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現実
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みみみ 夜露詩玖♡
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ribbon1109 · 10 months ago
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“生きることだけが、大事である、ということ。たったこれだけのことが、わかっていない。本当は、分るとか、分らんという問題じゃない。生きるか、死ぬか、二つしか、ありやせぬ。おまけに、死ぬ方は、たゞなくなるだけで、何もないだけのことじゃないか。生きてみせ、やりぬいてみせ、戦いぬいてみなければならぬ。いつでも、死ねる。そんな、つまらんことをやるな。いつでも出来ることなんか、やるもんじゃないよ。 (中略) 然し、生きていると、疲れるね。か��言う私も、時に、無に帰そうと思う時が、あるですよ。戦いぬく、言うは易く、疲れるね。然し、度胸は、きめている。是が非でも、生きる時間を、生きぬくよ。そして、負け��。決して、負けぬ。負けぬとは、戦う、ということです。それ以外に、勝負など、ありやせぬ。戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して勝ちません。たゞ、負けないのだ。 勝とうなんて、思っちゃ、いけない。勝てる筈が、ないじゃないか。誰に、何者に、勝つつもりなんだ。”
— 坂口安吾 「不良少年とキリスト」
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ribbon1109 · 1 year ago
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最近、ユーミンの翳りゆく部屋と、靖子ちゃんの呪いは水色の、サビ部分が脳内でリフレインする。どちらも聖歌のようなメロディで胸が詰まる。生きている。生きてゆく。生きてきた。愛の隣で。輝きは戻らない。わたしが今死んでも。
元気で長生きしたい。そう思っているけど、いつ何が起きるか分からない。すべて人はいつか死ぬ。だけどその瞬間までなんとかやっていきたい。
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ribbon1109 · 1 year ago
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海沿いの街に1ヶ月滞在する。部屋の窓いっぱいに海が見える。湾になっていて波はとても静かだ。
平らかな水面はすなおに空を映す。晴れの日は海底が明るく透けて清々しい。今朝起きるとまず海を見た。眺めているうちに次々と色を変えて、水面に波紋が立った。仄暗い雲からしとしとと降る雨。片頭痛の予防薬を服用する。
穏やかな海が見える部屋はいい。心から安らぐのだ。遠くに山が見えるのもすばらしい。和歌でも詠みたくなる。
だけど早くうちに帰りたい。愛する人と生き物が待つ場所。帰ったら、この街の海の話を聞かせてあげよう。少し大人になったわたしを見せよう。
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ribbon1109 · 2 years ago
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6/18
LINE見た途端、脈が乱れるのを感じた。そうはならんくない?と思ったけど、つべもこべも言わずにさっと送り出した。それがわたしの美徳だから。本当にきもいけど学ばせてくれてありがとう。
もっと楽しい毎日を送っている世界線があるんじゃないかと思うからそれを探してみよう。ドラマは明日の最終話まで一緒に見られそうだ。
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ribbon1109 · 4 years ago
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今日はせっかく早起きしたのに、バイトで嫌なことがあって朝から落ちてたけど、星占いを調べたら今日の運勢11位だったので、仕方ないか〜て思った。思い返せば、朝作ったゆで卵、わるの失敗して半熟の黄身が飛び散ったな。そのときから11位だったのだ。パジャマに黄身が飛んだから洗濯機回そうとしたけど、ほかの洗濯物ほとんどたまってなかったし。そういう日もあるな。
テスト前だし、頑張らなきゃいけないのも分かる。でもいったん休みたいかも!いや、休むのはいったん頑張ってからにしよう。頑張るべきときに頑張るべきことを頑張った自分、かなり好きになれるからね。ファサ聴いて始めるぞ
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ribbon1109 · 4 years ago
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狂いなく可愛く
女子高生だった頃、大人になったら自分は整形するんだと思っていた。整形したいとかじゃなくてするもんだと、それ以外の選択肢が見当たらない程自分の顔が嫌いだった。いかにもコテで巻きましたという感じのロングヘア、まあるい黒いカラコン、不自然な程にピンクのリップ。適度に着崩した制服とびたりとマッチするキラキラしたクラスメイトを見ては、後頭部を鈍器で殴られているような気持ちになった。私が出来るせめてもの抵抗は、そういう土俵に立とうと思ってい��せんからというポーズで、前髪がアシメのちょっと個性的なショートヘアにほぼすっぴんで幼顔を演出することだけだった。高校3年間、その髪型今すぐやめろ、前髪を伸ばせ、眉毛を整えろ、と吠えたくなるような冴えない顔で写真に写っている。
外見に自信が無いとすべてにおいて自信が無くなる。もう私は整形してピカピカの自分になるまでは、苔のように過ごすしかないのだと教室でひたすら息を潜めていた。恋愛なんてもってのほか。私が恋愛なんかした日にはヒエラルキーのてっぺんの男の子と女の子に後ろ指さされて笑われると、ばかみたいに恐れていたのだ。
だからこそ先輩に告白された時は全身の細胞が震えた。鳥肌が立った。告白してくれた相手のヒエラルキーが限りなく上の方で、そしてプラスアルファの先輩、という肩書きが私のヒエラルキーを一気に押し上げてくれるような気がして、文字通り舞い上がったのだ。自分の立ち位置は下の下と理解していた癖にいっぱしにプライドだけは高かったから。これがきっと下の下の男の子に告白されていたらしにたくなっていたのだろう。トップの女の子にクスクス笑われるのを想像して。
それでも結局、先輩とは上手くいかなかった。どうしても私の付き合ってもらっているという感覚が抜けなくて、対等になれなかった。言いたいことなんてひとつも言えなかったし、言おうとさえしなかった。だって先輩と私は住む世界が違うから。あの頃の私はヒエラルキーこそがすべてだった。
あれから10年経った今、私はどこのパーツも整形していない。整形する予定も今のところない。
あの頃の私に教えてあげたい。いい化粧品を使い、似合うメイクをして、パーソナルカラーと骨格に沿った服だけ着ていれば、私はきちんと周りの女の子と同じ扱いを教授出来たのだ。あんなにも思い詰めていたのになんともあっけない。私も可愛い女の子みたいな顔をしていいんだと思えた時の高揚感と言ったら!だからこそ、元から可愛い女の子より私のリップは、アイシャドウは、重い。甲冑なのだ。
あの頃目を合わせることさえ出来なかったような、ヒエラルキーのてっぺんの人達とも気軽に話したり、軽口を叩いたり、遊んだりする度に墓標を立てるような気持ちになる。ヒエラルキーって何だったんだろう。学生時代、重くのしかかっていたそれ��社会人になったら砂となって消えた。
私も女の子になってもいいんだ、と思ったら女を出すということに何の抵抗ももたなくなった。冷静に見れば私だって若い女の1人で、そのカードをいつだって切れる。 性的搾取だとしても、女の子として見てもらえていると思えることが嬉しかった。
仕事でも女を出して散々可愛がってもらったし、仲良くなった。姑息なやり方だけど、結局はそれがいちばん円滑に進む。新入社員だった頃、自分のミスで謝罪と新たなお願いをする電話を怖い職人さんにかける時、女性の上司に大丈夫、最後に今度会った時ほっぺにチューするんでって言えばやってくれるからと何でもないように言われたことを思い出す。半信半疑冗談めかしてそう付け加えたら、態度が豹変してその後めっきり仕事がしやすくなった。
ぱきりと自分の中で何かが音を立てて壊れるのは見て見ぬふりをした。
例えば夫婦別姓とか、女性の寿退社とか、そういうことをおかしいと叫べる様になってきた世の中だけど、きっとその風潮に困っている女も少なからずともいるのではないかと思う。私みたいな。
若い女だから弱い。愛嬌とおべんちゃらで誤魔化して生きてきた私にとってそれが通じなくなる男女平等な未来に生まれていなくて良かったなと思う。そんな社会に生まれていたら私は今頃ヘルタースケルターだ。それがいいのか悪いのかは分からないけれど。
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ribbon1109 · 4 years ago
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2021.4.18
1年以上ぶりに彼氏ができた。歴代でいちばん、ダ��トツでビジュアルがいい彼氏。
この1年ほど、前の彼氏のことを考えてたびたび胸を痛めていた。数え切れないくらいひとりで泣いた。もっとしてあげたかったこと、もっとしてほしかったこと、もっと一緒にしたかったことが次々と浮かんで、とても辛かった。どんな歌を聴いてもあなたのことが思い出されて、ずっと離れられなかった。本当に感謝しているのに、あまりに辛くて早く忘れたいと思った。
今の彼氏と出会ってから付き合えるまで、わりと時間がかかって、いろんなことがあってそれはそれで泣いたし、すでに結構な量の思い出がある。今までの彼氏とは、お互い知りあってまだかなり浅い状態で付き合っていたので、こういうのは初めてだし、イレギュラーでよく分からない感じがする。わたし、好きのピークじゃないのに付き合って、うまくいくのかな。長く続かないタイプって彼は昔自分で言ってたから、まだどうなるか分からない。彼がどんな気持ちで、このタイミングで付き合うことにしたのかも、今のところよく分からない。だけどとりあえず、仲良くはしていきたい。
自然と忘れていくんだろう。新しい彼氏がどうとか関係なく、すべて月日が解決していくはずだ。あの頃とは違うわたしで、新しい恋愛をする。同じ轍は踏みたくない。
大事にするよ。穏やかな日々にどうか幸あれ。
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ribbon1109 · 4 years ago
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ギャルが最高だな、ほんとに
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ribbon1109 · 4 years ago
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何者
自分が何者でもない、てことに毎日傷ついて泣いていた頃を思い出して抱きしめる。
わたしは21歳になった今でも、何者でもないよ。何者にもなれなかったけれど、好きな服を着て好きなものを食べて、ある程度しあわせに暮らしている。それでいい、充分だと今は思える。
ユーミンは、大人になるっていうのはもう平気になる心、と歌うけれど、わたしもそう思う。いろんなことが少しずつ平気になったよ。何者でもない自分を受け入れることも、好きな男にいつも愛されるとは限らないことも、きれいな花が蕾のまま落ちてしまうことも。
考え方によるけれど、ある意味で、何者でもない人で世界は溢れていて、わたしもそのひとりだ。選んだのだ。こんなこと言ったら当時のわたしは泣いて発狂するだろうけど、考えすぎだったって思うよ。人は諦めない限り、叶えるか、叶わないまま死ぬかのどちらかだ、と教えてくれた映画があった。わたしは、何者にもなれなくてもいいって、あるときに思ったのだ。
今年のわたしの抱負、聞いたらびっくりすると思う。こだわりを減らすことだ。こだわりすぎて自分も人も困らせることがあると気づいたから。奇を衒わなくていい。人と違わなくても、違っても、どちらでもいい。寛容な人間になりたいって思うよ���になった。
自分がこんなつまらない大人になるなんて思ってもみなかった!て泣くかしら。痩せ型で、少し俯いて歩く、高校生のわたしの背中が浮かぶ。
人は変わっていく。だからこうして、今考えてることを書き残しておく。これからのわたしに、泣き明かす夜ができるだけ少ないように祈っている。しあわせでいてほしい。
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ribbon1109 · 4 years ago
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美しくなりたいけど、今の自分も愛してる。美しくうまれた人もふしあわせそうに見えるときがある。当たり前なのに分からなくなっちゃうときがよくあるな、、
彼をずっと思い出してつらかった。いつかまた会えるような気がする。でもその頃には違う男と並んで歩いていたい。見返してやりたいとかじゃない。彼と縒りを戻しても、また同じことの繰り返しだろうと心のどこかでは思っているから。どんなに焦がれても。
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ribbon1109 · 5 years ago
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tumblr久しぶりに開いたら、変わっていなくて声が出た。もうわたしにはtumblr要らないのかもしれない。心や体が疲れている時ほどつらつらと言葉が書けた。書くことが何にも浮かばない日々を祝おう。強がらなくていいのだ
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ribbon1109 · 5 years ago
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夏の連れて行ってあげるねっていう言葉、覚えてたのかな?覚えてないのかもしれないけど、その言葉が守られたことにとても安心して、大好きって口をついて出た。探り探りだけど今度こそ大切にして、長い幸せを築きたい。安定を求めるようになった自分に少し前から気づいている。
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ribbon1109 · 5 years ago
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“一篇の詩とその作者である詩人との関係は、ふつう考えられているよりはるかに複雑微妙で流動的です。一篇の詩はたしかにその作者の現実生活なしでは生まれてこないものですが、その詩に述べられた考えや感情が、そのまま作者である詩人が現実に抱いたものであるかと言えば、そうは言えないことも多いのです。詩は思想を伝えるための道具ではないし、意見を述べる場でもない、またそれはいわゆる自己表現のための手段でもないのです。詩において言葉は「物」にならなければならないとはよく言われることですが、もしそうであるとすれば、たとえば一個の美しい細工の小箱を前にするときと同じような態度が、読者には必要とされるのではないでしょうか。”
— 谷川俊太郎『ひとり暮らし(新潮文庫)』(p136-137)
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ribbon1109 · 5 years ago
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えっと、2回のデートを終え、3回目を来週に控えている今、いったん記録しておこう。
飛びはねるどころではない。趣味嗜好が似通いすぎてる、こんなことありますか?24年間わたしの知らないところで生きてきたこのかわいい人が。1回目は10時半に集合して17時ごろ解散、2回目は12時半に集合して19時すぎに解散したけれど、もうずーっとしゃべっていた。2回目は特にわたしの寝不足が解消されていたために絶え間なくしゃべった。そしてまだ総論。早く各論に入りたいねと次の予定をとりつけた。
わたしの知らないことを知っている先輩と、先輩の知らないことを知っているわたし。そしてよくもこんなにおもしろい、、思想もわりかし近い。すごい🥺今は、先輩の人となりを知りたい気持ちが強い。興味関心について話しすぎたから、今度はあなたについて知りたい。
違う味の紅茶を頼んで分け合いっこして、とても楽しかった。いろんなところに行ってみたいね。
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ribbon1109 · 5 years ago
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いやいやいつまでも何やってんの、、愚かすぎるな、人間
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ribbon1109 · 5 years ago
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“結局「へた」のほうが、才能とか生まれついたものに大きく関わってしまうと思うんですよね。へたが素晴らしい時、その本人もそこを理解できてなかったりします。そしてこういうへたさは、「うまくなってしまってよくない」ってことにはならないのでは。こういう変化を遂げるのは、大抵「必死さの演出」として「へたさ」が消費されているときではないかと思います。”
— 最果タヒ『「好き」の因数分解』p71
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ribbon1109 · 5 years ago
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はじめてのデートで中華とパンケーキの組み合わせをゆるす私たちは、もうなんだかうまくいく気がしてる。この予感を信じたい!神社にて、お守りをふたつ買った、わたしのと、先輩の。めっちゃ好きやんって声出してツッコんだわ自分で。
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