#犬の美容室
Explore tagged Tumblr posts
Text
www.instagram.com/reel/C24b-8ZPXzC/
View On WordPress
2 notes
·
View notes
Text
月曜日、新しい仕事に少し慣れてきた。この時こそ初心忘れるべからず。穏やかに、毅然と。
火曜日、別れのキスを三等分して時間を稼ぐ。
水曜日、母の日渡して、BBQ女子会して、美容室行って梅雨前の準備。
木曜日、心、身体が「休めー!」と騒ぎ立てるのを宥めることもできず
金曜日、姉の犬の散髪をした。耳をペラペラに仕上げてみた。蒸し暑い時間を快適に過ごせたらいいな。またすぐ会いに行くね。
6 notes
·
View notes
Text
きのうは珍しく故郷にも雪が積もった。午後にはほとんど止み、犬の散歩について行って少しだけ歩いた。わたしが遅いので犬は母とともに先に歩いて行くが、時折、突然止まってこちらを振り返る。犬にしてみればおそらくわたしの方が新参者なので、群れのしんがりか弟子がちゃんとついて来ているか確かめているのかなと思ったら面白い。
胎児は無事38週を迎えた。推定3200グラムを超え、毎日元気そうにモギュモギュと動いてくれている。そろそろ、いよいよ腹の中は狭いだろう。いわゆる正期産の時期に入り、もう、いつ産まれてきても大丈夫なのだという。病院でもらったテキストを見よう見まねでストレッチをやったりしてみている。お産はやっぱり怖いが、ともかく元気で会おうねと話しかける。
健診では子どもが相変わらず大きいので頭が骨盤を通れるかどうかレントゲンを取りましょうと言われ、レントゲン室へ行ったら脚の間に発泡スチロールで固定したプラスチックの定規のようなものをキュッと挟まれたのでビックリした。先日のうおのめといい、医療は進んでいるようでいてときどき突然に原始的。うおのめは結局こちらへ来てから同じところにもう一回できてしまい、近所の皮膚科でゴリゴリ削ってもらった。まえ行った病院では行ったその日にムギューとされたが、今回は数日間薬を貼ってから削ってくれたので、なんとなくこっちの方が具合がよさそうだなと思っている。削られたあとは今のところ痛くない。
入院するまえにと思って実家近くの美容院にも行き、髪を短くしてもらった。美容院は父と犬で歩くときの散歩コースの途中にあり、店員さんたちが忙しくない時間だと総出で犬を撫でてくれるらしい。犬のおかげで父と近所の人との交流が生まれていると母が言う。あとは図書館で本を借りたりしてゆっくり暮らしている。情報量のあまり多くない暮らしをしていると思うのだけれど、夢はたくさん見る。脳の中の整理整頓をしているのか、単にお手洗いが近くて夜中に何度か起きるから眠りが浅いのかもしれない。
2 notes
·
View notes
Text
【世代交代】カーナビに「ドラックストアのある交差点を左」って言われた際、目の前にドラッグストアが3店舗見えていた私が、それでもサッポロポテトを選ぶ理由.zip
(PS:下の方にビアゲの役者紹介があります)
西南図書館24周年、おめでとうございます。私は「『いきのこり⚫︎ぼくら』にのせて懐かしいものを紹介しているだけのYouTube shorts 撲滅委員会」で会計をしている、近未来ミイラです。最近こういう動画を目にする機会減ってきたでしょう?あれ、私たちのおかげなんですよ。感謝してくださいね。そして皆さんはくれぐれも過去に囚われて、旅行先にLと書かれたコンタクトレンズだけを持ってくるような真似はしないように気をつけてください。この世にはRも必要です。私は本気です。やってやんよ。
さて、仕事の引き継ぎと通信速度ははやい方がいいだなんて言いますが、ちゃうかで引き継ぐべきものは仕事だけではありません。解散の挨拶、ケミの折り方、大集会室に見回りが来るのが20:00頃と22:00頃だという研究結果。まぁ色々ありますが、中でも私が引き継がねばならないと考えているのが、かの有名な天照大神の自宅に併設されたクラブハウスでDJをした経験があるという、NASUKA A.K.A. たぴおか太郎 さんによるtumblerなのです。
私は、たぴおかDJアゲ太郎が引退する前に、何とかしてこれを継ぎたい。習うより慣れよ。私は早速たぴおか太郎になりきることにしたのでした。
しかし、桃色サンゴへの道はそう容易いものではないということくらい容易く想像できます。このままでは私がなすかさんの文体の全体を会得するより前に、先輩が引退してしまいます。
先輩の稽古日誌を観察していたら、とりあえずちゃんと稽古日誌としての役目は果たしていたので、一旦そのパートやります。でも稽古してないのでただの日誌です。
⭐️間接照明って名前ダサくないか?稽古日誌
コンクリートと殴り合い(敗北)
タンバリンに鉛筆で落書き(怒られた)
海老の小道具の精度に脱帽(すごい)
はらぺこあおむしを逆から読む(退化)
たなからバター餅(略してたなばた)
ピコ太郎の再燃(アツい)
おせち料理を意地でも漢字で書く(御節)
蚊が何故かまだ猛威をふるっている(許せん)
⭐️直接照明とは言わないのにね〜〜〜
ここまで書いて私は思ったわけです。いやたぴおか太郎難しすぎんか???
もう諦めようかな……。
???「君には失望したよ……」
はっ!?その声はっ!?!?
???「どうも、愛称として後ろに『ぴ』をつけられることもある、秋公演の舞台上でも大活躍した、あのお菓子です」
ま、まさかお前はっ!!!イモケン!?!?

いや犬けんぴかよ!!!!!
犬ケンってもうこれ犬×2じゃねぇか。
犬「難しいということだけを理由に書かないというのは、それはただ諦めていることに等しごほっ!おっ」
あ、犬ケンピが喉に刺さってる
開いている記事のセキュリティ証明書に問題があります。
エラー吐いちゃったよ。まず犬ケンピ吐かないと。
この記事の閲覧を続けますか?
はい わからない いいえ
多分そう部分的にそう 多分違うそうでもない
いや選択肢アキネイター!!!
犬「なんか、もうネタ切れ感あるし、やめるわ」
あぁ飽きネイターだった。
……ということで、
【結論】たぴおか太郎はたぴおか太郎にしかできない
ところで、本当に何も用がないのにtumblerを荒らすのもマズイと思ったので、この場をお借りしてビアゲの役者紹介をします。やってたことはしおりと同じです。この人を主役にするなら、こんなタイトルこんな劇。
以下本チラ掲載順。兼役の2人は省略しています。ごめんね。
東愛莉
『東博士の自由研究所』
使い捨てカイロをたくさん繋げて、使い捨てホットカーペットにしたり。香水を鍋で茹でて香湯にしたり。裏起毛の服をひっくり返して着て表起毛にしたり。東博士の自由研究は、今日も失敗続き。意味のないように思えるその研究内容に、周りは呆れて、中にはバカにする者も。しかし東博士は、そんなことお構いなしに、日々楽しそうに研究を続けているのである。そんな研究所にやってきた一人の青年。どうやら人生がつまらないらしい。そんな彼を見た東博士はこう言う。「ちょうどよかった!今ね、ちゃんこ鍋を作っている蓋の上でトントン相撲をする研究をしたかったけど、人手が足りなかったの。ちょっと手伝ってよ!」
辛い過去がありつつも、今をとにかく楽しく生きると決めた東博士から、元気をもらうことができる公演になると思います。
大良ルナ
『心外、しかし純愛。』
「運命は、自分で掴みに行くものよ。」占い師のその言葉を鵜呑みにした少女は、自らの手で運命の人を掴みに行くことにした。しかし、容姿を見て選り好んでしまうと、それは運命でもなんでもない。そこ��彼女は思いついた。人気の多い公園で目を瞑り、手を広げながらふらふらと歩き、一番最初にぶつかった人を抱きしめよう。その人を運命の人にしよう。早速実践。視界が真っ暗になってから2分ほど経った時、ドンと胸元を突く感覚。これはと思って抱きしめようとすると、それは思っていたよりも小さかった。胸元から聞こえる声。「くるっぽー。」いや鳩じゃん。これじゃ運命の鳩じゃん。人外は流石になぁ……。いやでも、このクリっとした瞳に綺麗な毛並み。正直、割とアリ。
鳩とのハートフルラブコメです。私にはハッとする衝撃の展開が広がるピジョンが見えています。
児
『教室における感慨と、その二面性についての考察』
7月某日。俺のクラスに転校生がやってきた。15人。もともと3人しかいなかった俺のクラスに、転校生がやってきた。15人。なんでも、近くの村にあった高校のすぐ近くで土砂崩れが起きて、校舎が倒壊したらしい。15人はそこから一番近いところにあった、船で30分の小さな島にあるこの高校に通う羽目になったそうだ。かわいそうに。転校生15人は、その慣れない環境に緊張……するはずもなかった。昨日までの穏やかな生活が嘘のように、喧騒に包まれた教室。俺の教室を、俺の居場所を、返してくれないか……?
教室では静かであるべきか、にぎやかであるべきか。それともにぎやかな教室を静かに眺めているべきか。
うみつき
『髪と縁』
またフラれた。これで何回目なんだろう。付き合ってみるたびに、「なんか思ってたのと違うわ」って言われる。いやいや、思ってたのと違うところを受け入れられるのが「好き」ってもんじゃないの?いや、愚痴なんか言っててもしょうがないけどさ。私は失恋した時、必ず髪を切ると決めている。他人の。普段は別の仕事をしているけど、フラれた次の日は実家の美容院の手伝いをする。別にこの仕事が好きってわけじゃないけど。自分以外の誰かのためにハサミを持つのが、なんか落ち着くというか。
その日店にやってきたのは、私をフった男だった。殺してやろうかな、これで。
統括のフォーニャー
『liebrary』
「はい。どうされましたか?看板?あぁいえ、これであってますよ。この図書館に置いてある本は、全部嘘なんです。この世界で生まれたすべての嘘が、ここに集められるんです。ですから、あなたがついた嘘もあれば、あなたがつかれた嘘もありますよ。あ、面白いですか。それはそれは、ありがとうございます。はい。またぜひどうぞ」そうして客を見送った女は、ついさっき新しく生まれた本を手に取る。「そっか、面白くないか」
嘘が分かるということは、本当��分かるということ。そこに計り知れぬ苦悩があるということは、嘘じゃない。
緒田舞里
『0で割るということ』
よっ。元気?こっちは元気だよ。ちゃんとご飯も食べてるし。大丈夫。……仕事?あぁ、うん。楽しいよ、ちゃんと。あぁ、ほら、最近さ、ちょうどクリスマスに向けての準備とか始まっててさ、この時期って夜にパフォーマンスの練習入ったりするじゃん?それがちょっと大変ってだけ。でも、私ってそういうの好き、だしさ。多分。あ、ごめんね、こっちばっかり話して。そっちはどう?……なんてね。
二宮はそう独り言を呟きながら、右側に供えた花のバランスを整えた。
白
『ニッポンのこれから審議会』
説明しよう!ニッポンのこれから審議会とは、ニッポンのこれからについて審議する会のことである!発足後初の会議となる今回の議題は、「ニッポンにとって不要なモノ」 つまりはニッポンが削るべき要素を洗いざらい洗い出すということになる!年賀状?節分??お盆???ニッポンには今や企業が儲かることしか考えていないような形骸化した文化が山ほどあるではないか!いつまでこんなの残してるんだ!消せ!!しかし、そんな議論の流れに静かに異議を唱える男がいた……。
だんだんとアツくなっていくぶらんの演技にご注目ください。
岡崎仁美
『カヌレ』
おかしい。利用客が減少の一途を辿る小さな駅構内にある、小さなケーキ屋さん。今までいろんなケーキを売っていたのに。今ではショーケースの中は、一面濃い茶色。カヌレしか売っていないじゃないか。奇妙な品揃えを覗いていたら、店の奥から出てきた女性店員に話しかけられた。「こんにちは!カヌレはいかがですか!?」
コイツはカヌレしか食わない。コイツはカヌレしか売らない。利用客が減り、カヌレが増える。これは一体何を意味しているのか。新感覚カヌレホラー公演。逃げろ。
雨々単元気
『にじいろアジト』
大阪の南の北の方。そのさびれた倉庫では、夜な夜な5人の学生が身を寄せ合っていた。各々の事情により、学校に通うことを諦めている彼らには、共通する一つの目的があった。「この世には、やけに綺麗な虹ってもんがあるらしい。それが見たい。」
セカイ系のお話にしたいです。彼らが虹を見たことが無いのは、彼らが昼間に外に出ないからではなく、地球外生命体が地球を黒い幕で覆い隠して、宇宙から隠蔽しようとしているからなんですね。まさに黒幕。まぁ確かに地球ってずいぶん異質な惑星ですし、宇宙にとっては無い方が都合がいいのかも知れません。ちなみにこの公演の愛称は「ニジアジ」。
舞原の絞り滓
『大器晩声』
ある公園で開催された大声大会。その喧騒に怒り、近所に住むおじさんが怒鳴り込んで来た。……いやコイツが優勝じゃんか。(『大声大会』) 「あの、すみません。キッズメニューの裏の間違い探しってなくなったんですか?」「はい。その代わりといってはなんですが、この店の中には、既に10個の間違いがございます」(『間違いなく間違い』) 訪問販売で契約したタイムマシンがパチモンだった。「夕仏マシン」だった。時間は夕方限定、場所は仏や大仏の目の前にしかいけないらしい。……じゃあ、修学旅行のあの日を、もう一度だけ。(『驚麗』)
などなど、全7編のショートストーリーからなるオムニバス公演。そのうちいくつかは、まほろさんに演出してもらいたいです。
じゃがりーた三世
『何点かお伝えしたいことがございます』
ある山奥の宿泊施設で、人が死んだ。死体の様子から見るに、他殺であることは間違いなさそうだ。この施設から人が出入りした形跡も無いため、ここにいる6人のうちの誰かが、コイツを殺した。「とりあえず電話で警察を呼ばないか!?」そう言い出した男に対して、周りは呼びかけた。「忘れたのかお前!この施設では、携帯電話などの音や光の出る機器類は、必ず電源から切らないといけないじゃないか!」……じゃあ、このカメラで証拠の写真を、いや、許可のない撮影録音は禁止か。……もうこんなところにいられるか!俺は抜けさせてもらうぞ!え?途中休憩はございません?そんなことしらねぇよ!俺は出ていくからな!?……係の者がいないから、出られない。
前説で語られたルールが、全て適応されている空間で起こる推理合戦。ところで、上演時間は60分ということは、それってつまり……
オーム
『非常に新車』
とある交差点で車両同士の接触事故が起きた。畜生、この後マスコミに向けたプレゼンがあるってのに、どうしてこんなときに……。
仕方なく車の外へ出ると、相手の運転手は私の顔を見るなりこう言った。「あれ、ZESSANの岩本社長ですよね!?え、すご!私ずっとZESSANのクルマのファンなんですよ!今日もほら、先日発売されたばっかりのやつ乗ってるんです!すごいっすよねこれ、自動運転機能も充実してて!ハンドルから手離してても余裕で運転できてましたもん、さっきまで」
絶対にバレてはいけない事故。どうにかマルク収めなければ。
テキストを入力
『いま��うしてる?』
背が高いその男は、公園のど真ん中にある、さらに背の高い街頭の下に立っている。その公園にやってくる人は皆、紙にデカデカと自分の近況を書き、背の高い男に渡していく。男はその紙を体のいたるところに貼り付けて、ただずっとその場に立ち続ける。公園には、ただ人が書いた紙を見にくるだけの人もいれば、紙越しに喧嘩をしている人もいる。背の高い男はそれを見て、何を思うのか。
キャスパ曲というか、エンディング曲には、ゲスの極み乙女の「灰になるまで」を使いたいです。(ツイ)廃ではないです。
縦縞コリー
『優しすぎた男』
理不尽に呑まれ、後悔に苛まれ、そんな優しさが誉。しかし彼は優しすぎた。完成間近のレポートのデータを友人に消されても怒れないし、飲み会の参加費を1人だけ二重に請求されていることに気がついても指摘できない。いや、それは優しさというか、弱さなのではないか……?
キャスパには、トリプルファイヤーというバンドの「次やったら殴る」という曲を使います。舞台上でふにゃふにゃしたこりちゃんを観ましょう。
大福小餅
『a hole new world』
ざく。ざく。まだ掘った方がいいかな。ざく。ざく。もうちょっと深い方がいいかな。ざく。ざく。ま、こんなもんか。よし。……あれ、これ私が穴の中入っちゃったら、誰が私を埋めるんだ?あ、ちょうどいいところに人が。すみませーん、私を埋めてくれませんか?
埋まりたい人と通りすがりの人の二人芝居。普段あんまりネガティブなことを言っているイメージがないこふくが、ものすごくブルーな気持ちの役をやっているのを観たい。
叶イブ
『世迷言病』
「こんにちは」「あ゛ぁ゛!?こんにちは!!」「えっと、今日はどこが悪くていらしたんですか?」「見りゃ分かるだろ!!口だよ!!」「……口?何か口内炎みたいなできものがありますか?それとも痛みが」「ちげぇよバカ医者がよ!!そのまんまの意味だっつーの!!先週末くらいから口が悪くなってんの!!」
「よまいごとやまい」と読みます。高圧的なキャラ、似合う気がします。病が完治した後とのギャップがメロい。多分。
はぜちかきつ
『喫茶・愛のペガサス』
「本格中華やめました」 亡き父親が経営していた喫茶店をいやいや継ぐことになった男は、とりあえず中華料理の販売を停止した。どうせなら店の名前も自分好みに変えたかったけど、常連の客からの反対の声も大きく、仕方なくこのままにしている。そもそも駅から少し離れていて、人が多くないような街の喫茶店なので、お客さんのイリはまばら。まぁ、ワンオペでも全然回るし、むしろ空きの時間で趣味の小説を書けているくらいだから、これはこれでいい生き方なのかもしれない。……その日、見慣れない客がやってきた。オーバーサイズの服を着た、ショートカットの女の子。
優しくて大きい(器が、という意味)ハゼは、喫茶店オーナーとか似合いそうです。
2 notes
·
View notes
Quote
今、中国では川端康成文学の出版ラッシュが続いています。その人気ぶりはまるで一つの社会現象が起きていると言っても過言ではありません。長年、中国と日本の双方で著述や翻訳などを続けている私も少し驚いているほどです。先日、���国から日本を訪れてきた約二十人の観光客を、大阪の茨木市にある川端康成文学館にご案内いたしました。みなさんは日本文学の愛読者で、川端ゆかりの地を巡るツアーに参加している人々でした。文学館の館長先生も「ブームのおかげでたくさんの中国の方々が来るようになった」と言いました。しかし、なぜ今になって、中国で川端文学がブームになったのでしょうか。これは実に興味深いものがあります。 その理由はいくつかありますが、ひとつは今年、川端康成の死から五〇年を迎えたということで彼の作品の著作権保護期間が切れたためでした。 著作物の保護期間については、日本や中国を含む主要国が加盟する「ベルヌ条約」で作者の死後50年としています。しかし、実際のところ、国によって定めている期間は異なります。欧米では70年が主流です。日本は旧著作権法で50年としてきましたが、環太平洋パートナーシップ協定発効に伴う同法改正により、2018年12月、70年に延長されました。保護期間が切れると、著作物は「パブリック・ドメイン」となり、許諾を受けたり使用料を払わなくても、原則的にだれでも利用できるようになります。 ここでは、50年とする中国の著作権法では「著作者の死後50年目の12月31日に満了する」と定めています。川端康成は1972年4月16日に逝去したため、日本では保護期間内が続いていますが、中国では今年1月からパブリック・ドメインとして扱われるようになりました。 そして、各社が競うように川端作品を出版し始めたのです。翻訳本としてこれだけ一気に噴き出すのは、稀なことです。その中でもっとも多く刊行されたのは名作『雪国』で、私が知っている限りでは、もう二〇以上の中国語訳バージョンが激しく競い合っています。 中国の書籍販売サイトで検索すると今年1月に入ってから、川端作品の出版点数は今後の予定を含め80冊を超えています。 実をいいますと、2021年に三島由��夫が没後50年を迎えた時も、やはり三島ブームが起こりました。しかし今回の川端ブームはその比ではありません。この差はかならずしも二人の作品の優劣といったようなことではなく、現在の中国の社会情勢に大きく関係していると、私は考えています。 中国では2013年の習近平政権誕生以来、言論政策における統制色が強まってきました。出版物に対する管理の厳しさも増す一方で、特に海外からの書籍などは今まで以上に細かく検閲されています。その影響で、民間の出版プロダクションや国営の出版社も含めて、さまざまなジャンルの作品を選定するのに神経を使います。いかにして検閲を通すのか、あるいは内容的にダメだという自己規制で諦めるのか、いろいろと工夫をしなければなりません。 最近、私が翻訳したある日本の学術書も過激な主張はないにもかかわらず、なんだかの理由で出版することができませんでした。しかし川端康成の文学は、「世離れ」をしています。日本の大正から昭和にかけての、戦争がない平和な期間を舞台にしているものが多い。作品の多くが反体制運動や戦争をテーマにしていないので、検閲に通りやすいのです。 さらに、こうした規制による不自由な社会で、人々は川端文学の美しく詩的な情景描写に「癒し」を求めはじめています。元々、中国では川端康成の類まれな表現力について評価が高く、2012年ノーベル文学賞を受賞した作家の莫言さんも『雪国』の美しい描写に大きな影響を受けたと公言していました。そして書き上げたのが後に、映画にもなった小説『白い犬とブランコ』でした。1999年の秋、莫言さんははじめて日本を訪れてきた時に、川端康成が執筆した宿に泊まりたいと言いました。私は彼を伊豆の天城湯ケ島温泉の旅館までご案内いたしました。とても喜んでいました。 現在の中国は、例えば、軍のスローガンをネタにしただけで、コメディアンに二億円の罰金が課されるなど、小説よりも現実社会のほうがもっとも魔術的で、エキサイティングな出来事が次々と起こるような社会です。残念ながら、小説がそのような現実の刺激には勝てないのです。そのため、人々は文学に物語の筋立てというよりむしろ、川端文学のように心を豊かにし、生活に潤いを与えるような美しい言葉を求めています。彼らは文学をまるで「癒しグッズ」のように消費するということで、日々の不満や生きづらさを解消しようとしているのです。 また、優れた若手翻訳者が多くいるという点も、ブームに拍車をかけていると言えます。最近、言論空間がますます厳しく制限され、作家を志す才能がある人でも言論統制による出版禁止や、��合によっては逮捕されるそのリスクまで考えなければなりませんから、ものを書くことを避ける人が多くなりました。彼らの中には、海外文学の翻訳者に転身する人も少なくありません。元々は作品を生み出す能力がある人ですから翻訳のクオリティは高く、大勢のファンがついている翻訳者もいます。さらに、若い彼らはソーシャルメディアを駆使した作品のアピールにも長けていて、翻訳者兼プロモーターの役割を積極的に果たしているのです。 そして今回の川端ブームは、中国の出版社の戦略勝ちという側面も大きいでしょう。日本の出版社と比べて中国の出版社は非常にビジネスに対して貪欲で、著作権保護期間が切れることや、検閲を通りやすい作品が多いことを見越し、準備を進めていたのです。私もある中国の出版社から数年前に川端作品の翻訳を頼まれたことがありました。 さらに、中国の出版社は装丁のデザインやノベルティといった、本の中身以外にも力を入れています。中国の書店には質感の高いデザイン性を誇る本が並び、コーヒーカップやトートバッグとセットで売られている本もあります。その力の入れようは、私にはやや病的にも思えるほどですが、多くの人々がスマートフォンやタブレット端末で本を読む今現在、逆に紙の本に求められているというのは、それを持っているだけで自分の価値を高めてくれるものと信じ込んでいるからです。川端ブームに乗っている人の中には、作品は大して読まず、流行の川端文学を手に持つことで時代の最先端をいく自分を演出する人もいます。 川端文学が素晴らしいことは言うまでもありませんが、現在の中国では、教養のためというより、心を癒し生活の質を向上させるために川端作品が選ばれているのです。
毛丹青「川端ブーム」広がる中国 NHK解説委員室
2 notes
·
View notes
Text
"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支���産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴���旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 �� 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
200K notes
·
View notes
Quote
身のまわりで生成AIが話題なので、会う人会う人に「AIに何をさせている?」と尋ねている。 わたし自身は仕事に使用している。大雑把にいって、わたしにとってのAIは、スケジュール管理ツールであり、検索エージェントであり、資料作成補助アプリであり、翻訳機(自然言語においても、コンピュータ向けの言語においても。生成AI向けプロンプトも生成AIに作成させている)である。 便利だが、便利である以上のものではない。 そう、と友人が言う。 この人はもともと犬友である。犬の散歩で知り合う相手をそう呼ぶのだ。だいたいは犬の名前しか知らない程度の距離感でたがいの犬をよきに計らうのみだが、稀に個人として仲良くなる相手がいる。 彼女はその数少ない相手だ。彼女の犬はドーベルマンをいくぶん小さくして和風に傾けたような外見の元野犬で、ふるまいに独特の思慮深さを感じさせる。わたしもわたしの犬も、彼女の犬を好きである。それでたまにその犬の部屋に遊びに行く。 犬の部屋というのは比喩ではない。人間のほうの友人は二階建ての二階を住居にしていて、一階が仕事と犬のための空間なのだ。「犬もわたしも一人の時間が必要なタイプだからね」と彼女は言う。贅沢である。 しかしお金持ちではないのだという。実際のところ、彼女は身なりにかまわないたちで、部屋のようすもどことなく荒涼としている。一階にはピアノとキーボードとPCがあって、本人は「ピアノの先生だよ。大手の教室に雇われているんだ」と言うが、そのほかに作曲やアレンジ、演奏の仕事もあるようだ。芸術家である。 仕事部屋の隅のPCを見ながら、AI使ってる、とわたし��尋ねる。 使っている、と彼女はこたえる。でもまだそれほどではない。わたしがやっているようなサービスでは、人間に教わる、人間に作ってもらう、人間に手をかけてもらうことを重視する人が、まだ多いから。今のところ、本来の仕事に付随する事務的なやりとりや社交をAIにやらせたいと思っている。つまり社会を。 社会を、とわたしはつぶやく。社会を、と彼女もくりかえす。彼女の声は低く、愛想のすべてを置き忘れてきたようなトーンなのに、ひどく明瞭に聞こえる。声楽もやっていたのか、今度聞いてみようと思う。 昔から、面倒でね。 人の気持ちがわからないということはないよ。自分が周囲と比べてどこがどれだけ変わっていて、どこがどれだけ変わっていないかも、わかっている。でもいちいちその差を慮るのは疲れる。 自分にとって重要な人間が、この世にどれほどいる? コストを投下して個人として扱いたい人間なんて、そんなにいやしないだろう? わたしには都度、三、四人しかいない。 パターン化した会話で問題ないんだよ、大半の相手の、大半のシチュエーションではね。わたしがものを考えて心を動かす必要はない。状況と文脈を押さえて自分の立場を反映した返答を生成すればいい。大半の人間はそれで満足する。だって、彼らもわたしを重要視していないからね。 人間のコミュニケーションの大半は、相手が人間じゃなくてもいいんだよ。 昔からそう思っていた。 生成AIには、今はテキストでのコミュニケーション内容を出力させている程度だけれど、そのうち音声もやれるようになるだろう。早くそうなってほしいと思っているし、仕事上のコミュニケーションと義務的な社交の大半を代替してくれたら最高だと思っている。 「社会」が嫌いなの、とわたしは尋ねる。 わたしがAIにやらせているのは文字どおり機械的な作業である。それで浮いた労力をどこに回しているのかといえば、たぶん対人に回している。わたしは顧客にも上司にも部下にも以前より細やかに対応している。そうして、早く仕事を終えて帰れるぶんの時間を家族や友人との関係に投下している。 そのように話すと、彼女は笑って、そこだけが別の生き物のように動く、不気味で美しい手でもってわたしを指し示し、社会性がある、と言う。生成AI時代に求められる人材だ。人間にしかできない仕事、ワーク・ライフ・バランス。 わたしはそのことばに反応しない。もう一度たずねる。 「社会」が嫌いなの? 彼女は言う。 好いたり嫌ったりする価値を感じない。わたしが生きるための条件を提示してくる「環境」だと思っている。カネを稼いで冷房を買って部屋を冷やすように、対象を理解して働きかければ改善できる環境。わたしにとってはね。そうして、浮いた時間は犬とごろ寝してピアノを弾いて、そのとき一緒にいたい人とそのときしたいことをして過ごすよ。つまり、動物をやる。
社会性なんてAIにやらせとけばよくない? - 傘をひらいて、空を
0 notes
Text
2023.02.22_堀部安嗣さん講演 - 於・前橋工科大学 演題 『私のパッシブデザイン』
積極的に受け身であること
理系・文系 ふしぎな分け方
他の言い方は無いのかな、
→時間の流れかた、概念が、理系と文系では違う
横で一定・理系 時間とともに成長していく、という概念
ぐるぐるぐるぐる循環・文系
理系の人が作り上げるもの・コンピュータ、エアコン、車etc.
文系 1000年前以上の、弘法大師の書
200年以上まえのモーツァルトの音楽
ドストエフスキーの文学
いつの時代でも良いものは良い
1日の循環
建築の世界 理系的・文系的のバランスのとれた世界 いろんなタイプの人がいる方がよい
警鐘を鳴らす、ブレーキをかける建築家
堀部さんは、文系的だと自覚
建築は、果たして進歩しているか、進化しているか。
防水技術、免震技術 進歩
それらが人の幸せに役に立っているか
…
映画 ファースト・マン
静謐な映画
ニール・アームストロング船長の自伝的な映画
人類の栄光の光の裏にある闇、影
地球上では、自然ゆたかな所での家族との暮らし 東西冷戦 生存確率の低いロケットに乗り、たどり着いたのは空気もない死の星
地球は緑豊かで美しい土地だったのに、なぜ危険をおかしてまで
瀬戸内海の美しい自然
いまでも200年前の風景の残る
東京のほうが進んでるよね、との劣等意識を持つことが多い。もったいないこと。
讃岐市のプロジェクト
やりたいこと、ただひとつ。
この土地を、国立公園にふさわしい土地に戻してゆく 建築もいらない、けど、建築の役割はあるし、できること、人々に安心を与えることは建築に出来る
東京の風景 東京の方が豊かだと、地方の人は錯覚してしまっている ふしぎなこと
富山 宝物があるのに
兵庫 20年前は森だったところ
中央へ、宇宙へ
侵略 キリがない
宮沢賢治の詩 僕は家族にほめられた、僕は世界に誉められた、その先にどこへ行けば?
コロナ禍 ステイホームの自粛のとき、自分の足元を見つめざるを得ない→自分の地域の良い点に気づいた 足元への評価
roots
根源
根のあるもの
足元にすでに持っているもの
どんなものを土台にして、私たちは思考しているのか
…
原風景
横浜の鶴見
色んな人が行きかうカオス
鶴見線 鉄ちゃんのあいだでは有名
中学のとき、ヨーロッパ 写真を撮った
国道駅のアーチとのかさなり
自作でも 意識したわけではない、原風景が滲み出る →設計という行為
曹洞宗大本山 近所に
お寺のもつ悠久の時間の流れ、不気味さ、幼少期触れて生きてきたことは幸運だった
大きなお寺は風景が変わらない
50年前の樹 祖父と一緒にみた
再訪するもき、私はここで生まれてきたのだ、と実感 そこでの、子どもと老人のことを祖父と私にかさねる
記憶 確かな記憶のない限り、未来を見出せない お墓 ショッピングセンターが立ったり、バイパスが通ったりすることはない
静岡県浜松市 趣のある素晴らしい日本家屋・庭に住んでいた。今、その場所は道路の下に眠っている 往時の記憶が甦らない、すべて破壊されている 道路による記憶の破壊
…
見たこともない、感じたこともないものは
つくれるのだろうか?
設計 それ以外はできない
見て感じたもの、記憶を頼りに、今へ状況へ再現する
いきなり_
幸せについて
同伴者と吹雪のなか、つらい登山のイメージ
つらい、眠い、衣服はびちょびちょに
そのなかで、暖かな山小屋を発見する
幸せに とても小さな建築で、いろいろなことが出来る。食べる、眠るetc.
人種のちがいも関係ない、歳の差も関係ない
信じている宗教も関係ない inclusiveな
外部環境が室内に入り込んで来たような建築でも、庇の出が陽を遮ったり、風通しがよかったり、床の肌触りがよい、など。自然環境を、変換している。 ホモ・サピエンスの
日本の庭のおもしろさ 私たちにはあたりまえ、だが、フランスの建築学生と京都のこうとういんに行ったとき、おもしろい、おもしろい、と。音がおもしろい。アプローチの石のヴァリエーション 靴を脱ぐ所スノコ、畳、めまぐるしく床の材料が変化してゆく。こんな小さなところで、これほどの変化していくのは面白い。
新緑の美しく見える秘訣 背後の常緑樹
新緑の淡さを引き立てる、背景としての濃い緑
全部が新緑、全部が常緑、というのがふつう
アメリカとか
コンビネーションのあるのは珍しい
…
人間の感情はどうして生まれたのか
生存のために必要となる、咄嗟の行動や判断のために進化の過程で作られた
森でクマに出会う。恐怖の感情を抱く、その後の行動の選択肢を広げていく 恐怖という感情を引き金にして
仲良しの友達、幸せ、喜びの感情
こいつと付き合っていると、自分は生存できるぞ、との。
生存のための引き金、スイッチ
雪の夜の暖かな山小屋
生存の喜び
反対に、もう生きていたくない、とか、生存のことを考えていない人は、感情の起伏がなくなってくる 感情の、生存における大切さ
ヒュッゲ デンマークの概念
これを日常生活でしているからこそ、世界でいちばん幸せな国とされる
日本 先進国のなかでは幸せ指数が低い
ヒュッゲの反対をやってきた
150年前・200年くらい前は、日本��そうしていた。
今の日本の住の風景
居住性の進歩 けれども、それらがある程度達成できたとき、この姿が、幸せな住まいの環境なのか、と。
使い捨てられるもので風景が構成されている。幸せ感の乏しいのは、使い捨ての時代だからでは?
竹富島 色んな不便、不都合、多々
住まいや環境はトータル 幸せ感としてはこちら
…
あるものを活かす
パッシブデザイン
あるものとは?
気候風土、自然エネルギー
歴史、文化
記憶
風景
ハードウェアではなく、ソフトウェア、手に触れられないもの
ブリコラージュ ありあわせのもので作る
→『和』では?
和風とは、有り合わせで作られる、非常にレベルの高い行為から生まれる
家庭料理 素晴らしいブリコラージュ
冷蔵庫の残り物、スーパーで買ってきたものと合わせて
和 足し算 引き算
ほうれん草の胡麻和え
和えている
明太子スパゲッティ
日本の人たちの得意としていた
極東 漂流物を、イノセントにあり合わせて組み合わせて作りあげた
cnt.) ないものをねだる
自分がすごく良いものをもっているのに、何か他を憧れる
→侵略や戦争へ
70数年前、わたしたちも痛い目にあった。資源、植民地
…
モーターボート アクティブ
ヨット パッシブ
これからは燃料も高いし、すべてヨットのような建築に、という訳ではない。
ふたつの要素を足し合わせる、共存させる
どっちか一方では足りない、幸せ感を感じる住まいにはならない
目的
幸せ感 心身が楽になる 健やかに暮らす
手段
アクティブ+パッシブ
ご利益
省エネルギー
光熱費削減
…
温熱デザインへの取り組み
まずはパッシブ 太陽の恵み、土地の持つポテンシャル
アクティブ 性能の良いエアコン それを活かす
建物の性能 断熱性能、気密性能
ねこ は、居心地の良い場所を見つける天才
猫が天才であるわけではない。
ホモ・サピエンスが何故、そう思うか。
ホモ・サピエンスと猫の心地よいと感じる場所が近い 犬の心地よいところとはちょっと違う
猫 生まれたところは、暑いところ。暑さにはつよい
犬 暑いところではハアハア
ホモ・サピエンス 暑さに強い
30℃越えでも走れる
寒さに弱い パフォーマンスができない
吾輩は猫である、で、人を評して、やかんみたい、と。
ホモ・サピエンス アフリカ起源
それからどんどん北上
ほとんどの歴史を暑いところで暮らしてきた
→住まいをあったかくしましょう、というのが、私の建築観
…
私たちは生存できるのか
孫の世代まで、良い環境はあるのか
狩猟採取時代もよりは生存の危機を感じないことが多くなった現代人
コロナ禍でそれを意識
ほん��うに、このさき建築をつくれるのだろうか
生存の危機を感じたこと
→しっかり認識して、どういう建築が出来るのかetc.を自問すべき
あるものを活かす、というのがおおきなヒント
熱容量の大きな家 非常に効果がある
住まわれている人たちの幸せ感がおおきいと感じることが増えた
あるものを活かす 壁からの放射温度が快適
…
安定した家に居ると、外に出たくなる
屋根のかかった屋外に出たくなる
両親の葉山の家
半屋外
→ヒント、韓国の民家
冬の部屋と夏の部屋が分かれている。
冬の部屋 紙、オンドル
夏の部屋 ふきっさらし
潔い構成だなー。
…
鎌倉 扇ケ谷の家
スタディ いろいろ
最後の決め手はパッシブデザイン
南面の窓を大きく
あれもこれもダメ、となると何の一歩も踏み出せない 太陽光発電は、戸建ての屋根に乗せるのは素敵なことと自分は考える
けど、美しい瓦の屋根にそれが乗るのは、というのもあった
情緒的なものと機能的なものを合わせる
デザインによってできうる
シンプルに、自宅の庭で野菜を作る、みたいに太陽光発電を考えている
電気、移動に莫大なコスト 自分の家で発電できることは爽やかなのではないかな
デザインの力です達成できる、との信念
…
南面 ソーラー
北側 庭的な グレアの少ない
アメリカ サンタモニカ
街区 太い道路 細い道路
太い 伝統 雑多なものが出ないように
細い サービス機能
(細い道路の方 日本の街の感じと似ている)
…
土地は親から譲り受けたものではなく、孫から借りているもの。ネイティブ・アメリカンの言葉
貰ったものなら汚してもよい
借りたものなら汚してはいけない
自身の所有の土地としても、その意識で
「土地を所有している」といっても、多くは所有していない、太陽、大地の奥、雨、風
原発
覚醒剤をやって人生を破滅した人が覚醒剤の怖さを語ると説得力がある
原子力の怖さ、ヤバさを、説得力を持って語れる 原発から10年、原爆から100年経っていない いま、原発が再稼働しようと。
…
↓私の質問への答え。堀部さんが書いていた、トタン小屋の形の美しさと、著書『建築を気持ちで考える』でのアスプルンドの章について
.
益子さん
住まいは掘立小屋くらいでいい
そこを整えいく
しかし、人の家を設計するとなると、、
自宅と人の家で設計が変わる
アスプルンドの章、気持ちが入っている
大好きな建築家
自分の設計は、形式性 構造の綺麗さ、コスト、施工性などから考えている。
正面性とか歴史性とかからではない
アスプルンドの建築、死者の声��する。彼の死生観が感じられる建築
…
0 notes
Text
0129
A.美術の授業で卒業制作をする。私は「とにかく大きな物を作ろう、そんなこと家ではやらないし、これが最後の機会になる」と思い、立体製作用の区画で作業をはじめる。気ままに犬小屋のような城のようなものを作っていると、近くの生徒から「経過を見るから作業やめて」と言われ、立体製作組が集まってくる。偉そうな生徒が「これは何を作ってるつもり?まあ、そうだな、ここらへんは削って、ここに窓をつけるとか、少し工夫すれば良くなるかもね」などと言いだし、何が何だかだけど、周りを見るとみんなで一つの街を作ろうとしているらしい。そんな話は聞いてないし参加するつもりもないのに「自分勝手な行動は許されない」みたいなことを言われ、ムカついたので教室を出て学校中を歩き回り、それでも怒りが収まらないので保健室の先生に愚痴りに行く。だけど話しはじめてすぐに「ねぇ聞いて!!」と別のクラスメートが飛び込んできて、先生が後で聞くと言っても止まらない。立ち聞きするのは悪いので諦めて保健室を去る。愚痴の内容は「ライブ会場限定販売のタオルを勝手に使われて失くされた」など。
B.修学旅行?親戚旅行?の最中、自由時間に単独行動していたら迷子になった。暖を求めて観光案内所っぽい建物に入ると、ちょうどそこにたい知り合いっぽいお爺さんから話しかけられる。よくいる顔で見分けがつかないけど、態度から察するに大叔母の夫の弟、「孝太郎さん」だったか。「市のアンケートに答えると飴をもらえたよ」と勧められてそのようにする。孝太郎さんはその間に2階の展示を見てくると言う。正直よく知らない人と話が続くか不安だったのでありがたい。近くのベンチに座り、ローテーブルの上に1本だけ置いてあったちびた鉛筆を借りてアンケート用紙に記入をする。書き終わり、鉛筆をなにげなく机上の小皿の上に置くと、急に机が動きだしてレールに沿って窓の外から2階へと上っていった。驚き、自分の行動がスイッチだったのかと焦り戸惑い、とにかく2階へ行って机の行く先を確認しようと思う。建物の2階はより市役所然とした場所で、オフィスデスクがぎゅうぎゅうに並び、仕事中の職員が机に向かっている。フロアの端のほうには広いスペースがあり、そこは観光者向けの展示スペースになっているらしく、孝太郎さんを含めて数人がガイドの話を聞いている。ガイドがあの机の上の小皿を見せながら「さてこちらが今朝降ったばかりの新雪で……あら?」と不思議そうにしているのを少し遠くから見ながら、違うんです、最初から空っぽだったんです、だから小物入れなのかなって思ったんです、と心のなかで弁解する。
0 notes
Text
2024.12日記
2024/12/01
よく晴れた日というのに深緑のウインドブレーカーを着ている男性。●空想街図鑑のポップアップストアがやっていて、図鑑、ポストカード、オブジェクトキット、栞などいくつか購入した。忘れられた本たちの街という絵は、忘れられた本に通ずる扉が部屋にあってほしいという思いと、忘れられた物語を積み上げられてできた街の景観の栞で本を読むことのどちらも叶えたく、同じ柄だけれどカードと栞とを買った。オブジェクトキットは物語の冒険を終えた主人公たちが住むという「本の街」。物語や冒険を終えた者に帰る場所があるという、フィクションと現実のあわい、掬いの場としての「本の街」。ひとつの冒険を終えた主人公たちはきっとまた新たな冒険へ向かうから、読者はいくつもの物語と冒険と冒険者に取り残されてきた。物語が好きで、物語を読むひとほどそうだろう。けれど「本の街」があるなら、 彼らはいつからかいつでもそこにいて、さいごは、読者はどこにも置いてゆかれない。
2024/12/02
わたしは崖の上にいた。するどくきつい風が眼下にうねる海と同じように吹き荒れ、耳の周りを灰色の轟音が囲覆った。それはそこのみでなかった。あたりが轟音のそのもので、内側に残し置かれたすべての髪はなぶられ、目を細めるとさらに音は、風は、すべての顔を遠くへさらおうと凹凸にしがみついた。顔だけは手放してはならない。わたしは目と鼻の溝と、眉間に力を寄せる。けれど無��なことだった。顔は隙間から入った風に表面を掘り起こされ、瞬く間にするするとほどけると風を泳ぎ、風と混ざり合ってはてしなく高いところまで巻き上がっていった。巻き上がりながら、顔はいくつも声を上げた。ささやき、うめき、悲鳴を上げているのかもしれない。私はほどけた顔から声がにじむのを感じながら、声は轟音をあげる風の幕に遮られ、はげしい風のとおりにどこかへ飛んでゆく。顔と、声が織り交ざりながらどこかへさらわれてゆく。わたしが何を言っているのか、もはやわたしにはわからなかった。声は遠く、そのためにわたしは何をも言うことができた。低く燃え続けるような灰色の轟音のさなか、わたしはなにを言ったのだろうか。●そういうことを意識的に行ってゆかなければならないのかも。そうしなければいっしょうなにかを恨み続けてしまうのかも。●フォーマットを誤ったせいで三人がかりでソースを追う羽目になり、またひとに迷惑をかけていた。新人でよかったー。涙
2024/12/04
風呂から上がると父が床に座って犬を撫でていた。彼が床に座るようなことは滅多にないから驚くと、父は酔っていて、「何か言いたいことがあったんだけどな」と言う。わたしは「なに?」と言いながら内心「わたしのことが大好きってこと?」と言い、ひさびさに大好きと言ってもらうかやめるかを考えていたけれど、母が「欲しいものがあるんだって」とわりこんだので言ってもらえなかった。母の話す”ほしいもの”はその前に母と話していた携帯印刷機のはなしで、ボーナスで買おうか迷っているというだけのことだから酔って機嫌の良い父に頼みたいものではなかった。幼い頃から母とのコミュニケーションはずっとこうで、ほしいとかうれしいとか、自分の内側のものが外側に規定され続け、忘れられ続けている。外側に忘れられても、内側のわたしはパズルの穴に形のあわないピースをいれたようなずれにしばらく苦しむ。●仕事先のひとが帰宅の都合で3人で帰るとき、ひとりを意図的に疎外させているのをうしろから見ていた。日頃のそのひとから、なんとなくそういう仕草に納得してしまう。ひとに評価をつけがちで、自分の評価がそこそこ高そうなひとだ。●どの本もあらすじで内容を書きすぎている。あらすじでなく、設定を書いてくれればよいのに。●小説に「コンビニ」があると嫌だが「コンビニエンスストア」ならよい。
2024/12/05
いつもより30分早く寝て10分早く起きる。それなのに30分早く起きたような支度をして、最後は急ぐ羽目になっているとマフラーを落としたみたいだった。母が私に似合うと思ったと買ってきたマフラーだから改めて自分で買い直そうか悩みつつバス会社へ電話したけれどまだ届いていないようだった。でも朝落として、この時間までないとしたら望みはほぼないとおもう。●かつとまたはを読み違えるミスは今年に入ってもうすでにやっているのに今日で2回目をした。苦しい。そもそも今日はTeamsでステー��スを確認する前に相談に行ってしまったり、指示されたファイルを見落としたまま次の作業に行ったりさんざんだった。昼食におにぎりを食べすきだのかもしれない。●リディア・デイヴィス『サミュエル・ジョンソンが怒っている』の最後のほうの、なにも語る必要がないうちになにも語れなくなった女のくいしばり。くいしばりの息。●任天堂の株が大幅に上がっていると思ったらSwitch後継機がリークされている。
2024/12/05-12/11
12/06
かりそめの星巡りまだ買えてない。
12/07
ファンアート可愛く描ける。●はるか未来の作業を「この仕事(わたし)さんにやってもらおうかな笑」と言われたときわたしはわたしでお役に立てるのならその通りにと以外思わなかったけれど、もしかしてはるか未来まで一緒にお仕事したいというひそかなラブコールだったりして
12/08
つまらない食事。思ったより話しやすい人、と言われる。仕事の話をして、気を使って安いサンドイッチを食べ、案の定おごりで、このようなことはいつまで続くんだろう。しばらく誰とも会いたくない。●突然読むべき本が分からなくなり9000円分くらい最近はやってそうな社会派エンターテイメント本や過去の芥川賞受賞作など手当り次第買い漁る。このような食事をしたあとはいつも釣り合わせるように買い物をしていてよくない。
12/09
ファンアートを一日1時間ずつ。仕事の終わる気配なし。またひとを困らせている。●はるか未来の仕事と思われた仕事は納期が変わって直近になり、ラブコールではなかった。
12/10
残業続きでまともに日記が書けなくなっている。今週末に忘年会があるのが悪い。お肉たくさん食べれるらしい。●注文していたマフラーが届く。あらためて付けてみるとかなりすべるから落としても仕方ない。これは思い出の品として、もうひとつ日常遣いの好みのものを買うかもしれない。RMKのアイシャドウも届く。●world's end girlfriendライブの通知が届く。お、と思ったけれどわたしのすきなのはchouchouだった。
12/11
夜さむいから電気毛布を付けて寝たら汗だくで5時半に起きる。そのひとがずっと子どものようなおとなでいるとして、はたからみたらその子どもっぽさと同居するなんらかの凄みが歳を重ねるにつれてバランスを崩し唯一無二の素敵なことに成るのかもしれない。●いっこうに終わる気配のない仕事をもくもくと。終わる気配がないというのを上層部が薄々気づき始め、あまりむりしないようにとのことだった。優しい言葉をいただいたとて総量は変わらず、でも自分に振られた仕事をぜったい他人に回したくないという謎の独占欲がある。
12/12
仕事おわらないし無限に仕事あるし、今週は忘年会もあるからと毎日一時間ずつ残業して���る。残業してからかえるとだいたい21時くらいになっているから最近は会社をでてお昼に食べきれなかったおにぎりを駅まであるきながら食べて夕食を食べすぎるのを防いでいる。サバイバル精神がすごい。だいたい仕事は焦ったせいでまともにできておらず、いっかいくずれるとますますとなるのではやくたてなおしたい。
12/13
とりあえず終わらなければならないぶんの仕事をいったん終わらせて忘年会へ。よく噛まないと食べきれないお肉と、途中で吐き気がするほど胃を痛めるからい玉ねぎを食べる。お刺身はおいしかった。隣の人がパートナー会社の全く知らないひとで、先輩が気遣ってくれて席を移動したが、移動後しばらくすると4人席のうち私以外の男性3人が不妊治療のはなしから派生して体外受精、射精やその道具、睾丸の血流の話でもりあがり、完全に疎外されていた。しばらくトイレで時間をつぶしたあと開き直って携帯をいじったりホットウーロンをのんだりして時間をつぶし、なんとか会を終えると新人賞で表彰される。いままでひどい態度をとったのが逆にラノベの主人公みたいで格好良い。帰りに同期男性が寂しいから私の最寄まで一緒に出て帰ると言い、どうでもいいのでそうしたらと言っていると(おそらくホテルとかに行くと思ったっぽい)課長が「うちの(同期男性)をちゃんと持って帰ってもらって、いや送り届けてもらって、ね、どちらかというと俺も酔ったらこっち(同期男性)側だから、っていうか(自社)にはそういう人多いから気をつけて、じゃあ気を付けて帰って、うちの(同期男性)をよろしくお願いします」と繰り返しており、本当にホテルに行くと思われていたのかは定かでないがもしそうならこのような男性が四児の父親であることに驚く。そうでなくても改札入ったあと意味不明なやり取りでうだうだ引き留められて困った。同期男性とはあたりまえになにもなく彼の最寄に近そうな駅で適当に降ろす。家に帰ると自尊心が傷ついてひととおり憤ったり泣いたりしたあと、仕事さえできればもういいかという気になり、美容院を予約して寝る。現場のしごできリーダーがわたしのこと評価してくれてるならもうなんでもいいです。
12/14
昨日の夜中に予約した美容室に行き、髪を染めてメンテナンスとして3㎝くらい切ってもらった。色はとにかく明るくしたいと漠然としたねがいだったけれどそう言うのも伝わらないだろうからインスタで調べてマロンベージュとしておくと、結果地毛が黒いのもあり色が入らず店員にかなり謝られてしまう。が、個人的には色が変わったと感じるし大満足。鏡を見てこれは森香澄!とうかれていたけれどかなり芦田愛菜といわれてまあたしかにかわいいけれど前髪だけだろうと思う。茶髪にするとかなり幼くなる。���髪清純というけれど、ある年齢以降の黒髪は清純でなく意志。●パスカル・キニャールの中古本が平均1600円くらいで買えるみたいなのでカードの引き落としが確定したら買おうとカートにたくさん突っ込んでおいた。パスカル・キニャール・コレクションは9まであるらしいがほぼもう売ってないか馬鹿に高いっぽい。『死にであう思惟』を読んだ後『世界のすべての朝は』、群像での大江との対談を読んだが、彼が自身の原点を廃墟に置いているところがけっこうすきで、可能ならもうちょっと読みたい。
2024/12/15-17
2024/12/15
さいきんの会社は暖房があつい。たぶん夏より冬のほうがあたたかい。内省のふりをして他人の悪口ばかり言ってる小説よむ。わたしも小説の悪口ばかり言っているきがする。
2024/12/16
明日までに終わらなければならない仕事は終わりそう。家に帰ると甘いものがたくさんあってついたくさん食べてしまう。青葉市子『FLAG』すごくいいので追加公演に応募した。当たったら聴けるのかなあ。
2024/12/17
気にしていた締め切りまでに仕事が終わる。家に帰るとさまよえる影が届いている。どうしてこんなに文章が上手になりたいんだろう。書きたいこともない。文章で稼ぎたいわけでも指針があるわけでもない。本を読むのも好きな方ではない。ドラゴンボールみてるほうがたのしい。ただ文章が書けるようになりたくて、それをあきらめられない。
表面が光っていた 平たくて月経がない おびやかさない すべての入り口を伏せる まだ柔らかい翅 ぼやけた指で裂く 早熟な水を手放す 使命感で繁殖をする 与えられた言語で それを褒める ふたつっていやだ また同じ拒絶 また同じ受容 敵意のない触れ合い 臍帯を月光と 勝手に結ばないで 水沢なお『光らないでいて』
ストレージが足りないとの警告。05-14の日記は消えるかもしれない。
2024/12/18
ひとつの世界を創造しそして夜を分解するためには、強力な水の一滴があれば十分なのである。この強力さを夢想するために必要なものは、深く想像されたわずか一滴である。このように活性化された水が胚芽であり、それは生命に尽きることのない飛翔力をあたえるのである。
『水と夢』ガストン・バシュラール
水はさらに貴重になると精液になる、とかはどうなのと単体で精液と無縁のからだは思う。
2024/12/19
突然の異動。いつも仕事の犬してたけど、こうしてあっさり戦力差で切られるとしっぽがしんと静まってみずうみの波紋の真中に立つように自分の人生を取り戻す。得意気に犬してたときも優しく教えてくれながらはやり犬並み…と思われてたと思うとはずかしい。恋をして犬になるとその間はなにものこらず、なにもない。家に帰るとキニャールのいくつかがとどいていて、『いにしえの光』はおもったより厚かった。気が向いて『世界の全ての朝を』の最後の対話を読み直す。女を妊娠させ自殺させた男のふるまい、そのような犠牲を孤高たる芸術の犠牲として美化することなどちゃんちゃらだけど、やはり言語の芸術としては価値あるシーンだと思う。そんなにすばらしいそれに届くだけのそれをどの時代でも選べるほうの性でよかったですね。断絶したいわけではないけれど目をそらす必要もないだろうということはたくさんある。
2024/12/20-22
2024/12/20
異動先の勤務時間が8時半らしい。これ以上早く起きて生活するのむり。と思いつつ毎回責任感からちゃんと会社行っているからえらい。帰りに雑談で「成果が出せなきゃ移動させるぞと言われ、許せなかった笑」と言っているのを聞き、自分もそうだったのだろうかと楽しかったのがはずかしくなる。
2024/12/21
オルゴデミーラにめこめこにやられる。第三形態強くて勝てない。
2024/12/22
直した時計を回収しに行く。中身の機械ごととりかえたらしい。クリスマスケーキを買って帰る。コージーコーナーのかわいいケーキ。
2024/12/23
ひさびさにあったひとは面談室から出てこず、一言も話せなかった。バシュラールの水と夢を勢いで読んでいく。枝葉としての。靄の中の透き通った目。
2024/12/24
年末まであと1週間あると思っていたけれど今週で終わりだった。終わるか微妙なところだけれど周りの人が残業する気配もないので帰る。
2024/12/25
ふえること。ふやすこと。ふえたものと生きていくこと。ふえたものに絡めとられつつ、それらとにじみあい、交わす息のなかで共存すること。
わたしのクリスマスはとうにおわっているので世間のひかりとか華やかさを他人のように見て、定時で帰るひとを見送って残業していた。しごとがおわるとrijが始まっていて、世界記録2位というひとのwiiuマリオをみる。終始プレイヤーが黙しているところと、終盤のリカバリーのさいの解説の「こんなリカバリーこのひとしかできない!」という熱がよかった。rtaちゃんのぬいぐるみが再販になっていたから購入したけれど、これを理由に会場へ行くのがよかったのかもしれない。
2024/12/26-31
昨日見つけてしまったエラーを朝一番に相談し、午後に、奇跡的に回避できていることが判明する。大喜びで仕事をしていた。明日で終わるかどうかはまだ分からないけれど、少なくとも早退することはできなかったから納会へは不参加としておいてよかった。埋めたいところはかなり埋められたので明日の自分が頑張るしかない。
『水と夢』ではカロン・コンプレックスへの導入としてイマージュとしての舟にふれており、ここがかなり好きだった。舟=生というところは『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』からぼんやりと考えていたことだけれど、たしかに伝承には死体を運ぶ渡し守がいる。エレンディラ『この世で一番美しい水死人』においても死体は舟に運ばれていった。舟の生。からだを運ぶ舟。
これは船がたましいのいわば身体である証拠である。
ガストン・バシュラール『水と夢』
からだはまた死体である。舟は死体を運ぶ。
2024/12/27
仕事納め。いつもつっけんどんな態度のリーダーに年末のあいさつのために声を掛けると、まだ何も言っていないのに膝をそろえて深々と頭を下げてくれ、なんすか?と言われるつもりで身構えていたから拍子抜けしてしまった。やっぱり日頃冷たいとは言え、長年サラリーマンをしてきただけある正しい他者への礼儀で、たしかに仕事のできるそのひとらしい態度だった。素直に尊敬。ひと通り年末のあいさつをして会社を出ると、久々にひととわっと話したので寂しく、バスの中で『水と夢』を読みながらようやくいつもの感覚を取り戻した。でも年末を特別な誰かとたのしく過ごせるのって良いな。
2024/12/28
日がな一日絵を描いていた。ちょっとピアノも弾く。青葉市子のdawn in the adanを簡単に耳コピしたり。簡単な耳コピができるようになってから、ピアノはさらにたのしい。楽譜を読めるようになるのはいつのことだろう。
2024/12/29
ひさびさに感情に任せて怒ったあと、頭が重く午後はなにもできなかった。血管が切れたのではないかと思う。もう怒れる年齢でもないのかもしれない。
2024/12/30
昨日から続くだるさのせいでほとんど何もできず。ばかな怒りかたをした。ほとんど絵を描いている。ドラクエはたのしい。
2024/12/31
なんともない年越し。また絵を描いている。ドラゴンクエスト7は子供の冒険をテーマにしているのだなとぼんやり思う。親の目を盗んで冒険をし、それが世界の命運につながってしまうのは子供のロマンだ。だから主人公たちは一度親に連れ戻され、再び冒険を自らの手で取り戻す。この親に逆らう子供たちがテーマだからこそ、失われた村々を運命に逆らって取り戻すのかもしれない。ドラクエ7と言えばキーファが離脱することとかみさまと戦うことくらいしかしらないのだけど。
0 notes
Text
2024年,閱讀(市場)動盪不安?
年底,愛犬離去,我陷入深沉的哀痛,本想就放棄彙整這一年來的閱讀紀錄。少了桌邊那一團黑毛,連上起網都覺得百無聊賴。就這樣過了十天,日常終究還是得回歸日常,我已經少了陪伴我十四年的狗兄弟雪泥,不能再少了培養一輩子的閱讀興趣。於是在清晨五點,我打開了電腦……
𓆱𓆱𓇣𓇣𓇣𓆱𓃱𓆱𓇣𓇣𓆱𓆱꙳
2024年,有案可稽的閱讀紀錄如下(各類別主要依時間由近往舊排序),礙於年底事多,總閱讀冊數稍遜前兩年,但也超過70���:
🔖翻譯文學
幾乎全都是小說,2022年有27本,2023與2024年都是11本,但其中就有4本泰絲.格里森。
《希望之線》,東野圭吾
《小提琴家》,泰絲.格里森
《火車》,宮部美幸
《資優》,鈴木涼美
《7:45列車上的告白》,麗莎.昂格爾
《護理師》,泰絲.格里森
《選擇》,泰絲.格里森
《小鎮醫生》,泰絲.格里森
《聖誕小豬》,J.K. 羅琳
《月球城市》,安迪.威爾
《轉學生的惡作劇》,喜多川泰
🔖華文創作
仍以小說為主,間雜報導文學與傳記散文,其中《大唐雙龍傳》不分冊計。2022年此類作品讀了17種,2023年16種,2024年則剩13種。
《那些乘客教我的事》,陳夏民
《失物風景:那些乘客教我的事 Part II》,陳夏民
《私廟》,醉琉璃
《山神》,海德薇
《偵探冰室.食》,陳浩基等
《隱蔽嫌疑人》,陳浩基
《東宮》,匪我思存
《顯微鏡下的大明》,馬伯庸
《飛踢,醜哭,白鼻毛:第一次開出版社就大賣(騙你的)》,陳夏民
《第一次的親密接觸(25週年新增四萬字番外珍藏版)》,蔡智恆
《寫字年代:臺灣作家手稿故事》,向陽
《大唐雙龍傳》(時報版,全20冊),黃易
《我們不在咖啡館:作家的故事,第一手臺灣藝文觀察報導》,陳宛茜
🔖人文社科
此類橫跨諸多領域,社會科學哲法史地皆屬之,2024年僅有10種便不加細分,2022年多達26種,2023年則是23種。
《地味手帖NO.14:望族之後》,地味手帖編輯部
《一不小心就坐牢》,蔣子謙
《霸王之夢:一場歷史的思辨之旅4》,呂世浩
《中國考古大現場》,黃大路
《禁斷惑星》,高苦茶
《醫療不思議》,汪漢澄
《宙斯的頭痛:從神話一窺疾病起源與醫學奧祕》,劉守娟
《社會事—權勢者的勝利手冊》,陳力航等
《成功的反思》,邁可.桑德爾
《年記1969》~《年記1975》,尖端出版(7冊)
🔖自然科普
2022年列了12種,2023年有7種,2024年只記錄5種。這類型有部分屬於親子共讀,會把內容豐富的兒童/青少年讀物也列入自己的閱讀紀錄裡。
《好久・不見:跟著「古生物偵探」重返遠古台灣,尋訪神祕化石,訴說在地生命的演化故事》,蔡政修
《小怪獸備忘錄:你不知道的動物生存技》,曾柏諺
《蟲之道:昆蟲的構造、行為和習性訴說的生命史詩》,麥可.恩格爾
《BBC專家帶你展開科學新視野》,《BBC 知識》國際中文版
《鯨豚記:台灣首位鯨豚攝影師水下20年的夢想與堅持》,金磊
🔖親子教養
孩子越大,這幾年這類書越看得少。
《寫給中學生看的AI課》,蔡宗翰
《聊出好教養,親子更親密的孩子說話心理學》,天野光
《我們為什麼要讀書?為什麼要工作?》,池上彰
《請你跟我這樣過:安心養,聰明教,父母沒煩惱》,黃瑽寧、王宏哲
🔖心理勵志
從4本、7本到8本,這三年來看似多看了幾本心理勵志類書籍,但其實這類書在歸類上,往往跟個人傳記、紀實文學、社會議題有若干重疊。
《活出意義來:從集中營說到存在主義》,Viktor E. Frankl
《起床後的黃金1小時》,班傑明.史鮑、麥可・桑德
《蔡康永的情商課2:因為這是你的人生》,蔡康永
《和小人物過一日生活》,南亨到
《電影院的哲學家》,郝廣才
《宅爾摩斯的萬事屋》,謝智博
《29張當票④:千金不換的人生現場》,秦嗣林
《那個年代,這些惦記》,秦嗣林
🔖圖文繪本
前兩年在這類書都超過10種,今年竟然這麼少,莫非我疏忽關注了?
《茶的時空之旅》,春水堂人文茶館
《不是人》(全2冊),陳某
《瀕臨絕種動作圖鑑:即將走入歷史的100種動作》,藪本晶子
《西遊面紙》,謝東霖
《泌尿科醫生:一本木守》(全11冊),高倉敦子
《排球少年》(全45冊),古館春一
🔖藝術設計
實用為主,這兩年的閱讀量大抵如此。而且回購比例也高。
《劇本的多重宇宙》,馮勃棣
《設計提案越改越好》,上司西口
《微調有差の日系新版面設計》,ingectar-e
《觀察的藝術:在日常生活中開發想像力的131個練習》,羅伯.沃克
《手機拍照怎麼拍怎麼美,輕鬆讓日常瞬間變身偶像劇!》,AAAtsushi
🔖生活飲食
由於照顧愛犬的關係,多了3本寵物主題書,使得今年在生活題材書籍略多一點。反過來說,依我閱讀偏好,今後再難有這種本數了。
《最開心的老犬生活完全指南》,佐佐木彩子
《圖解老犬完全照護指南》,遠藤薰
《德叔寵物聯合國》,德瑞克
《狗狗想要什麼》,麥特.沃爾
《地味手帖NO.16:地方刊物行不行》,地味手帖編輯部
《德州媽媽沒有崩潰》,Mumu
《「最美五套」質感人生穿搭》,Emily Liu
《全方位無瑕美肌養護小百科》,豐田雅彥
《裏嘉義》,下港女子
🔖商業理財
連續三年,商管書數量大致如此,真是奇妙。
《貝佐斯寫給股東的信》,史帝夫.安德森、凱倫.安德森
《逆思維》,亞當.格蘭特
《連日本的上班族都敢當,你還怕地獄嗎?》,老侯
《流量寫作密碼》,竹村俊助
《文案的基本修煉:創意是門生意,提案最重要的小事》,東東槍
°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。
當然,還有對我而言最重要的這兩本書:
《韓味:剖開韓國人的胃,看透韓國的社會》
《夢的實踐5:MAPS種子教師教學現場紀實》
能夠讀書,讀得下書,表示自己仍是過得美好而安穩。我要繼續鼓勵閱讀,樂於閱讀,從心閱讀!
𓆱𓆱𓇣𓇣𓇣𓆱𓃱𓆱𓇣𓇣𓆱𓆱꙳
0 notes
Text
༗༒ﷺ꧁最強開運スポット꧂ﷺ༒༗
෴༄無力無善寺༅༅෴࿐ 巡りのお知らせ
第一火曜の夜は!
✧₊⁎パワースポット⁎⁺˳✧༚の 美しい寺へ集合しょ〜
ハッピーサポーターにオセロ日本1の超能力者
謎の超能力者戸田先生や都内で活躍する豪華歌手が来寺してます!
(詳細はハッピーサポートセンター09091706967まで)
㍆㌋㌉ 今回のコンサートの内容は ㌏㌉㌸㌾㌋㌞㌹㌅
日程:1月7日火曜
イベント名:「第一火曜 魔ゼルな規犬たちの企画する日」
会場:高円寺「無力無善寺」 杉並区高円寺南3-67-1

開場18時 開演18時15分 料金:千円+1ドリンク
LIVE(あいうえお順) 「ゐ忌レvs魔ゼルな規犬」 「ZOYO」 「大河もん土」 「フルヤアツシ・フルヤアンリ」
トークライブ: 「アキノリ将軍未満/ネオ幕府アキノリ党」22時〜
炎上YOUTUBERトーク対決; 「野田伊佐也vs松田竹虎」 超能力人生相談:
「謎の超能力者戸田」
と なっています!!

===時間割の予定====
18:00開場 「ゐ忌レvs魔ゼルな規犬」 18:50~転換 18:55 ~超能力人生相談「謎の超能力者戸田」 19:30~転換 19:35~「野田伊佐也vs松田竹虎」 20:00~転換 20:05~「ZOYO」 20:30~転換 20:40~「フルヤアツシ・フルヤアンリ」 21:10~転換 21:15~「大河もん土」 21:35~転換 21:40〜「アキノリ将軍未満/ネオ幕府アキノリ党」
youtube
都知事s伝に出ましたあの!将軍未満さんが!
なんときてくれます!!政治思想近そうなんです私!
===
出演者紹介
18:30~「ゐ忌レvs魔ゼルな規犬」
対決します!!
イキレ氏が夏に企画し作ったチラシ。。
ひどい!スーパーの鮮魚の広告みたいな感じですね、

なかなか手強いですね、、
今回は女性に関係した対決です!
18:55 ~超能力人生相談「謎の超能力者戸田」

千里眼!
なんでもわかる青年。戸田氏こと
こんイベントのタイトル
「”地球と自由と歌う旅2025新春”
テーマ『かっこよく踊ろう』
すぎなみ地区青少年育成町民大会 「青少年の主張」プレゼンツ
*☆・°魔法のミュージカル・°*★
・ ゚.。. ハンサムな魔法使い .。*☆・..。.:*・゜゚」
このタイトルのモデルとなった美少年です(千里眼)
「野田伊佐也vs松田竹虎」
元・犯罪者さん同士の公開での喧嘩をされますとか、、
戸田さんよりハンサムなのが野田さんです!
松田さんはわからないですが名前がかっこいいですね!

20:05~「ZOYO」さん登場!!!

見てみましょう!!
現代の若人の!ネットによる苦悩の中で育ってきた子のソウルを!
20:40~「フルヤアツシ・フルヤアンリ」
天才すぎて そしてイケメンすぎた
そのため
大きくバランスを崩して居た美青年フルヤアツシさん
しかし!
近年結婚!ライブ活動も再開!
アンリさんがおられるのですごく安定してます!

21:15~「大河もん土」
どんどん美しくなって
何より 都心で磨かれ
どんどん たくましくなってってます!!!
これは親御さんも安心だぞ!

21:40には!〜「アキノリ将軍未満/ネオ幕府アキノリ党」さんが登場予定です!
youtube
更衣室はバーカウンター内で着替えられます
⇒店内の表示(貼り紙)を確認の上ご利用下さい
<あると便利なもの>
・タオル
・貴重品(ぬいぐるみ等)
0 notes
Quote
化粧品の製造、販売を手がける株式会社ディー・アップ(東京都港区)で働いていた女性社員Aさん(当時25歳)が、社長からパワハラを受け自死したとして、遺族とその代理人が2日、都内で会見を開いた。遺族は同社らを相手に損害賠償請求訴訟を提訴している。 会見では、Aさんが自死に至った経緯や、訴訟の状況について説明が行われ、出席した女性の父親は涙ながらにAさんについて語った。 「娘はまっすぐで頭がよく、一生懸命に勉強して、夢にまで見た会社に入りました。 しかし、新人であったにもかかわらず、会社のトップから長時間叱責(しっせき)を受けるといったパワハラを受け、自死してしまいました。 いまの時期は、ちょうど新人社員が入社してくる頃だと思います。今後、こうした事件が起きないよう願うばかりです」 「やる気に満ちた毎日」から一転… 亡くなったAさんは、2021年4月にディー・アップへ入社。10月、営業部に配属された。 同社はマスカラやアイライナーなどを販売。女優の吉岡里帆さんがイメージキャラクターを務めていて、吉岡さんが出演するCM『ディー・アップ 欲張りマスカラ ハイパーリフト篇(へん)』は、「CM好感度レポート2025年2月度調査」で化粧品業類第1位を獲得するなど、女性からの支持の厚いブランドだ。 Aさんも、当初はそんな有名ブランドで働けることに胸躍らせていたという。Aさんの姉は入社当時の様子について、こう振り返る。 「妹は身なりをきれいにするのが好きな子で、化粧や美容について自ら進んで勉強していました。『いつか化粧品会社で働いて、自分も化粧品を作ってみたい』とも話していました。 ディー・アップは多くの人が知っている化粧品会社なので、入社が決まった時にはすごく喜んでいました。 毎日、やる気に満ちていたようで、眠そうにしていても、ちゃんと化粧をして出社していたのを覚えています」 しかし、Aさん側の資料等によると、営業部に配属された同年10月頃から、先輩社員がAさんの悪口を他の社員へ大声で話すなど、職場内での人間関係のトラブルが生じたという。 その後、12月23日には同社の坂井満社長がAさんを社長室に呼び出し、先輩社員の言い分を鵜呑みにした状態で、「先輩に高圧的な態度をとった」などとAさんを約1時間、一方的に叱責。 このとき、坂井社長は「おまえ、とぼけんな、そういう格好で。お前大人をなめるなよ。会社をなめるな」「終わり。おまえ、一回帰っていいよ。自宅待機」「世の中でいう野良犬っていうんだよ」等、人格否定や解雇を予感させるような言動を多数回行ったという。 こうした社内でのハラスメントを受け、Aさんは2022年1月にうつ病を発症。休職するに至った。 会社側「パワハラではない」反論も、労基はパワハラ・労災認定 休職後、Aさんと会社側の双方が代理人を立て、訴訟外での交渉が行われたが、会社側は社長の言動について、「Aさんに度重なる非違行動および常軌を逸した反抗的な態度があったために適切な業務指導を行ったものでありパワハラではない」と反論。 さらに、うつ病の発症・休職から約半年後の2022年7月には、会社側が休職期間満了を理由にAさんへ一方的に解雇を通知。8月15日には「健康保険被保険者証を返納すること」「今後保険証を使用すれば不正使用とみなし、詐欺罪として警察に相談する場合がある」旨の書面が送付されたという。 Aさんは8月24日に自殺を図り、いったんは一命をとりとめたものの、意識は戻らなかった。 Aさんの家族と代理人は2023年6月15日付で労働基準監督署に労災を申請。7月14日付で女性の社員としての地位の確認や、損害賠償を求め東京地裁に提訴していた。 当初、Aさん側は和解を目指していたが、同年10月1日にAさん本人が死亡。現在は損害賠償の請求を巡り争いが続いている。 一方、労基署は2024年5月24日付でAさんへの労災を認定。 さらに、坂井社長の言動についても「パワハラに当てはまる」と判断。2023年1月頃の時点でAさんがうつ病を発症していたことや、うつ病とAさんの死亡との相当因果関係なども認められた。 和解での解決断念「会社からの謝罪なし」 遺族代理人の松本龍馬弁護士は、会社側の対応を強く批判した。 「本件では、業務上の指導という名目でパワハラが行われ、会社側がAさんの言い分をヒアリングする機会は一度もありませんでした。 また、Aさんはうつ病を発症したあと、労災に該当するとして休業を申請していたにもかかわらず、会社側は一方的な解雇と警察への告訴を通知してきました。 指導のためであっても人格否定は許されず、業務上の指導を行う場合には、適切な事実認定を行うことはもはや当然で、メンタルヘルスが原因で労働者が休業した場合にも、会社による適切な支援が必要です。 会社側にメンタルヘルス患者に対する認識が不足していたことは明らかで、だからこそ今回のような事態を招いたのではないでしょうか」 前述したように、Aさん側は当初、和解での解決を模索していた。 松本弁護士も「ディー・アップ側がAさんの死をきちんと受け止め、謝罪を表明するのであれば、和解もひとつの道だとご遺族も思っておりました」と話す。 「しかし、Aさんが亡くなってからも現在に至るまで会社側からの謝罪はなく、むしろ『Aさんの言動に問題があったのだから、社長の言動はハラスメントではない』などと反論しています。あげく『家族内に問題があ���たのでは』と、全く事実に基づかない主張も多数展開しています。 また、パワハラで人が亡くなるといった事件が会社で起きれば、通常は社内で処分等が行われるはずですが、そのような情報もありません。Aさんを叱責した社長本人が現在もその職に就いていますから、組織として再発防止策を講じるつもりも感じられません。 こうした会社の姿勢はご遺族の意思に反しているため、和解の道は断たれたと判断し、今後は謝罪と損害賠償を求め、争っていく予定です」(松本弁護士) 遺族側は当初予定していた損害賠償額を変更し、改めて訴訟を進めていく方針だという。 ディー・アップ社は弁護士JPニュース編集部の取材に対し「係争中につきコメントは差し控える」(担当者)と回答している。
「会社をなめるな」「終わり。おまえ」有名化粧品ブランドで社長がパワハラ 自死した新入社員の遺族が会見(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース
0 notes
Text

今月入って指つりやすいつるまでいかないけど筋が変、歳かなと思ってたけどスマホの持ち方や重みもあるのかもしれない 今週入って膝の脇が痛いのはもしかしたら危険な始まりかもしれない
美容は良い状態が何かわからないので(マシかハテナかだろうか)特に言うことはありません または実りを目指すものの一部ならそうやって大事にするしかありません 試供品をちょっとずつ試すのは楽しいことのひとつです
ペットはいません 蛇語でも話すぬいぐるみの絵を皿に描きまくって使ってもいます ひとりごとにしたり隠し直すしかないものと、描き出す力の謎と、いくつかの無くしたくないものを持っています 犬は少しだけ大丈夫になりましたが足にバネのある大型な犬🤣やその動きは恐怖に感じがちです 料理は味付けだけが適当なサイエンスで慰みに感じることをできます AB型は掛け合わせが好きと耳にしたことがあります 本の朗読を楽しめる気がしたり、版画はどんなものでも楽しそうだったり、チープなグッズを作れたらなとまた思っています
子供の頃図書室で見つけて読んだ詩の本をまた「ぼく」は手に取る、手書きのノートなんかじゃなくてあなたの本だった、それを許して手に取れる、そういうことにまた真正面から気づけるまでずっと追っていた、追っていたように思う
0 notes
Text
毎日が記念日
12月13日は…
美容室の日
12月は美容室に多くの客が訪れる月で、13日は「13」をくっつけるとBeautyの頭文字Bになることから、
美容師の正宗卓さんが2003年に制定しました。美容界全体で社会貢献をしようと、盲導犬育成のための募金を呼び掛けています。
そして、今日は、正月事始めでもあります。
【疑わしいAI-イチロウによる12月13日の出来事】
1937年 - 南京大虐殺が始まる。
2003年 - イラク戦争の一環として、アメリカ軍がイラクのフルージャでサッダーム・フセインの旧政権のメンバーを逮捕。
1642年 - オランダの法律学者ヒューゴ・ギューティウスが亡くなる。
0 notes
Text
ね群読書会:稲田一声『喪われた感情のしずく』
2024年9月15日、ねじれ双角錐群群員有志にて実施した、稲田一声『喪われた感情のしずく』(第15回創元SF短編賞受賞作。『紙魚の手帖vol.18』掲載、単話電子書籍版あり)読書会のメモを公開します。
全体的な感想
セクワ・ジュンの過去作品の伝説説明あたりから加速がかなり効いていき、ツイストが何重にも入って結末答えに至るまでピシッと決まった構成でとても良かった。
人工感情とインプラントっていうストレートな設定���ら、いろんな方向のアイデアが惜しみなく出てくるのがよかった。その助けもあってか各セクション(特に以下のうちの4〜9)でしっかりヒキがあって、ぐいぐい読ませられる感じ
設定がキマっていて終始読みやすい。機械と生体、感情と意識の話はもう少し理論を掘り下げた方が結末の説得力が増したのかもしれないが、やりすぎると野暮ったいだろうし、現状がいいバランスなのかもしれない。
この設定で書くとセックス&ドラッグ的な退廃的な世界観になりがちだけど、そうならないのはよかったなと。
ドラッグ小説のあたらしい形なのではないか
もしかしてこれはグルメバトルなのか?
部分ごとに
結構細かく多めにツイストを入れていて面白い構成になっていると思う、という前提で、ざっくり割ってしまうと、①~③で設定と状況を出して、④~⑨で事件を起こして細かくツイストしていき、⑩~⑫で主人公が答えを出す、という感じか。
①試作品をテストするとき、いつもすこしだけ
オーデモシオンとその調合師である主人公(コズ)、同僚のドッソさんの導入。最後に「あのセクワ・ジュン」でヒキ。
「エモーショナルディレクター」かっこよすぎる。
②セクワ・ジュンが生み出したオーデモシオン
セクワとは誰ぞやという話と、セクワの過去作品の紹介。セクワの作るオーデモシオンはいずれも罪悪感をテーマにしている。コズのプライベート(配偶者にスウ)。インプラントと〈紙吹雪〉あたりの導入。
セクワさんの過去作品の面白さと説得力。人工的に感情をまとう香水、というまあありがちっちゃありがちな設定を出してきた①に対して「ありがちで済まさないぞ」と差し込んでくる感じ。
『何かを轢いた』→『正方形を轢いた』コンボとか面白すぎる
『犬の絶滅』こわすぎる
架空の職業の「仕事柄」を描写するの、いいな
「身体的な反応が、文脈を通して感情を形作る」
紙吹雪交換OKなの、エッチじゃん
後半のこと考えると、たんに自分と分離された機械を交換してるんじゃなくて、それこそ体液みたいな……ってなってよりエッチにみえてくるんだよな
③その後も、僕の試作品はいまひとつだった
コズとセクワさんが実際に会う。セクワさんはわりと茶目っけがある人のようである。
「セクワ・ジュンの新作が出るのなら、わざわざ僕がオーデモシオンを作る必要なんてないのでは?」憧れの度合い、そこからくる好奇心と行き詰まりがよく出てるし、結末はオーデモシオンを作るということに迷いなくセットされるし、良いよね
この天才を追いかける的な構成はSF短編だと王道っぽい
あとでお母さんのファイル資料室で見つけちゃうとかもベタベタのベタでいい
④セクワさんに招待されて、
セクワの新作発表会。どんな感情なのか当て会ののち(ここの感情と身体反応の関連をみせる描写がすごい)、「差別感情だ!」でヒキ。
セクワさんガチ勢の『なにかを轢いた』語りがガチ勢すぎて好き。弛緩したゴムのような油断?(これを②のとこにまとめて書かずにこっちに持って来てるの上手い)
これ完全にワインの味の表現とかああいうのですよね
テイスティングノート感
「差別感情」がこんなふうに描写できるのかよ!ってなった。すごい
3つのフェーズで襲ってくる各々の身体反応と情動とか、その科学的説明もかっこいいし、自負とかの出方も怖い!!!(作者もこの小説でこういう盛り上げ方を企図してるだろ!!!怖い!!!!!)
自分もここは本当にすごいと思った
3層にリアリティがある。恐怖から入って……
3段階の層で作っていくのが盛り上げ的にも上手いし、「差別感情」の恐ろしさが読者にしっかり伝わってくる(それ自体の恐ろしさもそうだし、それを作ってしまうのが倫理的にまずくないか、という怖さも)
「差別感情」を導入して一発デカいヒキが作られてて、テーマは差別感情なのかな、と一瞬思うんだけど、全然そんなことなくてこの先も伸びていく感じがすごいよね。
展開が割とスピーディー。枚数のなかでシーン数は多そう
「自分が自分でなくなっていく。こんな感情、初めてだ」設計者たるセクワが、自分が自分でなくなる(=自分が素の人間であるかのようになる)ように、オーデモシオンを設計している。
⑤「……り、リセッタ!」
セクワの新作(『ほろびたもの』)に対する、「まずいのでは?」的な会場の反応。差別感情は差別感情でも、いまやなくなった、「素の人間」による機械化した人間への差別感情であるとのこと。
⑥出社して商品開発室の扉を開けると、
憤慨したドッソさん退職。『ほろびたもの』バカ売れ。スウが『ほろびたもの』を服用している。『ほろびたもの』で起こる直接の感情ではなく、そのあとにくる「ほんものの罪悪感」がキモなのではないか。ここまででおおよそ『ほろびたもの』がなんなのかがわかる。
罪悪感というキーワードは一貫している、ということへの気づきが、気づきを与えつつそれがまた謎を呼ぶ、良い案配で引っ張る。
⑦僕は、セクワさんの若い頃のインタビューや
ここからコズは、「なぜセクワは罪悪感にこだわり、『ほろびたもの』を作ったのか」という謎を追っていくことになる。セクワの母の死が鍵になるのではないか?というところでヒキ。
⑧「ごめん、よく考えたら食事中にする話題じゃ
コズがスウに話す体でセクワの母の死の状況が明かされる。死んで数日間、インプラントの誤作動によって死後も生体機能が維持され、セクワ自身はその母の亡骸から乳を飲んでいたらしい、的な。スウは「誤作動ではないのでは」と意味深なことを言う。ドッソさんからのメールでヒキ。
前章からのつなぎ方が参考になる
「……ほんとに誤作動だったのかな」やや露骨だけど、『ほろびたもの』にハマっているスウくんだとちょっと違う見方ができるという……
⑨画面の中心にセクワさんが映っている
ドッソさんの連絡は『ほろびたもの』の是非をめぐる公開討論会のお知らせだった。討論会のなかでセクワは、「私たちの抱く感情や意識は、すでに大部分が脳内のインプラントや〈紙吹雪〉によって成り立っている」と大々的に発表する。現代の人間のルーツはむしろ機械知性にある(機祖)のではないか、と。
常識をひっくり返す盛り上げシーンがまた討論会というかたちで出てくるのが楽しい。
このサイズの短編で、お披露目会と討論会両方あるのすごくない? 圧縮力というか、ツイストの回数というか。
⑩あの公開討論会から、半年が経った。
機祖派的な考えが世にひろまり、すこしずつ受容されつつある状況。セクワの狙いはこれだったのかもしれない。いっぽう、コズの会社では『ほろびたもの』以外のオーデモシオンがどんどん廃番になってゆく。オーデモシオンを蔑ろにしたセクワへの怒り。
最後のシーンに繋がるコズの行動理由は直接はここなんですよね。全部廃番にして終わらせようとするセクワさんへの怒り。ドッソさんのような許せなさとかじゃないし。
⑪およそ一月後のその日は、
なにかを作ったらしいコズはセクワ宅にカチコミをかける。セクワからの「理由」のネタバラシ。
機械知性としての母親が(も?)真正であることの主張と、それを誤作動としていちどは認めてしまったことへの罪悪感。それを塗りつぶすのではなく、周りの人々を変革するための新作であった、と。
このカチコミからのレスバの流れも様式美
ここで語られるセクワさんの動機、材料的にはここまでのシーンで全部出ているので総合すれば推測可能だけど、読んでいるときに気づけていなくて、なるほどとなった
⑫「それでも僕は、オーデモシオンにはまだ
コズはみずから作ったオーデモシオンをセクワに服用させる。それは機械の身体化を狙ったオーデモシオンであり、そこから、「機械知性ならではの感情を表現できるかもしれない」というオーデモシオンの可能性の話につながる。なんと、セクワの母が子に対して最後に抱いていたであろう感情を表現したものだという。セクワはこのあとどうするのだろうか、というところで締め。
セクワさんの長広舌←言っちゃってるじゃん!
「私に何のメリットがあるんですか?」一応言いつつさらっと使ってくれるセクワさん
グルメバトルマンガなんだよな。すごい料理を食べさせて感動させて勝利みたいな
そのほか
タイトルについて
応募時タイトルが「廃番となった感情について」で、選考過程で「廃番の涙」に改題、さらに受賞後に掲載にあたって「喪われた感情のしずく」に改題されている。
個人的にはとても良い改題のように思った。
「廃番」というあまり親しみのないワードによって興味を惹かれる部分はあると思っていて、応募時タイトルが狙っていたのはそういう線だろうと思う(「廃番」という、聞き慣れないし、意味としても何かの製造���イメージさせる言葉で、それと「感情」という一見結びつきづらそうなものの繋がりという異化効果)。「廃番」をタイトルから外してしまうというのはその意味でちょっともったいないかなという風に最初は思った。
けど「廃番」は作中の後半で主人公にショックを与える出来事として出てくるんだけど、最終的に主人公が出している答えの中において「廃番となった感情」はあまり重要ではない(主人公は「廃番にしないでください」と言ってるけど、それは廃番となった感情が大切だからというよりも、オーデモシオンの役目がもう終わったような扱いにしないで下さいということに力点が置かれていると思う)。そう考えると実は最初のタイトルは主題の正鵠を射てはいないのかもしれないと思えてくる(2回の改題を見てから言っている後知恵だけど)
「涙」も微妙で、ラストシーンで「オーデモシオンの液が滴っていた」とあるのは当然涙を意識した絵面だけれど、これは涙ではないし、人間が涙を流すときのような感情をセクワさんが抱いているのかどうかもわからないことがポイントになっているし、さらにその感情は「廃番」になった感情によるものでもない(これは掲載時にラストシーンが改稿されている可能性が高いから、最終選考時での描写とは整合していたのかもしれないけれど)
その点、「喪われた感情のしずく」は、まさにラストシーンで「オーデモシオンの液が滴っていた」とピッタリくるタイトルだと思う。「廃番」になった方ではなくて、機械知性としての母親の最期の感情という意味での「喪われた」感情であることが最後まで読むとわかるようになっている。「しずく」は冒頭から出てくるスポイトで垂らすオーデモシオンのイメージで素直に入ってきた上で、一番最後のシーンで涙のイメージとも重なるようになっている(が、その感情が人間の普通の涙の時の感情だったのかどうかは読者にはわからない。喪われた感情だから)
オーデモシオン、香水関連の小ネタ
オーデモシオン:オーデコロンeau de Cologneならぬ、eau de émotionsみたいな造語?(フランス語の格変化とかがよくわかってません)
つけぼくろ(ムーシュ):16世紀中頃から18世紀末にかけてフランスの上流階級の間で流行。もともと肌の白さを際立たせたり天然痘などの肌の傷跡を隠すための用途であったものが発達して色んな形の切り絵のようになったり付ける位置によって意味づけがなされたりしていった
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/history/12.html
……というのが、ポジティブな感情に自分を持っていく、それを周囲に表出する、という元々のオーデモシオンの主要な用途から逸脱して発達していったセクワ・ジュン作品のポジショニングにぴったり合っているネーミング、ということなのだろう
前徴・中徴・後徴:香水のトップノート、ミドルノート、ラストノートに対応すると思われる概念で、人工的な感情を味わうことができるというSFガジェットに対して3段階の時間的に変化という設定を入れることで複雑化できている(単発だとそんなにレパートリー生まれないだろみたいなツッコミが生じそう)し、お披露目会シーンの緊張感の描写にも役立っていて素晴らしい
テクい!!!!!
作者の過去作品関連
なんかまとまってないんだけど、スウくんの存在ってかなり稲田一声作品っぽい一方で、今作では結構機能的な活躍もしているのが面白い。はじめはコズのパートナーで、セクワさんに憧れて職業にまでしたオーデモシオンには興味がないっていう、それが家に帰るといるっていう、コズにとって安全地帯的なポジション(実際、包容力キャラなんだよな)から始まるんだけど、それが『ほろびたもの』にはハマってしまって(若干中毒者っぽくておい大丈夫かみたいなとこあってちょっと面白いんだがそれはそれとして)機祖派の典型例になっていく、という流れで『ほろびたもの』で認識を変革しようというセクワさんの試みに一定の説得力を出すことに貢献してる。でも実際本当に中毒になってしまうとか人格が変容して二人の関係が壊れるとかそういうことはなくてあくまでそこは安全地帯で、最後も雨なのに行くのを呆れつつもセクワさんのところにいくコズを送り出してくれるんだよね。(半年間たぶん憑かれたように「泡」を開発してて、遂にできたから今すぐセクワさんのとこへ持っていく!!ってなってるわけですよ。普通はそれ送り出したらヤバいんですよ、配偶者としては。でも送り出せる。雨降ってるけど?とか言いながら。それがスウくんの器)
具体的に過去作品のどれからそう感じるんだよ、といわれたらわかんないけど。安全地帯的な機能とは違うけど関係のあたたかさみたいなのは「サブスクを食べる幽霊たち」でもそうだったかな。
「おねえちゃんのハンマースペース」のアピールコメントで「「今まで当たり前だと思わされていたものや他人から勝手に押し付けられたものにどう対峙するか」という話が好き」という話がされていて、その構造は本作も似てる意識があるよなと思った。(本作の方がかなりマイルドではあれ)人間性の前提破壊という意味で同じなので。https://school.genron.co.jp/works/sf/2019/students/17plus1/4181/
そういえば「故人である母のまじないに囚われている」というモチーフも本作にも受け継がれていると言えるかもしれない。そして本作においてはセクワの父についてはいたのかどうかすら何も語られない!ワオ!
議論してみたいところ
コズが最後につくったオーデモシオンはほんとうに「機械知性の感情(の再現)」につながるのか?
個人的にはやや否定的なところがあるのでいろいろ聞いてみたい
もちろん、素直にうけとると、できそうにはみえるんですよ。ただ……
コズが『ほろびたもの』を体験している際のみごとな描写はたしかに身体反応から感情へのつながりに説得力をもたせている(し、おそらく現代の知見からいっても妥当性がありそうな)一方で、身体反応から恐怖や嫌悪、忌避感、自負や軽蔑への回路の詳細については、空想的な理屈をつけることはなく白紙のままになっている。あるいは討論会でのセクワの発表をみても、作中現在においてもはや機械知性なしの感情というのはありえないということが示される一方で、機械的身体/知性と人間的身体/知性の有機的なつながりがどうなっているかについては(セクワにとっては部分的に機械が「主」であるということ以外に)やはり詳しい言及がない
ここまではよいのだけれど、問題はこれらに絡む「身体感覚から感情への飛躍」というのが本作の最後のピースになっている(ようにみえる)ということ。コズはあくまで「可能性を示した」というだけにすぎず、セクワがどう受け取ってどんな選択を行うかは示されないというある種オープンな結末となっているところから、あえてこの「最後のピース」を埋めきらなかった作為のようなものを感じなくはないんですよね
想像力たくましいことを言ってしまうと、セクワによる強めの母の解釈を受け取ったコズが、分の悪い賭けに(師匠を信じて)賭け金上げてベットしている状況のようにみえるというか
もちろんこの見方をしたらしたでそれはそれでかっこいい終わり方ではある
最後ちょっと棚上げ感があったな。
後半の話の展開は心身問題の領域にもろツッコんでいるんだけど、そこの掘り下げを意図的にしていないというか、さらりと深入りを回避している感じはありますよね
そういう意味では「機械知性の感情(の再現)」につながるのか、っていうと、よくわかんない、と思うけど、「オーデモシオンの可能性がまだあることをセクワさんに示す」「セクワさんの感情を動かす」ことには成功したと捉えるべきかなと感じる(明確に成功したのかどうかは書かれていないオープンなエンドだけれども、涙の代わりに「オーデモシオンの液が滴っていた」が末尾なのは、そういうことなんちゃうの、と自分は思う)
コズは「機械知性の感情(の再現)」を目的としているというよりも、罪悪感を塗りつぶすことができずにオーデモシオン作りをやめて全てを廃番にしようとするセクワさんに、戻ってきて欲しい、自分の憧れの人はそんなじゃない、というエゴをぶつけてる方が主である、と自然に読んでたことに気づいたけど、ウェットすぎるか?
改めて読んでみると、ここはもしかして「想像する」というところに力点を置いてるのかもって気もしてきました。差別感情の話というか、いわゆる「共感」とつながってくるというか(ハント『人権を創造する』の書簡体小説→共感→人権みたいなあれがイメージとして近いのかもしれない)
実際のところ、コズもセクワも、セクワ母が「ほんとうに」どんな感情を抱いていたかは想像するしかない(現状2人とも人間知性と機械知性の混合なので)
罪の装いシリーズ後期作が存在しない罪悪感をつくりだすものであったことや、『ほろびたもの』がすでに存在しない感情から「ほんもの」の罪悪感を生じさせるとか、そのへんとの関連が気になってくる(という意味で、喪われたかどうかは二次的だったりしない?)
過去作との関連として、「サブスクを食べる幽霊たち」の、故人の意識そのものではないけど、でもある種「そのもの」としてとらえようとしてもみる、みたいな姿勢と似通っているところがあるのかもしれない。強引か!?!?
受け容れ力
そもそも、オーデモシオンが感情を再現する(体験させる)というのも、(日常語彙を雑に使うと)感情というより認識のレベルのような気がする。作中で一��的なオーデモシオンの例として「喜び」系統のライン、とかの表現が出てきて、それはまあ、素朴に感情なんだろうなと思うけど、「正方形を轢いた」「犬の絶滅」とかってその人の外側で起きていることであってそれを体験したときの感情って……そもそも単一の何か感情なのか。素の人間に対する差別感情、機械知性としての母の最後の感情、も似たような面があるのでは。
これらの高度な(?)オーデモシオンって、付与されたラベルが効果にとって必要なはずであり、言ってしまえばプラシーボ的な面が多分に有るのではないか。「ほろびたもの」のお披露目会がブラインドテストで行われたとき、オーデモシオンのプロたちでも「差別感情」という正解になかなかたどり着けなかったのもそれを示しているのでは。というか厳密に「素の人間への差別感情」にノーヒントでたどり着くのは不可能では?
実際本文中にも「身体的な反応が、文脈を通して感情を形作る」とある。「泡」は、あの時点でコズがセクワに対峙しているあの文脈の中でもって初めて機械知性としての母の最後の感情(の再現)を形作ることができるものであるはずだ(極端な話、直前の問答なしに、コズがサンプルをセクワに郵送して、セクワがそれを服用しても、同じ感情が得られるようには思えない)
という、ある種の師弟関係、憧れの人に対する完全オーダメイドの一撃必殺であるという解釈をしています
……みたいな狭い見方が「泡」のラストシーンについてはできる、というか自分はしてしまうんだけど、「ほろびたもの」はそれよりも広い効果、社会的変容を一定もたらしていることになっていて、その機序もそれなりの納得感があったりして、うーん面白いな色々考えられるなと思う
ヒトにおける感情は、人の肉体でおこる生体反応の機序に結びつき、感情→生体反応、生体反応→感情、の両方の経路で相互作用的、カスケード的に形成されると考える。「泡」によって生成されるのは、感情ではなく生体反応に終止しているように思える。素のヒトが知覚する生体反応(鼓動、体温など)に対し、機械知性が知覚する生体反応を「泡」は知覚させる。おそらくミナモトたちの時代にあっても、機械知性の感情は十分に認知されておらず、機械知性の感情を指し示す◯◯感といった語彙が存在しないのだろう。だから「泡」は、この時代の言語で語られる以上、「ほろびたもの」を評した「自負」や「軽蔑」といった感情を直接示す言葉で形容できず、感情以前の語=機械知性が知覚する生体反応の描写に終止せざるをえないのだ。
「機械知性の感情」が知覚され、表現されるようになるまで、ミナモト以後しばらく時代を経なければならないと考えられる。本作はその入口に立ったところで終わっている。その先へ進むには、「機械知性の感情」を記述する理論的基盤と、言語的基盤が必要になり、これを作家一人の仕事として行うのは多大な困難を伴うように思える。
1 note
·
View note