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7.8の熱の中、博多のベローチェへ向かった。そうでもしないと会ってくれないでしょ?なんて意地悪は会った瞬間の嬉しさで消えていた。いつも通り、君は家に来てくれる。いつも通りの道にいつ通りのプランに私はちょっぴり怖くなる。いつも通りに見える君なのに、君は着実に進んでいる。家に帰って、やっぱり君の身体が欲しくなる私に嫌気がさす。"私だって、バンビちゃんのようなプラトニックラブをしてみたかった"でも、あの魅力的な身体を前に何もしないなんてことできるのだろうか?人にはそれぞれ違ったの良さがあるのだってところで着地、それからは大好きな身体を貪り放題。それが全てじゃないけど君のからだが大好き。きみとずっとこうしてたい
2025.3.5
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探しても見当たらない残骸、ベットに横になると見えたとカレンダーに残っていた残骸。少し眺めてからそっと指でなぞる彼の文字。もう今は無いレコードに針を落とすふりをして"If you love me"を流してみたりする。最近観た映画みたいに身体をゆっくりと揺らして今はもういないあなたに甘い視線を送ってみる。Love you の文字が愛おしい。私はいつになったら言える?来週の2連休が待ち遠しい。
2024.12.5
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間違えた駅名に、無くした鍵。4時間半かけてたどり着いた君の街は小さくて何もない。傍から見ればとてもおかしな行動にも君は否定も肯定もしなかった。飼われているのに野放しにされている鳥のようだ。鳥かごはなく、部屋の窓はいつも少し開いている。君の好きなように飛んでいいんだよと言われることはとても嬉しくほんの少しだけ寂しい。けれど、私は飛ぶ、遠くへ飛ぶ。そして、必ず戻ってくる。そして、君に頬づりしながら色んな話を聞かせるのだ。"君はとんちきな行動をするから"そう言って狭い鳥篭に入れられていた時とは違う、今はなんだかこんな自分でも悪くないと思えるんだ。羊を逃して獅子を追う冒険。財布からでてきた鍵、もしも見つけいたとしても君の街へきっと歩いて行っていた。近道よりも遠回り、鍵を捨ててはまた拾う。余計なことをあえてやってゆく。自力で見つけたよ、優しい死神。
2024.11.23
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駅名を間違え羊に会えず、近くにあっただんだんと言う喫茶店に吸い込まれるように入ってゆく。てんてんでんでんどんどんだんだん。少ないメニューで頼んだカツカレー。足りんかったらおかわり遠慮せずに言うんよといいながらオマケで小さいナポリタンもつけてくれた。必要以上に話しかけず、無視することもせず丁度いい距離で私を歓迎してくれている。実家のような場所を見つけては安心する。帰ってきてもいいんだという居場所を見つけては、帰ることはしない。思い出の中だけの居場所を幾つも持ち歩き1人で歩いてゆく。カツカレーも食べ終わり帰ろうとするととても大きな柿を渡してくれた。温泉入った後に食べるといいよ、と食後のデザートではなくお土産としてくれた。私はありがとうございますと言って、喫茶店を後にした。季節の果物を剥いてくれる優しさ、私が1番好きじゃない果物、柿。いつも甘すぎるのだよ。"終バスに二人は眠る紫の〈降ります〉ランプに取り囲まれて"そう教えてくれた同じバスで終点まで乗ってゆく。「恋すると二人の世界以外の見えなくなってどこまでもいってしまうことあるだろう?」 今は誰かの肩ではなく車窓に寄りかかり眠りについている。てんてんでんでんどんどんだんだん。
2024.11.22
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羽田空港で書いた手のひら書いた願い、君に会えて嬉しい。帰ってきたらしたかった横浜の話、君の膝の上で笑いながらしたけれど話すと剥がれたペラペラの虚勢。君にずっと抱きしめて欲しかったけど煙草を吸いたいからと離れる身体。私の中の哀しみが重たくのしかかり潰れそうになる前に私は少し出るといって近くの川に入って水を感じていた。死にたいとかではなく、自然を1番身近に早く感じられる方法は私にはこれしかないのだ。頭を冷やすのではなく、足を冷やして迎えに来てくれた彼と家に帰った。そして、当たり前のように身体で彼を確かめた。寄せては返す、これは私たちだけの言うなれば自然の摂理のようなもの。当たり前でいて、当たり前じゃない抗うことの出来ない私たちの摂理。もうひとつの私たちの摂理、ゆったりとしていてそれでいてとても速い時間の流れ。2人の化学作用で歌うことで夜に変える。そして、換気扇の下で思った2025年の最悪な予想。私は口を直ぐにぎゅっと噤んだ。けれど、途中まで出かけたその言葉、あなたが言ってと言えば私は言う他ないのだ。それに対してあなたは"そうなるよ"なんて言うから2025年は本当になってしまう。どんな出来事でも私の言葉が、あなたの言葉が付きまとってなにかにつけて頭上をくるくると飛んで離れなくれなくなってしまうのだ。私はそんなあなたに同じように飛んで離れなくなる言葉を言った。嘘ではない、けれど本当でもない言葉。あなたの周りで私の言葉がぐるぐると付きまとっているのが見える。そして、彼の周りに飛んでいる言葉は時々私の元へも来て五月蝿く、煩わしく飛んでいる。頭の中が言葉でうるさい私は布団から起き上がりペンを探す、そんな私の動作を見て咄嗟に洗面所に落ちていたペンを持ってきてくれるあなた。私はこの瞬間を忘れないと決め、この瞬間を何度も思い出すと確信した。きっとあなたは私にしかしない。全ての行為に対して言える。私に対する行為は全て私にしかしない、そしてそれは私の為でできている。いつも彼から今まで貰ったことない愛の欠片を私は確かに沢山感じている。目に見えるものでは無く、目に見えないけれど確かにある愛を沢山与えてくれる。そういうところがすごく大好きだ。ものなんて要らない、あなたから散らばる愛の欠片だけで私はずっと生きていける。つまり私はあなたが欲しい。これはまとまった想いだからこんな内容ではなかったけれど、私はペンを握りその時の想いを綴った。書きながら言葉に裏があったとしても捉えられるのは表なのだから表が一番大事だと気づいて布団の中で謝った。すると、あなたは今まで見せたこと無かった顔で、言葉で色んな話をしてくれた。あの時のあなたは幼い子供のようで私はあなたにかかる大きな毛布のように全て包み込んで温めて守りたいという気持ちでずっと抱きしめていた。あなたの殻は思っていたよりもすごく固く分かりにくいように守られているのね。 固くならないと生きていけなかった殻も愛おしい。けれど、その殻を付けたままでもいいからすてなくていいから少し柔らかくしてみたり、時々外して隠してある大切なもの私に優しく抱きしめさせて欲しい。それはあなたは望んでないかもしれないけど、今の私はそう思っている。寝る前に歌った、自作の時計の歌、海のような私の身体の話。全部忘れないように祇の日記、スマホのメモ、そしてこの日記に全て記している。部屋に帰ってくると残してあったあなたからのメモ。私は1人の部屋でその言葉を口にしてみる、本当にそれだけで涙が溢れてくる。
2024.11.21
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彼が忘れていったノートを盗み見てしまった。そこには私に向けての愛が綴ってあった。愛おしい言葉で文字で綴られた愛のことば。綴ることはあっても綴られたことなどなかった愛の一つ一つ。なんて苦しくて愛おしいのだろう。彼に注ぐ愛の一つ一つ、たまに誰かの愛の注ぎ方を真似していることに気づいて酷く恐ろしくなる瞬間がある。けれど彼は、彼はきっと違う。1つ1つが繊細で優しくも熱く専念されている。私への想いを散らばった美しい欠片で伝えてくれる。嘘はつけないくせに素直じゃない人。彼のことが好き、本当に好き。彼のようにさりげなく散らばった優しく繊細な愛を注ぐにはどうしたらいいだろうと最近はよく考える。今も書いてて涙が止まらない。昂った恋の副作用だけとは言わせたくない。切なくて愛おしくて大切にしたいとぎゅっと胸が締め付けられる想いは私、昂った恋の副作用だと言いたくないよ。大きな毛布になれるなら、私は今すぐあなたのすべてをぎゅっと包み込みたい。そんな気分だよ、今日は。
2024.11.14
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私のわがままで一緒に北九州の美術館へ行った。美術館よりも私はそれまでの長い道のりが楽しみだった。同じイヤホンで聞くお気に入りの音楽、入り組んだ路地にどこかしらにいる野良猫、離れないように結んだ黒いお揃いの帽子。美術館の作品よりも強烈に残る道中。もしも、白髪一雄ならきっと今日の日のことをキャンバスに上から飛び込んで描いていた。2人で作ったプレイリストを聴きながら帰った瞬間倒れ込む玄関。好きという気持ち、同じ楽しさを共有できている喜びを感じた瞬間私のすべてが上限に達する。けれど、私の波はいつも激しくその全て受け止められない。津波のような激しい波で彼を襲い、不安定な波でしくしくと音を立てる。そんな私の波のわけを彼はわかるよと言って一つ一つ話してくれた。それは私ですら気づかなかった波ができる風の構造を丁寧に優しく教えてくれた。今まで襲うことしか出来なかった波は初めて彼によって包まれた。それは身体ではなく心で初めて包まれた。それが嬉しくもありとてもとても恐ろしくもあった。私は彼の身体を激しく抱きしめ、しくしくと音を立てながら彼の頬を寄せることしか出来なかった。朝に流してくれていたLOVE LOVE LOVEが頭から離れない。好きだよと言葉にしなくても伝わると言ってくれた。それでも、いつかちゃんと言葉にして伝えたい。愛してると言わせてくれ。文字に書くとすごく恥ずかしいけどいつか言えるその日まで。
2024.11.7
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私たちはいつも橋の下で愛や人生や音楽を語り合っている。それでも不器用な彼の言葉は特に宙にまって空回り。その度に増えてゆく彼の前にいくつも張られた蜘蛛の糸みたいな予防線。私はその予防線を丁寧に一つ一つ噛みちぎってゆく。
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好きだと言ったのになにも近づかない距離。彼はプラトニックラブを求めてる?指一本触れられずに別れる地下鉄。お預けを食らった犬、豆鉄砲すら喰らえない。プラトニックラブなんてクソ喰らえ。
2024.10.16
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揺れる草原、揺れる心境。
私はレイラ、君はビリー。イヤホンから流れる曲は青葉市子、私は最低なレイラ。
ファインダーに映っていた私は君が今まで撮ってくれたどの写真よりも私だった。
そこには私がいた。
そこには愛がいた。
私が泣くと天気も連動するように豪雨に見舞われる。泣いてる私に買ってくれたのはエクレアとコンビニの缶コーヒー。ブラックじゃなくて、微糖なズルさ。
9月って好きだよ。君によく会えるから。
秋って好きだよ。君によく会えるから。
何となく聞いた1番好きな季節。
君と一緒でなんだか嬉しくなる。
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あまりに会いすぎている私たち。分かっているけれど、今の私には君の光が必要だった。向かい合って話す言葉はなんだかきごちない。私は君に話したいことが沢山ある。私は君に話せないことが沢山ある。ベローチェを出た君に川を見たいとわがままを言ってみた。中洲の川は綺麗でもなければ汚くもなかった。私は座って川に浮かぶ橋を渡る人々や提灯の灯りをぼぅと眺めていた。言葉を交わさない私たちはまるで全てを分かり合えている、全てを受け入れているような感覚に陥るけれどそれは間違いだと知っている。隣に座っていて欲しいのに、君は一向隣には来てくれない。それどころか鼻歌を歌っている君に悲しみを覚える。寂しさで泣きそうになっていると突然君は隣に座った。ヘッドホンから流れているのはザ・スミス。スミスなんてそんなに聞いたことないのに、タイミングよく流れてきたのはスミスの中で私がいちばん好きな曲。風と運んで来たのは私の好きなバニラのような甘い香水の匂い。「おしずさんって香水つけないんですね。」なんて、そんなこと言うから私の消えかけの香水が悲しい匂いに変わってく。そんな悲しい私にヘッドホンをつけて聞かせてくれた佐野元春のSomeday。酔っ払って犬と歌った時よりもなんだか染みて涙が3粒、夜の街に消えていった。そして、ビールを飲みながらあたりまえのように駅に向かう君。私は川を眺めている時のような寂しさに襲われる。まだ、私は帰りたくない。駅に着いて君と同じ感情だったと知った私は東京恋愛専科のイントロが流れて思わずスキップがしたくなる。今泉の三角公園で三角座りをした君にひっついてみる。外はベタベタした暑さなのにベタベタと君にひっつきたかった。私と違って綺麗な肌がすごく好き、触れてみたいという願望が最近は止められない。美味しいものを食べに行きたいと言ったのに、私たちはコンビニで各々のご飯を買って食べている。久々に食べたちゃんとした固形物はコロッケ。コロッケとしての味じゃなくてじゃがいも、小麦粉、胡椒とそれぞれの味がする。なんだかそれが不思議で怖くなるけれど隣を見ると大丈夫だと安心する。何が大丈夫と思うのかは正直わからない。けれど君の隣でどうでもいい話でけらけら笑っていると、人間の形でいられているような気がする。帰り際、私は抱きしめて欲しかった。いつもみたいにすんなり帰らない私にグータッチ。グータッチをして手を振ると違うよと海外のMCみたいに腰に手を回しポンポンと叩いてくれた。それが嬉しすぎた私はもう一度抱擁求めてやってみる。改札を抜けて途中の階段でうずくまって大きなため息をついた。最近のため息は悲しい事じゃなくて、胸が苦しくて息を吸う深呼吸に近いため息ばかりだ。早く、早く気持ちを伝えたい。好きだと、あなたが好きでたまらないと思わず口走ってしまいそうになる。いつから?分からない、初めて会った時から私はあなたをすごく素敵な人だと魅力的に感じていたから。それでも、隣にいる小動物みたいな優しくて儚い女の子のことも嫌いになれないむしろ仲良くなりたいとすら思ったから私はその好きや素敵をしまっていた。なのに、いつから?いつから溢れてしまっていたの?本当は隠しきれていなかったのかもしれない。それでも、程よい距離感でそれを保っていた。のにも関わらず、ベローチェで無言の時間が流れた時から芝生の上で思わず触れてしまったあの時から、私の中の欲が溢れて止まらない。全て問題が解決したらあの中洲の川で思いを伝えよう。全てのベローチェを探し回ってでも探して想いを伝えよう。
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