Tumgik
#樹状オパール
mayatara · 2 years
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樹突蛋白石發出的振動能疏通身上堵塞的能量,協調我們跟著自然的頻率生活,激活第三隻眼的脈輪,增強直覺,對世界的感知更加清晰,帶來豐盛的流動。 @mayatarajewelry #枝狀蛋白石 #DendriticOpal #歐泊 #閃山雲 #MayaTara  #瑪雅塔拉 #樹枝蛋白石 #樹状オパール #枝晶蛋白石 #十月誕生石 #澳寶 #大顆枝晶蛋白石 https://www.instagram.com/p/CfSyWdxvfWH/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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dreampassport1108 · 2 years
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●ドリパス追納作品情報● まだ委託契約を頂き間もない状況なのですが、非常に細かく美しい作品の数々で多くの方を魅力するのは @makorinko3909 様。 お写真1枚目は@makorinko3909 様しかできないであろう「樹脂粘土でなら多肉植物制作』で、非常に色鮮やか、それでいて遊び心も満載の作品はいつもポストに上げた瞬間お問い合わせが殺到するほど! お写真2枚目のピアス、イヤリングも樹脂粘土や京都オパール、ワイヤーで製作された精巧な作品!リバティタナローンでステロールの玉を包んだネックレスも! そしてお写真3枚目が今回初納品を頂きましたリース! 袋を開けると非常に良い香りが漂い、クオリティとしてもら非常に高くインテリアにもら最適! @makorinko3909 様の作品は今回の追納以外にも様々取り扱っておりますので、詳細ご希望の際は是非お気軽にDMお願い致します! #樹脂粘土多肉植物 #ハンドメイドピアス #ハンドメイドイヤリング #お花のリース #ハンドメイド委託販売店 #ハンドメイド委託作家さん募集中 #ハンドメイド福岡 #ハンドメイド長住 #ドリームパスポート #ドリパス (ドリームパスポート) https://www.instagram.com/p/ChEeVeJPxSp/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kana-tender-time · 6 years
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珪化木 petrified wood
petrified は化石・石化という意味で、木の化石のこと。
あちこち見てみると、Silicifide WoodやSiliconization Wood -シリカが染み込んで石化した木-や、もともとの木の種類のAraucaria -ナンヨウスギ-等を書いたものといろいろ見かけました。 一番馴染み深いのはpetrified woodかと思います。
化石への道
化石は木の化石もありますし、生物・植物などいろいろあります。 化石になるまでを簡単に記します。
埋まる
化石となるには分解されずその形を残さなければ化石となりえません。 死が訪れた後、分解されずに残るには、早くに埋まらなければいけません。 海や湖の中等の水中は陸上よりも早く埋まります。 陸上の場合は洪水などで一気に流され川の底に埋もれた場合や、火山灰に埋もれた場合などが考えられますね。
鉱化
埋もれた素材の柔らかい部分が分解され、その分解された空間に鉱物になるような物質が溶け込んでいる水が染みこんで沈着し、鉱物化していきます。 珪化木の場合は、ケイ素が地下水の中に溶けていて、シリカ(二酸化ケイ素)に置換という経過をたどります。
固まる
堆積物が次から次へ重なってどんどん埋もれていくと、その重みで圧縮されて固化していきます。
発見
埋もれたままでは化石は目に触れません。 地層の隆起や侵食等が起こり、地表に出て発見となります。
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ウッドオパール
上記イラストにて説明した”珪化木ができるまで”と同じ生成過程を経てオパール化したものをウッドオパールといいます。
珪化とオパール化と瑪瑙化
ふと思ったのですが…
珪化 ケイ酸を含んだ水がしみ込み、固くなる。または、生物(植物含む)の亡骸に同じくケイ酸を含んだ水が染みこみ固くなる→化石化する。
オパール化 同じくケイ酸を含んだ水がしみ込んだけれど、水分を含んだままで結晶していないもの。鉱物=結晶していることという鉱物の定義からは外れているけれど、宝石としての人気は誰もが知るところ。
瑪瑙化 一つ一つの結晶がとても小さく存在するため、見た目は半透明の塊に見える。
と、なんとなく頭のなかで分けていました。 今回少し調べてみたのですが、シリカ(二酸化ケイ素)は結晶性と非結晶性の2種類があります。
結晶性 石英など
非結晶性 珪藻土やシリカゲルなど
実際のところ、瑪瑙のスライスの真ん中に小さな結晶を見かけることも多々ありますし、また、瑪瑙も結晶性と非結晶性が厳密には混じって存在することもあるとの記述がありました。 そして、シリカが沈殿した際の成長の進み具合として、時間の経過もしくは温度上昇があると脱水と結晶化が進み玉髄質石英(瑪瑙化)となって安定するとありました。
天然石と言われた時に一番身近な”水晶”、つまり石英ですが、この石英は二酸化ケイ素の結晶です。 そしてその姿の多様さにいつもしてやられます(笑)
ケイ素と水
元素記号 14 Si ケイ素 英語名はシリコン。
地殻はケイ酸塩鉱物がメインです。 ケイ酸塩鉱物は、全鉱物の40%を占め月・隕石の主要な構成成分です。 そんな中を地下水が行き来しているので、結果的に水にケイ素が混じっている事がほとんどです。 温度が高くなればなるほど水にケイ素が溶ける割合は高い※1ため、温度の高い地下の深い場所でたくさんのケイ素を取り込みます。 その水が地表近くまで来た時、温度が低くなることにより地表から比較的浅い場所でケイ素を沈殿させることになり、私達の目を楽しませてくれています。 ※1 300度以下の場合
基礎データ
化学組成 珪酸塩鉱物  SiO2 
色 褐色・灰色・ピンク色・赤色・紫色・黄色等
条痕 白色
結晶系 六方晶系
へき開 なし
硬度 7
比重 2.7
色のバリエーションは豊かで、それぞれ独特の絵がみられます。
産出地 産状
スライドの写真ですが、中の1枚に50センチものさしを一緒に写しました。 60センチ超のビックサイズで和賀仙人鉱山産のものです。 (※Twitterで産地同定にご協力いただきましたK様、心より感謝!)
海外ですと先に触れました、米アリゾナ州 Petrified Forest National Park -化石の森国立公園-が不動のNo.1で有名です。
WEBサイト Petrified Forest
グーグルの地図の紹介写真でも、公式サイトでも見れますが、高地砂漠の荒涼とした風景の中、ゴロンと横たわる木があちこちに見えます。
この化石の森国立公園は、三畳紀(今から約2億5100万年前~1億9960万年前)の木の化石で、三畳紀当時は、パンゲア大陸の縁辺部に位置する盆地で、とても背が高く幹周りも何メートルもあるような針葉樹の森だったとのことです。※パンゲア大陸についてはリンク先(wiki)を参照ください。
意味 いわれ
意味合いとしては、あまり資料がないのですが、ブレずに最後までやりぬけるようサポートするそうです。
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ukigawachihiro · 8 years
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『ひかりさすところ(挿絵本版)』  左脚を強く踏み込み、身体を宙に蹴り上げる。一度高く跳んでしまえば、私の翅は風を受け、視点を空高く運んでいってくれる。放射状に伸びた枝をすり抜けて、蝶の世界である樹冠にたどり着く。さえぎるものがない空には、しかし、薄い雲がかかっていて、森を揺らす強い風が私の身体を乾かした。軽い身体はゆっくりと落ちていく。地に落ちてしまう直前、翅を広げて飛び上がる。空を滑るようにゆっくりと落ちていき、また、翅を羽ばたかせる。何度も、何度でも私は飛び上がる。  春先に来る喉の乾きからか、私はいつもの帰り道を踏み外し、見知らぬ道を抜け、気づけば、歩んでいたはずの道すら見失ってしまった。  古くから自生する広葉樹が全て一箇所に集まった谷間の奥、動物たちですら寄り付かないほど湿気が濃く、鬱蒼とした茂みの中、万葉の森の隙間から一箇所だけ、光射すところがあった。その小さな陽だまりには小さな庭があり、産毛の生えた細い首を傾けて柔らかな陽射しを浴びている撫子のように、静かに佇む人の姿が見えた。  目を合わせることが恥ずかしいのか、僅かに顔を向けただけの撫子は、それでも、ようこそと私に微笑みかけてみせた。 「花の紅茶はいかが?  その代わりと言っては不躾だけど、僕と話していかないか?」   ○  やがて、雨が降った。  谷間の茂みの小さな庭で、彼は毎日私を待っていた。『彼』と言ってはいるものの、実際には、彼に性別はなかった。 「ついでに言うと、僕には動く脚もない」  彼はいつも同じ場所に座っていた。昼過ぎ、分厚い雲の隙間から陽が射し込んでくる時があると、彼は少しだけ姿勢を正し、太陽の熱を全身に受けるウミイグアナように伸びをした。 「だから、僕には空を飛ぶなんて想像もできないよ」  彼の濡れた髪から、大きな雫が落ちた。 「この雨雲の上には何があるのか」  私たちを取り囲む森の木々から、幾千の雫が落ちる。 「ねぇ、空を飛ぶってどんな感じ?」  オパールのように光を放つ雨粒は黒い土に溶け、小さな私たちよりも遥かに小さな微粒子が舞い上がる。その微粒子が雨の匂いなのだということを、博識な彼は私に教えてくれた。  私には樹冠の上に広がる空の青さを表現する語彙力も、濡れた彼を抱えて跳び上がるほどの力強い脚もない。ただただ、彼の話を聞くことしかできない。あたふたと騒がしいだけの私に、それでも、彼はいつも笑いかけてくれた。    ◯ 「暑いのは好きだ」  天頂近くから谷底に向かって真っ直ぐに落ちる陽射しは葉脈が透けてしまうほどに強く、茂みの中で唯一陽の当たるこの場所から動くことのできない彼の上にも容赦なく降り注いだ。 「僕の体温を上げてくれるから。呼吸が楽になるんだ」  それでも彼は汗もかかず、涼しげだ。 「いつもより少し背を伸ばして。いつもより少し土を踏みしめて。動かない僕の脚でも、それこそ空を飛べるような気がするんだ」  私も暑いのは好きだ。彼と同じように。 「そうなんだ」  というより、寒いと生きていけない。雪の降る朝が来てしまえば、私の身体はすっかり固まってしまう。 「君にも苦手なものがあるんだ」  そういう所は、たぶん誰にだってあるんだと思う。それでも、彼と私はたまたま同じように生れてきた。私の身体に溜まっていく一方の熱が彼の身体に伝わっていく。そんな気がした。  ふと訪れた夏の沈黙。そんな時、小川の中からばしゃりと何かが飛び出した。 「カエルだ」  対岸の撫子の葉に留まったアマガエルは、何をするわけでもなく、ただ呆っとしている。 「カエルはどうなんだろう。このうだるような暑さを好きなんだろうか」  それは私たちには分かり得ないことだ。私たちとあのアマカエルの間にははっきりと境界線が引かれている。谷に流れる小川のこちらとあちら。二人だけの小さな庭と無数の生命がひしめき、摩擦し合う広い岸辺。彼が憧れ、私が恐れる花園。  アマガエルは唐突に鳴き出した。カエルを怖がる私を、彼はそっと引き寄せた。彼は熱く、私の小さな心臓まで温かくなった。  ◯  ちぎれ雲は冷めた風に流されて、銀の指輪のような三日月が顔を出した。今日という日が闇に包まれてから随分と時が経った気がする。その日、彼の庭に向かう途中、私は夕立に遭った。濡れた服が乾くのを待っている内に日は沈み、その庭が月に照らされる表情を初めて見た。森の静寂が降りた谷の底。わずかな星明りが照らす庭に、やはり彼は立ち続けていた。 「締めつけるような頭痛が、時々ある」  両手で顔を覆い、夜風に身体を揺られながら彼は暫くぶりに呟いた。昼の饒舌な彼はそこにはいなかった。私にとって、夜は眠り、身体を休めるための時間に過ぎない。しかし、眠ることのない彼にとって、夜とは一体どういう時間なのだろうか。どれ程長い時間なのだろうか。彼は苦しそうで、しかし、何も話さない。森の夜はあまりに大きくて、私にはどうすることもできなかった。  今夜は共にいよう。今夜は私が話をしよう。覆われた顔を、その両手ごと包み込もう。やがて朝が来て、身体が温まり、しばらくすれば花も開くはずだ。  彼女の語るこの庭の外の世界は、歩くことのできない僕にとって、まさに『夢』のようなものなのかもしれない。  眠ったこともないけれど、そう思っていた。 「あなたの淹れる花の紅茶の香りが好きだよ」  彼女は蝶の羽ばたきのように静かに囁きかけ続けてくれた。  無限とも思える葉の陰と永遠とも思える夜空がようやく白んできた  ◯  蜜蜂の身体に生えている毛のような色の夕暮れ。葉の上の朝露は夕陽を浴び、どこか蜂蜜に似ていた。暑さは確かな感触を持って一日の内に過ぎ去り、夏は僕たちに別れを告げようとしていた。 「春、花が一斉に咲くでしょ。夏になったらもっと鮮やかになる。私、あの綺麗な色にどうしても惹かれてしまうの」  寒さに弱い僕に対して、彼女は優しく語りかける。その微笑みは在るのかどうかも分からなかった僕の心を確かに温かくした。 「でも、あの川の向こうのお花畑よりも、この小さなお庭が好き。私には向こうに吹く風は強過ぎるよ」  秋が近づき、風が強くなってきた。向こうの岸一面の花畑は美しいけれど、風を遮るものがなかった。 「いつも春みたいにあったかくて柔らかい風が吹けばいいのにね」  彼女は剥き出しの腕を自分でさすり、小さな身体をさらに縮こめている。どうやら寒さが苦手なのは彼女も僕も同じらしい。もうすぐ秋が来る。 「秋が過ぎたら、どうして冬が来ちゃうのかな」  彼女は首を振って冬の到来を嫌がっているが、僕は少し違った。今年の冬は一人じゃない。雪に埋もれて春を待つだけじゃない。いつもよりも暖かいのだと思うと、むしろ嬉しくなりさえした。 「もう少しだけ一緒にいるね。せめて、冬が来るまでは。寒さが私を心臓を凍りつかせてしまうまでは、せめて」  彼女はそう言って微笑んだ。それがさも当然のことのように。  彼女の命が、おそらく冬を越えることができないということを、僕はその時初めて知った。  ◯  谷の底のこの小さな庭は、秋、この山のどんな場所よりも色彩が溢れる。小川のほとりにあるにも関わらず、種々の広葉樹に覆われ、落ち葉がびっちりと降り積もる。樹々の根本には木の実を求めて小鳥が頻繁に訪れる。藪に覆われたこの庭には、空を埋め尽くすかのように放射状にびっしり伸びた枝に開いた唯一の隙間から陽が射し込み、淡い色素しか持たない僕の髪を照らした。その庭で、今年は彼女の鮮やかな黒髪が風になびいて��た。その彼女もとうとうこの庭から飛び立ってしまった。  彼女はどこかで長い眠りについたのだろう。いつ、どうやったら目が覚めるのか、僕には分からなかった。おそらくは彼女にも。彼女は最後に、ごめんなさい、と言った。僕は最後に、迎えに行くよ、と嘘をついた。綺麗な花を咲かせて春を届けに行くよ、と出来もしない約束をした。  いつしか空は厚い雲で覆われていた。  雪が色彩を覆い隠し、今年も冬が訪れた。僕が一人ぼっちのこの庭で生まれてから、一体何回目の冬なのか、もう覚えていない。寒さのせいで頭痛が酷かった。それでも、僕はこの動かない両脚で立ち続けた。いつもは雪の重みに耐えられない両腕で、僕はこの冬の重さ全てを支えるつもりだった。  この冬が少しでも早く過ぎ去れば、この寒さを少しでも和らげることができるなら、彼女は目を覚ますかもしれない。せめてこの小さな庭だけでも、僕は冬の寒さから守らなければいけないのだ。  春の始まりを告げる風に、この小さな庭から花の紅茶の香りを乗せて、どこかで眠る彼女に届けよう。  歩くことさえできない僕だけれど、寒さに耐える彼女に、光射すこの庭の温もりを伝えよう。  ◯  陽射しが随分柔らかくなった。風は力強く樹々を揺らし、葉は擦れて森を鳴らした。  再び一人になった僕は、今年から花の種を風に乗せ、遠くに飛ばすことにした。この暖かい小さな庭から、森全体にゆっくりと春が拡がっていく。  万葉の森の隙間から一箇所だけ、光が射す。  見上げると陽射しが眩しい。  一陣の風が吹く。  鮮やかな黒髪が風に沿って流れる。  生まれた場所から動くことのない花の前に、美しく空を舞う蝶が力強く降り立った。  まるで古い友人に会いに来たような笑顔だった。     (終わり)   2/12(日)コミティア119 @東京ビッグサイトにて新発売の挿絵本の物語です。他にも挿絵本2つと小説と戯曲の短編集など販売します! ブース番号は『ブース展示11』! 久々の地元、東京です。この機会に是非!
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image-weaver · 6 years
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21 Nature
第二のパワースポットもまた、リギノの神殿と同様にバルナバーシュとルドの意識を通じて不可思議な熱をもたらした。だが司るものは異なり、エリグヒドは新たなビジョンを瞼の裏に見せる。栄華を体現したかのような、蒼天を覆って枝葉を広げる巨樹を二人は見上げていた。草木生い茂る根元に湧き出る泉から、真紅の鷺が幾羽も飛び立って横切り――葉は永遠のような一瞬のなかで、若葉から深緑へ、そして赤く色づき枯れ落ちてふたたび若葉へ蘇る。聳える幹にもまた数十数百の動植物が根付き、葉の全てが風に翻ると虹色に、波を打ってきらめいて、歓喜に満ちた生命力を漲らせていた。バルナバーシュとルドの目の前に葉が舞い降りてきて、それぞれが差し出した手の中に収まると、遠目には同じと思われた葉が実は差異をもって生まれていたことが分かった。それは<資質>と呼ばれる、生けるものたちに刻まれる八つの徳と意志、また咎でもあった。巨樹よりバルナバーシュは叡智の葉を、ルドは慈愛の葉を授かった。
勇猛、壮健、果敢、機敏、叡智、慈愛、献身、そして未知。イグテルフより報恩と語られた、力の源となるもの。多種多様な人々の営みによるエリグヒドの繁栄、それは資質たちの共存と切磋がもたらしたとも言えたかもしれない。授かった葉は黄金に輝き、粒子となって彼らの胸の中へ収まった。そしてビジョンが暗転に去ろうとした時、二人は巨樹の根元の、泉の底が――暗く虚ろな闇をたたえたように見えてはっと身構えた。しかしその正体を認める間もなく、二人の意識は浅瀬へ引き上げられていく。泉の深淵は二人と隔たるまで、眼差しで彼らの姿を追い続けていた……。
終宴に残された熱気を、埃をはらんだ西風がさらっていく。パワースポットも消えさって静まる劇場の舞台に二人は佇み、葉をつかんだはずの手のひらを開いてみた。何もなかったが、握りしめると自覚したことのない力が湧いてくるようだった。
「バルナバーシュさん、傷を見せて下さい」
ルドがなにかの確信をもってそう促した。バルナバーシュは怪我なら大丈夫だと返そうとしたが、察すると言われるままに跪き、額や右手、また袖ごと切り裂かれた腕の傷をルドに差し出した。
ルドはバルナバーシュの右手を両手に包み、精神を自らの中心――全てが一点へ収束し、だが決して零にはならない領域へ、深く、静かに送り込んでいった。それは表層では一息のことだったが、ルドにとっては永劫にも感じられる旅だった。やがてその一点から今度は力が放射状に広がり、ルドを形取る輪郭を超えて万物の彼方へと飛翔していく。ルドはその間、ごく自然に……愛する母親の姿を思い描いていた。バルナバーシュとルドをつなぐ手に、暖かな光がともる。バルナバーシュは驚いて、だが為されるがままルドの業を見守った。右手を通じて、腕や額の傷も塞がっていく。流れ込んでくるのは、論理や感情の枠を超え、また有限かつ表面的なあらゆる魔術とも遥かに逸する力だった。根源的だとも、バルナバーシュは推測する。
治癒を終えて手を離すと、バルナバーシュは立ち上がってただ一言だけを伝えた。
「ありがとう、ルド」
微笑む仲間にルドはもじもじとして、照れくさそうに少しだけ目を逸らす。
「えっと、何も聞かないんですか?」 「うん? まあ、それはもちろん、驚いたが…… 今聞くのは気が早いかなと思ってね」 「どういうことですか?」 「その力について、君の中で納得できる答えが出た時にはぜひ教えて欲しい。それか、もう出ているものなのかな」
ルドが答えようとしてバルナバーシュを見た時、その肩越しに何かを見つけたのか、視線をぱっとそちらへ向ける。バルナバーシュも気付いて振り返ると、遠く、無人のはずの観客席のひとつに覚えのある姿が立っていた。悠久に育まれたオパールから繊維の一本ごとを華奢(きゃしゃ)に彫り出されたかのような、青と桃色に溶けあう遊色の銀髪。白い薄絹の衣。リギノの神殿の祭壇で、祈りを捧げていた女性らしき者だ。面立ちは依然としてよく分からず、それを二人は遠いせいだと思った。銀髪の者は身を翻して階段を駆け上がっていく。
「待て、待ちたまえ」
バルナバーシュは舞台を下りて追いかけ、ルドも後に続いた。
バルナバーシュは冷静を捨てず、あの謎の人物が気になると言えど、なんの用心もなく悪霊の跳梁する廃墟群を走り回るのは避けたかった。しかし彼の予想に反して、銀髪の者は二人の目から完全に失せることはなく、路地に入れば次の角に衣の裾がひらめいたり、きざはしの上で背を向けていたり、また足音だけで自らのありかを伝えてくるのだ。ゆえに、二人は他に注意を払いながら奇異な追跡を続けることができた。罠に誘われる危険も考えにかすめたが、バルナバーシュもルドも、どうしてか自らの衝動に抗えない。幻妖しか知らぬような魅了の術をかけられたのか――そうバルナバーシュの頭が不穏から曇りはじめたころ、彼らは一つの施設に辿り着いた。図書館跡だ。
「この中に入っていきましたね」
ルドが扉の朽ちた入口から覗き込む。いくつかの小窓の周囲を除いて内部は暗い。
「……気を付けて行こう」
バルナバーシュにとっては訪れるはずの場所でもあった。ランタンを灯すと、ルドを伴って迷いなく踏み入った。
程なくしてバルナバーシュの闇に慣れた目には、この図書館が滅び去って千載だとしても普通でない有り様なのが分かってきた。複数の棚が乱暴に引き倒され、また解体されて薪となった形跡もあるが、図書館であったことをしのばせるような書物が一冊として残されていない。代わりに床を覆うのは、灰、灰、灰―― 果たして燃やされてしまったのか。バルナバーシュは外套で口元を覆い、ランタンで辺りを照らしてまわったが、次第に青ざめていく自分に気付いてこの建物から一刻も早く離れたくなった。手足が震え、呼吸も乱れている。火災で失われたならまだ良い。だが人が、ましてエリグヒドの民自身が書物に火を放つさまが目に浮かぶと、バルナバーシュにしか解せぬ甚だしい恐れが、とぐろを巻く大蛇となって首をもたげて睨むのだ。締め付けられて血を抜かれ、眼と鼻を齧られ、全身の肉も削がれていくような心地に、もはや立っていることさえ困難に感じられた。歯のかわりに揺れるランタンががちがちと擦れはじめ、彼はとうとう棚の一つにもたれてうずくまってしまった。
「バルナバーシュさん、大丈夫ですか?!」 「ああ、ルド、すまない……すまない」
正気の糸は切らさずに掴めていた。今は目を閉じることも恐れ、バルナバーシュは俯いた顔を持ち上げてルドを見る。ルドはバルナバーシュの闇深い目に、恐慌のわけを知るより早くここから連れ出すのが最善と考え、大剣を床に置いて代わりにバルナバーシュを背負って出る。
入口の脇にバルナバーシュを座らせてルドが大剣を取りに来ると、ひとつの小窓から差す光の下に、石造りの巨人が丸く身を固めて跪いているのが見えた。幾年月を耐えた岩のように黙して重く、暗灰色に纏う石肌は年古りて寂び、アシネムや自分と似た構造を感じたが、今は微動だにせず眠っているか、ともすれば死んでいる。書の護手だったのだろうか。近付いてよく見たかったが、今はそれどころではなく、ルドはバルナバーシュのもとへ駆けて戻った。
バルナバーシュは腰を抜かしたままだが、外気に触れていくばくか落ち着きを取り戻したようだった。ルドが自分の前に跪くと、脆く崩れそうな笑みを返す。
「勇んでおいてこの有り様だ。助かったよ」 「悪霊に何かされたんですか?」 「悪霊か……いや……」
バルナバーシュはかぶりを振って言った。
「私自身にまつわることだ」
二人は昨夜と同じ空き家でもう一度、夜を明かすことにした。今度はバルナバーシュの精神的な外傷を懸念しての判断である。ルドはバルナバーシュが教えたとおりに食事を整え、霊除けを香を置き、火を焚きながら彼の事情について尋ねるべきかずっと考えていたが、バルナバーシュのほうから話は切り出された。
「私は故郷でかつて、多くの書物を焼却した。加担という形ではあったが、私がそうすると決め、拭いされぬ罪であることには変わりない」 「本を燃やすことが罪になるんですか?」 「そうだ。君は例えば……母上との思い出を記されたものを灰にされたら怒りを覚えるか?」
ルドは写真集や日記といった類の書物はそもそも見た事すら無かったが、母親の死と自分の旅立ちから生家を手放さなければならなくなった時、メモリ(記録を書きこんだ小さなチップ)を持って出てきていた。メモリには人間がそうするのと同様に、写真や日々の記録が残されている。それが人の手によって燃やされる、というのは、まったく考えが及ばないことだった。絶対にあるわけがない。だがルドは、この心の働きこそが想像を絶する痛みから己を守っているのだと、そう自覚するまでには至れなかった。
「僕には、どうして……燃やすなんてことをするのかが分かりません」 「そうか。ならば分からなくていい」 「どうしてなんですか?」
ルドの信頼を失いたくない思いから、バルナバーシュは答えるべきか葛藤した。
「理由や思想はどうあれ、知識や歴史、あるいは思い出といったものの積み重ねを灰に変えることが正義だと、ゲルダットの一部には信じる者たちがいる」 「間違ってますよ、そんなこと」 「そうだ、間違いなんだ。だから私は私を苛んでいる」
バルナバーシュは軽い頭痛を覚えて額に手をやったが、それでルドの追及をごまかすような無様は見せたくなかった。
「だが私の愛する者が正義と信じることに、私は力を貸したかった」 「親しかったなら、止めることは出来なかったんですか?」 「……そうだな、撤回しよう。きっと私自身も書を燃やすことを望んでいた。ゲルダットは十の都市を異なる家門が領として治めているのだが、いまは彼らに起因する問題が起きている。知識の濫用というべきか」 「すみません……僕にも分かる言葉で話してください」 「………」
バルナバーシュはこの上がないほど考えた。
「君は、君自身の秘密をみだりに暴こうとする人を好きになれるか?」 「えっ……?」 「君の強さと弱さ、過去と未来、誇りと恥辱、かけがえのない思い出、母上との秘密、別離、君にすら理解の及ばぬ君自身の心を」
ルドに関する思いつく限りをバルナバーシュは一息に並べてから、つかのま沈黙する。
「……私たちが生きる世界そのものにも秘密がある。ゲルダットの支配階級はみな――ジルヴァの街を除いてだが――止まらぬ探究のはてに、世界のふところにある秘密の繭を暴いて破き、そこから内臓がこぼれでるように国土には異形が溢れかえった。十のうち八の家門は精神操作、死者蘇生、時間遡行、生物の合成、心を読み取る魔法、命を止める魔法、植物や虫の大群に人を襲わせるなど、おぞましい禁術を次々に解き明かし、またいっぽうで緑を茂らせ、家畜を殖やし、宝石を無より生み出す術も編み出した。あらゆる均衡が崩れてしまったんだ。だが、そんなことはもはやどうでもいい……その中において、私はただひとり、セニサという友を守りたかった。セニサの秘密を暴こうとする全てから。ゆえにジルヴァの戦士とともに、八の家門が探究のために所有した書物――すなわち、ゲルダットに連綿と受け継がれてきた知識に火を放ってまわった。だが知識そのものに罪はあるはずがない。偉大な者たちが生涯を賭して書き記し、後世の礎となった書の数々を、私は私欲から殺めてしまった」
ついて出る言葉とともに、バルナバーシュの顔は虚ろになった。ルドは心配から彼を眠りにつかせようとしたが、バルナバーシュは話を続けた。
「そして私自身もまた他者を裁きながら、世界の……そしてセニサの秘密を解したいと望んでいる。私の所業と思想、それを罪と言わずしてなんと言えようか。……理解しがたい話をすまなかった、ルド」 「いえ、いいんです。僕のほう��そ……」
バルナバーシュはふと、パワースポットに導かれたビジョンで叡智の葉を授かったことを思い出すと、落ち込みかけたルドに微笑んでその肩に手をやった。
「真の秘密は、誰にも解することは出来ない。君の秘密も、私の秘密も、世界の秘密も、汲めども尽きぬ泉のように。八の家門は探究のはてに秘密を冒涜し、満ち足りて終わりを見出してしまったからこそ、ゲルダットを道連れに滅びようとしている。私は真の秘密とそのありか、ひいては宇宙の真理が、永遠に暴かれないものだと早く知っていれば、憎しみに駆られて書を燃やすこともなかっただろう。けれど、ハキュスやエリグヒドを通じてようやく知るに至った。そう、君に分かる言葉で言うなら……探究に終わりなどないのだと。セニサ、そして君がだれで何者か、そしてどんな思いを秘めているのか、ということも、私は認識を終わらせてはならないんだ」
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