冬野 無断転載禁止 Reproduction of images and photographs from within this site is prohibited. 日々の記録 https://nemurukoto.tumblr.com/ instagram @fuyunokago
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夏の緑
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今日、歩いた場所でツバメが気持ち良さそうに風にのって飛んでいた。
勝手にそう思うだけかもしれないけれど、勝手にそう思えるのも嬉しい。
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春の水
数年前の春にカルガモが二匹、春の野草の間を歩いているのを見た。
光が春で、その下を二匹が歩いているのは今も印象に残っている。
青系のインクで刷ったら水のようになった。
反省が多いけれど、糧にしていきたい。
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真夜中に草原で待ち合わせをする。
夜空にはちらちら燃える星。
かつて生きた人は収穫のために星を知り、
地上の生き物を空に浮かべた。
長い髪をみつあみにする指先で、
初夏に瞬く星を結ぶ。
朝にはほどけてしまうあなたの星座を
私は真夜中の瞳に記憶する。
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絵に文章をつけた本を作ってコミティアに出ようと思ったけれど、日々流れていってしまって難しく、またいつか。
サークル名のカネットはガーデンフェスティバルで見た、新品種の薔薇の名前から。


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詩と短歌の文藝誌「灑」の表紙と扉絵を描かせていただきました。
掲載される詩と短歌の原稿を頂いて、印刷したものを持って近くの自然公園で読んでいました。
読んでいると静けさを感じて、その事から絵を考えていきました。
表紙は作品が読んでいる人の元に届く、読書のイメージで描きました。
扉絵には巣で卵を守っているメジロを描きました。
原稿を読んでから自然公園の中を歩いていて、冬だったので落葉樹には葉がなく鳥の巣が丸見えになっていました。
葉に隠されている巣のイメージが浮かびました。
巣の絵を描く時には、去年、散歩している時に見つけたメジロの巣を描きました。
文学フリマで実物を受け取り、家に帰って絵を眺めていると自分で描いた絵なのに、自分の絵ではないようでした。
本に絵を使って貰える経験はとても嬉しくて、大切にしていきたい記憶です。
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めまぐるしく流れていってしまうから、ひとつひとつ大切に出来なくて寂しい。
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三島の古本屋で買った本に載っていた写真。
時間を越えて、目が合う。
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シジミチョウの翅、やっぱり美しい。
オオアマナも綺麗だなと思った。
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手を動かして、上手くいかなくても少しずつ進んでいると信じて。
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骨董市で買った子供の靴に、陶芸教室で作った馬を入れてみる。
眠っているよう。

机にライトが無くて、日が暮れてしまったから貼り付けるのは明日。
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