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僕と妻の外岩日記
61 posts
晴れた日は外岩に。 トラバース大好き夫婦の外岩日記。 御岳、小川山��瑞牆、豊田。
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ngttv · 6 years ago
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[番外]2019.2.8 - 23 パタゴニア フィッツロイ編
アルゼンチン3日目の朝。
時��ボケのおかげで、早朝からの朝食の活動がはかどるはかどる。
この旅行で毎日食べることになる同じような朝食も美味しくいただけた。
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7時過ぎにはホテルをチェックアウトし、この日の目的地のフィッツロイの登山口、チャルテンへとバスで移動。
移動時間はだいたい約3時間半。
24時間以上の飛行機移動を経て来ているので、3時間ぐらいなら屁でもない。
途中、鷹(?)のお出迎えを受けたり、ドライブインに住みついていた子猫とたわむれたり、何でもない川の辺りで記念撮影したり。
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フィッツロイのが遠くに見えるフォトスポットでは、おかしなポーズで記念撮影。
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とにもかくにも始終テンション高め。
チャルテンのホテルには11時に到着。
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チェックインするにはまだ早すぎるので、ホテルに荷物を預けてフィッツロイが望める展望スペースへトレッキングに出かけた。
話が少しそれるが、僕はここチャルテンがパタゴニアツアーの中で、一番楽しみにしている街だった。
数年前、「クライマー」という映画を見て、ダーフィット・ラマがフリー化したセロトーレを自分の目で見てみたいと思った。
本当はこの日はセロトーレへのトレッキングが予定されていたが、好天時にセロトーレを見ておいた方が良いとの添乗員さんの判断によりフィッツロイが望める展望スペースへと目的地が変更された。
ツアーである以上、他の参加者のみなさんの意見が尊重されて然るべきではあったものの、ダーフィット・ラマが事故で亡くなってしまった今、あの時セロトーレを見ておきけば…という気持ちが出て来てしまった。
後悔先に立たず。
さて、話を戻して…。
この日のトレッキング時間は約4時間。
翌日に控える本番フィッツロイトレッキングに備えての足慣らしも兼ねている。
ラマもこの風景を見ていたのかな…と嫁と交わした会話を思い出すと、今となっては何とも言えない寂しい気持ちになる。
フィッツロイの登山口はチャルテンの街はずれにある。
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添乗員さんから大まかなルートの説明を受けて、いざ展望スペースへトレッキング開始。
まずは登山口からほどないところで、ゆうに5m以上はありそうなチョーク跡のあるボルダー(岩)が僕らを迎えてくれた。
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パッと見た印���だと2〜3段ぐらいの難易度はありそうだったが、後日調べてみても正確なところはわからずじまい。
もう少し本腰を入れて調べるか、トポを買うでもしないと分からないのかもしれない。
その予想外のボルダーから少し歩き、視界がひらけたところに着いた。
まだ1時間も歩いてはいないものの、とりあえずここで一休み。
ここから見下ろす風景は、いま振り返れば何ということのないものではあるものの、旅の空気が感覚を麻痺させたのか、意味もなくジャンプして記念写真なんかを撮っていた。
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どっからどう見ても運動神経悪そうなジャンプで今更ながらに恥ずかしい。
ここから目的の展望スペースまでは1時間ちょっと。
途中でキツツキに遭遇することはあったものの、基本的にはあまり風景を楽しめるポイントも少なく、ただ黙々と歩き続けた。
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���してたどり着いた展望スペース。
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セロトーレへの未練が、この風景を見て一発で吹き飛んだ。(この時は)
さすがパタゴニアを象徴する山、迫力半端ない。
ここでお昼休憩を取り、帰りは 別ルートで下山することに。
途中、カプリ湖越しにフィッツロイを見ることができ、これはこれでなかなかのロケーション。
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当然、ここでも記念撮影。
帰りもキツツキにお見送りしてもらいつつ、無事にチャルテンの街へ下山。
ここまで綺麗にフィッツロイを見れるのはとても運が良いことだったらしく、添乗員さんもかなりテンションが高まったようで、お祝いにクラフトビールをご馳走してくれた。
カラカラの喉に流し込むクラフトビールは非常に美味だった。
ただ疲れてしまってビールの写真を取り忘れたのは痛恨のミス。
取り返せない失敗ってあるよね。
夜ご飯はアサードばかりでは…となったので、ピザが美味しいレストランを予約してくれた。
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食後、21時をゆうに回っているにもかかわらず、空はまだまだ明るい。
この時期のパタゴニアは日が長く、時差ボケも合間って、21時ぐらいではまだ夕方ぐらいの感覚になってしまう。
せっかくなのでチャルテンの入り口まで散歩したり、その途中、放し飼いにされていた小型犬に妻が絡まれたりしつつ、パタゴニアの夜長を楽しんでフィッツロイの初日を終えた。
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そして翌日。
フィッツロイへのトレッキング本番。
ホテルのチェックアウトを済ませ、前日とは別の登山口へバス向かった。
この日のルートは、登山口からもフィッツロイを臨むことが出来るので、スタート直後から非常に気持ちが良い。
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途中、鬱蒼としたところも確かにあったが、要所要所で氷河などが望めるポイントがあるので、飽きることがなかった。
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ただ…、時期的なものなのか分からないが、この日のフィッツロイは毛虫が大量発生…。
記念写真ではもちろん楽しそうにはしているものの、本音を言えば、木々が生い茂っているところは早々に脱出してしまいたかった。
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こんなに最高のロケーションでも、道の両サイドにはおびただしい数の毛虫が…。
途中のキャンプ場も例外ではなく、嫁と「このキャンプ場には泊まれないね…」と話すほど。
ちなみにこのキャンプ場でトイレをお借りしたのだが、床が薄め&古めのベニヤ板で作られた汲み取り式便所(いわゆるボットン便所)だったので、ロシアンルーレットさながらのスリルを味わうことが出来た。
そこら辺の肝試しよりもよっぽど恐怖だったので、スリルを求める方はぜひ使って見てほしい。(非推奨)
このキャンプ場を越えた頃から、傾斜が徐々に急に、さらには気温もだんだんと高くなってきた。
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否応なしに足取りも重くなってくるはずだったが、少しずつフィッツロイに近づいている実感からか、疲れよりも高揚感の方が勝り、疲れをあまり感じることなく歩き続けることが出来た。
展望ポイント直前の踊り場に着く頃には、フィッツロイがもう目の前に。
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そして最後の坂を登りきった先に、僕らを待っていたのがこの絶景。
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目の前のフィッツロイも素晴らしいが、背後に広がる山麓の風景も開放感があり心地が良い。
360°どこを見ても、(���少人は多いものの)気持ちの良い景色が広がっている。
毛虫の恐怖も、ボットン便所のスリルも、そして約4時間歩いた疲れも一気に吹き飛んだ。
場の空気を乱していたのは僕ら夫婦のカワウソTシャツぐらいなものだ。
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この展望ポイントで30分ほど休憩を取り、下山の途へ。
時間はもう15時近く。
19時過ぎのバスでカラファテへと帰る予定になっていたので、あまりのんびりすることは出来ない。
とはいえ、下りの方が足腰への負担が大きく、体格の小さい嫁には一段一段の段差がかなり厳しい様子。
ただ日本からストックにだいぶ助けられたようで、なんとか最後まで歩ききることが出来た。
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下山後に簡単な食事でも…と添乗員さんは言ってくれたものの、ツアー参加者全員が疲労困憊。
とてもまともな食事が喉を通るような状況ではなかったので、スーパーでビール(大切)と軽食だけを購入して、これをこの日の晩御飯にした。
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犬の真似をしながら買い出しを待つ妻に、冷ややかな目線をあびせる外人さんの図。
カラファテへのバスではもちろん爆睡。
わずかなに途中のドライブインで人懐っこい子猫と再開した記憶だけは残っている。
カラファテに着いてからの記憶なんて言わずもがな…。
そして翌日は、プエルトタナレスへと向かう。
続く。
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ngttv · 6 years ago
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[番外]2019.2.8 - 23 パタゴニア ペリトモレノ氷河編
ロサンゼルスを経由してブエノスアイレスへ。
さらに国内線に乗り継ぎ、ようやくカラファテ空港へ到着した。
24時間以上の移動で身体はボロボロだったものの、初めて見る南米の風景にテンションは急上昇。
今まで海外旅行といっても都市部にしか行ったことがなかったので、空港から見える茶色く広がる大地と真っ青な湖はとにかく新鮮だった。
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空港からカラファテ市街へ車で移動し、まずはホテルへチェックイン。
今回は風の旅行社のバックパッカープランでの旅行なので、移動やホテルの手配も全てお任せで楽チン。(僕の場合は海外旅行の手配は全て嫁に任せなので、あまり変わらないんだけど)
夕食まで少し時間があったので、それまでの間に買い物ついでに、街中を散策。
カラファテの街は、とにかく野良犬が多い。
カラファテ名物のアサード(羊の丸焼き)を羨ましそうに眺める子や、道端で何をするわけでもなくゴロゴロしている子、レストランの前で客からのおこぼれをもらおうとする子…。
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どの子も人に危害を加えるようなことはない良い子ばかりで、街の人たちとうまく共存している雰囲気だった。
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カラファテカラファテにはこんな不思議なお土産屋さん街も。
そうこうしている間に、パタゴニアについて初めての夕食の時間に。
ここ2日近くは機内食しか食べていなかったので、まともなご飯は久しぶり。
この日はまずパタゴニアらしいさを味わってほしいと添乗員さんが選んでくれたアサードのお店。
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日本で羊といえばジンギスカンやラムチョップなんかになると思うけど、アサードはもうちょっとワイルドな見た目。
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味の方はというとシンプルな味付けながらめちゃくちゃ美味しく、臭みもなく柔らかい。
また羊肉が食べれないという方に便乗して牛ステーキもいただいたが、これがまた美味しかった。
せっかくなので帰りがけに丸焼かれる羊肉と嫁とのツーショットをパチリ。
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お肉とワインをたらふくいただき、パタゴニア初日はこれにて終了。
そして2日目。
この日は今回のパタゴニアツアーの中でも最も楽しみにしていたと言っても過言ではないペリトモレノ氷河観光。
乗合バスに揺られること約2時間弱で到着。
まずはペリトモレノ氷河を遠目に眺める展望スペースで記念撮影。
まだ親指の第一���節ぐらいの大きさでしか見えていないにも関わらず、すでに漂うカラファテに来て良かったね感。
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その後、袂まで移動し、お待ちかねの氷河クルーズ。
乗船直後は船内の客席で待機し、氷河が近づいたところで、船上の展望デッキへ。
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間近に見るペリトモレノ氷河の迫力は筆舌に尽くし難く、僕の撮影技術では写真でも伝えきれないのがなんとも口惜しい。
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さらに、この日は気温も暖かく、氷河が崩れ落ちる様子をたくさん見ることが出来た。
ただ欲を言えば、崩れ落ちる様子を写真に収めたい。
氷河は崩れ落ちる直前に「パキパキッ」と氷河同士がぶつかり合う音立てる。
その音を頼りにファインダーを覗き込むものの、なかなかうまくはいかない。
せっかくここまで来て、ファインダー越しの風景ばかりを見ていては勿体無いので、撮影はほどほどのところで諦めて目の前の風景をしっかりと目に焼き付けることに専念した。
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氷河クルーズの後、国立公園内のレストランで軽食(とビール)をいただき、今度は氷河を見下せる展望台を散策へ。
添乗員さんは氷河クルーズよりも1箇所でじっと氷河を見ることができる展望スペースの方がオススメとのこと。
すでに午前中だけで満足度のバロメーターが振り切ってしまっていたので、たいして期待することもなく展望台をブラブラ。
ところが、展望台から見下ろす氷河は想像以上に大迫力。
遠くの方から迫る氷河は本当に絶景だった。
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1時間ほどの自由時間もあっという間にすぎてしまい、満足感と名残惜しさを両方感じつつ、ペリトモレノを後にした。
カラファテに戻ってから少し自由時間があったので、散策しつつお土産を購入したり顔ハメしたりして時間を過ごした。
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夜ごはんは前日と同じレストランへ。
食事中、美味しい匂いに誘われた犬がレストラン内に入ってくるかわいいハプニング。
こういうこともよくあることなのか、店員さんは手慣れた様子で犬を店外へ追い出していた。
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この日も美味しい料理とお酒をたくさんいただいた。
そして次の日の「フィッツロイ」へ続く…。
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ngttv · 6 years ago
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2019.1.19 湯河原
外岩成果枯渇問題が深刻化してしまったので、やはり新しいところよりも多少なり種を蒔いたところに行きたいと僕がわがままを言い、この日は湯河原へ。
ここのところ我が家の出費がかさんでいたので、レンタカーは諦め、初めて電車で湯河原へ向かうことにした。
レンタカーなら家のお金から支出されるけど、電車は各自の支払いになるのが我が家のルール。
往復4000円の出費はお小遣い的にはかなりの痛手ではあるものの、成果のためには致し方ない。
忘れ物やらのトラブルがあり、ちょっと出だしが遅れてしまったものの10時半ぐらいには湯河原着。
すでに貝殻岩には人だかりができるほどの盛況ぶり。
取り付くのもためらってしまいそうになるが、そこは成果のため。
勇気を出して、繋げるだけになっていた「Flip Flap」のトライ開始。
まずはアップをかねて、核心の「パイプライン」に合流する部分のムーブを確認。
数便要したものの、なんとかなりそうな感触を得たので、繋げトライに入った。
が、やっぱり繋げると合流部分が全然出来ない。
その後、繋げと分解を繰り返しているうちに、気温が高くなってしまったので、涼しくなるまで「貝殻岩」のすぐ上にある「梅林ボルダー」で遊ぶことにした。
「梅林ボルダー」では、嫁のリーチでも可能性がありそうな「秋晴れ」を夫婦でセッション。
僕はトラバース中間部のカチが続くパートでどハマり。
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嫁は前半のムーブを組み立てるのに少し苦労したものの、僕がどハマりした中間部はチョーク跡のない薄っぺらいカチを使ってあっさり解決してしまった。
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僕は嫁に追いつこうと必死にカチを持とうとするも、なぜかこの日は手が滑ってしまい、気持ちだけが空回り…。
ちょっと持つだけでホールドの色が変わるなんて、ここのところなかったのになあ…。
嫁の方も西村くんに繋げる最後のクロス出しが解決出来ず、夫婦そろって「秋晴れ」敗退。
それでも久しぶりに段課題を夫婦でセッション出来て、本当に嬉しかったし、楽しかった。
そして15時をすぎた頃に「貝殻岩」に戻り、��び「Flip Flap」へ。
思っていたほど気温は下がっていないものの、終バスまでのタイムリミットもあるのでこれ以上待つことは出来ない。
実際に繋げトライをするものの、午前中の方がまだ良い感触だった。
結局、嫁に懇願してギリギリまでトライしたけど、この日も完登ならず。
「Flip Flap」は登れると思っていただけに、なかなかに悔しい。
帰りに、湯河原駅にあった手湯で荒れた指皮と心を癒して終了。
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外岩成果枯渇問題…だいぶ重症化してきてしまった。
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ngttv · 6 years ago
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2019.1.12 豊田(王滝駐車場上部西・東エリア)
昨年末からコンスタントに外に行けて、なかなか充実の岩ライフ。
ただ出来ることであれば、もう少し結果がほしい。
そう、それがお買い得といわれている課題だろうと。
そこで目をつけたのが、嫁が見つけてきてくれた豊田の王滝駐車場上部西エリアにある「極上おつまみ」。
なにやらYoutubeにアップされている動画の本数、初の初段として登られている件数がグンを抜いているらしい。
それならばきっと久しぶりに成果を出せるのでは…と、鼻息荒く豊田に乗り込んだ。
「極上おつまみ」のある「王滝駐車場上西エリア」は、駐車場から階段を登って行くとあっという間に到着する、抜群にアプローチの良いエリア。
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トポではエリアの下部から行ける道も書かれていたけど、写経ロックの分岐から西エリアに入っていく道順の方がわかりやすいかな。
エリアに入ってすぐ現れたのが「極上おつまみ」を擁する「桜月ロック」。
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さっそく「極上おつまみ」をオブザベするも、意外と初手のカチが悪そうだし、二手目のおつまみも持ちにくそう…。
嫌な予感がしたものの、取り付いてみたら意外と持てるなんてことはよくある話。
不安を押しのけトライしてみると、やっぱり初手が全然持てない。
嫁に至っては、初手に手が届いてない。
開始早々、泥仕合の様相を呈してきてしまい、かなり雲行きが怪しくなってきた。
「マジでコレお買い得って言った奴、出て来て俺に謝ってくれ!」
虚しい声(八つ当たり)が豊田の森にこだました。
かなりトライしたものの、この日はおつまむことは出来ないと諦めて、近くの「桃太郎ロック」に移動することにした。
「桃太郎ロック」の「桃太郎」は元のグレードは(d)になっているものの、左のスラブ面にあるホールドを使わず、かつマントル時に右側に体を逃がさなければ(e)になるらしい。
もちろん久しぶりに(e)ぐらいのお土産が欲しいので、限定バージョンでトライをすることに。
ところがががががが!ですよ。
情けないことに、初手取りの精度が低すぎて、(d)だの(e)だのっていう限定のパートにすらたどり着けない…。
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嫁は泥仕合を繰り広げる旦那をなま暖かく見守る事に徹してしまい、結局「桃太郎」をトライすることすらしなかった。
もうこの時点で僕の心は粉々に砕け散ってしまったので、東エリアに移動して、ボチボチなグレードの課題を物色することにした。
東エリアでまず向かったのは「彼方ロック」。
この岩の「遥か」がSDで(d/e)立ちで登ると(c)になるらしく、傷心中の僕はもちろん立ちスタートを選択。
さすがにこれはさっくり完登。
嫁も「遥か」の立ちスタートをトライしたものの、初手が遠すぎたので、諦めも早かった。
続けて「遥か」の隣にある「狭い」なるラインも触ってみることに。
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こちらも嫁がウェブザベーションをして、スタートのポジションを教えてくれたおかげでなんとか完登。
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課題名が「狭い」なんていうもんだから、嫁向きの課題なんじゃないかと思っていたけど、そうは問屋がおろさない。
確かに狭いんだけど、嫁には初手がちょっと遠かった。
その後、「父母ロック」に移動して、「乾杯」や「母」で遊んでこの日は終了。
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「母」のグレードは(b)ってなってたけど、かなりどハマりしてしまった…。
厳しく接することも母の愛ってことかな…。
帰りは渋滞を避けたかったこともあり、気になっていたカレー屋「ナンハウス」に立ち寄った。
ひとり1280円でナン&カレー食べ放題(ドリンクバー付き)。
カレーの食べ放題だなんて糖質に偏っちゃうかな〜(♪)と思っていたけど、サラダや唐揚げ風のお肉も食べ放題に含まれるうえ、お肉がゴロッゴロしているカレーが多く、クライマーにも勧められるお店なんじゃないかな。
食後、近くのスーパー銭湯「おいでんの湯」で汗を流し、仮眠をとってから帰宅。
渋滞ゼロで帰ってくることが出来たので、ストレスフリー。
この旅程はくせになりそう。
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ngttv · 6 years ago
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2019.1.5 湯河原
年末ぶりの湯河原。
この日も寄り道もせず貝殻岩へ。
この日の僕は「FlipFlap」と「サブウェイ」を行ったり来たり。
「サブウェイ」の方は相変わらずヒールがアレすぎて、アレだったのであまり深追いはせず。
「FlipFlap」の方は順調に分解することが出来たので、繋げトライに入るも、パイプラインの合流部分がどうしても出来ない。
このパートは分解でも精度が悪いから、ムーブを変えるか悩むところ…。
嫁の方は、前回苦労した「パイプライン」の初手は無事に解決。
明らかにゴムが劣化した年代物のJET7から、新しいteam5.10に変えたら出来るようになったあたり、やっぱりシューズって大切だなって思った。
ただ嫁にとっては二手目のリップ取りがおそらく最大の核心。
もともとランジが苦手なうえ、みんなが使っているスタンスでは深すぎて飛び出せない。
しょうがないので高いスタンスで飛び出そうとするも、今度はちょっと窮屈すぎて飛び出しにくいようだった。
あまりに手が進まないので、二手目が取れたとして…で続きのムーブを探ろうとするも、次のパートもなかなかなかなか…。
やり続ければ出来ないことはないと思うのだけど、嫁的にはもう少し寝かせても良いかもな気持ちになってしまったみたい。
お互い成果が出ていないものの、もう貝殻岩はお腹いっぱいになってきたので、移動することにした。
せっかくなので行ったことのないエリアに行こうということになり、正面岩下エリアへ向かった。
途中、軽い迷子になったりしつつも何とか到着。
まず嫁が見つけてくれた「湯河原ジャンプ」を数便で登り、隣の「椿姫」「椿殿」へ。
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どこがスタートかよく分からないけど、なるべく下の方からスタート。
僕はちょっとわたわたしてしまったものの、「椿姫」「椿殿」ともに無事完登。
嫁も自分なりのムーブを組み立てて「椿姫」を完登。
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嫁にとっては久しぶりの2Qのお土産だったんじゃないかしら。(スタート位置やラインがあってるか分からないんだけど…。)
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ngttv · 6 years ago
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2019.1.3 御岳
登り初めから1日レストを挟んで、この日も御岳へ。
まずは前回触ることすらできなかった鵜の瀬岩に向かった。
鵜の瀬岩に到着するとアングラのTさん、Aさんと偶然お会い出来た。
両国に引っ越してから、アングラには顔を出せていなかったので約1年半ぶり。
そんな不義理な僕らでも、ちゃんとお二人とも覚えてくれていて…涙
ありがたや〜ありがたや〜。
僕はまず「立ち鵜」でアップ。
一撃こそ逃したものの、なんとか二撃。
その後、Tさんがトライしていた「鵜SD」に混ぜてもらった。
だいぶ前に触った時は全くお尻が浮かなかったけど、Tさんにスタートのヒール位置を教えてもらったら、意外と楽にスタート体制につくことは出来た。
ただ、まだお尻を浮かせただけで、本当の厳しさはここから。
手を出すことは出来るものの、ぜんぜん初手が止まらない。
湯河原に続き僕が地上十数センチの攻防を繰り広げている間、嫁は「立ち鵜」にトライしていた。
前に来た時には初手は左手を出しをしていたように思うんだけど、どうもしっくり来ていなかったらしくこの日は右手を出そうとしていた。
ただ、右手出しにすると、なかなかに距離が遠い。
悩んでいる嫁にTさんがアドバイスをしてくれたところ、もう少しで初手が取れそうなぐらいまで距離を出せるようになった。
僕といい嫁といい、この日はTさんのアドバイスに助けられっぱなし。
ありがたや〜ありがたや〜。
ほんと、みんなもっとアングラ行ったほうが良いと思うよ!(自分も含め…)
その後、Tさん、Aさんが移動した後もトライを続けたけど、夫婦揃って初手が止まることはなく、この日はここまで。
少し人が多くなってきたので、別の岩に移動することにした。
移動するにしても暖かい場所がよかったので、名前はちょくちょく聞くけど、そういえば触っていなかった「マルガリ」に行ってみることにした。
あれ…不思議だな……マルガ…リの……記憶が…。(敗退)
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全然足乗れないし、手も持てないし、登れる気が一切しなかった。
嫁にいたってはマットを2枚重ねてもスタート位置にとりつけなかったし。
「マルガリ」は当分の間はお蔵入りかな。
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ngttv · 6 years ago
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2019.1.1 御岳
2019年の登り初めは御岳から。
鵜の瀬岩で「鵜SD」や「瀬戸際」を触ってみようと思ったものの、この日は鵜の瀬岩が大人気で、僕ら夫婦は例によって尻込みしてしまった。
隣の砂箱岩は空いていたので、長らく触っていなかった「砂箱トラバースII」をやってみることに。
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その昔に触った時は、初手のカチがめちゃくちゃ悪く感じたけど、今では全く問題なく持てるようになっていた。
さすがに4年もたてば、成長しているものだなと感じることが出来た。
ただ、そこから先がよろしくない。
前日までの湯河原の疲れが残っていたせいか、一手一手がひと苦労。
なんとか遠いガス取りのパートまでは手を進めることが出来たものの、この日はこれで精一杯。
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嫁も少しずつ分解は進めるものの、少し厳しそうな雰囲気かな。
身体中が痛く、ダルさも半端なくなってしまったので、そそくさと帰り支度をして駐車場に向かってしまった。
この時、嫁の方はまだまだ元気だったようで、少し人がまばらになった「立ち鵜」も触りたいと思っていたようだったけど、急ぎ帰ろうとする僕には言い出せなかったとのこと。
そのことにハッと気づいた時には、既にとけたソフトクリーム岩付近。
申し訳ない気持ちで鵜の瀬岩に戻るか聞いてみたけど、何を今更というリアクション。
当たり前ですよね…。
折衷案で少し下流にある「御岳小橋下流エリア」で取り付きやすそうな岩で遊んで終了。
嫁も御岳トポX番の4Qを登って、少しは満足してくれたみたい。
ただ「石垣フェース」っていう6Qの課題に夫婦揃って歯が立たずに敗退…。
ヨレてた…からかな…?
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ngttv · 6 years ago
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2018.12.30 - 31 湯河原
本当は鳳来遠征に行きたいと思っていたけど、雪や凍結があったら中央道の諏訪湖あたりで足止めくらうのでは…との懸念があったので、あえなく断念。
暖かくて近いところへ…ということになり、2018年の登り納めは湯河原1泊2日ツアーに決定。
クライミング初めて1年ぐらいの時に行って、「貴船」と「パイプライン」にボロカスにやられた思い出しかないので、数年越しにリベンジするチャンスである。
まず初日は米粒岩でアップ。
その流れで僕は「米蔵(初段var)」を狙ったものの、乗り込み下手すぎて完登ならず。
たまたまご一緒した方がYoutubeでちょくちょく見かけていたJETkaeruさんで、自分は登り終わっていたのに、あれこれと僕にアドバイスなんかしてくれて、めちゃくちゃ良い方だった。
みんなJETkaeruさんのチャンネル登録すれば良いと思うよ!
その間、嫁は左カンテの5Qにトライするも、遠いリップ取りに勇気が出ず敗退。
その後、JETkaeruさんとお別れして、たまたま湯河原に来ていた新宿エスカラードの面々と「十郎」パーティー。
こちらは夫婦揃って初手を出すだけで精一杯。
みんな揃って地上十数センチの泥仕合を繰り広げる中、カチラーとして名高いMさんがめでたく「十郎」襲名。
「十郎」襲名が羨ましすぎたので、他のみんなが諦めがちになった後もトライを続けたけど、可能性を感じるところまで至れず。
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外岩のカチ課題をやる度に思うけど、家で埃かぶってるビーストメーカーもうちょい頑張ろ…。
その後、たくさんの人で賑わう貝殻岩に勇気を出して移動。
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ちょっと苦労しつつも「パイプライン」と「貴船」は無事に完登し、リベンジを果たすことが出来た。
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パイプラインは動画なし。
嫁は「パイプライン」の初手取りのムーブを探ってこの日は終了。
この日のお宿は素泊りだったので、事前にしらべて気になっていたワインバー「...&N行燈(あんどん)」へ。
ワインもリーズナブルなものもあり、お料理も美味しかったんだけど、一品一品出て来るのにかなりの時間が…。
お料理おいしかったから、待ち時間で印象悪くなっちゃうのは、ちょっともったい…。
年末でスタッフさんがいなかったり…とかの都合があったのかもしれないけど。
そして2日。
この日は寄り道せずに貝殻岩から。
僕は早々に「Wプロジェクト」に取り付くも、トライ開始から1時間ぐらいの間は尻を浮かせるので精一杯。
とても初手が取れる雰囲気はなかった。
前日の「十郎」に引き続き、地上十数センチの攻防ばかりが続くと、いい加減心が折れそうになってくる。
そこで一度離れて気持ちを落ち着かせようと、「サブウェイ」に浮気。
こちらはヒールがアレすぎて、自分が情けなくなる感じ。
やっぱりこの日は「Wプロジェクト」なんだなと、離れて分かる自分の気持ち。
再びトライを続けていると、少しずつ体が慣れてきて、初手をかなりの確率で取れるようになってきた。
結局、お昼頃までトライを続けてなんとか「Wプロジェクト」完登。
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今回もだいぶ嫁を待たせてしまって、本当に申し訳ない。
次回は「サブウェイ」リベンジと、「FlipFlap」「しとど」あたりに取り付きたい。
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ngttv · 7 years ago
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2018.12.08 - 09 神戸
【初日】
我が家にセンゴクアラジンのガスストーブが新しく仲間入りした。
スグにでも使ってみたいけど、流石に瑞牆とかの寒いエリアで実践投入するには不安がある。
そこで目をつけたのが「神戸(かのと)」。
神戸園は11月末で冬季休業に入ってしまていたようだけど、少し上のロッヂ神戸はまだ営業していたので、そちらにおじゃますることにした。
チェックインは13時から17時の間にということだったので、まず神戸に着いてデルタ岩向かった。
嫁のリーチでも「クリームタイム」なら可能性があるらしかった。
僕は「クリームタイム」でアップをして、「和」に流れるつもりをしていた。
と言ったものの、当初の予定通りに事が運んだことなって一度もない。
一手一手進めるのにも一苦労。
先に取り付いていた方のムーブを参考にしつつ、なんとか分解は終わらせれたものの、繋げる余力は残っていなかった。
嫁の方も初手の遠さに負けじとトライはしていたものの、まだ時ではなかったみたい。
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後述するけど、上の写真2枚の左手で使っているホールドはあまり使っている人がいないので、ちょっと使うのは微妙な気がする。
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嫁の方は遠目の初手に弾き返されて、ちょっと意気消沈気味だった。
まだ時間は12時ぐらいだったけど、デルタ岩は切り上��て、お昼を食べつつブラボー岩を覗きに行くことにした。
取り付けそうであれば「スチャダラ」は触って見たかったけど、ブラボー岩はたくさんの人で賑わっていたので、この日は見学だけ。
そうこうしているうちに13時を回っていたので、早々にロッヂ神戸にチェックインすることにした。
今まで行ったことのあるキャンプ場と異なり、お酒や食料などは管理棟で販売していない。
持ち込んでいたお酒は焼酎ハイボール3本とビール1本、ワンカップ4杯。
お酒…足りるかな…。(充分)
一抹の不安を残しつつも、テントの設営を済ませ、とりあえず1杯。
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もうこれで運転出来なくなったので、追加の買い出しにも行けない。
お酒はある分だけしか飲むことは出来ない。
このままひたすら飲み続けてしまったら、お酒が瞬殺されてしまいそうなので、「神戸岩」を見学しに行くことに。
ロッヂ神戸岩から神戸岩までは徒歩4分ぐらい。
坂を上がっていった先にある橋のたもとから、渓谷沿いの遊歩道に入る事ができる。
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正直、あまり期待はしていなかったけど、なかなかどうして綺麗なところだった。
さすが東京随一のパワースポット。
遊歩道を抜けて通りを下って行くと、あかりが一つもないトンネルがあり、なかなかの恐怖感。
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まだお昼間だというのに、トンネルの中はヘッデンでもないと足元すら見えないほど。
実際、夜には肝試しをしていると思われる若者の叫び声(大げさ)が聞こえて来た。
パワースポットで肝試しってなんだかな。
夜はセンゴクアラジンの上でおでんをコトコト。
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石油ストーブほど火力がないので、煮込むほどのことは出来そうにない。
カセットコンロで温めたものを、保温するので精一杯かな。
それでもないよりはあった方が断然温かい。
熱燗&出汁割(おでんの出汁で日本酒を割る飲み方)も進むこと進むこと。
おかげで綺麗にお酒を飲み干すことが出来た。(飲みすぎ)
【2日目】
この日の朝食は、嫁があらかじめ用意してくれていたブリトーをホットサンドメーカーで温めたもの。
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チーズが溶け出してうまく行かないかもと思っていたけど、思いの外美味しい出来上がりに。
コーヒーを飲みつつ、少しゆっくりめに撤収をして、10時頃に再びデルタ岩に到着した。
前日夜に、クリームタイムをyoutubeでカンニングしたところ、前日のムーブでは他の人が使っていないホールドを2個も使っていることが発覚。
このままだと何とも消化不良感が残ってしまいそうだったため、僕も限定してムーブを組み立て直すことにした。
ホールドを限定したことで、強度が高くなったように感じたものの、時間をかけて何とかバラすことは出来た。
繋げてトライでも、あとはリップを取るだけ…のところまで手を進めることも出来たが、持ち前の決定力不足を発揮して、この日も完登ならず。
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「三日月ハング」「光る方へ」「クリームタイム」の1Q3本に、立て続けにやられすぎてしまい、なんだか意気消沈。
ここのところ登る頻度・時間が極端に減ったというのはあるにしても、40際をすぎて明らかに体質の変化を感じているのだから、登り方、取り組む方を見直す時期なのかな。
せめて1Qをもう少し安定して登れるようになりたい。
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ngttv · 7 years ago
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2018.12.01 塩原
NICOのみんなが塩原に行くというので、僕ら夫婦も便乗することに。
もちろん前週に時間切れで悔しい思いをした、「光る方へ」を回収するためだ。
気合いの入った僕ら(僕だけかな)は、NICOのみんなよりも早く塩原に到着。
準備運動を済ませ、初手の保持感と核心部分の左足の踏み具合を確認すると、非常に感覚が良い。
軽く飛び出しただけでも目の前にガバがあるように感じれるほど。
「これは間違いなくイケる」……と思ってイケた試しなんてほとんどない。
この日も6便目ぐらいで核心は越えたものの、リップ取りの処理に迷ってしまい降りてしまった。
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この時、もう核心のコツは掴んだものと勘違いして、たいして粘らなかったのがそもそもの間違い。
もっと完登に貪欲にならないと、登れるものも登れなくなるんだな…。
このトライ以降、もう核心を越えることはなく、指に穴だけ開けて終了。
その後、鳥岩に移動してタンニャバードを触り始めるも、怖いし、弱いし、雨降り出しちゃうし全然ダメ。
後悔岩の方の様子もみたけど雲行きがあまりにも怪しかったので、早々に退散することにした。
そういえば前の小川山の「三日月ハング」でもリップを掴めば…ってところで落ちたっけ。
ここのところ決定力不足というか何と言うか。
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ngttv · 7 years ago
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2018.11.23 - 25 温泉キャンプ → 塩原
【1日目】
約1年ぶりに会う元クライミング仲間夫婦とキャンプに出かけることになり、1泊2日で埼玉県にある「かんなの湯」に併設されているロハスガルテンキャンプ場へ。
テントや寝袋等のキャンプ用品はもちろん、夜朝の食料まで付いてくるキャンプ初心者にはうってつけのキャンプ場。
だが、このキャンプ場の凄さはこうしたレンタル品等が充実したところではなく、滞在中かんなの湯が入り放題というところにある。
僕らの目的ももちろん温泉。
ひたすら酒を飲み、ひたすら風呂に入るを繰り返し、自分の心臓の限界に挑戦するところにあった。(真似しちゃダメ、絶対)
僕ら約束の時間よりも2時間近く早く現地入りし、そうそうにピザをつまみに酒を煽り始める為体。
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合流後には念願のサウナ&水風呂のコンボを決め、風呂上がりにもさらに一杯…二杯…。
積もる話をしつつ、またまた一杯…二杯…。
結局、風呂入り放題にもかかわらずこの日はこのまま就寝。
【2日目】
普段は寝坊助の僕も、この日は早起き。
それは2日目の朝ごはんが、今回のキャンプの最大の目玉と言っても過言ではないから。
決して前日、深酒して早々に寝付いたから早く起きた訳ではない。
まず飯盒でご飯を炊く。
ご飯を炊いている間、飯盒の上で、シャケハラスの缶詰を温める。
そして炊き上がったご飯に、ふるさと納税でいただいたイクラをたっぷりかければ、「いくら&シャケの親子ご飯」の完成である。
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これが美味しいのなんの。
これをやるためにふるさと納税でイクラを頼んだと言っても過言ではない。
パラっと上にまぶした海苔も良い仕事をしていた。
その後、僕ら夫婦は仲間と別れて塩原へ向かった。
実はこの塩原行きは前日に急遽決まったもの。
風呂上がりに翌日の予定を嫁と相談している時に、ダメ元で塩原グリーンビレッジの空きを確認したところ、たまたま1サイト確保することができた。
もしかしたらどこか登りに行きたい気持ちになるかも…と思い、マットを車に乗せておいて本当によかった。
そんな成り行きで決めた塩原行きなものだから、夫婦揃って特に目当てがある訳でもなく、到着してからしばらくの間は、何をするでもなく岩場をブラブラ。
後悔岩の賑わいに尻込みして、「千」もモチベーションが上がらず。
最終的に行きついたのは後悔岩の横に小さく佇む穴パワー岩。
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直上ラインの4Qと中央を右上する2Qで軽く遊んで塩原初日は終了。
この日のキャンプ場のグリーンビレッジも実は宿泊期間中はお風呂入り放題。
ロハスガルテンに比べるとお風呂の種類���少ないけど、岩場で冷えた身体にはとてもありがたかった。
【最終日】
この日は朝霜がひどく、テントもしっとり。
テントを乾かしてから撤収したいけど、当分乾きそうにないので先に登りに行くことに。
前日に引き続き、何を登りたいという訳ではなかったけど、「match」「光る方へ」が少し気になっていたので桜岩に行かせてもらった。
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「match」は下地がビショビショだったので、まずは「光る方へ」。
アップもそこそこに触り始めてみたものの、初手の悪さに一気にトーンダウン。
もともと大したやる気があった訳でもなかったものの、自分の希望で来た手前、やらないとも言い出しにくかったので、「光る方へ」の道路側にある「座算簿」をトライする嫁にちゃちゃを入れつつ、しぶしぶトライを続けた。
桜岩に来てから1時間ほど経ち、そろそろテントを片付けに戻らないといけない時間が迫って来た頃、急に2手目が取れそうになった。
下品なもので、予想外に登れそうになってくると俄然やる気が出て来てしまう。
ただ時すでに遅し。
タイムリミットが過ぎた中で、嫁に泣きの数便出させてもらったものの、結局2手目が止まることはなかった。
もうちょっと早くやる気を出していればと思えども、後の祭り。
宿題だけを増やして塩原を後にすることに…。
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帰りの首都高で見た夕焼けがバカ綺麗だったのがせめてもの救いか…。
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ngttv · 7 years ago
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2018.11.09 - 11 高知
【1日目】
モチベーションが上がらないなんて行っておきながら、このツアーだけは楽しみにしていた。
外岩に行き始めて少し経ったころ、キン肉マンのような身体をしためっちゃ強いクライマーさんが、いつかこのラインを登りたいと言いながら見せてくれた「百と八つの流れ星」の写真。
自分の実力とは雲泥の差があるような人が憧れると言うほどのラインは、僕には縁遠い世界のことのように思っていた。
あれから4年が経ち、高知ツアーの話が出た時に、まっさきにこの時の思いが蘇ってきた。
今なら「百と八つの流れ星」に挑戦しても良いのかもしれないという思いと、まだ早いのではないかという思いが交差した。
一緒に行くメンバーが「百と八つの流れ星」を撃つという言葉が、僕も真面目に完登を目指して挑戦しようという気にさせてくれた。
そして実際に「百と八つの流れ星」を目の前にした時、その大きさに怖気付きそうになった。
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高いところがそもそも苦手なこともあり、中間ほどの右手カチを取ってからは一手一手を出すのには、大げさだけれどもそこそこの勇気が必要だった。
それでも落ちるたびに、少しずつ手を伸ばせるようになり、数十便出してなんとか完登。
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一緒にいたメンバーたちを、ずいぶんと待たせてしまってい、本当に申し訳なかった。
その後、「冒涜の虹」のあるエリアで少し登って、この日は終了。
「冒涜の虹」辺りから見える夕日が、めちゃくちゃ綺麗だった。
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夜はひろめ市場でみんなで酒盛り。
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かつおのたたきは「明神丸」が有名らしいけど、個人的には「やいろ亭」の方が食べ応えがあって良かった。
「百と八つの流れ星」でお会いした、熊本から来たクライマーさんともゆっくり話すことができて、気がついたら閉店の時間。
本当に楽しい時間を過ごすことができた。
【2日目】
この日は登攀禁止になっていた「松風」を少し見学してから、仁淀のフューチャーエリアへ。
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僕ら夫婦は仁淀のトポすら見ていなかったので、みんなについて行くだけ。
河原に降りて、少しやぶを漕いだ先に、要塞のような岩場が見えてきた。
なんでこんな風に形作られたのか、全く想像がつかない。
広いエリアではないので、ざっと一回りしたところで、「超時空」周辺で落ち着くことに。
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5〜6Q(だったかな?)ぐらいの課題でアップをしつつ、合間をみて「超時空」を少し触って見たものの、身体が全然ついて来ない。
「超時空」の横ラインの「雪月花」にも手を出してみるものの、こちらは高さに怖気付いて完登ならず。
前日の百と八つで少しは高さに耐性が出来たのではないかと思ったけど、まだまだ克服には程遠い。
特に成果はなかったけど、自分も楽しみつつ、嫁のクライミングを応援出来たと思うので、なかなか満足度の高い1日を過ごすことが出来た。
夜は高知の郷土料理の居酒屋からの、ラーメン屋にハシゴ。
さすがクライマーばかりだったので、ラーメン屋にも関わらずラーメンを頼んだのは6人中1人だけ。
糖質は抑えている風ではあったものの、モツ煮込みを大量に食べていたので、あまりラーメンを我慢した意味はなかったのかもしれない。
【最終日】
最後の日は、各々心残りがないようにということで、「百と八つの流れ星」を登りたい班と、他の課題も触りたい名村海岸班に別れて行動することに。
僕は名村海岸に目当てがある訳でもなかったので、「百と八つの流れ星」を登りたい班の応援(マット)係を担当することに。
結局、同行した仲間は登れはしなかったんだけど、ツアー中のコンディショニングをうまくやっていたら登れた可能性が高かっただけに、ちょっと勿体無い。
その後、名村海岸班と合流。
名村海岸で登っていた嫁は、キューブを完登したとのこと。
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カメラが広角じゃないので全然伝わらない絵になっちゃってるけど、キューブ岩はロケーション最高だったらしい。
僕も「波打ち際のフェイス」や漂流岩の6Q(?)なんかにビビリまくって、高知ツアー終了。
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空港近くのうなぎ屋のお弁当を空港で頬張った(立ち食い)のは良い思い出。
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噂によると「松風」の登攀が解禁されたらしいので、また近いうちに高知ツアーに旅立ちたい。
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ngttv · 7 years ago
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2018.11.03 - 04 小川山
【1日目】
登りよりもキャンプをもう少し楽しみたいとの思いと、嫁の仕事のストレスが高まった来たことで、我が家にワンポールテントがやってきた。
気がつけばNICOキャンプから1ヶ月が経ち、外へのモチベーションも相変わらず低いままだったけど、他にめぼしいキャンプ場も知らないので、小川山へ試し張りに行くことにした。
そう、あくまで今回の主目的は「キャンプ」であって、登ることではない。
5時過ぎぐらいに自宅を出て長坂ICを降りたのが7時頃。
まずインノで美味しいパンを買おうと立ち寄ってみたものの、少し早すぎたかせいか、まだ品数が出揃っていなかった。
しょうがないので、ハード系のパンだけ調達して、コンプレ堂へハシゴすることに。
オープン直後で賑わうコンプレ堂では、この日の携行食用に甘い系と惣菜系のパンを購入。
登りが中心だと岩場に気持ちが前のめりになるけど、キャンプメインと割り切るとパン屋をハシゴする心のゆとりが出来る。
小川山に着いたのは9時ぐらい。
さっそくメインイベントのワンポールテントを初張りしてみることに。
勝手が分からず手間取ってしまいはしたものの、はじめてにしてはなかなかのうまく張れたのではないだろうか。
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居住空間も広く、身長173cmほどの僕が立ち上がっても、天幕に頭が当たらない。
快適空間が出来上がってこのまま酒でも…の気持ちをぐっと抑えて、(一応)登りに行くことにした。
特に目当てがある訳でもなかったので、まずは近くて陽当たりも良さそうなヴィクターに向かった。
僕は、(一応)目当てにしていた「逆モファットトラバース」を、少し触ってみたものの初手からお話にならず、さっさと方向転換。
「two monks」「三日月ハング」と転々としたものの、どれも完登ならず。
「三日月ハング」に関しては、1便目から感触がよかったので、この日のうちに登りたかったんだけど…苦手だなあ…。
多少気落ちしたものの、この日のメインはキャンプだから、ね。
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登れなくてもこの笑顔。
もちっと悔しがれば良いのに。
夜はワンポールテントの中で、ビーフシチューを作って暖をとった。
カセットコンロの火力だけでも、テントの中がそこそこ暖かくなったから、これから秋・冬キャンプで大活躍してくれそうな予感。
【2日目】
この日の朝ごはんは常温で売っていた肉まんをホットサンドメーカーで焼いたもの。
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外がパリっとした仕上がりで、嫁は気に入ってくれた模様。
僕はもう少し中がフワっとしている方が好みかな。
今度は蒸してからホットサンドメーカーで焼いてみたい。
お腹が膨れたところで、この日は親指岩下ボルダーへ。
幾度となくトライを重ねている「八月」に行かせてもらった。
ニーバーが決まれば…という話は聞くのだけど、この日もニーバー決まらず。
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そもそもあまりモチベーションがない中で、二段を登ろうなんておこがまし過ぎるにもほどがあったかな。
せっかく親指岩下エリアにきたのだから、嫁にも「フィロソフィー」を…と思ったけど、この日は触ることなく終了の時間に。
ここのところの外岩は、僕ばかり優先してもらっている���じでなんだか申し訳ない。
夫婦揃ってモチベーションがあまり上がってこないので、登らなくても楽しめるようにキャンプも充実させていきたい。
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ngttv · 7 years ago
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2018.10.06 - 08 NICOキャンプ(瑞牆)
【1日目】
今年の秋シーズンは、去年から参加させてもらっている2泊3日のNICOキャンプ瑞牆ツアーで開幕。
開幕…とは言ってみたものの、9月の週末がことごとく仕事で潰されてしまい、どうも秋シーズンへのモチベーションをあげれずにいた。
登る頻度やコンディション…というか体重も、明らかに準備不足すぎて、何かを登りたい…という意欲すらわかない始末。
そんな状況ということもあり、初日はテントを立ててそうそう酒を飲み始めちゃった……かな……ちょっと前のことすぎて初日の記憶がほとんどない。
美味しいカレーとお肉をいただいた、おぼろげな記憶はあるんだけど…。
でも記憶がないのは、酒を飲みすぎたせいでは多分ないと思いたい。
【2日目】
酒を飲んで一晩寝たからといって、モチベーションが高まるわけもなく。
僕のやる気スイッチどこ行った?
そんな腑抜けだったこともあり、今回が初瑞牆の方達が花畑エリアに行きたいというので、案内することにした。
途中、言葉岩、皇帝岩を横目に見つつ、花畑の岩に到着。
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みんなの「花畑」トライを生暖かく見守りつつ、よし僕も…と取り付くも登れない。
おかしい…「花畑」はフラッシュしたはずなのに…。
結局3〜4便ぐらいかけて何とか再登。
みんなそろって完登したところで、「チンアナゴ」へ。
この課題は、昨年のNICOキャンプで嫁が惜しいところまで手が進んでいたので、ぜひリベンジしてもらいたいところ。
ただ、同行した面子がやや強すぎたのか、みんな2〜3便で完登してしまい、1時間もしないうちに移動する雰囲気に。
嫁も心残りそうではあったものの、みんなに合わせて次の岩に移動することにした。
「チンアナゴ」はまた今度かな。
その後、「羽音」を少し触り、キャンプ場に戻るついでに「物」にご挨拶してこの日は終了。
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「物」はそろそろ登れるんじゃないかと思っていたけど、まだ時じゃなかった。
この日の夜の記憶も不思議とないのだけれども、きっと酒の飲みすぎではないと思う。
【最終日】
この日は早朝に雨が降ってしまい、非常にイマイチなコンディションだった。
太陽が出る気配もなく、テントの撤収にも一苦労。
こんな天気なもんだから、NICOキャンプの面々もコンディション悪くても登りたい派と渋滞前に帰りたい派で真っ二つに別れた。
当然僕ら夫婦は渋滞前に帰りたい派。
しかも車も単独で来ていたので、みんながゴニョゴニョとしている間に後片付けを済ませて、そそくさと帰路へついた。
こうしてNICOキャンプを振り返ってみると、全然登ってなさすぎて、これが秋シーズンの開幕と言って良いのか、ちょっとよく分からなくなってきてしまった。
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ngttv · 7 years ago
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2018.05.12 - 13 小川山
とんとブログを更新していない間に、梅雨も明け、気が付けば7月も下旬にさしかかろうとしている
5月の中旬に行った小川山の写真をカメラから取り込む作業がV20ぐらいの難易度があり、なかなか手をつけることが出来なかったので、ブログの公開が遅れてしまった。
誕生日記念に嫁に連れて行ってもらったツアーなのに申し訳ない!
重い腰を上げて、なんとか写真を取り込んだので、小川山ツアーの様子をどうぞ。
GWに続き、この週末も小川山へ。
前回、立ち寄れなかったコンプレ堂でしっかりパンを購入して小川山入り。
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僕の誕生日のお祝いを兼ねての旅行だったので、嫁がエリアも好きなところで良いよと言ってくれてた。
それならばと、これまでちゃんと触っていなかった「忘却の河」とゆっくり向き合いたかったので、石楠花エリアを選択。
と、やる気満々風に書いてみたものの、GWに続きこの日も体調がイマイチ優れず。
忘却岩に到着して早々、コンプレ堂で仕入れたパンをほおばり始める始末。
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ストレッチを始めるでもなく、しばらくの間ボーッとしていたが、ボチボチ動き始めますかねと、忘却岩横のもぐら岩にある「もぐら」でアップをすることにした。
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この「もぐら」は6Qなのでサッと片付けたいところ…だったが、ここでスラブ苦手夫婦の本領を発揮してしっかりドハマリ。
悪戦苦闘の末、何とか2人とも完登したものの、6Qだったらもう少しサラリと片付けたいよね。
そこそこの便数は出したものの、スラブでは手が起きないということで、忘却岩の「忘れん坊」もやってみることに。
これはリーチがないとかなり厳しいラインで、嫁は早々に断念。
僕はリップまではあっさり辿り着いたものの、核心のマントルが返しきれず敗退した。
忘却岩の課題は全部マントルが核心なのかなぁ…。
気を取り直して「忘却の河」。
前に触ったときには全然お話にならず、速攻で諦めてしまったので、今回の目標はせめて2Qラインにまで到達すること。
幸いこの日は人が少なかったので、試行錯誤し放題。
苦手なトラバース終盤の遠い1手とその後の寄せも何とか解決の糸口が見えてきた。
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ただスタートからだとヨレてしまい、全く繋がる気配がない…。
結局、この日は2Qラインに辿り着く前にヨレッヨレになってしまい終了。
この日のコンディションでここまで出来たのだから、ちゃんと向き合えば登れないわけではなさそうなことは分かった。
あとは次いつ来れるか…だな。
「忘却の河」に見切りをつけた時点で、ほどよい時間になっていたので、嫁が予約してくれたホテル「風か」に向かうことにした。
この「風か」は夕食の間は飲み放題だし、夜のバータイムも飲み放題。
酒飲みの聖地とも言えそうなホテルである。
当然、呑ん兵衛な僕も大のお気に入りのホテルで、誕生日を迎える度に連れてきてもらい、今年で3年目になる。
ホテルに到着後、最近出来たばかりの「星見のテラス」でビールで乾杯。
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夜は飲み放題なので、1本だけで我慢ガマンがまん…。
風呂でサッと汗を流し終えたころには、待望の夜ご飯の時間に。
というか僕らが遅い時間まで登る訳がないことを見越して、夜ご飯を17時半で予約していた嫁は本当にすごい。
そして夜ご飯の時間は案の定飲みすぎて、料理の写真も1枚しか撮ってなかった。
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バータイムの時間にはベロベロに酔っ払っていたけど、気合を振り絞ってハイボールを1杯だけ注文。
なんとかバータイムでも飲み放題の恩恵を受けることができた。
そして翌日。
この日は登る気もさらさら無かったので、腹いっぱいご飯を食べた。
ビュッフェ形式超怖い。
その後、アウトレットやリゾナーレをぶらぶらしたり、中村農場で1000円の高級卵を義両親へのお土産に買ったりした。
なんだかんだ登らない休日も楽しいな~。
素敵な1泊2日をプレゼントして��れた嫁に感謝!
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ngttv · 7 years ago
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2018.05.04 - 06 小川山
GW後半はNICOの常連Nさん、Hさんと僕ら夫婦の4人で小川山へ。
5月に入って発熱してしまい、小川山行きも危ぶまれたけど、バファリンEXの力を借りて何とか前日の夜には解熱。
万全の体調とはいかなかったものの、なんとか小川山へ出発することが出来た。
コンプレ堂に寄りたいという僕のわがままにより、出発は朝の4時。
心配していた八王子の渋滞にも巻き込まれることなく、軽快に高速を飛ばしたおかげで、コンプレ堂近くのセブンに6時半に到着してしまった。
さすがに1時間も待つのはちょっと…となったので、セブンで必要な食料を調達して、このまま廻り目平を目指すことに。
廻り目平の大駐車場に到着したのは7時半。
なんとか駐車スペースを確保出来たものの、この時間でも駐車場は車でいっぱい。
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多分、コンプレ堂の開店を待っていたら、車が停められなくて困ったことになっていたと思う。
まずは、Hさんが「ルー」やら「メイ」やら「ギガント」にご挨拶したいとのことだったので、崩壊エリアへ向かった。
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僕はまだ体調が万全ではなかったので、あまりモチベーションがあがらなかったものの、まだ触っていなかった「キングチョック・ライト」でアップをしようと取り付いた。
…が、敗退。
たいした高さもないのに、マントルにビビってしまい返しきれなかった。
「キングチョック・ライト」は諦め、「キングチョック・レフト」の再登を狙うも、あっさり敗退。
病み上がりのせいにしたいけど、これは純粋に実力不足かな。
僕が無様な姿をさらしている間に、Hさんは「メイ」を、Nさんは「メイ」「キングチョック・レフト」「キングチョック・ライト」を華麗に完登。
嫁の方はというと、「キングチョック・レフト」「キングチョック・ライト」を触ってみたものの、ちょっとリーチ不足で敗退。
ほどよく身体が温まってきた頃に、ギガント側がすいてきたので移動。
僕は前年からトライを重ねている「未来少年」…なんて登れる気がしなかったので、「モンスリー」の再登狙い。
こちらは何とか2便で登れて、なんとか傷口に塩を塗りこまずに済んだ。
嫁はというとファルコのスタートから核心までを確認していたけど、ガス取りに入る時の右手の保持感が変わってしまい、ムーブを起こせないとのこと。
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僕もホールドを確認してみたんだけど、少し形状が変わったような気もした。
ただ、最後に触ったのがいつだか思い出せないぐらいなので本当に形状変化があったのか自信はないんだけど…変わった…のかしら?
午後からはお昼近くになり、一度テントを張りにキャンプサイトに戻ってから、これまたHさんが「変人」を触ってみたいということで、石楠花エリアに移動。
僕は体調が悪いと言っておきながら、少し欲が出てきてしまい「瞳の奥」にトライした。
が、核心のマントル部分だけを数え切れないほどの便数を出すものの、ヒールが下手すぎて登れる気配すら醸し出せずに敗退。
「瞳の奥」に見切りをつけた後、「神の瞳」を再登してお茶を濁してから、「飛沫ダイレクト」へ。
これは全く意味が分からなかったので、2~3便でスグ諦めた。
「飛沫ダイレクト」に首をかしげる僕の横から、Nさんは「飛沫」をサクッと2撃。
勝手に近いと思っていたNさんの背中が、この小川山ではずいぶん遠くに見えたな…。
その後、Hさんの応援に徹していた嫁と合流して、第二河原岩の「川の辺へ」へ。
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これは比較的ホールドがポジティブなので、リーチがあれば気持ちよく登れる課題。
ただ嫁にとってはちょっと足が深かったかな…残念ながら完登ならず。
気づけば16時を回っていたので、この日はこれで終了。
普段は14時を過ぎたら酒の欲望に負けてしまうアル中夫婦にしては、初日はよく頑張ったと思う。
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2日目。
この日はNさん希望の「静かの海」からスタート。
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僕も便乗して「静かの海」を触ってみたものの、核心のマントルまで辿り着けずに敗退。
まだ全然お話にならないぐらいだったけど、僕が「静かの海」を触る日が来るなんて…って思うと感慨深い。
続いて「虹の入江」をトライしていた嫁に合流。
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「虹の入江」はこの付近に来ては、少しだけ触って諦める…を繰り返していたけど、この日は苦労していた足上げがすんなり出来るようになっていた。
ここのところ登るときには念入りにストレッチをしていたからその成果が出てきたのかな…とこの時は思っていたけど、「虹の入江」の足上げって別に柔軟性とは関係ない気がするので、出来るようになったのは別の要因なんだろうと思う。
何かは知らんけど。
嫁は初手をマッチしたあとの足が定まらず敗退。
強ければマッチした状態でも身体を引き上げるか、足を上げてムーブを起こせるのかもしれないけど、嫁にはちょっと厳しいかな。
午後からは前日にHさんが宿題にしていた「変人」を撃ちに石楠花エリアへ向かった。
僕もHさんに良いイメージを提供しようと「変人」に取り付くもドハマリしてしまった。
そんな僕を横目に、Nさんが華麗に「変人」となりイチ抜け。
後に引けなくなった僕もかなりの便数を出して、何とか「変人」となることが出来た。(再登…)
Hさんに良いイメージを提供出来たところで(出来てない)、「ジグザグ」中のNさんに合流。
前に「ジグザグ」を触った時には、ヒールが下手すぎて2手目が取れなかった。
この日はNさんからアドバイスをもらい、なんとか3手目まで手を進めれたものの、これ以上の高度は出せずに終了。
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その後、Hさんが無事に「変人」になり、Nさんは「ジグザ…」ぐらいまで手を進めていた。
やっぱりNさんの背中が遠くに見える…。
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3日目。
この日はGW最終日。
泣いても笑っても翌日には仕事が待っている。
泣きたい気持ちをグッとこらえて、僕らはくじら岩へと向かった。
そんな僕らを神様が見ていてくれたのか、くじら岩に到着した時に、先客はまだ3名ほど。
僕は、せっかく空いているのだから、混んでいる時には触りにくい穴社長を触ってみることにした。
普段はホールドをじっくり観察することすらはばかれそうなのに、この日はいろいろと試行錯誤することが出来た。
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とはいえ初手以降の高度が出せなかったので、ビーストメーカーでトレーニングして出直しかな。
「穴社長」を諦めた後、Hさんがトライしていた「穴社員」に混ぜてもらった。
「穴社員」は勝手な苦手意識を持ってしまっていて、手をつけていなかった課題。
瑞牆の「穴契約社員」は登っていたものの、まだ正社員には登用されていなかったのだ。
いざ「穴社員」を触ってみると、ポッケとはいえホールド自体は比較的ポジティブ。
ただ核心と思われるクロスのところでは、スタンスが乏しく、フットホールドが定まるまで苦労してしまった。
何便目かで無事に核心を越え。
そのトライでリップまで辿り着き、もう完登かなと周囲に思わせておきながら、高さにビビッて降りてきてしまった。
さながら採用がほぼ決まっているにもかかわらず、最終面接を辞退した就活生のよう。
もったいないことをしたと思う反面、怖いのでもうトライするのもやめようかなとも思ったり…。
それでもこんなご時勢だからこそ、家族のためにも正社員になっておきたい。
長めにレストを取り、気持ちを落ち着かせてからのトライで何とか完登。
「穴社員」、ほんと良い課題。
僕が社長になれなかったり、社員になったりしている間、嫁の方は「エイハブ船長」をトライしていた。
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嫁の組み立ててる「エイハブ船長」のムーブは、平均的な身長の人では到底出来ない…というか考え付かなさそうなムーブで、今の嫁にはかなり負荷も高く、それと気温も高かったせいか保持感も悪かったとのことで、今回は敗退。
ただ���全く出来ない訳ではないと思うので、空いている時間とかにまたトライしに来ても良いのではないかなと思った。
少し早いけど、渋滞に巻き込まれる前に帰りたかったので、11時過ぎには撤収。
帰りがけに中村農場でお昼…と思ったけれど、あまりに混んでいたので、境川PAへ進路変更。
その境川PAも団体客がいたので、店内の席は取れず、炎天下の中昼食をとることに。
僕はもつ煮定食、嫁はアジフライ定食をそれぞれ注文。
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これは僕が写真を撮ったもつ煮定食。
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こっちは嫁が写真を撮ったアジフライ定食。
この映えっぷりの差ったらね…。
嫁から散々写真の腕をこき下ろされたけれど、アジフライ1枚分けてもらえたからお腹も心も満足。
というか、境川PAでご飯を食べると、毎回食べ過ぎてしまうの不思議だな…。(自業自得)
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ngttv · 7 years ago
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2018.05.01 三峰
GW前半は東京近郊で開催された某イベントの手伝いに行かなくてはならず、初めの3連休は全て仕事で潰れてしまった。
せっかくの晴天が続いていたのに外に行けなかったので、嫁のストレス具合は想像に難くない。
ということで、5月1日は代休を取り、三峰へ行くことにした。
朝の5時に起床。
準備をしようと起き上がるも、喉が痛い…。
鼻水もとめどなく溢れ、くしゃみも出る。
某イベント会場で風邪菌をもらってきてしまっていたようだ。
風邪っぴきおじさん爆誕。
体調が悪いからといって、当日に外岩のキャンセルを嫁に申し出れるほど、僕の根性は座っていない。
ダルい身体とボーッとする頭を引っさげて、いざ三峰へ。
自宅から三峰までは車で2時間半ほど。
8時半頃には岩場に到着していた。
まずは、はじめましてのエリアだったので、マットを持たずに散策することに。
ゲートボール場横にある階段から河原へ降りると、デカイ岩がゴロゴロしている。
三峰はアプローチがしんどいと聞いていたけど、思いの外あっさりしていて拍子抜けしてしまった。
ただ最初に行きたいと思っていた課題の「上級者への登竜門」は、降りた河原からだと渡渉しなくてはいけないようだったので、一度引き帰して迂回路を探すことに。
ネットであれこれ調べてみると、車で万年橋なる橋を渡り、しばらく行った駐車スペースから下ると、渡渉することなく目的の課題にたどりつけることが分かった。
調べたとおりの道をたどって行くと、クライマーのものと思しき車が数台。
空いていたスペースに車を停めて、ここから河原へと向かう。
…これが三峰か…。
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かなり勾配のあるアプローチで、河原につくころには既に汗だく。
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河原に降りてからもちょいちょい迷子になりつつ、なんとか「上級者への登竜門」のあるゼブラ岩へ辿り着いた。
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風邪っぴきおじさん的にはこのアプローチを乗り切っただけで、この日は満足。
でも、せっかくなので上級者の称号を手にすべく、「上級者への登竜門」に取り付いた。
なんとか3~4便で完登できた。
風邪っぴき上級者おじさん爆誕。
完登後は体調も悪いので、嫁の応援に専念した。
その嫁はムーブやらスタンスやらを捏ねくりまわしてみたものの、どうしても右足に乗り込んでいくことが出来ない。
嫁の身長だと左足のスタンスがどうしても深くなってしまい、右足を上げた時点でパツパツになり、身動きがとりづらくなってしまうようだった。
そうこうしているうちに岩に日差しが当たり始めてしまったので、涼しい岩を求めて移動することに。
とはいえ、お初のエリアでどこが涼しいかなんて全然分からないので、とりあえず少し離れた太陽寺エリアに向かうことにした。
最初に行った光岩小学校エリアから少し上流方向へ車で移動すると、比較的スグに駐車場に到着。
そこから坂を下った先にある橋の袂からエリアに入る。
…が、このアプローチが怖いのなんの。
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最初にキツイって言っていたアプローチが可愛く思えてくるほどだ。
結局、こんな怖い思いをしたにも関わらず、河原への降り口が分からず、太陽寺エリアは断念した。
時間はまだ12時ぐらいだったが、光岩小学校エリアに戻るのもね…となり、ひとまず近くの道の駅でアイスでも食べながら作戦会議をすることにした。
作戦会議といえば聞こえが良いが、この時点でアイスを食べたら帰る気まんまん。
暑いし、体調悪いししょうがない。
大事をとって早めに帰宅したにも関わらず、次の日から体調がさらに悪化してしまい、2日間ほど寝込んでしまったのだけども…。
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