培ってきた方法だということを理解するようになった。それは、実は彼女は人一倍プライドや負けん気が強いということを後々に知ったからである。あるいは控え目でありながら、自信がないような態度を見せながら、それでいてそういう自分のことが嫌いというわけではなかった。そのことを彼が理解できたのも、同じような経験をしてきたからだった。
そうした意味で、二人はお互いに対等になれる相手であり、一緒にいて楽な相手でもあった。
そして、何より感性が似ていた。
彼女はよく周りの人や状況を観察する人だった。今あの人がおかしかった、といって急に笑ったりする人だった。そして彼もまた、周りをよく観察する人だった。彼が彼女と一緒にいるとき、周りで起きていることを伝えると、彼女はふふっと少し笑った。彼女もまた、彼のそうした部分が自分と似ていることに、なんとなく嬉しさとおかしさを感じていた。
彼は彼女の着る服や、持ち物を気に入っていた。それは、街でよくみる、流行りの服装に身を包み、一見すると見分けがつかない量産型の女子とは明らかに違い、自分自身の好みというものがはっきりしているからだった。そして、何より、そのセンスが、自分と似ているからだった。ある時、彼は、男の服装であまりにもかっちりと決めている服が苦手で、どちらかというと体に余裕のある服装が好きだと彼女に話した。そうすると彼女も、女子アナみたいな、女女している服にまったく興味がないと言った。2人とも自分自身を取り繕うよりも自然体でいられる服装を好んだ。そういう意味で価値観が合っていた。
彼は唐突に、「季節の中で一番好きな季節はいつ?」と彼女に聞きたくなった。彼女は、まるで青春ドラマのセリフのような質問に、少し馬鹿にするように鼻で笑った。そういうシニカルなところが彼女にはあったし、彼にとっても、そういう感覚を持っている人の方が好きだった。だから、かはわからないが、彼女は手をつなぐのも、恋人つなぎにするとすぐに手をほどいて、腕を組むことを好んだ。鼻で笑いつつも、彼女は秋かなと言った。彼は嬉しくなって、俺も秋が好き。金木犀の匂いが好きなんだよねと言った。今度は彼女は笑わなかった。
彼は彼女のことをよく観察した。
猫背な歩き方。お箸の持ち方。スマホの触り方。食べ物の食べ方。甘えくるときの体の動かし方。一緒にいる時に周りの人を観察して笑ったりするところ。カバンを後ろで手を組んで持つところ。えーって甘えた時の声。ねぇねぇって話しかけるあなた。会話がない時に、「静か」って少し笑うように優しくつぶやくあなた。ニャーと猫がいる時に鳴き真似していたこと。手を繋いでて嬉しそうにブンブン振っていたこと。ちょっといじるとムッとするところ。コーヒー飲めなくてめちゃくちゃ甘くして飲むところ。笑うと、エクボではないけど、頬に線が入るところ。仕事のせいで手が荒れていて、前はきれいやったんやで、と何回も言うこと。逆膝枕してくるようなところ。
全部好きだと思った。
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Q:今回のアルバム「航海薄明」の意味は?
A:「航海薄明」というのが、太陽が沈んで少しの間、空が明るい状態、という意味らしくて、自分の曲って夕方とか、明け方とかそんな時間帯に思うような曲が多いんですよね。それでその間(はざま)の時間に描いた曲たちをまとめるのに、とてもちょうど良い言葉だなと思って。そんな経緯でこのタイトルにしました。漢字四文字に憧れてるというのもあります。
Q:フルアルバムを作ろうとしたきっかけは?
A:これまで7インチをメインにリリースしてきて(特にここ3、4年の間)この後も新しい7インチを出し続けていくか、ひとまず既存の曲たちをデジタルで一つの作品にまとめるか、となった時に、後者の気持ちにシフトしたのが大きかったからですかね。一度まとめておきたいというか。これまで、レコードが好きな人たちに向けてリリースしてきたものの、そうでない人たち、サブスク、配信、手に取れる「モノ」で、で音楽を聴いてる人たちに向けても輪を広げたくなったからというのもあるかな。ライブや普段の活動��通じて、フィジカルというものの存在の大きさを感じたというのもあります。
Q:アルバム作成に際して、一番大変だったことはどんなことですか?
A:録音した音源たちのミックスをどこまで細かくこだわって仕上げるか、というところですかね。後半の方は、Bim-One Productionのe-mura氏ととことんまで突き進んでやろうと決めて、いつでも音源のことを考えながら過ごす毎日でした。多分、普通の人がやらないこだわり(レコード用、カセット用、デジタル用に分けてマスタリングもやってもらいました)。大変というより、自分の使命感を持ちつつやってたので、今となっては、ミックスに集中する作業は大変ながらも充実した、勉強になる時間だったと思ってます。
Q:アルバムの制作期間はいつからいつまで?
A:大体ですが新録音は今年2月〜6月くらいまで作業してました。レコードでリリース済みの既存曲たちも6曲くらいはあったので、その分、新録曲に集中できたという面はあったと思います。周りのメンバーは相当大変だったと思いますが。笑
Q:MAYONAKA bandというのは固定メンバーですか?その人たちへの想いもあれば教えてください。
A:必ずしも固定というわけではないですが、ここ数年はRECもライブもほぼ同じメンバーで、時折ホーン隊に入ってもらったりしてます。既存のメンバーもホーン隊も信頼できる確かな実力の仲間たちばかりなので、そこは安心して演奏できてるかな、と。
Q:レコーディングエンジニアに内田直之氏を採用した理由は?
A:以前レコーディングでもエンジニアをお願いしたことがあって、そのレコーディング前に電話で長々と自分がこういう方向性の、こういう曲を録りたい、ということを伝えてやってくれた(2018年のカバー曲「帰れない二人」など)信頼が、今回のに繋がった気がします。
内田さんは一般的にはDUBミュージックの重鎮、というイメージが強い方ですが、私の録りたい曲のテーマは多くの人が聴いてくれるPOPSの要素もありつつ、リズム/サウンド面ではジャマイカの香りを感じられる音楽なので、内田さんと話し合って、その理解があると言うところを考えてお願いした経緯です。真摯に向き合ってくれる方なので、レコーディング自体はとてもスムーズでした。
Q:レコーディング中の楽しみはどんなことですか?
A:休憩中に、MAYONAKA bandやゲストミュージシャンたちとたわいもない(全っ然関係ないくだらない)話をしたり、お菓子やおにぎり食べたりしたことかな。というか、、、なんかすごく地味ですね。でもメンバーは割と仲が良くて(みんながその雰囲気を作ってくれてるのもありますね。)レコーディング自体が一つのハコの中で完結するように作ってたので、逃げ場がないというか、みんな仲が良いのが功を奏して気分転換になった感じです。メンバーのみんなもそうだと良いんですけど。。
Q:これから秋にかけて全国ツアーが続くと思いますが、ライブ以外の楽しみはあったりしますか?
A:もちろんライブが第一ではあるんですけど、できれば各地のお勧めコーヒー屋さんへ赴くこと、ですかね。私はコーヒーとカレーが大好きなので、その2つがあれば後は多くは期待しません!!!でも、地元のものが食べられればさらに幸せかな〜とか、今のうちに言っておきます。笑 カッコつけて言うと、そんなに多くは求めないです。目の前の、来てくれたお客さんたちを楽しませるだけなので。自分が楽しむのも含めて、そんな感じで考えてます。
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インタビューは引き続き配信予定。動画の配信でもお送りしたいですね。お楽しみに。
youtube
https://qimygo.bandcamp.com/album/ko-kai-haku-mei
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2024年7月8日月曜日
病院の待合室にて22
くちずさむ歌はなんだい?思い出すことはなんだい?(4)
他にもいろいろな昔話をした。その中で久しぶりに聞いた言葉があった。その言葉とは「安倍教」である。安倍、とは私の苗字なので、きっと私が開いた新興宗教なのであろう。しかし、この言葉を作り出したのはTくんである。私とTくんがバンドを組んでいた時、私がポップ・ミュージックについて過度に考え、頭でっかちになってしまった挙句、明文化されたわけではないが、様々な決まりが生まれ、我々はそれに雁字搦めになってしまった。その悲劇の元凶となった思想を揶揄して、Tくんは「安倍教」と呼んでいるのである。安倍教の戒律には「しなければならない」とか「してはならない」という風に結ばれる文が多かった。例えば、「他の人と同じことをしてはならない」。シンプルな戒律であるが、実現するのは大変である。ただこの戒律に関していえば、「我々が他の人と同じような事をした場合、より上手く仕上がっているものを人々は買うことになるだろう(ここで買うものとして念頭に置かれているのは、CDやライブのチケットになります)。だからなるだけ人と違う事をして、出来は今いっちょうかもしれませんが、オリジナリティーでひとつ、どうですか、ということで買ってもらおう」という魂胆があった。少しでいい、一歩でいい、半歩でも、四分の一歩でもいいから、他人と違う事をする。たとえば十分の曲を書くとか。Eメロまである曲を書くとか。五拍子の曲を書くとか。曲の中に登場人物が四人出てくる曲を書くとか。何でもいい。ここまでに挙げた例は、ポップ・ミュージックの歴史の中で誰かがやっていることである。それでもいい。やっている人数はきっと少ない。それくらいのことでいい、とにかくチャレンジしなくてはならない。まかり間違っても「四分半くらいで、四拍子で、ABサビという構成の、僕は君のこと大好きなんだソング」だけは書くな、とそういうことである。
改めて考えると、最初は誰もが書くような曲を書いたっていいと思う。少しずつでいいから形にしていくことが重要なのだ。そして次に書く曲が、これまでの曲と少しだけでも変わっていればいい。大切なのはプロセスである。他者との比較ではない。自分がどう進んでいくか。そして自分の思ったこと、やりたいことを、素直に、無防備に、真摯に行うように努めること、それこそが肝心なのであり、それこそが新しいものを生んでいくのだと思う。ただ、私は十代の若者のこういった頭でっかちなところも嫌いではないし、正しい部分もあると思う。だから仕方ない。Tくんがその後バンドでやったことや、私がひとりで書いた曲は、その時期に対する批判という風に捉えられるものも少なくない(例えばTくんのバンドの『世界史』という曲の1stヴァースからコーラスにかけての歌詞は「僕と君が出会った/ハイカラの町で/ごめんね/今日は下北で練習だ/ごめんね/今日は会えそうにはないよ/それでも君を殺しはしないよ」というもので、何の変哲もないボーイミーツガールで始まる曲が、私小説味を帯びていき、突拍子もないコーラスの歌詞へと繋がり、オリジナリティーを生んでいる。ていうかタイトル『世界史』って)。だが最後まで安倍教の教義として我々の中に残ったもの、それが「新曲至上主義」である。とにかく新しい曲を絶えず書き、アレンジし、リハし、ライブで下ろしているバンドないしはシンガーソングライター、それこそが真にかっこいいミュージシャンであり、そうでなければやっている意味などない、という教義である。今でもちょっとその価値観は残っている。でも。でもでも。新曲なんてやんなくてたって別にいい。続けることが大事だという価値観もあるし、その中でひょんなことから曲が生まれることだってありうる。ここでも尊重されるべきはやはりプロセスである。続けなければ過程など生まれない。だからそんな教義捨てていい。かっこいいかもしんないけど捨てていい。まず何より大事なのは、形はどうあれ楽しむことである。そのことも今だからこそ分かるような気もするし、やっぱり全部間違っているような気もする。それでいい。すべては途中経過なのだから。
店員さんがラストオーダーの注文を取りに来て「あっ特にないですー」と答えた次の瞬間、「お会計ですー」という言葉と共に伝票が来る。とにかく生中のエンドレスワルツを踊っていた私は結構酔っ払っていた。会計を済ませて店を出ると、隣のビルの二階が居酒屋だったので、すぐさま我々は入店した。何を食べたのかあまり覚えていないが、スウィートハート生中は常に私の傍にいた。鯖の塩焼きを食べましたかね。鯖はおいしいね。私は何かを喋っていたが、もうどうにもこうにも瞼を開けていられなかった。目を閉じたまま、Tくんと話していて、そのうち血流が良くなった影響なのか、体のあちこちがかゆくなってきた。それに気付いたTくんが「ホテルに戻ろうか」と気を回してくれた。私に拒否権などなかった。店を出て、ホテルに戻った。Tくんは「また持ち直したら部屋で飲もうよ」と優しい言葉をかけてくれた。「そうだねー、明日の朝ごはんもねー、一緒にねー、なるー、かもねー」と私はヘラヘラしながら言い、おやすみと声を掛け合ってお互いの部屋に戻った。なんと時刻は午後八時前。早い。夜通し飲むはずだったのに。でも今日はTくんとたくさん話せてよかったし、今はなんだか頭も痛いし、ひとまずはベッドに横になろうかな。

ベッドに横たわって、テレビをつけた。テレビではTHE SECONDというお笑い賞レースをやっていた。今夜は一晩中飲むつもりだったので、リアルタイムでは見られないと思って録画してきた番組だが、あまりに早く部屋に戻ったために、ほとんど見ることができてしまった。ザ・パンチかタイムマシーン3号が優勝したらいいなと思っていたが、どちらも優勝しなかった。番組が終わって、シャワーを浴びた。睡魔の気配が全くしなかった。いつもならここで眠剤を飲むはずだが、アルコールを飲んだ日には眠剤を飲む気になれない。そんなことをしたら二度と目が覚めなさそうだから。ホテルの自販機に行って一番搾りのロング缶を買って、また一人で飲み始めた。
目が覚めると朝五時だった。朝食バイキングにはまだ早いようだったので、日課のストレッチをした。ストレッチをじっくりやって、身支度を整えたくらいで、Tくんからショートメールが来た。そこには「おはよう、10時にロビーで待ち合わせでいいかしら?」とあったので、「いいよー」と返した。朝食バイキングの会場であるロビーに下りると、大きな窓の向こうで雨がザンザン降っているのが見えた。Tくんの来徳が昨日で良かったと思った。必要以上にウインナーやスクランブルエッグを食べた後、コーヒーを淹れて部屋に戻った。まだかなり時間があったので、ひたすらゆっくりした。二度寝したら終わりだなと思いながらも二度寝しそうなくらいゆっくりした。十時五分前になったので荷物を持ってロビーに戻った。十時きっかりにTくんが下りてきた。おはよう。聞くとTくんは昨夜、部屋に帰るやいなや眠ってしまい、次に目が覚めたら朝だったという。長旅と仕事(と観光)で疲れていたのでしょう。私もそれを聞いてちょっと罪悪感が薄れました。続いて、これからどうしようか?という話になったのだが、もう飛行機までの時間もそんなにないし、とりあえず空港まで行って、時間までお土産買ったりお茶したりしようということになった。チェックアウトを済まし、中がどうなっているか結局わからなかったエレベーターみたいな立駐からオンボロ軽四を取り戻して出発した。
降りしきる雨の中、空港まで向かう車の中で話したことの一つはandymoriのことだった。「昔のandymoriの曲がTikTokで凄いバズってるんだよ」とTくんに話すと、「どの曲?」と言うので「『すごい速さ』っていう曲だよ」と言ってメロディーをハナモゲラで歌った。適当に打ち切った後で「andymoriってフォークみたいなメロディーが多いから、鼻歌だと分からないかもしれないけど…」と私が言うと、Tくんは「ああ、フォークミュージックだよね」と言った。私は、上手く言えないけど、自分の言った意味がすんなり正確に伝わったような気がして何だかびっくりしてしまった。こういう経験は久しぶりな気がした。文脈や前提が説明しなくても予め共有されている感覚。こういう友達がいることに改めて感謝(驚)しなくてはいけない、と思うや否や私は、「我々は定期的に会う必要があると思う!一年に一回とか!」と無意識のうちに言っていた。Tくんは「そうだね」と言って笑っていた。
つづく
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【更新日変更のお知らせ】
来週からは土日限らず、お互いのタイミングで更新していきます!今後ともよろしくお願いします。
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ようやく観に行けました『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。
今回も3時間を超える大作。だけど夢中にさせる筋と迫真の演技のおかげで長尺であることを忘れてしまっていた。アメリカの歴史における暗黒の章に光を当てた、示唆に富み心揺さぶられる映画だった。
新たな富の発見により、支配と資産を求める冷酷な人間の標的となったオーセージ族。映画では彼らの最も悲惨な苦しみを描いている。人間の貪欲さ、人種差別の永続的な結末、歴史を清算することの重要性をタイムリーに思い出させる。人間の残虐行為の根底にある残忍さと暴力性を見事に表現した映画だった。
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とにかく主演の3人(ディカプリオ、デニーロ、リリー・グラッドストーン)がすさまじかった。
デニーロが演じる正常化された人種差別主義者のキャラクターは壮観で、スクリーンに現れるたびに恐ろしくて不吉な予感が漂ってきた。この感覚はそれまでのデニーロ映画でも感じてきたことだが、彼はスクリーンに登場するやいなや、その荘厳かつダイナミックなオーラで画面越しに我々を圧倒してくる。キャラクターによっては異常な恐怖心を覚える。本作でもデニーロの凄みが遺憾なく発揮されていて、ただ恐れ入りました。


Robert De Niro is No.1 actor in the world @imdb
善良な男から叔父に操られるがまま深い闇に堕ちていく主人公アーネストを演じたディカプリオも圧巻だった。非常に謙虚で醜い男を抑圧的な表情とセリフで見事に演じ切っていて、誠実さとは裏腹の残忍さが際立っていた。

子役からずっと第一線を走っているレオ様@imdb
そしてなんと言ってもアーネストの妻モリーを演じたリリー・グラッドストーン!彼女のドラマチックな演技には心を動かされた!話し方や表情に絶妙な気だるさがあり、憂鬱さや疲労感がとてもよく伝わってくる。特にディカプリオを伴っての会話や、シーンの端々での凍りつくような痛々しい演技は衝撃的。彼女の力強い存在感、繊細な表情から想像を絶する悲劇に巻き込まれた女性の痛みと回復力が伝わってきて何度も涙が溢れた。

この映画の大きなサプライズ!@imdb
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あと裁判のシークエンスがとても上手くできていると思った。一連の出来事の背景事情を明らかにしながら、その先の展開へとスムーズに繋げるために効果的なシーン。映画としてもかなり重要なシーンだと思う。ブレンダン・フレイザーが裁判に関する疑念を操るキーパーソンを演じている。後半にちょろっと出てくるのみなのだけど、すごく印象に残るキャラクターだった。
いろいろあったブレンダン・フレイザー。私の中では(スティーヴ)ブシェミとアダム・サンドラーと一緒にロックバンドを組んでた映画(『ハードロック・ハイジャック』)のイメージが強かったので、こんなシリアスな役もできるんだと(かなり上からの言い方)結構衝撃でした。『ザ・ホエール』も観てみたくなったー。
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『アイリッシュマン』『ウルフ・オブ・ストリート』の撮影監督であるロドリゴ・プエリトの、キャラクター性を正確に捉えた巧みな映像とスコセッシの演出が今回も予想通りに見事だった。さらに長年スコセッシ作品の編集に携わってきたテイラー・スクリーンメイカーとのコラボレーションにより、各シーンが視覚的に魅了され没入感を与えてくれるものとなっている。どのシーンをみても編集の過程で細部にまで細心の注意が払われているのだろうなと感じられる。ザッツプロフェッショナル!
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スコセッシは『グッド・フェローズ』や『カジノ』、『ウルフ・オブ・ストリート』と同様、今回もメインキャラクターの態度や性格の変化を明らかにするために、「警察捜査」の部分を引き延ばした脚本を書いているように思った。常にメインの登場人物を真ん中に配置し、プロットを進化させ、観客を混乱させないように配慮している。それにより登場人物が裏切った時にはとびきり驚かされるし、中毒性のある展開を作り出すことができている…のかなと思ったりした。
ともかく衰え知らずの巨匠には恐れ入るしかない。一体どこまでいくんだろう、Martin,Martin,Martin…。
前作の『アイリッシュマン』をみた時「集大成」という言葉を使って感想を書いたけれど、この作品も十分それに値する。これからも我々の想像をはるかに超える作品を作ってほしい。一生ついていきます…。Love, Martin..

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ここまで結構な熱量で話してきたけど、この作品は正直自分の好きなスコセッシの感じではなかった。(どてー)だけど、彼のキャリア後期の作品に新たな輝きが加わったと思うと感動してしまう。
すでにおかわり欲でいっぱいです。
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『キラーズ〜』をみに久しぶりにトーホーシネマズさんへ行った。単館で映画を観ることが多くてなかなか行けてなかった。結構面白そうな映画、やるみたい。
私が気になってる映画5選。勝手に紹介。
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・『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)
待ちに待ったエリセ監督の新作!『ミツバチのささやき』のアナ・トレントも出るんですって。楽しみ。でもこれミニシアターでやりそうなところ、トーホーさんでやるのね…意外だな!
・『哀れなるものたち』(ヨルゴス・ランティモス監督)
これもトーホーさんでやるんだと驚いた!予告編の時点で毒々しさ全開!誰かとみたい映画。
・『ナポレオン』(リドリー・スコット監督)
リドリー・スコットの新作ということで。
・『サンクスギビング』(イーライ・ロス監督)
これも贔屓の監督案件。『イングロリアス・バスターズ』で「ユダヤの熊」に出会って以来、密かに応援してるイーライ・ロス。この映画の元ネタはタランティーノと(ロバート)ロドリゲスの『グラインドハウス』に収録されたフェイク予告編。それを長尺にしてみましたver.。大体の筋は分かるから正直あまり期待してない……小声。だけどみようと思ってます!!!スキだから!!
・『エクソシスト信じる者』(デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)
『エクソシスト』ファンとして興味あり。「正統派」続編とか言われるとどうにもこうにも。本家のエレン・バースティンも出るしなぁ。
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しっかし映画も高くなったもんだ…。飲み物忘れたら悲劇。こんなちっさいコーヒーも590円って。もう悔しい、呆れて笑ってしまった。
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『キラーズ〜』を観て大満足した夜、BSで『レザボア・ドッグス』を観た。大好き映画���一つ。マドンナの「ライク・ア・バージンは〜」から始まる井戸端会議、からの壮絶な流血シーン。全画面全映像センスの良さがだだ光り。『パルプ・フィクション』もそうだけど、タランティーノ映画は物語の構成がカッコいい。今回も6人の「Mr.〇〇」の身に起こる出来事(災難)を断片的に伝えるっていう手法、斬新だしかなりいけてる。

推しはやっぱしブシェミas Mr.Pink🎀
だけど悔しいくらいティム・ロスがかっこいんだよな…。

ミスターオゥレンジ
点と点が繋がる瞬間がたまらなく気持ちがいい、とても物騒なお話。
タラさんが新作作るたびに脚本をある俳優がバラした云々言われるけど、それくらいタランティーノへの期待と人気が高いんだなぁって再認識させられたりする。
というわけで、ほぼ映画の話題でした!
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恋人との過ごし方
・手を繋いでゆっくり散歩する
・犬(もふ)を探す
・犬を発見したら、近づいて挨拶して、大丈夫そうだったら触らせてもらう
・犬の散歩をする(させていただく)
・季節の植物を観察する
・花を嗅ぐ
・葉に触る
・かわいいおうちを観察する
・たまに走ったり、デューク更家歩きをしたり、ブラジル体操をしたりする
・疲れたらそのへんに腰掛けて休む
・公園の池のボートに乗る
・近所のおまつりに行って食べ歩きをする
・盆踊りに参加する
・コーヒー豆を買う
・紅茶を買う
・その日の気分でコーヒーや紅茶を淹れる
・すみっコぐらしを探す
・古着屋さんや古道具屋さんを見る(多くの場合買いはしない)
・ジェラート屋さんを目当てに街を訪れる
・Instagramでおいしそうな季節のジェラートを見つけたらシェアする
・かわいい動物の動画もシェアする
・行きたい動物園や水族館や植物園について話す
・動物園や水族館は動物をある種搾取していると考えられるので、行く場合のエクスキューズや、代わりにできることについて一緒に考える
・つらいツイートを見かけたら、一緒にその人のツイートをたどって、社会的な背景のほうに思い馳せる
・昼寝する
・ジグソーパズルをする
・いちゃいちゃする
・耳かきや毛抜きやスキンケアやお灸やマッサージをしあう
・料理をする
・ピクニックをする(昼でも夜でも)
・今度つくりたい料理について話す
・ちょっとしたお菓子をつくる(塩キャラメルくるみとか)
・一緒にお風呂に入る
・ポッドキャストを聴く
・音楽を聴く
・映画を観る
・それぞれ本や漫画を読む
・(展示は一緒に見に行ったことないけどぜひしたい)
・それらについての感想を交換する
・あらゆる社会問題について話し、気になっていることを言語化する
・よりよい(と思う)社会や環境のためにできることについて情報交換をする
・大きなイオンの食品売り場を散策する
・ワークショップに参加して小物をつくる
・キウイを収穫する
・洗濯や掃除や洗い物をする
・ふたりにしかわからない記号で「好き」という
・人目を忍んで(ときに忍ばず)キスをする
・湧き上がる愛おしさをどうにか言葉にして伝えあう
・一緒に仕事をする
・職場恋愛ごっこをする
・屋上に忍び込む
・手を繋いでドライブをする
・人間関係について相談する
・たがいのこれまでのさまざまな経験について聞き合う
・本屋さんをうろうろする
・写真を撮る、撮られる
・ウインクをしあう
・電話をつなぎながらそれぞれの生活を送る
2024.10.27
Pixar lamp
(via)
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