#博多カフェ
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ak0gare · 3 months ago
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0402 訪問先 ・botanical cafe(カフェ 蹴上) ・そうげんカフェ(カフェ 一乗寺) ・KAeruCAFE(カフェ 清水五条) ・食堂ルインズ(ビストロ 京都河原町) まずい感じに童貞の京大の博士3年とカフェでお茶して、夜ぼやっとした��持ちで河原町を歩いていたらナンパされたのでふーんと思ってルインズを指定した。早急にわたしがやれない人間だと悟ったのかひらきなおっていろんな女遊びの武勇伝を教えてくれた。遊び人の男大っ嫌いだから(多分同族嫌悪)、こういうことないと接することもないので色々勉強になった。顔綺麗で中高からずっと陽キャという出自で、なんで35にもなって遊び回ってるのか聞いたら「性欲もあるけど承認欲求先行かなぁ」とのことだった。わたしと同じだなと思った。きっと根深いコンプレックスがどっかにあるんだろう、と思ったが、それを聞き出してしまうと寝てみたくなってしまう可能性があったのでライン交わさずに別れた。 お酒飲む人でたまにいる「飲んでるとすぐお腹いっぱいになるんだよね」がしょうもなくて大嫌い。わたしはお腹が空いていたので帰り道にうどん買って食べた。 0403 机から「いま高松にいません。それから、恋人がいて、話したら嫌がられてしまったので会えません」と2日遅れで返信があった。どん、と内側から心臓を押されたみたいだった。そっか。いままでがへんだったのだな。わたしから別れを切り出して終わった関係なのに、その後も関係性を保とうとして、それは友情と懸念に由来するもので本当に一切合切下心を含まないものだったけど、そんなの関係ない。机と未来を分かちている相手にとっては。 去年会った別れが後味の悪いものでなくて本当によかった。もう2度と会わないのかもしれない。それでも、「もう連絡しないけど、作家になったらなんらかの形で祝ってほしい」と送った。「うん 応援しています それまで元気で」と返ってきて、夜、帰りの自転車に跨りながら泣いてしまった。 わたしは夢を人間関係の人質に利用しているのかもしれない、と思ったら、情けなくなった。自分が本物ではないような、気持ちの揺らぎがあった。 机と付き合い始めて半年経った春に、片平キャンパスを自転車の二人乗りしながら夜桜を見て回ったことがある。窓辺に置かれた柑橘を見ているみたいに、いまでも胸がぎゅっと嘶くような、そういう種類の思い出。思い出すまでもないほど、大事だった。けれどそれはわたし自身を抱きしめていることと同義だと、何年も前から、知っていた。 0404 訪問先 ・カフェコチ(カフェ 京都市役所) ・カレー専門店ビィヤント(カレー屋 丸太町) ・MOVIX(映画館 三条) コチが京都で一番好きなカフェかもしれない。間を空けてしまったけれど来られてよかった。次はパテ、その次はクレープ食べよう。 人と会う約束がない日だったので「ネムルバカ」を見た。夜の、誰も隣に座らない、すかすかの映画館で過ごす時間がすきだ。
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catonoire · 11 months ago
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「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」展
大阪市立東洋陶磁美術館で、リニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」を見る。惹句にあるように“オールスター・珠玉の約380件(国宝2件、重要文化財13件含む)”が揃った、なんとも贅沢な特別展である。全面的に撮影可能。無料のアプリをダウンロードすれば音声ガイドも聞ける(書き起こしもあって文字でも読める)。
また、美術館の公式サイトでは収蔵品画像オープンデータが公開されており、この展覧会に出品されている作品も参照することができる。さらに、公開されている画像は“当館への申請が必要なく、自由にダウンロード、複製、再配布することができます。例えば出版物やウェブサイトへの掲載、講演会等でのスクリーンへの投影、テレビ番組での放送、販売商品への印刷など、営利・非営利に関わらず利用が可能です”とのこと。でも、公式画像は美しいけれども展覧会の臨場感(?)が出ないので、いつもどおり自分で撮ったしょぼいスマホ写真を載せることにする。
展示は全部で13のパートに分かれており、それぞれに格好良さげなタイトルがついている。
1 「天下無敵(てんかむてき)-ザ・ベストMOCOコレクション」
この展示室では陶磁器と六田知弘の写真作品《壁の記憶》との取り合わせが楽しめる。《壁の記憶》は写真家が世界各地で撮った壁の写真のシリーズのようである。展示風景はたとえばこんな感じ���
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このようにコーディネートされており、意外性もあってなかなかよかった。上の赤い写真作品の壁はベネチア(イタリア)、下の白っぽいのはサンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)。
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展示室から展示室へと移動する途中に特別あつらえらしい展示ケースがあり、国宝の油滴天目が鎮座していた。たしかに美しいが、正直なところ自分の好みではあまりなく、油滴天目なら���前別の美術館で見た別のもの(もっと油滴が細かくて繊細に光る感じ)のほうが好みだったなあと思い出すなどした。
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2 「翡色幽玄(ひしょくゆうげん)-安宅コレクション韓国陶磁」
青磁好きにはたまらない展示室。あれもこれも全部青磁、もちろんクオリティも高い。
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3 「粉青尚白(ふんせいしょうはく)-安宅コレクション韓国陶磁」
下の写真の3点は日本では三島とか三島手と呼ばれるタイプの焼き物。三島は朝鮮半島製のほうが日本のより圧倒的に良い出来で、とても好き。
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そして次の3点は粉引の瓶。日本の茶人などの間で好まれたタイプで、たしかに良い風情である。
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4 「清廉美白(せいれんびはく)-安宅コレクション韓国陶磁」
《青花 草花文 面取瓶》。日本では「秋草手」と呼ばれる文様。面取の具合も文様も端正で美しい。
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《白磁 角杯》。遊牧民族が酒などを飲むのに用いていた角の形の杯を模したもの。王室用の白磁らしく、品がある。
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ロビーの展示ケースにあった、ルーシー・リー《青ニット線文鉢》。
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これもロビーにあった、《青花 虎鵲文 壺》。18世紀後半、朝鮮時代の作。ここに描かれた虎が美術館のキャラクターに採用されて「mocoちゃん」と呼ばれることになった。MOCOは美術館の英語名の略である。
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6 「優艶質朴(ゆうえんしつぼく)-李秉昌コレクション韓国陶磁」
《青磁象嵌 雲鶴文 椀》。象嵌技法にすぐれた一品。釉薬の貫入がまったくないのも特徴。
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《白磁鉄地 壺》。下半分はちょっと見には焼き締めのようだがそうではなく、鉄絵具を塗ったもの。16世紀朝鮮時代の作だが不思議と現代的に見え、たとえば「ルーシー・リー(あるいは誰か他の現代の陶芸家)の作品だよ」などと言われたらつい信じてしまいそうである。無理を承知で言うならこれはうちにも欲しい。
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6 「陶魂無比(とうこんむひ)-日本陶磁コレクション」
中国や朝鮮半島の優品を見てしまうと、日本の焼き物は正直かなり見劣りしてしまう。悪くないものはあるのだが、ほうっと溜め息をついたりつくづく感心しながら眺めるようなものはなかなかない(好みの問題かもしれないが)。そんな中で自分の目に留まったのはこれ。料理が映えそうなデザインで、実際に使ってみたいと思った。
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7 「陶花爛漫(とうからんまん)-李秉昌コレクション中国陶磁」
このパートに展示してある作品は、古いものだと新石器時代ごろまで遡る。中国文明の先進ぶりを目の当たりにして恐れ入る。この下の美しい白磁の杯も、さすがに紀元前とまではいかないが隋の時代(7世紀)の作。高台に釉薬が溜まって緑がかって見えるのもチャームポイント。
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8 「喜土愛楽(きどあいらく)-現代陶芸コレクション」
現代の作家の作品がロビーにいくつか並んでいた。下の写真は金子潤《2フィート・トール・ダンゴ》。ガラス張りのロビーだが、作品の背後には薄手のシェードが掛けてあった。
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9 「明器幽遠(めいきゆうえん)-安宅コレクション中国陶磁」
MOCOのヴィーナスこと《加彩 婦女俑》。自分がお目にかかるのはこれで2度目である。360度回転する展示台にお乗りあそばされている。
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こんなふうに回っておられる。
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後ろ姿のなんと優美なことか。
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《黒釉刻花 牡丹文 梅瓶》。白化粧をした上に黒釉をかけ、黒釉を削り落として文様を表現する技法(掻落し)で作られたもの。掻落しで自分の好みに合うものはあまり多くないのだが、これは堂々とした存在感でひときわ目を引いた。
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《木葉天目 茶碗》。本物の木の葉(桑の枯葉)を焼き付けて作られた天目茶碗。加賀藩前田家伝来とのこと。
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10 「天青無窮(てんせいむきゅう)-安宅コレクション中国陶磁」
点数は少ないが、うっとり眺めてしまうようなものばかり集めた特別な室。
《青磁 水仙盆》。これは以前この美術館を訪れた際にも見たので、またお会いできましたねと声をかけたくなった。宋の時代に宮廷用の青磁を生産していた汝窯の逸品。美しいが、これよりもっと素晴らしいのがこの世に存在している(台湾の故宮博物院が持っている)というのもまたすごい。
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国宝《飛青磁 花生》。自分のスマホ写真では到底うまく色を再現できないのが残念。
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この特別な展示室では自然光による採光がなされているのが大きなポイント。青磁の微妙な色合いをよく見ることができるとされる。
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11 「皇帝万歳(こうていばんざい)-安宅コレクション中国陶磁」
中国の皇帝の身辺を彩るにふさわしい、文様が華やかだったり色鮮やかだったりする作品の多い室。
《釉裏紅 牡丹文 盤》。銅顔料が使われており、たまたま中央部の牡丹の花のところだけ赤っぽく濃いめに発色したというのがおもしろい。
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抹茶色が特徴的な《茶葉末釉 双耳方形瓶》。茶葉末釉は個人的にそれほど好きな色ではないのだが、これはとても出来が良いように見えて印象に残った。
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12 「百鼻繚乱(ひゃくびりょうらん)-沖正一郎コレクション鼻煙壺」
いわゆる嗅ぎタバコ入れが勢ぞろい。下の写真はほんの一部である。
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この虫づくしのは��こか現代的な感じがする。とてもいい。虫好きな人がこぞって欲しがるのではないか。自分も欲しい。
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13 「泥土不滅(でいどふめつ)-現代陶芸コレクション」
現代の陶芸作家の作品がいくつか展示されていた。これは星野曉《表層・深層》。
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併設のカフェには「陶片クッキー」なるメニューがある。これは注文せざるを得ない。作家がひとつずつ彩色(アイシング)を施しているというから凝っている。ふたつとも涼しげな色合いなのは、もしかして夏だから? 海や水辺をイメージしたとか? 別の季節にも行ってクッキーの色合いを確かめてみたい。なお、味のほうはいまいち口に合わなかった……惜しい。
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ashi-yuri · 10 months ago
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スイスで見た博物館・美術館 備忘録
栄華で罪深い過去と共に。
いろんなヨーロッパ絵画や歴史的史料を見るなかで、少しだけヨーロッパやスイスのイメージが具体的になってよかったな。
ぜんぶ素人の適当な感想なので、気軽な旅行気分で流し読みしていただければ幸いです。
ラ・ショー・ドゥ・フォン
時計博物館
Lorelei and the Laser Eyesに出てきそうな大きく複雑で謎めいた時計がたくさん見られて楽しかった。歴史的な展示もされていて、最初は日時計・砂時計から始まるのだけれど、最後正確性を求めるうちに、メカメカしい原子時計までいくのが面白かった。
時を、航路を、労働を、計り刻む合理性の象徴としての時計。
写真は複雑なアナログ時計と精密な原子時計。
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ヌーシャテル
美術・歴史博物館
地域のちょっとした歴史資料館見るのが好きなので。トラベルパスという共通観光チケットがあれば無料で見られるのも気軽でよい。(多くの博物館・美術館も同様)
小規模だけれど、全体的にまじめに作られていて好印象。精巧な自動人形が見られたのも楽しかった。緻密な絵を描いてくれる!
建物も立派。スイスは町中に豪華で立派で石造りの重い建物がずっとのこっている。
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「植民地主義者の銅像をどうしますか?私たちは公共の場で何を、どのように覚えておきたいのでしょうか?」
印象的だったのは、地域の名士の銅像をどうすべきかという展示。ヌーシャテル中心部に立っている町の発展に寄与した名士は、実は奴隷貿易や三角貿易で富を得た人物であり、現代において彼を称える銅像が町にあるのは是か非か、市民はどう考えるのかという展示。地域の歴史紹介や美術家や歴史家など専門家のオピニオンビデオ、市民への公開アンケートなどを用いて多角的に議論の素材を提供する。正解はないけど、とりあえずみんなで過去を踏まえて考えて議論して、今後決めていこうというスタンス。
過去の他地域への搾取とそこから得た富・美を現在どう扱うべきかというテーマは、このちいさな地域の郷土資料館をはじめ、後述するようにほかの美術館当でも見られて、スイスやヨーロッパ全体での時流でもあるのかもしれない。
ベルン
パウル・クレー・センター
クレーの作品は今まで散発的に見たことあるだけでそんな��興味なかったのだけれど、作品をまとめて見られて、なんとなくよさがわかってよかった。作品保護の観点から、展示点数は規模のわりに少なめ。
限られた二次元の色と線という手法でいかに現実を描きうるかという自由で多様な実験みたいな作品が楽しい。絵単体というより、そのいろんな試みが自分には興味深かった。
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晩年の、勢いを増すナチス・ドイツの勢力から逃れて故郷ベルンに戻ったのち、なぜか線と色に迷いが消え、寡黙で内省的で象徴性を増していくなぞめいた作品群が個人的には好みだった。
ローザンヌ
リュミエーヌ宮・自然博物館
たまたま休憩に立ち寄った立派な旧宮殿内に、無料で市民開放されている博物館があったので。
おおきなマンモスの化石があった!ほかにもたくさんの剥製(絶滅種も含む)や鉱物・化石が展示されて���て、時間なくてゆっくり見て回れなかったけれど、思いがけず充実した展示があり楽しかった。ここも建物が古くて立派。
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チューリッヒ
チューリッヒ美術館
中世から現代美術までいろいろなヨーロッパの美術作品がたくさん集まっている。自分の精神は近代で止まったままなので、いろいろな近代絵画が間近で見られてうれしかった。ほかの美術館等と違いトラベルパスは対象外で、別途入館料が必要なので要注意。
マグリットやキリコやフランシス・ベーコンの作品が近くで見られる!やった!!
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ムンクのこの絵も、線と色合いの構成がしっかりしたふつうの風景画だけれど、見てるとつらくなってくるような感じがあってよかった。
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現代美術
バングラデシュ・ダッカ出身の非営利コレクティブが作ったインスタレーションがよかった。少しだけダッカという地域と縁があったので。
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急速な経済発展と社会の変化、押し寄せるたくさんの海外資本・商品・文化と市場社会、そのなかで抱える戸惑いや経済発展への期待や先進国への不信感。作品で表された、現地産業であるニットで編まれたキャンベル缶や粗末な屋台に並ぶたくさんの商品≒危険物のなかに、わずかに知っていたバングラデシュに住む彼らの思いを、芸術作品を通して改めて知れたようでよかったと思う。
デモによる政権交代後、みんなどうなるのかな。無事であるといいのだけれど。
ジャコメッティ作品
スイス出身の作家ということで、こちらも今まであまりよくわからなかった人なのだけれど、この機会にまとめて作品を見ることができてすごくよかった。人間性の衰弱と危機のなかでの抗い、というモダニズムなテーマよかったな。フランシス・ベーコンや河原温とかもそうだけど、モダニズムのなかで人体の徹底的な解体と再構成を描こうとする作品が好きなのかもしれない。
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存在だけ再構成されたよろよろしてる犬。かわいいね。
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企画展
チューリッヒ美術館のコレクションに多大な貢献をした武器商人「Sammlung Emil Bührle氏」の所蔵コレクションの今後の在り方について問うもの。
戦争という場を利用し、武器の販売で得た多額の富により築かれたコレクション。ここに飾られる絵画の額のすべてには「Sammlung E.G. Bührle」と刻印がされている。モネのきれいな睡蓮などもこの額に囲われ、周辺情報が気になって作品単体の鑑賞が難���い展示。
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なお、ほんの一部にナチス・ドイツがユダヤ人から押収した作品も含まれており、こちらについては返還手続きを進めており、展示不可となっているとのこと。
だから作品すべての来歴を明らかにし、それはQRコードで開示されている。展示自体がこれらの周辺情報含めて、たくさんの犠牲とそこから得た利益という過去のうえに築かれたコレクションをどう維持し、どういう文脈とともに展示していくか問題提起し、議論するための場となっている。
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非常に難しい問いかけであり、自分にはどういう方向性に進むのがいいのかわからないし、作品鑑賞の場としては周辺情報が多すぎるし、けれど無視できない・そうすべきでない問題なのもわかる。過去からは逃れられないけれど、いつか作品そのものをちゃんと鑑賞できる環境が整えられる日が来るんだろうか。
日本では、国立近代博物館の戦争画展示や藤井光氏の展示などが、自分が知っている中では社会的・歴史的経緯に取りまかれる芸術と展示の問題を取り扱っていて、たまに気になって見に行く。
(チューリッヒ美術館まとめ)
いろんなお金と美術と考えが集まる場所なので、ものすごく駆け足に1時間半で見たら大変でした!
ジュネーブ
ル��ーの像・ルソーと文学の家
ルソーの諧謔と矛盾に満ちた「孤独な散歩者の夢想」が好きなので、ルソー詣でをしてきた。
家のほうはふつうに1Fでカフェを営業していたのが意外。テーマごとにおしゃれでコンパクトな展示となっていて、日本語ガイドのレンタルもありで見やすい。「孤独な散歩者の夢想」展示が見られたので満足!
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国際宗教改革博物館
小ぶりな建物ながら、展示はきれいで整理され、非常に充実・意欲的な内容でよかったな。特設Wi-Fiで接続できるホームページから多言語対応されていて、しっかり翻訳された日本語で見やすく展示解説が読めるのも、ちゃんと説明しようというやる気を感じた。
当然プロテスタントの視点からの展示だけれど、あまり宗派に偏らず、比較的フラットに解説されている印象(自分がキリスト教に不明のためわからないだけかもしれないけれど)
聖書がラテン語からドイツ語・フランス語・英語に翻訳されることで、書物が権力関係を変え、そして社会が変わっていったことを、当時の書物を通して少しだけ思いを馳せることができるようでよかった。
写真はラテン語から英語やドイツ語など様々な言語に翻訳された、宗教改革当時の聖書。
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ジュネーブに滞在し、宗教改革で大きな役割を果たしたカルヴァンについては、偶像崇拝を厳しく禁じていたため、彼が使ったといわれてるコップしか遺物が残ってなくて、それが展示されているのがおもしろかった。
宗教改革でよりモダンな形に切り替わったキリスト教が商業主義・物質主義に取り込まれていくこと、女性や疎外された人々がプロテスタントの教義について議論する演劇をもとにした映像作品、そして今日的な「プロテスト」の在り方など、意欲的な展示構成も見ていて楽しかった。時間の都合上、駆け足でしか見られなくて残念。
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ざっくりまとめ
海外でもGoogle翻訳のカメラ機能で展示解説をおおむね読むことができるので本当に助かる。ホームページやガイド端末で日本語含めた多言語対応しているところも意外とあった。
自分が行った場所はどこに行っても古く重い石造りの建物が残っていて、重く逃れられない過去のなかにずっといるようで印象的だった。
小さいけれど、伝えたいことがちゃんとあって、資料の保存や展示の意義を問い続けるような博物館・資料館は、国内外問わず見ごたえあっていいなと思う。大きな美術館や公設の資料館とかもそれぞれ姿勢に違いがあって、いろいろ見られて勉強になった。
最後にいい感じの湖の写真で終わります。湖は最高。
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itocaci · 11 months ago
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short trip to Inujima and styling for island trip
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こんばんは。
昨日は、久しぶりに1日お休みを頂き、日帰りの小旅行に行ってきた。
行くと決めたのも2日前とかで、どこに行こうかなんて考えていた時、最初は豊島美術館にでも行こうかなぁなんて思って調べてみると生憎14日は休館日。
そんな時、ふと思い出したのが犬島だ。
瀬戸内海を舞台にした「瀬戸内国際芸術祭」(以下「瀬戸芸」)。
数ある芸術祭の中でも知名度・作品数やその質は国内でもトップクラスだと思っている。
そんな「瀬戸芸」には、2010年、記念すべき第1回の時に、3泊4日で訪れた。
その当時は、現在ほど会場となる島が少なかったため、3泊4日の日程でもかなりの作品を見てこれた。
今でも家に保管されている当時の美術手帖。
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この当時、大学5年目の僕は、めちゃくちゃ金が無くて、でもどうしても行きたくて、本当に申し訳ないことに、会場に並んでいたこの本を連日さりげなく立ち読みをさせてもらって、日々向かう島の情報とマップを頭に叩き込み、スケジュールを組んでアートを見て回った。
なので、この本は後日、当時は滋賀に住んでいたけど、滋賀に帰ってからバイト代が振り込まれた後に書店に購入に行った。
そんな2010年の「瀬戸芸」第一回から会場の一つになっている犬島。
2010年の時は、島へのアクセスや時間の都合から島への訪問を見送ってしまった島になる。
まあ、関西からも近いし、また改めて行けばいいかなんて思っていたら、気がつけば14年。
そんな訳で、今回は14年前の忘れ物を取りに行くような。そんな思いを抱いて行ってきた。
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そんな犬島に2010年からずっと展開されている美術館。
「犬島精錬所美術館」
犬島は明治初期、銅の精錬所があり、その精錬所跡地を利用し���美術館になる。
第一次世界大戦によって銅価格が暴落し、1909年に開業した精錬所は僅か10年で閉鎖されたそうだ。
その精錬所跡地は、忘れ去られたまま放棄されていたのだけど、現代アーティストの柳幸典と建築家の三分一博志によって美術館として再生されている。
美術館には、精錬所跡地が当時のまま保存されており、近代化産業遺産としても認定されている。
この美術館には、エアコンなどは無くて、自然の風の力を使って空気の循環が行われているそうだ。
犬島自体が、東からの風の影響を受けやすく、その風を取り込んで銅の精錬が行われていたそうだ。
なので、この美術館もそんな自然の風などを利用して空気の循環や室内の気温を保っているそうだ。
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美術館のエントランスまで続くアプローチは、黒色のレンガが積み上がっている。
これは、当時、銅の精錬をする工程で生まれた不純物を含んだものをレンガに固めていたそうで、それがそのまま放棄されていたものを活用したそうだ。
鉄を多く含む素材となり、夏は表面温度が60度から80度に。
冬は反対に非常に冷たくなるそうで、これもこの美術館が自然の力で気温調整をするのに役立っているそうだ。
実際に触ると、確かにめちゃくちゃ熱かった。
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館内には、日本の近代化に警鐘を鳴らした三島由紀夫の邸宅から出た廃材などを使った作品が並んでいて、空間もとても見応えがある。
さて、美術館で鑑賞中にめっちゃ驚いたことに、先日西脇のコットン畑に行った際に、一緒に作業をしていた知人の足立くんとバッタリであった。笑
土曜日の段階では、犬島に来ることを決めていなかったので、まさかここで会うとは。
足立くんはどうやら家族で遊びに来ていたみたいで、めちゃくちゃびっくりした。笑
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足立くん。
また来月、西脇で。
その後は、もう一つ、犬島に行ったら見たい「家プロジェクト」。
2010年よりも施設数も増えた「犬島 家プロジェクト」。
島内を散策しながら、作品を見て回る。
ちなみに、「犬島 家プロジェクト」のチーフキュレーターは、現在「金沢21世紀美術館」の館長も務める長谷川祐子。そして、設計は同じく「金沢21世紀美術館」の設計に携わっている建築家の妹島和世。
作品も定期的な入れ替えなどもあったりするみたいで。
一番新しいものだと2019年に設置されているそうだ。
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犬島 家プロジェクト F邸 名和晃平「Biota (Fauna/Flora)」
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犬島 家プロジェクト A邸 ベアトリス・ミリャーゼス 「Yellow Flower Dream」
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犬島 家プロジェクト S邸 荒神明香 「コンタクトレンズ」
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犬島 家プロジェクト I邸 オラファー・エリアソン 「Self-loop」
お馴染みのアーティストも多いなぁなんて思いながらも、それでもやっぱり普通に楽しめたりして。
ライブにめっちゃツアーする人に似ていて、セトリが変われば別物というか。
同じアーティストでも、そもそも作品が異なればそれは別物だし、空間も変われば感じるものであったり見え方も変わる。
オラファー・エリアソンに関して言えば、大阪・前橋・犬島と今年だけで3箇所も見ているし。
それでも、やっぱりそれぞれ良かったりして。
陽射しが降り注ぐ島内を散策しながら楽しんで作品巡りを行った。
さて、正直そんなにお腹も減ってはいないのだけど、せっかくなら何か食べようということで、島内のカフェへ。
ここが最近、僕が成長したところ。
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これまでの僕は、本当に旅の途中の食というものに無頓着で、平気で食事を抜くとか、手っ取り早くコンビニで済ませるとか。
せっかく旅に出ているのに、その土地のお店に寄らないとか平気でしていた。
最近、ちょっとそれを改めるようにして、その土地のものやその土地のお店に入るということを意識してやるようにしている。
ちなみに、2010年の「瀬戸内国際芸術祭」に訪れた際は、朝と晩はコンビニのパン。昼はコーラ。
マジで終わっている。
高松を拠点にしていたのに、讃岐うどんすら食べていないという。
逆に、その徹底ぶりを褒めてほしいくらいだ。
まあ、今回は、パスタとビール。
休みだし、昼間から酒飲むのもOKでしょと。
食事をとったら残り船の出港まで1時間ちょっと。
大宮エリーの作品を見て、そのままひたすら海岸に沿って散歩を。
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海が本当に綺麗だ。
以前、夏が好きだという知人に、なんで好きなのかと聞いたことがある。「夏の瀬戸内の海が綺麗だから」という話を聞いた。
その方は、瀬戸内海に面した街の出身なんだけど、マジでそれがめちゃくちゃ分かった。
マジで海が綺麗だった。
青のグラデーション。島々の陰影。
太平洋や日本海のように、水平線が続く風景とはまた違った世界がある。
なんか、夏もいいかもなんて本当に思ってしまった。
(まあ、今日、早速大阪の夏を目の前にして、夏が嫌いだと思い出しました。笑)
多分、きっと夏の瀬戸内が一番綺麗なんだろうなぁ。
それは僕が冬が好きだという感覚に近くて、僕は長野の松本が地元だけど、確かに冷え込みは半端ないのだけど、北アルプスが雪化粧している姿がとても綺麗で、ピリッとした冬の冷気すら気持ちよく感じてしまうからだ。
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さて、僕は様々な芸術祭に足を運んできたけど、初めて行った芸術祭が「瀬戸内国際芸術祭」だった。
その2年後に越後妻有「大地の芸術祭」へ。
この2つ、エリアは違うけど、とにかくランドスケープが素晴らしい。
都市型芸術祭にはない、風景美も楽しめる。
来年は「瀬戸内国際芸術祭」。
現在僕にとって夏旅の最有力候補だ。
犬島の風景とまた違った風景を楽しめるのだろうか。
今からちょっとワクワクしてしまう。
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さて、そんな旅に何を着て行ったのか。
まあ、僕は結構旅のコーデを考える時間も楽しかったりする。
今回、この小旅行の旅を決めた瞬間に絶対に着ていこうと決めた服が"osakentaro"の"mesh tops"だ。
船が海を行き交う柄が、まさに島旅にはぴったりだ。
僕自身も島の風景にとまでは行かないけど、そんな気持ちでピックしてみた。
そしてボトムスは"rihei"の"Denim Pants"
"rihei"のデニムは、普段皆さんが街で目にするデニムや、保有のデニムと比べるとライトオンスデニム(厚みが薄いデニム)を採用しているので、軽やかで夏に着用しても気持ち良いのだ。
全身を淡いブルーで。
海に媚びたコーデで楽しんできた。
コーデの写真。
オラファーの作品で撮らせてもらうという、超贅沢なことをしてしまったけど、そんな旅コーデも楽しんでもらえると。
ちなみに、僕の着用しているアイテムとは少し異なるかもだけど、一応"osakentaro"の"mesh"シリーズと"rihei"のデニムをそれぞれ掲載しておく。
まあ、もし気になる方がいらしたら問い合わせください。
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osakentaro : rib mesh tops (sea) ¥52,800 (tax in)
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osakentaro : mesh tops (bougainvillea) ¥29,700 (tax in)
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osakentaro : mesh × denim zigzag stitch pants (people) ¥41,800 (tax in)
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osakentaro : mesh × denim zigzag stitch pants (bougainvillea) ¥41,800 (tax in)
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rihei : Denim Skirt (navy) ¥30,800 (tax in)
こんな感じで"osakentaro"のメッシュ素材を使ったアイテムと"rihei"のデニムシリーズをピックしてみました。
気になる方はお問い合わせください。
それでは今日はかなり長々と、ほぼ、旅のお話でしたが、結果、何を着て行ったのか。
そんなコーデを考えるのも旅の一部であると。
特別な瞬間に特別なコーデを。
そうなると、また楽しみが一つ増すかなぁなんて思ってます。
それでは次回もお楽しみに。
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shintani24 · 1 year ago
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2024年3月5日
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昭和50年代 広島市写真展(広島テレビ)
昭和50年代と現在の広島を比較し、変遷をたどる写真展が、きょうから広島市内で始まりました。
カープが初優勝した1975年。山陽新幹線の岡山・博多間が開業し、「カープの優勝は新幹線のおかげ」とも語られました。
旧日本銀行広島支店では、広島市が大きく発展した昭和50年代の街並みと現在を比較する写真、およそ170枚を展示しています。
会場には1981年に撮影された巨大な空中写真も展示。訪れた人たちは現在のマツダスタジアムの近くにあった貨物駅などを見ながらかつての景色を懐かしんでいました。
「ほとんど見たことがある写真団塊の世代ですからちょうど」
写真展は、今月10日まで開かれています。
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減少する街の書店、国が本格的支援へ…読書イベント・カフェギャラリーなど個性的な取り組み後押し(読売新聞)
全国で減少する街の書店について、経済産業省が大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」を5日設置し、初の本格的支援に乗り出す。書店は本や雑誌を売ることを通し、地域文化を振興する重要拠点と位置づける。読書イベントやカフェギャラリーの運営など、個性ある取り組みを後押しする方策を検討する。
経産省によると、プロジェクトチームは映画や音楽、文芸などを扱うコンテンツ産業課に事務局を置く。キャッシュレス決済の推進や中小企業支援を担当する部署も参加し、部局横断型で事業内容の議論や調査を進める。
今後、経産省の担当者らと書店や出版関係者による車座ヒアリングの開催を予定。非効率な出版流通の改善や店舗運営におけるデジタル技術活用の必要性など課題を把握する。店主が一冊ずつ良書を選んで入荷し、店のサイトやSNS上で紹介する個人書店や、カフェや文具店を併設し魅力的な読書空間を作る書店チェーンなど優れた事例を共有し、支援策の参考にする。
街の書店は、インターネットの普及による紙の出版物の不振やネット書店の伸長により苦境が続く。日本出版インフラセンターによると、2013年に全国1万5602店あった書店の総店舗数は、22年に1万1495店に減った。
一般財団法人・出版文化産業振興財団(東京)の調査によると、全国の市区町村のうち、地域に書店が一つもない無書店自治体はおよそ4分の1にのぼる。本や雑誌を直接手に取って購入できない人が増える深刻な状況となっている。
本と出会う機会喪失に深刻な危機感
経済産業省が大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」を設置する背景には、街の書店が減り、多くの人がリアルな空間で未知の本と出会う機会を失っていることへの深刻な危機感がある。全国の自治体のうち約4分の1はすでに書店がなく、実際に地域による文化格差は生まれている。
世界経済のグローバル化が進む中、経産省は、映画や音楽をはじめコンテンツ産業の振興を掲げる。「経済が成熟する中で、自国のサービスや商品が海外で勝ち抜くには、文化による新たな付加価値をつけることが必要」と語る。だが文化の基盤である活字や本に人々が広く触れる環境がなければ、新たな魅力的な発想は生まれないだろう。
韓国では、日本の文化庁やスポーツ庁などにあたる文化体育観光省管轄の「韓国出版文化産業振興院」が中核になって支援事業を担当。独立系書店と呼ばれる中小の書店が活気づく。
東京都文京区で街の書店「往来堂書店」を営む笈入(おいり)建志さん(53)は、「雑誌が売れた頃は、お客が定期的に街の書店を訪れる習慣があった。今は2000年頃に比べ、お客は7~8割になった感覚だ」と語る。人々が本を買いに店に立ち寄るきっかけを作るため、トークイベントや読書会などを開く工夫をしている。
各地の書店には、優れた選書眼や読書イベントの経験を持つ書店員たちがいる。まずは、現場から優れた事例を集め、何ができるのか国や民間の垣根を越えて知恵を絞りたい。(文化部 小杉千尋)
西川立一(ラディック代表/流通ジャーナリスト/マーケティングプランナー)
見解 街の書店の苦境は、稼ぎ頭だった週刊誌などの雑誌の衰退や漫画の電子本の台頭も要因で、それに店主の高齢化による廃業や後継者不足で店舗数の減少が加速化した。
一方で、若い人を中心に特色ある書店の出店も盛んになりつつあり、紀伊国屋書店をはじめとする大手は堅調で、大型のショッピングモールには書店が必ずと言ってある。
経産省の「書店振興プロジェクトチーム」の設置は、遅まきながらの感もあるが支援は必要だ。ただ、官主導での取り組みだけではなく、地域の人たちがどれだけ書店を必要としているか、そのため主体的に何ができ、何をするのかが求められている。
中井彰人(株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト)
見解 生き残って頑張っている街の書店は、イベントやSNS発信によって文化の灯を消さぬよう努力をしている。しかし、書籍小売業が苦しいのは、本が売れなくなったことに加えて、本がある程度売れたとしても、粗利率が低く抑えられているため(2割強)、収益の確保が難しく、持続するのが困難なことにある。この解決策を見つけたのが、ヴィレッジヴァンガードである。今は店舗を広げすぎて業績が苦しい状態ではあるが、かつて、ヴィレヴァンは、総売上の6割以上を雑貨で構成することで、読んでもらいたい本の売場(売上の3割弱)を維持することに成功した(2002年時点のデータ)。この時の同社の雑貨粗利率36%、本は21%であり、これで事業としての持続可能性を構成していたのである。書店支援は単に予算を流し込むのではなく、書店が事業として収益確保するため、商材やサービス及び、自立的ビジネスモデル開拓の支援に、重点を置いてほしい。
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「書店」10年間で764社が倒産や廃業で消えた(東京商工リサーチ 3月10日)
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「書店」倒産、休廃業・解散、新設法人 社数推移(1-12月)
書店運営会社(以下、書店)の市場退出が止まらない。2014年以降、書店は倒産・休廃業が新設法人を上回る状態が続き、10年間で764社が市場から退出した。店舗数の減少も続いている。経済産業省は3月5日、「書店振興プロジェクトチーム」を立ち上げ、支援意向を示すが、ネット書店や電子書籍に押された書店の減少に歯止めがかかっていない。
書店の倒産 ピークは太洋社破産の2016年
書店の倒産(負債1,000万円以上)は、2014年から2023年の10年間で140社に及ぶ。
ピークの2016年は25社発生した。2016年は、出版取次の(株)太洋社(千代田区)が自主廃業の方針から一転して3月に破産を申請した。連鎖する形で同月30日までに18社の書店が、次々と倒産や廃業に追い込まれた。書店の経営環境が厳しさを増し、書籍を卸す取次店の業績悪化も深刻な時期だった。
その後、書店の倒産は一進一退が続き、コロナ禍では資金繰り支援や巣ごもり需要などを背景に、倒産は減少に転じた。2021年、2022年の倒産は各5社と小康状態にあったが、支援縮小や特需が一巡した2023年は一気に13社と2.6倍に急増した。
書店の休廃業・解散が高止まり
倒産以外で事業を停止した休廃業・解散も分析した。太洋社が破産した2016年の休廃業・解散は63社(前年比28.5%増)と急増。その後も増勢をたどり、2018年は78社、2019年は77社と高水準が続いた。
コロナ禍では倒産と同様、休廃業・解散も減少したが、60社前後で高止まり状態にある。
倒産と休廃業・解散の合計は、ピークの2019年に101社に達した。コロナ禍では減少したが、2023年は67社に微増し、過去10年間で764社が市場から退出している。
書店は8年連続で純減
一方、書店の新設法人は、2013年が81社だった。2013年の倒産と休廃業・解散の合計は75社で、書店は6社の純増だった。
ところが、新設数の減少から2014年は8社の純減に転じ、2019年は56社まで純減が拡大した。コロナ禍の2022年も21社の純減で、2014年から8年連続で純減が続いている。
電子書籍が浸透し、書店の存在が揺らいでいる。店舗で目当ての本を探す楽しみや、知らない本との出会いも、書店の減少で失われつつある。書店の復活には“待ちの営業”から客足を向かせる創意工夫への転換と同時に、国や出版社の継続的な支援が必要だ。
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picnicism · 1 year ago
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「私は新しく事業を起こす時には、"時"と"機"が一致しなければならないと考えている」この名言を残した経営者がスゴイ。スタバ、タリーズと並ぶ日本3大コーヒーチェーンの一つ。店舗数はなんと1,061店舗と日本最大。常連客は口をそろえてスタバよりいいという愛されカフェを創業した経営者は、 ドトールコーヒー創業者 『鳥羽 博道 氏』 終戦から14年がたった1959年 ある一人の青年が 横浜からブラジル行きの船に乗り込んだ。 「ついに日本をでてやった!」 20歳の鳥羽青年はワクワクしていた。 42日の航海をへてリオデジャネイロに降りたつ。 ブラジル中のコーヒー農園やコーヒショップをめぐり コーヒー豆の育て方から、美味しいコーヒーの淹れかたまで学んだ。 ブラジルから帰国した鳥羽氏は 1年後、コーヒー豆の焙煎会社を設立する。 名前はサンパウロで住んでいた地名にちなんで 「ドトールコーヒー」と名づけた。 1971年、鳥羽氏はヨーロッパに視察へ パリのシャンゼリゼ通り 出勤途中の人々がカフェのカウンターにならび クロワッサンをほおばりながらコーヒーを楽しむ様子を目にする。 「これだ!」 心の名で叫ぶ鳥羽氏 「日本にも立ち飲みコーヒーの時代が必ずやってくる」 静かにそう確信していた。 しかし、鳥羽氏はこのヨーロッパスタイルのカフェを 日本ですぐさま展開することはなかった。 それから10年の時が流れた 日本は低成長期へ突入していた。 人々の財布のひもはかたくなり 人々はあくせく働いていた。 かつては贅沢な嗜好品であったコーヒーも 大衆に親しまれる飲み物になった。 「いまこそコーヒーショップを作ろう」 「時代の追い風が吹いている」 鳥羽氏は10年の沈黙をやぶり動き出す。 1980年、原宿でドトールコーヒーショップの1号店がオープンする。 わずか9坪の小さな店だったが 安く、早く、美味しい日本ではじめての ヨーロッパスタイルのカフェがオープンした。 そしてすぐに大盛況となり 日本中に広がっていったのだった。 冒頭の鳥羽氏の言葉は↓ いかに優れたビジネスモデルでも時代を読み違えては成功することはないというビジネスのキモについて的確に指摘している。ヨーロッパの素晴らしいカフェスタイルを知った鳥羽氏であったがはまだ日本にうけいれられる土壌がないと判断しすぐにカフェをはじめることはあえてしなかった。そして10年『その時』 を待ち、大成功を収めた。成功者の名言からは学ばされることが多い。
Xユーザーのよしさん: 「「私は新しく事業を起こす時には、"時"と"機"が一致しなければならないと考えている」この名言を残した経営者がスゴイ。スタバ、タリーズと並ぶ日本3大コーヒーチェーンの一つ。店舗数はなんと1,061店舗と日本最大。常連客は口をそろえてスタバよりいいという愛されカフェを創業した経営者は、… https://t.co/XMqt4o3K8h」 / X
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hangorin · 1 year ago
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2023反五輪重大ニュース!
毎年、年末に段ボールで制作しているその年の反五輪重大ニュース。今年は年明けから1か月以上も過ぎてしまいましたが、ブログで発表したいと思います。
1 札幌30年34年不招致決定!
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札幌の人たちの大勝利!札幌市長のしつこい招致活動に対して、とことん冷水を浴びせつづけました。
札幌市とJOCは10月11日、2030年招致を断念し2034年招致に照準を合わせると会見。しかし、その2日後の13日、IOCは2030年と2034年の開催都市を同時決定する方針を発表。11月29日のIOC理事会で、2030年大会の候補地を仏・アルプス地方に、2034年大会の候補地を米・ソルトレークシティに一本化することを決定した。また、2038年大会についてはスイスと「優先的対話」を進めるという。
札幌不招致が確定したことは喜ばしいが、他の立候補都市でも五輪による破壊が起こることは目に見えている。既にフレンチ・アルプスでは「Non aux J.O dans les Alpes(アルプスでのオリンピックに反対)」というグループが立ち上がり、反対活動を活発化させている。彼らのスローガンは「Ni ici, ni ailleurs !(ここでもNO!どこでもNO!)」で、私たちが掲げてきたNOlympicsAnywhere(オリンピックはどこにも要らない)と共通する。
2 東京オリンピック、嘘とワイロの記録更新中!
2022年に発覚した東京五輪汚職事件では、元組織委員会理事・高橋治之はじめAOKI、KADOKAWA、ADK、サンアロー、大広の社長や重役ら15人が受託収賄や贈賄の罪で逮捕・起訴。2023年には15人中11人が執行猶予付きの有罪判決を受けた。しかし、高橋治之は2024年1月31日の公判で「賄賂ではなくビジネス」と主張。まだまだ記録は伸びそうな気配である。
一方、2023年2月には組織委員会が発注した各競技のテスト大会や本大会における総額437億円の事業を対象に談合が行われていたことが発覚。電通グループ、博報堂、東急エージェンシー、セレスポ、フジクリエイティブコーポレーション、セイムトゥーの6社と、組織委員会大会運営局元次長森泰夫ら7人が起訴された。12月12日には森泰夫に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決が出されている。
3 2013年招致時、官房機密費でIOCに高額贈答品疑惑。石川県知事・馳浩。
2013年当時、自民党の「招致推進本部」本部長であり、現・石川県知事の馳浩が、東京大会招致活動の中で「官房機密費使って、IOC委員全員105名に、選手時代の写真をまとめたアルバム、一冊20万円を送った」���11月17日の講演会で語った。のちに説明なく撤回(事実だから、黙らされた)。
本人のブログ(2013年4月1日) https://ameblo.jp/hase-hiroshi/entry-11503851369.html
4 明治公園国賠一審不当判決、控訴審へ
2016年、新国立競技場建設のために明治公園の野宿者を強制執行により暴力的に排除した不当性を問う明治公園オリンピック追い出しを許さない国家賠償請求訴訟。2月28日、ついに第一審判決が下された。しかし「原告野宿当事者2名の訴えを棄却・4団体の訴えは却下」の不当判決!許せない!闘いは東京高裁・控訴審へ!高裁では、不当な強制執行の様子を終始記録していた白いヘルメットの集団が誰なのか、その動画を誰が所持しているのか、明らかにするよう指示が出た。闘いはこれからだ。
5 10月31日、新・明治公園開園
2016年1月27日、新国立競技場建設のために廃園になった明治公園が、2023年10月31日、かつて都営霞ヶ丘アパートのあった場所にリニューアルオープンした。公園内にはカフェやレストラン、アウトドアショップなどの商業施設が立ち並び、およそ公共の公園とは呼び難い様相。公園や木々を破壊し、野宿者を排除し、都営住宅住民を立ち退かせた歴史を覆い隠すように、公園の各所に「希望の広場」「インクルーシブ広場」「誇りの杜」などと名付けられていた。
さらに、日本テレビ「鉄腕DASH」という番組で、元社長による性暴力問題が取りざたされてきたジャニーズ事務所のタレントたちによって明治公園の「100年続く森づくりのお手伝い」なる企画が進行。都営霞ヶ丘アパートがあった場所を「50年間コンクリートだった」と蔑む発言などに非難が湧きおこった。
6 東京の公教育、オリパラ教育が「学校2020レガシー」として継続中。
ある都立学校では、2020大会前と比べて、外部講師招聘など外部のオリパラ関係者等との交流は少なくなり、校内の教員向け研修も大会前はオリパラ教育が主要テーマだったが、大会終了後は学習指導や進路指導など通常の内容に戻った。しかし、「総合的な探求の時間」では「パラスポーツ」のボッチャなど「障害者」スポーツが依然として主要な取組内容であり、校内ボッチャ大会や区主催など外部との試合参加など、かなりの比重を占めている。
また、冬季オリパラ招致を進めてきた札幌市は、2016年に2020大会を主な目標としてオリパラ教育を推進、冬季大会招致と歩を一にするように実施校は増え続け、昨年度の実施校は100校近くにのぼっている。札幌市は一旦はオリパラ招致撤退を表明したが、今後、学校でのオリパラ教育がどのようになっていくのか、注目していく必要がある。
招致レース参加が現実味を帯びる可能性のある2042年には、現在小学校高学年の子どもはアラサーとなる。
都教委サイト(都立/市町村区別で各校の2020レガシーの内容の一覧ファイルも) https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/2020legacy.html
札幌市のオリパラ教育
7 パリでも汚職、立ち退き、過剰警備、自然破壊
パリでも2024年夏季五輪開催が迫っており、東京大会と同様の問題が次々と起こっている。
パリでも組織委本部やスポーツ代理店が汚職の疑いで捜索。このスポーツ代理店が、2016~21年の間、電通子会社だったこともわかった。電通汚職はパリにまで!
3月にはパリ五輪に向け人工知能(AI)を搭載した監視カメラの街頭での設置を認める法案が議会を通過。AIによる大規模監視カメラの導入が法的に認められることに。また、フランス軍15,000人、数万人の警察官と民間警備員を投入した大規模警備体制が敷かれることが明らかになった。
ホームレスの人々に対する立ち退き、セーヌ川沿いの古書店に対する立ち退き、学生たちに対する立ち退きも起こっている。
また、パリ五輪のサーフィン会場はなんとパリから1万5000キロも離れたタヒチ。地元住民の反対にも関わらず競技判定用タワーが建設され、サンゴが破壊されているという。
汚職、立ち退き、過剰警備、自然破壊、オリンピックは世界中で同じ災厄をもたらし続けている!廃止だ廃止!
8 パリ、フレンチアルプスで活発化する抗議行動
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2024年夏季五輪が迫るパリ、2030年冬季五輪の最優先候補都市とされてしまったフレンチ・アルプスでは、2023年、活発な抗議行動が取り組まれてきた。
12月2日にはフランス全土で2024年夏季五輪と2030年冬季五輪の両方に反対する抗議が行われた。
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9 2026年冬季五輪開催都市ミラノ、コルティナ・ダンペッツォでも反対運動。ボブスレートラック建設阻止?
2026年冬季五輪開催予定都市、ミラノ、コルティナ・ダンペッツォでも五輪反対運動が活発化している。8月には、ボブスレートラック建設のために自然破壊が行われることに対して抗議行動が取り組まれた。樹齢数十年のカラマツ、モミ、マツの木300本以上が伐採されるという。
しかし、コルティナでのボブスレートラック建設にはIOCが建設費の問題などで難色を示しており、国外での競技実施の可能性があるとのこと。
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10 続くガザ虐殺。「平和の祭典」の欺瞞。
イスラエルのガザ攻撃を止められない中、国連総会で、パリ大会中の「休戦の呼びかけ」が決議された。「平和に貢献するオリパラ」を演出するだけの茶番は、真の解決への努力をバカにしているかのようだ。
<番外編>
・オリンピックは終っても、まだまだ続くメガイベント
2030年・34年札幌五輪招致は阻止されたが、日本国内だけでも今後数多くのメガイベントが予定されている。メガイベントの際は、五輪のとき同様、公費の無駄遣い、汚職や談合、立ち退き、監視強化、自然破壊、ナショナリズムの称揚など様々な問題が起こる。
・2025年4~10日 大阪・関西万博(大阪)
→署名活動など反対の声が湧きおこっている。https://www.tokyo-np.co.jp/article/289081
・2025年8~9月 世界陸上(東京)
・2025年11月 デフリンピック(東京)
・2026年9~10月 アジア競技大会(名古屋)
・2027年3月~9日 横浜国際園芸博覧会(神奈川)
→計画の見直しを求める署名が呼びかけられている。https://chng.it/gBgrBwzLGX
※このほかにIOCが2026年オリンピックeスポーツ競技大会の開発を発表し、日本に開催を打診しているとの報あり。https://t.co/zRMtA6INWw
・世界中で続くオリンピック災害 2036年夏季五輪
現在、夏季五輪は2024年パリ(仏)、2028年LA(米)、2032年ブリズベン(豪)が開催予定都市として決定しており、反対運動も取り組まれている(ブリズベンは未確認)。そして、東京の惨状を目の当たりにした私たちにはとても信じがたいことだが、2036年夏季五輪招致を目指す国々も既に多々ある。一日も早い五輪廃絶を実現するためにも、各都市の人々と連帯しともに反対の声を挙げていきたい。
招致活動を表明した国
・エジプト 
・ポーランド 
・トルコ 
・インドネシア 
・インド 
関心を寄せている国
・ドイツ 
・カタール 
・中国 
・韓国
・イギリス(ロンドン) 
※メキシコは招致を目指していたが断念。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303267
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taro26 · 2 years ago
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今回は福岡・中洲エリアのおしゃれな夜カフェ「cafe KIKUYA」を紹介します🍰
抹茶のバスクチーズケーキは抹茶のほろ苦さと風味をしっかり感じることができる絶品です🍵
チーズも濃厚でした🧀
生ショコラテリーヌはビターなカカオにほんのり甘みとシナモンが香る大人な味わい🍫
生クリームと合わせることで濃厚さが増してより美味しくなりました☺️
おしゃれな空間と素敵なスイーツでで博多の夜を大満足で終えることができました!
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西東京 探偵
荒川区で探偵に依頼するなら!ベテラン調査員が導く確かな解決荒川区という親しみやすいエリアで、もし人には言えない悩みを抱えているなら、探偵事務所の存在が心強いかもしれません。浮気や不倫、家族の素行、行方不明者の捜索、あるいは企業における不正など、多岐にわたる問題に対して、探偵は専門的な知識と経験で解決の糸口を見つけてくれます。荒川区には多くの探偵事務所がありますが、最も重視すべきは、その調査力と信頼性です。質の高い探偵事務所を選ぶポイントは、何よりも「経験豊富な調査員」が在籍しているかどうかです。長年のキャリアを持つベテラン調査員は、様々な状況に対応できる応用力と、対象に気づかれずに証拠を押さえる高い技術力を持っています。特に、数週間にわたる長期調査では、この「隠密性」が結果を左右します。チームで連携を取りながら、リスクを最小限に抑え、確実な証拠を収集してくれる事務所を選ぶことが、成功への鍵となるでしょう。多くの探偵事務所では、無料相談を実施しています。まずは気軽に相談し、自分の悩みについて話し、どのような調査が可能か、費用はどれくらいになるのかを確認してみましょう。お客様のプライバシーを厳守し、親身に寄り添ってくれる事務所であれば、安心して依頼できるはずです。荒川区で抱える複雑な問題を解決し、心穏やかな未来を手に入れるために、プロの探偵の力を借りることを検討してみてはいかがでしょうか。お客様の不安を解決し、社会に貢献することを探偵業の本質と捉える「あおい総合調査」。代表は都内の探偵事務所で長年の探偵経験を経て、同社を設立。現在業歴18年を誇り、在籍する調査員は全員が15年以上のキャリアを持つプロフェッショナル集団です。長年の経験に裏打ちされた「最後まで気づかれずに証拠を収集する技術」を最重要視し、数週間、数ヶ月といった長期にわたる調査でも、その隠密性を保ちながら確実な結果を出します。浮気調査をはじめ、企業関連調査、行動・素行調査、盗聴発見調査、人探し・行方調査と、幅広い分野の調査に対応しており、お客様のどんな悩みにも無料で相談に応じています。同社が運営する「探偵メモ」では、探偵業の舞台裏や、地域にまつわる興味深い情報が綴られています。最新のメモでは、活気あふれる東京都豊島区の魅力が多角的に紹介されています。豊島区は、東京23区で18番目の広さを持ち、池袋を中心に東京の三大副都心の一つとして発展。しかし、その一方で、日本の国花であるソメイヨシノの発祥地である旧染井村の面影を残すなど、歴史と文化が息づく多様な顔を持つ街であることが伝えられています。豊島区内の交通の要衝である池袋駅周辺は、多くの路線が乗り入れ、平日昼間でも人々の往来が絶えません。特にアニメグッズ店が多く、国内外のアニメファンで賑わうエリアとしても有名です。また、区内には数多くの大学が集積しており、管理栄養士国家資格合格者数で全国トップの実績を誇る女子栄養大学が紹介されています。同大学は2026年に共学化と名称変更を予定しており、今後の展開にも注目が集まります。豊島区の象徴的なスポットである「サンシャインシティ」は、東池袋に位置する大規模複合施設です。かつて東京拘置所の跡地に建設され、開業当時はアジアで最も高いビルであったという歴史を持ちます。サンシャイン60を中心に、水族館、テーマパーク、ホテル、文化会館、ショッピングエリアなど、五つの異なるエリアで構成されており、訪れる人々を飽きさせません。特に、ビルの屋上にある「サンシャイン水族館」の「天空のペンギン」や「海月空感(くらげくうかん)」、そして世界最大級の「ガチャポンのデパート」は、そのユニークさから高い人気を誇ります。サンシャインシティの中にある屋内型テーマパーク「ナンジャタウン」も、豊島区の大きな魅力の一つです。ノスタルジックな和風の街並みが再現され、忍者体験や謎解きアトラクションを楽しめます。さらに、「ナンジャ餃子スタジアム」や「福袋デザート横丁」といったフードテーマパークとしても有名で、全国各地の焼き立て餃子や、SNS映えする可愛い猫型アイスなど、食の楽しみも充実しています。その他、昭和26年創業の落語定席「池袋演芸場」は、毎日お昼から夜まで落語や漫才、曲芸が楽しめる文化の発信地です。また、世界でも珍しい「切手の博物館」では、世界初の切手「ペニー・ブラック」や日本初の「竜文切手」といった貴重な郵便切手の資料が多数展示されており、切手愛好家にはたまらないスポットです。2016年にリニューアルされた「南池袋公園」は、一年中美しい緑の芝生が広がり、カフェも併設された都会のオアシスとして、区民に親しまれています。「あおい総合調査」は、プロフェッショナルな探偵業務を通じてお客様の悩みを解決するだけでなく、地域社会の魅力を発信する活動も行い、より身近で信頼できる存在であることを示しています。
西東京 探偵
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journal-20250503 · 20 days ago
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ウズベキスタン最後の夜のレストラン。
ガイドブック、Googleマップともに非常に評価の高かった、その名も「caravan(カラヴァン)」だ。
キャラバンという名前のネームバリューは非常に高いらしく、同じような名前のレストランやバー、カフェはどこにでもあった。
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とりあえず水。
この店ではシャシリク(山羊のケバブ)、サムサ(サモサ)、プロフ(ピラフ)、ラグマンを頼んだ。
サムサは今まででもっとも上品そうなものが出てきたが、私はブハラのラビハウズで最初に食べたサムサがいちばん美味しかったように思う。
プロフは思った通りの味だ。私はブハラで食べたスパイスの効いたやつが好きだったが、人によるだろう。
シャシリクはこの店のが一番美味しかった。父は中央バザールの串焼き場で食べたそうだったが。
ラグマンは断トツでこの店のものが美味しかった。コチュジャンのような添え物がついており、これを全部入れて食べると韓国や東南アジアのようなエスニックな味になって、非常に美味しいのだ。
もっとも父はトマトスープに麺をぶち込んだような、サマルカンドで食べたもののほうが良かったと言っていたから、これも好みなのかもしれない。
だいいちどちらが現地のラグマンに近いのか、誰もわからなかった。「終わりよければすべてよし」と、ティムールも言っている。
美味しければ良いのだ。
タクシーでホテルに戻って就寝。
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最後の日の朝食。
旅行中、食欲の衰えを感じる兆しは一切なかった。
チェックアウト後、そのまま駅構内に移動して荷物預かり所で荷物を預ける。
最終日は、電車に乗ってプロフの大量生産工場と、ソ連時代のこの国の抑圧犠牲者の歴史博物館、それにティムール博物館を見に行く。
ウズベキスタン歴史博物館というのも目当てではあったが、改装工事に伴う長期休業中とのことだった。
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いまさら気がついたが、地下鉄は前の電車が出てから何分経過したかを表示する電光掲示板がある。
ウズベキスタンの地下鉄に時刻表はなく、10分おきに来る。とはガイドブックかどこかに書いてあった気がするが、実際に来るタイミングは7分48秒後や3分20秒後くらいだったので、いい加減だ。
まあ、早く来る分には困らない。
シャフリストン駅で降りる。
元々は、この駅からバスに乗ってカザフスタンとの国境の街に向かい、カザフスタン入りする計画だったのだ。
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高さ375メートルのテレビ塔。
地上95メートルのところに回る展望台がある。
プロフセンターは、もう少し行ったところにある。
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街路樹。
一定の間隔をおいてスプリンクラーが設置してある。
バラの一部の種は水が少なくとも自生するため、砂漠はバラが多い。サマルカンドはバラの一大産地だそうで、宝塚歌劇団雪組のかつての公演に「サマルカンドの赤いばら」というものがあったそうだ。
青の都の赤いバラとは、たいそうお洒落なことだ。
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harawata44 · 24 days ago
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スタバ「抹茶ピスタチオムース ティーラテ」新登場、全国19店舗の「スターバックス ティー&カフェ」で6月11日から | 食品産業新聞社ニュースWEB
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以下引用
スターバックスコーヒージャパンは6月11日、全国19店舗の「スターバックス ティー&カフェ」で、抹茶を使ったドリンク2種を発売する。 ラインアップは「抹茶 ピスタチオムース ティー ラテ」707円、「抹茶 グリーン ティー スパークリング」678円(各テイクアウトの税込価格)。販売期間は9月2日までを予定している。
「スターバックス ティー & カフェ」は、2020年から展開している“ティー”に特化したスターバックス店舗。コーヒーの取り扱いは数種類のみで、ティーブランド「TEAVANA(ティバーナ)」を使ったドリンクを中心に取りそろえる。2025年7月には大阪府堺市に初出店し、8月には北海道札幌市に北海道・東北エリアでは初となる店舗を出店する。
〈新発売2商品〉
◆抹茶 ピスタチオムース ティー ラテ
グリーンとホワイトの見た目も鮮やかな、3層仕立てのアイスのティーラテ。カップ底の層は、フレッシュクリームとホワイトチョコレート風味のシロップを合わせている。そこに、濃厚な味わいの抹茶、ふんわりまろやかな口当たりの「ピスタチオフォーム」を重ねた。 テイクアウト707円、店内720円(各税込)。 大きさ���Tallサイズのみ。
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◆抹茶 グリーン ティー スパークリング
「スターバックス ティー&カフェ」では初の、ティーと炭酸を合わせた抹茶ドリンク。オリジナルのグリーンシトラスフレーバーシロップに、トニックウォーター、抹茶を注いだ。 テイクアウト678円、店内690円(各税込)。 大きさはTallサイズのみ。
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〈「スターバックス ティバーナストア 銀座マロニエ通り」では石臼抹茶を使用して提供〉
なお、「スターバックス ティバーナストア 銀座マロニエ通り」では、石臼抹茶を使用して提供する。 「石臼抹茶ピスタチオムース ティーラテ」は、 テイクアウト1,178円、店内1,200円。 「石臼抹茶グリーンティー スパークリング」 テイクアウト1,080円、店内1,100円。
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〈「スターバックス ティー&カフェ」店舗一覧〉
〈1〉スターバックス ティバーナストア 銀座マロニエ通り 東京都 中央区 銀座3-7-3銀座オーミビル B1F
〈2〉六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店 東京都 港区 六本木6-4-1メトロハット/ハリウッドプラザ
〈3〉恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店 東京都 渋谷区 恵比寿4-20-7恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ B1
〈4〉渋谷サクラステージ店 東京都 渋谷区 桜丘町1-4渋谷サクラステージ SHIBUYAサイド 3階
〈5〉キラリナ京王吉祥寺店 東京都 武蔵野市 吉祥寺南町2-1-25
〈6〉越谷イオンレイクタウン kaze 2階カフェプラザ店 埼玉県 越谷市 レイクタウン4-2-2イオンレイクタウン kaze 2F
〈7〉JR名古屋駅 中央コンコース店 愛知県 名古屋市中村区 名駅1-1-4JR名古屋駅 中央コンコース内
〈8〉グランフロント大阪北館1階店 大阪府 大阪市北区 大深町3-1グランフロント大阪北館 1階
〈9〉LUCUA 2階店 大阪府 大阪市北区 梅田3-1-3LUCUA 2階
〈10〉阪急うめだ本店9階店 大阪府 大阪市北区 角田町8-7阪急うめだ本店9階
〈11〉ららぽーとEXPOCITY 1階店 大阪府 吹田市 千里万博公園2-1ららぽーとEXPOCITY 1階 10350(店舗番号)
〈12〉京都Porta イースト店 京都府 京都市下京区 烏丸通塩小路下ル 東塩小路町902京都ポルタ駅前地下街
〈13〉阪急西宮ガーデンズ4階店 兵庫県 西宮市 高松町14-2阪急西宮ガーデンズ4階
〈14〉ミナモア広島4階店 広島県 広島市南区 松原町2-37ミナモア広島4階
〈15〉天神駅店 福岡県 福岡市中央区 天神2丁目
〈16〉アミュプラザ博多 2階店 福岡県 福岡市博多区 博多駅中央街1-1アミュプラザ博多 2F
〈17〉アミュプラザ長崎 本館1階店 長崎県 長崎市 尾上町1-1アミュプラザ長崎 本館1階
〈18〉イオンモール宮崎 South Mall 1階店 宮崎県 宮崎市 新別府町江口862-1イオンモール宮崎 South Mall 1階
〈19〉富山マルート店 富山県 富山市 明輪町1-231マルート1階
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brdc-a · 2 months ago
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『林田直樹のカフェ・フィガロ アーカイブ放送』 2025/05/11 18時配信 ゲスト◇リュート奏者 つのだたかしさん ~後編~(10年9月放送)
今夜のカフェ・フィガロは、先週に引き続きリュート奏者・つのだたかしさんのアーカイブ放送の後編をお届けします。
放送を聴く👉カフェ・フィガロ/アーカイブス Podcast
後編は、つのださんがセルフプロデュースしているレーベル「パルドンレーベル」の結成秘話や、古楽器バンド「タブラトゥーラ」の作曲秘話など、多彩なお話を伺います。どうぞ、お楽しみに♪
※この番組は、2010年9月28日に放送されたものです。
・ダウランド アンド カンパニイ
【楽曲リスト】
2010/9/28 放送分
『南に帰る』 作曲:アストル・ピアソラ 作詞:フェルナンド・E・ソラナス 演奏:つのだたかし(歌・ギター)、アリエル・アッセルボーン(ギター)
『夜来る人』 作曲:つのだたかし 演奏:タブラトゥーラ/つのだたかし(ラウタ)、田崎瑞博(フィドル)、江崎浩司 (ショーム)、近藤郁夫(ハンマーダルシマー)、山崎まさし(ビウエラ)
音源提供:パルドンレーベル
・カフェ・フィガロ アーカイブ 過去放送一覧はこちら < ブルーレディオTOPに戻る >
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yzkr · 2 months ago
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博報堂100年生活者研究所、”昭和100年間”の日本人の幸福度や価値観を評価した意識調査を実施 幸福度は1980年代から低下との認識。価値観は「家族のつながり」から「多様性」へ 調査結果や社会的出来事を掲載した年表を制作、4月23日より研究拠点のカフェに期間限定で展示 |ニュースリリース|博報堂 HAKUHODO Inc.
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officek-paper · 2 months ago
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2011-11 吉祥寺マンダラ2
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尖 Tail'z /グレーストーンズ 4 月 LOVE&WORK / Pakira プランチャー・チョップスティック +ノラバンド 2011 ノラオンナ+豊島たづみ [ノラオンナバラッドラリー : special for event 金 木 矢口博康(sax) darie(pf) 川口義之(sax) 徳武弘文バンド 徳武弘文(g)徳武学(g)六川正産(b) 寺本明子(Vo)大竹創作(pf) LOOP /知念弘(vo.g)/丸本達也(vo.g) バロン/ THE BLUE BOWLS SLEEPY(vob)丸山明(key)北田アキラ(g司圭介(cs)飯野和好(voherp) 19:00 /19:40 18:30 /19:00 水 Gastronomics [ライオン・メリイCD「積速歌」発売記念] ライオン・メリイ (acc.pf) 8尖 横川理産(g.etc)イトケン(ds.per)かわいしのぶ() 川口義之(Sax)間宮H(8) 月 日 [サンタラ LIVE 2011 “As you Like”] サンタラ 僕たちが恋をする理由/アイミーシャイン 兄妹ユニット★ねこカフェ / miki ala mode 前売¥3500 当日¥3800 +drink 店売有 前売¥2800 +drink 店売有 18:30 /19:00 /19:00 前売 ¥3300 ¥3800 +drink 店売有 5 土 渋さ知らズ劇場 金 3木 2水 山石敬之(vo.key.pf) [2011 Autumn Tour "10Years Stories ”] 女子ダブルス 黒田牧子(洋風和太鼓ゴロスたたき) 鈴木亜紀(自由型ビヤノ弾き語り) 大良知($ax)橋本貴久(16) NIT、大前作(30.pf)大竹参平(8)塩野>(6)高橋式※(05) tenorierie + Hideaki Kuroda ビーターン/野兎(のと)/さあやとはるよし あがた森魚/ライオン・メリイ/光永厳 「ややテクノでほぼデラックス』] [アーチープレゼンツ 10.00 /19:30 前売 ¥3500 当日 +drink 店売有 歌歩/秋山葉(vo.g) 1火 丸岡寛之(vo.g)/夏紀 with OKAPI +drink 店売有 1%.20 /19:00 水 29火 26 月 土 金 24木 23水 コミネリサ(vo.pf)/大竹創作(vo.pf) 永易司 /Reclover Cherry's /イカルス渡辺/シビレレピシ[★ザラス Presents★〜シビレナイト・フィーヴァー!!〜] グレート栄田(vin)山田雄司(vla)森亮一(VC) ストリングスカルテット 斎藤ネコ(wn) 山本恭久(per)芹シゲキ(b)石田寛和(sax)愛川(8) 田ノ岡三郎(acc) 「旅をはじめよう汽車に乗ろう」正式発売記念 LIVE] 【田ノ岡三郎ニューアルバム +OWN RISK なぎら健壱(vo.g) 清水一登(o)?坂出雅海(b.etc) カルメン・マキ(歌と朗読)? red swamp crayfish(vo.g)/照井創 早方大(v.3)/森田崇充BAND [海ト都ト武蔵野ノ月] スペシャルゲスト:磯村純衣 Jumping Beans Groovin' Souls & Groovin' Mass Choir [Voices vol.4) 22 AREPOS れいち(v)素水一※(pt) 21月 サスケ 20日 土 18金 17木 16水 大垣タカ(vo.g) 大垣カツ(vo.g) 山本精一?七尾旅人 (音力発電] special for event 高橋結子(ds)河?英樹(b) 多田葉子(cl) 鳥羽修(g) 加藤千晶(o.pf) [きょうの五人] 上原マサミツ SUGARCANE/鎌田昌郎(Vo.g) [スケベサウンズ vo.1] ゲスト:石橋英子(pf) ササキヒデアキ(映像)+勝井祐二(e.vin) DRAMATICS 前売¥2500 前売¥2800 15:00/16:00 前売¥3300 明売¥2500 前売¥2500 18:30 ¥2300 当日¥3000 当日¥3800 当日¥2800 /19:00 18:30/19:00 18:00/18:30 出演希望の方は、デモテープ・写真をご用意の上ご来店下さい。 時間:開場 18:30/開演19:30 料金:¥2000+ドリンクオーダー(異なる場合はスケジュール表内に表記してあります。) 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 第18通南ビル Tel/Fax:0422-42-1579 吉祥寺駅 オ口 BOOK OFF Pick up! Saburo Tanooka MAND/ELA 渋谷 http://www.mandala.gr.jp ライブ終了後 AM0:00まで営業しております。 11月18日(金) [きようの五人 茄藤千晶 11月27日(日) 田ノ岡三郎 ニューアルバム正式発売おE UNDERGROUND発。 音楽配マーケット! MUSIC ミュージックキュー: http://www.music3.jp MANDALA GROUTUDのく 音楽配信サイトです。 NEXT MONTH
1 (thu) サード・クラス
2 (fri) 豊田勇造
4 (sun) 滝本晃司
5(mon) Tailz/谷口正明 12.7(wed) 酒井俊
9 (fri) 久住昌之&BlueHip 12.13 (tue) ジャンタルマンタル ⑦ 2011. NOVEMBER LIVE SCHEDULE MAND LA 2
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kei139-line · 2 months ago
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【大阪・関西万博】未来の食「ヴィーガン・プラントベース」アカデミーを開催!@ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』5/10(土)NPO法人ベジプロジェクトジャパンとヴィーガン製品を手がけるメーカーが、ヴィーガン・プラントベースの魅力を楽しくご紹介
持続可能な未来につながる「食」として注目されるヴィーガン・プラントベース食品。 「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの万博会場内のレストランやカフェでは、ヴィーガン・プラントベースメニューが多数提供されています。 ヴィーガンの選択肢を増やす活動を行うNPO法人ベジプロジェクトジャパンでは、そんな未来の食の魅力をご紹介する『来の食「ヴィーガン・プラントベース」アカデミー』を開催します。 それぞれ30分のプログラムで、ぜひその魅力を知って、見て、食べて、体験してください。多くの皆様のご来場をお待ちしております。 【開催概要】 開催日:2025年5月10日(土) 時間:11:00~21:00 場所:ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』 (https://www.expo2025.or.jp/domestic-pv/ora/) 参加方法:当日は先着順の受付ですが、予約フォームより事前予…
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cordilleraintern · 2 months ago
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野鳥調査を通じたタジャン農家とインドネシア農家の交流プログラム 4日目
ようやく4日目です!
この日は朝からステイ先のラヨグ・カントリー・ファームのデッキから雲海が見れて素晴らしい1日の始まりを迎えることができました!!
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*雲海はいくつかの条件が揃わないと見ることができないそうでラッキー!!
4日目のプログラムはタジャンの隣町サガダ訪問です!
車で1時間半ほどの距離にあるサガダは観光名所として有名で、マニラからだけでなく外国からもたくさんの人が訪れます。また、コーディリエラ地方の中でも、現在も伝統文化の継承を実践しているコミュニティです。サガダにはインドネシアのKlasik Beansと私たちCGNだけでなく、タジャンのコーヒー農家7名も一緒に行きました。私たちがサガダを訪れた目的は、コーヒー生産地としてとても有名なサガダが、コーヒー栽培とエコツーリズムをどのように関連づけて実践しているのかを学ぶためです!
朝ご飯を食べた後、ステイ先のラヨグを出発し、11時頃にサガダに到着しました。サガダはコーディリエラ地方の他の観光地に比べると観光システムが整っていると言えます。サガダの観光スポットに行く場合は事前に観光省のオフィスで登録し、ガイドの同行が必要です。
前述したように伝統文化を今も尊重しているサガダでは、コミュニティの長老たちの話し合いで決まったことは絶対なのだそうです。観光スポットの近くで葬式があり、そこへは外部者の立ち入りはできないと長老が言えば、その周辺は立ち入り禁止となります。観光客が仮にアクティビティを予約していたとしても、こういった伝統のしきたりにより遂行できないと言われてしまうことも少なくないのだそうです。今回、私たちがガイド協会にアレンジをお願いしていたコーヒー栽培地へのエコトレッキングも、近くで葬式があるということで、別のコーヒー農園での体験ツアーに内容が変更となりました。しっかりとコミュニティで伝統文化を守っていこうという姿勢があるおかげで、「伝統文化の村・サガダ」としてのブランディングに成功しているのかもしれません。
では実際にサガダの文化とはどのようなものなのか。まずはガンドゥヤン博物館Ganduyan Museumに学びに行きました。ここでは、館主の方の説明を聞きながら、展示されている伝統的な生活用具や武器、工芸品を見ることができます。中には第二次世界大戦で日本兵が残していったヘルメットなども展示されていました。意外と知られていませんが、第二次世界大戦末期に日本軍はマニラからここコーディリエラ地方まで北上してそのまま終戦を迎えたため、このような日本軍の遺品がルソン島北部の山奥に残されているのです。
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*暮らしに使われてきた様々なカゴ類の展示。米などの穀物や豆の貯蔵用、狩りに行く時に弁当やタバコを入れたカゴなど、用途によって形はいろいろです。
博物館で工芸品を堪能し、昼食をとった後はケイブマン・コーヒー農園Caveman Coffee Farmへと向かいました。ここではコーヒーの収穫から加工、焙煎、試飲までの一通りを体験することができます。隣町のタジャンのコーヒー農家の人にはサガダのコーヒーが有名なのはよく知られているので、みんな興味津々な様子でした。
また、Klasik Beansnの人たちも乾燥中の豆の匂いを嗅いで、「これはこんな匂いがする」など意見を共有しあっていて、さすがコーヒーのプロフェッショナルだな〜と思いました。私も真似して同じことをしてみましたが、豆の匂いを嗅ぎ分けることなんてできませんでした(笑)。
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*乾燥中のコーヒー豆を嗅いでいるKlasik Beansのアンドリたち。
余談になりますが、ここのファームからはずっと向こうの崖に棺桶があるのが見えます。これはサガダの特徴的な伝統文化の一つで、死者を棺桶に入れて崖に吊り下げる風習があったのだそうです。双眼鏡で覗くと棺桶の隙間から骸骨がはみ出ているのが見えました。全部人の力で崖の斜面へ棺桶を運んでいったそうですが、それにしても信じがたいくらいすごい場所にお墓があります。
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*この写真はコーヒーファームから見えたものとは別の場所ですが、サガダではいろいろな所に棺桶が吊るされています!
コーヒーファームツアーを楽しんだ後は、そのままスマギン洞窟Sumagin Caveという洞窟へ行きました。私はただ洞窟に入って少し歩いて終わるものだと舐めていたら、バチバチのアドベンチャーでびっくり(笑)。入口を入ったところから上方にコウモリたちの鳴き声を聞き、下に落ちている彼らの糞を踏まないように、岩壁についているのを触らないように気をつけながら洞窟の中に入っていきます。「安全靴をはかなくてはいけない」とかいう概念はないらしく、それどころか途中から履いていたビーサンも脱ぐようガイドに言われ、ツルツル滑る洞窟の中をなんとか手で岩壁を触って行き先を探りながら、時には崖みたいなところをロープを使って登り降りし、上から垂れてくる水滴と地面にあふれている地下水でビショビショになりながら進んでいきます。
安全面でも衛生面でもこんなカジュアルにできるようなものなのか??と日本人としては思ってしまいそうですが(笑)。。。日頃から山でのコーヒー栽培や農業で鍛えているタジャンの人もインドネシアの人もフィジカルが強いので、ものともせずに進んでいきますが、山育ちでも何でもない環境でぬくぬくと育った私は転ばないようにするのに必死で、ガイドが説明してくれる岩の形などの周囲の景色をあまり楽しめずに終わってしまいました(笑)。
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*洞窟の中の様子。タジャンからの参加者の一人は小さいお子さんを連れてきていて、時には子供を抱えながら崖を登り降りしていて終始ヒヤヒヤしました!!
無事に生還した後は、宿泊施設にチェックインし濡れた洋服を着替え、ガイア・カフェGaia Cafeへ夕食を食べに行きました。アクティビティを終えて空腹な私たちをボリューム満点のプレートが迎えてくれます。
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*食べきれないほどのボリュームでした!
お腹いっぱいになったら、そのままみんなでミーティング。今日1日の振り返りだけでなく、これまでの3日間のフィードバックも共有しました。私たちはまだ残りの日程がありますが、バードリサーチのみなさんは次の日の朝にはマニラに向かって出発する予定になっており、ここが最後の全員でのミーティングの機会ということで、しっかりと感想を共有し合います。
このプロジェクトのテーマにあるように、野鳥が生息することがコーヒー栽培地の環境保全を証明することになります。それには、まずコーヒー農家の人たちに野鳥の果たす役割を理解してもらうことが重要です。Klasik Beans側からもタジャン側からも、もっと自分のファームにいる野鳥を調べたいとか、普段から意識して観察したいなどの感想が出てきて、これだけでもバードリサーチの野鳥調査の専門家がはるばる来てくださった意味があったと感じました。
タジャンの農家たちが抱える問題は、コーヒー栽培に関心を持っている若い世代がいないということです。それに対して今回来てくれたKlasik Beansのみんなは20代などの若い農家。あるタジャンの農家の方は、「自分たちは年寄りばかりで、コーヒーもハンドドリップで飲まないから味のクオリティがわからない。あなたたちは若くて、それだけでもリスペクトに値するのに、さらにクオリティまでわかるなんて本当にすごい」と言っていました。
それを聞いたKlasik Beansのウデンさんは、「自分たちも設立当初はおもに野菜を栽培する農家ばかりで、しかも50歳以上がほとんどでした。でもKlasik Beansが農家の子供たちのための塾をつくり、コーヒーの栽培からマーケティングまでのノウハウを教えたり、どうやって自分たちの土地の自然環境をケアするかをしっかり伝えていきました。その結果、今では50歳以下の農家が多くなりました」と経験を共有してくれました。Klasik Beansの次世代に繋げていこうとする取り組みと努力が素晴らしい!!
サガダのエコツーリズムに関して、冒頭に説明したように最初に観光省で登録した際に注意事項の動画を見せられたのですが、「騒音を立てない」などの超基本的なことも含めて20個くらいの禁止事項があり、私はちょっと厳しすぎないかな?と思いました。しかし、反対にKlasik Beansのウデンさんはとても良いシステムだと言う意見。彼の話では、インドネシアのバリ島では、観光客がツアーガイドを通さずに個人でバイクを借りて好き放題の場所でお酒を飲んだりしていて収拾がつかないのだそうです。それを聞いて確かに観光客からしたら自由の方が良いけど、自分が住民の立場だったら迷惑と感じることもあるなとハッと考えさせられました。
このプログラムに参加させてもらい、インドネシアやタジャンの人たちと旅をする中で様々な意見を聞く機会に恵まれ、今までの自分の考えにはなかった新たな発見があり、考えさせられることばかりです。
とくに、Klasik Beansが、小学校の時から学校教育とはまた別にコーヒーの栽培からマーケティング、さらには自分たちの伝統文化まで学ぶことができる塾(インフォーマル・スクール)を運営していて、農家の子供たちが自然や文化など、学校では教えてくれない暮らしに密着したことを学べる環境があるということが本当に素晴らしいと思います。
日本では決められたことや学校で教えられる勉強が全てで、それができることが賢いとされますが、本当に必要な知識は学校の中というよりも、外にあるのではないかなあと、Klasik Beansのみんなの話を聞いて、考えさせられていました。
ツアー5日目の報告もお楽しみに!!!
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*それぞれの感じたことや意見を聞くことができてとても良い時間になりました。
Exchange program between farmers in Tadian and Indonesia through bird surveys - Day 4
Finally, it's Day 4!
We started the day with a breathtaking view of a sea of clouds from the deck of our accommodation, Layog Country Farm—a perfect beginning to the day!
Apparently, seeing a sea of clouds depends on several weather conditions aligning, so we were very lucky!
The main program for the day was a visit to the neighboring municipality of Sagada. Sagada, located about an hour and a half away by car,  is a well-known tourist destination that draws visitors not only from Manila but also from abroad. Compared to other areas in the Cordillera, Sagada is notable for actively preserving its traditional culture. Joining us on the visit were Klasik Beans (Indonesia), CGN, and seven coffee farmers from Tadian. Our purpose in visiting Sagada was to learn how this well-known coffee-producing area is integrating coffee farming with ecotourism.
After breakfast, we left Layog and arrived in Sagada around 11 a.m. Tourism in Sagada is more systematically organized compared to other parts of the Cordillera. Visitors are required to register at the Department of Tourism office before entering any tourist site, and it’s mandatory to be accompanied by a local guide.
As mentioned earlier, Sagada continues to honor its traditional customs. Decisions made by the community elders are considered final. For example, if a funeral is being held near a tourist spot and the elders prohibit outsiders from entering, that area becomes off-limits—even if tourists have already made reservations. In fact, our eco-trekking tour to a coffee farm had to be changed at the last minute due to a nearby funeral. The local Guide Association arranged for us to visit a different coffee farm instead. Sagada’s strong commitment to protecting and honoring its traditional culture may be one of the reasons it has succeeded in branding itself as a “traditional village.”
So what is Sagada’s culture like, exactly? To find out, we visited the Ganduyan Museum, where the owner walked us through displays of traditional tools, weapons, and crafts. Surprisingly, there were even helmets left behind by Japanese soldiers during World War II. Toward the end of the war, the Japanese army moved north from Manila to the Cordillera, which explains why such relics can still be found deep in the mountains of Luzon.
There were many types of baskets on display, each designed for a specific use—like storing rice or beans, or carrying food and tobacco during hunting trips.
After exploring the museum and enjoying lunch, we headed to the Caveman Coffee Farm, where we got to experience the full coffee process—from harvesting and processing to roasting and tasting. The Tadian farmers were especially curious, since Sagada coffee is quite famous in their region. The members of Klasik Beans were also in their element, sniffing the drying beans and sharing their impressions—true coffee professionals! I tried to copy them, but honestly, I couldn’t tell the difference in scent at all (haha).
Here’s Andri from Klasik Beans smelling the drying coffee beans.
As a side note, we spotted some hanging coffins on a distant cliff while at the coffee farm—part of Sagada’s unique funerary tradition. The deceased were placed in coffins and suspended on cliffs. Looking through binoculars, we could even see bones sticking out of the gaps. It’s said that these coffins were carried up the steep cliffs entirely by hand. The locations are so extreme, it’s hard to believe it was done by people!
This photo is from a different spot, but hanging coffins can be seen all over Sagada.
After the coffee farm tour, we headed straight to Sumaguing Cave. I had assumed we’d just take a quick walk through the cave and be done—but wow, was I wrong! It was a real adventure. As soon as we entered, we could hear bats overhead and had to carefully avoid their droppings on the ground. There was no requirement for special shoes—in fact, at one point the guide even told us to take off our sandals! We climbed slippery rocks, used ropes to descend small cliffs, and got drenched by underground water dripping from above and pooling on the cave floor.
As a Japanese person, I couldn’t help but wonder if this level of casual, hands-on adventure would ever be allowed back home, safety- and hygiene-wise (haha). But both the Tadian and Indonesian participants, used to working in the mountains, handled it all with ease. As for me—raised in a much more sheltered environment—I spent most of the time just trying not to slip, and barely had the chance to take in the scenery that the guide explained about.
Inside the cave—one participant from Tadian brought a small child and had to carry them while climbing, which was nerve-wracking to watch!
After making it out safely, we checked into our accommodation, changed out of our soaked clothes, and headed to Gaia Café for dinner. After such an active day, we were starving—and the hearty plates of food really hit the spot.
The portions were massive—I couldn’t even finish everything!
Once we were full, we had a group meeting to reflect not just on today, but on the past three days of the program. This was our last all-group meeting, as the Bird Research team would be leaving for Manila early the next morning. Everyone took this chance to share their thoughts and experiences.
As the theme of this program suggests, the presence of wild birds is a strong indicator of a healthy coffee-farming environment. That’s why it’s so important for farmers to understand the role birds play. During the meeting, both the Tadian and Klasik Beans participants said they wanted to observe the birds on their farms more closely from now on. Just hearing that made me feel that the visit from the bird research specialists was truly worthwhile.
One issue that Tadian’s farmers are facing is a lack of younger generations interested in coffee farming. In contrast, many members of Klasik Beans are in their twenties. One Tadian farmer said, “We’re all getting older, and we don’t drink coffee using fancy hand-drip methods, so we don’t really understand coffee quality. You’re young—and that alone is impressive—but on top of that, you actually know what quality coffee tastes like. That’s amazing.”
To that, Uden from Klasik Beans shared their story: “In the beginning, most of our members were over 50 and mainly vegetable farmers. But we created a kind of informal school for the farmers’ children, where they could learn everything from coffee farming to marketing, and even how to care for the natural environment. Now, most of our members are under 50.” Their commitment to building a future for the next generation is truly inspiring!
As for Sagada’s ecotourism, when we registered at the tourism office, we watched a video that listed about 20 rules—including basic ones like “no loud noises.”  I initially thought the rules were too strict, but Uden from Klasik Beans actually praised the system. He explained that in Bali, Indonesia, tourists often do whatever they want—renting bikes and drinking anywhere without guides, which has caused lots of issues. His comments made me realize that while freedom is nice for tourists, if I were a local resident, I might see things very differently.
This trip has given me so many opportunities to hear different perspectives from people in Tadian and Indonesia. It’s made me question some of my assumptions and opened my eyes to new ways of thinking.
One thing that really stood out was how Klasik Beans runs an informal school, separate from regular education, where kids can learn practical skills like coffee farming, marketing, and preserving their culture. It’s a place where they can learn about nature and daily life—things schools don’t usually teach. I think that’s amazing. In Japan, intelligence is often measured by how well you do in school and stick to the rules. But maybe the knowledge that truly matters is actually found outside the classroom.
Looking forward to sharing Day 5 with you soon!
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