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28/03/2019
一就活生の気持ちのこと
この頃 慣れない東京の街に慣れないスーツで足を運ぶ日がある。一応取捨選択をして本当に考えている企業の時にだけ行って 素敵な企業理念や生き生きしている働く大人に心がにっこりしたりするけど 同じフィールドに立てるかなんて分からない。
帰りながら 店を知らないからとりあえずチェーンのカフェに入ろうとして どこも人で溢れかえっていてうんざりしたり 同じカフェでも地元とこちらでは店員さんの人柄も随分違うのだなとか考えながら やっと席につけたと思ったら エントリーしていた企業から採用見送りの連絡を受け取る。とりあえず受けた企業とはいえ なんだか自分が何の取り柄もない人間のような気がしてきて悲しくなる。それから、結構本命の企業において同じことが起こってしまったらと考える。その失望感に苛まれるのが怖い。
よりよってなぜこの時期なのだろう。春はいつだって苦手だった。1年間とか3年間とか築き上げた環境が過去のものになって 新しい環境への不安との間にある何者でもないみたいな時間。割と幼い頃から春休みは 親は共働きだし自分から友達を誘ったりもあまりしないので1人でいることが多かった。そうすると自分を見つめるしかなかったのだ。していることは同じだけど それが今年は必要に迫られた行為に変わった。
自分の強みを見出して 必死にアピールして それは簡単に踏み潰されたりもするけど わたしの良さが分からない企業なんてクソくらえって思いたい。今まで自己完結していた自分を見つめる行為が初めて評価されている。自分のことを気に入ってくれて仲間になろうって手を差し伸べてくれるところがきっとある それは自信になる そう考えれば就活は素敵なできごとかもしれない。
前向きに考えたくてバスの中で連ねたひとりごと
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