#きょうの猫村さん
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rinna5021 · 1 year ago
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きょうの猫村さん 猫村ねこ
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きょうの猫村さん・猫村ねこ。スーパー家政婦。私もネコムライス食べたい。
8㎝×8㎝の用紙に描いています。
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monthly-ambigram · 4 months ago
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2025-3月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
 
◆今月のお題は「春」です◆
今月は参加者の皆様に「春」のお題でアンビグラムを制作していただいております。沸き立つアイディアの数々をご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。
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「春の芽吹き」 回転型:peanuts氏
植物が冬を越えて新しい芽を出す。 合体した文字をうまくほぐしながら読んでください。植物のような柔らかな曲線とざらつきが魅力的ですね。
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「バネの季節」 回転型:無限氏
Spring。 文字送りに工夫がありますね。「季」「節」とも横画の省略がありますが違和感がないですね。
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「春/泉/バネ」回転型+交換型:化学氏
Spring三面相。 メリハリのある書体の選��が成功していますね。交換型の利用により読みやすくできていると思います。
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「はなみ」 重畳型:ラティエ氏
お花見の季節ですね。 5倍重畳。ステキな発見です。たしかに、三文字とも走り書きをすればこうなりますね。
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「桜ちらし!」 マトリョーシカ型:kawahar氏
桜を散らす雨や風。 「桜」に見出した♥が散っているのがかわいいです。「!」のために斜めにしていますが、♥にも効いています。
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「花菜」 回転型:うら紙氏
春が旬の京野菜で、寒咲きナタネの蕾を収穫したもの。 分割により読みやすくなっていると思います。躍動感がよいですね。
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「開花予想」 図地反転回転型:douse氏
ソメイヨシノはいつ咲くか。 文字相当部分が太さについてグラデーションになっているのでデザインとして自然ですね。
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「花見」  振動型:lszk氏
春といえば。 30年間以上のアンビグラムキャリアを持つ氏の真骨頂。無回転で2通りの読みが可能な「花」とも「見」とも読める絶妙な韻踏みデザインになっています。無回転アンビグラムの醍醐味はいかに上手く曖昧に描くかということなのですが lszk氏はその妙技を極めています。
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「桜ノ雨/桜の雨」 回転共存型:ちくわああ氏
halyosyさんの楽曲タイトル「桜ノ雨」より。 かわいらしい書体とデザイン。「の」を舞う花びらに模していて楽しいです。
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「桜満開」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
開花から一週間ほどで満開になるといわれます。 「桜」「満」「開」がそれぞれ上下の図地反転鏡像文字になっています。字形に電子味がありData70フォントのようでカッコいいです。
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「春と修羅」 敷詰[回転+鏡像]型:つーさま!氏
宮沢賢治の小説のタイトル。 下にある、きれいに並んだ「春と修羅」の文字図形をそのまま敷詰できるのが驚きです。図形化技術が素晴らしいですね。
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「校長式辞」 回転型:てるだよ氏
卒業式や入学式で。 ストロークだけで行っている図形化の仕方がかわいいです。花弁がよいアクセントになっているデザインですね。
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「別れ」 図地反転型:ヨウヘイ氏
卒業の一つの意味。 一目で読めるのはドット表現の力もあると思います。オンオフのバランスが絶妙です。
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「旅立ちの日に」 回転型:螺旋氏
近年の卒業式で歌われることが定番となった合唱曲。 文字の角度が躍っているのが楽しいです。字画の太さに対して点が小さいのがバランスをよくする工夫ですね。
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「獅子の大鎌」 回転型:松茸氏
しし座の頭部に相当する7つの星を繋いだアステリズムのこと。 星座内の星を文字に取り込んでいる工夫があります。書体もおしゃれですね。
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「春日俊彰/若林正恭」 回転共存型:.38氏
お笑いコンビ「オードリー」の二人の名前で。 対応付けを文字密度で比較してみると、二人の名前はなんともぴったりすぎです。「俊/林」のギミックがテクニカルです。
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「はる/HaRu」  振動型:意瞑字査印氏
春です。 無回転で「はる」と「Ha Ru」、どちらにも読めるアンビグラム。似たタイプの文字遊びに[寄せ字]というジャンルがあります。
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「春とヒコーキ」 回転型:���階乗氏
お笑いコンビの名前で。 デザインの一部を文字表現に取り入れた楽しい作品です。袋文字の活用もよいですね。
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「桜散る 木の下風は 寒からで」 回転型:繋氏
紀貫之の短歌より。「空に知られぬ 雪ぞ降りける」と続きます。 踊るような筆致が楽しく、対応付けにも生きています。「風」が隠れたような効果が面白いです。
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「あかるい未来は桜色へ染まって」 回転重畳型:すざく氏
春の色は門出にふさわしい。 文字列生成で。どの文字も読みやすく仕上がっていて見事です。回転重畳型はパズル的な側面が強く、ほかのタイプとは違う魅力があります。
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「庭に咲いた花 別れの日は、 もう一年前。」 敷詰回転型:Jinanbou氏
卒業して一年たって。 文字列生成で。こちらも、どの文字も読みやすくすばらしいです。読みやすい文字で長文アンビグラムを作るには敷詰回転型は有力な手段です。
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「卒業式/入学式」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
春のイベントと言えば。 なんと左右の図地反転鏡像文字で「卒業式」と「入学式」に読めてしまうアンビグラム。一文字一文字の略し方がすばらしいです。
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「従うか抗うか自堕落な風無草滴るはいつかの可惜夜に咲く涙」 回転型:結七氏
ヒプノシスマイク・Fling Posseの楽曲「とりまGet on the floor」の歌詞より。「風無草」が柳の意味で春の季語です。 長い文字列を見事に対応解釈して処理していますね。一文字ずつ見てもステキな顔をしています。
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「ひねもす/のたりのたり」  回転型:lszk氏
与謝蕪村の句「春の海 ひねもすのたりのたり哉」より。 4字/6字の文字数違いも何のその。海面がゆるやかにうねっているような字形に趣きがあります。
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「春空に夢ヲ志せ」 回転型:Σ氏
新たな門出に思うことは。 文字列生成にて。「すずむし」フォント風のかわいらしい文字がとてもよいです。隙間の扱いが巧みですね。文字組もぴったりで素晴らしいデザインです。
 
 
 
 
最後に私の作品を。
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「桃の酒」 回転型:igatoxin
春の季語。 桃の花を浸した酒で、これを桃の節句に飲めば、百病を除き、顔の色艶がよくなるといわれます。
 
 
お題「春」のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「キッチン」です。調理、包丁、フライパン、皿洗い、揚げ物、換気扇、冷蔵庫、生ごみ、エプロン、厨房、速水もこみち、 など 参加者が自由にキッチンというワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は3/31、発行は4/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー}   2月{TV}        3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}               7月{神話}   8月{ジャングル} 9月{日本史}     10月{ヒーロー}     11月{ゲーム}         12月{時事}
2024年 1月{フリー}         2月{レトロ}   3月{うた}         4月{アニメ}   5月{遊園地}      6月{中華}          7月{猫}     8月{夢} 9月{くりかえし}    10月{読書}          11月{運}           12月{時事}
2025年 1月{フリー}  2月{記憶}   3月{春}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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nephe1o · 4 months ago
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Denisa-profile
▼プロフィール
【名前】デニサ ノルダール(Denisa Nordahl) 【年齢/性別/身長】??歳/女/161cm 【一人称/二人称】私(わたし)/貴方 【長所】慎重・献身的・聡明・優雅・忍耐力 【短所】冷淡・保守的・生真面目・過保護 【好き】月夜・魔法・調薬・お世話・実用的なもの・可愛いもの 【嫌い】人混み・熱気・借金・運任せ
凛とした佇まいの気品ある雰囲気の女性。 表面上は冷淡で近寄り難いオーラを感じさせるが、実際は心優しく包容力のある穏和な性格。 堅実的に物事を考えて何でも卒なくこなす能力があるものの、規律を重視してしまうが故に柔軟な対応をやや苦手としている。
風と闇魔法を得意とする聡明な魔導師。 大きな街の商家の生まれだが、店を経営する両親が大口の取引に失敗し莫大な借金を抱えてしまった影響で、彼女は奴隷として売り飛ばされることとなり幼少期は過酷な日々を過ごしていた。 後に奴隷として働かされている際にとある魔導師と出会い、魔法の資質を見出��れた彼女は彼に引き取られ、彼が住む村で魔女として育てられる事となる。 天性の恵まれた魔力と頭脳を活かし優秀な魔女として成長した彼女は、彼や村人への恩返しの為に魔法や調合した薬を使って様々な貢献を行いながら平穏に暮らしていた。 そんなある日、突然何の前触れも無く村が武装した奴隷商による大規模な人狩りに遭い、抵抗した村人は惨殺され、若い女性や子供は捕獲され村は崩壊してしまう。懸命に戦った彼女もまた重傷を負ってしまうが、親代わりであった魔導師の身命を賭した手助けで、彼女だけは辛うじて逃げ出すことに成功する。以後、追っ手に追われ瀕死のところをとある人物に救われ、一命を取り留めている。 現在は村を襲った組織に対する復讐に加え、命を救われた恩義を返すべくその人物の苦手分野を補う補佐役として協力し、共に各地を転々としながら旅している。
魔法の改良や調薬が趣味。 戦闘用の高威力な魔法や病気の治療薬など、主に自分の能力を高めたり、人の役に立つ魔法や薬の研究を好んで行っている。特に薬に関してはどれも効能が高く、安定した品質で周囲からの評価は極めて高い。 因みに使役する魔物はゲイザー。邪視により視線が合った者を麻痺・眠り・混乱・石化など様々な状態異常にする能力を持っている。
◇「私は自身の責務を全うします。邪魔をするのであれば容赦はしません」 ◇「僭越ながら私がお相手させていただきます」 ◇「用件があるのでしたら手短に。そんなに暇じゃないので」 ◇「彼のチャームポイントはこの大きな目玉と表皮のつるつるとした手触りね。ふふっ可愛い私の子」 ◇「大丈夫ですか?辛い時は無理せず、甘えてくれてもいいんですよ?」 ◇「あの可愛さは流石に反則よ…反射的に抱きしめたくなっちゃうじゃない…」 ◇「別に私は完璧なんかじゃないの…私にも誰かに寄り添って甘えたくなる時だってあるのよ…?」 ◇「善悪多様…貴方にとっての善は私にとっての悪。よって私は貴方の罪を裁きます」 ◇「おかえりなさい。お風呂でしたら既に準備が整っています���。一日の疲れを落とすには入浴が一番効果的です。よろしければお背中お流しいたしましょうか?」 ◇「この身が朽ち果てるまで…私は貴方に尽力する事をお約束いたします。私はもう同じ過ちを決して繰り返したりはしません 」
◆「ジル…貴女はもう少し危機感を持って行動しなさい。貴女の積極性と行動力は高く評価出来るけれど《好奇心は猫をも殺す》という言葉��あるのよ。貴女を一人きりにしたら何をしでかすか気が気じゃないわ。貴女は私のそばから離れないこと。わかった?」 ◆「燿香。貴女はとても努力家で真っ直ぐな人です。そして可愛…ごほん。他人に愛される容姿を持っている。それは素直に誇るべき素質だと私は思います…事のついでに少しだけ頭を撫でてもいいですか?」
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▼使い魔と武器
◆使い魔は「ゲイザー」。 邪視により視線が合った者を麻痺・眠り・混乱・石化など様々な状態異常にする能力を持っている。能力を使い過ぎると目が充血してくることが欠点。 又、視力が人間の数十倍あり遠方まで広く視認が可能な為、索敵能力は非常に高い。 因みに彼は主人の調合する目薬が大好きで、よく主人に目薬を差してもらっている。
◆希少な魔鉱石製の緑色の斧槍。 魔鉱石で作られた武器は使用者の内包する魔力によって性能が多様に変化する珍しい性質を持つ。 内部の宝石は魔力によって浮遊している状態。
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▼リンク
◆他クリエイター様による作品一覧
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petapeta · 1 year ago
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集落の微妙にはずれた所にカフェがあるのは、店主が儲けていないように見せるための工夫だとのこと。というのも、村社会では村人全員が同じ状況であれば、不平不満は出ないから、みんな助け合って、みんなが幸せ。逆に、一人だけ豊かになると妬み嫉みが生じて不幸になる、という考え方があるらしい。そのため、集落の目立つところにお店を構えると、「あの人だけを儲けさせてはいけない」という心理が働いて、村人はほぼ出入りしないカフェが完成するんだとか(ちなみに客層は「外来:現地=9:1」くらい)。 村の人たちもカフェに行きたくても、見晴らしのいいところにカフェがあると周りの目が気になって入店しづらいから、あえて、ちょっと、分かりづらい場所に店を建て��のがお客様への気遣いポイント。 そして、この話は、あくまでも店内に入店するまでの話であって、店内で村人同士が出会う分には何にも問題はない。むしろ、村の人たちも憩いの場ができる事に関しては、ありがたいらしい。素直ぢゃない、ツンデレである。 なんか謎マナーに似た趣があるけれども、格差を生まないで協力し合うための生活の知恵の名残なのではないかと思う。 そして、自分の生活に当てはめて考えてみると、なんかわかる気がする。上司に食事に連れて行ってもらった時に「遠慮するな」とは言われても、上司より高いものは少し頼みにくい(この気遣いが間違いなのだけれども)。上司が「マグロ丼(980円)」を注文しているのに「海鮮御膳(1,580円)」はアウトな気がする(上司の器を見くびってて失礼なのだけれども)。近い値段帯のものにしつつ、上司より20円くらい高いものを注文して、平等感と上司の太っ腹感をだそうとしてしまう。 そのため、現地の人が集落で古民家カフェをオープンする際には、わかりづらい場所にお店を建設し、決してチラシなど撒かず、噂で徐々に広がっていくのを待つのが良いのかもしれない。 逆に街中から移住してきた人たちに関しては、集落に人たちも割り切っているらしく、なんとも思わないから、目立つところに店を出しても問題ないとのこと。 「らしい」とか「とのこと」が多い記事になった。 へー、と思いながら拝聴した。 全ての集落にあてはまるわけではないとは思うのだろうけれども、集落で生きるにあたり地域のルールに従ったしきたりが色々あるんだろう。都会の企業で暮らしても、謎マナーはあるし。瓶のラベル上向けたり、ハンコを傾けたりetc... そんなことを考えながら古民家カフェに入るとまた違った趣があるかもしれない。 とはいいつつ、あんまり斜に構えたことしてたら、純粋に楽しめなくなるから、モラルに反したことはせず、その場だけの出会いや会話を楽しんだ方が良いと思った。
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apothecaryscript · 1 month ago
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Memo for Episode 19 “Festival”
猫猫(まなじりを染(そ)めるのは赤(あか)が定番(ていばん)なのに、緑(みどり)を塗(ぬ)るなんて変(か)わってるな…)
Maomao (Manajiri’o someru-nowa aka’ga teiban-nanoni, midori’o nuru-nante kawatteru-na…)
Maomao (Usually people paint the corners of the eyes red. Green seems like an odd choice.)
まなじり(Mana-jiri): outer corner of the eyes = 目尻(めじり/Mejiri)
⇔ 目頭(めがしら/Me-gashira): inner corner of the eyes
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猫猫「貰(もら)い物(もの)だけどね」
Maomao “Morai-mono-dakedo-ne.”
Maomao “It was a gift.”
貰い物(もらいもの/Morai-mono): something given
It doesn’t always mean a present: プレゼント、贈り物/おくりもの/Okuri-mono. It means something given to you and you didn’t buy it with your own money, so it may be a gift but may be something given to you because someone else didn’t need it anymore. The sentence “It was a gift” gives me off like “Someone gave her such a nice gift,” but the original Japanese sentence means “It was just given to me. → It’s not something I bought. (I can’t afford it.)” I can say 貰い物/Morai-mono is just something given, and 贈り物/Okuri-mono is something gifted as a present for you. Jinshi actually gave it only to her as a special present, though, as you know...
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子翠「この地方(ちほう)には、昔(むかし)、ある民族(みんぞく)が住(す)んでいたの。そこへ西(にし)から、別(べつ)の国(くに)の民(たみ)がやって来(き)たの。彼(かれ)らのことを追(お)い出(だ)す村(むら)がほとんどだった中(なか)、ごく一部(いちぶ)の村(むら)は彼(かれ)らを受(う)け入(い)れた。西(にし)からやって来(き)た彼(かれ)らには、知識(ちしき)があった。畑(はたけ)を豊(ゆた)かにする知識(ちしき)。害虫(がいちゅう)を駆除(くじょ)する知識(ちしき)。その価値(かち)が分(わ)かる人(ひと)たちが、村(むら)の中(なか)にいたの。すると今度(こんど)は、豊(ゆた)かになった畑(はたけ)を奪(うば)おうとする者(もの)たちが現(あらわ)れたの。それが繰(く)り返(かえ)されるうちに、彼(かれ)らは深(ふか)い森(もり)の奥(おく)に里(さと)を作(つく)るようになった。ひっそりと、隠(かく)れるように…」
Shisui “Kono chiho’niwa, mukashi, aru min-zoku’ga sunde-ita-no. Soko’e nishi-kara, betsu’no kuni’no tami’ga yatte-kita-no. Kare-ra’no koto’o oi-dasu mura’ga hotondo-datta-naka, goku-ichi-bu’no mura’wa kare-ra’o uke-ireta. Nishi’kara yatte-kita kare-ra’niwa, chishiki’ga atta. Hatake’o yutaka-ni suru chishiki. Gai-chu’o kujo-suru chishiki. Sono kachi’ga wakaru hito-tachi’ga, mura’no naka’ni ita-no. Suruto kondo’wa, yutaka-ni natta hatake’o ubao-to-suru mono-tachi’ga arawareta-no. Sore’ga kuri-kae-sareru-uchi’ni, kare-ra’wa Fukai mori’no oku’ni sato’o tsukuru-yoni natta. Hissori-to, kakureru-yoni…”
Shisui “This area used to be inhabited by a certain group of people. Then a different group came from a different nation, from the west. Most of the villages chased these newcomers away, but a small number accepted them. The westerners had valuable knowledge. How to enrich the fields. How to get rid of pests. I guess some villagers understood the value in that. But then, others invaded, trying to steal the rich farmland. As that process repeated, they began moving their village deeper into the forest. Quietly, like they were sneaking away.”
害虫(がいちゅう/Gai-chu): (insect) pest = “害(がい/Gai): harm/harmful” + “虫(ちゅう、むし/Chu, Mushi): insect/bug/worm/caterpillar”
⇔ 益虫(えきちゅう/Eki-chu): useful/beneficial insects
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猫猫「屋台(やたい)も出(で)てるんだ」
Maomao “Yatai’mo dete-runda.”
Maomao “There are food stalls, too?”
屋台(やたい/Yatai): stall, stand, cart
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猫猫「子翠のおごりならね」
Maomao “Shisui’no ogori-nara-ne.”
Maomao “If you’re buying, sure.”
おごり(奢り/Ogori): treat, buying something for the other person
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子翠「一晩(ひとばん)で何人(なんにん)か交代(こうたい)でやるんだけど、みんなやりたがるよ。いい思(おも)い出(で)になるしね…。そろそろ交代(こうたい)の時間(じかん)じゃないかな。裏(うら)でちょっと待(ま)ってようか」
Shisui “Hito-ban’de nan-nin-ka kotai-de yarun-dakedo, minna yari-ta-garu-yo. Ii omoide’ni naru-shi-ne… Soro-soro kotai’no jikan-ja nai-kana. Ura’de chotto matte-yo-ka.”
Shisui “They take turns throughout the night like that. Everyone wants to volunteer. It makes for a good memory, too. I think it’s just about time for them to switch. Let’s wait for him out back.”
交代でやる・する(こうたいでやる・する/Kotai’de yaru/suru): take turns, do something in turns
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子供「あっ。この稲穂(いなほ)、スカスカなんだ。里長(さとおさ)がくれたやつ」
Kodomo “A. Kono ina-ho, suka-suka nan-da. Sato-osa’ga kureta-yatsu.”
Boy “Oh. This ear of rice is empty. The one the village elder gave us.”
スカスカな(すかすかな/Suka-suka-na): an onomatopoeia and an adjective for “empty,” “sparse,” or “skimpy.”  
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女(おんな)の子(こ)「ケチだから、そこから取(と)れたやつしかくれないんだよね」
Onna’no-ko “Kechi-dakara, soko-kara toreta yatsu-shika kure-nai-n-dayo-ne.”
Girl “And the elder only gives us rice from that field. How cheap.”
ケチ(けち/Kechi): cheapskate (noun) ケチな(けちな/Kechi-na): cheap, stingy (adjective)
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響迂「なぁ、願(ねが)い事(ごと)、何(なに)書(か)いたんだ?」
Kyo-u “Naa, negai-goto, nani kaita-nda?”
Kyou-u “Hey, what’d you wish for?”
願い事(ねがいごと/Negai-goto): a wish, something you wish (noun)
願い事をする(ねがいごとをする/negai-goto’o suru): make a wish
願う(ねがう/Negau): wish (verb)
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猫猫「んっ…」(形(かたち)としては人質(ひとじち)だが、拘束(こうそく)もないし、扱(あつか)いはだいぶ緩(ゆる)い。逃(に)げても無駄(むだ)だと思(おも)っているのか、他(ほか)に理由(りゆう)があるのか。この2人(ふたり)の行動(こうどう)には違和感(いわかん)しかない。でも、それよりも今(いま)、気(き)になるのは…)
Maomao “N…” (Katachi-to-shite’wa hito-jichi-daga, ko-soku’mo nai-shi, atsukai’wa daibu yurui. Nige-temo muda-dato omotte-iru-noka, hoka-ni riyu’ga aru-noka. Kono futari’no kodo’niwa iwa-kan-shika nai. Demo, sore-yori’mo ima, ki’ni naru-nowa…)
Maomao (I’m technically a hostage, but I’m not restricted at all. Do they think there’s no point in me trying to escape? Or is there another reason? The way these two are behaving raises so many questions. But what’s more concerning right now is…)
人質(ひとじち/Hito-jichi): hostage
翠苓「分(わ)かった」
Suirei “Wakatta.”
Suirei “Fine.”
Did you notice that Suirei had looked at Shisui and Shisui had nodded before Suirei answered “Fine”? Such description doesn’t exist in the original novel or manga, so I thought it was amazing how thoughtful and detailed the scene was animated.
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猫猫「何(なん)でですか!?遠慮(えんりょ)せずに!」
Maomao “Nande-desu-ka!? Enryo-sezu’ni!”
Maomao “Why not?! Go right ahead!”
遠慮する(えんりょする/Enryo-suru): refrain from, hesitate, pass, hold back
This is the word which is often used in Japanese. It means “to refrain oneself from something, being considerate of others or the situation.”
遠慮せずに!(えんりょせずに!/Enryo-sezu’ni!): Don’t hesitate! Go ahead!
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響迂「う~わ、無精(ぶしょう)だなぁ。すげぇ偉(えら)そうだ。神美様(シェンメイさま)みたいだ」
Kyo-u “Uuuwa, busho-danaa. Sugee eraso-da. Shenmei-sama-mitai-da.”
Kyou-u “Wow, how lazy. How is she so stuck up? She’s like Lady Shenmei.”
無精な(ぶしょうな/Busho-na): lazy, indolent
偉そうな(えらそうな/Eraso-na): bossy, arrogant, stuck-up
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子翠「盛者必衰(じょうしゃひっすい)。ずっと名家(めいか)の坊(ぼっ)ちゃんでいられるかは分(わ)からないでしょ」
Shisui “Josha-Hissui. Zutto meika’no bocchan’de irareru-kawa wakara-nai-desho.”
Shisui “The prosperous inevitably decay. Who knows if he can stay that way?”
盛者必衰(じょうしゃひっすい/Josha-Hissui): Even the prosperous inevitably decay.
名家(めいか/Meika): a good/prestigious/distinguished family
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猫猫(あそこがその、育(そだ)ちの悪(わる)い所(ところ)ってことか?しかも、綺麗に四角形に。もしかして…)
Maomao (Asoko’ga sono, sodachi’no warui tokorotte koto-ka? Shikamo, kirei-ni shikaku-kei-ni. Moshika-shite…)
Maomao (Is that the field he was talking about? Such a perfectly square shape, too. Could it be…)
四角(しかく/Shi-kaku): square
丸、円(まる、えん/Maru, En): circle   三角(さんかく/San-kaku): triangle
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猫猫「つまり捕(と)り放題(ほうだい)、と…」
Maomao “Tsumari tori-hodai, to…”
Maomao “So, an infinite supply of rats.”
捕り放題(とりほ���だい/Tori-hodai): you can catch them as much as you like
〇〇放題(〇〇ほうだい/〇〇-hodai): you can 〇〇 as much as you like
食べ放題(たべほうだい/Tabe-hodai): you can eat as much as you like
飲み放題(のみほうだい/Nomi-hodai): you can drink as much as you like
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The festival depicted in this episode has an atmosphere that seems familiar to us Japanese people, like a festival in Japan. The way the tower with masks over the pond burst into flames with a flaming arrow was mysterious and beautiful, and what a beautiful starry sky! The Milky Way, which is called “天の川(あまのがわ/Ama’no-Gawa) in Japanese, was visible. Shenmei, who appears for the first time apparently used to be the most beautiful woman in the nation, but now she only has a terrifying face. The Kanji of her name 神美 means “God(神)” and “beauty(美).” I think Suirei and Shisui tried to keep Maomao away from the danger by giving her many books, yet Maomao ended up jumping into the middle of the danger with Kyou-u’s help…
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straycatboogie · 3 months ago
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2025/03/21 未来のカケラ
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BGM: Manic Street Preachers - La Tristesse Durera (Scream To A Sigh)
今日は(なぜか)休みだった。今朝、英会話関係のZoomミーティングにいつもながら精を出す。その後、これまたいつもながら朝活をこなすためにイオンまで遊びに行く。そこで、ここさいきん再読し始めてしまった村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』を読んでみたりあるいは英語メモを書いてみたりしようとあれこれ悪戦苦闘する。でもなんでかわからないけれど、今日はそうしたことにまったくもって気分が乗らず集中できず、そうなってくるとチリチリ・ジリジリと無為に時間が過ぎるのが耐えられなくなってしまい落ち着かない。やっぱり無駄に時間を過ごさないためにも資格試験を受けてみたり別の活動をこなすことを考えてみたりしたほうがいいのかなあとかあれこれ考え、けっきょくなんら収穫もないままにぶらりと市役所に行ってしまった。暇つぶしに行くべきところでもなかったのだが、カンが働いたとしか言いようがなかった。開放されているロビーにて読書にいそしめたらとも思ったのだ。
その市役所にて、ふと興味を惹く展示がなされていたのを見かける。なんでも今月はとくに政府が自殺防止に力を注いでいるらしく、メンタルヘルスケアの重要さと命のかけがえのなさをさまざまなイラストや図解、資料や文の提示を通じて訴えかけていた。もちろん、自殺を防ぐためのメッセージも添えられていてそれがとりわけぼくのような万年にわたって慢性的に生きづらさを持て余す人間の目を惹く。ロビーでは机と椅子が用意されていたので、そこで座って「ぼくだったらどうやって命が大事でかけがえがないことを訴えられるだろうか」とかなんとかガラにもなく考えてしまった。そうしたことを考えさせられるだけの力のある展示だった。あれこれ、有線のイヤフォンでSpotifyをとおしてロジャー・イーノとブライアン・イーノのアンビエント・ミュージックを聴きつつ考える。
あらためて考えてみればこれはなかなか難物だ。どういうメッセージがはたして彼らに伝わるのか。彼らを助けるために、そして絶望の淵にこれ以上突き落とさないように。いや、そもそも一般論として(つまり、ぼく個人の不徳・無能とかそんな問題以前に「一般的に」「概して」)メッセージで人を救うなんてことができるんだろうか。いや、これは言うまでもなくこの展示のあら捜しをしたいわけではない(ほんとうです)。こうした試みがなければこんな問題についてあらためて本腰を入れて考えることもなかっただろうから、その意味でこの展示の誠実さは貴重であると思う。だが、もし仮にぼくがとても絶望していて、そして「もうよくやったじゃないか」「生きていてもいいことなんてない」とまで追い詰められて、とてもガッツなんて持てる状況じゃないとしたら、文による(したがって、主に脳に訴えかける)メッセージが生きさせるために効くんだろうか。屁のツッパリにもならないんじゃないか……いやもちろん、こんなことを考えていけばそれこそ「ケース・バイ・ケース」になるんだろうけれど。なにはともあれ、そんなことを英語を駆使して書いた。
その会場において、ホワイトボードがそ��した展示区画の一角に設置されておりそこでさまざまな人たちが彼らのメッセージを用意されていた紙片にしたため、寄せ書き風に貼りつけられる「メッセージ・ボード」というものが用意されていたのが目を惹いた。さまざまな人たちのイラストや文が紙片に書きつけられ、そうしたメッセージたちがまぎれもなく誠実・親身に自殺志願者や絶望した人たち・苦難を生きる人たちに寄り添わんとしていると思った。そうなってくるとぼくも居ても立っても居られない。いったいなにが書けるんだろうか……とこの半世紀生きた脳を振りしぼり、ただなんだか文だとあまりにも嘘くさくなってしまうような気がしてだから絵で伝えたく思って、書き記してしまった。ぼくは神でもないし聖者でもない。あたりまえの事実だ。だから人を正しい方向に導けるわけなんてないが、「オルタナティブ」というか「まあ、こんな人生もある(反面教師としてであれなんであれ)」ということは示せると思った。
その後はとくにやることもなく、なんだかいろいろさいきんあったことで金属疲労的に知らず知らずヘタっていたみたいで、だからグループホームに戻ってそこで昼ご飯を食べてうたた寝したあとはなんらやりたいこともなく、なのでいっそのこと心を「充電」するかと開き直る。それで午前中に読めなかった村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』を開き、しばし再読・復習にはげむ。思えば大学生の頃にリアルタイムで新刊としてこのメガトン級の小説を買い求め・読み込み、爾来30年ほどこの作品と折に触れて付き合ってきた計算になる。いま、実に雑駁に語ってしまうとこの作品はそれこそ失業中の男の主人公がぶらぶら猫探しをしたり、なんだかんだで謎に巻き込まれていったりして、そんな感じでこの社会に存在するエア・ポケットを生きる状況を描いているように映る。いや、ベストセラーになる作品だからいろんな読み方もあるが、少なくともぼくは主人公たちのように社会からはじき飛ばされて生きるしかない人たちに共感を持ち、ぼくだってまさにこの男主人公のように生きていてもいいのかなあとか思いつつ読みふけったものだ。たぶんだから、ぼくが誰かに人生の大事さを語るとするなら、これほどの「多言」(それこそ村上春樹がやってのけたように「小説」を書くほどの「多言」)を要しないと伝わらないかなあ……と思ったりもした。
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kjh-417 · 1 year ago
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  mes possibilites aujourd'hui. 今日のわたしの可能性。   能登から持ち帰ったものを 整頓する。     ひんやりとした一日。 昨夜は猫村さんよろしく、 ちょっと横になったら そのまま眠ってしまった。   明けて今日は 気温や気圧の影響なのか 頭が重たく、 ときおりふらつくような感じも。   久しぶりにカステラサンドと あたたかいカフェオレを おなかにおさめたあと、  じいちゃんの箪笥、2つめを 2Fに置く。 以前持ち帰った黒いものより シンプルなつくりで、木目がよくて 気に入っている。 やっと持ち帰れてよかった。 ちなみに、アトムのシール?を 貼ったのは わたしじゃない(と思う)。   器は、無事だったものの中から いくつか選んできた。 菱形の皿、中央の何かしら生きものの絵が ちょっとセンダックのかいじゅうみたい。   今日は cream tea day だそうで、 一客だけ残った 葡萄の柄のカップ&ソーサーで スコーンとお茶をいただく。 ジャムも葡萄のジャムにした。
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kandaanimalhospital · 4 months ago
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お知らせ
お気づきの方もおられるかと思いますが、
スタッフの村井が産休にはいりました。そのまま、育児休業にはいるのでしばらくお休みする予定です。
10年以上、病院を支えてくれて、スタッフをはじめ、オーナー様からの信頼も熱い彼女です。お腹が大きくなってからも、頑張り屋さんなので、いつもと変わらない様子で仕事をこなしてくれてました。
なので、ゆっくり準備してもらいたいと思います。ありがたいことに、育児休業後は、戻ってきます❗️と言ってくれてるので、
心待ちにしています☺️
そして、こちらもお気づきかもしれませんが、
フレッシュなニューフェイスの存在に❗️
月火金土の午前中、新しい動物看護師さんがきてくれてます。当院は初めてですが、県外の2院で勤務された経験をお持ちです。
頼もしい😊
猫と爬���類🐍🦎が大好きな彼女は、とにかく色んな生き物を飼育した経験を持ち、知識が半端ないです。キラキラ目を輝かせながら、生き物のことを語る彼女から私も目が離せなくなっています🤣
皆様どうぞよろしくお願いします。
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9:30から仕事でもふもふたちを触って、帰って、風呂とご飯を済ませて、ソファーに座るとアシカが膝に乗ってきて、
触れよ、撫でれょ、愛でょ、
手が止まると顔をくじってくるので、休むことなく、手を動かしてないといけないので、
気づけば寝るまでもふもふを触っている前田でした🐶
寒かったりあったかかったりで、身体がついてかないですね。
しっかり睡眠をとって、明日に備えましょう、おやすみなさい💤
p.s私ごとで大変恐縮ですが、来週の18、19日、お休みします。待ち時間が長い可能性があります。午前中の予約をしっかりして、ご来院くださいますようお願いします🙇
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kyotoopnaku · 10 months ago
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「京都音楽博覧会2024 in 梅小路公園」の最終出演者が発表!
発表になったのは3組で、初日の10月12日(土)にASKA、二日目の10月13日(日)にSHOW-GO、平野和の出演が決定しました。
本日の発表を受け初日の10月12日(土)はASKA、菊池亮太、KIRINJI、Daniele Sepe & Galactic Syndicate、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、羊文学、くるりの7組、そして、二日目の10月13日(日)はSHOW-GO、フジファブリック、Daniele Sepe & Galactic Syndicate、玉井詩織(ももいろクローバーZ)feat. 武部聡志、平野和、milet、くるりの7組の出演が決定。総勢12組のラインナップで秋の京都を彩ります。
さらに、昨年に引き続き「きょうの猫村さん」などの作者である漫画家のほしよりこがメインビジュアルを担当することが決定。本日デザインも公開となりました。
昨年に引き続き2days開催となりより多くの方にお楽しみいただける形となった京都音博。みなさまのご来場をお待ちしております。
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honnakagawa · 9 months ago
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朝起きて、朝陽を浴びて気持ちよく伸びをする。 こんなに当たり前の風景ですが、この写真が撮られたのはパレスチナです。 と聞いたら、どんな風に感じますか? 私たちと何も変わらない、私の友人の子どもさんたちと何も変わらない、こんなに気持ちの良さそうな顔を見て、私は大きく深いため息ばかりが出ました。 この写真を撮影されたのは、写真家の高橋美香さん。 明日までマツモトアートセンターのギャラリーで開催されている写真展「パレスチナの日常をみつめて」に行ってきました。 たまたまちょうど一緒に会場に着いた方、会場に来ていた方、会場で働いている実行委員のみんなも、いつもお世話になっている人ばかりで、なんと心強いことか、とじーんとしました。 そして、様々な世代の方が観に来られているなぁと、嬉しく思いました。 当店でも、高橋美香さんの書籍を販売しているので、目にしていた写真ももちろんありましたが、プリントで並んでいる光景には、やはり大きく胸に迫るものがありました。 パレスチナの日常を生きる人々の、これらの親密な笑顔がこれ以上理不尽に奪われることのないよう願います。 (もう充分すぎるほど奪われていますが…) 明日までですが、足を運べる方は是非。
物販で色々と購入。 それから本読みデモ企画の皆さんが制作されたZINE「パレスチナといまの私たち2」もいただく。 みんなの文章、言葉にまた胸が熱くなりました。 この中から、なつさんの言葉を少し引用させてください。 "よく「私たちに何ができるっていうの?」みたいな修辞疑問文ってあるじゃないですか。でも、「できる/できない」じゃなくて、「やりたくない」「やってはいけない」ことは何かを知っておきたいんです。" これは、とても大事なこと。 この中の「本読みデモ企画のおでかけマップ in Matsumoto」に、本・中川も掲載していただいてます。 「知っておきたいこと」のヒントは、たくさん並んでいる本屋だと自負しています。 お出かけの際は、ご自身の手で、目で、心で発見してみてくださいね。
最後の2枚は私の愛車(中村一般さんのステッカー)と鞄(メイエハラさんのパッチとバッジと多多さんの作ってくれたブレスレット)。 ちなみに携帯カバーには坂本千明さんの「DON'T STOP TALKING ABOUT PALESTINE」のアイーダのカードを、愛猫の髭と一緒に挟んでいます。 あれ、なんだろう?って思ってもらえるだけでも良いな、と思って日々アピールしてます。
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m12gatsu · 1 year ago
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読書っていいことだとされているけど、私は本を読みすぎたことで現実とフィクションの境目が分からなくなって(ノンフィクションであっても本になる時点でドラマチックだし)、人間関係が上手くいかないことが多々あります。そのせいでもう何を読んでも、作者の意のままに物語が進んでいってるだけと感じて読書が楽しくなくなりました。同じ理由で映画も上手に観られません。フィクションや創作物と上手く付き合うコツ、意識していること、あるいは気にしていないことはありますか。
人間関係までも。大変だ。
たぶん、作家か、テクストか、という話かと思います。あなたのいう「作者の意のままに物語が進んでいってるだけ」 というのはきっと作家論ですね。作家原理主義って感じ。対して、簡単にいえば、あくまでも文章をそれ自体として作家とは切り離す考え方がテクスト論です。ロラン・バルトって読みましたか。僕は積みました。
どちらの方が作品に対する上手な付き合い方なのか、という議論は僕の手には負えません。ただ、僕がいつも意識しているのは、作品の「語り」であり、その「ナラティブ」です。どういうことかというと、たとえば、「吾輩は猫である」と語るのは漱石ではなく名もなき猫であるはずだし、「メロスは激怒した」と語っているのは決して太宰治ではない、「語り手」と呼ばれるような誰かではありませんか。私小説はどうですか。これも僕の手に負える議論ではないけれど、梶井基次郎の作品の語り手は梶井基次郎なのでしょうか。北町貫太って、根所蜜三郎って、長江古義人って、一体誰なんでしょうか。ウルフは「意識の流れ」という手法で『灯台へ』を書きました。それは果たして作者の意のままに書かれたものなのかしらん。森見登美彦の『熱帯』は、自分が今どこで誰の文章を読んでいるのか、それこそ見当識障害を起こしそうになります。
例を挙げたらキリがないけれど、映画にも同じような仕組みがあるはずだと思っています。ミヒャエル・ハネケみたいな定点の長回しが三人称の語りだとしたら、『桐島、部活やめるってよ』の最後の屋上の乱闘シーンは神木隆之介の手持ちカメラの視座、つまり一人称の語りとして受け取れる。作家性と切り離せないドキュメンタリー映画もたくさんありますね、森達也とか、原一男とか。
大江健三郎の『M/Tとフシギの森』という小説の中で、「僕」が村の伝承に耳を傾ける時、話し手の年寄りたちはこう前置きします。
あったか無かったかは知らねども、昔のことなれば無かった事もあったにして聴かねばならぬ。よいか? 
何度も繰り返されるこの問いかけに対して、「僕」は必ず「うん!」と感嘆符つきで答えます。物語との上手な付き合い方があるのだとすれば、これ以上の態度を僕は知りません。
街裏ピンクとか嫌いでしょう笑 うそつきだから。でも嘘だとわかって笑っている人もいるわけです。長くなりました。こういう話なら酒飲みながら俺ずっとできるよ。とりあえずオッペンハイマー観よう。語りを語ろう。
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imwatashi · 7 months ago
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日記
2024.11.01 (Fri)
二俣川にある免許センターまで国際免許を取りに行く。移動に時間はかかったものの免許取得自体は30分ほどで終了した (結局ほとんど運転しなかったけど xD) 出張前の残業続きだったけれど、久々にほぼ定時上がりで夜はルーティン的に行っているmeetupに参加し終了。言語学習はlife long journeyという話になって本当にその通りだなと思う。
2024.11.02 (Sat)
朝にお腹すきすぎてキムチチャーハンを作って食べたら、そのあと家に来てくれた恋人にくさいと言われ続けた日。二郎じゃないから大丈夫だと油断した私がいけなかったです。出張の準備して夜は近所の居酒屋へ。野良猫とふれあい、スーパーでワインを買って一本開けた。酔っぱらっていたので終日匂いを放つキムチチャーハン臭を理由に少し揉めて、最終的に深夜のセブンまで一緒にブレスケアを買いに行った。そのとき何故か私は号泣していて今思うと本当にただの不審者だったので、一緒についてきてくれた恋人の優しさがありがたい。
2024.11.03 (Sun)
念願の横浜家系総本山吉村家へ。オープン30分前に着いたけど既に長蛇の列で結局2.5時間くらいは待った。せっかくなので全部普通版と油マシ味濃いめ麺かためのフルコンボ版を頼んで食べ比べた。フルコンボは一口目に掬ったスープに油しか載ってなくて飲んだ瞬間拍子抜け、さすが家系。待ち時間が長すぎるので再訪は考えものだけど、やっぱりおいしかった。夜は昔よく言っていた都立大の居酒屋に行った。彼が中央線沿いに住み始めてからもっぱらいかなくなっていたが、変わらず良いお店だった。
2024.11.04 (Mon)
在宅勤務。昼に焼きそばを食べ、夜はふるさと納税で届いた昆布締めを食べた。
2024.11.05 (Tue)
出張前最後の出社。帰宅後、日高屋でチャーハンラーメン餃子をビールと一緒に食べた。しばらく日本離れるけど何食べたい?と聞かれても案外何も浮か��なかった。
2024.11.06 (Wed)
昼過ぎに空港に向け出発。はじめてラウンジに入り、ちょっと仕事して夕方から搭乗。JALでの長距離フライトは初めて。空席がぽつぽつあった。離陸前にCAさんがわざわざやってきて「お隣の男性(アメリカの方)空席があるのに動かないからお連れ様かと思っていました。大丈夫でしたか?」と気遣いをしてもらったけれど、通路側だったので全然大丈夫だった。機内ではディズニープラスでオビワンを見た。時差の関係があるので乗り込んだ瞬間速攻寝て、機内食食べて、また寝た。機内食はもちろん美味しかったしハーゲンダッツにJALを感じたけれど、中国東方航空の機内食の方が個人的には好きだったかも。計9時間ほどのフライトを終えてLAX着。今思うとこの瞬間が一番海外バイブス感じていたかも。9時間も飛行機乗っていたのに、着いたら出発時よりも時間が遡っている(11/6の昼)のでこの日は一日が長かったな。入国審査でやけにみんな捕まって話し込んでるからそわそわしてたけど、半分くらい関係ない質問されたのでウケた(そのくせ「肉持ち込んでないか?」とか大事そうな質問をどうでもいい質問に織り交ぜてくるのでトリッキー)それから乗り継いでLASへ。LAXはドジャースとレイカーズグッズばかり見かけたけど、LASはとにかく空港からカジノだらけ。Uberのお兄さんは「毎日ギャンブルしてるよYou know what?」と言ってて、至極当たり前だがラスベガスという街に住む人がいるのだなと実感した。そういえばジェシーの地元じゃん。
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knit-kyoto · 8 months ago
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241013
朝8時ごろ起床
軽くご飯を食べてから時間に余裕をもって出る
唐突な模写が過ぎる驚き猫失礼します
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新幹線に乗り東京~高円寺へ
いつも東京でライブをするときは深夜か早朝に車を運転して行っていたから、今回の新幹線移動にはひどく感動した 体力の消耗が明らかに少ない
こそねくん、なぎちゃんと合流
置かせてもらっていた機材、物販を引き取り西荻窪へ
リンキーディンクに到着
2時間練習のつもりだったが、新幹線移動の甲斐もあり、調子が良かったので1時間弱で切り上げた
こんな余裕のあるライブはじめて…
時間が余ったので周辺を散策
それいゆ行きたかったけど満席だった
コンビニで水やラムネ、間食用のおにぎりを買う
おにぎりは瞬で食べた
会場に戻りSüdenの方々とご挨拶
Südenのリハーサルをみる
ツアーを15本くらいやったとのことで、その成果というか経験値が演奏に還元されており割と感動する  Südenのリハをみて自分たちも音を大きくしなければ…と覚悟を決める
リハーサル
何曲かやる  Südenの人たちが正面でさながら面接官のように座ってリハーサルを見てくれており、「我々は合格でしょうか…」と思いながら演奏
音を大きくして演奏したので、なぎちゃんは何が何だかわからなかったとのことだったが、本番はなんとかいけるっしょっと謎の気概でごまかす
リハーサル後、外へ
それいゆに再びきらわれる
食べていなかった昼ご飯兼軽く夜ご飯を探し、最近オープンしたらしいconiwaという喫茶店へ
ルーローハンとルイボスティーを注文
おいしく、ボリュームもあり助かった
あることないこと話す
途中で企画がソールドアウトしたことを知り緊張度が急激に高まる  すごい
会場に戻りメリメリの2人と久しぶりに会う
普通にテンションが上がり大声を出してしまいお店の方に注意される 
オープンまでの間に来てくれたこにたんやおやまさんとしゃべる おやまさんは最初からなんかテンションが高かった気がする
merimeriyeahの演奏
二人になってから初めて見たが、とてもよかった merimeriは形態やメンバーが変わることがそこそこ多いが、一度も「大丈夫だろうか」みたいな不安な気持ちになったことがないし、常に試行錯誤してアウトプットしているのがわかるから、観るたびにグッとくる いい演奏、いい曲、merimeriみたいに違和感なく変わり続けられてるバンドまじで関西いないから、観るたびにいいなって思う
at field of schoolの演奏
途中までしか見ていないがとにかく若い 一世代近く下のバンドらしく馬力と景色が違くていい体験になった 何となくドラムの方が一番目立っていた気もするが各メンバー速さに追いつけ追い越せの演奏で自分が経験しえないバンドだったなと思った
途中抜けて外に出てこにたんと話したりバーカンらへんで来ていた堀部さんと田端さんと話す
お二人とも物腰柔らかく、周辺に落ちてる棘を体中に刺しまくって威嚇しながら周囲から距離を置いている自分から一本ずつ棘を抜いてくれるような会話に救われる
bnjちゃんから連絡いただく 余裕でまた会いましょう!
knitの演奏
ライブを始める10秒前に「ライブがんばれ」とLINEが��て、ライブを配信しているみたいでアガった
演奏を重ねるにつれて完全にフラットな意識状態となり、何をやっても自分の範疇で捉えられてる気がした とても楽しかった
懸念してた曲の展開をわりと恥ずかしいレベルでトチってしまったが何とか終わりにたどり着けたのは不幸中の幸い
最前で見てくれていた方はノリノリという感じで、なかなかない経験
命中率が10%未満と呼ばれているおもしろ狙い打ちMCも奇跡の大ハマりと言っても過言ではなく、お客さんの温かさに救われた
自分がやりやすい、楽しいと感じられたのは、自分が年を取って周りの方々が気を遣ってくれている部分も大きいのではという気持ちも今大きくなっているが、アルバムを作りそれを聞いてきてくれた人たちが少なからずいるという事実を踏まえると、そういう方々の思いと心遣いでいい演奏ができたとも考えられると思っている
個人的には自分のギターの音もかなり理想的だったし、どの曲も走りまくったがライブ感の範疇だと思われるし、総じて満足度が高い
こそねくんとなぎちゃんもライブ慣れしているから、練習よりも増してエモーショナルな演奏をしてくれて3人で演奏していてとてもアガった
良い演奏ができて本当に良かった
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演奏後、下の控室兼物販室にて皆様と話す
評判も良くMCで話した自分のフリマを見てくれたり、物販を買ってくれたり、これまで音源でknitの音楽を楽しんでくれていた方々の顔が見れたり、自分の身には余るいい時間を過ごせた
12月の企画でやっと一緒にできる村上くんとも話せてよかった
Südenの演奏
数曲見逃したが、ツアーファイナルらしいお客さんとバンドのコミュニケーション(発話有無を問わない)が全編を通して発光しておりとてもいい演奏だった
MCでもknitのことを触れてくれてうれしかった
自分がこれまでにアウトプットしたものをかなりチェックしてくれていたことや、長い期間knitのことを聴いてくれていたことがとても伝わってきて本当にうれしかった
自分が残しているものがちゃんと届いているという実感
アンコール含め、良いライブ・いい演奏!
終演後、物販
信じられないが、物販に人が絶えず様々な人が様々に言葉でライブの感想を伝えてくれ、本当にうれしかった 本当にいいライブができたんだと思った
自分の知らない若い世代のバンドをされている方、 Südenを見に来た方、そういう方に届いたというのが胸に響く
アルバムを出して数年たっても、こうして機会をいただき、演奏をして、誰かに届き、新しい何かがはじまる バンドをするというのはそういことなのかもしれないが、実感として強く心に残る感触はこれを書いている今も熱を帯びている
フリマも想定以上に売れて、何よりも持ってきたアルバムが全部捌けてこれ以上ない結果になった(いつもそういう感じの象の背マジですごいと思った)
フラットを後にし、残った方々で打ち上げの居酒屋へ
総じて皆テンションが高く、いいイベントだったなとしみじみ
長田さんともゆっくり話せたしとてもうれしかった 
ライブ会場からヤバかったお客さんがいよいよ本格的にやばくなったのをきっかけに一次会終了
さらに残ったメンバーでニ次会の居酒屋へ
一次会まで気苦労絶えなかったであろうSüdenのこしだかくんも合流
途中、テンションが上がらざるを得ない話も聞けて最高だった
というか本当にみんな気持ちの良い人たちやったなあ
2次会終了後、マジで行く先を誰も知らずに1時間くらい右往左往したり公園でしゃべったりした
さらに残った、こしだかくん、こにたん、おやまさんで西荻窪に戻り、24時間営業の松のやでとんかつ定食を食べながら始発を待った
足利市より車で来ているというこしだかくんのバイタリティというか体力本当すごいなと思った
始発の時間となり解散
おやまさんと電車に乗り、最終的に始発の新幹線で帰った
家に帰り爆眠り
録っていただいていた演奏を見返したが、どう考えても自分だけが走っている箇所が割と多く存在しており、少しつらくなったが画面に映っているお客さんの様子とか時折聞こえてくる自分じゃないお客さんの歌声にうれしくなった 歌ってもらうことを想定していないだけに
またやりたいなと思う
一番最後に作って音源化していない曲"100年後"を音源化したいと思う
どうやったら進めるだろう
いい日、良い演奏、良いひと、心が洗濯されました
いろんな事情でこれなかった方、話せなかった方もいましたが、みなさんまたどこかで会いたいです 自分が向かえるように頑張ります
この日ばかりは一日中ポジティブに過ごせた
ありがとうございました!絶対続ける
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nyantria · 1 year ago
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「Can You Catch A Cold?」サンプル5
字幕大王2024.06.25
サンプル4はこちら
水俣病の混乱
細菌論に夢中だったために伝染病と間違われた病気は栄養不足だけではない。1956年5月のこと、5歳の少女が日本の水俣市の病院に入院した。水俣は八代海に面した人口約5万人の小さな漁村だった。その少女は、けいれん、歩行困難、言語障害などの異常な神経症状を呈し、急速に体調を崩していた。数日後、彼女の妹と町内の他の3人もまったく同じ症状で病院を訪れた[45,46]。
その後、数週間から数ヶ月で、村の人々が病気になるケースが急増したが、罹患したのは村人だけではなかった。大量の魚が奇妙な泳ぎ方になり、やがて死んで陸に打ち上げられた。海鳥は飛べなくなり、異常な行動をとるようになった。これらの動物を捕食する猫も具合が悪くなり、口からよだれを垂らし、気が狂ったかのようにぐるぐる走り回った[47]。動物と人間の間で何らかの病原体が伝播したのだろうか。誰も確かなことはわからないが、この大流行は伝染病の特徴をすべて備えているように思われた。最初の患者が出た後、村に住む人々が次々と同じ症状で倒れ始めたのだ。そのため、ある種の「奇妙な伝染病」が発生したという噂が広まった[48]。やがて、この病気は伝染性髄膜炎であるという未確認の報道が出始め、地域社会は大きなパニックに陥ったのである[49]。
謎の病気への恐怖は極めて大きく、近隣の町の人々は水俣人を排斥し始め、長い間築かれてきた密接なコミュニティの絆は急速に失われていった[50]。伝染病まん延を抑えるため、家屋は消毒され、病人は隔離された[49]。この対策にもかかわらず、伝染病が地域住民を襲い続けた。初期の報道によれば、少なくとも55人が感染し、17人が死亡した[45]。
しかし、約3年後、研究グループはついに病気の原因が地元の肥料製造会社であると突き止めた。同社が、合成肥料製造の廃棄物であるメチル水銀27トンを水俣湾に投棄していたのだ[51]。この水銀が地元の水路を汚し、何百平方キロメートルもの海を汚染した。かつては美しく肥沃な自然の珊瑚礁であった水俣湾は、有毒な荒れ地となり、かつては豊かであったその恵みを不運にも口にした人間や動物を毒した。
1963年2月、水俣病の発生原因を調査していた研究グループから正式な発表があった。誰もが落胆したが、水俣病の原因は感染性微生物ではなく、メチル水銀に汚染された水俣湾の魚介類の摂取によるものだった[49]。長年にわたって、この環境破壊の犠牲者たちは、日常生活で出会う人々に伝染性ではないと安心させねばならなかった[52]。この災害によって900人以上が死亡し、200万人が慢性的な健康被害に苦しんだ[51]。
水銀中毒の混乱
水俣で起きた出来事にもかかわらず、医療関係者は今日に至るまで、水銀中毒を感染症として誤って診断している。2018年8月のこと、15歳女性、13歳女性、11歳男性の3人兄弟が救急外来を受診した。彼らには、発熱、筋肉痛、皮疹、倦怠感など、非特異的な症状が進行していた。検査は陰性の連続であり、その結果、「ウイルス性症候群」と診断された。子供たちは休ませるために家に帰らせられたが、その3日後、兄弟はさらに悪化した状態で救急部に戻ってきた。うち一人は神経障害を起こしていた。子供たちは溶連菌性咽頭炎(連鎖球菌性咽頭炎)と猩紅熱(しょうこうねつ)と診断された。彼らには抗生物質が投与されて退院した[53]。
その数日後、子供たちはセカンドオピニオンのために別の救急外来を受診した。この時までに、症状はかなり悪化しており、激しい頭痛、息切れ、手足のしびれ、全身の脱力感などが生じていた。結論に飛びついてウイルスやバクテリアのせいにするのではなく、救急医たちはさらに詳しく調べた。すると、子供たちが自宅で水銀の瓶で遊んでいて、それがカーペットにこぼれていたことがわかった。母親はこぼれた水銀を掃除しようとして掃除機を使った。母親はそうとは知らず、これが水銀を加熱・気化させて、子供たちはうっかり吸い込んでしまったのだ。不思議なことに、母親には何の症状も現れなかったので、この病気は小児感染症のように思われたのだ。
子供たちが水銀中毒であることを知った医師たちは、水銀除去のためにキレーション療法を開始した。二人の子供は完全に回復したが、1人は関節、背中、筋肉の痛みが続き、歩行器が必要になった。この出来事はケーススタディとして記録され、2020年2月の医学雑誌に掲載された。著者の結論としては、水銀中毒が感染症に似ている可能性があることだ[53]。子供たちは同じ家で暮らしており、似たような症状を呈していたため、最初の病院の医師は、小児期の伝染病が兄弟間で広がったに違いないと誤って考えたのだ。ここでもまた、一面的なレンズを通して世界を見ることが誤った思い込みを招き、正しい診断と治療を遅らせたのである。
なぜこれが重要なのか?
壊血病、ペラグラ、水銀中毒といった病気の原因を正しく特定することが重要だったことは明らかだ。しかし、いずれの場合も、細菌論というレンズが真実を邪魔し、調査者を無益な捜索に向かわせ、一般大衆を無用なパニックに陥れた。これらの事例だけを見ても、間違った説明モデルを適用したことによる影響を定量化するのは難しい。数え切れないほどの資源、時間、人命が、存在もしない敵と戦い、追いかけて失われたのだ。また、どれだけの人々が仲間はずれにされ、孤立し、非人道的な扱いを受け、タイムリーで効果的な医療を拒否されたかを考えると胸が痛む。それは伝染病だからではなく、伝染病であることを恐れたからである。このように、我々が世界を見るレンズは強力だ。良くも悪くも、レンズは我々のあらゆる知覚を彩り、我々の見方に一致する結果をもたらす。
もちろん、今では良くわかっており、これらの病気を伝染病と見なすことはない。壊血病、ペラグラ、水俣病のような病気を振り返り、その過ちに気づくのは簡単なことだ。現在の我々から見れば、人間がハンセン病患者のような烙印を押され、治療を拒否され、檻に入れられた動物のように閉じ込められていたのは野蛮なことのように思える。後知恵とはおかしなものだ。我々は今、すべての答えを持っていると思い込んでいる。しかし、我々がいまだに伝染病だと考えているが、そうでない病気が他にもあるとしたらどうだろう?ここまで来たと誇らしげに振り返っても、まだ同じ過ちを犯しているかもしれない。プライドと甘さに目がくらみ、過ちを犯し続けていることに気づかないまま、我々は突き進むのだ。
今にして思えば、過去の研究者の一部が傲慢でなく、型にはまっていなかったのは幸運だった。彼らは謙虚であり続け、心をオープンにし、勇気を持って行動した。もし彼らが、受け入れられているパラダイムに挑戦しようと思わなかったら、今日の世界はどうなっていただろう?我々はまだそれらの病気を伝染病とみなし、かつてと同じ非効率的で非人道的な治療法を続けていたかもしれない。単純な食生活改善の代わりに、重金属を注射し、ペラグラのために隔離されることを想像してみてほしい。壊血病や脚気、くる病に他人から感染することを恐れて暮らすことを想像してみてほしい。おそらく我々は、ワクチン接種、手洗い、社会的距離、抗生物質、抗ウイルス薬、マスク、ロックダウンといった現代的な方法で、これらの(存在しない)細菌から身を守ろうとするだろう。そのあいだ、人々はライフスタイルや環境によって不必要に死に続けるのだ。そういった想像は難しくはない。例えば風邪やインフルエンザなど、他多くの病気についても、今日の世界はこのような方法で対処しているからだ。ただひとつ違うのは、現代の研究者たちが、伝染病モデルによってこれらの病気を正確に説明できると信じてこんでいることだ。この信念は現在、集団心理に深く刻み込まれており、間違いの可能性を受け入れるのは難しい。文化もまた変化しており、受け入れられているパラダイムに異議を唱える者は、狂った陰謀論者のレッテルを貼られる。
我々はあまりに自身を確信しすぎてしまっている。しかし、本章で示すことは、結果を観察して原因を誤って帰することが、いかに物事を間違えやすいかである。また、結論を急ぐのではなく、厳密に管理された(controlled)科学実験によって因果関係を確認することがいかに重要であるかを強調している。我々は過去にも過ちを犯したし、因果関係を正しく理解しなければ、我々自身がどれほど進歩していると考えていようと、過ちを犯し続けるだろう。誤った例が強調しているように、病気を伝染病と誤って診断することは、あらゆる種類の悪影響をもたらす。病人にとっては、適切な診断や治療への���クセスが遅れ、より深刻な機能障害や身体障害につながる可能性がある。総合的には、これは広範囲に及ぶ影響をもたらす。実際、病気の原因を伝染病と混同してしまえば、より恐れを抱く回避的な社会が培われ、資源の配分を誤り(研究助成金など)、誤った経済(医薬品など)を支え、組織(政府など)に権力を譲り渡し、誤った道を進む間に、より多くの人々が病気になり、命を落とすという機会損失を最終的には被ることになる。
サンプル6はこちら
「Can You Catch A Cold?」サンプル5 | 字幕大王
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crydayz · 6 months ago
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241226 木
【4:00】
起き。何か感情を乗せてラクガキしたあとは、物語を一度手放して気持ちをリセットする為に一回寝ないとだめみたいだ
そのままシームレスに仕事できた試しがない
それは今や思い出の墓と化した自宅もそう
一度、家の中をからっぽにしない限り、自宅に戻ること自体が墓参りみたいになっちまう
いや
もう、随分前から「リアクションが豊富なお墓」として私は自宅を認識していなかったか
不治の病抱えた家族が療養する田舎の別荘くらいに思っていなかったか
-----------------------
墓の中で仕事をするなんて、滑稽すぎる
ああ、ダメだ SF脳が起動してきた
この太陽系でただひとつ生命のある星、地球
我々のこの星自体、ひとつの墓なのではないか、と―
宇宙スケールで観れば遠からず人類は滅びる
他の惑星を開拓するにせよ、何らかの理由で地球に棲めなくなってからほどなくして、他の惑星に進出した人類もモチベーションを失って死んでゆくだろう
それが数百年だろうが数千年だろうが規模感としては大差ない
宇宙サイドからすれば一瞬の瞬きの「1那由多(なゆた)分の1」に過ぎない
うん。終わった 思考終わったこれ
今、秒で精神が老け込んだ 骨んなった
朝から白骨 それすら越えてアッシュ(灰)
寂しいですね
寂しいんですこれは
仕事の虫になっている私に臆さず電話をかけて他愛もない猫ミームやちいかわの話で毎日2時間くらい時間を奪ってくれる人がいない
今度どこへ行こう、あれを食べに行こうと、誘ってくれる大事な人が―
最期は歩くことも、食べることもできなかったというのに
すべてが良かった 良すぎたのだ
身に余る幸福だったのだ、やっぱ
不思議と妻の夢は観ないのだ 昔から
それよりも小学生の頃の友達が高校生くらいに成長したような感じで夢に出てくる。一番最近の知り合いで20歳くらいの頃にいっしょに仕事してた同僚や上司
そこからあとに出会った人々は、妻含めほぼほぼ夢に出ない
理由は全然わからん
むしろ20代前半までに出会った人間で重要なのってhukeくんとrendatくらいしかいないのにな
その二人も一切夢に出ない
私の理性が「重要で大切」と思っている人物は、私の夢には出てこない
小島監督も、新川さんも、村上社長も出てきた試しがない
ああ、そういや妻と娘の夢を観た時は社長も出てきたな
チャンネルが違うのかもしれん
私が普段観ている夢の方が「スピンオフ」で、レギュラーが出てる「本シナリオ」の方を観れてないだけかもしれない
とにかく夢では、会えたら嬉しい人には全然会えない
なんか「誰ですあなた?」ってレベルのすっかり忘れた人達ばかり出てくる
なんだろう。記憶消す前の最終確認なんすかね?
いる? こいつに関する記憶、って
【✓】
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apothecaryscript · 11 months ago
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Episode 2 : Chilly Apothecary / 第2話『不愛想な薬師(Buaisona Kusushi)』 
兵士「ああ…」
Heishi “Aa…”
兵士「おいっ!」
Heishi “Oi!”
Soldier “Hey!”
兵士「毒だ!」
Heishi “Dokuda!”
Soldier “It’s poison!”
兵士「この野郎!誰の指示だ!」
Heishi “Kono yaro! Dareno shijida!”
Soldier “Damn you! Who’s behind this?!”
青年武官「待て」
Seinen bukan “Mate.”
Young military officer “Wait.”
青年武官「まずは、兵士の手当てを」
Seinen bukan “Mazuwa, heishino teateo.”
Young military officer “Tend to the soldiers first.”
ーーーーー
壬氏「毒?」
Jinshi “Doku?”
Jinshi “Poison?”
高順「食事は村で作られたもの。異民族に与したとして、村長を取り押さえています。ご指示を。」
Gaoshun “Shokujiwa murade tsukurareta mono. Iminzokuni kumishita-toshite, soncho’o tori-osaete imasu. Goshijio.”
Gaoshun “The food was cooked by the villagers. The village leader has been put into custody for aiding the barbarians. Please advise.
壬氏「分かった。少し時間をくれ」
Jinshi “Wakatta. Sukoshi jikan’o kure.”
Jinshi “Understood. Give me a moment.”
高順「御意。ところで…玉葉妃の宮に、新しい侍女を雇われたそうですね。」
Gaoshun “Gyoi. Tokorode… Gyokuyo-hino miyani, atarashii jijo’o yatowareta-sodesune.”
Gaoshun “As you wish. By the way… I heard you hired a new lady-in-waiting to serve Concubine Gyokuyou.”
壬氏「ああ。玉葉妃の侍女は4人。同じ上級妃の梨花妃が、10人以上連れているのに比べると少なすぎる。それでは
上級妃としての矜持が保てない。」
Jinshi “Aa. Gyokuho-hino jijowa yo-nin. Onaji jokyu-hino Rifa-higa, ju-nin-ijo tsurete-irunoni kuraberuto sukuna-sugiru. Soredewa jokyu-hito shiteno kyojiga tamotenai.”
Jinshi “Yes. Concubine Gyokuyou has only four women serving her. It’s too few compared to Concubine Lihua, who also high-ranking and has over ten. It hurts her dignity as a high-ranking concubine.”
高順「ええ。ですが、玉葉妃は、明るく穏やかでありながら、同時に聡明で用心深い。」
Gaoshun “Ee. Desuga, Gyokuyo-hiwa, akaruku odayakade arinagara, dojini someide yojin-bukai.”
Gaoshun “Yes. However, Concubine Gyokuyou is not just bright and gentle, but also wise and cautious.“
壬氏「どこの馬の骨かも分からぬ者を侍女にはしない。帝の寵妃という立場は、常に人を疑わなければ、命がいくつあっても足りないからな」
Jinshi “Dokono umano honekamo wakaranu mono’o jijo-niwa shinai. Mikadono chohito-iu tachibawa, tsuneni hito’o utagawaneba, inochiga ikutsu attemo tarinai-karana.”
Jinshi “She would never hire someone of unknown origin. Being constantly wary of everyone around them is the only way an emperor’s concubine can survive.”
高順「では、新しい侍女とは?」
Gaoshun “Dewa, atarashii jijo towa?”
Gaoshun “And who is this new lady-in-waiting?”
壬氏「高順、都合のいい駒が見つかったんだ」
Jinshi “Gaoshun, tsugono ii komaga mitsukattanda.”
Jinshi “Gaoshun, I found just the right pawn.”
壬氏「例のそばかすの下女だ。薬に対する知識を、利用しない手はないだろ?」
Jinshi “Reino sobakasuno gejoda. Kusurini taisuru chishikio, riyoshinai tewa naidaro?”
Jinshi “It’s just freckled servant girl. Her knowledge of medicine is too valuable to pass up.”
高順「なるほど…。ですが、その知識を悪用されたら…」
Gaoshun “Naruhodo… Desuga, sono chishikio akuyo saretara…”
Gaoshun “I see. But if she were to abuse that knowledge…”
壬氏「悪用できないようにすればいい。簡単なことだ」(念のため、色目でも使っておくか…)
Jinshi “Akuyo dekinai-yoni sureba ii. Kantanna kotoda.” (Nenno tame, irome demo tsukatte-okuka…)
Jinshi “I’ll make sure she can’t do that. It should be easy.” (I suppose I should seduce her a little, just in case.)
ーーーーー
小蘭「いいなあ~、上級妃の侍女なんて!」
Shaoran “Iinaaa, jokyu-hino jijo nante!”
Xiaolan “It’s so cool that you get to serve a high-ranking concubine.”
猫猫「はぁ…気が重い…」
Maomao “Haa… Kiga omoi…”
Maomao “Ugh, I really didn’t want to.”
壬氏「薬屋。引っ越しの準備はできたか?」
Jinshi “Kusuriya. Hikkoshino junbiwa dekitaka?”
Jinshi “Apothecary. Are you ready to move?”
猫猫「はい。まもなく翡翠宮に向かいますが、何かご用でしょうか?」
Maomao “Hai. Mamonaku Hisui-Kyuni mukai-masuga, nanika goyo deshoka?”
Maomao “Yes, I’m on my way to the Jade Pavilion soon. Did you need something?”
壬氏「いや、用はない」
Jinshi “Iya, yowa nai.”
Jinshi “No, nothing.”
猫猫「は?」(じゃあ、なんで来た?暇なのか?)
Maomao “Ha?” (Jaa, nande kita? Hima nanoka?)
Maomao “Huh?” (Why’s he here, then? Nothing better to do?)
下級妃たち「わぁっ…」
Kakyu-hi-tachi “Waa…”
壬氏「玉葉妃に、しっかり仕えるように」
Jinshi “Gyokuyo-hini, shikkari tsukaeru-yoni.”
Jinshi “Be sure to serve Concubine Gyokuyou well.”
猫猫「よよよよ…、失礼します」
Maomao “Yoyoyoyo…, Shitsurei shimasu.”
Maomao “Excuse me.”
小蘭「猫猫、頑張ってね!」
Shaoran “Maomao, ganbattene!”
Xiaolan “Good luck, Maomao!”
猫猫「…うう…気持ち悪っ」
Maomao “…Uu…Kimochi waru.”
Maomao “Ew, gross…”
ーーーーー
紅娘「あなたが猫猫?」
Hon’nyan “Anataga Maomao?”
Hongniang “Are you Maomao?”
猫猫「あ…はい。」
Maomao “A… Hai.”
Maomao “Oh, yes.”
紅娘「玉葉様の侍女頭をしている、紅娘といいます。まずは、翡翠宮を案内するわ。ついてきて」
Hon’nyan “Gyokuyo-samano jijo-gashirao shiteiru, Hon’nyanto iimasu. Mazuwa, Hisui-Kyuo annai suruwa. Tsuite-kite.”
Hongniang “I am Hongniang, head lady-in-waiting for Lady Gyokuyou. For starters, I’ll show you around the Jade Pavilion.  Follow me.”
猫猫「はい。」
Maomao “Hai.”
Maomao “Yes.”
玉葉妃「翡翠宮へようこそ。お待ちしておりました、猫猫。小鈴も歓迎してるみたい。今日からよろしくね。」
Gyokuyo-hi “Hisui-kyu’e yokoso. Omachi shite orimashita, Maomao. Shaorinmo kangei shiteru-mitai. Kyokara yoroshikune.”
Concubine Gyokuyou “Welcome to the Jade Pavilion. I’ve been waiting for you, Maomao. Looks like Xiaoling is happy to see you, too. We’re glad to have you around.”
猫猫「あ…よろしくお願いします。」
Maomao “A… Yoroshiku onegai shimasu.”
Maomao “Thank you.”
紅娘「ここが応接間。お客様を案内する場所よ」
Hon’nyan “Kokoga osetsu-ma. Okyaku-samao annai suru bashoyo.”
Hongniang “This is the parlor, where we bring guests.”
猫猫「広い…」
Maomao “Hiroi…”
Maomao “So big…”
紅娘「ここは台所。簡単なものなら作れるわ」
Hon’nyan “Kokowa dai-dokoro. Kantanna mono-nara tsukureruwa.”
Hongniang “This is the kitchen. You should be able to do some simple cooking here.”
猫猫「おお…」
Maomao “Oo…”
Maomao “Wow.”
紅娘「ここが居間。紹介するわ。翡翠宮の侍女たちよ。みんな、集まって。」
Hon’nyan “Kokoga ima. Shokai suruwa. Hisui-Kyu’no jijo-tachiyo. Minna, atsumatte.”
Hongniang “This is the living room. Here are the other ladies-in-waiting. Let me introduce them to you. Everyone, gather up.”
3人「はーい!」
San-nin “Hāi!”
Three ladies “Yes!”
桜花(インファ)「はじめまして。桜花です。分からないことがあったら聞いてね。」
Infa “Hajime-mashite. Infa desu. Wakaranai kotoga attara kiitene.”
Yinghua “Nice to meet you, I’m Yinghua. Ask me anything!”
貴園(グイエン)「こんにちは、貴園っていいます。よろしくね!」
Guien “Kon’nichiwa, Guientte iimasu. Yoroshikune!”
Guiyuan “I am Guiyuan. Nice to meet you.
愛藍(アイラン)「私は愛藍。どうぞ、よろしくお願いいたします」
Airan “Watashiwa Airan. Dozo, yoroshiku onegai itashi-masu.”
Ailan “I am Ailan. Very pleased to meet you.”
猫猫「猫猫です。お世話になります」
Maomao “Maomao desu. Osewani narimasu.”
Maomao “I’m Maomao. Looking forward to working with you.”
紅娘「翡翠宮では、下女を雇っていないので、毎日私たちが手分けをしてやっているの」
Hon’nyan “Hisui-Kyu-dewa, gejo’o yatotte inai-node, mainichi watashi-tachiga tewakeo shite yatte-iruno.”
Hongniang “At the Jade Pavilion, wo don’t hire any serving girls. So, we do all the work around here.”
桜花「玉葉様が快適に過ごすため、侍女として当然の務めよ」
Infa “Gyokuyo-samaga kaitekini sugosu-tame, jijoto-shite tozenno tsutomeyo.”
Yinghua “It’s the least we can do to make sure Lady Gyokuyou lives comfortably.”
猫猫「じゃあ、私も…」
Maomao “Jaa, watashimo…”
Maomao “Then I’ll also―”
桜花「あっ、あなたは、お部屋で休んでいて」
Infa “A, anatawa oheyade yasunde-ite.”
Yinghua “You go ahead and rest in your room.”
猫猫「へっ?」
Maomao “He?”
Maomao “Huh?”
貴園「ゆっくりしてればいいわ」
Guien “Yukkuri shitereba iiwa.”
Guiyuan “Take it easy.”
愛藍「特別なお仕事もあることだし…」
Airan “Tokubetsuna oshigotomo aru koto dashi…”
Ailan “You have a special task coming up.”
猫猫「特別な仕事…」
Maomao “Tokubetsuna shigoto…”
Maomao “Special task?”
紅娘「猫猫、部屋に案内するわ」
Hon’nyan “Maomao, heyani annai suruwa.”
Hongniang “Maomao, I’ll show you to your room.”
猫猫「あ…はい。」
Maomao “A… Hai.”
Maomao “Um, sure.”
桜花「見た?あの子の左腕…必死に包帯で隠しているけど、傷痕よね?」
Infa “Mita? Ano kono hidari-ude… Hisshini hotaide kakushite-irukedo, kizu-ato yone?”
Yinghua “Did you see her left arm? She’s hiding it with those bandages, but there are scars under them, right?”
貴園「きっと故郷で親から虐待されて、後宮へ売り飛ばされたのね…」
Guien “Kitto kokyode oya-kara gyakutai sarete, kokyu’e uri-tobasareta-none…”
Guiyuan “She must have been abused by her parents back home, and sold off to the rear palace…”
愛藍「あげくの果てには、あんなつらい仕事を…」
Airan “Agekuno hate-niwa, anna tsurai shigoto’o…”
Ailan “On top of that, there’s that terrible job…”
3人「なんてかわいそうな子…」
San-nin “Nante kawaisona ko…”
Three ladies “That poor, unfortunate girl!”
紅娘「じゃあ、呼ばれるまで待機していてね」
Hon’nyan “Jaa, yobareru-made taiki shite-itene.”
Hongniang “Wait here until you are summoned, all right?”
猫猫「えっ、あの…あ…」
Maomao “E, ano… A…”
Maomao “Hey, um…”
猫猫(ずいぶんと出世してしまったな。もともと少数精鋭だった翡翠宮。新入りが来て、いい顔がされないのは分かってた…)
Maomao (Zuibunto shusse shite shimattana. Moto-moto shosu-seiei datta Hisui-kyu. Shin’iriga kite, ii kaoga sarenai-nowa wakatteta…)
Maomao (I’ve gotten quite the promotion. The Jade Pavilion’s always been run by a select elite. So of course a newcomer wouldn’t be totally welcome.)
猫猫「だけど、あの目は… 同情?なぜに?」
Maomao “Dakedo ano mewa… dojo? Nazeni?”
Maomao “But they all looked so…… Sympathetic? Why?”
ーーーーー
壬氏「毒見役。薬屋、お前の仕事だ。」
Jinshi “Dokumi-yaku. Kusuriya, omaeno shigotoda.”
Jinshi “Tasting for poison. That’s your job, apothecary.”
猫猫(毒……毒見役!…ああ、いけない)
Maomao (Doku…Dokumi-yaku! …Aa, ikenai.)
Maomao (Poison! Tasting for poison! …Oops.)
壬氏「妃のために作られた食事は、この部屋に運び込まれる前に、何人かの手が入る。ゆえにその途中で、毒を入れられる可能性がある。現に玉葉妃の妊娠が分かった頃、2回ほど毒が盛られた。当時の毒見役だった侍女は、神経をやられて、今も手足が動かない」
Jinshi “Kisakino tameni tsukurareta shokujiwa, kono heyani hakobi-komareru maeni, nan-nin-kano tega hairu. Yueni sono tochude, dokuo ire-rareru kanoseiga aru. Genni Gyokuyo-hino ninshinga wakatta koro, ni-kai-hodo dokuga morareta. Tojino dokumi-yaku datta jijowa, shinkeio yararete, imamo te-ashiga ugokanai.”
Jinshi “Food cooked for the concubine changes hands a few times before being brought here. It’s possible for it to be poisoned during that process. In fact, when Concubine Gyokuyou became pregnant, her food was poisoned at least twice. The taster back then received nerve damage and still can’t move her hands or feet.”
猫猫(…なるほど。それで、侍女たちは同情を…)
Maomao (…Naruhodo. Sorede jijo-tachiwa dojo’o…)
Maomao (I see. That’s why the others were sympathetic to me.”
紅娘「それでは…どうぞ。」
Hon’nyan “Soredewa… dozo.”
Hongniang “So… Here you go.”
猫猫(この器……。色味に異常なし。匂いなし。しびれもない。)「それらしい毒はありません。」
Maomao (Kono utsuwa… Iromini ijo-nashi. Nioi nashi. Shibiremo nai.) “Sore-rashii dokuwa arimasen.”
Maomao (These bowls… No suspicious colors. Or scents. No numbness.) “I can’t detect any poison here.”
猫猫(花街の家にいた頃は、実験と称し、腕でいろいろと試してきた。)
Maomao (Hana-machino ieni ita korowa, jikkento shoshi, udede iro-iroto tameshite kita.)
Maomao (Back when I lived by the brothels, I ran a lot of experiments on my arm.)
ーーーーー
羅門「マッドサイエンティスト」
Ruomen “Maddo saientisuto.”
Luomen “Mad scientist.”
ーーーーー
猫猫(少しずつ毒に体を慣らしてきたから、多くの毒が効かなくなっている。正直、自分は毒見役には向かない。でも、この役職はある意味、幸運だったな…)
Maomao (Sukoshizutsu dokuni karadao narashite kita-kara, ookuno dokuga kikanaku natte-iru. Shojiki, jibunwa dokumi-yaku-niwa mukanai. Demo, kono yakushokuwa aru-imi koun dattana…)
Maomao (I’ve gradually trained my body against poisons, so many of them have no effect on me. To be honest, detecting poison isn’t suited for me. But in a way, I’m lucky to get this job.”
壬氏「…笑ってる…」
Jinshi “Waratteru…”
Jinshi “She’s laughing…”
ーーーーー
猫猫「皿は、毒に反応しやすい銀製のものに替えた方がよろしいかと思います」
Maomao “Sarawa, dokuni hanno-shiyasui gin-seino mononi kaeta hoga yoroshiikato omoimasu.”
Maomao “I think you should switch to silver plates. Those react to poisons.”
紅娘「壬氏様の言ったとおりね。わざと陶器を使ったの。あなたを試すためにね」
Hon’nyan “Jinshi-samano itta toorine. Wazato tokio tsukattano. Anatao tamesu tamenine.”
Hongniang “It’s like Master Jinshi said. We used ceramics on purpose to test you.”
猫猫(げっ…あの男のたくらみか。)
Maomao (Ge… Ano otokono takuramika.)
Maomao (That was his idea!)
紅娘「まさに毒にも薬にもなる能力ね」
Hon’nyan “Masani doku-nimo kusuri-nimo naru noryokune.”
Hongniang “Your knowledge applies to both poisons and medicines, then.”
猫猫「薬屋を生業にしていましたので」
Maomao “Kusuriyao nariwaini shite imashita-node.”
Maomao “I used to work as an apothecary.”
紅娘「字が書けることも言っていれば、お給金はもっともらえたはずだけど…」
Hon’nyan “Jiga kakeru kotomo itte-ireba, okyukinwa motto moraeta hazu dakedo…”
Hongniang “If you’d mentioned that you’re literate, you would have gotten paid more.”
猫猫「さらわれて連れてこられたのに、今も人さらいどもに給金の一部が送られていると考えると、はらわたが煮えくり返ります」
Maomao “Sarawarete tsurete-korareta-noni, imamo hito-sarai-domoni kyukinno ichibuga okurarete-iruto kangaeruto, harawataga niekuri-kaerimasu.”
Maomao “I was kidnapped and brought here, and I’m incensed that part of my pay gets sent to the kidnappers.”
紅娘「つまり、自分の給金を減らしてでも、そいつらに酒代を与えたくないのね」
Hon’nyan “Tsumari, jibunno kyukin’o herashite-demo, soitsurani saka-daio ataetaku-nainone.”
Hongniang “So, you’d rather take less pay than give your kidnappers drinking money, hmm?”
猫猫「ん?…えっ。」
Maomao “N? …E.”
紅娘「あらら、結構高いのよ、これ。侍女のお給金じゃ払えないわ。これじゃ実家への仕送りもできない…むしろ、請求するくらいじゃないと」
Hon’nyan “Arara, kekko takai-noyo, kore. Jijono okyukinja haraenaiwa. Koreja jikka’eno shiokurimo dekinai… Mushiro seikyu-suru-kuraija naito.”
Hongniang “Goodness, this was quite expensive. You couldn’t afford it with your lady-in-waiting salary. How will you send money to your family? In fact, we might need to charge them.”
猫猫「…あっ。えー…申し訳ありません。仕送り分から差し引いてください。足りなければ、手持ちからも」
Maomao “…A. Ē… Moshiwake arimasen. Shiokuri-bun-kara sashi-hiite kudasai. Tarina-kereba, temochi-karamo.”
Maomao “Ah, I’m so sorry. Please take it out of the money to my family. If that’s not enough, from my savings, too.”
紅娘「ええ、手続きしておくわ。それと…毒見役の追加給金。危険手当よ」
Hon’nyan “Ee, tetsuzuki shite-okuwa. Soreto… dokumi-yakuno tsuika-kyukin. Kiken-teateyo.”
Hongniang “Yes. I’ll arrange the paperwork. By the way, here’s hazard pay for your food testing services.”
猫猫(給料と、ほぼ同額。人さらいたちに金が渡らない分、得をしたことになる。)
Maomao (Kyuryoto hobo dogaku. Hito-sarai-tachini kanega wataranai-bun, tokuo shita kotoni naru.)
Maomao (Almost equal to my regular salary… Since the kidnappers don’t get a cut of this, it all goes to me.)
猫猫「ありがとうございます」
Maomao “Arigato gozaimasu.”
Maomao “Thank you.”
猫猫(飴の使い方が、うまいことで……)
Maomao (Ameno tsukai-kataga umai kotode…)
Maomao (She knows how to motivate her workers.)
ーーーーー
桜花「いいから!いいから!」
Infa “Iikara! Iikara!”
Yinghua “Don’t worry about it!”
貴園「休んでて!」
Guien “Yasundete!”
Guiyuan “Rest for now.”
愛藍「もともと手は足りてるんだから」
Airan “Moto-moto tewa tariterun-dakara.”
Ailan “We’ve always been fully staffed.”
ーーーーー
猫猫(ぬわ~、暇だ!毒見役として呼ばれるのは、2回の食事と昼のお茶会。せっかく個室になったんだから、毒蛇でもいれば実験できるのに…)
Maomao (Nuwaaa, himada! Dokumi-yakuto-shite yobareru-nowa, ni-kaino shokujito hiruno ocha-kai. Sekkaku koshitsuni nattan-dakara, doku-hebi-demo ireba jikken dekiru-noni…)
Maomao (I’m bored! I only get called on as taster for two meals and the mid-day tea time. Now that I have my own room, if there was a venomous snake or something, I could experiment…”
紅娘「猫猫」
Hon’nyan “Maomao.”
Hongniang “Maomao”
猫猫「ブヒ」
Maomao “Buhi.”
Maomao (pig squeal)
ーーーーー
猫猫「お呼びでしょうか、玉葉様」
Maomao “Oyobi-deshoka, Gyokuyo-sama.”
Maomao “Did you need me, Lady Gyokuyou?”
玉葉妃「こちらの方がね」
Gyokuyo-hi “Kochirano katagane.”
Concubine Gyokuyou “He does, actually.”
壬氏「フフッ…」
Jinshi “Fufu…”
Jinshi (Smiling)
猫猫「げっ…」
Maomao “Ge…”
Maomao “Ugh.”
壬氏「なぜ、効かない…」
Jinshi “Naze kikanai…”
Jinshi “Why doesn’t this work on her?”
壬氏「フフッ」
Jinshi “Fufu.”
Jinshi (Smiling again)
3人「きゃー!」
San-nin “Kyā!”
Three ladies (shout of joy)
猫猫「うううっ…」
Maomao “Uuu…”
猫猫「今日は何のご用でしょうか?」
Maomao “Kyowa nanno goyo-deshoka?”
Maomao “How may I serve you today?”
壬氏「ある武官からもらったものなんだが、味見してくれないか?」
Jinshi “Aru bukan-kara moratta mono nandaga, ajimi shite kurenaika?”
Jinshi “I received these from a certain military officer. Can you taste them?”
猫猫「包子(パオズ)…。あ…催淫剤入りですね」
Maomao “Paozu… A… Sai’in-zai iri desune.”
Maomao “Baozi buns… It has an aphrodisiac in it.”
壬氏「食べなくても分かるのか?」
Jinshi “Tabenakutemo wakaru-noka?”
Jinshi “You can tell without eating it?”
猫猫「健康に害はないので、おいしくいただいてください」
Maomao “Kenkoni gaiwa nai-node, oishiku itadaite kudasai.”
Maomao “It’s not harmful. Please feel free to enjoy them.”
壬氏「もらった相手を考えると、素直に食べられないもんだろ」
Jinshi “Moratta aiteo kangaeruto, sunaoni taberare-nai mondaro.”
Jinshi “Given who I received these from, I can’t do that.”
猫猫「今晩あたり、そのお相手から訪問があるかもしれませんね」
Maomao “Konban-atari, sono oaite-kara homonga aru-kamo shiremasenne.”
Maomao “Perhaps that person might visit you tonight.”
壬氏「なんだ、匂いで分かるのか…」
Jinshi “Nanda, nioide wakaru-noka…”
Jinshi “Hmm. So you can tell by the smell alone?”
猫猫「こ…この男、まさか催淫剤入りと知ってて食べさせようと?」
Maomao “Ko…Kono otoko, masaka sai’in-zai irito shittete tabesase-yoto?”
Maomao “Did this guy try to make me eat one knowing they have an aphrodisiac in them?!”
壬氏「もう一つ、お前に聞きたい件がある」
Jinshi “Mo hitotsu, omaeni kikitai kenga aru.”
Jinshi “I had one more question for you.”
猫猫「はあ… なんでしょう?」
Maomao “Haa… Nandesho?”
Maomao “Yes, what is it?”
壬氏「先日、遠征に出ていた異民族の討伐部隊が毒を盛られた」
Jinshi “Senjitsu, enseini deteita iminzokuno tobatsu-butaiga dokuo morareta.”
Jinshi “A squad of soldiers on a mission to attack some barbarians was poisoned the other day.
猫猫「毒?」
Maomao “Doku?”
Maomao “Poisoned?”
壬氏「食事をとった多くの兵士が、吐き気や呼吸困難を訴え、気分を害する者が出たという」
Jinshi “Shokujio totta ookuno heishiga, hakikeya kokyu-kon’nan’o uttae, kibun’o gaisuru monoga detato iu.”
Jinshi “Yes. Several fell ill after a meal. They reported nausea, difficulty breathing, and other ailments.”
猫猫「吐き気や呼吸困難ですか…」
Maomao “Hakikeya kokyu-kon’nan desuka…”
Maomao “Nausea and difficulty breathing…”
壬氏「食事は近隣の村で作られた。異民族に与したとして村長を捕らえたが、とある武官がその場を鎮め、処分は保留となっている」
Jinshi “Shokujiwa kinrin’no murade tsukurareta. Iminzokuni kumishitato-shite soncho’o toraetaga, toaru bukanga sono bao shizume, shobunwa horyuto natte-iru.”
Jinshi “The meal was prepared in a nearby village. They arrested the village leader for assisting the barbarians, but an officer diffused the situation, and has put the decision on hold.”
猫猫(普通に考えると、村民が毒を盛ったということになるけれど…)
Maomao (Futsuni kangaeruto, son-minga dokuo mottato iu kotoni naru-keredo…)
Maomao (It would be natural to assume the villagers poisoned the soldiers, but…)
猫猫「あっ…壬氏様、食事はどこでとったんでしょうか?」
Maomao “A… Jinshi-sama, shokujiwa dokode tottan-deshoka?”
Maomao “Master Jinshi, where were they eating?”
壬氏「野営だから、外だろう」
Jinshi “Yaei-dakara, soto daro.”
Jinshi “They were at camp, so they likely ate outside.”
猫猫「器や箸、さじなども村民が用意を?」
Maomao “Utsuwaya hashi, saji nadomo son-minga yoi’o?”
Maomao “Did the villagers provide the plates and chopsticks?”
壬氏「いや、兵士たちがその場で用意したはずだが…何か気づいたのか?」
Jinshi “Iya, heishi-tachiga sono bade yoi shita-hazu-daga… Nanika kizuita-noka?”
Jinshi “No, the soldiers should have provided their own. Did you notice something?”
猫猫「一つの意見としてお話させていただきます。この花は、石楠花といいます」
Maomao “Hitotsuno ikento-shite ohanashi sasete itadaki-masu. Kono hanawa shakunage to iimasu.”
Maomao “This is just my opinion. Let me share something. This flower is a rhododendron.”
玉葉妃「おいしいの?」
Gyokuyo-hi “Oishiino?”
Concubine Gyokuyou “Does it taste good?”
猫猫「いえ、摂取すると吐き気や呼吸困難を起こします。」
Maomao “Ie, sesshu suruto hakikeya kokyu-kon’nan’o okoshi-masu.”
Maomao “No, eating it causes nausea and difficulty breathing.”
壬氏「おい!」
Jinshi “Oi!”
Jinshi “Hey!!”
猫猫「このように、後宮内にも毒を持つ植物はあります。これは葉に毒がありますが、枝や根に毒があるものもあり、中には生木を燃やすだけで毒になるものも…」
Maomao “Kono-yoni, kokyu-nai-nimo dokuo motsu shokubutsuwa arimasu. Korewa hani dokuga arimasuga, edaya neni dokuga aru-monomo ari, naka-niwa namakio moyasu-dakede dokuni naru monomo…”
Maomao “As you see, even the rear palace has plants with poison in them. This one has poison in the leaves, but some have poison in the branches or roots. Some wood can even emit poison when burned.”
玉葉妃「燃やすだけで?」
Gyokuyo-hi “Moyasu dakede?”
Concubine Gyokuyou “When burned…?”
壬氏「あっ……なるほど」
Jinshi “A……Naruhodo.”
Jinshi “I see.”
猫猫「聡明な武官がいて幸いでした。村一つが、なくならずに済んだのですから」
Maomao “Someina bukanga ite saiwai deshita. Mura hitotsuga nakunara-zuni sundano-desukara.”
Maomao “It’s fortune that the bright officer was there. We could have lost a whole village.”
壬氏「うむ」
Jinshi “Umu.”
Jinshi “Yes.”
猫猫「ご用が済みましたなら、これで」
Maomao “Goyoga sumi-mashita-nara, korede.”
Maomao “If that’s all, I’ll take my leave.”
壬氏「いや、待て」
Jinshi “Iya, mate.”
Jinshi “No, wait.”
猫猫「まだ何か?」
Maomao “Mada nanika?”
Maomao “Is there more?”
壬氏「媚薬を作ってくれないか?」
Jinshi “Biyakuo tsukutte kurenaika?”
Jinshi “Can you make an aphrodisiac?”
猫猫「ん?作る…つまり…はわわわ…調薬!」
Maomao “N? Tsukuru… Tsumari… Hawawawa… Choyaku!”
Maomao “Make? You mean…Making drugs?!”
猫猫「時間と材料と道具さえあれば、それに準ずるものなら作れます。」
Maomao “Jikanto zairyoto dogu-sae areba, soreni junzuru-mono-nara tsukure-masu.”
Maomao “Given time, the proper ingredients, and the right tools, I could make something like that.”
ーーーーー
中級妃「壬氏様、どちらへ?」
Chukyu-hi “Jinshi-sama, dochira’e?”
Mid-ranking concubine “Master Jinshi, where are you headed?”
壬氏「執務室へ戻るところです。何か用でも?」
Jinshi “Shitsumu-shitsu’e modoru tokoro desu. Nanika yo-demo?”
Jinshi “I’m returning to my office. May I help you?”
中級妃「いえ、あの…部屋でお茶でも…」
Chukyu-hi “Ie, ano… Heyade ocha demo…”
Mid-ranking concubine “I was wondering if you’d have tea in my room…”
壬氏「あいにく、仕事が残っていますので、失礼します。」
Jinshi “Ainiku, shigotoga nokotte-imasunode, shitsurei shimasu.”
Jinshi “Unfortunately, I have much work to attend to. Please excuse me.”
高順「女官たちは、気づいていないのでしょうね。壬氏様が、主上への忠誠をはかる、試金石であると」
Gaoshun “Nyokan-tachiwa kizuite-inaino-deshone. Jinshi-samaga shujo’eno chuseio hakaru, shikin-seki de-aruto.”
Gaoshun “The servants must not be aware that Master Jinshi serves as a test of their loyalty to the emperor.”
壬氏「帝のお通いがないからと、他の男を寝所に引き入れようなど、不心得も甚だしい」
Jinshi “Mikadono okayoiga nai-karato, hokano otoko’o shinjoni hiki-ireyo-nado, fukokoroemo hanahadashii.”
Jinshi “Just because the emperor does not visit her, she shouldn’t try and lure other men to her room. What an indiscretion.”
高順「ええ、まったく」
Gaoshun “Ee, mattaku.”
Gaoshun “Indeed.”
壬氏「妃は、美しいだけ、教養があるだけでは足りない。帝に対しての忠誠心、貞操観念が必要だ。」
Jinshi “Kisakiwa, utsukushii-dake, kyoyoga aru-dake-dewa tarinai. Mikadoni taishiteno chusei-shin, teiso-kan’nenga hitsuyoda.”
Jinshi “A concubine cannot simply be beautiful or well-educated. They must be loyal to the emperor, and be chaste.”
高順「それを見極めるために壬氏様を後宮に置き、美しさを利用するとは…主上も酷なことを…」
Gaoshun “Soreo mikiwameru-tameni Jinshi-samao kokyuni oki, utsukushisao riyo-suru-towa… Shujomo kokuna koto’o…”
Gaoshun “But to place you in the rear palace and use your beauty as a test… Our emperor can be quite severe at times.”
壬氏「使えるものは使うさ。だが…自分を欲情の相手にしないばかりか、あんな目で…」
Jinshi “Tsukaeru-monowa tsukausa. Daga… jibun’o yokujono aiteni shinai-bakarika, anna mede…”
Jinshi “We all use whatever is available to us. But… Not only does she feel no lust for me, but that look…”
ーーーーー
猫猫「じと~…」
Maomao “Jitooo…”
Maomao “Glare…”
ーーーーー
壬氏(あんな軽蔑した目で見られたのは、初めてだ…)
Jinshi (Anna keibetsu-shita mede mirareta-nowa, hajimeteda…)
Jinshi (I’ve never been so harshly looked down on in my life.)
高順「では、私は失礼します」
Gaoshun “Dewa, watashiwa shitsurei shimasu.”
Gaoshun “Well then, I will take my leave.”
ーーーーー
猫猫「今晩あたり、訪問が…」
Maomao “Konban-atari, homonga…”
Maomao “Perhaps that person might visit you tonight… Tonight… Tonight…”
ーーーーー
猫猫「それでは、いってきます」
Maomao “Soredewa itte-kimasu.”
Maomao “I’m leaving now.”
紅娘「ええ、頑張ってね」
Hon’nyan “Ee, ganbattene.”
Hongniang “Good luck.”
猫猫「はい!」
Maomao “Hai!”
Maomao “Yes!”
ーーーーー
猫猫「失礼します!」
Maomao “Shitsurei shimasu!”
Maomao “Pardon me.”
猫猫(やぶ医者と…)
Maomao (Yabu-ishato…)
Maomao (The quack doctor, and…)
高順「猫猫様。改めまして、高順と申します。普段は壬氏様の付き人をしています。以後、お見知りおきを」
Gaoshun “Maomao-sama. Aratame-mashite, Gaoshunto moshimasu. Fudanwa Jinshi-samano tsuki-bito’o shite-imasu. Igo, omishiri-okio.”
Gaoshun “Miss Maomao. Let me reintroduce myself. I am Gaoshun. I’m Master Jinshi’s assistant. Pleased to make your acquaintance.”
猫猫「どうも」(あれの付き人は大変そうだな…)
Maomao “Domo.” (Areno tsuki-bitowa taihen-sodana…)
Maomao “Hello.” (It can’t be easy assisting that guy.)
やぶ医者「なんで侍女が…勝手に私のテリトリーに入って…」
Yabu Isha “Nande jijoga… katteni watashino teritorīni haitte…”
Quack Doctor “What is this servant girl, doing in my terrirory?”
高順「こちらへどうぞ」
Gaoshun “Kochirae dozo.”
Gaoshun “This way, please.”
高順「ここにあるものは、自由に使っていいと言われています」
Gaoshun “Kokoni aru-monowa, jiyuni tsukatte iito iwarete-imasu.”
Gaoshun “I have been told you may use anything in this room.”
猫猫「わあっ… ハハハッ アハ~ッ アハハッ アハハッ アハハッ」
Maomao “Waa… Hahaha… Ahaaa… Ahaha Ahaha Ahaha”
壬氏「それは呪いの舞か何かか?」
Jinshi “Sorewa noroino maika nanikaka?”
Jinshi “Is that some sort of cursed dance?”
猫猫「ハア~ あっ…」
Maomao “Haaaa… A…”
猫猫(こうして紙をふんだんに使えるのは贅沢だな)
Maomao (Koshite kamio fundanni tsukaeru-nowa zeitaku-dana.)
Maomao (What a luxury, being able to use paper so freely.”
猫猫「えっと、あとは…ん…」
Maomao “Etto, atowa… N…”
Maomao “And also, I need…”
高順「あちら、ですね」
Gaoshun “Achira, desune.”
Gaoshun “Over there?”
猫猫(よく気が付くな… それに比べて、主人は…)
Maomao (Yoku kiga tsukuna… Soreni kurabete shujinwa…)
Maomao (He’s really quick to notice things. Compared to his master…)
猫猫(何もしないなら、どこか行けよ)
Maomao (Nanimo shinai-nara, dokoka ikeyo.)
Maomao (If you’re not going to do anything, just go away.)
高順「どうぞ」
Gaoshun “Dozo.”
Gaoshun “Here you are.”
猫猫「あっ…ありがとうございます。あ…足りない」
Maomao “A… Arigato gozaimasu. A… Tarinai.”
Maomao “Thank you. That’s not enough…”
壬氏「これは何だ?」
Jinshi “Korewa nanda?”
Jinshi “What’s this?”
猫猫「可可阿(カカオ)です」
Maomao “Kakao desu.”
Maomao “It’s cacao.”
壬氏「足りないなら、用意すればいいだけのことだ」
Jinshi “Tarinai-nara, yoi-sureba ii dakeno kotoda.”
Jinshi “If you need more, we’ll simply find more.”
猫猫「でも、西の…さらに南方で採れるものですよ」
Maomao “Demo, nishino… sarani nanpode toreru mono desuyo.”
Maomao “But it’s from the West, and the far southern region, too.”
壬氏「交易品を探せば、見つかるだろう」
Jinshi “Koeki-hin’o sagaseba, mitsukaru daro.”
Jinshi “I’m sure there’s more in the trading goods storage.”
ーーーーー
猫猫(牛乳とバター、砂糖、蜂蜜と粉末のカカオ。これだけあれば十分だ)
Maomao (Gyunyuto batā, sato, hachi-mitsuto funmatsuno kakao. Koredake areba jubunda.)
Maomao (Milk, butter, sugar, honey, and powdered cacao. That should be enough.)
桜花「高級品ばかりね」
Infa “Kokyu-hin bakarine.”
Yinghua “All expensive ingredients.”
愛藍「いったい何を作るのかしら?」
Airan “Ittai nanio tsukuruno-kashira?”
Ailan “I wonder what she’s making?”
貴園「おやつじゃない?」
Guien “Oyatsuja nai?”
Guiyuan “A snack, maybe?”
紅娘「あなたたち、何してるの?仕事に戻りなさい!」
Hon’nyan “Anata-tachi, nani shiteruno? Shigotoni modori-nasai!”
Hongniang “What are you all doing? Get back to work!”
3人「ごめんなさ~い!」
San-nin “Gomen-nasaaai!”
Three ladies “We’re sorry!”
紅娘「もう…」
Hon’nyan “Mo…”
Hongniang “Goodness.”
猫猫「いよいよ媚薬の調薬!」
Maomao “Iyo-iyo biyakuno choyaku!”
Maomao “Now to actually make the aphrodisiac!”
猫猫(一度だけ、カカオを食べたことがある)
Maomao (Ichido-dake, kakao’o tabeta kotoga aru.)
Maomao (I had a taste of cacao just once in the past.”
ーーーーー
梅梅「チョコレートっていうの。猫猫、あ~ん……猫猫?」
Meimei “Chokorētotte iuno. Maomao, aaan……Maomao?”
Meimei “This is called “chocolate”. Say “ah”, Maomao.…Maomao?!”
ーーーーー
猫猫(よこしまな客が、売れっ子妓女の歓心を買うために渡したが、残念ながら、やり手婆に出禁を食らう羽目になった。)
Maomao (Yokoshimana kyakuga urekko-gijono kanshin’o kau-tameni watashitaga, zan’nen-nagara, Yarite-Babaani dekin’o kurau-hameni natta.)
Maomao (Perhaps a malicious customer wanted to get a popular courtesan’s attention. Unfortunately for him, he got banned by the shrewd old lady.)
猫猫「これでよし。冷やして…フゥ…あとは固まるのを待つだけだ。…少し余ったな。あっ、そうだ。ほほほほ…
とととっ。これなら冷やす必要もないか。フゥ…さっ、洗い物でもするかな。」
Maomao “Korede yoshi. Hiyashite… Fuu… Atowa katamaruno’o matsu dakeda. …Sukoshi amattana. A, soda. Hohohoho… Tototo. Korenara hiyatsu hitsuyomo naika. Fuu… Sa, arai-mono-demo surukana.”
Maomao “Looks good. There. Now I just cool it and wait for it to harden. I have a bit left over.  Oh, I know. This probably doesn’t need to be cooled. I guess I should clean up now.”
ーーーーー
猫猫「ん?えっ、薬草?あれは!ここにも!あそこにも!」
Maomao “N? E, yakuso? Arewa! Koko-nimo! Asoko-nimo!”
Maomao “Wait, medicinal herbs?! There too?! And over there!”
猫猫「ハッ。夢中になりすぎた」
Maomao “Ha. Muchuni nari-sugita.”
Maomao “Oops, I got a little carried away.”
ーーーーー
猫猫「遅くなりました!え…えっ?!はえ…」
Maomao “Osoku narimashita! E…E?! Hae…”
Maomao “Sorry for the delay!”
壬氏「ハァ…とりあえず効力は分かった」
Jinshi “Haa… Toriaezu koryokuwa wakatta.”
Jinshi “At least we know it works.”
猫猫「ハハ…」
Maomao “Haha…”
紅娘「で、どういうことなの?!」
Hon’nyan “De, doiu koto nano?!”
Hongniang “So, what’s going on?!“
猫猫「どうと言われましても…。大丈夫です。未遂…イタッ」
Maomao “Doto iware-mashitemo… Daijobu desu. Misui― Ita.”
Maomao “Well, it is what it is… It’s fine, they didn’t go all the way… Ow!”
玉葉妃「これが例の媚薬なの?」
Gyokuyo-hi “Korega reino biyaku nano?”
Concubine Gyokuyou “So, this is the aphrodisiac?”
猫猫「いいえ、お渡しするのは、こちらです。」
Maomao “Iie, owatashi suru-nowa kochira desu.”
Maomao “No, this is.”
壬氏「じゃあ、こっちは何なんだ?」
Jinshi “Jaa, kocchiwa nan-nanda?”
Jinshi “Then what are the other ones?”
猫猫「私の夜食です」
Maomao “Watashino yashoku desu.”
Maomao “A midnight snack for myself.”
玉葉妃・壬氏「え…!」
Gyokuyo-hi & Jinshi “E…!”
猫猫「酒や刺激物に慣れていると、効き目はそれほどありません。」
Maomao “Sakeya shigeki-butsuni narete iruto, kikimewa sore-hodo arimasen.”
Maomao “If you are used to alcohol and other stimulants, it won’t have that much of an effect.”
壬氏「ほう、ということは私が食べても問題ないのか」
Jinshi “Ho, to-iukotowa, watashiga tabetemo mondai nainoka.”
Jinshi “Oh, so it won’t be a problem if I ate it?”
紅娘&高順「それはおやめください!!!」
Hon’nyan & Gaoshun “Sorewa oyame kudasai!!!”
Hongniang & Gaoshun “Please don’t do that!!!”
玉葉妃「アハハハハッ…」
Gyokuyo-hi “Ahahahaha…”
壬氏「ハハッ、冗談だ」
Jinshi “Haha, jodanda.”
Jinshi “Haha, just joking.”
猫猫(寵妃の前で、なんて不届きな発言なんだ…けど、万が一、あの顔が頬を染めながら迫ってきたら…男女問わず、理性のタガが外れかねないだろうな…顔だけは無駄にいいから…)
Maomao (Chohino maede, nante futodokina hatsugen nanda… Kedo, manga-ichi, ano kaoga hoho’o some-nagara sematte kitara… Danjo-towazu, riseino tagaga hazure-kanenai-darona… Kao-dakewa mudani iikara…)
Maomao (What a reprehensible joke to make in front of the emperor’s concubine. But if he approached someone with an impassioned blush on that face… It’d immediately captivate any person, male or female. He does have a great face, after all.”
猫猫「効き目が強いので、ひと粒ずつを目安に。食べ過ぎると血が回りすぎて、鼻血が出ると思いますので」
Maomao “Kikimega tsuyoi-node, hito-tsubu-zutsuo meyasuni. Tabe-sugiruto chiga mawari-sugite, hanajiga deruto omoimasu-node.”
Maomao “It’s quite strong, so please limit it to one piece at a time. Too many could excessively increase blood flow and cause nosebleeds.
玉葉妃「今度、帝のために作ってもらおうかしら?マンネリ防止に」
Gyokuyo-hi “Kondo, mikadono tameni tsukutte morao-kashira? Manneri-boshini.”
Concubine Gyokuyou “Maybe you can make some for the emperor, to avoid things getting too dull.”
猫猫「いつもの強壮剤の3倍は効くと思いますけど…」
Maomao “Itsumono kyosozaino san-baiwa kikuto omoimasu-kedo…”
Maomao “It should be around three times more potent than the usual tonic.”
玉葉妃「あ…3倍… 持続のほうかしら?」
Gyokuyo-hi “A… San-bai… Jizokuno-ho kashira?”
Concubine Gyokuyo “Three times? Does she mean duration…?”
猫猫(聞こえなかったことにしよう)
Maomao (Kikoe-nakatta-kotoni shiyo.)
Maomao (Let’s pretend I didn’t hear that.)
猫猫「それから、使用するのは、意中の相手と二人きりの時にしてください。」
Maomao “Sorekara, shiyo-suru-nowa ichuno aiteto futari-kirino tokini shite kudasai.”
Maomao “Also please only use it when you are alone with the person in mind.”
壬氏「そうか」
Jinshi “Soka.”
Jinshi “I see.”
玉葉妃「あ…それでは、私もこれで失礼します」
Gyokuyo-hi “A… Soredewa, watashimo korede shitsurei shimasu.”
Concubine Gyokuyou “Well, I’ll take my leave now.”
紅娘「あの子、薬を作れるんですね」
Hon’nyan “Ano ko, kusurio tsukurerun-desune.”
Hongniang “So she can make drugs?”
玉葉妃「頼もしいわね」
Gyokuyo-hi “Tanomoshii-wane.”
Concubine Gyokuyou “How reliable.”
猫猫「ふぅ…やっと終わった」
Maomao “Fuu… Yatto owatta.”
Maomao “It’s finally over.”
壬氏「手を煩わせたな…ありがとう」
Jinshi “Teo wazurawasetana… Arigato.”
Jinshi “Good work… Thank you.”
猫猫「…なるほど。被害者が出なければいいけど」
Maomao “…Naruhodo. Higaishaga dena-kereba iikedo.”
Maomao “I see. I hope there aren’t any victims.”
ーーーーー
侍女「…ヒッ…」
Jijo “…Hi…”
(Continue to episode 3)
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