双子座中心に星矢の考察とか二次創作とか好き勝手壁打ち/閲覧は自己責任で/無印原作・ORIGIN/貴腐人ですがそれが何か
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花言葉――カノン視点――
双児宮に忍びこむと、サガはちょうどリビングの祭壇の小さなアテナ像に向かって夜の祈りを捧げていたところだった。
「カノン! どこにいたのだ。待っていたのだぞ」
「やる。誕生日だろ」
「これを? ありがとう」
サガは目を見張りながら、そっと両手で百合を受け取った。
「嬉しい」
「本当か?」
「ああ。お前のおかげで美しい花を女神に捧げることができる」
違う! 俺はお前にやったのに! 女神なんてどうでもいいのに!
サガの言葉は、天にも昇る心地だった俺を地に叩き落とすには十分だった。
「お前には、女神の役に立つかどうかが全てなのか」
声が震えた。
「何を言う、カノン。私たちは皆女神の子だ。こうして過ごせるのも、加護のおかげなのだ」
突っ立ったままの俺の体にサガは腕を回して、抱きしめた。サガの体は温かくて、涙が溢れそうになった。畜生。俺にはサガさえいればいい、アテナなんていらないのに!
「今年は私の方もお前に贈り物があるのだ」
俺の心中など思いもよらないという顔で、サガはいそいそとテーブルに向かい、たらいに入っていた一輪の赤い薔薇を差し出した。
「アフロディーテに分けて貰ったのだ。見事だろう」
「……」
俺はサガの手から薔薇をひったくると、女神像に投げつけた。
「これも女神にくれてやれよ!」
サガがどんな顔をしたかは知らない。泣いているのを見られたくなくて、俺は部屋を飛び出した。
いつか女神を殺してサガを俺だけのものにしてやる。そう思いながら。
<終>
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Saint Seiya Awakening
Holy War: Hades x Athena
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kanon ! Do you write Kanon or Canon… ? I see both and I prefer to use a K XD
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「限界腐女子による小説の書き方講座」を読んで
・直接的な表現(「悲しい顔をした」)→やってしまう
・動作書きこめてない
・引きのカット入れられてない
反省点ばかりでした……。
実践的でためになる 「限界腐女子による小説の書き方講座」 はこちら↓
https://note.com/skt_pnt/n/n10a8d8aa9ab0
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双子誕参加したいけど、ネタが思い浮かばない。
他の方はいざ知らず、私は6,000字くらいで全年齢向けのものを書かないと、主催者様のご迷惑になるような気がする。
うーん、難しい。
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この方の双子考察好き。
http://kanihara.blog114.fc2.com/blog-entry-40.html
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hyouga shiryuu
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字書きであることのコンプレックス
字書きのコンプレックスは、作品をかき込むほど閲覧に時間がかかることだと思う。絵描きさんなら(作者に不満はたまるかもしれないが)、閲覧者にはどれほどかき込もうと迷惑にならない。だけど、テキストは長く書けば書くほど閲覧者が大変だから、萌えをお手軽に効率的に摂取したいという人の声が大きいこのご時世、要らないと思われても仕方ない。大手さんはさておき。
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サンクチュアリ編再視聴感想
ようつべの期間限定放映改めて観ました。とにかくようつべのコメント欄が熱い! 熱いよ!
リアルタイムは精神年齢の低いお子様だったので、勧善懲悪の枠に収まらない、敵と味方の区別がはっきりできない星矢は難しかったです……。ツイッターできちんと理解して感想を呟いておられる同世代や年下の方すごい……。てかまだ獅子宮と天蠍宮残ってる
○作画の感想
・邪武が美少年でビビる。主役級の美形
・原作でも派生でもあれだけ老け散らかしていたアイオロスの顔が少年でビビる(一輝より若く見える)
・ムウさま、沙織さんが美しい
・瞬の肩幅がデカかった。腰細いだけに肩幅すごく見える
・サガの肩幅でかすぎ。与田監督よりでかい
・サガの死顔がマジオスカル様
・デスマスクと紫龍が普通にイケメン。でも紫龍の目つきが原作より険しいような
・氷河マジ王子様
・カミュ先生マジ先生。カッコいい(この人が一番子供時代との印象に近い)
○ストーリー感想
・ペガサス幻想は名曲
・大人の事情……(繰り返し、使い回しシーンが多い)
・原作にアニメが追いついてるとか製作スタッフすごすぎ……
・覚えてたのは氷河VSカミュとジェミニの聖衣が泣いているシーンと日時計とクリスタル聖闘士。他はあんまりよく覚えてなかった。リアルタイムの自分ハラハラドキドキしすぎ��
・星矢は別格として、紫龍大活躍なのに(黄金聖闘士2人倒してる)、氷河役立たずやんけ……。ミロにはお情けで通して貰ってるし、カミュとの戦いは私闘だし。カミュもカミュで氷河以外に興味なさすぎ
・アルデバランいい奴。食わせ者揃いの黄金聖闘士の中で、一服の清涼剤感ある
・双児宮、アナザー・ディメンションやっぱり怖かった。瞬強い。アンドロメダ聖衣チートすぎ。出口を見えない目で見た紫龍カッコいい
・ギャラクシアン・エクスプロージョンなかったの残念。正体不明の時のアナザー・ディメンションとの対比で、黒サガの吹っ切れた感がカタルシスなのに
・巨蟹宮は普通にデスマスクが聖衣に見捨てられるところ含めてかっこいい悪役だった。なぜ原作ではギャグ枠に……
・処女宮はシャカ役の声優さんの演技に尽きる
・シュラの瞳孔が小さすぎて怖いです。山羊座の聖衣を着せて紫龍を守ったところがなくて残念
・和菓子の狂気じみた独占欲と変態っぷりが原作通りで安心した(わざわざ天秤宮に出向いて氷河の死体氷漬け保存、マーマの棺沈める)
・カミュ先生が(リアタイ時怖かったので)、回想シーンでクリスタル聖闘士が出てくるとお母さんを見たときのような安心感を覚える
・双魚宮? 原作のアフロさんは文句なくカッコいいよね! (リアタイ時はアフロディーテが技を繰り出す度にgkbr)
・教皇の間は断然原作派。黒サガのカッコよさが半減してる。楽しみにしてた「Who are you?」のシーンがアニメにはなかった……。あれがなければ星矢という作品の深みが半減だよ……
・アテナの盾を星矢が手に取るシーンも断然原作派。巨大な盾が星矢の手に収まる表現もすごい。やはり御大は天才。アニメはなんやあれ……。サーチライトのようにぶん回して欲しくなかった。原作の聖域を覆い尽くす光がいい
・サンクチュアリ編は断然原作派だけど、聖域の主がサガから沙織さんに交代したというメッセージであれば、唐突にサガが自殺する原作より、沙織さんがサガに改心を迫るアニメの方がより明確に表現できてると言えるのかも
・ムウさまのサガ解説場面もアニメでやって欲しかった……
・ていうか13年前カノン救うくらいならアイオロスやサガを救ってあげればよかったのに、沙織さん……
○その他
・車田御大は魅力的な悪役描くの本当にうまいよね……
・ハーデス編でシャカに五感を絶たれて、ボロボロになってアテナ神殿にたどり着くサガ・シュラ・カミュは黒サガに死人同然にされて小宇宙だけで盾のところに這っていった星矢のセルフパロ(反復)だろうなぁ。3人がハーデスの走狗としてアテナを殺すことになったのがほんと皮肉
・アニメの沙織さんが目覚めた後、氷河と紫龍と瞬が青銅二軍に背負われてアテナ神殿まで登ってきたという改変も、御大はハーデス編の参考にした?
・氷河と紫龍は黄金聖闘士を師とするという共通点があったんだなあ……
・瞬と一輝は兄弟の絆>師弟の絆だし
・何だかんだ言って一番孤独なのは氷河かも。他の青銅一軍には兄弟がいるし、紫龍も春麗と一緒に兄妹同然に育ってる。氷河はマーマを和菓子に沈められて、心の拠り所が和菓子だけになってしまった。共依存的師弟関係
・だけど、他のものが目に入らないほどの熱量ある氷河と和菓子の対決、作品一の名場面と名高いのよく分かる。まさにエロスとタナトスが表裏一体
・紫龍VS年中組は普通に紫龍に感動する名場面でした
・青銅一軍は行動派(星矢・氷河)、考える派(紫龍、瞬)に分かれるなぁと思いました。一輝? 聞かないで……。
・十二宮編は星矢という一少年が格上の聖闘士との戦いを通して成長する過程をみる物語だったはずが、いつのまにか沙織さんの話になってしまったというのがよく分かりました。途中から、黄金聖闘士にとって星矢たちと闘うよりも沙織さんを認めるかどうかという問題が大きくなってしまう。その辺がVSアルデバランよりVSミロがモヤモヤ感が残る原因かも。
というか青銅が全力で成長しようとすると氷河みたいに死んでしまう……。VSカミュで青銅聖闘士は主役の座を沙織さんに引き渡したんでしょう。そう考えるとポセイドン編でのカノンのヘタレっぷりというか、小物っぷりの意味がよく分かる。星矢はやっぱり神々の戦いの物語だから、そうじゃないポセイドン編では青銅が活躍し(海闘士のキャラに救われてはいるけれど)、神々の戦いになってしまったハーデス編では青銅がムウさまに戦力外通告されるのも止むなしだなぁ
・エリシオン編は、新しい世代に希望を託すのがテーマと考えていいのかな……。青銅聖衣がそのまま神衣になっちゃうし。アテナの血という本人の努力関係ない飛び道具もあって、もう星矢たちは黄金とは別の方向で神に進化したと考えるべき?
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浦島太郎状態
仕事&諸事情で年末から死亡してました。
コロナが無かったら今も浮上してなかったかも……。
久しぶりに支部に行ったら、素敵な作品があって新しいカノサガサイトさんに辿り着いた。携帯で書かれた小説を載せてくださっているとか本当に有難い……!
ていうか自分のサイトのアドレス忘れた……。
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Origin&Destiny考察2
某様のブログ読んでいろいろ妄想。
■年中組の個性:「力こそ正義」と言ってもそれぞれニュアンスが違う ・シュラとデスは個人の力量に忠誠を誓うタイプ。デスマスクの方が臨機応変(ハーデス十二宮編のムウ、シオンに対する態度など) ・アフロは組織に忠誠を誓うタイプ。サガに忠誠を誓ったのも聖域=地上の平和を守る組織の維持という彼の要件を満たしていたから
■サガの乱の死者は改心したか ・サガ→論外。首謀者なのに最初から自殺を試みる ・シュラ→紫龍の健気さに心を打たれて改心 ・アフロ・デス→最後まで改心していない!!! アフロに至っては全く改心するそぶりがない ・カミュ→論外。彼が忠誠を誓っているのは聖域という組織であって、教皇の正体とか全く興味がない
■なぜシオンはアイオロスを教皇に指名したか ・ハーデス十二宮編を見ると、必要な場合AEなど禁じ手を使うことができる人材がリーダーに想定されていた ・サガとアイオロスであれば、弟にためらいなく「死ね」と言えるアイオロスの方が、迷わない分だけ向いている。弟を牢屋に閉じ込めて改心を待ったりした(そして逃げられるという失態を犯した)サガはアイオロスに比べれば優柔不断すぎる
■なぜシオンはハーデス十二宮編でアイオロスを連れて行かなかったか ・アイオロスはあまりにもぶれない性格のため、演技力不足と考えて置いていった。アイオロスにはケールにおべっかを使えなさそう
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Origin&Destiny考察消えた…
「デア・エクス・マキーナ」としてのケールというタイトルでオリジンとデスティニーの考察書こうとしたんだけど、消えました。ショック。
内容のメモは
・ムウ&老師は身を引くことによって狂言回しに徹する。聖戦前、彼らは代理(紫龍&貴���を通してしか介入しない)。しかし文字通りの狂言回しのくせにノリノリで悪役してたシオン様……。
・ギリシャ神話のペルセフォネ―女神(地母神デメテルの娘でハーデスの妃)の地上と冥界の往復は植物の死と再生を象徴している
・アテナはサンクチュアリ編で仮死状態、ポセイドン編、ハーデス編では敵陣(=異界)へ赴き、この世とあの世を移動する
・サガは十二宮編とハーデス編でこの世(地上)とあの世(地底=冥界)を行き来する
・あの世は地底だけではない。漁民にとってのあの世は海の向こう(ニライカナイ)
・カノンはポセイドン編でこの世(地上)とあの世(海界)を行き来する
・カノンが矛を引き抜いて海界に引きずり込まれるあたりは、ペルセフォネ―が花を引き抜いて地底に引きずり込まれるところと似ている。ただし御大がギリシャ神話を意識していたかは不明
・双子はこの世(=地上)を支配するアテナと、あの世(=地底or海界)を支配するハーデスorポセイドンの戦いにおける狂言回し
・オリジンとデスティニー以降のケールは露骨な伏線回収のための狂言回し 「デア・エクス・マキーナ(機械仕掛けの神様)」 。彼女が狂言回しである双子の物語の狂言回し兼トリックスターとして登場することによって、物語が入れ子構造に
・カノンもトリックスター要素ある……
・ケールも双子と同じくこの世とあの世を行き来する存在。彼女の登場によって善悪二元論という物語の表テーマに対する裏テーマ(かつ本テーマ)の「生と死の繰り返し」が強調される
・つまり、聖戦の繰り返しはペルセフォネ―神話の「生と死の繰り返し」 。星矢のアテナは生を司る大地の支配者=デメテルのアバター(化身)
・サガの表面的な役割は善悪に苦しむ二重人格者(=表テーマの象徴)だが、本来の役割は 大地の支配者アテナのアバター(=裏テーマの象徴)。十二宮編の自害はその象徴。本体のアテナが完全体で戻ってきたので、同じ世で共存できないアバターのサガは死人となってあの世に退場しなければならなかった。逆にハーデス十二宮編ではサガはアテナと再会した直後に死に別れる
・星矢とアイオロスも互いにアバターとして共存が許されない。アイオロスと星矢が同時に登場するのは、黄金聖衣を介してのみ。アイオロスは成長した星矢の行きつく果て(ハーデス編で出てこなかったのもそのせいかも)。
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母性溢れる師
ステファン・ランビエールコーチを見てて、母性溢れる感じに既視感覚えたらカミュ先生でした…! 氷属性も一緒だし…(笑)
https://www.news-postseven.com/archives/20191227_1516705.html
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Saint Seiya Awakening
Halloween event
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