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LONG TIME NO SEE
2020年から箇条書きで見れば大した活動もなく、とても穏やかな日々を過ごしていたと思う。 やったことと言えば新曲を1曲だけyoutubeで公開した程度なもので、 あとは3ピース編成での活動となったくらい。 それとLANPAZIE柴兄の今はなきダッチバンでキャンプに行ったとか。
おそらくは近しい距離感の多くの人たちに言えることだと思うが、 望む望まずに関わらず急に与えられた平穏や時間は自問自答するだけでは有り余る位のもので、 跋扈する様々な意見や行動を冷めた目で見ながらも人並��の焦燥感を覚えつつ、 だからと言って慌てふためいて何かに執着したり、我関せずと通常営業をする気分にもなれず、 引っ越したり矯正治療を始めたりと私的な環境の変化で何となく時間をやり過すことを「何もしないこと」への免罪符にして折り合いをつけていた。
医療や世界情勢に明るくない自分の肌感覚で2年はこれが続くだろうと思って実際に迎えた2022年、 免罪符を常備して、気づけば穏やな日常にチューニングされた自分の心身に、 「これは世情の問題ではなく自分の問題なんだ」と早い段階で分かり切っていながら、 対峙するのが面倒なので蓋をしていた答えをいい加減引きずり出してメンバーに連絡する。
ふたつ返事で2023年にアメリカに行くことが決まってしまった。
そこから約1年、良くも悪くもすっかり健康体となり、 知人の新作を喜ぶ「まあまあ耳肥えリスナー(バンドマン)」と化した自分には地獄のような準備期間でした。 そもそも3ピ-スになってアメリカに行くのも初めてだし、 何だか初めてのアメリカツアーの準備で右往左往していた時の気持ちから新鮮味を抜いたような感覚で、 不安が期待を遥かに上回って、自律神経をぶっ壊し浅い眠りの中でうなされて勝手にバッドに入りながらも、 つい最近まで有り余った時間を甘受していた分際で、今は時間の無さに文句を言うような、 自己矛盾甚だしいメンタリティで日々を過ごしていたのであった。
久しぶりに会う人からはほぼ100%「やつれた?」と言われ、 「常に低空飛行ではあるが墜落はしない」というかねてからの自己分析もいよいよ当てはまらなくなった今夏、 国内外色んな方々のお力添えのもとでなんとか出国にこぎつけることが出来た。
明日9/27、新譜を携えてアメリカへ発ちます。 帰国してからのこと、来年のこと、何も考えていません。 ただ、まずは自問自答の答え合わせをしたい。 ※本文要約:そろそろやるか~...
LONG TIME NO SEE 1 laincarnation 2 nerve cave 3 "where are you?" 4 wesay 5 drop the mind 6 it's my toy 7 "do you wanna come?" 8 bikyu
アメリカの人たちも、日本の人たちも、お久しぶりです。 これからもよろしくお願いいたします。

REC&Mix,Mastering:八木仁志(at 大塚MEETS) Jacket design:鳥羽さん
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パーカー通販始まりました

タイトル通りです。
革命前夜vol.3を10日後に控えた今、
「日本暗闇音楽協会パーカー」の通販が始まりました。
以前よりバンTや日暗グッズの制作でお世話になっている
「ETHNIC TOKYO」のオンラインショップで購入可能です。
URLはコチラ!!※胡散臭い
↓↓↓
《ETHNIC TOKYO online shop》
http://ethnictokyo.com/?pid=140316570
オンラインでは送料込みでM/L¥6,000です。
ちなみにライブ会場物販スペースでは各サイズ¥5,000で販売しています。
実はこのパーカー、今年放送されたフリースタイルダンジョンでラッパーのDOGMAさんが着用して客演してくださって、
���味に地上波デビューしています。
他にもsunnysiderの藤崎君がtwitterの動画配信で後ろに飾ってくれたりとか、
着用してライブに来てくださるお客さんをチラホラ見かけたりと、
ありがたいことにジワジワと購入者が増えてきています。
通販を利用するもよし、
ライブのお土産に買って帰るもよし、
まだ持っていない方は是非ご購入くださいませ。
そしてその売り上げは、
ありがたく今後のバンド活動費用に充当させていただきます。
メンバー一同よろしくお願いいたします。
…。
冒頭に書いた通り、
10日後の3月14日木曜日に革命前夜vol.3を開催します。
ホワイトデーにあやかって女性入場無料です。
日暗パーカー、シャツ、新EP「アラシャバニアエグ」も持ってきます。
しかもまだ新EPを物販で取り扱う2回目のライブにも関わらず新曲も用意しています。
2019.3.14 Thu at 大塚MEETS
[革命前夜]
裸体のシルエット / sheeplore / アライヨウコ
open/start 19:00/19:30
adv/door ¥2000/¥2500
ご予約はTwitterのDM、うちのHPのメールフォームから。
【裸体のシルエットHP】
http://ratainosilhouette.info/
イープラスからも販売開始しました。
【イープラス】
https://eplus.jp/sf/detail/2877470001-P0030001
※イープラスからの購入はシステム上女性無料が反映されません。
女性の方はDM、HPメールフォームをご活用ください。
男女問わず皆様是非お越しください。
ご予約お待ちしております。
…。
最後に裸体のシルエットの今後の活動について。
公表していないものも含めて4月いっぱいまでに数本のライブを控えていますが、
それらを消化したら数ヶ月はライブ活動を控える予定です。、
(あくまで予定なので急に出るかもしれませんが…。)
思えば初めてUSツアーに行った2018年の1月。
その前の数ヶ月間は準備期間でライブ活動を控えていましたね。
要はそういうことです。
宜しくお願いします。
今を。
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アイデンティティ

誰の作った言葉か知らないけれど、 それ自身がだいぶこじらせた単語だと思う。 でも色んな音楽家の曲名にも使われる位なのだから、 それなりの社会的地位を得た言葉なんだろう。
好きな何某、その組み合わせで分岐する個性。 出来上がるコミュニティ。 無色透明でいることへの焦りと恐怖。 先人たちの提案したガイドラインに沿って、 自分の体をペンキで塗りたくって、 「私はこういう人間です!」と言えるように年を重ねていく。
多分皆そう。自信がないんだ。 無知蒙昧なままでいられればこんなことは考えないけれど、 なまじっか人間として生きてしまっているもので。
自覚して、苦しみながらも楽しんで、 吐き出すことをよしとした人達と3/14にライブをやります。 3度目の革命前夜は3月に。 ホワイトデーにあやかって女性入場無料です。
2019.3.14 Thu at 大塚MEETS [革命前夜] 裸体のシルエット / sheeplore / アライヨウコ open/start 19:00/19:30 adv/door ¥2000/¥2500
ご予約はTwitterのDM、うちのHPのメールフォームから。
【裸体のシルエットHP】 http://ratainosilhouette.info/
イープラスからも販売開始しました。
【イープラス】 https://eplus.jp/sf/detail/2877470001-P0030001
大塚でお待ちしております。 是非お越しください。 一緒に取捨選択しましょう。
短くてもいいから、 ブログ投稿頻度あげようかな…。
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荒娑婆

明日からアメリカに行く。
約一か月、音楽漬けの日々を過ごす。 帰国は12/26(水)。
翌12/27(木)に吉祥寺WARPでワンマンライブをする。 是非、お越しください。
今年、寂しい思いをする事が沢山あった。 昨年から徐々に仲良くなって、 これから一緒に楽しみたいと思ったバンドが活休したり、 好きなバンドから毎月のようにメンバー脱退のお知らせを聞いたり、 挙句の果てにはお世話になってきたライブハウスがあと数日で閉店する。
本質はいつだって行間に隠されている。 一体なんのゲームだろう。 頭が悪いので推し量れない。
事実をあげつらった無感情な箇条書き。 バイオグラフィー。 なんと奥ゆかしいことか。 頭の悪い自分はその優しさに気づいていなかった。
でも全部「色々あって」なんだろう。 そうとしか言いようがないことというのは腐るほどある。 お茶を濁しているなんて全く思わない。 言葉はそんなに便利じゃない。
願わくばその色々が前向きな要素であって欲しい。 第三者に感情の選択肢なんてそれ位しかない。
色々あってアメリカ行きます。 CDも作りました。
12/27(木)、吉祥寺で。 やれる事をやります。
みんな元気。
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日本暗闇音楽協会

2018年4月、新宿三丁目はヒルバレースタジオ。
ではなくその上階の中華料理屋。
新体制での初ライブを来月に控えた門出の季節。
出会いの季節。花粉の季節。
塚本君を含めた裸体のシルエットのメンバー+αで行われた密談。
そこから密かに誕生した怪しい集団。
「日本暗闇音楽協会」
まるで初めからそこにいたように、
当然な顔をして7月からシャツを売り出し、
いつの間にかステージ後ろには蛾をモチーフにしたロゴがプリントされたバックドロップ。
革命前夜ではステッカーを配布。
不穏なロゴと不透明な存在。
前のブログに書いた通り、
今年になってバンドの環境が変わった。
サポートメンバーやアートワークから活動範囲まで。
「何か」やるなら今。
で、日本暗闇音楽協会。
理事長には印藤勢(マシリト、SEI WITH MASTER OF RAM)が就任(?)。
嘘だろ。てか理事長()て。役割何だよ。
自分で書いていて意味が分からない。
当事者に分からないのに第三者に分かる訳がない。
完全にノリがひと昔前のインターネット。回線はADSL。
そうでなければ田舎の暴走族。なんかこわい。
前置きが長くなったけど、
「日本暗闇音楽協会」という協会を立ち上げました。
レーベル作ったわけでもなければ法人登記している訳でもない。
根底にあるのは「皆シリアスだから本気で面白いことしたいな」それだけ。
シャツをご購入いただいた方。
ステッカーを受け取った方。
もう協会員ってことになってます。誠に残念ながら。
NCNRでお願いします。
ただの概念、ただの記号、そしてただの日暗。
でもその概念、記号の下に裸体のシルエットをはじめとしたバンドが集った時に湧いて出る説得力。
それが生まれて、初めて身内のオモチャである「日本暗闇音楽協会」が、
みんなのアイコン「日本暗闇音楽協会」に昇華されるのかな、
なんて意味不明ながらに思ってる。
その初日。
来る11月12日(月)、両国SUNRIZEにて、
「日本暗闇音楽協会」が開催されます。
この日を「日本暗闇音楽協会」の正式発足日とします。
「なんかよくわかんないけど、なんか日暗…。」
そんな感想がよぎる面子になってます。
又、ステッカー持参or日暗シャツ着用で、
チケット代が謎に¥400に爆下がりします。
協会員の方々は是非会員割をご利用ください。
それとこれは裸体のシルエットの話ですが、
2回目のUSツアーの初日ともな���ます。
終わったら僕達は日本を発ち、
またしばらくアメリカでライブ漬けの日々を過ごします。
ということで11月12日(月)は是非両国SUNRIZEにお越しください。
そして意味が分からない「日本暗闇音楽協会」に意味を持たせましょう。
それを背負ってアメリカに行ってきます。
別に日暗作るために中華料理屋に集ったわけじゃない。
じゃあ偶然の産物かと言えばそういう訳でもない。
放課後の延長線がそこにあっただけ。
高い意識とは裏腹の逆張り精神。
何かが始まるのはいつだってそんな時だ。
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に
に。二。弐。2.
2っていう数字に縁がある1年だったと思う。 まだ1年終わってないけど。
まず2代目ってところ。 長らくドラマーとして後ろからアンサンブルを支えてくれていた初代トラマーのケイジさんがバンドを離れて、 2代目サポートドラマーの塚本君が今はバンドを支えている。 「支える」っていうか、もはや皆で暴走。 おかげさまでより意味不明になりました。
ここだけの話、 次期ドラマーがまだ決まってない時、 寝る前一人で腹痛に苛まされるし、そもそも寝れもしないし、 メンバーや近しい人に会うたびに泣き言ばかり垂れ流していた。 「アメリカくんだりまで行ったのに帰国してこのまま止まってしまうのか?」 不安はかくも人を衰弱させるのか。
蓋を開けたら活動が激化しているこの現状。 人はつくづく結果からしか安心出来ないし、 結果だけが自己を肯定するんだと思う。 もちろん過程を経て。
次。
アートワーク。 ニコニコ動画時代からアイコンを書いてくださったり、 ロゴを作ってくれたりとネットを通じて応援してくれていたアボガド6さん。 今も会った事はないし、多分これからも会う事はない。 それでも僕は未だに彼の作品をチェックしているし、 その21世紀型の距離感がとても心地よかった。 長らくありがとうございました。 貴方のお力添えもあって、うちは今も相も変わらずよろしくやっております。
春からはトバさん(良い人)が諸々のデザインを担当してくれている。 フライヤーとか、日本暗闇音楽協会のロゴとか。 トバさん(良い人)は良い音楽も沢山教えてくれる。 child abuseとかdead vibrationsとか。 エレファントノイズカシマシもそう。 (良い人)が教えてくれる音楽は良いに決まっているし、 (良い人)が作るデザインは良いに決まっている。 何故なら(良い人)だから。 偶に夜に井の頭公園某所で集会をやったり、 今度はどこまでもリアル。
何が人を繋ぐかなんて本当に分からない。 何も分からないし、分かりたいとも思わない。 ずっと「不思議だね」って鍋でもつつきながらヘラヘラしていたい。
次は2回目という言葉。
革命前夜。 この言葉のネタ元もトバさん(良い人)。 大宮ヒソミネでヨアケを演奏した時の感想をサルベージ。 あれももう2年前。また「2」。流石にこじつけか。
1回目の対バン the life plant 十二月二十三日 深居優治
マー君が出演する為に奔走してくれた事も、 イッセイ君がMCで「アメリカに行く、陸路で」って謎な発言した事も、 深居君の機材から音が鳴らなくなってフロアに降りて素敵な弾き語りを始めた事も、 終演後に下手のモニターが倒壊して僕のギターがぶっ倒れた事も、 全部覚えている。なんか十二月二十三日だけ思い出がショボい。そこかよっていう。 あ、リハの順番変わってくれてありがとうございました(マジで)。
2回目の対バン camellia NECRONOMIDOL エレファントノイズカシマシ
革命前夜自体は定期的に開催するつもりだったけど、 まさか今年2回出来るとは思わなかったし、 加えて地下アイドルとやることなんて1回目の時点では露程も思わなかった。
3回目は一体誰とやるのか。 僕の中では少し目星がついている。 誘われたらドキュメンタルの手紙を見た芸人さんみたいに、 「ウチかよ~!!」って思ってくれたら幸いです。 思わせられるように頑張ります。
もうひとつの2回目。
また性懲りもなくアメリカに行く。 海外に行った人の中には「視野が広がった」とか「価値観が変わった」とか、 インターナショナル風吹かして知ったような事を口にする人もいるらしいが、 たかがひと月、先進国に行ったところでそんな確変は起こらない。 良くも悪くもこびり付いた根っこは、そんな簡単に変わらない。 前も書いたけど刺激的な感想こそ溢れてこようが、人はそんな簡単に変われない。
紛争地帯で2年程ボランティアした知人がいて、 それは変わってもおかしくないけど、 僕は沢山の保障の上に胡坐をかいて上澄みを享受しただけなのだから。
しかし変われない事を自覚するには十分な期間だった。 変われない自分が愛おしいし、だからまた行く。 帰ってきたらまた行くし、そこから帰ってきてもまた行く。 ライブやって、移動して、寝て、 不味いご飯たべて、またライブやって、 ある意味変化の無い毎日を過ごす為だけに行く。
やる事ないんだよな。 最近、バンド以外。 だったらそれだけやってれば良いのでは、という。 それだけ。 志と背中合わせの本音。 どっちも真実。
でもそれはメンバーの都合。 付き合ってくれる塚本君には感謝の気持ちでいっぱいです。
アメリカに行くまで3本のライブ。 10/24 at渋谷乙(乙移転前ラスト) 10/27 at笹塚MAJESTIC STUDIO(スタジオライブ) 11/12 at両国SUNRIZE(日本暗闇音楽協会)
宜しくお願いします。
これが1年のうちに起きたこと、 これから起きること。
濃い。 偶にしんどい。 割と楽しい。
PS.日本暗闇音楽協会の事もいい加減ちゃんと書きます。
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革命前夜
思い切り宣伝です。
8/31(金)at大塚MEETS
【革命前夜】に出演します!
対バンは、
暗黒系アイドル、通称「ネクロ魔」こと「NECRONOMIDOL」。
からくり仕掛けのインストバンド「camellia」。
ノイズの雄「エレファントノイズカシマシ」。
あと裸汁。
open/start:18:30/19:00
adv/door:¥2000/¥2500
フライヤーは最近デザイン関係でお世話になりっぱなしのトバさん(良い人)が担当。
因みにイープラスからもチケット出てます!
当日は裸汁から大事なお知らせ有り!
夏の締めくくりに、ここはひとつ大塚MEETSで過ごす夜を選んでみては如何でしょうか!?
皆様のご来場を心からお待ちしております!!!
…。
なんと文才の欠片もない無難な上にサムい文章だろうか。
今年の1月に大塚MEETSで革命前夜を開催した。
あの時の対バンは、
十二月二十三日
The life plant
深居優治
だった。
あれ、もうこの第一回の面子でライブ出来ないな。
誰のせいだろう。まあいいけど。
そもそもがイベントの性格として、
「USツアーに行ってきます」というのが当時の大義名分であり、
日にちも1/15開催、朝まで打ち上げ、
ひと眠りして鎖カフェ行って、化粧道具買いそろえて、
少し寝て1/17成田発だからね。
バカかな?っていうスケジューリング。
かな?じゃない、本当にバカなんだろう。
そこに夢を見ていたのです。
そ��位詰まって居たかったのです。
気持ちも、時間も、人も。
今回は前のようにイベント直後に何か、
それこそUSツアーのような大きな動きがあるわけではなく、
「俯瞰で見えた景色に忠実であること」
これだけが僕の動機だった。
その結果を8/31の革命前夜としたい。
タイピング音が、
キーボードを叩く感触が、
思考をよりディープにします。
もう少し書きます。
上半期が終わり、
下半期の最初の一月も終わった。
今年は今日に至るまで初めてがいっぱい。
初体験の枚挙に暇がないとはまさにこのこと。
箇条書きにしたら多すぎて面倒になったので割愛。
しかし無理矢理にでも総括すると、
地上と地下を大変に行き来する生活であったと。
このブログでは何度も言っていること。
僕にとってはシーンを作ることは目的ではない。
それは結果論です。
まずアメリカへ行った事だって、
憧憬と諦念の板挟みから、
それはもう挟まれ過ぎてその隙間からぬるりと飛び出した答えな訳で。
言うなれば「シーンが…」等という言葉とは真逆な行為です。
逆算的に物事を考えた際、
ふとした時に顔を出す不穏分子を、
愛でられるようになった頃合いが、
今の僕の人生に豊かさを与えます。
だからああでもない、こうでもない。
いや、でも実はこうでもあるんじゃないか?
等と日々過ごし、地上と地下を行き来しています。
思考も体も。そういう準備は楽しいね。
準備…。
ところで学園祭も準備が一番楽しいって言うね。
誠に残念ながらあれは嘘です。
超絶つまんなかったから。
僕は負の生き証人です。
というか高校の学園祭最終日とか、
行くの嫌すぎて朝起きたら体中蕁麻疹できて学校休んだし。
どうでもいいが。
僕は今とても自分に忠実です。
いきなり話題が学園祭にシフトするあたりとても忠実でしょう。
そこに夢を見ています。
今もその位詰まっています。
気持ちも、時間も、人も。
8/31(金)at大塚MEETS
【革命前夜】
裸体のシルエット / NECRONOMIDOL / camellia / エレファントノイズカシマシ
open/start:18:30/19:00
adv/door:¥2000/¥2500
プレイガイド:e+
何卒宜しくお願い申し上げます。

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沼
十二月二十三日には続けて欲しかった。
僕は上京してから一度��けバンドの解散を経験したことがある。
明確な目標を明確に達成出来ず完全敗北。散っていった。
悔いはないなんて大嘘、悔いしかない。
十二月二十三日には報われてほしかった。
昔、代々木ゼミナールがテレビCMで
「学歴なんて関係ない。東大出てから言ってみたい」
的な事を流してたんだけど、
「売れるだけが全てじゃない」
やっぱ売れた人が言うと格好がつく台詞だと思う。
本心とか負け惜しみとかとは切り離した、世間への訴求力の話。
じゃあ報われるって何?
「報われてほしかった」なんて、
さもあの二人が報われてないこと確定な言われよう。ひど。
綺麗ごとを抜いた良い意味での報いが、
彼らに返る夜が明日なのかもね。
もう抜けられないんだよ。僕も誰かも。
そういう沼にはまってます。沼友。
8/31(金)に革命前夜を開催する。
沼でしかないから。
これについての思いの丈はまた書くのか、書かないのか。
か~るいチーズスナックを食べながら、
明日の吉祥寺への行き方を考える。
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なかったことにしたいこと
を、毎日寝る前に考える。
自然発生的にそういった思考になる。
脳に溜まったキャッシュを掘り起こす作業。
自分の言動、態度、決断、視線、姿勢など。
別にそれが原因でひどい結末を迎えた等という大層な話では決してなく、
寧ろそんな大層な事はその場で自己嫌悪に陥るので掘り起こすも何も、
最初から大仏並みにでかでか目の前に鎮座して、
そのくせ背後霊のように鬱陶しく着いて回るので、
こちらから会いに行く必要など一切ないのである。
ここで言うそれは、
例えば「あの子と話してた時、語尾が少し上から目線だった」とか、
「ふいに話しかけられてエ?って言った声がでか過ぎた」とか、
「あの問いかけに関してこう答えた方が『何かそれっぽかった』」とか、そういうの。
そして反省の為にやっているわけでもなく、
「ああ、今日も65点の人生だった」
等と頼まれてもいないのに謎の採点をして終わる何の生産性もない作業。
恐らく本質的に自分は自意識過剰なんだと思う。
同族嫌悪とは良く言ったもので、
自意識過剰を蔑みながら、
人の目などどうでも良いと謳いながら、
そんな自分を演出しているのかもしれない。
だから「人の目を気にしない自分を気にする人」への嗅覚が尋常じゃない。
そういう人を怖くて直視出来ない。
「ああ、僕はこいつと同列か…」となるのが怖い。
それもまた自意識過剰。
皆、理想の自分というものがいるのだろうか。
それを目指しているのだろうか。
ありのままって何でしょう。
そこに実体なんて伴うのか。
音楽の趣味でも、性的嗜好でもなんでも良いけど、
そういった様々で自分を色づけて何とかアイデンティティを繋ぎ止めてる人間が、
ありのままになった時に何か残るのか。
良く言う「玉ねぎの皮剥き続けたら何も無くなってた」みたいな話。
諦念。
アナと雪の女王観たことないけど、
あの歌が巷で流れまくった時、
あのコンプレックス丸出しの歌詞が肯定され一定のセールスを記録した時、
少し安心する自分と、
自意識過剰故に反発する自分との狭間で筆舌に尽くし難い葛藤が生まれた。
と、ここまで文章を打ち込んで、
「なかったことにしたいこと」
をBPM120の4拍子1小節内に収める場合、
一文字を16分音符に置き換えたらどういう音符配置が一番グルーブ感あるかと考え始めた。
恐らく一番ダサいのは、
「タタッタタタタ タタタタタ(半角スペースが16分休符)」
これはダサい。全てのアクセントが表拍とシンクロする一本締めスタイル。
ここで敢えて半角スペースを除き、
「タタッタタタタタタタタタ(四分休符)」
にする事で後半が裏拍から入るので若干ファンキーになる。
どうでもいい。
閑話休題。
「なかったことにしたいこと」が、
自己肯定により取り払えるのだとしたら、
僕は些細なそれらに頭を悩ませながら生きる方を選ぶ。
自己肯定、自己啓発、自己責任、自己嫌悪。
なんで自己って言葉がつく単語はどれも気持ち悪いんだ。
笑顔でそんなこと言わないで。
顔文字使って自己嫌悪><しないで。怖いから。
お前も最初に自己嫌悪してるけどな。
今年はお陰様で素敵な方々と沢山出会って、
そのペースが人生過去最高速度で、
その人達には微塵も「人の目を気にしない自分を気にする」臭いがしないから、
囲まれるともはや「自分が異端なのでは?」という勘違いすら始まる。
その悲しき勘違いは表題に繋がるのかもしれない。
悩ましい体の自意識過剰なだけの文章。
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均衡
3月があと10日ほどで終わる。
僕は元来、肉体的にも精神的にも体力は無い方。 何事も下には下がいるので、より虚弱な人も多くいるだろうが、 2017年から続く長期的な事象の全てが2月を以て完結したことで、少し疲れた。
鎖カフェで休む。 サイゼリヤでお話する。 印藤家で友達と鍋を囲んで朝までお話する。 死に怯える。 家で得も言われぬ恐怖と戦う=寝る。 衝動的に帰宅する。 音信不通だった子から急に連絡が来て近所でお酒を飲む。 小説を読む。 漫画を読む。 音楽を聴く。 クレヨンしんちゃんを観る。 ドラえもんを想う。 下北沢でDavidとツアーの思い出を語る。 オバ君と3時間深夜に歩き、語る。
そんな21日間。
時に大人はドラえもんに哲学を見出し深いと言う。 僕は大人でドラえもんが好き。 でもそんな風には思わないしそういう台詞は嫌いだ。 僕は小学生の時に3時間スペシャルをTVで観ていた時と、 今も同じ気持ちのまま作品と向き合っている。 氏の描いた夢はそのまま夢で、 ワクワクして、夢だから夢があって。 だから夢にも良く出てくる。 それ以外何がある。
大人のドラえもんファンで何かをそこに紐づけようとするタイプの人とは、 ドラえもんの話をしたくない。つまらない。 ネコ型ロボットはただそこにいるだけでいいのに。
そんな21日間。
5/13(日)、吉祥寺WARPでライブをする。
僕はtwitterでマシリトの大阪でのライブ動画を観た時、 「楽しそう」と思った。 その4文字以上の感想は出てこなかった。 だからそのまま呟いた。 その後フロントマンの印藤さんから即「楽しいよ」と返事が来た。 そこからは文字通り秒で対バンする方向で話は動いていった。 この一連のやり取りに要した時間、多分数分。
このイベントがどの段階からINOGASHIRA CREWの脳内で構想があり、 どういう変遷を辿り今に至ったのか、 僕はINOGASHIRA CREWではないので詳しくは知らない。 対バン相手、イベントの主旨や秘めたる物、 少し疲れ気味の僕にはそういった1つ1つの重みよりも、 「楽しそう」と呟いたことが、 決して客としてではなく、いちバンドマンとしてであるということを、 この4文字で汲み取ってくれた事実が嬉しい。
ありがとうINOGASHIRA CREW。 てかINOGASHIRA CREWて。
2月でケイジさんがバンドを離れた。 3月から塚本さんがサポート加入した。 そんな裸体のシルエットの初めてのライブ。 それが5/13(日)。 観に来て欲しいな。
情報が解禁された段階でまだ1度も新面子でスタジオに入ってないって��ょと面白い。 入ってたら「そんな21日間」のところに書くわ。流石に。 やばい。練習しろ。
3/28にborderline caseのツアファイを観に池袋手刀にいく。 3/30に夕凪に沈むの企画を観にO-Crestにいく。 皆も行けばいい。
3月はそれで終わり。 今日は寒かった。雪降ったし。 明日は暖かいらしいですね。 春ですね、いくらなんでも春です。
練習とバンドと自愛と花粉。 そんな53日間。 これからの53日間。
みんな元気。
0 notes
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クレしん愛
いい歳こいてクレヨンしんちゃんが好き。
幼稚園の頃からずっと観てて、ほんのりブラックな原作コミックも買って、臼井さんが無くなったときは本当に悲しかった。
特にひまわりが生まれる前のアニメのギャグセンス、作画、しんのすけの性格、全体的にほのぼのした空気、最高です。一周まわって殺しに来てます。
最近アマゾンプライムのプライムビデオでクレしん(クレヨンしんちゃんの略)の映画を観て楽しんでいる。
自分的劇場版ナンバーワンのブタのヒヅメ(ひまわり生まれてるけど)はやはり名作である事を再認識せずにはいられない。劇画ギャグ、アクション映画顔負けの戦闘シーン、壮大なスケールのワクワク感、ぶりぶりざえもんとの別れ、そしてリアルに塩沢さんの死、、、。
な、わけだけどひまわりが生まれる前の劇場版を観るとやっぱり上で書いたような独特なほのぼの感があって、それはそれで以降の作品には無い安心感があってすごいやさしい気持ちになる。
とくに第一作目の アクション仮面VSハイグレ魔王。素晴らしい。
この作品の何が凄いって、日常から非日常への切り替わりの描写の細かさ。
普通だったら野原一家が異世界に行く展開は早めに持っていって、向こうでのハチャメチャに大半の尺を使うわけだけど、実際はなかなか行かない。
そのかわり日常に潜む非日常(一瞬でて来るハイグレ魔王、路地裏出たとこにある淡白な世界の駄菓子や、ひろしを海へ誘導、道中でのムチャなショートカットetc)の演出に非常に拘っている。 特にひろしの行動はマインドコントロールされてるみたいで恐怖すら覚える。
そしてそれらを際立たせるために毎週放送のアニメと同じくらいほのぼのした日常の描写もする。
BGMの消し方もスバラシイ。
ちなみに原作(単行本6巻収録)だともうちょっと展開が早い。
あと前半でしんのすけが№99のカードが当たって自慢するシーンがあるんだけど、大人ぶって興味ないふりしてた風間君も最終的にはしんのすけのところにいくの、あのシーン凄い好き。
この映画に限らず風間君の「普段はかっこつけてるけどなんだかんだ子供なんだな」みたいな描写は下手したら泣きそうになりますよ。
そんな自分も徐々に登場人物の年齢を追い越して行く。
しんのすけに始まり、ミミ子、ふかづめ竜子、ななこおねいさん、よしなが先生&まつざか先生、、、そしていずれはみさえをも、、、。
とにかく、ひとつのアニメの完成形だと思う。これからも長く続いて欲しい。
全然関係ないけど今月ライブ多い。
2 notes
·
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核心をつく確信
2012年、ニコニコ動画から始まった裸体のシルエット。
節目は何度もありました。 ボーカロイドがあり、ボーカルがいて、 そして2015年、インストになりました。 まるでピン芸人がお茶の間に受け入れられるまで 試行錯誤を繰り返してキャラを変え続けるかのように姿形を変えて活動する環境も変わり、気が付けば6年経ちます。
ブレていたのかもしれません。 それでもずっと変わらなかったのは、 「裸体のシルエット」という看板と結成当初からのメンバー、 そして「何があっても続ける」という意思でした。
その中の一つ、結成当初からのメンバーという点において、 昨日のライブ「SAD COMMUNICATION FINAL」@新宿ANTIKNOCKで終わりを迎えました。 ドラマーのケイジさんが裸体のシルエットから離脱したからです。 ※理由は前回のブログに書いてあります。
私的な感情を言ってしまえばこの上なく寂しいです。 その訳はもう書くまでもない。 同じ仲間と形を変えつつも6年続けてきたこと、 どれだけ形が変わっても6年続けられたということが何を意味するのか、 そんなものは想像に難くないと思います。
しかし脱退(インストになってからはサポートという括りなのでこの表現は不適切かもしれないですね)の在り方として、 僕が想像し得る中で最も美しかった。それは間違いない、誰も負けていない。
��いが互いを認めてそれぞれのステージへ送り出すこと、続けていくこと、勝ちに行くこと、 それは僕が過去に在籍���たバンド、それを取り巻く色んなバンドの中でも実はかなり稀有な事です。 理由なんてものはどれだけ表明しようが本当の本当のところは当事者しか分からないので、 「お前に何が分かる!」と言われてしまえばそれまでですが、 僕は僕の実感の中で今回のメンバー変遷の経緯に誇りを持っています。
そしてその結成当初のメンバーで今年の1月から2月にUSツアーを敢行しました。 ※何故USツアーをやろうと思ったのか、そこに行きつくまで何があったのか、 このあたりは前々回のブログに書いてあります。
主にアメリカ南西部を中心に1ヶ月、 州で言うとテキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニア、オクラホマ、ルイジアナ、アラバマ、アーカンソーです。 ケイジさんを含むメンバー4人と通訳のエリさん、 ツアーマネージャーのロバートの6人で25日間。 僕にとっては冒険でした。 お客さんにスケジュールを見せたら「冒険だね」と言われる事が度々あったので、 まあ現地の人からしてもそれなりに冒険なんでしょう。
ツアーについては感想が源泉掛け流し状態で溢れてくるんです。とめどないです。 1日切り取るだけでも大量のエピソードが出てきます。 書ける内容も、公然とブログに書くに値しない内容も。
総括すると「とっても楽しかった」です。ゴミのような感想ですね。
例えばアメリカと日本のライブハウスの違い、それぞれのメリット・デメリット、 金銭的負担、利益、マネタイズとは、 そこから発展したノルマ問題とギャラへの個人的考え。 客層の違い、音楽の文化的定着度。 街並み、自然、気候、時差、言語の苦労、人種、物乞い、 荷造り、空港、飛行機、車移動、宿泊先の環境、 食事、睡眠、体調、メンバーとの距離感、 連日のライブでの成長、グルーブ、緊張感、疲労、ストレス、 機材トラブル、対バン相手、SNS、グッズの売り上げ、 匂い、日本とアメリカの海水の味の違い(カリフォルニの海水は薄味)、 トイレ、風呂、ペット所有率、病気、 まだまだ、まだまだ、まだまだ、、、、。
どこに焦点をあてれば良いのか、キリがない。 備忘録なんだ、ただつらつらと感じた事、書きたい事を書けば良いのだけれど。 初めてのこの経験は決して異世界の出来事ではなく、 当たり前にしていくことに使命を感じ、 それならば格好をつけて涼しい顔していたいな、なんて思ってしまう自分もいるのです。 (そんな風に思ってる時点でバリバリかぶれてますが。)
あとはもうかなり昔のブログで、 僕は極々狭い環境にも新しい物を見つけて感動する事が出来てしまうので、 海外に行きたい気持ちは高まるばかりだけど行ってしまうと情報量で脳がパンクするのではないかという恐怖がある、 といった類の文章を綴った記憶があります。 今回まさにそれで、意図的に感受性に蓋をしてバランスをとっていた節もあります。 それ位でちょうどよかったんです。
ただね、中2の秋に親にフェルナンデスの黒いストラトタイプのギターを買ってもらって、 高1からバンドを初めて今に至るまで、 只音楽の事だけを考えて、それ以外に何もない1ヶ月を過ごしたのは人生で初めてでした。 テストも部活も煩わしい人間関係も授業もバイトも仕事も無い。純度100%の音楽生活。 それは僕が渇望していたもので、 1ヶ月という人生で見ると極々一瞬の期間の中に 自分の本質を垣間見て、 そこに没頭できた自分に安堵と自信と勝手に宿命のようなものを感じました。
僕はまだやれる。
それがツアーを経た自分の核心をつく確信です。
帰国。 サッコミュファイナル。 現体制ラスト。 トリを務めました。 出だしからもうズルいんですよ、borderline caseのNINOさんのMCが。 涙腺崩壊しそうになってしまい、 そのまま十二月二十三日の膨大なエネルギーを受け止めたら間違いなく泣いてしまうので、 十二月二十三日の最初10分位はバーカンの前のソファで一人座っていたら、 印藤さんに「いつも通りね(肩ポンポン)」と気を遣われる始末・・・。 そこからREPEATERもzan80zと素晴らしいライブを繰り広げてくれました。
気負いやセンチメンタルな感情で本番直前にナイーブになっている中、 僕のサッコミュアルバム一押しの曲、 zan80zのLIFEが始まった時にあの曲のエネルギーで一気に元気になりました。ありがとうzan80z。 (あとベースさんのカメラを向けられた時のリアクション最高でした)
しかしステージに立ったら立ったでケイジさんの事だけではなく 例えばツアー���サッコミュの成り立ち、出会い、苦労、あと単純に既に精神的に疲れていたのもあり、 様々な感情が交錯して本番のMCでサッコミュのアルバム入手方法や自分達の新音源の事など しゃべりたかったのですがほぼ何も伝えられないまま演奏が始まってしまいました。 そこからの記憶はあまりありません。 ただ最後の曲前に自分の気持ちを伝えなければいけない、言わなければいけない 今言わなかったら多分死ぬまで後悔する、と思い急にマイクを取り出してしゃべり始めました。 そういうバンドじゃないんですけどね。
最後の曲「ヨアケ」は尺が決まっていなくて、 毎回その場の気分で長さが変わるのですが、 こんなにも終わりたくなかったのは初めてです。 音の渦の中に身を委ねて、願わくばそのまま文字通り夜が明ければ良いのにと思っていました。 それは紛れもなく「負ヲモッテ善トスル」瞬間だった。
僕は��業式で泣いてる人の感情が心底理解できなかったし。 心の中で鼻くそほじってるようなタイプ、 寧ろ嫌悪感を抱いていたような今でいう陰キャ代表なタイプで、、 過去にバンドが解散しても別にそこまで感慨深くもならなかったし、 そのあたり冷めた人間なのかと思っていました。 そんな僕が演奏中に恥ずかしげもなく号泣しているのは、 単純に今まで涙腺のトリガーになり得る物が存在しなかっただけの話だったんだなと、 今振り返ってそう思っています。
ですので29年生きてそのトリガーが見つかったことはとても嬉しいです。 これもまたツアーを経て抱いたのと同じく僕はまだやれると思えたことの一つです。
終演。
これにて僕、諏訪君、オバ君、ケイジさんの4人での裸体のシルエットは終わりました。 冒頭でも書いたとおり、 いくつかの形態を経た裸体のシルエットの初期メンバーでの活動が終わりました。 ケイジさんの事はもちろん応援します。 でも応援しなくたって彼は絶対に結果を出します。 6年一緒にいたらそれくらい分かります。
ニコニコ動画時代から気にかけてくれる方、 インストになってから出会い、よくしてくれたバンドマン、関係者の方々、応援してくれたお客さん、そしてケイジさん、 本当にありがとうございました。
そしてtwitterでもお知らせしました、 今月から新サポートドラマーとして塚本さんが加入します。 borderline caseの後ろでスティックをクルクル回してバカテクドラムを叩いている例の彼です。 これからの裸体のシルエットはより意味不明になるでしょう。
裸体のシルエットは止まりません。 既にいくつかのライブハウスやイベンターからお声も頂いています。 海外ツアーだってまた行きます。音源も作ります。
ツアーでラッパーと対バンしたり、 鎖カフェに入りびったっていることで最近ヒップホップにハマりつつある僕。 LIBROさんの音信という曲が大好きで、 「お金以前に勇気が必要な場面の態度問われてる実情」 というフレーズがありまして、 そりゃそうだろって感じの歌詞なんですが、 あの声とトラックとリズムで言われることの説得力たるや・・・。
思えば2016年の4月、乙でレコ発の主催をやると決めた渋谷のジョナサンの夜。 あの頃からそんな場面の連続でここまで来たと思っています。 全てが糧になっています。ネガティブな事も含めてね。
僕はまだやれます。 それは地元からのメンバー、ケイジさん、塚本さん、 それよりももっと遡った僕個人が抱く核心をついた確信です。 これからも裸体のシルエットをよろしくお願いします。
※ちなみに核心をつく確信という言葉は僕の大好きなHASAMI groupのStand Earth Group Hopperという曲の歌詞から借用しました。
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バンドの事とか②
突然ですが、僕の中で2016年と2017年で明らかに変化したことが1つあります。 それは「自分の足でライブハウスに通う回数が圧倒的に増えた」ことです。 そのきっかけとなったのが昨年春から各ライブハウスで定期開催されているイベント「SAD COMMUNICATION」です。 裸体のシルエットもお声かけ頂き、イベンターに対するお客様ではなく、 あくまでも「共犯者」という言葉にすると何だか歪なニュアンスで名を連ねて数回出演しています。 自分たち主導でこんなイベントやろうなんて絶対思わないです、最高にめんどくさいので。 それでも携わっているのは他でもない自分たちの意思で、 お客さんの様子を見て、自分も試しに足を運んでみて、 少しずつ「ライブハウス」に行くことが楽しみの一つと思えるようになりました。 下半期に至ってはもはやただのborderline caseの追っかけバンギャ(V系用語でいうとギャ男)化していました。
まずこの文章自体がお客さんからすると「それが好きでバンドやってるんじゃないの?」と思うところかもしれませんが、 実際出不精な僕は人のライブに行く事はあまりありませんでした。 そういう人、割といると思います。 SNSなどでノルマ問題と同じ位の頻度で「人のライブにもいかないバンドマンが自分のライブの宣伝ばっかしてるのおかしくない?」というのが議題に上がりますが僕はそういうことが言いたいのでは全くなく、 これは打算をそぎ落とした、よりプリミティブな感情の部分での話です。 過去のブログで「シーンを作る」という言葉にいまいちピンと来ていない自分がいると書いた記憶があります。 それは今も同じで、結果論な気がしています。 前提として存在する「衝動を内包した様々な感情」は、 きっとそれぞれの場所で姿形を変えると思っていて、 その中で映画館でも遊園地でもなく「ライブハウス」でしか起こりえない感情というのが確実に存在すると最近強く実感しています。 それは中々出演者目線では気づきづらいものでもあって、 SAD COMMUNICATION、通称サッコミュはそれを考えるきっかけをくれたと思います。 分かる人は最初から分かっていることなんですけど、僕は分かっていなかった。それだけの話です。 そんなサッコミュの集大成のファイナルが2/28(水)に新宿アンチノックにて開催されます。 当日来てくれた方に出演者皆から嬉しいサプライズがあるかも!?と安い宣伝をしておきます、 でも本当の事なんでお楽しみに。 そしてこれはもう私事以外の何物でもないのですが、 その日を勝手に裸体のシルエットのUSツアーのファイナルとさせて頂きます。 「裸体のシルエットにとって」というだけでサッコミュの本質は何ら変わらないので、 そこは各出演者変わらず程よく殺伐と過ごせたらなと思います。サッコミュにも、 それを取り巻くお客さんやバンド、ライブハウスにも出会えたことに心から感謝しています。 次に、裸体のシルエットのUSツアーファイナル=CD国内リリース日=サッコミュファイナルの2/28(水)この日をもって裸体のシルエットのサポートドラムの横山惠士ことケイジさんが裸体のシルエットのサポート業から離脱することになりました。 これはもう昨年の夏終わり頃には決まっていたことです。 いつどんな形でお知らせすればよいか非常に悩み、 どこかのライブMCで言��うかなとも考えたのですが到底うまく言える自信もなく、 今回のUSツアーに関するお知らせと併せてのご報告とさせて頂きました。 既に対バンを重ねたミュージシャンやお世話になったライブハウスの方々などには昨年から挨拶を済ませているのですが、 公にするのがここまで後出しになってしまったのは僕の我儘な人間性故です。遅れてしまってごめんなさい。 その代わり、アーティスティックな言葉でお茶を濁さず、 又、邪推もされないように誠意を持って文章を綴ろうと思います。 と言っても理由はシンプルで、「ケイジさんのドラマー業が多忙化し、裸体のシルエットのサポートを続けることがスケジュール的に難しくなってきた事」これに尽きます。 ケイジさんと出会ったのはネットのメン募サイトからで(実話)、 2012年の早い時期なので、ツアーを終える頃にはもう丸6年の付き合いになります。 小学校に入学してから卒業するまでと同等の期間、且つ進級やクラス分けなんかと違ってお互いが選んで一緒に居るわけですから思い入れが無いわけがない。 ただ初めて会った時から彼は常に他の誰でもない「横山惠士いちドラマー」として邦楽業界での自立を目指していて、 同時に僕達は「裸体のシルエット」としての自立を目指していました。 彼はその為に全力で努力をして漸くそれが形になろうとしている。 僕たちは海外進出を目指して漸くそれが形になろうとしている。 お互いの目標へのレスポンスのタイミングがきれいに重なった。 僕達は思い出作りに旅行気分でアメリカに行くわけじゃないし、 ケイジさんはあわよくばの精神でドラムを続けているわけじゃない。 ならばライブの本数を減らしてでも無理やり続けることに意味など見出せない、お互いに半端はしたくない。 きっと今がお互いの人生の転換期なのかなぁと思っています。 僕はケイジさんの唯一無二なサウンド、グルーブが好きです。 不器用ながらも必死に今を生き抜こうとしている姿勢も好きです。 ライブハウスでケイジさんが色んな人たちからドラムを褒められる事が自分のことのように嬉しかったし、 そんな言葉に対してブレずにそっけないリアクションで「自分が納得できるかどうか」に基準を定めてストイックに邁進する生きざまも格好良いと思っています。 といいつつお互い上手く行かなかった時に朝まで飲んだり、 朝までスカイプしたり(彼女かな?) メンバーの家で焼き肉して酔った勢いで放送事故級のニコ生配信したりとかもありましたが、 それも含めて色んな経験を共有してきたと思っています。 本メンバーである3人がケイジさんにケツを叩かれて帯を締めなおした回数なんてもう数え切れません。 彼は元々インストになるまでは正規メンバーで、インストになってからサポートという形に収まったので、 少し他の「バンド対サポートドラマー」の距離感とは違ったかもしれません。 その分を差し引いても今回のUSツアーについて来てくれることには今のケイジさんの多忙さを考えると本当に頭が上がりません。 いつだって彼��僕達のサポート依頼を受けるか否かの判断基準はスケジュールの空き以上に「本当にやりたい事なのかどうか」でした。 暇な日だったとしても「なんか面子よさげだからとりあえず出とく?」なんていう日和った判断で出演するのをよしとせず、 自身が多少忙しくても「このイベントにはどうしても出たい、無謀だけどやりたい」という意思があれば正面から受け止めてくれました。 その最たる例が今回のUSツアーです。 最後の最後に核弾頭級の我儘を聞いてもらいました。 が、それも最後です。 こればっかりは感情論じゃないし、決めた事だから仕方がない。 現実的に裸体のシルエットがやろうとしている積極的な海外ツアーと、 ケイジさんがやろうとしているスタジオミュージシャン、サポートドラマー業は相反するもので両立なんて不可能だと思います。 ならばそれぞれがやりたい事=やるべき事を最優先としていこうというのがバンドの総意です。 9月位に印藤さんと二人でガストで食事をしてこの話を決定事項としてお伝えした時、「裸体のシルエットは本当に優しいよね」と言われまして、 それの意味が未だによく理解できていないのですが、 同時に「誠意をもって活動していたら絶対またどこかでぶつかるから、そういうもんだから」とも言ってくださいまして。 僕は正直ファンタジーな言葉や精神論に懐疑的というか、結構理屈っぽい方なのだけれど、 この言葉だけは信じて活動を続けてみようかなって思ってます。 何故ならファンタジーだと言いつつも、もし本当にそうなったら、 それは裸体のシルエットが、ケイジさんが歩み続けた結果であって、 運命でもファンタジーでも何でもない自分の証だとも僕は思うのです。 その時に「元気にやってる?」なんて言えたらその瞬間が全てなんでしょう。 それとね、ケイジさんの他のドラムワークを通じて裸体のシルエットを知って見に来てくれた方々、 その前からずっと応援してくれていた方々、 先ほど「ライブハウスに通うきっかけになったのはサッコミュだ」と書いたけど、 皆さんが集合場所に裸体のシルエットの出演する地下室を選んで楽しんでくれていたことも結構大分かなり相当大いにめちゃくちゃ影響されてます。 勝手にありがとうございます。 というわけで残り少ない期間、 (その残り少ない期間で計25本。しかも大半がアメリカ。) ケイジさんのドラマー人生至上最強に面倒くさいと断言できるインストバンド「裸体のシルエット」として無事全日程を消化できるよう頑張ります。 ちなみにケイジさん離脱後の活動について、 もぞもぞとドラマー探しをしている最中です。 3月から直ぐにライブ活動は難しいと思います。 が、ボカロ時代から数えて「第4期」で戻ってくるので待っててほしいです。 色々思いを巡らせながら書いていたので纏まりのない長文になってしまいましたが、 読んでくださった方、本当にありがとうございました。 1/15(月)「革命前夜」@大塚MEETS 2/28(水)「SAD COMMUNICATION FINAL」兼「裸体のシルエットUSツアーFINAL&新譜リリース」@新宿アンチノック 両夜とも裸体のシルエットはトリをつとめます。 それぞれの日、ライブハウスを集合場所に、良い放課後を過ごしましょう。 とりあえずファイナルの目標はステージで泣かないこと。だってメイク崩れちゃうからね。 裸体のシルエット 毅
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バンドの事とか
このブログは説明欄にある通り備忘録であり、 自分が思った事、感じた事をつらつらだらだらと書き綴っているだけのものですが、 今回はこの場を借りて超主観のもとにお話をさせてもらおうと思います。
先日、町田でのライブのステージ最後に思い出したかのようにさらっと告知し、翌日にはtwitterでもお知らせした通り、 裸体のシルエットは来年1月から2月にかけてUSツアーを敢行します。 そしてその直前2018/1/15に「革命前夜」というイベントを大塚MEETSにて行います。
どこまで遡れば良いのか。何から書けば良いのか。 書きながら自分の思いを整理しています。 知っている人もいますが僕たち裸体のシルエットはかなり紆余曲折を経て今に至るバンドでして、 僕が上京してからコテコテのV系バンドをやっていていて、 2011年の秋に解散して今後どうするかと漠然と考えていた時、 遅れて上京してきた諏訪君とオバ君から誘いを受けて加入しました。 そして翌年の早い段階でケイジさんと出会い、今の4人となりました。
その後ボーカルを探すも中々出会いが無く、 ボーカロイドを使ってニコニコ動画に曲を毎月投稿したり、 コミケやニコニコ超会議などで計3枚のEPをリリースしました。 ※今の僕たちの音楽からは想像もつかないJロックなので気になる方はニコニコ動画で裸体のシルエットと検索してみてください笑
そして漸く女性ボーカルを入れて5人体制で1年ほど活動し、 その時に今後ホームと呼べるような渋谷乙に出演、折居さんとも出会っています。 その後ボーカルがソロ活動専念のため脱退したのが2014年の秋、 さて来年からどうなるんだろう、 今からまたボーカル探す? いつ見つかるの? 出会いほど数値化が難しいものはなく、 その可能性に掛けるほど、少なくとも僕はアーティストではありませんでした。
ならばもうインストで良いのでは? そんなところから始まったのが今の裸体のシルエットです。 海外のメタルバンド的な言い方をすると第三期ってやつですね。 そこからはもうメンバー全員我の出し合い、ぶつけ合いです。 タッピング?ノイズ?化粧? とやかく言われようが「うるせー、ダマれ」の精神でここまでやってきました。
ちょうどその頃から漠然と、只々漠然と「いつか海外でもやれたらいいな、どうせインストで言語も無いし。」 と個人的に思うようになりました。 じゃあそのために何をしたか? 何もしていません。思っていただけです。
そこで迎えたのが2015/12/25@渋谷乙「black noise christmas」 というフロアライブイベントです。 V系時代からファンだったmy way my loveともそこで対バンしました。 そしてそこで出会ったのがMOJAです。 彼らの演奏の熱量、説得力、そして清算後のハルヒコさんのお話は 今まで漠然としていた海外への憧憬を一夜で「確かに目指すべき目標」へと変貌させるに十分なものでした。
そこからも国内での活動は続きます。 CDを2枚作った。乙で主催を打った。ツアーで地方を回った。 その1つ1つがメンバーだけでは成立しないことばかりでとてもこの場では語り尽くせないストーリーがありました。 総じて感謝しかありません。 しかし同時に海外へ行きたい気持ちも燻っていました。 そんな中、具体的な転換期はレコ発ツアーで出演した立川BABELでのDavidの出会いでした。 それが今回のツアーのオーガナイズに大きく関わっています。 ちなみに今年の5月にBABELに出演した際の精算時に塾長に海外へ行きたいという話をした時、 「行きたいなら全力で行ってこい、BABELには誘わないから。 そのかわりSNSとか見て日和ってんなって思ったら普通に誘うぞ」 というツンデレな激励を受け、 BABEL側からしたら何の得もないそんな言葉に僕はとても���われました。
そして来年行ってきます。 決意してから2年掛かってます。 普通に考えて遅すぎますよね笑
でも、それでもこの2年は裸体のシルエットにとって、 僕という人間にとって必要なものだったとも考えています。 ボーカル有りの時代からお世話になっている折居さんをはじめとした乙の方々。 そしてその乙で出会ったthe life plantやborderline caseをはじめとする仲間達、 SEI WITH MASTER OF RAMとして対バンした印藤さん、 そこから発展していった新宿アンチノック、SAD COMMUNICATION。 色んな人たちが色んな形で今を生きている事を知り、 その中で己の生き方を知り、 やりたい事とやるべき事を知り、 それが漸く形になってきました。
僕自身海外に行ったことがなくパスポートも持っていないような状態から始まったので、 音楽的な事もそれ以外の事も含めて色んな準備期間で今年は6月から4カ月くらいライブ活動をしていませんでした。 告知した今だから言えますがそれも全て伏線です。 その状況をお客さんが内心どう感じたかはわかりません。 それでも10月にライブ活動を再開して、 遊びに来てくれたお客さんも、声をかけてくれたライブハウスや主催者の方たちも、 本当にありがとうございました。 思い返せば極めて我儘な活動をしてきたなあと思っています。
話は戻りまして、冒頭で書いた通り2018/1/15に大塚MEETSにて「革命前夜」を開催します。 以前大宮はヒソミネに出演した際にお客さんとしていらしていたナカムーさんの僕たちへの感想をそのまま拝借させて頂きました。 そしてそのフライヤーのデザインもナカムーさんです。 「もしあの時あれがなかったら」とか「もしあの時ああしていれば」なんていうifな話ほどしょうもないものはないと思いますが、 2年間活動した全てが今に集約されているのだとしたら、 それはとても素晴らしく、誇らしいことです。
今回奇跡的なスケジュールの妙で即出演を決めて頂いた深居優治さん、 フットワーク軽く快諾してくださった十二月二十三日、 そして無理を承知で頼み込み出演の為に尽力してくださったthe life plantのマー君をはじめとしたメンバーさん。 この出会いだって2年前にはほぼ無かった。 それが今一緒に都内でステージを共にできることがどれだけ素敵な事か、 只々嬉しく、感謝しています。
1/15、皆さんの夜を、各々の放課後を僕たちにください。 きっと原体験を思い起こすような一夜になると思います。 それが「革命前夜」なのでしょう。
最後になりますが、 「ツアー直前にライブやるってことは帰国したらツアーファイナルもやるの?」 「グッズとかもあるの?」 「せっかくなのにCDとか出さないの?」 当然のような疑問が湧いてくると思います。 皆までいうな笑 お知らせは今回だけじゃありません。
是非今後の動向も気にかけてやってください。
もっともっと書きたい事、たくさんありますが、 これ以上長文にして読むのを断念されてもむなしいので今日はこんなところで。 どうもありがとうございました。
裸体のシルエット 毅
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先日、7/19。吉祥寺WARPにライブを観に行ってきた。 自宅から電車だとやたらと遠いがバスなら安いし近いという妙な距離感にある吉祥寺。 吉祥寺WARPといえば昨年12月にレコ発ツアー関東編で出演したハコ。 その時に、後にサッコミュで関ることになる十二月二十三日やgoghst、 そして久々な深居さん等と対バンした。
これはもう本当に偏見でしかないのだけれど、 僕は吉祥寺や下北沢という街が昔からあまり好きになれなくて、 勝手に「テンプレ的サブカルタウン」「分かりやすく安直な若者文化と音楽の街」、 といったイメージを押し付けて忌避していたきらいがある。 街そのものを正面から見てどう思うか、どう感じるかというより、 そこに馴染んでる自分を俯瞰した時の何となくこっ恥ずかしい感覚が苦手というだけで、 言い換えると結局は「他人の目に自分がどう映るか」という最強にダサい理由から来る感情でしかなく、 一番かっこ悪いのは他でもない僕自身の気の持ちようであるな、なんて最近は考えているので、 少しずつ受け入れられたらなとも思う次第でございます・・・。
何故ライブを観にいったかと言うと、 知り合いの元pasta fastaの小池さんがDOOMSDAYというハードコアバンドのボーカルで出演するというのと、 対バンになんとMELT-BANANAの出演が決まったからである!
小池さんにはlightning boltやhella、スティーブライヒ、ボアダムス等を教えてもらって、 結果的にそれらに大いに影響を受けた自分が裸体のシルエットのギタリストとして存在しているし、 彼は今はそんなにライブを沢山している訳ではないらしいけどどこかで機会があれば是非、と思っていた矢先にMELT-BANANAも出るってことで、もう行かない理由が何も無かった。
海外のツアバンもいて終日ハードコアdayだったんだけど、 DOOMSDAYやMELT-BANANAは勿論、どのバンドも最高にかっこよかった。
それと1バンド目が終わってなんとなく後ろを振り向いたらborderline caseのギターのずっきさんがいた笑 二万電圧のPAさんや立川BABELでお会いしたあたけさんも居た。 なんだかそれが凄く嬉しかった。
ハードコアというジャンル、今までyoutubeでちょろっとチェックするくらいで全然詳しくは無かったんだけど、 こんなに素晴らしいジャンルだと思わなかった。 こんなにポジティブなジャンルは他にないと思った。 これまたベタベタな台詞ですが、「命を燃やして生きる」という事と、 とことん正面から向き合った音楽だと思った。 オープンと同時に入って、お客さん一番乗りで最後まで残って、 暴れ狂うお客さんを観て、ノイズを五感で受け止めて、 ELMOのボーカルさんのタックルを喰らって青アザ出来たりして、 その一つ一つにとてつもない生への執着を感じた。 去年の秋にお祭りに行った時に感じたものと同じだった。
最初、一つ一つのバンドの音楽的感想でも綴ろうかと思ってキーボードを叩いていたのも、 凄く野暮な事してる気がして止めた。
結構前に自分が裸体のシルエットの中でどうありたいかという事を書いた。 人間的な部分、知的で器用な部分。 それは変拍子であったりポリリズムであったり、 ベースでタッピングしかしないぞっていう謎の拘りであったり笑 そういう箇所に顕れる。 それと同居するプリミティブな部分、生存本能。 それを両立したいといった内容。 僕はその後者でありたい。 感情の昂ぶりを表現する手段、宗教的側面、長年かけて出来た音楽という文化。 徐々に形成されていった理論。 そこから精神的に逆行して残ったエゴを文明の利器をお借りして表現したい。
新曲を作って、ライブでやって、 それだけではなく現代を生きる上でルーティーンはどこにでも絶対あって、 そうやって日々過ごしていくと僕みたいに精神的にザコい奴はすぐに頭で色々考えてしまう。 やりたいと言っている事と真逆に進んでしまう。 ライブの予定も無い今、その危険信号が少しずつ顔を出し始めている中で、 改めて自分がどうしたいのか、どう生きたいのか、 なんていう事をガツンと思い起こさせてくれた。 それが7/19の吉祥寺WARP。
忘れないように言葉を残します。
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2017夏
上半期が終わった。夏が来た。 ツアーをやった。ライブを沢山やった。新しい出会いがあった。 しょうもない怒りを感じたりもした。 多分一度も涙が頬を伝うことは無かった、多分。 でも沢山潤んだ。 本は10冊位読んだ。 3回目の藤子・F・不二雄ミュージアムに行った。 映画館の素晴らしさを知った。 ドラえもんをとしまえんで一人で観た。 美女と野獣を池袋で二人で観た。 お酒を飲んで数回ゲロを吐いた。 タバコはそんなに吸っていない。 相変わらず寝つきは悪く、眠りは浅く。 女性シンガーに曲を書いた。 死ぬのは相変わらず怖い。 小4から変わっていなかった。 自問自答は程々に。
「これが俺の哲学」みたいな事を言う人がいたり、 言わなくてもそれが染み出てる人がいたり、 強いのか、弱いのか、良く分からないけど、 僕はそんなに胸を張って1本筋の通った生き方が出来ていない気がするから、 寝る前にそういう事を考えていると頭が「わー」っとなってしまうから、 それ以上続けるとまた天井に穴を開けてしまいそうで、 昔みたいに頭突きをして鏡を割って���まいそうで、 だからあと一歩踏み込めない所があって、 でもそれが悪いことだとはどうしても思えなくて、 「自分探し」とかいうクソ寒い話では決してなく、 人はそうやってぽっくり死んでいく気がするけど、 嗚呼、だから僕はノイズが好きなんだなと思ったり、 でもニヒルな人はあまり好きにはなれないので、 死ぬまでにはもう少し胸を張って生きられたらなあとも思ったり、 そんな2017年の上半期。
なので下半期はもっと素敵な人になりたいです。 その為にはどうすれば良いのか、 とか考えたりしてます。
毎日卵を一つ食べていて、 いつもゆで卵なのですが、 流石に飽きてきたのでちょっと調理法を変えてみたりして、 そうすると茹でていた時には気づかなかった、 白身と黄身の変遷を目にすることが多々あり、 そんな些細な変化に感動する自分は、 金のかからない野郎だなと思うわけです。
生きることが、 呼吸をすることが、 目が見えることが、 耳が聞こえることが、 触覚があることが、 僕にとってのエンターテイメント。 宇宙はエンターティナー。
沢山の人にお世話になって、 沢山の人に救われました。 ワクワク出来ました。 音楽とかバンドとかあまり関係ないです。 これは僕の話です。
どこまで行っても僕の話なのです。
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前回の日記から気付けば数ヶ月経ってしまった・・・。 その間にツアーファイナルも無事終了し、 SAD COMMUNICATIONに参加し、二万電圧やclub asiaに初出演し、 裸体のシルエットとしては充実した日々を過ごせている。
やはり体力的、予算的、諸々な不安要素を抱えながらもツアーを敢行した事が、 僕の、ひいてはバンドの経験として非常に大きかったと感じている。 関東圏&遠征を通して僕に足りなかった物が如実に顕在化し、 それはどう取り繕おうが言い訳にしかならない「事実」で、 向き合う事を余儀なくされ、焦った、凹んだ、悩んだ。
それでも時間は当たり前に過ぎる。 ツアーファイナルまで残された時間はそう長くない。 沢山考え、メンバーに話し、目標を決めて、そして、迎えた。 ツアーファイナルを。着地点を。
最近よく耳にする、 「シーンを作りたい」という台詞。 これはとんでもない事だと、思う。 アングラだとかオルタナだとか、 要は望んでか望まずか現時点で日の目を見ていない音楽。 それを当事者達が一蓮托生で日の目を見る所に持ち上げようというのだ。 言い換えればムーブメントを起こすとも言えるね。 大言壮語な言葉でもあるが、 そうであるからして皆それを目指すのだ。 様々な術を以ってして。
さて、僕はどうでしょう? ツアーをやる前は割りとそう考えていた。 今は少し、違う。 結果論としてそうなれば良いと思うようになった。 そんな具体性の無い話でシーンなど作れるか! と言われてしまえばそれまでの話ではある。 が、別に間違っているとも思っていない。
厳密に言うと、、、 僕以外の誰かが強くシーンを作る事を願っていて、 そこに裸体のシルエットを必要としてくれているのであれば、 感謝の上で全力で応えたい。 例えば先日出演したsweet sleepの企画。 club asiaを轟音で埋めた日。 この日などとても分かりやすい上記のような日だった。
僕は僕が出来る事をやる。 それはシーンを作るとか、ムーブメントを起こすといった類の、 アングラカルチャー(この言葉があまり好きではないが)全体を見据えた 目標では無く、もっとエゴな、自分の為の活動。 何故ならば僕は、又は裸体のシルエットは、 そんなに器用ではないから。 遊撃的に力にはなりたいが、主犯格には成り得ない。 そんなバンドだと、ライブを重ねてつくづく実感しているから。
主体的に動く時は誠意を持ってエゴにまみれていると思う。 それでいいのだと思う、今は。 我武者羅にエゴを貫けば、今は。 そうじゃなければとてもじゃないが僕の欲が満たされない。 何度も言うが、今は。
今月はライブが後2本。 4/25池袋手刀 4/28代々木マルディックスタジオ
4/28について、少し書く。 この日は僕の大好きなborderline caseの主催。 この日から毎月連続で主催の3マンを打つ。 蓮鎖というイベント名。 第一回のこの日、一番手に選ばれた裸体のシルエット。 本当に光栄で嬉しかった。 それこそ前述の「シーンを作る」という目標を、 真摯に追求するプロジェクトだと思う。 その初回の1番手。 フライヤーに並んだ出演者を見れば分かる。 NINOさんをはじめとした彼らの意志。 年功序列でもない、上辺の数値でもない、 その中で選ばれた1番手。 1番手でこんなにテンション上がった事は初めてだった。 全力で応えたいと思います。 企画名の通りここから連鎖反応を起こして、 それが予測出来ない波になれば良いなと、強く思う。 borderline caseならやってくれるとも、思う。 それに携わった事実が後に誇りになる日としたい。
彼らの音はそれはもう凶悪な訳です。 ただ凶悪なんだけど他のバンドと違うのはそこに計算された秩序がはっきりと存在する事。 例えばグランジ、オルタナ、ノイズロックetc… その界隈の凶悪さとは全く以って違う。 その類の音楽からの影響は垣間見えるが、 だからといってそこにカテゴライズしていいバンドではない。 その秀逸なバランス感覚はリーダーのNINOさんのセンスであり、 それに応える各メンバーの演奏能力を基盤としている。 上に挙げたようなジャンルのバンドには この無機質な凶悪さは絶対に出せない。 (僕個人はノイズロック大好きですがね)
4/28のスタジオライブ。 borderline case presents「蓮鎖」 彼らの旗揚げの日。 しっかり役割を果たさせて頂きます。 是非遊びに来てください。
お堅い文章を綴りましたが、 ようはborderline caseをベタ褒めしたかっただけでした笑 ぽよ~~。
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