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緜梓帖
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めんしょんがいろいろつぶやく
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menci-cho · 2 years ago
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有給消化し+で休業に入っている。
ものの、別にいきなり回復するわけではない!
わたしはどうやら無力感で燃え尽きたらしい、というところまで分かったのでその分前進している。身体症状も引いてきた。微熱と胃痛はなくなったが間も無く生理痛に腹パンされてノックアウト。判断力とコミュニケーション力はバイバイしたまま。
ちょっと頑張って人に会っては体力を尽かして無になるをくり返している。すこし自炊と洗濯できるところまでは回復��た。
ただ就業意欲がぜんぜん元通りにならね〜!なので暴れている。バイトでも5年間は「働かせていただきます!仕事楽しい!」というマインド保て��いたので、早く通常運行したい。1ヶ月だらだらしたらなんとかなるのか。それとも今後10年ぐらいはもう戻らないのか。
今の仕事内容に絶望したわけじゃないけど、もっとわかりやすい仕事に就いた方がいいのかな、とも感じる。それでもまだ圧倒的に福利厚生と給料と社風で足りているので、動くには至っていない。
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menci-cho · 3 years ago
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月曜日発熱し実家に(咳はないため許された)
議事録はやはり、就業時間内に全て書けず(ていうか火曜日は4枠あったので、さすがに……無理かも……)
議事録しかやることないの明らかに上司の采配の不備だろう。
上司はいい感じにムカついてきて、あなたの指摘そっくりそのまま返しましょうか?と思ったりして。絶対この人P活で”大人なしの人やめてください。清潔感には気を遣っています”て書くタイプだwて思って溜飲を下げかけてるけど、別にスッキリしないのでなんとも……
力を振り絞りスペ申し込みした。プラスマイナスに拘らず、私を動かすエンジンは一つでも多い方がいい。一歩でも多く歩ければ多分勝ちなので。
こんなに「てめぇは一回休みだ」って言われてる感じの期間もないけれど、それは言葉遊びです。
そういえば大学生の時こんな状態になって、物欲もやる気もさっぱりで授業行ったり行かなかったりの時があった。その時はもっと漠然とした社会への絶望感で、でも本格的なうつにならなかったのはバイトが私の思考時間を奪ったし、そのうち本当に打ち込めることができたからだ。と思って、そこに持って行きたいと思っている。
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menci-cho · 3 years ago
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少しだけ良くなってきたような気がする。
バレエに行くことができた。仕事のできない私とは無関係のため、楽しい。運動は健康になる。
悲しき熱帯を少し読み始めるなどした。本来は憂鬱な、といった意味の言葉を「悲しき」と訳すにあたって、「甘美ですらある」と評していたのは良かった。
やらなくてはいけないことは、少しずつだけど消化できている。
録音して議事録書き起こしていたが、こっちのが断然勉強になるじゃんと気づいた。というか、本来はこのくらい疑問を持ちながら書くべきだということに。折角もぎ取った有難い時間のため、しっかり勉強して自分の力にしようと思う。
それはそれとし、明日からの生活どんな感じにするかさっぱりイメージつかめていない。
オフィスに行きたいのだけどパワー不足になり行けないかもしれない。ご飯どうしよう。パスタ買わなくては。買ったところで作れない感ある。実家帰りたい。こんなに実家帰りたいの初めてだ。
明日完全復活は厳しいかも。今週どうなるのだろうって気持ち。
外出するのに持ち物まとまんなそうですでに危機である。
資格試験受けますって言って仕事減らしてもらったため(仕事らしい仕事してないけどな)、受けなければならないのだけど、とてもそんな余剰のエネルギーがあるとは思えない。
イベントのスペ申し込みが火曜日にまた迫っており、開催されるころには漠然と元気になっていたいと思うものの、やはり見通しが立たない。
そもそも私が明日何時に起きるのかすら、良くわかっていない。今まで立てられていたスケジュールが立たなくなる。
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menci-cho · 3 years ago
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そんな感じで、最初はもっと絶望感が強く、動けなくなってしまい、風呂に入れず、料理はできず、リップクリームすら塗れず、不規則に寝たり、起きたり、とりあえず会議につなぐが録音して寝る、、、みたいな最底辺生活をしていた。
リップクリーム見つけられずに(発見しました)また泣きそうになった 
自慢じゃないが私の周りにはうつをやっていた人間が数人いるので、多少メンタルやばい時の対処(…までは分からないが、とにかく本当にやばくなる前に全力で引き返せという心構え)は知っていて。多少荒っぽい手段を自分は選べる、と思えていることが、すこし安心材料になっている。
料理できなくて惣菜パンばっかり買ってたから顔の治安が悪いし、そもそも人と会っていないので表情筋が自分の仕事忘れてますけどね。化粧もできませんけどね。眉描けないの何事?
逆説的に、今まで質素でも自炊してたの偉すぎ!?という気づきは得た。
多少落ち着いてきた感覚はあるものの、今気の向かない(しんどい)コミュニケーションするまで元気になれないな、と言う状態。
今日はちょうど良いタイミングでおかんと約束していたのでそれに行くのだけど(これがなければ私は風呂に入れなかった)、明日のバレエレッスンまでにはさらに少し、らくな状態になれてればいいな、って気持ち。運動はすっきりするものだから、今はできれば行きたくないよ消耗するよの気持ちだけど(こちらも当然ド素人なので楽々とは行かない)、ピアノの音だけでも聴きたい。
月曜からまた出勤なのどうしてやろうかという気持ちになる。人のしんどいとどう違うのだろう、って気持ちになる。もっと客観的にストレス指数大きい同期がいるからなんとも、、、
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menci-cho · 3 years ago
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統合されていない
仕事でキャパオーバーになったのと、SOSの出し方わからなかったため、一機無駄にした。3回休みをしている。
管理されていないので(そもそもきちんと管理されていればこんな壊れ方はしなかった)ちょっと就労拒否しても即BANされないのが命拾いしたかもしれないのだけど、働けてないの多分バレてるからね……
キャパオーバーとか言ってるけど問題の本質そこじゃないだろとキレ直している。(残業代出るし、もし出なくてもまあまあ減私奉公しがちのタイプだ)もともと残業ウェルカムの精神だし、たくさん仕事して強くなる!って基本方針だから、それ自体はむしろぜんぜんよくて
「お前は本当に然るべきトレーニングを受けて強くなれているのか??」という点で胸パンチされ窒息している。
生き急ぎだろ、と一蹴しておしまいかもしれない。どうせ今年の夏とか多忙できりきりまいになっているんだろうし。その時にこれはどうしましょう!?大変です!笑 と言える人間がいれば勝ちってことで、、、
それはそれなんだけどもうぜんぜん頑張れなくてですね、議事録2日分溜めてるんだけど、どこにも提出しないしなんの責任もなくてですね、むしろ添削の手間かけさせるだけで、もうこれやる意味ある!?って気分、、、
書くだけで全く強くなれてないよね、、、
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menci-cho · 3 years ago
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なぜわたしはAcantheと和解できないのか
もやもやとした気持ちが消化できず、6月になった。女学院パロは結局書けていないしエルミタージュストも読めていないままである。
①やっぱりあの曲と似てるんじゃなかろうか……という疑念と、
②私の思うValkyrieらしさ、とは前述したように斎宮宗らしさですが、それにそぐわぬ……ぎぎ……となんとも言えない気持ちになって、積極的に聴けないままである。
制作陣が腐ってようとそれは別にいいんですよ、プライベー���でやってんだからさ。むしろ同人誌出してるからって仕事でいちゃもんつけられたらキレません?関係ねーだろうがって私は思ってしまい、怒りネキとも十分にイライラポイントを共有できないまま腹を下している。
○○に似てる!はそれ自体は問題じゃないと思うのよ……。ムンラはハロプロ系列のコレみたい~!って盛り上がったこともあったしね。
個人的に、EdenのAMは某EXCITEと使ってる音がすっごい似てない!?と思っている。それに大して私は少しびっくりしたけれど、嫌な感情は持っていない。そういう感じで。
よくないな、と思ったのは、元になったのでは?と疑念を持たれている曲に、それを用いる文脈や理由があまり感じられなかったことです。
実際、服も、絵も、わりと何でも、文化は模倣を繰り返してできているわけで……広い意味でゼロから=インプットなしで作り出せる人間はいないので。
ほんで○○風、とか、こういう雰囲気を出したいからこの要素を引いてくる!っていうのはやり方として効果的なことだと思う。
非公式でも本歌取りとかオマージュとか、何か既にある作品を引用することに肯定的な一面は絶対あるし。そもそもValkyrieは直接アリプロ風を刻まれている訳だし……
でも今回の曲、例えば、既存曲Aがあるとしたら、それの主題に重ねる、或いはそれに反対して塗り替える、みたいな必然性とか関連はわたしには特に見えてこず……あるのかな。あったらスマン。俺が愚か。
キーワード的な関連があるとしても、作品への姿勢として、もっと深く知って判断するべきではないか、強く言えばさらに真摯なものを要求したい、と私は思ってしまう。それはオタクというよりも、クリエイター(であり、作品を享受する者)の端くれであるわたしが、芸術家(この場合はValkyrieの)の一部分を担うことになった者への願いです。
フルを聴いて「展開しすぎじゃ~~~!」て暴れた。実際は渋谷駅の地下で眉に皺を寄せていた。
同じメロディを呪文のように延々と繰り返すこてこてな感じ(思想強いしめちゃ装飾するけど曲構成はシンプル)がValkyrieだと思っていたので、え~?になった。
みかセンターだから~みたいな「変更する理由」はあるけれど、なぜ「このように」変更するんですか?どのような概念をこの音や作りに落とし込んだのですか?が腹落ちしてない。
ていうかみかセンターだから何よ!?(キレるな)今回のイベは結局「何」だったんですか!?
ちなみに出のストリングス&ピアノめちゃくちゃ好きだし踊りもセットもめっちゃ好き。あと宗くんの下ハモありがとう。ちょっとテンポが早くて繊細さを求めてしまいますがここはどうしてこうしたんですか?
あとこれは私が特に字のオタクだからなんですけど、歌詞については多分めちゃくちゃ納得できないポイント多すぎて頭抱えてる。己の求めているものが厳しすぎるのは知っている。
俺は愛のことそのまま愛って言ったらそれは詩じゃないと思っているし。そういう歌のストレートな良さはもちろんあるけど、それはこのユニットらしさではないし、良い新規性として捉えられることはないと、ボキは思う……もやもやしている自分がすごく情けなくて急に自信なくなっちゃう。
何より主題に芸術礼賛を感じられないとValkyrieだと思えないという病持ちなのが原因です。
向こうの世界のオタクだったらきっと「斎宮も色ボケた」って言ってきっと勝手に失望していた。ん~アイドル!味する!(向こうの世界の自分をコンテンツにするな)
私の中で斎宮宗、ひいてはValkyrieは芸術……自分を信じ続けること、表現しつづけることへの肯定なので、それがなかったら私はValkyrieの中に何も見いだせない。いくらストリングスを使っていたって、難解な単語を歌っていたって、そこにわたしの信じるものはきっとない。
追記:Valkyrie楽曲の「愛」について真っ先に出てくるのが
①みかの「うちはもっと玄妙に言います」
②同じくみかソロラスト部分の「永遠に消えはしない愛を」
※矛盾を感じているわけではない。
①はValkyrieの「Aというものを表現するとき」の様式について納得しているし、②は最後の最後に重く、逃げられないようにとどめをさす言葉としてめちゃくちゃ効果的に使われていてやられた~!って頭抱えたので。かわすことができないように、都合の良い勘違いなどできないように聞き手を追い詰める趣があって、頑なである種傲慢ですらある。普段は我なんてなさそうなみかにそれを見いだしてラスト部にそれを書き表した作詞家さんはやはりプロだなと唸った。
みかソロはめちゃくちゃいいですよね、宗への執着が狂気的で。最高になりました。
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menci-cho · 3 years ago
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その後
 Valkyrie、結局イベントストーリーを読めていません。  本当は最初少し読んだけど、なんかテキストちぐはぐじゃない?と納得できない気持ちが少しずつ募ってやめました。自分の中のキャラの性格へのこだわりが強すぎて厄介になっているのはわかります。
 作詞作曲についてもひと悶着あり、馬鹿らしいけど丸ごとの無視はできなかった。いや同人誌ぐらい好きに書かせてやれよ~!と思って、それはそこまで自分の問題にはならなかったけど。  わたしはd'arcが好きなので今更だとは思うんですけど、「あの曲に似てる」はじわじわこたえた。最初聞いたときはそれ��どそういう印象を抱かなかったし、今もそうは思わないけど。あいつはキーが高すぎて歌えないんよ。  というのも、ほぼ同タイミングで別方面から布教を受けてマク口ス沼に突っ込みかけていることのほうが味がする。
 そんなこんなでオタクも潮時!という気持ちが強いです。魂の形が凝り性なので何かには没頭して生きるだろうけれど、コンテンツに狂う様子のおかしいオタクはもう上がりたい。
 文についても、書けると書けないの間をさまよって、結果書けてないです。実際の活動状況は別にして、字を書くことに自分のアイデンティティを置かないことがこんなに精神衛生にいいとは思わなかった。つまりうっすら死んでるってことでしょうか。
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menci-cho · 3 years ago
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ぼやきだよ
 良いニュースサイトがないか探している。
 家で新聞を取るのをやめてしまい、テレビもあまり見ない生活を送っていて、それで学生時代は何も困っていなかった。
 就職ももちろん転機のひとつではあるが、老後が心配すぎて資産運用をすべきではないかと考えるようになった。  いくつか手段はあるが、なるべく安定的な株(?)も多少は持っておいていいかなと思ったりなどしている。それは社会を追わないと買えないじゃん。現状どんな銘柄がいいのか全く分からないので。そもそもいい銘柄って何?投資ってつまり何?
 ニュースサイトにあまりいい印象がなかった。大学時代、一度ぐらいはやっぱりニュースをきちんと見ようと思って同じようにアプリを入れてみたことはあるけれど、無料のものは広告ばかりだし、文章も適当だし、取るに足りない情報ばかりだと感じていたので。
 かと言って入社一年目からニュースアプリに課金するか?もちろん何にお金を払うかはその人次第だし、金は出さないtとクオリティは続かぬものゆえ、出費は正当だけれど!?  できることなら、無料会員登録もあまりしたくない。
などと考えていたら、せっかく早起きしたのに洗濯するのを忘れた。 細々と友達に会ったり卒業・入社祝いがあったりして胃腸が荒れ気味なので、土日はお粥でも作ろうかな。
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menci-cho · 3 years ago
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女神の箱庭
 どうか落ち着いて欲しい
 今回の新曲を聞いたら、女学院パロが出るような気がした。だってあれは箱庭モチーフだし、物語のラストは春と別れの季節(ちょうど3月、今の季節)え?天才か?絶対書けるじゃんこんなの
 God bless you.なのよ、Valkyrieにも春が来るんよ。詳細はイベント待つしかないけど
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menci-cho · 3 years ago
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別れと芽吹きの歌
 感傷的なタイトルをつけたくもなります。
 一晩経ちましたが。  Valkyrieの新曲MVが公開されてから、案の定狂っています。俺の生き様しっかり見とけ。
 イヤ~~~~聴けば聴くほど好きですが!?!?!?(オタク思ったより!元気!良かった!!!)
 以下ツイート交えつつお送りします
 初見↓
これは……斎宮宗ではない!
 何が衝撃って、まあ、わかってるんですがみか☆5なので楽曲がみか寄り~  歌詞なんも聞き取れんけど(思想がキャッチできなかった、というか意味を掴むことを脳が拒否している)、  Valkyrieはきちんと2人のものになっているのだな。と思ってお母さんはちょっと涙しました。  別にそれは全然いいというか、嘘ついた、個人的に全く良くなくて。
 だってValkyrieっていつだって斎宮宗のものじゃん。斎宮宗のものだったじゃん!?
 Valkyrieは人形師と人形から2人の対等な芸術家へ。それが物語としては当然の帰結で、構成としてあるべき姿だと知っていますが!しかし、私はこの2人のディスコミュニケーションが好きで、お互いがお互いの言語を理解不能であることに良さを見出していたので、そしてその上で硬質な芸術賛歌を作り続けてほしかったので。なんというか、物語の構成上の解釈は合っているけど非常に好みでない展開になっていると思う。斎宮宗の愛は芸術(や広く人形)にだけ注がれていてほしいので。  私は斎宮宗が影片みかに出会ったら担降りすると前から言っていますが。  影片みかを人間として愛するな……失恋ってこと?祝えないのなら泣きながら黙って立ち去れ。
 (神からどんどん人間墜ちする斎宮宗に味を感じないと言ったら嘘になるが)彼に変わらないことを求めるのは(ヴァPとしては)あまりに愛も信頼もない行為と知っているのでそっと本のページを閉じます。物語よ私の知らないところで続け。
でも曲のトーンめちゃくちゃ好き!
 やっぱり好き!というか曲調だけで言うなら今までの曲で一番好き!
 もともとこう陰がある、繊細で儚い曲が好きなので、初期楽曲よりも自分に近い!非常に近い!Deemoとなんならアンジェリコフィーバーの趣さえある!  宗くんの下ハモ勝てんし(ずっと聴きたかった)。毎回ウゥンとなる  私の中でこの曲はライラック(色)(アカンサスの花もこの色っぽい)とスモーキーな黄寄りの緑(黒、額縁と糸がアンティークの真鍮)でまずその色合いから優勝したし、何より透明感があって、あの厳冬のValkyrieに……春が……来てる!!!!!!!(字面が好まない!)
 もうストーリーとか読めない(何かを感じさせるのでMVも見れない)!と楽曲最高永遠に吸える!の間でバグを起こしている。
 私はValkyrie=斎宮宗でいてほしいけど、楽曲に滲むあたたかさと美しさに惚れ惚れしていて、いつもこの2人に勝てない。
 月の館で落ち、思想に惚れて、斎宮宗を信じたけれど、根底はValkyrieの楽曲が好き!どうしようもなく好き!なので、やっぱり好きなんですよ!好きです!!
大丈夫?5月イベ行けそう?
 女学院パロ書けないわ。となってから再録集出すか~に落ち着いているけど、周りが新刊で沸いている中イベ行けそ?今のテンションだとどう考えても行けないけど。  言うてあと2カ月(はないけど)あるので、現場に行ける程度までは復活していると思うけれど……なんも分からねえ……
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menci-cho · 3 years ago
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煙を吐く鏡
テスカトリポカが後を引いていてなかなかないレベルだったので書き記したい。
あらすじは各所に面白い紹介があるので読んでください。ネタバレしつつ感想を垂れ流します。
末永絶対好きじゃん。こういうインテリヤクザが私は好きです。ヤクやってひき逃げした時点で器がお察しですが……
非常に暴力表現が多いので人におすすめしにくいのですが、そしてこの小説に吹き荒ぶ「暴力」というのはフレーバーでもなんでもなく本質なのですが、それは娯楽じゃあないんですよ……
作品の中でそれを楽しんでいる登場人物はいますが、この話の中でそれをエンタメとして消費するものではないし、過激でしょう面白いでしょうという書き方は(多分)していないので、それを作者との約束事として読めるかは読み手のリテラシーが問われますね?作品の楽しみ方は自由ですが、書き手と読み手のコミュニケーションを信じているので。そしてあんスタでも概念そんな話ばっかしてるな私?
この作品の魅力的なところは、暴力の下に脈打つ神秘、という名の���間の想像力(ととりあえず名付ける)だと思います。物理的で絶対的な力に覆われているけれど、だからこそより一層、(善悪かかわらず)人間の欲(夢とも言うし、執念とも言うし、祈りとも言う)が強く浮かんでいて、それが物語をより躍動させている。のではなかろうか。
個人的には末永が元心臓外科医と分かった場面、「心臓」というモチーフでテスカトリポカと臓器売買が正面衝突したところで悲鳴をあげました。天才か?天才なのか???
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menci-cho · 3 years ago
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フェルメールと17世紀オランダ絵画展
 美術館に行ってきた!  フェルメールと17世紀オランダ絵画展。
 どうやらわたしは上野が思ったより好きなようで、公園口に降りたときの広々とした空気を感じて既に泣きそうになった。起きてから朝食抜きでメイクもせずにバタバタと出てきたけれどそんなことも関係なく、すごくのびのびとした気分になって幸せだった。
 てっきりフェルメールの作品が多いのかと思っていたら、そうではなかったとチケットを取った後に気づき、楽しめるか不安だったけれど、杞憂だった。
展覧会っていいね
 私は紙の本が好きで、なぜならそこに意図と体系が見えるからなのだけど、展覧会にもおなじ良さを感じた。ある一本のコンセプトで貫かれたものを何点も一気に見ることができるというのは、(当たり前のことだけど)大変に勉強になる。
 オランダ絵画というものに全く明るくなかったのだけど、人物画と精緻な画風はそれなりになじみ深かった。  特にサテンのドレスの描きっぷりが非常に美しく、単純に「絵が上手い」に(オタク)……。肌の質感も普段見ているイラストよりすごくリアルで、特に女性の肌なんかすごくふわふわに描かれていて好みだった。柔らかそうなんだもん。
 前半の絵画、とにかく背景が暗い。多くは室内のモチーフなのだけど、人物に強い光があたっていて、背景はほとんど真っ黒、というような印象を持つものばかりだった。それはそうで、白熱電球の普及する前はそれが夜の一般的な姿だったのだろう。曖昧で混沌とした黒がそこにはあって、それはなんだか恐ろしくて、懐かしいと同時に少し温かさも感じる体験だった。
≪花瓶と果物≫
 多分実物よりもシャープに描かれていて、その精緻さは息が詰まりそうで、研ぎ澄まされた凄みを感じた。モチーフとしてはこんなにいっしょくたに花瓶に入れたら台無しだろう、みたいなてんこ盛り加減でいろいろな花がガラスの丸い瓶に入れられていて、花々や草には蝶や蜂や毛虫まで群がっている。枯れている葉っぱもあって(当然背景は暗いし)なんというかめちゃくちゃグロテスクなのである。怖い。非常に洗練されていて、ずっと見ていられる絵だった。
≪ニシンを称える静物≫
 これ、まじでオススメ。二日酔いからあらゆる悪いものまではらうというニシンを称えた詩(作者のおじが作ったものらしい)が中央に配置してあり、その横と前にニシンが置いてある。このニシンの質感���すごく良い。デジタルの画面で見てもよくわからんけど、ニシンの光沢が独特で、存在感が半端ない。敷いてある白い布は白すぎるかもしれないけど皺感の陰影とか、グラス、瓶の光りかたもそれぞれ違って目を惹かれるのである。現物、グラスがちゃんと盛った絵の具でチカチカするのだ。たぶん展示品の中で特に注目度の高い作品ではないのだけど、やたらと長く見てしまった。
 何が良いってどこまで真面目にやってるのか分からないのが本当に良い。そのくせほんとにニシンのつやが素晴らしいのだ。身内のポエムを絵画にするな(大歓喜)。マジで好きなんだけどポストカードなかった。え?もう一回見たい。これ模写したらかなり絵上手くなると思う。
≪アムステルダムの旧教会内部≫
 もうひとつ、すごく好きだったのがこれ。最後のセクションのはじめに展示されていた。高さを感じる構図と、光の暖かい印象に安心感を覚えて、空気感がとにかく好みで、癒やされる(?)絵だった。  その前に花の絵とかめちゃめちゃ精緻な作品ばかり見ていたので、それに目が慣れていると粗さみたいなものは感じてしまうのだけど、一人だけなんか、描こうとしているものが違った。気がする。聖地みたいなものが好きなので、聖地アンテナが反応した(?)  色彩も他のものに比べて暖色で白っぽかったのだけど、大きく違ったのは額縁。そのセクションの他のものはほとんど金で豪奢だったけれど、これだけかなり太い木の額縁だった。色は深い茶で模様などはない。それが良い素朴さというか、ぬくみを感じられて、没入感が高まった。額縁でも絵をメイク(演出)できるんだ!という発見を体感できて、自分にはとてもそれが嬉しかった。  物販でポストカードがあったのだけど、光沢紙に印刷されたものは印象よりも大分暗くてつやっとしていて、個人的には安らぎが失われていると感じたので購入は控えた。ただ印刷すりゃ良いってもんじゃないのは当たり前かもしれないけれど、こんなに風合いに違いが出るかと驚いた良い体験。
絵のある社会
 思い出したけれど、前半の室内画の壁に、けっこうな頻度で額縁があるのだ。暗くなっているのでその中の絵までは描かれていないのだけど、(たとえ絵画上の演出だとしても)絵のある生活というのはその時世受け入れられるものだったのだということに驚く。私の周りでは絵を買うことや飾ることは一般的ではないので。→と思ったけれど、私の部屋にはミュシャのポスターが貼ってあるし、実家の手洗いには同じくミュシャのカレンダーが貼ってあった。これらを同じ現象としてとらえて良いかは検討が必要だけれど、絵に金を払う文化は推していきたい。  絵画というのは当時、今よりも社会的なアイテムだったのだろうと考える。今でこそそれらは芸術として美術館に飾られるものだけれど、象徴的な意味を盛り込まれた絵画は貴族達の知識を量るためのものとしても使われた。大げさに言えば社会的で政治的な意味合いが強いということだと思う。美術は美的で、個人的で創造的であるべきという考えもあるし、それとどちらが偉いとか正しいという問題でもないけれど、その捉え方がきっと違ったのだろうなどということを考えると興味は尽きない。それでも描くということ自体に関する喜びは画家のひとりひとりにいつか少しでもあったはずで、それに思いを馳せるとき、人間の営みはやはり愛しい。
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menci-cho · 4 years ago
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原稿進捗②
言うほど進んでるわけがないんですけどね。
 今回はにょたゆりなので純粋でいい香りがして、鮮烈で胸がきゅ~っと痛い!感じで行こうと思ってるんですが、反動で胸糞展開のやつ書きたくなる。切れ味の悪い包丁でざくっといったところを何度もなぞられてぐちゃぐちゃになった傷みたいな……最悪だろ……?
 私は絶対頭から書いていかないと途中で破綻するというのが前回わかったので、本文をなるべく完成形に近い形で冒頭から書き進めています。中盤とかネタ出していく中で前半に張れる伏線が決まるので、真っ白のところから書くのは難しいですけど。  同人をしていると、いかに「書きたいところだけ(自然に)書くか」というのを課題として感じます。パロだとどうしても説明とか経緯が長くなってしまうけれど、それをいかに(不足にならないように)省略するか、省略できないものをいかに意味と味わいのあるものに仕上げるか。
 過去作に赤を入れて整形しなおすのが本当に楽しいです。  ここを削ってこれを足したらもっと速度と説得力が出るとか、より演出が効果的になるとか、このモチーフをこう拾ったらよりエモいとか、使��る道具が一年で増えたことが感じられてとても嬉しいです。
 女学院パロは一冊目の最後に〆切に追われながら書き終えたものなのでえいや!と仕上げたのを覚えています。書いても書いても終わらなくておかしいな?と思っていた時、みかが宗にキスをしたので「そういうオチなんお前?」と一人で声をあげて笑ってしまった。「影片みかってわたしの想定しない動きすんな、オモロいな」と気づいたのがその作品でもあります。
 多分物語の冒頭がちょうど頒布予定日と同じぐらいの季節なんじゃないかな。風、感じてほしい。
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menci-cho · 4 years ago
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原稿進捗①
頑張れば5月に女学院パロが出ます
 5月のブリデに申込をした。今回ははじめてスペースをクレカで払ったのだけど、めちゃくちゃ便利ですね。今までコンビニまで行っていたので、イベ申込=3日ぐらいかかる(怠惰)認識でいたからすごくあっさりと終わった。
 題材は前々からしっかり書きたいと思っていた女学院パロです。昨年6月に出した本に入れた話の続きとか番外的に書いていた短編なんかを組み込んで一冊にして出します。百合が好きなんだな。トレペフルカバーに自炊の箔押しで勝ちたいけど装丁まで気をまわしている余裕があるんだろうか。
なんでキリスト教について調べているんだろう
 女学院といえば「マリア様がみてる」ですよね!  女学院でも別にカトリックにする必要はないんですけど、やっぱり礼拝堂シーンを書きたかったのでカトリックにします。スール制なんかないのに勝手にスール制に憧れるみか、推せるな……
 というわけで、気が付いたら祈祷文とか調べてた。 そこまでするつもりなかったんですけど(聖書は前EdenPしようとしたときに挫けたから触りたくない)。元になる作品(「女神の箱庭」)を書いていたときは女学院についてほぼ何の下調べもせずに書けたはずなんだけどな、おかしいな。でもモチーフをしっかり作りこんだ方が絶対いい本になるんだよな~~知ってる~~~!
原型、ないが?
一冊にまとめるにあたり、大幅に加筆修正を行うことにしました。本当はその後の話を付け足すだけにしようと思っていたのだけど、ちょいちょい直し始めたら止まらなくて、もはや別の話(ではないが、ほぼ全文書きかえみたいなことになってるし結構構成としても増えたところがある)。
 何がきついって、中編を書くとどうしても構成が複雑になってしまって主題がぼける。段落によって微妙に違う世界線になるから、キャラ解釈が若干ぶれていって話が蛇行していく。とくにみかは描かれる性格に幅があるので「この作品では攻めだからな、お前しっかりしろよ」と言っておかないとすぐかわい子ぶる。それ自体はキャラ解釈の間違いではないけれど、「これが読みたい」に一貫して刺さらなくなるのでつまらないんだよね。
 しかし、女学院パロはスール制みたいなのが強い分宗みか成分が多めというかリバだと思っているので、みかの「ぜんぶあげたい/ぜんぶほしい」の割合はとても気をつけたい。
 前回のにょたゆりパロは泣きを見たので「もう中編なんて書くか!!!!」という強い気持ちでいたはずなんですが……おかしいな……人って愚か……
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menci-cho · 4 years ago
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ひとだんらく
MOSの試験を受け終わりました!
 勉強ちゃんと始めたの一か月ぐらい前でその間めちゃくちゃバイトしてたし試験一週間前からワーの誕生日小説(間に合わなかったけど)書いてたからまじでギリギリでどうなることかと思ったけど合格した。よかった。
 そもそも中旬までずっと卒論書いてたし(書いても書いても教授からOKが出なくて泣いてた)こんなに限界でも自分って創作するんだ。とちょっと面白さまであった。生きてるなぁと思った。これからも生きていきたい。
 試験後にウキスタのイラスト回見ながら紅茶淹れて絵の技法書読んでるときがまじで至福だった。今年は絵を描くぞ!
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menci-cho · 4 years ago
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2022年のことつづき
アイススケートがしたい。
 体力づくりのため。といいつつ一月がわりと終わったので不安である。  これから就職するので運動不足まっしぐら!体力不足が喫緊の課題です。お肉ぷよぷよなのは100歩譲っていいとして、仕事のあとに原稿ができなくなってしまったら即ち“死”なので。あと姿勢な。スタイルアップよりも身だしなみとか健康とかそっちのが強い。老いを感じる。  最初は月一ぐらいでなんとなくぼんやりはじめようかな~と思っていた(※張り切りすぎると続かない)が、 一月は31日に締切があるので多分無理だ。行くな一月。 そもそも今月一回も行けないなら終了じゃん。始まりもなく終わっただけのunknownになってしまう。  ちなみに「去年やってみたら楽しかった!」というだけのズブの素人だ。
「絵が普通に上手くなる本」を買ったので読みたい。
 絵が…上手くなりたい!  というか、多分絵を描くこと自体はそこまで好きじゃないんだな(こら)  絵の練習方法や色彩の理論など、「勉強」したことがないので、これをしたいんだよな~今年は。好きじゃないけど上手になりたいので体系的に勉強するしかないんよ(くそネガティブだけどなんかあった?)
 創作をたくさんしたいけど仕事もしたい。無理では?
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menci-cho · 4 years ago
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2021年振り返り&2022年抱負
これが書きたかったんよ!!!
2021年振り返り
 二次創作は計12万字書いた。すごい。シンプルにすごいと思う。
・はじめての短編集 ・はじめての中編 ・百合得意じゃん我!? ・4冊出した(頭がおかしい)
 結構書きなれたなぁという印象です。短編が得意で、会話やストー���ーのエキサイティングさよりもテキストの空気感に重きを置くタイプだと自分では理解しています。あと構成や演出に萌えを見い出しがちです。
これしか書けないんだよ
地獄の女体化 まだまだ書きたい。引きこもって自分を信じた方が結果的に尖ってよく刺さる作品になるので、これを書くために引きこも りたいと思います。最近はない紅宗♀がブームです。ないんだけど書くんだよ。ないけど……
死ネタ
不倫理注意です。宗のこと歴史上の偉人だと思ってる自我が死ネタを欲している。喪失とか完結(=不変)とか、あはれが詰まっているので私は好きですね。マンガを描きたい。
百合
百合のみかは一途でいい味出してくれるので描きやすい。去年はじめて書いて「これでいいのか……?」と頭を悩ませていたのが懐かしいです。白い本に入れた女学院本を大幅加筆して出したいけど、夏までにできるかな。
自分の思想AGEをしないと作品なんて書けないんですよ。今年はもっと思想強めで行きますよ。少しも寒くないわ♪
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