#「その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。」
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sermann-hehhe · 1 day ago
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休みだったので映画を観に阿佐ヶ谷へ。映画館通いに狂っていたころは週1~2日降り立っていた阿佐ヶ谷だけど、最近はめっきり。早めに到着して街をぶらつく。お気に入りの古書コンコ堂で本4冊購入、計4,930円なり。ドーキンス『盲目の時計職人』、毎週観ているYouTubeチャンネル「哲学の劇場」の山本貴光氏・吉川浩満氏の共著『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』、ジャン=リュック・ナンシー『無為の共同体』、河本英夫『臨床するオートポイエーシス』。コンコ堂が開店14周年ということで毎年恒例の記念グッズをいただく。去年同様、素敵なデザインの手ぬぐい。ちなみに7周年のときにいただいたポーチは今本を持ち歩くのに使っている。こうして頻繁に足を運んでいるが、お店の方と話し込んだりということは全くない。数年前に一度、店内でSuperchunkがかかっていたので「これスーパーチャンクの新作ですか?」と聞いたのが唯一の雑談だと思う。店主の天野さんは僕が今勤めているレコード屋で以前働いていたらしい。何かきっかけがあればきっと仲良くなれそうだとずっと思っているが、そう思っているだけである。
本屋を後にして、お気に入りの古着屋HappyJackへ。ここは店構えも値付けも全く気取っていないので好きだ。インスタグラムでスタッフが過剰にしゃしゃりでてきたり、ウケそうなスナップ風写真でかっこつけている古着屋は、物が良くても好きになれない。ナイキのズボンを買う。6,300円なり。
駅のほうに戻る途中、まんじゅう大帝国の竹内を見かける。タイタン芸人には無駄に詳しい僕。
それからラピュ���阿佐ヶ谷でお目当ての高橋伴明『ドキュメントポルノ 舌技に泣く』観る。伴明だけど、日活ロマンポルノ。いわゆる外注の買取作品なのだろう。夫婦倦怠不倫モノであると同時に、双子の多重人格モノという一風変わった切ないサイコ・ポルノ。主演の朝霧友香は素晴らしい。ラストの森田童子使いが端的にエモい。伴明×下元史郎と言えば、今回の特集でもかかっていた新東宝ピンク映画『歓びの喘ぎ 処女を奪う』がスゴい。宮谷和彦の『性蝕記』を下敷きにした絶望的なエロ映画で、ここでの下元の佇まい・存在感は格別なのだ。オススメ。
映画のあとはギャラリー白線でやっていた漫画家9人のグループ展『MANGA STROKE』に。奥田亜紀子のカラフルな一枚絵に目を惹かれる。寡作だけど、この人の漫画も素晴らしいんだよな。
そんで今日も仕事終わりの彼女に会いに行く。映画の話と買った本の話をペラペラ。「へー」といったかんじで聞いていた。
電車でものすごい形相で寝ていた女性のそのものすごい形相をたまらずに見ていたら目が合ってしまう。すみません。
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practiceposts2 · 1 year ago
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20240707
「もちろん、ストア派の思想は二流の思想に過ぎない」とある哲学者は言った。「だが、人が生きていくには、それで充分なのさ」
その哲学者は、あるいはわたしをからかっていたのかもしれない。
いずれにしても、それ以来、わたしはストア派の思想にしたがって生きてきた。
自分の力で変えられることと変えられないこととを区別すること、変えられることを変えるための努力を怠らないこと、そして、変えられないことを受け入れること。
簡単に言えば、そういうことだ。
もしあなたが自分の生き方について思い悩んでいるのなら、まずストア派の書物を開くといい。
そこにはカントやヘーゲルのような体系的な理論もなければニーチェのような驚嘆すべき独創性もない。でも、その代わりに、あなたがこの社会で生きていくための実践的なコツがおしみなく書き記されている。
たとえば、世間話について。
たいていのばあいは沈黙せよ、それとも、やむをえないことは話せ、しかもわずかのことばで。たまには、それも話すように求められているときには話すがいい、だが、ありふれたことはなにも話すな。剣闘・競馬・競技・飲食、また、いつも話されるようなことについては話すな、とりわけ人々については、非難するのでも、賞賛するのでも、比較するのでも、話すな。 (エピクテトス/要録 33章2節)
たとえば、面接について。
だれ��非常に有力な人をたずねるとき、その人が留守であったり、玄関払いを受けたりすること、また鼻先で戸がぴしゃりとしめられたり、きみが問題にされなかったりするだろうことを思い浮かべよ。だが、もしそれらの考えをもってしてもなお行くべきであるなら、行って出来事を忍べ。そしてけっして自分自身にたいして、「それだけの値打ちがなかった」などといわぬがいい。 (エピクテトス/要録 33章13節)
たとえば、友人について。
人に関しては、明らかに選択が必要であり、相手がわれわれの生の一部を費やすに値する人たちであるかどうか、われわれが自分の時間を費やしているという事実がその人の心に届くかどうかを考慮しなければならない。 (セネカ/心の平静について 7章1節)
すくなくとも、生き方に関して言えば、わたしがストア派の思想につけ加えるべきことはなにもない。
だから、わたしが書くのは、「いかに人は生きるか」といったことではない。
わたしが書くのは、単なる光や音や匂いのことであり、単なるいくつかの昼と夜とのことであり、つまり、単なる「時」のことに過ぎない。
そのことになんの意味や価値があるのか、それはわたしにもわからない。
きっと、なんの意味も価値もないんじゃないかと思う。
でも、だとしても、わたしはまえもってこう言っておこうと思う。「それでなにが悪い?」
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nusumigaki · 5 years ago
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カワイイは作れるし、徳は学べる
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honyade · 5 years ago
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山本貴光 × 吉川浩満 × 斎藤哲也トークイベント「「操欲」術で不安なく生きる!?」 『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(筑摩書房)刊行記念
新型コロナなど予想外のことが起き、私たちはいま、荒波の上のボートのよう。 だからこそ、1900年ほど前に奴隷の子として生まれ、自由の身となり、やがて哲学の教師になるという数奇な人生を送ったエピクテトスの言葉が、身に染みるのかもしれません。
山本貴光、吉川浩満のお二人による『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね』は、エピクテトスの教えを現代人のためにアップデート。 言葉の真の意味で、現代人のための人生哲学の書となっています。
今回は、『試験に出る哲学』(NHK出版新書) の著者にして文化系トークラジオlife(TBSラジオ)のサブパーソナリティで、哲学・思想から「大人力」まで幅広く扱ってきた斎藤哲也さんをお招きし、エピクテトス思想の現代的意義を語り合っていただきます。 いらざる不安を取り除き、前向きに生きるための知の技法が、ときに思わぬ角度から語られるかも。 ぜひご来場を!
【プロフィール】 山本貴光(やまもと・たかみつ) 1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。 コーエーでのゲーム制作を経て、文筆家・ゲーム作家。 関心領域は、学術史、ゲーム、カステラなど。 著書に『コンピュータのひみつ』(朝日出版社)、『文体の科学』(新潮社)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『投壜通信』(本の雑誌社)、『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満との共著、『心脳問題』の増補改訂版) のほか、ちくまプリマー新書で『問題がモンダイなのだ』(吉川との共著)、『ゲームの教科書』(馬場保仁との共著)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎との共著) がある。訳書にジョン・R・ サール『MiND』(吉川との共訳、ちくま学芸文庫) など。 「哲学の劇場」主宰。
吉川浩満(よしかわ・ひろみつ) 1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。 国書刊行会、ヤフーを経て、文筆業。 関心領域は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、卓球、単車、デジタルガジェットなど。 著書に『理不尽な進化』(朝日出版社)、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社)、『問題がモンダイなのだ』(山本貴光との共著、ちくまプリマー新書)、『脳がわかれば心がわかるか』(山本との共著、『心脳問題』の増補改訂版) などがある。 訳書にジョン・R・ サール『MiND』(山本との共訳、ちくま学芸文庫) など。 「哲学の劇場」主宰。
斎藤哲也(さいとう・てつや) 1971年生まれ。ライター・編集者。東京大学文学部哲学科卒業。 人文思想系から経済・ビジネスまで、幅広い分野の書籍の編集・構成を手がける。 編集・監修に『哲学用語図鑑』『続・哲学用語図鑑──中国・日本・英米 (分析哲学) 編』(プレジデント社)、『現代思想入門』(仲正昌樹ほか著、PHP研究所)、『奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために 』(ダイヤモンド社) など。 著書に『試験に出る哲学――「センター試験」で西洋思想に入門する』(NHK出版新書)、『読解 評論文キーワード』(筑摩書房) など。 「文化系トークラジオ Life」(TBSラジオ) にサブパーソナリティーとして出演中。
日程 / 2020年4月30日 (木) 時間 / 19:00〜20:30 開場 18:30〜 料金 / 1,540円(税込) 定員 / 50名様 会場 / 本店 大教室
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nusumigaki · 5 years ago
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できることをろくにしないくせに、できないことばかり思い描いているじゃないか
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nusumigaki · 5 years ago
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自分を売る値段を決めるのは君自身だと。
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nusumigaki · 5 years ago
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テクノロジーによって可能となる権内と、そのテクノロジーの利用者の理解や判断によって可能となる権内は必ずしも一致しない
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nusumigaki · 5 years ago
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人類が発見し、つくり出してきた知識や技術をどのていど我が物にしているかによって、その人にとっての権内と権外の境界線もまた大きく変わる
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nusumigaki · 5 years ago
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人々を不安にするものは事柄ではなくして、事柄に関する考えである。
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nusumigaki · 5 years ago
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同じ状況でも自分が知っていることやできること次第で、権内の範囲もちがうわけだね。
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nusumigaki · 5 years ago
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豊かだろうが貧しかろうが、環境に恵まれていようが恵まれていなかろうが、われわれがすべきことは決まっている。それは、権内にあるものと権外にあるものを区別することだ
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nusumigaki · 5 years ago
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あるトピックについて、適切に判断するだけの能力を自分が持っているかどうか、自覚する必要がある。
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honyade · 5 years ago
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石川義正 × 吉川浩満「AI・動物・権力」『政治的動物』(河出書房新社)刊行記念 連続イベント Vol.2
※本イベントはインターネット配信のみでの開催となります。 当日ご来店いたいてもイベントをご観覧いただくことはできませんのでご注意ください。
◎すでにチケットをご購入されたみなさまへ イベントの配信が決定した��合、ご購入いただいたかたはご自宅や職場など、好きな場所でイベントを楽しんでいただけます。 詳細はお申し込みいただいたチケットサイトを通じてご連絡いたします。   また、チケットに含まれている1ドリンク代につきましては、今後、B&Bにいらしていただいた際に、イベントの開催日とお名前をおっしゃっていただければ、一杯分をご提供させていただきます。   キャンセルをご希望の方は、こちらのフォームよりご連絡ください。全額を返金させていただきます。   ◎これからチケットをご購入されるみなさまへ 2/29(土)12時より、本イベントのチケット販売ページから、ドリンク代を除いた1500円+税での配信チケットをお買い求めをいただけます。   普段のイベントと違う形になってしまうこと、たいへん心苦しく思いますが、このような事態で、通常のイベント開催ができなくなった当店にとって、なるべくたくさんの方にお楽しみいただければと考えております。
_________________________________________________________   鮮烈なデビュー作『錯乱の日本文学』から4年、気鋭の文芸評論家・石川義正さんの最新刊『政治的動物』が河出書房新社より刊行されました。   女性、人種、障害者、幼児、難民など、マイノリティをめぐり噴出する現代の矛盾と軋轢を、「人間」と「人間ならざるもの=動物」の闘争過程として描き出し、人間という概念が揺らぐAI=ポスト・ヒューマン時代における〈平等〉の破壊性を、政治・経済・社会・文学を貫く圧倒的なスケールで解き放つ強靭な一冊です。   刊行記念イベントの第2弾は、『理不尽な進化』や『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』が話題を集める文筆家・吉川浩満さんをお招きします。昨今、様々な場所で論じられ注目を集める〈ポスト・ヒューマン〉とは何か? この状況は私たちに何を突きつけているのか? 文学と芸術、そしてあらゆる知の領域に問われる〈ポスト・ヒューマン〉を、本書の射程と重ねながら縦横無尽に語り合います。   本書をスリリングに読み込むためにも最適な一夜、ぜひご参加ください。   *第1弾は2月16日(日)19時〜@本屋B&B、文芸評論家の池田雄一さんをお招きして開催いたしました。   *第3弾は3月〜4月上旬の予定で準備中です。   【出演者プロフィール】 石川義正(いしかわ・よしまさ) 1966年生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学卒業。 著書に『錯乱の日本文学—建築/小説をめざして』(航思社、2016)。 共著に『反オリンピック宣言』(航思社、2016)がある。   吉川浩満(よしかわ・ひろみつ) 1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。 国書刊行会、ヤフーを経て、文筆業。 著書に『理不尽な進化』(朝日出版社、2014)、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社、2018)。 共著書に『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版、2016)、『問題がモンダイなのだ』(ちくまプリマー新書、2006)、『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(筑摩書房、近日刊行予定)[ともに山本貴光との共著]ほか。   時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場) 場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F ▼入場料 ■前売1500円+ドリンク500円(ともに税別) ■当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)
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