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深夜三時半、車の中は君とわたしと音楽と缶チューハイだけだった。助手席から見る君の横顔は特にかっこよくて、流れていたミスチルはなんだかロマンチックだった。すこしでもこの時間が続けばいいのにと思ったからわざと近道は教えなかった。また会えたらいいななんて思いながらこの曲を聴いてあの時間にタイムスリップする。
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沖縄料理屋で興味本位で頼んだ泡盛の味は苦手だった。気がつけばもう引き返せないところまできてた。わたしはそんな軽いおんなじゃないわよって言ってやりたかったけど、その時にはすでに耽溺していたのだと思う。肌と肌のあいだに1ミリの隙間もないことが自然で、逆に離れている事が不自然に思えてしまった。わたしを呼ぶ優しくて甘い声も大きくてごつごつした手もすべすべの肌も全部がわたしの心を芯から柔らかくしてくれた。たとえそれがにせものの愛だったとしてもじんわりと幸せが胸に染みていくくらい嬉しくて、つまりわたしはそのくらいずっとずっと淋しかった。
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純粋な気持ちが高まった結果が不純な行為に繋がってしまったとして、それを裁けるのは他でもなく神しかいない、人はただ生暖かい目で見守ればいいし、人生を背負い自分を蔑ろにしては決していけない、そうでなく自分が決意したのであれば、同じ墓場に入れば良い
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バンド仲間だったサキちゃんは絶対に目標を口にしない子だった。「目標を人に言っちゃうとその時点で脳が叶ったと錯覚して、きっとモチベーションが下がるから」 当時高校三年生だった私には意表をつかれたようなひとこと。ちゃらんぽらんな私と笑いのスイッチが同じでジブリと地学の先生が好きなサキちゃんは勉強熱心で、バンドを組んでから始めたベースはいつも澄ました顔で弾いていたけれど、きっと隠れてたくさん努力していたと思うし、そういうところが好きだった。そしてその子はちゃんと第一志望の大学に合格した。
今日新��な目標が出来た。受験勉強をずーっと一緒にやってた友達と、周りが就活して���る中どう行動するかお互いの目標を決めて宣言しあった。到底手に届かないくらい遠くて、だから手を伸ばそうともしなかった目標。だからこれは秘密にする。サキちゃん、いま元気なのかな
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“私が嫌いなもの ・ZARDの「負けないで」 ・辛という字に一本足したら幸になる ・神様は乗り越えられる試練しか与えない ・赤ちゃんは親を選んで生まれてくる ・居酒屋のトイレに貼ってる文章 ・ZARDの「涙の数だけ強くなれるよ〜」 ・あなたが死にたがった今日は誰かが生きたかった明日なんだよ”
— 黒髪メンヘラくそびっち / Twitter
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力を抜こうとすると涙が。泣くな泣くな泣くな泣くなかわいくないぞって心の中で自分を必死に励ます。今ごろ舌打ちしているであろう人へ。ごめんね!お前のせいだよバーカ!なーーんちゃって トイレの水を流す感覚でお前とのやりとりを削除。完了。そしてしもふりチューブを見る。
こういうとき、お笑い芸人を好きでよかったなと思う。私は無敵だっ
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私はあなたの運命の輪の一つかもしれない。あるいは、あなたがすべきことの扇動者。
山内マリコ「ここは退屈迎えに来て」
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あとでまたかけ直すねーって言われていつまでたっても電話しないのズルくない?君の事考えながら寝ないといけないじゃーん
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友達だった人の名字の看板に勝手に反応してしまう。みんなみんなこのバスの窓からの景色みたいに瞬く間に流れ去った人たちなのに
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−と−足しても−なら掛ける
この一年って今までと比べると、ほんとあっという間だった。今まで同学年だった周りの人と何か差をつけようと思ったけれど、結局何も変わらなかった。時間があればある程納得のいく答えが生まれるだろう、という傲慢な考えはもちろん通用しなかった。留学に行った友達が異国で経験値あげてる中私は何してた?その場凌ぎで仕上げたレポートをスライディング提出してたんでしょどうせ。ある時は夢に向かって必死に努力してた様子の友達を見ては嫉妬し、だからと言って行動する訳じゃなく指をくわえながらその子の話を聞いてた。今年には変わるんや!って���明けた瞬間意気込んでいた癖にほと��りもすっかり冷め、早2週間__。 ただ、全く本とは縁がなかった私が、無趣味だった私が、この一年読書にのめり続けた事は唯一の大収穫かもしれない。すごーく地味だけど決して無駄には出来ない1年でした。人間すぐに変わる事は難しいけれど本気でやる事に意味はあると思いました。おわり。
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