#美青年が拾われてから
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無題
平穏よりも胸のときめきをいちばんにしたら世界のぶあつい皮膚が一枚めくれたかのようになにもかもが歌い踊りかがやきはじめたのをいまでも覚えている。わたしは親が厳しくて外泊できないけれど、そのあいだに同級生の子たちはうつくしい島の海に反射する満月をみて、だれかと夜通しぴたりとからだをあわせて内緒話をするような、今にもぷつりと切れそうな糸のように細くて鋭い若さを世界の夢に浸らせている。感性を野放しにして、こどものころの感動をひとつずつ取り戻す時間がわたしにも必要だった。けれど思いどおりにいかないこともある、それも定めとおもって歯をぎゅっとくいしばる。わたしには必要だった。路上、白い廊下みたいに澄んだ朝霧をかんじる時間。薄いトップス。ズレた口紅。好きな男の子と寝て一限目をサボるとか、夜の街頭を走り抜け、くだらないことに時間とお金を費やすこと。「それだけじゃない、夜に遊ばなくても昼に釣りをしたりサッカーしたりそういう遊び方だってあるだろう。そっちのほうが幾分もまともだ」 おとうさんは夜遅くに帰ってきたわたしを叱りつけ、そう言った。わたしはけしてワルにあこがれているのではなくて、ただただ綺麗なものに飽きただけだった。わたしにとって祈りや信仰はさいしょから型があってそれに当て嵌めてハイ完成みたいなかわいいお菓子作りのようなものじゃなかった。昔も今も自分でうつくしい歌をつくれない。うつくしいものがたりをかけない。うつくしい絵を描けない。世の中にはフォロワーが万桁いる女子高生がいて、今、世界中では何千もの美術展が開催されていて、明日、いつかオリンピックに出るであろう少年がはじめてスケボーに乗るかもしれない。わたしには何もできないかもしれないけれど、彼らの生き様はわたしをわたしたらしめる微かなエッセンスとしてわたしに溶け込む。それを祈りという言葉で表象してはだめ?これからのことをかんがえると、ずっとどきどきする。目の前の光景が、訪れたことのない地の光が、風が、わたしを、わたしのからだを必要としてる気がする。世界中に張り巡らされた血管がわたしの心臓部にも繋がっているような心地。死ぬ5秒前ってどんな感覚なのかしらないけど、築き上げた塔が崩れ��ゆく感じなのかな、雪景色のような。
無題
朝起きたら腕に友達の噛み跡と身に覚えのない痣が3つくらいあった。耐え難い疲労がからだのあちこちにひっついて、入れ墨と化している。活字の海を、本をその背に背負えたらよかったのに、今のわたしを崖っぷちに引き止めているのはうつくしい言葉でもなくて、泥に塗れた重いカルマ。イヤホンの先から垂れ流れる音楽すらも風のように軽やかで自由なものではなくて、ねばねばした気持ちわるくてかなしいものに聴こえた。夏と、そのあつさと、その底知れぬ闇に街ゆくものすべてがこころのずっと奥の方で平伏している。昼過ぎにスクランブル交差点前の巨大スクリーンが薄青い空を泳いでいるようにみえたこと、街ゆく人の肌色が、シャボン玉のようにその熱を吸収して発光していたこと、ぜんぶなんか夢みたいにふわふわしているかんじがした。もうすぐでなつやすみなのに、大学入ってからそれまでもずーっと夏休みのような感じだったからあまりどきどきしない。みずみずしくずっと光っていたい。わたしもいつかデカい人間になりたい、いつかいつかいつかという文句ばかりが増えてゆくのを横目でみて、ぜんぶカサブタを剥がすように振り解いて拭ってくれる奇跡みたいな命、日々、音をどうしても期待してしまう。どうすればいいんだろーと思いながらまたあしたも友人と夜ご飯をたべにいく約束した。それでまた家に帰って、朝起きて虚無感に苛まされて、の繰り返しを大量の課題で中和する。薄暗い中でたべるごはんとか朝早起きして化粧をすることじゃない、今はなにもない海とか草原でなにも繕わずにその自然のデカさとか愛を仰向けになって享受するのがいちばんただしいきがする。たすけてと呼ぶには大袈裟すぎるし。
end
泣き出しそうに張り詰めた空気に鼻を啜る。世界の彩度が落ちて、ぶあつい服を着た街ゆく人たちが皆んなちっちゃな怪獣みたいにみえる。肌寒い。外はずっと灰色、モスグリーン、レモンみたいな匂い。大きな木が揺れて、木の葉の上に横たわっていた雨の滴が霧のように3秒間くらい降った。最近は毎日毎日やることが多くて、それをこなしているあいだに1日が終わる。3日連続で化粧を落とさずに寝てしまった。多くの人が電車にのっているときに外の景色に目をやらないのと同じ感覚で、わたしも生活の外側にひろがる微かな動きに鈍くなった。ずっと特別でありたかった、1番愛されたかった、そう��った思春期的な熱望とどんどん疎遠になっていく自分に日々焦ったり安堵したりしている。だけど同時に、わたしの中をまだ生きている17歳のわたしがその面影をときどき覗かせる。期待させる。突拍子もなく走ったり、ゲラゲラ笑ったりする。些細なことで泣いたり、理不尽な世界に怒っている。良くも悪くも変わっていくのなら、これからの自分に期待をしたい。アルバイト先では後輩が6人くらいできて、みんなわたしよりも仕事ができる。わたしはもともと注意をされると衝動的に泣いてしまうところがあったし、シンプルに忘れっぽかった。あまりにも器用に仕事ができないので、ある日店長とそのことについて話し合ったら意識の問題と言われた。その1、人からのアドバイスに劣っている自分を見出してはだめ。その2、素直に人からの意見を受けとる。その3、自分のためでなくだれかのために働く。この3つを約束した。夜の繁華街で50歳の男性に飲みにいきませんかと声をかけられたり、あした授業にどんな服でいくかを考えながら化粧品を見に薬局に寄り道したり、腕に点々とのこる虫刺され痕をみて、それを残した蚊のことを考える。あした、図書館で借りた本の返却期限。わたしもちっちゃな怪獣になって寒さをまるごと食べてしまいたい、寒い日の、霞んだ光やクリアな淋しさ、果実のようにぎゅうぎゅうに酸っぱい気持ちを。
slow burning
大学一年生というよりも、高校四年生というような振る舞いをしているなあ、と自分のことを客観視する。新宿の横断歩道橋から行き交う人々を眺める。つい最近まで、委員会の同期の仲の良さにムラができていて、グループとかカーストとかそういう言葉が浮上してきてしまうほど揉めそうになっていた。それでも、それぞれが居心地の良い場所にしようと歩み寄っている。こういう、諦めによる愛想ではなくて心からの気持ちに胸を打たれる。明大前の飲み屋で酔っ払って「俺みんなのこと愛してるよ」と照れ笑いする先輩に、わたしたちみんな、キモいねーなんて言って茶化した。そのあと夜の大学で騒いでいたら警備員に注意された。机の下に10円玉を落としたのを拾わないで帰る。いつまでも赦されていたい。山猫のような女の子でいたかった。すぐ隣、肌すれすれにだれかの温もりを感じて弱さを誤魔化すのではなくて弱さを共鳴しあっていたい。「東京の人は生き急いでいる」なんて言葉があるけれど、わたしは美しい光景がそこに広がっていれば必ず立ち止まる人でありたい。仕事に遅れそう、とか、終電が、とかじゃない、好きな人たちのためだけに忙しくありたい。恋人は待ち合わせをするとき、「どこでおちあう?」と聞くのだけど、高2の頃、初めて会う日、それを「(恋に)落ち合う」と勝手に解釈して勝手にどきどきしたのを思い出した。それからわたしも「どこで落ちあう?」と聞くようにしている。ドア窓の形に切り取られた青い影が電車のフロアに映って、がたんごとんという音に沿ってフィルム映画みたいに小刻みにうごいていた。池袋で新疆料理をたべて、お腹を下す。スペイン語の中間試験。渋谷で5分1000円の手相占いをしたら、鎖みたいにいくつもの線が絡まっていますね、と言われた。意外と気にしいなんじゃないですか?「そうですね」と答える。駄菓子屋で1000円使い切ったほうが幸せになれそうだとおもった。電車の隣の線路にカラスが一羽いた。こんなに近くでみるのははじめてだ、と思って、じーっとみつめた。黒なのに黒じゃなくて、光を受けて渋いグリーンや紫っぽくみえる羽毛に目を見張る。なんか、空はどこまでも真っ青なのに光の細部だけ色があたたかい夕方前みたい。ふわっとなにかに気付いて、じーっとそれを見つめて、そこになにかが“視える”とぜんぶ途端にスローモーションになって、焦燥感や虚しさがたちあがってくる瞬間がある。からっぽなのにぎゅうぎゅうな感じ。AirPodsをケースにしまう音が体感的に5秒間くらい耳に残ったり、自分の息遣いにどきどきしたり、すれ違う男子高校生の会話声や、鳥が羽をはためかせる様子がクリアに輪郭が保ったまま空中を転がる。ガムを買って噛みながら、心のもやもやしたなにかを同時に小さく噛み砕いてゆく。光の洪水。家に帰ってパスタをたべたあと、お風呂で下の毛をつるつるにする。夕方終わりにお風呂に入るの、とても好きだなあと思う。コンタクトレンズを外さないまま、化粧も落とさずベッドへダイブする。瞼の裏に東京タワーの赤がたましいの塊みたいにまあるく光っている、はやく何もかも諦められる年齢になりたいと思う。
無題
なんかまじでわたしが疲弊していて悲観しているのか、世界が残酷なのかわからなくなってきた。脳科学の講義を受講したあと、テキトーに混雑した休日の街をあるいていたら皆んなの脳みそが透けて浮きでてきそうで気持ち悪くなった。地球4周分の神経線維。そう、どでかい爆弾が街ゆく人々の頭蓋骨に葬られている。ニューロンが軸索を介してつながってゆく、放出と受容を繰り返してみんな手を繋ぎあってゆく。セール中でバイトの雰囲���がぴりぴりしていて、みんな資本主義の豚みたいに働いていた。うつくしくないとおもったし、私も美しくなかった。結いた髪に、ぴたっとあげられた前髪。なにを思っているのかを書くのがずっと怖かった。もしかした��私の感じているこの欲望はとても汚らわしいもので、それゆえにだれかを傷つけてしまうかもしれない。でも、言葉にしなければすぐにわすれてしまう感情に名前をあげなくなって、水をあげなくなって、そうしたら、じぶんの脳みその溝をうめていたみずみずしい苔までもがすっかり枯れきってしまって虚構を連ねるようになった。空洞に哀しみの音だけが響き渡る。友達はいるけど、私はその友達の1番になれない。恋人みたいな人はいるけど、私はその恋人の1番にはなれない。1番っていうのはほんとうの意味での1番、2番とか3番とかがいない1番。圧倒的な2人の世界の中でのフェアで高貴な1番。有名になりたかった。文章でも外見でも写真でもなんでもいい、だれにも敵わない羽根で世界を羽ばたいてみたかった。わたしを選ばないで、そこらへんのそれっぽくかわいい女の子を選ぶかっこいい男の子たちを信じられないでいる。外国に行ったらモテるよ^_^と投げかけられた言葉について何回も考えるけど、考えるたびにかなしくなる。でもね、神様はいるとおもう。木漏れ日の首筋に、砂丘のしずけさに、広大な空の一枚下に、その温もりと永遠が芽吹いているのをしっている。そのたびに、わたしはこの世界に愛されていて、まだ19歳で、まだ何にでもなれて、そして世界を(気持ちがあふれてしまいそうなくらい)等身大で愛しているドラゴンみたいにかわいい女の子だとまじないを唱えるようにして心を強く保つ。アスファルトに散った桜が朽ちて、吐瀉物のようにグロテスクにぬるい光を浴びている。走り抜ける。だれかの憎悪の中に、疑念の中に、見下しの中に憧憬の眼差しを覚えながら。東京で灯される光の数だけ、アフリカの広原でつややかな花が咲けばいいのに。光の重さの分だけ、銃弾が軽くなればいいのに。帰り道、ひさしぶりにパンを買って帰った。
日記
弟がiPadのタッチペンを無くしたらしくて、それを聞いた母がすぐにAmazonで検索して新しいのを買った。こういうとき��ほんとうになんか小さなことだけれど、すごく心が愛にみちる。
大学の新校舎の建物のにおいが400人もの人が集まった大教室の縁をすべっていく。扉を開けた瞬間、目と目と目がわたしの顔を捉える。湿気漂うフロアにだれかがペンを落とす音、先生のマイクが吐息までもを拾って湿った熱を加速させる。「儚いって聞いて何を思い浮かべますか?蝶?蛍?蝉?トンボ?」 教授がそう聞くと、みんなのえらぶ選択肢がちょうど均等に分かれる。講義が終わるといつもすぐに帰るイケてる男の子が蛍を選んでいて、なおさらかっこよく見えた。わたし、インスタのフォロワーが490人いるんだけど、その人数って今見てるこの人たちよりももっともっと多いのかと思うとなんか心強いような息苦しいような、不思議な気持ちになるなーとぼんやり思った。君たちはぶっちゃけ勝ち組です、という先生がキモかった。海外の大学院に行きたい。わたしはもっともっと色々な人を知るべきだし、美しい景色にであうべきだし、貪欲に学ぶべきだとおもうから。聡明になって、お金を稼いで、将来だいすきなひとたちにたらふくご飯をたべさせてあげたい。お母さんとお父さんが育ててくれた、守ってくれたこの心の真ん中にそびえる愛情のかたまりを誰かに分け与えていきたい。でも、そうとも思うけど、逆にそれをこなごなにさせてくれる危険性や若さゆえの解放にも目が眩んでしまうの。「今しかできない」ってとてもずるい言葉だなあ。
19さい
19歳とかいちばん呪われていた1年だった。まだハタチじゃないけど、もうそうさせて、と思うくらいに、1年のあいだに10年分くらいの幸せと不幸せがぎゅうぎゅう詰めに、どっちがどっちかわからなくなるくらいに入り乱れててくるしくてさみしくて悲しかった。くるしかった。わたしと同じ純度で、等しく、あいしてほしい。あいされたい。
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4月23日(火)完成披露舞台挨拶付先行上映会オフィシャルレポート!



このたび、映画『碁盤斬り』の豪華キャストが勢ぞろいし、4月23日に完成披露舞台挨拶付先行上映会を開催いたしました!本作は、草彅剛さんが冤罪に貶められた浪人・柳田格之進役に挑み、時代劇を初めて手掛けることとなった『孤狼の血』の白石和彌監督との強力なタッグが実現した感動のリベンジ・エンタテイメントです。本日は、草彅剛さん、清原果耶さん、中川大志さん、奥野瑛太さん、音尾琢真さん、���村正親さん、斎藤工さん、小泉今日子さん、國村隼さんというオールスターキャストと白石和彌監督が登壇した舞台挨拶を実施しました。撮影中のエピソードや、映画の内容にちなんで《リベンジ》したいことなどについてトークが展開され、大盛り上がりの舞台挨拶となりました!
寡黙な武士、柳田格之進を演じた草彅さんは、舞台挨拶冒頭から満面の笑みを浮かべ、充実感を漂わせました。撮影以来となる共演者との再会をよろこび、「みんなのグルーヴがすごくいい!」とニッコリ。自分の持っているものすべてを出し切れたと話した草彅は「幸せな環境で映画が撮れました」と報告し、大きな拍手を浴びました。撮影現場は作品に関わるすべての人、職人のこだわりが詰まっていたとし「みなさんのおかげで(格之進を)ちゃんと演じられました。代表作になったと思います!」と役を演じ切ったと胸を張っていました。格之進の娘・お絹役の清原さんは「現場で草彅さんを見かけるたびに、“父上”という気持ちになって。格之進として佇んでいらっしゃって、とても支えられました」と感謝。父・草彅さんの背中を「追いかけられたらいいな、支えられたらいいなという思いで見つめていました。草彅さんのおかげでお絹ちゃんとしていることができたと思います」との清原さんの言葉に草彅さんは「その言葉、一生大事にします!忘れません」と返し、父娘のほっこりトークで和ませました。萬屋の亭主・萬屋源兵衛役の國村さんは「タイトルにもあるように碁盤を挟んだシーンがたくさんあります。碁がテーマでもありますが、碁のシーンを通して、格之進の性格を伝えていくという意味合いもある作品です。碁のシーンで格之進の中身が変わっていくのを感じられると思います」と笑顔でアピールしました。萬屋の手代・弥吉役の中川さんは「すごくピュアで真っ直ぐな武士の子。小さい時に源兵衛に拾ってもらい、息子のように育ててもらった青年です。映画の中で起きる事件に大きく関わるという役どころ。囲碁がベースになっていますが、とても親近感のある、身の回りで起きるような出来事を描いた作品です。弥吉のポジションは苦しいけれど、応援したくなるような弥吉になればいいなと思いながら演じました」と役作りを振り返りました。音尾さんが演じた萬屋の番頭・徳次郎はトラブルの発端となる役どころでいわばトラブルメーカー。中川さんが「あの人のせいです!」とトラブルを引き起こした音尾さんを指さすと、「トラブルを起こして申し訳ありませんでした」とお詫び。中川さんと音尾さんのトークのコンビネーションで会場を沸かせました。撮影現場で印象的だったのは座らない草彅さんの姿と明かした音尾さんは「神経が研ぎ澄まされているのでしょうか。本番に合わせてググッとフィットしていくために、研ぎ澄まさ���ている姿を見ていました。今日は現場と違ってかなりふわっとしています」と撮影中とイベントでの草彅さんのギャップを指摘。音尾さんのコメントに「ありがとうございます、高倉剛です」と撮影現場で座らないことで有名だった高倉健さんになぞらえ、キリッとした表情を見せ笑いを誘った草彅さんは、座らない理由について「5秒で眠くなっちゃう(笑)。みんなよく眠くならないよね。僕は夜10時には寝るけれど、座ると眠くなっちゃうんだよね」とマイペーストークを展開し、会場を笑い声でいっぱいにしました。すべてのキャストと絡みがあった草彅さんは、撮影中のエピソードを次々と披露。音尾さんについては「ずっと写真ばっかり撮っているカメラ小僧」とニヤリ。「この話でいいの?」と確認しつつ、カメラトークは止まらず、中川さんに至っては音尾さんにすすめられたカメラを購入したことも明かされました。自身のトークの順番だったにも関わらず、どんどん共演者とのエピソードを話し続ける草彅さんに時折ツッコミを入れ笑わせた音尾さんはしっかりと作品に触れる場面も。「いい役をもらいました。今年も白石監督にお歳暮を送ります」と白石監督作品常連の音尾さんならではのおなじみのフレーズで盛り上がりました。國村さんとの共演シーンを振り返ると、「春のシーンだったけれど、実はすごく寒くて。映像では綺麗に映っているけれど本当は寒いんです!」と草彅さんが撮影時の裏話を暴露。國村さんが「きっと寒かったんやろうな、って思いながら観てください」と舞台挨拶後に鑑賞予定の観客に呼びかけると、草彅さんは「僕(格之進)と國村さん(源兵衛)のラブストーリーにも注目してください!」と本作のおすすめポイントを伝えました。格之進と因縁のある武士・柴田兵庫役の斎藤さんは「ずっとかっこいい!」と大絶賛の草彅さん。「佇んでいるだけですごくクール。なんでいつもそんなにかっこいいだ、チクショー!という気持ちを込めました」と対峙シーンへの意気込みを解説し笑わせました。町の親分・長兵衛役の市村さんについては「すごく気遣ってくれる大先輩」と感謝した草彅さん。「いつも元気ですごい。役者として見習いたいので、健康法を教えてくださいと訊いたら、親が元気なので、と言われて(笑)。遺伝だからって。元も子もない!」と大先輩からのアドバイスを期待しましたが、まさかの回答があったことも明かし、笑い飛ばしていました。彦根藩の藩士・梶木左門役の奥野さんについては「ずっと途方に暮れていた」と撮影現場での様子をレポートした草彅さん。共演者全員との撮影を振り返り「僕はみんなと交流があったので!」と一緒のシーンがなく、今日が初めての顔合わせとなるキャストへの気配りで、いろいろなエピソードを公開したと説明しました。「役柄としては非常にクソ野郎です…」と小声で話した斎藤さんの役作りは「正義への考え方」だと解説。正義の反対は悪ではない。���うひとつの正義という気持ちで兵庫なりの悪を演じたとし、格之進役の草彅さんとは「最小限の動きの競技である囲碁と殺陣。静と動、2つの対峙をやらせてもらいました。どんなに熱を沸騰させた状態でいても、格之進と対峙すると水が変わるというのでしょうか。研ぎ澄まされた空間になってしまう。そういう格之進に静かに鳥肌を立てながら撮影していました」と語りました。このコメントを聞いた草彅は「かっこいい…。“静かに鳥肌を立てながら”っていうセリフもらいます!」とニヤニヤ。これまでの斎藤さんとの共演経験を踏まえ「(対峙の)集大成のようなシーンが撮れました。感謝しています」と深々とお辞儀をしました。演じた役柄について奥野さんは「格之進に常につきまとっている役。格之進が実直で、健気で、武士らしい姿を見せてくれるので、全幅の信頼をおきながら、ただただついていく。彼の背中をただただ執拗に追いかける役です」と独特の表現で分析し笑いを誘いました。草彅とは29年ぶりの共演となった小泉さんは「まだ剛くんが20代前半だった頃。少年っぽさが淡く残っていた時にテレビドラマで共演して。放送が始まって剛くんのキャラクターが人気になって、出番が増えていき、キャラクターが大きくなっていったのを覚えています」としみじみ。「当時から演じることを楽しんでいたし、すごく素敵でした。久しぶりにお芝居を一緒にしたけれど、背中が素敵で。主役としてすべてを背負って引き受けている姿に感動しました。この背中の役に立ちたいと思いながら、お庚という役を一生懸命演じました」と話す小泉さんに草彅は「キョンキョン大好きです!」と答え会場を盛り上げました。さらに草彅は17年ほど前に小泉さんからプレゼントされたTシャツにサインをしてもらったエピソードも明かしました。「和柄で、今回の作品に合っていて。撮影中の2週間、パジャマにしてました、洗わずに(笑)」と付け加え、さらなる笑いを誘いました。「春の撮影で花粉症がつらそうだった」と撮影中の草彅の様子を思い出した小泉さん。すると草彅が「かゆいし、鼻をかむと髭がとれちゃう。鼻をかむたびに(メイクの)直しが入って。それが1番大変だったかも」と撮影時の苦労を明かす場面もありました。市村さんとは「いつか一緒にミュージカルを!」という話で盛り上がったみたいで、イベントで草彅がその話を続けようとしたところで「今日は『碁盤斬り』の話をしましょう!」と市村さんが脱線を防ぐナイスなフォローを見せて会場を笑わせました。本作で時代劇に初挑戦した白石監督は「日本の映画史は時代劇とともに発展しました」と切り出し、「スマホの寄りを撮らなくていいなど、(現代劇とは違う)発見がいろいろとありました。今後もぜひ、時代劇に挑戦したいです」と充実感を漂わせました。こだわったのは江戸時代の光源だとし、限られた光源でどれだけの表現ができるのか、かなり攻めたとも話しました。さらに「普���はフレームからはみ出るような荒々しい映画をと思っているけれど、今回は美しい映画をという思いがありました」と初時代劇への見せ方にも触れ、注目してほしいポイントです。作品にちなみ“復讐したいこと”を尋ねられた草彅さんと清原さん。草彅さんは「今日の舞台挨拶をもう1回やり直したい。リベンジしたい(笑)」と少し俯き、「テレビカメラとかいっぱい入っているのに、どこが切り取られるんだろうと急に不安になってきて…」とここまでの自由なトーク展開を苦笑い。「では、私はそのリベンジを応援します!」と気合いを見せる清原さんに草彅さんは「清原さんはちゃんとしてたよ」と優しく返答。「これだけ(キャストの)みんなが集まるのは最初で最後かもしれないのに…」としながらも「映画をたくさんの人が観てくれたらリベンジできるかも!」と、今後もイベントが開催されることを願いつつ、たくさんの鑑賞を呼びかけるというナイスなPRで大きな拍手を浴びました。最後の挨拶では本作の宣伝を務める観客に向けて、SNS投稿時の「#(ハッシュタグ)」も発表。「#碁盤斬り」もしくは「#ごばんぎり」とのこと。「漢字は難しいから、ひらがなでもいいです。ご飯じゃないよ、ごばんだよ。このフレーズ気に入っているけど、いまいちウケなくて…」としながらも、最後までしっかりと映画を宣伝し締めくくりました。
■英語タイトル“BUSHIDO(ブシドウ)”として 4月に開催されるイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭のコンペディション部門での上映も決まっております。 さらに、フランスの配給も早々に決定しました。フランスの配給会社、ART HOUSE FILMS(アートハウス・フィルムズ)社の社長エリックさんからコメントをいただきました。 「演出も俳優陣の芝居もとてもいい。この映画は侍映画の伝統を引き継いでおり、とてもエレガントでよくできている」
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2024/5/1

5月1日 奈良のホテルで、初めてテレビにyoutubeアカウントを紐付けて大画面でyoutubeを見ている。 奈良でも京都駅前のライブカメラを見ている。 本当は旅行に出ない方が良かったと思う。それ位、昨晩は目眩と吐き気があって、そんな中でも家を空ける前にするべき生活をして、へとへとになって味のしないご飯を食べた。 今日も、天気が相まってか、あまり優れない感じで生活の片づけるべきことをして、帰ってきて悲しくならないようにお部屋を整えて、へとへとになって家を出た。
良い空気清浄機付き除湿加湿器+サーキュレーター機能的な製品を見つけたい。今、全てが分離しているので忙しくなってしまう。

新幹線の中では、今回も恐ろしく眠ってしまった。 平日だったので、ゴールデンウィークでもあまり混んでいないように思えた。本当にずーっと眠りすぎて、こんなに疲れているなら家でゆっくり(無理だけど!)した方がよっぽど良いのでは?と、思いながら名古屋でやっと少しうつらうつらまで意識を戻して、京都手前でなんとか目を覚ました。

京セラ美術館へ行く予定だったので地下鉄に移動しながら、昨日からの目眩が続いている体感に、よくない!!と思い、何か食べておこうとコンビニへ入る。 いつも通りの、何もほしいものがないラインナップだった。でも京都土産コーナーにヴァッフェルの個包装売りを発見。冬にもヴァッフェルに命拾いしたので今日も買ってみる。 買ったところで満足してしまい、そのまま東山まで行って、東山駅のセブンティーンアイスを食べた。

京セラ美術館は改修した後、ずっと行きたいと思っていたところ。 ちょうどkyoto graphyが開催中で、川内倫子ので展示会場だった。同時期にジブリの金曜ロードショー展と、村上隆の展示も開催中でとても混雑していた。 でも美術館が大空間で広々していたので狭苦しさはなく、ところどころで青木淳を感じる建物だった。

京セラ美術館になんとか到着できただけでも自分を褒めてあげたい!と、展示は二の次で流すように観るつもりだったけれど、写真展、とても良かった。 写真を撮りたくなってしまう展示だった。 京都で川内倫子の作品を観ている、という事に、時々我に帰って実感しては、幸せかもと思えた。

京都は大混雑している様子だったので、そのまま三条から京阪で奈良方面へ向かう。 途中から乗車してきた女子中学生5人組は、お休みなのか休日私服スタイルで、コナンの映画を見てきた様だった(小学生時代の同級生、なっちゃんとみーちゃんも、毎年ゴールデンウィークはコナンを見に行っていた)。 1人は明日から韓国に行く、と言っていて他の4人が「いいな〜!!」と羨ましがっていた。 「どこか行かないの?」と他の子達も報告しあっていて、1人が「私は伊豆に…」と言うと「え!いいね〜〜!!」と4人とも声を上げた。 伊豆の子「え?!(伊豆だけど??)」 他4人「え??」 ???と伊豆に行く子は他4人からの予想外の反応にキョトンとし、他4人はそのキョトンの様子にキョトンとして、私はそのディスコミュニケーションを楽しんでいた。 「え?ディズニーじゃないの?」「イズ!伊にまめの方の…」「伊豆、伊豆か」「伊豆ってどこだっけ?」「うーん、あんまわからない。静岡…?」「え?本当にディズニーじゃないの?」「え?うん。伊豆って言って、みんな、わ〜ってなったから、なんでやろ?と思ってた…」と会話が続いていた。

途中で近鉄に乗り換えて、ここは修学旅行で通った駅だ…!とフラッシュバック。 班行動で奈良から宿泊先の京都の四条烏丸のホテルまで移動するミッションが課せられていて、思ったより長時間の電車移動に緊張しながら、何も見るべきものがない窓の外の風景や、特急通過待ちの停車ホームをただじっと見ていた当時の風景が重なった。

奈良に着いていったん荷物を置くともう18時。 ならまちのかわいいお店は閉店してしまい、お寺の鐘の音を聞きながら少し奈良公園を散歩。今回も夕食迷子で、でも、昨年泊まった時と同じで、近くのスーパーやコンビニを梯子してなんとか用意ができた。

やっと帰ってきたところで、買ったばかりのサラダをひっくり返してお部屋のカーペットに千切りキャベツが散乱。できるだけ拾い集めたけれど、ごめんなさい。明日の清掃の方、ごめんなさい。

長島先生から「ちょうどその日だけ出ちゃってるの!なかなか合わないね〜」とお返事が来ていた。なかなか会わなすぎる。先日、西洋美術館の展示観てきました!とお返事した。

明日はまだ帰れない。なんで2泊の旅行にしてしまったんだろう!と、やり過ごせるように、なんとか楽しめるように。 かれ��れ45分日記を書いているので、さらにへとへとです。 日常を愛すために旅行という負担を自らに課している(修行)、としか思えない今回の奈良旅行。 ホテルのアメニティが、たまに出会えるペリカン石鹸のアーモンドの香りのボディソープで嬉しかった。

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長崎、熊本、鹿児島県の海岸で7月下旬以降、中国製とみられる箱入りのたばこが大量に漂着しているのが見つかった。貨物船の積み荷が流出した可能性があるが、「落とし主」はわかっていない。海洋汚染を招く恐れもあるため、地元の自治体や警察、海上保安部などが回収を急いでいる。(野平貴) 中国製たばこか、長崎・熊本・鹿児島の海岸に大量漂着…市民団体回収も「拾っても拾っても出てくる」 画像の拡大 砂浜に流れ着いたたばこを回収する熊川さん(8月、長崎市で) 五島灘に面した長崎市・外海地区の砂浜に8月下旬、赤や青、金色など様々なパッケージのたばこが打ち上げられていた。中国語の表記があり、未開封の新品とみられるが、海水を含んで変形しており、周囲には鼻を突くにおいが漂う。 「拾っても拾っても、まだ出てくる」。海岸の清掃活動に取り組む市民団体代表の熊川泰秀さん(65)は困惑した表情を浮かべ、拾い上げたたばこを次々とごみ袋に入れた。 外海地区の海岸で最初に見つかったのは8月中旬。団体は市に連絡した上で、これまでに1600箱以上を回収しているが、熊川さんは「まだ掃除していない海岸もあり、全体でどれだけあるのか見当もつかない」とため息をつく。 長崎税関などによると、たばこは中国製とみられ、7月下旬以降、鹿児島県薩摩川内市・ 甑こしき 島や枕崎市、南大隅町などの海岸で相次いで見つかった。その後、熊本県・天草地方や長崎県の島原半島、朝鮮半島に近い同県・対馬まで南北約350キロにわたって確認されている。同税関監視部の岩崎健管理課長は「管内でこれほど大量のたばこが漂着したのは初めて」と驚く。 熊本県警牛深署(天草市)では、これまでに5000箱以上を集めた。鹿児島県指宿市も「軽トラック2台分を回収した」としている。長崎県の離島・五島市では約1500箱が確認されており、各地の警察や海保、地元住民らが回収して一般廃棄物として処分している。 積み荷が海にばらまかれた可能性 海洋ごみに詳しい藤枝繁・鹿児島大特任教授(漂着物学)は、単一の品が大量に流れ着いたことから、輸送中のコンテナが海に落ち、積み荷が海にばらまかれた可能性を指摘する。 同様の事例は過去にも起きている。2022年には日本海沿岸にロシア製とみられる注射器が大量に流れ着いた。海上輸送品の落下とみられている。漂着物学会誌の論文によると、06年には韓国・釜山近くを航行していた中国・天津発の貨物船からコンテナが落下し、インクカートリッジが流出。韓国の沿岸に18万個が漂着し、日本でも北海道から沖縄までの日本海側を中心に451個が見つかった。 ただ、今回のたばこについて荷主らからの届け出などはない。長崎海上保安部は流出被害の全体像を「数が多すぎて把握できていない」とするが、流出したたばこの箱は万単位に上る可能性もある。藤枝特任教授は「美観を損ねるだけでなく、散逸すると回収が困難になる」とした上で、「負担は大きいが、できる限り回収・処分してほしい」としている。 長崎税関は監視艇での警戒を強化し、長崎県の橘湾や天草灘周辺で海上に浮かんでいた約1000箱を回収した。箱の中に薬物などの異物が隠されていた痕跡はないが、同県資源循環推進課は「見つけた場合は、地元の自治体に連絡してほしい」と呼びかけている。
中国製たばこか、長崎・熊本・鹿児島の海岸に大量漂着…市民団体回収も「拾っても拾っても出てくる」 | ヨミドクター(読売新聞)
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2024年7月26日に発売予定の翻訳書
7月26日(金)には41点の翻訳書が発売予定です。
ホラー映画の科学 悪夢を焚きつけるもの

ニーナ・ネセス/著 五十嵐加奈子/翻訳
フィルムアート社
詩の畝 フィリップ・ベックを読みながら

ジャック・ランシエール/著 髙山花子/訳
法政大学出版局
北東アジア、ニーチェと出会う

金正鉉/編著 文俊一/著 趙晟桓/著 岩脇リーベル豊美/著 柳芝娥/著 金賢珠/著 ほか
法政大学出版局
ソングライターの秘密

フランク・グルーバー/著 三浦玲子/翻訳
論創社
ベルクソン書簡集 II

アンリ・ベルクソン/著 松井久/訳
法政大学出版局
ウェス・アンダーソンの世界 フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

マット・ゾラー・サイツ/著 樋口武志/翻訳 ���儀直子/監修 篠儀直子/翻訳
DU BOOKS
初等整数論9章(第2版) POD版
James J. Tattersall/翻訳 小松尚夫/翻訳
森北出版
難問・奇問で語る 世界の物理
特定非営利活動法人 物理オリンピック日本委員会/翻訳
丸善出版
城砦〈上〉
アーチボルド・ジョセフ・クローニン/著 夏川草介/翻訳
日経BP
城砦〈下〉
アーチボルド・ジョセフ・クローニン/著 夏川草介/翻訳
日経BP
男はクズと言ったら性差別になるのか
アリアン シャフヴィシ/著 井上廣美/翻訳
柏書房
ズィーラーン国伝 I 神霊の血族
ローズアン・A・ブラウン/著 三辺律子/翻訳
評論社
ズィーラーン国伝Ⅱ 王の心臓
ローズアン・A・ブラウン/著 三辺律子/翻訳
評論社
デンマークの産業財団
スティーン・トムセン/著 尾﨑俊哉/翻訳
ナカニシヤ出版
ウィルフレッド・ビオン未刊行著作集
クリス・モーソン/著 福本修/翻訳
誠信書房
なぜガザなのか : パレスチナの分断、孤立化、反開発
サラ・ロイ/著 岡真理/編集・翻訳 小田切拓/編集・翻訳 早尾貴紀/編集・翻訳
青土社
大規模データセットのためのアルゴリズムとデータ構造
DzejlaMedjedovic EminTahirovic InesDedovic ほか/著 岡田佑一/翻訳
マイナビ出版
「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 上
ピーター・ゼイハン/著 山田美明/翻訳
集英社
「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 下
ピーター・ゼイハン/著 長尾莉紗/翻訳
集英社
指揮棒の魔術師ロジェストヴェンスキーの“証言”
ブリュノ・モンサンジョン/著 船越清佳/訳
音楽之友社
デッドプール 30th Anniversary Book
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社/監修 齋藤隼飛/翻訳 鯨ヶ岬勇士/翻訳
KADOKAWA
十八歳の別れ

キャロル・モーティマー/著 山本翔子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ときめきの丘で

ベティ・ニールズ/著 駒月雅子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛し子がつなぐ再会愛

ルイーザ・ジョージ/著 神鳥奈穂子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
脅迫された花嫁

ジャクリーン・バード/著 漆原麗/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
炎のメモリー

シャロン・サラ/著 小川孝江/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
心まで奪われて

ペニー・ジョーダン/著 茅野久枝/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
今夜だけあなたと

アン・メイザー/著 槙由子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ホテル王と秘密のメイド

ハイディ・ライス/著 加納亜依/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
コウノトリが来ない結婚

ダニー・コリンズ/著 久保奈緒実/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
絆のプリンセス

メリッサ・マクローン/著 山野紗織/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
浜辺のビーナス

ダイアナ・パーマー/著 小林ルミ子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ハイランダーの秘密の跡継ぎ

ジェニーン・エングラート/著 琴葉かいら/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
プリンスを愛した夏

シャロン・ケンドリック/著 加藤由紀/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
伯爵に拾われた娘

ヘレン・ディクソン/著 杉本ユミ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
プロビデンス Act3
アラン・ムーア/著 ジェイセン・バロウズ/イラスト 柳下毅一郎/翻訳
国書刊行会
サムライ心得帖 : 戦術・武具から教養・礼節まで
スティーブン・ターンブル/著 風早さとみ/翻訳
原書房
ナチスを撃った少女たち : スパイ、破壊工作、暗殺者として戦った三人
ティム・ブレイディ/著 矢沢聖子/翻訳
原書房
道徳教育
エミールデュルケム/著 古川敦/翻訳
丸善出版
新版 地図で見るイスラエルハンドブック
フレデリック・アンセル/著 鳥取絹子/翻訳
原書房
貝類図鑑
S.ピーター・ダンス/著 マシュー・ウォード/写真 サイモン・エイケン/写真 黒住耐二/翻訳 山崎正浩/翻訳
創元社
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2023年振り返り(1月〜6月)
カメラロールを見ながら今年も雑に振り返る。
一投稿に写真が30枚までということなので、上半期と下半期に分けて投稿する。
■1月 ・元日にスラムダンクを観る

スラムダンクミリしら勢だったが面白かった。 この後dオタクストアでアニメ版全話を見ることに・・・(数ヶ月かかったけど達成)
・冬キャンプ(荒川) 強風過ぎて焚き火はできなかったけど、煮込みラーメンを作って食べた。

▲煮込みラーメン
冬のキャンプは寒いけどどっちかというと暑いよりは寒い時期にキャンプするほうが好���かもしれないなと気づいた。
・伊豆に旅行した


▲東海オンエアの柴田とゆめまるが伊豆旅行で訪れていた食事処


▲See The Forestといういい感じのカフェ

▲宿泊は坐漁荘というところに行った

▲部屋風呂は最高である
■2月 ・青森に旅行した

▲三内丸山遺跡
2月の青森は雪深くてテンションが上がる。 シャガールのアレコ4幕全部見られるのの期限が迫っていると思われたので訪問したが、どうやら再度延長されている模様。
大きな作品から食らうエネルギーみたい��のはあると思う。


▲浅虫温泉の温泉むすめ可愛い

▲初めてグランクラスに乗った
■3月 ・ブルージャイアント鑑賞

泣いた。めちゃよかった。
・友達が家に遊びに来たり 3月は普通に暮らしていたようである。


▲魚虎の殺人ホッピーたち
・この頃から徐々にぽんぽこちゃんねるを見始めている
■4月 ・妙高高原に旅行した


▲うみがたり(上越市立水族館)
うみがたりはそんなに大きな水族館ではないけれど、見どころがたくさんあるところだった。というか、見せ方が美しい水族館だなと思った。

▲赤倉観光ホテル

▲またグランクラスに乗った。デザインが違って良い。
・急遽秋田に行くことになった

▲桜が綺麗な季節
・新しいレンズ購入

・大阪の友達の結婚式に参列

お幸せに〜〜〜
■5月 ・結婚式からの神戸旅行

▲須磨水族館 閉園まであと30日のタイミングだった。そろそろリニューアルオープンだろうか。
・このタイミングで関西在住の前職の先輩と食事に行った
色々大変そうではあるけど、ご家族とハッピーに暮らしているようで元気をもらえた。
・Twitterで相互フォローだった方と初めてお会いした
かなり初期から相互だった気がするが一度もお会いしたことのなかった方に会ってお茶した。インターネットの人と初めて会う感じが久々で緊張したけど、お会いできて嬉しかった。
・潮干狩り(貝拾い)

恒例行事と化しつつある。今年はかなり拾った。
・どん底会

どん底からのやんばる。 ミニ沖縄そばが染みる。
■6月 ・ピザ会

友達が家に来たのでピザ会をした。 自分で取りに行くともう一枚無料で貰えるサービスバグってる気がする。
・庭の手入れ 荒廃しつつあった箇所の手入れをした。塹壕掘り状態。
・弁理士の先輩と食事 これも年一くらいの恒例行事になりつつある。 会社の人以外とこの辺の話をすることないからめちゃいい刺激を受ける。
・四国に旅行した(高松−直島)

一昨年はサンライズ出雲で出雲市に行ったが、今年はサンライズ瀬戸高松方面へ。 高松港から船で直島に行き、ベネッセハウスに泊まった。 天気はそんなに良くなかったけど、やっぱ島はいいなと思った。

▲部屋が作品なのおもしろと思った


▲とにかく部屋が広い
一旦ここまで。
6月〜7月にまたがって四国旅行をしているので、次は四国旅行day2からスタート。
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2024.2.13tue_tokyo

7:00起床 昨夜、明日は永田町と下北沢のダブルヘッダーだから早く眠ろうと思っていたけれど、なかなか寝付けず。いろんなことを考えていた。だけど起きて青空見たら寝不足も気にならない。心情とは面白いね。
政治、とりわけ東京のことを考えるようになったのは住み始めた23年前の2001年頃。思えばさらには2011年東北大震災がきっかけだったように思う。福岡、佐賀時代は自分のことばかり見て、ちっとも想像が外に及ぶことはなかった。まったく褒められない酷い時代。
2019年の終わり、パンデミックが始まって「痛い、なぜこんなに痛いんだ?こんな状態だったんだ。いつからだったんだよ。」とダイレクトに心に生まれた痛さにようやく気付き世の中を見始める。とっくに人生はそうとう進んでいたね。酷い私の時代はずっと続いてたよ。
起きるコロナ禍が始まる頃、世界のこと、日本のこと、気候変動から始まる「全てのイシューは地続き」をつくづく実感した。その後興味を持って行き始めたスタンディング、マーチ、ダイイン、対話集会、プロテストレイヴと、その中にある様々な言葉を拾い探す努力をし始める。そして今日、たまたま二つの集会スピーチ、コールとそれに対話ライブとが重なり2つの梯子する日になった。
15:00 毎日お昼ご飯の代わりのおやつをしているからそんな毎日のルーティンは普通にして行きたいとお昼3時頃、コーヒーを入れおやつを仕込んだ。この頃くらいから朝に少し興奮した気持ちも随分落ち着いていたね。おやつとコーヒーは大事。
その後、カメラと荷物を抱え出かける。少し早く出たから散歩代わりに「LOST AND FOUND Tokyo」へ歯磨き粉を買いに歩く。おかげでよりカームダウンした気がする。いつも思っていることはなるべく熱狂しないということ。だいたいそれで失敗するし、必ずそんなことでくよくよする。
18:30 地下鉄に乗り国会議事堂前で降りる。久しぶりの国会議事堂は怪しく光っていた。いや、たぶん申し分無く思っていたら『今日の国会議事堂は穏やかな光を放っていたな』になったのかな?いくつかの集まりのコールと僧侶���人が立ち奏でる読経聞いた。様々な人の心が国会議事堂をつつむ。

すでに始まっている国会議事堂前行動、近づくにつれ遠くてもよく通るチャント、コールが聞こえ出す。到着したと同時に小原隆治さんのスピーチがはじまりその一節の「正義を語る事を、止めよう。Let's talk about injustice.。I will not be silenced by injustice. 」が深く心に残り、しかも小原さんの歌うようなチャントに『すべてはリズムなのだ』ね。
21:00 時計を見ると21:00。まだスピーチの方は続くんだけれど、ダブルヘッダー二つ目、下北LIVE HAUSで開催されている「9Party」へ急いで向かった。入るとすぐにsakumagのメンバーでグラフィックデザイナー、ラッパーのnatsumeさんがいた。「しいねはるかさん」がライブ中。私たちも「9Party」に出演した時にご一緒したシンガー。音はもちろんのこと、しいねさんの言葉はいつも心に残る。あんな風に話せる人になりたいと毎回思うよ。その後、浅沼優子さん、佐久間裕美子さんがドイツとアメリカからリモートで対話に参加された。LIVE HAUSのスガナミさんが司会進行。思えばこんなに重要なお話で、遠くにあって間近に聞ける環境を作るスガナミさんのアクティビティーが本当に素��らしい。とはいえ、あっという間の90分余り。もっとお二人のそしてみんなの話も聞きたかったな。



今世界中に起きる、イシュー、クライシスを少しの時間だったけれど分かち合えたと思える時間だったよ。そして内容もさることながら、とにかく全てが優しいのだ。みんなが、その漂う全てが優しい。浅沼さん、佐久間さんのお話、エントランスに並ぶsakumagの本や地下BOOKS、バックパックブックス、ふるさとの店の本、しいねさんの歌、sakumagクルーのセレクトする音、そしてお好み焼きがくちゃん、チャーベさんが焼くお好み焼き。実際、ライブ中も対話中もずっと『ジュージュー』と素晴らしく優しいSEがフロアーに降り注いでいたね。


23:30 家路に辿り着きふと歩数を見ると1万5千歩の文字。寝不足だし今日はあっという間に眠るなと思うも、1日の出来事を反芻するよにまた朝からを思い出していた。この日記みたいに。ただ私がこうやって日記を書いている「今」も世界はジェノサイドをタイムラインで見ている。そのことに憤りまた眠れぬ夜になってしまいそうだけど、私がいくら眠れなくなったとて辛くなったとて何も変わらない。だからこれからもアクティビティ続けようと確認した2月9日。

明日の朝起きたら「全ては夢」だったってならないのかな?それではおやすみなさい。
チャーベさんの広島風お好み焼き美味しかったなー。
26:00就寝(たぶん)
-プロフィール- ムトウサツキ Small Circle of Friends & STUDIO75. @scof75
ムトウサツキとアズマリキの2人組。1993年、イギリスの人気DJジャイルス・ピーターソン主宰、United future organizationのレーベル”Brownswood”よりデビュー。以来17枚のフル・アルバムをリリース。2005年にはインストゥルメンタルに特化したサイド・プロジェクト「STUDIO75」をスタートアーティストのトータルプロデュースからbeat製作も多数。最新は、BASI、maco marets、kojikojiなど。Small Circle of Friends最新は12th AL” cell ”とセルフミックス “Another cell”。サツキはリユーステーラー「75Clothes」展開。2024年はSmall Circle of Friendsの30周年イヤー。13枚目のアルバムリリース予定です。音楽と服で毎日を暮らしています。
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テオ・アンゲロプロス監督『ユリシーズの瞳』(1995)予告編
映画監督のAは、回顧上映と、バルカン半島最初の映画作家マナキス兄弟のドキュメンタリー映画を作るため、アメリカから故郷のギリシャに帰国した。そして、マナキス兄弟が未現像のまま遺したという幻の3巻のフィルムを探す旅に出る。
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テオ・アンゲロプロス監督『こうのとり、たちずさんで』(1991)予告編
ひとりのTVディレクターが取材の途中で失踪中の大物政治家を見かけるが、政治家夫人も彼も本人であると認めようとはしない。彼はなぜ落ちぶれた別人生を生きているのか。ディレクターはカメラでその姿を執拗に追うが……。アンゲロプロス監督が“国境”というテーマに正面から取り組んだ作品
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ヴィム・ヴェンダース監督(リスボン物語)Lisbon Story (1994)予告
録音技師ビンターの許に、友人の映画監督から1枚の絵葉書が届く。国境のなくなったEUの道路を通ってリスボンに彼を訪ねるビンターだったが、当人はビデオ映像を残して消えていた。���ンマイクで街の音を拾って歩く彼の耳に、美しい女性テレーザの歌声が届く……。リスボン市の依頼を受けたベンダース監督が、映画百年にあたって世界最高齢のオリベイラ監督を迎えて軽やかに綴った映画への愛の賛歌。
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映画制作者の話、失踪した人物の捜索、という共通点でビクトル・エリセ監督31年ぶりの長編新作「瞳をとじて」から、この3本の映画を連想した。
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『瞳をとじて』本予告_2月9日(金)全国順次公開 - YouTube
映画『別れのまなざし』の撮影中に主演俳優フリオ・アレナスが失踪した。 それから22年、当時の映画監督でありフリオの親友でもあったミゲルはかつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組から証言者として出演依頼を受ける。取材に協力するミゲルは次第にフリオと過ごした青春時代を、そして自らの半生を追想する。そして番組終了後、一通の思わぬ情報が寄せられた。―― 「フリオによく似た男が海辺の施設にいる。」
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桜くつ器
「くつ」というのは今自分で考えた動詞で、その場に固定するみたいな意味です。くくりつけるとか、打つとか、木槌で叩いてぴんと固定させる感じ。なにかいい漢字がないかなと思ったけど、思いつかなかった(と思ったが、「繰つ」というのがいいかもしれない、口が3つもあって硬そうなところがいい)。桜くつ器というのは、桜が固定されて飾られている器の意。
カウンセリングに行ってカウンセラーの先生に3ヶ月ぶりに話をしてもらい(ずっと予約の電話をかけることができず、3ヶ月ぶりとなってしまった)、さまざまなことが整理され、やっと、ここ数週間のうつ状態からすこし回復したように思われる。とくに一秒ごとに噴出していた希死念慮は無くなった。帰りに蔦屋書店に寄ってしまい、まさかここで本を買うとは思わなかったのだが、文庫本4冊をレジに持っていっていた。まだ前に買った本を読み終わっていないのになぜかこのようなことをしてしまう。これは23歳くらいからずっとそう。恐ろしい書籍購買依存症だ。「本を買う」という行為にのみ意味があり、読むことは全然しない。たまには読むが、1冊を頭から終わりまで読み切るということは殆どない。最近はその事に罪悪感も苦悩も呆れも何も覚えなくなってきた。この数ヶ月本を買うことをやめられていたのに、いきなりこのように浪費してしまい、衝撃もあるが、まあいつもの自分だなと思った。『京都SFアンソロジー』『貝に続く場所にて』『クララとお日さま』『実力も運のうち』の4冊。京都SFは暴力と破滅の運び手さんの「ピアニスト」が読みたくて買った(まだエチ小賞アンソロも読み終わっていないし、ブラームスの乳首も読み終わっていないのだが)。貝に〜は、書店で見て、芥川賞と群像新人賞の受賞作で、言語に関する物語とあったので、かなり気になって買ってしまった。講談社文庫はビニールが最初からかかっていて中が見えないのだが、帰宅してビニールを破って(この作業、省略したい。講談社は早く正気に戻って文庫本にまでビニールを掛けるのはやめてほしい)中を見たら、かなり余白の多い組版で、行間もひろく、見た目のうつくしさに拘りを感じた。いかにも芥川賞受賞作という感じで良い(組版への拘りというと黒田夏子の『abさんご』を思い出す。あれもかなり好きだった)。クララとお日さまは、ことこさんに内容を教えてもらった時に読みたいと思い、文庫化もしたことだし、と買っておいた。ひじょうによい子のAIの一人称で、カズオ・イシグロのいつものあれですよ、と言われたので(語り手の認識と世界との齟齬というかズレが特徴的なことが多い)、そして立ち読みしたところクララ(AI)にかなり好感を持ったので、読もうと思った。マイケル・サンデル(実力〜)は、かなり西洋哲学やキリスト教的価値観を引いて解説している(おそらくアメリカ人の状況を)と感じたので買った。『資本主義の〈その先〉へ』(大澤真幸)を読んでいるところなので、かなり内容に惹かれた。昔からだが、やはり「アメリカ」というものの面白さが私の冒険心を掻き立てる。同じくらい「日本」というものも面白いのだが、日本には一見してわかるような一貫性がない。だからこそ歴史の追いがいもあるのだが、やはりプロテスタントの「理想国家」として作られた人工物のアメリカのほうが理解しやすく、直截的なエキサイティングが得られる。昨日観劇したミュージカル「ラグタイム」では、二十世紀初頭のアメリカのフランス系アングロサクソン、ラトビア系ユダヤ、アフリカ系黒人の三つの民族の交わりがえがかれており、面白かった。私はスウィング・ジャズが好きなので、音楽としてのラグタイムにもっと言及があるのかしらんと思ったが、そこは特になかった。ミュージカルとしては、クラシック、ラグタイム、スウィング、ポップスと、割とオーソドックスなラインナップだったので、音楽的にはそこまでラグタイムに特化していたわけではなかった。そもそもこのラグタイムという語の、本来次の音が来るであろう箇所(次の拍)ではまだ音が来ず、ラグがあって少し拍より遅いところで次の音が来るシンコペーションのことを表している本来の意味とともに、さまざまな人種や民族がアメリカに絶えず流入し、立場がさまざまに変わりながら、「アメリカ人」になっていくまでのラグタイム(過渡期、猶予期間のようなイメージ)を描いているということなのかもしれない。私は音楽的なラグタイムは、クラシックとジャズを繋ぐ時期のもの(リズム、シンコペーション)という認識なので、まさにラトビア(欧州、クラシック)から移民としてアメリカ(新大陸、ジャズ)へ渡って、映画監督として「アメリカ人」として認められるまでのターテ(俳優は石丸幹二さん)の不遇の期間のことと考えると自然だ。音楽を、ジャズを主体としたミュージカルというのが見てみたいと思う(映画でも)。そういう作品はたくさんあるので、そのうち出会えるといいなと思う。そういえば前回日生劇場で見た「ジャージーボーイズ」はジャズを通り越してポップス…というかブルー・アイド・ソウル(白人がアレンジしたR&B)またはロックの話だったが、アメリカの商業音楽の世界を存分に楽しめた。ジャズのミュージカルとしては誰に焦点を当てるかだが、誰に当てても大物だらけの舞台(要素がもりだくさん)になってしまい、かつミュージカル・ナンバーもジャズにしないと成り立たなさそうだが、日本のミュージカル俳優はジャズ・シンガー(の歌い方)ではないので、なかなか難しいのではないかと感じる。「ラグタイム」ではサラ(黒人女性)役の遥海さんの歌唱が圧倒的で(彼女だけミュージカルの発声ではなく、全編通してソウルの歌い方だった)、歌だけでいえば主役の3人を凌駕していたのではないかと思う。完全に自分の声を縦横無尽に舞台全体で走り回らせ、かつコントロールも完璧だった。ミュージカルの歌い方では、ああいう芸当はできないというか、そもそも方向性が違うのでなんとも言うべきではないが、ソウルやジャズの歌い方もできるミュージカル俳優というのがもしいたら最強だろうな、ということを夢想した。クラシックの基礎の上にジャズの歌い方もマスターしているとなると、日本では平原綾香やKOKIAが私などは浮かぶが(上の世代だと美空ひばりや森山良子だろうか)、芝居も歌も極める上に、歌は2種類も、というのはやはり難しいのだろうか。我らが東啓介氏(私が舞台刀剣乱舞のバックステージ映像で好きになり一時期ガチで応援していた俳優)に関しては、私は今回もあまり納得が行かなかった。同行した友人は「28歳だし、そんなにすぐに変わる(成長する)ものではなく、熟達を求めるのは10年後とかかなあ」というようなことを言っていて(記憶違いがあったら申し訳ない)、私は東啓介にあまりにも多くを求めすぎているのだろうか、と思う。応援していることは応援しているのだが、追っていた頃の急成長と比べて、本格的なミュージカル俳優となってから、舞台上で分かりやすい「成長」というのが感じられないため、刺激に飢えているのかもしれない。演技もいつも同じに見えるし、発声の仕方も特に試行錯誤するでもなくいつも変わらず、なんかこう、変化…バリエーションが無い。それがつまらなく感じる。育ちが良く上品な所作、という当て書きのような役柄を続けて見てしまっているせいもあると思う。5DAYSの時みたいな、もっとしょうもない若者とか、マタ・ハリの時の恋に狂った青年とかの、本人の育ちの良さを封印するような役の方が見てみたいなあと思う。もっとヘドロの中を生きてきたような役を与えられた時に、果たしてどこまで生来の「品の良さ」を封印できるのか。というのは、彼を起用する演出家やプロデューサーが、どこまで東啓介の演技に期待してくれるのか、という問題も関わってくると思う。舞台上の発声はもっと先輩俳優の声の響きを聞いて試行錯誤してみてほしい。声が小さくても響かせるための発声。歌い方も最初の子音の破裂音というか呼気が入りすぎているが、これも前回から変化なしで、歯がゆい気持ちになった。歌はロングトーン以外でも「聴かせ」なければならないが、今のところロングトーンがないと東啓介の歌声はあまり目立てないというか、ほかの歌声との差別化が為されない。これに関してはどうすればいいのか素人にはわからないが、とにかく今までの練習や方向性を踏襲するのではなく、さまざまなやり方、歌い方、技法、発声方法を試して、もっと声に色をつけてほしい。ファンレターに書けばいいことを長々と書いてしまった。ファンレターに書きます。
夜、じゅんえん先生と話していたら赤森さんが来訪し、最終的に2時過ぎまでウエルベックの小説や文化や価値観の違いについて話してしまった。私は『ある島の可能性』を見つけて買って持っているだけでまだ最初の3ページしか読んでいないのだが、今日あらすじを聞いて、中身を結構拾い読みして、どんどん読んでいきたいと思った。ウエルベックを紹介する時の赤森さんは「とにかく中年男性主人公がキツい(見ていてキツい、キショい)」ということを語るのに非常に活き活きとしていて面白い。赤森さんはもともと面白い方なのだが、ウエルベックを語る時の赤森さんは「主人公のここが無理」ということを鮮烈に話してくれるし、ストーリーの面白さもきちんと伝えてくれるので、凄いなあと思う。ちなみにファフナーをTwitter上で語っている時の赤森さんもかなりのエンターテイメント性がある。
じゅんえん先生は酒が飲めない、かつ所得の低い私のことを気遣って、飲みに誘わないでいてくれたのだが(とても優しくて感動した)、今後は数回に一回は混ぜてくれるらしい。私があまりにも拗ねすぎたなと思ったのでやや反省した。
2023.9.19
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2025-03-17 稀刊 ふなととふちがみ ふちがみとふなと

春だ!桜だ!花見酒!2デイズ リベンジというとこですが……・
泣く子も笑って踊るマダムギターでペンペンドン 昨11月、直前にコロナと判明し、たくさんの方 ピーな長見順ちゃんと寝た子もスウィンギンにバッ ブする岡地曙裕先生(吾妻光良&スインギンバッパーリベンジというとナニですが、 ブレイクダウン、ポ・ガンボス etc)が合わさっ周年をお祝いできなかった加藤理容所の、いつ た在庭坂デュオとの第二回共演が近づいて参りま もの畠んステージではない仏間にてライブさせ した。先んじて 3/12発売の順ちゃんの新譜「クイーていただくことになりました。前日通りかかる ンオブルーズ」拝聴。カッコよさに可愛いさに奥深北九州では、いつもお世話になっています一生 さに面白さに連れまくっております。相談の結果花もん shop 緑々さんにて春爛漫ワンマンをさせ 見酒の時期と相成りました二度目の、前回と同じくていただきます。福岡・カヨカリさんは今年中 拾得、得三ての共(競?狂?)演(宴?)。いろん の再び寒くなるまでの再挑戦を目指しておりま なとこふるわせつつ大いに酔っ払ってハジけたい所す。色んな風邪等次々切れ目ないですが、体整 呑みに、楽しみに、いらしてください! えて参ります。お会いできたらうれしいです。 北九州、大分。 新幹線京都駅のお弁当が楽しいです。 小ぶりなお値段抑えめも多く種類が豊富。上りホームの手作りサンドの始めはお弁当のこと考えてます。 と背が低いロイチウの若いときの映画を観まし フナトコレクション る男たち/レベッカソルニット■ストーナー/ジョンウィリアムズ■西の エマニュエルトッド画辺の生と死/鳥尾ミホ うろうかさん
ちう/たま」(シングル )● Lacy-Andrea た。期待してなかったけど良くできてました。 昔のチープさはあったけど●最近はアート・ブレイキーのドラムのスイング感にはまってます。何にもしてないのに●松本若菜に注目してます。ついつい見ちゃう●こたけ正義感も注目。大阪クレオパトラとかバッテリーズもね お知らせ間に合いませんでしたいくつかの音源作業進行中。次の新聞には必ずや新聞もまた出すぞ ■あさきゆめみし/大和利■ 漫画 Leone epeone子とま月 高浜寛■それがし食にあらず/平田 弘史■沖雑で好きになった子が方言すぎて ツラすぎる/空えぐみ■デッドデッドデーモンステデデデデストラクション/注 いにお
●シングルコレクション/友部 正人��Steve Lacy/ 3Live Lgano 1984 First Visit●狂った世界で/大谷氏●スーパーチャンポン/おとぼけビーバー●わたしの7+7/ベートルズ ベースと歌の二人組「ふちがみとふなと」の新聞 稀ふなととふちがみ 2025.3.17 吉田ハウスレーベル 発行 GD ふちがみとふなとTICKET Number 69 店置き第一号 〒615-0021 京都市右京区西院三蔵町9リエス西院113 075-312-7605 [email protected] このチケットで69号掲載の前売りのある★以外のFF www.yoshdia-house.net
品盟 関連ライブに売り料金でご入場いただけます X@henaweb インスタ:fuchigamitofunato (何度でもお使いいただけます) キリトリ ふちがみとふなとライブ 京都在住コントラバスと歌の二人組「ふちがみとふなと」の新聞です。郵送から店置きに変えての第一号、手にとって下さりありがとうございます。稀刊ですので発行はきまぐれです 3月22日(土)神戸 ビッグアップル 春のワンマン! が、置いて下さる場所、配って下さる方、大募集。紙で配っておいてですがSNSでも直接でも、 open 18:30 start 19:30/¥2000/2500(別)/078-251-7049 ご予約:[email protected] 神戸市中央区山本通3丁目14-147-アハイツB-1 ちょうだいとか配るでとかお声がけ頂けたら嬉しいです。ライブで音源で聴いていただくこ 3月23日(日)京都 わからん屋 11月イチワンマン とを目標に発行しています。色んな形でんな場所で、お会いできますよう。 open 18:00 start 19:00 ¥1000/1200(別) 京都市左京区一乗寺地蔵本町6-1 メイコービルB1F/075-585-4226/ご予約:[email protected] 3月29日(土)名古屋城春まつり 春の音楽日和(一日目)於:西之丸ステージ 出演: 16:00- Ett 17:10-ソボブキ 18:20- ふちがみとふなと
※名古屋城へのご入場のみでお楽しみいただけます 飲食はじめいろんなお店も♪ ズ、 『なガミおかち・ふちがみとふなと春だ!桜だ!花見酒!』2 Days 出演:在庭坂デュオ[長見順v0.g、P、岡地裕ds]ふちがみとふなと「上純子vo、船戸博史b] 4月3日(木)京都 得『なガミおかち・ふちがみとふなと春だ!桜だ!花見酒!』~拾得編 open 17:30 start 19:00/¥3000/3500(別) 京都市上京区大宮通下立売下る菱屋町815/075-841-1691 ご予約:[email protected] 存。 4月4日(金)名古屋得三『なガミおかち・ふちがみとふなと春だ!桜だ!花見酒!』~得三編 open 18:00 start 19:00/¥3800/4300(別) 名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F ご予約:052-733-3709(得三) [email protected] 4月12日(土)北九州一生もんshop緑々『春爛漫ふちがみとふなとワンマンライブ』イッチと珈琲も魅力。このところ旅 open 13:30 start 14:00 ¥2500/2800(別) 北九州市小倉北区京町4-4-17-1/093-533-0533(営業時間内) SNSのメッセージ可 FB Instagram 4月13日(日)大分・由布加藤理容所(仏間) さえずット 『ふちがみとふなと LIVE in 仏間』リベンジというとナニですが・・.
open 12:00 start 13:00 ¥2000+ドリンクオーダー【出店】カレーやmomo(カレー、サモサ) 大分県由布市狭間町来鉢235番地ご予約・問:090-8397-1231 [email protected] 4月27日(日)京都 わからん屋 11月イチワンマン open 18:00 start 19:00 ¥1000/1200(別)/075-585-4226/ご予約:[email protected] 4月30日(水)大阪 ムジカジャポニカ『ふちふなとみわたる』 w/MIWATARU(大熊ワタルcl.etc、こぐれみわぞう ちんどん太鼓、歌、etc) open 18:00 start 19:00/¥3500/4000(別)大阪市北区堂山町1-21 モンテビル2F-01号/06-6363-0848 5月10日(土)岐阜・東白川 Sachico Brownie『ふちがみとふなとと甘い夜』 start 19:00 ¥2000(別)/岐阜県東白川村神土691(サチコブラウニー) 問:インスタDM @sachicobrownie または [email protected](中ムラサトコ) ふちふなとみわたる 恵那・東白川 高山・犬山・岐阜と案外 色んな場所に伺ってる岐 5月11日(日)恵那 サトノエキカフェ MXで青と赤鬼(渕上)として久々の共演叶いま 阜県、このたび初めて恵那・東白川に伺います。 LIVEとマーケットのイベント~土間音(どまおと)<サトノエキカフェ9周年)~ した大熊ワタルさん。クラリネットはもちろん、自5/12はサトノエキカフェのイベント土間音。出演 w/中ムラサトコ、Jaaja、mountain mountains、MOTHER CORAT、Ayumi(ヨガ)、 身の興味に向かわれるパワーの魅力が炸裂で、終演 ご縁を繋げてくれた中ムラサ
チャーリーホッパー(紙芝居)、DJの方々、出店20組程度の予定岐阜県恵那市串原1268 後ももっと会いたいご一緒したい!の熱冷めやらず、トコちゃん、Jaaja も出演。彼らの居るところはい 11:00~18:00ごろ入場無料(投げ銭&抽選券販売)20573-52-2020(3月末まで冬季休業中) 浅草では舞台を裏て大いにささえて下さったこぐれつも心地よくご飯が美味しいのて楽しみです。前 みわぞうさんとのデュオMIWATARUでがっつり、日 5/11 はサトコちゃんや Jaaja に見守られなが 5月18日(日)京都 スウィングキッチン Your ★ 定員30名様 上映(60分) の共演を企てました。ばんざーい!とにかく是非とら東白川村・サチコブラウニーさんでなんとワン 映画「じぶん、まる!〜いっぽのはなし〜』上映+ふちがみとふなとLIVE も、お越し下さい。4/30ムジカジャポニカです! マン(!)。お近くの方遊びにいらしてくださーい! 田中一歩さん open12:30 start13:00(終演16時頃)/予約¥3000/当日¥3500/¥学生2000+オーダー 崟利子監督 トーク(30分) 東京らきまき2デイズ 東京で初めて演 京都市右京区龍安寺衣笠下町29 奏した場所のひ いつもの、いつもじゃないいつもの場所が ある嬉しさ。そ 問・ご予約(Yourめぐらし舎):[email protected] 070-5341-1983 ライブ(60分)
とつてあり、遠藤ミチロウさんはじめ敬愛する方々としてそのいつもの場所がいつも違っていることが の出会いをたくさん頂いた大切な場所 APIA40。 またしく、そして自慢です。3/22 ビッグアッ 5月25日(日)茨木D bar『ふちがみとふなと夕暮れワンマン』 55周年、思いっきりお祝いいたします。19年前ハプルは近藤さんの笑い声とミラーボール目指し、 ンバートに呼んでもらって以来、松永希バンド、イ 5/25 Dbar は夜に変わってゆく窓の外とよん open 16:30 start 19:30/¥2000+¥1100(2drink 又は 1drink+1food) シマツ、モロさん・たくさん世界を広げてもらってちゃんの笑顔と美味しいもん目指し、6/29音 大阪府茨木市双葉町9-137タバアレイビル3F/080-6741-4122 ますラ・カーニャと東京で2日連続ワンマン。もちは生音の響きとともに14周年をお祝い、月イチ 問・ご予約:[email protected] https://www.facebook.com/Dbar.playmusic ろん全く違う内容で、ご予約下さったかた、両日お越 わからん屋11は変わらず季節を天気をたのしみ 5月31日(土)京都 わからん屋 !!月イチワンマン し下さる方への特典を考え中てあります。にぎやかなながら、毎回最新の我々でお待ちしております。 二日間めざします。何卒、よろしくお願いいたします! この新聞右上のチケット、ぜひご活用ください。 open 18:00 start 19:00 ¥1000/1200(別)/075-585-4226/ご予約:[email protected] だいじょぶか!?いや、やるんです!6月の東京ドキドキワンマン2 Days じぶん、まる!いっぽのはなし上映とふちがみとふなとライブ
5/18(京都)Your 生まれた性と生きたい性の間て悩み考えた時間から「i(アイ)」と「いる」を合わせ 6月7日(土)学芸大学 APIA40 た「にじいろ i-Ru(アイル)」を立ち上げ、性やさまざまな多様性について子どもた アピア 55th Anniversary Special LIVE『ふちがみとふなとワンマンライブ』 ちと共に考えながら、自を他を尊重する「じぶん、まる!」を広める活動を行なってじぶんまる! open 18:30 start 19:00 ¥3000/3500(別)/東京都目黒区碑文谷5-6-9サンワホームズB1 おられる田中一歩さんのインタビューを中心としたドキュメンタリー。ふちがみとふ ご予約:03-3715-4010 [email protected] http://apia-net.com/contact.html なとは「このまち」で参加しています。2023年公開以来上映回数は多くなく、我々も 6月8日(日)下北沢 ラ・カーニャ『ふちがみとふなとワンマン@ラ・カーニャ』 スクリーンでは未見。今回30名の上映会ですが一歩さん崟(たかし)監督のトーク、我々のライブもあり、ここから少しずつ上映の回数が増えてゆけばよいなと思っています。
open 19:00 start 19:30 ¥3000/3500(別)/東京都世田谷区北沢2-1-9第二熊崎ビルB-1 ご予約:03-3410-0505/[email protected] 大きな蔵、小さいうた G-50009 ¥3,300(税込)昨年末12/22、SP 時代の音源を新しい切 り口で今に届けるレーベルぐらもくらぶより、泊・Ett・ふちがみとふ 6月29日(日)南森町 音14周年記念企画ライブ『ふちがみとふなとワンマンショー』 大きな蔵、小さいったなとで録音したCDがリリースされました。千葉の大きな土蔵の中で戦 open 18:00 start 19:00 ¥2500(別)/大阪市北区天神橋1丁目14番4号友愛ハイツ1F 前型のマイク一本に向かい各組3曲ずつ、六人で3曲の計12曲。我々 問・ご予約:06-6353-8515(営業日のみ) otonagi201 [email protected] Facebook X は上野茂都さんの「庭の木」、モロ師岡さんの「シアワセ」、初録音「私 要①ライブ名②お名前③人数④電話番号 の青空」を、全員では泊の「マルゲリータハポネサ」、Etと共作した「ワ 6月30日(月)京都 わからん屋 11月イチワンマン ルツ」、Ettのレパートリー「茶目子の一日」を演奏しています。期間限 open 18:00 start 19:00 ¥1000/1200(別)/075-585-4226/ご予約:[email protected] 定 Youtubeで「マルゲリータハポネサ」録音の様子をご覧いただけます。 フナトライブ
ご視聴いただきアルバムもお聴き頂けたら嬉しいです。 3/20(大阪・西成)釜晴れ/★松倉如子vo.gと船戸博史b/¥3000/¥3500(別)/18:00/予約: https://www.youtube.com/watch?v=xWWXG9ocsyQ 080-1438-2702(釜晴れ)/大阪市西成区萩之茶屋2-7-5マンションサンデー1F西側/3/21(京都・園) 5号室/「光明」出:西島衛、松倉如子vo.gと船戸博史b、ヨシムラタカシ/¥3000(別)/19:30/京都市東山区 末吉町78-1西垣ビル3F/★予約:[email protected]/4/5(奈良)BlueNoteならまち/★板橋文夫 pfQuintet「纐類雅代as,登敬三ts、本田珠也ds,船戸博史b】/(二部入替制)15:30又は17:30/¥4800/奈良市 勝南院町11-1-2F/予約・問:[email protected]/4/6(枚方)枚方公園青少年センター/「桜まつり 2025春音(はるおん)[出パリャーン(続木力、谷川賢作)、浪花クレオール(カオリーニョ藤原、井山あき のり、山村誠一)、Tattaran(米須雅代,上村美智子,Yasmine.H,宮本香緒理)ゲスト:佐伯美香vo,山田やー そ裕9、黒田かなV、坂野雄亮p、船戸博史b/¥3500/¥4000/13:30/14:00/枚方市伊加賀東町6-8(京阪「枚方公園」西出口歩1分)/問おーらいレコード090-8389-8408/4/15(京都・高野)Jazz Cafe Murra(む ~ら)/★東出as,三原彩子pf、大江券明ds,船戸博史b/7:00/¥3500/¥4000+1d/075-703-0120/京阪出 町柳駅より徒歩10分/4/17(京都)LeClubJazz/★東出as、三原彩子pf,塩入基弘ds,船戸博史 b/7:30/¥3000/075-211-5800/[email protected]/6/21(神戸)BIG APPLE/松原里佳(vo.p)船戸 スト こだけ正義感 今月の書 こんなことは寂しいこともある。 (続く) 博史(b)DUO/19:30/¥2500/2800(別)/078-251-7049/[email protected]/6/27(新宿)PITINN/ 芳垣安洋5デイズ★[day4 - Sights reunion]芳垣安洋d,perc、船戸博史cb、類家心平tp、纐纖雅代 as/19:00/19:30/¥3850/03-3354-2024/http://pit-inn.com かなり夢中 んて何て考えるのはかなり厳しいといつの日だったろう(何で)だろうな取っただろうって思いたかったのはくいやなるべく鼻を近付けて感じに狂ったギターが奏でる音が鳴るべしたのは遊んでばかりいた頃に簡単 こに有ったのか誰がわかると語りだ うのもほんとに前日は肉と野菜がこ 憶を呼び戻すには無理があってとい気でしたよっていつのことなのか記 ばを作ろうかなって言ってたのは本と白菜が余ってたのでそれで焼きそ ぱりそれも覚えていないけど結構牛 たあの日を思い出そうとしてもやっ のは可笑しいよねってクスッと笑っ ぜかラーメンが食べたくなってきた じゃ困るって言われたら(誰に?)な浮かんでこないのはいつものこと 昨日は沢山食べたはずなんだが何も 第二十回 船戸博史 新町小説 真夏の雲
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2024-12-15 日

朝ごはん。

適当な小さめの段ボールに20-30枚入ってた「何も書いてないCD-R」を1枚ずつ確認。20年前とかからずっと放置してるやつ。誰かにあげるつもりで複製していたもの?が多いみたい。原盤はあるので全部破棄。あと読めないのが5枚くらい。どうして読めないのか不明。怖いけど、どうせ読めないので破棄。同様の20-30枚のCD-R群があと3つくらいある。片付けるぞ!
昨日今日あたりで分かったのは、サーキュレータを「弱」で使っていても部屋の空気はあんまり撹拌されてないということ。というのは、「弱」ではなく「中」とか「強」で動作させると、足元の冷えがおさまるのだ。ただ、ものすげえうるさい。大声で話さなきゃいけなくなる。
今住んでるこの部屋はカビが酷くて、なのであちこちにサーキュレータを仕込んでるわけだけど、そんなわけで2,000-3,000円のACモータのサーキュレータを、これまでに10台近く買ってきている。それで分かったのはメーカや機種による違いはもちろんなのだけど、それとともに個体差も結構あって、音がうるさいかどうかはその個体差に結構左右されるということ。そしてネットの声を拾ったところ、やっぱりDCモータは静かそうな気がするのと、あと大きいサーキュレータを弱で使うと静かなんじゃないかということ。それならSwitchBotが出してるサーキュレータがいいかもしれない。
AirPods Pro(第一世代)、右耳がザーっといったまま止まらなくなった、のは1年前でそれで第2世代を買ったのだけど、どうもそのノイズ不具合はAppleの修理対象だと。そして無償修理してくれるのは販売開始から3年間でもうその3年は過ぎてしまった。ということでメルカリ見てみたらそこそこ大丈夫そうに見えるやつの「右耳だけ」が4,000円で出ていたのでオーダーしてみた。

今日は車掌編集部によるかるた大会の日。以前かるた大会のあとで見つけて入った「カツレツとハンバーグの店」が美味しかったので、今日はそこでランチしてから行こう!ということで、高田馬場の「ザ・ハンバーグ」へ。そして高田馬場に着いてから気づいたのだけど、高田馬場とこれから向かうかるた大会会場は、ちっとも近くなくて、うちからの導線も違う。ただただ記憶違いの勘違いをして高田馬場へ来てしまった。でも、こんな勘違いでもしないとこのカツレツは食べられなかったのでよしとしよう。いやあ老いるショック。

時間調整でドトール。

かるた大会会場へ到着。会場の隣りの公園。



今日の読み手は「兄弟」のおふたり。青木さんとあかねさん。






かるたが1回終わると、車掌27号が1冊できあがる。できあがった車掌はあちこちのお店に納品されていく。
かるた大会にはワワフラミンゴの鳥山フキさんも参加されてるのだけど、ひろみさんが普通に本名で呼ぶので本名を知ってしまう。


そしてそんな鳥山さんによる「車掌27号」を購入。

隣りの公園。

参加者が持ち寄ったお菓子がいろいろあったりするんだけど、「これ美味いんだよ」と貰ったこの飴が確かに美味しくて、見つけたら買いたい。




かるた終わって、残った皆さんと良い感じの喫茶店へ。コーヒー350円。安い。お会計の時、マスタ、計算できてなくて心配。
ひろみさんとこの父として母の話を聞き、ああ自分の家と同じだ、と思う。家族を奴隷か何かと勘違いしている父とそれにひれ伏して従う母。

駅でみなさんと分かれ、しばし駅ナカを探検。今日もまた「自分が車掌1号からの読者であること」をひろみさんに伝え逃す(たぶん、ただふたごにくっついて来ている人、と思われてると思う)。
寝違えたっぽい首から背中の痛みが、1日かけてゆっくり悪化。つらいー。しかし頭痛はなし。よし。

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各地句会報
花鳥誌 令和7年3月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年12月2日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
火野正平まで連れて逝く冬の雨 清女 淋しさは犬との会話冬の雨 同 赤椿狂ひ咲きして天守坂 千加江 忘れ上手になれよと男近松忌 雪 顔のいづれ淋しき菊人形 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月5日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
11月句会
街路樹や日々の黄落留まらず 由季子 黄泉の祖父何方に振る舞ひ根深汁 同 球根を深々と植ゑ春を待つ 喜代子 泣き笑ひ最後は無言冬に入る さとみ 根くらべ集めて散りし柿落葉 同 古き蔵新酒の香り醸し出し 都 云はずとも母が用意の夜食かな 同
12月句会
道楽も過ぎて齢の木の葉髪 由季子 枯蓮の水面ぼやつと疲れ顔 さとみ 空耳か武者の叫びの虎落笛 都 冬怒濤雄島は人を寄せ付けず 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
縁者なきマリア観音冬ざるる 久 近づけば寡黙にあらず冬の墓 荘吉 素つ気なく通り抜けたる冬の墓地 同 冬ざるるものへとマリア傾ぎゐて はるか 拾うてはもらへぬ供花と凍蝶と 和子 枯れて尚マリアの像を守るかな 三郎 クリスマスソングピアノの墓石より 慶月 ���の墓碑に冬あたたかなひびのあり 和子
岡田順子選 特選句
イザベラの墓へと枯葉踏み残す はるか 槙大樹聖樹となりて花鳥子へ 毬子 冬の日は小さき道を真白にす 小鳥 枯野よりゾンビのやうに師が来たる 光子 維新に死す墓を巡りて饂飩すき 俊樹 すずかけや裸木になるまでの音 和子 電飾の届かぬ異人墓地の冬 毬子 としあつは俊厚と書く冬の墓碑 俊樹 黄葉の錐を瑕疵なき青空へ 要 枯蔦を解く術なぞはありもせず 軽象
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月7日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
火事現場逃げ遅れたる子を抱へ 朝子 押し花の一片欠けて冬の蝶 睦子 仮想の世に情は残りて近松忌 美穂 語られて哀しき火事の妓楼跡 かおり 大火事に昭和の町の灯の消えて 光子 「小火です」と電話口より消防士 成子 若き夢みさせし映画館の火事 睦子 江戸大火偲ぶ救ひの橋いくつ 久美子 逝く人の煙ひとすぢ霜の朝 朝子 火事燻るや愛憎の落し所 睦子 火の見櫓都市の底ひへ沈みたり かおり 時雨るゝやアウシュヴィッツもアフガンも 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
具材盛る母の湯豆腐命日に のりこ 紅葉山初冠雪の遠見かな 聰 白鳥の雅に進む濠深き 秋尚 新雪を掌に受く静けさよ ます江 窓明けて初冠雪の富士拝す 怜 白鳥や富士を見渡す山中湖 貴薫 白鳥を茜に染めて湖落陽 三無 初雪や窓を絵文字にする子たち 聰 初雪や淡い思ひ出いつまでも 秋尚 初雪や喜ぶ孫の靴の跡 史空 白鳥の飛び立つ姿勇ましく さちこ 湯豆腐を頰張る友の皺の増え 史空 初雪や風音もなく降りしきる 廸子 湯豆腐や友あの頃の顔となり 三無 湯豆腐に心ほぐれて二人酒 廸子 湯豆腐や流れやさしき河の辺に 和魚 白鳥をゴン太と呼ばふ人の逝く 貴薫 湯豆腐を崩さず掬ふ紅の爪 三無 今朝の富士初雪まとふ勇姿かな エイ子 湯豆腐や昔の話に頰染めて 廸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月10日 萩花鳥会
焼き芋の声透き通り冬に入る 俊文 石焼ィー藷遠ざかり往きしまま 健雄 焼藷をくるんで熱き新聞紙 恒雄 夜勤明け焼藷食みつ帰り道 綾子 何か住む田なかひと町枯葎 美恵子
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令和6年12月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
日溜に息衝き蝶の凍てゆくか 美智子 顔揚げて冬日に甘え芝広場 栄子 鴉鳴く寒林ふいに淋しくて 都 箒目のたちたる園に散る紅葉 和子 生き様のあるが如くに木の葉舞ひ 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
色もなく静かに眠る冬田かな 紀子 紙を漉く季節の飾り散りばめて 裕子 隙間風母と耐へしは昭和なり みえこ しあはせは日向ぼつこの中にある 裕子 初雪に歌ひ出すあの一小節 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
由緒ある館を覆ひ蔦かるる 和代 蔦枯れて残る雨の音風の音 幸子 葱買ひて妻に戻りて帰り道 三無 園児らの声弾みをり日向ぼこ 白陶 鼻の先冷たくなりて句座につく 同 野仏を労はるやうに石蕗の花 幸風 北風に騒めき起こるアスファルト 白陶 枯蔦の中に灯をともすジァズ喫茶 三無 根深汁啜る心は故郷へ 和代 ことさらに人に告げたき枇杷の花 白陶 経あげて冬青空を拝しけり 秋尚 人参引くやはらかき葉の心地良さ 幸子 碧天の雲一つなき枇杷の花 文英 短日や小走りになる下り坂 恭子 牡蠣筏島に抱かれ守られて 幸子 日を溜めてポインセチアの小さき鉢 秋尚 張替へし障子の白に思ふこと 多美女 寒空の墓碑に誦経を修しけり 幸風 息深くして残菊の香に染まり 三無 深谷ねぎ譲る先々崇められ 幸子 住み古りて枯菊を焚く夕間暮れ 美枝子 冬日背にたつぷり溜めて句碑拝す 秋尚 べりべりと枯蔦はがす蔵の壁 幸風 山間の畑の一畝葱坊主 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裸木の並木一本づつ孤独 三無 乾きたる落葉の音を深く踏む 秋尚 応へなき観音に問ふ寒さかな 三無 冬日には届かぬ観音様の指 慶月 冬ざるる枡形山に武者の翳 月惑 冬日和影の大きな母の塔 斉 冬紅葉素知らぬふりの母の塔 三無 急磴の手摺冷たく母の塔 芙佐子
栗林圭魚選 特選句
枯れ野行く躓く石も皆乾き 軽象 綿虫とぶ山日の暈を大仰に 千種 敷松葉旧家の縁の蘇鉄かな 久子 凜として冬青草の戦ぎたり 三無 冬晴や大きく開けて蔵の窓 芙佐子 冬ざるる枡形山に武者の翳 月惑 碧空にメタセコイアの冬木立 白陶 静寂の谷戸の小流れ冬紅葉 ます江 冬日和影の大きな母の塔 斉 遠富士を冬青空に確と嵌め 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
無人駅芒の穂波金と銀 世詩明 虚子偲ぶ三國しぐれの中にかな かづを 落葉掻き柿の木二本栗二本 清女 産土の絵馬は白蛇年用意 希子 省くもの影さへ省く枯木立 同 初雪の門前に立つ修行僧 隆司 寒修行手足真つ赤になりまうす 同 無精髭似合ふ漢の懐手 千加江 人恋ひの世を永らへて近松忌 雪 近松忌黄泉に携ふ文書かん 同 時雨の人よりと結びし古き文 同 書きかけの手紙の続き十三夜 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月16日・21日 柏翠館・鯖江花鳥合同句会 坊城俊樹選 特選句
顔の菊人形でありにけり 雪 濃き縁薄き縁も近松忌 同 越前に生れて老いて菊膾 同 湖を吹く風が遺してゆく寒さ かずを 九頭竜を揺り篭とし鴨浮寝 同 目に見えぬものが背を押す師走街 同 雪囲ひうす暗がりの仏達 ただし 獣をやさしく抱へ山眠る みす枝 ポインセチア妻と二人の医者通ひ ただし 風花の風山からも海からも 世詩明 再手術生きねばならぬ去年今年 同 極月や韋駄天走り買物に みす枝 日本海屋根の上まで浪の花 同 笑ひじわ一本増えて年の暮 真喜栄 肩の荷の一つ減らして年惜む 同 断崖を香りでつつむ野水仙 英美子 薄つすらと甍に雪の初便り 喜代美 板塀の木戸から婦人近松忌 嘉和
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年12月20日 さきたま花鳥句会
半身出し指呼の車掌の息白し 月惑 鴨の陣水面につくるある秩序 八草 竹輪麩におでん談義の始まれり 裕章 昏れなづむ街に消えゆく大熊手 紀花 酉の市客待つ人の股火鉢 ふゆ子 早口の会話飛び交ふ年の暮 としゑ 家用の小熊手買ひて大手締め 久絵 雨上り土ふくらませ生姜の香 康子 冬服や流行遅れの肩パット 恵美子 神宮の森寒禽の声あまた みのり 雪吊を見事に仕上げ茶屋の前 彩香 五十年砥石の凹み十二月 良江
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20250116 (20250211)
ああ、あっという間に2025年。前回の記録から三ヶ月も経過している。恐ろしい。現在地はタスマニア・ホバート、明日からCygnetの木造ボートリペアリングのホームステイへ。立ち位置としては、まあまあ迷っている、と思う。
9月から1月頭にかけてのコフィンベイ があまりにも楽しすぎた、濃密で、安定していて、生活があった、というのが大きい。仕事があり毎週インカムがあることによる精神的安心感。そして文字通り「ガポガポ貯まる」。お金がガポガポ貯まる、という経験を初めてしたし、今後これほどまでの収入と貯金率はあり得るのか?という具合。それが、大した経験や資格のないバックパッカーにすら適応される水準なのだから、これほど多くの移民が集まるのも理解できる。
自然にどっぷり浸かる日々だった。一日のほとんどを機械の前で、牡蠣をひっくり返すだけのような日ももちろんあるけれど、海の上(海の中)はいつもあっという間だった。カラッとした空とするするの流れる海の青、陸のわずかな緑と砂浜の白だけで視界が覆われる、360度、その時間が私を生き返らせる。
イルカが船に集まる。彼らは友だちのようだ、Brendyはそれを知っていて、イルカを囲むように船を走らせる -イルカは波を楽しんでジャンプする。
学んだことを挙げてみるとすれば。
美しい食卓について
他者と過ごすことで開かれる新しい世界について
日本の魚を扱う技術について
美しい食卓について。 魚を釣る(主にwhiting鱚、Australian salmon, Tommy, Trevallyシマアジ)、養殖のKing fishヒラマサ、Cray fish や 拾ったScallopを食べた。BrendyやEmma, Christian の料理の方法はいつもシンプルで美しくおいしかった -魚それ自体の美味しさは東北のそれとは違う、というか脂の乗りや旨みがどうし���も少なく感じる。だからこその調理法というか。シンプルに粉をつけて揚げるにしても、ヒラマサの刺身にレモンとオリーブオイルとケッパーに塩コショウを振るにしても、cray fishに混ぜたオリーブオイルとバターガーリック塩胡椒を塗ってオーブンで調理するにしても- Brendyはレシピに忠実に、時間や温度を測りながら作る人だった。いつも完成度が高く、かつ控除芯がある彼らと、火の通り具合とか色々会話しながら食べるーある意味で評論しながら食べる(私はそれが苦手だった、出されたものは文句を言わずに食べる、という教育はそういう意味ではマイナスに働く)。適当に切って醤油とわさびでガツガツ食べる美味しさとは違う時間を過ごした。素材がいい場所での料理は、ある意味で怠慢でいられるのかもしれない。でも、私はこれまで、「失敗しても、まあいいか、自分が食べるし」という気持ちで調理してきたところがある。一度、徹底的にやるというところからしか、向上しない道があるよな、ということを、Brendyの食への向き合い方から学んだ。
他者と過ごすことについて。 後半、特にフランス人バックパッカーが4人増えてからの生活は、それまでの2人との静かな生活と一転して苦労した、というか疲れていた。私は自分のリズム、健やかにいられる時間の使い方を理解していると思っていたし、それを守るのに必死だった。明らかに外交的な彼らの過ごし方とは圧倒的な違いがあり、一人の時間を求めていた。ある時Adreanが私に聞いた ーもっと話したい?みたいなことを。 私は、人といる時間と同じくらいの比重で一人の時間が必要、みたいなことを言った。以前はあなたみたいになりたかった、とも。彼は彼で、自分もそうだった -お互いないものに憧れるのは面白いね、みたいなことを言った。この時初めて彼らと、本音で話せた気がする。パーティー夜、テラス席の端っこで。 Coffin bayを去る日までの最後の2週間、クリスマスからニューイヤー過ぎの期間を怒涛の勢いで彼らと遊んだ。キャンプにいき、パーティーで夜更かしをし、仕事前にビーチに行き、また立て続けにキャンプをし- もう最後だから、と自分に言い聞かせるようにして始めた怒涛の日々が、あまりにも楽しく、そして不思議なほど精神的に疲れなかった。健やかであるためには絶対に一人の時間が必要、と思っていた私は、こんなにも人と一緒にいる時間を楽しめることを知った。びっくりした。ガバッとキャパが広がった感覚だった。彼らでなかったらそうはならなかったかも。今でも時々、Adreanだったらどう振る舞うかな -と考える。ポジティブで明るく、他者に思いやりのあるパーティー好きなフレンチポルトギース。
魚の扱いについて Brendyは魚の扱いを学びたかった。Christianはネクストレベルに行きたいんだと言っていた。釣りをして、締めたり血抜きをしたり、熟成のためのラッピングをしたりした。たったそれらのことが、彼らにとっては(多少の知識がある彼らでさえ)新鮮なようだった。 一方で私には、熟成してもポテンシャルを引き出せないというもどかしさがった。魚が違う、旨みや脂が感じられないから熟成しても美味しくならない -美味しい刺身を作りたいのに。難しかった。「どんな魚でも美味しくする」と言っていた要太郎さんの言葉を思い出した。どんな素材でも美味しくいただくための知識は、学んで身につけなければいけない。どこへ行こうか。分かってはいたことだけど、小手先の技術ではたどり着けない場所がある。私はそこへ行きたい。本物の場所へ。
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何の関連かはたまた癖かスク水手書きの連鎖の続きです
こちらはビーチサイドでカニと戯れる私です
カニと戯れる要素は9月中頃にSimEarthで遊んだ際にサンドボックスモードでカニに文明を持たせる神となったところを拾って頂いてる感じですね
芋女ってそういう悪辣な言葉遊びも込みの含ませなのでしょうか…
こちらはときメモGS4の風真くんルート攻略配信の際に頂いたお手書きです
風真くんが拠り所にしている主人公との思い出というのが幼稚園くらいの頃の芋堀りの記憶だったところを拾って芋ほりする私ですね
まあこれは濡れても汚れても問題ない服装ではあるかもしれませんが…
氷上のクイーンと呼んで!
ときメモGS4では冬場にスケートリンクデートをすると現れる選択肢に上記のようなセリフがあります
確かにフィギュアスケートはボディラインの出る衣装で滑るけどまあ冬場に水着は寒いと思いますよ!
風真くん攻略ルート配信中の一枚です
ときメモGS4では風真くんを攻略中であるかどうかに関係なく結構な回数この角度で川の土手の中腹に一緒に座り込む構図が差し込まれるんですが
肝心の風真くん自体がファンの間でもモラハラ王子の二つ名をほしいままにする等なかなか色々思わされる青春体験を提供してくれる攻略対象なので攻略するつもりもないのにこれを見る事になって嫌気がさす事もあれば攻略中により風真くんの拙い部分に触れてこの構図がトラウマになったりというイメージが…
かくいう私もこのポーズの風真くんが画面にアップで映る度にうわっとなったりします
こちらは風真の鬱陶しいもとい特徴的な前髪を再現して盛ったお手書きです
ところでなんでスク水なんですか??
こちらは風真くんの拘る幼少期の芋ほりエピソードのイメージで描いて頂いた奴です
何故かスク水なのでこちらで
こちらはポケットモンスタースカーレットバイオレット配信中に頂いた奴ですね
ポケモンSV配信では全編通して初代サトシ帽のパチモンを被って配信しておりました
アバターのお帽子にテクスチャで自分で描いて用意したそれをお手書きの方でも再現して頂きました!
服装はなぜかスク水ですけど…そんな恰好で宝探しはちょっと…
浮き輪的な何かに跨るスク水姿の私です
やはり恥ずかしそうな表情が可愛いですね
水泳の授業中の一幕という文脈で考えるのであれば同じクラスの生徒からの視線が気になる…という感じで恥じらうのも自然な気がします
ざばあとプールから出てくる私のお手書きです
ぴっちり張り付いたスク水がおへそまで浮き上がらせているのを恥ずかしそうに口を結んでいる表情が可愛い一枚です
こちらは打って変わってちょっとセクシーなポーズでの振り向き構図
カメラを意識しているので写真撮影っぽいシチュエーションですね…
ダイナー配信中にシスターのお話が出たのでシスターのお手書きかと思いきやスク水シスター…
最早なんでもかんでも感が凄い!
これはいわゆる美少女ゲームのスチル等でありそうな構図ですね
プールでの水遊びに興じる私と跳ねる水飛沫という様式美が綺麗な一枚です
童心に帰ったような純粋で楽しそうな笑顔が可愛いです
雪国スク水…The Long Dark配信中に頂いたお手書きですね
珈琲で暖を取って暖かくなる前にまず服を着るべきだと思うんですよ
こちらも雪山での一幕です
この年は暖かそうなマフラーが印象的な冬の装いを用意して雪山登山配信をしてたんですけど何故マフラーだけを要素として拾うのですか!
凍えないように松明をリレーする辺りもThe Long Dark的な文脈ですね
こちらは新年のご挨拶配信中に頂いた一枚です
他の学徒も画面に映っていよいよ水泳の授業中の様子を切り取ったスナップ写真という感じですね
視線を感じて振り向きながらもどこか無防備な表情がかわいいです
学校のプールで楽しそうに遊ぶ私のお手書きです
泳ぎの練習とかではなく水に慣れて楽しく遊ぶ時間!という水泳の授業だったのは小学校低学年くらいの頃だったような記憶…
因みに小学校高学年くらいから中学生くらいの水泳の授業の記憶は私には一切残っていないのです なぜでしょうか?
何やら水泳の授業中に恥ずかしそうな表情でプールに浮かぶ私のお手書きです
何か重大なことに気付いたように一気に頬を紅潮させる表情がかわいいです
シンプルにスク水構図のお手書きです
3Dアバターの髪型がこの辺りで変わったので長いサイドの髪を束ねてお団子にしている描写が入ってきていますね
この一枚はシンプルに皴の描き方にフェチズムが詰め込まれてる感じですね
これは体育座りした脚の隙間から見えるお尻を隠す構図ですね
対岸に座っている生徒の視線を感じて隠しながらむすーっとした顔をしている状況…恥じらいと不服が入り混じった表情が可愛いです
打って変わって超今風な感じの顔と髪の毛の作画にお尻を上げた穴掘りうさぎのポーズですね
うさぎは尻尾の内側を仲間に見せて危険を知らせる習性があるとか
こちらは更衣室で着替え中のロッカー前の光景ですね
手に持ったいつものキャミソをハンガーに掛けようとしている様子
シンプルスク水のお手書きに見えて髪の毛の結い方がちょっと違ってお団子の下にツインテールのようになっているお手書きです
やっぱりツインテールというモチーフはツインテが短いほどに幼い印象を与えますね
体育すわりする姿を後ろから見た構図…なんか同じ構図のお手書きもあったような…
プールから上がるモチーフですね
うさ耳が水分を吸って重たくなって垂れてるって何気になかなか珍しいシチュエーションのような
3年目3月11日の式神の城配信中に頂いた奴なので対空砲撃する私の姿だそーです
最早作画コストの低減の為にスク水で描いてませんか!?
こちらはシンプルなスク水構図
色塗りの都合上ではあるとは思うのですがこう見ると白スクっぽくみえるのはちょっと危ういですね
スク水アクロバティック…格闘術?
可愛いフードだけどインナーが何故かまたまたスク水
これはVRCで動きを映しながらのリングフィットアドベンチャーでラスボスを討伐してた時のお手書きですね
もふもふうさぎフードの部屋着で臨んでいたところを部分的に再現していただいた形になります
またしてもシンプルな中にも癖の詰まったスク水のお手書き!
ヒッチハイカーだけど服装がスク水なお手書きです
これはEuroTruckSimulator配信中の一幕ですね
ロスリックに里帰りするための移動手段を探しているようです…ガーゴイルにでも乗るんでしょうか!
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STILL
DECEMBER 9-10th
地下鉄に乗って図書館を目指す。思えば初めてのことだ。今日はもう本当に霧が濃くて別にわざわざ出かけなくても良いような天候なのだけれど、わたくしはなかなかにテンションが高い朝なので、何はともあれ出かける気分。
地下鉄は結構混んでいて、人間観察が楽しい。そうか、自転車だとこんなに人が密集している環境に身を置く瞬間がほとんどないんだなという事に気がついた。あちらからもこちらからもラテンを語源とした言語が聞こえてきて、その向こうに中国語が聞こえる。と思えばすぐここではリール?携帯電話の画面からの音が大きい。一車両に一人はそういう人を置いておく暗黙のルールでもあるのだろうか?今日も椅子で横になっている男がいる。半袖半ズボンの色白の青年の白黒ストライプのハイソックスが可愛い。彼のスマホの画面が1歳児でも目を見張るほどあっぱれなまでにバキバキに割れている。目の前のグレーヘアーが素敵なおばさまが空を見つめて微笑んでい���。こちらの頬まで緩みそうになって、目を逸らしたけれど、思考が“何か楽しいこと考えているんだろうな~”と働きはじめちゃったのでもう一度様子を見たら、微笑みはもっと大きくなって、クスッとしてから、あ、いけないいけない、と律していらっしゃった。仲の良さそうなイタリア語を話している女の子たちの爪の色、メガネのフレーム。迷彩柄のコートが似合うブロンドのお姉さん。今乗り込んできた黒人さんのニット帽に縫われている「supreme new york」のフォントはアメリカドラマ『ユーフォリア』と同じフォントだ。あ、42nd st 着いた。
なんかもう知覚のフィルターが解像度を上げすぎている!!!全部目に止まって、思考に辿り着く。
いけないいけない、余計なこと書いている場合じゃないのです。
12月9日、NY生活で限りなく数少ない夕食の予定。平日は仕事がなぁ~と思ったけれど、食事の相手は私のボスとは15年来の仲だそうなので、ご愛嬌。久しぶりに昼間に仕事した。
昼間は雨が降っていて、止んでくれないとアクセスが悪いな~と思っていたけれど無事に止んだので自転車でいくことができた。ハーレムのカフェに行くことはあったけど、ハーレムにあるレストランは初めて!レストランがある通りを通ったのも初めてで、やっぱり、ハーレムは怖い、という定説が今ひとつピンとこない。NYに来てからずっと同じことを思っていて、ここが怖い場所、という内情はまだまだ私には理解が及ばない見えづらいものがあるのかもしれない、と。ホームレスの方も、ハーレムよりもむしろレキシントン通りの方がたくさんいる。
いかんいかん、また余計な話に文字数を費やしてしまった。
スパニッシュタパスのお店で待ち合わせ。奥様初めまして!
楽しかったなぁ。お二人はもうそれはそれは美食家たちなので、ともかくレストランのおすすめが尽きない。経てきたたくさんの旅の話し、テント泊が嫌なので土の上で寝袋で寝る話し、星空のこと。食前酒でVermouthを嗜む楽しさ~!数えたら3時間半が経っていた。
ぜひまた帰る前に、食事かハイキングに行きましょうという明るい別れの言葉を交わしてみんなでレストランを出た。
今日は異様にあたたくて、夜になっても冷え込みきらず心地良い。 「今日は暖かくて気持ちの良い夜だねぇ」と私。 「ほんとだよ。でも明日は冷えるねきっと」とジムさん。 奥さんがちょこんと毛糸の帽子をかぶって素敵。 「自転車はどこに停めたの?」ジムさん。 「自転車できたの!?」奥さん。 「そうなんだよ、自転車買って乗り回しているんだよ」ジムさん。 「あの辺に停め…」私。 あれ?ない。自転車がない。なんかこう、1秒くらいで、直感がスコーン!と理解した、盗られた、と。でも思考が追いついていなくて、「あれ?ここに停めたはずなんだけど、盗られたっぽい」と言う。みんな結構ワインが染みている脳みそで、「本当に?」「オーノー」「あぁこれ私の鍵だ」これでもかと言うほど見事にワイヤーの鍵がすこやかに切断されて息の根絶えました、という様子で落ちていた。 「まぁでもたったの80バックスだったから」と私。 「still…」と悲しそうなスーザン。 「覚悟はしてたんだよね、いつも店から出てくる時は、まだあるかなってビクビクしてた」 ジムさんが私の無惨な鍵の残骸を拾っていた。「本当にこれがそう?」って。 いやもういい加減私のです、拭いようのない現実ここに爆誕。あたりはとても静かな暗闇だったので、爆誕というふざけた言葉はあまり似つかわしくはないかも。
不思議なくらい、残念な気持ちが少なくて、まぁまぁまぁ、という感じ。あまりにも幸福なムードだったから、自転車が盗まれたという事実を持ってしても、STILL!全然気にならないくらい幸福度が満腹だったのかもしれない。
むしろ二人がオーノー、ってずっと言っててなんかごめんな気分。
「でもちょうど先日計算してたんです、もうすでに、地下鉄を使い続けていたら80ドル超えてたなって」というとスーザンが私の言いかけていた、元は取った、を汲み取って「元は取れたのね~、still…」と悲しそう。
「どこで買ったの?」「Craigslist」アハハハハ
「でもなんだか、本当に今夜が幸福で、だからあんまり残念じゃない」私がもう一度言ったらジムさん、「もう君は本当のニューヨーカーだね!」って。それならそれで嬉しいー!
とりあえずタクシーで帰って、タクシーデビュー!こんな形でイエローキャブデビュー!
翌朝目が覚めて、割と酔っ払ってたんだなとシラフになった実感があった。
とはいえ、自転車を盗まれてしまった、という事実については相変わらずあんまり悲しさや悔しさとかが湧いてこない。なかなか仏なマインドなり。
で、かすみさんから届いたおすすめのクリスマスソングアルバムをかけて、チーズトーストを焼いてコーヒーを淹れ、なんとなくカレーを作りはじめながら、一体どうしてこんなにも悲しさや悔しさが湧いてこないのかについて精神分析を愉しんだ。
これはひょっとして自己防衛反応?ショックを直視していない?んんー全然そんなんじゃなさそうなのよねぇ。
そもそも安かったから。それは間違いない。
あとは昨晩も言ったけど、やっぱりあまりにも楽しい時間を過ごしたところなので、ちょっとの残念なことはあんまり気にならないタイミング。
あとあと、もうあっという間に来週から西海岸に行くので、自転車を倉庫に持っていくつもりだったけど、その面倒が省けたというのもある。1月の残りの20日間については、また考えましょう🚲
ヒマラヤ日記について和己ちゃんから愛溢るる感想文が朝起きたら届いていて、正直そちらが嬉しすぎて自転車盗難被害にかまっていられないというのもある。
そして、ここ数週間自分の中で燻っていた大きな問いが、ジムさんご夫妻という素敵な二人を前にして解決したというか吹っ飛んだので、心のモヤモヤが晴れてとにかく気分が良いから、というのも関係しているなぁ。
ただ一つだけ、とても悲しいことがあって。
それはお世話になったあの自転車にお別れが言えなかったこと。これは昨夜の帰りのタクシーでも感じたし、玉ねぎを炒めながら(!一つ絶対書いておきたかったこと思い出した)もこれだけは悲しいなぁと、じわじわじわじわ悲しみがさざなみを立てている。
別れはいつも突然、みたいな格言あるっけねー。
映画や本が好きで、いろんな感情を見聞きしたつもりでいた。 でも何回繰り返しそう思っても、やっぱり実体験には到底及ばないという思いをまた何百回か目に感じている。お別れの言えなかった別れ、というどこにも放つことの出来ない悲しみについて。
自転車だったからまだこうしてへっちゃらに今日を楽しんでいるけれど、交通事故死はやっぱり計り知れないなぁ、と思考が流れながらマッシュルームを追加した。
さて、玉ねぎなのですが。 NYで買う玉ねぎを切った時の目の痛さはものすごく強烈なのです。NY到着翌日から心底感じているのが、こちらの玉ねぎは日本の玉ねぎよりも涙がすごい出る!今朝、そういえばいつも感じているこのことについてどこにも書いていないなと思ったのでした、精神分析の合間を縫って。
そういう事になりまして、地下鉄に乗って、人間観察が楽しくて、グランドセントラルステーションで感嘆のため息をつきながら人々を見下ろし、何度来ても良い場所だなぁとひとりごちて、そろそろ滑走ばかりしていたタイミングは終わって、地に足つけて過ごすのが良い時期かもね、と信号待ちをして、いつも停める図書館の裏門の前の通りの自転車停めに自分の(だった)自転車が停まっていないという事実を目視しながらふと、なんとなく図書館に直行するのではなくてブライアントパークのクリスマスマーケットをもう何度目かわからないけどまた通ろうかなと寄り道をして、初めて店に入った。これまでは自転車をひいていたから通過するだけでお店には入らなかった、買い物の気分にもならなかったし。そしたらすごく好きなお店に出会っちゃって、音楽と本と食材以外に初めてNYで買い物をした。いつ会えるのか未定中の未定だけどあかりさんにお土産も買った。New York Diaryをこうも楽しませてくれているのは本当にあかりさんのおかげなので。
さてと。
別れは突然にやってくる、という感触がとても強い今のうちに、やるべきことやっておかないと!という気分に漲っている、そんな感じの12月10日(火)昼過ぎでございます。
==========
と、ここまで書いて、投稿しようとしたら図書館のWi-Fiの調子が悪かったので帰宅したらで良いや、と帰路に着く。
正面玄関��いつものように通り過ぎようとして、はたと気がつく。もう自転車を停めてある裏の出入り口に行く必要は無いんだ、と。そうして初めて正面玄関から出た。人が多くて退出のセキュリティに並んだ。裏口では並んだことがなかった。
いつか、とのんびりリストにしている物事を、いつまでもそのままにしないようにしようというモードに入ったので、とりあえず有名と言われているロックフェラーのクリスマスツリーを見て帰ろうと思った。ロックフェラーはいつも自転車で通っている道から一本ずれているので(マンハッタンはほぼ全ての道が一方通行。自転車も車道に合わせて上りか下りで通りが決まる)、行ったことがなかった。
5th Aveは狂ったように混んでいた。そしてたどり着いたクリスマスツリーのセンスの心惹かれ無さにおったまげた。えええー!となった。配色の投入具合間違えていないだろうか???まぁセンスなんてのは人それぞれの価値観だから、きっと私がズレているのでしょう。びっくりしたわぁ、通り抜けるのも一苦労なほどの混雑の向こうにあったカラフルすぎるツリー。
あっけないほど一瞬で寄り道が終わったので、もう少し散歩をする事にした。通りはずっとアップルシナモンの香りがした。歩くのはとてつもなく楽しいという事に気がついた。そのまま5th Aveを上っていると大きな教会があってふらりと入る(St. Thomas Church)。重厚な扉の向こうに、感動的な静けさがあった。ホッとした。通りがどれほどの騒音なのか改めて気がついた。
自転車は車よりも運転に神経を使う。段差が怖いし、信号は守らないし。基本的に運転で視野が集中している。だから、大きい店の看板には気がつくけれど、アパートの入り口の中のロビーの様子までは見えない。ショーウィンドウの様子も、教会の張り紙も、通り過ぎていくだけでしっかり見てはいない。ここにBarbourがあるんだ〜と思って通過するけど、徒歩だとシーズンものの様子まで感じ取れる。ひと月の間、自転車で滑走し続けた挙句の果てに、今度はディテールを目にする楽しさを知った。いつもNYCの景色だなぁ~と走りながら思っていた地下から上がってくる湯煙を、心ゆくまで撮影する。気に入ったシーンを全部撮る。自転車だと、わざわざ止まるほど気に入った時しか撮影はしない。歩くことを底が抜けるほど楽しんでいたら、真っ暗になって、50ストリート全部歩いた。近所にドーナツ屋さんがあることを、もう20回は通ったであろう通りで初めて知った。自転車ではドーナツ屋さんの反対側しか走ったことがなかったのと、店の看板が目立たないので見逃していた。喜び勇んでドーナツを買って帰った。
ソルトレイクシティから帰ってきていたサティアが鴨鍋を作っていた。信じられないわ、色々。鴨鍋って。しかもアメリカで。なにこのいと素晴らしき出汁の香り。春菊なんて買えるんだ!ここはNYだった!自転車を盗まれたという報告をする隙がなくて、鴨鍋の経緯を聞いた。
崇とは、今日なに食べよっか、という話をしてから買い出しに行く。サティアとは完璧なシェアメイトの距離感で、食事はそれぞれ。作っている時にそこにいたら、ちょっと食べてみる?っていう流れが生じる。(私は基本肉を家で食べないのだけれど、サティアはむしろ肉がメイン。週3ステーキライフ)かかかか鴨、、、。好きすぎるけどここで鴨が大好きと言うと くれ!って言ってるみたいだから言わなかった。そしたら出来たからちょっと味見してみてってくれた。途方もなく美味しくておったまげた。無類の鴨好きだと告白したら なんでそれ先に言わないの!って鴨追加でくれた笑
ちょっと鴨鍋が美味しすぎて作り置きカレーを食べるの時間置いたしドーナツ食べるタイミングは先延ばしになった。
ところでチャリ盗まれたって言ったら、「俺だったら相当凹むなー」と言っているのを聞いて、そうか、凹む、という感情とも無縁だなぁと思った。歩きながら、ところで怒りも全然無いんだよなと実感していた。昔自分のロードバイクが盗まれた時は、盗んだ奴に対する怒りがあった。でも今回は全然湧かない。なんかNYってそういうところっていう受け入れ態勢がある、自分の中に。むしろ好奇心が湧いていて、あれ盗んだ人どうしたいんだろう?って気になっている。今もこの街のどこかにあの自転車があるんだなぁ~という感覚が面白い。できれば誰か楽しく乗ってくれる人の元へ辿り着いたら良いなぁ、そんな感じで、12月10日の夜には、もうすっかり別れを受け入れた次第であります。薄情だなぁと思いながら、今はもう街を歩くことの楽しさにかまけている。
とか言って、写真見直してたら切なくなってきた。
バイバイ、サイズが全然合っていなかったアンティークのラレーさん。本当にたくさんのところに連れて行ってもらいました。

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2023年10月27日に発売予定の翻訳書
10月27日(金)には33冊の翻訳書が発売予定です。うちハーパーコリンズ・ジャパンが14冊です。
叫びの穴

アーサー・J・リース/著 稲見佳代子/翻訳
論創社
自立的で相互依存的な学習者を育てる コレクティブ・エフィカシー

ジョン・ハッティ/著 ダグラス・フィッシャー/著 ナンシー・フレイ/著 シャーリー・クラーク/著 ほか
北大路書房
ビートルズ ’66

スティーヴ・ターナー/著 奥田祐士/翻訳
DU BOOKS
[ザ・シーダーズ]神々の帰還(下) : 秘められし宇宙テクノロジーの大開示
エレナ・ダナーン/著 佐野美代子/翻訳 アレックス・コリエー/著
ヒカルランド
パディントンのクリスマスの手紙 : Paddington's Christmas Post
マイケル・ボンド/イラスト R・W・アリー/イラスト 関根麻里/翻訳
文化学園 文化出版局
ギャリー・カーツ マジック・コレクション
リチャード・カウフマ���/著 角矢幸繁/翻訳
東京堂出版
飼育下パンダの野生復帰
張和民ほか/著 岩谷季久子/翻訳
科学出版社東京
1930年代の只中で : 名も無きフランス人たちの言葉
アラン・コルバン/著 寺田寅彦/翻訳 實谷総一郎/翻訳
藤原書店
中国手漉竹紙製造技術
陳剛/著 稲葉政満/監修 白戸満喜子/翻訳
科学出版社東京
なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか
ジョナサン・マレシック/著 吉嶺英美/翻訳
青土社
Pythonによる時系列予測
Marco Peixeiro/著 株式会社クイープ/翻訳
マイナビ出版
富豪に仕える : 華やかな消費世界を支える陰の労働者たち
アリゼ・デルピエール/著 ダコスタ吉村花子/翻訳
新評論
中国仏性論
頼永海/著 何燕生/翻訳
法藏館
新版 地図とデータで見る水の世界ハンドブック
ダヴィド・ブランション/著 吉田春美/翻訳
原書房
第二次世界大戦 運命の決断 : あなたの選択で歴史はどう変わるのか
ジョン・バックレー/著 辻元よしふみ/翻訳
河出書房新社
「自信がない」という価値
トマス・チャモロ=プリミュージク/著 桜田直美/翻訳
河出書房新社
生物学大図鑑 : 世界を知る新しい教科書
メアリ・アージェント=カトワラ/著 左巻健男/監修 黒輪篤嗣/翻訳
河出書房新社
ジンジャーとピクルスのおはなし
ビアトリクス・ポター/著 川上未映子/翻訳
早川書房
パイがふたつあったおはなし
ビアトリクス・ポター/著 川上未映子/翻訳
早川書房
路地裏で拾われたプリンセス
ロレイン・ホール/著 中野恵/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
一夜の夢が覚めたとき
マヤ・バンクス/著 庭植奈穂子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛は一夜だけ
キム・ローレンス/著 山本翔子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
伯爵夫人の出自
ニコラ・コーニック/著 田中淑子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
シンデレラの十六年の秘密
ソフィー・ペンブローク/著 川合りりこ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
天使の誘惑
ジャクリーン・バード/著 柊羊子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
目覚めたら恋人同士
ペニー・ジョーダン/著 雨宮朱里/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
禁じられた言葉
キム・ローレンス/著 柿原日出子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
捨てられた花嫁の究極の献身
ダニー・コリンズ/著 久保奈緒実/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
街角のシンデレラ
リン・グレアム/著 萩原ちさと/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
侯爵と雨の淑女と秘密の子
ダイアン・ガストン/著 藤倉詩音/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
身代わりのシンデレラ
エマ・ダーシー/著 柿沼摩耶/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
悲しみの館
ヘレン・ブルックス/著 駒月雅子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
薔薇色の明日
レベッカ・ウインターズ/著 有森ジュン/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
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