sweetfish-memo

[sweetfish-memo]

論語と算盤　渋沢栄一

道徳と経済はコインの裏表の関係で、両方が重要である。利益を上げて豊かにならないと道徳心は育たないし、豊かになるからこそ道徳行為ができる。

[sweetfish-memo]

暮しが仕事　仕事が暮し

[sweetfish-memo]

機械を知らなければ機械を使えない。人間を知らなければ人間を生かせない。しかも人間は、その見方によって、どうにでも変わる。人間のどこに目を向けるか、どういう強さ弱さに着眼するかーそれが、成功と失敗を分けていくのである。

「人を見る目」というのは、結局、人間をどのように理解するかーということである。人間観のもち方によって、人間の見え方が変わってくる。それは、色メガネの色に従って、見る物の色が変わるのと同じことである。

[sweetfish-memo]

[sweetfish-memo]

[sweetfish-memo]

[sweetfish-memo]

暗幕のゲルニカ/原田マハ

－<ゲルニカ>は、反戦のシンボルであり、「ピカソの戦争」の象徴なんだ。そしてそれは、「私たちの戦争」の象徴でもある。

ピカソの戦争。それはすなわち、私たちの戦争。

わかるかい？ルース。

ピカソが、私たちが戦っている敵は－「戦争」そのものなんだ。

私たちの戦い。それは、この世界から戦争という名の暴力が、悪の連鎖がなくなる日まで続くんだよ－。

------------------------------------------------------------

よく行く美術館の展覧会。これって美術作品を通した現代へのメッセージなんだね。あまり考えたことなかったけど、そういう意味もあるんだって。ピカソの画は国立西洋美術館で観たことがあったはず。この本を読んだ後に、アサヒビール大山崎山荘美術館でピカソの「裸の女」(1950)を観た。この本には出てこない新しい愛人を描いたんだろうな〜って思って観た。やっぱり知識があって絵画観るの面白いな！画の背景を知れる。自分って、そのモノ・コトの素晴らしさはもちろんだけど、“過程”が気になるんだな、と思う。

[sweetfish-memo]

【2020年建築記録】

国立新競技場/隈研吾

銀座線渋谷駅/内藤廣

渋谷スクランブルスクエア

渋谷パルコ

国立国際美術館

新風館

蔦谷書店枚方

代々木体育館

オーガニックビル

御堂筋LV

オアシス21

京セラ美術館

アランジアロンゾビリジング

モエレ沼公園

宮下パーク

ヨドコウ迎賓館

竹中大工道具館

京都国立近代美術館

大阪子ども図書館

豊島美術館

地中美術館

LOG

桂離宮

原美術館

[sweetfish-memo]

【2020年映画鑑賞記録】

1.アナ雪2

2.湯を沸かすほどの熱い愛

4.舟を編む

4.きみに読む物語

5.ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります

6.パターソン

7.フォレスト・ガンプ

8.ブルーバレンタイン

9.17歳のエンディングノート

10.日日是好日

11.シング・ストリート

12.はじまりのうた

13.博士と彼女のセオリー

14.ウォールフラワー

15.ミッドナイト・イン・パリ

16.6才のボクが、大人になるまで。

17.ラヴ・アゲイン

18.横道世之介

19.スクール・オブ・ロック

20.グッバイ、サマー

21.ショーシャンクの空に

22.私の頭の中の消しゴム

23.めぐり逢えたら

24.20センチュリー・ウーマン

25.ボヘミアン・ラプソディ

26.Yesterday

27.ホリデイ

28.マチネの終わりに

29.レオン

[sweetfish-memo]

【2020年読書記録】

1.俺の考え/本田宗一郎

2.法則/船井幸雄

3.大家さんと僕/矢部太郎

4.ビジネスマンの父より息子への30通の手紙/G.キングスレイ

5.嫌われる勇気/岸見一郎

6.風の歌を聴け/村上春樹

7.西の魔女が死んだ/梨木香歩

8.マイストーリー/ミシェル・オバマ

9.阪急電車/有川浩

10.夜のピクニック/恩田陸

11.さいはての彼女/原田マハ

12.きみはポラリス/三浦しをん

13.博士の愛した数式/小川洋子

14.号泣する準備はできていた/江國香織

15.独立記念日/原田マハ

16.カフーを待ちわびて/原田マハ

17.そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ

18.本日��、お日柄もよく/原田マハ

[sweetfish-memo]

本日は、お日柄もよく/原田マハ

「話し上手は聞き上手」

言葉っていうのは、魔物だ。人を傷つけも、励ましもする。本やネットで目を追うよりも、話せばなおのこと、生きた力をみなぎらせる。この魔物をどう操るか。それは、話す人次第なのだ。

どんなに一生懸命書いても読んでも、広く一般に受け入れられない限り、言葉の効力って限定的なもんだろ。言葉っていうのは、操れなくちゃだめなんだ、

好きだから、よりよく変わってほしい。

「いいほうに変わるなら、変わるほうがいい」

変わるほうがいい。いいほうに変わるから。

「一番やりがいを感じることを、いまはひとつだけにするべきだと思う」

そのために他のことを捨てる、という選択もあるんじゃないかな。

『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している』

言葉は、ときとして、世の中を変える力を持つ。

「ほんとうに弱っている人には、誰かがただそばにいて抱きしめるだけで、幾千の言葉の代わりになる。そして、ほんとうに歩き出そうとしている人には、誰かにかけてもらった言葉が何よりの励みになるんだな、って」

[sweetfish-memo]

[sweetfish-memo]

そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ

「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が二倍以上になることだよって。明日が二つにできるなんて、すごいと思わない？」

「優子ちゃんと暮らし始めて、明日はちゃんと二つになったよ。自分のよりずっと大事な明日が、毎日やってくる。すごいよな」

「優子ちゃんがやってきて、自分じゃない誰かのために毎日を費やすのって、こんなに意味をもたらしてくれるものなんだって知った」

「守るべきものができて強くなるとか、自分より大事なものがあるとか、歯の浮くようなセリフ、歌や映画や小説にあふれてるだろう。そういうの、どれもおおげさだって思ってたし、いくら恋愛したって、全然ピンとこなかった。だけど、優子ちゃんが来てわかったよ。自分より大事なものがあるのは幸せだし、自分のためにはできないことも子どものためならできる」

「自分のために生きるって難しいよな。何をしたら自分が満たされるかさえわからないんだから。金や勉強や仕事や恋や、どれも正解のようで、どれもどこか違う。でもさ、優子ちゃんが笑顔を見せてくれるだけで、こうやって育っていく姿を見るだけで、十分だって思える」

「楽しいときは思いっきり、しんどいときもそれなりに笑っておかなきゃ」

[sweetfish-memo]

カフーを待ちわびて　原田マハ

幸せは、いくら待っても、やって来ない。自分から出かけて行かなくちゃ、みつけられないんだ

[sweetfish-memo]

マチネの終わり

過去が未来を変えている

[sweetfish-memo]

独立記念日　原田マハ

「楽しみじゃない？一から始められるなんて。すごいじゃない？誰にも頼らないなんて」

ひなたの道を歩かなくっちゃ、なんだか人生もったいない。

自由、になるんじゃない。独立、するんだ。ややこしい、いろんな悩みから。

人生はままならないものだから、落ち込むことはたくさんある。でも、ほんのちょっとの気づきが、ほんの一歩を踏み出す勇気が、見える景色をがらりと変えてくれることがある。

つまりは苦しんでいるのも、頑張っているのも、自分だけではないと本書は一冊全体で教えてくれるのだ。こちらから見たら充実した毎日を送っていそうな隣人だって、何らかの問題を抱えているかもしれないし、それを乗り越えようとしているかもしれないのだ。辛い時というのは孤独を感じたり、不幸なのは自分だけと思い込んでしまうこともある。でも実はみんな一緒。みんな頑張ってる。そうした見えない共感で、自分と周囲をつないでくれる一冊なのだ。

人生は長い。立ち止まることはたくさんある。それでも小さな”独立“を繰りかえしていくことで、目に映る世界は少しづつ輝きを増していく。なによりも”独立“を果たした時、きっと今までよりも少しだけ、自分のことが好きになっているはずだ。悩み、それでも頑張っている人たちに、自分を好きになってあげていいんだよ、と言ってくれるような短篇集。

-------------------------------------------------

ひなたを歩こう、が好きだな☀️

だめな自分を肯定してもいいんだよ、と言ってもらえた気がする。パワーをもらえた。

[sweetfish-memo]