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文フリ広島ありがとうございました
文フリ広島、なんとか終了しました。
行きは大雪で新幹線がいつ出発するかわからず、うっかり乗り遅れたら大変だーとホームに張り込んだりしていましたが、なんとか乗れました。キャンセルした方も多かったのか、車内はほとんど人がいらっしゃらない状態で、いろいろと非日常でした。
大変でしたが、当日はたくさんの方々にお立ち寄りいただけて、本をお手にとってくださって、とてもうれしかったです。ありがとうございました。
新刊の話もちょっとずつしますね。
まずは『会いたかったぜ因島』から。ポルノさんはほんとにずっと好きなんですが、ファンとしての情報発信というか、SNSで好きな気持ちを伝える類のことを今まであまりしたことがなかったんですよね。でも今回、この本を作ってみて、ラバッパー仲間さんにもらっていただけたりして、うれしかったです。
因島へ行けたことそのもののうれしさとか、現地の温かさについてもしっかり話したかったので、バランスが難しいなと思いつつ作った部分もありました。広島限定で頒布させていただく本については「現地の方にありがとうを伝える、広島っていいですね!を伝える」という思いが根底にあり、こうやって書いているとポルノさんだって現地の方に含まれるはずなんだよな……とか、いろいろなんですが、そのあたりのことがうまく伝わる本になっていればいいなと思います。
『うっかり者のフィロソフィ』は、なんとか完成したなという感慨が大きいです。お菓子を作る人をしていた時代、うなされて夜中の3時とか4時に起きてしまうことがよくありました。そんな時を助けてもらった詩集があります。詩を読んでいると心が落ち着いて、再び眠りについた時はすやすや眠れる。あの頃の本に対するありがとうの感覚は忘れられません。私も誰かにそんな眠りを贈れるような本を作りたいなと思い、今回の本を作っていました。
本文164ページの本は、自分ひとりで作るのは初めてでした。構想の段階では大丈夫かな、できるかなという不安も大きかったですが、やってみたらなんとかできました。終盤はかなり粗い部分もあるんですがね……。結論をポジティブにしなきゃと無理矢理な理屈になっちゃったところもありました。それも含めて、今の自分の全力です。もっと考えを深めて、もっと伝わりやすい言葉で、もっと深く心に届くような本を作ることを目指して、新たな章を始めたいなと思います。今回の本は分厚い分、私が作った本の中ではけっこうな価格になってしまったんですが、お手にとってくださった方がいらっしゃってほんとにうれしかったです。ありがとうございました。少しでも前向きな何かをお渡しできていれば幸いです。
今回の広島の旅の話ももう少し。基本的には広島駅周辺から動かなかったんですが、広電で温かい場面に立ち会えたのが印象的でした。電車を乗り間違えた観光客の方がいらっしゃって、地元の方々が乗り換え方を教えたりしていて。私も広電に初めて乗った時、乗り方がわからずにおろおろしていたら、どこからともなく地元の方がやってきて、乗り方を教えていただいたことがありました。そういう温かさの積み重ねで、私は広島を大好きになったんだよなあと思い出せました。
そんな広電も、3月からは発着場所が変わるらしいですね。南口が新しくなって、いろいろと雰囲気も変わりそうです。ちょっと寂しく���ありますが、変化にしみじみできるくらいに広島へ通えたということでもあり、うれしくもあります。新しくなった南口も、見に行きたいです。
それと、急に呉線沿いの話になりますが、昨年の文フリ広島で教えていただいたカフェ、何度か挑戦しているのですが営業時間を逃したりして、なかなか行けてなくてですね……今年も挑戦を続けたいです。今回、尾道浪漫珈琲には初めて行くことができました。コーヒーをサイフォンからカップに入れてもらうところを見られるのが楽しいですね。ワッフルもすごくおいしかったです。メープルシロップもたくさんかけました。一緒に行ってくれた友人、ありがとう。
広島についてはここまでです。広島とのこれまでとこれからに思いを馳せることのできた、印象深い回でした。ありがとうございました。
それから、noteさんの月末エッセイ……滞っているんですが、1月号も大遅刻でゆるっと投稿予定です。なんなら2月も連投します。ちょっと不規則ですが、またお読みいただけるとうれしいです。
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ホームページ、とりあえず
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
年末のご挨拶がてらお知らせしに来ようと思って忘れていましたが、ホームページが一応できました。
とりあえずそれぞれのボタンのリンク先だけは間違えていないはずなんだよなーくらいの簡素なサイトです。コンテンツもゼロで、説明も足りない状態です。
ただ、とりあえず作りはしたぞ!ということで、ご報告しておきます。
できれば文フリ広島の時点でちょっとずつコンテンツがあるくらいの状態にしたいと思ってはいるんですが、原稿がなかなか大変でですね……。難しいかもです。ただ、作ったままにしておくのは悔しいので、今年の後半くらいにはある程度コンテンツがある状態を目指してみますね。ちょっとずつでも前進できれば。
そういえば2月の文フリ広島も、出店予定です。
うっかり者のフィロソフィ [文学フリマ広島7・詩歌|現代詩・散文詩] - 文学フリマWebカタログ+エントリー
新刊は2冊作りたいなと思っていて、1冊目は恒例になってきた広島に関する本(無配)、2冊目は昨年作りかけていた詩とエッセイの本のリベンジの予定です。リベンジと言いつつ、今年もかなり苦戦しています……もう逃げ切れないところまで来ているんですが、仕上がるかな……不安です。でもがんばります。今年は健やかに命を燃やすと決めました。
2024年の振り返りとかしっかりできていない気もしますが、そちらはまた元気があればくらいのかんじにしますね��
ではでは、今回はこのあたりにします。ありがとうございました。
P.S.
月末エッセイも、なんとか続いています。
あの時のお惣菜売り場のお姉さんも、おいしいごちそうを食べていますように|長月琴羽
12月号はめちゃくちゃすべりこみでしたが……。もし10日を過ぎても、気力体力がある限りはしぶとく投稿しようと思っています。よろしくお願いします。
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月末エッセイはじめました
冷やし中華とは真逆の季節なんですが、はじめてみました。
月末エッセイをやってみます|長月琴羽 笑って話せることから、少しずつ|長月琴羽
開会宣言みたいな文章と、大遅刻の10月号です。 ここ数日、noteとブログをやたらとうろちょろしているのは、11月も折り返しになって「もう今年終わるやん!!」ってなったからってのが大きいですね。今年のうちにやっておきたいこと、いろいろあるんですよ。というわけで、ものすごい勢いで終わらせにかかっています。
noteさんについては、ペーパーウェルさんでしばらくぶりに記事を作った時に「そういえばnoteさんで定期的に書くものとか作りたいなー」って思い立ったからなので、ほんとに勢いです。
エッセイは中学生の頃から書いていて、その頃の私はちょうどラバッパーになったばかりでした。晴一さんの『自宅にて』が発売された頃で、晴一さんのまねっこをして何かテーマを決めて日記の見開きに文章を書く、ということを始めていたんですよね。社会人になるまで続けることになるとは思っていなかったんですが。
晴一さんの影響は大きくて、うっかり者の本を作ろうとしているのも、エッセイをnoteに載せようとしているのも、ちょうど今年あたりでラバッパーになった頃の晴一さんと同じ年になるんだなーという感慨があったからです。いや、それが全てってわけではないんですが、かなり大きいです。このへんのことをnote上で書くのはちょっとためらわれたので、こっちでこっそり書いておきます。
始めてはみましたが、どれだけ続けられるかはちょっとわからなくてですね。今は「うおおお」ってかんじなんですが、誰とも何も話したくないみたいな気持ちになる期間もあって、そういう時はエッセイの更新もないかもで、そのまま更新が途絶える可能性すらあります。弱気です。ただ、始めたことがそこそこ続くケースもけっこうあるので、もしご興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、温かい目で見守っていただけると幸いです。
ではでは、今回はここまでにします。ありがとうございました。
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100人でおにぎりを
先日、母校の文化祭に行ってきました。ここ数年は情勢的に出入りしづらかったりして、現役生との交流も途絶えかかっていたんですが、今年は現役生や最近卒業した子たちとわりとしっかり交流することができて、うれしかったです。
私が現役生の頃、とても優しいOBOGの方々と関わることができて、うれしくて、それで今の自分があるって思うんですよね。後輩たちともそういうふうに関わることができればな……と、強く願っています。ただ、こちらの距離感がバグっている可能性もあるので……何かあれば修正していきたい……。これからも仲良くしてください。
私が影響を受けた先輩方ともけっこうしっかりめに交流が続いていて、その有り難さもかみしめています。ちょっとした親戚みたいになりつつあるのでね。元は他人だったはずなのに、ここまで近しい関係性が築けているのはほんとに、奇跡だなって思います。これからも変わらず仲良くしていただきたいです。
なんだかふわっとした内容のブログになりましたが、タイトル回収だけしておきましょうか。文化祭の後、みんなで山に登って遊んだりしたんですが、「友達100人できるかな」の歌を思い出したんですよね。部室でおしゃべりをしていた友人たちと、先にいらっしゃった方々と、後に続く方々と。みんなで夢のようにおいしい晩ごはんを食べたりして(テーブルは分かれていたんですが)、それって100人でおにぎりを食べるくらいうれしいことだったなーって思ったのでした。
今回のブログはこんなかんじです。一緒に遊んでくださったみなさん、ありがとうございました。会えなかった方々も、どうか元気で、また会えることを願っています。ではでは。
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ペーパーウェルさんありがとうございました
気が付いたら今年も10月ですね……。それなりに、いやめちゃくちゃ充実した一年だったんですが、ブログは書きに来られていませんでした。そろそろブログも日常に組み込みたいなーと思っているので、今回は短くてもこまめに投稿しようの気持ちで書いています。
先週の日曜日までペーパーウェルさんがありました。私は『存在しない個展のパンフレット風』というはっちゃけた内容で参加させていただきました。ずっと開いてみたかったんですよね、個展。それを思い立ったのは、実は初めてペーパーウェルさんに参加した時のことで。絵が専門の方も参加していらっしゃるので、個展を開いている方のツイートを目にすることもあって、わーいいな!ってなったことがきっかけでした。数年後のペーパーウェルさんで、想像上の会場という形で一旦は憧れを実現することができてうれしかったです。たくさんの方に来場いただけて、カフェの注文をいただけたりもして。ミュージアムカフェにわくわくしてしまうのが私だけじゃないんだなってわかったこともうれしかった。印刷またはダウンロードしてくださった方、読んでくださった方、感想をくださった方、みなさんありがとうございました。
そして、読み手としても満喫させていただきました。今回は企画の期間が二週間だったので、いつもよりもたくさん読めてたくさん感想もお伝えできた気がします。個人的には二週間、ちょうどいいです。いろんな方の美術館や博物館への思い入れや、そこで繰り広げられる物語を楽しむことができて、たくさんの美術館や博物館を巡れたような気持ちになりました。いい秋だったなあ。
今後の活動ですが、未完成なままの『うっかり者のフィロソフィ』をなんとか仕上げにかかりたいと思います。あとは今年こそと思っているホームページ作り。あとはこの前、久しぶりにnoteを更新したので、これから継続的に何か書いてみたいなーという気持ちも湧いてきちゃいました。学生時代に月いちでテーマを決めてエッセイを書くってことをやっていて、それを再開して投稿するのもいいなーという考えが浮かんだので、そのあたりの投稿もやってみるかもしれません。力尽きたらやっていないかもですが……。
そんなかんじで、今回はここまでにしておきましょうか。自分なりの区切りの時期ってちょいちょいあるんですが、そういう時って外に発する言葉を編めないことが多くて、なかなか書きに来られないんですよね。でももう少し気軽に、話題ひと���ずつくらいのタイミングで、来られたらなと思います。ではでは。
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2023年の振り返り
1年半ぶりとかですね……! ご無沙汰しています。文フリが終わる度にブログでまとめよう!と思い立つものの、燃え尽きてて何にも書けないーってなってるうちに次の本を作る時期になり……みたいな1年半でした。でも、せっかく年末なので、この機会に今年の活動を振り返りますね。いろいろ本を作りました。
まずは、やったこと一覧を書いてみます。 2月 文フリ広島 作った本:『きっかけ広島』 5月 文フリ東京 作った本:『眠り』(かざぐるま) ペーパーウェルさん 作った本(ペーパー):『3さいのわたしのとびら』 7月 文フリ札幌 作った本(ペーパー):詩とごあいさつのペーパー 深大寺恋物語 応募した作品:『八分目になるまで』(落選) 9月 文フリ大阪 寄稿した作品:『バリスタにはなれなくても』『しろくまさんとにんげんさん』 作った本:『夏の自由研究 句と歌』 ペーパーウェルさん 作った本:『深夜にカレーを作るくらいの』
こんなかんじの1年でした。ちなみにここ3ヶ月ほどは何をやっていたかというと、また本を作っています。広島文フリで出す予定の、生き方についての詩とエッセイの本です。今回はしっかりした本を作って、書店さんに委託チャレンジしてみようかな……と考えているんですが、そういう大きな目標があるからか、けっこう苦戦しています。なんやかんやでいつもの分厚さの本になってるかもですが、できていたらお手にとっていただけるとうれしいです。実はもう一冊作ろうとしているんですけどね……。連作短編小説にするつもりなんですが、簡単な短編とか、そんなボリュームになりそうな気もしてきて、ちょっと焦っています。ただ、どっちも今のタイミングで一度は形にしておきたいなと思う本なので、本にはなっていると思います。
今年の振り返りももうちょっとしたいので、その話もしますね。まずはかざぐるまの活動から。今年は眠りをテーマにした本を作りました。今回、「作者さんの横顔を見てもらう」ことを個人的な裏テーマとして掲げていてですね、巻頭にエッセイを掲載したり、アンケートを取ったりしてみました。最近、エッセイを書いている母の影響なのか、エッセイを読むのがとても楽しいなーと思うようになって。いろんな人がいろんなことを考えていて、自分と似ている人のことも、真逆の人のことも、どんなことを考えているんだろうなーって気になるようになってきたんですよね。自分が本を買う時も、ざっくばらんなあとがきがあるような本に惹かれて手に取りがちだったりするので、そのあたりを今回の本に込められないかなと思っての裏テーマです。盛り込んでみて、サークルのみなさんの今まで知らなかったところを知ることができたりもして、楽しかったです。ここ数年は直接お会いする機会も減っていたので、ちょっと変わった交流の機会にもなっていればうれしいですね。 広報活動(と言うとおおげさですが)も少し工夫してみました。本の表紙は今まで自作していたのですが、お世辞にも上手いとは言えなくて、そんな表紙を堂々と出すのもなんだか恥ずかしくて、あまりアピールできていませんでした。そこで今回は思いきって、印刷所のしまや出版さんにオーダーメイドで作っていただきました。夜の眠りをイメージしたきらきらで素敵な表紙を作っていただけて、「この素敵な表紙を見てください!」ってテンションで、Twitterのあらすじ紹介それぞれに貼ったり、ポスターを作ってブースに掲げたりすることができました。ブース前を通る時に「おっこれは」ってかんじで立ち止まっていただけた方もいらっしゃった気がしてうれしかったです。中身も知っていただくために、エヴァンゲリオンの次回予告っぽいものを作ってみました。Twitterで、たまに流れてくる発言まとめメーカーのまとめがけっこう好きなんですよね。インパクトが強くて思わず笑ってしまうことが多いんですが、これだけ印象に残るのなら、あらすじ紹介としても良いのでは?と思い立って。メーカーの使い方はわかんなかったので、パワポで自作してみました。作品の中から一文程度を抜粋して配置していったんですが、それぞれの作者さんの特徴が出るのはどこの文章だろうとか、考えながら抜粋していくのは楽しかったです。当日は、このまとめとあらすじを裏表のチラシにして配布しました。ポスターを目に留めていただき、チラシで内容説明ができて、なかなかいいかんじに表紙も中身も見ていただくことができたかなと思います。当日はたくさんの方にお手にとっていただけて、とてもうれしかったです。ありがとうございました。
個人の活動についても話しますね。まずは文フリ広島から。今回のブログ、だいぶ長いと思います。1年半を詰め込むとこうなりますね。ごめんなさい。文フリ広島と文フリ札幌と、ペーパーウェルのことを少しずつ書いていこうと思います。あとはちょこっとで。 文フリ広島では、『きっかけ広島』を作りました。広島が大好きで、個人の活動で初めて文フリに出店する時も、せっかくだから広島でと思うくらいに縁を感じていて。旅先で出会ったさまざまな方に、たくさんの優しさをもらって、行く度に好きになって、何度か出店しているうちに、「この気持ちをなんとか地元の方にお返しできないかな」と考えて作ろうとしたのがこの本でした。広島を好きになるきっかけを語っただけの本なのですが、地元の方に少しでも温かい気持ちになっていただけたり、広島に初めて訪れる方の少しのきっかけになったりすればなと思います。当日はお礼のつもりでブースに立っていたのですが、たくさんの方に本をお手にとっていただけたり、温かい言葉をいただけたりして、さらに「ありがとうございます」が増える結果になってしまいました。本当にありがたいです。来年も文フリ広島には参加予定なので、「広島が好き」を込めた作品を作れたらなと思っています(先ほどの連作短編小説がそれなので、くじけている場合ではないですね)。 文フリ札幌は初参加でした。電車が好きなので、新幹線と特急を乗り継いで向かいました。青函トンネルを通る時に緊張したり、線路内に鹿が入ってきて止まったり。ちょっと大変でしたが、どれも良い思い出になりました。短歌や俳句にもしました。初めてだらけの今回でしたが、はじめましてをちゃんと言えたのはうれしかったです。ブースにお立ち寄りくださった方、本をお手にとっていただいた方、ありがとうございました。本もたくさん買いました。素敵な絵本が多かったんですよね。絵本を作っていらっしゃる印刷所さん(出版社さん?)に出会えたりもして、「絵本、私も作ってみたいなあ」と新たな目標ができたりもしました。 ペーパーウェルさんは、5月と9月、どっちも参加できました。5月はほんと、ぎりぎりだったんですけどね。でも、追いつめられた時に特有の不思議なテンションで、いつもならできない作品ができて良かったです。印刷してくださった方、本当にありがとうございました。作品が拙かった分、何か良いことが起こっているといいなと思います。9月の作品は、まさかの音声で感想をいただけたりして、びっくりしました。エッセイをほめていただいて、なんだかとても元気が出ました。ありがたかったです。文章でもたくさん感想をいただけて、改めてありがとうございました。9月は私も少し感想をお伝えすることができて良かったです。「良かったです」ということを一生懸命いろんな言葉に込めているのですが、ちゃんとポジティブに伝わっているかな、ということがいつまでも不安で、感想を送る時はいつも緊張してしまうんですよね。少しでも応援になっているといいなあと思います。 くくりきれなかった作品についても少しずつ書いておくと、7月には深大寺恋物語という公募に応募してみたりしていました。厄除け参りに行ってみた深大寺と神代植物公園をすっかり気に入ってしまって、ありがとうを作品に込めて送りたかったんですよね。なんだか今年は、「場所への感謝を作品に込める」がサブテーマだったような気がします。拙い作品で、それがどこまでできているかはわかりませんが、今後も続けていきたいです。文フリ大阪のコーヒー号には、2作品を寄稿させていただきました。寄稿させていただく時はほんとにフリーダムに書かせていただいていて、とても楽しいです。8月に考えていたことをわりとそのまま書いた作品になりました。『夏の自由研究 句と歌』は、この夏の目標が「短歌や俳句を学ぶ」だったので、その記念に作った本です。この本は今もMOUNT ZINEさんというお店にがんばって並んでくれているので、どこかのタイミングで改めて裏話的なことをこのブログでしたいなと思っています。
長いですが……最後に来年の展望を。今年、かなりハイペースに本を作っていました。それは、来年2月の文フリ広島を個人的な区切りにしようと思っているからです。ちょっと今後の人生を考えていくうちに、本を作ってイベントに出てが難しくなる期間もあるかもしれないなと思い、作りたい本は今のうちに作っておこう!と走り抜けたのが2023年でした。実際に来年以降がどうなるかわからないので、イベントに出られる限りは出たいなーと思っているのですが、ひとまず来年はあんまり新刊が出ない年になるかもしれません。あ、でも、ペーパーウェルさんは出たいので出るかもです。どちらかというとオンラインに居る年にしたいなと思っていて、今年は本作りを優先してまた後回しになっていたホームページ作りとか、そのあたりのことをやっていこうと思っています。ホームページも、考え方によっては一冊の本だなと思うことがあって。作品を掲載したり、好きな作品について語るページを作ったり、いろいろやりたいなと思っています。ブログも更新できるといいな。
すみません本当に長々と……。読んでくださった方いらっしゃるのでしょうか……? 何はともあれ、今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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お好み焼きを満喫して次はひっつみ汁です
お久しぶりです。 2年ぶりの文フリ広島が終わりました。 お立ち寄りくださった方も本をお手にとってくださった方も本当にありがとうございました。 今回の本はけっこうぎりぎりまでかかって作って、納期もぎりぎりにしてしまっていたので、うっかり受け取りミスとかが起こらないかなとはらはらしましたが、なんとか持って行くことができて良かったです。見本誌を読んで気に入って来てくださった方もいらっしゃって、間に合って良かったなーとしみじみ思いました。 あと、今回の本と同じリソグラフで名刺も作っていて、そちらももらっていただけて良かったです。ただ、あの名刺にはまだTwitterのアカウントしか載せていないんですよね…。それも普段は恐ろしく低浮上の…。アクセスいただいても何の情報も得られない今の状況はさすがになーと思うので、この機会にホームページを作ったりとかしてみたいなーと思っています。 文フリでしかお目にかかれない方とお話しできたのも、すごくうれしかった。また会いましょうって言えることは、あったかい希望の灯です。 あったかいといえば、広電で会場に行く際に乗り方を教えてくださった地元の方にもほっこりしました。広島に行くと、びっくりするくらい優しい交流がちょいちょいあって。とても好きだなーってなります。 改めまして、今回関わってくださったみなさん、本当にありがとうございました。
今後の予定ですが、文フリのソロ活動としては岩手に参加させていただきます。 岩手には今まで行ったことがないんですが、加納朋子さんの『スペース』という作品に岩手が出てくるので、なんとなく親近感を抱いています。作中に出てくるひっつみ汁がおいしそうなんですよね…。今度の旅で食べられるかはわかりませんが、探してみたいと思います。肝心の本ですが、広島で出した新刊と、既刊をちょっとずつ持って行けたらなと思っています。間に合えば無配も何か用意したいところ…。 あとwebでは、第8回ペーパーウェルさんに参加させていただきたいなと思っています。テーマは「緑」なので、まずは緑から連想するいろいろをブレストしていってるんですが、書きたいモチーフが多いです。三題話とかになるかも。ペーパーウェルさんは、書くのも読むのもすごく楽しい企画で、今回も楽しみです。
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あわてんぼうのサンタクロースはたぶん類義語
ご挨拶にまたタイムラグが出てしまいましたが、福岡文フリありがとうございました。 九州については、きらわれているのでは?ってくらい行こうとしても行けないことが多くて。 家族旅行は2回計画して2回とも中止になったし、修学旅行で九州に行った時は行けたんですが台風が直撃して宿から出られない日があったりだったんですよね。まともに旅行ができたのは幼い頃に行った温泉旅行だけでした。 去年も行こうとして中止になったし、今年の情勢も微妙なところだったしもう一生行けないのでは??ってなってたんですが、ありがたいことに今回はなんとか行くことができました。逆方向の電車に乗ってしまったりとかハプニングは多かったんですがね…もはやこれはきらわれてるとかじゃなく単純にうっかりしまくってたからなんですが…。 そうして謎の緊張感で参加した福岡文フリですが、ブースにお立ち寄りいただけて、チラシコーナーに設置した無配ももらっていただけて。とてもうれしかったです。 参加後も、メールで通販のお問い合わせをいただいて、少部数ではあったものの舞い上がって追加したりもして。ほんとにうれしかった。 改めまして、お立ち寄りくださった方も無配もらってくださった方も本をお手にとってくださった方も本当にありがとうございました。 来年は自分がどこに居るかちょっとわからないので参加は厳しいんですが、機会があればまた行きたいです。
そうそう、今回のイベントでは神聖自炊帝国さんというとてもおもしろいサークルさんを見つけました。 https://c.bunfree.net/c/fukuoka07/!/%E3%81%88/6 『自炊学Ⅰ+A』と『新刊落としました』(という新刊)を購入させていただいたんですが…いやーもうおもしろすぎる。言葉遊びとか、論理の展開の飛躍っぷりとか何故か終盤に辻褄が合ってくるとことかとても好きです。そして装丁も、某参考書とか某新書とかオマージュの仕方が精密で、楽しさだらけで。ほんとはあのユーモアに対応する何かすごいこと(鍋敷きにしてますとか)を言いたいんですが私からはとても出ません。正面切ってほめることしかできないですがめちゃくちゃ好きです。自炊学シリーズ…揃えよう。
よしじゃあタイトル回収なんですが、今回ソロ活動でブース設営してみて、進歩ないなーとなんか急に思いまして。 いいかんじの設営を調べて研究する、まではちょっと元気ないんですが(インテリアとかがまじで苦手)、訪れてみていいなーと思ったブースのレイアウトとかは、ちょっとずつ覚えていって自分のところにも活かしたいなと思えるようになりました。 そしてなんか最近はスーパーとかがクリスマスムードになってきてて、例えばクリスマスをテーマにした設営だったら私でもわりとできるかなーとか夢想して。その場合サークル名は「あわてんぼうのサンタクロース」になるんだろうなーとか、あわてんぼうのサンタクロースの対義語は落ち着き払ったトナカイかなーとか、なんかそんなことを考えていました。 まあそれはそれとして、母のアドバイスにより旗印を作ってみよう作戦が持ち上がったりしてるので、しばらくは「水色の遊園地」をテーマにいろいろ作ったり集めたりしてみようかなと思っています。
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親愛なるひまわりさんへ
本にはあとがきを載せていなかったので、ここで書いておきます。 ちょいちょい話題に出している、高校時代の友人を偲ぶ本です。
彼女が亡くなってから3年になり、正直、私もだいぶ大丈夫になってきました。 でもそれがものすごく寂しくなることもあって。 ただ、寂しいからと落ち込んでいるだけっていうのも、違うんだろうなと思い。 なので今回は、彼女のことを振り返りながらも、前に進める作品にしたかった。 できれば私の中に居る彼女ごと、一緒に前に進める作品に。
もうひとつのきっかけの話になりますが、私はヨルシカさんの曲が好きで、特に「エルマ」を巡る楽曲群にもう会えなくなった彼女を重ねていろいろ考えることをよくしていました。 曲を聴きながら感じているのは自分の内面なのだから、いっそこれを改めて言葉にしたい。 私は私にとっての「エルマ」のアルバムのようなものを作ってみよう、と考えるようになって。 こっちはもう少し前の時期から思っていたことだったんですが、先ほどの思いと合流し、今回の本を作ることにしました。 なので今回の本は正方形をしています。 ちょっと大きいですが、アルバムの歌詞カードのイメージです。
今回の本でお金をもらうのはなんか違うかなと思い、友人への献本という形で無配にすることにしました。 そして無配にするのなら、文フリのチラシコーナーに置いて、目に留まった人に手に取ってもらって、その人にも居るかもしれないもう会えない大切な人に思いを馳せるような本にしよう。そう思ったので、具体的なエピソードはあんまりない、ちょっとふんわりした詩たちになりました。 今の情勢の影響で、大阪文フリでチラシコーナーは無かったんですがね。 でも次に参加予定の福岡文フリではチラシコーナーが復活するかもとのことで、ようやく頒布したい形式で頒布できそうです。 (ちゃんと言ってなかったんですが、10/31の福岡文フリに参加予定です。母の文フリ全国ツアーに便乗するかんじで参加することにしました)
この本を区切りに、直接的に彼女のことを書くのは一旦やめようかなと思っています。 ちょっと乱暴な言い方にはなるんですが、会えなくなった人にずっとしがみつくような、そんな覚え方を私はしたくないんですよね。 これから生きていられる間、私は新しい景色に出会ってしまう。 彼女が見られない景色。 けれどその景色を見て私が思うことは、彼女に出会う前の私が思うこととは決定的に違うから。 ちゃんと言葉にできないのがもどかしいんですが、彼女に出会って変わった私だって彼女の生き様を反射する何かであり続けるので。 はっきりと一時的なテーマとして押し出すのではなくて、これからずっと一緒に生きていく。 そういうふうに、していきたいと思います。
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三世代号の感想
大変遅くなりましたが、大阪文フリありがとうございました。 まだまだ落ち着かない状況での開催でしたが、ブースにお立ち寄りいただけたり、どうぶんの方々ともお会いできたりして、とてもうれしかったです。 母も母で健闘していて、いろんな方に本を手に取っていただけたようでとても喜んでいました。
今回は編集作業前に感想をまとめておいたんですが、なんやかんやで遅くなっちゃいました。 なにはともあれ投稿させていただきます。
菅江真弓さん「ある日、公園で。」 冒頭の『ああ、今日も生きている。』の今のご時世における重みに、感慨深くなりました。 何気ない日常の散歩でも様々に感じられる街の変化の描写がリアルで、一緒に散歩をしながらノスタルジーに浸れるような気持ちになれました。 住職の代替わりにまつわる話がどんなエピソードなのかとても気になり、また機会があったら読んでみたいなと思いました。
田んぼの恵さん「記念樹」 園芸についての思いは三世代それぞれでも、お客さんとのやり取りに充実感を覚えているところが共通していて良いです。 一組の親子とのエピソードが、時々ハラハラしつつも幸せな展開でものすごくほっこりしました。 そして花言葉を調べてみておおーとなりました。今回ずばりこれではないかもですが、ユズの花言葉の「恋のため息」ってめちゃくちゃロマンチックでいいですね。
五三一〇さん「象牙の牌」 三世代のテーマ設定をした時、「こんなかんじのお話が読みたいなー」と思っていたまさにそのものといった雰囲気のお話で、最初から最後までとてもうれしく読みました。 おじいちゃんが破天荒さと一途さと両方を持ち合わせていて、とても魅力的な人物に描かれていて良かったです。 最後に夢で麻雀を打つシーンもとても良い。
夕凪塔子さん「結婚指輪とメッセージ」 宝石店の描写がとても素敵で、実在するならぜひ行きたい!と思いました。 三世代の経営者がそれぞれ個性的で、それぞれの色を出しながらもお店が続いている様子が伝わってきて良かったです。 お客さんにまつわる小さな事件も日常の謎好きとしてはわくわくして拝読しました。
n.n.さん「レトロ喫茶店の”3代”間違い探し」 まさか間違い探しが来るとは思わず、とても楽しく遊びました。 難易度はページが進むごとに上がっていき、最後のはかなり難しかったですが、できた時の達成感がすごかったです。 文章も三世代にまつわるほっこりした内容で良かったです。隠し味はわからずじまい…年季と愛情か…??ってなってました。
結城梗さん「クラフト・エヴィング商會が三代目であることについて」 クラフト・エヴィング商會についてこの作品で初めて知ったのですが、吉田篤弘さんが関わってらっしゃってびっくりしました。 思えば昔に結城さんが紹介していらっしゃった『それからはスープのことばかり考えて暮らした』をきっかけに吉田篤弘さんに出会ったので、なんだか感慨深かったです。 三代目であることへの考察も、今まで自分が考えたことのなかった視点で、とてもおもしろかったです。
n.n.さん「三世代」にまつわる読書案内 紹介される作品数がたくさんで、テーマがさらに広がるかんじがして良かったです。 塚本邦雄さんについて今まであまり詳しくなかったのですが、紹介を読んでとても興味が湧きました。 どれも読んでみたい!となったのですが、特に『愛と美について』『銀河の片隅で科学夜話』も気になりました。
リレー小説5作品 菅江真弓さん、長月琴羽、丼沢かかぽさん「再構築」 (執筆もしたので書いてる人目線になりますが) 創業者のキャラ立てがほんとに上手だなと思いました。 社会人経験ある割にはこういう企業を舞台にした場面を書くのは苦手なので、事業の内容などが詳しく描写されていたのがとても助かりました。 全体的に半沢直樹テンションで進んでいったのが、読み手としても書き手としてもすごく楽しかったです。
n.n.さん、吉田権左衛門さん、天野すずめさん「変わらないもの」 社会人についてのモノローグが、読み返す度になんだか心に刺さるんですよね。 テーマ設定の時の違和感が伝播していき小説の内容として反映されたっていう裏話がものすごく好きです。 そしてオムライスがめちゃくちゃ食べたくなります。
天野すずめさん、日廻小夜さん、菅江真弓さん「この港」 三世代の、海にまつわる距離感が絶妙で良かったです。 船長と灯台守の間の、時代とともに移り変わる仕事の種類の中で、商社に就職するというのがすごく上手い選択肢だなと思いました。 同時期に灯台守の話を書いていた身としては、灯台守の仕事がなくなるってことをまだ勉強不足だったので、非常に勉強になりその後の展開を考える上でも参考になりました。
幕間さん、丼沢かかぽさん、n.n.さん「三度戻ってきた本」 冒頭、三世代の本屋の関係性のやさしさがなんとなく感じ取れる文章ですごく良いです。 少しだけSFチックになりつつ、三世代に渡るやり取りが書かれていて、テーマ設定時のイメージど真ん中なストーリーが読んでいて心地よかったです。 そして最後の円環構造にはおおーとなりました。さすがの仕掛けです。
長月琴羽、菅江真弓さん、n.n.さん「二人と一匹はいかにして出会ったか?」 (執筆もしたので書いてる人目線になりますが) どうしても某魔法使いのエリオスさんみたいな外見がちらついてそんなかんじになってしまったんですが、その後も上手く動き方など引き継いでいただけて良かったです。 最初の台詞も見事に回収されていてうれしかったです。この続きも読んでみたい(他力本願)。
菅江真弓さん「優雅で感情的な新型ウイルス・アペンド」 シーン2が特に印象的でした。 最近よく新聞を読むのですが、合わせて作品を拝読すると作中の表現���意図がより理解できたように感じて面白かったです。 9月には国内情勢にも動きがあって、菅江さんなら今の状況をどう描かれるのかなと思いを馳せたりしていました。
木村縦雄さん「ケーキを食べる日」 木村さんからケーキについて��っかりお話を聞く機会は意外となかったので、とても楽しく拝読しました。 ケーキの要素を分解して、あまりケーキを食べない理由にちゃんと理屈が付いていく様子がおもしろかったです。 スイパラ以外のケーキやさんは行ったことがないところばかりだったので、また突撃しに行きたいと思います。
「海の灯火」あとがき 最初はもうちょっと児童文学的なほんわかした話にするつもりだったものの、だんだんブロマンス的なかんじになっていってあちゃーってなってたんですが、楽しい気持ちのま��爆走しました。後悔はしてません。 灯台守の仕事が今は無くなってることはリレー小説の時に知ったのですが、おかげさまでなんとか作品に織り込むことができました。ありがとうございました。 ○執筆の際に参考にした作品 ・『おーい、こちら灯台』ソフィー・ブラックコールさん ・『行ってみたい世界の灯台』自由国民社編集部
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2021年上半期に見たものたち
よし連投しよう。
2021年の上半期に出会った好きなものたちについて列挙し語ります。
曲 ・Look at the Sky(Porter Robinsonさん) https://www.youtube.com/watch?v=PuMz4v5PYKc
2月くらいに聞いていた曲。
なんとなく雪解けを連想させる温かい曲調と綺麗な空のPVと、直訳すると今のご時世の中でもいいことを見つけていくぞみたいな捉え方ができるので元気をもらっていました(厳密な和訳はちょっと違う意味っぽいですが)。 Porter Robinsonさんの曲はこの曲の素敵さをきっかけに、”Something Comforting”や”Shelter”もよく聴いています。
・AAside(アルゴナビスさん) https://www.youtube.com/watch?v=Mu58aSeI-NE アニメを見ていてハマった曲なんですが、曲の勢いと歌詞がめちゃくちゃ良いです。 主役が一人ではない、ヒーローは居なくても自分のまま闇を突き進んでいく、そのへんのテーマが現代っぽくてとても熱い。 ちょっと脱線しますが、おとぎ話やヒーローアニメを見て育ったかつての子どもたちが、その通りにはいかない人生に絶望して、でも現実を受け止めてそれでも自分を主役に据えて力強く生きていくかんじの物語がとても好きで。 いつか自分でも書いてみたいと思っています。 (魔法使いもどきで多少はやったっちゃやったんですが)
・カタワレ(佐藤千亜妃さん) https://www.youtube.com/watch?v=VtCOYvUmc1Y 後述するレンアイ漫画家の影響です。 これもおとぎ話文脈になるんですが、王子様じゃなくてもきみが好きってのが良い。 そしてきのこ帝国さんの「金木犀の夜」って曲がすごく好きなんですが、きのこ帝国さん自体はあんまり知らなくて、この方がボーカルだということをこの曲きっかけで知ってまじか!!ってなってました。
本 ・いまきみがきみであることを(白井明大さん) 詩集。 夜中にふと目が覚めた時に開くとほっとするような言葉がたくさんあって、くり返し大事に読みたいなと思えるような本でした。 カシワイさんのイラストもすごく好きで、詩とイラストの両方でしっかり言葉の世界に浸れます。
アニメ(撮りだめしていたものも含む) ・ゆるキャン2期 ・のんのんびより のんすとっぷ ・アルゴナビス ・おちこぼれフルーツタルト ・フルーツバスケットファイナルシーズン ・シャドーハウス ここはちょっとずつまとめて語ろう。 冬は木曜日にのんのんびより、金曜日にゆるキャンというものすごく癒やされる布陣で、おかげでいろいろ乗り切れてた覚えがあります。 アルゴナビスはとにかく曲が良い。 おちフルはあと4話くらい残ってるんですが、キャラクターの個性が強くておもしろいです。この作品きっかけでなぜか今はわたてんをセルフ再放送しています。 フルバは終盤なのでかなりドロドロしていて毎話しんどい…って言いながら見てるんですが、最後に救いがあるのはわかっているのでなんとかついていきたい。 由希くんがチョークを折るところはアニメでも名シーンでした。 シャドーハウスは、微妙に不穏な雰囲気ですが好きなかんじの不穏さなので楽しく見ています。エミリコちゃんかわいいしジョンさんもいいキャラしてる。
ドラマ ・レンアイ漫画家 とても視聴者のメンタルに優しいラブコメ(個人の感想です)。 金曜日の仕事終わりにごはんを食べつつ見るのが至福です。 主人公2人が惹かれ合う過程がとても丁寧で良いのと、疑似家族ものがすごく好きなのでレンくんとの3人の生活風景もあったかくて良いです。 そして物語の展開にトンネルはあるものの、そのトンネルが暗すぎないのがまた良い。 回を追うごとに前のめりになってきてしまって、9話の次回予告をエンドレス再生しています。 あと余談ですがこのドラマのBGMを作っている方がシャドーハウスのBGMもやってらっしゃって今期めちゃくちゃお世話になってるな!ってなってました。
だいたい語り終えたかな。 ほんとは3ヶ月ごとにやろう!って思ってたんですが、半年になってしまいました。 でも半年をまとめるのはけっこう大変なので、やっぱり3ヶ月ごとにやろう。
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これは問わず語り
相変わらずのお久しぶりです。 お久しぶり代わりと言ってはなんですが、今日はできれば連投したいと思っています(極端)。 有休とったのでね。
まずはTwitterでたまに言っていた、ミュージカル刀剣乱舞「東京心覚」の話をします。
※この先がっつりネタバレをします。そして感想や考察というよりは自分語りが多いです。人が亡くなる話もします。苦手な方はスルーしてくださると幸いです。
上述の通り、「てんえどにまた救われた話」「終末紀行文の執筆で影響を受けたこと」の2軸で話します。 本来は未鑑賞の方も読むことを想定してあらすじを添えておきたいとこなんですが、あの作品のあらすじ説明…とても難しいんですよね…。 というわけですみませんが、はしょります。 気になる方はアーカイブ配信が来たら観てください(丸投げ)。
「てんえどにまた救われた話」 今回の話に出てくる、水心子正秀と源清麿(よくてんえどと呼ばれています)には特別な思い入れがあって。 彼らが刀剣乱舞(原作ゲームの方)で実装されたのが、2年ほど前なんですが。 ちょうどその少し前に、祖母の葬儀があったんですよね。 その1年前には作品で時々言及している友人とのお別れもあったし、実はそちらの方が身近な人とのお別れが初めてだったという意味ではショックが大きかったんですが。 それでもいろいろときつくて、疲れていました。 そんな中、特命調査の天保江戸が始まり、水心子正秀と源清麿と出会い。 キャラクターとしてとても好きなかんじの子たちだったのですが、驚いたのはその色味でした。 紫色。 おそらく江戸三作のうちの二作の刀が元になっているキャラクターなので、江戸紫をイメージしているのかなとは思うんですが。 祖母が好きだった色も、紫色だったんですよね。 祖母とのお別れを終えたすぐ後に、祖母の好きだった紫色をまとった彼らとの新しい出会いがあったことは、当時の私にとってはものすごく大きな救いで。 それからはてんえどを強めに応援していました。 ここ3年くらいは身近な人とのお別れが多くて、昨年には祖父とのお別れもありました。 別れをかみしめて消化するために、自分の書く作品のテーマとしても「出会いと別れ」がよく出るようになって。 書くごとに少しずつ気持ちの整理はできてきて、この前作った「またね」と、あともう1冊くらいは別れをかみしめる本を作る予定で。 でもそろそろ、先に進まないといけないなと、なんとなくそんな思いも生まれ始めていました。 別れをかみしめる、失ったものを大事にする。 それは大切なこととして続けていきたいけど、失ったものを抱えて歩いていけるような何かを足���ていけたら。 そんな気持ちを抱えつつ、「東京心覚」を観ていました。 作品の中で度々使われていた「月光」。 それは、祖父の出棺の時に流れていた曲でした。 作中では、最初は原曲通りに流れて。 でも途中からは、「月光」が彼らの歌う曲の1つのフレーズとしてアレンジされていって。 「月光」が新しい曲になっていく。 それにものすごく救われていました。 別れもまるごと抱えて、進んでいく。 そんな勇気をもらえました。 ここまで物語の本筋には一切触れていなくて、しかもものすごくちょっとしたことを自分のいろいろと関連させて勝手に救われているだけの話なんですが。 それでも、そうやって救われるきっかけをくれたてんえどには本当に、感謝しかない。 これからも応援していきたいなと思います。
「終末紀行文の執筆で影響を受けたこと」 作中では、水心子正秀がとある光景を見せられ、歴史を守る意味を見出せず悩み、それを解決することが本筋となっていくのですが。 私は作品を観た時に、水心子正秀は「終末」を見たんだなと思いました。 歴史とは大きな川の流れのようなもの。 けれど流れる川の行きつく先は。 うろ覚えですが、くり返しそんなかんじの台詞があって。 どうせ全部なくなるのなら、一生懸命に歴史を守っても、残るのは虚無でしかないのではないか? その問いに、歴史上の人物の生き様が強く「否」と言います。 残らなかったものは無かったものなのか? 負けた者は存在しなかったことになるのか? そうではない。 結果がどうであれ、そこに至るまでに紡いだ思いや願いや祈りは、どこかに残っていく。 誰かが受け取って、次に繋げていくことだってある。 無かったことには、決してならない。 この作品から受け取ったそういう結論は、とても優しくて力強くて。 私の執筆する意義として死にたくない気持ちがあるので、今回の「終末」というテーマはなかなかに向き合うのが辛いテーマではあって。 でもいつかは必ず、対峙しなければならない時は来る。少なくとも個人の終末については。 そこにもたらされたこの作品の視点は、「終末」をとても飲み込みやすいものにしてくれました。 飲み込みやすいからって、あまりにそのまんま作品に反映してしまった感は否めませんが。 お菓子と終末と、それを繋ぐやさしい視点。 短いですが、今しか書けないものができてうれしかったです。 ありがとう水心子正秀。
3月に初演を配信で観て衝撃を受けて、でも劇場に行く勇気は出なくてしかも大阪公演は中止になってしまって、最後まで私は「来ないことを選んだ人」「来れなかった人」でしかなかったのですが。 配信を何度も観て、本当に元気をもらいました。 終盤のシーンは観客に語りかける言葉でもあり、それはなんだか昨年12月に観たポルノさんのライブとも共通する強い強い励ましの言葉で。 こんな時代だけど、悪いことばかりでもないな。 ちょっとだけ、そう思わせてくれるような作品でした。
それからここ2ヶ月は仕事でもまた壁にぶつかって、いい加減くじけかけて、せっかく叶えた夢もなおざりにしそうになったりもしてたんですが。 1部の内容や2部の曲の「辿り着く先が何であろうと 我が夢行け」っていう言葉にもすごく励まされて、どう転んでももう少しがんばってみようと思えました。
内容自体は難解で哲学的なんですが、だからこそ受け取る側がいろんな捉え方ができる作品で、私はとても好きです。 観る度にいろんな意味を見出して、そしてそれが宝物になっていく。 アーカイブ配信も早く始まってほしいし円盤も待ち遠しいです。
以上、語りたいだけのひとりごとでした。
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さすがに年1回くらいは浮上しなければと思ったのでスライディング更新です
めちゃくちゃ久しぶりですが、ブログ更新です。
今年も終わりますが……うん、いろいろありましたね。 世間もいろいろあったし、個人的にもなんかいろいろありました。
スライディング更新なので、そんな中で元気をもらった曲とか本とかについてざっと書いて年納めにしたいと思います。
曲 ポルノさん ・VS https://www.youtube.com/watch?v=3dukWOAWCro ・2012Spark https://www.youtube.com/watch?v=H4mAOHO18Ws 洋楽 ・Alligator(Of Monsters and Menさん) https://www.youtube.com/watch?v=NunAl4BRVx8 ・Cry(Gryffin, John Martinさん) https://www.youtube.com/watch?v=enbNUqSZdD8 ボカロ ・Henceforth(Orangestarさん) https://www.youtube.com/watch?v=L13gCEZJVRU (Orangestarさんの復活、ほんとにうれしかった…この曲のおかげで夏を越せました)
本 文芸系 ・君が夏を走らせる ・あと少し、もう少し ・すみれの花の砂糖づけ 実用系 ・「繊細さん」の本 ・要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑 (仕事の悪戦苦闘もずっと続いていて、今年は自分の特性を知ってうまくそれを活かしてあげる方向にがんばることができたので、そのヒントをもらえた本にたくさん出会えて良かったです)
アニメ ・はめふら ・かくしごと ・波よ聞いてくれ ・ヒプマイ ・ごちうさ3期 (観るのが遅いので、撮っててまだ観ていないアニメもけっこうある…今はハイキューの全国大会編最初の方をいっしょうけんめい観てます。おちこぼれフルーツタルトも早く観たい)
ほんとはひとつひとつしっかり語りたいんですが、今年はスキップします。 そうだな、来年はそういうの書けばいいんだな。 いまいちこのブログの活かし方を掴めていないんですが、また何か書きに来られたらなと思います。
最後に、今年もお世話になりました。 直接お会いできた方は少なかったですが、再会も新しい出会いもあり、直接会えなくてもビデオ通話をたくさんの方とできたので、そりゃ例年に比べれば寂しいですが、ちゃんと人と話すことはできた1年でした。ありがとうございました。
あと来年こそは部室に預けたままのどうぶんTシャツを取りに行きたいです(現役生のみなさんすみません)
それでは、来年もよろしくお願いいたします。
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一年越しの悲願達成記念に謎の短文までできてしまいました
タルト・タタン。
つぶやくだけで楽しくなってしまう、その響きが好きだ。
噛みそうになりながらどことなく舌っ足らずになってしまう発音。
復唱する店員さんのそれを聞いて和やかな気持ちになりながら、
自分の舌でも転がしてみる。
タルト・タタン。
うっかりから生まれたという、その物語も好きだ。
失敗からもこんなにおいしいお菓子が生まれるんだよ、だから君だって大丈夫さ。
甘酸っぱさとさくさくの食感が、諭してくれている気がする。
タルト・タタン。
たぶん一番好きなお菓子ってわけじゃないけど。
冬が来るたびに見かけるその名前には、いつもなんだかほっとする。
あったかくてやさしい、知恵のひとかけ。
順番はごっちゃになってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
いろいろと語れていない思い出とか感想とか積もりに積もってしまってるんですが、
年始1回目の今回は昨年から因縁のあったタルト・タタンの話をします。
昨年の2月頃ですかね、無印良品のカフェに行っておやつをしたんですが、
その時期間限定メニューの「タルト・タタン」を見つけて���お!となったんですよ。
しかしその日はなぜかチーズケーキが食べたくて、見送ったんですよね。
それが全ての始まりでした。
カフェにおける期間限定メニューってのはだいたいは月替わりで、
2月一杯はやってるだろうと高をくくって2月末に再び無印へ行ったんですが、しかし。
すでにメニューは春物一色に、タルト・タタンはどこかへ行ってしまっていました。
私は打ちひしがれました。
せめて別のカフェにないかなと探してみても、
ピンポイントでタルト・タタンを扱っているという情報は少なく、
数少ないカフェを当たってみても間が悪かったのかありつけず。
最終的には家で作ればいいのでは??とレシピを検索してみましたが、
比較的簡単だという工程すら当時休日にクッキーを焼くこともままならない
状態だった私にとっては「無理だ…」となってしまい、断念しました。
一連の打ちひしがれっぷりを見ていた母が近所のケーキやさんで
偶然見つけたというタルト・タタンを買ってきてくれて、
それを食べることで一旦は落ち着いたのですが。
やっぱり無印のタルト・タタンが気になる。
再び冬がやってきて、
無印にタルト・タタンのメニュー写真を見つけた時には浮かれました。
浮かれてそのままの勢いでカフェに入り注文しようとしたんですが…。
売り切れ。
その後何度か通っても、売り切れや人気のため取扱い中止の連続で、
結局ありつけず。
他のお店に並び始めたタルト・タタンを食べて、
それはそれでおいしかったものの、
やっぱり無印のはどんな味なんだろうなーって、そればっかりが気になる日々。
もう、こうなればこれはもはやガチャだ。
そう決意した私は、無印に通ってはショーケースをのぞき込み、
そこにタルト・タタンが並んでいないことを確認しては
落胆するということを���り返していました。
そしてようやく昨日、食べることができたのでした!
約一年待ったからか、
ようやく口にできたそれは今まで食べたどのタルト・タタンよりもおいしい気がして、
りんごの絶妙な甘酸っぱさと皮の焼け具合、タルト部分のさくさくさまで全てが完璧で、
諦めなくて良かったなあと大満足になったのでした。
以上、新年早々謎の内容かつ謎の熱量の文章ですみません。
おやつに関しては常にこんなかんじで、
大量のおやつに憑りつかれてはひとつひとつ成仏させていく日々です。
おやつ好き故の深い業なのだと吹っ切って、
ひとつひとつゴーストバスターズしていく日々です。
それもまた楽しいんですが。
というわけで、今年もよろしくお願いします。
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ネコとあの子とロンドン橋
久々に作品解説とかやっちゃおうと思います。
このお話は、最初は日常系の皮を被ったサイコホラーみたいなかんじにしたかったんですよね。
帰国子女と仲良くなるってとこと、建設中の建物で行われるロンドン橋、それに参加する子どもたちは日に日に減っていき、代わりにネコが増えていく…
というのが最初に思いついたあらすじでした。
それを日常系のテイストでお送りしつつ、小学三年生ふたりの曖昧な語り口で一見平和に見えるが実は起こっていることは不穏、
というのが最初にやりたかったことなんですが。
表現力が足りなかった…!
子どもが減ってネコが増えていくくだりは、子どもがネコに変えられていってる?というミスリードのつもりでした。
が、そのへん伝わりにくくても何かほのぼのしたものは伝わるようにと最終的には謎解き方面ではなくSF(すこし不思議)なかんじにまとめました。
真相も本編では説明不足だったので補足しておきます。かいせつにも少し書きましたがかなりファンタジーです。
作中に出てくるネズミは、かつてロンドン橋を建設していた時に人柱にされた子たちが精霊になったものなんですね。
彼らは、自分たちのような犠牲がこれ以上出ないように建設中の建物を回って無事に工事が終わるようおまじないをしていく集団なんです。
途中に出てくる謎の詩は私の創作で、マザーグース風味に作ってみたつもりですがわりと直球なかんじになってしまいました。
ちなみにネコとネズミの関係ですが、トムとジェリーみたいなかんじで実はあまり意味はなかったり。本能的にネズミを追いかけたいネコたちが
ネズミの多い工事現場に自然と集まっているという、それだけの現象だったりします。しかしネズミは精霊なので食べられるってことはなく、
ただただ追いかけっこされてるだけっていう。
そしてロンドン橋に参加する子どもが減ってるのは飼っているネコが居なくなったのを探しに行ってるからだったりします。
次に、ベスとアンという名前について。
外国に憧れてた主人公がイギリスっぽい名前を付けるっていう発想が先に来ていたんですが、片方だけがそれで呼ぶのはなんだかいじめっぽいなってことで、
いっそお互いイギリスっぽい名前で呼び合うというところに着地しました。
その方が少女同士の秘密ってかんじがしてロマンもあるなーということで。
ベスの名前の由来は、過去作品にちょいちょい出してる架空のアーティストのベス・アビントンです。
なんだかこの名前は気に入ってしまって、ちょいちょい出してしまいます。
このアーティストは、日本ではあまり有名ではないけど知っている人は知っているっていう位置づけで、
ベスを好きな人同士はどこか共通するものを持ってるっていう裏設定があったりします。今回はほとんど関係ないですが。
いつかベスを中心にした短編集とか出してみたいなーとか思ったりしています。
アンの名前の由来は、赤毛のアンです。赤毛のアンはカナダやないかいっていうツッコミ待ちです。
というのも、この作品に出てくる方のベスは赤毛のアンをきっかけに外国に興味を持つようになったんですよね。
そして国の違いとかよくわからず外国っていうくくりでアンの国の子が来た!?って早合点しているという。
お互いが好きなアーティストや好きな本の登場人物の名前で呼ぶっていうのは、ある意味憧れの託しあいみたいなところがあって。
ベスは赤毛のアンやアン自身への憧れを名前を呼ぶことでぶつけていくし、
アンはベスって名前を身近に置くことで知らない土地へ来た不安感が和らいで救いになっているしで、
実はどっちもが秘密の名前を使うことをうれしいって思ってたりするんですよね。
ので、この二人はわりとふしぎなバランスでうまくいってるわけです。
これから先はどうなるのかわからないんですがね、もしかしたらアンのまっすぐな物言いにベスが傷付いちゃう日が来るかもしれないし、
ベスの興味の対象が他に移ってしまってアンが面白くないって思う日が来るかもしれないし。
だからこそこの今はきらきらしてるんですよね。ある意味残酷だけども、今回はしっかりとそのきらきらを書こうと思って書きました。
ちなみに今回、修正前に小学三年生の感性を学ぼうと参考にしたのが西加奈子さんの「円卓」でした。
とてもおもしろくて、久々にぐいぐい読める小説に出会えたなーってかんじでした。
小学三年生は、すでに自分自身を一人前だと思っていて、意外としっかりしてるんですよね。
でも子どもらしさもしっかりあって、しょうもないことで盛り上がったり、とんでもない妄想にふけったりもする。
そのバランスは今回上手く表現できたかはわからないですが、すごく勉強になりました。
実は作品に出す漢字も「小学校で習う漢字 チェックツール(http://orange-factory.com/tool/kanjicheck.html)」というサイトの力をお借りして、
小学三年生までで習う漢字でほぼ構成されています。
ひらがなにすると伝わりにくいところや画数の少ない漢字はたまに使わせていただいてたりするんですが。
そして京都文フリの時に言っていた童謡とのミックスですが、結局できませんでした。
ロンドン橋ととおりゃんせでいけるかなーとか思ってたんですがふんわりまとめてしまったのでそこまで辿り着かず、かなり悔しいポイントです。
菅江さんの落語と関連させた作品や、夕凪さんのかごめかごめにまつわる作品にはとても刺激を受けたので、
また別の機会に私も挑戦できればいいなーと思います。
マザーグース本の感想もだいぶまとまりつつあるので、近々上げたいと思います。
花言葉も……すごくかかってますがもうちょっとなので、そちらも近いうちに。
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単騎出陣
本日2つめ。
できることなら3コンボきめようと思ってるんですが他にもやることがあるので、できるとこまでやります。
えっと改めまして、来年2月の文学フリマ広島に単騎出陣することにいたしました。
屋号はこのブログの名前と同じで、現代詩・散文詩のカテゴリで出ます。
きっかけは2つありまして。
1つめは、広島が好きってことです。
ポルノさんとかPerfumeとか、たまゆらとかすみっこの空さんとか。
なんか好きな人や作品にゆかりのある地がことごとく広島で。
もはや運命を感じるレベルなんですね。
そんな広島の地で文フリがやるなら、行くしかないだろ!ってなりまして。
観光も兼ねて参加を検討し始めました。
2つめは、詩人としてのソロ活動に挑戦してみたいなってことです。
前から文フリで詩歌のブースがあるなーと思っていて、どっかのタイミングでそっちで出てみたいなと思っていて。
個人本の詩集も少しずつ増えてきたので、一旦詩歌のブースで詩人としてそれを頒布してどれくらいやれるのかってのを
試してみたいなと思うようになったんですよね。
ネックは単騎出陣だったんですが、実は二次創作で何度か大阪や東京のイベントには一人で出ていて、
一人でイベントに出た時の頒布部数の目安なんかもわかるようになってきたので、
やってみてもいいかなーと思えるようになってきたんですよね。
というわけで、挑戦してみたいと思います。
ただこれだけはちゃんと伝えときたいんですが、あくまで一旦のソロ活動で、
OB本にはこれからも関わらせていただきたいなと思っていますので、
みなさんさえ良ければですが何卒よろしくお願いします。
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プーさん
さてさて、話したいことは溜まってきてるので今日のうちに連投しそうな勢いなんですが、まずはプーさんの話から。
先日「プーと大人になった僕」を観てきました。
開始3分くらいからすでに号泣でした。
いろいろ感動ポイントとか、足場ぐらぐらな考察もどきとかを語っていきたいと思います。
(思いっきりネタバレですのでこれから観るぜ!って方は飛ばしてください)
まず、クリストファーロビンが大人になっていく過程がいつもの本をめくっていくやつで描かれていくので、内容はなかなかにヘビーなんですが語り口が温かくて泣きました。
クリストファーロビンが子どもをやめる日の最後のお茶会っていうのがまた…トイストーリー3のラストシーンみたいなあったかさと切なさがあって、めちゃくちゃ良かったです。
こういうのにほんと弱い。
そしてね、たくさん苦労をして子どもの気持ちを忘れたクリストファーロビンも、プーさんが大切だってことは心の底では忘れてないんですよね。
プーさんに怒ったり、「僕のことも捨てるの?」って悲しい台詞を言わせてしまうような場面があったりもしてそれは切なくなるんですが、ふとした振る舞いでプーさんを
ちゃんと大事に思ってるのは変わらないってことが伝わってきて、それがなんかぐっときました。
小さい頃大事にしていた箱庭とはお別れするっていうのが今までの作品ではよくあったイメージがあるんですが、この作品ではこれからも箱庭とともに歩むことを
肯定してくれていたのがなんだかほっとしました。それも依存ではなく、共存として。
そしてこの作品における「何もしないこと」の定義がほーそうきたかーってかんじだったんですよね。
プーさんにおける「何もしないこと」って、いろんな解釈ができると思ってるんですが。
この作品では、「何もしないこと」=「仕事や勉強以外の時間」っていう解釈が明示されていたんですよね。
大人になったクリストファーロビンが生きている時代は、日本で言う高度経済成長期みたいなかんじで、働くことが占めているウエイトがかなり大きい時期だったんだ
と思うんです。生きるために働く、勉強するという意味合いが大きくて、そこから徐々に経済が上向いてようやく娯楽や余暇を楽しめる余裕が生まれてきはじめて
いるような、そんな転換期。
そこでクリストファーロビンの仕事内容と意味付けされた「何もしないこと」が上手くかみ合って、話が展開していくのがおもしろかったです。最後の方は泣くのも
忘れてほえー!ってわくわくしきりでした。
そんな時代背景があると思っているので、巷でよく話題に出る「プーさんが退職届を持って追いかけてくる」っていうのはちょっと解釈違いだなーと思っています。
これは現代日本の人に向けたお話ではなくて、イギリスの人がクリストファーロビンの生きていただろう時代に思いを馳せて「ほーそうまとめてきたかー」
って楽しむことが大きな目的なんじゃないでしょうか。実は私も最初は仕事での実際的な苦労が少しでも和らぐ考え方とかが手に入ればいいなーなんて期待を
して行ったので、そういう意味ではちょっと期待外れだったと言えなくもないんですが、自分にとっての幸せは何なのか、それを踏まえた仕事の位置づけって
どういうものなのかってことを真剣に考えていけば大丈夫なのかなって、そういうヒントは得られた気がしました。
ちなみに今回のプーさんは吹き替えで観ました。
アニメのプーさんたちと同じ声なので感動もひとしおで、堺雅人さんの声もよく合っていて個人的には涙腺ポイントが増えたような気がして良かったです。
あとティガーって玄田さんだったんですね(今更)。
ただひとつだけどうしてもツッコんでおきたいところがあってですね、(ここからはプーさんガチ勢の戯言ですので聞き流してください)
ラストシーンの「プーのおばかさん」のニュアンスだけそうじゃない!!ってなりました。語尾は置きに行くんじゃなくちょっと上げるんだよ!!と。
小さいクリストファーロビンの言う「プーのおばかさん」の、決してバカにしてるわけじゃなくて愛情を感じるあの言い方がめちゃくちゃ好きなのでね、
そこは子ども時代の言い方にしっかり合わせてほしかった!!ってなりました。
あとは本当に良かったんですけどね、良かっただけにそこまでこだわってほしかったです。
以上、映画についてでした。
プーさんは小学三年生くらいの時に急にそのかわいさに気付いてからというもの、ちまちまプーさんグッズを集めたりその生き方に元気をもらったりしていて、
心の拠り所みたいな存在です。
プーさん特集とかでよく目にする「心にすこしのおひさまを」っていう言葉はプーさんの世界観がその一言にしっかり詰まっているかんじがして特に好きです。
普段の生活ではなかなか難しいけど、忘れかけるたびにプーさんがおひさまを持ってきてくれるので、これからも大丈夫かなって思いました。
今回も良いおひさまでした。
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