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共通点があると、まぁ場合にもよりますが、嬉しいよね。それはわたしもそう感じるのだけれど、無理やり共通しているかの様に話を合わせられると、冷めるものがある。お互いの嗜好を共有してこそ成り立つものに運命を感じたいので。
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期待なんて理想による妄想にしか過ぎないのに、そのまま足が踏み入れられなかった道に残されるのは、身勝手な失望感。そして、失望感による体系的な後悔。期待と期待が平行に逆を向いてしまうと、もう取り返しは付かない。君がわたしに「呆れた」と吐いたことに、わたしは心底呆れたよ。
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君が傍で息をしているだけで、私は無敵になれると思っていた。形相を変えた敵を、君を、見るまでは。あぁ私の嫌いな季節がまた。もう、何を失えと。どうか惨めだと嗤って下さい。私がわるかったのですから。
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憎らしい君を求めてしまう夜。なんて、そんなもの今日に限った話ではなくてね。君の中にどう記憶されているかも分からない私は、不可能な再会なんかを夢みているのよ。タイムスリップなんてひとつもしたいと思ったことがなかったのに、君のいた夜に、なんて思ってしまう。でも君には私のことを何もかも忘れていて欲しいし、いい人たちに囲まれてへらへら生きていて欲しい。もしまた逢えてしまった暁には、やはり君は私とは合わないのだと確信できるように。私の悔しさが報われるように。
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一度でも自分にとって良い経験をしてしまうと、味を忘れるのはなかなか難しい。十分に時間が経ってしまえばもはや思い込みのようなものなのだろうけど、新しい何かを与えられても、やっぱり過去を求めてしまう。まったく、厄介。
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知らない曲、知らない人、知らない味、知らない景色。知らないものばかりで溢れる世界。限りある時間の中で、私はどれだけ幸せを集めることができて、どれだけ嫌な思いをして、どれだけ救われるのだろうか。と、誰も知らないことを思想する夜。
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嘘つきは泥棒の始まり。嘘も方便。正直者が馬鹿を見る。裏の裏は表、なんて簡単には行かないこの世の中。声を抑えてこそ成り立つ関係ばかり。ところで、月はどれだけ満ち欠けを繰り返していても、地球にはずっと同じ顔しか見せてくれていないって知ってる?何億年経っても。じゃあ反対側はどうなっているのかと言うと、隕石がぶち当たりまくってボッコボコらしいよ。まぁ球体には表も裏も右も左も前も後もない訳だけど、人間は、どうだろう。3次元の空間を飛び交うベクトル。対立もあるし、運命的な出会いもあるし。当然ながら、別れもある。もしかしたら、球体なのかも知れない。それでも、人に見せられる輝かしい部分と、ボコボコの部分っていうのは、誰にでもあるものなんじゃないかなと思う。あの綺麗な月でさえあるんだからね。
但し、ベクトルの扱いが下手な人間に、月のような安定を期待してはいけない。
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