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#季節野菜のお浸し
bunshinovel · 1 year
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9月5週
 9月の最終週。明日は好きなバンドであるGRAPEVINEの新譜の発売である。とりあえずそれだけで十分。来週は旅行。黒いブドウが食べたい、まだあるだろうか、そろそろ終わりになって果物の季節も終わる、最近はナシが晩秋化してる感じがするからまだ少し楽しめるか、気がかりなのは天気だけ、衣替えも近い。
 帰り道、セブンイレブンに寄っておにぎりを店頭で食べていたら、首周りの羽根が乱れている少し細いカラスが地面に落ちてるゴミを一つ一つ点検するように品定めしていて、あれは多分腹が減ってるんだろうなと思った。偶然少し落ちた米粒を目ざとく見つけたらしく、まっすぐこっちに近づいてくるけれど、ある距離まで来るとそこで立ち止まって、こっちをじっと見てくる。こういう時は空気を読む人間なので、残りのおにぎりを口に放り込んで、さっさと立ち去ることにする。自然は厳しい。弱い立場に置かれると、あっという間に命の危機が訪れる。そういうものをなるたけ排除しようとしたのが人間の歴史でもある、しかし、それに真っ向から反対しているような権力が存在しているのも確かである。全くもって頭がおかしいとしか言いようがない。
 部屋の周りが慌ただしい。管理会社が変わったので、色々と手を入れているらしい。確かにずっと人が入ってなかったし、これを機に変わっていくのだろう。静かな生活ともお別れかも知れん。帰ってから野菜をひたすら焼いて汁に浸し、その流れでナスのステーキを制作する。めちゃくちゃうまかったので、また作るかも知れん、けどカロリーもすごい。カロリーはほぼうまさと直結しているから、因果というよりも相関くらいだろうが、そりゃおいしいよなと。普段使いのマスクが減ってたので、水道料金支払いとともに補充のドラッグストア。毎回歯磨き粉をチェックして安くなっていないか、新しい歯磨き粉が出ていないかを観察、千円付近、超えていくようなやつはどの程度の効力があるか、少し試したいところだが月末なので控える。家賃を払いたいが、新たな管理会社から来るらしい資料待ち、とも言ってられない日数だから明日届かなかったら振り込むか。ワクチンの接種券も届かない、今週末が旅行前の最後のチャンスだから届いてほしいんだが、何でも都庁に行けば無料で打てるらしい、が、どう考えても混む、無理だ。バインの新譜聴きながら眠りに入ろう。
 ゆっくり進んでる今週。少しずつ涼しくなっているけれど、長期的な天気予報だと暖かいらしい。そういうのはうーむ、イレギュラなのはちょっと。スパッと涼しくなってくれたほうが、着るもののチョイスが楽だから。一日置いた焼き浸しがすげーおいしい。野菜たっぷり食べられるし、しばらく焼き浸すかなあ。しかし、昨日作ったナスのステーキ、まじで衝撃的なおいしさだった。でも毎日は無理だ、カロリー高いし、ああいう味に慣れてしまうのはよくない。普段抑えていいるからこそ、たまに口にする白米に感動する。日常に落差を作り出すのは結構大事なことなんじゃないのかなって思ったりする。
 どうしてもソーセージをパンに挟んだやつが食べたいと思ったので昨日買っておいたのだった、昨日の俺は有能である。昨日の自分と今の自分は果たして同じだろうか、と考えたことがある人は少なくないんじゃないだろうか。これは同じという言葉がどの程度のものかで決まる。これ以上は言いようがない。あとは自分で決めればいい。正解とか不正解とかそういうことではない。時々こうやって引き受けなければならないような、そういう物事というものが有って、そうやって一つずつ自分で決めていくことで、世界というものに対してようやっと対抗することが出来る、のではないか。この場合の世界とは、自分以外ということだ。自分以外に取り囲まれている自分はあまりにも孤軍である、少しずつ重ねて仲間を増やさないとどうしようもない。
 しかし、アンパンマンを食べ物と思う人がいるとは。だって明らかに二足歩行する人間然した存在だぜ。あれを食品とするのはグロくないか? てんどんマンとか鉄火のマキちゃんとかも食べ物だと思うのかな。どちらかといえば生物、人間寄りだと思ってしまうなあ。
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coculi · 1 year
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20230501mon
今日から5月。長女の学校は学生寮があって、帰省しやすいように大型連休の中の平日は休みと決まっているそうで、9連休。ですが、今日は午後から部活があって、友だちと学校でお弁当食べるんだって。
ということで、上から夫、私、長女。
ホッケフライ(夕食の残り)、卵焼き、切干大根、野菜の揚げ浸し、れんこんのきんぴら、えのきベーコン巻、ブロッコリー、ミニトマト。
切干大根は長女だけ、揚げ浸しときんぴらは大人だけ。長女には紅甘夏をデザートに。
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大通公園にパンジーの寄せ植えがつくられていた。華やかな季節になってきて、朝の通勤ウォークが楽しい。今月はライラック祭りだな。
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gohanasahiruyoru · 4 months
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kissako-sanowa · 5 months
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5月1日・5月4日のMENU
(全てお飲みもの付きです)
ご褒美プレート  ¥3,300
(チュロス・季節のムース・季節のケーキ2種・グラスパルフェ)
ティータイムプレート ¥2,600
(小さな焼き菓子・季節のソルベ・ブリュレ)
フレッシュフルーツタルト ¥1,800
(オリジナルヌガーグラッセ付)
アシェットデセール ¥2,800
(写真:台湾パインと南国フルーツのタイムブリュレ)
5月8日〜5月29日
(全てお飲みもの付きです)
※13時スタートのみのメニューです
新茶のアフタヌーンティー  ¥6,000
香煎茶
新茶の箱寿司
京筍のおつけもん
冷茶碗蒸し
アスパラと河内晩柑のムース
春野菜の煮浸し
春魚の新緑焼き
道明寺粉のチュロス
グラッセ・パンプルムース
セヴィニエ
バルケット・オ・シトロン
���葉(和菓子)
新茶のムラング
※15時・17時スタートのメニューです
ご褒美プレート ¥3,300
ティータイムプレート ¥2,600
アシェットデセール ¥2,800
(メロン・さくらんぼ等入荷により日替わりになります)
フレッシュフルーツタルト ¥1,800
お薄と和菓子 ¥1,500
メロンのパルフェ ¥2,800(⚠️5月18日〜の予定です)
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914804225560821760 · 6 months
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20240406
ちはるん♪ @chiharu509 2024/04/06 (土) 23:25:17 ただいま帰宅しました🚗🏠 今年もこの季節に笛吹市にお邪魔出来て幸せでした✨ 天気も良くて景色もキレイでピンクの絨毯に感動でした🍑🌸 大好きな御坂楽しかったです😊🎶 #レミオロメン #山梨県 #笛吹市 #御坂 #聖地巡礼 @ojro_men @maedaya_olive @Ryota_Fujimaki くう間もん @kasu3iro 2024/04/06 (土) 22:07:15 Replying to @maedaya_olive 良いですね🍑🌸美味しいお花見🌸 🍷😋春の恵カンパ~イ🍻 だお(;´д`) @yoshitomo0627 2024/04/06 (土) 21:53:37 Replying to @maedaya_olive 少し長いキスをしてみようって言われた気がしました😻 しろ @shiro_kuro46 2024/04/06 (土) 21:25:36 Replying to @maedaya_olive 前田屋さんとキスヴィンさんのマリアージュ、ぜひ試してみたいです! kazu @kazu40159073 2024/04/06 (土) 20:14:12 Replying to @maedaya_olive 焼きハマグリにオリーブオイル! めちゃくちゃ美味しそうですね😋 すぎっち★3NS @sug1cch1_R1 2024/04/06 (土) 20:02:57 Replying to @maedaya_olive 春ど真ん中🌸ですね🥰 明日行きます!!楽しみです!! ラムネ @spi_chil_lovely 2024/04/06 (土) 09:20:19 Replying to @maedaya_olive 桃モッツァレラチーズです。桃サイコロ切り、モッツァレラチーズも角切りし、クレイジーソルト、レモン汁、オリーブオイル、あれば白ワインビネガー少々。混ぜるだけ。白ワインに合います♪山梨の桃でぜひ! ありひろちゃん @arihiro_CHAN 2024/04/06 (土) 05:59:47 Replying to @maedaya_olive 茹で野菜にかける 生野菜にもかける 野菜スープに垂らす トーストしたバゲットをオリーブオイルに浸して食べる 昨日はかために茹でたブロッコリーに塩とガーリックのマジックソルト、自家製のドライバジルとドライローズマリーをかけて、グラナパダーナの粉チーズをかけてたっぷりのmissionかけました くう間もん @kasu3iro 2024/04/06 (土) 00:29:09 Replying to @maedaya_olive m(_ _)mww(笑) 🫒シンプルに?そのまま!!美味しいので!! 味わってます😋😆🥄ゴクゴクと😄 花畑の🧀にトロリ美味しさ!マシマシです🫒👏👏 しろ @shiro_kuro46 2024/04/06 (土) 00:20:55 Replying to @maedaya_olive ゆでたブロッコリーにあっつあつのモッツァレラをかけて、その上から前田屋のコロネイキをかけて食べるのにハマってます!
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cooking256 · 9 months
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きりたんぽ鍋 秋田の郷土料理
きりたんぽ鍋は、秋田県の伝統的な郷土料理であり、もち米を円筒状にした「きりたんぽ」と呼ばれる食品を使った鍋料理です。寒い冬に食べることが多く、家庭や宴会などで親しまれています。 きりたんぽは、もち米を水に浸し、木製の円筒形の容器に詰めて蒸した後、竹串で穿ったものです。もち米が柔らかくなり、円筒形になった後に、竹串を抜いてできた形がきりたんぽです。これを鶏肉や野菜、季節の具材と一緒に鍋に入れて煮込みます。 一般的には、鶏肉や野菜、きりたんぽを醤油やみりんベースの出汁で煮込みます。きりたんぽは具材と一緒に煮込むことで、もちもちした食感と出汁の風味を吸収し、具材と共に味わい深い料理になります。 きりたんぽ鍋は、秋田県の冬の風物詩であり、家庭で手作りされることも多いです。また、レストランや旅館などの飲食店でも提供されています。地元の食材や郷土料理として親しまれており、秋田の冬の寒さをしのぐ温かい鍋料理として楽しまれています。
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Kiritanpo pot Akita's local cuisine
Kiritanpo nabe is a traditional local dish of Akita Prefecture, and is a hot pot dish that uses a cylindrical piece of glutinous rice called ``Kiritanpo.'' It is often eaten during the cold winter months and is popular at home and at banquets. Kiritanpo is made by soaking sticky rice in water, steaming it in a cylindrical wooden container, and then piercing it with a bamboo skewer. After the glutinous rice becomes soft and has a cylindrical shape, a bamboo skewer is pulled out and the resulting shape is kiritanpo. Put this in a pot with chicken, vegetables, and seasonal ingredients and simmer. Generally, chicken, vegetables, and kiritanpo are simmered in a soy sauce or mirin-based soup stock. By simmering kiritanpo with the ingredients, it has a chewy texture and absorbs the flavor of the stock, creating a richly flavored dish with the ingredients.
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furoshikiblog · 2 years
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【 菜の花 】
菜の花とは菜種油をとるアブラナのことですが、 この季節は野を彩る黄金のような美しさ。 桜の花と重なるとこの時期だけの美しいコントラストを生み出します。
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原種は、西アジアから北欧の麦畑に生えていた雑草。 中国で栽培されるようになり、弥生時代には日本にも。
はじめは野菜としての食用でしたが、 江戸期に灯油利用の採油栽培が広まり、生活に密着したとのこと。
食用としては1~3月が旬で、お浸しや辛し和え、炒めても。 抗酸化作用が高いβ-カロテン・ビタミンCが群を抜いて豊富なほか、 ビタミンB2・カリウム・カルシウム・鉄・食物繊維などを含む優等生。
見ても食べても嬉しい菜の花の季節を、たっぷりと堪能しましょう。
   菜の花や 月は東に 日は西に  蕪村
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tumnikkeimatome · 10 months
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家族構成別で1週間の献立を考えるコツと実例
献立を考える上での基本原則 効率的で栄養バランスの良い献立を考える上で、季節の食材の活用、家族の好みや健康状態の考慮が重要です。これに加えて、献立は食材の多様性と調理法のシンプルさにも注意を払うべきです。 家族構成別の献立例 単身者の場合 単身者は時間の節約と食材の効率的な利用を心がけます。例えば、日曜日には鶏胸肉を使ったチキンソテーと野菜の炒め物を作り、余った鶏肉はサラダやサンドイッチの具として再利用します。水曜日には、冷蔵庫に残った野菜を使ったカレーを作り、翌日はカレーうどんにアレンジするなどが良いでしょう。 夫婦二人の場合 夫婦二人の場合は、お互いの好みに合わせた献立が重要です。月曜日はサーモンのグリルと季節の野菜サラダ、木曜日は豚のしょうが焼きと小松菜のお浸しを予定するなど、魚と肉をバランスよく取り入れます。週末には一緒に料理を楽しむことで、食卓を豊かにすることもでき…
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shuon3ca · 1 year
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夏真っ盛りですね!!
今年は暑いですね……が合い言葉になっているぐらい厳しい暑さが続いていますが皆さまご体調大丈夫でしょうか。。毎日ご苦労さまです。
そして暑いなかお越しいただく皆さまいつもありがとうございます。
夏は冷たいモノを欲しやすくなりますが
これだけ暑いといつも以上に摂る機会も増えますよね…
どんな状況下でも冷たいモノばかり摂取するのは
胃腸に負担がかかりますのでお気をつけくださいね
◯冷房の効いた部屋で過ごす時は温かいモノを摂る
◯消化の良いモノ◯旬の野菜で熱冷まし
◯水分補給も冷たいモノばかりは避ける
などなど…
胃腸に余分な負担をかけすぎないように
お過ごしくださいくださいね
すこしの意識でしっかり栄養吸収でき消化してくれる胃腸の働きを保つ助けができますし
夏バテなく次の季節を過ごすことにも繋がりますよ♪
過剰な摂りかたは避けその時々の状況にそって過ごし
1日の終わりにはこの季節はぬるめの温度でお風呂にもゆっくり浸かりましょうね
カラダにやさしく元気に乗り切っていきましょーう!!!
◇8月も通常通り営業いたします◇
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kentarouchikoshi · 1 year
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 これこそ夏の野菜料理の王様ですね😋
 先日も申しましたが,野菜というのはどちらかというと食卓の脇役を務めることが多いようです。無論,肉や魚は美味しい上に滋養をつけるにも好適な食材であり何でも好き嫌い無く頂くのは非常に良いことですが,野菜もまた美味しく健康に良い食材であることを軽視すべきではありません。何より「夏野菜」という言葉があるくらい夏は色々な野菜の美味しい季節であり,旬の美味しいものを料理して積極的に食べるというのは毎日を楽しく過ごすためにも非常に良いことといえるでしょう(((o(゚▽゚)o)))
 そんな夏に頂くべき野菜料理の中で「これこそ最高」と考えるのが,茄子を油で焼いたものです。茄子というのは漬物にしない限り生食は出来ない(出来るものもあるようですが,僕はまだ頂いたことがありません)ので加熱して頂きますが,特に油との相性が抜群で炒め物にしたり揚物にしたりすると思わず嬉しくなってしまうほど美味しい食材です。しかしその茄子を最も美味しく頂くにはどうすべきかと問われれば,僕は迷うこと無く「油で焼いて頂きましょう」と申し上げたいところです。焼いた茄子はどのような味付けをしても美味しいものですが,暑い時期には酸味を利かせることで思い切り食欲を増進してくれる最高のご馳走になります。特に冷やしてから頂くと火照った体を一気にキンキンに冷やしてくれ「こんな美味しいものがあるだろうか(ლ˘╰╯˘).。.:*♡」と心の底から感じさせてくれると僕は常々感じております。  我が家では昔から「茄子を焼いて,酢醤油で頂く」ということを頻繁に行っておりました。細かなところではバリエーションがあって「焼いた茄子を酢醤油に浸して冷蔵庫で冷やしておく」「冷蔵庫で冷やしておいた大根下ろしを酢醤油で味付けして,焼き立ての熱い茄子で絡んで頂く」などなど。因みにどちらの際にも生姜は香りづけに不可欠で,前者の場合には千切りの生姜を酢醤油に入れたり食べる際に下ろし生姜を添えたり。後者の場合には大根下ろしに下ろし生姜を加えたりと色々な食べ方をしたものです。因みに僕はあまり晩酌をしないのですが父に言わせると「焼きたての茄子を大根下ろしで頂くとお酒が進む」とのことですので,晩酌をなさる方はご参考になさってみてください。
 そんな僕にとっての懐かしい味に新たなバリエーションを付加出来るような,素敵なレシピに出会いました。「なすのさっぱり焼きびたし」,早速詳しく見ていくことに致します(◍•ᴗ•◍)  茄子を縦半分に切って皮に切り込みを入れたら,胡麻油を多めに引いて熱したフライパンでまず皮目を・次に身のほうを2分ずつ焼きます。焼き上げたら水で半分の濃さに割ったポンス醤油を加え蓋をして煮込み,煮立ったら中火にして更に5分煮込みます。こちらのレシピでは,その後は熱いまま器に盛り付けて万能葱と下ろし生姜を載せて頂くのを基本としていますが「冷やしても美味しく召し上がれます」とあり,僕としてはこちらに従いたいところです。
 ポンス醤油ごと煮込んでしまうのですね!(。・о・。)! 味がよく馴染むであろう一方「酸味が足りるかな(・・?)」ということが気になりますが,もし酸味不足なら頂く際にポンス醤油を掛けることで解決可能でしょう。  我が家で頂いていたものとよく似た,しかし少し違うところもある茄子料理。これは思いきりご飯が進みそうですね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
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0ku20 · 1 year
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6/16(金)
最近めちゃくちゃ元の日記の目的から外れて落ち込んだことばかり書いていたので、
最近の備忘がてら色々メモしていく。
昨日の夜、最寄り駅の歌広場でカラオケをして帰った。古いビルだから警戒していたけど思っていた以上に綺麗な部屋でよかった。
入り口が2階だから外からだと雰囲気がよく分からず、食わず嫌いというか、怖くて入れなかったのである。
自宅までの最寄りは2駅あるものの、片方のカラオケ館ばかり行っていて、ヒトカラで1時間とかだとカラオケ館は飲み物必須のため、何か頼むとちょっと割高な感じがして躊躇われることも多かった。これで心置きなくどちらの駅でもカラオケをして帰ることができる。
ヒトカラだと、あまりに自由なのでけいおん!や涼宮ハルヒ、パチ屋でよく流れているなんか元気なアニソンとか、クソみたいな選曲になってしまう。自由は素晴らしいことだ。
今日はこれから映画でも見ようととりあえず家を出た。コロッケと一緒に過ごすのはとても楽しいのだが、今日は裕太が在宅で仕事をしているし、ドラクエを進める気分でもなかったので外出とした。
ここ最近、自炊もよくしているし、雨で引きこもりも多かったのでヨシとする。
ラム肉を買ってジンギスカン風炒め、ちゃんと塩で苦味を抜いたゴーヤチャンプル、ニンニクとハーブでいい感じにした野菜の焼き浸し。それなりに手抜きしつつ、自分の手料理は上手くて素晴らしい。
これだけ頑張ったのだし、甘いの飲んでも許される。今日は誕生日にもらったスタバチケットで豪遊からスタートすることとした。
先日スタバに行った時は寒くてフラペチーノは飲めたものではなかったのでチャイティーラテをベースにしてカスタムしてもらったのだが、その時にエスプレッソショットを入れたやつが妙に美味かった。
だから今日はアイスチャイティーラテでも同じ試みをしたのだが、これもうまい。
チャイティーラテはシロップが甘めだから、苦味を足すとコクが出て美味しいんだそう。
700円のドリンクチケットを持っていることを店員にあらかじめ告げると、アレコレ追加の提案をしてくれるのが個人的には気分がいい。自分のために細かい提案を聞いてもらえるのはありがたいサービスだなあと思う。
季節のフラペチーノでもない限り、飲み物1つで700円に届かせるのは至難の業なので、ひとまずベンティサイズにするところからなのは、ちょっと愉快でもある(バカでかいので)。
今日はいい日になるといい。
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harinezutaka · 1 year
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二年前日記20(2021年5/14〜5/20)
5月14日 ダメならダメで次の病院に行くまでに知りたいと思い、朝イチで前の病院でみてもらうことにした。赤ちゃんはちゃんと生きていて、少しぷかぷか動いていた。よかった。少し恥ずかしかったが先生からは「見るのが一番早いですからね」と言われ優しかった。もちろんばっちりお金も取られたが。とりあえず不安なままに週末を過ごすより身体には良かったと思う。昨日の先生の反応はなんだったのかな。もっと先のことが見えてるんだろうか。仕事に行く。帰りに味噌餡の柏餅を買った。生きててよかったのお祝い。平均よりどうとか、病気じゃないかとか、いろいろ考えてしまっていたが、今、生きてくれてるだけで本当に嬉しかった。今でこんななんだから、そりゃハーフバースデーとか七五三とか祝うわなと思う。盛大に祝いたい。晩ご飯はオイシックスのミールキットでビビンバ。野菜たっぷり。大豆田とわこを見ながら食べた。夫がにこにこ見ていて私も嬉しい。
5月15日   夫を駅まで送って行って、朝マックする。朝は割となんでも食べられる。昼から、講演を聞く予定がありスタンバイ。顔出さなくていいのかなと思っていたら、出すみたいでちょっとアワアワしてしまった。元タカラジェンヌの起業家の人。パワフルだったな。宝塚の人は政治家になったり、野心の強い人が多い印象。そりゃそうか。夕方からぐったりしてしまい、寝転んでいた。晩ご飯は、ハンバーグ、ポタージュスープ、カリフラワーの茎のきんぴら。私はスープに少しご飯を入れて食べた。新しい布団が届いたので早速今日から使う。寝る前に句会の投句もした。布団はふかふかでよい。
5月16日 朝、なぜだか月曜日だと思い込んでいて6時に夫が寝ているので慌ててしまった。日曜日日曜日。ぱっちり目が覚めたので、モーニングに行こうと誘ってみるが、夫は二度寝。9時ごろに「どうする?」と聞いてみると「行こうか」とのこと。お目当ての店は時間が早くてまだ閉まっていて、ココスの横のパン屋さんに行った。お手頃で美味しそうなパンがたくさん。ここいいなぁ。業務スーパーにも寄って帰る。お昼は麻婆丼。午後からは読書、片付け。晩ご飯は、クリームシチュー。
5月17日 新しい病院での検診。待合室にいる人がみんな何の問題もないエリート妊婦さんに見える。赤ちゃんは今日も元気にぷかぷかと動いていた。心音は聞けなかったけど、信じるしかないな。いろいろわかりすぎるのも比べる不安要素が多くなってよくない。疲れたので何か食べて帰ろうと、モロゾフのカフェに行った。空いてていい。夫の事故のときに行ったのを思い出す。何かすごい一年だな今年は。夫は帰るなり猛烈な勢いで家事をしてくれていた。ありがたい。今日見てもらったところなのに、また次の壁を探してしまう。こんなのはよくないな。もっとふわふわ幸せな妊婦になりたい。心配したからって何もいいことはないのだから。ここまで生きてくれてることがまず奇跡。ありがとう。晩ご飯は、シチューの残りとオムライス。
5月18日 昨日の夜にトツキトオカのアプリをダウンロードした。前にもしていたけど、途中でさよならしてしまったので、なんとなく先延ばしにしていた。でもやっぱり赤ちゃんが育っている実感が欲しくて。何週の壁とか天使ママで検索をすると、それはもう壮絶なもので泣いてしまう。この時代になっても、リスクはゼロにはならない。生まれてからも。アプリの赤ちゃんにはネモくんと名前をつけた。4月に思い出したぬいぐるみの名前だ。ネモくんは「どーんとかまえてね」とか「緑がきれいだよ」とかいろいろ教えてくれる。そうだよね。今のこの子とこの季節を過ごせるのは今しかないのだから、もっと今をわくわくしながら楽しもう。仕事の日。先週送った書類の送り先が間違っていた。回付してくれるらしい。うっかりではなく、思い込んでいたんだからどうしようもない。仕事中はほとんど不調は感じなくなった。晩ご飯は、焼き薄揚げ(生姜醤油)、ほうれん草とベーコンのバター炒め、なめこと絹さやの味噌汁。ヘルシーすぎかなと思いレトルトのハンバーグを食べるか聞いてみるといらないとのことだった。寝る前に、やや本格的な吐き気が。なんとか踏みとどまったが吐けそうだった。
5月19日 雨。昨日は疲れていたのかなかなか起き上がれず、9時過ぎまで横になっていた。食欲はあまりない。着替えて、少し散歩してからお昼前に朝ごはんを食べた。本を読む。今は『乳と卵』を読んでいる。こういうことってあまり思春期のとき考えなかった気がする。忘れてしまっただけだろうか。晩ご飯は、カリフラワーのレモンリゾット、焼き野菜、ハンバーグを少し。大豆田とわこを見る。かごめちゃんが死んでしまった。何で?いや、死因は心筋梗塞なんだけど。ドラマの筋に重要そうなことがすっかりすっ飛ばされてくだらないことをだらだら話す。なんてすごい脚本。やっぱり夫はにこにこしていた。
5月20日 朝、鍼に行く。先週の反応は何だったのかなと思うぐらい今日は普通で、骨盤を時計に見立てて動かす体操なんかも教わった。フェルデンクライスでもよくやるやつ。赤ちゃんが大きくなる前に整えておくと良いとのこと。帰りに産直スーパーに寄る。美味しそうなものがいろいろあってたくさん買ってしまう。お昼を食べて少し休もうと思ったら夕方まで寝てしまった。雨の日はつわりが本格的にある感じ。梅雨なのでつらい。晩ご飯は、鰹のお刺身、パクチーポテサラ、炒り豆腐、数の子。再び横になり、お風呂に浸かるだけ浸かり、少しだけ洗い物をして寝る。流しのところに大きめのナメクジがいたので塩をかけた。赤ちゃんの大きさも今はこれぐらいなのかなと思うと何だか悪いことをしている気持ちになる。人間は勝手な生き物だ。
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Obanzai used to be handmade by each family.
『自家製国産塩サバと自家製蒸し豚回鍋肉の玄米ごはん定食』
美味しい健康がちゃんと知った上での一人ひとりの体調にも応える
我が家の美味しいおばんざい小鉢いっぱいおうちごはん。
◉自家製国産鯖。美味しい塩で仕上げた脂のノリがなんとも美味な一品。
◉自家製蒸し豚で特製お手製のタレで仕上げたこっくり中華。
◉自家製ふわふわだし巻き卵〜八重桜塩漬け添え
◉無添加国産竹輪の無添加蒲焼風
◉高知産藁焼き鰹の香味たたき
◉菜っぱと練り物の煮浸し
◉胡瓜とツナとQBBチーズの中華和え
◉色々野菜サラダ刺身蒟蒻仕立て
◉季節のお漬物とおしんこ
◉豆腐と青梗菜の合わせ味噌汁
◉玄米雑穀ごはん
◉レモン和えおろし
◉国産納豆
◉アイスコーヒー
◉煮だしオーガニックシナモンチャイ(ホット)
◉大麦茶
◉季節のフルーツ
魚、肉も、もちろん卵に豆腐類、お野菜に海藻に発酵食品、食物繊維と
栄養バランスが非常に良い美味しいおばんざい小鉢がずらり。
そしてフルーツや乳製品。
グルメを賑わすいわゆる『日本の家庭料理やおばんざい』
作れる方が減りましたが、その一方で自炊派が増えて嬉しく
みなさんのお料理を目で楽しんでおります。
美味しい食卓を実現して現実になると
グッと暮らしが楽しくなるのは、食事のおかげです。
ご馳走さま。おうち外食が一番の贅沢。
料理研究家 指宿さゆり
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gohanasahiruyoru · 4 months
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arakawalily · 2 years
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佐賀牛肉暖簾から、ひょっこりリー🥩🐃🥩 なんと、品川ど真ん中に❣️新鮮野菜だらけのリアル畑がありました❗️ 美味しい野菜料理をモリモリと、極上しゃぶしゃぶをリーズナブルに食べたい時は、品川に行ってみてください❣️そこには、畑がありますよ❗️ @shinagawahatake A5ランク和牛しゃぶしゃぶと40種類食べ放題のお店❗️しながわ畑さん❗️ 【品川駅港南口2分】~全席個室完備~特選和牛のしゃぶしゃぶ・すき焼き A5ランク和牛しゃぶしゃぶをお出汁でいただくスタイル❗️ コースのお料理は、新鮮野菜たっぷりで、 味付けが最高に美味しいです❗️ 野菜の味を引き出す和食揃いでした❣️ 【松コース】¥5000+飲み放題¥2000 計7000円(税込)コースをいただきました❣️ 【先付】  ・小松菜とえのき茸のお浸し  ・やみつきレタスと塩昆布 【菜物】  ・白菜と大根玉ねぎのホワイトサラダ 【逸品】  ・金華さばの炙り〆  ・レタスの豚バラ巻き香味だれ  ・イイダコと里芋やわらか煮 【天麩羅】  ・魚介 鰆(さわら)  ・季節野菜 春菊 椎茸 薩摩芋 【鍋物】〜しゃぶしゃぶ〜  ・佐賀県産 A5ランク佐賀牛リブロース  ・山形県産 米沢三元豚バラ  ・竹筒つみれ  ・朝採れ新鮮野菜 盛り合わせ 【逸品】  ・瀬戸内海産 大判カキフライ タルタルソース 【〆】  ・笹打ち葱ときしめん 【甘味】  ・柚子アイス びっくりするほど、お野菜が一つ一つ新鮮で美味しく、味付けも抜群で、いくらでもいただける美味しさ❣️特に、ホワイトサラダが一人前が、山盛り3人分ぐらいのボリュームでしたが、店長さんに思わず【これ、一人分なんですか?】と聞いてしまいました❗️ 店長曰く【はい、一人前です。我々は、少ないと感じられるよりは、お客様に食べきれないようなボリュームで、満足いただけるようにサービスしております❗️】 なんて、お話ししているうちに、生白菜や玉ねぎ美味しすぎて、山盛りサラダをペロリたべてしまいました❣️美味しいお料理が盛り沢山というスタイルに、優しいおもてなしを感じました。 イイダコの煮物も、お浸しも、お上品なお出汁が効いて、つゆを飲み干しました❣️ 毎日、料理長が丹精込めて仕込んだ【つゆ】が、和食の基礎になっているからどれも美味❗️しゃぶしゃぶもだしつゆでいただきます。 そして A5ランク佐賀牛〜リブロ〜〜ス🐃 こんな巨大な暖簾みたいなお肉なのに、一瞬で口の中で、甘く溶けました❗️ こんな3人分ぐらいの佐賀牛に、ブランド和豚が食べきれない枚数、竹筒の美味な鶏ツミレまでついて、美味しいお料理が10皿がついたコースが5000円とは、脅威のコスパですよ❗️野菜料理が絶品で、天麩羅も揚げたてホクホク❗️しかも全個室で、落ち着いていただけます。

プラス2000円で54種類の飲み放題!【スタンダード飲み放題】生ビールはもちろん他54種類の飲み放題で、様々な種類豊富❗️ 私はウコンドリンクをいただきましたが、スッキリおいしかったですよ❣ 【品川駅港南口2分】 ~全席扉付個室完備~ 特選和牛のしゃぶしゃぶ・すき焼き ●A5ランクブランド和牛のしゃぶしゃぶ・すき焼きをご堪能できる! ●採れたて新鮮野菜!!! ●歓送迎会や接待、企業様のご宴会などいろんなシーンに最適。 ●全席個室(テーブル・掘り炬燵)完備 2~30名様迄ご対応可能な個室スペース ◆東京都港区港南2丁目2−9 岩谷ビル 1F ⏱[ 昼 ] 12:00~15:00(L.O.14:30) ⏱[ 夜 ] 16:00~23:00(L.O.22:30) ・完全個室  ・家族と、友人と、会食に ☏0354610831 ─────────────── #しながわ畑 #pr #品川グルメ #品川ランチ #品川ディナー #しゃぶしゃぶ #食べ放題 #品川グルメ #品川ランチ #品川ディナー #肉テロ #フォトジェ肉 #飲酒タグラム #飲み放題 #しゃぶしゃぶ食べ放題 #すき焼き食べ放題 #野菜食べ放題  #グルメ女子#shabushabu#品川和食 #蒲田グルメ #大井町グルメ#荒川リリー#lilystudio#佐賀牛#A5ランク#和牛しゃぶしゃぶ (しながわ畑 品川駅港南口) https://www.instagram.com/p/Cpgha9ASVT4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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fda-blog · 2 years
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「縄文時代について(後編)」~竹末の読書メモ④
お待たせしました!昨年10月のブログ配信以来、久しぶりの投稿です。 前回(2022年10月末)のブログでは、縄文時代は、日本の古墳時代から21世紀の現代までの1700年間の8倍以上の13000年の長さであることの概要をお話しました。また、弥生時代というのは、わずか800年です。なんと1/16の短さです。・・・と言っても、現在を生きる我々からするととんでもない長さなのですが・・・
さて、青森市郊外の青森湾に注ぐ沖館川の右岸台地上にある「山内(さんない)丸山(まるやま)遺跡」はご存じでしょうか? ここでは、戦後、小規模な発掘は行われていましたが、1992年に県営野球場の建設をきっかけに大規模な事前発掘が実施されました。縄文時代前期中頃から中期(今から5500年ほど前にあたります)までを中心に、約1500年続いた大規模集落の遺跡です。その広さは35ha(東京ドームが7.5個分)、ここだけで500人近い人びとが住んでいたと言われています。1994年には、直径約1mのクリの巨木を、4.2m間隔で6本立てた大型掘(ほった)立柱(てばしら)建物跡が見つかり、同年8月には公園の計画が変更され、遺跡として保存される��とになったところです。
考古学者の説によりますと、一万5千年ほど前の日本列島は、現在より温暖であったようです。したがって、現在の日本列島の北部地区での縄文遺跡の発見が続いたために、長い間、北方起源と考えられていました。その根拠は、①縄文時代の初期に東北日本を中心に数多く分布した、大型で特徴のある石槍や石斧などが北方系であること、②かねてより、縄文文化が東高西低であると考えられていたこと、などの理由から、「縄文文化は北から南へ伝播し、弥生文化は稲作を中心に、ゆっくりと北上した」と考えられていました。 ところが、近年、種子島も含めた南九州で、約一万一千年前に噴火した桜島起源のサツマ火山灰の下から、続々と縄文時代初期(草創期)の遺跡が発見され、北方起源ではすまされなくなってきたのです。 筆者の住んでいる昭島市の隣にあきる野市がありますが、その多摩川沿岸では縄文遺跡が発掘されています。そもそも昭島市では戦後、200万年前のクジラの骨が発見され、昭島市の市立図書館に隣接する郷土資料館にはクジラの骨や多数の土器が展示されています。今の東京湾から昭島市あたりまで海だったと推定されています。つまり、日本国中にはまだまだ発見されていない縄文遺跡が眠っているのかもしれませんね。
さて、唐突ですが、【図2】に「縄文カレンダー」というものをご紹介しましょう。 國学院大学名誉教授の小林達雄氏(現在85歳)が提唱されたもので、縄文文化の食料の季節変化を円に描いて表わしています。縄文人が、季節の変化を考慮して、計画的な労働を展開していた様子がよくわかります。
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図2:縄文カレンダー(國学院大学名誉教授・小林達雄氏提唱)
縄文時代の前半の住居形式は、地面を掘りくぼめた「竪穴式住居」の中で寝起きしていました。後に向けて、次第に「平地式」が増加していきます。 食べ物は、主に自然から集めており、クリやクルミ、トチ、ドングリなどの堅果(けんか)類、シカ、イノシシなどといった陸獣、タイ、スズキ、サケといった魚類。また、甘み不足を補うために、アケビやコクワ、ヤマブドウ、そして昆虫食も食べていたとされています。 堅果(けんか)類は地面に穴を掘って貯蔵もしていたし、ハマグリなどは、いったん煮てから干し貝にしたり、魚や肉類も干し魚や干し肉、燻製にして保存食品にしていたようです。
道具としては、東日本域では、石刃を素材とし、主に手持ちの槍の先として使用されたと推定。 ナイフ形石器類は、北海道、東北、関東などに多様な地域に存在が認められています。 土器の出現は、北と西でほぼ同時期に出現したとみられています。しかし、北も西も大陸からの伝播の痕跡はなく、列島各地での発祥とみられています。 土器の持つ歴史的な意義は、ものを入れる容器としてよりも、煮沸具としての方が大きかったようです。 動物のスジや頬肉など硬い部位の肉、草菜の植物繊維なども煮込むことによって、柔らかくなり食べることができるようになりました。また、熱を加えることによって、人体に有害な物質を除去することも可能になるので、重要なデンプン質の供給源であるトチやドングリ類も食料資源として十分に利用できるようになりました。また、貝類や魚類を土器で煮ただろうし、獣骨を煮て骨髄からスープを取り出したりもしただろうとも言われています。
土器が利用されるのは、なにも食料を調理する場面だけではなく、たとえば、植物の繊維を柔らくするために湯に長時間浸け込んだり、アスファルトを溶かしたりするときにも用いられました。また、ウルシの精製をしたり、染料や顔料も焼成・煮沸し、接着材や塗料としても活用していたと言われています。
樹木についてですが、ナラやクリは縄文時代全時期を通じて重要な植物とされています。特にクリは実が食用にもなる一方、樹木は建築材料にも使われていました。それは比較的加工が容易であることと、耐久性、保存性に優れ、特に水湿に強く腐食しにくい性質があるからです。当時の人々はそれらの特性をすでに知識として獲得していたと思われます。集落の周辺にクリを意図的に植栽し、群生させ、これを管理していたと考えられています。
次に社会構造について触れてみたいと思います。 前期あたりの社会構造は母系的な社会であったと推定されています。というのは墓の人骨分布とそのDNA鑑定から、男性が集団内に婚入してくるような社会構造を有していたことが分かっています。 昔の女性にとって、出産は死の危険がともなう一大事だったでのしょう。江戸時代でさえ、出産の15%くらいは死産で、無事に生まれても、5歳までにおよそ1/4が死んでしまったと言われています。
超自然的で不可解なことを解消し、さまざまな願いを成就するために、縄文人は、祈りを捧げていたようです。森羅万象・万物に生命・精霊が宿ると考え、神格化した、あるいは人と同様な生き物に畏敬の念を持ち、その心を静め、災いを避けるために祈っていたようです。 万物への崇拝、つまり祈りを具体的に表すために、日を決めて行う儀礼である「祭祀」を行い、それを行う建物や墓地を含めた場が「祭祀場」であり、用いられた道具が「祭祀具」と言われています。 土偶は女性を表わし、とくに妊娠の姿を表わすことが多いことから、豊穣を祈る祭祀具であるとされてきましたが、これについては、ある芸術家が異を唱えており、機会があればご紹介したいと考えています。
「七歳までは神の子」といわれて、幼くして死んだ子どもはカミに返すため、葬式もせずに川原や村のはずれに捨て、あの世に送るのが通例であったとされています。 縄文人は、現代人がゴミとして遠ざける物を、汚い物、邪悪な物、遠くに捨てる物とは考えず、逆に自分たちに恵みを与えてくれた物として感謝を込めて送っていたようです。この時期、住居の入口に土器を埋めて乳幼児の遺体を埋め、再生を願うのが一般的な習俗であったとされています。 集落内には、貝塚・ゴミ捨て場・盛土遺構などと呼ばれるゴミの処理・送り(祭祀)をした場所が発見されています。ここは単なるゴミ捨て場ではなく、彼らに恵みを与えてくれた食べカスや、役目を終えた道具類に感謝を込めて、火を焚いてカミの世に送る所であり、現世は良かったと報告させて、また再び戻って来るよう祈ったとされています。
縄文人も様々なアクセサリーを身に着けていました。先日(2022年10月20日)に、NHKBSプレミアムの『英雄たちの選択』で放映されました「追跡!古代ミステリー“顔”に隠された古代人のこころ」でも、貝殻を刳り貫いた腕輪のようなものや、現代のアフリカ原住民が顔に化粧をしているような事例を紹介されていました。たとえば頭飾りとして、漆塗りの櫛や骨角系製の笄(こうがい)、耳飾り、鹿角製の腰飾り、トリの長管骨やイノシシの犬歯による足飾りなどで、装身具の着装は他者との差異を表わすと同時に、同じ装身具を着装することで、他者との同一性を示していたようです。まだ言語というコミュニケーションツールが確立していない状況であったでしょうし、そういった形で差異化をはかっていたのではないでしょうか。
ヒトの移動、渡海ルートは、朝鮮半島から北部九州の西回りルート(現在の瀬戸内海は陸続きだった)、沿海州からサハリンを経由して北海道(一部は新潟、富山、島根まで到達)へと至る北回りルート、そして南西諸島を北上してきた南回りルートが考えられています。舟は丸太を刳り貫いて造ったとされ、最近でも木を刳り貫いて造った舟を再現し、縄文時代の海洋交流を実体験している研究者もおられるようです。
以上、一万5千年以上前から一万3千年以上続いた縄文時代の生活について概説してきました。まだまだ謎の部分が多いのですが、ほとんどのことがわずか百年程度の研究で推察されてきたに過ぎません。彼(彼女)らが、現代の生活を想像することはまったくできなかったでしょう。自分たち人間の創ってきた文明の利器で自然を破壊し、同じ人間同士が殺戮を繰り返すことなど予想だにできなかったでしょう。 遥か昔のことを知ることによって、いろいろ考えさせられる良い機会となりました。
以上、前回と今回までで、ご意見やご要望があれば、下記メールアドレスに送信ください。 [email protected] 【筆者・竹末俊昭…一般社団法人ファブデザインアソシエーション【 FDA 】理事長・元拓殖大学工学部デザイン学科教授】
参考文献: ・「縄文の生活誌」岡村道雄*(講談社学術文庫、2008/11第一版発行) 岡村道雄氏*:1948年生まれ、東北大学博士課程修了、��北大学、東北歴史資料館、文化庁等歴任
・「縄文時代の歴史」山田康弘**(講談社現代新書、2019/01発行) 山田康弘氏**:1967年東京生まれ、筑波大博士課程中退、人類学者
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