Text
表紙
も無事にできました!今回は生まれて初めてノベルティをつけられないかと企画しているので、同時入稿を頑張ります……!
ついでに今回、再びwebオンリーにも参加します。参加するあたりでまた情報を出すのでお待ちください。
0 notes
Text
本文
原稿がなんとか出来上がりました……!仕事が結構パツパツなので、個人的に最難関(毎度)の表紙を頑張れば、物自体はできそうです。問題はどこにいつ出すかなんですが……印刷所がなんとか出来上がり次第!なので見えていない状態です。ただ、イベントに参加するかはさておき、必ず出すので、もし楽しみにしている方がいらっしゃったらばご安心ください。夏のお供になりますよう、鋭意努力します!
0 notes
Text
Swing kids
経過報告、第一稿が無事にできました!書き下ろしが存外長めに書かないといけないので、どんなものを書こうかな〜とつらつら考えていたらば少し時間がかかってしまった……改稿作業と表紙もろもろ、まだやることが多いので気を引き締めて続けます。
仕事の方も半分ほど終わったので、大事な終盤折り返し戦に入りました。気が重いことも多かったため大分夜中に歯軋りしたり、胃が重くなったりしたけれども、終わりはやがて来るんだから頑張ろう……!
と、いう二つの出来事の合間に少しずつ「Swing kids」を観ていました。ダンスと音楽が楽しすぎて、しかしなぜ観なかったのかをすっかり忘れたまま半分まで来たところで、そういえばこれがハッピーエンドではないのを知って観なかったのだ……と思い出して冷や汗をかきました。
歳をとるにつれて、ハッピーエンドは全てではないことを理解しているものの、耐久力がある時にだけ観たいと思うほどに脆くなったので、観ない人生で終えるか相当に迷いましたが、この映画を観終えた人生になって良かったと思います。
画面の音はめの心地よさ、弾むような画面の切り返しや演出、朝鮮戦争でしか描けない三カ国(厳密には四カ国か)の人間関係が煮詰まったイデオロギーのやりとりは、ここで幸せになれても、この先幸せになれる保証なんてどこにもありやしなかったのに、もしかしたらと願いたくなるくらいに見応えがありました。
ダンスは身体言語として感情全てを曝け出すツールであり、言葉自体が通じなくとも一体感を出��てゆく過程は、誰が観ても良いな、と思えるものでしょう。タップダンスのレベルが凄まじく高いので、正直なところ舐めて観ていた己を恥じました。余談ですが、私はキーボードを叩く指圧が強いので、軽快に小説を書けている際の音をタップダンスが刻まれるように楽しんでいます。音が生み出される楽しさよ!
ダンスで繋がれるのならば、難しく考える必要なんてなかったはずなのに、でも本当は難しいことの方が現実であり、ままならないことの方が多いんだ。。。人はただ打開できなかった時よりも、一度乗り越えられた成功体験を得て、尚且つ希望を得た後の挫折の方が深く折り曲げられてしまうのかもしれない。
いいな、と思うシーンが多ければ多いだけに最後は切なくて、ある程度予想していた酷いものなんて浅いものだったんだと思い知らされたものの、いっぱいもらったこれしかないんだ、という事実の積み重ねで受け入れられた気はする……他の人のレビューで、「この映画がただのハッピーエンドであれば、こんなにも心に残ることはなかった」というコメントを見かけましたが、確かにハッピーじゃないからこそ鮮烈に味が残っているんだなと痛感しています。
色々考えることが多くて積極作なるのもつまらないため、言葉にするのはやめておきます。監督(脚本)を観たら『タチャ〜神の手』の監督で深く頷いてしまった〜〜タチャは原作漫画があるものの、この演出とテンポ感が最高にオシャレで覚悟が決まっていて、ついで残酷で良かったんですよね。完全オリジナルでフルコースを味わえた人生は、原稿ができてから最後の30分を観て正解でした。ありがとう。『映画』を観たという深い満足を抱区ことができました。
0 notes
Text
おそらく
一部の方にしか影響がなかったのでは?と思うのですが、HP全ページからgoogle fontの適用を外しました。構造上結構手間はかかったのですが、媒体によって見れたり見れなかったり、読み込みに時間がかかったりと、見やすさには程遠い状況にしか使えなかったためです。おしゃれデザインの道のりは遠い……
デザインという意味では、今流行しているブログ形式に変更することが一番なんだよな〜を二年ぶりくらいに思い、でも名前変換とか構造とか、め、面倒ください……!!が勝ったので、己の衰えで相当見づらくて無理!になるまではこのままです。
さて前回の日記から、オリジンズはやり込み要素があと少しというところまで進みました。やり抜いたら原稿をする余裕があるはず!今年から始まった新しい仕事が繁忙期で、あまり新しいことを考える精神的余裕がなく、全然原稿に手が回っていない。ストレスを感じると、寝ている最中歯を噛み締めてしまう癖が再発してしまい、なかなか悩ましい状況です。ゴールがあるから頑張りたい。
次は原稿の進捗をお話ししたい〜!近況報告でした。
0 notes
Text
ちまき
今年も求めるタイプのちまきに出会わず、それきりになりました。どこに行ったら出会えるんだ……それよりも年糕み隊な甘い餅米系のおやつが食べたくもある。せめてあんこ系のちまきよ、この世に溢れ出ておくれ!
と言うわけで、遅ればせながらの端午の節句と、いただいたリクエストを合わせての小説を書きました。
>昔の話(主福)
リクエストをいただいた、諭吉の「過去のやらかしがバレてしまう」お話です。自伝の諭吉、なかなかの悪だからね……端午の節句と併せてお楽しみください。
話の数がちょうど貯まったので、主福の再録本を作成したいと思います。書き下ろし一本つけた本は、合わせてちょっとしたものを用意できればな……などと企画しているので、来月頭くらいには確からしい情報を発表できる方向で頑張りますね。それからライドウをやるんだ……!
0 notes
Text
GW
今年は何かしよう!を最初に企画し、あれこれ全部やり抜いたのでなんだかだいぶ充実と疲労で、気づいたらもう最終日です。ああ、休みってなんだったっけ……
そんなことはさておき、オリジンズもひと段落(蜀ルートは終わり、呉IFを走っている)したので新作です。オリジンズは純粋にアクションゲームとして楽しんでいるよ!
>枝を惜しむ(主福)
ちょっと短い……!なんとなく続いている主福のお話で、単品でも読めます。御前試合の後、隠し刀が諭吉に髪を整えてもらうお話です。諭吉の断髪式に立ち会いたかった……!服の変更とかあれこれ、もう少し楽しめるところは多かったんじゃないのかな、を何度もスルメのように齧って思ってしまう。私は完全洋装バージョンも完全和装バージョンも観たかったよ!
0 notes
Text
食べること
なんだか時間、時間がない……!!!ライドウまでにオリジンズをやらな……switch2!?何とか抽選に応募したものの、では一体何をやろうっていうのか いや ライドウをやりたかったんですけど〜〜〜となりながら皮算用をやめて、詰め込みまくった間になんとか!しよう!!と腹を括ったので今週分です。
>探り合い(主福)
勝邸で、お互いを素知らぬ顔で観察しながら仲良く腹ごしらえをするお話です。食事は同じ空間、時間を共有し、同じように食べるという動作をするものでありながら、一見同じであるだけでそれぞれバラバラに何か思っている、そんな当たり前に思いを馳せるのが好きです。今回は勝・龍馬・諭吉・隠し刀の四人の食事風景を形にしました。実際のところ、他のキャラも……書きたいし、見たいよ!と、いつも思っています。
これにて一旦お休みし、三國無双オリジンズをやるぞ〜〜〜ライドウまでに終わるかな……難しそう……目標としては、一個終わったら2本小説を書くことです。小説を書くと何が起こる?本が多分できる。
1 note
·
View note
Text
花見
座ってじっと何かを見ることがあまり得意ではないので、未だお花見の醍醐味はどこにあるのかと思いますが、花見をしている人々のなんとも幸せそうな様子を眺めて回るのは好きです。風景全体に漂う春の空気感を花と呼ぶならば、それもまた花見なのかなと考えられるのでしょうか?
>春待顔(主福)
と、いうわけでお花見回です。作中では花見の時期は過ぎてしまっているため、花見の時期を過ぎてしまったことに気づき、悔しむ隠し刀が、諭吉と勝とおやつの時間を楽しむお話となっています。前回は重めだったので、今回はさっくり読めるお話です。
0 notes
Text
回収
長らく資料回収をサボっていたので、必死にローニン二人目のクリアを進めています。PS5の容量が圧迫されて大変なことになっている……それもこれも振り返れないし資料集にもないからいけないんだ(八つ当たり)
そんな振り返れないシーンで忘れられないものの一つ、江戸吉原での諭吉との再会に無事辿り着けましたので、うんうん悩みながら小説を書きました。
>答え(主福)
数年間の別離を経て、江戸で再会する隠し刀と諭吉。以前の自分とは異なってしまった互いが、戸惑いながらもう一度一緒に前を向くお話です。
許されないことをしてしまった人が沈んだ後にどうなるか、を考えた時に、この二人だったらどんな将来を選ぶんだろうかを考え出すまで随分時間がかかってしまいました。久しぶりに人に会う時に感じるもどかしさやそわそわした感覚に近いのかな、と手繰り寄せながら書くのも久々で、色々と思う話でもあります。彼らだからこその答えを楽しんでいただけることを願います。
話は打って変わって、ら、ライドウ急にリマスターを出してくれるなんてありがとう……???アトラスはいつも飛び道具のように私を撃ち抜くから困る。だがオリジンズもやりたいし、解体センターもあれば他にもあるんだねえ〜〜〜〜〜それまでに江戸で書きたかったな、と思っていたネタとローニンの二人目をジリジリ進めていきたいと思います。頑張ろう やりたいことが多すぎる……
0 notes
Text
形になるもの
別にしなくても良いけれども、形にしたいものや、形にすることが選べるならもっと自由かもしれないな、となんとなく思うことがあります。贈り物って難しいですね……手土産一つも悩むので、悩まずにスッと閃いたときに最高に心がキラキラします。会心の選択をしたい〜!!
>心尽くし(主福)
さて、ヴァレンタイン同様にちょっと遅れてのホワイトデーです。覚悟を決めたら何が出てくるかな、を考えながら春コミに出かけたりなんだりし、どうにか形になりました。
本に書下ろしで書いていた現パロ時空ですが、アシスタント×大学教授という前提だけわかっていれば無問題!単品で読めます。ホワイト・デーに贈る『覚悟』のお話です。
前作を読んだ方がより楽しめるかも?と思うので、一応前作はこちら。
>熱くて甘い(主福)
次はちょっと資料を手に入れるために二人目を進めてからになりそうです。次に諭吉に会うくらいまでしか進んでいない、そう、一回上書きしたりしちゃったし……悲しすぎる……チャキチャキ頑張ります!
0 notes
Text
歴程
振り返ると、意外とやれたなと思うことがちらほらあると、ちょっと得した気分になります。
今回は、やるぞ!と意気込んでいたものをきっちり終わらせることが、意外にも早くできたので嬉しい〜〜〜物忘れが激しくなったり、集中力が低下したり(例年通り今年も花粉が辛くなってきました)もしたけれども、負けなかった。偉い。
フリーダムウォーズは流石に10年前よりも上達していたので、同じく、そして以前から既に猛者だった友人たちと遊んでクリアしました。楽しいけれどもこのゲーム、本当にストーリーが完結してないからどうなってるんだろうな……これを完結していると言い切れる自信が欲しい。信じがたい!!!戦闘システムはめざましくて良いのにね……あと、昔と変わらず処理落ちをするのは一体なんなのか……世界観がディストピアであるために、グラフィックが���化した今でも気にならないというのはお得ですね(?)。
からの、メタファー2周目。やろうかどうしようかな、でもやるからにはやりたいな〜と思い立ってぎゅっとやってきました。五十時間でやり抜けたので、1周目の半分だと思えばまあまあ良い結果なのでは(流石に観たいイベント以外はスキップしました)……結構勘違いしていたものや、できなかった細かいイベントを回収できて良かったです。そして、2周目であっても尚良いものは良いと噛み締められたのは、幸せなことなんだろうなと思います。
気持ちを切り替えたら、ちょっとまた小説を書いて、それからオリジンズに入るぞ〜!都市伝説も買ったけど、ま、まあそれはまた今度で……
1 note
·
View note
Text
チョコレート
年々食べられる量が減ってきているので、あれもこれも美味しそうで買ったりもするのに消費が全然進みません。とはいえ、滅多に出会えないお菓子に出会えるのはいい機会ですね。
と、VDを満喫したあたりで小さなお話をお届けします。
>熱くて甘い(主福)
本に書下ろしで書いていた現パロ時空ですが、アシスタント×大学教授という前提だけわかっていれば無問題!単品で読める、抜け目ない男と可愛い男、そして美味しいおやつのお話です。
しょくらあと、作中に出てくるんだから公式でコラボをすればいいのに……個人的にコラボグッズがあまり上手ではない印象があるのですが、どうなんでしょう(?)そうでなくてもそもそもグッズ、ないからな……DLCが決算時に発表されたらいいなあ、と願ってやみません。
とはいえ今は絶賛市民になるべくフリーダム・ウォーズを遊んでいるので、遊ぶものはだいぶ先!ですね。オリジンズもやりたい……やりたいことが多いけどそろそろ書かないといけない予感もあるので悩ましい。メタファーの2周目だってしたければ旅行もしたい、今年も全面的に頑張っていきます。
0 notes
Text
君が示すもの
メタファー、とうとうクリアしました!裏ボスに挑みたいので二周目確定になり、一個別ゲーを挟んだらやりたい……と思う通り、百時間たっぷり使って楽しみ切る、良いゲームでした。
当初二十時間くらいは、「普通だな……???」だったんですが、だいぶ肩慣らしされた中盤以降からが一挙に面白くなってゆくので報われた心地です。
何を見ても何かを思い出す、とはヘミングウェイですが、本ゲームは何を見てもアトラスという会社が生み出した一連のゲームを思い起こさせ、同時に『メタファー(暗喩)』というゲームの本質に思いを馳せさせる作品です。アトラス〜〜〜35周年、おめでとう!!!
*以下は感想です。ネタバレ部分は最後の予告後に書いています。
世界観は世界樹とペルソナの融合、価値観はメガテンシリーズ、キャラクターたちもひょっとしてルーツは過去作品の??と思いを馳せさせてくれるので、終始ワクワクしていました。
と、同時に少し不安もありました。そもそも『Metaphor』(暗喩/隠喩)がタイトルに冠されている時点で、表面的に物語をなぞるものではないことが示されています。隠喩ありきの物語とは、独立した物語になり得るのか?
表面的な暗喩をなぞれば、現代社会が抱える問題点(富の集中、差別、腐敗などなど)を描いた御伽話に見えます。当初は「そうだね、よくあるね……」という王道ファンタジーをただ歩んでゆくものでした。呪われた王子様を救い、王様にし、王国を救う!やるだけ不安になってくるじゃないか……!
しかも冒頭部分はトンチキシュールコメディと、グロテスクブラックジョークのオンパレードなのでひょっとして社会風刺なのか?という不安も滲み出てきた。どういうことなんだ?街の作り込みが良い、戦闘システムも良い、音楽も良ければビジュアルも良い、だがここに物語はあるんだろうか?
隠喩としては、例えば
・王様になるためには、『国民が一番支持した人間』というランキングをのしあがる必要がある=民主政治の善��
・他宗教の排除と権力掌握を狙う一神教vs.力こそ全ての思考=メガテンEDのロウvs.カオス
・ニンゲンなどの造形=ヒエロニムス・ボスの宗教絵画
・主人公が持っている本の幻想小説世界=プレイヤーの現実世界
などが顕著に押し出されていて、アトラス節だな……を感じてはいました。
ゲームの当初、主人公は何者でもなく、ただミッションをこなすことだけが目的の人間で、与えられたミッション含めた行動の全てが他者によって定められています。ゴールさえも明確で、ここまでおさだまりで良いのか!?と危ぶまれたのですが……
主人公が『自分の物語を進めてゆく主人公』になったことで全てが変わりました。
どうして他人の夢を叶えるのか、必死にならなければならないのか、一緒にいる仲間たちと虚妄を抱くことに意味はあるのか、ずっと不安のタネになっていたことを自分で解決できるようになる、だけでなくその理由もこれまでの伏線も全てが繋がります。
このゲーム、やってて良かったな、最初のポイントでした。長い。ここまでくるのが個人的には長い。でも良かったし、当たり前のようですが仲良くなるキャラはどれも良し悪しあって味わい深い。(意地悪を言えば善性が強いので心配ではある)
背景が違う”個人”が手と手を取り合って”集団”として、より良い希望を掲げて叶えてゆこう、理想郷を追い求めていこう、というスローガンは薄っぺらく聞こえがちであるところを、仲間たちとコミュニケーションを深めてゆくことで実感を持たせていくところも良い。旅ってこういうものであってほしい。知らないものを知って、一緒に楽しんで、驚いて、怖いことを乗り越えて冒険して欲しい。それを主体的に楽しめるようになった瞬間、このゲームの世界はぐんと広がります。
ずっと隠喩されるものの影ばかり追いかけてきて、物語そのものが見えなくなりかけた頃、物語の方から顔を出してくる。そんな構造が好きでした。このゲームやってて良かったな、それを最後の最後まで噛み締めてゆけます。そして幻想を超えてゆくとは何か、が身に染みる。いい作品でした。
以下はネタバレありの感想です。
***ネタバレ有りの感想
エトルリア!!!!!!失われた古代王国〜〜〜含めて各地のモチーフに現実世界がちらついているのが好き。世界樹の迷宮シリーズをずっと遊んできたので、凱旋車含めてめちゃくちゃ嬉しくてテンションが上がりました。ありがとう……主人公の最初の友達が妖精になりがちなメガテンを踏襲してくれたのも嬉しい。
各人が己と向き合って能力を引き出す瞬間、ちょっとだけモーションがダサいな……と思わないでもないですが、ベタでいいじゃないか!というかっこよさがある。キャラクター造形がまた良いんだ……。
キャラクターといえば、造形と人間性で一番好きなのはバジリオですが、最後にトドメを刺したのはモアでした。もう疲れ切った大人であることと、小説を書いているせいで妙に共感する部分が辛い〜〜し、最後の方の畳み掛けは胸熱ですよ……ここまで一緒に頑張ってきて良かった。ガリカと同じくらい長く一緒にいて、思想としてはそれより前からずっと一緒にいたのだから、繋がりが重たいのも当然なんだ……途中からモアの正体について考察していたこともあり、ドンピシャだったので泣きました。好きだ……ハイヒールなのも良い。顔が歪んだ絶望からの救ってゆく過程にカタルシスがあるよ〜〜〜ありがとう。
メタファーは、ゲームのために用意された物語であり、物語世界の中の物語でもあります。プレイヤーが遊ばなければ始まらず、終わることもできない”物語”という”幻想”に如何に存在意義を、重みを持たせられるのかという挑戦を最後に感じることもできたのは幸せでした。
そして、このゲームはエンディングを迎えた時点が本当の世界の始まりになり、進んでゆく様を見られたという意味でも稀有な体験で��しかったです。本当に主人公で、生きているんだ!綺麗事でなくやっていこうという世界を見られるのは、明日の自分にも希望を持てるようで心が暖かくなりました。良かったな〜〜服が可愛いから二周目にも着せてくれないかね……
***以下は不満というか、勿体無い気持ち
アトラスは王道が好きなのかな、というのは薄々感じ取っているからわかる、わかるけれども主人公に対する『悪』のあり方の薄っぺらさが今回はもったいなく感じられました。
過去作品では、主人公に対しての掘り下げはここまでなく、物語の中ではこの人でなければ、がちょっと弱いと思うことの方が多かったように思います。それを踏み込み、さらには周辺の仲間たちまで社会的な問題を孕んだ”生き方”を深掘りされて肉付けされたことで重厚感が生まれました。ゲームという枠を超えた世界が生き生きとして感じられて、こういう話もできるんだな、と嬉しかったです。
一方で悪役というか、主人公が乗り越えるべき相手は『権力を持っている』『実力を持っている』『他者を虐げる、希望を失わせる思想がある』などの条件を持っているだけで、あまり深く掘り下げがされません。フォーデン猊下はテンプレだけれどもきちんと悪役ムーブができていたからよしとして、ルイは終始”強い”オーラだけで終わった感が、弱い!!勿体無いよ!!!
強い思いを抱いていることは訴えられても、妙に薄っぺらい。ついていった部下も完璧に理想を把握していることはなく、ゾルバ一人に集約されたのも弱い。どうせなら国の一部にニンゲン牧場を作って試験的に運用するくらいの地道さが欲しかった。王笏という究極魔具を手に入れるためだけに他者を取り込んできたわけなのだけれども、ついていく人をどこまで本気で取り込もうとしたのか、魅力を惹きつけてきたのかが実感できません。
悪役の描写に力を入れすぎると、倒すことに罪悪感を抱いたり、別の感情を抱かせるので忌避しがちですが、ここまで主人公サイドを濃く深く掘り下げてるんだから釣り合いが取れない。直接的な接触ができないのであれば周辺の人間との接触で間接的に描くでもよし、この際モアの世界で本を通じて出会っても良かったんじゃないのか?惜しいよ……でもベタな悪役に深い理由をあんまり持たせたくないならば仕方がないのだ。実力主義者の女性幹部や他種族ももうちょっと欲しかったな(要求が尽きない)
理想を絶望に変え、諦めの形で引きこもったのがモアならば、全てを白紙に変えようと心に決めたのがルイという分岐点、もう少したどりたかったよ〜〜〜!!
それと、この国は連合王国であって”外国”が存在するんですが、そこのところは結局どうなったんじゃろうか。冒頭部分でサラッと流されたけれども、あんまり書き込んでも……になったんだろうなとは思う。一方で、世界の在り方が一国だけで決まったらまずいのでは?と思うんだな……いつもトーキョーで決まる世界でしたね……世界観が結構しっかりしてるので、ふわ��わしてるところがかえって目立っているのかもしれない。でも好きだよ、この世界。特産品も人のノリも特色があって良いんだ。
それと、なんでニンゲンの描写がボスの絵画モチーフなのかがわからない。アクマだと過去作品モロ出しだからというのはわかる、が、ピンポイントじゃなくても良かったのだし、意味があって欲しかった……どこかに意味が出ていたら、誰かこっそり教えてください。
特に続編などはなくて良いものの、世界樹の王国のように、こうしたファンタジー路線でのペルソナじみたシステムの作品はまた出て欲しい。遊んで良かった……
0 notes
Text
HPB
個人の誕生日祝いとかイベントものとか、乗ると毎年きつい……という理由でやや避けがちですが、今しか書けないものもあるなと考えて書きました。
>ハレノヒ(主福)
なんとなく続いている主福のお話で、単品でも読めます。前作を読んでいると、状況がわかりやすいのでより楽しめるかもしれません。
会えなくなってしまった隠し刀が、遠くにいる諭吉の誕生日をお祝いする短いお話です。ハッピーバースデーだよ、諭吉!
0 notes
Text
11
年あったら、どれくらい人は成長するんだろう……?大人になったらそんなにないだろうと思っていたんですが、単に11年前は今よりも愚かで恥ずかしいことが多かったなあと感じるので、少しはマシな方向に成長したと言えそうです。
11!そう、それはフリーダムウォーズが発売されてから経った時間!SNSをろくに理解してなかったことも含めて恥の多い歴史のスタートだった……今は古漬けみたいな人間になった気がします。Switch版を触った限り、カメラ〜は相変わらず悪いな……当時としてかなり綺麗だったグラフィックは今でも遜色ない(少し改良されたはず)、そういえばまるっきり忘れてた設定が多々あった(ストーリーで回収されなかった)なあと走馬灯のように記憶と現在が入り混じり、なんだか昔のままでは!?という感想を抱きつつある……どうだろう……
予定通り並走しているメタファーは、王道すぎるのでもしかしてこれは世界樹+ペルソナなのか!?と疑いつつ進めてます。トンチキが多くて苦しむ隙がない……シリアスにしたいのか、おちゃらけたいのかどっちかにしてほしいと思い始めてるけれども、中盤に差し掛かってきたからそろそろ変わるかもしれない!という希望を抱き続けています。
今年はしばらく遊び、資料を集めてそれから書く!というつもりでいるので、初書きは企画ものになりました。
>夢浮橋(主笠、笠→主の片想い)
フォロワーとの推しCP交換会で贈ったものです。人生一度は書いてみたかった投扇興ネタ、二人が遊びながら心の駆け引きをするお話です。poipikuのみの投稿にするのでここに書きますが、読んだ後にご興味がある方は
・投扇興での「夢浮橋」の点数 ・山吹の花言葉 を調べてみてください。
0 notes
Text
2024
も、今日でおしまい!なんということのない日の切り替わりは、今年もなんだかちょっぴり意味ありげに感じられます。本当はもっといい気分で過ごす予定が、色々めちゃくちゃになったのでなんというか……さてこんなどうでも良い話は棚に上げて。
珍しくやってみよう!今年の振り返り!
1月 傭泥新刊の原稿作成 2月 家の改装に伴う引っ越し作業諸々 3月 リッパ―本の原稿作成、創作小説を書く 4月 新刊最終準備、韓国旅行 5月 イベント参加、傭泥小説を書く、ローニンプレイ開始、末日に主福に走る 6月 主福小説七本、傭泥小説一本を書く 7月 再録本製作、主福小説六本、ローニン小説四本を書く 8月 主福小説五本、創作小説一本を書く 9月 主福小説を四本書く 10月 主福小説を五本書く、香港旅行 11月 再録本2冊目製作、ローニン小説二本、イベント用主福小説二本を書く 12月 イベント参加、主福小説三本を書く、シンガポール旅行
大体良いペースで小説は書けていたし、目標の海外旅行とリングフィットの目標は果たしたので、良かったんじゃないか……?唯一の懸念点が、『設定を継続する』という形で連作にしたせいか、軒並み短めの小説になっているところであるものの、性質上そんなものかもしれません。
主福小説、やりたいなと春から思っていたところまで半年かけてたどり着いたのは我ながら達成感がありますね。次回作のプロットは概ねできているので、ゲーム休暇を挟んでまた書いていく予定です。
ゲーム、は風花雪月のやり込みを最終的に放棄してしまったのは悔しい……ヒューベルトの親愛イベントは見るべきなのでは!?流石に四周するのはしんどいなあと今更のように痛感しました。やるものが多すぎる!
インディーゲームもちょこちょこやり、ゲーム自体に対する考えの間口が広くなったように思います。良いゲームを作るって、作品を作るってやっぱり大変だしその価値があるんだね。。。当たり前のように享受していたことを贅沢に感じました。(平凡な物言いにも程がある)
さて読書。積読を三十冊ほどキープしつつ読んだのは〜〜漫画以外で140冊!思ったよりも少ない……もっと読んだつもりだったのに!?参考用の古いものを読んだのが多かったのか、それとも去年よりNETFLIXを観る量が増えたからなのか、多分どちらもでしょうか。来年はもう少し実り多くしたいですね。
今年一年、自分の作品を読み、そして願わくば楽しんでいただけてとても嬉しかったです。過去のものはまだまだ手直しを進めつつ、来年も新しい作品と共に楽しい時間を増やす一助となれば幸いです。
ありがとうございました!
0 notes
Text
Merry!!
X'mas!!!!一体いつをクリスマスとして作品をアップすれば良いのか、毎年迷っているような気がしますが、正月はいつまで続くのか問題と同じで悩みは終わりそうにありません。(個人的には十五日までだと思っています)
さて、ローニンを遊んで初めて主福を書いて以来、だんだんと書きたいな、ここまで行きたいな、と思っていたクリスマスが到来しました。
>岐路(主福)
横浜でクリスマスを楽しみ、互いに大切なことを伝え合う二人のお話です。フランス式のクリスマスパーティとブリュネ殿も出てきます!
クリスマス、それは大切な人と過ごす日。欧米では日本の正月よろしく、家族親戚友人が集って想いを交わすシーズンです。幕末期にクリスマスを祝ったのは、隠れキリシタンを除いては(こちらは厳粛な宗教儀式としてでしょう)異人が過ごすことのできた出島、ないしは横浜だけだったのではないかと思います。 当時の記録を読むと、横浜の外国人居留地では華々しく各所でクリスマスを祝ったようで、日本人たちはこれまで馴染んできた日本のお祭りとは違う、異国情緒を楽しんだのではないかと想像されます。
今年の横浜は山手の異人館たちでは、世界のクリスマスをテーマにそれぞれ飾り付けや展示を楽しめるようです。横浜は今でもクリスマスマーケット含めて賑やかで、主福の二人が過ごしたものとはやや異なるかもしれませんが、良かったらば出かけて楽しんでいただきたいです。
秋を引き延ばし、じわじわと冬を描いてきた、それこそなんとなく続いている主福ですが、無事に目標地点に到達することができました。本当にできるのかと弱きになることもありましたが、読んでくださる皆さんに元気をもらいつつ、作品を出すことができて良かったです。ありがとうございます。そしてどうかこの作品を楽しんでいただけますように……良いクリスマスを、良いお年をお過ごしください。
今作を最後に、今年の更新は終了します。親族サービスを頑張った暁にメタファーと2周目の資料収集ローニンを進めて……何かうまいこと新年にお出ししたい……!!
0 notes