#妻へ感謝の気持ちを込めた家
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kennak · 6 months ago
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私事にはなるが、イスラエルから日本に避難したときに心配してくれた人も多かったので近況を少し書いておく。 3ヶ月の間に国を跨いだ引っ越しを2回したわけだが、あまりにやることが多い上に家を転々としたり不運が重なりすぎて自分の限界を超えてメンタルをやられた。 しかし1年経った今では貴重な経験だったなと思っているので、大抵のことは時間が解決するなと改めて感じた。 直接会った友人には話していたが、2023年12月にドバイに家族4人+1匹で引っ越した。 中東から中東に引っ越した日本人は珍しいのではないだろうか。 ユダヤ教の国からイスラム教の国への移動となると数えられるほどかもしれない。 引っ越しの過程で多くの人にお世話になったので少し書いておきたい。 イスラエルでは数え切れないほど多くの人達に助けてもらったので本当はその全てを書きたいが、恐らくそれだけで一つの記事になってしまうし今回の内容がブレるので一旦触れないでおく。 マスメディアやSNSは国際情勢に関して誤った情報や偏った情報を流すことが多いので、全てを鵜呑みにしないほうが良いということだけは言っておきたい。 まず2023年10月にイスラエルから日本に避難した。 自分は残りたかったが二人目の子供が生まれたばかりで、家族が不安になることは避けたかった。 空港に到着したときには多くの取材が来ていて、NHKニュースやYahoo!ニュースに載ったので図らずも全国的に帰国が公開された。 急遽最低限の荷物だけまとめて飛び出してきて疲弊していたので静かに帰国したかったのだが、連絡をくれた人も多かったので結果的には良かった。 東京は移動の疲れを取るために数日だけ滞在し、その後は妻の実家の熊本にお世話になった。 最初はAirbnbに泊まったり妻の祖母宅に泊まらせてもらったりしていたが、やはり家族4人が長く住み続けるのは難しかった。 そこで家がなくて困っているという話をしたら、宇城市役所の方が熊本地震の際に建てられた仮設住宅を使わせてくれた。 月数千円で使わせてくれて感謝しかない��に「無料じゃなくてすみません」と謝られた。 本来は手続きも時間がかかるはずなのに、緊急避難ということですぐに住まわせてくれたし宇城市には頭が上がらない。 幸い夫婦どちらも好きな場所で働ける仕事ではあったが、子供の保育園は必要だった。 そこで急遽近くの保育園に申し込んだのだが、一時預かりの扱いになってしまうので一日三千円程度かかってしまうと謝られた。 突然連れてきて受け入れてくれるだけでこの上なくありがたいのだが、園長先生が市の職員と話してくれて住民票を入れれば無料になるようにしてくれた。 宇城市には聖人しかいないのかなと思った。 イスラエルの家賃や保育園代も払い続けていて金銭的にもしんどかったし、先行きも不透明で精神的にもしんどかったので、本当に救われた。 仮設住宅に住み始めたが家具はなかったので、妻のお母さんの友人が要らない家具を提供してくれたエピソードなどもあるし、とにかく宇城市は聖人しかいない。 そのまま日本に住み続けるのも選択肢ではあったが、犬をイスラエルのドッグペンションに預けていたので自分だけでも早く戻りたかった。 しかしいつ戦争が落ち着くかわからなかったので、自分だけ戻ると妻や子供とは離れ離れになってしまう問題があった。 それとは別に日本で仕事をするのは難しいことも分かった。 自分の勤めている会社は日本人がおらず、ビデオ会議は基本的にアメリカやヨーロッパのタイムゾーンに合わせて行われる。 そうなると日本は夜中になってしまう。 一人暮らしのときは昼夜逆転していたのでそれでも良かったが、子供がいる状況では厳しい。 他にも色々理由はあるが、やはりヨーロッパタイムゾーン(GMT+4 ~ GMT-1ぐらい)に住むのが良いだろうと考え、その近辺ですぐにビザが取得できる国を探した。 最近だとノマドビザで1-2年間住める国もあるので選択肢は割と多かった。 色々比較した結果、ドバイが一番条件に合致することが分かった。 ドバイは一度旅行したことがあり、その時の楽しかった経験も後押しとなった。 ただドバイは住むところじゃないだろうという先入観があったのだが、ちゃんと調べてみたらイメージとかなり違ったので、勝手な想像で判断するのは良くない。 決めてからはすぐに動いた。 10月中旬に日本に避難してきて11月末にはドバイに移動したので、かなりのスピード感だった。 ドバイには11月末に一人で先に来て一週間でビザや家の契���などをして、それからすぐにイスラエルに行ってさらに一週間で家を引き払ったり犬を連れてきたりしていた。 ドバイに着いたら上に書いたように犬が行方不明になった上にロストバゲージが起こってスーツケースも失った。 その時の自分はとにかく犬を飛行機に乗せる手続きで頭が一杯で、機内持ち込みの荷物に少し分散しておくということまで頭が回らずスーツケースに着替えなど全て入れていたので一気に失った。 手ぶらでよく知らない中東の国に一人放り出された。 ちなみにそのわずか1ヶ月後に再度ロストバゲージしたのでトラブルに巻き込まれる才能がある。 そして空港の職員は平気で無責任なことをいうので、何度聞いても「もうすぐ出てくるから」と手荷物受取所で誰もいなくなっても待たされた。 到着は20時ぐらいだったが22時ぐらいまで手荷物受取所で待たされ、さすがに限界だったので職員に「もう荷物は諦める」と言って一緒に到着しているはずの犬を探し始めた。 荷物も到着していないし犬も到着していないのでは?と気が気ではなかったが、予想通り上に書いたように次々と嘘の場所へ案内され不安は増すばかりだった。 25時過ぎにようやくうちの犬がいるらしき場所に到着したが、ワクチン接種の証明書が不足しているから会わせられないと言われた。 そういうことにならないように動物輸送業者にお金を払って必要書類を過不足なく揃えてもらったにも関わらずこの有り様なので、メンタルが強くないと生きていけない。 既に4年以上そういう環境で生きてきた自分はそれでもめげず、頼むから何とかしてくれとしつこくお願いしたら夜中にも関わらず割増料金で獣医を呼んでくれた。 お金を払えば何とかなるところはさすがドバイ。 獣医は即座にその場でワクチン接種し、証明書を発行してくれた。 2万円以上も取られてうっ...となったが、解放された犬と再会できた喜びでそんな感情は吹き飛んだ。 いざタクシーに乗って宿泊先に向かおうとしたらドバイでは犬はタクシーに乗せられないと言われた。 事前調べが不足していた自分のミスだが既に26時ぐらいだったのでどうしようもなく途方に暮れた。 しかしパキスタンの人が「日本人だろ?パキスタンと日本は仲いいから助けてやるぜ」と助けてくれた。 そんな交友があったことすら知らなかった自分を恥じた。 ありがとうパキスタン。 それ以降、パキスタンのニュースを意識するようになった。
ドバイに引っ越して1年経った感想 - knqyf263's blog
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ygggibeon · 1 month ago
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みんなの笑顔が好き
私は長い間、言葉にすることをためらっていました。周りに理解されないこの世界で生きていくのだから、自分の心の奥にしまっておこうと決めていました。
けれど、年を重ねた今、私を生かしている不変の想いを、祈るように語ってみようかと思うようになりました。これは、私の生きてきた記録です。動物たちの声なき声に、私なりに応え続けてきた足跡です。誰にも見つけてもらえなかったとしても、この記録は、いつか誰かの心に静かに届くと信じています。
1.与えられた世界で
子どもの頃、私は世の中から与えられたものを、「そういうものなんだな」と、どこか素直に受け止めて生きていました。動物が好きでした。花が好きで、蝶が好きでした。触れることも、眺めることも、すべてが新鮮で美しく、そこにある命の気配を感じながら、こういうところなんだなあと見ていたことを覚えています。
お刺身が好きでした。シチューも好きでした。それは、味が特別好みだったというよりも、他のものよりなんとなく「好き」という曖昧な感覚でした。カレーも好きでした。具材がどうこうというより、「甘口が食べやすいな」「ごはんがすすむな」そんな感じだったと思います。 
本当に、それ以上のことを考えようとしませんでした。大好きな動物たちと、食卓に並ぶ料理のあいだに横たわる残酷さに、ぼんやりと気づいていながらも、「きっと万事うまくいっている」「酷いはずがない」と見ないようにしていたのだと思います。心のどこかで違和感を感じながらも、それを意識の奥に沈めていました。
 2.扉が開いた日
思春期を過ぎた頃、私は食べ物を見た目や雰囲気で選ぶようになっていました。スマホも普及しておらず、情報の多くはテレビか雑誌から得る時代でした。私はジャンクフードやスナック菓子に囲まれていました。心のなかにうっすらとした違和感はあったけれど、意識的に向き合おうとしませんでした。
そんなある日の夕方、何気なくつけていたテレビから衝撃の映像が流れました。白いうさぎたちが、金具で頭を固定され、身動きもできずに実験を受けている姿でした。動物実験の現場を映したニュースだったのです。私は言葉を失い、呼吸が止まるような思いでした。まるで稲妻が私を貫いたような衝撃を受けました。
当時、私は自分の飼っていたうさぎの病気を治すために必死に看病していました。まるで自分の子どものように大切にしていたうさぎのほのかちゃん。その最中に、この映像を見たのです。私はテレビに映っていた動物実験廃止の活動団体の名前をメモし、ホームページを調べました。そこには、私の想像をはるかに超える現実がありました。
化粧品の動物実験、毛皮のために皮を剥がされる動物たち、畜産で苦しむ命、野生動物の扱い…。私は衝動のままに、郵便局へ走りました。会費と寄付金を送り、その瞬間から、私の人生は変わったのです。私はアニマルライツのヴィーガン(完全菜食)になりました。
 3.失ったもの
私は迷わず、一日でヴィーガンになりました。動物たちの現実を知り、知ってしまった以上、もう以前の自分には戻れませんでした。見て見ぬふりはできませんでした。知って良かった。ソクラテスの言うとおり、無知は罪だと思いました。だから、みんなもそうなると思っていました。疑いもしなかったのです。
私は、知らなかったから食べていた。だから、みんなも「知らないだけ」。動物たちの置かれている残酷な現状を知りさえすれば、きっと友人たちは私と同じように感じ、菜食になり、一緒に声をあげてくれる…そう信じていました。
でも違った。
まさか、私が責められるとは思いもしませんでした。ましてや、自らの生き方を正当化するために言葉で攻撃してくるなんて…。「伝え方が悪かったのかもしれない」私はそう思い、もっとわかりやすく、もっと簡潔に、感情的にならないように工夫をしました。
それでも、届かなかった。
「どうして? どうして?」
情熱は空回りし、私はうるさい人と思われたかもしれません。渡したチラシは送り返されてきました。友人たちも私も互いに距離を置くようになり、やがて私は、完全に一人になりました。けれど、それでも私は、あきら��るつもりはありませんでした。絶対にどうにかしなければという使命感に満ちあふれていたのです。
 4.絶望の中で
私は毎日泣いていました。動物たちが苦しみ、もがき、叫び声をあげる姿が、頭から離れなかったのです。起きているときも、目を閉じているときも、残酷な映像が脳に直接送られてきている感じでした。私は謝り続けました。何度も何度も、心のなかで、口に出して。
「ごめんなさい」と。
人間の罪は、同じ人間である自分の責任だと。人類に絶望しながら、自分もまた残酷な人類の一員であることがいたたまれませんでした。でも、だからこそ思ったのです。「私が人間に生まれたことには意味がある」と。動物たちを苦しめているのが人ならば、動物たちを救えるのもまた、人にしかできないのだと。
私は、何かをせずにはいられませんでした。駅前でのチラシ配り。パネル展。講演会。デモ行進。自作のホームページで発信し、図書館や地域の施設にリーフレットを置いてもらい、イベントに参加しました。少しでも多くの人に「現実」を知ってもらいたくて、同じように苦しんでいる同志を見つけたくて、わかりやすく、伝わりやすくすることに心を砕きました。
絵本も出版しました。動物の法律が変わろうとしていた年には、議員に何度もFAXを送りました。まだスマホがない時代です。やれることは、全部やろうと最善を尽くしました。
そんななか、私の心は少しずつ削られていきました。
情報を正しく伝えるには正確な資料が必要なので、動物実験や畜産の現場を映した写真や映像を取り寄せました。しだいに家の中は、大キライな重たい情報で満たされてきました。会報やメールでも、見たくない、知っているはずの残酷な現実が、何度も届きます。
「私はもう知っているのに!どうして、また見なきゃいけないの? 知らない人が見ればいい‼」
叫びたい気持ちを抑えながら、それでも私は、正しく伝えるために見続けました。そして、限界を迎えたのです。
 5.沈黙の季節
私は人が怖くなりました。電話が鳴るだけで胸が苦しくなり、コンセントを抜きました。布団から出られず、ただ泣き、眠り、また泣きました。唯一外に出たのは、愛するうさぎのほのかちゃんのごはんを買いに行くときだけでした。ほのかちゃんは、いつも私の涙をなめていました。彼女の存在だけが、私の心を現実世界に繋ぎとめていました。
私は、自分がうつ病なのだと感じていた。今からもう二十五年以上も前のことです。電話ひとつかけられず、病院に行くことさえできなかった。誰か助けてほしい。でも、その「誰か」はどこにもいませんでした。
パソコンで「うつ病の症状」を検索すると、すべてが当てはまっていました。けれど、当時は今のように気軽に相談したり、質問できるSNSや動画の解説もありません。私はただ、苦しみもがきながらも、自分でどうにかするしか��かったのです。
人と話して傷つけられることに異常に敏感になっており、誰かと関わることが吐き気のするくらい苦しかった。だから私は決断するしかありませんでした。
「私は鬱を自分の力で治す」と。
精神世界の本を読みあさり、スピリチュアルなグッズに救いを求めました。ゲームや映画に逃避し、そして、祈りました。絵を描き、涙を流し、眠る日々。そんな状態でも、私は諦めたくありませんでした。絶対に、何か出来ることをしたい。どうにかしたいと強く思っていました。この狂った世界で犠牲になっているほのかちゃんの仲間たちを、ひとりでも多く救わなければならないという想い。そして、残酷な人類の一員として、彼らに与えた苦しみの責任を、自分が全て背負わなければならないという責任感と、深い絶望の中にいました。
きっと私なら乗り越えられる。だからこそ、この試練は私のもとにやって来たのだと、毎日自分に言い聞かせながら。
 6.祈りを描く
私は、絵を描くことに没頭するようになりました。朝から晩までアクリル絵の具を広げ、静かな部屋の中で一人、天使の絵を描き続けました。描いているあいだだけは、現実から切り離された別の世界にいるような感覚でした。心の重さや痛みが、色となり、形となり、キャンバスの上に塗り固められていく感じでした。
出来上がった作品は、最初に思い描いたものとは全く違うものになっていました。けれど、そこには確かに私の魂が���り、祈りの希望が込められていました。
自然界との共同創造…私はそれを「コークリエイティブ・サイエンス」と呼ぶようになりました。100枚描けたら奇跡が起きる。そう信じて、私は描き続けました。やがて、作品は300枚を超えました。絵は、私の感情の記録であり、祈りであり、生きた証です。
私は絵のおかげで、鬱の暗闇から少しずつ抜け出していくことができたのだと思います。引きこもりだった7年間。そのうちの3年は深い闇の中で眠り続けていました。残る4年間で、私は一進一退を繰り返しながら、光のほうへ歩き出すことができました。その間、生活を支えてくれた家族には、心から感謝しています。その支えがなければ、私は餓死していました。そして何より、絵という姿の見えない希望との対話が、私の命をつなぎとめてくれました。
7.生きる努力
私は、自分の力で生活していきたいと強く思うようになりました。そのためにはまず、仕事をしなければなりませんでした。週に3日、1日4時間。選んだのは、家族経営の小さなハーブ専門店。人の出入りが少なく、ここならできるかもしれない、そう思ったのです。
けれど、現実は違いました。
「おはようございます!」と笑顔で出勤し、「お疲れさまでした」と元気よくドアを閉めたあと、私の仮面は砕け散りました。涙が止まらず、吐き気すら覚え、苦しくてしばらく休まないと家に帰る力が出ませんでした。心と体が、まだ外の世界に耐えられないのだと感じました。
ある日、店長が電話を切ったあと、不意に言いました。
「鬱は甘えなんだよ」その言葉は、ナイフのように心に刺さりました。その電話の相手が、うつ病のお客様だったと後から知り、私は深く傷つきました。
店を辞め、次に選んだのは、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)での入浴介助の仕事でした。週3日、午後のみの勤務。身体はくたくたになったけれど、汗を流すことで、心が少し軽くなるのを感じました。体を動かすほうが、苦しい思考から意識をそらすことが出来る…それが、当時の私にとって大きな救いになりました。
その後も、私は少しずつ仕事を広げていきました。��業訓練校で資格を取り、正社員として介護士になりました。がむしゃらでした。鬱の再発を恐れながらも、初めての一人暮らしに喜びを感じていました。
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)で3年、デイサービスで2年、介護事務、サービス付き高齢者住宅、和菓子屋、菜食レストラン、介護老人福祉施設のランドリー清掃…。
どの仕事に就いても、私は一貫してアニマルライツの菜食を貫いてきました。けれど、同じ信念を持った人には、一度も出会うことはありませんでした。
「こんなにもいないのか…」
SNSが普及した今なら、X(旧Twitter)やFacebook、Instagramで同志を見つけることは出来ます。けれど、日々の暮らしの中で、「同志と出会う」ということはありませんでした。彼らもまた、きっと私と同じように、一人でこの世界に立って頑張って生きているのだろう。もう、受け入れるしかありませんでした。変わり者なのは、私だった。
「みんなはどうしてなの?」と嘆いていた過去の私に、今なら言える。
少数派なのは、私のほうだったのだと。
 8.やさしさを選び続ける
今、私は毎日、ヴィーガンの食事をSNSに載せています。日々、絶望して元気のない自分を励ます“ごはんの記録”です。
AIで描いた自然や動物たちのイラストも、フリー素材として提供しています。見た人の心が少しでも和らぎ、命を愛おしく思ってくれたら…、それが願いです。
YouTubeでは、狂った世の中で生きる同志の道しるべになればと思い、思想家や哲学者の本を朗読しています。本当に苦しいとき、祈ることしかできなかった経験から、祝詞や祈りの言葉も発信しています。
動物や、地球のすべての生きものの犠牲を減らす生き方はあります。その方法は、菜食です。「何もできない」と嘆くことはありません。たった一人でも、菜食を選ぶことで、命を救っていることになります。毛皮を買わないことで、犠牲を減らすことが出来るのです。
「植物だって生きている」と意地悪く言ってくる人がいます。けれど私は、こう答えます。
「そんなことは、あなたより知っています。知らないとでも思ったのですか?」
動物を食べなければ、動物を殺さなくて済みます。簡単なことです。
私は、動物を殺してまで食べ��いと思いません。あなたは、動物を殺したいのですか?
動物虐待は犯罪です。
かつて、菜食である私に無理やり肉を食べさせようとした人がいました。それは、虐待です。いじめです。モラルハラスメントであり、パワーハラスメントです。やめてください。
言いすぎでしょうか?
 私は、菜食を始めて25年以上になります。最初の3年はヴィーガンとして、その後もヴィーガンを目指した菜食を続けています。
世の中は、確実に良くなってきています。 プラントベース、マクロビオティック、ヴィーガン商品が、今ではスーパーでもコンビニでも手に入るようになりました。動物実験を廃止した国も増え、動物実験を行わない製品も多くなっています。確実に良くなっています。
そして、これから、もっともっと良くなっていきます。
高齢者虐待をなくそう! 
児童虐待をなくそう! 
そして、
動物虐待をなくそう!
私たち人間は、徳を積む生きものです。そのことを、私は信じて生きています。
 生きものに優しい人間が増えますように
この記録を、ここまで読んでくださってありがとうございます。私は、自分の中に芽生えた違和感を大切にして生きてきました。周りに理解されなくても、自分の心が感じた痛みを、ないことにはできなかった。見て見ぬふりはできませんでした。誰かに笑われても、攻撃されても、私は自分の感じた「優しさ」の感覚を信じてきました。
動物たちは、人間よりもずっとずっと愛情深く、まっすぐで、正直で、信頼できます。一緒に生活したことのある人なら、きっとうなづいて下さると思います。
誰も犠牲にしないで生きていくことは、現実的に難しいかもしれません。けれど、犠牲を減らすことは出来ます。小さな選択の積み重ねが、世界を静かに変えていくと、私は信じています。この記録が、やさしい風となって世界を変えていきますように。
以上
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nyantria · 8 months ago
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@kei98778182
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ジャニーさんは犯罪者じゃないのは当たり前。日本は法治国家。ファンじゃなくても今の日本の証拠なく噂段階で決め付け排除する私刑が多発している現状に危機感。マスコミ既得権益を壊さないと未来はない。政治家誰も突っ込まないがー #記者クラブ #電波オークション #ジャニーズ潰しはマスコミもグル 
@fuji507
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「冤罪」で消されたジャニーズと岡田有希子。芸能を殺す人々こそ消えてくれ【宝泉薫】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
 叩く側が時々、錦の御旗みたいに持ち出す裁判の結果にしても、その実態は「週刊文春」の記事をジャニーズ側が名誉毀損だと訴えたもの。セクハラと思われる事実も認定されたが「文春」も損害賠償金を支払わされた。法的な証拠は後にも先にもこれだけなので、現在の叩き方、追い込み方は明らかに行き過ぎだろう。
 にもかかわらず、なぜそこまでキャンセルしようとするのか。岡田有希子のときも感じたことだが、こういうとき、人や事務所、作品を消そうとするのは、芸能を愉しめない人たちだ。芸能を好きではないというか、その作品にもスキャンダルにも人間ならではの業がにじみ出ることを思えば、つまりは人間そのものを好きになれない不幸な人たちである。(略)
 ちなみに、こうした傾向は1980年代半ばの「ロス疑惑」騒動あたりから始まっている。それこそ「週刊文春」が「疑惑の銃弾」と銘打ち、悲劇の夫と見られていた三浦和義が保険金目当てで妻を殺させたのではと告発。三浦のどこか魅力的なキャラクターもあいまって、大きな注目を浴びた騒動だ。
 が、裁判では無罪となった。その後、米国で逮捕され、自殺してしまったものの、法的にはあくまで冤罪である。
 筆者は40年近く前、この騒動が好きになれず、同世代の友人に「マスコミは告発なんてしてはいけないと思う」と言ったら、ひどく驚かれた。おそらく、告発こそがマスコミの仕事のひとつだと考えていたのだろう。その友人はその後、新聞社に就職したはずだ。
 そして今、当時抱いた思いはますます強まっている。正義を気取り、不��平な報道に走りやすいというか、世間の喜びそうな正義のためならどれだけ歪んだ報道も辞さないマスコミなど、芸能あるいは芸術にとって百害あって一利なしだからだ。
 まして最近は、ロス疑惑の頃と違って、大衆が「客」や「野次馬」では満足しなくなっている。今回のジャニーズ騒動では、慰安婦問題、草津町長セクハラ冤罪事件といったものを演出したり、たきつけてきた人たちが旗を振り、一部の大衆が一緒になって叩くという構図がいっそう露わになった。「温泉むすめ」のような萌え絵による盛り上げ企画を妨害する層とも、それは重なっている。
 ジャニーズも萌え絵も、日本が長年かけて築き上げてきた文化であり、それを消そうとすることは、宝物を奪ってゴミ箱に捨てたり、燃やしたりするのと同じことだ。
 たとえば、KinKi Kidsがジャニー喜多川に捧げた「KANZAI BOYA」という曲がある。ジャニー独特のセンスや口癖を愛情をもっていじったもので、じつに味わいの深い内容だ。こういう曲も当分、披露されることはないのだろう。
「死人に口なし」でジャニーズ事務所を豊臣家や大日本帝国、安倍晋三にしてはいけない理由【宝泉薫】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
 そして今年、英国のテレビ局BBCと「週刊文春」による「ジャニーズ糾弾キャンペーン」のような動きが起きた。ジャニーが生前にやっていたとされる、タレント及びその予備軍たちへのセクハラの責任を問い、償えというものだ。
 しかし、生前も死後も、警察への被害届は出ていないし、被害についての証言もかなり雑。逆に、被害はなかったとする証言は無視された。
 BBCや文春に続いた報道も、NHKなどを含め、かなり雑というか、一方的なものが目立つ。にもかかわらず、事務所はジャニーズに好意的でなかった勢力の報告書に乗せられ「法を超えて」救済するなどと公言してしまった。ジャニーを大悪人に、ジャニーズタレントたちを悪の味方に仕立てて叩きたい空気感に抗うより、負けを認めて出直そうとしたのかもしれない。
 が、そもそも、そういう勢力を信用したことが悪手だったのだ。その勢力は貪欲で、その後もゴールポストを動かしたりしながら、攻撃の手を緩めない。ジャニーズが出直すために作られた新会社に���、社長をはじめ、その勢力の人たちが幹部に居座り、まるで乗っ取られたかのような印象だ。
 ちなみに、その勢力には、思想でいえば左寄り、野党的、反日、フェミニストといった傾向の人が多い。それゆえ、SNSでは「#ジャニーズ潰しは慰安婦スキーム」というハッシュタグが生まれ、群馬県草津町の町長がセクハラで濡れ衣を着せられかけた事件と同じだという声も出た。(略)
 その性癖については創業当初から噂され、報道もされてきたが、生前に最大の注目を浴びたのは、1988年、元フォーリーブスの北公次による暴露本「光GENJIへ」が出たときのことだった。
 仕掛け人は、当時、田原俊彦の女性スキャンダルをめぐり、ジャニーズと対立していたAV監督の村西とおる。糾弾するための材料をカネをかけて集めており、そこにうまくハマったのが、カネに困っていた北だった。彼自身、アイドル時代に作詞をしたり、自伝本を書くなど文学志向だったが「光GENJIへ」自体は彼の告白をもとに出版プロデューサーの本橋信宏が執筆。本橋は村西の友人で、その仕事を手伝いながら、反体制運動などのルポを書いたりしていた。
 とまあ、この構図から浮かんでくるのは、この本の信憑性についての疑問だ。ポルノグラフィーとしても恨み節としてもかなりよく出来ているが、逆によく出来すぎている感もある。考えてみれば、村西はもとより、本橋もポルノには通じていたし、北は北で、とにかく面白い話を提供しなくてはならない必要に迫られていた。そんななか、けっこう盛られた内容もあるのではと想像してしまう。
 実際、北に続いて暴露本を書き、かなりの成功を収めた平本淳也について、その出版社の社長が「ちょっと虚言癖があったりする」と評してもいる。また、北はのちに暴露を後悔したり、再び暴露をにおわせたりしながら、死の前日にはジャニーやメリーに感謝を述べるなど、その言動には一貫性がなかった。
 そして、北や平本、さらには今回の証言者たちの回想がすべて事実だとしたら、ジャニーのプロデュースやマネジメントはどこかで破綻していたのではと思わざるを得ない。質的にも量的にも、バレないはず��ないし、警察沙汰にならなかったのが不自然なほどなのだ。
 個人的な印象としても、ジャニーの性癖はもうちょっとプラトニックなもので、その傾向は加齢とともに強まっていったのではという気がする。たとえば、ジャニーが元気で可愛い少年を好んだように、薄倖で可憐な少女を愛した川端康成もそうだった。ウラジミール・ナボコフの「ロリータ」が話題になった際、川端は「あれは汚いから嫌だ」と感想を語ったが、それに似た感覚をジャニーも持っていたのではないか。
 ではなぜ、今回のようなことになったかといえば「光GENJIへ」の影響がおそらく大きい。あの本がよく出来すぎていたため、それを下敷きにしたかのような証言が虚も実もないまぜに拡大再生産され、その勢いに事務所が圧倒されてしまったのではと。人間の精神とは脆いもので、大勢から集中的に糾弾されれば、まともな判断もできなくなる。まして、証言者たちは芸能活動については負け組で、その感情は恨みや嫉みといったネガティブなものにあふれているのだから。
個人的には何故か🇬🇧大英帝国様の📺BBCが出てきた時点でもう充分、陰謀いっぱい、お腹いっぱいゲップップでございました。
浅〜い正義感に踊らされたアホな売国反日国民ばかりだったね、無念。
ちなみに北公次さんは短期間でしたがご近所さんだったことがあり当時奥様とお店もなさっていたのでお会いしたことがあります。合掌。nya
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crydayz · 3 months ago
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250405 土
死ぬまでに自分が生まれた事に対し納得や満足できれば人生のメインシナリオはクリアしたと考えて差し支えない
私は20代の頃自分がそんな境地に決して到れるわけがないと思っていたし、何よりもまず自分が子孫を残せるような人間関係を築けるわけがないとも思っていた
くわえて幼少期に自分自身で「コストばかりかかる可愛げのない嫌な子供」だという自覚があった為、もし大人になって子供ができた際に自分みたいなお荷物人間が生まれたら最悪だ、という気持ちもあった
自分独りではその諦観を決して覆せないと確信していた
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どんな形であれ、私は他者と仲間や家族という関係性に至る前にその関係性をぐちゃぐちゃにしてしまう癖があった
どうしても、自分の面倒くささを最後まで受け止めてくれるか否かの確認作業、いわゆる「試し行為」をしてしまうのだ
それは「自分を好きか?」と尋ねるような単純なものではなく、相手をあえて疑心暗鬼にさせたり、罪悪感与えて責め立てるような陰湿な追い込みだ
だから20代の初めの頃に彼女ができた際も、結局は肉体関係にいたらぬままに���かれてしまった
別れて正解だ。当時の自分は今の比じゃなくクソ面倒くさい陰キャオタクだったし付き合ったところで相手サイドに何のメリットもない
兎にも角にも、ある程度心を許したあとで「全部持っていかれる」のが怖かったのだ
大事に築き上げた繊細なガラス細工めいたものをぐしゃぐしゃに壊される事が怖くて怖くてたまらなかったのだ
今、私がそんな弱音吐いてる男性を見かけたらどう思うだろう
かつての自分と似ているなと思うのは当然として「運よきゃ学べるだろうけど、運悪きゃそのまま不審者街道まっしぐらだろうな」程度の感想しか抱かないだろうな
もはや今の自分とはあまりにもかけ離れたパーソナリティだ
けど、30半ば過ぎて40代に至ってもなお、そのような鬱屈したパーソナリティ抱えているIfの自分めいた男性は沢山いる
きっと彼らは今もなお「他人に傷つけられたくない繊細なガラス細工めいたもの」を丁寧に組み立て、自分だけの秘密基地にそれをそっと飾って愛で続けているのだろう
私は物理的に大切なものも、精神的に大切なものも、妻とシャチョーに全部破壊し尽くされた(ああ、大事な物体という点ではFPVドローンだけは残ってるが法律がクソ厳しくなったのでもはや国内では飛ばせぬただのガラクタだ)
しかし、壊されてよかった
普通に人間の方に興味が向いたから。人と向き合う勇気が生まれた
物質や屁理屈を溜め込む事はチャンスを見送る為の「免罪符」だ
「今、それどころじゃないから、そんなものよりこっちの方が重要だし大切だから」
いやいやいや、そう思いたいだけだろ
本当は分かってる。置いてけぼりくらっていつまでも幼児のようなメンタル抱えてる自分を見つめたくないのだ
その状態を維持できるだけの親の金なり不労所得があるのなら、一生成長せずに子ども気分のまま遊んでいたいし責任なんて1ミリも負いたくない。どこまで子供らしさを維持できるかのチキンレースってわけ
うん。20代半ばの時点で将来自分がそういうカスみてーなおっさんになる未来は予想できたね(周りにそういうでっかい赤ちゃんみたいなおっさん大量にいたし)
だから思った。29歳で絶対死のう、と―
そんな格好悪い生き恥晒してまで生きてたくない、と―
けど30代が近づくに連れ、友人があり得ないくらい大成功収め大金得て、子育ての事を想定したライフプランについて居酒屋で語り始めた時、私の中の絶望のギアが2段階くらい一気に上がった
「置いてくな」と思った。俺もそのステージへ行きたいと強く願った
初めてだ「他者の命の責任を負う姿」を格好いいと思えたのは
友人は「それができる金が手に入ったからやるだけで別に人として成長したわけではない」的な事を言っていた気もするがいずれにせよ自分が想像した事すらないステージにあっという間に到達した友人に対し、私は猛烈な憧れと嫉妬と敗北を感じた
悔しさが限界を突破し「まだ死ねない」と思った
「私も同じことしたい!」と願った
まだできる、まだ時間切れじゃない、まだ使い切ってない可能性がある、と―
だから彼こそが「最初の命の恩人」だ。大金稼ぐオア結婚して子供作るのどっちが先でもいいけど、とにかくそれをやり切るまで「絶対死ねない」と思わせてくれたのだから
その後は妻に救われる事となる。そうして死ぬ理由を完全に失い今のルートへと接続した
「救いは破壊と喪失をもって完成される」
自分の中の「弱くて繊細なもの」を徹底的に破壊し凌辱し尽くされ、防御力ゼロかつ退路絶たれた状態でさらに度し難い侮辱を受けまくる
一度は嫉妬に焼かれ殺意に身を委ねるシーズンだってあるだろう。ああ、全然あっていい
けど、それすら持ち前の運の良さでどうにかこうにか切り抜け、他者と自分を許し認め感謝できる気持ちを獲得できたなら―
自然と運命のXXはあなたに微笑むのだ(XXにはなにかロクでもないものを当てはめよう)
エンタメ好きダメ人間は「敵」を探せ。憎み嫉妬し打倒するに値する敵を
どこにもいないなら私がそれになってやる
敵がいないなら私を憎め、そして必ず勝って、次代の未来と眠れる奴隷達を照らす光となれ
私はステージ1のボスだ。足踏み人間の腕試しにはちょうどいい歯ごたえの難易度設定だ
私を倒して手に入るスキル「筆ペン操作技術」はステージ3のボスにすら通用する強力スキル。私のぺんてる筆と共に、持っていくがいい
これが私の役目。私なりの遺志の遺し方
マジにさ。できるって。カンタンな話さ
死ぬ気で生きればいいんだよ。あんたら、ムダに命大事にしすぎだよ
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picnicism · 11 months ago
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ネットで蓮舫さんが暴れて大変なことになっています。ヤバイんですけど……。どうしてこうなってしまったのでしょう。  蓮舫さんの経歴は、抜群です。旧民主党政権では国務大臣を務め、旧民進党代表(途中で投げ出しちゃったけど)も歴任するという輝かしい経歴を持ち、状況が許せば日本憲政史初の女性総理大臣にも就任するかもってぐらいの、野党の切り札的存在。  そんな抜群の知名度を持つ大物の蓮舫さん��都知事選に担ぎだしたところまでは良かったんですけれども……。蓋を開けてみたら、俺たちの女帝・小池百合子さん相手に大惨敗してしまったのは皆さん記憶に新しいところかと思います。  立憲民主党や日本共産党など野党陣営からしますと、いくらエース級の蓮舫さんとはいえ、現職都知事に勝ち切るのは当初から難しいと判断していたようです。せめて、2020年の都知事選で担ぎ出していれば、まだ勝算はあったんじゃないですかねえ……。  もともと来年で改選となる参院選までわずか1年という蓮舫さんの残り任期を考えれば、東京都下の衆院選に鞍替えする布石として、都市部で人気が急落している自民党へのダメージと、衆院選顔見世の一環として蓮舫さんが全国の注目を集める都知事選に出馬するのは良い案といえば良い案でした。 ◎「2位じゃダメなんですか」のはずが3位に…15年ぶりにフラグ回収した蓮舫さん(56)は、どこで失敗してしまったのか?(文春オンライン)  ところが、ドトールの創業者・鳥羽博道さんと選挙の神様・藤川晋之助さんに担がれたダークホース・石丸伸二さんに頼みの無党派層や若者層をごっそりと奪われ、蓮舫さんは3位に転落してしまいます。やっちまったな。  蓮舫さんの惨敗は、追い風が吹いていると思っていた野党陣営からしても、逆風で大変なことになっている自民党にとっても、「えっ」って感じの衝撃をもって迎えられたのです。 連合東京が野党勢力の候補を支援しなくなった元凶  ある程度いけると思っていた蓮舫さん陣営。それでも小池さんに惨敗してしまったので、なんでこんなに苦戦したのと反省するために、立憲民主党は主力の支持団体である連合(日本労働組合総連合会)の会長・芳野友子さんに来てもらって、敗戦の総括をしたわけですよ。  もっとも、蓮舫さんは幅広い支持を集めるためとの名目で「オール東京」を標榜し、立憲民主党を離脱して無所属扱いとなりました。しかも、左派活動家や著名人のグループである市民連合を緩衝材として、日本共産党が無所属蓮舫さんを強力に支援しました。結果的に、これが裏目となって、オール東京ではなくオール左翼になった結果、活動家っぽい独特な選挙戦に都民の投票意欲は冷めてしまったのもまたむべなるかな。  ただ、この日本共産党と連合との間には、労働組合同士の長い対立の歴史もあって、同じ左派勢力でも不倶戴天の敵とも言える関係にあります。  また、今回蓮舫さんを担ぐに至った立憲・手塚仁雄さん(東京5区・目黒区)は、この連合の東京を中心とする組織・連合東京との折り合いが非常に悪く、過去も東京の選挙では、連合が野党勢力の候補者を担がず、支援しない歴史が続いています。  なので、蓮舫さん陣営も連合には正式な支援・応援要請をしていなかったとされており、蓮舫さんは連合に気兼ねせず、大手を振って「立憲共産党」からの支援を受けて選挙戦を戦い抜いた、はずでした。  ところが、その芳野さんによる蓮舫さん敗戦総括の囲み取材の記事が出るや、蓮舫さんが爆発。「現職に挑戦した私の敗戦を、現職を支持した貴女が評論ですか」といきなり噛みついてしまいます。ヤバイ。  いや、連合に支援を求めなかったのは、そもそも蓮舫さんサイドのはずなのでは。それどころか、繰り返しますが、いまの立憲民主党の支持団体こそ連合なのです。にもかかわらず、「連合離れはこういうトップの姿勢にもあるかもしれませんね」と派手に揶揄したからさあ大変。  普通、負けた候補者が言うことじゃないと思うんですよね。 「私は黙らないからかっこいい」と思っているのかもしれませんが、古巣の支持団体まで一緒に腐すとか、さすがにヤバすぎるのではないかと感じるわけですよ。立憲からすれば、離党したとはいえ党代表のような要職も務めた蓮舫さんが堂々と支援組織批判をするんですから、大迷惑です。 大人の常識をオールスルーした俺たちの蓮舫さん  そして、今度は朝日新聞の政治部記者・今野忍さんが、蓮舫さん落選に関して、蓮舫さんにリポストする形で言及したら、これに対して蓮舫さんがさらにブチ切れてしまいました。  蓮舫さんがこの自分から積極的に燃えていくスタイルは、もう誰にも止められない。誰にでも絡みに行くので、もはやカミツキガメとかR指定などと揶揄される始末で、さらに蓮舫さんの支援者が「蓮舫さんへのイジメだ」と大騒ぎするので、結果的に蓮舫さんの異常行動が増幅してさらにクローズアップされてしまう状況です。  それどころか、積極的に蓮舫さんを応援してきた左派活動家や有識者も、このまさかの「朝日新聞の裏切り」に対し、ボンバーマン的な怒りの爆発連鎖で尽きぬ油田の大火災の如き大惨事へと発展していくのであります。ヤバイ。  いきなり、蓮舫さんがX(Twitter)上で朝日新聞に法的措置をチラつかせながら謝罪要求。おいおいおいおいおい。別に「そういうのは水面下でやれ」とか「常識的にはある程度、根回ししてから騒ぐもんだろ」などの、大人としての常識をオールスルーで、酔っぱらいの煽り運転上等のような危険行為をぶちかまします。  もっとも、今野忍さんも朝日新聞にとっては保守寄りの思想を強く持つ“問題児”的な扱いをされていたようで、朝日新聞記者の肩書でネット番組などに出て、あまり裏の取れていない話をしてしまうために困った存在だったというふうにも聞いています。  実際、政治部にいる現役記者が、ネットで落選した候補者に関して、ダイレクトに論評するのは記者としてのマナーや倫理に反するという同業記者も少なくないのは事実です。  ただ、朝日新聞は別に立憲共産党の機関紙ではありません。常に、立憲など左派政党や蓮舫さんなど左派系政治家にとって都合の良い、耳障りの柔らかい言動だけがもとめられているわけでもないのです。  逆に、幅広い政治指向や立場の記者を抱えて初めて報道機関の奥深さという面もありますから、公然と蓮舫さんにDISられたからと言って、お詫びしたり撤回したりするのは言論の自由の萎縮にも繋がるところなんですよね。 蓮舫さんの次の公認政党は日本共産党?  そう思ってたら、いきなり朝日新聞が謝罪してました。ええ……どういうことなの。子宮頸がんワクチンの反対キャンペーンで若い女性の命を大量に奪っておきながら、謝罪もロクにしていないあの朝日新聞が、蓮舫さんの噛みつきを前にあっという間に謝罪に追い込まれてしまうとか、何してんだよという感じが強く致します。  また、発端となった今野忍さんも、誰に対する謝罪かは明確にしないながらも謝意を表明し、しかし騒動となったポストは削除しないという漢気ムーヴをかましています。  これが読売新聞や産経新聞、夕刊フジなんかだと蓮舫さんはそこまで怒らなかったでしょうし、蓮舫さんの支持者も「蓮舫さんは落選したのだから私人だ」などの謎の擁護はしなかったことでしょう。  いわば、身内だと思っていた連合会長や朝日新聞の政治部記者に、よりによってネットで酷評されたので蓮舫さんがイキリ立って批判をはじめ、それが犬笛となって、蓮舫さんファンがネットで焚き付ける側に回り、大騒動に発展したという形であると言えます。  安倍晋三さんの伴侶に過ぎない安倍昭恵さんが私人である��いう閣議決定にあれだけ批判を浴びせた蓮舫さんやその支持者が、落選したからといって、「元国務大臣や元党代表は私人だ」というのもヤバくて面白い感じがします。  都知事選のような大型選挙に知名度抜群の大物政治家として挑んで惨敗したのですから、そりゃ当然評論の対象になるでしょうし、そもそも旧民主党の政権交代前から自民党や政府に対しても中傷めいた批判を繰り返してきたのですから、典型的なダブルスタンダードとも言えます。  せっかく法的措置をチラつかせたのですから、これはもう誰でもいいから弁護士ちゃんと立てて、司法で白黒つけたら面白いんじゃないかと思うんですよ。  やはり、蓮舫さんが表だって連合批判してしまったので、立憲民主党から衆院選に鞍替え出馬ってのはまあ無理じゃないのかなっていうふうには思います。いまや、出馬する公認政党としては日本共産党ぐらいしかあり得なくなっちゃっているのではないでしょうか。  いままさに蓮舫さんの惨敗を受けて、立憲も泉健太体制どうするのっていう話にもなります。なぜか責任を負って刷新するべき立憲東京都連は、長妻昭さんも手塚仁雄さんも退任することなく居座っています。  一方、国民民主党とまた候補者調整をして共産党外して仲良くやろうぜという話にもなっているようで、都知事選前はめっちゃ吹いていた立憲民主党への風がぱったりと止みかねない状況で、右往左往している���象があります。  また、何とか小池百合子さんへのステルス応援で面目を保った形の自民党も、同日行われた都議補選で、選出9議席のうち2勝7敗(うち、南多摩だけは不戦敗)となって、都連会長として頑張ってきた萩生田光一さんもついに自ら辞任する運びとなりました。  自民党は自民党で、やはり政治とカネの問題をいまなお強く引きずり、岸田文雄政権の支持率も低迷したままで9月下旬の総裁選に向けてごちゃごちゃやっています。そう簡単には都市部での自民党支持率回復は難しいのではないでしょうかね。  かといって、石丸伸二さんも都知事選で新風を起こして2位になってみたものの、出てくるエピソードがどれも割とイケてない感じのネタばかりで、一過性の人気で終わってしまいそうな雰囲気です。  既存政党に対してこれだけ有権者の不信感が積み重なり、自由民主党も立憲民主党もやらかしが酷くヤバい感じになっているのに、その真ん中で派手なキャンプファイヤーをやってる蓮舫さんってのは、実に象徴的な存在だなあと感じずにはいられません。
ネットで黒煙を上げ続ける俺たちの蓮舫さん、誰かどうにかしてあげられませんかね 【山本一郎ズアイ】ボンバーマン蓮舫に都議選惨敗の自民・萩生田、一過性の石丸…焼け野原と化した都知事選後の東京(1/5) | JBpress (ジェイビープレス)
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yutakayagai · 1 year ago
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月日は流れ、秋になった。県芸術祭に出展した大畠の作品が「佳作」となり、新聞の地方欄にも掲載された。
この話を一番喜んだのは仁志だった。モデルを務めたこともあるが、やはり大畠の精神的な支えにもなったことが彼の創作意欲にひと役買ったのが、この上ない喜びだった。
その作品を大樹や佐伯も観に行った。スーラの様に「点」で、淡い色調で物憂げにうつむく短髪の青年が描かれたその下には、「Sa jeunesse」とあった。
「『青春』か…」
大学時代に第二外国語で仏語を履修していた佐伯は、この単語に大畠の仁志に対する愛情の様なものを感じた。一方、英語しか知らない大樹は、
「英語じゃないよね?」
と聞いた。
「『青春』って意味だよ、仏語で」
「『青春』か…」
自分の幼なじみが、まさかこの様なかたちで描かれるとはと、大樹は仁志を羨ましく思った。大畠の眼には、恐らく仁志がこんな風に見えるのだろう。
その後、休日に今度は勇人が光代を連れて訪れた。光代は、彼女が知っている仁志と雰囲気が違っていることに、
「仁志に似てるけど、何か違うわね」
と言葉をもらした。この言葉に、
「大畠先生と言う、仁志にとってかけがえのない男(ひと)と出会ったからだろうね」
と言った。すると、光代はもしかしたら仁志も同性に目覚めたのかと、
「それって、つまりあの子も…」
と尋ねた。この言葉に勇人は、
「まァ、オレと川嶋みたいな感じだな」
と苦笑した。
「嗚呼、そんなところまで似なくてもイイのに…」
と、光代は溜め息をついた。
私立S高校では、この作品について大畠に対して仁志とはどの様な関係か問い詰める生徒や教師もいたが、そのことについて宇佐見が、
「かの有名なピカソだって、複数の女性と関係を持つ毎に作風も変わったンだ! 愛は芸術を生むんだ! 大畠先生と武田君の間に何かあっても、こんな素晴らしい作品が生まれたンだ! どうでもイイじゃないか!」
と強気に出ると、おのずと消滅していった。もし関係を知られたらと怖気づいていた大畠は、
「宇佐見先生。噂も消えてホッとはしてますが、そんな『愛』なんて…」
と話したが、
「だって、セックスしてたンでしょ!? 幸福(しあわせ)なンでしょ!? だったらイイじゃん! オレなんて『セフレ』もいなくて淋しいのに!」
と、タコの様に唇を尖らせた。
「こ、声がデカい!」
と、大畠は宇佐見のあまりに率直すぎる発言に冷や汗をかいた。
すっかり校内の「有名人」となってしまった仁志は、休みの日にモデルをしに大畠の家に来た際、こう言った。
「僕、これ以上モデルを務めると先生に迷惑をかけると思う」
内心は、大畠に対する思いは変わらず、できればずっと続けたいと願っていた。仁志は彼を愛していた。その言葉に対し、
「気にすることないよ。オレは仁志をもっと描きたい」
と大畠は言った。
絵筆を置けば、二人はベッドの上で愛し合った。仁志は身体の諸部位を愛撫サれると喘ぎ、両腕で大畠を求めた。肉体同士が重なれば乳房は隆起し、肉棒はますます反り返った。羞恥心を垣間見せるも大胆に開脚すると、大畠はその間に入り込んだ。
「…仁志、君はなんて卑猥なンだ」
孤島に押し寄せる波の様に、大畠は仁志の下半身の穴に肉棒を挿入(い)れ、抱き寄せた。
「あッ、ああん!」
この様な情事を二人は続けた。
その後も、大畠の作品はあちこちの公募展に出展し、入賞した。気付くと、季節は春になっていた。梅の花が咲き乱れる二月中旬、彼は母校であるT大学芸術学群の大学院で学ぶ為、三月いっぱいで私立S高校を退職することになった。そのことを聞いた仁志は、
「…先生、嫌だ! 辞めないで! 遠くに行かないで!」
と泣きじゃくった。大畠も涙を流しながら、
「…申し訳ない。でも、夢を追いたいンだ」
と頭を垂れた。人気ない美術室で大畠���仁志を堅く抱擁し、接吻した。込み上げてくる思いを抑えきれなかった。彼は、
「…愛してる。仁志なしでは生きられない」
と告白した。
すると、突然ドアが開く音がした。途端に二人は平然を装ったが、現れたのは宇佐見だった。彼はいつもの調子で、
「大畠先生も武田君も、君たちの愛ってそんな軟なもンなの!? 別に外国へ行っちゃうンじゃないンだし…。いつだって会えるじゃん!」
と苦笑した。
「う、宇佐見先生! 声がデカい…」
と、大畠はドアの方を気にしながら注意した。宇佐見は仁志にハンカチを渡しながら、
「武田君、愛してるンでしょ? だったら遠距離恋愛すりゃイイじゃん。つくばなら、土浦まで常磐線で行けば路線バスでちょっとだよ。泣くほどじゃないよ!」
と両肩を叩いた。
「宇佐見先生…」
「先生は、二人の愛を応援するよ!」
仁志は、これまで宇佐見を煩わしく思っていたが、実は表裏がなく気持ちが良い先生なのだなと見直した。一方、大畠は赤面していた。あまりに仁志のことが頭から離れず、自分の近くにいて当然だと思っていたのだ。よく考えてみれば、確かに茨城県内なのだし、土日祝日は茨城町に帰ればイイではないか。そんな彼を目前に、宇佐見は仁志に話した。
「武田君。『恋は盲目』の状態になるほど、大畠先生は君を愛しているンだよ」
「『Love is blind』か…。そうかもしれない」
宇佐見が話した言葉を、大畠は認めざるを得なかった。
同じ頃、嶋田は池野辺に案内されるまま、茨城町に近いカトリック教会の納骨堂へ行った。晩秋だったが、この日は小春日和で、墓参りをするには丁度良かった。
池野辺はすでに免許を返還していたので、運転は嶋田が行った。当時はニュータウンは整備されておらず、未だ雑木林のまま放置されているところが多かった。途中、とうもろこし畑と思われる耕地があちこちあり、随分寂しい場所に納骨堂があるなと嶋田は思った。
カトリック教会の納骨堂に着くと、池野辺は「墓誌」の様な御影石に指をさした。そこには、洗礼名に加えて「谷田部大輔」と刻まれてあった。彼は言った。
「大輔、嶋田君がお参りに来てくれたよ」
名前で呼んでいるのを聞き、池野辺が谷田部と切っても切れない絆に結ばれている関係になっていたと、嶋田は思った。花束を捧げ、彼は両手を合わせて黙想した。心の中で、
『谷田部先生、まさかオレが悪態をついた後、惨めな思いをされていたとは。もっと早くあなたに会って和解したかった。でも、池野辺先生があなたを愛してくれて安心しました。今、この場をもってあなたに謝罪します。申し訳ありませんでした』
と、嶋田は言葉をかけた。
背後で見ていた池野辺は、うっすらと涙を浮かべていた。彼は、元気だった谷田部との日々を思い巡らしている様だった。その場に座り込み、彼は語りかけた。
「…大輔。お前の過ちは罪で��ったが、その報いを再三受けてきた。でも、嶋田君もお前と同じ教師となり、今、幸福(しあわせ)に生きている。彼も赦しているし、安らかに眠ってくれ…」
隣で黙想をする池野辺が、嶋田には淋しく思えた。昔は日活スターの様に凛々しく、校内でも人気があった教師だった。しかし、齢のせいもあるかと思うが、随分小さくなった気がした。まァ、オレもそうかと思い返した。
その後、寄り道をせずに嶋田は池野辺を家まで送って行った。玄関に着くと、妻の梓が迎えてくれていた。彼女は、
「お忙しいのに、どうもすみません」
と笑顔で会釈した。
恐らく、池野辺とはもう会わないだろうと、嶋田は予感していた。梓の方は年相応に齢を重ねている様に見えたが、彼の方は老け込んで見えたからだ。谷田部と直接ではないが和解したから、これで役目を果たした感があった。
数日後、その池野辺が亡くなった。新聞の「おくやみ」欄で知り、嶋田は電話で梓に確認した。すると、
「本当、急にあの世へ逝ってしまって…。これまで大病もなく元気でしたので、枯れる様に…」
と彼女は話した。
受話器を置くと、嶋田はその場に泣き崩れた。両肩を抱えながら嗚咽を上げた。嗚呼、オレの予感は的中したと、彼は思った。池野辺と過ごした日々が流れる様に思い出される。この夜は独りプライベートバーで、再会した時に飲んだシングルモルトを片手にボトルを空けた。
告別式に嶋田はカトリック教会を訪れた。何十年ぶりかに着た礼服に袖を通し、讃美歌が聞こえてくる中、彼は頭を垂れていた。予め、妻・梓からは基督教での葬儀は仏教と違い、神の懐に還る祝福であり喜ぶべきものであると聞いていたが、内心はそう簡単にいかないと思っていた。別離は別離に変わりはない。教壇に立つ時以外は、ふと涙が出てしまっていた。
それは大樹が目前にいても同様だった。嶋田の方から声をかけ、家に招いて共に食事をした後、ベッドの上で大樹を求めた。唇を重ね、身体の諸部位に接吻しながら、時折堅く抱きしめ、
「…大樹。淋しい」
と込み上げてくる感情を露にした。大樹はそんな嶋田に応えるべく求め、慰めようと努めた。
情事の後、大樹は嶋田に尋ねた。
「池野辺って先生、そんな好きだったの?」
「あぁ、オレの恩人だった」
「でも、谷田部って先生と一緒になったンでしょ?」
「あぁ」
「…何だか複雑だなァ。好きだったのに一緒になれなかったなんて」
恐らく、自由にあちこちの男(ひと)と関係が持てる大樹には、オレに対する池野辺の思いなんて解らないだろう。嶋田は、淋しさを拭い切れないことに苛立っていた。しかし、何度思ってもそれはもはや叶わぬものだった。池野辺はすでにあの世へ逝ってしまったのだから…。
棺桶の中に横たわる池野辺の亡骸は、これまでになく穏やかな表情をしていた。カサブランカの花弁が顔の周りに覆われ、嶋田は枯れた筈の涙を流した。彼は卒業間近に告白をした時、眼鏡を外して微笑んだ、あの笑顔を思い出した。これで谷田部のいる天国(パラダイス)へ行けるのだと、心の中で己に言い聞かせた。
妻の梓によれば、池野辺が洗礼を受けると話したのは谷田部が亡くなった数日後らしかった。彼は、初めて自分がバイであったことを告白した。彼女は特に驚かなかったと言う。逆に、
「最初から、谷田部さんを愛してたことなんて判ってましたよ。あんな熱心に職を探してあげたり、住む場所も見つけてくれたり…。なんで話してくれないのかなって、かえって思ってましたよ」
と笑ったと、話していた。意外と理解があったのだなと、嶋田は思った。
告別式が終わると、火葬する為に斎場へ向かう梓は会釈をし、
「これまで主人によくしてくださり、本当にありがとうございました」
と言った。嶋田は、
「いいえ、奥様もお身体に気を付けて」
と言葉を返した。
礼拝堂の中央にあるマリア、ヨセフ、イエスの聖家族を描いたステンドグラスが、石畳に淡い色彩で照らされていた。
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patsatshit · 2 years ago
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奈良県大和郡山在住、日々、育児と楽曲制作に励むmoanyuskyこと小野裕介(以下、小野ちん)に話を聞く。いまから遡ること6年、タラウマラの前身とも言えるサイクルショップすずめにphoneheadが小野ちんの1stアルバム『scapes album』を持って来てくれたことから、僕たちふたりの幻想との舞踏/武闘は幕を開けた。盆地から虚空へと放たれた金魚を追い求めるように、moanyuskyの奏でる楽曲は現(うつつ)と幻の狭間を漂う。2023年現在、phoneheadのレーベルpiano and forestから独立した彼は、自身のレーベル、その名もprivacyを立ち上げ、あまりに独特かつ、奇妙で愛らしい個性を確立しつつある。年内には新たな刺客を世に放つとの噂もあるが真相や如何に……。
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〔土井〕小野ちん、こんにちは。今回のインタビューでprivacyの主宰である貴方のプライバシーに少しでも迫っていけたらと思うので、よろしくお願いします。仕事に子育て、楽曲製作、レーベル運営等々、多忙を極めているとは思うんやけど、プライベートは何をして過ごしているの?
〔小野〕土井さん。本当によろしくお願い致します。 光栄と言いますか(笑)。光貴さんの後でええのんと思ったりするわけですが(笑)。ここ最近は主たる仕事をメインにしています。 この形態が出来上がったのも結婚してからなので、13年前ぐらいです。 仕事は朝9時から始まって、家に帰るのは21時ぐらいです。 休憩は1時間30分。 この休憩時間が自分の製作時間です。 あとは会社と家までの通勤時間30分、計1時間。 最近は主に文章を書いています。 仕事をして、文章を書いてと言うのが日々のサイクルです。 privacyからのリリースが3作品控えていますので、その作品のライナーと初の小説のような作品を作っていて、その作品も少し加筆しています。 あと、毎日入院している息子に日記を書いて送っています。 休みの日は、朝7時に起きて、娘を学校まで送って行って、雨の日は妻が送ってくれるのですが、その後は家の家事を終わらせて、お昼までには息子が病気になってしまったので、入院している病院へ行って、夕方には娘が帰ってくるので、デイサービスみたいなところへ行っているのですが、そこからの帰りを待って、晩御飯を作って、子どもの寝かしつけをして、1日が終わります。 最近はあまりこのループは変わらないですが、息子の面会が終わったら、2時間ぐらい空く時もあるので、そのような時間を使って製作を手伝って下さっている、土井さんから紹介してもらった、マノ製作所へ行ったり、タラウマラへ行ったりしていますね。
〔土井〕晴信が入院することを最初に聞いたときはほんまにショックやってんけど、それを直接自分に伝えてくれた小野ちんは毅然としている��いうか、良い意味でいつもと変わらへん飄々とした口調やったから僕もギリギリ平静を保てたと思う。もちろん心中穏やかでないのは察しがつくものの、同様に息子を持つ身としては素直に感心した。小野ちんは強いなぁって。 最近は文章を書いているということやけど、僕は小野ちんの際限なく溢れる思弁的な文章に対してある種の畏怖を抱いてる。一本の幹から四方八方に枝葉が分かれていく軌跡を目の当たりにしているようで、少しでもテキストを書くという行為に身を投じたことがある人は嫉妬すると思うで。小島信夫やカフカと同じCPUが内蔵されてるんちゃうかって(笑)。こないだのイン��ビューで光貴くんからも指摘されたように僕は生活も文章もシークエンスありきやから。いつまでもひとつのテーマについて考え続けたり、書き続けることがほんまにできへん。自分のやってること、書いてることにすぐに飽きてしまうねん。小野ちんや光貴くんはずっと「それ」を抱え続けることで熟成させるやん。まぁ、ときには「はよ手放せよ」と思わなくもないけど(笑)。書いている本人としては、書き始めたときにはある程度のゴールを見据えてるの?それともまったくの白紙状態?
〔小野〕土井さんと晴信の関係には深いものを感じています(笑)。晴信の文章作品も土井さんの表現の場(FACETIME vol.2参照)に投下してくれたし、これまで色々漫画なんかも頂いてますし、本当に感謝してます。 晴信も土井さんのところへ行ったと日記に書くと、やきもちを焼くぐらいで(笑)。晴信は人に恵まれていて、それは自分もそうで、そこは受け継いでくれていると信じています。 変な話しやけど、病気の事があって、より息子の事がわかったんです。 晴信もこれを乗り越えれたら、安泰だと思っています。 彼の中でも全ての価値が変わりましたし、当たり前にあった事がこれほどに特別だったのかと彼が1番に身に染みていると思っています。 私は全然強くないんですね。 弱々しいけど、人に頼って助けてもらおうと若い時は何度もしましたが、まるで助からなかったんで、自分でやらなあかんなと今は思ってます。 自分の人生において実験して、これが良いのかもと思った形態を生活に落とし込んでいまやっているのですけど、それでもうまくいかない事は多いですが、でも前よりは少しだけうまく世の中で生きていけていると思う瞬間があるのですが、その瞬間を感じれると、それもまた幻想になっていって、ずっとこの連続が続いていくのだろうなと、いまは思っています。 そうは言ってもこの歳になってもやっていない事など山ほどあるのですが(笑)。自分にとって表現は、これは断言出来ますけど、「逃避」なんで、生活とは別なんですね。 だから本当の言葉でもなんでも無いと言うとまた難しいのですが、ある種、根源的な(人が生きるためにごく自然とやっている本当の事)事とは違った事でもあるし、本当の事でもあるわけです。 表現が難しいのですが。 離れれば離れるほど、幻想に近づくと言いますか、音楽となるわけです。 だからそれは自分にとって実感を感じられるのは実生活なので、音楽や表現で得ている感覚は明らかに偽物なのだけど、それは自分を投影していると思っているので、ややこしいのですが本当の事なんですね。 本当の事をやらなければならないと思いながらあれこれ「偽物」について探究しています(笑)。自分は結局のところ、好きなところも嫌いなところもずっと変わっていないのだと思います。 その執着が人より濃いのかなと。 手放すというか、自分やから、手放せない(笑)。なので、コード進行しかり、自分のやってる事は生まれてこの方変わっていませんし、同じことをやっていたとしても、その時の現状に全てを委ねれば、音なり文章なりは簡単に変貌すると思っています。 リスナーの延長上で全てやっているので、それを堪能すると言う事が1番に重要なので、それが同じ感じ��ったら、飽きてしまうんですけど、全然違って見えたり聴こえたりするものだから、飽きないんですね。 だから、今はこれはできないなぁとかは感覚的にですがあります。 自分達の時代や環境となってくると、どこにオリジナルがあるのかという探究がやっぱり重要で、死に物狂いで探さなあかんと思います。 やらなくて良いよとか、探さなくて良い、頑張らなくて良い、 世の中が最近言ってる事は信用なりませんからね(笑)。自分を開け渡してはならないといつも思っているので、出来るだけ、迷い込ませるようにギミックを仕掛けていきたいと考えています。 基本的に嘘ばかりですしね(笑)、得意技です。 文章を書き始めた時は全くの白紙です! ゴールも何もわからないので苦しんでます(笑)。音楽はある程度やってきているので、ここらへんで終わるとなる事がわかりますし、それが1つの音楽を決める重要な部分だと思っています。 でも文章は音楽に比べると特に本を読んでいないので、終わりが分からず、混乱と混沌の中から、いきなり終わりはやってくるんですね。 それがまた面白いのですけど。 だから普通に3年だったり5年同じ題材を書き続けてます。 今回の新作も10年前に書き始めた作品で、結局コロナ禍に入り、1年目に完結したのですが、5年ぐらいはストップしていて、また掘り返してきて、ほとんどのところを変える形で進んでいます。やっと終わりそうです。 他の人がどのように書いてるかわからないので、これでどうなのかな?といつも考えながら書いています。 しかしながら書き始めてわかったのが、出し尽くすのは5万字から10万字の間で、それが何年も経て2万字ぐらいに収まる感じです。短く終われる人に憧れますし、素直にすごいなぁと思ってしまいます。 良い音楽作品もトータルで50分も無い作品なんか多いですしね。 短く表現が出来る事が目標です。 自分の文章は思考しているところから余すところなく書いているので、多くなっているように感じます。アホなんですよ、多分(笑)。
〔土井〕アホて(笑)。いや、でもそういう感覚は確かに僕にもある。簡単に言えばコンプレックスなんやろうけど、ひとことでそう言ってしまいたくない自分もおって、だから未だに往生際悪くジタバタと文章を書き続けてる。でも読む人が読めばすぐに捲れると思う、あゝこいつ浅学菲才の輩やなって。ここで小難しい言い回しを使いたがるのもアホやからやで(笑)。だからと言って僕らは自分の人生を悔いている訳じゃないもんな。「自分なんて」と卑下する感じがいま一番いらんわ、おもろない。自分なんて、とウジウジしてる人の肩にそっと手を添えて「そのままで良いんだよ、あなたはあなたでしかないんだから、ともに歩んでいきましょう」という眼差しを向けるのがいまの世の風潮なんやろうけど、そんなん勝手にやっといてくれ、こちらを巻き込むなって本気で言いたい。それにしても10万字まで膨らませた思考の痕跡を2万字まで絞り込むという話はめちゃくちゃ興味深い。奇しくも僕も2万字という枠内で展開する物語が好きで、例え��小島信夫の「微笑」とか磯﨑憲一郎の「我が人生最悪の時」とかクライストの「チリの地震」とかカフカの「カルダ鉄道の思い出」とか、偉大な先達たちがどういう考えがあって2万字の物語を書いたのかはわからへんけど、僕の場合は最初から明確に2万字を見据えて書き始めるから。今年、自費出版した「ほんまのきもち」と「JAGUAR」も2万字。僕みたいに雑食的にとっ散らかった感じで音楽を聴いている人間にもTERRE THAEMLITZやMOODYMANNみたいなハウスミュージックのBPM120前後で刻まれる4つ打ちが一番気持ち良く感じる。それと同じように文章にも2万字の快楽というものが確実に存在する(笑)。僕は最初から2万字を意識してるけど、小野ちんの場合は始まりも終わりも定めず、ひたすらに頭の中にある考えを出し切って、更にそれらを時間で煮込んで絞り込んでいく。自称エッセイストにはなかなかできない執筆方法やで。小野ちんの自主レーベルprivacyの第一弾リリースとなった『同時再生の夢』に封入されていた訳のわからんテキストもだいぶユニークで面白かった。ところでレーベル名の由来を聞いてもいい?そもそもこのご時世にprivacyって(笑)。
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〔小野〕そうなんですね。2万字なんやぁ。それもよくわかっていなかったです、勉強になった(笑)。自分の人生めちゃ楽しいですね。 話していくと、しんどい事ばっかりですねって言われるけど、これって土井さんも世代やと思うんですが、松本人志の存在って大きいと思ってるんですね。 人生助けられたとすら思ってます。 それはダウンタウンが生み出した作品というより、世の中の松本的捉え方を刷り込んでくれたというところです。 苦しみの中で起こる不条理の中にある真の面白さを教えてもらったから、すべてそのように見てしまうんですね(笑)。これ冗談抜きで、腹立つというより、何やコイツ、みたいな(笑)。板尾もそこらへんに結構居ますしね。 そのままでいいんだよっていう、いまの感じね。 まるで生きるために使えない言葉やなぁと思います。 これは自分の考えやけど、そのままでええわけないと思います。 子供育ててたらわかりますよ。 成長してなかったら焦りますしね。 それは教養も身体的なところも、心の部分もすべてにおいて。 言葉ってたくさん当たり前のようにありますけど、その人の言葉として全然機能しない言葉が多いなあと思ったりしています。 だからこそ、そんな言葉は幻想に過ぎないので、あるべきだとは思いますが、拠り所にしたり、それを基礎に自分を構築するのは大丈夫かなと思ってしまいます。 自分の子供たちが大人になった時には何が本当なのかということは、いま以上にわからなくなってくると思ってますから、だからこそ「個」の考えを若い頃に養ってほしいというか、作る過程で得た価値というかね。そこで得た価値の方が断然大事で、作り出た物なんて実用性無いものばかりですからね(笑)。でもそういう「モノ」が現存しているというところの意味は大いにあると思っています。そこで得た経験をアイテムとして人生進んで欲しいと思うわけです。 最低限、世の中が言ってる事は全部嘘やろと思えるところまで。そのようなヒントを教えてくれる場所が文化圏であってほしいなぁと思うわけです。 なんでもそうやけど、もういらんとなってそこから外へ出るって言うのが人の始まりやと思ってますので、本を捨てて町へ出ようって昔の人たちも言ってますし。そこからは遠ざかった世の中となっているなと思います。 私は音楽から抜け出すところがまずは目標で、なかなかに抜け出せないので困ってます(笑)。40歳にもなって。『 同時再生の夢』では土井さんにお世話になりました、本当にありがとうございました。 頼んで良かったと思いました。 あの同時再生のテキストは3年ぐらいかな書いたんですけど、まだ文章を書くと言うことが浅かったので、「困惑」がそのまま文章になっているように思います。 だから、いま読んでも、思い出せない事も多くて、この前に久々読んだのですけど、よくわからんようになってて面白かったです。 じゃあ、これは誰が書いたんか?と言う事になるじゃないですか。自分やねんけど。それってほんまに?というようなループが生まれるわけで、それは音楽らしいと思うわけです。 privacyというレーベル名の由来は、子どもの名前をつけるように直感なのですが、音楽を通して、これまでの世の中を知っていく中で、やっぱり「群れ」で生きる生き物として、そこで生まれ出る大きな幻想に振り回されてきた聴衆の歴史のなかで生きてきた1人でもあった自分自身の事を考えた時に、群れとどう付き合っていくか、幻との付き合い方とはとか、距離の取り方と言うんですかね。「距離」や「尺」とかに近い位置からの言葉と言いますか。 そんな事を考えた時にこの「privacy」ってええなと思ったんですね。 あと誰も入ってこれへんやんみたいな(笑)。基本的に矛盾だらけの事だらけですが、そのなかでもこの言葉っておもろい位置にある言葉やなと思って、これや!と決めましたね。
〔土井〕ダウンタウンの影響は強烈にある。世の中は不条理で多元的なんやということを最初に教えてくれたのが松本人志やな。こないだもふたりのおばあが突然タラウマラにやってきて、僕の顔を見るなり「あらぁ、あんた立派に大きくなって��らに、おばちゃんな、あんたのお父ちゃんに昔から世話になってたんや。あんたお父ちゃんの息子やなぁ?よう似てるわ。目元がそっくりやわ。お父ちゃんここでずっと自転車屋してたやろ?あんた、お父ちゃんから店を買い取ったんか?この自転車も30年前にここで買うたんやで!」とか言うてくるから全力で否定したら「タラのウマなんてけったいな名前の自転車屋がほかにあるかいな?一回聞いたら忘れへんわ。あんた、私のこと耄碌してると思うてんか?」言うてまったくこちらの話を聞き入れてくれへんかってんけど『ビジュアルバム』に収録されてたコント「診察室にて」のまんまやなぁ思うて、ひとりで笑いが止まらんかったわ。淡路という街はそんなことが頻繁に勃発するから好きやねん。自転車の空気を入れに来た半裸のオバハンがコンプレッサーのホースに絡まって「兄ちゃん、助けて」と言うてきたり(笑)。慌てて助けに行ったら首からロザリオぶら下げとって、キリストと同じ格好なっとるやんけ、みたいな(笑)。その数日後には近所のコンビニで万引きをして現行犯逮捕されていたり、とにかくめちゃくちゃやわ。やっぱり現実こそが不条理やし、不条理こそが人生やし、だからこそ面白い。松本人志という人はそれについて誰よりも意識的やった筈やのに、映画を撮るようになってからはファンタジーとしての不条理を描くようになってしまって何だかなぁという感じ。小野ちんの「幻とのつきあいかた」は傍で見ていてだいぶ面白いし、それをきちんと作品化してるのもすごいと思う。その一方で自分のことはぜんぜん客観視できてへんやん。女の子のタイプだってつい最近になってようやく把握してたもんなぁ、縄文ロリ(笑)。僕も奥さんから「自分のことが全然わかってない」って言われるけど、小野ちんも大概やで。はっきり言うて、あんたは究極の天然や(笑)!
〔小野〕土井さんの話もかなりまっちゃん的な話が多いなと思う(笑)。それをどう捉えるかというところが重要で、その目線で捉える方法論やと思っていて、松本人志は自分の町の話を題材にしてたからこそ、おもろかったんやと思うし、聴衆を意図的に動かすような事をやり出してから、どうにもこうにもやと思います。 やっぱり守るものなど無く、自分がおもろいと思うものをリミッター無くやっていた時代の松本人志が好きです。 この守るっていうのは、歳をとればある一定に守らなければならないものって出てくると思うんですけど、特に思うのが音楽界隈の人たちはあえて作って重くなっている感じがあって、なんとも鈍くなるような、群れを成すじゃないですか。 少人数でもなんでも。 あれが自分はよくわからないんですけど、基本的に自分から始まってる事やから、終わるのも自分の中で終わっていくだろうし、それは共感出来ないものだと思っています。 文化を見ていくと、大抵好きな人は1人でやっていて、良い距離を取りながら色々なところへ顔を出す人ですね。 そうそう、私は天然のようですね(笑)。それは言われるまで気がついてなかったんですよ。 だからこそ本物の天然やと思��ます。 女の子のタイプはそうやったんかぁという感じやったね(笑)。なんかね、みんな同じちゃうかなと思ってたんですよ。 可愛い子はみんな好きやろうと。 そこの細分化が出来てなかったんやね。 歳をとって、そこへ縄文がつきましたよね。 わかってないよなぁといつも思ってます(笑)。
〔土井〕うんうん、やっぱり人は自分のことが一番わかってないよね。『エヴァンゲリオン』だって果てしない自己探究の末に「やっぱりわからん!」とか言うて他者に手を差し出す話やもんな。でもわからんからこそ作品を生み出し続けるんやし、小野ちんが言うようにすべてが「自分から始まって自分に帰っていく」ようなものやと思う。おまけにその「自分」ってなんなん?という永遠に答えの出ない問題を脳天に突き付けられてもいる。そんな無限ループの先に『同時再生の夢』や『JAGUAR』はある。いや、どちらかと言えば「ある」というか、現在地の「標」として自分のために置いてきたという感じかな。だから共感なんて最初からないねん。エンパシーは人間に本能的に備わっているものやと言われてるから、それ自体を否定する気はないけど、共感を求めることはある種の暴力やで。そのままで良いよ、あなたのことわかるよ、の裏側に潜む「だから私のこともわかってくれるよね?」という圧力。それが更に発展すると「わからない奴は敵」という具体的な差別に発展する。元凶は紛れもなく多様性を重視する偏った博愛主義にある。初期の松本人志や漫☆画太郎は絶対に弱者に手を差し伸べない。むしろ弱者がその弱さゆえにつまずく様を見て、くすくす笑ってる。そういう底意地の悪さがこの社会を根底から支えているということを腹の底の底まできっちり落としこまないと先には進めない。これまで43年生きてきて、弱者救済を声高に叫ぶ人たちが身近な「弱さ」を黙殺したり足蹴にする様を何度も見てきたからね。「弱さ」には絶対に「煩わしさ」が伴うから、それときちんと向き合えてはじめて他者に手を差し伸べることができるんちゃうかな?僕には到底無理や。また小野ちんのprivacyの話に戻るけど、誰も入ってこれへんと言いつつも、恐らく小野ちんの頭の中には招き入れたい人物や作品があるんちゃう?そもそもレーベル所属のDJルサンチマンって誰やねん(笑)。
〔小野〕そうなんですよね。基本的身体は借り物やと思っていて、その1番最初の人がオリジナルやとしたらですよ、じゃあこの最先端の自分っていったい何者やとなるじゃないですか。 そんな膨大な時間の旅の先端同士がね、同じ共感なんか出来ないですよね。それが、なんかこれええとか、あれええよなっていう安易な共感のなかでも結びつきが強くなるじゃないですか、でもそれはやっぱり、かなりの確率のなかで交差した瞬間な訳だから、凄い事が起こってるとは思うんですよ。 出会ってる訳やからね。 それだけでも嬉しい筈で、そのような気持ちも相まって、おもいっきり、人はその流れに飲み込まれるのだと思う。 そんなところが人やなと思うんですよね。良いも悪いも純粋やと思う。 やっぱり上手いこと出来てるから、これほどに簡単だからこそ、子どもが生まれるんやろうなとも思いますよ。これは友達とよく話していたことなんですけど、挿れるのか挿れられるのか、どっちがええ?!みたいな話をしてた訳ですよ。 若いからね。真剣に考えてですよ、男同士が俺は挿れるのは暴力になると思うから、挿れるより、挿れられるかなとかね。自分の彼女には問答無用で挿れてるクセに(笑)。俺は挿れられるのは怖いから挿れるかな、とかね。 同じ音楽好きだったり、集まりのなかでも少し幻想から離れた話しを話すと正反対なんですね。それでも音楽は同じものに対して好意を持てる最善の方法な訳やけど、そりゃ無事に子どもが出来るように仕組まれているなぁと思うんですよね。 色々な欲望が出てきますからね。 それには負けたくないですよね。 この完璧な創作物を身に纏ってる訳やからね。それ自体が戦いじゃないですか。 腹立つやん。何してんねんみたいな。自分やけど、うまいこと出来てるよなぁといつも思います。 漫⭐︎画太郎もそうやし、松本人志もね。創作やからそれが可能なんですよね。 そこでの異化効果にて体験した事で、体験していないのに植え付けられて、それに悩まされるぐらいにそれは根付くんですよ。 そっちの方の惨さを知っていたのが高畑勲やと思います。 いまはそこがびっくりするぐらい混在してて、みんななんでそんなに混在してんのと思う訳ですよ。 それは多分自分で作ってないからわからなくなっているんやろうとは思うわけですね。 これ宮崎駿的名言、もののけ姫での一幕、乙事主が言葉も話せなくなったシーンあるじゃないですか。 あれは獣の毛皮をきた人の兵士が目の見えない教祖に集まってくる訳ですよ。 これ麻原やと思ってるんですけどね。 現実と幻想がわからなくなって、言葉も失ってですよ、ただ何と戦ってるのかもわからなくなって、混乱しながら、この世の中で戦っているのですよね。法廷の麻原も目が見えなくなって、うんこやらおしっこ垂らしながら裁判していたわけで、女の人の存在を感じから即座にマスターベーションしてたわけですよ。そんな状態で人としての言葉を失ってこの国で裁きを受けていたわけなのですが、そこまで取り乱している人も居ないとは思うけど、幻想と現実の狭間が分からず、今生きる場所での言葉が一体どのような言葉なのかも分からず迷っている様な、地平が無くなってしまっているような人はたくさんいるように思うのですよね。すぐに幻想に騙されて、大金とられたりする訳ですよ。 これ漫画やで、これコントやで、これ誰かもわからない文章書いてる奴の言うことやで、広大な幻想帝国を作ってきた人たちが今まさに長く生きすぎたために焦ってる訳ですよ。 こんな世界でやっぱりカウンターになる思想がこの世の中で唯一形として残る、生きていける考え方やと思いますし、それこそ、言葉やと思うんですね。 最近の本当にあった事件のリメイク的な映画たくさんあるじゃないですか、嫌いなんですよ。 ポンジュノは好きですけど。 日本人が作るそういうの嫌ですね。日本人の胸糞悪いところが存分に出てますしね。加害者、被害者の家族なんかも掘り返される可能性が高まるわけです。 真剣に宇宙人が来て、UFO乗って戦ったりするやつが無いじゃないですか。そんなんがええね。 狙ってとかじゃなくて。純粋に。 想像しただけで、その撮影現場に居合わせたら号泣すると思う。 そりゃ宮崎駿もあんな作品撮るで(笑)。「風立ちぬ」より断然良かったですけど。 DJルサンチマンね、私もよくわかってないですよ(笑)。日本に住んでるんちゃうかなと思ってるんですけど、本人が言うにはイタリアの孤島でコミューンを組んで暮らしてるらしいですけどね。 基本的に私がプロデュースする人って、音楽的な人が多いと思っていて、このルサンチマンもそうですけど、星野源九郎餅や今回リリースするMcCHICKEN NUGGETSとかも、この情報社会のなかで情報めちゃくちゃ少ないんですよね。調べてみてください。出てこないですから。疎外感幸子の方が出て来ますよ。 だからこそ、信じられないぐらいによくわからないラインに乗った作品を投下してくることがあるんですよね。 それこそ、自分達が体感した芸術や、遠くの国で行われていたムーブメントの振動を感じた時の感情やったと思うんですね。まぁ、とにかく情報が少ないんですね。 これって、インターネット世代ではない私たちが体感してきた幻想やと思ってまして。折れ曲がったというか、間違った伝説が大きくなって、人の話や雑誌語り継がれたであろう伝説の数々が、いまも音楽を聴くバイタリティになってるところあるんですよね。 ダイヤルアップですか。 インターネット接続する感じ。 繋がったとしても、5分の動画見るのに、かなり時間かかった感じ。 でも途切れながら、warpのアーティフィシャルインテリジェンスのPVを観たり、ロングコートを着ながら、ベースを弾く、トムジェキンソンとか見ていた訳ですよ。画像も荒いから、偽物でもなんでもわからない世界ですよね。ヴァイパーウェーブとか流行ってましたけど、良いところのつきはぎで、それは体感してない人がよくやってしまう、コラージュで、あれはあれで好きなんですけどね。 でも、自分はもっと違う路線のものを作れると思ったときに、作る意味がそこに出てくるんですよね。 基本的にルサンチマンの紹介で数珠繋ぎのようにいまミックスシリーズを作っていて、次はルサンチマンの彼女の作品をリリース予定です。その前にnuggetsですけどね。 変わり種としては、ライブでお世話になった滋賀のハウスクリエイターの武茶さんの作品もリリースさせて頂きます。privacyの所属アーティストのなかでもダントツで世に知られている人やと思いますよ(笑)。作品は本当に素晴らしいので、いまライナー書いてるんですけど、私待ちなんです。 あの温厚な武茶さんがまだかな?と言っているので急がないと、と思ってます。
〔土井〕出た!挿れる、挿れられる問題(笑)。これは絶対に考えておかないといけない問題で、やっぱり僕らは挿れながら挿れられる者の痛みや引き裂かれるような想い、その果ての快楽も同時に体感せなあかんねん。中折れは然るべき善意ですよ(笑)。だから精神的インポテンツを経てる奴は信用できるよね。逆にマッチョイズムを��示する奴の暴力性は見るに堪えない。これ以上この話題に突っ込む(挿入)と、クィアについて真剣に論ずる必要が出てくるのでここまでにするけど、小野ちんの言う「何が本当なのか」ということは日頃から僕も色々と思うところがある。我が家にはかれこれ20年くらいずっとテレビがないから、息子たちにとってはモニターから流れてくる映像というものはすべて映画やアニメのフィクションやねん。だから病院の待合室なんかで初めてニュース番組を目の当たりにしたときはふたりとも固まってたわ。映画みたいに残酷な事故や事件の状況をクソ真面目に説明している記者の姿に脳内処理が追いつかない感じで(笑)。そもそも僕はニュース番組もフィクションやと思ってるから、息子たちにその差異を説明するのがややこしくて難儀した。最近で言うと、生成AIを利用して作られた岸田首相の偽動画がSNS上で拡散されて問題になってたけど、岸田首相を知らない息子たちにとっては真偽のジャッジは甚だ無意味やし、もっと言えば岸田首相だけでなく歴代首相の存在自体がAI的と言うか、身体のどこかに縫い目があって、そのなかには何千年も前から人体を渡り歩いてきた呪詛師が潜んでるような気さえするやん。そういう意味では「誰が首相になっても同じ」という政治家を揶揄する言葉は言い得て妙やな(笑)。とにかく子どもたちはそういうややこしい世の中で、それぞれがそれぞれに独自の経験を重ねて虚実の皮膜に触れていく。だからこれからも真っ直ぐな眼差しで宇宙人との戦いを描くクリエイターが出てくると僕は本気で信じてる。藤本タツキや吾峠呼世晴が実際にそうやし。この2020年代に彼らが描くのは悪魔や鬼やで、最高すぎるやろ。いま未知のものと出会える面白さは漫画が一番やな。それもサブカル、アングラ系じゃなくて、メジャーど真ん中のやつ。僕は昔からめちゃくちゃ売れてる人らが好きや、自分には絶対にできないようなことをやってる人たちが誰よりも変態やと感じるから。小野ちんのprivacyも立脚してるのは生活圏という意味でのアンダーグラウンドやけど、手法はメジャーのそれに近いよね。結局ルサンチマンが誰なのかさっぱりわからんけど(笑)。アイデアやリリースがたくさん控えてそうやし、ほんま楽しみやわ。最後にいまのお気に入りの曲を紹介してください。晴信が元気に退院したらまた一緒に奈良公園に遊びに行こう!
〔小野〕出た!出た!猫のバス!みたいな気持ちというかね。 これはトトロのセリフなんですけど、あれはおっさんが想像した少女像ですよ。 娘を持っていないおっさんの。 想像して出来上がった、メイとサツキですよ。 でもですよ、みんなあれになるために成長していってますよね。 いまでは同じ名前がつけられて、みんなあのアニメーションの動きをもとに風を感じ、そしてスピードを共有してると思います。 なので、表現物が与えている情報が人を作って言ってるんですね。多分それを作った人たちは責任なんか感じなくて良いのに、どうしようかなと本気で悩んでいる訳じゃないですか。「 君たちはどう生きるか」で出て来た老人は宮崎駿ご本人やと思うんですけど、あれはフィクションやけど、本音ですよね。 自分がやってきた事ですからね。 中折れで思い出したけど、挿れているとき、ごく稀に骨がボキッとなることがありますよね。 わからないんですけどね、多分恥骨とか、腰?が鳴っているのかわからないけど、あのとき、本気でイチモツが折れたと思って、焦りながら頭の中で折れたモノを探すんですよね(笑)。 でもちゃんと挿入ってる訳じゃないですか。女性にも聴こえていない、自分だけのボキッという巨大な音。 これね、多分、野口晴哉が言ってた、海に入った時に腰まで海に浸かっていて、雨が降って来たときに自分が一体どこにいるのかわからなくなったという状況と同じやったんじゃないかなと思う訳ですね。 誰もがわかるように棒には骨なんか入ってないのに、肉の塊ですやんか、そのときにね、挿入ってるのに、抜いて探してる自分もいるのだけど、何かの中に挿入っていきながら、抜いて確かめている自分がいて、その時にあれ何か大きな覆われた世界があるということが見えてしまったように思えたのですね。 と言っても挿入れてるからやと思うんですが、心の空洞に入ったような体験をしたんですね。 穴に挿入っている自分が折れた棒を探していた。どの時代の自分なんかわからへんねんけど、なんかよくわからないやつが居てたんですよ。 土井さんの言うAlの話、これは本当に考えてしまう話で、明らかに音楽作るのはAIに変わってしまうと思うんですよ。 だから、その準備が着々と行われているように感じます。 サブスクもそうやしね。 音楽全体がもう演歌のようになってしまうやろうし、流して聴くものにしてしまったことによって、もうそれは運命的ですよ。 まずAIを欺くことなんて、音楽聴いてきた身からして無理やと思う。 坂本龍一が好きでスタートしたら、教授のコード感で楽曲買っていることが後々わかったりする訳ですよ。 ここはこうしたいんだとマイケルジャクソンみたいに指示するだけで、楽曲ができる世の中となって、作るものという概念すらなくなるかもしれません。 そこに人を見出さないとえらいことになるというのはそのようなことで、それが今後どう繋がっていくかは未知数ですが、カウンターの精神を生かすというところにおいては必要な行為やと思います。そんなところよりも、もっとシンプルに言えば、人を感じれないのであれば、AIが作ったとしても、人が作ったとしても、その違いがわからないとなるから、別によかったらどちらでも良いとなるわけですね。 それでなくても、ヒップホップやらテクノやらでもそうやけど、同じような内容の楽曲の羅列のミックスだらけじゃないですか。 AIはRAMZA(名古屋を拠点に各地で活動する作曲家/音楽家)のようなエラーですら、それを容易に形にしてきますよ。それだったら、どうしてRAMZAがええのか?って話しになりますよね。 そこを考えさせないようにしようとしている輩がいるわけでね。 誘導されているわけですよ。 だって、金稼ぎたかったら、AIにまかせて、この100年ぐらいの文化の流れをインプットさせて、やっておけば金が生まれる訳やからね。 人が人の領域を守るために必要なのかということが自ずと見えてきますよ。「文化」の動きというのは結局のところカウンターカルチャーなのですけど、これは鶴見俊輔も言っているように、土井さんにも通ずる、這いずるということなんですよね。 今の文化の始まりはまさにそこから始まっているように私は思っていて、そこから生まれでる事、いやいや、同じのはやったらあかんねん、もっと違ったもんじゃないと、これ前やってましたやん。何回、回ってんの?!っていうところをきっちりして、よりないものを模索するということでしかない訳ですよ。 だからこそ、ネットにまだ出てきていない文化の本当にやばいエキスがあると思うんですけど、そこを誰よりも早く見つけて守るとか、そういうことが重要だと思うんですね。 そこで、ネットに流出しない世界を構築して、そこでの本当の意味でのカルチャーを育てる必要性もあるのではとも思いますね。まだこんな話、SFのなかではうじゃうじゃあるけど、現実的な恐怖を覚えていないのが昨今の人たちで、そんなところだけ、SFと現実を分けてるんですよね。 そこになんで恐怖を覚えないのかが、わからない。 もうそろそろやし、お前の存在を本当に求めてる訳ではないということ、逆説的に言えば、そこがあるからこそ音楽の人たちは幻想を売っていけていたという側面もあると思うのですが、そこもひっくり返るのももうすぐですわ。 オタク文化、70年代のインテリは現代社会において、自分の趣味を文句を言わせずに真っ当するやり方を知っていた筈なんですよね。これはカウンターカルチャーに近い考え方だけど、こういう考え方が結果的に文化を守ることに繋がると思います。 ビートルズの新作は当初、ジョンをAIにして歌わせて、生きている残りのメンバーが奏でるといったスタイルと聞いていたのだけど、出来上がった作品を聴くと、死ぬ前にレコーディングしていた音源から声だけを抽出して、残りの人たちがその声に合わせて楽曲を作ったわけですよね。 内容は本当に素晴らしくてね。 でも正直なところ、みんなAIでもええんちゃうかなと思ったのも事実ですよね。なんでこれがビートルズでないといけないのか。 声だけをカッティングするのなんて、ちょっとしたアプリで出来ますからね。 じゃあなんで、そんな後退したことをやったのかというと、ビートルズが大半生きてるからやと思うんですね。 AIが描いた世界とか話題になってるけど、気持ち悪い世界ですよね。 あんなの人でも描いてる人いるけど、そういうのがもういらないとされてしまっ……。
5 notes · View notes
0663lovesdq3 · 2 years ago
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小説版🌟マイキャラ②
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※途中加入メンバーズ3人と商人メルシャ、 (自称)賢者エルフリードは助っ人として加入する人達。 前半キャラが出征して1年後ぐらいの年齢を記載しています。 尚、エルフリードは神竜戦の助っ人の為、 加入時はもっと経っています。※
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遊び人→賢者:エルーセラ(エリー) おんな
途中加入時:27歳頃~
170cm   AB型
『セクシーギャル』
ノアニール出身。魔法使い→賢者エルマーの年子の実姉。 エルマーを女体化した見目で双子並にそっくり。
父が人間の凄い魔法使い、母は魔族の血を引く賢者のような女性で 魔術に長けた家系であるにもかかわらず、エリーは全く興味がなく 若い頃から遊び呆けていた。
当時エリーが17歳で弟エルマーが16歳で魔法使い修行の旅へ 発ってから数年後、両親を事故で亡くしたのを切欠に 「このままではいけない」と悟り、単身ダーマに旅立ち 賢者となった。
彼女も魔法使いと魔族の血を引きやはり魔法の才能が あったようで、瞬く間に魔術のエキスパートに成長した。
噂の女勇者ロゼアにアリアハンに会いに来た際、 実弟にも実に約10年振りに再会した。
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海賊の息子→盗賊:バルダー おとこ
途中加入時:20歳頃~
170cm  B型
『ぬけめがない』
ノアニール出身。一人っ子。 だがバルダーの父が海賊で世界を跨いでおり、生まれてすぐに 海外へ旅立った為、エリー&エルマーの賢者姉弟と 同じ出身地ではあるが、勇者ロゼアの魔王討伐の旅で出会うまで 会ったことはなかった。 海賊の父により世界を転々としていた生活だった為、 色々な街や村で育つ。
そんな生活からかつてアリアハンにも一時住んだことがあり、 ロゼアとはその時一緒に遊んだ幼なじみ。 元気いっぱいで気が強いロゼアが大好きだったが、 またしても父の航海によりアリアハンを去る事になり 10年程音信不通になる。
しかしこのロゼアの魔王討伐の旅が始まり、ロゼア一行の来訪先で 母と2人暮らしだったバルダーと再会を機に、 何かロゼアの役に立ちたいと今は亡き海賊の父仕込みの トリッキーな能力を活かした盗賊として途中で加入する。
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武闘家→僧侶:リアンダ おんな
途中加入時:16歳頃~
155cm  B型
『おとこまさり』
テドン出身。村の神父の長女。6人きょうだい。 (妹、双子、また双子) 多産遺伝子な子沢山の家庭で生まれ育つが、ある日たまたま リアンダが居なかった時に両親や妹、まだ幼かった弟妹達や 村民の殆どがバラモスや手下の魔族により殺されてしまっていた。
己を奮い立たせ鍛える為、生きる為に先ずは武闘家として 修行を積み、己の傷を治したいと村の神父だった父を見習い、 僧侶に転職。それからは戦える僧侶とし、モンク僧のような 生活をしていた。元々気が強かった性格に輪を掛けて 『おとこまさり』になり、荒い男口調が固定してしまう。
勇者ロゼア、賢者エルマー、魔物にやられ気絶中の盗賊バルダーPTが テドンに来訪した際にロゼア、エルマー共にMP切れで 疲れ切っていた為、リアンダのザオリクでバルダーを復活させたのを 機にバルダーに一目惚れし、ロゼアの魔王討伐の旅に加入する。
当時のバルダーは幼なじみのロゼアに片思いだったが、 メゲずにじわじわアタックした努力が実り、 リアンダに絆され恋仲となる。
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商人:メルシャ おんな
助っ人時:20歳頃~
155cm  A型
『きれもの』
アッサラーム出身。一人っ子。
「おお!わたしのともだち!」などとぼったくる 商人の娘で母親似。地毛は金髪だが、グラデでピンクに染めた髪。 ぼったくりで商品を売る父親の反面教師で、自身は正攻法で 交渉術を学ぶ。
商人がどうしても必要になる時に彗星の如くアリアハンに 助っ人として登場。関西弁のような口調でチャキチャキ娘。 再び勇者ロゼア達の仲間に戻った後はルイーダの酒場で 鑑定士として活躍。
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(自称)賢者:エルフリード(フリード)  おとこ
助っ人時:74、5歳頃~(!?)
180cm  AB型(半魔族が故、血液が青い)
『おちょうしもの』
ノアニール出身。一人っ子。 母は人間でテドン出身の美しい村娘。父は魔族だが母がこの魔族に 無理やり抱かれて生まれた半魔族。母は恐怖からテドンを後にし、 遠い北のノアニールへ移住。移住後にフリードを宿している事に 気付き、単身で産み育てる。
その後、母は人間の大らかな男性と結婚し、継父に可愛がられ 大らかに育てられた。母の死後に自身の出生の経緯を母の日記から 知ってしまい、大人になって人間の町娘ロゼリアと結婚し 娘を儲けた際、酷な状況下で自分を産み育ててくれた母に 尊敬と感謝の気持ちを込め、娘に母の名のエルヴィーラと 命名している。
神竜戦で勇者ロゼア=ロト達が賢者エリー、エルマー姉弟の他にも 更に賢者を募集したいと思った矢先に彗星の如く(2回目)現れた 自称賢者。半魔族故、魔力が膨大で勇者特有の電撃呪文以外 全てこなせるとの事。
エリーとエルマーの『祖父』で両者にそっくりな長い青銀髪の美形で 右目ヘーゼル、左目すみれ色の珍しいオッドアイの持ち主。 半魔族らしく耳も尖っており、悪魔のような羽根を持つ。 見目が若いのは魔族の血によるもので、フリード曰く 魔族の血を引く者は何かしらの特殊能力を受け継ぎ、 成人以降はゆっくり加齢するらしい。
勇者ロゼア=ロトに会った際、亡妻ロゼリアにそっくりかつ 自身の好みでどストライクだったようで一目惚れし、 猛プッシュする肉食男性。
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mxargent · 2 years ago
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台���容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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teddyysblog · 7 days ago
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**『紫陽花の絡まる姉弟愛 - 最終章:永遠を紡ぐ糸』**
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### **【六月の雨音に潜む決意】**
梅雨の長雨が庭の紫陽花を濡らす午後、リビングのソファでお姉ちゃんが僕の髪を梳かしていた。彼女の指先が頭皮に触れるたび、甘いラベンダーの香りが漂う。
「弟くんの髪、前より伸びたね~」
「...お姉ちゃん、また変なこと考えてるだろ」
「えへへ、バレた?実はね~」
彼女が取り出したのは、透明な小瓶に入った紫のリボン。よく見ると、それは僕の髪の毛を編み込んだものだった。
「先月切った弟くんの髪、ずっと肌身離さず持ってたの!これで指輪作ろうと思って!」
「...マジでやばい」
窓の外で雨音が強くなる。ASDの僕には、この過剰な愛情が時に息苦しく感じられる。でも...
「ねえ、お姉ちゃん」
「ん~?」
「...僕の髪、そんなに好きなの?」
彼女の手が止まり、紫水晶のような瞳が潤んだ。
「当たり前でしょ!弟くんの全部が...全部が大好きなんだから!」
その瞬間、雷鳴が遠くで轟いた。まるで私たちの関係を否定するかのように。
---
### **【社会という名の審判】**
翌日、担任の松本が僕を職員室に呼び出した。机の上には、お姉ちゃんが校門で僕にキスをする写真が広げられている。
「君たち姉弟...この関係は明らかに異常だ」
「...別に」
冷たいコーヒーの匂いが鼻を刺す。窓の外では、お姉ちゃんが職員室の窓に張り付いているのが見えた。
「カウンセリングを受けることを勧める。でないと--」
「先生!」
ドアが勢いよく開き、お姉ちゃんが飛び込んできた。彼女の表情は笑顔だが、目だけが氷のように冷たい。
「弟くんをいじめるの、やめてくださいね?」
「いじめ?これは--」
お姉ちゃんの手帳から、松本の妻と子供の写真が滑り落ちた。
「...ご家族、可愛いですね。きっと...大事にされてますよね?」
その夜、松本から謝罪のメールが届いた。
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### **【運命の選択】**
「弟くん、お姉ちゃん...海外行こう!」
深夜のキッチンで、お姉ちゃんが興奮しながら地図を広げる。オランダの写真に赤い丸がいくつもついている。
「ここなら...私たちでも普通に夫婦でいられるの」
「...日本語も通じないじゃん」
「大丈夫!お姉ちゃんが全部教えてあげる!」
彼女の指が地図をなぞる。165cmの体が155cmの僕に覆いかぶさる。
「ねぇ...お姉ちゃんと永遠に一緒になりたいでしょ?」
窓の外で紫陽花が雨に打たれている。僕はゆっくりとうなずいた。
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### **【エピローグ:紫陽花の庭で】**
出国前日、庭でお姉ちゃんが僕を抱きしめた。彼女のワンピースの胸元には、僕たちの髪で作ったペンダントが揺れている。
「約束する...絶対に幸せにするから」
「...うん」
夕暮れの光が紫色の髪を照らす。この先にどんな困難が待っていても--彼女となら乗り越えられる気がした。
「愛してる...弟くん」
「...僕も」
交わしたキスは、幼い日々から変わらぬ甘さだった。
[完]
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ysformen · 2 months ago
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中国人には日和るくせに、日本人への対応が酷すぎる。
群馬県桐生の荒木恵司市長は3月28日、市職員による「申請権の侵害」によって生活保護行政が歪められていたことを認め、利用者や相談者に「耐えがたい苦痛や不利益を与えた」と謝罪した。
 再発防止に向けた第三者委からの提言を受けて荒木市長は、窓口相談の録音、利用者からの苦情を受け付ける窓口設置など、踏み込んだ対応をとることを明らかにした。
 生活保護利用者について「ろくでもねぇ」「あいつらはくず」と言ってはばからない職員がいた▽保護係の職員による恫喝(どうかつ)、罵声は日常茶飯事で、他課職員でさえ聞くに堪えない内容だった。しかし誰も注意せず、制止しなかった(いずれも市職員からの証言)――。
 事実なら人権侵害と言わざるをえない深刻な窓口の実態が、数々の証言から浮かび上がった。
■利用者・家族からの証言
 ◆保護を受けようとしたとき、子どもを児童相談所に預けることになると言われたが、児童相談所にその話をすると市役所がおかしいと言っていた。
 ◆子ども4人を抱えた母親。保護を受けて半年ほどで、半強制的に保護を打ち切られることになった。その際、ケースワーカー(CW)から「子どもを養えないということだから、児童相談所に子どもを預ける」などと暴言を受けた。
 ◆2週間に1度、生まれたばかりの子どもを連れて窓口に出向き、家計簿を提出して、保護費を取りに行っていた。家計簿が1円でも合わないと怒鳴られた。眼鏡を購入した際に、「これは税金ですよ」と怒鳴られた。CWが家を訪問した際、勝手に冷蔵庫を開け、「どんな生活しているんですか」と言われた。
 ◆県内の他市の高校へ子どもが通学していることについて、CWから「遠くの高校に通うのは、頭がおかしいのでは」と暴言を言われた。
 ◆障害児を抱えるひとり親。介助などで定職につけず、自分も精神障害があることをCWに話した。児童手当や障害者手当をやりくりして生活している状況を伝えると、CWは笑いながら、働いて得る収入がないことを馬鹿にする態度をとった。ひたすら、すみません、と謝った。
 ◆母子世帯で、週に1度の分割支給だった。家計簿を提出し、レシートも提出させられて、1円単位で管理された。子どもの卒業に合わせ、貯金をするように指示された。
 ◆母子世帯で県外で生活保護を受けていた。桐生市へ転居して生活保護申請をしたが、CWから前のところに戻るよう圧力をかけられた。さらに家族全員の顔が見たいと言われ、子ども全員を窓口に連れていくことになった。
 ◆自宅訪問の際、CWが勝手に冷蔵庫を開けて「卵が4個も入っている」と言った。その後申請が却下された。
 ◆高齢の父の家のエアコンが真夏に壊れ、購入資金がないことを相談した際、「十分に保護費を渡している。自分で購入するように。熱中症になったら救急車を呼んでください」とあしらわれた。
 ◆週に1度、レシートをつけて家計簿をCWに報告していた。生理用品の購入を知られるのは嫌だったし、レシートのない自販機で飲み物を買うことさえなじられ、苦痛だった。
 ◆CWが自宅を来訪し、「保護が長く続いているから、生活保護を切る」という話をされた。理由も説明されなかった。
証言続々
群馬県桐生市が設置した第三者委員会に寄せられた証言の数々。記事の後半では、市職員や福祉関係者からの証言も紹介しています。
 ◆CWからは、レシートを週に1度持参、市役所に来るときはYシャツにネクタイ、革靴で来るようにと言われていた。ひらがなや漢字の書き取り練習をさせられた。
 ◆実父の生活保護申請の際、泣いて窮状を訴えたが、CWが「泣いても意味がない」と言って申請にいたらなかった。再度窓口に出向いてようやく申請用紙を交付された。CWから呼び出されたときに通路で、大声で「なぜ父が生活保護になったかわかるか、社会性がないせいだ」と怒鳴られた。
 ◆自分は知的障害だが、申請のとき「生活保護も知らないの?」などと言われ、馬鹿にされたと感じた。
 ◆CWから、カウンターを乗り越える姿勢で怒号を受けて、精神的な苦痛を受けた。
 ◆毎日ハローワークに行くようにいわれ、それがなければ支給は止めると言われていた。CWの指示は絶対で、それに必ず従うように言われた。家計簿をつけなければ支給を停止する、税金で養ってもらっているのだから常識だと言われた。
 ◆弟が保護をうけていた際に、CWから非常につらい対応をされ、保護をやめさせられ、その後医者に行くこともできず55歳で亡くなってしまった。
��◆骨折で入院中、CWから「いつまで入院しているんですか」と言われ、治療中だったが退院せざるを得なかった。
 ◆交通事故で入院。退院後の通院ではタクシーを利用するが、保護費からその費用が出してもらえなかった。
 ◆理由もなく、飼い猫を飼ってはいけないとCWから言われた。
 ◆息子が生活保護を受けていたが、職員から援助できないのか聞かれた。余裕がなく援助不可と伝えたが、何も援助できないのかとさらに聞いてきた。たまに弁当を持っていくことがあると伝えたところ、職員は「1日200円くらいにはなる」と言い、1カ月に6千円ほどの食品を息子に渡していることになってしまった。
 ◆単身の父親がホームレスのような生活状態(栄養失調、電気ガス水道が止まっている)だと知り、生活保護申請のために窓口に行ったが、家計簿をつけるように言われて申請とならず、再度窓口に出向いたが、「家族で支えあって」と言われて申請にいたらなかった。
 ◆税金滞納の相談を税務課でした際、保護申請を勧められた。保護の窓口で相談したが受け付けてもらえず、私物を売って1日1食しか食べられない暮らしを続けざるをえなかった。
 ◆家族全員が保護を受けていないと受けられないと言われ、申請に至らなかった。
 ◆2週間に1度1万4千円ずつの分割支給をすると言われ、そうしないと保護は受けさせないと言われた。
 ◆収入申告の書類のなかで、自分で申告したことがないのに、月6千円分の米の仕送りが母からあるという記載がなされていることがわかった。母が届けたこともないのに、その旨の母の扶養届があることもわかった。実体のないこの扶養届のために毎月6千円が減額されていた。
 ◆生活保護を受けるには自宅から出て遠方の施設への入居が必要で、そうしなければ申請はできないと言われ、やむなく従った。持病があったところ、遠方の施設に入居したため通院交通費がかかることになったが、保護費からこの費用が支給されない。
■市職員からの証言
 ◆保護係の職員による恫喝、罵声は日常茶飯事で、他課職員でさえ聞くに堪えない内容だった。しかし誰も注意せず、制止しなかった。
 ◆生活保護利用者について、「ろくでもねぇ」「あいつらはくず」と言ってはばからない職員がいた。
 ◆生活困窮者自立支援制度の利用者で生活保護が必要になることを保護係に相談しても、就労ができるというだけで相談自体に乗ろうとしない。保護を申請させないという意識が強く必要な人が利用できない状況が作り出されていた。
 ◆特定の職員が怒鳴っているのが、よく聞こえてきた。これは周知の事実だと思う。
■福祉関係者からの証言
 ◆要支援2となった高齢男性のため、デイケア利用のケアプランを立て、CWに提出したが、「お金がかかるから認めない」として、デイケアを受けさせてあげられなかった。その後その男性は亡くなった。
 ◆精神障害者の方の申請に同行したが、相談支援専門員である私に対し、CWが「適当な仕事をするな」といった侮辱的対応をしたほか、「申請はここでは受け付けられない」として申請を受けなかった。
 ◆保護申請の付き添いで窓口にいた際、生活保護利用者と思われる人に対し、CWが「俺だって頑張ってるんだから、お前だってやれるだろう」と大きな声で高圧的な態度をとっているのを見た。
 ◆金銭管理団体が金銭管理をしている生活保護利用者(週に7千円)がいたので、毎月未払い分があることや、本人が金銭管理できることを伝えたことがあった。しかし金銭管理団体の職員は、「葬式代を貯金してあげている」と話し、金銭管理を続けた。
 ◆高齢夫妻で持病があり就労不能の状況だったが、保護申請をしようと窓口を訪れても「なぜ働かないのか」「親戚に面倒をみてもらうように」と強い口調で言われ、申請にいたらなかった。
 ◆税滞納のため自宅を公売されホームレスになった人が、生活保護の申請に出向いたが、「住所がないと申請できない」「施設に入所して、そこで保護を申請するように」として、他市所在の施設見学を案内された。
 ◆生活保護利用中の世帯の夫が逮捕されたことをきっかけに、連絡もなく保護が打ち切られたようで、同居の配偶者が生活できない状況になった。警察官とともに保護の再開を要請したが、「悪いことをした人の家族は保護を受けられない」という理由でどうにもならなかった。CWが「税金の無駄」などと恫喝をしたため、妻の手が震えるほどになり、追い返された。
■そのほかの市民からの証言
 ◆(生活保護担当の)職員と思われる人が、職場ではない場所で、どこの家が生活保護を受けているとか、生活保護の申請に来たなどと話し、生活保護を利用する人を挙げて早く死んだほうがいいという話をしているのを聞いたことがある
 ◆外国籍の人に対して、職員がすごい声で怒鳴っていた。怖くてしっかり見られないほどだった。
 ◆生活保護利用中の病気の知人を送迎して同席していた時、家計簿の計算間違いに対し、「計算もできないのか」とCWが罵声を浴びせたので、さすがに私が苦情を言った。他の職員も借金の取り立てのような態度や口ぶりで、とても市役所の職員とは思えないひどい対応だった。今でも許せない。
 ◆生活保護の担当職員が窓口の男女に向けて、「てめぇら」「ふざけんじゃねーぞ」「さっさと仕事しろや」などと大声で怒鳴りつけている場面をみた。驚き、不快だった。
※「桐生市生活保護業務の適正化に関する第三者委員会」
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kennak · 5 months ago
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兵庫県知事の疑惑を追及していた元県議の竹内英明さんが亡くなりました。自殺とみられています。SNS上に拡散された竹内元県議への誹謗中傷。その真偽を検証します。 ■「社会にも、もう希望が持てない」竹内元県議を追い込んだものは… 兵庫県議を務めていた竹内英明さん(50)。兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調べる百条委員会の委員として、斎藤知事を追及してきた。 兵庫県 竹内英明県議(2024年8月・当時) 「ご自身は今でもパワハラをお認めにならないんですか」 竹内さんはほぼ毎日ブログを更新していた。 2023年2月9日のブログ 「信号機が設置されました!お子さんが自転車で衝突事故にあうという衝撃的な出来事があり、要望を続けてきました」 2024年3月18日のブログ 「姫路駅前、定例の朝の街頭演説。初心にかえる、いい機会」 竹内さんは、なぜ追い込まれていったのか。 同じ会派の上野英一県議は竹内さんに異変がみられたと証言する。 兵庫県 上野英一県議 「県知事選挙中に立花発言があったり、その時分からではないか。ほとんど家にいて、暗くなってからしか出ることができないと」 斎藤知事をサポートするため知事選に出馬したNHKから国民を守る党の立花孝志党首。選挙戦の中で、亡くなった元県民局長の告発文書の作成に竹内さんが関与していたと主張していた。 立花孝志氏(2024年11月1日) 「自殺した人が1人で作ったと思っている人いません?違うんですよ。違う人物も関与していた。確実に言っていい人、1人だけいます。竹内さん、竹内県議、あっ言っちゃった」 その後、百条委員会の奥谷委員長の事務所前で… 立花孝志氏(2024年11月3日) 「出て来い奥谷。一応チャイムだけ鳴らしておこ。あまり脅して奥谷さんが自死されても困る。竹内さんのところにも行きますよ。どうやって会おうかなと思ってた」 ほかにも立花氏は竹内さんを「斎藤を貶めた主犯格」と決めつけた動画を引用し投稿。249万回閲覧されている。 知事選の翌日、竹内さんは「家族を守らないといけない」として議員辞職したが、匿名の誹謗中傷は止まらなかった。 実際の投稿 「竹内英明、フザケルな。消えてまえ」 「辞職すれば済む話じゃない。犯罪者じゃないか」 同僚の迎山志保県議は竹内さんの辞職後も連絡を取り続けていた。 立花氏による「竹内さんのところに行く」との動画が投稿された後には… 竹内さんからのLINE(2024年11月5日) 「妻が警察に連絡してほしいと昨日言ったので、電話した。立花の事務所襲来エックスなどを見てしまっていて怖いと言ってます」 そして、竹内さん自身も鬱状態に陥っていく。 竹内さんからのLINE 「(気持ち、少しは落ち着かれましたか)逆に酷くなってる。病院行ったけど診断も厳しい」(2024年11月23日) 「またうちに攻撃とかあったら耐えられません」(2024年12月1日) 「薬の助け借りてなんとか眠ってる。心配かけてごめん」(2024年12月7日) 兵庫県 迎山志保県議 「信頼関係があると思っている身近なリアルの方からも、嘘の情報を前提にしたような心配をされたりとか、『自分は本当に真摯に政治や県民に向き合ってきたつもりだったが、これまでの自分の人生も何だったんだろうかなと思うし、こういうことがまかり通っていく社会にも、本当にもう希望が持たれへんな』って」 1月18日、竹内さんは亡くなった。自殺とみられている。竹内さんが使っていた議会の机には、花が手向けられていた。 兵庫県 迎山志保県議 「竹内さん、すごく勉強家ですべての資料を置いてて。正義感に溢れている、正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると、臆面もなく言い切れるような青臭い人だったなって」 ■竹内元県議の“逮捕の予定” 県警トップが完全否定し立花氏は… 竹内さんの死が報じられると、立花氏は「竹内元県議が亡くなった理由」とする動画を投稿し、持論を展開した。 立花孝志氏(1月19日公開・現在は削除) 「竹内元県会議員、明日逮捕される予定だったそうです。メディアは相変わらず誹謗中傷が原因とか。誹謗中傷で何で死ぬねんって話じゃないですか」 これに対し、兵庫県警のトップが異例の発言をした。 兵庫県警 村井紀之本部長 「任意の調べをしたこともありませんし、ましてや逮捕するという話は全くございません」 すると立花氏は「逮捕が怖くて命を断った」という主張は間違いだったと訂正し謝罪。しかし、誹謗中傷はしていないと反論した。 立花孝志氏(1月20日公開) 「竹内さんに対して、僕自身は批判や誹謗中傷した記憶はない。これぐらいのことで自ら命を絶つような人が政治家しちゃいかん」 だが、この2日後にも… 立花孝志氏のXより 「故人が悪事を働いていた事は、明らかですが、、、その悪事が警察が把握してなかっただけ!あるいは警察が裁けない悪事だっただけでしょう!」 ■批判や擁護…SNS投稿の変化に専門家「メディアの役割」指摘 竹内さんに関する、Xの投稿はどのように変化したのか。東京大学の鳥海不二夫教授の分析をもとに検証した。 竹内さんを批判する投稿は、県議を辞職した11月18日に増加。 そして、1月19日昼ごろに竹内さんが自殺したとみられることが報道されると、その動機を「逮捕を恐れて死んだ」などとする投稿が一気に拡散された。 しかし、19日夕方、新聞3紙が県警関係者への取材をもとに「そうした事実はない」と報道すると、竹内さんを擁護する投稿が批判の4倍拡散された。 鳥海教授はメディアが誹謗中傷に歯止めをかけるため果たす役割は大きいと話す。 東京大学 工学系研究科 鳥海不二夫教授 「大手メディアを含め、きちんとしたところが間違った情報には『間違っている』、『正しい情報はこうですよ』、信頼を置ける形で情報を発信することは一つの大きなポイント」 ■立花氏が指摘するメールの“でっちあげ” 担当職員が否定 立花氏は、謝罪動画を出した後もなお、「竹内県議がでっちあげをしていた」との主張は変えていない。 立花孝志氏(1月20日公開) 「とにかく竹内議員が、かなりでっちあげをしていた。特に、彼自身が元県民局長の奥様に代わって、百条委員会あてに送ったメール」 でっちあげの事例として挙げた一つが、告発者である元県民局長の妻が県議会の議事課に送ったメールだ。 元県民局長の妻が送ったメール 「主人が最後の言葉を残していました。そこには一死をもって抗議をするという旨のメッセージ。そして、百条委員会は最後までやり通してほしいことが記されていました」 メールは7月12日に届いた。生前のメッセージが残っていることは、7月11日の早朝5時に新聞で報じられた。その2時間後、竹内さんがブログで記事をそのまま引用した。 立花氏はメールが届く前に竹内県議がブログを書けたのは、彼自身がメールを偽造したからだと主張している。 立花孝志氏(1月20日公開) 「元県民局長の妻のメールを、なにか偽造したのではないか」 メールの送付先である議事課が、報道特集の取材に応じた。 議事課の職員 「奥様からいきなりメールが送られてきたわけではありません。元局長が亡くなられた後、奥様からこういうメールを送りたいというお話があり、ご本人と3回やりとりした上で送信されてきたので、奥様の意思で送られたものに間違いありません」 ■斎藤知事の“要望”は事実か?「マスコミがちゃんと取材し報道していたら…」 さらに立花氏は、竹内さんが「ゆかたまつり」について、事実無根の追及をしてきたと主張する。 立花孝志党首(1月20日公開) 「事実無根のゆかたまつりなんかの、事実ではない根拠をもとに(知事を)責めてた」 2023年に姫路市で行われた「ゆかたまつり」。夏の風物詩に、姫路市長らと並び斎藤知事も出席。 その際知事は他の来賓と同じように、地元の公民館でボランティアによる着付けを受けることになっていた。しかし、竹内さんはブログでこう指摘した。 「知事は着付けを当日直前にキャンセル。他の来賓とは別に自分だけ着付けができる専門店に行って着付けした。公費で払うことになり、秘書課が負担することになった」 その後、百条委員会の県職員アンケートで「知事が激高し、翌年度から出禁」になったという回答内容が公開されると、それがあたかも竹内さんの発信としてネットに拡散され、立花氏も「竹内県議がデマをまき散らした」と投稿した。 現場で何が起こっていたのか。姫路ゆかたまつりの当日、知事をアテンドしていた芳賀一也氏が取材に応じた。 ゆかたまつり奉賛会 芳賀一也氏 「(Q.知事はボランティアスタッフの着付けで着る予定だった?)それは間違いない。婦人会にお願いして、着付け経験のある方お願いしますっていう」 他の来賓が公民館で着付けを受けるなか、知事は呉服屋で衣装を借りたいと言い出したと証言する。 ゆかたまつり奉賛会 芳賀一也氏 「わがまま言ったとか僕は全く知らんけど、当日午後2時くらいに電話があったのは間違いない。(Q.その電話の内容は?)要するに、衣装借りたいって知事が言っているから、(呉服屋を)紹介してくれと」 直前のキャンセルと呉服屋での着付け。竹内さんの発信に���りはなかった。しかし、真偽不明の情報はネットで広がり続けている。 ゆかたまつり奉賛会 芳賀一也氏 「僕ら現場の人間からすると(知事は)めっちゃ機嫌良かった。ボランティアに罵声かけたん?そもそも公民館行ってへんから。あの時にマスコミがちゃんと取材して、何が正しくて何が間違ってるのかをちゃんと報道してたら、SNSに振り回される必要なかった」 ■立花氏に問うと…「”でっちあげ”というか僕は”疑惑”と言ったつもり」 立花氏は一体何を根拠に、竹内元県議の主張を「でっちあげ」、「事実無根」としたのか。直接、立花氏を問いただした。 日下部正樹キャスター 「『ゆかたまつり』は問題ですか?」 立花孝志氏 「『ゆかたまつり』が問題かどうかについては、私自身は実際ツイートした人からも姫路で名刺をいただいて、ただ正直こんなものを、そもそもあの(元県民局長の告発の)7つの文書に入っていない。だから全く取材していません。どうでもいいです」 元県民局長の妻が県に送ったメールについては… 立花孝志氏 「県民局長の奥様の遺書というか陳述書についても、公になる前に竹内さんは自らのフェイスブックで出しておられた。これが本当に県民局長の奥様が作られたものなのか疑惑がかかっているということです」 竹内さんがブログに掲載していたのは遺書や陳述書ではなく、それを報じた産経新聞の記事だった。「でっちあげ」と発言したことを問いただすと… 立花氏「でっちあげというか僕は疑惑と言ったつもり。(竹内氏は)疑惑に対してちゃんと弁明されたらよかった」 日下部キャスター「『でっちあげ』と絶対どこかで見た」 立花氏「疑惑とでっちあげとなると、ちょっと印象が違いますよね。僕でっちあげなんて言ってませんよね。疑惑ですよね」 立花孝志氏のYouTube(1月20日) 「とにかく竹内議員がかなりでっちあげをしていたことは、多くの人はわかっていらっしゃると思うので」 「デッチあげ」とホワイトボードに書き、発言していたにも関わらず、動画を公開したわずか4日後の24日「疑惑と言ったつもり」と発言が変わった。 立花氏「僕はそういう疑惑があるということを言っているだけ。そんなことに対して僕は別に興味がないから言ってないもん」 日下部キャスター「急に興味がなくなっちゃった」 立花氏「いやいや、そんなに強く興味がないから。疑惑であって、興味がないと言っているのは、間違えないで欲しいのは、その疑惑の真相を追究するほどの興味がないって意味です」 ■竹内元県議めぐる投稿「50%は13個のアカウントから」 “情報”どう見るべきか? 竹内さんを批判する投稿は減ったが、2か月にわたって残り続けていた。東京大学の鳥海教授は… 山本恵里伽キャスター 「なぜ批判は持続性を持ってしまったのでしょうか」 東京大学 工学系研究科 鳥海不二夫教授 「一般的な炎上は3日あると収まるといわれています。今回のケースだと立花氏とかがいろいろ動画で話していた。ずっと情報を出し続けている人たちが一定数いたということで、その影響がかなりあったのではないか」 批判的な投稿が1年間で11万回以上拡散された一方で、発信した人の数は… 東京大学 工学系研究科 鳥海不二夫教授 「今回の場合は、それほど多くのアカウントから発信されたというわけではなかった。拡散された全ポスト数に対して、50%ぐらいは13個のアカウントから発信。2番目に拡散が多かったアカウントは立花氏のアカウントだった」 立花氏以外のフォロワー数の多い人が拡散に関わっていたことも投稿数が増えた要因だと分析した。 東京大学 工学系研究科 鳥海不二夫教授 「今の情報空間はこういうものなんだときちんと理解したうえで、情報を摂取していくことを考えないと、同じようなことがまた起きるのではないか」 ■東国原氏がXに投稿した理由 タレントで元宮崎県知事の東国原英夫氏(67)は、竹内英明元県議が亡くなったというニュースをネットで知った直後、「警察から事情聴取もされていたと聞く」とXに投稿した。こうした発信がデマを拡散したという認識はあるのだろうか。 元宮崎県知事 東国原英夫氏 「そういう話も“聞く”がという表現にしたが、真偽不確かであるということで反省して、反省の文と削除をさせていただいた」 投稿の根拠として、竹内さんが県警から話を聞きたいと言われていたという情報をみたという。 山本キャスター 「竹内元県議が『事情を知りたいと警察からいわれている』という話はどこで見聞きしたのですか」 元宮崎県知事 東国原英夫氏 「ネットです」 山本キャスター 「ネットの情報ということですね?」 元宮崎県知事 東国原英夫氏 「そうです。信憑性にかける、真偽不明というならそうかもしれませんが、そういう状況証拠を全体として自分なりに判断して。(県関係者の知人から)『どうも事情聴取を受けたということは事実らしいよ』と聞いたので、私はネットに書き込みました」 山本キャスター 「事実ではなかったことを投稿したということですよね」 元宮崎県知事 東国原英夫氏 「そういうことになるんですかね。疑惑があるというのは、僕の解釈です、疑惑があるというのは事実」 東国原氏は、不確かな情報であっても自分なりに精査すれば“疑惑”として発信することは問題ないという認識を示した。これは立花氏の主張と共通する。 元宮崎県知事 東国原英夫氏 「疑惑があったことが事実なら『疑惑がありましたよね』と書く。疑惑が本当かどうかまでは追及できません」
追い詰められていた元兵庫県議の竹内英明さん 「でっち上げ」と発言した立花孝志氏は【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
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kozuemori · 3 months ago
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予想では東京の桜の開花は来週の月曜日になりそうです。🌸散歩していると、どこからか沈丁花のいい香りが漂ってきて、一気に卒業シーズンの記憶に引き戻されます。季節の変わり目、体調を崩したり花粉に悩まされている方も多いと思いますので、どうぞご自愛ください。
今日、3月22日の午後8時30分からの1時間は『EARTH HOUR』です。世界中で同じ日、同じ時間に消灯することで気候変動と生物多様性への意思を示すWWF(世界自然保護基金)のイベントです。私も電気の代わりに蝋燭を灯すなど、できる範囲で地球へ思いを馳せるこのアクティビティに参加したいと思っています。
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16日に開催したサンデーサービスでのデモンストレーションの様子を読みやすいように編集を加えたダイジェストでお伝えします。今回も亜笠ミディアムとマスタークラスの生徒さんと一緒に、楽しい光のひと時を過ごすことができました。ご参加いただきまして、どうもありがとうございました!いただいたご寄付金は、日本赤十字社に3月19日づけにて振り込みを済ませました。ご賛同、ご協力をいただきました方々に心より感謝いたします。
森:男性が見えていて…お父様だと思うんですけど、外仕事みたいな感じでヘルメットを被っている姿を見せてくださっています。自営業な感じ、建築関係なのか、スーツとかじゃなくて工務店の人が着るような制服っぽい感じの(胸のところに)刺繍で会社名がついているような、上下同じ色の作業服みたいなものを着ていらっしゃっています。なんか、水を見せてくださっているんですけど。もしかしたら水に関する仕事なのか、あるいは亡くなる時に水と関係があったのか、こうね、周りに水が見えるんですよね。でもって、ちょっとタバコの匂いもするので、タバコを吸っていらっしゃった感じ。ご性格は真面目、私生活においては自分勝手、っていったらなんだけど(笑)、好きなことやってた感じ。割とご家族のことを振り回してたというか(笑)、そうですね…自由奔放な感じ。仕事に対しては真面目で、思い入れも強かった感じがします。人望もあった方だと思うんですね。ここまでで思い当たる方っていらっしゃいます?
女性:父は晩年は違うんですけど製作所に勤めてたんですね。現場に行くので、ヘルメット被って制服着て、っていう写真がいっぱいあります。出張も多い仕事をしていました。タバコも途中で辞めたんですけど吸っていました。根が真面目で、まぁ…喜怒哀楽が激しい人だったんで(笑)家の中で家族を振り回していました。(笑)
森:で、水はどうです?
女性:あの、水◯っていう苗字なんです。
森:あ、もしかしたらそれなのかな?
女性:父は「水は全てを清める」って(自分の苗字を)いつも自慢していたんです。(笑)
森:じゃあ、お父様で間違いないと思います…ご病気で亡くなっていらっしゃいます?割と急に亡くなった感じがするんですけど。
女性:はい、(病気が)わかったらあっという間でした。
森:え〜と、あとは…カップラーメンを見せてくださっているんですけど。
女性:そういうの、好きでした。(笑)
森:タバコを吸っていたせいか、肺が苦しい感じがしますけど。
女性:胃がんでしたけど、肺にも転移していました。
森:じゃあ、お父様ということでメッセージいただきますね。ご自身がご両親や周りに言われたこと、そういった価値観を守っていらっしゃっていて、良い娘、良い妻であろうという規範を持っていらっしゃるんだけど、自分が本当にやりたいことをやってくださいっていう事が(お父様から)伝わってくるんですよ。ご自身は元々結構、自由人って感じ。そういう意味ではお父様と気質が似ているのかも知れないですね。で、ご自身は人がびっくりするような、奇抜なクリエイティビティがある方、アイデアが溢れちゃってる人なんです…というご自覚はあります?
女性:あ、あります。絵を描いていて…自画自賛なんですけど、だんだん上手になってきたかな、と。(笑)
森:そうですね!絵は描けば描くほど上手になるんですよ、確実に。(ご自身には)色彩感覚、バランス感覚もあるので…お料理とかはいかがです?
女性:大好きです。
森:自分で改革して自分なりの味を創りあげていく自分のレシピ、みたいな。平野レミさんとかいるじゃないですか、あの人もかなりアバンギャルドですよね(笑)なんかそれに近い感覚。「美味しければいいのよ」とか、なんかその、食べる人が喜ぶとか驚くとか、見た目が綺麗で惹きつけられるとか、そこから入っていく感じがするんですけど、盛り付けやお皿にこだわったりとか、色合いにこだわったりとかって…味はもちろん大事なんですけどそれ以前に人の食指が動くような、そういうところに気を配るっていうのはあります?
女性:あります。
森:ちょっと奇抜な飾りつけとか、盛り付けとか。こう、食器にしても合わないと思われるものでも敢えて使ってみるとか、そういうアイデアに溢れた感じがするんですけど。そういうこと、されてます?
女性:はい。
森:お仕着せがましい保守的なルールからもっともっと離れていいんだよって。人から言われたことで、なんとなく閉ざしていたドアを開けるのをご自身が躊躇っている感じがするんですよ。革新的なアイデア、クリエイティビティをお持ちなので、それを活かしてください、そのドアを思い切り開けちゃってください、というのがお父様からのメッセージです。
女性:ありがとうございます。
森:次はサイキックアートをしたいと思います。まだ私のサイキックアートを受けたことがない方はいらしゃいます?
(何人か手を挙げる)
森:知らない方がいいですね…情報がなるべく少ない方がいいので。じゃあ〇〇さん、お願いします。女性が来ていらっしゃいますが…母方のお祖母様って亡くなっていらっしゃいます?
女性:はい。
森:で、髪の毛がふわふわって感じなんですよ。丸顔でした?
女性:はい。
森:ニコニコ笑っている感じ。白髪で、髪の毛が柔らかい感じがするんですけど、いかがです?
女性:私が知っているおばあさんは、その時はカツラをつけていました…ちょっと髪が薄くなってしまっていて。
森:短い髪の毛のカツラですか?
女性:そうですね、少しパーマがかかっている…。
森:(絵を見せて)ふわふわっとして、こんな感じですかね、そう言われたから描いたと思われないように証拠を見せますけど。ここまで描いたところを見せますね。
女性:あぁ〜、ふんふん。
森:ここまでは似てますか?よかった。おばあちゃん、犬を飼っていました?
女性:飼っていませんでした。
森:ご自身も飼っていない?
女性:飼っていません。
森:動物好きな感じがするんですよ。
女性:おばあちゃんちに遊びにいった時に、野良犬みたいなのが来ていたような…餌をあげていたかもしれないです。(笑)
森:優しい感じのおばあちゃまで…何か見えるな…風景画みたいな絵が飾ってあるんですけど、(おばあさんの家に)応接間みたいなのがありました?
女性:はい、ありました。
森:そこに絵が掛かっているのが見えるんですけど、富士山みたいな。
女性:静物画が掛かっていたのは憶えています、りんごみたいなものとかが描かれていたのを今思い出しました。
森:油絵っぽいやつですか?
女性:そんな感じです。
森:母方のおじいさんも亡くなっています?
女性:はい。
森:おじいさんが皮のソファーに座っているところを見せてくださっているんですけど、なんか定位置みたいなところで、そこにガラスの灰皿が見えるんですけど。
女性:はい、タバコも吸っていましたし。
森:おばあさんからのメッセージをもらいますね。ご自身が今、変化の時だって言っていますね。いろんなものが変わりますよ、って言っていますけど、なんか転職したりとか、なんかそういう変化は感じています?
女性:はい、感じています。
森:転職ですか?
女性:いえ、転職というよりも、人生の…
森:変換期?今まで付き合っていた人と離れて、新しい人脈を作って行くとか、そういう感じってあります?
女性:いろんな事が新しい世界になっていくって感じ、っていうのが今の状況です。
森:その変化を楽しんでください、って(おばあさまが)言っています。(上の写真の絵を見せながら)こんな感じのおばあさまでした?
女性:あぁ〜、なんかすごい雰囲気あります。
森:よかった!嬉しい。おばあさまからのメッセージ、もらってください。
女性:はい、ありがとうございました。
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エビデンシャル・ミディアムシップ  〜指導霊と繋がる〜  
4月6日(日)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
4月7日(月)10:00~17:00(1時間のお昼休憩あり)
料金:1回 8,000円(アイイス会員・税込)・10,000円(非会員・税込) 両日共に同じ内容です
中級〜上級向けですが、どなたでもご参加いただけます
最少催行人数:3名
この6時間ワークショップは『イマジネーション・サイキック・ミディアミスティック』の3種類のエネルギーの違いについて学びながら、自分だけのミディアムシップを完成させていく『自分自身を信頼する旅』です。 微細なエネルギーに触れ、理解し、それと繋がることは、自分自身を知ることでもあります。 
自分の霊性を信頼し、霊界を信頼し、いつもあなたの傍で見守っている指導霊との繋がりを信頼することです。 霊性開花��学びを始めるきっかけや動機は皆、違います。他の人と比べたり、真似をする必要はありません。 あなたにはあなただけのために用意されたドアがあります。そして、そのドアの鍵はあなたしか持っていません。 
スピリット・コミュニケーションを行うためには、心配や不安、恐れから自分を解放して自分自身の本当の姿に出会う必要があります。 
そして、あなたの人生の中にある物質的な側面を捨て去り、 あなたの精神的な側面を明らかにする必要があります。 
すべての真実、すべての知識、すべての愛、すべての癒しの根源を、まず自分自身の中に見つけましょう。 人生経験を通した霊的な成長が、ミディアムシップの質と比例する中核的な要素です。 あなたが自分自身を信頼すれば、全てが花開いてゆきます。 それには、あなたが霊界と一体となって生きることが大切です。 
春は、種まきの季節です。あなたという唯一無二の光の種を撒きましょう。でも、その前に土を耕し、水を引かなければなりません。種を少し発芽させてからまいたほうがいいかもしれません。 急ぐ必要はありませんが、順番を間違えないようにしながら確実にあなたという光を育ててゆきましょう。 
アイイスでの講師歴10年、ミディアム歴9年、イギリスのアーサー・フィンドレイ・カレッジにて数回に渡って講師・プロの為のミディアムシップ、サイキックアート、トランス、シャーマニズム等のワークショップに参加し、海外のミディアムとも交流を持つ講師によるレクチャーと実習を通じて『自分自身を信頼する旅』に出てみませんか。 
主なレクチャー内容 
 ・自分自身を信頼する旅の準備  ・霊的成長の段階  ・さまざまな個性を持つミディアム   ・3つのエネルギー:イマジネーション・サイキック・ミディアミスティック   ・エビデンシャルなミディアムシップとは  ・指導霊との信頼関係を結ぶ 
主な実習 
 ・シッティング・イン・ザ・パワー   ・直感により深く繋がるための各実習   ・指導霊により深く繋がるための各実習    ・サイキック、ミディアムシップ、トランス各実習   ・エビデンシャルミディアムシップに挑戦 
このワークショップは以下のような方に向いています 
 ・直感に繋がりたい  ・イギリス式ミディアムシップについて知りたい  ・具体的なエビデンスが含まれたミディアムシップを目指したい    ・指導霊と繋がりたい    ・自分を信頼したい    ・人生を豊かにしたい  ・人生の目的を探りたい  ・自分自身の可能性や能力を探りたい     ・霊性開花を通して人の役に立ちたい、社会に貢献したい
ワークショップへのお申し込みはこちらからどうぞ。
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アイイス・スプリングフェスティバル
アイイスのフランチャイジーと一緒に、春の訪れを祝いませんか?たくさんの人が集まってお互いの光を持ち寄り、共に祈り、笑顔で楽しむと、霊界からも大きな光と愛と癒しがもたらされます。生命が息づき、輝き、成長し始める春を一緒に賛美しましょう!
開催日:4月13日(日) 13:00〜16:15    出演ミディアム:  森 梢・本村 香耀・澤輪 燕・亜笠 未來・蒼井 ふみ・恵子    タイムテーブル:    13:00 開会の祈り(蒼井)  13:03 遠隔ヒーリング(阿笠)  13:11 サーモン(森)  13:21 ヒーリング希望者募集  13:25〜霊界通信のデモンストレーション    13:25〜13:35 蒼井ミディアム(先祖・身内・知人霊)    13:35〜13:45 澤輪ミディアム(指導霊)    13:45〜13:55 亜笠ミディアム(先祖・身内・知人霊)    13:55〜14:05 恵子ミディアム(過去世)    14:05〜14:15 本村ミディアム(先祖・身内・知人霊)    14:15〜14:25 森ミディアム(指導霊)  14:25〜ヒーラー有志によるヒーリングタイム<別室>   <同時進行>  14:25〜14:35 レクチャー『スピリチュアリズムの発展』(本村)  14:35〜14:50 瞑想(恵子)  14:50〜14:55 休憩  14:55〜霊界通信のデモンストレーション    14:55〜15:05 蒼井ミディアム(指導霊)    15:05〜15:15 澤輪ミディアム(先祖・身内・知人霊)    15:15〜15:25 亜笠ミディアム(過去世)    15:25〜15:35 恵子ミディアム(先祖・身内・知人霊)    15:35〜15:45 本村ミディアム(指導霊)    15:45〜15:55 森 (サイキックアート)  15:55〜ワンポイントメッセージ(ミディアム全員)  16:10 閉会の祈り(恵子) ご参加は以下のリンクまたはミーティングIDからどうぞ!
ミーティング ID: 875 7391 5547
参加費は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています
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クラスの詳細及びお申し込みはこちらのページからどうぞ。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス   
このクラスは、2025年春学期以前のベーシック前期クラスを受講された方のみ、ご受講いただけます。
土曜日:19:00~21:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:5/14
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:5/27、6/10、6/24、7/8、7/22
��曜日:10:00〜12:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
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アウェアネス・マスターZoom クラス
月曜日:19:00〜21:00 日程:5/19、6/2、6/16、6/30、7/14
火曜日:19:00〜21:00 日程:5/20、6/3、6/17、7/1、7/15
金曜日:19:00〜21:00 日程:5/23、6/6、6/20、7/4、7/18
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:5/25、6/8、6/22、7/6、7/20
水曜日:16:00~18:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス  
木曜日:19:00~20:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
土曜日:13:00~14:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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マントラ入門 Zoomクラス  
金曜日:10:00~12:00 日程:5/30、6/13、6/27、7/11、7/25
土曜日:13:00~15:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
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トランスZoomクラス
木曜日:10:00~12:00 日程:5/29、6/12、6/26、7/10、7/24
土曜日:19:00~21:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
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サンスクリット・般若心経 Zoomクラス 
水曜日:19:00~21:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
金曜日:10:00~12:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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ドロップイン・ナイト 
5月29日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
7月24日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
内容:指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
5月25日(日)12:30〜14:00 担当ミディアム:森+ゲスト
6月15日(日)12:30〜14:00 担当ミディアム:森+ゲスト
7月13日(日)12:30〜14:00 担当ミディアム:森+ゲスト
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hananien · 3 months ago
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AIに二次創作書かせた話 その①
2025年三月、私はキングダムカムデリバランス2にハマり倒しています。
そして、前作をプレイしてからくすぶっていた、ヘンリー/ハンスの熱が、公式に採用されたことによって、一気に爆発しました。あああああ
自分でもいくつか短いヘンリー/ハンスの話を書きましたが、満足できません。長編を書きたいですが、なかなか時間がとれません。
そこで、望んだわけでもないのにXに追加されていた超賢いAI、グロックさんに助けを借りることにしました。
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・・・以下は中世のボヘミア地方を舞台に、男性同士の恋愛に焦点を当たロマンス小説の概要です。この概要を参考にして、三万から五万文字程度の小説を書いてください。特に、ハンス卿が従者のヘンリーを愛している描写と、その愛を周辺の人々に悟られないように注意して振舞っている描写、感情を隠さなければならない彼の葛藤する心理描写に、十分な文字数を使って下さい。
・・・
 中世ボヘミア、ラッタイ領主のハンス・カポン卿は、既婚者で、二歳になる息子の父親です。彼はまた、従者のヘンリーと秘密の恋愛関係にあります。二人の男性の恋愛は、当時は神の法と人の法の両方で禁じられていました。もし二人の関係が明るみになれば、ハンスの名誉は地に落ち、ヘンリーはどこか辺境に追放され、二人は二度と会えなくなるでしょう。  ある日、ハンスは領民の一人から、獣害の被害が深刻なことを聞きます。家ほどの大きさのクマが、村で飼っている牛を襲っているのを見たとその領民は訴えます。ハンスはそんなに大きなクマがいるとは信じず、放浪中のクマン人の仕業だと考えます。そこでハンスは、現地の聞き取りとパトロールに、ヘンリーを向かわせました。  三日経ってもヘンリーが戻ってこないので、ハンスは心配しています。ヘンリーは、スカリッツの領主ラジク・コビラ卿の私生児でもあります。ラジク卿に連絡するべきか悩みますが、まずは自分で彼を探しにいくことを決意します。  ハンス卿は、年の近い部下を三人連れて夜中にこっそりと城を出ようとしましたが、近衛隊長のバーナードに見つかって止められます。バーナードは、領主たるものが、自ら従者を探し回ってはいけない、必要なら自分が探しに行くので、あなた様は城にお留まりください、とハンスを諭します。ハンスは、理性ではバーナードの言うことが正しいとわかっていますが、ヘンリーを愛しているので、ただ城の中で待っていることはできません。バーナードに本当の気持ちを説明することはできないので、高圧的な態度で隊長を叱責します。バーナードは怯みませんが、内心では、普段は落ち着いていて威厳のある領主のハンスが、たかが従者一人の無事がわからなくなっただけで、こんなにも余裕のない態度になってしまうことに驚きます。  ハンスとバーナードが門の近くで押し問答していると、城壁で見張りをしていた兵士が、こちらへ近づいてくる騎馬を発見したことを二人に告げます。騎馬には怪我をして意識を失っているヘンリーが乗っていました。ヘンリーの飼い犬であるマットも一緒です。ハンス卿はヘンリーを急いで城に連れて帰り、医師を手配して手当をさせます。  ハンスは、ヘンリーが回復するまで側を離れません。途中で、妻のジトカから、ササウの街は気候がいいので、咳も少なくなった、次の春まで療養のため滞在しますとの旨の手紙を受け取ります。ハンスは、ジトカがササウに行っていたことを忘れていました。手紙をくれた従者に、気もそぞろに礼をいい、思い出したように妻に追加の旅費とササウの修道院に追加の寄付をするよう命じました。  二歳の息子も、バーナード隊長に連れられて見舞いにやって��ました。ハンスは息子よりもヘンリーの状態を見守ることに必死で、ろくにかまってやれません。そんな自分に嫌悪感を抱きますが、どうすることもできません。息子のヒネクは、よく遊んでくれるヘンリーおじさんが大好きです。眠ったまま動かないヘンリーを見て、不安で泣き出してしまいます。バーナード隊長が連れ出そうとしますが、ハンスは息子を抱きしめます。ハンスは、「大丈夫、ヘンリーは良くなるよ」と息子を慰めます。ヒネクはじょじょに泣き止みますが、ハンスは自分が泣き崩れるのを意思の力で必死に抑えています。  ヘンリーが意識を取り戻すまで、ラッタイの街に活気はありません。ヘンリーは街の人々に愛されていました。城の前にはたくさんの人が集まり、ヘンリーのために祈りを捧げました。物乞いまでもがヘンリーのために祈りました。スカリッツの災難(スカリッツは戦争に巻き込まれて壊滅した街の一つです)を生き抜き、その後はハンス卿の従騎士にまで上り詰め、誰に対しても礼儀正しいヘンリーを、街の人々は尊敬していました。  ヘンリーの仇を取りに、街に自警団が結成されました。ハンスはクマン人狩りに行こうとする彼らを止めるための禁止令を出さなければなりませんでした。現在、クマン人がどこにいるのか、そもそも、ヘンリーが調査していた獣害の犯人が、本当にクマン人だったのかもわかりません。復讐に燃えた自警団に勝手に森を荒らされるのはご免です。もしも、獣害と、ヘンリーをこのような目に合わせたのがクマン人の仕業なら、ハンスが自ら仇を取りに行きたいものですが、その前に、ヘンリーが意識を取り戻すのを見て、無事に回復すると確信しなければ、次の行動はとれません。  一週間ほどして、ハンスは、ヘンリーよりも憔悴して見えると、バーナードに指摘されました。領民たちとの謁見や裁判など、さぼっていた職務にもそろそろ復帰しなければなりません。彼は、ヘンリーが目覚めるまで側を離れる気はない、自分の職務はおまえと侍従長に一任すると言い放ちます。バーナードは、いい加減にしなさいと主人を叱責しました。「あなたはまるで数年前のまるで責任感のない若造に戻ってしまったかのようだ。このヘンリーが大事なことは理解できます、彼は忠実な従者で、有能な騎士だ。彼は任務で傷つき、傷つきながらも戻ってきました。あなたはその彼を言い訳にして自分のやるべき職務を怠っている。ヘンリーが目覚めたらあなたに失望するでしょう」  「なんだと、お前は何も知らないくせに」とハンスは反論しようとします。ハンスにとって、ヘンリーの存在はただの従者ではありません。自分が領主として高潔であろうと努める理由の一つなのです。ヘンリーが一緒でなければ、ラッタイを統治することに何の熱意も抱けません。しかし、その時、ヘンリーが目を覚まします。「ウーン。ハンス卿、私を失望させるのは簡単です……どうか、今すぐに飲めるワインかシュナップスがないとおっしゃって下さい……もう一度気絶します」とヘンリーは言い、ハンス卿に向かって微笑みます。  そこからは驚異的な速度で回復したヘンリーは、ハンス卿とバーナードに、怪我をした経緯を説明しました。「牛が襲われた村を調査した。自分も最初はハンス卿が考えたようにクマン人の仕業だと思っていたが、調べるうちに、どうも犯人は人ではなく、村人がいうように大きな獣による仕業のように思われた。牛の襲われた現場から痕跡を辿って森の奥に進むと、大きな洞窟を発見した。強烈な獣臭がして、マットが怯むほどだった。一人で入るのは危険だと判断し、一度城に戻って装備と人数をそろえようと思った。しかし振り向くと、俺をつけてきた盗賊が三人いて、斧とこん棒でいきなり襲われた。俺の負った切り傷や打ち身は、そいつらのせいだ。そいつらをあしらっていると、洞窟の中から不気味なうなり声がして、一気に獣臭が強くなった。そして突然、盗賊の一人の首が胴体から離れて俺の足元を転がっていくのを見た。洞窟の中から現れたのは、小さな家ほどの体躯をした、巨大なクマだった。やつはもう一人の盗賊の胴体を前足のひとふりで真っ二つに裂くと、残った俺と盗賊のどちらを腐った野菜みたいに潰そうか考えるために動きを止めた。その瞬間に盗賊は俺の背中を押して、自分は悲鳴を上げて逃げて行った。俺は後ろを向いた瞬間に引き裂かれると思うと逃げることもできなかった。盾とロングソードで巨大クマに立ち向かわなければならなかった。俺はよく戦ったと思う。死んだ盗賊の持っていたこん棒を、クマの開いた口の中に入れて口が閉じないようにし、喉にロングソードを突き刺したんだ。クマが倒れた時には、俺は疲れ果てていて、全身のあらゆる場所から出血していることに気づいた。マットが俺を馬のところまで引きずっていってくれて、馬が跪いて俺を鞍に乗せてくれたことは憶えてる。次に気づいた時にはあんたの間抜けな顔が見えたよ、俺の領主さま」  ハンス卿はあらためて被害に遭った村と森に調査隊を送ることを決めます。バーナード隊長がいなくなり、部屋に二人になると、ハンス卿はやっと自分の感情に素直になり、ヘンリーが重傷を負って戻って来てから抑え込んでいた不安を解放します。ハンスはヘンリーの傷ついていないほうの肩にもたれて泣きます。ヘンリーは愛する主人を不安にさせてしまったことを謝り、泣いている恋人を慰めます。二人はヘンリーの無事を心配していたラッタイの街の人々のことや、ハンスの息子ヒネクにことについて短い話を交わします。自分たち以外のことは明日から気にすることにして、今夜は二人だけで愛を確かめることにします。ハンスは、今回ヘンリーが無事だったのはただの幸運であり、そういった幸運が今後も永遠に続くわけではないと理解していますが、ひとまず今夜は、彼が無事で側にいることに神に感謝し、幸福な気持ちで眠りにつきます。
。。。
はい。条件に「三万文字から五万文字」としたところに、欲深さがあらわれていると思います。
我ながら、よくできた概要だと思います(欲望に忠実という点が)。
この欲にまみれた条件を提示されて、超賢いグロックさんが出してくれた答えがこちらです。
。。。
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。。。
😭😭😭😭😭ひょおおおおお(歓喜)
章分けされた小説を、ものすごい勢いで書き出すグロックさん。ありがとう。じつはこの概要を書いただけでも二時間くらいかかったんだけど、あっという間に三万文字のヘンカポ長編二次創作読めそうで苦労がむくわれます。あ、コーヒー淹れて来るんでゆっくり続き書いてください。いくら超賢いといっても五万文字(上限)の大長編を書くのは大変でしょうから、じっくり考えてくださってけっこうです。
しかし、実際のところお湯を沸かす間もなくグロックさんは動きを止めました。
以下が、彼の返答と、彼が賢い頭で書いてくれたヘンカポの最初の一稿です。
。。。
第一章:秘められた想い ハンス・カポン卿は、ラッタイの領主として、城の高い窓から広大な領地を見下ろしていた。秋の陽光が森の梢を黄金色に染め、遠くの村からは煙が細く立ち上っている。領民たちは収穫の最後の仕上げに追われ、冬の備えに余念がない。この平和な光景は、彼が統治する責任の重さを象徴していた。しかし、今日、ハンスの心は風景の美しさには向いていなかった。彼の胸は、抑えきれぬ不安と焦燥感で締め付けられていた。
「三日だ。三日も音沙汰がない」と、ハンスは呟き、窓辺から離れた。部屋の中は静寂に包まれていたが、彼の心の中は嵐のように騒がしかった。従者ヘンリーが戻らない。ハンスは、彼を獣害の調査に向かわせたことを後悔し始めていた。領民の一人が訴えた「家ほどの大きさのクマ」という話は、ハンスの目には荒唐無稽に思えた。むしろ、放浪中のクマン人による仕業だと考えたのだ。しかし、ヘンリーが戻らない今、その判断が間違っていたのではないかという疑念が彼を苛んだ。
ハンスは自らの感情を抑えるために、深く息を吸った。ヘンリーはただの従者ではない。ハンスにとって、彼は命よりも大切な存在だった。二人の関係は、誰にも知られてはならない秘密だった。中世ボヘミアの厳格な社会では、男性同士の愛は神の法と人の法の両方で禁じられていた。もしその関係が露見��れば、ハンスの名誉は地に落ち、領主としての地位を失うだろう。ヘンリーは辺境の地に追放され、二度と会うことは叶わなくなる。ハンスはそれを考えるたびに、心臓が締め付けられるような痛みを覚えた。
しかし、彼はその感情を表に出すことはできなかった。領主として、妻ジトカの夫として、二歳の息子ヒネクの父として、彼には果たすべき役割があった。ヘンリーへの愛は、彼の心の奥深くに隠され、決して表に出して���ならないものだった。だが、今、ヘンリーの安否がわからない状況では、その感情を抑えることがますます難しくなっていた。
「ハンス卿」と、背後から声がした。振り返ると、侍従長のマーティンが立っていた。「領民たちとの謁見の時間が迫っております。今日の議題は、冬の食糧備蓄と、村々の防衛についてです」
「わかった」と、ハンスは短く答えた。しかし、彼の心は謁見の場には向いていなかった。ヘンリーのことが頭から離れず、領民たちの声が耳に入らない予感しかしなかった。「マーティン、もし…もしヘンリーが戻らなければ、どうなると思う?」
マーティンは一瞬驚いた表情を浮かべたが、すぐに平静を取り戻した。「ハンス卿、ヘンリーは有能な騎士です。必ずや任務を果たして戻ってくるでしょう。それに、彼はスカリッツの災難を生き抜いた男です。あの地獄のような戦場から生還したのですから、些細な獣害調査で命を落とすようなことはありません」
「些細な…」と、ハンスは呟き、唇を噛んだ。マーティンの言葉は正論だった。ヘンリーは確かに優秀な従者であり、騎士だった。だが、ハンスにとってヘンリーは「有能な従者」以上の存在だった。彼の笑顔、彼の声、彼の温もり―それら全てが、ハンスの心を満たし、彼を領主として高潔であろうと努める原動力だった。ヘンリーがいなければ、この城も、この領地も、色を失ってしまうだろう。
「卿、何かご心配なことがあれば、私におっしゃってください」と、マーティンは穏やかに言った。「領主として、あまりに多くの重荷を一人で背負う必要はありません」
ハンスは一瞬、マーティンに全てを打ち明けたい衝動に駆られた。ヘンリーを愛していること、彼がいなければ自分の人生に意味がないこと、領主としての責任を果たす気力すら失ってしまうかもしれないこと。しかし、彼はすぐにその考えを振り払った。「何でもない」と、彼は冷たく答えた。「謁見の準備を進めよ」
マーティンは一礼して部屋を出たが、ハンスはその場に立ち尽くした。心の中では、ヘンリーの顔が浮かんでいた。彼の鋭い眼差し、戦場で鍛えられた強靭な体躯、そして、二人きりの時にだけ見せる柔らかな笑顔。ハンスは、その笑顔をもう一度見るためなら、どんな犠牲でも払うつもりだった。
第二章:決断の夜 その夜、ハンスは決意を固めた。ヘンリーを探しに行く。理性では、それが愚かな行為だとわかっていた。領主たる者が、たかが従者のために自ら森に赴くなど、あり得ないことだった。だが、心は彼を突き動かした。ヘンリーが無事かどうか、確かめずにはいられなかった。 ハンスは、年の近い部下三人を呼び、夜中にこっそりと城を出る準備を始めた。鎧は身につけず、動きやすい革の胴着とマントを羽織った。剣だけは腰に差したが、それは領主としての威厳を保つためではなく、ただヘンリーを守るためだった。
しかし、彼が城門に近づいた時、近衛隊長のバーナードに見つかってしまった。バーナードは、城の防衛を一手に担う忠実な部下であり、ハンスの最も信頼する男の一人だった。だが、今夜に限っては、彼の忠誠心がハンスの行く手を阻んだ。
「ハンス卿、こんな夜更けにどこへお出かけですか?」と、バーナードは低い声で尋ねた。その眼差しは鋭く、ハンスの意図を見透かしているようだった。
「些細な用だ」と、ハンスは答えたが、その声はわずかに震えていた。「部下たちと森の様子を見てくるだけだ」
「些細な用?」と、バーナードは眉を上げた。「領主たる者が、夜中にこっそりと城を抜け出すなど、些細な用とは思えません。まさか、ヘンリーを探しに行くおつもりでは?」
ハンスの心臓が跳ねた。バーナードの言葉は、彼の胸の内を見事に言い当てていた。だが、彼はそれを認めるわけにはいかなかった。「ヘンリーがどうしたというのだ」と、彼は高圧的な態度で言った。「たかが従者のことなど、私には関係ない。領地のパトロールをするだけだ」
バーナードは一瞬黙ったが、その目には疑念が浮かんでいた。「ハンス卿、あなたは普段、こんなにも余裕のない態度を取る方ではありません。ヘンリーが行方不明になっただけで、まるで別人のようになられています。もし彼のことが心配なら、私が探しに行きます。あなたは城にお留まりください」
バーナードの言葉は正論だった。ハンスもそれは理解していた。領主として、彼がすべきことは城に留まり、領地全体の安全を確保することだった。だが、心はそれを許さなかった。ヘンリーが傷つき、森のどこかで助けを待っているかもしれないと考えるだけで、彼はいてもたってもいられなかった。
「お前の忠告はありがたく聞くが、私は行く」と、ハンスは言った。その声は冷たく、威圧的だった。「近衛隊長として、城の防衛を頼む。それが私に対する忠誠の証だ」
バーナードは怯まなかった。彼はハンスの目を見つめ、静かに言った。「ハンス卿、私はあなたの忠実な部下です。しかし、忠誠とは、ただ命令に従うことだけではありません。あなたが間違った道を選ぼうとする時、それを止めることもまた、忠誠の形だと信じています」 ハンスは怒りに震えた。バーナードの言葉は、彼の心を抉った。だが、同時に、彼の忠誠心に感謝も感じていた。バーナードは、ただの部下ではなく、友でもあった。だが、今夜だけは、その友情が重荷に感じられた。
「お前は何も知らない」と、ハンスは吐き捨てるように言った。「黙って私の命令に従え」
二人が門の近くで押し問答していると、突然、城壁で見張りをしていた兵士が叫び声を上げた。「騎馬が近づいてきます!怪我人を乗せています!」
ハンスの心臓が止まりそうになった。バーナードと共に城門へと駆け寄ると、そこにはヘンリーの姿があった。彼は馬の鞍に縛り付けられ、意識を失っていた。顔は血と泥にまみれ、衣服はボロボロだった。ハンスは一瞬、足がすくんだ。だが、すぐに我に返り、叫んだ。「医師を呼べ!急げ!」
第三章:隠された涙 ヘンリーは城の客間に運ばれ、医師の手当てを受けた。ハンスは彼の側を一歩も離れなかった。医師が傷口を洗い、包帯を巻く間、彼はただ黙って見守った。ヘンリーの顔は青白く、普段の力強い表情は影を潜めていた。ハンスは、その姿を見るたびに、心が締め付けられる思いだった。
「命に別状はありません」と、医師が言った。「しかし、かなりの血を失っています。回復には時間がかかるでしょう」
「わかった」と、ハンスは短く答えた。医師が部屋を出ると、彼はヘンリーのベッドの横に膝をつき、彼の手を握った。その瞬間、彼の心を抑えていたダムが決壊した。涙が溢れ、頬を伝った。
「ヘンリー…お前が無事でよかった」と、彼は呟いた。だが、その言葉は誰にも聞かれてはならないものだった。彼はすぐに涙を拭い、立ち上がった。領主としての威厳を取り戻さなければならなかった。もし誰かがこの姿を見れば、彼の感情がヘンリーに向けられたものだと気づかれてしまうかもしれない。
その時、ドアがノックされ、従者が入ってきた。「ハンス卿、奥方様からの手紙です」と、従者が言った。
ハンスは一瞬、妻ジトカのことを忘れていたことに気づき、罪悪感を覚えた。手紙を受け取り、気もそぞろに開いた。そこには、ジトカがササウの街で療養を続けていること、次の春まで滞在するつもりであることが書かれていた。ハンスは、思い出したように従者に言った。「追加の旅費と、ササウの修道院への寄付を用意しろ」
従者が退出すると、ハンスは再びヘンリーの側に戻った。ジトカに対する罪悪感は、彼の心をさらに苛んだ。彼女は善良な妻であり、息子ヒネクの良き母だった。だが、ハンスの心はヘンリーにしか向けられていなかった。その事実に、彼は自らを責めた。だが、どうすることもできなかった。
第四章:息子との対面 翌日、バーナードが二歳の息子ヒネクを連れて見舞いにやってきた。ヒネクは、ヘンリーのことが大好きだった。普段は「ヘンリーおじさん」と呼び、彼と遊ぶのを楽しみにしていた。だが、今日のヘンリーは眠ったまま動かなかった。ヒネクは不安そうにベッドを覗き込み、突然泣き出してしまった。
「ヘンリーおじさん、死んじゃったの?」と、ヒネクは小さな声で尋ねた。
ハンスの心は張り裂けそうだった。彼は息子を抱き上げ、「大丈夫だ、ヘンリーは良くなるよ」と慰めた。だが、その言葉を口にしながら、彼自身が泣き崩れそうになるのを必死に抑えていた。息子を慰めることはできても、自らの心を慰めることはできなかった。
バーナードは、そんなハンスの姿を黙って見つめていた。彼は、領主としてのハンスの威厳が、この瞬間、完全に崩れ去っていることに気づいていた。だが、彼は何も言わなかった。ただ、静かにヒネクを連れ出し、部屋を後にした。
第五章:街の祈り ヘンリーが意識を取り戻すまでの数日間、ラッタイの街は静まり返っていた。ヘンリーは街の人々に愛されていた。スカリッツの災難を生き抜き、ハンス卿の従騎士にまで上り詰めた彼は、誰に対しても礼儀正しく、公正だった。城の前には多くの人が集まり、ヘンリーのために祈りを捧げた。物乞いまでもが、彼の回復を願って祈った。
ハンスは、その様子を城の窓から見つめていた。街の人々の愛情は、彼の心を温めた。だが、同時に、彼らの愛情がヘンリーに向けられるたびに、彼自身の愛情を隠さなければならない現実が、彼を苦しめた。彼はヘンリーを愛していた。だが、その愛は、決して公にすることはできなかった。
第六章:目覚め 一週間が経ったある日、ハンスはバーナードに呼び出された。「ハンス卿、あなたはヘンリーよりも憔悴して見えます」と、バーナードは言った。「領民たちとの謁見や裁判など、さぼっていた職務にもそろそろ復帰すべきです」
ハンスは苛立ちを覚えた。「私はヘンリーが目覚めるまで側を離れる気はない」と、彼は言った。「私の職務はお前と侍従長に一任する」 バーナードの顔が険しくなった。「いい加減にしてください」と、彼は主人を叱責した。「あなたはまるで数年前の、責任感のない若造に戻ってしまったかのようです。ヘンリーが大事なことは理解できます。彼は忠実な従者であり、有能な騎士です。しかし、あなたはその彼を言い訳にして、自分のやるべき職務を怠っています。ヘンリーが目覚めたら、あなたに失望するでしょう」
ハンスは怒りに震えた。「お前は何も知らないくせに」と、彼は反論しようとした。だが、その時、ベッドの上でヘンリーが呻き声を上げた。
「ウーン。ハンス卿、私を失望させるのは簡単です……どうか、今すぐに飲めるワインかシュナップスがないとおっしゃって下さい……もう一度気絶します」と、ヘンリーは言い、ハンスに向かって微笑んだ。
ハンスの心は一気に軽くなった。彼はヘンリーの手を握り、笑顔を返した。「お前が無事でよかった」と、彼は言った。その言葉は、領主としてのものではなく、恋人としてのものだった。
第七章:真実の告白 ヘンリーは驚異的な速度で回復し、ハンスとバーナードに怪我の経緯を説明した。巨大なクマとの戦い、盗賊たちとの遭遇、そして彼を救った飼い犬マットの活躍。ハンスは、ヘンリーの話に耳を傾けながら、彼の勇気と強さに改めて感嘆した。だが、同時に、彼がそんな危険な目に遭ったことを思うと、胸が締め付けられる思いだった。
バーナードが部屋を出ると、ハンスはやっと自分の感情に素直になれた。彼はヘンリーの傷ついていない方の肩にもたれ、泣いた。「お前がいなくなったら、私はどうすればいい」と、彼は呟いた。
ヘンリーはハンスを抱きしめ、慰めた。「すまない、ハンス。俺が無謀だったばかりに、お前を不安にさせてしまった」
二人は短い会話を交わし、ヘンリーの無事を心配していた街の人々や、ヒネクのことを話した。だが、今夜はそれ以上のことは考えないことにした。ハンスは、ヘンリーが無事だったのはただの幸運に過ぎないことを理解していた。だが、今夜だけは、その幸運に感謝し、幸福な気持ちで眠りについた。
終章:未来への決意 翌日、ハンスは被害に遭った村と森に調査隊を送ることを決めた。クマン人が関与しているのか、巨大なクマが本当に存在するのか、真相を確かめる必要があった。だが、彼の心は、ヘンリーとの未来についても考え始めていた。
二人の愛は、決して公にすることはできない。だが、ハンスは、ヘンリーが側にいる限り、領主としての責任を果たし続けることができると信じていた。彼はヘンリーの手を握り、静かに言った。「お前がいるから、私は高潔であれる」
ヘンリーは微笑み、答えた。「そして、お前がいるから、俺は生きていける」
二人は、困難な未来が待っていることを知っていた。だが、今この瞬間、彼らは互いの愛を確かめ合い、未来への決意を新たにした。
。。。
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。。。
…意外といい🤤
正直、あんまり期待していなかったので、まずはきちんとした小説の体をしているだけでうれしい驚きでした。
しかし、グロックさんが書き進めるうちに体力がなくなっていったことが容易に見て取れます。章がすすむうちに、だんだんと文字数が少なくなり、話の内容もテキトーになってきました。私ががんばって書いたヘンリー君の長い台詞もカット、カット、カットされています。
そもそも、私の出した条件に合いません。どこが三万文字ですか? これじゃせいぜい六千文字です。あのね、六千文字程度の小話を読みたいがためにこんなことしてるんじゃないの、私が読みたいのは、昼になっても夜になっても次の朝になってもまだ読み終わらない大長編ヘンカポなの。骨組みって言い訳はいいから、一度で大長編出してきてくださいよ。ええ、本当は二十万文字くらいの話がほしいけど、いきなり頼むには大仕事すぎるってわかってるから、燃え滾る欲望をどうにか抑え込んで、グロックさんに配慮してやってるんですよ。
私はすぐに理解しました。
AIに丸投げしても自動的に読みたい長編が出来上がるわけじゃない
ああ、クソ(ウィッチャー3)
。。。つづく
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projecthedz · 4 months ago
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250306 木
【16:00】
家モード。仕事すんの諦めて何もせず寝てるからヒスは発生してないし葛藤もない。ただ安らぎに身を任せている
こうなるのが嫌で頑張ってたんだけどなー
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幸せだ。まあ、あれだ。40万入ったカバン見つかったことで感謝の気持ちで満たされている
この安らぎは運命からの贈り物なんだわ、きっと
近距離用紛失防止タグとリモコン1セットと、寿命10年の紛失防止カード届く
近距離用はシンプルでいいね。若干おもちゃ感あるけど、家の中でいくらでもスマホとカバンの所在忘れていいってのがたまらない
しなくていい緊張や集中は解いていくことで浮いた脳のバッファを生産や幸せの実感に充てたほうがいい
目的はあくまで「幸福感の実感」なんだからな
その実現の過程で味わう「ありあまる不幸」なんざただのゲームのギミックとシナリオに過ぎん
ハッ!? この調子でまた1時間駄文書くところだった...
16:20。娘を習い事に送りに行く時間だ。準備をしよう (そうだ、金バエ氏のことに触れようと思って書き始めたんだ、戻ってから軽く書くか)
----------------------- 【17:00】
送り終わり
先日の金バエ氏の配信の切り抜きを観た。肝臓・膵臓を悪くした人の末期は皆同じ様相を呈する
「ああーキツい もう続けられない」的なことを言っていたが、あのレベルで衰弱すると常に心臓と肺がいっぱいいっぱいなので同じ姿勢を保っていることすら困難なのだ
立っていてもキツい、寝ていてもキツい、快適ではないがベッドに身体を横たえ、背もたれを使って少しだけ腰を曲げている姿勢が相対的に一番ラク
心臓と肺に欠陥抱えている人は皆そう
多臓器不全に陥れば必ず肺と心臓もやられるので、皆最後はその姿勢にたどり着く
極度に痩せると視線が定まらず眼球が飛び出したような風貌になることがある。これは甲状腺に障害が発生して眼球突出が発生しているからだ
そのような症状が単体で発生することは珍しく、ほとんどの場合身体全体が病に侵され衰弱している
だから昔の人はそれを観て「死相」と呼んだのだろう
多臓器不全状態から恢復するには当人と周囲の並ならぬ努力と運が必須である。もとい、肝臓と膵臓を「終わらせてしまっている」場合はどうにもリカバリーは難しい
私はかつてアルコールに逃げていた。だからアル中に苦しむ人とその家族の人生には思うところがある
私はアル中になるよりも早く痛風になってしまった為、痛すぎて飲むのやめられたわけだが....
アル中治療も「アルコール飲むと超マズく感じる薬」を飲むことでアルコールへの忌避感情を植え付けていくわけだが、それはやっぱ自分から能動的に「ブレーキ」かけているって事なので脳はそれを「お為ごかし」と判断してすぐやめてしまう
快楽や安寧がすぐそこにあるのにわざわざ不快な禁欲を選ぶなんて真面目すぎて笑ってしまう、という気分なのだろう
健康になったあとの自分が有益な存在になれる���証なんて何一つないのに健康になる努力なんてできない
これ「すべての不幸の坂道下る人々の(悪い)共通マインドセット」な。健康の部分を「善良」や「建設的」に置き換えてもらってもいいぞ
上記の「怖じ気」や「損失への警戒」抱えている限り「ダメ人間」アンド「病人」アンド「老人」が幸せにたどり着くことはない、決して
希望は、持つんだ。努力して。どんな苦痛や我慢強いられても
コストは、かけるんだ。決意固めて。道すがらどんな徒労や無力感味わおうとも
知性と冷静さを維持するんだ。澄んだ覚悟と共に。「正しいエネルギーの投資先」を見誤らないために
もしそれらすべてから縁遠い「どん詰まり」にいよいよ追い詰められたなら、ありのままの失敗談晒し「悪くなかった」と言い残して終わればいい
そうすりゃ見知らぬ誰かのデッドエンドの運命変える「反面教師」くらいにゃなれるだろう
最期は呪いの言葉じゃあなくお礼の言葉で人生締めくくりたい
妻は最期に「笑い」で人生を終わらせた。だから私もそれに倣(なら)おう
優しい笑い
笑いと攻撃性��密接な関係性にあるという学説がある。だから優しい笑いというものは「矛盾」ではあるが、痛みや理不尽の需要とそれへの感謝の結果として漏れる笑いは、いいものだと個人的には思う
泥の河に浸かった人生も悪くはない
別に(一度きりと言わず)それを来世・再来世で再び味わわされる事になろうとも—
うん。駄文書いてたら迎えの時間になった
軽く準備して、娘を迎えに行く。世界はいつだって完璧で素敵だ
私の周囲100kmが不幸にまみれていようとも、その外側には必ず幸せな世界がある。ならば私が不幸の渦中で息絶えようとも世界の幸福の総量は常に不幸を上回る。だからいい。だから希望は消えない、消せない。世界の完成度は下がらない
この思考と思想は、私が失意のどん底でひぐらしとアドラーに出会った2015年からずっと、ずっと、変わらない
----------------------- 【19:00】
迎え終わり。その後一人でラーメン食べてきた
妻と娘とたまに行ったラーメン屋
スタッフは店主と女性店員。常連客との和気あいあいとしたやり取りがあたたかくて優しくて、ラーメンもチャーシュー丼も美味しくて、思わず涙が出た
まるでザ・ノンフィクションの世界に入り込んだかのようだ
20代末期に現実逃避で通っていた新宿二丁目の居酒屋やバーのような切なさと温もりがある
平和は秒で失われる
今この時間は誰かが死ぬほどたどり着きたかった明日であり、未来の誰かが死ぬほど戻りたいと願い続けた過去なんだ
そんな奇跡が街のそこかしこに散らばっていることに気づくと感謝の気持ちが止まらなくなる
平和は幻。温みは奇跡
そのふたつを同時に味わい、それを10年以上維持できたなら
もう思い残すことは何もない。そうなったとしても何もおかしくないだろう
妻を観るたび、娘を観るたび、こんな現実ありえないと思い続けた
なんて虫の良い、なんて贅沢な、なんて幸せな—
私の穢れた魂にはもったいなさすぎる景色だ
妻はことあるごとに私を怒らせ後悔まみれにする為、侮辱の言葉と露悪的な態度をぶつけてきた
だが私の幸福ハードルの設定値の低さはそんなものではビクともしない。私の隣に護っても愛しても警察に捕まることがない他者がいるのなら、私はそれを全力で護り全力で愛する
私が「今この状況を奇跡であり最高の幸せ」と定義したならば、それにケチをつける事は何人たりとも不可能
私は自分が望む通りの現実しか観ないし、私が望む理想の景色に沿うよう現実の方を捻じ曲げる
ああ、希望的観測超える圧倒的な「楽天性」で
それでは今日もありがとうございました。先生サヨウナラ。みなさんサヨウナラ
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yutakayagai · 1 year ago
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九月になり、嶋田は久しぶりに大樹と会った。一昨日、幸恵と二人の娘たちと阿字ヶ浦へ行ったからか、小麦色に日焼けした嶋田を図書室で見た時、
「先生、焼けたね」
と大樹は驚いた様子だった。
新校舎の昇降口の下にある自販機で缶ジュースを買い、嶋田は大樹に渡すとグランドの方へ歩いて行き、芝生の上に座ってラグビー部の生徒が練習しているのを眺めながら、
「あれから妻が子どもを連れて来て、近々一緒に暮らすことになった」
と話した。缶ジュースを飲みながら、
「へぇ〜、いつから?」
と聞いた。
「それは未だ決まってない。幼稚園が忙しいンだって」
「ふぅ〜ん」
「…せっかく独り暮らしを謳歌してたンだけどな」
「じゃ、先生の家にはもう泊まれないね」
「大樹には佐伯のおじさんがいるだろうよ」
そんなやり取りをしていると、背後から声をかけられた。嶋田が振り向くと、
「何だ、江森先生か」
と言った。江森はニヤニヤしながら、
「珍しいツーショットですね。お二人とも日焼けして…」
と冷やかした。大樹は、
「もう、充実した夏休みでしたよ〜」
と笑顔で答えると、
「コラッ、怪しまれるだろ!?」
と嶋田が口を挟んだ。
「まァ、仲良くやって下さいよ!」
と江森は笑いながら言い、校舎に戻って行った。
気付くと、無意識のうちに二人は手を握り合っていた。嶋田は慌ててつないでいた手を離し、
「何だよ、馬鹿!」
と赤面した。大樹は声を出して笑い、
「先生、かわいい!」
と言った。
一昨日、勇人から関係を持っていることを知られ、とりあえず許しをもらった大畠は、美術室で仁志と二人っきりになると声をかけ、
「この間は申し訳なかった」
と謝った。それに対し、
「いえ、かえって申し訳ありませんでした」
と、仁志の方から頭を下げた。大畠は作業台に並んで座り、彼の手を握りながら、
「でも、あれから思ったけど…君を傷付ける様なことは絶対にしない」
と誓った。その言葉に仁志は涙腺が緩ませ、
「…先生」
と頭を垂れた。
その時、廊下の方から足音が聞こえ、
「大畠先生、 そんなところにいたンですか!?」
と、何処かで会った覚えがある男性教師が入ってきた。仁志の姿を見るや彼は、
「へぇ〜、君、こっちの学校に入学したの!? ほら、説明会で君の中学校に訪問した宇佐見先生だよ!」
と言った。彼は続けた。
「半年だけこっちの学校で教えることになったから、よろしくね!」
「…はァ」
「宇佐見先生、何か?」
「ほら、今日は臨時の職員会議でしょ!? 皆待ってますよ!」
そう言われると大畠は思い出した様な表情をし、慌てて立ち上がった。仁志の手を離すと、
「ご、御免! また週末にモデルお願い!」
と言って出て行った。独り残された仁志は、
「…マジか」
と言葉をもらした。
私立I高校では、拓也が話をしたいと佐伯に声をかけた。最初に佐伯の方から声をかけて連れて行った相談室で話を聞くことにしたが、拓也は真っ先に、
「実は、伯父さんとセックスしました」
と言った。佐伯は驚いた表情で、
「どうして?」
と聞いた。拓也は話した。
「先生、伯父さんと会ってたンですか? その日の夕方、急に伯父さんから電話があって、急に『会いたい』と言ってきて...。流石に小鶴から若宮までは自転車で行ける距離じゃないンで、車で迎えに来てもらったンですけど。僕、この日はハーフパンツを穿いてたンですけど、家に着いたら伯父さん、こう言ったンです。『同性しか愛せなくても人生は破綻しないよ』って。僕、何だか解らなくて...。そうしたら接吻(キス)してきたンです。ハーフパンツの裾から手を入れられて...。でも、僕、気持ちよくなっちゃったンです。伯父さんもチ○ポが硬くなっちゃって。そのままブリーフだけになってセックスしちゃいました」
「...で、『中出し』しちゃったの?」
「いえ、イク前に脱ぎました。伯父さん、フェラ○オが巧くて...。何度もおっ○いを揉まれて何だか女の子になった感覚になっちゃって...。恥ずかしい声を何度も上げました」
何だ、結局甥っ子に手を出しちゃったのかと、佐伯は溜め息をついた。しかし、一見羞恥心の塊の様な男の子だがやっぱり変態な性質はあるのだなと、彼は思った。拓也は赤面しながら、
「あんな気持ちいいセックス、初めてでした。○液もおしっこみたいに出て、大変でした」
と言った。
佐伯は、何とコメントすればよいのか解らず、
「ハハハハハ...」
と笑うしかなかった。拓也は、
「そう言えば」
と、昌平の話を持ち出した。昌平も、この夏休みの間、勤務医である父親から自慰のやり方を教わったらしい。ずっと勉強しかせず、生殖器の仕組みも知らなければ内科医として務まらないだろうと、彼の目前で「実演」してみせたと���う。母親も、最近洗濯していて彼のブリーフが黄色く黄ばんでいるのを見て、もしかしたら溜まってるのかな?と心配した様だと、拓也は話した。もしかしたら、昌平の父親もそちらの方なのでは?と、佐伯は苦笑した。
佐伯は、中学生の頃に同性にしか興味が持てないことに気付き、やはり拓也同様、ゲイ雑誌に興味を持ち立ち読みしていたのを長谷川が知り、関係を持ったこと、今は大樹と言う父・浩志の教え子が両親の子どもと関係を持っていることを赤裸々に明かした。その間に色々な男(ひと)と寝たが一度も後悔をすることはなかったと、拓也に話した。
「だから、同性しか興味が持てないとしても、同じ人間を愛することに変わりはない。たまたま相手が同じ性だっただけ。だから悩むことはないよ」
この言葉で結ぶと、拓也の表情は明るくなった。彼は言った。
「…そうですよね? 僕も伯父さんとセックスして逆に良かったと思うし、変に偏見を持っていたンだと思います」
すっかり彼は「目覚め」てしまった様だった。その後も長谷川との情事を詳しく話し続け、佐伯は相槌を打ちながら聞いていたが、内心とんでもないことを教え込んでしまったな、第二の額田大樹をつくり出してしまったなと困惑した。
初秋の陽射しが、レースのカーテンの隙間から差し込んでいた。季節が変わる様に、佐伯を取り巻く人間模様もガラッと変わった気がした。
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