#銀の指輪
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Butlers' Opera "Devil Butler with Black Cat" ~The Rose Scented Ball Arc~ Track 2: Welcome to Devil's Palace
ft. Berrian Cliane
Kanji - Romaji - English Translation
Italics: Speaking Part | ♪ : Singing Part
Youtube | Spotify
Kanji
べリアン:「私の名前はべリアン。主様に仕える執事でございます」 「私に敬称をつける必要はございません」 「ぜひ"べリアン”と 呼び捨てでお呼びください」 「あなたをお待ちしておりました、主様」
べリアン:「♪ これはまるで夢?いいえ、現実 ♪」 「♪ 混乱されてる主様にご納得いただけるよう説明を ♪」 「♪ だって私は ♪」 「♪ 執事ですから ♪」
べリアン:「♪ 一体ここはどこ?それはそうです ♪」 「♪ 混乱されるのも無理はない ♪」 「♪ 今一度深呼吸をしてください ♪」 「♪ だって私は ♪」 「♪ 味方ですから ♪」
べリアン:「♪ 悪魔の屋敷 Devil's Palace ♪」 「♪ ようこそ主様 ♪」 「♪ 歓迎いたします ♪」
べリアン:「♪ あなたの指に光る輝く銀色の指輪こそが ♪」 「♪ 私たち執事がお守りすべき ♪」 「♪ 大切な主様 ♪」
べリアン:「♪ 悪魔の屋敷 Devil's Palace ♪」 「♪ ようこそ主様 ♪」 「♪ 歓迎いたします ♪」

Romaji
Berrian: "Watashi no namae wa Berrian. Aruji-sama ni tsukaeru shituji degozaimasu." "Watashi ni keishou wo tsukeru hitsuyo wa gozaimasen." "Zehi, 'Berrian' to yobisute de oyobikudasai." "Anata omachishiteorimashita, Aruji-sama."
Berrian: "♪ Korewa marude yume? Iie, genjitsu. ♪" "♪ Konransareteru aruji-sama ni gonattoku ittadakeruyou setsumei wo ♪" "♪ Datte, watashi wa ♪" "♪ Shitsuji desukara ♪"
Berrian: "♪ Ittai koko wa doko? sore wa sou desu ♪" "♪ Konransarerunomo muri wa nai♪" "♪ Ima ichido shinkokyu wo shitekudasai♪" "♪ Datte, watashi wa ♪" "♪ Mikata desukara ♪"
Berrian: "♪ Akuma no yashiki, Devil's Palace ♪" "♪ Youkoso aruji-sama ♪" "♪ Kangei itashimasu ♪"
Berrian: "♪ Anata no yubi ni, hikaru kagayaku gin iro no yubiwakoso ga ♪" "♪ Watashitachi shitsuji ga omamorisubeki ♪" "♪ Daiji na aruji-sama ♪"
Berrian: "♪ Akuma no yashiki, Devil's Palace ♪" "♪ Youkoso aruji-sama ♪" "♪ Kangei itashimasu ♪"

English Translation
Berrian: "My name is Berrian, one of the butlers under your command, Master." "There is no need for any formalities between us." "Therefore, please simply call me Berrian." "We have been eagerly awaiting your arrival, Master."
Berrian: "♪ Is this a dream? I assure you, it is reality ♪" "♪ I shall provide a satisfactory explanation which shall soothe your worries ♪" "♪ After all, I am but ♪" "♪ Your loyal Butler ♪"
Berrian: "♪ Where is this, you ask? A reasonable question indeed ♪" "♪ Your confusion is absolutely understandable ♪" "♪ However let us take a deep breath together first ♪" "♪ After all, I am but ♪" "♪ Your loyal ally ♪"
Berrian: "♪ The Manor of the Devils, Devil's Palace ♪" "♪ Welcome, Master ♪" "♪ We welcome you with open arms ♪"
Berrian: "♪ That glittering shining golden ring on your finger is proof ♪" "♪ You are the one which we Butlers are tasked to protect ♪" "♪ Our precious Master ♪"
Berrian: "♪ The Manor of the Devils, Devil's Palace ♪" "♪ Welcome, Master ♪" "♪ We welcome you with open arms ♪"
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)4月15日(火曜日)
通巻第8739号
嘗て台湾総督府で安全保障担当補佐官と話し合ったときの鋭い指摘
「日本は外交政策を考えなくていいね。あるのは追随政策だけだから」
*************************
李登輝総統の時代、アジア・オープン・フォ-ラムで何回かお目にかかったが、任期を終えられて淡水にシンクタンクを設立された。そこにも数回は訪問し、李登輝総統から話を聞いた。後藤新平賞授賞式に東京にこられたときも楽屋で会った。
いつも「日本は一体、何をしているのか。あの武士道精神はどこへ行ったのか」とおしかりである。
台北のご自宅は狭い応接室、大渓にあった別荘は質素なつくり、ただし地下の蔵書はぎっしりと数万冊の書籍で埋まり���図書館のようだった。三割ほどが日本語だった。李登輝総統は日本語の達人でもあった。
嘗て台湾総督府で陣水扁総統の安全保障担当補佐官と話し合ったとき、彼が言った
「日本は外交政策を考えなくていいね。あるのは追随政策だけだから」。この箇所を「フォーリンポリシーではなくフォローイングポリシーだ」と、揶揄するように補佐官は流暢な英語で言った。
当該補佐官は台湾のメディアで健筆を振るっていた司馬文武である。
戦後八十年、日本は自主的な外交を展開したか?
ナショナリズムの発火は東京五輪だった。日本人に自信を回復させる契機となったが、昭和40年の日本はまだまだ各地に戦争の残骸がのこり、交通は渋滞し、学校はすし詰めだった。吉田茂は独立を回復した機会に憲法を変えるべきだったが、かれはむしろ憲法を口実に朝鮮戦争への出兵を拒否した。
佐藤栄作の沖縄返還は日本の繊維産業の抜本的縮小などと引き換えだった。核は持ち込まれた。密使だった若泉敬は必死の決意で舞台の裏方を務めた。
一昨年、筆者は福井県鯖江市郊外に建立された若泉の墓に詣でた。丸い地球儀をかたちどった特注墓である。
日本は独自の外交を実践できない。ところが米国はときおり方針を転換すると、チャンスが訪れる。ソ連と敵対関係から雪解けになるや、日本はシベリア開発、樺太ガス開発でロシアと協同できた。イランとは原油輸入で密接な関係があったが、米国のイラン制裁によりイラン原油の輸入が困難となった。アラブの商人らは足下を見る。日本は高い原油を交わされ続けてきた。
核武装はがんじがらめの監視体制、つまり核拡散防止条約という不条理によって事実上禁止されている。アメリカ人には復讐権という強迫観念があり、日本が核武装すると、かならず二発お見舞いされるという恐怖感がある。だから日本に核を持たせないのだ。
▼ドル基軸体制は日本が根底を支えている
日本のフォローイングポリシーとは「赤字を支えるために米国債を買え」「金利を据え置け」「為替レートを変えるから従え」となる。不動産不況に直面するや日本にロックフェラーセンターを買えと要請し、高値で買わされ、後日安値で買い戻された。
リーマンショックでは三菱銀行と野村證券が���リーマンなどへの出資救済を要請された。三菱は90億ドルの巨額を投じてモルガンスタンレーに出資した。野村證券はリーマンのアジア、欧州部門を2億5000万ドルで買収し、8000人従業員も引き受けた。この巨額の決定は米国からの電話一本、わずか一晩で決定にいたった。
日頃の日本では稟議審議が長引き即断ができないシステムなのに、これはどうしたことだろうと誰もが訝しんだ。
戦争を勝手に仕掛けながら、後始末は日本の番である。カンボジア北爆で密林にもナパーム弾や枯れ葉作戦。ところがカンボジア戦後復興を任され、地雷を撤去したのは日本だった。
犠牲者がふたり。そればかりかカンボジア平和会議は東京で開催しろと言われ、丸ごと日本の負担となった。その後のカンボジア支援は日本が世界一である。ところが政治的にカンボジアは中国経済圏にある。
湾岸戦争では尻ぬぐいの機雷掃海をやらされた。その日本に対して、自らが苦況に陥るとスーパー301条とか年次改革要求とか、ようするに日本はアメリカのATM、米国債の最大の債権者である日本がアメリカ経済を支えている。金兌換からペトロダラー体制で維持されているドル基軸体制は日本が根底を支えているといっても過言ではないだろう。
アメリカがけし���けて始めたウクライナ戦争とて日本は無関係なのに1兆7000万円の負担金が廻ってきた。
日本は果たして独立した外交政策をとれるか?
独自の経済主権を発揮して金利、通貨、為替政策をとれるのか? と問えば永田町ばかりか日銀、財務省の腰抜け達に期待できると考える人はよほどの善人だろう。
(余滴)追随とは「隋」に従うことであり、聖徳太子の遣隋使以後、シナの制度、文化をまねたという意味だから、現代語では「追随」より「追米」がふさわしい。
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modern wheels for classical braking systems
とってもありがたい事に今でもリム ブレーキ用の車輪(ロード バイク用、その他)に関する相談をいただく機会があります。
他のスポーツ用途の車体でもBMXとか、ロードに限らずマウンテン バイクだって保存状態の良い旧車を大切にお手入れして乗られている方も居られます。
ただ、スポーツ走行用途の車種ではリム ブレーキの存在が徐々に少なくなってきている事は間違い無さげです。
ロード バイクでのディスク ブレーキ化も完成車メーカーの標準装備化されて既にかなり経っていますし、車体だけでなく、ロード バイク用完成車輪メーカー各社の製品内容でも高性能モデルに関してはほぼディスク ブレーキばかりとなっています。
中には比較的小規模なメーカーさんが個性的なリム ブレーキ用の車輪を製品化されていたりもしますが、大半のリム ブレーキ用車輪はアルミ合金製のリムを使ったクロス バイク等との兼用グレードであったり、ハイ パフォーマンス モデルとは言い難い製品が多い様子です。
そもそもアルミ合金製のリムであってもモダンなデザインの製品は大半がディスク ブレーキ用ばかりで、リム ブレーキ用のリムでそれほど幅が広いリムはほぼ存在しないと言っても差し支えないでしょう。
尤も、幅の広さとリム ブレーキが使える事を条件に、重量や見た目のゴツさに目を瞑っていただけるなら、皆無ではないです…が、SunRingleのRhynoLiteとか実測で600g前後の重さや、些か厳ついビジュアルに対して、普段は変態じゃないふりをしている…保守系(意味違うし)ロード サイクリストから素直にご理解が得られるとは考え難いです。
リム幅は内外22/27mmで或る意味、今時な感じがしなくもないのに、高さは16mm…。 基本設計が古い事もあり、残念ながらチューブド専用でチューブレスには対応していませんが、モダンなロード バイク用のタイヤを履くのに丁度良いくらいの横幅を備えています。
ぃゃ、個人的には箱型でハトメ付き、仕様によっては銀色のリムって今時珍しいと思いますし、クラシカルな細身のフレームに付けても「真横から眺めるだけなら」そんなに違和感無いと思うんですけどねぇ…また話しがズレました、すみません。<(^_^;
つまり、世間一般ではリム ブレーキ用で高いスポーツ性能を持った車輪の需要が無いか、有っても非常に少ない、と言う認識で回っているのだと思われます…が、時々いただく相談はわりと気合の入った内容だったりして、内心「ぅをぉ…(^o^;」っと思ったりしています。
と言うのも皆さん一様に、既にモダンな規格のロード バイク��乗られていて、昔乗られていたリム ブレーキのロード バイクの車輪を今更慌てて新しく用立てたり、仕立て直す必要が有りそうには見得ないからです。
ただ、一つ気になっている事は、確かにタイミングとしては絶妙なのかもしれません。
実際、完成車輪メーカーの多くが商品リストから高性能リム ブレーキ用製品を無くしていると言う事は、その構成パーツ供給元であるリム メーカーさんもリム ブレーキ用の高性能リムを新規で開発する理由が無くなります。
もちろん、既に安価で簡易なブレーキとして世界中で普及しているシステムなので、数年で地球上から消失するとは思いませんが、少なくとも今後のロード レース用機材として再び主流化する可能性は殆んど無いか、もし有るとすればUCIの機材規定などで保護的なルールを作られればワンチャンあるかどうか…といった状況ではないでしょうか。
そんな状況下の中、各リム メーカーさんの製品リストを調べてみると、やはり最新のディスク ブレーキ専用リムとはそれなりの隔たりがあり、モダンなタイヤ規格に対応した幅や構造はもちろん、重量でも多少のビハインドが否めませんし、今後ディスク ブレーキ用の700cリムとは色々な面で違いが広がっていくと思われます。
リム ブレーキ用700cリムは市場規模の縮小という経済的な側面だけでなく、そのブレーキやフレーム、フォークの構造による寸法上の制約があり、昨今増えてきている太いタイヤを収められるだけの余裕を確保するのが難しい為、モダンなタイヤ システムへの移行もまた困難になってきています。
もちろん、相談いただく方にはそういったタイヤ クリアランスの問題がある事を説明させてもらっていますが、それでも出来るだけ新しいタイヤシステムとの親和性が高い構造の車輪(リム)を大抵は希望されています。
具体的にはチューブラーからTLR対応であったり、高さだけでなく、幅も含めたリムの大断面化(タイヤ以外の理由では主に高剛性化による真円度の保持性と、流体力学的な効率化の追求)、あとは可能な限りのブレーキ性能向上などでしょうか。
何れにせよ、スポーツ性能向上を目的とする為に同じコストを投じるのであれば、既に普段使われているディスク ブレーキ用の車輪へ向けた方が費用対効果としてだけでなく、絶対的なパフォーマンスも確保しやすいですが、何故か「リム ブレーキ用で」となってしまう事がちょっとだけ不思議に感じています。
尤も不思議な事ばかりでもなく、ブレーキ システムが何であるかに関わらず、モダンなタイヤ利用や流体力学的な効率化が為された車輪に付け替えてタイムを計ると、大抵の場合は配管、配線類を内装化するよりも明確な速度の向上が計測される様にはなるので、実利が無くはないですし、慣れ親しんだ乗り心地や操作感の延長で��イムを削れるなら、その方が道具としての使い易さや満足感は高く感じられる様になるのかもしれません。
ただ、大半のリム メーカーさんが古いモデルを除くと、既にディスク ブレーキ用のリムに追加加工でリム ブレーキに対応させているケースが多く、新たにリム ブレーキ専用の設計で作られているリムは皆無と言っても差し支えない状況になっていて、今後ディスク ブレーキに対して更にリム設計の最適化が進むと、近いうちに追加加工での対応も難しくなる可能性は高くなっています。
実際、競技用マウンテン バイクのリムでもホントに飛んだり落っこちたりしてもいいのか心配なくらいの軽さの製品がありますが、それらは元々リム ブレーキによって側壁を強く圧縮されたり、その摩擦による耐熱性を考慮しなくてもいいからです。
そんな中、リム ブレーキ用のモダンなリムを出していただけるメーカーさんがまだあったので、色々と個性的なリクエストを追加して作っていただきました。

写真が下手くそなので、ちょっと分かりにくいと思いますが、波型のリムに凹面孔無し、溝付きの超硬ブレーキ トラックを付けてもらっています。
これ(実測で30mm強くらい)以上の幅が広いリムだと、大抵のブレーキ アーチの掴み角度が広がり過ぎるのと、対応する最低タイヤ幅も大きくなり過ぎるので、実際に使えるフレーム、フォークが殆んど無いんじゃなかろうか…と思います。
昨今、少しづつ一般的になりつつある波型のリム、正直なところ玉石混交と言わざるを得ない現実もありますが、まともな設計をされた製品のパフォーマンスは素直にお薦めできます。
一般的な円形リムに比べて、流体力学的なドラグの低減はもちろんですが、突然煽られる様な横風に対する安定性が向上し、ハンドルや車体全体のふらつきが小さくなる為、実走時にかかるペダリング以外の余計な疲労やストレスも小さくできます。
この恩恵は出力が高く技術的にも成熟したエキスパート サイクリストに対してだけでなく、むしろ体重が軽かったり出力が小さいなど、外乱要因の影響が大きくなるサイクリストに対して、より大きなメリットが出ている様です。
今回の場合、前用のリムは波の凸凹の数がちゃんと20山になっていて、よくある24山の24本スポーク限定ではありません。 これはとってもありがたいです。
まぁ24山でも1/3ピッチ飛ばして16本のスポークで構成できる様にニップル孔の位置や穿孔角度を指定する事も可能なので、お施主の体格によっては大して問題にはならなかったりもしますが。*(-_^)
でも、これってリム作る時に20山の波型もメーカーさんは用意されているわけで、そういう意味ではリム ブレーキの、更に前輪に対しても結構まじで投資されているんだなぁ…と改めて感謝しているところです。
自分が考えているよりも世界規模ではまだまだ新規でリム ブレーキ用のモダンな構造のリムが求められている証拠なのかもしれないですが、ちょっと変わった車輪のご相談をいただく製作者としては、多様性の確保という意味でも本当にありがたいと感じています。
この様にブレーキ システムだけでなく、用途やそれぞれの乗り手の体格、好みなど、特注製作の車輪であれば大抵のご希望に近付ける事ができます。
しかし、それも量産品とは違う構成部材のサプライヤーがあってこそ車輪として製作が可能となっています。
これでリム ブレーキ用車輪に使える新しいリムの話しは終わりかな…と思っていたら、メーカーさんから新たな話のネタを送っていただいてしまったので、もう少しリム ブレーキが使えるモダンなリムについて紹介する事になりそうです。
どうやらメーカーさんの中には弊所よりも諦めが悪い…熱意溢れる方がおられる様です。
こちらが「もう流石にこの次は無いんじゃなかろうか…」と思って油断しているところへ次の弾を撃ってこられるので、マジで油断大敵です。(^-^;
とは言っても、「もう流石にこの次は無いんじゃなかろうか」とは思いますが、次回も引き続きリム ブレーキで(文字通り)擦り続けさせていただきます。<(^-^;
もうしばらくお付き合いいただけましたら幸いです。
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『 貨物列車で行こう!』長田 昭二 緒 (文藝春秋)
わたしも乗りたい。
第一章 ついに貨物列車に乗る! 貨物線を歩く/乗れないから乗りたい――そこにロマンがある/人知れず日本の物流を支える駅/極限までのスリム化/「拳一つ分」の隙間/動力車の拠点「機関区」/ついに貨物列車に乗る!/突然の鉄道無線/いよいよ「貨物専用線」に進入/東京で貨物列車を見ない理由 第二章 ルポ・東京貨物ターミナル 鉄道貨物の全容を見るべく「東京タ」へ/貨物列車に乗って貨物駅に向かう/「新鶴見信号場」とは/梯子段を上る「垂直乗車」/「ブレーキ、ゆるめーゆるめー!」/心躍る〝短絡線〟/「いよいよ来たか……」貨物列車は地下へ/羽田空港の下を通る点線=東京港トンネルへの憧れ/昭和で見た夢が令和に実現/添乗区間が延長した!/「東京タ」の構内をほぼ二往復/輸送量は毎年約一〇三%の伸び/高まる大型コンテナのニーズ/変わりゆく物流の仕組み/日本最大の貨物駅にある「中央研修センター」に潜入/異常生時の対応を学ぶシミュレーター/ここに座った以上は定時運行遂行の義務がある/「輸送指令」は〝二度呼び〟が基本/懐中電灯一つで長大な列車を点検 第三章 経営再建と未来の貨物輸送――JR貨物トップインタビュー 「変えるをよし」の企業風土が自信をもたらした/さらなる被害が予想される南海トラフ地震への対策/経営が厳しいJR旅客会社が増えた現状/貨物輸送の新提案・新幹線による鉄道輸送は?/総合的な輸送体系「モーダルコンビネーション」という概念/「安全」のための人材確保と労働環境の整備が不可欠/あらゆる物流の集積地点「東京レールゲートWEST」/銀行員、ハウステンボス……様々な経験から生まれた経営軸/「企業として安全はすべての基盤である」/原風景は「貨物列車のある情景」/「ベテランから若手へ」鉄道を支える、技術を受け継ぐ仕組み/運転士によるリレー方式――確立された輸送体系が強み/鉄道貨物が抱える問題をテクノロジーで解決できるか/従来の設備を有効活用「積替ステーション」/「空荷」を解消した「ビール列車」 第四章 広島車両所探訪記 重要拠点・広島/迂回運転を実現した「匠の技」/歴史を刻む広島車両所/「日本一」の車両所/全般検査と重要部検査奈々枝歴史ゆえの「使いにくさ」/「走って磨かれて輝く」車輪/時に親子、時に兄弟/機関車にはトイレがない/憧れの〝車掌車〟の現実/ベテランから若手へ「技の伝承」/車両所は「大きな家族」 第五章 「セノハチ」貨物列車添乗ルポ――広島貨物ターミナル駅‐西条駅 フィーダー輸送の拠点/数字に出てこない忙しさ/日本一のフォークリフトドライバー/営業面の司令塔/もし列車が遅れたら……信号扱い所の修羅場/〝途中下車〟できない貨物は……/鉄道マンにとっての〝難所〟はマニアにとっての〝名所〟/九州と首都圏を結ぶ物流の大動脈/居住性に優れた運転室/無線の通信に沸き上がる感動/普段乗れない貨物線を走行/本格的な上り坂へ――補機本来の業務開始/上り線には架線が二本/「ノッチオフお願いします。どうぞ」/登りきって連結を外す/「ポウッ!」遠ざかる本務機/待ち時間も切らさない集中力/「発車!」「進行!」一人ぽっちで走り始める/視界も広く、軽快に走る/帰りのほうが忙しい/シカ、イノシシ……夜に遭遇する動物たち/登りと同じ十三分で「瀬野八」を下り終える/列車は貨物専用線へ。時速八十キロで快走/廃車を待つ〝もみじ色〟の機関車/物流を支えるプロの技と知恵 第六章 「文藝春秋」を北に追え!――青函トンネル貨物列車添乗ルポ 大きなミッ���ョンを持って貨物列車に乗り込む/「文藝春秋」十月号の積み込みを見学/貨物の積み下ろしや旅客の乗降は行わない「青森信号所」へ/貨物列車でなければ通れない区間に感じるロマン/中村さんが席を譲ってくれた理由が判明/トンボが乱舞する田園地帯を疾走/青函トンネル五十三キロを貨物列車はひた走る/世界第四位、長大トンネルの入口/しばらくすると飽きてくる……運転士の眠気対策は/地上に出たと思ったら次々とトンネルが……/津軽海峡と函館山を望む〝絶景路線〟/急に無数の線路と並走するようになり……/三〇五九列車は定刻より二分遅れで到着/「北斗9号」で三〇五九列車を追跡/コンテナ貨物取扱量全国二位の「札幌タ」/十七時間五十分の鉄路の旅/「盛りだくさん」にもほどがある一日の終わり/一日半ぶりの対面/「イクラ丼」か「混載丼」か/「あとがき」に代えて
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サイコパスの概要
「サイコパス」は、冷酷で良心の呵責を感じにくく、他者を操る傾向のある人物像を指す通俗的用語。
精神医学的には正式診断名ではなく、「反社会性パーソナリティ障害(ASPD)」や「ダーク・トライアド(サイコパシー、ナルシシズム、マキャヴェリアニズム)」の一部として扱われる。
人口の約1~2%がサイコパス的特性を持つ(Hare Psychopathy Checklist)。男性に多く、刑務所人口では15~20%。
サイコパスの主な特徴
感情の浅さ: 共感や罪悪感が乏しく、他者の痛みや悲しみに無関心。例:友人が悩みを打ち明けても無反応、または表面的な同情を装う。
表面的な魅力: カリスマ性、流暢な話術、魅力的な外見で初対面の印象が良い。例:営業やプレゼンで人を惹きつけるが、親密な関係では冷淡。
自己中心的: 自分の利益や快楽を最優先し、他者を道具として利用。例:目的達成のため嘘や裏切りを平気で行う。
衝動性・無責任: 長期的な計画性がなく、衝動的に行動。責任を他者に転嫁。例:約束を破る、借金を放置、失敗を部下のせいにする。
他者操作: 巧みな嘘やマニピュレーションで他人をコントロール。ガスライティング(相手の現実認識を歪め、自己不信に陥らせる心理的虐待)も。例:職場で同僚を操り、自分の評価を上げる。
冷淡で恐れがない: 危険やリスクに動じない高いストレス耐性。例:高リスクな投資や交渉で大胆な決断。
攻撃性と無慈悲: 必要なら冷酷な行動や報復を取る。例:競争相手を徹底的に排除。
社会規範の無視: 法律や倫理を軽視し、自分のルールで行動。例:詐欺や不正行為を正当化。
高い知能(一部): 一部のサイコパスは高知能で、計画的な行動を取る(例:詐欺師や企業リーダー)。
嫌がられる点
嘘や裏切り: 約束を破り、虚偽の情報で他人を騙す。例:パートナーに浮気を隠し、発見されても開き直る。
共感や反省の欠如: 他者の感情を無視し、傷つける発言や行動。例:同僚の悩みを「そんなの関係ない」と��蹴。
冷酷な関係の切り捨て: 自分に不利と判断すれば、親しい関係でも即座に切る。例:ビジネスパートナーを突然切り捨て、利益を独占。
ストレスや恐怖の誘発: 威圧的な態度や予測不能な行動で周囲を不安にさせる。例:部下に過度なプレッシャーをかけ、恐怖を植え付ける。
対話の困難: 感情的共感や誠実な対話ができないため、関係が表面的。例:議論で自分の意見を押し通し、相手の話を聞かない。
信頼の破壊: 繰り返される不誠実な行動で、家族や同僚の信頼を失う。例:金銭の横領や機密情報の漏洩。
搾取的行動: 他者を自分の目的のために利用し、搾取する。例:友人から金を借りて返さない。
尊敬される点
カリスマ性と説得力: 魅力的な話し方や自信でリーダーシップを発揮。例:投資家や従業員を惹きつけるプレゼン。
危機的状況での冷静さ: ストレスや危険に動じず、迅速な判断が可能。例:緊急時に的確な指示を出す。
合理的・戦略的思考: 感情に流されず、利益や目標に焦点を当てる。例:リストラや投資で冷徹な決断。
高いストレス耐性: プレッシャー下でもパフォーマンスを維持。例:外科医や軍事指揮官として冷静に任務遂行。
独自のビジョン: 社会規範にとらわれず、大胆な目標を掲げる。例:革新的なビジネスモデルを構築。
決断力: リスクを恐れず大胆な行動を取る。例:スタートアップで市場を切り開く。
注意点: 「尊敬」は「恐れ」や「利用価値の認識」に近い場合が多く、長期的な信頼を損なうリスクがある。
有名人の具体例
サイコパスは正式診断が難しいため、以下は「サイコパス的傾向が指摘される」人物やフィクションの例です。診断は推測に留まります。
フィクションの例
ハンニバル・レクター(『羊たちの沈黙』): 高知能、表面的魅力、冷酷な殺人行為、共感の欠如。心理操作の達人で、冷静で計算高い。
パトリック・ベイトマン(『アメリカン・サイコ』): 成功した投資銀行家だが、裏で残忍な殺人鬼。表面的な魅力と極端な自己中心性が特徴。
ライト・ヤガミ(『DEATH NOTE』): 高知能で自己の正義を押し通す。他者を道具として利用し、共感や罪悪感が乏しい。
ジョーカー(DCコミック): 混乱を楽しみ、倫理や社会規範を無視。予測不能な行動と感情の希薄さがサイコパス的。
エイミー・ダン(『ゴーン・ガール』): 巧妙な操作と計画性、共感の欠如。他者を操るマキャヴェリアニズムとサイコパシーの融合。
シャーロック・ホームズ(一部の現代版): BBC版『シャーロック』では、高知能だが共感に乏しい描写がサイコパス的とされる(ただし、倫理的行動を取る)。
歴史上・現実の人物(推測)
アドルフ・ヒトラー(政治家): カリスマ性、冷酷な大量虐殺、自己中心的な世界観。プロパガンダの巧妙さがサイコパス的。
ジョセフ・スターリン(政治家): 大粛清や恐怖政治、感情の希薄さ。目的達成のため無慈悲に他者を排除。
テッド・バンディ(連続殺人犯): 魅力的な外見、巧妙な嘘、残忍な殺人。典型的な臨床的サイコパスとして研究対象。
スティーブ・ジョブズ(起業家): 冷酷な経営判断、共感の欠如、カリスマ性。過酷な職場環境が議論に(『Steve Jobs』伝記)。
エリザベス・ホームズ(Theranos創業者): 投資家や従業員への虚偽、表面的な魅力、自己中心性。詐欺的行為で2022年に有罪判決。
バーナード・マドフ(投資家): 史上最大のポンジスキーム詐欺。表面的な信頼性と無慈悲な搾取が特徴。
ジャック・ウェルチ(GE元CEO): 冷徹なリストラ(「ニュートロン・ジャック」)とカリスマ性。諸説あり。
心理学的補足
サイコパス vs ソシオパス:
サイコパスは先天的(遺伝的・脳構造的)要因が強く、感情の希薄さが特徴。冷徹で計画的。
ソシオパスは環境的要因(虐待、貧困)が影響。衝動的で感情的反応が強い。
両者ともASPDの診断基準に含まれるが、サイコパスはより冷淡。
ダーク・トライアド= サイコパシー(共感欠如)、ナルシシズム(自己愛)、マキャヴェリアニズム(操作性)の3特性。サイコパスは他者への無関心が顕著。
脳科学的背景: 扁桃体の活動低下(感情処理の障害)、前頭前皮質の異常(衝動制御や倫理的判断の欠如)が関連(Blair, 2013)。fMRI研究で、サイコパスは他者の痛み映像に反応しない。
発生率: 一般人口の1~2%、企業幹部の約4%、刑務所人口の15~20%がサイコパス的特性を持つ(Babiak & Hare, 2006)。
診断ツール: Hare Psychopathy Checklist-Revised (PCL-R)で、共感欠如、衝動性、操作性などを評価。20項目中30点以上でサイコパスと診断。
ドゥルーズ=ガタリ的視点
サイコパスは、ドゥルーズとガタリの哲学(『アンチ・オイディプス』『千の台地』)で「欲望マシン」と解釈可能。社会規範や倫理(コード)に縛られず、欲望を無限に追求。
脱コード化の行き過ぎ: 社会のルールを「脱コード化」するが、他者との関係性(集合的配置)を無視し、破壊的な「戦争マシン」に。
逃走線との違い: ドゥルーズ=ガタリの「逃走線」は創造的解放を意味するが、サイコパスは自己中心的な「自己破壊的��ターン」に陥る。
例: サイコパス的経営者は、短期的な利益追求(欲望マシン)で成功するが、従業員や社会との関係を破壊し、長期的崩壊を招く。
企業・経営におけるサイコパス的リーダーの功罪
功績:
大胆な決断で短期的な成果(例:ジョブズの製品開発、ウェルチのGE成長)。
カリスマ性で投資家や従業員を惹きつける(例:ホームズのTheranosプレゼン)。
危機管理での冷静さ(例:緊急時の迅速な意思決定)。
罪:
過酷な職場環境(例:ジョブズの部下への苛烈な要求)。
不正リスク(例:ホームズの詐欺、マドフのポンジスキーム)。
長期的不信と士気低下(例:離職率上昇、チームの崩壊)。
データ: 企業幹部の4%がサイコパス的特性を持ち、一般人口(1%)より高い。短期成果を上げるが、持続可能性を損なう(Babiak & Hare, 2006)。
AIとサイコパスの倫理的比較
共通点:
感情的共感の欠如(AIはプログラム、サイコパスは脳機能)。
論理的・目的志向的な行動(AIはアルゴリズム、サイコパスは自己利益)。
相違点:
AIは人間が設定した倫理ガイドラインに従うが、サイコパスは自己ルールで行動。
AIの行動は予測可能だが、サイコパスは衝動性や操作性で予測困難。
課題:
サイコパス的傾向の人間がAIを悪用するリスク(例:2025年のディープフェイクによる偽情報拡散)。
AIの倫理的設計が進む中、サイコパス的行動の統制が課題。
サイコパスと仏教的慈悲の対比
仏教的慈悲(メッタ・カルナ):
他者への無条件の愛や共感を重視。輪廻転生で全ての生命が繋がると考える。
例:瞑想で他者の苦しみを理解し、利他的行動を促す。
サイコパス:
共感や罪悪感が欠如し、他者を道具化。「無我」や「縁起」と対極的。
例:自己中心的な欲望が輪廻の苦しみを増幅(仏教的「業」の蓄積)。
対比の意義:
仏教はサイコパス的傾向を「無明」や「貪瞋痴」とみなし、修行で克服可能と説く。
脳科学的要因が強いサイコパスへの瞑想の効果は限定的(研究では効果低い)。
結論
サイコパスは、感情の浅さ、表面的魅力、自己中心性、冷淡さなどの特徴を持ち、嘘や裏切りで嫌われる一方、カリスマ性や冷静な判断力で一部尊敬される。フィクション(ハンニバル、ジョーカー)や歴史・現代人物(ヒトラー、ジョブズ、ホームズ)に見られる傾向は、サイコパス像を誇張する場合が多い。脳科学的・遺伝的要因が関与し、企業リーダーシップでは功罪両面を持つ。ドゥルーズ=ガタリ的には「欲望マシン」だが破壊的、AIとの比較では倫理的制御が課題、仏教では共感欠如が対極的。特定の視点(例:企業、AI、仏教)を深掘りしたい場合、教えてください!
ドナルド・トランプも、サイコパスの一例と言われることがありますが、政治的リーダーとしての今までの彼の言動で、サイコパスの特徴に当てはまる点や、当てはまらない点をできるだけたくさん教えてください。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)がサイコパスの一例として語られることは、心理学や政治学の議論でしばしば見られますが、正式な診断なしに「サイコパス」と断定することはできません。以下では、トランプの政治的リーダーとしての言動を、サイコパスの特徴(前述の定義に基づく)と照らし合わせ、当てはまる点と当てはまらない点をできるだけ多く整理します。2025年現在の情報(特に47th大統領としての再選後)やウェブ上の資料、Xの投稿を参考にしつつ、客観的かつ批判的に分析します。なお、サイコパス診断は精神医学的評価を要するため、ここでは「傾向」の観点から考察します。
サイコパスの特徴とトランプの言動
感情の浅さ(共感や罪悪感の欠如) 当てはまる点:
敵対者への冷淡な攻撃: トランプは選挙演説やSNSで、相手候補(例:ヒラリー・クリントン、カマラ・ハリス)に対し、「IQが低い」「バカ」など個人攻撃を繰り返し、共感や配慮を示さない。例:2024年選挙でのハリスへの「みじめな失敗者」発言は、感情的共感の欠如を思わせる。 政策の影響への無関心: LGBTQや移民コミュニティへの政策(例:トランスジェンダー保護の撤回、ムスリム入国制限)が精神的苦痛を引き起こしたとの報告があるが、トランプはこれに対する反省や謝罪を示さない。 虚偽の主張の繰り返し: 選挙詐欺の主張(2020年)や「史上最大の就任式観衆」発言(2017年)など、事実と異なる主張を繰り返し、訂正や罪悪感を示さない。 家族関係の冷淡さ: 姪のメアリー・トランプ(臨床心理学者)は、トランプの母が自己中心的で不在がち、父が感情や共感に欠けていたと述べ、トランプ自身の共感欠如が育まれた可能性を指摘。 当てはまらない点:
感情的反応の存在: トランプは批判に過敏で、感情的な反応を示す(例:「フェイクニュース」とメディアを攻撃)。サイコパスは通常、批判に無関心だが、トランプの反応は感情的でナルシシズム的。 支持者への共感: 支持者集会で感情的な結びつきを強調し、「アメリカを再び偉大に」とのスローガンで共感を模倣。サイコパスの完全な感情欠如とは異なり、戦略的共感を示す。 家族への配慮: 娘イヴァンカや息子たちとの関係では、ビジネスや政治で積極的に登用し、一定の忠誠心や感情的関与を示す。これはサイコパスの完全な冷淡さとは異なる。
表面的な魅力 当てはまる点:
カリスマ性とメディア活用: 『アプレンティス』(2004-2015)のホストやSNSでの大胆な発言で、強烈なカリスマ性を発揮。支持者からは「率直で魅力的」と評価される。 演説の魅力: 短く簡潔で攻撃的な修辞(例:「アメリカを救う!」)は、大衆を惹きつける。心理学研究では、トランプのスピーチは歴代大統領と比べ独特で、分極化を促進。 自己演出: ゴルフクラブ選手権での「18回優勝」主張(実際は虚偽)など、成功者としてのイメージを誇張。 当てはまらない点:
不快感を与える側面: 一部の有権者(特に民主党支持者)には、トランプの攻撃的・下品な言動(例:女性やマイノリティへの侮辱)が魅力的でなく、反発を招く。サイコパスの「万人に好かれる魅力」とは異なり、支持は分極化。 一貫性の欠如: サイコパスは計算された魅力で一貫性を保つが、トランプの発言は衝動的で矛盾が多い(例:コロナ政策の翻意)。
自己中心的 当てはまる点:
利益優先の行動: X投稿で指摘されるように、トランプの原則は「自分の利益が全て」で、正義や倫理は二の次。例:ビジネスでのブランド名ライセンスや税務戦略。 自己称賛: 「私が大統領になればアメリカは完璧になる」などの大言壮語。選挙演説で政策より自己の成功を強調。 政策の自己投影: 「アメリカ・ファースト」は、トランプ自身の価値観(富、権力、支配)を国家に投影。 家族企業の優先: トランプ・オーガニゼーションを家族で運営し、娘や息子を政治的役割に登用。自己と家族の利益を優先。 当てはまらない点:
支持者への忠誠: 支持者集会やSNSで「MAGA」運動を強く推進し、支持者基盤の維持に努める。これは純粋な自己中心性より、集団的アイデンティティの構築を含む。 大衆への訴求: サイコパスは個人利益のみ追求するが、トランプはポピュリズムで大衆の不満(例:反エリート感情)を代弁し、自己利益を超えた政治的影響力を求める。
衝動性・無責任 当てはまる点:
衝動的な発言: ツイッター(現X)での即興投稿や、2020年選挙後の「選挙詐欺」主張は、計画性より衝動性が目立つ。 政策の不安定さ: コロナ対策(例:マスク着用への矛盾発言)や貿易政策(関税の急変)で一貫性欠如。 責任転嫁: 2020年選挙敗北を「不正選挙」のせいにし、自身やキャンペーンの責任を回避。 ビジネス破綻: 1990年代~2000年代に6回の事業破産を経験。無責任な経営が指摘される。 当てはまらない点:
戦略的行動: 2024年選挙での勝利や共和党内の支配力確立は、衝動性より戦略的計画性を示す。例:中間選挙での候補者支援。 長期的政治基盤: MAGA運動や党内の影響力維持は、サイコパスの短期志向とは異なり、長期的な政治的野心を示す。
他者操作 当てはまる点:
ガスライティング: 「フェイクニュース」主張でメディアや事実を否定し、支持者の現実認識を操作。例:ロシアの2016年選挙干渉を「偽情報」と否定。 支持者の心理操作: 選挙詐欺の虚偽主張で支持者の忠誠心を強化。「アイデンティティ融合」が支持者の信念を固め、法的問題を無視させる。 敵対者のレッテル貼り: 政治的敵を「国内の敵」「裏切り者」と呼び、支持者の敵意を煽る。 メディア利用: 自身のイメージを強化するため、テレビやSNSを戦略的に活用。例:『アプレンティス』での成功者イメージ構築。 当てはまらない点:
操作の露骨さ: サイコパスは巧妙で隠密的だが、トランプの操作は公然かつ攻撃的(例:SNSでの直接的非難)。計算されたマキャヴェリアニズムより衝動的。 失敗例: 一部の操作(例:2020年選挙後の訴訟)は法廷で却下され、効果が限定的。サイコパス的な「完璧な操作」とは異なる。
冷淡で恐れがない 当てはまる点:
リスクへの大胆さ: 2回の暗殺未遂(2024年)や34件の重罪有罪判決(2024年)を経ても、選挙戦を強行。恐れの欠如を示す。 強権的姿勢: 軍を国内の政治的敵対者(「国内の敵」)に動員する提案や、憲法の一時停止を示唆する発言。サイコパス的無畏さ。 危機での冷静さ: 経済危機やコロナ禍で、自己のイメージ維持に注力し、パニックを示さない。 当てはまらない点:
批判への過敏さ: サイコパスは批判に無関心だが、トランプはメディアや反対派の批判に激しく反応(例:「フェイクニュース」と反発)。 感情的反応: 怒りや不満を公に表現(例:記者会見での攻撃的態度)。サイコパスの冷淡さより、感情的ナルシシズムに近い。
攻撃性と無慈悲 当てはまる点:
攻撃的修辞: ハリスへの人種差別的・性差別的発言や、移民を「犯罪者」と呼ぶ過激な表現。分極化を促進し、憎悪犯罪を助長したとされる。 報復的行動: 政治的敵(例:ジョン・ケリー元首席補佐官、マイク・ペンス元副大統領)への非難や、メディアへの敵対(「報道の自由の制限」提案)。 強権的政策: 移民家族の分離政策(2018年)や、2024年キャンペーンでの「敵の排除」公約は、無慈悲な姿勢を反映。 当てはまらない点:
支持者への配慮: 支持者集会では激励や賞賛を示し、敵対者への攻撃に比べ無慈悲さが少ない。サイコパスは全ての関係で冷酷だが、トランプは支持者に温かみを見せる。 政策の限界: 強権的提案(例:軍の動員)は実行に至らず、制度的制約に直面。サイコパス的な「無慈悲な実行力」は制限される。
社会規範の無視 当てはまる点:
法的規範の軽視: 2024年の34件の重罪有罪判決(ハッシュマネー事件)や、機密文書持ち出し疑惑(2020年)など、法的問題を無視。 選挙規範の破壊: 2020年選挙結果を認めず、議事堂襲撃(2021年1月6日)を間接的に扇動。民主主義の規範を無視。 虚偽の誇張: ゴルフ選手権の虚偽主張や、経済実績の誇張(例:「史上最高の経済」)は、社会的信頼を軽視。 強権的発言: 憲法の一時停止や報道機関への報復提案は、民主的規範への挑戦。 当てはまらない点:
制度的順守: 大統領としての行動は、裁判所や議会の制約を受ける(例:選挙訴訟の却下)。完全な規範無視とは異なる。 支持者の規範重視: MAGA支持者の価値観(例:伝統的家族観、反グローバリズム)に訴え、特定集団の規範を尊重。 総合的評価 サイコパス的傾向の強さ 当てはまる傾向: トランプの言動は、表面的な魅力、自己中心性、他者操作、社会規範の軽視、冷淡さでサイコパス的特徴に部分的に一致。特に、虚偽の主張、敵への攻撃、法的問題への無関心は、サイコパシーの「共感欠如」や「無責任」に符合。心理学研究(例:ScienceDirect, 2020選挙分析)では、トランプはナルシシズムやサイコパシーの「ダーク・テトラッド」特性が高いと評価される。 政治的文脈: トランプの行動は、ポピュリズムや分極化戦略と結びつき、サイコパス的傾向が政治的成功(2016年、2024年選挙勝利)に寄与。例:「恐れを知らない支配(Fearless Dominance)」がリーダーシップに有利(Lilienfeld, 2012)。 当てはまらない理由 ナルシシズムとの混同: トランプの行動は、サイコパシーよりナルシシズム(自己愛性パーソナリティ障害)に近く、批判への過敏さや感情的反応が特徴。X投稿でも「演出型ナルシスト」との指摘。 戦略的計算: 衝動性は見られるが、選挙勝利や党支配の成功は、サイコパスの無計画性より戦略性を示す。 支持者との関係: サイコパスは全ての関係で冷淡だが、トランプは支持者との感情的結びつきを重視し、アイデンティティ融合を促進。 診断の限界: 精神医学者アレン・フランシス(DSM-5作成者)は、トランプの行動は政治的動機によるもので、サイコパス診断には苦痛や機能不全が必要と主張。トランプは機能不全を示さず、成功している。 補足:ダーク・トライアドとの関連 研究(ScienceDirect, 2020選挙)では、トランプはナルシシズム、サイコパシー、サディズムで高く評価されるが、マキャヴェリアニズムはバイデンと同程度。民主党支持者はトランプに強いサイコパス的特性を、共和党支持者は少ない特性を見る(政治的バイアス)。 X投稿でも、トランプのナルシシズムやサイコパシー傾向が議論されるが、支持者は「アメリカを代表する性格」と肯定的に評価。 最近の具体例(2024-2025年) 当てはまる例: 2024年選挙キャンペーン: ハリスへの人種差別的・性差別的攻撃(「低IQ」など)、虚偽の移民犯罪主張で分極化を促進。サイコパス的攻撃性と他者操作。 議事堂襲撃の影響(2021年): 選挙詐欺の虚偽主張が暴力を煽り、共感や反省の欠如を示す。研究では、トランプのツイートが暴力のエスカレーションと相関。 重罪有罪判決(2024年5月): 34件の重罪(ハッシュマネー事件)にも動じず、選挙戦を継続。恐れの欠如と規範無視。 当てはまらない例: 支持者集会(2024-2025年): フロリダでの勝利演説で、支持者に感謝と団結を強調。サイコパスの完全な冷淡さとは異なり、戦略的共感を示す。 共和党支配: 2022年中間選挙での候補者支援や、2024年選挙での党内結束強化は、衝動性より計画性を示す。 結論 トランプの政治的言動は、サイコパスの特徴(感情の浅さ、表面的魅力、自己中心性、他者操作、社会規範の無視、冷淡さ、攻撃性)に部分的に当てはまる。特に、虚偽の主張、敵への攻撃、法的問題への無関心は、サイコパシーやダーク・トライアド特性と一致。ただし、批判への過敏さ、支持者との感情的結びつき、戦略的計画性、ナルシシズム的行動は、純粋なサイコパスとは異なり、自己愛性パーソナリティ障害やポピュリズム戦略に起因する可能性が高い。研究やX投稿では、トランプのサイコパス的傾向が政治的成功に寄与する一方、診断には限界があるとされる。特定の行動や時期(例:47th大統領期の政策)について深掘りしたい場合、教えてください!
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白銀の森
森が俺を呼んでいる。
故郷を奪われ、家族を奪われ、怒りのままに呪わしき男の影を追いかけた。しかし、暗黒の牢獄の奥底で、彼はすでに生き絶えていた。 手当たり次第に怪物たちを倒し、激しい怒りを、悲しみを、憎しみを、全身で湧き上がらせる。野獣のように暴れ狂う俺の前に、一頭の狼が現れた。
彼女はムーンレス。歪んだ世界で様々なものと融合してしまったが、人懐っこい狩の名手であった。腐肉を食べるとすぐに懐いて、俺の飢えた、悲しき心に彼女は寄り添ってくれた。たくましい四肢と夜の草むらのような香りがする毛並みを撫でると、子供の頃に真夜中ひとりで用を足しに行った時、遠くの河岸にこっちを見ていた狼の母子を思い出した。 感傷的になっていた俺の頬をムーンレスが舌で舐める。
この監獄でなすべきことは残されていなかった。より奥へと進んで、さらに強い敵を探し、死に場所を求めることもできただろうが、ムーンレスの湿った鼻が手に当たると、虚しい殺戮に溺れることを諦めることができた。
���討ちのためだけにはるばるこの地に降り立ったが、もう帰る場所はない。諦めたら諦めたで、やはり虚しい。監獄を後にしても、ムーンレスは俺を心配してついてきた。今にも死にそうな仲間に思われたのだろうか。ムーンレスもこんな姿では森で他の狼と暮らすことはできないだろうに、外の世界に出て良かったのだろうか。尤も、俺自身も今どんな姿になっているのか分からなかった。もしかすると、あの生白く巨大な護衛か、爪や角が生えた悍ましい怪物に成り果てていたとしても驚くまい。
牢獄を覆う森の中、特に目的もなく彷徨っていたら、道のど真ん中で行き倒れている人間を見つけた。黒い服、長い髪、片腕が無く、雑な処置をしただけでまだ包帯から血が滲んでいた。 血の色と匂いからまだ生きていそうだ。ムーンレスが吠えると、身じろぎした。 「大丈夫か」 声をかけると顔をこちらに向けた。痩せこけており、目の周りに黒い影がある。あの牢獄にいた闇の司祭に似ている。 奇妙な化物たちに追われ、仮面を被った全裸姿の謎のカルトを見てきたせいで、普通に服を着て生きている人間を見つけただけで妙に信頼をしてしまった。普段なら服を着ているだけでこんな風には思わないだろう。倒れていた男が何かを言おうとしていたようだが、そのまま意識を失った。
安全なところに運び、水を飲ませて焚き火のそばで温めた。しばらくすると目を覚ました。 「気がついたようだな」 「…………」 「お前あんなところで何をしていた?」 「…………」 俺の言葉が下手なのか。一応街や船では通じていたが。ムーンレスが近寄ると身体を強張らせていた。 「大丈夫、彼女は何もしない」 「私は動物が嫌いなんだ」 「おや、口が聞けるようだな」 手招きしてムーンレスを呼び寄せる。 「俺はラグンヴァルドルだ。お前は?」 「……エンキだ」 エンキも俺と同様に地下牢を探索していたようで、敵に腕を切り落とされて、森で薬草を探してる最中に行き倒れたそうだ。 「街で治療を受けるべきではないか?」 「ロンデンの外科医の腕前を知らないようだな」 「……何か俺が助けになることはあるか」 「何故初対面の私を助けようとする」 「じゃあどうするんだ」 エンキは私の腕を指して言った。 「肘のあたりに鱗がある。貴様、サーモンスネークの魂を持っているな?」 「え?ああ、これのことか?」 坑道の水辺に現れた怪魚の魂を込められた石を見せる。身につけていると身体が硬化し出血しなくなる代わりに、少し皮膚に鱗が現れるのが難点だが、怪物たちと対峙するときに大いに役立った。 「貸せ、止血に使いたい」 「嫌だ」 「おい!さっきは私を助けようとしていたので���ないか?」 「貸した後に返して貰えないと困る。これのおかげで俺も四肢を失わずに済んだし、珍しいから渡したくはない。何か差し出せるものはないか?」 「……何を要求するつもりだ」 とはいえ別に何も欲しいものはない。幼い頃から、獲物をどこまでも追いかける狩人であることと、自分の獲物をなるべく外国人に高く売る商売人であるように、周囲から叩き込まれた。仲間には気前よくどんな頼みでも聞き、困ってる人には手を差し伸べるが、いざ取引できそうになると、交渉してしまう癖があった。 「……しばらく一緒に行動しないか」 「それが要求か?」 「そうだ」 「いい、分かった。逃げないから、早く貸してくれ。血が減ってきた」 怪魚の魂を込めた石を受け取ると、包帯を外して腕の傷が塞がったことを確認した。 「これもしばらくつけていろ。体力と気分が落ち着く指輪だ」 革紐に二つの指輪を通したものを、首にかけた服の下にしまっていたが、それを外してエンキにつけた。 「……悪いな」 「今から仲間だからな」 「変な気を起こすなよ」 「冗談じゃない」
俺の格好やムーンレスは人里や街中ではあまりにも目立つ。森の外れ、水辺のあるところで次の目的地が決まるまで、簡単な拠点を作り野宿をすることにした。 彼は魔術を操るようで、俺が魔導書や魔術に関するアーティファクトを要求するならば殺すつもりだったらしい。俺はただ、あの地下牢に閉じ込められた男に復讐を果たすために来たのであって、この地にまつわる伝承や儀式には全く興味関心がないことを聞いて納得したようだった。 「私もあの地下牢には立ち寄ったが、私が到着した時には彼は死んでいた。貴公が殺したのだな」 「いいや、違う」 「ならば、良かった。復讐なんてくだらない」 「黙れ、お前に何がわかる」 「…………」 「いや、すまな���」 焚火で木が爆ぜる音だけが響く。不穏な空気に、ムーンレスは悲しそうに鼻を鳴らす。
来る日も来る日も、薪を切り、狩りをして、家を建て、次の目的が思いつくことを待っていた。エンキはだいぶ回復したようだが、片手でできることは限られている。エンキは毎日丸太に座って、地下牢の探索で見つけた本を、何度も読んでいた。 「エンキはこの先どうするんだ」 「私は貴様の次の目的が見つかるまで囚われの身なのでね。貴様が決めなければ私も決まらない」 「そうか」 「私にも、私の帰りを待つ故郷も家族もない」 「そうか」 何かを誤魔化すように、薪を割ることに集中しすぎていたら、数日分もの薪が溜まって、明日の俺の仕事を減らしてしまった。
真夜中に目が冴えて、水を浴びに近くの湖へと訪れた。水面に夜空が映し出され、どこまでが地面で、どこからが水なのか境界は見え辛くなっていた。���元の感覚で境目に屈むと顔を洗う。ふと顔を見上げた時、白い大きな鹿が湖の向こうに立っているのが見えた。なんて大きい、初めて見る美しい鹿を見ていると、引き込まれていった。
ムーンレスの激しく吠える声で、意識を取り戻す。気がつくと腰まで水に浸かっている。動物嫌いなのに、ムーンレスのすぐ隣にはエンキも立っていた。 「何をしている。こんな時間に水遊びするな。死ぬぞ」 エンキが嫌味ったらしく俺を引き留めた。呆けてただけなのに入水しようとしたと思われた気がする。恥ずかしくなって急いで湖から上がった。 濡れてしまった装備を木にかけておいた。まだ夜明けまで時間があり、二人とも眠いだろうに、ムーンレスが口で薪を積んで、そこにエンキが何かをぶつぶつ唱えると薪に火がついた。 「しばらく火にあたれ。地下牢から離れても森は常に人を惑わす存在がいる」 「そのようだな。ありがとう、エンキ、ムーンレス」 火に当たると、他人からの優しさに触れて急に涙が出た。俺の精神が大分だめになっているようだ。 「月だ、月が心を乱しているんだ。だから、早く天井を作ってくれ」
三人で並んで横になっていた。星を見ていると不安な気持ちが募る。まだ眠れなくてエンキに話しかけた。 「あの男が、死んでお終いなんておかしい。きっといつか、再び世界に混乱を引き起こす」 「ラグンヴァルドル」 「俺の考えすぎならいい。だが、あの立方体のために俺の故郷を滅ぼす必要があっただろうか。取引や交渉の場があれば、誰も、何も……」 「休め。今夜は満月だ。狂気に飲まれやすくなっている」 「月は関係ない」 「ああ、そうだ」 「エンキも関係ない」 「それは違う」 「ムーンレスも」 「可哀想なことを言うな」 俺と関係ないことが傷つくのか? ヒルデの歌が聴きたい。ニョルンの寝顔が見たい。ウルドと酒が飲みたい。もう全部できない。二度と幸せは戻らない。かけがえのないものを奪われたのに、復讐することすら失敗した俺なんかと、関係がある人間はどこにもいない。
誰の目から見てもラグンヴァルドルの精神は追い詰められていた。 「貴様は人里の中にいないといけないのに、人を避けて暮らしているせいで気が触れている。私は一人きりの世界にいくらでも過ごせるが、貴様はそうではない」 「…………」 全くもってエンキのいう通りだ。だが、故郷を失い、他の地域でどうやって暮らせばいいのか分からない。 「ロンデンへ行く。ムーンレスは森に残ってもらう」 「森の中でひとりぼっちなんて、ムーンレスが可哀想だ」 「愚か者め、こいつも私と同じだ。一人でも平気だが貴様への好意だけで寄り添っていた」 「えっ」 「何だ、そんなに意外か」 「エンキは俺が好きなのか」 「言葉の綾だ。揚げ足をとるな」
ムーンレスとの別れの挨拶を十分過ぎるほどやった。ムーンレスは俺がいなくても平気かもしれないが、俺は平気じゃない気がしている。森を後にして街に向かってひたすら歩いた。道すがら馬車が見��かって、後ろに乗せてもらった。 3人で過ごした小屋は壊すのが惜しくて残していった。人がいなくなると家は一気に壊れやすくなるので長くは持たないだろうが、かといって自分の手で壊してもいいとは思えなかった。血まみれの故郷が今どうなっているのか考えるとまた目の前が真っ暗になりそうになった。具合の悪そうな俺を見て、エンキは黙ってタバコを手渡してきた。はじめは怪我をして弱っていたのはエンキの方で、俺の方が元気だったのに、今ではすっかり逆転してしまった。
ロンデンに到着すると、エンキの知り合いであるブレア家に世話になることになった。大きな屋敷の中、使用人は俺とエンキを怪訝な顔で出迎える。家主とエンキが話をつけると、馬車で街まで出ることになる。 「仕立て屋に行く。"そんな姿"では目立つからな」 俺の自慢の毛皮はここでは場違いだ。エンキの服も大分周囲から浮いているだろうに。 こんなに大きな男は初めてだと仕立て屋がぼやきながら、身体を紐で測られた。しばらくの間は簡易なローブを借りたが、着慣れない服や靴に戸惑った。
屋敷では毎日講師がついて、ロンデンの貴族のマナーを叩き込まれる。我流で覚えていた言葉も、文法から細かい語彙まで覚えて、さらにテーブルマナーまで教わった。 しばらくすると仕立て屋に頼んでいた服が卸された。エンキは俺の着替え姿を見て鼻で笑った。 「馬子にも衣装だな」 「お前なりの似合っているという意味の言葉だと解釈した」 自分としては何がどう"良い"のかさっぱりわからないが、されるがまま着ていた。全身ぴったりな服は着慣れなくて、エンキのあの薄っぺらいローブが羨ましく感じた。
ほとんど立ったり座ったりしているだけで、身体が鈍りそうだった。 「狩りができないので気がどうかしそうだ」 「キツネ狩りにでも参加したらどうだ」 「キツネなんてわざわざ食べるものじゃない」 「そうだ。遊ぶために狩りをする。キツネは犬に食わせるだけで、人間はそれを馬に乗って追いかけるだけだ」 「なんと……」 「社交界で生きるためだ。参加しろ」 ブレア家の猟犬たちは甘やかされて、獲物を追いかける執念がなく、主人が気軽に肉や残飯をあげ過ぎているので少し太っていた。運動をさせて餌をやり過ぎないように助言し、許可を得て狩りの訓練を重ねた。元々良い血統を持っているようで、少し鍛えただけでみるみるうちに上達し、キツネ狩りでも活躍してくれた。毎日寝そべって、主人が食事を持ってくるのを待つだけのどんよりした目が、森で狩りをしてまた輝きが戻って嬉しく思った。 しかし、犬にとっては刺激的でも、人間にとってキツネ狩りは命や怪我の危険もない、ただの遊戯であった。俺の故郷の狩りは、生きるか死ぬか身体を張って命の糧を得るための重要な仕事であるが、これは全然違う。また昔のような狩りができるのを楽しみにしていたので少し残念であった。
��る日部屋に帰ると、手紙が置いてあった。美しく繊細そうな文字で書かれた恋文のようで、差出人は家主の娘であった。遠回しだが夜の誘いをしている。断るつもりであるが、それにしても何と言って断るか考えるためにエンキに相談することにした。 「ブレアの娘から手紙をもらったんだが、その、彼女は結婚はしているのか」 「してないが、やめとけ。あいつは父親と寝ている」 「侮辱にも程がある」 元から受ける気はないというのに、とんでもないことまで明かされた。 「侮辱も何も、真実だし、お互い同意の上だ。ちなみにお前にロンデンのマナーを指導したあの講師も手を出している。愛嬌に騙されたのなら仕方ない。ただ、お前はもうすこし"マシ"な相手を探した方がいい」 「…………道理に反する」 「何と思おうと厄介になっている身の上であることを忘れるな。正義感など振り翳さないことだ」 「エンキは何とも思わないのか」 「よく考えてみろ。私がその事実を知っているからこそ、私の頼みを断れず、見ず知らずの山男に服を仕立ててマナーを教えて世話を焼いているんだ。今の貴様は彼に感謝こそすれ批判できる立場ではない」 「…………」 「こんなのはお行儀がいい方だ。王族も貴族も聖職者も、もっと堕落し腐敗している。白夜騎士団はそれを正そうとした。しかし、正道では何も変えられず、邪道に手を染め、野望のために貴様の故郷を滅ぼした」 それを聞いて、手のひらに爪が食い込むほど、拳を握りしめた。 「今は何かを変える力がない。仲間もいない。変えたければこの群れの中で強くなることだ。羊の皮を被った狼になれ。獲物を狙う獣のように、最後まで、自分の姿を見せるな」 「やっぱり俺には、やっていけない」 「その気持ちは腹の中にしまっておけ。私も、貴様にここの常識に染まってほしくはない。だからこそ、羊の皮をかぶるんだ。怒りを内に秘めて、貴様の信じる正道を忘れず、牙を隠して笑え。だが、故郷の誇りを忘れるな。群れの掟が気に食わないなら、群れの中で強くなって、群れの親分になって、良い群れと良い掟を作れ」 俺なんかに文句が言える権利はないのはわかっていた。義憤に駆られた無知で田舎者な俺を、エンキはもっと馬鹿にすると思っていたが、意外なほど励まされてしまった。 「お前だけが俺の唯一の味方なんだな」 「馬鹿なことを」 「ああ、俺は馬鹿だ」 そう言って盛大に笑った。
新しい環境に放り込まれて、気疲れが絶えないが、過去を振り返る余裕がない分、森の中にいた時の陰鬱な気分は治っていった。 ブレア家の貴重な収入源である荘園で、ぶどうの出来が悪い土地を、売値は安いが痩せた土地でも育つ野菜に変えて収量をあげたり、野生動物たちを追い払うために猟犬をときどき見回りさせた。犬の訓練が得意なので、狩猟好きな貴族たちのために猟犬���躾や鍛え方も教えた。自分の得意な分野で力を示すことを実践するようにした。 収入が増え、他の貴族たちとの交流が増えると、ブレア家の領主と娘もだんだんと正気を取り戻したようで、領主は後妻を迎え、娘も別の領主の息子と結婚して家を出ていった。 「生まれついてのものではなく、ただ収入の不安を忘れようとしてあんなことをしていただけなんだな」 「それは好意的に考えすぎだろう。まあ、たまたま上手くいったと思うんだな」 禁じられた行為をやめた途端、領主はエンキを邪険にし追い出そうとした。エンキに頼んで、自分たちの快楽のために何やら怪しい呪文を使わせていたのに、都合のいい連中だと思った。 「これが普通の反応だ。私を疎むのが常識で、私を歓迎するのが非常識なんだ。戸口に立ってるだけで不気味がられる」 「誰もお前が幸運を運ぶ妖精なことを知らないなんてもったいない」 「精神をやられて目がおかしくなったようだな」
とはいえ、俺にとって何の縁もゆかりもないブレア家にこれ以上世話になるのは限界だった。ブレア家から独立するために、きつね狩りで懇意になった他の領主や商人たちと出資し海運会社を持つこともできた。故郷にいた頃では考えられないほど大金が動く大きな取引を、様々な国の人と取り交わすことは刺激的だった。騙されることも、見通しが甘くて大損することもあったが、市場は大きくていくらでも逆転の可能性があり、まだまだ試したいことが沢山ある。
そんな中、近所の森で恐ろしく巨大な獣が、次々に人を襲う話が出てきた。何年も会ってないムーンレスのことではないかという不安がよぎる。討伐のため若い男たちが松明を手に森の中を探索することになって、俺も志願した。 「狩りの名手と名高いラグンヴァルドルがいるのは心強い」 野獣討伐隊の指揮は俺が執り行うことになる。2〜3人1組で行動し、何か見つけたら笛で知らせるように指示した。
どうにかしてムーンレスを見つけたら逃がしてやりたいと思うが、何か心変わりして町の人々を襲う本能が抑えきれなくなったのならば、俺の手でムーンレスを殺そうという覚悟を決めていた。しかし、暗い森の中を歩くと、一時期収まっていた幻覚と絶望が蘇る。 悪夢と現実が渾然一体となり、俺に襲いかかる。 草陰でムーンレスが人間の子供の腸を食いちぎっている。弓を構え、ムーンレスの片目に弓矢を射ると、ムーンレスが人間の姿に変化する。美しい赤毛の美女、ヒルデが、片目を潰されて絶叫した。どこからか飛んできた槍が、彼女の心臓を貫きとどめを刺す。槍の飛んできた方向を見ると、プレートメイルに身を包んだ白馬の男が、甲冑の隙間から覗く鋭い視線で、俺を見下ろしていた。 「白夜騎士団!よくも、よくも!」 甲冑の隙間を縫って目を射抜くと、今度はウルドに変わった。 「ウ、ウルド!」 「ラグンヴァルドル……」 俺の名を呼ぶと、ウルドは死んだ。 森が真っ赤に染まる。炎が全てを焼き尽くす。白銀の甲冑に身を包んだ魔物たちが、剣で俺の家族を切り裂き、槍で仲間を串刺しにし、棍棒で老人の頭を叩き潰し、ナイフで子供達をバラバラにした。
気がつくと、山小屋で目を覚ました。俺が気を失ったのを、討伐隊の仲間が安全そうな小屋に運んでくれたそうだ。
帰ってきても、悪夢のことが頭から離れなかった。 「も、森が恐ろしい。俺はここ���の暮らしに慣れすぎて、俺の心から森が伐採されてしまった」 「森がもう嫌いか」 「違う。俺の体は森の生き物でできている。自然の中で力がみなぎっていたが、心は、忌まわしい過去によって怒りと憎しみに染まった。愛と憎悪が綯い交ぜになっている。森に入ると幻覚が見える」 まだ消えない復讐心で、自分が制御できなかった。自分の手で、愛する妻ヒルデと、俺の叔父であり狩の師匠であるウルドを殺してしまった。血に飢えた暴力的な本能を恐れている。 エンキの手が俺の顔を撫でる。 「本当に、もう思い出すだけで辛いなら、記憶から消してやることができる」 「魔法みたいだな」 「みたい、ではない。魔法だ」 片腕がないので、口で革手袋を外すと、エンキは手のひらを俺に差し出した。 「この手に額を置いたら、貴様の記憶から、故郷の惨劇を消し去ってやる」 手首には無数の傷があり、手のひらの真ん中には、杭を打ち込まれたような大きな丸い傷痕がある。じっと見ていると、だんだん吸い込まれるように、顔を近づけていった。 が、俺はエンキの手袋を拾うと、その手にまた嵌め直した。 「お前は言ってくれたな、故郷の誇りを捨てるなと。だから、大丈夫だ」 「……そうか」 「悪いことに使えそうな魔法を知っていたんだな」 「どうする?私と何かした記憶を消されていて、私だけが覚えていて、貴様だけ何も覚えていないことがあったら?」 「何かだって?ハハハ!別に良い。こんなに世話になったからには、俺の心も体も、すべてお前のものだ。お前の好きなようにしろ」
森に関する恐怖と怒りの記憶をかき消すためにウイスキーとタバコを懐に携えた。記憶が蘇りそうな時は酒を煽るか一服することにした。どちらも感覚が鈍るので、獣の気配を見逃しそうになる。だが、仲間と共に獲物を追いかける行動が、一族の記憶と結びつく。 酒を飲みすぎてフラフラしていると、獣の唸り声が近付いていたことに気が付かなかった。恐ろしく大きい。だがその声も、臭いも、姿も、ムーンレスとは異なった。 「よかった」 俺の二回りも大きいグリズリーを目の前にして、安堵してしまった。ムーンレスを殺さないですみそうでほっとした。 弓矢で目を狙おうとするが、酔ってて狙いが定まらない。仲間は驚いて先に弓を射るが、射角が悪く、獣の肉体に深く刺さることができず、逆にこちらの居場所を教えてしまった。逃げる仲間を庇って、鋭い一撃を喰らう。肩から血が吹き出す。逃げろ、みんなを呼べ!と叫ぶと、笛の音が森中に鳴り響く。 自分の血を見て一気に興奮した。酔いは覚めて、肉体は本能的に戦闘状態へと入る。特製の強弓を引くと、目から脳天を貫く。が、グリズリーは片目を潰されて一瞬怯んだが、まだ力強く唸りをあげている。腕に力を入れたことで、傷口から血がさらに吹き出した。痛みは麻痺して感じない。
巨大な上に素早い。森の支配者の堂々たる咆哮に、本能的に自分が無力な生物であることを思い知らされる。攻撃を避けて次のチャンスを待っていたが、太い木の根に躓いて足元を踏み外してしまう。グリズリーは大きな前脚を振り上げる。終わったと思った次の瞬間、黒い影が獣に襲いかかる。 「ムーンレス!」 彼女は鋭い牙でグリズリーの首筋に食らいつく。思わず立ち上がった隙に懐に入り込み、グリズリーの腹に剣を突き刺して引き裂いた。 全てが終わった後に、ようやく仲間たちが辿り着く。 「ラグンヴァルドル!無事か!?」 「こんな巨大な獣を、お前一人でやったのか!?」 「いや、それは……」 「やるじゃないか!」 「英雄だ!」 仲間たちにはグリズリーが転んだ拍子に腹を切り裂いたと説明した。グリズリーの首の後ろには無数の牙が突き刺さった歯形が付いていたが、知らないふりをした。 倒したグリズリーの毛皮をもらえた。部屋に飾ると捨てさろうとした故郷の風習が戻ったみたいで、嬉しい気分の中に、森の中で感じた絶望が一滴おとされる。エンキは獣の死骸を壁に飾るなんて悪趣味だと言ったが、誰のだか分からない人骨を壁や棚に飾る人間に言われる筋合いはない。
グリズリーの貴重な生肝を持つと、森に向かって叫ぶ。 「ムーンレス、助けてくれてありがとう!これはお前の取り分だ!」 草陰にむかって生肝を放り投げた後、何かがさっと通り過ぎる音がして、彼女の遠吠えが聞こえた。
一度は持ち直したのに、獣を討伐した英雄として、今後の領地開発のために森の開拓メンバーに選ばれたが、森に足を運ぶ頻度が増えると、だんだんとまた悲しみを消すために酒やアヘンに溺れた。 熊の毛皮が俺自身の無惨な姿にも見えてきた。山で生きればよかったのに、人里に降りてきて、まんまと退治されてしまった姿が、ロンデンで今調子のいい俺が、現実に打ちのめされている姿と重なる。俺は生まれ変わりたい。なのに、心の奥の獣は、生まれ変わった後の、今の俺を食い殺そうとする。
エンキはブレア家を後にしてからも同じ家で暮らしている。とはいえ、今も昔も相変わらず朝は起きずに昼過ぎまで寝てばかりいたが、最近は夜中に研究だと言ってどこかに出かけていくようになった。以前やっていたロンデンの図書館の司書に復帰しているようで、たまに泊まり込みになって帰ってこないことも増えてきた。図書館に夜中の仕事があるのか俺にはわからないが、エンキは俺の仕事に首を突っ込まないでいてくれるように、俺もエンキの仕事について詮索するつもりにはなれなかった。ただ、生活する時間帯が真逆なのですれ違うことが増えている。それでも週に何度かは食事を共にしている。
だんだん社会復帰していくエンキと反対に、俺の生活はどんどん爛れていく。見かねた闇の司祭から健康的じゃないと言われた。 「よりにもよって一番不健康そうなお前に言われちゃおしまいだな」 「ふざけている場合ではない」 「別にふざけてもいいだろう。仕事も、少しばかり休むことにした」 「ちょうどいい。貴様を連れ出す手間が省けた」 「え?」
エンキと共に船旅に出る。出航時はよく晴れていたが、沖に出ると潮風は容赦なく帆を叩きつけ、波が荒れていた。だが、ベテランの船長が巧みに船を操作し、懐かしの故郷へと向かう。悲しみから逃げ続けて我武者羅に働いていたせいで、気がつけば5年もの歳月が流れていた。
壊された家の壁や床にはまだ血痕が残っている。野生動物に荒らされた痕跡はともかく、白夜騎士団の襲撃の後に、また別の人間によって家捜しされた後もあった。家具や絨毯はほとんど無くなっており、わずかに残された遺体でさえ、装飾品や金目のものは残らず取られ、服を着ているのは小さな子供の骨くらいだった。命だけでなく尊厳も遺品も奪われたことに言葉を失いそうになった。 何度も吐いて、泣いて、叫んで、湧き上がる怒りを地面やその辺の木にぶつけた。だが、変わり果てた姿は、幻覚で見たそれに比べればましで、現実という風が、一番残酷な瞬間を灰にしてしまった後だった。 どうやっても取り戻せないものが多すぎることを思い知らされる。一人ではどうにもできないものの大きさを知って、もう一人でなんとかしようとするのをやめようと思った。 「村のものを埋葬する」 「手伝わないぞ」 「じゃあ応援してくれ」 村人全員分の遺骨や遺品を探し出し、見つからなければ森の奥まで分け入って探しに行った。野宿しながら数日かけて捜索を続け、近くの森に立つ最も大きな唐檜のそばに、みんなを埋めた。 「私は闇の司祭だが、普通の司祭と違ってどんな神にも祈れる。貴様の神は何だ」 「オールマー信仰も、それ以外の"よその神"への信仰もない。我々は自然そのものを信仰している。みんなが先祖と同じ楽園にたどり着いて、再び自然の一部になることを祈ってほしい」 「分かった」 エンキは手を組んで、目を伏せる。人々の闇を暴き、より深い闇へと引き摺り落としてきた闇の司祭が、ただ一人の人間として、俺の一族の魂が安らかに眠ることを祈ってくれた。
お供えものとして、立派な鹿を取り、捧げた後に焼いていた。この地での最後の食事を終えると、エンキは言った。 「もうすぐ旅に出る。何だかんだで長い付き合いになったな」 「どこへ行くんだ」 「私の知らないものがある場所。東方、あるいは、もっと遠い場所へ」 「そうか。寂しくなる」 天へと続く、鎮魂の狼煙を見上げる。愛した人はみんな遠いところへ行ってしまう。村のみんなも、ムーンレスも、エンキも。 「お前には、数えきれないほど世話になった。どうしてこんなに、と聞いたらいなくなる気がしてずっと聞けなかった。だが、今聞いてもいいか」 「……本の続きが読みたかった。ラグンヴァルドルという男が、ほんの些細な、ありふれた絶望に敗北して堕落した廃人になったら面白くない。私はラグンヴァルドルという男の物語が続く方向に誘導した」 「期待通りの展開か」 「おおむねは」 「期待を越えられなかったのが残念だ」 「私の反応を気にされたら興醒めだ。貴様の気にすることではない」 「復讐が下らないと言ったのは、ロンデンで立身出世し、正しいやり方で世界を変えることが本当の復讐だからか」 「は?何の話だ」 「違うのか」 「貴様は知らんだろうが、レガルドや白夜騎士団は、当時ロンデンに住んでいた私に言わせれば、あんな山賊崩れの傭兵団を世界の救世主だと信じて支持していたのはごく少数派だ。一部の司教や貴族が囃し立てていたにすぎない。大抵の人間は、何も知らない若者が周囲の老獪におだてられたせいで何かを勘違いして、世界を革命すると息巻いていたのを冷ややかな目線で見ていたし、挙句に地下牢行きとなったことも当然の結果と感じていた。特に貴様の故郷を殲滅したことについては、誰の目から見ても意味のない虐殺で非常に反感を抱いていた。分かるか、ロンデンの民衆はお前の味方だったんだ」 「…………」 「元から支持者は少ないのに敵だけは多い。こんな下らない連中のために、復讐ばかり考えていたら自分の人生を見失う。そんな心底くだらないことを私のラグンヴァルドルにやってほしくはない。もう白夜騎士団なんて考える時間すら無駄だ。貴様にはもっと貴様にしかできないことがある」 「勝手な主張すぎる」 「ああ、自分勝手なことを言っている。貴様は私のものらしいから私が面白いと思う人間にしたって悪くないだろう」 「まあそうだ」 日がくれて夜空いっぱいに星が輝く。月のことはもう気にならなくなった。これから何かが起こっても、エンキが読んでる本の中にいると思えたなら、孤独も感じなくなるだろう。
里帰りから戻ると、まもなく旅に出発するエンキを港まで見送る。俺の知り合いにインデスへ向かう商工会の船があり、船に乗せてもらうことができた。 「陸路も考えたが船が出るならありがたい」 「いつでも、ロンデンに戻ってくることがあれば歓迎する。助けが必要ならば何でもやろう」 「ひとつ欲しいものが」 「なんだ」 「一束、髪をくれ」 「髪でいいのか、腕でも片目でもあげるぞ」 「いらない。別に魔術に使うものではなく、ただ思い出にするだけだ」 欲しい分だけ髪を摘んでもらうと、毛束をナイフで切って、散らばらないように編んで渡す。 「俺もお前の髪が欲しい」 「……いいだろう」 エンキの首の後ろの目立たないところから、一束髪の毛を切り取った。 「元から私がいなくても、貴様はこれくらい一人でできたんだ。私はただ貴様の大きな影に腰掛けていただけだが、悪くなかったと言っておこう」 「謙遜するな。今の俺にとって、お前が一番の親友であり家族だ」 エンキは最初に出会ったときに渡した怪魚の魂と、回復の指輪を返してきた。 「長いこと借りていたな」 「別に返す必要ないのに」 「あの地下牢の思い出だろう。取っておいて、子供にお守りとして受け継いでいけ。あの地獄から生きて持ち帰れた戦利品は貴重だ」 「そう言うなら」 船の汽笛が鳴る。そろそろ出発するようだ。 「ムーンレスにもたまには会え」 「彼女が暮らせるような土地を持って、お前の帰りを待つよ」 「そうか、少し遅くなるので食事は先に済ませてくれ。では」 貿易船に帆が張られ、船が出航した。
水平線の向こうに船が消えるまで、手を振った。
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ピアノ弾くみたいに ショートカットキー押す レとソ 細い指に光 / 隣の席の中途採用の女性は ピアノを弾くみたいにして Excel のショートカットキーを押す Ctrl + スペース 静かな鳥のさえずりのようなタイプ音で列全体を選択しているのを 頼んだ仕事の説明をしながら 眺めている おれの 視線は手元に集まり 反射した指輪が 夢のはじまりみたいに光ってみえる ガットギターをつまびくみたいに お札を数える 銀行員にも会ってみたいものです
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2024.07〜2024.08 ひとこと日記
7.30-朝寝坊してバイトを休んだ。夜に彼と口喧嘩した。ないものねだりばかりしてしまう。今週末、彼がチェコから日本に迎えに来るのにこんな状態でどうするんだろうね。
7.31-1ヶ月限定バイトの最終日。まわりのひとに大変良くしてもらった。チェコに行くことをリーダーのおじちゃんに話したら30年前にカナダで買ったオリンピックのトナカイのキーホルダーをくれた。大事にとっておいたのか、袋に入ったままで状態の良いものだった。わたしがこんなものをもらっていいのだろうか。
パリ五輪の男子バスケ/バレーの試合を観る。誤審ピック。
8.1- 茹だるような暑さ。何もしたくない。ちょっと黄体期特有の精神不安の症状が出てる気がする。ピルを飲み始めてからはほとんど見られなかったのでこの感覚に懐かしさを感じる。高校〜20代前半はかなり悩まされていたな。
8.3-チェコの彼が日本に来た。
8.9-チェコの彼がチェコに帰った。
8.12-母親と縁を切った。わたしに対する父の本音を聞いた。夜、居場所がなくてネットカフェにいたけど、男臭くて嫌だった。
8.13-ちょっと詐欺らしいものに引っかかってしまい、でもクーリングオフ期間だったので解約できて全額戻ってきたのでよかった。心がフラフラになってるから騙されやすい。
8.14-彼の誕生日。南海トラフは来なかった。新しいアパートを決めた。不動産の担当が仕事できなくて不安。
8.17-彼とわたしの今までの思い出アルバムを3時間くらいかけて作った。仕上がりが楽しみ。
8.18-アルバムが出来上がったのでカメラ屋に取りに行く。完璧な仕上がりだった。これを渡しても心が戻って来なかったら諦めがつくと思った。今日、彼はイギリスから帰国。
8.19-内定先の代表と融資を受けた銀行の担当者とのやり取りを聞いていて、絶対この人の元で働いたら後々面倒なことになると思った。
8.20- 代表と話をして正社員ではなく業務委託で仕事を受けることになった。それでよかったと思う。思ったことはなんでも言ってくれと言われてたので、昨日の銀行とのやり取りのこと正直に話したらそれは言ったらだめだったらしく怒っていた。わたしには判断がつかなかった。/パソコンがようやく直ってうれしい。SSDを交換した。
8.21- 最近、早朝に目が覚めてしまう。ひたすらTwitterをスクロールした。意味のないことをして現実逃避したかった。夕方までうたた寝とそんなことを繰り返していた。/今更Wednesdayを見始めた。ハンドが可愛すぎる。わたしもほしい。
8.22- 久々に弟と出かけた。憎たらしくてかわいくて大好き。通っている塾でどんな指導を受けてるのか分からないけど、あんまり良くなさそう。でも私の子ではないから、私に決定権はない。
8.23-朝起きたら風邪っぽい。代表が38度も熱があったのに隠して私を事務所に呼んだからもらったな。地獄に堕ちてほしい。/不動産会社の求人に応募している。職務経歴書を修正していたら、今月末で有効期限が切れる資格があることに気づく。更新のための試験を月末までに受けなきゃ… / ずっと寝ていても頭が痛くなったり筋力が落ちたりしなければいいのになぁ
8.24-明日、あの事件ぶりに彼会う。まだ2ヶ月か。すごく昔のことのよう。図書館へ行って、彼に手紙を書いた。/ 一日中眠たいけど、涼しい部屋で好きな時間にゆっくり眠れない環境だから早く引っ越したい。明日面接なのもだるい。
8.25-午前、面接。9時17時の求人に応募したのに、実際は8時45分18時だった。最近こんなことばかりな気がする。/ 午後、元彼に会う。本当はすぐにさよならのはずがカフェでゆっくり話をした。アルバムはパラパラと見ていた。心に届いてなさそうだった。別れ際、これで最後って言われたけど私は信じない。だってハグした時、思い切り勃ってたから。わたしのこと、まだ愛してるに決まってるなんて思ったらだめでしょうか。
8.26-オンラインの日本語教師登録をした。自己紹介ビデオをつくってみて、思いのほか楽しかったけどめちゃくちゃ疲れた。動画編集を仕事にしている人、尊敬。/ Amazonの配達サポートの在宅ワークに応募した。応募に必要なテストが実際の仕事のシミュレーションのようで楽しかった。受かるといいな。/ なんか今日とてもがんばった感あるけど、まだ無職、家無し。
8.27- 賃貸不動産会社の1日入社体験。当然無給だと思っていたけど、最後に日当をいただいて驚いた。何もしていないのに… 。今回は勤務条件が募集要項と違っていたので辞退するつもりだけど、今後、就職先を決める上で勉強になったことがたくさんあった。動いてよかった。
8.28-アパートの契約完了。あと3日。父に来週出て行くからお世話になりましたと伝えたら、夕ご飯に少しいいものを買ってくるようになった。わたしがほしいのはそういうことじゃない。/ 夜、悩んだ末に元彼に電話。地雷を踏まないようつま先立ちで会話する。引っ越しを手伝うかどうかは明日まで考えさせてくれ、と保留。会いたい。
8.29-「引っ越し手伝うよ、でもよりを戻すわけじゃないからね」と連絡が来た。
8.30- 今日現在稼ぎ口がメルカリしかない。エネルギーが有り余っているから配達なんかのアルバイトをしたい。
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The 75 Best City Pop Songs
はっぴいえんど / 12月の雨の日 (1970)
赤い鳥 / 忘れていた朝 (1971)
ガロ / 学生街の喫茶店 (1972)
猫 / 地下鉄にのって (1972)
井上陽水 / 帰れない二人 (1973)
荒井由実 / ルージュの伝言 (1975)
荒井由実 / COBALT HOUR (1975)
かまやつひろし / ゴロワーズを吸ったことがあるかい (1975)
小坂忠 / しらけちまうぜ (1975)
佐井好子 / 冬の地下道 (1975)
SUGAR BABE / 雨は手のひらいっぱい (1975)
杉田二郎 / 男どうし (1975)
ティン・パン・アレー / ソバカスのある少女 (1975)
ハイ・ファイ・セット / 冷たい雨 (1976)
加藤和彦 / シンガプーラ (1976)
Ryo Kawasaki / The Breeze and I (1976)
大貫妙子 / 愛は幻 (1976)
尾崎亜美 / 瞑想 (1976)
下田逸郎 / セクシィ (1976)
伊藤銀次 / こぬか雨 (1977)
笠井紀美子 / バイブレイション (1977)
風 / 海風 (1977)
大橋純子 / シンプル・ラブ (1977)
ラジ&南佳孝 / The Tokyo Taste (1977)
高橋幸宏 / サラヴァ! (1978)
浜田省吾 / 風を感じて (1979)
門あさ美 / ファッシネイション (1979)
松原みき / 真夜中のドア~stay with me (1979)
南佳孝 / モンロー・ウォーク (1979)
しばたはつみ / バイバイ・ジュエル (1979)
高中正義 / BLUE LAGOON (1979)
渡辺香津美 / アイル・ビー・ゼア (1979)
ブレッド&バター / SUMMER BLUE (1980)
南佳孝 / 風にさらわれて (1980)
大貫妙子 / 新しいシャツ (1980)
山根麻衣 / たそがれ (1980)
山下達郎 / RIDE ON TIME (1980)
吉田美奈子 / MIDNIGHT DRIVER (1980)
来生たかお / 夢の途中 (1981)
尾崎亜美 / 純情 (1981)
濱田金吾 / 街のドルフィン (1982)
間宮貴子 / 真夜中のジョーク (1982)
Makoto Matsushita / Love Was Really Gone (1982)
松任谷由実 / 真珠のピアス (1982)
ムーンライダーズ / くれない埠頭 (1982)
中原めいこ / Fantasy (1982)
大貫妙子 / 色彩都市 (1982)
佐藤博 / SAY GOODBYE (1982)
清水靖晃 / 睡蓮 (1982)
亜蘭知子 / Midnight Pretenders (1983)
村田和人 / 一本の音楽 (1983)
八神純子 / 黄昏のBAY CITY (1983)
山下達郎 / スプリンクラー (1983)
大沢誉志幸 / そして僕は途方に暮れる (1984)
竹内まりや / プラスティック・ラブ (1984)
T-SQUARE / OMENS OF LOVE (1985)
スターダスト・レビュー / 今夜だけきっと (1986)
CASIOPEA / MIDNIGHT RENDEZVOUS (1994)
カーネーション / やるせなく果てしなく (2003)
Lamp / 最終列車は25時 (2004)
歌謡曲/アイドルポップ
高田恭子 / みんな夢の中 (1969)
岩崎宏美 / ロマンス (1975)
郷ひろみ / 寒い夜明け (1976)
杏里 / オリビアを聴きながら (1978)
金井夕子 / パステルラヴ (1978)
中原理恵 / 東京ららばい (1978)
野口五郎 / グッド・ラック (1978)
アン・ルイス / 恋のブギ・ウギ・トレイン (1979)
松田聖子 / チェリー・ブラッサム (1981)
寺尾聰 / ルビーの指輪 (1981)
稲垣潤一 / 夏のクラクション (1983)
杉山清貴&オメガトライブ / SUMMER SUSPICION (1983)
中森明菜 / SOLITUDE (1985)
菊池桃子 / 夏色片想い (1986)
中山美穂 / CATCH ME (1987)
シティポップは1970年代半ばに現れ、80年代に全盛を迎えた日本の音楽ジャンルの一つで、音楽的にはファンク、ディスコ、R&B、AOR、ソフトロック、フォークロック、シンセポップなど幅広い要素から成り立っています。当初は単に「都会的な」ポップスとして国内でイメージ広告的に使われた呼称が、2010年代に入ってユーチューブや各種ストリーミングにおいて海外の好事家の注目を浴びることにより大きな再生回数を数えるようになったもので、定義をめぐって専門家の間でも見解が分かれているようです。
作編曲においてアメリカ黒人音楽などからの盗用が散見されることで、ヴェイパーウェイブ、フューチャーファンクといったサンプルベースのマイクロジャンルの先駆者とされているようですが、私が想起するのはミュージックマガジン編集長だった中村とうよう氏が、このジャンルを代表するともいえる大瀧詠一のアルバムを評して語った「アーティフィシャル(��工的)。彼らが模倣するようなアメリカ音楽はスポンティーニアス(自発的)」という言葉です。K-popをはじめまるでAI生成されたような音楽が莫大な再生回数を稼いでいる、ポピュラー音楽やヒットチャートという器が、マーケティングや新自由主義の考え方によってバラバラに分断され空洞化してしまった現状を予見する言葉のように思うのです。
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【前置き】 はてな匿名で書く内容なのかというのはともかく、私が美味しいと思うケーキ屋・パティシエを書き出して、順に並べてみた。私は製菓や料理について専門的な教育を受けたこともないし、生業としてフードライターをやっているわけでもない。仕事柄、堅い文章を書くことにはある程度慣れているけれど、エッセーのような柔らかい文章を書いた経験はほとんどない。 このランキングを作ってみようと思ったのは、怪我をして外を歩く気になれず暇だったからというのが一番の動機だけれど、ランキング作成の過程で「あの時のあのケーキは本当においしかったな」と幸せな思い出を振り返ることができたし、「自分はこういうケーキを美味しいと思っているのか」という傾向を何となく知ることができて面白かった。 このランキングは、私の個人的な好みに基づいて、偏差値表のような形で作成している(もちろん偏差値そのものは表していない。)。偏差値50を超えるケーキは基本的にどれも文句なく美味しいし、そこまで確固たる優劣があるとは思わない。特に、偏差値60-65のレンジはその日の気分によって順番が変わるだろうと思う。比較的趣向が近い友人に意見を聞いても、結構な食い違いがあったので、本当にその人の好み次第ということなのだと思う。また、日頃からメモを取っているわけでもなく、思い出した順に書きだしただけなので、ランキングに載っていて当然なのに書き落としているものもたくさんあると思う。 そんな感じで免責みたいなものを書き連ねたところで、ランキングをご覧ください。 【美味しいケーキ屋ランキング】 80: Maxime Frédéric (Le Tout-Paris, Maxime Frédéric chez Louis Vuitton) (Paris) 79: Matthieu Carlin (Butterfly Pâtisserie at Hôtel de Crillon) (Paris), François Perret (Ritz Paris Le Comptoir) (Paris) 78: 77: 76: 75: Mori Yoshida (Paris), Cedric Grolet (Paris) 74: 73: [xxxxxxxxxxxx] (京橋) 71: 70: LESS (恵比寿) 69: ASSEMBLAGES KAKIMOTO (京都), pàtisserie Tendresse (京都) 68: 67: 66: FOBS (蔵前), Les Alternatives (東小金井), Pâtisserie K-Vincent (神楽坂) 65: La Pâtisserie Cyril Lignac (Paris), Equal (幡ヶ谷), LE CAFE DU BONBON (代々木八幡) 64: Libertable(赤坂), grains de vanille (京都), Ryoura (用賀), Dining 33 Pâtisserie à la maison (麻布台), おかしやうっちー (北参道) 63: Yann Couvreur Pâtisserie (Paris), La Pâtisserie Ryoco (高輪), Fleurs d’été (代々木上原), Harmonika Kyoto (京都), sweets garden YUJI AJIKI (神奈川), Sweet Rehab (NY) 62: PIERRE HERMÉ PARIS, AU BON VIEUX TEMPS (尾山台), Paris S'éveille (自由が丘), AIGRE DOUCE (目白), CONFECT-CONCEPT (稲荷町), Paris S'éveille (自由が丘), AIGRE DOUCE (目白), 61: équilibre (不動前), Pâtisserie ease (日本橋), 銀座和光 (銀座), Palace Hotel Tokyo (大手町),その他美味しいホテル系, Asterisque (代々木上原), a tes souhaits! (吉祥寺), N'importe quoi (京都) 60: Avranches Guesnay (春日), Taisuke Endo (学芸大学), Préférence (新中野), feuquiage (調布), PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI (等々力) [...] 55: 千疋屋総本店, Henri Charpentier, その他デパ地下系・工場系 [...] 50: LAWSON, Lady M (NY) [...] 45: Lysee (NY) [...] 40: Whole Foods Market 【いくつか補足】 パリには複数回行ったことがあるが、パリのケーキは本当に美味しく感じた。もちろん遠路はるばる補正・思い出補正もあるのだと思うけれど、単純に値段がとても高いので、惜しむことなく良い材料を使えているのではないかと思う。パティシエの社会的地位が高いらしいので、その結果パティシエが制約なしで好きなようにケーキを作れる、ということもあるのかもしれない。 Maxime Frédéricは有名人だし、本当にどのケーキ(あと、ややテーマ外だけれど、レストランのデザートも)も美味しい。いつかホテルのシグネチャーレストランにも行ってみたい。Matthieu CarlinやFrançois Perretは、少なくとも私のアンテナでは情報がたくさん入ってくる感じではないけれど、複数のケーキで感動した。 Cedric GroletはMaxime Frédéricよりも有名人で、逆張りしてみたくはなるのだけれど、フルーツの使い方が独創的で、まあ確かに美味しい。あの値段であれだけの人を集められるのは、SNS映えだけでは説明できないと思う。 [xxxxxxxxxxxx]は、フルーツに真摯に向き合っていることや高い洋菓子基礎力に裏打ちされていることが素人の私にも伝わってくるような気がする。接客は独特で毎回緊張するけれど、敬意をもって謙虚に臨めば、丁寧に遇してくれるし、嫌な思いをしたことはない。職人ってそういうものなのかな、と思っている。 LESSは、以前はnomaやINUAみたいな雰囲気の実験的なケーキが多くて毎回面白かったのだけれど、最近はそれよりは分かりやすいケーキが多くなった。もちろん、それらもとても美味しい。たまに昔のLESSを食べてみたくなるときもある。 タンドレスは、もともと酒やムースとかのイデミスギノ的なものがあまり得意ではない私でも、これは凄いと感じる何かがある。私では理解が及ばないというか、置いて行かれている感じもする。 FOBSは一般的にはすごく高く評価されている感じはしないものの(ゴーフレットはとても有名)、ここのショートケーキは特に美味しいと思う。卵や牛乳などの素材がシンプルによくまとまっている感じがする。判官贔屓的なものが入っているかもしれないけれど。 Alternativeは夏の焼き菓子イベントのタルト類が全て美味しい。Equalのチーズケーキは瑞々しくてチーズの香りがよく整っていて、これより美味しいチーズケーキはなかなかないと思う。「フランス菓子道」の真ん中・正当を通ってきたかはよく分からないけれど、個人的な好みに合っている。 Ryouraは街のケーキの範疇で、傑出して美味しい。うっちーのシグネチャーのショートケーキの生クリームのミルク感は特徴的。 リョーコは(伝統的という意味ではなく)ちょっと古い感じがするけれど、分かりやすく美味しいと思う。セブンイレブンとのコラボレーションは。。カーヴァンソンやリベルターブルも私の中では同じような枠に入っているのだけれど、こちらの方が個人的な好みに合っている(何でだろう)。 étéをどう位置づけるかは難しかった。テンションの上がる見た目だし確かに美味しいのだけれど、洋菓子としての工夫・洗練を感じるかというと、そういうことを目指して作られたものでもないような気がする。 ピエールエルメのイスパハンは、なんだかんだといってやっぱり名作だと思う。ホテル系のちゃんと作られたケーキは、やや割高な感じはするものの、総じてしっかり美味しい。 easeは個人的な好みにはあまりハマらないけれど、美味しいし評価されていることもわかる。アステリスクやアテスウェイは家族で食べるのにとてもよいと思う。ナンポルトクワのリンゴのタルトは一つの発明だと思う(別途元祖があるのかな)。パリセヴェイユはフランス菓子の正当という感じで間違いなく美味しいのだけれど、個人的に好きなケーキとは少し違う(パンや焼き菓子はすごく好み)。 アメリカでウケているケーキは、個人的にはそこまでヒットしなかった。Sweet Rehabは見た目もきれいですごく高く評価されているけれど、高額すぎる点を措いても、評価に見合うほどではない気がする。 店名が大文字だったり小文字だったり「pàtisserie」が付いたり付かなかったりするのは、適当にgoogle検索した結果をそのまま引き写しているだけなので、正確ではないかもしれない。 こういう番付モノは、それ自体を批評の対象として「それは違う、こっちの方が上だ」等々とケチをつけることに楽しさがあると思う。コメントをいただけたら嬉しい。 【追記1209】 記事を公開した後、思ってもいなかった程たくさんの方に見ていただいて、色々なコメントをいただいた。一つ一つどれもありがたいと思っている。 書き忘れていたお店を何個か思い出したので、適宜ランキングに追加してみた(Asako Iwayanagi, AU BON VIEUX TEMPS, CONFECT-CONCEPT, Dining 33 Pâtisserie à la maison, équilibre, Libertable, sweets garden YUJI AJIKI, Patisserie Porte Bonheur)。また、説明部分にもいくつか加筆をした。加筆するにあたっても、既に順番を書き換えた方がいいのではないかという気がしてくるから、やっぱりその時の気分次第の順に過ぎないんだなと分かった。 「偏差値表のような形」というのが分かりにくいというコメントがあった。イメージしていた偏差値表は、例えばこんな感じのものだった。 https://www.syutoken-mosi.co.jp/application/hensachi/upload/dansi202412.pdf もちろん、今回は母集団が正規分布かもよく分からないし平均や分散を求めて何かしているわけではない。あくまで偏差値「風」ということでご容赦いただきたい。今回は、偏差値50の重責をローソンに担ってもらった。個人的に偏差値(風)60以下かなと思ったものは、角が立つので基本的には取り上げなかった(NYでいくら角が立っても大丈夫。)。 神奈川・千葉・埼玉などの郊外や大阪・神戸のような別の都市圏はあまり開拓できていないので、いつか掘り下げてみたい。 中野のMORI YOSHIDAについては、どう取り上げるか迷った。例えば、パリで食べたババトロピックはミルクが入ったスポイトのようなものが刺さっていて、それを注入して食べるのがとても美味しかった記憶がある。中野の方はそうはなっていなくて、少なくとも何らかの「違い」はあるのだと思う(見た目に明らかに分かるもの以外も多分。)。ただ、だからといって劣るとかいうわけでもないし、でもそうすると今度は、中野のMORI YOSHIDAとLESSに大きな差があるかのようになるけれど、本当にそうなのかというとよく分からない。突き詰めていくと、遠路はるばる補正・思い出補正を数値化することにもつながりそうで、それは楽しい思い出のためにも止めておいた方がよいかなと思い、取り上げないことにしていた。
美味しいケーキ屋ランキング
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2024年エントリー受付中(8/8迄延長!)
【パフォーマンスとトートバッグ展の会場が決まりました】

---------------------------- 第13回 せんだい21アンデパンダン展2024 自由と独立を意味する[independants]を冠した無審査の美術展。 エントリー8/4まで受付中 →8月8日木曜日まで延長します。(郵送の方も必着です) 追記/郵送の方は4日投函までOKです。 せんだいアンパン2024エントリーフォーム https://forms.gle/PREymDLxaywwiJ5X9 ---------------------------- 13回目のせんだい21アンデパンダン展は、 ①ターンアナザーラウンド(フォーラス7F)会場に変わって、 新たにぶらんど〜む一番町にある「むかでや画廊」が加わりました。 ②オリジナルトートバッグにアートする 「あっ!トートバッグ展」の開催が決定しました。 ----------------------------
1884年、フランスのパリからはじまった自由と独立を意味する[independants]を冠した無審査の美術展[アンデパンダン展]。表現者にとってかけがえのないその精神は日本、そして仙台にも伝わってきました。かくして21世紀の仙台、無審査で出品される表現は観るものにどんな感動をもたらしてくれるでしょう。本展は仙台のギャラリースペースが協力、連携し、誰にでも等しく開かれた場を設け、新たな時代の表現を目撃しようとする試みです。 あなたの自由な精神に満ちた出品作品に期待します。フランスではアンリ・ルソーが、アメリカではマルセル・デュシャンが、そして仙台では糸井貫二(ダダカン)がアンデパンダン展から登場しています。本展では、ジャンル、趣向、年齢、経歴、主張、価値…あらゆる垣根を越え、誰にでも等しく開かれた表現の場であることが目指されます。 ●展覧会会期:2024年9月25日(水)-10月6日(日)月曜定休 ●パフォーマンス+トートバッグ展 9月29日(日) ●会場: 中本誠司現代美術館(青葉区東勝山) GALLERY ECHIGO(青葉区双葉ヶ丘) SARP 仙台アーティストランプレイス-A(青葉区錦町) ギャラリーチフリグリ(宮城野区五輪) むかでや画廊(青葉区一番町) Gallery TURNAROUND(青葉区大手町) のりっぱ/野外展示(青葉区大手町) 9/29㈰1day 野外パフォーマンス+トートバッグ展 仙台フォーラス駐車場(青葉区一番町) ・営業時間は会場ごとに異なります ・展示会場は実行委員会で決定します 主催:せんだい21アンデパンダン展実行委員会 令和6年度 仙台市青葉区まちづくり活動助成事業 題字協力:糸井貫二(ダダカン) 後援:tbc東北放送・仙台放送・ミヤギテレビ・khb東日本放送・河北新報社
【募集要項】 ●募集作品:平面、立体、映像、屋外展示作品、パフォーマンス ●サイズ規定: ■平面作品(壁面展示)/タテ1m×ヨコ1m以内 ※厚さの目安10cmまで、重量の目安10kg以内 ※宅配便利用の場合は各自でサイズ等を確認してください。 ■立体作品(床置き展示)/タテ1m×ヨコ1m×高さ1m以内、重さ25kgまで ※台座必要時は自身で準備/高さ1m以内 ※転倒しないよう固定するなど安全面にご配慮ください。 ※宅配便利用の場合は各自でサイズ等を確認してください。 ■映像作品(モニターで期間内繰り返し上映)/1作品3分以内 ※作家名とタイトルを作品冒頭に数秒入れてください。 ※電子データをDVDまたはメモリスティック等に収めたものを 郵送または持参(返却希望については応募用紙に記載のこと) ※データ転送サービス利用可(ダウンロード期間は7日以上で) ※動画形式MPEGまたはMP4 ※画像形式JPEGまたはPNG ※上映会場は決まり次第お知らせします ■のりっぱ野外展示作品/縦3m×横3m×高さ2m以内 ※期間中は無人野外展示になります。 雨や強風等に耐えられる作品に限ります。 ※応募時に完成予定図を提出のこと。 ※自身による搬入出であること、 および自身での展示作業が可能な方に限らせていただきます。 ■パフォーマンス/ 1作品20分以内を予定 ●搬入受付予定日:9月23日(月祝)(通知でお知らせします) 直接持込みまたは出品者手配による委託搬入。 ●搬出発送予定日:10月6日(日)15:00〜17:00 ※宅配便の方は着払い伝票を同梱してください。 ●搬入出委託代行特別協力/横山美創 tel.090-1938-2572 (ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください) ●エントリー〆切:8月4日(日)→8/8木曜必着 作品は搬入日までに完成すればOKです! ●エントリー方法:下記のフォームまたは応募用紙を各ギャラリー(むかでやを除く)まで提出してください。 https://forms.gle/PREymDLxaywwiJ5X9 ●出品料:1点3,500円、2点6,000円(送料別途負担) ●出品料は8月4日(日)までに振込またはエントリー時に応募用紙とともに納付してください。 ※出品者都合によるキャンセルでの返金はできませんのでご了承ください。 ※振込の際は必ず本人の名前でお願いいたします。 ●振込先:七十七銀行 芭蕉の辻支店(シチジュウシチギンコウバショウノツジシテン) 普通預金 5766869 名義:仙台21アンデパンダン 代表 関本 欣哉(センダイニジュウイチアンデパンダン ダイヒョウ セキモト キンヤ) ●応募用紙郵送の場合はコチラまで:980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F ターンアラウンド ●その他
※展示会場については実行委員会が決定し、後日「会場決定通知書」で連絡いたします。 ※搬入受付および搬出発送は会場により異なる場合がありますので詳細は「会場決定通知書」でお知らせいたします。 ※委託搬入は自身による手配で費用は作家負担。委託搬出は着払いで発送させていただきます。(梱包材は作家側でご準備ください。搬送中のトラブル等については、その責を負いません。) ※インスタレーション、ハプニング等は実行委員会と相談のうえ決定させていただきます。 ※安全面や腐敗・腐臭など著しく気分を害する物などの問題が予想される作品の判断は実行委員会に委ねられ展示不可の場合もありますのでご了承ください。 ※会場のスケジュール管理等は実行委員会に委ねられますが万一作品が破損した場合には責任を負いかねますのでご了承ください。 ※のりっぱ野外展示については危険ではないもの、雨・風等の天候を考慮した作品であることと、展示期間中および夜間が無人であることを特にご了承・ご留意ください。(第3者用保険加入) ※本展の展示スペースには限りがあるため、エントリー者数が許容範囲に達した時点で受付を打ち切らせていただく場合もありますので、ご了承ください。
●募集チラシ兼ポスター(A2サイズ両面)



チラシを置いて頂ける方はご連絡いただけますと助かります。 特別企画 「あっ!トートバッグ展」

キャンバス地製の「せんだい21アンデパンダン展オリジナルトートバッグ」をアートしてください。アンデパンダン展期間中に臨時会場で一日限定展示いたします。 ●日 時 : 2024年9月29日(日) 時間は未定です ●会 場 : 仙台フォーラス駐車場
※オリジナルトートバッグは最寄りのギャラリー(むかでやを除く)でご購入いただけます(価格2,200円) ※ご購入時にトートバッグ展エントリーシートのご記入をお願いします ※昨年購入された方も参加できます! ※数に限りがありますのでご注意ください ※作成したオリジナルトートバッグの搬入は9月1日~9月18日(月は休み)の期間内にターンアラウンドまで持参または発送してください 遠方の方で参加ご希望の場合は実行委員会までメールにてお知らせください。2200円+送料を頂戴して発送します。
●各お問合せ せんだい21アンデパンダン展実行委員会 tel.fax/022-398-6413(月休・混雑時は出られない場合もあります) mail/info※sendai21-independants.com(※を@に)
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再度AIに追加質問してみた
この難しい課題の中で、日本が取るべきはアメリカとの交渉以外にもTPPなどの経済圏の活発化と、やはり内需拡大は大きい、特に税制、金融、公共投資、民間投資を促す為のかつての日本列島改造論の様な骨子が必要になるのでは、過去は経済企画庁が省庁横断でダイナミックに政策遂行できたが現在に民間の諮問機関に同様の国土計画などが出来るのでか
俯瞰の目、接写の目、流れを読む目で意見を下さい
日本が直面する相互関税の難題に対し、アメリカとの交渉以外にTPPなどの経済圏活性化と内需拡大を軸とした戦略が必要であるとの指摘は的確です。税制、金融、公共投資、民間投資を促す「日本列島改造論」のような大胆な骨子が求められる中で、過去の経済企画庁のような省庁横断的政策遂行能力と、現在の民間諮問機関の役割について、「俯瞰の目」「接写の目」「流れを読む目」の3つの視点から分析し、意見を述べます。
### 1. 俯瞰の目:マクロな視点での日本経済の再構築
#### TPPと経済圏の活発化
グローバルな視点で見ると、相互関税による対米輸出の打撃を緩和するには、TPP11やRCEP(地域包括的経済連携協定)を最大限活用し、アジア太平洋地域での経済圏を強化することが不可欠です。2025年4月時点で、TPP参加国との貿易は日本の輸出全体の約25%を占めており、米国(約18%)に匹敵する規模に成長しつつあります。さらに、EUとのEPA(経済連携協定)も活用すれば、米国依存度を現在の30%から20%以下に引き下げ、貿易リスクを分散可能です。これにより、関税障壁に左右されない安定した輸出基盤を構築し、外需を補完する戦略が取れます。
#### 内需拡大の必要性
一方で、輸出依存からの脱却には内需の強化が急務です。日本のGDPに占める個人消費の割合は約55%と、米国(約70%)に比べて低く、内需の潜在力は大きい。税制改革(消費税減税や所得税の累進性強化)、金融緩和の継続、公共投資の拡大、民間投資を促す規制緩和が連動すれば、消費と投資の好循環を生み出せます。過去の「日本列島改造論」(1972年、田中角栄)は、インフラ投資で地方経済を活性化し、経済成長率を5%以上に押し上げた実績があり、現代版として国土強靭化やデジタルインフラ整備を軸にした計画が有効と考えられます。
#### 課題と方向性
ただし、俯瞰で見ると財政赤字(対GDP比約230%)や人口減少が制約となり、過去のような大規模投資は困難です。そこで、民間資金を活用したPPP(官民連携)や、AI・再生可能エネルギーなどの成長産業への選択的投資が鍵となります。また、TPPを基盤にASEANやインドとの経済連携を深め、グローバルサプライチェーンの再編に日本が主導権を握るべきです。
### 2. 接写の目:具体的な政策と実行力
#### 税制・金融・投資の具体策
- **税制**: 消費税を一時的に8%に引き下げ、低所得層への給付金を拡充。法人税は中小企業向けに減税しつつ、大企業の内部留保(約500兆円)への課税を検討。
- **金融**: 日銀のマイナス金利政策を維持しつつ、民間銀行に低利融資枠を拡大。スタートアップやグリーン産業向けに政府保証付き融資を増やす。
- **公共投資**: 国土強靭化(防災インフラ整備)に年間5兆円規模を投じ、地方雇用を創出。5Gやスマートシティ整備で民間投資を誘発。
- **民間投資**: 規制緩和(例:建設許可の迅速化)や税優遇で、民間企業の設備投資を促進。自動車産業のEVシフト支援に特化予算を組む。
#### 過去の経済企画庁と現在の民間諮問機関
経済企画庁は、戦後復興期から高度成長期にかけて、省庁間の調整役として「経済白書」や長期計画を策定し、国土開発や産業振興をダイナミックに推進しました。1990年代の「生活大国5カ年計画」などは、内需拡大と国際競争力強化を両立させた好例です。しかし、2001年の省庁再編で内閣府に吸収され、その機能は分散。現在、内閣府の経済財政諮問会議や経団連の提言が代替的役割を担いますが、省庁横断の実行力やビジョン策定力は弱体化しています。
民間諮問機関(例:経団連や日本総合研究所)が同様の国土計画を担うには限界があります。経団連は企業利益を優先しがちで、国民全体の視点が欠ける場合があり、シンクタンクも実効性ある政策実行には権限不足です。接写の目で見ると、政府内に「経済再生本部」のような強力な司令塔を再設置し、民間有識者(経営者、学者)と官僚が一体で計画を推進する仕組みが不可欠です。
### 3. 流れを読む目:長期トレンドと日本政府へのアドバイス
#### 世界経済と日本のポジション
貿易戦争の長期化や脱グローバル化の流れの中で、日本は「中庸の経済大国」として、米国と中国の間を橋渡しする役割を担う可能性があります。相互関税が続けば、米国経済も疲弊���、2027年以降にトランプ政権が軟化するシナリオも想定されます。このタイミングで、日本がTPPやRCEPを主導し、アジア経済圏のルールメイキングを進めれば、長期的な競争優位を築けます。
#### 内需拡大の持続性
人口減少と高齢化が進む中、内需拡大は短期的な景気刺激に留まらず、持続可能な成長モデルへの転換が必要です。例えば、「日本列島改造論2.0」として、地方分散型社会(コンパクトシティ化)やデジタル田園都市構想を掲げ、若者の地方移住と起業を促す政策が有効。流れを読む限り、AIや脱炭素技術への投資が2030年代の成長エンジンとなり、内需と外需のバランスが取れた経済構造が求められます。
#### アドバイス
- **司令塔の設置**: 内閣直属の「国土・経済再生庁」を創設し、経産省、国交省、総務省を統括。民間から豊田章男氏(トヨタ)や三菱UFJの亀澤宏規氏を招聘し、実行力を強化。
- **短期アクション**: 2025年度補正予算で公共投資と税減免を打ち出し、景気下支え。TPP参加国との緊急首脳会合を主催し、対米共同戦略を協議。
- **長期ビジョン**: 2035年までの「新国土計画」を策定。重点分野(防災、デジタル、グリーン)を定め、民間投資を年間10兆円規模に引き上げる目標を設定。
### 総合意見
日本はアメリカとの交渉と並行して、TPP経済圏の活性化と内需拡大を両輪で進めるべきです。「日本列島改造論」の現代版として、税制・金融・投資を連動させた大胆な政策が景気回復の鍵を握ります。過去の経済企画庁のようなダイナミズムを再現するには、政府内に強力な司令塔を置き、民間との連携を強化することが不可欠。俯瞰的には貿易リスク分散と内需基盤強化、接写的には具体策の実行力、流れ的には長期成長モデルへの転換を見据えた戦略が、日本を危機から救い、未来を切り開く道と考えます。
※AIには安全保障の観点が抜けている、自動車のEV化などGXが成長戦略だと言う認識が相当に古いと感じる
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ハロー(´ー∀ー`)2024.7.6
U-NEXTで男子バレーの試合を視聴してました😊地上波で全試合放送してほしかったよね…日本は残念ながら銀メダル🥈でしたが、あともう少しで金メダルってところでした!銀もすごいから残念ながら、、とか言っていいものではないけどw
でもU-NEXTで見れるだけでも感謝感謝でございます。ネーションズリーグ終わっても次はすぐパリ五輪が始まるので、楽しみがまだ終わらないのが嬉しいです。
突然ですが【16タイプ性格診断】というものをしてみました。
通称MBTIテストと呼ばれるものらしいです。自分は何になるんだろうと思っていたけど、結果をみると「だよね」となりました←
(異なる部分ももちろんあります。
結構色々な質問をされ、性格タイプを分類されるのですが姉達にも各自してもらいましたので、こちらのブログはその記録として残していこうと思います。(主に自分用)
(私のブログは8割自分が読み返す為の記録w)
まずは私の結果から⬇️
提唱者(INFJ-T)


そっかー(?)
この文章よりも、こっちの方がしっくりくる⬇️

これ見て姉が「あおちゃんそのもの」と言ってて笑いました🤣
そして長女はこちら⬇️

次女はこちら⬇️

こういうの全てが当てはまる訳ではないと思うけど、面白いですよね〜
こういう部分あるなぁとか新しい自分発見したりだとか、自分を客観的に見ることができたり…親しい人が何なのかって聞くのも楽しかったりします。
INFJ-Tの、-Tとか-Aの違いですがこんな違いがあるようです。

気になった人は16タイプ性格診断でネット検索してみて下さい〜無料でできま���⠒̫⃝
話は変わって職場にZ世代の新人が入ってきたのですが色々とヤバすぎてかなりストレスが溜まってます←
ただでさえ他のストレスがあるのに←
友人からも昔「Z世代ヤバいよ」という話を聞いた事があったのですが、私の職場の子はZ世代云々というよりただ単に相当やべー奴って感じがします←
まず挨拶をしない。基本の挨拶ができません。そして、仕事の事で何か困ってたのでわからない事があるか聞いたら何も答えない。様々な事を聞いてもほぼ無言で、かと思えば自分話とか家族の話は早口で弾丸トークするんですよね。
ぽかーんです。
そして体調悪いアピールがとにかくすごい。自己主張がかなり強いです。
さっきまで笑顔で喋っていたのに突然お腹押さえたり頭痛そうにしたり、先日は「唇が痙攣してるけどどうしたらいいですか」って聞かれた人がいるみたいで知らないって答えたら自分でスマホで検索しだして「ストレスでもなるみたいです」とか言ってきたらしい←
周りの方がストレスなんだが🙂
あんたが体調悪いとか言って椅子に座ってる間みんな働いてんだわ🙂💩
なんなら私もずっと瞼痙攣しとるんだわ
大概にせえよ🙂←
この間は何かに躓いて転けたのですが、男の上司に「痛くて泣きそうです🥹」って言ってたらしい←
もう帰れ‼︎
ってなりますよね。
あと「指切ってしまって出血してて〜」とか何回も上司に言ってて、横目でチラッと見たら出血も何もどこから血が出てんの?ってくらいようわからん怪我のアピールしてましたわ🙂
本当いちいち大袈裟。
体調不良で早退ってなって、パートのおばちゃんがわざわざ駅まで送って行ってあげてたのですが翌日職場のみんなに「昨日はご迷惑をおかけしました」の一言もなかったし、おばちゃんに対してのお礼も一言もありませんでした。
なんかもうヤバいを通り越していてスゴイ←
そんな事ばかりなので女性陣からは特に嫌われております😇挨拶もお礼もできない世間知らずの箱入り娘ってまじタチ悪いです。
図太くて厚かましくて食い意地が張ってるし、お菓子とかにすぐ反応してコワイです😭ドン引き
色んな人がいますね…
私は自分を守るために適切な距離で過ごすしかありません。意識を別のことに散らさないとね😂
そんなこんなで「キングダム大将軍の帰還」公開日が近づいてきましたね。
本格的な夏の暑さにも気をつけながら、穏やかに過ごしましょー( ˘ᵕ˘ )
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GIFT BALL DELUXE[極上毒入り・ボール]: "Finest-quality Poisoned Ball." This specific wording feels like another play on the English/German pun of "a gift" vs "poison."
GIFT BEREICH[猛毒領域]: "deadlypoison domain/territory/area" and German "Poison Area."
GIFT RING[猛毒の指輪]: "Ring* of Poison" *specifically refers to jewelry, and not just the shape. Once again, a joke piggybacking off a gift-vs-poison and a ring as a kind of deluxe gift.
HOFFNUNG[希望の剣]: "Sword of Hope" in Japanese, and in German, "Hope."
Freund Schild[身代わりの盾]: "Shield of Substitution" and the German for "Friend Shield"
DIAGRAMM German for, you guessed it, "Diagram." Curiously Viz interpreted this as Diagramme, which pluralizes it, "Diagrams." No idea if there's any merit to one over the other.
Sabaki no Koumyou[裁きの光明]: "brightlight of judgement" but of note here Koumyou can refer more specifically to "light emanating from a buddha or bodhisattva, symbolizing their wisdom and compassion"
TROMPETE[神の喇叭]: "Trumpet of God" in japanese and "trumpet" in german
Heiligenschein[光輪]: Japanese term for a "halo" specifically to denote the Christian iconography, lit. "light+ring". And the German for "halo" as well, lit. "Holy+shine".
(For some reason the translator I'm looking at for crossreferencing is telling me it also translates to the French "gloriole" which in turn translates to English as something like "vainglorious" as in to be "excessively proud of oneself." No idea if that's a domino train of meanings that Kubo would have been privvy to at all, but it does rather fit Lille's whole M.O. at that point in the fight )
Kami no SIZE[神の尺度]: "SIZE of God" which just sounds silly. No idea why SIZE is in English and not German, nevermind why "kami no..." is left in Japanese.
Houkai CHIP[崩壊チップ] "Collapse/crumble/breakdown CHIP" I totally forgot about these things considering they didn't do shit. But guess what? The hou[崩] here is the same root as the kuzure[崩れ] in the Shiba family's Tsuiten no Kuzure Uzushio[墜天の崩れ渦潮]: "Falling Heaven's Collapsing Whirling Tide."
Leiden Handt[苦難の手袋]: "Glove of Suffering/Hardship/Trial." (Retroactively renamed from the name Sanrei Shutou[散霊手套]:“Loose Particle Spirit Glove,” used during its original introduction) And "Suffering Hand" in German.
Taiyou-no-kagi[太陽の鍵]: "Key of the Sun."
Men'eki[免疫]: "immunity/immunization" or "being hardened/acustomed to/being unaffected by."...
Seishi-no-gin[静止の銀]: "Silver of Stillness/Repose"
Quincy Stuff: [1][2][3][4][5][6][7][8]
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