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#家出チック田中
qofthequinine · 7 months
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雑食
本はキリスト教のバイブルからマルキ・ド・サドから夜のみだらな鳥、仏典や葉隠、ドンキホーテや源氏物語、哲学はソクラテスの謂をものしたプラトンからカント、ハイデガー、そこから派生する戦後の哲学、挙句ドゥルーズまで行き、フーコーは書籍として購うには高すぎるから無理。ピンチョンも同様だが、ピンチョンは正直読む価値がないと思っている。チョムスキーやソシュールにたどり着きはしたものの、翻ってウィトゲンシュタインに戻ると、ロゴスの限界に到達するものの、そこを開くのはロゴスではなくポエジーで、詰まるところ自分の宝物はヴェイユの『重力と恩寵』である。「重力」と翻訳されているが、とどのつまり、「のしかかってくるもの」という意味だと勝手に解釈している。意味の広さを単語に託した。最近の日本文学で芯食ってるのは村田沙耶香とか川上未映子だと考えていて、村田沙耶香は現実に疑義を呈し、川上未映子はそれでも生きてるんだから、と引き戻してくれる。町屋良平の初期はただの青春懐古かと読み取れたが、最近の長編作品は危険物だ。読むと考えることをやめながら喰らってしまう。人間であるということと文学の中ではロゴスの囚人であることを突破しようとしているような。さらに、暴力描写の鮮やかさは美しくなく、純粋な暴力だ。で、それをただ笑い飛ばしてきた存在が町田康だと思う。町田康は面白すぎる。ただサービス精神がたくさんある。『ギケイキ』はもう爆笑ですよね。「インディーズの僧侶」とか彼にしか考えつかない。明治以降の文学は、夏目漱石の門下以外は、結局いまおじさんの苦労話を「それ本にしたらいいですよ!」とお世辞を言うぐらいの作品だが、いまのそう言うお世辞よりも作者の苦悩は深かった。池井戸潤や百田尚樹のノスタルジック・ポルノ感。端緒は司馬遼太郎だと思うが。SFも好きだけども、未来予想図にとどまる。で、日本のナンセンスなSFが、「日本しかできないやり方だなあ」と思うし、というか『竹取物語』はSFチックだ。だって宇宙人の話じゃん、あれ。社会哲学は全般的にあんまり好きじゃない。サルトルが社会哲学に頭を開くと、コミュニストになってしまった。社会哲学が機能したのは啓蒙主義時代のモンテスキューまででは?と思うし、そのあとの構造主義や抜け出そうとするベクトルとか、ここまで書くと翻ってガッチガチに固まったキリスト教から抜け出したかったルターやカルヴィンの宗教革命に戻る。哲学の母は神学だったのだ。体系にすれば、時代は巡る、としか申し上げられず、あとは中南米の混沌から真実らしさを紡ぐやり方は、素敵だなあと思う。意識の流れ手法を扱いきれたのはヴァージニアウルフだけで、あとはただの実験にしかならなかった。『ユリシーズ』の退屈。
グレゴリオ聖歌を参照してマイルスはモードジャズを演奏し、クラシックはWW2以降発達していないように思う。ガーシュウィンは頑張った。ジャズからロックへ、ロックはバンドの不満を訴え、フォークソングは叙情であれば、パンクは叙事だと思う。そこからだんだん発展して、今度はポップスに至るが、ポップスは聞いてて楽しいけどよく読むと叫びだ。アニソンは知らん。テンションコードマシマシの二郎系だと思っている。アイドルソングは……秋元康が何を考えてるか、ってことだ。マリリン・マンソンの後を継いでしまったのがビリー・アイリッシュだと勝手に思っていて、マリリン・マンソンは過激さゆえに嫌悪されたが、そこをうまいことやったビリー。しかし彼女はSheであるゆえになんぼでも何もかも言われている。テイラーはまあ、頑張ってね、としか。向井秀徳から確実にtricotに受け継がれたものはある。あとは優しさとしてヒゲダンが割と説法に近い音楽をやっていて、あとヒップホップは本当に、「今まで言ってこなかったけどよ」と中指を立てている。海外のヒップホップに関してはもうちょっと規模が大きいので抗争に近いかと思います。
いわゆるアート(この言い方が嫌いだ)は、今やスプレーアートが主流で、バスキアやバンクシーが音のしない反抗を示している。そもそも絵画作品は反抗的であり、ルネサンスでさえ、あの群れは過去への反抗、印象派は才能への反抗、そこからさらに美しさへの反抗。宮廷画家が異常に美しく書いた人物は、本当にその人が美しかったか、嫌味だったらしい。ピカソは現実を抽象化し、そのあとの抽象画は実験に実験を重ね、ダダイズムの一派はどちらかというと実験するあまり本質はなかったように思う。岡本太郎は本質があったかと。で最近は美術にトマトソースかける、みたいなやつがあるけれども、別段それを岡本太郎がやられたって怒ることはないだろう。彼の作品を見に来た男の子が転んで壊したとき、岡本太郎は「いずれなくなるからな。仕方ないよ」と。
映画は語れば終わらなくなる。では。
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rairaisannnonikki · 1 year
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高野光正コレクション 発見された日本の風景
▷神田駅 日本橋髙島屋S.C.
8/17〜9/3
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 前に府中で見たやつが巡回して東京に戻ってきた。吉田博目当てで滑り込み鑑賞。府中のときより作品数減ってましたね。キャパの問題かな〜今回展示されてない吉田ふじの絵も大変良かったんだけどなぁ。
 外国人画家たちの日本風景が素晴らしいですよね。木造の家を弛ませて描いてたのには感動した。木造建築よりレンガ多い地域出身なんかな。ほんとにそう見えるんだろうね〜 実家が古い家で梁が見えるタイプなんですけど、丸太ほぼそのまま組んでて木の歪みがそのまんまなんすよ。たぶんその丸太の歪みが、弛む屋根という光景に見えるんだろうな〜 家が生き物みたいで素敵だった。写真禁止だったので画像ご用意できねぇ。口で説明むり…
野又穫 Continuum 想像の語彙
▷初台駅 東京オペラシティアートギャラリー
7/6〜9/24
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 SFチックというか工場萌えの流れに位置してそうな作品群。生活感のない建造物からしか得られない栄養素がある。
 スケッチ等も最後に置いてあったんですけど、これがまぁ面白い。作家がどう言う資料を集めて制作してるのか見える。
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 そして、ここはなんといっても常設展が最高! いつ行っても良い作品並べてて満足感が高い。いまの時期も色々展示してるんですけど、絵の具の盛り上がりを利用したアート作品が個人的に気に入った。これは白髪一雄「長義」
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 たぶんメディウム混ぜて盛り上げてるよね?見る角度や距離によって見え方が変わるの、生で鑑賞する良さがあった。
第108回企画 ヤン・シュヴァンクマイエル「怪談」展
▷ 恵比寿駅 Galerie LIBRAIRIE6/シス書店
7/8〜8/13
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 感想書くの遅すぎてもう終わってる! でも良かったので書きます。浮世絵?の妖怪と西洋の版画をコラージュした作品群が今回展示されてる。まさにイメージ元の怪談作者、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)のよう。
日本初公開のドキュメント、Kunstkamera 『クンストカメラ』の上映もあったのですが、じっくりとは観られなかったので普通に上映するか配信してほしいな…と思いました。
歌川広重 山と海を旅する
▷原宿駅 太田記念美術館
8/1〜8/27
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 もう終わったけど書いてなかったので。広重の作品を一挙に並べてる。ここは普段から外国人観光客の方が多いんですが、体感でいつもより多かった気がする。やはり広重、大人気! こうして改めて広重の作品を眺めると、後世に与えてる影響のデカさ感じますわね。新版画推してるけど、どう考えても広重の作風から影響受けてる作家色々思い浮かぶわ……。川瀬巴水とか生前当時から言われてますしね。
 あとは町田の描かれたニュース展とか上野のスペイン展とかにも行った。だいぶ前なんで今更感想書けないけど…
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shokobekki · 2 years
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【日記】
二月。速い。今月のカレンダーも相当ぶっ飛んでいる(写真7)。 今年の個展で出す作品シリーズは、使ったことのない紙で、いつもと違った刷り方をしたので、失敗も多く、時間もいつもの何倍もかかってしまった。一枚刷ってはふーっと疲労困憊してしばしぼんやりする、の繰り返し。時折窓から空を見上げる。どんよりした冬空にも湿気を含んだ明るいものが見える。ようやく続々仕上がりそう。どんなに手間ひまがかかろうが、逆に手軽にできようが、作品は結果が全て。問題なくいきますように。 簡易な見当台を作った(写真4。意味不明だと思いますが、これで版の位置のズレや、不慮のインク汚れが大幅に解消されます)。もっと早くに作ればロスを減らせたのに…。床に這いつくばって、人間プレス機のようになって刷りまくっていたので、手首がおかしい。温泉に行きたいなあ…
作業部屋では気分の色付けにいつも何かCDをかけている。この冬の気に入りは細野さんのこれ(写真6)。"石っこベッキー"(と呼ばれたことがある)になれるかな笑。少々不気味だけれど瞑想的でいい。サントラとはいえ一曲一曲聴きごたえがあり、何年���っても飽きない一枚だ。 食事中や一息つくときはアレクサで、最近はECMレコードのリストばかりかけている。デンマーク弦楽四重奏団とか、ケティル・ビョルンスタとか、スモーキーな感じ。音楽の聴き方もずいぶん変わったなあと思う。
音楽がらみ、以下はごくポップな話。 いま、学生時代の友人や家族の間で話題のドラマ「リバーサルオーケストラ」を私も楽しみに見ている。見逃し配信を利用しつつ。 https://www.ntv.co.jp/reveorche/
話の展開があまりに漫画チッ��でツッコミ所満載だけど楽しい。プロなのに、アマチュア市民オケ感たっぷりな玉響の人々に愛着が湧く。主人公のみならず、楽団員それぞれに色んな背景がありそうだ。プロとはいえ、自治体の補助金でかろうじて成り立ち、長が変われば消されるであろう、存続危機のオーケストラ。でも一人一人は決して下手なわけではない。そこへ、かつての天才バイオリン少女初音(門脇麦)と、ドイツ帰りのちょっとえらそうなマエストロ朝陽(田中圭)が加わって、すったもんだしながら、団員たちもその音楽も、生まれ変わっていくであろう物語。
日本的?なリアルな話もあって、芸術では食っていけないから諦めるとか、音楽の仕事なんて趣味の延長だと思われてるから優先しちゃいけないとか、本当は音楽が大好きで力量もあるのに、葛藤の末、自らを抑えてしまう団員達がいる。でも、朝陽の強引な導きと、仲間たちの和やか(かつ真剣)な協力で、やっぱり一緒に音楽の仕事をやっていく覚悟を決め、その演奏がまた誰かに響くのだ。話は速すぎるし、突飛な展開もあるかもしれないけど、とても良い物語だと思う。
私も昔少しアマオケ経験があるので、弦楽器の弾き方は見ていてどうしても違和感があるけど、玉響メンバーの和気藹々な感じは、何だか学生オケみたいで(ここはサークルか笑)懐かしい感じがするし、お馴染みの曲もふんだん。話ごとに一曲まるごとの演奏シーンがあって、今のところ、キャストの方々みな"手元"の吹き替えなしで臨んでいるのは凄い("音"は勿論プロの吹き替え)。細かい部分は置いておいて、田中圭の指揮は身ごなしや表情が上手いし、まだぎこちない門脇麦のバイオリンも、ここはもうダンスとして、最終的にはもっともっとかっこよく弾いて欲しいな。 書いているうちにTVレビューになってしまいました 笑 
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soratanet · 2 years
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2022.03.30 Wednesday
朝5時に起きて、5時半に家を出て
6:46のこだま号に乗り、小田原へと向かう。
小田原からは箱根登山鉄道に乗り換えて箱根湯本→強羅駅まで。
この列車かわいい...!
けど私が乗ったのはこれではなかったのだった。
(走ってるとこはすれちがったけどね!)
そして強羅駅からはバスに乗ってここまでやって来ました。
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バスを降りた時から「なにこの素敵な場所は!」
(この景色、ちょっと海外チックじゃないですか?)
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「ここ」とはこちらです。ポーラ美術館!
お隣にある彫刻の森美術館までは行ったことがあったけど
さらに奥に行くとこんな素敵な場所があったのね~
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“ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?”展です。
周りの人がみんな行っていて、そしてみんなが「いい!」と言っていたので
最終日に駆け込んでみました。
(去年の9月からやっていたというのにね)
ちなみに強羅駅でポーラ美術館のチケットが前売り価格で購入できました。素晴らしい。
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最終日に加え、まん防も解禁された春休みということで賑わっておりました。
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ガラスの器に水が入っているこの作品がとても良いです。
(人がはけた瞬間にさささと撮ってみました)
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うっとり~
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ロニ・ホーンさん。正直私は知らない方でしたがすっかりファンになりました。
会場で閲覧出来たドローイング集がとても良くて
帰ってからネットで探したけどもう販売してない...!(海外のサイトにはあったんですけどね)
ちなみに本展の図録は品切れしていたので後で発送してもらうように注文して来まして。
届くのが楽しみです。
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ロニ・ホーンさんを観終わった頃、時間は12時前で、
混む前にレストランに行こうと併設されている「レストラン アレ���」へ。
明るい光の射す気持ちの良い窓側席に案内されて大満足。
せっかくなので企画展メニューをオーダーし1人で堪能しました。
(写真はデザートのチーズケーキです)
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コレクション展 “モネ~光のなかに”
も、観られてよかったです。
この展覧会のかわいいチラシを豊田市美術館かどこかでもらって
その時は「箱根か、行けないな」と思っていたけど、行ってる!自分!
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展示方法がかわいかったのでした。
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カラフルなこの空間は中嶋浩子さんの作品です。
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初めて訪れたポーラ美術館は私の中でかなり好きな美術館となりました。
どこをとっても気持ち良い。
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森の遊歩道も広大な森の中に作品が展示されていました。
遥々ここまで来た甲斐があるってもんよ...
美術館の後は箱根湯本に戻り
駅周辺をウロウロしたりお蕎麦食べたり、温泉饅頭をお土産に買ったりしました。
ただ、今回は1人だったのが途中ちょっと寂しくなったのね。笑
周りがみんな楽しそうだったから余計にね。
でも日帰りで十分行けちゃうねー!
温泉は入ってないけど楽しい春の遠足でした。
行こうと思えばどこでも行ける、のだ。
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もう4日間何も食べていないので、 明日ゴールドカレー本店さんで2kg15分完食で無料のチャレンジメニューに挑んでみたいと思います。 大食い、早食いなどのチャレンジメニューは人生で初めてです。 食べれなかったらママンへの借金が増えます。殺されます。 自分の覚悟がどれくらい通用するのか楽しみです。怖いです。 食べれないで死ぬなら食べて死にます。 ⁡撮影出来たらします。 #ゴールドカレー #大食い #早食い #チャレンジ #金沢 #curry #Gluttony #フードファイター #foodfight #foodfighter #家出チック田中 #チャレンジメニュー #challenge #fasteating #石川県 #無料 #初体験 #緊張 #怖い #youtuber #ゴールドカレーチャレンジ #大食いチャレンジ #早食いチャレンジ #2kgカレー #頑張る #根性 #ご飯 #カレー #カレーライス #金沢カレー (石川県金沢市) https://www.instagram.com/p/CfrEfjjL3hU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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nemosynth · 2 years
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YAMAHA INNOVATION ROAD へ行ってきた
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YAMAHA Innovation Road は、ヤマハによる言わば楽器・音響ミュージアム。要予約、無料。パンデミックの隙間にちょっくら行ってきたので雑感メモ。
背ぇ高いガラス・ドアやねぇ。あんなもん誰がどないして磨いたはるんやろなぁ。まぁ業者さんが出入りしはるんやろな笑
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・アコースティック楽器をつくるにあたり、倍音が出る出ないを物理的に切削・研磨することで制御してる。シロフォンなら削り方ひとつでオクターヴ上の倍音やオクターヴと5度上の倍音が出る出ないとかを制御できる! すげぇノウハウ。完成度も高い。
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・オートバイとギターとサックスとが並ぶデザインを提示する展示、なるほどと思う。楽器とバイクとが通底する優美なカタチとたたずまいと躍動感。ヤマハの世界を理屈抜きで感覚的に提示している。
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・明治時代に山葉寅楠(やまは・とらくす)が舶来オルガンを修理するところからヤマハは始まった。しかし物理的に仕組みを把握し修理できても音楽を知らないことには楽器として役立つものにまで仕上げられないと分かり、山葉寅楠は西洋音楽を学んだ。ハードのみならずソフトはもちろん最終形たるアートも学ばないことには、楽器は修理ひとつできない。
なんでもそうか。目標たる完成形がわかってないとあんぽんたん。
・DX7は、やはり突出して誇らしげに2,3回出てくる。15万台も売れたらしい。お歯黒 DX7IIFD も展示されていたが7IIはFMシンセの完成形であろう。デザインもいいよね。次のSYはAFMはさておき色んな意味でちょっと逸脱?笑
でもDX7展示機、出力端子がへっこんでるやん。もちょっとええ個体あらへんかったんかいな。せめて直してあげーや。
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・80年代なかばのヤマハのデザインには、イタリア人デザイナーの名前が繰返し出てくる。DSR2000とか。なるほど、なんかあのへんに首尾一貫したテイストが感じられるのはそのためなんですね。企業のアイデンティティのためのプロ意識というか、欧米人らしいデザインからくる進んだブランディングというか。
・日本では発売されてないプロ仕様アレンジャーキーボード Tyros(タイロス)、久しぶりに見た。やっぱでっかいねぇ。貫禄。
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・ほんで最新アレンジャーキーボード機種Genos(ジーノス)は初めて見た。これも海外のみ販売。あれ、このピッチベンダー、まるでR社仕様???
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・AvantGrand(アヴァングランド)というマイクログランドピアノ。デジピ音源にアコピの響板をくっつけてアコピみたいに響かせる機種。それでいてサイズはグランドより小さくて済む。鍵盤もアコピのもの。ヘッドフォン練習も可。デジアコ混在につき「ハイブリッドピアノ」と呼ぶ。
値段はアップライトのちょっと上くらいなのでグランドを考えている人にとってはアリな選択肢、つまり生徒が練習する用としてのフラッグシップということらしい。場所を取らないわりにタッチも音もグランドそのものなので、ホテルのロビーとか駅ピアノ空港ピアノ街角ピアノとかもアリ?
・あんまし普段なじみがないせいか、音響展示スペースは面白い。例えばプロのバンドステージのミキシング体験ができる。録音済の動画を再生し、そのパートごとのバランスやEQなどをPA用デジミキで自由自在にいじれる。これは楽しい。PAエンジニアとはオケの指揮者だったのだと気づく(んなこと言うとシンフォニー好きからシバかれるんかもしれんけど笑)。
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・バーチャルステージがすばらしい。ほんまもんのライヴステージ上にジャズトリオがライヴしている映像とデジタル録音済の音源とを再生。冒頭の MCまで録音済の音源と映像とで再生してくれる。
なにがすごいってステージ上にセッティングしてある生楽器の中で音を振動に変えて再生するので、ほんまにその楽器が鳴る! 目ぇつむったらライヴハウスん中にいて生演奏を聴いているとしか思えない。映像は多少ぷーでも音声から息遣いに息吹まで感じられるので、臨場感はんぱない。 これならどこにでも配信できるし、リアルなライヴ体験ができる。リモートライヴ、配信ライヴ、亡くなった人の生前の演奏再現、いろいろ応用できる。ちょっと前までチック・コリアが生前弾いてた演奏をやってたらしい、見たかった、残念。
これはReal Sound Viewingと呼ぶシステムであり、生楽器の中で録音済音源を振動として鳴らすのは TransAcoustic テクノロジーと呼ぶらしい。デジタル音源を生楽器の中で再生するという点では、AvantGrandもそう��� メーカー的には押し寄せるデジタル時代スマホ時代にこだわりのアコースティック職人さんを食わせる意味もあるんだろうとは思う。
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・薄型スピーカーとかも最近見かけるけど流石。将来これが建材になってすべての壁や天井に全部内蔵できるようになったら、自室にいながらにして没入サウンドスケープ。さっきのリモート配信ライヴも自宅でどうぞ。なんなら最寄りのスタジアムでライヴヴューイング観戦。VRも組合せたら最強ですね。あるいはAlexaみたいなAIアシスタントと組合せたら、家中のどこにいても楽しい音楽体験。
・リモート会議システムにおける音声伝達とか、補聴器用コンポーネントとか、ヤマハは生活に浸透しようとしている。生活に浸透。これ大事。
・シンセヲタには憧れの楽器の数々が展示。SPX90なんて史上初のマルチエフェクトやったやん。
生まれて初めてVP1を見た弾いた聴いた。なるほど生楽器の表現力を持った独自のシンセサウンドかも。ボール型コントローラーをぐりんぐりんして��たけど周りがうるさくてちょっと分からん笑 久石譲の曲を猛然と弾く人らとかいはるし、まぁしゃーないよね、ここはおおらかに♬
でもDX1、CS80、VP1という三段積みはちょっと重量ありすぎて見た目もしんどい笑 ちゃんと平べったく並べたらええやない。
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・ベーゼンのグランド、さすが重低音。CFXIIIもヤマハにしてはまろやかで良いと思った。
・川上源一氏は、最初は名君だった。ポプコンなど然り。楽器のみならずそれを弾く場を提供しようとし文化創造まで考えたのは流石。おかげでそうそうたるアーティストの数々を輩出。そのまま勇退したのだから、そこで終わっておれば良かった。さすれば「あの人はええ人やったねぇ」で終わり、めでたしめでたしであったであろう。
・かねてから思っていたがヤマハの製品は非常に完成度が高い。精緻につくってる。文句なしの仕上がりと信頼性。業務用機器まで手掛けるのも丁寧な仕事のヤマハだからこそ。 しかし同時にあまりにも優等生というか模範生で、ばっちしだしハイテクだけど予定調和してるというか、あたまでっかちと言おうか、逆におもんないところも散見される。楽器へのこだわりが楽器からのしがらみにもなっているがゆえ、ヤマハからモジュラーシンセは出ないしそもそもありえない。彼らにしてみればモジュラーは楽器というよりは装置なのだろう。なら冨田勲氏はなんなのか?とも思うが、ヤマハにとってはユーザーインターフェイスが異質すぎてCS-30がせいぜいの回答だった。既存楽器から自由なところに電子楽器の天真爛漫さがあると思うのだが、それは他社に任せているのがヤマハ。 音声に特化しているがゆえに動画時代なのに映像への招待も無い。ローランドで言うところのAeroCasterのような映像と音声とを同時にミキシングするパーソナル動画配信システムは、ヤマハからは出ない。
逆にいかにおもしろくないコンサバと言われようが、一定の範囲の中で、まじめにきちっと作ってくる。基本に忠実。国民的メーカーとはそういうものなのでしょう。かつ楽器については世界標準をつくるという自負と責任感すらある。Innovation Road ではそれらを追認することとなった。
・一方、Innovation Road へ行ってみて初めて分かったこともあった。すなわち先述のとおり、ヤマハは生活に浸透しようとしているということ。楽器からインフラへ、プレイヤーやパフォーマーのみならずリスナーのことも考える、どう演奏したいかのみならずどう聴いてほしいかどう聴きたいかを考える、それがヤマハをして総合音楽音響メーカーたらしめている。
ベーゼンやベヒやコルグやスタインバーグを買収したのは、各楽器メーカーとしてとんがった存在をヤマハというプラットフォームの上にコンポーネント的に配置したかったのだろう。多民族世界帝国を打ち立てようとしたモンゴル帝国と一緒か笑
イノベーションロードは滞在時間2時間限定。 また行きたい。今度は的を絞って特定の楽器や展示だけを集中的に見たい。
バーチャル・イノベーションロードもあり、いつでも楽しめます:
https://www.yamaha.com/ja/about/innovation/vir/
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uminekosya · 3 years
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たぬきケーキ好きな皆さまに 朗報です!!!😊 岩手県の志たあめやさんが開催される 「たぬきケーキ祭り」、 今年も10月1日から1ヶ月、開催されますよ〜! 魅惑の企画が目白押し!! たぬきケーキコラボセットは 地方発送もしていただけるそうなので ぜひ💓 たぬきケーキ研究家の松本さんが講師で 出演される「リモートde脳内たぬきケーキめぐり」も気になります〜!! そ、そして! なんと、うみねこ社も コラボ雑貨を制作させていただきました〜💓 う、うれしいポンポコ〜!! 雑貨の詳細はまた後日!   ではでは、以下 志たあめやさんのリポストです😊 お待ちかねの今年のポスター! できあがりました!(もう一ヶ月切っちゃってますが…) 毎日「ポスターができない…泣きそうだ」と追い詰められていた旦那もホッと一息です。 たぬきケーキまつりのポスターは、毎年、たぬきケーキが全国的に大流行したという昭和40年代をイメージして作っています。 今年は〇〇風で作ってもらいました。 分かる人には分かるかも… 完成したポスターを見た母は一言、 「たぬきケーキがカッコマンになってる!」 とはしゃいでおりました。 (母が小さい頃は、カッコつけている人、かっこいい人のことを昔から「カッコマン」と言ったそうです。なんとまぁ昭和臭漂うワード感。) さて、これから少しずつ企画の説明投稿をしてしていきますが、ざっと企画の概要をご説明します! 🔴他店たぬきケーキコラボ販売  ・毎週土曜日に毎週週替わりで数量限定で他店のたぬきケーキと   当店のたぬきケーキをコラボ販売します。   発送対応もいたします。  ・最終週は昨年大好評だった全店コラボセット販売(完全予約制)をします。   全店コラボセットは、   受付は10/1開始・お一人様1セット限定   となっております。   10/1以前の受付は無効とさせて頂きますのでお気をつけください。  《参加店舗》   お菓子のふじ(北海道)   長栄堂菓子舗(秋田)   菓子の三平(宮城)   木村家菓子店(山形)   翁堂(長野)   日月堂リラ(静岡)   🈟 花月堂松尾製菓(北海道)   🈟 菓心竹屋菓子店(福島) 🔴わたしのたぬきさん  ・デザインして頂いたたぬきさんの中から毎週1種類選び、   毎週金曜日に職人が再現販売をします。  ・既に応募も頂き始めています。   まだまだデザイン募集中ですのでこぞってどうぞ(^^)! 🔴たぬきケーキグッズ開発販売  ・今年もたぬきケーキグッズを作って頂いております。   ヤバいですのでマジで期待していてください!  ・発送も対応しております。   商品を選びやすいように工夫しようと思っていたので、   現地に足を運べないという方もお楽しみに!  《コラボ店》  ・さとう衣料店(宮古市)  ・田舎ラボ(花巻市)  ・うみねこ社(広島県)  ・Mnico(福島県) 🔴たぬきさんオリジナルグッズ開発 ・今年も当店のスタッフがデザインした、  缶バッジ・Tシャツ・ラインスタンプなども販売いたします! ●たぬきさん関連菓子開発 ・今年は〇〇〇〇などを作ってみようと試作中です!  私も大好きなので店に並んだら嬉しい。お楽しみに! ・あのたぬきが食べたい、とリクエストが多かった  あのたぬきさんもお出しする予定です! 🔴初!「リモートde脳内たぬきケーキめぐり」 ・たぬきケーキ研究家の松本さんを講師にお迎えして…!?  ふふふ、現地にこなくともリモートで楽しんで頂ける企画です。 ・リモートでこういった企画をするのは初めてなので、  松本さんにおんぶにだっこで企画準備を進めております! ・9/16に詳細発表&申込開始いたしますのでお楽しみに! 🔴初!たぬきケーキまつり展(仮) ・カンティーナさん横の店舗をお借りして、たぬきケーキや  たぬきケーキまつりのあれこれを展示する予定です。 わ~端折って書きましたが、それでも盛り沢山! 旦那は 「今年こんなに盛り沢山にしたら、来年とか再来年とか大丈夫かなぁ…」 と心配していましたが、私の中ではいくつか企画削ったので来年もきっと大丈夫! 今年は今年で大いに楽しみましょう♪ ポスター、DM置いてくださる方、欲しい方には送らせて頂きますのでメッセージ頂けたらと思います(^^) #志たあめやさんのたぬきケーキまつり #〇〇○伝チックなデザインが たまらないポスター💓 https://www.instagram.com/p/CTuJ0-_hI4Z/?utm_medium=tumblr
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uzurakoromo · 3 years
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誰(私)かのかけがえのない思想や感情が、「史実」という理知にブッ殺される時
https://note.com/iovis_takahasius/n/n1207c8bb8418
 上記の記事が今年(まだ4カ月しか入ってないけど)トップ5に入るくらいに興味深いものだった。
あの、大人気になった「鬼滅の刃」の考察記事はただ書くだけでPVが取れるといううまさもあってが、玉石混淆した記事が乱立していた。
 ある記事では「禰豆子の猿轡はSMチックな、少年漫画らしからぬエロティシズムを感じる」といい、一方では「禰豆子の猿轡が子ども向けに的した、サポーター的な役割を担っている」といい、「どっちなんだよ」と言いたくなる記事の数々に辟易していた頃、やっと一番理的な記事に会えて、心満たされた日だった。
 しかし、私がこの記事についてこれから述べたいのは、実は鬼滅の事ではない。専攻していた歴史学のプロ達による、容赦のないツッコミに、「ああ、出たああ、久しぶりに見たあ」と、学生の頃の恐怖を思い出してはそれに唸り、恐れていた事についてである。
 その内容を抜粋して簡単にまとめると、以下の通りである。(※超意訳※)
民俗学者柳田国男が友人の作家、田山花袋に、自分が法制官僚の時に知った衝撃的な【山奥での子殺し事件】を述べ、自然主義者(文学的美化を除き、事実を基にした題材を取り上げる思想)の田山に、この事実を小説に活かせないかと提案する。
田山は「え、グロすぎて無理」と、断る
柳田、「この甲斐性なしが。自分にとって不都合な衝撃な事実は自然ではないってのか?テメーの自然主義ってのも高が知れてるな」と切り捨てる
➠この論争によって、「柳田の方が田山より自然主義を解している」という柳田>田山理論が度々展開される。
 しかし、後に同民俗学者による谷川健一の研究により、柳田が語った山の殺人事件は事実よりかなり「ドラマチックに」演出されたものであると明かされる。
【まとめ】
「だから柳田の話は、事実そのものではなく、ロマン主義的に粉飾された挿話だったから、自然主義作家たる花袋がそんな柳田のネタに飛びつく訳がないんだわwww それを知らないでまだ柳田>田山って言ってる人ってなんなの?」
 ヒエーーーーーッ。私がもしこの様に自分の意見を真っ当に否定されたら、二度と表には出られまい……。自分もいつそうされるか分からない、非常に恐ろしい話であるのだ。ああ、私。この論争の事全く知らないでヨカッタナー(それもそれで恥ずかしいが)
 この様に、歴史学者というのは、歴史的事実の裏のかき、そこで巡る人々の、皮肉にも当人さえも自覚していない嘘や見栄、体面、無知、侮蔑、傲慢、姦計、悲哀を暴く傾向がある。その事によって当然(研究だから)悪意なくとも当人や研究者(の成果)を貶めてしまう事もあるし、それを支持する人達を幻滅させ、恥ずかしめる事もあるのだ。
 だから研究者は同時に、反発を受ける事も多い。その事から「歴史学者は嫌われ者」という認識も、当時もひしひしと感じていた。
 それは文学者にもままある事であろう。その中で私の友人も、「文豪の過去や家族関係を根ほり葉ほり探って、作品を読み取ろうとしないで。ほっといてあげてよ」とやはり、文学者その者に反発していた。もし、その友人が上記の例を知った時には、柳田の嘘を見抜いた谷川健一を 「なんでわざわざ探ろうとしたの?」と、責めていただろう。 
 友人としては同情するが、それは、「部屋が傷つくから猫は爪とぎするな」と言う位の無茶ぶりだとも思う。そう、研究者が研究を止める事など出来るはずもないのだから……。そも、その資料を提供したのは遺族である可能性もあるだろう。そして、その遺族が意図したのもだって……いや、この仮定は幾ら何でも邪悪すぎる。やめ、やめ。
 一方私は無知であるから、人の思想や感情を史実で殴るって事は出来そうにないし、出来ればしたくない。(責められないが、そうされる辛さも知っているから)ただ今は、「そうされない」様に、発言に気を付ける事しか出来ない。また、そうされた人達の、共感する哀しさを慰める事が出来る様にはなりたいと思う。
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liliyaolenyeva666 · 4 years
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🎼 00168 「シャボン玉ホリデー」。
「まだある。今でも会える "懐かしの昭和" カタログ キャラクター編 改訂版 (初見健一さん。大空出版 2016年)」 を読んでみました。今回読んだ本は 「まだある���キャラクター編」 の改訂版です。本の中で触れていた 懐かしのキャラクターは そのほとんどが わたしのセーシュンそのものです。テキトーに挙げてみました。
1900年頃
・日本ビクター 「ニッパー」。
プラモデルを作るときなどに使うそれではなく、蓄音機に近づき過ぎな 耳が黒い白い犬のこと。英語表記は 「Nipper」。首輪を付けています。
1905年
・森永製菓 「エンゼルマーク」。
お尻丸出し エンゼルマークが懐かしい、森永の可愛い天使。昔のマークは下を向いていましたけれど、現在は上を向いています。一昔前のエンゼルが手にしていました 「TM」 の文字は 創業者 「森永太一郎」 さんの頭文字らしく、テレンス・マリックの略ではありません。
1907年
・亀の子束子 「亀の子マーク」。
このマークが付いたタワシと 粉の洗剤で よく学校のあらゆる場所を掃除しました。させられました。「束子」って漢字が心地よく感じられます。
1914年
・ゼブラ 「ゼブラマーク」。
シマウマ。ふしぎと 「縞馬」 とあまり書きません。
1910年代前期
・宇津救命丸 「二人子供」。
パッケージに 「夜泣き」 「下痢」 「かんむし」 とある おくすり。「かんのむし」って何でしょう。
1922年
・グリコ 「ゴールインマーク」。
グリコの 両手を上げた男性のマークのモデルはいないさうです。わたしには 黒部進さんに見えています。
1923年
・象印マホービン 「象印」。
「象印魔法瓶」って とても神秘的な感じがします。近頃は 魔法瓶って あまり言わなくなりましたから、ヤングな子たちには通じないかもしれません。
・タイガー魔法瓶 「虎印」。
「虎印魔法瓶」って とても神秘的な感じがします。近頃は 魔法瓶って あまり言わなくなりましたから、ヤングな子たちには通じないかもしれません。
1927年
・小学館 「勉強マーク」。
小学館が 学年別学習雑誌を創刊したのは 1922年とのこと。ドイツで 「吸血鬼ノスフェラトゥ」が公開された年です。
・トンボ鉛筆 「トンボ印」。
英語表記は 「Tombow」 な、トンボ鉛筆の箱に書かれている 「8900」なる数字。何だらうと思っていましたけれど 「破竹」 って意味なんださうです。
1928年
・牛乳石鹸 「牛マーク」。
「シャボン玉ホリデー」 の提供をされていました、赤箱と青箱の違いがイマイチよく分からない 牛乳石鹸は 良い石鹸です。
1920年代後期
・増進堂 「馬のマーク 」。
受験研究社のラジオCMは ヤングだったころ、ニッポン放送などで ほんとよく聞きました。ヒヒヒーーーン。
1933年
・グリコ 「ビスコ坊や」。
「ビスコ」 とは 「酵母ビスケット」 を逆さにして縮めたことばなんださうです。おいしくて つよくなって ためになりました。
1934年
・カネヨ 「カネヨクレンザーの奥さん」。
カネヨクレンザーのパッケージの若奥様は "カネヨクレンザーの奥さん" と言うお名前なんださうです。和装だったり 洋装だったりします。
1948年頃
・オリエンタルカレー 「オリエンタル坊や」。
思えば 「オリエンタル坊や」 は 坊やなのです。
1949年
・コーワ 「カエルのケロちゃんとコロちゃん」。
ケロちゃんとコロちゃんは 服の色の違いの他は どちらがどちらなのか分かりません。
・メリーチョコレート 「メリーちゃんマーク」。
横顔シルエットな 「メリーちゃんマーク」 のメリーちゃんは モデルがいないさうです。
1950年
・不二家 「ペコちゃん」。
永遠の6才らしい ペコちゃん。ポコちゃんはいくつか分かりませんけれど、一緒にいる 犬の名前は "ドッグ" といいます。
1951年
・メンソレータム 「リトルナース」。
メンタムは 「Menthol」 と 「Petrolatum」 を組み合わせたことばです。
1952年
・エスエス製薬 「ピョンちゃん」。
"因幡の白兎" がモチーフらしい ピョンちゃん。古い薬局の前などで 疲れ果てた ピョンちゃん像を見かけたりすると とても切なくなります。
・ケロッグ 「トニー・ザ・タイガー」。
わたしの記憶が確かならば、プロレスラーのやうな名前の 「トニー・ザ・虎」 の声は 内海賢二さんがアテていました。トニー・ウィリアムス、トニー谷さんと並ぶ トニーな虎。
1953年
・チチヤスヨーグルト 「チー坊」。
チチヤスのチャーミングな子は チー坊と言うさうです。知りませんでした。「3年目の浮気」を歌っていたのは キーボーでした。
1955年
・黄桜 「黄桜のカッパ」。
ルッパッパなCMが素晴らしい カッパッパ。
・大正製薬 「ワシのマーク」。
ハートとお財布を鷲掴みにするワシのマークが印象的な大正製薬は 大正元年に設立されました。
・マ・マー 「マ・マーのお母さんマーク」。
"ママー" ではない "マ・マー" のスパゲッティのお母さんは "マ・マーのお母さん" というさうです。マ・マーとは一体..?
・マルコメ味噌 「マルコメ君」。
一休さんチックな マルコメ君は、当初は 「みそすり坊主」という名前だったさうです。
1950年代半ば
・日世 「ニックン&セイチャン」。
よくデパートの屋上や 上野動物園に入る手前の売店などで売られていたりした ソフトクリームよりも印象が強い "男の子と女の子の絵" は 日世がアメリカ合衆国から輸入した コーンのパッケージに描かれていた絵なんださうです。ずうっと名無しだったふたりは 2001年になって やっと名前が付きました。
1957年
・ミスターミニット 「フレッドくん」。
ミスター・スポックかとずっと思っていましたけれど、彼は フレッドくんと言うさうです。フレッドくんの故郷は ベルギーはブリュッセル。バルカン星ではありません。
・ケロッグ コーンフレーク 「コーネリアス・ザ・ルースター」。
ニワトリのコーニーは 「猿の惑星」 よりも先に "コーネリアス" だったことを この本を読んではじめて知りました。
・リボンシトロン 「リボンちゃん」。
一昔前の家庭には、必ずといっていいほど リボンちゃんのグラスやコップがありました。モチのロンでわたしも愛用していました。そんなリボンちゃんは 小学一年生です。
1958年
・トリス 「アンクルトリス」。
すごい体型の酒飲みおじさん。すぐに 顔に出るくらいに酔っぱらうのが特徴です。椅子に座る時は 大抵足を器用に組んでいます。
1959年
・佐藤製薬 「サトちゃん」。
一昔前は 薬局の前で オレンジ色をした子象っぽいサトちゃんをよく見かけました。カトちゃんではありません。同じく ピンク色をした子象は サトコちゃんというさうです。
・バヤリース 「バヤリース坊や」。
バャリースは バャリースなのか バヤリースなのか よくわかりません。わたしは "バャリース" と呼んでいます。
1960年
・Vita-One 「ビタワン」。
愛犬の栄養食。この白い犬の看板は 町で ほんとよく見かけました。犬種は不明。舌は真っ赤。
1962年
・日本コロムビア 「コロちゃん」。
流しのギタリストのやうな コロちゃん。コロナちゃんでなくて本当に良かったです。
・文明堂 「文明堂の子熊」。
カステラが一番なのは 何となく分かりますけれど、何故に 二番は 電話なのかと ずっと思っています。文明堂豆劇場のCM。
1963年
・スコッチ・ブライト スポンジたわし 「スミちゃん」。
ドット柄なエプロン姿のお姉さんは スミちゃんというさうです。
・キクロンA 「キクロンおばさん」。
ストレートな名前の キクロンおばさんは 37才とのこと。
1966年
・明星 「チャルメラおじさん」。
近頃は 駅前等で 夜のラーメン屋な屋台も見かけなくなりました。そんな古き良き時代の世界遺産とでも言うべき 愛すべきオヤジさんと 黒猫のキャラクターなチャルメラは、神田小川町にありました 「粋好苑」 というお店の味がモデルなんださうです。
1968年
・日清食品 「出前坊や」。
日清 「出前一丁」のキャラクターの坊やは 8才で出前をしている えらい子です。
1970年
・ドムドム 「ドムドムハンバーガーのゾウ」。
ダイエーでよく見かけました ファーストフード (ファストフード) 店のエレファント。わたしにとって ハンバーガーという食べ物は、マクドナルドよりも ドムドムの方が身近な存在でした。ちなみに ガイアやマッシュやオルテガらが駆っていた 重モビルスーツと同じ英単語のスペルだったりします。
・マンダム 「マンダムマーク」。
マンダムの有名な男性マークは チャールズ・ブロンソンではないさうです。驚き。
1972年
・東京メガネ 「東京メガネのメガネマーク」。
よく見ると結構こわい、東京メガネのマーク。
・日ペンの美子ちゃん。
雑誌の裏などに掲載された長寿漫画広告があります。現在の美子ちゃんは なんと 6代目なんださうです。
1974年
・明治製菓 「カールおじさん」。
ふるさとはいいものだと教えてくれた 髭面のおじさん。"ひこねのりおさん" という方がおじさんのデザインを手掛けました。
・ロッテ 「小梅ちゃん」。
可憐な横顔の小梅ちゃんは 小石川生まれの 15才なんださうです。
1975年
・チルチルミチル 「チルチルミチルの青い鳥」。
世の中が "禁煙" で溢れる前は チルチルミチルと言えば ライターでした。
1978年
・ラタ坊
懐かしの 佃公彦さんが描いたラタ坊。ラジオ体操中のラタ坊が描かれた切手もありました。
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mokkung · 4 years
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Netflixアニメ『日本沈没2020』 〜国って何だろう、自分の居場所ってどこだろう〜
 Netflixで配信中の湯浅政明監督アニメ「日本沈没2020」。一部ではかなり酷評されていますね。僕も全部見終わって少し自分の中で整理したのでネタバレにならない程度で感想を書いてみます。
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引用元
監督の作風とフィットしてない?
 多くの酷評コメントはストーリーについてのものが多い印象ですが、確かに今回のアニメは何と言っても無茶な脚本が目立ち、なんでそうなるのだー!と腑に落ちないところが多々あります。なんでお父さんはスコップにあたったソレが何か一瞬で分かったのか、大麻が大量にあることに誰もビビらないのはなんでなんだ、とか少し思い出すだけでもツッコミどころ多く、それがノイズになるのは間違いない。その辺りは擁護し難いレベルだと思いました。
 湯浅政明監督のアニメ作品の持ち味は、いかにも漫画チックにデフォルメされつつも躍動感ある動き表現の面白さや、サイケデリックとも言えるレベルの、ギラギラしてグルグル回るような映像表現だと思います。新海誠とか細田守とか、そういったアニメ監督とは全然違うスタイルで評価されている人です。そういう持ち味の監督なので「マインド・ゲーム」とか「夜は短し歩けよ乙女」といった超現実的でぶっ飛んだ展開が次々と目まぐるしく起こる映画で本領を発揮するのだと僕は考えています。本来リアル路線のアニメを作ってきた人ではないのです。
・映画「マインド・ゲーム」予告 ・映画「夜は短し歩けよ乙女」予告
 Netflixのアニメ、「DEVILMAN crybaby」は、舞台設定は現代日本で一見リアル路線なのですが、悪魔と戦うといういかにもフィクション的なストーリーな上に、ドラッギーな映像が活かされる描写が多かったので、湯浅監督にかなりフィットしたのだと思いますし、もともと素晴らしい原作のストーリー進行をほぼ踏襲しつつ、現代的ならではのアレンジと批評的視点を適度に組み込んでいる点が見事でした。
・Netflixアニメ「DEVILMAN crybaby」ダイジェスト映像
 しかし今回の「日本沈没2020」は違います。小松左京の原作小説は未読なのですが、1973年の映画版は、科学的な考察のもと、現実に日本が大地震後に沈没するという事態が起きたときに社会はどのようになり、人々、特に科学者や政府関係者はどう行動するのかを描いたシュミレーション的要素のある作品だったので、かなりリアル路線のストーリーや設定が売りなわけです。これまでの湯浅作品のように悪魔と血みどろの肉弾戦をしたり、古本市の神様にそそのかされたりなど無いわけで、超現実的なことやファンタジー性のある設定が全くなく現在の日本と地続きの世界観の中に湯浅監督らしい表現を落とし込むと、リアル路線のストーリーとして観てしまう我々には、不協和音なってしまったのかもしれません。
・映画「日本沈没」(1973)予告編
国って何だろう、自分の居場所ってどこだろう
ただ僕はこの作品が伝えようとしていることには大変共感しました。
 この作品の最大のテーマ、それは国って何だろう、自分の居場所ってどこだろう?ということです。
 本作は自分の国、ふるさと、居場所だと思っていた場所が否応なしに崩壊し混乱に巻き込まれる中で、果たして自分にとって国とは何なのだろうか、さらには人種・国籍って何だろうか、自分の大切な居場所やふるさとって何なのだろうかということを突きつけてくることが目的なのだと思います。それを通して、人にはそれぞれの今の自分の価値観やアイデンティティを形成するルーツがあり、自分の居場所やふるさとというものに対する向き合い方も多様であること、ひいてはそのように人には多様な価値観がありうるということを知ってくれー!というメッセージも含有しているのです。 (あのヘンテコにみえる宗教団体も、誰かにとっては大切な居場所やふるさとだったわけですし、”旧ユーゴスラビア出身”の“日本語が達者な外国人”というキャラクターを登場させたことや、カイトの生い立ちにも意味があるわけです)
 日本は一時占領された時期を除いて、これまでほぼ侵略されたことはないし、海に囲まれた島国で、日本で生まれ日本にルーツがある人が大部分で構成される国です。そのためか多くの日本人(この言い方は微妙かもしれないが)の思考は画一的な価値観や型にはめ込みがちであることは否めないし、当たり前のように日本という国を捉えてきました。しかし外国との文化的距離が縮まり、日本人の中でもいろいろな考えの人がいる理解されて始めている現在、そのような旧来的な日本の思考傾向に疑問を投げかけているのだと思います。
 劇中にラップで登場人物たちが自分たちの思いを吐露する場面がありましたが、まさにそこで語られていることがこの映画の核心部分だと思います。
 更には本作のスピンオフ企画として作成され、先日You Tubeで配信された「シズマヌキボウ」という楽曲は、本作のメッセージを現実に延長した素晴らしい内容だと思います。まさにここで語られていることが大事なこと。
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寓話としての日本沈没
 本作は、別にもし日本が沈没したらこうなる!というのをシュミレーションしたいわけではなく、”寓話としての日本沈没“であり、あくまで普通の市民の目線だけで、彼らの経験を通してテーマを語ることを目指しているのです。もっと政府が活動するはずだとか、アメリカや自衛隊が助けに来ないのはおかしいとか、そういう意見はごもっともで、実際に大地震が起こったらそのとおりなのですが、そこを描きたいわけではないので、主人公家族が経験したことしか描いていないのです。 ※ちなみ1973年版の映画「日本沈没」でも中国やロシアが助けに来てくれます。
 「こんなの日本人じゃない」「外国人に日本を勘違いされる」「震災のときも日本人はもっと美しかったはずだ」とか、ひどいものでは「日本と一緒に韓国が沈んで北朝鮮が沈んでないのはおかしい」「チャイナマネーが絡んでるから中国人が喜ぶ作品だ」などといった批判を一部の人が訴えていますが、先程も述べたようにあくまで寓話的な作品である上、こういう意見を言う人の感覚に対する批評的目線を持った作品なので、こんな批判をする人がいることが逆説的に本作のテーマを浮き彫りにしたと言って良いかもしれません。
一寸先は闇
 作中の描写は、東日本大震災の記憶も新しい我々にとっては強烈な部分が多く、大量の死が待ちうけていました。また一般的なアニメと違ってかなり唐突に人がバンバン死ぬので、たじろいでしまうのですが、僕は現実の死というのはこんなものだと思いますし、逆にこの点はリアルだと思い好感が持てました。トイレに行こうとしたら死んだり、突然ブロックが落ちてきて死んだり、実際に災害で命を落とすときって���んなものだと思います。一寸先は闇なのです。典型的なアニメのように、ドラマチックに死を迎えたりフラグが立つことなんて現実にはほとんどなくて、突然何の前触れもなく訪れるのです。それに大切な人を埋葬したり悼んだりする間もなく、自分が生きるために前に進むしかないこともそのとおりで、別に悲しんでないわけではないと思います(実際、後から悲しみを表出するシーンもありました)。Twitterである方が生命力に溢れた作品と評していましたが、そのとおりだと思います。容赦ない死の描写と、絶望的な状況でも前に進んで生きる人が共存することで後者の輝きがましてエネルギッシュに見えてくることは確かです。
※ちなみに1973年版の映画「日本沈没」でも中盤では結構エゲツない人死描写が満載で、小学生の頃観てビビったのを覚えています。
 終盤のモンタージュと後日譚描写は、国って何だろう、故郷って何だろう、それぞれのルーツを大切にといったメッセージを含んでいるのは間違いないのですが、若干くどすぎるのと、日本賛美が過ぎるようにも見えてしまうので、もう少しコンパクトでも良かったのかなと思います。
最後に
 そんなこんなで、手放しで喜べる良い作品だとは言えないのですが、僕は今この時代に、災害の多い日本で、コロナ禍の日本で、ぜひ観ておくべき作品だと思います!結構過酷な描写、残酷な描写が多いので、見るのは辛い人も多いですが、興味を持った方は是非!
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sarahalainn · 5 years
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サラ・オレインプロデュース「 Symphonic Concert 2019」
令和初のソロコンサートはイタリアにて。そして日本ではサントリーホールにて豪華なオーケストラ、それも東京フィルハーモニー交響楽団の皆様との夢のコラボでした!
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ただ、オーケストラコンサートだけにプレッシャーでした!!今までで一番悩んだプログラムと演出でしたね。どんなに美味しいロッシーニーのステーキでも、コースの全皿に出て来ちゃうとその良さが分からなくなっちゃう~そんなオーケストラという贅沢な素材をどう調理するかが今回の一番苦労した点でした。
そして今回はあまり話してはいけない!とスタッフさんから釘を刺されていました。なるべく音楽重視のコンサートということで、話さないでどうすれば物語を作れるか悩みました。結局(少し)話しちゃったけどね。さだまさしさんのお気持ち、よーく分かりました。
一番難しい一曲目のアレンジは、大好きで信頼できるアレンジャーの佐藤彰信さんにお願いしました!🤲 壮大だけど歌とヴァイオリンが埋もれることなく、オケの魅力がたっぷりスタートから感じられる素晴らしいアレンジでスタート!
東京フィルハーモニーのアレンジャーさんの辻峰拓さんに感謝です。本当に一瞬で自分の思いをすぐオケ譜にして下さりました!Breathe In Meは特にこだわりがあり、エルガーのオリジナルを取り入れたオケアレンジを実現して下さりありがとうございました!初めて手がけたクロスオーバーの曲。大好きなエルガーのチェロコンチェルトのテーマをベースに作曲。亡くなった父の思いを歌詞にした大事な歌をやっとオーケストラでお届けでき幸せです。パパ、聞こえていたかな?^^このアレンジでぜひレコーディングしたいですね。
今回のセットリストです!
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Sarah Àlainn  Symphonic Concert 2019
東京 サントリーホール 大ホール
1部
Nella Fantasia
Riverdance / Drowsy Maggie
Animus
Breathe in Me
Mi Mancherai(映画『イル・ポスティーノ』より)
君をのせて(映画『天空の城ラピュタ』より)
大いなる世界 Canto Della Terra
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2部
Ai ~Dedicated to 片岡愛之助
我が故郷(NHK大河ドラマ『西郷どん』より)
メインテーマ~イザベラの唄(アニメ『約束のネバーランド』より)
Beyond the Sky(『ゼノブレイド』より)
告別(ハイドン:交響曲 第45番《告別》より)
Rock Medley ( AC/DC (Thunderstruck), Queen (Who Wants To Live Forever, Bohemian Rhapsody, Don’t Stop Me Now, We Will Rock You, We Are The Champions))
My Way
Czardas 
Time To Say Goodbye 
自己プロデュースのコンサートでは、プログラムは最後に配るようにお願いしてます!今回はクラシックホールということもあり、クラシックコンサートのように最初からプログラムをお席においた方がという相談もありましたが、やはり演出のサプライズ、物語に集中してもらいたいという思いから、今回も最後にお配りしました(みなさん記念にプログラムお持ち帰れましたか?)
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二部の頭には今回のシークレットゲストが登場!歌舞伎役者の片岡愛之助さんでした!会場の驚き、大成功!愛之助さんとは一緒にNHK WORLDの番組KABUKI KOOLをナビゲートさせて頂き、番組で短い曲をヴァイオリンで愛之助さんの為に作曲し、それに愛之助さんが舞って下さいました。コンサートでもいつかやりたいですねと話が盛り上がり、駄目元でサントリーホールでオーケストラコンサートのお話をしたら、愛之助さんがOK して下さいました!長いバージョンの作曲とオーケストラアレンジをさせて頂き、タイトルは情熱と愛之助さんご本人をイメージした「Ai」にしました!テレビ番組の衣装は基本自分でスタイリングしていて、テーマに合わせて選んでいるのですが、それも気にして下さった愛之助さんが「何色をイメージされています?」と聞いて下さいました。当日は情熱の赤とダークなブラックのコンビネーションのお着物で出演して下さり、足袋のお色も赤と黒で何とおしゃれ!私も炎の色に含まれているという意味で、ブルーの着物風の衣装を着させて頂きました。Miimoさん、素晴らしい衣装をいつもありがとうございます!振袖はとても楽器が弾きにくいため、工夫されて作られているのでとっても動きやすく演奏しやすかったです。Aiの出だしは歌舞伎をイメージしたアレンジにしてみました。ケルト音楽の曲でも「本物」の世界観を作って下さった野口明生さんはここでは篠笛風のアドリブで歌舞伎の幕開けの世界を作って下さいました!
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私は映画、物語が好きだからか、ラジオ番組やコンサート、アルバムの曲順でも、ストーリーを感じられる演出に拘りがあります。第二部はなので私にとって大切なルーツ、「日本」を音楽だけで表現していきたいと思いました。歌舞伎のような伝統的な日本にも魅了されていますし、モダーンな日本にもインスパイアされています。初の大河ドラマで歌で関わらせて頂いた「西郷どん」、初アニメ「約束のネバーランド」の挿入歌(小畑貴裕さん、壮大な曲とアレンジをありがとうございました!!)、そして初ゲーム音楽でヴォーカリストとしてのデビュー曲「Beyond the Sky」、日本と深い関係がある3つのオリジナル曲を歌わせて頂きました。トークゲストには西郷どんとBeyond the Skyの作曲家の富貴どん(富貴晴美さん)、みっちゃん(光田泰典さん)もいらして下さいました!ここでやっと私も普通に喋りが許されるタイムに入りました~笑 天才作曲家たちの人柄、優しさがトークでも皆さんに知ってもらえて嬉しいです。そんなとっても大好きで尊敬するお二人に最後に(事前打ち合わせなし~マネージャーさん達も、困らせていいなじゃないですか?とのことでした笑)共通な質問をしました。「サラ・オレインの嫌い・悪いところを教えて下さい」。自分は何と��くファンだったらそういうところも聞きたいんじゃないかと迷ってたどり着いた質問でした。でも全く答えに困らなかったお二人に逆にびっくりしました、笑 
次は以前書いたブログに詳しい一コマ漫画チックで具体的の出来事を説明しているのでよかったら見てみて下さい~
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🎻サラヤン🎻
https://bit.ly/2Y4AG21
オケといえば…やはり指揮者!でも何を指揮しよう。指揮は無経験でもちろん物凄い訓練も必要。大好きな映画音楽?でも日本であまり知られていない、映像も今回使わないというと厳しい… クラシック音楽… でもどうせなら変わったクラシックをお届けしたい。クラシックが詳しい方でも、初めての方でもユニークと思えるもの!!そして降りて来た。
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指揮の初心者で東フィルさんに迷惑をかけられない…いや。なら、本当に皆さんが呆れて怒って自分の指揮について来なければいいのでは⁈ そこからこの曲しかないと思い、ハイドン交響曲第45番「告別」を選曲にしました!やっぱり演じることか楽しすぎて大好きですね!チャンスがあれば演技の方面でも頑張りたいです。でも何といっても、東フィルさんの皆さんの演技!!自然でテンポ感、間といい、演出と忘れてしまうくらい素晴らしいパフォーマンスでしたね!色々無理を聞いて下さり本当にありがとうございました🙏 鈴木マエストロもお付き合いありがとうございました!
無理というと、次の選曲達… 
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ロックをオーケストラでサントリーホールで披露。ちょっとタブーかもとは分かっていましたが、名曲は名曲。ジャンルを超えるものがあります。私のルーツであるオーストラリアといえばやはりロックなので、初めてこのAC/DCのヒットを演奏させて頂きました!客席にはオーストラリアの大使と大使夫人もいらして下さり、オージーの友人がわざわざオーストラリアから旗を持って来て下さりました!Cheers xxx このアレンジーはクールな宮本貴奈さんにお願いしました!Cheers Takana! 
ユニバーサルミュージックがライブレポートを載せているので、よかったらこちらも読んでみて下さいね!
https://www.universal-music.co.jp/sarah-alainn/news/2019-07-23-report/
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真面目だけどユーモアがある、そんなコメディースタイルがとても好き^ ^ 
他では見れないそんなサラを、よかったらコンサートで(いずれは映画で?!)見てみて下さい🎼
「サラ・オレイン コンサート 2019」
■福岡公演
【会場】アクロス福岡シンフォニーホール
【日程】2019年11月4日(月・休)
【開場/開演】16:15/17:00
【一般発売】2019年8月17日(土)
【チケット取扱い】主要プレイガイド
【ご予約・お問合せ】BEA 092-712-4221(平日11:00~18:00)第2・4土~15:00
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■東京公演
【会場】Bunkamura オーチャードホール
【日程】2019年12月7日(土)
【開場/開演】16:15/17:00
【一般発売】2019年8月17日(土)
【チケット取扱い】主要プレイガイド
【ご予約・お問合せ】チケットポート 03-5561-9001(平日10:00~18:00)
Official HP www.sarahalain.net
Official FANCLUB https://sarahalainn-fc.com
次はどうしよう。。コンサートが終わった瞬間次の作戦へと。毎回そうやって自分へプレッシャーを与える、ドMです~ (Sはみっちゃんの前くらいかな?いつもすみません><)
一夜限りに意味があるけれど、オーケストラシリーズで色々な場所で開きたい気持ちもありますね。同じ内容でも皆さん大丈夫なのかな?ネタばらしすぎちゃってないかな?!
プレッシャーの旅が続く。頑張ります!!
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Photos by Studio Ren
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small-spring · 5 years
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お昼を一緒に食べませんか?
昨日、突然「お昼を一緒に食べませんか?」というお電話をいただき、お言葉に甘え���外に食べに行ってきました♪
…って書くと、どこぞのお店にランチを食べに行ったような錯覚に陥りますが、実は違います。 とうちゃんが田んぼで代かき作業をしていたのですが、午前中には終わらず、水の管理をリアルタイムでしなければならない事情があって家に帰れず、ヘルプの電話が掛かってきたため、仕方なく私が急いでお弁当チックなものをこさえて持って行った、ということです(笑)
でも、田んぼでおむすび食べるの気持ちよかったー(o´∀`o) お天気がすごく良くて、青空が気持ちいー(o´∀`o)
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山の緑もきれいでした♪ カエルの声もいっぱい聞こえて、風も爽やかで、あぁ、いい季節だなぁ…ってしみじみ感じました。
手前の田んぼは、これから代かきをするぞ!っていう状態。 ここにもカエルさんの姿がちらほら見えたけど、代かきの間は逃げてくれたかしら?
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帰り際、道に出てから振り返って撮った写真です。 とうちゃんの乗ったトラクターが、田んぼの中を進んでいるよ。 これもまた、この時期ならではの光景なのです☆
代かき作業はまだまだ続きます! とうちゃん頑張ってー!(≧▽≦)
私も、いつまた「お昼を一緒に食べませんか?」って言われても対応できるように、覚悟しておいた方がいいのかも…(笑)
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cellophanemaryjane · 2 years
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その名はグループサウンズ-1
60年代好きとして避けては通れないグループサウンズ。
私が子供の頃は「懐かしのヒット曲」を振り返る番組が多くて、家族揃ってよく見ていました。その手の番組の中で、最初に私の心をとらえたのはモップスでした。スパイダースは今は大好きだけどその頃は堺正章も井上順もムッシュかまやつも大物芸能人として活躍してたし、俗な言い方をするとあまりロックを感じませんでした。でもよく考えたらモップスの「朝まで待てない」だってプロの手による作品なのですが。
歌謡曲的なバンドはさておき、ロックのひとつとしてGSを聴くのにもガレージ的な音楽を好むタイプと、ゴールデンカップスやデ・スーナーズなどのテクニック系を好むタイプではまた別だと思います。ゴールデンカップスは上手さと当時としてはアンテナの高さで評価されていますが、私はいまいち心惹かれません。しかしグループサウンズの曲は表向きの乙女チックな歌謡曲と本人たちがやりたかったであろう洋楽のカヴァーやそれを下敷きにした曲との乖離が激しくて、これじゃやってる本人たちの消耗は激しかっただろうなと思います。
テレビでよく見たモップス、スパイダースと違って、ラジオのGS特集でかかったザ・ダイナマイツには全然別のかっこよさを感じました。ダイナマイツの音源をいつか入手したいと思い続けていた折、「カルトGSコレクション」というコンピレーションを見つけたのです。GS研究家の黒沢進氏が監修・選曲・解説をしている、レコード会社別にまとめられたシリーズでした。
「ビクター編」には、ダイナマイツもモップスも入ってる!! ということで、さっそくビクター編とジャケが面白かったテイチク編2を購入し、後にクラウン編も購入しました。
テイチク、クラウンに比べるとメジャー感が半端ないビクターのグループサウンズは、日本初のサイケデリックバンド・モップスに、アイドルとして抜群の人気と興奮のライヴパフォーマンスを両立させていたオックス、そしてまったく古さを感じさせないダイナマイツと名曲・名バンドが目白押しでした。その他のマイナーなバンドでは、かわいらしくさわやかなザ・フレッシュメン、歌謡曲の匂いが取れなくてなんか面白い郷田哲也とサンフラワーズなどが印象に残りました。
ダイナマイツの収録曲はどれも素晴らしくて、演奏も歌唱力も別格でした。すこしも歌謡曲臭いところがなく、不良っぽさも茶目っ気もある。芸能的にはともかく、ライヴハウスなどで見たら注目されるに違いないと思えるバンドでした。その後オリジナルアルバムと、ライヴ音源をまとめたCDも購入しました。オリジナルの方はモンキーズやビージーズなどちょっとカラーの合わないカバーも入っていましたが、「ウォーキング・ザ・ドッグ」と「マーシー・マーシー・マーシー」の2曲は圧巻です。私はその後クラブチッタ川崎で行われたイベントでリーダー瀬川洋のバンドを見ましたが、その時も「ウォーキング・ザ・ドッグ」を演奏してました。山口富士夫がヴォーカルの「ジュディのごまかし」もなかなかかわいらしくて良かったです。ライヴアルバムの方で演奏していた曲で印象に残ったのは、ブルーチアーバージョンの「サマータイム・ブルース」とDon&Deweyの「Justine!」です。アルバムには入っていないのですが「真夏の夜の動物園」はすごい名曲です。聴きどころしかないです。私はとある海外のガレージマニアのネットラジオを愛聴しておりそこでたまにスパイダースやモップスなどがかかるのですが、ダイナマイツもかけてみてほしいと常々思っています。
テイチク編はこれといった大スターがいないのもありますが、単純に録音や演奏の質がちょっと低い感じでした。しかし、かえってガレージパンクの兆しを思わせるバンドがちらほらいました。ザ・ナポレオンはちょっと80年代のバンドにいそうだし、アウトキャストの「のっぽのサリー」は素晴らしいです。YouTubeに海外で作られたGSのコンピレーションがいくつかアップされてますが、この曲も入っていることがあります。こういう曲は、もう大好きかなんとも思わないかのどちらかで、こういう音楽しか受け付けない人たちというのがいる。ということを解説で知ったのですが、私もそういうタイプに片足突っ込んでいる自覚はあります。上手いとか下手とかではないのです。
スウィング・ウエストはヴォーカルが湯原昌幸で、曲はともかく声には華があります。湯原昌幸は私が物心ついた頃にはもう一線級のタレントではありませんでしたが、この人こそ私がイメージするいい意味での「昔ながらの芸能人」だと思います。二枚目と三枚目の間を行ったり来たりしながら歌も演技もこなせて、愛想はいいけど目は笑ってない裏表がある人物、という感じ。(褒めてる)
ワンダースは尾崎紀世彦がヴォーカルなので安定して聴けるバンドです。ザ・ボルテイジは激渋で、画像を検索するとちょっとイメージと違うしオリジナル曲はあんまり好きじゃないけどカヴァーがとても好きです。ライヴ映像が残ってたら良かったのにな。
クラウン編には何と言ってもスパイダースがいましたが、ザ・クーガーズは黒沢進が書いているように出そうと思って出せる音ではありません。クーガーズは気を衒ったのか衣装がキルトスカート風だったのもなかなか凄いものがあります。耳にかかるぐらいの髪でロングヘア、男の長髪けしからん、NHKにはブルーコメッツしか出さん!とか言ってる場合じゃないと思うのですが。私はこういうブームの末端で起きていたムチャクチャさ嫌いじゃないです。
そして90年代にも話題になっていたムスタングの「ゲルピン・ロック」。この曲はロックンロールの法則に法って作られたキャッチーなかっこよさと、コミックソング的な魅力を合わせ持ち、歌詞・メロディー・演奏と聴きどころ満載で終わり方も洒落てるのですが、個人的には歌詞の「だってぼくたち若いんだもん」がポイントです。「若いんだ」じゃなくて「若いんだもん」。この若いんだもんのニュアンスは「ん」の部分が小さい「ん」の感じなのですがパソコンでは表現できません。だから電話でがまんしよう、じゃなくてだから一回聴いてほしんだもん。
(つづく)
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mobsprooftheweb · 2 years
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劇場版『私に天使が舞い降りた プレシャス・フレンズ』公開間近!
近年、すっかり定着したジャンル〝百合〟。そんな〝百合〟作品の中でもちょっと変化球テイストのヒット作『私に天使が舞い降りた!』の劇場版が10月14日に公開される。『私に天使が舞い降りた!』は現在も『コミック百合姫』で連載中の椋木ななつによるコミックが原作で、2019年3月からテレビアニメも放送された。
text:池ヶ谷崇志(パッションプレイ)
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コミュ障でオタクの女子大生、みやこ(声:上田麗奈)は妹のひなた(声:長江里加)が家に連れてきた花(声:指出毬亜)に一目惚れ。手製の衣装でコスプレをさせてその姿を写真に撮りたいという、変態チックな衝動を抑えられない。一方、花はそんなみやこを警戒していたが、みやこの手作りお菓子に懐柔され、��た、第一印象よりも意外と生真面目なみやこに気を許すようになる。お姉ちゃん大好きなひなたと花に隣家の乃愛(声:鬼頭明里)なども加わって、引きこもり間際だったみやこの周囲は楽しく賑やかになっていく。ジャンルとしては〝百合〟だが、美少女を愛でるみやこの感覚はかなり行き過ぎているものの割と普遍的なもので〝百合〟の主流からは外れている。妹のひなたとクラスメイトたちの関係も女子小学生の仲良しレベル。〝百合〟に距離を置いてきた人も楽しめるだろう。みやこのオタク具合が身につまされる人もいそうだがオススメできる。アニメ制作は美少女たちの日常を描く作品で定評のある動画工房。
劇場版『私に天使が舞い降りた! プレシャス・フレンズ』は、みやこたちが一緒に旅行する物語。コンビニの店員との会話すら怪しかったみやこが、最愛の花と一緒とはいえ旅行に出るとは大波乱必至だ。 [アニメオフィシャルサイト]
この劇場版の『サウンドコレクション』が10月12日にリリースされる。収録されているのは、みやこの妹、ひなたとクラスメイトたち役声優のユニット、わたてん☆5(指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美 )が歌う主題歌2曲とキャラクターソング4曲とサウンドトラック。主人公のみやこと花たち小学生5人、さらにみやこのストーカー松本香子(声:Lynn)の歌声が収録されている豪華版だ。初回限定版に同梱されるDVDにはMVやレコーディング風景などの映像が収録されている。一部店舗ではオリジナル特典もある。
「プレシャス・フレンズ!」 (初回限定版:3,850円(税込)・通常版:3,300円(税込)・発売元:フライングドッグ) [(わたてん☆5)MV(1コーラス)FlyingDogチャンネルで公開中]
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(初回盤)
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(通常盤)
※Apple Music、LINE MUSIC、Spotify、YouTube Music、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、TOWER RECORDS MUSIC、ANiUTaといったサイトでも同日配信スタート。
また、「わたてん☆5 2nd ワンマンライブ みんながプレシャス・フレンズっ!!」も10月30日に開催される。 詳細はKM ミュージック。
©椋木ななつ・一迅社/わたてんプレフレ製作委員会
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kachoushi · 3 years
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星辰選集
花鳥誌 令和4年3月号
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令和3年12月号の掲載句より再選
坊城俊樹選
この星辰選集は、私が各月の掲載句の中で、雑詠選・撰集選・さいかち集の成績などに関係なく、改めて俳句としての価値が優れていると判断したものを再度選句したものです。 言わば、その号における珠玉の俳句ということになります。
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白帝のはや坐りゐる夜の木椅子 比嘉 幸子 若冲の鶏まぼろしに竹の春 尾田 美智子 葉月潮さまよふはての虚貝 上嶋 眞理子 この海に滅びしものへ遠花火 天野 かおり 秋日落つ監獄の町過ぐる間に 三浦 一明 桐一葉黄泉の色して落ちにけり 姫田 益恵 朝露の一光年の光あり 田上 喜和 秋蝶は寝姿山の臍辺り 平山 きみよ
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八月の赤い造花をたむくらむ 栗原 和子 色変へぬ松よ揺籃なる海よ 蜂里 ななつ ぎしと開く退院の日の黒日傘 渡辺 炳子 真砂女好き真砂女嫌ひの洗ひ髪 村上 雪 俯いてばかりの吾に銀河澄む 西村 史子 入定の窟しめやかに鉦叩 舩上 照江 草千里雨のち星に夏の果 緒方 愛 夜長とは思ひの丈の長きこと 河野 公世
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柏翠も中子も渡る秋の虹 荒舩 青嶺 地球儀の日本赤し敗戦日 平出 紀花 微動なき蟬や樹液の音聞くか 栗林 圭魚 青山の墓地に炎天屯ろして 辻 梓渕 画面今ナチスの最期昼の虫 増田 さなえ はじまりは埃の臭ひ喜雨来る 山田 あき子 銀河濃し寝惜しみ河童橋行き来 中山 昭子 脈を打つかに迎火のふるへけり 髙橋 晁史
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人逝きて鳴き初む虫の淋しめる 小川 笙力 風蘭の香を余らせて夫亡き夜 田原 悦子 観音の掌より風来ぬ白芙蓉 中里 三句 母さんに靴脱ぎ捨てて水遊び 内田 たけし 一炷のゆらめく香り黒葡萄 棈松 政江 出来秋や三度地面を撫でまはし 田中 惠介 銀に光る太刀魚仏頂面 松島 亜栄子 登山家の足のギプスや雲の峰 大村 八重子
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デコトラにトラック野郎初秋刀魚 有馬 幸月 空蟬の母なる大樹抱へをり 田辺 て津子 人形の家の中にも良夜かな 斉藤 いづみ 秋立つとスワンボートの驚く眼 渡辺 彰子 クリスマス爺の瞳の幼なかり 粟倉 健二 秋蝶を追ふ幼子を車夫待てり 平野 緑 隅田川すげなく流れ震災忌 加納 佑天 ポンペイは沈み石榴はまだ割れず 葛生 みもざ
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秋の夜やチック・コリアを聴く一時 藤田 克弘 庭に露すくへば小さき硯満つ 渡辺 幸子 銀漢の尾へ街の灯を継ぎたせり 山岸 世詩明 目つむれば父の背に見し天の川 青島 麗子 海へ落つ棚田のあたり稲光 久保 光子 ステンドグラス昏き裏側小鳥来る 近藤 菟生 畦を踏むひとりに万の虫の声 鍛治屋 都 夫偲ぶいつしか遠く���珠沙華 細村 洋子
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