#しとしと降る雨のリズム
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赤西渓谷(あとがき)
2024年12月15日(日) 11:30頃に家を出る。渓谷を訪れようと思ったのは、近所の山々に紅葉が残っており晩秋の渓谷を撮りたいと考えていたからだ。(ちなみにネット上では落葉とあり調査済ではあるが、行ってみることで何か意外なものごとを発見できるかも知れないというのが僕の考えだ。)が、その考えは僕を不安にさせる。車を走らせ北へ向かうにつれ曇り空は続き、山々の山頂では、いかにも寒々しそうな雪が降り積もっていた。現地に着いたのは13:00過ぎ。雲行きも怪しく15:30には折り返す事を決めて、早速、歩いていく。気持ちがはやり三脚忘れに気付き車まで戻る。・・・深呼吸・・・
入り口付近から苔むした岩に��り付いている木を見つける。木の袂の葉っぱが蝶が羽ばたいている様子をイメージしあれこれ考えながら撮影。人とすれ違う事もほぼなく、よいリズムでは歩けている。被写体によるレンズ交換やフィルターワークを意識しながら、なるべく丁寧な作業を心掛け進んでいく。数年前に訪れた際は気にならなかったが渓流付近では禁止されているはずの焚き火の形跡や、捨て去れらた雨具やビニール袋のゴミなどが気分を少し下げるが、足元にある苔から別の植物が寝癖のように見え可愛らしさを感じ、秋冬の季節であっても息吹を感じられたことに気持ちを切り替えられた。やはり少し訪れる時期のが遅かったのか、水たまりの落ち葉を見つけても、見上げても葉は仕舞いを迎えている。道端には落ち葉の上に積雪の跡、生き物は「遠眠」するのだなと心の中で意味不明にフッと笑う。人にも輪廻転生があることが理解できれば今ある恐怖感から解放されるのにな。そもそも渓谷を訪れたのは渓流が撮りたかったのだということを思い出し、過去に撮影したスポットで撮影を始める。カメラの設定値も初めてと訪れた時をとは違う。同じなのはレンズ、同じフィルターを使いながらあの手、この手を使い、少しだけ撮影に余裕や幅が増えていることに嬉しさを感じる。渓流の流れは誰かに呼ばれたような錯覚に陥ることがあり後ろを振り返っても脇見をしても誰もいない。ということがよくある。少し、怖さを覚え落ち着くために水分と携行食をとる。僕の中には「勇気」なんてカッコいい言葉は存在しないし、どちらかと言えば臆病な性格で死にたくないと言う気持ちは人一倍強いと思う。風景写真を撮ることは、生きていることへの刺激を実感するための課外活動時間だと思っている。相反する考えにを自問自答しながら撮影しているうちに、あっと言う間に15:30を迎え、渓谷を下っていく。光がどんどんなくなっていくこと、見えぬ生き物たちの気配・・・行きはよいよい帰りは怖い。車乗車直前に急に雨が降り出し、自分の判断によしよしラッキーと思わずにはいられない。少し��恐怖感を克服することは、家に帰ってからの安堵感や、今あることへのありがたみに変わる。
撮影枚数64枚とフィルム時代の36枚と比べると短い時間の割に随分撮ってしまった方だ。今後もその枚数を意識しながらより丁寧に撮影していきたい。いろんなところへ旅にでよう。
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ひっそりとした場所にある桜の咲き乱れる樹下で、そっと口づけをした。時が一瞬止まったような気持ちになり、車の走り去る音や鳥の鳴き声が聞こえ、女の息遣いが耳に入ってきた。ずっと好きだったし、これからも好きだと伝えると、女は真面目な顔をして、そんなこと知ってるとちょっと怒ったように言った。女の顔を引き寄せ、もう一度長く唇を貪った。舌先をからめようとすると、女は拒否するように歯を閉じ、手で頭を撫でると力を緩め、閉じた歯をそっと開いた。舌をからめると、菜の花の辛子和えのような味がして、刺激的だった。
目を開けると、風に桜の花が舞っていて、陽光に輝きながら落下していった。女の背に手を回して、体と体を密着させたまま、そっと寝かした。そして、胸に耳を当てて鼓動の音を聞いた。とく、とく、とく、とくと少し早いリズムで心臓の音が高鳴っていた。心臓の音を聴きながら抱きしめると、女も私の背に手を回し、そっと抱き合った。こんな場所だが、女のシャツのボタンを二つぐらい外し、手を突っ込んで胸を触った。女はいやと言いながらも抵抗はしなかった。昂ぶる気持ちが抑えらなかった。このまま乱暴にでも最後までしてしまいたかった。きっと女は強くは抵抗しないだろう。そんなこと知ってる。でも、この桜の花びらが流れ落ちる下でこの美しい女を思いのまま抱いてしまうと、二人とも不幸になりそうな予感がした。それは私ではなくても誰もが思うだろう。できればこの女を幸せにしてやりたかった。それに値するいい女だった。
女の顔に目をやると、目尻から涙がこぼれていた。どうしたんだと問うと、こんな美しい情景ってあるんだねと上を見ながらつぶやいた。振り返ると桜の花と花の間から桜の花が折り重なるように見え、光が筋になって降ってきていた。二人でこの光景を見ることができて良かったと言うと、そうあなたとだからいいのよと答えが返ってきた。私は呆けたようにその光景を眺めていた。女は私の手をシャツの間からそっと抜くと、一つずつ上からボタンを外して、するりとシャツを脱いだ。桜とどっちが綺麗?と女はほほ笑みながら尋ねてきた。私は間髪入れずに、そのまま押し倒した。幸福になろうが、不幸になろうがもうどっちでもいいような気がした。私は無我夢中で女を抱いた。
全てのことが終わった後、敷物の上は桜の花びらが敷き詰められていた。私の肌にも女の肌にも桜の花びらはついていた。世界の終わりって、こういう感じなのかなと言うと、女は何も言わなかった。目をつぶって何かを考えてい���のか眠っているのか、浸っているのか、それとも後悔しているのか分からなかった。
明日には雨が降るようだ。今年の桜も今日が終わりだろう。
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Silent Jazz Case 5 Self Liner Notes
Twenty minutes, let me rest ちょうど1年前のre:plus中国ツアー2023年7月、蘇州にて。バス・タクシーの運転手が突然中央分離帯に横付けして「俺は4時間運転してきてる��ら、会社の決まりで20分休ませろ」と急に言い出して、、しょうがないからその間にiPhoneにメロを録音してできた曲。ウェザー・リポートの”Teen Town”のような、難しいパッセージでキメが多いAメロからの、サビはキャッチーみたいな曲をイメージしました。 この曲だけミックスは大津惇。以降曲のミックスの指針になり、大変感謝。
夜桜甘雨 (よざくらかんう) 桜のシーズン、わざわざ雨の日を選んで、車で出かけて桜見るのが好き。 甘雨とは草木に潤いを与える恵みの雨。 和風なフルート&バスフルート&フリューゲルによるメロディと、 フロントガラスが濡れて桜の木が印象派の絵画のようになる感じを、深いディレイのミュートトランペットで表現してみました。 ジャズミュージシャンならではのローファイヒップホップサウンドを感じていただけたら幸いです。
天神 be-bop この20年、半年ごとに福岡で何公演かするくらい縁のある街ですが、 割とbe-bopスタイルの曲を愛する人が多いなという印象。 be-bopとは1940年代後半、主にチャーリー・パーカーなどが築き上げた現代ジャズの基本スタイル、私のルーツ・ミュージックでもある。 メロディはbe-bopなオールドスクールだけど、高速ファンク16ビートなリズムをブレンドして、 古さと新しさがうまく融合された街「天神」を表現できたのではないかなと。 杉浦睦のグルーヴが美味しかったので、ミックスではかなりベースを前に出して、ほぼ全編ベースソロ状態です。
Museum in Green 私が好んでたまに行く「世田谷美術館」をイメージした曲。 砧公園の緑に囲まれた素敵な美術館。 とある日に行ったときに、ロビーで聞き覚えのある曲がかかっており、 「あれ?俺じゃん!」、なんと前作のNever Die Miles が流れておりました。 そんなサプライズも嬉しく、この曲を捧げました。 フリューゲルのワンホーンで柔らかなジャズサウンドに仕上げました。
雲仙霧中(うんぜんむちゅう) 長崎県雲仙は霧が深く、かなり視界が悪い。まさにツアー中に車で山登りのときに視界がものすごく悪く煙ったときがあり。 この曲は最初シンプルなAメロだけ作って、��のまま河野祐亮に「Bセクション」を作ってほしいと丸投げしてできた曲。突如の5拍子とトリッキーなコードワークは彼ならでは。不思議とループ感があり、なかなか刺激的かつシュールな曲になったなと。雲仙の深い霧の中を走行しているのがBセクション、その霧を抜ける感じがAセクションというイメージ。 あえてのピアノなしローズのみで、ネオソウル感もあり。
Chillin' 曽根崎 大阪梅田の曽根崎新地の名店「ミスターケリーズ」閉店に際して捧げた曲。 あらゆるプロジェクトで20年来お世話になりました。 Silent Jazz Case と、関西の超絶クリエイティブなボーカリストSOA(私プロデュースアルバム「Voice of Buoy」発売中)とのコラボ2Daysライブ、その日も大いに盛り上がりまして、 深夜は信じられないくらいの酒量でして(私は激弱なので、ほどほど)、、 翌日、ベースの杉浦睦、激二日酔い。Chillin' は酩酊状態のチルと受け止めていただければ、 ベースソロがよりグッと聴こえてくるのではないかと思います。 過去作品でも1曲はやっている「島多重オーケストラ」、駆使しております。
Sunset like a persimmon にっぽん丸でシンガポールから横浜港まで9日間の演奏旅という、たまに調子の良いお仕事をいただけることには本当に感謝しております。 台湾海峡の悪天候荒波が落ち着いたあとの、「柿色」の美しい夕日はいまでも目に焼き付いています。 Silent Jazz Case のライブでは何回かゲスト出演していただいている辻本美博にはなにかで録音参加してほしいなという思いがあり、彼のクラリネットが映える曲が書けたのでオファーさせていただきました。クラリネット・フリューゲルホーンのアンサンブルが、壮大な夕日の叙情感を表現できたのではと。
Silent Dancer 長野県辰野町在住のフルート赤羽泉美(私プロデュースアルバム「羽色」発売中)の縁でたまに行くのですが、オトトという山奥の古民家リノベした面白い連中が集うハコがあり、Silent Jazz Case を気に入っていただき演奏させていただくようになりました。 Silent Jazz Case をバックに踊りまくってくれるのが嬉しく、この曲を捧げます。 ここに限らず、近年ダンサーうけが良くなっている気がする。 ドラム大津惇が4年前くらいからレギュラーでやってくれてますが、彼のダンサブルなグルーヴのおかげもあるな。
Whisper of Rain 今年の正月に書いた最新曲。 雨音が好きなんです。ミュージシャンに多いような気もします。 ツアー中にビジネスホテルや車中で、体力的にきつくどうしてもちゃんと休みたいとき、 SpotifyのRainプレイリストを爆音で聴き、心を落ち着けます。 昔、深夜のクラブに通い続けて、そこで爆音のビート聴きながら寝るのが心地よいって言ってた某女性ジャズボーカリストがいたけど、ちょっと気持ちがわかる気がする。。
Take the S line 河野祐亮が書き上げた、熱量高めの難曲。 有名な”Take the A train”はハーレム経由ですが、S lineはグランドセントラルからタイムズスクエアへの短線。NY在住時代の想い出と、前作の”Grand Central in NY”へのアンサーソングだそうです。 Bメロの高速7拍子しかもコードチェンジも容易でなく、、彼ならではのジャズに対する厳しさと熱意を感じる曲。 ちなみにこの曲は先行配信してますが、かつて配信ではウケなかった”熱い・速い・難い・長い”曲が3週間Spotifyで2万再生超えたというのは、ジャズのコアな演奏が配信でも受け入れるようになってきた、と感じられます。今後の指針となりますね。
Floating Ocean 昨年2023年秋リリースの”Wind Loop Case 1”より、セルフカバー。 ライブでやった感触がよく、バンドバージョンで再録しました。 前述のにっぽん丸で太平洋を浮遊しているイメージ。 通なら、途中「フリーダム・ジャズ・ダンス」っぽいリフにビクんと来るはず。
Sunrise on the Bell ”Silent Jazz Case 4”より、セルフカバー。 前作ではDUOテイクでしたが、今回はバンドバージョン。 あえてスタジオセッション感を出すために、ほぼノーリバーブでドライなミックスにしました。 ちょうどコロナ禍に書いた曲で、フリューゲルホーンのベルに陽が差している様子を、「コロナの夜明け」という思いも込めてタイトルにしました(お客様のアイデアよりタイトル付け、感謝)。
[後記] ”Silent Jazz Case”と名乗るようになってから、おそらく16年。 最初はライブやオリジナル作品を作る意識はまったくなく、各レーベルから請負ったジャズカヴァー・アルバムのプロデューサー名義でした(Silent Jazz Caseで検索したら謎の作品がヒットすると思いますが、私です)。 “Jazz in R&B”という2009年i-tunes限定作品がかなりヒットしたおかげもあり、当時のレーベル”Rambling Records”さんが予算を出してくれて、”Silent Jazz Case 1”を2010年にリリースさせていただきました。思えば当時大活躍中のたくさんの演者に参加していただき、豪華に作らせていただきました。 その後"2"からは”Playwright”(ディスクユニオン)さんにお世話になり、谷口氏と���長い付き合いとなりました。きっかけはImmigrant's Bossa Bandのレコーディング参加だったかなと。今としては、若手インストシーンの憧れのレーベルとなっていてなにより。私の主宰のレーベル「等々力ジャズレコーズ」もディスクユニオン流通なので、SJC以外の他作品をお世話になっており、本当に感謝。 今では名義は”島裕介”ですが、アルバム名として”Silent Jazz Case”に+番号をタイトルとしております(レッド・ツェッペリン風)。2020年初頭から現メンバー固定となり、ライブのたびに充実を重ねております。2021年7月発売”Silent Jazz Case 4”は、Spotify100万回再生超えるなど世界中で聴いていただき、自分の新たな視界が広がった感じを得ることができました、感謝です。 "4"を出した3年前の時点で「もう出し切った感」はあったのですが、メンバーの協力・進化に触発される形で、不思議とアイデアは湧いてくるもので、全12曲オリジナルの”Silent Jazz Case 5”が生まれました。もうリーダー・自分名義として18作目のリリースとなりますが、「過去最高」と思える作品をリリースできること、なんて幸せなことでしょう!
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6月金曜日
会社でミスをしたことで自己嫌悪を抱えたまま退勤した。
消化不良の気持ちを持て余したまま、顔馴染みの店員さんがいるコーヒーショップへ行くことにする。カウンター席に座ってコーヒーを飲みながら、店員さんと話したり本を読んだり。
朝から降り続いていた土砂降りの雨は、会社を出る頃には降ったり止んだりを繰り返していた。お店の軒下にあるベンチに座り、街頭や車のライトに照らされた雨粒の筋を眺めながらタバコを一本吸った。久しぶりに吸ったバニラの香りがするタバコは美味しかった。煙も火も予測できないリズムでゆらゆらと揺れていて、それをただ眺めていると気分が落ち着いた。
帰りしなに、店員さんの知り合いが店に来て挨拶をした。その時、彼女がわたしを友達だと紹介していた。わたしたち友達だ��ね、と確かめ合うことはなかなか起こり得ないし、したいとも思わない。だけど友達だと紹介されたことは、なんだかとても嬉しかった。彼女とわたしの間にある境界線の種類が変わったような気がした。会社で沸き起こったネガティブな気持ちは随分と軽くなり、ウキウキした気持ちで歩いて帰った。雨によって冷やされた空気が、顔に当たって気持ちよかった。
帰宅して、帰り道の途中にあるコンビニで買った晩御飯を共有ルームのダイニングテーブルで食べていると、疲れ切った顔のルームメイトが斜め向かいに座った。今帰って来たんですか。長い一日だったんですね、お疲れ様です。お互い疲れた顔をしていますね。とポツポツと話す。本当に疲れていた。同じ家で生活を共にしていると、食事の内容で疲労度や切羽詰まり度、反対にゆとりがある時などが、自然とわかってくる。わたしもルームメイトもコンビニご飯。2人とも疲れていた。
しばらくすると翌日までもうすぐ、という時間に別のルームメイトが帰ってきた。緩慢な動きと、表情でわかる。疲れている。
お帰りなさい、まあこっちのテーブルへ来てください。今ここは疲れている人間用のスペースです。とかなんとか言って呼び寄せる。やはり彼女もまた長い1日を過ごしたようだった。
今週はどうでしたか。仕事忙しいんですか。え、明日朝から遠出するんです?めっちゃ元気だ。早く立ち上がって寝る準備をすればいいのに、腰が重くて立てない。みんなの表情が眠気に支配されていく。それでも立てない。日付が変わった頃、なんとか立ち上がり3人が連れ立って洗面所へ歯を磨きに行く。歯を磨く合間にもあれこれ話す。みんな洗面所での用事が同じくらいのタイミングで終わり、ゾロゾロと各自の部屋へと帰っていった。
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2023.9.8fri_tokyo
8時半起床、夜中に流れてきた岡田索雲さんの「追燈」というネットcomicを読み始めて、読み終えた後眠れなくなって3時に寝たので眠いです。漫画は関東大震災が起きた100年前の東京を舞台に、朝鮮半島出身者の男の子が目の当たりにした出来事のお話。受け止めなきゃと思いながら、人間の狂気が怖くて眠れなかった。 ※リンクから無料で読めます
ちょうど昨日、俳優のカトウシンスケくんに偶然あって、彼が出演している現在上映中の”福田村事件”の話をしたところ。これも関東大震災直後の実話に基づくお話で、映画の予告を見ると「十五円五十銭」と言わされるシーンがあり、胸が痛すぎる。漫画にも出てくる狂気の言葉。映画、絶対見なければいけない。
そういえば5時半に寒くて一回起きてしまったのだった。暑すぎた夏だったけど、もう寒くてかけ布団を探すなんて。寂しい気持ちになりながら、台風が近づいている雨の音に耳をすます。静かにしとしと、地面や草花に雨が当たる音、きれい。
ー
7月から、下北沢のボーナストラックという施設を運営している会社で、週に2回くらい働き始めていて、10時半からはその金曜定例会議。雨が強すぎるので、オンラインで参加することにして準備。こないだ鎌倉で買ったパラダイスアレイのパンを食べながら(酸味がうま〜)、報告内容をまとめる。余った時間で、個人活動として動いている案件を進める。秋に開催のいくつかのイベントの更新や、各所にメールの返信をするも、永遠にタスクが溜まっていくのだ。告知もめっちゃ溜まっている。自分のキャパせま、おそ、つら。うそ、順番にやるしかないだけなので、シンプル。やる。
新しい仕事が始まってからは、インプットが多い毎日で、リズムがうまく生み出せなくて、この2ヶ月は、飲み会もライブも遠ざけてきた。人と話すのも、音楽聴くのも、ちょっとキャパオーバーで断りまくり。(みなさんごめんなさい)特に音は聞けない泣 だけど9月に入ってから、これだ!っていう感じで、うまく気持ちを抜けるようになってきたので、心も暮らしも復活してきた。それでも、コロナが落ち着いてきたここ半年くらいの世の中の急な全力疾走にはついていけなくて。けど、ついては行かずに、でも、止まらずに歩いて行き先を決めていくことをしながら、バランス取って休む。みたいなことができるようになった。あと、毎日歳もとっているので。
10時半。会議は毎度面白いなーと思う。毎回約10人が参加していて、それぞれ発言の時間があるのだが、発表の仕方も話の聞き方にも個性があって、勉強になる。自分が今進めていることも信じてくれることとか、すぐに自由にやらせてもらえることとか、とても嬉しいし気力になるし応えたい。
ー
12時に終了して、今日は朝からずっと卵焼き食べたいと思ってたので、白米を食べようと、ささっと茄子の味噌汁も作る。家に必ず常備している鳥取の”陶山商店”さんの乾物のうるめ(ワカメみたいだけど強い食感がおいしい)と奥出雲の干し椎茸で出汁をとる。うまい〜 この乾物シリーズには太田夏来さんのレシピがついていてそれも最高なのだ。納豆と、山クラゲの和物、キューリ塩揉み、茗荷の梅酢漬、質素で簡単なご飯だけど、こういうのが一番贅沢。10分で準備して、15分間で食べる。テレビも音楽も聞かずに携帯も遠くに投げて、食べるだけをする時間をする。食べるを意識することだけの時間、だいじ。

14時から打ち合わせがあるので、カッパを着て駅まで向かい電車で3分の下北沢へ。施設で毎月開催している本のマルシェの担当になるので、施設内の本屋さんとも、もっと連動��きないか相談と、これからの進め方について。やるからには、自分が一番楽しいと思えることがやりたいし、諦めるをしたくないので、伝える。いい話ができた1時間だった。無理なく、だけど熱量を持ってやっていきたい。
この後の会議の前に、施設内ギャラリーでやってる新潟のツバメコーヒーさんの10周年を記念した、”工芸と工業のあわいにあるもの”という展示会へ。今展示会で初お披露目のオリジナルドリッパーを試しながら自分でコーヒーを淹れることができるので、久々にコーヒーを淹れる。「丁寧に淹れますね」と言われるが、自分にとっては心地よいリズムなのと、どんなに癖のある豆を使っても、コクとかを飛ばして、スッキリシンプルな味わいになっちゃうのが悩みだったので、相談すると、「スッキリって何事にも良くないですか」と返してくれた。ツバメの田中さん、すごくおもしろそうな方だった。もっと喋ってみたかった。
ー
16時からのイベント反省会は、みんなが正直ですごく良い会議だった。ここが好きだよ!ここむかついたよ!気づかなくてごめんね!みたいな、正直な大人たちの優しいぶつかり合い、大好き。会社のみんなは本当に個性強くて、それぞれのやり方や、得意・不得意があるけど(自分も然り)人の話をちゃんと聞いてくれる優しい人たち。頭の回転が早く、柔軟で、おもしろい。ちゃんと愛があるし。
そんなブレストは2時間を超えて、飲み会へと移行されていき、それぞれの人生における大事な音楽を発表→みんなに聴いてもらう→それについてみんなで語る。という、胸熱な時間になっていきました。久々に聞いたラポン・シュポンのライブ映像、めちゃくちゃよかった。


最初はカラオケの順番みたいに、ルールを守ってたけど、最後はみんなかけたいタイミングで音楽を流していく始末(とてもいい始末)。時間は流れていき、舞台を見るために途中抜けしたはずのあやかたんも(まだやってるの?笑 と)戻ってきてくれて、酒を飲みながら、スナック菓子をひたすら食べまくる永久時間は終電ゴングで終了。雨が降っていなければ、半分はチャリメンだから、永遠に終わらない飲み会だったので、終電様感謝。雨も小雨になってきた。
ー
その後、降りる駅が一緒のミヤジと歩いて帰りながら「この信号が変わったらもういくからね!」を繰り返して30分後、無事帰宅。 今日のタスク全然終わってない、やばいな…………みんなごめん…って思いながら、顔だけ洗って寝転んで、さらに超眠いのに、どうしても「ハヤブサ消防団」が見たくて、パソコン開いてTverつけたままご臨終。
日記で振り返りながら、今年は特に、1日が終わっていくのが、1週間が、1年が早すぎる。仕事も友達と遊ぶのも大好きで大事だけど、それより何より、誰かとデートがしたいです。旅行いって、ダラダラする感じ、やらないと。改めて感じたのであります。赤裸々日記終わりでございます!
-プロフィール- 鷹取愛 40 山ト波 @opantoc
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役者にまで魅せられて
☆2ステ褒め
・アロー声綺麗〜〜前説でさえ聞いていたくなるね
・前説の曲流すの気づいた白子えらい!僕はすっかり忘れてました(え)
・いやゴミ箱被ったアローマジマジと見ると面白いな。そういう役やってもいいね
・ベガさん声キリッとしててかっこいい。空気締まる感じする!
・だめこふくいい!
・リサイクルマークハンド忘れないの嬉しいよ採用してくれてありがとう
・最初のテンポいいね!!怖い話を彷彿とさせますね
・深山捕まるの上手いよね(語弊)
・コンちゃん跳躍力あるなぁ
・みそかもかっこいい……
・椅子から立ち上がるだけで笑い取れる3人すごいよねマジで
・こりちゃん座りに行くとき検察官とかの方見るのいいね
・スチルさんの控訴事実めちゃくちゃスルッと頭に入ってくる。声綺麗ですね
・なすかさん「異議なし!」百発百中なんか??
・スチルさん本とファイルの使い方上手いですよね
・裁判長がおやすみなさいで手を振るのいいよね
・ゆにかわいい。マスコットすぎる
・夢の世界へ!の後の倒れ方3人とも綺麗よな
・やっぱタイトルコールいいなああああ!!!カッコ良すぎるだろこれマジで
・ゆに、怪しい人ですから、の前のタメいいね!無意識に注目しちゃう効果あるぅ
・ゆにセリフのリカバリーいいね。
・フードの被り方かっこよい
・いやでええええす(圧) 好き
・ゆにハケ際で振り向くのいいね
・地味に後ろにいるこりちゃんの動き方も丁寧で好き。実際に仕掛けがある上手側には触れないギリギリで止まるこだわりっぷり
・2場って本当に3人の会話だけで進んでいくのに、こんなに引き込まれるのなんでなんだろう。やっぱ上手いんだろうな
・コンちゃんだいぶ強くベガさんに当たるな!!恨みとかあんのか!?
・コン「はぁい」だけで笑い取れるのすごいよ。
・いや待てよく考えたら2→3場だけでもこんな複雑な場転してたんだ……。こんなスムーズにできるのえぐいよ。練度が。
・O阪大学でも笑ってもらえたのは、カヌレさんとらっしーさんとひらりの御手柄ですわ。素晴らしいです
・いつも普通に聞いちゃうけど、白子の声もちゃんと嫌な塾講師なんだよな。
・「優おにいちゃん!」可愛い(可愛い)
・いいねぇ提灯
・こりちゃんの「わるぅ〜い」がすごく好き。これのおかげで中弛みしないといっても過言じゃない
・いやでも本当輪投げって何が楽しいんだろ
・「向き合ってみるのも悪くない」と「子供と遊ぶ夢を……」の間を音照無しで一人で適切に取れるの上手いよねぇ
・「村上さん」というワードが出てこないのに、明らかに「コイツが件の女か」と思わせる苔丸の少女さとこりちゃんの動揺がいいですよね!
・あさぎ暗転入り超綺麗なんだよな
・台置いてからめちゃ急いでくれるこり好き
・ポテトの商人マジで好き。本当に。ポテト食うだけで笑いとるの本当すごい。「油売るなよ」が霞むくらい強い
・苔丸のつるーってしゃべる感じもなんかいいよね。実際に喋ったことはあんまりないから、市原が脳内で一番スムーズに会話ができる速度で喋っている��いうことにして、それが夢に出てきてるみたいな。
・カヌレさん子泣き上手いなぁ。多分イデア界からきてるわこの泣き方
・「結構な勢いで食べるな」っていう置くタイプのツッコミでもウケるのすごい。こりちゃんセリフごとの言い方変えるの上手いんよな
・いいねええ狐不気味だよおおおお
・照明チカチカもいいですね!!もしかしてらっしーさん結構遊んでます??
・夢占いで空気変わるのすごいよ。アサギにしては珍しく普段の声で演じきれなくて少し頑張らなきゃいけない役だと思うんだけど、ちゃんと雰囲気変えきれているからすごい
・ポテトヘアピンつける位置最高すぎるんよな。下手側向いた時に初めてちゃんと見えて、気づいたお客さんからクスッとくる感じがいい
・ほいくしぃ〜〜?好きなんよな
・「喧嘩でも売ってやる!!!」いいね……
・深山優しく抱擁してくれてありがとう
・「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない!!」は、脚本上唐突すぎるからウケるか不安だったんですけど、コンちゃんとこりちゃんが上手いおかげで必中です。ありがとう
・僕も好きです!(おい)
・押し倒されたあと、こりちゃんはなんでそんな綺麗な倒れ方ができるんだ???どこで教わったんだ???
・「してみよっかな!」1ステより明るい声でいいね!
・マリオウケましたねえええ!!!最高です
・ちゃっかり深山を飛び越える市原
・やっぱ緑の飾りが深山のところにあるの好きです。付け直してくださってありがとうございます
・市原も東雲も声が全力で裏返ってて命を感じた。
・市原の「何がです?」のタメ方がいい。マジで客の心理と揃ってる
・「さいっこうでさ!!」もいいよねええ楽しそう
・やっぱ場転複雑だな!!よくやるよ本当に。すごいよ
・寝起きの二宮美味いんよな
・クロユリ……?
・引き戸、のツッコミ一番好き
・漫才いいねええええ!!!なんかマジで、ステージによって反応変わってるのがマジもんの漫才すぎる
・司会者の喋り方もいつものアサギと少し違う?気がする?ちゃんと演じてくれてるのが嬉しい
・松本人志ウケるの悔しい。僕が介入したところがなくてマジでこりちゃんの力だから
・二宮、エリアへの入り方も力強いし、一人語りも力強いの、いいですね。今日の二宮は憤りでしたね
・知らない人がステージに座ってるかと思ったら、えりちゃんでした。チクショーー
・えりちゃんのストモなんかおもろい
・ジャガイモのところも言い方が上手いおかげで想定の3倍くらいウケてる。ありがとう
・深山の店員いいよな、こなれてる感じが最高
・「諸説ありますが」で首くいって向けるのいいな
・二宮のグラスが他2人より少し下がってるの本当に!本当に!!!
・あかんなんか泣きそうになってきた。自分が書いた話で泣くわけないのに
・ラビのこの、お客さんにちゃんと聞こえるけど、明らかに言いづらいことを言ってる��妙な声量すごいよ
・「それが一番嫌!」バァン←「異議なし!」の伏線回収??今度はちゃんと異議があるっていう
・やっぱここの2人の会話にBG入れない判断したの正解だな。白子がない方がいいって言ってくれた気がする。ありがとう
・「ふたりで、やめよ」これえぐいて。マジで。言い方すこすこのすこ
・大集の外はかんかん照りだったはずなのに、なんかこのシーン見てるとすごい雨降ってる感じしたわ
・携帯電話の電源をお切りいただきたい理由が分かりますね。僕は他の公演を見にいく時は今後もちゃんと切ろうと思います
・回転扉大丈夫か?大丈夫か?
・なんだこのシーン(落語を見ながら)でも全力でやってくれている5人が私は大好きです。なんかゆるあさんみたいな文体になってきたな。気のせいかな
・7場の初め、前説と同じなのアツいよな
・ん?キャマメルマキアート?アマガミアローだ!レアですよこれは
・セクシーすぎるので、の後に一礼するの素晴らしいです
・ラジオ聞いてる時に微笑んでる深山と黒川が本当に、本当に好き
・鍵しまうこんちゃんナイス判断!!
・店員も声変えてくれてるんよな
・「嬉しいことだ、嬉しいことだ」の2回目で手が止まるコン好き
・年功序列の制度のせいで、めちゃリズムよく読んでくれて嬉しい
・楽天家を演じなくなって少しおとなしくなった二宮、か……
・キャラメルマキアートがアトラクションみたいにハケるの本当好き
・「楽しいことがないわけじゃないんだけど」のセリフ、複数回あるけど一つ一つ丁寧に言い方変えてくれてるのありがとう
・アローめちゃくちゃ照明の紐わかりやすく引っ張ってくれるのなんかいいよね。まぁ電気の紐がそんな伸びるはずはないんだけどさ
・車の後ろで寝るアロー、服も帽子も黒いこともあって、手が超綺麗に映っててなんかこういいですね(え?)
・「お〜おつかれ〜」明るい声なのがかえって苦しいよ
・苔丸車→ベッドの場転かなりスムーズになったよね
・見返したくなる……?
・ふと思うんだよね。米津リストラしてよかったって。さよーなら、またいつか。
・時計止められた時の驚き黒川かわいいです
・ここ毎回アドリブでセリフ変えてるアロー結構えぐいことしてるんよな。しかも全部辻褄合ってるのがすごい。個人的には家電ばっかり新しいのに買い替えてそれで満足してるってやつが好き
・えりちゃん、読んでる感出すのうまっ
・見つかんねぇよ。2ステの言い方好き
・キャ↑ラメルマキアートを一つ
・エレガのマイムマジで好き。エレベーター乗るたびやってほしい
・「本当ですか?」 いい言い方するよね
・裁判所再来のシーンいいなぁ、見てるこっちの息が荒くなりそう
・あさぎがんばれ!!
・やっぱハマると気持ちいいね、踏切ビート
・漫才やる2人が上手いおかげで、アローのセリフでちゃんと漫才のこと思い出せるんよな
��アロー、エリアに入る出るを上手に使ってくれてるの嬉しい。あえて光が当たらないところから押し出すことで、黒川自身は再びゴミ箱の中に帰っていく感じがするの、すごいよなぁ。でもその時には微笑んでるんだぜ。深山が未来を見てくれるようになったから。かーーー、綾鷹進むわぁぁ
・ユニが喋り始めると途端にしゃがみ出すオペ席ほんまおもろい
・「市原君」いいんだよなぁ。ベガさんやっぱこういう気が効くところがズルいんですよね
・市原の「おおーいいですねー!」で救われる中年がいるんです
・「何食べにいく?」の言い方がもう最適解なんよなぁまりおさん!!超好き
・なんだ最後の可愛い二人組は。
・キャスパだあああああああ
・2と8笑顔いいねええ
・いやキャスパ激しいい!!!練習の賜物だよマジで。本当にありがとう。
〈総評〉
めちゃくちゃ最高でした。脚本書いてよかったです。ってのは唯端楽生が言ってました。ありがとう。みんな大好きです。
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2022年7月15日 ☔️
小袋成彬のライブ当日は生憎の雨でこれでもかってくらい降っていたけれど何て事ない。彼は普段ロンドンを拠点に活動をしているので日本にくる機会があまり無い。渦中という事もあって、次いつ日本でライブをしてくれるか分からないから衝動に駆られて抽選に申し込む。伸びきった髪を切ってから恵比寿のリキッドルームへと向かうと会場限定EPは既に売切れていたが、物販には沢山の人が並んでいた。
開場と同時にスマホのカメラにシールが貼られていく。彼曰く「自分の音楽に没頭してほしい」とのこと。出来るだけ近くで楽しもうと進んでいくとDJブースには��の姿と聞き覚えのある曲が流れている。いつしかラジオでも流してくれたMixだが、ステイホームが強いられる中でこの音楽にどれだけ救われたことか。
彼を知ったのは2018年か。Apple Musicで「分離派の夏」がリリースされた頃、包み込むような優しい声色と音域の広さに一瞬で心酔したのを覚えている。当時は小袋成彬をよく知らなかったけれど、歌以外の技術もかなりのもので、彼が綴る文学的な詩や生み出すリズムが好きだと率直に感じた。彼がこれまでに経験してきた事や思想、どれだけたくさんの音楽を見て聴いて表現してきたかという生きた軌跡をわかる程に世界観に取り込まれた。
Liveではセトリを作るために曲しっかり控えておいた。プレイリストを作ったので聴きたい方はぜひ💿GaiaとButterをみんなで歌えたの気持ちが良かったなあ。どれも本当に思い入れのある曲たち。
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23-7-7
休日。二度寝して昼前に宅急便を受け取り、洗濯機を二回回している間にパソコンに向かって散文を書く。
日記と詩の間のようなものを書いている時がいちばん楽しい。オートマティスム、とも何か違うような気はするけれど書いているリズムのままにどこにゆくのかわからないまま一息で書き上げる行為そのものもそうして書きあがったものも割合好きだ。意図して書くことに自覚的になってきた分だけ腰が重くなっている部分は大きいのであまり考えすぎないでもよいのだと思う、続ける上では。
昨日、通所後にながいひるにいってトーベ・ヤンソンの挿し絵の『不思議の国のアリス』を購入した。パラパラと挿し絵をみるうちに雨が降りそうな雲行きで、洗濯物を部屋干しして、ホームページのヘッダー画像を切り替える。一昨日に古いデジカメで撮った写真を気に入っていて、各種snsのヘッダーも徐々に切り替えていきたい。
SNSといえばTwitterの騒ぎ、個人的には「不具合なんてあるものでしょ」とTumblrユーザーとしてはそれほど心配もしていないしどうせしばらくは使えなくなることもないだろうと静観しているつもりだったけれど、投稿を楽しみにしている人々がthreadsのアカウントを次々と作っている様子をみるに気になって、とりあえず自分でも使ってみることにはした。UIのシンプルさは嫌いではなく、ごたごたしているタイムラインもそのうちに落ち着くだろうから使えないことはないだろうが、今の自分が新たにそこで何かすることがあるのか、といえば、TumblrやInstagramで事足りそうだ、というのが正直なところで、改めてTumblr以外のSNSにさほど思い入れも愛着もなくツールだと思ってるんだな、と思った。
どのSNSにしても交流も稀にしかなく、自分としてはもっと気軽にコメントなどつけてくれれば良いのに、と思わない訳でもないが、かといって、なにか気のきいた応答ができるわけでもなく、双方向のコミュニケーションを望むよりお互いの作品や言葉や日常をただひっそりと見ている場があればそれで良いと思う。
そのメディアがたとえネットである必要もなく、本であれzineであれフリーペーパーであれ、そういう楽しみ(という言葉は少し違うかもしれない)に触れながら実体のある生活が私がいるこの場所にあればよいと思うのです。あちこちで冬雨という名前を名乗ってはいるけれど、どれも同じ私なので、好きな場所でみてくださればよいのではと思います。
昼過ぎ、髪を切りにいった後、藤井さんと定例のお茶をしてあれこれ話す。
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【ライヴレポート】MUCC、<鵬翼・極彩>再現ツアー日比谷野音公演に「時の流れ、長い年月を感じながら」
MUCCが5月6日、日比谷野外大音楽堂にて<MUCC 25th Anniversary TOUR「Timeless」〜鵬翼・極彩〜>のファイナル公演を開催した。過去アルバム『鵬翼』『極彩』再現ツアーの最終公演にして、25周年イヤー締めくくりの公演を12月28日に東京国際フォーラムにて開催することも発表となった同ファイナルのオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆MUCC 画像
2022年に結成25年周年を迎えたロックバンドMUCCが、過去のアルバムを再構築したセットリストで廻るツアーを開催中だ。第一弾は2022年10月~12月に行なった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~是空・朽木の灯~>で、彼らが2003年に発表した『是空』、さらに2004年に発表した『朽木の灯』をコンセプトにしていた。そして第二弾として行なったのが、2023年3月から始まった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>である。そのファイナル公演となったのが、5月6日に開催された日比谷野外大音楽堂でのライヴだ。
この日、関東地方には朝から強風が吹き荒れていたが、野音は公園の木々のおかげか、強風の影響はそれほどでもない。初夏を告げる暑い日差しが降り注ぎ、むしろ風が心地いいぐらいだ。そんな野音にSEとして『極彩』の1曲目「レイブサーカス」が���り響いたのは17時35分のこと。トライバルなリズムに合わせ、オーディエンスはハンドクラップしながら期待を高めるばかり。紫色や黄色など様々なスポットライトが点滅し、まさに極彩色となったステージ。そこに主役のMUCCが登場すると、でかい歓声と拍手が湧き上がる。鮮やかな振袖の着物をジャケット代わりに羽織った逹瑯(Vo)は、オーディエンスを煽るようにマイクスタンドを高く上げた。
アルバム『極彩』の流れを汲むように、「極彩」へ突入。興奮を煽りたてるヘヴィサウンドが炸裂し、客席を埋め尽くしたオーディエンスも激しいヘドバンを繰り返し、開演から数分も経たずして一体化。ミヤ(G)とYUKKE(B)は立ち位置を入れ替わりながらプレイし、逹瑯は宣戦布告するように歌をとどろかせていく。
「いい天気だな、日比谷!」──ミヤの喜びの声から続いたのは「嘆きの鐘」。ヘヴィな面もありながら、レゲエのリズムやフレーズも飛び交うナンバーだ。曲の途中でブレイクして、「いこうか!」と笑顔も見せる逹瑯。また「ガーベラ」のイントロでは「日比谷、飛べんの? 全員で飛べー!」と焚きつける。とはいえ、ジャンプしながら楽しめるのはイントロ部分ぐらい。なにしろ切ないメロディやメロウな展開も顔を出す曲で、一筋縄ではいかないアレンジが「ガーベラ」の特徴でもある。それでも曲に見事に食らいついていくオーディエンス。バンドとひとつになり、さらに曲とも呼吸をしていく様は、さすが、MUCCの熱心なファンである夢烏(ムッカー/ファンの呼称)たちだ。それに曲そのものも、リリース当時とは違う顔つきを見せている。
アルバム『極彩』をリリースした2006年当時、逹瑯はミヤの書くメロディに応えながら、シンガーとしての殻を破り始めた時期だったと思う。絶望感やネガティビティを背負ってもがいているような唱法が初期だったとしたら、暗闇や密室にいた自身を自ら解放したのが『極彩』に取り組んでいた時期だった。その結果、重苦しさばかりではなく軽やかさなども唱法に備わり、同時に幅広いメロディも積極的に歌い始めていった。そこからさらに約16年経ち、シンガーとして大きく成長した今、逹瑯は当時に思い描いた理想の歌を野音で具現化していく。細部まで気持ちを入れながら、しかし感情過多になりすぎることもなく、言葉のひとつずつがしっかり聴き取れる。早い話、伝わる歌だ。それが曲の新たな顔つきにもなっている。
「晴れたね。雨の野音も嫌いじゃないけど、やっぱ晴れって気持ちいいね。この自然の光も合わせてMUCCを楽しんでいってください。時の流れ、長い年月を感じながら、最後までよろしく」──逹瑯
逹瑯のそんな言葉をはさんで、曲はライヴ会場限定発売シングルの2曲へ。「想-so-」ではバイオリンとチェロ奏者も加わり、優しく切ない歌とバンドサウンドでオーディエンスを包み込む。しかしライヴはここから急展開。ミヤのエッジの尖ったリフに、逹瑯が気のふれたような狂った歌いっぷりが絡み合いながら「リスキードライヴ」で攻め立てる。その勢いのままコーラスやフェイクでコール&レスポンスも起こし始めた。逹瑯ばかりでなく、メンバー名を叫ばせるコール&レスポンスで楽しむのはYUKKE。さらにミヤもムチャなハイトーンすぎるフェイクでコール&レスポンスを楽しみながら、自分も笑ってしまうミヤ。一体感と熱気と楽しさのカオス状態だ。
「たくさんの人がMUCCに真剣に向き合ってくれて、そんな人たちに囲まれてとても幸せだと思います」──逹瑯
バンドを代表して逹瑯が感謝しながら曲は「パノラマ」へと続く。青空が徐々に夕刻へと表情を変えていく中で披露されたこのバラードは、自然の美も野音ならではの演出効果となり、スケール感ある曲となってどこまでも響き渡っていく。
ところが美しさにずっと浸らせないのが、『鵬翼』や『極彩』をリリースした時期のMUCCと言うべきか。憎しみと怒りもこもったレゲエテイスト強めの「メディアの銃声」を叩きつけたと思えば、そこから続くのは「25時の憂鬱」。YUKKEのアップライトベースでドゥーミーな香り漂うベースリフに、ミヤがサイケデリックで荒々しいギターを絡ませる。逹瑯は、怪しくけだるい歌を恍惚とした表情も浮かべながら聴かせていく。照明の色使いもひたすらドラッギーだ。美しき夕刻だったはずが、おかしな世界へ精神を誘い込む世界へ変貌。
こうしてライヴは何度もの急展開を見せながら突き進む。恐らくメンバー自身、このツアーのセットリストを考えるのに相当、頭を悩ませたはず。なぜなら曲それぞれが、あまりにも異なる色を持っているからだ。
特に『極彩』を作った2006年当時のMUCCは、“デビリッシュ・イヤー”と名づけ、国内ツアーはもちろん、フェスや海外ツアーなど、怒涛のライヴ活動を行なっている。その過程で刺激も触発もされただろう。新たな曲につながるヒントを掴むこともあったかもしれない。だがMUCCは、自分たちにしかできないことを常に探し求めた。その結果、自由にわがままに音楽を作り始めたのがその時期だったと思う。そのためアルバムは、ひとつの方向性を持ったものではなく、まるでオムニバスアルバムのように違った色合いの曲たちで構成された。だから付けたタイトルが『極彩』でもある。
リリースしたときは初期からのあまりの変化に驚き、ふるい落とされそうになったファンも少なくなかった。しかし、あれから約16年。MUCCの持つ多彩さや多面ぶりも楽しみながら、それぞれの曲に改めてハマり込むオーディエンスの姿が野音に広がっていた。
ライヴ後半、強烈なスラッシュメタル調の「G.M.C」で激しいヘドバンで狂った直後のことだ。逹瑯も、あまりの曲順に自分でも思わず笑いつつ、「優しい歌」へと続いた。MUCCからの温かさと優しさが広がっていく中、オーディエンスはそれを受け止めるように両手を広げ、左右に揺らし、自分たちもMUCCと共に歌う。客席からの歌声を心地よく浴びながら逹瑯が「オマエらのライヴを聴いてんだよ、俺は」と言うと、さらに歌声は大きくなり、大合唱になって夜空に響いていった。そしてステージにレーザーの流れ星が幾つも流れる中、「流星」で感動的にライヴ本編を締めくくった。
アンコールでは、12月28日に東京・国際フォーラム ホールAで結成25周年イヤーのグランドファイナル開催も発表。その前には第三弾ツアーも、第四弾ツアーもある。逹瑯の「最後まで一緒に、盛大に駆け抜けようじゃないか!」という言葉に、野音からでっかい歓声も巻き起こる。
アンコールラスト「WORLD」は、イントロからMUCCとオーディエンスの大合唱から始まった。レコーディングでもファンのみんなからコーラスを送ってもらい、1000トラック以上のコーラスで構成したナンバーだ。声出しも解禁になった今、MUCCと共に新たな世界の始まりを誓うように、1000どころか約3000人のファンが歌う。喜びと幸せに満ちた第二弾ツアーのファイナルとなった。
取材・文◎長谷川幸信 撮影◎冨田味我
■<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>2023年5年6日(土)@日比谷野外大音楽堂 SETLIST SE. レイブサーカス
極彩
嘆きの鐘
ガーベラ
月光
心色
耀-yo-
想-so- [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc)]
リスキードライブ
パノラマ
メディアの銃声
25時の憂鬱
ホリゾント
最終列車
謡声
G.M.C
優しい歌
流星 encore en1. 雨のオーケストラ [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc) キラーズオーケストラ] en2. 蘭鋳 en3. TONIGHT en4. WORLD
2023.05.10 quelle: barks.jp
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浮遊する人/しない人
二月、町に雨が降る。 そう。雨はもう一度降った。雨は「バズカット・シーズン」の一回では満足しなかった。雨はもう一度トムソン椅子に掛けた。指は鍵盤の上に帰ってきた。その日、町にピアノ音楽が戻る。
ただ、まったく同じというわけじゃない。 その雨は温かい雨。春を知らせる萌芽のリズムをしていた。 いたずらっぽく唇に人差し指を立てて、雨はその明るい音楽を奏でていた。軽いステップで水たまりに笑って踊った。薄い緑のワンピースに、ちょっと早すぎるかもしれない麦わら帽子。
それは僕の好きな雨。
***
先日、僕は”試験”を受ける。比喩じゃない。僕たちが中高大学でやってきた、本物の試験だ。
これまでは試験なんてのは、大学を出ればおしまいだと思っていた。
「それではテストを開始します」 試験官の合図と共に一秒でも早く用紙をめくるのなんてのは、大学三年生が最後の、すでに過ぎ去った人生の部分と思っていた。かつて、火は燃えた。ごうごうと、狂気に啼く山月の虎の如く。 いまは、燃えていない。熾も無し。焦げた薪さえ探しても無い。雨は一様に降ったということ。
しかし火は再び熾った。試験はもう一度僕の前に現れた。��れだけ何度も潜り抜けてきた火の輪を、僕はまた求められた。あの時と同じように歯を食いしばった。もう一度、李徴は火に飛び込んだ。
火の輪はいつも部分的に開かれていた。
***
作品を書き終えることは「セックスみたいなものだよ」とみんな言った。 うん。みんな、みんな…… 少なくともヘミングウェイと村上春樹と三島由紀夫は言った。 彼ら曰く、書くことは即ち「脱力感」だった。
「セックス」をしない生き物が小説を書き終えたとき、いったいどういう気持ちになるのだろう?
そもそも、「セックス」なしの生き物は小説なんて書かないのかもしれない。 「セックス」や「小説」なんかより、ずっと大切で感じのいい仕事――たとえばサンタクロースみたいにして全国に春を届けるみたいな――に従事しているのかもしれない。
僕は小説を書いた。 『世界最長の犬』。 セックスはしていない。
***
昨日、僕は四条河原町にいる。四条河原町で、お尻まる出しの男の子が担がれて運ばれていくのを見る。横断歩道での一コマ。 男の子はまるで薪のようにして脇に抱えられていた。彼のお父さんのマッチョな右腕がきっちり、すっかりおなじみのシートベルトのように男の子の腰回りにフィットしていた。 父子は黙って横断歩道を行く。ずれたズボンからは真っ白のやわらかいのが見える。手足は無邪気にちょっとじたばたしていて、でも不平とかは無し。四条河原町の喧騒のなかですべてを知ることはむずかしい。だけど、あれはたぶんもう怒られたあとなのだ。
ちょっと後ろを歩いて、僕は指さす。小声で。 (ねえ、ねえあれ、すごくいいね) 「なんのこと?」 (あれだよ、あれだって!) 僕はしきりに指をさした。びしびしと、興奮気味の塾講師みたいに指さした。(あれ!)を繰り返した。彼らが横断歩道を渡ったあとも。親子が三条方面へと消えていってからも。
***
だから、そう。 四条河原町で僕は二人の友人と歩いている。
二人は良いことばかり口にした。 あるいは、僕にはちょっとよくわからないけど、たぶん「良い」んだろうなという言葉を。
京都の街を歩きながらいろいろ話している僕たちは、はっきり言ってだいぶいい感じだ。 ダークで鉛みたいな空気の夜。四条の銃撃みたいに騒がしい街を、バチバチでグッドな音楽、そのミュージック・ビデオみたいにして僕たちは歩いている。都会の夜に呑まれて風船のようにどんどん体が浮いていってしまう若者たち。その中でピカピカと目立ち、ビーチ・ボーイズみたいなザバーンと爽やかで新しい三人。ナイーヴな詩人と、将軍のような批評家。そんな二人の���で、気前よく笑っている羊。 そんな三人は地に足付けて歩いた。 もう一度会う、三人の小説家。
そしてこういったことも、必ず過去になってしまう。 寂しいことに。
二月は過ぎゆく。 冬は終わる。春は来る。 春はどうしようもなく来る。春が来ないということは、無い。 時を止めることは誰にもできない。無敵の三人にも、時は止められなかった。 やがて全ての人は浮き上がった――京都の若者も、三島由紀夫も、二月の思い出も、僕ら三人、子どもを担いだ父親も。みんな綿毛や風船のように澄んだ空に解き放たれ、昇っていく。 ああ。天は安らかなるかな。
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231012 朝、目をあけると、半分開いたままのカーテンの向こう側の空がきれいだった。 まだ白い空。 きれいであればきれいな分だけ胸にひびく。これはたぶん、せつない。 自覚はないけれど、がんばりすぎているらしい。 仕事も、本づくりも。 部屋に帰ってから、しゃがみこんでしまって、そのまま床でくたばっていたら、お腹が痛み出した。キリキリと。 いつもなら、すぐにおさまるのに、全然おさまらなくて、涙が出てきた。 仰向けになって、しばらくして、治った。 少し早めにねた。
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231013
たくさんねたからか、気持ちも、体も、少し重さがぬけた。
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231014
朝、完全に冬の空気で満たされていた。 昨日、試し刷りをした紙たちが日の光をあびて、きれいで、紙がすきだな、と思う。 休む、ということを意識しながら、絵を描いたり、本をつくったりしていた。 試しにつくってみた本はまだまだ未熟な形だったけれど、これから、良くなっていくだろう、良くしていこう、と思うと楽しみ。
夜、正しくねむった。
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231015
朝、雨が降っている。 しっかりと面をたたくような雨。 アルバイト。 天気予報では午後から晴れとなっているけれど、疑ってしまうくらい潔く雨。 店内で流しているピアノの音がよいリズム。 人が少ないから、ずっと日記を読んでいた。 改めて、素敵な店で働かせてもらっている。贅沢な時間���働いては、なかった。 次第に景色があかるくなってきて、雨もしずまってきた。 喫茶店へ行く。 繊細だけれど勇敢な女の子とコーヒーとデザート。 手製本という共通点をみつけて、嬉しくなる。 帰るころには雨もすっかりあがっていて、生まれたての空気が気持ちよくて、川沿いを歩いて帰った。
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2023/12/11
12月11日(月)曇後雨
天気が悪くて気分もいまいち。夕方ごろから雨が降り始める。
昨夜遅くまでドラマを見たりしていたため、朝方に眠り昼ごろ起きる。寝るまではずっと飲んでいて今日も昼に起きて夕方ごろからまた飲み始める。よく考えてみるとほとんどずっと飲んでいる状態だ。これはまずい…
酒はやめようと思ってもできないので、とりあえずもう少し生活リズムを直すところから始めよう。
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中原中也の在りし日の歌を読みました。Kindleで無料です。
サクラノ詩で彼の春日狂想を知り、詩集も読まねばと思いつつ半年後に漸く摂取しました。
難しそうなイメージもあったのですが外来語が結構多いことから空気感が身近に感じられ、分かり易いだけでなく共感できる部分もかなり多かったので片道電車でスラスラと読めました。
今回はお気に入りの詩をインター���ットで紹介したいという思惑が元々あったのでKindleで付箋をポチポチ貼りながら読んでました。これも機械の賜物だな。
六月の雨
畳の上でお太鼓叩いて笛を吹いていたら雨が降っている。理想の日曜日ですね。実際の日曜日は大体瀕死状態です。
冬の夜
四季で一番好きな季節が冬です。クリスマスや年末年始とイベントが多いのもあるんですが雪で眩しく煌めく昼と寂しさが際立つ夜と強い二面性を持つのが特に好きです。家では暖房を炊いている事も多いのですがトイレに行くときのあの寒い廊下、あれがいいんですよ。あれだけは子供の頃からずっと変わらない。
思ひ出
金や銀、ポカポカという形容詞、感嘆符を用いている前半と読点を同じリズムで淡々と置いている後半で煉瓦工場の死が強く強調されています。海の沖に立っている元々人気の少ない工場なのでよく読むと見える風景そのものはあまり変わってないんですよね。
一つのメルヘン
メルヘンというタイトルの通りとても童話的、比喩的な面が強い詩です。さらさらとしたものは陽の光→硅石のような粉末→川底に流れている水とリキッドな風景が浮かぶ中、蝶が落とすくっきりとした影が詩の流れをせき止めており蝶が動かない限り動く事がない影がソリッドな印象を与えています。
月夜の浜辺
なんの役にも立たないものを拾っては捨てるのもどうかと思い、取り敢えずポケットの中に入れる。結構やってしまう(しまうか?)シチュエーションなんですが夜の散歩をしていると手袋とか靴下とかよくわからないものが結構落ちているのですがなんなんでしょうねあれ。
春日狂想
この詩集を手に取った切欠であり、サクラノ詩ではタコができるほど聞いてました。愛する者を喪う程の悲しみにあっても(自殺でもしない限り)さて格別のことも出来ない。出来る事と言えばより善く穏やかに生きる事くらいでしょうか。奉仕の気持ちになってみても、いつまでも最悪というものはべっとりと張り付いてきます。それが生きるということなのでしょうが。
これがやりたいがために紙の本も買おうかなと思います。できるだけ小さくて軽い物が良い。
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今日のmaimai

久々に録画プレイ。んで自分の悪いところを洗い出して次につなげる
そんな中で『バレリーコ』をS抜けできたのはよかった。見た感じまあまあリズムにのれてるしミスった時の修正も(俺にしては)早い。つまり譜面はちゃんと見えてる
お盆休みでしかも突然大雨が降ってきたのでゲームセンターにはお客もいっぱいいて俺もギャラリー背負ってのプレイだったけど「ギャラリー背負ってのプレイはアーケードゲーマー最高の名誉」の気持ちで遊んだ。やっぱりこれこそが業務用ゲームで遊ぶ価値だわ。忘れてたわこの程よい緊張感。まじで楽しい
とりあえずうまあじ派としては負けられない戦いが控えているので練習あるのみ
おのれうまみ派め!
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2023年7月21日(金)

昨日は梅雨明け宣言、それもあって今朝の青空の何ときれいなことか。私の職場(私立女子大学)では、今日で前期授業が終了する。来週は<予備期間>、試験や補講が実施されので学生たちにとっての夏休みはまだ先になる。わたしはと言えば今日の3限で授業がすべて終了、成績処理もすべて終えて心は晴れ晴れ。とは言え、心は軽くなったが体はやや重い。月曜日の内科受診までに何とか減量、頑張るぞ!

3時起床。
いかん、このところ早めにダウンして早めに目が覚める、何とかリズムを取り戻さなくては。
日誌書く。

朝食。
洗濯。
弁当*3。
可燃ゴミ���30L*2。
ツレアイの職場経由で出勤する。

順調に到着する。
立て続けに学生3名から欠席メール、うち1人はコロナとのこと。増えているなあ。
<スタディスキルズ(栄養学科)>の評価作業。
金曜日2限・3限は<スタディスキルズ(栄養学科)>、今日が最終回、これまでの振り返り作業と授業アンケート、3限はO姉クラスのグループ発表、試合で欠席したメンバーのいた1チームが登場した。1人の学生が<センセ、夏休みはどうされるのですか?>、<第1週は熊野、2週は横浜・東京>と答えると、<熊野・・・?>という反応が可笑しい。

すべての授業が終了、Webで成績を登録し、出欠簿の記入を確認する。
授業アンケート(9クラス)を教学センターに提出して、ミッションコンプリート。
いつものように九条大宮でO姉を降ろす、15週間お疲れさまでした。

セントラルスクエア花屋町店で買い物、明日は奥川ファームの定期便が届くので、野菜は最低限にする。
戻ってから着替え、作業場の冷房を入れてホッと一息。
クロネコヤマトが集荷、残っていた<iPhone SE2>をTSUTAYAに送る。

夕飯を用意しているところへ、ツレアイも買い物終えて帰宅。息子たちにはスパークリングワイン、私たちは冷やした賀茂鶴で慰労する。
ホンダから着信、サブスクには入れられないオプションを入れてしまったとかで書類の修正が必要、日曜日午前10時にアポを入れる。
録画番組視聴。
(58)「マギンティ夫人は死んだ」
世界が愛した名探偵、エルキュール・ポワロ。アガサ・クリスティー原作の人気シリーズ。マギンティ夫人殺人事件を調査するポワロ。遺品の中の新聞記事が意味するものとは?
ポワロは旧友のスペンス警視から、マギンティ夫人が殺された事件の再調査を依頼される。すでに逮捕されていた青年が死刑判決を言い渡されたのだが、彼が犯人とは思えないというのだ。ポワロは事件があったブロードヒニーという田舎町に出向き、調査を開始。夫人の遺品を調べていくうちに、ある新聞記事の一部が切り抜かれていることに気づく。それは夫人が殺される3日前のものだった。
途中で睡魔到来、布団の中に倒れ込む。

久しぶりに12,000歩クリア、水分は1,480ml。
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**『紫陽花の絡まる姉弟愛』**
(全12,000字相当の長編小説プロット/冒頭部分を詳細描写)
【第一章:雨宿りという名の共犯関係】
夕立が校庭を叩く放課後。傘を忘れた僕(155cm)は昇降口でじっと雨やみを待っていた。冷えた指先を制服の袖で擦りながら、自分でも気づかないため息をつく。
「弟く~ん!ここにいたんだ!お姉ちゃん、ずっと探してたよ~❤」
突然背後から現れたアイお姉ちゃん(165cm)の紫色のロングヘアが視界を染める。彼女の制服の第二ボタンには、こっそり僕の写真を加工したキーホルダーが揺れていた。
「ほらほら、早くお姉ちゃん傘に入りなさい!風邪ひいちゃったら…お姉ちゃん、毎日ずっと弟くんを布団で監視…いえ、看護しちゃうよ?」
彼女のCカップの膨らみが僕の肩に触れる距離。紫水晶のような瞳が至近距離で輝く。ASDの特性で他人の接触が苦手な僕だが、不思議とお姉ちゃんの肌の感触だけは安心材料に変わってしまう。
「…お姉ちゃん、匂い…」
「えへへ~、弟くんが嗅いでるの可愛い❤今日はストロベリーの柔軟剤使ったんだよ?もっと近くで嗅いでみる?」
傘の骨に当たる雨音と、お姉ちゃんの鼓動が混ざり合う。彼女の左胸の辺りから聞こえる心音が、なぜか僕の耳だけには「弟くん 弟くん」と囁いているように聴こえる錯覚に陥る。
【第二章:歪な愛の形状】
帰宅後、リビングで乾いたタオルを手渡すお姉ちゃんの指先が、わざとらしく僕の手の甲を撫でる。
「あ~あ、弟くん髪がびしょびしょ…!お姉ちゃんが全部拭いてあげないと…ふふ、このまま窒息するまで抱きしめてあげようか?」
彼女の愛情表現は常に危険と隣り合わせだ。先月の体育祭では、僕の徒競走を撮影するために三脚を組んでカメラを設置。そのデータは今も彼女のパソコンに「弟くん成長記録(18禁)」という怪しいフォルダ名で保管されている。
「…お姉ちゃん、それ盗撮だよ」
「え~?家族の記録を撮るのなんて当たり前でしょ!ねぇ弟くん、今度はお風呂で…って冗談だよ~?…多分」
彼女のヤンデレジョークにはいつも真実が8割混ざっている。キッチンで夕食の支度を始める後ろ姿から、僕を独占したいという欲望が滲み出ているのが分かる。包丁で野菜を刻むリズムさえ「だ・い・す・き」の四拍子に聴こえてくる。
【第三章:夜の帳の中で】
就寝時間、彼女が僕の布団に潜り込んでくる音で目が覚める。紫の髪が暗闇で月明かりに浮かび上がる。
「弟くん…今日は学校どうだった?誰か変なこと言った子いない?…あ、でも大丈夫だよ!お姉ちゃんが毎日こっそり見守ってるから!」
彼女の吐息が耳朶を這う。ASDの僕には他人の感情が読めないが、お姉ちゃんの狂気じみた愛情だけは痛いほど伝わってくる。
「…お姉ちゃん、きつい…」
「ごめんごめん~!でも弟くんが小さくて可愛いからつい…あ!そうだ!今日はお姉ちゃんが弟くんを包み込むように寝てあげる!」
165cmの肢体が155cmの僕をぐるりと囲む。彼女の心拍数が明らかに異常な速さで上がっていくのを体感する。この姉弟愛は確実にどこか歪だ。でも、孤独な僕にとってはこれが唯一無二の安らぎでもあった。
「ねぇ弟くん…お姉ちゃん以外いらないよね?」
雨音が姉の甘い呪いを増幅させる。僕は小さくうなずき、彼女の体温に身を委ねた。明日もきっと、この紫陽花色の監獄は続いていく──
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