ふわり
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二人それぞれフィルムカメラを携えて、散歩した。フィルムは本当に高くなって、写真を楽しむには高級品になってしまったが、妻にとってカメラの基本を学ぶには、一眼レフのフィルムカメラはとても良さそうで、秋の風景を楽しみながらあちこち回った。
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“とっきんとっきん広場”
「オラの村の広場には“とっきんとっきんの塔が立ってんだっぺョ~♪”」
絵描きの写真。( Pictures of painters. )
P・S 二眼レフのトイカメラで撮影したフィルムの一枚です。
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ART SINCE 1900
1925d
「初期抽象映画」
5月3日、ベルリンで「絶対映画」と題するアヴァンギャルド映画の公開上映会が開かれる。プログラムには、抽象というプロジェクトをフィルムという手段で継続するハンス・リヒター、ヴィキング・エッゲリング、ヴァルター・ルットマン、フェルナン・レジェらの実験作品が含まれている
ヴィキング・エッゲリング
Viking Eggeling
「対角線交響曲」1921–4924
Symphonie Diagonale
ハンス・リヒター
Hans Richter
「リズム21」1921
Rhythmus 21
フェルナン・レジェ(とダドリー・マーフィー)
Fernand Léger, Dudley Murphy
「バレエ・メカニック」1924
Ballet Mécanique
ジガ・ヴェルトフ
Dziga Vertov
「カメラを持った男」1929
(別題「これがロシアだ」)
Chelovek s kino-apparatom
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純粋映画 - Wikipedia
アヴァンギャルド映画(前衛映画) | 現代美術用語辞典ver.2.0
『…ドイツでは物語性を破棄して、形態と運動による抽象性の追求へ向かう傾向が現われ、それは絶対映画(Absolute film)と呼ばれた。
抽象図形が変形するハンス・リヒターの『リズム21』(1923)や、ヴァイキング・エッゲリングの『対角線交響曲』(1924)などが代表作であるほか、都市の風景を撮影して再構築したワルター・ルットマンの『伯林 大都会交響曲』(1927)などが知られる。
フランスでは現実のイメージをもとに抽象性を追求する傾向が現われ、それは純粋映画(Cinéma pur)と呼ばれた。アンリ・ショメットの『反射と速度の戯れ』(1923-25)、フェルナン・レジェの『バレエ・メカニック』(1924)、ルネ・クレールの『幕間』(1924)などが代表作である。(略)
ロシアにおいてはこの時期、レフ・クレショフやセルゲイ・エイゼンシュタインによってモンタージュ理論が展開される一方で、ジガ・ヴェルトフがキノ・グラース(映画眼)の方法により、前衛的な記録映画である『カメラを持った男』(1929)などを制作している。…』
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ミラーレス機同様のEVFを使いつつ、透過ミラーを使用して一眼レフと同じ位相差AFセンサーに分光して高速な位相差AFを動作させるというアイデアは、一眼レフとミラーレスの時代の隙間を埋めるテクノロジーではあったけど技術的には面白かったと思う。
それはそれとして、記事には(トランスルーセントミラー自体に)「ゴミ取り機構は付いていませんが、表面に帯電防止の処理をしてあります。ゴミが付着したとしてもブロアーで簡単に飛ばせるようになっています。」と書かれているものの、薄膜フィルム素材でできたミラーでレンズ表面のように拭き掃除できないので、ブロアーで吹き飛ばせないような汚れが着いてしまったらお手上げで、メーカー修理しか手がないと言う保守上のリスクがある。
手持ち機材だとLA-EA4とα55vがあり、前者は今のところ問題が見られないものの、後者はAF精度に難があってミラーの劣化・汚損が影響している可能性が否定できず、しかしすでにメーカー保守対応が終わっているので修理もできないという状態に陥っている(ぶっちゃけ諦めるしかない)
LA-EA4は今のところ送料抜き7,000円程度でミラー修理ができるものの、すでに生産完了品なので遠からず修理不能になる可能性がある他、そもそもLA-EA4自体がデカくて重い(おまけにAF性能も時代遅れ)こともあり、ミラーを使用しないLA-EA5に乗り換えることで問題を解決する予定である。結果としてカメラボディをα7 IVに乗り換える必要も生じるのでなかなかコスト的にヘビーなのは事実だが・・・。
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スペインの写真をフィルムでも撮ってきたのが上がってきたので記録にちょっとだけアップしときます。
コルドバのメスキータ、グラナダのアルハンブラ、モンセラートです。
写真はスマホで撮るのがメインなんですが、データじゃなくて物理で残したいという気持ちが若干あり、いまだにフィルムカメラも併用しています。というか「カメラ」はフィルムカメラしか持っていない。昔は一眼レフのデジカメとかも持っていたんですが、今はコンパクトカメラです。もう十……何年前だ? ググったら2006年発売らしいのでもう二十年近く前じゃんか……富士フイルムからNATURA CLASSICAというフィルムカメラが出て、それ出た時に「ああ、もう写真これでいいや、これでいい」ってなったんですよね。NATURA CLASSICAをずっと使っています。カメラはこだわりだすとエンドレスでキリがない(金がかかる)世界なんで、これで撮ると決めたのでこれで撮る。
やっぱデジタル一眼レフを買うか? って何度も思ってもきたんですが、私は資料写真や宣材撮影やアートがやりたいんじゃなくて見たものを思い出すために写真を撮っているのでさんざんカタログ見てぐるぐる考えた結果「これでいいや」に戻ってくる。写真が本体ではなく自分の記憶が本体でありそのキーとして写真を撮っている。カメラ物欲は不定期に湧いては調伏しているのでやっかいな欲求です。いい機材でいい写真が撮れるとうれしいじゃん、そうするといい写真を撮るために生活をチューニングしだすんだよ。それはしたくないんだよ。ハマりたくないんだよカメラの世界。怖い。(写真を見るのはとても好きです)
フィルムカメラは基本的には好事家の嗜好品になっているし、フィルムはバカ高くなったし(今はフィルム一本1700円ぐらいからする時代です)、現像するにも数千円かかったりするし、フィルム現像してもプリントせずデータで画像が納品されるので、マジでなにやってるんだろうなという気持ちはまあある。インデックスとデータでざっと見て、いいやつがあればプリントに出す、って感じになる。
思うところはいろいろあってもフィルムカメラは光学装置でありイメージの物理物体を生成するガジェットとして面白い、というところは変わらないので、なんだかんだで使っていくんだろうなあと思う。
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三脚爺と八坂 2023
2023/12/02
Photographed early in the morning in Yasaka. There were three elderly people with tripods. I think that might be a hindrance.
Sony α7S mark 2 + Carl Zeiss Distagon 25mm F2.8 T*
4時に目が覚めたので、ラッキーと思ってしばらく布団の中でまったりしていたら気がつくと4時半過ぎていたのでえいやっと起きて朝ごはんはしっかり食べ、いつもの撮影ポイントへ急ぎました。
外国人はかなり少なかったんですが、三脚を立てて陣取っている年寄りが三人いて、この人たちがまー動きません。植物園の温室でも経験しましたが、複数で来て三脚使う年寄りは三脚を通路の真ん中に放置したまま端っこで雑談したりして傍若無人です。この人たちはそこまでひどくなかったのですがこのポイントで三脚を複数立てて撮影している人たちを見たのは今日が初めてでした。
ぼくはさっと撮ってさっさと移動するタイプなので、こうやって皆の後ろから状況撮影して移動します。ここに人が集まっているということは、他のポイントは無人ってことです。
今回、暗いのにフィルム時代の古いマニュアルレンズを使ったせいで、ピンボケ多発注意報発令中です。ま、いっか。
いつもは入らない青蓮院や平安神宮のお庭で時間を使ったので、いつものパン屋へ着いたのは開店後1時間過ぎていました。狭いパン屋の中でカメラぶら下げたら失礼と思うのでぼくはカバンの中にしまうのですが、お年寄りの女性がレンズ剥き出しの一眼レフを首からぶら下げて中腰になってパンの物色していたのが気になりました。注意はしませんけど。
というわけで、体もしっかり冷えちゃったのでこれから暖房あたりながら2度目の朝ご飯に突入します。
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ニコン Nikon フィルム一眼レフ ブラック FE 【中古】 【【 詳細は → 】】
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15560037 by Li Chieh Chou
Via Flickr:
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そもそも子供たちが大きくなってからは稼働を殆どしていなかった、僕の愛機ニコンD90ですが、先日孫を連写で取りまくっていたら故障するという事態に見舞われてから、久しぶりに少し調べたんですねカメラの事。現状どうなっているのかネットで。
するとどうでしょう、フィルムカメラなんかは、もう写ルンですをフィルム交換式にしたようなトイカメラと、中古車買えるんじゃないかっていう値段のライカくらいしか無く、デジタル一眼に関しては風前の灯。キャノンは一眼レフ撤退だって言うし、ニコンも撤退は誤報だったみたいだけど新規開発は中止してるって言うしでね。
でもね、ミラーレス一眼でもいいんですよ、僕自体は。プロでも無いんだから。ただですね、マウントが変わってしまうと、今まで買ったレンズが……って事になって、貧乏人のしがないアラフィフサラリーマンにはシステム全部組み直すのは辛いわけですよ。
銀塩からデジタルに移行するときに、なんでオリンパスからニコンに変えたかっていうと、ニコンってマウント変えなかったじゃないですか、そこに惚れてっていうか、ニコンはきっとこの歴史あるマウントを今後も変えないだろうと(勝手に)信頼して、一念発起、カメラメーカを変えたわけですよ。
ところがこれだ。
なんすかZマウントって。
構造上フランジバックの寸法が変わってしまうっってのは分かるんです。だからミラーレスと普通の一眼じゃ、ってのも分かるんです。あー。でも。マウントアダプタ介してってのもちょっと違うと思うんすよ自分。じゃぁ、ニコンの一眼レフもっとオマエが買ってやればよかっただろってご指摘もごもっともだと思うんですが、一般中小企業の小の方のサラリーマンにそんなポコポコ一眼レフ買えるわけ無いでしょうって。小企業の平均年収いくらだか知ってますかアナタ? それは学生時代ちゃんと勉強しなかった自己責任だって? そりゃもう論点が違うでしょ??
と、ニコンの一眼レフのラインナップをみて今日頭に回った思考であった。
一体僕は誰とやりあっていたのかは、それは、わからない。
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2023年最初のFMPWS開催のお知らせです。 2023年最初のFMPWS開催します。 今月は絞りと被写界深度について掘り下げていきます。 受講予約受付開始しました。 DMにてお気軽にどうぞ。 初心者さん歓迎です。 《《 FMPWS at BOTAcoffee issue76》 2023年1月12日(木)19:30-21:30 BOTAcoffee 2Fにて @bota_coffee 今月のテーマ 先月の続きです。今回は「絞りと被写界深度(ISO感度含め)」を掘り下げます。 前回まではカメラの操作の事を一通りざーっとやっていきましたが、今月はその中から上記テーマに絞って掘り下げます。 です。 初心者さんにも最適 ベテランさんの復習にも ✳︎注✳︎ 今回はまた会場を戻してボタ2階ボタシアターです。お間違えなく! ご参加希望の方はDMにてご予約ください もしくは参加ボタンを押してください 以下 詳細です。 時間 :2023年1月12日(木) 19時30分から21時30分 参加料 :2200円*お釣りでないようにご用意いただけると助かります。 (別途BOTAcoffeeさんにワンドリンクご注文いただきます) 場所 :BOTAcoffee二階 山形市七日町 定員 :10名様くらい 講師 :福田真 FMPフクダマコトフォトグラフィー www.fukudamakoto.tumblr.com www.instagram.com/fukuda_makoto/ https://www.facebook.com/fukuda29da 持ち物 :ご自分のカメラ(デジタルorフィルムを問いませんが、絞りやシャッタースピードを変えられるものが良いと思います。一眼レフ、ミラーレス、ハイエンドコンデジなど。フィルムカメラを含む。 カメラの種類や初心者上級者を問いません。上記のテーマを学びたいという意識と情熱のある方ならどなたでも楽しく学べると思います。ご参加お待ちしてます。 参加希望の方は: DM もしくは
[email protected] までおきがるにコンタクトくださいませ。 ごしつもん、お問い合わせも歓迎です。 #写真ワークショップ #FMP #フクダマコトフォトグラフィー #山形 #写真 #カメラ #ブツ撮り #フードフォト #食べ物写真 #料理写真 #人物写真 #商業写真 https://www.instagram.com/p/CnEHSKGLYic/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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日記 / 12.20 / A pound of pictures
手にした重量感は、確かに自分がそれを所有したり、自分の眼差しによって見たもののような経験を味わせるように錯覚させてくる。写真集が量り売りされているというので、表参道にあるTwelvebooksに向かった。「1kg=4400円」という単位で売られているセール・イベントだ。流通のプロセスで傷がついたり、ページが破れたり、角が折れてしまったり。店頭に出せないB判定品となってしまったデッドストックを再び流通に乗せるという試みだという。
思い返すのは、写真集団マグナムに所属するアメリカの写真家、アレック・ソスの最新作「A pound of pictures」だ。8x10の大判フィルムカメラでアメリカの人々のポートレイトや風景をドキュメントし、アメリカ社会の姿を写すことで有名なアレックは「この本の中の写真には、きらきらと輝く表面以外に意味はありません」と前置きを語る。そして、「この作品群はイメージが作られるプロセスについての写真です。夢中になれる具体的な世界に入りこみ、光や時間などの一時的なものと目玉や映画などの身体的なものの間につながりを作り出すことをテーマにしています」と続けるのだ。
この作品を作るにあたって、エイブラハム・リンカーン大統領の葬儀列車の足跡をたどることから始めようとしたというが、アレックはそのプロジェクトではないと決断し、膨大な写真のイメージの概念を描こうとした。(マグナムの一人、ポール・フスコはロバート・ケネディの葬儀列車を見送る人々を列車の中から移したRFKは伝説的写真集であり、こうして葬儀列車が走ったのは、リンカーン以来だった)。そこで、アレックは写真が量り売りされていることに着眼点を置いた。撮影者が不明の写真たちは「Found photo(ファウンド・フォト)」と呼ばれている。eBayなどでも束で量り売りされていることが確認できる。実際、アレックは「A pound of picture」の写真集の中にランダムで5枚、ファウンドフォトの複製プリントを織り交ぜており、開くと誰が撮ったのかもわからないアメリカで生きる市井の人々が撮ったであろう光景に巡り合う。
その巡り合わせはまさに、写真集の山をかき分け、自分が欲しかった写真集や予期せぬ出会いを期待しながらディグる作業は、まさにソスの写真集のタイトルのように、膨大なイメージの束から見つけ出すような感覚だった。
伏線回収は見事に起きた。心が踊った。黄色いプラスチックボックスのなかにある写真集が光っているのだ。こういうときは、光って見える。光石のように存在感を放っていたのは、もちろん「A pound of picture」。紛れ込んでいるその一冊に出会い、ニヤけるほかなかった。このTwelvebooksに訪れたのは、7月にアレックが来日して交流会イベントがあって本人に会いに来たとき以来。ときとして、こういうことが起きると思うと浮足立ってしまう。ただ、すでに僕は所有していたので、必要な人が手にできればいいと思ったからボックスに戻すと、すぐに嬉しそうに手に取り脇に抱えながら笑顔の海外の人がいた。ぼくは「Sugar paper theories」というアイスランド史上最大の殺人事件捜査をビジュアルストーリーテリングで描いた写真集を見つけ出し、持っていると「それはとても奥行きのあるドキュメンタリーだ。いいものを選んだね」と言ってくれた。普段生活する世界とは遠い世界を結びつけてくれるきっかけを与えてくれる写真集の力を思うのだ。
接続し得ない写真たちが次から次へと物語を編んでいくことを体感した。そして、ぼくは元々欲しかった写真集も見つけ出し計4冊選んだ。重量計にドサッと乗っけると、針が時計回りに振れる。3kgを指して値段が決まるその光景に、写真とは、物体・フィジカルとして経験に残ることで価値の見出し方が大きく変わり、重みとして身体的に刻まれるということを改めて強く認識したのだった。この経験は意図せずして前日から続くものだった。
◇◇◇
「写真を手にとってもらい、指紋が残ることで、自分とは切っても切り離せない世界として感じ取ってもらいたいんですよね」。そう口にしたのは、写真家の児玉浩宜さんだ。ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって間もない2022年3月上旬から3度に渡って渡航して取材撮影を重ね、写真集「Notes in Ukraine」を刊行した。その記念トークイベントが下北沢の本屋「B&B」で行われていて、写真展の意図を語った。
児玉さんが写してきたのは、僕たちが目にする典型的といえるような戦禍の惨状を写した報道写真ではない。攻撃を受けたマンションや様々な施設、荒廃した場所なども記録しているのだが、凄惨で残虐な光景よりも脳裏に刻まれるのは、戦時下のウクライナで今を生きる人々の姿だ。多くの報道カメラマンが扱うような堅牢性に長けたデジタル一眼レフは扱っていない。1本のフィルムで15枚ほどしか記録できない、中判フィルムカメラで撮られているのがそもそも大きな違いだ。フィルムに焼き付け、粒子を感じることのできる丁寧なポートレイトは、日常が非日常になってしまったウクライナの姿を刻銘と残している。
3月に西部の首都チェルニウツィーからビデオ電話で取材に応じてくれたときに聞いた言葉が印象的だった。「センセーショナルな映像はしかし消費されやすい。1日たってしまえば忘れられてしまう」。凄惨なイメージ(写真・映像など)は大河を流れる濁流のようにものすごいスピードで川岸をえぐるようにして過ぎ去り、僕達はあたかもそれを想像できる痛みとして受け止めるのだが ーこの痛みについては、アメリカの作家、スーザン・ソンタグが「他者の苦痛へのまなざし」で「想像できない」として突きつけるようにして警鐘を鳴らす― 、あまりに強烈なイメージについて実際は受け止めることは到底できず、忘却の彼方へと消えていってしまう。
元々NHKの報道カメラマンとして東日本大震災で被災した東北の地を取材した経験がある児玉さんは「涙を誘うようなシーンを求められているような空気」に違和感を覚えた経験があると言っていた。感情に訴えるわかりやすさが重要視され、現場に行かなければわからない奥行きへ眼差しを送ることを拒絶するような報道のありように疑問を呈した。しかし、フィルムに焼き付けることで、情報がスピーディーに拡散されていく時間軸、そして忘却に抗えるのだと体現している。
遠い異国の戦争を我が事に捉えようと意識しようとできるかもしれないが、実際には困難かもしれない。児玉さんはしかし「まだ答えを出すには早急すぎる」と言う。当初から「写真が5年後、10年後、そのまた何年も後になって意味が見いだせるものとして人々に働きかけるかもしれない」と言っていた。写真集や展示でも、実際にウクライナでともに釣りを興じた親子の写真が気に入っていると言うが、選定から漏れた写真もどれも「大切なもの」だという。「写真一枚が戦争を止めるというフォトジャーナリズムの大義を掲げることなんて自分はできない」と割り切る、その実直な姿勢に写真の「分かりやすさから距離を置く」ことの重要性を学び取る。
そんな背景を思い出しながら、展示の意図は児玉さんの思考が形になっていたと思った。
大きな平台に置かれているのは、フィルムカメラで写し取ったウクライナの人々のポートレイトや風景が印刷されたL判サイズプリント。3〜4枚ほどが1セットとなり、列をなす。そして隅っこのボックスには、重量を感じる束となって置かれている。ぼくはその写真の束を手に取り、次々と手を動かしながら写真を見ていく。児玉さんが言ったように、指紋は残り、「私」が手を触れたことが写真にも身体的にも刻まれていく。そして感じたのが、束になっている写真を一つ一つ見ていくその感覚が、「私」がウクライナの街を歩きながら、見ているような気持ちにさせるということだった。知らない世界と私が接続しているような錯覚に陥り、いつしか、手にしたイメージによって編み出された世界を無視してはいけない、向き合わなければならないという感情を呼び起こされていた。
児玉さんは自らを「そこまでアクティブじゃない」と言う。ウクライナにいっても憂鬱だった日が多かったという。何か理由を見つけて重い腰を上げて外に出る。そして街を歩いて、人に声をかけて写真を撮らせてもらう。写真展では、児玉さんが見てきた風景をともに見ているよな錯覚に陥らせ、孤独さを紛らわしてくれるように思えた。
B&Bのトークで眠れなかったり憂鬱なときはYoutubeでトラック運転手の視点で撮られた「ロードムービー」を見ると落ち着くことができると言っていたことが印象に残っている。深夜に目が冷めて、しんどいなと思っても「運転手のこいつはまだ運転しているのか」とどこかふと気持ちが軽くなるらしい。過ぎ去っていく取り留めもない光景があるからこそ、生きていることを確かめられる。児玉さんは、ウクライナに足を運んで、日々歩くことで自分が戦争の中で生きていることを確かめていたのではないかと推察する。
◇◇◇
児玉さんが残した「生」の概念を、膨大なイメージを手に取ることにとって感じ取る。それは、写真の束を世界にある様々な光景の断片として、この社会を生きる僕たちが現実に起きている諸問題が切っても切り離せない事象であることを突きつける。平台に置かれた小さなプリントは、児玉さんが撮ったものでありながら、ぼくの知らない人々や光景が児玉さんに写してくれと言わんばかりにたただたこの世界に散らばる星のように存在する「ファウンドフォト」だった。
哲学者でアナキズムについて研究している長崎大准教授の森元斎さんがトークで示唆していたのは「星を結べば星座として立ち上がってくる」ということだった。児玉さん自ら、正義感を押し出したフォトジャーナリズムを掲げて戦地へ赴いたということではないと公言しているし、「意味を早急に捉える必要性はない」と語っているからこそ、余計にその星座が浮かび上がってくるように感じる。戦争が起きている現実世界の時間軸においてほんの一瞬(カメラの話をすればシャッターのスピードである。1/30〜1/500秒あたりであろう)を切り取っているからだ。
児玉さんは、この写真集は「まだまだ終わりではなく、これが始まり」と言っていた。点を打ち続けること、その点を結んでいくこと。それは暗闇の中で夜空を見上げて、光を放つ星々を指でなぞりながら結んでいき、星座としてのイメージ、新たな像を立ち上がらせていくことにほかならない。
まだまだ収束の見えない、ウクライナ侵攻。多くの人々が避難を余儀なくされ、難民としての生活も強いられている。既存のマスメディアによって流通するイメージや為政者の雄弁ではなく、ぼくたちは戦時下の今という「点」を残した児玉さんの写真の”束”から答えを探る一歩を踏み出せるのかもしれない。僕たちが想像できないような現実を掴み取り、自分ごととして捉えていこうとする行為を児玉さんは、写真を見る受け手とともに共有しようとしているのではないかと思う。写真の不確かさを力に変えていくことを信じているように。
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プロカメラマンが教える! 知っておきたい写真のこと100
高価な機材を使っているからと言って、腕のいいカメラマンとは限らない。
常にRAWで撮影すること。
単焦点レンズでの撮影は、腕磨きになる。
写真編集はそれだけで、1つのアートだと言える。
三分割法は99%の場合において効果的である。
マクロ写真は誰でもできるわけではない。
UVフィルターはレンズキャップの役割もある。
写真フォーラムなんかに何時間も行くよりは、外に出て写真を撮った方がいい。
平凡な日々の生活の中にある美しい一瞬を切り取ること。それが、入賞作品になる。
フィルムがデジタルより良いというわけではない。
デジタルがフィルムより良いというわけでもない。
魔法のカメラやレンズなんてものは存在しない。
良いレンズを使ったからと言って、良い写真が撮れるとは限らない。
他の人の作品を見続けるよりも、自分の写真を撮りに行くこと。
パーティーにデジタル一眼レフは持って行くな。
女はカメラマンに弱い。
写真を白黒にしたからといって、アーティスティックな感じになるわけではない。
Photoshop使ったというと、なぜか人は急にあなたの写真の価値を下げる。こういう時は、「Photoshop」ではなく「デジタル暗室」という言い方をすること。
何でもかんでも写真に撮れば良いというわけではない。
少なくとも2つバックアップをとっておくこと。戦争での、2は1、1は0という考え方と同じ。
ネックストラップはやめて、ハンドストラップを使うこと。
被写体に近づくこと。大抵の場合、その方がいい写真が撮れる。
撮影中はその場の一員となること。傍観者にはなるな。
かがむ等して目線を下げて写真を撮ること。大抵の場合、その方がより面白い写真が撮れる。
技術的な心配をするよりも、フレーミングや写真の構成に注視すること。
機材にあるロゴを黒いテープ等で隠してしまうこと。これによって自分があまり目立たなくなる。
明るい日中に撮影する場合は、常に露出少なめ、2/3程度で撮影すること。
撮れば撮るほど、上手くなる。
露出や、アングル、F値を変えて同じ場所で数枚撮影するのを恐れないこと。
ベストの1枚だけを人に見せること。
コンデジもカメラである。
オンラインの写真フォーラムに参加してみること。
他の人の作品を批評してみること。
撮る前によく考えること。
良い写真に説明はいらない。(しかし、時に背景にある情報が画に意味合いを持たせることはある。)
お酒と写真の相性は良くない。
他のカメラマンから影響を受けるのはいい。しかし、崇拝してはいけない。
粒子は美しい。
カメラ用バッグは捨てて、メッセンジャーバッグを使うこと。レンズやカメラが取り出しやすくなる。
シンプルさが鍵。
フォトグラフィーは、「光で描く」という意味。光を操ること。
自分のスタイルを見つけて、貫くこと。
セカンドモニターは便利。
Silver EFEX Proは最適の白黒加工ツール。
どこに行くにもカメラを持って行くこと。
写真が人生を楽しむ障害になってしまってはいけない。
カメラを過保護に扱ってはいけない。使い倒すこと。
ストレートフォトグラフィーを撮ること。
自信を持って撮影すること。
写真と並列配置の相性は抜群。
写真は大きくプリントすること。見てると嬉しくなる。
写真を友人にプレゼントすること。
写真を他人にもプレゼントすること。
フレームに入れるのも忘れずに。
コストコのプリントは安いけど、質が良い。
友達と出掛けて写真を撮ること。
写真クラブに参加すること、又は自分でクラブを始めること。
写真は素敵なプレゼントになる。
他人の写真を撮るのはスリルがある。
自然体>ポーズとる。
自然光は最高の照明。
35mmはベストなウォークアラウンド焦点距離。
必要があれば、ISOを上げるのを恐れないこと。
どこにでも三脚を持って行く必要はない。
露出高めよりも低めで撮影する方が良い。
ホームレスの人を撮影すればアートっぽいと思っているのは、実に利己的だ。
全く期待していない時ほど、シャッターチャンスはやってくるものだ。
人間が写っている写真の方がより面白みがある。
ダメな写真をいくらPhotoshopしたところで、いい画になるわけはない。
最近では、誰でもかれでもカメラマンである。
パリに行かないと良い写真が撮れない、なんてことはない。良い写真は裏庭でだって撮れる。
デジタル一眼でポートレートを撮影する時に、グリップが下を向いている人は馬鹿みたいに見える。
カメラは道具だ、オモチャではない。
構成という点において、写真と絵画に大きな違いはない。
写真は趣味ではない。ライフスタイルだ。
言い訳はなし。
オリジナルな写真を撮ること。他人のスタイルをマネしてはいけない。
良い写真とは、見る人がもっと聞きたくなるようなストーリーを持っているものだ。
黒以外のカメラは、人目を惹きすぎる。
機材を多く持ち歩けば持ち歩く程、写真を楽しむ余裕がなくなる。
上手い自画像を撮るのは、思っているよりも難しい。
笑わせることで、モデルの人柄を引き出せる。
撮影中に怪しい人と思われないように。周りの環境に馴染むこと。
風景写真は飽きる。
写真を撮っている時は、まず楽しむこと。
撮った写真は消さないこと。
人や場所を撮影する時は、敬意を表すること。
路上で自然に人々を撮影する場合は、望遠レンズよりも広角レンズを使うこと。
旅行と写真は、最高のカップル。
ヒストグラムの読み方は知っておくこと。
ノイズのある写真は、ボケ写真よりもマシである。
雨の中で写真を撮ることを怖がらないこと。
完璧な写真を撮ろうと必死になるよりも、その瞬間を楽しむこと。
お腹がすいている時は、写真をとらないこと。
写真を通して、自分を再発見することは多い。
写真で得たインサイトを秘密にせずに、世界と共有すること。
写真を撮るのをやめないこと。
写真はただ単純に写真を撮るだけではない。人生における哲学である。
決定的な瞬間を切り取ること。
自分自身の写真ティップスリストを書くこと。
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ニコン人気のボディが多数入荷しました! NewFM2は、特に大人気の機種です。 お早めに! 県内、県外発送も対応。※送料・代引き料は別途かかります。 ヤマトクレジット代引き配送も可能です。 是非ご利用下さい。 #nikon #一眼レフ #フィルム一眼レフ #フィルムカメラ #フィルムカメラに恋してる #フィルムに恋してる #フィルムカメラ好きな人と繋がりたい @asanocamera (アサノカメラ) https://www.instagram.com/p/CPVBpFwlY2t/?utm_medium=tumblr
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