soukonosouko
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soukonosouko · 4 years ago
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 本日祝日 ↓ 本日平日 1 きみがどれだけ私のことをきれいだと言ってもそうじゃないし私それはただ私を好きだと言っていることそれ以上の意味を持てないざんねんだね 2 「ローズ」と書いてあるアイスクリームはストロベリーの味と化粧品の香りがした これならストロベリーが食べたいそう言った君は正しい・・・ それでも試してみようと言った私のこと君はそのチャレンジ精神的なものくらいは評価してくれるだろうかあはは 3 街では星が見えにくくて淋しくなるそのかわりに夜でも外を歩けるけれど犯罪があるから少し怖いでも二人で歩けば特に怖いとは思わないランタン��イトと街の灯りどちらが明るいかと問われても私は比べようとは思わない近くにいるならきみの持っているものの方が明るい 4 どうしようもなくやってくる気持ちにあらがいがたいというそのことをわかってくれるきみはちょっとだけ天使 5 これからどんなことをしていけばいいのか知っていると思うけれども知っているだけでそれをやっていこうという気持ちにはまだなっていない 6 きみのさみしさからくる行動に私はイラッとしてしまう自分のことを見ているようで・・・だけれどひらきなおった君は色っぽくない悩みを持たないきみは美しくない 7 きみのことは知っているんだ知らないフリしていたんだけれど本当はそれなりにわかっているきみの本性を知っている案外と君は気付いていないのねもっと深く感じてみなよほらそっちじゃないんだよ 8 きみが教えてくれたりんごのケーキいつか焼いてみるよ 本日平日だからさ 風を横切る 1 柿の皮をむきました丸いものはむきやすいけれど四角いものはむずかしいだいたい甘かったけれどどこか渋さの残っているものがあったたそれでもう私はきみの知らないきみを知りたいと思った 2 きみの部屋で冷たいヤカンが熱くなっていくのを見ていたいっしょに柿を食べてお茶をのみながら他愛のない話しをできた甘い香りが残ったそれから上着を着てしまって靴をはいたそのあとで私はやっぱりよくぼうに負けてしまったきみの優しさは仇となった 3 手紙に書いたことなど昔のことなどはなるべく忘れることにしていますそうでないときっとうまく生きていけないと思うくらいに恥ずかしいからです 「きみはまだあいたいけれどあいたくないひとですきらわれることもなく好きになってもらいたいひとなんです」 4 自分のことは棚に上げてきみのことで嫉妬しているあの人はだれなんですか? 好きな人が好きな人が人の間を通り抜けて行った肩がぶつかった 5 夕日の沈むのを見ているきみは後ろを歩いているなぜか(早く来ないかな) 砂場へ降りるきみはのんびりしている波打ち際へ行くきみは貝殻をさがしている (ひとりの人が感じたことは 永久糖度のコンペイ糖) どうして君はついてきたんだろう・・・ 6 今のうちに穴をひろげてこっそりと種を植えよう穴をふさいで水をかけようちゃんと芽がでているかあした確かめよう 7 きみがあんまりにもやさしく笑ってくれたからすきとおった硝子に入ったコンペイ糖を思い出したその中からきれいな色の3つくらいをこっそりとてのひらに包んでなにげなく食べてみせたいと思った きみが笑うっていうことがなによりもうれしい きみが笑うことは うれしい 8 夢をみても自分は消えない 人ごみに紛れても地球��浮かぶ 涙が目に沁みるのはわたしが風をよこぎるからだ ただそれだけなんだ 彼氏によろしく 1 有名なあの人や美人なこの人に似ていると言ってもウレシクナイらしいからいろんな人にきみの面影を見るけれどきみに話すことはできないたぶん 2 きみはぼくのものではなくもとより誰のものでもないきみは汚れることもなく減ることもないそう言い聞かせてみても休みの日にはゆううつが募ります 3 思考も理想もぼくに追いつくことはできないからこの苦しみをなくすことができないならここでこうだというぼくをどうにもできないきみに男がいても女がいてもきみのことが好きなんです 4 仕事が終わった後の夜の帰り道で(少しの満足感はあったんだ)街灯の下にきみを見つけました知らない人を前にして笑っている君を見てうつくしいなと思いました(でもさ・・・)声をかけられなくて通りすぎたけれどぼくは君に置いていかれたんだと思いました 5 たまに話しかけるときみは愉しそうで(彼氏によろしく)あまりに続くと迷惑そうです(すみません・・・)返事がなくなってからはとても不安になります(もうだめです)舞い上がったぼくの気持ちはパラシュート落下降下していきます否急降下です 6 きみが向こうに居てその横に誰かが居るそれがここからわかるよ 近づきたいけれど近づけなくて聞きたいけれど聞けなくていっそ消したいけれど消せない 電話 7 ひとの弱さは愛しいけれど自分の弱さはみにくいです 下からのぞいた時に見える奥の銀歯はかわいい はは きみのことを考えるとすごく淋しくなる 8 帰ろうよ早くだってさぼくは、まだあの人との生活をもとめている 私のエース 1 きみを信じているきみの成功を成長を私を愛することを自立することを立派な大人になることを・・とかは信じない 2 Aの仕事が好きだからってAのことは好きじゃないAの友達が嫌いだからってAのことは嫌いじゃないAの言葉に傷ついてもAのことは見放さないと思っていたけれどさBのことを考えています 3 Aの立つ舞台の外で私はどうやってAをみたせばいいのだろう?そして私もどうやってみたされたらいいのかな 4 なんとなくBと向かい合って居てガラスコップの表面をつたう水滴に映るBの姿は反転して見えたそれに私は気づいてしまった 人に理解されないものを抱えて暮らすBの目の奥はきれいだったけど闇を知っている人が好きだと言っていたそれはすごいねと言ってやった 5 ゆっくり息をして生ぬるくなった水をのんで不思議な世界で不思議なBと話しをしたひとつやふたつ新しいことを知ったみつめすぎると目をそらすこととか私の吐息は紅色だとか 6 指から部屋の中に入ってきて逆光の中の君が微��んで見えるような気がした私がここに居る理由は複雑な感覚として単純に感じられるけれど曖昧もこなそのままでそれが何かと問われてもわかれないことになっているそれでやれることといえばいつでも息をしてアンテナを張っていることわかれないことを愉しむこと 7 ここは何色でもなくて無音でもないあそこは綺麗でとうめいでもないきみと私どこまでいっても小さな世界で大きな気持ちの交感なんです和音と単音みたいにうーとかあって言ってしまった 8 きみのおかげで彼の世界は現実になるそして私の世界は非現実と化すそれがぎゃくでも同じことですきみを愛しています
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soukonosouko · 4 years ago
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 そらける ↓ きみはかくれていない 1 きみは孤独な目をしていたきみは苦しんでいたきみは幸せだと言ったきみは余裕だと言ったきみは平和だと言った
久しぶりに会った君はおかしくなっていてぼくは笑ってしまった 涙がでた 2 きみはぼくのしらない苦しみをしっている ひとのなかにぼくのしらない苦しみをみている ひととぼくのしらない繋がりをもっている ぼくのしらないひとの愛しさをしっている 3 いつもへらへらごまかしている君がまじめな顔をしているいつも笑っている君がなみだをながした強いはずの君が負けてしまったきみが怒ったところはじめてみたよことばを話せる君はいつかことばをうらぎった 4 ぼくたちいつまでも自分なのに傷つくところが多すぎるね痛みを感じるところが ここはどこなんだろうねなにひとつ理解できない ぼくたち苦しみが消えないのなら向き合うしかないんだね いつまでも自分だから ぼくは金魚になりたい 5 世界がジグソーパズルならみんなで一つだと思いたいきみとはたのしくなれないかもしれないけれどだれかがだれかとたのしくなれるみんなめぐりめぐってみんな必要なんだって思いたい 6 きみだけがきみになれてきみだけがきみにとうたつできる きみはここではじめて生まれる印象なんだ そうやってきみを笑う人をきみは笑うだろうかそれともほほえんでくれる? どちらにしてもきみはかくれていない けど 7 ぼくはぼくを決めない きみがぼくを決める きみにぼくをゆだねるよ ぼくはきみから自由になる ぼくはぼくから自由になる 8 よくわからないけどなにかあるただそんな気がしてぼくはいま生きているきみに会いにいく ぼくと君は自由だから独りだった しらない時からいつでもずっと一人だった えいフラット 1 すべてが嫌で消えたい(たのしみたい)ひとり生きられなくてあの人が嫌い(生きたい)ひとに会いたくなくて自分が嫌い(さみしいんだ)人もまきこんじゃうなさみしいんだ理解はいらない助けてよわかるわけない絶句したってかまわないそれよりさ逃げ道をください 2 雨が降ってみんな傘の下で夜がきてほっとしていた部屋の中で雨がうれしかった 粘土が火を受け形をもつようにぼくは焼かれて灰になる 灰になってしまう 3 ありきたりなものばかりがみえるどこへ行ってもおかしな人コンピュータと仲良くしてもここの寒さはしのげない胸をさす→煙を吐いてもさみしいだけ友達は「こけし」そういうスタンス箱の中でヘッドフォンしてぼくはちいさな人間 受け入れられないものを受け入れていったその過程で生きていった 4 夏があつくて冬がさむいやきみが君であることはぼくにとってのこうふくぼくが僕であることはきみにとってのこうふくしろはただったりしてハハ ぼくの中にはいろんな君がいていろんな君に出会う (すべては自分の責任なんだ) だからいつでもきみにそれからぼく自身に かんぱいなのですおめでたいです 5 雨の日のたんぽぽをしっていますかぼくは花につつんでもらおうみまもってもらおう支えてもらおうふぅ 今日までの君になにがあったのかそれともなかったのか知りたいと思った (きみみたいな ひとが いるなんて) ああ 6 三拍子の空白にぼくは身をゆだねましたたかがされどのあわいを漂いうつろう気持ちに流されているだれもが野の小径をさまようならばだれかでなくて自分がいいどこかでなくて此処がいい・・・それで硬いガードレールに足をかけると四角い色が指先に触れるそれをジーンズなどで拭いてしまうと濃い青い色に白色が移ってしまうそういうことをしょうがないなァと思うきみに会いに行きたい 脈略なんていらないから自覚なんて そこにあるんだから 7 雨宿りのテントでコーヒーを飲んでいるここは楽器がなくても音楽なのでしたしゃべらなくても言葉なのでしたきみが森羅万象を語ったそう思いましたとてもきれいですきみの声の振動がぼくを奮い立たせるんだうたいながら君がとうめいになっていくようにあなたの声を聴きながら僕はとうめいになるあなたの文字を追ってぼくはとうめいになるはずだった・・・ サイフォン式の抽出器でコーヒーが下に降りてくるのは火をうけ続けたフラスコビーカー内で水蒸気が自然に従うからです ぼくが変わっていくみたいに 8 いつもあなたの言葉は正しいような気がしていたよあなたの言葉を待っていましたあなたに励ましてもらってぼくの生き方を肯定してもらっていましたあなたのところへ行けばすべてがそのままでいいのだと全ての答えを得るのだと感じていました でもさそういうこともう終わりにしましょう きみを愛したいよきみを愛したいと思ったよ CacaoCocoa 1 とうめいなくうきがきみといっしょにやってきたすこしつめたかった ことばはきみをうごかしきみはぼくをうごかすぼくのことばがぼくをおびやかす 2 きみはぼくにとってなぞの女の人ぼくはきみにとってなぞの男の人たぶんでもなんだろうちがうのかもね・・・ こわいです 不安にもなるよきみのこと好きだよ 3 きみはいろんなことを話ししてくれたぼくは少しだけきみを笑わすことができたきみが水の入ったコップに手をかけるのがきれいだったゆらゆらしていたきみがどこかにいたらそれでいいと思えたならいいな きっと僕たちは自覚のないものを伝えたり受け取ったりしている投げたボールもボールの風も感じてしまう 4 ほんとうの僕はきみのことでかなしくもなるししっともするきみをうしないたくもないし愛されたいともおもっているなんちゃってといううそ みずをのみたいよつかれたんだねむりたいふかふかのところでぼくだけにやさしいきみに会いたい 5 手紙を書くきみの手が好きだ手紙を出すきみの足が好きだ手紙を待つきみのことが好きだ きみの見ている世界をぼくにおしえてくださいきみが見つけた世界をぼくにみせてください きみの一言がぼくを救うはずだからきみの笑顔ひとつがぼくを安心させるからだから たまに見かけるきみは綺麗でせつない 6 ゆだねるよらくになるためにいたいたしさもあげるよわかってくれる?孤独もうけとってくれたらいいはずかしいもの・・不安も恐怖していることも必死さも全てあげてしまいたいよ (きみを好きになりぼくを嫌いになる) 何も知らないきみを前に自分の汚れを恥じるけれどもっともっと汚れたい ぼくの中できみを許し社会の中できみを守る そのために 7 ぼくが好きになった人はたまたま足が細くてむずかしいことはわからないそう言ったけれど大抵のことは考えてきたと思っていた本棚には読めない本がいくつもあって食器はまだ洗ってはいないケンカ別れをした人がいて朝起きた時から左の鎖骨が痛い歯も痛いきみとコーヒー飲みたいお風呂に入りたいと思ったてつや明けの朝に空にでるとひんやりしていて本物のくうきだったので走っていってぼくはたくさん吸い込みました 8 きみのこと好きだよ大切だよだけどきみにどう思われてもいいよ きみのこと好きだよすごく大切だよだからきみにどう思われてもいいよ そんなふうに 言いたくなるよなんだって大丈夫と思えたらいいよでも無理さ ボーヨー 1 きみが好きだと言っていっしょに海まで行ってカモメが飛んでいくのを見送っているカモメは空から湧いて出てくるいつからそれをやっているのかは誰もしらないまるで僕たちのようにその日きみと同じものをみていた きみと話すことばがあんまりないね雲がうかんでいるのがいいね 2 カーテンを開け放つくじら雲は空で分解をはじめるみずたまりは現実を写しますゆらゆらし��きみはうれしすぎてこわれるどんなふうにかっていうとなんでもいいきみに光があつまる光じゃなくてもいいぼくは静かに狂喜できるミトーのオルガンがファンファンなるならなくてもいい目に汗が入ったのを覚えている (二人でいるとだれなんだろう) きみとあうぼくが出て来る・・・ムクムク 3 窓から光が射し込んでくるくじら雲はその形を失っていたホコリはキラキラしてみえないこともないきれいかもしれないぼくたちは裸でホコリにまみれているそれぞれが王様でそれぞれに正しさを手放さない (さっきまでは なんだろう) きみとあわないぼくが出て行く・・・ガタゴト 4 きみを知ってうろたえたよこんなにも弱いなんて知らなかったよきみを支配できてもぼくは弱いまんま とまどうことはあるかいぼくにそれとも関係ないかい きみにかまれないぼくでいっぱい 5 とまどうよあなたはだれだったっけしっているけどしらないひとみていたけれどみえてないひときみを理解していたつもりでいたそんなことに傷ついているぼくはきみにとっては・・未知の他人ですか 6 空気吸いにいこう外につめたい空気吸いにいこう透き通るくらいにそのあとでコーヒーを飲もうあったかいコーヒーをそれからたのしい話をするよこのまえ失敗した話しハハ 7 行き先は不明どこへ行くのかわからない怖いと思うこともある全部受けとめられたらと思う いつでもどこでもここは最終地点そしてぼくたちだけの最前線ぼくたちだけの景色がひろがる 8 ぼくを伝えてきみを受け止めるただそれだけの覚悟がもてなくて左から右を見る間にきみを見ているただそれだけのぼくにはきみのことはきっといつまでも謎のまんま ふうけり 1 いくつかのあきらめをあつめたよきみにまだあいたくないよだけれどきみが向こうからやって来たので 話しかけられるかなと思ったけれど話しかけられなかった 2 きみがりくつなく傷ついているそれをしっているけどひとりで宇宙人 おくびょうなぶあいそうしてそしてごまかしのわらい は 3 ことばの立体交差ぶつからない上下 おれはみにくいけれどさようならきみではないぼくを守っている 4 サミシイノカイだけどぼくの周りが全てではないよきみのぐるりもきみはまだ信じているそう思う・・・おかしいねきみもぼくも同じ人間だろうか(お腹いたい) みているものが違うみえているものが違う 5 きみは自分を含めていつでもみんなに好かれることは無理なんじゃないかって言ったそれよりもきみはいつでもみんなを好きですかって言った (考えたことも なかったな) きみに説教されてそれもそうかと思い直した そういう浅はかさがなさけなかった 6 やさしさはいつもおだやかなことじゃなく無意識の反応のこと理性や知識のことじゃない怒りの矛先が優しさの位置そう思ったけれど人の真価は自覚されない位置にあるそんな風にきみに言われてぼくはちっとも面白くない それでも君はやさしいと思うというささやかな反抗を思いつくけれどそれは話しをして伝えたかった気持ちとは少しちがう どうしよう 7 朝雨が降って今日はどこにも行きたくなかった窓から外を見上げたらどんより雲が浮かんでいたせんたっきをまわして部屋の掃除をしてきみに手紙を書いたあコーヒーのにおいが閉じ込められたぼくは窓を開けて外に出る雨にぬれることができるぼくはまだこんなこともできる それがうれしかった 8 あなたを愛するつもりが愛されてみまもるつもりがみまもられる支えているつもりだったけれどぼくには君が必要で・・・それがわかったよ 虹を追いかけないきみはよそよそしい顔をして通りすぎていくあるものをあるがままにうけとめているそうやってきみはぼくからみれば虹の近くに見えていた とてもきれいです くじらホエール    (RAW) 1 雨上がりに人々のあいだきみはかすんだりくすんだりきらきらしてみたりもやごしにみえる街灯の明滅のようだった くじらの鳴き声にも似たきみに届くとも知れない声を出していてぼくはひとりきみからのことばを待っていた 2 きみの言葉のうら側にきみの過去をのぞきみる (きみの経験や常識、傷あと) ぼくの知る以前のきみについて知ることはあまりできないからはじめはイルカだと思っていたあれはスナメリだとかいやシロクマだとかいろいろ自由にそうぞうした ぼくにとってきみは加害者でもあるし被害者 とまどいはなくならない 3 文字だけがことばじゃなくみるものやきくものさわるもの味ぼくたちの物語りきみの姿ぼくたちに印象させるものぼくたちすべてが言葉なら確証のない感覚だけがぼくのたよりです きみが感じればそれはことばです 4 自分の言葉を使いたい権威の言葉はいらない 間違った自分の言葉をつかいたい勘違いした自分の言葉をつかいたいそれでぶつかって気づいていきたいそれで感じて知りたい ホログラムの温度ではないぼくをかくしたままでは生きられない 5 ぼくたちはかみひとえで生まれる感動を求めている ため息ひとつで失望できる つなわたりで実現させてもいっしゅんでそうしつしたよ 空はすべてを忘れて海はだまっているぼくは生きている 6 あの時の���葉が本当の意味も安らぎももたないと本当は知っているから(ひとりじゃないよ)謝らなくてもいいと考えました それだから今更な言葉たちをさんざんに浴びせながらきみを深く傷つけ続けるぼくはぼくの否と無知とを 間違いを 認めることができない きみの言葉も自分の気持ちも受け止められない 7 だれからの注目もいらずいつでもここにいられるただの存在でありたい だれもがいっかいの無名人だとはやく思い知りたい やさしくもなく健康でもない わけもわからず ただ夢中になって 生きていたい 8 風がつめたくて雨がつめたかったそれでもぼくたちは何かを間違えたわけではないそれでもぼくたちは何かを間違えたわけではないそれでもぼくたちは何かを間違えたわけではないそれでもぼくたちは何かを間違えたわけではないそれでもぼくたちは何かを間違えたわけではないぼくたちは何かを間違えたわけではない そう思いたかった カフェーに朝のような昼のようなを食べに行く 1 『ぼくたち人が変わってうごいた後世界はいっしゅん静かになってそのあとで 涙がこぼれるのでしたそれは野ウサギの走りのようでいて衝動だったとも言えそうでいま居られる場所と向かうべき道とともに変わったようで戸惑っています 自分のこと嫌いになって��れていいよってひどいです』 2 『からだは ゆらぎが あるいみ つよさで あるいみ よわさです だけれど ないと もたない (それと同じなんだ…)  ぼくが 持たないものを あの人は 持っていて だれも 持たないものを きみが 持っている  強さとか 弱さとか ああでもなくて こうでもない ぼくたち それでも うつろいゆく ひとつつながりなんだ そうだよ ね・・・』 3 『きみの言葉に 反応に 傷つく僕は きみに求めるものが あるのだと 知ったよ 向かうべき場所も わかったよ だから僕を 連れて行ってください 器をこわして 身体に運んでもらう ことをつかって 予測できない 頭の外に ぼくの未来が 動き出す』 4 『きみと居た 四角いたてもの くらげランプの まるい灯り  一緒に食べた △の果物 帰りに履いた エナメルのスニーカー 身につけていた シルクの肌着 あらゆる 目に見える形 ぼくが 触れられるもの ぼくたちの かんかく 水や・・ 過去ですら うつろうから  たよりに なるのは こころの ひだ  ほんとうに それだけです』 5 『ぼくの たよりにしているものは ふたしかなもので 意識でとらえるには よくわからないので ぼくは ゆがみたくなった・・・ こんなにも 不確かなものを たよりにしている僕は ふあんで 水たまりの水面に やけに傷つきやすい人を 見つけた そこに木の葉が 舞い降りてきては たくさんの輪をつくり それが重なったり 拡がったりしていた という景色を 見ていただけの僕が まるでキノコのように ここに 居られたから だから ぼくは 何もかもが鷹揚で ゆうよがあって ゆるされている そう 感じてしまった』 6 『ぐれること 必要なんだよ きみを 傷つけること ぼくを 傷つけること それを 知ること とかって 自分で 言えるわけ ないよ ・・・・ うつろうけれど うつろわない 努力をしよう なくなるけれど なくならない 努力をしよう 身体を動かすとか きみに あいさつするとか していこう 手間のかかる世界で生きて はじめて 伝えられることを そうやって きみに 伝え 続けたい』 7 ・・・鉛筆をもって紙を押さえて絵は脈略なく出現することばはどこからかやってきて文字と絵をかく 何かを言ってしまうことによって他の人とちがう関わり方をしているひとりの人 自分との 付き合い方を探していたぼくはその人のために一冊の本をつくることに決めたねがいを込めた 「空を翔る」 という題に決めた 8 ぶらぶら昼すぎの街を歩いていた傍目にはのんきなまなざしをしていてぬるい空気を吸っていた内心行き場なんてなかった 春一番のきまぐれでまどろみがうすれた時向こうからひとの声がきこえてきたそれはきみだった(ほんとうにうれしい)ぼくは舞い上がった・・・浮かれてアイドルのようにきみに向かって走り出す そういう日はあったかい いきます 1 靄のおりた朝にぼくは夢の中できみはひとりぼっち街は沈まりかえりクルマはライトをつけるまるでネコの目のようにみえているのは動くものだけ��してみえてくるのは近いものだけとても不安定でいる (自信がないから 不安になり きみにすがるから 引き裂かれる) 自分を好きになれないときはきみと居ることすらうまくできない 2 ことばのまえのきみをみていたいと思った迷惑だろうかことばだけをみていようか 伝えることと伝えないことがまんすることしないこと何がいいとか悪いとか誰が決めて誰にわかる?失っていいものといけないもの変えるべきもの・・・その区別にとまどっている 3 「あのひとは やさしかった かなしい とか そういうものを 私は望まない ちがうものをみたい ちがう世界を  だから  みんなの命で 生きている この身体で この瞬間で きみに 話しかけようと 思いました  全ては 自分の 責任で」 4 海に入った後とかプールに入った後とか水にぬれたあとはくたくたになっておなかもよくすいてすごくねむたくなる雨にぬれた後もなみだをながした後もそうでぼくは横になって目をつむった ひとがいなくなってことばがかがやく冗談はやめてよ 5 きみの臭いが手に残っている右手の中指と薬指左手の人差し指 一人になったこの街でもきみをそばに感じることができる ぼくはきみから足を洗うけれど手はまだ洗えない なかなか眠れない 6 記憶の中できみは美しくてぼくは耳を傾けてしまう言葉もきれいでかなしくなる間違いをしたままだし本当に苦しいけれどきびしさを増したきみの目を気にしてぼくは生きることを決意するとてもこわい 言葉は未来を照らしたけれど生きているのは今この時だけ 7 旅にでたあのひとはむこうからやってきただれかと居て喜んだりしていた・・・あのときの印象のままだけれどなんなんだろう?あいさつすると知らない人に思えた(しょうがないんだね)手をあげた笑った あはは きみが僕をきらいでも 自分のことはまあまあ好きです つよがりだけど きみのことは大好きです 8 みんな自分なんだねすべて夢だとしてもなにも過ぎ去ったりしないいまが世界だからここはそのままでぼくはそらける
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