#程よい辛さ
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monogusadictionary · 1 year ago
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「私の人生って何なんですか、、この子さえいなければ」と自閉症少年を連れておいおい泣いているお母さんにおじいちゃん先生が「この子がいなくたって別に大した人生でもなかったでしょうに」と言い放って場が凍りついたことがあるんだけどさ...😅
私は今なら分かるなぁと思う。自分の人生も含めて。
何者にもなれない人生なの���ね大抵の人は。当たり前に。大勢の役に立つこともなく、居なくなっても人類が困ることもなく。それが私の人生。
なんかそういう人生の刹那的な部分を受け入れて、理解できるかどうかが病気や障害を受容できるかの鍵な気がするんだよね。
必死に勉強したところで東大やハーバードに入れたわけでもなく、必死に走ったところでオリンピックに出られたわけでもなく、何かに一生懸命になったところでせいぜい自分や家族を喜ばせられる程度。
若くして不慮の事故にあったり、大病をしなかったのは私の効力ではない。ただの運。それだけ。
大人の精神障害を見てた時も結局、自分の万能感みたいなものがある人ほど辛そうだった。自分はもっとできるはずだとか、こんなはずじゃなかったとかね。人生ってのは自分の操縦でどうにかできるのなんて体感2割くらいなもんじゃないかな?残り8割はずーっと運。
にも関わらず、残り2割をどうにかする為に操縦席に座ったことすらない人が人生を嘆く。
晴天の霹靂っていうのは、晴天の下にいる人にしか起こらない。生まれた時からずっと雨の下で生きる人生があることは福祉の世界に入って知った。
私は晴天の下に生まれた。それはそれだけですごく恵まれている。
https://x.com/peechiku_paako/status/1760252620630098079?s=46&t=XBYGx0NYt69itB5p-cHcLg
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hiromusicarts-blog · 10 months ago
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これは、割と懐かしい部類のカレー
インドでもタイでもない、「欧風ビーフカレー」
程よい辛さで、クセも強くなくて、さらりと食せる、常用食。
2年前くらいにお店は撤退したけれど、また食べたいと思わせる逸品だ。
(この店のレトルトを沢山買っておいたのだが、在庫がなくなり寂しいです)
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tsk-pct6 · 5 months ago
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なかなか更新する余裕がなくて気がついたら年を越していた。
しかも気がつけば1月もう少しで終わり今年も残り11ヶ月。
本当にはやいな〜
ここのところ仕事の内容が大幅に変わったり、社内のことで色々と追われて胃が痛い。
ほぼコンプライアンスとか皆無な独裁国家みたいな、クラスのいじめっ子が集まったような会社だからきつい。
選んだのは自分だし自己責任なんだけどさ。
これが終わったらしばらく社内のことは休ませてほしいと言おうと思ってる。
でもそれをい��とやる気が無いと判断されて、大幅に評価が落ちて出世コースからは外れると思う。
でも今日うちの会社で昇進するのなんてどうでも良くなる話を聞いた。
半年前に入社した人が退職するらしい。
よくよく話しを聞いてみると、メンタル的に不調になり休職したいと言ってきたらしく、経営層は入社して半年程度なのに休職とか無理だよ、それなら損切りで辞めさせる。という流れになったらしい。
12月にボーナスまでもらって辞めるとか給与泥棒で最悪だというコメントが上層部から出ているのを聞いてすごく辛い気持ちになった。
確かに他の社員を守る為にコストとか、経営陣はそういう難しい判断をしないといけないのはわかるけど。。
言い方が自分の従業員を歯車か兵隊としか思ってませんという感じで、自分のこともそう思われてるって考えるとこの会社に貢献するのが馬鹿らしく思えた。
とてもうちの経営陣の人たちと同じ考えなんてなれないし、同じ会社で働いてる人のことを「損切り」なんて言い方できないし、そんな人にならないといけないなら出世なんてしたくない。
自分の心がもたないと思う。
だから自分のことだけ数年しっかりやって、経験積んで脱出しないといけないと感じた。もっと感覚が合うところに行かないといけないと思う。
甘ったれた思想なのかもしれないけど、考え方が違いすぎて、ついていけない。
胃が痛い。
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kyokocanary777 · 7 days ago
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この11年間
最近は、仕事や用事で忙しいながらも、以前から行きたかったところに行けて、元気に過ごせています。
やっと、本来の私に戻ってきたかなぁというところ。
約11年前にすごく悲しいことがあって、表面上は元気でしたが、心は不安定でした。
とは言っても、病気だったわけではなくて。
その辺は、ある程度自分でバランスを取りながらやって来れたので、心が病んだりとかはありませんでした。
そして、周りの方々も支えてくださったので、それもあって、今日の私があります。
それから、横浜の景色ですね。
あの素晴らしい景色が私の心を癒してくれました。
だから、これから、何らかの形で横浜に恩返しをしていきたいです。
すごく大変でしたが、とても良い経験ができたと感謝してます。
その上で、この11年にやりたくてもできなかったことを少しずつやってます。
まずは、行きたいのに行けていなかったところに行ってます。
行こうと計画しても、その日の心の状態によってパワーが出ずに出かけられませんでした。
そういう日々が多かった。
それから、会いたくても、なんとなく会えなかった人に会いに行ってます
会いに行けなかった理由は、11年前のことに関しての話題が出てくると、会話をする自信がなかったからです。
それから最後に。
自分はどうやって生きていきたいのか?が、決めたいけど決められませんでした。
しかし、最近決まりました。やっと決まりました。
11年前のその出来事で、自分の思い描いていた人生が急に変わってし��って、方向転換するのが大変でしたね。
とりあえずは、以前から続けていたウェブライターの仕事を頑張って、実績を積む日々を送っていました。
地味な仕事ではありましたが、ある程度認められて、今では好きなように仕事を選んでおります。
これからどうやって生きていこうかなぁと急に悩まなければいけない状況になった中
ウェブライダーの仕事で認められて、1人で生活できた事、すごく支えになってました。
それがあるとないでは、全然違います。
周りの目もずいぶん変わってしまって、尊敬されるようにまでなってしまいました。
そんなに大した人では無いので…申し訳ないです。
ここ数年では、スポットワークでいろんな仕事を経験して
今まで知らなかった業界の人と話ができたり、これまで出会ったことのないような人と友達になれたり
そういう中でも、元気をもらってきたと思います。
なので、これから決めた将来に向かって少しずつ準備をしていっています。
とは言っても、すごく大きな目標があるわけではなくて…
なんと言えばいいのか、音楽やライティング以外で一生涯とおしてやっていきたいことがありまして
それのために、音楽とライティングはどのようにやっていくかという件で悩んでました。
それが決まったので、ほんとスッキリしてます。
それと、音楽とか映画とか本とか
もともとはすごく鑑賞するタイプですが、この11年間ぐらいはやはり本調子じゃなかったのか、なかなか集中できなくて思うように鑑賞を楽しめませんでした。
だから、それもまた始めています。
もう11年経ったのか…と思う瞬間もあるけど、思い返せば、長いトンネルを歩いてるようで非常に長かった。
いつ出られるのかなあと思いながら、ここまで歩いてきました。
だからこそ、そんなに気合を入れなくても、いろんなところに出かけられたり、
今まで会えなかった人に会えたり、音楽などに触れていけるのは
すごくありがたいし、そういう自分に戻れたことがうれしいです
今は、事情で京都におりますが、将来的には横浜で暮らします。
もしくは、いろんなところで暮らしてから横浜に戻るかもしれないし…ちょっとわからないけど。
今京都にいるのは、自分で決めたことなので、納得してやってます。
だから、周りには何も言われたくありません。
とにかく、自分らしくやっていけそうです。
むしろ、こういう風になれたほうがよかったのかもしれないですね。
最初から決まっていたのかもしれません。
そういうことも、あまり言ったらだめだったろうから、黙ってましたけれども
この11年間ぐらいは、すごく辛い日々ではありましたが、自分と向き合えた11年でもありました。
だから、それ以前に描いていた自分の幸せは、本当に幸せだったのかなあと思ってしまうほどです。
その時はもちろん幸せだったけど、あのまま何事もなく日々が続いていたならば、
自分は本当に幸せだったのかなあと思うと、いや違うかもなぁと思う自分もいます。
だけど、あんな素晴らしい時間を過ごせてよかったなぁと、相手には本当に感謝してます。
こういうのもタイミングなのでしょうね。
まぁ、とにかく、こういう感じに落ち着けてよかったです。
関東にもよく行っています。
京都市内もよく歩いてます。
すごく楽しいです。
ありがとうございます。
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pikahlua · 1 year ago
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MHA Chapter 415 spoilers translations
This week’s initial tentative super rough/literal translations under the cut.
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tagline 1 突如現れた、ここに居ないハズの面々。それはーー とつじょあらわれた、ここにいないハズのめんめん。それはーー totsujo arawareta, koko ni inai HAZU no menmen. sore wa-- They suddenly appeared, all of these [people] that weren't supposed to be here. That's--
tagline 2 No.415 拒絶 堀越耕平 ナンバー415 きょぜつ ほりこしこうへい NANBAA 415  kyozetsu  Horikoshi Kouhei No. 415 Rejection Kouhei Horikoshi
1 "記憶"の交錯…‼︎ "きおく"のこうさく…‼︎ "kioku" no kousaku...!! The intermingling of memories...!!
2 加速度的に進行していたAFO因子とOFAの感応がーーーー… かそくどてきにしんこうしていたにいさんとワン・フォー・オールのかんのうがーーーー… kasokudoteki ni shinkou shite ita niisan (kanji: OORU FOO WAN inshi) to WAN FOO OORU no kannou ga----... It's progressing at an accelerating rate, the responsiveness between brother (read as: the AFO factor) and One For All----...
3 何故 なぜ naze Why
4 おまえ達が見える!!? おまえたちがみえる!!? omae-tachi ga mieru!!? can I see you all!!?
5 2代目の攻撃で臨界点に達したんだ リーダーの譲渡でりんかいてんにたっしたんだ RIIDAA (kanji: 2daime) no jouto (kanji: kougeki) de rinkaiten ni tasshitanda By transferring (read as: attacking) Leader (read as: the Second), we reached the critical point. (Note: I don't think this is meant to be idiomatic. I think he means Through the transfer process, we were able to hit his weak point.)
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1 OFAを奪う為に兄さんは心を欲した… ワン・フォー・オールをうばうためににいさんはこころをほっした… WAN FOO OORU wo ubau tame ni niisan wa kokoro wo hosshita... In order to steal One For All, my [older] brother wanted a heart...
2 だがどれ程無体な力を得ようと心はーー… だがどれほどむたいなちからをえようとそれはーー… daga dorehodo mutai na chikara wo eyou to sore (kanji: kokoro) wa--... but no matter how much intangible power he gains, that (read as: heart)--...
3 ここだったんだ koko dattanda was here.
4 悪意と憎しみに塗り固められた最強の敵… あくいとにくしみにぬりかためられたさいきょうのヴィラン… akui to nikushimi ni nuri katamerareta saikyou no VIRAN... The strongest villain coated with malice and hatred...
5 凶行を止めるには初めから きょうこうをとめるにははじめから kyoukou wo tomeru ni wa hajime kara Stopping atrocities starts from the beginning
6 僕らが紡がれた意味は ぼくらがつむがれたいみは bokura ga tsumugareta imi wa As for the meaning we spun together,
7 ここにーーー koko ni--- here [is where]--- (Note: It sounds like this final phrase is meant to be read like "It's in this place that the meaning we spun together will come to be." In other words, this is the place where they will see the meaning of their existence as One For All come to fruition.)
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1 って感じねすごいわ二人とも ってかんじねすごいわふたりとも tte kanji ne sugoi wa futari-tomo "You're amazing, both of you!"
2 へし折って帰ろう! へしおってかえろう! heshiotte kaerou! "Let's smash [his pride] and go home!"
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1 死柄木!!!! しがらき!!!! Shigaraki!!!! "Shigaraki!!!!"
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1 緑谷あ みどりやあ Midoriyaa "Midoriyaa!"
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1 OFAの"譲渡"が ワン・フォー・オールの"じょうと"が WAN FOO OORU no "jouto" ga "The transfer of One For All"
2 弾き返された⁉︎ はじきかえされた⁉︎ hajikikaesareta!? "was repelled!?"
3 ぐア… guA... "Gwa..."
4 ダメージはある‼︎ DAMEEJI wa aru!! There is damage!!
5 "拒絶"しやがった…‼︎俺たちを奪える程強い意志ならそれも可能ってことか… "きょぜつ"しやがった…‼︎おれたちをうばえるほどつよいいしならそれもかのうってことか… "kyozetsu" shiyagatta...!! ore-tachi wo ubaeru hodo tsuyoi ishi nara sore mo kanou tte koto ka... "He freaking rejected it...!! If his will is strong enough to steal us, then I guess that's also possible..."
6 6代目だけが辛うじて"譲渡"された!ダメージはそのおかげさあ エンだけがかろうじて"じょうと"された!ダメージはそのおかげさあ EN (kanji: 6daime) dake ga karoujite "jouto" sareta! DAMEEJI wa sono okage saa "Only En (read as: the Sixth) was barely transferred! That's why there's damage."
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1 …つまり…完全には閉ざしきれていない……! …つまり…かんぜんにはとざしきれていない……! ...tsumari...kanzen ni wa tozashi kirete inai......! ...In other words...he's not completely closed off......!
2 増殖した指から"譲渡"できたらいいけど…今の二度の"譲渡"は指を壊して胸に当たった瞬間に発生した つまり指からは渡せない あれは爪や垢のようなものか ぞうしょくしたゆびから"じょうと"できたらいいけど…いまのにどの"じょうと"はゆびをこわしてむねにあたったしゅんかんにはっせいした つまりゆびからはわたせない あれはつめやあかのようなものか zoushoku shita yubi kara "jouto" dekitara ii kedo...ima no nido no "jouto" wa yubi wo kowashite mune ni atatta shunkan ni hassei shita tsumari yuba kara wa watasenai are wa tsume ya aka no you na mono ka It'd be nice if I could transfer it through his fingers that multiplied, but...the two current transfers occurred the moment I hit his chest and broke my fingers. In other words, I can't transfer through his fingers because they're things like fingernails or dirt?
3 ゴ GO "Ggh."
4 うう uu "uu"
5 ああ aa "aa"
6 近付いてる… ちかづいてる… chikadzuiteru... I'm getting closer...
7 何度だって試してやる なんどだってためしてやる nando datte tameshite yaru I'll keep trying no matter how many times.
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1 衛星通信を介した超超長距離リモート操縦‼︎ えいせいつうしんをかいしたちょうちょうちょうきょりリモートそうじゅう‼︎ eisei tsuushin wo kaishita chou chou choukyori RIMOOTO soujuu!! "Super-super-long-distance remote control via satellite communication!!"
2 オーライ OORAI "All right."
3 オーライ OORAI "All right."
4 オーライ OORAI "All right."
5 さすが腐っても天下の雄英ね…‼︎ さすがくさってもてんかのゆうえいね…‼︎ sasuga kusattemo tenka no yuuei ne...!! "As expected of the-best-in-the-world UA, even if it's crumbling...!!"
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1 あの子は緑谷くんのグローブ作成を取り次いでくれたのです あのベイビーはみどりやくんのグローブさくせいをとりついでくれたのです ano BEIBII (kanji: ko) wa Midoriya-kun no GUROOBU sakusei wo toritsuide kureta no desu "That baby took over the production of Midoriya-kun's gloves for me."
2 不時着となったので資材で強化しました ふじちゃくとなったのでしざいできょうかしました fujichaku to natta node shizai de kyouka shimashita "Since it was a crash landing, we're reinforcing it [UA] with materials."
3 手伝う! てつだう! tetsudau! "I'll help!"
4 怪我人を頼むよ!動けない人がいたら教えてくれ けがにんをたのむよ!うごけないひとがいたらおしえてくれ keganin wo tanomu yo! ugokenai hito ga itara oshiete kure "Take care of the injured! If anyone can't move, please let me know."
5 彼は私のクライアントなので今後より良いサービスを提供する為にも見る必要があります! かれはわたしのクライアントなのでこんごよりいいサービスをていきょうするためにもみるひつようがあります! kare wa watashi no KURAIANTO nanode kongo yori ii SAABISU wo teikyou suru tame ni mo miru hitsuyou ga arimasu! "He is my client, so in order to provide better service in the future, it's necessary I watch him!"
6 私の愛する人を逮捕に貶し入れてあろうことかより一層素敵にさせてくれちゃった男の子…! わたしのあいするひとをたいほにおとしいれてあろうことかよりいっそうすてきにさせてくれちゃったおとこのこ…! watashi no ai suru hito wo taiho ni otoshi irete arou koto ka yori issou suteki ni sasete kurechatta otoko no ko...! "He's the boy who made the person I love more amazing than did anyone who put him under arrest...!"
7 不時着 ふじちゃく fujichaku "A crash landing."
8 早く陸へ はやくりくへ hayaku riku e "Quickly, to shore!"
9 手を貸してくれ てをかしてくれ te wo kashite kure "Lend me a hand."
10 応援しなきゃあバチが当たるってものよ! おうえんしなきゃあバチがあたるってものよ! ouen shinakyaa BACHI ga ataru tte mono yo! "If I don't support him, I'll pay for it*!" (*Note: This phrase also means "What goes around, comes around," so "I'll pay for it" means basically "I'll regret it due to the karma.")
small text 映った…! うつった…! utsutta...! "It's displaying...!"
11 …⁉︎ なんだこりゃあ…⁉︎ ...!? nanda koryaa...!? "...!? What the hell is this...!?"
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1 避難所 ひなんじょ hinanjo [At the] evacuation shelter
2 おい oi "Hey."
3 なんだあれ nanda are "What's that?"
4 手の…塊…⁉︎… ての…かたまり…⁉︎… te no...katamari...!? ... "A ball...of hands...!? ..."
5 アッ A "Ah!"
6 待チナサイ! まチナサイ! maCHINASAI! "Wait!"
7 エリチャン‼︎ ERI-CHAN!! "Eri-chan!!"
tagline 駆ける先はーー… かけるさきはーー… kakeru saki wa--... [Where] is she running to--...[?]
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yutakayagai · 4 months ago
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翌日、亮司は刈払い機を持ちながら「別荘」を出て、昨夜の叫び声が聞こえたところまで歩いて行った。しかし、踏みにじられた跡はあったものの、これと言って目立ったものは見受けられなかった。また、布を引き裂く様な音も聞こえたが、その残片すらなかった。嗚呼、酔っ払っていたからかなァ…。彼はそう思うことにし、昨日やり残したところに向かって行った。
一方、寮では一週間の当直を終えた大平が、持ち込んだ教科書や下着などをボストンバッグに詰め込んでいた。嗚呼、明日からまた授業が始まる。そう思いながら当直室を出て、駐車場へ歩いて行った。
大平は、昨日出会った八坂を忘れられずにいた。向こうから手を握りしめてきたのが、彼にはこの上ない喜びだった。これまで色んな生徒や教師から肉体を求められてきたが、心の底から嬉しく思ったことはなかった。オルガズムだけが総てだった。しかし、最近になり更年期が次第にその「勢い」にも陰りが出始め、また気分にも波があると感じ始めたのだ。そろそろオ◯ニーのやり方を披露するのを止めようかとも考えていた。そんな中での、まさかの出逢い…。大平は八坂への想いを強くさせていた。
「さて、次の当直はと…」
彼はスケジュール帳を確認した。あれ?と彼は思った。
「校長かよ!?」
岩﨑が当直に入ることは滅多にないが、どういう風の吹き回しだろう? とりあえず、
「まァ、たまにはやりたいのかなァ?」
と彼は密かに持ち込んだコ◯ドームを二つテーブルに置いた。
夕方になり、岩﨑が旅行用バッグを持ってやって来た。普段は背広だが、水色のボタンダウンシャツにカーキ色のチノパンツというラフな格好だった。彼は当直室に入ると、まずはテーブルの上に置いてあったコ◯ドームに目が向いた。彼は、
「な、何よ!? 誰が置いたのよ!?」
と廊下にまで聞こえる様な金切り声を上げた。旅行用バッグに入れてある当直のシフト表を見ると、
「あ、あのどスケベ! アタシは童貞クンには手出さないわよ!」
と怒りを露わにした。その声に気付いたのか、石川が厨房から駆け付けた。彼女は、
「あらッ!? 岩﨑の旦那、いらっしゃってたのねぇ〜!」
とテンションを上げた状態で声をかけた。
「あら、忍じゃない。元気?」
「あらあら、コ◯ドームなんて大平先生用意しちゃって、旦那様のことを想って…」
「要らないわよ! アンタにくれてやるわよ!」
「え〜!? アタシ、未だ『ヴァージン』よォ〜」
「そんなの、サッサと卒業しちまいな!」
岩﨑は、石川の着ている白衣のポケットにコ◯ドームを突っ込んだ。まるで二人のやり取りは『夫婦漫才』の様だった。
石川は、今日から一週間は岩﨑には特別メニューを用意したと、献立表を示した。他の生徒には一日だけ、にんにくや生姜を贅沢に使った「豚肉のスタミナ炒め」を提供すると話したが、岩﨑にはコチュジャンをこれでもかと言わんばかりに入れた「プルコギ」にしたらしく、
「ケ◯の穴、火傷しちゃうわよ!」
と何故か喜んだ。岩﨑は激辛の食べ物が大好物だった。石川は彼のあらゆるところを知り尽くし、その都度「ツッコミ」を入れるのに長けていた。彼女は、
「ねぇ、校長? アタシ、いつまで厨房に立たなきゃならないの? 誰かイイ男、来ないかしら?」
と求人の状況を聞いた。岩﨑は、
「御免ねぇ〜、なかなか来ないのよ。一応、月給十八万以上では出してるンだけど…。イイ男だったら、アタシが食べちゃうわよ!」
と言った。
そんなやり取りをしばらく二人は続けていた。
秀一は、明日からようやく本格的に教壇に立てると、とりあえず片付いた部屋の中で、たまたま見つけたアルバムを眺めていた。それは高校時代のもので、当時所属していた陸上部で一緒だった同胞と写っていた。主に大会があった後、亮司がカメラで撮ったのだが、彼は写真が好きだった。時折、秀一と二人っきりで写っている写真もあり、彼の隣に立つ亮司は無表情だった。しかし、大会の後は緊張が緩んで一緒に食事へ行った時にはビール片手に陽気になり、その勢いであの仮住まいで激しい接吻と抱擁を交わした。
亮司の様な男(ひと)は、高校を卒業してからは一人も現れなかった。大学に進学してから間もなく、内部告発か亮司が教職を懲戒免職になったことを聞いた。恐らく、彼の妻だったのだろう。都立A高校の近くに仮住まいを借りていたのを知ったのだ。どういう経緯で知ったのかは不明だが、かなりショックだったらしい。それから亮司とは音信不通になってしまった。
秀一が教職を選んだのも、赴任した高校の何処かでもしかしたら亮司と再会できるかもしれないという思いがあったからだった。しかし、都内の高校をあちこち渡り歩いたが、彼の目前に亮司は現れなかった。いい加減、そんな思いはかなぐり捨てようと、まァ、ある程度のキャリアもあるしと軽い気持ちで私立K高校に来たのである。その間、自分も一時期は同じ教員や生徒の一部と関係を持ったり持ちそうになったりしたが、亮司の様な激情沙汰に至ることはなかった。
私立K高校では、もしかしたら何かあるかもしれないと、秀一は何か胸騒ぎがした。理事長の貢や校長の岩﨑と出会った時、そんな予感がしたのだ。また、やはり心の中では亮司に対する思いは消えていなかった。嗚呼、もし再会できたら思いっきり愛して欲しい…。
明日から本格的に始まるK高校での生活に、秀一はアルバムを閉じると両腕でギュッと抱きしめ、ローテーブルの上に置いた。クローゼットの引き戸のホックには、明日袖を通す背広が掛かっていた。
真夜中になり、岩﨑は巡視を終えると宿直室に戻った。さて、シャワーでも浴びるかとシャワー室のドアを開けようとした時、「あの声」が聞こえてきたのだ。彼は、
「な、何!?」
と周囲を見渡した。彼は脱ぎかけたTシャツを再び着て寮の外に出た。
「あッ、あん! あん! あん!」
何か鞭の様なもので叩く音が響く。校内で「SМプレイ」でもやってるのかしら!?と、岩﨑は恐怖感で震えながらもその声が聞こえる方向に歩いて行った。
雑木林に来た時、遠くの方に亮司が寝泊まりする「別荘」があったが、すでに日付も変わっている時間帯だったので照明は付いていなかった。それでも、
「も、もっと絞めて! 虐めて! 犯して!」
という声が響く。岩﨑の恐怖感は最高潮に達し、
「だ、誰かいるの!? 返事しなさいよ!」
と大声を上げた。しかし、何の反応もない。懐中電灯をあちこち向けてみるが、それに気付く気配もない。まさか、「おばけ」!? そう確信した途端、
「キャアァァァァァァ〜!」
と悲鳴を上げ、雑木林を跡にした。
その夜、岩﨑は布団にくるまって一睡もできなかった。
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shunya-wisteria · 10 months ago
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夏旅2024 新潟散策 Part1- 新発田 清水園
今年の夏は昨年に続き日本海側、新潟県へ。最初の経由地は新発田 清水園。
久々の遠出旅、急遽決まった休みの都合上あまり考える時間もないまま、そういえば昨年の夏、庄内へ出かけた際に通過した新発田が面白そう、ということで新潟方面の旅に出ました。
旧新発田藩下屋敷庭園 清水園
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清水園は新発田駅から徒歩10分弱。江戸時代、新発田藩の庭園として造園されたとのこと。このような地方の大名庭園のうち現存しているものは少なく、北陸ではこの清水園と金沢 加賀藩の兼六園だけという貴重な名勝。
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まずは書院から。靴を脱ぎ、内部を拝観可能。縁側の畳に腰を下ろし、盛夏の庭園の美しい緑を楽しみます。吹き抜ける優しい風とともに心が和む。贅沢な時間。
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引き続きお庭へ。琵琶湖をかたどったと伝わる池の周遊。池の周りには近江八景を模したしつらえも。鮮やかな緑の木々と歴史を感じさせる東屋、それらが水面に映り込む光景。自然と歴史が調和した静かで厳かなな空間が息をのむ美しさでした。お庭の満足度しては過去一な気がします、来てよかった。
蛇足
今年も酷暑で日中 外を出歩くのはしんどい、でもどこか出かけたい、と考えた際にずっと電車に乗っていれば涼しく快適にお出かけできるのでは?とよくわからない発想に至り。。。今回は青春18きっぷを使い在来線(高崎線 - 上越線 - 羽越線)経由で都内から7時間強かけていきました。
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結果、新発田へはお日様もやや陰りはじめた程よいタイミングに到着できました(それでも一通り散策して駅に戻ったころに汗びっしょりでしたが)。道中の車内は流れる景色を眺めながらうたた寝もでき最高の時間でございました。
新発田を出た後は白新線にて宿泊地 新潟へ。新潟にてへぎそばとタレかつ丼の夕食。つるつるっと食感のよいお蕎麦と甘辛いタレかつが美味でした。
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mikyake · 2 months ago
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5/7のぶん
何回寝落ちれば気が済むんだい?もう夜の7時ですよ。
ということで昨日やったことをメモしておく。
昼間は面接に行ってきた。一緒に面接受けた他の二人がすごく穏やかな方で、帰りは駅まで少しおしゃべりできた。面接前に解かされた10問くらいのミニ筆記テストが予想外の方向から殴ってくる感じで、どうせみなさん受けない企業だから言ってしまうけど、一問目から初代と現在の総理大臣の名前を漢字フルネームで書かされ、びっくりした。ゆるいぬいぐるみ作っている会社ですよね、、、?中国の省二つ書かされるもの以外は(何この問題?)一応全て解答できた(し、他の二人はあまり解けていなさそうだった)ので大丈夫だと信じたい。
帰りに別企業から祈られ、むかついたので新宿で遊んできた。コメダ系列店?のおかげ庵というお店で明太きしめんとミニ抹茶シロノワールを食してきた。美味しかったけどきしめんは想像以上のミツバが辛かった(つらかったし、からかった)うえに、シロノワールは中に入っている抹茶と小豆を練り込んだ何かが非常に重く、苦しみながら完食した。実はドリンクでわらび餅入りの抹茶ドリンクを頼んでおり、(ドリンク付属のシロップを一切入れなかったのは英断だったとはいえ)重いものパレード状態だった。行くならばお気をつけあそばせ。
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この後ドンキ行って念願のヴィヴィアンのカラコンをゲットできた。謎にドンキ内でU-NEXTの勧誘のおにーさん(ドンキが許可出しているようで腕章つけていた)に声かけられ、誘われるがままに契約(初月無料、90日間の映画一本無料権利つき)してみた。解約し忘れが怖いから即解約したけど。
あとカラオケも久々に行った。めちゃ楽しかった。でも古めのボカロ曲を入れると勝手に採点なし&音程バーなし&謎映像の仕様に切り替わってしまい、とことんついていない日だった。何これ?とりあえずピアプロ?ってやつを呪っておけばいいのかな。曲入れる画面は通常の画面と差異ないから、いざ歌う瞬間にならないと判明しないのも無理。はよ終われこの期間😭
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夜の作業では、プレゼン時に一度作品イメージを見せておきたいと思ったので、最終形態からすると非常に小さいスケールでの制作を始めてみた。生物の外観をどこまで既存の概念に寄せるかが難しく、仮制作なので一旦既存の概念に寄せる方向で考えてみた。手の形状は鳥に近いし、頭部のトップ部分につける眼球もthe眼球という具合に球体の形状をしている。異星からくる生物の想定ならある程度は「ニンゲンが考えそうな形状」に寄せるとわかりやすいかなと考えた。最終成果物はもっと既存の概念から脱したいので、この辺りはどうするか悩みどころかなと思う。そもそも自分は「人間に近い頭身・形状をしたキメラ」に特に惹かれやすいので、既存のものからの脱却と嗜好及び思想とをどう織り交ぜていくべきかが難しい。人間らしくない頭身を意識しすぎるあまり極度に頭身が低くなるとかわいい印象に寄りやすいしなぁ、、、
現在の理想は、元はふよふよしたスライムのような形状だが、不時着した地球の環境に擬態するために無機物などをあちこちから吸い取り、外殻もしくは内部にくっつけることでそれらしい生き物に見せている…といったストーリー。これに沿って作品の形状を定めるとするならば、生物がパーツとなるものを吸い上げ、体内に取り込んでいる様子を制作することになると思う。
今回は紙粘土が手元にあったので材料に使用してみたが、すぐ固まるので形に拘りきれず、本制作では絶対に使わないと思う。
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ynyn416 · 3 months ago
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最近、ニューミュージック?私の親世代の歌をよく聴いている。
私の家は、小さな頃から中学生の時まで、
毎週と言っていい程、日本全国何処かに連れて行ってもらってた。親が、山のクラブで知り合って結婚した夫婦なので生粋のアウトドア夫婦だ。
冬は毎年北海道や東北あたりにスキー行ったり、夏は海、川、キャンプ。
おかげさまで美しい自然の景色をたくさん見れた。その経験が今の私の価値観も作ってくれていると思うから感謝だ。
車に乗ってる時はいつもお父さんが、昔の音楽を流してた。高速道路から見えるオレンジの光を見ながら、少しうとうとしながらこの音楽を聴いていた。
だから、私にとってとても思い出がある歌達だ。
何とも言えない懐かしい気持ちになる曲たち。
子供の時は辛い思い出も多い。辛い思い出の方が多かった。でも、この旅行の時だけ、幸せな思い出。
私が自我が芽生える前に、よく馴染んで聴いてたらそりゃ思い出の歌になるよね。
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gontani-tatsuya · 5 months ago
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新譜までの過程
ステータス、そういう響きに随分長い間縛られていたように思う。 24で精神疾患を発症し、ずっと屈折した日々を送っていた。 もうこのまま人生を終えるのかと思うとやりきれない気分だった。 反骨という言葉が一番しっくりしていたと思う。 
物書きという表現の手段がある程度気持ちを整理・昇華してくれていた。 その延長線で音楽と出会う訳だが、今思えばその動機も屈折していたと今では思う。 何でもいいから一番になりたかった、音楽がその近道、そう本気で思ってた。 世界で一番になるには、英語の作詞が基本だろう、そういう導入だった。 そうして僕の不純な音楽の世界展開が始まった。 
そんな自分が少しずつ変わっていく。 音楽というものの崇高さ、取り巻く仲間の純真さに触れるにつれ。 世界という言葉の響き、意味が重くのしかかる。 平和や国際交流の重要性を真剣に受け止める。 つまらない自己顕示がある瞬間に吹き飛んでいった。 生きている意味・生まれてきた意味を真剣に考えざるを得ない。 
そういったことを、まるで考えていなかった訳ではない。 祖父が太平洋戦争で亡くなったことを母から聞いていた。 そのことで,母が大変辛く寂しい思いをしたことを。 
父が亡くなった2018年、ふとしたご縁がきっかけで、ラジオの世界に足を踏み入れる。 これまた音源の拡散ぐらいの気持ちで軽く考えていたが、意外な広がりを見せる。 今のラジオは、インターネットを介して、世界中に流れる。 僕が海外の仲間と作った音源が、海外にダイレクトに届くのである。 これ��実にすごいことだ。 世界ははるか遠いところにあるのではなく、今ここから繋がるのである。 
この度、新しい音源・CDを発売する。 タイトルは「NOW APOLOGY」(今こそ謝罪を)。 思想・政治色の強い表題で、商業音楽ではまず考えられない色合いだ。 しかし、これば、僕の大願である表現である。 もはやステータスも一番もない、自分の夢や願いを叶えた一枚だ。 世界7か国10名のアーチストが参加している、まさにドリームチーム的な。 アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、ロシア、中国、日本。 こんな組み合わせはありえない、まずありえない。 戦争の過去を皆が受け入れ、謝罪しあう、そういうコンセプト。 
多くのラジオ局や新聞社が協力し特集を組んでくれる。 非常にありがたい。 こういうことが出来る今の自分にあるのがある種のステータスだとしたら、 それを構築してきたあらゆる環境に感謝しなければいけないことに気づく。 ある種の悔しさ、心苦しさが、醜い反骨すらも、自分を支えているのだ。
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namasukitanemanko · 3 months ago
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人間便器になるためだけに東京に
(以下スカトロ記載あり 閲覧注意)
2月頭に東京行って3人の糞を食いまくったのだけど、複数の難しさとかもあって若干の物足りなさもあった。
仕事関係で多少暇になる冬と夏にしか東京行けないって思ってたけど、そんな物足りなさを埋め尽くしたい欲が出てしまい、まだ2ヶ月も経ってないのにほぼ弾丸で東京行ってきた。
もちろん兄貴には事前に連絡し、その日なら糞食わせられるぞって嬉しい返信。ワクワクしながら当日を待つ。
羽田に到着!その足でいつもの場所に向かう。
そして合流。ホントかっこいい兄貴。会う瞬間は優しい顔。この顔があとで変わるんだよな。
とりあえず全裸になって、やるか!って兄貴の言葉に気分が高まってくる。
ベッドに寝っ転がると兄貴が俺の顔に跨ってくる。俺は思いっきり口を開ける。程よい量の糞が俺の口の中に入ってくる。それだけで俺の気分もどんどん上がってくる。
口を開けて、兄貴の糞がしっかりあることを確認してもらう。よし、グチャグチャにしろ!って言葉で左右の奥歯でしっかり咀嚼して噛み砕く。
マジでむちゃくちゃうめぇ!兄貴にむちゃくちゃうまいっすって思わ��言ってしまう。そんな俺に、俺の糞うめぇか??ってニヤけながら確認する兄貴。兄貴の糞、むちゃくちゃうまいっす!!って兄貴の顔見ながらまた伝える。ホントお前はド変態やなぁって笑ってくれる。
兄貴の顔をずーっと見ながらもっとドロッドロになるまで咀嚼する。ドロッドロになった糞を口を開けて確認してもらう。お前、すげぇなぁって褒めてもらえる。
よし、飲み込んでいいぞ、って言葉に口の中の糞を全部飲み込む。ドロッドロの糞が喉を通り過ぎていく。マジで嗜虐の時。しっかり嚥下したとこで口を開けて確認してもらう。よし、うまかったか?って言葉にむちゃくちゃうまかったす!!って答える。
そしてまた兄貴は俺の顔に跨る。2回目の糞。1回目の倍くらいの量が口に入ってきた。やべぇ!!兄貴に口の中の糞を見せる。すげぇ量出たなーって兄貴が笑ってる。よし、グチャグチャにしろって言葉。1回目と違って口、顎全体を使わないとしっかり咀嚼できない。咀嚼しながらむちゃくちゃうまい兄貴の糞を口と舌全体で確認する。一旦口の中を確認され、もっともっとグチャグチャにしろと言われ、喜んでもっともっとグチャグチャになるよう咀嚼する。もっとグチャグチャになるように兄貴が唾を追加してくれる。兄貴の糞と唾で俺の口の中はグチャグチャのドッロドロ。下痢便みたいになった。お前、下痢便も食えるようになるんじゃねぇ?って言われて、兄貴の下痢便も食えるようになりたいっすと喜んで答える。
ぼちぼち嚥下のタイミング。1回目と違って、次は少しずつ飲み込んでいけって言われ、少しずつ喉を鳴らして嚥下する。しっかり兄貴は確認してくれて、嚥下するたびに褒めてくれる。10回くらいに分けて、少しずつ嚥下した。全部飲み込んだあとはしっかり口の中を確認してもらい、うまかったか?って確認されて、むちゃくちゃうまかったす!と答える。
それからは3回目、4回目もドロッドロになるまでの咀嚼と少しずつの嚥下を繰り返す。
そしてしばしの休憩をもらう。
再開。5回目の糞はかなりの量だった。咀嚼して嚥下したい気持ちはあるのだが、ちょっとツラさを感じた。そんな変化を兄貴も感じたみたいで、辛いか?と聞いてくる。兄貴の糞を食えないなんて言えないって思い、大丈夫っす。と答えるも、兄貴にはバレバレだが、兄貴も厳しく、食えと言ってくれるのだが、食えなかった。許しをもらってトイレに出しに行く。
自分の経験上、糞をそのまま胃に留めてると過去に体調崩したりする経験もあったし、便器調教受けてる時にもやっぱ食えなくなることもあったため、なるべく途中で喉に指突っ込んで、嘔吐して体外に出すようにしている。今回も兄貴の了解をもらってなるべく嘔吐するようにして、ベッドに戻る。
兄貴にやめるか??と言われたけど、嘔吐して出した分、また食えると思ったし、まだ兄貴も糞を溜めてくれてるのを察知して、再度チャレンジした。
兄貴が顔に跨って、糞を口にヒリ出してくれる。口の中の糞を確認され、恐る恐る咀嚼してみる。うまい。さっきのツラかった時と違って、むちゃくちゃうまい。よっしゃ!兄貴の糞を全部食うぞって気合い入れ直し、兄貴の糞を咀嚼してドロッドロにする。そんな俺を見て兄貴もむちゃくちゃ喜んでくれる。マジでサイコーの気分。俺も調子に乗ってグチャグチャドロッドロにして、少しずつ嚥下していく。嚥下する時に兄貴がむちゃくちゃ褒めてくれるから俺もテンションあがりまくり!そして6回目、7回目と続いていって、兄貴がもう出ねぇぞってことで便器調教は終了する。
もったいないが、また嘔吐して出させてもらった。
実際にはもっともっとド変態なこと話しながら楽しんでた。もっとド変態に堕ちろやーなんて笑いながら…。
また兄貴の糞を食いにくる約束をして解散した。早く兄貴の糞食いてぇ笑
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kennak · 6 months ago
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性犯罪加害者として警察にお世話になった者です。 被害者や同様の事案の被害に遭われた方を不安にさせるので犯罪の時期、内容等は伏せます。 ある1事案で逮捕されて、証拠諸々から余罪も見つかり…という感じです。 いまは社会復帰しています。 自分のケースもレアかなとは思いますが思考の変遷について書き留めたいので、ざっくばらんに書いてく。思いつきで書いてるのでわかりにくいかも。 まずは逮捕後、母親は俺を見捨てて勘当するつもりだったらしい(父親はすでに病気で他界していて兄弟もいない)。 ただ、偶然おれが捕まった頃にテレビか雑誌の記事かなにかで性犯罪被害に遭った方の記事を読んだのか番組?ドキュメンタリー?を見たかしたのと、再犯率が高いとか、俺もそうだったけど1人で複数回犯罪を重ねていたりするケースがままあることを知って、このまま勘当して見捨てたらさらに被害者を増やす可能性があると思ったらしく、成人してる子とはいえ親として再犯させないためにも関わり続けることを決めたらしい。(これは後述するカウンセリング等の際に聞いた) 母親が見捨てなかったというのが俺にとってはすごく大きかった。 警察でのあれこれは割愛するが、 結論、更生プログラム的なのやカウンセリングを受けた。 カウンセリングについては今でも続けている。 逮捕時の俺の感想は「しくったな」しかなかった。 被害者に対して申し訳ないとかではなく、どこをどうすればバレなかったか、とかもっとうまくやってればとか、自分が下手こいたという認識しかなかった。 警察に行った被害者に対してめんどくせー女がよ…みたいに考えていた。 カウンセリングを通じて被害を自分事として考える試みがあったが、 例えば当事者意識を持つために自分に近しい人(近所のお姉さんとか、親戚の女の子とか)が被害に遭った場合にどう感じるか、みたいな。 俺にとっては正直ただのオカズだった。 ズリネタでしかなかった。 「認知の歪み」なんて言うけどまさしくそうだった。 知ってる女の人が性被害に遭ってひどい目にあわされて絶望してるの考えただけで抜けると思ってた。 さすがにそのまま言いはしなかったし、知ってる人が被害に遭ってたら辛いです悲しいですとか言ったかもしれないけど(当時どう答えたか覚えてない)、カウンセラーの先生にはたぶんそこも見透かされてた。 そのため、そもそも俺がどうしてそういう認識を持ってしまったか?を探ることになる。 両親は本や漫画が好きで家にはたくさんあった。そして父親のエロ本が当たり前にその辺に転がってた。 父親は家の中で強権的だった。 酒に酔うと、暴力は振るわないが、テレビに出てる女性タレントやグラドルの見た目を揶揄する発言をよくしてた。 「脳みそに行く栄養がぜんぶおっぱいに回っただけのバカ女」みたいな感じの発言。露出の多い服の女性芸能人は男に媚を売りたがっているアバズレだとか。 俺は小さい頃から男児らしく乗り物好きだったのだが、車が趣味で車に関わる仕事をしていた父親は知識が豊富で乗り物にとても詳しかった。乗り物のことをなんでも教えてくれる父は俺にとって一番すごい人で、乗り物以外でも父親の言うことが正しいのだと思っていた。 また、父親が酒に酔って他人を揶揄したり、自分を大きく見せる発言をしたときも母親は父の機嫌を損ねないように何も言わなかったので、その発言や態度をそのまま俺は学習し、内面化していった。 酔ってる時の父はリビングに転がってるエロ本を俺に渡してこういうの読みてえんだろとか言ってた。 このあたりはカウンセラーの人と話しながら父親や父親との関わりを見直す作業をしたので割といまでは冷静に書ける。 この話を始めた当時はカウンセラーやたまに同席する母親に対しても自分を大きく見せようとしていたと思う。 こうした両親の態度や状況は性的な、または心理的な虐待の一形態であった可能性が高いとわかった。 そう言われたことで俺は被害者意識を持ってしまった。 俺は父親と母親にまともな環境で育ててもらえなかったせいで性犯罪者になってしまった。なのになんで犯罪者としてこんなに責められなきゃいけないんだ、みたいな。 悪いことしたかもしれないけど俺だって被害者だし、みたいな。 俺が犯した罪と、俺の生育環境の悪さを切り離して考えることができなかった。 母親は何度かカウンセリングに同席したりしていた。 俺は記憶にないが、父親は酔うと暴力を振るったこともあったらしく、母親はどうしてもそれだけはやめてくれと言ってやめさせた。だけどまたいつ暴力を振るうか分からなくて事なかれ主義で父親の態度を容認・放置してしまった、申し訳ないことをしたと言っていた。 母が認めて謝ったことは後々受け入れるけど、このときは被害者意識を膨らませる動機にしかなっていなかったと思う。 ここから被害者意識を抑えながら罪に向き合う、 女性や他人を尊厳ある人として認識してコミュニケーションをとる、関わり方を覚える、みたいな方向に行くんだけど、ほんとに分からなかった。 被害者意識を持て余してうまく行かなかった。すごく時間がかかった。 ただこの意識が少し変わったきっかけがあった。 ツイッターだと思うけど、あるラジオ番組?でモーニング娘。のあるメンバーが水着の写真集は出さない、100億くらいもらわないとやらない、みたいな話をしていたらしい。それに対して明石家さんまが「お前は自分のカラダにそこまでの価値があると思っているのか?」みたいな返しをするとその子は 「私にもさんまさんにも誰にだってそれだけの価値があります」というようなことを言っていたと。 それを称賛する内容のツイートかなにかを目にした。 そのとき、 「ってことは俺にも100億とかの価値があるのか〜」 と、綺麗事でそういう誰の命も大切、みたいな台詞はごまんとあると思うんだけどなぜかこのときはすごく響いた気がする。 100億の具体的な価値はわからないがものすごい希少なダイヤモンドくらいの金額なのかな、とか考えたんだと思う。 この後もカウンセリングは続けていくんだけど、頭の片隅にずっとあの話があって、いつ何がきっかけか覚えてないけど、しばらくしてからすべての人をダイヤモンドだと思うことを始めた。 尊厳が、とか、人を尊重するとか大事にするとか、そういうことを言われると俺だって尊重されたい、大事にしてくれ、そっちが俺を大事にしないのになんで俺が、みたいな被害者意識の暴走があったけど、 人として見ることを諦めて眼の前の人間は100億のダイヤモンドだ、ダイヤモンドにこの態度は良いのか、この言葉は良いのか、勝手に触れてはいけないのではないか、みたいな 相手をダイヤモンドにすることで相手と距離をおいて考えられるようになった。 「尊厳のある1個人として尊重する」ためにはたぶん相手との間に少し心の距離?をとる必要があって、俺の場合は自分の被害者意識に振り回されがちで相手の状況や考えを推し量れなくなってたけど、いっそ相手を無機物(ダイヤモンド)とすることで距離を測れるようになった気がする。 ただこれのお陰で人との関わり方や、女性や子どもや弱い立場の人との関わり方や認識が百発百中うまくいってるわけではないので、カウンセリングを続けて自分の抱いた気持ちや認識を言葉にすることを続けている。 女性がひどい性被害を受けた事実をズリネタと認識してしまうのは環境要因によって刷り込まれてしまったというか、頼んでないのに技マシンで増やされた必殺技かコマンドみたいな感じだと、カウンセラーの人と話してそう客観的な認識をすることにした。そしてそれは使ってはいけないコマンドとしておかなくてはならない(一度でもそのコマンドを使うと使い勝手が良いと判断して優先順位が上がってしまう、再犯のきっかけにもなるかも)ので、抜きたいときもラブラブエッチものに限定。エッチなのを見てはいけないわけではない、ただ他人の尊厳を守るという前提でのコミュニケーションや他人への認識というのがうまくいってない俺にとっては、露悪的な内容はよくない結果しか産まないというのを俺自身も納得したのでそうしている。 主語でかいかもだけどAVやエロ漫画でもいわゆる尊厳を踏みにじる行為としての「ひどいことをする」というのをエロに結びつけすぎなのではないかと思う。ラブラブエッチものは羨ましくなったり妬ましいときはあるけど普通に抜けます。 まだまだ道半ばではあるが、 俺は多くのダイヤモンドを傷つけておきながら、しくったな〜しか考えていなかった。 傷つけたダイヤモンドのことを考えられなかった。 今でも考えようとすることは俺の負のコマンドに触れる可能性がある(やばいスイッチに触れそうだなと言う感覚がくるからやめる)のでうまくできない。 傷つけてしまったことに正面から向き合えない代わりに、再犯しないための努力を続けていこうと思う。
性犯罪者の更生���程
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yutakayagai · 5 months ago
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連休二日目、大平は厨房職員の出勤前に開錠し、再び床に入った。昨日の母親とのやり取りが尾を引いているらしく、布団を頭から被った。嗚呼、辛い、淋しい…。この思いを誰に吐露したらよいかと、彼は何度も寝返った。
それから一時間経った頃、ドア越しに声がした。
「大平先生、検食お願いします」
彼は寝ていた訳ではないのですぐ布団から出た。ドアを開けると、其処にいたのは管理栄養士の石川忍だった。彼女は、
「何だ、起きてたンですか。もうすぐ生徒さん来ちゃいますよ」
と言った。
「あぁ、すみません…。今行きます」
そう言って大平は食堂へ向かった。食堂には、朝食を作り終えた厨房職員が休憩をしていた。石川も、今日は日曜日で人手が足らないとの事で厨房業務をしていたらしく、
「早く厨房職員、増やしてくれないかなァ〜。アタシ、朝弱いのよ」
と言った。向かい側で食事をしている大平は、
「でも、いつも美味しいよ。助かるわ」
と話した。
「たまに、亜鉛やタウリンたっぷりの献立も考えないといけないのよ。幸田理事長が、年頃の男子はヴァイタリティがなくては勉強やスポーツに良い成績が得られないって。まァ、亜鉛は味覚を感じるのに必要な栄養素だから仕方ないかァ〜」
「たまに遊びに来るよ、ウチの生徒が」
「あら、大平先生。ビンビンなのね? 絶好調なンだ〜」
「ほらほら、朝から際どいよ」
石川も、このK高校の裏の裏も読んでいる様だった。彼女も所謂「ボーイズラヴ」系の漫画が大好きで、半年に一回は特別メニューとしてマカを含んだドリンクを付けたり、すっぽんエキスを使った鍋などを出したりもしていた。大学時代に居酒屋でのアルバイト経験があり、たまに貢が理事会を開催する時には刺身や焼き鳥も作っていた。
検食を終えると大平は、
「今度、カキ食べたいなァ」
と、検食簿を書きながら言った。
「カキ? 寒くならないとダメでしょ? 美味いけどね〜」
「だよなァ…。ご馳走様」
返却棚に使った食器を戻すと、大平は宿直室に戻った。嗚呼、今日は何をやろう…。そう思いながら彼は布団を片付けた。
午前十時過ぎ頃、寮の駐車場に一台の四WDが停まった。宿直室で保健体育の教科書を開き、連休明けの授業の準備をしていた大平は、モニターでその車を確認した。丁度、半袖のポロシャツにジーンズという格好で正美が階下にやって来たので、大平は宿直室から出て聞いた。
「ご両親とお出掛け?」
「おはようございます。否、母の幼馴染でもある中学校の恩師です」
「夕方までには帰るンでしょ?」
「はい、ちょっとドライヴです」
大平は「中学校の恩師」と「ドライヴ」という単語が意味深だなと思った。大概は家族などが迎えに来たり、逆に実家へ一時帰宅したりする場合が多いが、これまでに中学校時代の恩師というのは前例がなかった。もしかしたら、「恋仲」か?と彼は疑った。すると、車から七三分けに髪を整えたほぼ同世代の男がやって来た。彼は水色のオックスフォード生地のボタンダウンシャツに、ベージュのチノパンツという格好だった。その男は八坂だった。彼は大平に挨拶し、
「黒木正美がお世話になっております、八坂周二です。今日はドライヴも兼ねて正美君に会いに来ました。よろしくお願いします」
と自己紹介をした。大平も会釈をし、
「私は一年生の保健体育を担当しております、大平雅之です。今週は寮の宿直をしております」
と言った。正美は、
「おじさん、待ってたよ。行こう!」
と靴を履き替え、何故か手を繋ごうとした。八坂は、
「ダ、ダメだよ。そんな人前で…」
と苦笑したが、
「イイじゃん、早く行こう!」
と正美は疾る気持ちを抑えきれない様子だった。八坂は正美に急かされるまま、
「門限までには帰りますので…」
と言った。
大平は、これまであんな無邪気そうな笑顔を見せる正美を見たことがないと思った。たまに、
「セッ◯スしてぇ〜!」
と、公然と口走る印象しかなかった。しかし、あの八坂もスラッとした雰囲気でイイなァと大平は思った。
その頃、亮司は昨日と同様に刈払い機を片手に校内の除草作業をしていた。この時期は雑草が伸びるのも早く、正直「いたちごっこ」ではあった。昨年は定期的に業者が来訪してやってはいたが、単科大学の方で来年度から従来の経済学部に加え社会学部も新設されるとの事で、極力コストを抑えたいという貢の考えがあった。彼は、
「熱中症にならない程度に草取りしてね」
と、一昨日絡み合った後に言ったのだ。亮司は、
「何だ、愛してるなら手伝えよ」
と布団の中で貢の片脚に自分のものを絡ませながら訴えたが、
「理事長も大変なンだよ、休ませてよ」
と亮司に接吻しながら詫びた。
昨日より日差しが強く、早くも頭の方から汗が噴き出す。亮司はペットボトルのスポーツドリンクのキャップを開け、数口飲んだ。嗚呼、この空気が何だか「あの頃」を思い起こさせるなァと、彼は再び秀一のことを想った。
亮司が顧問を務めていた陸上部に秀一が入部して三ヶ月が経過した頃、都立A高校に近い河川敷でジョギングをすることを練習メニューにしていた。未だ「根性で乗り切る」という考え方が根付いていた時代である。練習中に水分を摂ることを制限され、ギブアップしそうな生徒には「忍耐力が足らない」と叱責するのが当たり前だった。亮司もその一人で、指導するにも必ず怒鳴り声を上げていた。
そんな猛練習の中で、秀一は朝イチの新聞配達をしながら個人的に走り込みもしていた。周囲に話すことはせず亮司にも黙っていたが、たまたま犬の散歩をしに河川敷を歩いていた時に亮司は秀一がジョギングをするところを見かけていた。他の教師から秀一の家庭が火の車であることを聞いていた亮司は、そんな彼に少しずつ想いを寄せる様になっていた。
ある日の夕方、いつもの様に河川敷のジョギングをしていた時だった。普段であれば余裕の表情を見せていた秀一の足取りが徐々にペースが落ち、その場に倒れ込んでしまった。他の部員は一時的に足を止め、彼の許に駆け付けた。亮司は、
「益子!」
と身体を揺さぶった。意識はあるが朦朧とした様子だった。彼はその日の部活動を中断し、学校に戻ることにした。
保健室に連れて行った亮司は、ベッドに横たわる秀一を眺めていた。
「どうやら、睡眠不足の様ね」
と女性の養護教諭は言った。
「『睡眠不足』?」
「確か、益子君ってお母さんだけよね? お姉さんは看護婦さんで…。新聞配達もしながら成績も優秀だし、かなり頑張っている筈よ。それで部活なンだから」
「…そうか」
亮司は、秀一の学校以外の一面を知らずにいたことを悔やんだ。そもそも部活動の時にしか関わらないし、他の生徒に対しても同様だった。
秀一が目覚めた時には、とっくに夜の帳が下りていた。養護教諭もずっと残っていたが、
「とりあえず、何か美味しいものでも食べなさい。あとは無理はダメよ」
と彼に言った。
「佐々木先生、色々とありがとうございました」
亮司はそう頭を垂れ、秀一と学校を出て行った。秀一の家は河川敷近くにあったが、亮司は神田の方だった。今夜は、ずっと付き添い気持ちがあった。そうだ、駅前に食堂があるから連れて行くかと、秀一と一緒に山手線に乗って秋葉原駅前の定食屋へ向かった。カツ丼は大盛り、その他に秀一はカレーも注文した。あまりの食い込みのよさに亮司は驚き、
「普段、何食べてるの?」
と聞くと、
「普通に食べてますよ。でも、すぐお腹空いちゃう」
と秀一は話した。
「今日は沢山お食べよ」
まるで息子を一人持った様な感覚に、亮司は陥った。嗚呼、何とかしてあげたいと思いながら。その日は、秀一とは秋葉原駅で別れたが、回数を重ねるごとに逆に亮司が彼のところまで送って行く様になった。時折、無意識のうちに手を握り合うことも多くなり、互いに教師と生徒という関係を越えつつあった。
そんな二人の想いが通い合ったのは、夏休みが近づいた七月の中旬のある夕方だった。いつもの様に秋葉原駅前の食堂で食事をした後、西日暮里駅を下りて秀一をアパートまで送るその矢先だった。亮司はこれまで押し殺してきた彼に対する想いを河川敷の橋桁で告白した。突然唇を奪われた秀一は、最初は何が起きたのか理由が解らない状態だったが、
「…先生、僕も好き」
とおのずと舌を絡ませてきたのだ。一瞬、唇を離すと二人の唾液が一筋の糸でつながっていた。亮司はそのまま秀一を叢に横たわらせ、
「申し訳ない…。でも、秀一が好きなンだ。愛してるンだ。オレ、お前が欲しいンだ」
と、ワイシャツの第二ボタンを外しながら未だ十六歳になったばかりの「やわ肌」に手を忍ばせ、同時に首筋に唇を押し付けた。
「せ、先生。そんな、あぁ、あん…」
初めて経験するエクスタシーに忽ち秀一は酔い、今度は彼自ら亮司のネクタイを緩め、ワイシャツのボタンを外し、ランニングシャツの片側を肩からずり下げた。日焼けした肌に黒々と浮き出た乳房を弄った。
「し、秀一! オ、オレ、そんなつもりじゃ、あぁぁ…」
叢の上で、二人の体位は逆転した。周囲はすっかり暗くなっていた。人気もない。橋桁の上なので、たとえ声を上げても車の往来でガタガタという雑音でかき消された。スラックスを互いに脱ぎ捨て、二人はブリーフを片脚に絡ませた状態で肉棒を咥え合った。秀一は、銭湯でしか他人様のチ◯ポを見たことがなかったが、微かに小便の「匂い」がしつつも抵抗なくその裏側を舌の先でなぞったり、また先端を口の中で弄んだ。あまりに気持ちよく遊戯してくれていることに亮司は、
「し、秀一! 気持ちイイ! イイ!」
と歓喜を上げ、そのまま愛液を秀一の口の中に放出した。
「あッ、あん! あぁん! あん!」
亮司は頬を赤らめながら、うっすら涙を浮かべつつ、全身を震わせた。一方、あまりに卵白の様にヌルッとした感触だったからか、オルガズムが終わると秀一はすぐその場に亮司の愛液を吐き出した。
彼は、
「…先生、僕、我慢できない」
と訴えた。
亮司は、秀一に「お前の愛液を顔にかけて欲しい」と求めた。言われた通りに、秀一は亮司の顔の目前に下半身をさらけ出し、今にも多量に噴き出しそうにいきり勃った秀一の肉棒を亮司はしゃぶったりしごいた���した。そして、
「嗚呼、 イク!イッちゃう! 出ちゃう!」
と、見事なほどに熱く粘度を含んだ乳白色の愛液が亮司の顔面に飛び散った。「シャワー」の様に浴びた亮司は、うっすらと微笑を浮かべた。
初めてにして変態的な「痴情」を経験した二人は、それからこの様な濡れ事を重ねに重ねた。間もなく夏休みを迎えたが、すぐに亮司は仮住まいとして、西日暮里駅と都立A高校の間にアパートを借り、其処を「愛の棲家」とした。週二、三回は部活動の後、亮司自ら夕食を振る舞い、一緒に近くの銭湯へ行っては愛し合ったのだ。
『嗚呼、若かったよなァ。オレも』
木陰から漏れる日差しを時折見上げながら、もう一口スポーツドリンクを飲み、亮司は再び刈払いを始めた。
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blr-blue · 6 months ago
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「会話のうまい人はある程度誰とでも話を合わせられるし会話が弾むのが普通(楽しいかは別)みたいなところあるけど、人と話が弾むことが普通じゃない人は話が弾んだ相手を『この人は私と合う人なんだ!』と認識してしまうことがある」という趣旨のツイートを見て軽率に吐きそうになった。わたし、会話が苦手なタイプだから、急所を鉄バットで殴られた気分。だけど勘違いさせてしまう側の気持ちもわかるから、なおのことしんどい。
 わたし、現実世界の人間関係をいつもそういう役割に当てはめて認識している気がする。たとえば、誰とでも分け隔てなく話せる系の人と話すと、「やばい、わたしばっかり話してる、ぜったいこの子楽しくないだろうな、気を遣わせてる、あ、でもどうしよう、話振られたから自分のこと話さなきゃ、やばい、どこかのタイミングでこっちからも話振らないと、でも何を振る? 思いつかない、しぬ」って思ってしまう。そしてぎこちなくなる。そしてその子とそれ以降遊ぶことはなくなるみたいな感じね。これ、大学1~2年の時のわたしです。見た目だけは綺麗に着飾っても内面は暗いままなの、わたしって感じ。
 でも、自分が気を遣う側に回ることもある。気まぐれに誘った友達と飲みに行くとき、「コイツ全然話振って来ないな」ってときがある。相手の話を聞いて、それに対して会話��広げる、という作業をする。ある程度話し終えて場に沈黙が流れる。そういうとき、相手は何故か黙る。気まずい、が嫌なので、こちらから会話を振る。それの繰り返し。断続的に会話をするから、相手は楽しいと思っているのだろうけど、わたしはずっと気を遣っているから疲れる。それで、こっちはそこまで親密ではないと感じているのに、相手は楽しそうに、「次いつ会う~?」みたいな話をしてくる。わたしは心のなかでひっそりと、しばらくはいいかな、と思いながら適当に受け流す。これが認識の齟齬。気を遣われる側と、気を遣う側のどちらかに偏ってしまう。人間関係っていつもそう。
 じゃあ、心地よい関係の人と話せるようになれば良いね、ってことだろうけど、それがなかなか難しい。会話偏差値が同程度の人って、リアルの世界ではなかなかいない。指折り数えて、これまでの人生で2人くらいかも(恋人は除く)。相手がどう思っているかはわからないので、これにすら齟齬が生まれていたらほんとに消えたい。
 そしてもう一つよく考えるのが、(リアルの世界で)自分から遊びに誘わない人、たまには誘ってよってこと。わたしが誘うのは、自分から誘わないと社会とのつながりがなくなってしまうからです。それが苦しい。相手の生活に基本わたしはいなくて、わたしから働きかけたときだけ、相手の生活にわたしが生まれる。でも、わたしの生活にはあなたがいて、あなたに会いたいと思うから連絡をする。それって、不均衡じゃないですか。それが辛いんだよね(相手からすると友達だと思っていないのかも、という心配もしてしまうから)。自分からアクションを起こさないと、誰の世界からも自分がいなくなってしまうように思う。その恐怖にとらわれたまま、誰かを誘う。それが、しんどい。わたしが創作をしたり日記を書いたりするのはきっと、誰かの世界に自分がいてほしいからなのだなと思う。キショい自意識です。でもこんな乱文を読んでくれるあなたがいるから、社会とのつながりは消えずに済んでいます。それに関してはマジラブ、ありがとね
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crydayz · 3 months ago
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250408 CIRCULAR MOTION
【16:00】
これを鍛えすぎると仕事の業務に支障きたすことも多いが、ストレスってもんはほぼゼロになるので「死にたがり」な人は獲得しとくと便利な技術
手帳なり、描きかけのイラストのデータの端っこなりに「今、自分は何をしなければならないか、このタスクにおいて気をつけるべきポイントは何か、なにが一番辛かったか」をメモし、脳からその仕事のことを完全に削除する
それくらいの勢いで手放す
最初は無理。まったく忘れられない。紫の鏡みてーなことになる(20歳までに忘れないとヤバいとされる怪談)
―――――――――――
なぜ忘れられないかというと、その項目が脳内で「重要カテゴリー」に入っており「価値がある」と定義されているから
じゃあ逆に、今日コンビニでもらったレシートの商品リスト全部憶えていられるか? って話。憶えてる人もいるかもしれないが、要らん事に脳使いすぎてて疲れるだろう。普通は忘れる。そもそもコンビニで買う軽食程度なら食べ終わったら何を食べたかすら憶えていない。それが普通
これを、仕事や趣味のラクガキでもそうなるように仕向けてゆく
そもそも仕事における「優先度」とはなにか。それは「ラクして儲かるタスクに注力すること」である
「苦労ばかりで儲からないタスク」には決して注力してはならない。なぜか?
それ(苦労)を大好きになってしまうからである
人は長い時間かけて向き合い、工夫して解決したものを必ず「好き」になる。これは脳科学的にも証明されている
いわゆる「サンクコストバイアス」である
サンクコストバイアスに支配されない為には「好きになりたくないもの」のことは脳のメモリから積極的に手放す
結果として長時間付き合わざるを得ないとしても、決して感情移入しない
「これを好きになったり認めたら厄介なことになる」という「損得勘定」を常に念頭において思考するのだ
趣味のラクガキやブログ記事もそう
このCRYDAYZにはスコアがないから駄文垂れ流し状態だが、FANBOXの方は4日経って8いいね行かない記事は消すようにしている
Xでの投稿は、メインアカウントなら「1000いいね以下」のポストは無条件に消し、消したものはしばらくしてからサブアカウントの方に掲載し「敗者復活戦」をする
サブ垢で「450いいね以下」だった画像ポストは全部消す。「50いいね以下」だったテキスト投稿も全部消す(個人的に残したいテキストはDiscordの文字捨て場的な場所にちゃちゃっと貼る)
そうやって、発信したものすべてをスコアを利用して「残酷に淘汰」してゆく
すると自然とわかる。後ろ向きで甘えていて、皆の生活や趣味に役立たない発信はことごとく無視されるってことが
甘えのつもりで出したものが通る場合もある。けど、それは本当に稀
こうして普段から自分の脳から出るものにスコアをつけていくと、やがて自分の脳内の思考にすらスコアによるソートが適用されるようになる
つまり「皆から受け入れられないような思考はやめよう」という意識が発生する
だから変なこと(=ウケが悪い反社会的なこと)を考えることすらしなくなってゆく
その段階まで行って初めてわかるのだ
自分を散々無視してきた功利主義社達が観ていた「世界」が
ダメ人間に対し冷たい人々は、建設やオモシロに結びつかない思考を「そもそもしない」のだ
考えたらそれに囚われ「好きになってしまう」事を理解しているから
厄介なものを好きになった人間もまた「厄介者扱い」される究極の残酷さを知っているから...
無論、これを人道に適用したら差別になるし無自覚な人権侵害に発展する
だが、仕事やエンタメにおいてはそれでよい
残念ながら(?)、イラストってものは子供でも家族でもない
ただの「消費物」だ
だから「障害を持ったイラスト」を好きになると損をする
障害抱えたものが好きで仕方ない人は、イラスト描く以前に自分の過去と向き合い、親との関係性を見直すべきだろう
愛着障害抱えた人間が作る創作物は押し並べて「食べづらい」
自分が発信するものが「残酷に消費される」事を受け入れられない人は、仕事や創作以外で自分の価値を担保する「枠」を持っていない
私にはイラストレーターという枠以外に「夫」という枠と「父」としての枠がある。これは社会を生きていく上で非常に有利なカードとなる。財産と言ってもよい
結婚し、子供がいます。そう伝えるだけで多くの人が心を開いてくれる。対話ができる。孤独じゃない
だから、イラストの方で孤独や残酷な淘汰が発生する事を受け入れられる
「競争」に参加する人はなるべく多くの人が共感できる普遍的な枠を複数持っていた方がいい
さもないと、自分の大切なものが残酷な競争に放り込まれた際に心が壊れてしまう
そういうタイプの気合の入れ方(退路断ち)もあるけれど、退路と安全地帯は複数持っておくに限る
まあ、空母戦略だ。沖合で戦闘機で海戦するなら陸から発進するんじゃあなく空母から発進して敵の戦艦をアウトレンジで叩き、また空母に戻って補給して叩きに行く(最悪落とされても全体としてのダメージは小さい)
「戦艦だけで全部やる」という大艦巨砲主義(高火力 / 命中率:低)だと手数の多い小さい敵にちまちま体力削られていずれ沈む
最近だとこれがドローンになりました
個々の火力は小さいものの、戦闘機と比べ遥かにコストの小さいFPVドローン使って自爆特攻させる(もちろんヒットアンドアウェイもできるが、大抵の場合そのまま突っ込んだ方が安く済むのでそうする)
単純なミッションならAI操縦でもまかなえるだろう
「これは別に評価されず棄てられてもいい」という使い捨ての発信を大量に用意して投げまくる
SNSで腐らず発信し評価得てゆくにはそのメンタルが必須だし、なんなら仕事でも恋愛でもなんでもそう
「この気持ちは受け取る人によっては一生物かもしれんけど、こちらは技術で何度でも再現可能」という意識を獲得すると覚悟コストが大幅に減って何度でも本気でぶつかれるようになる
「本気にしか視えない手抜き」ができるようになる。切断されても半日で手足再生できるなら「ここは全力で叩き込んで右腕棄てとくか」という戦略が使えるようになる
そーいう視点でボール投げができるようになると、なーんも怖くなくなります
なんなら投げたことすら忘れます
けど、受け取った側はそれなりの何かを感じ取る。未熟で純粋であればあるほど
善ボール、悪ボール、どちらでもこのエフェクトは発生するけど、悪ボールを投げ慣れると知らんとこで恨まれるから「損」
善ボール投げ慣れれば知らないとこで勝手に感謝される
それは「得」でしょう、どう考えても
気がついたら親切しちまってた... そういう自分に気づけた時、人は「生まれてきてよかった」って思えるんです
【✓】
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oldkwaidan · 16 days ago
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狐に憑かれた新五郎
 長野県北佐久郡南大井村平原に新五郎という爺さんがいる。  今年、つまり昭和六年現在、彼は八十四歳。  ひがな一日孫のお守りをしながら、穏やかに過ごしている。  しかし、そんな彼も、若い時分はずいぶんと無鉄砲であったそうだ。
 今から四十年ばかり前の秋の末のことだという。  隣家に不幸があり、新五郎は新仏の墓穴を掘る役になった。  穴を掘っている途中、尿意を催した彼は人々が静止も聞かず、近くにあった狐の巣穴に放尿した。  すると、その日の夕方から、新五郎の様子がおかしくなった。  乗馬未経験者なのに馬を見事に操って駆け歩いたり、奇妙なことを口走ったりし始めたのだ。  熱はないし、食欲も普通にあるので病人というわけではない。  家人はすっかり気味悪くなり、村人たちは「ありゃ狐に取り憑かれたんだ」と噂した。  ある日、見舞いに来た人が、新五郎の家族に声を潜めて言った。 「狐憑きなら南蛮燻しをするといいそうだ」  南蛮燻し、南蛮つまり唐辛子で燻すことだ。  すると別室で眠っていた新五郎が大声で怒鳴った。 「何だと! 俺が狐憑きだと! 誰がそんな馬鹿なことを言いやがった!」  それから新五郎は妻のおすみに向かって言った。 「おすみ、南蛮なら北口になんぼでもあるぞ! さぁ燻せ。燻してみろ! 俺ぁ春日大明神だ!」  新五郎はひとしきり怒鳴ると、再びすやすやと寝てしまった。
 当時、平原には神変神社という御嶽講があった。  講の先達は佐藤という人である。  村人たちは相談をし、先達に狐払いの祈祷をしてもらうことにした。  祈祷の当日、先達は祈祷の装束に身を固めてやってきた。  懸命に読経をしながら、ふと手首の数珠を見ると緒が切れている。調べてみると大きな珠が一粒なくなっていた。 「さても不思議な……」  先達のこの呟きを聞きつけた新五郎はニヤリと笑って言った。 「さっき俺が食い切ったのよ」  その場にいた人々はびっくりした。 「それで珠ぁはどうした」と訊くと、新五郎は「後ろの俵の間にあらぁな」と澄まし顔で答える。  その場にいた凸邨先生が俵の間を探ると、確かに珠があったので、人々は再度びっくりした。 「いけねぇ、先生はいけねぇや…… 先生がそれを見つけ出すなんて……」  新五郎はそう言うと、すやすやと寝てしまった。  やがて祈祷が終わり、お狐様をお送りする、というので、その場にいた人々は御幣と供えた赤飯を持って村外れの川へ流しに行った。  戻ってくると、先程は横になって眠っていた新五郎が、今は胡座をかいて大欠伸をしている。  帰ってきた大勢を見て、新五郎はきょとんとしていたという。
 (信濃教育会北佐久部会・編『北佐久郡口碑伝説集』十一、奇聞巷談 「19、狐に憑かれた話」)
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