#おさるのもんきちとかはんぎょどんとかばっとばつまるとか懐かしのキャラもみれて���奮
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アリナのアトリエ第一弾感想
感想……やりはじめのほうはエキサイトしすぎてたので一回消してあとでちゃんとぜんぶお話読んでからにしよう…と思っていたのに……色々バタバタしはじめてそれどころではなくなりました…原稿…仕事…本が出せるのか…こんな駄文をかいてる場合では……これは息抜き…デトックス……いちど、今の気持ちを軽くまとめておこうと思います。このあとマギレポイベントとか来たら興奮で大変なことになるので…
びっくりしました…しれっと帰ってきている…?もっと不穏なイベントかと思ったし渋々帰ってきたのかと思いきや…いやでもアニメといい、あれですね アリナ・グレイ求める対価が人智を超えていて最高じゃないですか…?
序盤のミステリアスなドS(親切)おねえさんがかえってきて嬉しいです。でもなんかいまいち先輩に描かせた流れがどゆこと?理解が追いつかなくて…マギウス普通に連携してる…みんな私情挟まずに仕事できるとこえらい(?)目的さえ一致していれば最強の助っ人なんだよなぁ!絵が仕上がる理屈はわかったけどどうしてそれをさせようと思ったのかがよく…こまけぇこたぁいいんだよ!話を読む前は自分が魔女になった絵見ても不安にならない?…とか弱ミソなこと考えてたんですけど……みんな強くて…前向きで……自分の心と向き合うことだったんですね…よかったなぁって…これたしかにひとりひとりストーリーではなかなか回収しきれないから…こういう形でもやってくれるの本当にうれしいっていうか……それにしてもみんなどんな気持ちでアトリエに…?記憶喪失時のことが申し訳なくなってひとりでハラハラしていました…みんなオトナすぎる…もう少し追加イベントも欲しいですね…特に雫ちゃんとかみゃーこ先輩とか…
メモリアもめちゃ強でうれしい!ありがとうの気持ち…
主に2部前実装の子の強化イベントなのかな……?最近の実装キャラ強すぎるから……それにしてもみんながちゃんと立ち直って強く生きようとしている様をみると…現状だれよりも闇落ちしそうなベテランやっちゃんが心配になります…七海先輩もがんばって……ちょっとエミリーちゃんが先輩をなんと呼ぶか気になったんですが…呼ばなかった…
マジカルセラピスト……はやく限定か衣装だけでも実装してください……ただ今後の続き…どうなるんでしょ…親しい人ほどなんか…コメントしづらくないかな?そうでもないか…灯ねむちゃんとかテストで実は序盤に描いてもらってそうですけども
低レア荘のみんなは普通にスペック高いから必要無い気がしますがさなちゃんとか…フェリちゃんとか会話見たさある……(ぜったいアトリエ行きたがらない)
みっふさんとかマギウス面々はいけると思うんですけど(めっちゃ知りたい)もしこの形式なら…御園ちゃんの魔女姿も見たい見たいではあるんですが…アリかりは直接コメントし合うより心とか作品を通して対話してほしい気持ちもあって…御園ちゃんがドッペル出したのって先輩ともう会えないのヤダ…あきらめたくない…っていうあたりだったのかなって思うと…先輩には本音すぎる本音はみなまで言わずにいてほしい…いや……おばあちゃんのお話とかになって…ハロウィン御園ちゃん…魔法少女になった日について懐かしいとか言ってたから…(強い)普通に前向きコメントするのかもしれない……
先輩なら絵を見て御園ちゃんの隠れた気持ちがわかるだろうし…(魔法少女になる前からなぜか先輩に実装されている特殊能力)前向きな意志を確認し合うのもいい……見たい!見せて!!!たのしみにしています(情緒不安定)どんな形でも嬉しい(来ることを信じて疑わないマン)
毎回期待をいい意味で裏切ってくれるマギアレコードだから…今後もよろしくお願いします!!!最近復刻が多いですけど…準備してくれてる前触れだと思うし…なにより先…アリナちゃんがもどってきてくれたんで最近しごとが忙しくてもがんばれている……くしの希望……原稿もがんばれてます!あと!萌花ちゃんとらんかちゃんと蛍ちゃんのドッペル実装もお願いします!!!(欲まみれ)
もうすぐ終わっちゃう……ガチャを限界まで回したい気持ちで今ボックス8とかなんですが終わらない…魔力の無料配布is GOD……

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プレイバック・ユア・ララバイの話
ルシファーお誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。大好きだよ! 序盤うわ〜…いやこのキャラ推しにはならないかも怖いし俺様系苦手だし悪魔服作画コストやば〜……って思ってたのに怖くなかったし俺様系じゃなかったし傲慢腹黒ドS全て大嘘のラブマン(もっといい表現なかったの?)だったから嘘みたいにべキャボキャにハマっちゃったよ。悪魔服もう見なくても描けるよ。嘘ベルト?の飾りの部分は見ないと描けない。人生何があるかわからないですね。 すっごく気落ちしていた時に江國香織の「ホリー・ガーデン」という小説を読んで面白いよ〜〜泣ってなって元気が出て、書こう! って思った話です���1月後半くらいから本腰を入れてルシファーの誕生日には間に合えーッ! ってちまちま書いてました。ギリギリ間に合いました。間に合わせたの間違いかも。 書いては全消しを繰り返しすぎて空中分解し、もはやなにが面白いね〜ん! でも書きたいって思ったはずだこういうのを〜! って必死にキーボード叩いてました。毎回そうやってものづくりに向き合えという話ではある。 「愛せない過去があったとしても、今の自分として今のあなたに出会えてよかった」を軸に据えて、どう展開しようかな〜ってねちょねちょシーン思い浮かべたりセリフ思い浮かべて混ぜてたらObey Me! Night bringer(スペル合ってる?)が発表され、そして「何度出会っても好きになる」のコピーも発表され、はーい終わった!!!! 書くのやーめっぴ!! って二週間くらい思いました。思ったんですけど書きました。書きたかったから……。 私としては相手を好きになるには出会うタイミングも大切なものだと考えているのでそのコピーに思うことはないのですが、でも何度出会っても好きになる留学生と悪魔たちもいるのだろうなあって思います。
サタンが羨ましくて���ょうがない留学生を書く時に本当にサタンのことがぜんっっぜんわからなくて「わかんないな〜」って思ってたら「ルシファーのこともぜーーーんっぜんわかんない! 理解しようと思えば相手を多少は理解できるようになるという考え自体間違ってるかも! ワハハ!! 」って急に開き直りが発生しました。今も全然わかってないです。わかるわからないの話ではないことにいい加減に納得したいですね。 のでもう、二次創作だから…っ!の言い訳をフルで使って書きました。
男性留学生のターンは、ルシファーと友達になりたい! っていう気持ちを沢山込めて書きました! 兄弟たちがmc以外の人間には冷たかったらどうしよう……って思ったんですけど他人に必要以上に冷たい推し絶対見たくないので、あとこれは……夢小説なので! みんなと友達! いえーい! って感じで書きました。友達のお兄さんみたいな距離感でルシファーと接してみたい気持ちがあります。恋愛感情無しでもルシファーと楽しく過ごしたいっていう気持ちもすっごくあります。
女性留学生のターンは、こういうのが好きかも〜っていうのを詰めて書きました。技量がなさすぎて上手くまとまらなくて悔しいのですが、今の私の全力はこれです、という感じです。きっともっとしっくりくる展開や言葉や表現があると思います。でも今の限界はこれですね……。約五万文字なのですが、消した部分を合わせると大体十二万文字くらい書きました。ガッと書いてガッと消すのを繰り返しまくりました。難しいですね���語作るのって。ので、実力足りないかもなあっていう部分は諦めて手放しました。これからも頑張ろう。
これは誕生日当日にルシファーのURカードのデビグラ読んでうわ〜〜こっちで書けば良かった………!!!! って爆発した削った箇所です。

プロットの段階で消したのでもう盛り込めないですね。あ〜……まあいいや。削ったところにも削ったけど好きだなっていうのを詰めたので、データを消すに消せないです。





↑これは一番最初に書いていた嘘つくのをやめられなくなってディアボロ殿下に見破られてうわーーっってなる留学生���ボツにして最初から書き直しにした、サタンが懐いていた猫が死んでいたのをサタンに言わずに埋葬してしまう、という留学生のプロットです。サタンが可哀想すぎるというかサタンのヘイト小説になってるだろ!!!!! と自分をぶん殴って書き直しました。ぶっちゃけ5月の中旬くらいまでこれで書いてて、一回完成してました。ほぼ全部書き直しましたが……。

↑これはやっと今アップしてる話の形へのこねくり回しがある程度止まった時に書いたけどくどいな…って思って消したやつです。勿体無いから上げちゃお。
タイトルの『プレイバック・ユア・ララバイ』は、毎日眠る前に頭の中に思い浮かべるこれまでの生涯のことが、この話で書いたルシファーや留学生たちにとって子守唄のように優しいものだといいな、そしてルシファーの生涯の傍にかつて確かにあったそれら人生が優しい思い出として思い出せるものになればいいなと思って付けました。各章のタイトルは〇〇・ユア・〇〇の形になるように頑張って考えたつもりなんですけど普通に英語出来なさすぎて難しかったですね。勉強しろ! はい。ユアは一章がルシファー→女性留学生、二章は女性留学生→ルシファー、三章は留学生たち→ルシファーへ向けたユアかな…って思いました。(思いました?)
書いてる時に本当に自分の拙さ至らなさを実感してオヨヨʕ•̫͡•ʔになってしまったのですが、西川美和さんの「私と同じだけ時間をかけて私と同じだけ集中して毎日やれば誰でも書けます」という『ゆれる』という作品に対してのコメントに励まされていました。また、名の知れた映画監督でさえも「もっといい表現があったはずだ」と悩むことがあるのか、とちょっとした衝撃を受けたりもしました。私も物事にこれくらい全力投球したいです。がんばります。
以下は細かい趣味を詰め込んだよのやかましい話です。
出てくる「帰れのベートーヴェン」は、『ホリー・ガーデン』に出てくる「お弁当のベートーヴェン」のリスペクトです。帰れのベートーヴェンは悲愴第二楽章(ベートーヴェンの曲の中で帰るならこの曲じゃない? と思ったのでこれにしました)、お弁当のベートーヴェンは田園です。ポラロイドカメラのところもリスペクトというかこれこれこれこれをルシ留で見たいよ〜〜!!! がこの話が生まれた原点なので入れました。ドビュッシーの「月の光」は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の中で何度も繰り返される曲で、私はこの映画が本当に本当に良くて何回観ても号泣したので入れよう……!!って思い、男性留学生に弾いてもらいました。女性留学生の星の光へのお願い事と、男性留学生の月の光、というように対比的なものが生まれたので結果オーライ、エブリシングイズオーライ、という感じになりました。よかったです。行き当たりばったりすぎる。 また、サタンが魔界史の解説で槍を持った老人の絵画を持ち出していますが、槍の文章はディラン・トマスの「Do Not Go Gentle Into That Good Night」という詩が好きなのでそれをイメージして入れました。絵は国立西洋美術館にある、ラ・トゥールの「聖トマス」を思い浮かべながら書きました。両方ともトマスだ! 偶然でした。聖トマスの絵は別に改革派とかの関係ある絵ではないですが、本当になんというか、静かな迫力というか一目で急に引き込まれる強さというか、言語化が難しいのですがとにかく好きです。国立西洋美術館の常設展で見られます。国立西洋美術館の常設展で好きな絵もう一つあって、グエルチーノのゴリアテの首を持つダビデの絵なのですが、他のダビデの同じシーンを描いた作品に比べ瞳が潤んでいて、若々しさというかゴリアテを倒せたことに対する内なる喜びや興奮の部分が強く表れていて好きだなあって思います。詩はインターステラーが好きで強烈に覚えていた詩です。ノーラン監督の作品の中で出てくる詩ではTENETの「こうして世界は終わる爆音ではなく啜り泣きと共に」も好きです。エリオットのなにかの詩です。忘れました。(好きなのに!?)
今年も自分への誕生日プレゼントに表紙のデザイン頑張りめの同人誌を作ろうって思ってたので、今回はこの話で同人誌作るつもりでいます。本棚の中に入れておいて���年経ったら発見して読みたい感じの本にできたらいいな。全ての本をそういう気持ちで作っている気がします。あ〜箔押しなんかもしちゃったりしたいよ〜。いま透明箔気になってて……あとサンダンスリネンとかNTストライプGAとかリベロとかの紙がずっっと気になってて使ってみたいのでこの機会に使いたい!! ぞ!!! の気持ちもあります。でもおたクラブさん以外にサンダンスリネンの取り扱いがないけど透明箔はスタブさんで………どうしよう!? とにかく野望がもりもりです。というかAdobeのライセンス買ったのでせっかくなら使わないと勿体無いし……の気持ちもあります。
やるべきことが多いのと、一旦キャラクターへの理解に距離を置きたいなって思いつつあるので、おべいみーでの二次創作はちょっとだけ休もうって思っています。手のひら大回転が日常茶飯事なので普通に書くかも知れないけど。というより書くと思うけど。でもナイトブリンガーのことどうしても心から歓迎できなくてよくわからなくなってきてるので、こう、なんか…納得できる妥協点みたいな………何かを………………(?) でも今これを書いてる瞬間に暴君かTYRANTっていうタイトルの女性留学生×ルシファーと女体化ルシファー×男性留学生の二次創作が読みたくてたまらなくなってきたので書くかもしれない。自分が一番信用できないよ!!!
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屋形越え記念・特別巨悪会議
巨悪質疑応答(BK=貘 HL=ハル)
屋形越え記念にポチョ山さん( @pochoyama )と巨悪会議インタビューしました
もくじ
初読の第一印象
第一印象が変わった箇所
29-30巻の最初の感想
エアポーカーの感想
ハンカチ落としの感想
最終巻の感想
原作2周目以降の印象
現在の印象
二次創作で大事にしてるところ
初回屋形越えについて
オマケ:映画の貘と創一について
①初読の第一印象
ポチョ山
BK=ある意味王道な「ギャンブル漫画の主人公!」って感じ
HL=最初にシルエットで登場したときは「お屋形様」という呼び名のイメージから、貘よりだいぶ年上の男性を想像してました(40代くらいの)
ホテルインフェルノ
BK=SBRジャイロ
HL=得体の知れない不気味さと愛嬌にジョジョっぽさ
②第一印象が変わった箇所
ポチョ山
BK=Q太郎のあたりで、目指しているのが「屋形越えリベンジ」とわか���たところ。最初に思っていたよりウエットな感じがするぞ…という予想はのちに的中するのだった(29-30巻で最大値を記録)
HL=廃坑あたりから「予想よりはるかに若く、得体のしれない不気味な敵」というイメージになり、25巻の蜂名編以降はその人懐っこさやコミカルなキャラクター性に心うばわれ、29-30巻で「なるほどー!![お屋形様]は主人公の敵じゃなくて…運命の相手なんだ…!!」と認識するにいたり、完全に推しとなりました。(この「運命の相手」はBL的な意味だけではなく、ただひとりの親友であるとか、宿命の相手みたいな意味もすべて含む)
ホテルインフェルノ
BK=迷宮編のアリバイ押し付けで冷徹な人間だと確信。なので勝利を捨ててマルコを助けたところも人情ではなく勝利のためだし、ゆっきーのお見舞いも勝負が終わったからだと思った。
帝国タワーで捨隈相手に苦戦してるところから少しずつ貘の中の人間味が見えてきて、それでも貘には感傷が無いと思ってたのにイマジナリーハルに「センチな気分に浸っているだけなら…」でそれまでのイメージが全部壊れた。
HL=100話ゴルフクラブに両手をかけてる仕草めちゃ可愛い、判事をからかうのも可愛い。「忘れるっていうのは幸せな事なんだよ」がちょっと気になった。コーヒーフレッシュ勝負で、戦略や言動が貘みたいだなと思った。
ジャルード号最後に弱音を吐いたところで「?」って思ったら過去編が始まって、本屋での少年直器の言動がそれまでのイメージと違くて違和感を覚えた。創一についてのすべての謎や違和感は貘との関係にあるのだと思って目が離せなくなった。
③29-30巻の最初の感想
ポチョ山
ここまで30巻かけて(つまり全体の5分の3ほどを費やして)ようやく物語の全貌があきらかになるという事実…!!「29-30巻までの嘘喰い」と「29-30巻を読んだあとでもういちど読み直した嘘喰い」、見える景色がまったく違ってしまう仕組み……本当に心から「あんた嘘つきだね」って唸っちゃいました最高
ホテルインフェルノ
過去編で明らかに空気が変わって「おや?」って思った。古書店勝負面白かったし、HALのくだりも賢い子たちだなーって思ってたのに、突然の「センチな気分に浸っているだけなら…」で一気に落ちた。それまでの物語が全然違う意味になって興奮してしまった。
④エアポーカーの感想
ポチョ山
ギャンブル漫画なんだけど、主人公の貘さんはいわゆる「純粋ギャンブル」(運否天賦)をしないタイプのギャンブラーだから、この作品中で最大のビッグギャンブルは「エアポーカーでハルに賭けたあの瞬間」ってことになるんですよね。僕だけにしか、お前だけにしかわからない合図……。ふたりのちから��「ギャンブル」に打ち勝った記念すべき勝負だから、エアポーカー本当に大好きです!!
ホテルインフェルノ
「勝とうぜハル」今まで見た事ない貘が出てきて大興奮。「それってわかりにくすぎ」も感動したけど、いちばん興奮したのが「勝とうぜハル」。
⑤ハンカチ落としの感想
ポチョ山
ハンカチ落とし後半くらいからYJ本誌を追うようになったのですが、リアルタイムでは当然「ふたりのうちどちらかが必ず死ぬ勝負」だと思っていたため、毎週木曜日が近づくたびにストレスで体調を崩していました……。誌上に「切間創一死亡」のリザルトが出た日はとても仕事にならなかったです。当時のリアルタイム感想はここで読めるよ!→ https://privatter.net/p/4406508
ホテルインフェルノ
初読はとにかく決着が知りたくて、面白いんだけど内容が全然頭に入ってこなかった。内容を理解したのは3-4周目くらい。1話ずつで形勢が逆転してることに気づいたのも、臨死中の夢がつながってる事を気づいたのも結構あとだったし、読むたびに発見があって怖かった(笑)。
⑥最終巻の感想
ポチョ山
最終回まで本誌リアタイしてハッピーエンドだと知っていたので、単行本扉絵の幸せなイラストもひたすらジーンときちゃったんですけど、あとでホテルさんから「扉絵ネタバレでは?」という意見をきいて「確かに?!」ってなりました笑笑 いや笑っていいのかわからないですけどネタバレでは??
それにしてもよくぞあの設定であそこからウルトラハッピーエンドに着地できたなあと、いまだに驚愕を禁じえません。この状態から入れる保険、死なないロミオとジュリエット、こんなカタルシス感じる最終巻は他にないです。
ホテルインフェルノ
扉絵でハッピーエンドの予想はできたけど、最後までどう着地するのかわからなくてドキドキした。ハルが生きてるところは本当に安心した。でもやっぱりこのあとが読みたい!って思って気づいたら初めての二次創作ブログを立ち上げてた。
⑦原作2周目以降の印象
ポチョ山
BK=貘さんの目的やハルへの気持ちを理解した上で2周目を読むと、ものすごく一途で一生懸命な熱血主人公だということがわかってしまう😲😲😲 もちろん魔性っぽさや怪物っぽさも貘さんの本質なんだけど、その奥には友だち思いで負けず嫌いの「男の子」がいるってところがギャンブラー嘘喰いのふしぎな魅力のひとつだなあと思っています
HL=記憶障害のせいで「経験」が全部リセットされてしまうから、本質的な部分が少年のままなんだなと理解してから2周目を読むと、初見では不気味に感じた妙に子供っぽい言動や不可思議な所作もいとおしく感じます。
ホテルインフェルノ
BK=めちゃめちゃ人情派の熱血漢じゃん! でも冷徹な悪魔��貘が好き
特に帝国タワーの最後、クララが自分の言葉を信じてくれた時の貘の涙を見せた脆さ、妃古壱の號奪戦で目じゃなく唇を噛んで流血する狂気、プリマヴェーラの執着など、貘の内面に気づいて震えた。秩序を乱して混沌を生む。でもその責任も全部呑み込む。その苦しみもギャンブルしてる間は忘れていられるスリル・ジャンキー。
HL=すごい良い子じゃん! でも目潰しするような性格の悪さが好き
貘に憧れて真似をしていた事に気づいてからガラッと印象が変わってしまった。記憶が無くなっていく中でお屋形様イメージと情報をつぎはぎしながらアイデンティティを死守していたんだなと。貘が「昆虫」って言ってたけど、感情で動いていたら記憶が無くなっていく事に耐えられないから、反射や合理性のみで動いてそれが冷徹さに見えたんだなと。
⑧現在の印象
ポチョ山
BK=さみしがりで意地っ張りで負けず嫌い(+兄貴ぶる)
HL=さみしがりで意地っ張りで負けず嫌い(+泣き虫)
ホテルインフェルノ
BK=怖いくらい真っ直ぐ、努力家、気持ちは小学生男子(小学校のクラスの人気者キャラ)、意地っ張り、顔に出るタイプ、寂しがり屋
HL=根は素直なのにめちゃめちゃ頑固者、真面目(融通がきかない)、負けず嫌い、冷徹じゃなくて合理的なんだろうな、顔に出ないタイプ
⑨二次創作で大事にしてるところ
ポチョ山
BK=気を抜くと「やさしくて気のいいお兄さん」になりすぎるので(「梶くんやマルコにとっての貘さん」のイメージに引っ張られてしまうので)、ハルに対して時どき意地悪だったり横暴だったりする感じを意識するようにしています。あと、原作でもハルに対しては喋りかたがふだんよりチンピラっぽい(「~だぜ」「お前」等)ので、そこも大事な巨悪ポイントだと思っています。
HL=特に敵対期なんですけど、「このとき記憶していること、記憶していないこと」がゴッチャにならないよう毎回気をつけています。(そのたびごとにハルが把握している情報が異なるため)
あと「素直ないい子」になりすぎないよう意識したい……んですけど……「創一様は世界一いい子ですじゃ」って主張する脳内の夢じいやがたびたび妨害してきます。クールでかっこいい創一様を書けるようにしたい。
ホテルインフェルノ
巨悪共通=眼と口、色っぽさ、男性体型、駆け引き、不気味さ、先が読めない展開、すごーくシンプルな事をすごーくややこしく表現する
少年期共通=無邪気さと狡猾さ、距離感の微妙さ
*円満期は心が通じ合ったからこどもっぽくて、少年期の方が心の間合いがあるので色っぽい、敵対期は心を許さなないぶん身体で相手を読む
BK=気をぬくと飄々とした輩になるのでとにかく色っぽく、��もハルの前では兄貴ヅラでイキっちゃう
HL=気をぬくといい子ちゃんになるのでな性格悪い感じにする、素直にならないように、ちゃんと宇宙人するように
ちなみに「ハル」って貘のものっていうか貘しか知らない存在みたいなイメージですごく捉えにくいので、ホテルはいつも「創一」って呼んでます。
⑩初回屋形越えについて
ポチョ山
BK=初回屋形越えで「敗ける」ことも貘さんにとってはプランAの一部だったはずですが、それはそれとして、「ハルと2年ぶりに相対したときの貘さんの気持ちに」ついてはくり返し考えてしまいます。
「今夜は空も綺麗だ」ってセリフを延々と深読みしてしまう……僕……オタクですから……

(余談ですが実写映画での、月に手をのばす貘さんのシーンはしみじみ「監督……《わかってる》ゥ……」と思ってしまった)
HL=「殺さない」のではなく「殺せない」んだってことに貘さん以外の誰も(創一本人も)このときは気づいてないっていうのがエモい
ホテルインフェルノ
考察アップしました→嘘喰い考察まとめ #14「2001年4月9日:初回屋形越えについて」(pixiv)
オマケ:映画の貘と創一について
ポチョ山
BK=原作より健康的でやんちゃな貘さん!!でも「お屋形様」切間創一への強いこだわりとか、男性的な色っぽさとか、かなり理想の斑目貘でした😊💕💕
HL=ビジュアル完璧すぎる……。原作よりあどけない感じではあるものの、ミステリアスな感じはすごく切間創一でした!!このふたりで過去編観たい!!!!!!
ホテルインフェルノ
巨悪=青年期としては若かったけど初回屋形越えの時はあんな感じだったろうなと。立ち振る舞いは完璧でした。
BK=立ち姿が貘でとても美しかった
HL=記憶ジャンプで少年期に飛んでる感じがぴったり
(220409)
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* 2019年11月3日(日) 【K114 白い魔法使い/赤い蛇 音10 黒キン 絶対拡張キン】 おはようございます。 今日のマヤ暦キーワードは、、、 【絶対拡張キン】 絶対拡張キンとは、260日中13日ある、物事をひろげたり拡張させたりするエネルギーが強い日のこと。 ひろげたいことはぜひ今日スタートさせたり、宣言したりしましょう。 【許容範囲を広げる】 今日は自分が正しいと思いすぎないことが大事。 相手の長所を認め、受け入れることで、許容範囲を広げましょう。 【陰徳積善】 自我を削り、陰ながら人の役にたつことをしましょう。 "陰ながら"というのがポイントですよ。 意識してみてくださいね♡ ------- 行ってきました、ハーモニーランド🎀 女子なら誰もが通るであろうサンリオキャラクターがたっくさん!BBAもときめく!笑 着いた瞬間たまたまパレードがみれてテンションあがりました⤴︎⤴︎ みんなかわいい〜〜💓💓💓 シナモンロールの手が短すぎていとおしすぎた。 そこまで広くないし、4歳以上は全部アトラクションに乗れるし、全てがちょうどよかったです。 最後はずっと欲しかったらしい耳が動くかぶりもの?え?なんか流行っとるやつ?を買って、ナナモンロールとユイメロディになってご満悦なふたりでした✨ #マヤ暦 #りなマヤ #マヤ暦アドバイザー #絶対拡張キン #許容範囲を広げる #陰徳積善 #ハーモニーランド #サンリオキャラクター #かわいいがいっぱい #おさるのもんきちとかはんぎょどんとかばっとばつまるとか懐かしのキャラもみれて興奮 #誰もわかってくれず無視される母 (サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド) https://www.instagram.com/p/B4YtN_jllfW/?igshid=1pdn4zc5l37dv
#マ��暦#りなマヤ#マヤ暦アドバイザー#絶対拡張キン#許容範囲を広げる#陰徳積善#ハーモニーランド#サンリオキャラクター#かわいいがいっぱい#おさるのもんきちとかはんぎょどんとかばっとばつまるとか懐かしのキャラもみれて興奮#誰もわかってくれず無視される母
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映画『モヒカン故郷に帰る』 〜死にゆく人と向き合うとき〜
2016年 日本 監督:沖田修一 脚本:沖田修一 撮影:芦澤明子 美術:安宅紀史 編集:佐藤崇 出演:松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大
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好きな映画は無数にありますが、その中でも僕にとってこれまでの人生で出会えて本当に良かったと思う大切な映画がいくつかあります。その一つが『横道世之介』(2013)。特に強くメッセージ性を押し出してくる感じは無い、ただ上京したての大学1年生の1年間を描いている映画なんですが、人との出会いとか、人生のちょっとしたことがかけがえのない瞬間だったりするんだなと思わせてくれる映画で、何だか昔の友だちと会いたくなる映画です。
映画『横道世之介』予告編
この映画を観て以来、監督である沖田修一さんの作品に興味を持っていて、今回沖田監督が広島で撮影した映画である『モヒカン故郷に帰る』を観たのですが、これも大変良い作品だったのでレビューを書きたいと思います。
あらすじ
デスメタルバンド「断末魔」のボーカル、田村永吉(松田龍平)は、妊娠した恋人の会沢由佳(前田敦子)を連れて、結婚報告のために故郷広島の戸鼻島にある実家へ帰省する。矢沢永吉ファンの父・治(柄本明)、カープファンの母・春子(もたいまさこ)、弟・浩二(千葉雄大)は、長男が7年ぶりに帰ってきたことに驚き、さらには家族喧嘩が勃発するも、最終的には結婚を祝福する。結婚祝いの宴会後、突然倒れた治は救急搬送され、末期肺癌であることを知らされる。死にゆく父親の世話をするため、永吉と由佳はしばらく島で暮らすことを決める・・・。
リアルな広島の島暮らしを観ているかのようだ!
この映画はオール広島ロケで撮影されていて、主に広島県呉市の下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島がロケ地となっている上、エキストラも現地の住民を多用しています。そのおかげで非常にリアルな瀬戸内の田舎の雰囲気を作り上げることに成功していると思います。僕はこのような島の患者さんを多数診療することがありますし、このような島々を訪れたことは何度もあり、いつも見かける光景、いつも見かけるような人々の営みが垣間見える映画で、映画と現実がリンクしたような妙な気分になりました。役者の広島弁も概ねナチュラルで、時々若干のぎこちなさは感じま��たが、ほぼ違和感なかったです。「はよ出んさいや!」、「安川のほうじゃった」、「なんかあるじゃろ!」、こういう台詞は完全に我々の日常で飛び交っている言い方そのまんまでしたし、若い人と高齢の人で広島弁の訛り具合を変えているところもリアル。
ロケ地ガイド
余談ですが、ロケ地になった病院は下蒲刈病院というところで、僕はここに行ったことがあります。目の前が船着き場で隣が中学校という独特な立地が面白い場所です。柄本明演じるお父さんが、入院中に病院の屋上から吹奏楽部の指導をするというシーンがありましたが、この立地ならではの演出ですね。また冒頭で主人公が属するデスメタルバンド(というよりハードコアバンド?)がライブをするシーンのロケ地はBad Landsというライブハウスだと思いますが、僕は大学生時代にバンドをやっていて、ここで何度かライブをしたことがあり、懐かしかったです。
引用元
柄本明の演技がすごい!
役者陣については、それぞれ個性的な役を、良い感じに演じていてとても良かったと思います。松田龍平のイケメンだけどさりげないダメ男感とか、前田敦子のバカっぽいけど素直で良い女の子キャラとか、とても魅力出来でした。しかし何と言っても柄本明がすごい!進行癌の患者を演じているのですが、リアル過ぎてびっくりしました。現実にこういう癌の患者さんいます!歩き方とか、ベッドに横たわっている時の様子は、本当に患者さんかと思うレベルでしたし、時間が立つにつれて病気が進行して衰弱していく様子も、全然わざとらしくないのに、ひと目で前より悪くなったと分からせる佇まいが見事。
びっくりしたのは呼吸の演技です。診断時のCTを見るかぎり、肺癌だけでなく基礎疾患として比較的進行したCOPDを患っていることが分かるのですが、墓参りに行くときに階段を登るシーンの呼吸の仕方が完全にCOPD患者の演技をしている!ちゃんと息を吐く時間が長くて、少しヒューヒューゼーゼーした音がして、COPD患者の息切れ演技としてバッチリなんですよ。これにはびっくりしました。おそらくこのような細かい人物描写もちゃんとこだわって演技しているのだと思われます。こんなにちゃんとCOPD演技をしている映画は珍しいです。柄本明、恐るべしですね。
ちなみに僕は長く広島県に住んでいますが、矢沢永吉が広島出身だということは有名であっても、柄本明演じる父・治のような矢沢永吉原理主義者は今まで見たことはありません。一方で、もたいまさこ演じる母・春子のようなハードコアなカープファンはちょくちょく見かけます。やたらとグッズや記念品を飾ってたり、サインをたくさん持ってる、あんなノリのおじさんおばさんは珍しくありません。
※COPDとは:chronic obstructive pulmonary diseaseの略で、日本語では慢性閉塞性肺疾患といいます。たばこの煙などの有害物質が原因で気管支が炎症を起こして内腔が狭くなったり、肺が破壊されたりして、呼吸がしんどくなる病気です。
引用元
沖田修一印の会話劇と演出
以前、映画『キツツキと雨』について書いたときにも少し触れましたが、沖田監督の持ち味は、オフビートな笑いや少し間の抜けた��ミカルな掛け合いによる会話劇で、その中で少しずつ移りゆく人間関係や心情変化を、説明的な台詞は多様せず、表情やちょっとした行動、または小道具や音楽など台詞以外の周辺情報でじんわりと伝えることのように思います。本作もそのような監督の持ち味が生きた映画でした。音楽室での吹奏楽部の演奏シーン、ラッパ少年を車で送るシーン、浜辺でおにぎりを食べるシーンなどは、ちょっとコミカルだけど別に感情を吐露する台詞もないのに、グッと胸に来るものがありました。ただ最終的に亡くなる治の、死に際の一連の件は若干コミカルにし過ぎな気がしないでもないですが・・・。
一番印象的だったのは広島カープ・菊池選手の使われ方です。カープファンの母・春子はどうやら菊池選手推しの様ですが、劇中前半、ラジオから聞こえるカープ中継では菊池選手が得点のチャンスを逃してしまうシーンばかり流れています。それは夫の治が進行癌だと分かって入院した時に聴いていたラジオでもそうでした。しかし中盤のある展開で流れているカープ中継では、菊池のホームランでサヨナラ勝ちするのです。そして母・春子は大喜びで大げさにも涙を流す。このシーンは、一家の一つのポジティブな転換点を、野球中継を通してさり気なく演出していて上手いと思いましたし、春子の涙と永吉の笑顔を見て僕もホロリしてしまいました。
死にゆく人と向き合うことの大切さ
本作は、死が避けられない父親を目の当たりにした主人公が、父親が幸せに過ごしてもらえるよう奮闘し、死が近い父親との生活の中で父親の本当の姿や気持ちを知り、そして自分も父親になるのだという新たな人生の転機を受け入れていく物語です。僕は仕事柄、たくさんの進行癌患者さんたちを診療してきましたし、それによって亡くなる人たちを看取ってきました。この一家のように、終末期の患者さんができるだけ自宅で過ごせるよう奮闘した家族もたくさん知っています。死を迎えることはとても悲しいことではあるのですが、この映画のように死を迎えつつある家族の一員と真剣に、そして前向きに向き合ってきたご家族は、いよいよ死を迎えるとき、悲しい気持ちは当然あるけれど、穏やかで温かい最後を迎えられることが多い気はしています。すべてがそうとは言いませんし、いろんな死の迎え方がありますから、これが正しいと言うつもりは無いのですが、どういう状況であれ、辛いけれど死にゆく人と真剣に向き合うことは重要で、それをアシストするのも医療のしごとなのかなと、この映画を見て改めて思ったりしました。
また例えどんなに元気でも、みんな衰え、いずれは死を迎えます。突然死が訪れることだってあります。この映画で描かれたように、親はいつまでも元気というわけではありません。最近、自分の親も衰えたなと実感することが増えました。多分、いずれ自分もこの映画の主人公のような立場に立たされることがあると思います。その時自分はどうするだろうか。親は自分に何をしてほしいと思うのだろうか。そんな事を考える切っ掛けになる映画でした。そして、たまには実家に帰ろう。
最後に
この映画では主人公永吉が死にゆく父親の看病をしながら、親はどういう思いで自分にこの名前をつけたのか、親は成長した自分に対してどういう思いをしていたのかなどを思い知らされ、自身もまた親になったことで思いを新たにすることになります。
最近、僕も妻の間にも子供を授かり、現在絶賛育児中です。親になったことで、少しずつ自分の親がどういう思いで自分を育てたのかということを理解したり想像できるようになってきました。この映画のラストはそんな自分にも重なるような、開かれた終わり方になっていて、このタイミングでこの映画を観たことは本当に良かったです。
細野晴臣が手掛けた主題歌「MOHICAN」も素敵なのでぜひ聴いてみてください。沖田監督の新作『おらおらでひとりいぐも』も楽しみです!
MOHICAN - 細野晴臣
映画『おらおらでひとりいぐも』予告編
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ケモノ系ラブコメ4コマ降臨!――ヒャク「猫俣社長とちまりちゃん」
暑い暑いと言っていましたがいつの間にか寒さがやってきました。自前の毛皮を持っている動物たちが羨ましくなる季節ですね。
今回取り上げるのはふわふわもこもこの毛皮を持つ人たち、獣人キャラの4コマ作品「猫俣社長とちまりちゃん」です。現在まんがくらぶで連載中で第1巻が11月27日に発売になります。

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作者のヒャクさんは獣人キャラを中心に創作活動していて同人作品も多数出しています。ヒャクpixivページ
長年創作活動で培ってきた獣人キャラへの愛がこめられた作品が「猫俣社長とちまりちゃん」なのです。
またたび商事��員紹介
獣人キャラを扱う作品でポイントになるのが「人間」がいるのかいないのかです。人間がいると獣人キャラとの異種類交流がメインとなります。以前自分が取り上げた「お稲荷JKたまもちゃん!」がこれにあたりますね。神話や伝説の異類婚姻譚などはおとぎ話として触れてきた機会も多いのではないでしょうか。出ないパターンはディズニー作品の「ズートピア」、板垣巴留さんの「BEASTARS」などです。人間という存在が最初から存在しないので、特殊な世界設定があったりします。また、当然のことながら獣人同士のドラマが展開されることになるのです。
「猫俣社長とちまりちゃん」は後者、人間のいない世界観で展開される作品です。 作品の舞台は「またたび商事」。やり手の社長・猫俣さんは強面で迫力満点。失敗した部下には雷を落とし怒りの肉球パンチを繰り出します。そんな猫俣社長にをきっちりサポートするのは秘書のちまりちゃん。社長のだらしない部分を指摘して反省を促す有能秘書です。社長に厳しいちまりちゃんには秘密があります。猫俣社長にベタ惚れなのです。必要以上に厳しくなってしまうのは、油断すると大好きの気持ちがダダ漏れになってしまうから。ネコとネズミのオフィスラブコメディーがテンポよく描かれ作品です。
では、またたび商事の社員+1名の紹介をしましょう。
猫俣雪之助

ねこまた商事の社長で迫力満点の顔をしていますが、甘いものが大好きで、特にシュークリームには目がありません。ビジネスでは有能さを発揮しますが私生活は独身男性らしく残念な面が目立ちます。また、体型にふさわしい大食漢で、食欲の我慢がなかなかできずちまりちゃんに怒られたりも。結婚願望が強いのですが女心には疎く、ちまりちゃんの気持ちにもなかなか気づきません。モデルはマヌルネコです。
中城ちまり

通称ちまりちゃん。秘書として猫俣社長を支える可愛いネズミ女子です。仕事と日常生活の落差の激しい猫俣社長にベタ惚れですが、真面目で奥手な性格のため、好きの感情が表に出ないよう厳しい態度を取ってしまいます。不器用ながらも猫俣社長のために一生懸命にガンバル姿が可愛らしいです。ただ、ちまりちゃんのこの気持ちは鈍チンな猫俣社長にはなかなか伝わりません。
笹野&縞本

ねこまた商事の営業マン。クールな笹野と残念な縞本の名コンビ。二人とも既婚で猫俣社長は二人との会話で独身の悲哀を感じることもままあったりします。この二人はもともとパンダパパとレッパパ(レッサーパンダパパ)というキャラクターでヒャクさんが同人作品等で展開していました。この作品のレギュラー入りで名字がつくことに。同人作品からのファンには嬉しいサービスですね。
氷堂京子

肉食系女子。ちまりちゃんの親友で恋の悩みも聞いてあげる関係です。なかなかに破天荒な性格でハードルが高い提案をしてちまりちゃんを悩ませたりしますが、奥手なちまりちゃんが前に進むきっかけを与えてくれるキャラでもあります。
卯咲桃花

天然小悪魔系うさぎ女子。自然と相手の懐に入り込み自分のペースに巻き込んでしまう高いコミュ力を持つ新人さん。人懐こい性格とファンシーな可愛さはちまりちゃんと対象的になっています。
狗山万里

猫俣社長のライバル社長。自信家で傲岸不遜な性格で、猫俣社長をからかうためにちまりちゃんにちょっかいをだしていたが、いつのまにか本気になってしまい猫俣社長を焦らせています。モデルはバーニーズマウンテンドッグです。
以上がメインキャラクターになります。ここで作品の世界設定が一つ見えてくるのです。 男性キャラの頭部は動物そのままですが、女性キャラは髪の毛があることです。作品にはまだ登場していませんが笹野と縞本の奥さんにも描かれています。いい夫婦の日 男女の外見を明確に描き分けるだけでなく、ヘアスタイルによってキャラクター性を強く出しています。この作品では女性キャラクターだけですが、ヒャクさんの他の作品では男性キャラクターにも髪の毛があるデザインを用いており、ヒャク作品の特色の一つと言えます。
獣の擬人化である獣人キャラは現実にはありえない存在です。キャラクターのデザインでは作者の個性、または趣味嗜好がダイレクトに発揮されるのでそこが楽しむポイントの一つですね。
ちまりちゃんの恋愛奮闘記
ネコとネズミの関係といえば、「トムとジェリー」のように捕食するものとされるものというライバル関係が思い浮かばれますが、この作品では恋愛関係にスポットを当てています。現実に照らし合わせると少し変化球になりますが身分違いの恋という側面がありますね。仕事面では有能だが恋には臆病であるちまりちゃんが、健気で一生懸命猫俣社長に気持ちを伝えようとする姿が何よりたまらないのです。

猫俣社長が手袋をなくしたと知ると、今まで手編みをしたこともないのに桃花に教わり不器用ながら夢の中まで編み込むちまりちゃん。努力の甲斐あり完成した手袋を社長に渡すシーンです。一途さと健気さがMAXで大変に愛おしいです。
恋心はきれいな面とともに嫌な面もあります。ちまりちゃんにもこの宿業からは逃れられません。

するりと懐に入る高いコミュ力を見せる桃花にデレ顔を見せる猫俣社長。それにブチ切れるちまりちゃんです。これは嫉妬だけではなく気持ちをストレートに伝えられる桃花と自分を比べてのコンプレックスも混じっています。

桃花に取られたくないと意を決して猫俣社長に気持ちを伝えるちまりちゃんです。桃花の登場で有耶無耶になりましたが、恋の負の面でのドラマもきっちりと見せてくれます。
これに対して猫俣社長は恋愛センサーの感度が低いので、一見ちまりちゃんの気持ちには気づいていない感じですが、要所要所でちまりちゃんを気遣う態度を取るのがポイント高いです。

最初はからかい半分にちまりちゃんに粉をかけていた狗山社長ですが、いつしか本気の気持ちに。あれです、「冷や汗一滴かいたら負けよ」ってやつです。自身と尊大が剥がれ落ちた狗山社長の表情がポイント高いです。

そこに現れる猫俣社長。いつは朴念仁なのに毅然とした態度でちまりちゃんの肩を抱きます。決めるところできちんと決めるのでちまりちゃんが好きになることへの説得力が生まれます。それと同時に狗山社長が恋敵へと正式にランクアップした瞬間も描いているのです。
側から見るとお似合いカップルなのに、当人同士の関係がなかなか進まないという王道ラブコメを描いています。現実には対立関係である存在の王道ラブコメ。これがこの作品の肝なのです。
今回はケモノ系4コマを取り上げました。ケモノ系に限らず、色々なジャンルで人外作品が幅広く受け入れられる流れになってきているのが非常に嬉しい流れです。
画像出典 竹書房 まんがライフ 1月号vol740 P81,P81,P82,P83,P82,P85 まんがくらぶ12月号vol624 P141 5月号vol613 P157,P160 10月号 P169,P170 掲載順
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The Super Mario Bros. Movie
※ネタバレがある
面白かった。 まったくマリオに触れず生きてきた人間なんだけど、マリオを好きなひとが観たかった画が盛りだくさんの映画なんだってことがずーっと伝わってくる映画だった。 たとえば兄弟が初めての依頼先へ向かうシーンなんかアングルだけで「これ横スクロールのゲームのオマージュかな?」とピンとき��し、マリオがひょいひょい障害物を越えて進みながらも後から来るルイージのために扉を開けてあげる、という演出で二人の関係性も伝わってくるところが良かった。アイテムを回収しながら進むゲームなのはなんとなく知っていたけど、このシーンで「どうやら画面の隅々まで観ると楽しい映画らしいな」と思っていたらその後の移動手段やバトルステージもやっぱりギミック満載かつワクワクする構図や演出ばかりでとても楽しかった。 それから新しい場所が映るときはほとんど遠景で映し出される演出だったから、プレイしたひとならアングルやBGMも含めて「この場所あの作品のアレだ!!!」て絶対ピンときて懐かしさで大はしゃぎだったんだろうな…と思った。自分はマリオ知らないながらも出てくる風景がどれも色やデザインが素敵でじっくり観たくなったし、そこに隠されているだろうまだ見ぬ冒険を想像させられてワクワクしていた。観てるあいだずっと「次は何が出るんだ」と思わされる映画は楽しい。他の効果音や台詞も元の作品から取っていただろうし、マリオ好きなひと、めっちゃ、良かったねえ…!て他人事ながら嬉しくなってしまった。 ストーリーも明快でキャラクターはみんな愉快でチャーミングでカッコ良さもあっていろんな味がした。あとどのキャラもデザインが良い。見た目ならヘイホーが好きです。ペンギンの王様があの可愛い見た目で激渋ボイスなのも良い。クリプラのマリオはマジで最高だしアニャ=テイラー・ジョイのピーチ姫かわいすぎる……! 個人的にはピーチ姫がマリオに課した腕試しステージのシーンで、進むルートやプレイスタイルがピーチ姫とマリオでまったく違うのが面白いなと思った。あとマリオカートで虹の上に降り立ったとき、歓声を上げるマリオを後ろから見ているドンキーコングがなんだか優しい顔で笑っていたのも良かった。かわいさを自認しているキノピオのなかで旅の相棒だった彼だけが「姫さまは私が守ります」て奮起してたシーンもさりげなく良かった。良かったところしかない。続編はヨッシーやワリオも出るのだろうか。楽しみになってきた。
ところで先に観たフォロワーさんが「ラストのところを観てほしい」と仰っており、なんだろうなと思っていたのだが、ラストのマリオがルイージと一緒にステージに飛び出していく瞬間に流れる曲が『Mr. Blue Sky』で、これか〜〜〜!!!!!てなった。
youtube
『Mr. Blue Sky』は今回マリオを演じたクリス・プラットがピーター・クィル役を務めるアメコミ映画『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』の2作目のオープニングに流れる曲でもある。つまり今回のクッパとの戦いを終えたマリオがルイージと新しい世界へ飛び出していくラストシーンと、ピーターが仲間たちと銀河を駆ける冒険に突っ込んでいくオープニングは、【『Mr. Blue Sky』が流れる空を背景に旅立つChris Pratt as hero】という意味では完全に一致しているわけで(マリオが続編を匂わせる終わり方をしたことを踏まえればどちらも【2作目のオープニング】ですらある!)。 フォロワーさんが自分にマリオのラストを観てほしいと言ったのはこの最高の演出に気付いてほしいってことだったのかな。分かんないけどめちゃめちゃ気付いたし高揚したしはしゃいだ。いろんな映画を観ていると意図しないところで文脈が生まれて大はしゃぎできるので人生は楽しい。ありがとうございました。
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旅行記
写真めっちゃ多いのと一言シリーズです。言っておきますけどクソ長いですからね。今年のGW後半は法事で母と地元に帰還しました。実親は私の生まれ故郷を離れているためにもはや帰る家は無く、ほぼ旅行みたいなものなんですけど。

往路での初飯は空港のおにぎり屋さんみたいなとこでした。カフェインがダメな体質なので売店のお茶で唯一ノンカフェインのとうきび茶をセレクト。赤飯は結構好きです。

名も知らぬ飛行機を乗り合わせた方々。飛行機降りてからの長い通路、好きです。

モノレールか新幹線か、どっちかです。カーテンあるので多分後者。

10年とは行かないまでも7〜8年振りくらい。改装後は初なので懐かしいけど思い出よりも綺麗になってて笑いました。

初日の宿は、

ドーミーイン!人生初でしたが快適すぎて最高でした。一生住める。ゾンビ溢れる世紀末になったらドーミーインか映画館に避難したいです。

この向かいの建物なっっつ!ってなりました。入口地下のライブハウスとか1Fスタバとか、高校時代にお年玉持ってここでカバン買ったりとかしました。Tommy Hilfigerのボストンとか()エモくて死にました。

昔はここの通りにセブンなんてなかったと思うんですけどね。あと右側に大きい黒人の人が通行人に声かけてブランド品をぼったくり価格で売ってる店みたいなのがあったんですがここではなかったかもです。

単焦点での駅前。

広角での駅前。クソ田舎のくせに一丁前に流行りの格好した若者が沢山いてネットの普及と時代の流れを感じましたが歩き方やら声のボリュームやらのイキリ方があまりにも青臭くて「これぞ長野県民のクオリティだ」と実感すると同時に長野の嫌なところを再認識���せられました。こんなとこに住んでたまるかって感じです。

この世で美味いビールのTOP3に入る志賀高原ビール。

美味い酒とでかいステーキにご機嫌になります。480gとかだった気がしますがこれ以上でかいサイズがなかったので致し方なく。1kgくらいは余裕です。

肉肉しくってよ〜。

食後は観光がてらライトアップしてる善光寺へ。

さっきの棒みたいなのが貴重?だとかなんだとか。触れるようなので触っておきました。行列できててウケました。

お戒壇めぐりってのを小学生の時にやりましたね。何も見えない真っ暗な中で前歩く人の肩に手を置いて進み奥にある鐘みたいなの鳴らすんですよね。

ここぞとばかりにいろんな写真を撮ります。

Youtubeライブ配信は善光寺にまで。ケーブルテレビという呼称がエモ。

牛に引かれて何とやらの牛くんじゃないか!かぁいいねぇ。

仲見世通の赤ライト。

善光寺仕様のスタバ。他店よりほうじ茶系が美味そうという偏見。

目が逝ってる鳥。

風神だったべか。

じゃあこっちが雷神だべな。

この地域では有名な式場です。従兄弟の結婚式で来たことがあります。

チン......ライポくんね。

この水溜まってるやつ、よく分からないけど長野って感じ。

懐かしさ。

なんかカフェと併設した絵画の展示場だったかの入口。怖い。

ぞうのぞう。

門前町なのでこんな不思議な駐車ができるのです。長野って感じ。

食べたことは無いです。美味しそう。

知らないキャラです。

アッ!八十二銀行!八十二銀行じゃないか!元気だったか?お前の名前を見たり聞いたりすると長野って感じがして、すごく懐かしいよ。

これ好きな写真です。通りに花を飾るイベントみたいなのの前日だかだったのでお花がいっぱいありました。綺麗でした。ロマンチック。

Hana.

flower.

furawa-.

これも好きな写真です。

PCR検査場あって何だか笑いました。何でだろう。

旅行2日目の朝食バイキング。野沢菜おやきが懐かしすぎて良かったです。前夜の夜鳴きそばは写真撮ってないです。

朝食もそこそこに法事のためながでんへ。出発数十分前に早々に乗り込んだのでだーれもいやしません。

別に乗り物は好きでは無いのですが折角カメラあるし他に人いなかったのでチャンスとばかりに撮影。多くの人が利用するはずの場所に全く人がいないというシチュエーションは大好きです。

無人。

で、コレですよ!電車の開閉ボタン、懐かしすぎ。今の職場に新潟出身の人が居たんですけど(過去形)このボタンの話できてちょっと盛り上がりました。

ホーム。

ホーム逆サイド。これだけだと夜の外ホームに見えますね。

電車。人居たらこんなの撮ってません。興味もないですし。

法事終わり。寺の写真を勝手に撮るのは勿論よくないんですけど、ここ父の実家なもんで。親族ですから。

これ書いてる時に気づいたんですけど善光寺の水溜まってるやつは、これを想起させるから懐かしかったんですね。お墓参りの水汲むとこです。

新緑、って感じですね。よく晴れている。

上の従兄弟。野球選手のマエケンをもっと強面にした感じの副住職。子供は下の従兄弟の息子なので叔父と甥ですね。

除夜の鐘でついたことがあります。

父と息子の履き物。いい写真。

本堂への通り道。関係者しか入れない場所です。

「三つ葉葵」があるんですよ。

玄関の喫煙スペース。従兄弟がここでタバコを吸います。俗物。一緒にアメスピを吸った思い出が甦ります。

法事終了。2日目の宿はかつて高3の卒業までの半年を過ごし、以降は帰省先となった村へ。移動手段が母の職場の後輩であり、自分の高校の2個上の先輩であると判明した方に送ってもらいました。懐かしい道のドライブでした。

夕景ってなんでこんなに美しんでしょうかね。

これ美味いんですよ。

夕飯。旅館・民宿って感じでいいです。白米は美味いわ山菜は美味いわで良かったです。それ以外は普通。

温泉。誰も居ませんから...。

ここの温泉まんじゅう、死ぬほど美味いんですよ。村内にいっぱいまんじゅう売ってるんですけど自分はここが一番好きですね。

エモすぎる!ヤマザキショップ!村内唯一のコンビニですけど普通に閉まるんですよね。2016年頃に一時帰省してた時はここでモンスターとかおやつとか買ったな〜。タバコも買ったっけか。

かつての冬季五輪のキャラらしいですよ。

お気に入りショット。

3日目朝。

これはガチ近所。

山々。

綺麗な景色です。田舎は嫌いですがこういうの見ながら育ったのは良かったですよ。四方を見回せば山に囲まれてるの、安心します。
この朝の景色撮るために前日夜に確認したバス乗り場をあえてスルーして次の知ってる乗り場に行ったんですけどそのバス停が無くなってて「戻るほどの時間はないけど乗り遅れたら新幹線も乗れなくなる!」ってなってクソ焦りました。結局早足で先に進んでさらに次のバス停に到着できました。

駅前。学生時代の寂れた駅舎の面影はありません。時代は変わりますね。生きてる間にあと何回ここに来ることができるでしょうか。特段用事もないというのに。

ハイ!東京!渋谷からバスに乗りました。今回のお目当てのSleek Eliteさんに向かってます。ハードケースは往路の時に東京駅に預けてました。GWでクソ並んでる中で颯爽と荷物を預けてギターを回収した時の、行列からの視線と地震の中に湧き上がる爽快感といったら。エクボクロークいいですよ。

Sleek Eliteでの用事は10分も経たずすぐ終わってしまいました。中心部に戻るためにバスで、人生初の阿佐ヶ谷に着弾。スタバは写真撮るだけで寄ってはないです。今回の旅はスタバに縁があったな。

本日の宿は東京駅近くです。

僕はドーミーインのが好きでしたが、後で聞いたら同行した母はこっちが良かったとのことでした。

夕景。今回はずっと晴れててくれました。なんだったらこの日は25°とかまであったので暑かったです。スキューバ素材の黒の長袖なんか着ちゃってました。

本当は夜に長年会ってない友達と会う予定でしたがお仕事の都合で急遽キャンセルに。予定もアテもないままご飯を求めて外に出ました。

設定変えて同じ景色を撮影。大人になってから紫好きです。

何でこのタイミングで撮ったのかは分からない。

東京にはたっかいビルがいっぺあんな。

憧れ?の丸の内OLの波動を感じる......。

散歩中に見つけた路地。誰も居なくて最高でした。都会の路地って感じの路地っていいですよね。龍が如くとかでもそういう道好きでした。大阪だけど。

駅前の繁華街まで来てしまいました。ちょっとエッチなお店があって怖い人に声かけられないかとかドキドキしました。

高架下。

いっぱいご飯の店あったんですけどあまり惹かれず全スルーして散歩継続。路地があれば入っていくぅ!

移動しまくって室町テラスへ。ここ相棒16のロケ地かと思って写真撮ったんですけど東京スクエアガーデンてとこだったので勘違いでした。

彷徨った結果巡り合ったのはミニストップでした。人生初で興奮しました。いい散歩になったと思います。

マンゴーとバニラだったかな。東南アジア系の外国人さんがワンオペ店員で日本人の田舎者の自分にソフトクリームを作ってくれるという構図にTOKYOを感じました。

旅も終わります。13階の景色いいです。バカなので高いとこ好きです。

最終日の朝食は早めに空港へ行きブランチをば。

ホットケーキって言え!

そこそこおしゃれな店でしたが忙しそうな店員さんに「メープル追加でかけられませんか?」と尋ねてしまう愚かな私をどうかお許しください。ドバドバかけて最後は皿に残ったのを飲みたいくらいメープルシロップ好きなんですよ。ちなみにダメでしたね。
そんな旅でした。
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遊☆戯☆王
2022年7月6日、高橋和希さんが天国へ旅立ちました。
遊戯王という偉大な漫画と、遊戯王OCGという偉大なカードゲームの生みの親です。大人になった今でもずっと好きな作品です。
このタイミングで自分の子供時代からの遊戯王との関わりを文字に起こして振り返ろうと思いました。
(以下長文になりそうです)
自分はのどかな田舎町で生まれました。周りは山と田んぼ、冬はとても厳しい雪と寒さに包まれる土地です。子供たちの絶対数も少なく、自分が小学校在籍時は全校生徒数80人ほど��した。(自分が大学生の頃には保育所も小中学校も無くなっています)
そんな田舎町での男の子たちの娯楽といえば、やはりTVゲームやカードゲームが主流になるわけです。ただ不思議なことに、自分はTVゲームというものにあまり興味を持っていませんでした。(自分が親に買ってもらって初めて手に入れたゲームは、小学5年生のころのGBAとポケモンサファイヤでした。)
当時周りの子は64やゲームボーイ、ゲームキューブにPS1、PS2などで遊んでいましたが自分にはそれらの体験がほぼありません。
うまく説明できないんですけど、自分は心拍数が一気に上がったり下がったり咄嗟の判断が求められるもの、同じ姿勢で座り続けることが子供の頃から苦手なのでTVゲームというコンテンツと相性が悪かったのかもしれません。
その点、遊戯王カードを眺めているときは、ストレスのない不思議な満足感がありました。初期遊戯王OCG独特のダークな世界観、静止画のモンスター魔法罠カードの背景ストーリーを自分なりに想像して勝手にわくわくしていました。そんな楽しみ方をしてるのは周りで自分だけだった気がします笑
周りの皆も遊戯王OCGやデジモンカード、デュエルマスターズを持っていたので文字通りトレーディング(交換)して遊んでいました。ゲームボーイカラー系のハードを持っていなかったのでゲーム特典の強力カード(破壊輪やグレイモアなど)を持ってる友人が羨ましくて仕方がなかったです。兄弟姉妹もいないので、友達と遊べない日は家の居間に座り1人でデッキ同士を戦わせていました。
小学校中学校は本当、遊戯王カードのおかげで自分の家、友達の家で馬鹿騒ぎして盛り上がりました。といっても皆勿論カード遊びだけでなくTVゲームでも遊ぶので、そのときの自分は輪に入っていけない感じでした。(あまりにもコントローラーさばきが下手くそで揶揄われるのが嫌、というのが大きかったです)
しかし言い換えてみれば、遊戯王がなかったらもっとつまらない幼少期だったと思います。ゲームや漫画雑誌、単行本を買うという発想がなかった自分ですが遊戯王カードとヴァリュアブルブックを通して遊戯王の世界に救われていました。(両親共に個人経営の商売で忙しくて、特別何か趣味があったわけでもありません。家に帰ったらTV見るのがせいぜいの娯楽、子育てだけで手一杯といったよくあるパターンです。なので子供時代の自分にはレンタルビデオ店でみたいアニメを借りるとか、古本屋で安く漫画を探す、みたいな発想がほぼなかったですしぴんと来ていませんでした。なので原作漫画の遊戯王もこの頃は読んでいません。正直ちょっと勿体なかったと思います。ただ僕の子育てを最優先で考えてくれた両親、特に母には感謝してます。親を悪くいうつもりはありません。)
しかしそんな遊戯王で盛り上がれる友達とも高校進学のタイミングで別れ、環境が変わりました。結論をいうと高校三年間で中学校時代のような友人関係、本当の意味で親しい友達はできませんでした。人との出会いは運によるところも大きいのでこればかりは仕方がないと思います。ただ、この頃でも家に帰れば遊戯王カードを触っていました。当時は5D`sが放送されていて田舎町のTVには映りませんでしたがカードは集めていました。人生で初めて箱買いした遊戯王OCGのボックスはCROSSROADS OF CHAOSで、パックからブラックローズドラゴンがでたときの興奮は今でも覚えています。
大学でも直接カードでわいわい遊ぶ友人はいませんでしたが、スターダストドラゴンのホログラフィックレアをシングル2000円で買ったのはこの頃でした。中古ショップのカード売り場を眺めて楽しんでいましたね笑。あと大学の先輩の家にお邪魔したときに久々に対人でデュエルできたときの満足感はすごかったです。本当に懐かしい感覚でした!
それから社会人になり、2017年の5月3日ようやく原作遊戯王を電子版で買い揃えました。それまで少年ジャンプも読んでいなかったのでカードデザインや版権絵を通して高橋先生の世界観に触れていましたが、ようやく決心がついて大人買いしました。(13000円くらいだったかな)
改めて高橋先生のデッサン力の高さ、カートゥーン調のデフォルメの中にカルトでダークな世界観を構築する抜群のセンスに驚かされました。かっこいいコマ割りと勢いのある台詞、コピックで丁寧に仕上げられた美しいカラーイラスト全てが芸術です。そしてこの年のGW、自分は中学校時代からの親友と富山を旅行するのですがここで一つの転機がありました。
ホテルに泊まってる間は時間があるし、久々に遊戯王OCGで遊んで馬鹿騒ぎしようかな、と思ったんです。自分はレッドアイズデッキと当時市販されていた海馬デッキにカオスMAXやらなんやらを付け足して富山まで持っていきました。
親友とは遊戯王のキャラになりきってあほみたいにホテルで決闘してめちゃくちゃ笑いました。これがきっかけになって親友は次の年に閃刀姫召喚獣デッキを持参し、お互いさらに手札誘発を買い集めてskypeで決闘して‥という流れになったのです。中学校時代からの友人とこうして当時のように笑って遊べるのが心から嬉しく、素晴らしい良き思い出です。
さらにときは流れ2022年、マスターデュエルがリリースされ世界中の決闘者たちと気軽に遊戯王OCGで遊べるようになりました。ipad miniで遊び始めてから丸二日間、文字通り寝食を忘れて遊んでました笑(ちなみにリンクスは遊んでいません。あくまでOCGと同じルールで遊びたかったのです。)
子供時代、気軽に全国の人とカードゲームで遊べたらと思っていた夢が現代テクノロジーで叶ったんです。本当に心が震えました。
自分はめんどく臭がりで集中力があまりないのですが、遊戯王DMのアニメもいつか全部ちゃんとみたいと思っていました。(ダークサイドオブディメンジョンズは映画なので観たのですが‥)時間はかかるだろうけど、ちゃんと遊戯王ファンとして一通りみなければいけないなぁと感じてましたし、そこからGX、5D`s、ZEXAL、Arc5そしてVRAINS全部観るんだと思っていました。
そんな夏の日の夜、友達から連絡がきました。
高橋さんが亡くなってしまって悲しい、と。
直前まで夜勤に備えて寝ていたのでいまいちぴんと来ておらず、嘘だろと思いニュースアプリ、SNSを開きました。とても信じられないニュースでした。
まさか高橋先生がこんなに早く旅立つとは思っていませんでした。自分は来年30歳になりますが、この歳で今でも友達と大笑いして遊べるのは遊戯王があるからです。子供時代はデジモンカードやデュエルマスターズでも遊んでいましたが、遊戯王は大人になっても僕の心を掴んで離しませんでした。今でもそうです。絵を描くことが好きになったのも遊戯王という作品と出会えたからです。
先生はぼくの母の一個か二個下の年齢ですが、人生まだまだこれから楽しいことがたくさん待ってる時期だと思います。遊戯王OCGは先生の手を離れましたがこれからも世界中の人たちを夢中にするだろうし、世界中のファンが先生の漫画、イラストレーション、アートを待ち望んでいたはずです。遊戯王を通してたくさんの人が幸せになるところをもっと長く見守っていてほしかったです。
僕は先生ほど画力もなく、絵に対する情熱もないです。でも心のどこかで自分の生み出した作品を通して誰かを幸せにしたい、自分も幸せになりたいと思っています。先生のことを忘れないためにも、とにかく手を動かして創作し、発信していきます。(今年は諸事情でコミケは申しこんでいませんが、何かしら描いて創作活動を続けます。)
ぼくにとってあなたは偉大な漫画家、ゲームクリエイターであり真の遊戯の王様、遊戯王です。王を超えて、創作の神だと思っています。
ぼくの永遠の憧れです。
カズキング、高橋和希さん。
ご冥福をお祈りいたします。
そして本当に、本当にありがとうございます。
遊戯とアテム、海馬や城之内や獏良、たくさんのキャラクターたちが先生と共にこの世界の空から決闘者たちを見守ってくれています。
先生も全国のゲームセンターやカードショップ、冥界、宇宙、エジプトの空の旅行を存分に楽しんでください。
いつの日か、お会いできることを楽しみにしています。
そのときはぜひ一緒に決闘してください。
どうぞよろしくお願いします。
2022.07.10 con
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2022/01/29~ Pokémon LEGENDS アルセウス

オープンワールド楽しみ
まさかの導入異世界転生ものだった
冒頭博士の『Wake Up!』で99%の人が「言語設定あってるよね!?」ってなったはず
アルセウスの目的分からん過ぎるしスマホ取り上げられて改造されて過去に飛ばされる主人公がかわいそうすぎる
ダイパが世代ではないので祖先とかその辺あまりわかんないんだけど、キャラデザ良いな~
ライバル女の子を見たかったので男主人公で
女の子でショウって名前いいなー!相棒が懐いてないピカチュウなのも良い
ラベン博士だけ服装が近代的なのちょっと気になる
バサギリ、最初デザインはエッ!?!??て思ったけどモーションかっこいい
妙な初代っぽさ感じてたけどストライクの進化で納得
しかし目 目元もうちょいなんかなかったかい
黒曜の原野~紅蓮の湿地
この辺夢中で進めてたのであまり記憶がない
アヤシシに乗れるようになった時の興奮よ
ガチグマは正直ライド効果のインパクトが薄すぎる
コロボックルみたいなおばあちゃんとヒナツ好き
ドレディアのヒスイの姿は賛否ありそうだけど、個人的にはショートカットっぽくて好き
キルリア⇔エルレイドみたいな 対比が良い
群青の海岸
イダイトウでとうとう海が!
海上のタマンタにポンポンボールぶつけて捕まえるの「漁」感すごい
だいぶ浅瀬で溺れちゃうのもあってかなり行動範囲広がった感じする~~~~!
天冠の山麗
ノボリさん!??
(本編で見たことはない、なんか人気の双子キャラという認識)
先祖でもなく主人公と同じようにどこかから来た記憶のない現代人…
人気だからねじこんだのかな…と思ってしまう設定の唐突さはある
ボールの投げモーションがカッコいい(上に放って出発進行!の決めポーズ)
オオニューラのデザインけっこう好き
キングマルマインの追尾がカス
純白の凍土
4体目のキングは特に迷惑もかけてないのにとにかく鎮めろと
デンボク若干きなくさいな…
シマボシ隊長虫嫌いなのベタだがしっかりかわいい………
ワサビのキャラデザ好み~~!
小柄なのに使うポケモンはドサイドン、ブーバーン、エレキブルってゴツさのギャップキャワ~~!と思ったら3対1で流石に声出た
空飛べるの流石に爽快感~~~!
これで移動系はコンプな感じかな いよいよ見えるとこ全部いけるブレワイ感出てきた
クレベース踏破後
ナナツボシなった!
「明日からは平穏な日々が始まるであろう」がフラグ過ぎて
予想はしてたもののいきなり「メインストーリー:異変」は怖い
テンポよく村と団を追放されたんだが
デンボク おい 流石に おい
散々利用しておいて不安になったらお前が原因かもしれんから出ていけ!はちょっとあんまり過ぎますわい
ラベン博士とショウとシマボシ隊長だけが救いよ
「誹謗も賞賛も所詮は他人の感情 重要なのは君自身がどうあるべきかを強く持つことだ」これ名言過ぎ
隊長がケーシィ使いなのがここで活きてくるとはなあ(追放された後の放牧場とのやりとり)
マジで隊長に一生ついていくわ
ウォロが隠れ家に連れてきてくれて「ボロ家だけど我慢してね」って言うから自宅か~と思ってたら人んちで草
コギトさんのデザイン好き~~
ここでカイとセキどっちかについていく分岐くさい選択肢が…!
悩む~~~~~どっちも同じくらい好きだ~~
悩み散らかした結果、カイはこれまでで結構イベントあったイメージ(ススキのとことか)だけど比べるとセキってあんまりなかった気がするのでバランスをとってセキで…!
(あとカイは服が寒そう過ぎて気が散る かわいいけど)
カイの「わたしだよね!(ニッコリ)」にグッ……!ってなった
試練完了
ムベさん!!!!?
おなじみイモモチタイムの時、食事を出して立ち去るときに目線だけ残してるのなんか不自然だけど考えすぎかなあ、って思ってたんだけどまさか デンボクの懐刀とは
忍びの姿になると姿勢がピンと伸びるのカッコE
手持ちポケモンみてふと、ミツルくんの先祖みを感じた 他にホウエン出身あまりいないから微妙だけど
あ~ダイパなら四天王のリョウかも
サーナイトとエルレイドどっちも手持ちにいるのは本人の���面性もあってたまらんな~
デンボクは故郷をポケモンに焼き払われたことがある、これでちょっとだけ理不尽さが納得いったかも…
「主人公を信じた結果、もしものことがあれば団の皆に申し訳が立たない」のセリフでちょっとデンボクの人みが見えてよかった
ディアルガ戦闘からのゲット、思ってた10倍スンナリいっちゃって拍子抜けした
モジャンボのねむりごな→ヌメルゴンのアイアンヘッド×2?とかですんごいお手本みたいな赤ゲージなった
その後、オリジンボール作りにやや奔走し、パルキア(謎の足長フォルム)ゲット!
~めでたしめでたし~
ディアルガとかきて展開もう一転二転(ディアパル共闘?)するかな、と思ってたからちょっとエンディングびっくりした
そういやポケモンのストーリーってこんな感じだった(これでもかなり濃い方)
エンドロール直後にアルセウスからの無情なリマインドくるの流石に笑った

最終旅パたち
ストーリークリア後
チマチマ調査埋めるの楽し~
ようやくヤツボシに!
コギトさんが怒涛の伝説ポケ捕獲ミッションをくれた
クリア後ボリュームえぐ
とりあえずブイズ揃えたいのでイーブイ見つけつつ、ついでで湖巡り
はじまりの浜辺でデンボクさんにバトル挑まれたけど、ストーリー終盤のデンボク激つよだった記憶なので鍛えてから挑みたいので一旦放置
大大大発生たのしい ポイント稼ぎに良い
ディアルガ一匹でセキ戦、パルキア一匹でカイ戦のイベントよかった…
図鑑コンプ!
タスクはまだだけどひとまず捕獲はコンプできた~~
ラストはチェリンボだった
トルネロスら4人衆がほんっっっと 感情なくなった
こっちの操作性の悪さ+相手の射程範囲の広さ+先読み攻撃の正確さ、威力+無敵時間を考慮しない連続攻撃+やられるたびにアイテムロストして村に戻される
ここまでの本筋の楽しさでギリ飲み込んだけど、ここだけは文句言いたい そんなレベルだった
「トルネロス カス」で検索して心鎮めてた
コツ掴んでたからまだラブトロスはマシだったけどあれも大概 沼地だけはやめろ
最終的に、止まったタイミングで目隠し玉投げてギリまで近づいて飛行系のモンボでなんとか…
ともしび集めも地味に苦戦したけど、ミカルゲのイベントよかった
アルセウス戦、一瞬トルネロスくらいキレかけたけど一応神だし、本作のメインだからなんとか許した
即牧場に入れた
一旦やり切った感あるけど、気が向いたらタスク埋めと団員ランクMAXはやりたい

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まほステ見てきたぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!
※ステに対して肯定的な意見しか受け入れられないという方は読まないでください!(肯定も否定もうずまくステへの愛憎)
ミスラが完全にミスラだった。ゲームの世界からアルシムして銀劇に来てくれたミスラだった。動きも声も全てがミスラだったし、後ろ姿の白衣のなびき方もミスラだった。まほステ1番の感動は今のところそこです。なかなか物語も込み入ってキャラクターも多くなってきて、これをあともう一公演(3部)でまとめるのすげえ力技だな!と思えてきました。今回はみんな出てきたので全員に見せ場があるためか、一人一人の歌は短めで、その分曲数多め。ただやはりやたふぁやヴィンおじはちゃんと尺がとってある。ヒースもムルもかなり歌で行ける感じになっているのであそこにも歌の尺あげてほしい〜〜。賢者ももっとずんずん伸びると思うんだけど忙しいのかな、ボイトレは自費とも聞きますし…でも彼は耳がいいと思うので1人でえんえんカラオケするだけでもかなり上手くなりそうですけどね!みんなわりと自在にビブラートかけられていいなあと思いました。私はビブラートをかけるのにかなりハードルがあるし制限があるので頑張ります(なぜ張り合おうとする?)。演技もみんな良かったと思います!(山田ジェームス武を除く)。リケとかまんまリケだったし、す��くよかった、その調子でいってくれ。ネロサンもかっこよかったし、シノもイメージ通り、ヒースは安定だし、やたふぁは気高く美しく麗しく最強の呪い屋ってかんじでほんとうにファム・ファタール。レノックスが出てきたことによって(このレノがまたしゅっとしてて原作より好きかもしれない)ファウストの美しさや気高さがさらに際だってしまい、びびりました。主従いいですね。レノックスのかたくなさがいい具合に減塩されて、まろみのある仕上がりになってバランスがよい。そしてわごふぃ。わごふぃ!めっちゃ気のいいお兄さん。安定感すごすぎる。おちゃめなキャラが得意すぎるだろ。わごふぃとやたふぁ、かなりパワーバランスのいい釣り合いの取れた2人になるんじゃないかなと期待します(3部のデュエットを)。原作の2人や関係性とはまたちょっと違う感じになりそうだけど(なにせファがあまりこじらせておらずとにかく気高く美しく、フィは果てしなく陽気)、この2人はこの2人ですごい2人とも「強い女!」て感じで大好きです(男だが)。小さい嵐くらい吹き飛ばしそう。あと今回はオズ様の稲妻の演出がバリバリきいててかっこよかったですね。オズ様最強〜!!バリバリ最強ナンバーワン!!パルノクスタン・ニクスジオもいい感じにオズ様になついていて、強いきずな見せつけられました。月蝕の館もよかったし…西すごいいいですね!ムル、ダンスだけでなく歌も極めてきてる(山田ジェームス武、頼むからきみは歌を練習しろ)。もうとにかくシャイロックの重心の位置と姿勢とくねくねした動き方がまじでちげーんだよな。絶対山田ジェームス武、live2dていうかゲーム画面見てないよ(見てたらごめん)。何もかもシャイロックと違うんだよな。ほかの役者さんはみなさんなんとなくゲームを勉強してくださっている感じで(願望)、やたふぁとか理解度がすごいよね。プロの気迫すごい。わごふぃも。ラスティカはもうちょっと頑張ってくれという感じだったが、クロエが最高なのでカバーされていた。オエちゃんもなかなか良かったと思います。ブラッドリー様は舞台版ブラッドリー様として確立されている。あれが彼の答えなんだ、と素直に受け取れます。双子は相変わらず上手いし。全体的にミュにするなら全員に歌唱指導つけてくれって感じなんだけど、そんな暇はなさそうな感じがすごいですね。ラスティカ、全部音低かったの笑った…チェンバロ奏者だけど音感ないんだ…みたいな…すみませんこのようなダークなジョークはやめます。とにかくみんなプロなんだから歌え。歌え!!!!!!!と思ってしまう…(2.5に向��ていない人間)。しかして、あんなに歌ったり動いたり踊ったり演技したり着替えたり位置覚えたりしているのは本当にすごいと思います。でもやはりセリフと歌!発声!身のこなし!演技!演技ができてから次に行けや!と思うけど盛りだくさんすぎるんだろうな…ストーリーもすごいスピードラーニングだし…。役作りも大変だと思うんだけど、そこはやはり原作がしっかりしているからか、そこまで苦はなさそうに見えました(山(略)の解釈は受け入れられないが)。とにかく今回現地でまほステを見て、人が目の前にいて演技して歌って動いてるってものすごい緊張感だし、なんてすごいものを見せてくれてるんだろう!という感動につつまれました。舞台ってまじでいいな。人がそこにいるんだもん…。そこにいて歌っているの本当にすごい。みんな120点ですよ、これに関しては山田ジェームス武ももちろん。ただプロとしてどうやって仕事に向き合うかっていうのは、こういう仕事だと如実に即結果として見えてしまうので残酷だなと思いました。ヴィンおじ、ドラモンド、クックロビン、ニコラス、このあたり主に最初の2人、舞台を回してくれるすごい存在だと思うのですが、2.5俳優自身が舞台回せ??!!!とたまにキレる気持ちにならなくもない…しかしそういう方向にならないのが2.5俳優なのかな…。彼らはキャラクターを演じることに本当に大きな大きな労力を割いている。「それ」が芝居より先に来るから、なんか…こう、悲哀がある。そして今回もいい歌が多かった!ネロサンかっこよかったし、リケとすでにかなり仲良くなっててほんわかしました。ブラッドリーとはもう、最初の場面で、あ、この2人この日の夜もう寝るだろうな、て確信するくらいこころが交わっちゃってたからあ〜あ、(ありがとう)て感じでしたが、その空気出せるってことは2人ともすごい役者なんだと思います。ネロサンまじでかっこよかったしな…ネロとファウストが友人になったらすごい迫力ある並びだよな舞台版。なんつーか東が強い。フィガロが色んなとこでやれやれお兄ちゃんムーブみたいなのしててよかったし、アーサーに懐かれてるの良かったです。オズの杖ぶつけちゃった時もアーサーがちゃんと「痛かったです笑」とかアドリブして、いい信頼関係が窺えた!ミスラのマドレェヌに対する「発音いいね」もよかったし、わごふぃの周りにはつねに陽の気があるって感じでした。双子先生との師弟関係も燃える。なにかつーとオズとセットでフィガロが立っていたのがよかったです。あと終盤クライマックスで、フィとファがすごい近い位置で歌のうしろにいるとこがあったけど、フィがファをずっと見続けてて「ええ!?」てなりました。ファはとくに見てなくて、すっ、と移動して行ってしまったが。前半はフィガファウ的展開に緊張しすぎてあんまり覚えていません。いや全体的に覚えていません。君に投げられる石からも、俺が守るよファウスト、そういう時俺は笑って手をふれるからみたいなシーンあったと思うのですが、結構巻きで、ええっそんな…そんな…はや!と思って興奮していたら一瞬でしたね…。そういう教育をしているわけだ、の所とかもあまり覚えていない…。この2人は3部に期待です。期待値が高すぎる。もともと2.5舞台にカプ観を持ち込まない人種だった(信念があったわけではなく、たまたま)のですが、まほやくはだめでした!ズタボロにフィガファウというカップリングに緊張しました。人生で初めての体験!あまりにもわごふぃの色気がすごいからかな。これは狂う人多数でしょう。やたふぁは隙のない気高さなので、そこは原作とちょっと違う。でも動揺した時師匠にどんな顔を見せてくれるのか楽しみだし早くこのキャストでひまわりやってくれ(?)。
もうとにかく皆よかった!よくやってる!
板の上でしか分からないこと色々あると思うので、千秋楽まで全員思いのままに駆け抜けて存分に成長なさってください!応援しております!という気持ちです!私はこれから初日配信を見てまた感想を書いたりイベントを走ったり、ステの歌を覚えたりフィガファウ書いたりしようと思います!ステのみんなと走りきるぞ11月!まほやく展もあるし、何より2周年ですね。楽しみですね。
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ミレニアムシリーズ感想
昭和シリーズ感想を全部書く前にミレニアムを見てしまう悪行ですすみません。そしてまた順序メチャゴジラ
ミレニアム→メガギラス→GMK→×メカゴジラ→東京SOS→FINALwars
ゴジラ✕メカゴジラ
これ映画館で見たかったな~。映画館映えするようなシーンや音が沢山ある。ゴジラが熱戦を吐く前の背鰭のバッバッバみたいな音や、アブソリュートゼロのド迫力など。映像も少しCGっぽさはあるけど綺麗。破壊シーンも怖さを感じる。まじで大人になってから気づくの~つらい~。
ゴジラがすぐ海に逃げちゃう。生物っぽいと言えばぽいんだけど、一部で言われてるようにまだ戦い慣れてない若いゴジラかもしれない。
機龍が初めてアブゼロをお披露目するシーン、可愛いw最初おじきしてるのかと思ったwしっぽで地面叩いてるのね。
式典が中止されてなかったらおじきしたり模擬戦してたかな。式典やってほしかった…機龍のお披露目会…。
機龍が初陣でやらかしてしまうの、めちゃくちゃ絶望的だな。電池切れまで何もできない人類。電源オフとかにできないんだろうか。それすら無視してるのか。
暴走すると目が赤くなる。フラッシュバックのように自分が死んだ瞬間を思い出してしまうの…辛かったろうなぁ。機龍は見た目が格好いいだけでなく、出生がちょっと悲しいとこも好きです。他の人の受け売りですが目の赤いラインが涙っぽい。哀愁ヒーローって感じ。
家城茜はゴジラ映画にしては珍しい王道タイプ。というかゴジラもちょっと異色なんだけど、ゴジラがどちらかというとサブキャラで人間の主人公がちゃんと主人公らしく描かれてる。そういえば機龍二部作は一度もゴジラのテーマが流れない。この映画のポリシーとなんか合ってないもんね。
機龍が家城の呼び掛けに答えるようなシーン、すごく好きです。機龍が心を開いた瞬間なのか…?でも前世の記憶や感情が残ってて本当は戦いたくないっていう気持ちもありそう。つらい。
人間の手で死んだり生き返ったり細胞を一部書き換えられたり、めちゃくちゃ可哀想なんだよな…。人間とゴジラの間で板挟みになってる。家城が自分との共通点を見出だしたのは、機龍がどちら側にもつけない孤独な存在であることと、だったのかな。生まれてこなければよかったのに、という自責の念もあったのだろうか。
機龍の充電はワイヤレス。背鰭が白く光って供給される。日本中?が真っ暗になっていく様は、日本国民が団結してゴジラを倒す!みたいなムネアツシーンでもあるね。
満月をバックに投下される機龍が格好よすぎる。その後ゴジラに漫才のツッコミのように突進するの少し笑えるけど好き。もう機龍の動き一つ一つが格好いい。
バックユニットが無くなって不利になったと見せかけ実は格闘も強い機龍。さすがにびょーん跳び跳ねるのはアレ?って思ったけど。ていうかゴジラの熱戦を結構食らってるのにピンピンしてるのがすごい。めちゃくちゃ頑丈だな。本体は熱には強いけど体が軽いから圧力でなかなか起き上がれないっていう弱点付きかな。青いバックユニット似合ってるけどね、無くなっちゃうんだよね。何気にガンダムみたいにサーベル出せる。こういう物理が一番強いんじゃない?w
機龍隊の帽子ほしい。
東京sos
機龍二作目完結編。正直色々詰め込み過ぎましたね?モスラが出てるのはいい。むしろ人間だけじゃ導き出せない答えをサラっと教えてくれるんでいいんだけど。前作のシリアスだった人間関係が、シリアスなのかコメディなのかどっちつかずで必要性に疑問。だって、だって、…機龍完結編なのに、もっと義人と機龍の関係を掘り下げてよ!(泣)家城と如月さんじゃキャラが違いすぎるよ~!!機龍は如月さんと秋葉には心開かないよ(笑)
義人が機龍のフラッシュバックをリンクするシーン、ごめんな機龍するシーン、すごく好きなんだけどそこに至るまでもう少し葛藤が欲しかった。日本国民みんなの願いであることと、義人自身の葛藤がぶつかる場面がもう少しあったらなぁ。機龍は前作で家城っていう理解者がいたのに今回は義人が機龍の心を理解するのが遅かった。もっと早く気づいてあげてほしかった。うわあああ。
やっぱり機龍は初作の方がデザインが好きです。手がドリルに変わるのはつえぇ。白いボディに青いランドセル似合ってたし、目の赤いラインも自我がある時だけになっちゃたしなぁ。リアルな現場の事情が伝わるから前と同じじゃなくていいし、これはこれで渋いカッコよさがあるよね。目のラインに関しては暴走時≠自我という区別なんだろうか。単純に暴走してゴジラ化すると目が真っ赤になるけど、機龍としての自我は目が黄色のままってことですね?私の願望なんだけど、機龍は機龍として最後の選択をしたと思うんです…。前世のゴジラしててではなく、前世の自分が何だったのかを理解し、受け入れた上で、機龍としての人生を全うしたんだって思います。最後はゴジラに戻った…って感じでもいいし。機龍とゴジラの人格が別にあったらいいなって。思わせてください。すみません。違っててもイイ!はぁはぁ( ) 機龍としての選択じゃなかったらゴジラってことになるもん。最後はゴジラっぽい鳴き声してたけど…これで眠れるねって意味だったのかな……うん、…色んな解釈できますね。
モスラ成虫がめっちゃ年寄り感。毛がしなだれてるもん。可愛さ半減(笑)FWも同系統の造形だけど元気で可愛いから、意図的にそういう違いを出せる東宝美術さん本当に愛のなせる技!ボロボロになってゆく様が丁寧に作られてる。羽とか鱗粉を消費して傷んでる。珍しく親子が会話してるシーン。ゴジラ映画ではここだけですね。モスラは思ったより出番多かった。むしろ機龍をもっと増やしてほしかったくらいだ。私はモスラファンだけど機龍に関してはもっと丁寧に描写してほしかったな。テーマがめちゃくちゃ重いから。とは言ってもやり残したことも無いようには感じるんだけどね。
機龍もっと増やしてほしいのもファンとしてフィルターかかってしまったからかも。物語の終わり方には感動したし納得。最後の��後も、ゴジラ映画の定番…って考えればアリかな。この世からゴジラが無くなることは決してない。
カメーバは何で出てきたんだろう。ファンサービス?この頃のゴジラって昭和のマニアックなネタが多かったな…。
ゴジラFINALwars
これは私が初めて映画館で見たゴジラ。初めて自分自身の気持ちで映画館に行った映画でもあり、上映最終日に一度だけ観ました。私の家は映画館で映画を見ない家庭だったので…これでゴジラ最後だから一回だけならって感じだった。
今見返しても、人間パートが若干配分多めなのが気になる。
当時はこれが最後のゴジラだと思ってたし東宝もそのつもりだったから、モヤモヤ感は正直ありました。人間パートを増やしたら同じくらいゴジラを出してほしかった。私はモスラの出番をもっと出してほしかったけど。それでもゴジラの良きサポーターとして奮闘したモスラはなんか感慨深いです。成虫モスラがゴジラと協力してる図はムネアツなんです。
モスラのおかげで吹っ飛ばされた敵を見たゴジラさん、なんか倒れてる!?ラッキー!!って感じなのかな。
ケイン・コスギが最後…なのは寂しかった。
エンディングでモスラの羽が治ってるのはミスですよね?
ゴジラと人間の愛憎劇はこの作品をもって終了したということでいいんでしょうか?
もう許してやれよ!と言われ何も言わず帰宅…。ゴジラらしいといえばらしい。
今でこそ新作ゴジラに溢れててファイナルウォーズをノリのいいポジティブ映画として楽しめるけど、やっぱ当時は寂しかったなぁ。もう20年前なのか。でも見返すとやっぱり楽しい。ゴジラが勝ちまくる明るい展開は気持ちいい。そしてなんだかんだ人間を助けるところも。
ところでミレニアム以降平成vsシリーズはずっと無視されてきたけど(そりゃ世界観違うし)FWではオープニングで普通に拾われてるしジュニアの咆哮シーンがやけに強調されてるんだよね。劇中でもvsシリーズの怪獣のフィギュアとか出てきたり。拾ってくれるのはすごく嬉しい。メカゴジラは今回出番は無いけどbgmで出演してる。各世代の東宝怪獣を懐かしく楽しめるとってもいい作品だと思��。ただ、キングシーサーとかカマキラスとか…昭和怪獣ばかりなんだよね…。もう少し現代怪獣出せなかったかな、ってのは少しある。こうなった理由も察するけどね。ミレニアムシリーズはマジで昭和回帰多かった。子供だった私でもおじさん世代への配慮かと思ったもん。モスラも昭和チックだし。ゴジラはミレニアム独特のデザインされたのになあ。モスラも、いい改良だと思うけど、すぐヤられそうで心配になる。テクで改造ガイガンぶっ倒したけどさ!危なかったよ!無事でなによりです。
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Ruruku Ruku
■名前(よみかた) Ruruku Ruku(るるく・るく)
■年齢 24歳
■身長 91.9cm
■利き手 左
■メインジョブ 吟遊詩人、暗黒騎士 ■身体的特徴 ロロルナの双子の姉なので同じ顔 彼が穏やかに笑っていることが多い一方、ルルクは勝ち気な表情 眉が逆ハの字になっていることが多い
■なぜ冒険者になったか 出稼ぎのため というと寂しいが、その日必要な分だけを狩る生活は退屈だったので本人としては願ってもないことだったらしい 18歳の時に集落を出ている
■FCに入ったきっかけ ゲーム内では入ってるけど、お話の中では入っていないかもしれない 入っていようが無かろうが好きなタイミングでハウスに寄るし物も置いていく
■呼称表 一人称→私 二人称→あんた、君 三人称→こいつ、あいつ
ルッツ→ルッツ ロロルナ→ロロ イブキ→イブキ ラゼゼ→ラゼ ローアル→ロア ファル→ファル レジー→レジー ギルバート→ギル テスラ→テスラ アリス→アリス エマ→エマ シエル→シエル ベル→ベル オトマール→オト リオラ→リオラ ロベリス→ロベ ラーク→ラーク ミゼゼ→ミゼ フェイ→フェイ
■おしゃれは好きか 好き ロロルナに花飾りを作ってもらってる ネックレスは戦っているうちに首が絞まるので、イヤリングやアンクレットを好んで身につけている
■飲酒について 一応飲める 強さは5段階で3 紅茶の方が好き
■イベントとかワイワイすることへの向き合い方 面白そうなことは積極的に乗る! 弟より好奇心は低め
■FCハウス内での過ごし方やお気に入りの場所 時々遊びにくるくらいで、いるとしたらリビング よくリテイナーの部屋(元ロロルナくんの個室)に突撃する
■朝が強いか弱いか 普通 弟が朝早すぎるので結果的に起こされる側になる
■夜ふかしするかしないか 理由がない時はしない
■ごはんについて(食べる量・好きな料理など) 得意料理はシチュー、ドードーオムレツ(よく作らされるので) 食べる量は普通
■運動神経 良い 戦闘の腕前はメタ視点で言うと極蛮神が倒せるくらい
■趣味 歌う、アクセサリー集め、狩り
■家族について ロロルナと同じ 穏やかで争いを好まない性格の弟を常に気にかけていて、集落を出てからもずっと手紙でやりとりしていた 集落のため奮闘する彼が心配で仕方ない 植物のことはさっぱりだが、手伝えることがあれば率先してやっている
育ての親に向ける感情は弟より淡白だが、愛情を注いで育ててもらったことにはとても感謝している
■よくやる仕草、癖があれば ヘアバンド(ポニテならシュシュ)を押さえて直す
■動物について(懐かれるか・好きか苦手か) 小動物好き 懐かれなくても構いに行く 集落にいた頃は家畜のドードーに乗ったり振り落とされたりして遊んでた
——————– 以下の例文をキャラの口調でお願いします。 「おいしいです」 →「おいしいねー!」
「お元気ですか」 →「ちゃんとご飯食べてるか?」
「いい加減にしてください」 →「あんた、いい加減にしろよ!」
「仕方がないですね」 →「しょうがないヤツだなー」
「ありがとうございます」 →「ありがとー!」
「また会いましょう」 →「またねー!」
「(不意打ちで驚かされたときのリアクション)」 →「…っ!?(拳が出かかって)なーんだ、◯◯か…」 知らない人だったらそのまま殴ります
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2019.12月某日.
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寒くなってきたね。お陰様でホットブラックコーヒーがこうして毎日美味しいと感じる。関係無いけど、高島彩さんがもう40歳って、年月経過の速度は恐ろしいね。僕はまだこれからブリンブリンでいたいよ。マインド的にね。因みにテレビは普段一切観ない。この前飲み会で女優さん知らなすぎてドン引きされてしまった。
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まずは趣味の合う友達がほしい背景から。
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僕は社会人になって収入を得たいことが理由で、来年の2月に研究室を卒業して、1年間追加で在学延長をする。入ってみないとわからないことだったんだけど、今年の研究室生活は僕にとって肌が合わなかった。これまでの人生の中で特に質が高くて、専門性のある学問の探求、頭の使い方、社会に出た際の振る舞い方等を筆頭に、言葉にできないくらい色んなことを学んで、それはもう精神面も鍛えられて、財産となる貴重な経験をすることができたけど、本当につらい1年だったんだ。毎日疲れて夜遅くに帰宅して、お酒を飲める体力も消えていって、電気すらつける気力も無く、ふとインスタやツイッターを開くと、みんな時間管理も体力管理もお金管理も器用に楽しそうに友達と過ごしていて、本当に毎日羨ましかった。実にお気のポイズンといった感じ。そりゃみんな色々大変なことはあるだろうけどさ、友達と楽しそうにしていて、自分にはそんなゆとりすら無かったから。だからこそ、来年からはバイトを沢山して好きなことに時間とお金を使って、違うコミュニティで色んな友達を作って、諦めきれない夢であるバンドをして、親友とルームシェアをして、生涯の夢と希望である猫を飼うためのお金を貯めて、社会人になる準備をして、来年からの自由な生活には果てしない期待を寄せているんだ。同期と一緒に卒業式に出れないのは悲しい。1年間の閉鎖的な生活からの開放感に反比例して。だからこそ、同調的に尚更友達がほしいと感じる。
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友達はいるけど、欲を言えば趣味の合う友達が欲しいなと思って。こうしてこれを書き込んでいるよ。僕だけかもしれないけど、趣味ってなかなか普段話せないんだよね。各コミュニティでそれぞれキャラ作り、セルフブランディングをして、非オーガニック人として過ごしてるから、ナチュラルな趣味を包み隠さず話すのが恥ずかしいと感じてしまうようになった。なんかみんな趣味が綺麗だしかっこいいしさ、尚更ね。でも、同理由に起因して、僕の趣味ってなんとなく漠然と音楽だけになってそうだけど、勿論それだけではなくて。大そうなものでは全くないんだけど、だからこそ、オーガニックなところを共有できる友達が見つかったら最高だなと思いはじめたんだ。あと、これを読んでくれてる人の中に、意外と共有できるなって人がいたら、来年そういう趣味でも仲良くできたらいいなと思っているよ。
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前置きというか経緯が長くなりすぎたけど、本当に大そうなものではない。昨日はブルーバレンタインって映画を流していたよ。恋する惑星っていう、生活感と退廃で溢れたまあぼちぼち好きな映画があって、その監督がウォン・カーウァイって言うんだけど、その人の作品でマイブルーベリーナイツって映画を観ようと思ってて、ブルーって文字がカタカナで被ってたから何故か観た。ただそれだけの理由で、何も考えてない。あと、バレンタインって赤いイメージがあるから、ブルーって並びにただ惹かれたかも。30分くらい観て飽きちゃって途中でやめちゃった。映画は途中で観るのやめない派だから珍しいんだけど。
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あと最近は時間あるときにモンスターハンターワールドアイスボーンをやっている!これがまじで神ゲーなんだって。まず、これまでのグラフィックエンジンとは全くの別物で、開発に入れていて、昔のモンスターから新規モンスターまで勢ぞろいしていて、PS4の超綺麗な映像でモンスターと戦えるの。モンハンフロンティアが今月でサービス終了で、そっちの開発チームのモンスターの技やシステムが家庭版であるMHWIに流用されてきているのもアツい。双剣使いなんだけど、双剣が弱武器なのはもうちょい調整してほしい。モンハンって男の大半が通るロマンだと思ってる。実際そうじゃない?小中学生で年齢制限に引っかかりながらも、みんな友達とセカジー通信してドラゴンやワイバーンに興奮したんじゃないかな。東日本大地震で死にかけたときですら、その瞬間に友達の家でセカジーやってて、友達の家がボロクソになりながらもPSPだけもって外に飛び出たのは強く記憶に残ってる。笑えないけど。これ読んでるかな、懐かしいね。女遊びはほどほどにな。それで、その当時から有名なモンスターの中に禁忌って呼ばれている黒龍系統がいるんだけど、最近MHWIで追加された大型アップデートモンスターがその禁忌に絡んでいる説があって激アツなんだよね。幼体名をゼノジーヴァって言うんだけど、これまでのモンハンシリーズ(因みにMHWはシリーズでいう5に相当するよ。それより前がこれまでのモンハンシリーズ。)の大陸じゃない新大陸がMHWでは舞台になっていて、ゼノは同新大陸の地脈エネルギーを吸収して生まれたMHWのラスボスで、今回のMHWIの大型アップデートで、MHWで倒したはずのゼノが脱皮を繰り返して成体になって戻ってきたって話。ただのクソかっこいい激強モンスターじゃなくて、裏設定で彼の目が魔眼(最近リアルイベントで展示された黒龍の眼。黒龍はこれまでオフィシャルに情報公開されてこなかったんだけど、こうしてリアルでも正式に黒龍が公式から推されているから、尚更黒龍に絡んでいる説、もしくは黒龍代表のミラボレアスが出てくる説がほぼ確定なんだよね。ゲーム内演出でもNPCが黒い龍の話しているのアツすぎ。)に似ているとか、MHWでのマムタロト戦、ベヒーモス戦のシステムが今回の成体ゼノにいいとこ取りされているとか、もう本当に最高よ。モンハン好きな人は、モンハンの裏設定って実は本当に凝ってるから知ってほしい。古代文明時代に竜大戦時代があって世界が滅びかけて、人類が龍に対抗して作った竜(ワイバーン)の話とか、それでこれまでのモンハンシリーズ全部に過去の遺産が点在していることとか、そもそもの生体的な進化論とか、掘り下げると奥が深くて面白い。今回のラスボスのアンイシュワルダなんか、バラモン教の天地創造、ヒンドゥー教のシヴァに絡んで、アン(天)・イシュワルダ(大自在天)で、見た目もヒンドゥー教のシンボルの蓮に因んでいるんだよ。宗教的背景が新大陸におけるアンイシュワルダのストーリー的設定とよくマッチしているし、アニミズムなんかも絡んでいて、ただのゲームじゃないなって思う。モンハンやってても知らない人が多すぎるけど。そう言えば、ゲーム友達でよく一緒にモンハンしてた子が横浜にいるのだけど、元気にしているかな。仕事辞めてフリーターになって、僕は研究室忙しくなっちゃって、最近話してない。友達がどうこうって、こういうとこ。めっちゃ仲良くて、当時お互い性欲がアレで、セックスの話ばっかしてた。「あきおみたいな奴じゃなくて、セックス慣れしてない男(僕も慣れてねえよ、とは言っていたはず。)を狩るのが好きだからさ、あきおはなぁ。」とかやかましいことぬかしやがっていたけれど、一緒にディズニーに行った人と結局落ち着いて幸せになったのだろうか。僕をあきおとかわけわからんあだ名で呼んでたのは今までで君だけだよ、てか一発やりたかった。あとは町���の風俗嬢とモンハンしたのも懐かしい。同棲している彼氏と別れたいという相談にのって、当時馬鹿病みで僕も何かと話聞いてもらって、よく話していたのは、モンハンからは少し離れるけど、いい思い出である。元気にしているかな。バーレスク通いはほどほどに。因みに僕は風俗童貞。そしてこれは勝手な偏見だけど、話のオチとして、ゲーム好きな女性は性欲強い人が多い。
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あとは、今年はゆとりがなくてできなかったけど、水族館に行ってぼーっとするのが好き。アクアパーク品川なんかは年パスを持っていて、自由が丘に住んでいるときは、近いし授業後とかによく通っていた。都会の中で取り繕ってこぢんまりした小綺麗なショボさが何故か好きだった。店内で飲めるお酒がよくて、バドワイザーをよく飲んでいた(お酒は、最近檸檬堂が流行だけど、ときに酸っぱすぎるから、マイブームはZIMA zero&dry。7%とは思えないクリアさと飲みやすさ。そして糖類、人工甘味料0というね。お酒もう全然飲めないけど。)。クラゲコーナーはもうちょい頑張ってほしいな。あそこのミズクラゲもいいけど、パシフィックシーネットルとかブルージェリーとかが好き。家にはブルージェリーのぬいぐるみがちゃんと置いてある。昔お魚さんが好きすぎて飼っていた。ツイッターのプロフィールなんかは硬いイメージを払拭するためにお魚さんの絵文字を入れている。水族館の話の後にする話じゃないけど、食べ物も魚介が一番好き。東北で育ったからかな。そして、実家に帰ると釣りに必ず行くし、youtubeでは釣り動画をよく観ている。水泳にはこれまでの人生で11年ほど縁があったし、水や海に関するものは外さず好き(モンハンの水タイプ新古龍のネロミェールもかわいくてかっこよくて最高。)。今年もできたけど、来年もただ海に行ってぼーっとして、お酒とか飲みたいな。今年は海や川で人と一緒にいる機会が多くて良かった。
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音楽はシューゲイズが好き。でもバンドマンとしてはわりと失格で、ジャンル名やルーツに興味は無い。強いて言うならマイブラよりrideが好き。でもそうじゃなくて、最近の日本のシューゲロック的な音楽が好き。総音研ってバンドサーが17歳とベルリンの壁をコピーしたって話を聴いたときは羨ましすぎて悔しかったな。最近はhip-hopもかじっていて、来年以降はhip-hop好き系ギャルとかとも仲良くなりたい。僕と最近会った人は僕の来年のギャルモテ計画を聞いているだろうから、長くなるしここで同計画についての話は割愛する。インディーズバンドもまあ聴く。好きな音楽の話はいいや。来年からバンドの他に個人の計画で音楽活動をしたいと考えていて、実際に作曲や作詞、demo投稿、RECまでしているのだけど、写真とか、アートワーク関連も実は好きで、そのへんも力を入れていきたい。昔はペンタブ、SAIでバンドのジャケットを描いたし、少しデジカメやフォトショをかじったりもしていた。去年かな、マッコイってバンドサーの新歓のパンフを作ったりしたけど、あれは当時少しかじっていたおかげなんだ。自分でPVを作りたいのだけど、写真や動画は自分で撮るとして、モデル探さないとなと、妄想を膨らましている。いないこともないんだけど、今年の生活が原因で関係が遠くなった人ばかりなのが難点である。悲しい。やはり美人ギャルと仲良くなって、バンドマンであることをカミングアウトして、撮影協力してもらう説。妄想が激しい。あとは、本当は自分で歌いたくないから、音楽をやりたい、歌を歌いたい女性ボーカルを探したりしています。心当たりがあれば言ってくれるととても嬉しいな。
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他にも細々とした趣味はたくさんあるのだけれど、疲れたので、後日思いつき次第加筆します。読んでくれてありがとう。
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遅い奴
遅い。 遅すぎですね。今何日ですか。9日ですよ。秋公園の終演は?4日。切腹。 綺麗な臓物が出てくる自信がないので腹を切るのは止めておきますが、それにしても各方面の方々申し訳ございませんでした。
こんな書き方をしているので自己紹介はいらないと思うのですが、Airmanです。 誰お前?へぇ、B脚本「メタフィクション:ザ・ゲーム」の脚演です。 あー………………って顔してる。今絶対あー………………って顔してますよね。そうです。もうネタバレも怖くないのでぶっちゃけますが、暗殺者の首を折ったりエルフをバットでリンチしたりするシーンで子供さんを泣かしたのは私です。その節は本当に申し訳ございません。 なんでそんな事になったのかは後々お話しするとして、いや変ですよね。後でご紹介する石英さんも言及なさっておられたのですが、何故人は役者紹介の最初に自分の名前を書かないのでしょうか?いやでも分かる。その気持ちは分かる。その方がクイズみがあって面白いって考えるんですよね。実際そういう面白さはあるんですが、「そこで面白さを取るか、役者紹介において必須の『誰が誰を紹介している』という前提を先に伝えて情報の伝達性を良くするか」というのは尽きない議論ですね?いや尽きるかも。割とすぐ尽きちゃうかも。 ようやく温まりました。 何がしたいかというと、役者紹介です。 諸々の都合で敬称略です。
・ニッキ役/でぃあ(31期) イカレた世界のイカレた主人公を演じてくださいました………………え?。読み合わせの前段階で既に役を作ってくる?え、何イリハケ表?はー、神。 いや、そんな気はまぁうすうすしていたというか、やぁまさか本当に役を作ってきて下さるとは思いませんでしたが「ヤケに嵌まってるなぁ」という気はしたというか、凄い。役者魂。楽ステ最後のアドリブにも対応して下さるあたり、いやもうこの方は役者として域に達している気がします。怠惰ゲージがMAXになると自分で自分を傷つけて死ぬタイプの演出だったので、そうした心労を大分軽減して下さった神ですあなたは。そして場当たりの時は酷使して、というか変更点を噴出させて本っっっっっっ当に申し訳ございませんでした。なます斬りされてもおかしくなかった。というかされたかった。だってこの人が演じるニッキ本当に狂っててカッコいいんですよ。全編ふざけた勢いだけで押し通してしまいそうな役ですが、この方は締める所ちゃんと締めて下さる。そして作中でも〆るべき敵をちゃんと〆て下さる。でぃあさんに主人公お任せして本当に本当に楽しかったです。秋公演まではそんなにお話しする機会もなくて、正直ニッキというキャラクターをそこまで気に入って下さって嬉しかった。「自分以外にニッキは演じさせない」。その覚悟を、この一か月間通してしかと目に焼き付けました。
怨霊の手が肩を撫でる。気色が悪い。 しかし中身を聞くと妙に笑える。
負け犬が。
そんなんだから死ぬんだっつのバーカ。 恨み言吐いてる余裕があったら首でも締めて来いや。 テメェで持ってきたルールさも当然みたいな顔で宣いやがって。 だったら!………………殺してみろ。
そう思ったのが、疑いなく口に出ていた。
・レミ役/児玉桃香(29期) ペチカさん!御紹介致します、私の師です(無許可)。シザーズの時に演出としての基礎知識を叩き込んで下さった恩人です。あれ一般化してマニュアルにして後世の演出に読まれるべき。まず役者に脚本を読ませ、該当部分を一人で演じさせてみる。その上で、違和感のある部分があれば/役者さんが違和感を覚えていそうな部分があれば演出が質問を受けに行き、適宜イメージを調整する。「頑張って考えた演技の方向性を全否定してくる演出にはなってほしくない」という言葉から、演技というものがどれだけ役者さんの内的イメージによって生まれ、変わってくるかに気付けました。そうですね。生地に型を押し付けてもその型通りにはならないんですね。だから生地の元の形にある程度あった型を選んで、自分からそこに入ってもらう事が大事なんですね。オムニの最初は重大な勘違いをしていた私ですが、今回はそうでなかったのであれば有難いです………………! 余談ですが、私はPCの音声データを普段イヤホンで聞きます。諸事情でペチカさんにはキャラクターのセリフを読んで頂いた音声を送って頂いたのですが………………いや、もう二度としません。アレはマズい。意味合いが変わってくる。違う、そう言う個人的な目的で送ってもらったんじゃないのに、その、あの、ペチカさんの演技が上手過ぎるからぁ………………!!(涙) 完全に予想外でした。具体的にはバイノー………………何でもないです。特定の方へ後でファイルをお送りします。そして私の方からは完全に削除します。それがいい。あれは世の中から消すべきではないけど、私が持つべきものではない。本当にそう。 告解が終わり、私の黒歴史がまた一つ増えました。死んで詫びたいレベルです。ごめんなさい。
あーあ、死んじゃった。 日用品で喉掻っ切られちゃって、死んじゃった。 これが呪い? あっけなーい。
ねぇ、どんな気持ち? 格下だと思って気楽に襲い掛かって、結局お仲間さんと一緒に殺されちゃって。 分かるよ。辛いよね。怖いよね。屈辱だよね。 こんなにいろいろ予想外だと、一周回って笑えてきちゃうよね。 子犬みたいな目で縋ってきちゃって。 嘘ついたら目ぇ輝かせちゃって。 裏切ったら傷付いて激昂しちゃって………………ねぇ、バカなの? 殺しに来た奴助ける訳ないよ。当たり前じゃん。 そんで、殺したらそうやって血ぃぴゅーぴゅー噴いちゃって。 あー、もぅ。
かーわい。
・マギー役/ちゃわんちゃうか?(31期) 芸名を訳すと「違わないのではないか?」となるのではないでしょうか?御本人の知った事でしょうか?これ所謂クソリプという奴ではないでしょうか?でもエアーマン、お前の存在その物がクソだからある意味当然ではないでしょうか?それもクソリプではないでしょうか?どうでもいいのではないでしょうか? えっと、新入生の方です。疑わないで下さい。マギー役、この人以外には務まらなかったと思います。だってFF7レベルの大剣持たされるんですもん。完全に演出の悪乗りでした。途中から刃の部分持っておられたので、あーマギーの肉体は刃の概念を理解してないんだな、つまりマギーの中でコレは鈍器のカテゴリなんだなぁと解釈してました。いや、でもマギーは強い。貞子レベルの怪物を素手で殺る。 ただの脳筋キャラにしたくなくて色々詰め込みましたし、役者さんの今までの御経験なども彷彿とさせながら「バカっぽく見えていろいろ考えてるキャラ」を目指してみたら演出の中で見事にブレまくり。最終的に丸投げしてしまったのですが、楽しんで頂けた様で何よりです(クズ)。 今思うと素のマギーは四千頭身の後藤さんみたいな雰囲気かも知れませんね。更に訳わかんねぇ。 本公演ではめちゃくちゃ暴れて下さいましたが、いつか素でカッコいいこの方を見てみたいというのはあります。実力不足でした。次回はちゃんとキャラクターを練ってきます。
呪い、ってくらいだから何かあんだろうよ。 ぼんやりと、ただそう思った。 根拠なんてねえけど。 だから、寝ずの番って奴をやってやった。 実際、俺はいなくてもいい。トークならあいつらの方が上手い。
何が来ても相討ち覚悟で殺す。 最初に死ぬなら、俺が一番良い。 何の感動もなくそう思って、色んなモンが転がった床に寝た。
出た。
出たよ。
マジで出たよ。
いやいやいやンだコイツ。忍者。忍者か。そこは幽霊とかそんな感じの奴寄越せや。 なんだ「呆気ない、ものよな」って。呆気ねえのはお前だよ。多分。 刀を避けたら目ぇ丸くしてやがった。 顔に一発。鳩尾にキック。めっちゃ吹っ飛んで机とか巻き込んで壁にドーン。どうでもいいけど真夜中なのにすっげえ音した。御近所さん迷惑だな。つかアイツら起きんじゃねえか。 そんで呻いて咳き込んで逃げようとしやがるから背中に乗って首をゴキッと。いっちょ上がり。
いや弱っ。 呆気ねえもんだな。
・いろり役/久保伊織(29期) 正式名称がめちゃくちゃ長いバンコクの様な方です。これは私の予想ですが、ここから約10年で何度か二刀流スキルを獲得したりヒノカミ神楽を学校教育に取り入れたりトラックを異世界転生させたり未曽有の星6鯖を手に入れたりしてなんやかんやで宇宙を何回か救ってその度に二つ名が増え、最終的には「18カ月ごとに名前の長さが倍になるイケメン」という称号を手になさいます。実を言うと予想ではなく真実です。 役の名前と御本人の芸名が似ている事で同じ29期の先輩方からいじられたり演出から呼び間違え………………てません。ホントです。そんな事してません。一回位素で間違えたとかそんな事は絶対にないです。空飛ぶスパゲッティモンスターに誓って本当です。様々な人物を惹きつける魅力をお持ちの方で、もうちゃうかのイケメンといえば物理的にも精神的にもこの方に他ならない、と言った感じです。しかしアレですね。去年(2018)の新歓公演を見た直後の私に本公演の写真を見せたらマジでお前何したんとかなじられそうですね。その位今回は今までの役との差分が凄かったのではないでしょうか。ヒールとして妖しい魅力を存分に………………ヒール?あれ?主人公サイドですよね?でも陽な感じの狂気を称えた技術顧問、という中々ない、それまでのイメージとは大分違う役を最高の笑顔で演じ切って、最高に弾けて下さいました。 本当に何をなさってもそのイケボで彩って下さる、そしてノリもいいし、あと殺陣。キャスパ中の殺陣とかvs剣客とか全部この方が担当なさってます。凄いですよね。「PCを腕に巻き付けて戦ってほしい」「短剣は二種類用意してほしい」みたいな無茶振りにも応えて下さって………………いや神です。この稽古場にはなんて神が多いんだろう。 いつかこの方を主人公にしたなろう小説を書きたいです。本当にお世話になりました。
これをこうして………………っと。 おニッキ、丁度良かった。割ったゲームのコピーガード突破したぜ……… 「なぁいろり。お前秘蔵のエロ画像とか持ってる?」 ………………いや急かよ。何だよ。持ってたとして何に使うんだよ。 「企画に………………」 ほう貴様さてはネタ切れか。 「うっせー!あーネタ切れだよ何か文句あんのかよ!」 別に?まそんな気はしてたけどな。 で、どんな企画? 「い、『いろりのエロ画像だいこうかーい』、いぇーい………………」 ハッ。 「鼻で笑うんじゃねーよお前こっちは昨日夜通しで考えたんだかんな!」 何が夜通しだ何が。 お前ら三人「企画会議ぃ」とか言って結局夜中じゅう酒飲んで暴れて近所のアパマンショップに放火してただけじゃねぇか。つーかその様子撮っときゃ良かったろ。 「いや、流石にスポンサー敵に回すのはマズい………………」 逆にそこでよく理性が働いたな。もうええわ。 で、どうすんの。俺そういうの持ってねえけど。 「は?」 いや、逆に俺がそういうのに興味あると思う?割れるゲームも弄れるコードも溢れてる世の中で何で他人の裸見て興奮すんのかマジで理解できねえ。 「あーそういやお前そういう奴だったわ………………うわ最悪」 何が最悪だよ。無いなら作ればいいじゃん。 「え、どゆ事?」 要はその辺から適当に落としてくりゃいいんだろ。『プライベートな写真を公開されて俺がひたすら困ってる』って絵が撮れればいいなら別に俺が普段使って��奴じゃなくてもいい、それっぽくヤバい性癖の画像漁って来るわ。 「や、でも本物じゃねえとリアクションが………………」 言っとくけど俺結構演技上手いからな。死にゲー実況とか何度気ぃ使って死んでると思う? 「え、あれ演技?マジか初耳」 あぁあとな、ただ公開するんじゃ面白くないだろ。他のYoutuberみたく「お前ら三人と俺でミニゲームやって、俺が勝ったら公開阻止」みたいなルールにすれば尺も稼げる。お、そうだ。ただ公開するんじゃなくて「ネット上に公開された暗号を解けばエロ画像にありつける」みたいな形にして最終的に「釣りでした」ってやれば……………… 「いろり」 何だよ。 「………………お前、最強の友達だな」 ヘヘッ………………そういうの。『悪友』って、言うんだぜ。
『泣きながら抱き合って何してんのかな、あの二人』 『そういう事だ、ほっといてやろうぜ』 『………………いや、ちょっと何言ってんのか分かんない』 『何で分かんねえんだよ。つか俺がツッコミかよ』 『もうええわ!』 『いや雑か。こっちサイド雑すぎだろ色んな意味で』 ・織戸役/武田聖矢(29期) 見透かされている。何を?どこまで? 物凄く頭が回る方、というイメージでした。「この場にいる方の中で、私の発言の意図をこの方だけが理解している」というシーンが何度かありました。かなり分かり辛く、さりとて特に面白くない事を言う事が多い私ですが、それでもぽにょさんには全て見透かされている。その上で何かのリアクションを返してくださる程優しい方です。演出としてぽにょさんにお世話になるのは二度目ですが、思えばシザーズの頃から言葉足らずな私の意図を汲んで下さり、最適な知恵を………………オムニの場当たりでは御迷惑をお掛けしました。ちょっとした事で自信を喪失しがちな私に優しく声を掛けて下さり、気付けば近くにいらした時に心の中で何となく癒しを求めてしまう自分がいました。物語の最後の最後に真理っぽい事を言って去っていく織戸。キャスト選考の際に何故かぽにょさんの姿が被ったのですが、いやでもカッコいいんですぽにょさん。スタッフワークではめちゃくちゃかっこいいのに、基本的に舞台上では何か叫ぶ系の可愛い役ばっかり。もっと教え説くようなカッコいい役回りの、あるじゃーん!という訳で、大分すんなり決まりました。ちゃうかで普通の人をやるぽにょさんが見られて満足ですが、もっと見たかったです。 「あれ、もういいの?」 「はい。………………もう、大丈夫です」 じゃあ、気を付けて。 大人としては無責任かもしれない一言を残して、職務に戻る。 随分しっかりした感じの子だった。 本当は誰かとはぐれてなんていなかったのかも知れない。 となると、こんな街の中を一人で………………親はどうしているのだろう。 首を振り、妙な邪推も振り払う。 この区画で育児放棄なんて珍しくもない。 あの子の境遇は自分の仕事と関係ない。 それこそ、あの子が死体にでもならない限りは。 もしくは……………… そこまで考えて、下らないと切り捨てた。 そう言えば、警察の役目を教えてくれた人。 別に、「何が悪か」までは教えてくれなかった。 それから十数年。 考えてみれば、別に大した話じゃなかったのかも知れない。 「正義」や「悪」は、道具だ。 守るべきものが「正義」。倒すべきものが「悪」。 互いにそう決めつけあってるだけで、本当にあるのは単に殴ったら殴り返されるだけ、自己責任の野蛮な世界。 「なんでマイナスの平方根があるんですか」みたいな質問みたいなもの。便利だからそこにあるだけで、それ自体に意味なんてない。 下らないけど、それで社会は回ってる。 別に壊す理由も、逆らう理由もない。 それでも、あえて「正義」を見出すなら。 廊下を歩き、仕事をする。 その事に疑いはない。 突然爆発が起こって壁が吹き飛ぶ事も、ない。 深く考えないで、前に進める環境。 当たり前が当たり前のままであり続ける。 それも、一つの正義。 それを守る事が、自分達の正義。 そう思うと、今の自分は間違っていないように思えた。 急に、暖かさを感じる。 体のどこかに熱がこもったかの様な感覚があって、それでようやく迷いが消えて……………… 焦げ臭い匂いで、それが違和感に変わった。 暖かい、じゃない。熱い。 いつのまにかポケットに入れたタバコが、スーツを内側から焦がしていた。 それに気付いて、絶叫した。 ・芒役/大林弘樹(29期) サイゴンさん。すごく優しい方です。そしてすごくエ【自主規制】アンケートを拝見しました所、御自分でなさったのであろう芒としてのメイクは「大学生とは思えない」等と評判を博していました。思えばオムニバス公演で役者メイクについて教えて下さったのもこの方だった、そんな気がします。まぶたの縁のギリギリに鉛筆を突っ込むという(役者としての通例とは言え)なかなかの恐怖体験ですが、サイゴンさんに指導していただいている最中はそんな不安もありませんでした。 本公演では主にいろり役のイッヒさんと過激なスキンシップを………………詳細は述べませんが、中々に印象的な光景でした。あとすれ違う時には【検閲済】とある事情でアドリブが多くなりがちな刑事サイドでしたが、それを自然な演技で軌道修正して下さるという点ですごく頼りになる存在でした。芒という「場を取り仕切る」役に最も馴染み、その持ち味を最大限に生かして下さったと思います。そのお陰で周りの役者さんもアドリブをぶち込み易かったのではないでしょうか。いえ私は怒りません。ただし一部のアドリブについて周囲の役者さんがどう思うかは別問題です。「悪い事は自己責任」。 文字通り予測不能、キャラと同じく胃の痛い環境の中で進行を務めて下さってありがとうございます。 「織戸の野郎、どこほっつき歩いてやがる」 「絶叫しながら廊下走ってましたよ。服に火が付いたとかで」 「何やってんだアイツ………………」 現状報告を終えた部下を見送り、溜め息を吐く芒。 学歴を鼻に掛けて露骨に見下してくる同僚は何故か辞表を提出した。 加えて最近自らを悩ませていた肩の荷がようやく降りた、そんな感覚。 芒の記憶は数週間分不自然に抜け落ちていた。 だが、その上でなおも本能が「終わった事だ」と訴える。 そんなものか。 声に応じ、その傷が癒える事を許し始める。 当たり前の様に信じていた法則が破壊される。 予測しようもない事態が次から次へと襲い来る。 白昼夢の様な経験。 省みるでもなく、懐かしむでもなく。 ただ人として、芒はそれらを「呑み込んだ」。 後には何も残らない。 それで良い。 根拠の無い確信は、何故だかある種の安心感を伴っていた。 「遅ぇんだよ。何時間かけてんだ」 険のある声色に思考が遮られる。 同じ部署の人間が作業机に部下を呆れた顔で叱り付けていた。 「おぅ、どうした」 「芒さん。聞いて下さいよ、コイツ中々作業を進めないんです」 ふぅむと唸り、当の人物を見遣る芒。 俯き、混乱した様な表情。目は泳ぎ、脂汗を流している。 屈む事で視線を合わせ、その奥の感情を見据えようと試みる。 「どうした? ………………訳があるなら話してみろ」 「いえ、その………………」 「何だ?」 怪訝な表情が威圧となって相手を怯えさせる。 その事に気付き、芒は慌てて柔和そうな態度を取り繕う。 数秒後、件の人物は意を決して話し始めた。 「字が、読めないんです」 「読めない。前からか?」 「突然です。朝起きたら、急にそうなってて………………文字が全部ミミズみたいな記号に見えて、日本語のはずなのに全く意味が」 「下らない事言ってんじゃねえ。仮にも警察官が、そんな出まかせで仕事サボれるとでも思ったか?芒さん、コイツ人事に掛け合って更迭しましょう」 「………………いや、待て」 芒は悩んでいた。 『刑事として培われた長年の勘』なるものも、この場合は上手く働かない。 見え透いた嘘、と断じるには絶望した様な表情が真に迫りすぎている。 しかし、発言の内容が内容故においそれと信じる事も出来ない。 仕事柄、作業量の多さや精神的な負担に耐えかねて心を壊す同僚の存在は少なくない。芒自身、そうした人物を幾度と無く目にしてきた。 今回もその類の事かと結論付けた所で、 軽い眩暈が芒を襲う。 知るはずもない人物の、聞くはずもない言葉が脳裏に過る。 『呪いの渦中にいない以上、その呪い��ついてとやかく邪推すべきでない。 大きなお世話という物です』 『御自分の考え、常識。そうした物を一義的であると思わぬ方がいい』 気付けば体勢を崩していた。 叱っていた人間はおろか、先刻まで怯えていた人物にすら心配そうな視線を向けられている。 仕切り直す様に芒は姿勢を整え、指示を下す。 「今日はもう上がれ。んで病院行って来い」 「良いんですか?」 「おう。場所は分かるか………………というか、行けるか?」 「はい、何とか。ありがとうございます!」 「ちょっと、芒さん!?」 「この作業代わってやれ。大した量じゃねえだろ。 今の仕事があったらそっちは持ってやる」 「しかし、現状の案件は………………」 「気にすんな。なんだ、今流行ってんだろ。マルチタスクがどうたら」 少なくとも、すべき事はある。 それを続けていれば、自らの勢いが衰える事はない。 漠然とした、にもかかわらず確かなる信念を持って。 芒も、また再び歩み始めた。 件の人物が実際にとある病気を発症していたと分かるのは、先の話。 ・大下役/渡部快平 ワカさん。今年「美」に目覚めたんだな、と思いました。 思えば今年度の新歓、まさか脚選でご自分の脚本をお書きになるとは思いませんでした。それからオムニで一度脚本を通し、その美しい世界観は言うまでもなく好評を博しておられました。その後は言うまでもなく劇団内にも固定ファンをされ、舞台監督としても多くの団員から信頼を集めている凄い方です。 社会派な作品を書きたいと仰っていたのが私個人の記憶に新しいですが、それと関係があるのかないのか今回の大下という役ではめちゃくちゃ輝いて下さいました。「低学歴」を見下すあの表情。何て楽しそう。いや、ありがとうございます。「普段の様子を知っているから逆に面白い」という声が何となく理解できました。やー、面白かった。 癖も強く、中々演じたがられなさそうな大下という役の魅力をここまで引き出して下さったのはひとえにワカさんの教養というか、想像力というか、そういう部分があったからだと思います。「脚本を書く上で人間性の闇と向き合い続けたら病んだ」という逸話をお持ちなくらいなので、それだけ人間の負の側面という物を見据えて来られたのだと思います。だからあの闇の塊みたいな大下もあの仕上がりに。すごい。でも、人間の闇ってそこ止まりじゃないんですよ。RPG「ダークソウル」シリーズとかプレイした後になるにぃさんの動画とか見てみて下さい。ちなみに私は未プレイです。 未明とは言え、人の往来は少なくない。 市街地の中心地、一際大きな交差点。 行き交う各々の事情に思いを馳せるでもなく、その怪人物は佇んでいた。 薄汚れた赤いトレンチコート。 風呂に入っているのかも怪しいボサボサの髪。 中華風の丸いサングラス。 長老の様に伸びた無精髭。 所々生地がほつれ、破れた焦げ茶色のベスト。 ダボついた深緑のズボン。 全体的に浮浪者じみた風体は、少なからず衆目を集める。 その中に二つ、明らかな警戒を孕んだ視線。 ある種の殺意めいた物を背中に感じながら、怪人は動き出す。 信号は既に青。 それをちらと確認し、尾行者二名もあくまで自然な風を装って歩を進めた。 区画の発展は目覚ましいが、完全ではない。 主な通りを少し外れれば程なく「裏路地」に入る。 解体されずに放置された廃墟群。 複雑に絡み合った利権や都合が整理を許さない文字通りの暗部。 如何ともし難く、さりとて誰にとっても有用でない無法地帯。 というよりは、無の地帯。 誰もいない、敢えて足を踏み入れない、ビルに挟まれた虚無の歩道群。 尾行者は並みでない苦労を強いられていた。 第一に、通路の複雑な構造。 不規則に別れ、出鱈目に繋がったそれらの中では一歩先を行く人物の位置すら把握が困難になる。 第二に、尾行対象の挙動。 おちょくっている。 尾行者の片割れは直感した。 一つの通路へ頭を向けたと思いきや、そちらには行かない。 足を踏み入れた、次の瞬間バックステップで急に元の分岐点へ戻る。 恐る恐る様子を伺う相棒が息を呑む様子が聞こえた。 以降、対象の挙動は激しさを増す。 時折何の脈絡もなく振り返る。 明らかに不必要な動きが増える。 ゴミを拾って見せる。 何かを思い出し、腹を抱えて笑う。 立ち止まってロボットダンスを披露したかと思えば急に歩き出す。 相棒の困惑した視線を受け取る。尾行者は頷く。 意を決して身を乗り出したその瞬間、怪人は軽やかなターン。 慌てて遮蔽物に飛び込むも時既に遅し。体が急な制動に対応しきれずバランスを崩す。強かに尾てい骨を打った。 起き上がるや否や、怪人が逃走を始める。 追う相棒が怪人へ怒号を飛ばし、慌ててそれに着いて行く。 以降、仁義なき追走劇が10分程度。 息切れも激しく、明らかに許容量を超えた運動を行ったと分かる。 満身創痍の二人に目もくれず、余裕綽々と言った怪人がせせら笑う様に背中を向けて立ち止まる。 埒が明かないとばかりに尾行者は懐へ手を入れる。 「動くな」 台詞の内容、金属部品が擦れ合う音。 取り出した物を察したのか、怪人の様子が変わる。 言わずもがな、拳銃。 漸く話の通じそうな雰囲気を感じ取り、尾行者が要件を口にする。 「警察だ。署まで同行しろ」 「ちょ、流石に拳銃はマズいですよ。一応任意同行なのに」 「うるせえ。散々面倒掛けてくれやがって、この………………」 「………………何故、私が?」 くぐもった声。 対称的に毅然とした声で返す警察の片割れ。 「礼楽町付近で起きた連続不審死。 ここ最近、現場周辺にお前みたいな奴の姿が複数回目撃されてる」 「どう考えても関係者だな、テメェ。何を知ってる」 観念したかのように怪人が振り向く。 瞬間、その眉尻が上がる。 「………………織戸君に、芒さん?」 「は?」 「え、えー。うわー、意外だなぁ。もう会う事ないとばかり思ってたけど、まさかこんな感じで再会するなんて。ねぇ、二人とも元気でやってます?大事件とかない?その辺どうなんです、ねぇ」 「お、ち、近寄んな!これ拳銃!見えねえのか!?」 「安全装置外し忘れてますよ。それじゃ撃てない」 「あ、本当だ。何してんですか」 「うわ、クッソ………………つうかそじゃねえ、そうじゃねえ!」 親し気な様子で近付いて来た不審者に調子を崩され、一瞬和気藹々とした雰囲気に呑まれかける芒。 幸いにして持ち直し、根本的な問いを放つ。 「テメ誰だ!少なくとも俺の身内に浮浪者はいねえぞ!」 「浮浪者?あー、そっか。イメチェンしたんだった」 「イメチェン………………?」 「参ったな。あ、サングラス外せば分かる?」 訝しむ織戸を他所に、怪人物は一方的に自らの素性を明かそうとする。 隠されていた目元が明らかになった事でその顔立ちの全貌が見える。 髪や髭に邪魔されて輪郭が見えづらいものの、その人を食った様な独特な表情、整った各部の配置はその人物を特定するに十分だった。 今世紀最大の驚愕を込め、芒が情けなく叫ぶ。 「お………………………………大下ァ!?」 「え、そんな驚きますか。僕が僕で」 「変わったな………………というか変わりすぎでしょ! もう原型留めてないもん!」 「そこまで言う?やー、意外だなぁ。 自分じゃそんなに変わってないつもりだったんだけど」 「いやいやいや………………あ、違う!大下テメェ! 現場近くで、そのクッソ怪しい風体で何してやがった!」 呆れも込めた激しい追及に、あっけらかんとして答える大下。 数か月前とは打って変わり、その様子には一切のしがらみを感じさせなかった。 「何って、捜査ですよ。聞き込みというか、情報収集?」 「捜査って、警察は辞めたはずじゃ………………」 「こっちの話。要は、そういう仕事があるんです。金さえあれば、普通の警察が太刀打ちできない事件の全貌を明らかにできるって約束の仕事」 「はぁ?」 只管困惑する二人を前にして、大下はマイペースに言葉を紡ぐ。 「という訳で、昔の同僚とはいえ今は部外者。 本件に介入させる訳には行きません、お引き取り願えますか」 「こっちの台詞だ!おい、今のお前が何に手ぇ染めてるかはどうでもいい。 ただな、お前の言動は明らかに捜査妨害………………」 「あーその辺の問題じゃないんですよ。こっちにも同じ事情があるって言うか………………面倒臭いな。おい!」 「はいはーい!」 大下が呼びかけ、返事を返したのは路地裏の上方。 道を挟むビルの屋上、その縁に座る小柄な人影。 妙な既視感が奇妙な風切り音に遮られる。 矢。 妖しく白い輝きを放つそれが、織戸と芒の足元に突き刺さる。 驚く間も与えず、矢は一際眩い光を放つ。 強烈な眠気によって二人が倒れるのに、そう時間は要しなかった。 効果の程を確認すべく、寝顔をまじまじと眺める大下。 その様子を見た人影が、猫じみた身のこなしで飛び降りる。 高さと質量からは想像も出来ない程に軽やかな着地音を聞き、思わず感嘆の声が漏れる。 「俺も中々かと思ったけどさ、やっぱお前は大分違うな。 2,3日でもう人間辞めやがって」 「人でなしみたいな性格した人に言われたくないなぁ。 でぇ、大下さーん。今日の分のお小遣いは?」 後ろで手を組み、上目遣いで期待を込める大下の協力者。 そのわざとらしさに若干白い目を向けながら、大下は苦々しく確認する。 「隠しカメラとか仕込んでねえだろうな」 「まっさかぁ。ケーヤクイハンだし?」 「白々しい………………」 「あ、でも報酬次第だかんね。 動画にした方が儲かるなら無許可でそっちに切り替えるし、その辺宜しく」 「………………4人分か?」 「当然でしょ。4人揃ってこぉそぉのブランドなんだし」 「なぁにがブランドだ。どぉせこないだの放火もお前らだろ。 炎上系の癖に気取りやがって、偉そうに。地獄に落ちろ」 「そんな連中頼ってメシ食ってんだし、お互い様でしょー?」 「ハッ。そうだな………………」 自嘲気味の笑いを漏らし、清々しさを湛えた顔で向き直る。 煽った相手も心底楽しそうな笑みを浮かべていた。 厚みを持った封筒を手渡すや否や、協力者は当然の様にひったくる。 苦笑いを浮かべながら、険の無い口調で嫌味を放った。 「じゃ、午後もよろしく。犯罪集団」 「どーも、似非捜査官さん」 別れの言葉もそこそこに、互いに別の方向へ歩み出す二人。 相変わらず白目を向いて横たわる織戸と芒。 それぞれの姿を、上り始めた朝日の反射光が照らしていた。 ・三珠役/遠藤由己(29期) ハイ。説明不要でカッコよくて面白くて優しい我らが座長です。そして本公演での舞台監督です。そのゴリラとバナナと演劇に対する情熱で皆から愛される凄い方。え、完璧。欠点と言ったら作ったラーメンの生地をサークルの冷蔵庫の中で腐らせる事くらいしか思いつきません(実話。なお物体Xはちゃんと処分されました)。面白い人ってたまに人をダシにして笑いを取る、いわゆる陽なイメージがあるんですけど、この方には一切それがない。絶対に他人を責めないし、本気で人を蔑んでる所とかみたことがないし、ミスをしてもちゃんと注意して許して下さるし、もう、ちゃうかにとって太陽みたいな方だったと思います。リミッター掛けずに暴れて他人様に迷惑を掛ける事が多くて、後会話が苦手でよく人を避けがちな私にも沢山話しかけて下さったり、もう天使みたいな人です。本公演も滅茶苦茶なスケジューリングの所為で予定押しまくって、御自分が泣きたいくらいの状況においても優しい言葉で気に掛けて下さって、もう色々限界に近い様な状況でも絶対に激昂したりせず笑顔を保ち続けて下さった、それらの事へ申し訳ないの気持ちと伝えきれない程の感謝の気持ちが渦巻いております。本当に御迷惑をお掛けしました。そして、本公演本当にお疲れさまでした。 ………………はっ!「役者」紹介なのに役者としてのエンドゥーさんをご紹介出来ませんでした。カッコいいのはそうなんですけど、実際面白い、というかアドリブを多めに入れて下さる方です。 とはいえ今回はその余裕がない脚本でした。いえアドリブが悪かった訳ではなく、そうした「遊べる」部分がないような脚本だったのが良くなかったかな、と思ってます。 なので、その無念を晴らすべく脚本の方を書き換えてみます! IFストーリー、「もし三珠がアドリブしやすい環境だったら」。 「所有者は実行ファイルをJadでデコポンした、と言ってましたが」 「デコポ………………デコンパイルの事っすか?」 「そうそう、そのデコピン」 「デコンパイルっす。ちょっと遠くなってる」 「ほう、そのデコッパチってのは大変なんですかい」 「いや惜しい。今までのに比べたら惜しいレベル」 「レコンキスタが何ですって?」 「あ大分離れた。イベリア半島の再征服活動は全く関係ないっす大下さん」 「デコレーションケーキですかな?」 「矢盛さんデコしか合ってない。というかあなたもそっち側なんすか」 「えーっと、………………ヒロポン」 「いや原型失ってるっす。何すかヒロポンって。 思い付かないからってデコポンから雑に派生すんのやめて下さい」 「ちゃんぽん」 「クーポン」 「ピンポン」 「じゃんけんぽん」 「NEXCOニシニッポン」 「ポンで畳みかけないで下さい。 そもそも『デコンパイル』にポンつかねーから!」 「えっと、何の話でしたっけ………………」 「忘れてんじゃねーよ!」 結論:話が進まない。 おあとがいけないようで。 本式のIFは後で書きます。予告しよう。長いよ。 ・矢盛役/石英(29期) 入団当初、まだ人間性を獲得しておらず暴れまくっていた頃の私は(今思うと大分失礼な発言ですが)ある方に似ている、と言われた事がありました。無論見境がない分私の方がヤバかったらしいですが………………お察しの通り、その方が■■さんです。一目見たとき「あ、キャラ被ってる」と思ってしまいました。眼鏡、あと敬語キャラ。後者が特に大きかった。しかし聞いて下さい、色んな意味で暴走する私と違って■■さんは落ち着いた凄い人なんです、言わば私の上位互換。ああでも■■さんを私ごときの上位互換だとか言ったらそれはそれで無礼度がマッハ有頂天、どうしよう、みたいな事になったのでとりあえず私はフードとマスクとサングラスを着用しました(全くの無関係)。 この方の普段の振る舞いを見るとまず「人間科学ってすげぇ」という感想が溢れてきます。人間に精通している。どう言えば伝わり、どうすれば動き、何をやっても大丈夫なのか把握しておられる気がします。そして私の取り扱い説明書を持っておられる貴重な方です。通訳さんとして大分お世話になりましたし、この公演中「この方にしか理解できないだろうなぁ」みたいな事も大分お話させていただいた事があります。あと照明の「チーフ補」を務めて頂きました。もう、諸々神の様なお方です。私にとっては最高神。 お世話になった事を箇条書きしていったらそれだけで脚本が一個できるレベルで御迷惑をお掛けしました。役者として?めっちゃくちゃ上手い方です。脚本の理解に掛ける執念と言え、プラス私の脳内を推察できる方なのでもうそれはシンクロです。不明点などどんどん質問して下さって、本当に有難うございました。長台詞ばっかりでごめんなさい、でもカッコよく決めて欲しかった、啓蒙の高いカッコよさを存分に示してほしかったのです!よって後悔はありません、お疲れ様でした!なんて鬼畜な私ぃ! 「それで、話というのは何ですか。久保田君」 昼下がり。 どこにでもある喫茶店。 二人の客が会話を始める。 「………………お願いがあるんです」 「ほう、お願い」 「ええ。自分が、死んだ後の事を」 尋ねた方の人物が片眉をひそめ、もう片方を吊り上げる。 薄布で出来た黒のローブ、頭には二本の蝋燭。 奇態な格好が衆目を集める事は、何故かなかった。 相対する紙袋を被った人物、久保田についてもそれは同様だった。 「死ぬとはまた縁起でもない。一体何に首を突っ込んだんです?」 「………………他愛もない、呪いの類です。 ネット上に転がってて、まだ誰も傷付けた事がない様な」 「それを、消そうとしたのですな?」 「そうです。でも………………」 「上手く行かなかった。なるほどなるほど」 オカルトじみた服装の人物、矢盛。 最も酷薄な、かつ当たり前の言葉を選び、相手に向けて躊躇なく吐き出す。 「まぁ、自業自得でしょうな。 どんな理由があったかは知りませんが、その辺に転がる呪いに手を触れるなどあってはならない事。無論君ならば良く分かっていたはずです。 その上で、なぜその様な真似を?」 「………………子供」 「はい?」 「子供が作った呪いなんです、それは」 矢盛の脳内を様々な推測が去来する。 亜事象………………呪いを含む、超常現象。 それらを構築する知識を子供が得るのも、あり得ない話ではない。 しかしながら。 「一体なぜ?」 爆弾を作る知識を偶然手に入れた子供、そのどれだけが実際に爆弾を作ろうとするだろうか。倫理的な問題は省くにせよ、手間は掛かる。一歩間違えれば自らの身に危険が降りかかる。「面白そうだから」という目的だけで殺人兵器を完成させる物は、まずいない。 誰かに殺意でも抱いたのだろうか。それでは「誰も傷付けていないまま、呪いがネットに流れている」状況と矛盾する。誰を狙って? 久保田の答えは、そうした矢盛の疑問を更に深める事となった。 「芸術………………多分、そんな感じだと思います」 「どういう意味です?」 「その子は、その呪いを一つの作品として完成させたんです。 誰かを殺すことも、その一部として」 要領を得ない答えが返る。 様々な疑問を飲み込み、矢盛は最低限の解釈で応じた。 「………………ただの子供では、ないと」 「ええ」 「しかし、それならますます意味が分からない。 君、なぜそんな人物を敵に回したのですか?自分の命すら危険に晒して」 沈黙。 紙袋の上から、その表情は窺い知れない。 「………………守りたかったんです」 「誰を。何から?」 「その子をです。このままだといずれあの子は、あの呪いは、誰かを傷付ける。それだけじゃ済まない、いずれあの子自身も復讐に遭って殺される。 誰かを殴れば殴り返されて死んでしまう、それをあの子は!」 「お、落ち着いて。あ、どうもすいませんね店員さん。 ほら。一旦食べて落ち着きましょう」 「あ、すいません………………」 立ち上がっていた久保田が気を取り直し、椅子に座る。 紙袋の所為で悪くなった視界は、プレートを持ったまま困惑する店員の存在を捉えていなかった。 矢盛の注文はパンケーキ。久保田はフレンチトースト。 すぐさまナイフを入れ、舌鼓を打ちながら互いに考えを整理する。 もきゅもきゅ。 全てを胃袋に収める頃には、矢盛はある程度その理解を纏めていた。 紙ナプキンで口元を拭い、再び話を切り出す。 「つまり、アレですな。 亜事象世界のシンプルで残酷な掟からその子を庇護したかったと。 その子、ひいてはその呪いに関わるにあたって、どうしても君自身が狙われる必要があったと」 「ええ。道を踏み外したとはいえ、あの子にはそれだけの才能がある。 若い芽が摘まれるなんて、俺には耐えられない」 「正義感の強い君らしいですな。 誰かを殺めようとする子供すらそこまで気に掛けるなど。 しかし、才能というのは呪いを作る事だけですかな?」 「どういう事です?」 「いや何。先程から話を聞いてみると、何か君自身その呪いに感銘を受けた節が感じられると思いまして」 「………………一つ、見ていただけますか。 呪いに関わる画像なので、あまり」 「その程度気にしていたら亜事象家などやっていられませんよ。是非」 促され、久保田はポケットから一枚の紙を取り出す。 画像がプリントされたそれを見て、矢盛はただ美しいと感じた。 中世のそれを思わせる、ファンタジー的な街並み。 山肌の質感。自然な光。現実には存在しえない、だが「何処かにあってもおかしくない」とすら感じさせる趣ある建築。細部に至るまで生々しく描写された人、生物、その他全て。 最新のCG技術ですら再現出来ない程の光景、一枚の紙に映し出されたそれですら矢盛の心を掴むには十分だった。 「ほう、なるほど……………亜事象で生成した光景、ですか。 ここまで見事な物は見た事がありません。しかし、呪いと何の関係が?」 「呪いのゲームのスクリーンショットです。 この世界の中で悪行を犯したプレイヤーは裁きを受ける」 「何と。要はグラフィックがめちゃくちゃ綺麗な呪い版UNDERT〇LEと。 はー、確かにこれは危険ですな。良い評判に騙されてその辺の一般人が手を出してしまうかもしれない」 「でしょう? こんなに美しい物が作り出せる子なのに、勿体ない」 「ちなみに『子供』というのは、何故?」 「追われてる時に何回か姿を見ました。 やってる事と言い体格と言い、少なくとも大人じゃない気がして」 「ほーん………………」 納得しかけた所で、本題から逸れた事を思い出す矢盛。 そも、久保田から自分に託された願いとは何であったか。 AM6:00。 日が昇り、矢盛は「吸血鬼」の亡骸が崩れ去るのを確認する。 亜事象の研究家として適宜警察等の公共機関に協力し、必要に応じて自ら手を下してほしい。 丸投げともとれる雑な願いに対し、事実矢盛はやり遂げるに至った。 身勝手に命を賭け、死んでいった久保田。 その行いに、何らかの意味があったのか。 確かめる術もないまま、弔いを胸に矢盛は佇む。 もう、あの姿のままで相まみえる事はない。 路地裏の静寂が、惜別の情を静かに包んでいた。 昼下がりの喫茶店。 甘味を味わい尽くし、席を立とうとする二人。 今生の別れを前に、矢盛が希望的観測を口にする。 「時に、久保田君。 怨霊を、信じますか」 「………………信じます」 「そうですか………………」 根拠もなければ、証拠もない。 ただ、「そうであれば良い」だけの噂。 「この世界は、産み落とした物を無碍にはしないそうです。 例え姿形が変わろうとも、今ある物は残り続ける」 矢盛が久保田から視線を外す。 「いずれ、また会いましょう。 互いが互いに出来る事をやり尽くした、その後で」 その声は、心なしか震えていた。 応える久保田も、また死の恐怖を掻き消すように声を張る。 「ええ。負けません。 必ず、この世に想いを遺します」 それが、矢盛の聞いた久保田の最後の一言となった。 ・玉池役/堀文乃 らめるさん。お世話になるのはシザーズ以来ですね。 いや、プロです。上手い。それっぽく投げたイメージの解像度を物凄く引き上げて下さる神です。それだけに学生役にとどめるのが申し訳なかった。前座コントで見た様な虚無感の演技然り、もっと幅広い顔があるはずなのにそれを見る事が出来ないっ………………!!!!あ、ああ悪役!次は悪役をお願いします!!!フリーが濃すぎた影響か、今回の役は割と常識的に見えたかもしれませんがホントにすごいんです。楽しみ方とか喜び方とか満面の笑みがもう輝くような感じだし、「草」の言い方とか「あミスった」とかすごい自然だし、推しに遭えた感情で限界に達するムーブとか安易に共感できて、もう玉池やってもらってよかったなぁと。配役に関する個人的な妄想をもう少し広げると、そうですね………………次はめっちゃクールな役も見てみたいし、自然に微笑みながらサラッととんでもない事を語るようなにこやかサイコパスも見てみたいし、逆に怒涛のツッコミをお任せしまくるのもいっかなぁ、あーでも笑顔が見れない、何をお願いしても笑顔で演じ切ってくれそうな感じがあるからこそその笑顔がもっと輝いてほしい、はぁよすぎでしんど。でも一番しんどいのは勝手に色々言われてるご本人かもしれませんね。この辺で止めにしときます。 ・多賀役/岡山桃子 この方の優しさをフルコースで体験しました。いや音響。音響。舞台上の役者の動きに合わせて音が鳴ったりするんですが、今回はその回数が3桁を超えたそうです。やーすごいですね。誰のせいなんでしょう。下手人は大集会室の床に土下座の要領で頭を叩きつけまくって脳漿をぶちまければいいのに。すいません私ですごめんなさい。でも全然キレないんですこの方。慈悲の化身か。本当にしんどい思いをさせて申し訳ございませんでした。 役者としてですが、可愛らしい役をする事が多い方だと思ってます。それだけに今回はただ可愛いというよりも大人しい感じの役だったというか、そこまであざとさに向いてなかったというか、むしろカッコいい部分もあったかもしれない?スタッフワークとかで人間性的なカッコ良さを発揮する人が舞台上でそうなれないのに耐えられなかったんだよ!!!!!(謎の告白)何でしょうね。そう考えると今回はまだ役にイケメンさが足りなかったかも知れないです。でもいつかどちゃくそイケメンな役を演じさせてみたい。そして全国のみこた………………みこさんランドの住民の村を焼きたい。見てみたくないですか?私は見たい。 久保田inにその片鱗はあった気がする。目覚めよその魂………………!! ・中西役/lulu ラブノートからの………………ペチカさんの所でコレ書くんだったー!!先に言っておくと、luluさん/児玉桃香さん/中戸太一さん/サミュエル・ツヤンさんの4名とは2018オムニB脚本「LOVE NOTE」メインキャストからの仲です!なのでこの5人はこの脚本に揃ってました!懐かしー! え、役者として?この御方を誰だと思ってるんですか。luluさんですよ。初登場からその圧倒的なカリスマ性で固定ファンを大量に獲得、今やその影響力は政財界の域を超えを揺るがさんとしているluluさんですよ?真実はさておき、私も稽古場で「ルルさんに逆らうんですか?」という脅し文句を使った事があります。怒られました。いやでもカッコいい。キャスパも凄い。一回ぐらい主役やってほしい。というか最近「殺されるならこの人かな」みたいな感情が芽生えてきています。気持ち悪いですね。今作ではツッコミ役の学生としてこれ以上ないほどリアルで引き締まるような演技を披露して下さいました。 本公演では演出補佐も務めて下さいました。そう考えると演技面ここどう思いますか、みたいな感じでもっと御意見を求めれば良かったのかな、と思うシーンが山の様にあります。いやでも十分ですね。キャスパしかり、学生サイドの監修しかり、「一つのシーンが演出の手を経ずにほぼほぼ完成する」という夢の様な事例を作って下さってありがとうございました!luluさん最高! マッカブランカによる前代未聞の生放送企画から3週間後。 一切の情報を残さず、件の4人は消息を絶った。 遺されたのは、一瞬の安寧。 あるいは……………… 「玉池ぇ、いい加減立ち直んなよ。 別にマッカが死んだって決まった訳じゃ………………」 「アァアァアァアァァァ………………」 「しょうがないよ。あれからすっかり落ち込んじゃって。 夜も眠れず食事も喉を通らない、唯一体が受け入れるスタバの新作メリーストロベリーケーキフラペチーノで辛うじて生きながらえてるんだって」 「弱ってるにしちゃ主食がハイカロリーだな」 あるいは、死んだ目の玉池。 生気を感じない瞳の下には幾重にも隈がで��、顔色は青白さを通り越して純白、あらゆる問いかけに対して「マッカしゅき」としか返さぬ有様。 ゾンビ。 端的に表現すれば、それそのものとしか言い様がなかった。 「どうすんのコイツ。てか何でこんななってんの?」 「何日か前からおかしかったっちゃおかしかったんだよね。 最初こそ『大丈夫。マッカは生きてる』って怖いくらいの笑顔で言ってたんだけど、段々『マッカニウムが足りない』とか『まばゆい推しの記憶があたしを生かし、同時に苦しめるんだ』とかうわ言いい出すようになって」 「しまいに教室のど真ん中でカッター持って『我ガ臓器ヲ捧ゲマッカヲヨビダス』とか叫びやがった、と」 「止めてなかったらホントに切腹してたかもね………………」 多賀が玉池の様子をみやる。 焦点の合わぬ視線が虚空を見据え、時に痙攣しては弛緩していた。 その様に呆れ、中西が眉間を指で抑える。 「勘弁してよ………………このままじゃウチらまで変人扱いじゃん。 玉池、どうしてもマッカじゃないとダメなn」 「いい訳ないでしょぉおぉぉぉおおおお!!?!?!?!?!?!?」 「うわっ………………」 「二度とあたしに向けてその言葉を放つな、それはあたしにとっての禁句だ、いいか。故郷に替えが利かない様に」 「おかえり玉池」 「ただいま多賀。一生の推しはずっと代えられない。他人がどうだか知らないけど、あたしにとっての推しYoutuberは今後一生、何があっても絶対、どんな不幸や災難があたしを襲おうとも、間違いなく、確実に、マ、ッ、カ、ブ、ラ、ン、カ、だ分かったかぁ!!!!!」 「離せ」 「あいだだだだだだギブギブギブ!!!」 激昂しながら中西に掴み掛かり、結果手酷い反撃を受ける玉池。 野に咲く花を見るかの様な面持ちで眺める多賀。 最早、日常であった。 関節技を解かれるや否や、玉池が喚く。 「あー中西余計な事すんなよぉ、何も言わなきゃあたしは今も虚ろで空虚な夢の中を一人さみしく泳いでいられたのにぃ」 「『虚ろ』と『空虚』は同じだよ」 「るっさい。あー、やだなぁ。これから何十年もマッカのいない世界を生きてかなきゃいけないのかぁ。退屈だなぁ、いっそ死んでやろうかなぁ。しかし死ぬと言っても色々方法はある。転落、焼死、窒息死………………」 「お前は何がなんでも過去公演ネタをやらないと気が済まんのかい」 「え、じゃあ何?信じてればいつかあたしの目の前にドラゴンに乗ったマッカブランカの4人が来てくれるとでも?」 「いや知るかよ。勝手に信じてれば」 「ハクジョーな事いうなよー友達だろー?」 「とち狂った挙句クラスみんなの前で割腹自殺しようとするような奴を友達とは呼びたくない」 「ひどい………………え待って何の話」 「記憶すらねーのかよ最悪だな」 「二人とも」 縋りつく玉池、邪険にする中西。 二人が、多賀の声によってようやく異変に気付く。 周囲を見れば、クラスメートも同様に騒いでいる。 薄暗い。 教室のみならず、学校全体を覆う影。 窓から見えるは硬く、煌びやかに輝く固い鱗の群。 古典的RPGじみたドラゴン。 何かを振り落とさんと、必死に暴れ翔んでいた。 そして、その背中には。 「視聴者のみなさーん、おっひさー! 待たせたお詫びに今回は特大スペシャル!何とみんなの目の前でドラゴンの解体実況をやっちゃいまーす!いぇーい!」 多賀や中西にとっても見覚えのある、クロスボウを抱えた小柄な人物。 背後にはいつもの3人。 謎の���撮ドローンに向かって手を振りながら声を張る、その様は。 玉池が、弾けた。 枯れかけた草木が生命の輝きを取り戻すかの如く、弾けた。 肌は瑞々しさを取り戻し、四肢には宿るは火事場の馬鹿力。 特に邪魔だった訳でもない中西の足を掴んで持ち上げ、後ろに放り投げる。 宙を舞う中西。 飛距離は5m。 壁に激突。 駆け寄る多賀。 唖然とするクラスメート。 それら全てを完全に意識から外しながら、玉池は。 力の限り。 喉が割れんばかりの大声で、叫んだ。 「マッカじゃああぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁぁあぁああぁあぁあぁあぁああぁぁぁああああっぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁっぁあぁああぁあぁぁああああああぁあぁぁあぁあぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁあぁあぁあああぁぁああぁああぁああぁあああああああああぁああぁあぁんっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 教室のガラスが、一斉に吹き飛ぶ。 クラスの大半が耳を抑え、うち幾人かは失神する。 数百人分のそれに匹敵する声量の応援を受け、レミがそちらに手を振る。 玉池の視力、今や5.0。 無論その仕草を捉え、その精神が天へと召されゆく。 推し、即ち神。 自らの声が神に届けられる。 この世の何物にも耐え難い自己肯定の証左、狂おしい程の悦楽に呑まれながら玉池は有頂天であった。 ふと、側頭部に違和感を覚える。 足。 どす黒い殺意を纏った中西の飛び回し蹴りが、玉池の頭蓋に横から深く食い込み、破壊する。 必死に止めようとした多賀は、既に振り払われていた。 ああ、何だ。 たった、それだけの事か。 意識が、徐々に霞となって消える。 机や椅子を薙ぎ倒し、玉池の体が床へと零れ落ちる。 暖かい布団に包まれ、微睡みに墜ちるかの様に。 怒り冷めやらぬ中西の幾度とない踏み付けを食らっても、なお。 玉池は、笑顔であった。 ………………駄目だ。耐えられない。 一つのキャラにつき一つの物語を書かないなんて、そんな馬鹿な。 待てよ、僕の仕事は………………こんな風に、想像する事。 文字によって、頭の中の世界を描く事じゃなかったか? そうだ。 何を忘れていたんだろう。 これはあくまでも本編後のアフター/IFストーリー。 役者紹介は、その口実に過ぎない。 ハ………………ハハハ。そうだ。それこそが、僕の! 「ちょっと待って」 ………………誰だ? 「お世話になった人、迷惑をかけた人。 その人たち全てに感謝と謝罪の念を述べ、過去を供養する事。 その大切さを、君は忘れている」 何を、言って………………ぐっ!? ぐ、ぐあ………………あが、ぐあぁあぁああぁああぁああ!!! できません……………… 私の仕事は、公式二次創作を、書く事だから………………!!! 「違うって。 君の仕事は、役者紹介だよ」 -transmission complete- ぐ、ぎゃぁあぁああぁああぁああぁあ!!!!!!! あ、あ……………… 『メタフィクション:ザ ゲーム』に、接続。 マジですいません。 流石に十勇士ぐらいはまとめます。
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朗読劇「根も葉もない花たち」
2019年7月20日(土)~21日(日)新宿オモロイ劇場にて。
朗読劇「根も葉もない花たち」の脚本・演出を担当しました。 もうずいぶん時間が経ってしまったけれど、備忘録の気持ちで書いておきます。長いです。
後悔も反省点もたくさんあるけど、ここではあまり記しません。
▼ストーリー 舞台は都内のお嬢様学校。 突如系列の男子校との合併が発表され、生徒たちは動揺。 寮や部活、恋愛や人間関係などそれぞれの場所で変化に対峙していく。
全4話のオムニバス形式で、以下のような内容。
学生寮
部活動
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合併反対派の選択
▼役者 女子校が舞台なので、主要どころはほぼ女性。 本当に色々なタイプの役者が集まっていたので、意図せずバラエティが出て嬉しかったです。 とは言え人数的には男性も半数近かったので、稽古場は「女子校!」って雰囲気でもなかったかな。
座長:成田佳穂さん(https://twitter.com/Aengawa_kame)1・4話出演 副座長:疋田圭代さん(https://twitter.com/kayo_hikita)2話出演 副座長:日向菊りんかさん(https://twitter.com/Rinka_seiyuaka)3話出演
この辺りは詳しくは後述します。
登場人物は、オーディション時に「女生徒A」みたいに仮名にしておいて、後は全員役者名を当てました。
▼オーディション オーディション時、プロットといくつかの台詞は渡していたけれど 作品の性質上役者さんの演技やタイプを見て当て書きしたいなと思っていて、 希望する役以外の台詞を読んでもらったり、本人の性格や考え方を質問したりしていました。
質問内容は人それぞれなのだけど、 「学校でどんな役回りになることが多いですか?」は一番多く聞いたと思う。 ある程度交流を持った今になって、当時のメモを見返すと納得もありギャップもあり。
オーディションではやりたい役を第3希望まで教えてもらっていたんだけど、これは想像以上に偏っていて興味深かったです。
当然全員を希望通りにキャスティングするわけにはいかなかったけど、「この役者で見てみたいな」という意味で書いた役もたくさんありました。
アニメやゲームは別だけど、実写は極力当て書きしたいので、ワガママを通してもらえて助かりました。
▼衣装 男女ともに、「上下黒」「シャツかブラウス」「靴も黒」という指定だけして、あとは各々自由にコーディネートしてもらいました。
ひとりひとりの衣装をじっくり撮影させてもらえればよかったなというくらい、本当に満足。 登場人物に合わせて色々工夫してくれて、スカートの丈ひとつ、黒タイツかストッキングにも個性が溢れていて楽しかったです。
女性は髪型のアレンジも可愛かったな~!
▼音楽 1話に1回程度で、ピアノソロのBGMを入れました。 冒頭とラストは、著作権切れのクラシック音源を。こちらもピアノソロで。
冒頭:愛の挨拶(E・エルガー)
ラスト:ピアノソナタ第14番「月光」(L・ベートーヴェン)
当日の音響周りはすべてマネージャーのKさん(名前を出していいのか分からなかったから伏せました)が担当してくださいました。 事務所のマネージャーさんはみなさん本当にマルチ。とにかく格好良くて頼もしかったです。
▼小物 当日台本の紙の色だけ指定したら、小物係さんがすっごく雰囲気のある深紅を選んでくれました。 それぞれが台本を持って登壇するシーンが、花を持ってるみたいでイメージにぴったりだった。喪服で献花をするビジュアル。
▼フライヤー 役者の金子さんがデザイン担当してくれました。万能。 とにかく花!花!を押し出してもらって、当パンも近いデザインに仕上げてもらえました。
▼照明 当日の照明も担当しました。 2、3話は役者の流星さんがやってくれました。深謝。
ピンスポは使わなかったです。 暗転によるシーン切り替えが好きなので、ちまちま入れられたのが楽しかったです。
色変えは2シーン+ライブのみで、
回想:グリーン
火災:レッド
ライブ:ホワイト
本当は回想をイエローにしたかったけど、劇場の都合上、ベタでもだいぶ黄色っぽかったので小屋入りしてから急遽グリーンに。 照明は今でも「もっとこうすれば…」みたいな気持ちになる。
▼主題歌 オープニングとエンディングで歌唱をしてもらいました。 エンディングは今回の作品に合わせた書き下ろしです。
担当が月出彩伽さん(https://twitter.com/Ayaka1231h)。 作詞作曲、歌唱と全部こなしてくれました。
衣装の黒やリップ・爪の赤が、作品にぴったりで嬉しかったです。 クールな出で立ちと、シンプルでスモーキーな音楽に痺れていました。 本人はすごくキュートで親しみ深いキャラクターで、そのギャップもたまらなかったです。
月並みな表現で恐縮なんですけど、メロディも歌詞もとにかく素敵だったので、本当は物販でCD売りたかった。 せめて~と思って「当パンに歌詞カード入れたい!」ってお願いして、フライヤー係の金子さんやマネージャーさんが対応してくださったのが有り難かった。 歌詞の権利的にここで紹介できないのが残念なんだけど、ラストに一歩踏み出す風に終わるんですよ。それがすごく物語的でぐっときました。 今もひとり鼻歌で口ずさんでいます。
▼1話のこと 「女子校の合併に伴い、女子寮の解散が言い渡されたが、反対派の生徒たちが集会を決行。寮が淑女育成にいかに重要かを説くが、後半は別の生徒たちに寮の実情(厳しい上下関係、いじめ、飲酒や喫煙など)を曝露されて終わる」というストーリー。
【役者】 ・反対派 柿嶋沙也加さん(https://twitter.com/k1k2n5s2m1):斬り込み隊長 岡田理沙さん:クールな恐ろしさ 金子真姉さん(https://twitter.com/ma_ne1121):黒幕感の強さ
・賛成派 流星さん(https://twitter.com/udo0bitter0tea):彼女がいたから皆立ち上がったのだと思う 染谷美奈さん(https://twitter.com/mi3na77):本当に泣き出すんじゃなないかと思わせた 黒須乃亜さん���文字っぽい台詞をちゃんと音声にしてくれる
・その他 enさん(https://twitter.com/en01747290):後述 成田佳穂さん(https://twitter.com/Aengawa_kame):後述
【所感】 「清廉なお嬢様学校とは言いつつ、実はダークな面があるんだよ」っていうのを分かりやすく説明する回。
反対派の3名は「猫かぶり」と「黒い本性」の二面性を出してもらうために、立ち座りや身振り手振りを多めに入れてもらいました。 「もっと酷く!もっと怖くていいです!」って言ったら本当にみんな怖くなっちゃった。オフタイムに笑ってもらえるとほっとしたものです。
賛成派の3名は、上記3名を糾弾する役回り。 この3名がかけ合うことはないんだけど、「きっとこういう人間関係なんだろうな」という想像をかきたててくれました。
主語を大きくするとすれ違いの原因になるから「女はドロドロしてる」という表現はしたくないかな。 結局のところ成田さんのシメ台詞である「花が悪かったのか、花壇が悪かったのか」というところに帰着させたかった。 この話では結局、悪事の温床になっていた寮は解散になるわけだけど、その正否を判断できる人がいるのかは謎です。この世には。
▼2話のこと 「女子校の合併に伴い、部活動も合併することに。女子演劇部の部長は、男子部との合併を拒否。その心のうちを聞いた副部長は、部活以外で演劇をする選択肢を思いつき、卒業後に劇団を立ち上げることを約束する」というストーリー。
【役者】 疋田圭代さん(https://twitter.com/kayo_hikita):表情や仕草が鮮やかな芝居 hakkaさん(https://twitter.com/hakka_724):柔らかい声とメリハリのある芝居 夜空さん(https://twitter.com/YoZoRa_nocturne):「先生」の人間性が見える芝居
【所感】 書きたかった台詞を散りばめた話でした。
合併を拒む演劇部部長の「狭い世界で、好きな人たちと、好きなことをしていられ��ばいいの。それって悪いこと?」
察しが悪いこと指摘された副部長の「ハッキリ言う努力してないのそっちのくせに、私のせいにしないでよ」など。
あと副部長の「時間も場所も、ここと今だけが、私たちの全てじゃないと思う」というのは、作品全体を通したひとつの解答だと思います。是非とか正否ではないけど。 でもそれに気づくのって、ものすごく時間が経ってからじゃない? hakkaちゃん(作中)は現役時代に気づいててすごいな……。
あとは「過去回想で照明の色を変えて、台詞を重ねて時系列が入れ変わる」というだいぶ映像的なことをやりました。 個人的には楽しかったし、役者陣が意図をくみ取って、表情や声のボリュームを細かく調整してくれたのがありがたかったです。
ラストで卒業後に劇団を立ちあげた2人が、自分たちの次回作を「私たちが通っていた女子校をモデルにした、女の子ばかりの作品」と説明していて、それが『朗読劇・根も葉もない花たち』のつもりでした。 これもすごく文字的なギミックだよね。もっとうまいこと処理したかったです。
▼3話のこと 「合併など我関せず、先生との恋愛に夢中な女生徒が、ある時友人と先生の浮気現場を目撃してしまい、やがて自らも浮気に走ってしまう」というストーリー。
【役者】 ・日向菊りんかさん(https://twitter.com/Rinka_seiyuaka):声だけでも感じる表情の豊かさ ・真優子さん(https://twitter.com/032685Shin):優しい女も悪い女もできる万能性 ・但野友崇さん:「女子高生食ってる感」の上手さ ・弦巻良さん(https://twitter.com/Tsuru_ryou):引き出しの多さ。コメディアン
【所感】 男性もがっつり喋る貴重な話。 先生役の但野さんと弦巻さんがダブルキャストで、先生友人(のちの浮気相手)と交互に演じてもらっていました。 男性陣のキャスト交換に合わせて、女性陣の演技も変えてもらうという遊びができたので、マチソワ通して観て欲しかったのが本音。 結構手癖で書いていた話だったので、キャスト陣のアレンジ力に助けられた面が強いです。
私の周囲には、学生時代からだいぶ年上と付き合っている女性がたくさんいたし、それこそ先生と生徒というカップルも知ってるけど、人によっては未知の世界ですよね。
「学生にとって学校は社会と同じで、大抵のことがそこに詰まっている」というのは、学園ものではよく言われていることだし、学生時代にそれに気づく人も多いと思う。 その先の結論に辿り着くと、色々生きやすくなる気はしますね。 やっぱり現役時代に気づくのは大変なんだろうけど。
▼4話のこと 「合併反対の過激派が、生徒会室まで乗り込んできて、遂に刃物を振り回す。しかし実は生徒会長自身の差し金で、合併でこれまでの世界を汚されるくらいなら自分たちで壊してしまおうという魂胆から、灯油を撒き散らして校舎を燃やす。 そして数年後、生徒会長の未来と思しき女性が、とある学校で教鞭を取っている」というストーリー。
【役者】 ・女生徒たち 成田佳穂さん(https://twitter.com/Aengawa_kame):迫力。赤シーンは皆息が止まったと思う enさん(https://twitter.com/en01747290):「もっと取り乱して」と言ったら本当にめちゃ取り乱してくれた 河野由廻さん(https://twitter.com/kono_yue):凛々しさで女子校感を強めてくれた 衛藤蒼生さん(https://twitter.com/A_o_i0720):胆力。「冷静な後輩」の見事な演じ方 詩川絢子さん(https://twitter.com/AyakoUtagawa):この役は彼女にしかできなかったと思う
・男子高校生 三田村浩平さん(https://twitter.com/K99WZbTuZigHwzC):「学生時代」と「先生時代」差分がバッチリ 睦月宗能さん(https://twitter.com/Muneyoshi_Mutsu):「意地悪」演技の練度が上がった 立川椿さん:「ドロドロ」を「ドロッドロ」っていうのがお気に入り(私の)
warakaさん(https://twitter.com/h_waraka):笑顔がいいんですよ 黒咲力弥さん(https://twitter.com/kurosakirikiya):アドリブの盛り上げ上手 榊原拓海さん:「気持ち悪かったです」という褒め言葉
【所感】 極端な話「望まぬ形で生き延びるくらいなら、潔く死のう」という形もありなんじゃないかと思って書きました。無論、それを他者が強いてはいけないと思うけど。
とにかく掛け合いが多い話で、稽古を重ねるごとに白熱していくのに密かに興奮していました。 結構叫ばせてしまったけど、千秋楽まで喉枯らす役者はひとりもいなくて頼もしかったです。
あとは男子高校生たち。台詞数こそ少なめですが、状況説明のために欠かせない存在でした。 冒頭は「もっと嫌な感じ!」を連呼していたら、最終的にみんなちょっと嫌な感じに仕上がったので満足です。3人とも基本優しい男性なので、本当はそのままでいてほしいけど。 ラスト3人のアドリブは基本的にお任せしていたら、キャラ立てが日に日に愉快になってました。
放火シーン、本当は炎の音を入れたかったけどどうしてもメラメラ感がノらなくて、「月光」オンリーで運びました。選曲は月影島の事件へのリスペクトです。
稽古初日、成田さんに「彼女はどうして数年後、教師になったのか?」と聞かれてきちんと答えられなかったし、答えは各々の中にあっていいとも思うんだけど、やっぱり学校が好きだからなんだろうなと思います。私は。
▼合併ってそんなにダメ? 感じ方はそれぞれ、人、時間、条件などなど。 作品全体としては「思春期ならではの視野の狭さ」も描きたかった反面、「隣人の絶望を軽んじるな」という警鐘もごもとっともだし。
実際「男子校と合併する」という事実は、言葉ひとつだと大したことないように思える人もいるだろうけど、渦中で生きてきた少女たちにとって、下手したら世界を揺るがしかねないですよね。 所謂セカイ系ではないけど、2話の圭代ちゃんの「狭い世界」、3話のりんかちゃんの「社会」、話の成田さんの「私たちが生きてきた花壇」も、どれもゆるぎなく「世界」の話だと思うし。
私自身、女子校に通っていた当時は「共学いいな~!」って騒いでたけど、来年から合併って言われたらどうだったかな。 そんなことを考えるきっかけになりました。
▼絶対的な蛇足 檀上には出てこないけれど、作中で「合併を苦悩して自殺未遂をした女生徒がいる」「どうにか本懐を遂げてちゃんと死んだ」というほのめかしがあるんですが、前後に歌唱シーンがつくことになったから追加したものでした。 歌唱アーティストが、もうここにはいない幽霊みたいに見えたらいいなと思った。 生徒役としてカウントもできないけど、まるで関係ない存在にも見せたくなかった。
これももっと上手いことやりたかったですね。小説なら短編一本書いちゃえばいいけど。
▼タイトル 仮タイトルをそのまま固定してしまったけど、うまいことハマった気がします。 役者の睦月さんが、終演後に「綺麗な花たちとの集合写真、大切にします💐」ってツイートしてるのがお気に入りです。
▼総評
根も葉もなくたって花は花だと思います。

可愛く描いてもらったコップでおしまい。
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