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Studio BAHARRA ・バハラジュエリー

Akane Loungeのお取り扱いブランド【Studio BAHARRA】はNYのマンハッタンにあるジュエリースタジオ(工房)から生まれたオリジナルジュエリーブランドです。
昨年、日本初出展のバハラジュエリーを国際宝飾展で��然見つけ、一目惚れしたブランド。 日本では手の込んだ1点ものが主流ではなくなり、作れる職人さんも少なくりました。バブルの頃に流行ったタテ爪をメレーダイヤでぐるりと囲んだ背の高い指輪を手作りで作る職人さんは仕事が減った為、大量生産の代表のデザインとなりました。
手作りのジュエリーに見られる2種類の金属を使ったジュエリーは、ロー付の融点や金属の縮率の違いから、手のかかる作業。 それを、嫌らしくなく、さらりとやってしまう技術の高さと、アンティークジュエリーを彷彿するような上品で力強いデザイン。 指にはめたら見えなくなる指輪の内側にまでハンドカービングの文様が入っていて、『にくいなー。』と唸るような逸品でした。

「一つ一つ好きなようにオーダーできるよ」と願ってもいなかった言葉を頂き、スタジオも観に行きたいという衝動にかられ、5泊3日の弾丸ツアーでNYのスタジオに行ったのがちょうど1年前。 急な訪問にも快く迎え入れてもらって、細かなオーダーも聞いてくれる、小さな工房ってこれだからいいのよねーと思いながらマンハッタンのアトリエに向かいました。 そして、Googleマップで着いた先は、マンハッタンの中心のロックフェラーセンターの目の前の超高層ビル。(初NY) 物々しいセキュリティーのおじさんに止められ、入った一室は広い工房。 CAD、3Dプリンターのあるデザイン室、職人さんの作業場、高温の火力で金属を溶かす鋳造用の部屋… その時初めて、有名なハイジュエリーブランドの製作を数多く手掛け、最新の設備と伝統の技術を持ちあわせる大きな工房だと知り、想像していなかった光景に相当びっくりしました。

日本のジュエリーは分業での工房がほとんどです。いろいろな割り金で作る地金屋さん、ワックス原型師、鋳造の会社、石どめ屋さん…など それぞれの工房を回って出来上がります。 そのすべてをまさか、マンハッタンのダイヤモンド街のビルの一室で行われているなんて想像もしていませんでした。 ジュエリーを製作する為の地金の調合(割金)から金属を作り、鋳造をし、石留めや彫刻はトルコ王朝から続く技術を受け継ぐ、トルコのスタジオにて施されている。1点の曇りもなく、手の込んだ製作過程を目の当たりにして、元職人だった私は興奮しすぎて目眩がした程です。


その後、何度も何度もメールでデザインのやりとりをし、私が気に入るまで嫌な顔もせず修正してくれて、やっと2019年の冬、Studio BAHARRAのオリジナルブランドのジュエリーを日本に上陸することができたのです。 本当にお客様のことを一番に考えて製作してくれるStudio BAHARRAのみなさん。 オーダーくださったお客様ひとりひとりに、どう?気に入ってくれたかな?修正箇所はある?と気にかけてくれます。
バハラジュエリーの顧客は、唯一無二の美意識をもつシルク・ド・ソレイユの創始者であり、慈善活動家でもあるギー・ラリベルテ他、全米全土のセレブリティに熱狂的なファンがいることも納得です。
今年の3月にデザイナーのバハが追加のコレクションと共に来日する予定でした。
次、来日できるのはいつになるのかわからない状態ですが、近々新作も入荷する予定です。
是非、実際にバハラジュエリーを見にいらしてください。(そろそろ開けます。。。)
こちらでも詳細をご覧いただけます。
▶︎ About BAHARRA
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Akane Loungeの今までとこれから

実際に見て触れることで、この場所でしか感じられない臨場感や様々な感覚を体験していただける『場』としてAkane Loungeは在りたいと、古いビルの一室にアポイントメント制のジュエリーサロンをオープンしたのが約3年前。 高価な商品が中心なのに、外から見えない場所で、どんな人がいるかもわからないアポイントメント制のお店って誰か来る?大丈夫?という心配してくださる声をたくさん頂いた。 わたしの頭の中の妄想では、コンセプトと内装、お取り扱い作家さん、満足してくれるお客様...完璧なお店が仕上がっていたので心配よりも、むしろワクワクが止まらない状態でした。 今よりも景気のよかった、25年前にジュエリー業界に職人としてスタートした時から感じていた業界への不満を、社員私ひとり、小さな店舗をオープンしただけなのに全てを解決できる!と、晴れやかな気分でした。(ポジティブ過ぎる傾向)
そして2020年3月末。ちょうどNYのStudio BAHARRAのデザイナーでもあり職人のBahaが来日する予定でした。デザイナーと共に、日本で初めて紹介できるタイミングに、ウィルスという影も形も見えなくて、得体の知れないものの恐怖に世界中が包まれました。
もちろん、Bahaの来日は中止、招待状も日にちを変え2回も印刷したものがボツ、Akane Loungeは不要不急のお店となり臨時休業するということを決断しました。 実際は自粛要請の出る前に休業のお知らせをしたのですが、明確な理由は1つ。 もしも、ご予約頂いたお客様がAkane Loungeにいらっしゃった時に感染してしまったら...? うちでジュエリーを購入した事を一生悔やむかもしれない。一生もののジュエリーを見るたびに気分が落込むかも知れない。と考えたから。 ジュエリーを身につけるということは、よりプライベートな物事であると考えています。時にお守りだったり、何かの誓いであったり、ポジティブでオートマチックに心を豊にするものだと思う。 神々しく輝くダイヤモンドは、日々の光があたるときにこそ輝きを感じて欲しいし、日常の中のドラマチックな非日常品であって欲しい。 だからこそ、Akane Loungeはプライベートな空間で、納得のいくまでパーソナライズなジュエリーを共に考える場にしたいのです。
これからはますます、オンライン化、リモート化の時代が来るのは、重々感じております。Online Akane Loungeもオープンし、今までご購入いただけなかった方にもオンラインで楽しんでいただけます。 が、それでも、やっぱり、実際に見て、感じて、Akane Loungeの非日常空間を楽しんで頂きたいのです。 共に歩んでいき、この身が終わっても、世界が終わるまで受け継がれるようなものをAkane Loungeでは提案したいと思っています。 このブログでは、実際にお話しして伝えたかった事を日記のように書いていく予定。
Akane Loungeの再開まではもう少し。
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