Tumgik
yu-s3829 · 5 years
Text
いばらきx立命館DAY 2019
2019年5月19日(日)
立命館いばらきフューチャープラザ グランドホールで行われた
いばらきx立命館DAY 2019
伊東歌詞太郎 Special Live
に参加してきました!
⭐︎Intro
「しらゆり」に引き続き今回もこの曲からスタートだったの嬉しい。
これは私の勝手な深読みだけれど、
全てが「今」の歌詞太郎さんに繋がっているんだなって、
「この曲から始める」ってことがそう言っているような気がして、グッときてしまうところがある。
Introのイントロ(ややこしい)が流れ始めてすぐ客席全体がバッ!と立ち上がったのもさらにテンションが上がった理由の一つ。
たまに周りの方がなかなか立ち上がらなくて
「お?立っていい…んよね?え、立たない?立つ?立たない?わたし立ちますよ??」
みたいな感じで脳内一人スクワット大会が始まってしまうときもあるので周りとテンポが合うのはとても有り難い。
周りを気にせず率先して立てればいいんだけれど、性分的に難しく。
こういう小さなところからでも少しずつ変わっていけたらいいなぁとかなんとか思いつつ。
⭐︎夢地図
「Intro」から「北極星」への繋ぎが好きなんだよなぁとワクワクして待ってたら、まさかの繋が…らない。
終わってしまった。あれ?
と思ってるところに流れる軽快なギターの音。
なんの曲かを理解した瞬間、全身にぶわぁっと鳥肌が立つのが分かった。
まさか、ここで聴けるなんて。
私、初めはこの曲、歌詞太郎さんが作詞作曲したんだと思ってて。
だから40さんの曲だって知ったときはビックリした。
めちゃくちゃ歌詞太郎さんぽいというか、歌詞太郎さんにピッタリすぎる曲だから。
いま改めて歌詞を読んでるんだけれど、
この曲を「今」の歌詞太郎さんが歌うってことが、なんというかもう最高にエモい……。
自分がめちゃくちゃ深読みマンだから一つ一つの歌詞をいちいち彼の境遇に重ねて聴いてしまうという自覚はあるけれど、
そうでなくても一発目にこの選曲は……ズルイな、と思った。
⭐︎It’s all right!
嬉しい!楽しい!大好き!!
(それ違うやつ)
いやでも、手拍子とコーレスがほんっとに楽しいんだ。
CDにも手拍子の音が入ってるから一人で聴いてるときでも無意識に合わせてリズムとってしまう。
最後の「さーんさーんななびょうーし」という掛け声の来るぞ来るぞ感が最高に好き。
⭐︎小夜子
歌い出し聴いてビックリしてしまった。
これを、歌うんだ。
いつかのツイキャス…違った、ツイットキャスティングで歌ってたのはこの日に向けた伏線だったのか?と無理矢理こじつけの理由を探してしまうほど、
ステージ上でこの曲を歌うことは、個人的にはとても意外だった。
いや、むしろこの曲も
「今」の歌詞太郎さんだから歌える歌なのかもしれないなぁ…。
ニコ動に上がってるのを久しぶりに聴いたけれど、ライブで聴いたのとはまったく違った印象で驚いた。
ライブはもっと力強くて、荒々しくて。
「死にたくて 死にたくて」
そう歌いながらも
「ここで死んでたまるか」
とでも言いたげな鋭い視線でまっすぐに前を見つめて歌っていたのがとても印象的だった。
2年前、私が初めて彼の歌を聴いた時に見たのと同じ視線。
今も、あの時も、やっぱり彼はステージ上で「戦って」いるんだな。
「人生変えた音楽でさえ 何故に僕の事を否定するの」
この後、クルッと後ろを向いておもむろにマイクスタンドに手をかけたかと思ったら、それを床に叩きつけるように勢いよく倒したから目を疑ってしまった。
暗かったから一瞬見間違いかとも思ったけれど、演奏が終わった後にスタッフさんが直しに走ってきたから
「あ、この人やりよったんやな」と。(言い方)
優しすぎるほどに優しいこの人がステージ上でのみ時折見せる激しい姿は
彼が間違いなく今この時を生きているということと、
自分と同じ一人の人間であるということを改めて感じられて、
少しだけホッとしてしまうのは私だけだろうか。
以前は分からなかったこの曲の良さが、最近になってようやく分かってきた気がする。
⭐︎MC
こんなにも感謝の言葉をいつも真っ直ぐ伝えてくれること、本当にすごいなと思う。
あなたの前には、いつだってお客さんがたくさんいるのに。
埋まらないライブハウスも、
目の前を足早に通り過ぎていく人たちも、
今ではもう、ないはずなのに。
「初心を忘れない」って、言うほど簡単なことじゃない。
だから「歌を歌うことが楽しい」「歌を聴いてもらえることが嬉しい」
そのシンプルな言葉を変わらぬ温度で伝えてくれることが、伝えられることが、本当に、心の底からすごいなと思う。
こんなに感情鷲掴みにされたらさ、
ライブ終わってすぐ
「はぁ、かしたろさんにまた会いたくなっちゃったな(裏声)」
って思うよ、そりゃ。
メンヘラ女にもなっちゃうよ。
(”メンヘラ女”の意味が微妙に違うような気がするけれども)
そういえば、この「メンヘラ女」発言のときちょうど私の横を通ったカメラマンのおじ様が「フハハッww」って声出してめちゃくちゃウケてたの、なんか嬉しくなっちゃったな。
スタッフさんをも笑わせられる推しの言語センス、良き。
⭐︎さよならだけが人生だ
イントロが流れた瞬間、「あぁ…」と漏れる声が会場中から聞こえた。
手拍子をするタイプの曲ではないから野鳥の会できるかな、と双眼鏡を構えたけれど、すぐにやめた。
集中できなかったのだ。
レンズを覗いた方が、確かに表情はよく見えた。
新調した双眼鏡がとんでもなく優秀な子だったというのもあって、見えすぎるほど見えた。
だから単純に、普段はそのほとんどを耳からのみ取り入れている情報に視覚からの情報も加わって私のキャパを超えそうになってしまったから、というのもある。
でも、それ以上に
歌っている彼の真っ直ぐな姿勢に対して、
「歌に集中できていない自分」というのがとても失礼であると感じた。
うん、自分はそんなに器用じゃなかったな。
⭐︎その暖かな手を
私はこのとき、かつてないほどに集中していたのかもしれない。
初めての感覚だった。
ずっと「無心だな」と感じていた。
大きく感情が動くわけではなく、ただただ歌を聴き、歌う彼を見つめていただけ。
でも右眼からは絶えず涙が溢れていた。
後で調べてみたら右眼の涙は「嬉し涙」らしい。
私はあの時、嬉しかったのか。
それすらも分からないほど、ひたすら「無心」だった。
⭐︎小さなころから
「空が高かったからなぁ」
その歌い出しにようやく感情が動き出した気がした。
どうしたって僕たちは
「誰かを愛さずにいられない」し
「誰かに愛されず生きられない」
そう歌う伊東歌詞太郎が最高じゃないわけある……?
いや、ない。(反語)
すごくすごくあったかい曲なのに、
「僕たち」には、ちゃんと彼自身も入ってるのかな。
とか考えてしまって、やっぱり私はどうしても少し切なくなってしまう。
これたぶん「歌詞太郎さんが歌うから」なんだろうなぁ。
他の人が歌ったら印象は変わりそう。
たくさんの人に聴いてもらいたい曲だな。
⭐︎Calc.
ビックリした。ビッッックリした。(2回言う)
この流れでまさかこの曲くるなんて、まったく予想してなかった。
あー好きなやつ…!と思いつつ途中まで曲名が思い出せなくて悶々としてたのだけれど
「過去も未来も無くなれば
僕も自由に飛び立てるかな
感情一つ消せるのなら
『好き』を消せば楽になれるかな」
のところでようやくアッ!と思い出した。
ここの歌詞が一番好きだ。
⭐︎MC
ワンマンライブツアー
「君住む街へ」開催決定のお知らせ。
ほんとにほんとに嬉しいんだなぁって、感じた。
もちろん私も嬉しい。
公演後に配られたチラシに書いてあった「2年ぶり」の文言。
2年と聞くとすごく長く感じるけれど、個人的には「もうそんなに経つのかぁ」という感じ。
前回の「火鳥風月」行けてよかったなぁと改めて思う。
ツアーの開催を知った時には歌詞太郎さん自身の曲をまだ全然知らなかったのだけれど
「絶対行きたい、行かないと後悔する」と思って勢いで申し込んだんだよなぁ。
生放送で東京公演だけチケ代が500円高くなることへのお詫びと説明をめちゃくちゃ丁寧にしていた話は何度でもしていきたい。
⭐︎パラボラ ~ガリレオの夢~
⭐︎ラピスラズリ
⭐︎I Can Stop Fall in Love
⭐︎magic music
⭐︎僕だけのロックスター
後半MC明け、テンション上がって楽しすぎて野鳥の会するの忘れてた。
座席が1番端っこだったからおもいっきりタオル回せたのが気持ちよかったなぁ。
「パラボラ」のサビでバッ!と一気に灯った星空のようなライトがとても美しくて印象的だった。
⭐︎EC
アンコールを受けて再びステージに登場した彼は、ジャケットを脱いでYシャツ一枚になっていた。
「意外と普段はジャケット着ないんすよ、暑いしね」
なんて笑いを誘いつつ、続けて切り出したのはこんな話だった。
自分は拠り所のない根無し草だ。
「当たり前」が「当たり前」にある人が羨ましかった。
ステージを実家のような場所だと思っていた時もあったけれど、
やっぱりそんなに生易しいもんじゃなかったと気付いた。
自分にとってステージは、自分らしく戦っていける場所なんだ、と。
私はこの話を聞くのは初めてではなかったのだけれど、
「羨ましい」と、彼が直接口に出すのは初めてのような気がして少し動揺した。
「ステージが実家」という言葉を初めて聞いたとき、それがまるで
「ステージにいない自分に居場所はない」
と言っているように聞こえてしまって、寂しくて。
最近できた不安クラブ…ではなくファンクラブを作った想いを知って、
彼にとって「故郷」と呼べるような場所ができればいいのになと、より一層願ってしまう。
⭐︎帰ろうよ、マイホームタウン ~追想~
直前のMCからのこの曲、すごく沁みた。
シャツ姿で歌う彼を見てこの曲のMVを思い出していた。
いつも以上に丁寧に、一音一音大切に歌っているように感じた。
この曲に対する歌詞太郎さん自身の解釈の変化を聞いて、
前よりもっとこの曲が好きだなと思えた。
⭐︎北極星
ここで「北極星」くるの、ほんとさ…………!
ズルイ、ズルすぎる。
これを最高と呼ばずしてなんと呼ぶ??
今まで一発目に歌ってきたこの曲を最後に歌うことが
これは終わりじゃなくて始まりだと、
ここからまた続いていくんだって言われているような気がして最高に滾った。
こんなん、これから始まるツアーにめちゃくちゃ期待しちゃうでしょ……!
あと、これは私がまだ歌詞太郎さんの歌を聞き始めてそんなに長くないから思うことなのかもしれないけれど、
今日のはまだ序章だったんだな。
「伊東歌詞太郎の最高はこんなもんじゃねぇぞ」
って言われているような気分だった。
今まで私が参加してきたライブでは、いつも強い意思みたいなものを感じていて。
彼がいつだって音楽を楽しいと思う気持ちは本当だろうし、そこを疑ったことは一度だってないけれど、
それ以上に「確かに伝えたいことがあるんだ」って、毎回そう感じさせるライブだった。
でも今回は、本当に純粋に、楽しくて楽しくてしょうがないって感じで、
上手く言えないのだけれど、なんとなく「いつもと違うな」と感じた。
歌詞太郎さんの凄いところは
いつだってその時のライブが「最高」だと感じるのに、
それでもまだ絶対に「その上がある」って思わせてくれるところだ。
確かに満足しているのに、決して満腹にはさせてくれないというか。
次はもっとすごいものを見せてくれるんだろうなって、自然とそう思えるのはなんでなんだろう。
どこかのMCで、彼は
「いい景色を(私たちファンと)一緒に見たい」
と言った。
彼を見ていると、彼には限界なんてないんじゃないかって度々思う。
だから彼が納得する「いい景色」って、一体どんな景色なのだろう。
もしもその場に立ち会うことができたら、これほど幸せなことはないだろうなと思う。
0 notes
yu-s3829 · 5 years
Text
ヨシノズイカラ
2019年5月11日(土)
三省堂書店池袋本店で行われた
ヨシノサツキ先生のサイン会に参加してきました!
いやもう、あまりの嬉しさと感動で手が震えてしょうがなかった。
緊張すると声が低くなるのと表情に意識が回らなくなるのホントどうにかしたいなぁと改めて思ったよね…(遠い目)
横浜の某会場で某イベントの開場待ちしながら必死こいて先着順のチケット申し込みしたあの日が懐かしい。
西武百貨店の中にある三省堂書店ってたぶん初めて行ったけど、あんなに広いんだね。
本屋来るの自体なんだか久しぶりで、別の意味でもワクワクしちゃった。
…とか言いつつもソワソワしすぎてなかなか落ち着かず
自分の集合時間の20分前くらいから既にイベントスペース近くでスタンバッてた私。
呼び出し待ちの間、スペースに1番近いとこにexcelの効率的な使い方を紹介する本があって、
仕事で使えるし~と思って開いてみたけど、中から聞こえてくる楽しげな話し声やら笑い声やらでドンドン緊張が募って結局なんっっにも頭に入ってこなかった。
イベントスペースはこんな感じ。
Tumblr media
こぢんまりとしていて、壁には新刊のポスターや複製原画が飾られていました。
待ち時間の間にアンケートの記入をお願いされたのだけど、
整理番号制だったこともあって待機列にはだいたい10~15人ずつくらいしかいなくて(つまり時間があまりない)
すぐそこにはヨシノ先生がいて(仕切りがあるから直接は見えない)
こんな極限の緊張状態の時に書くことなんてパッと浮かばないよ…?!
好きなキャラ?好きなシーン?ありすぎて書ききれないよ!
ていうか全部好きなんだよ!!(ヤケクソ)
そんなこんなであっという間に順番が回ってきて、アンケートと本を回収される。
スタッフさんに目の前でめちゃくちゃアンケート読まれてたけど、もはや緊張でそれどころじゃない。
「どうぞ、お入りください」とブース内に促され一歩入ると、
左から順に、アンケートを回収した男性スタッフさん、ヨシノ先生、女性スタッフさん(担当編集さんかも…?)が並んで立っていた。
特別紹介があったわけじゃないけど、
どの人がヨシノ先生なのかは一目見てすぐに分かった。
いやまぁ、真ん中だしテーブルの前にいるし、冷静に考えれば普通に分かることなんだけど、
緊張で冷静かどうか怪しい状態でもすぐに分かるほど、
ヨシノ先生は”ヨシノ先生”という感じの方だった。
お会いするのは今回が初めて。
外見に関して別に想像とかはしていなくて、ただ漠然と「優しい人なんだろうなぁ」と思っていた。
だから、そういう意味では想像通りで、でもそれだけじゃなく、
先生の作品から感じる優しさやあったかさ、そして真っ直ぐな力強さは確かにこの方から紡ぎ出されているものなんだなと、それを一瞬で感じた。
はじめまして~とかお願いします~とか言いながらも緊張で半歩下がる私。
うお~~~~~なに話そうと思ってたんだっけ…?!と焦っていたら
男性スタッフさんが
「中学生の時から読み始めて、今はもう半田先生と同い年なんですか~!」
と、アンケートのヨシノ先生へのメッセージ欄に書いていた話を振ってくれたので
これ幸い!とそれに乗っかり話を始める。
「ずっと読んでいたので終わってしまった時はすごく寂しかったんですけど、彼らには彼らの生活があって、それはこれからも続いていくと思うので、そう思うとあったかい気持ちになります」
と話すと
「いやもう満点じゃないですか~!」
と男性スタッフさんに何故かめちゃ褒められた。
いや別に満点狙おうと思ったわけじゃなくて本心なんだけどまぁなんでもいいかもうてかテンション高いなこの人
チラリと先生を見るとまだサインを書いている途中だったので
まだもう少し時間あるかな、と思い
「私、声優の諏訪部順一さんが好きで…」
と、話のネタとして一つ用意してきた話を始めた。
「その諏訪部さんが作った長硬Tシャツ…あの、長い!硬い!って書いてあるやつ。
あれを着ている半田先生のイラストを見たとき、私得すぎるコラボだなと思いました」
初めは「ん?」という顔をしていた女性スタッフさんも
Tシャツの話をしたらすぐに「あぁ!」と理解して笑ってくれた。
ヨシノ先生はサインを書きながら終始「うんうん」と頷いてくださっていて、
Tシャツの話のときには思い出したように、ふふっと笑ってました。
というか先生、書き始めにめちゃくちゃ丁寧に私の名前を書いてくださっていて、それ見たらまた(ヒェッ;;;;)となったよぉ…
サインが終わった先生は立ち上がり、
「いやぁ、おもしろい方ですよね。諏訪部さん」
と、本を手渡しながら言ってくださいました。
「ね!それに文字がすごいお上手で…!笑」
と女性スタッフさんがそれに重ねてくるのも、なんだかおもしろかった。
なんて優しい方々なんだ……
件のツイート↓↓(引用元は文末に記載あります)
Tumblr media
これ、もう5年も前なのか…!
それなのに話を聞いたらすぐに思い出せるくらいにはインパクトが強かったようで。
まぁ「長い」「硬い」だもんな…(何が、とは敢えて言いませんが)
インパクト大なTシャツ作ってくださってありがとう、諏訪部さん…!笑
帰宅して、いただいたサインを改めてしっかりと眺めながら
尊敬するヨシノ先生とお会いできた幸せを噛み締める。
作品を読んでいる時から分かっていたけれど、
やっぱり先生は優しくて素敵な方だなぁとお会いしてみて改めて思いました。
これからもずっと応援しています。
Tumblr media
あ!
ヨシノ先生の作品を読んだことない方はぜひ一度読んでみてください!
めっっちゃくちゃおもしろいので!!!(宣伝)
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
SingPhoNight
2019年2月22日(金)
練馬文化センター大ホールで行われた
SingPhoNightに参加してきました!
世の女の子の多くが夢中になる「王子様」という存在
私はこれまでその存在に心惹かれることはあまりなかったのだけど、
あの日ステージに出てきた歌詞太郎さんを見たとき
自分でも驚くほど動揺した。
衣装で歌うことも、衣装の雰囲気も、
事前に知っていたし、
散々イメージしていたはずなのに、
そんなものは何の役にも立たなかった。
圧倒的にスタイルがいい。
それはもう、圧倒的に。
他の出演者の方と比較して、という意味では断じてない。
相対評価ではなく、絶対評価。
少し丸めた背中も、歩き方も、
紛れもなく彼だったけれど、
見慣れない衣装に身を包み、
長めのコートを纏って歩く姿は全くの別人のようにも思えた。
「大丈夫 大丈夫
 おどけてみせる僕は」
その歌い出しに、会場から悲鳴にも似た声が上がる。
私も当然、ビックリした。
事前に発表されていた「���ラボラ」を歌うものだとばかり思っていたから。
そして、照明がついたことにより登場時には分からなかったお顔周りの細部が見え、
私は我が目を疑った。
きちんとセットされた髪の毛
斜めに分けた前髪
そこから覗くおでこ
がっつりアイラインの目元
まさか、こんなことになっているとは。
一体どこの星から来たんですかこの王子??
と酔っている自分と、
“あの”歌詞太郎さんがこんな衣装着てお化粧までしてるなんて・・・!
と別ベクトルで興奮している自分が共存していた。
かっこよかった。
本当に、かっこよかった。
そして、なんともいえない色気があった。
普段ステージで歌っている歌詞太郎さんにも色気を感じることは多々あるけれど、
それはあくまで「男性として」のもの。
でも、この日の歌詞太郎さんから感じたのは
なぜか「女性的な」ものだった。
なんでだろう。お化粧してたから?
なんかもう、王子様というか宝塚だった(?)
野鳥の会(※オペラグラスでガン見することです)が止められない私は
間奏でいたずらっぽくニヤッと笑った彼に危うく心停止させられそうになる。
いや、それは、ズルイでしょ???
2回目登場時の
「パラボラ~ガリレオの夢~」では
ステージに出る前、指揮者の方と目線を交わしてタイミング合わせてんのにめちゃくちゃ高まった。
普段のライブとかでも、バンドメンバーと目だけで会話してるのとかが堪らなく好きで。
それまでの練習で積み重ねてきたお互いへの信頼感というか、
プロ同士の真剣みが伝わってくるところが最高にアツイし、好き。
好きだなぁ。
歌い出し、
「まだ君の不安が消えないで
 目を伏せたまま歩き出すなら
 かすかに残るあの星を見つけて」
では閉じていた目を、
「まだ悲しみの海の中で
 言葉の波に溺れてるなら
 そのままでいて
 まだ終わらないから」
で、パッと開くの、めちゃくちゃ鳥肌立った。
これ、いつもやってるのかな・・・?
普段のライブはスタンディングだし、
遠くても雰囲気で楽しみたいからオペラグラスとか使ったことなくて、
表情とか正直あんまし見えてないのよね・・・
サビでは、伸ばした手の先を見るように歌っていたのだけれど、
その表情がすごく切なく感じて、
彼の目にはどんな景色が映っているのかなぁ
なんてことをチラリと思った。
曲の終盤
wow wow言うとこで客席にマイクを向ける時、
彼がもどかしそうに、無造作に、イヤモニをガッ!!と外すのが見れて・・・!
そこで興奮してちょっと泣きそうだった(ヤバイ)
いや、マジで性癖なんですよ・・・
アーティストさんが雑にイヤモニ外す姿が・・・(笑)
ご本人も仰ってるけれど、
歌詞太郎さんはご自身のライブでは現時点ではイヤモニ使ってらっしゃらないから、
この姿を見ること自体がもう貴重なんですよね・・・
まぁでも、イヤモニを使いたくないという彼の理由はとても彼らしくて好きなので、
別にイヤモニを使って欲しいってわけではないんですけれど。
最後は衣装に合わせてか、片腕を腰のあたりに当てて、
まさしく「王子様」がやるような恭しいお辞儀をされてから退場されました。
いやぁ、今回せっかくオーケストラなのに、そちらを見る余裕が全くなかった・・・(オイ)
目も、耳も、明らかに足りてなかった。
最低でも
1.会場全体を見る目と耳
2.彼の大まかな動きを見る目
3.野鳥の会
4.オーケストラの方々を見る目と耳
の8個ずつは必要だった。
あと手。
手拍子する手とオペラグラス持つ手、つまり4本は必要。
だってクラップ煽られたら、そらやりますやん。
タラチオさんとのデュエット曲
「少年と魔法のロボット」
40さんの曲があるの嬉しかったな
個人的な(?)トークパートがここまでなかった(というかここだけだった)ので
ここぞとばかりに喋りまくっておられた。
衣装合わせで上着に袖通そうとして
「それは通さないやつ」と言われるのを何度かやったそうで(笑)
それを注意された時の再現(?)が
「オイ(輩声)」って感じだったけど
絶対そんな言われ方してないですよね??笑
衣装の袖がないタラチオさんの
「予算の都合じゃないですよ!誰かしらが望んでこーなってるんですよ!!」
と言う説明(?)も笑ったけれど
その衣装見て
「(タラチオくんて)そういう感じなんだぁ~」
って思ってた歌詞太郎さん、だいぶヒドイなと思いました。
ユニット名を「ノースリーブス」とか勝手に決めて楽しくなっちゃってるのも、
ステージから楽屋までの間に
「やべぇ音楽好きすぎる~!」
と言ってるのをタラチオさんからバラされてるのも、
ひたすら可愛くて愛しいなと思いました。
いやもうほんと、
推しが可愛くてどうしようかと・・・
最後の「Mr.music」
この曲が聴けたの、めちゃくちゃビックリだった。
すごい、好き。
なんていうか、好き。
テンション上がった。
手拍子の煽りが、いつもの肘を叩くやつじゃなくて
両手を大きく縦に振ってパチンパチンしてるのも可愛かった。
アンコールでは出演者が全員、客席横の扉から出てきたんだけど、
ちょうど歌詞太郎さんが立った位置が私の座席の真正面で。
いや、もう、めちゃくちゃ近かった。
野鳥の会する気満々だったけど近過ぎて断念した。
流石に、あの距離で構えたらヤベー奴がいるってビビらせてしまうわ・・・
それぞれの卒業エピソードを話す流れになったのだけれど、
歌詞太郎さんの話がなかなかクレイジーだったのでここに書くのは控えます(笑)
知ってる人は知ってる話だとは思いますが・・・
卒業シーズンということで
アンコールは「桜ノ雨」
一人ずつ客席を歩いて歌いながらステージに戻っていく演出だったのだけれど、
客席を歩きながら歌う歌詞太郎さんを見ていて、上野のときのことをちょっと思い出した。
でも、あの時と今は、全く違う。
散々、野鳥の会して改めて思ったのだけれど、
この日の歌詞太郎さんも、本当に、ほんっとうに、
心の底から楽しそうに、幸せそうに、歌っていた。
デュエットの時と、全員曲の時。
どっちも自分のパートじゃない時でもめちゃくちゃお口動いてるなぁとは思っていたんだけれど、
「桜ノ雨」の時はオフマイクで歌っている声が聞こえてきたから、
もしかしたらあれは口パクじゃなくて全部歌っていたのかもしれない。
いやぁ・・・
どんだけ音楽好きですねん・・・
(知ってた)(好き)
もしかしたら、
いや、もしかしなくても、
歌詞太郎さんが誰かと一緒に歌ってるところを見るのは今回が初めてだったんだけれど、
これまで見る機会のないお姿が見られて、そういう意味でも楽しかった。
他の方が話してるときはずっとそちらを見て、
「うんうん」て頷いて聞いてらっしゃるの、
すごく”らしい”けれど、そういうところがやっぱりいいなぁと思った。
あと度々、唇を���側に入れて「むっ」ってお口になってるのがとんでもなく可愛らしかったのですけれど、
アレは、なんですか??
癖ですか???
いつもしてるんですか???(混乱)
いやもうほんと、
推しが可愛くてどうしようかと・・・(2回目)
あと個人的に
Geroさんの「かっしー」呼びが、なんか可愛くていいなぁと思いました。
「主人公声」と言われた時、照れてましたよね??
良き。とても良き。にっこり。
最後の挨拶で
「今年になってから、みなさんの前で歌うのは初めて」
と仰ってるのを聞いてハッとした。
そっか、1月は歌詞太郎さんのライブなかったもんな、そっか・・・
次のライブの予定ないの、
マジで「頼むよ耐えられないんだ」状態なので予定をください・・・
何卒・・・
できれば、なる早で・・・(強欲)
いつものライブとは違った趣向の「SingPhoNight」
歌い手さんにもニコ動曲にもそこまで詳しくない私でもとっても楽しませていただきました。
運営さんも、皆様ユーモラス且つ一生懸命で、
列形成や指示出しなどもしっかりされているなぁと感じ、気持ちがよかったです。
2回目開催、期待しております!
公式さんがセトリを公開してくださっていたので引用します。
⭐︎セットリスト⭐︎
1.プレリュード
2.レディーレ/タラチオ
3.リスキーゲーム/nero
4.拝啓ドッペルゲンガー/ぐるたみん
5.Litlle Traveler/clear
6.Just Be Friends/Gero
7.ピエロ/伊東歌詞太郎
8.Seyana~何でも言うこと聞いてくれるアカネチャン~/Gero×ぐるたみんwithGYARI
9.Cotton Candy Cloud/CLEANERO
10.パラボラ~ガリレオの夢~/伊東歌詞太郎
11.上弦の月/nero
12.星の唄/タラチオ
13.8億個の大嫌い/ぐるたみん
14.うどん/Gero
15.少年と魔法のロボット/伊東歌詞太郎×タラチオ
16.エンドロール/clear
17Mr.music/全員
アンコール 桜ノ雨/全員
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
ワンマンライブツアー2018「しらゆり」
伊東歌詞太郎さんの
ワンマンライブツアー2018「しらゆり」
12月21日にダイアモンドホールで行われた名古屋公演と
12月29日に品川プリンスステラボールで行われた東京公演に
参加してきました!
☆Intro
初っ端からいきなりエモ過ぎて爆発するかと思った。
毎日当たり前のように聴いてるから初めは「うおー!この曲大好きー!!」ってすごく自然に受け入れてしまったのだけど、
途中で(え、いや、これ、アレじゃん…?!)と気付き、こっそり周りの様子を伺うなどしてました。笑
でも確か、過去のライブでも流れたことあるとか。
他の方のライブの感想を拝見していたときに知ったのだけれど。
とはいえまさか、自分でも実際に聴くことができる機会が来るとは思ってなかったし、
単純にカッコイイ曲だし、大好きだし(2回目)、
やっぱりめちゃくちゃテンション上がった。
☆北極星
あぁ、歌詞太郎さんのライブに来たんだなぁって一番実感するのは、やっぱりこの曲だな。
前曲からそのままイントロが繋がって始まるのも感慨深い。
ステージの後ろが星空のような照明になっていてすごく綺麗だった。
いつか本物の星空をバックに歌を歌う彼も見てみたいなぁ、なんてことを思ったり。
拳で胸をトントンすんのも最高にカッコイイ。
☆IMAGINE
聴けると思ってなかったー!!
めちゃくちゃ不意打ちだった。
この曲を聴くのは去年の11月に行われた「火鳥風月」東京公演以来で。
ずっと、また聴きたいと思ってた大好きな曲だからめちゃくちゃ嬉しくて、テンションがまたさらにぶち上がった。
「国境でも」\パンパンッ/
「宗教でも」\パンパンッ/
「僕らには」\パンパンッ/
「関係ない」\パンパンッ/
のとこの手拍子めちゃくちゃ楽しい。大好き。
あと個人的に、この曲は「クルマ乗ってる時に聴きたい曲No. 1」なんですけれども、
最近運転するようになってからさらによく聴くようになったのもあって、余計に嬉しかったなぁ。
いやほんと、この曲クルマとの相性バッチリだと思うんだよなぁ・・・
CMに起用されるのをいつまでも待ってます。
☆きみをつれて
聴けると思ってなかったー!!な曲、早くも第2弾。
ビックリしすぎて最初ちょっと手拍子の手が止まっちゃった。
この曲めちゃくちゃ可愛くて大好き。
さっきから大好きしか言ってないけど、本当に大好きな曲ばかりだからしょうがない。
曲に合わせてピョンピョン跳ねてるのが可愛過ぎて、もうどうすればいいんだ・・・
名古屋公演では頭の上で手の平を合わせるように手拍子してる時があってもんのすごい可愛かったんだけど、この曲だったっけか・・・
☆It’s all right!
名古屋公演、イントロで歓声が上がっていたのに「おぉっ」と思った。
ツイキャスとかで
「It’s allright!」\all right!/
「all right!」\all right!/
のとこの合いの手の練習やってる時から早くライブでやりたくてウズウズしてたから、もしかしたらみんなもおんなじ気持ちだったのかも。笑
こういう、声出して一緒に参加できるようなライブならではって感じの曲、楽しくていいよなぁ。
「伊東歌詞太郎」という大きな穴、試しに落ちてみたらあまりにも居心地が良過ぎて全く這い上がりたいと思いません。
(MC)
☆ピエロ
「火鳥風月」東京公演のアンコール
「CDJ1718」の1曲目
「二天一流」シークレットライブでのアカペラ
「HAPPY REBIRTHDAY」のアンコール
思い返してみると、この曲は本当に聴くたびに抱く感情が毎回違っていたなぁ。
今回のライブツアー「しらゆり」で私が感じたのは「自信」
ものすごく自信に満ち溢れていて、力強さを感じた。
本当にもう大丈夫なんだなって、それがちゃんと伝わるから、すごく安心して聴けた気がする。
☆アストロ
名古屋公演では、サビ前で緑から一瞬赤に切り替わるライトが印象的だった。
マイク持ってない方の手で空中を横に殴るような振りをしてたのがカッコ良かったなぁ。
☆少女レイ
選曲が予想外すぎてまたビックリさせられた。
初めの「ふふっ」って笑い声の響き、ぞくっときた。
あれは、いけないね・・・
セリフのときもそうだけど、俯くのズルい。
聴いてると深読み思考が過ぎてとても苦しくなる曲。でも好き。
首揺らしてリズムとってる姿がまた最高にカッコイイんですよね・・・
☆しゃったーちゃんす
最近ぼくラジでも流してたよなぁ、なんてことを思い出したり。
「一つ咲いて、一つ枯れた」のところの手の振りが印象的だった。
最後の「君の瞳に乾杯」って歌詞のとこ、ちゃんと「乾杯」してた。
コップでもジョッキでもなく、ワイングラスだった。
前曲から引き続き少し気怠げな雰囲気をまとって歌う彼の色気、凄かった。
だだ漏れてた。
まんまと魅せられてしまったよ・・・
東京公演の時のレーダーみたいな光の演出もカッコよかったなぁ。
(MC)
☆その暖かな手を
名古屋公演。
凄かった。歌から伝わってくるものが大き過ぎて苦しくなるくらいだった。
「会いたかった」というストレートな歌詞、
初めて聴いた時は少し衝撃を受けたのだけど、
何度も聴いている内にあまり考え過ぎず言葉通り素直に受け取っていいのかもしれないな、と思うようになった。
☆さよならだけが人生だ
名古屋公演。
こんなにも感情がこもった、震えを抑えるような声で歌ってるのを聴くのは
「二天一流」シークレットライブのときの「雨ニモ負ケズ」以来だなぁと思った。
でも、あの時とは確実に感情の種類は違うんだろうな。
前曲で感極まってしまってたのもあって伴奏が様子を伺うかのようにすごくすごくゆっくりで、
彼が整うのを待ってるみたいだった。
東京公演では、名古屋の時とは対照的に力強さを感じた。
ガツンと強い、というよりも静かな強さ。
この曲も聴くたびに印象が変わるなぁ。
☆Tonight
サビの伸びやかな声が気持ちよかったなぁ。
この曲のちょいワル感というか、掴みどころのない感というか、
そういうのがとても歌詞太郎さんぽくてドキドキする。
いいな、好き。
お友達が
「前曲で『どんな君でもそばにいさせて』って言ってたのに『君だけの僕じゃない』って、何それ?!落とすの早くない?!完全に弄ばれてる!でも好き!!」
って言っててめちゃくちゃ笑った。
確かに。でも好き。ホントそれな?
まったく、大変な人を好きになってしまったもんだ。
楽しい。
☆ラピスラズリ
曲名であるラピスラズリ、
なんとなく青っぽい石であることは知ってたんだけどちゃんと見たことがなかったから調べてみた。
夜空のような深い青色の中に星空がぎゅっと収められていて、
石そのものがまるで小さな宇宙みたいな、
そんな綺麗な石だった。
プロジェクションマッピング?みたいな立体的な光も凄かった。
あのクルクル回る小さな光、サウンドシアターの時とかにも見た気がするなぁ。
「世界が好きだ」と歌う彼が好きだ。
(MC)
☆パラボラ〜ガリレオの夢〜
またまだ行くぜ!的なこと言ってたのにトーク明けいきなりパラボラだったから、
えっ嘘、もう終わり?!って一瞬焦った。
この曲も手拍子が楽しくて好き。
そして何度も書いてしまうけど、星空のよ��なライトが本当に綺麗だった。
東京公演では間奏の時にステージから降りた?みたいで前方が騒ついてた(見えてない)
☆ムーンウォーカー
大好きなんだよな〜〜〜この曲。
弓を射るみたいに大きく腕を引いて手拍子煽るのも最高。
スターウォーズでワープするときみたいな光の演出で勝手にテンション上がってた。
「クレーター吸い込まれてく」のとこでほんとに吸い込まれたみたいにいなくなった(※しゃがんでた)から一瞬ビックリした。
東京公演の時の
「あの夜空を好きなだけ僕たちで う↑ば↑おう↑ぜっ↑」
って上げてくアレンジがめっっちゃくちゃ良くて鳥肌たった。
あと後ろでMV流れてたのもビックリした。
ハイウェイ飛ばしてるの最高〜〜〜!
クルマのメーター表示出てる演出とかもとても良き・・・
すごく素敵だったからもっとちゃんと見たいのだけど、後日どこかに公開されたりするのかな?
この曲はとにかく目も耳も忙し過ぎた。
☆I Can Stop Fall in Love
テンションぶち上げタオル曲。
楽しそうにタオルを回す彼の姿は何度見ても嬉しくなるね。
個人的には電車でうとうとしてる時とか朝起きる時とかに大変お世話になっている曲(初っ端のドラムで一気に目が覚める)。
これからもお世話になります。
☆magic music
後ろの映像ってマイホームタウンのMVでも出てた場所かな。
名古屋公演では曲間で振り返って見つめている時があったけれど、
東京公演では(私が見えた範囲では)振り返ってなかったように思う。
生きてることすら忘れてしまうほど忙しなく繰り返される日々の中で、
いつまでも醒めない夢というのは難しくて。
まさに最近はそんな状況だったのだけど、
夢のようなこの夜に解けない魔法をかけてもらえたから、
またしばらくは頑張れそうだな、と思う。
☆僕だけのロックスター
「もう踏~みだせば」のとこの弾んだ歌い方と、
続く「と↑ま↑ら↑ない↑」でどんどん上がっていくアレンジが最高に好きだ。
中指立て太郎さんも拝めました。最高。
東京公演、いつの間にかジャケット脱いでて白シャツ×ネクタイになってた。
軽率にドキドキしてしまうからやめてください。
(アンコール)
☆帰ろうよ、マイホームタウン~追想~
すごく優しくて、穏やかだった。
「ららら」のとこ、めちゃくちゃ嬉しそうにみんなの声を聴いてた。
ちゃんと届いてるんだなって、その表情を見ただけで十分過ぎるほど分かった。
あぁ、この人にはずっとこんな風に笑っていて欲しいな。
「ステージはそんなに甘い場所じゃない」って話、ここでもしていた。
「これからも戦っていかなくちゃいけないんだ」って。
私が初めて見た彼も、確かに「戦って」いた。
あの強い眼、今でもハッキリ思い出せる。
彼がステージに立って歌うとき、今では客席の多くが彼の味方だと思う。
でも、やっぱりそこで止まって欲しくない。
戦って、戦って、戦い続けて欲しい。
そして願わくば、その背中をいつまでも見させて欲しいなと思う。
それにしても、パーカー姿で歌う歌詞太郎さんは新鮮だったなぁ。
あまりにも可愛すぎた。
白のプrrrオーバーパーカー、眩しかった。
☆僕の声が大きい理由(新曲)
CD買って収録曲のタイトルを見たとき、
「あ、この曲歌うんだろうな」ってなんとなく思ったし、
実際にライブで「新曲です」と言って歌った曲がそれだってこともすぐ分かった。
や、だって、こんなに彼らしいタイトルの曲、他にない。
この曲ができたきっかけとして、下北沢でのバンド時代の話をしてくれた。
「ギターの音が大きすぎて ベースの音はもっとうるさくて」
でもそこで、じゃあそれに負けないくらい大きな声で歌ってやんよと思える彼の思考回路が本当に好きだな。
今では声量だけでマイクすらも壊せるほどのボーカリストになってしまったのだものな・・・流石だ。
彼が歌うときの口の開き方、綺麗で大きくて、見ていてすごく気持ちがいいなと思ったのだけど、
私のこの視点はめちゃくちゃ気持ちが悪いんだよな・・・
東京公演のアンコールでは多くの期待に応えて人生3度目くらいの「女子供が喜ぶプrrrオーバーパーカー」を着てご登場。
言われて渋々、蝶々結びし始めたとこ可愛かったな。笑
「かわいい歌詞太郎よりもカッコイイ歌詞太郎が見たいだろう?」って訊かれたけど、
答えは「どっちも見たい」です。
ステージ上でパーカーを脱いでTシャツに着替えるというまさかの大サービス。
「下に着てるに決まってんだろぉ?!」って言ってたけど、
違うんですよ、そういうことじゃあないんですよ。
ご本人は無自覚なんだろうけど、大変あざとかったです。
なんだかんだ言いつつも、最後には結局
「ほとんど照れ隠しなんですよ」って。(知ってた)
「照れてる」って自分で言っちゃうとこね。
ほんと、そゆとこ・・・
パーカーのくだりのとこは終始めちゃくちゃ調子にride onしてて可愛かったな。
郡山の夜の話は、ツイキャスでも一度聞いていたけど何度聞いても衝撃的な話だ。笑
身振り手振りつきで話してくれたの楽しかったな。
おじいちゃんの前を一度通り過ぎて、そのままバックで戻ってくるとこ可愛かった。
そしてやっぱり、お話上手だなぁと思った。
でも一つだけ、
警察の人の喋り方が、おそらく福島弁の再現だとは思うんだけど、
どうしてもつぶやき○ローにしか聞こえなかった。
すみません。笑
ステージに関わってくれている人たちが皆一生懸命だと、ライブ前のツイートでも仰っていたけれど、そのことが本当によく分かる素晴らしいライブだった。
名古屋公演で
「4000円のチケット代で4000円分の価値しかないのは嫌なんだ、7万くらいのものを提供したい!」
と仰っていて、
それはもうものすごく彼らしい考え方だと思うのだけれど、
いやいやいやいや、それならちゃんと7万払わせて〜〜〜と思ってしまった。
彼のライブはただでさえコスパが良すぎて「実質タダ」事案が勃発しているので、ちゃんと価値に見合った対価を貰っていただきたいのですよ・・・
でも「金額以上の価値を提供したい」という送り手と、
「価値あるものにはきちんとお金を払いたい」という受け手との関係が永く続けば
きっと良い方向に進んでいくんだろうなと思う。
東京公演はステージが横に広かったから端から端まで移動して歌ってくれることが多かった。
おかげで後方でもちょいちょい姿を目に納めることができた。
いやしかし、ライブハウスや路上での位置取り、
本当に下手くそだな私、とは改めて思った。笑
まぁ失敗から学んでいけばいいのさ・・・
正直、東京公演はステージほとんど見えなくて。
でも、
ステージが低いのも、段差がないのも、私の整番が遅いのも、私がチビなのも、たまたま前方にペンラを頭上高くまであげる人たちがいたのも、
それらは全てどうしようもないことだから。笑
見えないなら見えないなりに楽しもう!
と早々に開き直って歌を聴くのに集中してました。
せっかく楽しむためにライブ来たのに
文句や不満に思考を引っ張られるのは絶対もったいない、うん。
「いつも手拍子と笑顔をありがとう」
という彼の言葉。
「もっともっと感謝しなくちゃいけない」
とも仰っていたけれど、
もう十分ですよ、十分過ぎるほど貰ってます。
ステージに立った彼が客席に向けて放つ言葉で一番多いのは「感謝の言葉」だと思う。
曲の途中で感極まってしまったり歌詞を間違えたりするのは、アーティストとしては決して誇れることではないだろうから、
私も敢えてそこに触れることはしないけれど、
そう思う反面、こういう人だからこそ私はここまでこの人に惹かれるのかもしれないな、とも思う。
あれは、彼がアーティストではなく「歌」そのものになっている時なんじゃないかな、なんてことを考えていた。
何でライブに行くのかって、彼が楽しそうに歌を歌う姿が好きで、その気持ちが込められた全��の歌を聴きたいからだ。
ただ完璧な音源が聴きたいだけならCDで十分。
でも「生で聴きたい」と思わせてくれるだけの価値と魅力が彼と彼の歌にはある。
だから私はこれからも彼のライブに足を運ぶ。
「愛されるアーティストになりたい」と言ってくれたこと、とても嬉しかった。
以前は、なんとなくだけど、自分が愛されることを自分で許していないというか、自ら否定しているような、
本当になんとなくだけど、そんな気がしていたから。
彼がどうなりたいと思っているのか、
それを口に出して伝えてくれたことが素直に嬉しいなと思った。
2018年、個人的にもいろんな事があった年だったけれど、歌詞太郎さんのおかげで最高のライブ納めができた。
来年も楽しくマイペースに推し事していきたいな!
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
楽- FUN-倶楽部 会員限定イベントvol.1(昼)
2018年12月16日。
品川インターシティホールで行われた
豊永利行さんの
楽- FUN-倶楽部会員限定イベントvol.1
昼公演に参加してきました!
私にとっては7月のライブツアー以来の豊永さん。
ここ最近はお仕事情報ほぼほぼ追えていないヘッポコ会員なのに
前方センターのめちゃくちゃ良席であまりの近さに恐縮してしまった・・・
ファンミーティングってどんなことすんだろな~と思ってたんだけど、
豊永さんを知ったきっかけとか、今後出して欲しいグッズとか、公式キャラ(?)の名前決めとか、
本当に「ミーティング」って感じだった。
いいなぁ、この「みんなで作っていってる」感。
好き。
どうでもいいけど、私はあのキャラ
「ちみ永さん」って呼んでます。笑
歌パートはアコースティックバージョンで3曲。
・MUSIC OF THE ENTERTAINMENT
・kitten
・WaRatte!!
説明がちょっとあやふやだから書かないけど、それぞれ「初めて」をテーマにした選曲とのこと。
「WaRatte!!」とか、生で聴ける機会が来るなんて思いもしていなかったからビッックリした。嬉しかった。
あと個人的に、歌詞が一番刺さってちょっと泣きそうになったのもこの曲。
前2曲は椅子に浅く腰掛けてゆったり歌っていたのに、この曲では立ち上がって会場の上手から下手まで歩いて、まるでお客さん一人一人に話し掛けるみたいに歌っていた。
歌唱パートは終始すっごい優しい顔だから、油断してると本当に危ない。笑
あとFUN歌がうまいこと行かなかった時の保険で(笑)用意していたらしい、
「この雪が解ける前に」
タイトルだけは知ってたこの曲を、今回ようやく聴くことができた。
「とける」の字が「溶ける」じゃなくて「解ける」な所にコダワリが見える。素敵。
豊永さんの作る曲は、愛に溢れた曲が多いなぁと思う。
優しくてあったかくて大きくて。
安心感があるというか。
うん、まさに豊永さん。笑
歌って本当に「その人そのもの」なんだなぁ、なんてことを改めて思ったり。
・・・かと思えばFUN歌みたいな”おふざけ”もしっかりやるからなぁ。勝てない。笑
やる前は
「訳わかんなくなってソプラノでもアルトでもテノールでもない音程を彷徨う様が見たい」
とか安定のドSっぷりを発揮してたけど、
ところがどっこい、いざやってみたらファンがみんな普通に上手で拍子抜けしてた。笑
いや、でも、歌ってる時の「なんだこれ」感ハンパなかった。
それが最高におもしろいんだけど。笑
FCができてから、豊永さんは
「“会費”というお金を払っていただいているからには、それに見合ったものを提供したい」という話を何度も繰り返ししてらっしゃる。
これ、言い方は少し悪いかもしれないけれど、豊永さん自身が「豊永利行」という商品の価値をものすごく冷静に客観視しているんだな、と感じていて。
自身が活動を続けていくため、そしてファンが推しの活動を見続けるためには、やっぱりお金は必要なもので。
だからそこを綺麗な言葉で誤魔化すんじゃなくて「お金」と明言してくれるのも嬉しいし、
その上で、「じゃあファンであるあなたが僕に望むことってなんですか?」って聞いてくれる。
ファンと気持ちや要望のすり合わせをしようとしてくれる。
そこが本当に、豊永さんらしくて好きだなぁと思う。
ファンというものは基本的に事あるごとに推しにお金を払いたいと思っている生き物だし(※個人の意見です)
自分が価値を感じているものに対しては惜しみなくお金を払いたいとも思っているけれども(※個人の意見です)
それがもし自分が欲しいな〜と望んでいたものだったら、そりゃもう最高ですよね。
「いかに気持ちよくお金を払わせてくれるか」ってのも、推し事していく上では結構大事なポイントだよなぁ。
・・・なんてことを考えたり考えなかったりするイベントでした。
フォロワーさんともお久しぶりな感じで、それでも変わらずお話してくれたり「会いたい」って言ってもらえたりするのは、本当に本当に有り難いことだなぁと噛み締めつつ。
ツアーもアルバムも会報誌も、来年にはもう既に楽しみなことが盛り沢山だな〜!
今年のとよさんイベ納めにピッタリな楽しい時間を過ごさせてもらいました。
感謝!
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
全国路上ライブツアー2018 in 埼玉
2018年9月17日。
埼玉県のピオニウォーク東松山で行われた
伊東歌詞太郎さんの全国路上ライブツアーに参加してきました。
 埼玉ならまぁ行けるっしょ〜と軽く思っていたけれど、
ところがどっこい。普通に2時間くらいかかった。
  着いたのが12時30分くらい。
どうやら物販が12時から始まっていたようで会場付近には既に長蛇の列。
 同期2人に新曲CD買っていきたいなぁと思っていたから並んでいたんだけど、途中で「これは厳しいんじゃないか」という予感がして離脱。
結果的にその判断は正しかった……笑
  今回は着いたのが遅かったのもあるんだけど場所取りを完全に失敗してしまって、ぶっちゃけライブ中はほとんどお姿見えず。
前の人が意外と背の高い方だった……(待機中は座ってらしたから分からなかった笑)
  でも、姿は見えなくても、彼が楽しそうに歌っていることは声だけでも十分すぎるほどよく分かった。
ご本人も仰っているけれど、本当に、7月25日からずっと、めちゃくちゃ調子いいんだなってのが分かる。
声の伸びが最高に気持ちいい。
会場が上の階まで吹き抜けになっている構造だったから声がものすごく綺麗に響いていた。
  リハで歌った「ピエロ」、サビ歌わないから不満が出たのかな?
「いやだってこれリハだからね?!笑」って言いながらもその後はちゃんと歌ってくれた。
  本ライブのセトリは
・北極星
・夢見時
・さよならだけが人生だ
・雨ニモ負ケズ
・magic music
  「北極星」
イントロからお客さんの手拍子がすごい力強くて
「おぉ……いいねぇ」ってご満悦な様子だったのとても良いなって思った。
間奏でマイクを持った右腕を左手で叩くから、その音がマイクを通してドンドンと太鼓のように響いていた。
彼のクラップの煽り(?)めちゃ好きなんよなぁ。
  「夢見時」
生で聴くの初めてだったからすごく嬉しかった。
確か僕ラジの振り返り放送(?)で公録の様子を放送していたときに聴いたのが初めてだったと思うんだけど、
すごくいいな、好きだなって思ってた曲だったから。
途中まで「あれ、この曲なんだっけ〜聴いたことはある気がするんだけど〜〜」と思っていたら
歌詞に「夢見時」って入ってるからそこで気付いてハッとした。
  「さよならだけが人生だ」
先日の大阪のときのがあまりにもお美しくて忘れられなかったんだけど、
柴田さんのギターに乗せて歌うこの曲もやっぱりいいなって思った。
この曲、ライブで聴くたびに印象が変わって、どんどん好きになる。
  「雨ニモ負ケズ」
流れた瞬間「えーなにもう好きな曲ばっかやってくれるじゃん……」と思ったのだけど、
よくよく考えたら彼が歌っている曲は全部好きなんだから当たり前だなって思った。
 「magic music」
最後のサビをアカペラで歌っていた。
突然マイクを外すから「何事?!」ってなってた人も多かった気がする。
 私も、アカペラあるって知っていたけどすっかり忘れててちょっとビックリした笑
 でもそういうところが、すごく彼らしくて、すごく好きだなって改めて思った。
   「さよならだけが人生だ」で
「どうかお願いだ 見せてくれないか」と言い、
 「magic music」で
「その涙も笑顔も見せてくれてどうもありがとう」と言う。
こんなん、好きになってしまうよね………
 彼の歌は本当に、その時その時の彼の気持ちや想いが詰まったものなんだなと思うと、一つ一つの曲を今まで以上に大切にしたいと思える。
  MCでグッズが売り切れてしまったことへの謝罪のあと
「謝罪なんかあったかな?!ってくらい全力で歌って全力で貴方のハートを撃ち抜きます!!」
的なこと言っててヒェッ………ってなった。
太郎さん、そんなこと言えちゃうお方なの……?
ていうかもう撃ち抜かれてるわ……無事貫通です……
  写真撮影のときはちょうど斜め前くらいに来たからビックリした。
後ろ姿見ることなんて滅多にないからついジロジロ見てしまったよ……
しかも今日は珍しく(?)シャツじゃなかったので首筋が………とても、素晴らしかったです……………
  対応待ちの列で、やることもないのでステージ上の太郎さんとファンの方のやりとりをずっと見ていたのだけど、
ちびっ子が来たときにしゃがんで目線合わせてニッコニコなご様子を何度も見てしまって
「あ〜〜〜好き〜〜〜〜〜〜〜最高〜〜〜〜推せる〜〜〜〜〜〜〜」
という気持ちが高ぶりすぎてニヤニヤを堪えるのが本当に大変だった(おそらく堪えきれていない)
  あと太郎さん直接関係ないけど火鳥風月T着て待機列の外で人待ちしてる風なお父さんと、
待機列でWEST SIDE STORYの歌詞カードめっちゃ熟読してるお父さんも、
めっちゃ推せるなって思った。
  目の前で対応していただくのは今日が5回目だったのだけれど、
今回初めて彼が高頻度でペン回しをしていることに気が付いた。
なんか、なんだろうね、たかがペン回しと言われればそれまでなんだけれど、
とても好きだなって思った。
ほんと、なんなんだろうね?笑
あと(おそらく彼のものと思われる)ペンケースが赤なのも初めて気が付いた。
ギターケースもだし、最近買ったiPhoneもだし、赤、お好きなのかしら?
それって、最近さらに…とかあったりするのかしら??
考えるとドキドキしてしまうね。
ほんまええな?
今日も楽しい時間を過ごさせていただきました。
感謝。
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
HAPPY REBIRTHDAY
2018年7月25日。
TSUTAYA O-EASTで行われた
伊東歌詞太郎さんのワンマンライブ
「HAPPY REBIRTHDAY」に参加してきました。
  ステージ袖から出てきた彼は
本当にすごく、いつも通りで。
スタンドのマイクを両手で強く握りしめ、すうっと息を吸い込み歌い出したのは、まだ名前を知らない歌だった。
  伴奏も何もない。聴こえるのは彼の声だけ。
 「歌が好きだ」と歌っていた。
何一つ変わることなく、本当に「歌が好きだ」と。
 嬉しかった。
彼の好きな「歌」が変わらず彼の側にあることが、ただただ嬉しかった。
  もう二度とやらないと彼自身が宣言している
「復帰」と名のついたライブ。
それは誓いと決意の言葉であると私は受け取っている。
たぶんこの日を迎えるまでに抱いていた感情は、
みんなそれぞれ違うんだろうなと思う。
  私は正直、緊張や心配、不安、といった感情はあまりなくて。
いや、ないと思っていて。
彼が「大丈夫」と言うのならきっと大丈夫なんだろうな、くらいの気持ちだった。
  でも彼の伸びやかな歌声を聴いて、どこかホッとするような気持ちは確かにあった。
  続けて流れた「北極星」のイントロに自分でも引くほど涙が溢れて止まらなくなった。
この曲をここに持ってきたこと。
それは、このライブが(良い意味で)何一つ特別なものではなく
彼にとっての「いつも通り」の「日常」なんだなって、
それがまたここから始まるんだなって、
それが分かったから、なんだか胸がいっぱいになってしまった。
一瞬でも気を緩めると言葉にならない気持ちが声になって漏れてしまいそうで、必死に堪えた。
  私は私自身を「泣けない人間」だと思っているから
彼のライブで涙を流している自分には、未だに驚きと戸惑う気持ちがある。
流石にそろそろ自己認識を改めた方がいいのだろうか…?笑
  まぁ、それはそれとして。
 この日の歌詞太郎さんは、本当に
すっごく楽しそうで
すっごく嬉しそうで
すっごく幸せそうで
すっごく笑顔だった。
なんていい顔で、気持ちよさそうに歌うんだろう、と思った。
「こころ」と「からだ」が両方揃ったこの人は、
こんなにも無敵なのかってビックリした。
  ステージに立つ彼は
本当に本当にカッコよかった。
カッコイイ人であることはもう十分知っていたはずなのに
それでも驚くほど、何度も何度も
「あぁ、カッコイイな」と思った。
  彼のライブに参加して「最高だった」と思わなかった日なんて一度もないけれど、
この日のライブは、間違いなく、本当に、
今までで一番「最高」だったと心の底から思う。
  セトリも本当に素晴らしかった。
私はここ最近のライブから参加し始めたから
「二天一流」の曲メインのステージが多かったのだけれど、
この日は「一意専心」や「二律背反」からの曲もあって、まさか聴けるとは思っていなかったからテンション上がった。
個人的に「カナリア・シンデレラ」と「さくら」は大好きな曲で
いつか聴けたらいいなぁと思っていたから本当に嬉しかった…
ありがとうございます。
 会場の照明の演出も、すごく素敵だった。
最初に歌った新曲「その暖かな手を」のときのピンスポも
背中側からのみライトが当たって彼のシルエットが影になって浮かぶ演出も(そしてそのときの彼の俯いた横顔も)
パラボラのときの、まるで星空のような無数の小さな光が天井をぶわ���っと流れていく演出も
どれ��本当に素晴らしかった。
 このライブに関わってらっしゃる方々の心意気というか、一生懸命な気持ちがすごく感じられた。
彼自身が「普通だったら断るような、かなりギリギリのスケジュールだった」というようなことを仰っていたけれど、
それでもこうして一緒にやってくださる真面目で素敵な方々に囲まれているのだなぁと思ったら
それもすごく嬉しかった。
    この日のライブで彼が伝えたかったことは
とてもシンプルだったような気がする。
「歌が大好き」って気持ちと
「もう大丈夫」ってことを
これでもか!ってくらい完璧に証明してくれた。
だから私もすごくシンプルな気持ちで楽しむことができたんだと思う。
  二天一流のシークレットライブのときは、彼自身もきっと思うところがたくさんあって、
私も歌や言葉から伝わる想い、感じること、いろいろあった。
だからこそ「残したいな、残さなければいけないな」とも思ったのだけれど。
でも今回は、なんかもう言葉を連ねる必要を感じないくらい、本当に、ただただ楽しかった。
 ここまで散々言葉を連ねてきて、今さら何を言うとんねんって感じではあるけれど(笑)
 MCは、もっぱら「潤沢」に関する話題だった。
彼はこの日のライブを「何も特別ではない」と言うけれど
その言葉に込められた気持ちも、とてもよく分かるけれど
  それでも、彼の歌をずっとずっと待っていた身としては
この日に特別な気持ちを少しも持たないでいるのは無理なことだよなぁとも思う。
  行けないって人を見かけてしまうと、やっぱり悲しいなぁと思ってしまう。
みんなで楽しめたら、それが一番だよなぁって思う。
  でも、キャパも日程も抽選方法も、全部が全部、彼の意向通りになるものでもないんだろうなというのも分かるから
そのことで彼に申し訳ないと思わせてしまうのが、心苦しい。
   お客さんが何を望んでいるのか分かっていて、
提供する側も「こうしたい!」って思っていることでも
いろんな事情でそれが叶わないことは、きっとたくさんある。
  私は社会に出てまだ少ししか経っていないけれど、こんなにも希望が通らないことっていっぱいあるんだ、ってビックリしている。
  「何でも思い通りにいくわけじゃない」って知っていたけれど、知っていたつもりだったけれど、
現実はもっとずっとシビアなんだなって身を以て感じている。
  作る側と受け取る側は、それだけで成り立っているわけじゃない。
1対1の関係じゃない。
この周りにはそれを支えている人たちがたくさんいる。
  私は会社の一社員として、
彼はアーティストとして、
だから、仕組みは同じではないだろうけれど。
そして会社にはクレーム対応の窓口があるけれど、彼にはそれがないから、
いろんな言葉を彼が一手に引き受けているのかなと思ったら
少しだけ心配になってしまった。
「こっちから会いにいってやるよ!」と吠える彼も
中指立ててブチ切れてる彼も
大好きだけど、
それでもやっぱり彼は優しすぎるから、
どうか必要以上に傷付くことがありませんように、と願う。
   そうそう、
今回のライブでは終演後にフォロワーさん方とお話する機会があったのだけれど
皆さん口を揃えて
「歌詞太郎さんが楽しそうでよかった」
って言うんですよね。
これ、すごくいいなぁって思うし、本当にあったかい気持ちになる。
私もまったく同じ気持ちだから、おんなじように思っている人がたくさんいるってことがすごく嬉しいし、
だからこそ彼のライブはとても居心地が良いんだろうなとも思う。
 歌詞太郎さんを知って、好きになれて、
本当に良かったなぁって、
これはもう何度も思っていることだけれど、
この日も改めてそう思った。
★SET LIST★
【新】その暖かな手を
北極星
S.O.S
カナリア・シンデレラ
(MC)
さくら
さよならだけが人生だ
雨ニモ負ケズ
Heeler
(MC)
ヒーローマスク
帰ろうよ、マイホームタウン〜追想〜
【新】ムーンウォーカー
(MC)
アストロ
I Can Stop Fall in Love
百花繚乱
パラボラ〜ガリレオの夢〜
(Encore)
ピエロ
僕だけのロックスター
1 note · View note
yu-s3829 · 6 years
Text
「家庭教室」出版記念イベントin渋谷
2018年5月27日。
渋谷で行われた
伊東歌詞太郎さんの小説「家庭教室」の
出版記念イベントに参加してきました。
イベントが始まる前に会場内に形成された列に誘導され、そこで待機だったのだけど、
開始直前に まさかの歌詞太郎さん登場で、編集者の方と一緒にちょっとしたトークをしてくださいました…!
それによると、
初版は新人作家では異例の9000部。
それでも即 売り切れてしまって、
2版は3万部 刷ったそうです…!!
すごい…!!!
kdkwの編集チームの方もこうしたイベントが出来るのはすごく嬉しいそうで、
歌詞太郎さんにとっても、出版社にとっても、私たちにとっても、
みんなにとって嬉しい、
まさにwin-win-winの流れが生まれているのだなぁと思ったら、とてもあったかい気持ちになりました…!
以下、私の対応の話。
昨日はいわゆるハンドルネームで書いていただいたので、今日は本名で書いていただこう、と思っていて。
こんにちは、よろしくお願いします。と言いながら前に立った私の顔を見て
開口一番「そういうことか~!」と言われ、
内心(どういうこと…?)と思いながらも、
歌詞太郎さんの表情から
あ、これは、たぶん、え、まさか、いや、やはり、分かってらっしゃるんだろうな、と思ったので、
「あ、これが本名で…」と言ったら
「なるほどね~」と、ウンウン頷かれた。
(本名にも「悠」の文字が入っているから、それで…?)
いや、それにしても、
この2日だけでも とんでもない人数の対応しているはずなのに、ほんっとうにすごい……
なんかもう記憶力がいいとか、そんなレベルの話ではない気がする……
来てくれた人たちのことを覚えたい、覚えようって意識をもって、相手をちゃんと見ていないと絶対に出来ないことだから、
それが、その気持ちが、��っぱりすごく嬉しいなぁって思う。
万が一 私を覚えていらっしゃったら、改めて感謝をきちんとお伝えしようと覚悟(?)はしていたのだけど、
いざ本当にそうなったら自分でも情けないほど声が震えてしまって(笑)
「あの、昨日は、本当に衝撃が強すぎて、きちんと感謝をお伝えしていなかったかもと思いまして…改めて、読んでくださって本当にありがとうございます」
と、頭を下げたら
「いやいやいやいや、こちらこそだよ…!ほんとに、素晴らしい文章だった。ありがとう」
と、頭を下げ返されてしまって。
もうさ、あんまりにも嬉しすぎて。
「ありがとう」を伝えたいのはこちらの方なのに、
彼はこちらが伝えたものの何倍もの嬉しい気持ちを
また「ありがとう」という言葉と共に返してくれる。
もう、どうすればいいんだろう、と思ってしまった。
こんなにもらってしまったら、返しきれないよ…
マジで泣きそうで、相変わらず手も声も震えてて、
それでもどうにか絞り出したのは
「歌詞太郎さんのライブがそれだけ素晴らしかったから、書けたものなんですよ…ほんとうに………」
という言葉。
これは、あの日からずっと、今でも、心の底から思っていること。
それを聞いた歌詞太郎さんがさ、
めっっっちゃ嬉しそうな顔で、
「うわ、めっっっちゃ嬉しい…!ありがとう」
って。
もうもうもうもうもうもうもうもうもうーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
嬉しすぎてどうにか なりそうだった…………()
「幸せ死」とかないよね?大丈夫だよね??
それに対して、もう
「とんでもないです…」としか言えなくて。
「これからもよろしくな?」
そう言いながら差し出された本を受け取り、
続いて差し出された右手を握り返す。
はい、とか、もちろんです、とか言ったような気もするけど、覚えてない。
最後にもう一度、
「本当に、ありがとうな」
と言ってくださって、
「とんでもないです…こちらこそです…」
と、やっぱりただひたすら頭を下げることしか出来なかった。
声ちっさくて低いし、ずっと震えてるし、顔も強張ってただろうし、手も冷たいし(歌詞太郎さんの手はとても温かかった……)
なんかもう、いろいろヒドイな?って思うけど、
それでも、とても幸せな時間を頂きました。
本当にありがとうございます。
昨日よりも今日の方が緊張していた気がする…
いや、あんま変わらないか……
感謝の気持ちは伝えきれないけれど、
嬉しい気持ちは返しきれないけれど、
これからもそれらを伝えるための努力は
変わらずしていきたいなと改めて思った。
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
「家庭教室」出版記念イベントin横浜
2018年5月26日。
横浜で行われた、
伊東歌詞太郎さんの小説「家庭教室」の
出版記念イベントに参加してきました。
本に書いてほしい名前を整理券の裏に記入してそれを見ながら書いてもらう形式で、
私は「悠」と書いたんだけど。
それを見て、少し考え込むような素振りを見せた歌詞太郎さん。
「この悠さんは…」
と呟かれて、
?何だろう??
と思っていたら、
「悠さんって、ブログとか書かれたりしますか?」
その言葉に「えっ!?」と声が出て、思わず口を覆った。
こっからはもう頭真っ白。
まさか、いやまさかね、と思いながらも、
一方では彼の言わんとすることをなんとなく察してしまっていて、
「はい、あの、二天一流のライブの、感想を書いたものを、引用リツイートしていただいたことが…」
と、震える声でなんとか答えたら
「あぁ、やっぱり。本当に嬉しかったよ。ありがとう」
って。
もう、ビッッックリしちゃった。
まさかご本人から、4ヶ月越しに、直接、目を見て、感想を伝えていただけるなんて。
というか「やっぱり」ってなに〜〜〜〜〜〜〜
「悠」なんてそんな珍しいわけでもないし、他にもいそうなものだけど。
文章好きそうな顔に見えたのかな?笑
…まさか、いや、まさかとは思うけど、お手紙やメールで住所を「神奈川」と書いていて、今日は横浜のイベントだから、もしかしてそれで…?
いや、いやいやいやいや、まさか、そんな……
ねぇ?笑
というのは置いといて、
あの文章に反応をいただけたとき勇気出してリプもしていたし、
ぼくラジに改めて感謝を伝える旨のメールもしていたし(驚きの長さで、いま見返すと申し訳なくなる…笑)
私が出したものに対して彼が返してくださったものはもう十分受け取ったつもりで、
私の中では一区切りついて、一旦落ち着いたもの、という認識だったから。
だからまさか、
「悠」という名前を見ただけで「もしかして」と思ってもらえるほど
彼の中にあの文章が残っているなんて、全く思ってなくて。
いや、この言い方だと歌詞太郎さんに失礼だな……
彼が受け取ったものをすごく大事に、大切に思ってくださっているのは知っているのだけど、
それが自分にも適用されるだろうという風には全く意識がいっていなくて、
なんというか、つまり、
歌詞太郎さんがすんばらしく頭が良くて、
すんばらしく記憶力が良い方で、
すんばらしく気配りパラが高い方であるということが、
自分の思っていた以上だったのだなということを身を以て知ったというか…笑
もう手も脚もガックガクだったよ…(それは始まる前からだけど)
向こうからこの話題を振られた時点で自分が考えていた言葉は全部吹っ飛んでしまい、
その後の会話はすべて脊髄反射で進行していたから、本当に恐ろしい…笑
サインが終わり、差し出された本を受け取りながら、急に今日は小説のイベントであったことを思い出し、
「あ!あの、家庭教室、重版出来と、あと、あれ、なんだっけ……あ、出版!おめでとうございます…!」
と、流れガン無視でねじ込む()
なんだっけ、のとこでちょっと笑われた。
私が必死すぎたんだな()
でも自分でも「わたし必死だな」って思ってた笑
でも、だって、小説のイベントだし、これだけは言わな!と思ってたからさ…
笑われたけど、そのままの笑顔で
「あはは、ありがとう」
って言ってもらえたから悔いはないです……
これからもよろしく、的なことを言われながら手を差し出され、
そこでようやく握手もあったことを思い出す。
握り返しながら
「明日の渋谷も、行きます…!」
って言った後のお返事をあまり覚えてないけど、
たぶん「おーありがとう!待ってるよ」的なこと言ってくれてたと思う(テキトーかよ…)
あと、すごくどうでもいいんだけど、
わたし手が普通の人よりもかなり小さくて、
歌詞太郎さんと握手してるときの自分の手を見るといつも巨人と小人みたいだなって思う
まぁ身長的にもそんな感じだけど笑
なんかもういろいろと衝撃が凄くて、
終わったあとにしばらく壁と向かい合ってしまった…
本当に、これは現実……?
誰か教えて………って。笑
ヴィレヴァンスタッフのお姉さんもさ、すごい良い方で…
あまりの衝撃に呂律が回っていない私に
「お話できて良かったですね!」的なこと言ってくださって
(嬉しかったのにほとんど覚えてなくてすみません…)
優しさが沁みた…あれでなんか泣きそうだった
あのシークレットライブの感想を書いたとき、
歌詞太郎さんが、あの日のライブが、
こんなにも素晴らしかったってことを誰かに伝えたいという気持ちはあった。
でもご本人に読まれることは本当に、1ミリも想定していなくて。
それは、彼がファンの絵や文章や企画や、
そういったものに反応をしてくださる方だって、
あのときはまだ知らなかったからでもあると思うんだけど。
Twitter始めた頃はリプくれた人に律儀に全部お返ししてたのは知ってるんだけど、
今はもう、そういうTwitterを通しての絡みは一切ないのかと思っていて。
だから、何度も書くけど、ほんとに、ほんっっっとうにビックリしたんです。
そしてこれは、全くもって「当たり前」のことではないからさ…
この先またこういう機会があるかは分からないけれど、例え何度あろうとも
「見てくれて良かった」じゃなくて
「見てくれてありがとう」って言い続けたいなと、改めて思った。
私がこういう文章を書く根底にあるのは
「書きたいから書く」
「心が動いたから書く」
というものだから、
「見てもらうため」「反応をもらうため」に何かをするのは、
私は「違うな」って思ってしまうんですね。
絵でも、文章でも、お手紙でも、プレゼントでも、何らかの企画でも、
その人を「応援したい!」っていう気持ちからくる行為は誰かに強制されたわけではなく、
個人個人が「やりたいから」やっているものだと私は思っているから、
それに対して
「アタシはあなたのためにこれだけ尽くしたんだから、見てくれるよね?反応してくれるよね?喜んで当然だよね?」
って暗に言っているようなものになってしまうのは、私は、あんまり好きではなくて。
ご本人に本当に伝えたいことは直接手紙に書くし、
そうすれば歌詞太郎さんは絶対に見てくれると知っているから、もうそれで十分だと思っていて。
それでもこうして何かあるたびに文字を書いてしまうのは、やっぱり自分が「書きたいから」でしかないんだよなぁ。
もちろん、それを誰かが読んで、そして反応をくださることは、すごく有り難くて嬉しいことです。
反応をもらうために書いてるわけではないけど、反応もらえたら そりゃあ嬉しいに決まってる😊
「直接"ありがとう"を伝えるためにイベントをする」
と仰っていた歌詞太郎さんに
こちらも「ありがとう」を伝えたくて行ったのに、
なんだか私ばかり嬉しい気持ちをもらってしまったような気がするなぁ…
明日こそはきちんと「ありがとう」をお伝えしなければ。
Tumblr media
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
今日も「偶然」生きている
この文章は
伊東歌詞太郎さんの小説「家庭教室」を読んで書いたものですが、
本の内容に対する感想ではありません。
ただ、人によってはネタバレだと感じる部分があるかもしれないので、
未読の方はお気を付けください。
  この後に書いてあること、作り話?と思うような内容かもしれませんが、
全部、本当のことです。
(作り話だと思って読んでもらっても、それは別に構いません)
明るい話ではないし、書くことも迷ったけれど、
それでも自分なりに向き合って書きました。
  よろしければ。
  私が「生きている」ってなんなんだろうと思ったのは、本当につい最近のことだった。
昨年の年末。
自身の卒論のことで頭がいっぱいだった時期。
 そのきっかけとなったのは、
私と同じゼミに所属していた同い年の男の子だった。
私は卒業に必要な単位は3年生終了時にすべて取り終わっていたから、4年生の後半はもうほとんど大学に行っていなかった。
だから、私が彼の身に起こったことを知ったのは教授から届いたメールの文章でだけ。
でも、文章だけではとても信じられないような内容がそこには書かれていた。
  3月の卒業式の日。
ゼミのみんなで写真を撮ろうということになって集合場所に行ったら、
やっぱりそこに彼の姿はなくて、
教授が彼の顔写真をプリントアウトしたものを持って、そうしてみんなで並んで写真を撮った。
彼の容体は、定期的に教授から連絡がきていた。
だから卒業式に彼が来ることはないということも、事前に知っていた。
でも、やっぱり、にわかには���じられなくて、
写真の中の彼の笑顔を直視することができなかった。
何も言えなかった。
誰も、何も言わなかった。
2年と3年のときには週一でゼミの時間があったから当然そのときに顔を合わせていたし、
会えば他の子ともするような他愛のない話をした。
特別仲がよかったわけではない。
でも、赤の他人だとも思っていなかった。
  私たちのゼミの写真撮影を見ていた通りすがりの別のゼミの男子が
「なんだあれ、葬式かよww」
って、笑いながら言ったあの声が忘れられない。
無神経なその発言にすごく腹が立ったし悲しい気持ちになったけれど、
でも、そうだよね。
こんなこと、想像できる訳がないよね。
だって、私たちはまだ22だ。
 「時間は有限」「命には限りがある」
そんなこと、誰でも知ってる。
でも、果たしてその「有限」で「限りある」ものの「期限」や「終わり」を意識したことがある人は、一体どれだけいるのだろうか。
「もしかしたら明日死ぬかもしれない」
その可能性を否定することは誰にも出来ないけれど、
いつも通りの日々を送っていて本当に本気で心の底から
「私はもしかしたら明日死ぬかもしれない」
と思いながら生活している人なんてまずいないだろう。
私も、身近でこんなことがあったのにも関わらず、どうしてもそういう風には思えない。
「いつか死ぬ」ことは分かっていても、
その「いつか」が「明日である」とは、まず考えない。
だから、目の前にその現実を突きつけられない限りは、そのことを特別意識することもなく一日一日が過ぎていく。
  「生きる」って、「命」って、なんなんだろう。
世の中のためになることをして今世での役目を終えた人は早く向こうに呼ばれてしまう、なんて話を聞いたことがあるけれど、
彼に対しては、とてもそんな風には思えなかった。
彼のこの件は事件性があるものではなかったそうなので、
きっと学内でもこのことを知っているのは本当にごく僅かな人たちだけなのだろう。
当然、ニュースにもなっていないと思う。
彼の名前で検索をかける気分には到底なれなかったから、実際どうなのかは知らないけれど。
  「生きる」ってなんだ。死ぬってなんだ。
どうして、彼だったのだろう。
灰原さんが梨子さんに抱いたのとまったく同じことを、過去の私も思っていた。
でも、これを思うと同時に別の小説の、とある一節を思い出していた。
病気で余命宣告を受けていた同級生の女の子に対しての主人公の独白。
「彼女が生きることに対して感傷的になるのはただの思いあがりだ。彼女より僕が先に死ぬなんて絶対にないと確信している傲慢だ」
本当に、その通りだなと思った。
私は、彼より先に私が死ぬことがある可能性なんてこれっぽちも考えていなかった。
 「生きている」ことは「偶然死んでいないだけ」
これは「家庭教室」の中の一節だけど、
そうだ、私はいま
「偶然死なずに」「偶然生きている」だけなんだ。
 こんなにも当たり前のことなのに、
どうして人はこのことをすぐに忘れてしまうのだろうね。
 だからこそ、
やりたいと思ったことはやりたいと思った時にやるべきだし、
伝えたいと思ったことは伝えたいと思った時に伝えるべきだと、強く思う。
  行動を起こすのを躊躇う理由が
「今じゃなくてもいい」や「まだ時間はある」という気持ちだけなら、
それこそが「今すぐやるべきこと」なのかもしれないなって思うようになった。
 遅かれ早かれやりたいと思っていることなら絶対に早い方がいい。
もし仮に明日、自分が終わりを迎えた時に
「あぁ、あの時やっておけばよかった」と思いたくない。
そんなことを思う時間さえ、もらうことはできないかもしれないけれど。
  まぁこれはすべてに当てはまるわけではないし、
時期やタイミングというものを考えなければならない場合も多々あるけれど…。
  あ、でも、好きなことに関してはなるべく早めに手をつけるようになったかもしれないなぁ。
動画なんかだと特に、まとめて一気に見たいって気持ちもあるし、さっさと見てしまうのもなんだかもったいなくて、
時間と心と諸々の準備を済ませて万全の態勢を整えてから取り掛かろう、というような考えだったんだけど、
最近は意識して、なるべく早く見ようと思うようになった。
今までは「時間ができたら」って思ってたからつい後の方になりがちだったけれど、
「時間は作るもの」なんだって、これも最近本当によく感じる。
  なんだか話が逸れてしまったけれど、
この「家庭教室」の6つある章のうちの半分である3つの章で扱われている「生」と「死」という話。
これらを読んで、また改めていろいろと考えてしまった。
  当時も、いろいろと考えた。
文章にしてまとめようかとも思った。
でも、それは違うよなと思ってやめた。
特別仲がよかったわけでもないのに、
こういうことが起きたからって、
それは、やっぱりなんか違うよなって思った。
 ショックではあった。動揺もした。
「努力する」とか「気を付ける」とか、
そんなことではもうどうにもならないことがこの世では起こりうるのだ。
「可哀想」という気持ちよりも、
なんて不条理なんだろうという気持ちの方が遥かに強かった。
生きていたら道理が通らないと思うことなんていくらでもあるけれど、
命がなかったら、それを思うことすらできない。
誰も、何も、悪くないのに、どうしてこんなことが起きてしまうんだろう。
これが彼の運命だったと思うのは、あまりにも惨すぎる。
「怖い」と思った。
命って、こんなにも突然、あっけなく、終わってしまうこともあるのかって。
でも、悲しんだかと聞かれたら、それはよく分からないというのが本音だ。
こんなとこで嘘なんてついてもしょうがないからもう正直に書くけれど、
彼のことで私が涙を流したことは、ない。
「彼がもうこの世にいない」ということを事実としては知っているけれど、
私はそれが現実なのだということが今ひとつ実感できていない。
やっぱりどこか他人事だと思っている。
だからたぶん、涙もでない。
これくらい、私は薄情な人間なのだ。
本当に彼のことを大事に思っていて、心を痛めている人たちに対して、
こんな中途半端な自分が何かを発することはとても失礼なことに感じられた。
それは正直、この文を書いている今でも思っていることだ。
  私は彼の身に起こったことを、
ただ綺麗事を並べるための理由にしたいわけではないし、
誰かの同情を誘いたいわけでもない。
じゃあ一体なんのためにこれを書いているんだと訊かれたら、
 それは、この「家庭教室」を読んで、
過去に自分が感じていたこと、考えていたことを、
やっぱり残しておきたいと思ったからだ。
彼のためとか、彼を偲んでとか、
そんな立派な理由からじゃない。
私と、私の大切な人たちが、
「偶然」今日もまだ生きていることへの
感謝と有り難さを絶対に忘れないように。
0 notes
yu-s3829 · 6 years
Text
With my LIFE
2018年4月28日。
豊永利行さんのライブツアー
「With my LIFE」~バースデーパーティ~
に参加してきました!
一昨年のクリスマスにやってた2ndライブのときからずーーーーーっと行きたい行きたいと思っていた豊永さんのライブ。
ようやく参加することができました。
しかも豊永さん34歳のお誕生日 当日!!
そして本気で珍しいピーカンの日!!(雨オトコ永さんだからね)
もうね、世界が祝福してるなぁと思った。
…ってのは流石に大袈裟だけど(笑)、
少なくともお天道様はめっちゃ気合い入ってた。
1stと2ndのライブDVD見てても思っていたけど、
豊永さんのライブのOPムービーめちゃくちゃオシャレだよなぁ…
登場して1発目のMOTEを聴きながら
「あぁ、豊永さんのライブに来たんだなぁ」
と、しみじみ思った。
イントロ始まったからいそいそ立ち上がろうと思ったら周りが全く立ち上がる素振りを見せなくて、焦って隣の女の子と「え、立ちますよね?立っていいんですよね??」って何度も確認し合っちゃった(笑)
まぁそんなことはどうでも良くて、
とにかく最初からいきなり踊ってる豊永さんが見られたもんだから割と瀕死だった()
口開いてた、たぶん(笑)
それにしても、
2曲歌ってトーク、2曲歌ってトーク、がワンセットのライブってなかなかないような気がする。
私は豊永さんのお喋り大好きだからすごく楽しいんだけど「ライブ感!」みたいなものはそこまで強くないなぁって感じた。
あとセトリとか流れとかアンコールあるよとか、そういうのを全部言っていくスタイルなのも面白い(笑)
「このあと2曲歌って、そしたら僕一旦ハケますから。いや『えー!!』じゃないよ。着替えるの!着替えたらまた出てくるから!」
…みたいなやりとりをずーっとナチュラルにお客さんとしてるもんだから「え、友だち?友だちなの??」ってツッコミたくなっちゃった(笑)
でも、それがすごく豊永さんらしいなぁとも思った。
「アンコールをしてもらうことを当たり前に考えたセトリなんておかしい。
だってもし仮に会場にいるお客さん全員が『あー満足した!かーえろ!』って思ったらアンコールはないわけで、そしたらそのためにしてた練習とか構成が無駄になっちゃうでしょ?だから僕はちゃんと言います。
僕のライブではアンコールはあります!」
アンコールについて話したときの言葉。
こういうのも、すごく豊永さんらしい。
豊永さんのライブは"いい意味で"ライブっぽくなくて、
なんだろう、アトラクションとかショーみたいに、見てるだけでも楽しめるけど、参加したらもっと楽しい、みたいな感じというか。
最後に
「2階席ー!楽しかったかー!!?(イェーイ!)
1階席ー!楽しかったかー!!?(イェーイ!)」
みたいなライブにありがちなコーレスしてたけど、やってた本人の感想が
「すげぇ、ライブみたい(笑)」
なんだもん(笑)
いやしかし、トークのゆるさと歌ってるときのカッコよさのギャップは本当にズルイ。ズルイです。
最近、
ライブってなんだろう。音楽ってなんだろう。
みたいな、すごい哲学的なことを考えていた時期があっ��んだけど、ライブって、やる人によってこんなにも違うんだなぁって、すごく思った。
こんなにもその人らしさというか、
個性が出るものなんだなぁって。
その人がどういう想いでライブをしているのか、
ライブの時間をどういうものにしたいのか、
ライブを通して何を伝えたいのか、
全然、違うんだなぁって。
声優。俳優。アーティスト。表現者。
豊永さんにはいろんな呼び方があるけれど、個人的には
「エンターテイナー」
という呼び方もしっくりくるなぁと今日のライブを見ていてすごく思った。
私たちが楽しめることと、豊永さん自身が楽しむことを大事にしていて、
そのためにはどうすればいいんだろうってことをすごくすごく考えてくれているんだなぁって。
幕間に流れる おふざけムービーもかなり本気出しててビックリした(笑)
「対談」の文字見て「これは自分自身となんじゃ…?」とは思ったけど、まさかそう来るとは予想してなかった。流石です(笑)
でも前説もムービーも「お父さん」だったから
「おやおや、もしかして…?」なんてお節介にも思ってしまったよ(笑)
母子家庭で育った豊永さんが
「お父さん」という存在はどういうものなのかを考える機会が来たのかなぁ…とかね?
「どう聞いても奥さまに向けて書いたとしか思えないあの曲」を歌っていたところとか…ね?
深読みし過ぎな可能性は大アリだけども!笑
終始あったかくてゆるりとした空気の流れるライブだったけれど、
最後のWith LIFEの「ラララ」のときにイヤモニをガッ!と外した豊永さんの姿には今日イチ胸がアツくなった。
私たちの声をしっかり聞きたいと思ってくれたことが嬉しいし、最後にちゃんと「みんなの声、聴こえたよ」って言ってくれるのも嬉しい。
最高のライブだった。
「最高の」というと
「最高って、最も高いって書くんだぞ?これよりすごいライブは他にないってことだぞ?それでいいのか?」なんて、ちょっとメンドくさいこと聞いちゃうあの子を思い出してしまうけれど(笑)、
「最高」は他の何かと比べてとかじゃなくて、
自分がそのとき感じた気持ちが自分の思う最も高い状態にあれば、それは全部「最高」なんだと私は思う。
最近 好きな人、応援したい人が増えて、自分の気持ちの配分というか、優先順位を決めなきゃいけないのかなとか、勝手に感じてしまっていて。
でも、こういうの考えるのって本当に、めちゃくちゃしんどい。
どちらも好きなのに、どちらも同じように応援したいのに、日々の生活に追われて、気が付けばほとんど片方の情報しか追えていない…ってハッとしたり。
「歌」や「ライブ」という面で無意識に比べようとしてしまったり。
そして、そんな比べてしまっている自分に気が付いて自己嫌悪に陥ったり。
本当にしんどかった。
なんで器用に出来ないんだろうって思ってた。
でも今日のライブに参加して、
ほんとに、本当に、すごくすごく楽しくて。
なんだ、私こんなに豊永さんのこと大好きじゃん
じゃあ、もうそれでいいじゃん
って自然に思えたというか。
こうなるともう過去の自分はマジで何をそんなに悩んでいたんだろうと思えてくるから不思議だよなぁ(笑)
「それぞれの推しを推してるときのわたしは、それぞれ違う世界線のわたし」
って、これはフォロワーさんの言葉だけど、
そっか、そうだよねって、心にストンときた。
全部を同一世界で考えていたから、わざわざ自分で自分の首を絞めるようなこと考えちゃってたんだなぁ(笑)
無事にスッキリ出来たのでもう一度、声を大にして言います。
本当に最高のライブだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!
生きてたらそりゃツライこともあるけど、
その分楽しいこともいっぱいあるね?
例えば、今日みたいな。
「最高」がどんどん更新されていったら、
それはすごく幸せなことだなぁと思う。
あー楽しかった( ̄▽ ̄)♪
0 notes
yu-s3829 · 7 years
Text
「羨ましい」は何かを始めるきっかけになるんじゃないかと思った話
様々な形の応援企画を目にして、私も何かやりたいなぁと思ってこれを書き始めたのですが、
書き上がったものは「応援」とは少し違う気がして、このタグを付けることをとても悩みました。
でもこれは、
私が歌詞太郎さんから教えていただいたこと、
歌詞太郎さんがきっかけで気付けたことなので、おもいきって。
なんだか怪しげな自己啓発セミナーみたいなタイトルになっちゃいましたが、そんな大層なアレじゃございません笑
最近の諸々から私個人が思ったことをつらつらと、自分なりの言葉で書いただけの文です。
  もしよかったら、読んでもらえたら嬉しいです。
  私は今まで自分が書きたいように気ままに文章を書いてきたけれど、
先日その内の一つを多くの方に読んでいただける機会がありました。
私は自分の文章自体に価値があるとは思っていないし、自分の文章が特別上手いとも思っていません。
でも自分の文章を読んでくださる、価値を見出してくださる方がいる、ということはとても有り難いことだと思いますし、本当に感謝しています。
たくさんの人に読んでもらえたから素晴らしいんじゃない、
読んでくれた人がたくさんいるということが素晴らしいんだって、
歌詞太郎さんのおかげで、そのことに改めて気が付きました。
  そして、本当に本当に有り難いことに、
読んだ感想をくださった方もたくさんいて。
  そうして私に感想をくださった方の中に、
「私には絵や文章とかで気持ちを表現することは出来ないからあなたが羨ましいです」
というような言葉をくださった方が何名かいらっしゃいました。
 「羨ましい」なんて言われたの初めてじゃないかなってくらい言われ慣れていない言葉だったから、
ムズムズしつつも、嬉しいなぁ有り難いなぁ、って思いました。
でもその「羨ましい」という言葉に、
少しだけ引っかかるものも感じていて。
   これから本当に偉そうなことを書くけれど、
もしこういう、絵でも文章でも音楽でも、
何かを表現することを「羨ましい」と思うのなら、
「私には出来ない」と決めつけてしまう前に、
まずは一度「やってみてほしいな」って思うんです。
人よりちょっとだけ絵を描くのが好きだから。
人よりちょっとだけ文字を書くのが好きだから。
人よりちょっとだけ歌うのが好きだから。
きっかけはたぶん、みんなそれくらい単純なものだったんじゃないかなと思うんです。
私はもともと言葉が好きだから、
周りの人よりも少しだけ多く本を読んだり文章を書いたりしてきたのかもしれません。
絵でも文章でも音楽でも、
何かを一つの「カタチ」として表現している人って、それに対してすごく真面目だし、一生懸命だし、
それなりに努力をしている人だと思うんです。
もちろん、気持ちもめちゃくちゃ込めている。
中にはそうではない人(才能だけで一定以上のレベルまで簡単に出来てしまう人)もいるのだろうけれど、とりあえずそういう人は一旦置いておいて…(笑)
だから、自分がちゃんと真面目に向き合ったものではないものに対して
簡単に「羨ましい」って言ってしまうのは、
もしかしたらとても失礼なことなのかもしれないなって思うようになったんです。
   私がこれまで紡いできた言葉はどれも全てその時の正直な気持ちだし、書くのにはそれなりに時間もかかっています。
それは、人の目に触れる場所に文章を上げる際は絶対に推敲をするからだし、
レイアウト…という言い方でいいのかな、行間の空け方とか、改行の位置とか、
どうすれば1番読みやすいだろうかってこととかをひたすら考えているからなんだと思います。
  私が好きな作家の一人、有川浩さんの小説を読んでいるときに初めて出会った、私の中でとても印象に残っている言葉に
  「時間と金は反比例」
  というのがあるのだけれど、
これが本当にその通りだなって、最近ようやく実感してきて。
「時間をかければ金は節約できる」
「金をかければ時間は節約できる」
 言葉の意味としてはそういうことなんだけれど、
自分の中にあるものを表現することにおいてはお金でどうにかすることは出来ないから、
「カタチ」にするためには時間をかけるしかないんだよなぁって、
���たり前なんだけれど、そのことに最近改めて気付いたというか。
  だからやっぱり、
それなりの時間をかけて、
真面目に取り組んで、
そういう風にして出来上がったものを安易に羨むのは違うのかなぁと、
あくまで私はそう思うようになって。
でも、自分には出来ないことが出来る人を見て
「いいなぁ~羨ましい~~」って思う気持ちも、めちゃくちゃよく分かるんです。
私も綺麗なイラスト描く人を見たらそう思うから(笑)
 じゃあなんで「羨ましい」と思うのかって、
それはきっと自分がある程度興味のあるもの、
もしくは過去にやってみたことがあるものだからなんじゃないかなって、ふと思って。
  実は私、完全に下手の横好きだけど一時期イラストを描いていたことがあって。
でもやっぱり上手いこといかなくて、
上手くできるようになるまで続ける根気もなくて(笑)
結局離れてしまっていたのだけれど。
  こんな風に以前取り組んだことがあって、
でもやっぱちょっと難しいなって思っていたものだから、
他の人の素敵なものを見ると「羨ましい~~~!」と思うのかもなぁって。
  それは例えば私の場合、
 「羨ましいって言えるほど、イラストに真面目に取り組んだことないよな」
と、気付いたことが主な理由で。
さらにその根拠としてもう一つ挙げられるのは、
 例えば、ものすごいアクロバットをする人や片腕で腕立て伏せが出来る人を見て、
「すごいなぁ~~~!」と思いこそすれ
「羨ましいなぁ~~~」という風には私は思わないなぁ、と。
  それはたぶん、
私がそれらを「上手くなりたい、やってみよう!」という風に思ったことがないからだと思うんですよね。
だからやっぱり、
「羨ましい」と思うってことは、
自分が多少なりとも「やってみたい」と思っているものなんじゃないかなぁって。
自覚がある、ない、の違いはあるのかもしれないけれど。
   でもその、
誰かに対して「羨ましい」と思った方を否定したいわけでは全くなくて、
むしろその逆で、
「羨ましい」と思ったってことはきっと、
ちゃんと取り組んでみたら意外と出来てしまう可能性を秘めているってことなのでは…!
ということが言いたくて。
ここ大事なことなので、
そして誤解されてしまうと悲しいのでもう一度書きますが、
「羨ましい」という気持ちの裏には、
もしかしたら自分ではまだ気付いていないかもしれないけれど、きっと興味や関心があるはずで。
そしてそれは、
今まで「自分にはどうせ無理…」と決めつけてしまっていた”何か”を始めるための、
またとないチャンスになり得るのではないかなぁって、個人的には思うのです。
  興味も関心もなければ、そもそも「羨ましい」なんて思うことすらないと思うんです。
ここでたかだか20年とちょっとしか生きていない中途半端な私がどれだけ言葉を尽くしても何ら説得力がないので、師匠の言葉を引用します。
 そう、言葉に関することは辞書パイセンに聞けば間違いない!(師匠じゃないんかい)
ということで、数ある辞書の中で私が最も好きな語釈の新明解国語辞典を引いてみました。
そこには、
「羨ましい」…望ましい相手の状態を見て自分もそうなりたいと思う(が、そうなれなくて不満に思う)気持ちだ。
と、あります。
  ほら!やっぱり!
「羨ましい」の裏には
「自分もそうなりたい」という気持ちがあるんです。
  それってつまり、向上心のタネですよ…!
もし、
「散々自分なりに精一杯、限界まで努力して、それでもダメだったから羨ましいって言うしかないんだよ、こんにゃろ!」
って方がいたらすみません…。
「いや、そもそも羨ましいとかお世辞に決まってるやんw」という方、
そちらも本当にすみません…。(笑)
でも、そうじゃないのなら。
「私の限界はまだまだこんなもんじゃないわ!」
って気持ちがあるのなら。
  ぜひその「羨ましい」と思った”何か”に、
ちょっとだけ手を伸ばしてみてください。
そしてもう既に"何か"を始めている方。
とっても素晴らしいです!
でもどうか、他人と比べることで自分を追い詰めないでください。
あなたの気持ちを、あなた以上に素敵に表現できる人はどこにもいません。
気持ちを「カタチ」にすることにおいて大事なのは
「上手か、下手か」ではなく、
「やったか、やらないか」
だと、私は思います。
でも、誰かを想って行動を起こすことも、
行動を起こしたいなと思うその気持ちも、
どちらもそれだけで十分素敵なことなんじゃないかなぁとも思います。
私に言葉をくださった方々が、
なんだか「自分には出来ない」と諦めてしまっているような気がして、
それが無性に寂しくて、
「羨ましい」というその感情は決してマイナスなものではないんですよって伝えたくて、
お節介なことは重々承知でこんな文章を書きました。
  「伝えたい」という気持ちばかりが募るものの、それを上手くカタチに出来ない、
というジレンマはどうしてもあると思います。
でも
あなたが、
あなたのペースで、
あなたなりの方法で、
あなたの気持ちを「カタチ」にすることにちょっとでも前向きになれたら。
勝手ながら、とても嬉しいなぁと思います。
 あ、ちなみに、
これも誤解されたら悲しいので改めて書きますが、
私に「羨ましい」と言ってくださった方を失礼だとは全く思っていません。
むしろそこまで言ってくださったことがとても嬉しいです、ありがとうございます!
   長い長いひとりごとに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
0 notes
yu-s3829 · 7 years
Text
「二天一流」シークレットライブ
2018年1月13日。
伊東歌詞太郎さんの
「二天一流」
シークレットライブに参加してきました。
会場は上野恩賜公園の野外ステージ。
「シークレット」という名目上、隠さなければいけないかなとも思ったけど、いんふぉさんもご本人もガッツリ公表されているのでまぁいいかな、と(笑)
 恩賜公園は数回訪���たことがあったけれど、あんなところに野外ステージがあるって知らなかったなぁ。
座席がきちんと段になっていて、後ろの席からでもステージ全体がとてもよく見えた。
ステージ奥の扉から歌詞太郎さんが登場した瞬間、
まず真っ先にネクタイに目がいってしまったのは私の個人的な好みによるものだけれど、
冬場に活躍されていると噂(?)のモッズコート姿を初めて拝見し、
「おぉ、あれが噂の…!」と謎の感動。
 そのまま彼は、特別何か言葉を発するわけではなく
目線で幡宮さんと柴田さんに合図。
彼のライブが始まった。
    ☆北極星
あぁ、北極星だ。
すぐ分かるイントロに、それだけで嬉しくなる。
そして誰からともなく自然と始まる手拍子。
私はまだ片手で数えられるほどしか彼のライブに参加していないけれど、
彼のライブのお客さんはいつもあったかいなと感じていて。
だからとても居心地がいいし、
なんだかホームに戻ってきたような、そんな感覚になる。
  少し低めのマイクスタンドに寄りかかるようにして歌う彼の姿は、とても色っぽかった。
   ☆涙がこぼれる前に
実は、この曲を知らなかった。
知らなかったけれど、
少し寂しくて、でもとても優しい曲だなと、聴いていて思った。
  ☆MC
オフマイクで
「この声聞こえますか!」
と尋ねて聞こえているのを確認した彼が、
「なるほど。後ろまでこの声が聞こえるの、覚えておきます」
と言ってニヤリとした(ような気がした)のは、
この後のフラグだったんだなぁと振り返ってみて思うけれど、
その時は今後の参考に、というような意味合いで言っているのかなぁというくらいにしか思っていなかった。
 『2017年は本当に素晴らしい年になった。
「二天一流」を出せたこと。
そしてワンマンツアー「火鳥風月」で素晴らしいライブができたこと。
本当に幸せでした、ありがとう!』
そう言った彼が次に歌ったのは、この曲だった。
   ☆さよならだけが人生だ
すごかった。
圧倒された、と言った方が正しいかもしれない。
彼がこんなにも感情を剥き出しで歌っているのを初めて見た。
川崎のリリイベで彼の生歌を初めて聴いたとき、
「こんなにも全身で音楽を奏でる人がいるのか」と衝撃を受けた。
あの時と同じか、もしくはそれ以上の衝撃が全身に走った。
「どうかお願いだ 見せてくれないか」
そう繰り返される歌詞に、心がどうしようもなく苦しくなって、
気付けば奥歯をぐっと噛み締めていた。
    ☆雨ニモ負ケズ
「こんなにも汚れた街に生まれ落ちるのは
どれくらい前からすでに決まってたのかな」
そう、歌い出した彼の声はこちらが動揺するほど震えていた。
「泣くと歌が歌えなくなってしまうから、それは嫌だ」
そんな風に言った彼の言葉をどこかで見た気がする。
トーク中に目が潤んでいたり鼻声だったりすることはあった。
でもそういうときはいつも、一呼吸おいてから次の歌を歌い出していた。
だから彼がそれをせずに、整えた声ではなく、
心のままに歌った歌を聴かせてくれたこと。
そのことに、今までこらえていた私の中の何かが一気に崩れ落ち、
あとからあとから涙が溢れてきて止まらなくなった。
 実はライブの度、
私は泣けるのかなって不安に思う気持ちがあった。
周りと同じ行動をすることが正しいとは全く思わないけれど、
「泣く」という行為、
「涙」という目に見える形で感情を表すことができる人に比べて、
泣けない私はやっぱりどこか劣っているような、
冷たい人間なんだなと思ってしまう気持ちがあったから。
  でも、だからって何も感じてないわけじゃない。
確かに心には、こんなにもたくさんの感情が溢れているのに。
もどかしかった。悔しかった。
だから、こんなにも涙が邪魔だと思う日が来るなんて想像もしていなかった。
泣けばそちらに気を取られてしまって彼の歌が、姿が、見えなくなってしまうのが嫌だった。怖かった。
私は彼が全身全霊で歌う姿を目に焼き付けたい、ただそれだけなのに、
意に反して流れ続ける涙が何度も視界を滲ませた。
それでも必死に目を開き、
精一杯の手拍子をした。
全力で歌ってくれる彼に、全力で応えたい。
ただその一心だった。
 ☆帰ろうよ、マイホームタウン
前曲が終わったあと軽い放心状態のようになってしまって、この曲の冒頭、少し記憶が曖昧なのが悔しい。
サビの「帰ろうよ」を今まではセリフのように言うことが多かった印象なのだけれど、このときは曲の歌詞として歌っていた。
ステージの端から端まで移動して、会場全体を見渡して、
まるで一人一人に語りかけるかのように歌う彼の姿に、また胸が熱くなった。
「あぁ、寒いな でも平気」
その歌詞がまさにこのときの気持ちとピッタリだった。
寒かった。本当に寒かった。
手拍子をしている手の感覚はとっくになくなっていた。
でもそんなこと気にならなくなるくらい、
心はあったかかった。
それは例えば
「今すぐ暖房の効いた部屋に案内します」
と言われても迷いなく断れるくらい。
歌は、
もっと言えば好きな人の歌には、
寒ささえも平気にさせてしまうほどのパワーがあるんだなぁって、このとき思った。
  「生まれた場所は人それぞれだね
当たり前のもの持ってなくても
優しくなりたい気持ちだけは
なくさず来たつもりだよ」
私はこの歌詞が本当に好きだ。
 彼は自分のことを「優しい人間ではない」と言うけれど、
「優しくなりたい」
そう思える人はきっと、それだけでもう十分優しい人だと私は思う。
  最後の「ららら」は、今までで一番心を込めて歌った。
伴奏を止め、客席の私たちの声だけが響き渡った会場に、
「会場全体が一つになってる」ってこと、
例えなんかじゃなく本当にそう感じた。
時間が止まってしまえばいいのに。
本気でそう思った。
私たちの声と、心は、彼に伝わっただろうか。
いつもよりも長かった「ららら」が彼の返事なのだとしたら、
それは堪らなく幸せだと思う。
   ☆MC
 『僕には新しい夢ができました
僕はしばらく歌が歌えなくなります
知ってると思うけど、俺、歌を歌うの大好きなんだよ
  クソ喰らえ、ふざけんじゃねぇって思う
なんで俺が!という気待ちがないわけではない
  これまでの人生、無駄なものなんて一つもなかった
マジで、一つもなかったんだよ
  いつだって、歌を歌うのは楽しかった
でも、自由自在に歌が歌えないのはこんなにもキツイのかって、初めて知った
  それでも、心で歌えばいいんだって、そう思ってやってきた
  自由自在に歌が歌えてた頃は、「歌」ってただ楽しいだけのものだと思ってた
歌を歌って、目の前の人が笑ってくれて、それだけで十分幸せだった
こんなにも自分の人生を、感情を、愛を、込めることができるなんて、思ってなかった
俺は自分の言葉に責任を持つから、
耳障りのいい言葉だけじゃなくて、
これからは本当の気持ちを伝えていこうと思う
  歌を歌うことは素晴らしいことだってわかった
歌にこんなにも心を詰められるってこともわかった
でも俺は、この喉になってしまったことに感謝はしない!!
この悔しい気持ちは!やり場のない怒りは!!
どうしたって感謝することはできない
 綺麗事だけじゃ生きてけないだろ?
俺、人間ってもっと優しいと思ってたよ
でも世の中には誰かを利用したり傷つけたりして、平気な人もいる
 でも俺はそうなりたいとは1ミリも思わないから、
この大切なステージを守るために、
今の自分を貫いて生きていきたい
今日は今までで一番心を込められてるって実感があるよ
僕は負けたくない
今よりもっといい歌が歌えるようになったとき、
新しくできた夢が叶ったとき、
初めてこの経験に感謝するんだと思う
  だから、比べてくれよ、
今日のこのステージと』
    そう、言い終わった彼は突然マイクを外し、
  「後ろまでこの声聞こえてるんだよな!!
じゃあ、次の曲はマイク使わないで歌うから!」
 と高らかに宣言。
  ざわつく会場。
  そんな私たちのことはお構いなしと言わんばかりに、彼はさらに言葉を続ける。
 お腹の前あたりでマイクを持ちながら、
「これアカペラっぽいだろ。
でも実は音拾ってるからぁ!
俺はそんなせこいことはしない。
だからマイクはここに置いておーく!」
そう言って「北極星」以降、出番のなかったスタンドにさっさとマイクを戻してしまう。
  もうね、思わず笑ってしまったよ。
その言葉も行動も、どこまでも彼らしくて。
さっきまできっと、私も含め会場の全員が固唾を飲んで彼の話を聞いていたと思う。
でも彼のその言葉で、ピンと張られた空気の糸が一瞬でふっと緩んだのがわかった。
こういうところ、本当にお上手だなぁと思う。
 マイクを持たず、身一つでステージのど真ん中に堂々と立った彼が歌い出したのは、
この数ヶ月の間に何度となく聴いてその度に何度となく心に様々な感情を抱いたこの曲だった。
    ☆ピエロ(生歌)
ステージからヒョイっと飛び降り、
客席の間を歩き回りながら歌を歌う彼には
今までで一番目が釘付けになったと思う。
あの規模のステージで、
あれだけ大勢のお客さんを前にして、
マイクを持たずに生声で会場中を歩き回りながら歌を歌ったアーティストなんて、
後にも先にも彼以外には現れないんじゃないだろうか。
イントロに合わせて始まった手拍子に、
手拍子があるとさすがに厳しいのでは…
と思ってしまった後方の私の心を見透かしたかのように
「手拍子に負けない!」
と叫ぶ彼。
 疑ってすいませんでした(笑)
 曲中、音程的にどうしても大きな声では歌えないところでは手拍子の音も小さくなって、
ここでもまた会場中が一体となっているのを感じた。
途中、両手をメガホンのようにして口の横に持って行ったり、
端席の男性とハイタッチをしたりと、彼はとにかく楽���そうだった。
客席の私たちも本当に楽しかった。
マイクがない分、
彼はいつも以上に伸び伸びと歌を歌っているような気がした。
正直、こんなに楽しい気持ちで「ピエロ」を聴ける日が来るなんて、思ってなかった。
これからはこの曲を聴く度にきっとこの光景を思い出す。
だからもう怖くない。大丈夫。
今は胸を張ってこの曲が大好きだと言える。
そのことがこんなにも嬉しいなんて。
    ☆僕だけのロックスター
曲が始まって、
あぁ、もう終わりなのかな、寂しいなって
つい思ってしまった。
だから彼が、
「ほんとはこの曲で最後だけどもう一曲歌いたい気分〜!」
と言ってくれたとき、
えっ?ほんとに?いいの??って、
そわそわしてしまった。
そう言いながらPA席を指差す彼の視線を追って、チラリとPAさんの顔を見たのだけど、
ものすごく笑顔で、ちょっとビックリした。
スタッフさんまでも笑顔にしてしまう人なんだなって思ったら、
そのことがまた、本当に嬉しくて。
  「今日のライブ忘れんなよ!」
と言う彼の言葉に
首が取れそうなほど頷いた。
絶対に忘れない。
忘れられるわけがない。
こんなに最高のライブ見せられて、
忘れろってほうが無理だよ?
    ☆パラボラ〜ガリレオの夢〜
好きな曲。大好きな曲。
彼らしくて、前向きで、
そして今までで一番心が込もっていた。
多くを語る必要がないくらい、
本当に最高だった。
     彼を知って、彼の歌を聴くようになって、
「歌って、音楽って、なんだろう」
と考えることが増えた。
今までそんなこと考えたこともなかったよ。
  私は歌を聴いてこんなにも心を動かされたのは彼の歌が初めてだから、
他の誰かと比べてどう、とかいうことはできないけれど、
彼の歌はまさに「彼そのもの」だと思う。
 「こんなにも歌に心を込められるなんて思っていなかった」
彼自身もそう言っていたけれど、
私も
「こんなにも歌にたくさんのものを込められる人がいるのか」
って、衝撃を受けた。
   火鳥風月の東京公演で、
「俺の歌、変わったよね?」
と力なく笑った彼の言葉が印象的で。
  あの時は、
「手術をする」「しばらく歌が歌えなくなる」
というその2点に思考が囚われて、
自虐的な意味で言ったのだとばかり思っていた。
  でも、あれは違ったのかな。
今までのように自由自在に歌は歌えなくなったけれど、
心で歌うようになったら今までとはまた全然違った歌が歌えるようになったよね?って、
そういう意味での「変わったよね?」だったのかな。
  私は彼が自由自在に歌えていたという頃の歌を、自分のこの耳で直接聴いたことはない。
動画や、ラジオや、CDの音源としてでしか聴いたことはないけれど。
  「変わった」というのは、やっぱり感じた。
彼があのとき、どういう意味であの言葉を言ったのかは分からない。
でもどちらにしても、私はこの変化をマイナスなものだとは全く思わなくて。
  参加した彼のライブで最高だったと思わなかったものは一つもな��。
それでも、いつもその前の最高を越えるさらに最高なライブを見せてくれた。
  「最高のライブだった」
「楽しかった」
ライブが終わる度にそう言っていた彼の言葉にも、きっと一つも嘘はなくて。
  でも前みたいに自由自在に歌を歌うことはできない。
もどかしさ。悔しさ。やり場のない怒り。
 私には想像することしかできないけれど、
「歌が大好きな彼から
歌が奪われる期間がくる」
そのことを考えるだけで、本当にどうしようもないほど苦しくて。
  でも前を向く彼がそれを見せまいとしているのだから、私もそんな風に考えることはやめようと思っていた。
  それでも、
「手術」という単語も、
「頑張って」という励ましの言葉も、
結局 私は最後までどちらも口にしたくはなかった。
  例えどんな言葉で伝えようとも、
彼は言葉の真意をちゃんと汲み取ってくださる方だから、
かけた言葉に込められた「気持ち」の方を
きちんと受け取ってくださると思う。
 それでもやっぱり、
理由はうまく説明できないのだけれど、
とにかく、私は彼にその言葉を言いたくなくて。
  この日まで、彼自身が喉のことや手術のことに触れるのをなるべく避けているような、
なんとなく勝手にそんな気がしていたからかもしれない。
  だからあのとき、
「この喉に感謝はしない!!!」
と力強く叫んだこと。
  「クソ喰らえ、ふざけんじゃねぇ!!」
と、珍しく言葉を荒げたこと。
  前を向こうとする彼の本心よりも
更に奥にある、もう一つの本心。
心の叫び。魂の叫び。
 驚いたけれど、同時に嬉しいなぁとも思った。
彼の心の声を、この耳で直接聞けたことが。
  そうだよ、苦しくないわけない。
彼も私たちと同じ、一人の人間なんだ。
    彼の声が、言葉が、姿が。
今でも鮮やかに目に焼き付いている。
  歌う彼を見ていて何度も、
あぁ、好きだなと思った。
彼の声が、
歌が、
姿が、
生き方が、
考え方が、
その全てが、
堪らなく好きだ。
  私はどこまでこの人を好きになるのだろう。
  笑顔で
「おかえりなさい」
を言えるその日まで、
私はいつまでも彼を待ち続けたい。
2 notes · View notes
yu-s3829 · 7 years
Text
CDJ 1718
2017年12月28日に幕張メッセで行われた
COUNTDOWN JAPAN 1718、
伊東歌詞太郎さんのステージを見てきました。
特にこれという明確な理由はないのだけれど、
実はなんとなく
「フェス」という空間にニガテ意識があって、
このCDJもギリギリまで行く予定ではなかった。
でも、お友だちとの話の中で気持ちが変わり、
最終的に「行く」という決断が出来たこと、
本当に良かったなと、いま振り返ってみて思う。
これはいつもの如くレポではなく
ただの「感想」だけれど、
彼の歌からたくさんの
「言葉にできない感情」
というものをもらって、
言葉にできないからこそ、
それ以外の部分はどうにかして言葉にして
残しておきたいと思ってしまうのかもしれないな、
と書きながらぼんやり思った。
☆パラボラ〜ガリレオの夢〜 (リハーサル)
そういえば、リハだったんだよねこの曲。
一曲まるまる歌ってくれたもんだから、
途中からリハってこと忘れて普通に楽しんでた笑
川崎のときはリハが、
火鳥風月(東京)のときは一曲目が
「北極星」だったから、
パラボラから始まるのが
個人的にはなんだか少し新鮮な気がした。
ぼくラジでもエンディング曲だから、
余計にそう感じるのかも?
でもすごくすごく好きな曲だから嬉しい。
「まだ君の不安が消えないで 目を伏せたまま歩き出すなら かすかに残る あの星を見つけて」
☆ピエロ
なんとなく、
歌うんだろうなとは思ってた。
思ってたけど、
初っ端いきなりはズルいよ……。
「大丈夫、大丈夫 上手く笑えなくていいんだよ」
そう歌う彼の表情はとても優しくて。
「大丈夫、大丈夫 堪えたりしなくていいんだよ」
客席の一人一人をちゃんと見て、
とても愛おしそうに、
噛みしめるように、
そして少しだけ意識をして
笑顔を作っているように見えた。
「意識をして」って、
それは決して無理をしてってことではなくて、
お客さんの顔を見ていたらつられて笑顔になった、みたいな感じで。
その顔がとても印象的だった。
彼があんなにもいい顔で歌えるくらい
今を楽しんでいるんだなと思ったら、
嬉しくて胸がキュッとなった。
でも、間奏のときにはずっと
胸を押さえて俯いていて。
あっ…と思ってたんだけど、
案の定、その後のトークでは鼻赤いし涙声だし、
その姿を見ていたらまた胸がキュッとなった。
「バンドの頃から憧れていたこのステージに、いま自分の二つの足で立てていることがすごく嬉しい」
「こんなにも音楽が大切だってこと、今までの自分だったら気付けなかったかもしれない」
「だから、一音一音、大切に歌います」
そう言った彼がすうっと息を吸い込み、
次の曲が始まった。
☆雨ニモ負ケズ
「この物語いっそ閉じてしまう そんなことだって」
続く歌詞の「できるけど」は
敢えて歌っていなかった。
彼はきっと嘘が得意な人ではないだろうから、
例え歌詞でもそう歌うことが嫌だと思っているのだろうか。
もしそうだとしたら、すごく嬉しいなぁ。
マイクのコードを持った左の拳をキツくキツく握りしめ、脚を震わせ、
見ていてこちらまで苦しくなるほどに全力で歌う彼を見ていて、
「この人にいつまでも自由に歌を歌っていてほしいな」
「この人の歌をずっと聴いていたいな」
「あぁ、この人が好きだな」
そう思った途端、
急に胸の奥からいろんな感情がごちゃ混ぜになったものが一気に込み上げてきて溢れそうになり、
咄嗟に下唇をグッと噛んで堪えようとした。
そうしたら、
まるでその反動で押し出されたかのように
右目から涙が一粒、溢れ落ちた。
でも、その一回だけ。
それ以降は涙が出そうになっても
実際に出ることはなかった。
「涙が出ないのは元々の性格さ」(My Dear)
って、もちろんそれもあるのだけれど笑、
何よりもこの後の曲は自然と笑顔になれるような曲が続いたからだと思う。
それに、
嬉しそうに笑って会場を見渡す彼を見て、
どのタイミングだったか忘れてしまったけれど、
「私もちゃんと笑顔を見せなきゃ」
と唐突に思ったから、というのもある。
憧れのステージに立って歌を歌う彼が
後々この時のことを思い出したときに
「笑顔の人がたくさんいたなぁ」
って思ってもらいたいなと思った。
物理的な涙が滅多に出ない私が、
あの場で唯一、自分の意思で出来るのは
「笑顔を見せる」
ことと
「手拍子をすること」
くらいしかなかったから、
せめてそれだけは
一生懸命 心を込めてやろうと思った。
☆帰ろうよ、マイホームタウン
みんなで歌う「ららら」は
本当に本当に楽しかった。
人生で一番大きな声で歌ったかもしれない
ってくらい、精一杯 声を出した。
この時の彼も、
やっぱりすごくいい顔をして歌っていた。
☆ICSFL
前奏だけでこんなにもテンション上がる曲ある?
いや、ない!!
どこからか取り出したタオルを楽しそうに回す姿が
また見られたのが本当に嬉しい。
ずっと上げてた腕が途中で疲れたと言ってきたけど構わず続けた。
その疲れすらも心地よいと感じられるほど、
楽しいという気持ちの方が強かった。
☆僕だけのロックスター
大切なものは「いくつもあったよ!」
よく見りゃ「全部必要だった!!」
彼がそう歌ってくれるから、
ライブで聴くこの曲は特別だし、
もっともっと好きだと思える。
「目の前のこの世界だけでも変えたい」
そう叫んだ彼の目の前で
確かに世界は変わっていて、
「ロックスターオンリーって書いてあるとこ通ってきたから、俺もそうだってことだよなー!?」
と聞いてくれる彼は、
私の中ではもうとっくに
最高のロックスターになっていた。
歌の途中、
ギターの柴田さんの肩を小突いて笑い合ったり
ステージに寝っ転がって嬉しそうに笑ったり。
そうして改めて
「いま、幸せです」と言った彼に
私は心の中で
「あなたにはこの先もっともっと
たくさんの幸せがありますよ」 って、
いま思うと何目線だよって感じなんだけど
そう思った。
最後の挨拶で
「これからも」よろしく
と言ってくれたのがビックリするほど嬉しくて。
彼が歌い続ける限り
いつまでも応援していきたいなと改めて思った。
会場での自分の立ち位置が、
最前ではないけれど視界を遮るものが何もない、
かなりの良ポジで、
モニターを見ることをすっかり忘れていたから
全く気が付かなかったのだけれど、
レポートで後々上がった写真を見て
後ろまでぎっしり人が入っていたことに驚いたし、
ステージからの眺めは
さぞや圧巻だったんだろうなぁ。
川崎でのリリイベで初めて彼が歌う姿を見て、
観覧席を挑むように(ともすれば睨むように)
見上げる強い目が
今でも ものすごく印象に残っているのだけれど、
あれはあの場に
彼のことを知らない人がたくさんいる、
いわば路上にも似た状況だったからだったんだな、
と今回のライブを見て気付いた。
ステージ全体を通して、
彼自身に笑顔が多かったこと、
そして私たちもちゃんと笑顔で終われるような
セトリだったことが、とても嬉しいなぁと思う。
彼のステージの後は、
せっかくだからと他のアーティストさんのステージもいくつか見て回った。
流行に疎い私でも知っているほどのメジャーな方々ばかりで、
本当にみなさん(月並みだけれど)歌が上手くて、
存在感があって、
すごいなぁとただただ圧倒されていた。
でも彼以上に
「全身全霊」
という言葉がピッタリとくる歌い方をされている人はいないなぁと個人的には感じた。
もちろん、
大いに贔屓目はあるだろうけれど笑
年内の個人的な参加イベントはこれが最後。 いいイベント納めができたなぁ〜!
年明け2週連続(と、まとめてしまうとアレだけど笑)を楽しみに、
やるべきことを頑張ろう。
1 note · View note
yu-s3829 · 7 years
Text
火鳥風月
2017年11月10日
中野サンプラザで行われた
ワンマンライブツアー2017「火鳥風月」
ツアーファイナルの東京公演に参加してきました。
   最高だった。
もうその一言に尽きると思う。
  昨日からの今日、たった1日でこんなにもたくさんの感情を味わったのは生まれて初めてだと思う。
もう既にものすごく遠い昔のことのような気もしているし、ついさっきのことのような気もしている。
不思議な感覚。
  いろんな感情が渦巻いていて、どう表せばいいかまだよく分からないけれど、
彼が気持ちを伝える手段に「歌」を選んだように、
私には「文章」が一番合っていると思うから、
今の自分に出来る精一杯の気持ちを込めて正直に書いてみようと思う。
  歌詞太郎さんがホールで行うライブに初めて参加してみて。
やっぱり彼は本当に音楽が好きなんだなって、改めて強く感じた。
私の座席はPA席の数列後ろ、ステージの真正面。
ステージ中央で歌う彼がまっすぐ前を向いた時に、ちょうどその視線を真正面から捉えられる位置。
最前列の次にいい席だったのでは?なんて割と本気で思う。
チケットを取ってくれたお友だちに感謝です。
  ライブってすごく楽しいなって、最近思う。
過去を振り返ってみると、曲は聴くけどわざわざライブにまで足を運ぼうとまで思ったことってあまりなくて、
でもそれってすごくもったいないことをしていた気がする。
何事も実際に経験してみないと分からない、なんて当たり前すぎることだけど、最近本当にそれを実感している。
人が本当の意味で何かを理解するのは、自分が実際に経験したことだけなんじゃないかな。
  だから私が
「言葉では表せない感情」
というものが存在するということを本当の意味で理解したのは、
きっとあの瞬間だったんだろうなって思う。
  楽しい嬉しい悲しい悔しい寂しい…
名前を付けることができる感情というのは確かにあって、
何かを見聞きした時にそれを判断するのは結局のところ脳みそなんだから、
今まではそれが当たり前だと思っていた。
  でも私が「あの瞬間」に感じた感情はどうしたって名前を付けることができなくて。
  隣の女の子は泣いていた。
もしかしたら事前に知っていたのかもしれない。
悲しくて、辛くて、泣いているんだろうなって、
その気持ちは何故だかとてもよく分かった。
  でも私は、
自分が今どう思っているのか
ということが全く分からなかった。
ただただ、彼の言葉を耳で捉えることしかできなかった。
感情が追いついてこない、というのはああいう感覚のことを言うのだろうか。
彼の話をしっかり聞いていたはずなのに、今になると彼がどんなことを言っていたのかハッキリと思い出すことができない。
そのあとの「ピエロ」で、
1番Bメロ「客席に泣いてる君を見つけた そんな悲しい顔はしないでよ」
のところで本当に突然、ポロッと涙がこぼれた。
  自分でも驚いた。
だって私は、頭では何一つ理解なんて出来ていないのに、脳みそは一体どんな指令を飛ばしてこの生理現象が起こっているというのか。
  「悲しい」わけではなかった。
でも当然「嬉しい」わけでもない。
「感動した」…それも少し違う気がする。
 感情は頭ではなく心にあるものなんだって、
このとき思った。
  彼がいま何を思ってどんな気持ちでこの歌を歌っているのか。
その全てを分かることなんて出来るわけがないけれど、
それでも彼が変わらず全身全霊で歌っていること。
それは紛れもない真実だった。
 私がどうしてもセトリを思い出したかったのは
彼が伝えたいことはきっと全部歌の中にあって、
選んだ曲、順番、その全てにちゃんと意味がある��だろうなって思ったから。
 全部が全部、彼自身が書いた詞ではないけれど、
歌に込めたその言葉への想いに一つも嘘はなかったと思う。
  状況が分かったいま振り返ると、
それはまさに彼がそのときそのときで思っていた何よりも伝えたいことだったんだろうなって、
そう思うと、また少し涙が出た。
  彼にとって命と同じくらい、
もしかしたら命よりも大事かもしれない「喉」
そこにメスをいれるということ、
それがどれだけ恐ろしいことなのか、私には想像もつかないし、それを分かろうとすることは傲慢であるとすら思う。
  でも「歌」が大好きな彼から「歌」が奪われる期間が確かに来る。
 そのことを考えると、本当にどうしようもなく苦しかった。
  そんな風に、悲観的なことばかり考えてしまっていた。眠るまでは。
  寝て、起きて、思考が整理されて。
少し違う考え方ができるようになった。
  彼が彼として歌う「今の声」を聴くのは、
私にとってはもしかしたら今日が最後だったのかもしれない。
 でも彼の声は確かに私の心に残っているし、一生忘れることはない。
 治療の期間を終えて「こころ」と「からだ」が万全になって戻って来た彼の声が、
仮に今とは違っていたとして。
 彼の歌を聴きたくなくなるかっていったら、それは絶対に違うと思う。
  私が魅力を感じているのは「彼の声の歌」ではなく「彼が歌う歌」だから。
 彼が書く歌詞を彼の紡ぐメロディーに乗せて彼が歌うのなら。
 私はきっと今と何も変わらず彼の歌を好きだと言えると思う。
 彼が再びステージに立ったとき、
それはきっと彼がまた音楽に対して純粋に楽しいと思えるようになったときだと思うから、
その日が一秒でも早く訪れることを心から願う。
   あーやっぱり、文字にするとめちゃくちゃ綺麗事くさいなぁ…笑
 それに正直、
強がっている部分が1mmもないと言ってしまうと、それはウソになってしまうのだけれど(苦笑)
  でもこれが、
落ち着いて導き出した今の私なりの精一杯の答えだからもうしょうがない。
書いたことには責任を持つ。笑
  それに、療養期間を経て戻って来た彼は
今よりもっとずっと最高の歌を聴かせてくれるんだろうなって
期待する気持ちも少しずつ出てきていて。
 「これよりも素晴らしいライブツアーをやる」
「絶対に今日を超えることができる」
 この言葉を信じて待っていたら、
彼はきっといつか本当にそれを成し遂げてくれるんだろうなって気がしている。
 そして彼が最後の一曲まで「その事」を隠し通してくれたこと。
言い方は悪いけど、私たちをしっかり騙してくれていた事。
 それは“感謝”をしなければいけないことだと思う。
 そのおかげで、その瞬間まで本当に楽しい時間を過ごすことができたのだから。
  状況を知ったいま振り返ると
「そういえばあれって、もしかして…?」
と思うことが全くなかったわけではないけれど、
それでもそれは見過ごせないほど明らかな違和感ではなかった。
 だから少しでも長く楽しい時間を作ろうとしてくれたその心遣いを有り難いと私は思う。
  ただ待つことしか出来ないのが歯痒くもあるけれど、
それしか出来ないのなら全力でそれをやろうと思う。
 全力で待つ、って意味が分からないけれど笑
 こういう文章書いたとき、上手な締めの言葉が分からなくていつも困る笑
 だからとりあえず、一番言いたかったことを、冒頭でも言ったけど改めてもう一回言う。
  今までの人生で一番、最高のライブだった!!!!!
    ⭐︎SET LIST⭐︎
 1.北極星
2.IMAGINE
3.EAT THE WORLD
(MC)
4,アストロ
5.タイムスリーパー
6.惑星ループ
7.銀河鉄道の夜
(MC)
8.約束のスターリーナイト
9.誰かと誰かが出会うとき
10.rebirthday
11.百花繚乱
(MC)
12.S.O.S
13.次は、九段下
14.帰ろうよ、マイホームタウン
15.雨ニモ負ケズ
16.I Can Stop Fall in Love
17.僕だけのロックスター
(アンコール)
18.パラボラ~ガリレオの夢~(nishi-kenさん)
(今後の活動について)
19.ピエロ
1 note · View note
yu-s3829 · 7 years
Text
「二天一流」リリイベ感想
2017年10月8日、ラゾーナ川崎にて行われた
「二天一流」のリリイベに参加して来ました!
場所は前から5列目くらい。 歌詞さんの立ち位置によっては見えないときもあったけど、 基本的にめっちゃ動いてくれるし背も高いので割と見やすい場所だったと思う。
開始が15:00だったんだけど、 その20分前くらいに本当に突然、 ふら〜っと袖から出てくる。
前方の女の子たちがキャー!って言わなかったらみんな気付かなかっただろうなってくらい自然に笑
「ごめんね、ちょっとリハさせて」
と言って 「北極星」と「Stand by me」をさらっと歌ってくれる。
本当にさらっと、て感じだったし本域じゃないのも分かったけど、それでもやっぱ上手いんだよなぁ…
このときお客さんが誰からともなく手拍子を始めたんだけど、 それに対して 「あっ…はは、ありがとう」 って、照れと申し訳なさと嬉しさが混じったような顔で微笑んでくれた。
その後もなんだかんだで15分くらいリハが続いたんだけど、 歌いながらステージ周りを確認するように歩いたり、 オフマイクで演奏者の方と話したり、 立ち位置を確認したり、 水を飲んだり ってしているのをその間中ずーーっと見ていられて。
なにこれ、 こんな大サービスしてくれちゃっていいの?? まだ本番始まってもないのに??? 状態。
「自分でステージを作ってる」 っていう感じと、 「ミュージシャン」としての プロの顔、仕事の顔がすごくカッコよかった。
いや、それにしても、 ほんっと背高いし、細いし、鼻高いし、 何より想像してたよりも3倍くらい甘くて可愛いお顔だった………
目かな?目が可愛いのかな??←
「おディーンさんとろんぶの淳さん」 も分かるし、 「上松さんとけんぬさん」 てのも分かるなぁ。笑 なんにしても、イケメンさんでした………
それと、 ちょい前から思ってたけど、 シャツの襟からチラ見えしてる
ネックレスのチェーン
最高にえっちじゃないですか…??? 何あのセクシーさ………
あと後ろ向いて屈んだときに偶然見えてしまったんだけど、 おぱんつ青でした………🙏🙏🙏(最低)
まぁ、このときはホントに偶然だったけど、 その後のライブ中に歌いながら大きく仰け反ったときガッツリ見えてたけどネ…( ̄∇ ̄)← (超腰パンだった) (それなのに脚が長く見えるってどゆことなの)
ライブのセトリは、 ・IMAGINE ・ピエロ 〜トーク〜 ・雨ニモ負ケズ ・帰ろうよ、マイホームタウン ・僕だけのロックスター だったと思う。
こんなにも 「全身で音楽を奏でている人」 を見たのは初めてだった。
たびたび観覧席を挑むように見上げる目を見て、 彼にとって「歌を歌う」ことは 「勝負」であり「戦い」 でもあるんだろうなと思った。
「良かったら立ち止まって聴いて行って。絶対に後悔させないから」
そう声を張り上げる彼は、 路上で「誰も見惚れちゃくれなかった」頃からやってきた、 自分の歌で一人でも多くの人の足を止めるための戦いを今も続けているんだなって。
声を張りすぎて、首の血管が全部浮き出て首元が赤くなってた。 それくらい、力強く歌っていた。 訴えていた。
言葉を選ばずに言えば、 彼は"綺麗に歌おう"とは全くしていなかった。 でも、だからこそ、 こんなにも歌に全てを乗せられるんだろうなと思う。
トークのとき、感極まって言葉を詰まらせ、必死に涙を堪えている姿が全てを表していた。
私はつい最近知ったばかりだから過去の彼をよく知らないけれど、
「6年前の俺たちに見せてやりたい」
と言ったその言葉で、 彼がどんな風に、どんな想いで今このステージに立っているのかが 少しだけ分かったような気がした。
そしてやっぱり、 彼にとってこの「川崎」という場所は本当に思い出の深い特別な場所なんだな、と思った。
歌の歌詞を所々セリフのように言っていて、 彼が思っていること、感じたことが本当にそのまま歌詞になっているんだな、と改めて感じた。
「最近ソワソワして全然眠れない。ずっと歌っていたいんだ」
その言葉を聞いて、 あぁ、この人は正に音楽をするために生まれてきた人なんだな ってすごく思った。
特典会。
「初めまして。よろしくお願いします…!」 と言って歌詞カードを渡すと
「おぉ、初めまして。ようこそ、今日は本当に来てくれてありがとう」 と、お出迎えされる。
お手紙をどうすればいいか分からず「あのこれ…」と差し出したら
「ん?読むよ。 お手紙はね、もう全部読んでる」 と言って受け取ってくれる。
それがなんだかすごく嬉しくて、 「いつも"お手紙読んだよ"の報告してらっしゃるの見てすごく素敵だなと思ってて… 今日が初なので絶対書いてこようと思って…」 と、上手くまとめられず思いついた端から喋ってしまったけど、
「ありがとう、嬉しい。絶対読むから」と 目を見てもう一度 言ってくれる。 (好き…)
そのあと、 「今日どうだった??」 と聞かれたので、
「すごかったです、あの、衝撃的すぎて…こんなにも全身で音楽を奏でてる人を見たの初めてです…!」 と言ったら、
「うわぁ、めちゃくちゃ嬉しい。ほんと、ありがとね」 って、 至近距離で超イイ笑顔を頂いてしまい、一気に頭が真っ白になりかけた…けど、
「あの、11月の中野サンプラザのライブも行きます!」 と、なんとか滑り込ませることに成功。
「待ってるよ。絶対いいライブにするから。本当にありがとう」
その言葉を聞き、こちらも 「ありがとうございます」 と言いながら、 去り際に思わず深々とお辞儀をしてしまい/(^o^)\笑
いや、だって、
こんなにいい歌聴かせてもらった上に、 目を見てお話ができて、 直接お手紙が渡せて、 目の前でサインもらえて、 握手までしてもらえて、 おまけにCDまで付いてくる。
これはもうマジで実質タダですわ…………
しかも本当に真摯に対応してくださるからさ、もうさ………
というか、 腰曲げて顔覗き込んで目をしっかり見て喋ってくれるのホントやばい…… 控えめに言ってもやばすぎる…………
でも、 すごく喋りやすいな、とも思った。
剥がしの人がいるわけではないから、ちゃんと相手と「会話をしよう」という空気を出してくれてるからなのかなぁ
あ、そして、 最後に差し出されて反射で握り返した手は、 大きくてあったかくてとてもしっかりしてました。
まさに「男の人」って感じの手。 ギター弾くってのもあって、よりしっかりしてるように感じたのかな
あ、あと 以前からニコ生聴いてて歌詞さんの笑い声好きだなぁって思ってたんだけど、 笑った顔もめちゃくちゃ可愛かったです………
いや〜凄かった。 濃かった。贅沢だった。
11月のライブも楽しみだなぁ…!!
1 note · View note
yu-s3829 · 7 years
Text
夢色キャスト DREAM☆SHOW2017
2017年10月7日、 幕張メッセで開催された 「夢色キャスト DREAM☆SHOW2017」 に参加してきました!
座長…! めっちゃ王子様感ハンパないっす座長…! 逢坂さん、ライブ初めてって仰ってたけど全くそんなことを感じさせない落ち着きと安定感のある伸びやかな歌声がとても素敵でした。 というか、お歌とてもお上手…!!
上村陽向くんほんっと可愛かった…ショタ萌え属性とか全くないのに、ないはずなのに、一挙手一投足が"陽向くん"でとても可愛くて胸が苦しかった(語彙力)
一緒に行った友人が陽向くん推しなのでテンション爆上がりしてる様子を横目で見るのも楽しかったりしてw
いおりんの曲とてもアップテンポだね?! いや、知ってたけど、ライブですごく盛り上がる曲だなって改めて思った。 ステージの上で全身を使って一生懸命歌う姿に胸がアツくなったよ…。 いおりん……
カイトさん…あなたという人は…! なんでそんなにカッコイイんですか…?? 周りの女の子みんな「ピャーッ!!」言うてましたよ????? 声の圧もすごいし、安定感もあるし、それでいて盛り上げ上手。 マジでロック。カッコイイ。
仁さんはオトナの色気すごかった…流石だった。 激しく盛り上げるのでもなく、 かといってしっとりし過ぎることもなく、 会場全体を優しく包み込んでくれるような、そんな温かい空気で満たされていた。 あとね、おのゆーさんの笑顔めっっちゃ好き。
昴は唯一、ダンサーさんを引き連れてやって来たからビックリした。 そんでもって本人も踊る踊る。 カッコ良すぎてなんかもうわけ分からんくなるくらいカッコよかった。 特別な言葉とかいらないよね? だってもう、とにかく、ただただカッコよかったんだよ。 うぅぅ昴ぅ〜〜〜 大きくなったな昴ぅぅぅ〜〜〜〜〜(誰)
いや、分かってたよ。 最後なんだろうなって。 でもステージの上にいる姿を見ただけでこんなにも泣きそうになるとは思わなかった。
一瞬で空気が変わった。
優しさと少しの切なさ、 でも内に秘めた強さとアツさも確かに感じられて、 そこにいたのは紛れもなく蒼星さんだった。
途中からなんかもうペンラ振るの忘れてただひたすらに魅入ってしまった。ほんともう、憑依具合ハンパじゃなくてコワイ、、、しんどい、、、好き、、、、、
曲ごとに全部衣装違うし、 中央モニターの演出も可愛いし、 前方ステージだけじゃなくて 後方も使ってくれるし、
最後はトロッコで 2階席、3階席の上の方を ぐるりと一周してくれるし、 こんなにも至れり尽くせりでいいんですか…?! ってくらい最高のショーを見せていただきました。
次は何が来るんだろう、 どんな演出なんだろうって、 こんなにもワクワクしながら参加したライブイベントって久しぶりだ。
7人の個性がそれぞれきちんと尊重されていて、 声オタの私だけど、曲の間はずっと 「中の人」 ではなく 「夢色カンパニーのキャスト」 としての彼らのステージを楽しむことができたなぁと思う。
「DREAM SHOW」という名に相応しく、 夢に溢れた素晴らしいショーだったなぁ、なんて(´ー`)笑
本当に楽しかった! 素敵な時間をありがとうございます!!
【セトリ】 1.CALL HEAVEN!! 2.君に誓った物語 3.硝子のシューズが似合わない 4.冷たい夜空を照らすのは… 5.PASSION LASER BEAM 6.心の鎖を解かれたら 7.You&Me…で、wave? 8.誰もが明日に出会うのなら 9.Mysterious mission 10.Holy melody night 11.神々の戦宴 12.Sand Mirage 13.恋咎館のタペストリー 14.ファイナルアプローチ 15.陽は昇る誰の為にか 16.世界は恋とSweet&kiss 17.Stronger than medicine? 18.Sunshine world tour 〜アンコール〜 ・フリートーク ・お姉さん選手権 ・重大発表 19.NEVER END STORIES
0 notes