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AKUTA Tomonosuke
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芥 知之介 |吟遊ソングライター 岸田 知之 |cyperus papyrus (キペルス・パピルス)
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serendippo-ritto · 26 days ago
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『ねこなーで』
細い路地の 奥へと吸いよせられるように 扉あけて 飛び込んだそこは まるで異世界 たくさんの本と 大きな笑い声 初めて入るお店 胸に渦巻く 不安と期待 人見知りで みんなと同じが苦手だから 休みの日は 誰にも会わずに ひとりの時間 でもここはなぜか のんびりと落ち着く なんだかあたたかくて 眠くなるほど ゆるんだ途端 私のひざの上に 黒猫が 平然とまるく居座っていて 催促するみたいに 喉をならすから しばらくそっと背中を なでさせてもらうの 上辺だけで 選り分けられることにも 慣れて 満たされない 心は虚しく 過去を彷徨う どうせダメだとか 私にはムリとか 呪いの文句なんて 今すぐ捨てて 生まれ変わろう 不思議とそばに猫がいるだけで 価値観も視野もひろがっていく 会話はできなくても 耳をそば立てて 私にじっと寄り添い なぐさめてくれたの 「またくるね」と 名残惜しく黒猫を なでた そうか君が 私を招いて くれたんだ きっと
 words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 2 months ago
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『向町』
駅の待合室で あの頃の想い出 呼び起こされる またここに来れて嬉しいよ 梅雨の空をツバメが 夏の絵に仕上げる そろそろ行こう 街道を軽い足取りで歩く 向町のみんなに 「ただいま」って早く言いたい 愉快な歌声と笑顔が恋しくて 心躍る再会 畦に小さな花が 人知れず咲いてる ただ美しく 日の光だけが幸先を祝う 都会に住む便利さ 楽になったはずの生活 使い捨てにしたりされたり 無自覚な罪の苦さ 味わう 歳を重ねてもなお 下手でもあきないで 夢を語ろう 素朴な暮らしのゆたかさを 伝える時代にかえるのさ さあ 君も向町においでよ  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 4 months ago
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『BIWACCA SONG』
BIWACCAは ぐるぐるまわる BIWACCAは ぐるぐるまわる 大切にしたい 私たちのびわ湖 すべてを水に流しても この先何もよくはな���ないから はじめてみよう 私にもできる小さなことを BIWACCAは ぐるぐるまわる BIWACCAは ぐるぐるまわる やさしく溶けあう きもちのいい時間 BIWACCAは ぐるぐるまわる BIWACCAは ぐるぐるまわる いつものせんたく 楽しくなる予感 心に浮かぶ 泡のよう 答えは今もよくわからないまま 受け継いでいく みんなで紡いだ大きな愛を BIWACCAは ぐるぐるまわる BIWACCAは ぐるぐるまわる 身近なしあわせ 燈台下暗し BIWACCAは ぐるぐるまわる BIWACCAは ぐるぐるまわる 未来のせんたく 変わる日々の暮らし BIWACCA BIWACCA  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 4 months ago
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【自作曲歌詞一覧】
 『ねこなーで』
 『向町』
 『BIWACCA SONG』
 『まつろわぬもの』
 『アベコベ⇔シンドローム』
 『トキメキ日和』
 『おかしな国』
 『甘い恋のはなし』
 『約束の鍵』
 『Indigo Sky』
 『フカフカ』
 『ハレ舞台』
 『もしもしも』
 『Suzy』
 『うみうた』
 『今日は投票日』
 『さんたさん』
 『よりそうる』
 『Tokio Neurose (とうきょうノイローゼ)』
 『太陽に問う』
 『反骨歌』
 『愛を注いで』
 『Slow Walker』
 『花桃の咲く頃に』
 『平々凡々な世の中は』
 『Mr. Ukulele Man』
 『たいせつな一日』
 『点と点と』
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serendippo-ritto · 4 months ago
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『まつろわぬもの』
広い世界に風が吹いたら 見慣れた景色にサヨナラ となり合うのも何かの縁 運命がもしもあるなら にじむ悔しさ あふれるなみだ 優しく胸で抱きとめて 繰り返さない 祈るように 刻みこむ言葉集めて すべてをひっくり返すんだ いいも悪いもないのさ 今こそゆっくり歩くんだ さあ まつろわぬものたちよ 声をあげよう 長いものにはもう巻かれない 自分のくびをしめるだけ 失うことを怖れるのは 本気になれない言い訳 どんなに格好悪くても 信じた道を行くだけ 這いつくばっても進むんだ さあ 迷える羊にこそ 声を届けて こころに炎を 揺らめく小さき希望を いかりはしずめて あたたかな夢の続きを すべてをひっくり返すんだ 右も左もないのさ 手を取り合ったら歩くんだ さあ まつりごとがはじまる 明日を描こう 大地をしっかり踏みしめて 生きる力を確かに 今こそゆっくり歩くんだ さあ まつろわぬものたちよ 声をあげよう 生まれたての 声をあげよう  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 6 months ago
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『アベコベ⇔シンドローム』
救いの手求めても 足元を掬われるだけ 裏切りのおもてなし 媚を売るのも命がけ 歯車は空回り お役御免でかわいそう 敵意まで操作して 素知らぬふりで負担増 Woo 話題の人を募れば 自慢ができる Woo 私欲ばかり肥えさせて 罪悪感で踊れない アベコベな信条 常識をかなぐり捨てて ウヤムヤの現状 饒舌に欺いて 恐怖にスリ替える 能のないタカの群れ 闇に紛れて逃げ出した 黒塗りの地獄絵図 閻魔さまにも袖の下 論点ははぐらかし 不都合は責任転嫁 大輪も散りぬるを 花見に捧ぐ鎮魂歌 Woo どんな小さな声にも 地団駄踏んで Woo 保身のための退路を 一目散に駆け抜ける チグハグな印象 証言を笑い飛ばして アヤフヤな友情 条件で蹴落として 評価もカネ次第 ドサクサに便乗 冗談で済ませるはずが アチコチで炎上 情報は諸刃の剣 ドタバタの劇場 上出来のひとり芝居で イザコザの元凶 競争に巻き込んで 勝利はダレのもの?  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 9 months ago
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『トキメキ日和』
朝ねぼうして ケイタイを忘れたり 風が強くて 髪はみだれ放題 ツイてないこと ばっかり そんな現実に ガッカリ どんより落ち込む 性格もイヤになる 駅からの道 ボンヤリ歩きながら わるい予感は 上書きしてしまおう かわいいつぼみだったり 小鳥のさえずりだったり 幸先いいね!の合図にすればいい ��とえ今日が冴えない日でも 思い切り伸びをして 余裕なんて 今はないけど 未来はバラ色にはじけるの 信号を待つ?それともムリに渡る? 些細なことで 運勢は変わるもの こんなところで ばったり とりあえずまずは ニッコリ 憧れの人に 挨拶できたんだ だから今日はときめき日和 空を見上げてみれば 雲は流れ 心は躍り ステキな一日がはじまるよ 難問だらけだって ほんとは狼狽えてたって 嬉しい言葉 口癖にして 自分の脳をうまく騙しちゃえ それで今日はときめき日和 空を見上げてみれば 雲は流れ 心は躍り ステキな一日がはじまるよ 未来はバラ色にはじけるの  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 10 months ago
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『おかしな国』
甘ったるい声に誘われ みんなフラフラと寄り集まれば お行儀よく箱詰めされて 幼稚なままで 型に嵌められるのさ 薄っぺらい言葉が並ぶ ウソも白々と塗り重ねると ヒミツたっぷりゴマカシばかり なんてステキなおかしな国 コンペイトウみたいに 街はキラキラと綺麗だけれど 喰えないヤツらの手で 蝕まれてる 蝕まれてる 夢破れて月夜に キモチ切々と注いでみても さめてゆく現実を 知ることになる 知ることになる 太った腹の底に沈む 嫌味タラタラと零れはじめて 当分はもうコリゴリなのに なぜかフシギと 止められなくなるのさ 狂ったように針は回る 常にジリジリと追い立ててきて お茶するよりムチャしてくれと そんなステキなおかしな国 なんてステキなおかしな国  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 1 year ago
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『甘い恋のはなし』
甘い恋のはなし もう遠いむかし 今も君の面影 ゆらりとすれ違う 二人肩寄せ合う泡沫の日々は 不確かな夢のまま ぽつりと残された 交わした言葉が街を通り抜けたら 遠い空に真っ赤な夕陽を見る 漂う心には夜は長過ぎる 無駄にあがいてみても ちくりと痛むだけ うしろ振り向いて これでいいと自分に言い聞かせて そっと目を閉じてみる 朝の光が射すやすらぎの中で 甘い恋の想い出だけ ふわりと抱きしめた 甘い恋のはなし もう遠いむかし  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 1 year ago
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『約束の鍵』
��はいつから 輝きをなくしたの? 静かな夜は 前触れもなく壊される 飢えと渇きと 心には深い傷 瓦礫の道を力なく また歩き出す 生きたまま焼かれる幼な子 目の前で消し飛ぶ命 何もかも「なかった」ことにされる世界で 不均衡のどちらに加担し続けるの? 朝の市場を 吹き抜ける潮風も 葡萄畑のある丘も ただ恋しいよ 「何も知らなかった」ことに慣れた世界は 無神経な敵意で野蛮に堕ちていく 殺生は正当化されて 実験で禁忌を破る 復興が好景気を呼び 発展の暴利を貪る どこへ行けというの? ここに帰る自由を返せ 川から海まで 川から海まで 約束を交わした証は 残されたこの鍵ひとつ それさえも「なかった」ことにされた未来は 個人名を剥がれた画面越しの世界 色とりどりの 凧が空高く 舞うのを見たいんだ 栄光を 解放を 川から海まで 川から海まで  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 1 year ago
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『Indigo Sky』
紺碧の空の下 遠い風を感じて 光を集めて つなげたら あざやかな虹がかかるよ 同じ言葉でもこんなにも とらえ方が違う だから信頼と対話から 世界を拡げる どんな偏見も対��も 超えていきたいのさ いつも新しい方法を 試して選ぼう 弱点や失敗はまちがいじゃない 挑戦で何度でも 跳び上がればみえてくる 完璧な人よりも いい加減を目指して 自分の歩幅で考えて お互いを認め合おうよ 人は不安さえ大切に 抱えながら暮らす 街はにぎやかなふりをして さびしさを隠す 逆転の発想で楽しんじゃおう 正念場なんてもう もの足りなくなるかもね 紺碧の空の下 遠い風を感じて 光を集めて つなげたら あざやかな虹がかかるよ 完璧な人よりも いい加減を目指して 自分の歩幅で考えて お互いを認め合おうよ 紺碧の空の下 お互いを認め合おうよ  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 1 year ago
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『フカフカ』
見ているだけで嬉しくなる そんな昼下がりの青空に おいしそうな雲がぽっかり 小さくちぎれば あなたと分けあえるのに 望み通りにいかない日は 縁起いい言葉を呟いて 庭で揺れる花にゆっくり きもちを寄せるよ のどかな陽射しの中で そろそろ相談したり ひと息入れよう 身を粉にして くたびれても その手間こそ醍醐味 天にも昇る心地 あなたの隣で噛みしめていたい ちょっぴり甘さ控えめだけど ふくらむ夢は あたたかくて フカフカ たそがれの風 あなたを呼ぶ 澄んだ水を渡る月の舟 私はもう何があっても 自由に生きるの 憂いは波に流して まだまだ精神的な支えが必要 ありがとうと伝えるのは おどろくほど愛だね こんがり焼けた色に はにか��姿が胸を焦がすから 天にも昇る心地 あなたの隣で噛みしめていたい ちょっぴり甘さ控えめだけど ふくらむ夢は あたたかくて フカフカ  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 1 year ago
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『ハレ舞台』
ふっと息を吐きだして 重たい鞄もち上げて また歩きだそう ここから始めよう 待っていても変わらない 後悔なんてしたくない 扉を叩いて きもちを伝えたい 果てしない未来 想像超えるくらい 光かがやいて その瞬間瞬間が どれも愛おしくて 順番、順番に みんなの笑顔が浮かぶ さっきまでの曇り空 涙のわけは忘れたの 今ありのままが 私のハレ舞台 毎日が奇蹟 偶然という布石 つなぎ合わせたら その瞬間瞬間が とても美しくて 純粋、純粋に 瞳にうつしたい その瞬間瞬間が どれも愛おしくて 順番、順番に みんなの笑顔が浮かぶ ふっと息を吐きだして 重たい鞄もち上げて また歩きだそう ここから始めよう  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 1 year ago
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『もしもしも』
あなたに手を引かれて ひたすら前だけ向いて 歩いていった ずいぶん昔のこと よそよそしいあの街は 今も相変わらずだけど 滑り台の上にのぼって 鳥みたいに羽ばたいて 少しでも空に近付けたなら 雲はぼくの翼 どこへだって飛んでいける 「もしもし」も届かないくらい 何万光年も あなたと離れても この声で歌い続けるよ 第三惑星を恋しく想いながら ずぶ濡れの帰り道 迎えが来るわけもなく 泣きたくなった 背伸びは疲れるよね たびたび弱���を吐いて やさぐれるのも悪くない みずたまりの中にかかった 虹の橋を跳び越えた 白黒の夢は捨ててきたのに 雨に滲んだ文字 それはきっとここに残る あの頃の自分と重ねて 森林公園の落ち葉を蹴散らした 木漏れ日に 時が溶けていく 全身全霊をささげた旅が終わる 「もしもし」も届かないくらい 何万光年も あなたと離れても この声で歌い続けるよ 第三惑星を恋しく想いながら また会うことを願って そっと涙を拭おう 恋しく想いながら そっと涙を  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 2 years ago
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『Suzy』
街の外れに佇む 喫茶店を偶然見つけたのは 運命のいたずら かもね 緑のかおりが揺れて がっしりした扉は思いのほか 軽々とひらいた 生きる意味を手当たり次第に 探すよりも 小さな種をまこう スージー 既成概念は放棄して そろそろ本音で 好きなことばっかりしよう スージー 奇想天外な人生は まだまだこれから おもしろくなっていくはずさ 無謀な計算だとか 画期的な妄想をかき混ぜて 歓迎の支度はできた さあ 目を覚ます時間だ ひっぱり蛸の君を祝う声が 続々と集まる 馬が合えば友だちみたいに 他愛のない話に花が咲くよ このままでは帰りたくないし 根が生えて 木になって 切り株の椅子にでもなろうか この部屋で スージー 臨機応変に適当に バタバタしながら 焦らずに とっととやろう スージー 気分転換に公園で きらきら輝く 陽だまりに寝っ転がって スージー 既成概念は放棄して そろそろ本音で 好きなことばっかりしよう 奇想天外な人生は まだまだこれから おもしろくなっていくはずさ  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 2 years ago
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『うみうた』
わたしはうたう しずけさに浸りながら 降りそそぐ音に 言葉を与える あなたはおどる よろこびに満ちあふれて くり返す声が 鼓動と重なる ずっと ひとりきり かなしみに暮れて じっと 耐えていた 殻に閉じこもったままで わたしはえがく 何度でも愛を込めて 美しく強く 理想をもとめる そっと 手をのばし ほほえみに触れて やっと 気付いたの 深く信じあっていたことを あなたはねむる つかの間の夢の中で おだやかな波に 身体をゆだねて  words&music:岸田知之
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serendippo-ritto · 2 years ago
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『今日は投票日』
朝からの雨も止んで せっかくの日曜 どこかに出かけたいな でも その前に 大切なこと 忘れてないよ ほんの少し 遠回りしよう 今日は投票日 誰を選ぶか 悩んで ぱっと見の印象 それだけで決めないで よく考えて メンドウだけど ワクワクしてる 本気だせば おもしろいでしょう? 今日は投票日 あっという間には 変わらない 不公平も 思い込みも どうすればいいの? たった一枚の 紙切れに 可能性が きらり光る それは私の ひとしずく 朝からの雨も止んで せっかくの日曜 どこかに出かけたいな 今日は投票日 今日は投票日 今日は投票日  words&music:岸田知之
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