razbliutolife
razbliutolife
𝓎𝓊𝓊𝓀𝒾
19 posts
本と音楽Instagram ▶︎ razbliutolife
Don't wanna be here? Send us removal request.
razbliutolife · 17 hours ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『逃避の名言集』/山口路子
多数派から指を刺され、「変な奴」と言われるような"個"を肯定してくれる1冊だった。
賢く皮肉的でクスりと笑ってしまい、後半は涙がぽろりと溢れた。
p154の『人が何を成し得たかは他の人の心に何を残したかで測るべきよ。」という言葉。
私もそんな人でありたいと改めて強く思った。常に何かを作り発信し続けられる者でありたいと。それが孤独な時間であっても、私はそんな人でありたい。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 2 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『私を空腹にしないほうがいい』/くどうれいん
中学校の頃の先生が向日葵のポストカードで手紙をくれて、「ごはんはちゃんと食べること」と書いてくれた事を思い出した。
幼少期の頃から貰った手紙は全て残しているのだけど、その中でも辛い時に読み返す用の宝物ボックスに入っている。
どんなに辛くても悲しくても死にたくても、ご飯は食べよう。1番のエネルギー源だから。
どうせ死ねないんだから、せめてもの祈りで。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 2 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『幸せについて』/谷川俊太郎
「幸せ」とか「不幸せ」とかって単なる言葉でしかないなんてことが今の私には救いだった。
今の私に空いてしまっている穴を少しだけ埋めてくれたような感じ。
ブレない軸を持った方が強く生きることが出来ると言われるけれど、そんな簡単なことじゃなくて。でもそれって悪いことでもない気がしてきた。
人には沢山の一面があって、私はものすごく自分軸で我儘に生きている部分もあれば、全ての評価を他人軸に任せてしまうこともある。
それが不幸せなのか、生きづらいのかはまだ分からない。
Tumblr media
1 note · View note
razbliutolife · 6 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『悪友』 / 榊原紘
難しく感じた。
そんな中にふわっと、��っと頭に入ってくるような歌もあって私的には緩急のある歌集だと思った。
そんな中でも写真で載せた2つの歌が自分の経験と重なって心がじんわりと涙が出る前のよう��熱くなった。
最近『愛』について考えて、また別の本を読んでいる、まだ答えは分からない。そんな中、『愛がなんだ』という映画のエンディングを何度も思い出したりふと過ぎったりする。
友人に話したら「難しいし捻くれ過ぎてて私には分からないものだ」と言われた。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 7 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『そして』 『ちいさなかみさま』 『かないくん』
長谷にある小さなホテルに
小さな図書スペース。
温かい空間で温かい物に触れた。
谷川俊太郎さんの作品、好きだなあ。
0 notes
razbliutolife · 8 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『あのこは貴族』 / 山内マリコ
昔に読んで映画も観に行った大好きな物語を
もう一度手に取り読んでみた。映画も観た。
ちょうど交友関係について考えた時期だった為、自分がしっくりくる1つの回答を提示された気分になった。
相手が良いか悪いかを判断するなんて、自己都合の自己中心的な考えにすぎないと思った。では、他の客観的な判断材料は何があるだろうと考えた。
そこで、嫌だと思う点が一緒なところとどのように育ってきたかということが残酷にも面白い判断材料になりうると考えたし、『あのこは貴族』の物語を"今の"自分が再度インプットすることによって気がついてしまった。
悪気はなくても、少しずれているピースを無理やりはめ込むような関係は必ず徐々に破綻してしまうんだなと実感した。
Tumblr media
2 notes · View notes
razbliutolife · 10 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『気がする朝』/伊藤紺
人生の一瞬一瞬の切り取りのような短歌集。
短歌を目で追うと、情景が浮かび上がるのが凄いと思った。
日常を、人生をこんな捉え方が出来たら、なんとも温かくなるのだろうかと。
Tumblr media
4 notes · View notes
razbliutolife · 10 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『さようなら窓』 / 東直子
気持ちの断捨離をしたい時に読む本。
うまく眠れない女の子のお話。
恋愛小説とはまた違う、常に漂う不安定な感じがとても好き。
ほんわかするような、いつ終わるんだろうと不安になるような、でもとっても前向きな1冊。
最後の西加奈子さんの解説までがセットだと思っている。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 10 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『&Premium 明日を生きるための言葉。』
沢山の言葉。
一つ一つしっかりと胸に刻んだ。
0 notes
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『コジコジにきいてみた。』/さくらももこ
コジコジって設定通り、本当に不思議な生き物だなと思った。でも、凄く人間味があってなんだか心がゾワゾワしてしまった。
コジコジのたった一言でハッとなる事も、イラッとする事も。所詮漫画の台詞の切り抜きと分かっていても。
言い方が悪いけれど、この無責任なふわふわした感じ。羨ましくも思ってしまうな。
私は無責任になれるほど脳みそを空っぽに出来ないし、責任を持ち遂行し続けられる自信も強さもないもの。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『 天国はまだ遠く 』/ 瀬尾まいこ
生きることに疲れた女性が自殺を失敗したことから新たな生活が始まるのだけれど、解放された1人の時間も人や自然に触れる時間って大切だなあと思わせてくれる。
でも私は大自然に触れると何だか気持ちが疲れてしまう。そんな時に、この本の最後の方��自然は私を受け入れてくれるし、たくさんのものを与えてくれる。でも、私はここで何をすればいいのかちっともわからない。/ここで暮らすのは、多分違う。ここには私の日常はない。ここにいてはだめなのだ。」とある。ぴたりとハマった感じがした。
自然は私を包み込んでくれるけれども、私は自然の全てを知り理解することができずそれに怖くなってしまうんだなと。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『すみれの花の砂糖づけ』/ 江國香織
「時間」を読んで
悪い傷ばかりだと思っていたけれど
それはどれも今に繋がっている良い傷になっていることに気がついた。
傷跡が恥ずかしかったけれど、「戦って勝ち抜いて生きてきた証じゃん」と言われて、少しだけ誇らしく思えた。
Tumblr media
1 note · View note
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『BRUTUS 一行だけで』
雑誌基本買わないけど
買わざるを得なかった。
YouTubeの対談も面白かった。後編もあるよ。
youtube
0 notes
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『 水銀燈が消えるまで 』/ 東直子
いろいろな事情を抱えた人達が吸い込まれていくコキリコ・ピクニックランド。
不思議で物悲しい雰囲気の物語なんだけれども、自分も辿り着きたくなる遊園地だと思った。
白昼夢のようなフワフワとした着地点のない感覚に陥る。それが心地良い。
表紙が酒井駒子さんのイラストなのも凄く良い。
綺麗な線のイラストよりも、その人にしか出せないような線や色味のイラストは惹かれるものがある。
『バタフライガーデン』を読んで、蝶のタトゥーいれて良かったなと思った。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』/ 尾形真理子
悩みを抱えた女性たちが、自分にとって唯一無二と感じられるような洋服と出会う事によってない面も変化していく物語。
元アパレル店員としては、こんな店員になりたかった。そして、またなりたいと思った。
「好きなものを身に纏う」vs「似合っていない」問題。
自分が好きだとか格好良いだとか思うものと、自分に似合うものが合致していれば何も問題はないのだけれど。
30歳手前で似合わない金髪、個性派とも言えないビッグシルエットのストリート系の洋服。そんな知り合いがいた。
ずっと違和感を感じていた時に、30歳を過ぎても全頭ブリーチで白髪。服はカラス族でピチッとした服。その人は真っ赤なリップをつけて、「この人だから似合うんだ」とまで思わせてしまう雰囲気があった人を思い出した。
山本耀司さんの言葉で「服が女を格好良くすることは出来んよ、格好良い女が着るから服が格好良く見えるんだよ」と仰っていた。
内面が顔に出るような歳になって、格好良く生きたいと更に思うようになった。
「ファッションは毎日を生き抜くための鎧である」―ビル・カニンガム
「つらいときほど、常にファッションは大胆にね」―エルザ・スキャパレリ
「流行に夢中になってはだめ。ファッションにあなたを支配させてはだめ。その着こなしと生き方によって、あなたが誰で、どう見せたいかは自分で決めればいい」―ジャンニ・ヴェルサーチ
Tumblr media
1 note · View note
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『 すみわたる夜空のような 』/ 銀色夏生
いつか人並みの中で目が合ったら笑えるような縁の切り方を出来た事がない。でも、いつか人並みの中で見かけたい。
そして生き方を推測したい。「元気そうで良かった」と思いたい。思いたいのに、きっともう二度と視界に入れたくないと思う人が多いのだろうな。
ふと思い出したらきっとそこまで思わないのだけれども。
Tumblr media
0 notes
razbliutolife · 1 year ago
Text
Tumblr media Tumblr media
『20代で得た知見』/ F
「本を読まないということは、そのひとは孤独ではないという証拠である。/ 太宰治」はなんだかぐっときてしまった。
悲しくて寂しくて人と会う元気がない時、本を読むと周りの五月蝿い世界から遮断されて、新しい別の世界へ入り込む事で孤独を感じなくなる。これは人でもSNSでも埋められない穴だと思う。
そんな時言われて「なるほどお」となった事が
「死にたさを抱えている人はポジティブの貯金だと思っている。死ねない理由を考えて死なない現実を繰り返して、いつか貯まった死なない理由が爆発的な大きさになっている」と。
そう考えると、常に孤独ではないのかもしれない。
また
本が読めなくなってしまう時でも
本は逃げない。
いつでも側に居て
待っていてくれる。
Tumblr media
1 note · View note