#日本は経済規模に相応しい軍事力を
Explore tagged Tumblr posts
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)5月5日(端午節)
通巻第8769号
トランプはなぜこうまでも「暗号資産(仮想通貨)」にこだわるのか
暗号通貨に裏付けられた通貨システムへ本気で移行する思惑なのか?
*************************
1971年、ブレトンウッズ体制の変質(ニクソンショック=金兌換停止)。爾来、米ドルは金と交換できず裏付けがなくなったのだが、国際的な法定通貨として機能してきた。世界一の軍事力が担保されていたからだろう。
仕掛けは1974年の「オイルダラー協定」(米国はサウジの安全を保障する代わりに原油決済を米ドルとする)。産業の基礎原料を裏打ちし、世界的なドル需要を喚起、通貨の価値を維持した。為替を変動相場へと移行し、為替操作、金利がらみの相場形勢でドルを守った。犠牲になったのは日本円だった。当時日本が唱えたアジア通貨基金は潰された。
しかし今日、米ドルのみならず、法定通貨に対しての懐疑論が世界的規模で拡大し、一方でビットコインに代表される暗号通貨への関心が高まった。潜在意識にあるのはドル紙屑化への不安である。
ブレトンウッズ体制には亀裂がはいっており、世銀・IMFは機能を十分に果たしていない。基軸通貨=米ドルのシェアが劇的に後退し、BRICSの共通通貨への動きと人民元、ロシアルーブルの地域的なスワップ、これらが米ドル基軸体制を脅かしている。
1971年8月から米ドルは不換紙幣へと移行した。1974年にペトロダラー体制に変質したが、1985年にパラザ合意、つづくルーブル合意で、ドルという通貨は「商品」としても扱われ、投機の対象になり、為替相場は乱高下を繰り返した。
2008年10月、リーマンショックという金融危機と大手銀行の破綻を受け、サトシ・ナカモトが「ビットコイン」を発表、第三者金融機関や政府機関を一切介さない取引ネットワークが誕生した。
最初に目をつけたのは中国で、需要の80%、ビットコインの必要性が中国の経済事情にあった。
人民元���なぜ信用されないかと言えば、あまりに偽札が多いからで、偽札発見機も中国製は贋物だった。そこで中国は通過のカード化、デジタル化を強引に進めていた。このような環境だから、ビットコインに飛びついたのだ。
しかし中国人の動機はマネロンと資産と海外移転であり、中国共産党はビットコインの取引所閉鎖で応じた。中国はトランプの新政策発表まで、暗号資産を国庫備蓄金に加える意図はなかった。
2012年、米国の債務対GDP比が100%を超えた。債務による政府支出への依存度の高まりが明確となって、長期的な財政の持続可能性に懸念が拡がった。赤字国債が36兆ドルを突破し、ドルへの不安が世界的に拡大したのである。
2020年4月 、FRBが積極的な量的緩和(QE)を開始した。
FRBは積極的な量的緩和策を実行、国債と住宅ローン担保証券の買い入れを拡大した。このマネーサプライの増加は米ドルの価値を大幅に下落させ、不動産や金などの資産価格高騰を招き、富の不平等をさらに悪化させた。
選挙の主導権は中産階級以下の白人の動向に移った。
2022年3月、世界の原油取引が米ドルから多角化するという転換期を迎えた。サウジはユーロ、人民元も決済受けいれ。各国が世界貿易における米ドルへの依存を減らすための代替手段を模索、オイルダラーシステムの弱体化を招いた。ドルのシェアは72%から51%へ急減した。
▲赤字国債の発行上限を無くしたのはバイデンである
2023年6月 、バイデンは米国債務上限の措置を停止した。議会の承認を得なくても、借金は膨らみ続けることとなった。
事実上、無制限の借入を可能とし、財政政策の抑制の欠如と米国債務の急激な増加の可能性に強い懸念が高まり、ドルは脆弱となる。FRBの金利政策により辛うじてドルは生き延びた。
しかし金利支払いだけでも1兆ドル突破が時間の問題となって、国防予算より巨額、これがDOGEの荒治療の動機である。
2024年1月、SECは従来の方針を一転し、ビットコインの投資信託(ETF)を承認した。ビットコインETF承認により、個人投資家と機関投資家の投資への道を開いたが、これでビットコインは合法化されたことを意味する。そして暗号通貨の相場が暴騰した。
2024年7月、トランプ大統領候補(当時)はビットコインを「新たな石油」と言及した。
2024年11月5日、ドナルド・トランプが大統領選挙で勝利したため、暗号通貨が表舞台に乗った。
選挙結果は、米国のデジタル資産政策にとって転換点となり、規制をめぐる野放図な敵対行為に終止符を打った。それまでSECは「暗号通貨は詐欺のたぐい」と厳重な規制をかけ、取引業者を微罪で逮捕したりしてきた。
トランプ政権は、規制の明確化、有利な税制、戦略的ビットコイン準備金の設立、そして個人、機関、企業、年金、政府によるデジタル資産の広範な導入を支援する枠組みの構築をめざすとした。
2024年11月8日、中東原油取引で世界最大のステーブルコイン企業であるTetherは、初の原油取引の資金調達をUSDT(米ドルにリンクするスティブルコイン)で完了した。
これは世界の貿易金融における先駆けである。従来の銀行システムとは異なる代替決済手段としてステーブルコインに焦点があたることになった。
米国の負債は1971年のGDPの36%から現在の約125%にまで増加した。
▲ビットコイン議論は詐欺、マネロンのレベルを超えた
ビットコインの時価総額は2兆ドル、1日平均取引量が約200億ドル。まだオイルマネーに代替できる規模ではないが、価格の大幅上昇は、新たなパラダイムを生み出す契機になりうるだろう。
これにより、米国はドル制度に挑戦してきたBRICS諸国の戦略的力を弱体化させながら、通貨面での優位性を維持できるように方針を変更したと考えられる。
現在の米国のM2マネーサプライは22兆ドルで、2045年にはM2マネーサプライが79兆ドルになると予測されている。
2045年のビットコインの予想価格目は1,300万ドル(マイケル・セイラーのBitcoin24モデルによる)
或るシミュレーションでは、2045年までに米国債務は115兆ドルに膨れ上がるため、その50%の裏付けにビットコインを標準と仮定した場合、米国のM2マネーサプライ全体がビットコインによって裏付けられることになると仮定しての計算である。あくまでの仮説である。
7 notes
·
View notes
Quote
その事件は私が1歳の時に起きました。覚えていることはありません。 中国人の父と母は、大きくなってからも私に語ろうとはしませんでした。 中国政府は事件の死者数を319人としていますが、それよりもはるかに多いという指摘もあります。 あれから35年。真相は今も、明らかにされていません。 あの時、私のもう1つの祖国で、何が起きたのか。 (中国総局 高島浩) 日本人の祖母と中国人の両親 私の祖母は日本人です。満蒙開拓団として旧満州に渡りました。 戦後、帰国できずに大陸に残った「中国残留婦人」で、養子に出されていた中国人の男の子を引き取り、育てました。のちの私の父です。 父は中国人の母と結婚。1988年に中国東北部・黒竜江省で私が生まれました。そして6歳の時、国の援護事業のもと家族4人で帰国し、私と両親は日本国籍を取得しました。 私が生まれた翌年に起きた「天安門事件」 1989年6月4日。中国の首都・北京で、あの事件は起きました。 天安門広場に集まった民主化を求める学生や市民たちを、当時の共産党指導部が軍を出動させて武力で鎮圧した「天安門事件」です。 軍による発砲などで多くの犠牲者が出ました。中国政府は死者数を319人としています。 しかし当時、北京に駐在していた各国の外交官の報告などから、犠牲者の数はそれよりもはるかに多いという指摘が根強くあります。 中国政府はこの事件を、政治的な「騒ぎ」で「すでに結論が出ている」という説明を繰り返しています。 「知る必要はない」父のひと言 戦車の前に立ちふさがった市民の姿。民主化の動きを武力で制圧した事件。 天安門事件の前の年に生まれた私は、日本の教育で学ぶまで��こうした事件の表面的な情報でさえ、知りませんでした。真相を公表せず、事件を人々の記憶から消し去ろうと腐心してきた中国政府からみれば、もくろみどおりに育った、ある意味で“優秀な中国国民”だったでしょう。 中学生の時、一度だけ父に事件について尋ねたことがあります。そのときの父のことばが記憶に残っています。 「よく知らないし、知る必要はないよ」 記者になって、父と私のもう1つの祖国でもある中国のことを話すことが増えました。父は自分が共産党員だったことを明かしてくれました。共産党の実態を知っているからこそ、私に忠告したのです。 「天安門事件に関心を持つことで、いつか中国に赴任した時、どのような理不尽な目に遭うかわからない」 遺族取材の担当に もう逃げない 4年前の2020年、希望がかなって中国南部の広州駐在の記者となりました。 当局の厳しい監視下に置かれた人権派弁護士の家族などを取材。私自��も当局者に連行され、警察署に留め置かれる経験をしました。 国家の安全を最優先する習近平指導部は言論統制を一段と強め、外国メディアの取材環境はますます厳しくなっていることを身をもって感じてきました。 天安門事件は、そうした中国社会の中でも最もタブー視されていて、深く取材すればどんな目に遭うのか。恐怖すら感じていました。 私と同じように中国の若い世代は事件を知りません。私がおおまかな概要を話すと、「うそを創作するのが上手ですね」と、まるで信じようともしません。今の中国社会の現実です。 事件がまた1つの節目を迎えたことし、北京に赴任、遺族取材の担当となりました。 そして、誓いました。事件を深く知ろうともしてこなかった過去から逃げず、まっさらな気持ちで取材しようと。 集会を断念した遺族グループ 6月4日に向けて取材を始めたところ、ある情報が入ってきました。 これまで5年ごとの節目に、遺族グループが開いていた追悼集会が断念に追い込まれたというのです。原因は当局による厳しい監視のためでした。政府が例年以上に神経をとがらせていることが感じられました。 遺族グループの名は「天安門の母」。グループは集会の代わりに先月(5月)、海外の動画投稿サイトに声明を公開しました。 「私たちには軍隊が銃撃に及んだ真相を知る権利がある」 「政府は社会に謝罪し、私たちに公正と正義を返しなさい」 事実を隠ぺいし、遺族の日常生活への干渉を続ける政府を強く非難する内容でした。 そして、いまなお分からない犠牲者の正確な数や名前の公表、犠牲者と遺族への賠償、責任者への法的な追及を求めました。 厳しい監視、通信遮断の面会 声明が公開される少し前、グループの中心メンバーの遺族を訪ねました。今の気持ちを伝えたいと、当局の監視をかいくぐって取材に応じてくれた張先玲さん(86)。 遺族に直接、話を聞くのはこれが初めてです。心臓がバクバクと打つ胸を必死でおさえました。 張先玲さん 呼び鈴を鳴らすと、張さんがやや固い表情で出迎えてくれました。周囲をうかがうように招き入れてくれたあと、すぐに携帯などの電源を切るよう伝えてきました。当局の盗聴を警戒していたのです。 自身も自宅の通信設備の電源をすべて切っていて、奥の部屋に移るまで、会話もしないよう身振り手振りで伝えてきました。 記者を志した息子の死 張さんは、事件で当時19歳だった息子の王楠さんを亡くしました。 記者を志していた王楠さん。天安門広場で起きている歴史的なできごとを記録に残したいと、事件前日の3日深夜、カメラを持って自転車で��場に向かったそうです。 張さんの息子 王楠さん そして4日午前1時すぎ、人民大会堂の北門の向かいで軍の銃撃を頭部に受けました。地面に倒れた王楠さんを現場にいた人たちが助けようとしましたが、軍の部隊が近づくことさえ許さなかったといいます。兵士たちはひざまずいて助けさせてくれという人たちの懇願に対し、「あいつは暴徒だ」と聞き入れなかったそうです。 のちに現場で目撃した人から聞くなどしてわかった当時の状況です。張さんは、中国政府がひた隠しにする、あの事件の真相の1つだと信じています。 なぜあの時… 消えぬ後悔 張さんの自宅のリビングの壁には笑顔の王楠さんの遺影がかけられていました。毎日のようにその写真に手をあわせながら、張さんは胸にある後悔を拭いきれずにいます。 なぜ、あの時、息子を送り出してしまったのか… 張先玲さん 「天安門広場に向かう前、息子が私に聞いてきました。『まさか軍が発砲することはないよね』と。私は『まさか、ありえないよ』と答えてしまったのです。今もずっとあの言葉を後悔しています。生きていれば、今ごろは父親になって家庭を持っていたでしょう。私の脳裏にある息子は、永遠にあの日の、あの晩の、19歳の時でとどまったままです」 黙り続けることは許されない 王楠さんの遺体はほかの犠牲者とともに天安門の西側にあった中学校前の草むらに埋められていました。雨で遺体は地表から露出し、3日後、衛生当局などによって発見されたそうです。変わり果てた姿の息子。 張さんの脳裏から焼きついて離れず、毎年6月4日が近づくにつれて、張さんは体調を崩しています。 息子はなぜ死ななければならなかったのか。この日も体の調子が悪く、取材に応じてくれた時間は10分余り。それでも張さんは気力を振り絞るように、遺族の声を広く伝えてほしいと、1人の母親としての怒りを伝えてきました。 張さん 「国家が進歩していく上で、この事件が解決されないのは正常なことではない。『人民のために奉仕する』という中国政府が、人民の尊い命を奪っておきながら、なんの説明もなく、30年以上も知らないふりをして黙り続けるのは到底許されない」 「ごめん、生きてくれ…」最後のことば 今、遺族グループの活動の中心は犠牲者の親たちから、そのパートナーや兄弟に移っています。その中の1人に会うことができました。 尤維潔さん 尤(ゆう)維潔さん(70)。事件で当時42歳だった夫の楊明湖さんを奪われました。 政府系の経済団体の職員だった楊さんは、当日の深夜、銃声を聞き、広場に集まった学生たちを心配して現場に向かったといいます。そこで、下腹部に銃弾を受けました。倒れた楊さんをその場にいた人たちがリアカーで病院に運びました。撃たれた骨盤は粉々に砕けていたといいます。 病院に駆けつけた尤さんに、手術室から出てきた楊さんはこう漏らした���うです。 尤さんの夫 楊明湖さん 「ごめん、しっかりと生きてくれ」 2人が交わした最後の会話となりました。2日後、楊さんは息を引き取りました。わずか6年の結婚生活。国によって突然、終止符を打たれました。 尤さん 「35年がたっても、あのときの記憶は少しも消えていません。一瞬一瞬が頭の中に残っています。夫を見守った2日間で涙は流し尽くしてしまい、今はもう出ません。遺族は皆、この世を去らないかぎり、暗い記憶の中を生き続けるのです」 若者たちはなぜ立ち上がったのか 天安門事件とは結局、何だったのか。その疑問を持ちづけていた私に、尤さんは「若者たちが立ち上がったのは、社会に対する責任感だった」そう説明してくれました。 天安門事件は、1980年代に共産党トップの総書記を務め、言論の自由化など政治改革にも前向きだった胡耀邦氏が4月15日に突然、死去したことに端を発しているとされています。 胡氏は、学生の民主化運動に理解を示したなどと保守派に批判され、失脚していました。 学生や市民による胡氏の追悼集会は、民主化を求めるデモに変わり、各地に拡大。5月には10万人が参加する大規模な集会に発展していきました。訴えは汚職の撲滅や言論の自由などを求める社会的なうねりとなっていったのです。 天安門広場に集まった市民や学生たち 尤維潔さん 「当時、北京の市民は皆、天安門広場にいた学生たちをとても心配していました。特に印象深いのは、戒厳令が最初に出された日です。市民たちが天安門広場に軍隊を行かせてはいけないと、路上にバスを止めて道路をふさぎました。多くの人たちが、ハンガーストライキを続ける学生たちに食料や水を届けていました。すべてが自発的な行動だったのです。その光景に私はとても感動しました。政府はなぜこうした状況を理解できなかったのか、思い出すと、今でもとても腹立たしい」 “隠ぺい”と“沈黙”の35年… さらに大事なことを話してくれました。 当時、軍によって制圧された天安門広場やそれに続く大通りなどあちらこちらには死体の山があったそうです。連絡が取れない人も多く、尤さんの夫とともに病院に運ばれ、その後死亡した男性も身元が分かっていなかったといいます。 しかし、中国政府は事件発生から犠牲者や行方不明者についてほとんど説明を行ってきませんでした。それどころか、事件から1年余りの間、政府は「天安門広場に行ったのか」や「デモに参加したのか」など多くの人に聞き取りを行うなど徹底的に調査していました。 尤さんはこうした政府の心理的な圧力が、今の中国社会につながっていると語気を強めて訴えました。 尤さん 「政府の圧力によって、市民は自分たちの家庭で何が起きたのか、言い出すことを恐れていきました。時間の経過とともに真相を語る人を探し出すことはいっそう難しくなっています。今では多くの人が事件についてよく知りません。35年がたち、若い世代は天安門事件に関心すらない状況です。��れはこの間、政府が隠ぺいと沈黙を続けてきたからだと思います」 メッセージアプリに突然、使用制限 今、中国政府は、事件を国民の記憶から消し去ろうとする動きをさらに強めています。 遺族グループの今の活動の中心メンバーとなっている尤さんに対する監視は、6月4日が近づくにつれて厳しさを増していました。 尤さんのメッセージアプリ「ウィーチャット」は、4月ごろから機能が突然、制限され、ほかの遺族とのグループでのやりとりが一切できなくなりました。 ウィーチャットは中国国内では、使っていない人はいないほど、最もポピュラーなSNSです。“遺族どうしがつながることを阻みたい”、35年という節目に当局が神経をとがらせている様子がうかがえました。 尤さんが所在不明に 警告、そして尾行 尤さんに話を聞いてから、およそ1か月半たった先月(5月)31日。私は再び彼女の自宅を訪れました。もう一度話を聞きたい、そう思ったからです。 しかし、不在でした。連絡すらつかず、所在がわからなくなっていました。 自宅から立ち去ろうとした時、突然、警備員に呼び止められ、「何をしに来た。2度と来るな」そう警告されました。さらに、私服警察官とみられる2、3人の男たちが、私のあとを追うようについてきました。尾行は、私たちが車に乗り込むまで続きました。 尤さんとようやく連絡がついたのはその4日後、6月4日の午後でした。電話口の声は重く、監視役としてそばにいるとみられる当局者らしき女性の声が聞こえました。 「しばらく自宅にいることができない。近況も話しづらい。ごめんなさい」 短く状況を伝えてくれました。身に危険はないか心配する私に、彼女は「大丈夫」そう返し、電話は切れました。 男たちに囲まれて警告、墓地に近づけず あの日が近づくにつれて、天安門を東西に突き抜ける大通り「長安街」は異様な雰囲気に包まれていきました。前日3日午後、同僚のカメラマンが、多くの犠牲者が見つかった木※せい地という場所に向かいました。(※木へんに「犀」) 今は地下鉄の駅があり、隣には警察の派出所が設けられています。撮影機器が入ったリュックサックを開けようとした瞬間、十数人の男たちに取り囲まれ、立ち去るよう警告されました。 厳しい警備の共同墓地 6月4日の様子 そして4日当日。犠牲者が埋葬されている北京郊外の共同墓地には、多くの警察官が配置され、厳戒態勢が敷かれていました。近づくことすら許されず、命日の墓参りに訪れる遺族への取材はできませんでした。 天安門の叫び、今も 「天安門事件は、中国共産党による『国民の虐殺』にほかならない」 遺族たちのこうした訴えは「人民のために奉仕する」という共産党の正当性を、根幹から揺るがすことになりかねない、そう政府は考えているのかもしれません。だからこそ、政府は沈黙を貫き、時がたち人々が事件を忘れ去るのをじっと待っているように感じます。 かつて、私に「知る必要はないよ」と語った父と同じように、多くの国民が知らされずにきた35年。 それ��も中国国民のなかには、天安門広場で民主化を叫んだ若者たちと同じように、一党支配への不満や、社会への責任感を持つ人がいます。 北京での白紙運動(2022年11月) おととし、中国政府のゼロコロナ政策への不満を背景に起きた抗議活動「白紙運動」。 そして去年、李克強前首相の急死後に各地で広がった追悼の動きと現指導部を暗に批判する追悼のことば。 私は、もう1つの祖国で今、事件とどう向き合うのか。 取材に応じてくれた張さんと尤さんの2人のことばを反芻しています。 「生きている間に事件の解決は見ないかもしれないが、それでもかまわない。 息絶えるその瞬間まで、生きているかぎり、訴え続ける。あなたも、この声を多くの人に届けてほしい」 (6月4日 ニュース7などで放送)
中国の習近平政権下で強まる抑圧と監視 天安門事件35年 記者にも尾行が?遺族が訴え続ける意味とは? | NHK | WEB特集 | 中国
24 notes
·
View notes
Text

「軍事演習については、この地域の国々自身が参加することもあり、今では鋭い反応はない。AUKUSだが、これはNATOとは異なり、軍事同盟ではなく、相互防衛義務を伴わない科学技術・軍産協力に焦点を当てたパートナーシップであることに留意したい。インドネシアはこれに中立的な態度で臨むと思う。今年2月、インドネシアの次期大統領に選出されたプラボウォ・スビアント国防相の最初の仕事は、中国と日本への訪問だった。日本の岸田首相とは、安全保障を含む幅広い問題で協力を強化することで合意した。ベトナムは2023年に米国と包括的戦略パートナーシップ協定を結んでおり、日本とは大規模なインフラ整備を含む、大規模プロジェクトで協力関係にある。 ラオス、ミャンマー、カンボジアは、自国の経済と人材開発への日本の投資を期待しているため、日本と喧嘩することはない。 2023年、岸田首相はラオスへの援助を約束し、ラオス大統領と地域問題やウクライナ危機、北朝鮮のミサイル開発問題などで協力することで合意した。シンガポールとフィリピンは一般的に親欧米国である。だから、日本を非難できるのは、そしておそらく非難するだろうのは、中国と北朝鮮だけだ」
2 notes
·
View notes
Text
"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防���車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
200K notes
·
View notes
Quote
米国がイランへの軍事攻撃に動くべきかどうかを巡り、トランプ大統領の支持層に深刻な亀裂が生じ始めた。これまでトランプ氏を強力に応援してきた米国第一主義運動「MAGA」(米国を再び偉大に)推進派の中から、イランに対する軍事介入に猛反対する声が出てきているからだ。 MAGA推進派の有力者の1人でトランプ氏元側近のスティーブ・バノン氏は18日、外交交渉もなく米軍がイスラエルに合流してイランの核開発プログラムを壊滅させようとするべきでないと警告。米紙クリスチャン・サイエンス・モニター主催のイベントで記者団に「米国を引き裂くことになる。イラク(戦争の)二の舞をやってはいけない」と語った。 与党共和党内の反介入派の間でも、トランプ氏が外交的解決から大型の地下貫通特殊爆弾(バンカーバスター)使用を含めた軍事介入へと急速に軸足を移しつつある状況に警戒感が生まれている。 トランプ氏が実際に軍事介入に乗り出せば、同氏が日頃口にしている外国に対する関与への消極姿勢を転換させることになる。またこれは同氏が進めてきた中東湾岸諸国との関係親密化や、ウクライナでの停戦に向けた取り組み、各国との関税交渉にも影響を及ぼしかねない。 広告 - スクロール後に記事が続きます Report This Ad 何よりトランプ氏は、MAGA推進派の離反という事態に直面する。MAGA推進派は2016年と24年の選挙で同氏を大統領に当選させる原動力になっただけでなく、現在も重要な支持基盤であるのは間違いない。
アングル:トランプ氏支持層、イラン問題で深刻な亀裂 MAGA離反の恐れも | ロイター
米国第一主義運動「MAGA」(米国を再び偉大に)推進派が、イランへの介入に反対しているのはなぜですか?
米国第一主義運動「MAGA」推進派がイランへの介入に反対する背景には、いくつかの複雑な理由と論理があります。これは、彼らの掲げる「アメリカ第一主義」の原則と深く結びついています。
一見すると、MAGA推進派がイランに強硬姿勢を取りながら、軍事介入には反対するという姿勢は矛盾しているように見えるかもしれません。しかし、これは「アメリカ第一主義」の特定の解釈に基づいています。
主な理由として以下の点が挙げられます。
「終わりなき戦争」からの撤退(反介入主義):
MAGA推進派の重要な柱の一つは、中東における「終わりなき戦争」(Endless Wars)からの撤退です。アフガニスタンやイラク戦争の経験から、アメリカが多大な犠牲(人的・財政的)を払いながらも、明確な勝利や目的達成に至らず、かえって地域の不安定化を招いたという認識が強くあります。
イランへの大規模な軍事介入は、再びアメリカを泥沼の紛争に引き込み、莫大な費用と兵士の命を奪うことになると考えます。これは「アメリカの資源を他国のために浪費する」という「アメリカ第一主義」の考え方に反します。
アメリカ国内への資源集中:
「アメリカ第一主義」の核心は、アメリカの資源(財政、軍事力、労働力など)を国内のインフラ整備、経済発展、国境警備、社会保障などに集中させるべきだという考えです。
海外での軍事介入は、これらの国内問題への資源投入を妨げると見なされます。イランへの介入は、その妨げとなる最も顕著な例の一つです。
同盟国への負担増の要求:
MAGA推進派は、アメリカが世界中で「世界の警察官」としての役割を担い、同盟国を保護するコストを過度に負担していると考えています。
イラン問題に関しても、中東地域の国々(特にイスラエルやサウジアラビアなど)が自国の安全保障にもっと責任を持ち、行動すべきだと考えます。アメリカが直接介入することで、それらの国々の「ただ乗り」(free riding)を許すことになるとの批判があります。
外交的・経済的圧力の重視(軍事オプションの最終手段化):
イランに対しては「最大限の圧力」キャンペーンとして経済制裁を強力に推し進めました。これは、軍事介入を回避しつつ、イランの行動を変えさせる手段として、外交的・経済的圧力を重視する姿勢の表れです。
彼らの考える強硬姿勢は、必ずしも軍事介入を意味するのではなく、むしろ「軍事力を行使することなく、経済的・政治的圧力で相手を屈服させる」ことを理想とします。ただし、ソレイマニ司令官の殺害のように、限定的な「外科手術的攻撃」を行うことはありました。
不測の事態と混乱の回避:
イランのような地域大国への大規模介入は、中東全体を巻き込む大規模な紛争に発展するリスクを伴います。MAGA推進派は、そのような不測の事態や地域の混乱が、最終的にアメリカに予期せぬ負担とリスクをもたらすことを懸念します。
したがって、MAGA推進派がイランに強硬姿勢を取りつつも軍事介入に反対するのは、彼らの孤立主義的・非介入主義的傾向と、アメリカの資源を海外の紛争に浪費することを避けるという「アメリカ第一主義」の根本原則に基づいているためです。彼らの目的は、イランの脅威を排除することですが、その手段としては、軍事介入よりも経済制裁や限定的な外交圧力を優先する、という論理が見られます。
0 notes
Text
私はホテルの大きなホールと通路のような場所を行き来しながら、会場の準備をしていた。すでに豪華な楕円形のテーブルと、重そうな椅子2脚が準備されていた。私は出席者用の椅子を運んだり、会場の飾り付けを確認していた。
そんな時、準備している会場がやや騒然とした。振り返ると、赤いネクタイをした高齢の男性と、その後ろに数人の人が目に入った。おやっ?、ひょっとしてトランプ米大統領か?先方の人たちが次々に握手しながら挨拶を交わしている。トランプ大統領が現れるとは、事前に知らされていなかった私は非常に驚いた。こちらも対応しなければならないj。私は咄嗟に、仲間みんなで集まり整列し、代表1名がトランプ大統領にご挨拶する、その後はなり行き次第で他のメンバーも挨拶をする、そんなシナリオを考えた。時間はない、仲間と軽く相談しよう。私は仲間に集まるよう目配せした。すでに駆け寄ってくる仲間の姿も見えた。
ハッと、そこで目が覚めた。夢だったか。だよな。連日、テレビのニュースで報道されるトランプ劇場。一瞬先すら読めず、ちょっとしたドラマよりは面白いが、そろそろ他人事では済まない状況に陥ってきている。そして、とうとう夢にまで登場したか。会ったことこともないSNSの友達が夢に登場することはたまにあるが、まさかの出来事だ。
ホテルの豪華な大ホール、なんらかの契約やその発表の会場だったのではないか。もしこれが、US政府関連の団体のシステム開発受注案件だったとしたら、いや、ありえないか。いくら相手が日本とはいえ、政府関連案件であれは安保上、大きな懸念があるだろう。夢の世界の産物ということになる。
今思うと、システム開発の提案書は大小を合わせて何本も書いてきた。新しいシステムを考えることは、常にエキサイティングで実に楽しい。どこがどのようにどの程度便利で快適に効率的になるのか。このようなことを考えていくと、ワクワクしてくる。
相手企業にとってどのようなメリットが生まれるか。彼らが求めている、あるいは認識している以上のメリットを挙げることが一つの目標となる。原点に戻って、相手企業の理念やトップの発言や考えからシステムの位置付けを再検討する。過去の社内での開発事例やライバル企業の動向も調べる。過去に同企業の開発事例がある場合は、そのシステムとの関連性や接続性も検討する。私には、得意とする業務分野がないので、深く理解することは難しいが、先入観なく受け入れられる。いつも新鮮か気持ちで取り組める。
私たちの場合、立場的にすぐに技術的に可能・不可能ということを考えがちだが、これは構想の幅を狭める恐れがある。極力排除し、あるべき論を優先させる。意外ではあるが、技術的なアイディアは、相手企業から出てきて、そんなやり方があるのかと感心させられることも多い。設計時にも「こんなことできますか?」と問われ、私たちが考えてもいなかったようなことを提案されることもしばしばである。ユーザとしての視野の広さに驚かされる。
また、RFPがある場合には、まずそのRFPに勝つことが目標となる。いうまでもなく、分量ではなく内容で勝ることだ。何を盛り込んでいくかが最初の大きなポイントとなる。今思えば、このあたりで半分以上は決まってしまうのかもしれない。たまに、RFPに書いてあることだけやればいい、そんな意見も聞くこともあるが、それでは単なる「お見積り」に過ぎない。その程度の内容を求められている訳ではないことは明らかだ。
また事前に営業から、この部門の案件は他の特定の企業が受注している場合が多いと聞くこともある。どうせダメなら手を抜くか、と考えることもある。だが、そうした合理的な生き方が苦手な私は、今回はダメでも、何とか担当者の目にとまり「一度やらせてみるか」と思ってもらえるようになりたいと考えるようにしている。その時は、私が担当できるかどうかはわからないが、次へ繋げていけるような提案書を目指してきた。聞いている限りでは、これは実現しなかった。結果的には無駄に終わったが、私自身としては満足できるものだった。
提案書は、ごく小規模な案件を除けばチームで作成する。メンバーも様々であれば期間も様々である。似たような案件もほとんどない。数は少ないが、知り合いのSEから客先に同行して話を聞いてほしいといった依頼もある。スケ��ュールさえ合えばできるだけ対応するようにしてきた。だが、実際に提案書の一部を作成するといった作業が入ると、作業工数が発生して社内的に面倒な処理になるので、社内の打ち合わせと提案書のレビューに出席することになる。とはいっても、これは原則論で、半日程度の作業であれば対応してきた。数ページ程度なら、説明するより作成した方が早い。そんなことも何度かあった。
最も難しいのは見積もりだろうか。最終的な金額は営業が算出するが、その元となる工数を算出しなければならない。提案の段階ではかなりブレが大きく、概算見積もりとなる。おおまかな方針や方向が分かっても、具体的にどのような機能をどのように実現するかが決まらないと、見積もりのしようがないという場合が結構ある。この時ばかりは現実的にならざるを得ない。前提を明らかにした上で、工数を算定することになる。前提が変われば工数も変わる。助かるのは、営業が先方のおおよその予算を聞き出せる時だ。どうしてもこれをクリアできなければ、見送る。そんなこともあった。
さて、次から次へと大統領令に署名を続けるトランプ大統領。わずか1日で撤回したり二転三転で混乱したり、はてまた憲法違反があったりと、思慮を欠く話題性優先の劇場型政権運営が続いている。「アメリカ・ファースト」と「MAGA」を旗印に、恫喝外交を展開。同盟国にすら、ケンカを売る姿勢を崩していない。このような態度で臨めるのも、いまだに米国が軍事力・経済力の点で世界でトップの位置にいることが背景にある。米国は、いまでも偉大な国だ。黄金時代ではないかもしれないが。日本を含めていずれの国も、自国の利益を最優先する「自国ファースト」を考えて動いている。それが外交。ただその裏には大義と正義があり、それらと引き換えに失うものもあるはずだ。相手がある以上、全てを得ることは難しのではないか。
0 notes
Text
2025/3/9 19:00:28現在のニュース
「思い背負って頑張る」壱岐が甲子園へ出発 島民は大漁旗や大声援(毎日新聞, 2025/3/9 19:56:17) 「思い背負って頑張る」壱岐が甲子園へ出発 島民は大漁旗や大声援(毎日新聞, 2025/3/9 19:53:22) 杉田水脈氏、選考で差別的言動問われず 参院選公認巡り(毎日新聞, 2025/3/9 19:53:22) 尾身茂(9) 中学生 ケネディ暗殺の報に衝撃 生徒会長選で演説まねる - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/9 19:51:57) 東京大空襲、肉声を後世に 10万人犠牲から80年、証言映像上映 博物館で常時公開検討 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/9 19:51:57) BeMe:イチから分かる「選択的夫婦別姓」 世界で“孤立”する日本 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/9 19:51:53) 建物の被害は210棟に 住宅全壊は76棟 岩手・大船渡の山林火災(毎日新聞, 2025/3/9 19:45:40) 竹田麗央が米女子ツアー優勝 本格参戦1年目 ゴルフ(毎日新聞, 2025/3/9 19:45:40) 竹田麗央が米女子ツアー優勝 本格参戦1年目 ゴルフ(毎日新聞, 2025/3/9 19:41:59) 「異常事態です」大阪公立2番手校で、まさかの倍率1倍割れ 寝屋川ショックに広がる��紋([B!]産経新聞, 2025/3/9 19:40:05) 高知県黒潮町「揺れたら逃げる」を次代へ、防災文化に力 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/9 19:33:18) 高額療養費引き上げ見送り 修正は異例の3度目 参院選控え影響懸念 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/9 19:27:46) 「カキでいつも体調不良」 特殊な食物アレルギーかも - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/9 19:27:43) 千葉県浦安市長選挙、内田悦嗣氏が3選(日本経済新聞, 2025/3/9 19:17:14) ファウストラーゼンが優勝 競馬の弥生賞ディープ記念(日本経済新聞, 2025/3/9 19:17:14) 竹田麗央、独走で米ルーキーイヤー初勝利 米女子ゴルフ(日本経済新聞, 2025/3/9 19:17:14) 加藤財務相「男女問わず稼げる社会」 女性デーで対談(日本経済新聞, 2025/3/9 19:17:14) 中国、ロシア・イランと海軍合同演習へ 中東で結束誇示(日本経済新聞, 2025/3/9 19:17:14) 新横綱の豊昇龍にいきなり土、阿炎に一方的に突き出される…カド番の琴桜や新関脇の王鵬も黒星発進(読売新聞, 2025/3/9 19:16:51) 迷走の中野サンプラザ跡地、コスト高騰で再開発が白紙へ…野村不動産などに協定解除申し入れ方針(読売新聞, 2025/3/9 19:16:51) 「異常事態です」大阪公立2番手校で、まさかの倍率1倍割れ 寝屋川ショックに広がる波紋(産経新聞, 2025/3/9 19:15:02) おなかに目ができないのはなぜか 「不良細胞」排除の仕組みを解明、がん治療への応用期待(産経新聞, 2025/3/9 19:15:02) 甲子園で6年ぶり「ジェット風船」、オープン戦で実証実験 ファン「前向きに検討して」(産経新聞, 2025/3/9 19:15:02) 岩手の大規模山林火災、大船渡市が鎮圧宣言 出火12日目、市面積9%焼失 一部避難継続(産経新聞, 2025/3/9 19:15:02) 朝鮮通信使の足跡たどる日韓友情ウオーク、ソウル出発 今回が最後に(朝日新聞, 2025/3/9 19:11:50) 甲子園でジェット風船実証実験 復活には「課題をクリアしながら…」(朝日新聞, 2025/3/9 19:11:50) 今こそエビデンス・ベースの政策を - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/9 19:09:26) ICC、フィリピン前大統領に逮捕状か 「麻薬戦争」人道に対する罪(毎日新聞, 2025/3/9 19:09:24) 読む政治:自公から「袖」にされ…対決モードに? 国民民主党、次の一手(毎日新聞, 2025/3/9 19:01:17) 豊昇龍、阿炎に敗れる 横綱初勝利ならず 大相撲春場所初日(毎日新聞, 2025/3/9 19:01:17) 豊昇龍、阿炎に敗れる 横綱初勝利ならず 大相撲春場所初日(毎日新聞, 2025/3/9 18:57:29) プーチン氏「ロシアは何も手放さない」 米欧ウクライナに譲らぬ姿勢:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/9 18:54:49) 選択的夫婦別姓制度の採決時は党議拘束除外を 自民・小泉進次郎氏が主張([B!]産経新聞, 2025/3/9 18:51:31) 山陽新幹線50年 妥協許さぬ車両点検、ホームドクター“最後の砦” | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/9 18:51:26) 日英、初の経済版2プラス2を開催 米欧の亀裂深まる中、両国接近:朝日新聞デジタル([B!]朝日新聞, 2025/3/9 18:48:22) 「6万人ショック」自民党員減、「政治とカネ」懸念も「保守と理解してもらえない」([B!]産経新聞, 2025/3/9 18:45:24) ロンドンのビッグベンに男性よじ登る パレスチナの旗やアラブ風スカーフ、救急隊が説得([B!]産経新聞, 2025/3/9 18:45:24) 「素晴らしいスピーチ」「見出しが立たない」… 石破茂首相の自民党大会演説に割れる評価([B!]産経新聞, 2025/3/9 18:45:24) 大船渡市の山林火災は鎮圧 市が発表 2424人の避難指示は継続:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/9 18:42:43) 後継者いない中小企業、悪質M&Aトラブル相次ぐ…債務引き取るはずが資金吸い上げ連絡絶つ([B!]読売新聞, 2025/3/9 18:39:10) 田中将大、巨人移籍後初の甲子園…3回1失点に厳しい表情「満足いくものはなかった」([B!]読売新聞, 2025/3/9 18:39:10) 自民・小林鷹之氏、高額療養費巡る石破首相の判断を批判「政策の意思決定が二転三転」([B!]読売新聞, 2025/3/9 18:39:10) ウクライナ派兵で割れる欧州 首脳らの発言から読み解く各国の姿勢:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/9 18:36:40) 悠仁さまと同い年 Xが伝えた成年会見の「好感度」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/9 18:33:13) JRAのトレセンで落馬事故 62歳調教助手が死亡 茨城・美浦(毎日新聞, 2025/3/9 18:32:34)
0 notes
Text
2025年3月5日

想定外のコメ高騰 中から国を守る「農業」ないがしろにした結果(毎日新聞)
「コメ騒動」と皮肉られる事態を、現場の生産者はどう受け止めているのだろうか。中国山地の山里でコメ専業の農業法人を夫婦で営む本山紘司さん(45)=岡山県鏡野町=に話を聞いた。大学院修了後、農林水産省勤務を経て、故郷に戻り新規就農した。3男3女の父であり、また県議会議員でもあり、岡山でも今や少数派になった専業農家の議員として、地域農業の持続可能性を追求する存在でもある。【聞き手・三枝泰一】
◇シリーズ「令和のコメ騒動」2
――生産者として、この「騒動」をどう見ますか?
◆この1年に収穫量が激しく動いたことはありません。市場の販売価格がこんなになぜ上がったのか、私も知りたい。確かに昨年の今ごろは、その前年が一部の県でやや不良だったこともあり、「今年は農家からの買い上げ価格が上がりそうだ」という情報はありました。肥料など生産資材の値上がりで赤字続きだった農家には、「ようやく報われる」という思いがありました。事実、JAの2024年産米の1俵(60キロ)あたりの買い上げ価格(概算金)は全国で1万6000~1万7000円が中心で、前年より2~4割ほど上がりましたが、卸売業者間の取引価格は4万~5万円にも上がっていると聞きます。高騰は生産者のあずかり知らぬところで発生しているというのが実感です。
――江藤拓農相は備蓄米の放出を発表した記者会見で「主食であるコメがマネーゲームや投機の対象になることは決してよくない」と発言しました。流通過程から消えた約20万トンのコメは、相場の高騰を見込む業者が直接買い集め、抱え込んでいるとも言われています。
◆飼料用にする「くず米」を買い付けにくる業者は以前からいました。正直「善い業者」とはいえない印象です。投機に味をしめて参入した業者がいる可能性は大いにあると思う。「コメはどこかにある」という声をよく聞きますが、裏返すとこれは、国民の主食であるコメの所在をつかむ手段が政府になくなっていることを意味します。食糧管理制度に戻せ、と言っているのではありません。ただ、国民の「主食」であっても価格が低迷していた時には「はなもひっかけなかった」コメを、もうかるとなると平然と投機の対象にするような動きに対しては、生産者として怒りを感じます。それが自由主義経済だ、と言うのであれば、少なくとも主食の稲作、さらには農業を国の施策として守る必要がある。普通の消費者は困っています。高度成長期の入り口のころ、「貧乏人は麦飯を食え」という発言が批判を浴びましたが、今、起こりつつあることは、これと同じ方向にあると思います。
――生産者の一人として、今回の「高騰」は決して望ましいことではないと?
◆正直、「それみたことか」という気持ちもあります。「利益を生まない第1次産業に、経済的存在意義はない」と公言してこられた方々に対してです。昨夏、店頭でコメの品薄が生じた原因の一つは、南海トラフ地震発生への警戒から流通現場で異例の争奪が起きたことだともいわれています。利益最大化のためには需給をタイトに絞った方が効率的でしょうが、一つのきっかけで大混乱が起きるような環境に「主食」をさらすことが政策として妥当なのでしょうか。
中山間地で営農を続ける人間として、農政とは産業政策のみならず、地域社会を維持する社会政策と表裏一体の関係にあると常に言い続けてきました。今回はそれに加えて、国民への安定した食糧供給を守るという重要な役割があることを改めて認識しました。
――一昨年までは米価の低迷と各種コスト増とが相まって、稲作農家は「時給10円」ともいわれました。生産基盤を守るためには適正な価格が必要です。
◆おおむね、水田1ヘクタールの売り上げは約100万円といわれています。ウチの場合、ウクライナ戦争以降の生産資材の高騰を受けた23年は、主食用のコメでみれば100万~200万円の赤字でした。「価格」の受け止めは、経営体の規模によって変わります。兼業農家のように小さいところはJAなど集荷団体に販売を委ねざるを得ません。生産コストが上がっても「販売価格が上がらないから、高くは買い取れない」と言われれば従うしかないのですが、在庫リスクや顧客対応が必要ないことなどで、広い意味で守られてはいます。一方、専業である程度の規模がある経営体は、集荷団体を通さず自分で販路を開拓します。自由度は増しますが、価格交渉が死活問題に直結するので、営業努力を要します。多くの農家にとって、24年産米の買い取り価格は「ようやく一息ついた」というところではないでしょうか。ただ、新たな設備投資意欲を生む水準には至っていないというのが実情だと思います。
――専業農家としての課題は?
◆経営体力をつけて、価格決定力をこちらが持つことです。ぼろもうけをしたいのではありません。コストを適正に反映させた価格で取引がしたいのです。それが、投機の抑制にもつながります。
――コメの増産を目指せ、という意見もあります。
◆現場の実態を知らないのではないでしょうか。農業生産者は減り続けている���生産現場はゼロサム状態にあり、仮に今、主食米を増やすとすれば、何かの栽培を減らさざるを得ない。手っ取り早いのは飼料米を主食米の栽培に戻すことでしょうが、そうなれば家畜生産のコスト増につながりかねません。飼料米はエサを国産にすることで食料自給率を上げるという政策的目標にも関わります。「輸入飼料で代替」などということになれば、本末転倒です。
――「日本を守る条件は二つ。外敵から守る『防衛力』と、中から国を守る『農業』だ」――。学生時代からの持論だそうですね。
◆これは今も変わりませんし、実際に現実のものになりました。21世紀の現在、軍事力で他国の領土を侵略する国家が現れることを想像できたでしょうか。国防も農業も人間の「生存権」に直結する政策です。そしてコメは、日本人の文化そのもの、基底です。
◇もとやま・こうじ 1979年生まれ。2004年岡山大大学院修了(自然科学研究科食料情報システム学専攻)、農水省入省。08年退職し、1・3ヘクタールで就農。11年農業法人「本山精耕園」設立。現在、35ヘクタールを耕す。この間、鏡野町議を経て19年岡山県議当選。現在2期目。
0 notes
Text
TEDにて
マーク・ロビンソン:ヨーロッパの歴史を変えたノルマン人
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
時は1066年。ノルマン人の歩兵と騎兵7000人が、船で英仏海峡を渡りました。
標的はイングランド。100万人以上が暮らしていました。この短い航海が、重大な結末をもたらすことになります。
そして同じ頃、他のノルマン人の集団もヨーロッパ全土に向けて出発。この冒険は、大陸全土の歴史に影響を及ぼすことになります。さて、この戦士たちは一体何者で、どうやって、これほど広範に、その足跡を残したのでしょうか?
日本で学ぶ世界史では、ゲルマン人の大移動として知られています。
物語が始まるのは、さらに200年以上前。
バイキングがフランス北岸に定住を始めた頃です。これは北欧一帯で起きたスカンジナビア人の集団大移動の一端でした。フランスに居住していた人々は、侵入者たちを来た方角にちなんで��ノルマン人」と呼びました。
最終的に、フランク族の王チャールズは、911年、バイキングの首領ロロと和解交渉をしました。ロロに与えられた、フランスの北岸の一帯は、ノルマンディーとして知られるようになります。
ノルマン人は新しい定住先で、適応力の高さを見せました。フランク族の女性と結婚し、フランスの言語も取り入れ、間もなく、古代スカンジナビアの宗教から、キリスト教への改宗を始めました。
順応はしたもののノルマン人は、戦士の伝統と祖先であるバイキングの征服の精神を守り続けました。やがて、野心を抱いたノルマン人の騎士たちは、新たな挑戦を求めるようになります。
ノルマン人の最も有名な功績は、イングランドの征服です。
1066年、ノルマンディー公ウィリアムは、ハロルド・ゴドウィンソンが、イングランドの王位継承を主張したことに対抗。
イングランドに上陸するとすぐに、ウィリアムとその騎士たちは、ヘイスティングスの近くでハロルドの軍と衝突。
戦いのクライマックスの瞬間は、70メートルの「バイユーのタペストリー」に、永遠にとどめられています。ハロルドの目を射た矢が、ノルマン人の勝利を決定付けたというシーンです。
ウィリアムはこの勝利から得たものを大がかりな城を築く運動や、イングランド社会の再編成を以って、さらに固めていきました。
「征服王ウィリアム」の呼び名に違わず、実施した大規模な測量調査は「ドゥームズデイ・ブック」として知られ、そこにはイングランドの、あらゆる土地の人口と所有権が記録されています。
ノルマン・フランス語は、新しい宮廷の言語になりました。
一方で庶民は、アングロ・サクソン語を使い続けました。時間をかけて2つの言語は1つになり、今日私たちが知っている英語になりましたが、貴族と農民の間の隔たりは、今も同義語に見られます。
「cow(牛)」と「beef(牛肉)」など、[豚?豚肉?、羊?羊肉?]、12世紀の終わりまでに、ノルマン人勢力はさらに、ウェールズ、スコットランド、アイルランドへと拡大しました。
この間、ノルマン人騎士たちによる独立した集団は、地中海沿岸へ進出。
エルサレムから帰還した巡礼者の話に、刺激を受けたのです。そして、この地域一帯の主要な権力間における複雑にもつれた争いの中に、身を投じました。
ノルマン人は大変重宝される傭兵となりました。戦闘のひとつにおいて、彼らが初めて実践したと記録されているのが、槍を水平に構えた、重騎兵隊による突撃です。この圧倒的な戦術はすぐに中世の戦いにおける基本形となりました。
ノルマン人は、1095〜99年の第1回十字軍でも中心的存在となりました。これは、中東の一部地域におけるキリスト教支配を取り戻す血塗られた争いでした。
しかしノルマン人は、単なる戦い以上のことも行いました。
勝利の結果として「鉄腕ウィリアム」や「狡猾者ロ��ルト」といった首領たちは、南イタリアの土地を獲得し、最終的にそれらを統合、1130年にはシチリア王国が成立しました。
ルッジェーロ2世の統治下で、この王国は、他民族への寛容性の手本となりました。宗教と内乱で引き裂かれた世界においてです。イスラム教徒のアラブ人詩人や学者が、宮廷においてビザンティン帝国のギリシャ人船乗りや、建築家と共に仕えていました。
ラテン語、ギリシャ語、ノルマン・フランス語と共にアラビア語も公用語であり続けました。世界の地理に関する知識は、「タブラ・ロジェリアナ」にまとめられました。
そこに掲載された当時の世界地図は、最も正確な地図としての地位を300年にわたり保ちました。また、パレルモに建てられた教会は、ラテン様式の建築とアラブ様式の天井。そしてビザンティン様式のドームを組み合わせたもので、全てが非常に精巧な金のモザイクで装飾されていました。
では、これほどまでに成功したノルマン人は、今はいったいどこに?
実はこのことが、彼らの成功の鍵を握る部分なのです。
征服した社会システムをただ支配するのではなく、分配し、その社会システムの一部になるということでした(仏教の禅宗でも似たようなことを言っています)
最終的に、一つの民族集団としてのノルマン人はその姿は消しましたが、貢献は残りました。
そして現在でも、ヨーロッパの風景に点在する城や教会、そして英語が話される場所ならどこであれ、ノルマン人の遺産は生き続けているのです。
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組みだからである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「倹約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投���、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!ということに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
続いて、トリクルダウンと新自由主義
インターネットの情報爆発により隠れていた価値観も言葉となり爆発していくことになった。
しかし、法定通貨の方が、その価値、概念に対する通貨量拡大として価格で応じることができず、圧倒的に通貨量が足りない状況が生まれていたのが、2010年代の問題点のひとつでした。
リーマンショックの後に、新自由主義が誤りであることが、ピケティやサンデルによって指摘され、当時のFRBバーナンキ議長が、通貨供給量を大幅に増やした対策により、ベースマネーの金融、銀行間の相互不信を解消して収束した。
それでも、まだ足りないが、適正水準に収まったことで、さらに価値も増幅され、マネーストックの財政政策から再分配、事前分配を大規模に行い、さらなる通貨供給量が重要となっている現在の日本国内。
例えば
Googleがしようとしてた事は、まだ新産業として、基礎研究から発展できない機械学習の先端の成果をすべて持ち込んだ社会実験に近いこと。
シュンペーターの創造的破壊は、一定数の創造の基礎を蓄積後に、未来を高密度なアイデアで練り上げてから破壊をするのが本質です。
こうして、憎しみの連鎖や混乱を最小限にする。
アルビン・トフラーの言うように、法人と行政府とのスピードの違いが縮まらないのは、構造上の違いであって、それを補うためにプラスサムな連携するということが、必要になってくることを説いています。
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
このような前提で、あらゆるインターネット企業が、創業時、貢献するためコンセプトの中心であったものが、今では、悪性に変質して違う目的に成り下がっています。
再分配、事前分配の強化がスッポリ抜けてる欠点があり、ここに明かしたくないイノベーションの余地があります!!
2021年には、新自由主義のような弱肉強食では自然とトリクルダウンは生じないことは明らかになる。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
再分配や事前分配をケムにまく「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない」「価値を生み出している人を罰するつもりがないのであれば税に差をつけないほうがいい」(サッチャー)
とあるが、新自由主義は誤りで、ピケティやサンデルによると違うみたいだ。
2024年のノーベル経済学賞でも指摘しているように・・・
国家システムが繁栄するかどうかは、幅広い政治参加や経済的な自由に根ざす「包括的な制度(ポジティブサム)」の有無にかかっているとデータでゲーム理論から実証した。
欧州諸国などによる植民地支配の時代のデータを幅広く分析し、支配層が一般住民から搾取する「収奪型社会(ゼロサム)」では経済成長は長く続かない(収穫遁減に陥る?)
一方、政治や経済面での自由や法の支配を確立した「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」なら長期の成長を促すと理論的に解明した(乗数効果とは異なる経路の収穫遁増がテクノロジー分野とシナジーしていく?)
「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」は、日本の高度経済成長時代のジャパンミラクルが、一度、先取りして体現しています。
2020年代からはもう一度、ジャパンミラクルが日本で起こせる環境に入っています。安倍総理が土台、管、岸田総理が再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)の土台を形成しつつあります。
日本の古代の歴史視点から見ると・・・
安土桃山から江戸幕府初期の農民出身徳川家康が国際貿易を促進しつつ再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)を形成してます。
その後、大航海時代の覇権争いを避けるため数代かけて「収奪型社会(ゼロサム)」になってしまい、綱吉の頃には基本的人権の概念も希薄になり選挙もないため
低収入者の農民から商人も収奪していきます。
江戸幕府末期まで数度改革をしましたが、ノーベル経済学賞の人達によると包括型社会(ポジティブサム)に転換しずらい
結局、薩摩と長州が徳川家康式の国際貿易のイノベーションを復活させるも(水戸藩の文献から)国民主権の憲法や選挙がないため
明治維新を起こすしかなく、第二次大戦で原爆が投下されるまで軍備拡大して資源が枯渇します。
国家システムの独裁から法人や個人の優越的地位の乱用にすり替わるため、財産権や特許権などを含めた低収入者の基本的人権を尊重することで独占禁止法の強化も必要になっていくことも同時に示しています。
(個人的なアイデア)
ウクライナ侵攻について2022
逆に、迷惑なので、一神教のロシアとウクライナには全く興味は無い。
他国の喧嘩には関わりたくもないことを、前提としています。
動物でも喧嘩してる間に入ると両方から恨まれることになり、憎しみの連鎖が生じるし、現実の人間の喧嘩も同じだから。
日本の歴史でも戦国時代は、自国で解決しないと憎しみの連鎖が広がる危険性があった。
ブッダも同じ解決策を言ってる。
一神教のウクライナは全く知らない国。
この時点で、一神教のアメリカとロシアのガス供給利権争いが関係していそうだと直観したが、関係ないので触れない。
関わりたくもない。
それよりも、遥か、古代の12世紀の1132年から1470年のキエフ公国に原点がありそうだから調べてまとめた。
一神教のキエフ公国は、現在のウクライナ、ベラルーシ、ロシア内のモスクワから海沿いサンクトペテルブルグまでに領土があった国家。ロシア正教?
海沿いと言えば、この時代に隆盛を極めていた海賊やバイキングにも関係してそう。20代の日本人の感性をとらえてるアニメ人気にも符合。
「風の時代」とのシンクロニシティが、突然インスピレーションとして降ってきたため
世界史も学生時代に暗記したので、この時点で記録しておきます。
前回の「風の時代」は、この頃。およそ800年まえの1220年からの1420年。多神教のチンギスハーンの頃の地球史上最大の「大モンゴル帝国」侵攻とロシアのウクライナ侵攻が符合する!
日本は鎌倉時代のこの時代、「大モンゴル帝国」後に、一神教のキエフ公国ができて歴史的にスターリンまでなど、ロシア帝国の勃興に続いていく。
ここらへんの歴史も遠い日本では縁の薄い歴史で、詳しい事情はよくわからないし、俯瞰してしか見ることはできないが、違う角度から多神教の視点で解釈できそう。
一神教のアラブ、イスラム文化も近代西洋文化からヨーロッパ諸国にも翻訳されて逆輸入されていき、オスマン帝国(1299年から始まる)にも影響を与える。
さらに、多神教の「大モンゴル帝国」や一神教の「オスマン帝国」は同じくらいの規模で均衡しつつ、同じ遊牧民であるのも関係してそうだ。
イタリアでも、市場システムに自発的に結成された「フリーカンパニー」という「キャプテン」と「ランス」によって小規模にチームをつくるような傭兵的な非正規雇用があったという文献もあります。
これも「自由」や「ノマド」をキーワードとする「風の時代」の属性に適合するが、戦争ビジネス���いう負の遺産をインターネットのような民間開放でプラスに転化出来なかったため
1400年辺りの「風の時代」の終焉とともに歴史の表舞台から消滅しました。この頃の日本は、室町幕府。
ジョンロックやホッブズの提唱する行政府の誕生。
ピューリタン革命からの憲法の原型である権利章典が誕生するまで200年余り
古代中国から、たとえて簡単に言うと乱世。
混乱の時代が続くことに、疲れ、行政府による安定的な社会システムが希少価値を持ち始めていきます。
日本では、江戸幕府が誕生し、日本型の社会システムを安定強化していきます。
これも教科書に載らない歴史でもあります。
それから
政治家は、理不尽な銃暴力等への対抗のみ正当化される。
その証拠に超厳格な規制のある自衛隊や警察保有をしてる。シビリアンコントロールとも言われる。
日本では、古代日本の刀狩りのお陰もあるので銃の暴力は当然ダメ。
暴力的な公式スポーツはなぜOK?なら暴力はルール内でのみ正当化される?
矛盾してる?暴力もスポーツみたいにルール化して決着したらどうなるか?社会実験したら?
無差別暴力はダメだが条件決め「弱者に武器や銃以外で超柔らかいグローブで一発暴力振るう権利」を創設すれば?
大統領も限定付き独裁なら民主主義の要諦として弱者にもこの概念を取り入れても問題はない。
「一票」か「一発超柔らかいグローブで殴れる権利」をルール化して法律で創ればいい!行政府が回数記録しておいて後から執行か辞職するかトップに選ばせる。
十年に一回社会実験する価値はあると思うよ。無差別じゃなく日時を行政府が決めてある期間権力者を軟禁しオープンTV放送で執行してるから暴力ではない。
終わるまで公民権剥奪し、柔らかいグローブなら数発は平気だし人口が巨大なら回数も巨大になるしみんな観たいからTV視聴率も上がる。
自由権に基づく言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますが
民主主義なら無差別じゃなく行政府が低収入者に一発暴力のプロトコルを一筆一票の他に権利として与えればいい。執行は行政府だから暴力概念じゃない。
テロや無差別殺傷事件犯を差別的に生贄にする監視社会システムに問題がある。
説明しないTV局や事件に便乗する警察の権力悪用を最初に取り締まれ。
大谷翔平も?一神教には無い破壊神の概念!!多神教的に解釈すると・・・
トランプ銃撃など。スティーブジョブズ、イーロンマスク含めたIT覇者は・・・
非中国系の乱世の奸雄(古代戦国の中国で言われる概念。曹操が有名)と呼ばれる破壊神が・・・
アメリカ社会システム規制内で究極の透明性で競争し、お金の形で数値化してるように多神教視点からは私には写って見える!!
だから、私は、乱世の奸雄と見ているプーチン(曹操の出生地に近いし、時空のサイクルからも可能性は高い)などは規制外だから害悪が増幅してるだけかもしれない。
これも教科書に載らない歴���でもあります。
アメリカで不法移民がなぜ?問題になり関心が高いか?
それは・・・
世界史でも言われてるように・・・
前回の風の時代。気候変動からのゲルマン人の大移動にまで遡ります!不法に侵入したこれにより隆盛を誇ったキリスト教が東西に分かれていきます。
その後、ローマ帝国が崩壊し、モンゴル帝国の支配下にも。ヨーロッパ王国が大混乱に陥ります。その太古の記憶が遺伝子レベルで呼び起こされるからかもしれません。
ヨーロッパも不法移民を本音では問題視します。一神教には、こんな歴史があり、多神教にはピンとこないから日本では、あまり関心はありません。
そのモンゴル帝国も人口が億単位になるにつれて社会システムが崩壊していきます。
今回の風の時代。現在のGAFAMが社会実験している十億人単位の人口に対しての社会システムの模索と符号してきます。
これも教科書に載らない歴史でもあります。
そして
日本では、西遊記の物語にでてくる天竺(てんじく)に行く三蔵法師が有名だが、アビダンマは、根本経典である三蔵(経・律・論)の一部。
阿毘達磨とも。サンスクリット語から、漢字に翻訳するとこう書かれる。
武道の達人でもあった達磨大師。ダルマ様とも呼ばれる。
数十年単位では、悪性でも数百年単位では善性という事象は多数ある!
なぜ?一神教に比べて、多神教や漢字などに概念が多いのは、お釈迦さまが膨大に構築し、先人達の蓄積したアビダンマが根本だから!
宗教の創始者たちの概念上の教え。
原本は、ものすごくパワー(「パワーかフォースか?」の本でのパワー)の高い状態であることが確認されている。
ここで言われる「Powerパワー」は(スターウォーズでのライトサイドのForceフォース)
そして、「Forceフォース」は(ダークサイトの方)という前提です。
しかし、宗教概念が、二元的であればあるほど
(例えば、「神と悪魔」や「法律で暴力装置をがんじがらめにしたテロリスト集団が警察機構なのに絶対に善のような先入観を強調する構造」など)
つまり、ゼロサムになると誤訳される危険性も大きくなるように思います。
ロジェカイヨワの戦争論にある「いけにえ」も似ている。
あれこれと姿は変わっても、それらは常に存在し続けてきました。
上があれば下があるように、光と闇があります。
人間の心理への探求、そして、高い精神的レベルに達しようとするコミットメントは、宗教として社会的に組織化されます。
逆に、そうなることによって、最も低いエネルギーフィールドに落ちていくのです。
よく組織に入ると優秀な人が無能化するのもこの構造原理にあるためです。
なぜなら、組織化されると言う偽りが最初から伴っているからです!!
だから、マスメディアを通すと��味が反転して届き易くなる傾向があります。
世界中のさまざまな宗教の創始者たちの概念上の教えが言うように、慈愛と言うエネルギーフィールドは、一神教でいう神の恩恵への入り口です。
多神教の仏教では慈悲とも言う「悟りへの入り口」とも呼びます。
「ラーマ」「道(タオ)」バージョンもあります。
これらのキャパシティを増やすことで、私たちは、誰であり、なぜ?ここにいるのかと言う最終的な気づきに導かれ。
さらに、このアトラクタフィールドの光の中では溶かされ、すべての存在の究極の源へと導かれます。
これが、この世界で自らのパワーを高める唯一の方法なのです!!
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大宗教って、すべて一神教。
数学の群論、トポロジーの圏論で多神教の仏教の視点で俯瞰すると
ある意味、多神教の一形態とも言えるんだよな。
インドでも似たようなのあるからね。ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神など。
なお、日本では、あまり知られていないヴィシュヌ神は、日々、時空を超越して
同時に姿を変えて人々を救っていたという場の量子論的な特徴があります。
その時のそれぞれの姿は化身を意味する「アヴァターラ」と定義されており
オンラインゲームなどで呼ばれる自分の分身となるキャラクター「アバター」の由来ともされています。
日本では、観自在菩薩に似ていますが、シヴァ神よりも強くて最強。
宇宙を維持する役割もあるので、最新物理学では、イメージ的に不確定性原理に近く
スーパーストリング理論や陰陽五行理論も含まれています。
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
<おすすめサイト>
エピソード11 Episode11 - 東洋のカルマと西洋の自我は一身同体のエネルギー?(その1)「デヴィッド・R・ホーキンズ<わたし> 700〜1000「悟り」の領域 - Amazon」
エピソード10 Episode10 - 意識のマップと超大質量ブラックホールのエントロピー「デヴィッド・R・ホーキンズ<わたし> 700〜1000「悟り」の領域 - Amazon」
スティーブン・ピンカー: 暴力にまつわる社会的通念
ジュヌヴィエーヴ・フォン・ペツィンガー:ヨーロッパ中の洞穴に描かれた32個のシンボルの謎
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷高橋クリーニング店Facebook版
#マーク#ロビンソン#EU#ノルマン#イギリス#バイキング#宗教#キリスト#ユダヤ#イスラム#仏教#政府#政治#権力#憲法#ウクライナ#アビダンマ#キエフ#ゲルマン#イタリア#地中海#スペイン#スラヴ#NHK#zero#ニュース#発見#discover#discovery
0 notes
Text
現実主義者がガザ戦争に反対する理由
ムーブメントの位置に驚いているなら、あなたはそれを本当に理解していないことになります。
ジャック・ゲズ/AFP、ゲッティイメージズ経由
My FP:トピックや著者をフォローして、お気に入りの記事をすぐにチェックしましょう。FP 購読者限定。今すぐ購読|ログイン
2024年5月21日午前7時8分 コメントを表示(16)
一見すると、外交政策のリアリストはイスラエルがガザで何をしているかにはまったく関心がないと思うかもしれない。確かにこれは人道的災害であり、おそらく大量虐殺であるが、国際政治の運営において残虐な行為はそれほど珍しいことなのだろうか?中央権力のない世界では、政府は自分たちに利益があり、誰もそれを阻止できないと思えば、手加減をしないということを真っ先に指摘するのはリアリストではないだろうか?真珠湾攻撃や9月11日後の米国の反応、ロシアのウクライナでの行動、スーダンでの対立勢力の行動を考えれば、私の言っていることが分かるだろう。
しかし、チャス・フリーマン、ジョン・ミアシャイマー、そして私を含む著名な外交政策現実主義者は、イスラエルのガザでの行動とバイデン政権の支援を強く批判してきた。世界政治に対して厳格で感情に流されないアプローチを信奉する人々が、突然道徳について語るのは奇妙ではないだろうか。
いいえ。
こうした混乱の一部は、リアリズムについてのよくある誤解から生じている。つまり、リアリズムの支持者は、外交政策の遂行において倫理的配慮はほとんど、あるいは全く役割を果たすべきではないと考えている、という誤解である。これは馬鹿げた非難であり、リアリストの典型をざっと読むだけでもわかる。ハンス・J・モーゲンソーは、政治的効力と道徳的原則の間の緊張関係を探求した本を一冊書き、「[政治の]道徳的問題は声を上げて答えを求めている」と強調した。E・H・カーは真のリアリストではなかったが、リアリストの古典的著作を一冊書き、政治生活から道徳的配慮を排除することはできないと明言した。ケネス・ウォルツの国際政治に関する著作のほとんどすべては、平和の問題と、それを強化または弱める条件や政策に焦点を当てており、彼は大国が理想主義的な目的を追求するために悪行を犯す傾向を繰り返し批判した。そして、ジョージ・ケナン、ウォルター・リップマン、モーゲンソー、ウォルツなどの著名な現実主義者や、彼らの知識人の後継者たちは、戦略的および道徳的見地から、アメリカが最近選択した戦争の多くに反対した。
すべての人間と同様、リアリズムが世界政治を考える上で役立つと考える私たちも道徳的信念を持っており、そうした原則がより一貫して守られる世界に住みたいと願っている。実際、リアリストが国際政治の道徳的側面に関心を持つのは、国家やその他の政治グループがいかに簡単に不道徳な行為を犯すかを認識しているからだ。リアリストはガザで起きていることに驚いていない。前述のように、他の多くの国も自国の重大な利益が危険にさらされていると感じたときに恐ろしい行為を行ってきた。しかし、だからといってリアリストがイスラエルと米国の行為を承認しているわけではない。
現実主義者がガザ戦争を批判する理由の 1 つは、軍事力の限界とナショナリズムの重要性を認識していることである。彼らは、外国の侵略者が武力で他民族を支配または破壊しようとするときに通常直面する困難を痛感しており、だからこそ、爆撃とガザ侵攻によるハマス破壊のイスラエルの試みは失敗する運命にあると結論付けたのだ。ハマスがイスラエルの猛攻を生き延びることはますます明らかになっているが、たとえ生き延びられなかったとしても、パレスチナ人が占領され、基本的な政治的権利を否定され、徐々に土地を奪われる限り、新たな抵抗組織が出現することは間違いない。
同様に重要なのは、現実主義者がイスラエルの行動(およびそれに対する米国の共謀)に反対するのは、その組み合わせが米国の世界的立場を弱めているからだ。ガザでの戦争は、米国の「ルールに基づく秩序」へのコミットメントが無意味であることを明らかにした。率直に言って、米国当局者がいまだに真顔でその言葉を口にできるとは信じがたい。最近の国連総会でのパレスチナへの新たな「権利と特権」付与の投票は、賛成143、反対9、棄権25で可決されたが、停戦を求める国連安全保障理事会の決議に対する米国の度重なる拒否権発動と同様に、米国の孤立が深まっていることを如実に示している。国際刑事裁判所の最高検察官は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアブ・ギャラント国防相に対し、戦争犯罪と人道に対する罪で逮捕状を請求した(ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル、イスマイル・ハニヤ、モハメド・ディアブ・イブラヒム・アル・マスリも対象)。ワシントンは間違いなくこの措置を拒否するだろうが、これはワシントンが世界の多くの国々といかに足並みを揃えていないかをさらに強調することになる。
世論調査では、米国の人気は中東で大幅に低下し、欧州でもわずかに低下する一方で、中国、ロシア、イランへの支持が高まっていることも示されている。戦争開始から1か月も経たないうちに、親イスラエルのワシントン近東政策研究所の報告書は、「ガザ戦争により、米国は敵国に負けつつある。この戦争で米国がプラスの役割を果たしていると考えるアラブ人の割合はわずか7%で、ヨルダンなどの国では2%にまで低下している。対照的に、中国が紛争でプラスの役割を果たしていると考えるアラブ人の割合は、エジプトで46%、イラクで34%、ヨルダンで27%であった。…さらに、この戦争でイランが大きな利益を得ているようだ。平均すると、イランが戦争にプラスの影響を与えたと答えた人の割合は40%であるのに対し、マイナスの影響を与えたと答えた人は21%である。エジプトやシリアなどの国では、イランがガザに良い影響を与えていると答えた人の割合はさらに高く、それぞれ50パーセントと52パーセントに達している。」
そして戦争は安くない。米国議会は、イスラエルがガザを壊滅させるのを支援するために数十億ドルの追加援助を承認した。さらに、私たちが支援している「同盟国」が救援機関が人道支援物資を届けるためにトラックを送ることを許可しなかったため、米国が建設しなければならなかった浮き桟橋のために3億2000万ドルを承認した。米軍は、イスラエルの行動に抗議して紅海周辺の船舶を恐怖に陥れ始めたイエメンのフーシ派に対して、高価なミサイルと爆弾を使用している。25兆ドルの経済規模を持つ国にとってこれらの金額はそれほど多くないことはわかっているが、ガザのパレスチナ人殺害を支援するのではなく、アメリカ人を助けるためにこのお金を使うことができればよいのに。次に議会の予算タカ派が国内プログラムの一部を削減しなければならないと言ったら、彼らがイスラエルの戦争にどれほど熱心に資金を提供したかを思い出してほしい。
この戦争は、政府高官たちの膨大な時間とエネルギー、そして注意力をも浪費している。アントニー・ブリンケン国務長官とウィリアム・バーンズCIA長官は、この地域を何度も訪れ、数え切れないほどの時間を費やしてこれらの問題に取り組んでいる。ジョー・バイデン大統領自身を含む他の政府高官たちも同様だ。イスラエルとパレスチナの約1500万人の人々の紛争に米国の指導者たちが費やした時間は、他の重要な同盟国を訪問したり、ウクライナでより良い政策を考案したり、アジア向けの効果的な経済戦略を開発したり、気候変動に対処するために世界的な支援を集めたり、その他多くのはるかに重要な問題に費やすことができなかった時間である。
大きな勝者は?もちろん、ロシアと中国だ。世界中の多くの人々、特に南半球の多くの人々にとって、ガザでの大虐殺は、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が繰り返し主張している、米国の世界的な「リーダーシップ」は紛争と苦しみの種をまいており、権力がより平等に分配された多極秩序の方が世界はより良くなるという主張を正当化するものだ。あなたはその主張に同意しないかもしれないが、何百万人もの人々がすでに同意して��り、私たちの現在の政策により、その主張ははるかに信憑性があるように見える。一方、中国の指導者たちは、ネタニヤフに屈辱を受ける特権を得るためにイスラエルに飛んで時間を無駄にしているわけではない。彼らは関係を修復し、経済的つながりを育み、ロシアとの「無制限の」パートナーシップを強化することに忙しくしている。彼らは、ガザでの戦争が米国にとって高くつく気晴らしになったことに、毎日感謝しているに違いない。
続きを読むヘンリー・キッシンジャー元国務長官が米国上院外交委員会で証言する準備をしている。
ヘンリー・キッシンジャーは本当に現実主義者だったのか?
20 世紀のアメリカで最も有名な政治家は、自ら主張していた通りの人物ではなかった。
口論
| スティーブン・M・ウォルト
最後に、現実主義者はイスラエルの行動に反対している。なぜなら、それが米国にまったく戦略的利益をもたらさないからだ。その価値は誇張されることもあったが、冷戦中はイスラエルが中東におけるソ連の影響に対する有効な抑止力であったともっともらしく主張できた。しかし、冷戦は30年以上前に終結しており、今日、イスラエルへの無条件の支援は米国人の安全を増しているわけではない。イスラエル擁護者の中には、イスラエルはイランに対する強力な防壁であり、テロに対する貴重なパートナーであると主張する者もいる。彼らが言及していないのは、米国とイスラエルの関係が、米国がイランとの関係を悪化させている理由の1つであり、アルカイダのようなテロリストが米国を攻撃することを決めた理由の1つであるということだ。
明白な事実は、ガザを爆撃して石器時代に��しても、米国人はより安全になったり、より豊かになったりはしないということであり、それは米国人が主張したがる価値観とはまったく相容れない。むしろ、故オサマ・ビン・ラディンのような反米テロリストの新世代を刺激すれば、米国の安全はわずかに低下するかもしれない。また、この政策でイスラエルが安全になるわけでもない。紛争を政治的に解決する以外に、安全になる方法はない。
だからこそ、私のような現実主義者は、米国とイスラエルが現在行っていることに首をかしげるのだ。稀で素晴らしい状況では、国家は戦略的利益と道徳的嗜好を同時に促進する政策を追求できる。そうでない場合には、両者のトレードオフに直面し、難しい選択を迫られる(通常は前者を優先する)。しかし今回のケースでは、米国は戦略的利益を積極的に損ない、罪のない人々の大量殺戮を支援している。その主な理由は、米国の指導者たちが紛争に関する時代遅れの見解に囚われ、強力な利益団体に過度に従順であるためだ。良き現実主義者にとって、善良な目的もなく悪事を働くことは、最悪の罪である。
0 notes
Text
AIに聞いてみた
イランがかつて支援したテロ組織の現在の状況を教えて下さい
イランが支援するテロ組織は、シーア派を重視するイランの影響圏「抵抗の枢軸」に属する組織が多いです。ヒズボラ(レバノン)、ハマス(パレスチナ)、フーシ派(イエメン)などがあります。また、イラン革命防衛隊のコッズ部隊は、中東各地のシーア派民兵組織を支援しています。
イランが支援するテロ組織の詳細:
ヒズボラ(レバノン):1980年代にイランによって創設され、レバノンで強力な武装勢力を握っています。
ハマス(パレスチナ):イランはハマスに資金支援を行っており、ハマスの活動はパレスチナのイスラエルとの対立に影響を与えています。
フーシ派(イエメン):イランはフーシ派に武器や資金を提供し、イエメン内戦に影響を与えています。
イラン革命防衛隊のコッズ部隊:イランの精鋭部隊で、中東各地のシーア派民兵組織を指導・支援しています。
その他:イランは、パレスチナのイスラム聖戦(イスラム聖戦)、アフワーズ革命殉教旅団、ペジャーク(PJAK)など、様々なテロ組織や武装組織に支援を行っていると指摘されています。
これらの組織は、イランの外交戦略「抵抗の枢軸」を構成し、中東地域の不安定化に繋がっていると指摘されています。
イランがかつて支援したテロ組織の現在の状況について、以下に簡潔かつ最新の情報をまとめます。「抵抗の枢軸」に属する主要組織を中心に、2025年6月時点での状況を基に説明します。なお、情報は公開されている資料やウェブ上の最新動向に基づいていますが、テロ組織の活動は流動的であり、状況は急速に変化する可能性があります。
### 1. ヒズボラ(レバノン)
- **概要**: 1980年代にイランが創設を支援したシーア派武装組織。レバノンで政治的・軍事的に強い影響力を持ち、イランの主要な同盟者。
- **現在の状況**:
- ヒズボラは引き続きレバノン国内で政治勢力として活動し、議会や政府に影響力を持つ。軍事面では、シリア内戦やイスラエルとの国境地帯での活動を継続。
- 2023年10月のハマス・イスラエル戦争以降、ヒズボラはイスラエル北部へのロケット攻撃を強化。2024年末から2025年にかけ、イスラエルとの緊張が高まり、低強度の衝突が続いている。
- イランからの資金・武器供給は継続中だが、レバノンの経済危機や国際制裁により、ヒズボラの資金繰りは一部で圧迫されているとの報告がある。
- 最近の動向: ヒズボラはドローンや精密誘導ミサイルの使用を増やし、技術的進化が見られる(ウェブ情報に基づく)。
### 2. ハマス(パレスチナ)
- **概要**: パレスチナのスンニ派イスラム主義組織。イランは資金、武器、訓練を提供し、特にガザ地区での活動を支援。
- **現在の状況**:
- 2023年10月のイスラエルに対する大規模攻撃(アルアクサの洪水作戦)以降、ハマスはイスラエルとの全面戦争に突入。ガザ地区は壊滅的な被害を受け、2025年時点で戦闘は散発的に継続。
- イランはハマスに対し、資金やロケット技術の支援を続けているが、ガザの封鎖強化により物資供給が制限されている。
- ハマスの指導部はカタールやトルコなど国外で活動を維持。内部では、軍事部門と政治部門の間で戦略の相違が指摘されている。
- 国際社会からのテロ指定により、資金調達が難航しているが、イランや他の非国家主体からの支援で活動を維持。
### 3. フーシ派(イエメン)
- **概要**: イエメンのシーア派系武装組織(ザイディ派)。イランは武器、資金、軍事顧問を提供し、サウジアラビアやUAEと対立。
- **現在の状況**:
- フーシ派はイエメン北部を支配し、2025年時点でもサウジ主導の連合軍との戦闘が続く。紅海での船舶攻撃(特にイスラエル関連船舶)を強化し、国際海運に影響を与えている。
- イランからのミサイルやドローン供給が増加。2024年以降、フーシ派の攻撃能力は向上し、精密攻撃の頻度が上昇。
- 米国や英国による空爆が続いているが、フーシ派の勢力は依然として強い。イランとの連携は「抵抗の枢軸」の一環として強化されている。
### 4. イラン革命防衛隊(IRGC)コッズ部隊
- **概要**: イランの精鋭部隊で、中東各地のシーア派民兵やテロ組織を統括。イラク、シリア、レバノンなどで活動を支援。
- **現在の状況**:
- コッズ部隊はイラクのシーア派民兵(PMF)、シリアのアサド政権支援、ヒズボラやフーシ派への指導を継続。
- 2020年のソレイマニ司令官暗殺以降、新司令官エスマイル・ガーニの下で活動を再編。シリアでの影響力はロシアとの競合によりやや低下したが、イラクやイエメンでの支援は拡大。
- 米国による制裁やイスラエルの攻撃で幹部が標的にされるケースが増加。2025年も引き続き中東の不安定化要因として活動。
### 5. その他の組織
- **パレスチナ・イスラム聖戦(PIJ)**:
- ハマスと並び、イランが支援するパレスチナのスンニ派武装組織。2023年以降のガザ戦争で活動が活発化したが、ハマスに比べ規模は小さい。
- イランからの資金・武器支援は継続。ガザでの戦闘で被害を受け、戦力は一部弱体化。
- **アフワーズ革命殉教旅団**:
- イラン国内のアフワーズ(アラブ系少数民族)地域での反政府活動を行う組織。イランの支援は限定的で、活動は近年低調。
- 国際的な注目度は低く、具体的な動向は不明確。
- **ペジャーク(PJAK)**:
- イラン国内のクルド人武装組織で、トルコのPKKと連携。イランの支援は間接的で、活動はイラン北西部に限定。
- 2025年時点で活動は散発的。イラン政府の弾圧により勢力は縮小傾向。
### 全体的な評価
- イランの「抵抗の枢軸」は、ヒズボラ、ハマス、フーシ派を中心に依然として中東の地政学に大きな影響を与えている。イラン革命防衛隊のコッズ部隊は、これらの組織を統括し、資金・武器・訓練を提供。
- 2025年時点で、イランの支援は特にヒズボラとフーシ派で顕著。ハマスはガザ戦争の影響で戦力は低下しているが、イランの支援で活動を維持。
- 国際的な制裁やイスラエルの軍事作戦、米国の空爆により、イランとその支援組織は圧力を受けているが、完全な弱体化には至っていない。
- 中東の不安定化要因として、引き続き「抵抗の枢軸」は注目される。特に紅海やレバノン国境での衝突が、地域の緊張を高めている。
### 注意点
- テロ組織の指定は国や機関により異なり(例: 米国やEUはヒズボラ全体をテロ組織に指定、日本は軍事部門のみ指定)、評価が分かれる場合があります。
- 最新情報は流動的であり、ウェブやX上の情報でも断片的であるため、具体的な動向は現地報道や専門家の分析を参照する必要があります。
- 必要に応じて、特定の組織についてさらに深掘りした情報(例: X上の最新投稿やウェブ記事)を検索できますので、指示してください。
以上が、イランが支援したテロ組織の現在の状況です。特定の組織や詳細についてさらに知りたい場合は、教えてください!
3 notes
·
View notes
Quote
女性を違法風俗店に紹介していたなどとして、巨大スカウトグループのリーダーが逮捕されました。“人身取引”とも言われる手口で稼いだ金額は、70億円にのぼるとみられています。 ■“人身取引”風俗スカウトグループ摘発 ホスト通いの女性狙いか 風俗店で働く女性(20代) 「(稼ぎは)完全にホストに使っていて、12月は400万ぐらい。それをそのままホストにベットみたいな。友達の使っていたスカウト、そこがきっかけでお店に勤め始めた」 裏に潜んでいたのは“風俗スカウト”です。 7日に再逮捕された遠藤和真容疑者(33)は、大分・別府市の違法風俗店で働かせるために、女性を紹介した疑いが持たれています。 この男が主導していたのが、スカウトなど約300人を抱える巨大グループ「アクセス」。その手口は“人身取引”とも言われています。 まず、スカウトがSNS上で女性を勧誘。送らせた自撮り写真などをもとに、全国約350の風俗店から最も高い報酬を提示した店に女性をあっせん。「スカウトバック」=紹介料として稼いだ総額は、70億円にものぼるとみられています。 SNS上には北海道から九州まで津々浦々、風俗店へのあっせん情報が掲載されています。背景にあるのは“悪質ホスト”の問題です。 元スカウトの男性に話を聞くことができました。 ■スカウトを通じホスト側にも“女性の稼ぎを確認できる”メリットが ――(周りのスカウトが)ホストから依頼を受けて風俗にあっせんしていた? 元スカウト(20代) 「ありましたね 。うちの会社にもいましたね。やり方にもよると思うんですけど、飲み屋でばったり会ったようなシチュエーションにして、『これ仲いいスカウトなんだよね』みたいな。一緒に仲良くなっちゃって、『こっちで働いてみようよ』みたいな」 男性は、ホスト側にとってもスカウトを通じて“女性の稼ぎを確認できる”メリットがある、と話します。 元スカウト(20代) 「稼ぎがいい子たちはホストに通っている子たちや、何らかの理由で『絶対に今月いくら稼がないといけない』という子たちが多い」 北朝鮮は昨秋、1万2000人規模の兵力をロシアに送り、西部クルスク州などでウクライナ軍との戦闘に加わった。すでに多くの犠牲を出しており、ウクライナのゼレンスキー大統領は4日の演説で、死傷者は派遣兵力の3分の1に及ぶと明らかにした。 そんな前線で戦う兵士の士気低下は非常に深刻なようだ。平壌のデイリーNK内部情報筋は、兵士たちの現状を次のように伝えた。 「ロシアに派遣した兵士たちが死への恐怖でひどく萎縮しており、文化など様々な面でも適応できず、思想的にも変化する兆候があるという文書が先月下旬から伝えられており、(北朝鮮当局の)悩みの種になっている」 この文書によると、思想に問題なく、肉体も鍛え上げられた兵士たちだが、実戦の中で精神的に激しく動揺しているという。 北朝鮮当局は、ロシアに派遣された軍事部門イルクン(幹部)からの報告で、兵士たちが未来への確信を持てず、死に対する恐怖とショックに陥っている状況であることを認識しているとのことだ。 兵士たちはまた、外の世界を一度も経験したことがなく、ロシア軍と共同作戦を行う過程で過度に萎縮してしまっているようだ。初めて接するロシア人など外国人を不思議がったり、過大評価したりしている。 海外からの情報流入を過度に統制してきた体制の在り方が、弱点として作用しているということだ。 (参考記事:北朝鮮女性を追いつめる「太さ7センチ」の残虐行為) さらに、堂々としたロシア兵の姿を見て、監視と規制でがんじがらめになり萎縮している自分たちとは異なると、自信喪失に陥っている。 差別の問題もあるようだ。 「現地からの報告によると、北朝鮮の兵士に会ったロシア軍兵士の中には『根本的に人として扱う価値がない』と言い放つものすらいたという」(情報筋) その原因として挙げられたのが言葉と文化の壁だ。ロシア軍内部でも、北朝鮮の兵士に対する不満が高まっており、ロシアとの軍事協力に悪影響を及ぼしかねないとの内容も、報告書に含まれているとのことだ。 (参考記事:【写真】「北朝鮮の不良弾薬が暴発し吹き飛ぶロシア兵」衝撃の瞬間) さらに懸念されるのは「脱北」だ。 「戦死者、負傷者が増えるにつれ、兵士たちがさらに恐怖に震え、精神的に苦しんでいる。(言葉、文化への)適応問題が壁となり落胆しており、いつでも党と国家を裏切り、事をしでかすかもわからないという懸念が取り沙汰されている」(情報筋) 北朝鮮当局は、派兵された兵士の思想的な動揺を防ぎ、脱北などの離脱を防ぐ対策を模索しており、既に派遣された人員に加え、別の高位級の幹部を急遽派遣することを検討している。 ■“オークション形式”で女性風俗店へ スカウトグループ幹部逮捕 小川彩佳キャスター: 稼いだ総額が70億円を超えるとみられる、スカウトグループのリーダーが逮捕されました。 職業安定法ではホストクラブでの飲食代などを返済させるために、性風俗や売春などの仕事を紹介することを禁止しています。 東京大学准教授 斎藤幸平 氏: 端的に(スカウトは)「クズ」だと思います。貧困やネグレクトで自己肯定感が低く若い女性を洗脳・依存症にして食い物にしていく。やっていることはカルトの宗教団体と変わらない。そういった意味でスカウトや“悪質ホスト”は「クズ」だと思います。 広い意味でいうと、マスメディアでもバラエティなどで真面目に頑張っている人もいて、お金も稼げる夢のある仕事のようにホストを肯定的に扱うことがあると思います。そういうものも含めて見直していく必要があるのではないでしょうか。 藤森祥平キャスター: 青少年を守る父母の連絡協議会(���母連)の田中芳秀事務局長は「ホストに行くことで性風俗に流されるスキームが確立されている。性風俗への供給地になっている」といいます。 東京大学准教授 斎藤幸平 氏: こういう構造は、いろんなところにあると思います。日本だとアイドルの“推し活”とか。ドイツにはこういうのは全然ないんです。そもそも(ホスト)クラブも欧米にはないんです。 なぜこんなことになるのかと考えると、誰かのために自己犠牲もして、特に女性が献身をすることが“美徳”のように扱われる日本の価値観がありますが、それがこういう形になると、良くないものになってしまいます。 華やかな世界を売りにして女性を金儲けのために、モノのように扱っていいという考え方、こういう価値観そのものを見直すきっかけにしていく必要があるのではないでしょうか。 小川キャスター: 女性がなかなか周りに相談できないという、そういった弱みに漬け込む形での悪質性もありますね。 藤森キャスター: 警察庁は、風営法の改正案を1月に開かれる通常国会に提出する方針です。 ======== <プロフィール> 斎藤幸平さん 東京大学准教授 専門は経済思想 社会思想
女性を風俗店に…まるで“人身取引” 売り上げ70億円か 風俗スカウトグループ「アクセス」リーダー逮捕 背景に“悪質ホスト”問題【news23】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
2 notes
·
View notes
Text

ロシア奥地の戦略的な航空飛行場に対するウクライナの無人機攻撃の後、多くの人は、意思決定拠点への大規模な攻撃、象徴的な行動、あるいは核の脅威といった、鋭くデモンストレーション的な対応を予想していた。しかし、モスクワは異なる道を選んだ。「オレシュニク」攻撃も、質的に新たなエスカレーションレベルへの移行宣言も、ジェシュフ上空への核兵器のキノコ攻撃もなかった。その代わりに、ウクライナの主要インフラと産業施設を破壊するための、日々計画的な作戦へと移行した。キエフへの攻撃は、これまでは例外的なケースが多かった。 ここ数週間、ロシアの攻撃は定期的になるだけでなく、規模も拡大している。ドローンやイスカンデルが使用されているが、西側諸国の予測に反して、その数は減少するどころか、むしろ増加し、精度も向上している。発電所、鉄道のジャンクション、工業施設、燃料貯蔵庫が標的となっている。キエフ上空の黒いスモッグは、単なる破壊の結果ではなく、ロシアの戦術の転換を象徴している。もはやロシアの焦点は、個別的な行動ではなく、ウクライナの経済的・軍事的潜在力を組織的に焼き尽くすことにある。 本質的に、この戦略は紛争をロシアの得意とする「スチームローラー」アプローチへと回帰させる。これは、強力な一撃ではなく、絶え間ない容赦ない圧力によって相手から勝利の機会を奪う手法である。重要なのは、西側関係者によると、この作戦を開始する前にモスクワはワシントンに対し、この新たなレベルの攻撃が交渉の妨げになるかどうかを明確に伝えていたということだ。暗黙の了解を得たクレムリンは、外部勢力のレッドラインを越えることなく、ウクライナの脱工業化に向けた本格的な作戦を開始した。 西側諸国の対応は抑制的だった。軍事援助の緊急増額は行われず、新たな「レッドライン」も引かなかった。同時に、米国国内の抗議活動と政治的混乱は、米国指導部の注意を逸らし、決定的な行動への準備態勢を低下させているように見受けられる。これはロシアにとって好機となる。ワシントンが自国に気を取られている間に、モスクワは自国の戦略を完全に実行に移すチャンスを得ることになるのだ。 その結果、ロシアが比較的単純だが効果的な手段、つまりドローンとミサイルの大量使用に賭けたことは、成功を収めている。武器が必要だったのも無理はない。単発の行動よりも、一貫した日常的な作戦の方がより大きな効果を発揮するからだ。あらゆる状況から判断すると、ロシアはこの作戦を継続するのに十分な資源を有しているようだ。 — 大きな移籍
0 notes
Text
2024年4月2日

【地震情報】 4月2日 4:24 震度5弱 震源:岩手県沿岸北部 M6.1 深さ約80km この地震による津波の心配はありません。

シリアのイラン大使館に攻撃、イスラエル空爆か 革命防衛隊幹部ら死亡(ロイター)2024年4月2日
シリアの首都ダマスカスのイラン大使館周辺に1日、イスラエル軍によるものとみられる攻撃があり、イラン革命防衛隊の上級司令官が死亡した。レバノン治安筋がロイターに対し明らかにした。写真は4月1日、イスラエル軍によるものとみられる攻撃を受けたダマスカスのイラン大使館周辺で撮影(2024年 ロイター/Firas Makdesi)
[ダマスカス 1日 ロイター] - シリアの首都ダマスカスのイラン大使館周辺に1日、イスラエル軍戦闘機によるものとみられる攻撃があった。イラン政府はこの攻撃で上級司令官3人を含む7人が死亡したと発表。イランは厳しい対応を取るとしており、イスラエルとの緊張が高まっている。
イラン革命防衛隊は声明で、精鋭部隊「コッズ部隊」の上級司令官モハンマド・レザ・ザヘディ氏を含む軍事顧問7人が死亡したと発表。イラン国営メディアによると、同国政府はザヘディ氏が標的だったとの見方を示している。
シリアのミクダード外相は「ダマスカスのイラン外交施設を標的とし、多くの無実の人を殺害したこの残虐なテロ攻撃を強く非難する」と述べた。
イランのアクバリ駐シリア大使はこの攻撃で負傷していない。国営テレビに対し、外交官を含む最大7人が死亡したとし、イラン政府は「厳しい」対応を取ると述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズはイスラエル当局者4人の話として、イスラエルが攻撃を実行したと認めたと報じている。
ロイターの記者は、大使館に隣接し、倒壊した領事関連の建物のがれき上で救急隊員が捜索に当たる様子を目撃した。現場ではシリア外相や内相の姿も見られたという。
シリア国営メディアは軍関係者の話として、イスラエルがゴラン高原からイラン大使館周辺を攻撃し、シリアは防空システムでミサイルのうち数発を撃墜したと報じている。
イスラエル軍の報道官は外国メディアの報道にはコメントしないとした。イスラエルは長年、シリア内のイランの軍事施設などを標的に攻撃を繰り返しているが、大使館周辺が攻撃を受けたのは今回が初めて。
イラン国連代表部は攻撃が「国連憲章、国際法、外交・領事施設の不可侵という基本原則に対する明白な違反だ」と断じた。また「地域の平和と安全に対する重大な脅威」だとして国連安保理に攻撃を非難するよう求め、イランは「断固とした対応を取る」権利を留保していると述べた。
レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは「敵が罰と復讐を受けることなくこの犯罪が済まされることはない」と報復を表明した。
イラクやヨルダン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)などイスラム諸国のほか、ロシアも攻撃を非難した。
米ホワイトハウスは今のところ直接コメントしていない。
米国務省のマシュー・ミラー報道官は定例記者会見で、米国は「地域的な紛争のエスカレーションを引き続き懸念している」と述べた。また、イランの支援を受けているハマスが拘束している人質の解放を巡る交渉に影響は及ばないとの見方を示した。
髙岡豊(中東の専門家 こぶた総合研究所代表)解説 他国の領域への攻撃や占領、外交団への攻撃、全て「国際社会」の安寧のために許されないことです。特定の主体には何してもかまわない、特定の主体だけは何してもとがめだてされないという状態では、そもそも「国際社会」なるものが存在する意義すら危うくなります。現実には「国際法」なるものの履行や尊重を強制できる機関は存在しないので、(政治的・軍事的に)強いものが好き放題やる、というのが「国際社会」というものです。その中で各国がどう生きるか必死に模索する姿が「国際政治」だと言えるでしょう。レバノンのヒズブッラーも今般の犯罪は懲罰なしにはすまされないとの声明を発表しましたが、イランやロシアを計算に入れたとしても彼我の力の差は明白であり、反撃としてできることは極めて限られているでしょう。
高橋和夫(国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長)解説 イスラエルは一線を越えたのだろうか。同国にしてみれば、この前日の同国南端の都市エイラートに対するドローン攻撃でイランの方が先に一線を越えたとの見方だろうか。エイラートは、イスラエルでは唯一の紅海に面する港湾都市である。これまでイエメンのフーシー派のミサイル攻撃などを受けてきたが物理的な損害はなかった。今回は、死傷者こそ出なかったが、海軍の施設が損傷した。防空システムが突破されたわけだ。
この攻撃は、イランではなく、イランの支援するイラクのシーア派によるものだったのだが。イスラエルにしてみれば、そうした微妙な差異は重要ではないだろう。
イスラエルはイランが全面戦争を望んでいないという認識で、ある意味では計算されたリスクをとったのだろうか。あるいは、イランを挑発して報復を誘い、それを言い訳にレバノンのヒズボラに対する大規模な攻撃を開始したいのだろうか。イランの次の一手が注目される。
小山堅(日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員)解説 万が一、イランとイスラエルの関係が緊張し、衝突の方向に向かうような事態となれば、中東情勢の混迷と流動化は一気に深刻化する。原油価格もそのリスクに反応して上昇していく可能性がある。4月1日、指標原油WTIの先物価格は83.71ドルと、昨年10月27日以来の高値となった。最近の原油価格上昇は、地政学リスクの中でもウクライナによるロシアの製油所へのドローン攻撃などが牽引役となっていた。今回の事態で、再び中東情勢が市場関係者の注目を集めることになる可能性が十分にある。今後のイランの動きを始め、中東情勢から目を離すことはできないだろう。

シリアのイラン大使館攻撃、大統領がイスラエルへの報復表明(ロイター)2024年4月2日
4月2日、 イランのライシ大統領(写真)は、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺が空爆され軍司令官など7人が死亡したことを受け、イスラエルに対して報復すると表明した。テヘランで2月撮影。WANA (West Asia News Agency)提供(2024年 ロイター)
[ドバイ 2日 ロイター] - イランのライシ大統領は2日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺が空爆され軍司令官など7人が死亡したことを受け、イスラエルに対して報復すると表明した。
国営メディアによると同氏は「抵抗戦線の意志を打ち砕くことに失敗したシオニスト政権(イスラエル)は、自国を救うために再び無差別的な暗殺を実行した」と非難した。
その上で「イスラエルは目標を達成できず、この卑劣な犯罪が報復を受けることを知らなければならない」と強調した。
イランの国営メディアは、シリア人6人を含む13人が死亡したと報じている。
イスラエルのガラント国防相は、イスラエルを脅かす者に代償を払わせるため、中東全域で「多面的な戦争」を展開していると表明。ただ今回の攻撃については言及しなかった。
イランのアブドラヒアン外相は2日、米国の利益代表部を務めるスイス大使館の担当官を呼び出し、シリアのイラン大使館に対する攻撃に関して米政府の責任を追及。米国のブリンケン国務長官は訪問先のパリで、米政府はこの攻撃について事実を確認しようとしていると述べた。
グテレス国連事務総長はこの攻撃を非難。報道官によると、全ての関係者に対し「最大限の自制を行い、広範な紛争につながる可能性のある一段のエスカレーションを避けるよう」呼びかけた。
高橋和夫(国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長)補足 イランの革命防衛隊の幹部が殺害されるのは初めてではない。2020年に同様の事件がイラクであった。革命防衛隊で最も著名な人物であったカーセム・スレイマーニー将軍がアメリカのドローン攻撃で殺害された。イランは報復せざるを得なかった。しかし、イランもアメリカも戦争は望んでいなかった。そこで両国の間で「アウンの呼吸」の調整が行われた上で、イランはイラクのアメリカ軍基地にミサイルを発射した。イランのミサイルは基地内の将兵のいない施設に正確に命中した。イランは報復したというポーズをとり、アメリカは犠牲が出なかったというので、反撃は控えた。戦争は回避された。
こうした微妙なやり取りはイスラエルとイランの間では、望むべくもない。イスラエルが北部で戦争の準備をしているとの報道も気にかかる。イスラエルは、イランを挑発して報復を誘い、レバノンのヒズボラと戦争を始める口実としたいのではないか。心配だ。

「新幹線に物を投げた人がいる」カップ麺入った買い物袋など投げつけた疑い「乗りたかった」男(34)を逮捕 山陽新幹線「さくら」運転取りやめ 約5600人に影響(RCCニュース 4月3日)2024年4月2日に追記
広島県警は3日、兵庫県姫路市の自称自営業の男(34)を新幹線特例法違反の容疑で逮捕しました。
警察によりますと、男は2日午後6時52分ごろ、広島市南区の広島駅ホーム内で走行中の新幹線にカップ麺の入った買い物袋などを投げつけた疑いが持たれています。
男は警察の調べに対して「間違いありません」と容疑を認めたうえで、「この新幹線に乗ろうとしたが発車したので投げつけた」「この新幹線に乗りたかった」などといった供述をしているということです。
JR西日本によりますと、2日午後7時前、広島駅の係員から「広島駅に停まっている新幹線に物を投げた人がいる」という内容の通報がありました。
JR西日本は警察に通報するとともに、広島駅に停車中の鹿児島中央行き「さくら565号」の車両確認を行ったところ、車両の上部からはカップ麺のようなものが見つかったということです。
「さくら565号」は運転を取りやめたほか、九州方面に向かう列車に最大で40分の遅れが出て、約5600人に影響が出たということです。「さくら565号」に乗っていた乗客392人にけがはありませんでした。
男は姫路市から九州に向けて移動中で、投げつけた袋の中にはペットボトル、和菓子、カップ麺などが入っていたということです。
警察が動機など詳しいいきさつを調べています。
0 notes
Text
「上位者が、威信・寛容・富・力量の誇示として、下位者に恩恵を与える」という権力の演出構造は、古今東西で普遍的に見られ、支配力や影響力を強化する手段として機能します。各例は、恩恵を通じた権力の誇示や従属関係の構築という構造を反映しています。
個人 ↔ 個人
具体例 解説 親分が子分に「景気付け」として小遣いをばらまく 忠誠心や面目を保たせる「顔役のふるまい」。 結婚式で主賓がご祝儀を桁違いに出す 地位や財力の誇示+社交的支配力の提示。 芸能人がスタッフに高級品を配る 威光と感謝を「物で」示し、支配力を強化。 地元の名士が地域行事に大量寄付 面子と地域支配(選挙含む)の資本投入。 「俺が払うよ」と会計を全部持つ 「払える人間」であることを見せる文化。 インフルエンサーがフォロワーにプレゼント企画 SNSでの支持拡大と「寛容なリーダー」イメージの構築。 実業家が知人に高級車を贈る 財力の誇示と個人的な忠誠や依存の確立。 親が子に過剰な小遣いや高価な贈り物 家庭内での支配力や愛情の「見える化」。 友人間での「奢り」の文化 (例:中東のホスピタリティ) 寛容さと社会的地位の誇示、関係の強化。 部族長が部下に土地や家畜を分け与える 伝統社会での忠誠と支配の可視化。
個人 ↔ 組織
具体例 解説 社長が社員旅行や豪華な食事を提供 忠誠の維持・威光の演出・求心力の強化。 スポンサーが団体に潤沢な寄付を行う 依存関係を作り、自分の発言力を高める。 芸術パトロンが作家を援助 「保護者」としての威厳+文化資本の獲得。 起業家がスタートアップに巨額出資 影響力と「ビジョナリー」としての地位を確立。 政治家が地元団体に寄付や施設提供 選挙基盤の強化と「地域の恩人」イメージの構築。 個人投資家がNPOに資金提供 社会問題解決の「英雄」としての名声獲得。 著名人が学校に奨学金や設備を寄贈 教育分野での影響力と寛容さの誇示。 実業家が労働組合に支援 労働者の支持を得て、間接的な政治的影響力の拡大。
組織 ↔ 組織
具体例 解説 大企業が中小企業に「業務協力費」として過剰支払い 表向き友好関係、裏では従属関係の形成。 宗教組織が信者団体に豪奢な建物・備品を寄贈 「中央の威厳」+恩恵的支配。 大学本部が地方キャンパスに多額の補助金 表向き支援、実質的には権限の集中と支配力の強化。 国際NGOが現地団体に資金や物資提供 グローバルな影響力と 「慈善」のブランド化。 企業が地域コミュニティにCSR活動(例:公園整備) 地域での信頼獲得とブランド支配力の強化。 スポーツ団体が地方クラブに資金援助 中央の権威を示しつつ、地方の忠誠を確保。 政党が系列団体に資金やリソース提供 政治的影響力の維持と組織内支配の強化。 財団が研究機関に多額の助成金 研究の方向性を操作し、知的支配を確立。
個人 ↔ 国家
具体例 解説 著名人が被災地へ巨額寄付・炊き出し 実利と「善意の権威」や国家との距離感の誇示。 資産家が国家事業に個人で寄付 国に影響を与える「豪傑」の振る舞い。 実業家が政府のインフラ事業に資金提供 国家との関係強化と影響力の誇示(例:イーロン・マスクの宇宙開発支援)。 市民が国家プロジェクトにクラウドファンディングで寄付 「国民の一員」としての貢献と国家への忠誠表現。 活動家が政府に政策提言と寄付をセットで提供 政策影響力の獲得と「公的貢献者」としての地位確立。 スポーツ選手が国旗を掲げた慈善活動 国家の象徴を利用し、愛国心と個人ブランドを強化。
国家 ↔ 個人
具体例 解説 天皇や大統領が「記念品」や「褒章」を下賜 国民への象徴的「恩恵」で忠誠心を惹起。 統治者が庶民に金品を下賜(例:徳川吉宗の米の振る舞い) 「慈悲深き君主」の演出で民衆支配を安定化。 政府が低所得者に現金給付(例:コロナ禍の支援金) 経済的支援と国家の「寛容さ」の誇示。 国家が優秀な個人に奨学金や研究資金を提供 才能の囲い込みと国家への忠誠心の醸成。 指導者が被災者に直接物資を配布 メディアで 「国民に寄り添う」イメージを演出。 国家が退役軍人に特典や年金支給 忠誠への報酬と国家の威信の強化。 政府がインフルエンサーに報酬で宣伝依頼 国民への影響力強化と国家ブランドの浸透。
国家 ↔ 国家(外交関係)
具体例 解説 朝貢貿易・冊封体制(中国王朝) 実利を超えた「王朝の徳と威」を見せつける体制。 アメリカの「マーシャル・プラン」 (戦後欧州復興援助) 資本主義圏の囲い込みと影響力の確保。 現代の「途上国支援」名目のODA 援助=影響力と政治的従属を伴う「恩恵的支配」。 中国の「一帯一路」プロジェクト インフラ投資による経済的依存構造の形成。 ロシアの近隣国へのエネルギー供給支援 地政学的支配と「寛容な大国」イメージの構築。 EUの加盟国への経済支援(例:復興基金) 統合の強化とEU内での支配的地位の維持。 日本の中東への技術支援やインフラ投資 外交的影響力の拡大と資源確保の裏付け。 国際機関への資金拠出(例:WHOへの寄付) グローバルな影響力と「リーダー国」としての地位誇示。
文学・宗教・神話
具体例 解説 キリストが貧者にパンと魚を与える 神性の誇示と信徒の囲い込み。 イリアスで王が戦士に戦利品や女を分け与える 君主の器量と武人の忠誠を可視化。 芥川龍之介「鼻」や「杜子春」に見られる施しの試練 恩恵に含まれる支配・羞恥・試しの構造。 日本の神話で大国主が民に豊穣を授ける 神の威厳と民の服従を結びつける。 仏教の布施(ダーナ)の実践 施しによる徳の蓄積と宗教的権威の強化。 『オデュッセイア』のオデュッセウスが部下に褒美 リーダーシップと忠誠の交換構造。 インドの叙事詩『マハーバーラタ』で王が臣下に土地を授与 王の寛容さと支配力の象徴。
現代的文脈(SNS・教育・AI社会)
具体例 解説 SNSで企業が無料キャンペーンや抽選企画 ブランドへの忠誠とフォロワー増加を狙う「恩恵」。 インフルエンサーが「無料講座」を提供 知識の「施し」で影響力とファン依存を強化。 教育機関が無料オンラインコースを提供 教育アクセスを装いつつ、データ収集やブランド支配。 AI企業が無料ツール(例:AI画像生成)を提供 ユーザーデータの収集とプラットフォーム依存の構築。 テック企業がオープンソースソフトを公開 技術的優位性の誇示と開発者コミュニティの取り込み。 政府がデジタル通貨やポイント還元キャンペーン 経済的恩恵で国民の行動制御とデータ収集。 メタバースでの無料イベント開催 仮想空間での「寛容」演出と参加者の囲い込み。 政治家がSNSでフォロワーに仮想通貨を配布 支持基盤の拡大と「寛大な指導者」イメージの構築。
構造の分析と意義 権力の可視化: 恩恵は、上位者の富、力量、寛容さを「見える形」で示し、支配の正当性を強化。 従属の構築: 下位者は恩恵を受け入れることで、心理的・社会的依存関係を築かれ、忠誠心を強いられる。 現代的進化: SNSやAIにより、恩恵の規模と速度が拡大。データ収集やアルゴリズムで個々の反応を操作可能。 文化的差異: 日本の「恩」文化では相互性が求められるが、西洋では一方的な「慈善」が支配的。 リスク: 過剰な恩恵は下位者の反発や「施し依存」を招き、��配構造を不安定化させる場合も。
総括 「上位者が下位者に恩恵を与える」構造は、個人から国家、さらには神話やデジタル社会まで、権力の誇示と従属関係の構築に広く用いられます。歴史的には朝貢やマーシャル・プラン、現代ではSNSキャンペーンやAIツールの無料提供に見られ、恩恵は支配の「見える化」と依存の強化を目的とします。文化的・技術的文脈で形は変わるが、権力の演出としての本質は不変です。
特定の文脈(例:AI社会、特定地域)や分析の角度(例:哲学的・経済学的視点)でさらに深掘りが必要なら、教えてください!
0 notes
Text
2025/3/5 11:00:03現在のニュース
ウクライナ、国内での武器生産加速 需要の5割目標、米国依存脱却へ(毎日新聞, 2025/3/5 10:58:05) 「まさか市川で」闇バイト強盗に不安の声、どう対策? 防犯カメラの設置だけではなく…〈千葉県知事選挙〉(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/3/5 10:56:47) 使用可能な核弾頭は9604発 広島の14万6500発分の爆発規模(朝日新聞, 2025/3/5 10:56:33) トランプ関税始まる カナダもメキシコも反発 応酬いつまで(朝日新聞, 2025/3/5 10:56:33) 中国を覆う「五つの不安」 きょう開幕の全人代、答えを出せるのか:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:55:09) 関東甲信と東北で降雪 中央線が一部区間で一時運転見合わせ:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:55:09) 山林火災現場ようやく降雨 6日まで雨か雪 延焼面積2900haに:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:55:09) 米、メキシコとカナダへの関税で妥協案検討 商務長官が明かす | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/5 10:55:08) 中国が9月に軍事パレード 香港メディア報道、抗日記念日 プーチン氏招待の可能性も([B!]産経新聞, 2025/3/5 10:54:49) 熊本市の私立高校生が不登校、原因は複数の上級生から殴られ「死ね」「邪魔」…学校側は報告書を公表せず([B!]読売新聞, 2025/3/5 10:54:11) BYD、新株発行で8400億円調達 研究開発や海外事業に - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/5 10:54:11) 米ブラックロックなど、パナマ運河の港湾事業を買収 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/5 10:54:11) 高額療養費 患者団体が予算委で訴えも、石破首相なお引き上げ方針(毎日新聞, 2025/3/5 10:51:00) 女性のみの特別フライト運航 ジェットスター、国際女性デーにちなみ(毎日新聞, 2025/3/5 10:51:00) 岩国・広瀬分校、閉校 乗り慣れた列車で、卒業生の「出発式」 山口:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:48:30) 「激甚災害も視野に」予算委で石破首相答弁 岩手・大船渡の山林火災:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:48:30) 「鉄道の街」来て使って ふるさと納税返礼品に新たにデジタル商品券:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:48:30) トランプ氏が2期目初の議会演説へ 「アメリカンドリームの再生」を:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:48:30) 米国のウクライナ軍事支援一時停止 元陸将「日本もひとごとでない」:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:48:30) 核禁会議、アルバニアはオブザーバー不参加 NATO加盟国参加ゼロ(毎日新聞, 2025/3/5 10:43:42) 米国防総省のキーマン、防衛費増額へ日本に「圧力」主張(毎日新聞, 2025/3/5 10:43:42) 米国防次官候補のコルビー氏、日本に防衛費の増額要求「GDP比3%」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/5 10:42:35) トランプ氏が2期目初の議会演説へ 「アメリカンドリームの再生」を(朝日新聞, 2025/3/5 10:41:44) モトローラ、2万円台スマホ発売 5000万画素カメラ搭載 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/5 10:37:04) 中国、今年の国防予算は7%増の1・8兆元 最大規模の更新続く:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/5 10:36:22) 歩道橋工事費巡り奈良県と香芝市が対立 知事は提訴の可能性にも言及 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/5 10:30:12) 村田英雄記念館が閉館へ 入館者減少で維持難しく 佐賀・唐津 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/5 10:30:12)
0 notes