Sumerian Mythology - The earliest deities of ancient Mesopotamia (68)
The Lament for Sumer and Ur – Poem 5: Hope for a prosperous world to rebuild
O bitter storm, retreat, O storm, storm return to your home. O storm that destroys cities, retreat, O storm, storm return to your home. O storm that destroys houses, retreat, O storm, storm return to your home. Indeed the storm that blew on Sumer, blew also on the foreign lands. Indeed the storm that blew on the land, blew on the foreign lands, it has blown on Tidnum, on Anšan, and on Gutium. It levelled Anšan like a blowing evil wind. Famine has overwhelmed the forien evildoers; those people will have to submit.
May An not change the divine powers of heaven, the divine plans for treating the people with justice. May An not change the decisions and judgments to lead the people properly. To travel on the roads of the Land: may An and Enlil not change it. May Enki and Ninmah not change it. That the Tigris and Euphrates should again carry water: may An not change it. That there should be rain in the skies and on the ground speckled barley: may An not change it. That there should be watercourses with water and fields with grain: may An not change it. That the marshes should support fish and fowl: may An not change it. That old reeds and fresh reeds should grow in the reedbeds: may An and Enlil not change it. May Enki and Ninmah not change it.
That the orchards should bear syrup and grapes, that the high plain should bear the mašgurum tree, that there should be long life in the palace, that the sea should bring forth every abundance: may An not change it. The land densely populated from south to uplands: may An and Enlil not change it. May Enki and Ninmah not change it.
That cities should be rebuilt, that people should be numerous, that in the whole universe the people should be cared for; O Nanna, your kingship is sweet, return to your place. May a good abundant reign be long-lasting in Ur. Let its people lie down in safe pastures, let them reproduce. O mankind ……, O Nanna! O your city! O your house! O your people!
シュメール神話~古代メソポタミア最古の神々(68)
シュメールとウルの滅亡哀歌〜第5歌:再興する豊かな世界を願う
苦しい嵐よ、退け、嵐よ、家に帰れ。都市を破壊する嵐よ、退却せよ、嵐よ、もといた家に帰れ。家を破壊する嵐よ、退却せよ、嵐よ、もといた家に帰れ。確かにシュメールに吹いた嵐は、国外の地にも吹いた。確かに土地に吹いた嵐は、異国の地にも吹き荒れ、ティドヌムにも、アンシャンにも、グティウムにも吹き荒れた。 邪悪な風が吹き荒れるようにアンシャンを平定した。飢饉は異国の悪人たちを圧倒し、彼らは服従しなければならない。
アン神が、天の神通力、人々を正しく扱うための神通力を変えませんように。人々を正しく導くための判断や決断を、アン神がそれを変えませんように。国の道を旅すること:アン神とエンリル神がそれを変えないように。エンキ神とニンマフ女神がそれを変えませんように。チグリスとユーフラテスが再び水を運ぶように:アン神がそれを変えませんように。天には雨が降り,地には大麦の斑点があるように:アン神がそれを変えませんように。水が流れる水路があり、穀物のある畑があるように。湿地が魚や鳥を育むように:アン神がそれを変えませんように。葦原に古い葦と新しい葦が育つように:アン神とエンリル神がそれを変えませんように。ニンマフ女神がそれを変えませんように。
果樹園にはシロップとブドウが実り、高地にはマシュグルムの木が実り、宮殿には長寿があり、海にはあらゆる豊かさがあるように:アン神がそれを変えませんように。南から高地まで人口が密集している土地:アン神とエンリル神がそれを変えませんように。エンキ神とニンマフ女神がそれを変えないように。
都市が再建され、人々が多くなり、全宇宙で人々が大切にされますように。ナンナ神よ、あなたの王権は甘美であり、あなたの居場所に戻りなさい。ウルに良い豊かな治世が長く続きますように。その民を安全な牧草地に寝かせ、繁殖させよ。ああ、人類よ ......, ナンナ神よ。あなたの街よ。あなたの家よ。あなたの人々よ!
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詩集『青春群像 -Youthful Crowd-』
詩集『青春群像 -Youthful Crowd-』
1.君と初恋
2.後退り
3.もどかしい
4.21世紀生まれの僕らに
5.シティボーイの墓場
6.人生がワカラナイ
7.はるかなる夜に
8.さすらいの宇宙人たち
9.愛してるが言えなくて
10.前職サラリーマン
11.後悔しよう
12.サイダー色の人生
1.君と初恋
今夜も君と……
チーズタッカルビを食べながら
Netflixの映画を観たい
あのコミックの話をしながら
瓶ビールで乾杯したい
未来の話でもしながら
最後はぐっすり眠ってしまいたい
全部嘘だとしても
今なら許せる気がする
まるで夢のようだ
人から告白されるなんて
悪戯だと信じてた
そう決め込んで放っておいたら
君から連絡が来た
言われた場所へ足を運ぶと
頬を赤く染めた君がいた
いつもよりも緊張した面持ちで
あの一言を伝えてきたのさ
あれから僕の人生は
薔薇色に変わったわけではないけど
君が傍にいるだけで
すべて許せてしまえるよ
いつか君と別れても……
なんてネガティブなことは思わない
僕は僕なりに君を
全力で愛してみたいんだ
何度目かの朝が来て
隣を見ると
君が微睡んでいる
あれから僕の人生は
薔薇色に変わったわけではないけど
君が傍にいるだけで
すべて許せてしまえるよ
いつか君と別れても……
なんてネガティブなことは思わない
僕は僕なりに君を
全力で愛しているよ
全部嘘だとしても
今なら許せる気がした
恋の魔法に犯されて
まだ夢の中
客観的に自分を見つめられない
2.後退り
出張先の街のカフェに
君がやって来た
いきなり「会いたい」と言われ
僕は二つ返事で答えた
淋しさに耐えられないとか
愛しさが溢れたとか
甘い言葉ばかりが脳に浮かび
その一言で崩れ落ちた
すっかり冷めたホットコーヒーを
飲み干す事しか出来なかった
そうだ数年前の話
君に渡された合鍵を
今もお守り代わりに持っている
あの話をしよう
きっと何度も同じ話をして
それでも醒めなくて
まるで夢のような甘い日々
今でも恋しくて
何度女々しいと言われても
嘆くことしか出来ない
目の前の仕事も手に付かず
今日もまた同じ書類を読んでいる
賞味期限切れの恋愛を
温めることしかできなかった
君はまた次の恋をする
僕はまだ君に縋っている
人間が違いすぎて
もともと合わなかったのだ
思い込みでやり過ごそう
すべて流してしまおう
愛する意味さえ知らなかった日々よ
僕にもう一度愛を分けてくれ
いつかまた逢えるなら
もう一度恋をさせてくれ
他力本願な僕に
安らぎの未来を分けてくれ
3.もどかしい
あなたに出逢ってから
あなたのことを嫌いになった
あなたが好きだったのに
あなたのふとした一面を見てから
あなたを許せなくなって
あなたの傍にいたくなくなって
あなたが出張するって聞いた時は
あなたに会わないことを喜んだ
傍にいることが当たり前すぎて
いつの間にか見えなくなっていた
ふと周りを見てみると
もっと良い恋があるんじゃないかと思った
愛が重すぎて愛しすぎて
心が離れていくのを
きっと気付かないまま
あなたはこれからも生きていくのでしょう
付き合ったばかりの頃は
ひとつひとつの思い出が大切だった
今は何にも感じなくなって
倦怠期以上の何かを
いつの間にか胸に抱くようになった
私の責任かもしれない
最初はそう思って
直そうともしてみたよ
でも幾ら考えても
あなたのことが好きになれない
それならもう別れてしまった方がいいと
思い切って電話をした
愛が重すぎて愛しすぎて
心が離れていくのを
きっと気付かないまま
あなたはこれからも生きていくのでしょう
心の距離や見えない傷に
見えないフリをするのは楽しいですか?
あなたを愛することに
疲れ果ててしまったのです
「もう愛せない」とはっきり伝えた時
受け止めきれないような
なんとも言えない
表情のあなたがすべてを
物語っていた
4.21世紀生まれの僕らに
【1 - 子どもたちの詠唱(アリア)】
20世紀終わりの狂騒を
僕らは何も知らない
21世紀始まりの歓喜を
僕らは何も知らない
安らかに生まれ
健やかに生きる
希望に満ちた未来へ向かう
子どもたちの声が聞こえるか
【2 - 夜明けの戦争狂交響曲(シンフォニー)】
平和へ向かっていたはずの
人々たちの群れに
Shocking!!
崩れ堕ちた平穏に
慌てふためく為政者たち
群衆は熱に浮かされたように
戦争へと足を進める
時は満ち
風は起こり
安らかな日々を求める
群衆は熱に浮かされたように
戦争へと足を進める
独裁者のせいでも
民主主義のせいでも
メディアのせいでもない
すべては群衆が求めたこと
あまりに無責任だ
他意も悪意も鋭意もなく
無邪気に……
世界は塗り替えられていく
【3 - 精神科医の輪舞曲(ロンド)】
ニュースは女と子どもに寄り添う
群衆は報道に涙する
本当に目を向けることまで
感傷的な声に惑わされ
大切なことが見えなくなる
性別と年齢の調和が
彼らに武器を持たせた
近隣に住む友人は
国境線の向こうにいる
ふと地面を見ると
転がる死体の群れ
傷ついた首に光るネックレスが
友の面影を語る
もう武器は持てぬ
人は殺せぬ
愛と正義のために
精神科医は夜明けまで
休みなしに働く
この戦争はもう
永久(とわ)に終わらないのか
誰のための戦争か
戦争は何を生むのか
現状打破への焦りが
人類最後の叡智を
隣人へ遣わす!
踊る精神科医
笑う精神科医
嘆く精神科医
【4 - 電子幻想曲(エレクトリック・ファンタジア)】
世界を揺るがす
銀色の箱に
新世界への扉が
開こうとしている
音楽を1$で買えるようにして
インターネットの民主化を目論む
その先に何があるのか
誰も知らない
だけど……
禁断の果実は
すでに齧られてしまった
もう止まらぬ
止められぬ
シリコンバレー発の革命
世界を揺るがす
銀色の箱に
新世界への扉が
開こうとしている
【5 - スマートフォンの哀歌(エレジー)】
見渡せば
スマートフォン
見つめる人の群れ
聞こえない
スマートフォン
見つめる人の本音
感じない
スマートフォン
見つめる人たちには
味のない
スマートフォン
見つめる人が見ているもの
【6 - 正義の小歌劇(オペレッタ)】
独裁者が倒された
正義は勝った
歓喜に沸く群衆に
指導者は主張する
愛する人が傷ついて
目の前に現れる
そんな現実の中で
なぜ群衆は喜ぶのか
私にはわからない(何故!)
私にはわからない(今!)
私にはわからない(さあ!)
私にはわからない(変えよう!)
戦争は人を豊かにはしない
戦争は偽物の富を国家にもたらす
だから止められない
他人を唆して
都合のいい嘘で塗り固め
愛と平和の名の下に
無名戦士たちを戦場へ送る
私にはわからない(何故!)
私にはわからない(今!)
私にはわからない(さあ!)
私にはわからない(変えよう!)
ここからが本当の
戦いだ
【7 - アラブ奇想曲(カプリッチオ)】
銀色の箱が
塗り替えた世界は
指導者たちの横暴を
決して許さない
片手で収まる
銀色の箱は
写真も撮れるし
声も録れる
ひとりひとりが
かつてのマスメディア
ひとりひとつの
メディアを運営する
あなたの一声が
世界を変えられる
隣の国が出来るんだ
私たちにだって出来るさ
希望を見つけた
群衆は止まらない
影響を持つ人を
誰もが夢見る時代
SNSの海で巻き起こった嵐は
目に見えないままに
この国のアンシャン・レジームも
打ち破る!
気概を持て!
勇気を持て!
明日をこの手で創り出せ!
【8 - 群衆の舟歌(バルカローラ)】
安らかな眠りにつく
子どもたちに
平和の意味を尋ねられた時
君はどのように
言葉を紡いでみせるのか
希望に塗り固められた
虚構を伝えるか
それとも現実を素直に
言葉にしたためるか
何れにせよ
大人たちの態度が問われる
安らかな眠りにつけない
子どもたちに
生きる意味を尋ねられた時
君は如何にして
愛情を伝えられるのか
誇張に塗り固められた
誇張を伝えるか
それとも静かなる愛を素直に
言葉にしたためるか
何れにせよ
子どもたちはいつも見ている
【9 - 社会の小即興曲(インベンション)】
未曾有の危機に
うねりが生まれて
若者たちは
隙間を見つける
小さな成功が
大きな夢へと導く
大人になって忘れていた
目の前の物事へ
夢中になること
蹂躙されてきた
人々が声を上げる
その背中を見て
群衆が時代に乗る
明日なき暴走が
希望の未来を創る
目の前の物事を
ひとつずつ変えていく
でも置き去りにされたままの
大人や老人はどうなる?
目の前の物事を
ひとつずつ変えていく
時代遅れと糾弾され
存在理由すら若者は否定する
踏み台にされたままの生き物たち
彼らの断末魔が聞こえた
過去と未来を繋ぐ
果てしなき分断の影
そこにあるのは
潜在的現実
何者でもない人に
名前が生まれて
かつてない時代の波に
誰もが流されたまま
Fire! Fire! Fire! Fire! Fire!
Equally! Equally! Equally! Equally! Equally!
【10 - 21世紀夜明詩(オーバード)】
今こそ!
地球に
目を向けよう
今こそ!
君だけを
愛してみよう
世界を変えるには
目の前の私から
この星を守りたいなら
目の前のあなたから
21世紀の始まりに
生まれた僕らの物語は
もう一度ここから
愛と希望を胸に旅立つ
世界では
この瞬間も
誰かが生まれる
世界では
この瞬間も
誰かが死んでいく
戦争を知らない子どもがいるなら
戦争しか知らない子どももいるだろう
空腹を知らない子どもがいるなら
空腹しか知らない子どももいるだろう
今こそ!
できることを
私の力で
今こそ!
できることを
あなたの思うがままに
21世紀生まれを誇りあるものとして
未来の子どもたちに語り継げるように
今何が出来るのか考えてみよう
そこから新たな未来が生まれるさ
夜明けはきっと
すぐそこに
5.シティボーイの墓場
こんな街に居られるかと
高校卒業を機に上京して
夢や希望もなく
漠然と大学に通ってた
恋人も出来なかったし
親友もいないし
何をしようかと悩んでるうちに
緊急事態宣言
レールに乗ってるだけで
すべてがOKな時代は終わり
24時間が永遠のように
心に重く伸し掛かる
いつでもどこでも何度でも
もう一度やり直せるなら
戻りたい過去は数え切れないほど
脳裏に浮かぶけど
それでもやっぱり私には
この生き方しか出来ないんだと
ふと我に返った瞬間
自分の生き方を信じてみようと決めた
喧嘩別れした両親と
数年振りに電話した
ヒステリックなニュースの群れが
また心を遠ざけていった
結局帰ることも許されず
アルバイトも無くなって
カップラーメンも底を尽きたのは
夏の始まりだった
マスクが暑すぎて
何もかも嫌になってしまうよ
24時間が永遠のように
生きてることってそんなに良いものなのか?
いつでもどこでも何度でも
もう一度やり直せるなら
こうすれば良かったという後悔は
まるで星のように
それでもやっぱり私には
この生き方しか出来ないんだと
やっと開き直った瞬間に
未来が少し拓けたような気がした
私には帰る場所はなく
ただ息をするだけ
こんな人生
もう懲り懲りだよ
ここは現代社会の墓場
大東京
いつでもどこでも何度でも
もう一度やり直せるなら
戻りたい��去は数え切れないほど
脳裏に浮かぶけど
それでもやっぱり私には
この生き方しか出来ないんだと
ふと我に返った瞬間
自分の生き方を信じてみようと決めた
嗚呼……
小鳥が綺麗だ
6.人生がワカラナイ
過去も未来も興味ない
今さえ良けりゃそれでいい
アンタはほんとに満足なのかい
大人たちは声を上げる
ハッシュタグの波に襲われて
私はいつも遭難中
国民皆風見鶏で
自分の意志すらない
将来の夢はなんですか?
弊社を志望した理由を教えてください
なんとなく答えを繕ってみたものの
何だかしっくり来ない
幻想を追いかける大人たち
現実に生きる若者たち
見たくない夢を見せられて
現実に打ちのめされた
もう大人の言うことなんか信じない
私と友達が良けりゃそれでいい
100円のブラックコーヒーを
買うかどうかに暫し思案中
アンタが夢見た未来なのかい
大人たちのルサンチマン
ハッシュタグに憎悪を撒き散らし
外では良い人のフリをする
誹謗中傷に反対するくせに
無意識的に人を傷つけている
ああ あんな大人になりたくはない
心ではそう思っていても
裏垢に書き込んでいる内容は
彼らが蟻に見えるような殺害予告ばかり
幻想を追いかける大人たち
若者も幻想の渦に吸い込まれて
社会という名の監獄に
一筋の光すら見つけられない
もう大人も友達も信じられない
私さえ良けりゃそれでいい
ある日突然訴状が家に届いて
裁判所に赴く
嫌いだったアイツが得意顔して
こちらを見て笑ってた
堕ちてく犯罪
幻想を追いかけてばかりじゃ
何も変わらないと悟った
1969 2015 2020
歴史は何度でも繰り返す
幻想を追いかける大人たち
若者も幻想の渦に吸い込まれて
それでも一筋の光を見つけた
もう他人の言うことなんか信じない
私と友達が良けりゃそれでいい
今日も詐欺メールをクリックする
7.はるかなる夜に
いけないことって
知ってても
心はあなたを
求めてる
いまの栄光を
投げ打ってでも
心はあなたと
共にある
七万人から
選ばれたアイドル
その重みは
誰よりも知ってる
はるかなる夜に
あなたの姿を見た
駆け出したい衝動が
心を支配してしまったよ
I Want You……
週刊誌が何と書き立てようとも
I Love You……
あなたのことが好きだから
I Hate You……
過去なんかどうでもいいんだ
疲れ果てて
前を見る勇気も
後ろに下がる強さも
失くしてしまった
やつれ果てて
家に帰る勇気も
どこかへ逃げる強さも
忘れてしまった
さよならアイドル
さよなら私
8.さすらいの宇宙人たち
私はどこから来たのか
私はどこで生まれたのか
何のために生きているのか
誰の声を聞けばいいのか
急流でカヤックを漕ぐように
時の流れに身を委ねた
幼い頃から夢を見たこともなく
ここまで身を任せてしまった
やっと気づいた時には遅かった
舟はとっくに沖に出ていた
もう戻れないと悟った
このまま生きるしかないんだ
私はさすらいの宇宙人だ
守りたい家族も見当たらず
愛したい人も出逢えず
何のために生きているのか
誰の声を聞けばいいのか
私はさすらいの宇宙人だ
幼少期から愛を感じられずに
ここまで生きてしまった
枯れきってしまった大地に
一滴の水を垂らそうともしなかった
やっと気付いた時には遅かった
舟はとっくに傍を離れてた
死にたい理由は無数に思いつくが
生きたい理由は指を折る数しかない
私はさすらいの宇宙人だ
誰かを嫌いになるのは
誰かを好きになるよりも簡単だ
信頼していたはずの人が
信頼できなくなり
気付けば僕も塞ぎ込んだままさ
やっと生きているというのに
もっと頑張れと喚く社会よ
天使の顔をして
無責任に背中を押す悪魔よ
私はさすらいの宇宙人だ
私たちはこの宇宙を彷徨っている
9.愛してるが言えなくて
ベッドを分けようと決めた夜は
何も考えもせず
ひとりの時間が欲しくて
素直に頷いたけど
ちょっとずつ距離が生まれて
キスもしなくなった
ひとりの時間が辛いなんて
今更言い出せない
子どものこともあるし
親への感謝もある
離婚するほど醒めてはいないが
隙間風があまりに冷たい
一言が出てこなくて
君を困らせた
僕は何も言えないまま
部屋を去るしかなかったよ
子どもが大きくなり
反抗期も始まって
僕は僕で係長に昇進し
猛烈な日々を過ごしてた
そんなある日の夜だった
君はいきなり傍に来て
僕の瞳を見つめたまま
数秒ほど時を止めた
もう何年もこの調子で
僕は疲れ果てた
鈍感すぎて気付かなかったけど
君にちっとも魅力を感じなくなってた
一言が出てこなくて
君を困らせた
きっと冷たい顔をしてただろう
その目には涙が浮かんでた
一言が出てこなくて
君を困らせた
それでも僕らは離れられないよ
その一言が言えるまで
10.前職サラリーマン
俺は俺なりに誇りに思ってた
この仕事
ある日突然放り出されるなんて
想像も出来なかったぜ
会社がいきなり無くなり
俺は呆然
リーマンショックも耐えたのに
コロナには耐えられなかった
夕陽の電車に詰め込まれた
人の群れがまるで罪人(つみびと)に見える
この現実という名の悪夢で
君はなぜ夢なんか見られるのか?
嵐吹き荒れる朝に
打ち棄てられた未来が飛び交う
カラスに食い荒らされたゴミのように
まるで未来を待ってるようさ
普段は酔わないビールが
やけに胸に響いてる
もう一杯行ってみようか
日本酒にハイボール
俺は俺なりに生きてきた
この人生
でも初めて絶望に襲われて
何も見えなくなったぜ
社会がいきなり反転し
俺は戸惑う
住んでたアパートを追い出され
ネカフェで朝を待つ
大空に向かって手を広げ
もしも鳥になれたらと妄想する
でも我に帰ると片手に缶コーヒー
そしてもう片方の手には催促の手紙
やがて過去から未来へ
すべてを忘れてしまえるなら
私の生きてた記憶自体を
何処かへ消し去ってしまいたい
普段は食べない弁当が
やけに魅力的だ
カップラーメンには飽きたぜ
レトルトご飯が食べたい
政治家は寝言ばかり
若者は戯言ばかり
騙し騙され
コンピューターの波
全部嘘っぱち
嵐吹き荒れる朝に
打ち棄てられた未来が飛び交う
やがて過去から未来へ
すべてを忘れてしまえるなら
時の流れるまま
生きてきてしまったのが失敗だった
俺は俺なりに考え
何か始めるべきだと悟った
心に吹き荒れる後悔は
もっと上手くやれた自惚
夜明けを待つ前に
何か行動すればよかった
11.後悔しよう
春の花が咲き誇る公園
夏に星空が見えるプラネタリウム
本当のことは誰も口にしない
気づいた時にはもう遅すぎた
僕だけの君と信じて生きてきた
君だけが僕を愛してると信じてきた
星空が涙色に見える
そんな夜は
素直に後悔しよう
秋の食が美味しいレストラン
冬に聖夜を過ごしたホテル
周りが見えなくなるような恋をして
やっと自分のことがわかった気がした
今だけ良ければそれで幸せさ
かつての僕はきっと間違っていた
星空が涙色に見える
そんな夜は
素直に後悔しよう
心の中に恋というオーロラが
まるでナイアガラのように
美しく煌めいてる
僕だけの君と信じて生きてきた
君だけが僕を愛してると信じてきた
星空が涙色に見える
そんな夜は
素直に後悔しよう
恋はいつでも不器用なもの
何度でも後悔しよう
12.サイダー色の人生
もう頑張れないって悩むこと
きっとあるよね
今のあなたにやってほしいのは
自分を大切にすること
誰かに見つけてほしいと思うなら
まず自分から始めよう
きっと今も精一杯頑張ってるはずだから
これ以上頑張らなくていいよ
時には休んでもいい
昼まで寝てもいい
もう一度言うね
ほんとに大切なのは
自分自身に誇りを持てる
あなたでいること
空に映っている
未来はきっとサイダー色
永遠なんてない人生だから
私はわがままに生きてみたい
無理して背伸びする必要はないよ
あなたはあなたでいい
どうして無理なんだろうって思うこと
何度もあるよね
数えきれない眠れぬ夜の先に
今の私は生きている
誰かを好きになりたいなら
まず自分から始めよう
自分の好きなとこも嫌いなとこも抱きしめて
私をちょっと変えてみよう
時には泣いてもいい
自分を曝け出してもいい
もう一度言うね
ほんとに大切なのは
少なくとも自分を嫌いじゃないって
自信を持って言えること
夕陽に溶け込むような
過去はきっとサイダー色
泣いても笑っても一度きりだから
私はわがままに生きてみたい
無理して背伸びする必要はないよ
らしさなんて求めなくていい
トレンドを眺めてるだけで
心が痛くなることもあるよね
放っておいたら傷つくばかりだから
時には両手を広げて
芝生に寝転んでみよう
時には想いを叫べ
地平線の彼方にいる
未来のあなたへ向かって
いま!
空に映っている
未来はきっとサイダー色
永遠なんてない人生だから
あなたとわがままに生きてみたい
無理して背伸びする必要はないよ
あなたはあなたでいい
らしさなんて求めなくていい
それが私たちの生きる意味
詩集『青春群像 -Youthful Crowd-』
Produced by Yuu Sakaoka
Written by 坂岡 優
Written Assisted by C.Martin, M.Evans, K.Takahashi, S.Yamamoto
Very Very Thanks to My family, my friends and all my fans!!
2022.6.24
Yuu Sakaoka
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