Tumgik
#日本で一番美しい取水塔
onishihitsuji84 · 4 months
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『ガラスの街』
 五月は読書の月だ。僕は本を読んだ。数多の本を。  最初、それは次の小説のアイデアを得るためだった。頭上の樹々からワインのための葡萄をもぎ取るような、循環を続けるにあたっての摂取だった。いきおい堕落しつつある現実から少しでも意識を逸らすためでもあった。  普段の僕は、本を読んで時間を過ごすことは少ない。長い時間ひとつの文章に集中することができないのだ。  それに読むことよりは書くことのほうがずっと大切だと僕は思っている。読む行為は、現実という制限された枠組みのなかではせいぜい膝丈ほどの優先度しかなかった。  しかし五月ではあらゆるものが落下した。熟れ過ぎた果実が枝との繋がり終え、足元に開いた坩堝に呑み込まれていった。読む行為もそうだ。落ち、煮え滾る器の中で混合した。  いまでは僕の「読む」は混沌としている。それはいまでは長身の僕、その僕以上にのっそりとそびえる一本の巨大な柱となっている。物言わぬ花崗岩の柱。五月、僕はそんな柱を中心にぐるぐると回り続けている。手は文庫本に添えられ、目は9.25ポイントの文字に注がれている。足は僕の意識から離れて交互に動いている。ひたすら歩き、ひたすら読んでいる。柱から少し離れた誰彼にどう見られているかどう言われているかなんてことお構いなしに。
 いや。そんな話自体がどうでもいい。関係ない。  きょう、僕は自分自身が”うすのろ”だということを語りにきたのだ。
***
 五月。  僕はどんなものを読んだのだろうか。   金ができて僕がまずやったことは大学生協の本屋に行くことだった。カウンターで二枚つづりの注文用紙を手に取り、もう何年も使い続けている青のボールペンで書いた。 "9784002012759"  週明け、僕は地下の生協で注文の品を受け取った。『失われた時を求めて』全十四冊。いまは第一巻を読んでいる。僕がふと目をあげると、あの遠い窓の奥で、大叔母が目を爛々と輝かせているというイメージが浮かぶ。泳ぐような精神の移ろいもまた。
 シェイクスピアの『夏の夜の夢』も読んだ。 『MONKEY』のvol.31の三篇、ケン・リュウ「夏の読書」、イーディス・ウォートン「ジングー」、ボルヘス「バベルの図書館」も読んだ。  仕方なく後回しにされていた本を買って読んだのだ。  金銭の自由は、精神という鈍い壁に茂っていた蔓植物のような不足を一太刀で解決した。
『春の庭』も読んだ。『九年前の祈り』も。  ウルフの『波』も読み始めている。  僕の貪欲は、過去に読んだことがあるかどうかなんてものでは選ばなかった。カーヴァーの『象』、春樹の「タイ・ランド」、マンローの「イラクサ」、ヴォネガットの『スローターハウス5』。マラマッドの「悼む人」も読んだ。
 一度の時に、僕はこれらの本を読んだのだった。  こんなに大量のフィクションを仕入れて、いったい何をしようとしているのか?  紛争でも起こそうとしているのか?
 何のためか。それは僕自身にもわからなかった。  僕は特定の目的をもって読んだわけではなかったようだった。五月の読書は「文章の上達」や、「ストーリーテリングの技法」といったそれまでの興味とは別物だった。振り返ればそうだとわかる。
 五月の読書は、それまでの自分を抑制しようとする、極めて機械的な態度とは違っていたのだ。  言えば、それは無垢に機械的な読書だった。  これまでの僕は断じて読書好きではなかった。どんな傑作でも一時間もしないうちに音を上げて投げ出した。ドストエフスキーやメルヴィルと出会ったときでさえ、メインストリームは”書くこと”、そして”生きること”で変わらなかった。この五月に僕は初めてむさぼるように読んだのだ。頭を空っぽにして。堆い小説の亡骸の山に坐すかのようにして。
 それで、僕は何かしら成長したか。  いや。成長なんて一つもなかった。  そこには変化さえなかった。二週間前と、すべては同じだった。僕が着るのは依然深いグレーのブルゾンだった。コミュニケーションもぎこちないままだった。  だからそこで起きたことはシンプルだ。つまり、僕はポール・オースターの『ガラスの街』を読み、ある一つの事実に行き当たった。 「僕はなんという低能なのだ」という事実に。
***
 一昨日から僕はポール・オースターの『ガラスの街』を読み始める。  『MONKEY』でオースターのエッセイを読んで彼のことを思い出し、その夜に丸善に立ち寄った僕は彼の本を久々に手に取った。  三日で読んだ。 「三日で読む」というのは僕にとってほとんどあり得ないことだった。僕のリュックサックには必ず四、五冊の本があった。読むときにはまずそのとき一番惹かれる本を手に取った。そして十数ページが過ぎ、抱いていた軽度の好奇心が満たされてしまうと、浮気性の蜜蜂のようにまた別の小説の甘いのを求めるのだった。  だから、一日目、二日目と時を経るごとに加速度的にその好奇心が勢いを増し、三日目には150ページを一つの瞬間に通貫して読んでしまったのだ。僕の読書体験において、異例中の異例だった。
『ガラスの街』を読んで、僕はうちのめされた。徹底的に。 ”面白さ”、そして”新鮮さ”の二つが、やはり事の中心だった。読書においておきまりのその二つが今回も僕を虐め抜いたというわけだ。 『ガラスの街』を読み終えた瞬間、僕の生きる世界のどこかが確実に変化した。
「祈っている。」  僕がこの最後の一文を読んだとき、曇り空の下にいた。その一節がこちらに流れ込んできたあと、僕は立ち上がった。テーブルがごとりと揺れるほどぶっきらぼうに立った。取り乱していたのだった。僕はそのままであてもなく歩き始めた。 「これ以上座っていることはできない」 「このまま座っていると、僕は頭の先から崩れ落ちてしまう不可逆的に」  そうした、僕という精神を一切合切覆してしまうほどの強烈な予感のために。  僕は予感に乗っ取られないよう、何も考えないと努めていた。何も感じまい、何も見まい、と。  リラックスを意識し、肩から力を抜く。腕をぐんと伸ばし、指をぽきぽきと鳴らした。イヤホンを耳にした。『ベリーエイク』を再生する。いつか足元をくすぐった波のように心地よい、ビリーアイリッシュの声に心をしっとり傾けた。  もちろん、そんなことは無駄だった。とりあえずの形など、何の助けにもならなかった。以前との比較から始まる違和感たちは強権的に僕の感情の戸をこじ開けた。  歩く中、透明の空気が奇妙に凪いでいた。風景からは特定の色が抜け落ちていた。向こうで笑う声、衣擦れの音、靴底の摩擦。音という音がワンテンポずれて聞こえた。  変化は女王だった。彼女は支配的だった。  僕は小説による変化を受け入れ、恭順のように認めたわけではなかった。むしろ、変化は僕にどうしようもなく訪れていた。言わば、言い渡しのようにして。  女王を僕は素晴らしい小説を読んだ後の”ゆらぎ”の中に閉じ込めたのだった。何もかもが、僕に合わない形に作り替えられていた。建物を構成する直線はいまやでたらめで恐怖がつのった。頭上の青はこのように汚い灰色では絶対なかった。
――そして、当然、この点についての文章はかたちだけに過ぎない。これらは省略した文章。書く必要がないということ。  なぜなら、あなたたちもかつて同じ経験を経ているからだ。小説を読み終えたあとに来る世界の変質を。  加えて、忘れるなんてことを女王が許すわけもない。これについても言わずもがなだろう。
 そして、重要なのは変化のよろめきではない。   そうなんだ。きょうしたいのは女王の話とは実は違うのだ。ここであなたに伝える言葉は破壊だ。  破壊。  それは”面白さ”と”新鮮さ”のコンビがやったわけではなかった。変化の体験に曝されたゆえのサイコ・ショックでもない。  木々を打ち砕く手斧となり、人体を壊す剣となり、バベルの塔をゼロにする雷となったのは、オースターの書きっぷりだった。
 オースターは、考え抜いていた。  そこで”感じ”は排除されていた。  感覚による言い表しがまるで無かったのだ。僅かにイメージに依拠するものがあっても、それは必ず共感の姿勢だった。テーブルに身を乗り出し、相手の声に耳を澄ませる態度。
『ガラスの街』では、本当に一切妥協はなかった。僕はとても信じられず、街を隅から隅までしつこく歩き回った。しかし、本当に妥協はどこにも無かった。
 オースターは僕とコミュニケートすることを選んでいた。そのへんの宙に感覚という水彩画を描いて「ほらご覧」とする、ごく個人的で他者には見せつけるだけという表現は徹底的にしなかった。チャンドラーを始め、私立探偵ものに由来する例の論理的な高慢さはあった。しかし、確実にオースターは読者と対峙していた。彼は殴る、殴られる痛みを完全に了解した上でリングに立っていた。  彼の据わった眼が僕を揺るがしたのだった。彼は完全の脆弱性を知りながら、完全に書いていた。  それだから、彼を読んだとき、僕は……
 向こうから厚底ブーツの女が歩いてくる。  女は痩せている。薄い、流線形の黒一枚に身を包んでいる。背が高く、ありったけに若い。二十歳前後に見える。二つの瞳はキャップに隠れている。すれ違いざまに見える耳にさえ、カナル型のイヤホンで黒が差されている。マニキュアはあまりにも美しい銀色に染まっており、高まりを誘う。  センスがいい。綺麗だ。  彼女はなんて豊かなんだ。  僕はそう思う。  ほとんど同時に、ガラス一枚を隔てた向こうで本を読む人を見つける。  また女だったが、今回性別は重要ではなかった。その読む人は区切られたブースで、文庫に目を落としていた。化粧や唯一のファッションなどもなく、やはり装飾は重要でなかった。というのも、いまにも涎が垂れてきそうなほどに口をあんぐりと開けて読んでいた間抜けなその放心が、僕の記憶に楔として打ち込まれていたからだ。
 これらのスケッチが、何かを直截に意味することはない。二つの風景は隠喩ではない。  正直に、上記は僕が受けた印象の再放送だ。  この日記は『不思議の国のアリス』ではない。二つは作為的な意味を持たない。  書いたのは「意味を持たない」ということを明らかにするためだ。  その内容でなく、外側、僕のスタイルという基本的な骨組みを露わにするためだ。
 そう。だから、つまり……僕は痛みから逃げている。オースターとは違って。  きょう、読んで、事実は突きつけられる。
***
”言葉”はもう一度響く。
「大西さんの小説は、けっきょく古典から表現を引用しているだけ」
「僕は彼にもう興味がないんだ。かつて、彼は賢い人だと思っていた。書くものに何かしらの意味があると思っていた。でも、そうじゃないと知った」
「あなたの課題は、独自の世界観を提示できるかということです。海外の小説、そして村上春樹でなく」
***
 そして、このように敗北してもなお、僕は決定的な何かについて述べることはなかった。張りつめた表情で、まやかし、それ自体に必死に祈る。もうそのような生き方しかできないと信じ込んでいるのだ。
「この大地にあるものはすべて、消え去るのだ。そして、今の実体のない見世物が消えたように、あとには雲ひとつ残らない。私たちは、夢を織り成す糸のようなものだ。そのささやかな人生は、眠りによって締めくくられる」
 祈りの文句を何度も何度も口にした。  僕の声はいつも通りにすごく軽くで響いた。  そして一度響いてしまったものは泡沫のようにたちまち消え去った。
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elle-p · 9 months
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Persona 3 FES Official Fanbook pages 148-149 transcription.
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用語集
Glossary of PERSONA 3 & PERSONA 3 FES
甘味処 小豆あらい
【Y編/場所名】
巌戸台商店街にある甘味処。コミュニティのイベントで何人かの友人と入ることになるが、店内の様子は残念ながら不明。とりあえず男女共に人気の店らしいので、味もなかなかなのだろう。店頭に飾られた “小豆ちゃん” というマスコットキャラクターがトレードマーク。店名の “小豆洗い” とは有名な妖怪の名前が由来。“小豆とぎ” とも呼ばれ、川のほとりで小豆を洗いつつ「小豆とごうか、人とって喰おか、シャカシャカシャカ」と不気味な歌を歌うといわれる。基本的に音のみの妖怪だが、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』では、目が大きな痩せた小男という姿で描かれている。新潟や福島、長野といった大きな水系がある地に伝わる例が多いが、東京でも江戸時代に某旗本家の炊事場で音を立てたという記録があり、ほぼ本州全域に分布する妖怪話である。
アルカナ
【共通/基本設定】
タロットカードの種類を表わす言葉。本来はラテン語で “神秘” という意味で、18~19世紀ごろにタロットを占い用として使用するようになり、カード1枚ごとに隠された意味を見出すようになってからこの言葉が使われるようになった。1組のタロット78枚中、寓意画を描いた絵札22枚を大アルカナ、それ以外の56枚を小アルカナと呼んで区別する。小アルカナのほうは、さらにソード、ワンド、カップ、ペンタクルの4つの組 (スート) に分けられ、さらに各スートは1から10までの数札と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの人物札4枚に分類される。一般的なタロット占いでは大アルカナのカードだけを使うものがメジャーだが、実際には56枚の小アルカナそれぞれにも隠された意味があり、本来は78枚の全カードを使用するのが正式なものとなっている。ちなみに、小アルカナのタロットが現在のトランプの原型といわれるが、実際にはトランプが先にあってタロットの原型になったという説や、そもそもトランプとタロットの発生はまったく無関係という説もあり、その正しいところは判明していない。
アルダナ
【Y編/バトル】
塔シヴァと女教皇パールバティによるミックスレイド。技名の由来は、性的信仰 (シャクティズム) を伝える聖典『カーマ・スートラ』に記された言葉 “アルダナーリーシュバラ”。これは “半身が女性のシヴァ神” という意味で、シヴァとパールバティとの合体によって両性具有神となり、宇宙創造のシンボルとなったものである。
伊織順平アワー
【Y編/イベント・6月1日】
学校にウワサとして流れた怨霊話を寮で説明するときに、順平が始めた小芝居。おそらく、怪談で有名な某タレントの語りを意識したものであると思われる。ただ順平の語りは、発音が良すぎてやや怖さに欠ける。本家のように、もっとボソボソと囁くような声でやれば完璧。
伊織の叫び声
【Y編/会話・5月17日】
試験前になると、自室から聞こえてくる。上の階にいる女子や、さらに上の作戦室にいる美鶴にまで聞こえているようなので、相当なボリュームの叫び声なのだろう。苦情が出ないのが不思議なくらいだ。もしかして他人の勉強の邪魔をしようという順平の策略なのかも?
幾月修司
【Y編/人物】
最初は月光館学園の理事長と紹介されるが、実は桐条でシャドウとペルソナを研究していた技術者であり、特別課外活動部の顧問である。昼行灯的なのん気さを持ち、周囲が凍りつくほどの冷たいダジャレを連発するのが好き。だが、さらにその姿すらも世間をごまかすためのもので、シャドウ研究を始めた桐条鴻悦の遺志を継ぎ、ひそかに滅びを召喚する宣告者 “デス” を捜し求めていた。10年前の事故時点では、さほど高い地位にはいなかったが、率先して事故の後処理を行なうことで信頼を得て、桐条家現当主である桐条武治の右腕的存在となっている。入寮直後に主人公のペルソナ暴走を見て、10年来追い求めていたデスを発見したことに 気付き、滅びを招くための儀式を密かに進めていた。最終的に死の儀式は失敗し、幾月は天文台から墜落して死亡。ただし、その遺体は未確認である。恐ろしい計画を誰にも気付かれずに遂行したところから、終末思想という滅びの狂気に蝕まれていたように言われているが、監視カメライベントで見られる一生懸命にダジャレを考案する様子を見ると、ダジャレ好きという部分だけは演技ではない愛すべき幾月の一部分であったと思われる。
イゴール
【共通/人物】
ベルベットルームの主で、この世界で唯一ペルソナ合体を行なえる存在。メアリー・シェリー原作の小説『フランケンシュタイン』に登場する召使い、イゴールが名前のルーツとなっている。極端に長い鼻を持ち、『ペルソナ』シリーズをとおして徐々に長くなっているのでは?との疑惑がある。ちなみに相方のエリザベスの名前の由来も、主のイゴールと同じく『フランケンシュタイン』から。ただしこちらは、小説版ではなくハリウッド映画版。シリーズ2作目として作られた『フランケンシュタインの花嫁」に登場する、女性型人造人間の名前から取られている。
「以上、ナビでした」
【Y編/イベント・4月7日】
ゲーム冒頭、登校時に主人公を案内してくれたゆかりが、別れ際に言ったセリフ。入寮直後にはやや硬かった態度が柔らかくなり、ちょっと無邪気で子供っぽく見える瞬間である。戦闘時のナビは美鶴と風花の役目となっているが、ゆかりのこの口調でナビをしてもらいたかったかも?
痛いの痛いの、飛んでけー!
【Y編/テレビ・4月9日ほか】
テレビ番組『偶然見かけたこんな人』で、レポーターのトリッシュが使う決めゼリフ。トリッシュはペルソナシリーズの『女神異聞録ペルソナ』と『ペルソナ2 罪』および『ペルソナ2 罰」で、回復施設を営む妖精として登場していたのだが、そのときの挨拶がこの「痛いの痛いの⋯⋯」だったわけだ。ちなみに『偶然見かけたこんな人』で紹介される街の人は、みな前作・前々作の登場人物となっていて、しかもその人物の誕生日に現われるようになっている。興味がある人はチェックしてみよう。
一期一会
【A編/イベント】
真田が順平との出会いをそう表現した。とくに言葉の使い方として誤りがあるというわけではないが、そもそも一期一会とは “誰かとの出会いは、それが最初で最後のつもりで誠意を尽くさねばならない” という意味の茶道で使われていた言葉。むしろ真田たちにとっては、主人公や荒垣との関係において、この言葉を使うべきかもしれない。
稲荷社
【Y編/場所名】
長鳴神社にある稲荷社。小さい社だが、近所に住むお年寄りたちはマジメに拝んでいるようで、お供え物のイナリ寿司が常に置かれている。ここで祈ると、さまざまな効果があるらしいが、何が起こるか祈ってみないとわからないのが玉に瑕だ。
犬語ホンヤク機能
【Y編/イベント・7月29日】
順平が評して言った、アイギスの特殊能力。監視カメライベントでは荒垣もそう言っている。もしかしてアイギスの製品仕様書に、“犬語翻訳機能 (オプション)”とでも書いてあるのだろうか?アイギスが言うには、高次な精神を持つ生き物は、言葉ではなくイメージを発することができ、それを読み取っているのだとか。人間にもあった能力だが、言葉に頼ることで失ったらしい。もちろん、メティスも同様のことが可能。
「今ならお買い得であります」
【Y編/会話・8月1日】
自分のペルソナの長所をアピールするアイギスが言った。本当に買えるものなら買いたいと思う ユーザーは少なくないだろう。ちなみにフィギュアなら、壽屋から 「ペルソナ3 アイギス 1/7スケールPVC塗装済み完成品」(6,090円/原型師:新居興介) が2007年8月に発売。また2007年10月にも、アルターから「ペルソナ3 アイギス 1/8スケールPVC塗装済み完成品」(6,090円/原型師:齊藤史樹) が発売される予定。
妹ちゃん
【A編/人物】
順平がメティスを呼ぶときの呼び方。いろいろとオリジナルなニックネームをつける順平にしては、ちょっと手抜きっぽいかも。やはり多少、壁を感じていたのだろう。
要らない苦しみ
【Y編/イベント・11月21日】
チドリが順平にもたらされたと言い、彼を遠ざけようとした。順平のことを考えると胸が苦しくなるとは、どう考えても恋愛感情なのだが、チドリがそんな経験のないまま成長してしまったが故の悲劇である。ただ、恋だとわかっていても苦しいものなので、彼女の気持ちもわからなくもない。
イレギュラー
【Y編/基本設定】
タルタロス外で出てくるシャドウ。ゲーム中の主人公たちは知らないが、そもそもシャドウは人間の中から発生するため、すべてのシャドウは発生時点においてはイレギュラーとなる。ただ、その瞬間を捕捉されることが少ないため、シャドウはタルタロス内にいる、という状態になっているだけである。ゲーム中に確認されたイレギュラーは、まずコロマルが神社で戦ったものがそうだが、それ以外では天田の母が死んだ晩に出たシャドウも同様である。
巌戸台分寮
【共通/場所名】
月光館学園の学生が入る寮。学校からやや離れた巌戸台地区にある。本来、学生寮は男女別であるのが原則だが、ここだけは特別課外活動部の拠点という関係から男女共用。またその成り立ちに関しても、妙に内装が広く豪華だったり学生寮には相応しくないとも思えるカウンターバーがある点からわかる通り、元はホテルとして使われていた建物だったという裏設定がある。なお、ゲーム中には台所や風呂が見当たらないが、じつは奥にあるドアから行ける場所にそういった施設がある ことがドラマCDでの描写から明らかになっている。
ヴァルホル
【Y編/バトル】
皇帝オーディンと剛毅ヴァルキリーによるミックスレイドで、仲間ひとりを3ターン完全無敵にする技。“ヴァルホル” とは別名で “ヴァルハラ”。古ノルド語で “戦死者の館” という意味となり、戦争で命を落とした戦士の魂がヴァルキリーによって集められ、オーディンの居城となるこの場所で不死の戦士として来たるべき終末に備えると言われる。
ウインナーコーヒー
【Y編/会話・8月1日】
天田は真剣にウインナーコーヒーが何かということを知らず、コーヒーにウインナーソーセージを入れるのだと勘違いし、からかわないで下さいと文句を言っていた。なんて可愛いんだ、コイツは。
ウエストすっきり低周波パット
【Y編/監視カメラ】
風花が時価ネットたなかで密かに買ったというダイエット用品。低周波を流して起こる筋肉の痙攣によって、強制的に腹筋を動かして脂肪を燃焼させるという仕組み⋯⋯かと思ったら、お腹がビクビクするのがメチャクチャくすぐったくて、笑いをこらえることで腹筋を鍛えるようになっているようだ。また、タイマーロックでもついているのか、一度装着するとしばらく外せないという構造的欠陥を持つ。ちなみに、これをつけて悶絶して苦しむ風花の声を、部屋の外で聞いた美鶴は、気まずそうに「気にせず続けてくれ」と言うが、いったい何をやっていると勘違いしたのだろう?
受付のオバチャン
【Y編/会話・9月28日】
順平が言うには「オレとチドリの仲を阻む、思わぬ伏兵」。ふたりの関係やその他を、根掘り葉掘り聞いてくるらしい。順平の表現を借りると、“オレとチドリの聖域に、イボつき健康サンダルで踏み込んで” くるとか。何やら戦う気満々だが、順平レベルでは返り討ちにあうのがオチだろう。
海丑
【Y編/場所名】
巌戸台の複合ビルに入っている牛丼チェーン店。真田のお気に入りの店で、彼は外で食料をテイクアウトする場合、ここの牛丼しか買ってこないとか。ただしプロテインと同時摂取するという、牛丼好きならずとも目を背けたくなる食べ方をする。それより減量が必要なボクサーとして、栄養の取りすぎが心配だが大丈夫だろうか?
裏口
【Y編/場所名】
入寮直後、大型シャドウに寮を襲撃されたイベントの際、主人公を連れたゆかりが最初に脱出しようとした扉。1階の奥に存在するが、普段は開けることができない。ただ、ゲーム中には用がないからこのドアの先には行かないだけで、実際はみんなが利用する厨房と風呂がこの先にあるらしい。プレイヤーが操作していないあいだに、主人公も食事に入浴にと利用しているに違いない。
占いゲーム
【Y編/場所名】
ゲームパニックにあるゲームで、1回2000円。ドクター・エドガーによる怪しげな占い、と説明されるが、もしやこのドクター・エドガーとは某学園の保健教諭のことかも⋯⋯?占いを行なうと装備ペルソナの魔力がアップする効能があり、このへんの怪しさも江戸川説の根拠となっている。
ウワサ
【Y編/イベント・4月7日】
ゲーム冒頭で流れた、主人公とゆかりが付き合ってるとのウワサ。転校初日の登校時にゆかりに付き添ってもらったのが原因である。その後ゆかりが入寮時の影時間の件について、「昨夜のこと言ってないよね」とわざわざ自分から学校で漏らしたせいで、きっとウワサに拍車がかかってしまったのだと思われる。
運命と言う名のフォーチュン
【Y編/コミュ】
鳥海先生の隠者コミュ後日談で、英語の寺内が言う。インド人の旦那と出会ったのが、運命という名のフォーチュンだったらしい。日本語がおかしいというか、英語がおかしいというか、いつもはツッコミを入れられる側の鳥海先生をして、「“頭痛が痛い” よりビックリだわ⋯」とツッコませしむ発言である。なお、珍しくセリフが多いこのイベントで、寺内先生はここぞとばかりに名言を連発する。「素晴らしい発想のチェンジ」、「私にもセイム体験あります」など必見。
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futsunooppai · 1 year
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フレンドクイズの回答と解説 前編
あまりに文章量が多いので前後編にわけました。
どもーむーさんですー
最近ですね、フレンドクイズなるものが自分の周囲で流行っておりましてですね、作ってみたんですよ
これが選択肢にこだわりすぎてめちゃめちゃ正答率が低かったので、回答・解説をつくってみました。写真は全部私が食べるときにお店に聞いて撮ったやつ!
あっ、そんなに自分のこと知ってほしいわけではなくて。。。選択肢にたくさんおすすめを入れてたので説明させてほしい(=推し食べ物の宣伝)って感じです。
では以下に解説。
設問1
むーさんが一番好きな蕎麦屋
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A. かめや 新宿店  でした!
頻繁にupしているので正答率高めでした。
新宿西口にある超有名な飲み屋街「おもいで横丁」内にあるお店です。
私の推しは断然「冷やし天玉そば」!!
これがいいのよ〜
蕎麦湯もついております
なんとワンコイン以下!!今は480円だったかな?外食が値上がりする中これはなかなかの安値。
最近はインバウンド人気で老若男女関係なくお店に来ている様子なので、行きやすいと思います。新宿で小腹が空いたらぜひ。
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ちなみに他の選択肢
かめや神田東口店
かめや神田西口店
は、かめや新宿店とおなじ系列店です。「神田が本店」だそうです。東口と西口2つあるんだけどどういうこと……?
ちなみにこちらは冷やし天玉の具が違います。神田の店はわかめが入ってるんだよね!!ナンデ!?
わたしはかき揚げと温玉とねぎだけでいいかな
かのや新宿西口店は、こちらも昔からのお店なんですけども、蕎麦ではなくておうどんメインのお店ですね。めんつゆにこだわりの強いお店で、具沢山の「かのやうどん」にはファンも多いです。かめやとは味の方向性が全然違うので「かめや美味しくないやんけ!」と思ったらこっちに行くといいのかも。
設��2
むーさんが一番好きなラーメン
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A. 岐阜屋 焼肉ラーメン でした!
これも「おもいで横丁」の中にあるお店で、中華料理を出す大衆居酒屋ですね。
この店でラーメン食べてる人をめったに見ませんが私はコイツが好きでねえ……。素ラーメンの上に肉野菜炒めが乗っかってます。こんなかんじ。
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他の選択肢
らぁ麺鳳仙花 金目鯛らぁ麺
らぁ麺くろ渦 特製のどぐろそば
こちらは両方「らぁ麺はやし田」が新宿で経営しているラーメンブランドになります。ぶっちゃけこっちの方がみんな好きだと思うよ。美味しい割にそこまで並ばないしおすすめ。私も大好物。でも私が一番好きなのは焼肉ラーメンだーい。
中華そば 流川
こちらはSLAM DUNKの流川から名前をとってるラーメン屋。ラーメンのお茶碗に入ってるロゴデザインもめちゃめちゃスラムダンクぽい。これ。
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細かい分類わからないんだけど、はやし田系列の味と似た印象をもってて(個人の舌による評価ね、詳しい人からしたら大違いだったらごめんなさい)、とにかくここらへんの味が好きだなあと思ってる。
あと流川で重要なのは、「俺の麺 春道」のラーメンも食べられるってこと。春道は流川が今店舗構えてるところに前に入ってたお店。全然タイプの違うドロッとしたつけ麺で、気に入ってたからまだ食べられて嬉しい。春道と流川ってこれ完全に翔北だよね。
設問3
むーさんが今までの人生で一番美味しかった果物
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A. ベトナムで食べた旬のライチ でした!
これはねえ、ほんとにねえ。。。
飛ぶぞ。びゅんびゅんだぞ。
冷凍されたあれはなんだったん?ゴム?になる。
果汁がワアっと溢れて、透明な果肉で、すごく爽やかな甘味でお花のように香り高かったよ!!!
一房しか食べたことないんやけどね。
タイムラインでライチの話題が出るたび語ってたから正答率高めでしたね。
原産国は中国で、5月くらいかな?になると中国の方で採れたライチが出回るのさ(って市場の人が言ってた)
ベトナムに昔語学留学してたときに市場にいつもは置いてないライチがあったから買ってみて食べたのです。あの時の感動が忘れられません。
ちなみに2番手に来るのが「大阪のデパ地下で食べた食用ほおずき」になります。また食べたくて実はずっと探してるんだけど、見た目以外の記憶がなくて難航してる。その過程で日本にも食用ほおずきというのは結構あるのだと知りましたね。他の品種は食べてみたけど香りが違うかったなー。黄緑に近い薄黄色で小ぶりの食用ほおずきの情報求む。
白いちじくは実家でそだててたのでよく食べてました。いちじくの美味しいタイミングって「木に実って限界まで熟してから朝摘んでその場ですぐ食べる」だとおもいます。朝祖父が摘んできて1時間後に家で食べてもちょっと違うの。直接木に行ってもいですぐ食べる。あと、熟し方とかお天気で一つ一つのいちじくがめちゃくちゃ味がブレる。美味しいのにあたるととっても嬉しい。市販のをコンポートにしたくらいが、似た味かも。
青山ファーマーズマーケットで買ったりんごもおいしかった!
品種も値段も農家も覚えてないけど、なんか良かったなあって心に残っててたまに思い出します。
設問4
むーさんが30代でようやく克服した食べ物
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A. なすの漬物 でした!
ピクルス JKの時にマックで克服。好物。
なすの漬物 30代で数年ぶりに食べたら行けた
らっきょう 実はまだちょっと苦手
パクチー ベトナム住んでるときに適応。好物。
設問5
むーさんの一番好きなクッキー
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A. フェルヴェールのショートブレッド でした!!
全人類買って(強火)
フェルヴェールは富山にあるセイアグリー健康卵という卵を使用した洋菓子屋さんです。
今見たらHPが大幅にオシャレ化してた!!めちゃ古くてもったりしてたのに!
大興奮!!
ここのショートブレッドはひくほど滑らかで、歯でクッキー噛んだ瞬間のサクホロが他社クッキーの何百倍くらいサク……してるんです。
例えるなら、
小学校のとき理科の授業でやった、校庭の砂をペットボトルにいれて水注いでシェイクすると粘土と砂と砂利の3層にわかれるって実験で(うちの母校しかやってなかったらごめん)
世間のサクホロクッキーが砂の層なら、フェルヴェールは粘土の層くらいなめらか。
ここのクッキーでしか私はこの食感知らない。上京してから「なんかサクホロしたクッキー久しく食べてないなあ……都会ならどっかに似たやつあるか」って自分なりに探したけど見つけられなかった。ぜひ食べてみてほしい。通販あります!
初心者は○△□全部入ってるミックスがおすすめ。
さて、次にすすめたいのはアンリ・シャルパンティエのクッキー。
名前の時点で既にいいよね。絶対おしゃれな奴。
ここは焼き菓子すべてが小さめで、色々入った詰め合わせが本当に魅力的。見た目も可愛いしばっちり美味しいし、何より安い!!見てくださいこれ、これ。44個入でも2160円。地方にいったら安くお土産配るために売ってるプリントクッキーとかあるけど、あれとタメはれるくらいコスパよくないですかね。こんなかわいいのに。すごい。
なぞに木製のエッフェル塔ぽいもの入ってるのもいいよね。都内だとデパ地下に割とよく入ってるので手土産などの候補に是非どうぞ。
カントリーマアムバニラ味は初めて食べたとき衝撃をうけたクッキー。やわらかクッキーデビューでした。白あんが使われてるからしっとり柔らからしいね。
ステラおばさんのクッキーはなかなか縁のない奴なのですが、私の好きなデザイナーさんが絡んでいた時期があり、なんとなくファンです。
前編はここまで
読んてくれた方ありがとうございました!
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myonbl · 2 years
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2023年3月28日(火)
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いよいよ年度末、町内会計をしめる作業に取り組んだ。すでに収支の表は作成済みだが、代々伝わる会計簿に手作業で記入しなくてはならない。こればっかりは老眼&悪筆の私の手に負えず、ツレアイの休みを利用して作業してもらった。残金をゆうちょ銀行の口座に入金し、最終的な収支決算表を作成して監査に回すのだ。ふーっ、疲れたー!
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今日は全員休みなのでゆっくりと寝て、6時に起床する。
日誌を書く。
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朝食は昨晩のタケノコご飯、少し焦げがあって美味しい。
洗濯1回。
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AppleのOSアップデートが来ていたので作業する。
ツレアイに頼んで、町内会計の作業を手伝って貰う。まずは行事日程と照らし合わせながら、領収書の数字を会計簿に記入する。次に、領収書を台紙に貼り付け、最後にゆうちょ銀行で残高を入金して準備完了。後は会計監査のみ、資料を用意して監査役(=昨年度の会計係)のFさん宅に届ける。
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休日のランチは2色スパゲッティ+🍷、キャベツとタマゴ/タマネギとベーコン。
午後はノンビリと選抜高校野球を鑑賞する。不思議なもので京都に住んで半世紀になるが、高校野球だけは生まれた兵庫県の代表をつい応援してしまうのだ。
夕方、Fさんが監査を終えて資料を返却に来られる。
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早めの夕飯、残り物あれこれ、スペインの赤が美味しい。
録画番組視聴。
興福寺 国宝誕生と復興の物語 つなぐ!天平の心
[BSプレミアム] 2023年03月28日 午後6:00 ~ 午後7:00 (60分) 平家南都焼き討ちに負けるな!大修理始まる奈良の象徴五重塔に匠がしかけた驚きの技!運慶が学んだ阿修羅の秘密!無著と法相六祖と天平彫刻を徹底比較!大迫力ドローン映像 出演者ほか 【出演】興福寺 貫首…森谷英俊,奈良国立博物館学芸部 主任研究員…山口隆介,東京大学大学院工学系研究科准教授…海野聡,【語り】柴田祐規子,【朗読】小澤康喬
詳細 奈良興福寺が守り続けてきた天平の心と国宝の数々を探る▽秘仏続々登場!北円堂運慶作の弥勒・無著・世親や南円堂康慶作の観音・法相六祖▽古代と中世のハイブリッド?五重塔が美しい理由▽高村光太郎たたえた天平彫刻の写実と歴代美術史家が絶賛した無著像のリアルを徹底比較▽康慶の仏像に異を唱えた藤原氏!その革新性とは▽東大大学院日本建築研究の海野聡と奈良博彫刻担当の山口隆介が天平の心と中世の職人と仏師の思いに迫る
もう一度落ち着いて見直してみよう。
片付け、入浴、体重は750g増、よく食べたから納得(!)。
疲れたので早めに就寝。
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今日はウォーキングに出る気が失せたので3つのリングは完成せず、水分は1,540ml。
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tokyomariegold · 2 years
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2022/11/19〜
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11月19日 スーパーの半額のお豆腐の賞味期限が、11月20日日で「?」だったけれど、もう11月も19日だったとは!
今日は税関スタンプラリーのために横浜へ行った。横浜へ行く道のりや、横浜の街の位置感覚を少しずつ覚えてきている。新しい街の事を少しずつ知ることができている感覚が、久しぶりで新鮮で楽しい。 横浜は人が多かったけれど、海が広いからか、何かゴミゴミした感じがしなくて、ずっと開放的な気分でお散歩ができた。
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カスタムくんファン(?)が思ったよりも多くて、スタンプラリーに参加してせっせとポイントを巡っている人たちを見て焦ってしまい、あまりスタンプポイントの施設をゆっくり見学することができなかった。また海上保安庁の博物館に行きたい。あと、山下公園の近くのシルク博物館が気になったのと、山下公園入り口のインド取水塔ご工事中だったので、次は見られるといいな。 なるべく芝生を歩いて、犬やシャボン玉をする親子やクラリネットの練習をするおじいさんに混ざって歩いた。 横浜はデートスポットのイメージがあって、1人で出かけることにどこか不相応な気後れがあったけれど、午前の時間だったからか、山下公園ではお婆さんたちがお弁当を食べたり体操をしたりしていた。 赤レンガではお祭りが開催されていて、たぶんその運営スタッフさんが、赤レンガ倉庫の際で海を向いて、たぶん崎陽軒のお弁当を食べていて正解な感じがした。
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イチョウもとても美しく黄色く映えていた。
ふらっと1〜2時間お散歩だけした横浜。 こんな感じでたまに訪ねて、少しずつ街を知っていきたい気持ち。苦手意識が薄れてきている!
今日が返却期限の本を返しに図書館へ行き、乗り換え駅で切らしていた化粧品を買って、フィルム現像を出して、早めに帰宅できてえらい。
スタンプラリーを巡ったゴールでカスタムくんキーホルダーをもらったよ! ゴールの税関で職員さんにスタンプラリーカードを渡すと「キーホルダーとカスタムくん、どちらが良いですか?」と訊かれ「カスタムくんキーホルダーが良いです!」と答えてしまった。 昨日からちょっとしたディスコミュニケーションが続いているな…
サンタクロース村は、ステージとモ��ターが設置されていて、もうすぐクリスマスシーズン開幕のイベントがあるみたいです。
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11月20日 雨が降りそうないい天気で、雨が降ってからはダメダメだった!予定を済ませて、掃除をして、フィルム現像をとりに行く。お花を買う。 少しずつ増える手荷物と折りたたみ傘で、腕も手も塞がるけれど、帰りにスーパーにも寄ってしまう。 焼魚が食べたい日々で、でも電子レンジ調理が限界のところで、レンジ焼き魚を作れる箱をamazonで見つけたので買ってみた。夏休みの自由研究みたい。今朝届いていた事をスーパーで思い出して、生魚を買ってみようとするけれど、もしかして塩とか酒とかも必要?と不安に色々考え始めているうちに、目を付けていた半額の鯖の切り身たちが、目の前でどんどん他人のカゴの中に入ってなくなってしまう。 もう少し余裕のある時に生魚を買おう、と、コンビニの焼き魚を買いに行くと今日に限って欲しいお魚がない。 もう一度スーパーへ戻り、さっき買ったものを片手にレトルトの鯖を持ってレジへ。 今日はこのスーパーで10%引きクーポンの配布だったので、ものすごく姑息な手段で2枚クーポンをゲットしてしまった感じで落ち込んだ。雨の日はダメだ。
これは私が摂食障害だから、スーパーとコンビニを行ったり来たりして、これしか食べたくないものに取り憑かれてこだわってしまうのかしら。みんな、鯖の塩焼きが食べたいけれど、赤魚の煮付けで妥協しているのかしら。
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昨日の税関スタンプラリーを終えて、先の楽しみがすっかり分からなくなってしまった。 インスタグラムをみると、なんと!マンスーンさんも昨日このスタンプラリーに参加して、カスタムくんを手に入れていた!!
お花屋さんで、男性のお客さんが「紫の花で…」と花束のオーダーをしていたので、担当カラーが紫の推しに送るのかな、と思った。
11月21日 気がついたら16時だったし、とても居残りをしてしまい、逆にハイになって疲れがわからない。明日は研修なのに。
でも、その中でも、学生時代に憧れていた友人が目白でオフィスを構えて、そこで不定期でブックカフェを開いている事を知る。 近々目白に行く予定なので、場所を聞いてみようかメッセージをしようと迷い中。 こないだ夢に出てきてから、会いたい訳でもなく、ただいたずらにメッセージを送ったりしたい!と思っていたので、ちょうど良い。
お手洗いで、おしゃれな方から「黒の革のフレアスカート履いたりしない?」と、状態が良ければあげるわ!と言ってもらう。
1期下の方から弘前のお土産をいただく。 貯めたマイルで、ランダムに選ばれた旅行先へ行ってきたとのこと。ちょっと気になるので調べてみよう。
本の電子化の注文をして、配送用の段ボールを注文した!えらい!
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11月22日 東京で研修。やっぱり東京は暖かくて、室内は暖房がよく効いていて、ぼーっとしてしまう。頭を頑張って稼働させて、目と脳が痛い。 懐かしい方々に会えて、とっても笑顔になったり、もう2度と会わないんじゃないか、な、全国津々浦々な方々に会って、名前を伝え合ったりして顔が疲れた。
絞り出す会話を、本当に絞り出しています!満載でやってくる人もいれば、スマートにやり過ごす人もいて、私は何も絞り出せずおどおどしていた気がする。
前の職場の方々にご挨拶をした。 みんな覚えていてくださっていて安心して、自分の苗字が珍しくてよかったね、と思った。 手土産に、と近江屋洋菓子店でマドレーヌを購入。平日の朝だからか、たくさんの種類のパンがあって、目玉焼きの乗ったラピュタみたいなパンがあるな〜と思ってみてみると“フレンチトースト”とプレートが立っていた。
研修の帰り道、とにかく疲れていて、1期下の方と上野公園までお散歩して帰った。とにかく疲れていたのに夜の東京さんぽがとても楽しかった。 東京で働きたい!と改めて思ったり、やっぱりこのままでいいのかも、と思ったり、クリスマス何しよう、と思ったり、でもとにかく疲れていて、自撮りをして適当にSNSを更新したりした。
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11月23日 雨だ〜と、窓を少し開けて二度寝でうとうとしながら、たぶん現実のお隣さんの会話と、自分の夢の間を行ったり来たりした朝。 お隣さんは2単語しりとりをしていて”◯◯の××”みたいに意味の通じるワードでしりとりを続け“◯◯のやかん”と言ったところで「それはなしでしょ〜!」と笑い合っていた。私は、そもそも“ん”がついてるじゃない!と思って��た夢。
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昨日の疲れを引きずって、たくさん薬を併用して外に出る。久しぶりにお友達に会えてとっても嬉しかった!お休みの日に誰かとお茶をするのが、とても久しぶりだった気がする。 嬉しくって、昨日の研修がとっても疲れたことから将来の不安までたくさん話してしまった。 友人は、私のコートとワンピースのボタンを付け直しながら話を聞いてくれた。お茶をしたデパートのクラシカルな喫茶店もとても良くて、注文したシナモンティーのビジュアルが2popだった! ボタンを付け直してもらったお礼に、ナインチェサブレを旦那さんと2人分渡すと、旦那さんはこうゆうキャラクターを模したお菓子を食べることに抵抗がある方だ、と教えてくれた。 それと、彼女たちは昨日が結婚記念日だったことを私が思い出し、よく覚えているな!と言ってくれた。 やっぱり今でも、友人が誰かと結婚して暮らしていることが信じられない時がある。
定期入れに昨日の研修でもらった全国津々浦々の名刺を入れっぱなし。愛知とか新潟とか青森とか。
年末になるとどうしようもなく寂しくなるのは、友人も同じらしく、誰かと暮らしたりすれば解消するのか?と思っていたのは、私のただの他力本願で、結局誰かといても気分が落ち込んでその相手に勝手に絶望するところでした!危ない〜。
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11月24日 2回連続で職場の食事会をドタキャンしようとしている。もう気持ちがダメでちゃんと人と接するモードを保てる自信がなく、もちろん食事もできないし、お部屋の掃除をして寝るのが1番!の気持ち。 こんなにもドタキャンをしまくっても、有効的モードで社会でいられるようになれば、今後もやっていける気がするし、何より自分をダメにしてはいけない!誰か無理しないでいいよ、って言って!という気持ち。
髪を切ったら2週間、ネイルをしたら1週間は自分の体にしっかり馴染むまで時間がかかる傾向。
昨日久しぶりにアボカドを、ちゃんと皮を剥いて包丁で輪切りにして食べたら、それだけで美味しかった。
11月25日 上司がブラックフライデーでダイソンの送風機を買った話をしていて羨ましい。
今日の回はお断りしてお家で掃除と電子書籍化する本の配送準備をした。 いけなくなった事を伝えると「わかりました!理由書いてもいいですか?」と、とっても明るく対応してくれて少しつらかった。 理由はないので、ちょっともうダメで…、と本音を伝えた。 午後になって「予定がないのなら、少しだけ、飲み物一派だけでも行きません?車で送りますし!」と言ってくれる。ちゃんと断って、今、おうちで日記を書きながらお香を眺めている。
なんというか、生まれつき元気がない人と生まれつき元気な人がいるよね〜、と思った日だった。
革のスカートをもらってくれないか、と言ってくれた方から黒のスカートをいただく。 切りっぱなしのフレアスカートでかわいい!ただデニムの上から試着しても腰下まで下がってしまうので「あ〜サイズがだめか〜」となった。でも何かしらの工夫で着たい!と思い、いただいて、帰り道でベルトを買ってみた。それと落としてしまったBluetoothイヤホンも買ってブラックフライデーをした。 「タンスの肥やしなので〜、ありがとう。」と、人に服をあげられる豊かさって良いな。 私も次は服を売ったりする準備をしたい。
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tobiphoto · 6 months
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ドラマ・小説・Audible感想『殺人分析班シリーズ』
※サスペンス作品についての感想です。暴力についての描写があります。
 元は麻見和史さんによる警察小説。警視庁捜査一課十一係が様々な帳場(事件が起きた場所近くの警察署にたてられる捜査現場)から関係者に聞き取りをして、犯人との一進一退を如月塔子と犯人の目線を通じて堪能できる。個人的肌感覚としては様々な邦作品の中でも「硬派」なシリーズだと思っていて、殺害の方法や担当する事件も比較的エゲツナイ。それ故に美術も怖い。以前、台湾ドラマの『次の被害者』について「美術がスゴイ」という感想を書いたのですが、このドラマも負けていないと思います。わたしはHuluで視聴しました。  ちなみに、わたしが「軟派」だなと思っている作品には『探偵が早過ぎる』(元は井上真偽による小説、原作は未読、ドラマ版はコメディミステリとして良作でした)、『ブルックリン・ナイン-ナイン』(ドラマ、Netflix)、『警視庁・捜査一課長』(ドラマ、4/18スペシャルが放送予定)、『MIU404』(ドラマ)、杉下右京がいれば大丈夫補償を「ハラハラせず見れる」と考えるなら『相棒』(ドラマ)なども含まれるかもしれない。
 ドラマ版初期の2作(『石の繭』と『水晶の鼓動』)は如月の組織を信頼しきれていないところが自分にも体験のある「周りを信じられない突っ走り」を覚えて、歯ぎしりしたくなる「ぐぎぎぎ」としていた部分があったのですが、3作目の『蝶の力学』では相棒鷹野の現場の見方、筋読み(ミステリの場合推理ともいえる)などを吸収し、刑事としての活躍を安心して見ることができ、さらに魅力を感じました。
※ここから後、作品に関する大きいネタバレが含まれます。
 実は鷹野が主役ともいえる『邪神の天秤』から視聴しました。元々、Huluの『十角館の殺人』(元は綾辻行人の小説)ドラマ化で、青木崇高さんの演技をもっと見たいと思ったんです。そんな時、おススメ作として彼が天秤を持っている『邪神の天秤』に魅力を感じて試聴したという経緯があります。『十角館の殺人』『邪神の天秤』どちらも良い作品でした。  ただ、一気見してしまうと日本の公安が裏をかかれ過ぎて、「この組織がある麻見世界��日本大丈夫か!?」度合いが深まる。いや、刑事だった時もエゲツナイ事件をいっぱい担当させられていた鷹野ですし、『警視庁捜査一課十一係』がある日本は一般人が恨みつらみを募らせて起こす事件の度合いがスゴイ派手なので、「麻見世界の日本ヤバイ」は変わらないのですが。そんな社会の中、それをどうみんなで解決するのか、というのも見どころだと思います。  不満として、松雪泰子さんの声が一部聞き取りにくい部分があり、これは日本のドラマに映画全体の問題で、音声にもう少しお金をかけてほしいという過去からの希望があります。誰かを避難させるシーンなどは凛として鋭い彼女の声が届くので、お願いなのでマイクにもうちょっと金かけてほしい。
 良作は良作に繋ぐものだと思っていて、例えば『十角館の殺人』(ドラマ)→『邪神の天秤』『石の繭』『水晶の鼓動』『蝶の力学』→Audible『殺人分析班シリーズ』と勢いで遷移してしまいました。今度は小説をこの目で読みたい…ということでウズウズし、現在手元に小説もあります。さっそく『鷹の砦』を読みました(実は作品の順番を一つ間違えた)。 わたしの場合なのですが、ドラマ版を先ず見たことによって、十一係のメンバー、組織の動きがぼんやりと想像しやすくなったこともあり、小説にもすんなりと入りやすかったです。
リンクは今(2024.04.02)直ぐ見れるHulu版で記しました。 ■Hulu 『石の繭』https://www.hulu.jp/stones-cocoon 『水晶の鼓動』https://www.hulu.jp/crystals-beating 『蝶の力学』https://www.hulu.jp/a-butterfly-effect-the-murder-analysis-team 『邪神の天秤 公安分析班』https://www.hulu.jp/the-evil-gods-scales-public-security-analysis-team
■Audible 殺人分析班シリーズ 
他この記事内で言及した作品 ■Hulu 『十角館の殺人』https://www.hulu.jp/jukkakukannosatsujin 『探偵が早すぎる』https://www.hulu.jp/the-detective-is-way-ahead 『MIU404』https://www.hulu.jp/miu404 ■Tver 『探偵が早すぎる』https://tver.jp/series/sryx3kaw3q 『警視庁・捜査一課長』https://tver.jp/series/srhaimmbn7 『相棒』https://tver.jp/series/sr9nwp97r5 ■Netflix 『ブルックリン・ナイン-ナイン』 https://www.netflix.com/jp/title/70281562
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kachoushi · 6 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年4月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年1月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
ドッグラン鼻と鼻とで交はす賀詞 荘吉 裸木のはるかを白く光る街 要 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 順子 人波をこぼれながらの初詣 光子 焼芋の煙たなびく志んぐうばし 和子 群衆といふ一塊の淑気歩す 順子 寒雀神馬と分かちあふ日差し 光子 寒雀入れ神苑の日のたまり 同 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
岡田順子選 特選句
跼り清正の井を初鏡 昌文 本殿につぶやく寒紅をつけて 光子 楪の浴ぶる日我にゆづらるる 慶月 肺胞に沁み込んでゆく淑気かな 緋路 冬草や喧騒去りて井戸残し 眞理子 馬見えぬ乗馬倶楽部の六日かな 六甲 寒鯉来おのれの色の水を分け 緋路 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一束もいらぬ楪もて遊ぶ 成子 深井より羅漢に供ふ冬の水 かおり 赤なまこ横目に買ひし青なまこ 久美子 畳みたるセーターの上に置くクルス かおり 再会のドアを開けばちやんちやんこ 朝子 半泣きのやうに崩るる雪兎 成子 火を見つめ男無口に薬喰 かおり 歳晩の一灯母を照らすため 朝子 悴みて蛇となる能の女かな 睦子 その中の手話の佳人やクリスマス 孝子 悪童に悲鳴をはなつ霜柱 睦子 凍空とおんなじ色のビルに棲み かおり かくも典雅に何某の裘 美穂 唐突に雪投げ合ひし下校の子 成子 楪や昔硝子の磨かれて かおり 奥伝の稽古御浚ひする霜夜 愛 出会ひ重ね寿限無寿限無と年惜む 美穂 冬灯一戸に遠き一戸あり 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
流れ来し葉屑も霜を置いてをり 昭子 御慶述ぶ老いも若きも晴れやかに みす枝 初春の光りまとひし石仏 ただし 神なびの雨光り落つ氷柱かな 時江 地震の中産声高き初笑ひ ただし 歌留多とり一瞬小町宙に舞ふ みす枝 まだ誰も踏まぬ雪道新聞来 ただし 奥の間に柿餅吊し賑はへり 時江 さびしさの枯野どこまで七尾線 昭子 万象の音の鎮もり除夜の鐘 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月9日 萩花鳥句会
初句会吾娘よりホ句のファクシミリ 祐子 書き初め震何んぞ訳あり辰に雨 健雄 吹雪突き突進するエネルギー 俊文 日本の平安祈る今朝の春 ゆかり こがらしが枯葉ころがしからからと 恒雄 平穏な土地にて食べる七草粥 吉之 御降や茶筅ふる音釜の音 美惠子
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令和5年1月10日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
被災地にすがりし木の芽盛んなる 世詩明 的中の乾いた響き弓始 誠 初場所の桟敷の席の晴れ着かな 同 初御空耶馬台国は何処にぞ 同 石段を袖振り上がる春著の子 同 細雪番傘粋に下駄姿 幸只
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月11日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
年上の夫に引かるる初詣 喜代子 地震起こり慌てふためく大旦 由季子 曇り拭き笑顔映りし初鏡 さとみ 地震の地にぢりぢり追る雪女 都 冴ゆる夜の天井の節をまじまじと 同 男衆が重き木戸引き蔵開き 同 寒月や剣となりて湾の上 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
海鳴や雪の砂丘は祈りめく 都 初電話卒寿は珠のごと笑ひ 同 針始友が未完のキルト刺す 同 授かりし神の詞や竜の玉 悦子 蜑に嫁し海山詠みて老いの春 すみ子 焚上げの火の粉加勢や冬銀河 宇太郎 古傷を思ひ出させて寒四郎 美智子 枯葦の透き間に光る水一途 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
寒の雨誦経とよもす陽子墓碑 文英 寒林を上り来よとて母の塔 千種 顔消えし元禄仏へ寒菊を 慶月 道祖神寄り添ふ寒の雨うけて 慶月 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 裸婦像の背にたばしる寒の雨 同
栗林圭魚選 特選句
信州へ向かふ列車の二日かな 白陶 寒林を上り来よとて母の塔 千種 晴天の初富士を背に山降る 白陶 大寺の太き三椏花ざかり 幸風 空までも続く磴なり梅探る 久 はればれと良き顔ばかり初句会 三無 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 五姉妹の炬燵の会議家処分 経彦 走らざる枯野の車両咆哮す 千種 凍蝶のポロリと落つる影哀れ れい 三椏の開花明日かと石の門 文英
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月13日 枡形句会(一月十三日) 栗林圭魚選 特選句
嗽ぐをどる喉越し寒の水 幸風 七福神ちらしの地図で詣でをり 多美女 七福神詣りしあとのおたのしみ 白陶 凍て鶴の青空渡る一文字 ���子 金継ぎの碗に白湯汲む女正月 美枝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月15日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
曇天に寒紅梅や凜と咲く のりこ 寒梅のつぼみの枝の陽の仄か 貴薫 青空に白き寒梅なほ白く 史空 朝の日に紅色極め寒椿 廸子 我が机散らかり初めし二日かな 和魚 倒れ込む走者にやさし二日かな 三無 釦穴に梃摺る指や悴かみて あき子 夢てふ字半紙はみ出す二日かな 美貴 二日早主婦は忙しく厨事 怜 りんご飴手に兄妹日向ぼこ 秋尚 雪遊びかじかむ手の子包む母 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
幼子の運を担いで福引へ 実加 寒空や命尊きこと思ひ みえこ ことわざを子が覚えをりかるた取り 裕子 元旦の母と他愛もない話 同 元旦や地震の避難を聞くことに みえこ 初詣車椅子の児絵馬見上ぐ 実加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
古里に温石と言ふ忘れ物 雪 師の墓に愛子の墓に冬の蝶 清女 寒の月見透かされたり胸の内 眞喜栄 鴨浮寝無言の中にある絆 同 降る雪を魔物と今朝を天仰ぐ 英美子 藪入りも姑の一言行けぬまま 同 庭仕事今日冬帝の機嫌よき かづを 玻璃越に霏々と追はるる寒さかな 同 正月が地獄の底に能登地震 みす枝 雪しまき町の点滅信号機 ただし お御籤の白き花咲く初詣 嘉和 若狭より繋がる水脤やお水取 やす香 水仙の香りて細き身の主張 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
寒紅の濃き唇が囁きし 世詩明 お雑煮の丸と四角と三角と 同 正月の馳走其々ある謂れ 千加江 新年の風も言の葉も美しく 和子 磯の香も菰巻きにして野水仙 泰俊 捨て舟を取り巻くやうに初氷 同 左義長や炎崩れて闇深し 同 去年今年形見の時計よく動く 同 ふと今も其の時のマフラーの色 雪 天地に誰憚からぬ寝正月 同 迷惑を承知の猫に御慶かな 同 不器用も父似の一つ初鏡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 鯖江花鳥句会(一月十七日) 坊城俊樹選 特選句
而して九十三の初鏡 雪 蛇穴に入り人の世は姦しく 同 紅を差し眉ととのへて近松忌 同 懐手おばあちやん子を憚らず 同 鬼つ子と云はれて老いて近松忌 同 着膨れて顔ちさき女どち 一涓 歌かるた子の得て手札取らずおく 昭子 年新たとは若き日の言葉とも やす香 新年を地震に人生うばはれし 同 元旦を震はせる能登竜頭めく 同 裂帛の気合を入れて寒みそぎ みす枝 風の神火の神乱舞どんど焼き ただし 八代亜紀聞きをり外は虎落笛 清女 寒怒濤東尋坊に砕け散り 同 波の腹見せて越前浪の華 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月19日 さきたま花鳥句会
月冴えて城址うろつく武者の翳 月惑 仲見世を出て蝋梅の香に佇てり 八草 枯菊や木乃伊の群の青き影 裕章 寒鴉千木の反り立つ一の宮 紀花 合掌す金波銀波の初日の出 孝江 青空に白き一機や寒紅梅 ふゆ子 初詣令和生まれの児と犬と ふじ穂 白鼻緒水仙の庫裏にそろへあり 康子 激震の恐れ記すや初日記 恵美子 お焚き上げ煙を浴びて厄払ひ 彩香 我が干支の年につくづく初鏡 みのり 家篭りしてをり冬芽萌えてをり 良江
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令和5年12月1月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
師を越ゆる齢授かり初鏡 雪 初笑玉の如くに美しく 同 大晦の右大臣左大臣 同 猫の名は玉と答へて初笑 同 天が下縁深めゆく去年今年 数幸 能登の海揺るがし今日の空冴ゆる 和子 しろがねの波砕かれて冴え返り 笑子 語り継ぐ越前の秘話水仙花 同 雪降れば雪に従ふ越暮し 希子 皺の手にマニキュア今日は初句会 清女 初電話親子の黙を解きくれし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蟷螂を見て戻りたるだけのこと 雪 もて余す老に夜長と云ふ一つ 同 蟷螂の緑失せつゝ枯れんとす 同 小春日や袱紗の色は紫に 泰俊 正座して釜音聞くや十三夜 同 海沿ひにギターの調べ文化の日 千加江 枝折戸をぬけて紅さす返り花 笑子 祇王寺の悲恋の竹林小鳥来る 同 大胆な構図を取りし大銀杏 和子 宿の灯も消して無月の湖明り 匠 秋の海消えゆくものにますほ貝 天空 落葉降る賽の河原に降る如く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
異ならず枯蟷螂も人老ゆも 雪 世の隅に蟷螂は枯れ人は老い 同 無造作に残菊と言ふ束ね様 同 冬ざれや汽車に乗る人何を見る 泰俊 石膏でかたまりし腕冬ざるる 和子 山眠る小動物も夢を見る 啓子 路地裏の染みたる暖簾おでん酒 笑子 冬ざれや路面電車の軋む音 希子 おでん屋の客の戯れ言聞き流し 同 風を背に連れておでんの客となり かづを にこにこと聞き役おでん屋の女将 同 冬紅葉地に華やぎを移したり 同 街師走見えざるものに背を押され 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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lovesickgelato · 7 months
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day3
時差ぼけルーブルから爆睡からの、パリ生活2日目。
早く寝たので早く起きた。6:41にアイスのパッケージを撮った記録がある。もう外は明るい。生活圏で迎える初めての朝。そのアイスとネスプレッソ(あれはサービスだったのかと問う日々)をお腹に入れて、簡単な身支度をして、げき狭エレベーターにて出発。日曜朝9時家を出て、朝調べたパン屋に向かう。エッフェル塔の見える橋を渡り、半袖でよかったかな?と思うくらい涼しい��通りの少ないパリ。パン屋は7区の「les gourmandises d'eiffel」グーグルカレンダーでさらっと見つけたパン屋だったけど、帰国後に聞かれる、何が一番美味しかった?という質問に「パン」と答えることとなったパン屋である。それから店員のお姉さん、マジで優しく接客してくれてありがとう、私は何も聞き取れませんでした(笑)と言いつつ、時間がない。 近くのバス停から、本日の目的①「オルセー美術館」近くまで走るバス停に向かい・・・ながらパンの包みを開け、歩きながらキッシュを食べるという冒涜ぶり。惣菜パンがめっちゃうまいし、ショコラデニッシュうますぎ。オルセー美術館目の前で立ち食いもしました。
10時にイン。今日は無料開放デーなので!人もたくさんいたけど、事前予約のおかげでスムーズに入場できたよ〜わ〜い。日本ではないけど、入場の時にセキュリティチェックが厳しくて、荷物はスキャンされるし金属探知機に人間も通されるよ。
ネットや日本で見てきたものの、本物バージョンって感じ(どうゆうことなんだろう)広いし。どこに居ようが美しいものは美しい。豪華絢爛の間もありました。バルコニーから見える夏の空とターコイズブルーのセーヌ川も良い。
続いて、初外食。チョコレートドリンクほいっぷのせと、サラダ&ヤギチーズぱん(彼はNGでした)、バーガーセット2つ。海外の洗礼、量、食えるわけねえ・・・美味しかったよ!美味しかったけど!後店員さんが優しかった。てかパリの接客ビビってたけどみんな優しかったよ。5ユーロを置いたよ。
それから散歩。
とっても歩いた。歩くの好きだし、街並み美しいし、鳩はいてうざいし、、、セーヌ川のすぐほとりを、時折写真を撮りながらブラブラ。これがいい、タイムスケジュールに縛られすぎず、普段のデートっぽい感じ。この旅行で"観光"したかったんじゃなくて、普通っぽく生活してみたかったのよ、それを徐々に叶えている感じ。
ノートルダム大聖堂も見たよ(当時ニュースも見ていたのにすっっっっかり焼けたの忘れていたよ)
続いてチュイルリー庭園。そして暑い、水が無くなる無くなる。でもトイレ問題あるからがぶ飲みするのもなあ・・と思っている場合じゃないくらい暑い。でも誰も日傘とかしてないんだよね〜とりあえず日陰の落ちるベンチで休憩。すごい贅沢な時間。大人になって、公園のベンチとか座らないじゃない?でも大人がさ、それこそおしゃべりしたり、読書したり、刺繍までやってる人がいて、日曜の良い使い方だな〜ほえ〜と思った。熱中症なるど。
そこを抜けた先に目的地②「オランジュリー美術館」あそこは結構ぼーっといられるよ。すごいよモネ、執念と理想郷だよ。それから私の好きなマリーローランサンの作品もあって、それから初めてピカソの絵も見ました。ここでは、ピンクに緑の箔押しされた本を1冊お土産にしたよ。
ここを出てからは、初めて路面店でいちごのジェラートを買いました。ひえひえ美味しい。ギャラリーラファイエットで雑貨を見たよ〜たんのし〜それからやっと見つけたモノプリで、カプレーゼの材料見てたら、トマトの違いがわからなかったけど、トマトはこっちがおすすめ、みたいに教えてくれた人がいた。フランス優しくない!?旅行先で優しくされるととっても嬉しいから、私も何かあればやろう・・。常温で売られている牛乳や、Pintarestで見たことがあったヨーグルト、モッツァレラチーズ、塩、胡椒を買い、あとこのタイミングでパンツェッタやガレットも買ったのかな?帰ったところで昼の飯が効いてて、カプレーゼだけ作って、風呂入って寝た、と日記に記してありまし���。
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khrbuild · 1 year
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俺、今日、誕生日!!
誕生日こそ、普通に過ごそう。
富田林古民家まるっとリフォーム工事
貝塚市水間町 新築 リフォーム坂口建設
誕生日やから、
朝起きて、仕事に行って、ちょっと遅くまで頑張って、帰ってきて赤飯をたべて、運動に行って普通の日に感謝する。
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ケーキは明日いただきます。
っていいかっこ言うてるけど、先週に誕生日のご褒美を前借りして高知県に旅行行っちゃったんですけどね
(^_^;)すいません。
高知の話もですが、
昭和46年9月生まれの乙女座。
本日を持ちまして52歳らしいです(^_^;)
ちなみに同級生は
竹野内豊君に西島秀俊君
マジか(-_-;)
ちなみに1971年の出来事はというと
■NHK総合テレビが全番組カラー化を実施
■『仮面ライダー』放映開始
■マクドナルド日本第1号店が銀座にオープン
■円変動相場制移行
■アポロ14号、月に着陸
半世紀ってすごいですね。
昔のことは良いことしか覚えてないけど、50年も経つと、小さな自分史だわ。
そういえば盆休みのこと、夕方テレビをつけてると、
「白い巨塔」のドラマが放送されてた。
みんな俳優さんが若くてね、
主人公の唐沢寿明くんも若いけど、伊藤英明や佐々木蔵之介が研修医の若手やったりとなんか懐かしい、
この夕方の昔のドラマが面白くなって録画するようになったんです、
白い巨塔のが終わったら次は反町隆史の「GTО」がはじまりましてね、
反町隆史君も松嶋菜々子ちゃんも若いし、この後に結婚も♡
また反町くんが教えるクラスでイジメられてる生徒が小栗旬君だったりして、
なんか最近古いドラマがマイブームでサブスクでも探して見てしまう。
「IWGP」面白すぎる。
しかし、俳優さんもみんな若い頃からキャリアの積み重ねでしてね、
「人類史とは小さな自分史の積み重ねなのだ」
ってカギカッコまでつけて 良いこと言うてる風やけど、
当たり前のこと言うてるだけやんけ。
てね!
鼻の穴開いてませんよw
と言ってる間に12時まわって誕生日終わったわ(^_^;)
そそ、先週末の高知旅行も付き合ってもらえます?
前から言ってた、ソウダガツオの新子を食べに行く旅行。
新子て何や?と
1年未満の子供のことを新子というらしのですが、これが8月の末から9月の中旬までしか食べれないレアな食材。。
まぁ、テレビで新子がうまいとロケしてたのを見て思いたったミーハーな旅行。
そのために一度5月に四万十市まで下見に行ってというアホな旅行。
下の写真の上のほうが新子で、下の魚はもう大きくなりすぎて新子とは呼ばないらしいです。
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6時間かけて高知県四万十市中村まで来たからには
とにかく、昼間の丼にはじまりまして、とにかくカツオ食べまくりました。
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前回来たとき新子以外にもタタキのお店をリサーチ。
カツオ食べるなら「なかひら」って店にいってみたらいいとの情報。
ということは夜の一軒目は「なかひら」から。
噂では職人気質で、良いカツオが入らないとお店をしめるとか。
お店に入ると噂通りちょっと怖そうなマスター。
とりあえず、無難にポン酢のたたきと塩たたきを注文して食べる。
めちゃうまい。
すると怖そうなマスターが近づいてきて、
「美味しいか?どっからきたの?」
と聞くので、大阪ですと答えた。
マスター「カツオの刺し身食べてみるか?大阪では絶対食べられへんビリやぞ」
ビリ?
マスター「ビリビリや1時間前まで泳いでた」
中村では生きの良いピチピチ跳ねてる鮮度の良いものをビリと言うらしい。
それがこれです。
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口に入れると、とにかくモッチモチなんです。
もちろん臭みもなくしっかりした歯ごたえでとにかく弾力が凄い。
ついでにヨコワの新子もいただき、これもモチモチ。
新鮮なササミのような食感。
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何でも鮮度が大事なんよね。
世の中には、まだまだ美味しいもんがいっぱいある、食の冒険は続く。
帰りに前回行けなかった南国市の
「かいだ屋」に
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最近 県外行ったら帰りにウナギシリーズなってるわ(^_^;)
高知県はほんまにええとこ。
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もし、中村にカツオ食べに行くときは是非とも私に御一報下さい、
全力でアテンドはできませんが、旅のしおりなら作りまーす。
ということで、52歳の今年も仕事に遊びに頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店
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groyanderson · 1 year
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【文豪バトル】じゃれ本バトル後編~パチンコじゃないよ!世界の海物語編~
♡経緯とかルールはこれとこれをよんでね♡ ♡前編はこちら♡
第二回戦のテーマは「海にまつわる話」。 文豪バトル第一回の時に話していた通り、それぞれの所有童話は以下の通りです。
🧿 🧚‍♂️ピーターパン🧚‍♂️ 🐕 🐢浦島太郎🐢 🍡 🧜‍♀人魚姫🧜‍♀
-------------------------------------------------- 🥊後半戦 Round1 🧜‍♀人魚姫🧜‍♀ -------------------------------------------------- 🐕🐢 とある国の近く、深い海の底に、人魚たちが住む城がありました。人魚の王さまと、その娘たちの城です。 6人の娘の末っ子、人魚姫は今日。15歳の誕生日を迎えたのでした。 人間の世界を見る事ができるのです。
🧿🧚‍♂️ 地上に出ると、虫のように小さく翼の生えた女の子と出会いました。 地上人はなんて小さいのかしら、と驚いていると、今度は自分と同じくらいの体格の少年にも出会いました。 その子は翼がないのに浮いています。
🍡🧜‍♀ 「すごい!まるで海の中を泳いでるみたい!」 人魚姫は楽しそうな声をあげる。その様子に少年は人魚姫を見てにこりと微笑む。 「ここは初めてかい?」 「ええ。私ずっと海の底に居たから」 少年は姫の手を取る。
🐕🐢 「海の底……?」 「そう、連れていってあげる」 人魚姫は少年の手をぎゅっと掴むと、海の中に引きずり込んだ! 「な!うわ、息が」 「できるでしょう?私と一緒にいる間は。さあ、私のおうちにいきましょう」
🧿🧚‍♂️ 海の中は冒険でいっぱいだった。妖精のように可愛いクリオネ人魚と遊んだり、恐ろしいワニと戦ったり。 そして何十年もの時が経ったが、人魚姫も男の子もずっと子供のままだった。
🍡🧜‍♀ ある日男の子はその事実に気付く。 その瞬間、楽しい時間は終わりを迎えた。 「あーあ、気付いちゃったんですね」 背後を見るとそこにはナイフを手にした人魚姫が。 「今回のループは上手く行くと思ったのにな」
🐕🐢 「くそっ!」 人魚姫のナイフを間一髪躱した少年は、あたりの棚や箱、とにかく距離を取ろうと手当たり次第に投げつける。 「意味ないってそんなの……え!?」 偶然投げた箱が開き、中から出た煙が人魚姫を包んだ
🧿🧚‍♂️ 「キャー!」 次の瞬間、人魚姫は老婆になってしまった。その箱は妖精の魔法で老いを封じ込めていたネバーランドの秘宝だった。 少年はナイフを奪い、足場のロープを切って彼女をワニの群れに突き落とした。
🍡🧜‍♀ かつて人魚姫だった老婆は手を伸ばす。 だがその手は虚空を掴むだけだった (これでいい) 老婆の体は光り輝き、少女に変わる 愛する人が幸せならそれでいい 綺麗な心を取り戻した少女は泡となり消えたのだった --------------------------------------------------
🧿「突然のループものどうしたwwwww」 🍡「え、良くない?めっちゃ良くない!?www」 🐕「急にループが始まってんの俺めっちゃ焦ったわ」 🧿「もう対立関係がわけわかんないから人魚ワニに食わせちゃったwwwww」
-------------------------------------------------- 🥊後半戦 Round2 🧚‍♂️ピーターパン🧚‍♂️ -------------------------------------------------- 🍡🧜‍♀ ピーターパンは空を舞う。 「今日も街は平和だ」 時計塔の真ん中で、街を眺め、緑色の服を着た少年は目を細める。 「だけど…」 そう言って少年はポケットを漁った。するとその中には小さなフックが入っていた。
🐕🐢 フックは、昔助けたカメとの思い出の品だった。 ピーターパンはフックにかかっていたカメを助け、命を救ったことがあったのだ。 カメは言った。 「そのフックを目印に御礼に行きます。持っていてください」
🧿🧚‍♂️ それからピーターはずっと、フックを大切に持っていた。 ところで最近、海賊の船長がワニに手を噛まれ、義手代わりにフックを手に付け始めたらしい。 ピーターはカメが勘違いしないか少し心配になった。
🍡🧜‍♀ 「待って!」 心配になったピーターはカメを追いかけた。 だがカメはその名にそぐわない脱兎の如く速さで空を駆け抜けていく。 「…っはあ」 ピーターは息を切らしてその場に止まる。刹那、手のフックが光る。
🐕🐢 フックが眩い光を撒き散らすと、あたりの風景が一瞬にして変わった。 タイやヒラメの舞い踊り、絵にも描けない美しさ! ピーターは思った。これは楽園(ネバーランド)?いや…… そして目の前に現れたのは、
🧿🧚‍♂️ きれいな小箱だった。 「これは開けた人が大人になれる魔法の箱だ!」 小箱に前足をかけようとしたカメを、ピーターが遮った。 「いやだ!大人になんかならないで!」 だけどカメは愛する人のため、一皮剥けた。
🍡🧜‍♀ 「ぁっあああ!」 「カメ!」 ピーターはカメへと手を伸ばす。するとカメはそんなピーターの手を取り、彼をベッドへと押し倒した。 「…僕を大人にした責任、取ってよね」 カメはそう言ってピーターに跨る。
🐕🐢 「でもごめんね、僕は永遠の『オコサマ』なのさ」 ピーターはカメとぐるりと体勢を逆転し、カメを甲羅を下に返した状態になった。 「ピーター……っ!」 ベッドの上でカメはヒレをじたばたさせる事しかできない。
🧿🧚‍♂️ ピーターはカメに覆いかぶさった。そして… 「そして、君達が生まれたのさ」 あれから数十年後。二人の愛の結晶達に、幼い頃の大冒険を語るカメ。 今度は彼らがネバーランドに行く番、なのかもしれませんね。 --------------------------------------------------
🐕「オメガバースBLかよwwwwなのかもしれませんね、じゃねえよwwwww」 🧿「すいません。BL文豪の本領が見たくてぶっこんだのはおいらです」 🍡「ていうか途中で攻守逆転してて笑ったwww相当マニアックだよこれwwwww」
-------------------------------------------------- 🥊後半戦 Round3 🐢浦島太郎🐢 -------------------------------------------------- 🧿🧚‍♂️ 昔むかし、浦島太郎という青年が海岸を歩いていました。 すると子供達がウミガメをいじめているではありませんか。 浦島は子供達を叱りつけ、亀を助けてあげました。 すると亀が急に人の言葉で喋りだしたのです。
🍡🧜‍♀ 「助けてくれてありがとうございます」 可憐で涼やかな、耳心地の良い声。その声音にドキリと浦島の胸が高鳴る。 それと同時に、ウミガメが煙に包まれ、その中から愛らしい女の子が現れた。 浦島は一目惚れした。
🐕🐢 「君がアカウミガメでもアオウミガメでも、オサガメだって構わない!僕と、共に生きてくれないか……!」 「まぁ!」 まんざらでもないウミガメは、まず実家にご挨拶へと、浦島太郎を竜宮城へ連れていったのだ。
🧿🧚‍♂️ 竜宮城は文字通り、竜と妖精が住む幻想的な異世界「ネバーランド」にあった。 カメは浦島を背中に乗せて空を飛ぶ。 浦島はこの幸せがずっと続けばいいのにと願うと、不思議な事に彼は歳を取らなくなった。
🍡🧜‍♀ これでずっとずっと、カメと一緒に居られる。 浦島は亀の背でそう思う。温度を感じないはずの甲羅がとても温かく感じた。 「浦島さん」 「僕、歳を取らなくなったんだ。これでずっと君と居られるね」 浦島は笑う
🐕🐢 「違うよ」 亀は言った。 「浦島さんは歳を取らなくなったんじゃない。千年の寿命を手に入れただけだ。人間にとっては永遠にも思える時間かもしれないけど……僕たち亀の寿命は知ってる?」 「万年……」
🧿🧚‍♂️ 友達としてずっと一緒にいられると思っていたカメよりも、自分は早く逝ってしまう。そう悟った浦島はちょっと大人になった。 「ありがとうカメ、とっても楽しかった。僕は人間界に戻って子供達を教育するよ」
🍡🧜‍♀ 「うん。そうして欲しい」 その瞬間、カメの足が泡に変わっている事に気付く。 「カメ、どうして!?」 「気付いちゃったんだ。叶わぬものに」 泡へと変わる中、笑顔でカメは話を続ける。 「君の幸せが僕の…」
🐕🐢 カメは最後まで言葉を続けることはできなかった。 最後は頭まで泡となり消え、最後に残ったのは、何ともつかない水の跡だけだった。 カメは蓬莱へ飛び立ったのだろう。きっと幸せに暮らしたのだ。永遠に…… --------------------------------------------------
🍡「僕たち亀の寿命は知ってる?」 🐕「万年……(デデドン)」 🍡「wwwwww」 🧿「ちょっと上手い雑学入れんなwwwwwww」 🍡「これもこれで亀とのカプになってるねww」 🧿「今回はBLじゃないけどねwww」
~後半戦戦終了~
🧿🐕🍡「お疲れ様でしたー!」パチパチパチ
🧿「じゃれ本自分達でやるとめっちゃ面白いな!」 🐕「リアル文豪もやってて一時期togetterで話題になってたよね」 🍡「ネット版ならリモートでもできるからまたやろうか」 🧿「ありがとう…これでやっと拠文大さんの紹介が書けるよ…」 🍡「twitter上げるからまとめたら連絡くれ」
🐕「それじゃ今回はこのへんで、」 🧿🐕🍡「めでたしめでたし~バイバーイ!」
つづく? (拠文大さんつぎ参加しませんか)
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witchegg · 1 year
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札幌旅行日記
@2023.5.30-6.1
社から3日間有給を取れ、と言われたので取得したところ、母から「オフシーズンで安いから北海道に行くぞ!」と言われ、正直金欠だし特にめちゃくちゃ行きたいわけではなかったのですが、もう母と長距離旅行する機会もあんまりないかもな…と思い、2泊3日にて札幌を中心に行ってきました。日程は火曜~木曜だったのですが、その前の土日にオタクイベントで大坂にも行っていたので体力もつかめちゃくちゃ心配でしたが、旅程に余裕もたせてたのと、普通に7時間くらい睡眠取ったので大丈夫でした。まだまだいけるぜ。
1日目
14時半頃、新千歳空港に到着。多分JRに乗って札幌まで移動。1本で行けるけど40分くらい時間がかかる。福岡空港をホームにしてると遠いな~って思ってしまいますね。ホテルにチェックインして荷物を預けたら、まずは大通公園へ。ここで絶対とうきびとじゃがバタを食べるんじゃい!
テレビ塔?と時計台?も見ました。一応写真取ったけど、時計台の由来とかな~んも調べなかったな。こじんまりとして可愛かったです。1日目は最高気温15℃と、なかなか涼しい…というか寒い日だったので、あつあつのとうきびとじゃがバタが旨い。とうきび半分とじゃがバタのセットがあったのでそれをいただきました。途中でトレイが吹っ飛んでしまい、噴水の水に入っちゃったけど、隣の席に座っていたジェントルが拾ってくれた。ありがとうジェントル。札幌の人みんな優しかったな。
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寒かったので早々に撤退して、次はサッポロビール園へ。ジンギスカンを食べるんじゃい! 国産ビールではサッポロが一番好きなので楽しみにしてました。サッポロビール園まではJRや地下鉄でも行けますが、駅から徒歩10分弱くらいかかりそうだったので、札幌駅の北口から出てるバスで移動することにしました。行きも帰りも30分間隔で出てます。休みのときは増便してるかも。調べてみてね。
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工場見学もできますが、この日は行った時間にはもう受付終了。そもそも私も母も特に見学刷る気はなかった。ビールとジンギスカンがあればいい。敷地をふらふら一通り見て、入り口の総合受付へ。ビール園の中にはレストランが4つくらいあるのですが(それぞれメニューがちょっと違うらしい)、すべてここの総合受付で一��受付しないといけないみたいです。平日だしでかいから予約せんでもええやろ、と鼻ホジしながら行ったら、まさかの90分待ち。みんな、平日でも予約していって! とりあえず予約して、隣に商業施設(でかいスーパーみたいなの)があるからそこで時間でも潰すか~と移動してたら、5分くらいでキャンセル出ました!と連絡があったのですぐ入れました。やったね! 今回入ったのは、一番大きいケッセルホールっていうレストランです。
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▲アイスバイン お前らが思ってる量の2倍はある
食べ放題もありましたが、私も母もそこまで食べられないのと、母があんまりジンギスカン好きじゃない(けど北海道にきたから食べるか…)ので、ジンギスカンセット(肉+野菜)1人前と、 アイスバイン とソーセージを注文。ジンギスカンはもちろん美味しくて、ジビエが苦手な母もこれは美味しいと言ってました。野菜の量が多かったのでセット1人前に肉追加したらいい感じかも。追加したかったけど、注文したアイスバインが予想以上にデカくて、いや、これもめちゃくちゃホロホロで美味しかったんですけど、それ以上は食べられず…! かなり満足しました。もちろんビールも🍺 ただホテルに帰って気がついたけど、めちゃくちゃ匂いがつくので、匂いついてほしくないものはビニール袋とかに入れたほうがいいです。ぬいぐるみもめちゃくちゃリセッシュしました。
2日目
この日だけはまるごと北海道にいるので、レンタカーを借りて美瑛・富良野へ行くことに。片道3時間くらい。元々母は運転していたのですが、3年くらい前に車を売り払ってからは偶にしか運転せず、私も家に車があったときですら極力運転しないほぼペーパーだったので大丈夫かな…と思っていたんですが、まあ北海道の雄大な地なら大丈夫だろ、と思って。札幌~美瑛までは母が運転してくれましたが。
札幌もそうですけど、土地がいっぱいあるからか、道の作りもそうだけど何もかもがちょっとでかいですね、北海道。途中で山道っぽいところも走りましたが、対向車線との幅もあるし運転しやすかったです。まずは美瑛方面の「青い池」へ。
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九州にも「男池」という青い池があるのですが、それとは違ってちょっとコバルトブルーっぽい色でした。きれいですね。入り口に道の駅があって、お土産がいっぱい買えます。私はきれいなポストカードを購入しました。この日は晴れていたので、空の色が映り込んでしまって、写真では池の青さがちょっとわかりにくいかもしれませんが……
その後はパッチワークの路とかいうところに行きました。ここも時期によっては花が植えてあったりして絶景っぽい。今は一面緑でしたが、360度全部開放感があってめちゃくちゃ綺麗でした。セブンスターの木は上手に取れたけど、全景はやっぱりなかなか上手く魅せるのが難しいな~。山にまだ雪が残ってて、九州で見る山々とはやっぱりかたちとか違って旅に来たなって感じでした。
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つぎは富良野に移動。ラベンダー畑で有名な ファーム富田 へ。もちろんまだラベンダーの時期ではありませんでしたが、他のお花が咲いていて可愛かったです。ラベンダーのお土産がいっぱい。ソフトクリーム食べたかったけど、寒かったので断念。ラベンダーの時期だとちょうど良さそう。
そのあとは運転を母から私にチェンジして、チーズ工房へ。しかしファーム富田を出て10分もしないうちにパトカーに止められてしまった…一時停止違反(見落とし)です。く、くそ~~~~~!もちろん私が悪いんですが!見落とした私が悪いんですが!!! 罰金は後日、きちんと納付しました。みんなも気を付けてな!
突然のことに凹みながらもファーム富田からそんなに遠くないところにあるチーズ工房へ。たぶんチーズ作り体験とかやってるんでしょうけど、母はここのピザが食べたかったらしい。4種のチーズピザと、玉ねぎのハーフアンドハーフ1枚にしました。値段からして小ぶりかと思ってたら意外と大きい。 あとチーズもめちゃくちゃ美味しいのはもちろんなのですが、ピザ生地がさっくり美味しかった。軽い感じで、これならお腹へってたら1人で1枚食べられるかも。
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母の行きたい場所も回り終えたので、ここからは札幌までまっすぐ帰ることに。一時停止には気をつけて無事にレンタカー返却できました。お疲れ様です。
お昼ごはんのピザが遅めだったので、夜はどうしようか、となったんですが、海鮮丼を食べるチャンスがなかったのでホテル近くのお魚メインの居酒屋へ。母が持ってたガイドブックに載っていた店ですが、地元の方がほとんどだったように思う。平日なのにほぼ満席でした。アスパラガスや地元のお魚、そして海鮮丼を食べて満足。ごちそうさまでした。今考えたらもっと食べても良かったかもな。
3日目
最終日です。新千歳空港から14:30の便で帰るので、��初は羊ヶ丘展望台に行こうかと行っていたんですが、空港までの導線が良くなかったので、私が気になっていた日ハムの新スタジアム・エスコンフィールドに行くことにしました。駅からはちょっと離れてるみたいですが、札幌→新千歳の間にあるので寄りやすい。試合がないときも、30分に1本のペースで北広島駅からシャトルバスが出てます。支払いは現金かVISAタッチのみ。交通系ICは使用できないので注意。(利権かなあ)10分弱で到着します。
この日は夕方くらいから試合があったので、中に入れないかな?と思いましたが、朝早かったからか無料でスタジアムの中まで入れたので良かったです。やっぱり作りがかっこいいので写真映えしますね! 時間が早すぎたのでお店はまだ閉まってたんですが、ここでご飯食べたりお酒飲んだりしたら楽しそうです。すみません野球にはほぼ興味がないんですが、建築物を見るのが好きなので楽しかったです。
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もっとショッピングモールみたいになってるかと思ったけどそこまではなかったですね。お店の開店前なこともあってやることなくなってしまって早々に空港へ。ようやく念願のスープカレーを食べたり、お土産屋さん見ながらソフトクリームを食べたりのんびり時間を潰しました。雪ミクさんのショップも常設なんですね。あと、ドラえもんとサンリオのコラボカフェみたいなのがあって、お腹へってたら食べたかったな。可愛かったです。
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わりとゆるゆるなスケジュールだったのでさほど疲れもせず、翌日は元気に出勤しました。また北海道に行くことがあれば次は五稜郭を見てみたいかな~でも函館遠いんだよな…
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▲罰金納付までが旅行です
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fuyuubutu0 · 2 years
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ブルーアーカイブ 初見感想
【復刻】船上のバニーチェイサー(2022/10/12)から開始
パヴァーヌ2章
・都市を作るのって相当な時間と金が必要そうだけど、よくバレずに完成させられたな ・ユユキって誰!? ・ケテル討伐をやってアリスがデカグラマトンと繋がってるのがわかった   正確にはdivi:sionの指示塔がアリスで、divi:sionがデカグラマトンに乗っ取られたからアリスも敵になったと ・アビ・エシェフめっちゃかっこいい メソポタミア神話に登場するバビロン第一王朝の王らしい ・ネルめっちゃ強いな~ ・ユズの動体視力とモモイのゲーム案は伏線だったか ・モモイはリーダーシップがあるなぁ 部長の風格がある ・アリスが有する危険性は分かったけど、それが本当に「世界を破滅に導く」物なのか?  まぁデカグラマトンと繋がってると考えれば理解はできるけど、特に言及がなかったな(何か見落としてるかも) ・リオ失踪してて草 ちゃんと事後処理しろよw ・今後またアリスは敵になってしまうのだろうか ・ヒマリってめちゃくちゃ頭いいんじゃないの?リオがアリスを危険視しすぎ��るのか?  デカグラマトンで言っていた「議論」とはこれか ・アスナとカリンの制服めっちゃかわいい そして制服姿が意外に見えるw 特にアスナが過酷だ ・ゲーム起動画面で見る二人はキララとエリカって言うのか キララがめっちゃかわいい ・アリスは可愛がられてるんだなぁ ・やっぱりアリスは敵になっちゃうのか…  ・リオは状況証拠だけで話を進めていくなぁ 確かな情報が無い ・2章が10話と短いので驚いた エデン条約編並に長い話になりそうだ
カルバノグ
・先生はアラビア語が分かるのか もしかして西アジアとか北アフリカの人? ・モエの胸と足が過酷 思考もそれっぽいし ・ワカモって相当な問題児だったんだなぁ ・RABBIT小隊は軍隊みたいにストイックなのかと思いきや、そうでもなさそうだ 体臭を気にするのがかわいい ・ここまで先生が信頼されないのも珍しい この世界でもスネーク式の擬態は有効なのか… ・もう普通にキャンプ生活を楽しめばいいんじゃないかな ・モエのおっぱい! ・デカルトは中国の寝そべり族みたいなことを言ってるな まんまモデルがそれだったりして ・カヤこえー もしかしてカヤが廃校になるように仕向けたのか? ・FOXの面々はヴァルキューレに編入したんだろうか? ・これは理想の正義(RABBIT)と権力の手先に成り下がった正義(ヴァルキューレ)の対決になりそうだな ・「銀行強盗は頭がおかしい」と言われてますよシロコさん ・あまりカンナが悪いとも思えないなぁ まぁ心情を変える良いきっかけになればいいけど ・ヴァルキューレはとかげのしっぽ切りされたか~   そしてカヤと手を組んでいたのがFOX小隊だったとは SRTを廃校にした連邦生徒会と手を組むのって変じゃない?
エデン条約編1章
ハナコって常に猥雑な発言してるのかw あ!ロールケーキを突っ込まれてる人だ!(ミカ) こんなノリでもティーパーティの一員なのか|| ナギは穏やかではあるが狡猾で冷酷だ|| ストーリーの進み方がとても丁寧なので「エデン条約編」はそれなりに長いんだろうな|| ハナコは実は秀才なのか?と思ってたら案の定そうだった なぜ実力を隠してるんだろう|| 古則は一般生徒には周知されていない? なぜアズサとハナコは知っていたんだろう|| 一枚絵が多かったり、Vol1,2になかった演出があったり、一章がすべて話の導入だったりと、エデン条約編の重要度がうかがい知れる|| 最後にヴァ行をやたら連呼する(広告で見た)ダジャレに弱い生徒?(4コマ)が現れた!|| 先生は生徒全員の味方なのか…実はとても過酷(本来の意味での)な立場では?|| アリウスはトリニティ設立に反対、トリニティに弾圧される ハナコは色々な組織とつながりがある
エデン条約編 2章
・ハナコは察しが良すぎるw 有能すぎて話を壊しかねないぞw ・ハスミは食欲に弱いのか めっちゃかわいいな ・美食研究会って迷惑な集団なのかw ・対策委員会編でのヒフミの立ち位置がナギサの懸念材料になっているのか あのギャグ的描写がシリアスな展開への伏線になるとは… ・ハスミのゲヘナへの恨みの動機がとても感情的かつ私的で面白い 本人にとっては重大だけど ・アズサは疑われてもおかしくはないけど、他の3人は懸念視する必要がほとんどなさそうだ  これはむしろ杞憂で暴走しているナギサが一番トリニティにとっての脅威になっているのでは? ・残りの登場人物的にミカが「本当の裏切り者」じゃないか?と思っていたけど、やっぱりそうだった  ・アズサが補習授業部の三人が仲良くなってナギサを守るようになるのがミカの計画だと思ってたけど違った 実はゲヘナへの嫌悪を持っていたのか ・ハナコの根回しが良すぎる アズサの罪や罪悪感が少しは軽くなるからセイアが生きていてよかった ・セイアの語りが不穏すぎる これからもっとシリアスになるのか?いいぞもっとやれ セイアは先生について何かを知っている? ・サオリはニヒリストだなぁ 物凄い闇を抱えてそう   アズサもニヒリストではあるけど、諦観に立ち止まるのではなくベストを尽くそうとする姿勢が強い ・騒動の後にもちゃんとテストで合格する四人がすごすぎる ・今後アズサはどうなるんだろう ナギサを守った功績で何とかトリニティに居られるといいけど ・先生はミカの味方でもあるらしいけど、どうやって彼女を救うんだろう
エデン条約編 3章
・生徒に甚大な被害を加えればヘイローが壊れて死に至るのか。  もしかしてヘイローには直接干渉できない? ・アズサが正式にトリニティの生徒になれてよかった ・セイアは何をどれくらい知ってるんだろう ・セイアが生きてたことによってアズサやミカが人殺しにならずには済んだけど、事態は複雑化したのかぁ ・先生の生徒への姿勢は一貫してるなぁ   生徒を信じつつも多角的な視点と長い目を持ってる ・ヒナタエッロ!! ・ヒナがめちゃくちゃつよい かっこいい ・サオリはとてもいい黒幕だなぁ ・アロナは先生をシッテムの箱の中に移動させることができるのか ・アズサだけではなくアリウス自体も二重スパイだったのか   マコトもミカもアリウスに唆されたのかな ・キヴォトス人がエデンを追放されたのなら、生徒は人間?  でも世界にはゲマトリアや先生のような存在もいるし、キヴォトス人が人間とは考えにくい   しかし天使でもないし、エデンを追放されたのは間違いなく人のはず   うーん聖書に対する知識がほとんどないからわからん ・「水着でも下着だと思えば下着」は、「自分たちが今いる場所が楽園だと定義すれば、それが真実の証明になる」ということ? ・ぬいぐるみに爆弾を仕込むところにアズサの悲しみと覚悟を感じる  ・そもそもなぜゲヘナとトリニティは憎み合ってるんだろう ・対策委員会との共闘!これは熱い 前の話で築かれた関係がちゃんと生かされてるのが続編らしくていいな~ ・ヒナは一人で頑張ってたんだなぁ… ・ホシノがアビドス生徒会長の遺体を発見した!?ここでアビドスに対する言及があるとは思ってなかったから驚いた ・ヒフミとサオリは対になってるのかな ・両校の生徒会長が居なくてもエデン条約は改変できるのか ・エデン条約編だけでなく、ブルアカ全体で「大人」がとても有能視されているのは儒教の影響だろうか? ・22話に比べて、アズサvsサオリはめっちゃ戦闘が楽だった   サオリがちょっと不憫になるほどに仲間たちのサポートが手厚かった 描写的に1vs1かと思ったらサポートはいるんかいw   そしてサオリのHPがとんでもないことになってたw ・大人のカードへの言及 「人生を、時間を代価として得られるもの」   そしてストーリーキャラではなく自分が集めた生徒での戦闘 大人のカードってもしかして課金のためのプリペイドカード?まさかね… ・サオリを殺すことができる「彼女」って何者なんだ…  最後に出てきたけど、明らかに人じゃない メガテンのボスにいそう ・「また会おう 夢の中で」ってどういう意味!? ・めっちゃ久しぶりに読んだからミネが何をしたのか全く覚えてない ・アリウスの4人も幸せになってほしいな~ ・ティーパーティが和解できそうでよかった ・ミカって良くも悪くもお嬢様だなぁw(初見のような感想 ・イベントと日が被ったからだけど、試験をさぼるってヒフミすごいなw
エデン条約編 4章
・良くも悪くも実直なミネと心境が読めないサクラコが相手だとナギサはやりづらそう ・ナギサとミカはしばらく贖罪の日々が続きそう ・4章はミカの処遇の調整と、アリウススクワッドの足取りが主な筋になると見た ・セイアの抱えてる問題は異質だなぁ 一人だけメタ視点にいる感じ ・ゴルコンダをゲーム内で初めて見た ・セイアって大天使だったのか 予言の大天使ってことはガブリエルかな? ・ゲマトリアの面々が意味深なことを話してるけど何一つわからん!とりあえずすべての元凶が彼らだということはわかった ・バシリカは聖堂の建築様式 ・ミサキは何度も自殺未遂をして失敗してたのかな そのたびにサオリが助けたと ・利用されていたりセイアの容態変化のせいもあるけど、ミカは常に暴走してる気がする 今のところこれほどまでに人気な理由がわからない ・サオリはサオリのためにベアトリーチェに従っていたのであって心のどこかではずっと反発していたのかも   ベアトリーチェに処理されてスクワッドが危機に陥ったからやっと視点が変わったのか   見捨てられてもベアトリーチェへの依存に拘泥しないのはミサキは強さなのかも ・ベアトリーチェの介入でおかしくなったけど、ミカのアリウスとの和解を図る気持ちは本物だったのか ・ミカもミサキもずっと憎悪の渦中にいれるほど大人ではなかったのかもしれない ある意味、彼女らに最後まで残った現実への期待が希望になった ・ミカ的にはサオリには最後まで憎悪の対象であってほしかっただろうな~ ・ミカとサオリは良くも悪くも手がかかる生徒だ 先生が一緒とはいえ贖罪はつらいだろうな  ミカの不安定さは『空の境界』の両儀式にちょっとだけ似てる気がする どおりで既視感を覚えるわけだ ・20話のバルバラの体力が爆速で減るのが面白かった ミカつっよ ・磔の女性って美しい しかも服が破れてたりちょっと傷がついてたりしてとても良い  ・高位の存在になるより美少女と過ごすほうが有意義だと思う ・ミカって善性も悪性(というか衝動性)も持っていて、良くも悪くも目が離せないキャラクターだからだから人気なのかな ・セイアの予知夢が最終章にかかわってくるのか シロコっぽい人の正体が気になる ・スクワッドの面々は逃亡と幸福の探求 サオリは自己探求が贖罪か… ところでサオリはまた罪を重ねようとしてない? ・まさか最後に便利屋が出てくるとはw シリアスが一気にギャグになったw サオリの世間知らずっぷりもちょっと垣間見えた ・ミカの処遇は最終章に持ち越しかな?
最終編 1章
・色彩がキヴォトスに接近してる 色彩は生徒の質?を反転させる  キヴォトスにはかつて「無名の祭司」という卓越した技術を持った者がいて、「無名の祭司」がミサイルやヘイロー破壊兵器を作った、  「箱舟」と呼ばれるあらゆる神秘を内包する何かがある(シッテムの箱?) ・先生はリンに対してなれなれしすぎるw ・シロコってスタンプ爆撃するんだ そういえばJKだった ・keyは使命の強制力を信じてアリスの成り行きを見守る腹積もりか ・トキはC&Cに歓迎されて照れてるんだろうか かわいいじゃん ・サクラコはハイレグを継いだのか… ・ミカの処遇は意外と軽かった 既に誹謗中傷の的になってることを加味しての酌量や先生、セイア、ナギサの口添えのおかげだろうか ・毒蛇の巣窟て、結構えぐいこと言うなぁw 蟲毒とか言いださなくてよかった ・スイーツ部の政治への無関心さが面白い   デモをやってるトリニティ生徒のモラルの低さを見ると、ゲヘナとトリニティって同族嫌悪で仲が悪いんじゃないかなと思えてくる ・アズサは物事を天秤にかけて冷静に判断してるなぁ ・生徒会長もリンをちゃん付でよんでたのか ・ジェネラルとプレジデントのデザインがいい  PMCが力を手に入れてイキりはじめてきたな  小競り合いから始まるあたり、最終章もかなり長くなりそうだ ・生徒会はめちゃくちゃ舐められてるな~ 良くも悪くも生徒会長の人望がでかすぎてワンマンみたいになってたのかな   あとみんな自由すぎるw ・ストーリーで孤立しがちだったSRT生徒ががっつり活躍していてうれしい ・アンブロジウス、グレゴリオ、怪談の無限図書館ってなんだろう   アミューズメントパークのマジシャンはシロクロ? ・「パルーシア」はイエス・キリストの到来を示す言葉 デカグラマトンはキヴォトスに何かを降臨させようとしてたのかな ・手に持ってる起爆装置を狙い撃ちできるって、ミユやば ・ユウカがまた先生のお時間いただいてる(不在メッセージ) ・物語のジャンルが変わり、先生の優位性が消えたことで、先生は無双キャラではなく、苦難も体験しうる「主人公」になったのか これは熱い  フランシ��はメタ的視点でしか話せないキャラなのか、本当に第四の壁を認識してるのかよくわからないな ・ゲーム部のゲーム構想の話がここで出てくるとは ・「無名の神」ってシロコのことだったのかな ・最終章は用語モリモリだなぁ~
最終章2
・フランシスも黒服も唐突に表れるじゃん   「大人のカードを使過ぎると我々のようになる」ってどういう事?目的のための権限行使が当たり前になって独善的になる? ・シロコが巻いてるマフラーってホシノからもらったものなんだ あと苗字は「すなおおかみ」なんだ ・百鬼夜行も内部事情がだいぶ込み入ってるなぁ ・ツルギとネルだけ少年��画してる…(喧嘩→共闘) この二人をたしなめられるユウカがすごい ・アリスの現状がよくわかってない感じがかわいい ユズ頑張れ… ・温泉開発部は本当に唐突に出てきたな~ ・ヒフミの操縦の腕ってなに!? ・美食研究会、もしかして川の水を抜いた? ・浴衣のノドカを見慣れてたから普通のノドカが新鮮だ 髪なげ~ あと、温泉はなくなったのね… ・ツルギ一人!?しかも囲まれてるし でも余裕だな… ・アコがだいぶカヨコの発言を気にしておられる(「風紀委員は寄せ集め」「委員長がいないなら敵じゃない」) ・サツキエッッッロ!!!アコがかわいく見えるほどの露出っぷりだ そして馬鹿だ ・ミカは正実にも嫌われてるのかな ・「覚悟」きたああああ!!マリーも「覚悟」して!!しなさい!!してください!!しろ!! ・温泉部のせいでエリドゥがめちゃくちゃになっていく ・マコトもイロハもなんでイブキが好きなんだろう グルスト読めばわかるのかな ・ヘルメット団が役に立ってるところ初めて来た ラブもそのうち実装されるんだろうな
最終編3
・ついに表立って多次元解釈が出てきたか~。 ・やっぱりシロコは象徴的な存在なのか。 ・アトラ・ハシースは『アトラ・ハシース叙事詩』(ノアの箱舟の大元になった物語)  の主人公。  ウトナピシュティムは『ギルガメッシュ叙事詩』でのアトラ・ハシースの名前。 ・ユウカが引率の先生みたいだw ・ハナコは叙事詩の王とリオを重ねていたんだろうか。リオを呼び戻したヒマリの意図がよくわからない。 ・宇宙戦艦って昭和の香りが凄い。 ・新衣装めっちゃいい!アユムのおっぱい!アコおっぱい!でもなんでアヤネは眼鏡をはずしてるの? ・すべてが運命によってきまっていても最善を尽くす。キリスト教カルヴァン派みたいな思考だ。
最終編4 ・別世界線の先生を別世界線のシロコが殺したら、先生が嚮導者になった ・シロコテラーは対策委員会のスキルを使っている? ・シロコ同士の対決の合間に他生徒の活躍が挟まっていて、展開に飽きない構成になっている。美食研究会がコミカル担当になることでシリアスが続きすぎることもない。 ・シロコは「無名の司祭」が「忘れられた神々」をキヴォトスから追放するために作られた?色彩を導くために。「無名の司祭」が崇高さを保つための信仰の対象としてシロコが作られた? ・もう一人のアロナの存在が別のアロナの救いになるんだろうか。 ・コミカルな場面で使われいてたシロコの覆面で感動するとは。日常が重みを増すんだなぁ。 ・プレナパテスも「先生」だったんだな。 ・生徒会長が姿を消すのはどっちの世界線でも同じなら、プラナにとってアロナは救いになるんだろうか
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itocaci · 2 years
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鳴尾・武庫川女子大前駅
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こんばんは。
僕は電車で手持ち無沙汰になるといつも路線図を探す。
路線図が近くにあるとラッキーなんて思ったりしてしまう。
行ったことのない駅、読み方の分からない駅、そんな土地に思いを馳せて、どんな街なのか、あれこれ妄想に耽ってみる。
先日、午後に空きができた。
ちょっとプチ旅でもしたい。
でもどこに行ったらいいものか。
そんな訳で、ルーレットを作り、行く場所を決めた。
服屋をしているのだがら、折角ならその日の装いに当店の取引先のアイテムを着ていこう。
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結果、「阪神本線」の「鳴尾・武庫川女子大前駅」に「YUKI SHIMANE」のアイテムを着て行くことが決まった。
降りたことのない駅に期待は高まり、先月の"YUKI SHIMANE" のイベントで、デザイナーからも着用して違和感が無いと、お墨付きをもらったこのトップスをコーデに取り入れて行くことにした。
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蛍光イエローのニットキャップに、青のパンツ、そして、水色と黄色がアクセントになったスニーカー。
派手な色のアイテムばかりになるのだが、"YUKI SHIMANE"のトップスが全てを受け止めてくれた。
"YUKI SHIMANE" のトップスを最大限活かしたコーデになるのではないか。
自画自賛。
そんなコーデが組めたと思う。
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基本、この旅は事前に何があるかなんて調べない。
全て、行き当たりばったりの旅だ。
でも、一つだけ決めていたことがある。
阪神本線を引いたからには、必ず南側へいこう。
海を見にいこう。
それだけは決めて電車へ乗り込んだ。
夕方ということもあったせいかなのか、大学前の駅にしては思った以上に静かだ。
改札をくぐり、まずは南側へ。
43号線沿いに歩き、武庫川女子大学前の歩道橋を渡り、路地へと入る。
ここからは、面白そうな雰囲気のある方へと、ただブラブラと向かうだけだ。
早速、歩いて数分経つと、公園を見つけた。
シーソーやブランコなど定番の遊具から、見たことのないジャングルジムのような遊具まで。
公園の半面はグランドのようなスペースになっており、小学生がサッカーをしている。
陽射しが傾く公園の片隅でそんな様子を見つつ、赤く色づいた木々を見上げる。
夕日が照らす木々の葉は、一層赤く、美しく見えた。
公園を後にすると、今度は銭湯が見えてきた。
青空に映える銭湯の煙突。
そんな風景が、どこか懐かしい気持ちを呼び起こす。
思わず、立ち止まり煙突を眺めてしまう。
そして、少し先には、酒屋が並ぶ。
チラッとみると、どうやら角打ちができるようだ。
まだ16時過ぎだというのに、既に店内には常連さんがいる。
なんだかそんな様子を見たら、妙に信頼がおける店のような気がして、
「今日の帰りはここで1杯引っ掛けてから帰ろう。」
なんて心に決めた。
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しばらく、細い路地をフラフラと彷徨っていると大きな通りに出た。
「臨港線」と書いてある。
なんて、響きの良い路なのだろうか。
素敵な名前「臨港線」。
そう、心の中で呟きながら道路を横断すると、徐々に海の気配が漂い始める。
すると、西日の中に、一際高くそびえる建物が目に入る。
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その正体が気になり、海へ行く前に寄り道がてら、その建物を目指して歩き始める。
徐々に近づくにつれ、その建物が周囲の他の建物に比べ、異様に高いことを実感する。
そして、ついにその麓まで来ると校門が見えた。
遠くから見えた建物は、武庫川女子大学付属中学・高等学校の時計塔だった。
校門前でそれを見上げていると、中から生徒が出てきた。
皆、校門で振り返って、校舎に礼をして帰路へ着く。
それは学生だけでなく、中で働く職員の方も行っていた。
西日がさす校舎に向かって礼をする姿が、どこか儀式的で、思わず目を奪われてしまった。
さて、進路を再び南へ。
おそらく海はもう目と鼻の先だ。
あちらこちらにコスモスが咲く、小さな川沿いを歩いていると、支柱が連なる建物を発見した。
西日を浴びて、不気味な雰囲気を醸し出すその建物。
どうやら公園の一部らしい。
その支柱は、少しだけ階段を登った場所にあり、下には広場が見える。
僕は、その建物を「鳴尾のパルテノン神殿」と名づけた。
不思議なもので、名前をつけた途端、先ほどまで放っていた不気味な雰囲気は一瞬で取り払われた。
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僕は「鳴尾のパルテノン神殿」に立ち、周囲を見渡す。
下の広場では、バレーボールをやっていたり、ランニングをしていたり、親子で野球をしていたり。
どこか懐かしい風景が目の前にあり、小学生の頃、友達と日が暮れるまでボールを追いかけていた頃を思い出した。
少し離れた場所から夕陽の差す「鳴尾のパルテノン神殿」を振り返ってみると、さっきより、ちょっと威厳に満ちているような気がした。
もしかすると、鳴尾の謎の公園の建物も、僕が「パルテノン神殿」と名づけたことで、その自負が芽生えたのかもしれない。
そんなことを思いながら公園を後にした。
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そしてようやく、今日の一つの目的でもある海へ辿りついた。
夕日が沈む直前の海。
あまりの美しさに、頭を空っぽにして見入ってしまった。
水面にも空にもオレンジのグラデーションが広がる。
空を見ると、飛行機雲が見えた。
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あの飛行機はどこへ向かうのだろうか。
青からオレンジのグラデーションに彩られた空を走る飛行機雲を眺めながらそんなことを考えていた。
そしたら、いつの間にか飛行機雲は消えていた。
日も沈み、あたりが暗くなり始めた頃、僕は海を後にした。
帰りは来る時と違った道を選んで、フラフラとしながら帰路に着いた。
勘を頼りにして、来る途中に見つけた酒屋を目指す。
この旅に地図など不要だ。
全ては、その日の出会い次第。
もし、見つからなければ、それはそういった運命なんだろう。
すっかり日も沈み、あたりは暗くなる。
各家ではご飯の準備をしているのだろう。
街を歩いていると様々な匂いが漂ってくる。
フラフラと鳴尾の住宅街を彷徨していると、暗闇の中に例の煙突のシルエットが見えた。
「見つけた。」
前まで行くと、常連の方々が中で盛り上がっている。
一瞬怯み、思わず通り過ぎてしまった。
でも、ちゃんと戻って来れて、ここで入らなかったら僕はきっと後悔する。
それに、この街で僕はまだ誰とも話せていない。
思い切って中に入ってみた。
すると、一瞬皆が止まった。
「1杯飲んでもいいですか?」
なんかいつもと比べて、声が変な感じに出た。
すると、常連さんが荷物を寄せて、席を作ってくれた。
「何飲む?」
「瓶ビールを」
「大中どっち?」
「中で」
「アサヒとキリンがあるけど」
「キリンで」
全国共通。
居酒屋で行われる儀式的なやりとりを一通り終わらせると、クラシックラガーの瓶が目の前に出された。
クラッシクラガーの瓶を見ると、なぜか安心してしまう。
ビールの中で、最も安心を与えてくれるのがクラッシクラガーだと僕は思っている。
この店に入って良かった。
この時点で確信に変わった。
ただ、さすがに急に入ったため気まずい。
酒だけが進む。
常連さんの会話の後ろから、冬眠を前に、猪が街に出てきたという被害を伝えるニュースが聞こえてくる。
「そういえば、昔、営業で向かった芦屋の山手で猪を見たなぁ。
あれも今頃だったかなぁ」
ビールを片手に猪との思い出を振り返る。
「なんでここに来たんだ」
それはあまりにも唐突な出来事だった。
急に、常連さんに話しかけられた。
「あっ。なんとなく、駅をふらっと降りて、気づいたらここに。」
油断していたこともあり、気の利いた一言も出なかった。
「なんだそりゃ。笑」
確かに、僕も「なんだそりゃ」だわと思った。
「ですよねぇ。本当に。でも、夕方に見た時に、この店には来たいと思ったんですよ。」と素直に伝えた。
「お兄さん。つまみここから好きなの選びな。」
ソーセージを1本とった。
「大将。このソーセージ。私につけといて。」
「えっ。それはさすがに、申し訳ないので。」
「いいのいいの。これくらい。」
断ろうと思ったけど、僕もきっと中津でこんな出会いがあったら、それくらいしちゃうなぁと思い、ここは気持ちよく奢ってもらうことにした。
「ご馳走様です。ありがとうございます。」
そこから常連さんと共に世間話をした。
ゴミ袋の話、大阪の話、いつもここに来ている話、世間は思った以上に狭い話。
なんだか、よくある話だ。
この駅だけが特別な訳もない。
どこでもできるたわいも無い会話。
ただ、今日の僕には全てが新鮮だった。
19時頃、お礼とお別れを告げ店を後にした。
暦では冬を迎えたというのに、夜になっても心地が良い。
それはほろ酔いのせいなのか。
それとも楽しい時間を過ごせたからなのだろうか。
駅に戻ってきた。
頭上には「阪神電車 鳴尾・武庫川女子大前駅」という文字が見える。
最初に見上げた時より、なんだか馴染みのある駅に感じられた。
この街に来れて良かった。
心から思えた。
僕は心の中で街に頭を下げた。
そして、改札をくぐり帰路に着いた。
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myonbl · 2 years
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2022年12月11日(日)
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三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、普段は土曜日にお願いしているのだが、昨日はイベント出展のために日曜日でお願いしておいた。ところが、勘違いで昨日到着したので今朝になって野菜をチェックする。立派な大根と白菜、これはもう鍋でいただくしかない。大根・人参・牛蒡を下に敷き詰め、上に白菜をトッピングした野菜鍋、いくらでもいただける。奥川さん、いつもありがとうございます。
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5時30分起床。
日誌書く。
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いつも通りのそば定食を頂く。
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3男が朝食を摂ろうとすると、同居猫がやって来て席を奪ってしまった。
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昨晩、長男からいただいた果物、ラフランスの形状はいつ見ても不思議だ。
奥川ファームからの定期便、今回は米を休んだので、畑無農薬野菜(大根・白菜・春菊・長芋・ブロッコリー・ニンニク・レモン)・平飼い有精卵(50個)・地鶏肉・十割手打蕎麦(10把)。大根葉がきれいなので、スーパーへじゃこを買いに走る。
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大きな大根2本分の量は相当なもの、明日の弁当にも入れよう。
ツレアイは足の怪我で自粛中だが、どうしても五条マツモトへつれて行けというので車で買い物に出る。目当ては<ワイン10%引>、1人5本まで。
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ランチ、息子たちは出石蕎麦、私たちへ菜飯を頂く。
録画番組視聴、刑事コロンボ。
(64)「死を呼ぶジグソー」
何度見ても新しい!ミステリードラマの金字塔。原作はエド・マクベイン〈87分署〉シリーズ。ジグソーパズルのように切り取られた写真は大金のありかを示すものだった! 
 下町のアパートで撃ちあいの末に死んだ2人の男。1人はジグソーパズルのように切り取られた写真の一部を握りしめていた。事件を新聞で知って警察署を訪れた保険調査員のクラッチによると、この写真はかつて彼が調査をした銀行強盗事件で奪われた400万ドルのありかを示すものだという。残る写真のピースを持つ人々を追って、コロンボはさまざまな人物に変装し、潜入捜査を展開する。
途中で寝てしまった。
明日の夕飯用に、無水地鶏カレーを仕込む。
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家族4人の鍋はストウブの28cmを使用、美味しくいただく。
片付け、入浴、体重は1.3kg増。私の場合、食事量というよりもワイン量が体重を規定していることを再確認させられた。ランチ🍷+調理中の🍷がいけないことはわかっているのだが・・・。
ツレアイは大人しく早めに就寝する。
私は例によって、ナイトキャップ+柳家小ゑん、「鉄の男」聞きながらの就寝。
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歩数もクリアして3つのリング完成、水分は1,600ml。
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zattani · 2 years
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202210
誕生月ですやったね!昔は誕生日だし何かいいことあったらいいなの精神で過ごしていたけれど、ここ数年幸せは歩いてこないを体感したので、積極的に自分からいいこと楽しいことを求めていくべきだと思いました。温泉に行ったり、植物園でバドミントン(10年以上ぶり!)をしたり、友達と美味しいもの食べたり。
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本も映画も摂取する気になれなくて、たぶん9月にエンジン掛け過ぎたのかな、と。Bunkamuraのナディッフで買った伊豫田晃一『マルジナリア』いいとか悪いとかは置いておいて、こういう美しくシュールで少しグロテスクにも映るようなものが割と好き。
庭園美術館の旅と想像展は、今年の間違いなくワースト1。酷いものだった。現代作家ってキュレーションや文脈によって生かされる作品が多い中、全ての作品が良さを失っていた。というか殺されていた。せっかく面白そうなタイトルを付けたのに。新館展示のみ写真展示OKだったのは、まあ正解だろうな、と思う。単なる写真映えで終わってしまうもの。朝香宮の海外周遊と現代作家の文脈の繋ぎもなく、どちらかに振れていたら、もっとまとまりがあったと思う。お金なかったのかな。カッサンドルのポスターしかいいところがない。ちゃんと調べたら3部構成って書いてあったけど、タイトルを広げすぎ。香水塔の前の絵葉書ならべてあるの、ダサすぎ…旅にまつわる選書も謎…カッサンドルのポスターを表紙に使った深夜特急以外、もっといい本があったよね?
オペラシティの川内倫子の写真展、内装に力を入れていた感じ。オペラシティは時々こういうことする。今回は動線的にはまあ…(いやそうか…?)狭いのに下手にこだわろうとすると動線が壊滅的になるというか…人少ないときに行かないと…作品そのものよりもこういう展示風景がアートに組み込まれてしまうのは現代的だなと思いながらも写真撮っているから載せられている自覚はある。写真自体はよかった。自分の内側に籠っていくような写真が好きなので。ところで、写真展にいいカメラを首から下げて写真撮っている人の意図はなんなんだろう。
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東博の国宝展、お祭りみたいな気分で行った。見たことあるものないもの、友達と行くといろんな視点があって、一人では味わえない楽しさがある。あと、ここで万が一発狂して作品を襲ったらどうなるのだろう、みたいなスリルも味わえる。別に他の展覧会で国宝でないから、とか価値があるないとかで壊していいものなんてないけど、所詮わたしもレッテル的なもの、名前、バリューから逃れられないってこと。グッズは、なんかもう晴れてたら外にテント張ってそこで販売したらダメか?
写真美術館の野口里佳展、本人の作品よりも父のアルバムの方がぐっとくる。可もなく不可もなく、特に何も言うことのない展覧会だった。日本の新進作家展の方では、写真NGの岩井優の展示が一番エッジが効いていて面白かった。福島関連の作品の中で、正直一番いいと思った。汚染、洗浄、写真。その他の人たち、特に多和田有希は、やっていることは面白いけど、現代社会において「映え」の消費で終わってしまいそうで。それも含めてなのかな?見るは触れる、タイトルの手触りについてはそこまで…澤田華と多和田有希くらい?永田康祐はまた別ジャンルって感じがする。
2年ぶりくらいに植物園に行けたのもよかったな。特に植物には詳しくならないけど(学ぶ意欲の問題)、呼吸がしやすい。
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sciurus29 · 3 years
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小平とか東村山とか寄って9時迄に戻って来たのに、午後になっても降ってない。 #dahon #metro #minivelo #折り畳み自転車 #貯水池 #多摩湖 #小川用水 #あじさいの小径 #志村けんの銅像 #日本で一番美しい取水塔 https://www.instagram.com/p/CQnRo6ILeM7/?utm_medium=tumblr
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