#このブログ記事は呪われています!!!呪われた、と僕は言います!!
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my japanese is not very good, but here is my attempt to translate a playlist's songs' titles! the genre is "ambient dnb"
僕の日本語はあまり上手ではありませんが、このプレイリストの曲のタイトルを翻訳してみました! ジャンルは「ambient dnb」です、「ambient dnb」を大まかに訳すと「環境ドラムンベース」となります。
playlist: "ambient dnb mix.exe" by korroDD
プレイリスト: koroDD(コロディディ)の「環境ドラムンベースミックス.exe」
注: この Web サイトが役立つかもしれません! jisho.org
note: this website might help you understand better! jisho.org
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TRACKLIST:
"Chrysalis" by Purity Filter
"Ecifircas" by Sewerslvt
"GENESIS" by Nedaj
"SR20DET" by Blksmiith
"LET U GO" by Nedaj
"Fleeting Frozen Heart" by Xxtarlit⚸
"FINAL FANTASY" by black balloons
"Whole Ride" by Nova, Hiko Momoji, Nosgov
"Cyberia Lyr1" by Sewerslvt (Midbooze Remix)
"Lost In Cyberspace" by Downhill2k01
"popipo00" by AKIBA
"DRUGS IN HER ROOM" by Yabujin
"Final wish" by ooxygen
"Final wish, Pt. 2" by ooxygen
トラックリスト:
1.
曲名:蛹
説明:「Chrysalis」は「蛹」の意味です。
作曲:「純度フィルター」 (もしかしたら「純度のフィルター」?)
説明:「Purity」には複数の異なる意味があります。(「Filter」も同様です。)曲名の理由がわかりません、僕はただ推測しているだけです。僕は「purity」を「純度」と訳しました、僕は「filter」を「フィルター」と訳しました。
2.
曲名:イセギ
説明:「イセギ」を逆さにすると「ギセイ」になります。 (英語の原題は「sacrifice」を逆にしたものです。) 「ギセイ」は「犠牲」のカタカナです。 「犠牲」は「犠牲」と訳されます。それは理にかなっていますか?
作曲:下水道パンコ
説明:この投稿を読んでください〜!
3.
曲名:創世
説明:「創世」は「創世記」から来ています。 英語では「The Book of Genesis」と呼ばれます。 「Genesis」とは何かの始まりを意味します。 この場合、それは世界の創造を指します。
作曲:ネダージ (Nedaj)
説明:「Nedaj」って外国の名前のような気がしますが…?しかし、それがどこから来たのかという証拠は見つかりません。 thearabicnames.com によると、「Nedaj」は「熟した果物」を意味するファーストネームです。 「نداج」と書きます。 (「Nedaj」は「Jaden」を逆から見たものでもあり、Jaden はアメリカのファーストネームです。)
4.
曲名:SR20DET
説明:「SR20DET」はガソリンエンジンの一種です。
作曲:カ���ι″ゃ
説明:「カゝι″ゃ」はギャル文字の「かじや」です。 「かじや」は「鍛冶屋」のひらがなです。 「鍛屋冶」とは英語で「blacksmith」を意味します。 「blksmiith」は「blacksmith」の意図的なス���ルミスです。それで、これを再現するために、「鍛冶屋」のスペルを間違えてみましたが、それでも読めるようにしました。
5.
曲名:あなたを手放す
説明:「あなたを手放す」は「let you go」の私の最良の翻訳であり、「LET U GO」の正しい綴りです。 「U」はインターネット上の「YOU」を表すスラングです。
作曲:ネダージ (Nedaj)
説明:3番を見てください!
6.
曲名:儚く凍りついた心
説明:これは「儚い凍てつく心」の僕の最高の翻訳にすぎません。
作曲:X星空⚸
説明:やれやれ、行きましょう。「星空」は「starlit」とほぼ同じです。 (「Starlit」とは「星の光に照らされる」という意味です。)「X」は、インターネットのユーザー名でよく使用される無意味な記号です。この名前では、「starlit」の「s」が「x」に置き換えられます。 (見た目がカッコいいからかもしれませんね!)どうやら「⚸」は「リリス」とも呼ばれる「黒い月」を表す記号だそうです。私はこれまで見たことがなかったので、作曲家は単に見た目がクールだったからそれを選んだのだと思います。
7.
曲名:「最後の幻想」、直訳すると「ファイナルファンタジー」
説明:「FINAL FANTASY」は「最後の幻想」と訳されますが、おそらくゲームシリーズ(「ファイナルファンタジー」と書かれています)への言及である可能性が高いです。
作曲:黒い風船
説明:これは「black balloons」の私の最高の翻訳です。英語でもあまり意味がありません。
8.
曲名:乗車全体
説明:これは私の「Whole Ride」の最高の翻訳です。英語でも変な曲名ですね。
作曲:ノバ、ヒコ・モモジ、ノズゴブ
説明:僕にはただの名前のように見えます!ただし、「ヒコ・モモジ」が日本人の名前かどうかはわかりません。 もしそうなら、どんな漢字が使われているのか分かりません。
9.
曲名:「サイベリア層1」ですが、「サイベリアレイヤー1」でも構いません
説明:「サイベリア」は『Serial Experiments Lain』に登場するクラブの名前です。 「Layer 1」は文字通り「レイヤー 1」と読みますが、「レイヤー」には複数の異なる意味があります。 このために僕は「地獄の層」に似た意味を選びました、それが僕にそれを思い出させたからです。
作曲:下水道パンコ、中酒
説明:「Sewerslvt」の意味については、この投稿をご覧ください。「Midbooze」とは、英語の接頭語「mid-」と英語の単語「booze」を組み合わせた造語です。「Booze」は「酒」を意味する非公式の俗語です。「Mid-」は何かの���ん中、または中間点付近にあることを意味します。つまり、合わせて「中点の酒」ということになります。 (英語でもあまり意味がありません。かっこいいユーザー名ですが!)
10.
曲名:サイバー空間で迷った
説明:「サイバー空間」は、「cyberspace」を翻訳する私の最善の試みです。 「Cyberspace」というのはインターネットを物理的に想像したものだと思うのですが…? 少なくとも、それが僕の解釈です。「Lost In Cyberspace」を直訳すると「サイバー空間で迷った」になります。 (つまり、僕が正しく翻訳した場合です。)
作曲:下り坂2001年
説明:「Downhill」は「下り坂」。「2k01」は 2001 年を表すスラングです。じゃーん!!
11.
曲名:ぽっぴっぽー00
説明:英語では、「ポピポ」はその1つの初音ミクの歌のみを指します。なぜ作曲者が曲名の末尾に「00」を付けたのかはわかりません。 ファイル名のように聞こえるようにするためでしょうか? 「Breakcore」と「DnB」のプロデューサーは、物事をデジタル的に見せることを好みます。
作曲:アキバ
説明:「アキバ」とは英語で何の意味も無く、単に秋葉原の愛称を指します。 この名前はそれを指していると思いますか? 最近のインディーズエレクトロニックアーティストの多くはアニメが好きです。 彼らは曲の中でアニメのオーディオクリップを使用しています。
12.
曲名:彼女の部屋にある薬物
説明:「Drugs」は通常、医薬品だけでなく違法薬物を指しますので、「薬物」と訳しました。 このタイトルが意味を成すことを願っています。 それは、寝室に違法薬物を持っている女の子がいるということを伝えるためのものです。
作曲:ヤブジン
説明:「ヤブジン」には特に意味はないと思います。 (間違っていたらごめんなさい。)西洋のアニメファンの多くは、日本っぽいものを選んで、それをオンライン名として使用することを好みます。
13.
曲名:最後の願い
説明:「Final wish」とは、通常、誰かが死ぬ前に最後の願いを意味します。
作曲:酸素う
説明:「Oxygen」は英語で酸素を意味しますが、先頭に「O」が余分に付いています。 (母音が長くなります。) そこで、「酸素」を「酸素う」と書き、母音を長くしました。
14.
曲名:最後の願いその2
説明:「最後の願い」の後編です。
作曲:酸素う
説明:13番を見てください!
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さて、終わりました!なんとも疲れる =_=
Google 翻訳を多用したので、間違いがあれば遠慮なく修正してください。 英語は私の母国語で、日本語はまだ勉強中なので、完璧な文章は期待しないでくださいwww
でも、これは本当に楽しかったです! いつかまたやりたいです〜
読んでいただきありがとうございます🙇♀️🙇♀️🙇♀️ 次回の投稿も楽しみにしていてください!!!
じゃあね〜
超てんちゃん♪
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ポケモンSV!🌸スグリがいっぱいコレクション編🫐
追記:幾分か読み易く再編集️しました📝🐱
👆おむらぁいすに貰ってた猫ミームミータマ(可愛い)
👆ダチ達と過ごす美しき日々(ワロタ)
拙者てゃ、けーちゃん、おむのイツメンすこすこ侍。
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おはこんハロチャオ! ᕲ(˳⊙̿͆˳)ᕳ みーくんです( ΦωΦ )
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おいッ‼️みー太郎テメェッ‼️忘れてねぇだろなァ⁉️😡👇
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👆覚えとるよ🐈⬛🎶 ホントォ?>😅
上記のような口約束は簡単に責任を作れる呪いの言葉なので迂闊に発しない方が身の為というのが今回の教訓です。ッてもスグリはやっぱり可愛いので久々に記事を書いてくぞ‼️ほぼ三ヶ月近く空けやがってよ‼️
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👆マジでこれといって特に見所が無いミー太郎VSスグリ戦(30秒録画を継ぎ接ぎしてるのでお見苦しくてスマソ)
さっそく完走した感想なんですけど僕はね、これでもちょっと重めの記事を書こうとしていたんです。藍の円盤がね、まぁ結構ね、重かったじゃないですか。スグリに感情移入が出来るか否かで大分その辺の受け取り方は変わって来るとは思うんですが。人によっては最悪ただの拗らせちゃった子で印象が終わってしまう場合すらある。
だからね一応、本当は真剣にド真面目な記事を書こうとしていたんです。していたんです。(過去形)
番外編を遊ぶ前までは。(キビキビ)
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番外編はキタカミが舞台として戻って来たのもあって、藍の円盤の補足でスグリ休学までの過程に対して匂わせ程度でも仄暗い話も来るかな?って身構えてたんですよね。とはいえ流石にスグリにスポット当たり過ぎかとも思ったので、あくまでメインはホームウェイ組で三人がスグリに助言してくれたりするのかな?とか。
したらね。唐突にギャグホラーが始まるもんだから温度差でブッ倒れたミー太郎はキタカミの公民館に用意された自室に戻り、畳の上に敷かれた質素であるが清潔な布団に潜り、瞼を閉じて深く深く考えた…
―…スグリ、俺らって本当に色々あったし…お前の事、俺なりに寄り添って沢山考えてみていたけど…―
畏まった堅苦しい言葉の羅列を並べる段階は、とうの昔に過ぎ去ったもので、そんなちんけな文字よりも今必要なのは前を向く事なのだ。スグリにも。俺にも。
スグリ、俺はさ…―――
お前が笑って明日を迎えてくれるなら、それで良いよ。
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感動の再会。挨拶がてら猫吸い宜しくスグリ吸い。髪型そのままなんかーい。
番外編はホームウェイ組メインかと思いきや割とガッツリとスグリが関わってて笑ってしまったが、そういや藍の円盤だと闇堕ちスグリとはそれなりに関わっていたものの光堕ちスグリとは一瞬しか絡めてなかったもんな…お前気づいたら失踪(休学)してたもんな…。
ここの掛け合いザ・少年漫画のようで大変◎‼️心做しかスグリも主人公に頼られて嬉しそうに見える!
前述でギャグホラーとは書いたものの、おばあちゃんのお餅催促のくだりとか要所要所では従来通り怖い演出を踏襲して来るのは流石ゲーフリ。子供泣くぞ。
特にお餅は「ひぐらしのなく頃に」のおはぎのくだりを思い出した平成生まれトレーナーは多かったのではないか。
tumblrで画像付きの記事を書いた事あるブロガーの皆様なら薄々この詰めッ詰めな画像見て察してらっしゃるかと思うのですが画像転載数がとうに上限の10枚超えてるのでもうこの記事は限界です。そんな…!🐣
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ホームウェイ組に触れれてなかったが、ペパ先は愛が重くて刺さる人には刺さった男だろうなと思うし、ネモちはヒソカネモちのままで実家のような安心感があったのと要所要所で育ちの良さが垣間見れたのがポイント高かったし、私的にMVPだったのはボタちゃんで主人公ん家のオヤツに駆け寄る程はしゃいでたり、礼儀が少々なってない場面でペパ先に窘められたりとメスガキ過ぎて可愛かったのでホームウェイ組で最初に特別講師に呼んだりしてました。ボタちゃんの特殊会話での主人公へのお礼もまた良いんだよ��(涙) まあ結局三人とも好きなんだが。
ゼイユは相変わらずおもしれーイイ女だったし番外編だと出番少なかったのが若干寂しかったが碧と藍で露出が多かったのでバランスとっての事かなと自己解釈。
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四天王とか更生スター団とか諸々書きたい事は沢山あるが記事内容がごっちゃになりそうなので割愛‼️
…するが、ブルベリ四天王についてはちょっと書く。僕はおタロとアカマツが特に好きです。おタロはキャラビジュ出た時点でもう好きだったんだが、アカマツ…!真っ直ぐで素直な少年に弱いのだ俺は…!!特にあの空気が最悪の状況下だったから一筋の光みたいに見えていた。
ギスギス四天王時代のカキツバタとスグリに対してのアカマツの 「 そーゆーの! マジで めんどくさいよ!!」 マジで好き。
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あとパルデア四天王の方だけど特別講師のポピーちゃんとの特殊会話可愛すぎない❓マジでオススメ。
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こっからメッチャ自己満なガチ余談&懺悔室✍️
癒しを求めて最近は某美少女ゲーってか所謂ブルアカってかブルーアーカイブにハマりまして、イラストが可愛い〜😻ので勿論キャラの可愛さも要因だが〝エデン条約〟というストーリー(序盤は良くある?美少女ものなんだけど中盤辺りから血を見る展開に…🙀)ととにかく各自BGMが良い‼️戦闘曲ガチで良い‼️(星カビのマルク好きな人はゴズ戦の曲を聴いてみてくれ多分絶対好き) 因みに僕は曲の良さから入った人間。
因みに嫁。(強い意志)
ンでね。久しぶりに(2年ぶりぐらい?)Xで新規垢動かしてるぐらいには絵の方ちょっと頑張ろうかなと思えてるので暫くブログの更新を休止します🙏
なので本当、そういやこんなブログあったな〜って思い出した時にでも立ち寄ってくれると嬉しいです😽💋💕あ、 イツメンはディスコまた声掛けると思うので不定期的に遊ぼうネ★🤪(なんて身勝手な野郎だ👹🔪)
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ここからが懺悔室。ちょっと恥ずいので敢えて改行無しで読みづらくしてます、すみません🙇♂️💧ブルスカ🦋の方に一瞬だけナポ男🍝垢で生息してました。支払い関係の都合で近々会員を抜けてしまう&自分が描くものに思うところがあり現在は更新停止してます。ポイピクにも同じ絵➕気に入らなくて消した絵載っけてますがブルスカにはポイピクのURLすら貼っていなかったと思うので一応、同一人物ですよ〜とだけ。推しを推す皆様に幸あれ!💐とはいえ描かなくなった=もう推してない&動画を見てないという訳でもなく、私生活内で使える時間的に全部は追えないので、どうしても摘み食い的にはなるうえ大昔から基本的に見る専なので陰ながら応援のスタイルにはなりますが、一視聴者は継続中。これは以前大変お世話になった界隈の船長♡🏴☠️や、FAは描いてないけど実は推してる界隈(🌈🕒のうづコウやTOP4ほかect)にも言える。実況やVの視聴は学生時代から継続しているものなので、表立ってFA描くことは無くなっても今後もずっと好きだろうなあ。
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ほなばいにゃら〜🌻🐈⬛ (2024/03/25)
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今年の8月末日、短編小説と音源がセットになった『JAGUAR』というZINEを制作した。200冊限定ナンバリング入りで、現時点(10/13)での在庫が30冊程度となった。ところが4月にリリースした『ほんまのきもち』と違って、本作についての感想がほとんど聞こえてこない。もちろん直接口頭、あるいはソーシャルメディアのダイレクトメッセージで読後感を伝えて下さった方々は沢山いる。しかし書評と呼べるものは実はいまのところ皆無に等しい。批評することを躊躇わせる斥力のようなものが作品に内包されていたのかもしれないと密かに勘繰ってみたりした。虚しかった。そこで、である。敢えてこの場を借りて、稀有で貴重な『JAGUAR』評を紹介しようと思い立つ。当ブログへの転載を快諾してくれた評者の方々にはとても感謝している。ほんまにありがとう。早速おふたりの素晴らしいレビューを読んで頂きたいのだが、いましばらく当方の四方山話にお付き合い下さい。
まず最初に『JAGUAR』という物語がかれこれ10年以上も前に執筆していたものであるということを前提に、すでに読んで下さった方々には当時の僕の意識混濁っぷりが窺い知れる内容になっていると思う。ビルメンテナンス会社の営業職に就いて忙殺される日々、精神と肉体が泥のように疲弊していくなかで書き上げた小説。大袈裟でなく、このままでは生きるという行為を自ら手放してしまうのではないかという危うい精神状態だったが、幸運にも当時に知ることができた偉大な哲学者、思想家、精神科医たちの言葉に背中を押され、結果的に今日まで生きのびた。以下に引用した名著の言葉たちが『JAGUAR』と僕を根底から支え、励まし、作品を世に放つ機会を与えてくれた訳だ。特に大気を裂く稲妻のように強烈な『千のプラトー』は、書かれている内容がわかるわからないというスノッブな価値観を遥かに超越した位置から自分を叱咤激励してくれた。こんなにぶっ飛んだ内容の読み物は他にないし、未読の方は絶対、ぜぇぇったいに読んでほしい。

小説は、自分の名も、自分が探しているものも、していることも、すべて忘れ、記憶喪失、運動失調症、緊張症となった登場人物、なすすべを知らない登場人物の冒険によって定義されてきた。(中略)。宮廷愛小説の騎士のすることといえば、自分の名前、自分がしていること、人が自分に言ったことを忘れることであり、どこに行くのか、誰に話しているのかも知らずに、たえず絶対的脱領土化の線を引き、またたえず道を失って立ち止まりブラック・ホールに転落することである。『千のプラトー』ドゥルーズ+ガタリ著

各人は、他者の世界の中での一客体であるばかりではなく、自分の世界の中で自分の体験や構成や行為がそこから生じるところの、時空間における一つの場所でもある。人は自分自身の視点をもった自分自身の中心である。そしてわれわれが見つけたいと思っているのは、まさに、他人と共有する状況において各人がもつところのパースペクティヴである。『狂気と家族』R.D.レイン/A.エスターソン著

私にはひとつ、ことばを≪見る≫という病気がある。ある風変わりな欲動があり、それは、願望がまちがった対象に向かうという点で倒錯的な欲動なのだが、そのせいで、本来なら単に聴くべきものが、私には一種の≪ヴィジョン≫として現れるのだ。(中略)。言語活動に関して、私は自分が幻視者で、また、のぞき見の倒錯者であるような気がしている。『彼自身によるロラン・バルト』ロラン・バルト著

そして小説版『JAGUAR』と一蓮托生の身である特級呪物、音源版『JAGUAR』については、僕が最も敬愛する女性DJにその制作を依頼した。マルコムXの演説を逆再生させたところから始まるMIXは、いくつかの世界線が交錯と混濁を繰り返し、正気と狂気の狭間を湿気をたっぷり含んだ低空飛行でかいくぐり、やがてひとつの景観ヘと辿り着くまでの過程をコラージュを交えた手法でドキュメントした、とんでもない内容に仕上がっている。揺るぎないベースライン、不意に降り注ぐ天啓となる言葉の数々、妖艶極まりない夜の気配、そして匂い。ぜひとも爆音で体験してほしい。以上のことをふまえて、OBATA LEO、moanyusky両名による書評をご覧下さい。
「JAGUAR」評① :評者OBATA LEO(ROLLER SKATE PARK作者)
土井政司の新作「JAGUAR」を読んだ。内容の理解云々以前にまず、地を這いずるような具体性の塊、描写に喰らった。自分が普段労せずざっく���物事を把握するための便利な道具として使っている言葉という同じものを使って、この作品はレンズのように細密にものを描き出す。ひとがきちんと見ずに済ませているような部分にまで光を当てる。そんな驚きもありつつ、やはり気になる。「JAGUAR」とは何なのか?
-「彼女は常に超越的な地位にあり、私たちとは隔たれた外部に位置している。そうであるにもかかわらず内部であるここにも存在しているのだからタチが悪い。絶えず外にいて内にあるもの、それがJAGUARだ。」最も端的にJAGUARについて書かれたこの部分を読んで、体内・体外の関係を想起した。普段「体内」と何気なく口にしているが、胃袋のように体には空洞がある。皮膚や粘膜などの体表に覆われて血液が流れている内部を体と呼ぶのだとしたら、その空洞は体に囲まれた「体外」ともいえて、私たちは体内に体外を抱えているという言い方もできるというわけで。それで繋がるのは、口腔内の歯の溝に落ちたタブレットを舌で触る場面である。「体内」でありながら自分では視認することのできない、舌で探るしかないその空間は確かに「体外」であるし、JAGUARもまた、己にとって内なるものでありながら断絶した他者でもあるような何かとして捉えられるのかもしれない。そんな線で読んでいくと、-「だが実際に私の目の前で何者かの手によって鍵の施錠は実行され、おまけに用心深くレバーハンドルを何度か動かしてしっかりと鍵がかかっていることを確認した。」という作品の終盤に出てくるこの部分で、文法的なエラーに感じる違和感は、そのまま私とJAGUARとの関係の違和感そのもののように思えてくる。得体の知れない何かに鍵をかけて、何食わぬ顔で電車に乗って仕事場へ行くなかでの体の軋み、のような何か。体といっても、いわゆる「(近代的な)身体」というキーワードで片付けるにはあまりに繊細な、大いにパーソナルな部分を含む体の感覚が、この作品にはあると思う。
出かけた「私」は、電車のなかで女性が着ている服のボーター柄の反転を目にするが、ここまで読み進めてくると、気持ちの良い幻惑に襲われはじめる。異常にディティールが詳しいのでそうと気づいていなかったが、やはりこのフィクションの中で起こる出来事たちは、出来事の形をとった何か夢やイメージのようなものだったのではないか。そして冒頭のリフレインまで突き当たると、この作品は初めから何についての話だったのだろうかと、今までひとつひとつ理解しながら読んできたはずの物語が全���違う相貌を携えているように見えてくる。そんなぐにゃんとした気持ちになるのは、良い小説を読む醍醐味のひとつだ。
「JAGUAR」評②:評者 moanyusky(音楽レーベルprivacy主催)
当たり前の様に無造作にある事で、それを見るか見ないか、それだけのことだと思います。土井政司の最新作「JAGUAR」を読みました。ここではJAGUARとなっていますが、人によってそれの名称は変わると思っています。よくわからぬ相手との対話や闘いがあるかどうかというところが、この作品の感じ方が分かれるところだと思っていて、私はどちらかといえば、その相手に困らされた事があったので、この作品を読んで、え!土井さんもやったんやとびっくりしました笑。ここは勘違いして欲しく無いところなのですが、人それぞれという言葉があるようにそれは一緒ではないのですが、構造はかなり近いと言ったような事でした説明がつかないわけですね。私は人の「想像」は人を殺しにかかるような死神として、隙があれば、それは現れるわけです。世の中ではアートであったり、想像力は良いように言われていますが、全くもってそれは何かが隠されているわけで、私は良かった試しが無いわけです。出来れば普通のルートで現代社会を楽しみたかったです。でも多分知っていくという事はそういう事なのかもしれない。想像力に悩まされてきた身としては、この作品は、別の場所で、それと闘って、きっちり答えが出ているというところ、しかも、10数年前の作品という事で、私は土井さんに出会って、色々な対話を交わして、初めて彼の濃厚な苦悩との生活に出会う事となったわけです。各人の時間軸が理解の範疇を超えて、重なり合って手を取ったのだと思っています。その時に置いてきぼりになってしまう、その真ん中で産まれゆく、刻まれた何かがずっとどこかで成長していたら、人は正気を保てるだろうかと思ってしまいます。誰かが入ったであろう、部屋のノブをあなたは回せるかどうか。私はそれには名前をつけなかったが、もう二度と会いたくないですし、いつまた来るのだろうと、恐れを感じます。彼は人が地面を無くした時に現れるように思います。浮遊した瞬間、命をもぎ取ろうとする。
でもそれはオカルト的なアレとか、スピリチュアル的なアレなんてものではないのですね。確実に自分、自分を構成する設計図の謎のようにも思え、それが薄らぐために生活をやり、音楽をやり、愛し合い、話し合い、何かを育てるのだと思います。現実社会で経験した摩擦は地面をはっきりさせ、そいつのいる世界から距離が出て、薄めてくれるように思うわけです。だからこそ。JAGUARの言葉を借りれば「痛みと不安から自分自身を取り返し、その自分に立ち止まるために語りを紡ぎ出す」。が救いの言葉となっているように思います。2部構成で出来上がる、この作品のバランス感覚は、人と創作の関係性をSFとして描いているように感じます。同じ場所にて語る事は嫌がられるかもしれませんが、私が映画を観に行った時に続々と子供たちが外へ出て行った宮崎駿の最新作「君たちはどう生きるか」を出したタイミングと、土井政司がこれはいけると思ったタイミングで出されたJAGUAR。それは何もかもを抜きにして考えると、世の中の人たちに対して彼らは同じことを思っているのだと思います。今それを出さなければならなかった。その「灯り」の意味を考えなければならないのです。
〆はもちろんこの曲で!
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イベントライブ「こてんぱん」@長野 LIVE HOUSE J

長野着いたら雨降ってたけどムシムシして暑かった 最近日本全国どこに行っても東京と気候と変わらない気がする…
いつもの長野の箱じゃない 赤羽αみたいな感じで商業施設の中に入ってた
ヤミテラ
一切の前知識がなく曲も知らない初見 なので行きの新幹線で聴きながら来ました
フロアのギャさんの腕にネオンブレスが光って綺麗 欲しくなる
5人編成 このバンドのこと何一つ知らないのにボーカルの人出てきた瞬間笑ってしまった
(お笑い系の匂いがする)
ドラム���パワーあって一曲目の音圧にちょっとびっくりした ボーカルも声量がある
ベースは指弾き メインは上ギかな 下ギの人が若き日の燿さんに見える呪いに掛かってしまった
公式がセトリを落としてないけどお客さんのポストで見掛けたので明日全曲聴いてみるよ
長野ーー!蕎麦屋しかねぇじゃねえか!!食べたけど!
やっぱりあの人ちょっとおもろい 歳を重ねたら太り出しそうな雰囲気も嫌いじゃないわ(褒めてる)
ずっと対バンしたかったんだよ
前対バンした時もさ ザアザアのライブ見て かっけー…!って なったよな?
なった(ベース) なった(下ギ)
あれからちょっと真似してたもんね?
(うんうん)あの煽りのわぁーー!っていう感じとか かっけーっつって
今も ismを^^
パクりまくっていこーぜー!
いっぱい喋ってたのでブログにできれば書いときます
一瞬ザアザアの夕焼けに空耳した曲はたぶん 夕闇 耳慣れた歌謡サウンドでいい曲だった
横モッシュの最後に敬礼が入れ込まれた前線敬礼歌も楽しかったけど
BLACK OUTがかなりかっこよかった ラストの一曲前に入れてて熱量MAXのこの位置がすごく良かったよね
メン地下みたいなぬるいバンドが増えてるとか言ってたけどwさすが泥臭さ強めで良かった
ザアザア
黒スーツのターン 春さんだけジャケット着てて
零夜さんはネクタイなし 最初から第3ボタンくらいまで開けてた
幕が(手動)開く前から聴こえるこのギターは 冷たい
!!
幕が開いてドラムが入ると躍動する一葵さんの姿が見えた
名曲だよなぁ この始まり方最高にザアザアらしかった そして2曲目で暴れ出すところもw
朗読は夢遊病 一葵さんが持ってるあの本なんか書いてあるんだね 今更だけど(笑)キャパ250の距離感と度を新調したコンタクトが良い仕事しました
本で胸を叩きながらの語りはこちらの胸を締め付けるな ギターが入るとちょっと久しぶりの独特な世界がフロアを封じ込める魔のギター
鐘の音が鳴り響く どしゃ降りの彼女 イントロのドラムが全力疾走で亞んちゃんマラソンランナーみたいんなってた
今日の箱ドラムを肚に感じますw
ヤミテラさーん
闇を照らしてる場合じゃないですよー
人生は闇しかないんだから
ヤミテラってそうゆう意味なの…?
一緒に死にませんかー?
一番楽しいこの今 一緒に死にませんかー?
って言うからのろいうたとかかと思えば酒でも飲んでさあ〜 … アル中だった
向かいの○○に行こうぜー!とか言ってるの聞こえたけど実際に向かいにある居酒屋とかだったのかなw
いい曲で盛り上がるのにやらなくなると全然やらない子守唄 お立ち台で体をくねらせながら眠れ… 囁く一葵さん気持ち悪かったな
~アンコール~
赤い拡声器を掲げて再び現れた一葵さん
僕は早く帰りたいんだけどドラムがやりたいっていうから一曲だけ付き合ってください
感電~左寄せ~
全員下手に寄せきって広々としたフロアに降り立った一葵さんはギャ男さんを見つけると熱い抱擁を交わす(多分ヤミテラの動員さん?w)
フロアを走り回ってる最中転倒したお客さんに気付いた一葵さんちゃんと助けに来ててあっさりトキめいた(笑)
感電終わってステージ見たら零夜さんのシャツが前全開になってて(見逃さない)数回ヘドバンしてから捌けてった
最後に亞んちゃん シャツから汗を滴らせてフラフラしながら やっぱぁあれだなぁ!年に2回は来ねぇとなぁ!
【Setlist】
冷たい
うざい
ぐちゃぐちゃ
カメレオン女
(朗読)
夢遊病
どしゃ降りの彼女
アル中
どす黒い
子守唄
ラストダンス
~en~
感電、けがのおそれがあります。

熱量近くて良い対バン
久しぶりにザアザア以外のバンド見たけどかなり楽しかった
ヤミテラのボーカルさんもっと良い事言ってたから追記しようと思ったけどもう地元駅着くからダメだブログでノ゙
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量子物理学的観点から見る、呪術
人間の思考は、[物質]である。
例えば、病気やらを、呪う。
腱鞘炎で見れば、活性酸素、フリーラジカルの異常発生。
非常に、興味深い。。
連鎖反応らしい。。
こんなネバコイやつが、関節やらに居座るわけだよね、しつこそうw🤣
活性酸素は、消去出来るらしい。
それがなんと、ビタミンCだって。
上のPDFは、活性酸素と抗酸化のもの。
過酸化水素も、日光を浴びれば解消らしい。
鍼灸の手法、エネルギーの流れから見た、活性酸素除去の資料を発見。
↓↓↓↓↓
https://koshinkyu.com/archives/2363
呪術、これを科学的に見れば、
量子もつれ
、これに相当するね。
つまり、人を恨み、病気を祈願する。
すると、遠隔にいようが、フリーラジカルを発生させ、相手を病気にさせる。
さて、
沐浴し、水の中で患部を動かすと、痛みが少なく動かせる。
とにかく、溜まった活性酸素やらその他フリーラジカルを、マッサージにてもみほぐす。
もみほぐして、なおかつ低い温度の水の中は、体内の熱は水へ移行、余計な電子ならば、水へ溶ける。
かようにして、呪詛を回避する。
つまり、人間の思考は目に見えないが物質であり、呪いとは、量子もつれの原理を利用した、実に科学的に理にかなった行為である。
よって、
体調不良ならば、何が起きて、どこかどうなってるが明確に探る。
活性酸素やらフリーラジカルであれば、沐浴による抗酸化は、ややもしたら1番手っ取り早いかもしれない。
太古の、頭の悪い連中の盲信だと、近代人は呪いを馬鹿にしてきたw🤣
皮肉な事に、超最先端の量子物理学により、呪いとは実際に有効であり、そのメカニズムもわかる。
かかってしまった呪いは、祓う、それは、スピリチュアル的に九字切り、物理学的に沐浴という手法を使えば、それは回避出来ると、知りました🙂🙂🙂✨✨✨🐧
追記:
15時、いきなり、右手、左親指が痛み出した。
何かぶつけたでもない、何か持った訳でもない、
突然だ。
そんな事、この世界では無い。
何か原因があり、結果がある。
私も昔は懐疑的だったが、それを行う者は、実在すると知った。
普通に生きてたら、全く馴染みない世界、だが、呪詛はある…
案外人を疑わない性格だから、最初ショックだった…
だが、そんな陰湿な輩、そんな卑怯な人間は、実在する…
隠そうとしても、隠し通せない、特攻隊の正式名称は、
神風特攻隊だ。
豊臣秀吉が朝鮮の戦争に勝てたのは、一陣の神風のおかげなのは、誰しも知る。
念、呪い、国家を上げてやっていた。
決して幼稚ではなく、呪うとは日本において日常にあった。
今回はかなりひどい症状。
右手は、まともに動かない。
蕎麦を茹でて、2割弱ひっくり返してしまった。
私達は謂れのない恨みを買う事がある。
迷惑な話、それはだいたい逆恨みだ。
自分が悪いのに、相手を呪う…
私達はどうすればいいか?
九字切をやり、後は極力戦わないw
だって、こちら��何の攻撃心もないんだもんw🤣✨
人を恨まば穴2つ。
つまり、呪詛が成就したわけだから、私への攻撃心は、恨んだ本人へと還る。
身代わり?w
いや、無理だよ、だって本人に成就しちゃったんだから、恨みが還るのも、本人限定だよw🤣
もし身代わりを立てれば、攻撃は2倍になり、本人成就するまで、ループは止まらないよw🤣
世界とは、ゼロ。
善は善に還り、悪は悪に還る。
この法則が唯一通用しないのが、愛。
愛は無限界へ誘う。
だから僕らは、世界に愛を与え続けてれば良い。
◇◆◇◆
20230929夜
腱鞘炎は、治った🙂✨
結局、毎日オートファジーしてるわけだから、治る。
とある実験と、実践だ。
激しい肉体労働、その間中、胃腸を休める。
オートファジー、そしてプラーナ呼吸により、栄養を得る。
肉体は、大変になる。
だから、[意]の力を自動的に使う、そう予想している。
従来の筋肉でやらない、サイコキネシスでやるという、目論見🤣。
筋肉を使わないから、体はどんどん軽くなる。
体を、どんどん軽くしたい…w
本当、20㌔くらいでいいんじゃないかと、何となく思っている。
さて、
日本🗾、総務省がある。
www.soumu.go.jp
ウェブサイトもある。
僕は、陰謀論は好きじゃないw
マイヤー・ロスチャイルドがどうだったろうが、知ったこっちゃ、無いのよ。。w🤣
ただ、僕のウェブサイト、タンブラーの投稿、陰謀論的だねw🤣🤣🤣
さて、話戻す、総務省w
↑↑↑↑↑中身は、こんな。↓↓↓↓↓
興味あれば、PDFをシェアしますw
電磁波が人体に与える影響、今の5Gは、健康被害そのものだという事実、忘れないで下さい。
SAR
、これは、人体がどういう風に電磁波を吸収するか、老若男女で測定、実験した、電磁波吸収の値です。
角度、周波数、強さ、あらゆる側面から、電磁波が与える悪影響を研究している…
なんでそれを研究する必要あるの?w🤣むしろ、人間に照射させない事を考えるべきじゃないの?w🤣「人間を切り殺したら、このような血が出て、これだけ損害出て…」ってやってるわけよw頭おかしいやんw🤣🤣🤣
上記見て頂けたら、総務省はそんなにまで人体と携帯電磁波との関係性を知り尽くしてます。
言い換えれば、CIA、またはNSA、生長の家、そういった奴らは、やろうとすれば、電磁波を使い、個人的健康被害を起こす事は、可能なのよw🤣
もっと身の毛がよだつ資料は、ありますよ🤣w
↓↓↓↓↓
まともじゃ、無い…
日本が戦争に使用しようと考えてたのは、
生物兵器
、731部隊、陸軍中野学校、そして電磁波兵器、八木アンテナ…
アメリカは、8,000人とも言われる731部隊残党を、死刑にはしなかった。
むしろ、ナチス同様、日本の狂気の技術を、シェアし、横取りしたのが、電子レンジw
総務省は、いかに自分達が気が狂ってるかより、自分達は凄いという自己陶酔が、勝ってるわけだ。。。
呆れた話だけど。
車。
トラック。
便利で、素晴らしいねーw🙂
でもさ、やくざのキチガイは、車やトラックで、人殺すw
刀。
ナイフ。
便利だねw
キチガイはさ、刀で、首相を殺し、宮台真司を、半殺しにした…
そういう事なんさw😎✨😁🐧
力、って、話。
呪力は、手かざし気功で、病を直す、その力を悪用したもの。
力。
両方の側面、諸刃の剣だと、私達は知らねばならないし、私達が力を得た時、常にそれは考えなくてはならない。
現代携帯5G、何が起きてるか?
…地球まるごと、フリーラジカルだらけにしてるって、話だよw🤣🤣🙂✨🐧
ま、そんな訳w
僕たちはだから、戦わない、対抗策を知り、健康に留意して、楽しく過ごしましょうこw🤣🤣🤣✨🐧😎
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✨🍀✨イキナリチャネ話✨🌈✨
😑イキナリ始まる、チャネリング自動書記。😑💢
🤣ゴメン!!ちょっと自動書記で確認したくて!!🤣💦
🙄成る程、何?
🤔結局、富裕層の真面目系スピリチュアルとかが原因?
😑富裕層全体を庇う動きと、坊主とかの自分等庇う動きかな?他にもあるかも。
🤐言えない事もマダあるよね?神系連中!!
😅まだある?
🤖アルアルアルアル!!
🤔後は何だろ?
🤣なに?教えて欲しい!!
✨…。(無言)
🌈こういった説明を押し付けてる神霊組の問題もある。
🌏一部の人間に、一部の意識体の消滅等の説明を押し付けるな。
🙄確かに!!🙄💦
😑結構、本気でキツイ話だよね?消滅だし!!😑💢
🤩まー、一部の意識体に面倒事を押し付けやすい、一部の意識体の言動が問題ってヤツな!!
😅異常者扱いされるよね!!
🤔自称共にヤラセロヨ!!💢
🙄これって差別だよねー。あと、天才潰し!!
😎逆差別の説明は多い。
🤖アルアルアルアル!!
😅富裕層の自称スピ共が可哀想?何処が?ってヤツ?
🌈そんな感じのもある。才能や実力を持つ意識体の排除とかも。
『君等はイイヨネ!!凄くて!!』みたいな『逆差別』!!
🤔ハイハイ。😑💢
🎖️『僕等は余り能力が無いから、出来る事が少ない』とか言い訳して逃げる連中とかね。
👾そういう連中とツルンで、天才系とか潰そうとする連中な!!
🎪この話は、分かりやすい例。
🙄社会問題だけ書いてれば、異常者扱いはされ難いよね。活動団体とかの問題もあるし、ヤバイ話を書かせるよなーとは思ってた。
🤔チャネリングが出来る時代になったし、自称共に修行させて書かせれば良かったのにね。
☢️『富裕層は体裁も考えないといけない』とかね。
😅その話は多い!!
🙃修行しまくるタイプって、庶民か王族になりやすいよね?富裕層はね〜。
🤩王族は、昔の出家とかね。
🙄例えばの話、日本の有名な大企業のNo.3とかの娘とかが、イギリスとかのスピリチュアル協会に行って、自分のスピリチュアル能力を開花させるけど、『世間体』や『富裕層の体裁』があるから、こういった問題に関われないとかいう話は聞くね!!
🤖アルアルアルアル!!💢
🤔有名な大企業だから、マルチとかには深い関係があるし、業も凄いのにね。この手の話は、最近、多くなってきた。
🙄そういった富裕層の自称スピとかの体験談とかも使われて、デカイマルチ詐欺とかあるしね。当人達が動けよ!!みたいな。💢
🤩何で、スピリチュアル能力持たせるのか?って問いの答えが返ってこない!!💢
😑ソイツ等が読んでたら、『この人凄ーい!!』とか言いながら、何もしないんだろうなー。スピ詐欺の糞ババア共とかの呪詛の的にさせるのにな!!😑💢
🤔富裕層の自称に、活動団体の問題解決をさせるとかは?
✨…。(無言)
😅富裕層って使えるのにね。人脈とか。
🧐マルチ組の内部情報は、ソッチ方面から届く話も多いらしい。凄く腹立つ話しとかが届いて、��チ切れたりするヤツ系。小さい子を狙う話とか。
😅あー!!切れてSNSに書いちゃう系のチャネリング内容ね!!
🧐そうそう!!合ってんの?って思う事もあるヤツ!!
😑ヤバイね。確実に。
🙄ねー?🙄💦
🧐例えば、真面目な人達に多く読んで貰って、日本や海外の問題に気付いて欲しいとかも、異常者扱いされちゃったら難しくなるよね?だから正直、ぶっ飛んだ話は書きたくなかったりする。
でも、新興宗教団体さんとかに伝えないと!!とか。
詐欺共に言わないと!!とか。
🤔チャネリングや誘導で考えると異常。
見せたい映画とかを、誘導してくれる神霊とか考えると、富裕層を誘導してブログを読ませる方法とかも有り得るって聞いてる。
でも、出来てるか分からない。
🙄スピリチュアルを知ってる富裕層に動いて貰った方が断然楽なのにね。私が書きまくっても、『僕等は詐欺だしー』とか言い訳してたら止めないよね?
富裕層にブログとか読ませて、警察とかの上層部を動かすとかっていう方法とかも使えよとか思う。
何か、広範囲の人々に読んで貰って考えて貰うとかの言い訳が来てるけど。😑💢
向こう側の連中だよね?
私の老後はどうすんだ!!💢
富裕層とかはお金もあるから、生活の事を考えずに改善活動出来るんだけどね!!😑💢
何で、庶民に書かせる?
偽アカウントで書けば?って言うと、闇ソフトとかで個人情報がバレるかもしれないからとかって言い訳してた。(これは富裕層)
それって、私もなんだけど?って言ったかな。
結構、前の話。
逆差別だよね?私は個人情報がバレても良くて、富裕層は��目って考え方。
庶民は使い捨て状態。
自動書記で聞いてくれた人、有難うございます!!
ちょっと整理が出来ました。
🤣こちらこそ!!僕もやっと理解出来た!!
🍀終わり🍀

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The Green Knight
“A24”のお気に入り作品は?
映画を見ようと思うキッカケの多くは、そもそも原作のファン。好きな俳優や監督だったり、劇中を彩るサントラが好き。あのカメラマンのカメラワークが見たいなど多種多様。でも、どこが作ったのか?などの制作会社の情報だけでワクワクさせてくれるのは、現在の映画界において“A24”が頭ひとつ抜けていると思います。
初めのクエスチョンにアンサーすると、僕のお気に入りはデヴィッド・ロウリー監督の「A GOHST STORY」

妻を残して先に逝ってしまった夫が幽霊として現れ、最愛の妻と過ごした家の中から見守るだけの物語。本当にただそれだけ。淡々という表現がピッタリな物語をロウリー監督といえばな長回しで繋いでいく世界観。1年。1時間。1秒などの概念は皆等しく同じ。しかし、体感するスピード感は人それぞれ違う事。愛しい人の記憶から徐々に消えていく事の切なさ。それらを一度見ると忘れられない幽霊像で教えてくれます。

そして、誰しもが何かしらのタイミングでふと想ったり、考えたり、ぶつかってしまう「時」の流れる描写が本当に抜群。この作品に出会ってからはすっかりロウリー監督のファンになってしまった僕。

ルーニー・マーラだとやはり“ドラゴン・タトゥーの女”で演じたリスベットが真っ先に浮かんでしまいます。でも、彼女の自然体の綺麗さに惚れ惚れしてしまったこちらも大好きですし、ほぼ顔が出てこない出演ながらも、シーツオバケの夫を演じたケイシー・アフレックも最高すぎ。

そんなロウリー監督の最新作「The Green Knight」
原作は「サー・ガウェインと緑の騎士」という作者不明の叙事詩。これを聞いてピンとくる方は中世のファンタジー好きだと察します。でも、僕は正直に言うとあまりファンタジー作品を通って来ていません。変に凝り固まった偏見が邪魔をし続けているジャンルとも言えます。しかし、A24制作かつ監督がデヴィッド・ロウリー。こうも好きを揃えられては見ない理由が思い当たらないです。

あらすじをすんごいざっくりと説明すれば、舞台は中世ヨーロッパ。アーサー王の甥っ子ガウェインが物語の主人公。クリスマスの日に開かれた宴に、ほぼ木な出で立ち緑の騎士が突如現れます。そこで緑の騎士は“クリスマスの遊び事”の首切りゲームを持ちかけ、その挑発に乗ったガウェインが聖剣エクスカリバーで緑の騎士の首を一太刀。しかし、緑の騎士は何事なく自分の首を拾い、ガウェインに「1年後のクリスマスに私を捜し出し、ひざまずいて、私からの一撃を受けるのだ」と言い残し去っていきました。その出来事から死亡フラグをビンビンに立てられたガウェインの苦悩と成長を見届ける物語。

アーサー王、エクスカリバーなど厨二病が思わずゾクッとしてしまう単語も並びますが、大作ファンタジー作品の様なわかりやすい展開は待ってませんし、ファンタジー系の代名詞である圧巻なCGで魅せる事も少ない。でも、衣装や小道具などを上手く使い、美しい中世の匂いやテクスチャーが伝わる映像にはうっとり。更に、セリフなんかで多くを語らず画で感じろ!なデヴィッド・ロウリー節は健在。

映画やアニメなど物語を見る際に気になってしまうのが、主人公のダメさ具合。やはり主人公が出来杉くんではダメなのです。完璧にはほど遠いからこそこちらは感情移入してしまうのです。では、ガウェインはどうでしょうか? 安心して下さい。ちゃんと自堕落でどうしようもない主人公像でした。少々イラッとしてしまうかもですが、そこも含めてA24。

劇中では��んなガウェインが緑の騎士から突きつけられた呪いであり、試練に立ち向かっていきます。緑の騎士を探す道中では、言葉を話すキツネなどのファンタジーらしいキャラクターや、人であり人でない存在などなど。様々な出会いを経験していきます。そして、それらは忘れる事の出来ない“記憶”となりガウェインの心に刻まれていきます。

いつもは好き勝手にネタバレを長々かつダラダラと書いているブログですが、“THE GREEN KNIGHT”や“A GHOST STORY”は見終わった後に残った余韻は近いものがありました。なので、今回はある方の名言を総括にします。「人は思い出を忘れることで生きていける。だが、決して忘れてはならないこともある」
youtube
そして、ここからが本題です。

A24×MIN-NANOによる「The Green Knight」のアイテムをTOXGOでリリースします。2020年の「Midsommar」から続く第二弾。A24とMIN-NANO。リスペクトしかない両者のアイテムをTOXGOで販売出来る嬉しさ。個人的にとても感慨深いです。
THE GREEN KNIGHT × MINNANO L/S TEE

我喜屋位瑳務さんによる劇中のキービジュアルを散りばめたバックのグラフィック。


Sz: M , L , XL , XXL / ¥9900-
THE GREEN KNIGHT × MIN-NANO 6PANEL CAP


CUP AND CONEの間違いないボディを使用しております。

¥8800-
THE GREEN KNIGHT × MIN-NANO BUMPER STICKER

物語のチャプターテロップで登場するメッセージを落とし込んだステッカー2枚セット。メッセージステッカーの代名詞なバンパーサイズなので少し大きめ。

¥1650-
THE GREEN KNIGHT BLANKET

2mオーバーのUSAメイドブランケット。
Art Work by 我喜屋位瑳務

¥33000-
THE GREEN KNIGHT SILK SCREEN POSTER

シルクスクリーンスタジオZigameによる豪華6色刷りのポスター。サインとシリアルナンバー入り。

Art Work by 我喜屋位瑳務
¥26400-
日本公開日の初日である11.25の12:00より店頭先行で販売します。オンラインは11.27の20:00にアップ予定。是非映画も合わせてチェックしてみて下さい。
NARI
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1、"人"が語る、もっとも強い"馬" 武 豊(たけ ゆたか)という騎手が居る。 別業界である羽生善治やイチローと並べられるほどの"天才"と称され、 日本競走馬界で数少ない有名な"人間"であり、数々の歴代最多記録を残している。 そんな偉人がウマ娘プロモーターになって、あんなCMに出るなんて2000m芝不可避なわけだが、話がそれるのでここまでにしよう。 武豊は2018年現在も現役であり、数々の名馬と共にレースを制している。 親子三代で天皇賞制覇し「絶対の強さで人を退屈させた」と言わしめた"メジロマックイーン" 怪物達と共に第二次競馬ブーム期を盛り上げた平成三強の一頭、"スーパークリーク" 武豊としては二度しか乗らなかったものの、騎手としては伝説的ラストランを走り切らせ、 「神は居る」と思わせた、アイドルホースである芦毛の怪物"オグリキャップ" そんな武豊が騎乗した馬達の中でも、一際異様な強さを見せた馬が居る。 "ディープインパクト" 無敗のまま「皐月賞」「東京優駿(日本ダービー)」「菊花賞」を制して三冠馬となり、 「一着至上主義」「奇跡に最も近い馬」と形容されるほど勝ち続け、恐ろしい戦績を残した名馬である。 以下の画像はそのディープインパクトが残した成績である。 世間はこの馬に注目し、社会現象だと言われるまで取材は相次いだ。 馬は喋れないので当然メディアは武豊にマイクを向ける。 様々なインタビューをされていく中、こんな質問が武豊に飛び込んだ。 「もし武豊さんが『武豊&ディープインパクト』と対戦できるとしたら、これまで数多く乗ってきた優駿の中で、打倒ディープとしてどの騎乗馬を選びますか?」 その質問に武豊は一頭の馬の名をあげた。 その馬の名はサイレンススズカ。 日本競馬史上、もっとも人々に夢を見せた馬である。 2、上村洋行とサイレンススズカ サイレンススズカは最初、武豊ではなく上村洋行という騎手が乗っていた。 上村騎手を乗せたサイレンススズカのデビュー戦は堂々の1着でゴール。 だが次の弥生賞ではレース開始前、柔軟な馬体でゲートをくぐってしまう。 ※ゲートをくぐっちゃうサイレンススズカ サイレンススズカは係員に押さえつけられ、なんとか再びゲートに入る。すると今度はスタートで酷い出遅れをしてしまう。 それでも驚異的な脚力で8着にはなったが、当時の関係者達はこれらの気性面をなんとかしたかった。 「走りたいという気持ちが先走り過ぎる」 「スイッチが入ると暴走するぐらい走りたがる」 サイレンススズカは確かに速い。 だがその身に任せたままだとレース終盤スタミナが尽きて、勝つことが難しい。 次のレースで上村はサイレンススズカを必死に抑えつけて走らせようとしたが、我慢しきれないサイレンススズカは先頭を走り続け逃げ切り1着。 東京優駿(日本ダービー)を勝たせたかった関係者たちは不安だった。 2000mならいいだろう。だが勝ちたいレースの距離は2400mなのだ。 ※Sがスタート地点。Gがゴール地点。 ペース配分ができなければ、速さをコントロールしなければ、絶対に勝てない。 もはや上村は「マイル路線(1600m)で行ったほうがいいのでは」とも考えていたという。 しかし次の2200mでなんとサイレンススズカは1着。しかも騎手の上村が上手くサイレンススズカを抑えて、理想的な作戦勝ちだった。 「ダービーもいくらか抑えれば、勝てるだろう」 だが日本ダービーで、サイレンススズカは勝てなかった。なんと9着。 「もう小細工はやめて、逃げて競馬させよう」 関係者達は方針を転換する。 続く神戸新聞杯でサイレンススズカはレースを先行で走った。 走り続け、断然トップ。これは勝ったと見る者は思った。 サイレンススズカはペースを変えず先頭を走る。あとは、ただ走るだけ。 しかし後方からマチカネフクキタルがグングンとスピードをあげ追い抜こうとしていた。 上村騎手が気づいたころには、サイレンススズカは2着になっていた。 振り返れば、八百長さえ疑われてもおかしくないほどの、酷い抜かれ方であった。 この結果を受け、上村騎手は降板させられてしまう。 上村氏は後悔した。自らの失態を泣き、悔しがった。 そしてサイレンススズカの行く末を心配した。 「恋人以上のものが離れて行ってしまった感覚でした」と本人のインタビューも残っている。 「将来を見据えて、なるべく楽に勝たせてあげたかった」「苦しまずに走らせたかった」「勝ちをちゃんと見据えられてなかった」 当時を振り返ったブログ記事では 「出来ればここを何とか楽に勝たせてあげて、 天皇賞に向けて少しでも身体や精神面にダメージを残さない様にしてあげたい。 そしてより万全の状態で天皇賞に向かわせてあげたい」とも残している。 サイレンススズカに鞍上した上村氏は、誰よりもサイレンススズカを愛し、守りたがったがゆえに、本番レースで勝ち切る「勝負師」になりきれなかった。 競馬は勝負の世界。馬は勝たなければいけない。負けて許される馬など、皆認めなかった。 生涯成績113戦0勝のハルウララがメディアに持ち上げられ、大衆から愛された時も、競馬関係者達の声はあまり暖かくなかった。 武豊もその一人だ。 「強い馬が、強い勝ち方をすることに、競馬の真の面白さがある」 そんな勝つことに拘る騎手、武豊がサイレンススズカと出会うことになる。 3、大逃げの始まり 「サイレンススズカに乗りたい」 そう申し出たのは、なんと武豊からだった。 乗る馬の依頼が来るのを待つのが本来騎手側の立場なのだが、 その慣習を崩した直談判である。 そして香港国際カップでサイレンススズカと武豊騎手は初めてコンビを組む。 ちぐはぐな日程や、馬房内で左回りに旋回する癖を矯正しようとした結果ストレスをため込んでしまうなど悪条件が重なり、レース終盤に他馬に捲られて結果は5着。 「最初から全力で走り過ぎちゃうというか、サラブレッドの本質の塊のような馬だった」 そんな評価をサイレンススズカに下した武豊は大胆な騎乗を思いつく。 「抑えようと思ってもきかない。だったら、前半から好きなように走らせた方がいいと思った。この馬は走っているときがいちばん楽しそうでしたからね。それでも持つんじゃないかな、と」 いかに逃げて力を配分するか。 大逃げという戦法は古くからあるにはあるものの、「勝つための戦術」としては博打感が拭えないシロモノである。 大逃げでの名馬と言えば、どれも個性的で、数は多くない。 破滅的大逃げを幾度となく繰り返し、最後の直線でスタミナを尽かし大失速して馬群へと沈んでいき最下位。そんな滑稽な姿を何度も魅せ、競馬ファン達を楽しませた"ツインターボ" あまりのハイペースでトウカイテイオーらのレース展開を乱し下位に追いやった、大逃げコンビとして有名な"メジロパーマー"と"ダイタクヘリオス" 世界レコードを叩き出したこともある"セイウンスカイ"なども居るに居るが、現在でも常用される戦術とは言い難い。 次走のバレンタインステークスでサイレンススズカはその「大逃げ」をする。 レース序盤の第三コーナー前でサイレンススズカはここまで逃げ離した。 ※左の赤丸にサイレンススズカ。右の赤丸が他の馬達である。 大逃げは最初からハイペースで走るので、最後の直線ではスタミナがあまり残らない。 なので後方馬との差は縮まっていく……はずなのだが、 サイレンススズカは加速する。加速し続け、後方の馬をさらに逃げ離す。 「逃げて差す」 次のレースも大逃げで勝ち、そしてその次のレースも大逃げで勝ち…… 1998年金鯱賞。またもやサイレンススズカ1着。2着との差なんと11馬身。 平地の重賞競走では6例目の大差勝ちであり、これ以降10馬身以上離れての重賞大差勝ちレースは現れていない。 レース後、アメリカから「サイレンススズカを売ってくれ!」とオファーが本当に来てしまうぐらいの圧勝だった。 「あんな体験、普通はできない。(後ろからくる)足音をまったく聞かないままゴールしちゃったんですから!」と武豊は当時の金鯱賞を振り返る。 この金鯱賞のレースは印象に残るどころか、サイレンススズカが伝説と呼ばれるゆえんのレースとなり、そしてその始まりだった。 次の出るのはG1宝塚記念。しかしここで問題が発生した。 サイレンススズカが宝塚記念に出走するのは急遽決まったことであり、 武豊は同レースに出走するエアグルーヴに乗ることを先に決めていたため、鞍上がいなかったのだ。 そこでなんとか南井克巳氏が乗ることが決定し、武豊とサイレンススズカが敵として戦うことになる。 宝塚記念は芝2200m。 南井騎手は少し抑え気味で慎重に前へと走らせる。最後の直線でもギリギリまで引き付けてから鞭を入れ、そのまま加速しサイレンススズカ1着。 武豊鞍上のエアグルーヴは3着だった。 大差ではないものの、サイレンススズカにとって念願のG1レース初制覇でもあった。 4、最速の証明 毎日王冠はG2レースであり、G1より格が下である。 このレースを勝てば、サイレンススズカがもっとも得意なG1レース条件である「芝2000mの左回り」天皇賞(秋)の出場権を得られる。 しかし当初は調教不足などを理由に、サイレンススズカは毎日王冠への出走を見合わせる検討がされていた。 だがこのレースに二頭の馬が、出走を高々に宣言する。 その馬の名は"グラスワンダー" 「怪物」と騒がれ「JRA史上最強の2歳馬」と評された馬が、故障後の復帰戦にこのレースに出走を表明。 そして"エルコンドルパサー" 年度代表馬を得るために、ジャパンカップで勝つために前哨戦としてこのレースを選択。 両馬共に未だに無敗の外国産馬である。 サイレンススズカ陣営も「これで出走を回避したら『あの二頭に負けるのがわかって尻尾を巻いて逃げた』と言われてしまう」と懸念し始め、この対決を受けることを決めた。 競馬ファン達はこの三強馬による夢の決戦を見逃すわけにはいかなかった。 そして当時のルールでは天皇賞(秋)で外国産馬は出走できない。毎日王冠はこの三強馬が勝負できる数少ない機会なのだ。 こうしてG2という格が下のレースにもかかわらず会場には13万人の大観衆が詰めかけた。 レースが始まり、サイレンススズカは逃げ始める。 グラスワンダーはサイレンススズカの隙を付こうと策を弄し、エルコンドルパサーはそのまま真っ向勝負で立ち向かった。 しかし、サイレンススズカは最後の直線で、いつもの通りに再び加速。 差は縮まらない。二馬身差叶わず、サイレンススズカは1着。 不敗神話を一度のレースで二頭まとめて切ったのである。 「影さえも踏めなかった」 エルコンドルパサーに鞍上した蛯名騎手はそうコメントを残している。 サイレンススズカは6連勝。名実ともに当時の最強馬となった。 サイレンススズカ陣営は「天皇賞(秋)を制したらジャパンカップに挑戦し、そのあとはアメリカへ遠征しよう」とウキウキを隠せなかった。 5、天皇賞(秋)の前評判 サイレンススズカが狙うG1レース、天皇賞(秋) 対抗できるのは前年この天皇賞を制したエアグルーヴぐらいだろうと考えられていたが、 鞍上の関係も考えられ、エアグルーヴは別レースを狙い天皇賞を回避することになる。 (※サイコミ掲載の漫画「STARTING GATE! -ウマ娘プリティーダービー 【第15レース-②】特別な1日 ♯01」において、エアグルーヴが「サイレンススズカとは宝塚記念や天皇賞で戦いたい」と言っていたのは、これに由来する) そしてサイレンススズカがもっとも有利なレースにもはや挑む気力がある馬も無く、多くの陣営が競走を回避。 するともはやサイレンススズカに対抗できる馬はいなかった。 宝塚記念でサイレンススズカに11着で負けたもののそれ以外は戦績の良いメジロブライトが二番人気。 同じく宝塚記念で6着で去年の有馬記念を制覇したシルクジャスティスが三番人気。 またまた宝塚記念の出走馬であり、もっともサイレンススズカに近かった2着ではあったが、最後の1着レースがG3でもない「阿寒湖特別」というステイゴールドが四番人気という有様であった。サイレンススズカはもちろん一番人気。オッズは1.2である。 その馬体や体調面は武豊騎手、担当厩務員ともに口をそろえて「一番具合が良い」と言い、 もはやサイレンススズカが負ける要素を探すのは不可能だった。 誰もがサイレンススズカが勝つことを疑わなかった。 だがひとつ、たったひとつだけ不安要素があった。 天皇賞(秋)には都市伝説が、ジンクスが存在したのだ。 1987年にニッポーテイオーが1番人気で勝った後、 天皇賞(秋)にて1番人気の馬は、一度として勝てなかったのである。 3度も1番人気に支持されながら一度も勝てなかった"オグリキャップ" 1着でゴールしたと思いきや進路妨害により18着へと降着し、天国から地獄へ突き落された"メジロマックイーン" 大逃げコンビのメジロパーマーとダイタクヘリオスにレースペースを乱された"トウカイテイオー" 春にメジロマックイーンの三連覇を阻止したものの、スランプに陥りそのまま敗れた"ライスシャワー" パドックで違和感を感じながらもレースに入りし、5着。レース後ケガが発覚し、競走馬を引退した"ビワハヤヒデ" 故障の復帰から立ち直れずにレースに挑み、覇気なく敗れた三冠馬の"ナリタブライアン" スタートを出遅れ、その後の展開もミスしてしまい、鞍上も「最高に下手に乗った」と後悔した"サクラローレル" そのサクラロールを倒して連覇を狙おうとしたが、大逃げ馬(サイレンススズカ)を早めに捕まえようとしてしまい、最後はエアグルーヴにクビ差で競り負けた"バブルガムフェロー" 府中には、魔物が住んでいる。そう言われても仕方がなかった。 1998年。 第118回天皇賞 11月1日1枠1番で、1番人気はサイレンススズカだった。 6、"沈黙の日曜日"~Sunday Silence~ レース開始。サイレンススズカは抜群のスタートで快調に飛ばし、いつもの大逃げ。 サイレントハンターも大逃げ戦法を取るが、サイレンススズカとの差は10馬身差。 最後方ローゼンカバリーとは6秒のタイム差が離れ、 全ての馬を映さなければならない中継カメラはめいっぱいズームアウトし、馬が小さすぎて見えないほどになった。 ※左の赤丸がサイレンススズカ。右の赤丸が最後方の馬。 「息が入り始めて、いいぞ、いいぞ、と。本当にいい感じだった」 と武豊はレースを振り返る。 大欅を通り過ぎ、サイレンススズカは一度ペースダウンする。 ここで一息入れて、再加速しぶっちぎる気だろう。いつものサイレンススズカだ。 しかし、そのまま失速する。 サイレンススズカは左前足を宙に浮かせ、三本脚で立ち止まっていた。 どよめく会場、そして叫ぶ実況。 「サイレンススズカ!! サイレンススズカに故障発生です!!!」 歩く馬足で、コースの大外によれるサイレンススズカ。 それを抜くサイレントハンター、オフサイドトラップ、ステイゴールド、残りの馬たち…… 「なんということだ!4コーナーを迎えることなく、レースを終えた武豊!! 沈黙の日曜日!!」 そのまま泣き叫ぶ会場の歓声を聞きながら、レースを続ける馬達。 サイレンススズカは故障しながらも、鞍上武豊を落馬させず、馬群を避け安全な場所に運んでいった。 この事を武豊は「サイレンススズカが僕を助けてくれた」と語った。 ケガの内容は結果は左前脚の手根骨粉砕骨折。 直ちに予後不良の診断が出され、安楽死処分が下された。 1998年 11月1日 サイレンススズカ 永眠 結局この天皇賞(秋)はステイゴールドとオフサイドトラップが競り合いながら、決着がつく。 1着はオフサイドトラップ。��上初の7歳での天皇賞優勝。 「不治の病」と言われている屈腱炎を3度克服した高齢馬が念願であるG1レースを制覇し、ひとつのドラマを作った。 だがその偉業は、残念ながら無下に扱われてしまう。 1998年の天皇賞(秋)は、サイレンススズカが、最速の馬が止まってしまった悲劇のレースとして刻まれた。 粉砕骨折の詳しい原因は不明である。 武豊は「原因は分からないのではなく、無いんだ」とレース後マスコミに答えた。 レース後の武豊の落ち込みは相当なものだった。 同レースに出ていたテイエムオオアラシの鞍上である福永騎手は 「あんなに落ち込んだ豊さんを今まで見たことがなかった」と証言している。 その夜、武豊は知り合いとワインを飲み明かした。 「泥酔したの、あんときが生まれて初めてだったんじゃないかな。 夢であって欲しいな、って」 サイレンススズカの死、それは夢を見た競馬ファン達にとって、最大のトラウマになった。 サイレンススズカはまさに夢のように走る馬だった。 1600mのスピードで2000mを制せる、最速の中距離馬だった。 競馬に絶対はない。だからファンは"たられば"を夢想する。 もし、サイレンススズカがケガをしていなかったら、どうなっていただろうか。 ジャパンカップの2400mも軽々と走っただろうか。海外に遠征しても、並み居る強敵達を圧倒しただろうか。 種牡馬になったら、どんな子供が生まれただろうか。 そんな夢想をしてしまうのは競馬ファンだけではなかった。 武豊である。 自ら鞍上を名乗り出て、サイレンススズカの未来に期待し、夢を叶えようとした武豊は、 あろうことかその夢が崩れ落ちる瞬間の馬に、跨っていた。 ジョッキーにとって、一番嫌な、最悪の瞬間。 その瞬間のサイレンススズカに武豊は乗っていたのだ。 2007年になるまで武豊はサイレンススズカに深く言及することはなく、 2013年のインタビューでも、事故の話になると途端に拒絶し、笑顔を引っ込めた。 サイレンススズカの事故、その絶望の感触は、武豊の心の中へと確かに刻まれている。 ウマ娘 プリティーダービー第1Rにて終盤、トレーナーは問いかける。 「日本一のウマ娘とは何か?」 それはG1で勝つことだろうか。 日本競馬界の象徴であり最大級の目標である東京優駿、日本ダービーで勝つことだろうか。 ファン投票で出場馬が決まり、1年を締めくくる大レース。数々の名勝負が繰り広げられた有馬記念で勝つことだろうか。 この問いに擬人化されたサイレンススズカはこう答えた。 「夢……見ている人に夢を与えられるような、そんなウマ娘」 このセリフを聞いてしまった競馬ファン達の心境は如何ほどのものだったろうか。 サイレンススズカ。 日本競馬史上、もっとも人々に夢を見せてしまった馬である。 7、それでも馬達は走り続ける。 サイレンススズカと戦い敗れたエルコンドルパサーは1998年のジャパンカップを制し、海外への遠征を決めた。 「国内に敵はいない」とのコメントは事実その通りであった。 そしてその海外遠征でエルコンドルパサーは大活躍する。 ヨーロッパ最大の競走の一つ、凱旋門賞では惜しくも2着だったが、現地メディアからは「チャンピオンは二頭居た」とその健闘を称えられるほどだった。 2018年現在、国際的に競走馬のレーティング指数を決める「インターナショナル・クラシフィケーション(旧称)」や競走馬の能力を数値化する「タイムフォーム・レーティング」など、どちらもエルコンドルパサーは日本調教馬として史上最高の数値を保持している。 引退後に現れたディープインパクト等の名馬達、それらを差し置いての高評価を未だにエルコンドルパサーは維持したままなのだ。 そのエルコンドルパサーを相手に、国内レースにて唯一勝ち星をあげていたサイレンススズカの評価も未だに止まることがない。 翌年、1999年の天皇賞(秋)レース。これを武豊は再び走り見事1着でゴールインを果たす。 しかもレース記録を塗り替えるレコード勝ちだった。 去年のリベンジを果たした武豊はレース後、 「ゴールの瞬間、まるでサイレンススズカが後押しをしてくれたようでした」と語っている。 サイレンススズカが後押し、天皇賞(秋)をレコード記録で1着を取った馬、 その馬の名はスペシャルウィーク アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」の主人公である。 さらなる余談ではあるが、天皇賞(秋)にかかった一番人気のジンクス、呪いは 2000年にテイエムオペラオーが払拭する。 その後に登場する名馬達も、天皇賞(秋)において1番人気で1着を取れるようになっていった。 名馬達を襲った忌まわしき呪いは完全に掻き消え、今は日本競馬史の一つとして、ただ記されているのみである。
https://ch.nicovideo.jp/yumemura/blomaga/ar996682
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あたしの話
ずいぶん前に誰だったかのブログで(…ごめんうそです誰のブログだったかちゃんとおぼえているけどわたしはしょっちゅうとぼけたがる、まあ今回は、そのブログがもう閉鎖されていて記事を引用できないのもあってですね)、現代短歌の評論や添削をやっていて、派生して文章技術の話なんかもしていたから文芸サロンのようになっていたんだけど、そのなかで、「一人称があたしで許されるのはジュディマリのYUKIだけ」というくだりがあった。2004年とか2005年の話で、わたしはすっかり真に受けた。
「私」を「あたし」とあえて書く自意識やあざとさについて、ブログの筆者はちょっとからかい、底の浅さを看破し、それに読者も賛同していた…と思う。そのほか漢字や語の選択についても。いつも明晰で面白い文章だった。そういう仕草や盛り上がりはいかにもゼロ年代的だった。いやゼロ年代のすべてがそうではなかったと思うけど、自分の見ていた、好きだったひとびとやものごとにあった雰囲気を構成するもののひとつとして…そうだったと思う。まっとうな美しさ、プレーンな表現、作意を排すること、女っぽくないもの、そういうものをほめていたしわたしもそうありたいと思った。好きな人の言うことはけっこうすなおに信じる。
また、そのブログとはべつのところで、親しい友人と作品を見せあったり、映画や演劇や文章、漫画の話をしたりしていたが、そのときも、作家の自意識とかフェティッシュを極力排したいというのが共通意見だったように思う。中二病とか大二病とか社二病とかいったことばが流行り始めていたころで、ようするに、自分で自分にかけた呪いだったろう。「臨死!江古田ちゃん」はもうちょっとあとだったっけ、でも同じようなころだった(だから去年アニメ化されたのは、ちょっと古すぎねえかと思った)。わたしたちは俯瞰したがっていた。涼しい顔で、怒らず、泣かず、作意を気取られず、美しいものを職人然としてうみだすこと。それが正当だと信じていた。そうして時代や空気を見渡したつもりになって、カラクリを見抜けた(気がした)ものには名前をつけて遊んでよい。これはちょっと別の話ではあるんだけど、「風の歌を聴け」の僕と鼠に「死んだ作家のものしか読まない」というやりとりがあり僕と鼠は十九歳だった、あの「感じ」は見事だと、俯瞰の話をしようとすると思い出す。
たとえば友だちがmixi(mixi!)の日記で「あたしは〜」と書いている。ウッと思う。反射的に思う。あんたはYUKIではないのに恥ずかしい。「あたし」と書くねらいが透けて見える気がし、子どもっぽい気がする。内心笑う。わたしはもっと、すっきりとした美しさ、泣いたりわめいたりしない、女子供ではないものを書かねばと意気込んでいたのだが、つまりわたしは呪われていたのだろう。女子供でありたくなかった。女だし子供だったのにそういうものをどこかしら憎んでいた。 いやもちろん、自分の思う美しさをもとめるのは当然で、なにもまちがってはいないが、わたしたちは(と複数形にするのはわたしと親しかった友人の話をしようとしているからだけど、時代の話をしたいのかもしれない)俯瞰したがるあまりがんじがらめになっていた。これは恥ずかしい、これはやっちゃいけない、作品や表現だけでなく服装など生活のさまざまについても、自分たちの思う「正当さ」を重視した。「許されるのはYUKIだけ」。いったい許す・許さないのジャッジをくだしているのは誰なんだ。わたしたちはジャッジする側にいたかったのか。審美? たんにラベリング、カテゴライズではなかったか。空気や時代や流行に後出しジャンケンするみたいな、空気とはべつのレイヤーにいるつもりになって。もっというと、ゼロ年代というよりは、二十代とかそのくらいの若いころにありがちな斜に構えたなにかしらだったかもしれない。
この話はものすごく恥ずかしいうえにまだうまくまとめることができないので早めに切り上げるけども、安易なラベリングは揶揄につながり、わたしたちはあれもこれも許せなくなって、わたしたち友人関係の話をすればけっきょく縁が切れた。きっかけとなったできごとはべつにあるけどもたぶん積み重なったいろいろのなかに、こういうこともあった。わたしたちはたがいを絶対視していたわけではないが、あの子がばかにしていたものにはならないように、自分が笑ったものと同じにはならないように、踏んではいけない石だらけのほそいみちを歩き、とても窮屈だった。窮屈だったと自分たちで気づかないくらいそうだった。 いまのわたしを当時のあの子(であり自分)がみたら、◯◯系とか◯◯女とか◯◯◯とか(あんまり言いたいくない言葉なので言わない)指をさして笑いそうだ。でもいまは縁が切れた。あの子のジャッジを気にせずやっている。わたしはずいぶんのびのびしている。たんに歳をとっただけかもしれない。過剰な自意識や潔癖から距離を置き、ラクになった。 でもこれは、いまは誰の目も気にせず好きなことをしているよというわかりやすいめでたしめでたしにはならなくて、もうちょっとやっかいで根深いことだと思っている。たぶん政治とか価値観の話で、わたしの場合は性の話にもなり、かんたんに始末をつけることができない。あんまりインターネットに書きたくない。そうして、あの時代はこうでしたがいまはこうしてますよとちょっと反省すれば済むことではない…と思っている(これは別件だし言わなくていいことですけど、80年代90年代についてあのころは平和な時代だったからあれやこれやが許されたみたいに言うのが、ちょっとずるいし、ぜんぜん平和じゃなかったよ!と思う)。だいぶやらかした。いろいろ傷つけたし傷ついた。もうちょっと考える。考えます。長々書いたのにすっきりしなくて申し訳ないけど。ここ何年かこういうことをぐるぐるこねまわしており、進んだり戻ったりの繰り返し。
ついでに、好きな人の言うことは信じる、信じたい、これもけっこう悩ましいものがあって、ことインターネットは、味方かどうか、この人はどっちにつくのかみたいな話になりやすいから、これまたはっきりしない言い方になるけど、注意深くやりたいなあと思う。

「京浜運河でうみへびを見たことがある。公園の浜辺に打ち上げられていた。干潮によりすがたをあらわす浜はねばつく泥で、散らばる貝殻の破片だけが白かった。きっとこのうみへびは、東京湾を徘徊するうちに運河に迷い込んでしまった。大井ふ頭中央海浜公園はだだっぴろく、ヒトだってしばしば迷子になる。あたしとうみへびは同じものだと思った。」
「人魚とオピネル」の冒頭。これは中学生の女の子の話で、主人公の百子は「あたしは」と語る。あたし、としたのは、こういういろいろについて、自分で決着をつけ…ようとしたけどもまだ答えは出ないのでいろいろ保留にしているがともかくは挑戦してみようと、そういう感じだった。 ちょうど三年前のいまごろ書いていて、まだはまぐりがどうのこうのと迷走していたころ(できあがりにはまぐりはでてこない)。
「人魚とオピネル」Kindle: https://www.amazon.co.jp/dp/B07JYLT2Y5/
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ゲンロンβ35読者アンケートより
こんにちは。復活した東浩紀(5.0)です。
さて、弊社では毎月『ゲンロンβ』と題する電子批評誌を出版しています(タイトルのβは環境によってはただの「B」に表示されている可能性があります)。会員向けメルマガでもあるという位置付けから、どうもあまり内容のガチさが伝わっていない嫌いがあるのですが、『ゲンロン』本誌が年2回刊行(しかも今期は1号しか出ない!)となったいま、じつはゲンロンの動向を伝える主力媒体に成長しつつあります。そんな魅力をみなに知ってほしい、ということで、今月から各号に寄せられたアンケートのいくつかを紹介していくことになりました。近々リニューアルも予定しています。
『ゲンロンβ』は、友の会会員に配布される会報誌ですが、単独でも販売しています。直販サイトではePub形式で、またAmazonではKindleで販売しています。値段はわずか500円。いや、それどころか、なんとドワンゴのチャンネルで読むという方法まであるのです。『ゲンロンβ』を読むためには、かならずしも友の会入会の必要はありません。
ゲンロンがいまなにを考えているか知りたいかたは、いちど騙されたと思ってお読みください!
◾️
さて、それではアンケート紹介です。
まずは小松理虔さんの「浜通り通信」特別回について。
2011年3月11日を大学院の卒業旅行で訪れていたアメリカで迎えた僕にとって、東日本大震災はずっと、どこかフィクションのような、うまく理解できないものでした。日本で何が起こってのか全く理解できない自分たちをよそに、道行く人に心配されたり励まされたりとなんだか奇妙な体験をアメリカでしました。生まれてずっと関西で育って、大学生活も関西で過ごしたものの、その年の4月から東京の設計事務所で働くことになりました。全く実感もわかないまま、計画停電で薄暗かった品川駅に着いた時のいいようのない不安な気持ちは今も忘れられません。
そんな風に、震災を直接体験していないからこそ、だからこそ、震災関連の書籍や文章には強く反応してしまうところが今もあります。新復興論で触れた小松さんの文章はこれまで読んできたどの震災関連の言説とも違うものでした。うまく言えませんが、とても震災に近い、というか、素直なものとして受け取れました。自分の中にある、震災に対する欠落感のようなものを補うには、小松さんの書く文章のような、とても具体的で、生々しい空気感が必要だったのではないかなと思っています。被災地の復興はまだ終わってませんし、むしろその復興によって失われたものもまた多くある。どうすればいいのか、どうすればよかったのかは分かりません。が、震災を経験できなかった僕にできる、自分なりの震災への、復興へのアプローチやコミットの仕方を見つけたい、と小松さんの文章に触れて思うようになりました。
ありがとうございます。小松理虔さんとの出会いは、ゲンロンのいまの方向性を決める大きなものでした。ゲンロンの最初の単行本が小松さんの本で、そしてそれが広い読者に受け取られて、本当に良かったと思っています。福島第一原発観光地化計画も、彼の本で救われましたね。やってよかったです。
続いて大山顕さんの連載への声。
大山顕さんのSNS以降の写真論。とても刺激的でした。SNSによって写真が撮った瞬間から即ネットワークに繋がること自体が画期的であるし、即ネットワークに繋がることを前提としてアプリも設計されている。そうして撮る者と観る側が写真の行為者として大きく質的に変容していく現象が、軍事オペレーションとその倫理、さらに原爆投下までを「卑怯」という言葉で結びついたことに読み手として非常に刺激的でした。ジャンクションが多くの人の目に触れることを願っています。
あの写真論、毎回楽しみですよね。「スマホの写真論」は現在単行本化に向けて作業中ですが、出版されたらかなり話題になるのではないかと思っています。5月には関連イベントも行いますので、興味がありましたらぜひお越しください〜。
続いて意外な声。
自分は今金沢大学に通っているのですが、この前そろそろ新学期の履修登録だなと思ってどんな授業があるのか調べていました。するとロシア語の先生として平松潤奈先生がいらっしゃることに今更気づき、これは履修しなければと思って、四月からはロシア語を受講しようと思っています。夏にはチェルノブイリツアーに行けたらいいなとも思ってます(今年は院試があるのでちょっと無理かもしれないけど)。また平松先生に登壇していただけたらうれしいです。
おお! そんな繋がりが。そういえば上田の早稲田のロシア語授業にも今年はゲンロン読者が現れたという噂・・・。平松さんには、むろんぜひまたご登壇いただきたいと考えています。ゲンロンではそのほかも定期的にロシア関係のイベントを行なっているので(そしてそれは上田洋子新体制になって不可避的に増える予定でもあるので笑)、楽しみにお待ちください!
そして次の声も多かったです。
東浩紀さんもお元気になられつつあるようで良かったです。上田さんはじめ皆さん、大変かと思いますが、ゲンロンを応援していますので、無理せずに末永く活動いただきたいです。
同様のお手紙、多数です(涙)。みなさん、ありがとうございます! そしてそのせつは本当にご心配をおかけしました・・・。
この文章を読んでいただければわかると思いますが、基本的にもう大丈夫です。ただ、じつは衝撃的なことに、最近、ゲンロンカフェほか各種事業の売上はむしろ上田洋子新体制になってからのほうが上向いていることが明らかになり、むしろぼくとしては「おれってもともと代表じゃなかったほうがよかったんじゃないか」と自信を失いつつある現状です。社員も気のせいか生き生きと働いている・・・。いやあ、よかった、よかった・・・?
そして最後に、なんと今回のアンケートでは、全目次に感想を寄せてくれた方が2人もいらっしゃいました。そのうちおひとりのを感想を、全文ご紹介します。長い! めっちゃ長い!編集部一同感動です。
今回も完全によい意味でちょっと狂っているのではないかと思われるほどの多彩な文章にあふれたマガジンでした。以下感想を記します。
■1.浜通り通信 第51回 外枠から考える 小松理虔
読み応えのある文章でした。そして「放射能汚染という、土の否定」と「当事者の枠を広げる「外枠の哲学」」、この二つの節のあいだにある一種のギャップに震えました。
信義のない国に振り回されてきた生者と死者をどう語り継いでいくのか。糊塗しても消しようのない存在である土こそが「ふるさとの喪失」を語る可能性が示唆されて「放射能汚染という、土の否定」は閉じられます。
その諦念とも希望ともどちらにもとれる筆致に少し考え込んで、次の節を読み始めると、震災から八年経ったことが改めて告げられ「さすがに震災と原発事故を語ることに疲れた。」とある。その告白に驚きました。私がこれまで小松さんに抱いていた印象は、何より人生を楽しむことが大好きな人というものでした。いわばそれは小松さんのA面だったのでしょう。小松さんのB面、この節の直前に呑み込まれた言葉は何だったのでしょう。
愛と無関心の両者がつながりあう「回路を作る」と小松さんは書かれていますが、「回路」とは小松さん(とその仲間達)自身のことにほかならないと思います。小松さんが、素人の、外側の、中途半端の、だからこそできることの可能性を論じて稿を終えるとき、そこに多くの語られなかった言葉、表せなかった態度、できなかった行動があり、小松さんはそうしたものを決してなかったことにはできないタイプの人だと(すみません、勝手読みかもしれません)強く感じました。信頼できる書き手です。
■2.観光客の哲学の余白に 第13回 触視的平面の誕生・番外編 東浩紀
『search/サーチ』は見逃していたので、この論考を読むために二番館に行きました。面白かった。まず、そのことに感謝します。次いで論考を読みました。確かにこの作品を私が「物語として読み取れる」というのはどういうことだろう。ずいぶんと不思議なことではないか。ということで作品を二重三重に楽しむことができました。石田英敬さんがおっしゃっていた(記憶違いがあるかもしれませんが)「人はメディアを通じたコミュニケーションをしているのではなく、端的にメディアそのものと遭遇しているのだ」という事実を実感した映画→批評体験でした。
東さんの論考には常にこの種のセンスオブワンダーを感じます。全くの蛇足ですが、小松左京や梅原猛、森村誠一など、東さんの子供時代の読書体験を検証すると面白そうですね。
■3.【『新記号論』刊行記念】人文的、あまりに人文的 特別編 山本貴光+吉川浩満
新記号論、一通り読み終えとても面白かったのですが、細部が難しく、自分の読みがとんちんかんではないかと不安でした。そんな中、この対談は「大丈夫!好きに読みなはれ」といってくれているようで助かりました。山本さん、吉川さんには、常にそういう素人の背中を押してくれるところがあります。
要約することでわかった気になり先に進められるのが大事、と東さんがおっしゃっていましたが、この対談にも、ここまで来た道がさほど間違っておらず、さらに先に進もうという意欲が掻き立てられました。昔からこの類いの紹介対談ってありますが、お二人には紹介にありがちなスノビズムや啓蒙臭をほとんど感じません。コンビとしての完成度の高さなのでしょうか?いつかその秘密も語ってほしいです。「通電」ってかっこいい言葉ですね。
■4.世界は五反田から始まった 第3回 「大五反田主義」 星野博美
「大五反田主義」!「五反田中心」!「正田美智子さんは、天皇家に輿入れするまで、大五反田の五反田中心(山)に住んでいた。」!
爆笑しました。何の話になっているのだ、これいったいどこに行くんだ、と思っていたら、作者の揺らぎが(作者の中では)解消して、唐突に「(つづく)」。凄いです。
丁寧な自分史・地誌、小学生時代の線路という鉄壁なシチュエーションの思い出が語られた後、突然、話題は出身地ロンダリングとみみっちいものになり、姑息、恥ずかしさ、しどろもどろ、言い訳、醜態という語がずらずらと並び、反省感満載の中、再度丁寧な検証に基づく新しい概念の発見。しかし、それが「大五反田」!
自らのAha!感をそのまま文章に感光定着させる才というものがあったとして、星野さんはまさにその才の塊です。真面目、なんだろうな。うん、すごい真面目。でも書きながら笑ってるよね、多分。そしてめっちゃ喜びにあふれています。追憶、だが前方に向かって反復されている!
■5.スマホの写真論 第19回 ドローン兵器と「卑怯」なSNSの写真 大山顕
こちらはAha!感を読者に発生せしめる才。「写真の行為者でありながら閲覧者は撮影の現場にいない」「現場に行くコストとリスクを払わない人間が写真の主導権を握っている」。あまりに正しい認識に何度も目が啓かれます。
先日、デイリーポータルZ反省会の大山さん回を見ました。工場もジャンクションも鉄道駅も、他人から「好きなんでしょ」と言われるのは不本意だと強調されていました。はにかみと諧謔が一体化したようなそのスタンスが、大好きです。また、高度経済成長の負のシンボルでもある土木的対象について語ることの緊張感についてもどこかで書かれていたと記憶します。
ドローン戦の倫理という大きな問題をすらっと語りながら、公園整備作業員の慧眼をたたえて稿をしめくくる。こんな構成が滑りもしないし、嫌みにもならないのは、大山さんのスタイリッシュな当事者意識のおかげなのでしょう。いつまでも終わらないでほしい連載の一つです。そんな訳はないですが。
■6.【特別寄稿】変容の困難——“それなり”の外へ出るために 坂上秋成
すでに初老に突入した私は、むしろ懐かしさを持って読みました。そう読めたということが面白くもありました。若さ故の、世界や作品への新鮮な驚きに対する嫉妬は、私も未だに感じます。同時に中年になってから、驚きが生まれる瞬間にむしろ解像度があがり、鋭敏になったとも思います。若い頃は、ファーストインプレッション至上というか、衝撃を受けていること自体に酔ってしまう面がありましたが、その出会いを微細に丁寧に反芻することができるようになった気がするのです。サッカーボールがフェンスを垂直に駆け上がる呪い。その出来事をミリ単位、ミリ秒単位で描写・分析することがそのまま祈りとなるようなことが人生では起こります。(すみません。人生相談の回答風になってしまいました。)
■7.五反田アトリエからのお知らせ 藤城嘘(カオス*ラウンジ)
最終成果展を見に行きたかったなと感じました。東さんのツイッターから、最終選考での様々な問題提起を知ったこともあって、もし前情報のない状態で鑑賞したらどんな感想をもったか、とても気になりました。
「「家族」をテーマとした、生々しさをもった表現」は実はとても怖いもの、自分の立ち位置がもろに見透かされてしまうもののように思えます。そのこと(アートが結果的にであれ、社会的な問題提起を帯びてしまうこと)と、アートそのものがどのような関係にあるのか、本当はよくわかっていないことも含めて、��っぱりこの目で見てみないと、当たり前のことですが。
■編集後記
『文心雕龍』の原道篇、全く知りませんでした。とても面白いですね。言語が全てだ、いや言語はすべてを表さない、と議論をしているうちに言語側からも非言語側からもどんどん侵襲されている現在のメディア状況、みたいな感覚がありますが、その現状を驚き直し、再び考え始めるために『新記号論』を反芻していきたいと思います。
いかがでしたでしょうか。編集後記の感想まで記されているところに、いい意味での狂気を感じますよね! 冒頭に本誌が「よい意味でちょっと狂っている」と書かれていますが、いやいや、読者さんのこの感想のほうが狂ってるだろと! というか、これはふつうはアンケートフォームに送らないだろうと!ブログに書くだろうと!
なんて、失礼しました。ほんと、ありがとうございます(笑)! たいへん励みになってます。これからもよろしくお願いいたしますー。
といったところで、今月のアンケート紹介は終わります。
次号、『ゲンロンβ36』はできれば今週木曜日(4月18日)・・・おそらくは金曜日(4月19日)配信の予定です。今号は本田晃子さんによるロシア・アンビルド建築についての新連載が始まるほか、飴屋法水さんが特別寄稿! いつもながら超読み応えありますので、また感想をお待ちしています。
ではまた来月~。
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No title
何の予定も無かったけど唐突に有休を取って、無印良品のカフェでプリンを食べながら今これを書いている(現在2018/12/26。真ん中らへんまでこの日に書いた。それ以降の執筆日付はまばら。)職場の超絶だいすきな上司がこっそり、うちの部署は来年(というか来月)から恐ろしく忙しくなるとかならないとかいうことを教えてくれたので、今のうちに休んでおこうと思ったのだ。(他部署なのにわざわざ気にかけてくれる上司氏、ほんとラ&ブ……)
というわけで、サボりとかズル休みとか言われても否定できないそれの真っ最中である。プリンちょうおいしい〜〜〜〜〜!私はプリン固め派なので、これは素晴らしく良いプリン。食べたことないひとは是非食べてみてください。
正直有休めちゃくちゃ余ってて、自分の性格上このまま使い切れずに消えてしまいそうなので、これくらいは許されたいなあと思う。普段の休みは全然自分のために時間を使えないし、来年から忙しくなるぶん今はめちゃくちゃイージーモードだし、必ず終わらせておかないといけないタスクは昨日でちゃんと済ませたし。。。許して。。。
今年を振り返るブログを書こう書こうと、何度も思っては思考が止まってしまい書けなかった。シンプルに、思い出すのがしんどかった。正直、別に書かなくても誰も困らない。書いたところで内容や感情が100%正しく伝わるはずもないし。
でも、誰にも知られずにいるのもしんどかった。知って欲し��し知って欲しくないと思っている。もうめちゃくちゃ。更新するかするまいかもずっと悩んだ。自分でももうどうしていいか分からないし、これからもどうなっていくのか分からない。今の私はそういう状況にいる。
どこまで紐解けばいい?
死のうと思っていた。
春の終わり頃から、ずっと死ぬことばかり考えていた。死にたい、じゃなく、死のう、と思ったのは何年ぶりだっただろうか。夏が始まるすこし前に、ひとつの短歌を詠んだ。「世界一やさしい呪いをありがとう 解けてしまう前に死にたい」
遺書代わりのつもりで詠んだ。結局死ななかったけど。
去年、背の高い恋人のひとと交わした結婚の約束を、私は自ら破棄した。背の高いひとのことは変わらず好きだし、結婚するならこの人がいいと心から思う。今でもそう思う。けれど、私の意思で、結婚を取りやめた。これについての詳細は、どうしても書けない。私たちふたりの間には何の問題も無く、ただ私たちの目の届かなかったところで、いろいろなことがありすぎた。その「いろいろ」のせいで、今年は心身ともにすっかり疲弊させられてしまった。
結婚できない と伝えたとき、彼は 何故 とも 分かった とも言わず、真っ先に「待っていてもいいですか」と答えた。「結婚できるようになるまで、待ってていいかな」「いつになるかも分からないですよ」「それでもいいよ」「そんな日は来ないかもしれないですよ」「いいよ」「……」
「結婚することだけが、ふたりで一緒に居られる方法ではないし。前にも一度言ったけど、僕は、あなたがそれを望まない限り、あなたからそれを言われない限りは、あなたと別れるつもりは一切無いよ」
出た。やさしい呪いだ。このことばを言われるのはこれで二度目だった。別れることになってしまうのだと思い込んでいた私には意外すぎることばで、このひとはばかなんじゃないかとすら思った。どうして可能性ある未来を、限りある未来を、そんないとも容易く棒に振ることができるんだ。私のことなんてとっとと忘れて、まだいくらだって、人生をやり直すことはできるのに。
けれど、結局それを受け入れた私自身が、この世でいちばんのばかだ。彼のことばに甘えて、私たちはまだ別れないでいる。それ以降の、背の高いひとと会える時間はものすごく激減して、今日までに会えた日数は片手で数えられるほど、時間にしてもほんの少しにしか満たない。それでもいいよと彼は微笑む。優しくされるほど泣きたくなってしまう。もっと真っ当な形で彼を幸せにしてあげたかった。
幸せそうなひとたちを見るのが辛くて、一時期すべてのSNSからログアウトした。その間にも友達たちは結婚したり出産したり趣味に充実した日々を過ごしたりしていて、時々遠巻きにその情報を知っては、何も知らないふりをして日々を過ごし続けていた。今でも、本当はおめでとうを伝えたいのに、伝えなきゃいけないのに、言えてないひとたちが何人か居て、情けなくも悲しくもある。ごめんね。直接言える心の余裕が、強さがなくてごめんね。ずっとずっとお幸せにと、心の片隅で小さく祈っています。
ようやっと最近、ARAM (fka.Ukiyo Girl)が新譜を出したことをきっかけに、ツイッターの本アカに戻ってこれた。 (実は本アカから離れている間ジャニーズにどっぷりハマり、ジャニーズ専用アカウントを作成するまでに至っていたので、そちらはめちゃくちゃ更新していたりした) (これに関しては別に記事を書きたい)
正直、本アカも消してしまおうとすら思っていたのだけれど、やっぱりここで出会えたひとたちやこの環境は愛着しかなくて、手放してしまうにはあまりにも惜しかった。
よく居��くなりがちになるとは思いますが、今後ともお付き合いいただけたら嬉しく思います。TwitterもInstagramもTumblrも消しません。Tumblrは、相変わらず一向に改善されない文章途切れは鬱陶しいなあと思うけれど。笑
2008年から10年後の世界である2018年、絶対心穏やかに過ごせる一年ではないとは思っていたけれど、予想外の、あまりにも大きすぎる爆弾が破裂した一年だった。ELLEGARDEN活動再開に拗らせる心の余裕とか全く無かったな……それはそれでよかったのかもしれないけど……。
じゃあ私は自担の出演するSASUKEを観ながら時々紅白歌合戦をザッピングして年末を過ごします。ジャニーズカウントダウンコンサートを初めて最初から最後まで観るつもりなのでそれもめちゃくちゃ楽しみ。
あまり更新しませんでしたが、当ブログをご覧いただきありがとうございました。じゃあまた来年お会いしましょう。良いお年を。
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思い出とは消化できずに残った記憶
Twitterのサークル機能をつかって備忘録てきなつぶやきを連投してサークル外の人に見えるツイートを圧迫するのは本望ではないので過去ツイを振り返りながら消化していこうと思う。
「日向でいきいきする植物はすごいと思う」 植物は地球上の動物が生成した二酸化炭素を酸素に変換している。人間には酸素が必要だが、植物には二酸化炭素が必要だなんて、なんて都合のいい設定…。素晴らしい共生だ、共依存みたい。
「もしも俺が明日死ぬなら、爆弾かかえて向かうんだ永田町に小泉首相に会って目の前で吹き飛びたい」 RADWIMPSの曲や詩は帰ってくる場所みたいだ、思春期にたくさん影響をうけた。思春期を超えて考えがアップデートされたとしても、振り返ってルーツとして選んでしまうなら、思春期こそ人生だ。
「イカよりもほんとはトビウオがつりたい」 ひとの影響でイカをたくさん描いた、今日めおさんと話した様に、他人は鏡であって外界からの影響で好きになったものだったとしても、それも含めて自分の選択であると捉えていいし「見なくても描けるようになった」モチーフを増やしていきたいし、それみたいに興味のあるものを描写したい。
「この時間の肌が一番青白くみえる、水中での発色に近い」2022/7/11 19:01 わかる。
「身体性が伴うものってそれが嫌いになる過酷さとそれが好きになる過酷さがあると思うんですけど、今日の下校は後者。どーぷ」 帰りに土砂降りのあめのなかバイクで走ったときの。夏の雨が肌を伝いながら走るあの時間が、自然と一体化するような、風になって雨と雨の中をすり抜けていくような。
「ドロドロのホットケーキ食べたい」 ホットケーキは生焼けがうまいんだ
「山上の手紙読んだ、凶悪事件の犯人の手記等は古本で買うのが境界線を越えないささやかな対策だったのだけれど、彼の手記が発売されたら新品で買ってしまいそう」 これは後に友達が反応してくれたのだが、社会的にどうしても取りこぼしてしまう人というのは居て、そういう人からこそ生まれるドラマがあるし、それに安全なところで触れられるのは贅沢な体験だ。 みたいな話をした、あとドキュメンタリーなど、全然情報を追えてないけど卒制終わったらそういうインプットしたいな。
「ディベートが苦手という人もそうでない人もいると思いますが自分をそう評価するに至ったこれまでの討論が‘印象‘の植え付け合いでの勝敗」でなかったか思い出してみてくださいね。」 コミュニケーションというのはある訓練があって初めて出来る様になる。それが幼い頃からできていた人もいればそうでない人もいる。ディベートというものも同じで苦手意識を持つ必要はないのだ。最近の高校生の国語の授業の形態というのは、そういった訓練を取り入れる様になっているらしく、これから出てくるルーキー達はしっかりと他人と一緒に考える力がある人が多いかもしれない。
「山上のTwitterをみた感想を述べたのだけど、歴史は今、ここ、私に向ってはいないになってしまった。まぁそりゃそうなんだけど」 構造主義の話。歴史というのは無限の選択肢の中から一つずつ選んできた結果であって「今」に向かって一直線に恣意的に選んできたわけではない、らしい。山上のTwitterも「今」から見ると色々と見えるが、偶然の重なった結果、かもしれない。
「芸祭あと二回参加させてくれ」 魂の叫び
「もこうの余興に対してオーイシが、あの時彼は誰かに何かを伝えるために存在していた、あれこそ人間のする表現。って言ってて赤べこになっちゃった。生身が生身に伝える表現PDCAサイクルをなぞるだけのニュートラルなものじゃないゾ」 表現というのは学習ではないのだ。あたりまえなんだけどさ
「檜皮一彦」 車いすの作品
「小学生の頃姉に、‘道徳の授業‘ってなんかキモイよねと言っていたらしくて笑った」 アナーキー!
「友達に久しぶりにキラキラしてるって言われた、キラキラしてるならええか」 switchを得た時のツイ。この間この友達の社長のはなしをきいて「大人なのに目がキラキラしてる」って評してた。わたしも目をキラキラさせよう。世界のすべて遊ぶための道具にするのじゃ。
「友達にお絵描きAIおもしろいよーと教えたら、ナニコレこんなんみこっちゃんの方がいいやん、と言われてハオ」 勇気かよ。まぁでもAIどうのこうのって話見てもなんとなく「私の絵は出てこないだろうな」と思っている、なんとなくそういう自信がある。
「旅先でヤンヤンツケボーを食べるのは、現実へ戻ってこられるように残したトリガーなんだよ」 旅が好きだけど、景色をみてその土地をいいなと思って、その土地のものまで食べてしまったら、なんとなく帰れなくなるような気がしてつぶやいたんだけどもしかして千と千尋か?
「職業:旅人 がいい~;;」 ゆーちゅーばーになります、か。
「過去のブログのスクショ先生からいわれた適材適所みたいな話」 今日友達とはなしたけど卒制はこれから絵で食っていく自分へのエールになるものにしたいんだよね。いままでに一円でも私の絵にお金を出してくれた人がいるなら私は絵で食っていきたいし、サンクコスト効果の祝福と呪い
「やっぱり、裏切りおにぎりというあだなはおもしろい」 まさおくん人くさくて結構すきだけどな。あとオラ夏でまさおのそっくりさんが「僕はロボットが好きなんだ、だから僕もロボットなんだ」って言ってたのすごい哲学だった。
「ヴォーリズの設計による駒井家住宅」 まじでこういう家に住みたい。
「ぼくはハート舌なんで天然スプタンです」 身体的特徴。わたしにとっては普通だけど、べろが割れてない人からしたら特徴になる。
「積層が苦手でいつからか不完全燃焼のまま終わるようになったって話したら描写が乗る描写しなきゃっていわれたからそれやってみる」 今日めおさんとまた話した、絵画でい���グレーの話と「このバイク動かないもん!」(笑)
「コロナ禍でよかったのは誰もいない砂浜にバイクで行って寝転がりながら授業うけたりできた事」
「僕が高級車を破壊するギャル描いてあげるよ」 イラストと絵画のちがい。
「思春期こそ人生」まーた言ってら
「今日たまたま見た占いしし座が、三人以上で行動すると吉、だったので6万5千人と行動を共にして大吉かも~」 今までで一番面白い試合だったな
「理屈と絵の具はどこへでも付く」
「アクセルは私のフェチ構築に食い込んだキャラだと思う」 キャラとキャラクターのはなし
without undo って展示やりたいな アンドゥをしないで描いたイラスト。
「何も生まないオタクという言い回しを知って泣いている」 哀しいこと言うなよ;;
「くだらない絵しか描けない、それでもイイ!」
「すずめの戸締り音楽も良かった、新海誠がRADと縁がつながってから新海もRADすきなんやなーよ思いながら観てたけど今回のはRADを聴いてきたからこそ通じ合える部分みたいなところが沢山あった。それがRADのMVにならずに実現したのは陣内一真も関わってるからなんだろうなと勝手に予測してるオタク」
「教授との面談、こぼさないようにと思えば思うほどこぼれていきそう(笑)整理するために誰かとはなしたい」 ガスト言って話せた
「新海誠本読んで全体的に良かったけど、異形の者との旅にした話はほりさげられてなくてかゆい。個人的にはそこも知りたいのに」
「物語、もといキャラクターは架空の人格で現実を心体験できるデータがつまったカセットなんだよねん」 ってことを調べてたら『テヅカイズデッド』が出てきたわ。よむゾ
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https://hoshiyuki4326.fanbox.cc/posts/2713713
こんにちは。漫画を描いている時の名前は星龍と申します。pixivFANBOXにてブログ公開中です❣️是非来て見てください♪よろしくお願い致します🌟
大好きな漫画やアニメに影響されて漫画やイラストを描いています。主に好きな漫画やアニメはエヴァはもちろん。手塚治虫先生のどろろや七色いんこ、火の鳥、ブラックジャックなど、ジブリ全般作品やNARUTOなどが大好きです。今の作品では「北北西と雲に往け」や「呪術廻戦」が好きです。
自分は文章が上手い方ではありません。短い文章でわかりやすく説明するために、まだ非力ではありますが、最初は決意表明や目標みたいなことを箇条書きで書かせていただきます。自分の心の整理にしばしお付き合いしていただけたら幸いです。その後に長いですが、漫画製作中のパロディシナリオを載せています。よろしければご一読下さい。よろしくお願い致します!
・オリジナルを休止して2次創作に没頭しました。
・エヴァが完結したのでこれを機に、カヲレイ漫画を描いたらオリジナルの創作を開始する決意。ただし過去に製作した作品は公開予定。
・自分の人生の中で漫画や、アニメだけが、唯一の救いでした。なのでキャラを描くことが大好きです。
・人から嫌われても孤独でも、誤解されても漫画を描き続けるのを諦めずにきましたので、これからも継続していきます。
・根拠のない自信が持てないという根拠のない自信があったので、とことんやり直し続けてます。
・仕事現場で休憩中にイラストを描き続けていました。
・幾つになっても夢を諦めずにいきます。
・好きな事があっても興味がある事に気が迷うことがあるけれど、それでも一途に没頭できるものがある事は自分にとっての最大の力である。
・理想を追い求めて現実の世界が疎かになってしまっていても必ず挽回できるから自分を信じて進めていこう。
・休んで気持ちの整理や自分と向き合う事は大切です。
・文章を今は記録していますが、本当はこんな時でもずっと手を動かして描いていたい。
という思いつく事を箇条書きにしてみました。
改めて自分の本当にやりたい事を知る機会が必要だと思いました。これから言いたいことや気持ちをちゃんと他人に伝えていけるようにぼちぼちではありますが、描いていきます。よろしくお願い致します。
✳︎ここからは、カヲレイ漫画のパロディをあらすじというかシナリオを紹介していきます。漫画を作る上で大事なシナリオです。ご興味がありましたら、ご一読お願い致します。
※ただし、引用はやめてください。よろしくお願い致します。
☆
渚カヲルと綾波レイは2人暮らしをしています。この世界ではエヴァは存在しないためお互い番号ではなく、名前で呼んでいます。
「レイ!買ってきたよ!にんにくラーメンチャーシュー抜きの冷やし中華!」
レイの頼みで、カヲル君は、にんにくラーメンチャーシュー抜きの冷やし中華を買ってきて帰宅します。
そこで変な音をカヲルは聴きました。レイを見ると変な物を持って自分を見上げているレイがいます。カヲルは、思わず訊きます。
「なんだい?それは。」
レイはその問いに答えます。
「おかえりなさいカヲル。これはオタマトーンっていうの。まだ上手くできないの。」
確かに、おたまというか、音符をキャラクターにしたようなものがつぶらな瞳でこちらを見つめています。
「オタマトーン?なんだいそりゃ?」
カヲルは首を傾けて聞き返します。
レイは���タマトーンをなぜ知ったのか、経緯をカヲルに話しました。
きっかけは台所で料理している時にYouTubeを見ながらしていたらスペインの番組の日本語訳があってそこで、日本のおもちゃ?オタマトーンを素晴らしい楽器のようにオペラを歌い上げている動画でした。それを見て自分も欲しくなってしまった事を言います。
☆影響を受けた動画:スペインのゴット・タレント
それを聞いたカヲルは外出用のコートを脱ぎながら言いました。
「楽しそうだね。キミがそう言うんなら、そうなんだろう。
「うん。これ楽しい!」
カヲルを見つめ笑顔で返すレイ。
「ーーそれにこの楽器…とてもかわいい‼︎」
「ーーうん。そうだね‼︎とてもかわいい!」
頬を赤らめてそう返事を返すカヲル。
ポカポカする2人。
「そうだ!せっかくだから中学の時のみんなを集めてまた演奏会しようよ!」
思いついたようにカヲルはレイに言う。
それを聞いたレイは不思議そうな顔をする。
「…また…演奏会?」
「…そんなことあった?」
ハッとするカヲル
(あーー。違う世界線の事を言ってしまった!)と思わず自分の頬をつねるカヲル。
「シンジ君がいただろう?(中学の時)」
話を逸らして、つねった頬をさすりながら碇シンジの話を持ち出してきたカヲル。
「碇君?」
聞き返すレイ。
「シンジ君はチェロを演奏できるんだよ!音楽にとても長けているんだ!この前一緒にピアノを伴奏したときに…とても上手だったんだよ!きっとシンジ君なら楽器の演奏が上手くなるコツを教えてくれるとおもうんだ!」
とシンジの得意なこと話すカヲル。
「うん!私も碇君に教えてもらいたい!」
その話を聞いて興味を示すレイ。
「よし!決まりだね!シンジ君たちを呼ぼう‼︎」
みんなを呼んで演奏会をする事が決定しました。
「…それで何を演奏するの?」
みんなで演奏する曲をなににするか訊くレイ。
「やっぱりカノンかな?」
(弦楽四重奏のことを思い出して呟くカヲル。)
「簡単なのがいい‼︎」
カノンよりも簡単な曲をレイは希望する。
「…簡単なのね…。」
思いついたように顔見合わせるカヲル。
「やっぱり簡単なのとなると…第九…歓喜の歌かな?」
「ーーいいわね。年始めにピッタリ!年始はみんな休みもらっていそうだから全員集合できるかも!」
家をすっかり正月の飾り付けを済ませているカヲレイ宅。
「ーーえっ?!もうそんな時期だっけ?」
家の改装に驚いているカヲル?(描いている現在正月ではないので時期的に早い事を読者の気持ちになって代弁しています。)
「ーーじゃあ早速、面白い楽器があるってシンジ君たちを誘ってみるよ!」
カヲルに誘われてシンジとマリが現れる。
「あっ!カヲル君!あけましておめでとう!!」
カヲルに久々に会えてテンションが上がるシンジ。
「シンジ君!あけましておめでとう!」
カヲルも同様。
「もうーっ!何なのよ!しょうがないから来てやったわよ!久しぶりね!あけましておめでとう。」
「よぅ!碇久しぶり!あけましておめでとう♪」
腰に手を当て威張った調子でも内心は嬉しそうなアスカとちょっと一歩下がってシンジに話しかける相田ケンスケ。
「アスカ!ケンスケ!久しぶり!あけましておめでとう!」
応えるシンジ。
「おぅ!お久しゅうな!元気にしとったか?あけおめ!」
鈴原トウジと洞木ヒカリもやってくる。
「トウジ!委員長!あけましておめでとう♪」
「碇君!中学の時の呼び方はやめてって言ってるでしょ!今年もよろしくね!」
シンジが中学の時の呼び方のままなので言い返すヒカリ。
「やあ!みんな久しぶり!今年もよろしく!」
カヲルが皆に向かって話しかける。みんなが集まってくれた事に喜ぶカヲルとレイ。しばらく皆で年が明けたあいさつをしながら団らんする。
暫くしてシンジがなにか後ろに隠してカヲルとレイのもとにやってくる。
「ーーカヲル君!」
「なんだい?シンジ君!」
「実はね!僕も持ってるんだよ!」
ジャーン!と言わんばかりに後ろに隠していた物を見せるシンジ。
「オタマトーンデラックス!!」
「流石!シンジ君!じゃあ弾けるんだね!」
シンジに感心するカヲル。
シンジの大きなオタマトーンを見て目を輝かせるレイ。
「おっきなオタマトーン….‼︎」
「うん!今人気なんだよ!」
カヲルに応えるシンジ。
シンジは簡単な演奏をカヲルとレイに聴かせる。
「シンジ君オタマトーン上手だね!」
褒めるカヲル。楽しいそうに話し合うそんな中で、ひょっこり濃いピンク色のオタマトーンを取り出し見せるアスカ。
「私もあるわよ!オタマトーン…」
「へへ…ありがとう!」
アスカの発言に気が付かず。カヲルに褒められて嬉しそうに返すシンジ。
「ちっムシか…アイツらだけ盛り上がって…!」
気が付かれずガッカリするアスカ。それを見てなだめるケンスケ。
「まぁまぁ…」
キラーンとキメ顔をしてケンスケは続けて言う。
「ここは僕が改造したオタマトーンを見せるべきだね!」
「見てて!アスカ‼︎きっと皆を振り向かせてあげるよ‼︎」
「…」
どうでもいいアスカ。
「千年☆ロットトーン!!」
ドンッ🌟と遊戯王のクレジットで千年ロットを逆さにした感じに改造したオタマトーンを高く上げ皆に見せつけるケンスケ。マリクのシルエットが隅にみえる。
速攻で東京リベンジャーのマイキー並みの蹴りをケンスケに入れるアスカ。流石にその音に話で盛り上がっていたカヲルとシンジが気がつき振り向く。
「なにをするんだアスカ!!」
いきなり蹴りを入れられて驚くケンスケ。アスカはケンスケの胸ぐらを掴んで叫ぶ。
「あんたバカァ?!もう何も喋らないで!(顔芸[マリク]じゃない!ケンケンじゃなくなっちゃう!!)」
そんな2人のケンカを遮るようにトウジとヒカリが自分たちもオタマトーンを持っている事をシンジたちに見せる。
「ワイもオタマトーン持っとるでー、くまモンや!」
(オタマトーンはあのつぶらな瞳のキャラクター以外にもお当地キャラや有名なキャラクターとコラボしています。)
「私もよ!私は招き猫!」
案外皆オタマトーンを「持っていた事がわかってカヲルは呟く。
「なんだかんだ言って皆持ってきてくれたんだね。オタマトーン…。」
「うん…。」
自分だけじゃなかったと悟りながら応えるシンジ。
「姫かわいい💕」
ケンカしてるアスカを見て呟くマリ。
[アー。]
オタマトーンを少し鳴らしてみるアスカ。
「何コレ。やっぱり気の抜ける音しかしない…(改めて思うけどなにがしたいの⁈)」
「改造を解いたら普通の黄色いオタマトーンなんだけどね!」
「あっそう…」
改造を解いてアスカに見せるケンスケ。応えるアスカ。
「ちなみにわたしは、カービィのオタマトーンだにゃ!」
「ふふ…マリらしいね‼︎」
皆にピンク色のカービィとコラボしたオタマトーンを見せるマリ。応えるシンジ。
次にカヲルが持っているオタマトーンに注目するシンジ。
「あっ!カヲル君のオタマトーンってスケルトンなんだね!」
「うん!これクリスタルって言うんだよ!」
嬉しそうに応えるカヲル。それを見て嬉しいレイ。
(2人がポカポカしてる嬉しい…。)
透明なオタマトーンを、見てさらに話続けるシンジ。
「スケスケだね!」
「うん!そうだね!ハハ!」
笑い合うカヲルとシンジ。
そんな仲間達のやりとりを見ているトウジとヒカリ。
「みんな自分に合うオタマトーン持っとるんやな…。」
「そうみたいね。」
そんな最中に言い出すケンスケ。
「…ところでまさか綾波と渚君が一緒になるとは思わなかったよ!」(ケンスケとアスカにも同じ事を言いたい。)
仲良く話をしているカヲルとレイを見ながらアスカも応える。
「まぁね…でも見てよアレ…似たもの同士よね?放っておいてもうあーなったんじゃない!」
そこに口を挟んでくるマリ。
「私はわんこ君と渚君がくっつくと思ってたニャ。」
「え?!なにソレ?」
マリの意外な発言にビックリして応えるシンジ。落ち着きを払ってシンジはマリに言う。
「…それはないよ。だって僕には…マリがいるから…!」
それを聞いて安心するマリ。
「…💕ダーリン!」
「もーーーっ!」
皆がポカポカしているのに嫌気が差して奇声をあげるアスカ。
「つーか!なんで!アンタのだけオタマトーンがでかいのよ!!目立つのよ!バカシンジ‼︎」
アスカにいきなり八つ当たりをされたシンジは冷静に応える。
「僕チェロやってたから…大きい方がしっくりくるんだよ!」
「チェロを弾いているわんこ君かっこいいんだよ!」
マリも応戦して言う。
「ありがとうマリ!」
「いえいえ〜」
さらにポカポカな雰囲気になるシンマリに苛立ちながら応えるアスカ。
「あっそ…」
そんな会話など気が付かずにトウジとヒカリはオタマトーンの練習をお互いにしている
「ワイこういう(何も印付いてない)楽器苦手や。」
「かわいいと思って気楽にやればいいのよ!」
「…それじゃあ皆で合わせてみようか!」
カヲルが皆に演奏を合わせようと呼びかける。
「うん!」
「んー!」
応えるシンジとマリ。
「八人で演奏するから八重そうだね!オタマトーンの!」
「そうだね!アハハ!」
シンジがカヲルにそう言うと笑って応えるカヲル。
「せーの!」
年始めにかわいらしい(気の抜けた)歓喜の歌、第九が流れた。
良い年になりますように。
どこか音が外れているけどーーそれでも心地よい旋律がその場を包んだ。
いつまでも幸せな日常が続きますように…。
笑い合う八人。
「さぁ次はFly me to the moon弾くわよ!」
皆に次演奏する曲を決めつけて、うながすアスカ。
「この前のオールナイトニッポンのエヴァラジで魂のルフランで寝落ちしちゃったにゃ🌟」と言い出すマリ。
「じゃあ最後まで聴けんかったって言うんか?アハハ!」
マリを茶化すトウジ。
「夜中だもんなー。」
共感するケンスケ。
皆笑いながら聞いている。
最後に皆の姿に替えられたオタマトーンが輪になっている絵が描かれている。
終劇
☆
以上です。ただ今漫画を製作中です!!
漫画の大本の流れを描いてからシナリオを書きました。なのでコマに小さく表現されているセリフもあります。発表はしますが気に入らない部分は訂正してまた製作しようと思っています。
最後に自分のエゴの塊のような二次創作ですが、カヲルとレイが公式に一緒なっているところを見れて良かったです。なにより、このキャラクターを生み出していただいた庵野監督には感謝しかありません。理想的な2人を生み出しいただきありがとうございます。
その後にマリの声優の坂本真綾さんが歌っている「うちゅうひこうしのうた」に合わせたイラストをお送り致します。
そして、勝手に私が考えた。オタマトーンのエヴァコラボのイラストを載せる予定です。
✴︎pixivにて一部無料公開。
✴︎pixiv FAN BOXの支援者には全編公開。メイキング画像の公開。
✴︎BOOTHでデジタル書籍の商品化。などをする予定です。
よろしくお願い致します。ここまで読んでいただきありがとうございました。今後も作品を作り続けていきます。応援していただけるととても嬉しいです。
よろしければ支援をしていただけると創作する作業の効率が上がり少しでも皆さんの期待に応える作品を製作する事ができますので、大変助かります。よろしくお願い致します。
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まず最初に...
・心落ち着いたのでお気持ち表明
・一部分を切り取ってのスクショ厳禁(発見したら掲載料要求します(マジで))→くだらない愚痴が独り歩きするのがいやなため
・現地に行った人間ではないので書くのもどうなのと思ったが、目に見える形かつ残る形で明文化しておきたかった
端的にいうとうぃごさんのお話なんですが、まぁ、もう少しどうにかならなかったのかなぁ。というのがサービス業従事してる身としての感想でした。
以下、現場行ってないし、状況は全て伝聞だし、公式のお知らせとかユーザの呟きを参照して思ったこと。ほとんど個人の勝手な意見。
・店頭も通販も在庫少なかったなぁ。なんで作れなかったんだろうという疑問→最終的な決定権がどこにあるかわからないが、ある程度の販売予測は立てられたのでは?また、通販や実店舗での販売を予定しているのなら初日1時間で在庫ぎれ、再販なしという状況はあってはいけないことではないのか。在庫問題が解決しないのなら完全受注での対応で批判も少なめに抑えられたのでは。最近コンパスくんはオープングッズを積極的に生産してくれている反面、今回の出来事はとても残念な気持ち。
・暑い中お客様を無意味に待たせた(時間を拘束した)ことで具合悪くした方がいないといいがと少し心配→それと、コロナ禍のご時世を踏まえてネット来店予約とか事前抽選での対応が良かったのでは。お客様も店員さんも穏やかに対応できた気がする。また、在庫管理も伴って楽にできたのでは?
・事前抽選なかったのは来客数を甘く見積もっていたから?システムの問題なのかな?→いつだったか、渋谷マルイだったかで電子整理券での対応だった気がする。そういうシステムが構築できなかった?だとしても予約システムと同義なので、そこまで難しいイメージがないものの深くは知らないので割愛。
・ツイ消しは愚行→しっかり謝罪されている通り、補足訂正であるべきだった。もはや企業アカウントでありながら、ツイートも削除も厳しく管理されていないということが自体が問題。
・結論として並ぶ時刻や整理券の件は本部や店舗ごとで甘く見積もらず(見積もっていてこうだったのかもしれないが)対応するべきだったと思う
・謝罪は早い方かなと思った。事実確認を挟んだら2,3日はかかる気がするので→「謝るだけでも当日してくれれば良かったのに」という意見を見て、確かに言及されずほったらかしにされてるみたいで、心配だからそういう気持ち出てくるよな、と思った。個人的には、何が理由でどういうことがあった結果迷惑をかけた点はどこか、がはっきりしない上での謝罪は事実確認と対策を怠っているように見えるので激しく嫌悪します。謝る気がないのなら付け焼き刃の謝罪は無意味と考えます。
・今までのグッズ販売のノウハウを運営(両方)はどこに置いてきたの?→他社である、時期、売るもの、対象キャラクター、価格…全てを加味すると膨大な情報量になるので参考にならない可能性も高いが、情報として活かせないわけではなかったと、思う…...思うだけ......
・この件や謝罪に対して許せない人は許せないままでいい。そして、謝ったんだから許すべきだ!という強要は控えるべきと思う→「責めすぎることで第二弾コラボがなくなるかもしれない!」という意見や「いや、謝罪したのだしそこまで怒らなくても」といった遠巻きな感想を見て思うことは「その人の怒りや失望に対して他者が口出しする権利は持ち得ない」ということ。
一番書きたいところなので長くなります。
権利はないと言いましたが、別に強い言葉を使って批判していいとか、積極的にネガキャン推奨とはいってませんよ。
単純にその人の立場になって、今回の騒動に巻き込まれたらどんな気持ちになるのか想像してみてなお、それを言うのは酷だと思いますよというお話です。どちらも正しくひとの気持ちであると思うので、折り合いが難しいのです。
池袋の店舗を想定して例えを出しますが、販売店舗まで片道電車と徒歩で1時間くらいかかる方がいたとします。仕事の都合をつけてお休みもとり、朝から出かける準備もし、ツイッターやサイトで状況を逐一確認、お金の用意も潤沢であとは購入だけ。告知された時間通りになったら整理券をもらいに行こう……そう思って店舗に向かったら「整理券配り終えました」フリー入場の可能性に賭けても「在庫ないためフリー入場案内できません」���日買いに来ようにも「次回入荷未定」もちろん通販も終わっています。
暑い中、時間とお金をかけて手に入れられたのは、推したる三人が可愛くポージングしている立て看板の写真のみ。
辛い気持ち抱えたままで2,3日放置され、唐突に謝罪文を出されたので内容を見ると「整理券配ってないお客様にも売った可能性」「店員の発言が不適切であった」といった記載。フリマアプリには転売されたグッズたち。
これらを受けて「いいよ!いいよ!失敗なんて誰にでもあるもんね!受注生産してくれれば大丈夫!頑張ってね!」なんて言葉より、暗澹たる現状を鑑みた結果出る呪詛のほうが口に出ると容易に想像がつきました。僕も同じこと、してしまう気がしたので。
もしも遠方から来たお客様だったら交通費も時間も比にならない。学生さんだったら少ないお小遣いでグッズ買いに来たのかも。その日その時しか買えないので来店しようとしたお客様もいたかもしれない。ましてや地方住みである僕自身なら?
自分は、一連の出来事が自分が受けたことのようにつらくて悲しいです。その場にいたらきっとやりきれずにボロクソ言っていたかもしれない。というか、言っていたろうし、実際通販で買えなかったし。いや、情報出たらすぐ買わないのが悪いじゃんと言われればそれまでです。
再販予定や次回別ヒーローでのコラボがあるかもしれないのだからネガティブなこと言うのは...というお気持ちもわかりますが、自分の推しが、ああいうことするお店で取り扱われると不安になりませんかね?在庫の心配、整理券の心配、そしてまた同じことが起こったら?僕は心労を今から抱えたくないので考えるのを一旦やめました。
また心抉られてしまうので、僕はちょっと嫌です。暫くは受注生産の準備頑張っていて欲しいです。コンパスマートやコンパスフェスでぬくぬくグッズ買っていたいです。でもあの三人のグッズ、本当に可愛かったよね。書き下ろし絵柄のアクスタは飾りがちなので、今回も欲しかったんだ。欲しかったなぁ。
とはいえ、強い言葉で責め立て暗い気持ちを書き連ねていると、自分の負の感情や辛さが見てる周りのひとにも伝播します。それを感じて、連なるように嫌なきもちを抱かれる場合もあります。多分、自分はそれでネットの友達何人か失ってます。
でも別にTwitterとかブログに何書いてもいいじゃんね。勝手に怒って勝手に嫌がって勝手にあーでもないこーでもないって喋っていればいいと思うよ。個人の自由だもの。
その人の感情はその人だけのものなので、謝罪を受け入れろという言葉を拒んでもいいし、無理に許す必要もないと思います。だけれど、次のコラボを夢見る人たちの気持ちも無視せずにいてほしいともおもう。期待しちゃうくらいにあの三人のコラボ魅力的だったんだよ。だからこそ強い言葉を見ると驚いてしまうひともいるんだろうなとおもいます。
今回、お客様たるコンパスオタクたちにこれといった落ち度は感じないんですよね。もっと当日が心配だからとご意見出しておけばよかったのかな。自分にももっとできることあったんじゃないのかな、とおもうことがあります。今となってはたらればですが。
最後に。
今回ご迷惑を被ったお客様すべての方に、補填は用意できないのだろうから、これからの販売をより一層頑張っていただきたい気持ちでいっぱいです。だからこそ、どうぞ在庫のご用意をお願いします。僕も通販で缶バッジとアクスタ欲しいです!!楽しみに待ってます。
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【報告】5.9 五輪とても無理です。即刻ヤメロ!新国立競技場GURUGURUデモ
(A photo by @mkimpo_kid: Check here for more photos.)
新型コロナ変異種ウイルスが猛威を奮い、3度目の緊急事態宣言が発出される中、都内各地ではオリンピック・テストイベントが目白押し。都立明治公園をつぶし、都営霞ヶ丘アパートをつぶし、野宿する人々を追い出して建てられた新国立競技場でも、5月9日、陸上競技のテストイベントが開催された。
私たちは、人々の命と暮しを踏みにじるオリンピックを今すぐ中止しろ!奪ったものを返せ!と声をあげるべく「五輪とても無理です。即刻中止!新国立競技場GURUGURUデモ」を開催した。
(photo by @galbraithian; Check here for more photos)
テストイベントはTBSが生中継する力の入れよう。それに加えてオリンピック中止を求める声の高まりを受けてか、デモへの注目度も高く、開催前からスポーツ新聞を中心に「不穏な動き」などと抗議行動を予告する報道が行われ、集合場所には国内外のメディアが集結していた。
デモ前の集会では様々な人がオリンピック反対の思いを訴えた。
まずは、98年長野オリンピック反対運動を取り組み、長野市での「聖火」リレーでも「オリンピック反対!」の声をあげた「オリンピックいらない人たちネットワーク」からの連帯アピール文が読み上げられ、続いて5月11日に福岡で「聖火」リレー抗議行動を呼びかけていた「オリンピック不要団」がリモートでアピール。
続いて、入管での面会支援を行っている学生の方が、オリンピックがいかに移民・難民の人々の人権を踏みにじっているか、実態を交えて強く訴え、「オリンピック追い出しヤメロ明治公園国賠」原告団の仲間からも新国立競技場建設における野宿者排除とオリンピック利権を糾弾するアピールが行われた。おことわりんくからは、5月1~2日の沖縄での「聖火」リレーとその抗議の様子を報告。新国立競技場建設に際し取り壊された都営霞ヶ丘アパートの元住民の方も駆けつけてくれ、生の思いを語って下さった。医療従事者の方からは「五輪をやめて医療や貧しいたちにお金を回すべき」と声が上がった。
(それぞれのアピールは記事後半に要旨を記載)
デモは新国立競技場を2周!競技場の中からは時折、イベントを盛り上げるアナウンスや音楽が漏れてくる。
3月の2度のデモでは、警察官が車線よりはるか内側にデモを圧縮し、「早く歩け」「前につめろ」と至近距離から大声で叫ぶというデモ妨害が続いていた。同じことを繰り返さないよう、事前に抗議申し入れを行っていたにも関わらず、警察はこれを完全に反故にしたため、デモ隊は密状態を強いられながら進むことを余儀なくされた。
それでも、目の前に公園を奪い、団地を奪い、人権を踏みにじった新国立競技場がそびえ建っている、その中でオリンピック関係者たちがのうのうとテストイベントを行っている、それだけで抗議の熱気は高まり「オリンピック今すぐやめろ!」の声は力強く轟いた。
オリンピック再開発やめろ!
オリンピックで貧乏人を追い出すな!
明治公園を返せ!
霞ヶ丘アパートを返せ!
新国立競技場は呪われたスタジアムだ!
今すぐ解体しろ!
デモ前日には、水泳の池江選手がオリンピックに反対する人々から「辞退しろ」という声を受けて苦しい、とTwitterで発信し、メディアではアスリートに怒りの矛先を向けるのは間違っているという論調が相次いだが、私たちは以下のようにコールした。
オリンピックは政治だ
アスリートは極めて政治的だ
アスリートは政府の道具になるな
批判の声を封じるな
後の報道を見ると、抗議の声はテストイベント開催中の新国立競技場の中まで届いていたという。
デモが終わるころにはすっかり暗くなっていた。最後に、反五輪の会のメンバーが、オリンピック・パラリンピック翼賛教育が続く学校現場からのアピール、パラリンピックについて批判するアピールをおこない、解散となった。参加者は110名。
終了直後から、地上波テレビ番組を含む国内外の多くのメディアにオリンピック反対デモが報じられ、SNS等には賛同するコメントが無数に並んだ。いまやオリンピック・パラリンピックの中止を求める世論の高まりが、無視できないほどに大きくなってきていることの表われだ。
オリンピック今すぐやめろ!オリンピックより命を守れ!
<各社の報道>
国立競技場で陸上東京五輪テスト大会 周辺では五輪反対デモ予定 緊迫感漂う中開幕(デイリー)
【東京五輪】「中止デモ」の予告で厳戒態勢…陸上のテスト大会がスタート(東スポ)
東京五輪中止求めるデモ行進が決行「今すぐ止めろ!」陸上テストイベント中の国立競技場周辺で(スポニチ)
【東京五輪】国立競技場周辺で大規模の反五輪デモ「中止しろ!」「誰のためにやるのか!」「貧乏人を殺す」(東スポ)
反五輪デモで国立競技場周辺は騒然…公安警察の〝抗議運動潰し〟も発覚(東スポ)
国立競技場前で五輪反対デモ「人殺しの五輪」「ぼったくり」陸上テスト大会中に抗議の声(デイリー)
国立で五輪リハ、温度差くっきり…緊急事態宣言下で“厳戒”陸上テスト大会(サンスポ)
国立競技場周辺で五輪反対デモ「医者もナースも限界だ」(共同通信)
国立周辺で開催反対デモ 東京五輪(朝日新聞)
「五輪いらない」デモの中、無観客で本番向けテスト大会(朝日新聞)
国立競技場前で東京五輪反対デモ 海外メディアも取材(毎日新聞)
東京五輪開催に抗議、国立競技場周辺でデモ(AFP)
「オリンピックより命を守れ」…東京都心で「オリンピック中止」デモ(WowKorea)
Two Tokyo Olympics: Inside and outside the National Stadium(AP)
[출처: 중앙일보] 일본 하루 확진 7000명 육박, 국민 59% “올림픽 취소해야”(中央日報)
Japan: Dozens march around Tokyo Olympic Stadium to protest against 2020 Games(Ruptly)
Protesters call for Tokyo Olympics to be canceled(Japantimes)
Tokyo Olympics: From a dream in 2020 to a risk in 2021(Times of India)
Protest against Tokyo Olympics(ABS CBN)
‘Olympics kill the poor’: Furious Japanese public protest Tokyo 2020 Olympics as calls to cancel Games continue
youtube
当日映像 :ken23quさんより
<集会アピール要旨>
1,「オリンピックいらほない人たちネットワーク」長野
皆さん、市民の力でオリンピック開催止めよう!ね。オリンピックより命が大切!あたり まえだよ! 4月1日、長野でも聖火リレー反対!東京オリンピック反対!の抗議行動をやりました。 「東京五輪開催反対!オリンピックいらない!聖火リレー反対!」を叫びました。バナーには「Fukusima Not Tokyo Olympics! (オリンピックなんかより福島だろ)」「NO Olympics Any Where!(世界のどこにもオリンピックいらない!)」「Breads Not Circuses!(サーカスよりパンを)」「オリンピックよりコロナ対策を」など。夜の7時、まるで葬式の参列者のような静かな観客の中を、スポンサー企業のデコバスと警察車両がぞろぞろ、スポンサーのための聖火リレー・オリンピックでしかないことが明らかだ。聖火 ランナーも集った観衆も IOCやオリンピックのダシにされたんだ。
そして、まさにこの時、NHKはライブ中継していた音声を30秒間「消音」した。公共放送を自称するNHKが、意図して「オリンピックいらない!」の声をなかったことにしたんだ。NHKがやったことは、私たちの声を消音しただけではなく、私たちの「思想・ 信条の自由」「表現の自由」を侵害したんだ。あったことをなかったことして、歴史を3 0秒消したんだ。
4月16日、NHK に「オリンピック・聖火リレー賛美の御用報道をやめろ!」「消音」を指示した過程などの調査公開を求める抗議文を提出。オリンピックは平和の祭典という大ウソ・五輪開催による国民意識(ママ)の統合が、憲法改正へつながる。消音は自ら報道の自由を侵害し、ジャーナリズムの自死に他ならないなどを理由にあげました。
皆さんの中にも、テレビで聖火リレーハイライトを見た人いるとおもうけど、気持ち悪い。感動の押し売りと涙。まるで戦時中の「肉弾三勇士 」、若い人は知らナイネ。
私たちは東京の皆さんへ連帯の意味も込めて 5月16日(長野)、22日 (松本)で「オリンピックいらない!コロナ下の五輪強行開催やめろ!」の連続集会をやります。
私たちは、「戦争をしない!させない!」ための練習として、オリンピックいらない!の声 を上げてきました。 私たち市民の力のリレーで、ホッケを食べてオリンピック・ファシズムをぶっとばし、貧困と格差・コロナまで拡げ、命まで奪うオリンピック止めましょう。
2021.5,8 オリンピックいらない人たちネット ワーク
Masao Ezawa
2,「オリンピック不要団」福岡
何年も前からオリンピック反対行動をやられてきた皆さんをリスペクトします。
僕は絵をかいてメッセージを伝える職業なので、表現の自由といったテーマを中心に活動することがあります。2011年に警察からデモ行進を妨害され、国賠訴訟で争い、本人訴訟で2015年に高等裁判所で勝訴確定しました。警察相手の国賠訴訟で市民が勝つ割合は6%とすごく低いと言われているのに勝ったのが自慢です。
オリンピック反対行動をやらなければと思いつつ、福岡から地理的にも離れているので、今までなかなか腰があがらなかったのですが、聖火リレーが福岡にも来てしまうということでおしりに火がついてやっといま行動しています。
普段、福岡で脱原発、反戦、G8先進国首脳会議反対などのデモをやったり、Twitterに投稿したりすると、時々ネトウヨなどに絡まれるのですが、今、オリンピック反対と投稿してもそういうことが一切ありません。大多数の人たちが、この時期にコロナの中でオリンピックを無理やり進めようとするのはおかしいんじゃない?と感じている。マジョリティ側になって行動するのは初めてなのではないか、すごく珍しい機会だと思います。これを一緒に大きい声で福岡でも言っていきたいと思います。
福岡では、公道での「聖火」リレーは中止になりましたが、5月11日火曜日に平和台陸上競技場で聖火リレーの点灯式だけ行われます。この点灯式に夕方4時から競技場前で抗議行動をやろうと思っています。(5月11日当日の様子)
東京の皆さんと連帯して行動でき心強いです。
3,品川にある東京入管に被収容者の面会支援に行っているという学生の方
シュプレヒコール
オリンピック反対 税金使うな
オリンピック反対 コロナが優先
オリンピック反対 医療が優先
オリンピック反対 生活守れ
オリンピック反対 命を守れ
前提として、オリンピックというのは差別と暴力の祭典。それはあらゆる形で社会に現れているがその一つが入管だ。オリンピック招致が決まってから3年後の2016年の内部通達では「東京オリンピック・パラリンピックの年までに安全・安心な社会の実現を図るため、不法滞在者ら社会に不安を与える外国人を大幅に縮減することは喫緊の課題である」と述べられている。ここでいう「不法滞在者」というのは正規の在留資格を何等かの形で失った人。ただビザがない、紙切れ1枚がない、それだけのことだ。実際に2016年から収容はどんどん長期化し続け、5年以上も収容されている人もいる。
収容所内の状態は、まともな医療も食事も環境も一切提供されていない。医者に行きたいと訴えても実際に診察されるまでに一週間もタイムラグがある。検査もまったくしてくれず、嫌なら帰れと言われるらしい。死亡事故も毎年のように出ている。いかに入管の医療が医療として機能していないかわかる。
最近、仮放免されたネパール人女性は入管に2年1カ月収容されていて、子宮筋腫が悪化していた。外部の医者が検査結果を見て驚くほどの、いつ倒れてもおかしくない、手術をしなければならない状態だったにもかかわらず、仮放免されたのはそれから半年後。彼女は入管から、「病気が治ったらまた収容する」と言われたらしい。仮放免者は無保険で高額な医療費がかかること、就労できないためにお金がないことなど、入管はわかっていながら「出してやるから自費で治して帰ってこい」「治ったらまた収容するからな」と脅しをかける。こんな状態だ。
食事も品川入管では冷え切っていて、虫や髪の毛が入っていることもざらにある。そんなもの食べたくない。衰弱して食欲もない。しかし、食べないとハンストと思われて懲罰房に連れていかれる。だから無理に食べている。
懲罰房は、入管が問題行動を起こした人だと判断した人を連れて行く部屋。窓がなく、トイレも頼まないと流してもらえない。狭くて不潔なところ。
昨年の秋に仮放免されたフィリピン人トランス女性は、ハンストや抗議行動に一切参加していなかったにも拘わらず、懲罰房に6カ月も入れられた。これはやはり自分がトランスジェンダーだからだと彼女は語っている。
一方、オリンピックは何をやってるか。オリパラ公認プログラムとして、セクシャルマイノリティの情報発信や安全な居場所づくりを行うプライドハウスTOKYOレガシーなる事業がある。トランスジェンダーの移民をトランスジェンダーだからという理由で6カ月も懲罰房に閉じ込めておきながら、日本人のトランスジェンダーやマイノリティにはエールを送る。在留資格をもたない移民・難民を入管の中で虐待し、時には殺しておきながら、一部のスポーツができる難民は難民選手団として組み入れる。こういうレイシズム、排外主義、能力主義、様々な差別による命の選別こそがオリンピックの本質だ。だから、COVID19の感染拡大に合わせて選手やオリンピック関係者を医療面で優遇しろという話になったのも当然と言えば当然、オリンピックの論理はそういうものだ。いまはCOVID19が拡大したことで、この社会でデフォルトとされているような人にも命の選別が及んだから抗議の声が広がったが、これまでもずっと社会の中で弱い立場に置かれてきた人たちはオリンピックのために殺されてきた。それを忘れてはいけない。オリンピックが続く限り犠牲者は増え続ける。オリンピックは、様々な差別を軸にしてそれを押し広げることによって成り立っているから。
今やっているトーチリレーも、あの火の燃料はレイシズム、セクシズム、能力主義、資本主義、新自由主義、ファシズム、優生思想、その他ありとやらゆる差別と暴力だ。それによってあの「聖火」は燃えている。だから「聖火」は消さなければいけないし、オリンピックは今ここで完全に廃止しなければいけない。オリンピックをやっている限り誰もが安心していきいきと暮らせる社会なんてものは絶対に実現しない。名古屋の入管で亡くなったウィシュマさんの問題がいま話題になっていて、「彼女が生きていけた社会を目指して」というスローガンがあるが、彼女が生きられた社会はオリンピックをやってる限り絶対に実現しない。だからオリンピックは世界のどこにもいらない。オリンピックを、いまこの場で終わらせたい。
4,オリンピック追い出しをヤメロ明治公園国賠原告団
皆さんが今いる新国立競技場は都立明治公園という公園だった。野宿者で、長い人は30年近く暮らして来た。新国立競技場を建設するため、2014年から16年にかけて、警察、裁判所、JSC、東京都が総力をあげて5名の野宿している住人を蹴散らすという国家権力むき出しの暴力が振るわれた。オリンピックという国策事業のためなら、貧民を暴力的に蹴散らして突き進む、そういったことは許してはならないということで、2年前から国賠訴訟という形で争っている。
最初は長年住んでいた仲間と追い出しをやめろ、話し合いで解決しろと交渉を重ねてきたた。それに対して2016年4月16日、強制執行という暴力で叩き出された。それから緊急避難として明治公園の一部であったこの「こもれびテラス」に半年間テントを張って暮らしてきたが、この場所も廃止された。そのあとに建ったのがこんなどでかいJOCビルだ。
もともとJOC、日体協は老朽化した岸記念体育館に本部があった。そこを建て替えても高層化できないということで困った森喜朗が東京都に相談したところ、都立公園であったこの土地が優先的に払い下げられた。立ち退き料として古い老朽化したビルは東京都に買い上げられ、その建設費も丸儲け。オリンピックだから、スポーツ団体だから、まるで私物化したように税金がじゃぶじゃぶ使われ、その一方で貧しい者、野宿している者にはむき出しの暴力がふるわれるということを、5年前、私たちはまざまざと見せつけられた。
これは日本に限ったことではなく、どこの国のオリンピックでも、もれなく巨額のお金が動くオリンピックのために貧民の暮しが蹴散らされてきた。私たちは東京で、こんなことは止めるんだということで闘ってきた。やれることはすべてやるつもりで、今現在も裁判で対抗している。
今年、こんな状況下でもオリンピックをやるとオリンピック推進事業者は言い続けている。その際には、いま皆さんの立っている新国立競技場地域一帯を封鎖する計画があるという。ラーメン屋もマンションも全部、地域一帯を囲って、そこら辺にゲートを作って、顔認証で関係者しか入れない。これを警視庁はセーフゾーンと言っている。
私たちは今年の開会式に合わせて既にデモ行進の申請をしている。警視庁からは、この辺りはセーフゾーンになるからデモができないかもしれないと言われた。この一帯にはまだ野宿する仲間、明治公園から追い出された仲間が暮らしている。その仲間のところにもいま東京都から「出て行け」「フェンスで囲うからな」「工事の邪魔だ」という圧力が徐々にかかっている。今、日本全国こんな状況下で「聖火」リレーが行われているが、東京で「聖火」リレーがやられるとき、また国や東京都が追い出しをかけてくるのではないかと皆心配している。皆で知恵絞って対抗していこう。
その一環として国賠訴訟に取り組んでいる。次回は6月22日15:30東京地裁706法廷。ご注目いただきたい。今回、東京地裁が証人として憲法学者の内藤先生を採用し証人尋問が予定されている。学者は通常書面のみで済まされることが多いので異例だ。
明治公園で起きた出来事は5年前だが、国家による暴力、オリンピックによる暴力について、一つ一つ洗いざらい蒸し返し、こんなことは二度とさせないと闘っている。皆さんも、コロナで国がこんな状況下でも暴走を続けるオリンピックに違和感を覚えているはず。ともに食い止めていきましょう。
5,おことわりんく
5月1日と2日に沖縄でもトーチリレーが行われた。沖縄ではまん延防止措置が取られているので、沖縄本島では公道を走るということはなく、人を制限した中で無観客のリレーが行われた。
私たちが行くことについて躊躇があったが、パンデミックの中でも辺野古の工事はずっと継続し、オリンピックも中止されない、「聖火」リレーもやられている、運動の側だけが止まってしまっていいのかという声におされて行くことにした。
沖縄本島の「聖火」リレーは無観客ということだったが、5月1日、名護市市民会館の駐車場を白いシートで囲った中で、100人のランナーが1日かけて走るということが行われた。上から見ると、囲った中を、さらにゴーカートのコースのように区切って、そこをランナーと警察官が走る。漫画のような光景だ。その市民会館の前で抗議のアピールをし、セレブレーションの間中私たちの声が響きまくっているという状況だった。途中、反基地運動をやっている医療従事者の方も飛び入りで参加してくれた。
翌日は沖縄戦の激戦地だった糸満の平和の礎で、人が入れないような形にしてトーチリレーが開催された。その日は那覇の県庁前でスタンディングをし、国際通りで「道じゅねー」という練り歩きを行った。沖縄ではいま、辺野古の埋め立て工事に南部戦線の激戦地の遺骨が残っている土砂が使われようとしており、人々は非常に怒り、県庁前でハンストをされている。その横でスタンディングをした。
その日は離島でもトーチリレーが行われることになっていたが、宮古島では基地反対の市民運動の人たちとともに中止するべきだという申し入れを行った。島ぐるみ共闘の中で生まれた、自衛隊基地に反対する市長は、宮古島では一切リレーをやらないという非常にすばらしい決断をした。同じ離島の石垣島では公道を使ったリレーが行われたが、日本会議系の市長で、首長の立場性が現れたのではないか。八重山諸島は9月にも史上最大の自衛隊演習が行われることになっていて、今回のトーチリレーもそれに対するセレブレーションのような意味合いを持つという風に沖縄の人々は感じているようだ。
1964年のオリンピックのときには沖縄から聖火リレーが始まった。復帰前で禁止されていた日の丸を振ることがそのときは認められて、一時期には復帰運動のシンボルにもなったが、復帰後の現状、日本として沖縄が一つに束ねられることに対しても非常に強い違和感をもち反対の行動をとっている。そういう意味でも、今回福島からリレーが始まるということも含め、トーチリレーのおかしさ、政治性を皆口にしていた。
目取真俊さんのブログの中に「5月1日に名護市では、市民会館周辺を使いオリンピックの聖火リレーが行われた。西海岸では巨額の放映権料を当て込んだオリンピック利権。東海岸では増額される工事費・警備費を当て込んだ辺野古利権。さらに選挙がらみの権力亡者たちが、新型コロナウイルスで市民に不要不急の外出自粛を呼びかけながら、自分たちは世論を無視したイベントや工事を強行している。」と書かれている。まさにこういうことが沖縄では行われている。沖縄と福島、東京五輪の問題はつながっているし、東京に住んでいる私たちの責任もすごくあると思っている。命を蔑ろにされいる人たち、暴力に抗って闘っている世界中の人たちと一緒にオリパラを中止させていきたい。
6、霞ヶ丘アパートを考える会&霞ヶ丘アパート元住民の方
<霞ヶ丘アパートを考える会>
このJOCの庭となっている「こもれびテラス」の向こうのエリアには230世帯10棟もの都営アパートがありました。ここで暮らしている人たちに対して、国立競技場ができるから、当初はラグビーW杯のため、そのあとは東京五輪のため、国策だと言って、事前の相談もほとんどないままに追い出しが行われました。2016年1月くらいまでに出て行けというのが東京都都市整備局の言い方でした。最終的に3世帯が残り、その1年後くらいまで、工事の中で、回りの棟が壊されていくひどい騒音と振動の中で暮らすという、過酷な状況に追い込まれました。今日は元住民の方が来て下さったので、ぜひ思うことを聞かせてください。
オリンピックのためにこれだけ弱い人たちが思いやりもなく追いだされたということは非常に悲しいです。日本だけじゃなく各国で弱い人たちがいじめられて強制的に排除されていると思う。その点はオリンピックに反していると思う。皆で頑張ってオリンピックより福祉に力をということでやっていきたいと思います。
<霞ヶ丘アパート元住民の方>
みなさん、こんにちは。私はこの辺、飯場があるあたりに住んでいました。国立競技場を建設するので出て行けと急に言われて、僕は重度の身体障がい者なので、そんなに簡単に出て行けないと言ったのですが、なんだかんだといろいろ言われて出ていくことになりました。出て行くにあたって、皆に一律17万円ずつ渡し、3カ所の場所を指定するからそこへ行ってくれと言われた。私は福祉関係や病院の都合で簡単に指定されたところに行けないと言ったが、ダメだと言われた。僕はすごく怒っているのです。この辺でずっと長い間住むつもりでいたのですが、強制的にオリンピックのために追い出されました。僕はいまどうしていいかわからないような状態でおります。
7,医療従事者の方から
医療関係者の一人として、なかなかこういう場で叫ぶことができない仲間に代わって声をあげたい。
日頃、ドヤ街で働いている。貧しい人、外国人労働者の人、非正規労働者でクビになった人、そういう貧しい人たちがかかるプライマリーケアの一人として従事している。日常のプライマリーケアにおいても、誰がコロナウイルスに感染しているかわからない深刻な状況だ。
いま経産省をはじめとして民間の医療機関をバッシングしている。公立病院に比べて民間病院はコロナ対策をしっかりしない、入院もさせない、そういう言われ方をしているが、いま、誰もがコロナウイルスをもっているかもしれないという懸念・危惧の中で、みんな緊張感を持って働いている。特にコロナ専用病棟の人たちは本当に大変な状況に置かれている。立川相互病院の窓ガラスに「もうカンベン オリンピック無理」という声があげられている。あれが医療関係者の声だと思う。いま医療が崩壊しようという状況、東京も今日も1000人を超えるような新規感染者数だ。緊急事態宣言が延長されようが、コロナウイルスの収束は見込めない。ここに五輪が呼べますか?五輪をここで呼んだらどうなってしまうでしょうか?(聴衆から「殺される!」の声)東京が、世界中に感染を拡大させる一大クラスターになってしまう。日本の責任、東京の責任として絶対に東京五輪はストップさせないといけない。
東京五輪、もともと6000億円と言われていた費用が、1兆6000億円、それも嘘で実際には3兆円、どんどんお金が膨らんでいる。そのお金を即刻医療に回してほしい。いま誰もが安心できる生活をするために、無料のPCR検査をしっかりとすること。そしてお金は貧しい人にこそまわしてほしい。経済対策、経済対策と言って、大企業にばかりお金を回してどうなるのか。非正規労働者の人たちが、消費に回すお金もなく、野宿に追いつめられ、自殺にまで追いつめられている。それを助けるためにしっかりとお金をあてること、それがお金の本来の使い方ではないか。
いまこれだけ全国でコロナが感染拡大したのは、まぎれもなく、菅首相と二階幹事長のGoToキャンペーンのせいだ。その責任をしっかりとって��しい。
五輪をやめて、人々のためにお金をつかってほしい。
6,東京の学校現場から
私は都立学校の労働者です。水泳の池江璃花子選手はSNSで、東京五輪出場を辞退してほしいという声に対して、「決まったことは受け入れ、頑張るだけ」と答えたことが大きな話題となっています。どこかで聞いたようなことのあるこの言葉、学校で職場で、何かにつけ「もう決まったんだから」と物言う口を塞ぐおなじみの言葉ではないでしょうか。
学校の同僚に、東南アジア出身の在日外国人生徒を何人か受け持ったことのあるというベテランの方がいます。外国人の在留資格には詳しいと自信満々ですが、話を聞いていると、例えば「そんなことをしていると強制送還される」等々、えっと思うようなことを口にすることがあります。その方は体育科で、入管法をスポーツのルールと同じように受け止めているーまさに池江選手の言葉と相通じる、「ルールとして決まっているのだから、決まったことは受け入れ、頑張るだけ」という発想なのです。それが、在留資格を認められない在日外国人一人一人の人権をいかに奪っているのか、まさに自分の目の前に在日外国人の生徒がいても、そこに思い至ることが全くないわけなのです。
話は変わりますが、4月末、赤旗が「学校連携観戦」―これは、オリパラ組織委員会が準備したチケットを都や県などの自治体が公費で購入し、それを各学校単位で子どもたちの観戦に当てるというものですが、この「学校連携観戦」についてのスクープを行いました。多くの保護者が我が子の学校の年間予定表をSNSにupして、感染症が蔓延し、修学旅行など学校行事が次々と中止になる状況の中で、オリパラ観戦だけは強行されるのか、と不安の声を上げています。幸い、私の勤務する学校は、リモート観戦にすることになり、現地での観戦はなくなりました。赤旗の報道があるまで、まさか、今の状況で生徒を競技場に連れて行くなんてありえないよね、どこの学校も同じだよね、と思い込んでいました。
学校のホームページを見ると、都立の障害児学校だけで、20校以上が今年の年間予定に「学校連携観戦」を入れていることがわかりました。基礎疾患のある生徒の多い肢体不自由校も4校が予定に入れています。
コロナが流行しなくても、猛暑の季節でなくても、チケットを一方的に公費で購入して、学校単位で観戦をさせるというのは、学校の裁量権を逸脱するものではないでしょうか。学校単位ということは、個々の生徒の立場からすれば、事実上の強制参加です。
すでに、学校連携観戦に向けて、引率担当教員による競技場の実地踏査が始まっています。多くの学校から教員が授業を抜け、子どもたちのそばを離れて競技場に赴くことを余儀なくされています。池江選手の言葉ではありませんが、多くの教員が「決まったことは受け入れ、頑張るだけ」と子どもたちと自分自身を大きなリスクにさらそうとしています。そして、それに対して責任を負う主体は全く見えてきません。
東京都教育委員会のサイトを見ると、学校連携観戦は2016年から進めてきた「オリンピック・パラリンピック教育」の「集大成」として「学校単位で直接観戦する機会を提供する」としていることが分かります。オリパラ教育で子どもたちの心と体をオリパラ成功のために絡めとり、学校連携観戦で観客席を埋める駒として利用する、それは「教育」ではなく「洗脳」に他なりません。
学校連携観戦は、神奈川や千葉など、東京都以外の学校でも、また私立学校でも多くの学校で予定されています。学校に通うお子さんのいる方、どうか、お子さんの学校の予定表を確かめてみて下さい。学校連携観戦の予定が入っていて不安を感じられたら、お子さんと話をしてみてください。担任の先生には、連絡帳などで不安な気持ちを伝えて下さい。そして、校長に「学校連携観戦をやめてほしい」と電話してください。
かけがえのない子どもの体、心、命を守るため、声を上げましょう。
まだ間に合います。
子どもにオリパラ教育、オリパラ観戦を押し付けるな!
オリンピックはいらない、世界のどこにも!パラリンピックはいらない、地球のどこにも!
7,反五輪の会から
パラリンピックにも「聖火」というものがあって、「やまゆり園」で採火するということが相模原市長から突然発表があった。障がい者も、「やまゆり園」の被害者遺族も、聞いてない!と抗議の声をあげ、抗議の結果、採火は「やまゆり園」ではしないということになったというが、このいきさつはオリンピック・パラリンピックの本質を象徴していると思う。
当事者ぬきで、権力を持っている人の思い描く「共生社会」を当事者に押し付けるてくる。私たちが全然共に生きているというリアリティを感じないような、パラリンピックの採火というもので「共生社会」を目指す決意を示す。これこそオリンピック・パラリンピックの本性を雄弁に物語っていると思う。
平和の祭典といっても、どこが平和なのか。宣戦布告をして戦争をしていないからといって、私たちまったく平和だとは感じていない。「共生社会」も同じで、当事者、障がい者やマイノリティの人たちが共生というものを感じていないのに、権力の側がこれが共生だとかこれが平和だとか押し付けてくる、それがオリンピック的だと感じる。
私たちが障害者運動から学んだことは、たぶん、それぞれの能力をのばすとか、欠点を克服するとかいうことではなく、それぞれのできること・できないことを、コミュニティが補いあい、共有する、そういう社会のありようだ思う。私たちは、競争しなくても、努力して無理しなくても、十分コンビビアルに楽しく幸せに暮らせるにも関わらず、オリンピックなどをやって、無駄に競争させられている。奴隷たちが争って支配者に気に入られるようにやっているのを、支配者が眺めて得をしている。そういうのがオリンピックだと思う。やめてほしい。
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まあ、それにしても思うんだけれど、
昨今のこどもたちは、本当にお金を持っているね、びっくりするくらい
ちなみに我が家は、��小遣い制ではありません
娘が、お手伝いをしたらそれに応じたお金を払う、ということにしています
おはようございますGoda worldのゴーダです
もちろん、勝手に決めたのではなく、小遣い制がいいか、お手伝いの賃金がいいか、を選ばせて、娘が自分の意志で「お手伝い」がいい、と決めたのです
お手伝いをしたほうが、たくさんのおカネをゲット出来るから
これを書きながら、今思いついたんだけれど、ぼくはBI制度を推奨している人間だから(これに反対する人が結構多いことももちろん知っている)、我が家のお小遣い制度も安い値段でも最低限の値段は保証すべきなんじゃないかと今、思いついた
最低限のお小遣い+お手伝い料金みたいに
娘が高校生になったら、そうしようかな
っていうか、そもそも高校生になれるんだろうか
でも、おれは中学生のころ新聞配達とかしてたけどなあ(違法だけれど)
あ、ちなみに、ぼく自身は現在、小遣い制でもなんでもありません
お金は持っていません、財布に千円くらいなら入っているかも、、知らん
カードは持っているけれど、病院や薬代にしか使っていません
ああ、でも、ぼくの借金は京都の新築の家一軒分あるよん
まあそもそも、僕は別に欲しいものも無いし、どうしても必要な時に必要な金額を貰うだけです、たとえばパーマ代金とか、絵の具代とか
あかん、情けないなぁ
物欲かあ、、
前に、欲しいものリストや好きなモノリストなどを作ったときに何かを記入した記憶がある、、
何を書いたっけな、、ちょっと見てみよう、楽しみだ
今、自分のその to do リストみたいなものを見たら、欲しいものの欄に
「 ネイビーのパーカー 」
って1個だけ書いてやんの
買えや

やあ、緊急事態宣言
ぼくは、菅首相のことをどうこう言うつもりは無いんだけれど、こういう人たちをよく知っている、、どこかで見たことあるよなあって思った
そう、役所の人たちとそっくりだ
昔、いろんな役所の人たちと仕事をしてたことがあるから
全員が全員、そうではないと思うんだけれど、(あれから10年以上経っているから今は変わっているかも知れないし)とにかく新しい発想や、行動、が無いんだよ、前例が無いからという理由で、、とにかく腰が重い
事なかれ主義とはまさにこのことだ
でもさ、役所はこれでいいんだよ、言われたことをちゃんと出来る人が評価されるんだから(勝手なことは許されない)
それにしても、すべての決定が遅い、めちゃくちゃ遅い、とにかく遅い
そして、すべてほとんど責任逃れの体質だし、しょうがないね
今は、変わっていたらいいね
それとくらべると、意外と、警察の人たちは早かったよね、対応やレスポンスも、現場のことをよく知っているからなのかな、同じ公務員でもぜんぜん違ったねえ
でも、、政治家、は違うじゃん
いや、しっかりとした代替案も出さずになんか批判だけしてる野党みたいになっちゃったらイヤなので、
とにかく頑張ってほしい、いちいち世論やマスコミに左右されてふらふらとせず、信念にブレずに、しっかりとやってほしい
日本をどういう国にしたいのか、どういう未来を描いているのか、とか、出来たら夢を語ってほしいかな
今のところ、ちょっと見えてこないかなあ、すべてが場当たり的な感じがしてならないんだよなあ、今のところ
アトリエが寒すぎて、なかなかGoda worldのエンジンがかからない
関西にも緊急事態宣言が発令されたら、Goda worldを本格的に再稼働させるつもりだ
Goda worldがそういう星のもとに生まれているのならば、おそらくそのようになるだろう、だって、ぼくがただただ寒さに弱いってだけで、Goda worldさんはまだまだたくさんのインスピレーションを受け取っているし、描きかけの絵だってまだまだあるんだから
岡本太郎は、「絵画は呪術だ」と言った
【 呪術 】
超自然的・神秘的なものの力を借りて、望む事柄を起こさせること。まじない・魔法など。
ぼくは、自分の作品には呪術があると思っている
人を何らかの方向へ導くためのチカラが備わっていると信じている
その人が本来��るべき方向へ導くための灯りをともす道しるべでありたいと願っている
もちろん、その人のなかには自分も含まれている
いや、、
最近、あかんと思う
なんか、最近のブログはイイ事を言おうとしている自分がキッショい
おれ、こんな人間ちがうし
みんな騙されるな、追随するな、詐欺に引っかかるな
うんことかちんちんとか言ってるだけのいい歳のおっさんですよ
誰かに、盲目についていくのは終わりにしよう
むしろ、そいつを利用してやれ
たとえ、神さまだとしても
いや、むしろ、神さまこそ利用しろよと思うんじゃないかなぁ
ぼくなんかは、これを読んでいる人が、しあわせな人生を送れるようにGoda worldを利用してほしい、と思っている
僕の身近にいる人間たちは、上手にぼくを使っていて、見ていられない状況だった人たちも、みんなしあわせを掴みとっている
これから、世界はもちろん、日本も大変な状況になっていく人もいると思うけれど、なにを信じたらいいのかわからない、なんて言ってる人をたまに(いやけっこう)見かけるが、大丈夫なのだろうか
何を信じる?、、って
こんな当たり前のこと書くのもバカらし��て恥ずかしいが、、
ひとつしかないじゃん
あなた、ですよ
PS
娘が、Goda worldに質問、というのを10個ほど考えてくれた
次回から、これを1個ずつ消化でもしていこうかと考えている、え?興味ない?
うるせえな、それでもやるんだよ
それではSee You~
Goda world
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