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bubbleawa · 6 years ago
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楽曲「スノーノイズ」について
VOCALOID投稿楽曲その6です。
youtube
リンちゃんです。久々の投稿でした。これ以来新たな動画も上げられておらず、、頑張って作りたいという気持ちが再燃しつつあります。 この曲はRidnさんという歌い手さんの歌ってみた動画との同時投稿をさせていただきました。歌もアレンジをしてくださっており、製作者冥利に尽きます(めっちゃ聴いてます)。また、イラストはブルーフランカーなどに引き続き、SHEEPさんに描いていただきました。お二方には本当に感謝です。
曲としては一昨年の12月、投稿したのは去年の12月ということで、今年の12月はこの曲についての話をできればと思います。
そういえば今日は鏡音リン・レン生誕祭ですね。ものすごく歌える子達になったと思います。
タイトルについて
「スノーノイズ」、検索すると出てくるのはテレビの砂嵐です。
スノーノイズ(snow noise)とはアナログテレビ放送を受信する際のノイズの一種で、画面に白い点が多数ランダムにポツポツと現れる障害をいう。 画面に雪を降らせたように見えるためこのように呼ばれる。 砂嵐あるいは砂の嵐とも言われる。
特にそれを意識したわけではなく、雪の雑音・・みたいな・・という気持ちでつけたタイトルでした。そのまんまです。まあ砂嵐という意味では、受信できなるというか、生命の糸が途切れてしまった状態、みたいな印象もありますね。その辺は歌詞に掛かってくるような、こないような。
曲について
一昨年に作った「プリアンブル #1」というミニアルバムを作る際に、作った楽曲でした。ちょうど12月ということで、冬っぽい曲が作りたいなと思っており、イントロのフレーズをギターで思いついた次第でした。
そのまま流れで全体の肉付けをしました。編曲としてかなりシンプルであるんですが、その分ものすごい速度で組み上げた気がします。
サビのメロディなどは、今までの楽曲の中でもダントツのレベルでかなり納得がいっています。実際今までで一番いいサビを作れたし、今後これ以上を作れる気がしないとも思ってしまっています。ベースと裏のシンセがお気に入りです。
あと間奏部分は初めてピアノ的なソロにしています。自分は全くピアノは弾けない��すし、五線譜も読めないのですが、頭の中に明確なソロのフレーズがあったので、それを形にしていきました。
リンちゃんはsweet?warm?の優しいボイスで歌ってもらってます。初めての依頼です。
聴く側からすると悪い意味で薄味な楽曲だと思っています。正直締め切りに追われていた面も無くはないです。その分、基礎的な部分でこだわりを注いでいました。
歌詞について
唐突ですが、僕は人の悩みを他人が解決できるものではないと思っています。協力をしてあげたりしてその人が「助けられた!」となっていても、あれは一人で勝手に助かってるだけ、その周りに他人がいて動いているだけだと理解しています。極論かもしれないですが、本質はそうじゃないかと考えています。
だからと言って協力や悩みの解決に手を貸したくない、というわけではないです。ただ、一人の人間にできることには限界があるんです。そういうことを僕は多感な時期に学ぶ機会が、幸か不幸かありました。こうは言っても、とても精神的には強くなれたと思っていますし、色々と大事な思い出です。
この曲はそう思うようになった経緯が少し含まれています。今思えばそれも12月の出来事でした。あまり詳しいことを書けません。とは言え全部が全部リアルには基づいておらず、半分くらいは僕にとってもフィクションです。それぞれの解釈で聴いてもらえると嬉しいです。
ただ、一つの曲としてとてもうまく書けたなと思っています。サビでの文章構成や「偶然だね」「数奇だね」みたいな言い回しは、思った通りに思った言葉を選べました。この楽曲をかなり自分の中で評価できている要素として、歌詞の活躍は大きいです。
小話なんですが、昔「歌詞の作り方」なる本を読んだことがあって、読んだときはふ〜んって漢字だったんですが、あれ結構今今でも生きてるなと思ったりします。引き出しの数とかにはなってくるんですが、結局創作の根幹ってその振れ幅とか合わせ方がかなり担ってるとも思うので。
動画について
今回もイラストをSHEEPさんにお願いしました。あまり時間に余裕がなかったり、具体的な要望をあまり伝えずで製作いただきましたが、動画に起こしてみるとバランスよく作ることができたのでかなりありがたかったです。
特記することはあまりないですが、アニメーションなどが少ない動画なので、文字の扱いに関しては丁寧に調整しました。具体的にはサビのフォントなどですが、漢字だけ大きめにしたり、やや縦長の変形をかけて雰囲気が間延びしないようにしています。
あと強いて言えば、この動画では黒色をほぼ使ってないです。最後のフェードアウトくらいですかね。冬って灰色のイメージがあるんですよね。レターボックスの帯ですら、黒くするのをちょっとためらったのが今回の動画です。
終わりに
最近活動自体希薄になってますし、そうなってること自体に自分自身で驚きつつ、少しガッカリもしています。でも最近またいろんな人の曲を聴くとかなり燃えます。実際最近かなりまたギターを触る機会が増えてきています。なかなか製作は久々になってしまったのであれなのですが。。
この曲は本当の意味で同人活動としての創作活動をできたかな、とか思っています。
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bubbleawa · 7 years ago
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アルバム「プリアンブル #1」について
アルバムCD第3弾と言いたいところですが、3曲とあまり曲数もないということで、デモアルバムとして発表しました。デモアルバムとしては第1弾となります。
【C93】プリアンブル #1 / バブル【クロスフェード】
2017冬コミに合わせて製作しました。時間がなかったのでジャケット等含めて全て自分で作りました。
前回あげた動画もアルバムのXFDだったのですが、ちゃんと曲の動画もあげないとなーと思っています。半分くらいはスプラトゥーンのせい・・・
アルバム名について
「プリアンブル #1」というアルバム名です。
preambleは「序文、前文」を表す英単語です。いずれ出したいと思っているアルバムの「予兆」としてのアルバムにしたかったので、この名前にしました。
また、今後同じようなアルバムを作りたいと思ったときは、同じくこの名前のアルバムで出そうと思ってます。そういう意味で、今回のアルバムにはナンバリングを行いました。
収録曲について
今回は3曲入りで、新曲2曲と過去曲のリアレンジ1曲という内訳になっています。
ロールプレイング / flower
インターファクション (Re:Rec) / 鏡音リン
スノーノイズ / 鏡音リン
今回は花ちゃんとリンちゃんなんですが、たまたまとかではなく、多分自分の中でのツートップボーカリストはこの二人と思ってるのが如実に出た次第かと思います。
1曲目のロールプレイングは、今年発表予定のコンピレーションアルバムに書き下ろした新曲です。このアルバムで先出しです。 "これも自分と認めざるをえない"をテーマにして描いた作品です。僕は人生はロールプレイングだと思っているんですが、みなさんはどうでしょうか?
2曲目のインターファクションは、ファーストアルバム「キョートロジィ」で発表した楽曲のリアレンジ版になります。こちらはキセノンPさん主催の10周年コンピに参加させていただいたものになります。 今の自分ならこうしたいな、と思ったアレンジにしてあります。特に調教や進行、シンセについて、動画での発表版とぜひ聴き比べて見てください。
【C93デモ】ANNIVERSARY -10th Birthday Party- 【キセノンP他52名】
3曲目のスノーノイズは、この12月に製作した新曲です。冬っぽい曲が作りたくて作りました。とても気に入っています。 歌詞の内容ですが、半分くらいノンフィクションで書いてみたので、ぜひ色々と情景を想起してもらえればと思います。
ジャケットについて
ジャケットですが、実は以前日光旅行に行っていたときの風景が元になって作ったものになっています。
Tumblr media
これです。こちらを色相変換させ、ローポリ変換させたものを重ねて作っています。
ローポリ変換はこちらのアプリを使用しています。無料でオシャレなので超おすすめです。遊び用としてもいいですし、クリエイティブなエフェクトが細やかにかけられるので作品にも落とし込みやすいです。
https://itunes.apple.com/jp/app/trigraphy-creative-effects-filters-photo-editor/id950513582?mt=8
通販情報
今回冬コミで頒布したこのアルバムもBOOTHにて自家通販しております。
https://bubbleawa.booth.pm/items/718366
DL版はこちら。
https://bubbleawa.booth.pm/items/720082
CDはもともと枚数をたくさんようしてなかったこともあるので、あまり在庫はないです。冬コミで売った枚数はもう残ってないなという状態です。何卒、よろしくお願いいたします。
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bubbleawa · 8 years ago
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アルバム「スタックモーション」について
アルバムCD第2弾です。2017年4月の超ボーマスにて初回頒布を行いました。
【超ボーマス37】スタックモーション / バブル【クロスフェード】
去年に引き続きCDを作ることができました。今回はジャケットイラストで協力もいただいています。 1年に1枚以上CD作りたいですね〜。
アルバム名について
「スタックモーション」というアルバム名です。まあ今回も造語なんですけど、
スタック(Stack)
ストップモーション(Stop motion)
の組み合わせ語です。今回収録の曲って「積み重ね怠惰」とか「停滞」をモチーフにしたものが多かったので、こ��言う名前にしました。
今回アルバム名はジャケにロゴ入れする最後の最後に決めたので結構ギリギリだったと思いますが、その割には冷静だった記憶があります。むしろ「スタップモーション」とか「スラックモーション」とかタイポする方が多かったです。
収録曲について
今回は5曲入りで、全て動画未公開楽曲です。ただ先行で頒布してた曲もあるので完全新作って感じではないですね。
須臾のクサリ / 初音ミク
寄木の案山子 / flower
あま宿り / 鏡音リン
n次レトロスペクティブ / 猫村いろは
退廃の先で / GUMI
ボーカルが全部違うんですがたまたまです。
それぞれについて軽く話します。
1曲目の須臾のクサリは、「NewAgeⅡ」と言うコンピ企画に提供した楽曲です。 http://vocaloid-compilation.com/newage2/ 須臾って時間のすごく短い単位を指したりするんですけど、それがクサリになって・・って言う曲です。
2曲目の寄木の案山子は3月のボーパラ関西で先行頒布してた楽曲です。これ一応「正義」をテーマにした曲っていう背景があります。時が来ればまた公開される話なのですが、とりあえずそういう背景も知って聴いていただければと思います。
3曲目のあま宿りはこのアルバム限定の曲です。歌詞をわかりやすく書くよう心がけました。というか久々に歌詞から曲にしました。モチーフは「雨宿り」ですが雨に限らず、身を宿していない人を見て思う曲です。あと、この曲だけギターがテレキャスです。
4曲目のn次レトロスペクティブは「OHAYO!」というコンピ企画に提供した楽曲です。 https://dogezagorilla.booth.pm/items/507314 この曲の立ち位置は結構面白く、実はこのコンピCDの最初5曲が全て同じフレーズを使っているというものになっており、その1つの曲です。出来上がってみるとリードボーカルに共通フレーズ使ってるの僕くらいでヘェ〜ってなりましたね。いろは可愛いよいろは。
5曲目の退廃の先ではこれも3月先行頒布の1つです。あと「OHAYO!」にもマスタリング違いで収録されてます。いつもと違う感じの曲を作りたいと思って作った曲です。人類滅亡を思い描く人々を思い描いた曲です。
歌詞についてはこちらで公開しています。 http://bubbleawa.tumblr.com/post/160139226266
この他にも入れようと思っていた曲が数案あったのですが、諸々の都合で断念しました。
ジャケットについて
今回のCDではイラストをつけていただきました!いつもお世話になっているSHEEPさん(@ss_she_ep )です。 http://twitter.com/ss_she_ep/status/857959217604448256 盤面も描いていただいています。 http://twitter.com/bubble_awa/status/857884430089633792 自分の都合でかなり無理な納期や仕様指定を強いてしま���たんですが、めっちゃ爆速で最高な1枚を仕上げてくださいました。本当に感謝しかないです。ここだけの話、「スタックモーション」というアルバム名はこのイラストを見てビビッときて決まりました。 文字と白枠部分はあとで乗せました。フォントは超極細フォントです。
仕様変更など、と言いましたが、実は別のジャケット案があったんですね。ただ発注先の納期の問題で変更せざるを得なくなったため今回のものに急遽差し替えていただいた次第です。本当はもう少し早く気付くべきだったな、という感じです。今回お出しできなかったイラストも、いつかお披露目できるかもかも・・
通販情報
以下BOOTHページでCDアルバムの通販行ってます。https://bubbleawa.booth.pm/items/504588DL版もあります。手売りですが今回から発送・決済方式をあんしんBOOTHパックに変更してますので、住所がお互い伝わることなく安心です。もちろんDLでしたら送料はかかりませんけどね。
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bubbleawa · 8 years ago
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アルバム「スタックモーション」歌詞
2017/4/30頒布のアルバム「スタックモーション」の歌詞情報です。
※ページは今後変更する可能性があります。
1. 須臾のクサリ/初音ミク
暗い部屋の中 漏れた朝焼けに 目を背けるのも これで何年目なんだ
明けた今日の僕らは何不自由なくて 街の揺蕩う言葉に耳傾けてみて 暗い声に引き吊って笑う少女はいなくて 「美しい人生だ」なんて絵空事だ
出来ればさ、音の数に頼らなくたって もう少しだけ、近くで触れていたかったんだ 視界はもう、数えられるだけになっちゃって 明日の目的も 曖昧な答えだ
誰も彼もこんな歌に導かれて 笑って嘆いて 肯定されないまま 時計の針が1秒ずつ呼吸を止めて 微細な鼓動で 密かに慄わすメロディ 思えば遠くへ来たものだ 価値観も研ぎ澄んだようだ 残された時間の重さまで 気が付いた
嵩む工数の試算 煩わしい気配 須臾の塊が 腐り始めてた
溶けたかつての期待に浮かばれない思いに 伝え損ねた言葉は宙に浮いたままだった 期限切れの表示も最早手につかなくて 再三「もう救えないな」なんて泣きそうになっていた
積み上げた、タスクのスケジューリング作業も 成されるがまま、剥奪した実行の権限も いつからか、的を外す答えばかりだ 昨日の貢献も 曖昧に過ごした
最後に見たこんな夢は いつだったっけな 騒がしいばかりの 不揃いな会話 時計の針が1秒ずつ想いを刻んで 夕空飛ばした 訴求を狂わす花火 気付けば遠くへ見えていた
誰も彼もそんな歌は見切りつけて 笑って過ごした 想定されない会話 時計の針が1秒ずつ僕を蝕んで 脈路を潰した 歪な絡繰り人形 ここまでの時間の小計は 重ねた惰性のオントロジー 数珠繋ぎの未来の僕を 鎖らせてるんだ
2. 寄木の案山子/flower
並び立つ心の隙間に 丁重に耳聞かせて 唯の一つも零さないように そんな初夏の僕だった
重なる言葉に 溶け込んだあたり 僕に連なっている気がした そう、今日だって机上の御伽噺だと わかりきった顔で眺めてる
放課後のベルが鳴る 翳りゆく照明 描き出された音 到底本心じゃないんだろ 一秒でも触れたら 妄想みたいな惨状 窓は霞んだ 薄ら笑いが消える なんて、無作為な物語
騒がしいな 摩耗する風景に 複雑な言葉交わし 過ぎ去った 心と心に 尚早、介入の余地はない
なんとも思ってない、なんて訳ではない 少しずつ軋み始めていた 見慣れた風景 聞き慣れたはずの 話し声すらもう届かない
重なった声 淘汰する様 間違いの証明 これは全璧な僕にかかる清算 一秒でも触れたら なんて、見境無い抵抗 正義の形を成した無下な犠牲だ もう救えないな
いっそ始めから不確かな愛だって思えたら 「こんな期待なんかしなかった」なんて、今更だけど きっと心からの不器用な声で 君を知ったら 笑いながら 向かい合えるかな
3. あま宿り/鏡音リン
窓際差し込む光の中 透かした硝子の向こうに見る 甚く傑作揃い 無作為選択で 未開のドラマに胸躍らせてみたり
貸切特等席に腰掛��た 原風景を象る密室の 現実映し出した
例えば、 正解を見通した人達を裏切る通り雨とか 感情が先立ってやり返す喧嘩の両成敗とか ああ、世の中は割り切れない 計算違いのカイになっているらしい だけど窓の外
不思議とこの世界の人には 日陰を忌み嫌う習性があるらしい
「触ラヌ神ニ祟リナシ」と聞いている
ところが、 平静を失って闇雲に切りつける殺人鬼とか 「唯一の取り柄」って笑顔に満ち満ちた人の自殺とか ねえ、君達は降り止まない凄惨な哀の中 傘もささず生きると言うのかい?
何にも傷付かない為に締め切った心に 今日も言い聞かせた 最適解の導出 達観したいんだ 頑張った分だけ 後悔すればいいさ
その実、 懸命に諦めない彼らの営みは畏怖の証で 滑稽に映したはずの硝子は僕を写す鏡だ 成功を分かち合う人たちの希望を謳う笑顔も すれ違い始めた 大切だと思ってた彼の人も
ああ、僕だけが手離した繊麗な愛をまた 傘もささず眺めてみる 胸の遠く鳴らした音 少し陽に焼けたみたいです
4. n次レトロスペクティブ/猫村いろは
寝ぼけた頭に 見慣れない一筋 冴えない僕に ひと吹きかました春の息吹だ 今日だって変わりない 地続きの繰り返し 当たり前になっていく 喧騒の通り道
不意に心よぎった 直感のフレーズが 言葉を求めては右に左に 靴紐結び直した 対岸の集合場所 感情の干渉区に落ちた閃光
新世界の舞台を描いていた ぐらついた背景 番う足音 無際限の視界に落ちていった なんて、君の名前も呼べない僕の独白だ
縋るような心に あどけない意味の形 冴えない僕に 三度現れた弱い言葉だ 今日だって変われない 僕は僕のままだ 当たり障りのないように 表情が凪いでいた
静か、忘れている
一斉の声で皆飛び出していた 足がすくんで泣きそうになっていた 差し出された手に祝福を なんか、ずっと前にもこんな光景があったような…?
百万回目の風景を 繰り返していた また擦り減って消えそうだ
一切の訴求力も無くなっていた 思い出した、期待に意味はない 無関心な風に装っていた だって、こんな僕が受け止めるものじゃないだけさ
5. 退廃の先で/GUMI
嘘吐き預言者の 仮説が朽ちたら 機会を伺う 音も通り過ぎた 「君はもう、視えるの?私の心が」 飾りの瞳が歪めている
そうだ、これはもう遠い話 風が凪いだ 知らないコト、モノ メモリに書き込む二進数 消えない想いは 形を成し やがて孵る 懸念した叛逆の噂 裏返す僕達だ
期待の最果ての果て ミタイミタイ 霧の向こうへ 宇宙規模 咲いた虚空に 神様の云フ通り 世界の退廃の先で イタイイタイ 叫ぶ様に 四季の解釈もないまま 唯々、愛ヲ手に
燻んだ空気の 重さを感じた 理解を超えては 虚ろニ笑う瞳 世界の支配を 意のまま欲せば 僕らノ歴史も 芥となる
淘汰しタ情報システム 意図シないエラー 復号不可能 好奇に見兼ネテ潰えた 呼吸ノ裏側から 騒メク制御の音 暴キ切った擬製の姿 僕カラ剥がれていく
過大評価の妄想デ 憂ウ市民 騙サないで 悲劇的解釈ノ元 創らレタ偶像視
機械ノ最果テノ果テ 不良義体 壊サナイデ 都会規模冴エナイ正体二 人様ノ云フトオリ 未来ノ退廃ノ先デ 笑エナイ御伽噺 期待ヲ問イカケテ今 唯々、哀ノ手ニ
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bubbleawa · 9 years ago
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楽曲「ブルーフランカー」について
VOCALOID投稿楽曲その5です。
【ニコニコ動画】【IA】ブルーフランカー【オリジナルMV】
久々にIAちゃんです。相変わらず使うほどに奥が深いVOCALOIDです。 若干いつもとは違うような曲かもしれません。 こちらも前作のインターファクションと同じくアルバム用に作った楽曲です。 今回動画用に調教とミックスを変えてあります。
アルバムを聴いていただいた方的にはこの曲は比較的人気があるような感じでした。 後で話しますが、この曲にまつわるエピソードを以てしては個人的には結構複雑というか・・・またいろんなことを考えるきっかけになった曲でした。 でも、作った曲をいいと言ってもらえることは間違いなく嬉しいです、それは本当の本当。
タイトルについて
ブルーフランカーは
・ブルー:憂鬱 ・ブラフ:はったり ・フランカー:ごまかし、いんちき ・ランカー:ひょろ長い
から作った造語です。7文字はしっくりくるの法則(8文字やんけ・・・)。 なんか偶然同名の馬が競馬のサイトとかでヒットするんですけど、その子のことを歌ってるわけではないです。まあ別にその子のことを歌ってると思ってもらってもいいです。
だからなんだという感じのタイトルですが、要は倦怠な浮遊感を表明したかったということでございます。地味にこのタイトルに決まるまで時間がかかりました。
曲について
前述の通り、アルバム「キョートロジィ」に収録する際に作った曲です。 ちょうどインターファクションを作ってた頃に思いつきで作った感じでした。 まずサビのメロディと歌詞を思いついて、そこから数珠繋ぎ的に作っていきました。そこからは早かったですね。特に何かに迷ったという覚えもないです。
ギターはいつも通り左と右、って感じですけどこの曲はカッティングを多用しようって思ってチャカチャカしてました。特に左右で同時に鳴るように徹底してますね。後、右ギターのサビでのストロークはあんま今までやったことないグィーンって感じのフレーズになりました。
全体的にシンプルな曲ですが、Bメロのドラムとサビのベースだけは頑張ってますね、僕には演れません。
シンセですが、いかにもな浮遊感を出したいな〜と思ってたんですけど、しっくりくる音源にたどり着けてよかったです。確かLogic付属のAlchemyだったと思いますが、UI含めマジに優秀です。音源って自分そんなに拘らないタイプだと思ってたんですけど結構依存しちゃってます。
歌詞について
動画にもあるようなストーリーものの曲です。
子供の頃に「大人になった自分へ〜」な手紙を書いていて、書いたこともぼんやり覚えてはいたけど、将来の夢とか色々諦めて結局会社員やってる現状に悔しさもなく満足している自分がいる。 手紙が届く時間(約束の時間)になり、現状に満足しているという虚勢を暴かれないかフラフラとしているが、結局受け入れることにする(独り繋いだ)。 手紙を読んで、夢を諦めた後悔とか色々思い出してうわ〜ってなっちゃう、でも会社をやるわけにもいかないのでまたこの日常に戻っていく。 でもよかったらまた私を励ましてね、と過去の自分に手を振って別れる、
という曲です。「まじまじ見つめた君」や「けたけた笑う君」は過去の自分だったりしますね。
語呂的には1Aメロで句点を多用したり、2Aメロをちょいふらつき感を与えてみたり、Bメロで「っ」を揃えて使ってみたりなど・・かなり遊びながら作りました。 特にサビの「まじまじ、ぴかぴか、ぱらぱら、おちおち、わざわざ、けたけた、ぽろぽろ、かたかた、そろそろ、ばいばい」とか、繰り返し言葉ってこんないっぱいあったんだねって思いました。
あと歌詞できるのめちゃくちゃ早かった気がします。リバーブルーズと同じくらい。自由さは大事だと感じました。
動画について
今回はすごいですよ。前作インターファクションでイラストをお借りしたSHEEPさん(@ss_she_ep )と共同での製作です。人生初の共作でした。
楽曲を聴いていただいて、1枚絵の提供をお願いしたんですけど、
「こう長〜いイラストにして順に流していくのどうですか?」
と言っていただき、PV形式の動画という方針に決定しました。 あとはパパッと考えをシェアして、さくさくっとラフが送られてきて、びっくりするっていうのやってました。 なんというか文字から絵に描き起こすのって僕には想像もつかないことなんですが、百聞は一見に如かずというか目で見てわかる世界ってやっぱりすごい浸透率が高いなあと思います。 小説は小説で行間を読む深みがあるけど、漫画は漫画ですぐに理解ができるし躍動感がある、というような・・・
仕上げてもらってpsdでファイルいただいたんですが、丁寧に渡してきたファイルの中で本編では隠れる部分にこっそりネタを挟んでくるのマジで笑うんで勘弁してください。
Tumblr media
社畜ちゃうわ。
見せ方ですが、コマごと出すのはやりたいなあと思ってたんですけど、結局斜めブラインド頼みでした。使いやすいんですよね。 輪郭なしレイヤー的なものが用意できたのでそれを間に挟みつつ表示させてる感じです。
あとは間奏ですね、どうするんかな〜って思ってたんですけど、SHEEPさんのラフも完全に白紙で返ってきて笑いました。 なので間奏だけは完全に僕パートです。木とか花とかの素材が多少あったのが救いでしたね。あと土星の環みたいに円盤を散らばしてみたんですが、AviUtlのくせに結構ちゃんと3D感あって驚きますね。 ちなみに間奏部分はガチで処理重いです(セブンスコードの大サビ前よりはまし)。
漫画っぽい雰囲気を出したかったので、紙の質感が出るように処理してます。確か透明度高いテクスチャを乗せてるだけだったと思います(オーバーレイとか乗算はなんか違かった)。
こんな感じでストーリーを紡いでもらいました。感謝しかないです本当。 全容は以下のpixivページで公開中だからみんな見てくれよな!
ブルーフランカー by SHEEP on pixiv
あ、そういえばこの曲の登場人物、実は男の子verの設定画もあったんですよ。歌詞も僕とか言ってますからね。涙流す美少年も見てみたいよなあ!?
以上です、が・・・
はい、ということでここまで読んでいただきありがとうございました。一通りの解説は以上で終了になります。
まさかとは思いますが、「過去の自分との対峙の曲を作るだなんてバブルさんはすごいな〜」とか思ってくださってる方います?
それ考えたの僕じゃないです。
僕がそんないい話書けるわけないじゃないですか〜もういやだなあ。 ということで最後に僕がこの曲に託した本当の意味を説明します。
この曲の真相について
一言で言います。この曲は「留年の歌」なんです。留年したくないのに留年しちゃった歌なんです。
過去の自分???この曲で言ってる「君」は「単位取った友人」です。
“待ち合わせ独り繋いだ"???これはテスト一緒に受ける友達がいなくて一人でテスト受けてるだけです。
"立ち止まった季節は何度目だ?"???
留年してんだよお前!!!!!!!
ということでこの曲は「過去の夢を諦めて今を惰性に生きているが、あるきっかけで過去の自分と対峙する少女」ではなく「テストよりももっと大事なことがある!と勉強から逃げ続けて単位を落とし続けて自分だけ留年してしまう少年」の歌です。 そう知って歌詞を見てもらうと、「もう十分手は尽くした」とか「ぽろぽろ零れ落ちる未来」とかああ、そういう意味なんだって思っていただけないでしょうか。
この曲作ったのが今年頭だったんですが、CDの入稿とともに卒業論文のやばさが並行してあったんですよ。普通に「留年したくねえ」って気持ちすごくて、気付いたら曲にしてました。 いや論文書けよって話だよね、今ならそう思う。
で、この曲を動画にするにも「(この内容じゃあな・・・)」って思いしかなかったんで、SHEEPさんに依頼するときに「ぶっちゃけこの曲どう解釈しました!?」って聞いたんです。それで返ってきたのが「過去の自分との対峙」の話。 もうね、恥ずかしくなったよね、自分。育ちの差?あまりにも話がまとまっていて感激しました。 「おkです!それでいきましょう!」とかわけのわからないことを言って決定しました。前述の「歌詞について」で述べた話とこのPVのストーリーは、ひとつ残らず全部SHEEPさんが考えてくださったものです。感謝・・・
あとTwitterでどう感じました?って聞いたんですけど、「駅のホームで凛と立つ人」とか「今の自分との決別、失恋との決別」みたいなこと言ってくれて本当ありがとうございましたって感じでした。 どっちかというと歌詞はあえて複数解釈できるよう書くように心がけているんですが、別の解釈を聞くたびに「なるほど・・・・・・」ってなります。 自己満足の極みですが、この瞬間僕は本当に新鮮な気持ちで自分の曲と向き合うことができてとても楽しいです。
最後に、これはまた全然関係のない話なんですが、この曲実は6時間くらいでほぼ完成した曲でして、ぶっちゃけ過去一番お手軽に作れてしまった曲だと思います。 この曲は一体どのようにしてなんのおかげで生まれたのですか?って聞かれたら普通に「納期」って答えます。そのくらい精神に余裕がなかったです。
冒頭で話した、人気があるのがちょっと複雑っていうのは、この「6時間で作った」というのと「しょうもない留年ソング」だったのに、だからです。まあ「えっなんでこれが???」っていう経験は結構周りのクリエイターでも感じてることみたいなので、「これがそれね」って感じで面白おかしく理解してますけどね。
そういう色々も含めて、改めてこの曲をひとつの動画にできたのは良かったなってやっぱり思います。
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bubbleawa · 9 years ago
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楽曲「インターファクション」について
VOCALOID投稿楽曲その5です。
【ニコニコ動画】【鏡音リン】インターファクション【オリジナル】
前作ユーメイクライに引き続き、リンちゃんに歌ってもらってます。 この頃完全にハマってる時期です(リンペロ)。いや、ロックにめちゃ合うんで・・・ 今までで一番純粋ロックっぽい感じの曲な気がしますが、いかがでしょうか。 この曲自体はそもそも自伝の勢いなくらい自分のことを歌っているのですが、主題は誰にも通ずるとこがあるように一般化しているので、その辺是非とも聴いていただきたいです。 アルバム収録曲として作った曲の一つですが、いろいろな面で区切りとなる作品になりました。
タイトルについて
動画にもチラリと出ているのですが、そのまんま
inter-faction
です。 造語?なのかな? interは"中間"、factionは"派閥"みたいな意味があるのですが、このタイトルでいうfactionに関してはfact+fictionという意味合いです。 factとfictionの中間、つまり"理想と現実の狭間"というのがタイトルの意味でありこの曲の主題です。
歌詞について
主題が前述の通り"理想と現実の狭間"であるので、全編そういった意味の歌詞です。
具体的には作曲者感情を謳っており、Aメロはだいたい作曲の話をしています。 作曲ってしんどいんですよ・・(本音) Bメロではそんな現実の自分と、理想の自分が対峙しているという場面です。 で、サビでは全然近づけない・追いつけない理想の自分に対して、差を縮めたい気持ちや現実を受け入れたくない気持ちをあらわにしています。 でも結局こういうことって"こうしなきゃ!"って思っても僕はなあなあにしちゃうタイプなんですよね・・・そういうとこも歌っています。
あとBメロは「っ」を必ず使うとか、サビは「っ」や二度繰り返す単語を多めにしてみるとか、最近こういう統一感を出すのに結構はまっています。 というか「っ」が結構刹那可愛いというか・・使いやすいんですよね。 女の子が口にすると可愛い文の多くは「っ」から形成されてると思ってる勢です(「走っちゃおっか!」「ちょっとびっくりしちゃった!」とか?)。
歌詞の語感的にはサビの「ナイヤイヤー」ってとこが一番好きなんですが、歌詞の意味的には2Bメロの「どうだった?〜」が一番本質っぽくて好きです。
曲について
この曲、CDアルバムの1曲目に収録したのですが、作る時もとにかくアルバムの1曲目感だけを考えて作っていました。 実際はクロスフェード動画も意識してイントロとか作ってました。 僕が思うアルバムの1曲目感なのですが、とにかく「分かりやすいイントロやリフ」と「覚えやすいサビ」というのは前提で、加えて「曲の単調さ」があると思っていたので、そこらへん実現できないかなあと意識して作ってました。 CDを視聴する人はだいたいこの1曲目を聴くので難しいことばっかしててもいきなりは伝わりづらいかなあ・・と思ったためです。 実際わかんないですけどね、聞き手も千差万別なんで。
上記のこともあってサビに加えてイントロからも作り始めた記憶があります。 イメージがあったのでかなり作りたいように作れたと思います。 ドラムは全編ほぼ単調な4つ打ちで統一しました。サビよりAメロの方が疲れるんじゃないですかねw ベースもほぼ単調です。ちょっとEQ毎に音のメリハリが強すぎたなって感じなんですが、荒削りなテイストでこれはこれで・・っていうことでなんとかお願いします。 ギターはいつも通りLは律儀にコードを拾ってます。で、今回はRが特にやりたい放題してて弾くのも楽しいと思います。サビとかでもフレーズの最初の二音目だけ不気味感あるスケールチョイスしています(もはや手癖に近い)。 リフの部分でのアルペジオは、オクターブ奏法でガンガンストロークするのと最後までかなり悩んだんですが、まあ新しい試みとして良いかな、と思い選択しました。リフはどうしてもメインのギターが真ん中にきててそっちばっか意識がいっちゃうんですが、おヒマな時に右耳、左耳だけで聞こえるギターにも耳を傾けてみると面白いかもです(僕の作る曲に限らず)。 サビのシンセはこれも前作と同じなんですが、実のところサビメロディ案その2です。作ってて思うんですが早口のメロディって歌詞にしづらいんですよね・・・ あとはボーカルですが、この曲は特に気づきにくいのですが、サビではハモりに加えて主旋律の1オクターブ下のボーカルをうっすらかけています。 (すみません嘘です。実際はユニゾンではなく、同じボーカルを0コンマ数秒だけずらして厚みをつけていました。ユーメイクライではユニゾンさせてます。) 特に最近作る曲は高いキーのものが多いので、オク下げをユニゾンさせることで芯のあるボーカルになるのでよく使います(ユーメイクライとかの方が分かりやすいかな)。
曲としては1Aメロ後半のぐわーって両ギターが盛り上げ出すところがなんかエンジン始動中!って感じで好きです。
あと、キーなんですが基本的にサビだけ2個上がる感じで、大サビはさらに2個上がってます。 でもこの曲実はイントロのキーより大サビ後のアウトロのキーの方が2個低いんです。 つまりそれは大サビからアウトロに行くところでキーが6個下がってることに他ならない・・・でもあんま目立たないですね。リピート再生してるとアレ?って思う人はいるかな・・・ DECO*27さんのモザイクロールという曲があるのですが、同じ手法(?)です。好きすぎて踏襲しちゃいました。
動画について
今回もイラストはPiaproでのコラボです。自分の曲、到底笑顔が似合う感じじゃないのでそれだけで7割くらい候補が減ってしまうのが本当に大変なのですがこればかりは致し方ない・・・ 鏡音リンやオリジナルで1000~2000枚くらい見てたんですけど、その中でビビッときたSHEEPさんの作品をお借りしました。目がいいですよね目が。説得力・訴求力が異常です。
今回はSHEEPさんにクレジット等の相談をさせていただく折で、イラストの修正と差分を提供していただいたため、Piaproで公開されてるものとは少し異なります。 当初は本当意識してなかったんですが、このリンちゃん公式服に見えて実はスカートっていうところもポイント高いです。
今回はフォントはほぼ全てヒラギノ明朝だったと思います。シックにまとまりますな・・ 字の出し方はイラストを透過にしてもらったこともあり、Aメロはああいった感じで敷き詰めを行ってます。 サビの出し方も特に変哲はないのですが、やりながら思ったのはデザイン的には正方形より長方形の方が映えるのだなということです。 サビのテキストが長方形になったのは表現上の不可抗力だったのですが結果オーライでした。 あと文字の出し方ですが設定で0.3秒だとしっくりこなくて(スピード感的に)0.1秒にするとああいいなってなったりして、そういう細かい調整が何度かありました。
あと地味なアハ体験なんですが、背景がだんだん暗くなってるの気づいた人いますかね?(歌詞的にも悪い方に、悪い方にという部分でリンク) 具体的にはだんだんとノイズをかけて行った結果暗くなっているのですが、2番ABメロの歌詞が見づらくなってるのは、色の差分を取っている背景がだんだんと最も見えづらくなる色に近づいていってるためです。
あと周辺ボケ光量というカスタムオブジェクト配置してるのですが、これ使うと暗い部分での白文字がちょっと発光する感じになって良い臨場感を出してくれます。
毎度毎度イラストに助けられている感は否めません。百聞は一見に如かずと言いますしね・・イベントでも可愛いイラストのCDに結構目を惹かれますから。
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bubbleawa · 9 years ago
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アルバム「キョートロジィ」について
アルバムCD第1弾です。 2016年3月のボーカロイドパラダイス関西で初回頒布を行いました。
【ニコニコ動画】【2016.3.6】キョートロジィ/バブル【クロスフェード】
こんなこと言ってますが第2弾あるか全然わかりませんからね。 頑張りたく思います。
アルバム名について
「キョートロジィ」というアルバム名なのですが、なんとなく京都?っていうのはわかるかもしれません。 まあその通りなのですが、では「ロジィ」は何かという話でして、ちらっと即売会で「京都とトートロジー(同語反復)か〜」って仰っていた方がいたのですが、ちょっと違います。 正解は、
京都
オントロジー
です。 僕最近まで京都に住んでいたんですけど、今回上京することになり、どうせならこのタイミングで一区切りつけてCD作りたいな〜って思ってました。 だったら京都という単語は入れちゃおうと思い、あとどうしようかなと思ったんですけど、京都時代の僕の創作物���まとめるという意味で、
コンピュータ科学と情報科学において、オントロジー(概念体系)は、あるドメイン内の概念とそれらの概念間の関係のセットとしての知識の形式的な表現である。
という定義のオントロジーを使うということに決定しました。
京都+オントロジー=キョートロジィ
古都にして"コトロジー"とかも考えてたんですけど、あとはフィーリングで決めました。
収録曲について
今回は7曲入りで、そのうち頒布時の新曲は3曲収録されました。
インターファクション feat. 鏡音リン(New!)
セブンスコード feat. IA
ブルーフランカー feat. IA (New!)
リバーブルーズ feat. 初音ミク
スケイプゴート feat. GUMI (New!)
ユーメイクライ feat. 鏡音リン
ヒステリシス feat. GUMI
新曲について軽く解説します。 多分後日別途解説していくので、本当に軽く解説します。
インターファクション: このアルバムの中で一番思い通りに作れた曲です。
ブルーフランカー: このアルバムの中で一番感覚に任せて作った曲です。
スケイプゴート: このアルバムの中で一番新しいことをしまくった曲です。
以上です。 次に公開済み曲ですが、こちらは公開verとの違いを書いておきます。
セブンスコード: sync-loid:07に収録してもらったものにかなり近いアレンジになっており、主にドラムとベースがアレンジされてます。 特にベースのアレンジはゴリゴリです。 公開verより表現力広がってる感出てるといいな・・・
リバーブルーズ: これが公開verに最も近いです。 この曲の発表済みのミックスすごい好きだったんであまり変えませんでした。 強いて言えばベースのアレンジがラスサビの一瞬だけ違うんですが、めっちゃ耳凝らして10回くらい聴けばわかるかもしれません・・・
ユーメイクライ: 公開verとは主にドラムのミックスが違います。 sync-loid:08に収録してもらったものにかなり近いです。 強いて言えばこっちの方が少し丁寧なのかな…? もっとも、sync-loidとはマスタリングが違うので音圧自体はこっちの方がでかいです。 sync-loidはロックアルバムって感じではないので結構マスタリング優しいので・・・
ヒステリシス: 唯一、一から全部作り直しました。 過去にPCぶっ壊れた時以前に作った曲だったので、プロジェクトファイル残ってませんでした… 何もかも違うんでこれは是非お手元で聴いていただきたいというのが本音なんですけどw 4年くらい経ってるのでギターはそれなりに豪華なアレンジになったと思います。 あとCD収録ということなので耳当たりの優しいスッキリした感じにすることを心がけました。
こんな感じですか。 もちろん全曲ミックス・マスタリングはし直しています。
アルバム全体について
公開する楽曲はPiaproでのイラストを利用させていただいたりしてたのですが、CDへの利用はお金が発生してしまうものなのでなかなか難しいと思いました(ですよね?)。 誰かに依頼できるほどの自信もなかなかなかったので、今回は作詞・作曲・編曲・ミックス・マスタリング・ジャケットデザイン・CDデザインなどなど… 全部一人でやりました(CDコピー・梱包の外注以外)。 これが本当に大変で大変で・・・・・・・と思いそうですが、結構そうでもなかったです。 結局一番しんどかったのは曲作りの部分でした。 余談ですが、ジャケットデザインは京都嵐山のある辺鄙なところの写真をiPhoneで色々と加工して作ったものだったりします。
新曲はとにかくタイトなスケジュールで作ってました・・・ ただでさえ短い期間の中、学術論文書いたり引っ越ししながらだったんで結構頭おかしくなりそうでした。 普通に引っ越し移動の新幹線内でも作り続けてましたね。 作曲関係で人生で一番しんどいと思いました。
でも機会あればまたやりたいです。 これ実際に経験したことある人じゃないとわかりにくいと思うんですが、イベントで自分のCD手にとってくれて買ってくれるっていう経験、感動っていう言葉じゃ表せられないんですよね・・・ あと制作外のところで家族にすごい助けてもらいました。 助けなかったら確実にCD出てなかったです、本当にお世話になりました・・・
唐突の宣伝
本アルバム「キョートロジィ」ですがboothというサイトにて手売り通販しています!
キョートロジィ | bubbleawa
送料込みで680円ですよ〜〜〜是非是非どうぞ〜〜〜〜 残り数枚ってわけではないですが、売り切れたら再販の予定は全然ないです! ある限りボーマスでも頒布しますが…
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bubbleawa · 9 years ago
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楽曲「ユーメイクライ」について
VOCALOID投稿楽曲その4です。
【ニコニコ動画】【鏡音リン】ユーメイクライ【オリジナル】
今回はリン(power)に歌ってもらっています。 リンは昔から調教が非常に困難で、なかなか鼻声感が抜けないとして多くのボカロPを苦しめてきましたが、Append音源ではかなり自然な歌声に近づいたのではないかと思います。 むしろ元の声にクセが多少あるので、それを嫌いでなければとてもいいと感じられるのではないでしょうか。 リンちゃんかわいいよリンちゃん・・・・・
この曲はなんだかんだで3か月くらいかかってた気がします。 結構悩んだ曲の一つですね、結果的に自分の好みをやっぱり詰めに詰めちゃったんですごく気に入ってはいるんですけど。
タイトルについて
タイトルはリバーブルーズに続き複数のモダリティを持つ文字列になっています。 といってもこっちは比較的単純です。
you may cry(泣き虫)
you make lie(嘘つき)
ということで、泣き虫な自分と嘘つきな自分が混在する様を歌った楽曲になっています。 多分人生で初めて、タイトルから楽曲を作りました。 公開の半年前くらいからメモ帳��保存されてた案なんですが、無事に日の目を見ましたね。
曲について
とにかくクセのある曲が作りたかったと記憶しています。 結構クドくなっちゃった感もあるような? とにかく耳に残れ!!!って気持ちでイントロのメロディとか作りました。 今回特筆すべきは転調の数ですね。 転調のタイミングだけで数えれば二桁回数転調しています。 サビに入る時もサビの途中も大サビの入りからも転々としています。 とにかく転調しすぎなんですが、都度歌詞と絡めているという意識はあります。 今回はストーリー感を曲(歌詞)につけたので転調が多くなったとも言えるような?
この曲のサビのメロディなんですが3種類考えててかなり迷いました。 結局1つに絞ったんですが、他の2つはそのままサビ中のシンセで使うことにしました。 もともとそこに入れるために作ったフレーズではなかったのに、添えてみると結構しっくりきたりするもんだなあと思った印象があります。 あとこの曲は当初Aメロから作っていたんですが、完成後に改めて見てみると2Aメロの後半(「裂けた斑声に」らへん)に近いメロディが残っただけでした。 本当にメロディ関連ですごい悩まされた楽曲でした。
さらに余談ですが、この曲くらいからRギターのフレーズを色々織り込むようになりました。 聴いてるバンドの影響だとかいうのが大きいと思います。
歌詞について
タイトルの通り”泣き虫”と”嘘つき”が混在するような曲です。 もともと二重人格的なことを考えていたのですが、どっちかというと葛藤っぽいものになりました。 それぞれの歌詞について話者が異なるのですが、具体的には、
Aメロ:泣き虫
サビ前半:泣き虫
サビ後半:嘘つき
大サビ途中まで:嘘つき
大サビ後半(ドラム4つ打ち):第3者
です。 場所がわかりにくいかもしれませんが、これは後ほど動画のとこで追加で説明します。
“泣き虫”は本音が言えずつらい思いをしてる人格で、”嘘つき”は他人にも自分にも嘘をついている人格、そして第3者はそういう様を見てきている少年B的な人という印象です。 「もう、どうせ疾うにこんなあたしになっちゃったの」と「ほら、言った通りこんな姿になっちゃったろ?」いう二文が大体この曲の全てという感じです。 歌詞的にもコード進行的にも曲中で一番好きなフレーズのところで、調教に関しても「こんな」の「こ」の部分を子音強めにリンちゃんに歌ってもらってたりします。 人と足並み揃えるのって大切だとは思うんですけど、なかなか難しいですよね。
動画について
今回はイラストをPiaproより桜花さんにお借りしました。 最初ダウンロード公開されていなかったのですが、許可をいただいて使わせていただく運びとなりました。 イラスト選びまたすっごい悩んだんですけど、個人的に”心で涙している感じ”がすごいしっくりきたので選ばさせていただきました。 今回も前回に続きオリジナルの作品ですね。 この作品、透過ファイルでしたので動画の方も前回に比べ結構派手めにしちゃいました。
文字についてはまた差分の絶対値をたくさん使っているんですが、文字の消し方をモノクロの泡っぽくしました。 これもともとはゼルダのスカイウォードソードのギラヒムが消えるときのエフェクトにしようと思ったんですけど。
youtube
めちゃくちゃ骨が折れる上にうまくいかなかったんで断念しました。 代わりに泡にして散らすみたいなプラグインがあったんでポンと適用してみるとあっさりですよ。 やっぱエフェクトは最強ってはっきり分かんだね。
あと文字の出し方ですが、右から左に出してるとこは全部”泣き虫”、左から右に出してるとこは全部”嘘つき”の人格で、大サビの第3者のところは第3者感を出すためにコミック体にしてあります。 転調を歌詞と絡めてると言いましたが、大体転調するとこで視覚的にも話者が変わっていると思います。
あと、今まで曲名や関係者のクレジット的なものを上下黒枠に入れてたんですけど、左右にしても面白いんじゃね?と思い左右に縦書きで入れてあります。 結果として正方形に近い図面内での動画編集なのでデザインが難しく感じたんですが、でかい真円使ったりと縦幅を活かしたりする経験ができて楽しかったなと思います。
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bubbleawa · 9 years ago
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楽曲「リバーブルーズ」について
VOCALOID投稿楽曲その3です。
【ニコニコ動画】【初音ミク】リバーブルーズ【オリジナル】
ちょうどこのころ初音ミクV3と鏡音リンV2・Appendを手に入れたので、というのもありますが、自分の中では夏曲はミクのイメージが強かったため今回はミク(Solid)に歌ってもらいました。 通算3曲目の発表になりますが、この曲が一番短期間でできました(動画含め1ヶ月程度)。 今の自分からしたら少し遅いですが当時はこんなに早く曲が作れちゃうものなのか!と思った印象があります。 というか動画を下手に頑張らないという気持ちでやったのが良かったのかも(前回の反省)。
過去作2曲と次回作ユーメイクライの中で最も歌詞が短いかつ最も曲の時間が長いということで発表曲の中では穏やかな曲に分類されるかと思います。 で、その中で最も制作時間が短かったにも関わらず、現時点で一番気に入っている曲です。 変に悩んだりした辛い思い出とかが無かったのが主な理由かな・・
歌詞について
だいぶどうでもいい話ですがこの曲にはカタカナと英語は一切出てきません。 正統派っぽく��派っぽくというイメージがありました。 まずこの曲を作る上でサビの「夏の残響に閉ざされた」という歌い出しとメロディが真っ先に思い浮かび、そこから作り上げたものです。 夏の間に夏っぽい曲が作りたく、夏の青空をイメージして作ったつもりですがどうでしょうか。
詩中で「残響」と言っているのはだいたい「残暑」だと思ってもらって良いです。 残暑の暑さの中で自分の思いもゆらゆらと揺らいでる、そんな曲です。 あんま作らないんですけど、歌詞的にはぶっちゃけ完全な恋愛系です。 また今回は結構露骨に隠喩・掛言葉を使ってますね。 ため息を「写した呼吸の痕」と言ってみたり、"意図"と"糸"をかけてみたり・・
なんども言ってますがこの曲本当に気持ち良いくらい早くできて、その理由の一つが歌詞の推敲の少なさというか、無駄のなさでした。 歌詞作ってると結構気に入らない部分とか妥協したりもせざるを得ないことあるんですが、不思議と一切なかったですね。 あまり一貫性ばかり意識しなかったからかな、結構自由にやりました。
タイトルについて
タイトルは、
リバーブ(残響)
リバーブルー(色)
ブルーズ(Blues)
ルーズ(締まりのないさま)
の組み合わせによる造語です。 今書いてて気付きましたけど、夏曲がミクっぽいのって夏の青っぽさとミクの髪の青っぽさが近いからかも。 タイトルは歌詞の内容にリンクさせてるつもりですが、まあこの曲も割とあからさまですね。
曲について
今回さらにDAWソフトが変わりまして、Logic Pro Xとなりました。 また2万円かかりました、がこのソフト、ピッチ補正がついてるのでなかなかレベルが高いです(まだあんま使わないけど)。
さらにドラムがBFD3となりました。 セールで少し安く、1万円切るくらいでアプデしました。 このドラムかなり気に入ってて、プリセットのドラムセットでもかなりオケに馴染みます。 近年のシンセロックに最適化されてる気がする。 しかも高級感もあるのでドラムスをこれに差し替えるだけで急にオケのクオリティが上がる感じがありますね・・FXpansion、一生ついていくぜ・・
曲として最も早く手につけたのはいつものことですが前奏間奏等のギターリフです。 だいたいここが決まってないとやる気が出ない。 今回はハーモナイザ使ってキー+5の音を重ねたギターの音にしてたと思います。 そこからパパーッと全体を作るのが1週間くらいだったかな・���
そもそも今回は4つ打ちの曲を作ろう!と思ってドラムは簡単なものに決めていたんですが、もうちょっと明るい楽しい曲を作るつもりが想定よりも不遇な感じになってしまいました。 でもやっぱ4つ打ちが好き、縦ノリできるからね。
結構制作が遅れて9月中に間に合わないってなりそうだったこともあり、間奏とかサビの全シンセは実は新幹線の移動中に作ったものです。 もともと入れる予定なかったんですが、やっぱりパンチに欠ける感じがあったので・・ でも結果的にはイメージ通りにアレンジが通ってスッキリでした。
あと、やはり気付きにくいんですがこの曲はサビだけキーが2こ下がってます。 それとアウトロだけコード進行が違うのもこの曲ならではって感じですね。
動画について
この曲を気に入ってる大きな理由の一つが動画です。 死ぬほど凝った動画にはしない、という前回の反省を踏まえた決意のもと、でも一枚絵に歌詞表示するだけじゃ味気ないよなあと思って一工夫を入れた動画です。 確か3日くらいかかったかな?
まず、イラストは優時さんにPiaproから拝見し使用させていただいたのですが、控えめに言ってもこの作品神だと思うのですが如何でしょう? 正直この動画を気に入ってる理由の9割がこのイラスト自体ですね。 こんな素晴らしい作品とコラボすることが赦される世界、Piapro・・ ちなみに僕もしばらくの間気付けなかったのですが、このキャラクター、初音ミクじゃなくてオリジナルなんですよね。 でも自分のイメージに1%の狂いなくハマっていたため、使用させていただき何よりの幸せでした。
次に動画のアニメーションですが、検討の結果塗りつぶしなしフレームに歌詞を入れる形で動画を作ることにしました。 フォントは前回もお世話になったヒラギノ明朝さん。 また、フレームをちょっとカッコよくクリッピングできたらなあと、絵コンテ(笑)を書いて動かしました。まあ動いてるのそことタイトルだけなんですけどね。 スタイリッシュ感が出てると思ってくれ、頼む。
あと最後に、これは是非伝わってくれと思った"細かすぎて伝わらないメソッド"なんですが、曲中で割とこまめに改行していた歌詞の表示をラスサビだけ絶対改行しないようにしてるんですよね。 別に理論に基づいた理由ではないんですけど、1行でビシッとなってる方が決意が固まっている感じがあるじゃないですか。 そこんとこ、歌詞とリンクさせてるっていうのが自分的には今回の一番のニヤリポイントです。
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bubbleawa · 9 years ago
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楽曲「セブンスコード」について
VOCALOID投稿楽曲その2です。
【ニコニコ動画】【IA】セブンスコード【オリジナルMV】
本日1/27はIAちゃんの誕生日です。おめでとう。 VOCALOIDの中でもしっかりと歌ってくれる印象の子です。
はじめに断っておきますが、この動画について話すことは多いと思います。 努めて長々しくならないようにはしているつもりですが、もともとこのブログも長い文章をまとめようと思って立ち上げたものなので、話したいことと話すべきことは話しておきたいと思います。 この楽曲は2014年に公開した2作目のVOCALOID楽曲です。 今楽曲のIAを買ったのは2012年の発売日当日だか翌日だかだったのですが、それから2年も経ってしまいましたね・・・ なぜなら、この楽曲の制作に2年くらいかかっていたからです(後述)。
タイトルについて。
まずタイトルについてですが、このセブンスコードとは「Seventh Code」のこと、ではありません。 実はこの楽曲完成後、動画を作ってる最中に前田敦子さんが「セブンスコード」という同名の楽曲を発表してて笑った覚えがあります。 その「セブンスコード」は「Seventh Code」なのですが、こちらの楽曲は「Seventh Chord」なのでちょっぴり違います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/七の和音
七の和音(しちのわおん)とは、根音から7度に相当する音を構成音として含み、かつ9度以上の高次の音を含まないような和音の総称である。一般には、根音、第3音、第5音、第7音からなる四和音のことを指す。英語風にセブンス・コードとも呼ばれる。
純粋に音楽の世界の和音の意味です。 最近のポップスには多く使われていると思います。 GO!GO!7188の「C7」って曲とかはこのコードについての歌ですが、楽曲内ではC7は一回も弾いていないです。 聞こえとしては"切ない"感じで、メジャーコードの"明るい・楽しい"やマイナーコードの"悲しい"よりとはまた違う、上品なコードだと解釈しています。
このタイトルにした理由は大きく2つあり、
歌詞の中でセブンスコードを弾いてるような描写がある
楽曲内で使用しているコードの8割くらいがセブンスコード
という理由です。 それぞれ歌詞と楽曲の節で後述。 とても安直なタイトルです。 エゴサーチがまったく機能しません。
歌詞について。
歌詞は結構迷いました。 いつものことなんですが、僕の場合サビの歌詞はその楽曲のイメージを形付けるものなので、基本的に真っ先に作ります。 大体
1サビと大サビ
2サビなどその他のサビ
1ABメロ
2ABメロ
(Cメロ)
の順で作ります。 サビで大筋を立てて、メロで文脈を埋めるという流れですね。 サビのメロディと歌詞は切っても切れない関係にあると思っているので、ほとんどの場合、曲が思い浮かんでる時点でサビの歌詞は頭の中にできています。 だからサビの歌詞は結構納得がいくんですが、メロは難しいんですよね・・・(制約が多い) この曲もかなり悩んだ痕跡がちょっと残ってるな、とか思いつつ聴いていただきたく思います。
「悪足掻きの歌を作りました。」と説明文に書きましたが、"正規ルートからの脱落者"の話です。 嫌なことから逃げ出しちゃって、ギター握ってセブンスコード弾いて、ぜぜ、全然辛くも怖くもないしッ・・!とか言っちゃって、ギター弾いてれば世界は変えられるんだよ!って妄想に浸っちゃって、でもやっぱり不安でいっぱいで、いや今に見てろ上等だゴラァって開き直り、悪足掻く、・・そんなお話です。 サビだけで何回セブンスコード響いてんだよって話ですが、それくらいこのコードには魅せられるものがあると思えちゃうんですよね。 物語的な歌詞ですが、半分くらい僕の気持ちが入った曲です。
曲について。
使用ソフトですが、前回のGarageBandと違い、今回はLogic Proを使っています。 プラグイン周りの機能が豊富だとかそういった機能の追加が多いです。 GarageBand��わかりやすさが目を引く反面、機能に関しては突き詰めていくと足りなく感じていくので、真面目になるか飽きるかでLogic Proを買うか決めればいいというよくできた話になっています。
また、今回はBFD2というドラム音源を購入しています。 個人的な印象ですが、生ドラムだけはどうしても無料のものでは太刀打ちできないので、まず音源を買うときはドラムを買えばいいと思っています。 まあ主にロックを作るときの話なんですけど(かつ楽器がある程度弾ける場合)。 BFD2は数ある音源の中でも最も生音っぽさがあると思います。 ただ生音っぽすぎてDTMにはやや不向きかも・・・とも思います。 プリセットの音があんまうまく馴染まないんですよね。 しかしこれはあくまでBFD2での話です。 BFD3ではありません(後日)。 今回はBPMも高く、ドラムも手数が多くて大変そうです。 これでも叩けない譜面にはしていないはずですが・・・
リードについてですが、サビと間奏、それぞれオルガンとシンセに8bit音源を重ねたものを使っています。 このメロディ自体はギターで作ったものですが、ギターがそんなにうまくないのであんまりメリハリよく聞こえないかなと思ってシンセリードに任せました。
タイトルのとこでもちょろっと言いましたが、楽曲中のほとんどのコードがセブンスコードです。 まあ他の音が多いのであまりわかんないと思います。 左ギターだけ聞いてればなんとなくわかるかな・・・
曲全体としてとにかくあざとくかっこつけようとこだわりました。 うるさいだけかもしれない・・・ あと歌詞でCメロを最後に作ると言ったんですが、この曲地味にDメロまであるんだよなあ・・・ 曲の方はすんなりできるのに歌詞は位置関係が関係してくるので辻褄があわせづらいです。 あと全体を通してですが、ミックスダウンに変にこだわろうとしすぎて無駄に時間を費やした感がかなりありました。 まあいい勉強にはなるんですが、初心者にありがちな無駄に細かいディティールに拘りすぎて駄作も作れないという、本当よくある事象に陥っていました。 細々したこと言わず、とにかく完成させることが大事だと思います(前も言った気がする)。 もちろん趣味なんで締め切り云々の話は別にないですけど、ダラダラ作業していくうちに飽きちゃって、面白くなくなったというのは要領が悪いので・・・
あと、この曲はsync-loid:07というコンピレーションアルバムに収録されました。 Amazon他で買えます(お願いします)。
sync-loid:07- VARIOUS ARTISTS
無料で公開しているものをお金にするのは忍びないと思うので、Web版とは異なるアレンジで収録していただいています。
主にはベースとドラムのリアレンジ、リミックス。 当時の自分にはなかったノウハウを詰め込みました。 一般流通CDに自分の曲が入るの初めてだったので、本当にめちゃくちゃ興奮しました。 頒布会場で僕の曲がかかっていた時は天にも昇る思いでした。 いつまでも忘れないでいたい気持ちです。
動画について。
これめっちゃ書くことあります。
動画なんですが、初めてPVを作りました。 1年半かかりました(真顔)。 というのも紆余曲折あって今のPVに落ち着いたという経緯があるためです。
もともと、結構この曲に対する気合いがあったので、今回はPV作るぞー!と思って作りました。 で、最初に着手したのがアニメーションPVでした。 もちろん僕はイラストはずぶの素人なので何もかもが初めてですし、実力はお察しです。 でも、やる気さえあればキャラデして線画描いて着色してテクスチャかけて、差分数枚作ってアニメーション動画にしてしまうことってできちゃうもんですね。 ↓当時描いてた線画(めっちゃ恥ずかしい)
Tumblr media
こういうのを複数枚描いてやることで服とか髪がなびくだとか、歩くモーションになるだとかの表現を実現できます。 で、いろいろ思い浮かびつつあった構想をもとにコンテを切って動画を作っていってたんですが、大事なことに気がつきました。
イラスト描くのめっちゃしんどい(というかキリがない)。
素人には辛すぎた。 絵師さんの凄みが身に沁みて解った・・・ あと、イラストのクオリティが中途半端なのもあって動画に活かしきれないというのもすごい感じました。 当時はイラストが悪いしなあ、って感じだったけど今思えば動画編集のスキルももっといるなあと思う点。
ということでどうしようかと思ってたんですが、そのうち作りたいなあと考えていた"文字を組み合わせて一つの図形にする"っていう構想を今回で使ってしまおうと思い、今回のものを作りました。 イラストは素材の画像のみ。 でも字で図形を作っていくって結構めんどくさい話です。 そういう画像を作るのは簡単なんですけど、動画の中で実現するとなると順々に文字セットを出す必要があるので、それぞれ個別のオブジェクトとして扱い続けなければならない上に、文字の一文字一文字の座標とサイズを全部手で調整する必要がある鬼のような作業です。 何千回文字を調整したかもはや数えられない・・・ で、全部配置したらしたでソフトがめっちゃ重くなる問題。 まあ80個くらいのオブジェクト同時に処理するからね・・・ 配置を決めたら、歌詞の順に「モザイク→解除」のエフェクトにより出現させていき、それをカメラで追うという流れであの動画が出来ます。 まあカメラの動く座標も全部手打ちなんですけど(100箇所くらい?)。 大サビまでのうねうね動く部分はこんな感じでできています。
あと、今回波紋っぽいモーショングラフィックスを作りました(円がモワモワ〜って広がるやつ)。 簡単に説明すると円形の図形をブワ〜て拡大させる処理をいろんなスピードとサイズでいくつも重ねてやることであのような模様を再現しています。 こういうモーションは一度作ると使い回して使えるのが良いです。
他にもいろいろあるんですが、他の部分はだいたいエフェクトの知ってる・持ってる数がなせる技ですので省略します。 大事なこと言うの忘れてましたが、この動画で使ったフォントはヒラギノ明朝というものです。 Macの標準フォントとして用いられてるフォントで、非常に綺麗です。 文字動画なので尚更ですが、フォントは動画の見栄えをかなり左右するので、侮れないなあと思います。
そんなこんなで完成したPVです。 とにかくしんどい思いばかりした動画でしたが、完成した時の喜びもひとしお。 ただ、何度もやれるもんじゃないね・・・ 時間ができたらまた作りたいけどね、動画編集自体はかなり楽しいです。
最後に、この動画へのコメントについてだけ話します。 この動画いっぱいコメントつけてもらってますけど、わかる人が見たらわかると思うんですが、基本的に一人のユーザによって付けられているものです。 で、そういうのはまあよくニコニコ動画観る人にはわかっちゃうんで、もちろん僕は自分でそんなことはしないです(荒れるの怖い)。 でも、書いてる内容別に荒らしとかではないし、むしろすごい心の底から応援していただいてるのが目に見えてわかるので、僕としては嬉しい気持ちしかないです。 まあ「自演かよww」って炎上したら(すでにちょっと書かれてる)それはそれでマーケティングになればいいと思っています(最低)。 ですので気にしないでください。 いずれにせよ、このコメント数に見合った再生とマイリス登録を得られていない以上、精進するのみですなあ・・・頑張ります!
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bubbleawa · 9 years ago
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楽曲「ヒステリシス」について
VOCALOID投稿楽曲その1です。
【ニコニコ動画】【GUMI】ヒステリシス【オリジナル】
2012年に公開した処女作です。 当時はMacを買って約1年くらいだったと記憶していますが、こちらはそのMacに当時無料で付属していたGarageBandというソフトを使用して作りました。 このGarageBandがとてもよく、作曲始めたての自分にとてもよく合っており、それ以前はWindowsのSSWLiteを使っていたのですが即乗り換えました。 Macの性能が良かっただけかもしれませんが・・・
曲について。
本格的に作曲を始めたのが確か2011年くらいで、 それから1年ちょっとほど作曲を続けていたのですが、細かいラフや進行を作れるとこまでは到達したけれども"1曲"が完成しないという状況に長い間陥っていました。 しかし、ある時ふっと降りてきたサビのメロディに、なんとなく肉付けをしてみたらなんだか知らないうちに通しで完成した、というのがこの曲の始まりです。 ふっと降りてきたと言いましたが、具体的にはギターでちょっと録ってみたコード進行に鍵盤を叩いてみたら見つけたメロディ、って感じだったかな・・・ そして同じくコードに合わせてなんとなく弾いてみたギターのリフがいいなってなってそのまま���入。 なんか色々悩んでたのが馬鹿に思えてくるくらいあっさり出来た記憶があります。 ミックスについては特筆することはないので省略しますが、この曲に使ってるピコピコ音源はデジタルステッパーというものでして、ある設定した周期によって音色がランダムに変化するという、とても気まぐれな音源です。 これ完全に再現することはもう出来ませんww
具体的なところですが、ドラムは結構細かく作ってるなあと今でも結構感心します。 あと、めっちゃくちゃ細かいところなんですけど、サビの「例えば、御伽話」の御伽話の「と」の音階、スケールずらしてるんだなあって。 ちょっと不安感を煽る感じに聞こえるよう工夫したりしてて、この手法結構今でも手癖になっちゃってます。 こういうのって作曲者は最高だと思ってやってるんですが、うまくやんないとあんま伝わんないんで、難しい問題。 しかも必ずしも過半数の人にウケるわけでもないので。
でもいろいろ考えながら曲を肉付けしていくのは本当にワクワクします。 部屋の模様替えをするみたいに、「ああでもない、こうでもない」って言いながら自分好みの部屋にカスタマイズしていく感じ。 作曲経験ない人にもここのプロセスだけちょっとやってみてほしいくらい、クセになります。
歌詞について。
この頃はVOCALOIDのGUMIに歌ってもらうということ自体が初めてだったので、いかに女の子向けの歌詞にするかに固執していた気がします。 ということで安直に恋愛の話・・・ まあ実体験とかではないんですが、いろんな人のいろんな話を聞いてきた中で作った御伽話って感じです。 ざっとまとめると「好きになっちゃったけど多分成就しないよ、ほらやっぱり無理そう、ああだめだ、もう嫌、忘れたいよ・・・」っていう話。 実はこういうのってコード進行で楽しい曲か悲しい曲かほとんど決まってしまうので、"あの作曲家さん悲しい歌しか作らないな!"っていうのはそういうコード進行が好きなだけだったりします。 悲しい歌詞が好きなわけではなくて。 この曲の歌詞は気に入っているところもちょこちょこあります。 大サビで1サビの内容を引用してる感じとか、そのあとのフレーズも読みだけはほとんど一緒だったりとか。 わからないなりにいろいろ頑張って書いたなあと思います。
タイトルについて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒステリシス
ヒステリシス (Hysteresis) とは、ある系の状態が、現在加えられている力だけでなく、過去に加わった力に依存して変化すること。履歴効果とも呼ぶ。
何のこっちゃですが、もっと具体的には、
ヒステリシスとは、別な言い方をすると、「加える力を最初の状態のときと同じに戻しても、状態が完全には戻らないこと」を指す。
ということになってます。 当時電気系の勉強をしていた時に知ったものですが、要するに下の図のようにある2変数の関係などが、スタートとなっていた地点に戻ることができず、ループに入ってしまうという物理現象が現実世界では起こることがあるというものです。
Tumblr media
じゃあなんでこの現象をタイトルにしたかというと、もちろん電気の話がしたいわけではなく、"忘れたくても忘れられない"って感じで何も知らなかった頃に戻れないっていう点ではヒステリシスループと一緒なのでは、って思ったのがきっかけです。 それ以上でもそれ以下でもなく。 でも、結果的にまとまりのいい曲名になったんじゃないかと。 曲名ってやっぱり被らないこと大事だなあと思いますし(物理現象とむっちゃ被ってるけど)。
動画について。
動画は知る人ぞ知る無料ソフトAviUtlで作ってます。 当時いろいろあってランダムラスターという、文字を波々ってさせるエフェクトが流行っていたんで、流れに乗っています(まあカゲロウデイズが発表された翌年だったって話ですが)。 あと、右手前でくるくる飛んでる球体は実はテキストの「あ」を極座標変換してぐるっと円状に変形したものを組み合わせてるものだったりします。 あまり面白みのない動画なんですが、一番面白いのはこの動画を割とAviUtl触りたての時期に3日くらいで作り終えたことです(ほとんど寝なかった)。 というのもこれ投稿日が6/26でGUMIの誕生日だったんです。 ちんたら作りそうになってたんですけど、どうせならこの日にきちんと仕上げて公開しよう!って思って。 この"所定の締切に間に合うように仕上げることが大切(完璧を求めない)"というのがこの時の製作での一番の知見でした(しかし気付くのは3年後)。
イラストはPiaproでrocomocoさんにお借りしたものです。 Piaproはまさに僕のようなクリエイターの知り合いが少ない人間にはうってつけのサービスで、ユーザが"二次創作に使われることを前提として作品を公開している"ポータルサイトです。 絵は全く描けないんだけど動画にイラスト使いたい!って時はこのサイトでいいなと思う作品を探して、そのまますぐ使ってもいい(一部例外あり)という、心労の極めて少ないプロセスを辿ることができます。 このサイトには感謝しかない・・・ そこで僕がもうビッビビビビビビッッ!!!!ときたのがこの作品だったというわけです。かわいい・・・ イメージぴったりの素晴らしい作品でした。 本当にありがとうございました。
長くなりましたが、以上です。
やっぱり初めての作品ということもあって思い入れはかなりあります。 完成した時の達成感とか、投稿直後の緊張感とか(今でもなかなか慣れるものではないですが・・・)。
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bubbleawa · 9 years ago
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Tumblrのつかいみち
こんにちは。バブルと申します。
このサイトでは私がニコニコ動画などに投稿した楽曲についての話や告知、雑記などについてまとめていきたいと思います。
ニコニコ動画マイリスト: http://www.nicovideo.jp/mylist/32578087
YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCwHaS3sTRhqMh53CZOxh5Yw
どうぞよろしくお願いします。
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