#2021年を振り返る
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koch-snowflake-blog · 5 months ago
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河田 陽菜は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループ日向坂46のメンバーである。 山口県下関市出身。Seed & Flower所属。 ウィキペディア
生まれ: 2001年7月23日 (年齢 23歳), 山口県
音楽グループ: 日向坂46 (2017年から)
身長: 154 cm
愛称: おひな; KAWADAさん
事務所: Seed & Flower
現年齢: 23歳
愛称は、おひな、KAWADAさん。姓は「かわた」と読むにもかかわらず「かわだ」と読ませる愛称が定着した理由は、日向坂46のメンバーで同期の濱岸ひよりに、東京の病院で自身の苗字を「かわだ」と誤読されがちであるという話をしたところ、濱岸が「かわださん」と呼ぶようになった事によって、それが広まってしまったからであると語っている。
「妹キャラ」がメンバー間に定着しており、グループの冠番組『HINABINGO!』(日本テレビ)の2019年5月13日に放送された企画「理想『姉妹』ナンバー1決定戦‼︎」では、「妹にしたいメンバー」で1位に選ばれた。河田を選んだ理由について、1期生の加藤史帆は「彼女は何もしてないんですけど癒してくれる」、同じく1期生の高本彩花は「すべての行動がかわいくて愛おしくてたまらなくなる」、後輩である3期生の上村ひなのは「妹にしたい性格でいらっしゃる」などと語っている。
全方位から愛される天性のキャラクターと言われており、グループの冠番組『日向坂で会いましょう』のMCであるオードリー・春日俊彰は、「メンバーからの人気も高くて、アイドルにモテるアイドルみたいな立ち位置っていうのも、面白いんじゃないか」と述べている。
地元である山口県への愛着が強く、『日向坂で会いましょう』の2020年4月13日放送回では、自身がやりたい企画として、山口県の伝説を探す「河田探検隊」とのロケ企画を提案した。また、2021年1月16日放送『山口放送開局65周年記念 追跡!長州ツイートトラベル』(日本テレビ系)では、実際に山口県でのロケに参加し、山口県出身者としてMCのカミナリを案内している。
小学生時代を振り返って、自身は活発な性格であったと述べている。中学生時代には「人前に立つと緊張するけれど、それ以上に好奇心が勝る」という理由から、応援団に所属していた。
  
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mbr-br · 6 months ago
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ちょっとしたきっかけで、科学とAIについてのアドベントカレンダーの記事を一つ書くことになったのだが、書くのはいいとしてどこで書けばいいのか良くわからないので、ここで書くことにした。
ここは普段はてなブログを拠点にしている自分が軽い独り言を書くための場所で、どちらかというとX(Twitter)のような短文が中心なので、あまり長々と書く場所ではない(と自分で勝手に決めている)のだけども、内容が内容なのでここに記すことにした。
普段は独り言なのでいきなり本題から入ってしまうが、今回はアドベントカレンダー��ので自己紹介をしなければならない。自分は、AlphaFold2というAIに自分の専門分野の中核を撃たれたこと(そしてそこからある種のドミノ倒しが起きたこと)で、学生の頃から数えて20年あまり所属している分野が混乱とともに「バラバラ」になっていくのを見ている、大学の一教員である。
世間はAlphaFoldがノーベル賞を取ったこともあり、かなりの歓迎ムードだが、分野史を追えばAlphaFold2を作ったDeepMindがある種の侵略者・征服者(他分野からいきなりやってきて、コンテスト荒らしどころか20年以上続いたコンテストそのものを数年で終わらせた)であるのは明らかで、この個人的な体験が今回のこのポストを書く上での発端になっている。
正直なところ、実際に科学研究というものを曲がりなりにも職業として行っている立場として、科学分野の大きな問いや分野そのものが「唐突に終わりうる」ということ、特に当該分野で長年知見を積んできた人間ではなく、全く異なる技術を持って横から来た人間が分野を終わらせることがあるという事態に直面すると、専門性を維持するモチベーションを保つのが難しくなることを、じわじわと実感しつつある。自分は大学の講義などでこの一連の歴史の流れを年に数回口にすることもあってか、そのたびに少しずつ心の中に澱のようなものが溜まるように思う。
AlphaFold2の存在が明らかになったのは2020年の11月末だが、一般に公開されたのは2021年7月のことだった。DeepMindは前バージョンのAlphaFoldを出し渋ったこともあり、AlphaFold2が計算済み予測モデルのデータベースと共に全面フリーで公開されたことは今思い返しても信じがたい。当時の混乱をエッセイとして書けと言われればいくらでも書けるくらいで、たぶん同分野の自分と同世代~上の世代の人たちはみな同じだろう。
そしてそれから1年半ほどあとの2022年11月末、ChatGPTが世に出た。ChatGPTを使ってみてしばらくして思ったのは「自分たちが味わった衝撃を、全ての分野の全ての人が味わうのか」という感覚だった。ただ、この時点では、AlphaFold2にしてもChatGPTにしても、単独の機能に��れたAIであって、それほど広がりを持たないものだったように思う。もちろんこの時点では、だけれども。
さらにあれから2年弱が経ち、自分の分野はAlphaFold2が引き起こしたドミノ倒しによって次々と問題が解かれるようになり、「解く問題がなくなる」という方向で分野が崩壊しつつあるが、世界はまだAIによってすべてが崩壊する程ではない。ちょうどこのアドベントカレンダーを書く予定になっていた12月20日にOpenAIからo3が発表され、ベンチマークの都合か数学方面が狙い撃ちされつつあるようだけれども、まだAlphaFold2ほどの衝撃はないように見える(ひょっとしたらAlphaFold1の瞬間かもしれない)。
これまでの4年間、AlphaFold2からo3までを自分の立場で振り返ると、研究分野は中核を撃たれる(重要な問題を解かれる)とそこからドミノ倒しが発生し得る・次々と問題が解決していく可能性があること、撃ってくるのは分野外の人間かもしれずタイミングは分からないこと(ここが一番つらい)、ドミノ倒しが始まると分野の流れが急激に速まり、多くの研究者はいわば土砂崩れから逃げ惑うような苦しい立場に立たされること、だろうか。この苦しさから逃れるため(そして研究業績を上げ続けるため)に、多くの研究者は当然もがきながら方針転換するのだけども、転換するより早く分野が崩壊する可能性もあって、正直なところこれが他分野でも同様に起こるとすると、あまりにも厳しすぎるし、気の毒すぎるように思う。
この苦しさは崩壊の過程が引き延ばされればされるほど長く続くと思われる(もちろん、従前のように崩壊が非常にゆっくりであれば問題ないが、もはやそこまでスローダウンすることは考えられない)ので、AIの進歩が加速し科学のすべてを「早く終わらせる」ことでしか、この苦境を脱することはできないのではないかと感じている
…というのが、過去4年を踏まえた2024年末の現在の心境だが、また来年再来年には考えが変わっているかもしれない。それと、自分がここに書いた分野観はそれほど異端ではないはずだけども、まだあからさまに口にできる状況でもない(皆悪いことはあまり口に出したくない)ので、できればそろそろ自分の分野以外にも、AIで崩壊し始める分野が出てきてくれて、こうした見方が一般化してほしいものだ。
���記: 今年の1月に似た話題(AIと科学研究と自身のキャリア)について独り言を書いていた。自分がこの崩壊の中である程度冷静でいられるのは、「自分は他人にとって代わられて当然である」という価値観であるからかもしれない。 https://mbr-br.tumblr.com/post/739340490648043520/
追記2: 自分が科学の発展に何を望むかについて書いたものがあったので、���考としてここにつけておく。正確には「科学の発展で何が可能になって欲しいか」という問いで、自分の回答は「生死の境界・生物無生物の差異・自他の区別を完全に破壊したい」である。書いたのは3年数か月ほど前だが、そこにある「現在ほぼ全ての人に植え付けられている生命とか自我とか社会とかの概念をぶち壊して、その先に何が出てくるか見てみたい」のは今でもそうで、現在のAIは生物無生物の壁を破壊しつつある点で、自分にとってはとても好ましい存在だと感じている。 追記3(2024年12月31日6:41AM): アドベントカレンダーに載せたせいかそれなりに読んでもらっているようで、某所では面白いと評してもらったりもしてやや恥ずかしい気分になっている。せっかくなので、このブログポストに関連する話題としてVirtual Lab論文にも触れておきたい。これは2024年11月半ばに発表されたAIによる生命科学(タンパク質工学)研究自動化の試みで、取り組みとしては課題設定も含めそれほど目新しいものはないのだけども、研究チームを率いるAIを設定し仮想のチーム作りからAIにやらせるところと、AIが計算で設計したものを人間が実験で検証するところがやや新しい。12月初旬にNatureのNewsで取り上げられて、12月下旬には日本国内のSNSでも生命科学者の間で(恐怖を伴いながら)話題になった。
すでに書いた通り、GPT-4oなどの商用AIを活用した研究自動化の取り組み自体は新しくないし、生命科学者が自分がAIに代替されるかもしれない未来に思いを馳せながら、あれこれ騒ぐのも理解できる。ただ自分としては、論文のイントロダクションにあった「学際領域の研究は大事だが、そういう研究者は少ないのでAIで代替する」という文言が一番堪えた。実際、この論文ではComputational BiologistとMachine Learning SpecialistがAIチームメンバーとして登場するが、これらはまさに自分たちをリプレースする存在である(つまり、多くの生命科学者と違い、自分は「すでにAIに代替されうる」側に立たされている)。
これがただでさえAlphaFoldで崩壊しつつある自分の分野に何をもたらすのか。元々、この展開は予想していたことではあるし、書けることもたくさんあるのだけれど、一つ言えるのは「人間が学際領域を研究するインセンティブ、そういう人材を教育するインセンティブが極端に減ってしまう」ことだと思う。もともと複数の学問領域にまたがる分野を研究するのは複数の分野の知識が必要な点でやや大変だし、そういうところを目指す学生もそれほどは多くないので大事に教育してきたつもりだけども、最初から無数の分野のそれなりのエキスパートとしてAIが降臨してしまうと、新しく分野に参入する気持ちはくじかれてしまうだろう。企業研究者であれば新卒の代わりにAIを雇用することでとりあえずは解決できるかもしれないが、教育を担う大学教員としてはこれをどのように扱えばいいのか正直まだ答えはない。そして、流入する人間が減ってくると分野は実質的に「蒸発」するだろう。
結局のところ、AIによって分野の問題がすべて解かれるという崩壊と、AIによって研究者が代替されるという蒸発の二方向から、研究分野は消滅に追い込まれていくのかもしれない。
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kennak · 4 months ago
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「金を貸したが返してもらえないから刺した」──3月11日午前、人気ライバーの「最上あい」こと佐藤愛里さん(22)が、路上で刺殺された事件。犯行中もリアルタイムで配信されていた動画からは、警察官と思われる男性が、犯人から聞いた“動機”を別の警察官にそう報告するような声が聞こえたという──。  逮捕された男について、大手紙社会部記者が解説する。 「昨晩、警視庁が容疑者は栃木県の職業不詳・高野健一(42)だと発表しました。高野容疑者は調べに対し、『昨日、女性が“山手線徒歩1周”すると配信をみたので、今朝上京し、リアルタイムの動画配信をみて、被害者を探し出し犯行におよんだ』などと供述しているそうです。凶器に使われたとみられるナイフも、自宅から持ち出したものと自供している」  計画的に佐藤さんを付け狙った高野容疑者。その動機については“金銭トラブル”があったと主張している。 「男は警察の調べに対して『女性に200万円を超える額を貸しているが、返してもらえないため犯行する決心をした』と話しているようです。昨年の1月には栃木県警に金銭トラブルについて相談していた記録も��っているといいます。  また、いわゆるライブ動画配信サービスの“投げ銭”ではなくて、銀行振り込みで佐藤さんに金を貸していたことや、『消費者金融から借金をした』などとも供述しているようです。警察はふたりの間に何らかの金銭トラブルがあったとみて捜査を進めています」(同前) 過去には“LINE暴露騒動”も  高野容疑者が佐藤さんに出会ったのは2021年12月のことだ。動画配信を見たことからリスナーになり、徐々にその関係が近づいていく。 「あくまで容疑者の供述ですが、2022年に入ってから、『携帯電話の料金や生活費が払えない』『姉の生活費を貸してほしい』などと助けを求める佐藤さんに対し、複数回にわたって金を貸していたようです。また同年8月には、佐藤さんが当時働いていた飲食店に男が通うようになり、動画配信を介してだけでなく、直接会うようになったとみられています」(前出・大手紙社会部記者)  配信者と“ファン”の間で起きたトラブル──。事件を受けて、「実は過去にも“金銭トラブル”を仄めかすような書き込みがあった」と語るのは「最上あい」 のリスナーだという男性だ。 「あれは2022年の大晦日ですかね、リスナーだと思われる人物が、『金を貸している』などと掲示板に 書き込みをしていたことがあったんです。でも、他のリスナーはまともに取り合っていませんでした。彼女、配信ではとても賢くていい子なので、そんなことあるかなと正直信じられませんでしたし。  その男性はリスナーの間では“マジラヴ”と呼ばれていて、マジラブ、つまり本当に佐藤さんに恋をしている“太めファン”としてけっこう認知されていました。掲示板にもちょくちょく書き込みしていたのですが、口調が特徴的で、同一人物だと特定できるような情報が多かったんですよね。  ニュースで事件の話を聞くと、当時の内容がやけに似ているなと思えてきて……」  実際にネット掲示板には、2023年以降に複数回、「最上あい」に金を貸しているといった内容の書き込みが確認できる。  この騒動からおよそ半年後、「最上あい」 は動画配信サイト「ふわっち」のアカウントを消去し、事態も収束したという。それからしばらくして、「最上あい」は「ふわっち」内に新たなアカウントを取得して配信を再開。そして、今回の悲劇が起きた。 仕事仲間も悲嘆  事件から約半日後の深夜、NEWSポストセブンは佐藤さんの仕事仲間だという人物に話を聞いた。男性は涙ながらにこう語ってくれた。 ──最上さんのご友人ですか。 「友人というか、仕事の関係で……。すみません、僕は単なる知り合いで、言えないことばかりなので」 ──最後に会われたのは。 「2日前ですかね。そのときは元気でした。事件のことは、本当に突然聞いて……」 ──(佐藤さんは)こういう配信者になりたいとか、夢���どはあったんでしょうか。 「そこまでは……生前に聞けていなかったです」  白昼堂々の悲劇から一夜。ファンや知人は依然、悲しみに暮れている。全容の解明にむけ、捜査関係者はさらに調べを進めている。 情報提供募集 「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。 ・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/information XのDMは@news_postsevenまでお送りください!
《女性ライバー“最上あい”刺殺》「200万円を超える額を貸している」「消費者金融から借金した」高野健一容疑者(42)が供述する被害者・佐藤愛里さん(22)との“金銭トラブル”(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
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maasayada · 10 months ago
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愛と遠視、傷と羽音
ここを開けるのは、久しぶりだ。
ここに載せてきたようなことは、特定の宛先なしにはもう、書かないかも知れない。そう思い、過ごしてきた。けれども再び開けてみるのは、魂が「必ず終わりをもたらしてやる」と私にかけた言葉が、最後の投稿(二年前)に置かれたままになっていたからである。
そのことは、ずっと忘れていた。それからふと、私の目に留まった。魂は言った通りのことをやってのけ、そして新しい生を贈ってくれた。その遍歴を語ることはできなくとも、しるしづけることはできると思う。
私は人と一緒にやるようになってから、今の自分の言葉でいえば、こんなことを探求してきた。小説と幼年の境界。小説と死者の境界。小説と観者の境界。小説と神話の境界。小説と肉体の境界。小説と因果の境界(準備中)。
さいごの「小説と因果の境界」は短いものだが、その時点の私にとっては極限だった。2023年3月に書き終えてから、文字通り彷徨った。多くのことに手をつけ消耗していったが、それらがいずれ小説に資すると、以前のようには思えなくなっても、自力では止まらなかった。だから、こころがブレーキをかけたのである。
もっとも状態がよくなかったときに、間一髪で(自分ではなく)世界を選んだ。
それまでは、自分というブラックボックスを通し、みるものに陰影を纏わせつづけていた。私の文について色々なひとが色々なことを言ったが、概ね共通していたのは、独特な結晶化作用があるということだった。確かに私も信じてきた。その陰影こそがやがて固有の輝きを露わにし、光を集めるのだと。それはしかし、かなり時間のかかる作用でも��った。誇張して言えば〈こちら側(この時)〉では、私はいつもほほえむだけだった。蜜蜂は、蜜を集めることが今を生きることであるのに、わたしはそういう成り立ちをしていなかった。
終わりをもたらすとは、このブラックボックスごと引き潮に渡すことを、決断できるということだった。そのとき圧倒的な苦しさの中で、光や風や、水を感じた。私は人に「生きているだけでいい」と何度も言ってきたけれど、自分自身にそう思うのは初めてだった。
それから、素晴らしいことが起こり始めた。
今日お話ししたいのは8月17日に、生まれ故郷がいつより美しい姿をみせてくれたことだ。冒頭に挙げたものたちと並行して、2021年秋から断続的に「小説ではない文」を書いてきた。その文はあれら境界のすべてと、そのほかの体験とを含んでいる。それがついに成り、人に託した翌日のこと。
私は文の主要な舞台のひとつである公園に行き、小さな川が池に流れ込む様子がよく見えるベンチに座った。文を送る際に添えたメッセージ――花が咲いていると、思わずきれいだねと話しかける身体について――を思い出しながら、樹々を眺めたり、サンダルのまま流水に入ったりした。
開いた本に、ある大小説で主人公が亡くなるのは、作者が次第に苛立ちをおぼえてのことだと言う人がいるが、小説家が主人公を愛さなくてあのようには書けぬ。と書かれていて、涙がこぼれた。
上空を涼しい風が吹きわたった。まるで巨大な湖をまえに、雨が降る先触れをきくようだ。30分はもつと思ったが、もっと早く降り始め、晴雨兼用傘をさしてベンチに陣取ると、叩きつけるようになった。それまで氷の入ったプラカップに麦茶を注いで体を冷やしていたが、飲み口の近くに雨雫が付けば楽しかった。化学繊維の軽いスカートは膝上まで濡れて、抱えた水草のバッグは暖かく守れていたから、真っ直ぐな大雨音は、そのまま安心と結び付いていた。
あめのひは、かさをさしてほんをぬらさず。地元の図書館が子供向けに貼りだしていたポスターは、なぜかブロントサウルスが直立歩行で傘をさしていたな…
後方の東屋を振り返ると、その向こうに誰もみていない空が出現した。
そんな空が、生まれ、住まいを変えつつ暮らしてきた人口の多いこの地に降るとは。山を登るときにだけみられる幻でなくなるとは。神代の、人の手付かずの自然であった頃にまで、生地は戻ることもできるのだ。その記憶の存在を私はし��かりと感じた。
動かぬままで雨が上がると、すっきりと遠くを見ていることに気が付いた。
ひとつ上の友人は、ゴルフを好きになってから視力が1.0に回復したといい、2.0ある同い年の友人は、私は本を読まないからだと結論するが、確かに読み書きを好む者の目は、遠くよりも近くを見ることに適応しやすい。
私の場合、いつも近くに対象物が入るよう、目が無意識に動いていた。一本道を歩くとき、街路樹や自転車や自販機を、たぶん本来は必要のない頻度で見る。身体は真っ直ぐに進みたいし、目も協調しているかのようにふるまうけれども、実は遠くを見据えると疲れるので、目は避けようとする。身体はそれを知っている。
このもどかしさが突然、消えた。目が遠くと和解していた。コンタクトレンズ装着時のような視力の上がり方ではない。あれは眼科医も友人たちも、生活に危険がないように、情報が沢山入るようにとすすめるし、私も長い間、そういうことだと思ってきた。近視は見えるべきものが見えずにつらいのだと。そうではなかった。
全力で書き切った文を贈り、生地が応えて記憶のかぎり遡ったから、私は見晴るかす、すべてがうつくしい、と話しかけていたのだ。それで遠くをみるのを畏れることがあろうか。自分の不調の解消や、情報の取得のためならば、ここに出ることはかなわなかっただろう。
歪みを、遅延を、細部をバネに跳躍するというやり方を手放さなければ、ここに来ることはかなわなかっただろう。だからこそ、話せるようになったのだし、それでも、書けるのだ。たぶん。
数日して、仰向けになった首の付け根で何かが羽ばたく夢を見た。蝉のように力強い振動に驚いた。整体師の方によれば、私の視力と幼い頃つくった首の傷には、なにか関係があるらしいのだが。
即時的にあらわれるものも、遅れを伴ってあらわれるものも、どちらも肯定しきるものを書きたい。それはパラレル・ワールドを時間的に翻訳したようなものになるのではないか。今はそのことだけを思っている。
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mare2008mare · 3 months ago
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2021年7月12日「百田夏菜子生誕祝いアルバム企画」用に描いた絵です。この年もこの企画にたくさんの参加者さんに集まっていただき本当にありがとうございます。毎年サイズは一緒でハガキサイズです。この年は今更ながらに振り返ってみると6月の玉井さん、佐々木さん、高城さんの誕生日に絵を描いているだろう絵がない。描いてないんですね。誕生日にだけはなんとか絵を描くようにしてたので…もういっぱいいっぱいだったようです。その頃からここの更新もずっと手付かずでしたし…ヤバいちゃんと描こうとこの時そう思ってたはずです。
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moko1590m · 1 year ago
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軍人は紛争や戦争で命を落とすことがありますが、アメリカの現役・退役軍人は戦闘よりも圧倒的に多くの人数が自殺で亡くなっているとのこと。一体なぜ軍人は自殺率が高いのか、どうすれば軍人の自殺を減らすことができるのかについて、アメリカのオーバーン大学で心理学准教授を務めるエイプリル・スミス氏が解説しています。 A longitudinal network analysis of suicide risk factors among service members and veterans sampled for suicidal ideation or attempt | Psychological Medicine | Cambridge Core https://www.cambridge.org/core/journals/psychological-medicine/article/longitudinal-network-analysis-of-suicide-risk-factors-among-service-members-and-veterans-sampled-for-suicidal-ideation-or-attempt/6F6AAFA8A0080E67DD385F1F1856EF45 More military veterans and active duty service members are dying by suicide than in battle – understanding why can help with prevention https://theconversation.com/more-military-veterans-and-active-duty-service-members-are-dying-by-suicide-than-in-battle-understanding-why-can-help-with-prevention-229876 アメリカでは軍人の自殺が大きな問題となっており、2021年の調査によると2001年9月11日のアメリカ同時多発テロに関連する軍事作戦で死亡した軍人は7057人ですが、同じ作戦に従事した現役および退役軍人の自殺者数は3万177人と推定されているとのこと。���まり、軍事作戦の約4倍もの人数が、自殺で死亡しているというわけです。 アメリカ軍全体で自殺を予防する取り組みが進められているにもかかわらず、依然として軍人の自殺率は高く、特に現役陸軍人ではその他の現役軍人の約2倍、一般人の約2.5倍に達するとのこと。さらに、退役軍人の自殺率はさらに高く、2021年には毎日17人以上の退役軍人が自殺で亡くなっていると(PDFファイル)推定されています。 スミス氏は、軍人を含む特定のグループにおいてなぜ自殺率が高くなるのかを研究しています。スミス氏によると、現役軍人の自殺に関連する要因には「孤独」「人間関係の問題」「職務の難しさ」「トラウマ」「生活リズムの乱れ」「ストレスの増加」「睡眠不足」「ケガ」「慢性的な痛み」などがあるとのこと。退役軍人の場合はこれらの要因に加え、「通常の市民生活への移行」に苦戦することが自殺の原因になるケースがあるそうです。 また、軍人にはその他の一般人よりも自殺を実行しやすい条件も整っています。命の危険がある職務に就いている軍人は、死への恐怖が薄く、痛みへの耐性が高く、銃器など致死性の高い武器や手段の扱いに慣れているケースが多いため、自殺を完了する可能性が高いとスミス氏は指摘しています。 さらにスミス氏は2024年の研究で、軍人の自殺念慮を引き起こす要因をリアルタイムで追跡する調査を行いました。この研究では92人の退役軍人を対象に、スマートフォンへ調査アプリをインストールしてもらい、簡単なアンケートへ1日4回、1カ月間続けて記入してもらいました。 アンケート結果をネットワーク分析という統計的手法で分析したところ、「無力感」「自分が誰かの負担になっているという感覚」「帰属意識の低さ」「他者からの疎外感」「精神的な動揺」といった要因が、軍人の短期的および長期的な自殺念慮の強いリスクであることがわかったとスミス氏は述べています。 一連の調査結果から、軍人の自殺リスクを高める慣行や状況について検討することができます。たとえば、テクノロジーの発達によって軍人同士のつながりが薄れれば、帰属意識の低下や疎外感の増加につながって自殺念慮が高まる可能性があります。また、あまりにも多忙なスケジュールは自身の仕事を振り返る余裕をなくし、無力感を増加させてしまう危険があるとのこと。 スミス氏は、軍の指導部が個人の業績よりもグループレベルの成果を優先的に評価することで、帰属意識の向上や無力感の低下を促すことができると主張。また、マッサージなどのリラクゼーション法を取り入れることで精神的な動揺を軽減し、自殺リスクを低下させられるかもしれないと述べました。
なぜ軍人は自殺率が高いのか? - GIGAZINE
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polathecat · 1 year ago
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2021/11/20(土)19:55:08にスレを立てて2020年11月の第三週(11/16~11/22)にTwitchで配信した内容を振り返りながら雑談する配信をした際に頂いたお手書きです。 >ポーラちゃんの乳輪が蛤で隠しきれるわけないだろ ///////////////////////////////////////////////
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ニブルファックはちょっと守備範囲外 ///////////////////////////////////////////////
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>痴性はすでにカンストしてるやん
twitch
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codesk · 2 years ago
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音楽配信をして一年経った所感をレスリングシリーズを交えながら真面目に語る
……ガチャ
やっぱりな
改めて、個人で音楽の配信ができるようになったとは素晴らしい時代ですね。
4おはかれこれ投稿を始めてウニャニャ年くらい生きているのでネット老人ムーブしちゃいますが、昔は(構文)曲が伸びたら企業さんに声かけてもらえるかなあとソワソワもしていないですが待っていたものです。ただその当時の4おはボカロは趣味なんでと宣っているクリエイター気取りの社会性の無いだらしねぇお荷物だったのでカラオケ配信だけ行って頂いて後はスルーしていました。振り返ると、本当に仕事のなんたるかも存ぜず、メールの書き方も青臭くて田舎の道に落ちているパンツかと思った。(本当に失礼致しました)
ただ時代は変わり、個人でしかも手軽に音楽配信をできるようになっていたのでTuneCore Japanというサービスで未知のエリアへ。
なぜTuneCoreさんなのかと申しますと、色々な有名アーティストさんの概要欄にあるLinkCoreという縦帯のページが作りたかったからです。
そして一年…一体どのストアで聴かれているのか、どの曲が人気���のかざっくり確認できて非常に楽しい。一番よく聴いていただけていたストアはSpotifyでした。もろもろ本当に有難うございます。SentOやそしらしいも配信したいのですがジャケ絵を描きたいのに進まないとだらしねぇ状態です。他にも、日本ではあまりメジャーではない海外の配信ストアでも軽率にチェック入れて(配信ストアを選べる)配信して頂いたのですが、そちらでは当然あまり伸びておらず見えるっての辛いなサム
で、困ったのはこのあまり伸びていない海外の配信ストアです。これの経理が大変で、数字を揃える作業は比較的好きな4おですが数円の仕分けが毎月おー激しい( ^ω^)数がやってくるのは仕事をしながらかつコストは変わらないので少し大変です。しかも、なんと最長6ヶ月遅れでどんぶらこと海外から配信数がやってきます。それの何が嫌なのというのはこれ以上踏み込むと心臓に悪くて生きる意味を失うのでやめておきます。割と皆さん手広く配信されているようなのですが、どうしているのでしょうか。4おは現実でも友達少なくてネットでも居ないのでその辺知らないです。いつぞやに絆って糸の半分って書くんだって歌詞を書こうとしたのですが草いのでやめました。
いざぁ…
丁度一年の更新のタイミングで配信を停止し、再配信の手続きを行いました。そういった仕様です。主要なストアに限定して他はざっくりカットしました。音楽作ってる奴がこんな経理なんてやだやだな話をして本当にごめんなさいね。
再配信したリンクがこちらです↓
ただ曲順とゲインも調節したかったので、再配信してよかったと思います。その節は驚かせてしまい申し訳ございません。ストアを減らすことは出来ないのですが、追加することは可能なので、もしこれも!という需要を頂けたら検討します。改めて聞くと全曲で携わって下さったKTKTさんの技量が見えて本当に凄いなあと。ミサイルキラーのボーカルミックスのリバーブ感とか気持ち良い。今は何をされているか全く存じませんが、エンジニアだったら非常に脂の乗った時期では。
【まとめ】
非常に感謝。個人的に配信ストア増やしすぎはちょっと大変ですが全てはチャンスなので一概にも��定できないかもしれませんかもしれません(放任)
【お知らせ】無色透名祭Ⅱに投稿しました。
公開は23年11/2(木)〜です。匿名投稿イベントなので宜しければ探してみてください〜。
それでは。
-----2024/01/05 追記
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故にユーエンミーのSpotifyの再生数が400万超えていました👏すごい
今まで無心で数字を打ち込んでいたので気づかなかった//ありがとうございます。
今の自分でユーエンミーを超えたいですne
tofubeatsさんの曲で「10年前の曲も今だに越えられない」旨の歌詞があり、聴いた時その曲の事か分からないけど水星いい曲だよねと思い出しめした。
単純な配信サイトの再生数では越えていらっしゃるし、この曲のように少しずつ進んで行きたいです。
4o
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100nyeon-housenka · 1 year ago
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◆概要文 この度、百年(ペンニョン)は関東大震災朝鮮人虐殺について学ぶワークショップを開催します。 今回は、 ①関東大震災朝鮮人虐殺やペンニョンの活動に関するミニレクチャー ②凧に証言を書き写し ③ 証言現場を実際に歩き学ぶ といった内容を予定しています。 1923年9月1日、関東大震災の直後から、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「朝鮮人が暴動を起こそうとしている」といったデマが広がり、多くの人の命が奪われました。 2024年は、関東大震災から101年が経過した年です。 月日がどれだけ経過しても、決して「過ぎたこと」「終わったこと」ではありません。この世界では、今この瞬間も虐殺が起こっています。 ペンニョンメンバーとともに手を動かしながら、関東大震災朝鮮人虐殺と植民地主義について学び、考え、話しませんか?
◆日時場所 6月15日(土) 京成押上線八広駅付近 ※荒天の場合、プログラムの一部を翌週に延期する可能性があります。
◆参加費 500円
◆持ち物 ・お昼ごはん ・凧を持ち帰るための袋
◆申し込みフォーム https://forms.gle/6GS4EjqmVpFWTgiw7
◆定員 15名
◆持ち物 ・お昼ごはん ・凧を持ち帰るための袋
◆定員 15名
◆百年とは ほうせんか100周年追悼式実行委員会「百年(ペンニョン)」。「ペンニョン」は百年の韓国・朝鮮語読み。 朝鮮人虐殺のことを学ぶため、墨田区八広にある「ほうせんかの家」に各々集まった20代〜40代で、2021年冬に結成された。「関東大震災時に虐殺された韓国・朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」(一般社団法人ほうせんか)が1982年から毎年9月荒川河川敷で行ってきた追悼式を継承し、2023年追悼式の企画・運営を担った。 若い世代が中心となり、映画の上映会や、虐殺現場を歩いて回るワークショップ、資料や写真のアーカイブ化に取り組む。
◆タイムテーブル <午前> ・受付開始(9:45) ・流れの説明 ・グラウンドルール確認 ・参加者自己紹介 ・ほうせんかの追悼碑について ・凧づくりのレクチャー ・凧づくり(証言の書き写し) ・ランチタイム・交流(11:30) <午後> ・フィールドワーク ・振り返り ・解散/凧あげタイム
◆凧づくりとは このワークショップでは101年前の虐殺の犠牲者を想うだけでなく、パレスチナの人々への連帯の気持ちも込め、ガザの詩人レファアト・アラリールさんの詩 “If I must die”「もし私が死なねばならないなら)から着想を得て身近にある素材を使って凧を作ります。凧には朝鮮人虐殺についての証言を書き、一緒に空に飛ばしましょう。
◆主催 ほうせんか100周年追悼式実行委員会「百年」
◆お問い合わせ先 [email protected]
◆その他 情報保証に関するご質問、不明点や心配事などございましたら、申し込みフォームへご記入ください。
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iina-veganfoodcreator · 2 years ago
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iina's VEGANおせちLESSON 2023
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お待たせいたしました。隔年開催しているおせちレッスン。
お肉やお魚を使わなくてもおいしい。お出汁ももちろん植物性。
今年は五葷抜きのオリエンタルヴィーガンレシピ。
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手数や洗い物をなるべく減らし、簡単に、そして華やかに。
ちょっと変わったiinaテイストのおせちレシピを教えます。
今回は特別レッスンで、作る種類が多いので基本的にデモ形式多めですが皆様にもお手伝いはいただきます。
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じっくりとった昆布出汁で変わり雑煮も。
揚げ出し豆腐のようなジュワッとした旨味。
お���はヴィーガンらしくグリーンのお抹茶カラーをご用意しています。
今年は例年の「お重ごとお持ち帰り」をやめてみました。お重のお代や持って帰る分の食材をカットできたので、物価高騰しておりますが、特別価格での開催となります。(2021年よりなんと5000円引き!)
1人分(とは言っても多いです。お持ち帰りされたい方はタッパーお持ちくださいね)を写真のようにそれぞれお重に盛り付けていただき、試食して終了となります。
今回ご参加の方にレッスン前後に食材を揃えて購入できる、吉祥寺駅周辺の「最新iina'sオーガニック・ヴィーガンマップ」もお送り申し上げます。
そしてiinaがトルコ旅行で皆さんのために買ってきたヴィーガン土産もお配りいたします^^↓↓
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ボリュームたっぷりのおめでたいレッスンで
2024年を迎えましょう。
お久しぶりの皆さまも初めましての皆さまにもお会いできることを楽しみにしております。
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【LESSON内容】
モンブラン茶巾
山椒風味のおつまみ昆布巻き
黒糖シナモン黒豆  
お抹茶ごま豆腐
ピーナッツたたきごぼう
和風ローストビーフ
紅白てまり寿司
柚子酢れんこん
お煮しめ
揚げ餅雑煮
※すごいボリュームですので、時間の都合上、てまり寿司(拙著SUSHI MODOKI参照)と雑煮はレシピはお渡ししますが口頭のみのご説明とさせていただきます。全てご試食はできます。
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LESSON日程
12月
9(土)  満席・キャンセル待ち受付中
10(日) 満席・キャンセル待ち受付中
13(水)  満席・キャンセル待ち受付中
16(土)  残1
17(日)  残1
時間    12:30~16:00
場所    吉祥寺徒歩5分。参加確定された方に詳しいアクセスはお送りします。
レッスン代  16000円 (材料費、おせちレシピブック、試食、お飲み物、消費税、全て込み) 
定員     各日5名まで(基本4名です)
◉申し込みメール受領後、指定日までの先払いをお願いしております。お振込によってお申込完了となります。
持ち物   エプロン、筆記用具、お手拭、お持ち帰りされたい方はタッパー等
→click!   お申し込みはこちら 
●レッスン希望日お書き添えの上、お申込みください���
●PCから受信可能なメールアドレスをご入力ください。(携帯のアドレスはセキュリティで弾かれる可能性が高いです)
●お申し込みを複数名でされる場合は参加者全員のお名前とメールアドレスをお書き添えの上、お支払いをまとめてされるか別々でお支払いをされるか明記してください。
●書籍販売をご希望の方はその旨お申込みの際にご記入ください。
(すでに本をご購入で、お持ちいただければ喜んでサインをいたしますのでご希望あれば、お持ちくださいね)
「MODOKI 菜食レシピ」
「vege&spice」絶版
「SUSHI MODOKI」
 いずれも税込1650円
「ヴィーガンフード、はじめの一歩!」税込1760円
●お子様連れのご参加はご遠慮いただいております。
●メールの着順でお受付いたしますのでキャンセル待ちになってしまうこともございます。ご了承願います。
●システム上、自動返信はありません。
●24時間たっても返信がない場合は再度お問い合わせください。
※ご注意※ よくお読みください
開催1週間前からレッスン料の50%のキャンセル料を設けさせていただいております。
また、開催日から4日前からの参加者都合にてのキャンセルにおきましてはいかなる理由でも100%のキャンセルチャージがかかります。(いずれもキャンセル待ちの方が入られた場合はかかりません)
お申し込みは「お席の確保」です。その間そこに入りたくても入れない方、諦めて予定を入れてしまう方がおられます。「1週間前までに連絡をすれば良い」ということではなく、キャンセルの無いよう、ご予定がご確定の上お申込みくださいますよう、ご協力お願い申し上げます。
みなさまからのお申込を心よりお待ちしております。
iina
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yuragawa · 2 years ago
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NRGの勝利にNAファンがなぜこれほど沸き立つのか
NRGがノックアウトステージ進出
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Riot公式Flickrより
 Worlds 2023 スイスステージDay8、3勝すれば勝ち抜けの新フォーマットで激突した2勝1敗の2チーム、NRGとG2。国際大会観戦勢にとっては定番ともいえるのEU vs NAという対決が行われた。LECにおいて常に一つ抜けた強さのチームとして知られるG2と、CLGの組織を引き継いでLCSを勝ち抜けたNRG。ともに地域の第1シードチームとはいえ、下馬評ではG2が圧倒的に有利とみられていた。しかしそんな予想をNRGはあっさりと覆してG2を2-0で圧倒。3勝1敗でノックアウトステージ進出を決め、その勝利にLCSファンは熱狂した。単なる勝利、ベスト8入りに留まらないその意味について、過去を振り返りながら紹介していく。
NAの国際大会戦績
 Worldsで『NA=Near Airport』、あるいは『Last Hope C9』といった表現を見たり聞いたりしたことはあるだろうか。前者は北米からWorldsに参加するチームは空港が近い=すぐに敗退してしまうという事を自虐的に評したミームであり、後者はそんな中で最後に残って戦うチームが毎回C9であるという事を表した言い回しだ。実際、LCSチームは過去のWorldsでは苦戦続きとなっており、C9を除いたチームがベスト8入りを確定させたのは2014年のTSM以来となっている。
 C9に限れば2018年のベスト4入りといった結果も残っているが、それ以外のチームはグループステージ敗退が常となっていたのだ。特に2020年に至っては第1シードチームが0-6で敗退という記録を残し、ファンを大いに失望させている。伝統の一戦として扱われているEU vs NAも、実績面で言えばNAは後塵を拝していた。そんな流れの中でEUの象徴ともいえるトップチームのG2をBo3で破ったという結果はNAにとって大きな勝利となった。
NAという地域の現状と熱狂
 NRGのベスト8入りについて、LCSを追ってきた人たちは大きな喜びをあらわにしたのだが、一方でいくつか特徴のある反応が見られた。
NA org owners are you watching? If this isn't proof of the possibilities with NA talent then I don't know what is. TAKE A BOW @NRGLeague
— Kobe (@esports_kobe) October 28, 2023
I remember back at Training Grounds like five years ago I was embedded with the team @palafoxlol was on Even then, he was the kid that everyone else ignored And he smashed everyone Then he went to Academy and got doubted, and crushed everyone Then he went to LCS and got…
— The Esports Writer (@FionnOnFire) October 28, 2023
 これらのポストは、NA在野の才能とその育成について言及した内容となっている。これはLCSという地域の歴史や性質に関わる問題なので、順を追って説明していきたい。  LCSという地域は、LoLのトップリーグの中でも歴史が長く、本家であるという自負があり、また多額の資金が投じられているリーグの一つである。特に地域外選手の採用という点では最初に他地域の選手をチームに加え、地域外選手は2名までというルールを作った原因となった地域でもある。今までLCSに参加した各地のスター選手や若き才能を上げていけば、BjergsenやLustboy、Looper、Froggen、Piglet、Crown、CoreJJ、Zven……と枚挙に暇がない。
 一方で多額の獲得資金を投じてスターを揃えたはずのチームがWorldsで結果を出せないという状態も続いていた。RiotやLCSのファンは各地域の選手を育成し、地域ごとの特色を残すことを意識して下部リーグの充実を図ってきたものの、チームの側ではNAの苦境は地域選手の弱さが問題なのであり、投じた費用に見合った選手を世界中から5人集めて国際大会に勝てるチームが競うリーグにするべきだという声が表に出るようになっていた。極端に単純化すると、「我々はJDGやT1を丸ごと買う資産があるのだから、買い取ってLCSチームとしてWorlds優勝させろ」といっているのに近い。
 実際には2022シーズンにはEGからJojopyunとDannyが新星として活躍するといった反証があったものの、LCS参加チームは2023シーズンの夏スプリット開始前にアカデミー部門という「投資価値が低く負担にしかならない組織」を切り捨てる決定を行い、結果としてリーグ開催自体が危ぶまれる事態にすら発展していた。
 そんな状況の中で、2016年以降パッとした結果も無くシーズン途中に他組織へと看板を掛け変えたNRG(元CLG)がLEC最強格であるG2を破ってベスト8入りを果たした意味は大きかったと言える。
地域の可能性
 今回NAを熱狂させたNRGのメンバーを見てみよう。  Dhoklaは2017頃からキャリアをスタート。以来アカデミーとLCSを行ったり来たりしていた。アカデミーでは悪くない結果を出すものの、LCSではそれなりで、国際大会には手が届かない中堅所だった。
 ContractsはC9での活躍で2017シーズンを華々しく終えたが、その後移籍したGoldenGuardiansでは苦戦、その後もアカデミーとLCSチームで低迷する時期が続いていた。
 Palafoxは2017のスカウティンググラウンズで見出されたプレイヤーだったが、やはりLCSでは良くて中堅所だった。
 FBIは元はオセアニアのプレイヤーで、かつては地域を代表するADCだったが、2020以降はLCSプレイヤーとして活動して2021から3年連続でWorlds出場を果たしている。とはいえ地域単位の評価で言えば、いわゆる強豪地域の出身ではなく、オセアニアは国際大会出場枠を失ってしまっている。
 IgNarはEU・NAを渡り歩いている韓国人プレイヤーで、2020シーズンからLCSチームで活動しているので4年目になる。FLYやEGといった比較的育成を重く見るチームで踏ん張ってきたベテランだが、国際大会はWorlds2020以来の出場だ。
 こうしてみると、地域外選手5人で固めるチームが想定しているであろうスターや、既にLCSで活躍しているWorlds優勝クラスのベテランたちとは毛色の違うメンバーが揃っている。彼らはLCSやその2部リーグであるアカデミーリーグで戦い、何ならSummer splitも5位でプレイオフに入ったメンバーだ。それでもLCS 2023 Championshipに勝利し、スイスステージではTL,MAD,G2を下してベスト8を勝ち取った。おそらくこの組織の強みは総勢9名のコーチ、ストラテジックコーチ、ポジションコーチ、アナリスト陣なのだろう。これは同じくWorldsに出場していたTLやC9と比べても倍に近い人数だ。
 次戦はスイスステージ初戦で敗北を喫したWBG。TheShyやXiaohu、Crispと国際大会優勝経験者を含めた強力なメンバーが揃っている。はっきり言えば苦しいゲームだろうが、LCSチームはMSI2019において前年の世界王者iGをBo5で破ったこともある。分析と対策を積み上げて勝利を掴み取ることができれば、彼らの強さが再び世界に証明されることになるだろう。
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ari0921 · 2 years ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)12月15日(金曜日)
     通巻第8050号
中国共産党中央規律検査委員会が大々的に金融界の汚職にメスを入れた
70名近い金融業界の幹部,取り締まり側の証券監督管理委員会の主席も逮捕した。
*************************
 2023年12月13日、中国で注目の判決が出た。
 中国銀行開平支店長だった徐国軍に対して汚職と横領の罪で終身刑を言い渡し、全財産没収、政治的権利を生涯剥奪された。
中国銀行開平支店は広東省、広州からバスで弐時間ほどのところ。支店長だった徐は犯罪行為が発覚する直前の2001年に米国に逃亡した。一年後に国際手配され、二十年後、インターポールは身柄を拘束し、2021年11月に中国へ送還していた。
 元支店長は1993年から2001年までに部下の徐朝帆、余振東氏らとグルになって公的資金を横領した。虚偽の融資を行ったり、会社から返済資金を猫ばばしたり、資金を直接、外国へ送金したりで、合計23億元(邦貨換算460億円)を「失敬した」。
 共犯の二人はすでに汚職と横領の罪で懲役12年、懲役13年の判決を受けていた。
 「開平支店」と聞いてピントくるものがある。クーリー貿易の本場が、この広東省の街で、米国へ重労働で赴き、少数の成功者がアメリカで成功して故郷に錦を飾った。筆者は二十年近く前に開平へ撮影に行ったことがある。瀟洒な洋館が建ち並び観光名所になっていた。
つまり海外華僑の出身地の中枢であり、海外からの送金が多い。そのうえ中国銀行というのは外為、外国取引が専門の銀行であり、香港では香港ドルの発券銀行でもある。 
 もう一つの注目裁判は新幹線汚職に絡んだ。
中国新幹線の中核企業「中鉄集団」の元総経理(中国の総経理は社長)、盛光祖は汚職で懲役15年と罰金600万元(8邦貨換算1200万円)の判決を言い渡された(環球時報、12月12日)。
 中国共産党中央規律検査委員会が大々的に金融界の汚職にメスを入れた。監査強化は2011年頃から何回かなされ、習近平政権発足後の2015年にも大々的な査察がなされて、2019年には恒大集団系の銀行からアリババの金融部門であるアントの前身組織にも及んだ。
 一説に、引退した王岐山が金融界と濃厚な関係にあったため、これまで捜査のメスが入らなかったという。
 
2023年だけでも、すでに70名近い金融業界の幹部が逮捕されており、中央銀行の範一飛・元副総裁や、肝腎の取り締まり側の証券監督管理委員会の朱従久元主席補佐、中国銀行の劉連船元会長らも逮捕した。劉は党籍剥奪処分になった。
 
 ▼取り締まる側の責任者も逮捕された
2023年二月、銀行・保険監督当局、銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は銀行5行に合計3億8770万元(5630万ドル)の罰金および不正利得の没収を科した。
処分を受けたのは、英スタンダードチャータード(スタンチャート)の中国法人、大手国有銀行の中国建設銀行と中国銀行、中国民生銀行、中国渤海銀行。
とくにスタンチャートの中国法人は、違法な不動産融資、個人向け融資の悪用など複数の違反行為で、総額4970万元の罰金と不正利得の没収に処せられた。
 中国建設銀行は、地方政府の金融会社への違法融資、中小企業向け融資と富裕層向け事業に関し不正確な統計報告などで1億9890万元相当を処せられた。
 このあおりを受けて地方のいくつかの銀行で取り付け騒ぎに発展し、騒動の鎮圧後、倒産した銀行は再編された。
2023年7月、野村ホールディングス香港の中国向け投資銀行部門の責任者・王仲何が中国本土からの出国停止を受けた。
これは大富豪・包凡(華興資本=チャイナ・ルネッサンスの創業者)ならびに同社元社長の叢林が、数ヶ月以上も消息不明になったことに関連するらしい。
 もともと金融界には腐敗が深刻な状態に陥って庶民から怨嗟の声があがっていた。とくにマンションを購入しローン契約をして支払いが続いている人たちが、物件引き渡しがないばかりか、ローンの解約が出来ないのは金融行政が腐敗の伏魔殿だからだと批判が沸騰した。また大學をでても職のない若者失業者が非難の合掌を始めた。習近平の唱えた「共同富裕」って何だ、というわけだ。
 金融界、とくに銀行の汚職は権限を利用した賄賂だが、不正融資を知りながら融資から3~5%のリベートを取ることなどが慣例になっていた。
 ▼不正融資の見返りがリベートと贅沢は接待漬けだった
 不法な融資を受けるための接待、饗応と高給腕時計などの贈り物で銀行幹部を招待漬けとする。融資実行後は巨額リベート。したがって腐敗につかりきった銀行幹部等は贅沢な旅行、高給自家用車、側室の経費やら豪遊に使って、大都市のキャバレーやナイトクラブなど連日満員だった。
 
 当局は世の中の批判、それもネットでも批判囂々に、慌てて金融機関の職員給与、ボーナスカットを行い、また職場で高価な服や腕時計着用を禁じ、旅行や娯楽の支出を控えるよう職員に指導した。
なれきった贅沢を引き締め、「倹約ムード」のイメージ作りを展開し格差拡大に神経をとがらす政府の意向を反映した動きだ。
 若年層の失業率が過去最悪を記録した一方で、金融機関の専門職は給与水準が高く、裕福で派手な生活スタイルがしばしば批判されてきたが、欧米の「金融エリート」観を排除し、「高級志向」を過度に追求するような快楽主義を是正すると宣言した。銀行汚職摘発は氷山の一角でしかないが、ジェスチャーとして効果がある。
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shredderwastesnow · 2 years ago
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会社を辞めた理由
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2023年7月末、10年以上勤めた会社を退職した。 8月上旬から中旬は、去年の引っ越し後に手つかずになっていた段ボールの開梱と断捨離をしていた。必然的に段ボールの中の本も断捨離することになり、古書店に60冊ぐらい売った。
そして8月下旬から、短期留学でハワイに来ている。 語学学校に通いつつ、空き時間には観光もして、これまでの疲れを癒しつつ今後に向けてエネルギーをチャージしている。 (とは言っても最初の一週間は宿や学校などの不慣れな環境に馴染むことで手一杯だった……今週はもう少し穏やかに過ごさせてくれ……!)
会社には、退職の理由を、健康診断で視力が大幅に低下してしまい、翻訳チェックの仕事をずっとやるビジョンが描けないので……と説明した。視力は本当に下がっていたので、嘘ではない。 でも、実際にはもっと別の理由がある。上司に言って解消されるような内容ではないので、会社の人には言っていない。 ハワイ生活が軌道に乗り始め、ブログを書く余裕が出てきた今のタイミングで、会社を辞めた本当の理由をちゃんと振り返りたい。
本当の退職の理由は、以下の4つだ。
1) 「社員と非正規雇用」という歪な関係に疲れた
2) 自分に合った仕事を探す意欲が高まった
3) 経営陣が価値観をアップデートできていないことが辛くなってきた
4) 「父に認められなければ」というプレッシャーがなくなった
「社員と非正規雇用」という歪な関係に疲れた
3年前、部署異動することになった。配属先は女性だけの部署で、7人のうち社員は私を入れて2人、他5人はすべて非正規雇用(派遣か業務委託)だった。 私に割り振られた仕事は、その職場で2年以上働いているベテランの派遣さんが担当していた。私は社員として入社していたので立場としては派遣の人より上だが、その部署での経験という点では後輩という立ち位置だった。
ベテランの派遣さんは、ものすごく仕事のできる人だった。ミスをなくすという目標への執着が桁違いだった。これまでずっと英語関係の仕事をやってきたが、このレベルでミスを潰せる人に出会うのは7年に1度レベルだった。私たちが担当していた技術系の翻訳チェックをするには最適の人財だったと思う。
最初のうちは、自分だって英語を人一倍学んできたのだから、チェック作業のフローになれればそれなりのレベルでチェックできるようになるだろうと思って頑張った。実際に、チェックの精度は徐々に上がった。でも、ある程度の期間その仕事をする中で、努力ではカバーしきれない適正上の問題に直面せざるを得なくなった。
多分私は、仕事のどこかにクリエイティブな要素がないと楽しめない。正確さを追求するより、面白さとか独自の工夫を考える方が向いている(この部署に来て分かったことではあるけど)。チェックの仕事をしながら、「私よりこの作業に向いてる人がいるんだろうな」という気持ちになることが多々あった。 そして、ベテランの派遣の人は、ミスなく正確にタスクをこなすことを楽しいと思えるタイプなのではないかと思う。逆に面白さや独自性を求められると、この手の人はどうしていいか分からなくなる。
ベテランの派遣さん以外にも、こういう人が職場に数人いた。
でも、立場的には社員である私の方が権限を持っている。そのまま偉くなれば、私は非正規の人たちに指示を出すポジションに就く。私の方が経験も浅く、仕事ができなかったとしても。
そもそも、非正規雇用というシステムが非人道的すぎる。 非正規で働く人には有給が与えられず、給料を減らされたくない人は体調が悪くても無理して出社せざるを得なくなる。いつ契約が切られるか分からないので、ローンを組んで家や土地や車などの大きな買い物をすることも難しい。結婚して子供を持つことを諦める人もいる。正社員と同じくフルタイムで働いても、こういう状況にある人は多い。
仕事のできる派遣の人が隣の席にいる環境でずっと働いていると、この問題について嫌でも考えてしまい、仕事そのものとは別の疲労感に襲われる。 そして、どんな事情があったのか分からないが、そのベテランの派遣さんは月に半日程度しか休みを取らなかった。私は月に1.5~2日ぐらい休みたいと思っていたが、派遣さんより上の立場の人間が派遣さんより休むというのはかなり気が引けるため、気軽に休むこともできない。消化できない(そして今後も消化できる見込みのない)有給が、どんどん溜まってゆく。 このまま偉くなったらもっとしんどくなることが目に見えていたので、メンタルを病んだりする前に退職しようと決めた。
自分に合った仕事を探す意欲が高まった
2021年、私の書いた小説が、三田文學新人賞の佳作を受賞した。 小説は8年ぐらい書いていて、過去に色々な新人賞に3回出したものの結果が出ず、才能ないのかなー時間の無駄なのかなーと思いながらも気が向いた時に書くことを続けていた。 初めて賞を貰い、自分の作品が広く読まれたり、文学を生業にしている人からコメントをいただいたりしたことで、やっぱり私はクリエイティブな活動に向いている!と確信できた。
この経験を経て、文化・芸術方面の業界で英語を使う仕事を探そう、という気持ちが固まった。 私は文学や美術を専攻しておらず(専攻は経営・会計学)、その分野の職歴もないが、履歴書に「三田文學新人賞佳作」と書ければ、その手の求人にも応募しやすくなる。そして、親や周囲の人にも説明しやすい。
経営陣が価値観をアップデートできていないことが辛くなってきた
2017年に、反女性差別のキャンペーン「#MeToo」が世界中にインパクトを与え、フェミニズムやセクシュアリティ研究など旧来の家父長制を問い直す学問への関心が高まった。日本でも、昔は大型書店の奥の棚に数冊あるだけだったフェミニズムやセクシュアリティ関連の本が、#MeToo後には大型・小型書店の平台に並ぶようになり、少なくとも東京では空気が変わったのを感じる。
こうした変化に伴って私の意識も変わり、自分の職場にある理不尽な出来事や慣習が気になり始めた。
私の周りで、育児休暇や子育て目的の時短勤務をしている女性を沢山見た。 でも、勤め先にそういう男性は一人もいない。課長などの役職に就いている人が率先して育休や時短を活用すれば部下たちも同じことをしやすくなるのに、誰もやらない。
また、セクシュアルマイノリティへの想像力を欠いた制度にも違和感を覚えるようになった。 私がいた会社では、社員が結婚すると共済会から祝い金が出る。 でも、ゲイやレズビアンの社員が人生を共にするパートナーを見つけた場合については、何も書かれていない。社員数が1,000人を超えている会社なので、ゲイやレズビアンがいてもおかしくないのに。 最近は、同性カップルが結婚できないことで直面する困りごとについて、様々なメディアで報じられている。自治体によっては、婚姻関係に準ずるものとしてパートナーシップ制度を導入しているし、同性婚を合法化すべきという声も強まっている。 しかし、それでも、共済会のルールは変わっていない。同性パートナーシップの届けを自治体に出したと報告した社員には、結婚した社員と同額の祝い金を渡すなどのルールが加わる気配はなかった。
経営陣は、ドローンやAIなどのビジネスのトレンドについては、プロジェクトチームや勉強会を立ち上げて追いかけようとする。 一応、女性の働きやすさを促進する試みも行われてはいる(男性の育休取得増は達成できていないものの)。 それなのに、セクシュアルマイノリティをめぐる問題については、一切アクションを起こさない。何で?
私が定年まで辞めずに働くとしたら、あと20年この会社にいることになる。 経営陣を信頼できない状態で、20年も働き続けられる気がしなかった。
「父に認められなければ」というプレッシャーがなくなった
2020年下旬、父が亡くなった。 私は一人っ子なので、葬儀の準備や役所での手続き、遺品の整理などを、母と分担して進めた。父が亡くなった時点では私は一人暮らしをしていたが、母が実家の一軒家を売ってマンションに越すと言うので、私も同居することにした。
昨年の4月、一人暮らしのアパートから広いマンションに引っ越した。 荷造りを仕事と並行してやらなければならず、ずっと忙しかった。 転居から3ヶ月ほど経って、ようやく生活が落ち着いてきた。昔より広くなった部屋で、自分にとって父とは何だったのかをゆっくり振り返れるようになった。
父がいなくなって、これまでの私は、「父に否定されたくない」「父にいっぱしの人間として尊重してもらえるような生き方をしなければ」という気持ちで、人生���様々な決断を下してきたことに気付いた。
前の勤め先で、仕事が今一つ楽しめなくても10年以上働けたのは、父に対する意地があったからだ。 「私はそれなりの会社で真面目に働いて、高給とは言えなくてもそれなりの額を稼ぎ、一人暮らしできるぐらいの経済力がある。だから、私の人生に対して口出しはさせない」という意識が、私を支えていた。私の着るものや細かい行動に気が向いたタイミングで難癖をつけ、「俺はお前より優位に立っているんだ」と定期的に示したがる父に対抗するためには、安定した仕事や経済的自立という拠り所がどうしても必要だった。
しかし、父の干渉を阻止して自由に生きるためにとった行動が、新たな不自由を生むことになった。 本当はもっと自分に合った仕事があるような気がしても、やりたいこと基準で転職して今より給料が下がれば、父は必ず文句をつけてくるだろう。そうなるくらいなら現状維持でいいや。そんな思考から、私は違和感を抱えながらも転職を決断できなくなった。 仕事だけではなく、父に何か言われるのが煩わしいという理由で、実家に帰る時に文句をつけられない服装を心掛けたりもした。何故そこまでしてやらなければならなかったのか? 思い返すと悔しい。
父がこの世からいなくなったことで、ずっと私を縛っていたものが失われた。 しがらみから解き放たれて人生を振り返り、私が無意識のうちに自分に課してきたものの大きさを思い知った。 人生の選択を自分の意思で下してきたと思っていたけれど、実際は仕事という人生の大きな要素を自分の純粋な欲求で決めていなかった。こうして言葉にしてみると情けない話だが、事実なので仕方ない。
だから、会社を辞めて短期留学をすることは、自分の人生を取り戻すための儀式でもある。 これからは自分に関する重要なことは自分で決め、それによって生じた失敗も自分で引き受ける。 何かあるたびに他人や環境のせいにして嘆くような、自分の人生を「生きさせられている」みたいな状態を、この辺りで終わらせたい。
今後について
今、この文章をホノルルの家具付きマンションで書いている。 会社や仕事に対する責任から解き放たれ、しがらみのない土地で過ごすという、前例のない体験をしている。 語学学校の授業は難しいところもあるが、落第が危ぶまれるほど深刻ではないので、まあ何とかなるでしょう。
短期留学を終えて帰国したら、1年ほど学生をやる予定だ。 1年間で学芸員過程や諸々の資格を取り、その後に転職活動をする。
ここまで文章を読んで、「こいつ30代後半なのにまだ『自分探し』やってんの?」みたいな感想を抱いた人もいるだろう。 確かに日本社会では、この年代の人間は結婚して家庭を持って子育てをしているのが望ましいとされている。 でも、私としては「たまたまこのタイミングだったので仕方ないんです」としか言えない。傍から見たら不可解かもしれないが、自分の人生を取り戻すためにどうしても必要なことだから、今やらざるを得ない。
そして、パートナーや子供がいないタイミングで人生を見直せてよかったとも思う。例えばローンを組んで家を買った後だったりしたら、その家に住んでいる人全員が私の自分探しに巻き込まれることになって、さらに大変になるだろう。 (もちろん、パートナーや子供ができた後に生き方を変える必要が出てくる人もいるとは思う。そういう人が別の可能性に挑戦するのが悪だとは思わないが、相手のキャリアが変わる前提で一緒になったわけではないパートナーや子供が納得しなかった場合、家庭という一つの拠り所が失われることも覚悟しなければならないわけで、今の私以上にリスクを負うことになる気がする。) あと、私の母が老後の資金を確保できていることにも感謝しかない。私が母を養う必要があったら、1年働かずに勉強することはできなかった。ありがとうございます。
書くべきことを書ききったので、これからの1年を有意義に過ごすという決意とともに、この記事を終わりにしたい。 まずは語学学校を修了すべく、目の前の課題をしっかりこなす。 そして、ホノルルで過ごす人生の夏休みを、全力で楽しむ!
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kennak · 6 months ago
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東京都渋谷区のマンションで8月、会社員女性=当時(25)=が暴行され死亡した事件で、交際相手で自称・個人投資家の増田遼太郎容疑者(26)=傷害致死罪で起訴=が、投資資金などを賄うため、女性にデートの見返りに男性から金品を受け取る「パパ活」をするよう指示していたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。    警視庁は同日までに傷害容疑で増田容疑者を再逮捕した。女性にたびたび暴行していたとみて詳しく調べる。  捜査関係者によると、増田容疑者は女性に何度も暴力を振るい、投資資金や生活費のため、パパ活などをするよう指示していた。  女性は人材派遣会社で働くなどして金を稼ぎ、同容疑者に渡していたとみられる。日記には「遼太郎の言うことには絶対に従わなければいけない」と書かれていた。  2人は2021年12月ごろに交際を始め、同居するようになった。同容疑者は会社員だったが、23年8月に退職し、投資で生計を立てるようになった。  再逮捕容疑は今年7月末~8月中旬、渋谷区広尾の自宅マンションで女性に複数回、暴行を加え、顔と唇に1週間のけがをさせた疑い。「はっきり覚えていないが暴力を振るったことはある」と話しているという。  女性のスマートフォンには顔が腫れ、歯が欠けるなどした複数の画像が残されていた。  女性は8月30日、部屋で倒れているのが見つかった。顔や体に複数のあざがあり、死因は外傷性ショックだった。  増田容疑者は翌31日に逮捕され、「部屋の温度を巡って口論になり、顔をたたいた」などと供述した。2カ月間の鑑定留置を経て、今月19日に起訴された。
「パパ活」指示、たびたび暴行か 交際相手の男、傷害容疑で再逮捕 広尾の25歳女性死亡・警視庁(時事通信) - Yahoo!ニュース
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kimura22359458 · 5 days ago
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理想の辞め方が未来を拓く:事業家集団で見つけた自分の居場所
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こんにちは。今回は、私が新卒で入社したITサービス企業を退職し、その後フリーランス、そして起業へと至るまでの経緯について綴っていきたいと思います。同じようにキャリアに悩んでいる方や、エンジニアとしての将来像に迷いがある方の参考になれば幸いです。
キャリアに迷った20代、自分の軸を探していた頃
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私は2021年に大学を卒業し、新卒でITサービス企業にエンジニアとして入社しました。学生時代からAIや機械学習に興味を持っており、研究室では画像認識や自然言語処理のプロジェクトに関わってきました。ITサービス企業に入社したのも、社会課題に対して技術を通じて貢献したいという想いがあったからです。
配属されたのはクラウドインフラを含むバックエンド開発のプロジェクトでした。チームの一員として多くのことを学び、先輩方の指導のもとで着実にスキルを磨いていきました。特に設計や要件定義といった上流工程に関わる機会を得たことは、大きな成長につながったと感じています。
しかし、2年目を迎えた頃から「もっと自分で意思決定できる場所で働きたい」「スピード感のあるプロジェクトに関わりたい」と思うようになりました。会社という大きな組織の中では、どうしても決裁や手続きが多く、自分の裁量で動ける範囲が限られていたのです。また、次第にスタートアップやフリーランスといった働き方への関心も高まっていきました。
そんな思いが募り、何度も悩みましたが、最終的には「挑戦しない後悔の方が怖い」と感じ、会社を退職する決断をしました。まだ20代前半だった自分にとっては大きな一歩でしたが、今振り返ると、それは正しい選択だったと思います。
フリーランスとしての経験、そして起業へ
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退職後は、フリーランスのエンジニアとして活動を始めました。最初は案件を獲得するのも大変でしたが、過去の経験や技術スタックを活かして少しずつ信頼を得ることができました。中小企業の業務システム開発やスタートアップのMVP開発、AIツールの実装など、幅広いプロジェクトに携わることで、技術力だけでなく、コミュニケーション力やマネジメント力も養われていきました。
その中で、「もっと根本的に課題を解決するプロダクトを作りたい」という気持ちが強くなり、2025年1月に自身の会社を立ち上げました。事業内容は、AIを活用した業務自動化ツールの開発です。現場の非効率な業務を減らし、人がもっとクリエイティブな仕事に集中できる場を作りたいと考えています。
現在は、少人数のチームでプロダクト開発を進めながら、マーケティングや資金調達にも力を入れています。正直、会社員時代のような安定はありませんし、不安になる瞬間もあります。ただ、自分で選んだ道を歩んでいるという実感があり、毎日が非常に充実しています。
これまでの経験を通して感じたのは、「キャリアに正解はない」ということです。会社員として成長する道もあれば、独立して挑戦する道もある。それぞれに良さがあり、自分がどんな価値を大切にするかによって選択肢は変わります。
私の場合は、「自分で道を切り開きたい」「もっと柔軟に動きたい」という思いが強く、その気持ちに正直になることで、今の生き方にたどり着きました。
今後もこのブログでは、起業やエンジニアリング、ビジネスに関する話題を発信していきます。読んでいただき、ありがとうございました。
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art-rum · 7 days ago
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4年間SNSをやめて気づいた「心を失う人」と「回復できる人」の違い
2025年6月13日(金)15時40分 メリッサ・フルール・アフシャー
<インスタもツイッターも完全削除──Z世代の女性が4年間SNSを断った経験をTikTokで語り、大きな共感を呼んでいる。そこで得たのは、自分の心と時間、そして「現実」に根ざした生き方だった>
1997年から2012年に生まれたZ世代が、テクノロジー、中でもSNSと一緒に育ったことでどんな影響を受けているのかは、まだほとんど分かっていない。
TikTokやInstagramなどのプラットフォームがこの世代に与える長期的な影響については今も調査が行われている。しかし心の健康状態の悪化とSNS利用との関係を指摘する声もある。
Z世代のある女性は、SNSなしで生活したらどうなるか、自ら試してみようと思い立った。この女性にとって、それはほとんど未知の世界だった。
ミネソタ州ミネアポリスに住むUXデザイナーのクイン・ヴァンさん(26)は、4年間のSNS断ちから学んだ教訓について、本誌にこう語った。
「SNSから離れたことで、自分自身と再びつながる余裕ができた。思考が鮮明になり、新しい趣味ができ、常に他人と比較し続ける悪循環から脱出できた。人間関係の中で自分の存在感が高まり、感情的に強くなり、この世界での自分の行動に関する意識が高まった」
「自分に起きたことをネットでシェアしたのは、反対側からの見方、つまり、自分の意図や思いやり、自己受容、もっとゆっくりでもっと意味のある生き方に根差した見方を伝えたかったから」
ヴァンさんは長い間離れていたTikTokに復帰して間もない5月14日、自身の体験について率直に語る動画を投稿した。この動画は100万回以上再生され、SNSの負の側面について、視聴者の思いや感情をかき立てた。
「4年前にSNSをやめたことで、人生が一変しました」。ヴァンさんはカメラを真っすぐ見ながらそう語りかける。「背景を説明すると、私は何もかも削除しました。Instagramも、Twitterも、全て。2021年初めのことでした」
「2025年になって、1カ月前からTikTokを始めました。使っているSNSはこれだけです」
続いてヴァンさんはデジタルデトックスの間に起きた最も大きな変化について語り始める。
「まず最初に気付いたのは、本当に自分らしい自分になったことです。自分がもっとずっと面白い人間になったのは、他人の考えや行動、服装、発言に食い尽くされなくなったからです」
「自分自身の思考のための空間がたくさんできて、新しい趣味ができ、新しい本を読み、記事を読んでいます」
常に追い続けなければならないSNSのトレンドに振り回されたり、ライフスタイルが影響を受けたりすることがなくなると、短期間で自分とは何かという感覚が強くなっていったという。
「自分がそうなりつつある人間こそが、そうあるべき自分だと分かって目が覚める思いでした」
もう一つの気づきは、取り戻した自由な時間の多さだった。今はその自由な時間を、自身の成長のための現実の趣味や活動に費やすことができる。
「突然たくさんの時間ができました。自分にはこんなに時間があったなんて知りもしなかった。とても生産的で、とても自由です」
「人生がスクロールの中に埋没してしまうことがなくなりました」
特に大きく心を動かされたのは、心の健康にのしかかっていたSNSの重さに気付いた時だった。
「自分を人と比べるのはやめました。もう一つ学んだのは、自分の感情と向き合わなければならないということです」
「自分をドーパミン浸けにしてSNSで感じる痛みをかわすことは、もうできません。不快感と向き合うことを学ばなければなりません」
ヴァンさんはそれで強くなり、感情的な回復力が増し、初めて本当の意味で自分の心の中の平和がかなったと振り返る。
「頭脳で緑を感じました。平和の森でした」
人間関係も改善した。「現実の中に降り立つと、今までとは違う自分になって、そこにいる感が強くなり、もっと耳を傾けるようになります」
2021年以前はスマートフォンを見て過ごす時間が多く、インフルエンサーやセレブやフォローし続けていた古い友人を相手に、一方方向の社会的関係を築いていたという。
当時はそうしたバーチャルな関係が有意義で重要だと考えていた。そこから退いて、そうした関係が実はどうでもよかったこと、必要なのは日常の現実の中で出会う人々について知っておくことだけだったと気づくまでは。
その気づきにハッとさせられると同時に、解放された思いだったという。
TikTokの反響の大きさには、SNSに戻って間もなかったこともあり、驚いたとヴァンさんは話す。
「SNSに戻ってアカウントを作ったばかりだったので、こんなに話題になったことに驚いた」とヴァンさんは言い、「でもとても勇気づけられた」と言い添えた。
「私の言葉が共感を呼び、物事がよく見えるようになってホッとしてもらえればうれしい」
ヴァンさんはこうした反響に励まされ、今後も感情に正直で心のこもったコンテンツをTikTokで作り続けたいと話す。
「自分の声を使って��に響くコンテンツを作り続けられたらと思う。この体験は、自分独特の物の見方を共有し続ける励みになっている」
(翻訳:鈴木聖子)
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