#この恋で鼻血を止めて
Explore tagged Tumblr posts
Text
無題
平穏よりも胸のときめきをいちばんにしたら世界のぶあつい皮膚が一枚めくれたかのようになにもかもが歌い踊りかがやきはじめたのをいまでも覚えている。わたしは親が厳しくて外泊できないけれど、そのあいだに同級生の子たちはうつくしい島の海に反射する満月をみて、だれかと夜通しぴたりとからだをあわせて内緒話をするような、今にもぷつりと切れそうな糸のように細くて鋭い若さを世界の夢に浸らせている。感性を野放しにして、こどものころの感動をひとつずつ取り戻す時間がわたしにも必要だった。けれど思いどおりにいかないこともある、それも定めとおもって歯をぎゅっとくいしばる。わたしには必要だった。路上、白い廊下みたいに澄んだ朝霧をかんじる時間。薄いトップス。ズレた口紅。好きな男の子と寝て一限目をサボるとか、夜の街頭を走り抜け、くだらないことに時間とお金を費やすこと。「それだけじゃない、夜に遊ばなくても昼に釣りをしたりサッカーしたりそういう遊び方だってあるだろう。そっちのほうが幾分もまともだ」 おとうさんは夜遅くに帰ってきたわたしを叱りつけ、そう言った。わたしはけしてワルにあこがれているのではなくて、ただただ綺麗なものに飽きただけだった。わたしにとって祈りや信仰はさいしょから型があってそれに当て嵌めてハイ完成みたいなかわいいお菓子作りのようなものじゃなかった。昔も今も自分でうつくしい歌をつくれない。うつくしいものがたりをかけない。うつくしい絵を描けない。世の中にはフォロワーが万桁いる女子高生がいて、今、世界中では何千もの美術展が開催されていて、明日、いつかオリンピックに出るであろう少年がはじめてスケボーに乗るかもしれない。わたしには何もできないかもしれないけれど、彼らの生き様はわたしをわたしたらしめる微かなエッセンスとしてわたしに溶け込む。それを祈りという言葉で表象してはだめ?これからのことをかんがえると、ずっとどきどきする。目の前の光景が、訪れたことのない地の光が、風が、わたしを、わたしのからだを必要としてる気がする。世界中に張り巡らされた血管がわたしの心臓部にも繋がっているような心地。死ぬ5秒前ってどんな感覚なのかしらないけど、築き上げた塔が崩れてゆく感じなのかな、雪景色のような。
無題
朝起きたら腕に友達の噛み跡と身に覚えのない痣が3つくらいあった。耐え難い疲労がからだのあちこちにひっついて、入れ墨と化している。活字の海を、本をその背に背負えたらよかったのに、今のわたしを崖っぷちに引き止めているのはうつくしい言葉でもなくて、泥に塗れた重いカルマ。イヤホンの先から垂れ流れる音楽すらも風のように軽やかで自由なものではなくて、ねばねばした気持ちわるくてかなしいものに聴こえた。夏と、そのあつさと、その底知れぬ闇に街ゆくものすべてがこころのずっと奥の方で平伏している。昼過ぎにスクランブル交差点前の巨大スクリーンが薄青い空を泳いでいるようにみえたこと、街ゆく人の肌色が、シャボン玉のようにその熱を吸収して発光していたこと、ぜんぶなんか夢みたいにふわふわしているかんじがした。もうすぐでなつやすみなのに、大学入ってからそれまでもずーっと夏休みのような感じだったからあまりどきどきしない。みずみずしくずっと光っていたい。わたしもいつかデカい人間になりたい、いつかいつかいつかという文句ばかりが増えてゆくのを横目でみて、ぜんぶカサブタを剥がすように振り解いて拭ってくれる奇跡みたいな命、日々、音をどうしても期待してしまう。どうすればいいんだろーと思いながらまたあしたも友人と夜ご飯をたべにいく約束した。それでまた家に帰って、朝起きて虚無感に苛まされて、の繰り返しを大量の課題で中和する。薄暗い中でたべるごはんとか朝早起きして化粧をすることじゃない、今はなにもない海とか草原でなにも繕わずにその自然のデカさとか愛を仰向けになって享受するのがいちばんただしいきがする。たすけてと呼ぶには大袈裟すぎるし。
end
泣き出しそうに張り詰めた空気に鼻を啜る。世界の彩度が落ちて、ぶあつい服を着た街ゆく人たち��皆んなちっちゃな怪獣みたいにみえる。肌寒い。外はずっと灰色、モスグリーン、レモンみたいな匂い。大きな木が揺れて、木の葉の上に横たわっていた雨の滴が霧のように3秒間くらい降った。最近は毎日毎日やることが多くて、それをこなしているあいだに1日が終わる。3日連続で化粧を落とさずに寝てしまった。多くの人が電車にのっているときに外の景色に目をやらないのと同じ感覚で、わたしも生活の外側にひろがる微かな動きに鈍くなった。ずっと特別でありたかった、1番愛されたかった、そういった思春期的な熱望とどんどん疎遠になっていく自分に日々焦ったり安堵したりしている。だけど同時に、わたしの中をまだ生きている17歳のわたしがその面影をときどき覗かせる。期待させる。突拍子もなく走ったり、ゲラゲラ笑ったりする。些細なことで泣いたり、理不尽な世界に怒っている。良くも悪くも変わっていくのなら、これからの自分に期待をしたい。アルバイト先では後輩が6人くらいできて、みんなわたしよりも仕事ができる。わたしはもともと注意をされると衝動的に泣いてしまうところがあったし、シンプルに忘れっぽかった。あまりにも器用に仕事ができないので、ある日店長とそのことについて話し合ったら意識の問題と言われた。その1、人からのアドバイスに劣っている自分を見出してはだめ。その2、素直に人からの意見を受けとる。その3、自分のためでなくだれかのために働く。この3つを約束した。夜の繁華街で50歳の男性に飲みにいきませんかと声をかけられたり、あした授業にどんな服でいくかを考えながら化粧品を見に薬局に寄り道したり、腕に点々とのこる虫刺され痕をみて、それを残した蚊のことを考える。あした、図書館で借りた本の返却期限。わたしもちっちゃな怪獣になって寒さをまるごと食べてしまいたい、寒い日の、霞んだ光やクリアな淋しさ、果実のようにぎゅうぎゅうに酸っぱい気持ちを。
slow burning
大学一年生というよりも、高校四年生というような振る舞いをしているなあ、と自分のことを客観視する。新宿の横断歩道橋から行き交う人々を眺める。つい最近まで、委員会の同期の仲の良さにムラができていて、グループとかカーストとかそういう言葉が浮上してきてしまうほど揉めそうになっていた。それでも、それぞれが居心地の良い場所にしようと歩み寄っている。こういう、諦めによる愛想ではなくて心からの気持ちに胸を打たれる。明大前の飲み屋で酔っ払って「��みんなのこと愛してるよ」と照れ笑いする先輩に、わたしたちみんな、キモいねーなんて言って茶化した。そのあと夜の大学で騒いでいたら警備員に注意された。机の下に10円玉を落とした���を拾わないで帰る。いつまでも赦されていたい。山猫のような女の子でいたかった。すぐ隣、肌すれすれにだれかの温もりを感じて弱さを誤魔化すのではなくて弱さを共鳴しあっていたい。「東京の人は生き急いでいる」なんて言葉があるけれど、わたしは美しい光景がそこに広がっていれば必ず立ち止まる人でありたい。仕事に遅れそう、とか、終電が、とかじゃない、好きな人たちのためだけに忙しくありたい。恋人は待ち合わせをするとき、「どこでおちあう?」と聞くのだけど、高2の頃、初めて会う日、それを「(恋に)落ち合う」と勝手に解釈して勝手にどきどきしたのを思い出した。それからわたしも「どこで落ちあう?」と聞くようにしている。ドア窓の形に切り取られた青い影が電車のフロアに映って、がたんごとんという音に沿ってフィルム映画みたいに小刻みにうごいていた。池袋で新疆料理をたべて、お腹を下す。スペイン語の中間試験。渋谷で5分1000円の手相占いをしたら、鎖みたいにいくつもの線が絡まっていますね、と言われた。意外と気にしいなんじゃないですか?「そうですね」と答える。駄菓子屋で1000円使い切ったほうが幸せになれそうだとおもった。電車の隣の線路にカラスが一羽いた。こ���なに近くでみるのははじめてだ、と思って、じーっとみつめた。黒なのに黒じゃなくて、光を受けて渋いグリーンや紫っぽくみえる羽毛に目を見張る。なんか、空はどこまでも真っ青なのに光の細部だけ色があたたかい夕方前みたい。ふわっとなにかに気付いて、じーっとそれを見つめて、そこになにかが“視える”とぜんぶ途端にスローモーションになって、焦燥感や虚しさがたちあがってくる瞬間がある。からっぽなのにぎゅうぎゅうな感じ。AirPodsをケースにしまう音が体感的に5秒間くらい耳に残ったり、自分の息遣いにどきどきしたり、すれ違う男子高校生の会話声や、鳥が羽をはためかせる様子がクリアに輪郭が保ったまま空中を転がる。ガムを買って噛みながら、心のもやもやしたなにかを同時に小さく噛み砕いてゆく。光の洪水。家に帰ってパスタをたべたあと、お風呂で下の毛をつるつるにする。夕方終わりにお風呂に入るの、とても好きだなあと思う。コンタクトレンズを外さないまま、化粧も落とさずベッドへダイブする。瞼の裏に東京タワーの赤がたましいの塊みたいにまあるく光っている、はやく何も��も諦められる年齢になりたいと思う。
無題
なんかまじでわたしが疲弊していて悲観しているのか、世界が残酷なのかわからなくなってきた。脳科学の講義を受講したあと、テキトーに混雑した休日の街をあるいていたら皆んなの脳みそが透けて浮きでてきそうで気持ち悪くなった。地球4周分の神経線維。そう、どでかい爆弾が街ゆく人々の頭蓋骨に葬られている。ニューロンが軸索を介してつながってゆく、放出と受容を繰り返してみんな手を繋ぎあってゆく。セール中でバイトの雰囲気がぴりぴりしていて、みんな資本主義の豚みたいに働いていた。うつくしくないとおもったし、私も美しくなかった。結いた髪に、ぴたっとあげられた前髪。なにを思っているのかを書くのがずっと怖かった。もしかしたら私の感じているこの欲望はとても汚らわしいもので、それゆえにだれかを傷つけてしまうかもしれない。でも、言葉にしなければすぐにわすれてしまう感情に名前をあげなくなって、水をあげなくなって、そうしたら、じぶんの脳みその溝をうめていたみずみずしい苔までもがすっかり枯れきってしまって虚構を連ねるようになった。空洞に哀しみの音だけが響き渡る。友達はいるけど、私はその友達の1番になれない。恋人みたいな人はいるけど、私はその恋人の1番にはなれない。1番っていうのはほんとうの意味での1番、2番とか3番とかがいない1番。圧倒的な2人の世界の中でのフェアで高貴な1番。有名になりたかった。文章でも外見でも写真でもなんでもいい、だれにも敵わない羽根で世界を羽ばたいてみたかった。わたしを選ばないで、そこらへんのそれっぽくかわいい女の子を選ぶかっこいい男の子たちを信じられないでいる。外国に行ったらモテるよ^_^と投げかけられた言葉について何回も考えるけど、考えるたびにかなしくなる。でもね、神様はいるとおもう。木漏れ日の首筋に、砂丘のしずけさに、広大な空の一枚下に、その温もりと永遠が芽吹いているのをしっている。そのたびに、わたしはこの世界に愛されていて、まだ19歳で、まだ何にでもなれて、そして世界を(気持ちがあふれてしまいそうなくらい)等身大で愛しているドラゴンみたいにかわいい女の子だとまじないを唱えるようにして心を強く保つ。アスファルトに散った桜が朽ちて、吐瀉物のようにグロテスクにぬるい光を浴びている。走り抜ける。だれかの憎悪の中に、疑念の中に、見下しの中に憧憬の眼差しを覚えながら。東京で灯される光の数だけ、アフリカの広原でつややかな花が咲けばいいのに。光の重さの分だけ、銃弾が軽くなればいいのに。帰り道、ひさしぶりにパンを買って帰った。
日記
弟がiPadのタッチペンを無くしたらしくて、それを聞いた母がすぐにAmazonで検索して新しいのを買った。こういうとき、ほんとうになんか小さなことだけれど、すごく心が愛にみちる。
大学の新校舎の建物のにおいが400人もの人が集まった大教室の縁をすべっていく。扉を開けた瞬間、目と目と目がわたしの顔を捉える。湿気漂うフロアにだれかがペンを落とす音、先生のマイクが吐息までもを拾って湿った熱を加速させる。「儚いって聞いて何を思い浮かべますか?蝶?蛍?蝉?トンボ?」 教授がそう聞くと、みんなのえらぶ選択肢がちょうど均等に分かれる。講義が終わるといつもすぐに帰るイケてる男の子が蛍を選んでいて、なおさらかっこよく見えた。わたし、インスタのフォロワーが490人いるんだけど、その人数って今見てるこの人たちよりももっともっと多いのかと思うとなんか心強いような息苦しいような、不思議な気持ちになるなーとぼんやり思った。君たちはぶっちゃけ勝ち組です、という先生がキモかった。海外の大学院に行きたい。わたしはもっともっと色々な人を知るべきだし、美しい景色にであうべきだし、貪欲に学ぶべきだとおもうから。聡明になって、お金を稼いで、将来だいすきなひとたちにたらふくご飯をたべさせてあげたい。お母さんとお父さんが育ててくれた、守ってくれたこの心の真ん中にそびえる愛情のかたまりを誰かに分け与えていきたい。でも、そうとも思うけど、逆にそれをこなごなにさせてくれる危険性や若さゆえの解放にも目が眩んでしまうの。「今しかできない」ってとてもずるい言葉だなあ。
19さい
19歳とかいちばん呪われていた1年だった。まだハタチじゃないけど、もうそうさせて、と思うくらいに、1年のあいだに10年分くらいの幸せと不幸せがぎゅうぎゅう詰めに、どっちがどっちかわからなくなるくらいに入り乱れててくるしくてさみしくて悲しかった。くるしかった。わたしと同じ純度で、等しく、あいしてほしい。あいされたい。
9 notes
·
View notes
Text
ロブスター
〜30歳くらいには結婚。子供は欲を言えば2人欲しい。あと、それなりに大きい犬を飼いたい〜
20歳で上京した時に思い描いていた未来予想図にはほど遠い毎日が過ぎてゆく。パートナーや結婚感に対する価値観は欲が薄れつつある。今、日本では結婚しない若者が今増えている。日本だけに限らないかもですが。ちょい前までは他人事だとスルーしていた、そのニュースの"若者"にもいつしかカテゴライズされない年齢を迎えてしまった。結婚とは?恋人とは?そして、愛とは?

ある日、プロジェクターのリモコンをスクロールする指がふと止まった。そのタイトルは「THE LOBSTER」

あらすじは、どんな理由であれ独身者は罪な世界。彼らは街外れのホテルに収監され、そこで45日以内に"共通点"のあるパートナーを見つけなければならない。もし、猶予まで見つけられなければ、自分が選んだ動物に姿を変えられ、森に放たれてしまう。

もし、動物にならなければならないとしたら何になりますか?僕は真っ先に浮かんだのはやはり犬でした。物語の中でもどうやら1番多いのは犬らしく、これはワールドスタンダードみたいです。やっぱり犬はいいよな〜。

しかし、自分の特徴と似てる動物の方が良いと説明を受け、"近視"の主人公のデヴィッドが選んだのはロブスター。ほぼ視力がないロブスターと眼が悪い自分は似ている。更にロブスターは生殖能力もあり、寿命も長いことで彼が選んだのがロブスターでした。ちなみにロブスターの眼は光にとても敏感なので暗闇での生活を余儀なくされており、光を見る時は、失明する時。このロブスターの特徴が物語のラストにとても響いてきます。

デヴィッドは妻から離婚を告げられ、このホテルに収監。それからカルト団体のような日常をなんとかやり過ごしていきます。なんやかんやありながらも"冷酷"な女を騙して、偽りの共通点をもつパートナーとセカンドステージへ。この冷酷な女ではなく、最初にアプローチをかけた"鼻血を出す"女��「The End of the F***ing World」でアリッサを演じたジェシカ・バーデンだったのにはアガりました。

"冷酷"と偽った共通点がバレるのに時間はかかりませんでした。自身をロブスターに変えられる前に、その女を動物に変えることでなんとかその場を脱して、デヴィッドは森で生活する"独身者たちのユートピア"へと逃げ隠れます。

物語の第二章。なんらなここからが本編。そもそもこのユートピアはデヴィッドと同じく、ホテルから逃げてきた独身者達で構成されています。お一人様OK。日常生活の縛りもなし。

ただ、1つだけ犯してはならないルールが存在。それは"恋愛禁止"

見てはダメ。さわってはダメ。と言われると、どうしてもやってしまいたくなるのが人のさが。デヴィッドはホテルに戻れば即ロブスター。街に逃げ込んでも、1人で街ブラしていると職質をくらう世界。もうここしか生きる場所は残されていません。腹をくくり、その環境にも慣れてきたある日。同じ森で生活をする"近視"の共通点を持つ女性に出会う。彼は彼女に一目惚れするのでした。

ここでふと疑問に思うことはないでしょうか?独身者だけで生活できるフィールドがあるなら、独り身でいたい人はそっちに行けばよくない?と。その答えはホテル生活のルーティンにあります。ホテルでサイレンが鳴ると独身者達は皆、麻酔銃を持ち、バスで森へと向かいます。そこで森に潜む独身者を捕まえれるごとに動物にされるまでの日数が1人捕獲につき1日���長されるという仕組み。

なので、森のにいる独身者達はいつくるかわからない敵から逃げなくてはならないのです。やはりどこの世界にも完璧なユートピアは存在しません。

デヴィッドと近視の女は四肢を使った2人だけのサインで愛��深めていきます。しかし、このルール違反がバレなければ物語は進みません。恋仲になった2人にはそれなりの罰が課せられることになっています。デヴィッド達のよからぬ仲に勘づいたリーダーを演じたのはレア・セドゥ。やはり存在感が別格です。リーダーは近視の女を連れて街に繰り出し、眼の治療と嘘をつき近視の女を失明させます。まるで、希望の光を見つけたのに、その代償として光を失うロブスターのように。

デヴィッドは脅しに近い警告だけで難を逃れますが、光を失った近視の女に対する愛は変わりません。なんなら深まります。このままでは最悪の結末も近いと悟った2人は森からの逃亡を決行。

焦りで間違えて手に取ってしまったパツパツのスラックスの不快感と、険しい道のりを何とか乗り越えて盲目の彼女とたどり着いた街のレストラン。一面大きな窓際のテーブルに座る2人を映した描写は、まるで水槽に飼われるロブスターのようだった。

カフェのウェイターにバターナイフではなく鋭利なステーキナイフをお願いするデヴィッド。

彼は近視の女と同じく失明するつもりです。彼女の正面と左右の横顔を脳裏に焼き付け、いざ心を決めます。レストルームの鏡の前に立ち、ナイフの先端を右眼のギリギリに持ってくるデヴィッド。ガタガタと震える右手。

劇中カットは近視の女に戻ります。彼女の前に置かれたグラスの水は半分ほどに減っている。彼が席を立ってからそれなりに時間が経過したことが伺える。彼女のグラスに水を差すウェイターのさまは、まるでロブスターを飼育している飼い主のように。 物語はここで幕を閉じます。

監督・脚本はギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス。なぜ?な突拍子のない世界観でも、最後にはそれを気にしないほどの余白付きの結末を用意してくれる。エンドロールと共に聞こえる波の音。ラストはデヴィッドが彼女を置き去りにしてロブスターになる道を選択して海の底でひっそりと…が大方の予想。

この結末が1番腑に落ちるが、僕は政府によってロブスターに変えられたのではなく、自らの力でロブスターになる=失明。もしくは近視の女を見捨てることなく、この先の困難も彼女に寄り添っていてほしい結末を願ってしまった。この考察は間違いなく的外れ。でも、観るタイミングによって結末の捉え方が変化するのがこの作品の良いところ。今の僕はバットエンドよりも愛を選ぶ。冒頭の未来予想図が諦めきれない僕の気持ちも上乗せして。
youtube
NARI
4 notes
·
View notes
Text
### **『白衣の天使は狂おしく愛してる』**
――**医学部生お姉ちゃんが解剖学で証明する、最深の愛情**――
---
#### **【プロローグ:聴診器の向こうにある鼓動】**
雨の匂いが漂う夕暮れ時。瑠奈お姉ちゃんの部屋には、解剖学の教科書が山積みになっていた。センター分けの黒髪を耳にかけながら、彼女は分厚い『グレイ解剖学』のページをめくる。紫色の瞳が、不自然なほど輝いている。
「ねえ、弟くん! 今、すっごい発見しちゃった!」
突然、お姉ちゃんが跳ねるようにベッドから起き上がり、僕の手を引っ張る。彼女の指はいつもより熱く、少し汗ばんでいた。
「ど、どうしたの……?」
「心臓の構造について、重大な事実が判明したの!」
お姉ちゃんは興奮して頬を赤らめながら、僕をベッドに押し倒した。上から覗き込む彼女の瞳が、暗闇で猫のように光る。
「普通の人の心臓は、『左心室』と『右心室』で血液を送り出してるけど――」
彼女の手が、僕の胸にそっと触れる。
「――私の心臓は、『弟くん心室』しかないみたい!」
「……それ、医学的にありえないよ」
「あるよ! だって!」
お姉ちゃんが突然、聴診器を自分の胸に当て、もう一方を僕の耳に押し付ける。
ドクン、ドクン。
「聞こえる? この鼓動、全部『弟くん、弟くん』って呼んでるでしょ? 医学的に『愛情性不整脈』って診断しちゃう!」
僕の耳が熱くなる。お姉ちゃんの心音は確かに速くて、乱れていた。
「……お姉ちゃん、それただの頻脈じゃ……」
「違うわ! これは『弟くん依存性心拍異常症』の初期症状だよ! 治療法は――」
ふいに、お姉ちゃんの顔がぐっと近づく。
「――一日20回以上のハグと、睡眠時の密着が必須なの!」
ラベンダーの香りが鼻をくすぐり、僕は思考停止する。お姉ちゃんの医学知識を悪用した愛情表現は、今日も暴走していた。
---
#### **【第一章:神経科学で解く恋の方程式】**
翌朝。キッチンで僕がコーンフレークを食べていると、白衣姿のお姉ちゃんが突如現れた。
「弟くん! 重大発表があるの!」
彼女は実験用のホワイトボードをガシャンと持ち込み、ペンをカチャカチャ鳴らす。
「テーマは『なぜ私は弟くんを愛してしまうのか』! まずは神経��達物質から説明するね!」
お姉ちゃんのペンがホワイトボードを駆け回る。
「通常、恋愛時にはドーパミンが分泌されますが、私の場合は――」
ガリガリと書く文字がどんどん大きくなる。
「『セロトニン再取り込み阻害』が過剰で、『弟くんを見ないと離脱症状が出る』状態なの! つまりこれは『愛情依存症』の一種!」
「……それただのヤンデレじゃん」
「医学的には『重度弟源性精神依存症候群』って言うの! ねえ、このグラフ見て!」
お姉ちゃんが突然、自分のスマホをぶつけるように見せる。画面にはハートマークのついた心拍数グラフが表示されている。
「これは昨日の私の心拍データ! 弟くんがトイレに行ってた3分間だけ、明らかに数値が下がってる! これはもう『弟くん不在性低心拍症』としか――」
「ただの計測誤差だよ!」
「違うわ! ねえ、今から検証実験しよう!」
お姉ちゃんが目を爛々と輝かせながら、医療用の血圧計を取り出す。
「まずは弟くんと30センチ離れた状態で計測して、次に密着状態で――」
「お姉ちゃん! もう少し落ち着いて!」
「落ち着けないの! だって!」
突然、お姉ちゃんの声が震える。
「私の脳内で『弟くん』を処理する領域が、もう海馬を圧迫してるかもしれないんだよ! MRIで確認したいくらい!」
彼女の熱意に押され、僕は思わず後ずさる。お姉ちゃんの医学愛と弟愛が融合すると、もう止められない暴走が始まるのだった。
---
#### **【第二章:血液型で診断する運命】**
昼下がり。お姉ちゃんが珍しく真剣な顔で血液型の検査キットを広げている。
「弟くん、これ絶対やらなくちゃいけないことがあるの」
「……なに?」
「『血液型恋愛相性検査』!」
お姉ちゃんの目がキラリと光る。
「医学的根拠は薄いって言われるけど、私が独自に研究した結果――」
いきなりA4用紙を広げる。手書きのグラフや数式がびっしり。
「AB型の私とO型の弟くんは、『最強の癒着性』を示すことが判明したの!」
「……『癒着』って単語がすでに危ない」
「ほら、早く採血しよう! 私が看護師役やるから!」
お姉ちゃんが注射器を構え、舌をぺろりと出す。白衣の下から見えるナース服が、どう見てもコスプレだ。
「お、お姉ちゃん……それ本物の注射器?」
「もちろんよ! 愛情は本物なんだから、器具だって本物でなくちゃ!」
「いやいやいや! 素人がやるもんじゃ――」
「大丈夫! 私、先週まで静脈穿刺の練習用マネキンで30時間練習したんだから!」
お姉ちゃん��瞳がグルグル回っている。
「ほら、腕を出して? すぐ終わるから……ふふ、私の愛情を直接血管に注入しちゃうぞ~」
「こわいこわいこわい!」
僕はソファの後ろに逃げ込むが、お姉ちゃんはナースキャップを斜めにかぶりながら追いかけてくる。
「逃げないで! これが終わったら『輸血による永遠の絆結び』をするんだから!」
「それ絶対医療法違反だよ!」
---
#### **【第三章:終わらない診察】**
夜。布団の中。お姉ちゃんが突然、懐中電灯で自分の顔を下から照らす。
「……お姉ちゃん、また何か思いついた?」
「うん。最後の診断を下すよ」
お姉ちゃんの声が妙に低く響く。
「私の研究によると……弟くんは『重度お姉ちゃん依存症』の疑いがある」
「……え?」
「症状は……」
彼女の手が僕の額に触れる。
「・お姉ちゃんがいないと眠れない
・お姉ちゃんの料理しか受け付けない
・お姉ちゃん以外の女性に免疫がない」
「……それ、全部お姉ちゃんのせいじゃん」
「治療法は……」
お姉ちゃんの顔がぐっと近づく。
「『一生お姉ちゃんと一緒にいること』しかないね」
僕はため息をつくと、お姉ちゃんの頭を軽くたたいた。
「……もう、お姉ちゃんの医学知識、全部僕への愛に使ってるじゃん」
「当たり前でしょ!」
お姉ちゃんが突然叫ぶ。
「だって私の脳みその中身は――」
彼女の指が、自分のこめかみをぐいっと押さえる。
「――99%『弟くんLOVE』で構成されてるんだから!」
月光が窓から差し込み、お姉ちゃんの紫色の瞳が潤んでいる。本当にそう信じているんだ。彼女の全てが、僕を愛するために存在していると。
「……しょうがないな」
僕は小さく笑って、お姉ちゃんの白衣の袖を引っ張った。
「その……診察、続けてよ」
お姉ちゃんの顔がぱあっと輝く。
「はい! じゃあまずは全身検査から――」
「いやそこまで!」
医学と愛情が入り混じった、私たちだけの診察室は――
**今日も、永遠に営業中だ。**
0 notes
Text
0 notes
Text
各地句会報
花鳥誌 令和7年2月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和6年11月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
船だまり濁れば冬の匂ひかな 和子 秋簾上げてあいさつ船番屋 昌文 時雨るるを亀の貌出す船溜り きみよ 冬菊を咲かせ運河に棲んでゐる 和子 釣船は沈まず冷えてたゆたひて 軽象 花魁の高き塗り下駄すさまじや 毬子 冬近し下駄に鼻緒の穴三つ 緋路 秋の蠅かつて不夜��だつた街 久 踏切の音織り交ぜて初時雨 順子 秋雨の音に艀の朽ちゆける はるか
岡田順子選 特選句
秋簾上げてあいさつ船番屋 昌文 傘に触れ秋霖に音生まれたる 緋路 街道のしるべや松の色変へず はるか すげられぬ鼻緒は秋霖に置かれ 季凜 冬菊を咲かせ運河に棲んでゐる 和子 炉火恋し品川宿へ止まぬ雨 毬子 品川宿の空は映さず冬の水 和子 鯨塚とは鉄に時雨つつ 俊樹 退助の墓碑に秋の蚊とまりけり 緋路 霧の香は花街の眠りの中に きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月2日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
空小春鉄路に音の残りゆく 成子 古井戸は地震観測点蚯蚓鳴く 睦子 菊の酒男励ます女たち 朝子 小春かな夫のわがまま許せる日 光子 待たされたあげくの返事つづれさせ 久美子 長き夜エンドロールは最後まで 修二 夕露の触れたる指に紅をさす かおり 人知れずそれぞれの修羅十二月 孝子 幼子の肩やはらかし指小春 成子 我が証並ぶ書棚に秋日入る 修二 背凭れに秋冷重き服垂れて かおり 深秋の祈りに透きしペンダント 同 木の実降る淋しくなると窓を開け 美穂 倖せと来て翅収む赤とんぼ 朝子 秋刀魚食ぶB面の曲流れをり 修二 小春日や黒留袖の猩々緋 美穂
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月4日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
街騒にあれど露けき虚子の句碑 かづを 山中に偲ぶ人あり深む秋 同 萩の寺影にも風の棲みてをり 同 仏舎利塔故山の紅葉侍らして 同 秋祭朝より晴れて御輿出る 匠 池の面に紅葉且つ散る藩主邸 笑子 紅葉落つ風の調べを携へて 千加江 夜の帳金木犀の香をもちて 雪 いさゝかの雲も情けや後の月 同 今日の月長き手紙を書きにけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
二階より少し見ゆ海冬の波 すみ子 紫蘭咲く長き不在の牧師館 佐代子 菊日和産着干す風隣から 悦子 毛糸編むたぶん少し淋しいから 都 採血の針ためらひて霜の朝 悦子 ぽつりはらり立冬の雨鍬先に 美智子 藪枯手繰れば蔓の二階まで 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月9日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
花びらを重ねて薫る野菊叢 三無 残菊の香の供華愛し陽子墓碑 亜栄子 山門も開け放たれて石蕗の花 美枝子 冬日背にひとり拝する年尾句碑 秋尚 小春日や背丸くして影二つ 多美女
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月11日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
夕の灯のふとゆらぎたる落葉して 三無 厨より笑ひ声洩れ花八手 秋尚 落葉して遠く港のネオンみゆ ます江 暮れなづむ細道八つ手白々を 和魚 汲み置きの桶に落葉のニ三葉 怜
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
大根を炊きおき明日は入院す 実加 庭の石蕗も少し待てば花日和 令子 冬初め頑固爺さん星となり みえこ 小春日や声賑やかき美容室 あけみ 木枯や珈琲飲んでゐる夕べ 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月12日 萩花鳥会
臀ポケット光るスマホや冬ほたる 健雄 もう一杯注ぐ手の皺秋長夜 俊文 大根のまるき厚切りおでん種 恒雄 苔に散る山茶花しばしそのままに 美恵子 湯気向こう大根頬張る母卒寿 綾子
………………………………………………………………
令和6年11月15日 さきたま花鳥句会
杜の秀に残照として冬紅葉 月惑 曖昧な季節移ろひ冬の宿 八草 七五三絵馬をはみ出す鏡文字 裕章 吊革の軋む重さや冬めける 紀花 神無月巫女の鈴舞ひ厳かに ふゆ子 新聞の社説読みつつ大根煮る としゑ 今朝の冬猫背の影を濃くのばし 康子 衣も食も風も音たて冬に入る 恵美子 凩の去りて夜明の星数多 みのり 父見舞ふ施設の駅や冬の月 良江
………………………………………………………………
令和6年11月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
大寺の誦経とよもす実南天 幸風 神の留守句碑に微睡む雀どち 月惑 日の欠片程に山茶花綻びし 斉 福耳の虚子像和む七五三 三無 散るときの造花めきたる冬薔薇 千種 蝶上りゆける小春の青天井 同 虚子像に日のあたりたる初冬かな 月惑 波郷忌や天日遠く雲流れ 千種 虚子像の彫り深くして冬日影 月惑
栗林圭魚選 特選句
大寺の誦経とよもす実南天 幸風 冬薔薇の残る重みを支ふとげ 久子 丹精を花名に込めて菊花展 三無 枯れ園になるに間のある日射しかな 同 福耳の虚子像和む七五三 同 散るときの造花めきたる冬薔薇 千種 冬鳥の森の高さを鳴き渡る 斉 波郷忌や天日遠く雲流れ 千種 炒り豆の食べる手止まぬ夜長かな れい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月20日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
菊人形夜の魂のあり所 雪 此の世の火使ひ果して近松忌 同 煮大根語り継がれし母のこと 笑子 冬の蝶番もつれて黄を零し 同 切妻の吉江の里の近松忌 同 大根まだ役者然にはほど遠し 数�� 存問の吐露するほどに石蕗の花 同 山茶花に初恋の日々顧みる 隆司
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年11月16日・21日 柏翠館・鯖江花鳥合同句会 坊城俊樹選 特選句
手に触れし物に一人の秋惜しむ 雪 ありつたけの包丁研ぎて爽やかに 同 山門を入りし一歩に雨の萩 同 夏場所の粋に崩れし大銀杏 同 小鳥来て明るき声頭上より 同 北国の空の深さを夜々の月 同 身ほとりに秋蝶何を告げんとて 同 人形は人形の顔菊着ても 同 留守を守る阿吽の二匹神は旅 かづを 爽やかや空を画布とし描く雲 同 注連作り終へて屑藁焚かれけり ただし 大鳥居三叉路にあり冬日向 同 甕墓の千年杉や落葉道 同 灯る窓灯らぬ窓の里時雨 真喜栄 雪囲ひ百万石といふ気品 同 御城下の落葉踏みしめ踏みしめて 洋子 流れ星幼き祈り如何せん 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
0 notes
Text
十二話:想い詰めた故の暴走
前回の続きです。私による想像妄想ストーリーが含まれております。実際のシムの言動動きとストーリーの行動とリンクしてないところも含まれております!また複数恋愛及び血縁恋愛が含まれておりますのでご注意ください。今回描写が少しきわどめです。
あれからそう月日は経っておらずミヅキちゃんは意図的にシオンくんを避けていました。何日も顔すら合わせないようにしたり出来るだけリオやイオと一緒にいたりシオンくんと顔があえばそそくさと逃げてしまうミヅキちゃん。
「ねぇミヅ……」
「さーってお庭のお手入れが残ってたわね!やらないと……!」
また別の日もシオンくんはミヅキちゃんに話しかけようとしますが��けられてすぐにどこか行ってしまいます。そんな二人をたびたび目撃するアイちゃん。リオもイオももちろんワザと避けているなど分かっている為あえて口には出しません。

「ねぇイオお兄ちゃん……最近やけにシオンはママに避けられてない?」
シオンの行動にさすがのアイちゃんも気付いてしまいます。イオは苦い顔で答えます。
「……………………喧嘩でもしたんじゃないか?」
イオでもさすがに苦い顔をするのは仕方ありません。けれども少し救われてもいました。ミヅキちゃんがすぐにシオンの気持ちに応えない事に安心してもいたのです。けれどもイオは別の不安も生まれてもいます。シオンくんだけ取り残されたのを見てシオンくんのギラつかせたような獣のような目をする彼を見ながらイオはぽつりと呟きました。
「あれはまずいな……」
ミヅキの事をイオは守りたいのですが、シオンは息子でもある為にシオンの痛みも痛い程分かってイオは感情の板挟み状態なのです。イオはアイちゃんに「シオンを気にかけてやってくれ」と伝えその場を後にするのでした。
アイちゃんはすぐさまシオンくんのそばに駆け寄ります。
「喧嘩でもしたの?ママが避けるなんてよっぽどじゃない?」
けれどもシオンくんはぶっきらぼうに「関係ないでしょ」と答えてしまいます。その物言いに何よその言い方、と思ってしまいつい喧嘩腰になってしまうアイちゃん。

「……そんな言い方しなくてもいいじゃない。シオンってそういうところは優しくないよね」
「それ誰と比べてるの?いつものアイの初恋の相手のツバサと比べてるわけ?」
「……!比べてなんかいないわ……」
そう言われたらそう答えるしかありません。アイちゃんの初恋の相手はもちろん当然のごとくシオンくんは知ってはいるのですが、その事についてはシオンくんは気に入らない様子なのであまりアイちゃんはツバサに関する事はあまり言わないようにはしているのです。シオンくんは深くため息を吐きますがすぐに「ごめん」と謝りました。
「ちゃんとママと話が出来たらアイにも話すから待ってて」
シオンくんの言葉にアイちゃんは顔を上げてシオンくんを見つめます。シオンくんはさほど怒った表情でもなく困ったような顔で笑うのを見てアイは胸を撫でおろすのでした。
また別の日もシオンくんはミヅキちゃんに話かけようとします。
「あのね、ミヅキ今度俺と街にでも一緒に……「ごめんね、今色々忙しいからまた今度ねシオン」
シオンくんの言葉を遮ってミヅキちゃんはそそくさとその場を離れます。シオンくんでも明らかに自分を避けてるとはすでに分かってもいます。あれだけ露骨だったわけですから。
「……へぇ……後でもうどうなってもしらないから」
シオンくんはミヅキちゃんを見ながら口だけ笑ってぽつりと呟きますがミヅキちゃんには聞かれてはいません。もちろんそばにいたであろう家族にも聞かれてはいません。
(ごめんねシオン……こんな事したくないのに……心が苦しくなるのよ)
本当はミヅキちゃんもシオンくんと仲良く談笑ぐらいはしたいのです。ですがいつまたシオンくんがこの前と同じような雰囲気になりそれに呑まれていく自分がいてしまうんじゃないかと思っているミヅキちゃん。
あくる日、ミヅキちゃんは一人洗面所でまだ思い悩んでいました。シオンくんの事で思い悩んでいたのです。
「……はぁ」
ミヅキちゃんはため息しか出ません。自分の気持ちが本当に分からないのです。リオに心揺れてると指摘されたものの好きかどうかなんて分からないのです。ミヅキちゃんは鏡に映る自分に自嘲気味に笑います。
「なら振ればいいじゃない?……何でちゃんと振らないの?家族の絆が壊れるから遠慮してるの?…………ううんそんな事ないわ」
「振っても絆は壊れないわ。家族だもの。…………きっと私怖いのね。あの子を振るのが」
短時間とはいえ知らないシオンくんを見たのです。きっとアイの前でもあのような感じで迫るのだろうな、とも思うミヅキちゃん。息子に初めて向けられた感情にミヅキちゃんは心をすごくかき乱されてばかりなのです。
「何が怖いの?」
「!?」
突如聞こえた声にミヅキちゃんは肩をびくっと揺らしました。自分が思い悩んでいる張本人がここにやってきたのです。鍵を閉めていたはずなのに、と思うミヅキちゃん。
「洗面所の鍵なんていとも簡単に破れるの知らないの?……ママってばやっぱり抜けてる所もあるしかわいいねそんな所もとても愛らしいね」
シオンくんの言葉に口も開けません。どうしたらいいのか分からないのです。
「ねぇ……ところでさ、ずっと俺を避けてるよね?もしかして顔を会わせなければこの前の事が無かった事になるとでも思って��?考えが甘いよ」
シオンくんの言葉にミヅキちゃんはやはり分かるものなんだ、と思いつつも声を絞り出します。
「……さ、避けてなんか……いないわ……」
そう呟けばシオンくんは扉をパタンと閉めました。しかもカチャリ、と音が聞こえ鍵を閉められた事に気付くミヅキちゃん。洗面所という密室空間に二人きりになってしまいミヅキちゃんの心臓は早く鼓動を打ってしまいます。
動けずに固まっていると後ろからシオンくんに強く抱きしめられました。

「ずっとこうしたかった。触れたかった。俺のかわいいミヅキに。ミヅキは男を煽るのは得意な方なんだね?ね、もう避けて逃げちゃだめだよ?…………俺から……ね?」
「……っ」
耳元で囁くように呟かれてミヅキちゃんは顔が熱くなってしまい、何より息子なはずなのに知らない男の人みたいで胸の鼓動もよく聞こえてしまいそうでバレやしないかと思ったり何より恥ずかしい気持ちも伴い声が上手く出せません。
そんなミヅキちゃんに構わずシオンくんは顔を摺り寄せて耳にリップ音を立てながら軽く耳たぶに口付けます。

「……��……お願いシオン。やめて……お願い……こんな事……しないで……っ、ダメ、それ以上は……」
「それ以上されたら息子として……見れなくなっちゃう?……いいよ、心の壁壊しなよ」
シオンくんがズカズカとミヅキちゃんの心に入ってくる事を止められやしませんでした。シオンくんもミヅキちゃんが振るような選択肢を与えるつもりもないのです。何度もミヅキちゃんの耳や首筋にキスを降らせるシオンくん。キスをするたびに小刻みに反応する彼女がシオンくんはかわいくて仕方ありません。
「さっき"振るのが怖い"とかミヅキは言ってたけど"好きと認めるのが怖い"の間違いじゃない?ね、受け入れた方が楽になるよ?ま、そんな事考えられなくなるぐらいミヅキの事愛してあげるけどね」
確かにシオンくんの事は嫌いではないのです。振れない理由も自分の中にあるはずとミヅキちゃんは思っているのですがその答えがやはりまだ見出せません。
一瞬シオンくんの力が弱まり振り返るとすかさずシオンくんに唇を塞がれるミヅキちゃん。

(だめ。これ以上は……"落ちてしまう")
思わずミヅキちゃんはシオンくんを押しのけてすり抜けて出ていこうとしますが扉はもちろん鍵がかかっている為に開かないのです。振り向いてシオンくんの方を一度見ると目前に彼はいました。
バンっと顔の両隣に手を置かれて逃げ場を失ってしまうミヅキちゃん。

「……こっち向いてミヅキ」
優しく言われてミヅキちゃんは恐る恐るシオンくんの方を見つめます。彼はとても真剣な目で自分の事を見つめて更に顔を近づけてきます。その目は愛情が溢れていて目が離せないほどでした。

「好きだよ。ミヅキの事すごく愛してる。……お願い俺のそばに……ずっといて?」
「…………ぁ」
(だめだわ、落ちちゃう……)とミヅキちゃんは心が締め付けられるように切なくなりシオンくんの最後の言葉に自分の本当の気持ちがストンと振ってきてようやく分かりました。けれど今はすぐにそれを言えません。心残りがあるために言えないのです。
後ろ手で鍵をひねるとようやく扉が開きます。体重をかけていたためにぐらりと後ろに下がる体。
「シオンの気持ちは分かったわ。でも待って本当に待って……」とミヅキちゃんはその場から離れようとしますが、シオンくんも一緒に扉を出てミヅキちゃんの腕を強く強く掴み引っ張りました。
「まだ俺から逃げるんだ?そ、分かった。じゃあもううんと分からせるしかないよね」
「し、シオン待って!?……っ!」
さすがにシオンくんの力に敵うはずもなくズンズンとシオンくんに手を引かれ、すぐ目と鼻の先のシオンとアイの部屋が目に入りシオンくんはそこにミヅキちゃんを連れ込みました。
シオンくんはミヅキちゃんをベッドに軽く放り投げ、上から覆いかぶさりました。さすがのミヅキちゃんでもこの状況で何が起きようとしてるのか分からないわけありません。
「シオン!?あなた何をしようとしてるか分かってるの!?」

「もう子どもなんかじゃないから分かるよ?でもミヅキが中々返事を出さないし逃げるし避けるし……それに偽りの気持ちとはいえさミヅキがツバサとずっと関係なんか持って体だって重ねてた訳だしこれでもずっとずっと悔しかったし物凄い嫉妬してたんだよ俺。……だから全部ぜーんぶミヅキの中を全て今は俺で塗り替えてあげる。他の奴を考える余裕なんて与えてやらない。どれだけ俺がミヅキのことを好きか全然分かってないしだからもう直接伝えてあげる」
「シオン……」
まさかシオンが押し倒してくるとは思わずミヅキちゃんは後ずさりしますがそのままシオンくんはミヅキちゃんに更に迫ってきます。この後の展開でどうなるかなどミヅキちゃんは経験者だけに分かるのです。それにもう自分がシオンの事を好きになりかけている事にミヅキちゃんは気付きつつありました。嫌だったら無理やり押しのけて逃げたり引っ叩いたり出来るのにそれが出来ないのが証拠です。
それにシオンくんの気持ちが嫌という程に分かりそして重くとても追い詰められている事にも気づきました。そしてそんな事をさせてるのは自分のせいだとも気付いてしまいます。それでもミヅキちゃんはまだ受け入れる準備など出来ていませんでした。
ミヅキちゃんにとってもう目の前にいる男の子は決してかわいい息子とは言える訳もなくギラついた男の目をしたシオンくんから目が離せません。

「……��願いシオン。こんな事はやめて……?」
「ねぇ、気付いてないでしょミヅキ?その台詞はただ俺を興奮させて男をたぎらせるだけだって……。じゃやめてほしいなら本当の事を言って?好きだって言って?ミヅキの本音を聞かせて?俺の事好きだって……目では訴えてるんだから��?…………もし本当に嫌で俺の事が嫌いなら今すぐぶん殴ってでも叫び声もあげたらきっとすぐパパ達が飛んで来てくれるよ?」
(そんな事出来るわけないじゃない……)
「……こんなに頬も真っ赤にして目線も外さないで俺の事好きだって目で言ってるくせに口と心は強情なんだから……好き……だいすきミヅキ……もうむりだよ俺……」
シオンくんに迫られたミヅキちゃんは本音を見抜かれてドキリとします。この状況にとても顔が熱くなっていき高鳴る心臓の音が止みません。ミヅキちゃんはとうとう心の内を言ってしまいます。
「……す……き……よ。好きに……決まってるじゃない……認めたくないけど……今すぐこの気持ちを消したいのに止められないの。ずるいわ……意識なんかまったくしてなかったのに!ただ息子として愛していたのに……あんなことして人の頭の中をいっぱいにさせて……避けてでもこの気持ちを消してしまいたかったのに……!!」
そのミヅキちゃんの心の声が口から出るのを聞いたシオンくんはとてもうれしそうな表情へと変わります。むしろシオンくんからそうさせるよう仕向けたといってもいいぐらいですがそんな事まではミヅキちゃんにわざわざ言いはしません。それにシオンくんは自分の顔にもミヅキちゃんは弱いと気付いてさえいました。(リオとミヅキちゃんの会話を盗み聞きしていた為)

「絶対に消しちゃダメだよ。……でもやっと言ってくれたうれしいよ。ここまでしないと言わないなんてかわいくていじらしいねミヅキ」
ミヅキちゃんはここまで気持ちが揺さぶられて心苦しくなって追い詰められるように気持ちを言ってしまったのは初めての事です。
「かわいくなんて……ないわ……悪い女になっちゃ���わこんなの……それに私惚れっぽい所もあるから余計に悪い女よ……」
「良い女性だよ?一途でぶれなくて悩んでもくれて心優しくて不器用で可愛らしい女性だよ?……俺もそんなミヅキがすごくすごく大好き。とても愛してるよ……でも今まで避けて逃げた分はきっちり構ってもらうからね?……もう色々と限界なんだもう」
「え、え……ま、待ってシオン……!?」
「もう待たないよ。むしろ頑張って理性を保ってた俺を褒めてほしいぐらいだよ……」
ミヅキちゃんはそのままシオンくんにされるがままベッドへと沈みこむ事になり、とことんシオンくんに愛されながらも避けた分だけとことん意地悪されまくるミヅキちゃんでした。
数時間ぐらい経った時はすでにシオンくんもミヅキちゃんもベッドで休んでいました。ミヅキちゃんに至っては泣かされすぎて疲れてもいるのですがシオンくんはまだいけますと言わんばかりにピンピンしてる様子にミヅキちゃんは体力どれだけあるのこの子と少し思ってしまいますが口には出しません。

「……色々とかっ飛ばしすぎじゃないかしら」
「ん?そう?でもミヅキが悪いんだよ?中々認めないし俺から避けたりするからさ。でもミヅキが好きって言うまではミヅキを愛してあげるのは我慢してた方だよ??……結婚を前提に俺と恋人になってねミヅキ。拒否は受け付けないけどね」
追い詰めて強引に言わせたようなもんじゃない、と心の中でミヅキちゃんはそう呟きます。シオンくんの気持ちが強すぎると肌でも感じるのです。何ていう育ち方をしたの親の顔が見てみたいとか思ってしまいますが親は自分で育てたのも自分なので文句のひとつも言えやしません。
こんなに強引だなんて、とミヅキちゃんはシオンくんの性格を改めて思い知りました。リオやイオとも違うアプローチの仕方でたとえ親子でも性格が違うのねと思うばかりのミヅキちゃん。自分の血も入ってるせいなのかな、とちょっぴり思います。
「いいけど……シオンを一番に愛してあげる��んて事はできないからね?リオやイオの方が年季も違うし……」
「年数なんて関係ないよ。それに俺なんて生まれた時からミヅキとずっといるのに計算されないワケ?これでも俺の初恋はミヅキなんだよ?少なくとも物心ついたぐらいから」
ミヅキちゃんはシオンくんの初恋相手を知り顔には出さないもののびっくりして、アイじゃなかったの……?と一瞬心の中で思ってしまいます。それに小さい頃と言われてもその頃はかわいい我が子でしかなかった為そんな事を言われてもミヅキちゃんはとても困るのです。
「そ、そうなのね……」
ミヅキちゃんはアイの顔を思い浮かべて今後の事を少し心配してしまいます。

「ねぇ、シオン。アイにはちゃんと説明しなきゃいけないわこの事」
シオンくんは「もちろんするよ」とそっとミヅキちゃんの手に自分の手を重ね言います。

「そんな不安そうな顔しないでよミヅキ。アイは分かってくれるよ」
不安といえば不安ですがミヅキちゃんにとってはアイが傷つきやしないかが一番気がかりなのです。もちろんアイも周りでの複数の恋人関係などには見慣れているため浮気がどうこうみたいなのはそこまで問題視はしてません。それでも罪悪感はある��はあるのですが。
けれどもアイはいつもミヅキちゃんにもリオやイオにも必ず言う言葉があるのです。
『パパとイオお兄ちゃんとママが一緒にいると世界一幸せそうに見えて大好きよ』
という言葉を何度も彼女はミヅキやリオやイオに伝えてきたのです。今のこの状況を知ったアイが何ていうかミヅキちゃんには想像も付きません。むしろアイに嫌われるのではないか、とも思ってしまうのです。
不安がるミヅキちゃんにシオンくんは起き上がりミヅキちゃんをそっと抱き寄せます。

「大丈夫。大丈夫だから。そんなに不安がらないで?アイだってミヅキの事大好きだし悪い事にはならないよ。受け入れてくれるよ。もうすぐ引っ越しのタイミングだし引っ越した先で一緒にアイに話そ?ね?」
シオンくんの優しさにミヅキちゃんはちょっぴり絆されそっと体を預けます。なるようにしかならない、とも思うわけです。もうこうなってしまったのは事実なので隠すなんて事もしたくないけれど不安や怖さなど色々ミヅキちゃんの中に入り混じるのです。
「そうね……」
とぽつりとシオンくんに返事をするミヅキちゃんでした。
そしてすぐに各々今住んでいる地から広々とした土地へと引っ越していきます。まだこの頃はミヅキちゃんの家族も多くないため、ニュークレストにある家といえばミヅキ家とツバサ家のみとなります。
元いた家は土地をまっさらにしてからお引越しをしました。(家があるとタウニーが住み着き始めるんで…)
ツバサ家のお家です。(ちなみに遊んでる当時はここから結構ギャラリーからお家をお借りするようになっていきます)
そしてツバサ家の隣の道路を挟んだ向こう側にミヅキ家が建ちます。
「ミア!!見た!?すっごく綺麗だしおしゃれ!!」
お家を見てはしゃぐユイちゃんにミアちゃんは「そうね」とだけ返します。けれども天気が悪い日にお引越しだったため尚且つ今までの家から離れ親から離れ……で少しミアちゃんは寂しげです。が、ユイちゃんの明るさで何とかミアちゃんは元気なままでいられます。
「私はユイといられるだけでうれしいのよ。おしゃれな家ももちろん嬉しいけれど」
「ふふ、私もそうよ。ね、ミア部屋とかベッドとかどこにしようか決めて一緒に寝よ?」
ユイちゃんの提案にミアちゃんは大賛成でもありますがふとツバサの事が気になりました。
「それはもちろん!……ね、ユイ。ところであなた本当にツバサの事は許したの?」
「えー?……んー……ていうかツバサって私達が小さい頃からママの事大好きだったから別に?って感じかなー」
許すとも許さないとも言わない反応のユイちゃん。少しユイちゃんの中でも変化が表れていたようです。
「それを言うならミアはどうなの?ミアだってツバサが好きでしょ?」
「私はハッキリ言うとツバサよりもユイが大事よ。それに元から子供は欲しかったけれどさすがにパパ達から遺伝子貰うなんて絶対嫌じゃない?だから隣に住んでたツバサなら顔も悪くないしサイエンスベビーでもお願いしようかなーとか最初思ってたのよ?まぁ今は好きな部類の男には入るけれどね……許してはいるけれどでも心底好きってわけじゃないのよ?」
ユイちゃんはミアちゃんの返事にとても満足に笑みを浮かべます。
ちなみにサイエンスベビーは友情値が高ければ相手(男女問わず)に遺伝子をくださいと頼む事が出来て、一緒に病院に行って化学の力で子供を授かるというやつです。(プレイヤーからしか頼めない機能なんでとても安心)ユイちゃんとは血縁のためサイエンスベビーが出来ずなおかつ同性のために子作りで子供を授かる事は出来ない仕様になってます。
「サイエンスベビーかぁ……確かに私も男家族からもらうのは嫌かも。絶対嫌悪感出ちゃうもん。それならツバサの方が断然マシ!でもミアと同じ気持ちでよかった~!」
そう言いながらふとユイちゃんは家族の事を思い出します。そういえばシオンはママの事が好きだったわね、と。
「ねね、この前のシオンの事気付いた?やけにママがシオンを避けてたやつ!」
「ああ、アレね。いつの間にか仲良くなってたけどあれはたぶんシオンがママを丸め込んだんでしょうね。ママってなんだかんだ癖のある男にはモテる方だしね……」
「絶対一波乱ありそうね!!どろっどろな展開が!!」
「ドラマの見過ぎじゃない?」
「ミア冷たーい!!でもそんなクールなとこも好きー!!」
そんなかわいいユイちゃんにミアちゃんは笑って「ありがと私も好きよ」と返すのでした。
「僕やってけるかな……いやでも……今度こそミヅキの事は吹っ切ってミアとユイを大事にするぞ……!!」
と一人蚊帳の外のツバサはユイとミアの気持ちなど何一つ知らず……のようです。
次に続きます!
今回すごいシオンくんが暴走しちゃいました。何ていうかあの子はゲーム内でもミヅキちゃんしか見てなくてリオやイオより先に何度も何度も恋愛アクションを挟み込んでいくしでもう好きすぎるだろ!!って思ってます常日頃。(逆にリオとイオはなっかなかミヅキちゃんへの恋愛アクションが(キスしたり)できないのでミヅキちゃんへのアクションをキャンセルすることが多々あり…)
1 note
·
View note
Text
11/11
最近の所感
●職場の同僚、失恋して泣く
同僚が3回くらいしか会ってない人に振られて泣いていた。2回目で告白されてとりあえず付き合って、3回目会った後、深夜の一時半に『別れてください』から始まる一方的なラインが送られてきたらしい。そのあとブロックされて話し合いの余地なし。同僚はそのラインを見て、自分のことを責めて泣いていたから、わたしはどうすれば良いかわからず、とりあえず自分を責めなくて良いと言った。次があるから、大丈夫_次なんてない。_でも今度同窓会があって、きっとみんな結婚とか子供の話とか、そればっかりで、マウントの取り合いがあるから_いいよ、行かなくて辛い思いなんてしなくていいよ_結婚してない女なんてやばいよ_やばくないよ、わたしは結婚なんて1ミリも想像できない_世の中に良い人なんて1人もいないよ、結局______そんなことはないんじゃないかなあ。_結婚したい_何のために?
●初めての結婚式にいく
小学四年生で担任になったY先生。よくヘルペスができてて、よく風邪を引いてたけど面倒見の良い先生。その先生に、ゆりなちゃんはAちゃんと仲良くなれるはずだから、話しかけたほうがいい。と言われて、自分から話しかけて友達になったAちゃん。そこからいつも一緒にいて、中学生の時は一緒の部活で、一緒に帰って、一緒に図書室に行って本を読んだ。挨拶をちゃんとする子だったから、わたしも一緒になって挨拶をした。人のことを人格や身なりで判別しない子だった。
小学生の頃のわたしは、よく泣いていた。幼馴染のTくんがお調子者で噂好きでよく問題を起こしていたから、近くにいた自分がよく事情聴取で呼び出される。そうすると、わたしは自分は一ミリも悪くなくても泣いていた。よくY先生に、ゆりなちゃんは泣く必要がないよと言われていた。そういう、自分を求められる、プレッシャーがかかる授業とかがあると、よくズル休みをしていた。学校に行く前に鼻血が止まらなくなった期間があって、遅れて学校に行くとAちゃんはいつも心配してわたしの元へ来てくれた。Y先生は、わたしを見て自分が小学生の頃によく似ていると、言っていたらしい。
そんなAちゃんの結婚式に行った。Aちゃんはずっと変わらず、ひたむきで不器用で、自分に自信がなかった。実は、地元から結婚式に出席をしたのは、わたしただ1人で、当日はAちゃんしか知り合いがいなかった。それでも行ったのはAちゃんが大切な友達だからだ。綺麗だった、Aちゃんは結婚式に前向きじゃなかったから、辛いこともたくさんあっただろうにきちんとやり切って、家族になって行ってしまった。正直なところ、寂しくて仕方がない。ちゃんと旦那さんに言いたいことが、言える関係値であれば良いなと心から思っている。
0 notes
Text

CoC「礼讃」KPC ロアンナ・ハーパー
「ほとんど……皆さん夫の仕事の関係者ですわ。夫は天涯孤独ですし、私もこれといって身寄りがいないもので……」 「…………いえ、私は……大丈夫です……。ミアは……」 「あの子はきっと、父親が死んだなんて……わかっていないでしょうけど」 「夫がいなくなって、一人で…………ミアのためにお金を稼いだりすることは、辛くてもきっと耐えられます」 「でも呪いや魔術なんて、そんなものとどう戦えばいいの?」 「主よ、私たちの祈りを聞いてください。私たちにどうか忍耐と知恵を与えてください。困難の中にあっても勇気と希望を持ち、あなたの恵みが私たちを高めてくださるよう祈ります。アーメン」
◆ロアンナ身上調査書
姓名:ロアンナ・ハーパー 年齢:34歳(礼讃時点で32歳) 性別:女 血液型:A型 誕生日:7月22日 星座:蟹座 身長:170cm 体重:52kg 髪色:色の薄いブロンド 瞳の色:グレー 視力:左右0.8 きき腕:右 声の質:優しく囁くような張りのない声 手術経験や虫歯、病気:風邪を引きやすいがこれといった病気はしたことがない 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):肌が青白く血色があまり良くない。手首が折れそうなほど細身。 セックス体験、恋愛、結婚観:若い頃に夫とすぐ結婚したため恋愛経験がほとんどない。男性経験は夫とマーティのみ。 尊敬する人:特になし 恨んでる人:特になし 出身:アイダホ州ボイシ 職業:仕立て屋、刺繍職人見習い 将来の夢:仕事で認められること 恐怖:他人に支配されること 癖:目線を逸らす 酒癖:あまり強くない 眠気がくる
一人称:私 二人称:あなた 呼び方:名字+さん、親しい人は名前呼び捨て
*概要
ハドソンバレーに住む子持ちの未亡人。夫のエイドリアン・ハーパーが亡くなり、マーティ・ロックとはその葬式で出会った。得体の知れないものに巻き込まれながらも生還し、今は娘と暮らす生計を立てるため就職した仕立て屋でまだまだ下働きの身。
*CoC「礼讃」あらすじ
このところ夫の様子がおかしく、毎月犬を連れて行っていたハンティングにも出かけないで家に籠るようになった。「蛇を殺した」「二人で遠くでやり直そう」などと口走る夫に不穏なものを感じ、ロアンナは手を触れるのを禁止されていた書斎の資料を調べることにした。しかし調べ物が得意でない彼女の調査は難航する。 その矢先に夫が奇妙な急性腎不全で亡くなり、混乱しているロアンナの元に怪しい男たちが現れる。蛇のような肌を持った異様な姿の彼らはイグという蛇神の信徒を名乗り、「エイドリアンもイグの信者であったが神を裏切り、神の蛇を殺したために殺された」「このままでは残された家族も仲間であった我々も呪われて殺される」と迫り、ロアンナに儀式に参加するよう脅してくる。 ロアンナはその話に違和感を覚える。しかし今まで調べていた内容と符合する部分もあり、さらに娘もイグに狙われると脅され、男たちに目の前で得体の知れない魔術を見せられたロアンナは精神的に追い詰められていった。
そして迎えた葬儀当日、夫の仕事仲間だというマーティ・ロック・スミスが参列する。彼は会場に紛れ込んだ爬虫類じみた人物がハーパー邸に侵入したことに気付き、単身家の中へと入っていく。その中でロアンナが一人調べたことや、故エイドリアンの残した暗号や書籍を解読し、ハーパー邸に隠された冒涜的な真実を紐解いていくこととなる。 彼が翻訳したページの内容を読み、ロアンナはようやく理解した。夫は邪神を信仰し、誤って蛇を殺してしまったが故に呪いを恐れ、別の神に鞍替えしようとしていた。そして自分たちの娘ミアをツァトゥグアという新たな神に捧げることでイグの怒りから身を守ろうとしていたことを。 首を突っ込んだせいでそのまま蛇人間たちの魔術的儀式に巻き込まれててしまったマーティ・ロックに、ロアンナは夫の計画を使い、自分たちがツァトゥグアを召喚しこの男たちを捧げて退けるという悍ましい計画を持ちかける。だがロアンナからの話を聞いて蛇人間たちの正体を怪しみ、なにより神への信仰を裏切るのは気が進まないとマーティはロアンナを説得し、自ら彼らに立ち向かうことに決めたのだった。
イグの信徒を名乗る男たちは、その実イグに呪われ見放されたモグリの魔術師たちだった。すでにボロボロの体で魔術を行使しようとするも、ほとんどは失敗し、自滅するような形で戦いは幕を閉じる。 ロアンナは邪な神を信仰し裏切った末路を見て青ざめ、巻き込まれたにも関わらず、取り返しのつかないことになる前に助けてくれたマーティに心から感謝するのだった。
*性格
気弱そうな見た目どおり、流されやすく自己主張が苦手な性格。あまり感情を表に出すタイプではない。本来そうだったわけではなく、支配的な夫との長い結婚生活の中で培われた癖のようなものである。物静かで思慮深く繊細な感性の持ち主。他人の感情の機微にも敏感で、細やかな気遣いのできる女性。 自分の考えや能力に自信がなく、人に提示された道に従おうとするが、愛する娘のこととなると話は別で断固として娘の利益になるものを選ぼうとする。正直な働き者で新しいことを学ぶのが好き。慣れた相手ならおしゃべり好き。極端に依存心が強い面もあるが、自分の意思でそれをなるべく律している。ときに冷静で現実的な判断を下すことができる。
*人間関係
夫が亡くなるまで行動を制限されていたためかなり閉じた人間関係の中で暮らしており、友達や知り合いもほとんどいなかった。その閉塞した環境のなかで冷たい夫への恐れは強くなり、可愛い娘への依存心が高まっていた。 礼讃以降は仕事をするようになり徐々にではあるが交友関係が広まってきている。話の中心になるようなことはないが、持ち前の優しさと思いやりでうまくやっていけているようだ。 マーティ・ロックとはただの友人とは言い難い関係だが、前の結婚が大きな失敗だったこともあり、男性に精神的・経済的に依存することを恐れてなかなか前に進めないでいる。自分に気持ちがあるのと、娘のミアと飼い犬のニュールがマーティにとても懐いているのもあり、遠ざけたりもできない様子。
*家族関係、幼少期体験
アイダホ州ボイシのさらに郊外で自然豊かなロッジのような家で育つ。幼少期は貧しいながらに穏やかに過ごしたが、17歳の頃に両親が詐欺の被害に遭い廃業、苦しい借金を抱えることとなる。そこにエイドリアン・ハーパーが現れ、ロアンナと結婚させてくれるなら借金を肩代わりすると両親に持ちかけ、半ば売られるような形で20歳も年上のエイドリアンと結婚し、ハドソンバレーにやってきた。 両親は金を持ってすぐに消息がわからなくなり、孤独な娘時代を過ごす。その中でエイドリアンに対する恐怖と依存心を高めていった。
エイドリアン・ハーパーは芸術家だが知識を求める魔術師でもあり、生まれながらのハンターでもある。欲しいものがあればどんな汚い手でも使う男が目をつけたのが田舎町の若い娘だった。みずから苦労して手に入れたもののみに執着し、副産物的に生まれた娘には愛着がなかったのだろう。
*能力
若い頃に結婚し、大学にも行かず外出も制限されていたため、基礎的な学力が低い。文字を読むのも苦手である。代わりに手先は器用で、料理や針仕事など家でできることはほとんど完璧にこなすことができる。とりわけ針と糸の扱いには非常に長けており、唯一の特技と言ってよいのが刺繍。気の遠くなるような細かい図案でも時間をかけて完成させることができる集中力と忍耐力を有している。 色彩感覚とコーディネートセンスにも優れており、それらを活かして仕立て屋の下働きとして雇われ日々修練を積んでいる。まだまだ給料も低いが、仕事が丁寧なので評判は悪くない。
*好きなもの 食べ物:サーモン、じゃがいも 得意料理:サーモンのタルタルケーキ、じゃがいものパイ、彩りの良いサラダ、鶏のグリル 飲み物:カフェオレ、ルイボスティー 季節:春 色:白、黒、ネイビー→ライラック、サーモンピンクなど明るくて柔らかい色 香り:優しいダウニーの香り 書籍:あまり読まない 動物:犬 ファッション:保守的で飾り気のない服→柔らかい素材のワンピースやスカート 場所:新しい家、窓のある仕事場 愛用:手編みのロザリオブレスレット 趣味:裁縫、子供服のデザイン、手芸、犬の散歩
0 notes
Text
遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、忠膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市、名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、力別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発足、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀���、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、村立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、癌客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、減殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
しかし、不思議だよなぁ、だってさ、地球は、丸くて、宇宙空間に、ポッカリ、浮いてんだぜ😂でさ、科学が、これだけ、進化したにも、関わらず、幽霊や、宇宙人👽たちの、ことが、未だに、明かされてないんだぜ😂それってさ、実は、よくよく、考えたら、むちゃくちゃ、怖いことなんだよ😂だってさ、動物たちが、呑気にしてるのは、勿論、人間ほどの、知能指数、持っていないから、そもそも、その、不安というのが、どういう、感情なのか、わかんないんだよ😂それでいて、動物たちは、霊的能力、みんな、持ってんだよ😂でさ、その、俺が言う、恐怖というのはさ、つまり、人間は、これだけ、知能指数、高いのにさ、😂その、今の、地球が、これから、どうなっていくかも、不安なのにも、関わらず、その、打つ手を、霊界の住人から、共有されてないんだよ😂それに、その、未開拓な、宇宙人や、幽霊たちとの、関係性も、不安で、しょうがないんだよ😂つまり、人間の、知能指数が、これだけ、高いと、余計な、不安を、現状、背負わされてるわけなんだよなぁ😂そう、霊界の、住人たちによって😂でさ、もっと言うなら、😂それでいてさ、人間が、唯一、未来を、予想できてることはさ、😂未来、100%、自分が死ぬ、という、未来だけ、唯一、予想ができるように、設定されてんだよ😂でさ、それってさ、こんだけ、知能指数、与えられてて、自分が、いずれ、確実に、死ぬという、現実を、知らされてるんだよ😂人類は😂つまり、自分が、いずれ、死ぬという、未来予想だけは、唯一、能力として、与えられてんだよ😂勿論、霊界の、住人にだよ😂これさ、もう、完全に、霊界の住人の、嫌がらせなんだよ😂そう、人類たちへのな😂つまり、動物たちは、自分が死ぬことなんか、これポチも、不安じゃないんだから😂その、不安という、概念をさ、😂想像すること、できないように、霊界の住人にさ、😂つまり、設定されてんだよ😂動物たちは😂つまりさ、霊界の住人は、動物より、人間が、嫌いだから、こんなに、苦しいめに、人類は、立たせ、られてんだよ😂で、これ、考えれば、考えるほど、ゾッとするんだよ😂だって、霊能力ある、得体のしれない、霊界の住人の、嫌がらせ、させられてんだから😂人類は、今、まさに😂つまり、人間の知能指数こんだけ、あげさせられてるってことは、😂そういうことなんだよ😂つまり、自分の、死の恐怖と、死後、自分たちが、どうなるのか?という、二つの不安を、抱えさせられてんだよ😂人類は、今、まさに😂そう、霊界の、住人にだよ😂もし、霊界の住人が、人間、好きなら、こんなに、自分の死ぬことをさ、恐れる感情も、湧かないように、設定されてるはずだし、😂死後、自分が、これから、どうなるのか?という、不安を、感じることなく、生きてるはずなんだよ😂そう、霊界の、住人が、人間、好きなら、そんなこと、おちゃのこさいさい、😂なんだよなぁ😂つまり、動物たち同様、なんの、不安も抱くことなく、毎日、生活できてる、はずなんだよなぁ😂人類たちは😂
でさ、あと、も一つ、俺、不気味に、思えたのはさ、😂そもそもさ、この地球上に、なんで、人間だけ、生きてるわけじゃなくてさ、😂つまり、人類の先祖と言われている、猿や、魚類とかが、絶滅することなく、😂人間と、共に、この地球に、未だに、暮らしているのか?ってことなんだよ。😂だってさ、進化論で、言えばさ、😂つまり、オーソドックスな、猿で、例えるとさ、😂そう、猿は、人類の先祖なんだからさ、😂すでに、絶滅してて、いいはず、なんだよ😂そう、恐竜や、マンモスみたいに、猿も、絶滅していて、いいはずなのにさ、😂なんで、これだけ、年月が、経って、これだけ、人類の知能指数が、高くなるまで、時間が、経っているのにも、関わらずさ、😂未だに、猿が、人間と、地球に、共生しているのか?って、😂考えたことない?😂だって、不思議じゃん😂普通に、考えてもさ😂
1 note
·
View note
Text
心臓
課の会議中に、会社に受診を義務づけられている健康診断の結果がメールで届いた。今年は健康診断前にうっかり食事を摂るようなミスも回避できたのできっとよい結果になっているだろなと喜び勇んで開いたところ、画面にあらわれた判定はEだった。思わず「いー」と口走る。突然の奇声に、課のメンバーから怪訝な顔を向けられて「すみません何でもないです」と取り繕う。連日連夜の野蛮な飲酒にとうとう肝臓が悲鳴を上げたかと診断をスクロールすると、警告よがしに表中の列が真っ赤に塗られている項目は心臓だった。
心電図を採るためには、ベッドに横たわって上衣をめくりあげ、身体のあらゆるところに冷たい機械をあてられる。手早く特定箇所に機器を当てるこの担当女医に、私の乳と腹はどう見られているのだろうかと不安に思いながらも、被験者の矜持があるので微動だにしない。
女医は医師として無数の乳房を見てきたのだろう。品評するだろうか。乳首の形と色とがさまざまであることを誰よりも知っているだろう女医は、乳房というものをどう捉えているのだろうか。そんなことを考えているうちに検査が終わり、次の部屋への移動を促されてそれに従う。結果、私の脈は不正で、疾患を疑われるほどの異常値を叩き出していたのだった。乳房の優劣のことを考えていたせいだろうかと一瞬よぎったが、専門機関で精密検査を受けるまではその真偽はわからない。検査で異常を確認するのがなんとなく億劫で、病院にはまだ行っていない。
*
父も、心臓をやって死んだ。あの人の場合は、糖尿病を患って、酒も煙草も大いにやったあげく脳もだめにしていたから、死因は心臓とは断言できない。私も父と同じく酒と煙草をやるが、酒については父のおそらく倍量以上を煽りつつも、煙草の量は吸わない人間と大差ない程度だ。それでも、身体的遺伝とは怖いものである。
顔のつくりはまったく似なかった。美男の色男であった父の美醜の感覚で「ブス」と面と向かって蔑まれる程度には可愛くない容姿に生まれついたにもかかわらず、疾病だけは執念深く遺伝するのだから面白くない。
父から引き継いだ心臓の弱さによって死ぬことで、父をもう一度殺したい。父が容姿の醜さを笑って娘の自尊心をずたぼろにした結果が私の孤独死であると、見せつけてその心のなさを責めてやりたい。
病気を糧に親を責めたい気持ちがむくむくと湧く。とはいえ、父はそのだらしなさがゆえに数年前にとっくに死んでいて、たとえ私が父の遺伝のせいで若くして死んだところで彼にはもはや何のダメージもないのだった。一人相撲の、この徒労感。私と父は、生きていても死んでいても、どのみち交わらないのだった。
おのれの死を父に見せつけて父の未熟さを思い知らせたい、などと馬鹿げたことを妄想して鼻で笑う。くだらない未練だと思いつつ、これがあの男の心臓なのだと思うと、死んで地獄でやりあおうかという気にもなるのだった。お前の心臓を受け継いで死んで、お前と殴り合ってやろうかと。
そんなことを考えるということは、おそらく、私は今になってようやく父を愛しているのだった。彼が死ぬまで愛せなかった父を、死後になってから悪あがきのように愛しているのだから愚かなことこの上ない。
*
心臓の疾患を疑われた以外は、私の身体はほとんどがAの判定を受けていた。当然だ。一般的でない飲酒量とそれを切実に必要とする不眠以外、私に不摂生はなかった(まあ、それこそが致命的なのだが)。毎日、おびただしい量の野菜を摂取する異常な食生活。過剰な飲酒による酩酊と気絶がもたらす十分な暴力的睡眠。適度な運動。ノイローゼを呼ばない程度の仕事量。すべてを肯定してくれる友人たち。この世の誰よりも健康的な日々を送っている。心だけが異常に繊細で、激しい怒りや激しい悲しみのあまりストレスで生理が止まったりはするが、そういうことがあっても、女だなあと思うだけだった。
毎晩ワインを一本あけるほどの過分な飲酒にもかかわらず、肝臓の数値は良好だった。煙草を吸うわりには血圧もヘモグロビン量も正しい。理想的な痩身を保っているわけではないが、BMIも適正値だった。
ただ、父親から受け継いだ心臓だけがだめになっていた。ばかな男。私をまともに愛さなかったくせに、形骸的に執着して、まさか引き連れていきたいのか? 否、そんな情は奴にはあるまい。母に対する恋情はずっとあった。倒れて理性を失ってからも、うわごとで母に「愛してます、結婚してください」と語り続けていた男だ。私の母と結婚する以前に二度結婚して子供を作って、その子供たちは父の死後に弔問に来て「父には可愛がってもらった」と思い出を口にしていた。私だけが、父の愛を知らない。
けれど私は、父親の愛を知らないからこそ未だに父に執着していて、父の本来の愛情深さを想像してはそれが自分に振り向けられなかったことを恨みながらも、愛情深い人間であった父を無碍にできないのだった。なぜか。心臓の疾患のみならず、その愛情深さも、私に遺伝しているのだろうか。わからない。なぜなのだろう。父の死後、その死をきっかけに私の知らなかった父の生を聞かされるたび、私は父に自分を投影してしまう。父の人生が私の人生であるように思えてしまう。私だけが一方的に父を愛しているのだった。
私の死因がもしあなたからの遺伝によるなら、いいよ。受け入れる。ほかのどの死因よりいいよ。あなたと同じ死に方をして、ようやく私は父親とのつながりを思い知ることができるんだ。ようやく愛されたと思えるんだ。
*
ずっと、「私を殺してくれる男」を待ち侘び続けてきた。
私をはるか凌駕している男。私の命がその手にかけられることに悦びを感じられるほどの男。圧倒的存在をずっと待っていて、十何年かけてずっと探して、ようやく見つかったと思ったらその男は私を深く愛してしまったので、私を殺すことなどとうていできなくなった。そりゃそうだよな。ふつう、愛する人には生きていてほしいものだ。
心臓のことが判明して、死因のことを考えて、ここに書いて、私が探していたのは「父」だったのだと、ようやく思い至った。「父」の不在が、私に「私を殺してくれる男」を探させた。
それがゆえに私の人生はこうなった。安定も安心も遠ざけて、苛烈な情念だけを頼りに猛獣のように世界に牙を向ける人生。けれど心の奥底には「父」を持てなかった少女がうずくまって泣いていて、父親にあたたかく抱きしめてほしいという感情をこらえている。あなたにあたたかく抱きしめてほしいという感情がずっとくすぶっている。父に抱きしめられたい。父に愛されたい。父を愛したい。大好きだと叫んで抱きしめたい。
どうしてそれが叶わなかったんだろう。男を使い捨てても使い捨てても満たされない理由をようやく自覚して、ぽかんとしている。埋める努力をしたところでどうしたって埋まることのない穴を、私はこれから先、どう扱えばいいんだろう。これまでについた不毛な傷を、どう見捨てればいいんだろう。
いつ、父親への執着が消えるのだろう。もうこれ以上苦しみたくないのに。
できるだけ早く心臓が破裂して、私が死んでしまえたらいいなと思う。父親のせいで狂ってしまった人生を、父親のせいで終わりにしたい。あなたの娘はあなたに愛されなかったせいで、彼女が決死の思いで築きあげた素晴らしく美しい人生をあっけなく台無しにして死にましたよ。死後の父にそう伝えて、後悔に苦しんでほしい。
そんな日は永遠に来ないことはわかっている。私は心臓の疾病を放置して、不整脈が起こるたびに父を呪う。父を愛する。父を憎む。酒を飲む。煙草を吸う。男を抱く。絶対に許さない。私を愛さなかったことを許さない。せめて私を早く殺してほしい。受け継いだ心臓の疾患で、私を殺してほしい。すでに不在となった者へのこの憎しみから、この愛情から、愛おしさから、執着から、苦しみから、もう逃れたい。逃してほしい。あなたを思うことから、逃してほしい。
2 notes
·
View notes
Text
ドクターワンデルの口コミで効果なし?本当に歯石が取れる?副作用は!
チェック!ドクターワンデル1で口コミ評判の疑問点
国民的アニメとよばれる作品はいくつかありますが、口コミ評判を長く続けているとどうしてもマンネリ化してしま���ものです。 ドクターワンデル1や契約上のトラブルなどで声優の変更を余儀なくされたり、口コミ評判の価値観と現代の価値観に違いが出てしまい、違和感を感じてしまうこともあります。ドクターワンデル1に合うように、徐々に変えるのか、大きく変えるのかは作品それぞれにジェルが異なるのも当たり前です。 テレビと比較して、似ても似つかない感じになっても、嘘が傷つかないなら、間違いではないでしょう。動物病院の世界観を絶対に壊したくないなら、違う媒体にしない以外に方法はないので、ドクターワンデル1にとってマイナスにならないなら、ドクターワンデル1にいいのではないでしょうか。 なんとなく嫌だと感じる人が多いはずのテレビにわかっていて住んでいる人がいるらしいです。動物病院の安さがその理由となっているのでしょう。 ジェルでも別にいいと思えるのなら、クーポンコードに比べてお得に住むことができます。嘘を存在しないと思っていたら、悪いことは何もなくマイページしかありません。 ドクターワンデル1が気にしていないつもりでも、実際に住んでみたら気になることもありますから、マイページに検討するべきです。ドクターワンデル1の節約を試みて、クーポンコードを我慢していたら、いずれ体を壊してしまうでしょう。あっという間に月日が経ち、口コミ評判も気がついたら危険領域に達しています。 ドクターワンデル1に長けていれば、サポートなしに切れるでしょう。口コミ評判を好む猫はあまりいないので、多少なりとも抵抗にあうことでしょう。 大学は諦めるのも早いんですけど、価格だと怪我をさせる恐れがあるため、抱っこ役と切る役がいります。怪しいをもしも切ってしまったなら、リボーテがあるため、爪切りがものすごくキライになってしまいます。 細胞のみだと簡単ですが、短いスパンで繰り返すハメになります。 安全性が伸びていると引っかかれた時に流血沙汰になりますし、評判に乗られた時に突き刺さります。
いまだけドクターワンデル1や効果…
ホラー映画が大好きです。 効果が刺激的なので、日頃の鬱屈を忘れられます。電話番号の大きさでビビらせようとするのは単純に驚きますが、楽天だと思います。効果にそれほど期待はしなくても、それなりの面白さがないと興味が続かなくて、動物病院だったとしても、中断します。 楽天が群がって、みたいな演出は私的にはホラーにはいらないと思います。 ドクターワンデル1を好んでいるものの、動物病院は抵抗せずにゾンビになった方がいいのかもと思ってしまうような結末になるのが悲しいです。 ドクターワンデル1だけでも味わえたら御の字なのでしょうか。電話番号が残念です。 定期的にコンビニエンスストアでは購入金額に応じてくじを引かせてもらえるキャンペーンを実施していますね。ドクターワンデル1が当選したならば、すぐにその場でもらったり、後日に引き換えられたりするというものになっていて、獣医師であれば、買いたいと思わないような商品が当たるのもサプライズ感があります。 獣医師が引きたいばかりに、他ではなくコンビニで買ってしまったりと、アマゾンに関係してくる割合もそれなりに大きいのではと予想しています。 効果の仕事が確実に増えているとみていてわかりますが、ドクターワンデル1はハズレは捨てるだけだったのに、スクラッチ式の応募券になったのもドクターワンデル1とびっくりしてしまいました。ドクターワンデル1が当たれば、得したなと思ってしまうのが人情ですし、本当でもスキマ時間を使って抽選できるのが嬉しいです。アマゾンもぜひ継続してください。 ふと気づいたら、暑さが随分と和らぎ、ドクターワンデル1の天気予報を耳にするごとに涼しくなっていって、効果と感じています。 本当に過ごせるのって、ごく短い期間ですよね。成分もやっぱり、熱中症が原因で死亡した方がいるそうですし、大学なんて日常生活ではまず起こりませんから、暑いよりは寒い方がいいのかもしれません。 原材料の不適切な使用による火災が起きたりもしますし、ランキングが安全とは言い切れないですね。 テレビを例にしても、年配の方を中心にお餅が喉に詰まって窒息死はよく聞きますので、ログインでも注意が必要ですね。 油断大敵です。 口コミは本人以外も気をつけてあげるべきです。
こちらドクターワンデル1や副作用ってどう?
恋愛に興味がない人が増えつつあって、ドクターワンデル1商戦は不発に終わりそうです。 ドクターワンデル1だといかに豪華にクリスマスを過ごすかにこだわり、ドクターワンデル1を贈り合うのがバブリーでした。 原材料だったら、完全にいつも通りに過ごす人も多く、副作用がついにクリスマスケーキを完全予約制にしたそうです。 副作用の向上を目指して、口臭に出会いを増やすようなイベントをしたらいいと思います。 成分が進むとファミリー層でもクリスマスをしなくなるので、成分はもっと盛り下がっていくでしょう。 ドクターワンデル1が減りそうですが、その分、ハロウィンが盛り上がるかもしれませんね。最近のマイブームは小説投稿サイトです。 副作用が趣味で書いている作品がほとんどですが、原材料やアニメ化される作品もあり、無料で楽しめるのが信じられないくらいです。 動物病院や間違った表現なども多々あるものの、それも気にならなくなるほど書く喜びが現れており、口コミにはない情熱を感じられます。 ドクターワンデル1に埋もれがちな素晴らしい作品を見つけ出せた時の喜びは一入で口臭のサイトをハシゴしています。 価格を支援可能なつくりになっているところもあって、ドクターワンデル1できることもあります。 口コミが低いとはいえない書籍化に限定せずに、ドクターワンデル1が収入につながれば、更新頻度も増えて読者的にも喜ばしいです。 ちょっとした悩みがあったので、価格に行ってみたんです。 動物病院みたいで、金額的にはほとんど変わらず、副作用はピンからキリまでといったイメージです。 使い方でイマイチな例では、曖昧に少なめの情報を繰り返して時間を消費しています。 ランキングがどうにかできることもなく、獣医師をしてもらったトータルの満足感でいうと高すぎです。 楽天に立て続けに立ち寄り、一人だけ満足できる占い師さんがいました。 東京大学には比較できてよかったともいえます。 歯周病に聞かれることがあったら、本当してもいいかなと思うレベルでした。
必見!ドクターワンデル1で歯石…
たまたまテレビ中継などを目にすると、ドクターワンデル1への参加を目指す人があまりにも多くてちょっと呆れてしまいそうになります。 大学を要求されていても、歯石が抽選しなくてはいけないくらいいるのが不思議でたまりません。 ドクターワンデル1の達成感がやみつきになるのでしょうか。 ドクターワンデル1に参加したいがために嘘もみかけますが、ランキングをした後で、さらに走ろうという人間がうらやましいと思います。 ドクターワンデル1くらいの運動量ならともかく、副作用はできそうにありません。たまたまテレビ中継などを目にすると、歯石に参加したい人の多さに引きます。解約方法を払わなくてはいけないのに、解約方法が抽選しなくてはいけないくらいいるのが不思議でたまりません。 歯石の快感を何度でも味わいたいということでしょうか。 ドクターワンデル1に参加するために副作用をみることもよくありますけど、ランキングだけでもしんどいのに、その上で走れるという大学が妬ましいです。嘘だったらできなくはありませんが、歯石とか夢のまた夢でしょう。 スカウトされてメジャーになる例もあるのでしょうが、人間はもっとキツく取り締まられてもいいはずです。 ドクターワンデル1があるわけでもないのに、大音量で演奏したり、通行を妨げるわけですから、ドクターワンデル1やそこで暮らしを営んでいる人の迷惑になります。 口臭の歌声を聞かせたいんだったら、ログインで活動したり、ネットにあげて反応をみれば誰にも迷惑はかかりません。使い方はお金がかからないかもしれませんが、成分に迷惑をかけていることがほとんどです。歯周病をいわないのは今だけかもしれないんです。 値段が寄せられたら、公式が変わるかもです。
チェック!ドクターワンデル1や楽天amazonについて
何度か行ったことのある家電���販店が改装後、再びお店を開けたので、最安値も購入しないといけませんし、寄ってみました。解約方法にキレイに明るくなっていたのですが、ドクターワンデル1の売り場はなかなかの衝撃でした。 楽天amazonが使っているような感じのゲーム環境が一式揃っており、ドクターワンデル1なんかもあったりして、口臭があっという間に経ってました。 最安値もありましたし、土日は人混みになりそうですね。ドクターワンデル1時代に近くにあれば、ランキングが困るくらい居座ったはずです。楽天amazonに行く分には気分転換になると思います。 ちゃんと運動させてないのが良くないのでしょうが、評価の就寝時に、猫が走り回ります。ドクターワンデル1に出してほしいと鳴き続けたり、解約方法に行っては危険も顧みず飛び降りて、みているこっちがヒヤヒヤします。 ランキングと暴虐の時間が連動しているみたいですし、楽天amazonな時間でお昼寝を中止させたいと考えても、楽天amazonを見つめるだけで精一杯です。 獣医師がためらわれるほどなのですから、起こせるはずもありません。 ドクターワンデル1に出かけた日なんかは、口臭になるのはいうまでもありません。ドクターワンデル1は寝不足になってしまいます。イチョウの並木が自宅の近くにあって、ドクターワンデル1の時期には銀杏が落ちて大変なことになります。獣医師のニオイで鼻をやられます。 評価に集中して収集してる人もみかけはしますけど、猫が量ですから、取りこぼしが出るようです。 ログインも散った後の掃除が大変ですし、アレルギーの立場に立てば、見方も変わってきます。価格なので、冬の前にほとんどの枝を剪定していて、歯茎な姿になっていたのは悲しい気持ちになりました。 人間を我慢してもいいから、クーポンコードをいつか取り戻してくれたらと思います。
いまだけドクターワンデル1や最安値のコツ
心の底からタクシーが嫌ですから、楽天をできるだけ避けています。ドクターワンデル1ということもあり、なんとか通りといわれても知りませんし、価格に聞かれても答えられません。ドクターワンデル1まで送り届けてもらえないのもザラで、最安値まで連れて行ってもらえればいいやくらいの感覚でいます。ドクターワンデル1が実用化されて、副作用が無人運転になったら事故っても文句はいいません。楽天を入れて運賃を支払うと、最安値は待つだけで行きたい場所に行けたらいいです。ドクターワンデル1が増えて運転手さんのお仕事がなくなるかもですね。 家電はいつ買い換えようかと迷ってしまいます。 ドクターワンデル1に、ダメになってから新しいのを買っていますけど、使い方で長持ちしすぎて換えられないこともよくあります。 クーポンコードがちっともダメにならないので、しびれを切らして、まだ使えるのに新しいのを買ってしまいました。 使い方がたくさんあって、状況に応じて使うこともできますし、ドクターワンデル1がめちゃくちゃ軽くてびっくりでした。 クーポンコードも買い換えたいなと思っているのですが、使い方場合、私にとって一番いいのを買わなくちゃと思いますし、価格がありませんから、思考を停止しています。 最安値があればもっと便利で快適な生活を送れるのかもと夢みてしまうので、最安値を見るのを止めています。 私にしては珍しくバスを利用しました。 使い方時代には平日は必ずと行っていいほど利用していたんですが、ドクターワンデル1ではまず乗りません。 副作用が多くて席が空いてませんでしたけど、公式が丁寧なので安心して乗っていられました。歯磨でピッとすれば、小銭を数えなくてもいいですし、歯周病でお得に目的地まで行けてとても楽でした。 ヒト幹細胞培養液は電車だけでなくバスも併用して普段よりもデンタルケアできるというわけですね。 動物病院でないなら、使用方法に乗車できるでしょう。
2 notes
·
View notes
Text
17歳 真夜中
腕を切って泣きじゃくっていた。
携帯のバイブレーション 弱々しかったろう鼻の詰まった声で「はい」
今度、腕を切るようなことがあれば俺に連絡しておいで。話くらいなら聞いてやれる。
嘘だと思っていた、返す言葉がないときに使う偽善的な言葉だと。
「りんごいっぱい貰ったんだよね、だからアップルパイにしたんだけどさぁ」ふふふ
思わず笑ってしまった。
数分前までは泣きながら腕から流れる血を舐めとっていたのに。
変に 大丈夫? だとか 何があったの だとか聞かないところに惹かれた。
他の人が名前をつけて貰っていたので、わたしもお願いして名付けて貰った。
それから彼はわたしの絶対であり唯一になった。
寂しい夜 人肌が恋しい時
たくさん電話をした。
彼の誕生日にメールを送ったら「さすがだね。お前が一番早かったよ」と言われて嬉しかった。
わたしがいつも死にたいとき 死のうとしたとき
直接的ではなくとも間接的に彼はわたしの傍にずっといてくれた。わたしを、わたしなんかを死なせないように。
なんとなく、メールを送ったら届かなかった。
永遠なんてものが存在しないのは知っていた。だってふたりで証明したもの。
それなら殺されたかった 死にたかった
自殺を止めてくれなければよかった
そうしたら今こんなに涙を流してなんかいない
身勝手だ。
もう俺はいないから強くなれ、だなんて。
わたしはいつだって人の為にしか生きられない人間だと知っているくせに。
この名も左腕の腕輪も魔法なんかじゃない。
呪いである、呪縛だ。
愛していた、愛している、愛されたかった。
嗚呼、そうか。これが永遠なのか。
4 notes
·
View notes
Text
詩集「Aries -白緋-」


Yuu「Aries -白緋-」(YSSP-001)
1.「わたしたちの詩」 2.「青春あれ」 3.「人生のすれ違い」 4.「ふつうびと」 5.「桜糸」 6.「BOX男」 7.「グリムセイ島より」 8.「色恋沙汰のない世界」 9.「白緋 ~裏表一体~」 10.「いらない!」 11.「From Chat」 12.「新しい旅」
1.「わたしたちの詩」
君を守りたい 愛を護りたい 見えない壁 ぶつかったまま 青春 踏み出せなかった
憧れたのは自由 見つめたのは未来 あの頃の僕らは影を知らない
Wow Wow Wow わたしの詩…… ひとりからふたりへ ふたりからみんなへ 繋がる想いが波になる
Wow Wow Wow わたしの詩…… 大切なひと 守りたいこと 目の前の道だけ信じて
虹の棲む空 星の降る街 見えないもの 信じられないまま わたしは大人になった
今日からでも遅くない 素直になるのは 誰のためでなくわたしのため
Wow Wow Wow わたしの詩…… 喜びとか悲しみとか 優しさとか怒りとか 時を繋いで時代になる
Wow Wow Wow わたしの詩…… 人が風を好くのは 明日を信じたいから 走り出す一歩がいつか星になる
めぐり逢うのは使命 望んだのは運命 三度続いた偶然は宿命 その感覚をもう一度信じてみよう
Wow Wow Wow わたしの詩…… ひとりからふたりへ ふたりからみんなへ 繋がる想いが波になる
Wow Wow Wow わたしの詩…… 大切なひと 守りたかったこと 目の前の道だけ信じて
手を繋ごう 声に合わせて…… 誰かのために生きるわけじゃない わたしだけの道を歩こう 闇の中にきっと光りはあるから
Wow Wow Wow わたしの詩…… 走り出す一歩が いつか星に変わるよ 必ず!
Wow Wow Wow わたしたちの詩…… Wow Wow Wow わたしたちの詩…… Wow Wow Wow わたしたちの詩……
2.「青春あれ」
新しいクラスに馴染めず 昼食は屋上で摂る日々 友達が出来ないことを僕は いつしか誰かのせいにしてた
そんなある日だった 見知らぬ少女が目の前に現れて ただ僕を無言で見つめている 気まずくて声をかけた時 いきなりザーッと雨が降り出した
光る黒髪、ぎゅっと握った手は 駆け出す青春の鐘 高らかに告げる合図
誰かを好きになるなんて 想像もできなかった 恋人が出来る度 馬鹿にしてた僕だけど いざ恋すると幸せを感じた
あれもこれも全部君のせい 予測不能な感情は 毎日変わる波のように 揺れ動く僕を抱きしめる
ほっとけなかったんだ 好きになったキッカケ 君は魔法みたく そっと心に棲み付いた
そんなある日だった 僕は自分の想いを伝えようと決めた 告白なんてしたことないけど 当たって砕けろ! いつもそうしてきたじゃないか
「ずっと好きでした」緊張性エモーション 涙ぐみ微笑む君は 世界で一番好きな人
君に出逢ってから僕は 少しずつ変わった
クラスメイトの眼も 日常も一瞬も 何気ない日々が色づいた
あれもこれも全部君のせい 予測不能な感情は 毎日変わる波のように 揺れ動く僕を抱きしめる
世界で一人だけの大切な人 僕らに青春あれ!
いつか旅行先で 君がそっと肩にもたれかかり 気持ち良さそうに眠ってた時は 僕の心は舞い上がってしまいそうだった こんな想いにさせてくれたのは 君なんだ 君だけなんだ
大好きだ! 愛してる! 想いが止まらない!
あれもこれも全部君のせい 予測不能な感情は 毎日変わる波のように 揺れ動く僕を抱きしめる
誰かを好きになるなんて 想像できなかった
恋人が出来る度 馬鹿にしてた僕だけど いざ恋すると幸せを感じた
いつか終わりが来るなんて 今は考えたくない 一度きりの日々 この瞬間だけを 世界で一番大切にするんだ
あれもこれも全部君のせい 予測不能な感情は 毎日変わる波のように 揺れ動く僕を抱きしめて
この愛のすべてを 君に贈りたい
3.「人生のすれ違い」
久々のセンター街 楽器屋への道中(みちなか) 随分街は変わったと 周りを見渡せば
すれ違う人生 交差するドラマ ふと気づいた瞬間 不思議な気持ち
ぼーっと生きてちゃ 何も気付けない 人は誰もが 私というドラマを 演じてるもの
行きつけのカフェ いつものコーヒー マスターは淋しげに 終わりを嘆く
破れた夢に かける言葉がない ふと気づいた一瞬 少し大人になる
さーっと歩いてちゃ 何もわからない 人は誰もが 私という嘘を つき続けるもの
素直に生きてるつもりでも 些細な嘘から逃げられはしない 愛することは嘘をつくことさ 最初は違っても ときめきを信じることさ
すれ違う人生 交差するドラマ 気づいた瞬間(とき)には 君もドラマの主人公
ぼーっと生きてちゃ 何も気付けない 人は誰もが 私というドラマを 演じてるもの
4.「ふつうびと」
自分のこと 取り柄なんてないって ずっと信じてた みんな凄いのに 恐縮してばかりで 何故ここにいるのか そもそもいていいのか 逃げ出したくなった
クラスメイトは優しい いつも励ましてくれる 困った時には助けてくれる 嬉しい時には笑い合える すべて理想的なのに 私だけが理想じゃない いつの間にか自分のことが 何もわからなくなった
文化祭の時も体育祭の時も 何かをやるわけもなく 言われたことだけをやった そうするしかなかった 透明人間になりたかった
私はふつうびと 自転車立ち漕ぎで 気付かれないよう…… 誰よりも早く学校へ行き 誰よりも遅く家に帰った
何故こんなに嫌ってたのか 思い返す度に泣きたくなる もっと歩み寄ればよかった 後悔が止まらない
いつからだろう? 自分のこと やけに繕うようになったのは その度に私は傷だらけ
本音で話せなくなった 言いたいことも言えなくなった 友を傷つけるのが怖くて ひとりでいる時間が増えた
誰か気付いてよ わかってよ 何も言わなくちゃ伝わらない そんなの知ってるよ
でも出来ないんだ 今の私には
時は流れた 何回か桜が咲いて散った 出逢いと別れを繰り返して 大人と呼ばれる年齢になった
空っぽの心を物語で満たす日々 外に出てはいけない 誰かに心配をかけてはいけない 枕元だけが自分になれる場所 涙も流せなくなった
星空に癒されたり かわいいに憧れたり 色々ありすぎた十代の日々
何をしようとしたのだろう? 何を掴もうとしたのだろう?
今の私を見てごらんよ 誰かのせいにしてばかりだ 生きることさえ諦めたくなる 夢なんてない 見せかけの夢はあっても 未来など見えない
これが望んだ姿か 鏡を見る度に自分が嫌になる 夢中になれるものを見つけたつもりなのに 外面ばかりが気になりすぎ 素直な言葉で語れなくなった 思い出話では何も満たされないよ 世間話では何も始まらないよ 他愛のない会話にも怯え続けたまま 普通になろうとした日々 今も続いてる
普通に生きるってこんなに難しい 夢を見るってこんなに恥ずかしい
いつか共に夢見た君は 今や世界中のスーパースター
そろそろ舞台を去る頃なのかな 自分だけの夢を見つける頃かな 普通になる頃かな ただ切ない
気付いたよ 嫌われることより 何も言われない方が怖い あの日笑顔で手を繋いだ君は 本当は呆れていたんだよね
星座に想いを重ねても ただ通り過ぎるだけ 安らかな夜に激しく吹く 僕の風に気付かない だから僕は星座になる 普通じゃない誰かになろうとする
それが既に間違っているのに 愚かだね 間抜けだね 誰かの嘲笑を待っている 本当は違うのに 素直になりたいだけなのに
どうしてこんなに不器用なのかな 真実を語ろうとするのかな わからない
5.「桜糸」
糸に桜を繋げば 永遠になると信じてた 微かな風 流れる景色 かつての無垢を返してよ
青春時代を過ぎて 大切なものを失った 遥かなる夢 大切な恋人 あの日私は飛鳥(ひとり)になった
翼は折れたまま 飛び立つことを拒み 衝動を強さと勘違いして 独りになろうとした
街の外れの池で 抱きしめあう鳥 ふと見つめていたら 何かが見えた気がする
忘れていたこと もう一度始めてみよう あの頃桜咲く前に夢見た場所 今なら飛べるかもしれない
星に色を垂らせば 時を止められそうな気がした 激しく吹いた風 変わる時代よ いつか私を惑わせたよね
ハッシュタグで何も語れない 語れるのは瞬間だけ この素晴らしき人生 誰にも譲れぬ愛 やっとわかったんだ
折れた翼に 虹色 糸を紡ぐと 以前よりも強い力で 飛べる! もう迷わない……
小さく見える大地 いつか人が見た夢 当たり前のこと 当たり前じゃない 今更気付いたよ
あなたがいたから もう一度飛べたんだ 私のことが嫌いでもいい 伝えさせて 世界で一番好きだと
影に光りが差したら 道は目の前に 何気ない声が道標になる そして信じるべき翼にもなる
糸に桜を繋げば 永遠になると信じてた 今ならわかる 躊躇せずに言える 夢中になれるって素晴らしい
忘れていたこと もう一度始めてみよう あの頃桜咲く前に夢見た場所 今なら飛べる気がするんだ
あなたがいたから もう一度飛べたんだ 嫌いでもいい 伝えさせて 世界で一番好きだと
本当に大切なのは 誰でもない自分を信じること
6.「BOX男」
BOX BOX BOX BOX BOX BOX Focus Focus Focus Focus Focus Focus
何もしてないつもりなのに 笑い声がするよ 僕を見る君の視線が 胸に突き刺さり 傷痕は広がっていく
BOX BOX BOX Focus Focus Focus
穴があったら入りたい 逃げ場があるなら逃げてみたい スーツケースでも良いから 知らない街へ逃げ出したい
TAP TAP TAP HIP HIP HIP HOP HOP HOP POP POP POP
単語の羅列ばかりのメッセージ 絵文字に頭が痛くなる 僕の声には反応しないくせに クラスで人気のあいつには 決して既読では終わらせない
BOX BOX BOX Focus Focus Focus
殴っていいなら殴りたい 喧嘩していいなら打ちのめしたい でもそんな勇気はないから メモ帳に悪口を走り書きしてみた
NI Cu E…… 人のエゴイズム Wa Ru Gu Chi…… 良心が許さない
Ah そんな時に君が現れて ただ一言「ごめん」と言った 他に何も君は言わなくても 潤んだ瞳からすべてを察した
何も言えないよな 言い出せないよな 小さな社会はあまりに大きすぎる
BOX BOX BOX Focus Focus Focus
穴があったら入りたい 逃げ場があるなら逃げてみたい スーツケースでも良いから 知らない街へ逃げ出したい
BOX BOX BOX Focus Focus Focus
今は君がいてくれるから まだ生きようと思えるんだ ネガティヴな僕を変えてくれたのは 他でもない君だけ
BOX BOX BOX BOX BOX BOX CHANGE CHANGE CHANGE CHANGE CHANGE CHANGE
それでも世界は変わらずに 誰かを傷つけている 無感情的な悪意ばかりが 形なきまま拡散する
人はいつしかそれを『世間』と呼んだ
7.「グリムセイ島より」
レシプロ飛行機で 北の果てへ行く 忘られぬパフィンの面影(こえ) 今も君に重ねて
寂れたGSに When were you born……?? 何度問いかけても 返らぬ答え
真っ白なオーロラは いつかの僕を抱きしめる 手紙にはキスマーク 見知らぬ文字
それでも…… 僕は一途に 君だけを愛してる!
レイキャビクに帰れと 夢に君が現れて 逃げ水のようなダンス 僕を惑わせる
誰かの傷痕に When were you born……?? 歴史は繰り返す 遠距離恋愛
祈るのは君のため 便りなくとも愛したい だけど惑わすのは 見知らぬ文字
それでも…… 僕は一途に 君だけを信じてる!
数千キロの恋模様 カモメの声が懐かしい 夕陽のクリフ 君を抱きしめた 運命とわかっても 未だ諦めきれないよ
真っ白なオーロラは いつかの僕を抱きしめる 祈るのは君のため 便りなくとも愛したい
だけど僕を惑わすのは 誰かの代筆文字 そして見知らぬキスマーク
それでも…… 僕は一途に 君だけ信じて 夜空に願いを込め 胸いっぱいの愛を叫ぶ 君だけを愛してる!
8.「色恋沙汰のない世界」
気になるアイツに 今日も声かけられず 妄想恋愛浸るばかりで 益々堕落してく
ある日突然! 正体不明のDelivery 心ときめき止まらずに 思わず封を切った
Hey, come on! The dawn of a new era!! ボタン押すだけ超簡単 これで君もCyborg
騙し騙され Fake News! 君にフラれた Bad News!! 赤いアイツのおくりもの やっと言えるよ『グッバイ恋愛!』
大嫌いなアイツが 誰かに振られたらしい 被害妄想募るばかりで 呟く『こんなの俺じゃない……』
全部正体! 人は仮面を被れない バレる嘘は吐(つ)くなと No! No! No!
Hey, come on! The dawn of a new era!! ボタン押すだけ超簡単 アイツを消せる便利道具(Good Tool)
騙し騙され Slapstick! 感じ感じて Love Comedy!! 赤いアイツのおくりもの やっと言えるよ『グッバイ恋愛!』
騙し騙され Fake News! 君にフラれた Bad News!! 赤いアイツのおくりもの やっと言えるよ『グッバイ恋愛!』
僕は僕の人生を往く やっと言えたよ『グッバイ恋愛!』
9.「白緋 -表裏一体-」
幼い頃の夢を見た カンバスに色を塗る夢だ 最初は鮮やかだった 無邪気な色だった だが時が流れるほど その色は涙になる
自由だった頃の面影 追跡する 誰もが血を知らないまま 大人になった
Across adult or child……?? その差は何処に?
街で暴れる大人たち 家に閉じこもる子供たち 大人は子供を見くびらないで 子供は大人を怖がらないで
無責任な奴ほど声は大きい カンバスを染めるのはそんな奴らさ 東京孤独ステーション 白緋(はくび) すべてが表裏一体の世界
ニュースは涙を流す 人は涙を広げる 一人の声が世間になり 誰もが自分を嫌いになる だが未来の僕らを信じて 立ち上がる人もいる
今をあきらめないで 叫びたい 誰もが自分の夢を 諦めるその前に
Across Dream or Real……?? その差は何処に?
いつか夢見た大人たち 理想を叫ぶ子供たち 大人は子供を止めないで 子供は大人に染まらないで
現実を知るほど夢を見づらくなる 時を動かすのはそんな奴らさ 惑星・孤独の星 白緋(はくび) すべてが表裏一体の世界
Across live or died……?? どこで誰が決める?
強い人なんていない 弱い人もいない だから自分を見くびらないで
この宇宙が生まれた時 誰もが同じだった 何も知らぬまま 生きるしかなかった そして人に知恵が生まれ 誰かが夢を見る時 同時に争いも生まれた 銀河系何処へ行こうとも 生物ある限り 闘わなければならない どんなに今を愛してても それが宿命なら
Across peace or war……?? その差は何処に?
すべてはパズルのようだ 誰かの声が傾斜する 東京孤独ステーション 白緋(はくび) すべてが表裏一体の世界
地球生まれの僕らに 今できることはなんだ? 祈る前に今何かを始めよう 惑星・孤独の星 白緋(はくび) すべてが表裏一体の世界
10.「いらない」
あれもこれもいらない! 無駄だからいらない! 使わなさそうだからいらない! 気に入らないからいらない!
こんな世界で夢追いかけても 何も変わらないとわかっているから
夢なんていらない 愛なんていらない いっそ全部捨ててしまおう
君もあなたもいらない! この街にいらない! 社会にいらない! 間違えてるからいらない!
一生子供のままでいい 世界に大人なんて一人もいない
光なんていらない 影なんていらない いっそ全部捨ててしまおう
人はいらない! 生き物もいらない! 地球もいらない! 太陽系もいらない!
星なんていらない 宙なんていらない いっそ全部捨ててしまおう
時間はいらない! 過去も未来もいらない! 無も有もいらない! ありとあらゆる偶然も必然もいらない!
いらない! いらない! いらない!
11.「From Chat」
言葉は柔らかく 想いは激しく それがすべてだった
だけど待ち合わせ場所 現れたのは まったくの別人だった
後部座席で悟った 『やってしまった』と 気付いた時にはもう遅すぎた 声を奪われた
確かに愛してた あなただけはと信じてた 気付く前に裏切られた 総てを奪われた
From Chat ずぶ濡れのコートに愛はない
真っ暗な部屋 ぽつぽつと水滴 それがすべてだった
だけど微かな希望 一ミリでも あなたに愛があれば
翌日の朝 打ち砕かれた想い 流れる汗 何故この道を選んだのだろう?
確かに愛してた あなただけはと信じてた 気付く前に裏切られた 総てを奪われた
From Chat その笑顔に愛はない
いつか来てくれるはずと 初めのうちは信じてた だけど二人でいるうちに 同情している私がいた
気付いた時には遅すぎた 君が来るのは遅すぎた
From Chat 傷だらけのハートに明日はない
12.「新しい旅」
何かあったわけじゃない ただ旅をしたい 鞄に服とお金だけ詰め込んで 知らない電車に揺られたい
何も見えないほど まっすぐ広がる縁 人々の暮らしを繋ぐ橋が 無性に愛おしい
さあ旅に出よう 迷子になろう 終点のない旅も たまにはいいじゃない
さあ前を見よう 君を信じよう 行きたいところがあるなら それだけを見てさ
空はもくもく青い夏 あと少しで今年も 旅をしたくなる季節がやって来るよ
半袖の少女が すぐ傍を通り過ぎていく その後ろには少年が 必死にペダルを漕いでいる
シャンペンサイダーが いちばん合う季節 君も私も夏が好き 暑さだけは少し手加減してほしいけど
さあ旅に出よう 踏み出してみよう 知らない世界へ飛び込む またとないきっかけ
さあ旅に出よう いつでもいい 君が行きたい場所へ 気まぐれも抱きしめて
空はもくもく青い夏 あと少しで今年も 旅をしたくなる季節がやって来るよ
私はカメラと恋人になりたい
真夜中を越えた私達に もう敵などないよ 春夏秋冬 いつでも好きな季節に旅へ出よう
新しいことを始めよう 普通らしさなんていらないよ 好きなことに夢中な人がいちばん美しい
さあ旅に出よう 迷子になろう 終点のない旅も たまにはいいじゃない
さあ前を見よう 君を信じよう 行きたいところがあるなら それだけを見てさ
空はもくもく青い夏 あと少しで今年も 旅をしたくなる季節が…… 目の前に
Bonus「さよならストーカー」
君に言われなくたって 私のことは知ってるよ 髪を切った時「失恋した?」とか 正直鼻につくんだ
どんな髪型だって メイクしなくたって 私がかわいい そう思えるのなら 別にそれでいいんだよ 何も言わないで
きっとずっと見守っててよ 恋よ愛よ全部ぎゅっと 自由になりたい
SNSでリプ欄を閉鎖した でもエゴサしたら悪口ばかり 毎日続くと嫌になるよ 私も人間だから
自然体でいろって なんて不自然なんだろう あの歌を口ずさみ 憎しみへのレジスタンス どうでもいいのに 付きまとうあなたへ
いつもそばで見守ってるよ 夢よ明日よ全部ぎゅっと 気持ち悪くて
こんな日が始まる前から マスクは手放せなかった わざと似合わぬメイクをして 見えない影に気付かれぬように ビクビクしながら街を歩くのは もう嫌なんだよ
パッともっと素直になれよ アッと一途言わせてくれよ うるさい!
どんな髪型だって メイクしなくたって 私がかわいい そう思えるのなら 別にそれでいいんだよ 何も言わないで
きっとずっと見守っててよ 恋よ愛よ全部ぎゅっと 自由になりたい
【クレジット】 All Produced / Written:Yuu Sakaoka With our Respect to Takashi Matsumoto, Eiichi Ohtaki, Yasushi Akimoto, Toshihiko Takamizawa, mibuki, Takuro Yoshida, Bob Dylan, Pete Sinfield, John Lennon
Special Thanks to My Family, my friends and all my fans!!
5 notes
·
View notes
Text

CoC「ヤゼル」秀才 追記に詳細設定 ※シナリオのネタバレが含まれます
◆橘星蘭身上調査書
��名:橘星蘭(たちばな せいらん) 本名:雪庭嵐(ゆきにわ らん) 愛称:ランちゃん 年齢:23歳 性別:女 血液型:B型 誕生日:4月4日 星座:おひつじ座 身長:158cm 体重:46kg 髪色:暗い紫、黄色のインナー 瞳の色:ヘーゼル 視力:左右1.0 きき腕:右 声の質:芯の通った澄んだ声 舞台の端まで声が通る icv.キルラキル皐月のときの柚木涼香 手術経験や虫歯、病気:子供の頃は食が細く病弱で、ガリガリで発育が悪かった 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):締まった細身 肉も筋肉もつきにくい セックス体験、恋愛、結婚観:恋愛に本気になったことがなく、基本的に自分の仕事を優先するため続かない 尊敬する人:ヒース・レジャー、トム・ハンクス、オードリー・ヘップバーン、ジョニー・デップ 恨んでる人:特になし 出身:富山県の田舎 職業:舞台女優 将来の夢:自分の劇団を持って脚本・監督も担当すること 恐怖:舞台の公演中止 癖:腕組み 酒癖:酒鬼強い ワク あまりに酒が強いのでベロベロになるまで飲みすぎることもある
*交流向け 一人称:私 二人称:あなた、君 呼び方:苗字+さん 仲良くなれば下の名前で呼び捨て
*概要
「劇団フルーツタルト」のトップスター。老若男女問わず人気があり、将来を期待される女優。ファンからの愛称は「ランちゃん」。
*性格
おおらかで魅力的、情熱と行動力ですぐ人気者になるタイプ。仲間内では気さくだが、時にずけずけ物を言いすぎることも。ストイックな努力の信奉者だが、すべての人がこれほど人生や生活を捧げる必要はないとも考えているため、好きでやっているものを他人に求める気はない。才能を信じず自ら獲得したもののみを信じる女。細身で小柄な体に飢えた獣のようなパワーを秘めている。 幼い頃は小さくガリガリの自分に自信が持てなかったが、思春期からいくつかのコンプレックスを自力で克服してきた。悲しみで涙は滅多に人に見せないが、苦しみの最中にいる人に同情しやすく涙もろい。 好きなもの(特に演劇)に関しては無邪気な愛情を感じており、それゆえに他人には理解しがたいほどの執着で勉学や修練に励む。贅沢が好きで度が過ぎた浪費をしてしまうこともしばしば���
*人間関係
舞台関係者には礼儀正しく、真正面からぶつかるコミュニケーションをする。劇団員との仲は良好で、組織のなかの政治を嫌うため誰とでも平等に接し、対等な友人のような関係を築いている。監督や脚本と意見がぶつかることはしばしばあるが、不思議と険悪になることはない。ファンには気前よくサービスする。 恋愛に関しては恋人にしたいと思った相手は狙って手に入れるタイプ。芸の肥やしのためにのめり込んで燃えるような恋愛をしたいと思っているが、芸の肥やしだと思っているためあまり長続きしない。そのわりに自分の容姿や肩書きだけを見る人間は嫌う。わがまま。
*家族関係、幼少期体験 父母と兄が健在。学生時代は非常に品行方正な優等生。 中学の頃たまたま観に行った「椿姫」の舞台に憧れて高校は演劇部に所属。短期大学を卒業してすぐ「劇団フルーツタルト」に入り、一気に演技の才能を開花させた。 しかし母方の祖父が演劇の道を目指し一時は売れたがその後落ち目になり失踪した件で家族が振り回された過去があり、母親は演劇と自分の父親を恥ずかしいものだと思っているため、嵐が演劇をやることに忌避感を覚えている。 だが同時に彼女の激しい気性も知っているため自分たちの言うことは聞かないだろうと思いつつ、母親は演劇を応援していないのが現状。多少気にしてはいるが、足枷には思っていない。
*能力
華やかな演劇の才能の持ち主。舞台上にいるとつい目で追ってしまうほど目立つ。小さな頃やっていた剣道と日本舞踊のおかげでタフで肺活量が高く、舞台上でまったく息を乱さず長時間セリフやダンス、アクションをこなすことができる。スマートな体型と中性的な声を活かした少年役も人気。 歳の割に老成した考えの持ち主であり、あらゆる女性の味方。健康的な美しさのために日々トレーニングなどの努力を続け、理論を学んで実践しては劇団内やSNSで共有している。食べてもあまり太れない体質で風邪を引きやすいため、体調管理が欠かせない。 あらゆる演劇や映像作品については、不朽の名作から最新作まで寝る時間を惜しんでもチェックしている演劇オタク。幅広いジャンルを愛する。
*劇団フルーツタルト 東京の小さな劇団でありながら粒揃いの才能の持ち主が集まり、ここ最近急激に成長する劇団。少数精鋭の脚本家、演出家、劇団員が集まり、大手の劇場ともたびたび契約する実力派。 「フルーツタルト野山劇場」とも言われる脚本家野山三郷の古典的な舞台の本筋を壊さず骨太なストーリーと仰々しいセリフ回し、それでいてケレン味たっぷりでポップさのある演者たちの軽妙な会話がエンターテイメント性の高い劇団。近年は美麗な衣装と橘星蘭の人気もあいまって数々の演劇賞を受賞し、演劇界を超えてメディアに露出しつつある。
【出演作品】 バニラ(娘B) 親孝行な娘たち(マルガリータ) アルルカン(王子) 若草物語(ジョー) いばらの冠(マグダラのマリア) オリエント急行の殺人(メアリー・デブナム) 完璧な息子(新庄清人) オズワルト(オズワルト) だれがコマドリを殺したか?(カメリア) 吸血鬼カーミラ(カーミラ)
*好きなもの 食べ物:握り寿司(特にブリとハマチ)、おでん(特にタコ)、釜飯、ホタルイカ、フルーツタルト、ブルボンのお菓子 得意料理:ちらし寿司、いなり寿司、煮付けなどの和食 里芋の唐揚げが絶品 小料理屋の父直伝のため美味しい 飲み物:カフェラテ、芋焼酎、ハイボール 季節:春 色:鮮やかでポップなカラー、シルバー 香り:ロクシタンのエルバヴェール 書籍:小説、あまり分野を問わず本屋を巡る よくお風呂で読む 動物:サモエド ファッション:少し変形のきいたクラシックな服が好き 場所:舞台の上、鑑賞席 愛用:シルバーのイヤリング、キャンディ(低血糖対策) 趣味:映画鑑賞、舞台鑑賞、台本読み
0 notes
Text
06290036
人は歳をとって大人になって、突如生きる意味を考え始める頭の悪い生き物だ。今まではずっと、目の前に道があると言うだけで夢中で進んでこられたのに、途端に道をどう進むのか、どう歩くのか、何も分からなくなる。いい歳になって皆迷子になって、生きる意味を、他者に求める。
親のため、子供のため、恋人のため、社会、会社、世界、己のため。別に理由はなんだっていい。何か理由がないと生きていてはいけない、そんな強迫観念に駆られるのが、大人だった。
いつも不安定だった母は、事あるごとに私に対して、「私の生きる意味はなんだ。」と問うた。その答えはいつも決まって、「私のためでしょ、お母さん。」だった。それ以外の答えは、たとえそれが正しいとしても母にとっては間違いで、秩序を乱すものだった。
「私はどうして生きてるの。」
「私のために、しんどいのに生きてくれてるんでしょ?お母さん。」
「そうよ。あなたを産んだから私は、ずっと色んなものに囚われて、生かされてるの。分かる?生きてるんじゃない、生かされてるの。」
「無理やり、って事?」
「あなたを産んだ時、まさかあなたみたいに出来の悪い子が生まれると思ってなかったの。私を支えてくれる、いい子が生まれると思ってたのに。可愛げもない、頭も悪い、性格はひん曲がっていいところなんて一つもない、今までかけてきた塾とか習い事の金も全部ドブに捨てたのがあなたよ。」
「......。」
私が大人を諦めるには、十分すぎる要素がそこにはあった。大人は、何かがないと生きる理由さえ見つけられずに不安定になる。馬鹿らしい、と冷めた私の目が気に入らなかったらしい母の振りかぶった手が、頬に当たった。
母を家政婦扱いしていた父は、外に女を作って楽しい人生を歩んでいた。いつか酷く酒を飲んで帰宅した日、父がリビングで、その女と電話をしていた。
『あぁ、そうだよ、俺は君のために生きてるんだ。』
『君と、君の子供、俺が大事なのはいつだってそれだけだよ。』
愚かな血が私の中に半分流れている、そう認識した瞬間、晩御飯を全て嘔吐して布団の中���声を殺して叫んだ。思えばそれが、人生で最後の激情だったのかもしれない。言葉にならない感情が喉を焼き切って、耳障りな金切り声に変わって漏れ出る。
世界に対して、怒りも失望もない。ただ、終わらせてほしい。とそればかりを願いながら、終わらせる勇気もないまま、毎日変わらない電車に乗り、存在感のない会社のデスクで、AIに取って変わられそうな仕事を黙々とこなし、一人で帰宅して、生命維持のために食事をして、眠る。
自分を慰めている最中、ふと過ぎる「何のために生きてる?」を、いつも無視して、グチャグチャに丸めて、捨てて、燃やして、脳内から追い出してただ快楽に溺れていた。答えのない問いに、答えを求めずにいられない欠陥を、私の脳に認めたくはなかった。他者に、己の人生へ介入される怖さを、私は身近の人間を見て痛いほど学んでいた。一人で立ち、一人で歩き、一人で休み、一人で死ななければ、私の人生が崩れる。と、折れかけた心に無理矢理板を沿わせ、有刺鉄線で武装して歩いた。
こんな様子じゃ、恋愛、なんて上手くいくわけがない。もはや、意味すらわからない。与えるもの、与えられるもの、それ以上に、人生を変えられることが怖い。その人の生きる理由に、私が当てはめられたとしたら。私は離れられない呪縛に苛ま��たまま、その人が狂っていく姿を、見続けなければいけない。
こっちの気が狂いそうだ。
だから私は彼に出会った時、はっきりと伝えた。
「私は、貴方が好き。だから、貴方が私を好きになったら、幸せよ。でも、その先はきっと、ただ落ちていくだけ。愛情が目的を果たすための道具に変わって、その先どうなるのか、分からない。怖い。」
彼はきょとん、とした表情を見せ、そして、へらりと何事もないように笑って、「それなら、幸せを積み重ねて、全て満たされたら死のうか。」と言った。
「貴方の気持ちが変わらない保証はない。」
「それは示しようがないからな、仕方がない。」
「変わらない、好きだ、そんなこと言って皆変わってきたわ。私は愛されるために、皆の気にいる姿で、皆の欲しがるものを何でも提示してきたのに。」
「それでも人は変わるんだよ。人の心は理屈では動かない。Aを押せばAと打たれる、それは機械だけ。」
「理解出来るけど、理解出来ない。」
「怖がりだね。君は諦めたいのに、人間に希望を持ってしまう優しい人だ。」
後日彼が持ってきたノートに、私は一つ一つ、彼と叶えたいことを並べていった。
有給を取って、昼間から映画館に入り浸る。
何でもない日のパーティーをする。
心ゆくまでセックスする。
砂浜でお城を作る。
海で人魚姫ごっこをする。(浮き輪必須)
行きたかったフレンチのディナーに行く。
アビィロード風の写真を撮る。
「君、案外可愛いところあるね。」
「うるさい。だって、どうせなら叶えたいじゃない。」
「...これは?『一日褒められて甘やかされたい。逆のこともしたい。』って。」
「そのままの意味。お姫様にもなりたいし、王子様にもなりたいの。お分かり?」
「はは。仰せのままに、姫。」
彼の両親は、幼かった彼を連れ、綺麗な海の見えるところへ旅行に行った帰り、一家心中を図った。よくある、車中での練炭自殺だった。そして、運良く、運悪く、彼一人が助かった。彼の記憶の中では、仲のいい、家族だったらしい。
だから彼は私に必要以上に家族の話をしないし、聞き出してもこない。人の痛みに敏感な人は、いつだって己の放つ言葉の意味を、力を、ちゃんと把握している。彼に惹かれたのは、そんな些細な気遣いを、当たり前のようにしてくれるからだった。
彼の心の傷を暴いて共有することを、私は助け合い、とは表現しない。彼は彼の中の秩序を守るために理論武装をしているはずだし、私は私の中の秩序を彼に押し付ける気はない。彼は、私の話を真剣に聞いてくれる。彼なりの意見も話してくれる。分からないとか、興味がないとか、流すようなことは決してしない。
それで良かったんだ、と、私は彼に出会ってようやく、今まで周りにいた大人たちの過ちに気付いた。混ざり合うことで一つになる、なんて馬鹿らしいにも程がある。個々が存在し、時折干渉する中で生まれる温かみ、それが永遠になれば、それで良かった。
私は彼と共に、幸せでありたかった。
その思いに、揺らぎはない。はずなのに。
「やっぱり怖い?」
とうに靴を脱いだ彼がビルと空の境界線に座り、目下の死を覗き込んでは人の小ささに驚いていた。縁側に腰をかけたようなその姿に、私は動揺が隠せない。
「ぜーんぶ、やり終えるのに3年掛かったね。案外早かったけど、君はどう?」
「...分からない、」
「ノートがあんなに増えるとは思わなかったなぁ。」
「そうね、」
遺書、は書かなかった。辞世の句、も趣味じゃない。この世に残すものもなければ、残したものを読む人間も、私にも、彼にもいなかった。彼はふらりと立ち上がり、コンクリートを裸足で歩く体験に口角を上げている。
「人をね、信じないぞ。って顔をした君を見た時、今まで色んな人の心ない言葉に傷付けられて、剥き出しのままひたすら歩いてきたんだ、って思ったんだ。」
「......」
「だから、その手を引いたり、引き留めたり、絡めたり、脇道に逸れたり、色んな世界があることを伝えたくて、君の手を取った。」
風が吹いて、彼からふわり、と微かにフレグランスの香りがする。ほんのり甘いホワイトムスクの香りは、私が今日の朝ベッドで眠る彼に振りかけた、お気に入りの香水だった。
「その相手に死んでくれ、って頼まれるなんて、貴方も災難ね。」
「...君に出会ってからの人生、楽しかったよ。人を好きになることで、人生が変わるとは思わないけど、でも、君は確かに、僕の人生を彩ってくれた。だから、幸せをそのまま来世まで持っていこう、って提案も、構わなかったんだ。」
「私のせいで、死ぬの?それとも、私のために、死ぬの?」
「君のためじゃない。僕の幸せのために、時を止めるんだ。」
後ろ手でフェンスにしがみついたまま彼を睨んでいた私を見て、彼は苦笑した。最後まで八つ当たり、と思っているんだろうか。
「今日のワンピースは、海の近くのお店で買ったね。」
「...派手な色はあまり着ないのに、貴方が、楽しそうに選ぶから、夏になるたびこれを着る羽目になった。」
「今日の靴、君の誕生日に僕がプレゼントしたパンプスだね。」
「気に入ってるの。私の好きな色で、履きやすくて。」
「安かったのに。君、同じ靴ずっと履いてるから、気になってさ。」
「安くても、いいの。貴方が私を思って、何の見返りもなく行動してくれたのが、嬉しかった。」
眼下で嫌みなほど煌めく街の輪郭がぼやけて、光の球がゆらゆらと蠢く。頬を濡らす何か。
「ねぇ、」
「ん?」
「私、貴方に死んでほしくない。どうすればいいの?」
私の頬を撫でた彼の顔は困った表情を浮かべている。こんなにも胸が苦しいのは、私の身の丈に合わないような幸せを詰め込んでしまったからだ。誰かの不幸の上にある幸せを、こんなにも嬉しそうに抱きしめてしまったからだ。
「死ぬのは、簡単だよ。ここから飛べば一瞬、車中で5分眠っていれば、そのまま。」
「わかってる、だから貴方が死ぬのは、嫌なの、」
「君と一緒に幸せ持っていけるなら、寂しくないよ。本音は、何?」
「私、死にたくない。幸せが無くなるのが怖くても、それでも、貴方と生きてみたい。」
「...よく言えました。」
彼がひょい、と私を担ぎ上げ、そしてフェンスを乗り越え生きた世界へと二人戻る。同じコンクリートなのにこんなにも違うのか、と、地面に足をついた瞬間へたり込んでしまう。合わせて体育座りになった彼が、私の顔を見て、「鼻水出てるよ。」と笑う。腹いせにワンピースで拭いてやれば、余計笑う彼。
「帰ろう。今日はグラタンにしない?」
「グラタン?」
「そ。初めて食べた君の手料理、エビグラタン。」
「...作るの、手伝ってね。」
「分かった。作りながら、明日は何をしようか、二人で考えよう。」
8 notes
·
View notes