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#夢工房あごづ
fsravine · 2 years
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#おやつ ? #ランチ ? #夢工房あごづ の #前沢牛コロッケ 220円 と #佐助豚メンチ 200円 揚げたてホクホクは美味い! 間違いない! 前沢牛コロッケは、#前沢牛 のひき肉ではなくゴロゴロと #きたあかり の甘さの中で存在感抜群! #佐助豚 も思った以上にあっさりしててしつこくない美味しさ 美味しいねぇ〜 (夢工房あごづ) https://www.instagram.com/p/Ck72VXKrxtbZJR_fmIv42k2KX319XEV0KBxFr00/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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nemosynth · 2 years
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Season 2, episode 4 - PPG/waldorf
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「世界三大発明」
左から、盆栽、ハンバーガー、そして2Uラックマウント型音源モジュール。その音源モジュールの色は当時めずらしかったネイビーブルー、真ん中近くにモノアイの如き大きく丸く赤いダイアル、その下に長円形の赤いボタンが、しかも斜めにあしらってあって「O.K.」と書いてある。 「おっけーボタン!」 シンセ界のガッツ石松と見まごうそのセンス。それはコアでヲタな音源モジュールに似つかわしくない不思議にポップなセンス。のちにシンセ・デザイナーの神となった若きAxel Hartmann駆け出しのころの作とは誰も気づくまい。
これは当時の雑誌宣伝広告、そのコピーをNemo版超々訳すると「世界三大発明」。 広告の主旨は、当時の先進工業国3ヶ国がおのおのみずから誇る文化的な発明品を出展しているという風情。
そう、最も右にあった音源モジュールとは何を隠そうWaldorf社のデビュー作、microWave初号機。
時に1989年、KORG M1が出た翌年、奇跡の大ヒットで息を吹き返したKORGはT1, T2, T3という巨大PCMワークステーションシンセ三連星を繰り出し、YAMAHAはDXシリーズの次をめざしてV80FDもといSY77でもって仕切り直し、RolandはDシリーズの末っ子D-5をプリプリの今野登茂子ちゃんのマスコット・キーボード的に新発売しLA音源シンセD-50, D-20, D-10, D-5, D-550, D-110鉄板ラインナップ完成、KAWAIなんてK1 IIのみならず中堅かつ16bit PCMシンセの名機K4ローンチ! 怒涛のPCMサウンドに全世界が押し流されていたそのとき、底抜けにあさっての方向を向いた削ぎ落としの音源モジュール、リアルな音なんて出るはずもなく、ファンシーな内蔵エフェクトにも目もくれず、すでに32音ポリまで具現化していた時代に渋い8音ポリ、廃業したPPGから受け継いだ独創的なウェーヴテーブル音源だけを搭載し、あとはなん〜にもないただの箱。 それこそが技術大国ドイツが誇る切れ味さわやかゾーリンゲンの如き鋭利な音ばっかする尖ったシンセmicroWave。電子レンジにかこつけたその名こそは、だが、いくたびの谷を乗り越えて何度でも不死鳥のように蘇りつづけるメーカーの誉れWaveシリーズ末裔たるあかし。
今回はその創世と輪廻転生を見ていきたい。
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「選ばれし者」
ヴォルフガング・パーム(Wolfgang Palm)。1950年、当時の西ドイツ北部の港街ハンブルグ生まれ、今なお同市に在住。 ビートルズやストーンズ大好き電子工作少年ヴォルフガング坊やは、ギターを自前でこしらえた挙句、父にファルフィッサのトランジスターオルガンを買ってもらう。だがどうにもその音色が気に入らない。憧れのハモンドみたいな音がどうしても出ない! 思いをつのらせた彼はバンド仲間が勤める楽器屋でつぶさにハモンドを検証、そのトーンホイールから出る音がサイン波なのに対し彼のオルガンの音はもっとブライトな鋸歯状波みたいな音であると見抜いた。なるほど! 早速彼は一種のローパスフィルターみたいな回路をつくりあげ、それを自分のオルガンにくっつけた。
ここですでにヴォルフガング君が尋常ならざる非凡ぶりを発揮するに、そのトランジスターオルガンに搭載されし70基もの鋸歯状波オシレーター1個ずつに対し、フィルター回路も1個1個つくってくっつけたのである。計70個にもおおよぶ自作フィルター回路がおのおの音を丸めてくれたおかげで、それなりに彼は満足したらしい。
ドイツ人が時として自嘲気味に言うドイツ完璧主義:ドイッチェ・パーフェクツィオーン。 ドイツの技術は世界一ィィィィーーーーー! 天才とは恐ろしいもので早くもここに将来彼がこだわりまくって会社をつぶすことになる片鱗がうかがえてしまうのだ。すでにフォースが強かった少年にとって運命の邂逅とはシンセではなく、彼にしてみればツッコミどころ満載だったファルフィッサのトランジスターオルガンなのであった。それに自作のフィルター回路を70個もくっつけてしまった運命の少年ヴォルフガングは、オルガンをSFポッドレースの車両のようにチューニングし、壮大なサウンド・キャニオンの���を疑似正弦波駆動エンジンにてかっ飛ばそうとしていたのかもしれない。
1960年代に入って物理学を学んでいるとき、moogシンセを知りELPも聞いたヴォルフガング・パーム。斬新でつややかな音色もさることながら、とりわけ彼を魅了したのはポルタメント。すなわちオルガンを始めとする既存の楽器ではなかなかありえないねちっこくも滑らかに自由なピッチ。
シンセは自由! クロマティックに微分化されえないめくるめく自由なピッチ!
こういう音がバンドにもほしい! また思いをつのらせた彼は、自分のオルガンから演奏できるシンプルなモノフォニックVCOを制作。すなわちpitch to CV変換器を内蔵することで、オルガンを弾けばVCOが鳴るシカケ。それもmoog式Oct/Vではなく、作りやすさとピッチの安定性からHz/Vで制作。このピッチ安定性へのこだわりが、のちに彼をして時代に先駆けデジタルへ傾倒させる伏線となる。ポルタメントにしてもピッチが安定するからこそ意味がある。いや、ここでも正確無比なドイッチェ・パーフェクツィオーン!
1974年、minimoogを手本につくってみた小さなシンセDer Kleine(デア・クライネ、ドイツ語で「ザ・ちび」という意味)。2基VCO、1基VCF、1基VCAという仕様。それを3台制作。 次に作ったCompact Synthesizerなる機種は、なんとminimoogを凌駕するアドバンテージとしてパッチケーブルを「内蔵」。すなわち掃除機の電源コードよろしく使わないときは本体内部にしゅるしゅる内蔵、使う時にびよ〜んとひっぱってパッチング。さしずめスプリング式リトラクタブル・パッチケーブル・システム! 新開発エルゴノミック・準モジュラーシンセ! おまけにフロントパネルの文字が光るというヤンキーまがいの自照式! 暗いステージやスタジオにもいいね!
翌1975年、PPGことPalm Products GmbH社またの名をPalm Products Germany社とも言うちっちゃい工房を設立したヴォルフガング・パーム。タンジェリン・ドリームのメンバーたちとも懇意になり、モジュラーシンセを初めどんどん大型機種を開発。クラウス・シュルツェやジャン=ミシェル・ジャールなどイケメン・シンセ貴公子たちもお買い上げ。特にタンジェリン・ドリームのエドガー・フローゼに言われるままにモジュレーションホイールが8基もあるヤマタノオロチみたいな怪物キーボード・コントローラーを制作。これはもう8つのパラメーターを同時にあやつるヤマタのハイドラ! あのよくタンジェリンの写真で見る特注キーボードはヴォルフガング・パームの手になるものなのですよ。
そんな彼は、しかしアナログシンセのピッチがどうがんばっても安定しないため、ついにデジタル・オシレーターを開発。 それは誰よりも早く1976年にデジアナハイブリッド・モノシンセPPG 1020となって結実。デジタルだから波形も自由。音源波形6つ。 DCOどころではない。DCOとはピッチだけをデジタル制御したアナログオシレーターであり、その波形生成はアナログ回路で行っている。だがそんなものすっとばして一気にピュアなデジタルオシレーターを搭載せしめたシンセ爆誕。当時まだマイコンだなんだというのは彼の界隈には存在せず、やたら苦労して回りくどくつくったのだという。だがテクノロジーが未熟だろうが彼は言い訳しない、着想した夢は必ず具現化せずにはおれない気骨の人、それがヴォルフガングなのだ。
デジタルオシレーターに続き、翌1977年にはデジタル音色メモリーを実現。かくしてフルアナログ・モノシンセに音色メモリーをカップリングさせた世界初フルプログラマブルシンセPPG 1003 Sonic Carrierまで開発。 レゾナンス8ステップ、カットオフ64ステップにするという量子化への苦労があったものの、全パラメーターを記憶できる50音色メモリーを搭載。Prophet-5よりも早く、OB-1よりも早く、デイヴ・スミスよりも早く、デイヴ・ロッサムより早く、トム・オーバーハイムよりも早い、まぎれもなく史上初のフル・プログラマブルシンセの誕生を人類は目撃!したはずなのだが、15台ほどハンドメイドしただけなので目撃した人類といえば作った本人の他は、クラウス・シュルツェ、エドガー・フローゼ、あとほんの若干名だけ。それでもタンジェリン・ドリームの面々に納品した個体は、鍵盤をはずしてPPGモジュラーシンセの中に組み込み可能など、相変わらず独創性の強いキャラが光る。しかもパラメーターを数値化したおかげでノブもなにも無い、のっぺりひらべったい顔した数値入力シンセ、え、それってつまりDX7やPoly-61が躍り出る5、6年前にすでにのっぺりシンセ! なんかそれってもはや人類初のジェット戦闘機メッサーシュミットMe262みたいなもんですか!? ちなみに機種名「1003 Sonic Carrier」にあるキャリアというのは、もちキャリア波、変調における搬送波に由来。
とどまらないデジタル快進撃。 デジタルオシレーター、 デジタル音色メモリーに続く3つめは デジタルシーケンサーPPG 350 Computer Sequencer。これを開発。
ところがフランクフルト・ムジークメッセのデモで電圧が足りずシーケンスデータ吹っ飛ぶ。Roland MC-8が出たのと同年であり、やはり同じ問題にぶちあたっているところは「テクノは忍耐」と松武秀樹をして言わしめた初ものデジタル・シーケンサーならでは。 だが、それでもなおヴォルフガング・パームがぶっちぎっているのは、このシーケンサーに4オクターヴ49鍵のキーボードを装着し鍵盤入力も可能としたことで、つまりすでに擬似ワークステーションシンセ状態であったこと。またRolandはインテル8080を使ったが、PPGはモトローラ 6800 を中核に据えた点でも興味深い。
・デジタルオシレーター ・デジタル音色メモリー ・デジタルシーケンサー
こんだけ一気に立て板に水のごとくデジタル三羽ガラスを作った彼は、1977年にしてすでに誰よりも先に今日的デジタル・ドメインで音色や音楽をつくることに着手していたわけ。DAWなんて二十年くらいあとの話なのに。
だが、デジタルまっしぐらの彼を待ち受けていたのは、その足元をすくうやつらであった。 すなわちKORG MS-10 / MS-20など日本製の安価なアナログシンセが人気を博し、高価格帯にとどまるデジタルPPGのビジネスは窮地におちいった。 そうこうしてるうちに、その高価格帯ではOberheim 4Voice / 8Voice、Sequential Circuits prophet-5などアナログ音源ながらに革新的なシンセという競合が出てきてますます厳しい。誰でもCPUとSSM音源ICとデジタルスキャニングキーボードとを手に入れることができる今、スキルとカネさえあれば参入障壁はかつてなく低くなったのだ。 ヴォルフガング・パームは、すみやかに次の一手を打つ必要に迫られていた。
にもかかわらず彼はもっと別な方向の未来をじっと凝視していた。彼が孔があくほど見つめていた明日へのヴィジョン、それが彼をしてますます遠く遠く未知のデジタル深宇宙へと跳躍させ、まるで重力レンズのごとく虚空の彼方へといざなうのである。
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「波形パラパラ漫画への道」
彼のこころを鷲掴みにして離さなかった魅惑のシンセシス、その挑戦とは、いかにしてアコースティック楽器や自然界のような豊かな倍音を出すか、であった。 しかも彼に言わせれば、アナログシンセの音なんて変化が無くて凡庸であった。彼にしてみれば同じ波形ばっか繰り返すのではなく、1周期1周期が違う波形であり違う音色であってほしかった。これはモーグが発見した音色の経時変化そのものであり、その追認であり、その次世代への模索でもあった。いみじくも元ローランド社長の菊本氏が見抜いたように、音とは時間軸上に展開するアートであり、つまり菊本氏の言葉を借りるなら音色とは本質的にtime variantであった。そんな音の本質にヴォルフガング・パームも気づいていたばかりか、本人曰く「僕はモーフィングするサウンドの大ファン!」なのであった。
考え抜いた彼は、もはやお家芸のデジタルテクノロジーを応用。 当時PPGの他にはアナログシンセしかなく、まだデジタルサンプリングが一般的ではなかった時代、彼は現実音をサンプリングして波形データを作成。さらにアナログシンセのフィルター・スウィープをデジタルで再現すべく、鋸歯状波をデジタルで生成し、そこから徐々に高次倍音から削っていってサイン波へと近づけていき、その変化を1波ずつデジタルでキャプチャー。それら1波1波をずらっと時間軸上に並べてスキャンすれば、パラパラ漫画そこのけに鋸歯状波から正弦波へとなめらかにスウィープするを再現できる、しかも安定したデジタルで。
史上初、ウェーヴテーブル音源が産声を上げた瞬間!!!
これでもう実世界の音色変化をいくらでも再現できる! 単に1つサンプリングしただけでは静止画と同じでおもんない。いろんなサンプルから1周期だけ波形を抽出し、パラパラ漫画の如く時間軸上にたくさん並べ、あたかもコマ送りで動画にするようにスキャンすれば、しかも自分の好きなタイミングや好きなテンポや好きな順番でスキャンすれば、単なるスタティックなサンプリングではなく動的に音色を生き生きと経時変化させられる。各フレームに入る1波1波が異なる波形でありさえすればいいのでメモリーも食わない。人工音テーブルや波形遷移順序を入れ替えたテーブルを作成すれば、非現実的な音色変化すらをも実現できる。フィルターにとらわれない自由奔放な音色変化! デジタルだからこそ可能な自由! しかもデジタルだから常に結果は安定して同じ! おまけにデジタルだからコストも安い!
ヴォルフガング・パームにとってデジタルとは、高くて不安定きわまりないアナログを安価かつ安定した結果に置き換えられる未来テクノロジーであった。
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かくして1979年、史上初のウェーヴテーブル音源シンセPPG 360 Wave Computer 爆誕!
しかもフィルターが無い! ただひたすらウェーヴテーブル・オシレーターで音創りをする原理主義的なまでにストイックなデジタルシンセ。アナログなんていらねーと言わんばかりに割り切ったぶん、コンセプトから仕組みからシンプルかつ明快。音のキャラもはっきり分かった。搭載されしウェーヴテーブルは8種類。当時これでも最先端だった 8bit につき正直音が粗かったのだが、フィルターに依存しないぶん自在に音色が変化するフリーダムな PPG 360 は話題となり、そのぶん仕様への要望もたくさん出た。お客様のご要望に応えるべくLEDをLCDに変え、シーケンサーも搭載、2オシレーター化、そしてなんだ結局はアナログVCFもSSMチップでもって追加搭載してしまったのが2年後1981年の後継機種、でたWave 2!!! 「だって営業が『みんなアナログフィルターが無い無いってよ』なんてうるさく言うもんだからさぁ」 とは本人の心の声(?)。
その1981年、フランクフルト・ムジークメッセ話題No.1 は Fairlight CMI、そしてNo.2がなんと発���デビュー初陣を飾ったPPG Wave 2であった。デジタル楽器ワンツーフィニッシュ! あまりのWave 2人気殺到ぶりにFairlight社のピーター・ヴォーゲルがわざわざPPGブースまで陣中見舞いにやってきて「うちら1位だけど君らが2位だね」とリスペクトを表しにきた。
して発売してみれば月産20台という、じつはたった5人しかいない個人商店 PPG 史上最大の大量生産しないと追いつけないほど受注してしまい、逆にたいへんなことになってしまったのであった。初採用の青いフロントパネルはPPGを象徴するアイコン的存在となって一人歩きしだす、人気っぷり。タンジェリン・ドリームに至ってはWave 2がひらいた新しいサウンド銀河にみちびかれるままにアルバム「Exit」を制作。ちなみにこの1曲目の名前はなんと「Kiev Mission」、彼らにしては珍しく声入り、しかもスラヴ系の言語、そして暗示的に平和を希求するメッセージが行間から読み取れる、その冷戦時代センスが今また予見的。
ちなみにWave 2デビューと同じ1981年、prophetやOBといったアナログポリシンセは頂点を極め、フォロワーとしてRoland Jupiter-8、同JUNO-6、KORG Polysixも誕生。日本のシンセもまた欧米への追いつけ追い越せという駆け出しのフェーズを脱し、海外大型ポリシンセたちと互角に肩を並べるところまで来た歴史的転換期でもあった。Jupiter-8がRoland1社という枠を超え、もはや日本のシンセ全体の象徴となったのは、歴史の峠に屹立したからかもしれない。そしてそんなポリシンセの波頭にCMIやPPGといったまだ天文学的にお高い次世代デジタル楽器が、とんがった先鋒となって風を切っていたのである。
このあとPPGはウェーヴテーブルを30種類にまで拡大させた改良機種Wave 2.2や、eltec社パソコンeurocom IIをカスタマイズした専用サンプラー波形編集コンピューターシステムWaveterm、ピアノタッチ鍵盤コントローラーPRKことProcessor Keyboard、そしてサンプリングしたオーディオをデータ転送できるよう8bit8パラレル独自インターフェイス規格PPG Busを開発する怪力ぶり。しかし身の丈を超えた無理が祟ったのかWave 2シリーズで不良を量産してしまい、逆にprophetが売れてしまうPPGオウンゴールな事態もあったという。 そしてご多分に漏れず自分たちのネットワークシステムに未来を託すあまりMIDIを軽んじてしまい出遅れることトム・オーバーハイムの如し。ようやく1984年にMIDI対応したPPG Wave 2.3は、Oberheim 初のMIDI対応シンセXpanderと同窓生。
そのPPGは不良率が高いだけでなく、デジタル化を過激に推し進めたために基板回路が緻密すぎて部品単位で修理できず、さりとて基板まるごと交換修理するにしてもそれを安価に行うだけのテクノロジーが存在せず、しかも故障品には対価が支払われないことから採算がシビアになり開発部隊と販売部隊とで軋轢が生じるようになった。この火種が元になってのちに販売部隊がwaldorf社へと、半ば喧嘩別れするがごとくに変貌する。事実、開発拠点があったのはヴォルフガング・パームが住んでいた北ドイツのハンブルグであり、一方、販売拠点があった小さな町はまさにヴァルドルフことWaldorfだったのである。
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「倒産ではない、清算」
すっかりMIDI時代になった1985年ムジークメッセ、そこにロバート・モーグがふらっとやってきた。 「あんたらデジタル・ガイってさぁ、なんでデジタル・フィルターつくらんのさ?」 そうだ、そのとおりだ、そしてそのころヴォルフガング・パームが構想していたのはシンセもエフェクトもミキシングもレコーディングもみ〜んなコンピューター1台の中で実現し、モニターひとつで快適に操作できることであったSteinbergがCubaseにVSTプラグイン規格を搭載する10年も前、それどころかまだCubaseはオーディオを扱えないMIDIシーケンスソフトでしかなく、名前もまだPro-24だった時代、さらなる高みを求める彼はついに究極のデジタルドメイン仮想スタジオを実現せんとしたのである。
モトローラ68000をCPUに迎え、DSPを複数投入することで夢の2機種を並行開発。それは:
・HDU(Hard Disk Unit): DSP 2個使ったハードディスク・レコーディングシステム ・Realizer(リアライザー): DSP 8個使ってminimoog、FM音源、サンプリング / ウェーヴテーブル音源、モジュレーションマトリクスを実現したヴァーチャル音源専用機、しかもHDUを8基制御可能
もはやこれは規模的にも価格的にも真っ向SynclavierやFairlight CMIと対決するぶっちぎり最先端デジタルスタジオ・システムであった。なんでもかんでも全て網羅したがるあまり理想すぎる重厚長大トータルソリューションをめざしてドイツ完璧主義ドイッチェ・パーフェクツィオーン最終進化。あの久石譲さんも、一時期PPGに賭けようかと思ったことがあったとか。
しかし、時すでにDX7が台頭して数年、もはやデジタルはPPGの特権ではなかった。PPGと同じ高価格帯にてSynclavier、Fairlightの牙城は崩せず、PRKには Kurzweilというすぐれた相手が出現。しかもここでもダークホースとして姿を表したるは、あのE-muをも唸らせた信じがたいローファイ価格破壊サンプラーensoniq Mirageという道場破り。1986年にHDUやRealizerのプロトタイプができたもののバグの暴風雨。HDUに搭載されし40MBという当時の「大容量」ハードディスクに笑うことなかれ、バグを笑う者はバグに泣く、失敗したやつだけが語る資格がある。ついに1987年、かさむ開発コストにPPGは経営崩壊、会社を清算することになった。Realizerはrealize(実現)しなかったなどと切ないことを北米キーマガに言われたゆえんである。
ちなみによくPPGは倒産したと言われるがそれは違う、きれいさっぱり清算したのである。すっきり飛ぶ鳥あとを濁さず。ヴォルフガング・パームさん、そういうところもきっちり完璧主義パーフェクツィオーンしているのね。流石だわ。
自分一人に戻って身軽になったヴォルフガング・パーム、同じドイツ企業Steinbergへ出向きHDUとRealizerに関する情報を渡してきた。さぁ、もうお気づきですね聡明なる読者の皆さん! はたしてその後Steinbergはハードディスク・レコーディングを確立、それでもってCubaseはMIDIシーケンスソフトからオーディオトラックも兼ね備えたDAWへと脱皮、さらに約十年後にはCubase VSTプラグインシステムを引っさげてメジャー・アップデート登場。前述の「シンセもエフェクトもミキシングもレコーディングもみ〜んなコンピューター1台の中で実現し、モニターひとつで快適に操作できる」というHDU + Realizerが描いた理想のデジタルスタジオとなりしSteinberg Cubaseは、DAW 業界に覇を唱えてしまったわけですよ。
そしてだからこそこれを10年早く80年代半ばに具現化せんとしていたおそるべしヴォルフガング・パームに震撼せん!!!
一方、旧PPGの販売部隊はwaldorf社となり、 PPGの遺産ことウェーヴテーブル音源を引き取ることになった。彼らに 「Wave 2.3 を安ぅでけへんもんやろか?」 とwaldorfから依頼されたヴォルフガング・パームは、開発外注として新しい音源部分を設計。これが1989年に「世界三大発明」というキャッチコピーとともにデビューしたmicroWave。ウェーヴテーブルは360 Wave Computerの8種類、Wave 2.3の30種類をすべて内包した64種類となり、渋くストイックながら実は多彩な音の小宇宙となった。
独創的なウェーヴテーブル音源を引き継いだwaldorf社はPCMシンセへのアンチテーゼを唱え、その盟主となって黄金期を迎える。 彼らはThe Waveという究極のフラッグシップを看板にしつつ、うまくその後、ヲタな仕様をポップにまとめてツウをうならせる軽妙洒脱なラインナップを展開。
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microWave XTに至ってはドイツの貨物列車みたいなくすんだオレンジのスウェード調にあたたかい太陽系のようなフロントパネルをレイアウト、見た目も音色もシックに尖って個性的。
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ヴァーチャルアナログの名機Qなんかクエン酸を連想するくらいイエローまぶしく、挙句その名もGekkoというヤモリをモチーフにあしらった勾玉デザインのかわいい柑橘系MIDIデバイス(?)も販売。そしてD-Pole、PPG Wave 2.V、Attackといったソフトウェアシンセも積極展開。
かくして90年代はPCMワークステーションシンセへのアンチテーゼがひとつの大きな主張となり、音色銀河の辺境宙域はwaldorfを筆頭にnord lead、access Virus、Quasimidi、Roland JP-8000、同JP-8080、YAMAHA AN1x、KORG prophecy、同Z1といった、ちょっとあやしげなくらい個性派なデジタルシンセたちが跳梁跋扈する領域となった。同じ空間でRoland MC-303のようなグルボが登場したのもこのとき。時代はまさしくへんてこなシンセたちが牽引したのである。 2003年にはプラグイン版リアルアナログ・フィルターことAFB-16を開発。これは2Uラックマウント型アナログフィルターモジュールをパソコンとUSB接続、DAWにモノホンのアナログフィルターを挿すというアクロバティックな機種であった。その制御ソフトにはカットオフを変調できるステップシーケンサーまで搭載。でもこれ、あんまし見かけませんよね。またしても開発コストかさんだのかなぁ?
案の定、その第2の黄金時代のあとふたたびの業績悪化でwaldorfは沈没。だがもうここまで来たら世間さまがウェーヴテーブル音源を見逃すはずもなく、圧倒的な呼び声に応じ2007年blofeldを皮切りに3度めの復活! 完全独立4系統で音創りできる充実のソフトシンセlargo、iOS版から始まった軽快なアプリシンセnave、コンパクトな卓上音源 rocketにstreichfett、モジュラー宇宙へのいざないnw1、そのモジュラー宇宙を楽器に変えてしまうkb37、Studio Logic社sledgeへの音源供給、Axel Hartmann自身のデザインオフィス20周年2万ユーロ・シンセ「20」への音源提供、そして3度目のフラッグシップしかも新音源方式もたくさん重層的に搭載したQuantum、iridium、Mなどなど重厚な頂点機種はじめ多彩な機種が今をいろどる。
すべからくwaldorf機種は中身は濃いぃのに、それでも打ち出しは妙にあかるくポップでハイセンス。彼らが不死鳥のように何度でも舞い上がれるのは、このポップさ、軽さゆえであろう。ヲタなちからこぶを消化するオサレ感覚。それはAxel Hartmannのなせるわざであり、軸足が定まったディレクションの勝利なのであろうか。
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「創世神話、楽器進化論、そして輪廻転生」
独創的かつ求道師のようにストイックすぎて窒息しそうに生真面目だった PPG。それを継承したwaldorfがヲタながらに軽快に消化。
そしてensoniqをはじめ多くのメーカーが自分なりのウェーヴテーブル音源を開発するようになり、ついにソフトシンセXFR RECORDS SERUMにてウェーヴテーブル音源はブレイク、アナログに回帰したもののフィルターに飽きてきた業界にウェーヴテーブルのサウンドはかつてなく流行することになった。
その一方、ひっそりと未来シンセシスを探求する究道士。ヴォルフガング・パームその人は、2002年にSteinbergからソフトシンセPLEXを発表。これは音をコンポーネント化しておきユーザーがモンタージュのように組み合わせる、言わばオブジェクト指向のシンセ。じつは音創りする上では画期的なアプローチであり、フィルターだエンベロープだロー・フリケンシー・オシレーターだなどと分かりにくい理屈を知らなくとも、音を既存の楽器や物体の部品に分解して組合せを変えて違うものへと換骨奪胎、今までとは全く違う方法で音色を再合成できる革新的なシンセなのであった。 そしてそれは彼が構想したHDU + RealizerというDAWコンセプトの上で、彼がつくったプラグインシンセが踊るという感慨深いものなのだが、彼自身はどう思ったことであろう。
やがて彼はiPad版 Animoogを見てマルチタッチスクリーン操作にあらたな可能性を見出し、「ひとり PPG」としてPPG WaveGenerator for iPad、同Wave Mapper 2 for Mac、そして同infiniteへと進化するようにシンセアプリを開発。それらにてオブジェクト指向の音創りUIを進化させる一方、次世代ウェーヴテーブル・テクノロジーことTCS - Time Corrected Sampleを開発。サンプリングした音において時間軸上を正再生逆再生するだけでなく、音量も正規化つまりノーマライズすることで原音が持つ音量変化からも解放され、ユーザーがほんとうの意味での音量エンベロープを自在に設定できる、ユーザー音量エンベロープを鋳型にしてサンプルを流し込むことができる、時間軸上でも振幅軸上でも原音の束縛からかつてなく自由で画期的な表現をもたらした。
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それは、オリジネイターだからこそ次へ進化できるという実例であり、TR-80を進化させたドラムソフトシンセRC-808を作りあげた菊本忠男氏と同じであった。凡百の808エミュが808に到達することばかりをめざすのに対し、"Re-Create 808" を標榜するRC-808は元祖808のモノマネはもちろん、そこからさらに進化して聴いたこともないあたらしい808の音色表現が可能なところにポイントがあった。聴いたこともない808の音なのに、まぎれもなく808の音がするRC-808。基本的には減算方式であるにもかかわらず、あらゆる音色を再現できる8パーシャル分析型合成。その一例として、ドラム音色にサスティンがあってもいいじゃないか、ドラム・シーケンスにゲートタイムがあってもいいじゃないか、ドラム・シーケンサーにピアノロールがあってもいいじゃないか、そんな自由奔放な問いに、先をゆく表現を聴く。
菊本氏もパーム氏も、常に前を向く人たち。ファンから熱望されて過去をリバイバルするではなく、あくまで今後未来の音源はどうなるか、これから何にプライオリティをおくのか、その答はまだ彼ら生みの親たちからしか提示されていない。わたしたち後輩は、彼ら時代のパイロットが操縦する飛翔体の乗客であった。そしてわたしたちはそのバトンを受け取れるようになり、操縦桿を握り、そしていずれ後世へ渡す。 その具現化において制作のためのプラグインならいざ知らず、演奏のためには音源だけでなくUIを組合せてこそであり、両者を両立しうるは音源に最適化されたハードを身にまといし未来のハードウェア楽器なのであろう。
音源やシンセシスに最大の関心があるがゆえなのか、ヴォルフガング・パームはソフトウェア・シンセを作りたいのであってアナログやハードウェアに戻るつもりは無いときっぱり言う。 菊本氏は、アナログシンセに戻ることは無いがソフト・ハードは手段として都度最適なものを選択するまでであって等価に扱いつつ今なお開発を続けている。 デイヴ・スミスはあくまでハードウェアにこだわり、OSアプデ無限地獄なんかについていくのは無理、画面の奥に引っ込んで触れないソフト楽器なんてありえないと言いきっていた。 アナログもデジタルもハードもソフトも全てを経験し、今なお単純復刻ではなくつねに新しいものを追い求めたこの三人、それでもなお三者三様にアプローチが違うのが面白い。
PPGがついえさったあとも一人PPGを名乗り、孤高の開発をつづけたヴォルフガング・パーム。全てを見渡した彼は70歳になったのを期に引退を宣言。ファンとしても年齢からしてもちょっとまだ早すぎるようにも思えるも、無論ひとさまのことを外野席からとやかく言えるわけもなく。そこはヴォルフガング・パームらしく、みずからに対しても完璧主義であったがゆえ、なみなみならぬ決意なのかと推察するばかり。時に西暦2020年3月18日。ドイツ完璧主義ドイッチェ・パーフェクツィオーンをあくまで貫き通した老将の旅路、その終着駅、彼の個人サイトに掲載されし最��の文章、その老境あふれる思いが行間にそこはかとなくにじみ出るを、不肖Nemo版超々々訳を添えてリスペクトを込めつつ引用しておく。
Dear Customer,
after 50 years of creative work in the field of sound synthesis I decided to stop doing business. I’ve been thinking about this step for some time now, especially since I’ve turned 70 this year. Therefore, I am very happy to have found a competent company in Brainworx Audio GmbH that will take over and continue my products and ideas.
I would like to thank you for the support I’ve received over the last six years. PPG VST plug-ins and iOS apps are no longer available for purchase. We will continue to provide downloads of your previous plugin purchases until end of 2020.
However, we do not recommend updating the hosts or the operating systems, as we cannot guarantee that our products will still run perfectly.
Customers of PPG plugins will receive a mail from SendOwl, which gives more infos on how to connect to Brainworx.
The future of the iOS apps has not been decided yet.
Thank you again for your support. March 2020, Wolfgang Palm
親愛なる顧客各位
これまで音色合成なる分野において50年にわたり様々なものをつくり続けて参りましたが、このたび仕事から身を引くを決意致しました。特に今年は古希を迎えたということもあり、ここしばらくは身の振り方についてずっと思いをめぐらせておりました。それ故、私の商品やアイディアをBrainworx Audio GmbHという優秀な会社が引き継いでくださると分かり、たいへんに嬉しい気持ちでいっぱいでございます。
過去6年にわたり皆様からご支援いただけたこと、感謝いたします。すでにPPG VSTプラグインとiOSアプリとは新規購入はできませんが、これまでにご購入いただいたお客様に限り、2020年の終わりまでは再度ダウンロードいただけるよう手配いたしております。
ただし、ホストマシンやオペレーティングシステムをアップデート致しますともはや私どもの商品が完全に動作するとは保証できなくなるため、これら環境の更新は推奨いたしかねることご理解たまわりますようお願い申し上げます。 またPPGプラグインをご使用のお客様には、SendOwlからメールが届くことになっております。そこにBrainworxへの詳細な案内が書いてございますのでご参照くださいませ。 なお、iOSアプリの今後についてはまだ決まっておりません。あわせてご理解たまわりますよう、よろしくお願い致します。
皆様からのご支援に重ねて感謝致します。 2020年3月、ヴォルフガング・パーム
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「time variant time」
ヴォルフガング・パームが去った今、わたしたちにはいかなるバトンが手渡されたのであろう。
「シンセはアメリカで始まったのではない。その前にフランスでミュージック・コンクレートがあったのであり、ドイツでは西ドイツ放送ケルン局の���子音楽スタジオがあったの��。」 そう冷静に見つめるは、ヴォルフガング・パームが作りあげたシンセのご贔屓さまジャン=ミシェル・ジャール。 「シーケンサーはレコーダーではない。シーケンサーはグルーヴをもたらすものである。」 もはやプラットフォームと化すまでに肥大化したDAWに対し、その上でなお存在しつづける楽器とは何かを問う、示唆に富んだジャールの見識。
もともとヨーロッパには長大なインストゥルメンタルとも言うべきクラシック音楽という長い背景があり、その新しいうねりとして現代音楽にシンセをはぐくむ源流があったのであり、戦前からレフ・テルミンら先駆者による幻影と伝説がこだまする中、自宅スタジオにシュトックハウゼンを招いたEMS共同創業者ズィノヴィエフ然り、テクノの開祖クラフト・ヴェアク(クラフトワーク)然り、ヴォルフガング・パーム然り、ストイックな究道士のごとく理想を希求する彼ら皆、その同じ空気を吸って育ったことであろう。
そこから欧州大陸を飛び出し、大西洋を渡って新大陸を発見したドイツ系エンジニアことハラルト・ボーデ。その新大陸アメリカへ彼が持ち込んだるは欧州から長大なストライドでもってやってきた振動の巨人、電子楽器。すなわち1960年アメリカAESショーで彼が出展した史上初の電圧制御式シンセ。それはオシレーターの代わりにオープンリールの磁気テープを使い、あらかじめそこに録音されていた音を電子回路で加工する、それでもなお電圧制御式たるところがこんにち的。そのミュージック・コンクレートっぷりとケルン電子音楽スタジオっぷりとの武骨なアウフヘーベン、そこからいづるサウンド。そしてその聴衆の中にいたのはボーデのシンセに未来からの衝撃を聴きそのヴァイブを全身でびりびりしながら受け止めた若き日のボブ・モーグ。 新世界にてシンセ界が指し示す未来へのヴィジョンを見てしまい、見てはいけないものを見てしまったその禁断のショックに打ち震えたボブ・モーグが後遺症のように感慨をこめて作ったのが彼のテルミンでありmoog modularでありminimoog。みずみずしい感性と機動力がヴォンヴォンみなぎる新種の楽器minimoogは、あたかも反射波のように大西洋を逆向きに渡り、イギリスのズィノヴィエフや、ドイツのヴォルフガング・パームや、旧ソ連の軍需産業エンジニアことセルゲイ・マリチェフらをインスパイア。同じ空の下、コール・アンド・レスポンスのようにこだましあい、それぞれ独自の楽器をつくって響かせあい、さらにそれら波濤は遠く極東の島国にまで到達。
その波濤が全地球をくるんだ後に残したもの、そこにはトム・オーバーハイムが夢想したネットワークとそのノードにたゆたう数々の名機シンセという、おしゃべりしあう楽器たちがあったであろう。あるいは派手派手しいスターの如きシンセがデビューを飾る影に隠れてデイヴ・ロッサムがピースサインする基礎研究という、どっしりと盤石なるテクノロジカル土台への深きリスペクトもあったであろう。センセがほしがる答を生徒の口から言わせるという紋切り型教育には思いもつかないensoniqというあまりにも惜しまれる異議申し立てもあった。そしてヲタな本質を見抜くもポップに分かりやすく提示せんとするサービス精神旺盛なwaldorfと、最後の一人になってでも己に正直な究道士たらんとしたヴォルフガング・パーム。 かくして音のフロンティアに生まれたおびただしい数のへんてこなシンセたちこそが、クラシックな楽器とはおのずと違う異端児として、時代の音色をつむぎ出し時代のエンベロープ・カーヴを描きつつ時計の針を推し進めたのだ。そしてその時計の名は菊本氏が看破するtime variant、つまり時間すらもが自由な時計という異次元の楽器であろうか。タイムドメインの牢獄から解放されたとき、果たしてあなたには時間が見える?聴こえる?
まのあたりにするは人類進化の最先端。外宇宙がしみでるように青黒い虚空の中、いつわりの影ばかりを漆黒の闇の銀河へと落とす虚の惑星にて、目にしみる絶海の碧の中、しずしずと見えてきた小さく黒く尖った島がその引き締まった存在感を物語りはじめるとき、忘れ去られた楽園のようにしたたる緑の群落に、傾きゆくあったかいオレンジ色の陽射し、火焰山のように燃えあがる岩肌の陰影ふかく、上に飛鳥なし、下に走獣なし、故郷のものとは異なるおごそかに小さく引き絞られた陽のもとで、そこにたったひとつ持参できるとしたらその音は何?
すべてシンセには存在意義があるのであり、どんな「ぷー」な音しかせずともその音には使いみちが、存在意義がある。 こんにちの電子楽器が実現しえたものはまだ着想の2割くらいでしかないであろう。MIDI 2.0だなんだと解像度だけを追い求めるのではなく、まだまだ根本的に異なるパラダイムからの表現が埋もれているを、たとえば菊本氏のラボに垣間見る。技術そのものに夢があった時代は遠く去ったように思えても、それでもなお次なる技術、次なる応用、次なるひねりが新しい事象の地平面を切り拓くであろう。 どこまでも限りなく拡大し続ける知の地平。宇宙の挑戦を受けて立ち、まだ聴いたこともない音の銀河をめざして遠く飛翔するシンセの試み。その旅路の航宙図をもとめてシンセのミッシングリンクを解き明かし、なおかつ未来への触媒となす旅。いずれまたそれら切っ先の最先鋒について、機会あれば描いてみたい。
皆さん、ここまでお付き合いくださり感謝の極みです。くれぐれもお健やかに。Stay healthy.
(2022年8月13日、同人誌にて初出)
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cdsa2022 · 2 years
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CD2022_#3
担当|菅原
特殊講義のワークショップ!
本日はジャパンGEMSセンターから、🦆さん…こと鴨川先生をお招きしたワークショップを行いました!
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どうでもいいですが、服めっちゃ綺麗。。
毎年内容が変わっていて、 SA勢も完全に初見での参加。ひたすら楽しみ、私自身も0から学ばせていただきました!!
皆さんと同じように、ちゃーんと章立てて振り返らせていただきます!笑
●やったこと
👹鬼ごっこ!?
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何を始めるんだ…と突っ込む暇もなく…まずは紙で鬼ごっこ!
謎にみんなで交差していくのが面白すぎました。ただ紙一枚しか媒介していないのに、どんどん場がほぐれていく感覚…皆さんも、実感したのではないでしょうか?
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単なるアイスブレイクになっているだけでなく、その後のワークの導入にもなっている点に感動です。
🍕ワークショップとは
ワークショップの本質について、ピザ屋さんの起源をあげながら教えてくれた🦆さん。
「ワークショップとは、教える教わるではなく、その場にいる全員で作り上げていくもの」
受け取る人だけ・受け渡す人だけといった、1つの役割にしばられない。
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正解という決まった形に向かうのではなく、そもそも正解というのはわからず、やってみながら、みんなで正解を作っていく…そんな点が、ワークショップの醍醐味です!これからのCDでも、決まった正解ではなく、みんなでいろんな視点のおもちゃが作れたら素敵ですね🍕
🪂とにかくやってみる!
今回のテーマは、ズバリパラシュート!
クリップさんをふわっと着陸させるには…?ふわっとした素材たちの力を借りながら、個人でチームで最高のパラシュートを目指しました。
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丸めたり
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吊るしたり
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羽を増やしたり
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魔法使いになったり!
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とにかく体当たりでやってみて、反応をみて、そこから更に調整を重ねていきます。最初は乗り気でなかった人も、だんだん手先が動き出し…
「やっぱり!」「いいじゃん」「こっちは?」「何それ笑」「意外とありかも!」
わっと声をあげて、椅子に立ち上がって、自分から外に出て。
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スマホのタイムラプスを使ったり、自分のマスクを使ってみたり。
自らの好奇心によって、指示がなくとも、どんどんと可動範囲が広がっていく教室内とパラシュートの変化は、講義形式の授業では絶対に見られないものでした。
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その証拠に…途中から、なんとSA&先生のスタッフチームも参戦!
意外と難しいパラシュート作りが楽しくて、夢中で作業に没頭してしまいました笑
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廊下でのテストプレイでは、クリップとは思えない動きを見せるパラシュートにびっくり!
まさか学校でパラシュートを合法で飛ばせるとは…2号館も、こんなことは予測していなかったでしょう笑
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試す過程の中で、特に大切にされていたのが、振り返るフェーズ。
やったこと・振り返ったことを、その都度問いかけによって引き出すことで、新しい発見に繋げていました。
他の班の意見をもとに、さらにブラッシュアップが捗ります!
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また紙に書いて共有することで、漠然としていたイメージが具体的になり、実際に可能なのかを考えるツールにもなっていました。
「絵に書けないものは実装できない」 …今後のCDで言われるであろうご指摘です!笑
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☕️今度は材料共通で!
どうやってアイデアが動いたのか?なにから改善が生まれたのか?
🦆さんから頂いたこの問いをもとに、今度は材料をコーヒーフィルター・マスク・紐に限定して、ペアでワーク再開!
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受動的に材料を探していた様子から一転、どんどん前に材料を取りにくるようになり、自由に自主的にパラシュートができていきました。この向き合う姿勢そのものも変わっていったのが、ワークショップの素晴らしい点だなあと、私は勝手にルンルンしていました!笑
もちろんSA・TA先生方も参戦し…もはやジャンルの違うものを作ってみたり笑
材料が同じであっても、それぞれの違った視点や気づきによって、全く違うパラシュートが飛び立ちました!みなさん本当にお疲れ様でした!!!
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●気づいたこと
ただ楽しかったね…で終わってしまってはもったいない!
🦆さんがどんな場を作っていたのか、どうしてそんな表現をしたのか…?このワークショップに織り交ぜられた、仕組みや仕掛けへの気づきが、本授業の最大の栄養分です。
私も生徒として、多くの気づきをいただくことができました。
💁🏻‍♀️導入に必要なこと
体同士が近づくこと
1つの対象物を一緒に追うこと
自分の意思の動き
おもちゃを触ってもらったり、仕組みをデザインする際、入り口の設計は欠かせません。鬼ごっこやパラシュートでは、自然と体が動き、共同注視できる対象物が生まれることで、自然と取り組みやすい場が形成されていました。
まずは飛ばすだけで試させ、そこから工夫してほしいという流れで導線が組まれていたため、全く違和感なく参加を続けることができました。目線の先や体の動きを取り入れ、ようこそウェルカムな導入を意識したいもの!
🙆🏻‍♀️違いを生かすために大切なこと
moreも提案しながらやる
=moreが言いやすいように、余白や問いを立てる
上手く行っても、上手く行かなくても息苦しくないように。どちらでも楽しいと思えるように
=正解は作らない
頭で考えるほうが得意な人もいれば、体で覚えて修正していく人もいる。いろんな人のやり方を肯定できるように、さらに自分のやり方にも気づけるようにする
最後の解説でも述べていただいたように、違いを生かすことが新しい発見の第一歩です。しかし違いというのは、違和感や孤立感のもとにもなりやすいもの。自分自身の意見を聞けるような、問いや余白を用意し、何よりも正解を導かない・作らないことが大切なのだと気がつきました。
💮楽しむための工夫
スタンプ押す=認める
選択肢を与えて、挙手してもらう
「話し合い」ではなく「ぺちゃくちや」という表現
スタンプや挙手、言葉の柔らかさにも、場が解れる工夫がたくさん施されていました。これらはそのまま、おもちゃ設計にも使えそうですね!
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💭とにかく、問いを立てる
一番はこれですね。🦆さんがやっていたことの全ては、 問いにあるなと私は感じていました。
うまくいくコツってなんだろう? パフォーマンスの良し悪しはどうだった? ブラッシュアップするなら、どこ? どんな過程があった? どういうものがあれば、ゆっくり飛ぶようになるんですか? 房だったらかわるかな?
振り返ってみると、なんでもひたすら問いだらけでした。バナナとか。🍌
そして問いがあるからこそ、安心して自分の意見に気づくことができました。ただ用意した問いかけだけでなく、状況を変えた時の変化を聞いてみたり、改善するときの妄想を聞いてみたりと、複数の聞き方をすることで、参加者自らの改善に繋がっていたように思えます。
問と、基準、準備だけ提供し、あとはみんなでやってもらう。使い方は自由!そんな設計ができると、これまでに気づいた「余白」や「違い」を面白がれることにもつながるのかもしれませんね。
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皆さんの中にも、たくさんの気づきがあるはず!
ぜひTumblrやfigmaにぶつけてみてくださいね!楽しみにしています🌼
●次回予告
お次は、ついに?やっと?具体的なディスカッションに移っていきます!
考えることが増えていきますが、自分の得意な発想方法を探しながら取り組むと、きっと1月には全力で笑えているはず…
体育の日でじっくり休んで!動いて!考えて!元気にみんなで会いましょう〜!!
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duhyuhyun · 27 days
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手芸が好きだということで、おばさんたちに手芸サークルに誘われる。最初は興味を持って聴いていたが、面倒な役割が多そうだし、一度入会したら辞めづらい気がして、かわし始めた。するとおばさんたち数人がつけまわしてくる。
イベント?施設?に遊びにきている。実家のみんなと。おなかすいたから何か食べようと、実家が所有している食料庫へ。家政婦がいて食事をたくさんストックしてくれている。しょっぱいものが食べたくてポテトサラダやマカロニサラダがあるコーナーにいく。収納用具に直接、ラップもせずに盛り付けられている。偶然妹がやってきたので「いつもこうなの?」ときくと、何がおかしいのかわからない様子。
次のシーン。アクセサリー工房。床はかなり散らかっている。ビーズでアクセサリーをつくっている。地元最高のくれあさんが働いている。わたしが作りかけだったアクセサリーを、くれあさんが完成させていた。想定していた完成系とは違ったけど。ありがとうございますと言ったら「こっちやってくれたみたいだったから」と。「あ、ビーズ落ちてしまってたので元に戻したつもりだったんですけど…お伝えするべきでしたすみません」と言ったら怖い顔。すみませんは禁句で、謝罪のときはなんか特殊な言葉(忘れた)を使わなければならないらしい。今後ずっと間違えない自信はないなと思って絶望する夢。
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hrk385knt92 · 1 month
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『短篇集 挿文綴 第三集』
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【表題画像はイメージです。実際の書籍表紙とは異なります】
『短篇集 挿文綴 第三集』のご紹介です。
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『短篇集 挿文綴 第三集』
内容  :創作資料風小話 頁数  :A6判横長(15*10.3cm)、本文26頁 印刷  :黒単色刷り 年齢制限:なし 発行日 :2024年10月20日 価格  :¥500
こちらは長編連作「星めぐり常世草子」各巻の補助的役割を担うために編纂した「断片的資料集」です。
「星めぐり常世草子」本編の世界観をより深く探っていただくための四篇の小話と小さな絵を収録。1編あたり2〜3ページの本当に短い話のみの収録ですので、当サークルの文章の雰囲気を掴むための試し読みとしてもおすすめです。
本誌は本編と世界観を共有しておりますが、本編読了後にお読みいただいても、読了前に読んでいただいても、差し支えございません。あるいはお読みいただかずとも本編はお楽しみいただけます。
そんな、誰の記憶の端にもかからぬような瑣末なお話。
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以下収録編のご紹介です。   ・夢渡りの貴人 現世を離れた魂の宿る地、ここ冥界にはヒトの身を離れたもの、ヒトが呼ぶところの鬼たちが集う。あるとき、奇妙な夢の話を聞いた。それは銀の月の光をふくみ、星のまたたきで梳かしたような長い闇色の髪を結い上げた、輝かしい金の装身具を身につけた貴人が、人形のように物云わぬ童を連れ店を訪ねて来る夢だったという。
・顔のない娘 また失敗だ。私は四一五体目に作り上げたその人形の首を刎ねて土に還した。どうしても顔が作れなかった。どれほど上等の土を使っても、いくら心��を注いでも、工房には泥の山が積み上がっていくばかりだ。
・ちゑのみ 私の工房に珍しく来訪者があった。それは冥土の者ではなかった。皮だけで作られたぼろきれのような人間だった。ぼろきれは私に頼みがあるようだった。彼の郷里には不老不死とも云える一族が棲み、彼らの体内には「治癒の血」が流れているのだと云う。だが今や治癒の血をもつ末裔は一人のみとなってしまった。ぼろきれはこの血を絶やさぬ為、私の人形を器に使いたいと云うのだ。
・天の炎を盗んだ女 今は昔、炎は天にのみあり。炎の守り手は天の二王に仕へしひとりの天女なり。火守の天女日毎に蓮の香含みた吐息を吹きかけ炎絶やすことなし。この頃天には炎の他にこれほど烈しく光の放ち、熱を抱くものあらずして、天人天女らこれを畏れ近づくことなし。ただ火守のみがこの炎に寄り、時に触れ、畏るることなし。火守この炎に深く心傾ぎ、炎もまた火守に心を寄せり。
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試し読みもご利用いただけます。ぜひご覧ください。
“The Pieces of References”  Vol.3
【spec】
・content  original short story
・language  Japanese
・pages  26pgs
・size  5.8*4inches
・print  black and white printing
・age limit  none
・issue date  October 20, 2024
These are"References" are the creative materials that augment my novel. This zine contains 4 short stories and small illustrations. I recommend you read it along with my novel.
The sample is HERE. Please check it.
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take-factorytour · 7 months
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西田製作所に学ぶ カッコいい作業着のつくり方
いわゆる作業着を着ることが多い製造業界では、カッコいい作業着は企業のアドバンテージになります。
スタッフのモチベーションが上がることはもちろん、採用に効果的という声もよく聞かれます。
では作業着をリニューアルするにはどんなことに留意すればよいのでしょうか?
ここでは、鳥取県の「西田製作所」の例から、カッコいい作業着の作り方やその効果についてご紹介します。
【ポイント1】
デザインは多数決で決めない!
作業着のデザインをスタッフの趣向や多数決で決めると、反対意見は少なくなりますが、無難で代わり映えのない、ありきたりで誰も満足しないデザインになってしまうことがほとんどなので、あまりお勧めしません。
「将来働いてくれる若い人たちが、カッコいいと思える作業着にする」
という視点で決めていきましょう。
また、従来の作業着のイメージから脱却した、スタイリッシュなデザインにする簡単なポイントは、上下で異なるカラーリングを取り入れること。これで一気に「作業着感」が払拭されます。
西田製作所の作業着は、本社の住所を英語表記にしたワッペンを縫い付けたり、背中にはプリントされた会社のシンボルマークとともに誇りも背負うという意味を込めたり。
単に作業着のカタログから選ぶというやり方ではなく、企業としてのアイデンティティを反映したユニークな作業着のデザインを考えることは、多くの製造業企業にとって重要です。
【ポイント2】
作業着を作業着と呼ばない!
西田製作所では作業着を「ユニフォーム」と呼んでいます。
企業内での日常的な呼び名は、スタッフの認識やイメージが大きく変化するからです。
作業着からユニフォームへ。
たったこれだけのことで、スタッフは自分たちが着用する衣服を、単なる作業のための道具ではなく、誇りと捉えるようになります。
帰属意識が高まる効果も期待できると思います。
実際、西田製作所では作業着をリニューアルし、ユニフォームと呼び出したときに
「スーツを着て働くのが夢でした。これは僕にとってのスーツです」
と、嬉しそうに話してくれたスタッフもいたそうです。
呼び名はユニフォームに限らず、ほかのものにも同じことが言えます。
例えば工房なのか、工場なのか、ファクトリーなのか、あるいは独自の呼び方が開発できるのか。
社内の部屋は執務室なのか、事務所なのか、オフィスなのか。
自社にふさわしくかつモチベーションが上がるものを使っていきましょう。
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【ポイント3】
使いまくってコストダウン!
西田製作所では、ユニフォームを単なる消耗品ではなく、強力なブランディングツールとして活用しています。
カッコいいユニフォームをスタッフが誇りを持って着用することで、社内の士気が高まるだけでなく、社外に対してもポジティブな企業イメージを発信することができます。
広告素材として積極的に使用し、パンフレット、会社案内、ホームページ、採用動画、SNSなど、あらゆるメディアでその姿を発信しています。
これにより、カッコいいユニフォームを纏い、自信に満ちた表情で、いきいきと働く様子を広く伝え、企業の良いイメージを広めることができます。
このようなやり方をすれば、ユニフォームを着用して働くスタッフの姿が、企業のブランドや文化を伝え、効果的な広告素材や販促素材を兼ねることになるので、結果として広告宣伝費や営業経費の削減にもつながります。
【ポイント4】
ユニフォームは採用に大きく影響!
若い人材の採用において、作業着のデザインは超重要。
スタイリッシュなデザインのユニフォームは、求職者にとっては会社選びの大事な要素のひとつだからです。
ユニフォームがカッコいいと感じられれば、それだけでその職場に対して良い印象を抱きます。
西田製作所では、このことを重要視し、スタッフが誇りを持って着用できるようなデザインにしました。
実際、採用プロセスでは好反応を感じられるそう。会社訪問に来た学生たちのアンケートでは
「ユニフォームがカッコよかった」が上位にあるそうです。
また、若い人は仕事内容だけでなく、働く環境や企業の姿勢にも注目しています。
スタイリッシュなユニフォームは、スタッフを尊重する企業であることを示すアイコンにもなっています。
ユニフォームは単なる機能性のアイテムではなく、企業ブランディング戦略として捉えられるでしょう。
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↑オリジナルデザインのTシャツを披露してくれている西田社長
これらのポイントを踏まえると「カッコいいユニフォーム」は単なる汚れを防ぐための衣類ではなく、社員の働く喜びを高めるものであり、会社のブランディングを担うものであることがわかります。
カッコいい作業着改めユニフォームで働く人が増えれば、それは製造業全体のイメージを上げることにすらつながります。
スタッフがうれしい、企業がうれしい、学生がうれしい、業界がうれしい。週5回も着るモノだからこそ、ぜひその可能性を最大限に活用してみてください。
【まとめ】
西田製作所に学ぶ
カッコいい作業着のつくり方
1.作業着は多数決で決めない!
 →将来のスタッフ基準で決める
2.作業着を作業着と呼ばない!
 →作業着からユニフォームへ
3.使いまくってコストダウン!
 →消耗品で終わらせない
4.ユニフォームは採用に大きく影響!
 →きっかけはカッコいいで充分
ナミックスが発行するモノづくり専門誌
「ナミクル」でも西田製作所の記事を掲載しています。
👇ナミクルの記事もぜひチェックを!
👇西田製作所オフィシャルウェブサイトはコチラ
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長井剛敏の公式ブログ
『モノづくりの現場でファンをつくる!』は
毎月おおよそ15日に更新。
工場見学や会社訪問を通じて
ファンをつくるノウハウを発信し
日本のモノづくりの
ファンを増やすことに貢献します。
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caramelcubechocolat · 8 months
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☆*CARAMEL MUSEUM情報 春のCM ご参加作家様一挙ご紹介*☆
こんにちは♬キャラメルキューブです😊
開催まで、
残すところ
☆22日☆
となりました♡❤︎♡
3月1日~3月26日の26日間、池袋PARCOさん 本館 B1Fにて開催する
🎪ハンドメイドの博物館🎪
✨🌸🤍CARAMEL MUSEUM 🤍🌸✨
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開催発表BLOGはこちら✨
この度の投稿では、
CARAMEL MUSEUM参加作家様をご紹介
させて頂きます♡
今回はご参加作家様総数も前回同様
☆**160名様以上**☆
となっておりますのでぜひぜひご覧くださいませ☺
✿・*。+ CARAMEL MUSEUM 参加作家様一覧 +。 *・ ✿
(AtoZ) 
作家様名・SP番��
※CC=CARAMEL CUBE  CH=CARAMEL CUBE CHOCOLAT
✳︎* Cスペース 前期・中期[3/1~3/17]参加作家様 * ✳︎
tommy110369 様 ( CC BB-7 )
✳︎* Cスペース 中期・後期[3/10~3/26]参加作家様 * ✳︎
Limon 様 ( CH A-53 )
✳︎* Cスペース 前期[3/1~3/9]参加作家様 * ✳︎
396 様 ( CC A-12 ) caprice 様 ( CH AA-5 ) Coco.co 様 ( CH AA-19 ) CRYSTAL GARDEN 様 ( CH A-9 ) empty 様 ( CH AA-22 ) Glass ぶどうの実 様 ( CH B-19 ) LittleSpica 様 ( CH AA-15 ) mijie 様 ( CH AA-86 ) Stella rium 様 ( CH AA-25 ) TotoLily 様 ( 外部 ) 藍猫屋 様 ( CH AA-36 ) あづまや 様 ( CH BB-31 ) 空想刺繍店 様 ( CH AA-17 ) 胡蝶ノ夢 様 ( CH AA-87 ) 彗星の瞬き 様 ( CH A-24 ) 雪華 様 ( CH Coming Soon ) 天使のくま房 様 ( CC A-11 ) ハンドメイド雑貨 弥栄~iyasaka~ 様 ( CH A-59 ) ヒナノハナ  様 ( CH AA-94 ) 三日月ノ木 様 ( CH BB-3 ) ゆりすけあにまる 様 ( CH A-23 ) 夜桜工房 様 ( CH AA-43 ) 林檎屋 様 ( CH AA-85 )
✳︎* Cスペース 中期[3/10~3/17]参加作家様 * ✳︎
Atelier Chouchou 様 ( CH A-77 ) blaue meer 様 ( CH BB-49 ) Classic Works 様 ( CH AA-71 ) Color!! 様 ( CH A-29 ) Flower drops 様 ( CH A-80 ) Jubilee 様 ( CH A-1 ) kurosu 様 ( CH A-14 ) MAISON DE BAMBI 様 ( CH AA-72 ) Mef屋 様 ( CC AA-26 ) PlanetNine 様 ( CH BB-25 ) Recott 様 ( CH AA-13 ) sorahana 様 ( 外部 ) SugarShark 様 ( CH BB-30 ) tritum 様 ( CH BB-5 ) -tsukishiro- 様 ( CH AA-30 ) あぅあ。 様 ( CH AA-49 ) 烏水屋-うすいや- 様 ( CH AA-52 ) くろねこ工房 様 ( CH BB-10 ) たいぇーるdeきゃび 様 ( CH A-78 ) てんしのしっぽ☆ 様 ( CH BB-23 ) 花纏 様 ( CH B-20 ) 村人Cのお店 様 ( CC B-22 )
✳︎* Cスペース 後期[3/18~3/26]参加作家様 * ✳︎
7palette 様 ( CH AA-26 ) handmade shop Rouge 様 ( CC AA-29 ) haumygarden 様 ( CH AA-39 ) Kira Kawa Rainbow 様 ( CH A-21 ) Lapis Moon 様 ( CH A-17 )  LHM+Stantic 様 ( CH B-2 ) LuLuChronicle 様 ( CH BB-33 ) MaRin 様 ( CH AA-18 ) MOLTO MUPICO 様 ( CH AA-55 ) oldbasket 様 ( CH B-28(元CC A-3) ) porupotoruko 様 ( CH A-2 ) rinae 様 ( CH A-57 ) Spica LILA 様 ( CH AA-35 ) Stone Valley工房 様 ( CH BB-16 ) UsariBon୨୧Shop 様 ( CC BB-32 )  * yuru-yura * 様 ( CH A-51 ) カンパネラ 様 ( CH AA-6 ) 戯ノ杜-SOBAEnoMORI- 様 ( CH AA-42 ) 蒼花-Souka- 様 ( CH B-31 ) たそがれ水曜日 様 ( CH AA-41 ) ななつ森 様 ( CH BB-35 ) 一色‐ひといろ‐ 様 ( CH AA-48 ) 夜明玉 様 ( CH AA-73 )
✳︎* Mスペース 1部[3/1~3/7]参加作家様 * ✳︎
Cats,Wind & Fire 様 ( CH BB-34 ) Fickle Garden 様 ( CH A-28 ) Hibiki's-M 様 ( CH B-14 ) honeyest 様 ( CC A-39 ) K.E Crystal 様 ( CH BB-20 ) kreis 様 ( CH AA-8 ) LED-Light Peer 様 ( CC BB-34 ) Lupo solitario 様 ( CH B-43 ) mahana tiare 様 ( CH A-16 ) Maia Polaris 様 ( CH B-25 ) miika 様 ( CC A-40 ) minim 様 ( CH B-15 ) Muguet-Lune (ミュゲ- リュンヌ)  様 ( CH B-35 ) NODOKA 様 ( CH B-40 ) PETIT CIE 様 ( CH AA-70 ) SheRa 様 ( CC AA-24 ) tammy’s factory 様 ( CH AA-62 ) U-inf-ユインフ- 様 ( CH AA-32 ) Viocrista 様 ( CH AA-88 ) 推し活応援団Dear BeLL 様 ( CC B-14 ) 月華堂 様 ( CH B-12 ) 黒紙乙女奇譚 様 ( CC A-44 ) ゆずのか工房 様 ( CH BB-19 ) らいむらいと 様 ( CC AA-38 )
✳︎* Mスペース 2部[3/8~3/14]参加作家様 * ✳︎
Dear BeLL 様 ( CH BB-22 ) FLY-Real Flower accessory- 様 ( CH BB-9 ) HeiligHimmel 様 ( CC A-16 ) nekorococo 様 ( CC A-36 ) NUTRIA 様 ( CH AA-64 ) Silent Voice 様 ( CC B-2 ) Soraha 様 ( CH BB-27 ) THEORY_MOVE 様 ( CH BB-17 ) tonchi 様 ( CH AA-58 ) TsFactory&BLACKMASS 様 ( CC B-19 ) vivo. 様 ( CH A-16 ) xuehui-3 様 ( CH B-1 ) さくふわ 様 ( CC GG-3 ) 零壱(ゼロイチ) 様 ( CC A-32 ) そばえのがっこう 様 ( CH B-4 ) 地球屋 様 ( CC BB-22 ) 月鉱堂 様 ( CC A-22 ) ピスタチオ 様 ( CH GG-11 ) ぶらかみ堂 様 ( CC AA-34 ) まみ 様 ( CH B-32 ) みかりの宝石店 様 ( CH AA-4 ) ゆいまる-結- 様 ( CH AA-65 ) 涼花堂 様 ( CC BB-10 )
✳︎* Mスペース 3部[3/15~3/20]参加作家様 * ✳︎
A MICORON 様 ( CH AA-14 ) ericknoza 様 ( CH A-3 ) ー Glaice ー 様 ( CC A-5 ) Handmade accessory LOCO 様 ( CH BB-42 ) hépatique 様 ( CH B-29 ) Hotaru 様 ( CC B-23 ) i-palette 様 ( CC A-1 ) komorebi 様 ( CH B-17 ) Lust  様 ( CH A-7 ) Magic Hour 様 ( CC B-6 ) März Lilie 様 ( CH BB-11 ) Nyomin~Fake*Sweets ~  様 ( CC AA-47 ) Petit Lapin 様 ( CH A-32 ) popomidori 様 ( CH AA-31 ) Pyon.made 様 ( CH B-13 ) &RiRi❥❥ 様 ( CH BB-7 ) sacosso 様 ( CH A-61 ) sakuradrop 様 ( CC AA-46 ) wangen 様 ( CH AA-74 ) YANESSANCE 様 ( CH BB-26 ) 笑みの花工房 様 ( CH AA-54 ) 橘屋 様 ( CH A-13 ) 氷桜-hizakura- 様 ( CC A-48 ) ゆきはな 様 ( CH BB-38 )
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asheliaアーシェ 様 ( CH BB-15 ) CacHeCacHe 様 ( CH BB-11 ) citron candy 様 ( CC BB-15 ) DAISY MERCURY 様 ( CC BB-43 ) flap・flag 様 ( CH AA-46 ) GlassOre 様 ( CH BB-1 ) glisten 様 ( CC AA-41 ) *hymn* 様 ( CC A-27 ) Juel  Hearing 様 ( CH AA-28 ) keimiilagun 様 ( CH A-15 ) Lacrime ~ラクリメ~ 様 ( CH B-11 ) Linocuore 様 ( CC BB-23 ) MIYUKI Beads* 様 ( CH AA-53 ) Nenneko bebe./泡淡星 様 ( CH A-6 ) NERO 様 ( CH GG-7 ) un Berkut 様 ( CC BB-18 ) 黒蜥蜴亭 様 ( CH AA-92 ) こなみこや 様 ( CH AA-2 ) じおぐらふぃ|ハナサガシ 様 ( CH A-4 ) 手藝会 様 ( CH A1段目 ) 蒸朋房 様 ( CH B-4 ) 深草院 様 ( CH A-20 ) チカとフミコ 様 ( CC B-9 ) りるりと魔法店 様 ( CH AA-98 )
以上の作家様でお送りいたします♡
✨🌸✨春のキャラメルミュージアム✨🌸✨
今回は春季期間での開催となって
暖かい季節の始まりの感じるような、明るい作品が多くご出品予定でとっても楽しみです💖
その時、その瞬間が出会いの素敵なハンドメイド作品と出会える事間違いございません♪
ハンドメイドの博物館
✨🌸🤍CARAMEL MUSEUM 🤍🌸✨
3月1日~3月26日の26日間、池袋PARCOさん 本館 B1Fにて開催です♬
沢山の素敵な作家様が池袋に集まるこの機会を是非お見逃しなく😄
最新情報はXハッシュタグ
お目当ての作家さんの新作も見れちゃうかも⁉️
#CARAMEL_MUSEUM
開催までいよいよ1ヵ月となりますので随時情報を更新していきます❢
今後もお楽しみに😉
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shintani24 · 9 months
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2024年1月10日
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新スタジアム元年に加入 5本の矢 即戦力FW・大橋祐紀 親子2代でサンフレッチェ広島・中島洋太朗(RCCニュース 1月11日)2024年1月10日に追記
サンフレッチェ広島に新たに5人の選手が加わります。10日、入団会見が行われました。
石田充アナウンサー 「スキッベ監督3年目、そして新スタジアム元年に5人の個性的な選手が加わります」
FW・MF・GKと各ポジションで活躍が期待される5人が入団会見に臨みました。
決定力不足に泣いたサンフレッチェに電撃加入となったのが、FW・大橋祐紀(27)です。
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大橋祐紀 選手 「新しい挑戦ということで自分、非常にわくわくしていますし、なおかつ、クオリティーの高い選手が広島にはたくさんいるので、選手たちからいろんなものを吸収して、もっともっと成長していきたい」
去年、23試合で13ゴールと “湘南のエース” ともいえる男が77番を背負い、新スタジアムでの躍動を誓います。
大橋祐紀 選手 「去年、2けた(ゴール)をとれたこともあるので、ことしも最低限、2けたとれるように。まず、そこに向かってやっていきたいなと思っています」
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去年、加入も、J2水戸へレンタルされていたMFの 小原基樹(23)。J2屈指のチャンスメイカーに成長し、満を持してJ1の舞台に挑みます。
小原基樹 選手 「細かいところのテクニックであったり、相手との駆け引き、逆を取るプレーなどを見てほしいかなと思います」
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J3松本山雅から期限付き移籍で加入したGK・薄井覇斗 。大迫敬介 と同じ24歳で、大学時代には 満田誠 とチームメイトでした。
薄井覇斗 選手 「ぼくはコーチングの面であったりとか、セービングやキックであったり、アグレッシブなプレーというところを自分の武器としてやっているので、そういったところを注目して見ていただけたらなというふうに思います」
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サンフレユースから法政大学を経て加入したのが、細谷航平(22)。ユースの先輩・川村拓夢 が目標の左利きのMFです。
細谷航平 選手 「自分のプレーの特長は、運ぶドリブルだったり、パス。展開などでチームの攻撃を組み立てるところだと思っています」
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そして、もう1人のMFが、中島洋太朗(17)。父は2013年まで広島でプレーしていた浩司さん。サンフレッチェ初、親子2代で入団となりました。
中島洋太朗 選手 「ボールを持ったときのアイディアやクオリティーは自分の武器なので。(親子での入団は)うれしく思いますし、誇りに思いますけど、特に意識しているところはないですし、プレッシャーも感じていないので」
まだ17歳。去年9月にクラブ史上、最も早くプロ契約を結んだ高校2年生のデビューが今から楽しみです。
中島洋太朗 選手 「プレーヤーとしてはチームを勝たせられる選手になりたいというのと、あとは見ている人を楽しませられるような選手、自分のプレーが見たいと思ってスタジアムにたくさんの人が来てくれるような選手になりたいなと思います」
新たな戦力とともに新スタジアム元年を迎えるサンフレッチェ。来週15日(月)に宮崎でキャンプインします。
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名護市辺野古沖 大浦湾側での代執行に伴う工事 着手(NHKニュース)
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖の代執行に伴う大浦湾側での工事について、防衛省は必要な準備が整ったとして、10日、着手しました。
普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐっては、沖縄県が軟弱地盤がある大浦湾側での改良工事を承認しないことから、先月28日、国土交通省が代わって承認する代執行を行い、防衛省沖縄防衛局は着手に向けて準備を進めてきました。
そして、10日午前10時半ごろから、船の上で複数の作業員が重機の点検や海面の状況を確認するなどし、正午すぎ、ショベルカーから海中への石材の投入が始まり、工事に着手しました。
防衛省によりますと、10日行われたのは護岸の造成工事に向けた作業の一環で、今後、地盤を改良するため、およそ7万1000本のくいを海底に打ち込む工事も進めることにしています。
防衛省はすべての工事や手続きが終わり、普天間基地の移設が可能になるまでには12年ほどかかるとしています。
岸田首相「1日も早い全面返還に向けて努力」
岸田総理大臣は記者団に対し、「準備が整ったため、防衛省で工事に着手したと承知している。世界で最も危険と言われる普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならず、1日も早い全面返還に向けて努力を続けていく。これからも丁寧な説明を続けていきたい」と述べました。
その上で、記者から、「政府が示した9年3か月の工期の間に工事を終えると約束できるか」と質問が出たのに対し、「工程は防衛省で必要な検討を行った上で作成したものであり、これに従って工事を進めるべく全力で取り組んでいきたい」と述べました。
林官房長官「工期9年3か月の起点」
林官房長官は記者会見で、「所要の準備が整ったことから、きょう、大浦湾側の工事に着手するという報告を防衛省から受けている。工事完了までの工期を9年3か月と示してきているが、きょうの着手がこの起点にあたる」と明らかにしました。
その上で、工事に関する沖縄県側との協議をめぐり、「工事の実施設計については沖縄防衛局が沖縄県と協議を行っていて、引き続き、適切に対応していくと承知しているが、今般、着手する整備はこの協議の対象外だと認識している」と述べました。
また、沖縄県側から反発も予想される中での工事の必要性を問われ、「辺野古移設が唯一の解決策であるとの方針に基づき、着実に工事を進めていくことが、普天間飛行場の1日も早い全面返還を実現し、危険性を除去することにつながる。今後とも地元への丁寧な説明を行いながら、基地負担の軽減を図るために全力で取り組んでいく」と述べました。
沖縄 玉城知事「誠に遺憾だ」
沖縄県の玉城知事は10日夕方、報道各社の取材に応じ、工事が始まったことについて、「平成25年に工事の施工や環境保全対策などについて協議するよう定められている。去年12月に国土交通大臣によって大浦湾側の工事が承認されたことから、県は協議を開始することとしたが、協議が整っていない中で工事が着手されたことは誠に遺憾だ」と述べ、不快感を示しました。
また、林官房長官や木原防衛大臣が地元に丁寧な説明を行うと発言していることについて、「私はこれまで辺野古新基地建設問題を含む基地問題について、1度たりとも林官房長官とも木原防衛大臣とも面会する機会をいただいていない。一方的な文書の送付が重ねられ、工事の着手が強行されたことは『丁寧な説明』とは到底真逆の、極めて乱暴で粗雑な対応がなされたものと言わざるをえない。たたみかけるように工事を進めることで、『あきらめ感』をかもし出そうとしているのであれば大きな間違いだ。県民の民意を軽んじていては、日米安保体制にも大きな影響が及び続ける」と述べ、政府の対応を批判しました。
そして、「政府においては、埋め立て工事の強行がもたらしている甚大な問題を直視したうえで、沖縄の苦難の歴史に一層の苦難を加える辺野古新基地建設を直ちに中止するよう求める」と述べ、対話による解決を求める考えを重ねて示しました。
名護市長「国と協議していく手段について検討していく」
軍普天間基地の移設先になっている名護市の渡具知武豊市長は「工事が進んでいくという状況の中で、近隣住民の不安を払拭し、環境を守ることが私の責務だと思っている。これまでも基地や工事に伴って派生する諸問題について地元の声を国に伝えてきた。今後のことも含めて、国と協議していく手段について検討していく」と述べました。
宜野湾市長「返還のめどがたったと考えている」
普天間基地を抱える宜野湾市の松川正則市長は「すでに代執行によって承認されていたので、普通の流れとして受け止めている。これまでの裁判の経緯もしっかり踏まえてきょうに至り、普天間飛行場返還のめどがたったと考えている」と述べました。
移設が完了するまで12年かかるとされていることについては、「固定化に近いのではないかと言う人もいるが、返還合意からは28年に至っている。跡地の開発に向けての取り組みもあるし、騒音などの負担軽減はしっかり要請していきたい。1日も早い返還に向けて何ができるかが一番だ」と述べました。
木原防衛相「基地負担の軽減を図るため全力で取り組んでいく」
木原防衛大臣は防衛省で記者団に対し、「辺野古移設が唯一の解決策であるという方針に基づいて、着実に工事を進めていくことが、普天間基地の1日も早い全面返還を実現し、その危険性を除去することにつながると考えており、準備が整った本日、大浦湾側での工事に着手したことは適切だったと考えている。今後も地元の皆さまに丁寧な説明を行いながら、基地負担の軽減を図るため全力で取り組んでいく」と述べました。
その上で、「防衛省としては移設までの間に普天間基地の危険性除去というのが極めて重要な課題だと認識しており、引き続き、オスプレイの訓練移転などを通じて、全力で取り組んでいかなければならないと思っている」と述べました。
また、記者団から、防衛省が能登半島地震に対応しているさなかでの着手は適切だったか問われたのに対し、「あらゆることを同時に並行してやっていくということであり、必要なことは着実にやっていく。普天間基地の移設は必要なことだ」と述べました。
自民 森山総務会長「普天間基地の危険排除が大事」
自民党の森山総務会長は記者会見で、「世界の中でも非常に厳しいアメリカ軍普天間基地の危険をどう排除していくかということが大事だ。そのために工事を始めさせていただいたということに尽きる」と述べました。
自民沖縄県連 座波政調会長「これ以上協議するものないのでは」
自民党沖縄県連の座波一政務調査会長は「代執行が決まった中で予想できることだったので特段驚くことはなかった」と述べました。
そのうえで、「この代執行は本当は望ましいものではないが、残念ながらそのような形になったことは、沖縄県としても受け入れざるをえない状況だということを認識するべきだ。もう、これ以上、協議するものはないのではないかと考えている」と述べました。
県議会 照屋議員「非常に怒りを持って受け止めている」
玉城知事を支える県議会の与党会派「てぃーだ平和ネット」の照屋大河議員はNHKの取材に対し、「暴力的に事業を開始し、土砂を投入するということについて、非常に怒りを持って受け止めている」と述べました。
そのうえで、代執行訴訟の判決で、国と県とが相互理解に向け対話を重ねることで、抜本的解決が図られることが強く望まれていると指摘があったことに触れ、「裁判として普天間問題、辺野古の問題が解決したわけではないと受け止めている。そういう中で、強硬に進めることは全く県民の理解を得ることはできない」と述べました。
宜野湾市の住民「住んでいて危険性を感じます」
普天間基地を抱える宜野湾市の住民からは、速やかな返還を求める声や県内への移設に反対する声が聞かれました。
80代の男性は「住んでいて危険性を感じます。普天間基地は返還してほしいですが、工事には時間も予算もかかります。返還に時間がかかって工事にも時間がかかるとなるとあまりにも中途半端だ」と話していました。
普天間基地の近くに住む70代の女性は「普天間基地はなくしてほしいのですが、県内への移設は反対です。きょうの着工は国の横暴で、地方自治体の権利が無視されていると思います。国は一方的で、話し合いの場が全然ないと感じるので、もっと話し合いをして、そこから道を見つけてほしい」と話していました。
辺野古ゲート前で抗議
名護市辺野古にあるアメリカ軍キャンプシュワブの工事車両が出入りするゲートの前では、10日午後3時ごろから移設に反対する人たちが、「県民は諦めない」などと書かれたプラカードを持って、抗議の声をあげていました。
およそ10分後、警察官が座り込む人たちを抱えるなどしてゲートの脇に移動させると、石材や土砂を積んだダンプカーなどが次々と中に入っていきました。
抗議活動に参加していた読谷村の73歳の男性は「県民が反対している中で工事をやることは絶対に許せないし、玉城知事も『話し合いを』と言っていたので、国には県民の意思を尊重してほしかったです」と話していました。
那覇市の78歳の女性は「民主主義や地方自治も関係なく、工事を強引に進める政府の姿勢はよくないと思う」と話していました。
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大浦湾埋め立て「コメント控える」 自見・沖縄担当相「振興に全力」(琉球新報 1月12日)
【石垣】自見英子沖縄担当相は11日午後、名護市辺野古の新基地建設で大浦湾側海域の埋め立て工事が10日に始まったことについて、視察先の石垣市で報道陣に見解を問われ「所管外なのでコメントは差し控える。沖縄の振興に全力を尽くす」と述べるにとどめた。
玉城デニー知事との面会の場を設けないのかとの問いには「私の強い希望で離島現場を訪れ、今回は知事との面会は行わなかった」とした。
自見氏は10~11日にかけて先島を視察。下地島空港や平良港、石垣港離島ターミナルや竹富町の複合型福祉施設などを訪問した。
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「沖縄県民無視の着工は絶対に許されない」首相官邸前で200人抗議 辺野古新基地めぐる代執行・埋め立て開始に(東京新聞 1月12日)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向け、政府が代執行で大浦湾側の埋め立て関連工事を始めたことに抗議するデモが12日、首相官邸前で開かれ、約200人が集まった。
市民団体などが「海を汚すな」「埋め立てNo」などと書かれた旗を掲げ、工事中止を求めた。主催した「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」の尾沢孝司さん(75)は「政府の代執行は沖縄県知事の自治権を奪う暴挙。米軍基地は要らないという沖縄県民の思いが無視された着工は、絶対に許されない」とあいさつした。
沖縄県出身の会社員米須清真(きよさね)さん(35)=東京都小金井市=は「沖縄はこれまでもないがしろにされ続けてきた。耐えがたい怒りを感じている。全国の人たちが当事者意識を持って基地問題を考えてほしい」と訴えた。
政府は、地盤改良工事の設計変更承認を代執行してから13日後の10日、沖縄県の反対を押し切る形で、大浦湾側の工事に着手し���。(小野沢健太)
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15日正午過ぎ、沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、新基地建設に反対する市民約30人が、正午の資材搬入に合わせて座り込みをしています。ダンプが出入りする搬入口には30人以上の警備員がすき間なく整列しています。
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1月16日午前10時20分、名護市大浦湾では辺野古新基地埋め立てに使う作業ヤード建設が進められています。ショベルカーが海底に石材を投入しているのが見えます。
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辺野古周辺住民ら、新たな訴訟提起へ 国の代執行は「不当」 県民投票5年を前に「不条理止めたい」(琉球新報 1月16日)
沖縄県名護市辺野古の新基地建設の設計変更申請承認を巡る代執行訴訟で県敗訴の判決が出て、国土交通相が承認を代執行したことを受け、辺野古周辺の住民らが16日、那覇市の県庁記者クラブで会見し、判決と代執行は不当だとして、代執行の取り消しを求める抗告訴訟を提起することを表明した。弁護団によると、代執行を巡る提訴は全国初。
辺野古新基地建設に反対する民意が示された県民投票(2019年2月24日)から、5年目となる直前の今年2月22日に提訴する方針。被告は国交相を��定しつつ、訴訟の入り��論で訴えが退けられる「門前払い」を避けるため、県を被告に入れることも想定するという。
新基地建設を巡り現在、住民らが提起している訴訟は2件あり、それらの訴訟の原告らが新たな訴訟の原告にもなる予定。新たな訴訟で改めて国の工事の違法性を問いただし、新基地建設に反対する玉城デニー県知事を支援する狙い。
原告団長の東恩納琢磨さん(62)=市瀬嵩=は「承認の代執行には納得していない。まだまだあらゆる闘いができる。不条理を止めたい」と訴えた。
住民の訴訟は現在、県による設計変更申請不承認を取り消した国交相裁決の取り消しを求めた抗告訴訟が那覇地裁で係争中。また、県による埋め立て承認撤回を取り消した国交相裁決の取り消しを求めた抗告訴訟は一審で、住民の一部の原告適格が認められて審理されたが、22年4月の那覇地裁判決はその4人の原告適格を認めず訴えを却下した。住民らが控訴し、福岡高裁那覇支部で取り扱われている。
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能登半島地震 広島県が県営住宅を被災者に無償で提供 10日から受付 広島市も市営住宅を提供(RCCニュース)2024年1月10日
広島県や広島市などは能登半島地震の被災者を対象に、県営や市営住宅を無償で提供することにしました。
県によりますと、県営住宅が無償で提供されるのは、新潟、石川など4つの県で被災し、住むことが困難になった人たちです。
広島市内の38戸、呉市内の5戸など、県内であわせて63戸の住宅が提供されます。受け付けは10日からで期間は半年間です。
家賃と駐車場は無償で、光熱費や水道代、共益費などは自己負担となります。布団や冷蔵庫、洗濯機といった生活必需品も提供されるということです。
広島県土木建築局住宅課 井上博臣主査「今回、広島県でも避難者に住宅を準備したので、遠方だが親戚の人とかで避難するという話があれば問い合わせしてほしい」
問い合わせ先は、広島県土木建築局住宅課です。また、広島市も市営住宅12戸を半年間、無償提供すると発表しました。
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mninmt · 9 months
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ロブ=グリエの映画について
いつだったかヌーヴォー・ロマンについて冊子を作ろうと思っているという話を友人から持ち掛けられて、それならロブ=グリエの映画なら観ているからと紹介文を書いたのだが、残念ながらその件はなくなってしまったらしい。せっかく書いた文章なので載せたい。
『不滅の女』 "L'immortelle"(1963)
異国情緒溢れる音楽と叫び声から始まる、その時点で、なんだかこれからすごい映画が観られそうだ!と思わずにはいられない。メーキャップのはっきりとした、目力の強い女性(フランソワーズ・ブリヨン)が、まるで“死んでいる”かのように横たわっている。窓際でじっと外を眺める主人公(ジャック・ドニオル=ヴァルク)は終始、目に光がない。斜めの線が意識されたような完璧な構図と柱のように立っている人々。またその人々の視線を再現するようにゆっくりと横移動するカメラワーク。何度も同じようなシーンが差し込まれるように思えるが、すこしずつどこかが異なっている。ジャンプカットで物語はどんどん進んでいくが、時系列はめちゃくちゃで、今まで観ていたものはいったいなんだったんだろう…?と思わず頭を抱えてしまう。響く虫の鳴き声と、船のエンジンの連続音が不穏な雰囲気をかもしだす。“夢に見たトルコ”で起こしてしまった事故に憑りつかれ、妄想を続けるうちに、主人公は女性と自分を重ねてしまったようだ。終盤、窓にカメラが近づくシーンで、主人公の視線(主観)がはじめてカメラワークによってあらわされ、映画を観ている私たちも主人公と重なり、もうこの物語から引き返せなくなるのだ。
“夢に見たトルコ”…ボイスオーバー「夢に見たトルコで 異邦人のあなたはさまよう 偽の監獄や要塞に デタラメな物語 もう引き返せない 逃げようとしても偽の船しかない」
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『ヨーロッパ横断特急』 "Trans-Europ-Express"(1966)
題名の通り、ヨーロッパ横断特急に乗り込んだ一行は、同じく乗り込んでいたジャン=ルイ・トランティニャン(本人役)を主人公に、ノワールものの映画製作をしようと、脚本をレコーダーに録音している。あらすじはさておき(!)、こんな格好いい映画を作れるんなら、こういうのずっと作ってよ!と思ってしまうほどには、ロブ=グリエ節が他の作品より薄め(といっても拘束趣味は全開)である。前作の『不滅の女』の東方正教会やモスク、脚本した『去年マリエンバートで』での洋館のように、本作においてもそういった、ある種、荘厳なロケーションでのシーンはお得意であるものの、匿ってくれるギャルソン(ジェラール・パラプラ)の部屋の窓や、パリ東駅というロケーションは、少年らしさ(また少年たちの憧れる格好よさ)を感じられて楽しい。ラストのチャーミングさも必見。
以下余談ーー。
昔は一番つまんないよ~と思っていた作品であったものの今は一番面白いと思えて、当時ロブ=グリエの映画作品の物語の大半を、わけが分からないまま、だけれど映像のアバンギャルドさやエロティックな雰囲気を楽しんでいたものを改めて観て、しつこいくらいに趣味嗜好を提示され、こんなんばっかやな…と思っていた時に、本作はその"ロブ=グリエ節"が抑えられていて、より一層のこと面白く観たのだった。
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『嘘をつく男』 "L'homme qui ment"(1968)
同時期の日本には、勅使河原宏が阿部公房の小説を映画化したものがいくつかある。それらの音楽(ほぼ効果音といってもよい)は現代作曲家の武満徹が担当しており、非常に特徴的なものとなっているが、ロブ=グリエの作品の多くもミシェル・ファノという作曲家が担当していて、その音響効果が非常に絶大なものになっているという点で、勅使河原の作品たちを思い起こされた。また酒場のシーンで、客達がカメラ目線で次々と話す様子は、ドライヤーの『裁かるゝジャンヌ』を彷彿とさせ、常連の集まるただの酒場が裁判所にでもなったかのように、観ているこちらを緊張させる。そして女性をオブジェクトとしてしか扱わない、(ロブ=グリエの)大好きな目隠し遊びのシーンの長いこと長いこと…。
本作品は主人公(ジャン=ルイ・トランティニャン)の語りで映画が進んでいくので、他の作品よりも物語がわかりやすくはあるのだが、タイトル通り“噓をつく男”の語りであるので、わかったところで…という気持ちにはなってしまう。村の英雄ジャン・ロバン(Ivan Mistrík)の親友ボリス・ヴァリサだと彼は名乗るが、誰も信じちゃいないし、映画の途中でボリスの名の書かれた墓が写っていたり、知っているはずの医者に、初めましてと言ったりする始末。噓をつきながら多くを語るこの男が、結局のところ何者なのかはまったく明かされず、最初のシーンへ戻るこの無理矢理な円環構造に驚くだろう。
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『エデン、その後』 "L'Eden et après"(1971)
始まった瞬間から赤青白…とゴダールの『メイド・イン・USA』や、小津の『お早よう』のように、色彩による主張が眩しい。主人公のヴィオレット(カトリーヌ・ジュールダン)のファッションが絶妙で、白シャツに黒のセーター、プリーツのミニスカートは赤を選びたくなりそうなところを青に。それと黒のロングブーツを履きこなしており、非常に可愛く参考にしたいのだが、ペイズリーのサテンワンピースは、それで街歩くの!?とびっくりするくらい短い。下着の赤い色にも、この作品の色のこだわりを感じるほどだ。そして、ギャルソンでさえも迷いそうな、モンドリアンルックで、幾何学的な雰囲気のカフェ、エデン。ヴィオレットたち演劇サークルはここをたまり場にしており、センセーショナルだが、ほぼお遊びのような演技をして暇をつぶしている。もしこんなお洒落な(可笑しな)コンセプトのカフェがあるのなら(襖みたいに壁が稼働したり、鏡張りだったり)、絶対にくつろげる雰囲気ではないので、演劇を試みるにはもってこいの場所だろうから、たまり場になるのもわかる。中盤の巨大工場のシーンも含め、観ているうちに『エデン、その後』“ごっこ”がしたくなっていく(!)。
一体、どこからどこまでが彼らの妄想で、演劇の設定で、“幻覚”なのか“現実”なのか、果たして謎の男Duchemin(ピエール・ジマー)の生死は?作中の「エデンとその客達がそう見せかけているのか」という言葉通り、あれさっきみたような…というシーンやモチーフが回収されていきラストに繋がる、ミステリー/ドラッグ/トリップムービー!
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『快楽の漸進的横滑り』 "Glissements progressifs du plaisir"(1974)
快楽の漸進的横滑り(ぜんしんてきよこすべり)。いちばん口に出して言いたい邦題。当時はこの邦題の意味の分からなさと単語そのものが魅力的で、早く観たくて仕方がなかったものの、年代の古い順に観るくせがあり、わざと後回しに、5作品目でやっと観たとき、初っ端からロブ=グリエの大好きなモチーフたちがたたみかけられ、興奮したのを覚えている。今回改めて観ると、その露骨さには思わず笑ってしまった。“主題は割れた瓶”だという始末。他の作品にも再三使用されている、登場人物たちがカメラ目線で正面を向き、首を横に振ったのち、また正面を向くといったようなカットの他に、本作には手による表現も追加されており、その点は目新しさを感じるし、アーティスティックな画面作りには、よっ!真骨頂!と言いたくなるが、正直なところ、こんなのレズビアンもの好きの変態の妄想じゃん…!とうんざりしてしまうこともしばしば。神父(ジャン・マルタン)が気持ち悪すぎて泣けてくる。ミシェル・ロンズデール(判事)の十八番とも言える呻き声(あるいは叫び声)をあげる長回しや、みんな大好きジャン=ルイ・トランティニャン(刑事)のどんな役でもこなしている様子は見もの。“類似・繰り返し・置き換え・模倣”、とロブ=グリエの手法が抜群にきいた官能アート作品が観たい気分のときにおすすめしたい。
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『危険な戯れ』 "Le Jeu avec le feu"(1975)
美しい娘カロリナ(アニセー・アルヴィナ)との近親相姦的妄想を繰り広げながら語る父や、娼館に来る様々な客の役をこなすフィリップ・ノワレの気持ち悪さたるや…!娘のみた、いくつかの悪夢の中の一つである、太った男に身体を洗われる夢、もはや恐怖である。出演女優たちは惜しげもなく服を脱いでいくのだが、それぞれの身体すべてがマネキン人形のように(腰から脚にかけてのラインや胸の大きさなどが)似通っていて、ロブ=グリエは、フェリーニのそれとはまったく違った美学で女性を見ていることが感じられる。
女たちの名前の書かれた寝室のドアを開けるたびに繰り広げられる、異色なプレイの数々には思わずカロリナもあんぐり。アニセー・アルヴィナのあの口元の緩さ加減はそれとして魅力的である。コメディタッチなシーンも多く楽しいし、広い館のたくさんのドアをすべて開けてみせてくれる、ゲーム脳的思考の持ち主(RPGではアイテム入手のために、部屋という部屋すべてを確認しないと気が済まないたち)には嬉しい映画。
『囚われの美女』 "La Belle Captive"(1983)
ルネ・マグリットの同名作品『囚われの美女』を含む作品群に着想を得つつ、ロブ=グリエの好きなモチーフやテーマがたくさん組み込まれている本作品を観ていると、ロブ=グリエって本当にこういうの好きだね…!と思わざるを得ない。割れたガラスと赤い血(のような液体)や、拘束された女性が横たわる姿は必ずといっていいほど出てくる、もはやそれらを待ち望んでさえいる。
主人公のヴァルテル(ダニエル・メスギッシュ)が、聴く音楽といえば、シューベルトの『死と乙女』か“とらわれの女”だと言うのだが、劇中に流れている曲は弦楽四重奏曲第15番で、『死と乙女』と呼ばれている曲(弦楽四重奏曲第14番)とは異なるし、“とらわれの女”という曲も実在しない(弦楽四重奏曲第15番が“とらわれの女”と呼ばれているといった話も聞いたことがない)。また『囚われの女』といえばプルーストの『失われた時を求めて』の第5篇だが、これも劇中でプルーストの名前は出されるものの、この文学作品を映画化したというわけでもない。アケルマンにも『囚われの女』という作品(これはプルーストに関連する)があるが、この劇中でも、シューベルトの楽曲が使用される。こうして“囚われる”という言葉になんらかの様々な事柄を想起し、この物語にアプローチしていこうとする自分もロブ=グリエに“囚われ”てしまっていることには間違いない…。
毎度のことながら、ラストに向けて畳み掛けるように、幾重にもかさなった構造が明かされていくのだが、この題名の通り“囚われて”いるのは美女なのだろうか?とまたしても思考が止まらない。ロブ=グリエのフェティシズムに、心霊と夢と退廃的な世界観が足され、繰り返し挟み込まれる象徴的な映像にドキ!とさせられながら楽しめる作品だ。
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silent19nights · 10 months
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2023.08.07〜09
京都旅行
前日はまったく眠れなくて、ほぼ寝てない状態で朝を迎える。今までにもよくあった、大事な予定があるときのアドレナリン効果?
予定よりもひとつ早い電車に乗り、乗り換え駅で何本か電車を見送る。通勤ラッシュということもあり、人が多い。電車のなかで恋人と合流。二人して寝不足でとろとろの目で向かう。想像以上にスムーズに進み、新幹線乗り場ですこし時間を持て余す。おにぎりをひとつずつ買い、新幹線に乗車。おにぎりを食べ、話しているとすぐに静岡に突入。やっぱり大きい〜などと話しているうちに眠くなり、眠る。あたたかい手に包まれて幸せをひしひしと感じる。これからの3日間へのたのしみが溢れて、自然と笑みがこぼれ落ちていた。
あっという間に京都に到着し、荷物を預けに宿泊先へ。まだまだ京都に来た実感が湧かないね〜などと言いながら、中心部を移動。ホテルはなんとなくで選んだわりにはとても良い場所で一安心。荷物を置いて、昼食をとりにうどん屋さんへ。かき卵うどんが沁みる。食後は鴨川へ。念願の鴨川を目の当たりにし、京都へ来た実感が一気にわく。鴨川の河川敷を恋人と歩くのが長らくの夢であったから、ふとにやけてしまい恋人に不思議がられる。暗くなってからもまた来ようね、と約束する。その後、白川通りや花見小路通りへ。いかにも京都らしい街並みに感激し、手を繋いでいろいろなところを散策。人の多さに圧倒されつつも、脇道に逸れると一気に人が減り、落ち着くねと言いながら歩く。小腹が空き、散策のはじめのころに見つけた甘味処へ並ぶ。なんとなく良さそうだね、と決めた入ったところ、二階のお座敷の部屋に通され、想像以上に趣のある店内に二人で興奮する。ずっとここにいられるね、などと話しながらわらび餅を注文する。今度はお座敷のある旅館みたいなところで、宿泊先に重きを置いた旅行もしたいね、などと話す。再び鴨川沿いを歩き、能面を探しに五条通りへ向かう。到着するも能面工房は展示がされておらず、すこし残念であったが、しょうがないかと切り替え、京都駅方面へ向かう。途中で東本願寺を見つけ、参拝する。大きな本殿に圧倒され、すこし休憩する。古くに建てられた建築物内は風通しがよく、何時間でもいられそうなくらいの心地よさに感動する。そろそろ出ようかといったころに、何人もの僧侶見習いのような人たちの波にのまれ、驚く。キッザニア的なやつ?とつぶやくと、バチがあたるよと怒られる。その後、地下鉄に乗り、ホテルでチェックインを済ませてすこし休憩。きれいなお部屋でまた安心。ひとつのベッドに3つも枕が用意されていて、枕投げするか!と話す。お互いアレルギー持ちだから死んでしまうぞ、と笑う。そんなくだらない話をしながらソファに横に並んで座って、室内で二人きりになることがはじめてだね、と触れ合う。長旅の疲れと寝不足で今にも眠ってしまいそうになり、夕飯をとりに餃子屋さんへ向かう。餃子屋さんではカウンター席に通され、二人並んで餃子を食べる。恋人が注文した黒いチャーハンは見た目に反してシンプルな味わいであとを引く。餃子は想像通りおいしかった。恋人の眠気がピークに達し、少し不安になるも、さっと食事を済ませ、約束していた夜の鴨川へ向かう。鴨川に到着すると、川沿いの床料理の飲食店の提灯や照明に照らされ、まだ少し明るく、河川敷に座って辺りが暗くなるのを待つ。その頃も恋人はとっても眠そうで何度もうとうとと持たれかかってきて、かわいらしかった。今日はいつもみたいに帰りの時間を考える必要はないんだね、と旅行ならではの喜びを噛み締める。そうも話しているうちにすっかり暗くなり、雰囲気のある情景に。いつもみたいに恋人がわたしの腕をふにふにと触り、愛おしそうに見つめてくれて、横にいられる幸せを感じる。お話をしたり触れ合ったりと存分に鴨川の雰囲気に酔いしれ、ホテルへ戻る。あまりそのつもりはなかったがたくさん甘えてしまって、甘えなれていなくてよくわからなくなりつつも、眠い時だけではなくていつもこうやって甘えてほしい、眠いときだけ?と言われ、甘えるのも悪くないかも、と思う。同時にいつもそういうことを任せきりにしてしまうことに反省。その道中、コンビニでアイスを買い、帰って食べようねと約束する。んたしのシャンプーの香りが好きだとずっと言ってくれるので、シャワーはあとに入ろうか?と聞くと、その香りがいっぱいになったシャワールームに入りたい、と照れながら伝えてくれたのでその通りにする。メイクを全て落とした状態で対面するのは不安だったけれど、その姿も肯定してくれてうれしい気持ちでいっぱい。そういえば、香りは覚えているしもうわかるよ、と教えてくれた。香りっていちばん記憶に残るよね。わたしもわかるよ。二人ともお風呂から上がり、アイスを食べて歯を磨く。寝る支度を済ませて布団に入るか〜などと言いながら、準備をしていると枕をぶん投げられる。わしゃわしゃとすこし遊んでいると、同じベッドで寝る?と一つのベッドに入る。ホテルを予約した時点でもこういうことは少しだけ考えてはいたけれど、恥ずかしくて、寝相が悪いことにして別のベッドにしたことを思い出す。シングルに二人はきついかな〜と思いつつも、くっついているのでぎりぎりセーフ。好きな人といっしょに寝るのってこんなに幸せなんだと漫画みたいなことを思う。あまりの近さに照れてしまって枕に顔を埋めてしまう。でもいつも寝る時もけっこう顔を枕に押し付けているような気もする。これまで、外でしか二人きりになれなかった分、存分にくっつき合える場を楽しむ。恥ずかしくて仕方がなくなるも、こっち向いてよと何度も囁かれ、見つめ合う。どんな人であっても、身体に触れられることは今まで苦痛で苦手だったのに、ゆっくり少しずつ、安心できるように触れてくれることへの感謝を伝えられてよかったな、と思う。
気がつくと朝で、それでもまだ二人とも眠たくて夜の続き。ワンピースだけになり、いつも嫌だと避けてきた脚を触られる。ぶにぶにだから、とよけるもそれがいいのと言われ、ならばよいか、と許す。そんな自分が単純すぎておもしろい。
よい時間になり準備を済ませ、朝食をとりにパン屋さんへ。外は前日と打って変わって暑く、蝉の鳴き声が鳴り響き、京都の夏を見せつけられる。パン屋ではお互いが好きなクロワッサンとわたしはカレーパン、彼は好きな大葉のパンとナッツのパンを選び、珈琲とともに店内でいただく。朝から優雅な時間を過ごし、旅行気分を味わう。
2日目は彼の行きたいところメインで回ろう、と決め、嵐山方面へ。その道中の電車は外国人観光客で溢れかえっており、代表的な観光地であることを再認識する。到着後はトロッコの乗車券を購入。トロッコはこれまた外国の方だらけで日本人のほうが少数なのでは、というくらい。トロッコから見える景色は美しく、鹿がいるのも見えた。なかでもわたしはトロッコ保津峡駅の吊り橋がお気に入り。サスペンスドラマの撮影地にもなったと言っていたとおり、いかにも人が突き落とされそうな感じ。トロッコから下車し、竹林の道へ。竹って一日でものすごく伸びるから安易な気持ちで植えたらいけないんだよ、と教えてもらう。パセリも無限に繁殖するからだめらしい、よく知ってるね。竹林の道を抜け、渡月橋へ。恋人の念願の場所ということもあり、いかにもテンションが上がっている姿が見られて、こちらも嬉しくなる。お互いにインスタグラムのストーリーに投稿し、橋の下の川へおりる。彼は石を渡って中洲のようなところへ。その姿を動画に撮っているとこちらに気づいてにこにこ。かわいい。水切りをしたりふらふらしたりとなにやらたのしそうでよかった。その後は休憩がてら和菓子屋さんへ。わたしはみたらし団子、彼はわらび餅を注文し、店の奥にある椅子で食べる。良い雰囲気だね、と話す。嵐山を楽しんだあとは金閣へ。電車とバスを乗り継いで到着すると、いかにも大切にされていそうな雰囲気の鹿明寺に背筋が伸びる。拝観料と引き換えて渡されたチケットがお札のようになっていて、こういうのいいねと話す。金閣はほんとうにぴっかぴかでびっくり。特に写真で掲示されていた内部の最上階の壁や床が全て金箔で埋められた洗練された部屋が圧巻。足利義満の派手さに圧倒される。敷地内が一方通行に規制されており、人を避けて進まなくてよいことのストレスの少なさに二人して感じていた。進むと蝋燭や線香をお供えできる場所を見つけ、二人でストレス封じの線香を供える。効果があるといいな〜。金閣を見終えたあとは夕食のために京都駅方面へ。京都駅はやっぱり人が多い。いろいろと迷った挙句、夕食は地下街のお好み焼き屋さんで済ませることに。チーズが存分にかけられたお好み焼きが想像以上に美味しかった。ボリュームのわりにはおなかによくたまり、大満足。ホテルへ戻るには少し早かったので、夜の千本鳥居に興味が湧き、伏見稲荷大社へ。勝手に人が全くいないことを想定していたけれど到着するとそれなりに同じような人たちがいて、みんな考えることは一緒か、となる。やはり夜はライトアップされていることからきれいで、感動する。マップを見ると、最後まで行くとすると稲荷山を登頂することになるようで、全く想像がつかなかったがとりあえず行けるところまでいってみるか、と意気込み、千本鳥居へ。途中で花火の音が聞こえ、そういえび今日は琵琶湖の花火があるんだったね、と思い出す。はじめの方は連なった鳥居が魅力的でどんどんと進んでいけたが、途中から険しい坂道となり、それなりのところで引き返す。疲れたけれど手を繋いで散歩できてとってもうれしかったなあ。電車で烏丸御池まで戻り、コンビニで飲み物とヨーグルトを買ってホテルへ戻る。昨日と同じように順番にシャワーを浴びて寝る支度をする。昨日は持参のパジャマを着たが、今日は備え付けのほうにしてみようか、とお互い前開きの浴衣のようなものを着る。あたりまえのように同じベッドに入る。昨日のこともありより積極的ですこし驚く。気がつくと服を身につけていない状態になる。何度も綺麗だと言ってくれて恥ずかしいけれどうれしい気持ち。
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doshinotake · 4 years
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2018年の栗えいとバックナンバー
2018年11月30日発行 第036号
はらぺこパンや~丘の上のパン屋さん~
2018年10月31日発行 第034号
クリムのじんぎすかん~栗山発栗山発のジンギスカンを~
2018年8月31日発行 第032号
介護付有料老人ホーム かえでの杜
2018年7月31日発行 第031号
クレープハウス カスタノ~栗山町のクレープ屋さん~
2018年6月30日発行 第030号
レストラン 蔵~くりやまコロッケ三富屋直営店~
2018年5月31日発行 第029号
くりやま アンド・アム~栗山町湯地の丘にイタリアンのお店~
2018年4月30日発行 第028号
フルーツ仲井~街の頼れるくだもの屋さん~
2018年3月31日発行 第027号
案山子~ほかほかごはんに優しさのせて~
2018年2月28日発行 第026号
ハム工房 ささ木~手づくりのまごころを込めて~
2018年1月31日発行 第025号
あいすの家 栗山店~みんなワクワク、夢ひろがる~
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tominohouzan · 1 year
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Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT 「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」 ACT II  :★★★★★☆(5.5)
2023年9月10日(日) ③開場17:15/開演18:15 会場:国立代々木競技場 第一体育館(東京) 出演:須藤茉麻/夏焼雅/熊井友理奈/矢島舞美/鈴木愛理/佐藤優樹/竹内朱莉/勝田里奈/宮崎由加/宮本佳林/稲場愛香/小関舞/小片リサ/浅倉樹々 モーニング娘。’23/アンジュルム/Juice=Juice/つばきファクトリー/BEYOOOOONDS/OCHA NORMA/ハロプロ研修生ユニット’23/ハロプロ研修生
俺が知っている原宿駅と違う。 明治神宮側に直接抜ける西口が新設されていた。緑の無記名Tシャツの女性についていく。鞄に平山ゆきちゃんのキーホルダーが揺れている。
私の席は1階南Eブロックでほぼステージを座右に見渡せる。センターステージはほぼ目の前だ。JJ代々木ではアリーナ2列目だったのでわからなかったが、流石にでかい。そして何と女性の多いことか!BGMにわかごめが流れている。ひとりオイオイオイオイとコールを入れる男性がいてちょっと嬉しかった。
今日の核心はまるちゃんがつばきと共演するか否かだ。私的にはこの時点では五分五分という判断。何せやらかして「脱退」してる身分だ。カントリーを「卒業」したまなかんでさえ、おぜことカントリー曲で共演するのに7年かかっている。
各グループでハロプロクラシックを披露。一番会場が盛り上がったのはJJが披露した念には念。のっけのれいれいパートで歓声がわく。MCを挟みまるちゃんが登場。披露したのは意外にもソロ新曲の「虹を超える」だった。おそらく会場の大多数の客が初めて聞く曲だ。まるちゃんの煽りに会場がオイオイとコールしてくれたのが救いだったが、会場の温度は平熱以下まで下がったのを感じた。
誰も知らない曲を歌い終わり精一杯の明るいトーンで「どうもありがとう!」と言い残しステージ中央へ捌けるように歩いていくと、ステージの照明が落ちまるちゃんの姿は見えなくなった。やっぱりそっちかと落胆していると、ステージ前方の客からざわつきが広がり始める。そして初恋サンライズのイントロがフェードインすると共に会場に絶叫混じりの歓声が爆発した。まるちゃんはステージに残っていた。オリジナル場位置通りの下手にいたのだ。会場全体が一気にぶち上がった。そしてよく見ればなんと樹々ちゃんもいるではないか!!オリジナルつばきだ!私も半分取り乱し気味でヤバイヤバイと無意識に口にしている。会場全体のヲタが待ち構えていた「こんな気持ち初めて」のセリフパートで再度大歓声。更にりさききパート「少しずつ臆病な 私、卒業したい」では、ふたりが歩み寄りながら歌うシーンがカメラで抜かれダメ押しで大歓声。曲終わりでリトキャメがステージにあがり今夜だけ浮かれたかったをドロップ。アルティメットつばき状態だがつくづくきしもん不在が惜しい。歌割りはオリジナルでなく現行歌割り。OGのパートを取り戻さなかったのは大正解だったと思う。
まるちゃんはパフォーマンスでもMCでも出しゃばらず慎ましく慎重に振る舞っているのが感じ取れた。
まなかんは恋泥棒と愛おしくってごめんねをおぜことパフォーマンスした。愛おしくってごめんねはカントリー卒業以来では初パフォーマンスになる。 もうまなかんが在籍時のカントリー曲を歌うことには全く制限がなくなったと思われる。次は注目は卒業後のカントリー曲をどのように歌うか、そういうフェーズにやっと入ることができた。
Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」ACT II セットリスト 01.バラライカ[月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)]/ハロプロ研修生ユニット'23 02.鳴り始めた恋のBELL[音楽ガッタス]/OCHA NORMA 03.ブスにならない哲学[ハロー!プロジェクト モベキマス]/BEYOOOOONDS 04.元気者で行こう![真野恵里菜]/つばきファクトリー 05.念には念(念入りVer.)[こぶしファクトリー]/Juice=Juice 06.ライバル[Berryz工房]/アンジュルム 07.Danceでバコーン![℃-ute]/モーニング娘。'23 MC(須藤、矢島、宮崎) 08.虹を超える/小片リサ 09.初恋サンライズ[つばきファクトリー]/小片リサ、浅倉樹々、山岸理子、新沼希空、浅倉樹々、小野瑞歩、小野田紗栞、秋山眞緒 10.今夜だけ浮かれたかった[つばきファクトリー]/小片リサ、浅倉樹々、つばきファクトリー MC(須藤、矢島、宮崎、小片、浅倉、山岸、福田) 11.バンビーナ・バンビーノ/宮本佳林 12.ロマンスの途中[Juice=Juice]/宮崎由加、宮本佳林、植村あかり、段原瑠々、井上玲音 13.プラトニック・プラネット[Juice=Juice]/宮崎由加、宮本佳林、稲場愛香、Juice=Juice MC(須藤、矢島、宮崎、宮本、稲場、植村) 14.私、ちょいとカワイイ裏番長[スマイレージ]/竹内朱莉、勝田里奈、佐々木莉佳子、上國料萌衣、川村文乃、伊勢鈴蘭 15.赤いイヤホン[アンジュルム]/竹内朱莉、勝田里奈、アンジュルム MC(須藤、矢島、宮崎、竹内、勝田) 16.愛のサバイバー/佐藤優樹 17.Help me!![モーニング娘。]/佐藤優樹、譜久村聖、生田衣梨奈、石田亜佑美、小田さくら、野中美希、牧野真莉愛、羽賀朱音、横山玲奈、北川莉央、岡村ほまれ、山﨑愛生、櫻井梨央 18.わがまま 気のまま 愛のジョーク[モーニング娘。]/佐藤優樹、モーニング娘。'23 MC(須藤、矢島、宮崎、佐藤) 19.ホントのじぶん/Buono!(嗣永桃子は音源) 20.DISTANCE/鈴木愛理[BD:石田亜佑美、平井美葉] MC(宮崎、夏焼、鈴木) 21.恋泥棒[カントリー・ガールズ]/稲場愛香、小関舞 22.愛おしくってごめんね[カントリー・ガールズ]/稲場愛香、小関舞、OCHA NORMA 23.夢幻クライマックス[℃-ute]/矢島舞美、鈴木愛理、佐々木莉佳子、植村あかり、秋山眞緒 24.Midnight Temptation[℃-ute]/矢島舞美、鈴木愛理、牧野真莉愛、段原瑠々、山岸理子 25.あなたなしでは生きてゆけない[Berryz工房]/須藤茉麻、夏焼雅、熊井友理奈 26.スッペシャル ジェネレ~ション[Berryz工房]/須藤茉麻、夏焼雅、熊井友理奈、河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃 27.超HAPPY SONG[Berryz工房×℃-ute]/須藤茉麻、夏焼雅、熊井友理奈、矢島舞美、鈴木愛理、BEYOOOOONDS MC(須藤、矢島、宮崎、夏焼、熊井、鈴木) 28.ALL FOR ONE & ONE FOR ALL![H.P.オールスターズ]/全員
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nonosute-origami · 1 year
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「第3回 やっコレ!ザッタ市」出店のお知らせ
いつもお世話になっている旅する雑貨店ケモノスさんのイベント「やっコレ!ザッタ市」の【後半戦 9/14~18】に出店させていただきます。色々なジャンルの出店者さんがいらっしゃるので、どなたさまも何かひっかかるものがあるのではないでしょうか?!📡 今回、前半後半でお店が変わるので、お近くの方は何度かのぞいてみても楽しそうですね🧐✨ 京都の皆さま、よろしくお願いいたします~🙌 ーーーーーーーーーーーーーーーー 大好評で第三弾! 9/8(金)〜9/18(月・祝) 作るヒト、売るヒト、買うヒトの物語。
ハンドメイド、レトロ雑貨、古本、 古道具、フードにアートにアレやコレ!! 色んなお店の色んな人の「やっぱりコレ!」を集めた雑多なマーケットで あなただけの「やっぱりコレ!」を見つけに お越しくださーい☆ ーーーーーーーーーーーーーーーー
【第3回!やっコレ!ザッタ市】 https://www.fujiidaimaru.co.jp/limited_shop/67286/
▶会期:前半 9/8(金)〜9/13(水)     後半 9/14(木)〜9/18(月・祝)     10:30ー20:00 (最終日は17:00まで) ※前半、後半と出店者の入れ替わりがございます。
▶場所:京都藤井大丸     /地下1階イベントスペースにて
▶出店者  ー古本ー ・開風社 待賢ブックセンター  ・半月舎
ーFOODー ・喫茶You&me ・地球の幸せを夢みるバク ・プラスショコラ  ・ブルームコーヒー&京都チーズケーキ博物館 ・BEAR’S BREW COFFEE ・sou.fil. [後半のみ]
ーレトロ雑貨ー ・春眠雑貨店 ・sutekki ・虹色畑の台所 [前半のみ] ・古道具ルチボ [後半のみ]
ーHANDMADEー ・Kemonoss ・guu2 tara2 ・3輪社 ・tayu*tau ・Buddy ・23 fumi ・MAISON821 ・よこづな文庫 ・赤石工房 [前半のみ] ・temame Kyoto [前半のみ] ・tokotoko. [前半のみ] ・刺繍屋ポイトコセ [後半のみ] ・metoo [後半のみ]
▶主催:旅する雑貨店「Kemonoss 」 (Instagram @yakkore.zattaichi @kemonoss )
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shukiiflog · 1 year
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ある画家の手記if.37  告白
電話の 音
ガバッと身を起こして音の鳴っているケータイを探す 僕いつからここで なんで 眠って?た…こんな緊急時に? 急いで電話をとった「…っ、はい」 『直人…』香澄だ もしかして僕が寝てる間に何回もかけてくれてたんじゃ とにかく耳から離さずにいると香澄は手がかりになりそうな地名を言った そのあとに、震えるような声で続いた 『直人のとこに 帰りたい…』 会いたい 「すぐに行く」 話しながらじゃ運転できないからすぐ切った。どういう状況か詳しく聞きたかったけど、切迫してるのは確かなんだろう、香澄の声から突き刺さるような寒さと緊張感が沁みてきた。 聞き覚えのある、多分地名。あのへんはキャンプ場とかコテージとかがあって山雪のアトリエが生徒のためにいくつもそういう別荘みたいなのを持ってた、その中にその地名もあったはずだ。 すぐ山雪に電話して確認したらやっぱりあった。僕も知ってるところだ。経路を確認する。 『夏以来だから埃っぽいかもしれないけど好きに使っていいわよ。香澄ちゃんとそこでお正月過ごすの?』 「や………まぁ、そんな感じ」 適当に話を切り上げて電話を切る。山雪は話し出すと長くなるから。 あまり運転し慣れてない外車を駐車場から出して、なるべく渋滞に引っかからないような田舎道やら下道やらを通った。大晦日だしそのほうが早そうだ。 目的地まで完璧に頭にルートが入っているわけじゃないから、香澄のケータイを借りて車道マップのアプリの音声も頼りつつ車を走らせる。 香澄の言ってた情報がスマホで出ない。 車内の情香ちゃんの地図を借りる。彼女は大型車両の免許も持ってて一時期はトラックで長距離運送の仕事もしてたから、運転技術にも土地勘にも強い。 広げて見てみたらすごい量の書き込みがあって、ここは今工事中で封鎖だとか、田んぼのあぜ道を抜ける近道だとか、ネットも顔負けの情報量になってた。彼女のことだから古い情報をごちゃごちゃ手元に残しておくことはないだろうと思って、地図を信頼して近道を選ぶ。 運転中に見返していて、香澄が口にした一言一句その通りの地名が情香ちゃんのペンで二、三度マークされてるのを見つけた。 ここに、香澄が居る。 怪我には止血のテープを貼って包帯をきつめに巻いて、シャツを着た上からもう一度情香ちゃんに包帯を巻いてもらった。すでに見てる間にシャツに血が沁みてきてたから。コートを脱いだらそれが見えるから車内でも着てるしかなくて、ものすごく熱いような、寒いような気もする、この状態で暖房入れたらさらに変に体の調子を崩しそうで車内はずっと空調を切ったまま。息が白くなる。 手当てしてる間、情香ちゃんに怒られた。 香澄のために最善を尽くしたいなら、まず自分のコンディションを常に最善に保てって。
途中でハンドルを握ってた怪我してるほうの腕が内側からピキッと無数にひび割れて針がつき刺さるような、これまでにない痛みに襲われた。思わず脇道でブレーキを踏む。車体が揺れて少し傾く。その僅かな揺れもビリビリ伝って背中や脚や怪我をしてないところにまで妙な痛みが走る。おかしいな。背中や首の後ろに冷や汗がつたうのが分かった。堪え切れずに一度座席で体を折ってひどい痛みが過ぎるのを待つ。 「……っ、う」耐えられない 車のドアを開けて一歩出た草むらに吐いた 
痛みで吐くなんて初めてだ 息が上がる ーーー直人のとこに 帰りたい …僕も会いたい こんな形で、こんな突然 目の前から影も形もなく居なくなるなんてまるで悪夢だ 暗い夜道をどこまでも運転してもずっとただ真っ暗で 一人で目の効かない闇の中でずっと手探りしてるみたいだ ほんとうにこの先に香澄は居る? ちっとも近づけてないんじゃないか 香澄の声の響き、野外にいるようだった こんな夜中に あんな人気のない場所で 古い記憶がフラッシュバックする 誰がいつどこで命を落としてもおかしくない 僕が頑丈だから忘れ��すいだけ 人は簡単に死ぬ 簡単に死ぬ うそみたいにあっけなく くだらない とるに足らないようなことで 死んで 誰にも知られない場所で 誰も知らないまま …香澄 泣いちゃだめだ 運転するとき視界を悪くする 強く瞬きして誤魔化す まあまあ近くに病院がある。行けない。行けば縫ったりなんだりそれなりに時間がかかる。そんな場合じゃない。ぎゅっと目を閉じて堪えていた痛みが過ぎたら目元にも汗が溜まっていた。それを拭いもせずにもう一度、運転のために車内に戻ってハンドルを握った。 途中で獣も通らないような山道を抜けたりしたけど目的地まで来れた。 道の途中で車を停めて降りる。そのときに暖房をつけておいた。救急車を呼ぶかもしれないけど、この車に香澄が乗るかもしれない。 この近くに、香澄が居る 車種くらい教えておけばよかった 「香澄!」 夜道で大声を張り上げる 通る車もほとんどなくて僕の声は普段より空気によく通った いつまでもなかなか暗闇に慣れない自分の目にイライラする 目的地周辺を歩き回っていたら、幾度目かの僕の声で道の脇の草むらが揺れて そこからよろけるように出てきた人影を両腕でしっかり抱きとめた 体に腕を回して髪の毛を撫でる まだそんなに目は効かないけど分かる これまでずっと何度も撫でた柔らかくて細い髪の毛 手のひらで触れて撫でる何度も抱いた体 暗闇の中、顔にそっと触れる 折り重なったような凹凸が目のまわりから首筋まで連なっていた 「…香澄」 小さく震える声が「直人」って僕の名前を口にした 服も体からも土の匂いがする、必死でここまで来たのが分かる 怪我もしてそうだと思ったからあまり体にむやみに触れないようにコートで包み込むようにそっと抱き上げて車まで運びながら尋ねる 「香澄、首をどっちかに振るだけでいいよ、怪我は… ここに救急車を呼ぶ?」 香澄は首を横に振った。 「わかった…情香ちゃんの車できたから、それで帰ろう、僕と二人で、もう大丈夫… 大丈夫だよ」 香澄の頭に自分の額をあてた。香澄が小さな声で言った。 「…俺、やくそく守ったよ」 「うん。分かってるよ。…えらかったね」 後部座席にそっと寝かせると香澄はぐったり体を横たえた。積んである毛布で体を包んで、体重はかけないように覆いかぶさると頭を胸元に抱き寄せた 「…がんばったね」 安心したのか香澄は少し目元を緩めた 「大丈夫だよ、ちゃんと会えた、もう大丈夫… 僕がいるよ…」 香澄の頭を抱えたまま項垂れた、座席の上に点々と涙が落ちる 「もう大丈夫…」 …無事だった 生きて ちゃんとまた会えた 二度と会えないかと思った 僕の腕の中で息をしてる 「もう大丈夫…」 何度も繰り返す これが悪夢なもんか ちゃんと会えた …生きて 「うちに帰ろう、香澄」 そう言って香澄の頭をはなすと座席に寝かせて、頭の後ろに僕のマフラーをあてて枕にする。 後部座席のドアを閉めた。車内はもうちゃんとあったかい。 目が霞んで、本当は運転していい状態じゃないんだろうなと思いながらなんとか運転する。 少しずつ朝日が昇って、あたりが薄明るくなってくる。 視界がぼやけて途中で地図をちゃんと見れなくなって、ケータイからの音声案内にぼんやり従う。誘導された道は高速経由で、仕方なく高速に乗った。けど年始の渋滞に捕まって途中で立ち往生してしまった。 車が前にも後ろにもまったく動かない状態がずっと続いて、僕はハンドルの上に体を伏せていた。 香澄に話しかけたい 香澄の声が聴きたい まだ後ろで寝てるかな 眠ってるなら寝かせてあげたい ちゃんと体を見て、病院にも連れて行かなくちゃ たしか裸足だった できればこのまま近くの病院に車をつけられれば 離れてたあいだ、ご飯は食べさせてもらえた? 酷いことはされなかった? 傷つくことを言われたり 追い詰められたり 死んだほうがましなようなことはされなかった? それにしても全身水をかぶったみたいにひどい汗だな 暖房が効きすぎかな、と思ってシャツのボタンをいくつか外したら手が真っ赤に染まった ベージュのシャツの半分以上が血で染まって、絞らなくてもいつの間にかシャツのあちこちからこれ以上繊維に含みきれない血が滴り落ちてた ずるりと足元を動かすと池みたいになった血だまりにぽとりぽとりとあちこちから血が落ちてさらに溜まっていってた …これ僕もまあまあ危ないのか 後部座席で眠っていた香澄が起きて 僕を見て何か叫んだのが聞こえた 泥だらけの香澄が急いで後部座席から降りて、どこかにいく とまってる前後の車? いかないで香澄 せっかく会えた 離れるのは怖いよ 一緒に 「うちに かえろう… 」
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decadancexxdecay · 1 year
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崩壊の日記:1
ほとんどの日、私は自分の何が悪いのだろうかと思います。
ほとんどの日、私は自分の何が悪いのだろうかと思います。それはまるで私の胸のケージの中にぽっかりと穴が開いているかのようです。それは私を食い尽くし、接触するすべてのものを飲み込みます。それはまるで私が空っぽであるかのようです。痛み、弱さ、絶望、性欲、退廃を収容する中空の殻。私は腐敗の家であり、どこへ行っても泥だらけの足跡を残しています。
多分私はこのように生まれました。父の邪悪な精液が母を満たした瞬間から、母の子宮の呪いが私の運命を決定していたのかもしれません。多分それはその前でさえありました。痛みが優しさであり、優しさが穏やかである別の現実ではどうだっただろうかとよく思います。私が違った生まれ方をしていたらどうなっていただろうか。より強く、より背が高く、より親切に。その時、この冷たくて死んだ目に大都市の世界はどのように見えるのだろうか。大衆の視線は、突然の暴風雨の後にあなたの体にくっつく服のように、私の肌から這い出したいと思わせますか?別のタッチは私を撃退しますか?私の皮膚の下に住むカブトムシ、壁で鳴くカブトムシは、最終的に分散するでしょうか?おそらく、私の骨は、このすり減った邪悪な体に広がる象牙の皮を通して見えないでしょう。おそらく、私の肌の隆起した傷跡は滑らかで柔らかくなるでしょう-人々はもはや私にうんざりした視線を与えないでしょう。
しかし、それは人類の誤謬ではありませんか?痛みと病気を取り、もしもを望み、 完璧に浸ったユートピアを夢見るために。しかし、完璧とは、「宗教」や「政治」などの派手な言葉のカーテンの後ろから私たちに呼びかける架空の偽の偶像の控えめな概念です。100人、いや、1000人に完璧の定義を尋ねた場合、同じように答える人は一人もいないと確信しています。それは存在しません。神の考えのように、完璧は不親切な世界の真実に対処するために人間の精神によって作られたもう一つの考えです。
だから、代わりに、私は自分自身に尋ねます、完璧についての私の考えは何ですか?別の世界?より良い子供時代?汚染も引き裂かれもしなかった体?痛みや病気や疑いからの解放?正直なところ、わかりません。私のような人々は、完璧を望んでいません。完璧は言うまでもなく、自分以外のものになりたいと思ったことはないと思います。愛されるという考えや才能やお金、他の人が頭を空っぽにして共感するような取引や物質的なものなど、決まり文句が欲しいと言えたらいいのにと思います。代わりに、私が望むのは沈黙だけだと思います。
沈黙。
ほとんどの日、私はどこかの架空の工場から誤って製造された不良品であるかのように、私の何が悪いのか疑問に思います。もしかしたら、ここ日本かもしれないし、フランスのどこか美しい場所かもしれない。ほとんどの日、私の頭は静電気で満たされています:叫び声、神職の詠唱、夏のセミのさえずり-騒々しい 。私は永遠の眠り、反対側で私を待っているものの沈黙と最終性について考えますが、私はこれを手放すために臆病です。彼はいつも私が若い頃、反対側で私を待っていること、私がどれほど罪深く汚れているか、そして私のような人々がどこに属しているかを私に話しました。彼の唇からスプレーして私の体を黒いタールで覆ったでたらめ、卑劣な腐食性の嘔吐物はまさにそれだったと信じたいです:でたらめ。しかし、私は恐れています。毎日怖いです。私はいつの日か、すべての苦しみと痛みの後、この死すべき体から引き離され、それをすべて生き抜くことを余儀なくされますか?サタンのとげのあるペニスに、どんな形でも、永遠にレイプされることを非難されたベラドンナ?
私は邪悪な人です。そのような運命をとても恐れているが、これらの涙が私の顔を落ちるのを微笑むこと。私の一部はそれを望んでいます、使用され、虐待されたいと思っています。私は邪悪な道のあちら側で私の人生の多くを過ごしました。指が喉の周りをきつく締め付けて、めまいがする頭が意識の端でぐらつくとき、窒息しているような感覚が大好きです。拳が肌に強く当たる感触、口を満たす血の味、肌の下で血管が破裂して、この象牙のキャンバスに最も美しいあざのモザイクを作成するのが大好きです。何よりも、私の体は押さえつけられている感覚を切望しています。私の体は故人の人形のように使われ、血が体液と混ざり合い、太ももをビーズ状に転がり落ちる間、私の顔はあらゆる表面に押しつぶされました。私は病気で、邪悪で、子供時代によって腐敗した心は生きたことがなく、体は決して愛されていません。
では、なぜ今、思春期の外で、ヤングアダルト期からさらに離れて、私は変わり始めているのでしょうか。酔っ払った夜を運ばれる酒の匂いに誘惑された中毒者のように、私の体は虐待の冷たい刺し傷への憧れを止めませんでした。しかし、私は他人の暖かさ、私が20年近く冷たい無関心で拒否してきたのと同じ暖かさを探していることに気づきます。
色が鮮やかに変化して枯れて落ちる房の葉のように、溶けるためだけに街を覆う降雪の魔法のように、世界をピンク色に染め、生まれたのと同じくらい早く死ぬ桜のように、そして避けられない腐敗の前に自分自身のより美しいバージョンになるためだけに自分自身を包み込む毛虫のように…
私は同じ暖かさを持つことができますか?
私は愛の能力がありますか?
私は値しますか?
∔つづく∔
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20kitan · 2 years
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エンマサマサマー/かりん
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「おかえりなさいませご主人ちゃま~♡」 「おいしくな~れ、もえもえきゅん♡」 「ふりふり」「しゃかしゃか」「萌え萌え♡」 「やあ~~んばっちりですぅ~♡」 「はぁ~い♡ おまたせしました!」 「いま幸せでいいんですよ♡ かりんたち死んでるんだし~」 「かりんいま休憩中~、てかライター持ってる?」 「ふぎゃ~~!!刑罰なんて受けたくない~!!」 「みんな寂しいんだよねぇ、やっぱり」 「かりんと遊びに行く?」 「かりんのお家でイイコトしよ~よ♡」
◆かりん身上調査書
姓名、略称:万願寺かりん 年齢:24歳 性別:女 血液型:B型 誕生日:5月23日 星座:双子座 身長:148cm 体重:41kg 髪色:明るい水色 瞳の色:黒 視力:0.7くらい ちょっと悪い きき腕:右 声の質:ふにゃふにゃ気の抜けた声 舌足らず 手術経験や虫歯、病気:虫歯治療済み!腎臓と肝臓の一部その他の臓器摘出のあと 身体の傷、アザ、刺青:お腹に薄く手術痕 その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):手足が細めで体が柔軟 年齢のわりに幼く見える体型と顔 セックス体験、恋愛、結婚観:どちらかというと男が好きだが女の子も好き。あらゆるセックスが大好き。恋愛と友情の境界がいまいち曖昧。結婚はしたことないからしてみたいかも? 尊敬する人:おばあちゃん 恨んでる人:特になし 出身:埼玉県 将来の夢:特になし 恐怖:チカチカ光るもの(爆発しそうだから) 癖:鼻歌 暇だと揺れてる 酒癖:ご機嫌になって飲みまくる
*交流向け 一人称:かりん 二人称:(メイド時)ご主人ちゃま、お嬢ちゃま(それ以外)おにーさん、おねーさん、名前を呼ぶのであんまり二人称は使わない 呼び方:〜ちゃま、〜さん、〜くん、〜ちゃん ほか適当な呼び方 
*概要
 「地獄楽冥土喫茶」で働くちゃらんぽらんで明るいメイド。生活も遊びもすべてがだらしない。目の前にある楽しいことに夢中になり仕事をサボったり約束をすっぽかしたりするが、毎日楽しそうに生きている。
*性格
 後先考えないちゃらんぽらん。将来や明日どころか一瞬あとこともあまり考えていない。生活や遊びや金遣いなどすべてにおいてだらしなく、感情の赴くままに行動する。そのため気遣い不足も多々あるが、人懐っこい性格。目の前にある楽しそうなことを我慢できず、辛抱というものがない。分け隔てなく寛容で親切。目の前で人が困っていたら特に何も考えず手を貸す。  特にお金に関してはなぜか計算ができず、好き放題使っては足りなくなり借金を繰り返し、返済に困ってまた別で借りるなど生前と同じく雪だるま式に増えている。借金に慣れすぎて危機感がないのが一番の問題。部屋が死ぬほど汚いので、脱いだ服やなくしては買っているライターやヘアゴムがそこかしこに落ちている。  遊びが大好きでなにかに役に立つかなどはまったく考えず、ただ楽しそうだと思ったことをやる。たいていは子供の遊びのようなことが多い。お気軽にタバコ、酒、セックス、ギャンブル、スピリチュアルにお薬まであらゆることに依存しているので、逆に分散している。
*人間関係
 他人に対して軽く好意をもつと好奇心やコミュニケーションとしてすぐに誘いをかけるか、あるいは単純に性欲からものすごく軽薄に体の関係を持とうとする。人懐っこく慣れなれしく近づくが、人付き合いはさっぱりしていて強く執着することはあまりない。一人でいることも嫌いではないが人といることを好むため、どこかで誰かと一緒にいたがる。  友情と恋愛と性愛がシームレスなため、寝たあと何事もなかったように普通に遊んだりもする。肉体関係の有無で態度の変化はない。あまり貞操観念がないため、恋人のような人ができても最終的にはセックスフレンドになっていることが多い。  面倒なことからはさーっと逃げるのがうまいので、修羅場に巻き込まれたりすることは案外ない。一応特定の恋人や相手がいる人とは関係を持たないように心掛けはしている。来るもの拒まず去るもの追わず。
*家族関係、幼少期体験
 関東出身。かりん以上に奔放でめちゃくちゃな両親や家族に囲まれ、一般的な責任感というものをほぼ学ばずにのびのびと成長した。なんとなく入った大学で複数のカードで限界までキャッシングをして留学と称して海外旅行をしていたら、いつのまにか一家離散していて実家を失っているため、血縁者がどこで何をしているのかがまったく分からなくなっている。  母親はわかるが幼少期から父親らしき男性が複数家に出入りしていたため、書類上はともかく正確な父親が誰かわかっていない。親戚や謎のおばさんも家にいた。極端に性に奔放な部分は家族の影響もあるが、特にきっかけがあったわけではなくほとんど生来のものである。
*能力
 仕事やその他能力に関してはたいてい普通か並以下。動揺しやすく忘れっぽいのでミスも多い。あまり向上心というものがないので下手でもそのまま自信満々で、一見なんでもそつなくこなせるように見えることもある。自分の能力には自覚があるが気にしてない。才能やすごい技術には素直に感心したりうらやましがったりする。  コミュニケーション能力、絵を描くのと体の柔軟さはそこそこ。歌も好きだがどっちかというと下手。
*地獄楽冥土喫茶
 さるお金持ちが経営するいわゆるメイド喫茶で、メイド服の女性が給仕してくれる。内装はレトロキュートなダイナー風。刑罰終わりには割引あり。金額は普通の飲食店よりもちろん割高。テーマパークだと思って楽しもう。  メイドさんのおまじないはすべてのメニューにデフォルトでついている。お好きなメイドの指名、チェキ、一緒にお歌、ダンス、ナプキン装着などは別料金。夜にはアルコールもある。紅茶がおいしい。
おえかきオムライス  ふわふわ卵のオムライス。ケチャップでメイドさんがお好きな絵や文字をかいてくれる。
ふわふわパンケーキ  アメリカンなパンケーキ。チョコレートソースでメイドさんがお好きな絵や文字をかいてくれる。
もちもちナポリタン  喫茶店風のナポリタン。麺がもちもち。
くまちゃんてんしパフェ  かわいいくまの天使が乗った、イチゴソースとチョコレートのくまちゃんとチョコミントアイスとさくらんぼの全部乗せデラックスパフェ。
季節のサンデー  パフェより小さめのサンデー。季節はずっと夏。
スペシャルきゅんきゅんケーキ  特製ケーキプレート。店のメイドさん全員にちやほやされながらコールされておいしいケーキも食べられる。シャンパン枠。
もくもくクリームソーダ  水色のクリームソーダ。さくらんぼのせ。
おつまみ・サラダ  ポテト、たこやき、ソーセージ、枝豆、ミックスナッツなど
ソフトドリンク  オレンジジュース、りんごジュース、ジンジャーエール、コーヒー、紅茶など
*好きなもの
食べ物:ケチャップとマヨネーズ党。たまご料理、とうもとこし、えだまめ、ポテト、スナック菓子と駄菓子、アイスクリーム、餅、カレーうどん、和風味のお菓子/嫌いなものはトマトのドゥルドゥル部分とジュンサイ 飲み物:酒全般、ソーダ、ハイボール、ココア、オレンジジュース 季節:夏 色:黒、ミントグリーン、ベビーブルー、カナリアイエロー 香り:アナ スイのファンタジア。コットンキャンディにあま~いフルーツの香り。お菓子っぽい軽さですぐ消える。ファンタジックでロマンティック。 煙草:ピアニッシモ・アロマティック・ペティル・メンソール 書籍:ぜんぜん読まない 雑誌と漫画くらい 動物:動物全般好き 特に犬が好き 異性:これといった好みはない ファッション:地雷系、甘い系、ストリート系なんでも 場所:メイド喫茶、公園、賭博場、飲み屋、ホテル、お風呂 愛用:おだんごウイッグ 趣味:落書き、歌、工作、水泳、公園、ファッション、ゲーム、ドラマ、人の趣味を教えてもらうこと
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