#あさみちゆき『青春のたまり場』
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2025/01/20 娘たちとお風呂
夜勤明けの昨日。少し眠ってお昼過ぎから同じく夜勤だった上の子と学校が午前のみだった下の子と3人でスーパー銭湯に行った。
平日の午後でもお風呂屋さんはそこそこの人が来ている。女性は昼間に来やすいのかな。洗い場で2人並んで洗っているのはなんだかかわいらしいなと思う。親バカだ。
湯船に浸かって3人でなんでもない話をする。2人とも春になったら家を出る。同時に2人出てくのはさぞ寂しかろう、と周りによく言われるけれど。それは当たり前に寂しいと思う。がらんとして静かな家に寂しくて泣いてしまうかもしれない。でもやりたいこともある。手が空く時間が確実に増える。なので寂しくもあり楽しみでもあり。
外の炭酸泉に浸かりながら少し離れた壺湯に姉妹で入っているのを眺めて良いなぁと思う。私には妹がいたが早くに亡くなってしまった。母は弱かった妹にかかりきりで、そもそも妹が家にいたという時間も短かったし、入院となればいつも母は付き添いで共に病院に寝泊まりしていて家にはほとんどいなかった。
もしも妹が生きていたらあんな風に姉妹で過ごせただろうかと想像した。娘たちも年をとっても仲良くしていてくれたら良い。
青空には雲ひとつない。浮かぶ炭酸の小さな丸い泡は太陽の光を通してキラキラとしたいくつもの小さな星型を私の大腿に作っている。できては消えできては消え、ゆらゆらと揺れるその星たちをぼんやりと見つめる。
大きな風呂に浸かるって気持ち良い。おばあちゃんも若い子も海外の人もみんな気持ち良さそうにしてる。素っ裸で。おもしろいよね。
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Scan and transcription of the Persona 3 part of Newtype Magazine February 2016


春、夏、秋を経て冬、理が出す答えを見届けて
監督 田口智久
死を見つめる季節のフィナーレに
第1章でコンテ、第2章で監督を務めてこられた劇場版「ペルソナ3」ですが、ファイナル・シーズンである第4章は、どのような気持ちで臨んだのでしょう?
田口 第3章で自分が監督としてかかわっていない劇場版「ペルソナ3」を見ることができたのが、刺激になりました。自分とはまったく違う方法論で構築されていて、僕がやったら確実にこうならないですし、なんというかジェラシーのようなものを感じまして。ああ、ペルソナって、こういうふうにつくることもできるんだ、と。それを受け止めることができたからこそ、第4章では、自分のやり方を突き詰めたフィルムにしなくてはと思いました。あとは、やっぱりフィナーレということでのプレッシャーが大きかったです。
第4章の物語の関となるのは?
田口 理と綾時の関係性ですね。そこヘシャドウの母体であるニュクスが襲来したり、それに伴ってみんなの心がダウナーになって⋯⋯という展開で、ずいぶん重いものになっています。でも、みんなが悩んでいる部分にしっかり尺を取って描いているので、映画ならではの見せ方ができているのでは、と思います。
理にスポットが当たっていきますが、どのように描きましたか?
田口 第3章に、理が旅館の池に落ちて笑うシーンがありますけど、あの理を経ての理をしっかり追っていこうと考えていました。今作では、抱えきれないほどの絶望を前に、悩み、立ち止まってしまうというところまで、みんなが落ちてしまうんですけど、そのなかで理が見つけ出す答えというのが、全4章通してのテーマでもあり、象徴的なセリフになっています。そして、それは、第3章で笑った理がいなければ、たどり着けなかった答えなんじゃないかな、と。
それから、綾時とアイギスも、重要な存在ですね。
田口 すごく極端な⋯⋯本当に超極端な言い方ですけど「綾時と理は両想い。アイギスは理に片想い」っていうのを、こっそり頭の片角に置いてました(笑)。もちろん僕独自の解釈なので、いろんなとらえ方をしてほしくもあるのですが。ただ、そうやって、アイギスがヒロイン然としているわけではないからこそ、ペルソナならではの仲間感が出る、というのもあるんですよね。
理と綾時に重点が置かれていくとなると、その二役を演じられている石田彰さんのアフレ��もすさまじいものになったのでは。
田口 石田さんだけ別の週に理以外の綾時を中心とした声を録らせていただいてから、全体アフレコの週に理としてみんなといっしょに録らせていただいた感じなんですけれど、本当にすばらしかったです。演技に対するストイックさが本当にプロフェッショナルで、ご自身で「今のは少し綾時が出てしまったから」とリテイクを申し出てくださったり。
全体的にも、とてもスムーズなアフレコになったそうですね。
田口 圧倒的にスムーズでした。特に今回は静かなシーンが多くて、感情的にセリフを吐くような場面はほとんどないんですけど、その淡々とした空気感を成立させるのは難しいはずなのに、自然にスッとやってしまえるのがこのチームの方々の成せる技。こんなに研ぎ澄まされた現場は、なかなかないのではないかと。
細かな心情描写という意味では?画づくりにもこだわられたのでは?田口監督の描き出すダウナーな情景描写が楽しみです。
田口 カッティングが終わった後に、編集さんに言われたひと言が「暗っ!」でしたからね(笑)。刺されて死ぬとか大惨事が起こって死ぬとかのサスペンス的な死ではなくて、非常に観念的な死についての物語なので、精神的にどうやられていくかというのを、どう表現するかが課題で。光や色味の演出であったり、降ってくる雪の量で表現していきました。アニメで雪が降りつづけている作品もあまりないんじゃないかと思うんですけど、心情とマッチさせたいなあというところで、力を入れています。作画もすごいアニメーターさんたちが集まってくださっていて、誇張された動きというよりはリアル寄りの芝居をていねいに描いてくださっています。全然動いているように見えないところにも実は枚数が割かれていて、作画枚数もこれまででいちばん使っているんですよ。
最後に、今作を描くうえでの最大のポイントだったと考えるシーンを教えてください。
田口 ラストですね。それは第4章を担当すると決まったときから、見据えていたビジョンでもあります。第1章の春からともに季節を経てきた理と仲間たちが迎える、そのラストを見届けてほしいです。
#1 Spring of Birth
1日と1日のはざまに隠された影時間。そこにはびこる怪物・シャドウに襲われて、無気力症となってしまう者が町に続出していた。対抗できるのは、ペルソナという特殊な能力をもつ者だけ。春、私立月光館学園に転校してきた結城理は、ペルソナの力に覚醒し、同じくぺルソナの力をもつ者たちが集う特別課外活動部へと引き入れられる
#2 Midsummer Knight's Dream
夏休みに屋久島旅行に向かった特別課外活動部。そこでアイギスという女の子に出会う。彼女は対シャドウ特別制圧兵装のラストナンバーであり、なぜか理のそばにいることを望むのだった。理たちは影時間の謎を追いながら、さらに新たな仲間と出会い、きずなを深めていく。だがそこにストレガと名のる者たちが現われ⋯⋯
#3 Falling Down
季節は秋。特別課外活動部は、影時間を終わらせるため、シャドウや滅びを望むストレガとの死闘を重ねていた。ある者は仲間や家族の死と向き合い、ある者は護るべき者に気づき、ある者はこれまでの戦いの意味に葛藤する。そんなとき、理の前に謎の転校生、望月綾時が現われる。その出会いの先にあるものは⋯⋯
「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」
●1月23日土全国ロードショー
●第3章Blu-ray&DVD 1月20日水発売
WEB▶http://www.p3m.jp/
Twitter▶@P3movie
illustrated by YUKIO HASEGAWA, finished by SAORI GODA
background by BIHOU, text by HITOMI WADA
©ATLUS ©SEGA/劇場版「ペルソナ3」製作委員会
STAFF 原作=「ペルソナ3」(アトラス) 脚本=熊谷純 スーパーバイザー=岸誠二 キャラクターデザイン=渡部圭祐 ペルソナデザイン=秋恭摩 プロップデザイン=常木志伸 色彩設計=合田沙織 美術監督=谷岡善王(美峰) 美術設定=青木薫(美峰) コンポジット&ビジュアルディレクター=高津純平 編集=櫻井崇 音楽=目黒将司、小林哲也 音響監督=飯田里樹 第4章監督=田口智久 制作=A-1 Pictures
CAST 結城理=石田彰 岳羽ゆかり=豊口めぐみ 伊織順平=鳥海浩輔 桐条美鶴=田中理恵 真田明彦=緑川光 山岸風花=能登麻美子 アイギス=坂本真綾 天田乾=緒方恵美 荒垣真次郎=中井和哉 イゴ ール=田の中勇(特別出演) エリザベス=沢城みゆき
#persona 3#p3#ryomina#that tag's deserved i think#'Ryoji and Makoto are in love with each other. Aigis' feelings for Makoto are unrequited'#insane
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夏旅2024 延長戦 - 中山道奈良井宿
最後の1回分の青春18きっぷを使い切るべく最後の夏旅へ。目的地は中山道の宿場町 奈良井宿。
標高900mの宿場町へ
都内から中央線でひたすら西へ。途中 高尾・甲府・塩尻での乗り換えを挟み奈良井へ。私と同じような18きっぱーの他、日帰り登山客も大勢いらっしゃり、朝の中央線は高尾から先 超満員。これは全くの想定外でして(考えが甘すぎた)。。。甲府までの2時間弱 立ちっぱなし。とはいえいつもなら特急でびゅんと通過してしまう中央線の沿線風景をのんびり楽しみながら移動できました(ちなみに塩尻から先、中央西線2両編成も激混みでした)。到着したのは奈良井宿の最寄り駅、標高900mの高地 奈良井。
重要伝統的建造物群保存地区 奈良井宿

一帯は重要伝統的建造物群保存地区に指定され、古い街並みが1kmにもわたり続いているとか。
時期的に日差しの強さと観光客の多さが若干つらいものの、雰囲気の良い街並みにシャッターを重ねながらの散策みた。


趣のある古い旅館が現在も営業。一度は泊まってみたいなと思うものの、一人旅には敷居が高い。。。

歴史を感じさせる重厚感ある建造物と青い空、白���道。大変美しいのですが、明暗差ゆえに写真に収めるのが結構難しく、頑張って補正してみたが若干 不自然さが残る気が���る。秋雨の早朝とかであればより雰囲気よく写せそう。

奈良井川の清流にかかる橋。奈良井宿を紹介する記事ではよく見かける気がする。自動車で訪れる場合、こちら側がエントランスになるみたいですが、電車でやってきた私は最後にたどり着きました。最初にこれが見られるのかな?と思っていたのでなんだか変な感じ。
おまけ、Lunch Snap

信州にきたらやっぱりお蕎麦だよね。ということで散策の道中 いくつか見かけた蕎麦屋のうちの街並みの端よりの1軒「宿場そば 山なか」さんにて冷たい山菜そばをいただきました。囲炉裏のカウンターもある素敵な雰囲気の店内と気さくな接客のおばちゃん、派手さはないがちゃんとおいしいお蕎麦。満足でした(はじめは空いていた店内もあとからあとからと来客がありあっという間に満席に)。
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レジの前に並んだおじさんの右手のアトピーのかきむしった跡、小児性愛者と水商売の色恋沙汰の事件、インターネットの心ない言葉、すれ違う人たちの品定めするように身体をなぞる視線、コンビニの自動レジの単調なセリフを聞き流してお釣りを長い爪で掴み取る、満員電車の人の匂い、外の匂いを連れて電車の中の温度を下げていく、吊り革を人差し指と親指のできるだけ少ない表面積で持った。落とした視線の先で揺れる女子高生のスクールバッグの今流行りのキャラクターのキーホルダーがゆらゆら揺れるのを見ながら、青春のコンプレックスっていつまで経っても治らないもんだな、と自嘲する。高校を卒業してから7年経って、大学を卒業してから3年経って、会社員を辞めてから2年が経った。電車の広告を見るたびに、はいはいたいそうご立派ですねと辟易する自分をまた自嘲する。女子高生にしか青春はないのかよ、と清涼飲料水の広告を見ては思い、ロマンチックな恋は美男美女にしかないのかよ、とスキー場の広告を見ては思い、華金は綺麗なお姉さんしかないのかよ、と発泡酒の広告を見ては思う。おじさんにも夏はあって、子育てを終えた夫婦にも青春があって、アルバイトにも守っているなにかがある。自殺志願者にも恋人がいて、無職にも趣味はあって、億万長者にも孤独があって、政治家もきっと家では無口だ。何をベースにしているかわからないアルゴリズムが、金融機関と転職と格安航空の広告を選んで流してきて、知らない誰かに僕の全部が見透かされてる気持ちになって、ヘッドフォンの右側から流れてくるギターのリフに集中してる。
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汚辱の日々 さぶ
1.無残
日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚���しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
つらかった。肩身が狭かった。
もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
2.玩弄
部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
低い��スのきいた返事があった。
扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
傲然と私に命じた。
私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば��丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
命ぜられるままに、無様な��好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、��村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
有無を言わせぬ強引さであった。
あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
思わず息をのんだ。
徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」 言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。
班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。 瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
(了)
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250217
朝、なんとなく早起きができる。 睡眠時間はとれていて、でもずっとねむっていたかった。 昨日からのまま、声が出にくい。
何か身になることに時間を使おう、と思って切り干し大根を煮る。 お弁当用に玉子焼きを作る。 フライパンに卵が張り付いて、ぐずぐずになってしまった。 仕事へ行く。 いつまでにこの実験を終えればいいですか、と教授に聞くと「できるところまで」と返ってくる。 できるところまで。それは時間の制限のある人にいう言葉で、3か月後の契約更新がなされないのではないか、と不安に思う。
彼がどらもっちを買って帰ってきた。 わたし���元気がないときは食欲がおちるのに、彼は甘いものを食べれば人はみな元気になると思っている。自分がそうであるように。 彼はクリームとあんこが47%増量中のどらもっちを食べていた。
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250218
わたしは勉強がすきだった、ということを思い出して、大学の図書館で本を借りて帰る。おもしろい。 晩ごはんは松屋の牛丼。 並盛が多く感じられて苦しい。小盛にすればよかった。
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250219
朝、日記を書く。 3日間くらい日記をかけていなくて、でも、残しておきたかったから、書いた。 今日も寒い。 はやく春になってほしい。 冬が終わることと春になることは同義であるけれど、春になってほしい。 朝ごはんは昨日買ったおいしい食パンとポトフ。 次の冬が今からこわくて仕方がなくて、次の冬が来る前にここから脱出したい。
今日は彼が会社の飲み会でいない。 炊飯器で鶏むね肉を蒸して、キムチと切り干し大根を食べた。映画を観た。 わたしは絵や詩がかきたかったんだ、これしかないんだった、と思い出す。 職場から絵や詩がなくなって、絵や詩に向き合う気持ちがよわくなっていた。職場というより、環境。わたしをちゃんとつれていかなくちゃ。 なんて弱い生き物なのだろう。 毎日、絵や詩に触れよう。どこかにいかなくたって、わたしにはわたしの本棚があるのだし。
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250220
朝、部屋がだいぶあかるくて、日が昇るのが早くなってきていることに安堵する。
生活が安定したら、絵や詩が落ち着いてかける、と思っていたけれど、逆で、絵や詩をかいて、わたしが安定したころに生活が安定するのかもしれない。 絵や詩をかいているとき、わたしの中は平穏。
夜、ずっとしゃべりつづけてしまう。 今日1日、起きたこと全部をしゃべらないと気が済まないみたいだった。 なぜだろう。頭が興奮している。
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250221
(何も書いていない)
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250222
朝、朝に正しく日が昇っていることに救われる。 冬はまだ暗いうちはねむってしまっていた方がいいのかもしれない。 目が覚めて、明るい方が上向きに1日を始められる。 ちいさな旅行にでる。 最近、たのしみがないね、と計画していたもの。 博物館と天文台にいくという小学生の理科のような組み合わせ。 博物館では束柱類の化石を見た。アショロアデスモスチルス。マッコウクジラの骨もあった。頭部に大きく窪みがあって、そこにはあぶらがつまっていることを知る。知らないことばかり。 天文台は日本で一番寒い町にあって、本当に寒かった。 空を見上げてみればいくつもの星が、こんなにも、と思うくらい散らばっていて、宇宙に感動しながらも寒かった。 望遠鏡をのぞかせてもらって、金星は欠けているということを知った。 彼が星を見てはたのしそうにしていて、星が好きだということを初めて知った。 太陽系の図鑑をひらいてはにこにことしていた。知らないことばかり。
疲れてしまって、晩ごはんはコンビニで買ったおにぎりと味噌汁。セイコーマートのおにぎりは大きくてあたたかくて、それだけで満たされる。
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250223
朝、狭いロフトベッドで目覚める。 起き上がりたくなくて少しぐずぐずとした。
湖をみにいく。 屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖。 湖は影を映すんだと思った。鏡と違って自然にゆらぐ。うつくしい。 摩周湖がすきで、ずっと眺めていたかった。けれど、寒さがそうはさせてくれなくて、お土産屋さんに入って大豆のコーヒーを飲んでみた。きなこの味がした。 もう一度湖をみにいくと、青さが濃くなっていた。
写真に撮ってみたけれど、写真に撮ると写真の記憶ばかりが焼き付いてしまって、自分の目でみたものが、感じたものが、消えていくような気がした。 車に乗って、頼りない線でスケッチした。こっちの方が正しい、と思った。
景色のきれいなところに住みたい。
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体育の授業が終わった後の校庭は、汗と笑い声が響き合い、生徒たちがぞろぞろと教室へ戻っていく。僕は片付け当番に選ばれてしまい、体育倉庫でボールやマットを片付ける羽目になっていた。薄暗い倉庫の中は少し埃っぽく、使い古されたバスケットボールをカゴに放り込み、重いマットを棚に押し込む作業に没頭していると、背後で小さく床がきしむ音がした。
振り返ると、そこには彩花が立っていた。黒髪のショートカットがトレードマークの彼女は、いつも明るくよく笑うクラスの人気者だ。最近グラビアアイドルとしてデビューしてからは、男子たちの間でさらに話題に上るようになった。整った顔立ちと、屈託のない笑顔が、制服姿でも輝いている。実は僕、彩花のグラビア写真を見て何度も…その、ひとりでドキドキしたことがある。特に、彼女が2月に発売した写真集での大胆なビキニ姿は、頭から離れない。だから、こんな場所で急に会うなんて、心臓が跳ね上がるのも無理はない。
「何だよ、彩花。びっくりしたじゃん」と軽く文句を言うと、彼女は「ごめんごめん!」とケラケラ笑いながら近づいてきた。「片付け手伝おうかと思ってさ。ひとりで大変そうだったから!」
「いや、いいよ。もうほとんど終わったし」と答えると、彩花は「そっかー、じゃあちょっとだけおしゃべり付き合ってよ」と、体育倉庫の隅に置かれたマットの上にぴょんと座った。彼女のスカートが軽く揺れて、体育の授業後の汗ばんだ空気がほのかに漂ってくる。グラビアの彩花とは違う、身近な彼女の姿に、妙にドキドキしてしまった。
「ねえ、体育の授業さ、今日めっちゃ暑かったよね。汗だくになっちゃった」と彩花が笑いながら言う。「うん、そうだな。走り回ったからな」と返すと、彼女は「でさ、実はちょっと笑いものなんだけど…」と声を潜めて、いたずらっぽい笑顔を見せた。
「何だよ、笑いものって」と聞くと、彩花は「えへへ、実はさ、スカートの下にブルマ履いたままなの。体育の後、脱ぐの面倒でそのままにしちゃって」と、顔をくしゃっとさせて笑った。彼女の無邪気な笑顔に、頭が一瞬フリーズした。グラビアの彩花を何度も思い出してしまっていた僕は、急にその…いやらしい想像が頭をよぎってしまって、顔が熱くなるのを感じた。
「え、マジで? ブルマって…あの紺色のやつ?」と、つい声が上ずってしまった。彩花は「うん、そうそう! 懐かしいよね、ブルマってさ」と、またケラケラ笑う。「でもさ、こんなこと言うのも変だけど、グラビアやってるからって、そういう目で見られると恥ずかしいんだからね!」と、軽く頬を膨らませて言うけど、その表情があまりにも可愛くて、ますますドキドキしてしまった。
「そ、そんな目で見てないって!」と慌てて否定すると、彩花は「ふーん、ほんとかな? グラビア見て何か企んでそうだけど?」と、からかうように笑った。彼女にそんなこと言われると、図星すぎて何も言い返せない。実際、彼女の水着姿を何度も思い出して…その、ひとりでどうにかしたことがあるなんて、絶対に言えない。
「ねえ、ちょっと見たい?」彩花が急にそんなことを言い出して、僕は目を丸くした。「え、いいの?」と聞くと、彼女は「うん、いいよ! 別に変な意味じゃないし、友達として見せるだけだからね!」と、明るく笑いながら立ち上がった。彼女の無邪気な態度に、逆にこっちが緊張してしまって、心臓がバクバクする。
彩花は体育倉庫の隅に移動すると、「じゃーん!」と元気よく言いながら、制服のスカートを軽く持ち上げた。紺色のブルマがその下に現れ、体育の授業そのままの姿が目の前に広がった。ブルマの生地が彼女の太ももにぴったりとフィットしていて、グラビアで見るような華やかな姿とは違う、リアルで無防備な彩花がそこにいた。グラビアの彼女を何度も思い出していた僕にとって、この距離でこんな姿を見るなんて、頭がクラクラするほど刺激的だった。
「どう? 懐かしい感じでしょ?」と彩花が笑う。僕は「う、うん…懐かしいな」と、なんと��言葉を絞り出した。すると、彼女は「じゃあ、もっとちゃんと見せてあげる!」と、くるりと後ろを向いた。スカートを軽く持ち上げたまま、紺色のブルマが再び視界に入る。彼女の背中から腰にかけてのラインが、ブルマ越しに見えて、体育の授業で動き回った後の汗がほのかに生地に染みているのが分かった。
僕は思わずその姿をじっくりと見つめてしまった。紺色のブルマが彼女のヒップにぴったりと張り付き、太ももの柔らかな曲線が際立っている。グラビアの彩花とは違う、身近でリアルな彼女の姿に、青春の甘酸っぱさと、ちょっとした背徳感が混じり合って、胸が締め付けられるようだった。彼女の黒髪が首筋にかかり、背筋が軽く伸びた姿勢が、体育倉庫の薄暗い空間の中で妙に鮮やかに映る。
「ねえ、じっと見すぎだよ! 恥ずかしいんだけど!」彩花が振り返り、顔を真っ赤にして笑った。彼女はスカートを下ろし、「もう、変な目で見ないでよね!」と、軽く僕の肩を叩いてきた。僕は「ご、ごめん! つい…」と慌てて謝ったけど、彼女の明るい笑顔に救われた気がした。彩花は「��ゃあ、片付け終わったら一緒に帰ろ!」と、いつもの元気な声で言って、倉庫を出て行った。彼女の後ろ姿を見ながら、さっきの光景が頭から離れず、青春のドキドキが胸いっぱいに広がっていた。
それからというもの、体育の授業がある日は、彩花が倉庫にやってくるのが恒例になった。彼女が「今日もブルマ履いたままなんだ!」と笑いながらスカートを軽く持ち上げるのがお決まりの流れ。最初は見るだけでドキドキしていたけど、回数を重ねるごとに、僕の心の中の好奇心が少しずつ膨らんでいった。
ある日、いつものように彩花が「じゃーん!」と元気よくスカートを持ち上げて紺色のブルマを見せてくれた時、僕は思い切って口を開いた。「な、なあ、彩花…もっとじっくり見せてくれない?」声が少し震えてしまって、自分でも恥ずかしくなったけど、彩花は「えー、じっくりって何? 変なこと考えてるでしょ!」と笑いながら、顔を赤くした。
「そ、そんなんじゃないよ! ただ…その、近くで見てみたいだけ」と慌てて弁解すると、彼女は「ふーん、しょうがないなあ。特別だよ!」と、明るく笑いながら一歩近づいてきた。彩花がすぐ目の前に立って、スカートを軽く持ち上げると、紺色のブルマが目の前に広がった。いつもより近い距離で、ブルマの生地が彼女の肌にぴったりと張り付いているのがよく分かる。体育の授業で動き回った後の汗がほのかに染みて、生地の質感がリアルに感じられた。
「どう? 近くで見ると恥ずかしいね」と彩花が笑う。彼女の明るい声に、緊張が少しほぐれたけど、心臓はバクバクしたままだった。グラビアの彩花を何度も思い出していた僕は、目の前の彼女があまりにも身近でリアルで、頭がクラクラしてきた。
数週間後、恒例の時間がまたやってきた。彩花が「今日もブルマだよ!」と笑いながらスカートを持ち上げ、後ろを向いて見せてくれた時、僕はさらに一歩踏み込んでみた。「なあ、彩花…その、ブルマ…触ってもいい?」自分でも大胆すぎると思ったけど、好奇心が抑えきれなかった。
彩花は一瞬目を丸くして、「えー! 何それ、変態っぽい!」と笑いながら顔を真っ赤にしたけど、「まあ…ちょっとだけならいいよ。変なことしないって約束してね!」と、いたずらっぽく笑った。彼女の明るい態度に救われながら、僕は恐る恐る手を伸ばした。
彩花がスカートを軽く持ち上げたまま、紺色のブルマが目の前に広がる。ブルマの生地は体育の授業で動き回った後の汗でほのかに湿っていて、太ももにぴったりと張り付いている。指先がブルマの裾に触れると、ポリエステル特有の滑らかな感触が伝わってきた。ゆっくりと指を動かすと、生地が彼女の肌に密着しているせいで、太ももの柔らかさがほのかに感じられる。ブルマの端っこには、体育の授業で擦れた小さな毛玉ができていて、リアルな使用感が妙にドキドキを誘った。汗の湿り気が生地に染みて、ほのかに温かい感触が指先に伝わり、グラビアの彩花とは違う、身近な彼女の存在に頭がクラクラしてきた。
「ねえ、くすぐったいよ! もういいよね?」と彩花が笑いながら言うけど、僕はもう少しだけ撫でていたくて、「う、うん、もうちょっとだけ…」と呟いてしまった。彼女の太ももの内側に近い部分を軽く撫でると、ブルマの生地が微かに伸びて、彼女の肌の柔らかさがよりはっきりと伝わってくる。心臓がバクバクして、ズボンの中で自分が勃起しているのが分かった。
数日後の体育の授業後の倉庫で、彩花がまた「じゃーん!」と元気よくスカートを持ち上げて紺色のブルマを見せてくれた時、僕はふと気づいてしまった。ブルマの裾から、ほんの少しだけピンクの生地がはみ出している。よく見ると、ブルマの右側の裾が少しずれて、ピンクのパンツのレースの縁がチラリと覗いている。レースの模様は小さな花柄で、ブルマの紺色とのコントラストが妙に鮮やかだった。体育の授業で動き回ったせいか、ブルマがずれてパンツがはみ出してしまったらしい。
「彩花、ちょっと待って! ブルマから…その、パンツがはみ出てるよ��と、思わず指摘してしまった。彩花は「えっ、うそ!?」と顔を真っ赤にして、慌ててスカートを下ろそうとしたけど、すぐに「どれどれ、見せて見せて!」と、逆に僕にからかうように笑った。
「ほら、ここ。ピンクのレースがチラッと見えてる」と、恥ずかしさを隠しながら指差すと、彩花は「うわー、ほんとだ! やっちゃった!」と、顔をくしゃっとさせて大笑いした。「体育の後、ブルマ履いたままだったから、ずれてたのかも。恥ずかしいなあ!」
彼女の明るい笑顔に、僕の緊張が少しほぐれたけど、心臓はバクバクしたままだった。グラビアの彩花を何度も思い出していた僕は、目の前の彼女があまりにも身近でリアルで、頭がクラクラしてきた。すると、彩花が「ねえ、ちょっと見てみてよ! どうなってるか教えて!」と、いたずらっぽく笑いながらスカートを再び持ち上げた。
彩花が少し前かがみになってブルマを見せると、ピンクのパンツのレースがさらに見える。ブルマの裾が太ももに食い込むようにずれて、パンツの縁がブルマの生地に押しつぶされて、微かにシワが寄っているのが分かった。パンツのレースは繊細な花柄で、ピンクの色が彼女の白い肌に映えて、妙に可愛らしかった。体育の授業後の汗がブルマとパンツの両方に染みて、ほのかに湿った生地がリアルで、グラビアの彩花とは違う、身近な彼女の姿に興奮が抑えきれなかった。
その時、彩花が僕のズボンのあたりを見て、「ねえ、ちょっと! 何それ、めっちゃ勃ってるじゃん!」と、顔を真っ赤にして大笑いした。「やばい、めっちゃ分かりやすいんだけど! 私のパンツ見てそんなになっちゃったの!?」と、からかうように笑う彼女に、僕は恥ずかしさで顔を覆ってしまった。
「う、うそ、ごめん! つい…彩花が可愛すぎて…」と、慌てて弁解すると、彩花は「もう、しょうがないなあ! でも、変なことしないって約束だよ!」と、ケラケラ笑った。彼女の明るい笑顔に、緊張が少しほぐれたけど、ズボンの中の熱は収まらなかった。
「せっかくだから…パンツも見たい?」と、彩花がいたずらっぽく笑いながら言った。「え、いいの?」と、声が上ずってしまった。彩花は「うん、いいよ! 別に変な意味じゃないし、友達として見せるだけだからね! でも、変な目で見ないでよ!」と、顔を赤くしながらもケラケラ笑った。彼女の無邪気な態度に、逆にこっちが緊張してしまって、心臓がさらにバクバクする。
彩花は体育倉庫の隅に移動すると、「じゃあ、特別だよ!」と元気よく言いながら、ブルマを少しだけずらした。ピンクのパンツがチラリと見えて、ブルマとはまた違う柔らかな生地が彼女の肌にぴったりとフィットしている。体育の授業後の汗がほのかに染みて、生地の質感がリアルに感じられた。グラビアで見るような華やかな姿とは違う、リアルで無防備な彩花がそこにいて、頭が真っ白になるほどドキドキした。
「どう? 恥ずかしいけど、悪くないでしょ?」と彩花が笑う。僕は「う、うん…可愛い」と、なんとか言葉を絞り出した。すると、彼女は「じゃあ、もっとちゃんと見せてあげる!」と、くるりと後ろを向いた。ブルマを少しずらしたまま、ピンクのパンツが再び視界に入る。彼女の背中から腰にかけてのラインが、パンツ越しに見えて、体育の授業で動き回った後の汗がほのかに生地に染みているのが分かった。
「ねえ、じっと見すぎだよ! 恥ずかしいんだけど!」彩花が振り返り、顔を真っ赤にして笑った。彼女はブルマを元に戻し、スカートを下ろして、「もう、変なこと考えないでよね!」と、軽く僕の肩を叩いてきた。僕は「ご、ごめん! つい…」と慌てて謝ったけど、彼女の明るい笑顔に救われた気がした。
数日後の体育の授業後の倉庫で、彩花が「ねえ、覚えてる?」と、急にいたずらっぽく笑いながら言った。「この前、私のパンツ見てめっちゃ勃ってたよね! めっちゃ分かりやすかったんだから!」と、顔をくしゃっとさせて大笑いした。彼女の言葉に、僕は一瞬で顔が真っ赤になった。「う、うそ、そんなこと言うなよ! 恥ずかしいだろ…」と、慌てて言い返すけど、彩花は「えー、でもほんとだったもん! ズボンめっちゃ膨らんでたんだから!」と、からかうように笑い続ける。
彼女の明るい笑顔と、からかうような言葉に、頭がクラクラしてきた。グラビアの彩花を何度も思い出してひとりでしていた時の感覚が蘇り、ズボンの中でまた熱くなってくるのを感じた。彩花の無防備な姿を見ていると、抑えきれなくなって、つい口に出してしまった。「な、なあ、彩花…その、オナニーしていい?」
彩花は一瞬目を丸くして、「えー! 何それ、急にどうしたの!?」と大笑いした。「私のこと見てそんな気分になっちゃったの? もう、しょうがないなあ!」と、顔を赤くしながらもケラケラ笑う。彼女の無邪気な態度に、逆にこっちが緊張してしまって、心臓がさらにバクバクする。
「でも、変なことしないって約束してね! 見るだけだから!」と、彩花が念を押しながら、マットの上で体育座りをした。彼女はスカートを軽く持ち上げ、ブルマとパンツを少しずらして、ピンクのパンツをチラリと見える状態にした。「これでいい? 恥ずかしいんだけど…」と、顔を赤くしながらも笑う。
僕は彼女の隣に座り、緊張しながらもズボンの前を緩めた。彩花の無防備な姿を見ながら、グラビアの彼女を何度も思い出してひとりでしていた時の感覚が蘇ってくる。紺色のブルマが彼女の太ももにぴったりと張り付き、ピンクのパンツのレースがチラリと見える。体育の授業後の汗がほのかに染みた生地の質感が、リアルで生々しい。彩花の明るい笑顔と、彼女の無防備な姿に興奮が抑えきれず、手が自然と動き始めた。
「ねえ、彩花…その、ブルマに…ぶっかけてもいい?」と、掠れた声で聞��てしまった。彩花は「えー! 何それ、ぶっかけるって!?」と、目を丸くして大笑いした。「うそ、めっちゃ変態っぽいんだけど! でも…まあ、いいよ。特別だからね! でも、ちゃんと洗うんだから!」と、顔を真っ赤にして笑いながら、ブルマを少しずらして太もものあたりを差し出してくれた。
彩花の許可をもらった瞬間、頭が真っ白になった。彼女のブルマの生地が目の前にあり、体育の授業後の汗が染みた部分がほのかに湿っている。ブルマの裾が太ももに食い込む様子や、生地が彼女の肌に密着している質感が、妙にリアルで興奮を誘う。彩花の明るい笑い声が耳に響き、彼女の無防備な姿を見ながら、どんどん高ぶっていくのを感じた。
「あ…やばい、出そう…」と呟いた瞬間、身体がビクッと震えて、射精してしまった。白い液体が彩花のブルマに飛び散り、紺色の生地にべっとりと付着する。ブルマの汗ばんだ部分に混ざって、ほのかに白く濁った跡が広がっていく。彩花は「うわー! ほんとにやった! めっちゃ出てるんだけど!」と、顔を真っ赤にして大笑いした。「何これ、恥ずかしいんだけど! ちゃんと洗ってよね!」と、からかうように笑う。
数日後の体育の授業後の倉庫で、彩花が「ねえ、さ」と、急にいたずらっぽく笑いながら言った。「この前、私のブルマにぶっかけたの、めっちゃ恥ずかしかったんだけど…なんか、変な感じで面白かったかも!」と、顔をくしゃっとさせて笑う。彼女の言葉に、僕は一瞬で顔が真っ赤になった。「う、うそ、そんなこと言うなよ! 恥ずかしいだろ…」と、慌てて言い返すけど、彩花は「えー、でもほんとだったもん! ブルマ洗うの大変だったんだから!」と、からかうように笑い続ける。
「ねえ、さ」と、彩花がさらに続ける。「この前、連れオナって言ってたよね? あれ、なんか面白そうだったから…今日、一緒にやってみる?」と、顔を赤くしながらもケラケラ笑った。彼女の言葉に、頭が一瞬フリーズした。「え、マジで? いいの?」と、声が上ずってしまった。
「うん、いいよ! 別に変な意味じゃないし、友達として一緒に楽しむだけだからね! でも、変なことしないって約束してよ!」と、彩花が念を押しながら、マットの上で体育座りをした。彼女はスカートを軽く持ち上げ、ブルマとパンツを少しずらして、ピンクのパンツをチラリと見える状態にした。「これでいい? 恥ずかしいんだけど…」と、顔を赤くしながらも笑う。
僕は彼女の隣に座り、緊張しながらもズボンの前を緩めた。彩花の無防備な姿を見ながら、グラビアの彼女を何度も思い出してひとりでしていた時の感覚が蘇ってくる。紺色のブルマが彼女の太ももにぴったりと張り付き、ピンクのパンツのレースがチラリと見える。体育の授業後の汗がほのかに染みた生地の質感が、リアルで生々しい。彩花の明るい笑顔と、彼女の無防備な姿に興奮が抑えきれず、手が自然と動き始めた。
彩花は「ねえ、私も…その、ちょっとだけしてみようかな」と、顔を真っ赤にして呟いた。彼女はブルマの上から軽く手を動かし始め、太ももをそっと撫でるようにしている。彼女の指先がブルマの生地をなぞるたびに、微かに生地が動いて、ピンクのパンツがチラチラと見える。彩花は「うわ、めっちゃ恥ずかしいんだけど…なんか、ドキドキするね」と、顔を赤くしながらもケラケラ笑った。
体育倉庫の薄暗い空間で、彩花の明るい笑い声と、彼女の無防備な姿を見ながら、僕たちは一緒にドキドキを共有した。彩花の指先がブルマの上を動くたびに、彼女の太ももが微かに震えて、体育の授業後の汗が染みた生地がほのかに湿っているのが分かる。グラビアの彩花を何度も思い出してひとりでしていた時の感覚が、目の前の彼女と重なり合い、頭がクラクラしてきた。
「ねえ、彩花…めっちゃドキドキする…」と、掠れた声で呟くと、彩花は「えー! 私もだよ! なんか変な感じ!」と、顔を赤くして笑った。彼女の明るい笑い声が、緊張を少しほぐしてくれたけど、僕の興奮は抑えきれなかった。彩花の無防備な姿と、彼女の笑顔が頭を支配して、ついに我慢できなくなった。
「あ…やばい、出そう…」と呟いた瞬間、身体がビクッと震えて、射精してしまった。白い液体が飛び散り、彩花のブルマにべっとりと付着する。紺色の生地に白く濁った跡が広がり、彩花は「うわー! またブルマにかけた! めっちゃ出てるんだけど!」と、顔を真っ赤にして叫んだ。その瞬間、彩花の身体がビクンと震え、彼女が小さく「んっ…」と声を漏らした。彼女の太ももが一瞬ピクピクと動き、ブルマの上からでも分かるくらい、股の部分に小さなシミが広がっていくのが見えた。体育の授業後の汗とは明らかに違う、ほのかに透けたシミが、彼女の興奮を物語っていた。
彩花は「うわ…何これ、めっちゃ恥ずかしい…」と、顔を真っ赤にして体育座りをしたまま動けなくなった。彼女は「立てない…恥ずかしすぎて…」と、顔を両手で覆いながら呟き、しばらくその場で固まってしまった。僕も射精後の脱力感と、彩花の反応に動揺して、しばらく言葉が出なかった。
「ねえ、彩花…ごめん、大丈夫?」と、ようやく声をかけると、彩花は「う、うん…大丈夫だけど…めっちゃ恥ずかしいんだから!」と、顔を赤くしたまま笑った。彼女の明るい笑顔に、緊張が解けて、青春の甘酸っぱさが胸いっぱいに広がった。
「じゃあ、片付け終わったら一緒に帰ろ! 早くズボン直してよ、恥ずかしいんだから!」と、彩花がようやく立ち上がり、いつもの元気な声で言って、倉庫を出て行った。彼女の後ろ姿を見ながら、さっきの時間が頭から離れず、体育の授業後の秘密の時間が、ますます特別なものになっていくのを感じていた。
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☝️当日券の案内がきていました✨追記しておきます✨
今年の春も、トランスジェンダー映画祭🏳️⚧️開催のお知らせがきていました✨嬉しいです。
❗️ 2025年3月7日(金)14時 〜 3月10日(月)16時までの、4日間に開催されるオンライン上映会です❗️
開催期間中、好きな時にURLにアクセスして、一時停止したりしながらゆっくり観れるオンライン上映会です。
(前売り通し券がお得ですが、複数みるのが大変だったりな場合には)「最も危険な年」をまずおすすめしたいです。その後に「メジャーさん」または「ノー・オーディナリ・マン」を、自分はおすすめしたいです。
上映会の情報が多くの人に届いてほしいです。
また、今回もトランスジェンダー映画祭🏳️⚧️とノーマルスクリーンの共同企画で、「あの夏のアダム」オンライン上映会も同期間に開催とのことです✨
主催者/公式アカウントからのお知らせ・blueskyポストは↓此方に。繋げます。
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2025-7月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さに��たり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「SNS」です◆
今月は参加者の皆様に「SNS」のお題でアンビグラムを制作していただいております。このお題自体が自然アンビグラムとなっておりますが参加者の皆さんはどんな言葉をひねり出してきたのでしょうか。ごゆるりとご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「六次の隔たり」 回転型:すざく氏
全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達…を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができる、という仮説。 かなり素直に対応付けできるのですね。色付きの部分は字画と装飾とで振動させる工夫ですね。

「今どうしてる?」 回転型:うら紙氏
Xの文字入力欄に書いてある言葉です。 筆書きっぽいペン形状が効果的です。特殊な文字送りですが読みやすいですね。

「投稿」 敷詰図地反転同一型: いとうさとし氏
SNSに自分の意見や情報を共有する行為。 矩形からのはみだしも、敷詰により吸収されています。「口」部分の塗り潰しがぴったりはまっています。

「ショート動画」 敷詰回転+鏡像型: 罅ワレ氏
短い時間で視聴できる動画コンテンツ。 pgg敷詰p4g同一型。「画」の一部が「動」になるように、シルエットにより読ませるように形を作っています。

「承認/欲求」 鏡像型:KSK ONE 氏
「他者から認められたい」という願望で、「尊敬・自尊の欲求」とも。 中央上部に消失点があるような字画作りが効果的で、歪んでいるのにも説得力がありますね。
「LINE(いと(糸))…」 回転共存型(フラクタル型):kawahar氏
LINEでのつながりは糸でつながっているかのように。 類義・対義語で3面共存型はすごいですね。45度回転ごとに見え方が切り替わっています。

「FF外から失礼します」 敷詰回転型:とりけとん氏
フォローもしてないしフォロワーでもない人に対して、意見や主張を失礼するという挨拶。 字画の先端のちょっとした遊びが可読性を高めるのに効果があります。青い鳥をはじめとして、いろいろなモチーフを盛り込んであって楽しいです。

「検索避け」 敷詰回転型:繋氏
余計な文字を入れたり伏せ字を使ったりして、検索されにくくしてネタバレ等を防ぐこと。 水平方向の字画が右下がりになるような設計ですが、しんにょうや「検」の右払いが自然になるように見せる効果がありますね。

「無断転載禁止」 回転型:かさかささぎ氏
著作権法上の原則であるが、その上で敢えて記される注意書き。 部分部分でみると不思議な文字になっていても全体の雰囲気で一発で読めます。袋文字も流石です。
「利用規約」 敷詰振動型:Σ氏
事業者が提供するサービスの、利用に関するルールを記載したもの。 「約⊃利」「規⊃用」に気づきつつ、その差分が同じ形であることに気付けるか。作字も魅力的でさすがです。

「銚子浜辺だに/Ameronothrus twitter」 「岩戸浜辺だに/Ameronothrus retweet」 回転共存型:兼吉共心堂氏
Twitter投稿がきっかけで発見された新種のダニの和名/学名。 共通部分が完全に切り分けられているのがよいですね。寄せ字的ではありますが、和名のほうが完全に読める文字になっていてすごいです。
「オモコロチャンネル」 図地反転型:あおやゆびぜい氏
株式会社バーグハンバーグバーグが運営するYouTubeチャンネル。 少しはみだしがあるのは惜しいですが可読性が高く素晴らしい作品ですね。「ン」がこれで読めてしまうのがすごいですね。

「略語の多様化」 回転型:.38氏
コミュニケーションの効率化のためいろいろな略語が増えています。 それぞれの文字が可読性が高いですね。対応付けしやすい良い言葉が見つかりました。

「ネットミー��」 敷詰回転型:つーさま!氏
インターネットを通じて人から人へ広がってゆく文化・行動。 p6敷詰p6m同一型。鏡映面を作るために、形状と配置をうまく見つけ出しています。

「拡散希望」 回転型:lszk氏
「この情報を多くの人に知らせて欲しい」 ということを意図したメッセージ。 ♡等のモチーフが生かされていますね。対応付けの仕方も面白いです。

「拡散希望」 回転型:螺旋氏
やりすぎると嫌悪感を与えることも。 こちらは環状配置です。字画を色分けしているところ、重なりにも分割にも見えるのを利用していますね。

「壁打ち」 敷詰回転+鏡像型:douse氏
フォロー・フォロワーがないアカウントで独り言をつぶやくこと。 鏡映2回で斜めの対称性が表れます。「辟」は\対象であるのに気づいていませんでした。自然な字形で素晴らしいです。
「黒歴史」 敷詰鏡像型:ぺんぺん草氏
人には言えないような、過去の恥ずかしい言動や出来事、前歴など。 各文字がうまい具合に敷詰鏡像になるのですね。「*」にいろんなものが潜んでいそうです。

「病み垢」 回転型:douse氏
他人には決して言えないネガティブな感情や思考をつぶやくアカウント。 書体に「病んでる」感があってよいですね。ループ状の部分で解釈を揺らしています。

「匂わせ」 回転型:てるだよ氏
発言や行動の裏側に何かを感じさせたいことがあるときの行為。 とても自然に対応付けできる言葉の発見です。角の内側の丸め処理の有無など、細かい調整も好印象です。

「無責任量産型批判bot」 敷詰回転型:超階乗氏
最近のXの批判は内容が一緒で無責任である、という様をあらわした作者による文字列生成。 低解像度であるがゆえ読める面白さがあります。ドット表現にさらにぼかしも入っているのがよいのでしょうね。

「愚痴垢」 敷詰鏡像型:douse氏
主に裏アカウントの一つで、愚痴を言うためのもの。 斜め映進は嚙み合わせ部分が難しそうだと思うのですが、良い素材をすごい作者が��理するときれいにまとまるものですね。素晴らしいです。

「依存症」 振動型:Jinanbou氏
特定の行動をやめたくてもやめられない状態。 3面振動型。じっくり見ると確かに全部同じ形ですが、パッと見るとなぜか読めてしまいますね。下線部を長くして、下線付きの文字に見せる効果もありそうです。

「情報漏洩/誹謗中傷」 敷詰図地反転共存型: いとうさとし氏
SNS上でのトラブルには気を付けましょう。 4文字同士の図地反転ですが、区切りが半文字ずれているアクロバティックな対応付けです。いつもどおり読みやすいです。

「粗製濫造」 旋回型×2:T.A.氏
粗悪な品をむやみにつくること。スパム垢が蔓延っています。 すべての文字にわたって読みやすさに驚きました。文字が大きめでもドット表現が随所で効いているようです。
「集中砲火/同調圧力」 回転共存型:ちくわああ氏
同調圧力による集中砲火がたびたび問題になっています。 タイポグラフィとしても面白く、読みやすいですね。文字の拾い方も変わりますが、文字の配置だけで自然に切り替えています。

「炎上マーケティング」 回転型:lszk氏
意図的な炎上で世間に注目させることで知名度を伸ばすというマーケティング手法。 図形の繰り返しもあり、図案としてまとまっていてよいですね。両端が「:」で挟んであると、何度も繰り返されそうに思えてきます。

「発信者情報開示請求」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
インターネット上で誹謗中傷や名誉毀損を受けた場合、発信者の情報をプロバイダに開示する制度に則り、開示請求ができます。 一目で読める可読性がすばらしいです。どの対応付けもじっくり見てしまいますね。

「Z世代のSNS離れ」 敷詰回転型:オルドビス紀氏
Z世代はYouTube,Instagramの利用が減っている、というデータもあります。 「Z世代の」は小さく環状配置で文字組に工夫がありますね。いつもどおりのステキな作字です。
最後に私の作品を。
「六次の隔たり」 敷詰回転型:igatoxin
p3→p6。月刊アンビグラムに掲載された作家の皆様は「igatoxin数」1です。
お題 SNS のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
次回は記念すべき通算100号となります。
そこでお題は「記念」といたします。作者が自由に記念というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は7/31、発行は8/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
2025年 1月{フリー} 2月{記憶} 3月{春} 4月{キッチン} 5月{対語} 6月{能力} 7月{SNS} 8月{記念} 9月{}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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Igusa Matsuyama Interview #2 Original Japanese correspondence
Below is our original e-mail correspondence with Igusa Matsuyama in Japanese. This is provided for the benefit of Japanese readers and fans wishing to translate Igusa Matsuyama’s words on their own. The text is presented mostly as-is, though Tumblr ate some elements like emoji. Sorry about that.
If you missed our English translation yesterday, you can find it here:
Ranch Story の皆様へお待たせいたしました。まずは質問の答えを順番にお返事しますね。
Anonymous asks: 牧場物語幸せの詩の女神様とリオンはどのような関係ですか?
リオンは確か妖精という扱いだったと思います。
女神さまと接点があるかどうかは、私もちょっとわかりません。ごめんなさい。
Tomato asks: 牧場物語ワンダフルライフforガールの主人公の衣装なんですが、I love Kumaのコーデを見ると、Mezzo Pianoというレディースアパレルブランドを思い出しますが、どこからインスピレーションを受けましたか?
春らしい色合いにしよう!と思っていただけだったと記憶しています。(それぞれ春夏秋冬のイメージで作っていました。)いろいろなイベントが予定されていたダーちゃんが、ほとんど活躍しないと知って、せめてマスコット的存在をアピールできればと、シャツのデザインに入れました。
Pansy Asks: まつやまさまがもし、制限無しという条件で、自分の牧場物語の作品を作る機会があれば、どのよう作品にすると思いますか?
私は犬が大好きなので、犬だらけの世界が舞台の牧場物語を作ってみたいですね。
おそらく、叶わない夢ですが。
Anonymous asks: 牧場物語は昔からあるゲームで、時間が経つほど大きく変わりますね。昔のベーシックなデザインと、最近の密度が高いデザイン、どちらの方が作るのが難しいですか?
昔はゲーム上では再現できないことが、とても多かったです。
髪型や服装に関しても、色数や模様の制限などがありました。その制約の中でやりくりするのは難しかったですが、同時に楽しかったです。
最近はその逆で、ほぼそういった制限なくデザインできるようになりました。そして昔とは違って、模様や飾りのようなパーツを増やして欲しいと頼まれます。
��だ、欲張りすぎると、イラストの作成を頼まれた際にとても苦労します。どちらもそれぞれに難しさがあるなと思っています。
Anonymous asks: まつやまさまのイラストのおかげで、牧場物語がすてきなゲームになったと思います。 まつやまさまからすごく刺激を受けています! 牧場物語のキャラクターで、ワンダフルライフのロックが1番好きです。 21年前のロックのデザインと、リメークしたロックのデザイン、インスピレーションはどこからきたか教えていただければ嬉しいです!
遊び人風の青年とのことだったので、なんとなくああいうデザインになりました。リメイク版では元のイメージはあまり変えずに、更に遊ぶのが大好きな人に見えるよう、服をゆったりめにしました。日本のスタッフの中にも元のロックらしさを好きな人がいて、私もなるべく変えたくなかったので、お互い意見を交換しながらあのようなリメイクになりました。
Jerome asks: Special Comicの130ページに、そこ以外見たいことのないスーパーファミコンのキャラクターが出場すると思うんですが、全身のキャラデザインが気になっていまして、Marvelousかまつやまがなもし立ち絵などまだ手元にあれば、見せていただけないでしょうか? 彼らについて何か教えていただけることがあれば聞きたいです https://i.imgur.com/Sh5nvqm.png
ニーナの両親、エレンのお母さん、アンのお父さん、マリアの両親(町長夫妻)など、全員スーパーファミコン版の『牧場物語』に登場するキャラクターたちです。
スーパーファミコン時代のイラストは、ただいま行方不明になっておりまして・・・ごめんなさい。
Raven Bloom, Ryan, and Moth ask: 原作の牧場物語ワンダフルライフのマシューは、若い時のBruce Campbellという有名なアメリカ人の俳優に似ていて、いいなと思っていたのですが、まつやまさまはリメークした男性結婚候補はどのように思われていますか?もともと結婚候補じゃなかった男性たちがそうなった時、どう思われましたか? https://i.imgur.com/FAQGmOz.jpeg
マシューは、日本の『ワンダフルライフ』での名前はマッシュとなっております。この名前を初めて聞いた時、真っ先に浮かんだのが『EVIL DEAD』シリーズの主人公であるアッシュ。
そう、ブルース・キャンベルさんをイメージしてデザインしました。
私は今も、ブルース・キャンベルさんが大好きです。
最初の『ワンダフルライフ』制作当初は、女性主人公のバージョンは作らないと聞いていたので、彼は恋愛対象ではなく個性的なキャラクターとしてデザインしていました。
リメイク版では男性結婚候補として登場することが分かった状態での再デザインだったので、幅広く好かれるようなデザインに変更しました。
懐かしさ以上に、パワーアップした新作として楽しんでいただければ嬉しいです。
Salmon Axe and Anonymous ask: 個人的にドラえもん版の牧場物語が大好きなんですが、将来牧場物語以外で、コラボでも、イラストを担当してみたいなと思う作品がありますか?ゲストアーティストとして出たいなと思う作品はありますか?(もしかしてポケモンとか?)
『ドラえもん』の漫画は、子供時代から大好きです!
ゲストアーティストをやりたいか?と言われれば・・・ゲストではなくメインの仕事の方がありがたいので、特にないです。『Fallout』『Far Cry』『Border Lands』など、プライベートではいろんなゲームを楽しんでます。
Anonymous asks: 噂のワンタタンの隠されている顔なんですが、着ぐるみなしのデザインはあったりしますか?
ワンタタンはワンタタンという生き物だと思いながらデザインしたので、着ぐるみなしのデザインはありません。
Idris asks: まつやまさまが流行に敏感で、今のデザインは昔のと大きく変わったように感じます。牧場物語の新しい作品で、昔みたいなベーシックなデザインを使おうと思われたことありますか? まつやまさま的に自分のデザインの魅力はなんだと思われますか?
『牧場物語』の仕事におけるデザインのこだわりは、作品内容に合った頭身と雰囲気のキャラクター作りだと思っています。まずクライアントの希望を聞いて、それに沿ったデザインを考えます。
最近はゲーム内のビジュアルも豪華になってきたので、なかなか頭身の低いキャラクターが登場できないですね。
私にとってデザインのこだわりは「遊び心」でしょうか。
綺麗やかっこいいというものよりも、親しみやすかったり楽しかったり、そんなキャラクターを生み出すことに喜びを感じています。
MacGyver asks: わださまが前に一番最初に出たスーパーファミコンの牧場物語の開発がどれほどケオスだったかの話し聞いた事あるのですが、まつやまさまはあの時の思い出話はありますか?
今となっては、笑い話ですが・・・どこまで話していいのか分からないので、ご容赦ください。
あの時、和田さんがいなかったら、『牧場物語』シリーズは生まれなかったと思います。
Toyherb asks: 牛のデザインが豊かになりましたね。 どれを描くのが1番楽しいですか?
私は子供の頃から、動物の絵を描くのが大好きでした。
なので、どの牛の絵も大好きですよ。
描きやすいのは鼻の大きな牛ですけどね。
Anonymous asks: 主人公と異性のキャラクターデザインは、描いたけど最終的に使われなかったのはありますか? 例えば、牧場物語3・牧場物語シュガー村とみんなの願いの女性版の主人公とか、牧場物語ワンダフルライフまで、ノンバイナリーの主人公などです。 よろしければ、その絵も見せていただけたらすごく嬉しいです!
ボツになったデザインは山ほどありますが、設定自体がボツになったようなキャラクターは、特になかったように記憶しています。(後述の親指姫を除きます。)
Koharu asks: スーパーファミコンのエレンが牧場物語2に出たように、他の作品に出るつもりだったスーパーファミコンのキャラクターはありますか? 例えばですが、牧場物語2のマリーは髪の毛が黒ですが、青色のマリーが載ってるマガジンも見たことあります。 もともとスーパーファミコンのマリーが64に登場するつもりだったのかなと思って、聞いてみました!
他の作品のキャラクターを登場させるなど、シナリオや設定を作る立場にはないので、私にはわからないです。でも昔のキャラが登場したら、私も楽しいなと思います!
Bunbun asks: 最近発表されたクレアのねんどろいどがすごく楽しみです! 牧場物語2のキャラクターのねんどろいども出たらいいなと思います。 まつやまさまのブログに、フィグアよく見かけますが、自分がデザインしたキャラクターをうちのコレクションに入れるのはどんな気持ちですか? クレアの他に、このキャラクターがフィギュアになれたらいいなと思うキャラクターはありますか?
クレアのねんどろいど!
私もとても楽しみにしているんですが、いつ発売されるのでしょうね?
可能であれば、ぜひワンタタンをお願いしたいです。
Chickee asks: 牧場物語2の噂の紫色の髪の毛のお姫さまなんですが、最終的に登場はしなかったけど、もしかしてまつやまさまがそのキャラクターをデザインしましたか?
おそらく「親指姫」だと思います。
とても小さなキャラじゃなかったですか?
一応デザインはしたものの、最終的には登場しませんでした。『牧場物語2』のキャラクターといえば、ペットに亀を入れて欲しいと無理なお願いをしたのですが、最終的には置物として登場。
『ワンダフルライフ』の際に、再度お願いしてスカーフ付きのリクガメをデザインしたのですが、ペットにはなれなかったものの池のそばを歩く野生の亀として登場しました。
いつかゲーム中で、カメをペットとして飼える日が来て欲しいものです。
Emery Flower 147 asks: 牧場物語ワンダフルライフの女性たち3人がチームを組んでいて、ムームーが銃声を持っていたりするマンガが目に入って、オーマイガー!!と思いましたが、他に誰かチームを組んでかっこよく活動しそうなキャラクターはありますか?
『ミネラルタウンのなかまたち』の攻略本の時には、ポプリ、マリー、ラン、エリィ、カレンの5人をコロボックルにして活躍してもらいました。あとは
ピート(昔の男主人公)とサラ(ゲームボーイ版の女主人公)、そしてクレアの3人は、攻略本の時に好き勝手に描きました。かっこいいかどうかはわかりませんが、この3人を動かすのは楽しかったです。
Ixur asks: 私が住んでいる地域で、牧場物語 オリーブタウンと希望の大地のキャラクターの多く、例えばベス、みさき、クレメンス、ラーシュ が結構人気です。 それ、まつやまさま、Marvelousも認識していることですか?
マーベラスとはそういったお話をあまりしないので、先方が認識しているかは知りません。私はSNSをやっていないので、どのキャラが人気なのかは知りませんでした。でも、どのキャラでも気に入っていただけるのはとても嬉しいです。ラーシュのシャツの模様は私の愛犬がモデルなので、彼のシャツも気に入ってもらえると更に嬉しいです。
Anonymous asks: まつやまさまがデザインしたキャラクターをコスプレされるのはどんな気持ちですか?
とても嬉しいです!私は裁縫がとても苦手なので、自分で服を作ってしまう人を尊敬しています。私がデザインした服を実際に作ってもらえるなんてとても光栄ですし、皆さんがキャラクターを演じて楽しむのも素敵だと思います。
Afro Fae asks: キャラクターデザインする時に、色選びはどうやってしてますか? 色の雰囲気をキャラクターの性格に合わせるか、なんとく選んでいますか?
クライアントからイメージカラーを伝えられた時は、それを意識してデザインします。こんな色の方が似合うのでは?と思った時は、こちらから提案することもあります。遠く��ら見てすぐにどのキャラかわかるように、色もそれぞれに特徴が出るよう気をつけています。ただ、家族などは逆に共通のカラーを入れたりして、まとまりを持たせたりする時もあります。
また質問に答えてくださるのは本当に嬉しいです。 何を聞けばいいか分からないけど、とにかくまつやまさまの絵が好きだ!!と言っているファンたちもいて、それも伝えたかったです。 今までデザインしたキャラクターが好きだし、これから制作するデザインもお楽しみにしています!!
こちらこそ、本当にありがとうございます。皆様に喜んでいただけるのが、なによりも嬉しいです!感謝のイラストを添付しました。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まつやまいぐさ

#牧場物語#harvest moon#story of seasons#it's literally just copy+paste from the e-mail so if there's anything weird... sorry about that!
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Scan and transcription of the Persona 3 part of Newtype Magazine May 2015

物語は、続く
「PERSONA3 THE MOVIE #3
Falling Down」
●新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開中
●第1章、第2章BD&DVD発売中(アニプレックス)
WEB▶http://www.p3m.jp/
Twitter▶@P3movie
illustrated by KENTO TOYA
finished by SAORI GODA
text by HITOMI WADA
©ATLUS ©SEGA 劇場版「ペルソナ3」製作委員会
STORY NOTES
修学旅行中に某キャラクターが繰り出す絶望の叫び「バカにするなぁぁぁぁ(涙)」。「このシーンは、第3章の中で極めて異色なシーンになっています。必見です!」(足立)
結城 理
4月に月光館学園高等部へ転入してきた高校2年生。影時間に行動ができるペルソナ使い。仲間を失い、その精神に変化が訪れはじめる
理演じる石田彰の演技にも注目
影時間-それは一日と一日のはざまにある隠された時間。あらゆる生物が棺の形に“象徴化”してしまうその時間のなかで、主人公たち特別課外活動部は、きずなを結び、深め、進んできた。そして、季節は秋を迎え、特別課外活動部の戦いにも終わりが近づこうとしていた。
「第1章で、ほんの少しだけ笑うことができるようになった主人公の理。第2章では、夏休みという青春の時間を過ごして、けれども、最後にはとても悲しい結末を迎えました。そして、第3章です。ここでまた、理は新たな出会いと別れを体験することになります」
現在全国ロードショー中の劇場版「ペルソナ3」第3章の展開について、足立和紀プロデューサーが語る。
「第3章は、かなりダウナーに物語が始まっていきますが、キーパーソンとなるのは、謎の転校生として現われる新キャラクター・望月綾時。理と綾時が紡ぐドラマは、この作品の大きな見どころになっていきますので、ぜひご注目ください。アニメという手法上、原作にはなかった2人の会話の流れもありますので、原作ファンにとっても必見だと思いま すよ」
第1章は秋田谷典昭、第2章は田口智久を監督に配して描いてきた本シリーズ。第3章は「刀語」「ヨルムンガンド」などの元永慶太郎が手が けている。
「第1章、第2章は、比較的若手の監督でしたので、その若さを武器にチャレンジングな演出もいろいろ模索していただいたと思っていますが、元永監督は大ベテランですので、とてもていねいかつ重厚な演出を施されたなと思っています。バトルシーンもかなり見ごたえがありまして、画コンテを拝見して『さすがだなあ!』とうならされてしまいました。各章ごとに監督を変えているのは、第一にはあまりお待たせせず公開していけるようにしたかったからなのですが、それぞれの監督の個性がぶつかり合うことで、フィルムをさらに上のステージにもっていけている、というのは想定以上に大きな効果だったと思っています」
そして、主人公役・石田彰も監督たちのクリエイティビティに的確にこたえつづける。
「第3章ならではの現場エピソードとしていちばん思い出されるのは、やはりアフレコ現場での石田彰さんの活躍ぶり。ゲームではプレイヤーキャラである主人公は、ほとんどしゃべらないですが、アニメの結城理はしゃべるのでそれが毎章新鮮なんじるキャラ同士の芝居のつくり方など、まさに脱帽でした」
あるものは仲間や家族の死と向き合い、あるものは守るべきものに気づき、また、あるものは自分のこれまでの戦いの意味に葛藤する。理とその仲間たちのきずなの物語の行方を見届けたい。
「原作ゲームの発売から来年で10年という月日がたとうとしていますが、ファンの皆さんの熱量はまったく変わらず、そのご期待にこたえるためにここまでやってきました。でも逆に、ゲームをプレイしたことがない人でも、映画を入り口に『ペルソナ3』のファンになっていただけることもあって、それもとてもうれしいことで。第3章は、まさに今、公綸直後です。ご興味をもっていただけたなら、今からでもDVDなどで第1章からお楽しみいただけたら幸いです」
別れ、そして新たな出会いが導く物語

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「お化けの棲家」に登場したお化け。
1、骨女〔ほねおんな〕 鳥山石燕の「今昔画 図続百鬼』に骨だけ の女として描かれ、 【これは御伽ぼうこうに見えたる年ふる女の骸骨、牡丹の灯籠を携へ、人間の交をなせし形にして、もとは剪灯新話のうちに牡丹灯記とてあり】と記されている。石燕が描いた骨女 は、「伽婢子」「牡丹灯籠」に出てくる女つゆの亡霊、弥子(三遊亭円朝の「怪談牡丹灯 籠」ではお露にあたる)のことをいっている。これとは別物だと思うが、「東北怪談の旅」にも骨女という妖怪がある。 安永7年~8年(1778年~1779年)の青森に現れたもので、盆の晩、骸骨女がカタリカタリと音をたてて町中を歩いたという。この骨女は、生前は醜いといわれていたが、 死んでからの骸骨の容姿が優れているので、 人々に見せるために出歩くのだという。魚の骨をしゃぶることを好み、高僧に出会うと崩れ落ちてしまうという。 「鳥山石燕 画図百鬼夜行」高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 「東北怪談の旅」山田 野理夫
2、堀田様のお人形
以下の話が伝わっている。 「佐賀町に堀田様の下屋敷があって、うちの先祖はそこの出入りだったの。それで、先代のおばあさんが堀田様から“金太郎”の人形を拝領になって「赤ちゃん、赤ちゃん」といわれていたんだけど、この人形に魂が入っちゃって。関東大震災のとき、人形と一緒に逃げたら箱の中であちこちぶつけてこぶができたから、修復してもらうのに鼠屋っていう人形師に預けたんだけど少しすると修復されずに返ってきた。聞くと「夜になると人形が夜泣きしてまずいんです」と言われた。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収)
3、ハサミの付喪神(つくもがみ)
九十九神とも表記される。室町時代に描かれた「付喪神絵巻」には、「陰陽雑記云器物百年を経て化して精霊を得てよく人を訛かす、是を付喪神と号といへり」 という巻頭の文がある。 煤祓いで捨てられた器物が妖怪となり、物を粗末に扱う人間に対して仕返しをするという内容だ が、古来日本では、器物も歳月を経ると、怪しい能力を持つと考えられていた。 民俗資料にも擂り粉木(すりこぎ)や杓文字、枕や蒲団といった器物や道具が化けた話しがある。それらは付喪神とよばれていないが、基本的な考え方は「付喪神絵巻」にあるようなことと同じで あろう。 (吉川観方『絵画に見えたる妖怪』)
4、五徳猫(ごとくねこ) 五徳猫は鳥山石燕「画図百器徒然袋」に尾が2つに分かれた猫又の姿として描かれており、「七徳の舞をふたつわすれて、五徳の官者と言いしためしも あれば、この猫もいかなることをか忘れけんと、夢の中におもひぬ」とある。鳥山石燕「画図百器徒然袋」の解説によれば、その姿は室町期の伝・土佐光信画「百鬼夜行絵巻」に描かれた五徳猫を頭に 乗せた妖怪をモデルとし、内容は「徒然袋」にある「平家物語」の 作者といわれる信濃前司行長にまつわる話をもとにしているとある。行長は学識ある人物だったが、七徳の舞という、唐の太宗の武の七徳に基づく舞のうち、2つを忘れてしまったために、五徳の冠者のあだ名がつけられた。そのため、世に嫌気がさし、隠れて生活するようになったという。五徳猫はこのエピソードと、囲炉裏にある五徳(薬缶などを載せる台)を引っ掛けて創作された 妖怪なのであろう。ちなみに土佐光信画「百鬼夜行絵巻」に描かれている妖怪は、手には火吹き 竹を持っているが、猫の妖怪ではなさそうである。 ( 高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕画図百鬼夜行』)→鳥山石燕『百器徒然袋』より 「五徳猫」
5、のっぺらぼー 設置予定場所:梅の井 柳�� 永代の辺りで人魂を見たという古老の話しです。その他にも、背中からおんぶされて、みたら三つ目 小僧だったり、渋沢倉庫の横の河岸の辺りでのっぺらぼーを見たという話しが残っています。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収) のっぺらぼーは、顔になにもない卵のような顔の妖怪。特に小泉八雲『怪談』にある、ムジナの話が良く知られている。ある男が東京赤坂の紀国坂で目鼻口のない女に出会い、驚き逃げて蕎麦 屋台の主人に話すと、その顔も同じだったという話。その顔も同じだったという話。
6、アマビエアマビエ 弘化3年(1846年) 4月中旬と記 された瓦版に書かれているもの。 肥後国(熊本県)の海中に毎夜光るものが あるので、ある役人が行ってみたところ、ア マビエと名乗る化け物が現れて、「当年��り はやりやまいはや 6ヵ月は豊作となるが、もし流行病が流行ったら人々に私の写しを見せるように」といって、再び海中に没したという。この瓦版には、髪の毛が長く、くちばしを持った人魚のようなアマビエの姿が描かれ、肥後の役人が写したとある。 湯本豪一の「明治妖怪新聞」によれば、アマピエはアマピコのことではないかという。 アマピコは瓦版や絵入り新聞に見える妖怪で、 あま彦、天彦、天日子などと書かれる。件やクダ部、神社姫といった、病気や豊凶の予言をし、その絵姿を持っていれば難から逃れられるという妖怪とほぼ同じものといえる。 アマビコの記事を別の瓦版に写す際、間違 えてアマビエと記してしまったのだというのが湯本説である。 『明治妖怪新聞」湯本豪一「『妖怪展 現代に 蘇る百鬼夜行』川崎市市民ミュージアム編
7、かさばけ(傘お化け) 設置予定場所:多田屋の入口作品です。 一つ目あるいは、二つ目がついた傘から2本の腕が伸び、一本足でピョンピョン跳ねまわる傘の化け物とされる。よく知られた妖怪のわりには戯画などに見えるくらいで、実際に現れたなどの記録はないようである。(阿部主計『妖怪学入門』)歌川芳員「百種怪談妖物双六」に描 かれている傘の妖怪「一本足」
8、猫股(ねこまた) 猫股は化け猫で、尻尾が二股になるまで、齢を経た猫 で、さまざまな怪しいふるまいをすると恐れられた。人をあざむき、人を食らうともいわれる。飼い猫が年をとり、猫股になるため、猫を長く飼うもので はないとか、齢を経た飼い猫は家を離れて山に入り、猫股 になるなどと、各地に俗信がある。 このような猫の持つ妖力から、歌舞伎ではお騒動と化け猫をからめて「猫騒動もの」のジャンルがあり、
「岡崎の猫」「鍋島の猫」「有馬の猫」が三代化け猫とされる。
9、毛羽毛現(けうけげん) 設置予定場所:相模屋の庭 鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に毛むくじゃらの妖怪として描かれた もので、 「毛羽毛現は惣身に毛生ひたる事毛女のごとくなればかくいふ か。或いは希有希現とかきて、ある事まれに、見る事まれなれば なりとぞ」とある。毛女とは中国の仙女のことで、華陰の山中(中国陝西省陰県の西 獄華山)に住み、自ら語るところによると、もともとは秦が亡んだため 山に逃げ込んだ。そのとき、谷春という道士に出会い、松葉を食すことを教わって、遂に寒さも飢えも感じなくなり、身は空を飛ぶほど軽くなった。すでに170余年経つなどと「列仙伝」にある。この毛羽毛現は家の周辺でじめじめした場所に現れる妖怪とされるが、実際は石燕の創作妖 怪のようである。 (高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』→鳥山石燕「今昔百鬼 拾遺」より「毛羽毛現」
10、河童(かっぱ) 設置予定場所:猪牙船 ◇ 河童(『耳袋』) 江戸時代、仙台藩の蔵屋敷に近い仙台堀には河童が出たと言われています。これは、子どもたちが、 なんの前触れもなく掘割におちてしまう事が続き探索したところ、泥の中から河童が出てきたというも のです。その河童は、仙台藩の人により塩漬けにして屋敷に保管したそうです。 ◇ 河童、深川で捕獲される「河童・川太郎図」/国立歴史民俗博物館蔵 深川木場で捕獲された河童。河童は川や沼を住処とする妖怪で、人を水中に引き込む等の悪事を働く 反面、水の恵みをもたらす霊力の持ち主として畏怖されていた ◇ 河童の伝説(『江戸深川情緒の研究』) 安永年間(1772~1781) 深川入船町であった話しです。ある男が水浴びをしていると、河童がその男 を捕えようとしました。しかし、男はとても強力だったので逆に河童を捕えて陸に引き上げ三十三間堂の前で殴り殺そうとしたところ、通りかかった人々が河童を助けました。それ以来、深川では河童が人 間を捕らなくなったといいます。→妖怪画で知られる鳥山石燕による河童
11、白容商〔しろうねり〕
鳥山石燕「画図百器 徒然袋」に描かれ、【白うるりは徒然のならいなるよし。この白うねりはふるき布巾のばけたるものなれども、外にならいもやはべると、夢のうちにおもひぬ】 と解説されている。白うるりとは、吉田兼好の『徒然草」第六十段に登場する、 芋頭(いもがしら)が異常に好きな坊主のあだ名である。 この白うるりという名前に倣って、布雑巾 の化けたものを白容裔(しろうねり)と名づけたといっているので、つまりは石燕の創作妖怪であろう。古い雑巾などが化けて人を襲う、などの説 明がされることがあるが、これは山田野理夫 の『東北怪談の旅』にある古雑巾の妖怪を白 容裔の話として使ったにすぎない。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編
12、轆轤首〔ろくろくび〕
抜け首、飛頭蛮とも つな いう。身体から首が完全に分離して活動する ものと、細紐のような首で身体と頭が繋がっているものの二形態があるようである。 日本の文献には江戸時代から多くみえはじ め、『古今百物語評判』『太平百物語』『新説 百物語」などの怪談集や、『甲子夜話』『耳 囊」「北窓瑣談」「蕉斎筆記』『閑田耕筆』と いった随筆の他、石燕の『画図百鬼夜行」に 代表される妖怪画にも多く描かれた。 一般的な轆轤首の話としては、夜中に首が 抜け出たところを誰かに目撃されたとする内 容がほとんどで、下働きの女や遊女、女房、 娘などと女性である場合が多い。 男の轆轤首は「蕉斎筆記』にみえる。 ある夜、増上寺の和尚の胸の辺りに人の 首が来たので、そのまま取って投げつけると、 どこかへいってしまった。翌朝、気分が悪いと訴えて寝ていた下総出 身の下働きの男が、昼過ぎに起き出して、和 尚に暇を乞うた。わけ その理由を問えば、「昨夜お部屋に首が参りませんでしたか」と妙なことを訊く。確か に来たと答えると、「私には抜け首の病があります。昨日、手水鉢に水を入れるのが遅い とお叱りを受けましたが、そんなにお叱りに なることもないのにと思っていると、 夜中に首が抜けてしまったのです」 といって、これ以上は奉公に差支えがあるからと里に帰って しまった。 下総国にはこの病が多いそうだと、 「蕉斎筆記』は記している。 轆轤首を飛頭蛮と表記する文献があるが、 これはもともと中国由来のものである。「和漢三才図会』では、『三才図会」「南方異 物誌」「太平広記」「搜神記』といった中国の 書籍を引いて、飛頭蛮が大闍波国(ジャワ) や嶺南(広東、広西、ベトナム)、竜城(熱 洞省朝陽県の西南の地)の西南に出没したことを述べている。昼間は人間と変わらないが、夜になると首 が分離し、耳を翼にして飛び回る。虫、蟹、 ミミズなどを捕食して、朝になると元通りの 身体になる。この種族は首の周囲に赤い糸のような傷跡がある、などの特徴を記している。中国南部や東南アジアには、古くから首だけの妖怪が伝わっており、マレーシアのポン ティアナやペナンガルなどは、現在でもその 存在が信じられている。 日本の轆轤首は、こうした中国、東南アジ アの妖怪がその原型になっているようである。 また、離魂病とでもいうのだろうか、睡眠中に魂が抜け出てしまう��異譚がある。例えば「曽呂利物語」に「女の妄念迷い歩 <事」という話がある。ある女の魂が睡眠中に身体から抜け出て、 野外で鶏になったり女の首になったりしているところを旅人に目撃される。旅人は刀を抜いてその首を追いかけていく と、首はある家に入っていく。すると、その家から女房らしき声が聞こえ、 「ああ恐ろしい夢を見た。刀を抜いた男が追 いかけてきて、家まで逃げてきたところで目 が醒めた」などといっていたという話である。これの類話は現代の民俗資料にも見え、抜け出た魂は火の玉や首となって目撃されている。先に紹介した「蕉斎筆記』の男の轆轤首 も、これと同じように遊離する魂ということ で説明ができるだろう。 轆轤首という妖怪は、中国や東南アジア由 来の首の妖怪や、離魂病の怪異譚、見世物に 出た作りものの轆轤首などが影響しあって、 日本独自の妖怪となっていったようである。 【和漢三才図会』寺島良安編・島田勇雄・竹 島淳夫・樋口元巳訳注 『江戸怪談集(中)』 高田衛編/校注『妖異博物館』柴田宵曲 『随筆辞典奇談異聞編」柴田宵曲編 『日本 怪談集 妖怪篇』今野円輔編著 『大語園』巌谷小波編
13、加牟波理入道〔がんばりにゅうどう〕
雁婆梨入道、眼張入道とも書く。便所の妖怪。 鳥山石燕の「画図百鬼夜行」には、便所の台があるよう 脇で口から鳥を吐く入道姿の妖怪として描かれており、【大晦日の夜、厠にゆきて「がんばり入道郭公」と唱ふれば、妖怪を見さるよし、世俗のしる所也。もろこしにては厠 神名を郭登といへり。これ遊天飛騎大殺将軍 とて、人に禍福をあたふと云。郭登郭公同日 は龕のの談なるべし】と解説されている。 松浦静山の『甲子夜話」では雁婆梨入道という字を当て、厠でこの名を唱えると下から入道の頭が現れ、 その頭を取って左の袖に入れてまたとりだすと 頭は小判に変化するなどの記述がある。 「がんばり入道ホトトギス」と唱えると怪異 にあわないというのは、江戸時代にいわれた 俗信だが、この呪文はよい効果を生む(前述 ことわざわざわい ●小判を得る話を含め)場合と、禍をよぶ 場合があるようで、「諺苑」には、大晦日に この話を思い出せば不祥なりと書かれている。 また、石燕は郭公と書いてホトトギスと読ませているが、これは江戸時代では郭公とホト トギスが混同されていたことによる。 ホトトギスと便所との関係は中国由来のようで、「荊楚歲時記』にその記述が見える。 ホトトギスの初鳴きを一番最初に聞いたもの は別離することになるとか、その声を真似すると吐血するなどといったことが記されており、厠に入ってこの声を聞くと、不祥事が起 こるとある。これを避けるには、犬の声を出 して答えればよいとあるが、なぜかこの部分 だけは日本では広まらなかったようである。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 『江戸文学俗信辞典』 石川一郎編『史実と伝説の間」李家正文
14、三つ目小僧
顔に三つの目を持つ童子姿の妖怪。 長野県東筑摩郡教育委員会による調査資料に名は見られるが、資料中には名前があるのみ で解説は無く、どのような妖怪かは詳細に語られていない。 東京の下谷にあった高厳寺という寺では、タヌキが三つ目小僧に化けて現れたという。このタヌ キは本来、百年以上前の修行熱心な和尚が境内に住まわせて寵愛していたために寺に住みついたものだが、それ以来、寺を汚したり荒らしたりする者に対しては妖怪となって現れるようになり、体の大きさを変えたり提灯を明滅させて人を脅したり、人を溝に放り込んだりしたので、人はこれ を高厳寺小僧と呼んで恐れたという。困った寺は、このタヌキを小僧稲荷として境内に祀った。この寺は現存せず、小僧稲荷は巣鴨町に移転している。 また、本所七不思議の一つ・置行堀の近くに住んでいたタヌキが三つ目小僧に化けて人を脅したという言い伝えもある。日野巌・日野綏彦 著「日本妖怪変化語彙」、村上健司校訂 編『動物妖怪譚』 下、中央公論新社〈中公文庫〉、2006年、301頁。 佐藤隆三『江戸伝説』坂本書店、1926年、79-81頁。 『江戸伝説』、147-148頁。
15、双頭の蛇 設置予定場所:水茶屋 「兎園小説」には、「両頭蛇」として以下の内容が著してある。 「文政7年(1824)11月24日、本所竪川通りの町方掛り浚場所で、卯之助という男性 が両頭の蛇を捕まえた。長さは3尺あったという。」
文政7年(1824)11月24日、一の橋より二十町程東よりの川(竪川、現墨田区)で、三尺程の 「両頭之蛇」がかかったと言う話です。詳細な図解が示されています。 (曲亭馬琴「兎園小説」所収『兎園小説』(屋代弘賢編『弘賢随筆』所収) 滝沢馬��他編 文政8年(1825) 国立公文書館蔵
16、深川心行寺の泣き茶釜
文福茶釜は「狸」が茶釜に化けて、和尚に恩返しをする昔話でよく知られています。群馬県館林の茂 林寺の話が有名ですが、深川2丁目の心行寺にも文福茶釜が存在したといいます。『新撰東京名所図会』 の心行寺の記述には「什宝には、狩野春湖筆涅槃像一幅 ―及び文福茶釜(泣茶釜と称す)とあり」 とあります。また、小説家の泉鏡花『深川浅景』の中で、この茶釜を紹介しています。残念ながら、関 東大震災(1923年)で泣茶釜は、他の什物とともに焼失してしまい、文福茶釜(泣き茶釜)という狸が 化けたという同名が残るのみです。鳥山石燕「今昔百鬼拾遺」には、館林の茂森寺(もりんじ)に伝わる茶釜の話があります。いくら湯を 汲んでも尽きず、福を分け与える釜といわれています。 【主な参考資料】村上健司 編著/水木しげる 画『日本妖怪大辞典』(角川出版)
17、家鳴(やなり) 設置予定場所:大吉、松次郎の家の下) 家鳴りは鳥山石燕の「画図百鬼夜行」に描かれたものだが、(石燕は鳴屋と表記)、とくに解説はつけられて いない。石燕はかなりの数の妖怪を創作しているが、初期の 「画図百鬼夜行」では、過去の怪談本や民間でいう妖怪などを選んで描いており、家鳴りも巷(ちまた)に知られた妖怪だったようである。 昔は何でもないのに突然家が軋むことがあると、家鳴りのような妖怪のしわざだと考えたようである。小泉八雲は「化け物の歌」の中で、「ヤナリといふ語の・・・それは地震中、家屋の震動 する音を意味するとだけ我々に語って・・・その薄気 味悪い意義を近時の字書は無視して居る。しかし此語 はもと化け物が動かす家の震動の音を意味して居た もので、眼には見えぬ、その震動者も亦(また) ヤナ リと呼んで居たのである。判然たる原因無くして或る 家が夜中震ひ軋り唸ると、超自然な悪心が外から揺り動かすのだと想像してゐたものである」と延べ、「狂歌百物語」に記載された「床の間に活けし立ち木も倒れけりやなりに山の動く掛軸」という歌を紹介している。 (高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕画図百鬼夜行』、『小泉八雲全集』第7巻)
18、しょうけら 設置予定場所:おしづの家の屋根 鳥山石燕「画図百鬼夜行」に、天井の明かり取り窓を覗く妖怪として描かれているもの。石燕による解説はないが、 ショウケラは庚申(こうしん) 信仰に関係したものといわれる。 庚申信仰は道教の三尸(さんし)説がもとにあるといわ れ、60日ごとに巡ってくる庚申の夜に、寝ている人間の身 体から三尸虫(頭と胸、臍の下にいるとされる)が抜け出し、天に昇って天帝にその人の罪科を告げる。この報告により天帝は人の命を奪うと信じられ、対策とし て、庚申の日は眠らずに夜を明かし、三尸虫を体外に出さ ないようにした。また、これによる害を防ぐために「ショウケラはわたとてまたか我宿へねぬぞねたかぞねたかぞ ねぬば」との呪文も伝わっている。 石燕の描いたショウケラは、この庚申の日に現れる鬼、ということがいえるようである。
19、蔵の大足
御手洗主計という旗本の屋敷に現れた、長さ3尺程(約9m)の大足。(「やまと新聞」明治20年4月29日より)
20、お岩ちょうちん
四世鶴屋南北の代表作である「東海道四谷怪談」のお岩 を、葛飾北斎は「百物語シリーズ」の中で破れ提灯にお岩が 宿る斬新な構図で描いている。北斎は同シリーズで、当時の 怪談話のもう一人のヒロインである「番町皿屋敷のお菊」も描 く。「東海道四谷怪談」は、四世南北が暮らし、没した深川を舞台にした生世話物(きぜわもの)の最高傑作。文政8年(1825) 7月中村座初演。深川に住んだ七代目市川團十郎が民谷伊 右衛門を、三代目尾上菊五郎がお岩を演じた。そのストーリーは当時評判だった実話を南北が取材して描 いている。男女が戸板にくくられて神田川に流された話、また 砂村隠亡堀に流れついた心中物の話など。「砂村隠亡堀の場」、「深川三角屋敷の場」など、「四谷怪 談」の中で深川は重要な舞台として登場する。
21、管狐(くだぎつね) 長野県を中心にした中部地方に多く分布し、東海、関東南部、東北の一部でいう憑き物。関東 南部、つまり千葉県や神奈川県以外の土地は、オサキ狐の勢力になるようである。管狐は鼬(いたち)と鼠(ねずみ)の中間くらいの小動物で、名前の通り、竹筒に入ってしまうほどの大きさだという。あるいはマッチ箱に入るほどの大きさで、75匹に増える動物などとも伝わる個人に憑くこともあるが、それよりも家に憑くものとしての伝承が多い。管狐が憑いた家は管屋(くだや)とか管使いとかいわれ、多くの場合は「家に憑いた」ではなく「家で飼っている」という表現をしている。管狐を飼うと金持ちになるといった伝承はほとんどの土地でいわれることで、これは管 狐を使って他家から金や品物を集めているからだなどという。また、一旦は裕福になるが、管狐は 大食漢で、しかも75匹にも増えるのでやがては食いつぶされるといわれている。 同じ狐の憑き物でも、オサキなどは、家の主人が意図しなくても、狐が勝手に行動して金品を集 めたり、他人を病気にするといった特徴があるが、管狐の場合は使う者の意図によって行動すると考えられているようである。もともと管狐は山伏が使う動物とされ、修行を終えた山伏が、金峰山 (きんぷさん)や大峰(おおみね)といった、山伏に官位を出す山から授かるものだという。山伏は それを竹筒の中で飼育し、管狐の能力を使うことで不思議な術を行った。 管狐は食事を与えると、人の心の中や考えていることを悟って飼い主に知らせ、また、飼い主の 命令で人に取り憑き、病気にしたりするのである。このような山伏は狐使いと呼ばれ、自在に狐を 使役すると思われていた。しかし、管狐の扱いは難しく、いったん竹筒から抜け出た狐を再び元に 戻すのさえ容易ではないという。狐使いが死んで、飼い主不在となった管狐は、やがて関東の狐の親分のお膝元である王子村(東京都北区)に棲むといわれた。主をなくした管狐は、命令する者がいないので、人に憑くことはないという。 (石塚尊俊『日本の憑きもの』、桜井徳太郎編『民間信仰辞典』、金子準二編著『日本狐憑史資料 集成』)
22、かいなで 設置予定場所: 長屋の厠 京都府でいう妖怪。カイナゼともいう。節分の夜に便所へ行くとカイナデに撫でられるといい、これを避けるには、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文を唱えればよいという。 昭和17年(1942年)頃の大阪市立木川小学校では、女子便所に入ると、どこからともなく「赤い 紙やろか、白い紙やろか」と声が聞こえてくる。返事をしなければ何事もないが、返事をすると、尻を舐められたり撫でられたりするという怪談があったという。いわゆる学校の怪談というものだが、 類話は各地に見られる。カイナデのような家庭内でいわれた怪異が、学校という公共の場に持ち込まれたものと思われる。普通は夜の学校の便所を使うことはないだろうから、節分の夜という条件が消失してしまったのだろう。 しかし、この節分の夜ということは、実に重要なキーワードなのである。節分の夜とは、古くは年越しの意味があり、年越しに便所神を祭るという風習は各地に見ることができる。その起源は中国に求められるようで、中国には、紫姑神(しこじん)という便所神の由来を説く次のような伝説がある。 寿陽県の李景という県知事が、何媚(かび) (何麗卿(かれいきょう)とも)という女性を迎えたが、 本妻がそれを妬み、旧暦正月 15 日に便所で何媚を殺害した。やがて便所で怪異が起こるようになり、それをきっかけに本妻の犯行が明るみに出た。後に、何媚を哀れんだ人々は、正月に何媚を便所の神として祭祀するようになったという(この紫姑神は日本の便所神だけではなく、花子さんや紫婆(むらさきばばあ)などの学校の怪談に登場する妖怪にも影響を与えている。) 紫姑神だけを日本の便所神のルーツとするのは安易だが、影響を受けていることは確かであろう。このような便所神祭祀の意味が忘れられ、その記憶の断片化が進むと、カイナデのような妖怪が生まれてくるようである。 新潟県柏崎では、大晦日に便所神の祭りを行うが、便所に上げた灯明がともっている間は決して便所に入ってはいけないといわれる。このケースは便所神に対する信仰がまだ生きているが、便所神の存在が忘れられた例が山田野理夫『怪談の世界』に見える。同書では、便所の中で「神くれ神くれ」と女の声がしたときは、理由は分からなくとも「正月までまだ遠い」と答えればよいという。便所神は正月に祀るものという断片的記憶が、妖怪として伝えられたものといえる。また、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文も、便所神の祭りの際に行われた行為の名残を伝えて いる。便所神の祭りで紙製の人形を供える土地は多く、茨城県真壁郡では青と赤、あるいは白と赤の 男女の紙人形を便所に供えるという。つまり、カイナデの怪異に遭遇しないために「赤い紙やろう か、白い紙やろうか」と唱えるのは、この供え物を意味していると思われるのである。本来は神様に供えるという行為なのに、「赤とか白の紙をやるから、怪しいふるまいをするなよ」というように変化してしまったのではないだろうか。さらに、学校の怪談で語られる便所の怪異では、妖怪化した便所神のほうから、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」とか「青い紙やろうか、赤い紙やろうか」というようになり、より妖怪化が進ん でいったようである。こうしてみると、近年の小学生は古い信仰の断片を口コミで伝え残しているともいえる。 島根県出雲の佐太神社や出雲大社では、出雲に集まった神々を送り出す神事をカラサデという が、氏子がこの日の夜に便所に入ると、カラサデ婆あるいはカラサデ爺に尻を撫でられるという伝 承がある。このカラサデ婆というものがどのようなものか詳細は不明だが、カイナデと何か関係があるのかもしれない。 (民俗学研究所編『綜合日本民俗語彙』、大塚民俗学会編『日本民俗学事典』、『民間伝承』通巻 173号(川端豊彦「厠神とタカガミと」)ほか)
23、木まくら 展示予定場所:政助の布団の上 江東区富岡にあった三十三間堂の側の家に住んだ医師が病気になり、元凶を探した所 黒く汚れた木枕が出た。その枕を焼くと、死体を焼く匂いがして、人を焼くのと同じ時間がかかったという。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収)
24、油赤子〔あぶらあかご〕鳥山石燕の『今昔 画図続百鬼』に描かれた妖怪。【近江国大津 の八町に、玉のごとくの火飛行する事あり。土人云「むかし志賀の里に油うるものあり。 夜毎に大津辻の地蔵の油をぬすみけるが、その者死て魂魄炎となりて、今に迷いの火となれる」とぞ。しからば油をなむる赤子は此ものの再生せしにや】と記されている。 石燕が引いている【むかし志賀(滋賀) の】の部分は、「諸国里人談』や『本朝故事 因縁集」にある油盗みの火のことである。油盗みの火とは、昔、夜毎に大津辻の地蔵 の油を盗んで売っていた油売りがいたが、死 後は火の玉となり、近江大津(滋賀県大津 市)の八町を縦横に飛行してまわったという もの。石燕はこの怪火をヒントに、油を嘗める赤ん坊を創作したようである。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 『一冊で日本怪異文学 100冊を読む」檜谷昭彦監修『日本随筆大成編集部編
























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タキシード仮面様コンプリートワークス
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「か弱い女の子に暴力を振るう・・・男の風上にも置けぬ妖魔よ聞くが良い 言葉の一つであってもレディに対する心遣いを忘れないのが本当の紳士 例えばタイのレストランでは大声で「コーヒー!」などと注文してはいけない なぜなら現地の言葉で「コー」は○○を下さい 「ヒー」は女性の大切なあの部分、すなわち幻の銀水晶を意味するからだ そんな事を公衆の面前で叫んだ日にはウェイトレスさんは赤面 怒ったガチムチ店長さんに「お前にはこっちをくれてやるぞジャップ」などと ムーンスティックでアクションされてしまうだろう 知らずに言ったでは済まされない事なのだから 充分に注意するがいい でもどっちかっていうと私はそういう意味で言った 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「波寄せる美しき夜の浜辺・・・この情景を壊す無粋な妖魔よ聞くが良い 淡路島では女性器を「チャコ」と呼ぶため、ご当地出身の上沼恵美子さんは サザンの「チャコの海岸物語」を歌う事が出来ない これはまさに悲劇と言ってもいい だが夕方以降の浜辺というのは音を吸収する砂と打ち寄せて岩間に反響する波の音で 男女がムーンティアラアクションしても気付かれにくい これを利用して他県から来る小学生をプライベートビーチに連れ込んじゃう 不届きなジャップもいるそうだ そんなものすぐ保護者に見つかってムーン袋だたきにされるので止めた方が良いのにな あいつら土下座しても許してくれないからな 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この体臭は・・・タキシード仮面様!」 「新緑香る芽生えの季節・・・清らかな花々を踏み荒らす妖魔よ聞くが良い 貴様には見えないのか?この生命に満ちた大地そこで繰り広げられる営みが お外でアクションすることをアオカンと言うが、その漢字は「青姦」ではない 「青邯」なのだ 元々は野外で居眠りをする言葉だった・・・だが 邯には枕という意味もあり、そこから転じて青空の下でのムーンティアラアクション またはムーンプリンセスハレーションを指す言葉になったのだ 枕か・・・フフッ、思い出すな この役を貰ったときのことを 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「心に優しさを忘れ・・・獣のように人々を襲い荒ぶる妖魔よ聞くが良い そんな風に誰かを傷つけてなんになる?ライオンのセックスを知っているか? やつらはペニスに骨が入っているため萎えることなく数時間に渡ってアクションすることができる 一方そんなやつらの爪や牙に怯えおちおち愛を確かめ合う事も出来ない草食動物はどうだ? キリンはメスを発見すると全力ダッシュで近づき、狙い澄ましたように衝突事故みたいな挿入 直後に射精して終りという、スケベ同人でジュピターが堕ちる以上の早さだ どうだ、これがお前の知りたがっていた獣のセックスの真相だ ちなみに晴れてエンディミオンになった暁にはもっと時間を掛けたいものだな クリスタル・トーキョーってラブホの名前みたいだしな 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この���快な咀嚼音は・・・タキシード仮面様!」 「人の情けを忌み嫌い・・・優しさを無碍にする妖魔よ聞くが良い 「無毛にする」と間違って覚えていた阿呆も聞くが良い 中国の一部では今でも、男の子に親愛の情を示すときにはその子の珍棒の先を摘む じゃあ女の子の場合はどうするかというとそれは私にもわからない ただ一つ言える事、それはこれが「賭け」であるということ 一歩間違えればただの性犯罪者になりかねないからこそ、慎重に行動せねばならないという事だ まったく関係ないことなのだが私は明日から海外へ旅行に行く 場合によってはもう君たちには会えないかも知れないが、どうか悲しまないで欲しい 私が居なくなったら、きっとセーラースターズの出番が増える そう思うと怖くはないんだ・・・例えメンバーの名前一人も思い出せなくてもね でもセーラー火球って何だよそれ 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この抜け毛の量は・・・タキシード仮面様!」 「妖しくも魔なるもの・・・まさしく呪われた呼び名を持つ妖魔よ聞くが良い 例え忌むべき存在であっても心にひとかけらの優しさあるかぎり、私の声が届くはずだ 日本人が聞いた時に初めてヤバイと思う呼び名と言えば「エロマンガ島」「スケベニンゲン」等は もはや有名所と言っても差し支えないだろう バリ島にそびえ立つ「キンタマーニ山」も知っている人間は多いだろうな 南米アンデスの高山「チンボラソ」まで行くと少しマニアックか チンボラソ・・・一見やばそうでそんな要素は薄い、しかし公衆の面前で発音するには憚られる そんな危うさを秘めた薄氷を踏むような地名だとは思わないか? ちなみにこのチンボラソには、地元で古くから伝承される「チンボラソのうた」という物も存在する ふふ・・・聞きたかろう・・・では歌いながら解説してやろう。まず、この出だしの歌詞だが 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「セーラー戦士といえどか弱き乙女・・・そこに付け込む卑劣な妖魔よ聞くが良い 貴様らの狙うミジンコは普段は全てメスという変わった生き物だ だが周囲の環境によって種の存続が危ぶまれるとその中で一番男らしい個体がオスになる 声優で言えば斎賀さんのようなものだ そして周りのメスはそいつに濡れそぼり、全員がそいつとアクションして子孫を大量に残すのだ つまりミジンコの性別は変幻自在と言えるだろう どうだ妖魔よ セーラースターライツという存在が何となく判ってきただろう 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このどもり気味な自己紹介は・・・タキシード仮面様!」 「見た目の違いから種を分け隔て・・・人を虐げようとする妖魔よ聞くが良い 男も女もない、人間とは皆等しく平等なもの 元は同じイブなのだ 陰茎(ペニス)だって陰核(クリスタル)から派生したものなのだ 小陰唇は男で言うとペニスの尿道海綿体であり 大陰唇はなんと陰嚢にあたる ぶーらぶらだ 股間に同じ魂を持つ者同士、わかりあえないはずがない なのにあいつら何かあるとすぐ陰嚢を蹴ってきやがる・・・親父にも蹴られた事無いのに 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この名刺は・・・タキシード仮面様!」 「あらゆるモノを憎み、妬み・・・そして破壊する妖魔よ聞くが良い 大切なのは柔らかな心だ。スポイトの頭の部分みたいな感じのな あれは英語でニプル、日本語でもそのまま「乳首」という名称だ 現在日本で入手可能な乳首はシリコン製のシリコン乳首にシリコンカラー乳首 そしてラテックス製のねずみ乳首、赤乳首の4種類 シリコン乳首の名前のガッカリ感と言ったら無いが 逆にねずみ乳首などロリケモックスを彷彿させる良い言葉だと思わないか? 赤乳首の方はお大事に 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「博多豚骨・・・タキシード仮面様!」 「昨今のブームに乗って通ぶった挙句・・・粉落としなんぞを頼む妖魔よ聞くが良い 九州弁で「でもさぁ」「しかし」などの意味である「ばってん」 英語にも似たような意味の単語がある それは「but then」 なんと発音もほぼ一緒なのだ 歴史的に裏付けがあるわけでもない、語源と言うには根拠皆無な共通性だが 九州弁とはかくも面白いものだと気付かされるな どうだ、今回は下ネタもなく綺麗にまとまっただろう妖魔よ 今だ、ポポ・ブラジル!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「法で裁けぬ闇の住人を、我等がやらねばだれがやる。妖魔よ聞くが良い 貴様ら妖魔に対してほぼ完全な役立たずとも言える警察だが その内部では俗に言う隠語というものが存在する 中でも面白いのは「包茎」を指す言葉だ そんなもの普通に「包茎」と言えばいいと思うがこれがなかなか面白い 万年筆から取った「パーカー」。由来は「頭にキャップが被る」所からだ 里芋料理の「きぬかつぎ」は皮ごと蒸し、「食べる時に皮を剥く」というオネショタな理由からだな 他にも想像しやすいのは「虚無僧」「すっぽん」「みのむし」等だが 一番格好良いのは「レーザーガン」だと私は思うぞ 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「じゃ大根とー、がんもとー・・・タキシード仮面様!」 「悪魔の手によって作られた悲しき生命・・・さまよえる妖魔よ聞くが良い 2003年の春、アメリカフロリダ州で悪魔の手によって生み出されたモノを知っているか それこそが人工処女膜「バージン・ミー」だ クインベリルの手下みたいな名前だな 女性の局部にセットするとムーンティアラアクション時に痛みが走り、血まで出る これにより演技ではなくスムーズなロストシーズンを装えるというわけだ ピュアな男性の良心を欺く、実に卑劣な存在ではないか! こちらだけが一方的に童貞を失う・・・アンフェアな取引ではないか! 少々興奮してしまったが別にこれは私の体験談ではない 私の友人、月経の騎士(つきかげのナイト)から聞いた話だ 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このブレーキ音は・・・スタッドレス仮面様!」 「厳しい寒さに耐える人々をあざ笑う・・・許せぬ妖魔よ聞くが良い 凍り付いた不毛の大地を拓き、豊かな文化を築いたアイヌという民族がいる 彼らの独特な言語、それを知った時貴様は戦慄するだろう なにせアイヌ語で女性器は「ツ」。たった一文字の恐ろしさだ 敵の攻撃がかすった時、電柱からずり落ちた時など思わず口走ってしまいそうではないか だが本当の恐怖はここからだ 「ノ」「ト」・・・繋げて読めば大人気声優のこの二文字 なんと「ノ」は平常時、そして「ト」は勃起時を指しているというのだから堪らない のとが・・・能登が・・・ 正直に言おう、今の私はトだ! 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「現われたと思えばまた消える・・・神出鬼没の妖魔よ聞くが良い 突如消えて困るものアンケート第一位(なかよし調べ)と言えば男性器だが 03年のスーダンでとんでもない事件が起っている 「マントを付けた謎の外国人が街をうろつき、男性の性器を消し去ってまわっている」という通報があったのだ 妖魔の仕業かと思われたがさにあらず、なんとコロ(性器収縮症候群)と呼ばれる精神疾患の一種 これがパニックにより集団感染しただけだったのだ 感染者は自分の男性器が「しぼんでいく」「体内にめりこむ」「星野光みたいになる」感覚に襲われる 当然そんな外国人もいなければ被害者の男性器も無事だったが 一つの都市全体が幻覚からパニックを引き起こし、さながら白昼の惨劇といったところだった どうした妖魔よ、ひとのマントをじっと見つめて・・・欲しがってもやらんぞ 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「Cette rose est un smoking chose comme le masque(このバラはタキシード仮面様のものですね)」 「地球上のあらゆる民族にも属さず・・・そしてあらゆる民族にあまねく害を与える妖魔よ聞くが良い 人は国境を越え分かり合う事が出来る。それは人と妖魔も例外ではない 例えばフランスではコンドームを「イギリス人のマント」と呼び イギリスではコンドームを「フランス人の手紙」と呼ぶ そもそもコンドームは当時流行していた梅毒を防ぐための手段であり つまりコンドームが広く普及しているというのはそれだけ自国にこれだけの梅毒が蔓延していますという 恥さらしに他ならなかったのだ なので「こんな不名誉なものは自国の品ではない」と苦しい言い訳をするべく フランスはイギリスのせいにし イギリスはフランスのせいにし 私は謎の外国人のせいにした 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「5秒前!4・・・3・・・2・・・・・・タキシード仮面様!」 「そこだ妖魔! いかに隠れようともこのタキシード仮面の目を欺く事は決して不可能! なぜ判ったのか不思議な顔だな。いいだろう教えてやる カメレオンの様な能力を持つ敵というのは貴様をはじめ創作物には数多く登場する だが、実際にはカメレオンは周囲の色に合わせて色が変わるわけで���ないのだ 主に暑さ寒さや空腹、恐怖などの精神的ストレスで変化し そのバリエーションも無限というわけにもいかないようだ もし本当に周囲の色を反映して変化するのであれば夜間はどこに居ても真っ黒になるはずだからな ちなみに夜は彼らは真っ白になるそうだ 加瀬あつし風に言えばある意味私もカメレオンを持っているが それは周囲のセーラー戦士に影響されて色と硬さを変えるわけではないのがこれで判っただろう まぁ私はぶっちゃけちびうさかサターンだけでも・・・うっ・・・スターシード出る 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「(この模様は何に見えますか?という問に対して)タキシード仮面様!」 「人々の眠りを妨げる・・・世を騒がす妖魔よ聞くが良い 一日に三時間の睡眠しか取らなかったとされる偉人と言えば? はいマーキュリー!そう、ナポレオンだ そんなナポレオンを崇拝していた我が国の偉人、野口英世は 同じく一日に三時間しか眠らず連日の激務に身を投じ努力を重ねた 一方、ナポレオンの側近秘書官プーリエンヌが後生で語ったところによると ナポレオンは一日八時間たっぷり寝て、さらに二度寝・昼寝もしていたというのだから堪らない 野口の耳に入らなくて本当に良かったと思う ちなみに毎晩の街のパトロールで日中睡魔に襲われ、学校から帰るとつい リビングのソファーでうたた寝してしまっているちびうさを私は 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「黄昏よりも昏きもの・・・タキシード仮面様!」 「か弱き人間を侮り・・・見下す妖魔よ聞くが良い たとえ力無き者達であっても勇気と信念があるかぎり、不可能な事など一つもないのだ かのナポレオンも「余の辞書に不可能という文字はない」との名言を残しているが 本人はそんなことこれっぽっちも言っていなかったという いわゆるキャラクター戦略の一環、逸話というやつだな フフ・・・連日のナポレオン推しに納得のいく答えが欲しいか?ならば教えてやろう 彼の主治医が残した記録にこんなものがある 『胸部は豊満、女性の形に似ている。また体毛は薄く、股間の隆起は小さい』 わかるか?つまり私が言いたいのはナポレオン=男装の麗人説である 遠征中に妻・ジョセフィーヌが浮気をしていたのも彼とは偽装結婚であったからではないか? 偽装の意味が今ひとつわからなくなったが、どうだ妖魔よ なにか厨二くさい歴史物ラノベが描けそうだろう? 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・ぶりぶり博士!」 「幼い子供にまで襲いかかる・・・うらやま もとい!うらやましい妖魔よ聞くが良い 貴様のような変態的ペドフィリアな悪霊から我が子を守るために モンゴルでは「ネルグイ」という名前を付ける事がある ネル=名前、グイ=無いという意味で、名前を知られると魂を汚されるという言い伝えから わざわざ「名前はありませんよ」と悪霊にアピールするのだ 他にも「ヘンチビシ(誰でも無い)」「フンビシ(人間じゃ無い)」などがあるが もっと酷いものになると「バースト」 一見格好良さそうなこの名前の意味はなんと「うんこまみれ」 魂を汚しに来た悪霊に対しバーストしてやンぞコゾー!という、一種の攻性防壁だなイシカワ セーラーサターン及びちびうさもバーストしそうになったら急いで私を呼ぶのだぞ なぜならその時トイレの戸はなぜか開かなくなっているからな 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「しゃあっ!タキシード仮面様!」 「若い女性を誑かす・・・ふしだらな妖魔よ聞くが良い 男子の憧れである「ハーレム」、これ実は複数の女性を集めた桃源郷という意味ではない その昔王族の間においておとんの妻がある程度隔離された状況あるいは場所のことを指したのだ つまり奴隷制度か一夫多妻制が無ければ無意味とも言える だからたった一人を愛するようなハーレムも、あったと言えばあった 逆にオスマン帝国ではオダリスク(奴隷女)を数百人も囲ったハーレム「至福の門」などもあり そこで年齢を重ねるとオダリスクといえどある程度の権力を持ち(若いオダリスクの教育係など) 「うあああ!オ・・・オダリスクが王族の宮殿を練り歩いている!」という そこいらの平民よりもよほど高い地位すら手に入れたという なので私を指してセーラー戦士ハーレム最高じゃんなどと揶揄するのはまったくの間違いである すでに仲良しグループを作っている女性の中にたった一人男子が混ざる恐怖、味わってからほざくがいい タキシード仮面はタフでなければ務まらないのだ 今だあっ、セーラームーン!」 「おおっ!コブラ・ソード!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「力を振りかざして弱きをくじく・・・傲慢な妖魔よ聞くが良い 主に国家権力の象徴として庶民に目の敵にされている閣僚だが その堅苦しいイメージとのギャップというものもある アイルランドのフリン環境相、アイスランドのアハーン首相などは聞いただけでも腰が砕ける スロバキアのコカン外相などまこちゃんに蹴り上げて欲しいのかと思う名前だ スウェーデンのローション環境相・・・さぞエコな成分なのだろう いずれもライス国防長官が普通の名前に聞こえるほどの猛者揃いだが コートジボワールのマンゴ大佐がゲイ参謀総長にクーデターを起こされたという話は 「そりゃゲイだからね」とマンゴへの反逆も納得がいく まぁ・・・名前を言ったらセーラー戦士の本名などかなりアレなものが多いが 作中一番悲惨なネーミングなのはぐりお君ではないだろうか あいつ婿養子に行ったら「大阪ぐりお」だぞ。惜しいな! 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この漫画は・・・よこたとくお先生!」 「子供達の夢と希望を奪い・・・暗闇の明日を招き寄せる絶望の妖魔よ聞くが良い 子供達に夢と希望を与える教材「学研シリーズ」その編集には並々ならぬ執念があった 「科学と学習」ではペンギンの足形を取ろうとして「頼んだぞ」と頭をなでた瞬間 ペンギンに怒りのくちばしを眼球めがけて喰らい失明寸前まで行ったり ペットボトルロケットが暴走しロケ地の遊園地プールのアクリル壁を破壊したり 動物イラストレーターがニホンザルを追って長野の地獄谷で遭難したりと散々である 実験コーナーで水槽に顔をつっこんで歯の食べかすを魚にとらせたり 身体に本物・偽物の果物を付け、見分けがつくのかニホンザルの群れの中で寝転がった編集者もいた ちなみに後者の実験結果は「どっちも全部とられた」だが たった二つしかない男のフルーツをもぎ取られなかっただけでも行幸と言える荒行だな グフフ・・・さぁ蛍くん、きみも学研からだのひみつを一緒に読もうねぇ え、なに?赤ちゃんが?大丈夫!デキッコナイス! 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「か弱い女性ばかり狙う・・・卑劣なる妖魔よ聞くが良い 近年で男性の「女子化」が進む中、ついにというかとうとうというか ニューヨークに「女装学校」なるものができてしまった。読んで時の如くである 週末に家族の目を盗んでお化粧し、フリルのワンピースに袖を通して鏡の前に向かう そんな「もっとキレイになりたい」男性が入学するデッドムーンサーカス団みたいな吹きだまりである ジェンダーフリーへの関心が高まった90年代初頭に創設されたこの学校 6割以上の生徒が既婚者であるという。お前らなぜ結婚した 私もウラヌスに「お前ここに在籍しとんのやろ?」と聞いた際スターオルゴールの片方を蹴り上げられ 激痛と薄れる記憶の中、入学手続きを送付寸前まで行った覚えがあるが フフ・・・意外と頑丈なものでまだ無事だったよ 見る? 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「そこまでだ!バスを乗っ取り人質を盾にする作戦は失敗のようだな妖魔よ さて乗客の皆様方はメタドンバスというものをご存じだろうか? オランダでは中毒性の高いハードドラッグの使用拡大を防ぐために マリファナなどソフトドラッグは法的に認可されている 敵に捕まったプルートが「わ・・・私を好きにしていいからスモールレディには手を出すな!」とか言うようなものだな さてもう薄々判っただろう。メタドンバスのメタドンとは麻薬の一種であり 自治体が運行し希望する人に麻薬を打って回っているというとんでもないサービスなのだ 時には一日で重度中毒患者が1000人近くもバスに押し掛けるというのだから 麻薬対策なんだかそうじゃないんだかもうよくわからないな お喋りはここまでだ!サターン、サイレントウォールでバスを崖から遠ざけるんだ! そうだバックだ。バックさせるんだ。バックでな。バックで・・・させて・・・うっスターシード 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「な・・・なんやてえええ!?タキシード仮面はん!」 「無数の分身で惑わそうとしても無駄だ妖魔よ!本物はお前だ! なぜ判ったのか不思議な顔だな!フフフ・・・簡単な事だ いか��も「古い友人です」「親戚です」という顔で式に参列する人達。だが待って欲しい それはセレモニー代理屋からの派遣なのかもしれないのだ 出席するだけではなくスピーチや仲良く集合写真、余興の披露までしてくれるという 建前にうるさい日本社会ならではだな スピーチを噛んでしまう新人もいるそうだがそれが逆に「ホンモノっぽい」と言われるという なんとも奥の深い職業ではある しかし所詮は金で動く他人、お仕事で出席しているということを忘れ無茶を言ってはいけないぞ おなじ金で動くなら他人より肉親だな、ちびうさ なんぼや・・・なあ・・・なんぼやて・・・ 今だ、萬田はん!」 「ヨロシおまっせえええええええ!」
すまんの 慈善じゃなくて 腹の中なら売れる 貸付額はパンク寸前 今から会いまっせ
泣きたくなるよなネオンライト 電話もできないミッドナイト だって追い込み どうしよう ハードなマグロ漁
黒いベンツに導かれ 事務所で巡り会う 期日の残りを数え 占う俺のゆくえ 同じ地球(シマ)に生まれたの ミラクルロマンス 死んじゃっているの ミラクルロマンス
「ゲエエ!このパワーは・・・ま、まさかプリンセス・セレニティ!?」 「妖魔よ、これがセーラームーンの記憶に秘められし真の力、ムーンセレニティの輝きだ セレニティとはセレナイト結晶、透石膏を指すのだが この透石膏が10メートルを超え森のように林立する洞窟があるのだ その名も「クエバ・デ・ロス・クリスタレス(結晶窟)」セラムン用語っぽいな 大変美しく価値があるにもかかわらず、気温平均45度・湿度約100%というムレムレかつヌレヌレな環境のせいで 特殊保冷服を着込んだ専門家でも中で活動できるのは20分が限界だという 私もまぁ中で活動できるのは20分くらいだが、締まりがキツいと10分くらいの時もあるんやで みたいな小粋なジョークをジュピターに振ったのだがあれから1週間くらい会話が無くなって まったくこれだからウブなネンネは困る む、どうしたマーズ、マーキュリー、ヴィーナス。敵は向こうだぞ 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「清らかな乙女の純潔を奪う・・・穢れた妖魔よ聞くが良い 私か?私の話は今してないだろう 代わりにこんな話をしてやろう アフリカに今も存在している遊牧民の一つ、ベドウイン族は結婚式の当日に花嫁の処女を確かめるため 銀水晶に指を突っ込み血が出るかどうかを確認する ゴーマリソーン まぁ未開部族には良くある風習だが、この時血が出なかった=処女で無かった場合はなんと 花嫁の父親かもしくは長男が斬首してもいいと言う事になっているのだ。ビッチ死すべしというわけだな 私か?私の話は今してないだろう ただまぁ、成人してからの処女って重いし・・・後腐れ無い方が良いかなって ・・・私の友人の月経の騎士(つきかげのナイト)が言ってた 私か?私の話は今してないだろう おいやめろジュピターその件に関しては後で首はやめろやめるんだうさこ!うさこー!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「粗野にして粗暴・・・気品のかけらもない野蛮な妖魔よ聞くが良い 言葉の一つであってもレディに対する心遣いを忘れないのが本当の紳士 古来より教養の一つとされた和歌のオフィシャルコンプリートブック「万葉集」にはこんな歌がある 『桜麻の麻生の下草早生ひば妹が下紐解かざらましを』 実に美しい響きだな 意味としては「桜麻の麻畑の下草がもう少し早く生えていたなら、私は彼女の下紐を解かなかっただろうになぁ」 あれ?と思った諸兄はこの「下草」に注目して欲しい 下に生える草・・・もうおわかりだな。古今紳士というものはモジャモジャはおろか生えかけですら 興味を失ってしまうというストイックな生き物だったんだよ!なんだってー! だが安心してほしい。一方で古来より女性のものは神秘的な力を兼ね備えお守りにもされている クインベリルとの最終決戦前には・・・セーラー戦士達よ、頼んだぞ ムーン2:マーズ1:マーキュリー1:ジュピター5:そして私のが1くらいのブレンドで頼む 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「パターン青!タキシード仮面様です!」 「暴虐の限りを尽くし・・・破壊をもたらす妖魔よ聞くが良い およそ歴史上において暴虐の名が語られる時、必ず登場するのがローマの暴帝ネロだ その放蕩な堕落っぷりは実の母アグリッピーナとムーンティアラアクションを繰り返していたという 有名な言い伝えだけでも十二分であるのだが 他にも男娼を招き入れた際自分が処女の花嫁役になり、花婿にバックで掘られて 「余にお前のエナジーをぶち込んでくれ!コードネームはセーラーVだ!」という感じのプレイを好んだそうな 更に殺した妻の代わりなのか、そっくりな美少年スボルスを去勢させると女装させ結婚式まで挙げた 倒錯ここに極まれりといった感じだな 個人的には狂った環境によってそれが許された上での変態よりも、社会道徳や法に反逆した変態の方が 変態としての矜持・志を高く評価したいと思う 私は百点中何点かな?フフフ 今よ、シンジ君!」 「うわああああああああああ!」
「あっ・・・タキシード仮面様」 「そこまでだ!嫌がる女性にいくら付きまとっても貴様に春は訪れんぞ妖魔よ 女性を口説くとはどういう事か、私がとっくりと見せてやろう そもそも貴様にようにガッつきすぎるとどうなるか?それがこれだ 俳人・小林一茶の残した日記にこんな事が記されている 「八日 晴 菊帰ル 夜五交合」「十五日 晴 月見三交」「十日 晴 黄散」 なんと妻の菊と一日どれだけアクションしたかの記録なのだ。ちなみにこの時小林一茶54歳 黄散(強精剤の一種。すごい効いた。変身ペン並の便利アイテム)を使ってでも致したかったらしいが 26歳下の若妻を貰ってればそりゃヤりたいっすよねヘヘ まぁ月見交合などは将来の私に約束されたプレイでもあるのだが できれば月以外の衛星も含めて惑星大直列(カサブランカ・メモリー)をキメたいものだな 今だ、俺と付き合ってくれ詩織!」 「話し掛けないでくれる? あなたと幼なじみだっていうだけでも 嫌なのに」
「貴様がタキシード仮面だな! なんというか聞いていたよりもずっと・・・」 「この強大な妖気、紅のルベウス率いるあやかしの四姉妹か! ならば聞くが良い 皆さんが日頃何気なくやっている乳頭の愛撫 これは医学用語で「ラヴィング」という格好いい名称が付いているのだ 他にも乳首を軽く摘む・前面を撫でる・揉みしだく事をそれぞれ タポトーマン・マッセル・ペトリサージと言うのだ どうだ、セラムンの敵幹部に居てもおかしくない名前だろう? 異名を付けるとしたらそうだな、「愛撫のラヴィング」「乳揉のペトリサージ」という感じか どうだ、今からでも改名を おっとすまない、泣かせるつもりはなかった。敵とは言えレディに失礼な提案だったな ・・・泣いてるコーアンちゃん・・・ギザカワユスなぁ・・・ 今だ、セーラームーン!」 「ダルクサンダー!」
「この賞金額は・・・人間台風(ヒューマノイドタイフーン)!」 「平和を踏みにじる・・・愛無き妖魔よ聞くが良い ラブとピース無くしてはこの世に光など永遠に生まれない事を! さてピースと言えばおなじみコッドピース。元は中世ドイツ、ショースの股間部に取り付け スターオルゴールがぶーらぶらしないように収納するための物であった だがファウルカップのように防護性を高めるために金属製のものへ 更にこれみよがしに装飾を施し、いらん芸術性まで高め始めていった 中には獅子の頭を模した物などもあったため、ではウラヌスのコッドピースはさぞ立派なのだろうと 見せて貰おうとした瞬間に股間への蹴り、それは、装着していたコッドピースをいとも簡単に破壊し その時の私と言ったらラマーズ法を繰り返すだけの哀れな小動物(アルテミス)であった なので近くを通りかかったちびうさとサターンに、いにしえよりの民間療法を懇願 早く私の患部にかけるんだ、ラブアンドピス、ラブアンドピス 今だ、ウルフウッド!」 「トンガリーーーーーーッ!」
「このジングルは・・・タキシードクイズ!」 「さぁ今夜もやって参りました、紳士による紳士のためのシルクハットなお時間 ザ・タキシードクイズ!テレビの前の妖魔よ聞くが良い 90年代アメリカでどれだけ長い時間怒張を維持できるかという「勃起マラソン」が行われましたが この勃起とは何が勃起したのを指すのでしょうか?はいジュピター!え、手挙げてない? そう、ペニスだ。ペニス。いうてみ・・・ほれぇ・・・いうてみぃや・・・ その時の記録は40時間、叩き出したのはわずか18歳の少年だったというのだから地球の未来も明るい だが1971年にはすでにイタリアでそれ以上の記録が出ていたのだ 叩き出したのは27歳の男性で、記録は驚愕の54時間 ムーンスパイラルハートアタックが約6480回ぶち込める計算だ妖魔よ その勃起を支えたネタは何だったのかというとなんと「名犬ラッシー」 まぁワンワンスタイルと言い換えれば古今東西ますらお奮い立つもやむない無双体位であるな ワンワーン!よしいいぞサターン!もっとだ!もっと私を鳴かせてくれ!コードネームはセーラーVだ! 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「あっちじゃヘリも飛ばした 戦車にも乗れたよ!100万もする武器を自由に使えた!タキシード仮面様!」 「気品もセンスのかけらもない・・・醜い妖魔よ聞くが良い 洋画に付けられた邦題で名作と言えば「ランボー」「天使にラブソングを」などは 気品とセンスに溢れた類い希な例と言えるだろう 逆に「史上最悪のボートレース ウハウハザブーン」といった「お前が最悪だよ」という感じの題名もある さて我等がセーラームーンはというと、例えばうさぎは「セリーナ」セレニティを意識した良い名前だな 私の本名は「ダリアン」なんかそういうサイコ映画があったような気もするな 各話タイトルもうさぎ誕生日会は「バースディ・ブルース」ちびムーン活躍回は「テインテッド・ティーパーティ」など バンドオブブラザーズ並の戦場ドラマを彷彿させる渋さとなっているが うさぎがルナに「俺の戦争じゃなかった、あんたにやれって言われたんだ!」とか言ったり ちびうさが「トゥインクルエール鳴らしてぇ、鳴らしてペガサス乗り回してぇよ」とか言ったりはしないので安心だ ただし声は若干太い 今だ、セーラームーン!」 「フゥーハハハァ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「柔肌を引き裂き・・・鮮血を求める凶暴な妖魔よ聞くが良い 今ではすっかり童貞の意味で使われるようになった「チェリー」 オックスフォード辞書によれば、そもそもは組み立て前の男を知らぬ成型色 またそんな乙女という名のガンプラを初めて組み上げた際の破瓜の血の色から来ているジオン驚異のメカニズム 要するに乙女を指す言葉だったのだな さくらんぼよりも「桜の花びら」というニュアンスで言えば納得していただけるだろうか しかしロマンチックな例えも男からすれば実際ちょっとしたスプラッター映画 紳士的に部屋をノック「今から挿入(はい)るけどいいかな?」「ええ・・・どうぞ」なんてやりとりがあって ワクワクしてドアを開けたら出ました紅のルベウス。紅ってかもうドス黒い 塩沢さんの声で「かかったなタキシード仮面!」とか響くわけだ。かけるのはこっちなのに そんなん見ちゃったもんだから、もう、スターライトタワー崩壊。守るべきものを失った・・・ あっでもサターン君のは大丈夫汚くない。なんていうか、Y'ズまん 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・��・タキシード仮面様!」 「フッ、危機一髪だったがこの賭けは私の勝ちと言うところだな妖魔よ! そんな時、ボールの数字を読み上げてくれるのがビンゴディーラーだ 利益をネイティブアメリカンの収入源にしていることから主にインディアンカジノで行われており 一兆円市場の業界でニーズも高く安定した優良職業 声に自信のある方はアメリカかカナダに飛んでみては如何かな? というか私の近くにも欲しいな、ビンゴディーラー。主に寝室にスタンバってくれるやつを んでもし当たったら、いや周期計算とかちゃんとしてるけど、ナマ気持ちいいし、だからもし当たったら 美声で「オオ・・・ビンゴゥ!」って教えて欲しい 「おめでとうございます!見事ビンゴしたのはこちらの紳士!」みたいなライトアップ付き くす玉なんか割れちゃったりして、花吹雪も舞ってる中、笑顔のビンゴディーラーがラジカセのスイッチ入れると エターナルセーラームーンのメイクアップBGMが流れ出したりね(エターナルッ) ああ永久就職(エターナル)ってそういう意味かぁーみたいなね(エターナルッ) 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「単勝一番人気はタキシードカメン、オッズ1.2」 「無駄だ妖魔よ!こちらには勝利の女神がついているからな! いわゆる「あげまん」というやつだ。伊丹監督の映画で有名になったが 「あげまん」の「まん」は銀水晶、つまり女性のオマンクスを指した言葉では無い 本来「まん」とは「間」であり巡り合わせや運などを意味する つまり相手の運気を上げる人を総じて「あげまん」下げる人を「さげまん」というのだ なので「男の場合はあげちん・さげちんになる」というのは真っ赤な嘘だ そもそもさげちんって何だ。萎えてるじゃないか。女性よりも男性側に不利益が出てるじゃないか 「どうした?大気光の変身バンクでも見ちゃったか?」とか慰めたくなるじゃないか 私を見たまえ!トゥインクルエール無しでもペガサスいきり立って登場、ウマ並なのねアナタとっても 下半身のデッドムーンサーカスがテントを張ったぞ! 見えました最終コーナーを曲がって、いやそんなに曲がってないけどちょっと右曲がりで アマゾネスカルテットの芝無し最終直線に 今だ、杉本清実況アナ!」 「タキシードカメンは遅れて六着」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「セーラー戦士達の洗脳は解けたぞ!残念だったな妖魔よ! 彼女たちが正常な状態に戻ったところで、伝えておきたい事がある 日本ではスタンダードとされる正常位だが、他の民族においては全然正常じゃない 多くは横向きに寝そべりながら挿入する側臥位が一般的 まぁ昔の庶民は狭い家で同じ部屋に家族が寝ていたため、お互い横向きでアクションする方が 隣で寝てる人にぶつかったり物音を立てたりしなくて済みそうだ そもそも生物学的に見れば一番正常というか自然なのは後背位っぽいがな ちなみに側臥位は動きも目立たないため隠れてアクションするには最適の体位と言える 隠れなきゃいけない様なやましい行為は私は一切してないが、魔が差すファンタジーそうさ夢だけは 私はただサターンをサンクチュアリに連れて行こうとしただけなのに。誠心誠意謝ったのに。所持品全部差し出したのに そしたらクインベリルの声の人が「まだ命が残ってるではないですか」みたいな事言ってきて殺されるところだった 君は幼宇宙(コドモ)で感じたことがあるか!? 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
~前回までのあらすじ~ クインベリルによって洗脳されてしまったタキシード仮面は急行系カードと物件を捨て値で売り払ってしまった 「・・・ここは・・・そうか、私は今まで操られて・・・しかしそれももう終りだ! 正常に戻った私から貴様に一つ教えてやろう 日本の正常位が世界的には全然正常じゃない、という事は前回言ったが 太平洋の一部島々では座りながらワールドをシェイキングするのが一般的 女性が木などにもたれて座り脚を広げると見えたぞ、ブラック・ドリーム・ホール! ここで相手の男性が性器で刺激し濡れそぼればOK。濡れそぼらないうちに、というか サターn いや相手が特に脚を広げてもいないのに刺激しようとするとウラヌスに殴られたりする 医者に診せたら一目でわかる グーパン型に痛むTatoo かくせないわ 逆にこの島で日本の正常位というのはアブノーマルプレイに分類されてしまうのだ 「なぁ・・・正常位してみね?」「やだもー変態!」そんな感じ 戦時中の日本軍が教えたそうだが、日本人は変態という印象には遺憾の意を表明する 今だ、さくまあきら氏!」 「桃鉄で遊んでくれた皆さん、今までありがとうございました」
「うわああ!し、死んでる!?」 「ようこそ妖魔の諸君。君たちはそれぞれ私がちびうさにした何らかの行為を ウラヌスとプルートにチクった共通点を持つ よってこの館にてその罪を償って貰うが・・・生き残りたくばこれを見ろ これは南極一号と呼ばれるダッチワイフだ その名の通り南極観測船の隊員達がアブラカダブラポン!するために用意されたビッチである ところが極寒の中では性欲自体が起きず、誰もポン!しなかったため結局全員ノーテンで南極にて南局終了 帰国後のインタビューで「処女にて帰還す!」という感動大作っぽい文字が躍る事になった 己の生まれた目的を果たせずに任務を終えた彼女の心中お察しする なればこそ女性としての役割は紳士として全うさせてあげたい ブラックレディは私のホワイトで中和できるはずだって意見したらこれだよ 毎度毎度あの巨女が。ヘリコプターに変な名前付けてるくせに。しかも撃墜されたくせに 天王号とかセンス疑うわ、私みたいにマシンタキシーダーとかにすればいい。そんなの持ってないけど 今だ、セーラームーン!」 「なんだ今の爆発音は!」「見ろ、唯一向こう岸に掛かってた橋が」
「この波動は・・・ジェダイの騎士!」 「そこまでだ妖魔よ!地の利を得たぞ! こないだ脱衣所でうっかりウラヌスと鉢合わせ、すわ���ブひなか?と思われたが 雪のように白い肌の向こうに出たぞ雪原の怪物ワンパ!もっさもさやんけ!ルークあやうし! その隙にいつもの的確な蹴りがヒット、どこにって?もう言わなくても判るよね? ウウッ・・・もう隕石調査は諦めるしかないっ・・・! 薄れる意識の中で思ったのは、スターウォーズEP5でルークがワンパに襲われるシーン あれは特殊メイクでもなんでもなくルーク役のマークが撮影現場へ来る途中交通事故に遭った怪我なのだ マジモンの負傷をそのまま撮影に使うとは恐るべき機転の利かせ方と言えよう こっちはルークどころじゃないよ。あのね、ライトセーバーが根本から伸びない。フォース全然出ない お願いブゥンって言ってブゥンって・・・そう思い今一度パンツの中を見たら死ぬ直前のヨーダみたいなのがいた さっきまで元気にグリーバス将軍並に振り回してたのに!弟のように思ってたのに! 今だ、レイア姫(朝日テレビ版)!」 「はいっ!」
「このエンジン音は・・・マシンタキシーダー!」 「私の愛機からは逃げられんぞ妖魔よ! 昔は白馬の騎士などという言葉もあったとおり馬に乗って颯爽と登場などが一般的だったが その「馬」という動物、実はすでに野生には居ない。地球上から絶滅してしまっているのだ 今いるのは人間が飼育しているもの、そしてそれが「野生化」したムスタングのような種類だけだ そんな彼らを無闇に戦いの場にかり出すのは良くないと思ってのこのマシンだが 走行シチュエーションを問わず走りを楽しみたいライダーにオススメのハイパープロ リアショック あえて個性を主張しないスタイリングは乗る人こそが紳士たれと呼びかけているかのようだ だがそんなマシンも乗る前に取り押さえられては真価発揮できず またキミか!プルート君!そんなビラビラになった時空の門には興味がないと言っているだろう! それとデッドスクリームは命中させる場所によっては私の馬が絶滅するので禁忌(タブー)だと言っているだろう! 判ったか!判ったらはやく不躾棒でちびうさのトランクまわりのチェックの続きを 今だ、田辺憲一さん!」 「ちょっと加速悪いねこれ」
「このジェット音は・・・マシンタキシーダー・スライダーモード!」 「ウイルスをまき散らす妖魔・・・いや病魔よ聞くが良い 貴様が蔓延させたこの風邪、世界各地で最も多くの民間療法を持つ病気なのだ いわゆる「お婆ちゃんが言ってた」というやつだな ポーランドでは玉葱丸々一個のみじん切りと砂糖で作ったポタージュ一気飲み イタリアでは黒焼きにしたレモンを鉢巻きで額に巻き付ける。八つ墓村? ブラジルでは生のニンニクでネックレスを作り首にかけ そして日本ではおなじみネギを直腸に挿 どうしたちびうさ?フフッ、早くキャストオフしてごらん ハイ来たこの痛み!例によって鋭い蹴りが人間・氷川誠としての部分をダメにした。もういいだろう! 見て下さい私のワームを・・・こんなネイティブになって謝っているではないですか・・・ その隙をついてクロックアップ、あやうくシャボンスプレーで葦原君になる所──なにっ!? ほう、クロックアップについてこれるのか だがお前は俺を甘く見すぎてる 今だ、加賀美!」 「運命の」
「お前は確か・・・タキシード仮面」 「こんな時間に公園で一人・・・どうしたんだセレセレ 妖魔といえどか弱いレディ。君にそんな涙は似合わないな ほら耳を澄ませてご覧。スターオルゴールの音色が響いてくるだろう 1週間くらい巻いておいたからね。ぎりーって。理性が壊れる寸前まで巻いておいたから今ちょっとやばい そうそう、オルゴールというのは実は日本語だ 江戸時代に海外から入ってきた見知らぬ楽器は全てオルガノと読んでおりそれが転じたようだな つまり外国人に「俺のスターオルゴールを~」と言っても通じない まぁちびうさにも最初は通じなかったよ。それがむしろ興奮した。スター・・・いやカオスシード出た 鞘からちょっと抜けそうになったギャラクシアの剣を頑張って定位置に戻しましたけどね でもそこへ通りかかった蛍君が「私にもお手伝い出来る事あります?」とか言ってきて、エ、エン、エンディミON! 誰だって誰かの力になれる。それを言いたかった さ、判ったらもうお帰り」 「・・・うん(よく判らないけど、悪いヤツじゃないのかも)」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「下劣な手段で人々の心に入り込む・・・薄汚い妖魔よ聞くが良い。 現在では笑いを伴わない猥談や露骨な性的話題も全てひっくるめて下ネタと呼ばれているが 寄席、落語の席ではエロ関係は「バレネタ」と呼び、下ネタと区別していた では下ネタとは何を指したのか?そのものズバリ「排泄・汚物」マーズが今朝でかい音をさせていたアレだ しかも粋や通に繋がるバレネタと違い下ネタはとにかく下劣で低俗と嫌われた 確かにマーズのはいかにもマーズ・アタック!色と大きさは例えるならニコルソンな凶暴さ どんなウンチの時も絶対諦めない、そんな仮面な乙女のポリシーをもつ私ですら躊躇した 思わずERに駆け込んだらダグラスがナンパ目的以外で急患扱いしてくれるレベル それに比べてプルートはどうだ!ちびうさをスモールレディと言うだけの量はある!顔をあげて とびこんでゆくの ひり出された見事なガーネットロッドの圧倒的迫力、君自身がキング・エンディミオンだったのだ・・・ フッ、ちびうさやサターン以外でもこんなポテンシャルを持つ戦士が居たとはな 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このジングルは・・・タキシードクイズ!」 「さぁ今夜もやって参りました、紳士による紳士のためのシルクハットなお時間 ザ・タキシードクイズ!回答席の妖魔よ聞くが良い。動けば撃つ ちんちん電車から電車を取ると何が残るでしょうか!はいジュピター!上のお口で答えて! え?・・・あー、まぁ普通はそう言っちゃうよね。正解は「線路と駅」ですがフハハハ! そんなジュピター大好きちんちんの形を模した大人の玩具 これ実は特許を出願する場合、該当する分類が存在しないのだ なので「大人用玩具」なのになんと「子供用玩具」として出願される。フ、聞くだけで勃起するわい・・・ 見よ、三つのタリスマンが共鳴して・・・振動して・・・リズミカルに揺れ始めた!新たな危険に誘われてここにブブブブ 思春期のサターンにはちょっとサプライズだったようだね、でもそんなに嫌がっても聖体(オスティーは)正直だな! で、気付いたらもう眼前にディープサブマージ迫ってるわけ。はいはいまた失敗です。どうなっているのかね 聞いているのかねカオリナイトくん!魔具茶だ!はやくしたまえ! 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「残念だったな妖魔よ!貴様の集めていたエナジー��全て取り戻したぞ! この黄色くて温かくて良い香りのする液体エナジーはな!チャープチャプだ! 「男として四部ジャンケン小僧のガラスのシャワー並に浴びたい液体と言えば?」で一位の潮だが 皆がありがたがる最大の理由であるアンモニア成分、実はほぼゼロ 潮すなわちスキニー線液が尿道口から出る際に微量の尿が混ざるだけで成分的には汗と同じ! つまり世の男性の8割がやっているマーキュリープレイはポカリスエットで代用できるのだよアンダーソン君 おっとお役立ち情報に洗浄のピスニスト達の浮動票が無所属タキシード仮面に多く傾いたかな? だがやはり本物は違うぞ たった100ccの中に宇宙が見える、それは彗星スノー嗅ぐや、否や、私の脳を鮮やかに刺激してスパーク おお、ザ・ライトスタッフ(尿資格者)・・・!ラムダパワー充填 本日は若干言語野に痺れが残る。甘んじて受け入れよう。しょっぱいけど いまならなかよし12月号に港区立十番小学校検尿日カレンダーがついてくる! 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「信じて送り出した・・・タキシード仮面様が!」 「息のあったコンビネーションは見事だが、同じ二人組ならこちらが上だ妖魔よ! はるか君とみちる君あたりにとってはもはや当たり前の用語「タチ」と「ネコ」 語源は諸説あるがタチは「太刀」というわかりやすい隠喩以外にも 歌舞伎の「立役(男の役)」から来ているとも言われている ネコはネコ車(工事用一輪車)を押している姿がソイヤッソイヤッに似ているからソイヤッ セーラー音頭で んちゃちゃっちゃ 私も以前キングエンディミオンの嫌がらせでうさことの仲を引き裂かれた際 何かを求めるように一の橋公園を徘徊。ねぇオーディションでこの役貰った時の事が忘れられないのぉ あるときはルナ、ある時はアルテミス、ていうかどっちもネコ、ヤッタネ!タキシード 不特定多数との絆が魔界樹のエイリアンを打ち砕く!エイルの笛よ吹き荒れろ、やだこれ太ぉい そうか・・・これが��ングの持つ優しさの源・・・こうして歴史は紡がれていく・・・ ていうか私じゃねえか 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「人々の憩いの場を踏み荒らす・・・悪逆の妖魔よ聞くが良い 人質の皆さんも是非お子様と一緒にお聞き下さい。♪おお牧場はみどり 草の海 風がふく♪ 小学校の教科書などでもおなじみスロバキア民謡 実は祖国では聞くことが出来ない。それは元の歌詞に原因があり・・・要約するとこうだ 「戦に出るから家臣達お供せよ」「銃も持たずに何を狩るというのですか領主様?」 「18歳くらいの雌の鹿が居たので馬で追い立てた後に下腹部の銃で(小指を立てながら)これモンよ!」 「う、うむ なんだか興奮してきたよ!」 当然日本では歌詞を変えられているわけだがなんとパッションな歌だろう 私だってこれやりたい。エーデルワイス舐めたい 自慢の銃で、あ、でも罠もいいな。ちいさな子鹿を餌にせつなママまでおびき寄せちゃうトラップ一家 その表情がマイ・フェイバリット・シングス。理性という名の山を越えて大人のスイスへ亡命しよう そんな完璧な計画書を燃やした人がこのクラスにいます。先生怒らないから手を挙げなさい 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この点滅は・・・聖夜限定奥義・タキシードミラージュ!」 「まぶしかろう妖魔よ!聖なる夜を荒らし回るのもここまでだ さぁもう安心だ子供達、お父さんお母さんの所へお帰り。あ、やっぱまだまずい 今ちょっとお父さんがね、暴れん棒のサンタクロース。クリスマス前にはっちゃけた 大丈夫別にお母さんは虐められてるわけじゃ・・・お父さんの方が泣いてた?フッ、珍しくもない いいかい坊や、下痢止めと下剤を同時に飲むとどうなると思う?答えは下剤の勝ち 人間、我慢するより出すほうが自然なんだね ただいまの決まり手は押し出し、押し出しでウンコの勝ち。ウンコ六連勝です。パンツ負け越し。濃いのハッケヨイ! 街を見てごらん、イルミネイションが輝いて、すっごい出た時に似てる。ブリリアントダイナマイトネオン プレゼントは来年10月くらいまで待ってね、きっとお母さんの産道から出てくる 何?違う?DXゴーカイオー?でもまぁ豪快に合体はしてるし納得してくれ。キャベツ畑からガレオン出航 今夜はゴム無しで大いなる力、注入。なぜって? 人間、我慢するより出すほうが自然なんだね」 「まもちゃん、今頃何してるかなぁ・・・」
「私は・・・私はただ、この人と一緒に・・・」 「判った、行くが良い。妖魔と人間の恋・・・まさにロミオとジュリエットか ラブストーリーの傑作と呼ばれるこの話、日数的に見るとかなりとんでもない 初日でロミオとジュリエットが出会いバルコニーでキス と思ったら翌日には電撃結婚。その帰りにロミオはジュリエットのいとこに ロミオ・スパイラル・ハートアタックをキメて殺害 その後ロミオ逃亡からジュリエット偽装自殺、勘違いにより二人とも死亡までわずか三日だ このスピードからすると多分おセックスもしてた。絶対。判らないようにちっちゃく 「そしてロミオ中出し」とか書いてある。んでバレないうちに次の瞬間、食事シーンとかになってるの ロレンス神父に後で聞くと「うーん、まぁフニクリフニクラ~」みたいな曖昧な事言いそう もうねわかってる。ロミオもこれ普通に行ったらおセックスできないって理解してるから 一瞬の隙を突いて腰突いて。速攻。ラディカルグッドモンタギュー家。見習いたいね サターンだって変身中にササっと済ませれば、そう思ってたら変身バンク無いの・・・嘘だろ・・・ 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「追いつめたぞクイン・ベリル!光と闇の決着をつける時だ 光と闇。言うなれば食い合わせ。ウナギ&梅干やスイカ&天麩羅などは有名だが はいそこの妖魔!そーです貴方です!おでんを肴に一杯。いいですねぇ しかしこれがクセ者。なんと酒&辛子は共に結構を促し「過ぎる」ために高血圧の原因に また茄子の漬け物&ざるそばも体温を下げる組み合わせのため身体に悪影響 普段何気なく食べてるこうした組み合わせ、実は禁忌(タブー)だったんですねぇまみちゃん 逆に良い組み合わせと言えばちびうさ&サターン お互いの名を呼びつつも同時に達してしまう「堕ちる時は・・・一緒だよ」うん手は絡ませて! プルート&ちびうさも「やめて、スモールレディが横で寝て・・・っ!」という感じで 声を押し殺してのお餅つき。月のお餅はベタベタしてる というわけでTVスペシャル龍騎のラストさながらに私を囲むセーラー戦士の皆様、ガッテンして頂けたでしょうか? あぶないっ、うさこ!」 突き飛ばされたセーラームーンが見たのは、自らを庇いクインベリルの雷に貫かれたタキシード仮面の姿だった (つづく)
うさぎの手に抱かれ、タキシード仮面のマスクの点滅がゆっくりと褪せていく 「ブレーキの壊れたピスト自転車」と呼ばれた彼に終りが近いことは、もはや誰の目にも明らかだった 「こんなの・・・こんなのないよ・・・」 「すまないうさこ、正体を隠してでも・・・ずっと傍に居てあげたかったのに・・・」 「ううん、あたし知ってた。全部知ってたんだよ 正体がまもちゃんだって事も、ずっと私達を助けてくれてた事も 冬眠中の熊は眠ったまま尿をボンジョビしたり、逆に植物で腸を詰まらせ糞をブリジストンさせない事も 20世紀初頭まで食人してたフィジー島民によると「腐りかけをタロイモの葉で巻くとうんめぇーっ!」って事も 丼物に付く沢庵は一切れだと「人斬り」三切れだと「身切り」だから二切れだって事も テトリスの作者は特許を取ってなかったのでこれっぽっちも金が入らなかった事も ちびうさがこないだ「お父さんって呼びたくない・・・」って漏らしてた事も全部!」 「なにそれ死にた・・・い・・・」 「まもちゃん!まもちゃああああん!」 次号、感動のフィナーレ! (つづく)
物言わぬタキシード仮面、いや地場衛の身体を冷たい宮殿の床にそっと寝かせる たったそれだけの所作にうさぎの、衛への深い愛が籠もっているかのようだった 「うさぎ・・・」「うさぎ!」「うさぎちゃん!」「うさぎ!」 戦士達がうさぎを、そして己を鼓舞するかのように名前を叫ぶ。憎しみ、悲しみ・・・どれとも違う グリコマークのモデルになったのはフィリピン人マラソン選手カタロン氏。そんな表情だった 「みんな、いくわよ!」「ええ!」 皆判っていた。戦いの果てに死があること。今まで欠けることの無かった大切な仲間 それが敵の攻撃を受け、当たり前のように当たり前の現実を見せつけた 横たわるタキシード仮面。冷たい身体。目の前の死体。ただの物。糞袋。ゴミ。粗大ゴミ。←お前らの末路 そんな言葉を振り払うように5人は突撃していった 「フン、小癪なセーラー戦士どもが・・・!」 死の女王が嗤った
「男の子の股間に付いてる『チ』で始まるカタカナ4文字なーんだ?はいセーラームーン!」 「チンポコ!」 「正解はチャックでした!ゲェいささかも怯まない」 クイン・ベリルの精神攻撃を辛くも耐えるセーラームーン。大切な人を奪われた怒りが目に宿っていた 「成長期をむかえると毛が生えて皮がズル剥けちゃうアレはなーんだ?はいセーラームーン!」 「チンポコ!」 「どうもろこしだよ!即答はやめろよ!」 プリンセス・セレニティとしてのエナジー、そして羞恥心が備わった強い精神 それをある意味尊敬のまなざしで見つめる仲間達との絆が、今のセーラームーンの力だった だが──── 「女の子が一度味を覚えるとハマっちゃう、黒くて硬いものなーんだ?ヒント『チ○コ』はいジュピター!」 「えっ、あの、あふっ・・・」 セーラージュピターがゆっくりを膝を付き倒れる。砂山が崩れるようにゆっくりと スローモーション、そう、中森明菜並にスローモーションだった 「いや・・・いやあああああ!!!」
このまま圧せば勝てる、そう踏んだはずの攻撃の手が弛む 目の前の大義も忘れセーラームーンはジュピター・・・いや「まこちゃん」の元へと走り寄った 戦士といえど思春期の女の子。過酷なさだめに何から何まで耐えうるはずもない そんな目論見が当たり冷笑を浮かべるクイン・ベリルだった 「まこちゃん!まこちゃんどうしたの!?イグの!?」 「ちょっと濁音は止めなさいよばかうさ!」 「だってレイちゃん、まこちゃんが・・・まこちゃんが!だってまこちゃんなんだぜ!?」 瞬間、乾いた音が宮殿に響く 腫れた頬を抑えるセーラームーン。涙目でそれを睨むマーズ。うろたえるヴィーナス F91の展開の早さに一言あるマーキュリー 「・・・しっかりしてよね、ばかうさ。ここまできて全部無駄にしたら、きっとまこちゃん悲しむよ」 「レイちゃん・・・そう、だね」 ふっきった顔で立ち上がるセーラームーン。続く三人の戦士。もう迷わない。もう逃げない。もう寝ない 決意に満ちた表情だった
「貴様ら・・・!?」 ばかな。確かに立ち上がれぬよう心を折ってやったはずなのに。なぜ? 一人の仲間の死、それによって他の四人も戦えなくなるはずだったのになぜ!? 困惑するクイン・ベリル。タキシード仮面の死はカウントされていなかった 目の前の華奢な少女達が、死という現実を越えてなお立ちはだかる それが理解できなかった 「・・・ふん、同じ事をあと四回も繰り返せばそれで私の勝ちよ!」 「そんなにエロ雑学覚えてきたんだ・・・」 「引く」 「う、うるさい黙れ!」 声を張り上げるベリル。だが──── 「クイン・ベリル・・・可哀想な人」 「なんだと!?」 セーラームーンの意外な言葉に、死の女王は目を見開いた
「か・・・可哀想・・・だと・・・!?」 驚きに見開いた目は、徐々に屈辱で怒りに染まっていく 「可哀想だと!!!!111111?????」 「私達がなぜ立ち上がれたのか、判らないのね。だからそうやって婚期を逃し女を諦めてまで 卑猥な雑学で相手の心を乱して漬け込み破壊しようとする」 「ばかうさ・・・」 「それ私達もやってたんやな」 「ほんとだよ。謝れよ各方面に」 「かつて・・・赤塚不二雄は歯医者に言ったわ。『知り合いを驚かせたいので歯全部抜いて下さい』って 結局医者に止められたって!」 うさぎの頬を涙が伝う。それは誰のためでもない、自分のための涙だった。自分のためかよ
セーラー戦士達のエナジーが増大する 「マーズ・スター・パワー!」 「マーキュリー・スター・パワー!」 「ヴィーナス・スター・パワー!」 「ジュピター・スター・パワー!」 ジュピター!?ジュピターナンデ!? 「ムーン・クリスタル・パワー!」 「くうう・・・滅びよセーラー戦士!この穢れた地球の未来と共に!エロ雑学と共に!」 暗黒のエナジーは戦士達を蝕んでいく。だがそれでもセーラー戦士達は諦めなかった 「絶対に皆と帰る・・・あの平和だった日々へ!楽しかった毎日へ!だから力を貸して!銀水晶(生理中)!」 「脱ぐんじゃないバカ!死ね!」
とどめとばかりに襲いかかるクイン・ベリル だがその毒牙は飛来した一輪の花によって阻まれた 「な・・・なにっ!?」
「このバラは・・・まもちゃ、いえタキシード仮面様!」 「銀水晶のエナジー、そしてうさこ・・・お前の愛がある限り私は不滅だ! 我が最愛の人を傷つける・・・妖魔の女王よ聞くが良い 傷と言えばどこのご家庭にもあるアロエ。今や家庭の医学でおなじみですね 消炎・殺菌効果が高く『医者要らず』とまで言われるこの植物だが 場合によっては要注意。何と妊婦にとって最悪の影響である流産を引き起こすのだ! アロインという成分が子宮収縮を引き起こすためだが間違っても悪用はいけないぞ 一夜の過ちの結果を帳消しにしようと「お前の身体・・・大事にしたいからよ」などと 甘い言葉たくみにアロエを食べさせるなんてそんな不謹慎なこと・・・やろうぜっ! あれ?なんでジュピター生きてるの・・・?あっごめんやっぱ今の無し!うそ!うそでした! 今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」 二人の切り開く未来が、地球を救うと信じて────────── そしてこの定時スクが、色んな人達に許されると信じて────────── (おわり)
おまけ -使いそうで使わなかったネタ一覧-
YESロリータ!NOビッチ!
そこは開かなくても良い方の時空門だから
処女宮!復唱するんだジュピター!処女宮!オメコのシャカ!!「天舞宝輪」あっ見ろシャカの目が
キミにはまだちょっと早いけど劇場版R前夜祭を始めようね
ウラヌスはあとでゴリラフォルダに保存してやるからちょっと待っていろ
いたいのいたいの飛んできたー
今日もまた一人寂しく子孫予備軍を大量虐殺して、2軍ベンチを温める簡単なお仕事
アメリカ横断ウルトラタキシードクイズ
この香りは・・・タイムリープ仮面様!
下手人は私だっ!
おまわりさん、この人スターライツです!
おい店主!安い酒から持ってこい!
ネットの匿名性が私を強くした
マシンタキシーダーが涙を・・・!
偉大なる聖人の使用済み染み付き聖骸布
何も考えずにエッチ展開に突入するだけのエロ漫画は私に勇気を与えてくれる
フーム・・・よし、発想を360度変えてみよう
ジュピタアアアアアアアア!!それだめ!!!剃って早く!!!111
うわ機械獣みたいなブサイク!うーん、真(チェンジ)!私のドラゴン、意気消沈
4人シートに3人しか座れないケツ・・・といえばプルートですが
バーニング・・・(ポンポンポンポンポンポン)オマンダラー!!
悪意から身を守るため、善意が牙を剥いた!
腸洗浄(マネーロンダリング)
「ゴールドボール・ランを開催する!」「サンディエゴ・ニューハーフ!」「サンディエゴ・ニューハーフ!」
人生のウルムド・アブドゥル
G(ジャイアント)・スポット!
海綿体(スポンジボブ)
え!? ゴムを付けずにデリシャスマッチを!? 妊娠(でき)らぁっ!
エロくない事言うのやめてもらえます?
この妖魔の攻撃・・・進研ゼミでやったとこだ!
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2014年7月26日に長崎県佐世保市で発生した、高校1年生の女子生徒(15)による同級生殺害事件。自宅マンションの一室でクラスメートを殺害し、一心不乱にその遺体を解体する――。血も凍るような光景を繰り広げた少女Aの所業は社会に大きな衝撃を与えた。 (以下は、「週刊新潮」2014年8月7日号記事の再録です。文中の年齢、役職、年代表記等は当時のものです) *** 給食に漂白剤を混入 「Aちゃんが幼稚園に通っていた頃、うちの子は彼女と一緒の絵画教室に行っていました。そこでのAちゃんの評判は良くなかった。彼女は落ち着きがなく、感情の起伏が激しいので、徐々に他の��たちから避けられるようになっていったのです。結局、Aちゃんが来る曜日だけ、教室はガラガラになってしまいました」 とは、先の少女Aの一家を知る人物。 「あと、Aちゃんは小学6年生の時、気に入らない子の給食に漂白剤を混入したことがある。大事にならなかったのは、母親が教育委員を務めていたからではないか、と囁かれました」 少女Aが通っていた小学校の関係者によれば、 「給食に異物を入れられたのは男児と女児。女児はその影響で生理が止まってしまった。騒動後、小学校の校長は左遷され、担任の先生は別の学校に転任になった。また、Aちゃんはそれ以来、授業を受けず、保健室に通うようになった」 本人は謝らず 実際に給食に異物を混入された、少女Aの小学校時代の男子同級生は、 「給食の玉子スープに入れられたのです。食べ終わった後、Aが私の席に来て奇妙な笑みを浮かべながら“分かった?”と言う。“何が?”と私が聞くと、彼女は“水酸化ナトリウムば入れた”と言いました」 として、こう話す。 「まさかと思いましたが、気になったので放課後、Aに声をかけたらポケットから封のできるビニール袋に入った透明の液体とスポイトを取り出し、こう言ったのです。“理科の先生に理科室の鍵を借りて持ってきた”と。言葉を失いましたね。私は2日後、そのことを担任の先生に言った。するとしばらくして、校長や両親と一緒に本人が謝りにきた。でも本人はなかなか謝らず、大人に促されてようやく謝っていました」 猫を殺して解体 先の社会部デスクは、 「Aには、小学生の頃から、猫を殺して解剖したり、家出したりといった問題行動があった。Aの母親はそのことに胸を痛めていた」 と話すが、この母親が昨年秋に病死したことは【前編】で記した。先の幼馴染は、 「Aちゃんはお母さんっ子だったのでショックだったと思います。ただ、Aちゃんが辛かったのはお母さんのことだけではなく、実は、お祖母ちゃんのこともあった。お母さんが亡くなる1、2年前、一緒に住んでいたお祖母ちゃんも亡くなり、塞ぎこんでいたことがありました」 と、こう語る。 「そこからようやく立ち直った頃にお母さんが入院し、しばらくして亡くなった。その頃から学校にはほとんど行っていなかったようです。お母さんが亡くなって半年もしないうちにお父さんは再婚した。Aちゃんはそれが本当にショックで、“お母さんのこと、亡くなってから、どうでもいいとがな。すぐ女の人連れてきて、あんまりお母さんのこと、想ってないんじゃなかろが”とこぼし、“(父と継母とは)一緒に住みたくない”と言っていました」 少女Aが一人暮らしを始めたのは今年4月だが、 「15歳の少女に一人暮らしをさせる理由について、父親は“留学生活への準備”と周囲に語っていました。しかし実際は、Aと継母の不和が原因だった。Aが一人暮らしをしていなければ事件は起こらなかったかもしれません」(先の社会部デスク) トップクラスの収入 そんな少女Aの父親が経営するのは、7人の弁護士を抱える県内最大手の法律事務所である。 「父親は大手通販企業や佐世保市医師会の顧問弁護士のほか、倒産案件などを数多く手掛ける弁護士として知られています。若い頃から地元の青年会議所に入って活動し、その人脈から顧客を広げていったのです。また、佐世保は米軍基地があることから、米兵による事件が多いのですが、彼らの弁護も率先して引き受けてきた。儲かる案件をしっかりとこなしてゆく。ひとことで言えば、やり手ですね」(地元のテレビ局関係者) 少し古いが、2004年の長者番付によると、年間で3000万円以上を納税しており、佐世保市でもトップクラスの収入があることが窺える。 その一方で、少女Aの父親は愛妻家という評判だった。 「Aのお母さんは、若い頃、地元のテレビ局に勤務していたことがあり、主婦になっても社会活動に熱心で、スケート団体の会長という立場でもありました」(同) 家族のエピソード だが、そんな母親を襲ったのが、すい臓がんだった。このがんは進行が早く、生存率が低いことでも知られている。昨夏に病巣が見つかると、少女の母親はわずか3カ月後の10月に亡くなってしまう。今年1月末の地元紙には、母親をしのぶ家族のエピソードが紹介されている。父娘で国体のスピードスケート競技に出場したときのものだ。 〈昨年7月、当時51歳だった妻の××(名前)が、腹部の痛みを訴えた。検査の結果はがん。医者からは「手の施しようがない」と告げられた〉 痛みに耐える妻を前に、夫は何も手につかなくなりそうだったという。 〈そんな生活が続いていたある日、妻が夫に優しく語り掛けた。「頑張っているあなたが好きなんだから」。(中略)「スケートどころではない」とも思ったが、妻のあの言葉が背中を押してくれた。(中略)迎えたこの日、霧降スケートセンター。今年は長女と一緒に、妻との約束のリンクに立った。「娘も無事に滑り終えてくれ、家族にとっての集大成の大会になった。妻がいたら2人の名前を応援してくれたんでしょうね」。胸に熱いものが込み上げてきた〉 金属バットで父を殴る スケートリンクでも亡き妻のことを忘れない夫。だが、その後にとった行動は、少女Aにとって驚くべきものだったに違いない。 「Aのお父さんは、しばらくすると婚活パーティーに顔を出すようになったのです。そこで射止めたのが21歳も年が離れた有名大学出身の女性でした」(Aの知人) そして、今年5月、父親は再婚。少女Aは一足先にマンションに引っ越していた。 「Aの父親は、以前、フェイスブックに娘から“バカボンパパ”をデザインしたケーキをもらったと書いています。自分の父親をバカボンパパになぞらえるとは、ずいぶんな扱いですが、今年の春にはもっと酷い事件が起きている。再婚に反発したAが、なんと金属バットで父親の顔をぶん殴って重傷を負わせたのです。そんな父娘の関係だから、Aはスケート競技も好きではありませんでした。練習は福岡市のリンクま��行ってするのですが、彼女は行くのを嫌がっていましたから」(社会部記者) *** 事件後、少女Aは長崎家庭裁判所に送致され、少年審判を受けた。 審判の最中の2014年10月、少女の父親が自宅で首を吊り、自殺を遂げた。事件後は「このまま生きていていいのか」「どうやって償っていけばいいのか」と周囲にしきりにこぼしていたという。 そして事件から1年後の2015年7月、少女Aの第3種少年院(旧・医療少年院)送致が決定した。その際の家裁の決定文にはこうある。 〈少女は小学5年時、見かけた猫の死体にひきつけられ、猫を殺すようになった。中学では、猫を殺した後に解体するようになり、さらに人を殺したいと思うようになった〉 〈少女は重度の自閉症スペクトラム障害(ASD)であり、併存障害として素行障害を発症している〉 〈猫を殺す自分に苦悩しつつ、その一方で猫を殺すことでは満足できなくなり、解体を始め、さらには殺人欲求を抱くようになった。その後、実母の死を体験したことで殺人空想が増大し、殺人欲求が現実感を帯びていき、本件非行に至った〉 〈少女の特性や非行メカニズムに応じた治療教育の実施が期待できる第3種少年院で処遇することが望ましい〉 少年院は20歳までの収容が原則だが、少女Aは2018年に3年間の収容継続が決定。2021年にも「収容者の精神に著しい障害があり、矯正教育を継続する必要がある」とさらに3年間の収容継続が決まった。しかし、収容の最大の年齢である26歳を迎えた2024年には、彼女が既に出所していたことが明らかになった。 少女Aは更生できたのか。その答えは、事件から11年経った今でも少年法の闇に包まれ、未だはっきりと見えてはこないままである。 【前編】では、自宅マンションの一室でクラスメートを殺害し、一心不乱にその遺体を解体する――血も凍るような事件の詳細と、地元の大物弁護士を父に持つ、少女Aの恵まれた環境について記している。 デイリー新潮編集部
「加害少女」は社会復帰、父親は自殺…「佐世保高1女子生徒殺害事件」 同級生を殺害・解体した15歳の“本当の顔”(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
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歌声とすれ違い
第一章:テンとミカカ ある休日の午後、ミミカと白尾見太郎(しらお けんたろう)は近所のカラオケ店で「ミミカ大熱唱大会」を開催していた。無邪気なミミカの歌声に、白尾見太郎は目を細めながらリズムを取る。今日が二人の記念日であることを、ミミカはすっかり忘れているけれど、見太郎はそんな彼女の天然さも愛しく思えるのだった。
一方、その家ではミカカが妹ミミカの“留守番”をしていた。何かとそそっかしい彼女は、部屋で音楽をかけながらスマホをいじっていると、玄関のチャイムが鳴る。扉の向こうには、筋肉質で威圧感のある男──テンが立っていた。
「あぁ、うん。見太郎から紹介されて……」
思わずドアを開けかけたミカカだが、すぐにガチャリと閉めかける。しかし、テンは屈強な腕でドアを受け止め、苦笑いしてみせた。
「大丈夫、怪しい者じゃねぇよ。見太郎の友達のテンだよ……」
ミカカは戸惑いながらも情報を整理する。今日、妹ミミカはカラオケで出かけている。自分一人かもしれない…。だが「見太郎の友達」という安心感から、少しだけテンをリビングに招き入れてしまう。
会話がぎこちなく続いた。その時、ミカカのスマホに高牧健躬(たかまき たけみ)──例の彼氏からLINEが入る。「今何してる?」の何気ない一文。ミカカは、なぜか気がひけて、すぐに既読を付けなかった。
テンはカラオケの話題を振った。
「見太郎の歌、意外と面白いよな?…アイツと初めて出会ったのもカラオケだったし……」
その言葉に、ミカカは思わず笑ってしまう。見太郎とテンの出会いがなんとも破天荒で、テンがダンスを踊り出したエピソードなども盛り上がった。ミカカは、出会いや、つながりの不思議さ、そして“居場所”の温かさを感じていた。
その夜、ミミカと見太郎が帰ってくると、リビングのソファでミカカとテンが夢中で話し込んでいる光景があった。
見太郎はテンに軽くウィンクし、「またカラオケ勝負、やるからな!」と宣言する。 健躬はスマホごしにソファのミカカをじっと見て、ちょっぴりすねた顔を浮かべる。 そんな複雑で温かい空気の中、4人(+スマホの健躬)は夜遅くまで語り合い、賑やかな時間を過ごすのだった。
第二章:揺れる想い 深夜になっても、ミカカたちの談笑は絶えなかった。カラオケ大会の話題で盛り上がるミミカと見太郎は、見太郎が歌った爆笑ネタソングを思い出してソファで転げ回る。テンはその様子を面白そうに見つめながら、自分も誘われたらどう歌おうかと内心そわそわしている。
その一方で、ミカカはつい健躬からのLINEを放置してしまい、申し訳なさが胸に広がっていた。 健躬はスマホを見つめながら、寂しそうにため息をつく。普段のツンデレな態度に隠しているが、本当はミカカのことをとても気にかけていた。
「テンさん、見太郎さんと出会ったときの話、もっと聞きたいです!」と、ミミカが瞳を輝かせる。
「ええと……あれはな…見太郎がいきなりカラオケボックスでアイドルの歌を全力で踊っててさ。俺は用事で入っただけなのに、なぜか一緒にデュエットする羽目になって……。まぁ、気づいたら仲良くなってたかな……」
テンが少し照れくさそうに語ると、部屋には和やかな笑いが広がる。ミカカも久しぶりに肩の力が抜けたようにくすりと笑った。
その笑顔に健躬は、ビデオ通話越しに少しだけ頬を赤らめる。 「……みんな楽しそうだな。俺も行けばよかった」
「健躬~、次は一緒にみんなでカラオケ行こうよー!」とミミカがスマホ越しに呼びかける。
翌朝、みんなで作ったパンケーキを囲みながら、テンは新しい風をこの家に運んでくれた存在なのかもしれないと、ミカカは感じていた。人と人のつながり、そして気づかぬうちに心が揺れること―― それは、どこか少し切なくて、どこかとても温かなものだった。
微妙な距離感の中、誰もが自分の想いを言葉にできず、それでもまた今日の日常は幕を開けるのだった。
第三章:新しい日々の予感 パンケーキの甘い香りがキッチンに広がる。ミカカはフライパンを持ち、見太郎は手際よくシロップをかけていく。テンは豪快に皿を並べ、ミミカは焼きたてパンケーキに顔を近づけて「おいしそ~!」と目を輝かせる。
健躬は動画通話でみんなの様子を眺めながら、どこか得意げに「その焼き加減、意外と悪くないな」とツンデレ気味にコメントする。その一言に、ミカカは思わず肩をすぼめつつも、耳がほんのり赤らむ。
やがて朝食が始まると、自然と次の休みの話題になった。
「今度、みんなでピクニックどう?」と見太郎が提案する。
「ピクニックいいね!」テンが頼もしく返し、「俺、バーベキュー得意なんだ」と自慢げに腕を見せる。その屈強な腕に、ミカカは以前より自然な笑顔を向けていた。
ミミカも「カラオケマイク持っていく!」と張り切る。健躬はちょっと口をとがらせて「スマホの充電器絶対忘れるなよ」と突っ込み、みんなは笑い合う。
その和やかな空気の中、ミカカはふと自分の心の変化に気がついた。テンと話すと、なぜか昔のように無邪気に笑えて、健躬の前ではちょっと背伸びしたくなる自分がいる。 妹のミミカも、友達といっしょにいることで少し大人になった気がして、みんなが少しずつ変わっていくのを、そっと感じていた。
ピクニックに向けて、それぞれが計画を立てはじめると、新しい日々への期待が胸に膨らむ。“誰とどんな時間を過ごしたいか”――みんなの心が、少しずつ素直になっていた。
扉の向こうに、まだ知らない楽しい日々がきっと待っている。 みんなで歩むその一歩一歩が、きっと誰かの大切な思い出になっていくのだろう。
第四章:本音のメロディ ピクニックの空は抜けるような青さだった。 みんな揃って準備したサンドイッチやお菓子、テンが焼くジューシーなバーベキューの匂いがあたりに漂う。笑い声や小さなハプニング――パンを落っことすミミカ、野菜ばかり食べる見太郎、健躬がスマホ越しに遠隔アドバイスを送ってくることで、いつもの調子が戻った気がした。
やがて、食べ終えた後は木陰でそれぞれゆったりと過ごす時間。 ミミカは寝転びながら空を眺め、見太郎は小さなギターで即興の歌を奏でる。テンはミカカの隣に座って静かに雰囲気を楽しんでいた。
「あのさ」と、ミカカがぽつりと切り出した。「最近、みんなと一緒にいるのが、すごく楽しいな。自分でもちょっとびっくりするくらい」
テンは口角を上げて答える。「居場所って、案外すぐ近くにあるもんなんだな」
その会話を健躬がスマホの画面越しに聞いて、「お前ら、いい感じじゃねーか」と少しふてくされた声でツッコむ。 みんなが笑い合うその空気に、自然と緊張がほどけていく。
夕暮れが近づいて、見太郎が「せっかくだから、全員で歌おうぜ!」とカラオケマイクを掲げる。最初は照れていたみんなも、音楽が始まればすぐに輪になって、大きな声を重ね合う。
ミミカの高い声、テンの低いハーモニー、見太郎のおどけたアレンジ、ミカカが思わず乗せた優しいメロディ―。健躬はスマホでそれを録画して、「保存版だな」と得意げに言った。
誰もが自分の本音を、少しずつ歌に乗せて分かち合えた午後。 大丈夫、どんな気持ちも今日の思い出といっしょに、また明日へつながっていく――。
第五章:それぞれの歌 日暮れが近づく頃、公園の芝生には長い影が伸びていた。カラオケ大会も佳境に入り、テンが「じゃあ、次は俺が歌ってみるか」とマイクを手に取ると、みんなが期待と好奇心で目を輝かせた。
テンが選んだのは、懐かしいロックバラード。彼の低くて力強い声が、ゆったりとした夕焼け空に溶けていく。その歌にはどこか遠い優しさがあって、場の空気がしんと静まった。
歌い終わると、見太郎が大きく手を叩く。「やっべぇ、テン、そんな声で歌えるのかよ!カッコよすぎ!」 ミミカが「あれ、ちょっと泣けちゃった��」と鼻をすする。 ミカカも静かにテンの横顔を見つめていた。普段は頼もしくて少し怖そうな男の、繊細な表情に胸が熱くなる。
その時、健躬がふいに立ち上がった。 「次は、俺がスマホで曲を流して歌う!」 照れくさそうにスマホを握りしめ、少し外した音でポップスを歌う健躬。みんながクスクスと笑うと、彼は「うるせー!でも、楽しいな」と苦笑していた。
やがて、空はオレンジから青紺に。 片付けながら、ミミカが言った。「今日、なんだかずっと歌って笑ってたね」 見太郎が答える。「みんなといると、どんな自分も出せる気がするよ」 周りのみんなが頷く。
気づけば、胸の奥には小さな勇気が灯っていた。「このメンバーなら、どんな日でも楽しくなりそうだ」と。それぞれの悩みも迷いも、ほんの少しだけ軽く思える。
家に帰る道、ミカカは健躬の隣を歩きながら、そっと「また、こうやってみんなで集まろうね」と声をかける。 健躬はごまかすようにスマホの画面をペシペシしながら、「あぁ、暇ならな」と返した。
その会話を後ろで聞いていたテンと見太郎は、顔を見合わせて微笑んでいた。
一つの歌が、仲間たちの距離を縮める。 そしてまた、次の物語が始まる予感を残して、春の夜風がそっと吹き抜けていく――。
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