#問題の焦点化
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ケビン松永 @Canary_Kun 自分は情報安全確保支援士(登録セキスペ)も持っていて素人ではないんですが、セキュリティ脆弱性に対するサイバー犯罪については、もう心情的に白旗を上げてしまってます。 技術的には対策が打てたとしても、運用が追いつかない…。そんな気持ちを連ツイします。 一部上場企業グループの情報システム部とかになると、大きなシステムが数十〜3桁以上、サーバー(VM)も数百以上、基幹ネットワーク機器も3桁以上、余裕であるわけですよ。 そして、あらゆる方面から「緊急」「重大」とかラベル付いてるクリティカルな脆弱性情報が飛んでくるわけですよ。 金曜日の夕方にそんな情報が展開されても「は?」なんですよ。 緊急でパッチ当てろとか言われても無理なんですよ。土日だってシステム動いてるから気軽に止められないんですよ。 そもそも、どの機器が対象かを洗い出すのに骨が折れるし、サービス停止や再起動が必要なのかどうか分からんのですよ ハード関連なんて、稼働中はデータをメモリに読み出して動いているから、一部が壊れていても動き続けていて、再起動した時点でその故障が顕在化するということもあるんですよ パッチのせいでシステムが動かなくなるなんてことも余裕であるんですよ。なので、どこまでテストやる?とか悩ましいんですよ 金曜日の午後に、重大なセキュリティ脆弱性の報告受けて、そこから管理職集めて対策会議とかも厳しいんですよ。 そりゃ、ゴジラが攻めてくるみたいな時は対策会議やるんだけどさ そういうレベルではない頻度で、Micorosoftがカジュアル重大なセキュリティ脆弱性のアナウンスしてくるんよ。 一方で、経営者レベルから見ると、セキュリティ脆弱性対策を頑張ったところで、会社の売り上げが増えるわけじゃないので、マジでお荷物なコストでしかないのよ。 せっかくITにお金使うなら攻めのITに投資したくて、セキュリティ対策は本当に後ろ向きなコストでしかない。 緩いセキュリティ運用をしていても、とりあえず普通にシステムが動いていれば、直近で困るわけではないからね。 耐震性に問題がある建物でも、現時点で崩落してるわけじゃなければ大丈夫。普通に住める。大きな地震さえ来なければ。 情報システム部にとってのサイバー犯罪も同じです。 ほんと、日本全国の情シスはKADOKAWAの件を見ていてヒヤヒヤだと思うね。 「うちはちゃんとやってるから大丈夫」って自信を持ってる人なんて一人も居ないと思う。みんな水際で塹壕戦を戦っている。明日は我が身。 (正直な気持ちとして、企業の管理職としてその戦いを続けていくのは無理なので、ワシはその戦いから降りたという気持ちもある。ミッションクリティカルなシステムを守り続けられない。いまは外部委託要員で、プロジェクトのルールに基づいて、自分のPCを守るのが責任であり、善管注意義務の守備範囲) ドローンの飽和攻撃を受け続けているみたいな状態で、どれだけ防衛費と人員を割けばええんや…。 平時は穀潰し扱いだし、万が一防衛線を抜かれたら焦土になるし…。 という情シスの悲哀を代理でつぶやいたら、めっちゃコメント集まってきてて笑える(泣ける)
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ピケティ的視点でインフレを捉えるとき、焦点はズバリ:
📌 インフレが不平等(格差)をどう変化させるか?
ということになります。
ピケティは『21世紀の資本』『資本とイデオロギー』『平等についての小さな歴史』などで一貫して主張しているのは、
💡 「長期的に見ると、**資本収益率(r)が経済成長率(g)を上回ると、格差は拡大する」 (r > g の法則)
です。
ではここで、インフレが出てきたとき、 この「r > gの構造」にどう作用するのか、具体的に見ていきましょう。
🧠 ピケティ視点から見たインフレの意味:3つの軸
① 📉 インフレは「通貨建ての資産」を破壊し、「実物資産」を守る
● どういうこと?
インフレが起こると、預金・債券などの通貨ベースの資産は目減りする。
一方、土地・株・不動産・美術品などの実物・収益資産は、インフレに応じて価値を保つ/むしろ増える。
● ピケティ的に言うと?
「すでに資本を持っている人」は、資産構成が実物中心なので守られる。
「持たざる者(主に労働者)」は、給料や預金が実質的に目減りし、格差がむしろ拡大する。
💥 インフレ = 富裕層の“防衛力”と、労働者階級の“無防備さ”をあぶり出す。
② 🧾 インフレは「政府の借金を圧縮」するが、そのコストは誰が払うか?
● ピケティ的関心
インフレは国家債務を相対的に軽くする。
でも、それによって誰が得し、誰が損をするのかが重要。
● 実例(歴史)
戦後フランスでは、インフレで国債を「実質踏み倒し」。
それによって国が財政再建したが、そのツケを払ったのは国債を保有していた中産階級。
一方で、富裕層は資産を不動産や外国資産に逃していた。
● ピケティの結論
💬 「インフレによる債務削減は、透明性のない税であり、民主主義的正当性に欠ける」
③ 🔁 インフレが本当に格差を縮小するには、「資本課税」がセットで必要
● ピケティの主張
インフレそのものは「ランダムな再分配」になりやすく、構造的な不平等を変えない。
富の偏在を解消するには、資本そのものへの課税(相続税、資本税、累進課税)が必要。
● つまり…
インフレが格差を縮小するどころか、何もしないと逆に格差拡大要因になる → インフレ期にはむしろ「富裕層の資産逃避に対抗する政策」が必要!
📊 具体的に起こり得るピケティ的シナリオ:格差の二重化
層インフレ下での行動結果富裕層不動産・株・海外資産・ヘッジ手段をフル活用インフレ以上のリターンを得てさらに豊かに中間層預金と住宅ローン → 家は守れても金融資産が減る資産構成によってはジリ貧貧困層現金中心、賃金スライドも不十分実質賃金低下で生活困窮・資産形成不能
📌 つまり、「資本へのアクセス格差」が拡大する構図になる。
🏛 ピケティ的処方箋:「インフレ×格差」をどう是正するか?
インフレ時にも富裕層に資本課税(資産課税)を実行
※ フランス革命後や戦後に行われたような臨時資産税など
年金・最低賃金・社会保障を「物価スライド制」に
労働者・年金生活者の購買力を守る
家賃・公共サービス価格の一定抑制
「生活インフラの市場化」を制限する
公共投資や教育への積極的再配分
インフレがもたらす税収増分を「社会的資本」へ還元
🧠まとめ:ピケティ的に言うと…
✅ インフレそのものは再配分的な効果を持つが、富を持つ者のほうが“逃げ足”も“防御力”も強いため、 ⚠️ 放置すれば格差はむしろ拡大し、社会の不安定化を招く。
→ だからこそ「政治的な再配分政策」が不可欠。 → それがなければ、インフレは新しい階級社会を強化するだけになる。
さらに深堀りすると、「ピケティのr > gの法則をインフレ下でどう読み替えるか」という話も面白いですよ。興味あります?
4o
You said:
「ピケティのr > gの法則をインフレ下でどう読み替えるか」教えてください。
ChatGPT said:
はい、これはピケティ理論の中枢と、インフレの本質的な意味がぶつかる深いテーマです。 ここを読み解くには、まず「r > g」が何を意味し、それがインフレ下でどう変わるかを一歩ずつ整理する必要があります。順を追って解説します。
🔁 そもそも「r > g」とは何か?(おさらい)
ピケティの核心命題:
r > g → 「資本収益率(r)が経済成長率(g)を上回ると、富は労働ではなく資本に集中する」
r(資本収益率):資産を持っている人が得る利益率(株、不動産、配当、家賃など)
g(経済成長率):GDPの伸び率=労働者が得られる所得の成長ペース
つまり:
資産を持っている人は、rによって雪だるま式に富が増える
労働者の所得はgでしか増えない → 相対的に貧しくなる
🔥 インフレが出てきたとき、「r」「g」はどうなる?
インフレの中では、名目と実質を区別する必要があります。パラメータ名目上実質(インフレ調整後)r(資本収益率)株や不動産価格が上がりやすく、名目rは上昇しやすい物価上昇を超えてリターンを出せるか次第g(経済成長率)名目GDPはインフレで見かけ上上昇実質GDPはむしろ鈍化(インフレは生産性を下げる傾向)
🔍 ポイント:
💥 インフレ期には、実質gは停滞 or マイナスでも、rは維持されやすい(or 高騰する) → 結果的に「r >> g」がさらに強化される
📈 インフレ下での「r > g」読み替えバージョン
ここでの重要な問い:
🔄 インフレの環境下でも、r > gは維持されるのか? 変化するのか?
結論:
✅ r > gは、むしろ拡大する傾向がある。
なぜ?
富裕層は資産(株、不動産、土地、金など)を保有し、その価値がインフレに応じて上昇。
しかも、負債も保有していれば、インフレによって実質的に軽減される。
一方、労働者の所得(g)は、賃金のスライドが遅れたり、雇用が不安定化したりして上がらない。
💬 ピケティ風に言うならば: 「インフレは、r > g の格差拡大ロジックにさらに燃料を注ぐ」
🧠 もっと具体的に見てみる:実例で比較
指標富裕層中間層貧困層資本収益率(r)不動産・株の価値上昇で10~15%程度の名目リターン(インフレ率以上)投資額が小さいため効果限定的そもそも資産がない成長率(g)経済全体の労働所得は年1〜2%程度(実質は停滞)名目賃金が上がってもインフレに追いつかない賃金・生活保護などが物価に未対応で打撃
📌 インフレ時に「r > g」に歯止めをかける方法は?
ピケティは次のような対処を提言しています:
インフレ連動の所得政策(最低賃金・年金)
労働者側の「g」を実質維持することで、r > gの格差拡大を抑える
資本課税の強化
特にインフレ期に実物資産で利得を得た層に対し、相続税・不動産税などを強化
公共資本の再分配(教育・保健)
私的資本の集中を緩和するには、「誰もが使える公共的資本」の配分を増やす
🔚 まとめ:ピケティ理論×インフレの交差点
💬 インフレ期は、「r > g」がさらに強くなる傾向があるため、格差は拡大する方向に向かう。 インフレは「偶然の救済者」ではなく、「意図的に再分配政策と結合しない限り」、 むしろ格差を構造的に強化する側面がある。
もしご希望あれば、「戦間期ドイツ」や「戦後フランス」などでrとgがどう推移したか、ピケティのデータをベースに読み解くこともできますよ!興味あります?
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)2月23日(天皇誕生日)弐
通巻第8666号
ペンタゴン高官五人を解任、民間業者5400人解雇
チェーンソーのごとく、無駄の削減に伐採音が鳴り響く米国
*************************
トランプ大統領が言い放った。「ゼレンスキーにはうんざりだ。バイデンの三年間、かれは何をしていたというのだ?」。彼の支持率は4%しかない」
ウクライナは米国の要求した鉱物資源開発権を拒否から承認へと立場をかえた。マスクが「それならスターリンクの提供をやめる」と条件をつけたらしい。
またウクライナのポロシェンコ前大統領は選挙を「10月26日におこなう」とした。なぜ10月26日なのかの根拠は示されないが、ウクライナの選挙の難題は海外にいる数百万の有権者をいかに投票に繋げるかということだろう。英誌『エコノミスト』が「もし、いまウクライナで大統領選挙が行われたら、ザルジニー前司令官が65%の票を集める」と予想したという情報がある。
さてトランプは、統幕本部議長のチャールズ・ブラウン(黒人二番目の大将だった)の解任を発表し、ダン・ケイン退役空軍中将を後任に指名した。
さらに「『ミラー派』に繋がる高官五人をつづけて解任する」とした。リザ・フランテッツテ(女性初の海軍作戦本部長)、ジム・スライフェ(空軍司令)などがリストにのぼっている。またペンタゴンと契約企業の5400人を解雇した。
すでに1月28日、ピート・ヘグセス国防長官は、反トランプのミリーを要人警護の対象から外し、機密情報へのアクセス権限を取り消した。そればかりかミリーの在任中の行動などを調査するよう指示した。
前日にヘグセスはブラウンとあったばかりだった。ペンタゴンの高官らの解任理由は「軍の効率化、戦える軍隊の再建」だが、ミリー前統幕本部長は、トランプを「ファシスト」呼ばわりし、軍内のWOKEに関心が深く、またDEI政策を進めた。つまりトランスジェンダーも入隊させ、アフガニスタンでは無様な撤退を演じた。
潜水艦に乗り込んだ女性兵士は帰還時に多くが妊娠していたり、戦闘現場に女性兵士を送り込むと能率が下がった。あまりのことに、白人の軍人家庭は三代続けて軍人になったが、孫たちを軍に就職させない現象がおきた。能力ではなくWOKEの理解派、DEIが出世の基準となったため、黒人という理由で能力がある白人軍人たちを飛び越えて昇進した。バイデンのDEI政策の狂気とも云われたが、民主党政権の軍認識はそのていどのものだった。
アメリカの多くの有権者はドラスティックな改革を望んでいる。うんざりしたのは「コメディアンではそこそこ成功しただけのゼレンスキー」(トランプ)ばかりではなく民主党の腐敗した執行部だった。トランプは公約したことを実行しているだけである。
ジョン・ダン・ケイン新統幕本部長は、F16のパイロット出身で退役空軍中将。2021年からCIA軍事担当副局長を務めた。それまでにも国防次官補(調達・維持担当)の特別アクセスプログラム中央事務所長、現役時代は統合タスクフォース「生来の決意作戦」の副司令官だった。
ケインはバージニア軍事大学を卒業し、経済学の学士号を取得している。
面白い世論調査がある。
YOUGOVという世論調査期間が5000人のアメリカ人に聞いた。トランプとゼレンスキーと、そしてプーチンと誰が『独裁者ですか?』
平均的な回答
ゼレンスキーが独裁者 22%
トランプ 41
プーチン 71
民主党支持者に絞り込むと
ゼレンスキー 15%
トランプ 68
プーチン 83
共和党支持者はまるっきり逆で
ゼレンスキー 33%
トランプ 11
プーチン 68
さてどちらが独裁者かというのは判定基準によるだろう。
トランプは正式に選挙で選ばれたが、たとえ大統領命令をだしても、一方的に高官を指名しても議会が反対すれば成立しない。軍をかってに動かすわけにも行かず、州兵動員も州法の改正もアンタッチャブル。大統領権限の埒外である。トランプを批判するメディアは健在で表現、報道の自由は確保されている。
他方、ゼレンスキーは選挙の洗礼を受けていない。かれを批判するメディアはウクライナに存在しないし、野党は11の政党が解散を命じられている。このように最低の民主主義の判断基準から言ってもトランプが独裁者という事実はない。左翼の情報操作ということが分かる。
▼土産はチェーンソーだった
ヴァンス副大統領は保守政治行動会議(CPAC)で次の演説を行った。
「若い男性への私のメッセージは、男性だから、冗談を言うのが好きだから、友達とビールを飲むのが好きだから、あるいは競争心が強いからという理由で、あなたは『悪人』だという(面妖な)メッセージを、この壊れた文化から受け取らないようにすることです。文化的なメッセージは、男性であろうと女性であろうと、すべての人を同じように考え、同じように話し、同じように行動する両性具有の愚か者に変えようとします。私たちは、神が男性と女性とを目的を持って創造したと考えています。皆さんが若い男性として、若い女性として成長することを望んで
います。そして、私たちは公共政策を通じてそれを可能にするよう支援します」
大統領選挙では若い男性(18歳から29歳)の49%、男性全体で54%がトランプに投票した。
恒例の「保守政治行動会議(CPAC)」に登壇したのは副大統領のほかにスティーブ・バノン、イーロン・マスク、ゲストがアルゼンチンのミレイ大統領だった。ミレイは「おみやげ」と言ってマスクにチェーンソーを贈呈した。「斬って斬って斬りまくれ」というわけだ。。
そして斬りまくっている。最初に手をつけたのはUSAID、ついで教育省の幹部55名、この勢いはさらに増した。連邦政府機関のすべての部署に設置されたDEI関連ポスト閉鎖である。すっきりした。
起業家のイーロン・マスクが率いる政府効率化省(DOGE)のもと、各省庁で政府職員の解雇が進み、波紋が広がっている。
国防総省は声明で、「効率性を高め、大統領の優先事項と部隊の即応性の回復に再び焦点をあてるため、職員を5~8%減らす」と述べた。
現在、連邦政府の7万5000人が退職勧告に応募している。
女性報道官は27歳の才媛キャロライン・リビット女史。CPACに登壇して若い女性に「夢を捨てず自分を信じることが大事」と語りかけた。
「トランプ大統領が作り上げた素晴らしい内閣を見てください。アイデンティティ政治には関心がありませんが、大統領は米国史上初の女性首席補佐官スージー・ワイルズ氏を任命し、農務長官にはブルック・ロリンズ氏が就任しました。内閣全体を見渡してください。素晴らしい女性がいます。教育省を率いるリンダ・マクマホン氏など、女性の閣僚リストは尽きません。」
意気消沈の民主党は牙城がカリフォルニア州だが、ロス大火の責任問題が議論されたロスでは、2月23日になってバス市長はレスビアンの消防局長を解任した。バス市長自身は、当日南アフリカへ訪問に出かけていたが、その責任を転嫁するかたちとなった。
左翼メディアも意気消沈している。このトランプ改革の勢い、どこまで続くか?
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青森県八戸市のみちのく記念病院の患者間殺人隠蔽(いんぺい)事件を受け、県と市は19日、病院に対する臨時の立ち入り検査を始めた。虚偽の死亡診断書の作成経緯などに加え、日頃の医療行為についても抜き打ちの検査を繰り返して調べる。診療記録などによると、瀕死だった被害者の手当ては医師の診察なしに看護師だけで行われていた。こうした行為が常態化していなかったかも、検査の焦点となる。 隠蔽事件では、元院長の石山隆容疑者(61)と、その弟で医師の石山哲容疑者(60)が犯人隠避容疑で県警に逮捕された。県と市の検査は医療法に基づくもので、法令違反や過去にも死亡の経緯が隠蔽された事例がなかったかを確認し、問題が確認されれば行政処分を検討する。 殺人事件は2023年3月に発生。入院していた被害者の男性(当時73歳)は同月12日深夜、相部屋の男(59)(殺人罪で懲役17年が確定)から歯ブラシの柄で顔面を何度も突き刺され、午後11時45分頃に血だらけの状態で見つかった。 捜査関係者によると、被害者の主治医だった哲容疑者は当時院外にいたが、直後に看護師が「外傷がある」と連絡。読売新聞が入手した診療記録には、翌13日午前0時35分頃に止血剤の使用を、同1時15分には血液検査のための採血を、ともに哲容疑者が指示したとの記載がある。 被害者は院長だった隆容疑者が担当するフロアに移され、手当てを受けた。その後の診療記録にはたん吸引や酸素吸入などをしたとあるが、捜査関係者によると、隆容疑者も院内に不在で、看護師が医療行為の指示を隆容疑者名義で出し、看護師だけで治療していた。この間、両容疑者以外の医師も対応していなかった。診療記録には指示の「代行者」として複数の看護師の氏名がある。 被害者は午前8時半頃に心肺停止状態になったとみられる。診療記録には心臓マッサージをしたとの記載があり、同10時10分に死亡が確認された。捜査関係者によると、隆、哲の両容疑者は13日朝に出勤した後も被害者を診ていない。 一方、頭部や顔面の損傷だった死因を「肺炎」とした死亡診断書については、病院職員が県警に対し、隆容疑者の指示で作成されたと説明している。医師署名欄には、医師免許を持つものの、認知症疑いで入院していた男性患者(当時89歳、昨年死亡)の氏名があるが、県警は男性患者も被害者の体は確認していなかったとみている。
みちのく記念病院の殺人隠蔽、死亡した被害者の手当ては看護師のみ…診察なし医療が常態化か(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
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#日常
「ラストマイル」観てきました。
元々はMIUの二人組目当てというのが動機でしたが、それ抜きでも観に来て良かった!面白かったです!これ書いたらネタバレになるかな〜〜などと考えてると、感想は「面白かったです!」の一言に落ち着くんですね。ほんと…しみじみ良かった……。
勧善懲悪でスッキリする部分もあり、反面全てがめでたしめでたしで終わるわけではないので(救われないところはほんとに救われない)、彼らの明日を、今後を、かき乱されながらも考えてしまいます。問題提起されている部分がほんとに今この社会でのリアルな課題の部分でもあるので、リアリティがありすぎて現実と物語の境目が曖昧になってくるような感覚。つらい。
でも、観終わって絶望に叩き落されるとかそんな感じではなく、走り抜けた後の気持ちよさみたいなものはあるのです。それなりに気持ちよさを感じた後に、いやでもそういえば?と立ち止まって考えた時に、周囲に暗闇がいくつも口を開けて待っているさまが見えてしまって呆然とする、という感じでしょうか……。例えが下手だな。これだったら海苔弁が唐揚げ弁当に変わる方が上手いってもんよ!
ただまあ、観終わって最初に思ったことが「……明日も頑張るか」だったので、そう思う私はとても単純なんでしょうか。でもそう思わせる力があるってすごいことだよなぁと思うのです。
あとは、纏まらないけど思ったことをちらほらと。初見の感想なので何も煮詰まってないです。思いつくまま箇条書き。
▼すべてはお客様のために、ね……。ほんとにこれ、魔法の言葉でもあり呪いの言葉であるわけで。考えてみれば、私のいるところだってもうひとつの「ラストマイル」ならぬ末端であるわけで、何だかなぁ、そうなんだよなぁ……皆様の尽きぬ欲望の何千億?何兆億分のいくつかを受け止めているんだよなぁ。しかしその欲望なしには何も動かぬこの世界。欲望あっての我々でございます。
何度も出てくるこの「want」、消費者側である私たちに問いかけてきているのでしょうね。What do you want? あなたの欲しいものは何ですか?
あなたの本当に欲しいものは……?
▼しかし物流センター、この映画の中のシステムがどれだけ現実と一致しているのかは分からないけど、まるでボールコースター(正式名称が分からないけど、レールの上をボールが延々と転がっていくやつ。名古屋市科学館の中にあるのは見たことがある)を見ているような気分。一日でもずっと見ていられそう。
ぐるぐるぐるぐる回って止まらないボールのように、永遠に止まらない物流の世界。それこそ、人が命を絶とうとしても……。
そんな血の通っていないローラーコンベアと、末端の人力とアナログの世界の非情なまでの対比が印象に残りました。
本社側(それこそ米国側)の人々にとって、羊運送やラストマイルのあの佐野運送の親子などの人たちは、きっとローラーコンベアと同じようなものに見えているんだろうなと。
そういえば途中エレナが「FAX〜〜〜〜!!??」と叫ぶシーンがあるんですが、そうなんですよ!!末端はまだろくなシステムが構築されてないのでFAX大活躍の世界線なんですわ(使う側の高齢化もあり)。
「稼働率」の世界とアナログの世界で挟まれるヒツジ急便のヤギさん……なんかもう、わかるぅ……投げ出したくなるよねぇ……と、ある意味あれは涙なしには見れない部分だわ。血と汗と涙的な意味の涙ですが……。
ところでボールコースターの話を出したら、志摩のピタゴラ装置を思い出してしまいました。MIUではあのピタゴラ装置が結構重要な視点になってきていたけれど、それはラストマイルとリンクしているのだろうか……?
▼それにしても、伏線のように思われる箇所が大量に出てきて、1回ではとても推理しきれないところばかりでした。
※※この辺りからかなりネタバレが多くなってくるので、回避される方は薄目でスクロール推奨します※※
・12個の爆弾は全て見つかっている、という理解で間違ってないですよね??サラに向かってエレナが最後に言い放った「爆弾はまだある!」の爆弾は、飛び降り事件の隠蔽?の件や、物流業界での問題がまだ山積していること(またいつ爆発するか分からない)への比喩かなと思ったのですが、本物の爆弾がまだ残っていると考察される方もいて、どっちなんでしょ??
・事務所に泊まっている時にエレナが電話していた相手は恐らくサラだろうなと思うんですが、最後の「私はどっちだと思う?」の意味がまだ掴み切れない……。
考察動画で、メケメケフェレットが出てきた時点でもう私は「すごい……」としか言えなくなったのですが、まさかここでまたメケメケフェレット(伊吹語)を考えることになるとは……!しかし私の知識が非常に不足しているために、このメケメケフェレットの部分は考察し切れない……何故なら私がよく分かっていないから。勉強は何のためにするのか見失っている学生の皆さん、勉強や知識とは、こうやってお話をより深く楽しむために必要なのですよ。知らないということは、表面的なところだけ観て分かったような分からんような気分で悔しがる私みたいになるということだからな!!なんというか、学生時代にもっと名作と呼ばれるものにしっかり触れておけばよかったと、最近とみに反省している私なのでした。
・最初にも書いた「爆弾とは?」と思うものの、エレナがサラに最後言い捨てたシーンはめちゃくちゃスカッとして良かったです。
しかし、何かイレギュラーな事態が起こった時、あれだけ大胆に判断を下していけたらさぞかし気持ち良いだろうなぁ……。ここまで至る間の、アメリカ時代のエレナも見てみたい。
それこそピタゴラ装置じゃないですけど、誰と出会うか、出会わなかったか。五十嵐の下で働いていた山崎が嵌まってしまった袋小路、もしかしたらそれは、3年目のエレナだったかもしれないし、エレナと出会わなかった世界線の孔だったかもしれない。
そこで一つ救われるのは、エレナと出会ったことで、孔の分岐点は変わっただろうなと。この話の中で、それでも変わらない無情というものも描かれる中、明らかに変わっただろうな、と確信できる部分でした。ただ、だからといって孔の未来が光に満ちているかというと全然そうではなく、立場が変わり、その先には更に分岐点がいくつも待っているのでしょうが。
・例のあの暗号なんですが、見たままの意味だけではなくて、まだ何かあるの?か?最後のシーンで五十嵐が血相変えてロッカーを確認するシーンや、孔の最後のロッカーでのシーンがまだ咀嚼しきれておらず。この辺りは自分の中でもっと噛み砕くことができてから文にしたいと思います。一度では到底無理だわ……。
あと、MIUの音楽が流れた瞬間に沸き上がる血よ。これ多分たくさんの方と共有できそうなんですが、あれですあれです。……と書いといて、アレ?流れたのってMIUのテーマだっけ?伊吹のテーマのメロディーラインでしたっけ?特徴的なあのメロディーライン、イーリアンパイプという楽器の音らしいですね。MIUのテーマの方では、そこからバイオリンが入ってくる辺りの上がり方がもうね、大好きです。この曲流れると自動でスイッチ入るんですけど、多分これきっと私だけじゃない。滾るよな……!
数年越しにMIUのサントラ入手するかどうかを本気で考えている本日でございます。
・今回佐野運送の息子役を演じてらした宇野祥平さんという役者さん、私は以前「罪の声」(これも野木さん脚本でとても良かった)を観た時に、そのじんわり沁みるお芝居に良いなぁすごいなぁと思ったのですが、今回ので確信しました。良い……!
日ノ本電機のくだりはとても…とても良かったです。胸を張ってものづくりをしてきた人。会社はなくなっても、良いものを作ったのだという矜持が伝わってきて、じんわりくるシーンでした。
あと毛利刈谷おじさんバディ組も良き。何ででしょう刈谷さん実際に近くにいたらめちゃくちゃ鬱陶しいオッサンだと思うんですが、MIUの世界の中だと何だか憎めないんだなぁ。
▼そして最後に流れる、米津さんの 「がらくた」 。
MIUの「感電」が志摩と伊吹ソングだったし、「Lemon」は中堂さんと亡くなった彼女の歌。となると今回はエレナと孔に焦点が当てられているのかな?と何の根拠もなくそう思っていたのですが、映画鑑賞後は呆然としていてそれどころではなかったので、歌詞まで深く聴くことはできず。そして家に帰ってきて改めて歌詞をじっくり読んでみたのですが……。
これは……エレナと孔のことを歌ったものではなく、もしや…………。
作中で深く描かれることがなかった部分がこれだとしたら。切なさ大爆発で、観てから2日経った今、がらくたをリピート再生してはしょぼくれているところです。これは何というか……遅効性の毒みたいに効いてくるな……。
※※ネタバレ区間おしまい※※
というわけで、2日かけて仕事終わりにちまちまと書きためた初見の呟きです。とりあえず今は、職場で仲良い人たちに「み゛て゛!」と言い回る妖怪みたいになっているところです。み゛て゛!!!!
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2025/06/06
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面談.ᐟ.ᐟ
何をしたらいいか分からなくなってきて、はっきりと今はこれです❕が咄嗟に出せなかった。
現在はキャラクターとの心理的距離に焦点を当て、絵柄や構図によってその距離感を視覚化することを目標としている。
プレゼン時はグッズ制作の検討も行っていましたが、研究テーマとの整合性を重視し、現在は3つの異なる距離感を表現したイラスト作品の制作を中心に据えています。
絵を描いてそれを展示しようかなと考えてます✍‼️
日課のポーズ練習、個人的には「全然形が合わない😭😭(絶望)」だったので、破綻が少ないといわれ 「エッッ!!!!、エェッッッ???👉👈💦」 となった。
🔸ポーズモデルの方の動きや厚みがキャライラストに反映されていない。キャラの方は平面的でパネルっぽい
≫最近インプットばかりでアウトプットが少なく練習を活かせてないと感じていた。キャラが平面的になりがちなのは 『キャラの顔をしっかり見せたい、全身を綺麗に見せたい』 という気持ちが強く、マネキンのような貼り付けたありがちポーズになってしまっていると思いました。
模写ではなく1から普段描かないポーズでキャラを描いていきたい。アウトプットをしていく。厚みを出す。
🔸目力つよつよ問題
「目の圧で人倒せるぐらい強いのがいいよね♪♪♪」 という気持ちで描いてしまうのだが、普通に後日見返して「目ガンギマリじゃないか…………」となるので、敗因はこれ。 キャラの中で絵柄のブレが出てしまいがちなのを無くしたい。練習あるのみ
🔸絵柄と距離感との関連性。その絵柄である理由は何か
現時点でこれ.ᐟ.ᐟというのが出せなかった。そもそも自分の絵は発展途上なので、どんどん挑戦して見つけていきたい。
お試しで写真二枚にキャラを描きこんでみたが、もっと貼り付けた感とか、キャラだけ浮いてしまうのではないかと心配したが、いい感じに馴染んでくれたのでそれはよかった。
でも絵柄が変わっても馴染むよね~~~。って??それはそう。
🔸心理的武装っていうのは壁を作りたいのか
壁………???個人的なイメージは鎧とか強化アイテム。それをずっと持っているのは辛くないか?という質問に関しては、私は持ってないほうが不安なので(丸腰で戦いに挑んでいるようなもん)ない方が辛い。
持ってても辛いものは辛い……ですが、何かを持ってないとこの世界(世界?)はトゲトゲ過ぎて傷つくので。何も持ってなくても傷つかないくらい強かったら辛くないかもしれない。
前期はもっと絵柄などの幅を広げ挑戦していく
まずアウトプットが少ないと思うので、増やす。今までやってないことに挑戦する。
もっといろんなポーズを描きたい(アオリとフカンにすればいいとい事ではない)
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面談ド緊張しすぎて、受け答えがちいかわになってしまった。聞き逃しと私の解釈違いがあるかもしれない
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ただの考えです。 トランプは、太平洋への必要な転換でウクライナとヨーロッパを見捨てるという大げさな行動をとっている。アメリカは、大陸の防衛にはまったく必要ないのでヨーロッパから軍隊を撤退させる(1. ロシアはヨーロッパに侵攻したくない。2. 核兵器)。これは、平和に向けてロシアと協力する意思を示している。ロシアはヨーロッパでのこの譲歩を受け入れ、今やアメリカと直接衝突することなく、ヨーロッパの平和維持部隊は取引/安全保障の一環としてウクライナに移動する。これにより、西側諸国の地政学的立場への損失を最小限に抑えながら、必要な一時停止(停戦)が確保される。ヨーロッパは今後2~5年間、防衛費に重点を置き、次の避けられないラウンドに向けてゆっくりと準備する。議論の1つは「経済が低迷している中でヨーロッパはこれをどう行うのか」ということだろう。状況が悪化しても、2~5年はなんとか持ちこたえられると確信している。アメリカにはイラン問題もあり、これも交渉の議題になる可能性がある。私の記憶が正しければ、米国のピート・ヘグゼス国防長官は最近欧州を訪問した際にこれを「分業」と呼んだ。 もう一つの可能性は、西側同盟が限界に達し、米国が世界覇権から撤退しつつあるということだ。その代わりに、現在の形態ではヨーロッパを排除する可能性が高い新しい世界秩序に焦点を当てている。これが事実かどうかはわからないが、時が経てばわかるだろう。 今後数週間でハイレベルなチェスがプレイされるかどうかはわかりませんが、この歴史的に混沌とした時代は目撃し、記憶に留める価値があります。
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無題
平穏よりも胸のときめきをいちばんにしたら世界のぶあつい皮膚が一枚めくれたかのようになにもかもが歌い踊りかがやきはじめたのをいまでも覚えている。わたしは親が厳しくて外泊できないけれど、そのあいだに同級生の子たちはうつくしい島の海に反射する満月をみて、だれかと夜通しぴたりとからだをあわせて内緒話をするような、今にもぷつりと切れそうな糸のように細くて鋭い若さを世界の夢に浸らせている���感性を野放しにして、こどものころの感動をひとつずつ取り戻す時間がわたしにも必要だった。けれど思いどおりにいかないこともある、それも定めとおもって歯をぎゅっとくいしばる。わたしには必要だった。路上、白い廊下みたいに澄んだ朝霧をかんじる時間。薄いトップス。ズレた口紅。好きな男の子と寝て一限目をサボるとか、夜の街頭を走り抜け、くだらないことに時間とお金を費やすこと。「それだけじゃない、夜に遊ばなくても昼に釣りをしたりサッカーしたりそういう遊び方だってあるだろう。そっちのほうが幾分もまともだ」 おとうさんは夜遅くに帰ってきたわたしを叱りつけ、そう言った。わたしはけしてワルにあこがれているのではなくて、ただただ綺麗なものに飽きただけだった。わたしにとって祈りや信仰はさいしょから型があってそれに当て嵌めてハイ完成みたいなかわいいお菓子作りのようなものじゃなかった。昔も今も自分でうつくしい歌をつくれない。うつくしいものがたりをかけない。うつくしい絵を描けない。世の中にはフォロワーが万桁いる女子高生がいて、今、世界中では何千もの美術展が開催されていて、明日、いつかオリンピックに出るであろう少年がはじめてスケボーに乗るかもしれない。わたしには何もできないかもしれないけれど、彼らの生き様はわたしをわたしたらしめる微かなエッセンスとしてわたしに溶け込む。それを祈りという言葉で表象してはだめ?これからのことをかんがえると、ずっとどきどきする。目の前の光景が、訪れたことのない地の光が、風が、わたしを、わたしのからだを必要としてる気がする。世界中に張り巡らされた血管がわたしの心臓部にも繋がっているような心地。死ぬ5秒前ってどんな感覚なのかしらないけど、築き上げた塔が崩れてゆく感じなのかな、雪景色のような。
無題
朝起きたら腕に友達の噛み跡と身に覚えのない痣が3つくらいあった。耐え難い疲労がからだのあちこちにひっついて、入れ墨と化している。活字の海を、本をその背に背負えたらよかったのに、今のわたしを崖っぷちに引き止めているのはうつくしい言葉でもなくて、泥に塗れた重いカルマ。イヤホンの先から垂れ流れる音楽すらも風のように軽やかで自由なものではなくて、ねばねばした気持ちわるくてかなしいものに聴こえた。夏と、そのあつさと、その底知れぬ闇に街ゆくものすべてがこころのずっと奥の方で平伏している。昼過ぎにスクランブル交差点前の巨大スクリーンが薄青い空を泳いでいるようにみえたこと、街ゆく人の肌色が、シャボン玉のようにその熱を吸収して発光していたこと、ぜんぶなんか夢みたいにふわふわしているかんじがした。もうすぐでなつやすみなのに、大学入ってからそれまでもずーっと夏休みのような感じだったからあまりどきどきしない。みずみずしくずっと光っていたい。わたしもいつかデカい人間になりたい、いつかいつかいつかという文句ばかりが増えてゆくのを横目でみて、ぜんぶカサブタを剥がすように振り解いて拭ってくれる奇跡みたいな命、日々、音をどうしても期待してしまう。どうすればいいんだろーと思いながらまたあしたも友人と夜ご飯をたべにいく約束した。それでまた家に帰って、朝起きて虚無感に苛まされて、の繰り返しを大量の課題で中和する。薄暗い中でたべるごはんとか朝早起きして化粧をすることじゃない、今はなにもない海とか草原でなにも繕わずにその自然のデカさとか愛を仰向けになって享受するのがい��ばんただしいきがする。たすけてと呼ぶには大袈裟すぎるし。
end
泣き出しそうに張り詰めた空気に鼻を啜る。世界の彩度が落ちて、ぶあつい服を着た街ゆく人たちが皆んなちっちゃな怪獣みたいにみえる。肌寒い。外はずっと灰色、モスグリーン、レモンみたいな匂い。大きな木が揺れて、木の葉の上に横たわっていた雨の滴が霧のように3秒間くらい降った。最近は毎日毎日やることが多くて、それをこなしているあいだに1日が終わる。3日連続で化粧を落とさずに寝てしまった。多くの人が電車にのっているときに外の景色に目をやらないのと同じ感覚で、わたしも生活の外側にひろがる微かな動きに鈍くなった。ずっと特別でありたかった、1番愛されたかった、そういった思春期的な熱望とどんどん疎遠になっていく自分に日々焦ったり安堵したりしている。だけど同時に、わたしの中をまだ生きている17歳のわたしがその面影をときどき覗かせる。期待させる。突拍子もなく走ったり、ゲラゲラ笑ったりする。些細なことで泣いたり、理不尽な世界に怒っている。良くも悪くも変わっていくのなら、これからの自分に期待をしたい。アルバイト先では後輩が6人くらいできて、みんなわたしよりも仕事ができる。わたしはもともと注意をされると衝動的に泣いてしまうところがあったし、シンプルに忘れっぽかった。あまりにも器用に仕事ができないので、ある日店長とそのことについて話し合ったら意識の問題と言われた。その1、人からのアドバイスに劣っている自分を見出してはだめ。その2、素直に人からの意見を受けとる。その3、自分のためでなくだれかのために働く。この3つを約束した。夜の繁華街で50歳の男性に飲みにいきませんかと声をかけられたり、あした授業にどんな服でいくかを考えながら化粧品を見に薬局に寄り道したり、腕に点々とのこる虫刺され痕をみて、それを残した蚊のことを考える。あした、図書館で借りた本の返却期限。わたしもちっちゃな怪獣になって寒さをまるごと食べてしまいたい、寒い日の、霞んだ光やクリアな淋しさ、果実のようにぎゅうぎゅうに酸っぱい気持ちを。
slow burning
大学一年生というよりも、高校四年生というような振る舞いをしているなあ、と自分のことを客観視する。新宿の横断歩道橋から行き交う人々を眺める。つい最近まで、委員会の同期の仲の良さにムラができていて、グループとかカーストとかそういう言葉が浮上してきてしまうほど揉めそうになっていた。それでも、それぞれが居心地の良い場所にしようと歩み寄っている。こういう、諦めによる愛想ではなくて心からの気持ちに胸を打たれる。明大前の飲み屋で酔っ払って「俺みんなのこと愛してるよ」と照れ笑いする先輩に、わたしたちみんな、キモいねーなんて言って茶化した。そのあと夜の大学で騒いでいたら警備員に注意された。机の下に10円玉を落としたのを拾わないで帰る。いつまでも赦されていたい。山猫のような女の子でいたかった。すぐ隣、肌すれすれにだれかの温もりを感じて弱さを誤魔化すのではなくて弱さを共鳴しあっていたい。「東京の人は生き急いでいる」なんて言葉があるけれど、わたしは美しい光景がそこに広がっていれば必ず立ち止まる人でありたい。仕事に遅れそう、とか、終電が、とかじゃない、好きな人たちのためだけに忙しくありたい。恋人は待ち合わせをするとき、「どこでおちあう?」と聞くのだけど、高2の頃、初めて会う日、それを「(恋に)落ち合う」と勝手に解釈して勝手にどきどきしたのを思い出した。それからわたしも「どこで落ちあう?」と聞くようにしている。ドア窓の形に切り取られた青い影が電車のフロアに映って、がたんごとんという音に沿ってフィルム映画みたいに小刻みにうごいていた。池袋で新疆料理をたべて、お腹を下す。スペイン語の中間試験。渋谷で5分1000円の手相占いをしたら、鎖みたいにいくつもの線が絡まっていますね、と言われた。意外と気にしいなんじゃないですか?「そうですね」と答える。駄菓子屋で1000円使い切ったほうが幸せになれそうだとおもった。電車の隣の線路にカラスが一羽いた。こんなに近くでみるのははじめてだ、と思って、じーっとみつめた。黒なのに黒じゃなくて、光を受けて渋いグリーンや紫っぽくみえる羽毛に目を見張る。なんか、空はどこまでも真っ青なのに光の細部だけ色があたたかい夕方前みたい。ふわっとなにかに気付いて、じーっとそれを見つめて、そこになにかが“視える”とぜんぶ途端にスローモーションになって、焦燥感や虚しさがたちあがってくる瞬間がある。からっぽなのにぎゅうぎゅうな感じ。AirPodsをケースにしまう音が体感的に5秒間くらい耳に残ったり、自分の息遣いにどきどきしたり、すれ違う男子高校生の会話声や、鳥が羽をはためかせる様子がクリアに輪郭が保ったまま空中を転がる。ガムを買って噛みながら、心のもやもやしたなにかを同時に小さく噛み砕いてゆく。光の洪水。家に帰ってパスタをたべたあと、お風呂で下の毛をつるつるにする。夕方終わりにお風呂に入るの、とても好きだなあと思う。コンタクトレンズを外さないまま、化粧も落とさずベッドへダイブする。瞼の裏に東京タワーの赤がたましいの塊みたいにまあるく光っている、はやく何もかも諦められる年齢になりたいと思う。
無題
なんかまじでわたしが疲弊していて悲観しているのか、世界が残酷なのかわからなくなってきた。脳科学の講義を受講したあと、テキトーに混雑した休日の街をあるいていたら皆んなの脳みそが透けて浮きでてきそうで気持ち悪くなった。地球4周分の神経線維。そう、どでかい爆弾が街ゆく人々の頭蓋骨に葬られている。ニューロンが軸索を介してつながってゆく、放出と受容を繰り返してみんな手を繋ぎあってゆく。セール中でバイトの雰囲気がぴりぴりしていて、みんな資本主義の豚みたいに働いていた。うつくしくないとおもったし、私も美しくなかった。結いた髪に、ぴたっとあげられた前髪。なにを思っているのかを書くのがずっと怖かった。もしかしたら私の感じているこの欲望はとても汚らわしいもので、それゆえにだれかを傷つけてしまうかもしれない。でも、言葉にしなければすぐにわすれてしまう感情に名前をあげなくなって、水をあげなくなって、そうしたら、じぶんの脳みその溝をうめていたみずみずしい苔までもがすっかり枯れきってしまって虚構を連ねるようになった。空洞に哀しみの音だけが響き渡る。友達はいるけど、私はその友達の1番になれない。恋人みたいな人はいるけど、私はその恋人の1番にはなれない。1番っていうのはほんとうの意味での1番、2番とか3番とかがいない1番。圧倒的な2人の世界の中でのフェアで高貴な1番。有名になりたかった。文章でも外見でも写真でもなんでもいい、だれにも敵わない羽根で世界を羽ばたいてみたかった。わたしを選ばないで、そこらへんのそれっぽくかわいい女の子を選ぶかっこいい男の子たちを信じられないでいる。外国に行ったらモテるよ^_^と投げかけられた言葉について何回も考えるけど、考えるたびにかなしくなる。でもね、神様はいるとおもう。木漏れ日の首筋に、砂丘のしずけさに、広大な空の一枚下に、その温もりと永遠が芽吹いているのをしっている。そのたびに、わたしはこの世界に愛されていて、まだ19歳で、まだ何にでもなれて、そして世界を(気持ちがあふれてしまいそうなくらい)等身大で愛しているドラゴンみたいにかわいい女の子だとまじないを唱えるようにして心を強く保つ。アスファルトに散った桜が朽ちて、吐瀉物のようにグロテスクにぬるい光を浴びている。走り抜ける。だれかの憎悪の中に、疑念の中に、見下しの中に憧憬の眼差しを覚えながら。東京で灯される光の数だけ、アフリカの広原でつややかな花が咲けばいいのに。光の重さの分だけ、銃弾が軽くなればいいのに。帰り道、ひさしぶりにパンを買って帰った。
日記
弟がiPadのタッチペンを無くしたらしくて、それを聞いた母がすぐにAmazonで検索して新しいのを買った。こういうとき、ほんとうになんか小さなことだけれど、すごく心が愛にみちる。
大学の新校舎の建物のにおいが400人もの人が集まった大教室の縁をすべっていく。扉を開けた瞬間、目と目と目がわたしの顔を捉える。湿気漂うフロアにだれかがペンを落とす音、先生のマイクが吐息までもを拾って湿った熱を加速させる。「儚いって聞いて何を思い浮かべますか?蝶?蛍?蝉?トンボ?」 教授がそう聞くと、みんなのえらぶ選択肢がちょうど均等に分かれる。講義が終わるといつもすぐに帰るイケてる男の子が蛍を選んでいて、なおさらかっこよく見えた。わたし、インスタのフォロワーが490人いるんだけど、その人数って今見てるこの人たちよりももっともっと多いのかと思うとなんか心強いような息苦しいような、不思議な気持ちになるなーとぼんやり思った。君たちはぶっちゃけ勝ち組です、という先生がキモかった。海外の大学院に行きたい。わたしはもっともっと色々な人を知るべきだし、美しい景色にであうべきだし、貪欲に学ぶべきだとおもうから。聡明になって、お金を稼いで、将来だいすきなひとたちにたらふくご飯をたべさせてあげたい。お母さんとお父さんが育ててくれた、守ってくれたこの心の真ん中にそびえる��情のかたまりを誰かに分け与えていきたい。でも、そうとも思うけど、逆にそれをこなごなにさせてくれる危険性や若さゆえの解放にも目が眩んでしまうの。「今しかできない」ってとてもずるい言葉だなあ。
19さい
19歳とかいちばん呪われていた1年だった。まだハタチじゃないけど、もうそうさせて、と思うくらいに、1年のあいだに10年分くらいの幸せと不幸せがぎゅうぎゅう詰めに、どっちがどっちかわからなくなるくらいに入り乱れててくるしくてさみしくて悲しかった。くるしかった。わたしと同じ純度で、等しく、あいしてほしい。あいされたい。
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240.5/9の分
今日の分とゼミプレゼン記録
今日はプレゼンdayでした。結構後悔というか、もう少しうまく伝えられたんじゃないかという反省があります。伝えるというよりかは自分の中での要素を具体的に決めることに問題があったと思います。
作業は特にありません。
ヴィルヴィオラと土佐尚子さんについては明日書きます。
ゼミプレゼンについて
研究内容はそのままに、「独自の表現」という文言を消してテーマ変えます。(改めて考えて後日ブログに書くと思います。)
以下、読む気の失せる無駄な長文ですが、記録としてニュアンスや軽くでも思ったことを未来の自分のために残しています。
質問や意見/アイディア(☆が教授からの意見) ・プロシージャルが表現に適してそうだから入れてみたら? ↑表現したい事象や発見に混ざり合う表現の規則性などがあった場合、がんばってプロシージャル要素を作品に組み込みプロシージャル+アート表現という形も良いなと思います。
・「独自の表現を築きたい」という根本が生まれた理由として私自身の作風に個性長いと認識していた。←そんなことないのではないか。配色や線画などで私の作品と認識出来る。 ↑私の思い込みから生まれた感じですね。思ったよりも私の個性が作品に出ているようでうれしくも「新しく独自の表現を築く意味はあるの?」と問われ苦しくもなりました。いろいろ考えてる際に「独自の表現として確立したい」という思いが出てきましたが、教授に言われた「面白いと思った現象を広めたい」という動機がとてもしっくりきました。私自身が現在持つ色彩などの個性と今回の新たな表現を組み合わせて「面白いと思った現象を広める」というわがままな路線が私の思考に沿っているような気がします。なので独自の表現というのは二の次だなと考えを改めて現象を軸にしたテーマに変えたいと思います。
☆大陸の移動など変化の時間の尺度を大きく変えて捉えてみたら。 ↑変化の過程というのに着目した際、スローモーション的にどう変化していくか(小さいものや変化が一瞬で起こるものなど)を考えがちでした。しかし大陸の移動や菌類の浸食のようにゆっくり、または大きなものの移動などの変化も調べてみたいと思いました。(足元から枝のように伸びるために広く調べたいため)
☆メディアアートよりなのでインタラクションとかよりはインスタレーションのほうが向いてるのでは。 ↑人が作品に関わることでより「変化」の表現に興味を持って観察してくれるのではないかという気持ちでインタラクションというアイディアがありました。しかし、インタラクション作品となると体験や行動のほうに着目しがちで表現自体への印象や観察といった点が逆に弱くなってしまうと改めて考えました。なので、空間などを使って表現する場合はこの意見のようにインスタレーションのほうが向いているなと思いました。改めて考えさせてくれたありがたい意見でした。
☆作って何が言えるのか(メッセージ性)は今考えないほうが良い。 ↑やはり研究の中で見つけた発見や面白い事を作品にしたいのでメッセージまで今考えたら軸がぐらついて本来やりたい本質からずれてしまうと思うのでこの通りだと思います。今回スライド資料制作からの焦りがでて決めなきゃ、、となっていたことなので無理せず進めていこうと思います。
総括 スライドの構成をミスったなと反省しております。 プレゼンのスライド制作を通して自分のやりたいことと具体的に向き合えたのと同時にわけがわからなくなってしまいそうになったりもしました。ゴール(成果物)が決まっていない状態で研究に取り組むという今回の挑戦ですが、周囲からの質問のほとんどが成果物や作品構想に対する質問で混乱を極めました。作品はこういうカタチになるの?ここが変化するような感じ?こういった作品を想像してるけど違うの?方向性的には映像なの?造形なの?、現段階ではゴールをあまり考えないようにしていたのでこのような質問に頭をかかえてあれもやりたいこれもやりたいといった具体性が見えない返答になっていたと思います。私的には現段階では研究内容の面白み(化学反応とか先行事例とか)の要素をもっと前面に出したかったのですが、そういった物よりかは、テーマと作品形態に対する質問が多く出ました。これは私のスライドの構成ミスだったと思います。成果物構想はあえて考えないようにして研究をメインに進めていこうとしているのにとりあえず現段階であるイメージを図にし、みんなに把握しておいてもらおうという気持ちがあまりよくなかったのかもしれません。ゴールがないならゴールが無いので構想もありません!ときっぱり言ってそれでおわり。が最適解な気がしました。また、最終的な作品形態を決めている人などが多いためそういった方からは最終的にどういった形になるのかイメージができないと私のやりたいことへの理解が難しいかも?という問題だとも思いました。しかし、今回は私の説明の仕方がよくなかったという原因ももちろんあります。 今回のプレゼンで私が得られたものとしては、「面白いと思った事象を広めたい」という純粋な動機。補間のプロセスの大切さ(今の補間プロセスに対する疑問を考えよう)。化学変化だと変化はしているけど、それは新しいものが生み出されているのであって補間のプロセスとしては少し違うんじゃないか。「植田信隆」さんの流体力学アート作品です。植田さんの流体力学アートをプレゼンの前に知れていたらもっといいプレゼンができたと断言できるほどありがたい情報をいただけました。私がやりたいの構造としてはこの流体力学アートのようなものです。植田さんにとって取り上げた面白い事象が流体力学だった、私はその事象をこの研究で見つけ、それを軸に制作するという作品の構造的に想像していたものはこれです。 今後は私の動機の根本/今ある補間プロセスへの不満、疑問/「植田信隆」さんの流体力学アート、を深堀していきたいと思います。 普段プレゼンや発表系は楽しくできるのですが今回は自信のなさがすごく出てしまい、後悔と反省です。あまり自分の中で決められている要素がすくない、ふわふわとした状態だったのももちろんありますし、準備段階で躓きそのまま沼に突っ込んでしまったようにも思います。しかし、今回のプレゼンを経て明確にできたこともあるので、それらの情報をまとめて軸を築きテーマを育てていこうと思います。
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#7 5月2日分
卒制テーマプレゼン日
初週のトップバッター緊張した。思い返すと3年ゼミのプレゼンも初週のトップバッターだったのでそういう運命かもしれない。3年次のプレゼンの失敗を繰り返さない為にパワポ作りと資料集めした甲斐があって内容はともかくプレゼンと資料は中々良い反応をいただけたのではと思った。
(すみません、昨日寝落ちて投稿できてなかった)
○貰った質問と意見
・全部人の形でいいのか、性別、等身は?
→人型にしようと思っている。「フィギュア」という言葉を聞いて一番最初に思い浮かぶのは人型のものであるし、フィギュアという単語を辞書などで調べると人形、というふうに書かれていたり人型という指定をしているものもある。そのくらいフィギュアが人型であるというイメージが強いのかなと思うので。(これに関してはもう少し調べてみようと思う。フィギュアの由来とかそういう事を遡っていけば見つかりそうな気がする。)性別、等身に関しては絵画技法に合わせて選択しようと思ってはいる。ただ、なんでその形(キャラクターにしたのか)というのを説得力を持たせる必要があるのかなと思った。
・フィギュアと他のものの境界をハッキリさせる必要は無いのでは?��なくともフィギュリンという置物に近い形のものがある
→今回のテーマ、先週までのテーマと違って造形の細さを追求するテーマでは無いので
・ボディペイントも人型の身体にアートを施すという点で似ているのでは無いか
→この発想はなかった。造形物、という無機物への装飾という視点からでしか調べていなかったので大きなヒントを得られそうだと思った。そういう視点から言えばファッション系を調べることもできそう。
・デコパージュのようにフィギュアに物体を貼り付ける表現もある
→確かにフィギュアをスパンコールで覆ったり(イメージは2000年代初期のガラケー装飾)するのも表現として幅が出て面白いなと思った。絵画技法だけに囚われず、そういう時代と共に流行して文化として記憶されている事を反映させるのも1つの手かもしれない。”デコ”について知らない部分もあるので少し調べてみようと思う。
・テーブル美術館
→調べてみたらモナリザがあのアルカイックスマイルのまま親指を立てていたり、額縁から出ていたりして発送が面白いなと思った。注目すべきは絵のタッチ?塗り?がそのまま生かされてるところだと思う。参考になりそうなので一体買ってみようかな……と思ったけど置く場所ないかも……。キャラフィギュア棚にムンクの叫びのフィギュアがいるのシュールすぎる。
・実際のマーケット市場でフィギュアがどういう扱いを受けているのか
→確かに村上隆のフィギュアが16億でやり取りされたりと美術品としての価値があるものもあるし、世界的に見て美術品のオークションの中にフィギュアもしくはそれに似た造形物が無いか探して見る必要がある。「フィギュア=オタクグッズ」という固定概念があるというのも実際のところ裏が取れている訳でもないのでそこも詳しく調べるべきである。
・自分がこれをやらなきゃいけない、自分にしかできない理由
→先生も仰っていたがこれからやるべき事、スタイルが確立して行くにつれ見えてくる課題でもある。自身が割と結論を急ぎすぎる、他の人の意見に影響を受けるタイプであるのでここをしっかり発掘しながら進めていきたい。11月には答えを出したい……。
○今日通して考えたこと
自分のスタイルをどう盛り込んでいくのかが今後の制作においての焦点になるだろうなと思った。まだそこに置いて自分のスタイルが分かりきってない、確立しておらず今これというものが見つからない。全部理屈付けなくてもいいという言葉も自身に刺さるものがあった。もうちょっと楽に考えて見ようかなと思う。(できるかは別として)
また、色の塗装について絵画技法を用いるにしてもある程度の規則性や必然性が必要となるなと思った。それは影の部分を暗い色にするであったり、既存の絵画表現から学べることも多いと思うので実際に美術館に足を運ぼうと思う。




























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森美術館「マシンラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」
週末カジュアルゲーマーによるごく個人的な感想文。批判的な意見多め。



「ゲーム」というより、現代美術シーンからゲームや生成AIというツールに着想を得て映像作品・インスタレーションを作りました、という作品が多め。(今更ちゃんと調べたら「ゲームエンジンによる美術の変化に焦点を当てる」というテーマらしい)
自分はゲームというメディアを使っての表現の可能性・新規性を見たいと期待していたので、「ゲーム」「メディアアート」を見た充実感が少なく不完全燃焼感が大きかった。
展示は映像作品が多めで、インタラクティブ系の展示は少ない。いわゆる「ゲーム」を展示しているのは小粒インディゲーム4点のみ。大々的に「ゲーム」と言っているけれど、ゲーム特有のインタラクティブ・ゲーム性(遊戯性)を活かした表現みたいなのはほぼなかった。
体験に時間が必要なゲームの展示むずかしいのはそのとおりなので、リアルな展示でなにを「ゲーム」として鑑賞させるのか工夫が見たかったな。あと、ゲームエンジンを利用した映像だから「ゲーム」ってくくるのは、さすがに無理では?
というか、ゲームという媒体を使ってもっと表現的な冒険をしている作品・洗練された作品はいくらでもあるから、(この展示の並びだと)不安の表出や問題提起に終わっている作品群は比較して退屈に思える。結局、ゲームエンジンを使った表現なら、ゲームを作ってプレイしてもらうのが一番なのでは?という印象に終わる。もちろん現代美術としての実物の力強さや、表現の迫力はあるけれど。
キュレーションの方向性の不明瞭さやゲームシーンとの関係性の見えなさなども気になった。生成AIやアバターなどそれっぽいテーマは解説に書いてあるけど、なんでゲームを美術として展示するにあたってこの展示内容でこの作家にしたの?というのが、実物の展示見ても散発的な印象ばかりで、あまり汲み取れなかった。自分が勉強不足なだけという面もあるけど、それなら展示解説を(話題目当てで)AIに書かせるのではなく人に書かせるかして、ちゃんと展示の流れや文脈を補うようにしてほしい…解説文は情報量が多いだけで鑑賞者へ向けての作品解説にはなっていない印象が強い。
森美術館自体が企画のキャッチーさと視覚のインパクトで惹き付けていく企画展がメインで、展示における文脈とかの解説はそんなに意識しない館というのは当然あるけど…だから人はそこそこ入っていて、企画展としては成功しているのは狙い通りなのだろう。自分も見に行ったわけだし。
自分がメディアアート系のゲームの展示に何を期待しているのかあらためて考えるきっかけになったので、見に行けたのはよかったです。
本展示内容は近藤銀河氏による4Gamerの記事がしっかり紹介してくれて参考になる。(タイトルバグってるがリンク先は普通)
以下、個別作品で印象に残ったもの。
佐藤瞭太郎「アウトレット」
ゲームエンジンを利用しての表現のなかで、なんでも作れてなんでも表現できる可能性があること、リソースの有限性やゲーム特有の挙動のバグという表現の限界があること、その矛盾を表現したような映像作品。表現する人特有の不安感が作品に表れていておもしろかった。
個人的には多摩美の学生さんが作ったゲーム未満の作品「つめたい夏」にどこか似た印象を持ったことを思い出した。表現をやる人がゲーム作ると、似たような感触や問題意識が出るのかも。「つめたい夏」がもし完成したら、本作がセンス良くプレイアブルになったような体験ができるのかもしれない。
インディ・ゲームセンター
小粒インディゲームの展示。Plug&Playなどプレイしたことある作品が展示されてるとミーハーなのでうれしい。戦時下にチェスゲームをする「One Last Game」はitch.ioで公開されてて2分程度ですぐ遊べるから、美術館行かずともすぐ遊ぶといいと思う。
One Last Game by Goose Ladder Games, Dave Ladr
ルー・ヤン《独生独死̶自我》《独生独死̶流動》
ゲームエンジンを利用して作った映像作品。やたら壮大でファンタジーでさまざまな世界観や思想を煮詰めた独自の世界観、主人公がどんと鎮座する唯我独尊性が、ひとり開発3DゲームのPVを100倍リッチにしたやつみたいで面白かった。(クレジットぜんぶ開発者ひとりの名前が載ってる系ゲーム)
ケイト・クロフォード、ヴラダン・ヨレル「帝国の計算:テクノロジーと権力の系譜 1500年以降」
検証不可能な情報量と実物のインパクト!「技術史と権力の歴史をリサーチし、関係性を紐づける」と書いてあるお題目は立派だけれど、情報量で圧迫して鑑賞者に内容を精査させる気なさそうなので、作品からは若干陰謀と妄想的な印象を受ける。それはそれとして、デザインがおしゃれで実物見るうれしさがあった。
なんか、感想あらためて書くと結構おもしろかった気もしてきた。ひとり開発ゲームのPVを100倍リッチにしたものや、「つめたい夏」の完成版イメージを見られることは他ではない体験ではある。
(付記)
逆に、大阪中之島美術館の大カプコン展のほうは自分の見たかったゲーム展示の方向性にだいぶ近い気がする。洋ナシ氏による丁寧な紹介記事
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Bolt、v0、スクリーンショットからコードを作成する AI などのツールは、新しいプロジェクトを立ち上げる方法に革命をもたらしています。これらのチームは通常、次のような特徴を持っています。 ・デザインや大まかなコンセプトから始める ・AIを使用して完全な初期コードベースを生成する ・数週間ではなく数時間または数日で実用的なプロトタイプを入手できます ・迅速な検証と反復に重点を置く 結果は素晴らしいものになるかもしれません。最近、一人の開発者が Bolt を使用して、Figma のデザインをあっという間に実用的な Web アプリに変えるのを見ました。 2 番目のグループは、日常の開発ワークフローに Cursor、Cline、Copilot、WindSurf などのツールを使用しています。派手さはありませんが、より革新的な可能性を秘めています。これらの開発者は次のとおりです。 ・AI を使ってコード補完と提案を行う ・複雑なリファクタリングタスクにAIを活用する ・テストとドキュメントの生成 ・問題解決のための「ペアプログラマー」としてAIを活用する 上級エンジニアが Cursor や Copilot などの AI ツールを使っている様子を見ると、魔法のように見えます。彼らは数分で機能全体をスキャフォールディングし、テストとドキュメントを完成させます。しかし、よく観察すると、重要なことに気付くでしょう。彼らは AI の提案をそのまま受け入れているのではなく、常に次のことを行っています。 ・生成されたコードをより小さく、焦点を絞ったモジュールにリファクタリングする ・AIが見逃したエッジケースの処理を追加する ・型定義とインターフェースの強化 ・ビルド上の決定に疑問を抱く ・包括的なエラー処理の追加 言い換えれば、彼らは長年かけて苦労して得たエンジニアリングの知恵を AI の出力を形作り、制限するために応用しているのです。AI は彼らの実装を加速させていますが、彼らの専門知識こそがコードの保守性を維持しているのです。 若手エンジニアは、こうした重要なステップを見逃してしまうことがよくあります。AI の出力をすぐに受け入れてしまうため、私が「トランプのカードハウス」と呼ぶコードができあがってしまいます。これは、完成しているように見えても、現実世界のプレッシャーで崩れてしまうコードです。
70% の問題: AI 支援コーディングに関する厳しい真実
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2025年2月4日
・「死守、但翩然而放」第二章開始
・あれから細々としたことがいろいろあったけど、人生の大きな流れは変わっていなくて、相変わらず4月を待つ無職をやっている。2週間から1ヶ月に一度関西関東間で拠点を動かすやんちゃな生活はひと段落させて、今は関東の実家に落ち着きながら入社前研修に関連する勉強をしている。来春から住む家も無事決まり、いよいよいろいろなことが具体性をもって目の前に立ち現れてきているが、覚悟はないので目の焦点をブレさせながら浅い呼吸で日々を消化している。
・ここ数ヶ月で自分がぐっと不器用になったように感じる。もちろん多分そんなことはなくて、例の如く自認の問題なんだろうけど。ブログから離れることで内省の比重を減らし、人と向き合うということに注力してみているが、本当のことを言うと擦り減っている。だから戻ってきたと言って差し支えない。いつの間にかここがサンクチュアリ的な役割を持っていたことに、離れてから気づいた。だから今までのような、内観を積み重ね変化していくためのライフワークとしてではなく、現実で他者と向き合い続けていくための私だけのベルベットルーム、それを第二章とする。
・この数ヶ月の間にいくつかを体験的に学んだが、もっとも刻まれたのは”あらゆるコミュニケーションは多かれ少なかれパフォーマンスであるから気持ちが十分に伴っていないパフォーマンスも時には求められるし、そこで自分に嘘をつかないことに何の価値もない”ということだ。多くの因果が絡み合う”重回帰”な社会の中では頭からつま先まで善が突き通った人間になんて土台なれないので、私たちは目の前の人に対して誠実であることを目標にするしかなくて、そのために時には全力で嘘をついていく必要がある(残念ながら)。だから嘘がないことや真実であることにあまり価値を見出さなくなった。誰かが本気であなたのためを思って赤い薬を隠したとして、それってそんなに非難されるべきことなのだろうか。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)5月5日(端午節)
通巻第8769号
トランプはなぜこうまでも「暗号資産(仮想通貨)」にこだわるのか
暗号通貨に裏付けられた通貨システムへ本気で移行する思惑なのか?
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1971年、ブレトンウッズ体制の変質(ニクソンショック=金兌換停止)。爾来、米ドルは金と交換できず裏付けがなくなったのだが、国際的な法定通貨として機能してきた。世界一の軍事力が担保されていたからだろう。
仕掛けは1974年の「オイルダラー協定」(米国はサウジの安全を保障する代わりに原油決済を米ドルとする)。産業の基礎原料を裏打ちし、世界的なドル需要を喚起、通貨の価値を維持した。為替を変動相場へと移行し、為替操作、金利がらみの相場形勢でドルを守った。犠牲になったのは日本円だった。当時日本が唱えたアジア通貨基金は潰された。
しかし今日、米ドルのみならず、法定通貨に対しての懐疑論が世界的規模で拡大し、一方でビットコインに代表される暗号通貨への関心が高まった。潜在意識にあるのはドル紙屑化への不安である。
ブレトンウッズ体制には亀裂がはいっており、世銀・IMFは機能を十分に果たしていない。基軸通貨=米ドルのシェアが劇的に後退し、BRICSの共通通貨への動きと人民元、ロシアルーブルの地域的なスワップ、これらが米ドル基軸体制を脅かしている。
1971年8月から米ドルは不換紙幣へと移行した。1974年にペトロダラー体制に変質したが、1985年にパラザ合意、つづくルーブル合意で、ドルという通貨は「商品」としても扱われ、投機の対象になり、為替相場は乱高下を繰り返した。
2008年10月、リーマンショックという金融危機と大手銀行の破綻を受け、サトシ・ナカモトが「ビットコイン」を発表、第三者金融機関や政府機関を一切介さない取引ネットワークが誕生した。
最初に目をつけたのは中国で、需要の80%、ビットコインの必要性が中国の経済事情にあった。
人民元がなぜ信用されないかと言えば、あまりに偽札が多いからで、偽札発見機も中国製は贋物だった。そこで中国は通過のカード化、デジタル化を強引に進めていた。このような環境だから、ビットコインに飛びついたのだ。
しかし中国人の動機はマネロンと資産と海外移転であり、中国共産党はビットコインの取引所閉鎖で応じた。中国はトランプの新政策発表まで、暗号資産を国庫備蓄金に加える意図はなかった。
2012年、米国の債務対GDP比が100%を超えた。債務による政府支出への依存度の高まりが明確となって、長期的な財政の持続可能性に懸念が拡がった。赤字国債が36兆ドルを突破し、ドルへの不安が世界的に拡大したのである。
2020年4月 、FRBが積極的な量的緩和(QE)を開始した。
FRBは積極的な��的緩和策を実行、国債と住宅ローン担保証券の買い入れを拡大した。このマネーサプライの増加は米ドルの価値を大幅に下落させ、不動産や金などの資産価格高騰を招き、富の不平等をさらに悪化させた。
選挙の主導権は中産階級以下の白人の動向に移った。
2022年3月、世界の原油取引が米ドルから多角化するという転換期を迎えた。サウジはユーロ、人民元も決済受けいれ。各国が世界貿易における米ドルへの依存を減らすための代替手段を模索、オイルダラーシステムの弱体化を招いた。ドルのシェアは72%から51%へ急減した。
▲赤字国債の発行上限を無くしたのはバイデンである
2023年6月 、バイデンは米国債務上限の措置を停止した。議会の承認を得なくても、借金は膨らみ続けることとなった。
事実上、無制限の借入を可能とし、財政政策の抑制の欠如と米国債務の急激な増加の可能性に強い懸念が高まり、ドルは脆弱となる。FRBの金利政策により辛うじてドルは生き延びた。
しかし金利支払いだけでも1兆ドル突破が時間の問題となって、国防予算より巨額、これがDOGEの荒治療の動機である。
2024年1月、SECは従来の方針を一転し、ビットコインの投資信託(ETF)を承認した。ビットコインETF承認により、個人投資家と機関投資家の投資への道を開いたが、これでビットコインは合法化されたことを意味する。そして暗号通貨の相場が暴騰した。
2024年7月、トランプ大統領候補(当時)はビットコインを「新たな石油」と言及した。
2024年11月5日、ドナルド・トランプが大統領選挙で勝利したため、暗号通貨が表舞台に乗った。
選挙結果は、米国のデジタル資産政策にとって転換点となり、規制をめぐる野放図な敵対行為に終止符を打った。それまでSECは「暗号通貨は詐欺のたぐい」と厳重な規制をかけ、取引業者を微罪で逮捕したりしてきた。
トランプ政権は、規制の明確化、有利な税制、戦略的ビットコイン準備金の設立、そして個人、機関、企業、年金、政府によるデジタル資産の広範な導入を支援する枠組みの構築をめざすとした。
2024年11月8日、中東原油取引で世界最大のステーブルコイン企業であるTetherは、初の原油取引の資金調達をUSDT(米ドルにリンクするスティブルコイン)で完了した。
これは世界の貿易金融における先駆けである。従来の銀行システムとは異なる代替決済手段としてステーブルコインに焦点があたることになった。
米国の負債は1971年のGDPの36%から現在の約125%にまで増加した。
▲ビットコイン議論は詐欺、マネロンのレベルを超えた
ビットコインの時価総額は2兆ドル、1日平均取引量が約200億ドル。まだオイルマネーに代替できる規模ではないが、価格の大幅上昇は、新たなパラダイムを生み出す契機になりうるだろう。
これにより、米国はドル制度に挑戦してきたBRICS諸国の戦略的力を弱体化させながら、通貨面での優位性を維持できるように方針を変更したと考えられる。
現在の米国のM2マネーサプライは22兆ドルで、2045年にはM2マネーサプライが79兆ドルになると予測されている。
2045年のビットコインの予想価格目は1,300万ドル(マイケル・セイラーのBitcoin24モデルによる)
或るシミュレーションでは、2045年までに米国債務は115兆ドルに膨れ上がるため、その50%の裏付けにビットコインを標準と仮定した場合、米国のM2マネーサプライ全体がビットコインによって裏付けられることになると仮定しての計算である。あくまでの仮説である。
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学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却に関する公文書について、財務省は2回目の開示を決めた。全体で計17万ページ以上の紙と電子データがあるうち、今回は約9千ページ分で、今週内にも開示される。文書改ざんを強いられ自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さんが残した資料が含まれるといい、改ざんの詳細が明らかになるか注目される。 74の欠落 財務省「多くは政治家関係者への言及」 開示されているのは、公文書改ざんを捜査していた検察に財務省が提出した文書で、赤木さんの遺族が求めた。初回の開示は4月で、対象は約2千ページ分。1~382の番号が振られており、遺族弁護団は74の欠番があることを指摘した。 財務省は文書の欠落を認め、「政治家関係者に言及しているものが多くを占めていると推認される」と説明。土地取引問題が国会の焦点になった2017年に「政治家関係者との応接録」を廃棄し、その結果、欠落が生じたとの見方を示した。 財務省は、取引が問題化した17年2月以降、取引記録の内容を確認。取引を照会した政治家らの応接録や、学園側との交渉記録を組織的に廃棄していた。佐川宣寿・理財局長(当時)は国会で、こうした記録は「残っていない」と答弁した。 廃棄文書には「総理夫人付」とのやりとりも 決裁文書の改ざんが報じられた後の18年5月、財務省は一転して約950ページの記録を国会に提出した。正式な保存場所にあった文書はすでに廃棄していたが、職員が「手控え」として残していたものがあったためだ。 多くは学園側や関係自治体とのやりとりだが、安倍晋三首相(当時)の妻の昭恵氏付の政府職員からの照会や、複数の政治家の秘書らとのやりとりも一部残っていた。昭恵氏付職員との記録には、財務省国有財産審理室長が土地取引について「財務省として、現行ルールのなかで最大限の配慮をして対応しているところ」との文言もあった。 財務省は18年6月、改ざんの調査報告書を公表し、廃棄に関するこうした経緯も明らかにした。 財務省はどういった理屈で廃棄したのか。 学園との土地取引を担当した近畿財務局は、学園や関係自治体、学園と接点のある政治家側とやりとりするたびに、「応接録」を作っていた。 こうした記録の保存期限について各省庁は、政府が作る文書の扱いを定めた公文書管理法に基づき、それぞれルールを設けている。学園との取引に関する応接録は、作成時点で「1年未満保存(事案終了まで)」とされていた。 発覚後、「整理」された廃棄ルール では、「事案終了」とはどの…
森友文書9千ページ開示へ 「欠落」の裏に国による廃棄、その理屈は [森友学園問題]:朝日新聞
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何もできず落ち込む日が続く。来週は院試なのに。うちの大学は博士課程進学の際にまた院試を受けなければならないのだが、明日から頑張る、を一生繰り返して、結局何もできていない。ずっと、うっすらと落ち込んでいる。なぜかは自分でもわかっている。
ずっと、この間書き上げた小��のことを考えている。完結させたは良いものの、絶妙に納得していない。このTumblrにはわたしの小説を読んでくれている人と小説関係なく繋がってくれている人が半々くらいいるはずだから、みんなに通じるように以降この小説をAとしておはなしします。知っている方はどれのことかわかるはず。知らなくてもいいです。
思えばAのプロットを作ったときから、「これでいいのかな、でもこれしかないかな」という妥協をしていた気がする。そのときのファーストインプレッションは大事にするべきだった。そのしこりがずっと自分の中に残っている。Aを出す前に書き上げた5万字程度の中編小説(以下Bとする)は、すごく気に入っていた。実際にBに関しては、読者や作家の方からの評価もそこそこよかった。数日前にも、読者の方からのメールでBが好き、と言ってもらえた。わたしも、自作の中でBが一番好きだ。Bのプロットを書き上げたとき、これは絶対に面白くなる、という確信があった。書いたらきちんと面白かった。面白くしてあげられた。だけどAは違った。最初から、絶妙に気に入っていなかった。だから、どんなに頑張って書いたって、どんなに比喩表現を凝ったって、どんなに技巧で誤魔化そうとしたって、何か根本的なところが良くなかった、ような気がする。
だけどその根本的な問題がどうにもつかめない。自分の中では、「1ツイート分でその作品のあらすじを語ることができる(作品の強みが明らかである)」というものを良作の一基準としているが、それも多分クリアしている。起承転結も、それぞれにどの場面があてはまるかについても考えた。キャラクターの名前、章タイトル、伏線、こだわれるところはこだわった。強いて言うなら、エンディング。本当はクソみたいなバッドエンドにしたかったけれど、それをやめて、傷だらけのハッピーエンドみたいな感じにしてしまったこと、かしら。でも、それが原因じゃない気がする。
ひとつ言うとすれば、プロットに納得できていないままとりあえず書き始めて、本文でなんとかしようとするその取り組み方が良くなかった。新作を出さなきゃいけないという焦りは棄てるべきだった。100回ボツを重ねてもいいから、じっくり考えて、納得のいくストーリーの展開を考えて、自分自身が書きたいなと思えるようなプロットをつくらないと、筆がのらないし、書き上がってから後悔する。人気のあった作品、気に入っている作品、全部プロットの時点で気に入っていた。そんな当たり前のことがなぜできない。
反省を重ねつつ、新作のことも考えている。テーマもある。タイトルも決まった。サイトに載せる表紙画像もかわいく仕上げた。だがプロットだけが決まっていない。次の作品を気に入ったものにできるかどうかはここにかかっている。
ていうか院試の対策は?
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