00manaty
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あとがき

「ステファヌ・マラルメによる3つの詩」終演致しました。ご来場いただいた方々、そして一緒に演奏会を作ってくれた友人たちへ、感謝の気持ちが尽きません。
本公演で最も伝えたかったメッセージは
「知識のバリアフリーを取り入れよう」
でした。
様々な演奏会でアンケートを取ってみると、音楽に詳しくない方から「音楽は難しい。すごいけどよく分からない。」という声をよく頂きます。これってすごく閉鎖的なことだと思うんです。そのような立場の方々に寄り添いたいと思ったことが、このコンセプトを設定した理由です。
そこで、今回は20世紀フランスと日本という2本の柱を立てて企画を組みました。歴史・文学・美術など多角的に音楽を捉えたら���専門性の有無を問わず理解が深まるのでは、と考えたからです。
実は企画自体は1年ほど前から動いていました。しかし、メッセージ性のある企画を運営するにあたって何を手本にすべきかが分からず、何が正解なのか、もしくは何を正解とするのかを模索することは不安を伴うものでした(余談ですが、最終的に参考にしたのは落合陽一氏の「耳で聴かない演奏会」やアリス紗良オットの一貫性のあるプログラム構成だったかと思います)。特に4月は、自分の段取りや手際の悪さに翻弄される日々でした。
そのため、運営面や自分の演奏には反省点が尽きませんし、稚拙さや綻びが垣間見えるたびに居心地の悪さを感じた方もいらしたかと思います。自分の至らなさを真っ直ぐ受け止めて次に繋げたいと思います。
一方で、集まったアンケートを読ませていただくと、こちらの意図がしっかり伝わった方や勉強になったと言ってくださる方もいらっしゃいました。
近代作品を中心とした比較的難易度の高いプログラムでしたが、「私のような音楽に造詣の深くない者にとっても、一瞬もあきることがありませんでした。」という一節を読んだとき、初めて安心しました。
勉強させていただいたのは私の方です。本当にありがとうございます。いただいた感想の数々、そして企画を進める中で友人たちと交わした議論は、それまで靄がかかってよく見えていなかった自分の考えを言語化して考えをさらに深めるものになりました。やはり大切なことは、人との関わりの中で学ぶことが多いです。
私は誰かの役に立っている自分が好きで、そんな自分であり続けたいと思っています。そんなささやかな気持ちで進めていた企画でしたが、実際に企画を実施してみて、その思いがより強くなりました。
本当にありがとうございました。
2019.04.26
深尾 愛
ーspecial thanksー
柊ちゃん
フライヤーの絵を描いたのは彼女です。柊ちゃんは小中高の同窓生で2つ下の後輩です。
私は柊ちゃんの絵が大好きで、いつか一緒に何かできたらいいなとずっと思っていたのですが、このような形で実現させることができて本当に嬉しいです。ありがとう!
うえちゃん
高校の同期です。
難解と言われるマラルメの詩の解釈について、出演メンバーでないにも関わらず、真摯に相談に乗ってくれて本当にありがとう!彼女はフランスに留学して長いのですが、相談した翌々日くらいにモロッコにいて、その翌日にはサハラ砂漠の真ん中にいるという生活を送っていたことを後にツイッターを見て知りました。「忙しいところごめんね🙏💦」と私は図々しくもそんなLINEを送っていましたが、まさに……笑。忙しいところ本当にありがとう!気を付けて行ってらっしゃい。
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