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2022.6/18 New

7th E.P 「Inward」by MEVIUS

バンド、ユニット、DJ、ビートメイカー、幅広い音楽の形にアクセスしながら、今、1人のトラックメイカーとして自由を追求した通算7枚目の16曲入りのE.P。

Linkはコチラ

https://t.co/E9JslbxDHZ

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2021 12/30 十五番街 coicoiにて開催

「coicoi」 Volume 2ということで レーベルメンバー集め

DJには SANOKAZUYA DJ NAMI DJ TANA

BEAT LIVEには 今年レーベルよりアルバムをCDリリースした新潟のMEVIUS

SELECTERにはLiza Equaliza

Vision and Flyerは moto kano

コーストエフエムでのラジオの会話より

DJ TANAのSELECT CDを10名様にプレゼントという話より Liza Equaliza TRACK CDも 6名様に配布

Foodは DJ NAMIの自家製ヴィーガンおでん

追加で日本酒で出汁割にできるシステム

Sound は レゲエサウンド BROTHERHOOD SOUNDより BROTHERHOOD SOUND SYSTEMを導入 会場の都合により MID×4 HI×2を導入予定

映像 音響 DJ BEATLIVEと アンダーグラウンドでジャンルレスな内容になっている

12/30 沼津十五番街 coicoi 2F 19:00より OPEN

1000/1drink 先行限定アイテム付き (数に限りあり)

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New single release information

プロハンバーガー/Professional Hamburger

(ex 高野政所) の「KAKINUMATION 2021」 が

11月 SUNSET LABEL JAPANより各社配信サービスにてデジタルリリース予定。

Professional Hamburger (ex 高野政所)

高野政所 https://g.co/kgs/R67wAi

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yu-ka kobayashi/小林夕夏

ピアニスト・オルガニストとして幅広いジャンルでのステージ演奏・イベント演奏活動を行う。 「夕夏 音楽アカデミー」「Team Yu-ka」「SUNSET LABEL」総合プロデュース。Track MakerのLIZA EQUALIZAとともに、ユニットvida capuccinoのOrganistとして活動している、静岡で開催された大会ミセスジャパン2021 CLASSIC部門では 準グランプリ 特別賞を受賞し 2021 12月には日本大会も控えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/33e862613f35211b48b1424746e67ddb2d0534a7

毎週土曜日18:00 沼津コーストエフエム76.7MHzにて

音楽番組(夕夏音楽アカデミーSUNSET RADIO)のパーソナリティーでもある。

yu-ka kobayashi/ 小林夕夏が参加している楽曲はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

SUNSET OMNIBUS vol.2 11曲目収録「流星雨」

(Y.A.Sやshirothebeats Watman Beginzなど参加)

yu-ka kobayashi/小林夕夏

FACEBOOK アカウントはこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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2020 12/5にデジタル配信されテレビでも話題になったDoramaruの1st E.P!!

Doramaru 1st E.P 「NUMAZU LOVERS」

6曲入りボーナストラック付き

1 我入道in the Park

2 大中寺Garden

3 香貫山の紅葉

4 上土DUB Sunday

5 眠い~千本浜~

6 御成橋Brakes

B 道玄坂1グラム  (ボーナストラック)

東京から沼津に移住して、もうじき5年になります。自然も多く街としても魅力的な沼津の風景を音楽でスケッチしてみました。景色を思い浮かべながら聴いて頂けたら嬉しいです。

①我入道in the park

沼津港から橋を渡って南に進むと我入道というエリアがあります。沼津の街中とは違った空気感で、時間の流れも独特な雰囲気が感じられます。昔は漁師町で人も多かったのかなあ、船もたくさん泊まってたのかなあ、などと想像が膨らみます。昔から暮らしている人は元々ガラの悪い地域なんだよーとおっしゃいますが、今はご老人とノラ猫しか居ません。我入道を奥の方に進みますと我入道公園があって、さらに奥に行くと浜辺に出れます。その辺の風景を音で描いてみました。ギターのエフェクターを長い事マルチエフェクター1台でなんとかやりくりしてきたのですが、まあワウペダルくらいちゃんとしたの持ってても良いだろうと思いVOXのV847-aというド定番のヤツを買ったところ大変気に入ってしまいました。エフェクター集め出したらまた沼だな〜、なんて思いながら曲の随所でWahWahしております。

②大中寺garden

大中寺のkojunさんとご縁があって大中寺のお庭で写真撮影させて頂いたり梅を拾わせて頂いたりとちょいちょい遊びに行かせてもらってます。お寺の庭なのにどこかモダンな雰囲気が漂う素晴らしい庭園です。ときどきお寺で漬物のワークショップとかもやってたりする(流行病が落ち着いたらまた再開するかな〜)んで機会があったら遊びに行ってはいかがでしょう。お寺の裏庭をぐるりと巡るとなんというかストーリー性があるというんでしょうか、物語のようなお庭なんですね。その物語をたどるような気持ちで作曲しました。ベース音が低音すぎてスマートフォンとかPCだと聞き取れないと思いますので、大きめのスピーカーかヘッドホンの方がオススメです。

③香貫山の紅葉

慢性的な運動不足のわたくしにはちょうど良い高さの香貫山(標高103m)。休日に朝思い立って、お弁当作って香貫山登って展望台でランチなんて事を時々やってますが、東京に住んでたら中々出来ない贅沢な(お金のかからない)遊びかたです。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬はまあそれなりにオールシーズン楽しめるナイススポットです。

この曲は各楽器の旋律を散りばめて何が主旋律だか分からない様な感じに仕上げました。山道の風景も何が主役って訳でも無いですからね。だらけた感じのビートが気に入ってます。

④上土DUB Sunday

上土(あげつち)は駅から港へ向かう道中の商店が立ち並ぶエリアです。日本中からお客さんが集まる最高な古着屋さんのJOUJOUKAさんでよくウインドウショッピングやおしゃべりをしています(買えよって話ですよね、わかります)。若い商店主の方が多く、いろんなイベントを精力的に行なっていて休日は多くの人で賑わいます。この曲は真夏の上土をイメージしました。聞いてわかるかもですが、製作時間はかなり短かったです。ほぼ一発録り。

⑤眠い~千本浜~

千本浜は沼津��ら富士にかけて伸びる海水浴場です。とはいえまあまあ波は高めで海も急に深くなるので初心者向けでは無いかも。夏は浜辺で花火したりバーベキューしたり、堤防の上は舗装されていてジョギングやサイクリング散歩など、沼津の人たちの憩いの場でもあります。

この曲は単純に千本浜をイメージして作ったという感じでは無いのですが、キーワードは「朝の光」「月」「千本浜���「病院」とかそんな感じの脳内の断片を組み合わせて出来た曲です。ディレイかけたシンセリードのフィルターをうねうねさせて眠そうな感じを出してみました。

歌は今回、鏡音リンさんにお願いしました。

作詞：Doramaru

まどろむ　陽の光

トイレに　起き出し

小指を　ぶつける

痛くて　声も出ない

夢の中で　また夢をみてる

君の声で　まぶたが少し開く

眠い　すごく眠い

眠いから　また寝る

眠い　すごく眠い

すごく眠い　眠い　眠い

見慣れぬ　壁紙

知らない　声ばかり

途切れる　意識が

心地よく

遠い空で　同じ月を見ている

もう一度だけ　君の声が聞けたら

眠い　すごく眠い

眠いから　また寝る

眠い　すごく眠い

すごく眠い　眠い　眠い

眠い　すごく眠い

眠いから　また寝る

眠い　すごく眠い

すごく眠い　眠い　眠い

ねむい

⑥御成橋Brakes

御成橋はすごく歴史のある橋です。(Wikipediaで調べてね)御成橋の西側、静岡新聞のビルの裏手に川沿いに降りる階段があるのですが、何年前からあるんだろうかという古ーい階段があって、それがなんかスゴく好きなんですね。時空を超えたような感覚になるというかなんというか。100年以上前にもどこかの誰かがこの階段を使ってたのかなー、とか考えるとワクワクするというか。時の止まったその階段を音で描いてみました。宅録を始めた頃はカセットMTRで4トラックしかないのでドラムはモノラル1トラックしか使えませんでした。ドラムマシンをBOSSのエフェクター通してブレイクビーツ作ってたな〜、なんて事を思い出しながらこの曲も作りました。

⑦道玄坂1グラム

この曲は沼津とは関係ないのでボーナストラックという扱いになります。わたくし「レオパルドン」という音楽グループに所属しております。そこのリーダーが高野政所という男でして、TBSラジオの宇多丸さんの番組に出演したりアイドルのプロデュースしたりと色々な活動をしていたのですが、数年前に渋谷の道玄坂で、日本では所持してはいけない植物を持っていたという事でお巡りさんにとっ捕まってしまいました。私はそれを友人から聞き、ネットのニュースの動画で確認しました。その時私は思いました。

「大変だ！まんちゃんが捕まった！………サンプリングしなきゃ！」と。

レオパルドンは既存の楽曲やドラマのセリフやCM音楽などを勝手にサンプリングして勝手に音楽にしてしまうナードコアというジャンルの原点かつカリスマ的存在です。そのメンバーとして今やるべき事は高野政所の逮捕ニュースを素材にして音楽を作る以外ないだろうと思いました。作ってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、もう高野くんの執行猶予もとっくに明けてるし、そろそろこの曲を成仏させようと思い今回収録しました。この曲を作ったのはもう何年か前なのですが、なんとなくTrapを自分なりに解釈し直したつもりで作った曲が土台になってます。全然Trapじゃないですが。まあまあエモい感じになってるんじゃないでしょうか。

とまあこんな感じでしょうか。あまり作曲者が自分で自分の作品の解説してるのを見た事はないのですが、昔から漫画家さんが書く「あとがき」にすごく憧れがあったので、まあそんなつもりで書いてみました。おたのしみいただけたでしょうか。

まだまだ沼津には素敵な風景がありますので、曲がたまったらまた発表したいと思います。御拝聴ありがとうございます。

        魚鳥木店主：Doramaru

Doramaru

Profile

音楽家、料理人。目黒区自由が丘出身。40歳を目前に何かの勢いで縁もゆかりもない沼津に移住。現在は添地の辺りでカレー居酒屋「魚鳥木」を営みながら音楽作ったり楽器弾いたり。

過去に所属グループ「LEOPALDON」でプレイステーションのゲーム「塊魂Tribute」に楽曲提供、最近ではNintendo Switchの「Travis Strikes Again」にソロで楽曲提供したり、ハード機材のライブイベント「Hard Off」を沼津で主催するなど活動は多岐に渡る。沼津のナイスなスポットでサンプラーを叩くYouTube動画連載「沼津MPC」も一部で話題に。

今、沼津で最も目の離せない謎のおじさんである。

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Artist introduction

Track Maker/Collegeart

Liza Equaliza

「SHIZUOKA JUNGLIST」の元メンバーであり

サイバーラガドラムンベースユニット「Drago'n'six」の元 VOCALIST

2020.12月に2RABU率いる 世界中のアーティストが集結するクルー「B.S.C CREW」に加盟

DJ TANAと共に沼津コーストエフエム夕夏音楽アカデミー SUNSET RADIO sound departmentコーナーのMCを務める

(左Liza Equaliza 右DJ TANA)

2021 6月には 「THE DOG HOUSE MUSIC」からMIKRIS &Liza Equaliza「SAAAR」をデジタルリリース

楽曲とデジタル配信版のジャケットを担当。

subscription

・subscription・

I Confess/Liza Equaliza

(SUNSET LABEL Officialより)

Rafaello/2RABU×Liza Equaliza(B.S.C CREW OFFICIALよりRELEASE)

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RELEASE INFORMATION

Track Maker NSG

名作BYARLANT-CをSUNSET LABELからSINGLEをリリースしてから一年

新たに 今年の夏 2021 8/21に待望のNEW SINGLE

「fragmnt」のRelease予定している

最強のTRIP MUSIC NSG WORLDを体感してください。

NSG 過去作はこちら↓↓↓

(NSG BYARLANT-C含む)

NSG OFFICIAL TUNECORE ACCOUNT

NSG (TRACK MAKER/College Artist)

Profile

静岡県沼津市を中心に活動しているビートメイカー/コンポーザー。 様々なジャンルの曲、生活音、環境音など自分を取り巻く「音」のすべてをサンプリングソースとし、そこから生まれた曲をbeat liveで表現していく。 またハード機器を用いてのmachine liveでは直感で音を選び強靭なビートに乗せ、その場限りの音の交わりを創り上げている。2018年11月からハード機器のみの演奏を主とするイベントを主宰するなど表現の場を広げている

A beat maker / composer who is active mainly in Numazu City, Shizuoka Prefecture. He uses all the "sounds" that surround him, such as songs of various genres, daily life sounds, and environmental sounds, as sampling sources, and expresses the songs created from them with beat live. He also intuitively selects sounds and puts them on strong beats in machine live using hardware equipment, creating ad hoc sound intersections. Since November 2018, he has expanded his field of expression, such as presiding over an event that mainly plays only hardware equipment.

NSG YOUTUBE CHANNEL↓↓↓

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Artist introduction

Pencil Art /College art

「Hikaru」

Pencil Art Hikaru from SHIZUOKA JPN

身近にある色鉛筆と画用紙で人物を中心に様々なものを描いたり、画用紙で造花を作成し

またライブアートやレーベルメイトなどのSoundを取り入れた個展など

様々なアーティストとの絵と音のコラボレーションなど作品へ提供、参加している 静岡出身のペンシルアーティストである

また色彩感覚を生かし ペンシルアートとコラージュアートを混ぜ合わせるという新たなアートを創り出す。

参加作品 沼津コーストエフエム夕夏音楽アカデミーSUNSET RADIO76.7MHz Promotion Trailer

SUNSET OMNIBUS vol.2 Digital Jacket

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Artist introduction

Track Maker

「MEVIUS」

新潟在住 15歳からドラム教室に通い 

コピーバンドをはじめLiveデビュー

プロを目指しドラマーとして多くのバンドと活動後

オリジナルバンド(LOGOS)を結成し5年間活動

LOGOS解散後、地元新潟でドラム、サンプラー、キーボード、DJを行い

2017年よりSNS、インターネットなどにSP-404SXを使った動画配信をはじめ注目を集め

Hiphop、Chill、Ambientなど

過去リリースした作品CD3枚販売

県内外 数多くのLiveイベントに参加

2020年 5月よりSUNSET LABEL に参加

Digital release by MEVIUS

E.P 「ENCOUNTER」↓↓↓↓↓↓

8/31にAlbum 「TRUTH」のデジタル配信を控えている。

2021年 New Album「TRUTH」を7/31にCDプレスリリース

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Artist introduction

「DJ TANA」 

1988年生まれ 静岡県沼津市出身 DJ/Trackmaker/Beatmaker

全体の流れを意識したスムーズなDJ Play Style・Beat Liveには定評があり、Original Track・Remix等を流し、現場の空気を感じてTrackmakeの試行錯誤を繰り返す。 

DJでさまざまな音楽に触れる中、世に出ているあらゆるジャンルのTrackmakeに挑戦し、自己を表現し続けている。

参加作品 SUNSET OMNIBUS Vol.2

7曲目 「B.K Thunder」 by DJ TANA

Born in 1988, DJ/ trackmaker/beatmaker from numazu city, shizuoka prefecture

There is a reputation for the smooth DJ play style beat live, aware of the overall trend, and original track, remix, etc., to trackmake repeatedly.  

Be exposed to various types of music by DJ, trying to make themselves known to all types of trackmake.

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Artist introduction

Track Maker

「Sounguage」

プロフィール

17歳のときにDJに目覚め、21歳でクラブデビュー。その後、サンプリングという技法に憧れ、サンプラーを購入し、ビートメイクも始め、ラッパーやダンサーに提供し始める。

作るビートは昔からJazzからのサンプルを好み、Jazzyな作品が多い一方、ハードなビートも並行して作るようになる。

地元での音楽活動後、様々なレーベルに加入し、今のSUNSET LABELの加入に至る。

配信中「Chill Out Room」

Link↓↓↓↓↓ check it

profile

I woke up to be a DJ at the age of 17 and debuted at the age of 21. Then, aspiring to the art of sampling, he buys a samplar, starts to offer beat-up and provides it to rappers and dancers.

The songs were produced where I grew up favoring the samples of jazz, and while many of them were composed of jazzy films, the hard songs were created in parallel.

After his local music activities, he joined various labels and then the present sunset label.

Sounguage CD SHOP

Sounguage YOUTUBE

(TAKUMA THE GREAT Track by Sounguage)

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Artist introduction

DANCER/MODEL/DESIGNER TikToker

「QUEENIE」

ストリートからクラブでのダンス活動

2019年に写真家、映像作家の今井享との写真集を発表

2020年にラジオ出演 モデル活動 ヒップホップダンスなどSUNSET LABELに加盟し勢力的に活動を開始

自身のファッションブランド立ち上げなど

今年目が離せない複数の活動を手掛けるアーティスト

最近ではTikTokでの人気上昇中こちらもcheck it

From street to club.

They released a photo album in 2019.

Then in 2020, you'll join the sunset ii and then you'll go extinct.

Or maybe start your own fashion brands

This year we're talking about multitplayer artists

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7/31 RELEASE New Album 「TRUTH」 by MEVIUS

TRUTH

17曲,ライナーノーツ入り ¥2200(税込/送料別)

【ライナーノーツ】

2017年の出現以来、ツイッター上でゆらゆらとどこか催眠的な映像と共に2分程の電子音楽小作品の連投を行い続け���謎めく作家、メビウス。地元新潟を拠点としながら県内外で演奏活動を行い、2019年発表の作品集『No Title』を皮切りに、『No Title II』、『No Title III』とこれまでに3作の私家版CD-Rをリリース。その後2020年5月に静岡発の音楽レーベル＜Sunset Label＞に所属し、同レーベルからのデジタル・デビューEP『Encouter』、選りすぐり29曲を内包したCD-R作品『Short Beat Flavor』を発表。そして通算6作目かつ記念すべき初プレスCDとなるのが今作『TRUTH』である。

「前作は曲のほとんどがビートを入れた作品だったので、今回はビートを入れない曲やダンス・ビートっぽいものを入れたり、作品全体でもう少し極端に幅を付けた」と説明するように、今作では非常にフィジカルでクラブ・ミュージックとしても高機能なテクノ、重層的で純度の高いアンビエント、混成的かつ変則的なブレイクビーツ、淡い憧憬を回想させるエレクトロニカなど様々なジャンルをボーダーレスに往来した、これまで以上に起伏に富んだエレクトロニック・ミュージック集となっている。今作にはツイッターに投稿された楽曲も含まれているが、フックの効いたパンの振り分けやミキシングの違いなども聴きどころのひとつとなっており、反対に未投稿の楽曲については2分20秒の縛りから解放され、身を乗り出すようなスリリングな展開からゆっくりと身を沈めていくようなアブストラクトな音像など、これまで以上に楽曲自体の増強と豊かな情感を手にしている。

また今作のアートワークについては友人でもある渡辺氏が処女作の『No Title』振りに担当。「今回はダンス・ミュージック的な曲もあったのでその旨を伝えたのと、蓮の花が好きなので蓮の花を入れて欲しいとお願いしました。配色の面では何個かパターンを考えてもらいました」と言うように、まるで本作の豊かなバリエーションを体現するかのような艶やかな配色と中央の蓮の花を取り囲む紋様も瑞々しい。蓮の花の花言葉のひとつにある「清らかな心」にリンクしているようにも受け取れるアルバム・タイトルの＂TRUTH＂については、「自分は人と関わる時に自分で思うには結構ヘラヘラしていて、ジョークを交えながらお話したりする事が多いので、今回の曲に入っている＂TRUTH＂という曲が人と関わっていない時の本当の自分の表情に近い感じがして今回のタイトルにしました」と話すように、作品の序盤に配置されたこの曲は静かに自身を照らす仄かな灯りのように内省的なピアノの旋律が最も美しい楽曲であり、ハイライトのひとつとなっている。

これまで影響を受けたものに「ワープ・レコーズ、ブレインフィーダー、アンチコン、チルホップ・ミュージック、トータス、アルバム・リーフ、シガー・ロス、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ジム・オルーク、フェネス、ザ・ルーツ、デ・ラ・ソウル、バターリング・トリオ、シンゴツー、宇多田ヒカルなど」と、エレクトロニック・ミュージックの枠だけでは到底収まらないジャンルレスな音楽的背景に加えて、過去のバンド活動やインド放浪、そしてそれぞれのライフ・ステージで巡り合った様々な人たちに影響を受けてきたというメビウス。サウンドの大きな特徴でもある多種多様なビートまたはビートレスなサウンドスケープに、豊かな心情を具音化させるピアノの指運びとその旋律は、時間軸とステージの移り変わりとともに今後も更に深度を深めていくことになるのだろう。（文／星野真人）