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#デルトラ・クエスト
shionshot · 1 year
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デルトラのアクセサリー/Accessories of Deltora
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デルトラのアクセサリー
デルトラのブレスレット
デルトラのネックレス
デルトラのリング
20周年記念イベントのために作ったアクセサリーたち。普段使いできるアクセサリーが目標でしたが、、、
一番気に入ってるのはネックレスです。手芸用の天然石を集めました。しかし6ミリ球しか手に入らなかったので、なかなか存在感があります…。4ミリ球なら、もっとさりげなくつけられそうなんですけどね。
一番気に入ってないのはリング! レジンアートはあまり向いてないことがよくわかった。固まるのが待ちきれないんでそこらじゅうべとべとになるし、色の表現も思うようにいかなかった。
作りかたは忘れましたが手芸屋さんか百均にある材料で作れます。手芸は好きなんでまた何か作ると思います。
Accessories of Deltora
Bracelet of Deltora
Necklace of Deltora
Ring of Deltora
I created this piece for the  Deltora Quest Japanese 20th anniversary Unofficial Fan Event,which took place last September🎆
I tried to create the DELTORA accessories that could be worn when going out.
Of these, I particularly like the necklace.
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deltoranembassy · 2 years
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「デルトラ・クエスト」日本上陸20周年記念ファンイベント
 「デルトラ・クエスト」日本上陸20周年記念ファンイベントの特設サイト&Twitterを開設しました! イベント情報や、「デルトラ・クエスト」に関することを投稿していく予定です。
特設サイト
特設Twitter
イベント日程
2022/9/17(土)、9/18(日)、9/19(月・祝)
 メインイベントは、1巻『沈黙の森』・2巻『嘆きの湖』の発売日である9月17日からの三連休に行います。
 細かいイベント内容やスケジュールは、しっかり決めて6月ごろにお知らせします! でも、以前案として挙げたことをだいたいやるような感じになりそうです。
 「デルトラ・クエスト」シリーズも、今年で初版刊行から20年です。
 このファンイベントの目的は、これまで「デルトラ・クエスト」を愛してきて、そしてこれからも読んでいきたいと思っている人たちが、心から楽しく20周年をお祝いできるようにすることです。
 みなさん、この「デルトラ・クエスト」についていろんな気持ちや思い出があるんじゃないかなと思います。これから20周年記念としてやっていきたいイベントたちは、作品の言葉を借りれば、『同じこころざしを持つ仲間として、互いの才能と経験を分かち合う』ことができる場にしたいと思います。
 その過程で、この作品の良さが広く認められ、これからも多くの人たちに手に取ってもらえる本となり続けることを強く願っています。刊行から19年も経った今、これから新作が出るとか映像化するとかいう状況でもないのに、ただただ読み続けている人間はそう多くはないかもしれない。でもだからこそ、あなたの言葉には、大きな意味と力があります。ぜひ自信を持って、「デルトラ・クエスト」が好きだ、ここが自分の思う良さだ、ということを表現していってほしいです。それが一番、この20周年を盛り上げることだと思います!!!! 私もできる限り頑張ります。それから、9月の予定を明けててくださーい✋
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penn-of-auronrafts · 2 years
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『デルトラのベルト』七つの宝石 ③エメラルド 中編
 エメラルドが邪悪を察知する効果に関して、残るいくつかの疑問点を考えながら、分かったことを整理していく……つもりだったのですが、ほぼすべてがルビーにも共通することに思えるので、考えるのが面倒くさくなってきてしまいました。ルビーの項でまとめて考えてみようと思います。また今から振り返ってみると、察知した対象が何かだけよりも、どういう状況だったか、ということから見ていったほうが良かったような気もしています。
 ということで、続きましてエメラルド固有の力である、破られた誓いを察知する効果について考えます。
破られた誓い
 なんらかの誓いが破られた場に居合わせると、エメラルドは色あせてその存在を知らせます。誓いを破った人物とかに反応しても良いようには思えますが、あくまで例示されているのは、過去にその誓い破りがされた場所での反応でした。
 エメラルドが破られた誓いをはっきりと察知したのは、トーラ族がエンドン王の頼みを断っていましめの谷に飛ばされたときです。これ以外に誓い破りをエメラルドが察知したと明言されている場面はないのですが、なかなかインパクトのある出来事なので、このトーラ族の誓い破りを掘り下げて考えていってみようと思います。
立場や名誉を守るための誓い
 この効果について考えるにあたって、のちに破られることとなった、トーラ族の誓いが結ばれた経緯をまずさかのぼってみます。
 アディンによるデルトラ王国の建国後、竜の地の七部族は、国王に就任したアディンへと忠誠を誓いました。しかしトーラ族は、ほかの六部族のようにアディンにただ忠誠を誓っただけではなく、大岩に魔法をかけてその誓いを表します。
 アディンが影の大王に対抗するための団結を説いたとき、トーラ族は、ほかの部族や、トーラの外の民が苦しめられていることをアディンから知らされてもなお、戦いへの協力要請を二度も拒み、アディンと6部族があわや影の大王軍に滅ぼされる寸前になって寝返りました。戦後、トーラ族はこれを深く恥じ入ったため、誓いを破ると自らが破滅する魔法をかけた、とされています。※1
 この誓いはトーラ族の誇り高さゆえに生まれたものでもあるのですが、当時のトーラ族の状況を考えてみると、彼らはとても肩身の狭い状況に置かれていたと思われます。トーラ族はアディンの頼みを二度もむげにした直後だったため、彼らが信頼できるかどうか怪しまれてもおかしくありません。
 けれども、トーラ族にしてみれば、国王に謀反を企てているのではないか、本気で国王に忠誠心を持っていないのではないかなどと疑われていたら、他の部族から攻撃されかねなかったり、トーラ族の意見に耳を傾けてもらえなくなってしまったりと、立場が非常に危うくなってしまいます。新しく出来た国で、そして新しい国王やほかの部族との関係のなかで、自分たちの立場を守りつづけるためにも、彼らはどうにかして周囲からの信頼を保つ必要がありました。ここでの立場というのは、名誉と言い換えても良いかもしれません。
 そこで立てられたのが彼らの忠誠の誓いであり、さらに魔法で縛りをかけて保証することによって、誓いへの信頼性を高めました。自らに厳しい誓いを強いたことで、ほかの部族からの不信もかなり和らげることができたでしょう。こうすることで、危機に陥っているほかの部族を省みなかったという不名誉におとしめられることもなく、魔力を持つ誇り高き民という面子を保ち続けることができたのです。
 ただこの時点では、まだまだ1度目の過ちで、トーラ族が子孫代々に渡って誓いを守りつづけるかは誰にも分からないことだったので、反省や保身としてだけではなく「わざわざそんなことまでするなんて」という認識でもあったのではないかと思います。
 ほかの六部族だって、入って来た他部族を見境なくやっちまうとかいろいろすねに傷を持っていたわけなので、過去のことは水に流し、アディンのもとで団結してひとつの国を作り上げていきましょう、というタイミングです。ギリギリだったとはいえ、トーラ族はちゃんと味方についたし、影の大王も追い返せたので、終わり良ければすべて良しでもありますしね。
 というわけで、トーラ族は、偉大なるアディンとその子孫へ深く忠誠を示してしまいたい!そしてこの国と国王を支え続ける!という強い気持ちをもって、幸か不幸か自らに厳しいいましめを課してしまったのだと思います。
エメラルドの誓いは非常に重い
 なんやかんやあって、結局数百年後にトーラ族はこの誓いを破ります。ドランも危惧していたように、デルトラの竜が絶滅しかけていたころには、トーラ族も先祖が誓いを立てた理由を忘れかけており、誓いを気にして国王に強く出ることを恐れるようになっていました(忠誠って何?という気分にもなる……)。その後のデルトラ国王のだめだめっぷりもあいまってでしょうが、トーラ族は、この誓いは時代遅れの足かせに過ぎないと感じるようになり、ひいては無意味なものだと思いこむようになっていったのではないかと思います。でも実際は違っていて、誓いの魔法の効力、誓いの重みは、アディンの時代と変わることなく保たれていました。そして、運命のあの日、エンドン王からの手紙を破った瞬間、トーラ族は魔法でいましめの谷に吹き飛ばされてしまいます。
 しかし、どうしてトーラ族がああまでならなければならなかったのか。だいたいは影の大王の企みのせいでもあるんですが、忠誠の対象とするべきデルトラ国王の権威はだだ下がりだったので、そんなものに忠実に従っても意味はないと思うのも仕方ないと思います。
 具体的に「エメラルドが誓い破りを察知した」とされているのは、このトーラ族の例しかありませんから、トーラ族がこの行動のせいで誓い破りとされ��点についてほかの出来事と比べて考察することはできません。そこで、原書で『デルトラの書』のエメラルドの部分を引いてみると、「vow」という言葉で表現されています。同じ誓い、宣誓という意味でも、「oath」の方が日常的な言葉のようですが、oathは特定の人と人のあいだの誓いであるのに対し、vowは特定の誰かに対してではなく、神に誓う、世間一般に対して誓うというやや固い意味合いになるようです。つまり、誰か少数の人間のあいだで何か一定の行動をする、しないという程度の誓いではなく、生きている限りその何かをする、またはしないという重い約束のことが想定されているのだと思います。
 誓いを破った結果、トーラ族がたどった運命にはゾッとさせられます。何もこんなにひどい目に遭わなくても……。しかし、彼らが立てた誓いは、まさに人生や命をかけても守るべきものであり、それをむやみに破った責任もとても重いのです。あの魔法を解く手段があったかは不明ですが、あの誓いが「vow」であるなら、トーラ族がこの世に存続している限り、デルトラ王国がある限り、守られ続けなければならない誓いだったのだと思います。身が破滅するほどの報いは、相応だったと言えるのでしょう。
誓いは復活しない
 忠誠の誓いを破ったトーラ族は一応魔力を取り戻し、リーフに許されてトーラに戻ることもできました。けれども、古代の先祖たちがかけた誓いの魔法が復活することはなく、トーラの誓いの大岩もひび割れたままです。
 ここら辺は魔法の仕組みの話にもなってきそうですが、トーラ族が一度誓いを破った事実が消えることはなく、もう一度誓い直すこともできないようです。つまり、誓いという手段で名誉を回復することはもう不可能です。
 しかしトーラ族はまたしても、自らがエンドン国王に対してした裏切りのため、部族以外の民から厳しい目線にさらされることになっており、その不満は『トーラ病』騒動で噴出します。
 だからといって、トーラ族が自ら名誉や信頼を回復する手段まで失われているわけではありません。最終巻「最後の歌姫」で示されているように、トーラ族は、自分たちが罵られていることを知っても支援の食料を届けにデルへやってきました。このように、魔力というほかにはない恵まれた力で名誉を維持するのではなく、魔力を通じて得たものをほかの民にも分け与えることで、名誉を回復し、それぞれと信頼関係を結び直していくこともできます。これは誓いの魔法をかけるよりもはるかに時間が要りますが、過ちの償いという意味では、魔法よりもずっと確実に思えます。
破られた誓いを察知する意味
 トーラ族の話だけ見ても分かるように、一度でも立てた誓いを、正当な手続きを踏まずに破ることは非常に不名誉でもあります。トーラ族は自分たちの行いが引き起こした事態を受け入れ、過ちを正そうとしていますが、それを証明する道のりは厳しいもので、今後もことあるごとにこの過ちを持ち出す口さがない人だって出てくるかもしれません。
 ダイアモンドの報復を防ぐ手法と同じで、一度自分でした大事な約束も、状況が変わったからといってむげに破棄することは許されないのです。トーラ族の先祖の誓いが立てられてから数百年が経ち、状況も大きく変わっていましたが、窮地に陥ったエンドンの頼みを断るべきではなかった。いくら国王が無策であっても、敵である影の大王の侵略の前で仲間割れしたり、不信をぶつけあったりしている場合ではなかった。
 ほとんど見ず知らずのエンドン国王夫妻をかくまいたくなかったのだとしても、エンドンと手紙を交わして話し合ったり、トーラに一旦呼び寄せてから考えたりすることもできたはず。ワンタッチでアディンを追い返せるトーラ族なんですから、気に食わなければエンドンを追い出すなんてわけもないのです。それもせず断りを入れるのは、忠誠の誓いの魔法の前ではうかつだったと言わざるをえません。ゼアンが振り返っていたように、この行為は思い上がりが招いたおろかな間違いです※2。
 一度生み出された大事なものが失われるというのはそれだけ不穏なことであり、何らかのトラブルや混乱を想像させます。エメラルドが邪悪を察知する効果のように、それ自体が危険かもしれないから、というのもひとつあるでしょう。
 また、ダイアモンドの盗難センサーとは違って、誓い破りを察知する力に罰や制裁はないのですが、たぶん持ち主が何らかの誓いを破ったときも、エメラルドは色あせて誓い破りの存在を知らせるのではないでしょうか。そういう面では、この力は持ち主自身へのいましめとも言えるかもしれません。
魔法の縛りは必要?
 トーラ族の忠誠の誓いは、トーラ族の魔法をかけられていましたが、おそらく骨岬灯台のレッド・ハンや、『幸運の女神号』のこぎ手たち、そして金貸しジャックも同じ魔法によって誓いを立てたことになっていると思われます。たぶんこれらの誓いも、もし破られればエメラルドが色あせることになると思います。
 でも、トーラ族が魔力によって特別な存在であったように、トーラ族以外の大半の人々は魔力を持ちません。魔力がない人々にも、重大な誓いが必要なときはあるはずです。エメラルドが察知するかどうかという点では、魔力による保証が必須なのでしょうか? 結論から言うと、魔法がない誓いでも、それが重要なものであり、また破られていればエメラルドは察知するのではないかと思います。
 このトーラの魔法は、誓いの重みそのものに違いを与えるものではなく、誓いを守ることを強いたり、破ることへの緊張感を与えたりすることにあるのだと思います。魔法をかけることで、誓った事柄について他人からの信頼は増すかもしれませんし、誓い破りが行われたことが把握しやすくなったりすることはあると思います。
 しかし、魔法ほど完璧ではないかもしれませんが、例えば証書や交換条件をつけるなどして、同じような目的を果たすこともできます。
 だから、魔法があるかどうかは、誓いの中身には影響を与えないのだと思います。トーラ族以外の六部族も、忠誠の誓いは立ててたし。魔法を介さない誓いについては、作中ではあまり明確なものがないので、どういうものが破られたらどうなるのかは断言できませんが……。ひとつ大きなところで挙げるなら、国王に就任したとき、デルトラのベルトを受け継ぐことは誓いの一種と言えるのだろうか。これはめんどくさいから今度考えよう……。
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 次回は、触れて力を発揮する系の効果である痛みを抑える・解毒を癒す・解毒の力について整理する予定です。このトーラ族の誓いの話を振り返ってみると、トーラ族はむちゃくちゃな魔法なんかかけない方がよかった! それに尽きます。はじめから骨岬での貿易でも頑張って、地道に利益を配り歩く方がずっと安全だった!
 誓い破りに関しては、不名誉であることが明らかなのですが、邪悪を察知する、触れて力を発揮する系の効果は、今のところ象意とはつながりが見出しづらいです。パワーストーン的、民間伝承的な意味が強いのかもしれないですね。
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<出典>
エミリー・ロッダ著、神戸万知訳、「デルトラの伝説」、岩崎書店、2006
エミリー・ロッダ著、岡田好惠訳、「デルトラ・クエスト 7 いましめの谷」、岩崎書店、2003
エミリー・ロッダ著、上原梓訳、「デルトラ・クエストⅢ 3 死の島」、岩崎書店、2005
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※1:『デルトラの伝説』をふまえるとこうなりますが、『魔物の洞窟』時点では、リーフは「トーラ族は最大の部族だったから誓いを立てた」と語っています。リーフの知っていた話が誤りだっただけのか、『デルトラの伝説』が後付けなのか……。リーフの発言が父から聞いた話で、父はそれをデル城で習ったなら、誤りでもおかしくはないですが。
※2:トーラ族がエンドン王を受け入れていたら、トーラ族がいましめの谷送りになっていなかったら、どうなってたんだろう?
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petapeta · 3 years
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「編集部の事情による打ち切り」を語る上では、コミックボンボンという雑誌そのものの末路を触れずには通れないだろう。 かつてのボンボンは小学生向けの漫画を中心にメディアミックスで大成功をしていたコロコロコミックに対し、 やや大人向けの漫画を展開する独自路線でコアなファン層を掴むことに成功していた。 またガンダム関連に目をつけたタイアップでも一躍人気となり、『プラモ狂四郎』などのコロコ��とは違うホビーを題材とした漫画が多かった。 しかし編集長が交代したことによって状況が一転する。 新たに打ち出された方針は「コロコロが成功しているのだからコロコロと同じ路線をすれば良い」というもので、 大人向けの漫画を片っ端から打ち切り・終了して、少年向け漫画を連載するようにしたのだ。 かくして、ボンボンの迷走が始まった。 『王ドロボウJING』は『月刊マガジンZ』へ移籍。 『スーパーマリオシリーズ』や『ロックマンX』『おきらく忍伝ハンゾー』など、 当時のボンボンで人気だった漫画はほぼ片っ端から打ち切られてしまった。 もちろん過去数十年に渡って男子小学生漫画界の雄でありつづけたコロコロに対し、後追いで同じ土俵で戦��たところで勝ち目があろうはずがなかった。 余談だが、大人向けの漫画を打ち切った割に『ロックマンX』の岩本佳浩の次作は『闘神デビルマン』(*25)だったり、謎な行動も多い。 方針が定まらず混乱状態だったことの証左と言えるだろうか。 また、前述の通りコロコロはメディアミックスで成功していたのだが、 ボンボン側はガンダム、スーパーマリオ、ロックマン、がんばれゴエモン程度しか大規模なメディアミックス展開を行っていなかった。 にも関わらず『ロックマンX』の漫画を終了させ、さらに『ロックマンエグゼ』の展開を持ちかけられた際には、 「えぇー?アニメとか金かかるしいらないよ」と断ってしまったことで協力関係を失い、 あろうことかコロコロが漫画展開を引き受けたため貴重なコンテンツを奪われてしまう事になった。 余談ながらボンボンは『ポケットモンスター』についても同様の失策をしており、経験をまったく生かせなかったことになる。 なおポケモンに関しては『ロックマンメガミックス』などの有賀ヒトシ氏がポケモンの素質を見抜き自身がコミカライズすると直談判したが、熱意叶わず没になった(*26)。 一方で新たに『クロスハンター』というメディアミックス企画を立ち上げたものの、ゲーム漫画共に盗作もした上で酷い出来というあんまりなもので単行本すら出さないまま打ち切りとなった。 さらにガンダムは角川グループ主導に切り替わってしまい規模を縮小、メダロットも『メダロットG』以降は展開をストップしてしまった。 後に連載作家のひとりであった高山瑞穂氏により、『ガンダムSEED』放送時にはガンダムに見切りをつけていたのだが、上層部から大目玉を喰らった事で大慌てで取り扱いを再開したと語られている。ボンボンにおける『SEED』のコミカライズが読み切り形式だったのはこのためであり、高山氏はスケジュールで地獄を見たとか。 また他ほどメジャーではないが10年以上協力関係にあった『大貝獣物語』についても、後続作品TCG『ミラクルVマスター』をサポートしてていたが、 あろうことか競合するTCG『マジャイネーション』を同時にプッシュした事で大混乱を引き起こし、両者共倒れにさせてしまった。 まあ1998年にあの遊戯王OCGが登場するので、どちらにせよ先は暗かったかもしれないが。 『サイボーグクロちゃん』、『ロボットポンコッツ』、『デビルチルドレン』といった成功作も数多いのだが、 失敗がそれを上回ってしまった感が否めず、加えてクロちゃんに至ってはアニメ版が制作会社の倒産により打ち切りの憂き目に遭っている。 その後は、『ゲゲゲの鬼太郎』や『ネギま!』、『デルトラ・クエスト』、『天使のフライパン』などを掲載するも、 漫画連載陣が完全にモーニングかイブニングほぼそのままとなるなど(その作家たちが描いた連載漫画の質は別として)迷走に歯止めはかからなかった。 独自路線もメディアミックスも自ら捨てていった本誌は、当然の末路として2007年11月をもって休刊となった。
打ち切り(漫画) - アニヲタWiki(仮)【6/20更新】 - atwiki(アットウィキ)
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ryuk2342-blog · 7 years
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『デルトラ・クエスト』とかいう小学生の心を奮い立たせる表紙の本wwww 1: 2017/03/04(土)01:35:15.51 ID: gAB6N505d.net キラッキラの表紙からまあまあ楽しめるストーリー ... Source: チェックメイト | 2chまとめブログ
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『デルトラ・クエスト』とかいう小学生の心を奮い立たせる表紙の本wwww 1: 2017/03/04(土)01:35:15.51 ID: gAB6N505d.net キラッキラの表紙からまあまあ楽しめるストーリー ... Source: チェックメイト | 2chまとめブログ
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3/31 暇じゃないのに暇
広告がないというのに魅力を感じ、Tumblrを始めました。スクラップブック件ブログという使い方をしていくつもりです。 今日は一日中寝ながらスマホの容量を頑張って空けていました。色々とやるべきことはあるのに、やっぱり寝る前にお風呂に入っておかないと全てが億劫になってしまって駄目ですね。 最近、昔読んだ本を読み直したい期が来ています。 ガフールの勇者たち、アモス・ダラゴン、トラウマだけどデルトラ・クエスト、薄紅天女(まがたまってどうして変換されないんだろ)、守り人シリーズ、シルバーウィング、ウルフ・サーガ、ウォーターシップダウンのうさぎたち・・・などなど。あと、川に住んでいたネズミの親子が開発に追われる話や、フェレットがパイロットや海の救助隊をする話、ネズミ?フェレット?が雪山を逃げる話。 全部わかった方は充実した子供時代を過ごされたのだと思います。こうして見ると動物が主人公の本が多いかも。ガンバの冒険とか、本ではなく映画ですが長靴をはいた猫も好きです。 タイトルを忘れてしまった本って、どうやって探したらいいんでしょう。 私は物語を読むとき、目では文字列を追いながら頭の中でその世界を構築して没入してしまうんですが、その中でも印象に残った断片的なシーンしか覚えていないことが多く、加えて読み直したがりなものですからいつも探すのに苦労します。 とある場面や、色・雰囲気(装丁の記憶なのかその物語に対して抱いた自分のイメージ、感情なのか判然としない)、図書館のどのあたりで見つけたのか。こういうことしか覚えていないとき、やっぱりその図書館に行って自分の目で探すしかないのでしょう。別の棚ならまだしも、書庫に移されていたらもう無理ですけど。 それに、小学校の図書室にはさすがに入れないなあ、と(笑) 今住んでいる街は好きですが、図書館の充実度合いという観点からは地元に敵わないなと常々感じます。 とはいえ、利用できるサービスは利用しなくちゃ損ですよね。さっそく、本を予約しようかな。
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watermelonseedsan · 5 years
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[二創] 今年萬聖節我要用魔幻石之戰的兩大美少年來結束這回合- 如果是邪惡諾亞的話,應該就有辦法跟邪惡汀亞當好朋友了吧…應該吧😅
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penn-of-auronrafts · 24 days
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『デルトラのベルト』七つの宝石⑧ラピスラズリ 中編
 長い前置きが終わりまして、「デルトラのベルト」のラピスラズリが使われた具体的な例と、ラピスラズリにまつわるあやふやなあれこれについて考えます。
 「デルトラ・クエスト」シリーズ内でラピスラズリが使われたのは、たったの4回!! オパールもリーフから避けられているため、登場回数が少ないのですが、ラピスラズリが一番登場しない宝石です。避けられてるというより、ほとんど意識されてない、不憫?な宝石です。以下に、登場場面を全て挙げます。
ラピスラズリ使用シーン①
1-4巻『うごめく砂』p.204 魔除け・夜の危険から守る
 ラピスラズリの力が発揮された初回は、『うごめく砂』でラピスラズリを見つけた直後。
 ラピスラズリを手に入れた三人は『うごめく砂』の中心をはなれはじめました。魔除けの力を持つラピスラズリを手に入れたリーフは、『大いなる力』の魔力にまどわされることなく『うごめく砂』を抜けることができた。夜の危険からも守られた。
 夜の危険が具体的になんなのかはちょっとわからないですが……『うごめく砂』の中心にたどり着くまでは不安と苦労の連続でしたが、ラピスラズリを手に入れたことにより、行きほど危険にさらされず、砂丘の出口にたどりつくことができた��と読みとれます。
ラピスラズリ使用シーン②
1-7巻『いましめの谷』p.186 神力の石、お護り石
 リーフたちがお尋ね者の三人組だと気づいたいましめの谷の番人は、リーフを魔力であやつり、デルトラのベルトをはずすよう仕向けた。リーフは、神力の石であるラピスラズリを握りしめ、番人に抵抗しようとします。番人は「ふん、神力の石か、お護り石なんかきかないぞ!」といってベルトをつかみますが、案の上?ベルトの魔力に苦しめられてしまいます。
 ルビーやエメラルドは邪悪を察知しますが、ラピスラズリは、邪悪な力に対抗するなんらかの力があるように思えます。が、リーフがこのようにラピスラズリを使ったのは、この1回のみでした。
 ここからすると、神力の石≒お護り石で、神力の石には邪悪を寄せ付けない力がある、と言えそうです。
ラピスラズリ使用シーン③
3-3巻『死の島』p.86 魔除け・夜の危険から守る
『幸運の女神号』の甲板におりようとしたリーフは、デルトラのベルトを確認する。
 このとき、ラピスラズリは、星のまたたく夜空のように強く光り輝いていた。船にちらつく怪しい幻を見たリーフは、甲板の下に危険が潜んでいても、ラピスラズリがある程度魔除けの力を発揮してくれるだろうと期待した。
 『うごめく砂』と同じパターンですね。でも、実際効果があったかどうかはよくわかりません。
番外編∶使おうと考えたけど使わなかった場面
3-3巻『死の島』p.100 幸運を呼ぶ力?
 ちょっとここで番外編です。ラピスラズリを使った回数は4回と数えているのですが、ラピスラズリはほかの宝石と違って「意図的に使わなかった場面」がある宝石です。
『幸運の女神号』の賭博部屋に閉じ込められたリーフは、部屋から出るためにゲームに参加することにします。ベルトのラピスラズリが明るく輝いていることにリーフは思い至ったが、幸運をもたらすラピスラズリがあっても、運頼みのゲームに参加する気にはなれなかった……といって、運頼みのゲームを選びません。
 もしリーフがラピスラズリをたよりにゲームをやっていたら、どういう結末をたどっていたかはわからないままですが、幸運の女神号が金貸しジャックの船であることを考えてみると、ラピスラズリを使わないリーフの選択は正しいような気がします。
 デルトラのベルトは、どの石をどう使うかが問題になったり、使うことで状況を劇的に打開したりする流れが多いなかで「使わない」という選択は珍しいのですが、「デルトラのベルト」はあくまで持ち主がどう使うかにゆだねられているアイテムです。
 すなわち、間違った使い方や、意味のない使い方をしたら役に立たず、その結果かえって追い込まれる可能性もあります。ラピスラズリが運だのみのゲームには効かず、ゲームに参加したは良いものの船から出られない、という結末もありえるのではないでしょうか。ラピスラズリがありえないような幸運をもたらす可能性もあるのかもしれませんが。ただ少なくともここは、運というものに対するリーフの考え方がかいまみえる貴重なシーンです。
 でもって、ここでは「幸運をもたらすラピスラズリ」などという説明が、地の文でさらっと登場します。ラピスラズリに幸運をもたらす力がある、などということは、少なくとも日本語版ではここまで一度も書かれていません。これは前編に書いたように、「お護り石(タリスマン)」という言葉で説明できるからだと考えていますが、あれ?となる箇所です。
ラピスラズリ使用シーン④
外伝)デルトラの伝説 p.146-147 幸運を呼ぶ力?
 そして最後が、その幸運をもたらす力が使われたとみられる場面です。デルトラ建国前にあった影の大王の侵略のころ、怒れる民衆に迫られていたメア族の長・ズィラーは、首の鎖についた大きな銀の星(ラピスラズリの入った容器)をにぎった。すると、あやしい風体をしたアディンが群衆の中から見つかった。民衆の怒りの矛先がアディンに向けられ、アディンがとらえられると、ズィラーは幸運に感謝して銀の星にキスをした。
 運だのみを嫌うリーフとは対照的に、ズィラーはためらいなくラピスラズリにたよります。アディンが見つかっても、その場しのぎにすぎないのですが、ズィラーは喜んでいます。さらに、どう転ぶかもわからないような出来事ですが、ズィラーはおそらく、ラピスラズリの力でもたらされた幸運だととらえて、アディンが見つかっただけで喜んでいるわけです。これを見ると、「幸運」とはきわめて主観的に思えます。またリーフとズィラーの幸運に対する考え方が、大きく違うのもわかります。ズィラーにはどうやら、ひとたびラピスラズリの力で幸運がもたらされれば、その後はうまく物事が進むというほどの認識がありそうです。
以上!
 『うごめく砂』の死の塔で宝石発見したときをのぞけば、作中で登場人物がラピスラズリを意識している箇所自体も、これでほぼすべてになります。あとはほかの宝石と一緒に、ラピスラズリを見てるときとかですね。
 オパールは不吉な未来ばかり見せるので、リーフはさわるのをいやがってるんですが、ラピスラズリはそもそも眼中になさそう。
『デルトラの書』はラピスラズリのことをまともに書いてない?
 さてこれまで、デルトラのベルトのほとんどの宝石に関する説明は、『デルトラの書』からの引用として数行にわたって記されており、ストーリー上での描写とおおむね一致してきました。なんなら、『デルトラの書』には書いてあるというのに、ストーリー内で登場しない効果もあります。
 しかしラピスラズリについては、「ラピスラズリ……神力の石にして強力な魔除けともなる」たった一文のみ。登場量・説明ともに、7つの宝石のなかで最少。おまけに、幸運を呼び寄せる力も、あるのかないのかはっきりしない感じで登場し、本文で具体的に説明されることはありませんでした。作品のみを頼りにすると、謎の多い宝石です。そこで、ラピスラズリの力への情報をおぎなうために、ありうる可能性を考えてみました。
『デルトラの書』に書いてあることが「デルトラ・クエスト」に書いてない説
 『デルトラの書』は、小さいとはいえそれなりの長さがある本のようです。『デルトラの書』に書かれていても、「デルトラ・クエスト」内で言及されていない可能性はあります。
 ほかの宝石に関しては、今のところ『デルトラの書』からの情報で説明がつくのですが、ラピスラズリだけは地の文で「夜の力から守られる」「幸運をもたらす」と明かされています。リーフはデルトラの書を全部読んだから、このようなラピスラズリの力を知っているけど、読者に向けて説明されていないだけなのかもしれません。
『デルトラの書』の筆者に知らないことがあった説
 あるいは、『デルトラの書』がすべてではないのかも、という考えです。
 『デルトラの書』は、画家のウィシックが調べたことをまとめたものであって、彼が『デルトラのベルト』を使って効果を体感したわけではありません。それに、ウィシックがまとめた宝石の性質は、伝わっている過去の伝承などから読みとれることであって、ウィシックが知りえない効果や特徴が存在している可能性もあります。
 実際、『デルトラの書』には、王位継承に関してウィシックが想定していなかったことが起こったため、結果として説明不十分になってしまった箇所がありました。もしかすると、リーフやジョーカーは『デルトラの書』のあいまいさや情報不足、あるいは誤りを認識していたから、王位継承が『デルトラの書』どおりにいかない可能性を思いついたのかもしれません。
後編は…
 後編は、最後にまとめと、「デルトラのベルト」における幸運の象意について考えます。
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deltoranembassy · 6 months
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移転のお知らせ
在日デルトラ王国大使館をご訪問いただきありがとうございます。
当サイトは、2023年10月1日より新サイト(https://something-special.info/deltora/)に移転しました。旧サイトにアクセスいただくと、新サイトにリダイレクトされますのでご注意ください。
新サイトにて「デルトラ・クエスト」・「スター・オブ・デルトラ」シリーズの考察・情報発信を引きつづき行っていきます。サイト内容は大きく変わらず、ほとんどの記事は新サイト等で再投稿をおこなっていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
このTumblrアカウントについて
サイト移転にともない、旧サイトの大使館カテゴリ(創作的要素のあるページ)を、こちらのTumblrアカウントに統合します。
旧サイトの記事は、新サイト内にリンクを設置したうえで、順次このアカウントに再投稿してい��ます。
在日デルトラ王国大使館(新サイト)はこちら
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penn-of-auronrafts · 9 months
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「デルトラ・クエスト」とキリスト教
 「デルトラのベルト」の3つめの宝石、ラピスラズリや、うごめく砂について考えていたら、キリスト教的な考え方の影響が大きいと思うようになってきました。
 ラピスラズリの持つ『神力の石』という呼び名は、エミリー・ロッダの創作ではなく、ラピスラズリという石にまつわる歴史的な言い伝えなのですが、西洋文化圏のキリスト教的価値観が反映されている言葉でもあります。この辺は、今後も触れることがあると思うので、その前提を一度しっかりまとめておこうと思います。
英語とキリスト教の関係
 まず原点に立ち返ると、デルトラ・クエストは、英語を話す人によって、英語で書かれた文章です。キリスト教は英語よりも歴史が古く、英語はキリスト教と深いかかわりを持ちながら発展した言語です。キリスト教を理解することは、英語の本意や、よりネイティブに近い感覚での理解をするためには欠かせません。
 聖書は世界一のベストセラーともいわれますが、世界で一番考察ガチ勢を抱えてる小説みたいなもので、英単語には聖書由来の単語も多くふくまれています。シェイクスピアが英語圏の教養であるのと同じくらい、聖書由来の言い回しは英語圏でなじみ深いものです。「Oh my god!」だってそうだし、英語のスラングにはキリストを侮辱する言葉もあります。神を侮辱してみせるくらいの怖いもの知らずだ!ってわけですね。
 また、聖書のエピソードや言い回しを引用することが、教養のひとつとみなされることもあります。英語の名演説のひとつとされる、キング牧師の「I have a dream」の演説も、聖書にもとづいた表現が繰り返し使われています。多くの人が、引用されている聖書の情景をありありと思い浮かべることができるため、この演説は広く人の心を打つのです。
 さらにキリスト教は、西洋圏の文化、歴史とも非常にかかわりが深く、常識や善悪の観念だけでなく、社会にも大きく影響しています。たとえばアメリカは、日本人からするとごたまぜで自由な国のように見えますが、実は非常に宗教的な国です。世界中から移民が集まっているのに、キリスト教徒以外が大統領になったことはありません。なかでもプロテスタントの支持が篤く、キリスト教であってもカトリック信者の大統領すら、今までに2人だけ。これは政党支持が宗教と深く結びついているためで、似たような国はほかにもあるわけですが、アメリカなど西洋文化圏ではそれがキリスト教だ、ということですね。オーストラリアも同じで、第一次大戦時の徴兵制導入が、キリスト教カトリック信者を基盤とする組織の反対でひっくり返された、なんてこともあるので、キリスト教と社会の関係においてはまったく例外ではないでしょう。
 というわけで、「デルトラ・クエスト」にみられるキリスト教的な要素については、作者個人の嗜好や意図まで掘り下げようとすると、話が違ってきますし、「デルトラ・クエスト」だけを読んで判断することもできません。おそらくエミリー・ロッダの他作品にも、キリスト教要素を見い出そうと思えば見つかると思います。
日本語と宗教
 話がそれますが、このような宗教と言語や文化の深い関係は、英語・英語圏だけにみられる特別なものではありません。
 日本語には、仏教用語が多数含まれています。たとえば、「自由」「退屈」「大丈夫」といった言葉も、仏教の教えが由来だそう。でも、誰かが「自由」「退屈」「大丈夫」と言ったからといって、その人が必ずしも敬虔な仏教信者とは限りませんよね。仏教用語抜きの日本語なんて考えられないのと同様、キリスト教抜きの英語も考えられないんです。
 日本に来た外国の人が、日本の価値観が仏教的で驚くこともあると聞きますが、日本に住んでいる身からすると何に驚くのかさっぱりわからないほどです。だから、英語や西洋文化圏でのキリスト教的価値観や慣習も、その文化圏外の人間からすると目立つけど、そこで生きる人たちにとっては、空気のように当たり前なのでしょう。
ファンタジーとキリスト教
 「デルトラ・クエスト」にもキリスト教色が見出せる理由は、大きく3つほど考えられます。
 ひとつは、作者の無意識です。西洋文化圏でキリスト教そのものが文化や環境と深く結びついている以上、その影響は誰であってもまぬがれることはできません。もし仮にキリスト教を信仰していなくても、信心深い人とかかわったり、キリスト教と関係のある習慣を経験したりすることもありえます。周りの人と協調して生きていくためにも、西洋文化圏の社会では、ある程度キリスト教的価値観になじむ必要があるはずです。キリスト教徒であるかどうかに関係なく、そこで生まれ育てば誰しもが影響を受ける範疇というものはあるでしょう。
 作者は姓からしてもイングランド系の出自だと思われるため、キリスト教の信徒である可能性はかなり高いと思いますが、公言されていない信教を断言するのはやめときます。
 ふたつめは、英語で書いているから。英語そのものがキリスト教の影響を強く受けているため、キリスト教と関わりのある単語や表現を用いることも当然出てくると思います。これは個人的な考えですが、古風でおごそかというか、ちょっと文語的な言い回しをしようとすると、宗教的(キリスト教由来)な単語は多くなるんじゃないかと思います。
 エミリー・ロッダの他作品にも、キリスト教色が見い出せるはず、とする理由も、主にこの作者の無意識や英語という言語の特徴の2つからです。これは、英語で書かれた文章全般にも共通すると思います。
 最後に、みっつめは、物語にファンタジーらしさを出すため。「デルトラ・クエスト」に宗教色があるとすれば、主に3つめの理由からだと思います。
 ファンタジーには、宗教的要素がみられるものが多くあります。有名どころだと『指輪物語』『ナルニア国物語』がそうで、これらはキリスト教・聖書からのテーマを物語で表現していると言われています。あるいは、ファンタジーの代表と言われる『指輪物語』『ナルニア国物語』がそうだから、ファンタジーは宗教的要素があるものだとみなされるようになっていったんじゃないか、って感じもしますね。
 西洋のファンタジーとは何かを真面目に理解しようとするほど、キリスト教に行きあたるのではないかと思います。『指輪』『ナルニア』以外にも、キリスト教色のあるファンタジーはいっぱいあります。「デルトラ」と近い時期のものだと、ドイツの「ネシャン・サーガ」(ラルフ・イーザウ、1995)とかがそうです。
 大きく3つと言いましたが、4つめの物語的な理由も考えられます。聖書は世界最大のベストセラーと呼ばれるということを上で書きましたが、古くから読み継がれている小説のひとつでもあります。古典として聖書を引用することは、物語の格調を高められるのではないかと思います。キング牧師の演説のように、聖書の言い回しや筋をなぞらえると、多くの人が言外に同じイメージを共有しやすくなるので、大衆に響きやすくなるという面もありそうです。
「デルトラ・クエスト」とキリスト教
 ですので、「デルトラ・クエスト」でみられるキリスト教色が意図的と言えるほどのものならば、王道・正統派ファンタジーの色合いを強めるためや、物語としての説得力を増すためではないかと思われます。しかし今のところは、キリスト教そのものは、物語のテーマのひとつだとまでは言えません。
 あのハリポタであっても、読む人が読めば、随所にキリスト教的要素が見出せるといいます。ネットで調べると、本職の人たちが解説している記事がたくさん出てきて、なかにはストーリーを通じてJ.K.ローリングの宗派まで推測している人もいます。それでも先ほどのべたように、あくまで書き手の無意識に近いものであって、意図的に取り入れたものではないとする見方がほとんどです。
 「デルトラ・クエスト」のストーリーでも、キリスト教的な信仰心のようなものが描かれたり、善悪の観念などにキリスト教の影響が見られると考えていますが、あえてわざわざキリスト教を選んだというほどでもないと思います。作者も、作者が想定する読み手も、宗教=キリスト教的なものという価値観を共有しているため、伝え方や表現方法がキリスト教的になることもまた、自然に起こりえます。 わざとそうしたというより、外そうにも外せない要素だってことですね。ファンタジーや宝石や魔法を語るうえでも、英語を使って子どもたちに語りかけるうえでも、どこかに必ずキリスト教が結びつくのです。
  先ほど例に出した「ネシャン・サーガ」は、信仰心の獲得がストーリーになっているので、そのくらいど真ん中に置かれていてはじめて、宗教がテーマだ、と言えるのだろうと思います。ですがやっぱり「デルトラ・クエスト」も、キリスト教的価値観を理解することで、より深く読める部分はあると思っています。そしてここでは「デルトラ・クエスト」とキリスト教とのつながりを強調してきましたが、一般的なキリスト教的概念とは異なる思想もあるのではないかという気もしています。しかしそれもまた、キリスト教的なものをよりわけたうえで見つけられるはずです。
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penn-of-auronrafts · 1 year
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ベリティーとベリタスの関係
ベリティー(Verity)
ベリティーが登場する「デルトラ・クエストⅢ」3巻『死の島』では、リーフのセリフによって、ベリティー(verity)という言葉には真実という意味があると説明されています。
では辞書を引いてみると、たしかにリーフのいうように真実という意味なのですが、「真理」という意味が真実よりも先に来ます。加えて、やや古い言い回しでもあるという説明がなされています。
一方で、アメジストの象意である「真実」は、デルトラ・クエストのほかの箇所では(全部見たわけじゃないけど)、truthという言葉で表現されています。
truthは、「真実」という意味の一般的な英単語で、.真実、事実、真相、真実性、真実味、真実であること、真理、誠実、正直、忠誠、正確さ手年などなど、 幅広い意味を持つため、よく使われる語です。
対してverityは、主に文語表現であって、あまり日常会話で使われるような単語ではないんじゃないかと思います。個人的には、truthよりも、厳かな雰囲気を持つイメージです。verityと口に出すと、ちょっと高尚な、もしくは気取った印象があるんじゃないかな。
上のとおり、truthは広い意味での真実なので、verityはtruthの持つ意味に含まれます。
verityは狭義の真実であって、何が事実で嘘かというような文脈での真実ではなく、誰もがたどり着くようなひとつの事実や、何があっても不変の真実、すなわち真理を示すときに使われることが多いのだろうと思います。
Verityは、実際に英語圏の人名にも使われます。主に女性の名前ですが、男女兼用の名であるうえ、姓にも使われることがあるし、イギリスやアメリカなどよりもオーストラリアで特に人気の高い名前だと言われています。
"verity"辞典での英語の意味
エミリー・ロッダさんは、本名のジェニファー・ロウ名義で大人向けミステリー作品も書かれていますが、その代表作は90年代に書かれた「ベリティー・バードウッド」シリーズといって、ベリティーという女性探偵が謎を解決していくお話です。まだ読んだことはないので、デルトラのベリティーと関係があるのかどうか分からないのですが、ロッダさんはベリティーという名の女性キャラクターがお気に入りなんじゃないかな~と思ったりしてます。
ベリタス(Veritas)
ベリタス(veritas)は、ラテン語で真実という意味の言葉です。格言や校訓によく使われている単語でもあるので、ラテン語とはいっても英語の辞典に載ってるような言葉です。
英単語には、ラテン語の言葉が語源になっていることが結構あり、veritasは、verityの語源のひとつです。veryとかも、veritasが語源の英単語です。また、フランス語のveriteも、veritasが語源で、真理・真実という意味の言葉です。
デルトラの七匹の竜は宝石の象意にもとづいた名前を持っていますが、Veritasだけがラテン語で、ほかの六匹は英語です。
デルトラの竜の名前を見てみると、象意の言葉そのものから来る名の竜と、その類義語みたいな英単語があてられている竜がいますが、ベリタスだけが例外です。
ただ日本語版では、英語版から竜の名前が変更されています。英語版だと、象意or類語を人名(竜名?)っぽく変形した名前ですが、日本語版のベリタスホープフォースフォーチュン…は変形が取り除かれており、もとの単語だけになっています。
変形までされていると、日本の読者にとってはもとの単語が非常に推測しにくくなり、トリックを明かされてもピンと来にくいですからね。しかしベリタスだけは、邦訳でもそのままで変更がありません。
verityとveritasのつながり
ともかくフォーチュン(原書ではFortuna)オナー(原書ではHonora)などのように、真実の竜の名も、truthから取った名でも良かったはずです。それこそトゥルータスとか。
そうではなくわざわざラテン語��あてられている理由が何かというと、ベリティーとベリタスの名前のつながりは、竜の名前の仕かけに気づかせるフックのひとつだからかなと思います。どんでん返しの伏線というわけですね。
伏線という点をふまえると、先にベリティーという類語があって、竜の名前らしく変形させたら、たまたまラテン語になったとか、あるいはもともとtruth→verity→veritasの連想が頭にあったのかもしれません。推測であり、断言はできませんが。
あともうひとつは、言葉のつながりやバリエーションの豊かさを通じて、言葉や物語の奥深さを表現されているのかなと、あらためて考えて思いました。
竜の名前の仕かけは、おそらく読者が英語話者である前提で作られた設定で (作者は翻訳されることをさほど念頭に置いていない?) 、英語圏の人であればverity→veritasにももう少し気づきやすいのではないかと思いますし、より面白みを感じられるのかもしれません。同じ意味のtruthとverityがあるように、真実という概念ひとつとっても、どのような真実があるかや、真実という言葉で表される事柄はひとつだけではないですし、それはほかの竜も同じです。デルトラⅢでは、デルトラの七つの宝石の象意を別の言葉やエピソードで表し直すことで、デルトラⅠから一段深く掘り下げているのだと思います。
ただ日本語になっているから、意味や面白さが損なわれているかというと、そういうわけではありません。
verity(真理)という言葉の意味合いは、verityという言葉をそれまで聞いたことがなかったとしても、骨岬のベリティーとそのエピソードを思い浮かべれば分かります。ベリティーは名を体現していて、真実に関するお話を残していることは、作中から読み取れます。このように、言葉という無形のものを言葉で表すことができるのが、物語だと言えます。
また、英語が母語の人であれば、言葉に語源などがあることを知れば英語(国語)を学ぶきっかけになりそうですが、そうでない人も英語を楽しむきっかけになるでしょう。
しかし邦訳の竜の名前は、たぶんverity→veritasを踏まえてそこだけ変更なしにされているかと思いますが、日本の小学生向けとしては「Diamond Emelrald Lapis・Lazri…頭文字をとってDELTORA」と比べると、ラテン語と英語の関連はさすがになじみがなさすぎる点は否めません。オナー、フィディリティーなどの語彙もだいぶ難しいです。英語版はひねりも加わっているので、英語で読んだとしても読解の難易度は上がっていそうですけどね。
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エミリー・ロッダ著、岡田好惠訳、「デルトラ・クエスト 1 沈黙の森」、岩崎書店、2002年
エミリー・ロッダ著、上原梓訳、「デルトラ・クエストⅢ 3 死の島」、岩崎書店、2005年
エミリー・ロッダ著、上原梓訳、「デルトラ・クエストⅢ 4 最後の歌姫」、岩崎書店、2005年
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penn-of-auronrafts · 1 year
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『デルトラのベルト』七つの宝石 ④エメラルド 中編2:解毒と痛みを抑える・潰瘍をいやす
 『デルトラのベルト』のエメラルドが持つ力について考えます。「デルトラ・クエスト」シリーズのネタバレを含みます。
 エメラルドの力のうち、邪悪を察知する力と誓い破りを察知する力については、これまでの記事で考えてきました。残るは、解毒する力と痛みを抑え、潰瘍をいやす力の2つです。
解毒
 この力はなかなか強力で、しかも比較的速やかに効果を発揮します。エメラルドが解毒のために使われたのは、作中で大きく2回ありました。
デインの毒(『帰還』より)
ベタクサ村で、デインがバルダに盛った毒。この毒のせいで、数日かけてじわじわと弱ったバルダ。しかし、イカボット乱入のどさくさに紛れてベルトが胸の上に落ちると、バルダは立って動けるくらいまで回復しました。この間は、長くとも数分~十数分です。
パフの毒(『最後の歌姫』)
パフが使用していた、『トーラ病』を引き起こす毒へも、デルトラのベルトのエメラルドが解毒に用いられました。この毒は、摂取した人に対し、高熱と赤い腫物を伴う症状を引き起こします。パフが毒を与える量を調節していたのか、違う毒を使い分けていたのか分かりませんが、症状が出た日のうちに亡くなった人もいた一方で、シャーン妃は数日間かけてじわじわと衰弱します。 
 ともかく、そんなシャーン妃にデルトラのベルトのエメラルドを数十秒押し当てると、みるみるうちに脈が安定し、熱も下がりはじめます(直前に毒を追加されていたため、次に処置されたリンダルほどの回復には至りません)。シャーンと同じような状態で倒れていたリンダルも、数分間エメラルドを当てられると口がきけるほどまで回復。さらに、毒を盛られたからすにも1~2分程度当てると羽ばたき出すなど、かなりの回復が見られました。
解毒作用の使い方
 この解毒の力は、心臓付近に置くことで、最も効果を発揮するようです(『最後の歌姫』より)。
他の宝石の似た効力
 エメラルドがないとき、ほかの宝石を使って解毒が行われた事例もいくつかあります。
ルビー
 ルビーを使っても、ジャスミンの手のひらをかすったゲリックの毒を緩和することができました。これはルビーの持つ、邪悪をかわす能力によるもの。ゲリックの毒が邪悪だったから効いたようなので、デインやパフが使ったような毒にはもしかしたら効かない可能性もあります。
 また、『王国探検記』では、ゲリックと同じ種であろうジクジクヒキガエルの毒を、アディンがルビーの力で癒したことが書かれています。
 逆に、ゲリックの毒をエメラルドで解毒できるかどうかは不明なのですが……そのときエメラルドはゲリックのおでこにはまってましたからね。毒は毒なので、できない理由はないんじゃないかなあ。でもアディンは、ルビーを所持している頃にはすでにエメラルドを手に入れていたはずなので、そこでなぜエメラルドではなくルビーを使ったのかが謎です。このことはルビーについて考えるときにまた触れてみようと思います。
ダイアモンド
 リーフたち3人が、果ての森の出口そばの湖に生えている、催眠作用を持つ金色の実を食べてしまったときも、リーフはダイアモンドを握って毒を弱めることに成功しました(『竜の巣』より)。しかし、ダイアモンドの持つ効果はあくまでも体力増強ですから、完全な毒消しにはなりません。
 だからダイアモンドの力を借りても、リーフの体はほとんど麻痺しており、回復するには解毒作用のあるしぶい皮を食べる必要がありました。さらに、この金の果実は食べても死に至るわけではなく、大量に食べてようやく深い眠りに就く程度のものだったので、他の毒と比べるとやや微弱と言えそうです。
 したがって、力をもたらすダイアモンドの効果は、ルビーとは違って邪悪な毒には効果がないのはもちろん、エメラルドとも違い、強い毒をくだすことはできないのではないかと思います。
毒消しの宝石使い分け
 エメラルドがないときにもしも毒消ししたければ、邪悪な毒はルビー、邪悪でない自然由来の毒等にはダイアモンドで代用することができるでしょう。とはいえ、先に書いた通り、特にダイアモンドの力はあくまで予備として使える程度のものなので、エメラルドがあればそっちを使うのがやっぱり一番安心なんだと思います。エメラルドないけど。
小さなエメラルドにも解毒作用がある
 これはデルトラ産の宝石全体に共通する性質なのですが、デルトラ産のほかのエメラルドたちも、この大エメラルドと同じ力を持っています。
 前述のトーラ病騒動の際にも、患者を治療するために、グラ・ソンが持っていた恐怖の山のエメラルドと、デル城にあったエメラルドのアクセサリーが用いられました。
 グラ・ソンによれば、恐怖の山の小人族は昔から、宝石が持つこの性質をよく知っていました。小人族は、解毒のために、守護石の大エメラルドも普通のエメラルドもどちらも使って来たのでしょう。
痛みを抑える・潰瘍を癒す
 さて、エメラルドは、痛みを抑え、潰瘍を癒す力も持つとされています。
 この2つの力は、『デルトラの書』で触れられているものの、作中ではっきりと使われた場面はありません。しかし、解毒作用と同じように、未開の山中で、しかも危険な生き物だらけの『恐怖の山』で暮らす小人族にとっては、病やケガの治療のために、この力が大いに役立っていたと思われます。
まとめ
 エメラルドが登場する場面は多いし、持っている効果も多い……。中編が2つに分かれるとは思いませんでした。
 今回は、触って役立つ系の力2つについて考えました。最後に、象意である「名誉」ついて簡単に考えてようやくおしまいです。
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deltoranembassy · 2 years
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デルトラ再読会
 8/18~9/16まで、「デルトラ・クエスト」日本上陸20周年記念ファンイベントに向け、小説「デルトラ・クエスト」シリーズの再読会を開催します!
とき:8/18~9/16
会場:TwitterまたはTumblr
参加方法
イベントハッシュタグと一緒に、TwitterまたはTumblr上で感想や考えを投稿します。
 例)「デルトラ・クエストⅡ」2巻 幻想の島なら…… 
#デルトラ再読会 #幻想の島 をつけて投稿
好きなときに、好きな巻を読んでいきましょう。Twitter・Tumblrも、ご自身の必要に応じて使い分けてください。
アニメ・まんが・ゲーム版および原書のお話ももちろんOKです。
詳しくはイベントページをご覧ください。
投稿について
参加前にご一読ください。
マナーや礼儀を守り、他の方を傷つけかねない表現を含む投稿には注意しましょう。
「デルトラ・クエスト」は、小学校低学年から読むことができる児童書作品です。子どもから大人まで、さまざまな年代・立場の人の目に触れても問題のない投稿をできるだけ心がけましょう。また、ハッシュタグとあわせて、成人向け表現や過度な暴力表現、モラルに反する表現を含む内容の投稿はご遠慮ください。
「デルトラ・クエスト」小説本文の引用等は、できるだけ必要な範囲にとどめましょう。また、ハッシュタグと一緒に、本のページや表紙、さし絵、アニメ・ゲーム版の画面を写真・スクリーンショット等で投稿することはお控えください。
上記ハッシュタグは「デルトラ・クエスト」についてのものです。他作品を主とした内容の投稿や、他の作品などと比較してどちらかをけなす投稿等はやめてください。
ストーリーのネタバレは、必要に応じ、良識の範囲内でそれぞれご配慮をお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご参加を心よりお待ちしております!
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penn-of-auronrafts · 2 years
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「デルトラ・クエスト」シリーズ登場人物の死の描写について
以前気になった、味方キャラと敵キャラの死の描写は異なるのではないか?という説について考えます。
ここでは、作中で亡くなった人物を挙げました。作中時点ですでに故人だったり、本に書かれていない時間帯で亡くなっている人物やオルや憲兵は含めていません。ざっくりなので抜けや勘違いはあるかもです。
【葬儀・埋葬の様子まで書かれている】 ミン(Ⅰ-1)……エンドンはミンの遺体を運んでチャペルに横たえ、おきて通り一晩の番をした エンドン(Ⅰ-8)……皆が見守る前で死去し、リーフとシャーンがおきてに則りチャペルで遺体の番をした。 グロック(Ⅱ-1)……遺言を残し、墓参りまでされ、遺品は無事弟に受け継がれます。 イノシシ男オットー(Ⅲ-2)……仮面の人にやられてしまいますが、一座の仲間に弔われます。怪しげな葬儀の様子は、仮面一座の独特な世界を印象づけます。 ドラン(Ⅲ-3、4)……エンドンやグロック同様、死に際に言葉を残し、墓が作られる。
【死後の様子まで書かれている】 クリアン老人?(Ⅰ-1)……死をきっかけにジャードが鍛冶屋を継いだ。本人も寿命を予期していたためか、転がり込んできたジャードに鍛冶を教え、孫娘の結婚まで見届けたはずだから、幸福な晩年ではないでしょうか。 ジンクス(Ⅱ-2)……疎まれてはいたものの、マリリンがジンクスを思い出して顔をしかめる場面がある。 ロルフ(Ⅲ-1)……埋葬の際、ジャスミンが遺骸を漁り、北の歌姫の地図を見つけたという。 ジョセフ(Ⅲ-4)……チャペルでラネッシュと最後の言葉を交わす。ジョセフの死は、周囲の人たちにとっても悔いの残るものでした。 ラネッシュもその後マリリンを迎えに行かされてるので埋葬は書かれてないけど、ヒラのドロドロ征伐のあとにあったのかな。デルトラの伝説は、作中の時系列でもジョセフの死後に出版されているので、彼の存在は世の中に残り続けている。 パフ(Ⅲ-4)……なかなか劇的な死だったが、あれはパフにとって苦しみからの解放なのでしょう。リーフ、ジョーカーは、哀れみをもってパフの死を仲間たちに話しました。
【死の場面のみ】 ライ(Ⅰ-3)……人間の敵キャラで初の死者。 リ・ナン(Ⅰ-5)……ゲリックにぺっ!と唾を吐きかけられておしまい。 ミルン(Ⅰ-6)……グルーの洞窟に置き去り。 ネリダ(Ⅰ-7)……小川で倒れてた。 アマランツ(Ⅱ-2)……正気を取り戻し、友人シャーンに看取られていたので、温かみの感じられる死に際でした。 オーリス(Ⅱ-2)……個人的にシリーズ中で一番えぐい死に方。リーフが肝心な場面で目を反らすのでどうにか読める。 ベス(Ⅲ-2)……死ぬことよりもその後(仮面がくっついてる)のほうが嫌だ。 クリステン(Ⅲ-2)……これもえぐい。
【番外編・外伝の人物など】 ライゲーン(モンスターブック)……うごめく砂の探検家ライゲーンは、砂丘探索に出かけて帰らぬ人に。いかれライゲーンなどと呼ばれていたわりには、デルトラ年鑑にも記録が残されていたりと、それなりに功績を認められていたようです。 シーラ(伝説)……影の大王の手下同士の仲間割れで死ぬ。 ドッドとライザ(伝説)……幽霊になる。 ベリティー?(Ⅲ-3)……作中の時間軸ではすでに亡くなっていましたが、リーフとバルダの幸運の女神号のエピソード自体、ベリティーが遺したものの話。彼女の場合は船首像が墓標で、海が墓場なのだと思います!
まとめ
表には挙げませんでしたが、うごめく砂で死んだ2人の憲兵を死者と数えれば、デルトラ・クエストでは毎巻誰かが亡くなっています。特に多いのは『幻想の島』と『影の門』で3名ずつ。
抜けはあるかもしれませんが、味方や、敵だとしても温情の持てるキャラクターだと、一言・一文であっても死に関する他の人物からの気持ちや、埋葬や葬儀に触れられているなど、丁寧に書かれているように思えます。 敵キャラや悪役だと必ずしもそうではないので、ストーリーに合わせたらそうなったのか意識的なのかは分かりませんが、やはり生き死にって重要なことですから、ある程度気を遣って書き分けがされているんじゃないかと感じました。特に、埋葬や葬儀といった形式面によく言及されることも印象的です。
でも、デルトラこそダークファンタジーと評されることもありますが、エミリー・ロッダさん自体はそこまで登場人物をバタバタ死なすわけではないと思っています。一作目から六作目(ローワンと魔法の地図)までは今のところ死者ゼロで、ファンタジーでないほかの作品でも、誰かの死がストーリーに大きく関わっているケースはあるものの、登場人物が亡くなることはそんなにないのではないかと思います。ローワンの後半の巻とかどうなんだろう?
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deltoranembassy · 2 years
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竜の夜2022
こんばんは。本日は、デルトラ王国の祭である竜の夜の日です。
デルトラでは、七種の竜のように色とりどりな花火を打ち上げたり、子どもたちがリーフ、ジャスミン、バルダの仮装をしたりと、にぎやかにお祭りが行われていることでしょう!
在日デルトラ王国大使館では、本年の竜の夜に際して「デルトラ・クエスト」シリーズについて語る項目シートを作成いたしました。
Tumblr media
#竜の夜2022 のハッシュタグにあわせて、Twitter、Tumblr、ブログなど、お好きな場所で投稿し、自由にご活用いただけると嬉しいです。
アニメ・まんが・DS・トレカ版デルトラクエストのお話(オリジナルエピソード・オリジナルキャラ等含む)もぜひどうぞ! 小説版を中心に作成しているので、ちょっと合わないな、という質問は変更していただいてかまいません。
書きたい項目だけ書いてもよし、答えたい形に質問をアレンジしても、話したい項目を追加してもOK! 
詳しくはこちら
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