#zeppツアーしたい
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p2harmony · 10 months ago
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日本のみんなありがとうございます! Zeppツアー本当に楽しかった! 日本でダンス踊れて最高だし,今日の横浜のZeppは特にやばかったよ! みんな幸せな一日になってくれると嬉しいです!これからの活動や色々期待してて待っててね!⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ
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2015mai24 · 1 year ago
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【��談 #4】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>と確かな関係性「“株式会社ヴィジュアル系”で言ったら社長クラス」
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MUCCとNIGHTMAREが8月、東名阪ツーマンツアー<悪夢69>を開催する。同ツーマンツアーは8月17日のZepp Nagoyaを皮切りに、8月18日のZepp Osaka Bayside、ファイナルとなる8月24日のZepp Hanedaといった3会場をまわるもの。両者はこれまでにもイベント等で共演しているが、対バンは今回が初となる。
◆逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE) 画像
結成24年目のNIGHTMAREに対し、MUCCは27年目であり先輩にあたるが、メジャーデビューは両バンド共に2003年だ。ヴィジュアル系というジャンルで括れば同じフィールドではあるものの、音楽性の差異は大きいかもしれない。しかし、NIGHTMAREは仙台を中心とする宮城、MUCCは茨城という同郷メンバーから成り立つバンド、という共通点もある。
そもそもなぜこのタイミングでツーマンツアーを企画したのか? どのようなライブ内容になりそうなのか? 開幕に向けて両バンドの関係性、それぞれの現在地、このツアーに懸ける想いなどを紐解く全四回の対談連載第一弾は両バンドのヴォーカリスト逹瑯(MUCC) × YOMI(NIGHTMARE)、第二弾はギタリストのミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE)、第三弾はリズム隊のYUKKE(MUCC) × Ni~yaとRUKA(NIGHTMARE)対談をお届けした。そして最終回となる今回は、ツーマン<悪夢69>の首謀者ともいえる逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)だ。気心の知れた両者のトークセッションは終始笑いが止まらない。「うちらはたぶん、会社で言ったら社長クラスだと思う」といった深い話も飛び出す多面的な対談となった。
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▲<NIGHTMARE × MUCC「悪夢69」>
   ◆   ◆   ◆
■もう20年近くですね ■フランクに話できる唯一の先輩なんで
──8月に<NIGHTMARE×MUCC ツーマンツアー『悪夢69』>を東名阪で開催します。もともと言い出しっぺは誰なんですか?
柩:逹瑯さんです。
逹瑯:そう、俺です。
──MUCCは現在、結成25周年イヤーを掲げたワンマンツアーで忙しくしています。その最中にツーマンツアーを企画したのは、どういう理由からですか?
逹瑯:去年ぐらいだっけ、話したのは?
柩:タッツー(逹瑯)から急に連絡がきた感じで。今、LINEを見返してみたら、タッツーから「ツーマンできないかね?」って連絡来たのは、去年5月23日でした。
逹瑯:1年ちょい前ぐらいか。
柩:だから実現するまでに時間はけっこう掛かってます。
逹瑯:でもタイミングはいつでもよかったんだよね。早くできるんだったら早くでもいいし、うちの周年ツアーやライヴが終わって時間が空いたときでもよかった。お互いのタイミングが合って、ライヴできる会場が取れるときみたいな感じで。
──つまり逹瑯さんとしては、是が非でもやりたかったツーマン��ったんですか?
逹瑯:まず、楽しいことが好きなんで。おもしろそうじゃないですか、NIGHTMAREとのツーマンは。こっちがおもしろそうだと思ったというのもあるけど、ファンのみんなも、おもしろそうだと思ってくれそうだなと。そっちのほうが大きかった。
柩:過去にイベントでMUCCと一緒になったことはあるんですけど、ツーマンはなかったんで。しかも若いときからめっちゃカッコいいなと思っていたバンドで、そのMUCCとツーマンできるのは、俺も嬉しかったですね。
──「若いとき」ってMUCCのことを初めて知ったのは、いつぐらいだったんですか?
柩:10代でしたね。17〜18歳ぐらい。だからMUCCもかなり初期のころ。
逹瑯:1stアルバムぐらいのときかね?
柩:そう。1stミニアルバム『アンティーク』(1999年発表)とかのころ。“このMUCCというバンドは、絶対に変な人たちなんだろうな”って勝手に思ってた(笑)。いわゆるヴィジュアル系でもないなって印象は当時からあって。
逹瑯:それを言ったらさ、俺が柩と初めて会ったとき、柩は猫目の全眼カラコンしていたからね。もう、コイツは普通のヤツじゃないだろうなって思った(笑)。
柩:いやいや、勘弁してください。『アンティーク』のころのMUCCって、メンバー写真もモノクロで、メンバー全員のメイクも統一されているような、見るからに暗い雰囲気もあって。明らかに普通じゃなかった(笑)。
──普通じゃないのは、お互い様という。
逹瑯:いや、でもどのバンドもそうでしょう。普通のことをしたい人は、まずバンドやらないからね。
柩:確かに。特にこのジャンルは。
逹瑯:みんな普通じゃないものを好きになって、それでヴィジュアル系のバンドを始める感じだったから。
──はみ出してこそカッコいいところがありますからね。
逹瑯:俺らは高校生のころからそうだったけど、“みんなと違うことをやってるほうが目立つ”と思っていたんですよ。だから“今、なにが流行っているんだろう?”ってのを知ったうえで、それとは違うことをやりつつ、上手に採り入れるというのが、一番の正解だと思ってたんですよ、目立つという意味ではね。あと、自分にできることや得意なことってのを、ちゃんと分かっていた…という意味では、柩もそんな感じだったよね?
柩:他の人とかぶりたくないなってのはありましたね。俺の場合、身近な人とも、それこそメンバーともかぶりたくなかったし。
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▲逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)
──柩さんはピアスを顔中に付けているじゃないですか。それも普通じゃない、というスタンスからだったんですか?
柩:ああ、かもしれない。
逹瑯:いや、オマエはドMだからでしょ(笑)?
柩:違う違う(笑)。
逹瑯:自傷行為の延長じゃないの? メンヘラでしょ(笑)?
柩:やめろって、その言い方は、違うっつうの(笑)。言い方がおかしいだろ。普通じゃないっていうか、ちょっとした変身願望から来ているかもしれないですね。
逹瑯:ああ、変態願望?
柩:変身! ヘ・ン・シ・ンだっていうの!!
逹瑯:あははは!
柩:やっぱり他とは違うこと、普通じゃないことって考えていったら、結果、こうなっていったんですよね。
──ピアスやタトゥーなど、最初は覚悟とか勇気も必要だったんですか?
柩:う〜ん、最初は勢いでしたね。15歳ぐらいからピアスを開け始めたんで。
逹瑯:最初は耳でしょ?
柩:耳だったかな…いや、違うわ。最初が口だ。
逹瑯:えっ!? 耳じゃねえんだ?
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▲<V系って知ってる?>2022年12月27日@日本武道館【BUCK-TICK Respect Session】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)
──最初から普通じゃない。やっぱり変態ってことですか(笑)。
柩:その言い方しないで(笑)。で、2つ目が耳だったかな。
逹瑯:ファーストタトゥーは?
柩:タトゥーは腕というか、肩のあたりに。
逹瑯:どんな絵が入ってんの?
柩:普通のやつ。
逹瑯:普通の��トゥーってなんだよ(笑)? よく分かんねえって。
柩:龍。
逹瑯:おお、ドラゴンね。なんで龍にしたん? 一発目だからたぶん、すげぇ慎重になったと思うんだけど。
柩:最初にタトゥー雑誌とかカタログとかを見てたら、東京の彫師さんのカッコいい龍が載っていて。それがいいなと思ったので、その彫師さんのスタジオに行って入れてもらったんです。
逹瑯:やっぱり彫師さんによって、彫りの上手い下手もあるんだろうけど、絵の上手い下手もあるんでしょ?
柩:あるし、色のぼかし方にクセみたいなのもあるし。
逹瑯:気に入ってないタトゥーはないの?
柩:ない!
逹瑯:スゲーな。
──タトゥーは意味を持って入れる人も多いじゃないですか。
柩:自分への戒めという意味を込めて入れる人もいますね。俺も、ラクガキみたいに入れたものもあれば、そういう思いを持って入れたものもあるし。
逹瑯:戒め? そうか。じゃあ、前に酔っぱらって周りのみんなに迷惑を掛けた、その自分への戒めで入れたタトゥーというのは、どれ(笑)?
柩:そんなタトゥーないって。それに、その話はやめろ(笑)! 書けないやつだから。
──詳細が気になる。でも余計なこともいろいろ知ってそうなぐらい仲がいいんですね(笑)。
逹瑯:まあ、普通に遊び仲間だから。
柩:もう20年近く。フランクに話ができる唯一の先輩なんで、タッツーが。 ■みんなすげーことをやってきたんだなって ■自分で歌い始めて思ったから
──NIGHTMAREが一時活動を止めたときとか、ソロプロジェクトGREMLINSをスタートさせたときなど、逹瑯さんに相談もしたんですか?
柩:いや、俺からはなくて。タッツーから後で「あれはどうだったの?」とか聞いてもらうことはありましたね。
逹瑯:「自分で歌ってみてどうだったの?」とか。それぐらいの話で。
柩:やっぱ難しいですよね、歌って。上手い下手だけではどうにもならないってのが、露骨に出るパートかなと。
逹瑯:物理的に、出ねえ声は出ねえからな。
柩:そうそう。
逹瑯:ギタリスト的に言うなら、「ギター1本でなんとかしろ」って言われてる感じじゃん?
柩:そう、エフェクターもなしでね。
逹瑯:エフェクターはギリ使ってもいいけど、このギターしか弾いちゃダメだ、みたいなさ。このギターとこのアンプとこのキャビしか使っちゃいけませんって言われてる感じ。
柩:それでも、いかに表現するかっていう。やろうとしたら、やっぱすげぇ難しい。YOMIに対しても、他のバンドのボーカリストに対しても、みんなすげーことをやってきたんだなって、自分で歌い始めて思ったから。
逹瑯:しかも自分で選んで買った好きなギターじゃなくて、ずっと前から家にあったギターしか使っちゃダメだよって言われてる感じで(笑)。
柩:そうそう(笑)。理想と現実をまず思い知らされて、それでもいかに表現をしていくかって。
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▲逹瑯(MUCC)
──歌うということでは、逹瑯さんのここ数年の成長ぶりは、ライヴを観るたびに感激するんですよ。2022年からソロワークスを本格スタートさせたのも、いい効果につながっているんですか?
逹瑯:それで言うと、SATOちが抜けたタイミングで、いろいろ時間もできたので、根本的なところから見直したんですよ。まず環境を整えたかな、歌いやすい環境を。良くも悪くも、MUCC全体がスポ根みたいな感じというか、“できない理由は自分にあるんじゃないか”って思ってしまう人種の集まりで(笑)。環境を整えようって考える前に、自分に問題があるんだろって感じの脳みそを持ってる人ばかりで。SATOち脱退後にサポートドラムを入れて練習する時間が多くなったとき、まず歌う環境を見直して、歌いやすい状況を作っていく時間もあったんですよ。だから、その過程で気づきがたくさんあったかな。
──そういう経験をした逹瑯さんから、ソロではボーカルも兼任する柩さんにアドバイスもありますか?
逹瑯:GREMLINSは結成してから何年経った?
柩:今年で10年。でも全然やってない時期もあったから。ライヴはトータルで50本ぐらいかな。音源はアルバム2枚、ミニアルバム1枚、あとシングルが3〜4枚。今日もさっきまでGREMLINSのリハで歌ってて。この対談が終わってからもまた歌うんですけど、リハのときから大変な思いをしてます(笑)。
逹瑯:GREMLINSでは、全曲でギターとボーカルを?
柩:ギターはAメロだけ美月(G / TheTHIRTEEN, Sadie)が弾くとかもあるけど、ギターソロとかは基本俺が全曲で弾いてるんで。
逹瑯:そりゃ大変だわ。歌ってないところではずっとギターを弾いてるんでしょう?
柩:そう。あとサビでは、歌いながら弾いているんで。
逹瑯:そうなると水分補給する時間も隙間もないでしょ?
柩:曲の途中にはないよ。曲と曲の合間しかない。
逹瑯:そりゃキツいな。楽器をやっている人は、曲の途中にノドを湿らせるっていう考えがないんだよね。ボーカリストは、曲の途中でノドを湿らせて、一度仕切り直すってのが、実はけっこう大事だから。
柩:あっ、それやってないかも。タッツーの助言を聞いて、この後のリハ中はノドを潤します。
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▲柩(NIGHTMARE)
──歌の表現とか声の表情という面で、“こうすればいいかも”というアドバイスもあります?
逹瑯:それは好みとか歌のスタイルにもよるでしょう。K-POPとかR&Bとかが好きな人、泥臭いフォークソングが好きな人、ハードロックが好きな人、ミクスチャーが好きな人とか。それぞれによって歌い方も目指すスタイルも違うから。どのスタイルで、どういうボーカリストに憧れているかによっても、表現とか表情の付け方も違ってくると思うな。
柩:ちなみにタッツーは、細かいピッチとか気にしながら歌ってる感じ? それとも、そういうのはわりと自由にフィーリングのままで?
逹瑯:ピッチは気にするよ。今、自分がどのピッチで歌っていて、どういう声を出しているんだろうってのが、すごく分かるようなモニターの作り方を頑張ってる。自分が今、どれぐらいの声量で、どんな声を出しているのかが分からないと、それってそのまま歌のニュアンスに直結していくからさ。モニター環境も含めて、けっこう細かく煮詰めているかも。
柩:そんなところまで? 器用な人じゃないとできないパートだなって改めて思う、ボーカルは。
逹瑯:うん、そうだと思う。しかもライヴって、演奏して歌っていればいいってだけではないからさ。今、ライヴ全体がどん���空気感だとか、どういうふうに次の曲へつないでいこうとか、それはボーカルが考えなくちゃいけないから。ここで煽りを一発入れて、盛り上がったところで次だなとか。
柩:ライヴ全体を引っ張っていくというか。
逹瑯:そうそう。だから曲に没頭しつつも、どこかひとつ冷静になって、ライヴ全体の状況や空気感を見ていないとダメかもな。
柩:そこがすごいんだよな。俺、いっぱいいっぱいになるんだよ。
逹瑯:実際、難しいと思うよ。YOMIもアホなようでいて、ちゃんとやってるもんね(笑)。
柩:いや、アホだけどね(笑)。「アホなようで」ではなくて、YOMIはアホだけどやってる。この間、タッツーと飲んでいるときにもちらっと言ったんだけど、「いつかタッツーのソロとGREMLINSで一緒になにかやれたらな」って。
逹瑯:そうそう、やりたいよね。おもしろそうだから。
柩:俺も勉強になるし、絶対に。
逹瑯:勉強とかしないだろ、オマエは(笑)。
柩:いや、こう見えてすぐに刺激を受けるタイプだから、俺は(笑)。
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▲<V系って知ってる?>2022年12月27日@日本武道館【BUCK-TICK Respect Session】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)
──お互いに受ける刺激があるでしょうし。
逹瑯:NIGHTMAREとMUCCの対バンもさ、一回だけで終わらせずに、何回もやりたいよね。今回の対バンに合わせて、こういう対談で、俺と柩以外のメンバーも仲良くなっているじゃん?
柩:そうそう。RUKAさんもYUKKEさんとの対談でけっこうしゃべったみたいで。
逹瑯:RUKA君なんて、そもそも強めに引っ張り出さないと出てこないからね。
──今までは、2バンドの全員がワチャワチャ仲いいって感じでもなかったんですか?
柩:今までは個々で仲がいい、という感じでした。俺とタッツーが一番面識ある感じだったかな。
逹瑯:柩とNi〜yaとはちょこちょこ会ったりしていたけど、意外とYOMIとは遊ばなかったもんね。昔、アイジさん(LM.C)と飲むこともたまにあったから、そのへんのつながりで咲人と飲んだことがあった程度かな。RUKA君とは全然遊んだことないな。街中で偶然会って話すことがあったぐらいで。
柩:そっちのほうがレアケースだけどな(笑)。
逹瑯:「今、あそこにいました?」って突然LINEに連絡が来て、「おおっ、確かにいたよ」って(笑)。でも、結局本人とは出会わずで、どういうこと?みたいなこともあったり(笑)。
──全員がグッと急接近して絡むツーマンツアーだから、楽屋もそうだし、ステージ上でも刺激的なことしか起こらないでしょうね。
逹瑯:絶対に起こる。この前、2バンド全体の生配信番組の雑談からの流れで、ツーマンライヴのセッション企画にRUKA君が参加することになってね。RUKA君をセッションに引っ張り出せただけでも、すでにすごいと思ってる(笑)。
柩:確かに(笑)。RUKAさんは、みんなでワイワイやらなそうな人だから。それを引っ張り出したタッツーはすげえな、と横で見てて思ってたから(笑)。
逹瑯:しかも、すげえ自然な会話の流れのままセッション企画に引っ張り出すというね。
柩:さすが、全体をコントロールするボーカリスト=逹瑯だなって(笑)。やるなーと。
逹瑯:ツーマンツアーがスタートする前から、楽しそうなライヴになりそうって感じでしょ。
柩:NIGHTMAREのファンも嬉しいと思います。あんまり見たことのないRUKAさんの姿を目撃できることになるから。引っ張り出したタッツーに対して、NIGHTMAREのファンみんな、すごく感謝すると思います。
逹瑯:それは嬉しい。それにRUKA君の笑顔を取り戻してあげないと。
柩:いやいや、笑顔はあるよ(笑)。笑顔がない人ってことじゃないから。
■SATOちを知らないお客さんを ■もっと増やさなきゃいけない
──NIGHTMAREもMUCCも、20年以上の活動の歴史を積み重ねています。それぞれの現在の立ち位置から過去の自分たちを振り返ると、どう映りますか?
逹瑯:柩ってNIGHTMAREの前にバンドやってたの?
柩:ちゃんとしたバンド活動はやってない。
逹瑯:初バンドか。じゃあ俺と一緒だね。
柩:でも、セッション的にコピーバンドみたいなのはやったことあるけどね。
逹瑯:オリジナル曲をやるバンドは、NIGHTMAREが初めてでしょう? 俺もMUCCが初めてだから。ミヤさんはその前にバンドやっていて、YUKKEさんもちょこっとセッションバンド的なことをやってた。SATOちも前のバンドあったし。それで質問の答えだけど、この間、ボーッと振り返るような時間があったんですよ。バンドをやっていないプライベートの友達とか同じ歳の地元の仲間とかって、社会的にけっこう偉い立場や役職に就いてたりするんですよね。で、ヴィジュアル系バンド全体を一個の会社として考えたら、我々の役職はなんだろう?ってさ(笑)。
柩:すごい考え方するな。
逹瑯:いろんなパターンを考えていったとき、うちらはたぶん、会社で言ったら社長クラスだと思うよ。
柩:えっ!? うちら社長なの?
逹瑯:いやいや、先輩方はいっぱいいるんだよ。だけど、あの人たちは会社で言ったら会長クラスだから。たぶん我々世代が“株式会社ヴィジュアル系”で言ったら、いろんなところの支社長とか社長クラスなんだよ。
柩:まじ!? そんな話をされるとちょっと責任感が……(笑)。
逹瑯:ちょっと姿勢が変わってくるよね(笑)。
柩:うん、変わってくる。好き勝手やってるのもどうなのかな?って話になるし、でも好き勝手やりたいし。
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▲MUCC
逹瑯:そう。でも業界全体で考えたら、我々は社長クラス��なってる世代だし、意識してそうなっていなきゃいけないんだろうなって。そう考えたら、けっこう痺れたよー(笑)。
柩:そっかー、たしかに世代的にはそうかもな。自分たちがバンドを始めたころ、今の俺らの年齢の人たちって、すごい年上の方々、という印象だったもんね。
逹瑯:うちらがバンド活動をかじるか、かじらないかぐらいの10代のころに、第一線ですでにバカ売れしていた先輩たちは、ヴィジュアル系会社を設立した人たちだよ。会社の創設者ってことだね。それから何年も経って、我々は今、もう何代目って感じだろうけどさ。そういう立ち位置になってくると、今度は下の世代に対して、会社をよりいい状態にしていかなきゃいけないじゃん。
柩:そうだね。次の世代へ受け継いでいってもらうために。
逹瑯:そうそう。そうなっていくことが、我々世代が会長クラスとかになったときの住みやすさにもつながっていくからさ(笑)。
柩:あははは。すごいこと言うね(笑)。
逹瑯:だから自分たちのことばかり考えていてもいられねえんだろうなって。
柩:そうだよね。俺ら世代が刺激していかなきゃいけない。
逹瑯:そういう意味で言うと、NIGHTMAREとMUCCのツーマンツアーは、そういうことのひとつの要因になったらいいな、とは思うよ。
柩:確かに。直接的な後輩バンドたちもそうだけど、面識のないバンドマンとかにも観に来てもらいたいな。特に年下の頑張っているバンドマンたちに。
──単なるツーマンツアーではなく、シーン全体を活性化させるツアーにするという意気込みですか?
逹瑯:うん、そうなったらいい。
柩:ファンも、もうお母さんになっている世代が多いので、ライヴ離れしていった人たちもやっぱりいて。
逹瑯:子育てに忙しくて、ライヴに来れないって方もやっぱり多いからね。
柩:子育てしつつ仕事もしつつ、日々忙しくて、仕方なくライヴから離れてしまった方々がね。でも今回のツーマンツアーだけはちょっと観てみたいって、そういう方々も刺激したいですよね。青春を思い出してもらいたい。我々が活動をスタートさせたころにライヴハウスに来てくれてた高校生とかが、あの当時の気持ちになれるように。
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▲NIGHTMARE
──でもMUCCもNIGHTMAREも、ライヴにけっこう若い世代もいますよね? この前、MUCCの野音ワンマンに行ったら、周りは若い子ばっかりで熱かったですから。
逹瑯:いいですね。ここ最近、ずっと思っていることがあるんですよ。全体の活性化もそうだけど、俺が今MUCCに関して思っていることを言うと、“SATOちさんのいた時代のMUCCを観てみたかった”という世代をもっと増やさなきゃいけないと思っていて。SATOちを知らないお客さんが増えないと。
柩:それだけ若い世代が来てるっていうことか。
逹瑯:そうそう。「SATOちがいなくて寂しい」って言ってる方ばかりでは、まだ新しい世代に向けてアピールできていないなって。今、MUCCの現場を手伝ってくれる若いスタッフが2人いるんだけど、彼らはSATOちの時代を知らないからさ。“今、一緒にものを作っているスタッフの中に、SATOちを知らない若い子がいるのか。すごいな”と思ってさ。
柩:SATOちさんって何年前でしたっけ?
逹瑯:えっ、死んだの(笑)?
柩:死んでないし(笑)。なんでSATOちさんを殺すの。
逹瑯:今、SATOちはムキムキだからね(笑)。
──パーソナルトレーナーとして生命力に溢れる体つきですから。
逹瑯:ほんとにそう。SATOちが脱退したのは、もう2年ちょい前か。
柩:衝撃だったもん、脱退。めっちゃ寂しい、と思って。
逹瑯:NIGHTMAREはそういう時期なかったの? 例えば誰かがしんどそうだな、とか。柩はしんどいと思ってた時期ないの? NIGHTMAREがバーンと売れ出したたとき、スケジュール的にもしんどかったとか。
柩:確かにしんどかったけど、“これが当たり前で、こういうもんだ”と思ってやっていたからね。俺は飼い慣らされてた(笑)。
逹瑯:よく言うよ(笑)。そのへんはメンバーみんなの地元が一緒というのもデカいかもね。
柩:そうそう。MUCCもメンバー全員、地元が一緒でしょ。地元が一緒で、みんなでこっちに出てきたっていう絆的なものがあるよね。
逹瑯:NIGHTMAREのメンバーは、通ってた学校も一緒なの?
柩:いや、別。俺とRUKAさんとは同じ高校だったけど、通っていた時期はかぶってないよ。
逹瑯:3つぐらい違うの?
柩:ううん、2つだけど…かぶってないってこと(笑)。
逹瑯:ああ、学校を辞めてるってことだね。で、どっちが?
柩:そこまで言わせるのか…どっちもだよ(笑)!
逹瑯:本来ならかぶってたはずなのに、やめてたからかぶらずと(笑)。で、高校を?
柩:中学を辞めるって無理でしょ(笑)。そんなの茨城でも無理でしょ。
逹瑯:高校が別なのに、よくRUKAさん以外は同じ歳のメンバーが集まったよね。
柩:友達を通して、それぞれ知り合っていったんだよね。
逹瑯:地元が一緒だと、メンバー間でバンド以外の共通項も持ってるわけじゃん。それがすごくいいなと思う、やってて。
柩:昔話も普通にできるから。
逹瑯:そう。昔からのツレが、メンバー間で一緒だったりするし。
柩:それで言うと、俺からしたらタッツーは先輩だけど、10代からの知り合いだし、地元のツレに近いものを勝手に感じている。
逹瑯:MUCCが仙台に行き始めたのも早かったしな。
柩:そう。昔からタッツーはあんま変わんないもん。ズケズケとモノを言う感じとか(笑)。
■一緒にものを作っていくときに ■ひとつのムーブメントって生まれる
──そういう近しい間柄だと、たとえば、ちょっとした行き詰まりを感じたり悩んだりしたとき、少し話しただけで力の出る言葉を掛けてくれたりとか?
柩:うん、まさにそう。
逹瑯:でも、柩はあまり悩むことなさそうだよな。
柩:いや、あるよ。なに、その勝手な決めつけは(笑)。
逹瑯:自分で解決してそうだから。
柩:ああ。いや、けっこう悩んだり、ストレス溜まったりするタイプなんだよ。
逹瑯:ほんと? いろんなタイプがいるじゃん。DEZERTのSORAとかアルルカンの暁とかは、一生悩んでそうなタイプじゃん。
柩:ああ。俺はそういう感じでもないかな。
逹瑯:人種的にそうじゃないじゃん。あと、メリーのガラは悩んでるとかじゃなくて、誰かに愚痴を聞いてほしいだけだからさ。悩みとかじゃなくて、ただぼやきたいだけでさ、一生(笑)。
柩:ひどいな、言ってることが(笑)。ガラさんはめちゃくちゃ優しいよ。
逹瑯:俺は悩み事がないわけじゃないけど、人に話して解決するような感じでもねえし。
柩:タッツーは人からアドバイスもらって悩みを解決するような人じゃない気がするな。
逹瑯:うん、人に話して解決するようなことだったら、自分で解決できるし。自分で解決できるんだったら、人に話したところで解決できない感じ。
柩:分かる。俺は溜め込んじゃう時期があるんだよな。
逹瑯:俺は溜め込まないんだよ。忘れちゃうんだよね(笑)。とりあえず目に付かないところに置いとくと、そのまま忘れちゃう。で、賞味期限が切れてる。もう、いいかって。
柩:その考え方、ちょっといいかもしれない。
──逹瑯さんは常に前向きだってことですね。
柩:うん。前向きなほうがいいですよ、基本的には。
逹瑯:それに、たいがいのことは時間が経てば解決しているからね。だってさ、20代のころに抱えていたような悩みは、今となってはどうでもよくない(笑)? それって時間が経てば解決したってことでさ。
柩:どうでもいいし、当時の悩みも覚えてないもん。
逹瑯:でしょ? そんなもんなんだよ。その程度の悩みしかない人生を送れているのは、幸せなことだよね。
柩:確かに。いろんな事情があって、ずーっと同じ悩みを抱えている人もいるから。
逹瑯:我々は好きなことやれているし、少数精鋭のクリエイティヴなスタッフに囲まれ���いるから、まず、職場の人間関係で悩むことがほぼないじゃん。たいがいの人の悩みって、職場の人間関係だったりするでしょう。そこに関して我々は経験したことがないから、なんの助言もできないよね。相談されても綺麗事しか言えないと思う。
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──“株式会社ヴィジュアル系”の社長として、これから若いバンドマンたちに頼りにされる場面も多くなりそうですよ。
逹瑯:むしろ、うちらが力を貸してほしい気がしてるんだよね。“なにかイベントやろうぜ” “フェスやろうぜ”ってときに、“出てくれ”とか“一緒にやってくれ”とかさ。誘われるほうも出させてもらったというよりも、一緒に作りましょうってスタンスのほうが、絶対に楽しいよ。
柩:変な遠慮はしないでくれっていう。
逹瑯:うん。一緒にものを作っていくときに、ひとつのムーブメントって生まれると思う。それは一人の力ではどうにもならないからさ。ムーブメントを作っていくとき、力を合わせるのが必要だと思う。
柩:タッツー主導でフェスやってよ。
逹瑯:やりたいと思うんだけど、やるんだったら、継続して毎年もやらないと意味がないと思ってるんだよね。一発で終わっちゃったら、ただのイベントだから。継続して毎年やることで、ひとつの文化やコミュニティになっていくわけじゃん。だからやるとなったとき、相当な覚悟が必要だと思ってる。
柩:MUCCがやるときは呼んでほしいです。
逹瑯:絶対に呼ぶんじゃないかな、うん。
柩:うちのボーカルの弟のバンドとかも。
逹瑯:YOMIの弟…?
柩:YOMIの弟が、仙台貨物ってバンドをやってるんで。
逹瑯:あっ、あれ弟なんだ!? 俺は同じ人かと思ってた(笑)。
柩:いや、別人です!
逹瑯:じゃあ、スリーマンしよう(笑)。MUCCがトップバッターやるから。
柩:その順番はどうなの(笑)? 仙台貨物とNIGHTMAREが続いちゃうんだよね。ちょっといろいろ相談をしないといけないかも(笑)。
──仙台貨物のフルフェイスさんにも話を通さないとマズいですよね、きっと(笑)。
柩:あ、ギターの人ですか? 僕は全く面識ないんですけどね(笑)。
逹瑯:あ、そう来る(笑)? メンバーさんに“本当はこんなバンドやりたくないんだよな”と思ってる人はいないんかね?
柩:いや〜、いないんじゃないかな。まっ、そういう時期もあったかもしれないけど(笑)。
逹瑯:俺、ずっとベースの人はオウチンチン(王珍々)…おちんちんかと思ってた。そしたらワン・チェンチェンなんだよな。
柩:ああ、そうらしいですね。俺もちょっとあんまり詳しくないんで(笑)。株式会社ヴィジュアル系の話に戻るけど、社長という立場にいるって自覚しなきゃいけないのであれば、俺らも今後はイベントとかいろいろやっていきたいし。
逹瑯:いや〜、でもNIGHTMAREは友達が少ねぇからな。
柩:だからそれ言うの、やめてもらっていい(笑)? 俺ら田舎から出てきてますから。
逹瑯:いや、うちらも田舎から出てきてんだよ(笑)。
柩:でも茨城のほうが東京に近いし。
逹瑯:若干ね(笑)。ところで普段、なにして遊んでんの?
柩:遊ぶ……たとえば2週間ぐらい休みがあったら、夏ならダイビングとか。沖縄はやっぱ綺麗。
逹瑯:本島より離島がいいんでしょう? 沖縄のバンドマンに言わせると、「沖縄本島はこれでも汚くなったんですよ」ってことだからね。全然綺麗���のに。
柩:すごく綺麗だよね。あとサクッとダイビングに行くときは伊豆とか。
逹瑯:大島とか新島とか、あっちのほうも良さそうだよね。俺、今年は秋口ぐらいにキャンプに手を出してみようかと思ってて。
柩:ちょっとそれ、俺も行きたい! 去年、初めて行ったんだけど。
逹瑯:テントとか持ってんの?
柩:寝るときはバンガローだった。
逹瑯:それキャンプじゃねえーし! バカ野郎!! 自分で建てろ、寝るところは。テントと寝袋だよ。だから、ちょっとずつキャンプ用品を揃えていこうと思ってて。
柩:行くなら9月?
逹瑯:10月後半ぐらいから狙えたらなと思ってる。
──ツーマンツアーの打ち上げは、キャンプ場に決まった感じですか?
柩:しますか、2人打ち上げをキャンプ場で(笑)。
逹瑯:キャンプ部結成だな。YUKKEさんが部長で。
柩:あっ、それ最高です。
──最高なキャンプの前に、大事なのがツーマンツアーですよ。
柩:そうですよね。ステージ上だけじゃなくて、フロアのみんなも、我々と同じようにテンション上げて盛り上がってほしいですね。別々のバンドのファンの子が一ヵ所に集まるわけだけど、ギクシャクしないでほしいっていうか(笑)。仲良く盛り上がってほしい。
逹瑯:そこに関してはうちらよりフロアのほうが慣れてるでしょう。ファンのみんなは、いろんなライヴに行ってるだろうから、経験値も高いよ。
──そんなオーディエンスのみなさんに、最後に言葉をいただけたらと思います。
逹瑯:なんも深く考えずに、遊びに来て楽しんでもらうだけでいいので。いい意味でライトな気持ちで遊びに来てもらえばいいと思っています。
柩:構えないで来てほしいね。お互いのバンドの曲は、事前にある程度は聴いてきてほしいですけど。
逹瑯:ある程度? 難しいよ、300曲以上はあるからね(笑)。
柩:じゃあ、ちょこっとでも、最新曲とかだけでも(笑)。まあ、夏の思い出を作るぐらいに、夏祭りに行くような感じで来てもらえればなと思います。自分も構えるというよりは、ライヴ当日を楽しく迎えたいと思ってます。
取材・文◎長谷川幸信 撮影◎冨田味我(MUCC LIVE)/菅沼剛弘(NIGHTMARE LIVE)
13.08.2023 quelle: barks.jp
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prostrayer · 2 years ago
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9/23きのうのにっき 前半は記憶がない 思い出したジョンウィックパラベラムを観てた
zepp shinjukuに初めて行った。ドリンク代がSuica決済で楽だった。Ayumu Imazuのワンマンツアーファイナルをみた。歌上手いし曲もダンスも最高だしわりとスペースゆったりだったから曲に合わせてこっちも体揺らしていいダンスには歓声あげてめっちゃ音楽になった夜だった。グッズの本人デザインTシャツもパーカーもめちゃくちゃかわいいから見ていいよ。次のツアーも行きたいぜ。
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azure-aoi · 11 days ago
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天才作編曲家・宮野弦士Works -ログっ子向け入門編-
※前置きが長いので、筆者のオススメ曲を知りたい方はスクロールし、「続きを読む」をクリックしてください
2025年6月15日、DIALOGUE+のライブハウスツアー「カクノゴトキロックンロール!」神奈川公演のアンコールで突如発表された、NEW EP「PENTA+LOGUE」。
◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥  𝐃𝐈𝐀𝐋𝐎𝐆𝐔𝐄+ 𝐍𝐞𝐰 𝐄𝐏   𝐏𝐄𝐍𝐓𝐀+𝐋𝐎𝐆𝐔𝐄    𝟐𝟎𝟐𝟓.𝟗.𝟏𝟕 𝐎𝐔𝐓 ◣__________◢ <Composer> 玉屋2060%(Wienners) 宮野弦士 清 竜人 じん 田淵智也 <Arranger> 半田 翼 Akki R・O・Nhttps://t.co/16Dzl6mUfR#ダイアローグ pic.twitter.com/6tsFRlKr57
— DIALOGUE+公式 @6/15ツアファイ@KT Zepp Yokohama🎤 (@DIALOGUE_staff) June 15, 2025
同日深夜に行われた打ち上げイベントでの田淵智也・総合Pの発言も参照するに、「声優音楽に取り込み切れなかった、(特にアイドルシーンで)人気の作家陣を迎える」DIALOGUE+にとっても、田淵氏のキャリアにとっても新たな挑戦的EPであると筆者は受け取った。
個人的な思い入れになるが、この"超豪華作家陣"のなかで筆者が最も嬉しかったのが宮野弦士氏の起用だ。
筆者がアイドル楽曲を真剣に聴き始めた2017年当時、既に「フィロソフィーのダンス」などへの楽曲提供で、いわゆる「楽曲派オタク」の心を鷲掴みにしていた同氏。R&Bやファンク、日本のニューミュージックに慣れ親しんできた筆者の耳にもすぐに馴染み、以来氏が楽曲提供するアイドル現場に積極的に通うようになった。
※偉そうに書いていますが、どこにでもいるただの偏愛リスナーです
「PENTA+LOGUE」の話に戻る。
本作ではM2「ジントニック・ディスコ」という楽曲で宮野氏が作・編曲を担当するという。作詞の田淵氏との連名クレジットだけでご飯3杯はいけるほど既に興奮しているのだが、少なくとも筆者が認識している範囲内のDIALOGUE+ファン=ログっ子は、アイドル現場にも積極的に通っているという方が存外多くなく、この"超天才"同士のタッグにピンときていない方もいるのではないかと感じている。
そこで、DIALOGUE+の楽曲や、いわゆる声優音楽やア��ソンを普段よく聴いている方に向けて、宮野弦士氏の作品の中から「これは是非聴いておいてほしい」と思う楽曲をいくつか挙げていきたい。
1. RefLight / 石原夏織
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いきなり本記事執筆時点での未発曲を挙げて恐縮だが、声優アーティストのEP収録という「PENTA+LOGUE」と同じ体裁だったため、1曲目にさせてもらった (しかもM4に関してはDIALOGUE+バンドでキーボードを務める今井隼氏が編曲を担当されている、という関係性も)。
前2曲に続くDTM的アプローチを受け継ぎつつ、本作は有機的なベースやブラスがグルーブ感を醸していることがわかると思う。一聴するとミニマルな編成に思えるが、その中でここまでソウルフルに仕上げられるのは流石としか言いようがない。
また、ハイトーンボイスが活きる前2曲とは異なり、横ノリ系のやや落ち着いた歌声が染み渡るような楽曲。こうしたオーダーを引き受けるべき者として、当代一流の人気作家こそが宮野氏といえよう。
この曲が好きという方には寺嶋由芙「Last Cinderella」を併せてオススメしたい。
2. 幸せって書いて / 麻倉もも
4thAL「ChouChou」収録で、麻倉ももが主演を務めるドラマ「お願いメシ神さま」の主題歌として先行配信もされた楽曲。作曲は渡辺翔氏で、宮野氏は編曲で参加している。アキシブ系のようなオシャレなアレンジが最も堪能できるのは間奏部分。
3. だってMy Life もっとMy Choice / 鈴木みのり
3rdAL「fruitful spring」収録曲。イントロのカッティングギターを聴けば猫も杓子も忽ちノリノリになってしまうだろう。Bメロから爽快感のあるコード進行に移り、ブラスのキメでサビに入る。潮風を浴びながら、一直線に続く道を駆け抜けたい気持ちになるだろう。
こういった系統がお好きという方には、新潟の女性アイドル・DJのごいちーが歌う「週末メリーゴーランド」や、ますますキャッチーなサウンドのSAWA「高貴愛されスタンス」なども併せてオススメしたい。
4. TOKYO WATASHI COLLECTION / TiNgS
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コナミのメディアミックス作品「シャインポスト」のTVアニメ挿入歌。
一言で言うなら「本領発揮」ではないだろうか。このアップテンポさとグルーブ感…音圧マシマシにした「謎解きはキスのあとで」といってもいい。
ちなみに���ミリシタにも楽曲提供していたりする。こうなってくるとDIALOGUE+に1曲も提供楽曲がない方が不自然に思えてこないだろうか?
5. イッツ・マイ・ターン / フィロソフィーのダンス
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先に挙げた通り、声優アーティストへの楽曲提供を着実に増やす宮野氏。そのキャリアを積み上げていった一要素はアイドルシーンだったと言って差し支えないと思う。
当時20代半ばだった宮野氏。国内外問わず、幅広いジャンルと70-80年代の楽曲のエッセンスを引き出しに持ち、ガールズボーカルにギリ重ねられるくらいの超本格サウンド (いい意味で、です。歌手と作家双方をリスペクトした上での発言であることをご承知おきください) をアイドルシーンにぶつけてきたことのヤバさ、伝わるだろうか。
個人的には「はじめまして未来」「夏のクオリア」「ヒューリスティック・シティ」などがお気に入りのほか、品川ステラボールでの「ライブ・ライフ」は、アイドルのライブパフォーマンス史上最高の映像だと思っている。
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6. Dear My Star / MELLOW MELLOW
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「カクノゴトキロックンロール!」神奈川公演の同日、ひっそりと解散公演を終えた稀代のダンスポップユニット、MELLOW MELLOWの3rdSG。メジャーデビュー曲「マジックランデブー」が、筆者が宮野氏をはっきりと認知するきっかけになったため、解散は本当に惜しい。楽曲のオシャレさはもちろん、SENAを中心とするダンスの卓越さはDIALOGUE+にも通じる部分があるのではないだろうか。
余談だが、これも宮野氏の傑作「メインストリートは朝7時」のDANCE CLIP、SENAのダンスが圧巻なので是非ご覧いただきたい。
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7. トレンド・デレラ / さよならステイチューン
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本稿では令和的なアイドル楽曲ではどうなるか、という例について挙げていく。
さよならステイチューンへはMELLOW MELLOW同様、初期から数曲を提供し続けているが、ディアステージ系アイドルだけあって曲の装飾はこれまでと全く異なる。ただし、イントロから鳴り続ける天才的なリフ、間奏で転調2回など、爪は全く隠せていない模様。
印象的なリフといえば、直近では新潟発のアイドル・MEWCATUNEの「会おうよー!」が出色の出来なので、参考までにチェックしていただきたい。
8. ふれてゆれて / 宮野弦士
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ボーカルは花隈千冬。カワイイとカッティングをこよなく愛す音楽家たちによるコンピレーションに収録されているもので、他にはログっ子にはおなじみの瀬名航氏、Akki氏、星銀乃丈氏、さらには今回のツアーで披露された新曲を編曲したKijibato氏 (アフタートークのDJとしても活躍) も参加するアルバムなので、是非履修してほしい。
カッティング的目線での最大の聴きどころは、大サビ前の小林ファンキ風格氏とのギターアンサンブル。ギター、キーボード、ベースを演奏するマルチプレイヤーでもある宮野氏の類稀な才能がここでも光る。
ここまで観ていただければ、DIALOGUE+への楽曲提供がある程度の必然性を持って見えてくるのではないだろうか。しかし、田淵氏曰く宮野氏は「畏敬の念があり、敢えてこれまで接点を作らなかった人」のひとりだったそうなので、このタイミング、かつこの形での登板は個人的には跳び上がるほどに嬉しかった。
で、「���ントニック・ディスコ」は果たしてどのようなタイプの楽曲になりそうか?というと、曲名からしてダンサブルなのは間違いないとして、他の作曲陣の得意分野を除外すると4、5、6あたりの路線に落ち着くのではないだろうか?
個人的には、一昨年のフレンドファンファーレ埼玉公演を最後にワンマンライブで披露していない「プライベイト」と抱き合わせで披露されないかな、と願っている。
最後に、音楽ナタリーに掲載された「DIALOGUE+3」レビューの宮野氏寄稿文を引用して本記事を終えたいと思う。
「DIALOGUE+3」新曲レビュー 「凍てついて秒速」 [作詞:田淵智也 / 作曲・編曲:照井順政] クレジット情報を見る前にまず曲を聴いて、「あれ? これって……」と思ったのですが、やはり。笑 切り裂くように進んでいくスピード感、 複雑なアプローチの中にもどこか憂いや美しさを感じるハーモニー感覚。 そしてその構築された音の情景を引っ張っていく力強い歌詞。 聴いていてヒヤヒヤするような危うさが漂っています。 そして、こんな難曲でも真ん中にいてくれる歌のチカラというのはすごいです。 これを待ってたすべての人たちに届きますように……。 DIALOGUE+のお気に入り曲 「プライベイト」 (1stアルバム「DIALOGUE+1」収録曲) [作詞:大胡田なつき / 作曲・編曲:睦月周平] 個人的な好みとしても単純にこういうミッドテンポ・ファンクのグルーヴがほんとに大好きなんですが、 この曲は本当にメロディの運び、歌のニュアンスも含めて本当に秀逸ですね。正直やられました。 こういう曲調ってどうしても大人っぽくというかクールな方向になりがちだと思うんですが、 それよりも清々しさやスピード感があるのは、 きっとこのアンサンブルのソリッドさゆえなんでしょうね。ずるいです。 今からでも僕がつくったことにならないかな?
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koyonaku · 1 month ago
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僕が見たかった青空 初の全国ツアーファイナル公演『結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2』を「ABEMA PPV」にて6月15日(日)17時より独占生配信決定
(C) Ligareaz Management All rights reserved. 新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、人気アイドルグループ・僕が見たかった青空による『結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2』を2025年6月15日(日)17時より「ABEMA PPV(アベマ ペイパービュー)」にて独占生配信することを決定いたしました。また、本配信の視聴チケットを5月17日(土)18時より販売開始いたします。   このたび「ABEMA PPV」にて独占生配信が決定した『結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2』は、グループ結成2周年の記念日である6月15日(日)に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催される「僕が見たかった青空 全国ツアー2025」のファイナル公演です。「僕が見たかった青空…
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yky-c6h6 · 2 months ago
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10-NEN-SAI FINALE TOUR at ZeppShinjuku
5月だ!ゴールデンウィークだ!柚葵夜です。 (なお4/30-5/2は普通にシゴトだった模様)(4/28は平日だったけど有休とった) ・・・・・・・5月?早くない? 次は6月じゃん?6月終わったら今年の半分終わるじゃん? 早くない!?!?!?!?!?!?!?!? それなのにまた間隔あいてすみませんねぇ! やる気がぁ!来なくてぇ! やっとちょっとやる気きたんで!レポ!行きます! 初めてのZeppShinjuku! Zeppのくせに小せえ!!!!!!(暴言) あと地下4階て。地下4階!?!?!???? でも割と新しいらしく、色々綺麗でした。 シノダさん専用サーキュレーター確認!ヨシ! …ところでシノダさん、今日パーマ当ててたかコテで巻いてたか何かしてませんでした?出てきたときから若干髪しっとりしてませんでした?????幻覚?????????? もし幻覚じゃなかったらもっとやっていただいて??????いいんですよ?????? まあすぐに汗で台無しになるんでしょうけど…………… Zeppだからなのか、音も光もすんごく良く感じた! 結構バランス良く聞こえた気がするけどやっぱり今回もドラムが一番感じたぜ。ドコドコきた! 光、ライティングに関してはもう、すごいとしか! レーザー本当にすごかった!事あるごとにかましてくるのかっこよすぎでしょ!レーザー演出もっとして! あと、ライトの赤色がえげつなく感じたの私だけですか? そのおかげでジャガノが過去一治安悪く感じたの私だけですか?最高ですありがとうございます てか、あの、いや、あの、ジャガノよ! 先生Booポーズ久しぶりじゃない!? 待ってたんだこの時をよォ! 治安悪い土地でやる治安悪い曲大好き(?) そしてゆーまおさんのドラムね!もうね!爆裂も爆裂でしたね!!!!!!!!!!!!!!!!!あああああ好き!!!!!!! 何かの曲とフユノでミラーボール回ってたんだよな〜 なんだったかな〜 フユノに関しては雪降ってるみたいできれいだったんだよな〜 逆に耽美歌ではミラーボール使ってなかった気がする。歌詞にミラーボール入ってるくせに。 3分29秒の口上忘れちゃったんだけど、 シンプルに「これが10年祭ラストの3分29秒だ!」とか言ってた気がする 【いくらファイナルでも】 Selfy charm前に一旦最前の柵に足をかけてみる先生 ギリギリな先生 シ「いくらファイナルといえども怪我するわけにはいかないから」 それはそう(いつかのビッキャでのファイナルを思い出しつつ) 【みんなを守るSNDパーカー】 ここ(新宿)に来るまで大変だ���たでしょ。と言ってくれるシノダさん。(正直、地方者はすんげえ怖かったです。すんずく、こわい。) シ「ホストとか、ホス狂(ホスグル)、、、、、ぴえん」 >>ぴえん<< その後アンコでさらに凶暴?魔境?になった新宿を通り抜けるためにSNDパーカー買ってくださいと言い出すシノダさん。 フードの紐をギュッと絞って歩く姿はまさに陰キャ(暴言) てかそっちのが怪しいわい。 シ「これは販促じゃないですからね?皆さんを守るためなんですからね?」 草。 【アンコMC】 いや、これ伝説に残るMCだったでしょ!wwww 名古屋と大阪のMCの内容を要約して話してくれたゆーまおさん。 ゆ「────でね、その一緒に二郎食べに行った友達の名前がゆうま、」 ♪「ファーーーーーーーーン」 突如スピーカーからカラノワレモノのイントロが流れ始めて騒然。 ファイナルだから何かの演出か?!って思ったけどゆーまおさんもスタッフさんも慌ててたしシノダさんは笑い転げてるしで、あこれガチモンのトラブルだ!ってなりましたねwwwwww いや、本当にタイミングが神ってたんですよ!!!!! ガ「いやー、良かったですねさっきの(トラブル)」 ガ「……」 シ「あ、もう満足してこれ以上喋らないですね。何言っても蛇足になるって感じですね。」 シ「10年以上友達やってるからわかります…」 あああああボソッと言わないでくださいエモさで死んでしまいます ほんでもってしっかりカラノワレモノやってくださいましたね! イントロでちょっと笑っちゃったけど!w(周りからもかすかに笑い声聞こえたしw) というわけでフィナーレツアーファイナルのレポでした! 何度でもいうけどあのMCはフィナーレのファイナルにふさわしかったですよ(笑) さて、そんなわたくし、明日!5/5から!やっと!ヒトリエさんのツアー参戦です! (またレポがたまっていく・・・・)(むすぴも上げたいのに・・・・・) 既にチケット発券しているのですが、なかなかに良番でして。 なんなら今日、来週参戦する滋賀と名古屋のぶんも発券してきたんですけど、それまた良番でして。 私、生きて帰れる? これ以降投稿が無かったら察してください(物騒) それでは今回はここら辺で。ではでは! 20250504
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1997haruu · 4 months ago
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2110kmの旅
福岡に行ってきた。全部
陸路で。
私の壮絶な旅、もう2度としないと心に決めたけど、経験として日記に残しておこうと思う。
 週末前なのに積まれた採血の山を捌いて、なんとか定時で夜勤を終わらせた。前日にある程度準備した必要最低限の荷物の最終確認をして、前日にようやく取り込んだ最新のアルバムの曲たちを聴き込む。15時半発の高速バスに乗って、思いついた最大限まで西に向かう。その時点でおかしい。もっと新幹線とか使えばもっと西に行けたのに、なぜか名古屋で前泊をした。ちなみに乗ったバス停から次の乗車扱いのバス停までの距離(電車一駅分くらい)で乗り物酔いして、食べようと思ってたパンは中津川すぎるまで食べられなかった。
 名古屋に足を踏み入れたのは2年ぶり。もっと言えば名古屋駅は3年ぶり。名古屋の街を最後に歩いたのは大学4年生の時。21時前の名古屋駅にはたくさんの人がいた。名古屋の地下鉄はいまだによくわからない。覚えていたのはよく使ってた路線が青色だったということ。なんとか地下鉄乗り場まで行って、道に迷いそうになりながらホテルに向かう。伏見で取ったホテルはコスパが良くて大満足。大浴場にサウナ付き。時間ギリギリに入ったからそんなに時間はなかったけど、夜勤の疲れを取るには十分。寝坊したらどうしよー、とか考えながらも、泥のように眠れた。
 6時に起きた。ホテルから名古屋駅までのバスチケットが早朝から先着で配られるらしく、これを使わない手はない!と寝起き姿のままフロントに出向き、残り数枚になっていたチケットを獲得。このチケットの存在を知っていたら、もっとはやい時間の新幹線を予約しておくんだったなー、と今になって後悔する。伏見駅から名古屋駅は電車で1本なのに、迷う自信があったから余裕を持って新幹線を予約したんだけど、もっと調べておくんだった。
 そんなこんなで快適に名古屋駅まで到着。10月からずっとリアルタイムで見ていたオーディション番組の最終回が10時から配信。新幹線は11時。1時間駅構内のカフェで朝昼ごはんを食べながら配信を見ていた。(この話は長くなるからまた今度。) 新幹線に乗っても見ていた。ずーっと見ていた。おかげで新幹線で暇をすることはなかった。3時間半かけて、名古屋から福岡でたどり着いた。思ったより岡山〜広島間が長く感じた。海を渡るところを見たかったのに、気づいたら小倉にいて、見れなくて残念だった。
 今回の福岡の目的は、SixTONESのドームツアー。モチベーションはあんまりなかったけど、希望休が出せる日程だけを申し込んだら、見事に福岡だけ当選。ロッカーをなんとか探し出して、うちわとペンラと充電器だけを持って会場に向かう。すでに空港線は人だらけ。会場までの道のりとか調べてなかったけど、人の波についていったらなんなくたどり着けた。福岡paypayドーム。ドーム公演は2年前の東京ドーム以来2回目。前回のツアーは泣く泣く見送って、そこからモチベがなかったから、久しぶりに、ああ、ライブに来たんだなあ、とちょっとワクワクする。1人でこの事務所のライブに行くのは3回目だけど毎回緊張す��。小雨が降っていて、寒くはなかったけど、もう少し暖かい格好をすればよかったなあ、なんて思いながら会場入りする。
 席はなんとなんとなんと、6回目のツアー参戦にして初のアリーナ席!しかも端だけど実質前から2列目、メンバーが外周移動したら確実に汗が飛んできそうな距離。これはやばい、これはやばいかもしれないとひとりで高まる。一番くじとかって物欲ない方がいい景品が当たったりするけど、まさしくそれで、高望みしない方がいい席になるんだなあ、とちょっと思った。
 公演は・・・・・とても・・・・・・・・よかった・・・・・・・・!MCが自分史上最高に中身がなかったけど、気づいたら55分もやってたらしい、それで公演時間2時間50分って、過去最長すぎて笑ってしまった。オノデラさん手作りの井戸、今後活躍する場所が出ればいいなあ、と思ったのと、今回東京ドームのレポも読んでなかったけど、給水タイムでボケる自担が愛おしすぎて、さらに愛が深まりました🫶 あと、やっぱ席が近いってすごいなあ、って思ったのが、トロッコ(というよりはもはや海賊船みたいな感じだったけど)での移動の時、メンバーの4/6の顔がはっきり見えて、なんなら京本さんは隣のきょも担さんのおこぼれもらってファンサをもらって、まじで京本さん同じ人とは思えないくらい顔小さくて鼻高くて美形すぎてびっくりした・・・・・・・。髙地も満面の笑顔で手振ってくれて、慎太郎もじゅりもまーじでかっこよかった。自担は肌が綺麗すぎて発光していた・・・・・・・・すき・・・・・・・。前の方の席あるあるなのかわからないけど、銀テープが飛んでこなかったのだけが悲しかったなー。手に入れたかったけど、話しかける余裕も度胸も私にはもちあわせていませんでした・・・。
 当選日にホテルを探したんだけど、その日は別会場でハロプロ、ドーム下のZeppでバニラズのライブやってたから、まーーーーーーどこもホテルがない!男性専用のカプセルホテルか、素泊まり40000円のバカたかホテルしかなくて、考えた結果私が出した結論は
夜行バスで本州に帰ればいいんじゃね?
でした。ということで公演終わり、本当は博多ラーメンを食べたかったけど、いかんせんMCで公演時間が伸びたので、お土産をバスセンターのコンビニで買うことしかできなくて、福岡らしいものを何一つ食べることができず、滞在時間わずか7時間(うち公演3時間、開場で1時間、会場への移動往復1時間半)で福岡とさようなら。なんとか次の日の着替えだけ買って、スカートからパンツにだけ履き替えて、京都行きの夜行バスで、同じ公演にいたんだろうなあっていうお姉さんたちで満席になったバスで本州へむかった。
 夜行バスでなんとか寝て、気づいたら京都。朝8時半にすっぴん裸眼、土地勘なし、体力なしで満身創痍の女が爆誕。当初の計画はそのまま9時発の高速バスに乗ろうと思ったけど、流石にお尻が褥瘡になりそうだった+京都でお風呂はいれば?という助言で、一旦京都に着陸。生まれ育った地域の檜と、今住んでいる第二の故郷の溶岩を使用した温泉を偶然見つけて、満身創痍女は徒歩10分の道のりを倍の時間かけて移動。温泉につかった時はライブを除いたこの3日間で1番に幸せな瞬間だった。
 ゆっくりお風呂に入って、体力と気力を少し復活させて、帰りどうしよっかな〜〜〜〜〜〜。の悩みに。結局時は金なり方式にはならず、最安で帰れる道で、JRで京都〜名古屋、名古屋から高速バスで帰った。京都駅改札内の蕎麦屋さんで3日ぶりにまともなご飯食べた。美味しかった。JRで一瞬だけ岐阜に立ち寄って、少しだけ岐阜の空気を吸ってきた。まあ大垣だから私とは無縁なんだけど。なんだかんだバスの30分前に名古屋到着、エスカのマツキヨで足リラシートを買って、バス乗った瞬間に足リラシートとホットアイマスク装着して秒で爆睡、途中の休憩で少し起きたけど、総じて爆睡して気づいたら甲府に到着。
てなわけで、総移動距離2110km、移動時間23.5時間の壮絶陸路旅。言う人みんなに「なんで飛行機使わなかったの?」と言われるけど、ひとりで飛行機乗るの怖くて乗れなかっただけ🥺なんですよね・・・・。20代のうちに、ひとりで飛行機に乗って旅ができるようになりたい、というか、なろうと決めた3日間でした。総じて楽しかったけど、もう2度としない!!!!!!そしてまた来年もツアーに行けますように🫶 できれば人と一緒に行けますように・・・。
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junmoriuchi-donut · 5 months ago
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【昨日のライブ】#ピロウズ のライブを見にKT Zepp Yokohamaまで。バンドから発表があったとおり、昨日がピロウズのラストライブとなった。彼らは最後の最後まで、今回のツアーのコンセプトである、レア曲をコアなファンと共に楽しむことを貫いた。最後のステージだからといって、代表曲をシンガロングすることもなかった。アンコールも含め、ツアーのメニューを全うした。いつもと違ったのは、アンコール時のMCの「ありがとう」という言葉で、珍しくさわおくんが感極まったことくらいだろう。バンドの事情はバンドにしかわからないので、解散自体にとやかくいうことはしないけれど、リスナーとして、二度とライブを見られないことや新曲が聴けないことを大いに悲しもうと思う。DONUTでは、メンバーそれぞれの活動に注目していきます。35年間、ピロウズの楽曲からたくさんの勇気をもらえたことに感謝。
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774 · 5 months ago
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満を持して4月12日に発売されたアルバム『異空 -IZORA-』は、先行シングル2枚の印象に反し、不穏で混沌とした社会情勢を反映したダークな作品に仕上がった。しかし、曲ごとのアプローチは跳ねた軽やかさがあったり、爽快なサンバのリズムを持っていたり、エフェクティブなギターサウンドが炸裂していたり、巧みなコーラスワークが聴きどころだったりと実に多彩だったし、憤りや悲しみをにじませた櫻井の歌詞には、その根底に希いがあった。4月からスタートした全国ツアー「BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-」では、それぞれの楽曲に潜ませたメッセージを一本のストーリーに組み立て、その中で生きる主人公の生と死を鮮烈に描いた。ツアーは9月17日、18日に彼らの故郷である群馬音楽センターでの「BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA- FINALO」公演でファイナルを迎え、35周年のアニバーサリーイヤーを締めくくった。 「人生は容赦ねぇな。面白いくらいドラマチックで」 冒頭の今井の言葉に戻る。これまで綴ってきたBUCK-TICK35周年のヒストリーを振り返っても、決して平穏に進んできたわけではなく、紆余曲折、波乱万丈を5人で乗り越えてきた。しかし、2023年10月、BUCK-TICKの根幹を揺るがす不測の事態が起こった。今井の言葉には続きがある。「でも、笑えねぇよ」。 10月19日、神奈川・KT Zepp Yokohama。翌日20日から始まるライブハウスツアー「BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA- ALTERNATIVE SUN」の前哨戦となる、ファンクラブ会員限定ライブ「FISH TANKer’s ONLY 2023」でのことだった。予定通り5人がステージに登場し、「SCARECROW」「BOY septem peccata mortalia」「絶界」の3曲を歌いきった後、櫻井が体調不良を訴え、スタッフに支えられながらステージを中座。その後、公演中止が伝えられた。誰もがその病状を心配し快癒を願ったが、10月24日に訃報が伝えられた。 櫻井敦司 令和5年10月19日午後11時9分 脳幹出血のため逝去
HISTORY | BUCK-TICK 2022-23 | DEBUT 35TH ANNIVERSARY YEAR | SPECIAL SITE
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haro-mem-no-kotoba · 6 months ago
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そして 月島きらりちゃんの「チャンス!」 この楽曲の早替えシーンが大好きでキメてる 着替えて出てきたい!というわたしの強い意志がここにはありました泣き笑い
Zeppツアー! | 宮本佳林オフィシャルブログ「かりんの頭の中」 Powered by Ameba
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elephantzousan · 6 months ago
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師でもないし走ってもないけど12月
師でもないし走ってもないけど12月です(この入りで文章書いたひとそんなめっちゃいっぱいはおらんけど、この世に40人弱ぐらいはいそう)。
今年も、良い音楽を聴くことができる年でよかった。メルドーのレコード聴いてたら、自分の部屋でメルドーのレコードを聴けるなんて、なんて最高なんだと思った。すごい、これからもこのような生活ができるようにがんばろうと思った。
イマニュエル・ウィルキンスを生で観れたのが嬉しかった。ずっとライブで観たいと思ってたけど、実際聴いたらほんまにすごくてぶっ飛んだ。なんか、知らんけど、チャーリー・パーカー初めて聴いたひと��てこんな気持ちかも、と思った。圧倒的プレイ、とか描写しても大丈夫なぐらい圧倒された。
ミシェル・ンデゲオチェロのライブを観て、こんなすごい音楽あるんか、ないんちゃうか、と思った。ほんまに音楽がデカかった。「音楽」という百科事典の項目に音源をつけるなら、ンデゲオチェロのバンドでもいいと思う。
マカヤ・マクレイヴンも感動した。感動したとか書き出したらぜんぶやんと思うけど、ほんまに感情が動いたから、感動したとか書いてもしっくりくる。最初の1音目からどんなテンポでもどんなダイナミクスでもビートやねん、音じゃないねん、リズム出てんねんな。どういうことなんやろうな。ライブ終盤にはマカヤがドラムという楽器をやってることに感謝しだしていた。
あと、OKAMOTO‘Sの15周年ツアーの1本目のZepp新宿は、今まで観たぜんぶの各種ステージの中でいちばんカッコ良かった。OKAMOTO‘Sを大阪で初めて観たとき、小田急lineが新宿につながっていることさえ知らなかった。
音楽以外の観聞きで印象深いのは、『インヘリタンス 継承』という舞台を観てほんとうに癒されたこと。癒されたという言葉も使われすぎてアホみたいな言葉になってるけども、しかし、観終わったとき、なにかが快復していたし、なにかが多分よい方向に動きだしていた。何かを観るだけで何かが変わるわけないのになあ。ほんまなんでBlu-rayにもなんにもならんねやろうか。こればかりは著作権やらIPが憎い(著作権はとても大事です)。
そのあとでインヘリタンスの下敷きになっているフォースター『ハワーズ・エンドを読んだ。「真実とは生きているものだから、どこの中くらいにもない。両方の世界の間を絶えず行き来することによってのみ、見いだされるものなのだ。」絶えず行き来することによってのみ。真実はどっかに落ちてはいない。
落ちてはいないが、すばらしい物語や音楽の中で時々語られている。「人は何かの話をしながら別のことを語っている。自分では言葉にで���ないことを」(セバスチャン・バリー『終わりのない日々』)。YO-KINGも歌っている。「喋っていても話しているのは口に出していないことばっかり」(「トーキングソング」)。ショウくんも。「起きたことしかわからないようなやつには死んでもなりたくはないな」(「Young Japanese」)。
今年は久しぶりに丸一年東京にいたから、もう、毎日がいっぱいオプションあって、すごかった。明日からも毎日いっぱいおもろくてすごいものを見て、びっくりしたい。
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2015mai24 · 1 year ago
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ミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>とギター「空回りしてない?くらいのほうが面白い」
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MUCCとNIGHTMAREが8月、東名阪ツーマンツアー<悪夢69>を開催する。同ツーマンツアーは8月17日のZepp Nagoyaを皮切りに、8月18日のZepp Osaka Bayside、ファイナルとなる8月24日のZepp Hanedaといった3会場をまわるもの。両者はこれまでにもイベント等で共演しているが、対バンは今回が初となる。
◆ミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE) 画像
結成24年目のNIGHTMAREに対し、MUCCは27年目であり先輩にあたるが、メジャーデビューは両バンド共に2003年だ。ヴィジュアル系というジャンルで括れば同じフィールドではあるものの、音楽性の差異は大きいかもしれない。しかし、NIGHTMAREは仙台を中心とする宮城、MUCCは茨城という同郷メンバーから成り立つバンド、という共通点もある。
そもそもなぜこのタイミングでツーマンツアーを企画したのか? どのようなライブ内容になりそうなのか? 開幕に向けて両バンドの関係性、それぞれの現在地、このツアーに懸ける想いなどを紐解く全四回の対談連載第一弾は、両バンドのヴォーカリストである逹瑯(MUCC) × YOMI(NIGHTMARE)を迎えてお届けした。続く第二弾は、ミヤ(MUCC)と咲人(NIGHTMARE)対談だ。両氏のトークセッションは、コアな楽器話からプレイスタイル分析まで、深くギターサウンドに切り込んだものとなった。
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■俺が変なギタリストだとしたら ■咲人くんは正統派。で、上手い
──ミヤさんと咲人さんのおふたりはいつ頃からのお知り合いですか?
ミヤ:デビュー当時は、会えば挨拶するくらいの感じだったよね?
咲人:そうですね。イベントとかで何度か一緒になることがあって、そのときに挨拶をさせてもらったような気がします。
ミヤ:たしか、FM NACK5のイベントとか、新木場STUDIO COASTで開催された<SHOCK WAVE>とかで一緒だったんじゃないかな。でも、本当にそれくらいで、会う機会は少なかったし、会ったときもそこまで話していなかったと思う。
咲人:初めてちゃんとお話させてもらったのは、ギタリストが集まる飲み会“ギタリスト会”のときですよね。そこでいろいろとお話させてもらった流れで、ギタリスト会を途中で抜け出して、ミヤさんがクラブに連れていってくれたんですよ(笑)。当時僕は、クラブミュージックにハマッてたので、すごく嬉しかったです。
ミヤ:MUCCやNIGHTMAREのサポートキーボードの吉田トオルさんが、「咲人くんもい���んな音楽が好きなんだよ。クラブミュージックとかにも興味がある」という情報を教えてくれてて。そういう系統の音楽が好きなら一度クラブを体感したほうがいいと思ったから、ギタリスト会を抜け出してクラブに一緒に行ったような気がする。
咲人:それからミヤさんとの距離がぐっと縮まって、親しくさせてもらっています。
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──ギタリスト会とクラブミュージックがきっかけというのは、おふたりらしいなと思います。では、ギタリストとしてお互いにどんな印象を持たれていますか?
咲人:自分とはスタイルのベクトルが違うギタリストだと思うんですけど。ミヤさんはとにかく音へのこだわりがすごいですね。ヘヴィだけどクリアに聴こえる、僕の中では不思議なギタリストです。どうしてこんな音が出せるんだろう?って、ギターサウンドを分析してしまうというか。意外と歪みが少ない印象があるんですけど、実際はどうなんですか?
ミヤ:うん、少ないらしいね。この前、アルルカンの奈緒(G)が俺のギターの音作りを知りたいからと言ってリハーサルスタジオに来たんだよ。
咲人:それもすごい(笑)。
ミヤ:イヤモニしながら俺のギターを弾いた奈緒が、「ミヤさん、これクランチですか?」って言うから、「いや、これがメインの歪みだよ」と答えたら、「ええっ! こんなに歪んでないの!?」って驚いてたから、俺は歪みがかなり少ないのかもしれない。弱く弾くとクリーンになるくらいの歪みだから。俺の中ではそれが普通だけど、他の人からしたら普通じゃないのかもしれないね。ヘヴィだけどクリアに聴こえるっていうのは、そういうことなんだと思う。
──ミヤさんのギターサウンドを生で聴いたことがありますが、ゲインが低くて、ギタリストが弾きづらく感じる帯域がしっかり出ていてビックリしました。いわゆるミッドローの部分ですよね。
咲人:ミヤさんはエフェクターにも詳しいですよね。
ミヤ:エフェクターも好き。見た目が好みで音が良さそうなエフェクターを買い漁っているだけだから。でも、自分の好みの見た目のエフェクターが、自分の好みの音がすることが多い(笑)。
咲人:それ、わかります(笑)。
ミヤ:だよね(笑)?
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▲ミヤのPetit Brabancon用エフェクター
──ハンドメイド感とかヴィンテージ感があるエフェクターに惹かれますよね。
ミヤ:見た目買いは、あまり外すこともないから効率としては悪くないんですよ。でも、ここ2回くらいは外してるかな(笑)。見た目がめっちゃ良かったんだけど、用途がないというか“使う場面がなさすぎて、どうしよう?”というのはあった(笑)。
咲人:あははは。この間、ローディーと「このエフェクターの見た目、ヤバいよね」って話してたら、「これ、MUCCのミヤさん使ってますよ」と言われました(笑)。なんか、プラズマが走るみたいな見た目で。
ミヤ:(Gamechanger Audio製)プラズマペダル?
咲人:それです!
ミヤ:プラズマペダルはめっちゃ良いし、ああいう音が出せるペダルは他にない。ファズディストーションなんだけど、プラズマを発生させて歪みを作っているから、普通のファズと質感が違うんだよね。俺も最初に音出してビックリした。
咲人:もう見た目のイメージどおりの音がすると?
ミヤ:そのまんま(笑)。しかも、ジャック・ホワイト(ザ・ホワイト・ストライプス)監修のシグネチャーモデル(プラズマコイル)も出しているんだけど、黄色いプラズマが光ってるような見た目の高電圧ディストーションで、これも良くて。それぞれキャラが違うから俺は両方買って、ここ近年めっちゃ使っているかも。MUCCでもPetit Brabanconでも使ってるよ。
──試奏せずに直感で購入するミヤさんは潔いですよね。ミヤさんはギタリストとしての咲人さんにどんなイメージを持たれていますか?
ミヤ:自分には全くできないことができるギタリストという感じかな。ある意味、俺が変なギタリストだとしたら、咲人くんは正統派。それも、ただ単に正統派なだけじゃなくて、ちょっと変わったこともするし、いろんなジャンルを聴いていそうなギタリストというイメージがある。で、上手い。
咲人:いやいやいや(笑)!
ミヤ:もちろん上手いのは当たり前というか、プロだから上手くないとダメなんだけど。俺の場合は、上手な正統派ギタリスト像をあまり求めずに成長してきてしまって。大人になってみると正統派が持つ強みが分かるし、やっぱりカッコいいと思う。そういう意味で咲人くんはカッコいいし、上手いよね。
咲人:ミヤさんからそう言っていただけると、本当に嬉しいです。
ミヤ:ギタリストとしてのキャラクターがはっきりしているというのは、ツインギターのバンドということも大きいんじゃない?
咲人:たしかに、うちの柩(G)はブリッジミュートで刻むことをメインのスタイルにしているので、そこを避けると、ちょっと変わった思考になるんです。ふたりで同じことを弾いても仕方ないので、だんだんヘンテコな方向性になっていったのかもしれない。
ミヤ:なるほどね。
咲人:それに、僕がギターを始めた中学生の頃、自分が普通であることに対するコンプレックスがすごくあったんですよ。で、せっかく自分を表現できるギターという道具を手にしたわけだから、風変わりでありたいなという気持ちが、最初の時点からあったんです。でも、X JAPANとかLUNA SEA辺りが大好きだったので、そういう正統派なところから影響を受けると同時に、自分のスタイルを常に模索してきた感じです。
ミヤ:俺の中では、咲人くんはすごく器用なイメージがあるんだよね。いろんなことをやるけど、外さないというか。そういった意味でも上手いと感じるんだと思う。
咲人:ありがとうございます。僕は、めっちゃ器用貧乏ですけどね(笑)。 ■常に新しいアプローチを探していて ■できるだけ固定スタイルを持ちたくない
──スタイルの話と関連しますが、おふたりともロック以外のジャンルの要素を活かしているという共通点がありますよね。ギタリストとしてもコンポーザーとしても。クラブミュージックの話もそうですし。それは幅広いスタイルをカバーしたいという気持ちからでしょうか、それとも必要に駆られたからでしょうか。
ミヤ:最初は、いわゆる普通のことを避けるために始めたことなんですよ。だけど、敢えて普通を避けようとすると、まず王道を知っていないとできない。そのほうがカッコいいしね。最初の頃は“こういうことをやりたいけど、やってみたらできない”という経験も多くて、やっぱりただ聴いてるだけじゃダメなんだよね。やってみないと分からないから、バンドと共にいろんなスタイルを吸収していったという感じ。そこから好きな音楽を解析するようになっていったんだと思う。
──うわべだけをすくわずに本質を探られたのは、さすがです。
ミヤ:そこも難しいところで、本格的になり過ぎてもなぁというところがあるんですよね、ロックっていう音楽は。俺は性格的に、追求し始めるとすごく奥まで入り込んでしまうタイプだから、行き過ぎたなと思うときもあって。
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咲人:具体的にどういう系統の音楽ですか?
ミヤ:クラブミュージックとか、レゲエ/ダブとか。突き詰めていくと俺は、“ここはこうあるべき”みたいなものが自分の中に生まれるんだよね。でもそれは、どうでもいい人にとってはどうでもいいことで(笑)。そういう自分との戦いが難しい。“この音は絶対に入れておきたい”というものがあったとしても、“入っていなくても別にいい曲…でも入れたい”みたいな葛藤が常にある。
咲人:めちゃくちゃ分かります。たとえば、やったことのないジャンルを採り入れるとき、うわべだけだと薄っぺらくなってしまうので、僕はそのジャンルの歴史まで探るんです。でも、自分がそのジャンルに寄り過ぎてしまうと、バンド本来のカラーがスポイルされてしまう。たとえば、メタル寄りだったりカントリー寄りだったり、自分達の音楽と遠くないけど近くもないジャンルをやる���きに、そっちへ寄り過ぎてしまうとバンドの足元がフラフラするというか。そのさじ加減を見つけるのは難しいんだけど、実験もしたいし。MUCCにおけるミヤさんほどではないけど、NIGHTMAREは僕が音楽的な方向性を決めることが多いので、新しいものを採り入れるときは毎回悩むんです。バランスを上手く採るために時間がかかります。
──音楽を作るうえでの葛藤や悩みは尽きないと思いますが、そうして生まれる音楽は素敵なものです。続いて、おふたりは20年以上にわたって活動されていますが、そんな中でも一貫して変わらないところを挙げるとしたら、どんなところでしょう?
ミヤ:…難しい質問ですね。やりたい音楽が見つかると俺は、それぞれのジャンルに対するアプローチを掘っていくから、その引出しがずっと増え続けている感じがあって。そもそも自分のスタイルを貫いていくタイプではないから。だから50歳になる頃には、もう少しその引出しが増えているんじゃないかな。変わらない点と言われると、そういうことなのかもしれない。
咲人:僕もそうですね。常に新しいアプローチを探していて、できるだけ固定スタイルを持ちたくないんです。言葉に矛盾があるかもしれませんが、そこは一貫して変わらないと思う。
──変わり続ける、ということが、一貫して変わらない部分だと。
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咲人:はい。この間もファンクラブ会報の取材で、シタールを習いにいったんですよ。ジェリー・ジョーンズとかのいわゆるエレクトリックシタールではなくて。
ミヤ:本物のシタール? でかいヤツでしょう? それはやべぇな(笑)。
咲人:本物のシタールってめちゃくちゃ面白いんですよ。まず、基本の構え方があって、あぐらを組みつつ左足の裏と右手の肘と右足でシタールのボディーを挟み込むんです。
ミヤ:あぐらをかけないと弾けないってこと?
咲人:あぐらをかきつつ片膝を立てるようなイメージです。その形でずっと弾くので、痺れがヤバい(笑)。で、基本はネックの裏しか見ないんですよ。
ミヤ:指板面は見ないんだ?
咲人:はい。シタールはフレットが可動式で、ネック裏にフレットを止めている紐みたいなものがあるんですね。それをフレットの目安にするという。
ミヤ:面白い(笑)!
咲人:変わってますよね(笑)。シタールの基本フォームは、ヨガからきているらしくて、その世界観とつながっているらしいんですね。音階はインド独自のスケールがあって、上がっていくときはこの音階だけど、下がっていくときは別の音階になるという。ラーガヤマン・スケールとかいろいろあるんですけど、宗教と密接な関係もあるそうです。
ミヤ:なるほどね。インド文化に通じる楽器だという。
咲人:シタールに触れたことで、ミュージシャンとしての世界観が広がりそうだなという感覚があるんですよね。そういうふうに、新しい刺激を探してしまうのはずっと変わらなくて、これからも変わらないと思います。 ■ちなみに僕のジャズマスターは ■ミヤさん方式で買ったんですよ
──おふたりとも音楽やギターが好きで、さらに極めていきたいという気持ちに溢れていることにワクワクします。シタールの話が出ましたが、それぞれの使用機材についてもお話していただけますか。
ミヤ:すごく大雑把に言うと、昔の俺はシングルコイルのテレキャスターをマルチエフェクターに突っ込んで、JC(ローランド製ジャズコーラス)にアンプ直だった。インディーズ時代の1stアルバムの頃は本当にそのセッティングで。自分の師匠(cali≠gariの桜井青)に憧れて、そうしていただけなんだけど(笑)。
咲人:今から想像つかないほどシンプルですね。
ミヤ:メジャーデビューした頃からブライアンムーアの7弦ギターとディーゼルアンプ使うようになって、いろいろ経て今、アンプはメサ/ブギーのロードキングとロードキングの2発キャビだけ。ギターは、ハパスギターが今の自分のキャラには結構合っているかなと思ってメインにしているかな。
咲人:ハパスギターですか?
ミヤ:ドイツのギターブランドなんだけど、テレキャスタイプでリバースヘッドの7弦ギターをInstagramで見つけて、“超カッコいい!”って。しかも、ピックガードに見えるけど、塗装で描いてあるんだよね。このギターは一体なんだ?と思って調べたら、KoЯnのマンキー(ジェームズ“マンキー”シェイファー)がステージで使っていて、レコーディング用にマンキーがハパス・ギターにオーダーして作ったものだったんだ。もう試奏もせずにInstagramで買った(笑)。
咲人:知らないブランドのギターだし、試奏もしてないし(笑)。すごいですね。
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ミヤ:それまでのメインだったドラゴンフライの自分モデルは、やれることをすべてやり尽くした感があったんだよね。ちょうど新しい境地にいきたいと思っていたところに、全く発想の違うハパスギターの存在を知ったという。ハパスギターは7弦ギターとか8弦ギターばかり作っているブランドなんだよね。咲人は?
咲人:僕は最初の頃、ラックマウントのシステムに憧れてて、ロックトロンのマルチエフェクターを使って、マーシャルを鳴らすという感じでした。その後、ラックマウントに可能性を感じなくなってから、ヒュース&ケトナーのトライアンプ、VHTのピットブル、コッホのスーパーノバ、それで今はボグナーのエクスタシークラシックに落ち着きました。ビンテージテイストのアンプかな。
ミヤ:俺もJCの後はラックマウントにいったよ。マーシャルのJMP-1をメサ/ブギーのブラックシャドウっていうアンプグリルがネットじゃなくて鉄板のキャビで鳴らしていた時期もあった。そういえばさ、昔使ってた機材はどうしてる? もう要らないと思ったら売っちゃう?
咲人:絶対使わないだろうなってものは処分しますね。可能性を感じているものは残しておきますけど。
ミヤ:俺は、買ったギターをその1週間後に売るってこととか結構ある(笑)。たまに“買ってはみたものの全然違ったな…”っていうのもあって、必要なものは残しておくし、必要ないものはとっておかない。
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──頻繁に機材を入手されていますが、コレクターではないんですね?
ミヤ:全然コレクターじゃないですよ。10年後も使えそうだなというものだけ残しておくという感じ。
咲人:僕もそうです。“この1本があればいい”というものを探したいタイプだから。今はフェンダーのテレキャスター���ジャズマスター、あと数年前に買ったギブソンのレスポール。その3本で足りない部分をESPで補うという感じです。ちなみに、僕のジャズマスターはミヤさん方式で買ったんですよ。見た目に惹かれて即決しましたから(笑)。
ミヤ:そうなんだ?
咲人:富山の楽器店がフェンダーのカスタムショップにオーダーしたモデルで、それをデジマートで見つけたんです。当時はジャズマスターがほしくて仕方なくて、これだ!と思って試奏もせずに買いました。安いギターではなかったけど、あたりでしたね(笑)。
──ここ数年の咲人さんは、深く歪ませた音で弾きそうなリフもシャープなローゲインで弾かれていて、それがすごくカッコいいです。
咲人:自分の好みにドンピシャなテレキャスターが、機能的に融通が効くんですよ。ピックアップセレクターが4ポジションで、フロントピックアップとリアピックアップのハムバッキングサウンドも出せるから。それも、一般的なハムバッキングとは違うシングルコイルらしい芯のある音がして。ハムバッキングでもシングルコイルでも出せない音なので、それを使うことが多いんです。
ミヤ:それ面白いね。
咲人:15~16年くらい前から弾き込んでるテレキャスターだから、音もどんどん良くなってきてて。8~9割は、このテレキャスター1本あれば大丈夫という感覚です、最近は。 ■交わってこなかったバンドと初めて ■いろんなモヤモヤを吹き飛ばしたい
──テレキャスター好きも、おふたりの共通項といえますね。そして、8月にツーマンツアー<NIGHTMARE×MUCC「悪夢69」>で共演されます。
ミヤ:NIGHTMAREとMUCCのツーマンは今回が初めてで。最初は“まぁ、断られるかもしれないけど、誘ってみよう”って感じで(笑)、うちらからオファーしたんです。
──ツアーに先駆けて、そのあたりの経緯が語られた2バンドの生配信番組も実施しましたね。
ミヤ:今回のツーマンを決めた経緯とか内容を話す特番みたいなものをやりたかったんですよ。ストーリーが分かりやすいほうがいいじゃないですか。なぜMUCCとNIGHTMAREという2バンドが単発じゃなくて、一緒になってツアーをやるのかということを伝えたかった。
──そのストーリーを改めて説明していただくと?
ミヤ:今、減ってきているものってあると思うんですよね。同じヴィジュアル系でいながら音楽性やアプローチが違うバンドが、ひとつのステージに立つ面白さ。ふたつのバンドが競演することで生まれる空気感。ツアーだからこそ育まれるメンバー間の雰囲気とか。NIGHTMAREは後輩バンドではあるけど世代は近いから、別に後輩後輩とは思っていなくて。その世代感のパワーをよりわかりやすく感じてもらえるといいなと思う。
咲人:このツーマンは純粋に嬉しいですし、すごく楽しみなんです。
ミヤ:同じヴィジュアル系で世代が近いけど、MUCCとNIGHTMAREは今まであまり交わってきてなかったし、なおかつ自分達の地位を確立していると思うんだよね。そういうバンドと対バンしたかった。交わってこなかったバンドと初めて交わることによって、コロナとか、いろんなモヤモヤを吹き飛ばしたいというのがあって。あと、今、ライブに行かなくなった人って結構いると思うんだよね。コロナに関係なく、年齢を重ねたからとか、それぞれいろんな理由もあると思う。だけど、そういう中で、この組み合わせだったら観てみたいな、行ってみようかなって気持ちになるような、そういう人に対してアプローチしたかったというのもある。それで、今回NIGHTMAREに声をかけさせてもらったんだよね。
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──どんなステージになりそうですか?
咲人:MUCCファンの人達がどういうものを好むか、といったことも考えてしまいますが、寄せていくのは違うし、かといって反発するのも全く違いますよね。なので、自分達のカラーを出しつつ、ツーマンでしかできないこと……たとえば、“刺激受けちゃってるな、この人達”みたいなところも出せたら面白いかなと思っています。対バンならではのカラーを出したいし、変な話、MUCCから盗めるところは盗みたいですね。
ミヤ:MUCCはわりと対バンは多めにやっているけど、NIGHTMAREは対バンしているイメージがあまりないから、このツーマンならではの普段は見れない側面って出てくると思う。そこを煽って、引き出したいというのもあるし。イベントというのは、相手がいるわけだから冷静にやれるはずがないし、冷静にやってもつまらない。ちょっと空回りしてない?くらいのほうが、俺は面白いと思う。“1じゃなくて2の場合”ならではの何かが生まれないと意味がないし、<悪夢 69>はそれが生まれるはず。自分達自身がそれを楽しみたいし、来てくれた人にもきっと楽しんでもらえると思います。
取材・文◎村上孝之 撮影◎冨田味我(MUCC LIVE)/菅沼剛弘(NIGHTMARE LIVE)
quelle: Barks.jp 2023.8.9
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mysteron2068 · 8 months ago
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sosidairy · 9 months ago
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全部が終わったタイミングで書き起こすつもりやったけど、記憶が鮮明なうちにどうしても残して置きたくて。どうせ読んでる奴なんかおらんと思いながら。でも全てを書くのは勿体ないから多少は省くし自分なりに覚えてる部分をなんとなく口語で書くし、本人が言ってたことを自分なりの記憶で書くので完璧ではない。完全な文章が見たいとか、それを聞きたい人は散らばっているであろうレポなりなんなりを読み漁るか、旅行がてら北海道に行ってください。
いやぁ、これがZeppですか、Zepp福岡。この景色、忘れないようにしようと思います。今日が9月25日、もう秋ですよ。9月の中旬まで夏でしたけど、夏ももう終わりましたね。前回のツアーを経て、少し日数が開いてまた今日からこのくるみ割り人形というツアーが始まります。これから5箇所回っていきますが、今日が1番下手くそで、聞き苦しいところも多々あると思います。でもその分今日は1番気持ちで歌う、そんな1日になると思います。宜しくお願いします。
OPの冒頭でそんなことを話しながら、ライブが始まった。今日が初めてではなかった自分はOP曲を聞いた段階でまたひとつ上手くなったと思ったところ、そんなことを言っていた。確かに音楽をずっと続けてきた人間との差はわかりきっているので、それはそのまま飲み込んだ。数ヶ月前、観客がたった10人しかいないスカスカのライブハウスで人生で初めて音楽ライブをして、300〜700人のキャパの会場で三都市ツアーをしていたとは到底思えないくらいZeppの会場に人は集まっていた。その300人や700人の1人として足を運んだ自分にはZeppが超満員になっている光景を目に焼き付けるのがとてもアツかった。
今は粗品という名前が出た時に、真っ先に持つのはお笑いの印象、イメージだと思う。M-1、R-1、色んなものを獲て。そんな自分が、本気で音楽をやると決めて、アーティストとしてこのZeppという舞台に立っている。音楽人なら誰でも憧れる場所。そしてアーティストとしてまだまだな自分を、まだお笑いのイメージが強い自分が今日ここで歌う姿、違和感しかないと思います。そんな違和感ありまくりの粗品を、今日皆さんには見て欲しいと思ってます。でもここからこのイメージは変えて行くし、その為に何度だってまたこのZeppという舞台に立つし、福岡にも来ます。
この言葉を聞いて、あぁ格好良いなって、やっぱ間違ってなかったなって思った。
孤独の話。
自分が何かしようとする時、新しく始めようとする時って、孤独なんですよ。皆さんも孤独やなぁって感じる時もあると思います。でも闘いは孤独ですよ。1人で闘うんですよ。でも孤独って良いじゃないですか。僕は孤独が好きなんですよね。お笑いでもそうです。だから今色んな所で色んな誹謗中傷を受けながら、それでもこいつ嫌いやねんおもんないねんとか言ってます。安心してください。あいつらただ群れてるだけなんで。芸人にもいっぱいいます。でも群れてる奴なんか1番キモいでしょ。
これには同感。深く頷いた言葉。そこの思考回路は似てるなって思わされたのと、一緒に来てもらった友人に同じことを言われたのでやはりそこは他人から見ても似てるんだなと思って少し嬉しくなった瞬間でもあった。
よく粗品さんのお陰で救われましたとか、粗品さんのお陰で生きれてます、粗品さんはヒーローですって言われます。でも俺が隣で背中さすりながら話聞いた訳でもないやん。俺が何かをした訳ではなくて、皆さんが自分で辛いことを乗り越えて、今日ここにこうやっている訳で。俺なんかそんな大層なことはしてないです。俺がヒーローなんじゃなくて、あなたがあなたのヒーローなんです。
本気で自ら死のうとしたことのある人って少ないと思います。比喩表現的な意味合いで「死にたいわ」とか言うのは誰しもあるし、俺も言います。でも、薬を大量に飲んでみたりだとか、実際に輪っかを作ったりとか、そういうことをした事ある人ってきっとこの会場の中でも数人いるかいないかくらいだと思います。僕は、自殺するのって1番嫌いなんですよ。だっておもんないから。いやおもんないでしょ、自分で死ぬ奴。やからそんなおもんない奴俺のファンにいらんねん。
「俺のファンに死ぬようなおもんない奴いらん」その言葉は突き放すようにも聞こえるけど、「俺のファンなら死ぬな」っていう意味合い。お笑いをしてる時も、楽曲にも、音楽やってる時のMCでも、上手いこと話してるし言葉遊びは得意なのに、そういう言葉だけはやっぱり不器用で。でもそこに"らしさ"が全て詰まっている。そんな言葉。自分にとって凄く突き刺さる言葉。そして、「ヒーロー、救世主は、今日まで生き抜いてきた自分自身」彼はそう思っていたのかと、それを初めて知って、じんわり心が温かくなるような、そんな感覚。そんな言葉と共に、ひとつ、約束をしてくれと。勿論個人的に約束した訳では無い。でもこの約束は一生絶対に忘れないでおこうと思った。
僕は泣くことを否定しない。男のくせに泣くなとか情けないとか、女性の方やったら泣いて許されると思うなとか言われるんですかね。でも僕は泣くことが悪いと思わない。人生で1番泣いた日、皆さんにもあると思います。僕は父ちゃんが死んだ時にめちゃくちゃ泣いて、それ以上に泣くことってもうないと思ってた。でもありました。なんでこいつらのせいで、こんな思いせなあかんねんと、キショい、クソったれがって。今耳が聴こえてる皆さん、特別です。当たり前じゃないです。耳が聴こえて、こうやって僕の音楽を聴いて、今喋ってることが聞こえること、特別だと思ってください。
「耳が聞こえることが特別」決して当たり前ではないんだよと、そう伝えられた時、撃たれたような気がした。そんな衝撃が走った。分かっていても気にも止めていないことを、当たり前が当たり前だと思ってはいけないことを、ド正面から投げつけられた。
彼の感性、人間性、そういう部分が如実に現れる音楽の舞台とパフォーマンスに圧倒される、そんな1時間。たった1時間、でもきっと忘れることのない1時間。好きになれて良かったと、今日まで生きていて良かったと、心から思った。そんな1日。
special thanks
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tsuminiochiiru · 10 months ago
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MIDNIGHT CIRCUS KT Zepp Yokohama
KISHOW LIVE TOUR 2024🎪MIDNIGHT CIRCUS🎪全公演、終了致しました‼️ご来場いただきありがとうございました🌛✨とても楽しいツアーでしたそれでは10月から始まるGRANRODEOのツアーでお会いしましょう🐮現在HP先行受付中🎫#KISHOW#GRANRODEO pic.twitter.com/kwqo6yGu59— GRANRODEO_staff (@GR_staff) August 16, 2024
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rimomekko · 2 years ago
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だいぶ日が経ってしまったけど、3月にArctic Monkeys→Phoenix→バンプを2日おきに見るという夢みたいに楽しかった1週間の話
3/13 Arctic Monkeys @Zepp Haneda
そもそもArcticをゼップ規模で見れるなんて考えられなくて、始まる前からずっと「夢?」てかんじだった。終わった今も「夢?」になってる。欧米では絶対無理だろうし、日本だから実現できたキャパだと思う。ほんとに行けてよかった!
というかさっき改めて今回のアルバムのツアーで回る国を見たけどこれもう、まじで世界制覇しとるやん。覇王やん。いや覇王でした。ロックスターロックスターって言うけどなんなんそれ、どゆこと?とずっとよくわからんまま生きてきたけど、あれがロックスターなんだな。理解しました。正直リアムを初めて見た時よりも「これがロックスター…ってコト!?」(ちいかわ)になった。まじでアレックス・ターナーはフロントマン界の頂点(のうちのひとり)なんだと思う。彼が世界中の女のハートをブチ抜いて廻るツアーと言っても差し支えないだろう。ここ1,2年でなんだか急激にオジサンになってしまったな…と思っていたけど、やっぱりセクシ〜でかっこよくて、37歳にして"ダンディズム"迸ってた。でも時々不可解な行動するキテレツさもチャーミングさもあって、ほんとうに魅力的な人だなぁと惚れ惚れしてしまった。
ライブはまさに「新旧織り交ぜた」セットリストで、最新アルバムの曲はサポート多め。豊かな音の厚みがとろけるように甘くて気持いい。特にアンコール1曲目、"There’d Better Be A Mirrorball"とかたまらんかった。
一方で1stアルバムからやった2曲は、サポートなしメンバー4人だけでやってて、そんなん好きに決まってんじゃん!!!!!!て叫びそうになった。そういうのマジ大好き。てか嫌いな奴おらん。正しく、本物のロックバンドだった。
ツアーのセトリはちょこちょこ目にしていたけど、それでも2曲目のBrianstormで久しぶりに本気の「ぶち上がる」をやった気がする。あの一瞬で身体中の血が沸くかんじ。
チケット買った時クゥ高いぜ〜!😢って思ったけど終わってみたら実質タダだった。ゼップ公演はレアだったけど、アルバムの世界観を完全に体現していたのは前日のガーデンだった、みたいなツイートもいくつか見たし、大阪では聴きたかった曲(Knee socks)やってたし、次来日してくれたら全通することをこここに誓います。なので次も単独ツアーでお願いしますね!!!
3/16 Phoenix @Zepp Haneda
4年ぶりのPhoenixウオオオオオオ!新しいアルバムがとにかく大好きだからめちゃくちゃうれしかった!Phoenixはいつもフェスとは別にちゃんとアルバムツアーで単独してくれるからありがたいね。
Phoenixのライブの好きなところは演出が「ちょうどいい」ところ。無骨すぎもしなければtoo muchでもなく、絶妙なところで、ちょうどいい。肩肘張らないエフォートレスなエレガントさをかんじる。
今回のツアーからVJあり。一番くらったのは"Love like sunset pt.1 & pt.2"。VJがイームズのpowers of tenで、もうツボすぎて、好きすぎて、苦しかった!!!!好き!!!!!!!
未だかつて浴びたことないばかでかい低音(語彙力)で体の奥までびりびりして、なんだこれ?!?!?!ってびっくりしちゃった。Phoenixのライブでそんな体験するとは思わな��ったな。あぁお願い終わらないで、と願ってしまうような、あっという間の7分だった。
あと前回見た時とはサポートのドラマーの方が違うらしく、残念がっている人もいたようだけど、わたしは普通に好きだった!パンクみを与えながらもバンドには調和していて、より骨太に、パワフルに、推進力が増したようなかんじがして、とにかく気持ちよかった。これがグルーヴ…ってコト!?(ちいかわ)(2回目)になった。
そんで家に帰ってインスタ開いたら同じライブ行ってたサトヤスが「Phoenixみんな聴いたほうがいいすよ」ってポストしていて、確かに!!!!!とハッとした。あんまり他人に対して、これ絶対聴いたほうがいいよ、とか、普通思わないじゃん。だって他の人が何聴くかはどうでもいいもんね。でも確かにPhoenixは、みんな聴いたほうがいいよ。
洋平はラジオで彼らのライブを「芸術」とか、「MoMAにいるみたいな」なんて言っていて、それはたしかにめっちゃわかるんだけど、高尚さとか敷居の高さはマジでなくて、大きく広げた両手で包み込んでくれるような、彼らの愛を、懐の深さを感じるライブだし、日常に穏やかなかがやきを添えてくれるような、そんな音楽だと思う。
そんなわけで、上記2組と同じ星に生まれた幸運を噛み締める1週間になった。たとえ数年に一度でも、こんな極東の島国までライブしに来てくれて本当にありがたい。ほんとは2組とも毎月来日して欲しいよ。ユーラシア大陸デカすぎ問題。
3/19 BUMP OF CHICKEN @名古屋ポートメッセ
今回のツアーで2日目に参加するのは初めてだったのだけど、セトリを見ないでおいたのが本当に良かった。個人的に思うところがあって、インタビュー読み返して直近で聴いていた2曲(魔法の料理とHAPPY)を両方やられてもう〜びっくりしたし泣かされた。そういうタイミングだったのかな?きっと今のわたしに必要な曲だったんだと思う。
帰りの新幹線で席について、いいライブを立て続けに観れた1週間について思いを巡らせていたらなんだかしんみりしてしまった。バンドってええなぁ。ライブってええなぁ。音楽、たのしいなぁ。
わたしはバンドとかロックとかライブとか、音楽にまつわる楽しいことや嬉しいこと、切ないことをバンプに教えてもらったから、こういう音楽に彩られた毎日も、バンプに出会えたからあるんだよな、幸せなことだな…
みそかつ弁当を食べながらそう噛み締めたのであった────────fin.
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