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#武器屋桃太郎
s39k · 1 year
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上大岡総鎮守 鹿嶋神社 例大祭
■令和5年8月26日 (土) 宵宮
◆各町内で、縁日やゲーム
(場所は異なります。 各町内会にお問い合わせください)
■令和5年8月27日 (日) 例大祭
◆境内にて、 お神楽&お囃子の演奏
10時頃から19時頃迄「里神楽 橘樹会」「里神楽 加藤社中」
昔懐かしい、本格的なお囃子とお神楽!!
ほかでは見られません!聴けません!
巫女の舞、浦島太郎、天の岩戸など、演目多数!
(プログラムは、 回覧板をご覧ください)
◆御輿・子供御輿・山車の渡御など (町内)
鹿嶋神社宮入(到着) 予想時刻 (交通状況で前後します)
●10時30分前後 : 第二町内会 子ども神輿
●14時15分前後 : 第三町内会 子ども神輿
●15時50分前後 : 武輿会 大神輿 (神輿会)
(神輿の参加など詳細は、各町内会にお問い合わせ下さい)
■上大岡総鎮守 鹿嶋神社 総代世話人会
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町内掲示板より 2023-07-31
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■近隣の ⛩️天照大神 令和5年例大祭
9/2(土)-9/3(日) のお知らせ テキスト化
《 ⛩️ 天照大神 境内の掲示物より 》 
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鹿嶋神社 例大祭 スケジュール - テキスト化
令和五年八月二十七日(日)
神楽奉納 出演/「里神楽 橘樹会」「里神楽 加藤社中」
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■十時
●巫女舞 横浜市に伝わる巫女舞は扇子の舞、榊の舞、弓矢の舞があります。 今回は扇子の舞を小学生の女の子二人で奉納します。お楽しみに。 ●獅子舞 横浜市に伝わる獅子舞は、お正月などに玄関先で立ったままでも踊れるようのが特徴です。 上大岡でも昔は盛んに行われていました。 ●祭り囃子 締め太鼓二丁に長胴太鼓、鉦に笛が入った五人編成で演奏します。大太鼓は上大岡から伝わった打ち方を継承しています。
■十時三十分前後 【子ども神輿】
●鹿嶋神社に宮入 第二町内会子ども神輿
■十一時
●天降降臨 天孫とは「天」天照大神の「孫」の瓊瓊杵尊が、天照大神から授かった三種の神器を携え、天児屋命や天鈿女尊を連れて、降臨された話です。道案内の神様 「猿田彦(天狗)」と「肝潰し」のチャンバラや天鈿女尊との連舞が見どころです。
◆天照大神(あまてらす おおみかみ) ◆瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) ◆天児屋命(あめのこやねのみこと) ◆天鈿女尊 (あめのうずめのみこと) ◆猿田彦 (さるたひこ)
■十三時
●黄泉醜女 伊弉冉を黄泉の国まで迎えにきた伊弉諾は既に腐りかけている伊弉冉を見てびっくりして逃げ出します。姿を見られ激怒した伊弉冉が鬼になって追いかけて戦いになります。般若の姿をした伊弉冉と桃のせいの立ち回りが見どころです。
◆伊弉冉 (いざなみ) ◆伊弉諾 (いざなぎ) ◆黄泉醜女 (よもつしこめ)
■十四時十五分前後 【子ども神輿】
●鹿嶋神社に宮入 第三町内会 子ども神輿
■十五時
●浦島太郎 津波で流された我が子は死んだのではない、今頃竜宮城で乙姫様と楽しい時間を過ごしていると言い聞かせた親心。関東大震災から百年、東北の震災から十二年。小学生の子ども達による御伽神楽、お馴染みの浦島太郎のお話です。
■十五時五十分前後 【大人神輿】
●武輿会 大神輿 (神輿会) 鳥居付近まで
■十六時半
●敬神愛国 恵比寿様の家に大黒様が家来の祈祷師を連れてやってきます。恵比寿様は酒や鯛を釣り歓迎すると、大黒様は祈祷師に祈念をさせ、自らも喜びの舞を舞います。恵比寿様の家来と祈祷師による滑稽な舞と大黒様からの福銭撒きが見どころです。
■十八時
●天の岩戸 天照大神が岩戸に隠れて世界が真っ暗になってしまい、思金神は八百万の神を集めます。天鈿女尊が舞おどり、手力男が岩を開けると、再び世界が明るくなります。アフターコロナ、益々 鹿嶋神社のお祭りが華やかになる事を祈念して。 ◆手力男 (たじからお)
●終い天狗 お祭りの最後は山の神さま(天狗)が締め括ります。神楽殿を清め払い、 総代さんと一緒にお菓子を撒きます。是非お集まりください。
■天候や道路状況などの影響で、時間が変更になる場合がございます事をご了承ください
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hegotthesun · 1 month
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飛鳥時代
"物部氏"は、古代の中央豪族・有力氏族の一つ。軍事・警察・裁判をつかさどり、朝廷に奉仕しました。《仏教》が伝来した際は、それを拒む排仏派(保守派)でした。
大和国山辺郡を本拠地とした有力豪族で、初代天皇の神武天皇より前に、大和に鎮座した神・邇芸速日命の子孫であり天神系の神別氏族とされます。
邇芸速日命(にぎはやひ の みこと)は、『日本神話』に登場する神。祭祀を司どる物部氏の祖神とされ、神武天皇より先に大和に鎮座したことがこの神話に明記されます。神武天皇の前に、出雲系の王権が大和地方に存在したことを示す説や、大和地方に存在した何らかの勢力と物部氏に結びつきがあっ��とする説もあります。
物部氏は、初代天皇の神武朝より大王家に仕えた氏族であり、元々は鉄器と兵器の製造・管理を主に管掌し、有力軍事氏族へと成長していきました。
▽物部氏の職掌の箇条書き ・屯倉の設置と管理 ・軍事や朝鮮南部との外交 ・医療と呪術 ・狩猟や飼育、食物供献儀礼 ・殯儀礼
6世紀、第29代天皇・欽明朝になると、朝鮮半島南部にある百済国の"聖明王"から贈られた仏像を巡り、大臣の蘇我稲目を中心とする《崇仏派》と、物部尾興や中臣鎌子を中心とする《排仏派》による政争が起こりました。
物部氏の諸氏流は以下の通りです。
▼東国の物部氏 中央の物部氏族とは別に、古代東国に物部氏を名乗る人物が地方官に任ぜられた記録がある。
▼下総物部氏 千葉本拠を持つ物部の祖先伝承に、物部が坂東に進出し征圧したというものがある。香取神宮と物部氏の関連も指摘された。
▼尾張物部氏 東海道の愛知県西部に、かつて物部氏の集落があり、現在は物部神社と、武器庫だったと伝えられる高牟神社を残す。
▼石見物部氏 物部神社(島根県大田市)は、出雲勢力に対する鎮めとして創建されたとする説もあり、社家の長田家・金子家は「石見国造」と呼ばれ、この地の物部氏の長とされた。
▼備前物部氏 岡山県に備前一宮として知られる石上布都御魂神社がある。
朝廷の親衛軍を率いて物部氏は栄えましたが、6世紀の中頃に《仏教》の普及に反対し、🐎"蘇我馬子"と皇族の連合軍との戦に敗れ、そのために滅亡しました。
物部氏が史実として確かになるのは、雄略朝(西暦457~479年)の物部目(もののべ の め)辺りからで、継体朝(西暦507~531年)の🦌物部麁鹿火(もののべ の あらかい)が大連となったのは事実だとされます。
🦌麁鹿火は「磐井の乱」で将軍に任命され、筑紫(九州)豪族の磐井を打ち倒し、そうして敏達朝に物部守屋が大連となりました。
磐井の乱は、西暦527年に百済の要請を受け、朝鮮半島南部へ出兵しようとした将軍🦌物部麁鹿火の率いる大和朝廷軍の進軍を、筑紫豪族の磐井が阻んだものの鎮圧された王権間の戦争。
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大和王権軍は百済の要請を受け、奈良から朝鮮半島南部へ向かうため九州に入りましたが、一方の筑紫豪族は新羅の要請を受けて、それを待ち構えて阻もうとしました。
『記紀』によると当時の大和王権は百済と強い繋がりがあり、筑紫豪族は新羅との繋がりがあったとされます。
当時は大和王権以外にも大きな勢力がいくつかありましたが、筑紫の豪族は、大和の次に栄えていた吉備国にも匹敵する勢力を持っていました。
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吉備国は、昔話『桃太郎』に登場する"きびだんご"でも有名です。
第30代天皇・敏達天皇は、"織田信長"で有名な織田家を輩出した「橘氏」の先祖にあたります。
物部氏は、大臣の蘇我氏と並び、6世紀の朝廷にとって大きな影響力のある氏族でした。
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"蘇我氏"は、古墳時代~飛鳥時代に勢力を誇った有力豪族です。『記紀』では、神功皇后の三韓征伐で活躍した武内宿禰(たけしうち の すくね)を祖としています。《仏教》が伝来した際に、それを積極的に取り入れた崇仏派(推進派)が蘇我氏であったとされます。
7世紀の東アジアは、隋の王朝を滅ぼした唐が、律令制度に基づく国家制度により大帝国に成長し、朝鮮半島や日本列島をうかがっていました。
朝鮮半島南部では、長く続いた高句麗・新羅・百済の覇権争いが、唐の影響によりバランスが変わり、日本と連合を組んでいた百済が劣勢に陥った状況でした。
日本には、敗走した百済人や、日本に共闘を求める新羅からの渡来人が渡って来て、豪族たちの力関係にも影響を与える存在となっていました。
こうした中で、長らく続く百済との友好と支援を強化するため、勢いを増す新羅や唐との関係を重視する豪族同士の対立が昂じて行きます。
新羅・唐との連携を強めようとしたのが崇仏派の蘇我氏でした。
蘇我氏は、大陸からの移民を部下として多く採用し、大和政権の財政を掌握するようになりました。
しかし、それでも当初はライバルの物部氏の方が勢力が大きかったようです。
538年に《仏教》が公伝した際に、欽明天皇は《仏教》の受容について臣下に相談しましたが、崇仏を主張する🐎蘇我馬子の父・稲目に対し、物部尾輿(おこし)が「国津神(出雲国の祖神)の怒りを招く」と反対しました。
この崇仏論争がきっかけで、蘇我氏と物部氏は激しく対立するようになったのです。
🐴"蘇我馬子"は仏法を信仰し、日本初の本格的な寺院、飛鳥寺の建立を発願しました。一方で、崇仏派の政敵である物部守屋と衝突し、西暦587年に蘇我馬子と聖徳太子はタッグを組み、物部氏を抹殺しました。
蘇我馬子の息子の"蘇我蝦夷"(えみし)と、さらにその息子の🦌"蘇我入鹿"🐬は、皇帝の位を蘇我一族に最も近しい"古人大兄皇子"(ふるひとのおおえのみこ)に継承させようとしました。
それに伴って入鹿は、同じく皇位継承権のある"山背大兄王子"(やましろのおおえのみこ。聖徳太子と蘇我馬子の娘の子)の一族に戦を仕掛けました。
これにより、蘇我入鹿は聖徳太子直系の一族を滅ぼしました。
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"中臣鎌足"は、日本最大の氏族"藤原氏"の始祖。聖徳太子の思想を引き継ぎ、隋や唐の学問を取り入れ、帝中心の政治制度を作りたいと考えましたが、その思想の実現のために蘇我氏は邪魔な存在でした。
こうして中臣鎌足は、皇位継承権のある"中大兄皇子"(なかのおおえのみこ)と協力して、蘇我氏を滅ぼしました。その後、中大兄皇子は、帝を辞退し、補佐役として皇太子となりました。
『日本書紀』の評によれば、帝となった中大兄皇子の叔父で第36代天皇"孝徳天皇"は《仏教》を尊び《神道》を軽んじたとのことです。
百済国の滅亡
西暦662年に、唐と新羅が手を結び、百済を陥落させました。それでも百済兵は各地で抵抗しており、古くから百済と交流のあった大和王権は、そこに援軍を送ることになりました。
幾度かの戦ののち大和王権の水軍は全滅し、百済も滅びました。大和王権は唐の進軍を警戒し、こうして福岡に大宰府が設営されました。
この時点で、朝鮮島南部は新羅の支配下になりましたが、北朝鮮より北の一帯は、凄まじい武力を持つ騎馬民族🏇高句麗の領土でした。
高句麗
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高句麗は当時最強とまで謳われた重装の騎馬隊を有していました。
高句麗の二番目の統治者ユリ王は、王国の創始者である聖チュモの長男で、彼の生涯は他の朝鮮統治者と同じく『三国志』に記されているとのことです。
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唐と新羅は協力し、この高句麗を挟み撃ちにして殲滅しました。
二箇所から同時に攻められると、兵力を二つに分割しなくてはなりません。兵士の数が10万の場合、��北同時に攻められたら5万ずつに軍を分ける必要があるので、兵力が2分の1になってしまいます。似た状況下に第一次世界大戦でイギリス・フランス・ロシアに挟み撃ちにされたドイツ帝国などが挙げられます。
4世紀頃に近畿地方を中心とする勢力の倭国も高句麗と戦を交えましたが、その時に高句麗の騎馬戦力に触れ、戦に馬術が必要だと考えられ始めたようです。
これが倭人が乗馬を始めたきっかけとも言われます。
日本に馬が初めて登場するのが5世紀頃で、弥生時代に魏で執筆された『三国志〈魏志倭人伝〉』には「倭に馬は無し」と記述されていました。
群馬県
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大和王権が🐴蒙古馬を輸入し始めた頃、馬は権力の象徴でもありました。古墳時代の群馬県域に〝馬形埴輪〟が多いのは、権力をアピールするためだと考えられます。
馬の導入により、大和王権(近畿地方)と《群馬文化圏》を繋ぐルートが確保され、群馬にも大規模な古墳や、熟練された〝はにわ〟作製の技術が伝来しました。
重要文化財・国宝に指定される〝はにわ〟のうち、40%は群馬県から出土されました。
資料の群馬県ホームページによると、群馬県域の〝はにわ〟は、6世紀の中頃から群馬以外では見られない高度な発達をとげました。そうして有力な豪族がこぞって多くの〝はにわ〟を並べたために《群馬文化圏》の熟練〝はにわ職人〟が育成されたとのことです。
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この人間国宝級の職人技は、高句麗の騎馬隊も称賛するに違いないでしょう。
〝はにわ〟の起源は、弥生時代の特殊壷や特殊器台と呼ぶ葬儀用の土器とされます。時代を追って家形や器財形などの形象をかたどった次世代の〝はにわ〟が追加され、古墳時代の中期になって実績と信頼の〝人物埴輪〟や〝馬形埴輪〟が作出されたのです。
2012年から5年を費やして群馬県が実施した古墳総合調査により、県内に1万3249基の古墳が確認されました。
このことから群馬県は東日本最大の古墳大国であるとも言えるでしょう。
フランク王国
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飛鳥時代のヨーロッパでは、西ローマ帝国を滅亡させたゲルマン王国が300年のうちに滅びましたが、その中でフランク王国だけが発展し、西欧の中心勢力となっていきました。
5世紀後半に建国されたフランク王国は、��ヨーロッパのほぼ全体を治め、現在のドイツ・フランス・イタリアの基礎がつくられました。
宗教面では"ローマ教皇"を中心として、《キリスト教》の信仰が人々のよりどころとなりました。
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▲サン・ピエトロ大聖堂の内装
イタリアのサン・ピエトロ大聖堂は、カトリック教会の総本山。世界最大級の教会堂建築。ルネサンス時代・バロック時代を通じ、ローマ教皇にふさわしい巨大教会堂として再建され、第一級の芸術家たちがその造営に携わりました。創建は4世紀ですが、今の聖堂は二代目(1626年)です。
《カトリック教》の典礼音楽に「グレゴリオ聖歌」があります。ラテン語の祈りの言葉にメロディをつけた聖歌で、中世まで育まれてきました。フランスでは現在もグレゴリオの教会や修道院があり、神に捧げる祈りの歌を聴けます。
日本でも使用される階名の「ドレミファソラシ」は、西暦1000年頃に修道士で音楽理論家のグィド・ダレッツォが考案したとされます。
グレゴリオ聖歌は数が多く、聖歌隊も覚えるのが困難な状態でした。そこでグィドは『洗礼者聖ヨハネ賛歌』の歌詞(ut〈do〉, re, mi, fa, sol, la)を当てはめて音楽教育に取り入れました。
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当時、典礼音楽のメロディは口伝で伝えられていましたが、音の動きを示すネウマという記号から、四線譜に音符を書き込む楽譜が考案され、さらに五線譜に発達をとげました。
ちなみにトイレの歴史は以外と古く、6,000年前の古代メソポタミア文明には、すでに下水道と水洗型のトイレが使用された痕跡が発見されました。
紀元前2,200年前のイラク北部シュメール時代の遺跡や、バビロニア王国(現トルコ)の都市ウル、古代ギリシャ文明やインダス文明にも下水道はありました。
特に古代ローマは下水道網が発達しており、紀元前7世紀に完成した下水道は現代も使用されています。
ところが5世紀頃に上記の西ローマ帝国が滅びると、古代ローマ式のトイレは失われ、ヨーロッパのトイレ事情は古代文明以下に転落してしまいます。中世ヨーロッパまでのトイレ事情は、この場では差し控えたいと思います。
1830年代のロンドンで感染症コレラが蔓延したのをきっかけに、ようやく衛生観念が芽生えてトイレ事情が改善され始めました。産業革命の時代まで、ヨーロッパでも水洗式トイレは広く普及していなかったのです。
モンゴル帝国と中世までの後継国
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▲モンゴル帝国の重騎兵
遣隋使篇
時は607年。隋は高句麗との戦に苦戦していました。
聖徳太子の読みでは、その戦を有利に運ぶために、隋は救援を要請するはずだと考えました。遠くを味方にして近くを攻める「遠交近攻策」という伝統の戦略があります。
隋を師範とし、尊敬してこれからも学びつつも、国との関係は対等になりたい。冊封体制から分離して自立し、独立した国を目指したいと聖徳太子は考え、国書でその考えを表明しました。
「日出る処の天子、書を、日没する処の天子に致す。恙なきや」 ◆現代語訳:「おれのほうが上や―!」
せんえつながら筆者が思いますに、日本がどのような国なのか、また国として認めていただいた暁にはどのような朝貢ができるのかというPR文をしっかりと書いた方が良かったのでは……。
飛鳥時代に入るまで、日本に正式な文字体系はなく、歴史書もありませんでした。たとえば弥生時代の邪馬台国に関する情報も日本側には一切残っていません。古墳時代までの日本は歴史の始まる有史時代の前段階、つまり先史時代だったのです。
日本初の歴史書は聖徳太子と蘇我馬子らが漢文でまとめて執筆したとされます。平安時代にひらがなが考案されるまで、歴史書は漢文で書かれていました。
『記紀』は「先祖代々これまでに口伝で伝えられてきた伝承をまとめたもの」とされますが、言い伝えにしては情報量がかなり多いので驚きです。
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■神代文字|世界の文字
日本にも古代文字があったという見方もあります。
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▲鏡背古字の模写
鏡背古字(きょうはいもじ)の礎となった斎部(いんべ)文字は、斎部氏と橘氏の両家間で極秘裏に使用された文字。織田信長は平氏の子孫を自称していましたが、それは世渡りのためで実のところ斎部氏・橘氏の子孫だともいわれます。
飛鳥時代のまとめ
飛鳥時代とは、"推古天皇"が即位した6世紀末から、平城京遷都までの約120年間を指します。飛鳥時代は、中国と朝鮮半島からの《仏教》伝来にともない、古墳時代から脱皮し、新しい文化を発展させた時代でもあります。政治・経済・社会・文化ともに大変革が試みられました。そうして天皇を中心とした律令国家になった点において、日本国家成立の時代ともいえます。
推古天皇は日本初の女性天皇です。父は欽明天皇、母は蘇我稲目の娘です。第30代天皇・敏達天皇の皇后になり即位され、その後の政治は聖徳太子と、確執のおこる以前までは叔父の蘇我馬子によって支えられていました。
飛鳥が都に選ばれた理由は、当時は渡来人の力を得て急速に勢力を増していた豪族・蘇我氏の影響が考えられています。蘇我馬子は飛鳥周辺の開発に力を入れ、587年に国内初の本格的な寺院の飛鳥寺を発願しました。
古墳時代の始まりは、邪馬台国が初期の大和王権(政権)に移行する頃で、大和王権の大王たちは、古墳を築き、権勢を誇示しました。飛鳥地域には古墳時代中頃に朝鮮半島から多くの渡来人が新しい技術を携えて日本列島にやって来ました。そうして古墳時代の後半から、多くの渡来人が歴史の表舞台に登場するようになりました。
飛鳥時代は、王権をめぐっての激しい争いが起こり、豪族の間でも対立が深刻化し始めていました。飛鳥時代直前に伝来した《仏教》に関して、崇仏派(左派)の蘇我氏と、排仏派(右派)の物部氏との争いがその一例として挙げられます。
物部氏は国津神(出雲王朝。出雲大社に祀られる神)の子孫、蘇我氏は天津神(大和王権。伊勢神宮に祀られる神)の子孫とされます。つまりこの政争は「天津国」と「国津国」という《神道》における2つの宗派の争いだったという側面もあります。
聖徳太子は、推古天皇が即位した時期に摂政として政治をよく助けましたが、その政策は《仏教》を基調とするものでした。天皇中心の統一国家を築き上げるため、冠位十二階を定め、憲法十七条を制定し、史書の編纂をはじめたのです。
飛鳥時代の東アジアは、589年に隋が中国の南北朝を統一するとともに、朝鮮半島において諸国間の戦闘が激化した動乱の時代でした。618年に隋が滅んで唐がおこると、唐は律令によって国家体制を整え、その影響力は周辺諸国に波及し、国際情勢は大きく変化しました。遣隋使・遣唐使が派遣されたのもこの時代で、朝鮮半島は7世紀まで百済・新羅・高句麗の三国に分かれていました。日本は皇室とゆかりのある朝鮮諸国の百済と交流をかさねましたが、663年の唐・新羅による連合軍との戦(白村江の戦い)で、日本と百済の連合軍は惨敗を喫し、百済国は滅亡しました。
645年の大化の改新や、672年の壬申の乱後は、天武天皇によって持統天皇の時代になりました。694年には飛鳥から【藤原京】への遷都がおこなわれました。飛鳥時代は、大陸の制度や技術、文化を積極的に導入し、文明化を推し進めた時代でもありました。《仏教》の伝来と定着はその先駆けであり、冠位十二階・十七条憲法の制定、飛鳥寺の造営などは、新しい政治思想や宗教観に基づく国づくりの始まりとみることができます。
飛鳥京に続く【藤原京】は、中国の条坊制に基づく日本最初の都城であり都市の誕生でもありました。条坊制とは、中国・朝鮮半島・日本に見られる都市計画で、南北中央に朱雀大路を配し、南北の大路と、東西の大路を碁盤の目状に組み合わせた左右対称・方形の都市プランのことを指します。「飛鳥文化」という語には、飛鳥京・【藤原京】の地が、政治や文化としての飛鳥時代の文化、という意味と、美術史上の区分としての仏教を中心とした文化、という意味の二つがあります。
【藤原京】
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【藤原京】は、壬申の乱により即位した天武天皇の計画により、唐の都城を参考にして造営された日本で初めての本格的な都市です。 藤原京の大きさは、南北約4.8キロメートル、東西約5.2キロメートル。藤原宮を中心とする新都【藤原京】は、それまでの飛鳥の宮都とは大きく異なっていました。
特筆すべき点は、全体計画のもとに築かれた日本初の中国式の都城であること。先進の中国・朝鮮の都城を模し、東西路「条」と南北路「坊」を碁盤目状に配す条坊制としました。その中心をメインストリートの朱雀大路が南北に貫きます。
《儒教》の教典『周礼』において、「王城は一辺9里の正方形で、側面にはそれぞれ3つずつの門を開く。城内には、南北と東西に9条ずつの街路を交差させ、幅は車のわだち(8尺)の9倍とする。中央に天子の宮、その東に祖先の霊を祀り(宗廟)、西に土地の神を祀る(社稷)。前方、南には朝廷、後方、北には市場を置く」とあります。
二分された京の東側を「左京」、西側を「右京」とし、街区は格子状に整然と区画されました。都全体が秩序正しい方形を成します。当時の推定人口は3万~5万人。近年の発掘により、京域については平城京をしのぐ日本最大の古代都市であったことも明らかになりました。ちなみに、【藤原京】とは近代に作られた学術用語であり、『日本書紀』には「新益京(あらましのみやこ)」と記されています。
しかし【藤原京】は、わずか16年で廃都となりました。なぜこれほどの大都市が短命で終わってしまったのか通説によると、湧水が起きる沼地が多かったため、ゴミや汚水処理が追いつかなくなったため、飢饉や疫病・自然災害が頻発したため、大阪湾と都を結ぶ河川の水運が不便だったためと、諸説ありますが、真相は依然として謎に包まれたままとのことです。
飛鳥時代は《仏教文化》が導入された時代で、日本文化の基礎が花開いた時代でした。飛鳥寺や法隆寺などの壮大な寺院が建立され、仏教建築や仏像製作などの荘厳な飛鳥文化が生み出されました。飛鳥文化の中核をなしたのは、朝鮮半島からの渡来文化であり《仏教》とともに寺院造営のための建築、土木、庭園、彫刻、絵画、工芸、芸能など多様な技術・文化が導入されました。
特に百済国は、中国南朝の梁から入手した教義・書物やさまざまな文明要素を倭国に伝えました。しかし《百済仏教》のみが伝来したというわけではなく《高句麗仏教》《新羅仏教》や、遣隋使・遣唐使を通じた《中国仏教》、《儒教》や《道教》も伝来しました。
インド発祥の《仏教》と梵語のお経が漢文に翻訳され、その漢文のお経が日本に伝来するまで、およそ千年ほどの歳月がかかったとされます。
《日本仏教》における《真言宗》の教祖"弘法大師・空海"が、初めて遣唐船に乗ったのは804年のこと。その前年にも難波から遣唐船が出航しましたが、嵐に遭遇して失敗しました。満を持して翌年に再び難波を出発した空海は、四隻の船団の第一船に乗っていました。
瀬戸内海を通って九州に着き、それから肥前の港を出航しましたが、翌日にまた暴風雨に遭って船団は離散し、ぶじに大陸に漂着したのは四隻のうち空海の乗った第一船と第二船の二隻だけでした。
空海が遣唐使船に乗って出港した頃は、日本に羅針盤や気象に関する知識はなく、船も箱を海に浮かべたようなものだったので波で簡単に沈みました。8世紀の遣唐船ですべての船が無事に往復できたのは一度だけ。遣唐船が4隻なのは、一隻だけでも唐にたどり着くためだったのだとか。
その後、空海は平安時代初期の806年に修行を終えて、唐より命がけの航海を終えてぶじに帰国しました。そうして816年に高野山金剛峯寺を開創されました。
日本文学の原点といわれる『万葉集』には、文学作品としてもすぐれた飛鳥時代の歌謡が多数収録されており、中には橘氏を下賜された"橘三千代"の和歌も収録されています。
◆参考資料:公益財団法人・古都飛鳥保存財団
飛鳥時代の歴史には、いまだ解明されていない問題が残されており、今後の調査研究を待たなければならないことも数多くあります。
飛鳥時代の年表
523年〈朝鮮〉桓武天皇の先祖・百済の武寧王没 528年〈朝鮮〉新羅に《仏教》伝来 534年〈中国〉北魏が東西に分裂 538年〈日本〉百済より《仏教》伝来 562年〈朝鮮〉新羅が隣国の大加耶を滅ぼす 584年〈日本〉蘇我馬子、自宅に百済伝来の仏像を造る 586年〈朝鮮〉高句麗、長安城へ遷都 589年〈中国〉隋が中国を統一 592年〈日本〉崇峻天皇が暗殺され、推古天皇即位 593年〈日本〉聖徳太子が摂政となる 607年〈日本〉小野妹子らを隋に派遣(遣隋使) 611年〈中国〉隋、三回にわたり高句麗遠征 624年〈朝鮮〉高句麗・百済・新羅が唐の册封を受ける 663年〈日本〉日本&百済の連合軍、唐&新羅の連合軍に大敗。百済滅亡 667年〈朝鮮〉唐と新羅が協力し、高句麗を征服 672年〈日本〉壬申の乱 676年〈朝鮮〉新羅が朝鮮半島を統一 694年〈日本〉【藤原京】に遷都
◆参考資料:公益財団法人・古都飛鳥保存財団
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《カードキャプターさくら》ヒロインの苗字"木之本"は、現・奈良県の大和国土市郡木之本村が起源とされます。近年では奈良県を始め、近畿地方に多い苗字です。
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"大道寺"姓のルーツは大道寺氏。中臣鎌足(藤原氏)の子孫とされます。現在の京都府綴喜郡宇治田原町の大導寺が発祥。大道寺家は《室町時代》中期に伊豆国へ向かい、北条氏の重臣として仕えました。
洗礼者ヨハネの賛歌
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▲グレゴリオ聖歌「洗礼者ヨハネの賛歌」
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kachoushi · 3 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年7月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年4月4日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
受験の子送りてしばし黙す父母 喜代子 うつうつも待つこと楽し花便り さとみ 初桜幾歳月や句座の道 都 野遊びのノスタルジーを胸に秘め 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
野遊の一人は高きハイヒール はるか 春愁の長き耳垂れ犬来たる 光子 譲ること大嫌ひなの半仙戯 同 ボール蹴る子に一瞬の花吹雪 美紀 ぶらんこを替つてくれず漕ぐばかり 瑠璃 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 大使笑ふ南麻布の花の昼 佑天 花冷のベンチに花冷のお尻 緋路 群青の絵の具は春の水に溶け 同 教会の桜は透けるほど白く 小鳥
岡田順子選 特選句
花に息ととのへてゐる太極拳 光子 鞦韆の蹴り寄せてゐる桜色 三郎 純白の肌着吊られて花曇 同 皆遠き目をしてをれば桜かな 和子 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 子の声は残響となり連翹黄 同 花は散るべしと笛吹く裸体像 俊樹 春の野の児らしか知らぬものがたり 軽象 花すみれ遠くの空に戦闘機 美紀 春光の鳩はみどりの首見せに きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夕日落つ別離の駅の古巣かな 朝子 冴返る齢八十骨の音 成子 仔犬抱き遅日の船を見送りぬ かおり 菜の花や千の􄼫棺より生るる 睦子 枝枝に声転がせて鳥交る たかし いつせいに揺るゝ吊革鳥帰る かおり 煙草屋は古巣残して店仕舞ひ 久美子 陽炎の消えて居座る陰陽師 美穂 地に古巣天に野鳥の窓があり 修二 我先に舫ひ綱解き鰆東風 たかし 朧月十二単衣に逢へさうな 同 しつけ糸解くおぼろ夜の京友禅 美穂 待つといふうれしさ人も桜にも 孝子 永遠の未完でありぬ桜かな たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月8日 なかみち句会
春の海ばかりの駅に途中下車 秋尚 つれづれに雨音聞いて日永かな 廸子 鎌倉や角曲がるたび春の海 三無 石楠花や参道狭し奥の宮 史空 お別れの日に石楠花の紅の濃く 貴薫 また元の話に戻る母日永 美貴 小刻みにきらめく春の海まどか のりこ 寺領にも石楠花紅く小糠雨 ます江 ………………………………………………………………
令和6年4月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
娘良し妻さらに良し春日傘 三四郎 母の忌を迎へし朝の春の雪 ただし 風光る千年超えし物語 みす枝 春浅し耳朶柔らかなイヤリング 世詩明 天空へ光を返す白木蓮 三四郎 愛猫に愚痴こぼしをり四月馬鹿 みす枝 初蝶の二つ行先定まらず 英美子 貝の紐噛んでひとりの春炬燵 昭子 ほろ酔ひを名妓支へて大石忌 同 校庭の鉄棒に触れ卒業す 時江 薔薇一本くれる夫ではなけれども 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月9日 萩花鳥会
春一番濁りし川の鯉めざめ 祐子 春愁の情緒一新晴衣着る 健雄 春の宵椿徳利の矢の根寿司 俊文 四月空総出で迎える娘の帰国 ゆかり 遊覧の舟に続くや花筏 明子 教科書に漢字で名前進級す 美恵子 ………………………………………………………………
令和6年4月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
山笑ふ札所巡りに􄼺の急き 宇太郎 一歩づつ眼下となつてゆく桜 美智子 渡船場に飯蛸釣りて島土産 宇太郎 桃咲いて捨て犬たちの誕生日 都 杖を曳き混じりて遊ぶ花筵 悦子 囀を総て抱へてゐる大樹 史子 初燕無音の青を切り分けて 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
としあつ忌修す爛漫卓の上 百合子 信濃路は薄紅に花杏 和代 里は今杏の花に溺れたる 白陶 想ひ出のとしあつ談義飛花落花 亜栄子 竹秋の風を聞かむと句碑に佇ち 三無 白寿なる母満開の花と散る 多美女 句碑古りて若さ溢るる花楓 文英 雨上り杏の花の山家かな 幸風 ふんはりと包みたる香の花通草 秋尚 白き卓都忘れの彩映えて 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
対岸に人の流れてゆく花見 あけみ 軽貨物春の泥付け走る町 紀子 犬ふぐり自転車の子は風のやう 裕子 烏ども引き連れてゐる田打ちかな 紀子 障子開け全て我が世の花見なり みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
余生をば貪る朝寝でありにけり かづを 一穢なき姿のままの落椿 同 落ちてなほ華やぎ続けゐる椿 同 春風に仰ぎて凜と左内像 同 板木打つ仕草秘かに春そこに 和子 朝寝して咎める人も無き自在 泰俊 春愁や錆びし火の見の鉄梯子 同 蛇穴を出づと云ふ世の一大事 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
咲き満ちし花に静けきある古刹 かづを 芽柳に縁なる風棲み初めし 同 沈丁の闇をつないでゆく香り 同 九頭竜に吐息とも見る春の雲 同 此の花に幾春秋を共にせし 雪 花を見に一人で行ける所まで 同 春休み児ら自転車で飛び廻る 富子 鴬のしきりに啼く日啼かざる日 英美子 川幅を歪めて流る花筏 真喜栄 夜ざくらやいつも􄼴打つ寡婦暮し 世詩明 筍や十二単の皮を剥ぐ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月17日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
哀愁の容姿あらはに紫木蓮 数幸 徐に白を極めて花水木 千加江 流されて留まり忘る花筏 同 春場所やふるさと力士負け多し 令子 唐門の昔を語る桜かな 啓子 紫の夜空の中に桜散る 同 二人で見いつしか一人花の道 希子 仮の世にしては見事な花吹雪 泰俊 無住寺は無住寺のまま桜咲く 同 愛子忌やせめて初蝶見たること 雪 落椿踏まるるをもて瞑すべし 同 和尚来たかと散る花に酌まるるや 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月19日 さきたま花鳥句会
たまゆらの時を浮遊し石鹸玉 月惑 春愁や己を鼓舞し逝く句友 八草 花篝名残りの片のうらおもて 裕章 脱ぎ捨てし靴下にある花疲 紀花 掛茶屋へたどりつきたる花疲 孝江 花吹雪渋沢像の頭に肩に ふゆ子 腰痛の愚痴ふき飛ばす芝桜 としゑ 楤の芽の口にひろごる大地の香 康子 春炬燵夫の座椅子のたばこ臭 恵美子 藤棚の真中を風の通り抜け みのり 待ちかねた早朝よりの花見客 彩香 十字架の隣に読経山笑ふ 良江
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令和6年4月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
メタセコイアむんずと掴む春の雲 三無 今日も来て舞ひを見せたる春の蝶 ます江 佐保姫を見送る空の雲白く 軽象 蒲公英の真白き絮は飛ばず揺れ ます江 一山をより高くみせ桐の花 斉 僧一人花韮咲かす露地に消ゆ 久子 牡丹の重たく崩れかけてをり 秋尚 桜蘂降つて大地に横たはる 斉 春草の足裏くすぐる田圃道 経彦 観音の御手のやさしく著莪の花 芙佐子 ゆつくりと翅を広げて蝶生まる 斉
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
昨夜爪を切りたる指に草を引く 雪 十一面千手千眼像朧 同 瞑すべし柏翠踏みし落椿 同 この椿もんどり打つて落ちたるか 同 初蝶や昨日は森田愛子の忌 同 不器用を誰憚からず針供養 同 春愁や文箱に封じたる手紙 同 春愁や此の髪に手を置きし人 同 昭和人昔語らず花の下 昭子 本気度を探るお見合亀鳴けり 同 久々に手に取る修司五月来る 同 しなやかにそしてしたたか単帯 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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usono-musuko · 6 months
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2024年3月31日
「気を抜くと人生はイベントもミッションもストーリーも存在しないオープンワールドゲームになってしまう。確かにどこへでも行けるが、どこにも行く動機がない。拠点となる街を歩き回り、最初はその作り込みに感動もできるが、やがて何もかもが退屈になり、世界を終わらせるためのバグを探しはじめる」
「だから、最初からキレイにやり通すことを前提とするのではなく、後から手を加えてどうにかなるやり方のほうが、圧倒的に初心者に優しい。
だから「このとおりやればできる簡単な作業」だけでなく、「失敗してもリカバリーしやすい作業」という視点の初心者向けのコンテンツが増えてほしいなーと思う。」
「山に◯体を埋めても見つかってしまう。
これは懲役太郎さんが度々指摘しているんだけど。日本国土の67%は森林山野で、その維持管理のために私たちのような人間が結構な数を歩き回っているんだよね。素人が歩けるような場所に埋めてもすぐに見つかると思う。」
「単騎で鬼の一族を殲滅できる存在がその後にどう扱われるかを考えれば、仮に一人で勝てるのだとしても、桃太郎としては「犬猿雉がいたおかげですよ」と言っておいたほうがいい」
「どんな些細なことでも、相手が『いや』『やめて』と言ったらすぐにやめなさい。そして、相手が嫌と思うことをしてしまったのを謝りなさい」ってだけの話なんだけど、それが出来ない人ほど、「このくらいのことで」とかぐちぐち言うんだ。
「風俗でパイズリされてる時にパイズリ状況を実況したら嬢が笑っちゃってパイズリ解除されちゃった事ある あーっと!今私のおちんぽが大きな大きな双丘に飲み込まれていくー!天は彼女に二物を!そして私にはイチモツをさずけてくれましたー!!」
「それデジタル自傷行為やぞってのは本当よく見る」
「居抜きってのは建物だけではなく設備丸ごと使いまわすものを呼ぶ コンビニに台湾料理屋や整骨院や歯科医の設備があったなら分かるが、そうでないなら普通にスケルトン物件」
「>バイブスってなんなん? 絵を一枚渡してこの画像の要素汲み取って!って感じの機能」
「デラべっぴんのエヴァ特集号は最初で最後の返本0の完売で企画した社員は社長賞のボーナス金一封と温泉旅行付き休暇貰ったと最終号に書いてあった」
「「本当に助けが必要な人は、助けたくなるような人ではない。」
あの言葉辛いけど真実ですよね。」
「「言いたいことはわかるが、その言い方で味方になってくれる人は少ないと思う」みたいな話はインターネットには大変多い。」
「薬屋の同人コスプレAVまじであると聞いてちょっとワクワクしてるが、僕の興味はきっと「ごっくん」した後の「毒です」だけなんだよ」
「「星銃士ビスマルク」の主題歌と副主題歌は、80年代の幸福な時間の片鱗を閉じ込めたものであり、MIOの歌声は、当時の空気を思い出させる優しさに満ちており、それが、今の時代から振り返れば、逆に切なさを思わせるのだ。」
「笑い事じゃないけど訃���の早バレって字面笑っちゃう」
「サラリーマン仕草としては、自分を守るために根拠なく自信持っていた方が良いですよ。自信無さそうにしていると相手の加虐性のスイッチがONになります。これは人間の本能だと思うのでどうしようもありません。」
「(アイドルマスターシャイニーカラーズ) 女の武器で姉と勝負するなんて思いもしなかったけど今の私なら…?と戸惑いつつも新たな扉を開くにちかが見たい」
「きっかけ覚えてないけどはじめてが一通り済んだ後に耳元で「ご馳走様」と呟かれたのは一生忘れんと思う」
「フィネガンズ・ウェイクはもう本棚にぶっさすモノであって読むモノではないと俺は結論づけました」
「>そんなに美味いの? 普通のネギトロ丼食べた方が美味しいけどマグロディスクからしか得られないディストピアは確実にある」
「昔のレコードは100万枚売れれば全国民がメロディを口ずさむことができた。いまは10億回再生されても歌手名すら知らない。情報のパーソナライズが進むと各個人は各々の趣向に合わせて生成された世界の中で生涯を送ることになる。あらゆる精神活動は夜見る夢のように相互に伝達不可能ものとなるだろう。」
「創作者の実力は階段状に上がる 経験値は作品完成時に入る 故にミスは完成して投稿済ませて自分がレベルアップしてから気が付くんですよ 悔しいだろうが仕方ないんだ」
「「ローグライクはオタクのパチンコ」本当に暴言 ひどすぎると思う 何が酷いっておおむね正しいこと」
「どうせはらわたを見せ合うことなんて出来やしないし下手にネガティブに勘ぐるのをやめたよ俺」
「人間、一貫性を保つということにあまり意味はないが 「どの時点で手のひらを返すか」というのは人間の個性である。」
「あらゆる物語に言えることだが 主人公には応援したくなるような人間性が必要!」
「あと女流の恋愛作家曰く「恋は性欲と独占欲、愛は狂気」だそうな なんとなくわからんでもない」
「あらゆる単語には他言語にも1対1で対応する単語があって置き換えるだけで翻訳ができるという思い込みがこの世界から消滅してほしい」
「金さえあれば幸せかはわからないが金がないのが一定の不幸を生むのは間違いない」
以上。
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wangwill · 11 months
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聰明
H:董卓對幼主「今上雖幼,聰明仁智。」直誇聰明,但無人培育。曹操「生子當如孫仲謀,景升父子皆豚犬」。說出孫權的聰明,後來也能三分天下。。《紅樓夢》第五回:「惟嫡孫寶玉一人,秉性乖張,生情怪譎,雖聰明靈慧,略可望成。」誇賈寶玉聰明,太聰明到遁入空門。人生平凡過,聰明的人有不同的人生及責任。20231018W3
網路資料:
聰明
詞聰明
相 似 詞伶俐、靈敏、智慧。
相 反 詞傻瓜、愚笨、愚蠢、拙笨、笨拙、魯鈍。
釋  義
耳目敏捷。如:「那老翁年逾七旬,仍是耳目聰明,真是令人羨慕。」
天資靈敏,理解力高,心思細巧。《三國演義》第三回:「今上雖幼,聰明仁智,並無分毫過失。」《紅樓夢》第五回:「惟嫡孫寶玉一人,秉性乖張,生情怪譎,雖聰明靈慧,略可望成。」
曹操看到武器優良、治軍嚴謹的東吳軍,脫口說出「生子當如孫仲謀」,表達對於孫權東吳的讚嘆之意,這也成為了三國歷史故事中的名言。
曹操「生子當如孫仲謀」其實有下一句話,那就是「景升父子皆豚犬」。
曹操看到武器優良、治軍嚴謹的東吳軍,脫口說出
。「景升父子」是誰呢?是荊州的劉表父子,荊州在三國之中,是一個兵家必爭之地,劉表的兒子劉琮繼承了劉表的家業,但是毫無作為,在面對曹操大軍,馬上就投降了,這也讓曹操十分看不起,認為劉表是毫無骨氣又軟弱的人,因此以豬狗一詞作為比喻,諷刺劉家父子在荊州的衰微。
三國演義第三回
卓問百官曰:“吾所言,合公道否?”盧植曰:“明公差矣。昔太甲不明,伊尹放之於桐宮;昌邑王登位方二十七日,造惡三千餘條,故霍光告太廟而廢之。今上雖幼,聰明仁智,並無分毫過失。公乃外郡刺史,素未參與國政,又無伊、���之大才,何可強主廢立之事?聖人云:‘有伊尹之志則可,無伊尹之志則篡也。’”卓大怒,拔劍向前欲殺植。侍中蔡邕、議郎彭伯諫曰:“盧尚書海內人望,今先害之,恐天下震怖。”卓乃止。司徒王允曰:“廢立之事,不可酒後相商,另日再議。”於是百官皆散。卓按劍立於園門,忽見一人躍馬持戟,於園門外往來馳驟。卓問李儒:“此何人也?”儒曰:“此丁原義兒:姓呂,名布,字奉先者也。主公且須避之。”卓乃入園潛避。次日,人報丁原引軍城外搦戰。卓怒,引軍同李儒出迎。兩陣對圓,只見呂布頂束髮金冠,披百花戰袍,擐唐猊鎧甲,系獅蠻寶帶,縱馬挺戟,隨丁建陽出到陣前。建陽指卓罵曰:“國家不幸,閹官弄權,以致萬民塗炭。爾無尺寸之功,焉敢妄言廢立,欲亂朝廷!”董卓未及回言,呂布飛馬直殺過來。董卓慌走,建陽率軍掩殺。卓兵大敗,退三十餘里下寨,聚眾商議。卓曰:“吾觀呂布非常人也。吾若得此人,何慮天下哉!”帳前一人出曰:“主公勿憂。某與呂布同鄉,知其勇而無謀,見利忘義。某憑三寸不爛之舌,說呂布拱手來降,可乎?”卓大喜,觀其人,乃虎賁中郎將李肅也。卓曰:“汝將何以說之?”肅曰:“某聞主公有名馬一匹,號曰‘赤兔’,日行千里。須得此馬,再用金珠,以利結其心。某更進說詞,呂布必反丁原,來投主公矣。”卓問李儒曰:“此言可乎?”儒曰:“主公欲取天下,何惜一馬!”卓欣然與之,更與黃金一千兩、明珠數十顆、玉帶一條。李肅齎了禮物,投呂布寨來。伏路軍人圍住。肅曰:“可速報呂將軍,有故人來見。”軍人報知,布命入見。肅見布曰:“賢弟別來無恙!”布揖曰:“久不相見,今居何處?”肅曰:“現任虎賁中郎將之職。聞賢弟匡扶社稷,不勝之喜。有良馬一匹,日行千里,渡水登山,如履平地,名曰‘赤兔’:特獻與賢弟,以助虎威。”布便令牽過來看。果然那馬渾身上下,火炭般赤,無半根雜毛;從頭至尾,長一丈;從蹄至項,高八尺;嘶喊咆哮,有騰空入海之狀。後人有詩單道赤兔馬曰:“奔騰千里盪塵埃,渡水登山紫霧開。掣斷絲韁搖玉轡,火龍飛下九天來。”布見了此馬,大喜,謝肅曰:“兄賜此龍駒,將何以為報?”肅曰:“某為義氣而來。豈望報乎!”布置酒相待。酒甜,肅曰:“肅與賢弟少得相見;令尊卻常會來。”布曰:“兄醉矣!先父棄世多年,安得與兄相會?”肅大笑曰:“非也!某說今日丁刺史耳。”布惶恐曰:“某在丁建陽處,亦出於無奈。”肅曰:“賢弟有擎天駕海之才,四海孰不欽敬?功名富貴,如探囊取物,何言無奈而在人之下乎?”布曰:“恨不逢其主耳。”肅笑曰:“良禽擇木而棲,賢臣擇主而事。見機不早,悔之晚矣。”布曰:“兄在朝廷,觀何人為世之英雄?”肅曰:“某遍觀群臣,皆不如董卓。董卓為人敬賢禮士,賞罰分明,終成大業。”布曰:“某欲從之,恨無門路。”肅取金珠、玉帶列於布前。布驚曰:“何為有此?”肅令叱退左右,告布曰:“此是董公久慕大名,特令某將此奉獻。赤兔馬亦董公所贈也。”布曰:“董公如此見愛,某將何以報之?”肅曰:“如某之不才,尚為虎賁中郎將;公若到彼,貴不可言。”布曰:“恨無涓埃之功,以為進見之禮。”肅曰:“功在翻手之間,公不肯為耳。”布沈吟良久曰:“吾欲殺丁原,引軍歸董卓,何如?”肅曰:“賢弟若能如此,真莫大之功也!但事不宜遲,在於速決。”布與肅約於明日來降,肅別去。
紅樓夢/第005回
紅樓夢
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第五回 開生面夢演紅樓夢 立新場情傳幻境情
  題曰:
    春困葳蕤擁繡衾,恍隨仙子到紅塵;問誰幻入華胥景,千古風流造業人。
  第四回中既將薛家母子在榮府內寄居等事略已表明,此回則暫不能寫矣。
  如今且說林黛玉自在榮府以來,賈母萬般憐愛,寢食起居,一如寶玉,迎春,探春,惜春三個親孫女倒且靠後,便是寶玉和黛玉二人之親密友愛處,亦自較別個不同,日則同行同坐,夜則同息同止,真是言和意順,略無參商。不想如今忽然來了一個薛寶釵,年歲雖大不多,然品格端方,容貌豐美,人多謂黛玉所不及。而且寶釵行為豁達,隨分從時,不比黛玉孤高自許,目無下塵,故比黛玉大得下人之心。便是那些小丫頭子們,亦多喜與寶釵去頑。因此黛玉心中便有些悒鬱不忿之意,寶釵卻渾然不覺。那寶玉亦在孩提之間,況自天性所稟來的一片愚拙偏僻,視姊妹弟兄皆出一意,並無親疏遠近之別。其中因與黛玉同隨賈母一處坐臥,故略比別個姊妹熟慣些。既熟慣,則更覺親密,既親密,則不免一時有求全之毀,不虞之隙。這日不知為何,他二人言語有些不合起來,黛玉又氣的獨在房中垂淚,寶玉又自悔言語冒撞,前去俯就,那黛玉方漸漸的回轉來。
  因東邊寧府中花園內梅花盛開,賈珍之妻尤氏乃治酒,請賈母,邢夫人,王夫人等賞花。是日先攜了賈蓉之妻,二人來面請。賈母等於早飯後過來,就在會芳園游頑,先茶後酒,不過皆是寧榮二府女眷家宴小集,並無別樣新文趣事可記。
  一時寶玉倦怠,欲睡中覺,賈母命人好生哄著,歇一回再來。賈蓉之妻秦氏便忙笑回道:「我們這裏有給寶叔收拾下的屋子,老祖宗放心,只管交與我就是了。」又向寶玉的奶娘丫鬟等道:「嬤嬤,姐姐們,請寶叔隨我這裡來。」賈母素知秦氏是個極妥當的人,生的裊娜纖巧,行事又溫柔和平,乃重孫媳中第一個得意之人,見他去安置寶玉,自是安穩的。
  當下秦氏引了一簇人來至上房內間。寶玉抬頭看見一幅畫貼在上面,畫的人物固好,其故事乃是《燃藜圖》,也不看係何人所畫,心中便有些不快。又有一幅對聯,寫的是:
  世事洞明皆學問,人情練達即文章。
  及看了這兩句,縱然室宇精美,舖陳華麗,亦斷斷不肯在這裡了,忙說:「快出去!快出去!」秦氏聽了笑道:「這裏還不好,可往那裏去呢?不然往我屋裏去吧。」寶玉點頭微笑。有一個嬤嬤說道:「那裏有個叔叔往侄兒房裏睡覺的理?」秦氏笑道:「噯喲喲,不怕他惱。他能多大呢,就忌諱這些個!上月你沒看見我那個兄弟來了,雖然與寶叔同年,兩個人若站在一處,只怕那個還高些呢。」寶玉道:「我怎麼沒見過?你帶他來我瞧瞧。」眾人笑道:「隔著二三十里,往那裏帶去,見的日子有呢。」說著大家來至秦氏房中。剛至房門,便有一股細細的甜香襲人而來。寶玉覺得眼餳骨軟,連說「好香!」入房向壁上看時,有唐伯虎畫的《海棠春睡圖》,兩邊有宋學士秦太虛寫的一副對聯,其聯云:
  嫩寒鎖夢因春冷,芳氣襲人是酒香。
  案上設著武則天當日鏡室中設的寶鏡,一邊擺著飛燕立著舞過的金盤,盤內盛著安祿山擲過傷了太真乳的木瓜。上面設著壽昌公主於含章殿下臥的榻,懸的是同昌公主製的聯珠帳。寶玉含笑連說:「這裏好!」秦氏笑道:「我這屋子大約神仙也可以住得了。」說著親自展開了西子浣過的紗衾,移了紅娘抱過的鴛枕。於是眾奶母伏侍寶玉臥好,款款散了,只留襲人,媚人,晴雯,麝月四個丫鬟為伴。秦氏便吩咐小丫鬟們,好生在廊檐下看著貓兒狗兒打架。
  那寶玉剛合上眼,便惚惚的睡去,猶似秦氏在前,遂悠悠蕩蕩,隨了秦氏,至一所在。但見朱欄白石,綠樹清溪,真是人跡稀逢,飛塵不到。寶玉在夢中歡喜,想道:「這個去處有趣,我就在這裏過一生,縱然失了家也願意,強如天天被父母師傅打呢。」正胡思之間,忽聽山後有人作歌曰:
  春夢隨雲散,飛花逐水流;寄言眾兒女,何必覓閒愁。
  寶玉聽了是女子的聲音。歌聲未息,早見那邊走出一個人來,蹁躚裊娜,端的與人不同。有賦為證:
  方離柳塢,乍出花房。
  但行處,鳥驚庭樹,
  將到時,影度迴廊。
  仙袂乍飄兮,聞麝蘭之馥郁,
  荷衣欲動兮,聽環佩之鏗鏘。
  靨笑春桃兮,雲堆翠髻,
  唇綻櫻顆兮,榴齒含香。
  纖腰之楚楚兮,迴風舞雪,
  珠翠之輝輝兮,滿額鵝黃。
  出沒花間兮,宜嗔宜喜,
  徘徊池上兮,若飛若揚。
  蛾眉顰笑兮,將言而未語,
  蓮步乍移兮,待止而欲行。
  羨彼之良質兮,冰清玉潤,
  羨彼之華服兮,閃灼文章。
  愛彼之貌容兮,香培玉琢,
  美彼之態度兮,鳳翥龍翔。
  其素若何,春梅綻雪。
  其潔若何,秋菊被霜。
  其靜若何,松生空谷。
  其艷若何,霞映澄塘。
  其文若何,龍游曲沼。
  其神若何,月射寒江。
  應慚西子,實愧王嬙。
  奇矣哉,生於孰地,
  來自何方,信矣乎,
  瑤池不二,紫府無雙。
  果何人哉?如斯之美也!
  寶玉見是一個仙姑,喜的忙來作揖問道:「神仙姐姐不知從那裏來,如今要往那裏去?也不知這是何處,望乞攜帶攜帶。」那仙姑笑道:「吾居離恨天之上,灌愁海之中,乃放春山遣香洞太虛幻境警幻仙姑是也:司人間之風情月債,掌塵世之女怨男癡。因近來風流冤孽,纏綿於此處,是以前來訪察機會,布散相思。今忽與爾相逢,亦非偶然。此離吾境不遠,別無他物,僅有自採仙茗一盞,親釀美酒一瓮,素練魔舞歌姬數人,新填「紅樓夢」仙曲十二支,試隨吾一遊否?」寶玉聽說,便忘了秦氏在何處,竟隨了仙姑,至一所在,有石牌橫建,上書「太虛幻境」四個大字,兩邊一副對聯,乃是:
  假作真時真亦假,無為有處有還無。
  轉過牌坊,便是一座宮門,上面橫書四個大字,道是:「孽海情天」。又有一副對聯,大書云:
  厚地高天,堪歎古今情不盡;癡男怨女,可憐風月債難償。
  寶玉看了,心下自思道:「原來如此。但不知何為「古今之情」,何為「風月之債」?從今倒要領略領略。」寶玉只顧如此一想,不料早把些邪魔招入膏肓了。當下隨了仙姑進入二層門內,至兩邊配殿,皆有匾額對聯,一時看不盡許多,惟見有幾處寫的是:「癡情司」,「結怨司」,「朝啼司」,「夜怨司」,「春感司」,「秋悲司」。看了,因向仙姑道:「敢煩仙姑引我到那各司中遊玩遊玩,不知可使得?」仙姑道:「此各司中皆貯的是普天之下所有的女子過去未來的簿冊,爾凡眼塵軀,未便先知的。」寶玉聽了,那裏肯依,復央之再三。仙姑無奈,說:「也罷,就在此司內略隨喜隨喜罷了。」寶玉喜不自勝,抬頭看這司的匾上,乃是「薄命司」三字,兩邊對聯寫的是:
  春恨秋悲皆自惹,花容月貌為誰妍。
  寶玉看了,便知感歎。進入門來,只見有十數個大櫥,皆用封條封著。看那封條上,皆是各省的地名。寶玉一心只揀自己的家鄉封條看,遂無心看別省的了。只見那邊櫥上封條上大書七字云:「金陵十二釵正冊」。寶玉問道:「何為『金陵十二釵正冊』?」警幻道:「即貴省中十二冠首女子之冊,故為『正冊』。」寶玉道:「常聽人說,金陵極大,怎麼只十二個女子?如今單我家裏,上上下下,就有幾百女孩子呢。」警幻冷笑道:「貴省女子固多,不過擇其緊要者錄之。下邊二櫥則又次之。餘者庸常之輩,則無冊可錄矣。」寶玉聽說,再看下首二櫥上,果然寫著「金陵十二釵副冊」,又一個寫著「金陵十二釵又副冊」。寶玉便伸手先將「又副冊」櫥開了,拿出一本冊來,揭開一看,只見這首頁上畫著一幅畫,又非人物,也無山水,不過是水墨滃染的滿紙烏雲濁霧而已。後有幾行字跡,寫的是:
  霽月難逢、彩雲易散,心比天高、身為下賤;風流靈巧招人怨,壽夭多因毀謗生、多情公子空懸念。
  寶玉看了,又見後面畫著一簇鮮花,一床破席,也有幾句言詞,寫道是:
  枉自溫柔和順,空雲似桂如蘭;堪羨優伶有福,誰知公子無緣。
  寶玉看了不解。遂擲下這個,又去開了副冊櫥門,拿起一本冊來,揭開看時,只見畫著一株桂花,下面有一池沼,其中水涸泥乾,蓮枯藕敗,後面書云:
  根並荷花一莖香,生平遭際實堪傷;自從兩地生孤木,致使香魂空返鄉。
  寶玉看了仍不解。便又擲了,再去取「正冊」看,只見頭一頁上便畫著兩株枯木,木上懸著一圍玉帶,又有一堆雪,雪下一股金簪。也有四句言詞,道是:
  可歎停機德,誰憐詠絮才;玉帶林中掛,金簪雪裏埋。
  寶玉看了仍不解。待要問時,情知他必不肯洩漏,待要丟下,又不捨。遂又往後看時,只見畫著一張弓,弓上掛著香櫞。也有一首歌詞云:
  二十年來辨是非,榴花開處照宮闈;三春爭及初春景,虎兔相逢大夢歸。
  後面又畫著兩人放風箏,一片大海,一隻大船,船中有一女子掩面泣涕之狀。也有四句寫云:
  才自精明志自高,生於末世運偏淆;清明涕送江邊望,千里東風一夢遙。
  後面又畫幾縷飛雲,一灣逝水。其詞曰:
  富貴又何為,襁褓之間父母違;展眼吊斜暉,湘江水逝楚雲飛。
  後面又畫著一塊美玉,落在泥垢之中。其斷語云:
  欲潔何曾潔,雲空未必空;可憐金縷質,終陷泥淖中。
  後面忽見畫著個惡狼,追撲一美女,欲啖之意。其書云:
  子係中山狼,得志便猖狂;金閨花柳質,一載赴黃粱。
  後面便是一所古廟,裏面有一美人在內看經獨坐。其判云:
  勘破三春景不長,緇衣頓改昔年妝;可憐繡戶侯門女,獨臥青燈古佛旁。
  後面便是一片冰山,上面有一隻雌鳳。其判曰:
  凡鳥偏從末世來,都知愛慕此生才;一從二令三人木,哭向金陵事更哀。
  後面又是一座荒村野店,有一美人在那裡紡績。其判云:
  勢敗休雲貴,家亡莫論親;偶因濟村婦,巧得遇恩人。
  後面又畫著一盆茂蘭,旁有一位鳳冠霞帔的美人。也有判云:
  桃李春風結子完,到頭誰似一盆蘭;如冰水好空相妒,枉與他人作笑談。
  後面又畫著高樓大廈,有一美人懸梁自縊。其判云:
  情天情海幻情身,情既相逢必主淫;漫言不肖皆榮出,造釁開端實在寧。
  寶玉還欲看時,那仙姑知他天分高明,性情穎慧,恐把仙機洩漏,遂掩了卷冊,笑向寶玉道:「且隨我去遊玩奇景,何必在此打這悶葫蘆!」
  寶玉恍恍惚惚,不覺棄了卷冊,又隨了警幻來至後面。但見珠簾繡幕,畫棟雕檐,說不盡那光搖朱戶金舖地,雪照瓊窗玉作宮。更見仙花馥郁,異草芬芳,真好個所在。又聽警幻笑道:「你們快出來迎接貴客!」一語未了,只見房中又走出幾個仙子來,皆是荷袂蹁躚,羽衣飄舞,姣若春花,媚如秋月。一見了寶玉,都怨謗警幻道:「我們不知係何『貴客』,忙的接了出來!姐姐曾說今日今時必有絳珠妹子的生魂前來遊玩,故我等久待。何故反引這濁物來污染這清淨女兒之境?」
  寶玉聽如此說,便嚇得欲退不能退,果覺自形污穢不堪。警幻忙攜住寶玉的手,向眾姊妹道:「你等不知原委:今日原欲往榮府去接絳珠,適從寧府所過,偶遇寧榮二公之靈,囑吾云:『吾家自國朝定鼎以來,功名奕世,富貴傳流,雖歷百年,奈運終數盡,不可挽回者。故遺之子孫雖多,竟無可以繼業。其中惟嫡孫寶玉一人,稟性乖張,生性怪譎,雖聰明靈慧,略可望成,無奈吾家運數合終,恐無人規引入正。幸仙姑偶來,萬望先以情慾聲色等事警其癡頑,或能使彼跳出迷人圈子,然後入於正路,亦吾兄弟之幸矣。』如此囑吾,故發慈心,引彼至此。先以彼家上中下三等女子之終身冊籍,令彼熟玩,尚未覺悟,故引彼再至此處,令其再歷飲饌聲色之幻,或冀將來一悟,亦未可知也。」
  說畢,攜了寶玉入室。但聞一縷幽香,竟不知其所焚何物。寶玉遂不禁相問。警幻冷笑道:「此香塵世中既無,爾何能知!此香乃係諸名山勝境內初生異卉之精,合各種寶林珠樹之油所製,名『群芳髓』。」寶玉聽了,自是羨慕而已。大家入座,小丫鬟捧上茶來。寶玉自覺清香異味,純美非常,因又問何名。警幻道:「此茶出在放春山遣香洞,又以仙花靈葉上所帶之宿露而烹,此茶名曰『千紅一窟』。」寶玉聽了,點頭稱賞。因看房內,瑤琴,寶鼎,古畫,新詩,無所不有,更喜窗下亦有唾絨,奩間時漬粉污。壁上也見懸著一副對聯,書云:
  幽微靈秀地,無可奈何天。
  寶玉看畢,無不羨慕。因又請問眾仙姑姓名:一名癡夢仙姑,一名鐘情大士,一名引愁金女,一名度恨菩提,各各道號不一。少刻,有小丫鬟來調桌安椅,設擺酒饌。真是:瓊漿滿泛玻璃盞,玉液濃斟琥珀杯。更不用再說那肴饌之盛。寶玉因聞得此酒清香甘冽,異乎尋常,又不禁相問。警幻道:「此酒乃以百花之蕊,萬木之汁,加以麟髓之醅,鳳乳之麯釀成,因名為『萬艷同杯』。」寶玉稱賞不迭。
  飲酒間,又有十二個舞女上來,請問演何詞曲。警幻道:「就將新製《紅樓夢》十二支演上來。」舞女們答應了,便輕敲檀板,款按銀箏,聽他歌道是:
  開闢鴻蒙……
  方歌了一句,警幻便說道:「此曲不比塵世中所填傳奇之曲,必有生旦淨末之則,又有南北九宮之限。此或詠歎一人,或感懷一事,偶成一曲,即可譜入管弦。若非個中人,不知其中之妙。料爾亦未必深明此調。若不先閱其稿,後聽其歌,翻成嚼蠟矣。」說畢,回頭命小丫鬟取了《紅樓夢》原稿來,遞與寶玉。寶玉接來,一面目視其文,一面耳聆其歌曰:
[紅樓夢引子]
開闢鴻蒙,誰為情種?都只為風月情濃;趁著這奈何天,傷懷日,寂寥時,試遣愚衷,因此上演出這悲金悼玉的「紅樓夢」。
  [終身誤]
   都道是金玉良緣,俺只念木石前盟。空對著,山中高士晶瑩雪;終不忘,世外仙姝寂寞林。歎世間,美中不足今方信。縱然是舉案齊眉,到底意難平。
  [枉凝眉]
   一個是閬苑仙葩,一個是美玉無瑕。若說沒奇緣,今生偏又遇著他;若說有奇緣,如何心事終虛化?一個枉自嗟呀,一個空勞牽掛;一個是水中月,一個是鏡中花。想眼中能有多少淚珠兒,怎經得秋流到冬,春流到夏?
  寶玉聽了此曲,散漫無稽,不見得好處,但其聲韻悽惋,竟能銷魂醉魄。因此也不察其原委,問其來歷,就暫以此釋悶而已。因又看下道:
  [恨無常]
   喜榮華正好,恨無常又到。眼睜睜,把萬事全拋;蕩悠悠,把芳魂消耗。望家鄉,路遠山高。故向爹娘夢裏相尋告:兒命已入黃泉,天倫呵,須要退步抽身早。
  [分骨肉]
   一帆風雨路三千,把骨肉家園齊來拋閃。恐哭損殘年,告爹娘,休把兒懸念。自古窮通皆有定,離合豈無緣?從今分兩地,各自保平安。奴去也,莫牽連。
  [樂中悲]
   襁褓中,父母歎雙亡,縱居那綺羅叢,誰知嬌養?幸生來,英豪闊大寬宏量,從未將兒女私情略縈心上,好一似,霽月光風耀玉堂。廝配得才貌仙郎,博得個地久天長,凖折得幼年時坎坷形狀。終久是雲散高唐,水涸湘江。這是塵寰中消長數應當,何必枉悲傷。
  [世難容]
   氣質美如蘭,才華阜比仙,天生成孤癖人皆罕。你道是啖肉食腥膻,視綺羅俗厭;卻不知太高人愈妒,過潔世同嫌。可歎這,青燈古殿人將老;辜負了,紅粉朱樓春色闌;到頭來,依舊是風塵骯髒違心願。好一似,白玉無瑕遭泥陷;又何須,王孫公子歎無緣。
  [喜冤家]
   中山狼,無情獸,全不念當日根由,一味的驕奢淫蕩貪還構。覷著那,侯門艷質同蒲柳;作踐的,公府千金似下流。歎幽魂艷魄,一載蕩悠悠。
  [虛花悟]
   將那三春看破,桃紅柳綠待如何?把這韶華打滅,覓那清淡天和。說什麼,天上夭桃盛,雲中杏蕊多;到頭來,誰把秋捱過?則看那,白楊村里人嗚咽,青楓林下鬼吟哦;更兼著,連天衰草遮墳墓。這的是,昨貧今富人勞碌,春榮秋謝花折磨。似這般,生關死劫誰能躲?聞說道,西方寶樹喚婆娑,上結著長生果。
  [聰明累]
   機關算盡太聰明,反算了卿卿性命。生前心已碎,死後性空靈。家富人寧,終有個家亡人散各奔騰。枉費了,意懸懸半世心;好一似,蕩悠悠三更夢。忽喇喇似大廈傾,昏慘慘似燈將盡。呀,一場歡喜忽悲辛;歎人世,終難定。
  [留餘慶]
   留餘慶,留餘慶,忽遇恩人;幸娘親,幸娘親,積得陰功。勸人生,濟困扶窮,休似俺那愛銀錢忘骨肉的狠舅奸兄。正是加減乘除,上有蒼穹。
  [晚韶華]
   鏡里恩情,更那堪夢裏功名;那美韶華去之何迅,再休提繡帳鴛衾。只這帶珠冠,披鳳襖,也抵不了無常性命。雖說是,人生莫受老來貧,也須要陰騭積兒孫。氣昂昂頭戴簪纓,光燦燦胸懸金印;威赫赫爵祿高登,昏慘慘黃泉路近。問古來將相可還存?也只是虛名兒教後人敬。
  [好事終]
   畫梁晝盡落香塵,擅風情,秉月貌,便是敗家的根本;箕裘頹墮皆從敬,家事消亡首罪寧,宿孽總因情。
  [收尾:飛鳥盡投林]
   為官的、家業凋零,富貴的、金銀散盡,有恩的、死裏逃生,無情的、分明報應,欠命的、命已還,欠淚的、淚已盡。冤冤相報���非輕,分離聚合皆前定;欲知命短問前生,老來富貴也真僥幸。看破的、遁入空門,痴迷的、枉送了性命;好一似食鳥盡投林,落了片白茫茫大地真乾淨。
  歌畢,還要歌副曲。警幻見寶玉甚無趣味,因歎:「癡兒竟尚未悟!」那寶玉忙止歌姬不必再唱,自覺朦朧恍惚,告醉求臥。警幻便命撤去殘席,送寶玉至一香閨繡閣之中,其間舖陳之盛,乃素所未見之物。更可駭者,早有一位女子在內,其鮮艷嫵媚,有似乎寶釵,風流裊娜,則又如黛玉。正不知何意,忽警幻道:「塵世中多少富貴之家,那些綠窗風月,繡閣煙霞,皆被淫污紈袴與那些流蕩女子悉皆玷辱。更可恨者,自古來多少輕薄浪子,皆以『好色不淫』為飾,又以『情而不淫』作案,此皆飾非掩醜之語也。好色即淫,知情更淫。是以巫山之會,雲雨之歡,皆由既悅其色,復戀其情所致也。吾所愛汝者,乃天下古今第一淫人也。」
  寶玉聽了,唬的忙答道:「仙姑差了。我因懶於讀書,家父母尚每垂訓飭,豈敢再冒『淫』字。況且年紀尚小,不知『淫』字為何物。」警幻道:「非也。淫雖一理,意則有別。如世之好淫者,不過悅容貌,喜歌舞,調笑無厭,雲雨無時,恨不能盡天下之美女供我片時之趣興,此皆皮膚淫濫之蠢物耳。如爾則天分中生成一段癡情,吾輩推之為『意淫』。『意淫』二字,惟心會而不可口傳,可神通而不可語達。汝今獨得此二字,在閨閣中,固可為良友,然於世道中未免迂闊怪詭,百口嘲謗,萬目睚眥。今既遇令祖寧榮二公剖腹深囑,吾不忍君獨為我閨閣增光,見棄於世道,是以特引前來,醉以靈酒,沁以仙茗,警以妙曲,再將吾妹一人,乳名兼美字可卿者,許配於汝。今夕良時,即可成姻。不過令汝領略此仙閨幻境之風光尚如此,何況塵境之情景哉?而今後勁萬萬解釋,改悟前情,留意於孔孟之間,委身於經濟之道。」說畢便秘授以雲雨之事,推寶玉入房,將門掩上自去。
  那寶玉恍恍惚惚,依警幻所囑之言,未免有兒女之事,難以盡述。至次日,便柔情繾綣,軟語溫存,與可卿難解難分。因二人攜手出去遊頑之時,忽至一個所在,但見荊榛遍地,狼虎同群,迎面一道黑溪阻路,並無橋梁可通。正在猶豫之間,忽見警幻後面追來,告道:「快休前進,作速回頭要緊!」寶玉忙止步問道:「此係何處?」警幻道:「此即迷津也。深有萬丈,遙亙千里,中無舟楫可通,只有一個木筏,乃木居士掌舵,灰侍者撐篙,不受金銀之謝,但遇有緣者渡之。爾今偶游至此,設如墮落其中,則深負我從前諄諄警戒之語矣。」話猶未了,只聽迷津內水響如雷,竟有許多夜叉海鬼將寶玉拖將下去。嚇得寶玉汗下如雨,一面失聲喊叫:「可卿救我!」嚇得襲人輩眾丫鬟忙上來摟住,叫:「寶玉別怕,我們在這裏!」
  卻說秦氏正在房外囑咐小丫頭們好生看著貓兒狗兒打架,忽聽寶玉在夢中喚他的小名,因納悶道:「我的小名這裏從沒人知道的,他如何知道,在夢裏叫出來?」正是:
  一場幽夢同誰訴,千古情人獨我知。
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wangwill66 · 1 year
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清朝首富財產清單
H:古人的寶藏清單,首推和珅。20230607W3
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查抄和珅家產清單
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查抄和珅家產清單 清
漚磯釣叟
1870年
姊妹計劃: 數據項
  欽賜花園一所亭□□台二十座新添十六座 正屋一所十三進共七百三十間 東屋一所七進共三百六十間 西屋一所七進共三百五十間 徽式新屋一所七進共六百二十間 私設檔子房一所共七百三十間 花園一所亭台六十四座 田地八千頃 銀號十處本銀六十萬兩 當鋪十處本銀八十萬兩號件未計
  金庫 赤金五萬八千兩
  銀庫 元寶五萬五千六百個 京錁五百八十三萬個 蘇錁三百一十五萬個 洋錢五萬八千元
  錢庫 制錢一百五十萬千文
  以上共約銀五千四百餘萬兩
  人參庫 人參大小支數未計共重六百斤零
  玉器庫 玉鼎十三座高二尺五寸 玉磬二十塊 玉如意一百三十柄 鑲玉如意一千一百零六柄 玉鼻煙壺四十八個 玉帶頭一百三十件 玉屏二座二十四扇
  玉碗一十三桌 玉瓶三十個 玉盆一十八面 大小玉器共九十三架未計件
  以上共作價銀七百萬兩
  另又 玉壽佛一尊高三尺六寸 玉觀音一尊高三尺八寸(均刻雲貴總督獻)
  玉馬一匹長四尺三寸高二尺八寸
  以上三件均未作價
  珠寶庫 桂圓大東珠十粒 珍珠手串二百三十串 大映紅寶石十塊計重二百八十斤 小映紅寶石八十塊未計斤重 映藍寶石四十塊未計斤重 紅寶石帽頂九十顆 珊瑚帽頂八十顆 鏤金八寶屏十架
  銀器庫 銀碗七十二桌 金鑲箸二百雙 銀鑲箸五百雙 金茶匙六十根 銀茶匙三百八十根 銀漱口盂一百零八個 金法藍漱口盂四十個 銀法藍漱口盂八十個
  古玩器 古銅瓶二十座 古銅鼎二十一座 古銅海三十三座 古劍二口 宋硯十方 端硯七百零六方
  以上共作價銀八百萬兩
  另又 珊瑚樹七支高三尺六寸 又四支高三尺四寸 金鑲玉嵌鐘一座
  以上三件未作價
  綢緞庫 綢緞紗羅共一萬四千三百匹
  洋貨庫 大紅呢八百板 五色呢四百五十板 羽毛六百板 五色嘩嘰二十五板
  皮張庫 白狐皮五十二張 元狐皮五百張 白貂皮五十張 紫貂皮八百張 各種粗細皮共五萬六千張
  以上共作價銀一百萬兩
  銅錫庫 銅錫器共三十六萬零九百三十五件
  磁器庫 磁器共九萬六千一百八十四件
  文房庫 筆墨紙張字畫法帖書籍未計件數
  珍饈庫 海味雜物未計斤數
  住屋內 鏤金八寶床四架 鏤金八寶炕二十座大自鳴鐘十座 小自鳴鐘一百五十六座 桌鐘三百座 時辰表八十個 紫檀琉璃水晶燈綵各物共九千八百五十七件 珠寶金銀朝珠雜佩簪釧等物共二萬零二十五件 皮衣服共一千三百件 綿夾單紗衣服共五千六百二十四件 帽盒三十五個帽五十四頂 靴箱六十口靴一百二十四雙
  上房內 大珠八粒每粒重一兩 金寶塔一座重二十六斤 赤金二千五百兩 大金元寶一百個每個重一千兩 大銀元寶五百個每個重一千兩
  以上均未作價
  夾牆內 藏匿赤金二萬六千兩
  地窖內 埋藏銀一百萬兩
  另又 家人六百零六名 婦女六百口
  尚有錢店古玩等鋪俱尚未抄
  《國朝野記》最少,即有之,多不著名氏,蓋恐涉筆不謹,致取咎戾,蹈《西征隨筆》等書覆轍耳。此書大概抄自邸報,亦不具名,於和珅未敗以前事概不書,即劉、馬二家人名俱逸之,殊為簡略。曾聞故友姚春木上舍(椿)云:「和珅性警敏,讀書不多,而能強記。初官拜唐阿,值高宗駕出,於輿中默誦《論語朱注》,偶不屬,垂問御前大臣,無以應,珅時提燈輿左,謹舉下文以對,即日擢侍衛,不數年,珅涉大僚。既貴,延吳白華(省蘭)諸公於家,日與講論今古,故於詩文亦粗解;有所作,私倩彭文勤(元瑞)、紀文達(昀)為之潤色,二公慮被齮齕,恆為捉刀;獨劉文清(墉)時與抗,人傳文清門庭清峻,而不知性喜詼諧,數以謔語刺珅,珅不能堪,飾詞以訴,高宗亦知二人不相洽,每以溫言解之。
  有傳珅元夕獄中作五律云:「夜色明如許,嗟余困未伸,百年原是夢,廿載枉勞神,室暗難挨暮,牆高不見春,餘生料無幾,空負九重仁。」詩殊不佳,足覘其概。珅有寵妾長二姑,所稱二夫人者,珅引帛時,賦七律二章挽之,並以自悼云:「誰道今皇恩遇殊,法寬難為罪臣舒,墜樓空有偕亡志,望闕難陳替死書,白練一條君自了,愁腸萬縷妾何如?可憐最是黃昏後,夢裡相逢醒也無。」(其一)「掩面登車涕淚潸,便如殘葉下秋山,籠中鸚��歸秦塞,馬上琵琶出漢關,自古桃花憐命薄,者番萍梗恨緣艱,傷心一派蘆溝水.直向東流竟不還。」(其二)
  又傳有吳卿憐者,蘇人,先為平陽王中丞(亶望)妾,王坐事伏法吳門,蔣戟門侍郎(錫棨)得之以獻於珅;珅敗,卿憐沒入官,作絕句八章,敘其悲怨云:「曉妝驚落玉搔頭(正月初八日曉起,理鬟驚聞籍沒),宛在湖邊十二樓(王中丞撫浙時,起樓閣飾以寶玉,傳謂迷樓,和相池館皆仿王苑)。魂定暗傷樓外景,湖邊無水不東流。」(其一)「香稻入唇驚吐日(和處查封有方餐者,因驚吐哺),海珍列鼎厭嘗時(王處查封,庖人方進燕窩湯,列屋皆然,食厭多陳幾上,兵役見之,紛紛大嚼,謂之「洋粉雲」)。蛾眉屈指年多少,到處滄桑知不知?(其二)「緩歌慢舞畫難圓,月下樓台冷繡襦,終夜相公看不足,朝天懶去倩人扶。」(其三)「蓮開並蒂豈前因,虛擲鶯梭廿九春。回首可憐歌舞地,兩番俱是個中人。」(其四)「最不分明月夜魂,何曾芳草怨王孫。梁間燕子來還去,害殺兒家是戟門。」(其五)「白雲深處老親存,十五年前笑語溫、夢裡輕舟無遠近,一聲款乃到吳門。」(其六)「村姬歡笑不知貧,長袖輕裾帶翠顰。三十六年秦女恨,卿憐猶是淺嘗人。」(其七)「冷夜痴兒掩淚題,他年應變杜鵑啼。啼時休向漳河畔,銅爵春深燕子棲。」(其八)
  珅死時年未六十,先患足軟,每夜半生剝犬皮一,縛兩膝上,始入朝,雖盛暑不能去。
  又長樂梁芷林中丞(章鉅)《歸田瑣記》述珅事云:「和珅之敗,余適在京師,而尚未登朝,無由悉其罪狀,後二十年入軍機,乃從檔簿中得其梗概,與外間所傳頗無歧異,此本朝一大案,不可不 列之以為負國營私者戒也。嘉慶四年正月初四日,恭值純廟升遐,和珅方為總理大臣,意得甚。次日即有御史廣興疏發其罪,初八日奉旨拿問,下刑部,並下各直省督撫議罪,直隸總督胡季堂請依大逆律凌遲處死;並列其冀州城外墳塋前有石門樓,石門前開隧道,正屋五間,稱曰享殿,東西廂房各五間,稱曰配殿,大門稱曰宮門,外圍牆二百丈,圍牆外設堆撥,士人稱曰和陵;牆西房屋二百一十九間,定製,親王墳塋,圍牆不得過百丈,和珅倍之。籍其家,更多人臣不應有之物,於是始將其大罪二十,宣示中外。其宅中太監呼什圖,時稱內劉,籍其家亦十餘萬,且為其弟劉寶梧捐納直隸州知州,劉寶榆守備銜,劉寶杞州同銜,則和珅之貪縱狂妄,除大罪外,已難悉數。時大學士九卿文武大臣翰詹科道公擬罪名,奏上如胡議,上以時當諒暗,不忍使大臣棄市,乃令和珅自裁。尤可怪者,籍沒後,續查出真珠、朝珠一掛,訊其家人,言往往燈下無人時,私自懸掛,對鏡徘徊,窺其心又不僅封殖貪黷之可罪矣。其金、銀庫內帳及大櫃內珠玉等項雜物帳簿,有好女子四名掌管,每年太監羅玉持出查對一次;四女子名香蓮、蕙芳、盧八兒、雲香也。籍珅之家人劉全、劉陔、劉印、胡六家,除金銀外,當鋪八座,內監呼什圖家,得米麥谷豆雜糧一萬一千六十五石;時文安大城兩處被水,分給兩縣作為口糧籽種。又分和珅之第,半為和孝公主府,半為慶親王府。及嘉慶二十五年王薨,五月十五日,管府事阿克當阿代郡王(諱綿慜)呈出毗盧帽門口四座太平缸五十有四,銅路鐙三十六對,此皆親王所不應有之物,而和珅有之,且銅路鐙較大內所陳,尤為精緻,今分設於景運隆宗兩門外雲。」
  竊又聞之先君子云:「先王父牧寧羌時,有州人張某以守備罷歸,言其壯日充陝西撫轅巡捕官巡撫某令齎二十萬金饋和珅,投書數日,偵探不得耗,費銀五千餘,始見一少年麗服奴出,問白者黃者,某以銀對,奴顧左右收外庫,授一名柬,曰以此還報,答書另發矣,某意奴非司閽,即和珅心腹,或笑曰,此重珅耳,其心腹司閽,豈數千金能見顏色。是時天下承平久,物力殷富,獻媚者誇多爭勝,如以數萬金進,不值一盼也。籍沒時,人參多至六百餘斤,彼侈言胡椒八百石者,未免寒陋。然高宗、仁宗英明神聖,珅雖當國久,亦不能大肆威福,固不如唐之元載輩,並不敢如鰲拜之橫,僅能潛通信息,藉圖自肥而已。」錄前志竟,並識於此。時同治九年冬十一月漚磯釣叟識。
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patkite · 2 years
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2022年,閱讀跟工作搶時間
疫情來到第三年,工作上跟著對疫情有了一點逃避的心態,乾脆把時間投入在閱讀之中,某個程度來說,可算是對這個書市的研究(笑)───但這也不全是場面話,確實今年在「藝術設計」與「商業理財」的類型比起往年多了一點涉獵。
總括來說,閱讀量(冊數)又繼續創新高,而在秉持先從「分享書」確認過評價之後再閱讀的方法,也讓我少踩了很多雷,以下一百三十餘品項中,九成都是可以打上三顆星以上的水準。
這裡頭大概也催生了三、四篇專欄文章。
閒情、智識、錢財,都可以從閱讀而來,何樂而不為?
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🚩 翻譯文學
○●○ 日 ○●○ 《虛假的共犯》、《美麗的凶器》、《空中殺人現場》、《北光》、《再見的儀式》、《二人生活》、《火口的二人》、《同姓同名》、《在廁所閱讀的廁所小說》、《少年與狗》
○●○ 歐美 ○●○ 《極限返航》、《獵凶》、《病人》、《緘默的病人》、《徵人啟示》、《人體標本師》、《殺人現場直播》、《嗜血門徒》、《無有鄉》、《日人之蝕》、《一個近乎正常的家庭》、《幸運的我成了綁架事件目擊者》、《穿越量子世界三部曲:三鎖之門、四力之路、永恆五國》、《別告訴愛麗絲》、《莎士比亞故事精選:經典新譯插畫版,西方文學必讀名劇,輕鬆掌握莎劇精華》
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🚩 華文創作
○●○ 小說類 ○●○ 《武林舊事》(全4冊)、《塔納托斯的夢境》、《不死鳥》、《K.I.N.G.:天災對策室》、《瘦長人》、《鬼地方》、《上流兒童》、《孛星誌》、《蜀道難》
○●○ 傳記類 ○●○ 《懷樹又懷人:我的父親莊垂勝、他的朋友及那個時代》、《我的老台北》、《洗車人家》、《滌這個不正常的人》、《我與貍奴不出門》、《風雨任平生:倪匡傳》
○●○ 散文類 ○●○ 《同樣的心:楊牧生態詩學、翻譯研究與訪談錄》、《大人走了,小孩老了:1949中國人大災難七十年》
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🚩 社會科學
《打火哥的30堂烈焰求生課:第一線熱血消防員親授關鍵保命絕招,破解火場迷思》、《章魚法官來說法:法律原來可以這麼容易懂!法官媽媽+律師爸爸給孩子的33堂實用法學素養課》、《只是開玩笑,竟然變被告?中小學生最需要的24堂法律自保課》、《追逐怪物的人:韓國首位犯罪側寫師的連續殺人案追蹤紀實》、《都是溫柔的孩子:奈良少年監獄「詩與繪本」教室》、《韓國人,你「潮」什麼?》
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🚩 人文史地
《大人的詩塾:「有些心情,長大才懂」的古詩詞筆記》、《臺南青少年文學讀本:民間故事卷》、《當古典遇到經典:文言格林童話選》、《她們的創作日常》、《兩個故宮的離合:歷史翻弄下兩岸故宮的命運》、《福爾摩沙拾遺:歐美的台灣初體驗1622-1895》、《與水同行:走讀臺灣的水資源歷史與文化》、《文豪酒癮診斷書》、《撼動世界歷史的14種植物》、《為帝王上菜:歷代宮廷御廚傳奇》、《舌尖上的古代中國》、《皇上吃什麼》、《中國古代驛站與郵傳》、《歷史就是冏》、《宋氏三姐妹與她們的丈夫》、《明六帝紀》、《哥,就是個狠角色》、《台灣百神巡禮》、《錢包裡的世界史》、《一本就懂中國史》
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🚩 自然科普
《噢!原來如此:有趣的鳥類學》、《鳥事一堆!超崩潰鳥類觀察筆記》、《超獵奇!人體動物圖鑑①烏龜的殼其實是肋骨》、《超獵奇!人體動物圖鑑②鯊魚的下巴會往前飛出》、《當我們住在一起:64種居家常見的超級生物!》、《七堂簡單物理課》、《怪奇物理的日常大冒險:又酷又能學到東西的漫畫量子力學,迷人又好笑的相對論》、《原來星空是這樣子啊!》、《美麗的地球:圖解生態系,了解我們生存的自然環境》、《大腦的祕密》、《活見鬼!世上真的有阿飄?科學人的靈異世界之旅》、《資訊圖表:1小時看懂氣候變遷》
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🚩 藝術設計
《零基礎配色學:1456組好感色範例,秒速解決你的配色困擾!》、《版面研究所③混搭元素版面學:181個掌握設計元素與靈活應用訣竅》、《羅浮宮守護者》、《圖解日式自然風庭園:向昭和紀念公園造園名家小形研三學小庭園美學和造園手法》、《看板建築:東京昭和生活文化散策》、《小村,鐵窗,我家有故事:社區設計,翻轉椬梧再生》、《你所不知道的漫畫封面設計解析》、《Artists in Taiwan:臺灣插畫.漫畫家藝術精選》、《朝聖台灣:燒王船、迎媽祖,一位攝影記者的三十年祭典行腳》、《編輯的創新與創業:日台韓越泰61個編輯創意團隊的實戰經驗》、《這就是符號學!探索日常用品、圖像、文本,76個人人都能讀懂的符號學概念》、《電影冷知識:跨越銀幕之外,我們都想探索的電影製造祕密》、《設計好味道》
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🚩 漫畫繪本
《亞人》(全17冊)、《霸王傳說.驍》(全20冊)、《獵人們:貓爸爸、李家寶》、《雲之獸:來自遠古的守護者》、《虐待我的爸爸終於死了》、《先生白書:從「幽☆遊☆白書」到「靈異E接觸」,我在冨樫義博身邊當助手的日子。》、《K-登山者》、《神之犬》(全2冊)、《光年之森》、《悠悠哉哉》、《最高的山.最深的海:世界自然奇觀》、《繪本東京》、《從天空看桃太郎》、《超乎想像!工作大不同》、《病毒星球》、《來自清水的孩子 Son of Formosa 1》、《100天後會死的鱷魚》、《我的生活不可能那麼壞2》、《解壓放空店:八耐舜子的笑看青春集》
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🚩 商業理財
《與家人的財務界線:富媽媽教你釐清家人的金援課題,妥善管理親情的金錢漏洞》、《一邊當夥計,一邊當老闆:老侯的日本電商創業物語與職場雜談》、《羅姐談好房:行家引路x竅門破解x實戰入局 購屋自住私房秘笈》、《最強網路文案產生器:會填空×套公式就能寫出賺錢文案,電商時代必備的銷售寫作全技巧》
🚩 生活飲食
《狗狗想的跟你不一樣!了解狗狗的130個真心話》、《日日台中款:蔡其昌的故鄉再發現》、《喔!臺味原來如此》、《地味手帖NO.07 野孩基地:長出地方的歸屬感》、《ARuFa的超‧浪費時間圖鑑》
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🚩 親子教養
《虎媽的戰歌》、《這一刻,我們緊緊相依:地球人老爸與星星少年的成長日記》、《也許你不是特別的孩子》
🚩 心理勵志
《就是走路:一次一步,風景朝你迎面而來》、《靈界的譯者:從學生靈媒到棒球女主審的通靈之路》、《那些生命中的微光:關於愛與勇氣的十個精彩人生》 、《這世界很煩,但你要很可愛》
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🚩 醫療保健
《骨質疏鬆&肌少症診治照護全書》、《腦血管微創醫師的告白》、《顧爸媽,這樣做最安心》
每年彙整至此,就會慶幸去年不白過了!
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kuribayashisachi · 4 years
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NHK大河ドラマ「太平記」
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NHK大河ドラマ「太平記」
  25年間お世話になってきたTSUTAYAご近所店が店じまい! ショック!
 大あわてで、3月頃から1枚ずつ借りて見ていた「太平記」(全49話)の、まだ見ていない後半を一気に鑑賞した。
 
 見るにあたって、二つの「予断をもって」見た。
 一つ目は、朝勉強の時間に岩波文庫の『太平記』(兵藤裕巳校注/底本:西源院本)を少しずつ読んでいるので、ここで読んだエピソードがドラマでどんなふうに描かれているか、ということ。
 もう一つは、足利尊氏のような悪逆なことを重ねてきた人物を、どのように“好ましい主人公"として描いているか、ということ。こちらの方を、ほとんど「執念深い」思いで睨みながら見た。
 暴虐なヒーローを「好ましい人物」として描く場合、どうしても、ヒーローからむごい目に遭わされた人たちのことを、「なかったことにする」か「そういう目に遭わされても仕方ない人たちだった」と描くことになる。
 これはまったく理不尽な話だ。
 特に、実際は残虐な「乱世の英雄」を描く場合、「天下統一を果たして戦のない世の中にするため、仕方なく戦うのだ」という物語軸で描いてしまう。このことが私にはとても恐ろしい。好ましい俳優が美化された英雄を演じ、これを愉しむ視聴者は、知らず知らず、「平和のための戦争」なんてものを疑わない習慣を身につけてしまうだろう。
                ****
 たとえば、歴史から見るに、足利尊氏たちの鎌倉幕府討伐は、結局は、関東の武士たちの利権争いなのだろうけど、ドラマの、ひたむきで凜々しい真田広之さんの尊氏は、"北条得宗家の醜い政治を終わらせ、皆が平和に暮らせる「美しい国」をつくるため"に、立ち上がるのだ、という(「美しい国」と聞くとギョッとするけど、ドラマの放映当時は、別に変な言葉じゃなかったと思う)。
 また、ドラマでは、尊氏兄弟が後醍醐天皇の2親王を監禁して毒殺する挿話や、尊氏が、新田義貞の領地を勝手に子分たちにあげてしまったことなどは、出てこない。
 それから、尊氏を「後醍醐天皇(片岡孝夫)を最後まで大事に思っていた」と設定しているために、  後醍醐天皇を悪く描くわけにはいかない。それで、取り巻きの坊門清忠はじめ公家たちを悪者にし、赤松円心(渡辺哲)だけ報償をもらえなかったのも、後醍醐帝のせいではなく「(護良親王の勢力を削がんとする)阿野廉子の企み」としていた。さらには、後醍醐たちが慢心して重い税をかけ、浮かれ騒ぎ、身を粉にして働いた武士たちを粗末に扱ったことも、もっぱら護良親王たちの振る舞いとしている。
 したがって、慢心した後醍醐天皇を諫言して没落の道を選ぶ万里小路藤房卿のエピソードも出てこない。はじめの笠置山挙兵の場面には、大和田獏さん演じる藤房卿が登場するのに、いつの間にか出てこなくなった。
 一方、尊氏の敵方に回る、北条高時の弟を擁立しようとした西園寺公宗卿が、身重の妻の前で斬り殺された残酷なエピソードも、趣を変えられ、いかにもイヤミな西園寺卿(長谷川初範)が、"後醍醐帝の暗殺を企んで"新田義貞たちに踏み込まれ、アワワと情けなく逃げ惑いながら捕らえられる……というふうになってる。
 さらには、どうしても尊氏を正当化できないところは、「心を鬼にして行った」というふうに描く。
 足利勢力と護良親王(堤大二郎)勢力の争いは、単なる利権争いなのに、ドラマは尊氏に「都の人々を戦に巻き込みたくない」といかにもな「きれい事」を言わせ、護良親王を「争いの元凶」のように物語る。
 さらには、捕らえられた親王に「そなたが"武家の世を作る大きな器量をもっている"のがわかっていたから殺そうと思ったのだ」と、尊氏に向かって言わせ、観客に尊氏の「器量」を宣伝する。
 そして、尊氏と弟直義との決裂については……。
 傍若無人な横領や婦女暴行を働く高師直兄弟を、甘やかす尊氏と、罰そうとする直義の対立から始まるのだけれど、どちらが正しいかと言えば、直義の方だろう。
 出来事史から察するに、尊氏は高師直を失脚させれば、自分の取り巻きがいなくなり(一の子分を守り切れなかったことで武士たちからの人望もなくすだろう)権力基盤が崩れて直義に押しやられてしまうからだろう。
 けれどドラマでは、
 直義を「自分のまわりを足利一門だけで固め、血筋の低い家人たちを無視した」「譲ればいいのに自分が役職にしがみついた」「桃井のごり押しを抑えることもできず、人をまとめる器量がない」という設定で描き、そして、「聞き分けがなかった」「悪い桃井たちを見捨てることができなかった」から、仕方なく尊氏は毒殺の決断をした、という描き方になっている。
 しかし、このシーンは圧巻だった。脚本も演技も。
 もともと仲の良かった兄弟の、引き裂かれるような痛みに、見ている方も巻き込まれた。高嶋政伸も真田広之も鬼神がおりてきたような演技……久しぶりに泣いてしまった。
 そうなのだ。
 これはドラマなのだから、なによりドラマを堪能すべきなのだ。
              *****
 真田広之さんは、アクションや身のこなしの美しさだけでなく、演技も充実していた。前半の純粋一途な若者から、後半、権力者になって後の、表情やものごしの変化に目を見張った。目が濁ったように動かず、笑わず、どっしりとしたたたずまい。わずかな目の色の変化で事情を物語る演技も、弟を殺してから、めっきり弱ってゆく姿も、自然ですごくうまかった。
 尊氏だけでなく、妻の、可憐な登子が、息子心配なあまり痴っぽい剣呑な妻になってゆく姿も、説得的に描けていた。
  そう思うと、俳優さんたちへの尊敬が頭をもたげた。流鏑馬のシーンも、騎馬で闘う時の腕の振り上げ方一つも真田広之はやっぱりすばらしい、とほれぼれし、兜をかぶって馬に乗って槍や刀をふりまわす俳優さんたち、どんなに大変だっただろう。改めてそういうことに、心から頭が下がった。
 
 思い返すと、他の人物たちもとても印象的だった。
「大げさな台詞回し」といわれればその通りなのだが、歴史ドラマは、身のこなし、挙措、大げさな言い回しをよどみなく語る、堂々たる声の張りなども見所になる。
 先代へのコンプレックスと、母親の過干渉に身動きのできない北条高時(片岡鶴太郎)も、癇性の護良親王(堤大二郎)も、足利直義(高嶋政伸)も、デキる悪女、阿野廉子(原田美枝子)も、存在感が際立っていた。
 「太平記」随一の「好人物」楠木正成を演じた武田鉄矢は、金八先生のイメージさながらに、実直で下の者から信望のある人物像にぴったりはまっていた。声もいいなあと思えた。勝てる作戦を、分からず屋の公家たちに蹴られ、負けるとわかっている戦に最後まで責任を全うしようとする正成。彼が長男正行を国に返す「桜井の駅の別れ」のシーン。わかりきった「見せ場」を、堂々と演じきっていて、心を揺り動かされた(昨今はネット上で、その右傾した発言が取り沙汰されていて残念だ)
 足利直冬(筒井道隆)。セリフは棒読みに近いのに、装束を着た立ち姿が堂々としているし、表情や居住まいから、父に捨てられ、横暴な役人に母を斬られた「運命の子」の悲しみや悔しさが迫ってきて、不思議な存在感だった。のちに人気を博したときと少し顔が違う。まぶたが重く、目が三白眼に見えるので、いかにも中世の武士の雰囲気だった。
 いい加減な婆娑羅大名、佐々木道誉(陣内孝則)の「わはははは」というわざとらしい大笑は、けっこう難しい演技じゃないだろうか。ヘタだったらこれほどめだっちゃうせりふもない。片身代わりの派手な素襖が似合っていた。
  イヤミな悪役、坊門清忠訳の藤木孝さん、しっかりはまっていた。どういう方なのだろうと、ググったら、もとはロカビリーの歌手だったのね。悪役で有名・・・���脇役はうまくてナンボですね。
 新田義貞は、本当にかわいそう。かっこいい根津甚八さんがずっと陰鬱な顔をしたまま、足利にお株を取られ、公家たちに勝手な要求ばかりされて、やれ負けた、時間がかかりすぎると詰られ、くやしくてたまらなかった。
 義貞は、親王をつけられて越前へ行かされるのだが、一時もりかえすものの、公家(北畠顕家)軍の援軍もないまま、流れ矢に当たって死んでしまう。石川五右衛門を思わせる、直立して真後ろにどーんと倒れる見事な最後だった。堅物美女の勾当内侍(宮崎萬純)との恋だけがほっとさせられた。
 新田は尊氏に比べ、出来事史から言っても可哀想な役回りだけど、古典太平記では、「武将の器量」とやらは尊氏と別に遜色つけずに語られてて、。可哀想で弱い感じのイメージはない。ドラマでは、楠木正成からも「新田殿にその器量はない」とか言われてしまって、ずいぶんだった。もうちょっと、尊氏を脅かす存在に描いて欲しかったなあ。
  別の語り方の太平記がぜひ、見てみたい。
 真田広之、新田義貞やったらすごくはまりそうな気がする。
 むしろ新田の方が、「良い人物」に描くのに苦労しないと思う。
 そしたら、足利尊氏には、あるがままの悪人をやってもらえるので、いいんじゃないだろうか。
2020.06.06up
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seanmao-blog1 · 5 years
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《天使监狱》
正文 天使监狱(01-05)
   作者:ranger4b
   字数:23739
   第一章——禁锢天使
   「符小姐,有包裹送来给你!」秘书小艾将一个包裹放在办公桌上。「谢谢
   你,小艾」。身形娇小的小艾走出我的办公室关上了门,期待已久的货物终於送
   到,虽然离午餐时间还有个多小时,但已没有心情再工作下去了。打了一个电话
   给小李叫他来接我,之后挽着Gucci手袋离开了办公室。离开办公大楼,先
   去了公司附近的一间新开张的英式百货公司的丝袜部,百货公司的丝袜部是我最
   喜欢闲逛的部门,在十四岁时得到第一对丝袜时开始,就对这种女人恩物锺爱极
   了。一踏入丝袜部,各式各样的丝袜映入眼帘,使人花多眼乱。「小姐,这是最
   新款的丝袜,从英国进口,质料很薄,手感平滑,而且弹力适中地紧贴双脚,特
   显阁下双脚的线条美。售货员向我推销着并将一只黑色的样办递给我尝试,我用
   手轻抚了几下:」真的不错,我想要白色吊带的,还要穿上脚后白得如雪的那种。
   「推销员呆了一下,这年头竟还会有人买这种白色的丝袜,还要是一个穿着高级
   灰色行政套裙,浅肉色的丝袜及黑色真皮高跟鞋的年轻女子,她完全想像不到我
   有如此」品味「。」啊!小姐,对不起,这品牌没有生产雪白色,他们只生产一
   些适合上班穿着的颜色,如果你要雪白色,我可以介绍另一品牌给你,但价钱…
   …「」价钱不是问题。「我打断了售货员的说话。她带领我到另一个货架,那货
   架挂着五颜六色的丝袜,不但颜色鲜艳,而且款式繁多,有袜裤的,吊带的,长
   筒的,连鱼网丝袜也有。」三对白色的,还要红色蓝色的各三对,有紫色吗?如
   果有多要三对,还有刚才你推销的,黑色肉色各要六对吧。「最后结帐诚惠三千
   二百大元大元。之后在百货公司内买了几双高跟鞋及美容用品。一袋二袋的走出
   百货公司,小李已在百货店门口等候,我跳上宾尼房车看见包裹放在座位旁边,
   就知道是小李来接我前已到过了公司。车子��缓开动驶离商业区。
   老陈打开大门迎接我回来。「小姐,要下午茶吗?」「好的,谢谢」心想反
   正要到晚上才可以拆开包裹,因为忙於购物没有用过午餐,就来个下午茶吧。我
   走上楼梯,拐了一个弯就到了我的睡房。在睡房内更换了便衣,在床上试穿着新
   买的红色丝袜,的确是很好的货色,套上脚非常的紧贴,再加上我的42吋长腿,
   简直就是完美的组合。收拾好「战利品」后换过便服立即出房走下楼梯,再穿过
   长长的走廊到达了饭厅。老陈已为我预备了烟燻三文鱼三明治及英国玫瑰茶。同
   住的就只有爷爷和奶奶,一个月前已经搭飞机到法国巴黎去了,不知要玩多久才
   回来,这样家里除了司机小李和管家老陈之外,屋内就再无其他人了。下午茶后
   我返房小睡片刻,迎接着晚上来临。
   冬天的天空黑得特别快,七时晚餐过后我立即返回房间,急不及待地拆开包
   裹,内里是一套桃红色的女佣服。因怕小李碍事,我特别使开了小李,小李应该
   今天也不会回来,家裹就只留下管家老陈了。啊!我还没自我介绍呢!我叫绮华,
   洋名叫dice,是一间上市公司符氏企业唯一继承人,父母在我三岁那
   年就过世,我是由爷爷奶奶带大的。还有一个叔叔,而我今年二十五岁,身高
   75cm,体重48公斤,三围分别是36D、26、32。拥有一头浓浓的黑
   色长发,长发及腰。有朋友说我样子似姓周的新闻女主播。乍看之下,我跟一般
   的officelady无异,但我却有我有一个不为人知的秘密。
   十点一过,管家老陈就进入了梦乡,我特别用玫瑰花香沐浴乳洗了一个香喷
   喷的澡,将我原本就白嫩细滑的肌肤洗得更加柔嫩、白里透红,出了浴室,围了
   一条大浴巾在身上,我在梳妆台前坐下,首先在脸上涂上化妆前要用的紧肤水,
   再用眉笔修饰一下眼眉,一对略带妖艳的柳叶眉就完成了,接着轻轻上了点粉底,
   扑上腮红,让细緻白嫩的肌肤更添丽色,接下来我拿出,宝蓝色的亮粉眼影,轻
   轻刷在眼皮上,一对勾魂摄魄的媚眼呼之欲出,再涂上睫毛液,放电指数瞬间增
   加一倍,狐魅的勾魂眼完成后,我噘起性感的小嘴唇,擦上泛光的红色唇膏,露
   出妩媚的笑容,镜中映照出的无疑是个性感美女,戴上新买的半罩式黑色蕾丝胸
   罩,丰乳若隐若现,尤其是深邃的乳沟,叫人口水直流。中学时就读女校,因为
   家管甚严,念大学时也很少机会结识男孩子,所以至今仍然是处女,亦可能家管
   严厉这个原因,我反而非常任性。打从3岁就开始学懂了自慰。我用手抚摸自
   己私处,突然,一股热流由尾椎处直沖而上,我发出轻微的喘息、兴奋地低声呻
   吟,乳白色的液体从下体流出,我用纸巾擦乾下体,开始穿起从网站上订造回来
   的桃红色女仆装,女仆装是我自己设计的,长袖公主膊,低胸衣领有一个大蝴蝶,
   再衬上蓝色别针。围裙向后可以结成一个特大蝴蝶。裙子很短,短得只足够遮掩
   大腿根部,稍一移动,就会露出阴部,再从抽屉内挑了一双新买的白色吊带丝袜,
   紧紧包住修长匀称的双腿,全身上下风骚无比。再戴上白色蕾丝头饰,穿上一对
   7。5公分高的黑色漆皮幼跟高跟鞋。现在的我跟一个女佣无异,但在我心里的
   渴望依旧没有满足,原因是没有了主人的差使。我看着镜中自己的打扮,满意极
   了,十足的美艳性感,娇媚无比,叫男人莫不心动不如马上行动,大概是因为心
   里强烈又无法满足的欲求渴望吧!我在镜子前转了几圈,满意地审视自己的打扮,
   又重新坐回梳妆台前,在两耳别上下午刚买的白金色细条夹式耳环,我抹了点香
   水擦在耳后、颈下和胸口,弯下身在脚指甲涂上桃红色的指甲油,对着镜子开始
   细心地擦着手指甲油,刚擦好,我突然听见锁着的房门发出一声轻响。
   我心中跳了一下,随即房门被打开,出现的竟是司机小李,而且旁边还跟了
   老陈及另一个男人。老陈背着一个黑色的大旅行包,另一个则是我公司的前法律
   顾问,叫黄志荣,但他在半个月前被我解僱,原因是欠了数十万的贵利债,贵利
   跑上公司收数而被解僱,他手上拿着数码摄录机正在拍摄,我尖叫「你们干什么?」
   小李说话了「小姐?嘿嘿,从一年前我进入这个家当司机开始,就发现你有这样
   的癖好,每次偷看你变装后的样子,都让我心里痒痒的,巴不得上了你!」我吃
   了一惊,想不到自己的秘密竟然早被小李发现,这时黄志荣说话了,一付垂涎三
   尺的样子盯着我起伏不定的高耸酥胸直瞧「嘿!嘿!小姐!想不到你除了长的细
   皮嫩肉外,平时上班只见你穿套装,想不到身材还这么骚啊!要不是小李给我看
   你变装后的照片,我还真没料到你骨子里原来是个欠人操的娘们!」(照片?还
   有照片?我什么时候被小李偷拍了?)我心里正想着,小李从口袋里丢出了一叠
   照片散在我面前。每一张都是我变装后妩媚动人的样子,有穿着性感护士制服、
   顶着白色护士帽;噘着火辣的红唇、脚蹬超细白色高跟鞋像妓女一样趴在梳妆台
   前看着自己自慰的镜头,还有跪伏在床上、全身上下除了狂野的金色卷发和火热
   的红色吊袜带系在腰臀外、扭着下半身把用手指玩弄着;甚至有穿着低胸晚礼服、
   长发浓妆对着窗户露出香乳、捏着乳头、舔着红唇、一脸春情大动的淫态。我突
   然明白,原来小李住我对面楼房,难怪被他发现了,而且还拍了相片。想到那张
   对着窗外露乳的照片,我不禁脸上一红,当时自己心里还暗自渴望有人会发现自
   己的媚态,却只见对面窗户一片黑暗,没料到小李早就觊觎我许久。
   小李看我盯着那照片,他登时看透了我心里想的,淫笑了起来,「小姐,我
   就知道你一定也巴不得早点让我上了,今天总算让我有机会,不过好东西要和好
   朋友分享,我还真怕自己满足不了你这小贱货,所以特别找了两位好朋来,一块
   儿安慰你啊!哈哈哈」被他一说,我心里明明羞愧难当,却又彷彿被挑起了身埋
   的渴望。环顾四周,我正想着如何逃出房间,不料竟看到志荣裤子前端撑起的大
   帐棚,那股渴望更进一步吞噬了我。忍不住示弱柔声问「小李,你想怎样?」这
   回老陈先出声,「小姐小姐,你那么媚,我真想替你拍写真集,你脱了一定比那
   什么香港的蜜桃女孩李丽珍还美。」志荣接着说「没错!就是拍写真集,不过是
   不一样的喔!」我心跳得飞快,不知将会被如何处置。只见小李得意地下令「把
   工具拿出来!」阿强卸下肩上的黑色大背包,拉开拉炼摊在地上,我一看心头跳
   了一下,我颊上也微微泛起红潮,衬托出胭脂般的脸色,额头渗出了几滴汗珠。
   小李观察到了我的反应,十分满意,老陈用一根麻绳将我双手反绑起来,小
   李从背包里挑出了一个红色的口塞球,对着我晃了晃,「我亲爱的小姐,这塞口
   球是专为了你准备的,虽然你家是独栋的郊区别墅,你就算叫多大声也没关系,
   不过我就是爱听你想叫又叫不出来,用鼻子呻吟的声音。」我极力反抗挣扎不让
   小李用塞口球塞着我的口,但老陈用他强而有力的手臂将我按在床上,感到右脚
   上一只高跟鞋被脱掉,脚底一阵痛楚使我大叫着,说时迟那时快,小李己将塞口
   球塞进我嘴里,再在后脑绑紧皮带,我开始放弃挣扎听他摆佈,希望这场折磨赶
   快过去。接着老陈再用绳子照着我的乳房连手臂、细腰及下体的曲线结结实实的
   捆绑了起来,不一会儿,我我全身被绑得像肉粽似的,乳房的绳子绑的非常紧,
   令呼吸有点困难。老陈接着拿出一件诡异的黑色丁字皮内裤,两旁用铜扣相连,
   屁股的位置突起一条半长不短龟头有颗粒的假阳具,不算太粗但若插入肛门也是
   很难消受,在内裤的最底层可以置入电池,而前方则有一个开孔,看来是给肉捧
   进入时用的。老陈掀起我的裙子脱掉了内裤,再将那诡异的黑色丁字皮内裤套上。
   呀…屁眼很痛呀…痛得眼泪直流,口中被塞上拘束球,嘴里拚命想叫出声,我却
   只能发出咿咿啊啊的模糊呻吟的发出抗议的声音,又不知什么原因,口腔中的口
   水似乎偏偏要和我作对似的,在这个时候分泌得比平时都异常的旺盛,很快就充
   盈了我的口腔,口水完全不受控制的顺着嘴角流了出来,小李之后用绳子将我双
   脚合拢在脚踝及膝盖紧紧的捆绑起来,他再用一条绳子从乳房和膝盖的绳子连在
   一起,使我的膝盖贴住乳房,现在的我已经完全失去了自由。黄志荣一直拿着数
   码摄录机拍摄我整个被人五花大绑的过程,我的口水从口角不断流出,然后我被
   迫跪在床尾,脸上浓妆艳抹,披垂着一���的黑色长发散在白嫩的肩上、背上,心
   里忐忑不安,不知接下来还有什么命运降临在自己身上。
   小李看着我被捆绑在床上的模样满意极了,因为乳房及膝盖被捆绑在一起,
   我的头不自主地向下垂低,口水依然不停地在口角涌出,小李用力的一手扯着我
   的头发把我的头拉起,得意的笑着说「小姐你真是美啊!看起来一付楚楚可怜的
   样子真叫人垂涎啊,嘿!嘿!不过我会让你变得更美更骚的,到时候肯定没有男
   人抗拒得了你的魅力。今晚开始我将好好地调教你,从身体到内心,把你塑造成
   完美的性感尤物,哈哈哈!」我听了冷汗更是直冒。这时在我的视线内,只看见
   老陈在我的抽屉内寻找什么物品以的,老陈忽然大叫着:「哈…找到了。」他手
   里拿着一条金色小铜钥匙。「啊!那是我衣柜内的秘密暗格的钥匙呀!不要,不
   要看呀。」但我依然只可以呜呜哇哇的叫着。小李见我呜呜哇哇抗议着,他便说
   了一句:「小姐,是时间享受了。」小李伸手入到下体,原本只是疼痛的屁眼忽
   然变成剧痛,原来小李将皮制丁字裤的开关开着。原来跪在床上的我不由自主地
   倒卧床上。我双手不停用力挣扎着希望将剧痛发泄到别的地方。屁眼这时的痛楚
   是我有生以来从未试过的,我不停地深呼吸,除了口水从口角溢出之外,沫液更
   倒流哽住喉咙使我咳嗽不已。口水更从鼻孔啧射出来。我呜咽地叫着,双眼眼泪
   不停流出,只希望小李停止那个震动器。
   老陈此时打开衣柜,找到了暗格。那个暗格是我五年前家里装修时静悄悄的
   加装,只有做装修的工人知道,天晓得老陈会知道那儿有一个暗格?究竟这个老
   陈还知道这间大宅多少秘密?他用那条小钥匙打开暗格大叫:「大家看这是什么?
   护士服、警察服、银行职员服、空姐服,啊就空姐服已经三套——日本航空的,
   日本大和航空,还有国泰航空、上身是白色,下身是天蓝色的水手服、红色的赛
   车女郎服、黑色的Lolita服,红色的圣诞女郎服,还有兔女郎服也有六套,
   分别是黑色、红色、黄色、紫色、粉红色及蓝色,另外还有一件淡黄色而裙叉高
   至臀部的旗袍,最令老陈惊奇的就是在暗格内竟然找到一件婚纱。老陈对每件服
   饰逐一细想,试着想像小姐穿着起来会是什么样子。
   此时小李的手提电话响起,他接听了电话:「…唔…已经正在计划中了,她
   正在享受着…什么?明白了,老闆,我会好好照顾她至你回来,这一夜我会令她
   好好享受的……」小
   李挂断了电话对老陈及黄志荣说:「」老闆「今晚不能来,
   预备给小姐的节目要留待明天了。」「多可惜…」黄志荣仍然手持摄影机拍摄着
   我的说。「算吧!多让小姐多做一天处女吧。」「各位不用担心,我另有打算,
   要她今晚不好过。」小李将捆绑着我胸部及膝盖的绳子解开伸手入我的胯下关掉
   了电震器,我虚脱的躺在床上。「小姐,你这么快就虚脱了?这只是开始,刚刚
   的电震捧只调到最慢的速度,而且电震捧是给初学者用的,我还有一个专业型号
   等待着给你试用,看来你要多加锻炼。」我听了这几句说话,只感到汗流浃背,
   刚刚只是最慢的速度,而且是给初学者的?如果他用上专业型号,我已经死去了。
   小李从包包找出一对耀眼的小金环,而小金环有一条小铁炼连接着一个小金色的
   金属球,还有穿洞的消毒工具跟细长的金针,将金针烤过火后走向我,他将上身
   的低胸衣领再向下拉露出双乳,正好小李望着我一秒钟随即手起针落,一瞬间刺
   穿了左乳头,我疼痛地呜呜地叫出声,而马上右乳头也遭遇同样的事。小李他用
   手轻轻拨了一下金属球,金属球就「噹噹」的响了一下。「小姐,这乳环是」老
   闆「送给你的礼物,见面时再会有见面礼,让你一生难忘,大家看乳环是不是跟
   小姐的粉红色乳头很合衬呢?」他们三人同时淫笑起来,而我只感到羞耻地垂下
   头,一眼也不敢望他们三人。
   经过刚才的一阵折磨,我脸上的妆都花了,老陈一边帮我挑衣服,小李叫志
   荣脱下我口中的拘束球及将我的捆绑松开及脱去女佣服,只余下胸罩、丁字裤及
   白色吊带袜。小李命令我重新上妆。而因为刚才的折磨流了很多口水,我口乾死
   了,要求小李给我一杯清水,但小李只冷淡的回答:「一会儿不单上有特饮给你,
   更有味美的大肉肠让你品嚐。」他吩咐志荣监视我的行动,并示意如果我有不轨
   企图,必要时可以使用武力对待,但切记不要打脸。我不得不乖乖地重新打上粉
   底、扑上腮红,涂上红色的脣膏,刷上又黑又亮的睫毛膏,让又长又密的假睫毛
   看起来更妩媚,随着眼睛眨呀眨的散发魅力。这还不够,小李示意我画上眼线,
   完成一对迷人的勾魂电眼,又要我喷上珍藏的香水「毒葯」在颈间、腋下和乳沟。
   志荣拿出绳子将我的乳房、细腰结实的捆绑起来,他脱掉我的丁字裤,用一条绳
   子捆绑在盆骨,绳中间打了一个结,志荣将这条绳从前面的跨下绕到后面绑好,
   绳结刚好陷在我的私处。「呀,痛呀,求你不要。」志荣完全听不到我的诉求,
   他只沈醉於折磨我当中。之后再为我穿回丁字裤。老陈从衣柜挑了一件低胸黑色
   连身丝质亮光短裙及黑色丝袜裤要我穿上,这件连身裙比较阔身,所以内里被人
   用绳子捆绑着不觉显眼,之后再穿上红色的尖头7。5公分幼跟真皮高跟鞋。小
   李从后用手铐将我双手��铐住,再用另一个手铐在手肘再铐住。手肘被后后拉铐
   上时我「呀」的一声叫了出来,「天呀,为什么要这样对我?」老陈见我双眼泛
   起泪光,用纸巾为我抹去眼泪以免弄花化脸上的化妆。小李在包包取出一个直径
   5釐米的金属圆环型口枷为我带上,在后脑勺的位置打结,再用的的长发掩盖好。
   小李再用外科口罩遮掩口中的圆环。再披上大褛,这样就无人察觉我被人用各种
   拘束器拘束着。最后小李在我颈上套上颈圈再接上铁炼。
   小李拉着铁炼拖我离开睡房,只走几步我感就到私处开始湿润起来,加上屁
   眼的电震捧,我只有蹒跚我走下楼,期间刺在乳头上的噹噹跟随着我的步伐而
   「噹噹」作响。志荣手持摄录机紧紧从后跟着。好不容易到了大门,门外停了一
   部小货车,小李叫我爬入车尾,我爬入车尾,小李先将颈圈的铁錬扣在车尾的地
   板上,再用一双连在地板上的脚镣将我双脚锁上,志荣这时提议将我蒙眼以免泄
   露行程。老陈应声就用一块黑布将我双眼蒙了起来。「究竟他们三人要带我到什
   么地方?又会有什么的手段折磨我?」我心里担心地想着。车子摇摇晃晃的开动
   着,双眼被蒙着,不知停了多少次交通灯,更不知拐了多少个弯,最后到达了目
   的地。
   第二章—节目开始
   一道强光将我弄醒,原来已经到达了目的地,她们将矇眼布除下,太阳正正
   就在头上,强烈的阳光令我的眼睛无法张开,她们解开双脚的捆绑,扶我从车尾
   箱下来,因为长时间的捆绑及绻缩於车尾箱,双脚已经全没知觉,当血液再次於
   双脚运行,那种刺痛直使我叫了出来。黑色衬衣的女人和另一个穿红裙的女人将
   我扶入屋内。直走向一条向下层走我楼梯。我心中非常惊慌,不停挣扎,双脚不
   停乱踢乱踏,一双高跟鞋因为亦被我踢甩了,但她们两人用手臂圈过我被反绑的
   双手,无论我如何挣扎,也挣不开她们两个。就在此时,眼前出现一位年轻女子,
   年约24-25岁左右,长卷发型,拥有一双水汪汪的眼眸,样子充满气质,小
   咀涂上鲜红色口红,她身穿白色绣花旗袍,显出她玲珑浮凸的身材,两脚穿上很
   薄的白色丝袜及白色高跟鞋。她缓缓的走过来,向我打量了一下自我介绍说:
   「我叫林少萍,是这里的大姐。」她用左手轻轻托起我的面颊,右手就抚摸了我
   的下体说:「哎哟,原来姐妹是个小贱人,被这样紧缚塞口虐待鸡巴竟然会硬起
   来,看起来是一个潜在被虐狂。姐妹的体形也非常标准,皮肤也非常细腻嫩滑,
   双腿应该也有42吋长,姐妹的身体压根儿就是一个女人身体,胸部也有36C,
   真难想像你的乳房在不变身时如何骗过别人,但最难得是没有喉结。来吧,跟姐
   姐到下层休息休息。」心里一直担心自己的安危,从来没有留意过自己的鸡巴由
   机场至今都是处於勃起状态,难道我真是被虐狂?身后两人此时就将我推入下层。
   落入下层,只有暗暗的灯光,隐约见到下层另一端有一间牢房,身后两人将
   我推入牢房,牢房内有一张6呎阔铁架大床。她们将我身上的捆绑及塞口全部松
   开,我立即大叫救命及逃跑,但那个穿白色衬衫的女子双手将一个熊抱,然后将
   我掉在大床上,我完全不能想像那个白衣女子竟然可以有如此大力。那个叫少萍
   的就说:「你放弃吧,这里离上海市要两小时车程,而且这里地处偏远,附近不
   会有人,你大叫不会有人听见,逃跑亦没有汽车,乖乖的留下吧。」这时红衫女
   子命令我躺下,她用手铐将我双手铐在床头的铁架上,而双脚就被分开分别用两
   套手铐铐在床尾的铁枝上。美恩先将我的裙脚拉高,露出了黑色蕾丝底裤发吊带
   丝袜。她一手又下我的黑色蕾丝底裤将勃起的鸡巴露出,白衣女郎将一个避孕套
   套在我我鸡巴上。林少萍跳上床骑在我身上,她慢慢弯起腰将面孔靠向我的面,
   她的长发垂下扫到我我的面,林少萍的身上发出的幽香,使我全身也松弛过来,
   虽然如此但我依然很害怕,我将面孔扭向一面,林少萍在我听边轻声道:「你想
   知道我如何玩弄你吗?我偏不让你知道。」之后她就用黑色布条将我双眼矇起来。
   我感到非常惊慌就感到林少萍用舌头舔了我的面颊一下,之后用手紧紧捉着我的
   面颊将头扭过来望着她,林少萍将她的嘴唇印在我的咀唇上然后就湿吻起来,她
   的舌头有如毒蛇般在我的嘴内乱拨,除此之外,她不停将口水灌入我的口中,我
   不停的「唔唔」大叫及挣扎,我口中的口水多得在口角边流了出来,而耳中只听
   见白衣及红衣女郎格格而笑。而这时候我竟然感到鸡巴有着一种奇妙的感觉,那
   种是很想射的感觉,我越挣扎想射的感觉越强烈,但我不想在这时候射,但林少
   部萍的湿吻根本无法抗拒,忽然鸡巴传来一股泄洪的感觉,我停止了挣扎,林少
   萍亦停止了对我的湿吻,她脱下我的朦矇黑布,伸直了腰擡起头后,用右手抹一
   抹口唇上的口水,顺手还把避孕套除下后在我的眼前晃了几下说:「我会将它留
   着,你不听话我会将套内那些腥臭的精液给你喝下,避孕套就用来塞你的口,知
   道吗?」,我哭着点了点头。之后见白衣女郎将一件物件交给了林少萍,林少萍
   将那件物品拿给我看,是用不同直径的铁环一个接一个成为的金属小圆锥筒,最
   大一个环接上一条皮带。「你知道是什么吗?」林少萍问道:我摇了摇头。「这
   是阴茎拘束器,用来惩罚男人的。但你放心,只要你的鸡巴不要勃起是没有问题
   的。」我大叫着唔好,林少萍转过了身,阴囊感到被皮带拘束的感觉,虽然不痛,
   但感觉也不好受,我大叫着放过我,林少萍拿着那包精液说:「不要叫了,大叫
   又无人听见,亦会伤害了你这把甜美嗓子,何苦呢?乖乖收声吧。」我哭着静了
   下来。林少萍爬下大床走出牢房后回头说:「乖姐妹别哭啦,要听话知道吗?诗
   琳,用铁炼加长小姐妹的拘束,让她休息一下,天恩,今晚预备好的饭菜给这位
   姐妹,因为今晚她还有一整晚要玩。呀,忘记了告知姐妹你,不要触怒天恩及诗
   琳,她俩如果发怒,只怕你到时给她整得求生不得,求死不能。」说罢。林少萍
   就走回楼上。穿着白衣的原来叫诗琳,她身材娇小,紥着一条马尾。至於天恩比
   较高大,天恩拿出铁炼,解开了我的拘束。而诗琳就在旁边帮手,她一边帮手一
   边道:「姐妹你真是幸运,有多少有钱人都嚐不到大姐的吻,你一来大姐就送你
   这样的大礼。而且大姐还亲自帮你的鸡巴配戴拘束器。真是幸运到极点。」我问
   天恩:「你们为何要将我绑架勒索,我没有钱的,求你放我走吧。」天恩:「傻
   姐妹,谁要勒索你,大姐有的是钱。慢慢享受吧。」完成松开拘束后,诗琳及天
   恩就离开了牢房及上锁返回上楼,走时还把牢房灯调暗让我休息。
   我躺在床上,铁练的拘束虽然已经放松,但都只能容我转身躺着,未能让我
   坐起身来,我尝试伸手去除掉阴茎拘束器,但铁炼长度又不够,再想起就算能自
   己除下,之后被发现,那个女魔头又不知如何惩罚我,一想起就放弃这个念头。
   这时想起自己的过去,父亲是货柜船船长,很少回家,母亲於初中学时因病离去,
   只留下一笔巨款财产。之后我只有独个儿照顾自己,后来到了发育鸡巴都不懂勃
   起,到医院检查时,医生无意中发现我身体内竟然长有女性的卵巢,所以我身体
   内拥有女性贺尔蒙,亦因为这个原因,我虽然外表是男儿身,但骨子里却是一个
   女人,医生说非常罕见,起初非常抑郁,决定要切去卵巢。原本想在上高中前的
   暑假进行手术,但就在升上高中暑假前一年的圣诞节,与同学们参加了一个co
   splay比赛,但因为我读的是男校,我就粉墨扮了一个女角色,那次比赛我
   们胜出了,由会场至互联网都讨论我这个女角,许多人都以为我是一个真的女生,
   而且有好几个月红遍互联网,就这样,我对变身成女生感到兴趣,而我很清楚,
   如果我接受手术,我就不可以再变成美丽的女生,所以我决定放弃治疗。另碍於
   我怕同学的排斥,所以变身一直只限在家中。上年大学毕业后没有工作,只在家
   中做freelands,无意中在互联网上发现上海有一间公司专为伪娘摄影,
   就约了今天想拍套影集,最想不到到来上海后竟落得如斯田地。
   我在床上只是展辗反侧,根本无法休息,一来担心自己的安全,二来是中午
   落机后就没有东西到过肚,已经非常肚饿,最后最担心那个阴茎拘束器,如果林
   少萍所言,拘束可能会令鸡巴勃起,如果鸡巴勃起真不知是什么后果。刚才可以
   是我人生中第一次勃起和射精,回想起那种泄洪的感觉,既奇妙又快感。在床上
   过了良久,就见天恩从楼上走下来,她走进牢房拉高我的黑裙检视拘束器,之后
   就解开了所有手铐,她从我的行李包取来一双黑色平底便鞋,天恩说是时候晚餐,
   带我出去了牢房,在牢房边她顺手取了一个红色颈圈套在我的颈上,还用一把金
   色小锁锁起颈圈及接上一条幼铁炼,她一手大力拉着铁炼带我到楼上,走进饭厅,
   窗外已经漆黑一片,墙上挂钟已经是7时多。桌上放了三碟餸菜及白饭,诗琳和
   林少萍已经坐在桌边等待,天恩坐下后,三人就开始吃起饭来,少萍吃了两口饭
   望了我一眼:「姐妹也吃饭吧。」当我想坐下时天恩大喝:「谁叫你坐下?你的
   饭菜在那边!」她手一指指去墙角,一碟黑压压饭菜放近墙角边,旁边有一碗清
   水。「姐妹想吃饭吗?先过来帮我舔脚趾。」诗琳将放在桌下的一条美脚伸了出
   来。我望了一望她我美腿,脚上穿了黑色丝袜,我跪下用双托起诗琳的右腿,正
   想张口想舔她的脚趾之际,诗琳笑了出来:「蠢呀,脱掉丝袜先啦。」我双手摸
   着诗琳的脚向上寻找袜头,摸到大腿上部的时候,不小心触摸到诗琳的会阴处,
   只感到那里有少许湿润。我心里吓了一跳,随即找到袜头,将丝袜脱下,眼前出
   现的是一只白嫩的美腿,脚趾甲涂了蓝色,我托起诗琳的脚,伸出舌头舔诗琳的
   脚趾。舔了几下,诗琳就嫌弃我舔功不行,又不懂含她的脚趾,命令我为她着回
   丝袜去吃饭。我完成诗琳指示后走到墙边跪下,用手抓起饭菜来吃。天恩忽然出
   现在我身后:「不可以用手吃饭,要像狗一样吃。」话未说完,双手已经被扭到
   后面铐上手铐
   。肚子实在太饿及口渴,我跪在地上弯起腰喝了几口水就开始吃下
   饭菜,饭菜冰冷之余还淡而无味。「很难吃吗?」诗琳问道:「让我给你的饭菜
   调一下味好吗?」我没有理会诗琳,天恩走过来一手夺去我的饭菜放到诗琳脚边,
   天恩大力拉着我颈圈上我铁炼到诗琳脚边,诗琳将脚插入饭菜中再挑起饭菜。
   「吃吧,经过我用黑丝和脚调味后,姐妹你的饭菜应该会变得好味一点。」我再
   次跪在地上弯起腰急急舔着诗琳脚上的饭菜,生怕又用什么方法淩虐我,可能太
   肚饿了,不消一刻已将诗琳脚上及碟子上的饭菜舔得一乾二净,再喝了几口水,
   已经感到很饱了。天恩笑道:「姐妹,你知道吃了什么吗?你吃的是狗粮啊。哈
   哈,而且饭菜内还加了料,今晚你可就知道。」我绝望的坐在地上,她们为了淩
   虐我,会特意将食物掉在地上,让我去舔那些食物。有些食物更是诗琳咀嚼到没
   有味道后掉下来的。她们终於吃完晚餐,那时已经9时了。「小姐妹,吃饱饭去
   洗澡吧。」林少萍温柔的道。天恩拉着颈圈的铁炼,将我带到浴室,浴室内有一
   个大浴池,天恩解开了颈圈和手铐。着我洗卸去化妆,我脱去所有衣服,天恩望
   着我光了身的身体,我走入浴室用花洒洗澡,我一向享受淋浴的过程,现在只想
   可以永远留在浴室中永远淋浴。忽然一双手从后按着我的乳房,大力大力的搓着,
   我双手下意识拉开那双手,天恩凶狠地说:「你忘记了不听话的下场吗?双手给
   我垂下来,不许动更不可以叫。」头上花洒的水没有停下来,面上流着的不知是
   水还是眼泪,我只有垂下双手让天恩大力搓弄我两个乳房。现在的我除了乳房我
   疼痛外,我低头一望,鸡巴已经开始慢慢变大及勃起来。
   第三章——密室启用
   「叔叔,为何是你?」我呆了一呆,随即被叔叔推在床上,他将我双脚分开,
   用身体压向我,将我双手高举过头按在床上,他不停地强吻我咀唇,又用咀吻我
   的颈和面孔。我不停挣扎,用双脚踢他,但他好像不怕痛似的。我待他再吻我的
   咀时用口有恨恨的咬了他一口,他哇的一声,之后我换来了左一边右一边的耳光。
   他出手很重,打得我眼也花了。「按着小贱人……」小李从床的另一边跳上
   床将我双手按住,我扭动身体希望挣脱小李。叔叔已经脱下裤子伸出了肉棒。他
   拉下半截裙,扯烂袜裤,又将上身衣服扯烂,露上挂着乳环的乳房。
   叔叔的肉棒强行插入,只感到下体一阵剧痛。「贱人淫水不够!」他抽出肉
   棒用手指不停抚摸私处,我此刻感到私处痕痒灼热且有莫名的兴奋,「嘿嘿,淫
   水来了,淫水来了。」叔叔兴奋地叫着。
   他再将肉棒插入:「贱人我跟你说,你刚刚的食物混入了春药,要人上你才
   会舒服,要不然你会痕痒难当。」叔叔一边抽插着一边说。
   我的私处感到非常快感及说不出的舒服,这感觉是我之前没有的。「啊!」
   叔叔轻轻叫了一声,之后站起身来。我知道他在我里面射了,我停止了挣扎,他
   拍拍我的面庞:「还没完呢,贱人。」「我已经破了贱人的处,现在到三位了。」
   叔叔走到窗边坐在沙发上,点起烟瘀,欣赏小李、老陈、志荣将我轮奸——
   小李、老陈、志荣三人脱光衣服一起跳到床上,小李从后抱着我,双手搓着
   我的乳房,肉棒在屁眼之中抽插着。老陈就将肉棒插在的私处内游动着,而志荣
   爬了过来,将肉棒深深插入我的口中。他们三人轮流在床上每人上了我数次,我
   疲倦至失去了意识,再次醒来已是淩晨。
   我见只有志荣睡在我身边打着鼻鼾,其他人已离开了房间,我偷偷的下了床,
   在衣柜匆匆找了一件直身裙及一双平底鞋穿上,我轻力打开房门走出房间,静悄
   悄地走下楼梯去到大门前。
   我仔细看着门锁,试图打开大门。「卡嚓」门锁终於打开,但喜悦的心情不
   到一秒就被防盗系统蜂鸣器的声音所幻灭,我夺门而出一直线跑到大闸,高耸的
   大闸阻住我的去路,转身一望只见小李已经追上来,我逃向另外一边,忽然一个
   身影从前面出现用双手紧紧熊抱起我,我双脚离地乱踢一通,但小李已经赶到,
   他一出手就用拳头恨恨打在腹上,我闷了一下。
   随后志荣亦已经来到。叔叔穿着晨褛慢慢的走过来:「看来贱人不耐烦,密
   室早点开张吧!」他一手解下晨褛的腰带递给小李,小李用那腰带将我双手反绑
   起来。我听到密室二字,心里一寒,他们要带我到什么地方?——
   志荣快步返回屋内,此时天色已亮。老陈和小李各自一边将手穿过我手臂拖
   着我返回大宅,一入大门已见志荣拿着一双蓝色高跟鞋,一看就知道就是那双细
   码高跟鞋,他蹲在地上帮我穿上,小李老陈拖着我急步走过长廊,我脚下疼痛不
   已。
   「求求你们放过我,我以后都不敢逃走了。」我哭着哀求他们。「你已经不
   是第一次了,今次要好好的惩罚你。」
   穿过客厅去到户外的泳池旁的贮物室。贮物室的门是一扇铁闸,志荣推开铁
   闸,闸后有另一扇铁门,老陈用密码将门锁开启,推开大门,内里漆黑一片,老
   陈伸手到墙上将电灯打着。
   小李将我将押入贮物室,走下楼梯到了大宅的地下的贮藏室,我望一望四周,
   贮物室墙上挂满了麻绳、铁炼、手铐及脚镣,墙角落有一张桌子,放置了各式各
   样口枷及其他我不认识的物品。
   房间正中央有一条铁炼从天花垂下来。还没有看清楚,小李带我到房间中央
   铁炼旁,老陈将一条竹造的嚼子递给小李,小李从后强行将嚼子向入我的口中,
   要我用牙齿咬着后在后枕打了个结。之后小李将我双手用麻绳捆绑在前面,再接
   上天花垂下来的铁炼。
   小李找来一根长约一公尺的黑色展舒桿将脚踝锁上令我双分开起来,老陈按
   动墙上按钮,铁炼向上将我双手拉起来,直至双手完全被拉至伸直才停止。志荣
   拿着剪刀,将我身上的直身裙一片一片的剪破,最后我一丝不挂的站在他们面前。
   我感到非常羞耻,垂下头不敢直望他们。小李走到我面前从后一手将我的头
   发向下拉向着他。「嘿嘿,贱货感到很丑吗?一会儿有更丑的事要你受。老陈在
   小李身后摇动喷罐,他走上前来,私处一阵冷意,我低头一看只见私处被喷满了
   白色泡沬,老陈拿着剃鬚刀在私处将耻毛一下一下的剃掉,我哭着摇头,口中」
   唔唔「地叫恳求老陈停手,但老陈对我的恳求完全充耳不闻,他只陶醉於羞辱我
   当中。
   而小李就站在一旁哈哈大笑,志荣就用高清摄录机录影着整个过程,叔叔就
   坐在椅子抽着菸看我被羞辱的样子。剃完后老陈用毛巾抹乾净我的私处,再用手
   抚摸了几下,「现在滑得多了,哈哈!」「是时侯要回公司了。」
   叔叔起身走出了密室,小李将长舒桿解开,老陈将再铁炼拉起至脚尖稍稍着
   地的高度。这个被吊起来的姿势,因为只有脚尖着地,整个人的重量都压向脚尖,
   五只脚���被那双细码高跟鞋夹得非常疼痛。
   我稍稍屈起右脚小腿让右脚休息片刻,之后再换为左脚,小李察觉到我的小
   动作,他拿起两根麻绳紧紧地将双脚脚踝及膝弯捆绑起来。
   老陈对我双手的捆绑检查了一次后警告我说:「不要再打算逃走了,我跟你
   说大门门锁要指模验証才会打开,而外面的铁闸从外用锁头锁上,内里绝对不能
   打开,对你而言可以说得上是有入无出的密室。
   老陈警告后,除去我的嚼子,喂我服了一粒药丸及灌下我五杯清水后,再绑
   上嚼子后三人便离开了密室,他们还顺手的将电灯关掉——
   房间内非常寒冷,密室内漆黑一片,伸手不见五指,除了因双脚疼痛而发出
   的喘气声外,还有乳环上的吊铃「噹噹」地响,口中像马一样绑着嚼子,口水不
   停从口内流出后,先滴在乳房上,再沿身体的线条流到膝盖的麻绳上才肯停止。
   我提起双脚让双脚休息,但这样身体重量会转到手腕上,悬空的身体将手腕
   上的麻绳拉更紧,而且腋下的皮膏被拉扯着亦会痛楚。我只有再伸直双脚让脚尖
   着地,解除手腕及腋下的痛楚,但脚尖即时疼痛起来,在无法忍受时再提起双脚。
   痛楚就这样在身体上轮流交替着。而他们留给我的不只是这几款的折磨——
   黑暗的房间内时间慢慢的流逝着,疲倦的身驱被挂在房间中央,全身肌肉开
   始疼痛起来,除此之外,身体上出现了另一个危机,膀胱开始有有胀满的感觉。
   之前被禁锢的日子,他们都会定时走入房间看我,但今次被关在密室中,感觉过
   了很久都没有人进来。
   时间一秒一秒地过去,膀胱就一点一滴满溢起来,我愈来愈尿急,双脚大腿
   不自觉地紧紧夹起来,密室虽然寒冷,但我已经满头大汗,心跳加速,口中喘着
   气,坚忍他们出现放我如厕。
   大门「哢嚓」一声,一团光从密室出口出现,他们三人终於回来,我「唔唔」
   地叫,他们打着了电灯,慢条斯理地走下来。老陈看一看地上:「甚么还没有?
   已经三小时了。」「只有贱货才有这样高的忍耐力。吃了利尿葯竟然可以不撤尿。」
   小李回答着老陈。这样更好啦,用摄影机拍下整个情况给老闆看,老闆一定
   会开心死了。「志荣,你这个主意不错。」老陈回答道。
   志荣用脚架将摄影机架好,老陈从桌上取来一根很粗的胶棍,接上电源后
   「嗡嗡」作响,我一看之下就知道是震动器。老陈一手将震动器压在膀胱上。膀
   胱胀满再加上震动而不能如厕的感觉非常难受,我不停「唔唔」地叫,乳环上的
   吊铃不停地响。老陈手中的电震器愈压愈紧。我身体震颤了一下,双眼淌下泪水,
   一股暖流从大腿内侧流了出来。他们三人大笑:「哈哈,看贱人多么的丑态,没
   厕所上竟然赖尿了。」尿液赖得一地都是。忽然天花的铁炼松了起来,我来不及
   反应,身体失去平衡,整个人倒在尿液上——
   他们三人见我一身尿液,就拉我到密室内的浴室,志荣要我面向墙壁站立着,
   双脚的捆绑没有松开,我只能勉强双手扶着浴室墙壁站着。
   忽然一条强劲水柱直射到背部,水柱水压将我完全压在墙壁上,我拉开下口
   中嚼子,将口呼吸,吸了两下,水柱向面打来,我饮了几口水后就跌在地上,除
   水声外就只听见他们三人的笑声,我透不过气最后终於晕倒在浴室内——
   醒后已被带离浴室到了密室的另外一间房间。我赤裸裸的躺在床上,双手被
   手铐反铐在身后,而双脚脚踝被铁炼合拢地锁在床尾铁枝上,我坐起身四处张望,
   房间就像监仓的设计,监仓外墙边有一个挂衣架,架上除了挂满了我的衣服外,
   还将我睡房里的暗格内的收藏统统也挂了起来。挂衣架旁边有一个矮柜,而地上
   则放满了我的高跟鞋。
   过了良久,他们三人从密室外走进来,他走入牢房将我的拘束解开后,就将
   一条装有震动器的贞操带套入阴道内。老陈在矮柜的柜内取出一双黑色丝袜裤,
   之后从地上检起一对蓝色公分高的高跟鞋,再由挂衣架上摘下一套蓝色的兔
   女郎服要我穿上。
   我只有乖乖的就范穿上衣服,因为我知道反抗他们一定不会好受,老陈还递
   上化妆品示意要我化妆。我画了眼线涂上蓝色的眼影,口唇就用了红色的唇彩。
   老陈拿着绳子动手将我双手拉到后面交叉的捆绑起来,再左乳房上下用绳子捆绑
   了数圈,老陈将绳子用力收紧起来,再用另外一条绳子左腹部捆了几圈,绳索尾
   就用来捆绑两手一次,就是这样双手就被固定在背后不能活动了。
   老陈一边将我捆绑,一边跟身边的小李志荣说话:「有钱人真的不同,我点
   过了小贱人的高跟鞋,就只是黑色的,已经是我半生人所拥有的数量了,你们又
   猜一猜有多少?」「十双吧!」小李答道。「我猜十五吧!」志荣答覆老陈。
   「真不知你们是看小我还是看小了贱货?跟你们说,这个小贱货一共有二十六双
   黑色高跟鞋,白色的有十—双,其他颜色合共二十双,长短靴子也有二十多双。」
   老陈如数家珍般说。
   「够了够了,老陈我求求你不要再说下去了。」我苦苦的哀求着老陈。「感
   到很丑吗?贱货。」老陈正在捆绑脚踝,他狠狠地将绳子收紧,绳尾更在双脚之
   间穿过绕了几圈将脚跟的绳圈紧紧的收紧一次,如是这膝弯亦被紧绑着。老陈再
   用一条幼绳将脚跟及手腕的绳索绑起来,这样我就像虾米一样卷曲着身体,老陈
   还将一个没有穿孔的特大口塞塞入我的小咀中,沫液即时流过不停。
   老陈开动了贞操带上的震动器后,我即时全身软瘫,口中发出「唔唔」的叫
   声。三人走出牢房,老陈回头走到床边用手背拍打我的面颊说道:「不要企图脱
   去高跟鞋,监牢内安装了闭路电视,如果我发现了你甩掉了高跟鞋,你会得到应
   有的惩罚。待老闆回来后再让你好受。」之后在我屁股打了一下,关上电灯余下
   我在漆黑的监牢内。
   在漆黑的监牢内,除了我发出「唔唔」的叫声外,就只有电震器的马达声,
   我在床上被驷马式捆绑起来,我只有在床上转换卧姿以抵消电震器对我的震动,
   但每次转身都害怕会甩掉了高跟鞋。沫液流满了一床,而我的下体因电震器刺激
   下,下体被湿润起来,淫水仍然不停流出。
   电震器更时快时慢,本来就疲惫不堪的我对这种刺激无可奈何,只好摇动着
   身体以缓解这挥之不去的感觉,慢慢地我已适应了电震器的慢速,但快速完全不
   能接受,每次电震器加速,全身都因为这股剌激而麻痺起来。
   阴道内的淫水就滔滔不绝地流出。随之而来的从下身传来的高潮。堵口的口
   塞实在太大了,就算我勉强张开口吸气,每次只有少许的空气吸入,有时不小心
   吸入了沫液而噎食。体
   力还没有回复过来,电震器又再强烈震动,高潮一浪接一浪的出现,令我疲
   惫不堪。但尽管我已经身疲力竭,但电震器的电池好像耗不完似的,无尽地刺激
   着我的私处。
   第四章—禁锢背后
   疲惫的身体在牢房中的床上躺着,牢房内虽然黑得伸手不见五指,但震动器
   在我的私处不停的震动,加上那些讨厌的低沈摩打声,实在令我无法休息。阴道
   因长时间的震动变得麻痺,终於等到老陈回来,他开了灯,灯光非常刺眼,令我
   无法将眼挣开,我合上双眼,只听见他将牢房铁闸打开走了进来。老陈将手脚绑
   起来的绳子解开,我伸展了一下双脚,微微张开眼睛,双眼已经适应了牢房中的
   灯火。
   老陈:「吃饭了,乖乖的在地上像狗一样吃吧。」,他手一指向墙角,我沿
   他所指的方向望了一望,地上有一碟饭菜放在地上,我慢慢从床上爬到地上,向
   饭菜的方向一步一步的匍匐着。全身被结结实实的捆绑着,阴道又被插入电震器,
   每匍匐一步除了用尽全身力气外,绳子亦会随身体动作而勒入皮肤之中,令我非
   常疼痛。好不容易终於到了饭菜前,想张口吃饭之际,才记起口塞球紧紧的将口
   塞着,跟本不能进食,我垂下头开始饮泣着。
   老陈见我哭泣,他就乐了,便将口塞球松开,当我想进食时,发现牙骹竟因
   长时间被塞口而合不起来,我即时痛哭起来。「乖乖,口不能合起来进食吗?让
   老陈帮你。」正当我满心欢喜以为老陈会喂我食饭时,出现的竟是他那条又黑又
   满是白毛的肉棒。他一手执着我的长发要我跪起,再将头靠向肉棒,我很想反抗,
   但已经再无力气了。他的肉棒慢慢插入我的口中,老陈的肉棒很长,直深入喉部,
   他不停推拉我的头,他的龟头不停顶撞我的吊钟,我用力的含着老陈的肉棒,希
   望快点完事,但奈何牙骹的确酸麻合不起来,无法刺激老陈,只有尽力合上嘴脣,
   满足他的欲望。
   口腔内感到一团火热液体,老陈急促呼吸着停止下来,他的肉棒软起来,我
   知道一定要吞光他的精液他才会罢休,我努力的吞着,但口又合不起来,最后精
   液由口角流出,老陈用我的饭菜接住了那些精液,我吞下精液后,弯腰像狗一样
   用舌舔着饭菜地吃,可能肚饿,觉得这碟饭菜非常美味。
   牙骹的感觉慢慢恢复过来,终於可以大口大口的吃饭菜。吃过饭后,老陈要
   我返回床上,我再慢慢地匍匐到床边,他就扶我起身返上了床。「老陈,求求你,
   我不大叫,不要塞口好吗?塞口球令我牙骹非常疼痛。」老陈一手大力地握着我
   的下巴:「你不想用口塞球吗?好,见你刚刚帮我口交,就让你一次,不用口塞
   球,改用布条吧。」话说完一条白布就被塞入口中,再用布条在外绕了几圈后在
   后脑紧紧的打了个结。老陈临离开牢房时,将电震器关掉了。又把灯调暗,我躺
   在床上,慢慢的睡着了——
   小李拍打我的面颊将我叫醒,全身捆绑都已经被解开,我自己坐起身望一望
   小李和他身后的志荣,志荣拿着一套浅杏色行政套装掉到床上,我明白他的意思,
   我将兔女郎的衣服除掉换上浅杏色行政套装,换好后他俩带我出牢房外的小矮柜,
   挑了一双浅白丝袜裤,穿上后再穿上一双浅杏色的细跟高跟鞋。整理一下头发,
   再补了点口红。「可以了,要去那儿。」「跟我走就是。」小李答道。志荣将我
   双手拉到后方用手铐铐了起来。小李带我走出密室,沿泳池旁走回入大宅,他带
   我到了饭厅。
   餐桌前坐着一个连侄女都强奸的禽兽符国辉,小李带我到符国辉的坐位旁坐
   下后将我双手分别铐在两边椅脚上。符国辉正吃着牛排,他大口大口地吃着。他
   使开了他们三人,饭厅只余下我和他。
   「符国辉,你想将我如何处置?你们一夥人将我禁锢在这里,爷爷奶奶回来,
   密室多隐藏,他们一定会发现。」
   「你吓我吗?我以为你贱,贱之余原来是件蠢货,你的爷爷奶奶已在欧洲旅
   行时交通意外身亡了。永远也不可能回来,死人又如何救你呀?」
   「爷爷奶奶死了,不可能,为何我收不到通知?」
   「你爷爷奶奶俩在欧洲乡郊出了意外,汽车严重撞毁而且着火烧了起来,那
   里没有人认识他们,最后只在烧剩的行李内找到我的电话号码,强奸你前几天就
   是跑了去那里一趟,上天好像给我机会似的,我在那条偏僻村庄草草埋葬了你爷
   爷奶奶。」
   「你这样对爷爷奶奶不觉过份吗?毕竟是你亲生父母。」
   「亲生父母?哈哈,那么我由5年前说起,当时你爷爷奶奶没有小孩子,
   为了继承家产,偷偷的在孤儿院收养了我,但不久你奶奶就有了身孕,即你父亲,
   之后你爷爷就开始对我非常冷淡,在我6岁那年,无意中发现你爷爷夹万虚掩,
   我好奇心看了一眼,发现我亲生母亲给我的亲笔信,我才知道不是你爷爷亲生儿
   子。
   我在这家族受尽屈辱,3岁就完成剑桥大学博士学位,但都只是在符氏出
   任一个小部门的经理,而你只是一间没人认识的大学毕业,因为含着金钻匙出生,
   就可以大富大贵。「
   「符国辉,我恨你,如果可以我现在就想将你杀死。」他将一口牛排放入口
   中,咀嚼了几口,饮了啖红酒:「杀死我?现在我死了,你父母亲的死就永远没
   有人知道。」
   我瞪着双眼望着符国辉:「我父母之死?」「
   对,跟你说,你父母是我买凶杀死的,当你出生不久你爷爷已经立下遗嘱,
   他死后符氏所有股权将会留给你父亲,你父亲只是一个富二代,不学无术,却继
   承符氏,我心有不甘,就趁你父母亲到意大利旅行时,与当地黑帮来了次交易,
   哈哈,汽车砰的一声,那边的黑帮做事倒也乾手净脚,而且很讲道义,完事之后
   完全没有手尾。「
   符国辉又将一块牛排往嘴里送。「汽车」砰「的一声………难道爷爷奶奶…
   ……」我望着符国辉用怀疑的口吻。
   「你爷爷奶奶的真的是件意外,当年我年少气盛,才会搞上那些黑道。现在
   我当然不会这样笨跟黑帮扯上关系。」
   他从身旁取出一个文件夹:「好吧,你签一个字,我就放你自由吧。」
   「这是什么文件?」我问道。「这份文件是你想到美国留学。而且不想继承
   符氏,将所有股权转让给我。」
   「我不签,符氏是我符家多年心血,甚可以交给外人?虽然我现在落得如此
   下场,但我仍有符家的尊严。况且我签了又会有人相信吗?我失踪了这么久,忽
   然出现我股权转让的文件,董事会的人一定不会相信。」
   符国辉喝了啖红酒:「你真是幼稚,你知道董事会的人真会怀疑吗?他们的
   眼中就只有钱,再跟你说,上几次董事会要决定几项大型投标,你偏不出席,还
   坐了你爷爷的私人飞机去了东京购物,气坏了董事会的一班老爷子,而且因为你
   缺席会议,令符氏损失近十亿利润,董事会内的人,已经想将你从董事会剔除,
   只碍於看在你爷爷的份上,大家也不哼一句。还有好几次,你错估了项目的支出,
   要不是你那个秘书小艾帮你将错误修正,后果真是不堪设想。你这个小秘书,比
   你能干百倍,猎头公司好几次找她,她都拒绝留下来受你微薄的薪金,真不知你
   给她吃到了什么迷药。」
   我听到符国辉这一番说话,羞耻得垂下头哭着,双眼泪水如下雨般滴下,我
   从来没有想过自己如此不堪。「算吧!你有敬酒不喝,就今晚让小李将你折磨到
   够,再看你明早是否仍有尊严。」
   符国辉说罢就走出饭厅,小李就走了入来,小李走过来二话不说将两粒葯丸
   塞入我的口中,再灌了杯清水,之后从饭厅拉着我的手臀将我押回密室,展开今
   晚的虐待——
   返回密室,小李解开手铐后,他立即脱去浅杏色外套,从后将我抱住,双手
   隔着白色衬衣胸围搓揉着,我双手捉住小李双手想将他双手拉开,但我根本不够
   他力大,我不停挣扎双脚乱踏,我感到高跟鞋鞋跟踏到什么似的,「呀」的一声,
   小李松开了手,我见他他退后几步,我拔足跑向密室门口,但大门上锁,我不知
   如何将门打开。
   小李慢慢走过来笑道:「你忘记了吗?大门门锁要指模验証才能开启。」我
   失望得跪在地上痛哭。小李一手扯住我的头发,将我拉回入密室中央将我推倒在
   地,他立即骑上我身,我双手不停拍打小李反抗,但小李反而不怒,而且笑咪咪
   看着我拍打他。
   「我就是喜欢你挣扎反抗,你越挣扎反抗,我越开心。」
   我放弃反抗,他就将我的身体转到趴在地上,他将我双手反绑,再用布条绑
   口后就将我将反了个身,见他已经拉下裤子,肉棒已经勃了起来,就知道他定会
   强奸我,他撕破袜裤及拉下底裤,双脚被分开后肉棒即时插入私处。
   私处很乾,每抽插一下我的阴道都非常痛楚,但我尽量配合着小李,因为希
   望将此事这场暴行尽快完结。下体一股暖流出现,见小李喘着气站起身来,肉棒
   已经缩了不少。
   他拿了一条麻绳将我胸部和手臂一并绑起,再接上从天花垂下来的铁炼。小
   李接动墙上按钮,天花的铁炼慢慢将我拉起,直至我直立站起来才停止,一双高
   跟鞋仍在脚上,只能勉强维持平衡。
   小李改用一条中间打了结的绳子捆绑我的口,而且紧紧的捆绑着,绳结陷入
   口中。他再用另一条麻绳缚了我左脚膝弯,绳尾穿过了背后将我吊起的铁炼环,
   小李拉着绳尾,左脚被拉近身体成了一个直角,余下右脚继续站在地上。
   小李走近我前面,伸手将我的衬衫从胸口扯烂,露出胸围,他将小刀放入我
   的乳沟之中,胸围中间随即被割开,他拉开胸围让我一对乳房露出,他用手指拨
   了一拨乳环,乳环「噹噹」响了一下。
   小李用一根麻绳,再在我两个乳房的根部绕了继圈,让乳房个皮球一样结紮
   起来。最后用一条麻绳缚在腰间,绳尾打了一个半结由前面从跨下穿过缚到后面,
   织成一条丁字裤,而绳结刚好陷入我的阴唇内。
   小李从后伸手玩弄我两个乳头,在耳边说:「你今晚会比男人轮奸还要辛苦。
   你刚才吃的两粒葯丸,一粒是催情剂,一粒是精神科葯物。催情剂会令你想同男
   人做爱,但今晚偏偏无男人上你。而精神科葯物会令你非常清醒,但这款精神科
   葯物有一种副作用,就是可以令女人产生人奶。这是政府机关用来对付女特务的
   招数,受过训练的许多都捱不着招供,你只是一个弱质女流,一定痛苦到极点。
   嘿嘿,联想到你今晚,真令人兴奋。」
   忽然右边乳头一痛,小李用一线幼棉绳将乳头缚了起来,之后就到左边乳头
   被缚。小李走到密室旁,之后回身拿着针筒,在我左边大腿注射了葯物后冷冷地
   道:「这是事后针,注射后内射了都不会怀孕。」
   之后晃了晃个小胶袋:「这个胶袋是医院为女病人收集尿液用,袋边有胶布,
   而且是根据女人阴户剪裁,贴了上去可以包裹着阴户,滴水不漏,今晚就用来收
   集你私处流出来的淫水。」之后小李跪在地上将胶袋贴在我的私处上。小李拉来
   一张椅子,放了一个计时器:「催情葯应该会半小时后起作用,葯效可以维持2
   小时,2小时后我再回来看你。」他按动了计时器,转身离开了密室后。
   第五章—尊严的代价
   看着计时器一秒一秒的渡过,时间已经过了2分钟,药力慢慢开始发作,
   先是两个乳房开始胀大,令绑着乳房的绳子变得越来越紧,除了胀大,乳房内开
   始有账满感觉。我全身开始赤热,汗水在皮肤上冒出,已经全身湿透,阴户感到
   痕痒难耐,淫水不停流出,而且非常肿胀,极想有肉棒插入纾缓肿胀。因为左脚
   被吊起,右脚支撑身体已经极为疲倦。我口中不停大叫藉此纾缓药物所带来的折
   磨。
   计时器显示着4分钟,离开小李回来还差一个多小时,药力开始发作只
   分钟,我已经辛苦得想死,要不是口被捆了麻绳不合起来,我早就咬断自己的
   舌头自尽。阴户痕痒难当,强行将吊起的左脚移向身令阴户稍为合拢,再用陷入
   阴户的绳结摩擦阴户,但阴户合拢不足,我再用右脚再升高至只余下脚尖着地,
   勉强将阴户合拢多一点,让绳结摩擦,但出乎意料是,绳结摩擦阴户,不但没有
   减少想结人操的感觉,相反更令该感觉更为强烈,分泌也越来越多。
   我大叫嚎哭着,嘴巴的口水不停在口角流出。乳头除了勃起外,开始乳头开
   始湿润,感到有分泌物流出,我低头一看是白色的乳汁,全身的不适使我想自己
   立即死去,我不停挣扎着,但身上的捆绑越是挣扎就变得越紧。
   这时门口打开,小李走了进来,他走过来拉下绑口的绳子,我立即吐了一
   口
   口水在小李的脸上:「你这个懦夫,有本事把我杀了,留下我的命干什么?要强
   奸轮奸你们都做过了,性虐待又玩过了,杀了我吧,我不想活下去。你不动手我
   就自尽。」小李用手抹去脸上的口水,一手捉着我的下巴:「自尽?哈哈,你骂
   我懦夫,你也怕死,再说,你死了你的股权都是由老闆承受,我不缚你的口,你
   自己咬舌自尽吧。不过我跟你说,咬断自己舌头是死不去的,最惨是以后食之无
   味,比死还要难受,你自己想想吧。」
   小李用手指头轻轻触摸了乳头一下,乳头受到刺激分泌出出少量人奶,滴了
   一滴在地上。他用食指头接住了第二滴人奶,再用舌头舔了一舔指头:「真是甜
   美。」他随即松开右边乳头的幼棉绳,张口吸啜我的乳头。我大叫着不要,但当
   他吸啜了几下后,我就停止大叫,原因是小李吸啜后右边乳房肿胀程度有所纾缓。
   但他之后停止吸啜,再用幼棉绳将乳头捆绑起来。
   小李搬过椅子坐在我面前,他检查阴户的胶袋:「受药物影响,淫水果然够
   多,已经收集了半袋,嘿嘿,让我让你分泌更多。」他拿来一个按摩器,按在小
   腹上,按摩器的震荡令我更想给男人干。我受着药物的煎熬,加上按摩器的震荡,
   阴户分泌更加旺盛,我张口大叫得整个密室震耳欲聋。
   小李停止了震荡器的震荡,用手指弹一弹阴户的胶袋:「都差不多满了,小
   贱人你叫了这么久,一定非常口乾。」他撕下胶袋,但我仍然感到阴户的分泌仍
   然不停流出,而且沿右脚大腿向下流。小李一手捉着我的下巴张开我的口。我的
   头不停挣扎想摆脱他的手,但他非常大力,我无法挣开他的手。小李将那个小胶
   袋在我面前晃一晃:「这胶袋除了盛载你的淫水,还有我刚才内射的精液,你看
   清楚,胶袋底层白色的就是精液了,嘿嘿。」他一手将小胶袋塞入我的口中,再
   将我的口合起来再用胶布封口不准我吐出来。
   胶袋内的分泌在口中流了出来,腥臭无比,我感到非常噁心,而且涌出一股
   想呕吐的感觉。小李道:「来一个交易,你吞掉口中的淫水,我让你两个乳房舒
   服,你刚才都感到乳房账满的痛楚了吧。我吸啜了几下,你已经舒服多了是吗?
   但很快你的乳房又会再账起来。要应承交易就快一点,要不然又受苦了。」
   我心想这根本不是交易,这是要胁,我不应承只会让两个账满的乳房带来痛
   楚,应承又要吞下口中的淫水和精液。但汙物已在口中,而且之前已经吞过不少
   男人精液,我决定快快吞下来让小李纾解乳房的痛楚。我双眼流着泪点了点头。
   拿出勇气将淫水吞下。小李见我吞下淫水就走到密室旁。但不知何故,淫水的腥
   臭令我忽然呕吐,因为嘴巴被封,所有呕吐物留在口中无法呕出而呛了喉,一些
   呕吐物从鼻孔喷了出来。我挣扎时不小心右脚缩起,整个人失去平衡变成倒吊,
   我无法呼吸得快要窒息,满面变得通红。我不断挣扎,希望可以再让右脚站立起
   来,可惜完全找不到着力点,只个空中不停摇晃。
   小李只站在一旁看我挣扎辛苦,他蹲在地上跟我说:「再吃掉所有呕吐物,
   就可以呼吸,试慢慢吞下吧。」我知道他一定不会帮我,我唯有将呕吐物吞下,
   终於可以再次呼吸。「好不容易可以再次呼吸,小李将我扶正再次站起来。但这
   时我已经被他虐待得头昏脑胀。
   小李将乳房幼棉绳解开,将两个吸盘吸在乳房上,再用电动抽吸机,将乳房
   内的人奶慢慢吸走。乳房胀痛终於得到纾缓。小李停止了抽吸,再用幼棉绳将两
   个乳头缚起:「我到里面预备下一项游戏。你在这里等我。」之后小李就走到身
   后的浴室,我望了一望计时器,显示着7分钟。乳房再慢慢开始胀满,阴户想
   给人干的强烈感觉依然存在。
   约过了分钟小李走回来,他解开吊住左脚的麻绳解开,再将我从天花解
   了下来,带我走进浴室。小李分别将两条2公分长银色金属棒插入我的阴户和
   屁眼中,再为我着上底裤,双脚合拢的将膝弯脚踝再捆绑起来,之后再向我施以
   驷马缚。小李从天花拉下一条铁炼连起我胸口的麻绳,再将我吊起,原来天花装
   有滑架和滑轮,小李用滑架将我移向一个大水缸,水缸内载满了冰水。他慢慢将
   我放下,身体接触到冰水已经冻得颤抖起来,慢慢的全个身体都浸在冰水之中。
   我冷得呼吸急促起来,不停挣扎,但最痛苦的事终於来临,插在阴道和屁眼上的
   金属棒慢慢冰冷起来,原本刚插入阴道时的确非常舒服,但冰冷与想被干的两种
   感觉互相影响下,现在变成了另一种虐待。
   小李再将铁炼放下,将我的头也浸落水中让我无法呼吸,他之后又将我拉高
   一些只让鼻孔露出水面让我呼吸。他走近对我说:「好玩吗?这水缸有发热功能,
   冰水会慢慢变成热水,但变成热水需要时间,现在我们玩其他的。」他用手将冰
   水泼向我的脸上,令我鼻孔吸了冰水。
   我冷得不停打喷嚏,每之打喷嚏因为头部摇动令冰水波动,波动的冰水之后
   会掩盖我的鼻孔。小李将一枝金属棒放入水中,忽然我全身都感到触电的感觉,
   我并命的在水中挣扎,口中「唔唔」的叫着,奈何挣扎只会带来冰水的更大波动。
   经过几次电击,小李终於停手,将我从冰水中拉了出来过来地上,地上放了
   一部已经启动的吹风机接吹向我。原本冷得全身颤抖的鸡皮疙瘩的我,再给吹风
   机吹着,冷上加冷,最后晕了过去,不醒人事。
   再次醒过来时已经返回牢房的床上,发现自己全身赤裸被麻绳紧紧的捆绑着,
   下身穿上了梦魇丁字裤,两枝电震棒正缓慢地搞伴着阴道和直肠,外面被一张厚
   棉被卷着,而棉被就用绳子一圈一圈缚起来。口中的胶袋已经被换上布团,嘴巴
   被一条打结白布条缚了起来。想转身转换姿势,但棉被太厚令我动弹不得,只有
   继续平卧在床上。我看着天花垂下来的灯泡,开始思索是否应该放弃尊严,签署
   股权转让的文件,虽然一定逃不过他们的魔掌,但起码不用受这些虐待。
   想着想着,鼻开始流鼻水鼻塞,头开始越来越晕,肌肉疼痛,咽喉又乾又痛,
   虽然被厚棉被卷着,但仍然寒颤着。相信是冰水虐待后着凉了,现在只愿他们一
   夥人到来,可以给我一给感冒药。寒颤冷得令我牙关打震。因为发烧,迷迷糊糊
   的又睡着了。
   小李将我拍醒,老陈就在他身旁:「老陈,小贱人应该是患了感冒,看她脸
   部潮红就知道是发烧,不过我倒有主意,就这样将小贱货继续绑起,不要给她药
   物,让病毒折磨她几天。」我望着小李轻轻的摇了摇头。
   但老陈却说:「不怕感冒病毒把小贱人烧坏吗?发烧烧坏脑子就麻烦了。」
   「也有道理,将小贱人移去浴室缚在椅子上,每两小时探热,体温太高就将
   她掉进水缸用冰水降温,期间将电震棒力度加到最大,发烧生病都要她不停高潮。
   继续喂食精神科药物,要她制造人奶供她自己饮用。」
   「这也是政府对付女间谍的方法吗?」老陈问道。
   「政府对付女间谍何止这些手段,他们喂完催情药,会用幼钢线缝起女间谍
   的阴唇和嘴巴,而双手不会被捆绑但会用胶布缠成掌头,让她双手无法自慰。更
   会关进一间安全房,房间墙壁上全装有软垫,令她不能撞墙自尽。而且女间谍所
   服用的催用药剂量,比小贱人所服用的多5倍,很多女间谍都抵抗不了而招供,
   招供后会送去特别监狱继续受刑性虐待,幸运的很快就死了,没运气的捱了很久
   才死去,有一个给监狱长看中,之后虽然做了监狱长的性奴,但每天都被麻绳驷
   马式吊绑关在监仓里。」
   小李边说边松开棉被的绳子,将我从棉被放了出来,他一手将我扛上膊头擡
   进浴室,边行边吩咐老陈从密室搬来一张特别的高背椅。
   老陈按小李吩咐搬来了那张高背椅,小李将我放在地上,原来高背椅的坐垫
   可以和椅子分开,变成像厕所板般余下一个铁圈。小李将我扶起坐上椅子的铁圈
   上,铁圈刚上箍着我的臀部,虽然不痛但也不舒适。老陈用麻绳将我上半身与椅
   背缚在一起。小李拿来一个一边阔的金属颈圈扣在我的颈上,令我的头向上仰望。
   小李解开我口中的拘束,我立即求情的说:「求你们给我一点药物,让我舒
   服一点,求求你,小李、老陈。」他俩充耳不闻,将一粒药丸塞入我的口中,老
   陈将一瓶婴儿用奶瓶递给小李,小李奶瓶塞入我的口中:「你肚子应该很饿,喝
   下你自己的人奶吧。」小李说得没错,我的确已经很饿,我像婴儿般吸啜着奶瓶
   内的人奶,人奶不甜,而且带有苦涩的味道,我连同药丸一并吞入肚中。
   我不停吸啜,很快就将整瓶人奶饮完,之后小李将另一瓶人奶塞入我的口中。
   又饿又喝的我,继续吸啜着自己的人奶,很快又喝光了另一瓶。小李抽出奶瓶,
   随即再将我的口缚上嚼子。他将我原本已被合拢捆绑的脚踝绑到左边椅子脚上:
   「老陈,我要和老闆返公司了,你再三检查小贱人的捆绑,不可让她挣脱,虽然
   她逃不出密室,但都要她捆缚起来受苦。」小李说罢就转身出了密室。
   老陈再三检查我全身的捆绑时在我耳边轻声说:「你刚才喝的人奶,混了退
   烧药,我由细看着你长大,见你给小李虐待得不似人,其实我有点不忍心,才给
   你退烧药。但我真的很恼你爷爷,我只有继续虐待小贱人你以泄我心头之愤,让
   你爷爷在地狱里知道你的下场,一定非常伤心。」他说完用舌头舔了我的耳朵一
   下。我听后不停哭泣,忽然下体的震荡棒强烈震荡起来,老陈将震荡力调强后就
   走了。
   我被缚在椅子上,冷汗不停冒出,全身肌肉疼痛,咽喉痛得被火烧一般,还
   有其他感冒徵状煎熬下,我苦不堪言。但慢慢退烧药开始发作,烧开始退下来,
   肌肉疼痛亦有所减退。但不知是好事还是坏事,原本发烧令我疲倦得迷迷糊糊,
   下身的震荡棒震荡强大,但都因发烧神志迷糊而没有什么感觉,可能昨晚被喂服
   了催情药但没有被操,现在阴户变得又乾又酸麻,感觉极不好受。
   两个乳房就原本谷奶胀满都感觉不到,现在开始变得又胀又痛,乳头开始滴
   出人奶,而滴出的人奶沿身体线条流到大腿。人奶不停滴出,身体感觉开始正常
   起来,仰望着天花的灯泡越来越刺眼,我闭起双眼不停因痛苦而呻吟着,感到大
   腿因滴出的人奶变得越来越湿,而且因为湿润,臀部慢慢开始向椅子铁圈向内滑,
   原本缚在椅子脚的脚踝还可以脚板着地,慢慢的变成只有脚尖着地。缚着胸口及
   椅子的麻绳,因为身体向下滑胸口两条麻绳变成如三明治般夹着乳房,令乳房受
   压流出更多人奶。
   我真想现在仍然发烧,让自己迷迷糊糊的睡着,让精神科药物药力在沈睡中
   过去,但现在完全不知道可以何时停止。小李,老陈,志荣还是符国辉那个都好,
   我情愿给他们轮奸,都不愿这样受他们的折磨。
   不知过了多少时间,又再开始发烧,迷迷糊糊的坐在椅子上失去了知觉了,
   只知之后有人将我松绑,抽走了我乳房的人奶后,带我去了厕所后就将我送回牢
   房,全身捆绑都松开了,改用一双手铐将我双手反铐於身后,嚼子仍然含在口中,
   让我继续沈睡。
   熟睡中的我被牢房外小李的声音嘈醒,感到身体好像已经好转,没有再发烧。
   双手被手铐反铐着,口中只有咬着嚼子。此时隐约听见小李责骂志荣,差点事败
   而露出马脚,让人发现秘密,如果不是他在,就一定没戏唱。之后就见志荣和老
   陈打开牢房,将我拖了出去。出去后我见密室中央地上躺着一个身形娇小,扎着
   马尾身穿黑色行政套装,透明丝袜及黑色高跟鞋的女子。她的口缠着白布,全身
   都被铁炼捆绑着,我细看一眼,口中「唔唔」的叫了出来。
正文 天使监狱(06-07)
   作者:ranger4b
   字数:11099
   第六章屈服之匙
   密室中央地上躺着一个身形娇小,扎着马尾身穿黑色行政套装,透明肉色丝
   袜及黑色高跟鞋的女子,她的口缠着白布,全身都被铁炼捆绑着蜷缩躺在地上,
   我细看了一眼,口中「唔唔」大叫着。
   老陈及志荣松开了圈着我手臀我手,按着我的肩膀要我跪下,我跪在地上用
   膝盖走到那女子前看清楚,没错的确是我的秘书小艾,他们用铁炼如绳子般捆绑
   着她,一点动静也没有。我「唔唔哇哇」大叫着。希望可以叫醒小艾。
   志荣松开我口中的嚼子,我恳求着他们:「求求你们,放过小艾吧,我什么
   事都可以做的,求求你们,小艾是一个孤儿,不要难为她好吗?」
   我跪着走到志荣身前:「志荣,我帮你口交,放过小艾吧。」
   我见志荣没有理睬,我跪着走到老陈脚边:「老陈,我让你干我,放过小艾,
   我求你老陈。」
   「我要干你,随时可以,难道你有选择不让我干吗?而且不到我话事。」
   我跪着再走到小李脚边,向小李叩着头说:「小李,我知你是老大,我求你
   放过小艾吧,要强奸,要口交,要虐待就在我身上干吧,求你放过小艾,让她走
   吧。」
   「放过小艾?那好吧,你愿意将所有符氏企业的股权转移给老闆,我们就让
   小艾舒服一点。」小李回应道。
   我绝望地垂下头不断哭泣,泪水如下雨般从双眼滴下,符氏不可以交给符国
   辉,但不可以将小艾拖下水而不管,但想到就算将股权转移给符国辉,他们又真
   的会放过小艾吗?
   我的心不停交战着该如何处理时,就听到身后传来一声呻吟声,我转身一看,
   见小艾的身体稍为动了一下,我走上前大叫着小艾的名字。小李走到小艾身旁,
   他拉下天花的铁炼将铁炼扣着小艾背部的铁炼,志荣就按动摇控器,将小艾慢慢
   的吊起来。
   「嘿,看来她就要醒了,可以先对她虐待一番。」小李笑着道。
   「不要,放过小艾吧,我求求你们。」
   「趁现在小艾迷迷糊糊的,我们先在小贱人面前轮奸她一次,让小贱人心痛
   也好。」志荣建议着。
   老陈己拉来椅子,将我扶起想将我缚在椅子,我不停挣扎及大叫,但根本斗
   不过他们,最终都被缚到椅子上。他们嫌我大吵大闹,又用一个特大红色口塞球
   缚着我的口,我只有「唔唔哇哇」的大叫着。
   志荣想将捆绑着小艾脚踝的铁炼解开,小李即时喝停志荣:「你又这样操心
   大意吗?刚刚在上面大宅你的面不是吃了小艾一腿吗?她踢你脚法明显不是乱踢,
   是跆拳道的踢法。刚才不是我在,你和老陈已经被她踢晕,救走了小贱人。」
   小李顿了一顿:「再将她吊高一些,双脚不能着地,就没有着力点起脚。」
   志荣听从小李我吩咐将小艾再吊高至双脚离地,小李将小艾的半截裙拉下,
   露出丝袜和底裤。小李将小艾锁着捆绑脚踝的和膝弯的铁炼锁头打开,松开了捆
   绑,他立即用一条舒伸棒脚将小艾双脚分开再将脚踝锁好,最后将舒伸棒固定在
   地上的铁扣上。
   小艾的意识开始回复过来,她被捆绑的口中发出「嗯嗯」的声音。我坐在密
   室旁边「哇哇」大叫着,又大力挣扎摇动椅子,最后椅子因我挣扎摇晃而翻倒在
   地上。手臂撞在地上,痛得我几乎晕了过去。
   陈志荣我扶起后,左手拉扯着我的头发,边责骂我小贱人挣扎跌倒,边用右
   手向我面颊左一巴右一巴的给我耳光,打得我金星直冒,面颊赤热红肿。
   小李喝停了志荣,并说要打我,打手脚好了。志荣不忿,恨恨的拉扯的的头
   发摇了几下。我望向小李,只见小李走到小艾身后,从后将小艾的底裤及丝袜拉
   下让她露出私处,再用中指伸入小艾的私处内,撩拨着小艾。
   小李一边玩弄着小艾的私处,小艾发出轻柔的「呀呀」呻吟声,好像是在陶
   醉之中。小李用另一只手搓揉着小艾的乳房。小艾的眼睛终於张开,表现出痛苦
   的眼神,她的身体稍为挣扎了几下,但全身被锁炼捆绑着变得徒劳无功。
   小艾被小李玩弄着私处,私处分泌不停流出。私处分泌弄湿了底裤和丝袜成
   了一团水渍。志荣见状将吊着小艾的铁炼放下,再为小艾套上颈圈,再用一条幼
   铁炼将颈圈及脚踝的舒伸棒连接,令小艾整个人弯起了腰到直角。
   小李对志荣说:「平时看你笨手笨脚,这些事却聪明得很,好,小艾的嘴巴
   就奖给你吧。」
   「小李,真多谢你,公司内除了小贱人,我最想的就是小艾,她娇小的身材,
   长长的头发,那双柔弱的眼睛,还有那张薄薄的嘴唇,真叫人按捺不住。」
   「你这个色狼,你点指想着小贱人和小艾?公司这么多女职员,最好全部都
   给你口交。」小李边拉下小艾的底裤及丝袜边说。
   「没错,会计部那个阿恩,半年前就是给我拉到公司后楼梯强奸的,谁叫她
   那天晚上有宴会,日间着了红色直身裙,黑色丝袜还衬上一双红色高跟鞋。我知
   她要走后楼梯到楼下送文件,就在后楼梯等她出现,就从后用哥罗芳迷晕了她,
   她迷迷糊糊的给我强奸及口交,那次真的很爽。」期间志荣已经拉下裤炼拔出了
   肉棒。
   小李脱去了裤光着下身,他的肉棒已经胀得快要爆裂。小李双手捉着小艾的
   腰,再将肉棒插入小艾私处。小李前后摇动着身体抽插着小艾,发出「啪啪」的
   响声。
   与此同时,志荣解开缠着小艾嘴巴的白布,伸手拔出小艾口中的布团。小艾
   被小李干的张口呼吸,而且不停的呻吟。志荣趁小艾将开口,就用手捉着小艾的
   下巴,想将自己的肉棒塞入小艾的口中,但小艾反抗摇头,但最终志荣的肉棒都
   塞进了小艾的口中。
   「哈哈,小艾你上班时如何表现得像个淑女,现在一样像个妓女一般,前后
   方都被男人玩弄着,你那淫荡的表情,完全表现出你压根底儿是个淫荡的女子。」
   志荣一边捉着小艾的头前后的摇动着。一边说着侮辱小艾的说话。而小艾口
   中只有「唔唔唔」发出声音。
   与此同时,老陈脱去裤子走了过来,用剪刀将我全身的捆绑剪开,余下手铐
   及口塞球,他一手将我捱倒在地。老陈走上前来,我怕得想起身逃走,但还没有
   站起来,他已一手拉着我的手铐不让我跑,我心想又逃不过被老陈强奸。
   谁料他从后捉着我的手铐,再将我捱到墙边的桌子上,屁眼传来一阵剧痛,
   老陈将他的肉棒强行插进我那个很乾的屁眼内,之前就算屁眼用电震棒插入震荡,
   最多都是屁眼被电震棒震荡而感到如便的不适,而从来没想像过没有润滑剂的情
   况下插入肉棒会如此痛楚。
   老陈不停在的的屁眼抽插着,我口中发出「哇哇」的痛苦声音,他将我压在
   桌子上,两个乳房磨擦着桌子表面,屁眼内的痛楚越来越强烈,感觉就好像被撕
   开一样。听到小李发出一下呻吟声音,就知道小李一定在小艾身上内射了,而随
   之传来志荣的声音:「喂,不要吐出来,乖乖的合起嘴巴吞下吧。」
   我被老陈抽插着屁眼,屁眼极度赤痛,虽然老陈的肉棒从后抽插都能触动到
   我私处的敏感部位,但我真的不想从老陈抽插屁眼中得到高潮。得抑压着自己,
   盼望老陈快点完事。老陈再用力多抽插了几下,肚子一鼓暖意,老陈就将肉棒抽
   出,再拉着反铐的双手要我跪在地上。
   老陈走到我面前拉起我垂下的头,我见到他那条肉棒佈满了血,他拉下我口
   中的口塞球挂在颈上,强将肉棒塞入口中:「把肉棒清洁乾净。」
   我含着肉棒,但我非常愤怒着这伙人将小艾拖下水,我毫不犹豫,大力用牙
   咬着老陈的肉棒,极想将老陈的肉棒咬断。但老陈一痛,已立即将肉棒从口中抽
   出,但已经被我咬损了。他非常愤怒,随手从身边拿来鞭子,不停抽打我的臀部。
   抽打了几下,小李阻止了老陈:「你现在鞭打小贱人已经没有用,她已经烂
   命一条,要打就打小艾吧,现在小贱人会着紧小艾的。」
   「说得也有道理。」老陈拿着鞭子走向小艾。我望向小艾,小艾仍然维持着
   弯腰的姿势,志荣不许小艾吐出精液,就用布将小艾的嘴巴封死。
   志荣走了过来,用皮带将我胸部连手臂一并缚起,又将将我双脚对折用皮带
   缚起后跪在地上。此时老陈已一鞭鞭的鞭打着小艾的臀部,小艾虽然受鞭打,但
   双眼流露出叫我不要屈服的眼神。
   我大叫着停手,但志荣嫌我嘈吵,就将挂在颈上的口塞球拉回塞入口中,但
   我「哇哇」的大叫着。志荣不耐烦,脱去我口中的口塞球,拿了另一个红色特大
   口塞球强行塞入我的口中,我含着特大口塞球,最后只可以发出「唔唔」的低沈
   声。
   老陈继续鞭打小艾,小艾由起初被鞭打时还有叫声,慢慢的已经没有反应,
   只见她每被鞭打一下,合上的双眼都紧紧的收缩一下。直至小李叫老陈停手,老
   陈才肯摆休。
   「我想今天已经够了,就让她俩休息。」
   「小李,那如何处置她俩?牢房只得一个。」
   「就将她们两人一并关入牢房。」小李回应道。
   「但不怕她们其中一个挣脱束缚,之后放开另一个,你知道这个小艾不易应
   付。如果给她们走了出去,可不是讲玩的。」老陈担心的问着小李。
   「老陈,你给这个小辣椒踢了一脚就害怕了吗?不要杞人忧天了,牢房不就
   是已经有锁了吗?」
   「但……」老陈口中喃喃自语,欲言又止。
   「不要怕,她俩由我捆绑,今天送来的货物志荣是否已经搬了进来?那些物
   品刚好用得着。」
   「就放在桌下边,让我拿给你。」志荣走到桌下拉出一个纸箱。小李打开纸
   皮箱,取出里的物品。
   「这些是?」志荣好奇的问。
   小李拿着两个半圆透明杯子,两个半圆杯子都有透明胶管连接着。
   「终於送来了、这是为小贱人订制的物品,用来盖着乳房,胶管连接着抽吸
   机,可以全天都为小贱人收集人奶,一滴都不浪费。」
   小李又从纸箱中取出一条银色金属棒和银色正方形金属板,小李将金属棒接
   上金属板放在地上,金属棒垂直直立在地上。
   「小李,这个东西有什么用?」志荣问道。
   「一会儿在小贱人身上示范给你看,不过我想请你到屋内帮我取点东西下来。」
   之后就在志荣耳边轻声说了后,志荣走了上楼上,不久就回来了。
   「老陈,志荣,先把小艾放下来,带入牢房,让我先将她缚好,至於小贱人,
   虽然被皮带缚得像糉子一样,要逃也逃不掉,但我想留她在这里多受点苦。」
   我坐在地上看着小李将拉扯着小艾颈项的绳子松开,再解开脚踝的舒伸棒,
   老陈和志荣两个各自一边挟着小艾入牢房
   小李为我戴上皮颈圈,一手拉扯着我的长发跟他走,小李拉得我的头皮很痛,
   无法下用被对折捆绑的双脚脆爬跟着他,直至走到密室中央后才停止。小李用锁
   头直接将颈圈锁在地上的铁扣上。令我的面颊贴近地面。
   小李跪在地上扯起我的头发在耳边道:「要知道你自己自身难保,静静的留
   在这里,不要乱叫,再触怒我们我们只会发泄在小艾身上,你给我好好的记住。」
   之后小李走进牢房,途中将小艾甩掉的高跟鞋踢到一边,之后就传来小艾的
   呼叫声,她大叫着不好,但随之而来是「啪啪」几声,老陈愤怒的说:「刚才的
   威风去了那儿?快来踢我吧,贱人。」
   随后传来小艾的哭泣声和他们三人的淫笑声,明显是小艾又再一次给他们轮
   奸。我跪在地上,将这一切听入耳中,我心里难过,不敢哼一声,因为我怕在牢
   房外乱叫,他们一怒之下令小艾受更多苦,如小李所言,自己都自顾不暇,又如
   何关心小艾?
   牢房再次来传出小艾哭着哀求的声音:「不要缚我,不要反缚双手,我应承
   不反抗,绳子缚得很紧、哇哇……缚得很痛,透不过气来,求求你们不要再缚了。
   哇……「叫了几声后就静了下来,我担心着小艾的人生安全,后来留心听到
   牢房传来」唔唔「的声音和哭泣声,就知道小艾的口一定被他们用口枷堵塞了,
   我的心才放下一点。之后再传来多声」哒哒「的鞭打声,虽然打在小艾身上,我
   只有躺在地上心痛着小艾。
   之后三人走了出来,将我的捆绑全部松开,原本被缚得麻目的双脚,血液再
   次流动而刺痛。
   小李逼我服了一颗药丸再灌了两杯水后,拿着麻绳想将我缚起时又转身回到
   牢房旁,取来一气黑色短裙及黑色丝袜裤:「看你这个小贱人,全身青一块瘀一
   块,两颊被老陈打到又红又肿,真是倒胃口,穿上衣服再绑你,快。」
   我急急将衣服穿上,小李带我返回牢房后,本想看一看小艾的情况,谁料眼
   前一黑双眼被黑布矇了起来,小李命我立即趴在地上,我依他话说,小李将仍然
   刺痛的双脚再一次折起捆缚,再为我着上那双细了一码的高跟鞋,再扯直脚掌后
   连大腿再捆绑起来。
   之后口中塞入了一个镂空的口塞球,老陈和志荣将我拖到牢房的铁栏边,背
   着铁栏跪在一块冰冷的金属板上。之后将我一双手穿过铁栏反绑起来,再用麻绳
   将胸部连手臂轻轻捆绑起后,就感到胸部的麻绳忽然收紧,而
   且身体向上升了起
   来,直至只有双膝支撑着身体才停止。随后胸部的麻绳被紧紧的收紧且被固定在
   铁栏上,之后手腕和手臂就被紧缚起来。
   当我以为已经捆缚完毕,恶梦原来才刚刚开始,全身只用双膝支撑着身体,
   双膝很快就疼痛起来,但真正的虐待现在才开始,感到有人将袜裤私处位置被人
   用剪刀剪开,私处就被插入冰冷的金属棒,而金属棒不断向私处深处插入,直至
   金属棒末端顶着私处内壁的顶部才肯停止。
   我不停摇头,口水不停从口塞球小孔流出,金属棒顶着私处虽然不痛,但令
   私处极度不适,而且极有尿意,不舒适的程度令我呼吸急促起来。
   「小李,原来金属架是这样用的,真是有趣,但何不用电震棒,这玩意不会
   动呀。而你手上的小匣子有什么用?」志荣心急地问着小��。
   「这个金属架的好处,是金属棒长时间顶着女人子宫顶部,为她带来不适,
   电震棒只会为阴道带来兴奋和高潮。至於手上这玩意是药物持续注射器,为病人
   持续注射止痛药物,但我另有用途,我会用来接上金属架,金属架的金属棒内藏
   有胶管,可以经过金属棒为子宫注入药物,但给小贱人注射器盛的不是药物。」
   小李轻轻一笑道。
   「老陈,我已经喂了小贱人吃药,一会儿过来为她戴上新买回来我乳罩收集
   人奶,现在开始要给小贱人吃好喝好,让她有足够营养制造乳液供小艾饮用。」
   小李吩咐着老陈的道。
   我被吊缚在铁栏旁,每一句都听得清清楚楚,金属棒顶着私处,我不停将腰
   伸直减少不适,但奈何绳子缚得太紧,将腰伸直又变得将绳子拉紧,只能维持一
   会儿又回到金属棒顶着私处的高度。
   此时小李道:「小贱人,你一定很担心小艾,现在就让你看一看她吧。」
   双眼矇眼布被解开,眼前的小艾令我大吃一惊,看得目瞪口呆,正想开声抗
   议时,一只手将我的长发向后一拉,头颅顺势向天仰望,我「唔唔」大叫,但一
   把长发已经被人用绳子束缚且被固定起来,我的头动弹不得,此时眼前只见铁栏
   上挂着一条水喉。水喉慢慢地一滴一滴滴出水珠,而水珠刚好落在口塞球上。水
   滴经过口塞球的孔再流入口中。
   小李���到我身旁说:「小贱人,我知道你有很多说话想说,不过我偏偏不让
   你说,你留在这里好好想清楚吧。」
   「志荣、老陈就这样好了,我们现在就出去,留下她俩享受吧。」小李他们
   三人将牢房的灯光调暗后就离开了地下室。
   第七章无尽折磨
   小李将矇眼布解开,眼前的小艾令我大吃一惊,看得目瞪口呆,出现在眼前
   的小艾身穿红色束衣跪在床上,还没有看清楚,
   想开声抗议时,一只手将我的长发向后拉再用绳子束缚被固定起来,头动弹
   不得,铁栏上的水喉滴出水珠在口塞球上。
   小李他们三人离开了地下室,我努力抬头望向小艾,想看一看小艾的情况,
   头还可抬起少许,勉强望了一眼,完全无法看清楚。
   抬头这动作连动着身体,水珠就滴在面上其他地方,起初一滴,两滴还可以
   忍受,但水滴太多打在面孔慢慢就开始感觉非常不舒服。就算因金属棒顶着子宫
   顶部不适,都只可以轻轻用双脚升高身体少许,让子宫顶部休息一下,但升高身
   体,头皮就会被拉得更紧,无法下只有降下身体,让头皮减少痛楚。
   我真的想看清楚小艾的情况,我停止了活动,任由金属棒顶着子宫。
   休息一会儿后,深深吸了一口集,忍着头皮的痛楚再抬起头看小艾,今次终
   於看到了小艾,我看到她后,大叫了一声后就大哭起来,头也回到原来位置,因
   为无法再看下去。
   我合上眼睛痛苦哭着,但脑海中不停出现小艾的处境,她穿着着红色漆皮束
   腰,黑色皮短裤和白色长筒皮手套,双手被反缚到背后,紧握着拳头。双脚穿着
   黑色丝袜脚踝、膝弯被合拢紧缚着,但最惨不忍睹的是,小艾被他们三人,将双
   脚及腰部折起捆绑,捆绑得就像一个皮球一样,而且被钩着胸部的麻绳吊起离床
   一尺左右的高度,因为身体重量,麻绳深深陷入小艾的肌肤之中。
   小艾口中被塞入黑色口塞球,而且是有下巴托带款式,令她不能张口,只能
   发出「唔唔」声的悲鸣,晶莹的口水一丝丝从口角流出在床上。
   寂静的牢房听到两个熟悉的低沈摩打声从床的方向传来。我心里咒骂着他们
   三人,将小艾缚得如人肉球般都不止,还将两个电震棒塞入小艾的身体内,令她
   肉体受尽折磨。
   小艾长哼了一声,之后又静了下来,看来是小艾因阴道插入了电震棒而得到
   了高潮。
   我本想闭上眼休息一会,但双眼一闭,身体稍为动一动,姿势稍为移动,铁
   栏上的水珠就打在面上,除此之外,小李接在金属棒上的注射器,定时有摩打声
   传出,将药物注入阴道。
   时间慢慢的流逝,地下室除了小艾身上的电震棒摩打声外,就是小艾口中发
   出的闷叫声,然而小艾又一次长哼了一声后又要静了下来。
   我绝对清楚小艾的痛苦,过往的日子之中都受过这些折磨,屁眼长时间插入
   电震捧,感觉有如便秘一样。阴道肌肉长时间被震荡而疲劳,起初的确会因快感
   得到高潮。但经过几次之后阴道就会酸软起来,分泌亦会越来越少,令震荡感更
   加强烈,身体完全不听使唤,在不想高潮下仍然出现高潮,阴道的酸软感觉传至
   全身,全身开始酸软起来。
   而在阴道极度酸软难受,连同屁眼的如便秘的不适,整个盆腔受到的虐待,
   这种痛苦绝对是不笔墨所能形容。而且加上紧身束缚,连一丝反抗伸展都不能,
   真是有如死亡一般的感觉。
   大约过了半小时,我的胸部因为药物影响,再次胀起,令原本被紧紧缚起的
   胸部变得更紧,呼吸更加困难。这时注射器的摩打又响了一声。
   我心里很是害怕,害怕着金属内的金属棒会挤出什么药物来折磨我。正是担
   心之际,阴道顶端传来一点点灼热感觉。感觉维持了一点时间后就消失了。所以
   没有留意,原因是刚被小李灌了两杯水,加上天花滴下的水滴流入口中,已经不
   知饮了多少水下肚,膀胱亦开始胀满,稍有尿意,但我知道牢房内佈满闭路电视,
   如果我失禁,他们会将影像录下来再用来羞辱我。我只有强忍着尿意,不让自己
   流出尿液。
   此时听到小艾的低沉哭泣声,看来将她迷晕的药物效力已经退却,她哭泣了
   一会后,口中发出痛苦的叫声,相信小艾的阴道被电震棒不停震荡,阴道已经变
   得乾涩和酸软。
   我的膀胱继续胀满,尿意更强,我勉强将头移开一点,让水滴打在面颊其他
   地方,不让水滴流入口中,两个被紧缚的乳房胀满得开始疼痛,人奶亦开始从乳
   头流出,弄湿了上身的衣服。
   就在此时,那个注射器的摩打又再响起,我害怕得心怦怦乱跳,阴道传来一
   股强烈的灼热感,由子宫的顶部慢慢的向阴道下方蔓延。
   子宫和阴道灼热难当,我不断摆动下身,但身体被缚在铁栏上,下身可以摆
   动的范围根本不多,而且越摆动身体,灼热感在阴道内扩散范围越来越大,我知
   道只会变得更糟,我停止摆动下身,合上双眼忍受着阴道的灼热,期待着他们三
   人回来。
   时间不知过了多久,阴道的灼热略减,但注射器的摩打声又再响起来,我怕
   得全身颤抖起来,灼热再次从子宫内冒出,最气的是自己身体,阴道此时竟排出
   分泌湿润阴道,金属捧所挤出的药物,混和着阴道分泌液,令整条阴道都变成如
   火烧一般。
   阴道的灼热非常难当,双手不停挣扎,希望可以可以挣开双手的捆绑,但双
   手挣扎了一会,就感到一双手碗被金属环扣着,这才发现双手除了被麻绳捆绑外,
   原来被他们铐上手铐,双手越是挣扎,手铐两个金属扣就越扣越紧。无奈地连一
   双可以活动的手腕都被手铐铐着,不能活动。我心里咒骂着他们三人,口中发出
   痛苦的叫声,我和小艾的痛苦叫声,充斥着整个地下室。
   阴道灼热传遍整个下身,加上膀胱乳房胀满,全身被紧绑为单一姿势,双膝
   支撑着身体,头被向后拉扯固定着,使颈膊部位严重酸痛,整个身体可说是体苦
   不堪言,我只希望奇蹟出现,他们三人会回来将我松绑,但现实永远是事与愿违。
   奇蹟没有发生,他们三人当然没有出现,我对他们三人会回来松绑的想法亦
   随时间而消失。体力不断的消耗,最后眼前一黑,晕了过去。
   ************
   再次苏醒时,是因为阴道灼热刺激而醒过来,感到两个乳房依然胀满,直身
   裙的前幅已经完全湿透,膀胱已经没有尿意,一双丝袜湿透了,双膝跪在尿液上,
   尿味加上自己汗湿令牢房内的气味变得极度难闻。
   牢房内听不到小艾的叫声,忍着头皮的痛楚抬头望向床的方向,小艾仍然被
   吊在原处,身上仍有强劲的摩打声发出。
   我再将头抬起,发现天花已经没有水滴滴出,忽然一个黑影出现笑道:「喂,
   小贱人醒了,开始下半场好吗?」
   「现在就过来。」回应的是小李的声音。
   被拘束在铁栏上的身体慢慢被解放过来,只余下一双折起捆绑的双腿,我倒
   卧在地上,在地上匍匐了几步,摆脱了顶着阴道的金属棒后,再伸手将口塞球拉
   下:「私处很热,求你们,帮我停止。」
   小李走进牢房蹲在地上:「我就帮你一下吧。」之后他将一个胶盘放在地上,
   盘子内有一条冷得冒出寒气的白色冰棒。
   我二话不说伸手拿起冰棒插入自己的阴道内,但冰棒并没有为我解除灼热,
   相反地令我的阴道子宫更加灼热,我正想将冰棒拔出时,一双手已经被小李和老
   陈已将我双手捉住阻止我将冰棒拔出,而且两人合力将我双手扭到后方,「哢嚓」
   两声,双手又再被他们两人反铐到背后。他们为了我的阴道可以受到冰棒的
   刺激,小李用一条绳子将我一双分开的大腿在膝弯合拢的捆绑起来。
   合拢后的双脚,令阴道更加紧密地夹着冰棒,我痛苦地在地上扭曲身体和大
   叫,当我想开口说我愿意将股权转移给符国辉时,老陈将一条毛巾塞入我的口中,
   令我无法说话。
   我不停在地上扭动身体,此时望见被吊在床上方的小艾,原来小艾被志荣转
   移了方向,让小艾看到我痛苦挣扎的表情,而志荣更熊了确保小艾看见我痛苦,
   从后用手捉着小艾的头,再用手指强行将小艾一双眼睛张开,让她看着我在地上
   辗转反侧。
   冰棒的寒冷开始传送到全身,身体冷的颤抖起来,然而阴道和子宫却是灼热
   无比,我慢慢停止在地上扭动挣扎,望了一望小李和老陈,再转头望向小艾,双
   眼开始朦胧起来,渐渐的失去了意识。
   再次醒来时时,赤条条的躺在床上,身上发出淡淡香气,而且感到一阵洁净
   的感觉,相信是在失去意识时被带到浴室淋浴。
   身上没有被麻绳紧绑着,但取而代之的是各种拘束器具。两个乳头被夹子夹
   住和乳房被罩着,而且有一股抽吸力抽吸着乳头。颈项被戴上颈圈,双手被手铐
   铐在前身,而手铐被接上一条铁炼,铁炼另一端锁在床尾铁栏上,双手被铁炼牵
   拉着,无法屈曲,而双脚就被分开用脚镣锁在床尾,口被塞入口塞球之余,口中
   还被塞入布条,令齐个口腔都被填塞着。下巴被口塞球下巴托托起,令嘴巴紧紧
   的含着口塞球,除了无法吐出口塞球,连「唔唔」的叫声都发不出来。
   我轻力的移动头部,才发现颈圈被他们用三条铁炼固定在床头的铁栏上。虽
   然被三条铁炼锁着颈圈,但头还是可以左右转动。
   这时我听见「啪」的一声,我转头望向发出声音方向望去,只见小艾穿着桃
   红色的女仆装,头戴着白色蕾丝头饰,正是我被绑架禁锢前所订制的那一套。小
   艾双手被他们用麻绳在颈绕了几圈后,由手肾上方开始一圈一圈的捆绑到手腕,
   双手完全被缚得伸直起来,双脚穿着着白色丝袜和黑色漆皮高跟鞋就被对折用麻
   绳绑了起来,嘴巴衔着口衔。
   小艾趴在地上,正在用抹布清洁地板,因为双手不能屈曲,小艾只有用腰部
   弯曲才可以抹拭地板,而且还要跷起臀部。而小艾的女仆装的裙尾被揭起,志荣
   就拿着九尾皮鞭,看得不爽就鞭打小艾。
   我的心很难过,但我真的没有勇气去将爷爷的心血就断送给外人,无奈的要
   小艾受伤害。
   志荣鞭打着小艾:「给我把地板清洁乾净,你那个符绮华,撒得一地是尿,
   臭死了,还有你嘴巴流出的口水,看你还没有清理好,又再滴了口水在地上了。」
   话一说完,又是一鞭打在小艾的臀部。只见小艾嘴巴一丝丝口水从嘴角流出,
   一手抹完滴下的口水,嘴角另一滴口水就已经滴到地上,根本没完没了。
   志荣终於发现我已经清醒:「心痛吗?」又是一鞭打在小艾的臀部。
   「小贱人,有更痛心的让你看。」志荣冷冷的道。
   志荣拉开裤炼,拔出了勃起了的肉棒,一手扯着小艾头顶的头发,另一手就
   将口衔扯低,再二话不说的将肉棒塞入小艾口中。小艾起初不肯,极力反抗,但
   她知道反抗无效后,就任由志荣摇晃着自己的头去帮他口交。
   志荣怒吼着小艾:「用嘴
   巴大力含着肉棒!」
   小艾只是闭上双眼,任由志荣摇晃着头。我不忍看下去,将头转到另一边。
   但志荣就说:「小贱人,你为何不看?哈哈,你不看,一会儿完事后,我就
   将她像你一样,在阴道滴入辣椒油,让她的阴道子宫灼热难当时,再插入冰棒为
   她降温,哈哈。你继续望向另一边吧。」
   原来小李在我的阴道注入的是辣椒油,怪不得感觉似曾相识,我怕志荣真的
   会像小李般去虐待小艾,我急忙将头转回另一边,看着志荣强迫着小艾为他口交。
   小艾跪在地上,用一双被捆绑在前的双手支撑着身体,志荣为了得到更大快
   感,不惜将小艾的头高速摇晃着。而小艾闭起双眼任由志荣鱼肉,未几,志荣停
   止了摇晃小艾的头,将肉棒拔出,再用手在小艾面前手淫。小艾以为完事,她张
   开一双眼睛,谁料肉棒射出大量精液在小艾的面上。志荣不停手淫,直至肉棒射
   不出精液才肯停止。
   小艾一脸精液,她垂下头,口中吐出白色的精液。志荣一手将口衔塞入小艾
   口中:「谁让你吐出来,吞下它。」
   志荣俯身拉着小艾手腕的绳索,将她拉近铁栏,志荣拿出一副手铐,将小艾
   铐在铁栏上。
   志荣从地下室旁边拉来一只木马到地下室中央。之后走进牢房,除口枷外,
   将我从铁炼的拘束和乳房抽吸罩解放开来,带到木马旁。
   志荣将我双手像小艾般前缚起来,再将双脚对折捆绑。志荣从天花拉过一条
   铁炼,将铁炼上的铁扣扣上手腕的绳索,将我吊上木马。
   当我坐在木马上时就发现,原来木马是金属制的三角形,志荣除了要我骑在
   三角的棱边上,木马还有两条杵子,一条已经插入了我的阴道内,三角木马棱边
   陷入我的阴唇,痛苦难当,而且金属木马非常冰冷,令我全身打了一个冷颤。志
   荣将我双脚拘束在木马旁边,更在双脚大腿吊上沈重的法码,令我无法移动下身
   之余,因沈重的法码向下拉扯而使阴唇更加陷入稜角之中。
   之后志荣走到牢房边将小艾从铁栏解开带到木马旁,他用天花另一条铁炼吊
   起小艾和我背对背的坐上木马。
   志荣拿来两套十字形的手铐,将我和小艾的原本被麻绳紧缚的手腕和手臀铐
   在一起。又用麻绳将我和小艾的胸部脚和腰部缚在一起。之后志荣用两个颈圈将
   我和小艾的颈拘束在一起。
   志荣用黑布将我双眼矇起:「你知道这是什么玩意吗?」我摇了摇头。
   「要说这玩意就利害了,你一定感到有一个杵子塞着阴道口。你和小艾颈上
   戴着的颈圈装有水平装置,只要你低头就会令颈圈的水平装置启动杵子,但不是
   自己身上的杵子,是别人的杵子,要停止杵子,就要另一个颈圈水平装置启动杵
   子。」
   我虽然被矇着眼睛,但都可以幻想到志荣的面孔是如何讨厌。
   「有一件事我要跟你小贱人讲,你爷爷的遗嘱我已经弄到手,还以为你爷爷
   死后,符氏所有股权会即时转移给你。原来附加条文内你有一个股权监护人,你
   爷爷生怕你会将符氏所有股权被你败光,所以出此下策。不过调查所得,那个监
   护人也8多岁,是你爷爷的老伙伴,近日患上了脑退化症,很多事都记不起来
   了,老闆已经去了美国去找这个人,只要他肯签署授权书给老闆,就算你不签股
   权转让文件,老闆一样可以取得你爷爷那部份的股权,已经足够让他坐上符氏行
   政总裁的位置了。至於你,哈哈,这段时间老闆说过你交给我们享用,你放心,
   轮奸就一定少不了,至於要如何虐待你就交给小李了。至於事成后,据知小李已
   经安排好人口贩子和买家,只要股权一到老闆手,你和身后的小艾只会消失於这
   个城市,被卖去中东不知名的国家继续当被虐的性奴隶。」
   志荣说完,就听到他留在地下室一会儿后就离开了。我坐在三角木马上全身
   颤抖着,等待着悲惨的命运。
   【未完待续】
   下一章——绝望之路
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kachoushi · 4 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年6月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年3月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
撞かるるを待つ梵鐘にある余寒 美紀 春灯や蔦の絡まる家傾ぐ 和子 料峭やいつか御籤でありし紙 緋路 自転車の主婦涅槃寺も突つ切つて 瑠璃 春塵は仁王の筋肉のかたち 緋路 冴返る仁王は金の歯で怒る 慶月 鳥帰る空はとほくて累塚 小鳥 春北風や大釣鐘に隠れたし 風頭 春陰の暖簾に純白の屋号 緋路 貴婦人の大車輪のみ春光に 慶月
岡田順子選 特選句
料峭やいつか御籤でありし紙 緋路 下萌る輪廻途中に道草を きみよ 中華屋の春塵赤き椅子逆さ 小鳥 喪の列の消ゆ式台の春障子 昌文 窓飾る家族の数の紙雛 はるか 白杖のリュックに揺るる桃の花 眞理子 学僧は霞に昼の鐘をつく きみよ 春禽のつがひ卵塔あたたむる 千種 上人の絵のその上の春の雲 俊樹 父性めく陽春の木の温もりは きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月2日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
中空を塞ぐ余寒の廃高炉 かおり 曲水の刻安寧の風美し 朝子 曲水宴美しきあぎとの並びたる たかし 春の闇400Hzの着信音 修二 曲水や配流の無念流れをり 同 バッカスの壁画翳ればアネモネも かおり 中也掌に詩片ふりくる春の雪 睦子 野火走る倭建命の影走る 美穂 北窓を開く復興兆す音 朝子 曲水や女人の盃のちと遅れ 久美子 朧の夜幻想一つ二つ三つ 光子 涅槃図の中へ入りたく近道す 美穂 紅をひき三寒四温横切りて かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月7日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
春日射し昼寝の猫にやはらかに 喜代子 地の息吹すべての芽より放たれん さとみ 卒業生てかる制服光差す 同 雛見れば乙女心もらんまんに 同 啓蟄や老眼鏡に虫眼鏡 都 マネキンに呼び止められし春の窓 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
弁財天の目力強きご開帳 宇太郎 介護士の赤鬼追うて追儺かな すみ子 春動く大鍋洗ひ伏せてより 都 咲く椿落ちし椿も「太郎冠者」 美智子 無縁塚天の供へし犬ふぐり 都 閏日や何して遊ぶ春寒し 佐代子 観音の視線の先に吾と梅と 宇太郎 春氷􄼺曳く吾を映すのみ 悦子 風海へ菜花すみずみ靡かせて 都 薄氷や踏めばナイフの光持つ 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月9日 枡形句会
語り継ぐ作詞の謂れ春の野辺 百合子 陽子師の墓前満開蕗の薹 教 子 雛祭り白寿の母も祝はれて 百合子 一輪の菫映して句碑閑か 三 無 きめこみ雛偲ばる友を飾りけり 文 英 廃屋に繁るミモザの花明り 多美女 揚げ雲雀寺領に紛れ猫眠る 亜栄子 のんびりと牛横たはる春の野辺 幸風 年尾碑に晴れてまた降る淡き雪 美枝子 雲雀生む高原行けば雲の人 白陶 やはらかな春の野の音辿りゆく 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月11日 なかみち句会
消えさうな跡をつなぎて蜷の道 秋尚 磴百段尾道水道朝かすみ あき子 閉院の看板掠れ三味線草 美貴 日溜まりの数多の道も蜷のもの ます江 夜霞の一隅までも大灯台 聰 魚屋の釣銭濡れて春の雪���美貴 目をつむりぺんぺん草の音を聞く 廸子 極楽は泥の中なり蜷の道 あき子 蜷の道水面流るる光の輪 三無 崖下の流れやさしくになの道 和魚 鐘声のこころ震はす夕霞 史空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
老犬の矍鑠と追ふ寒鴉 清女 造花にも枯れは来たりぬ春愁ひ 昭子 お水送り達陀炎豪快に みす枝 春一番大手拡げて女子高生 昭子 全身を耳に涅槃の法話聞く みす枝 知らずともよき事知りぬ蜆汁 昭子 春眠の夢逝きし子の影おぼろ 時江 生死未だ仏に供へる桜餅 ただし 亀鳴くや遠くて近き爆撃音 みす枝 肩書を減らし北国の雪に住む 世詩明 鄙の里水滔滔と芋水車 時江 つまづいて梅の香りを逃しけり みす枝 浮御堂にそして巨松に春の雪 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月12日 萩花鳥会
鼓草摩文仁の丘の兄の墓 祐子 風神は火の神鳥に野火揚る 健雄 春の空ここは宇宙のど真ん中 俊文 忘れ雪抗ふ漁師海胆を取る ゆかり 忘れ物鞄の中に山笑ふ 吉之 制服の丈短きや卒業生 明子 沈丁花色付く前より香り立つ 美恵子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
合格の電話の声は春光に みえこ 彼岸会へ母一張羅出してをり あけみ 手作りの雛微笑んで雛祭 実加 啓蟄や亡き友ふえて吾は生きて 令子 うららかや押絵の猫に会釈して 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月15日 さきたま花鳥句会
銀翼のきらめく空や木の芽風 月惑 昴座の星を砕きていぬふぐり 八草 古雛の神輿に残る能登の技 裕章 料峭や客船の無き海広し 紀花 杉玉も軒端に馴染む春日影 孝江 亀鳴くや飛鳥の山はみな蕾 ふゆ子 今晩も味噌田楽とまぜご飯 としゑ 雛客の手みやげ酒や国訛 康子 春しぐれ天皇参賀長き列 彩香 春愁や予期せぬ病電子辞書 恵美子 草の芽の小石動かす力あり みのり 浮世絵を抜け出す遊女万愚節 良江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
不器用は不器用なりに針供養 雪 我が町を春一番の素通りす 同 ぬるむてふ色を湛へて水温む 同 言の葉を育み春をふくらます 眞喜栄 雛飾り声なき顔に語りかけ 同 子供らの古墳探訪山笑ふ 同 道祖神肩を寄せ合ふ春の雪 同 雛見つめゐれば脳裏に母の顔 同 潮の香と水仙の香の一漁村 同 友の葬蝋燭揺らす涅槃西風 嘉和 風に棘あれど春日の燦々と みす枝 遠浅の水美しく蜆舟 ただし 雄叫びを似て左義長の始まれり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
城山をもみくだくかに春疾風 眞理子 春野歩すダルメシアンの脚線美 亜栄子 蒲公英の丘膨よかに母の塔 斉 石鹸玉母の塔まで追ひかけて 亜栄子 涅槃会や外から一人手を合はせ れい 蓬生の城址や鬨の声遥か 炳子 洗堰磧にとよむ雉の声 幸風 機関車に用心深く初蝶来 幸風 ぽつとりと落ちて華やぐ花椿 れい 春塵を淡く置きたる母の塔 芙佐子 啓蟄の句碑のひらがな揺らめける 要
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月18日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
胸を張り農を継ぐぞと卒業す かづを 四脚門氷雨の中に凜と建つ 和子 僧逝くや枝垂れ桜を待たずして 千加江 畦の径青きまたたき犬ふぐり 啓子 雛の間をちらと横切る男の子かな 笑子 九頭竜に朱を透かせゆく桜鱒 同 鰤大根男料理の後始末 清女 古里に古里の香の土筆摘む 泰俊 上を向き涙湛へて卒業歌 同 陽炎や人の集まる船溜り 同 春塵の経蔵深く舞ふ飛天 同 水ぬるむ色ある如く無き如く 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月20日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
雛納め飲まず喰はずの官女かな 世詩明 啓蟄や始発電車の一人旅 笑子 花ミモザ抱へふくらむ恋衣 同 けたたまし派手な身振りの春の鳥 同 啓蟄の土嗅ぐ犬の背の丸さ 希子 つくしんぼどこに隠れてゐるのやら 和子 麗しき新幹線で春来る 隆司 陽炎へる無人駅舎の降車客 泰俊 陽炎の中より来たる笑顔かな 同 啓蟄の啓蟄の顔穴を出づ 雪 懐かしやぬるみ初めたる水の色 同 蟲はただ蟲とし穴を出づるのみ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凍つるべき所に凍つる蝶一つ 雪 着膨れて弟母似吾は父似 同 ぬるみ来し水に映れる何やかや 同 都恋ふ紫式部像に東風 同 幽霊の飴買ふ話木兎の夜 同 春灯下術後の傷を見る夜中 洋子 婚約のナースの話院の春 同 春ショール黄色く巻いて退院す 同 花柊恋に桎梏あればこそ 昭子 春雪や深田久弥の百名山 ただし 春彼岸死んで句友に逢へるなら やす香 親の恩山より高し卒業す みす枝 拙を守り愚直に生きて目貼剥ぐ 一涓 児を一人傘に拾ひし春時雨 世詩明
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kuku1565353-blog · 6 years
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第一回 風雪驚變
  錢塘江浩浩江水,日日夜夜無窮無休的從臨安牛家村邊繞過,東流入海。江畔一排數十株烏柏樹,葉子似火燒般紅,正是八月天時。村前村後的野草剛起始變黃,一抹斜陽映照之下,更增了幾分蕭索。兩株大松樹下圍著一堆村民,男男女女和十幾個小孩,正自聚精會神的聽著一個瘦削的老者說話。
  那說話人五十來歲年紀,一件青布長袍早洗得褪成了藍灰色。只聽他兩片梨花木板碰了幾下,左手中竹棒在一面小羯鼓上敲起得得連聲。唱道:
  「小桃無主自開花,菸草茫茫帶晚鴉。
   幾處敗垣圍故井,向來一一是人家。」
  那說話人將木板敲了幾下,說道:「這首七言詩,說的是兵火過後,原來的家家戶戶,都變成了斷牆殘瓦的破敗之地。小人剛才說到那葉老漢一家四口,悲歡離合,聚了又散,散了又聚。他四人給金兵沖散,好容易又再團聚,歡天喜地的回到故鄉,卻見房屋已給金兵燒得乾乾淨淨,無可奈何,只得去到汴梁,想覓個生計。不料想:天有不測風雲,人有旦夕禍福。他四人剛進汴梁城,迎面便過來一隊金兵。帶兵的頭兒一雙三角眼覷將過去,見那葉三姐生得美貌,跳下馬來,當即一把抱住,哈哈大笑,便將她放上了馬鞍,說道:『小姑娘,跟我回家,服侍老爺。』那葉三姐如何肯從?拚命掙扎。那金兵長官喝道:『你不肯從我,便殺了你的父母兄弟!』提起狼牙棒,一棒打在那葉四郎的頭上,登時腦漿迸裂,一命嗚呼。正是:
    陰世新添枉死鬼,陽間不見少年人!
  「葉老漢和媽媽嚇得呆了,撲將上去,摟住了兒子的死屍,放聲大哭。那長官提起狼牙棒,一棒一個,又都了帳。那葉三姐卻不啼哭,說道:『長官休得兇惡,我跟你回家便了!』那長官大喜,將葉三姐帶得回家。不料葉三姐覷他不防,突然搶步過去,拔出那長官的腰刀,對準了他心口,一刀刺將過去,說時遲,那時快,這一刀刺去,眼見便可報得父母兄弟的大仇。不料那長官久經戰陣,武藝精熟,順手一推,葉三姐登時摔了出去。那長官剛罵得一聲:『小賤人!』葉三姐已舉起鋼刀,在脖子中一勒。可憐她:
    花容月貌無雙女,惆悵芳魂赴九泉。」
  他說一段,唱一段,只聽得眾村民無不咬牙切齒,憤怒嘆息。
  那人又道:「眾位看官,常言道得好:
    為人切莫用欺心,舉頭三尺有神明。
    若還作惡無報應,天下兇徒人吃人。
  「可是那金兵佔了我大宋天下,殺人放火,姦淫擄掠,無惡不作,卻又不見他遭到甚麼報應。只怪我大宋官家不爭氣,我中國本來兵多將廣,可是一見到金兵到來,便遠遠的逃之夭夭,只賸下老百姓遭殃。好似那葉三姐一家的慘禍,江北之地,實是成千成萬,便如家常便飯一般。諸君住在江南,當真是在天堂裡了,怕只怕金兵何日到來。正是:寧作太平犬,莫為亂世人。小人張十五,今日路經貴地,服侍眾位看官這一段說話,叫作『葉三姐節烈記』。話本說徹,權作散場。」將兩片梨花木板拍拍拍的亂敲一陣,托出一隻盤子。
  眾村民便有人拿出兩文三文,放入木盤,霎時間得了六七十文。張十五謝了,將銅錢放入囊中,便欲起行。
  村民中走出一個二十來歲的大漢,說道:「張先生,你可是從北方來嗎?」張十五見他身材魁梧,濃眉大眼,便道:「正是。」那大漢道:「小弟作東,請先生去飲上三杯如何?」張十五大喜,說道:「素不相識,怎敢叨擾?」那大漢笑道:「喝上三杯,那便相識了。我姓郭,名叫郭嘯天。」指著身旁一個白淨面皮的漢子道:「這位是楊鐵心楊兄弟。適才我二人聽先生說唱葉三姐節烈記,果然是說得好,卻有幾句話想要請問。」張十五道:「好說,好說。今日得遇郭楊二位,也是有緣。」
  郭嘯天帶著張十五來到村頭一家小酒店中,在張板桌旁坐了。
  小酒店的主人是個跛子,撐著兩根枴杖,慢慢燙了兩壺黃酒,擺出一碟蠶豆、一碟鹹花生,一碟豆腐乾,另有三個切開的鹹蛋,自行在門口板凳上坐了,抬頭瞧著天邊正要落山的太陽,卻不更向三人望上一眼。
  郭嘯天斟了酒,勸張十五喝了兩杯,說道:「鄉下地方,只初二、十六方有肉賣。沒了下酒之物,先生莫怪。」張十五道:「有酒便好。聽兩位口音,遮莫也是北方人。」楊鐵心道:「我兩兄弟原是山東人氏。只因受不了金狗的骯髒氣,三年前來到此間,愛這裡人情厚,便住了下來。剛才聽得先生說道,我們住在江南,猶似在天堂裡一般,怕只怕金兵何日到來,你說金兵會不會打過江來?」
  張十五嘆道:「江南花花世界,遍地皆是金銀,放眼��見美女,金兵又有那一日不想過來?只是他來與不來,拿主意的卻不是金國,而是臨安的大宋朝廷。」郭嘯天和楊鐵心齊感詫異,同聲問道:「這卻是怎生說?」   張十五道:「我中國百姓,比女真人多上一百倍也還不止。只要朝廷肯用忠臣良將,咱們一百個打他一個,金兵如何能夠抵擋?我大宋北方這半壁江山,是當年徽宗、欽宗、高宗他父子三人奉送給金人的。這三個皇帝任用奸臣,欺壓百姓,把出力抵抗金兵的大將罷免的罷免,殺頭的殺頭。花花江山,雙手送將過去,金人卻之不恭,也只得收了。今後朝廷倘若仍是任用奸臣,那就是跪在地下,請金兵駕到,他又如何不來?」郭嘯天伸手在桌上重重一拍,只拍得杯兒、筷兒、碟兒都跳將起來,說道:「正是!」   張十五道:「想當年徽宗道君皇帝一心只想長生不老,要做神仙,所用的奸臣,像蔡京、王黼,是專幫皇帝搜括的無恥之徒;像童貫、梁師成,是只會吹牛拍馬的太監;像高俅、李邦彥,是陪皇帝嫖院玩耍的浪子。道君皇帝正事諸般不理,整日裡若不是求仙學道,便是派人到處去找尋希奇古怪的花木石頭。一旦金兵打到眼前來,他束手無策,頭一縮,便將皇位傳給了兒子欽宗。那時忠臣李綱守住了京城汴梁,各路大將率兵勤王,金兵攻打不進,只得退兵。不料想欽宗聽信了奸臣的話,竟將李綱罷免了,又不用威名素著、能征慣戰的宿將,卻信用一個自稱能請天神天將、會得呼風喚雨的騙子郭京,叫他請天將守城。天將不肯來,這京城又如何不破?終於徽宗、欽宗都給金兵擄了去。這兩個昏君自作自受,那也罷了,可害苦了我中國千千萬萬百姓。」   郭嘯天、楊鐵心越聽越怒。郭嘯天道:「靖康年間徽欽二帝被金兵擄去這件大恥,我們聽得多了。天神天將甚麼的,倒也聽見過的,只道是說說笑話,豈難道真有此事?」張十五道:「那還有假的?」楊鐵心道:「後來康王在南京接位做皇帝,手下有韓世忠、岳爺爺這些大將,本來大可發兵北伐,就算不能直搗黃龍,要收復京城汴梁,卻也並非難事。只恨秦檜這奸賊一心想議和,卻把岳爺爺害死了。」   張十五替郭、楊二人斟了酒,自己又斟一杯,一口飲乾,說道:「岳爺爺有兩句詩道:『壯志饑餐胡虜肉,笑談渴飲匈奴血。』這兩句詩當真說出了中國全國百姓的心裡話。唉,秦檜這大奸臣運氣好,只可惜咱們遲生了六十年。」郭嘯天問道:「若是早了六十年,卻又如何?」張十五道:「那時憑兩位這般英雄氣概,豪傑身手,去到臨安,將這奸臣一把揪住,咱三個就吃他的肉,喝他的血,卻又不用在這裡吃蠶豆、喝冷酒了!」說著三人大笑。   楊鐵心見一壺酒已喝完了,又要了一壺,三人只是痛罵秦檜。那跛子又端上一碟蠶豆、一碟花生,聽他三人罵得痛快,忽然嘿嘿兩聲冷笑。   楊鐵心道:「曲三,怎麼了?你說我們罵秦檜罵得不對嗎?」那跛子曲三道:「罵得好,罵得對,有甚麼不對?不過我曾聽得人說,想要殺岳爺爺議和的,罪魁禍首卻不是秦檜。」三人都感詫異,問道:「不是秦檜?那麼是誰?」曲三道:「秦檜做的是宰相,議和也好,不議和也好,他都做他的宰相。可是岳爺爺一心一意要滅了金國,迎接徽欽二帝回來。這兩個皇帝一回來,高宗皇帝他又做甚麼呀?」他說了這幾句話,一蹺一拐的又去坐在木凳上,抬頭望天,又是一動不動的出神。這曲三瞧他容貌也不過二十來歲年紀,可是弓腰曲背,鬢邊見白,從背後瞧去,倒似是個老頭子模樣。   張十五和郭楊二人相顧啞然。隔了半晌,張十五道:「對,對!這一位兄弟說得很是。真正害死岳爺爺的罪魁禍首,只怕不是秦檜,而是高宗皇帝。這個高宗皇帝,原本無恥得很,這種事情自然做得出來。」
  郭嘯天問道:「他卻又怎麼無恥了?」張十五道:「當年岳爺爺幾個勝仗,只殺得金兵血流成河,屍積如山,只有逃命之力,更無招架之功,而北方我中國義民,又到處起兵抄韃子的後路。金人正在手忙腳亂、魂不附體的當兒,忽然高宗送到降表,說要求和。金人的皇帝自然大喜若狂,說道:議和倒也可以,不過先得殺了岳飛。於是秦檜定下奸計,在風波亭中害死了岳爺爺。紹興十一年十二月,岳爺爺遭害,只隔得一個月,到紹興十二年正月,和議就成功了。宋金兩國以淮水中流為界。高宗皇帝向金國稱臣,你道他這道降表是怎生書寫?」楊鐵心道:「那定是寫得很不要臉了。」   張十五道:「可不是嗎?這道降表,我倒也記得。高宗皇帝名叫趙構,他在降表中寫道:『臣構言:既蒙恩造,許備藩國,世世子孫,謹守臣節。每年皇帝生辰並正旦,遣使稱賀不絕。歲貢銀二十五萬兩,絹二十五萬匹。』他不但自己做奴才,還叫世世子孫都做金國皇帝的奴才。他做奴才不打緊,咱們中國百姓可不是跟著也成了奴才?」   砰的一聲,郭嘯天又在桌上重重拍了一記,震倒了一隻酒杯,酒水流得滿桌,怒道:「不要臉,不要臉!這鳥皇帝算是那一門子的皇帝!」   張十五道:「那時候全國軍民聽到了這個訊息,無不憤慨之極。淮水以北的百姓眼見河山恢復無望,更是傷心泣血。高宗見自己的寶座從此坐得穩若泰山,便道是秦檜的大功。秦檜本來已封到魯國公,這時再加封太師,榮寵無比,權勢薰天。高宗傳孝宗,孝宗傳光宗,金人佔定了我大半邊江山。光宗傳到當今天子慶元皇帝手裡,他在臨安已坐了五年龍廷,用的是這位韓侂胄韓宰相,今後的日子怎樣?嘿嘿,難說,難說!」說著連連搖頭。   郭嘯天道:「甚麼難說?這裡是鄉下地方,盡說無妨,又不比臨安城裡,怕給人聽了去惹禍。韓侂胄這賊宰相,那一個不說他是大大的奸臣?說到禍國殃民的本事,跟秦檜是拜把子的兄弟。」   張十五說到了眼前之事,卻有些膽小了,不敢再那麼直言無忌,喝了一杯酒,說道:「叨擾了兩位一頓酒,小人卻有一句話相勸,兩位是血性漢子,說話行事,卻還得小心,免惹禍端。時勢既是這樣,咱們老百姓也只有混口苦飯吃,挨日子罷啦,唉!正是:     山外青山樓外樓,西湖歌舞幾時休?     南風薰得遊人醉,直把杭州作汴州。」   楊鐵心問道:「這四句詩,說的又是甚麼故事?」張十五道:「那倒不是故事。說的是我大宋君臣只顧在西湖邊上飲酒作樂,觀賞歌舞,打算世世代代就把杭州當作京師,再也不想收復失地、回汴梁舊京去了。」   張十五喝得醺醺大醉,這才告辭,腳步踉蹌,向東往臨安而去,只聽他口中兀自喃喃的唸著岳飛那首〈滿江紅〉中的句子:「靖康恥,猶未雪;臣子恨,何時滅?駕長車……」   郭嘯天付了酒錢,和楊鐵心並肩回家。他兩人比鄰而居,行得十餘丈,便到了家門口。   郭嘯天的渾家李氏正在趕雞入籠,笑道:「哥兒倆又喝飽了酒啦。楊叔叔,你跟嫂子一起來我家吃飯吧,咱們宰一隻雞。」   楊鐵心笑道:「好,今晚又擾嫂子的。我家裡那個養了這許多雞鴨,只是白費糧食,不捨得殺他一隻兩隻,老是來吃你的。」李氏道:「你嫂子就是心好,說這些雞鴨從小養大的,說甚麼也狠不下心來殺了。」楊鐵心笑道:「我說讓我來殺,她就要哭哭啼啼的,也真好笑。今兒晚我去打些野味,明兒還請大哥大嫂。」郭嘯天道:「自己兄弟,說甚麼還請不還請?今兒晚咱哥兒一起去打。」   ※※※   當晚三更時分,郭楊二人躲在村西七里的樹林子中,手裡拿著弓箭獵叉,只盼有隻野豬或是黃麖夜裡出來覓食。兩人已等了一個多時辰,始終不聽到有何聲息。正有些不耐煩了,忽聽得林外傳來一陣鐸鐸鐸之聲,兩人心中一凜,均覺奇怪:「這是甚麼?」   便在此時,忽聽得遠處有幾人大聲吆喝:「往那裡走?」「快給我站住!」接著黑影晃動,一人閃進林中,月光照在他身上,郭楊二人看得分明,不由得大奇,原來那人撐著兩根枴杖,卻是村頭開小酒店的那個跛子曲三。只見他左拐在地下一撐,發出鐸的一聲,便即飛身而起,躲在樹後,這一下實是高明之極的輕身功夫。郭楊兩人不約而同的伸出一手,互握了一下,心中均是驚詫萬分:「我們在牛家村住了三年,全不知這跛子曲三武功竟然如此了得!」當下躲在長草之中,不敢稍動。   只聽得腳步聲響,三個人追到林邊,低聲商議了幾句,便一步步的踏入林來。只見三人都是武官裝束,手中青光閃爍,各握著一柄單刀。一人大聲喝道:「兀那跛子,老子見到你了,還不跪下投降?」曲三卻只是躲在樹後不動。三名武官揮動單刀,呼呼虛劈,漸漸走近,突然間波的一聲,曲三右拐從樹後戳出,正中一名武官胸口,勢道甚是勁急。那武官一下悶哼,便向後飛了出去,摔在地下。另外兩名武官揮動單刀,向曲三砍去。   曲三右拐在地下一撐,向左躍開數尺,避開了兩柄單刀,左拐向一名武官面門點去。那武官武功也自不弱,挺刀擋架。曲三不讓他單刀碰到枴杖,左拐收回著地,右拐掃向另一名武官腰間。只見他雙拐此起彼落,快速無倫,雖然一拐須得撐地支持身子,只餘一拐空出來對敵,卻是絲毫不落下風。   郭楊二人見他背上負著一個包裹,甚是累贅,鬥了一會,一名武官鋼刀砍去,削在他包裹之上,噹啷一聲,包裹破裂,散出無數物事。曲三乘他歡喜大叫之際,右拐揮出,啪的一聲,一名武官頂門中拐,撲地倒了。餘下那人大駭,轉身便逃。他腳步甚快,頃刻間奔出數丈。曲三右手往懷中一掏,跟著揚手,月光下只見一塊圓盤似的黑物飛將出去,托的一下輕響,嵌入了那武官後腦。那武官慘聲長叫,單刀脫手飛出,雙手亂舞,仰天緩緩倒下,扭轉了幾下,就此不動,眼見是不活了。   郭楊二人見跛子曲三於頃刻之間連斃三人,武功之高,生平從所未見,心中都是怦怦亂跳,大氣也不敢喘上一口,均想:「這人擊殺命官,犯下了滔天大罪。我們若是給他發覺,只怕他要殺人滅口,我兄弟倆可萬萬不是敵手。」   卻見曲三轉過身來,緩緩說道:「郭兄,楊兄,請出來吧!」郭楊二人大吃一驚,只得從草叢中長身而起,手中緊緊握住了獵叉。楊鐵心向郭嘯天手中獵叉瞧了一眼,隨即踏上兩步。曲三微笑道:「楊兄,你使楊家槍法,這獵叉還將就用得。你義兄使的是一對短戟,兵刃可太不就手了,因此你擋在他身前。好好,有義氣!」楊鐵心給他說穿了心事,不由得有些手足無措。曲三又道:「郭兄,就算你有雙戟在手,你們兩位合力,鬥得過我嗎?」   郭嘯天搖頭道:「鬥不過!我兄弟倆當真有眼無珠,跟你老兄在牛家村同住了這麼些年,全沒瞧出你老兄是一位身懷絕技的高手。」   曲三搖搖頭,嘆了口氣,說道:「我雙腿已廢,還說得上甚麼絕技不絕技?」似乎十分的意興闌珊,又道:「若在當年,要料理這三個宮中的帶刀侍衛,又怎用得著如此費事?唉,不中用了,不中用了。」郭楊二人對望一眼,不敢接口。曲三道:「請兩位幫我跛子一個忙,將這三具屍首埋了,行不行?」郭楊二人又對望一眼,楊鐵心道:「行!」   二人用獵叉在地下掘了個大坑,將三具屍體搬入。搬到最後一具時,楊鐵心見那個黑色的盤形之物兀自嵌在那武官後腦,深入數寸,於是右手運勁,拔了出來,著手重甸甸地,原來是個鐵鑄的八卦,在屍身上拭去了血漬,拿過去交給曲三。   曲三道:「勞駕!」將鐵八卦收入囊中,解下外袍攤在地下,撿起散落的各物,一一放入袍中包起。郭楊二人搬土掩埋屍首,斜眼看去,見有三個長長的捲軸,另有不少亮晶晶的金器玉器。曲三留下一把金壺、一隻金盃不包入袍中,分別交給郭楊二人,道:「這些物事,是我去臨安皇宮中盜來的。皇帝害苦了百姓,拿他一些從百姓身上搜刮來的金銀,算不得是賊贓。這兩件金器,轉送給了兩位。」   郭楊二人聽說他竟敢到皇宮中去劫盜大內財物,不由得驚呆了,都不敢伸手去接。   曲三厲聲道:「兩位是不敢要呢?還是不肯要?」郭嘯天道:「我們無功不受祿,不能受你的東西。至於今晚之事,我兄弟倆自然決不洩漏一字半句,老兄儘管放心。」曲三道:「哼,我怕你們洩漏了秘密?你二人的底細,我若非早就查得清清楚楚,今晚豈能容你二位活著離開?郭兄,你是梁山泊好漢地佑星賽仁貴郭盛的後代,使的是家傳戟法,只不過變長為短,化單為雙。楊兄,你祖上楊再興是岳爺爺麾下的名將。你二位是忠義之後,北方淪陷,你二人流落江湖,其後八拜為交,義結金蘭,一起搬到牛家村來居住。是也不是?」
  郭楊二人聽他將自己身世來歷說得一清二楚,更是驚訝無比,只得點頭稱是。   曲三道:「你二位的祖宗郭盛和楊再興,本來都是綠林好漢,後來才歸順朝廷,為大宋出力。劫盜不義之財,你們的祖宗都幹過了的。這兩件金器,到底收是不收?」楊鐵心尋思:「若是不收,定然得罪了他。」只得雙手接過,說道:「如此多謝了!」   曲三霽然色喜,提起包裹縛在背上,說道:「回家去吧!」   當下三人並肩出林。曲三道:「今晚大有所獲,得到了道君皇帝所畫的兩幅畫,又有他寫的一張字。這傢伙做皇帝不成,翎毛丹青,瘦金體的書法,卻委實是妙絕天下。」   郭楊二人也不懂甚麼叫作「翎毛丹青」與「瘦金體書法」,只唯唯而應。   走了一會,楊鐵心道:「日間聽那說話的先生言道,我大宋半壁江山,都送在這道君皇帝手裡,他畫的畫、寫的字,又是甚麼好東西了?老兄何必干冒大險,巴巴的到皇宮去盜了出來?」曲三微笑道:「這個你就不懂了。」郭嘯天道:「這道君皇帝既然畫得一筆好畫,寫得一手好字,定是聰明得很的,只可惜他不專心做皇帝。我小時候聽爹爹說,一個人不論學文學武,只能專心做一件事,倘若東也要抓,西也要摸,到頭來定然一事無成。」   曲三道:「資質尋常之人,當然是這樣,可是天下盡有聰明絕頂之人,文才武學,書畫琴棋,算數韜略,以至醫卜星相,奇門五行,無一不會,無一不精!只不過你們見不著罷了。」說著抬起頭來,望著天邊一輪殘月,長嘆一聲。   月光映照下,郭楊二人見他眼角邊忽然滲出了幾點淚水。   郭楊二人回到家中,將兩件金器深深埋入後院地下,對自己妻室也不吐露半句��兩人此後一如往日,耕種打獵為生,閒來習練兵器拳腳,便只兩人相對之時,也決不提及此事。兩人有時也仍去小酒店對飲幾壺,那跛子曲三仍是燙上酒來,端來蠶豆、花生等下酒之物,然後一蹺一拐的走開,坐在門邊,對著大江自管默默想他的心事,那晚林中夜鬥,似乎從來就不曾有過。但郭楊二人瞧向他的眼色,自不免帶上了幾分敬畏之意。   秋盡冬來,過一天冷似一天。這一日晚間颳了半夜北風,便下起雪來。第二日下得更大,銀絮飛天,瓊瑤匝地,四下里都白茫茫地。楊鐵心跟渾家包氏說了,今晚整治酒餚,請義兄夫婦過來飲酒賞雪。吃過中飯後,他提了兩個大葫蘆,到村頭酒店去沽酒,到得店前,卻見一對板門關得緊緊地,酒簾也收了起來。   楊鐵心打了幾下門,叫道:「曲三哥,跟你沽三斤酒。」卻不聽得應聲。隔了一會,他又叫了幾聲,屋內仍無應聲,走到窗邊向內一張,只見桌上灰塵積得厚厚地,心想:「幾天沒到村頭來,原來曲三已有幾天不在家了。可別出了事才好。」當下只得衝風冒雪,到五里外的紅梅村去買了酒,就便又買了一隻雞,回到家來,把雞殺了,請渾家整治。   他渾家包氏,閨名惜弱,便是紅梅村私塾中教書先生的女兒,嫁給楊鐵心還不到兩年。當晚包氏將一隻雞和著白菜、豆腐、粉絲放入一隻大瓦罐中,在炭火上熬著,再切了一盤臘魚臘肉。到得傍晚,到隔壁去請郭嘯天夫婦飲酒。   郭嘯天欣然過來。他渾家李氏卻因有了身孕,這幾日只是嘔酸,吃了東西就吐,便推辭不來。李氏的閨名單字一個萍字,包惜弱和她有如姊妹一般,兩人在房中說了好一陣子話。包惜弱給她泡了一壺熱茶,這才回家來張羅,卻見丈夫和郭嘯天把炭爐搬在桌上,燙了酒,兩人早在吃喝了。   郭嘯天道:「弟妹,我們不等你了。快來請坐。」郭楊二人交好,又都是豪傑之士,鄉下人家更不講究甚麼男女避嫌的禮法。包惜弱微笑答應,在炭爐中添了些炭,拿一隻酒杯來斟了酒,坐在丈夫下首,見兩人臉上都是氣忿忿地,笑問:「又有甚麼事,惹得哥兒倆生氣了?」楊鐵心道:「我們正在說臨安朝廷中的混帳事。」   郭嘯天道:「昨兒我在眾安橋頭喜雨閣茶樓,聽人談到韓侂胄這賊宰相的事。那人說得有頭有尾,想來不假。他說不論那一個官員上書稟報,公文上要是不註明『並獻某某物』的字樣,這賊宰相壓根兒就不瞧他的文書。」楊鐵心嘆道:「有這樣的皇帝,就有這樣的宰相;有這樣的宰相,就有這樣的官吏。臨安湧金門外的黃大哥跟我說,有一日他正在山邊砍柴,忽然見到大批官兵擁著一群官兒們過來,卻是韓宰相帶了百官到郊外遊樂,他自管砍柴,也不理會。忽聽得那韓侂胄嘆道:『這裡竹籬茅舍,真是絕妙的山野風光,就可惜少了些雞鳴犬吠之聲!』他話剛說完不久,忽然草叢裡汪汪汪的叫了起來。」包惜弱笑道:「這狗兒倒會湊趣!」楊鐵心道:「是啊,真會湊趣。那狗子叫了一會,從草叢裡鑽將出來,你道是甚麼狗子?卻原來是咱們臨安府的堂堂府尹趙大人。」包惜弱笑彎了腰,直叫:「啊喲!」郭嘯天道:「趙大人這一扮狗叫,指日就要高昇。」楊鐵心道:「這個自然。」   三人喝了一會酒,只見門外雪下得更大了。熱酒下肚,三人身上都覺得暖烘烘地,忽聽得東邊大路上傳來一陣踏雪之聲,腳步起落極快,三人轉頭望去,卻見是個道士。   那道士頭戴斗笠,身披簑衣,全身罩滿了白雪,背上斜插一柄長劍,劍把上黃色絲絛在風中左右飛揚,風雪滿天,大步獨行,實在氣概非凡。郭嘯天道:「這道士身上很有功夫,看來也是條好漢。只沒個名堂,不好請教。」楊鐵心道:「不錯,咱們請他進來喝幾杯,交交這個朋友。」兩人都生性好客,當即離座出門,卻見那道人走得好快,晃眼之間已在十餘丈外,卻也不是發足奔跑,如此輕功,實所罕見。   兩人對望了一眼,都感驚異。楊鐵心揚聲大叫:「道長,請留步!」喊聲甫歇,那道人倏地回身,點了點頭。楊鐵心道:「天凍大雪,道長何不過來飲幾杯解解寒氣?」   那道人冷笑一聲,健步如飛,頃刻間來到門外,臉上滿是鄙夷不屑之色,冷然道:「叫我留步,是何居心?爽爽快快說出來罷!」   楊鐵心心想我們好意請你喝酒,你這道人卻恁地無禮,當下揚頭不睬。郭嘯天抱拳道:「我們兄弟正自烤火飲酒,見道長冒寒獨行,斗膽相邀,衝撞莫怪。」那道人雙眼一翻,朗聲道:「好好好,喝酒就喝酒!」大踏步進來。   楊鐵心更是氣惱,伸手一把抓住他左腕,往外一帶,喝道:「還沒請教道長法號。」陡然間忽覺那道人的手滑如游魚,竟從自己手掌中溜出,知道不妙,正待退開,突然手腕上一緊,已被那道人反手抓住,霎時之間,便似被一個鐵圈牢牢箍住,又疼又熱,疾忙運勁抵禦,那知整條右臂已然酸麻無力,腕上奇痛徹骨。   郭嘯天見義弟忽然滿臉脹得通紅,知他吃虧,心想本是好意結交,倘若貿然動手,反得罪了江湖好漢,忙搶過去道:「道長請這邊坐!」那道人又是冷笑兩聲,放脫了楊鐵心的手腕,走到堂上,大模大樣的居中而坐,說道:「你們兩個明明是山東大漢,卻躲在這裡假扮臨安鄉農,只可惜滿口山東話卻改不了。莊稼漢又怎會武功?」   楊鐵心又窘又怒,走進內室,在抽屜裡取了一柄匕首,放在懷裡,這才回到內堂上,篩了三杯酒,自己乾了一杯,默然不語。   那道人望著門外大雪,既不飲酒,也不說話,只是微微冷笑。郭嘯天見他滿臉敵意,知他定是疑心酒中作了手腳,取過道人面前酒杯,將杯中酒一口乾了,說道:「酒冷得快,給道長換一杯熱的。」說著又斟了一杯,那道人接過一口喝了,說道:「酒裡就是有蒙汗藥,也迷我不倒。」楊鐵心更是焦躁,發作道:「我們好意請你飲酒,難道起心害你?你這道人說話不三不四,快請出去吧。我們的酒不會酸了,菜又不會臭了沒人吃。」   那道人「哼」了一聲,也不理會,取過酒壺,自斟自酌,連乾三杯,忽地解下簑衣斗笠,拋在地下。楊郭兩人細看時,只見他三十餘歲年紀,雙眉斜飛,臉色紅潤,方面大耳,目光炯炯照人。他跟著解下背上革囊,往桌上一倒,咚的一聲,楊郭二人都跳起身來。原來革囊中滾出來的,竟是一個血肉模糊的人頭。
  包惜弱驚叫:「哎唷!」逃進了內堂。楊鐵心伸手去摸懷中匕首,那道人將革囊又是一抖,跌出兩團血肉模糊的東西來,一個是心,一個是肝,看來不像是豬心豬肝,只怕便是人心人肝。楊鐵心喝道:「好賊道!」匕首出懷,疾向那道人胸口刺去。   道人冷笑道:「鷹爪子,動手了嗎?」左手掌緣在他手腕上一擊。楊鐵心腕上一陣酸麻,五指登時無力,匕首已被他夾手奪去。   郭嘯天在旁看得大驚,心想義弟是名將之後,家傳的武藝,平日較量武功,自己尚稍遜他一籌,這道人卻竟視他有如無物,剛才這一手顯然是江湖上相傳的「空手奪白刃」絕技,這功夫只曾聽聞,可從來沒見過,當下惟恐義弟受傷,俯身舉起板凳,只待道人匕首刺來,就舉凳去擋。   誰知那道人並不理會,拿起匕首一陣亂剁,把人心人肝切成碎塊,跟著一聲長嘯,聲震屋瓦,提起右手,一掌劈將下來,騰的一聲,桌上酒杯菜盆都震得跳了起來,看那人頭時,已被他手掌擊得頭骨碎裂,連桌子中間也裂開一條大縫。   兩人正自驚疑不定,那道人喝道:「無恥鼠輩,道爺今日大開殺戒了!」   楊鐵心怒極,那裡還忍耐得住,抄起靠在屋角裡的鐵槍,搶到門外雪地裡,叫道:「來來來,教你知道楊家槍法的厲害。」那道人微微冷笑,說道:「憑你這為虎作倀的公門鼠輩也配使楊家槍!」縱身出門。   郭嘯天見情勢不妙,奔回家去提了雙戟,只見那道人也不拔劍,站在當地,袍袖在朔風裡獵獵作響。楊鐵心喝道:「拔劍吧!」那道人道:「你們兩個鼠輩一齊上來,道爺也只是空手對付。」   楊鐵心使個旗鼓,一招「毒龍出洞」,槍上紅纓抖動,捲起碗大槍花,往道人心口直搠過去。那道人一怔,讚道:「好!」身隨槍走,避向左側,左掌翻轉,逕自來抓槍頭。   楊鐵心在這桿槍上曾苦下幼功,深得祖傳技藝。要知楊家槍非同小可,當年楊再興憑一桿鐵槍,率領三百宋兵在小商橋大戰金兵四萬,奮力殺死敵兵二千餘名,刺殺萬戶長撒八孛堇、千戶長、百戶長一百餘人,其時金兵箭來如雨,他身上每中一枝敵箭,隨手折斷箭桿再戰,最後馬陷泥中,這才力戰殉國。金兵焚燒他的屍身,竟燒出鐵箭頭二升有餘。這一仗殺得金兵又敬又怕,楊家槍法威震中原。   楊鐵心雖然不及先祖威勇,卻也已頗得槍法心傳,只見他攢、刺、打、挑、攔、搠、架、閉,槍尖銀光閃閃,槍纓紅光點點,好一路槍法!   楊鐵心把那槍使發了,招數靈動,變幻巧妙。但那道人身隨槍走,趨避進退,卻那裡刺得著他半分?七十二路楊家槍法堪堪使完,楊鐵心不禁焦躁,倒提鐵槍,回身便走,那道人果然發足追來。楊鐵心大喝一聲,雙手抓住槍柄,陡然間擰腰縱臂,回身出槍,直刺道人面門,這一槍剛猛狠疾,正是楊家槍法中臨陣破敵、屢殺大將的一招「回馬槍」。當年楊再興在降宋之前與岳飛對敵,曾以這一招刺殺岳飛之弟岳翻,端的厲害無比。   那道人見一瞬間槍尖已到面門,叫聲:「好槍法!」雙掌合攏,啪的一聲,已把槍尖挾在雙掌之間。楊鐵心猛力挺槍往前疾送,竟是紋絲不動,不由得大驚,奮起平生之力往裡奪回,槍尖卻如已鑄在一座鐵山之中,那裡更拉得回來?他脹紅了臉連奪三下,槍尖始終脫不出對方雙掌的挾持。那道人哈哈大笑,右掌忽然提起,快如閃電般在槍身中間一擊,格的一聲,楊鐵心只覺虎口劇痛,急忙撒手,鐵槍已摔在雪地之中。   那道人笑道:「你使的果然是楊家槍法,得罪了。請教貴姓。」楊鐵心驚魂未定,隨口答道:「在下姓楊,草字鐵心。」道人道:「楊再興楊將軍是閣下祖上嗎?」楊鐵心道:「那是先曾祖。」   那道人肅然起敬,抱拳道:「適才誤以為兩人乃是歹人,多有得罪,卻原來竟是忠良之後,實是失敬,請教這位高姓。」郭嘯天道:「在下姓郭,賤字嘯天。」楊鐵心道:「他是我的義兄,是梁山泊好漢賽仁貴郭盛頭領的後人。」那道人道:「貧道可真魯莽了,這裡謝過。」說著又施了一禮。   郭嘯天與楊鐵心一齊還禮,說道:「好說,好說,請道長入內再飲三杯。」楊鐵心一面說,一面拾起鐵槍。道人笑道:「好!正要與兩位喝個痛快!」   包惜弱掛念丈夫與人爭鬥,提心吊膽的站在門口觀看,見三人釋兵言歡,心中大慰,忙入內整治杯盤。   三人坐定,郭楊二人請教道人法號。道人道:「貧道姓丘名處機……」楊鐵心叫了一聲:「啊也!」跳起身來。郭嘯天也吃了一驚,叫道:「遮莫不是長春子嗎?」丘處機笑道:「這是道侶相贈的賤號,貧道愧不敢當。」郭嘯天道:「原來是全真派大俠長春子,真是有幸相見。」兩人撲地便拜。   丘處機急忙扶起,笑道:「今日我手刃了一個奸人,官府追得甚緊,兩位忽然相招飲酒,這裡是帝王之都,兩位又不似是尋常鄉民,是以起了疑心。」郭嘯天道:「我這兄弟性子急躁,進門時試了道長一手,那是更惹道長起疑了。」丘處機道:「常人手上那有如此勁力?我只道兩位必是官府的鷹犬,喬裝改扮,在此等候,要捉拿貧道。適才言語無禮,實是魯莽得緊。」楊鐵心笑道:「不知不怪。」三人哈哈大笑。   三人喝了幾杯酒。丘處機指著地下碎裂的人頭,說道:「這人名叫王道乾,是個大大的漢奸。去年皇帝派他去向金主慶賀生辰,他竟與金人勾結,圖謀侵犯江南。���道追了他十多天,才把他幹了。」楊郭二人久聞江湖上言道,長春子丘處機武功卓絕,為人俠義,這時見他一片熱腸,為國除奸,更是敬仰。兩人乘機向他討教些功夫,丘處機詳為點撥。   楊家槍法雖是兵家絕技,用於戰場上衝鋒陷陣,固是所向無敵,當者披靡,但以之與武學高手對敵,畢竟頗為不足。丘處機內外兼修,武功雖然尚未登峰造極,卻也已臻甚高境界,楊鐵心又如何能與他拆上數十招之多?卻是丘處機見他出手不凡,心中暗暗稱奇,有意引得他把七十二路槍法使完,以便確知他是否楊家嫡傳,要是真的對敵,數招之間就已把他鐵槍震飛了;當下說明這路槍法的招數本意用於馬上,若是步戰,須當更求變化,不可拘泥成法。楊郭二人聽得不住點頭稱是。楊家槍是傳子不傳女的絕藝,丘處機所知雖博,卻也不明槍法中的精奧,當下也向楊鐵心請教了幾招。   三人酒酣耳熱,言談甚是投機。楊鐵心道:「我們兄弟兩人得遇道長,真是平生幸事。道長可能在舍下多盤桓幾日麼?」丘處機正待答話,忽然臉色一變,說道:「有人來找我了。不管遇上甚麼事,你們無論如何不可出來,知道麼?」郭楊二人點頭答應。丘處機俯身拾起人頭,開門出外,飛身上樹,躲在枝葉之間。   郭楊二人見他舉動奇特,茫然不解。這時萬籟無聲,只聽得門外朔風虎虎,過了一陣,西面傳來隱隱的馬蹄之聲,楊鐵心道:「道長的耳朵好靈。」又想:「這位道長的武功果然是高得很了,但若與那跛子曲三相比,卻不知是誰高誰下?」又過一會,馬蹄聲越來越近,只見風雪中十餘騎急奔而來,乘客都是黑衣黑帽,直衝到門前。   當先一人突然勒馬,叫道:「足跡到此為止。剛才有人在這裡動過手。」後面數人翻身下馬,察看雪地上的足跡。   為首那人叫道:「進屋去搜!」便有兩人下馬,來拍楊家大門。突然間樹上擲下一物,砰的一聲,正打在那人頭上。這一擲勁力奇大,那人竟被此物撞得腦漿迸裂而死。眾人一陣大嘩,幾個人圍住了大樹。一人拾起擲下之物,驚叫:「王大人的頭!」   為首那人抽出長刀,大聲吆喝,十餘人把大樹團團圍住。他又是一聲口令,五個人彎弓搭箭,五枝羽箭齊向丘處機射去。   楊鐵心提起鐵槍要出屋助戰,郭嘯天一把拉住,低聲道:「道長叫咱們別出去。要是他寡不敵眾,咱們再出手不遲。」話聲甫畢,只見樹上一枝羽箭飛將下來,卻是丘處機閃開四箭,接住了最後一箭,以甩手箭手法投擲下來,只聽得「啊」的一聲,一名黑衣人中箭落馬,滾入了��叢之中。   丘處機拔劍躍下,劍光起處,兩名黑衣人已然中劍。為首的黑衣人叫道:「好賊道,原來是你!」刷刷刷三枝短弩隨手打出,長刀劈風,勒馬衝來。丘處機劍光連��,又是兩人中劍落馬。楊鐵心只看得張大了口合不攏來,心想自己也練得十年武藝,但這位道爺出劍如此快法,別說抵擋,連瞧也沒能瞧清楚,剛才如不是他手下容情,自己早就死於非命了。   但見丘處機來去如風,正和騎馬使刀那人相鬥,那使刀的也甚了得,一柄刀遮架砍劈,甚為威猛。再鬥一陣,郭楊兩人已看出丘處機存心與他纏鬥,捉空兒或出掌擊、或以劍刺,殺傷對方一人,用意似要把全部來敵一鼓殲滅,生怕傷了為頭之人,餘黨一哄而散,那就不易追殺了。   只過半頓飯時間,來敵已只賸下六七名。那使刀的知道不敵,一聲呼哨,雙腿一夾,撥轉馬頭就逃。丘處機左掌前探,已拉住他的馬尾,手上一用勁,身子倏地飛起,還未躍上馬背,一劍已從他後心插進,前胸穿出。丘處機拋下敵屍,勒韁控馬,四下兜截趕殺,只見鐵蹄翻飛,劍光閃爍,驚呼駭叫聲中,一個個屍首倒下,鮮血把白雪皚皚的大地片片染紅。   丘處機提劍四顧,惟見一匹匹空馬四散狂奔,再無一名敵人賸下,他哈哈大笑,向郭楊二人招手道:「殺得痛快嗎?」   郭楊二人開門出來,神色間驚魂未定。郭嘯天道:「道長,那是些甚麼人?」丘處機道:「你在他們身上搜搜。」   郭嘯天往那持刀人身上抄摸,掏出一件公文來,抽出來看時,卻是那裝狗叫的臨安府趙知府所發的密令,內稱大金國使者在臨安府坐索殺害王道乾的兇手,著令捕快會同大金國人員,剋日拿捕兇手歸案。郭嘯天正自看得憤怒,那邊楊鐵心也叫了起來,手裡拿著幾塊從屍身上撿出來的腰牌,上面刻著金國文字,卻原來這批黑衣人中,有好幾人竟是金兵。   郭嘯天道:「敵兵到咱們國境內任意逮人殺人,我大宋官府竟要聽他們使者的號令,那還成甚麼世界?」楊鐵心嘆道:「大宋皇帝既向金國稱臣,我文武百官還不都成了金人的奴才嗎?」丘處機恨恨的道:「出家人本應慈悲為懷,可是一見了害民奸賊、敵國仇寇,貧道竟是不能手下留情。」郭楊二人齊聲道:「殺得好,殺得好!」   小村中居民本少,天寒大雪,更是無人外出,就算有人瞧見,也早逃回家去閉戶不出,誰敢過來察看詢問?楊鐵心取出鋤頭鐵鍬,三人把十餘具屍首埋入一個大坑之中。   ※※※   包惜弱拿了掃帚掃除雪上血跡,掃了一會,突覺血腥之氣直衝胸臆,眼前一陣金星亂冒,呀的一聲,坐倒在雪地之中。楊鐵心吃了一驚,忙搶過扶起,連聲問道:「怎麼?」包惜弱閉目不答。楊鐵心見她臉如白紙,手足冰冷,心裡十分驚惶。   丘處機過來拿住包惜弱右手手腕,一搭脈搏,大聲笑道:「恭喜,恭喜!」楊鐵心愕然道:「甚麼?」這時包惜弱「嚶」了一聲,醒了過來,見三個男人站在身周,不禁害羞,忙回進屋內。   丘處機微笑道:「尊夫人有喜啦!」楊鐵心喜道:「當真?」丘處機笑道:「貧道平生所學,稍足自慰的只有三件。第一是醫道,煉丹不成,於藥石倒因此所知不少。第二是做幾首歪詩,第三才是這幾手三腳貓的武藝。」郭嘯天道:「道長這般驚人的武功若是三腳貓,我兄弟倆只好說是獨腳老鼠了!」三人一面說笑,一面掩埋屍首。掩埋完畢後入屋重整杯盤。丘處機今日一舉殺了不少金人,大暢心懷,意興甚豪。   楊鐵心想到妻子有了身孕,笑吟吟的合不攏口來,心想:「這位道長會做詩,那是文武雙全了。」說道:「郭大嫂也懷了孩子,就煩道長給取兩個名字好麼?」丘處機微一沉吟,說道:「郭大哥的孩子就叫郭靖,楊二哥的孩子叫作楊康,不論男女,都可用這兩個名字。」郭嘯天道:「好,道長的意思是叫他們不忘靖康之恥,要記得二帝被虜之辱。」   丘處機道:「正是!」伸手入懷,摸出兩柄短劍來,放在桌上。這對劍長短形狀完全相同,都是綠皮鞘、金吞口、烏木的劍柄。他拿起楊鐵心的那柄匕首,在一把短劍的劍柄上刻了「郭靖」兩字,在另一把短劍上刻了「楊康」兩字。   郭楊二人見他運劍如飛,比常人寫字還要迅速,剛剛明白他的意思,丘處機已刻完了字,笑道:「客中沒帶甚麼東西,這對短劍,就留給兩個還沒出世的孩子吧。」郭楊兩人謝了接過,抽劍出鞘,只覺冷氣森森,劍刃鋒利之極。   丘處機道:「這對短劍是我無意之中得來的,雖然鋒銳,但劍刃短了,貧道不合使,將來孩子們倒可用來殺敵防身。十年之後,貧道如尚苟活人世,必當再來,傳授孩子們幾手功夫,如何?」郭楊二人大喜,連聲稱謝。丘處機道:「金人竊據北方,對百姓暴虐之極,其勢必不可久。兩位好自為之吧。」舉起酒杯,一飲而盡,開門走出。郭楊二人待要相留,卻見他邁步如飛,在雪地裡早已去得遠了。   郭嘯天嘆道:「高人俠士總是這樣來去飄忽,咱們今日雖有幸會見,想多討教一點,卻是無緣。」楊鐵心笑道:「大哥,道長今日殺得好痛快,也給咱們出了一口悶氣。」拿著短劍,拔出鞘來摩挲劍刃,忽道:「大哥,我有個傻主意,你瞧成不成?」   郭嘯天道:「怎麼?」楊鐵心道:「要是咱們的孩子都是男兒,那麼讓他們結為兄弟,倘若都是女兒,就結為姊妹……」郭嘯天搶著道:「若是一男一女,那就結為夫妻。」兩人雙手一握,哈哈大笑。   包惜弱從內堂出來,笑問:「甚麼事樂成這個樣子?」楊鐵心把剛才的話說了。包惜弱臉上一紅,心中也甚樂意。   楊鐵心道:「咱們先把這對短劍掉換了再說,就算是文定之禮。如是兄弟姊妹,咱們再換回來。要是小夫妻麼……」郭嘯天笑道:「那麼對不起得很,兩柄劍都到了做哥哥的家裡啦!」包惜弱笑道:「說不定都到做兄弟的家裡呢。」當下郭楊二人換過了短劍。其時指腹為婚,事屬尋常,兩個孩子未出娘胎,雙方父母往往已代他們定下了終身大事。   郭嘯天當下拿了短劍,喜孜孜的回家去告知妻子。李萍聽了也是歡喜。   ※※※   楊鐵心把玩短劍,自斟自飲,不覺大醉。包惜弱將丈夫扶上了床,收拾杯盤,見天色已晚,到後院去收雞入籠,待要去關後門,只見雪地裡點點血跡,橫過後門。她吃了一驚,心想:「原來這裡還有血跡沒打掃乾淨,要是給官府公差見到,豈不是天大一樁禍事?」忙拿了掃帚,出門掃雪。   那血跡直通到屋後林中,雪地上留著有人爬動的痕跡,包惜弱愈加起疑,跟著血跡走進松林,轉到一座古墳之後,只見地下有黑黝黝的一團物事。   包惜弱走近一看,赫然是具屍首,身穿黑衣,就是剛才來捉拿丘處機的人眾之一,想是他受傷之後,一時未死,爬到了這裡。她正待回去叫醒丈夫出來掩埋,忽然轉念:「別鬼使神差的,偏偏有人這時過來撞見。」鼓起勇氣,過去拉那屍首,想拉入草叢之中藏起,再去叫丈夫。不料她伸手一拉,那屍首忽然扭動,跟著一聲呻吟。   包惜弱這一下嚇得魂飛天外,只道是殭屍作怪,轉身要逃,可是雙腳就如釘在地上一般,再也動彈不得。隔了半晌,那屍首並不再動,她拿掃帚去輕輕碰觸一下,那屍首又呻吟了一下,聲音甚是微弱。她才知此人未死。定睛看時,見他背後肩頭中了一枝狼牙利箭,深入肉裡,箭枝上染滿了血污。天空雪花兀自不斷飄下,那人全身已罩上了薄薄一層白雪,只須過得半夜,便凍也凍死了。   她自幼便心地仁慈,只要見到受了傷的麻雀、田雞、甚至蟲豸螞蟻之類,必定帶回家來妥為餵養,直到傷癒,再放回田野,若是醫治不好,就會整天不樂,這脾氣大了仍舊不改,以致屋子裡養滿了諸般蟲蟻、小禽小獸。她父親是個屢試不第的村學究,按著她性子給她取個名字,叫作惜弱。紅梅村包家老公雞老母雞特多,原來包惜弱飼養雞雛之後,決不肯宰殺一隻,父母要吃,只有到市上另買,是以家裡每隻小雞都是得享天年,壽終正寢。她嫁到楊家以後,楊鐵心對這位如花似玉的妻子十分憐愛,事事順著她的性子,楊家的後院裡自然也是小鳥小獸的天下了。後來楊家的小雞小鴨也慢慢變成了大雞大鴨,只是她嫁來未久,家中尚未出現老雞老鴨,但大勢所趨,日後自必如此。   這時她見這人奄奄一息的伏在雪地之中,慈心登生,明知此人並非好人,但眼睜睜的見他痛死凍死,心下無論如何不忍。她微一沉吟,急奔回屋,要叫醒丈夫商量,無奈楊鐵心大醉沉睡,推他只是不動。   包惜弱心想,還是救了那人再說,當下撿出丈夫的止血散金創藥,拿了小刀碎布,在灶上提了半壺熱酒,又奔到墳後。那人仍是伏著不動。包惜弱扶他起來,把半壺熱酒給他慢慢灌入嘴裡。她自幼醫治小鳥小獸慣了的,對醫傷倒也有點兒門道,見這一箭射得極深,一拔出來只怕當時就要噴血斃命,但如不把箭拔出,終不可治,於是咬緊牙關,用鋒利小刀割開箭旁肌肉,拿住箭桿,奮力向外一提。那人慘叫一聲,暈死了過去,創口鮮血直噴,只射得包惜弱胸前衣襟上全是血點,那枝箭終於拔了出來。
  包惜弱心中突突亂跳,忙拿止血散按在創口,用布條緊緊紮住。過了一陣,那人悠悠醒來,可是疲弱無力,連哼都哼不出聲。   包惜弱嚇得手酸足軟,實在扶不動這個大男人,靈機一動,回家拿了塊門板,把那人拉到板上,然後在雪地上拖動門板,就像一輛雪車般將他拖回家中,將他安置在柴房之中。   她忙了半日,這時心神方定,換下污衣,洗淨手臉,從瓦罐中倒出一碗適才沒喝完的雞湯,一手拿了燭台,再到柴房去瞧那漢子。見那人呼吸細微,並未斷氣。包惜弱心中甚慰,把雞湯餵他。那人喝了半碗,忽然劇烈咳嗽起來。   包惜弱吃了一驚,舉起燭台一瞧,燭光下只見這人眉清目秀,鼻樑高聳,竟是個相貌俊美的青年男子。她臉上一熱,左手微顫,晃動了燭台,幾滴燭油滴在那人臉上。   那人睜開眼來,驀見一張芙蓉秀臉,雙頰暈紅,星眼如波,眼光中又是憐惜,又是羞澀,當前光景,宛在夢中,不禁看得呆了。   包惜弱低聲道:「好些了嗎?把這碗湯喝了吧。」那人伸手要接,但手上無力,險些把湯全倒在身上。包惜弱搶住湯碗,這時救人要緊,只得餵著他一口一口的喝了。   那人喝了雞湯後,眼中漸漸現出光采,凝望著她,顯是不勝感激。包惜弱倒給他瞧得有些不好意思了,拿了幾捆稻草給他蓋上,持燭回房。   這一晚再也睡不安穩,連做了幾個噩夢,忽見丈夫一槍把柴房中那人刺死,又見那人提刀殺了丈夫,卻來追逐自己,四面都是深淵,無處可以逃避,幾次都從夢中驚醒,嚇得身上都是冷汗。待得天明起身,丈夫早已下床,只見他拿著鐵槍,正用磨刀石磨礪槍頭,包惜弱想起夜來夢境,嚇了一跳,忙走去柴房,推開門來,一驚更甚,原來裡面只賸亂草一堆,那人已不知去向。   她奔到後院,只見後門虛掩,雪地裡赫然是一行有人連滾帶爬向西而去的痕跡。她望著那痕跡,不覺怔怔的出了神。過了良久,一陣寒風撲面吹來,忽覺腰酸骨軟,十分睏倦。回到前堂,楊鐵心已燒好了白粥,放在桌上,笑道:「你瞧,我燒的粥還不錯吧?」包惜弱知道丈夫因自己懷了身孕,是以特別體惜,一笑而坐,端起粥碗吃了起來。她想若把昨晚之事告知丈夫,他嫉惡如仇,定會趕去將那人刺死,豈不是救人沒救徹?當下絕口不提。   ※※※   忽忽臘盡春回,轉眼間過了數月,包惜弱腰圍漸粗,愈來愈感慵困,於那晚救人之事也漸漸淡忘了。   這日楊氏夫婦吃過晚飯,包惜弱在燈下給丈夫縫套新衫褲。楊鐵心打好了兩雙草鞋,把草鞋掛到牆上,記起日間耕田壞了犁頭,對包惜弱道:「犁頭損啦,明兒叫東村的張木兒加一斤半鐵,打一打。」包惜弱道:「好!」楊鐵心瞧著妻子,說道:「我衣衫夠穿啦!你身子弱,又有了孩子,好好兒多歇歇,別再給我做衣裳。」包惜弱轉過頭來一笑,卻不停針。楊鐵心走過去,輕輕拿起她針線。包惜弱這才伸了個懶腰,熄燈上床。   睡到午夜,包惜弱矇矓間忽聽丈夫陡然坐起身來,一驚而醒,只聽得遠處隱隱有馬蹄之聲,聽聲音是從西面東來,過得一陣,東邊也傳來了馬蹄聲,接著北面南面都有了蹄聲。包惜弱坐起身來,道:「怎麼四面都有了馬?」楊鐵心匆匆下床穿衣,片刻之間,四面蹄聲越來越近,村中犬兒都吠叫起來。楊鐵心道:「咱們給圍住啦!」包惜弱驚道:「幹甚麼呀?」楊鐵心道:「不知道。」把丘處機所贈短劍遞給妻子,道:「你拿著防身!」從牆上摘下一桿鐵槍,握在手裡。   這時東南西北人聲馬嘶,已亂成一片,楊鐵心推開窗子外望,只見大隊兵馬已把村子團團圍住,眾兵丁手裡高舉火把,七八名武將騎在馬上往來奔馳。   只聽得眾兵丁齊聲叫喊:「捉拿反賊,莫讓反賊逃了!」楊鐵心尋思:「是來捉拿曲三麼?這幾日卻不見他在村裡,幸好他不在,否則的話,他武功再強,也敵不過這許多兵馬。」忽聽一名武將高聲叫道:「郭嘯天、楊鐵心兩名反賊,快快出來受縛納命。」   楊鐵心大吃一驚,包惜弱更是嚇得臉色蒼白。楊鐵心低聲道:「官家不知為了何事,竟來誣害良民。跟官府是辯不清楚的,咱們只好逃命。你別慌,憑我這桿槍,定能保你衝出重圍。」他一身武藝,又是在江湖上闖蕩過的,這時臨危不亂,掛上箭袋,握住妻子右手。   包惜弱道:「我來收拾東西。」楊鐵心道:「還收拾甚麼?統通不要了。」包惜弱心中一酸,垂下淚來,顫聲道:「我們這家呢?」楊鐵心道:「咱們只要留得性命,我和你自可在別地重整家園。」包惜弱道:「這些小雞小貓呢?」楊鐵心嘆道:「傻孩子,還顧得到牠們麼?」頓了一頓,安慰她道:「官兵又怎會跟你的小雞小貓兒為難。」   一言方畢,窗外火光閃耀,眾兵已點燃了兩間草房,又有兩名兵丁高舉火把來燒楊家屋簷,口中大叫:「郭嘯天、楊鐵心兩個反賊再不出來,便把牛家村燒成了白地。」   楊鐵心怒氣填膺,開門走出,大聲喝道:「我就是楊鐵心!你們幹甚麼?」兩名兵丁嚇了一跳,丟下火把轉身退開。   火光中一名武官拍馬走近,叫道:「好,你是楊鐵心,跟我見官去。拿下了!」四五名兵丁一擁而上。���鐵心倒轉槍來,一招「白虹經天」,把三名兵丁掃倒在地,又是一招「春雷震怒」,槍柄挑起一兵,摜入了人堆,喝道:「要拿人,先得說說我又犯了甚麼罪。」   那武官罵道:「大膽反賊,竟敢拒捕!」他口中叫罵,但也畏懼對方武勇,不敢逼近。他身後另一名武官叫道:「好好跟老爺過堂去,免得加重罪名。有公文在此。」楊鐵心道:「拿來我看!」那武官道:「還有一名郭犯呢?」   郭嘯天從窗口探出半身,彎弓搭箭,喝道:「郭嘯天在這裡。」箭頭對準了他。   那武官心頭髮毛,只覺背脊上一陣陣的涼氣,叫道:「你把箭放下,我讀公文給你們聽。」郭嘯天厲聲道:「快讀!」把弓扯得更滿了。那武官無奈,拿起公文大聲讀道:「臨安府牛家村村民郭嘯天、楊鐵心二犯,勾結巨寇,圖謀不軌,著即拿問,嚴審法辦。」郭嘯天道:「甚麼衙門的公文?」那武官道:「是韓相爺的手諭。」   郭楊二人都是一驚,均想:「甚麼事這樣厲害,竟要韓侂冑親下手諭?難道丘道長殺死官差的事發了?」郭嘯天道:「誰是首告?有甚麼憑據?」那武官道:「我們只管拿人,你們到府堂上自己分辯去。」楊鐵心叫道:「韓丞相專害無辜好人,誰不知道?我們可不上這個當。」領隊的武官叫道:「抗命拒捕,罪加一等。」   楊鐵心轉頭對妻子道:「你快多穿件衣服,我奪他的馬給你。待我先射倒將官,兵卒自然亂了。」弦聲響處,箭發流星,正中那武官右肩。那武官啊喲一聲,撞下馬來,眾兵丁齊聲發喊,另一名武官叫道:「拿反賊啊!」眾兵丁紛紛衝來。郭楊二人箭如連珠,轉瞬間射倒六七名兵丁,但官兵勢眾,在武官督率下衝到兩家門前。   楊鐵心大喝一聲,疾衝出門,鐵槍起處,官兵驚呼倒退。他縱到一個騎白馬的武官身旁,挺槍刺去,那武官舉槍擋架。豈知楊家槍法變化靈動,他槍桿下沉,那武官腿上早著。楊鐵心舉槍���起,那武官一個觔鬥倒翻下馬。   楊鐵心槍桿在地下一撐,飛身躍上馬背,雙腿一夾,那馬一聲長嘶,於火光中向屋門奔去。楊鐵心挺槍刺倒門邊一名兵丁,俯身伸臂,把包惜弱抱上馬背,高聲叫道:「大哥,跟著我來!」郭嘯天舞動雙戟,保護著妻子李萍,從人叢中衝殺出來。官兵見二人勢兇,攔阻不住,紛紛放箭。   楊鐵心縱馬奔到李萍身旁,叫道:「大嫂,快上馬!」說著一躍下馬。李萍急道:「使不得。」楊鐵心那裡理她,一把將她攔腰抱起,放上馬背。義兄弟兩人跟在馬後,且戰且走,落荒而逃。   走不多時,突然前面喊聲大作,又是一彪軍馬衝殺過來。郭楊二人暗暗叫苦,待要覓路奔逃,前面羽箭颼颼射來。包惜弱叫了一聲:「啊喲!」坐騎中箭跪地,把馬背上兩個女子都拋下馬來。楊鐵心道:「大哥,你護著她們,我再去搶馬!」說著提槍往人叢中衝殺過去。十餘名官兵排成一列,手挺長矛對準了楊鐵心,齊聲吶喊。   郭嘯天眼見官兵勢大,心想:「憑我兄弟二人,逃命不難,但前後有敵,妻子是無論如何救不出了。我們又沒犯法,與其白白在這裡送命,不如上臨安府分辯去。上次丘處機道長殺了官兵和金兵,可沒放走了一個,死無對證,諒官府也不能定我們的罪。再說,那些官差、金兵又不是我們兄弟殺的。」當下縱聲叫道:「兄弟,別殺了,咱們就跟他們去!」楊鐵心一呆,拖槍回來。   帶隊的軍官下令停箭,命兵士四下圍住,叫道:「拋下兵器弓箭,饒你們不死。」   楊鐵心道:「大哥,別中了他們的奸計。」郭嘯天搖搖頭,把雙戟往地下一拋。楊鐵心見愛妻嚇得花容失色,心下不忍,嘆了一口氣,也把鐵槍和弓箭擲在地下。郭楊二人的兵器剛一離手,十餘枝長矛的矛頭立刻刺到了四人的身旁。八名士兵走將過來,兩個服侍一個,將四人反手縛住。   楊鐵心嘿嘿冷笑,昂頭不理。帶隊的軍官舉起馬鞭,刷的一鞭,擊在楊鐵心臉上,罵道:「大膽反賊,當真不怕死嗎?」這一鞭只打得他自額至頸,長長一條血痕。楊鐵心怒道:「好,你叫甚麼名字?」那軍官怒氣更熾,鞭子如雨而下,叫道:「老爺行不改姓,坐不改名,姓段名天德,上天有好生之德的天德。記住了麼?你到閻王老子那裡去告狀吧。」楊鐵心毫不退避,圓睜雙眼,凝視著他。段天德喝道:「老爺額頭有刀疤,臉上有青記,都記住了!」說著又是一鞭。   包惜弱見丈夫如此受苦,哭叫:「他是好人,又沒做壞事。你……你幹麼要這樣打人呀?你……你怎麼不講道理?」   楊鐵心一口唾沫,呸的一聲,正吐在段天德臉上。段天德大怒,拔出腰刀,叫道:「先斃了你這反賊!」舉刀摟頭砍將下來。楊鐵心向旁閃過,身旁兩名士兵長矛前挺,抵住他的兩脅。段天德又是一刀,楊鐵心無處可避,只得向後急縮。那段天德倒也有幾分武功,一刀不中,隨即向前一送,他使的是柄鋸齒刀,這一下便在楊鐵心左肩上鋸了一道口子,接著第二刀又劈將下來。   郭嘯天見義弟性命危殆,忽地縱起,飛腳往段天德面門踢去。段天德吃了一驚,收刀招架。郭嘯天雖然雙手被縛,腿上功夫仍是了得,身子未落,左足收轉,右足飛出,正踢在段天德腰裡。   段天德劇痛之下,怒不可遏,叫道:「亂槍戳死了!上頭吩咐了的,反賊若是拒捕,格殺勿論。」眾兵舉矛齊刺。郭嘯天接連踢倒兩兵,終是雙手被縛,轉動不靈,身子閃讓長矛,段天德自後趕上,手起刀落,把他一隻右膀斜斜砍了下來。   楊鐵心正自力掙雙手,急切無法脫縛,突見義兄受傷倒地,心中急痛之下,不知從那裡忽然生出來一股巨力,大喝一聲,繩索繃斷,揮拳打倒一名兵士,搶過一柄長矛,展開了楊家槍法,這時候一夫拚命,萬夫莫當。長矛起處,登時搠翻兩名官兵。段天德見勢頭不好,先自退開。楊鐵心初時尚有顧忌,不敢殺死官兵,這時一切都豁出去了,東挑西打,頃刻間又戳死數兵。眾官兵見他兇猛,心下都怯了,發一聲喊,四下逃散。   楊鐵心也不追趕,扶起義兄,只見他斷臂處血流如泉湧,全身已成了一個血人,不禁垂下淚來。郭嘯天咬緊牙關,叫道:「兄弟,別管我……快,快走!」楊鐵心道:「我去搶馬,拚死救你出去。」郭嘯天道:「不……不……」暈了過去。   楊鐵心脫下衣服,要給他裹傷,但段天德這一刀將他連肩帶胸的砍下,創口占了半個身子,竟是無法包紮。郭嘯天悠悠醒來,叫道:「兄弟,你去救你弟婦與你嫂子,我……我是……不成了……」說著氣絕而死。   楊鐵心和他情逾骨肉,見他慘死,滿腔悲憤,腦海中一閃,便想到了兩人結義時的那句誓言:「但願同年同月同日死。」抬頭四望,自己妻子和郭大嫂在混亂中都已不知去向。他大聲叫道:「大哥,我去給你報仇!」挺矛向官兵隊裡衝去。   官兵這時又已列成隊伍,段天德傳下號令,箭如飛蝗般射來。楊鐵心渾不在意,撥箭疾衝。一名武官手揮大刀,當頭猛砍,楊鐵心身子一矮,突然鑽到馬腹之下。那武官一刀砍空,正待回馬,後心已被一矛刺進。楊鐵心擲開屍首,跳上馬背,舞動長矛。眾官兵那敢接戰,四下奔逃。   他趕了一陣,只見一名武官抱著一個女子,騎在馬上疾馳。楊鐵心飛身下馬,橫矛桿打倒一名兵士,在他手中搶過弓箭,火光中看準那武官坐騎,颼的一箭射去,正中馬臀,馬腿前跪,馬上兩人滾了下來。楊鐵心再是一箭,射死了武官,搶將過去,只見那女子在地下掙紮著坐起身來,正是自己妻子。
  包惜弱乍見丈夫,又驚又喜,撲到了他懷裡。楊鐵心問道:「大嫂呢?」包惜弱道:「在前面,給……給官兵捉去啦!」楊鐵心道:「你在這裡等著,我去救她。」包惜弱驚道:「後面又有官兵追來啦!」   楊鐵心回過頭來,果見一隊官兵手舉火把趕來。楊鐵心咬牙道:「大哥已死,我無論如何要救大嫂出來,保全郭家的骨血。要是天可憐見,你我將來還有相見之日。」包惜弱緊緊摟住丈夫脖子,死不放手,哭道:「咱們永遠不能分離,你說過的,咱們就是要死,也死在一塊!是麼?你說過的。」   楊鐵心心中一酸,抱住妻子親了親,硬起心腸拉脫她雙手,挺矛往前急追,奔出數十步回頭一望,只見妻子哭倒在塵埃之中,後面官兵已趕到她身旁。   楊鐵心伸袖子一抹臉上的淚水、汗水、血水,把生死置之度外,一心只想救出李氏,為義兄保全後代,趕了一陣,又奪到了一匹馬,抓住一名官兵喝問,得知李氏正在前面。   他縱馬疾馳,忽聽得道旁樹林一個女人聲音大叫大嚷,急忙兜轉馬頭,衝入林中,只見李氏雙手已自脫縛,正和兩名兵士廝打。她是農家女子,身子壯健,雖然不會武藝,但這時拚命蠻打,自有一股剛勇,那兩名兵士又笑又罵,一時卻也奈何她不得。楊鐵心更不打話,衝上去一矛一個,戳死了兩兵,把李氏扶上坐騎,兩人同乘,回馬再去找尋妻子。   奔到與包氏分手的地方,卻已無人。此時天色微明,他下馬察看,只見地下馬蹄雜沓,尚有人身拖曳的痕跡,想是妻子又給官兵擄去了。   楊鐵心急躍上馬,雙足在馬腹上亂踢,那馬受痛,騰身飛馳。趕得正急間,忽然道旁號角聲響,衝出十餘名黑衣武士。當先一人舉起狼牙棒往他頭頂猛砸下來。楊鐵心舉矛格開,還了一矛。那人回棒橫掃,棒法奇特,似非中原武術所使家數。   楊鐵心以前與郭嘯天談論武藝,知道當年梁山泊好漢中有一位霹靂火秦明,狼牙棒法天下無雙,但除他之外,武林豪傑使這兵刃的向來極少,因狼牙棒份量沉重,若非有極大膂力不易運用自如。只有金兵將官卻甚喜用,以金人生長遼東苦寒之地,身強力大,兵器沉重,則陣上多佔便宜。當年金兵入寇,以狼牙棒砸擊大宋軍民。眾百姓氣憤之餘,忽然說起笑話來。某甲道:「金兵有甚麼可怕,他們有一物,咱們自有一物抵擋。」某乙道:「金兵有金兀朮。」甲道:「咱們有韓少保。」乙道:「金兵有枴子馬。」甲道:「咱們有麻札刀。」乙道:「金兵有狼牙棒。」甲道:「咱們有天靈蓋。」那天靈蓋是頭頂的腦門,金兵狼牙棒打來,大宋百姓只好用天靈蓋去抵擋,笑謔之中實含無限悲憤。   這時楊鐵心和那使狼牙棒的鬥了數合,想起以前和郭嘯天的談論,越來越是疑心,瞧這人棒法招術,明明是金兵將官,怎地忽然在此現身?又鬥數合,槍招加快,挺矛把那人刺於馬下。餘眾大驚,發喊逃散。   楊鐵心轉頭去看騎在身後的李氏,要瞧她在戰鬥之中有無受傷,突然間樹叢中射出一枝冷箭,楊鐵心不及閃避,這一箭直透後心。李氏大驚,叫道:「叔叔,箭!箭!」楊鐵心心中一涼:「不料我今日死在這裡!但我死前先得把賊兵殺散,好讓大嫂逃生。」當下搖矛狂呼,往人多處直衝過去,但背上箭傷創痛,眼前一團漆黑,昏暈在馬背之上。   ※※※   當時包惜弱被丈夫推開,心中痛如刀割,轉眼間官兵追了上來,待要閃躲,早被幾名士兵擁上一匹坐騎。一個武官舉起火把,向她臉上仔細打量了一會,點點頭,說道:「瞧不出那兩個蠻子倒有點本事,傷了咱們不少兄弟。」另一名武官笑道:「現下總算大功告成,這趟辛苦,每人總有十幾兩銀子賞賜罷。」那武官道:「哼,只盼上頭少剋扣些。」轉頭對號手道:「收隊罷!」那號兵舉起號角,嗚嗚嗚的吹了起來。   包惜弱吞聲飲泣,心中只是掛念丈夫,不知他性命如何。這時天色已明,路上漸有行人,百姓見到官兵隊伍,都遠遠躲了開去。包惜弱起初擔心官兵無禮,那知眾武官居然言語舉止之間頗為客氣,這才稍稍放心。   行不數里,忽然前面喊聲大振,十餘名黑衣人手執兵刃,從道旁衝殺出來,當先一人喝道:「無恥官兵,殘害良民,統通下馬納命。」帶隊的武官大怒,喝道:「何方大膽匪徒,在京畿之地作亂?快滾開些!」一眾黑衣人更不打話,衝入官兵隊裡,雙方混戰起來。官兵雖然人多,但黑衣人個個武藝精熟,一時之間殺得不分勝負。   包惜弱暗暗歡喜,心想:「莫不是鐵哥的朋友們得到訊息,前來相救?」混戰中一箭飛來,正中包惜弱坐騎的後臀,那馬負痛,縱蹄向北疾馳。   包惜弱大驚,雙臂摟住馬頸,只怕掉下馬來。只聽後面蹄聲急促,一騎馬追來。轉眼間一匹黑馬從身旁掠過,馬上乘客手持長索,在空中轉了幾圈,呼的一聲,長索飛出,索上繩圈套住了包惜弱的坐騎,兩騎馬並肩而馳。那人漸漸收短繩索,兩騎馬奔跑也緩慢了下來,再跑數十步,那人呼哨一聲,他所乘黑馬收腳站住。包惜弱的坐騎被黑馬一帶,無法向前,一聲長嘶,前足提起,人立起來。   包惜弱勞頓了大半夜,又是驚恐,又是傷心,這時再也拉不住韁,雙手一鬆,跌下馬來,暈了過去。   昏睡中也不知過了多少時候,等到悠悠醒轉,只覺似是睡在柔軟的床上,又覺身上似蓋了棉被,很是溫暖,她睜開眼睛,首先入眼的是青花布帳的帳頂,原來果是睡在床上。她側頭望時,見床前桌上點著油燈,似有個黑衣男子坐在床沿。   那人聽得她翻身,忙站起身來,輕輕揭開了帳子,低聲問道:「睡醒了嗎?」包惜弱神智尚未全復,只覺這人依稀似曾相識。那人伸手在她額頭一摸,輕聲道:「燒得好燙手,醫生快來啦。」包惜弱迷迷糊糊的重又入睡。   過了一會,似覺有醫生給她把脈診視,又有人餵她喝藥。她只是昏睡,夢中突然驚醒大叫:「鐵哥,鐵哥!」隨覺有人輕拍她肩膀,低語撫慰。   她再次醒來時已是白天,忍不住出聲呻吟。一個人走近前來,揭開帳子。這時面面相對,包惜弱看得分明,不覺吃了一驚,這人面目清秀,嘴角含笑,正是幾個月前她在雪地裡所救的那個垂死少年。   包惜弱道:「這是甚麼地方,我當家的呢?」那少年搖搖手,示意不可作聲,低聲道:「外邊官兵追捕很緊,咱們現下是借住在一家鄉農家裡。小人斗膽,謊稱是娘子的丈夫,娘子可別露了形跡。」包惜弱臉一紅,點了點頭,又問:「我當家的呢?」那人道:「娘子身子虛弱,待大好之後,小人再慢慢告知。」   包惜弱大驚,聽他語氣,似乎丈夫已遭不測,雙手緊緊抓住被角,顫聲道:「他……他……怎麼了?」那人只是不說,道:「娘子這時心急也是無益,身子要緊。」包惜弱道:「他……他可是死了?」那人滿臉無可奈何之狀,點了點頭,道:「楊爺不幸,給賊官兵害死了。」說著只是搖頭嘆息。包惜弱傷痛攻心,暈了過去,良久醒轉,放聲大哭。   那人細聲安慰。包惜弱抽抽噎噎的道:「他……他怎麼去世的?」那人道:「楊爺可是二十來歲年紀,身長膀闊,手使一柄長矛的麼?」包惜弱道:「正是。」那人道:「我今日一早見到他和官兵相鬥,殺了好幾個人,可惜……唉,可惜一名武官偷偷繞到他身後,一槍刺進了他背脊。」   包惜弱夫妻情重,又暈了過去,這一日水米不進,決意要絕食殉夫。那人也不相強,整日只是斯斯文文的和她說話解悶。包惜弱到後來有些過意不去了,問道:「相公高姓大名?怎會知道我有難而來打救?」那人道:「小人姓顏,名烈,昨天和幾個朋友經過這裡,正遇到官兵逞兇害人。小人路見不平,出手相救,不料老天爺有眼,所救的竟是我的大恩人,也真是天緣巧合了。」   包惜弱聽到「天緣巧合」四字,臉上一紅,轉身向裡,不再理他,心下琢磨,忽然起了疑竇,轉身問道:「你和官兵本來是一路的?」顏烈道:「怎……怎麼?」包惜弱道:「那日你不是和官兵同來捉拿那位道長、這才受傷的嗎?」顏烈道:「那日也真是冤枉。小人從北邊來,要去臨安府,路過貴村,那知道無端端一箭射來,中了肩背。如不是娘子大恩相救,真是死得不明不白。到底他們要捉甚麼道士呀?道士捉鬼,官兵卻捉道士,真是一塌胡塗。」說著笑了起來。   包惜弱道:「啊,原來你是路過,不是他們一夥。我還道你也是來捉那道長的,那天還真不想救你呢。」當下便述說官兵怎樣前來捉拿丘處機,他又怎樣殺散官兵。   包惜弱說了一會,卻見他怔怔的瞧著自己,臉上神色痴痴迷迷,似乎心神不屬,當即住口。顏烈一驚,陪笑道:「對不住。我在想咱們怎樣逃出去,可別再讓官兵捉到。」   包惜弱哭道:「我……我丈夫既已過世,我還活著幹甚麼?你一個人走吧。」顏烈正色道:「娘子,官人為賊兵所害,含冤莫白,你不設法為他報仇,卻只是一意尋死。官人生前是英雄豪傑之士,他在九泉之下,只怕也不能瞑目罷?」   包惜弱道:「我一個弱女子,又怎有報仇的能耐?」顏烈義憤於色,昂然道:「娘子要報殺夫之仇,這件事著落在小人身上。你可知道仇人是誰?」包惜弱想了一下,說道:「統率官兵的將官名叫段天德,他額頭有個刀疤,臉上有塊青記。」顏烈道:「既有姓名,又有記認,他就是逃到了天涯海角,也非報此仇不可。」他出房去端來一碗稀粥,碗裡有個剝開了的鹹蛋,說道:「你不愛惜身子,怎麼報仇呀?」包惜弱心想有理,接過碗來慢慢吃了。   次日早晨,包惜弱整衣下床,對鏡梳好了頭髻,找到一塊白布,剪了朵白花插在鬢邊,替丈夫帶孝,但見鏡中紅顏如花,夫妻倆卻已人鬼殊途,悲從中來,又伏桌痛哭起來。   顏烈從外面進來,待她哭聲稍停,柔聲道:「外面道上官兵都已退了,咱們走吧。」包惜弱隨他出屋。顏烈摸出一錠銀子給了屋主,把兩匹馬牽了過來。包惜弱所乘的馬本來中了一箭,這時顏烈已把箭創裹好。   包惜弱道:「到那裡去呀?」顏烈使個眼色,要她在人前不可多問,扶她上馬,兩人並轡向北。走出十餘裡,包惜弱又問:「你帶我到那裡去?」顏烈道:「咱們先找個隱僻的所在住下,避一避風頭。待官家追拿得鬆了,小人再去找尋官人的屍首,好好替他安葬,然後找到段天德那個奸賊,殺了替官人報仇。」   包惜弱性格柔和,自己本少主意,何況大難之餘,孤苦無依,聽他想得周到,心中好生感激,道:「顏相公,我……我怎生報答你才好?」顏烈凜然道:「我性命是娘子所救,小人這一生供娘子驅使,就是粉身碎骨,赴湯蹈火,那也是應該的。」包惜弱道:「只盼儘快殺了那大壞人段天德,給鐵哥報了大仇,我這就從他於地下。」想到這裡,又垂下淚來。   兩人行了一日,晚上在長安鎮上投店歇宿。顏烈自稱夫婦二人,要了一間房。包惜弱心中惴惴不安,吃晚飯時一聲不作,暗自撫摸丘處機所贈的那柄短劍,心中打定了主意:「要是他稍有無禮,我就一劍自殺。」   顏烈命店伴拿了兩捆稻草入房,等店伴出去,閂上了房門,把稻草鋪在地下,自己倒在稻草之中,身上蓋了一張氈毯,對包惜弱道:「娘子請安睡吧!」說著閉上了眼。   包惜弱的心怦怦亂跳,想起故世的丈夫,真是柔腸寸斷,呆呆的坐了大半個時辰,長長嘆了口氣,也不熄滅燭火,手中緊握短劍,和衣倒在床上。   次日包惜弱起身時,顏烈已收拾好馬具,命店伴安排了早點。包惜弱暗暗感激他是至誠君子,防範之心登時消了大半。待用早點時,見是一碟雞炒乾絲,一碟火腿,一碟臘腸,一碟燻魚,另有一小鍋清香撲鼻的香梗米粥。她出生於小康之家,自歸楊門,以務農為生,平日吃早飯只是幾根鹹菜,半個鹹蛋,除了過年過節、喜慶宴會之外,那裡吃過這樣考究的飲食?食用之時,心裡頗不自安。   待得吃完,店伴送來一個包裹。這時顏烈已走出房去,包惜弱問道:「這是甚麼?」店伴道:「相公今日一早出去買來的,是娘子的替換衣服,相公說,請娘子換了上道。」說罷放下包裹,走出房去。包惜弱打開包裹一看,不覺呆了,只見是一套全身縞素的衣裙,白鞋白襪固然一應俱全,連內衣、小襖以及羅帕、汗巾等等也都齊備,心道:「難為他一個少年男子,怎地想得如此周到?」換上內衣之時,想到是顏烈親手所買,不由得滿臉紅暈。她半夜倉卒離家,衣衫本已不整,再加上一夜的糾纏奔波,更是滿身破損塵污,待得裡外一新,精神也不覺為之一振。待得顏烈回房,見他身上也已換得光鮮煥然。   兩人縱馬上道,有時一前一後,有時並轡而行。這時正是江南春意濃極的時光,道旁垂柳拂肩,花氣醉人,田中禾苗一片新綠。
  顏烈為了要她寬懷減愁,不時跟她東談西扯。包惜弱的父親是個小鎮上的不第學究,丈夫和義兄郭嘯天都是粗豪漢子,她一生之中,實是從未遇到過如此吐屬俊雅、才識博洽的男子,但覺他一言一語無不含意雋妙,心中暗暗稱奇。只是眼見一路北去,離臨安越來越遠,他卻絕口不提如何為己報仇,更不提安葬丈夫,忍不住道:「顏相公,我夫君的屍身,不知落在那裡?」   顏烈道:「非是小人不肯去尋訪尊夫屍首,為他安葬,實因前日救娘子時殺了官兵,眼下正是風急火旺的當口,我只要在臨安左近一現身,非遭官兵的毒手不可。眼下官府到處追拿娘子,說道尊夫殺官造反,罪大惡極,拿到他的家屬,男的斬首,女的充作官妓。小人死不足惜,但若娘子無人保護,給官兵逮了去,遭遇必定極慘。小人身在黃泉之下,也要傷心含恨了。」包惜弱聽他說得誠懇,點了點頭。顏烈道:「我仔細想過,眼下最要緊的,是為尊夫收屍安葬。咱們到了嘉興,我便取出銀子,託人到臨安去妥為辦理。倘若娘子定要我親自去辦這才放心,那麼在嘉興安頓好娘子之後,小人冒險前往便了。」包惜弱心想要他幹冒大險,於理不合,說道:「相公如能找到妥當可靠的人去辦,那也是一樣的。」又道:「我丈夫有個姓郭的義兄,同時遭難,敢煩相公一併為他安葬,我……我……」說著垂下淚來。   顏烈道:「此事容易,娘子放心便是。倒是報仇之事,段天德那賊子是朝廷武將,要殺他著實不易,此刻他又防備得緊,只有慢慢的等候機會。」包惜弱只想殺了仇人之後,便自殺殉夫。顏烈這番話雖然句句都是實情,卻不知要等到何年何日,心下一急,哭出聲來,抽抽噎噎的道:「我也不想要報甚麼仇了。我當家的如此英雄,尚且被害,我……我一個弱女子,又……又有甚麼能耐?我一死殉夫便是。」   顏烈沉吟半晌,似也十分為難,終於說道:「娘子,你信得過我嗎?」包惜弱點了點頭。顏烈道:「眼下咱們只有去北方,方能躲避官兵的追捕。大宋官兵不能追到北邊去捉人。咱們只要過得長江,就沒多大危險了。待事情冷下來之後,咱們再南下報仇雪恨。娘子放心寬懷,官人的血海沉冤,自有小人一力承擔。」   包惜弱大為躊躇:自己家破人亡,舉目無親,如不跟隨他去,孤身一個弱女子又到那裡去安身立命?那晚親眼見到官兵殺人放火的兇狠模樣,若是落入了他們手中,被充作官妓,那真是求生不能、求死不得了。但此人非親非故,自己是個守節寡婦,如何可隨一個青年男子同行?此刻若是舉刃自刎,此人必定阻攔。只覺去路茫茫,來日大難,思前想後,真是柔腸百轉。她連日悲傷哭泣,這時卻連眼淚也幾乎流乾了。   顏烈道:「娘子如覺小人的籌劃不妥,但請吩咐,小人無有不遵。」包惜弱見他十分遷就,心中反覺過意不去,除非此時自己立時死了,一了百了,否則實在也無他法,無可奈何之下,只得低頭道:「你瞧著辦吧。」   顏烈大喜,說道:「娘子的活命大德,小人終身不敢忘記,娘子……」包惜弱道:「這事以後別再提啦。」顏烈道:「是,是。」   當晚兩人在硤石鎮一家客店中宿歇,仍是同處一室。自從包惜弱答允同去北方之後,顏烈的言談舉止,已不如先前拘謹,時時流露出喜不自勝之情。包惜弱隱隱覺得有些不妥,只是見他並無絲毫越禮,心想他不過是感恩圖報,料來不致有何異心。   次日中午,兩人到了嘉興。那是浙西大城,絲米集散之地,自來就十分繁盛,宋室南渡之後,嘉興地近京師,市況就更熱鬧。   顏烈道:「咱們找一家客店歇歇吧。」包惜弱一直在害怕官兵追來,道:「天色尚早,還可趕道呢。」顏烈道:「這裡的店舖不錯,娘子衣服舊了,得買幾套來替換。」包惜弱一呆,道:「這不是昨天才買的嗎?怎麼就舊了?」顏烈道:「道上塵多,衣服穿一兩天就不光鮮啦。再說,像娘子這般容色,豈可不穿世上頂頂上等的衣衫?」   包惜弱聽他誇獎自己容貌,內心竊喜,低頭道:「我是在熱喪之中……」顏烈忙道:「小人理會得。」包惜弱就不言語了。她容貌秀麗,但丈夫楊鐵心從來沒這般當面讚過,低下頭偷眼向顏烈瞧去,見他並無輕薄神色,一時心中栗六,也不知是喜是愁。   顏烈問了途人,逕去當地最大的「秀水客棧」投店。漱洗罷,顏烈與包惜弱一起吃了些點心,兩人相對坐在房中。包惜弱想要他另要一間客房,卻又不知如何啟齒才好,臉上一陣紅一陣白,心事重重。過了一會,顏烈道:「娘子請自寬便,小人出去買了物品就回。」包惜弱點了點頭,道:「相公可別太多花費了。」顏烈微笑道:「就可惜娘子在服喪,不能戴用珠寶,要多花錢也花不了。」
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eyes8honpo · 6 years
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四章 神々の黄昏
 桜の蕾は膨らんだまま、花開くことはなかった。  今年も随分と遅咲きなのだと、衣更が鼻をすすりながら教えてくれた。ほんの数分前の出来事だった。花粉症か。わざとらしく聞くと、ええ、今日は特に酷くて、目も鼻も、ぐしゃぐしゃです、と半笑いで返された。 「副会長、今まで、」 「衣更。もうそんな肩書きは、俺にはないぞ」  小さくしゃくりあげるような泣き声がして、俺は衣更の背に手のひらを添えた。随分と筋肉質な背中だった。それは表からは決して見ることが出来ない、衣更の努力の結晶だった。 「今まで、本当に、お世話になりました。蓮巳先輩」  思い返せば、衣更も俺にとっての“愛し子”というやつなのかもしれないな、などと、今さらのように思う。  初めて出来た後輩だった。  いつの間にか小間使いのように滑り込んできて、生徒会の雑用を文句も言わず小器用にこなし、気付けばその中核を担い、革命と板挟みになりながらも俺を思い遣るような、普通で、優しくて、少しばかり損な人間だった。  何を与えてやれたのかも分からない。  そればかりか踏みにじられてばかりだったろう。  なのに、今ここで流される涙が、感謝からくるものだというのだから、俺の成したことも無駄ではなかったのだと心から喜べる。  夢ノ咲を頼んだぞ。  どん、と背を叩きながら、想いを託す。はい、と返ってきた言葉は、力強かった。
 校庭へ出ると、在校生と卒業生がごったがえして写真を撮っているところだった。晴天を背景にして、まばらに薄紅を生む緑の木々が、完全な冬の終わりを告げていた。桜が咲くのはいつ頃だろう。去年はうんと遅かったが、例年通りなら入学式にはその儚い花弁を咲き誇らせているだろうか。  祝いの日には少し殺風景にも思えたが、その代わり、とでも言わんばかりに、退場の際に在校生から渡された大輪の花束が、そこかしこで瑞々しく香りを放っていた。去年のプログラムにはなかったことなので、予算は大丈夫だったのか、などと余計な心配をしてしまう。素直に感傷に浸ればいいものを、これも俺の悪癖のひとつだ。 「旦那ぁ!」  野太い声が遠くからあがり、周囲の後輩たちがすぐさま道���開けた。それが恐れや怯えからくる行動などでは決してないことは、傍目に見ても明らかだった。すまねえな、と大きな花束を頭上へ掲げながら、こちらへ向かって歩いてくる鬼龍を見るいくつもの眼差しは、憧れや尊敬の色を濃く滲ませていた。 「よう、卒業、おめでとさん」 「お前もな。日数が足りて何よりだ」 「はは、一瞬、ヒヤリとしちまったけどよ。これでも一応、三年生は皆勤賞だからな。……先生に言われたよ。あとほんの数日怠惰であれば、留年でしたでしょうね、ってな」  ばさり、と乱雑に花束を肩へと引っかけて、鬼龍が安堵の息をこぼす。 「ありがとな。俺を、こっち側に引っこ抜いてくれて」  二人分の花束が、むせ返るほどの香りを放って、息がつまった。 「……感謝をするのは俺の方だ」  礼など言われるようなことを、俺は一度たりともしたことがないと思っていた。全ては自分と、自分の分身ともいえる幼馴染のためだった。利用できるものはなんだって利用した。それで何をなくしても、自業自得だと思っていた。 「じゃあ、お互い様ってこったな」  カラリと笑った鬼龍が、左の拳をそっと向けてきた。ああ。枯れそうな声で頷いて、俺はそのごつごつとした指のふしに、己のそれを軽くぶつけた。今日という一日の中、初めてじんわりと目元に熱を感じた。本当に、いい戦友を得た。  お前の船出が明るいことを、俺は心から祈っている。  言葉にはしなかったが、鬼龍は合わせた指のふしを離す一瞬、何かを感じ取ったように目を細めて笑った。それで充分だと思った。 「……鬼龍。神崎をどこかで見ていないか」 「あぁ、あいつなら、生徒会の手伝いをしてるってよ。いつの世も人員不足だな、あそこは。友人のぴんちを放っては置けまい、つってよぉ。衣更たちと一緒に椅子の片付けとかしてるよ。ま、俺たちの場合は卒業の後も一個、仕事があるしな。別れの挨拶は、そこでもいいだろうよ」  そうだな。安心したように頷けば、旦那の過保護も直んねえのな、と軽口が飛んだ。返す言葉もなく黙ると、鬼龍の豪快な笑い声が、あたりいっぱいに響いた。 「あ、いたいた。お~い! 敬人く~ん!」  その目立つ笑い声が目印になったのだろうか。  遠くから呼ばれた気がして顔をあげると、頭上高く突き上げられた右手が俺に向かってぶんと振られていた。  貧弱そうに見えるのに、よく通る声だなと、初めて聞いた時から思っていた。  それと同時に、笑っているのに、全てが他人事だと言わんばかりの冷めた目が、ずっと気がかりだった。  すみません、すみません、と謝りながら人混みをかき分ける青葉の目は、今、ほんの少しでも柔らかくあるだろうか。 「おう、どうした。蓮巳のことでも撮りに来たか?」 「ああ、いえ。それが、夏目くんにこっぴどく叱られまして。こんな日まで他人事でいるんじゃない、そんなに暇だったら、迷惑かけた人間ひとりひとりに謝って回ったらどうなのーって。取り上げられちゃいました。ビデオカメラ」  あはは。  愉快そうに笑う青葉は、貰った花束もどこかへ置いてきたのか、空の両手をひらりと上へ向けた。その右頬は、ほんの少し赤くなっていた。大方、逆先に力一杯つままれた跡だろう。気持ちは痛いほど分かるが、あいつも相変わらず、本音を出すのが下手くそな奴だ。俺にそんなことを言われようものなら、大昔の武器を取り出して豆をぶつけてきそうなので、特に口を出さずに今日の日を迎えてしまった。 「あれっ? そのボタン、鬼龍くんがもらったんですか?」  突然話題を振られた鬼龍が、あ? と驚いたように声を漏らす。ボタンといえば、南雲が第二ボタンを貰っていったという話を、数週前にしたばかりだったが。 「それ、宗くんがものすごく気に入ってた、一点もののボタンなんですよ。贔屓のクリエイターが、手作りしてるものなんだとかで。何の衣装に使おうか~って、暇があるたび言ってたの、俺、覚えてます。まあ、暇なんて、そうそうないんですけどね、宗くんの場合」  聞いてもいないことをぺらぺらとよくしゃべる青葉は、ぽかんと固まった鬼龍の表情を全く気にしていなかった。よくよく見れば、なくなったはずの場所には、マーガレットをモチーフにしたような金古美のボタンがきちんと収まっていた。  あの野郎、と舌打ちをする鬼龍は、どこか焦ったように歯を噛みしめていて、俺はその姿の珍しさに少し笑った。つられたように、ふふ、と微笑んだ青葉に、そういえば、と我に返る。 「青葉、さっき俺を呼ばなかったか」 「お、おう、そうだぜ。撮影でもねえなら、逆先に言われた挨拶回りってやつか?」 「あっ、そうでした」  古めかしい動作でポンと手を打つと、青葉は相変わらず他人事のようにしれっと重要なことを言ってのけた。 「俺の用は、それとはまた別なんです。敬人くん、呼ばれてましたよ、英智くんに」
   ◆
 ごった返す人混みをかき分けて、もつれそうな足を動かし進む。途中、噴水の辺りから「どうした!? 緊急事態か!?」「『きんきゅうじたい』ですか~?」などと間の抜けた声を聞いた気がしたが、今、そんなスチャラカ軍団に返事をしている余裕はなかった。 「敬人! 遅いじゃないか敬人、ねえ、ちょっと頼まれてくれないかい?」  駆け付けたガーデンテラスで、いつもの特等席に座った英智は、俺をなじりながらも、随分と機嫌の良さそうな声を歌うように響かせた。 「卒業祝いにね、渉に贈りたいものがあるんだけれど」 「……贈りたいものというのは、そのちぐはぐな大量の花束か?」  ぱちくりと目を瞬かせた英智が、ほとんど体を覆い隠すほどの巨大な花の群れに目を落とす。花束を抱える腕さえも見えない始末で、俺の目から見えるのは花まみれになった英智の生首と、辛うじて見える細長い膝下だけだった。 「ふふ、これは可愛い可愛い桃李から、僕への個人的なプレゼント。花束をね、作りすぎちゃったんだって。あんまり愛らしすぎて、抱きしめてしまったよ。考えなしに全部を受け取ったら、見ての通りさ」 「阿呆、身動きが取れなくなるほどものを抱えるんじゃない。誰が世話を焼くと思っている、度し難い」 「えぇ~? 敬人にだけは言われたくないなぁ。こんな時期になるまで自由に動けなかった癖に」  俺の持つ花束の、何倍もの大きさ、何倍もの数のそれの奥から、英智の青い目がじっと俺を見つめる。 「俺は、特に不自由なくやってきたつもりだったが?」  ス、と眼鏡を直したのは、少しでも心のうちを見透かされないように――だろうか。 「どうだかね」  意地悪く目を細めた、性格のねじれ切った俺の幼馴染は、クスクスと笑ってから数秒、穏やかにその目を閉じた。 「さて、敬人の話はどうでもいいんだ。上を見てごらん。屋上に気球が見えるだろう? 見間違いでなければ、あれは先日僕が渉に贈ったものだ。頼むよ敬人」 「人をガーデンテラスまで呼びつけて、このうえ屋上まで走らせる気か?」 「君は両手いっぱいに花束を抱えた僕を屋上まで上がらせる気かい?」  分かり切ったやりとりのあと、俺が諦めたように息をつくのと、勝ち誇ったように英智が笑うのと、ほとんど同時だった。 「最後の我儘さ」  どうだかな。  頭の隅に浮かんだ捨て台詞を飲み込んで、俺はまた走り出した。
   ◆
 関わり合いになると面倒な噴水周辺を回避しようと裏手側へ回ると、茂みの中から何かが転がるように飛び出てきて、俺は思わず身を強張らせた。橙色の散切り頭。髪の所々に緑の葉を乗せ、右手に数枚の用紙を握ったそれは、見間違うことなく月永だった。 「あれ! ケイトだ! なあ、ケイトなら知ってるだろ、テンシのやつ、どこ行った?」  唖然とする俺をよそに、制服についた汚れをぱたぱたと払いながら、月永は立ち上がった。 「英智、なら……ガーデンテラスに居るが……」 「ガーデンテラス! りょーかい! 覚えたぞ! たぶん!」 「お、おい! 英智に何の用だ! 事と次第によっては――!」  そのまま今しがた俺が走ってきた道を駆けようとする月永に、大声で呼びかけると、月永はステージ上でターンを決めるようにくるりと美しく半回転して俺に満面の笑みを見せた。 「テンシにラブソングだ!」  じゃーなー!  右手に携えた紙束を頭上へ高々と掲げ、満足げに言うと、月永は猫のように走り去ってしまった。  ただただその背中を見送ることしか出来なかった間抜けな俺は、肩で息をしながら、しばらくぽかんと立ち止まってしまった。遠くの喧騒が、笑い声が、すすり泣く声が、ぼんやりと耳に響く。なんだったんだ、今のは。理解が追い付かないところへ、またひとつ、駆けてくる足音を聞いた。 「あっ、ちょっとぉ蓮巳ぃ!! 今あのアホがここを通ったでしょ!?」 「あ、ああ、アホ……というか月永なら、ガーデンテラスに……」 「あああっもう!! なぁんでそんな僻地まで行くかなぁ!! こんな日くらい大人しく後輩共に祝われてよねぇ!! あんなアホでもそこそこの人気者なんだからさぁ!!」 「……ふ、はは、お互い、最後まで苦労、するな……」  気の抜けたような笑いとともに、あぁ、と悲鳴を上げながら両膝に手をつくと、瀬名は少し目を見開いて、焦ったように俺の背に手を添えた。 「ちょ、ちょっと……そんなに息切らしてどうしちゃったわけ?」 「使いっぱしり、だ。さっき校庭から、ガーデンテラスまで呼び出されたかと思えば、今から屋上に行くことになった」 「はぁ~? あんたってさぁ、ほんっと……」  呆れたような瀬名は、途中で言葉を切って数秒黙ると、どこから取り出したのか一本のミネラルウォーターを俺に寄越した。 「それ。まだ、開けてないから」 「……いいのか」 「なんていうか……ちょっと、他人事じゃないからねぇ。……あんたの呆れたお人好し具合にはさぁ、こんな程度の報いくらい、あってもいいでしょ」  じゃあね。  小走りに、月永が駆けていった道をなぞるように遠ざかる瀬名の、その力強い足取りに、俺はゆっくりと上体を起こした。  あいつらの旗は、どうなるのだろう。  ようやく五人でまとまったかと思えば、あっという間に世代は次へと移っていく。字面だけ見れば、なんとも虚しい。だが瀬名が決死の想いで守り抜き、月永が再び突き立てたその旗は、明日も明後日も、誇り高くこの場所でたなびくのだ。それは無駄なことなどでは決してない。 ――そういうことだろ、生きるって。  あの時言えなかった返事を、そうだな、と静かに返し、俺はミネラルウォーターを一気に飲み干した。  そしてまた走り出す。  何の為などと言われても、もうよく分からなかった。ただ、何か変わるなら、誰か救われるなら、今日が最後だと思った。あいつなら赦してくれると思った。  自分の羽をもぎ取った、本来なら憎かろう、あの偏屈な子供のことを。
   ◆
「おやおや、こんなところにどなたがお出ましかと思ったら!」  ぜえぜえと息を切らして、最後の一段をのぼりきると、青空を背景に艶やかに舞い踊る銀色の長髪が、何故か嬉しげに俺を迎え入れた。  馬鹿と煙はなんとやら、だ。  派手な気球を屋上のすみに侍らせて、日々樹渉は一人、つま先でくるりと一回転をして、俺に向かってうやうやしくお辞儀を寄越した。 「生憎だったな。観客が少なくて」 「いえいえ! とんでもない! たったの一人であろうと、お客様はお客様ですから! それに、たとえ観客が一人もいなかろうと、私が何かを演じれば、それは既に演劇なのですよ」  相変わらず、こいつの言うことは理解しがたい。  対話するのを早々に諦めた俺は、返答を考えるのを放棄して、小さく息を吐き出した。 「英智が探している。貴様に贈りたいものがあるそうだ」 「うーん、あの人、先日そこの気球をプレゼントしてくれたばかりじゃないですか。まったく、呆れてしまいますね。一体私の何処がお気に召したのでしょう。いまだに不思議なんですよ」 「奇遇だな、俺もその点に関しては一生涯あいつと分かり合えない」 「うふふ。これはまた随分嫌われたものですねえ。私、貴方とも少しは仲良くなれたと思っていたのです���れど?」 「冗談じゃない、貴様に関わるとろくなことがないんだ、結局鳩は出なかったし」 「根に持ちますねえ~」  あっはっは、とからかうように笑った日々樹の細い目は、あの日俺にシルクハットを寄越した時とよく似ていた。 「……貴様は、変わらんのだろうな」 「何がです?」 「卒業しても、という話だ」 「ええ。それはそうでしょうとも。私の日常の中から、学生生活というものがなくなるだけなのですから。なんら変わりはありませんよ。ああ、今までユニット活動で制限されていた芸能活動がこれでギュギュッと詰め込まれてしまうでしょうから、こんな風にのんびり話す時間が減るのは――ほんの少しばかり寂しくもありますね」  淡々と滑らかに物語る日々樹の口から零された最後の言葉に、息を飲む。  ぱちくり、と瞬きをしがてら、俺と視線を絡ませると、形容しがたい奇妙は表情で、日々樹は困ったように眉尻を下げた。 「自分でも、驚いているんですよ。こんなに惜しくなるとは思いませんでした。こんなにも、愛しいと思えるものが増えるとは、思っていませんでした」  半回転。颯爽と、音もなくターンを決めれば、銀の髪が翻る。毛先が、ふわりと、俺の頬を撫でるようにかすめていった。 「貴方がたの都合で決められた五奇人という仲間のこと。周囲から化け物と呼ばれ、自らもそれを受け入れたこの道化師を、命懸けで手に入れようとした英智のこと。それと……こんな私のために、奇跡の仇討ちを果たしたあの子のことも」  背を向けた日々樹の表情を、声色から伺うことなど俺に出来るはずもなかった。  ただほんの少し、普段よりも低く、穏やかに聴こえるそれに重ねるように、俺も言葉を放り込んだ。 「……貴様にひとつ、聞いてみたかったことがある」  はい? と返事をした日々樹は、わずか俺を振り向く仕草を見せて、その先を促した。 「どうだった、愛弟子に持たせた革命旗を、特等席から見る気分は」  しばらく、静寂が横たわった。  まだ強く吹く春の風が、俺の短い横髪を乱れさせる。 「――ええ、それはもう」  最高でしたよ。  日々樹の声は、そんな荒々しい風の中、驚くほど凛と、美しく響いた。 「想像以上の世界を見せてくれましたからね。お礼を言わなくてはなりません。英智にも、彼にも」  煽られた銀の髪の向こう、横顔が見えた。俺の知らない微笑みを携えていた。思い返しているのは、あの春の決勝戦だろうか。あるいは、数ヶ月前の、奇跡のようなウィンターライブか。  全ての始まりの男は、今ここで、何を想う。 「そして貴方にも」  は、と視線を交わすと、日々樹はいつもの薄笑いを貼り付けて、俺にニコリと笑いかけていた。 「……気味の悪いことを、言うな、俺は何もしていない」 「おやおやぁ? 今更しらを切るなんてらしくない! 実行に移せたのは天祥院財閥の財力あってのことでしょうけど、初めにシナリオを書いたのは貴方でしょう? 夢見がちで穴ぼこだらけでしたけれど、なかなかに上等でしたよ。だからこそこの日々樹渉が自らその穴を埋めて差し上げようと思ったわけです」  仰々しく両腕を天に差し出しながら、舞台の台詞のようにまくし立てると、日々樹はその腕を静かにおろし、囁くように言った。 「そして最後のピースとして、あの子を選んだのは間違いではなかった」  つう、と細められた紫の瞳が、浮かべているのはつややかな短い黒髪。 「正直、私もほっとしてます。とびきりの良い子ですからね。時々、とびきりのお馬鹿にもなりますけど、それさえ愛おしい」 ――いつだったか、あの子が屋上へ迎えに来たことがあったな。  何故か今、そんなことを思い出した。 「幸福に、道を歩んでほしい。独りではなく、大勢で。手を取り合って」  私が彼にあげられるものは、それくらいですから。  消え入りそうな声でそう言うと、日々樹はまたもやくるりと半回転のターンを華麗に決めて、強張る俺の体に一歩、近付いた。 「さて、右手のひと! これはそんな貴方へのささやかなお礼です! さあさ、お手をどうぞ? ワン、ツー、Amaging!」  白い煙と共に、ポン、と小気味良い音が鳴って、俺は思わず目をつぶった。手の平に、どこか馴染みのあるような、金属の重さを感じ、ゆっくりと目を開ける。 「預かりものです。待っていますよ。旧い旧い、貴方の愛すべき隣人が」  それもそのはずだった。  二年もの間、俺はそれを手にし、あの部屋へと出入りしていたのだから。 「私も向かいます。――愛すべき、短命の天使の元へ」  微笑んだ日々樹は、俺が何か言う前に気球へ乗り込んで、あっという間に空へと飛び上がってしまった。相変わらず、突飛で、俺に対して薄情なやつだ。度し難い。  これからのぼり降りする階段の数をうんざりと思い返しながら、俺は手の中の鍵を、強く握りしめた。
   ◆
 手すりに体を預けながら、踏みしめるように、一段一段を降りていく。  通りすがりに窓の外を覗けば、今もなお雑踏は雑踏のままに、かたまりを形成していた。別れが惜しいのだ。校庭の賑わいはやまない。それに引き替えここは静かだ。きっともう、誰も残ってはいないだろう。俺と、あの人以外は。  チャリ、と音を鳴らす銀の鍵を、指先につまんで見つめる。  誓いも、企ても、駆け引きも、裏切りも。二年前の、あの部屋から始まった。そして俺だけが残った。英智が、衣更が、姫宮が、時折やってくる日々樹や伏見が、あの部屋を随分と明るく、賑やかにしていった。それでも忘れたことなど一度もなかった。  十字路は、いまだにあの場所に在るのだということ。  渡り廊下へと続く、最後の一段を降りると、窓の外で、ひらりと花弁が舞い落ちた。桜が咲くのは、まだ先だったはずだが。気になって校庭を見下ろすと、外の連中も驚いたように空を見上げていた。降り注ぐのは薄紅色の花弁。おおかた、派手好きなあの道化師が、気球からばらまいているのだろう。奴の奇行には、常日頃手を焼かされてきたが、今日ばかりはなかなか粋な事をしてくれる。一度、大きく深呼吸をして、俺は別棟の三階を目指し、花舞う渡り廊下の中央をひとり歩いた。  廊下の行き止まりから、さらに一階分の階段を、震える膝でのぼり切る。  辿り着いた、一番端の白いドア。  そうっと、手を添えて、呼吸を整える。  心を決めて、思い切りドアノブを捻った。体当たりでもするかのように内側へ飛び込むと、入った瞬間ザアッと風が吹きぬけて、窓越しに見えていた薄紅の花吹雪が、眼前を覆い尽くすように迫ってきた。 ――朔間さん。  呼ぼうとしたそれは、風圧に負けて、声にならなかった。春風がやんだあと、目元を守っていた右腕をゆっくりと降ろすと、その人は机の上に行儀悪く腰かけながら、呆然と俺を見つめていた。花まみれになった漆黒の横髪を、気にも留めていない様子だった。 「……何を、驚いているんだ、あんたが――呼びつけたんだろう」 「あ、あぁ……そうじゃな。そう、じゃった。いや、よく応じてくれたのう、蓮巳くん。こんな老いぼれの呼び出しに――」  はらり、と乱れた前髪の上から、花びらが一枚、卓上へと滑り落ちる。 「――いや、なんか……やっぱ、やめようかな。うん。お前の前じゃ、こっちの方が、なんでかしっくりくるような気が、するから」  あー、と伸びをするように両腕をあげると、朔間さんは、開け放たれた生徒会室の広い窓を見やって、ぎこちなく笑った。 「見ろよ、敬人。渉のやつ、どっから花びらまいてんだ? こないだ貰ったっつう、デカい気球からか?」 「あぁ……あんたの言う、通りだ。それで、俺は、屋上から、またここまで降りてくる、羽目にだ、な」 「はは、息、整ってからでいいよ。時間は、有限だけどさ。今日くらい、ゆっくりしてもいいだろ」  ごめんな。たらい回しにさせてさ。  謝りながらも、朔間さんの赤い瞳は、どこか愉快そうだった。昔からそうだった。俺が、あちこち奔走するさまを、隣で見ながら楽しそうに笑っていた。子供扱いして、からかっているのだと思っていた。  俺はただ、悔しさを背負って闇雲に走るばかりだった。  そうではなかったのだと、気付きもせずに。 「……あれ、薔薇だろうな。綺麗なピンクだ。桜の代わりに、振りまいてんのか、渉。なかなか粋なことするじゃねえか」  花言葉は、感謝、だったっけ。  ぽつんと呟いたそれが正しいものなのかどうか、俺には分からなかった。  そんなことより、今しがた一人歩いた渡り廊下で、この人と同じことを感じた事実が、どうしようもなく目頭を熱くさせた。 「朔間さん」  そう呼ぶと、彼は呑気に頭の上に花びらを乗せたまま、うん? と軽く首を傾げた。 「あの時、言えなかった答えを、聞いてくれないか」  あんたはもう、覚えてなんか、いないかもしれないが――  そう続けようとして、息を飲んだ。 「聞くよ」  漆黒のまつげを震わせながら、泣き笑うような微笑を浮かべた朔間さんは、頬に貼りついた花びらをひとつ、そうっと取り除いて、俺の目を見つめ返した。 「それを俺は、ずっと、聞きそびれたまま、今日まで来ちまったんだ」  最後の杭を、抜いてくれよ、敬人。  返礼祭の時に呟いた洒落を再び口にして、朔間さんは俺の言葉を待った。 「俺は」  言えばきっと、馬鹿にされる。  昔々、そんな風に強がったせいで、伝えられなかった本当の言葉を、今なら素直に、思うままに、言えるような気がした。 「輝きたかったんだ」 “あの空で光る星のように”  思い返せばあの一瞬のステージが、俺の求めた全てであり、革命を起こそうと躍起になっていた頃、まだ見ぬ誰かに見せたかった景色そのものだった。  一面の虹模様。  サイリウムの波。  何も持たない者たちが、あがき、奇跡を起こし、手にいれた、本物の輝き。 「誰だって、何も持たない者だって、努力すれば報われる世界が欲しかった」  おいでおいで、と無邪気に呼ばれ、制服のまま間抜けに歌わされたことについては、少しばかり、悔しさもあるが。  あの時確かに思った。  俺が見たかったのは、これだったのだと。  本当は、他の誰に見せるわけでもなく、自分の、この両の目で、見たかった景色なのだと。 「一度くらい、光を浴びてみたかったんだ。誰かでなく、俺自身が」  確かに、英智のために、と動いたのも本心のひとつだった。あれは金と権力だけを振りかざす子供のようで、ほしいほしいと命を削るように財と力を行使していたのを俺はよく知っていた。あいつを見ていると苦しかった。あいつの苦しみは、俺の苦しみだった。幼い幼い頃の話だ。  俺たちが見たい景色は同じなのだと思っていた。  俺たちは、自らのあがきで手にした力をもって、虹の橋を渡りたかったのだ。  いつだったかの幼い頃、祖父は教えた。人生は苦行だと。生きて徳を積み、魂の輪廻から外れることこそが、我々にとっての幸福なのだと。英智に出会うことさえなければ、その教えを俺は信じたのかもしれない。  けれどその、決死の覚悟で削られた命が、今この場所でなく、死んだあとに評価されるなんて、あんまりじゃないか。  報われる方法が、あの世で解脱することだけだなんて。  そこから俺のシナリオは始まったのだ。  道化師の言うところの、“夢見がちで穴ぼこだらけ”のシナリオは。
「俺はさ、お前のためだけなら旗を振ってやってもよかったんじゃないかって、思ったこともあるんだ」  絡まった視線を、先に外したのは朔間さんの方だった。 「けど、お前、優しいからさ。俺とお前、ふたりだけ助かる世界なんか、欲しくなかっただろ? 自分と同じか、それ以上に苦しんで、あがいてる奴を放って、自分だけ助かるなんて、ゆるせなかっただろ?」  ズキン、と体の何処かが痛んだ。  その伏せられた真っ赤な双眸が、あまりに切なく見えたせいだった。 「お前の、そういうさ。青臭いところ、っていうか。誰も彼もを、なんとか等しく救いたいって無謀な気持ち、俺は結構好きだった」  だから余計に悲しかったのかな。  ぼう、と独り言でも呟くように、溢れ出たそれこそが、この人の本心なのだとすれば。  本当に、そうだとすれば、どれほど残酷なことを、俺は。 「俺、お前に言ったよな。俺は本当は、化け物でも、吸血鬼でも、なんでもないって。……俺だって平等に扱われたかったよ、せめて、敬人、お前にだけはさ。一人で旗振って、聖人よろしく民衆を導くなんて、そんなのって――あんまりじゃねえか。それに、知ってんだろ? 孤独な先導者の末路は、火炙りの刑だ、って……結果的に似たようなことになっちまったのは、皮肉なもんだけどな」  あいつらには、謝っても謝り切れねえよ。  自分と共に青春を謳歌した、四人の仲間に向けて、彼は黙祷するように目を閉じた。  処刑されたのは、自身ではなかったこと。  五奇人としての友の最期を、見届けることすら出来なかったこと。  それらもまた、彼が夜闇の世界へ身を潜めた大きな要因だったのだろう。自分が表だって動くことで、生まれる犠牲の多さを思い知ったのだろう。  けれど。 「やっぱりさ。一緒に振りたかったよ。革命の旗はさ。俺一人じゃなくて、誰かと」  この人は再び陽の当たる場所へと手を伸ばしたのだ。  世界���変えるために。  自ら見出した“何者でもない星々”へ。  そしてこの学院に、たった一人舞い降りた、奇跡のような少女の元へ。 「だったら――あんたの夢は、叶ったんだな」  負け惜しみのように、聞こえてしまったかもしれなかった。  だがそれは俺の、心からの祝辞だった。  どうか伝わってくれと、祈るようにその目を見つめた。 「お前の夢だって、叶ったんだろ?」  泣きそうに眉を寄せて笑う、特別神様に愛され生まれ落ちたこの人が、もう孤独ではないということが、俺には嬉しかった。 「ああ。あんたが――あんた達が、用意した、破天荒な四人と、一人のおかげでな」  ふ、と零した俺の笑みに、朔間さんは小さく息を吐き出すと、乱暴に机から飛び降りた。  窓から舞い込んで、卓上に積もった薔薇の花弁が、はらはらと床に零れ落ちる。気にも留めず、ずかずかと俺の正面へやってくると、朔間さんは、二度ほど瞬きをしたあと、息を吸い込んで、俺の左手をうやうやしくすくい上げた。  その手のひらに、乗せられた小さなものは。 「やるよ。あとで捨ててもいい。俺が渡したいだけ。けどまあ、こいつを死守するの、DDDで勝ち残るよりよっぽど大変だったってことくらいは、言わせてくれよな――」  確か、ここに入れたままのはずだ。  ズボンの右ポケットに、手を突っ込む仕草を、朔間さんはぽかんと見つめていた。カチ、とプラスチックの安っぽさが、爪に当たって響く。 「……敬人?」 「あんたの心臓は、まだ必要なんだろう?」  小さな小さな裁縫箱の、一番取り出しやすい場所に位置するハサミを抜き取って、己の制服に差し込む。ブツ。糸の切れる音が確かに聞こえた。俺は、ほどけた糸の隙間から、丁寧にそれを取り出して、目の前の胸元に突きつけた。 「生きていくんだろう。ここで。目印の旗を掲げて」  そして待つのだろう。  あんたと共に、自分の意志で、歩こうと決めた仲間のことを。 「敬人、」 「俺は、きっとあんたに背中を見せられる人間にはなれない。大神や羽風のように、この理不尽な世界を、走って行けるだけの力はない。それは自分が一番よく理解している。俺は、そっち側には行けない」  ほんの少し、うつむけば、己のくたびれた上履きが目に留まる。三年間、この学院のあらゆる場所を駆けずり回った、歴史の残骸。  決めたじゃないか。  全てを抱えて、それでもなお前を向いて、歩いていくのだと。  幾重にも汚れ、泥を被り、血の海を踏みしめてきた、この両の足で。 「だがもしいつか少し先の未来であんたの旗を支えることができるなら、俺は、」  言い切る前に、俺の視界は開け放たれた窓を綺麗に捉えていた。  視界の隅で、ゆるい巻き毛が、ふわりと揺れている。肩の上に乗せた額を擦りつけるように動かすと、朔間さんは、俺を抱える腕に力を込めた。 「……四年も待ってらんないぜ?」 「……抜かせ。四年後俺が敏腕プロデューサーになるまでに落ちぶれたりでもしたら、いい笑い者だぞ」 「はは、誰に向かって言ってんだよ。……朔間零ちゃんだぜ?」  強気に放たれた言葉は、泣きそうな声に乗って、俺の耳をくすぐった。  体を離すその一瞬のうちに、俺の手から金の心臓を奪い取ると、朔間零は笑った。  俺はそれを、美しい、と思った。 「どこにいても、分かるように響かせてやるよ。俺の声を。魂の叫びを。誰かと一緒に輝きたかった、あの頃自分で手放した、夢みたいなアンサンブルを――」  開け放たれた窓から、春風が強く舞い込んで、分厚いカーテンを強引に揺らす。  いつかまた、十字路が訪れ、道を選ぶ時。俺は今日という日を思い出すだろう。  この人の乱れた黒い前髪を。  その後ろで、奇跡のように踊る、深紅に染まる旗のことを。
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iseilio-blog · 2 years
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台北大稻埕 美食 https://iseilio-blog.tumblr.com/post/184883147897 想像的美食共同體,百味珍饈,一列排開,隨點隨到,如同住家
附近的 欣葉台菜,拖鞋進出,食 切阿麵 ,先乾後湯 +潤餅 2、
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晴光巷內,肉丸 + 甜不辣(老板,加湯!)。
東南亞 稱做 薄餅。 Popiah with Exploding Fillings - Taiwanese Street Food (youtube.com)
Taiwanese Ba Wan - The most classic food in Taiwan (youtube.com)
士林45年甜不辣爆紅 老闆獨特叫賣聲喚記憶 Shilin Night Market 45 years Tempura Food stalls (youtube.com)
不知起自何時,台灣竟然成了美食王國,為國際世人讚賞,雖然
只是吾人的飲食日常。最簡便的或許是 蚵仔麵線 + 大腸。店家
一杓一碗,操持簡單,食者呼嚕呼嚕兩碗下肚,就是一餐。
記得在空軍通訊學校受訓時(雷達修護;結業後,派駐天涯海角),
假日歸隊,先至福利社吃一碗 肉片湯,肉片應該是上了太白粉,
入口滑溜,湯頭更是鮮美至今難忘,也不可再得。
旅居日本舅父家,傍晚時分,小田急百貨旁 “橫盯” 小巷子的
燒烤雞肉串,
(134) 東京(八) 新宿西口思出橫丁 串燒居酒屋一條街 煙霧繚繞烤肉香溢 夜幕下充滿懷舊氣息的回憶小路|成田機場開心吃到西安菜唐朝刀削麵|136. Nishishinjuku Omoide Yokocho - YouTube
(134) 【Exquisite Charcoal-Grilled Chicken】A Day at a Top Yakitori Spot in Japan's Hottest Culinary Hub - YouTube
順著兩大杯冰啤酒下肚,滿臉通紅,酒醉步履蹣跚,享用獨孤的
愜意,與美食同在;偏離浮世,天地何其廣大,其唯 美食 云乎哉!
马勒第8号交响曲 终场曲 Mahler 8th Symphony - Finale - Leonard Bernstein - YouTube 聖靈的召喚 主啊 ! 熱淚盈眶, 我心如鐵.
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utsuwakurumi · 3 years
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WEB展覧会開催のお知らせ 4月3日から開催する 【 近藤亮介 × 小野陽介 土を感じ日々愉しむうつわ展 】では、会期3日目の4月5日 11:00 より、オンラインショップにてWEB展覧会を開催します。 一点ものをずらりと並べますので、遠方にお住まいの方もどうぞお楽しみくださいね。 ・・・ 【 近藤亮介 × 小野陽介 土を感じ日々愉しむうつわ展 】 会期 : 2021年4月3日(土)〜4月11日(日) 時間 : 12:00〜19:00 *最終日は 17:00 休廊日 : 4月7日 〜 ご来店の際のお願い 〜 *4月3日のみ、1時間毎の予約制でのご案内とさせていただきます。   お申し込みはWEBサイトの申し込みフォームから。 https://kurumi.life/blog/exkondoonobooking/ *ギャラリーへの入室を4名様までに制限させていただき、順次入れ替え制といたします。 *世の中の状況により、販売形態や営業日を変更することがあります。 最新情報をこちらのWEBサイトやSNSでご確認の上、ご来店ください。 どうぞよろしくお願いいたします。 ・・・ 近藤 亮介 1985年 京都生まれ 2009年 藤田登太郎氏に師事 2011年 津軽金山焼にて陶工として働く 2014年 奈良市にて築窯 小野 陽介 1987年 栃木県益子に生まれる  2014年 愛知県立瀬戸窯業高等学校専攻科卒業 2015年 益子に戻り作陶に励む 🔹🔹🔹 うつわどころくるみ 〒167-0043 東京都杉並区上荻4-23-11 tel. 050-5277-2157 🔹🔹🔹  オンラインショップを ご覧の際はプロフィールへ ↓ @utsuwa_kurumi 🔹🔹🔹 アクセス ●電車・バスでお越しの場合 ・JR中央線西荻窪駅北口より徒歩約15分 ・JR中央線荻窪駅北口「関東バス0番乗り場」よりバスで10分。「日産自動車前」にて下車、徒歩1分。 *「関東バス0番乗り場」から発車のバスは、全ての系統が「日産自動車前」に停車します。 ・西武新宿線上井草駅より西武バス「荻14 荻窪警察前」に乗車、5分。「荻窪警察前」にて下車、徒歩5分。 ・西武新宿線上石神井駅より西武バス「西02 西荻窪駅行」に乗車、10分。「善福寺一丁目」にて下車、徒歩5分。 ●お車でお越しの場合 青梅街道沿いの、クイーンズ伊勢丹 杉並桃井店のパーキングが、コインパーキングとしてご利用いただけます。 #近藤亮介 #小野陽介 #うつわ #うつわ好き#陶芸 #工芸 #焼物 #薪窯 #手仕事 #土 #うつわのある暮らし #展覧会 #食器 #器 #器好き #器好きと繋がりたい #うつわ屋 #web展覧会 #うつわどころくるみ #西荻窪 #オンラインショップ #craft #pottery #ceramics #tableware #utsuwa (うつわどころ くるみ) https://www.instagram.com/p/CNCaarisS36/?igshid=hw9zi3rtkk1v
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shuyinc12 · 4 years
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薰薰不但是JKF的高人氣女郎,也是個小有知名度的模特兒,不只擁有雪亮大眼和甜笑,身材更是纖瘦又凹凸有致,勻稱美體能保有那雙豐滿雪乳可是可遇不可求,平日的她不是上健身房就是練瑜珈,軟Q的筋骨也能擺出超多不科學姿勢,當然也造就出這番逆天辣體,如此性感又撩人當然得好好追蹤一下!
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