#ねりきりと抹茶を愉しむ会
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ねりきりと抹茶を愉しむ会
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九品仏川緑道沿い
CHILT cafestand&craft
📍世田谷区奥沢7-6-10
🚶♀️自由が丘/九品仏
どちらからも徒歩6-7分
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Recommended Books 【京都・Kyoto】
&Premium特別編集 まだまだ知らない京都、街歩きガイド。 (MAGAZINE HOUSE MOOK) 雑誌 – 2024/8/6
マガジンハウス (編集)
雑誌「&Premium」発、人気の京都ガイド第5弾! 混雑する観光地から離れて、暮らす人だからこそ薦めたい15のエリアと8つのテーマ、全316軒を紹介します。 ■大和まこの京都さんぽ部 暮らすように歩く、京の街
【紹介エリア・テーマ】 静かに過ごす時間/七条通/四条南/御所南再訪/自分みやげ/叡電/現地系中華/老舗の味/賀茂川/河原町松原/栗の菓子/鹿ヶ谷通/アペロの時間/二条城南/東大路通/冷泉通/吉田&聖護院/壬生/整える/北野天満宮界隈/栗の菓子2/御所西再訪/京丹後
女人京都 ペーパーバック – 2022/9/28
酒井 順子 (著)
京都に通い続けるエッセイスト・酒井順子による、全く新しい視点から切り取った京都エッセイ&ガイド。 女性の生き方、古典、旅、文学など幅広く執筆活動を行う著者が、小野小町、紫式部、清少納言、日野富子、淀君、大田垣蓮月、上村松園など歴史上の女性たち43人の足跡をたどる旅に出た。
「京都の中でも、京都らしさを最も濃厚に抱いている存在は、名所旧跡でも食べ物でもなく、京都の『人』なので��ないかと私は思います。(中略)京都の都会人の中には、今も、平安以来続く都会人らしさのしずくが、滴り続けているのです。」(「はじめに」より)
京都に暮らした女性たちの生き様を知ることは、現代の京都の人々、そして京都の街を知ること。 この本を片手に歩いてみると、平安時代の遺構がそのまま残っているところもあれば、貴族の屋敷が今は児童公園になっていたりすることにも気づく。京都の通りを上ル下ルし、西へ東へと歩き回り、時代を行ったり来たりして、新たな旅の提案を教えてくれる。 この本を読むと京都の歴史や文学がぐっと身近になること間違いなし。
京都散策に便利な地図付きです。
お茶の味 京都寺町 一保堂茶舖 (新潮文庫) 文庫 – 2020/5/28
渡辺 都 (��)
ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ──お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝えてきた知恵と経験、家族のこと、お店のいまと未来、出会いと発見に満ちた京都生活。お茶とともにある豊かな暮らしを綴った、心あたたまるエッセイ。
京都、パリ ―この美しくもイケズな街 単行本 – 2018/9/27
鹿島 茂 (著), 井上 章一 (著)
◎26万部『京都ぎらい』の井上章一氏、フランス文学界の重鎮である鹿島茂氏が、知られざる京都とパリの「表と裏の顔」を語り尽くす。たとえば、 ・日本には「怨霊」がいるが、フランスにはいない ・日本のお茶屋とパリの娼館は、管理システムが似ている ・パリの娼館は、スパイの温床だった ・日仏では、女性のどこに魅力を感じるか ・洛中の人にとっての「京都」はどこ? ・パリの人にとっての「パリ」はどこ? ・パリと京都の「汚れ」に対する意識の違い など、知っているようで知らなかった「京都とパリ」の秘密がわかる。
京都のおねだん (講談社現代新書 2419) 新書 – 2017/3/15
大野 裕之 (著)
お地蔵さんの貸出料は3000円、発売第一号の抹茶パフェは1080円、では舞妓さんとのお茶屋遊びは? 京都��は値段が前もって知らされないことも多く、往々にして不思議な「おねだん」設定に出くわす。京都を京都たらしめているゆえんともいえる、京都の 「おねだん」。それを知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。京都歴二十余年、サントリー学芸賞受賞の気鋭の研究者が解読する、京都の秘密。
なぜこれがこんな高いのか、あんな安いのか、なんで無料なのか、そもそもあんなものになんでおねだんがつくのか―― 大学進学以来、京都住まい二十余年。往々にしてそんな局面に出くわした著者が、そんな「京都のおねだん」の秘密に迫る。 そもそも「おねだん」の表示がされていない料理屋さん、おねだん「上限なし」という貸しビデオ屋、お地蔵さんに生ずる「借用料」。 そして究極の謎、花街遊びにはいくらかかる?
京都人が何にどれだけ支払うのかという価値基準は、もしかしたら京都を京都たらしめているゆえんかもしれない。 京都の「おねだん」を知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。 2015年サントリー学芸賞芸術・文学部門を受賞、気鋭のチャップリン研究者にして「京都人見習い」を自称する著者による、初エッセイ。
京都 ものがたりの道 単行本 – 2016/10/28
彬子女王 (著)
「京都という街は、タイムカプセルのようだ」と著者は言う。オフィス街の真ん中に聖徳太子創建と伝えられるお寺があったり、京都きっての繁華街に、坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された地の石碑がひっそりと立っていたり。そこには人々の日常があり、みなが変わりない暮らしを続けている。そんな石碑になど目を留めない人もたくさんいるはずだ。 それでも著者は、そんな場所に出会う度に、タイムカプセルを開けたような気持ちになるのだという。幕末の争乱期の京都へ、平安遷都する以前の京都へ、近代化が急速に進んだ明治・大正時代の京都へ……。さまざまな時代の“時"のカケラが、街のそこかしこに埋まっている。この場所で徳川慶喜は何を思ったのだろう。平家全盛のころの六波羅は、どんな景色だったのだろう。安倍晴明はここで何を見たのだろう。その“時"のカケラは、一瞬の時間旅行へと誘ってくれる。 日本美術研究者として活動する著者が、京都の通り界隈にまつわる逸話から、神社仏閣の歴史、地元の人々の季節折々の暮らし、街歩きでの目のつけどころや楽しみどころ、京都人の気質までを生活者の視点から紹介する。さらに、自身のご家族のこと、京都府警と側衛の方たちとのやり取りなどの日常生活の一端を、親しみやすい文体でつづる。6年以上、著者が京都に暮らす中で感じ、経験した京都の魅力が存分に語られており、「京都」という街の奥深さと、「京都」の楽しみ方を知る手がかりとなる。 新聞連載の24作品に、書き下ろし3作品を加えて刊行。京都の街歩きに役立つ「ちょっと寄り道」情報や地図も掲載。
京都はんなり暮し〈新装版〉 (徳間文庫) 文庫 – 2015/9/4
澤田瞳子 (著)
京都の和菓子と一口で言っても、お餅屋・お菓子屋の違い、ご存知ですか? 京都生まれ京都育ち、気鋭の歴史時代作家がこっそり教える京都の姿。『枕草子』『平家物語』などの著名な書や、『鈴鹿家記』『古今名物御前菓子秘伝抄』などの貴重な資料を繙き、過去から現代における京都の奥深さを教えます。誰もが知る名所や祭事の他、地元に馴染む商店に根付く歴史は読んで愉しく、ためになる!
京の花街「輪違屋」物語 (PHP新書 477) 新書 – 2007/8/11
高橋 利樹 (著)
京都・島原といえば、かつて興隆をきわめた、日本でいちばん古い廓(ルビ:くるわ)。幕末の時代、新選組が闊歩したことでも有名である。その地でたった一軒、現在でも営業を続けるお茶屋が、輪違屋(ルビ:わちがいや)である。芸・教養・容姿のすべてにおいて極上の妓女(ルビ:ぎじよ)、太夫(ルビ:たゆう)を抱え、室町の公家文化に始まる三百年の伝統を脈々と受け継いできた。 古色なたたずまいを残す輪違屋の暖簾をくぐれば、古(ルビ:いにしえ)の美しい女たちの息づかいが聞こえてくる。太夫のくりひろげる絢爛な宴は、多くの客人たちを魅了し続けている。 本書では、輪違屋十代目当主が、幼き日々の思い出、太夫の歴史と文化、お座敷の話、跡継ぎとしての日常と想いを、京ことばを交えてつづる。あでやかでみやびな粋と艶の世界----これまでは語られることのなかった古都の姿が、ここにある。
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抹茶のピュアアマンド
火襷鉢 Yoshiteru Takariki -抹茶のピュアアマンド-
どんより曇り空の岡山です。
今日はこれから雨が降りそうですね。
さて、今日のおやつは抹茶のお菓子。
高力さんの火襷鉢へのせて撮影を。
抹茶色と緋襷のコントラストはとても美しく、
火襷の抹茶茶碗は彩を愉しむことができるのでおすすめですね。
今回の緋襷鉢を撮影したことで再確認できました。
小さめサイズでおもてなしにぴったり、
また一人用のうつわとしても活躍してくれます。
リム部分が造形のアクセントになっていて
うつわの造形も楽しめますよ。
この機会にいかがでしょうか。
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余は如何にしてセクラバとなりし乎
どの大晦日だっただろうか。
私は家族と紅白歌合戦を見ていた。
私は大晦日紅白絶対主義者であり、妹がガキ使を見ていたとしても、視聴予約をしておいて紅白が始まったら即座に切り替わるようになっていた。
小さな頃はチャンネル争いを激しく繰り広げていたが、その頃には妹も諦めきっていた。
かと言って、私は熱心���紅白を見ていたわけでもない。私は流行りの歌手がわからぬ。
唯一聞いていたJ-popと言える音楽は、アンジェラアキぐらいだった。アンジーに関しては、初期のシングルから聞いてきたファンで、最後のライブもチケットを確保してくれた友人のおかげで行くことができた。
その時のライブの衝撃は忘れられない。アンジーのパフォーマンスもさりながら、
「え?コンサート中は席から立つの?」
という質問をするほどの世間知らずだった。それから幾年、立見席で団扇を胸にペンラを片手に “Bravi!!”と歓声をあげるとは1ミリも思っていなかった。
その年の紅白も演歌歌手以外ほとんどわからず、ハロプロ、ジャニーズ、アルファベットと数字のグループも名前を見たことがある程度だった。宜なるかな、アイドルグループは嵐ぐらいしか誰が誰なのかもわからない。
一方で、NHKの歌番組の良いところは、先日の「思い出のメロディー」でミッツ・マングローブさんが指摘していたとおり「振れ幅」である。アイドルの歌と踊りもあれば、聞かせる歌手もいる。それ故に、紅白で感銘を受けて聞くようになった歌手や歌もたくさんある。美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」はその典型的な例である。
だが、私の目は開いていなかった。曲の直前に現れたグループを一瞥して、「また過激な名前だこと。本人たちは意味がわかっているのかしら」などとビチビチ言いながらチビヒチビ酒を舐めていた。
さはさりながら、実はこの年の紅白で、キメッキメの勝利くんの表情にキュンとしていた。
それからとても長い時間が経った。
その間にマイケル・ジャクソンが逝去した気がするし、オバレが解散を強いられた気もするし、宮崎駿監督が引退宣言をしていた気がする。要はいろいろなことがあったのである。
プライベートでも、元来楽天的な自分が精神的に体調を崩したり、家族が他界したり、足を火傷したりした。世間にとってはどうでもいいことだが、個人的にはいろいろなことがあったのである。
ある日、友人がトゥイッターでセクゾの話をし始めた。今考えると撒き餌だったのかもしれない。
「ふーん」と関心があった呟きをファボする。すると友人からLINEが届いて曰く、
「Sexy Zoneを一緒に推しましょうよ」
そして、簡潔かつパッション溢れる概要説明があった。第1の聞法である。
しかし、当時の私は無知であり、ふまけんを区別できなかった。牛タンゲームをしていたのはケンティーだと思っていた。否、ふうまちんである。そして、数々のトンチキソングたちを愛せずにいた。
「『WildがMildになる』のは流石に無理があるし、そもそもなんでsexy summerに雪が降るの?」
そんな未熟な人間にもかかわらず、先輩セクラバたる友人は優しくサンガに招き入れた。コート・ダジュールでリペ魂を見た。第2の聞法である。
帰りのバスの中、私は、スマホでファミクラへの入会手続きを進め、ジャニーズネットに課金し、リペ魂のブルーレイ、リペのアルバム、stageのブルーレイをとりあえずAmazonで注文した。大人であることの特権を振りかざした瞬間である。
あの時の感動を何と言い表せば良いであろうか。私がSexy Zoneに抱いていた全ての偏見が覆された。
ただひたすらに顔がいいと思っていたしょりぽんのお茶目さ(プンププンプン)、ケンティーの一瞬も力を抜くことない、にも関わらず自然でsexyな所作、ぱっと見怖かったふうまちんの多彩な歌声と愉快なトーク、マリちゃんの成長ぶり、そしてソウ・マッシマである。鼻の下投げキッス、ひょっこりさん(最近知った)、圧巻のファンサ、その一方で横アリのスクリーンを我がものとするパフォーマンス...
セクラバという言葉が生まれる前、セクゾのファンは、セクガル、セクメンと呼んでいた。しかし、それに加えてSexy Loversという言葉がケンティーによって生み出されたと聞く。これは、阿弥陀如来の摂取不捨の弘誓に通ずるものである。
合掌...いただいた浄なる右手と我が不浄なる左手を合わせ、ただ感謝するしかない。
日を経るごとに円盤が増え、ポポロやMyojoといったドル誌、インタビューが掲載されたこれまで手に取ったこともないような若者向けファッション誌(近しいところでも宝塚関係である)、部屋をsexyたちが埋めていく。
もともとひどく腐っていた私は、本棚からはみ出て本棚の前に本の山を作る愚か者である。しかし、同時に語学オタクでもあり、仕事関係の本でも山を作っていた。それまで本の山たちは2つであった。真面目な本のそれと不真面目な本のそれである。ここに新たな山が生まれた。
何番煎じか知らないが、私はその山のことをsexy zoneと呼んでいる。大切なことのため補足するが、小文字のsexy zoneである。
曲を聴き、ライブ映像・特典映像を見て、セクチャンも見て、時に編集者のスクリーニングがなかったとしか思えないようなインタビューを読む。一度読み、反芻してから映像を見ると新たな発見がある。まさしく「學而時習之、不亦説乎」。
そんなある日、友人からLINEが届て曰く、
「ライブに行きませんか」と。
身に余る喜びである。
一方で、ティーンなど遥か彼方に卒業した私がその場にいてよいのだろうか。恥ずかしくて死んでしまうのではないか。また、私は無駄に背が高い、というより長い。背の低いティーンたちに、後ろから石を投げられないだろうか。
しかし、これら懸念はナンセンスであった。セクラバの懐は深い。そして、sexyたちは、ティーネージャーが応援するものと考えること自体がsexyたちの思いに反することであった。
そして、これらの無駄な逍遥を凌駕するほど、sexyのライブは圧巻であった。
初のライブ参戦、第3の聞法である。
プロフィールからもわかるとおり、私は聡ちゃんを中心とした箱推しを自認しているが、今回はしょりぽんの団扇を買うことにした。普段、友人と話す時に使っている勝利くんの愛称「しょりぽん」「しょりり」「ちょり」なんて物販の人に言っても通じないんじゃないだろうか...かと言って「勝利くん」なんて呼ぶなんて馴れ馴れしすぎるし...と思って最終的な結論として「佐藤さん」の団扇とお写真とあとペンラと会報入れを注文することにした。物販のお姉さんも「佐藤さんの団扇です」とリテンションがすごい。
結果として「佐藤さん」の団扇やプロマイドやらを、友人の忠告どおり持ってきておいた大きめの紙袋に入れて物販を出た。
「佐藤さん」の団扇がでかい。そして「佐藤さん」の眼力が強い。これは扇ぐためのものではなくて応援のためのグッズなのだ。確かに普通のサイズの団扇だとステージに立つアーティストからは見づらい。他のファンの邪魔にならずさない最大のバランスを図ったものなのであろう。
そしてペンラである。言葉がない。ただありがたい。今、家の仏壇的なエリアに一緒に飾ってある。
ペジ魂は、近々発売される円盤を以って聞くべきものである。
だが2つだけ、付言することが許されるのであれば、開始前の茶畑、五濁悪世のこの世に数少なき優しい世界であった。
そして、最後のしょりぽんのアクションは、可愛すぎて私の心から永遠に消えない。
帰りの道すがら、私は友人に言った。
「やっぱ、ライブいいわぁ...」
オペラやクラシックのコンサートは、いくらでも円盤になっているが、やはり舞台で聞くと、弦楽器の音の震えや歌手のブレスや間の取り方が空気を通じて感じられる。なかなかお高いため舞台に行けず、ブルーレイで済ますことも多いが、やはりその場で聞くのには敵わない。
ライブも要はそういうことである。
しかもライブの恐ろしいことはそれぞれの一回性がオペラよりも高く、各地各回ごとにMCからパフォーマンスまで違う。
なんということだ。何度も通わなくてはいけないじゃないか。
かつての私は、朝起きてパンとサラダを食べて、昼は職場の近くに来るお弁当屋さん(たまにチキンライスのチキンに火が通っていない。チンすればいいだけの話だが)を食べ、夜はお腹が空かないためサラダを摘みながら酒を飲む質素な生活を送っていた。
ぱっと見ヘルシーでマリのようなご飯メニューに見えるが、酒をとんでもなく煽るので真逆である。マリ様に日々の生活を提出しようものならお説教されそうである(それはそれでいい)。
職場のデスクは、執務資料と辞書、あと両親の写真ぐらいしか置いていない殺風景なものだったが、今ではからテンのMV撮影に臨むチビーズたちのかわいい写真が飾ってある。私は、上司たちに背を向けて座っているため、上司たちは私よりも寧ろ日に何度も麗しいちょりー、ソちゃん、マリの笑顔を拝んでいる。拝観料を取ってもいいのではなかろうか。
私は、多少BL漫画を読んで、多少酒を飲む以外、非常に慎ましい生活を送っていた。
たとえSexy Zoneの功徳を説けど、いくらなんでもセクラバになれば人生薔薇色などというつもりは毛頭ない(効能は強いが、危ない薬として取り締まられてしまうかもしれない。訴因、sexy)。
しかし、何回りも若い子たちから多くのことを学んでいるのは事実である。
1つ例を出したい。
私は年を経るごとに誕生日というものを記憶から抹消し、家族や友人からのメッセージでやっと誕生日を思い出した。家族たちに適当なお礼を伝えて仕事に戻り、案の定日付が越えた頃に帰宅すると、バースデーカードが届いていた。
第4の聞法である。
これは、個々人に届けられ、個々人が聞くべきものであって、私がここで解説すべきものではない。
唯だ1つ、私の変容を伝えることだけ許していただきたいが、私は己の行動を強く恥じた。そんな機会をくれたsexyたちに感謝の念を伝えたい。
人が喜びと苦しみの中(これを「度すること難しき海」、「難度海」に例えよう)でなんとか生きる中で、私の出会ったsexyたちは、そのものが我々を導く無礙の光明というよりも、彼らは、難度海をともに渡り、光明を探すものであるようにみえる。経に曰く
『今生まれたこの時代の中で、僕ら光さがしている』
余は如何にしてセクラバとなりし乎。
竊に以みれば、最初こそ彼らのかっこよさ、美しさに惹かれるも、段々彼らの語る言葉、行動に惹かれていく。彼らの紡ぎ出す言葉の一つ一つに、私は少なからず彼らの直面してきた労苦を見出すとともに、同時に彼らの偉大さを嘆ずる。
今日もまた、円盤やラジオ、会報、雑誌でsexyたちの言葉を聞く。
時々、「変態(笑)」と呼ばれかねない内容を私も投稿したり、ライブで声をあげたりする。
これ、愛しきsexyたちがsexyであり続けられるように、彼らの誓願が広く響き渡るように、祈り申し上げるものなり。
斯くして余はセクラバとなりき。
敬って白す🌹
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お茶のお稽古
人生で初めての畳の上でのお稽古。
私が勤めている会社の違うホテルの中に
素敵な和洋室があって(はじめて入った)
その中に茶釜があり、
それを沸かすところもあった(!)
部屋に入ると社長が準備をしてくださっていて
畳の上にはやさしい紫のお��物をお召しになった
お茶の先生。
佇まいがかっこよすぎる。
一瞬で私は先生のファンになった。
簡単に自己紹介をして、
お稽古が始まった。
はじめはお客様になってもらうわ、と
一緒にお茶のお稽古に来ていた同僚が点てたお茶を
いただくことになった。
一つ一つの動きに
「あなーた、それはそうじゃないわよ」と
言われている同僚。
自分もいつかそうなるのだろう。
そうもしているうちに
お皿に乗った色鮮やかな和菓子が回ってきた。
どれをとればいいのだろう・・・
とりあえず一番近くにあったものを
いただくことにした。
ボロボロボロ・・・・
社長に借りた楊枝を使って和菓子を
懐紙の上で小さくしようとしたけど、
うまくいかん!!!!!汗
「あなた、早速難しいお菓子に当たったわね。
器用な方?」
ーーーーーー「いえ💦全然器用ではありません!」
といったところで初っぱなから”難しいお菓子”に
当たってしまったわけだが、
なんとか綺麗にいただくことができた。
いよいよお茶が回ってくる。
びっくりしたのが、
毎日見ているお抹茶とは全然違う色であった。
おそらく証明や茶器の違いにもよると思うが、
本当にキレーーーーーいな緑、新緑の緑であった。
いただいた後にお茶碗を拝見する。
誰の作品で、どこで作れられたものなのか、
お伺いし、お答えする。
”茶道” とは
自分が想像していた
”ただ畳の上でお茶を楽しむ”
というだけではなかった。
なんなんだ。素晴らしすぎる。
茶室にかけてあった掛け軸には
深のおじぎをして、敬意を払う。
掛け軸を描いた方はきちんと修行をしてきたから
だという。なるほど。
その後、香合(茶室に置かれるお香)と
和花・花器を拝見する。
この日は初めてということもあり、
お辞儀の仕方、手の置き方、歩き方を
教えていただいたが、
時間が余ったので特別に袱紗の捌き方も
教えてもらった。
もちろん今の仕事をするようになって
お茶ってこんなに美味しいのか!と
びっくりさせられることが多いが、
そもそも私は器も好きだし、お花も大好きだ。
うちの家系は来客が大好きだ。
父はホームパーティーに張り切り、
職場の人や近所の町内会の人たちを呼んでは、
お酒や地元長崎の美味しいお魚を囲み、
よく宴会を開いていた。
母はそれに応えるように、
お客様が喜ぶようにと
炊き込みご飯やお吸い物を用意したり、
私の友達が来るときには
キッシュを焼いてくれたりしていた。
うちのリビングには常に
お花があった。
”どんなに貧乏でもお花��飾りたいわよね〜”と
母が言っていたが、私もそう思う。
母は元気がない植物を
生き返させるのが得意な人だ。
それだけ聞くと、もののけ姫に出てきそう。笑
そんな家庭で育った私も、
上京したての時は会社の寮にお世話になっていたが、
今はやっと念願の一人暮らしができていて
お友達や先輩がうちに来てくれる時は
必ずお花を買ってきて花瓶に生ける。
おばあちゃんがお花の先生だったけれど、
私にセンスはあるまでもなく、
H&M homeのお気に入りのグレーの花瓶に生ける。
だけどお花は大好きだから
きてくれる友達のイメージにあった
お花を用意する。
うちの近くにお花やさんがあるのも
今の家に決めたポイントの一つだった。
”来客とのこの時間を大事に、
お茶をお出しして、空間でおもてなしする”
そう言った面では、
この茶室の中のコアにあることは、
私が私生活で好んでやっていることに
通じるものがある、と思った。
もちろん写真撮影は許されない。
自分の眼で愉しみ、
自分だけが愉しめるのだ。
SNSが発展している(しすぎている)時代だからこそ
あの先生が準備してくださったあの空間、
あの綺麗なお菓子、美しいお茶は、
つい写真を撮りたくなるほど素敵だった。
だけどここにあるものは誰にもシェアしない、
まさに自分たちだけが味わえるものなのだ。
茶室の中には素敵なものがたくさんある。
なんて贅沢なんだ!!!!!!
と初めてのお稽古にして、感動した。
そんなことを思いながらも
やはり体は正直で、
足の痺れが限界に来て
何度も足を崩させてもらった。
情けない・・・。
こんなに上品な雰囲気の中、
私一人だけ生まれたての子鹿のような
姿だったのは本当に恥ずかしい。
早速次のお稽古も
ラッキーなことにお休みだったので
参加させていただこうと思う。
母にお茶をはじめる、と言ったら
40年前の茶道の道具が送られてきた。
次のお稽古からこれを使おう。
あーとてもたのしみ!!!!
PS お稽古で出されなかった桜餅を帰りにお土産でいただいた。
帰宅後急須で入れたお茶といただいたが、
これが惚れ惚れするぐらい美味しかった。
ちょっとずつ桜餅を食べて、
二煎目までいただいた。
あぁ、日本人でよかった。
そう虚ろ虚ろまどろんだ
夜勤明けの夜であった。
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THE IDOLM@STER SideM PRODUCER MEETING 315 BE@T OF PASSION FESTIVAL!!! DAY2
メモ
アリーナD、後方ブロック
冒頭
円成寺さんおらんけどダイジョブ?と思ってたらまゆみえいしん~~~~~~!?した記憶と、ふつうに中の人でこばやしさんとはまさんなかよしで可愛かったのと、台本渡されると直前までファンサ振りまいてたはまさんがスタッフさんに気づかないで直角ごめんなさいしてたのとそれにやーいってこばやしさんがしてたのがなかよしでよかった(2回目)ってなった記憶くらいしかない……?ほかなんで��たっけ……いやいろいろはあったんですけど……。しおやさんがスタンドの話してたのここですか?流れ上ここくらいしかないけど、駒ちゃん呼んだらそれはインテリに加勢されるのでは?とおもってウケました。まる。しおやさんが「あの男」呼ばわりしてかさまさんの方を見てバチバチとかしてるわりに、ここ確かヨ氏とかさまさんがえ?どっち?みたいにこちゃこちゃ絡んでて笑った。舐めプもいい���減にしなさい。
MCと朗読はじめが混ざるんですけど、まゆみさんが牙崎さんと大河さんを諌めた結果に「仲がいい」と言ったの、よくわかってらっしゃるな!最高!ってスタオベでした。まゆみさんのが年下なのしんじられん。てか確かこの日のフィジカル最年長木村さんでしたね。20歳。若。
あと掛け声を強制させるアンケここでしたっけ……?なんにせよ「サーイコ!パーッション!」は語呂が悪すぎて草。
玉入れ綱引き
玉入れ綱引きとは?
しろ〜くん方式でぶちこんでた大河さん、単独爆走するフィジカルよかった。フィジカルみがある。インテリ班、なんかやわ~としてるんだけど(席の都合でインテリ側背中を見る形だったのもある)前のめりでも背筋伸びてる深町さんが印象深い。蘇る昨日のキャッチボールと雲泥の差が、玉入れだ……ともはや感動の域でしたね。昨日のはなんでした?「小学生のときにこの才能に気づいておきたかった」的な発言がドツボにハマって文脈おぼえてないんですけど、大河さんの声で言わないでください。面白いから。
あと木村さん(ほぼはまさんだったけど)の「大河頼む!大河頼む!」→「大河ァ〜!バラエティ!」だけでもかなり面白かったのに、ド最下位のメンタルが投票大逆転劇で「これが315プロの運動会だ!!!!!」とか言うからもうふれ~むのダメ押しに耐えられませんでした。ふかまちさんはずっと姿勢よかったのでよかったです。
ビーチボールのやつ
名前忘れた。ラリーするやつなはずなんだけどフィジカル見てたら絶対ドッジボールしてましたよあれは。神楽さんと冬美さん、牙崎さんと兜さん、卯月さんと清澄さん。インテリ組、ボールの軌道もだけどボックスステップ踏み始めるからむちゃくちゃでした。でもだいたいフィジカル見てたので記憶がない、もっかい書くけど彼らはドッジボールでした。「ぜってぇ落とすなよ!」「まかせんさい!」「ま……まかせんさい……?(困惑)」の小芝居がたいへん面白かったです。怯まない組にはイニシアチブ握られがち牙崎さん。
インテリはPの投票によってボックスステップ踏んでたし冬美さんが最後たしか「いいステップが踏めた気がします」的なこと言うし、メンタルは会話だけ聞こえてて清澄さんは抹茶ケーキが好きみたいなことを会話してた。ケーキ&レスポンスのレスポンスってそういう意味だったんですか?(???)
応援合戦
バーニング!\パピッ/バーニング!\ガオッ/絶対!優勝!ナンバーワン!と合いの手の\チャオ☆/が強すぎて替え歌は替え歌の記憶しかない。すまない。
借り人競争
もはやこのために来たまであるやましたじろ~愉快物語で無限に笑ってました。向かい風のせいで永遠にたどり着けないやましたじろ~、右往左往し続けるやましたじろ~、おもむろに反復横跳びをはじめるやましたじろ~、みんなのターンが終わったら「今日はツイてる!」ってさっそうと消え去るやましたじろ~、舞田さんをパリピだとおもっているやましたじろ~。マジですべてが面白かったです。
結果発表の並び順、花園さんがまゆみさんつれてきて「なかよしの人」だったのにわくオタクでありたかったんですけど、信玄さん×メイド服に暴れすぎた印象強すぎてごめんなさい本当にますもとさんが信玄さんなら恥じらいなくやるってスタンスで堂々とメイド服姿に腕くんで立ってくれてるのいや最高の幻覚……幻覚ではない!?って錯乱するキモオタ爆誕してました。信玄さんにやらせてくれるの最高に分かってるな運営!ありがとうな運営!卯月さん最高!メンタル、属性上最強生物かなって思いました。どんな強心臓してたら倍生きてる屈強な人間にメイド服着せてつれてこれるんですか?あれだけ木村さんどうこう言ってて発表のとき並びにいたのは覚えてるけど、木村さんがさきちゃんに呼ばれた理由マジで覚えてない。ただはまさんがますもとさんガン見してガン見してガン見した結果こらえきれずに吹き出して顔隠したところは見ました。面白がりすぎ。
伊集院さんはじゅぴた~を電話呼び出しのうえで「大切な人☆チャオ☆」だった気がしますがうろおぼえ。天ヶ瀬さんを照れさした記憶があるのでそのたぐい。いやもうメイド服信玄さんをお出しされたら記憶も飛びます。
リレー
リレー。インテリがなおくん、玄武さん、雨彦さんのなおくんの不利を補って余りある高身長有利を仕掛けてきたの大人気なくて良かったです。牙崎さんの「走りやがれ!!!」が突き抜けてたのは覚えてる。
記憶喪失(わたしが)
どっかで都築さんとの通話あったのどこでしたっけ?しきにゃんに神楽さんが介護依頼してたの面白かったんですけど話の経緯わすれてしまった。
アケ化サイスタ
\属性曲、3ヶ月連続実装決定/ ワー!
はまさんMC、みんなわやわやして話が進まない感じ、木村さんの不憫属性あってよかった。
あとどこかでうら��さんがお~つかさんに話しかけてて、演者の方とお話してはっきり笑ったところが見れたのそのときが初めてだったからうらおさんをめちゃくちゃ拝み倒しました、ありがとうございました。コミュ強み、めちゃくちゃ兜さん……。
✧インテリ
ふかまちさんはなにもしてないけど、ふかまちさんにすべてを奪われました。本人弁明と言うか待って待ってしてましたけど、天才なんですか彼は?そういう星の下に産まれているとしか思えない。即死画面出た瞬間、コントばりにみんな沈んだの面白すぎた。確かかさまさんとか耐えてた人もいたけど、すごい勢いで膝から崩れ落ちてた。今日日よしもとでも見れない団体芸、全景見れたのすごいよかったです。映像楽しみ。これで意外に三桁とかコンボ数あったのが更に面白かったな……。
✧メンタル
後輩に託す流れにしたとき、みやざきさんが2人にちょいちょい集合呼びかけて「だめだよ……(ハスキーボイス)」したときに崩れ落ちました。この流れで「終わったら失格だからね!?」ってはまさんの失格判定厳しめで面白かった。でもみやざきさん、難なく回避。もはや1人で戦ってませんでした?もう完全にふかまちさんのせいで笑い取りに行く流れ面白かった。
✧フィジカル
うらおさんの「おれに~~~~~まかせとけぇ~~~~~~!!!!!」とてらしまさんの「ない!!!!!!!!!」、現場からは以上だ。オモロを取りに来るな。
3DMV
MVに対しての感想「布量、ひらひら」「血が通ってる」など完全にオタク側のそれだったし、かさまさんが実際のフリに落とし込んだときの予言が手の動きだったの笑った。ありそう。
会議
✧フィジカル
さきちゃんのパピッ☆にしんでるはまさんここでしたっけ?なんかここ2人横並びでシンプルに仲良し場面多すぎて記憶がごちゃつく。かわいい。
✧メンタル
信玄は仲間のためなら照れずに堂々たる出で立ちでメイド服も着るみたいなますもとさんの発言に狂ったようにPたちが拍手してたしわたしもした。正直ここまで一番の拍手量レベル。最高解釈を表現してくださりありがとうございました。
✧インテリ
出端からスゲー無意味に足開いて登場してるふかまちさん、ツッコミ待ちか分かりづらいのやめたげてください面白いから。ふかまちさんに気炎万丈の意味とか聞こうとしたけどやめといた流れが賢明すぎてバカ笑ってたら「気炎万丈に意味とかないです」気炎万丈から意味が失われました。むちゃくちゃ。
属性曲
✧インテリ
やましたじろ~にスタンドマイクご用意して!!!!!!!!!!!!!なんかわかんないけどベッチュア思い出した。(エッチだから…でもベッチュアの記憶木村さんしかないオタク……)
朗読劇
✧名探偵アーロンの事件簿
✧深緑のGymnasium
✧緑陰のGymnasium
情緒の死、自爆したオタクの初見感想をお楽しみください。
from:@so_shakasu until:2022-03-18
from:@so_shakasu until:2022-03-17
新幹線あって歌い出し頃に帰っちゃったのでここまで!
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おはようございます。 展示会のお知らせです。 イラストレーターの平澤まりこさん フラワーコーディネーターの平井かずみさん おふたりによります -hirahira-「祝福 はじまりのとき」 展示会が決定いたしました。おふたりが 当村上邸のはじまりを祝福するという意味を 込めてイベントタイトルを付けてくださいま した。 --------- 平井かずみ 平澤まりこ -hirahira - 『祝福 はじまりのとき』 2020年11月1日(日)〜11月29日(日) 12時-18時 定休日(月・火) 場所 商舗・廊 村上邸 フラワースタイリスト 平井かずみさん と イラストレーター平澤まりこさん が 結成した、植物と絵を通して、日々のやすらぎと心はずむ彩りをお届けする hirahira。 『2020年春。 長い時間を家で過ごすようになって とても身近にある小さな喜びに 気づくようになりました。 そんななか、私たちがお届けできる 小さな喜びを形にしてみようと hirahiraを結成しました。』 hirahira結成後、初の展示会。 そんなお二人が、2020年春にオープンした商舗・廊 村上邸のはじまりを彩ってくださります。 170年の歴史を重ねた古民家とのコラボレーションで、今も昔も変わらないお祝いにふさわしい華やかないろどりをお楽しみくださいませ。 なお、特別展示会場として、NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町ロビーでも、お二人の作品をご覧いただけます。 ------------------------------ 11月1日 13時〜 平澤まりこ在廊 13時〜 平井かずみワークショップ 「香草の束ね花」10,000円(お抹茶・和菓子付き)要予約 16時〜17時30分 平澤まりこ・平井かずみ トークイベント 「いまを愉しむヒント」3,000円(お飲み物付き)要予約 ------------------------------ *平井かずみ プロフィール* フラワースタイリスト。ikanika主宰。「花の会」をはじめとし、全国各地で花の教室やワークショップを開催。雑誌でのスタイリングの他、テレビ・ラジオなどでも幅広く活躍し、暮らしの中に季節の花をしつらえる"日常花"を提案している。「季節を束ねるブーケとリース」主婦の友社「あなたの暮らしに似合う花」扶桑社など、著書多数。 *平澤まりこ プロフィール* イラストレーター・版画家。2002年に初の著書を刊行以降、国内外を旅して記したエッセイなど多数刊行。装画や広告の他、店舗や商品のロゴ、パッケージ、絵本の制作を手がけるなど、多岐に渡る分野で活動。近年はモノタイプ版画の制作に力を入れている。 ------------------------------ 企画・お問合せ・お申し込み 商舗・廊 村上邸 愛媛県大洲市大洲450 0893-57-9771 [email protected] 営業時間12:00-18:00 定休日 月・火 Sa-Rah 愛媛県大洲市五郎甲2680 0893-25-2882 [email protected] 営業時間12:00-17:00 定休日 月・火 ------------------------------ (商舗・廊 村上邸) https://www.instagram.com/p/CGbC_5Wjd4y/?igshid=15s6jicmgums8
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英語と国際人
世界中に恋人ができるかも知れません。
英語は話せる方がいい。
グローバルな時代だと、0歳から英才教育、小学校から英語を学び、日本の企業にも関わらず社内の公用語が英語という会社もある。私もアメリカへ留学した一人です。
私の英語力など雰囲気程度のものですが、総理大臣の通訳や特殊な翻訳を志すなら別だが、完璧な発音や文法で流暢に話すことなど殆どの人にとって必要ありません。文法など少々違っても身振り手振り訴えれば通じる。訛りもキャラクターが立っていいくらいです。
現にニューヨークでは、”正しい” 英語で生活している人は少ないとも言われ、タクシーに乗ってもデリでコーヒーを買っても、相手の英語ははっきりと訛っています。
三ドル半ぐらいで丼のようなものが食べられるありがたい店がニューヨークのチャイナタウンにあった。
ある日そこへ白人のアメリカ人が来店した。中国人の店員にメニューを指しながら質問しており、店員も何やら説明しているのだがアメリカ人は困っていました。隣で私も聞いていたが、はっきり言って店員のそれは英語ではなかった。客が聞き返すと、お前は耳が悪いのかと言わんばかりの形相で自分のヘタクソな英語など顧みず、さっきと全く同じ発音で声を大きくして繰り返した。彼は諦めた様子でした。
これは日本人にはなかなか真似のできない芸当で、ど��も神経が違うようです。大抵の日本人は相手が理解しなかった場合、こちらの発音が悪かったのではないかと省み、表現や発音を変えて言い直すか、萎縮して繰り返してしまう。
そもそも、誰に頼まれた訳でもないのに世界中にチャイナタウンを作ってしまうたくましさ。この中国人のやりとりには畏れ入った。
言語など、どれだけ流暢に話せても内容がなければ話になりません。伝え方よりも伝えたいものが主であり、伝える事がなければ、伝え方は必要ない。
ギターを弾く少年は音楽で世の中を元気にしたいと考えてみたり、美しい旋律で感動を与えたいと考えるかも知れない。しかしどれだけその想いが強く、豊かな才能を持っていても、コードを知らなければ音にできない。もっとも表現には技術が必要ですが、どれほどテクニックを磨いてもそれが必ずしも人の心を動かすとは限らないものです。
たくさんの経験から教養を身につけ、自身の考え方を持つ。音楽や文学、芸術やスポーツ、何でもいい。恋も喧嘩もした方がいい。その人の総合的な、魅力ある人間味を養うことが先決で、肝心なのは内容。「How」ではなくその土台になるものです。
「君は身長もあるし、英語もできるし、あとはダンスが出来れば立派な国際人になれるよ」 と高校時代の体育教師でダンス部の先生が言った。
引けを取らずに渡り合えるだろうという意味の激励だったかもしれないが、「背が高く踊れる英語使いは国際人」 とは何と貧しい発想だろうか。
英語ができて踊ることができても、国際人に近づくことはあり得ません。身長は2メートルでも1メートルでも国際人になれるのです。
英語とダンスは “国際交流” には役立ちますが、真の国際性と語学力はほぼ無関係です。
我々日本人は、肌の白い人、黒い人、金色や赤い髪をした人達と触れ合うことに地理的にも歴史的にも慣れていない。体格の違いもあった。そこに日本人が劣っているかの如く親切にコンプレックスの抱き方まで教えられ、実際言語の壁もあり、目の前に外国人が現れると戸惑ってしまうのも事実です。
日本人の持つ、相手に合わせようとする謙虚さや優しさかもわからないが、英語を話さない日本人がまるで外国人の方が偉いかの如くサンキュー、サンキューとペコペコするのは気に食わない。たかが英語が話せない為だけに、何か対等ではないような雰囲気が非常に不愉快です。
高校生の時、白人男性と近所の土産店で目が合い、彼は私に「Hi」と話しかけ土産物について尋ねてきた。発音からしてアメリカ人だった。親切な私は説明したが同時に違和感も覚えた。ちょっと待て、ここは日本だ。せめて 「こんにちは」 「さようなら」 「ありがとう」 くらいは覚えて来��と生意気だった私は 「Hello」 は、ここでは 「コンニチワ」 というのだ、OK?と教えておいた。
日本が浅はかに自らを”西洋化”させる様にも目を覆いたくなります。表面的に西洋化させることがクールなコミュニケーションであるかの如く、しかしそんなものは錯覚以外の何でもなく、インターナショナルでもなんでもありません。外国が日本人に敬意を持つとするならば、ワインの味がわかることでも、黒人のようにラップミュージックを歌い踊れることではありません。
私は自国の文化を知ることがとても大切だと考えます。そして相手の文化に関心を持っていること。古郷や祖国を深く愛しているなどは当たり前にして当たり前です。日本人は無信仰ともいわれるが、外国で信仰を持っていない、神や仏など全く信じていないと発言すれば、きっと不思議がられることでしょう。
もし英語が使えれば、”話せる”という自信から普段通りの自分で相手と接することができる。この英語を話せることによる副産物が、案外と大きい気がします。自分が普段と変わらぬ姿で堂々と存在できることは大きい。その人の魅力がナチュラルに現れることはとても素晴らしいことです。
ニューヨークのクイーンズで部屋を探した時、世話になった不動産屋は日本人妻とアメリカ人の老夫婦だった。移り住んで何十年の奥さんの英語は特別上手なわけでも無かったが、彼女が話す江戸っ子風のチャキチャキした日本語と英語が”同じ” だったことがとても印象的だった。なるほどこれがバイリンガルかと感心しました。
言葉のないコミュニケーション。言葉がなくたって仲良くなれます。人の暖かさに触れ、響きあうことにおいては内容だっていらない。
私は学生時代にボストンでミラノ出身のイタリア人��出会った。殆ど英語を話せない彼はきっと便利な言葉だと思っていたのだろうが、何かにつけて「because of you」を枕詞にして連呼した。Because of youそのものは全く意味をなしません。
お互いを言葉で理解し合うことは困難で、少しの会話にも時間がかかったが私はその彼が大好きだった。皆で食事行っても、これは母の生まれた地の銘柄だと母国のワインを自慢げに注ぎ、口にする私の反応を嬉しそうに覗き込む無邪気な目。ガールフレンドの写真を見せては、映画の趣味は全く違うが愛していると惚気る姿。お互いもっと言葉が通じれば深く理解し合えただろうと惜しまれるけれど、本来人と人はこれで成立し合える。
遠慮することなく自分のありのままで接すれば、きっと伝わる。
日本語ペラペラだがシニカルな笑みを浮かべ皮肉しか言わない外国人と飲みに行く気にはなりません。
大切なのは英語ではない。こんなことを考えるきっかけになったのは子供の頃に自宅を訪れる方達の中に少なからず外国人がいたことでした。両親は全く英語が話せません。母は自分は英語��できると思い込んでおり、放課後家に着くと近所に観光に来ていた外国人を自宅に招きお抹茶を出し何やら話していたこともあったが、全くあてになりません。
客人の中には、当時日独協会の会長だった人物がいました。杖をついた恰幅のいい紳士だった。奥様のナオコさんは日本人だが人生の殆どが海外であるため、化粧の仕方といい香水のかおりといい、とても日本人には見えなかった。そのご夫妻は来日されると京都に来られ、我が家に二、三泊していかれることもあった。
「主人はね、この家が一番落ち着くと言い、ここで話をすることを毎回本当に楽しみにしています」と言われた。幼い私はこんな立派な方が英語も話せない父と話して一体何が楽しいのですかとナオコさんに尋ねると、笑いながらご主人に通訳された。
「ドイツにも沢山の優秀なビジネスマンが来られますが、彼らは日本についてあまりにも何も知らない。お父さんは歴史のこと、浮世絵のこと、織物のことなど、いつまででも話してくれることが実に楽しいのです」
私はこの時、流暢に言葉を操ることが肝心なのではなく、国や言語を超えた交流とはその内容であり、人間そのものだという考えを持ちました。
「世界に通用する人間」その考え自体が島国特有のものかもしれない。どうせなら海外のことなど一切考えず、ローカルを極めれば結果海外に通用していることだって考えられます。有名な大学を卒業すれば人生は成功するというものが過去の幻想であるように、英語イコール国際人、英語ができなければ外国で通用しないなんて、おかしな考え方です。
世の中を動かしたり、世界が注目するものはそんなケチなものではない筈です。
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役者紹介というよりは…
ちゃうか民紹介?だから極力皆読んでよね!
おひさしぶりでーす!オムニ以来なので、実に4ヵ月ぶりですかね。覚えてらっしゃる方いるんかな…今回は引退ということで、恐らく現時点でちゃうかに在籍しているであろうメンバーを紹介しまーす!役者紹介、同期紹介も兼ねてるので熱量に差があるのはご了承願いたい!!
《31期》
○ちゃわんちゃうか?(メタフィクション:ザ ゲーム)
何処から、とは言わないが使者。彼の親しみやすさは★5。ついでに言うとレア度は★4。1回くらい共演してみたかったなぁ…けど稽古場が違うからこそ彼の演技を純粋に楽しむことができるんだよね、どっちも捨て難い。そんな彼の見所はその存在感とそれを活かした言動諸々。取り敢えず凄いので是非とも観て頂きたい所存。
○youtarak(純情コンフリクト)
割と早い時期にちゃうかに入団してくれた(と聞いている)。おそらくこれから照明を引っ張っていってくれるであろう人。よくツッコミを入れているイメージがあるけど違うかもしれない(どっちだよ)。先輩であろうと容赦ないあの感じにハマる。最近…というか仕込み入ってから結構絡むようになった。謎のノリに付き合ってくれるし、逆に謎のノリをふっかけてくることもあるから面白い。よく他の人のパートのキャスパを踊ってる。
○伊東涼之介(純情コンフリクト)
共通の別のサークルで元々うっすら知ってはいたが、ちゃうか入団��切っ掛けによく絡むようになった後輩。真摯に演劇に取り組んでいる模様。稽古場ではよく台詞の練習をしているし、音楽が鳴ればキャスパを練習するという真面目な人。努力できる人なんだろうな。きっとどんどん上手くなっていくであろう人。今後の活躍が楽しみです。そういえばこれから宣美チーフの道を歩んでいくんじゃなかろうか。幕も一緒なので親近感半端ないって!
○小宮山珠里(スタッフ)
体験稽古後一緒に帰ったのがファーストコンタクトになるのかな?うん、確かそうだった気がする。教職やバイト等忙しい中ちゃうかに時間を割いて立て看作業にも来てくれてるらしい。ええ子や…留学した時の話とか色々聞かせてもらったのはいい思い出。個人的にオムニの時の役結構好きだった。新人公演での活躍を期待してる。
○尾形莉奈(メタフィクション:ザ ゲーム)
皆が認める不思議ちゃん。何が、どこがと聞かれると説明に困るがとりあえず不思議ちゃん(大事なことなので2回言った)。そこまで喋ったことないのにこんなこと書いて大丈夫だろうかと実は内心ヒヤヒヤしてたりしていなかったり…これからのちゃうかの引き締め役よろしく。
○Anna(メタフィクション:ザ ゲーム)
オムニ、外公を経て確実に演技が上手くなっていると感じる今日この頃。やっぱり真面目に取り組んでるからだろうな。この人に対する最初の記憶は土下座してるんだけど、何だろう?何故だろう??稽古場が違うのであんまり見かけない気がするが、今回もやってくれると信じてる(何が?)。
○国分栞(純情コンフリクト)
やーっと同じ稽古場になって喋れるようになった人。箱に行ったら割と会う気がする。よく衣装してる。私は衣装作れない系人間なので素直に凄いなって思う。それに加えてメタフィクション:ザ ゲームの方で照明オペをするのだとか。チャレンジャーで且つ頑張り屋さんなんだろうな。今回はそこまで大きい役じゃないかもしれないけど、いつか主役やって欲しいこの一人。あと話は飛ぶけど「しおり」って名前可愛いよね。芸名上手いなって思った。
○津島ヨモツ(純情コンフリクト 演出)
シンプルに学祭で演出ってすごくね?色々大変そうで、これを書いてる今も私の隣で眠っているとかいないとか。梅田に着いたら起こしてあげるからゆっくり寝てな。いじられ役だけどその実めちゃくちゃしっかりしてると思う。頑張り屋さん。よく嘆かせてしまう。ごめんな、あんまり稽古行けなくて…でも絶対素敵な作品に仕上げようね!成功させよ!!
○島﨑愛乃(純情コンフリクト)
現ちゃうかのアイドル。異論はないことでしょう。今回みたいな役はきっとレアだろうから目をかっ開いて見逃さないようにね。でもこれを機に演技の幅も広がってこれからに活かしていけるんだろうなとも思う。それと忘れちゃいけない、純情コンフリクトのキャスパの振り付けをしてくれた。あ〜この子っぽいな、可愛いなっていうのが第一感想。え?この可愛いのを踊るのか?っていうのが第二感想。完成版をお楽しみに!
○夕稀次
オタク仲間。色々忙しいらしい。野垂れ死ん出るんじゃないかと思うこともしばしば。美人さんだと思う。ちゃうかではあんまり関わることが出来なかったけど、もっと舞台に立ってる姿を見たいので次公演に期待。
○須田颯人(スタッフ)
映像の希望の星。前回の公演のPV見ました?凄くないですか?アレ。今回だって作って欲しいぐらいだったのに…っ(余計なお世話)私は映像の彼しか知らないけど他のスタッフでも大いに活躍しているのでしょう。ちゃうかを陰で支える縁の下の力持ち。
○西岡克起(メタフィクション:ザ ゲーム)
温厚そうな顔して実は腹黒い…?嘘です、多分性格も温厚です。結局あんまり関わること無かったな…ローカルな話ができる数少ない同県出身者。彼の魅力はあの人畜無害そうな笑顔ですよーさて、メタフィクション:ザ ゲームではその笑顔が見られるのでしょうか?私も知らん!(通し前)
○西田幸輝(メタフィクション:ザ ゲーム)
今回の大道具チーフなので、仕込みでは大活躍だったのではなかろうか?先代・先々代のチーフが暖かい目で見守ってたのを見てこっちもほっこりしてた。よく可愛いと言われてる印象がある。まぁ、可愛いのではないでしょうか?どうか癒しになってくれ。
○なしもとはな(純情コンフリクト)
この芸名可愛くない?センスあるよねーわかる。合宿ぐらいから喋り始めた人だけどわりと人懐っこくてフレンドリーっぽい。とあるゲームの仲間だと分かったので、趣味の話が出来る!ってことで調子乗ってさらにもう一歩踏み込むか否か迷ってるなう。今まであんまりこの手の話できる子がいなかったから結構、いやかなり嬉しい。あとね、今回宣美で一緒に作業できて嬉しかった。よければこれからも宣美をよろしくね。
○橋本悠樹(メタフィクション:ザ ゲーム)
オムニの時から劇団員を魅了してきたイケメンタイプ。ちゃうか外部なもファンはいることでしょう。エモい表情は彼のマネしたらいいよ、と本人のいない場所で囁かれていることは秘密。ワールド●リガーの申し子で最近結構布教しているらしい。
○福島亜理紗
学部が一緒でかつ私が習ってた先生に今チャイ語を習ってるっていう共通点がある。箱で時々遭遇する。あんまり喋ったこと無かったけど面白さが滲み出てた。お菓子が好きらしい。ハロウィンの日遊びに来てくれた。新人は参加するんだろうか?今後色々な役が見れることでしょう。
○でぃあ(メタフィクション:ザ ゲーム)
スタッフでめちゃくちゃ活躍してる人。箱に行けばミシンを使いこなし、照明を習い、稽古に行けば全ての出ハケを記憶しているというスーパーガール。負担がデカそうで逆に心配になるくらい。上手いこと分散・発散していってくれ。メタフィクション:ザ ゲ��ムではめちゃ活躍するのでお見逃しなく!
○堀文乃(メタフィクション:ザ ゲーム)
この人もマジですごい。色々なことを着実にこなしていってる。演技力が素晴らしい��はこれまでの役者紹介なり公演なりでご存知の人は少なくないことでしょう。分析できるほど近くにいないから分からないけど、演劇すぎない自然な演技ができるタイプだと思う。
○山内一輝(純情コンフリクト)
名字呼びで愛されてる。なんかこの人のこと皆好きだよね。かく言う私もいいキャラしてんなとは思ってるんだけど。ちょっかいかけたくなる可愛さがある。同じ稽古場になってから分かったんだせど。これはもはやカリスマでは?そんな彼は純情コンフリクトに参加しているわけですが、実はメタフィクション:ザ ゲームにも関わってるんです。もう公開されてますよ?是非見てください。
○若林理想郷(スタッフ)
彼のあだ名を呼ぶ時どうしてもターミネ●ターのリズムに合わせて呼びたくなる。時々そう呼んでいる人もいる。人伝に聞いたところ、最近はバイト三昧らしい。そうそう、そういえばちゃうか唯一のピアス男子じゃない?私が他に知らないだけ?
○ガウス(メタフィクション:ザ ゲーム)
第一の家→部室、第二の家→下宿先、第三の家→実家と言っても過言ではないくらい部室に入り浸っている模様。授業、稽古以外大体いるのではないだろうか。気さくで話しかけやすくかつ男前というよく分からんスペックを持つ男。「き」の付くとある漫画を布教中(私が)。今までネタキャラとして大成してきたが今回や如何に…?
○カーメン(純情コンフリクト)
実は私の密かな推しだったりする。合宿の時とかバスで隣に座ったよね。一生懸命喋ってくれたの超可愛かった。個人的にね、仕草がね、可愛いと思う。あと話し方ね。とある人物から聞いたんだけど、今回の役の関係上どんどん画像ロールに写真が溜まっていくらしい。消してっていいんだよ…つくづく思うけど、留学生なのに他言語で演劇するって凄いよね。私は絶対英語で演劇なんか出来ないしやろうとも思わないもん。あとダンス上手い。教えて…
《30期》
○あみ(純情コンフリクト)
君どっからそんな高い声出てんの?って言うくらい高音を発する。そのうち超音波出せるようになるんじゃなかろうか。高確率で高音で名前呼ばれる。あと謎のダンス踊ってくる。曰く「コリンさんダンス」だそうだ。但し伝播することは無い。私はやらないからな?そしてとあるシーンの代役をしすぎて、そこに出てる役者全員の台詞を言えるかもしれない等と供述している。極めれば一人でそのシーンを完成させられるのでは?見てみたい気がする。
○樹木キキ
1回は演出つけてもらいたかった人ランキング堂々の1位(※あくまで個人の考えです)。この人の脚本好きなんです。そしてその脚本に出てる人皆楽しそうに演技してるし…憧れないわけないじゃない?あと噂に聞くところによると、彼女は照明チーフとしてもすごく頼りになるのだとか。照明のセンスもいいんすよ…
○lulu(メタフィクション:ザ ゲーム 演補)
人当たりいいし頼りになるし、非の打ち所がないとはまさにこ��人のような人間を指すんだろうなぁ。演技力も高いしよくメイン級の役を当てられているイメージがある。でもってイメージ通りの役を仕上げてくる。あとダンス上手い。よくキャスパ作ってる気がする。今回も然り。今度遊びに行く約束をしてる。絶対行く。
○小澤祐貴(純情コンフリクト)
スイッチの入り方がすんばらしい。演出の「3,2,1,パンッ」でコロッと変わる。よく誰やお前って思う(褒めてる)。ツッコミもボケもこなす優れもの。でも自分がボケたらツッコんで欲しいらしい。私はそのボケに便乗してしまうんや、すまんやで。そんな彼とは最後にして今回初共演では無いだろうか。正直めちゃくちゃ楽しいです。当公演もおおいに盛り上げてくれることでしょう。
○岸田月穂(純情コンフリクト)
教職取りーの夏には留学行きーの今回の公演出ーのバイト行きーのと何だか常に忙しそう。というか彼女のルーティーンと私のルーティーンが合いにくいっぽい?しかも外語だからキャンパス移動しーのって器用だな…この人の演技の幅は広く、オムニの時とはまた全然違う役を演じます。でも結構それっぽいのではないかと思う次第でございます。1回お抹茶デートをしたことがある。多分スイーツの好み合うからまた何処かしら行けたらいいなぁ
○木下梨実(純情コンフリクト)
きりみちゃん!私の跡を継ぐ者!!何事にも一生懸命なので勝手に応援してたりする。けどそれと同時にオーバーヒートしてしまわないか心配にもなる。後輩にも慕われていて良い先輩だけど私からしたら妹的後輩。つい構いたくなっちゃうし頭撫でたくなる。前に役者紹介でも言ってくれてたけど、割とこの子とセットの役をしてきた。共演するたびどんどん上手くなってるのをじかに感じてたりする。そろそろヒロインやってみないか?
○古家健作(純情コンフリクト 演補)
森中社とセットのイメージ。演出演補コンビ。いやでもね、こいっつはマジですごい。こいつなんか言っちゃいけないかな…古家様?いや知ってたんだけど。とあるシーンを演出つけてもらったのですが劇的ビフォーアフター。演出もびっくり。「古家さんなにしたんですか?!」は名言でしょ。面白い上に演劇に精通してるって強すぎない?これからのちゃうかの戦力となることでしょう。
○小林秋人(純情コンフリクト)
センスが化け物。あ、いや、その、褒めてるのよ?去年のオムニの時からずっと宣美に常駐してくれている唯一の後輩。初めっからこいつは凄いぞと思ってたけどそれは変わらず今も舌を巻くほど。1ミリでもいいのでその才能分けてくれませんかね?演技面でも滑舌が良くなってまぁ…純情コンフリクトの見どころを作る1人。そういやぁキャンパス移動してからチャリで通っているらしい。稽古前にチャリが壊れて直してからチャリに乗ってきたのだとか。スギョッ
○髙木悠(メタフィクション:ザ ゲーム)
稽古で1回も見なかった気がする。体調が優れないのかな?ちょっと心配。彼の魅力は堂々たる演技、かな。一言一言丁寧に発する。早口になりがちな私が見習うべき点でございます。さて私は今回脚本��違うのでまだ彼がどんな働きをするのか知りません。楽しみですね。
○東崎望
30期の秘蔵っ子。如何せん忙しくてあんまり出演出来ないようですが、出た時の存在感はちゃうかの一二を争うレベル。1回だけ急遽私が彼女が演じていた役をやることになったんですがこれがどうして中々出来ない。うーん共演したかったよう…次の出演に期待。私の彼女(概念)。
○中戸太一(メタフィクション:ザ ゲーム)
いつか脚本が通って欲しいと思うくらいには、私はこの人の物語が好きです。演じてみたかったなぁ…スタッフとしては小道具と映像を極めている模様。引退したら会わなくなるかと思いきや同じ講義を取っているので週1程度で顔を合わせるのでは?と思い至った。
○岡山桃子(メタフィクション:ザ ゲーム)
みこたん、みこりん諸々呼ばれてる。彼女が推しの29期が割りといたりする。気持ちはわかる。この人は掘れば掘るほどポロポロ個性的な何かが出てきそう。可能性が無限大。舞美のお姉さんとして活躍中。あまりよく知らないけど今回はキーパーソンを演じていたはず?
○GEO(メタフィクション:ザ ゲーム)
バイクを乗りこなす爽やか元気溌剌おにーさん。「ファイ●一発!」でお馴染みのあのCMに出てても気づかないかもしれない。行動力があり、いつの間にかエキストラとして映画の撮影とか参加しててもおかしくないレベルだと勝手に思ってる。
○ルーチェ(スタッフ)
出身県が同じということでこちらが一方的に親近感湧いてる後輩。あくまでスタオンなのでお客さんはあんまり知らないんじゃないかな?勿体なーい!影で公演を支える重要人物。いつか牛耳っていたらどうしよう、いや、それはそれでなかなか面白いのでは…
○三葛麻衣(純情コンフリクト)
演劇に真摯に向き合う努力家。演技ものっそい上手いです。いろーんな役を演じてるけど、どれも楽しんでるなっていうのが分かる。ハイスペックで演技もキャスパ(ダンス)もスタッフも全部綺麗にこなしてくる。え?どうなってんの?本当に人間?1人でスタッフ抱えがちだったけど最近は緩和してきたようで私はちょっと安心。くれぐれも無理だけはしないでくれ。以前後輩を見て、「私もこういう風に見られてたんだな…」と言っていた。良き先輩。
○渡部快平(メタフィクション:ザ ゲーム)
役に引っ張られがちと有名なこの方。脚本が違うので今回はどうなのか全くわからないです。ですがきっと楽しんで演じてくれることでしょう。「俺が演じるとコメディじゃなくなる」と言っていたそうだが、きっと彼ならできると信じてる。次の公演ぐらいで出オチキャラしてたらどうしよう。
○Airman(メタフィクション:ザ ゲーム 演出)
腰が低い。とにかく腰が低い。そんなに頭下げなくていいのよ?演出だしもっとガツンといかなきゃ行けない時もあるのよ?そこには先輩同輩後輩の境界ないからね?でもって照明チーフも担ってる。そんなこと出来るの…?せいぜい同時に3つのスタッフしか出来ない私にはこなせない所業でございます。
《29期》
○遠藤由己(メタフィクション:ザ ゲーム 座長)
またの名を29期唯一の金髪枠。(とか書いてたのにいつの間にか金髪が増えた)。どうやら試行錯誤しここに落ち着いたらしい。去年の秋公演と比べるとえらい違いよう。いいね。(とか書いてたのに役作りで髪の色変えるんかーい)。普段はさながら稽古でもちょいちょいギャグ要素を突っ込んでくる。数日前の稽古でドツラでキャスパとは全く関係の無い変なダンス踊ってた。しかも本人もツラ(舞台の前後)を間違えてたらしい。おもろ。愉快愉快。
○大林弘樹(メタフィクション:ザ ゲーム)
部室にいがち。引退したらこれから箱行けないじゃん!と嘆いてた。前公演では台詞全くないのに異様に存在感のある役で観客を湧かせていた。それと比べると今回は…っと危ない危ないネタバレするところだった!彼は体の使い方が上手く、よくマイム?(みたいなやつ。何だっけ?)をやってる。そしてそのおかげか動きにキレがある。ヌルッと動くことがないので密かにリスペクトしてたりする。
○石英(メタフィクション:ザ ゲーム)
私が唯一共演しなかった同期。絶対楽しいじゃん一緒にやりたかった…!卒公(仮)に期待。スタッフでは照明で初田の補佐を務めていた。照明の講習会なども自ら発案し、後輩の育成もバッチリのしっかり者。役者としては、何度も脚本を読み込み自分の役作りを徹底してるイメージがある。真面目なんよなぁ。そういう所、いいと思う。あと…なんだ?あれはミール奴隷に値するのか?なんかそんな感じ。
○久保伊織(メタフィクション:ザ ゲーム 副座長)
男も女も手篭めにする才能を持つ男。嘘です。脚色し過ぎました。だけど人気者なのは事実です。聞くところによると、制作のおにーさんでもあり、小道具のプロフェッショナルでもあるらしい。超人かよ。プラスちゃうかの筋肉枠(何それ)。ちゃうかだけでなく、外部のプロデュースにも進んで参加するなど結構演劇演劇してるんじゃなかろうか。あと、殺陣の人。色んな名義持ちすぎじゃね?そして金髪にバージョンアップしたのはこの人。要素が渋滞。
○児玉桃香(メタフィクション:ザ ゲーム)
ザ・演劇ガール。中学(?)の時から演劇しているようでとにかく演技が上手いのなんのって。役の幅が広い。ある時は女子高生、ある時はヒロイン、ある時はヤンキーと数えたらキリがないのではなかろうか。どんな役でも楽しそうに演じるので見ているこちらもにっこりしてしまう。外部のプロデュースにも積極的に参加するその姿勢は演劇関係なく発揮して頂きたい所存(何様?)。後輩にも人気がある。それは彼女の人の痛みにも寄り添えるほど優しい性格故だと思う。かく言う私も助けられたことは少なくない。ありがとう!大好き!!
○佐々田悠斗(純情コンフリクト 演補)
隣に立ちたくないくらいには演技が上手い。何なの?うますぎでしょ。今回は役者をしながら2年下の後輩の演補として携わっている。が、今セメは授業が詰まっているらしく、5限後参加が多い様子。前になかなか稽古に来ず、演出が部室に様子を見に行ったところ爆睡していたのだとか。寝るのはいいけど稽古の時間にはせめて起きよう、な?去年の秋公演当日の朝シャン事件は伝説。語り継いでいこう。
○サミュエル・ツヤン(メタフィクション:ザ ゲーム 演補)
29期の留学生枠。日本語で演劇どころか脚本を書いて演出までしてしまうという言語の化け物(褒めてる)。日本語で脚本を書くことすらままならない私には眩しすぎて直視できません。いや、まぁ書こうと思ったこともないんだけど。そんな彼は今回オムニで初演出をつけた後輩の演補として活躍しているらしい。「あはれなり」というか「いとをかし」というか…子の成長を見守る親的な気分になりますね。
○武田聖矢(メタフィクション:ザ ゲーム)
叫ぶ人。初出演の「畜産」の時からの伝統だったけど、もしかして前公演では叫ばなかった?まぁそれは兎も角この人は生粋の自由人。それでいて良くも悪くも自分の意見を言える人。仕込みチーフになった暁には従わざるを得なくなる。優柔不断な私にとっちゃ、先導してくれるのでありがたいわけですが。ゆるふわなオーラ醸し出しといて結構毒を吐くギャップ持ち。今までに合わなかったタイプなので結構楽しかったりする。写真撮影の時私の肩に肘をつく慣習がある。仲良しやねん。
○野井天音(スタッフ)
ハープ姉さん。29期女子唯一の理系女(母数3)。それなのに壮大な脚本を書いて2度の演出を務めた強者。脚本を書く時にはテーマを決めてそのテーマに沿う文学を読んで…ときちんと勉強しているらしい。素敵だよね。最高の演出説濃厚。演出でなくともその人となりで人を惹き付るようで、オムニに参加していないはずなのにちゃうかランキングにランクインするほど。生息地の影響でヤンキー弄りされてるけど、そのような事実は一切ございませんので、ご安心を。彼女のような友達がずっと欲しかった。ハープ大好き!
○初田和大(メタフィクション:ザ ゲーム)
ちゃうか随一の五月蝿い芸人。素の声が既にでかいが存在感もでかい。4DXとか行ったらずっと喋ってるかリアクションしてるかしてそう。…間違っても連れていかんとこ。後輩からの支持が熱く、後輩からも弄られている。人徳ってやつかなぁ…それが初田。彼のハイテンションによって強制的にテンションが上がるので、実は助かってる時もあったりする。絶対言わんけど。稽古場が静かな時は十中八九この人がいない。
○音川(純情コンフリクト)
私。つまりこれ書いてる人。ちゃうか民の名前を打ちはじめた時点で人数の多さに後悔し始めたけど何とかここまで来ました。3日に分けて書いてるのでテンション・文体が変わってるかもしれない。自分のことなので紹介などありませんが、入団時点ではまさか演劇を引退まで続けるとは思ってなかった。
○森中社(純情コンフリクト)
ちゃうかで最も演出として選ばれし男。ちゃうかの看板。立て看として立てといても遜色ないのでは?因みにその数なんと驚異の5公演(オムニ含む)。そんなことあるん??確かにこの人の書く脚本は面白い。やっぱりストーリー構成やキャラ設定、演説その他諸々が上手いんよなぁ…そんな彼は最後ということもあり、役者参加。共演出来て嬉しい。役者としても勿論上手いので、観てて楽しい作品に仕上がります。お楽しみに。一時期大根のはちみつ漬けを持ち歩いては配っていた。
○町民I(純情コンフリクト)
個人的に宣美や映像、私情諸々で1番助けられた人。頼り過ぎかな?と思うことでも、彼が許してくれるのでついつい寄りかかってしまう節がある。その点に関してはほんとに感謝してる。ヤバい一面もあるけど。優しいし面白いしツッコミもボケもできるので(?)後輩にも人気があり、合宿では後輩女子をはべらせ「トムトムランド」を築き上げていた。うん…、ね!言わん方が良かったかな?まぁいいよね!私は彼のスマホの画像欄が気になる。色んなものが出てきそう…
え?終わり?終わった??やった!!何人よ?52人?!結構大所帯だったのねびっくり!こんな素敵な人達と一緒に舞台を築き上げてこれて良かった!!最高の出会いだったと思う!ちゃうかに入ってなかったら絶対に出会わなかった人がほとんどなわけで、これはもうある種の奇跡だと思うんですよね!ここで築いた縁は一生の宝物でしかないでしょ!!楽しかった!!因みにここまでの本文の字数を確認したところ、8,500字超!原稿用紙400字詰め25枚相当。下手なレポートよりも長い始末ですよ。全員分を読む人なんていないと思いますが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!今までありがとうございました!!是非公演でお会いしましょう!!
ではさらば!!!
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抹茶羊羹
抹茶羊羹 #備前焼わかくさ #備前焼 #土のぬくもり #備前焼のある暮らし #備前焼を使う #備前焼の店 #おうちでたのしむ備前焼 #陶器 #器 #うつわ #やきもの #和食器 #食器 #器好き #bizenyaki #bizenwakakusa #YoshiteruTakariki #小鉢 #抹茶羊羹 #高力芳照
小鉢 Yoshiteru Takariki -抹茶羊羹- 台風が接近しているようですが、今のところ風も雨も影響はなく安心しております。 吹き返しには気を付けないといけませんね。 さて、今日のおやつは抹茶羊羹。 高力さんの小鉢を使って撮影してみました。 シンプルな造形と素朴な土の表情が愉しめるうつわ。 日常使いとして気軽に使っていただけます。 普段使いの備前焼は落ち着いた印象でシンプルなものがおすすめですよ。 高力さんの作品はどれも味わい深く落ち着いた造形の物ばかりですので 普段使いとして永く使っていただけると思います。 最後の1点となっておりますので、気になる方はこの機会にぜひ。

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Time To Say Goodbye (8)
8月も終わりとはいえ、まだまだ陽の高い昼過ぎに、駅前のドラッグストアまで痒み止めを買いに行かされた。
確かに姉ちゃんに借金をしてるのは俺だ。 「絶対来月返すから!」と言い続けて半年返してないのも俺だ
つまり、こういう時使いっぱにされるのは ある意味仕方ないとも言える。 が、暑い。とに��かくにも、暑い。
夏は好きだけどアスファルトの照り返しの蜃気楼とかほんと、もぉやだ。 溶けそうだな……と商店街のガラス越しに映る自分をチラリと見ればなんだか猫背でだらしない男が映っていて更にゲンナリとする。こんなダッセー男に彼女なんかできねぇよなぁ……とガラスに映る自分を冷静に見つめながら、ガラスにでかでかと貼ってある浴衣の写真のポスターに目が移る。
あれ……?空座盆踊り大会、今日じゃん
……
……
なんだか突然どうしようもなく寂しくなってしまい思わずそのまま立ち竦んだ。 毎年行ってたその祭りを自分が忘れていた事もあるが、誰からも誘われてもいない。 去年はー そうだ、一護や井上さん達と行ったよな その前の年も
…………
俺だけ? 俺だけ誘われてねぇとか?
辛い!寂しい! そりゃねぇんじゃないの? いやいや、つい最近皆で海行ってるし。あれ俺誘われたんだし?一護来なかったけどさ。
……じゃあ祭りは とうとう、誰ももう行かねぇってことか……
無意識に唇を尖らしてしまう いやいーんだけど
俺だって今じゃ高校の頃の友達より、専門の奴等とつるむ方が全然多い。どうしたって毎日会う奴との方が話すし出かける率も高い。 高校の奴等と会うのも、最近じゃ誰かしら来れない事も多々ある。 皆、優先するものが変わって行くんだ
それにしてもこの間の海に一護が来なかったのは意外だった。
だって死神サン達と遊ぶのに一護がいないなんてさ。 井上さんとチャドと石田は親交もあるけど、 俺と有沢なんてほとんど知らねーのに行ったのに。まぁ楽しかったけど。 それにしても石田が可愛い女の子を連れてきたのには驚いた。うん、あれは驚いたな。 なんか初々しくてちょっといいなとか思っちまった。でもあれ、彼女なんだろーなぁ? 連れてきちゃうんだし。 そういやルキアちゃんいなかったんだよな。
あれ? ん?
一護とルキアちゃんいないのって 何か怪しくね?
「うん、じゃあまた……」
祭りのポスターの前でぼんやりしていたら、よく知る声が聞こえて思わず顔を横に向ける。向けてからわざとらしいくらいの2度見をすれば、女はスマホを耳から離して眉間に皺を寄せて俺を見た。
「……なんだよ、そのわざとらしい態度」 「いや、だって、らしくねぇ格好してっから見間違えかと」 「うるせぇーよ!馬鹿」
ペシンと女は俺の頬を平手打ちしてきた。 平手打ちしちゃう?ねぇ?
「どっか、行くの?」 「は?」 「いや、有沢サンが女の子みたいな格好してるから……どこかへおでかけですか~なんて」 「…………一護んとこ」 「は!?」
一護とデート?と言えば今度は反対側の頬を平手打ちされた。痛いんですけど、本当に。
「……浅野さぁ、暇なら一緒に行かない?一護んとこ」
痛いってばよぉと涙目の俺を気にすることなく、そのわりには伏し目がちに有沢が俺を誘ってきた。
なんだコイツ?
というか、だから何で今日そんな格好してんだよ。一護��為……はないなありえないよな。
「行く!暇だし」 「……ありがと」
ありがとうって何だ?とも思ったが、一護とは最近会ってないしなんとなくセンチメンタルな気分になってた(一瞬ね)し即答した。 じゃあ手土産にアイスでも買って行こう、と有沢とサーティワンに入る。
「浅野何?」 「俺ね、あれ、パチパチするやつ!」 「ラヴね、あとは?」 「2個いいの?」 「いいよ」 「……半分だそうか?」 「いいよ、出かけるのやめたから。金あるんだ」 「……ふーん。……じゃあナッツの」 「オッケー。一護はチョコだよな……」
そう言いながら有沢は合計8個のアイスを買った。遊子ちゃん夏梨ちゃんのだろう。
一護の家まで二人で歩く。 今日の有沢はうっすら化粧までしていて何だか落ち着かない。足元もいつもみたくスニーカーじゃなくてミュールを履いていた。 足首が妙に生々しく感じて、つ、と目を反らす。 まてまて俺。何ときめいてんだ。これ、有沢だから。
「……おまえ、出かけるって一護んとこ行くのにその格好したの?」 「はぁ?」
有沢は不思議そうな顔をして俺を少しだけ睨んだ。
「つーか、別に普通なんだけど」 「普通じゃねぇだろ!?おまえ、スカートなんて履かねえじゃん」 「履くよ馬鹿。あんたが知らないだけだろ?」 「化粧してるし」 「いつもしてるよ」 「嘘!?」 「嘘ってなんだよ、あんたいつまであたしを高校生と思ってんだよ」
ばーかと言われ、キツい言い方でもないのに何だか少し凹む。 確かに 確かにそうだよな 高校出てもう2年だもんな
皆、変わっていくんだ 今の生活に染まっていくんだ さっきそう思ったばっかなのにな
あっちーなぁと化粧して頼りない足首を晒す有沢のその口調に、それでも何だかほっとするな、なんて思ってるうちに一護の家についた。
◾ ◾ ◾
「おぅ、って、啓吾も一緒なんだ」 「ぅぃ〰っす」
一護に会うのはそんな久しぶりというわけでもないけど。 一護も海にでも行ったのか珍しく日焼けしていた。 真っ白なTシャツにスエットを膝の辺りまで捲りあげて、元々明るい髪色の一護は、なんだかやんちゃな奴みたいでちょっと笑える。
「焼けたねーあんたも海行ったんだもんな」 「たつきはあんま焼けてねぇのな」 「女はもうそろそろ日焼けやばいからね」
楽しそうにそんな会話をする二人に ちょっと嫉妬。なんつーか俺よりはこいつら会ってたりするんかなー
「啓吾はすげー焼けてんな」 「まぁね、一護の来なかった海でかなり遊んだからさ」 「あー、悪かったなそれ」
一護はちっとも悪びれない態度で笑いながら謝ってきた。別にいいんだけどね。
まぁ、あがれよと言われ有沢と二人、一護の部屋に通された。エアコンが効いていて凄く涼しい。
「アイス買ってきたの。とりあえず冷凍庫にいれといてよ」 「おぅ、さんきゅ」
一護は有沢からアイスの箱を受けとると階段を降りて行った。 久しぶりの一護の部屋は何も変わらない。 よいしょっとベッドの下に腰を下ろした。 有沢もすんなり俺の反対側に腰を下ろすと、ふぅ、と吐息を溢した。
なんだろな?
さっきから感じるこの違和感
てゆーか有沢は何で今日一護のとこに来た?
告るんじゃないだろう。それなら俺を誘わないだろうし。何か、何かわかんないけど引っかかるのだ。
「コーラでいいか?」
そう言いながら一護が片手にグラスを3つ、片手にコーラのボトルを持って戻ってきた。
有沢が受け取り手際よくグラスにコーラを注いで俺達に渡してくれる。
…………そういや、幼馴染だっけこいつら
なんていうか一護と有沢は嫌みのない仲の良さがある。嫌みのないというか 井上さんと一護とか ルキアちゃんと一護とは違う、なんていうか……
ひとしきりくだらない話を続けているうちに、海の話になる。 あのツルピカ頭の奴とかそれのボスみたいな怖い男が海の家で暴れた話とか 松本さんと井上さんがナンパされまくる話とか スイカ割りをしたらルキアちゃんのお兄さんがものすごく正確に綺麗にスイカを割ったなんて話を笑いながらしていた。
「あんたも来ればよかったのに」 「俺はその日はデートだって言ったろ?」
二人のその会話に「はい!?」と思わず声が裏返る。
「い、一護さん、デートって言いました?」 「おぅ」 「な、なぬ……?」 「連れてくればよかったのに」 「やだね、二人でいらんねーじゃん」 「石田は連れてきたよ」 「え!石田が?彼女?!」 「一護……いつの間に彼女いたの……」 「そうだよ、小さくてカワイイ人だったよ」 「まじで?あの石田が?」
……
俺の話をスルーして二人は話している。 待て待て待てよ、一護彼女とか俺知らねーし。有沢知ってて俺知らないとか酷くない? つーか 一護の彼女って それってー
「あんたも、こそこそすんの、やめなよ」
少しだけ、力強い声で有沢が言った。
「こそこそなんて、してねーよ?」 「してるよ。アンタらしくないよ」 「……俺は彼女を護らなきゃなんねーの」 「……何から?」 「彼女を傷つけるものから」
なんか、喧嘩とまでは言わないけれど 二人の雰囲気が少しだけ変わった。 一護の纏う雰囲気が、少しだけ怖くなる。 かといって有沢は怯む事なく一護に食らいつく。
なんだよ、どうしたんだよぉと口を挟めず、ベッドの上にいる一護に目をやった時 あれ、と思わず目を擦った。
……ん?
一護はベッドの上で、手を後ろについて胡座をかいている。 いやそれはさっきからずっとなんだけど。 ぼんやりと何かが見える。 一護の右腕の間に何か見える。 何かが、一護にしがみついている。
え?
一護の腕の間に、ルキアちゃんが見える。 見間違えか?幻か? いやいやいや どういうことだ?さっきまでいなかったよな?そーだよ、だって一護なんも言わねえし。
それに
なんていうか見たことない感じというか
いつもどっちかといえば腕組をして一護を見上げて小言を言うような感じのルキアちゃんじゃなくて 体全体で甘えているルキアちゃんが、いる。 顔もぴったり一護の胸元にくっつけて 伏し目がちに悲しそうな顔をしている。 悲しそうなのはなんで? いや俺おかしいのか?幻覚みてんのか?
違う、
有沢と一護の会話を聞いて、 そんな顔をしてんじゃないのか? 一護にしがみついてるのも そのせいなのか?
「あんたの行動で傷つく人もいるんだよ」 「……だから?」 「だから……」 「俺の大事なものを傷つける奴もいるんだぜ?例えそれが悪意なくても無意識でも」
一護は怒ってるとは言わないが、断言するように有沢に話す。 有沢は口をつぐむ。 そして、幻覚なのかわかんねーけど ルキアちゃんが一護の胸から顔をあげてふるふると首を振っていた
「だからって……」
少しの沈黙のあと、有沢が躊躇いがちに話し出した。
「あんたが、一人で悪者になることはないんだ。自分から、身を引くみたいな真似する必要はないんだよ」 「…………」 「そりゃあさ、前みたく、は難しいよ。そんなのわかってる。でも、あんたは悪いことしてるわけじゃないんだ、そうだろ?」 「……そうだよ」 「じゃあ堂々としてろよ。彼女云々なんて言葉でごまかさないで、ちゃんと朽木さんって言えばいい。連れてくりゃいいんだよ皆の前に。曖昧に彼女なんて言葉で誤魔化さないでさ。だって、皆しってんだから。アタシ達は皆、あんたが朽木さんしか見てないの、知ってんだから」 「…………たつき、」 「このままじゃ織姫はいつまでも浮かばれないし、アタシ達だって、あんたと織姫をどう扱っていいのかわかんなくて嫌なんだよ!朽木さん護りたいのはわかるけどそれなら堂々と手を引いて皆の前にいりゃーいいじゃんか!ずっと、ずっとそうだったんだから。織姫だって馬鹿じゃない。でも好きな男には頭も悪くなるし決断も鈍くなるよ。織姫だってわかってんだ。あんたが朽木さんしか見てないこと好きなこと。なのに、それを言わないで彼女がいるとか変な事言うからー」 「でも俺、別に井上に何も言われたことねーんだぜ?それでわざわざ井上に言わなきゃいけねーの?」 「わかってんだろ?悪趣味なこと言うなよ!」 「俺が不愉快なら会わなきゃいいだろ?井上や他の奴等が困るなら、俺をほっといてくれよ!」
全然ついていけない、わけじゃないけど 会話には入れない。それよりルキアちゃんの困ったような顔が切なくなってきて
「やめろよ、二人とも!ルキアちゃん泣くぞ!」
思わず口走ってしまう。え?と一護が驚いた顔して俺を見てから、やはり幻覚なんかじゃないのだ、ルキアちゃんの顔に視線を落とした。
「……浅野、あんた、見えるの?」 「ふぇ?は? じゃあ、有沢も……?」 「え?何?まじ?なんで?」
一番慌てたのは一護だった。 有沢ははぁ、とため息を落として
「見えてるの、あたしも。あんたの腕に朽木さんいるのが。……ごめんね、朽木さん」
そう言ってやはりルキアちゃんのいる場所に目を向けた。
「……なんだよ」
そう言うと一護は徐に立ち上がり、クロゼットからルキアちゃんの脱け殻?を取り出した。ぐたりとしたそれに驚いて俺も有沢もひぃ!と声をあげた。 ルキアちゃんがすっとその脱け殻に入って今度はいつも見ているルキアちゃんが俺達の前に現れた。
「すまぬ、有沢」 「謝らないでよ、それからあたしは朽木さんと一護のこと、責めにきたんじゃないんだよ?その反対」 「反対?」 「朽木さんも、これからは一緒に遊ぼうよ」
照れたように有沢が笑った
「今さらこそこそしないでさ、今まで通りでいてよ」 「有沢……」 「あたしは、織姫の親友だけど、一護との方が付き合い長いんだ。幼馴染ってやつね。これでもさ、大事な幼馴染なわけよ。 そいつが色んなこと気にして下手な嘘ついたり一人で抱え込んでるなら助けてもやり��いんだよ。朽木さんもさ、織姫の事気にすんなって言うのは難しいと思うけど……でも隠れないでよ。寂しいじゃんか」
ルキアちゃんが下を向いてしまった 一護がそっと抱き締めて膝にのせる。な、なにこの甘い一護。って、俺が照れてどーすんだ。
「最初はキツいし居心地悪いかもしんないけど。こんなことでアタシ達は一護を嫌ったり怒ったりしないって。織姫もそう。二人が真剣なら、それを壊そうとか邪魔しようなんてしないよ?……認めるのに時間はかかるかもだけど。それは仕方ないんだ、誰が悪いとかじゃないじゃん?ないんだよ」
ありがとう、有沢
ルキアちゃんは震える声でそう言った
ルキアちゃんを見つめながら一護は何だか少しだけ泣きそうな顔をしていた。有沢も。 不覚にも、俺も。
俺もそうだ、井上さんが一護の事好きなのは知ってた。一護がルキアちゃんを好きなのも知ってた。そんなのもう、ずいぶん昔から
でも最近は
井上さんが一護に一生懸命な事に 一護が俺達との付き合いが悪い事に
どうしていいのかわからなくなっていた
そしてそれは 一護も有沢も同じだったのかもしれない
「なぁ、祭り行かない?」
場違いな気もしたけど、提案してみた。
「今日空座盆踊りじゃん。4人で行こーぜ」
頼むよ断ってくれるなよ?そんな祈りも込めてそう言えば 3人とも、笑った。
「行くか?」 「うむ」 「あ、じゃあさ、さっきのアイス食べちゃおうよ」 「あ!そうだよ俺あれね、サーティワンラブとナッツトゥーユー」 「一護にはロッキーロードとなんだっけ? 朽木さんには抹茶とイチゴ系選んだけど、イヤならアタシのと変えよ?」
え? あ、そーいやコイツ多めに買ってたよな ルキアちゃんの分だったのか
最初から知ってたのか? ここにルキアちゃんいること
いつのまにか すっかりいつものように寛ぐ有沢と 笑う一護と もう泣きそうな顔じゃないルキアちゃんを眺めながら
有沢って 本当は井上さんと同じくらい 一護を好きなんじゃないのかなと思った そんでもってその愛情は 何ていうか大きくて強くて 何だか無性に胸を掻きむしりたいような 落ち着かない気持ちになった
◾ ◾ ◾
俺と有沢が並んで歩く前を 一護とルキアちゃんが歩いていた。 色とりどりの灯りの雑踏の中、手を繋いで 一護を見上げながら楽しそうに笑うルキアちゃんと 優しい瞳でルキアちゃんを見つめながら笑う一護にからかいたいようなそっとしておいてやりたいような くすぐったい気持ちになる
「高校の頃は、朽木さん苦手だったんだよ、あたし」
前を向いたまま、ぽそりと有沢は呟いた。その顔は穏やかだ。
「そーなの?」 「うん。だって、ぽっと出て来て一護の全部持ってっちゃってさ。織姫の作った笑顔みせられるのも辛くて」 「うん……」 「だから、逆恨みってゆーか。んでもってどこかで朽木さんのこと人間じゃないしそのうちいなくなるだろうしなんて、酷いことも思ってたんだよ」
すごい意地悪だよな、と唇を少し曲げて有沢は笑った。
「それなのに、なぁ……」
笑いながら有沢はもうすっかり闇に包まれた空を見上げた。
「有沢、お前さ、一護好きなんだな」 「は?」 「それも無償の愛っての?」 「なんだよ、それ」
目元をクシャッとさせて笑う有沢に それ以上は言わなかった。 すげーよ、おまえは
独り占めしたい愛 誰にも渡したくない愛 有沢の愛は
愛する男の幸せを願う愛なんだろな
ちぇ、 一護の野郎 なんか色々羨ましい男だよな
有沢の想いを絆を 無駄にすんじゃねぇぞ?
そう思いながらなんとなく幸せな気持ちになって手を繋ぐ二人の間にジャンプして飛び込んだ。
「なぁ!ケバブ食お~ぅぜぃ!」
無理やり手を引き離して俺が真ん中に割り込んで、俺が一護とルキアちゃんの手を繋ぐ。 俺も混ぜてよ~とルキアちゃんに笑いかければ一護の鉄拳に制裁された。 コイツ、洒落も通じない奴だったんだなと改めてわかった。
よくある射的の景品に大きなウサギのぬいぐるみを発見したルキアちゃんは、欲しいぞ一護、あれをとれ!と無茶な事を言い出した。 いやあれは無理だろ、倒れねえだろ と俺と有沢が言っても一護はしかたねぇなぁと挑戦していた。が、やはりウサギは倒れない。 下手くそ、と罵られると拗ねた顔する一護が面白い。 こんな顔するんだなぁとなんだかニヤニヤしてしまう。 よし、ここで俺あのウサギ取ったら一護悔しがるだろーな、と
「よっしゃ!!ルキアちゃん、頼りない一護でなくこの浅野啓吾が打ち落としてみせますよ!」 「ぉお、本当か?」 「ばぁか、無理だぜこれ」 「浅野~、そんな大口叩いて取れなかったら朽木さん泣くぞ?」
いやいやいや、倒れるとは思ってないけど 奇跡はあるかもしんねーじゃん? んでもってルキアちゃんにあの可愛い顔で 嬉しそうにみつめられちゃったりして、そしたら一護悔しがったりとか……なんて調子いいこと考えていると、くん、と腕を引かれた。
「パパ、お願ぁい、あれ、絶対とってね」
……は?
小さなルキアちゃんの上目遣いの可愛い顔で甘えたその言い方はすごい破壊力だった。やべぇ、取ります打ち落とします!浅野啓吾あなたの為に絶対ウサギをあなたのその手にお渡しします!
てか!何なの、その台詞!?
「な、なに言ってんだよ!おまえ!」 「ん?この魔法の言葉を使うと相手は絶対言うことをきいてくれるのだろ?」 「ばばばばかじゃねぇの?誰に教わってんだよ馬鹿!つーか、それはせめて俺に言えよ!あ、や、やっぱいい、そのうちそれ、シャレにならなくなる!」
なんだか笑えるほどに動揺して怒りだす一護ときょとんとして悪びれないルキアちゃんに有沢が腹を抱えて笑いだした。 そんな中俺は、ルキアちゃんの破壊力半端ない甘え方に奇跡をおこしてウサギを倒していたのだが
「なぁ、まじで今のはもうやめろよ?他の奴にあんな事、言うなよ?」 「わかったわかった、しつこいなぁ」 「なぁ誰にそんなこと教えられたんだよ」 「ん?浦原が。何かどうしても欲しいものがあったらそう言えと」 「あんにゃろぅ……マジ一度ぶっとばさねぇとダメだな」
ウサギはもういいんでしょうか? 二人はなんだかいつのまにかイチャイチャしてるし。というか一護がね。
トホホホと今となっては恥ずかしい、大きなウサギのぬいぐるみを店主に渡され抱えていると有沢が手をだしてきた。
「そのうちエキサイティングしてんの落ち着いて気がつくから。あたし持っててやるよ」 「な、なんだよ。手柄とる気かよ」 「はぁ?ばかじゃないの?じゃぁいいわよ、自分で持って歩けよな」 「わ、嘘です!恥ずかしいからお願いします有沢様!」
仕方ないなぁ、と俺の手から大きなウサギのぬいぐるみを受け取り抱えて笑う有沢が ちょっとだけ、なんだか可愛く見える。 横ではまだ一護がルキアちゃんにぶつくさ言っている。
いいな、なんか ダブルデートみたいでさ
「そういやさ」
「あんた、ずいぶん可愛い財布使ってんのな」 「へ?」
えぇ、そこで思い出しましたよ
今日の昼間、財布渡されて 「痒み止め買ってこい10分で戻らなきゃコロス」と姉に家を追い出されていた事を
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Somebody #1 Kanoko Mizuo

2020年がやってきた。
新しい年を迎えるときは、気持ちがしゃきっとする。
2020年の幕開けは、愉快で尊敬できる友人たちと共に過ごしていた。
なにか新しいことに挑戦しようという気が、その場の空気を満たしている
時間があって、何故かみんなで話題の YouTuber の動画を研究したりした。
自分にとっては、まだまだ新しいビジネスモデルである、YouTuber としての
可能性を考えてみたけれど、やはり性に合わない気がした。
新しいことに挑戦したい気持ちが煮え切らないまま心に残っていた。
何ができるのか、何をしたいのか、その可能性を考えては消し、考えては消し
自分には何か武器となりうるものを持ち合わせていないことに直面した。
惨めで悲しいような気持ちになったけれど
そんなことで落ち込んでいる暇もないこともわかっていた。
だから決めた。
私は、「人」を書く。
私自身はただの私だけれども
私には、私の世界を彩り豊かにしてくれる人とのつながりがある。
人に出会い、人と触れ合い、笑い合うことが、なんてったっておもしろい。
だから、伝えよう。
そう新年早々思っていたが
立春も雛祭りも瞬く間に通りすぎていった。
今は、コロナウィルスで世界が揺れ動いているが
もうすぐ春が訪れる。
さあ、新しいことを始めようではないか。
このアイデアを思いついてから、最初に書こうと心に決めていた人物は
かのぴーだ。
かのぴー、ねーさん、かのこ先生、かのこちゃん、かのこさん、かーこ。
あらゆる角度と視点から常に注目されている彼女は、いくつもの愛称がある。
その愛称が指し示しているように、彼女には様々な顔があるのだ。
Kanoko Mizuo は、ヘアスタイリスト、キャンドルメーカー、バッグデザイナー
といった、素人だとか職人だとか、そういった境界線を越えた領域で
自身を確立させている稀な存在である。
ここで、彼女の経歴を詳しく記述するつもりはない。
実は、あまりよく知らないのだ。
私が知っているかのぴーの軌跡といえば
高校生の頃、原宿のクレープ屋でバイトし
日本のヘアサロンで働き
パリに移り住み
Julien d’Ys のアシスタントとなり
キャンドルブランドを立ち上げ
バッグブランドのデザイナーを担い
現在に至る
といったくらいである。
くらいであるといっても、ざっと書くだけでもこれだけ豊富な経験を持つ。
あらゆる分野で、そして、あらゆる場所で、多彩な能力を発揮できちゃう人
なのだ。
彼女の中にある探究心は、彼女を明確なヴィジョンへと導き、行動となり
形にしていく。それは新しい道を切り拓いていくための核となっている。
潔い。
それぞれの時代に、ユニークなエピソードが数多く潜んでいるのは
わかりきっているのだが
私がここに書き残しておきたいことは
私の身近にいるかのぴーの姿だ。
だから、かのぴーと料理のことを書きたい。
かのぴーの料理とお菓子はとにかくうまい。
基本的に彼女は、いつも世界を飛び回っているのだが
NY にいて、タイミングが合うと、家に招待してくれて、料理をふるまってくれ
ることがある。
私のこの気持ちをどう伝えればいいのか、ずっと悩んでいるのだが
もしも叶うのであれば、ひとりで心置きなく食べ尽くしたいと
いつも密かに願っているというのが、私のかのこ飯に対する率直な気持ちだ。
かのぴーの作る
ラムやらチキンやらがはいったアヒージョ
特製たらこソースのかかったふわふわのたまご焼き
ほかほかのフォカッチャ
最後にレモンの皮を削って食べる、シンプルなレモンパスタ
キャロットラペもトマトソースも
このうまい記憶を体にいっぱい詰め込んで満たしたいから
私はいつも飲むように食べる。
そう、ゆっくり味わっている時間などはない。
美味しいという欲求が制御できないのだから、飲み込むしかないのだ。
そして、美味しい美味しいと、がむしゃらに食べる私を見て
「美味しい?」と聞いてくる、かのぴーの嬉しそうな顔が、またいいんだ。
なんなんだろうな、この人の料理って。
いつから料理を始めると、そんなに料理上手になれるのかって
聞いたことがある。
料理上手ではないけれど、高校生の時のクレープ屋のバイトとカフェで働いて
いた頃の経験が、彼女の料理の原点になっていると教えてくれた。
クレープ屋さんでは、持ち前の器用さでクレープ生地を、うすーく、すばやく
完璧に焼きあげていた。
話が逸れてしまうが、個人的にはこのクレープ屋で働いていたねーさんを
一度でいいから拝みたかった。
クレープ屋で働いているかわいい子って評判だったはずだよ。
話を戻すことにしよう。
その後、働いていたカフェでは、オーナーのお菓子作りをたまに手伝っていて
そこで習ったフレンチトーストの作り方が斬新だったことから
お菓子作りの楽しさにも目覚めた。
初めて親元を離れて暮らしたパリで味わった、外国の食事というものにも
刺激を受けた。
ということらしい。
もともと器用だし、天性のものもあるだろうし、センスもいい。
でも、彼女は根っから「つくる」ということが好きなんだと思う。
かのこ飯では、彼女が少しずつ集めたという、キッチンの食器棚に
ひしめき合って(いつか棚が落ちてこないか心配なくらい)、出番を待っている
Astier de Villatte の食器に料理が盛られてくるのが定番なのだが
ひと皿ひと皿のプレゼンテーションがいちいち眩しいのは
ねーさんのつくる喜びが、料理にそっと寄り添っているからだと思う。
それでね、私が、かのぴーがつくるものの中で、後世に残したい味として
勝手に選ばせてもらえるのであれば、迷わずロールケーキにするだろう。
いつかの私の誕生日のときにつくってくれたモンブランも
試作中に食べさせてもらったチョコレートバブカも
口の中で一瞬にしてとろけてしまうプリンも
素晴らしいから、結局迷ってはいるけれど
かのぴーのロールケーキはね、大げさではなくてね
世界中の人々がこのロールケーキを食べたら幸せになるよって
大声で叫びたいくらい、特別で、究極で、さいっこうの一品なのである。
スポンジもクリームも、軽やかで優雅で繊細で儚いのだ。
よくつくってくれるのは、抹茶のロールケーキで、クリームの中に小豆や
マロンクリームが入っていることもあって、知っている味なのにいつも新鮮な
感覚を呼び起こしてくれる。
食後のテーブルに出てくる
あの1本の丸くて細長いロールケーキの尊さといったら...
こればっかりは、記憶から消えることのない味だ。
このロールケーキの美味しさにたどりつくまでに
かのぴーは楽しみながらも、妥協せず、何本ものロールケーキを
焼いてきたんだろう。
食べてくれる人々の喜んでいる顔を浮かべながら
何度も何度も繰り返し焼いてくれたんだろう。
そういう人だ。
ヘアーをつくる、香りをつくる、バッグをつくる、料理をつくる。
自分に与えられたチャンスに真っ向勝負し、なにかをつくりだしていく。
いつでもぐんぐん突き進んでいく。
そんな彼女の強さには、共存しているものがある。
それは人々への感謝という気持ちだ。
かのぴー、いつも本当に大変だね、忙しいね、凄いね
という言葉をかけると
みんなのおかげでなんとかやってこれてる
わたしひとりではなにもできていない
といった返事がいつも返ってくる。
まわりの支えがあって、今日のかのぴーがある。
感謝することなんて、当然だといわれてしまえばそうかもしれない。
だけど、時に感謝っていうものは、自分に余裕がなかったり、自分が満たされ
ていないときないときには、萎んでしまう脆い感情だ。
だけど、かのぴーは、忘れない。
だから、かのぴーは、色褪せない。
きっと、それがかのぴーの料理の隠し味にもなっているんだ。
独特な笑い方をするかのぴー。
話の展開��速すぎて、ときどき LINE のメッセージが読解不可能になるし
とうもろこしが大好物で
飾らない気さくな性格なのに
すっごい純粋で乙女な一面もある。
全部ひっくるめてチャーミングな人だ��とつくづく思う。
Kanoko Mizuo が、私の中で
「誰か」となって存在している。
嬉しいことである。

「Somebody #1: Kanoko Mizuo」
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Page 84 : 逆光の中で
うたた寝をしてぼんやりとした夢見心地に包まれている中、定められたリズムのノックが聞こえてきて、敏感に反応したノエルは現実にゆっくりと帰ってくる。視界はキーボードに置いたままの手、モニターに、ポリゴン、いつも通りだ。既にポリゴンは吹き出しで扉の前での真弥の来訪を示している。 あの音にだけは、彼は何をしていても気がつかなければならなかった。たとえ耳をイヤホンで塞いでいて音楽を流していても、今のように眠っていても、そして真弥の顔を見たくない時でも、振り向かなければならない。身体の方がその空気の震えにすら反応するように出来上がっているかのようだった。 再度いつものリズム。トントントン、と三度小刻みに叩かれた後、少々の間、トンと一つ。ノエルは慌てて立ち上がると、鍵を開けて慎重に窺うように扉を開く。隙間から見上げようとしたら、引き裂くようにその右手が扉にかけられて一気に開放された。薄明るい部屋に、リビングを満たしている朝の光が入ってくる。 「遅い」 冷たい表情に付け加えられたドスのきいた一言はノエルの背筋に冷水を流した。しかし、すぐに真弥の顔はころりと一転し、いつもの柔らかな笑みを浮かべる。 「なかなか反応しなかったけど寝てた?」 「……あ、いや、えっと……」 「口元涎ついてるぞ」 今度こそ一気に目が覚めた。慌ててノエルは口元を素手で拭くと冷たい水の感覚が皮膚を擦り、唇には薄い名残が置き去りになる。急速に羞恥心が膨らんでいくのを誤魔化すように大きな溜息をついた。 真弥は軽く高笑いをしながら部屋の中へと入ると、いつものようにベッドに座り込む。ノエルもパソコン前の椅子に座る。不覚を取ったせいで頬が熱を帯びていた。 「忘れてください」 「何を?」 「……あーもう、いいです」 ノエルはモニターを見やり、現在の時刻を確認する。朝の十一時を過ぎたばかりだった。彼の体内時計は随分前から狂っていてそのままだったが、普段なら既に布団に潜っている時間だ。 「そんなに眠いなら寝たらいいのに」 「そう言うなら、そこをどいてくださるのが先では」 「やだよ」 「……なんなんですか、本当。何かあったんですか。というか、何の用ですか」 つれないなあ、と真弥は笑った。ノエルは未だにこの男を掴むことができないでいた。いつものらりいくらりと軽率な態度で笑っていて、ふとすれば、幾人も殺してきた死神のような姿とは重ならなくなる。油断のならない人間だった。 薄いベッドのスプリングが音を立てる。真弥は右腕を立てて前のめりになる。 「カンナギから辿れたか? 黒の団」 ほら、油断できない。 ノエルはモニターを見やり、表示されたままのブラウザに目を通す。今後主の手で更新されることのない、カンナギの内部情報が敷き詰められていた。その端っこで、ポリゴンが縮こまるようにして様子を伺っていた。相変わらず、真弥がいると随分挙動がおとなしくなる。いつもふとした瞬間にノエルを覗き込もうとしているかのように顔を近づけてくるのに、今は背を向けて、遠くの方を遊泳している。 「アクセス記録とかメールとか凡そ確認してみたんですが、既に消去されていましたね」 「手が早いことだ」 「書類とかも全然残ってなかったんですよね?」 「そう」 それらしく深い溜息をついてみせて、いかにも残念といった雰囲気を醸し出しているが、気が乗らず殆ど探索をしていないのが実際である。そうですか、とノエルはまるで疑う素振りを見せない。用心深く外部に対して異常な警戒心を持ちながら、その懐に入り少しでも信頼感をもたせてしまえば許してしまう、ノエルの純粋な点はあまりにも容易く、真弥には好都合だった。 「七がいたからね。黒の団がなにかしら関わっていたことは間違いないんだろうが……彼女が全て処理してしまったんだろう。実に優秀だ」 「あなたのその、敵でも絶賛するところ、僕には理解できないです」 「俺は優秀な人間は須く好きだよ。美人なら最高だ」 逆に、平凡や凡才には、見向きもしないのだ。この真弥という人間は。 ノエルは手持ちぶさたであるかのように、膨大な受信メール一覧をスクロールする。これほど需要があるという事実に、目眩が起こりそうだった。しかし、どれほど探しても、黒の団の記録は残されていない。 「黒の団、流石に、足跡を消すことが上手いんですね」 「へえ」真弥は目を細くする。「負けましたとは言わせないよ」 金色の瞳が冴える。一瞬だけ、見えない冷たい刃先がノエルの喉元に突きつけられた。 「……まさか」冷や汗を背筋に感じながら、ノエルは必死で抵抗するように薄い笑みを浮かべた。「上等だ」 分厚い眼鏡の奥で目が爛々と光ったので、真弥は満足げな顔をする。ノエルの心は躍っているのだ。パソコンの中の世界は、ノエルの大きなプライドでもあった。 真弥は思い出す。たった一人で閉じこもった部屋で、分厚い旧式のコンピュータを前に、深いキーボードを叩き、干からびたような��い身体で、声を失ったように静かに、遊ぶように荒れていた。彼の部屋の外は暗く堕落の一途を辿り、彼自身もまた狭い世界を出ることができずに荒廃していくばかりだった。 刃物めいた風に撃たれて粉々に割れた分厚いガラス窓を潜ってきた真弥を見て、心底から脅えていた顔。ネットの海という、隔てなく無限に広がる世界を自由に泳ぎ回る手段をもちながら、どうしようもなく孤独な世界にいたところを無理矢理に引きずり出した、あの日。普段は凍り付いたようにまったく喋らないのに、時折混乱のあまり口を開けばヒステリックに叫び出していた人間も、その癖が完全に抜けたわけではないが、磨けば丸くなるものだ。 何も変わらないとすれば、未だに、狭い部屋の中だけに縋って生きていることだった。 「愉しそうだねえ」 「あなたがそれを言いますか」 ノエルはやや呆れたように呟く。 「にやついてるのは、真弥さんの方ですよね」 「面白いことが起こる予感がするんだ」 「あなたの面白い、は、まったくあてになりませんが」 はは、と真弥は嬉しそうな声をこぼす。 「恐らくだけどね、ココが来ている」 「……誰ですか」 ノエルは露骨に嫌な顔をした。脳裏には、彼にとっては許し難い、この家に泊まっている少年達の存在が浮かび上がっていた。 「昔馴染みさ。けど、彼女は用心深い。すぐには俺を探ってきてない。というより、多分、既に色々察してるかもしれない」 「何に」 僅かな一考の後、真弥は試すような顔つきをした。 「セントラルには、巨大な地下フィルターがあることは知ってるだろう」 「はあ……まあ、知ってますけど」 会話が飛躍しがちな真弥の話についていくには思考を回転させ続ける努力が必要で、体力を削がれる。が、疲れてきたからとて適当に流していればすぐに気が付かれてしまう。身を乗り出すように椅子に座り直す。 セントラルの地下フィルターとは、まさに彼等が立っているこの下にも広がっていると考えられる、巨大な地下空間だ。セントラルは、深く深く、百メートル以上も掘られた円形に流れる川に囲まれている。薄汚れた白いコンクリートで固められた、一見すれば人工的な地形だ。落ちれば当然ひとたまりもないため、その異様で遠い存在感に、川底には投身自殺の死体が転がっているだの、セントラルから流出したヘドロが溜まっていて鼻がひん曲がるほど臭いだの、噂話は絶えない。地下深くまで掘られたのは、首都における水害を避けるためとも考えられてる。長期にわたる土砂降りが降ろうと、川に流れていって、その深さ故にどれだけの量が天から降り注ごうと、滅多なことで氾濫は起きない。 地下フィルターは、逆に水不足の際の貯水空間でもあると説明がなされている。が、ただの水に関する都合だけでなく、いざとなれば、セントラルにかけられた橋を全て落とせば、絶望するほど深い堀に囲まれた、外界の進入を拒む孤独の街へと変化して、地下は避難場所、あるいは次世代のセントラルの街として機能する、との噂もされている。アーレイス内でも首都に異様に経済成長が集中している象徴ともいわれるが、噂は膨れ上がるばかりで最早心霊スポットと似たような扱いだ。いずれにせよ、普段の日常生活においては話題になることすら殆どない場所だ。誰も、足下から地下奥深くに広い空間が用意されていることなど、あまりにも日常とかけ離れており具体的には想像できない。 「今は当然無人で、誰も入れないようになっているけれど、唯一外から自由に出入りできる場所がある。セントラルと郊外の間の川、あれのコンクリートの壁に沿ってひたすらに降りていくと、川との接続地点がある。そこで、少し前の晩に黒装束の青年……今日の朝、ココの姿もそこで目撃されている」 「黒装束……」 「話を聞いた感じでは、黒の���だな」 ノエルは沈黙する。 「ココは団の動きを窺ってる。慎重で、なのに大胆でスピーディなところが、彼女らしい」 ココという女性のことを真弥は高く評価しているようだった。加えて、随分親しみを感じている様子で、おかしそうに笑っている。 「彼女にも会いたいところだけど、黒の団の動きが気になる。結局、カンナギに団員がいたはっきりとした理由は結局不明だけど、何かの前触れというか、何か試そうとしていたような……」 「わかるんですか」 「はっきりしたことはわからない。けど、俺が出来損ないとクロ達をわざと会わせたように、奴らにも思惑はあっただろうさ。……カンナギは、組織の規模から考えれば、もっと手応えがあってもおかしくなかった。あれ、既に黒の団が根回ししていたよ。“出来損ない”はただの餌だ。何人かは七が既に殺していたみたいだし、俺達、完全に使われたね」 真弥はノエルに目配せをする。 結局団の掌の上にいるということは、覚えていた方がいい。カンナギ襲撃の際にそう言い放った、七の宣告が思い浮かばれる。 「まったく」真弥は自嘲を浮かべる。「本当、離れられないものだよねえ」 意味深げな言葉にノエルは眉を顰める。離れられない、何から。素直に、黒の団から、だと受け取れば、以前はもっと近い存在だったかのような言い素振りだった。“出来損ない”についてもそうだ。彼はよく知っている。昔、黒の団について調べようとして強く脅された記憶が被さって、真弥と黒の団の、とても軽薄とは言い難い関係性に名前をつけてしまうのが、信じ難く、恐ろしかった。それが知ることだとして、ノエル自身も確実に呑み込まれつつあった。 「俺は東区に向かう。動きがあるとすれば、クロ達に何かしらの接触があり得る。何かあれば、こっちから指示するから……絶対に、寝ないように」 真弥は、さっぱりとした、満面の笑みを浮かべ、ノエルは表情を引つらせた。 「さあて、面白くなってほしいものだな!」 真弥はノエルの左肩を軽く叩くと、やはりどこか浮き立ったような足取りで部屋を後にした。 漸くノエルは解放されたように肩の重みが消えた。頑なに凝った肩を軽く回すと、簡単に関節が音を立てる。けれど、真弥に触れられたその部分から、ぞわぞわとするような痺れが走り抜けている。左肩には付いているはずもない烙印が残ったかのような感覚がした。は、と震えた息を吐く。 ぽーん、と、あの音。真弥がいる間は沈黙していた、言葉の合図。 <休憩をお勧めします。> 「……うるさいよ」 幾度となく繰り返してきたやりとりだ。日常は、元のテンポを刻み直してくれる。 ノエルは身体をぐんと伸ばし、背もたれにのし掛かる。陰の濃い天井は、閉塞的な空間であるにも関わらずどこか遠い。だらりと下がっている骨ばった細い腕を上げて、目頭を隠す。身体の毒素まで抜くように腹に力を入れて長い溜息をついていくと、安堵が広がっていく。いつまで経とうと緊張感は抜けないのだ。左肩には期待と圧力の名残。あの笑顔の下ではいつも凶器を携えており、表裏一体の感情はくるくると弄ばれているようにひっくり返り、気を抜いたらいつでも殺すと言われているような、そんな感覚が、いつまでも抜けない。 ぽーん、とひとつ、間の抜けた音。ノエルを呼ぶ声は、彼の胸を優しく叩く。 <休憩をお勧めします。> ポリゴンは繰り返す。馬鹿の一つ覚えのように、登録された言語にノエルは草臥れたような笑みを浮かべた。 「できないよ。真弥さんを待たせられない」 <ノエルの身体が優先です。> ああ、と、ノエルは思う。 同じ言葉を毎日毎日何度も決まったタイミングで放ってくる従順なプログラム。このデータの集合体に、不覚にも、どれだけ励まされてきたことだろう。かつて絶望の中にひとりぼっちでいながら、ひとりぼっちではなかったのは、この青と赤の存在が、ノエルが常に向き合っていたパソコンの中に常に居てくれたからだ。 存在を肯定してくれる存在。このプログラムも、そして、真弥も。 「……大丈夫。手伝えよ、ポリゴン」 机に身体を寄せる。キーボードに十本の指を乗せた。 遅れて、合図の音と、吹き出しが現れる。 <了解です。> いい奴だ、と思う。流れ者の自律型プログラムは忠実で、ノエルが常にパソコンの傍にいることと同義で、ノエルの常に傍にいる存在だった。たとえ彼の時計がいつまでも狂っていても彼の依存しているものは淀んでいるとしても、この狭い部屋が彼の居場所であり彼の総てだった。
*
針のように細い雨がさめざめと降っている。不透明な空気は、むせかえるような湿気を伴っている。パレットの上で乱暴にかき混ぜたような灰色の雲が空を覆い尽くしていた。色味の無い天とは裏腹に、道は彩るような様々な傘が行き交っている。心なしか、いつもより人々は肩を縮こまらせ、視線を落とし、言葉少なに歩いている。平坦に整えられた道でも水たまりは佇み、雨水を含んだ道を歩く音は独特だ。水の跳ねる音、抑えつけられる熱気、さざめき、雨の香り。特別、雑踏の音が際だつ。 足早に人波を突き進んでいくクロと圭の背中をラーナーは必死に追いかける。 喧嘩別れをして、溝は深く抉られたまま、一���彼らは遠のいていく。孤独を深めていく。それぞれが点となってひとりずつになっていく。 待って、とラーナーは一言あげた。あっという間に静かな喧噪に吸い込まれていく。どこかから聞こえてくる。火事の話。北区の歓楽街で、どこどこの場所で、火事があったらしいよ。死傷者、消防車、深夜、広がり、煙、――恐い。規模は完全に隠蔽しきれるものでなくセントラルに炎が広がっていくように駆けめぐっていた。見て見ぬふり。聞こえぬふり。知らぬふり。ラーナーの目の前を歩く、あの二人がその中心にいて、人を殺し、それは恐らく罪で、恐怖の対象で、ここは首都であり、発展の裏には危うさを常に抱えていて、それでも当たり前のように人々は日常を生きていて、均衡を愛していて、そのために全てを受け入れていて、汚くも美しく平衡のこの場所は、誰に対しても平等で誰に対しても残酷だった。 アランやガストンははっきりとクロを止めようとし、彼の決断を否定した。クロは真正面から決別し、圭は憤りと自らの決断に身を震わせた。ラーナーはその迸る意志のぶつかりあいと鮮烈な火花に圧倒されて、何もできなかった。初めから伸ばすことを躊躇うほどに誰もが遠い。けれど誰も助けてはくれない。 雨は降り続け、歯車は狂いだす。 雑音と人混みの中、正面から、彼女の脇をすっと歩いていく、ただの見知らぬ通行人であるはずの人の顔がラーナーの視界に入る。見過ごしそうになった仮面の大群の中で、彼女の目は一抹の違和感を、ただ一人を逃さなかった。思わずその人物を目で追う。 思考は停止。足は止まる。彼女を避けて、知らない人間が何人も通り過ぎていく。人混みに紛れて彼の人は向こう側へと過ぎ去っていく。 何も考えられなかった。考える前に、ラーナーは身を翻していた。頭を塗りつぶしていたクロや圭達のことすら、彼女の正直なところ、頭から吹き飛んでしまっていた。目に留めた一つのことだけを追い求める衝動に突き動かされ、走り出した。すいません、すいません、と謝りながら、彼女はもどかしくなって傘も閉じて、人を押し退けるように突き進んだ。彼女の様子がおかしいことにクロが気が付き漸く振り向いた時には、既に彼女は随分と離れ、無我夢中で人波を逆流していた。足がもつれそうになりながら、視線を上げてそのひとを見失わないように必死に目を凝らす。相手もぐんぐんと逃げるように歩いているのか、距離は簡単に縮まらない。やがて、その人の波の隙間から、そのひとが道を逸れて建物と建物の間へと足を踏み入れるのが辛うじて見えた。ラーナーは慌てて突き進んでいく。 雨に濡れ水溜りが蔓延っている隙間は、人間一人が通れるほどの幅である。雨天では心なしか薄暗さすら感じたが、突き当りを左に曲がっていくそのひとの姿を見つけ、ラーナーは躊躇いなく路地に飛び込んだ。足元で水溜りが弾け靴の中まで水でぬかるんでも、頭上から降り注ぐ雨で全身が濡れていこうとも構いはしなかった。入り組んだ路地を次々に曲がっていくので、思ったように速度は上がらず、距離は縮まらない。それでも直向きにそのひとを追いかけ、倣うように突き当りを左に曲がる。しかし、そこでようやくラーナーの足は遅くなった。曲がった先には人影がなかったのだった。 肩で息をしながら視界に広がっている隅から隅まで様子を伺ったが、人の気配はまるでない。まっすぐ歩いてみたが、足音は聞こえなかった。見失ってしまったのだろうか。落ちる雨が髪の毛からしたり落ち、全身を濡らしていく感覚に自分という形を取り戻していく。手元を見て、傘がなくなっていることに気付く。どこかで手から滑り落ちるように捨ててきてしまったことに、自らの行為であるにも関わらず覚えてもいなかった。身体が煮えているように熱い。我にかえったラーナーは肩で呼吸をしながら後ろを振り向いてみたが、クロ達が追ってくる様子もなかった。そこでようやく、一人になってしまったという事実に気付く。 ずぶ濡れになり、髪も服も靴も全ていつもよりぎゅっと縮こまったように身体に張り付いてきて、ひどく重たい。 嘘だったのかもしれない。もしかしたら、追い込まれているがために見てしまった幻想か、あるいはとてもよく似た人間だったのか。 とりあえず来た道を辿ろうかと踵を返した時、物の崩れたような派手な音が耳に飛び込んできた。音のした方を反射的に見やる。木の戸が開いたままになっている建物が目に入った。外見は周囲とさほど変わらない、煤けた灰色の壁をしたビルディングだった。 ラーナーは手を引かれるように玄関口に近付くと、建物の中は暗く、雨の日の灰色の光が一筋、部屋の中へと入っていた。目を凝らしてみると、黒い足跡が床に残っている。外面はコンクリートで固めてあるが、中の床は木でできているのだろうか。塗れた足を拭かずにそのまま中に入ったようだった。光を受けると水独特の煌めきを放っていて、まだ新しいことがわかった。その足跡と先程の人影がラーナーの脳内で繋がり、中に立ち入る決意を固めた。 閉じかけの扉をゆっくりと開くと、錆び付いた音が空気を引き擦った。玄関からすぐに大きな一室が広がっている。正面にいくつか窓があるが、どれもその向こうは別の建物の壁があり、明かりをつけていないこともあって閉鎖された空間であるように感じられた。息を吸い込み、髪や指先からぽたぽたと滴を垂らしながら、扉を閉め、ラーナーはぐるりと大きく部屋を見回す。手前から奥へ向かって、足跡が伸びている。窓から差し込んでいる淡い灰色の光を頼りに、よく目を凝らして、ラーナーは部屋の隅に人が立っているのに気が付いた。 逆光の中にいるそのひとの顔を遠目で確認して、ぐっと顔が歪んだ。見かけた瞬間は驚きで頭が白くなってしまったが、時間をかけてじっくりと見つめていると、得体の知れない喜びが肺の奥からじんわりと沸き上がってくる。彼女より重い色素の茶色の髪はさっぱりと切り揃えられていて、それと同じ色の両眼。肩幅、体格はまだ幼く、あどけない、まさに少年という言葉がぴったりと当てはまる素朴な顔つき。 ずっと焦がれていた人だった。上乗りするように日々を生きていても、故郷の記憶がぼやけていこうとも、忘れたことなど一度も無かった。 喉の奥から上がってきた名前を、素直に吐き出す。 「セルド……?」 ラーナーの弟――あの日故郷ウォルタで、彼女の目の前で黒の団に刺された、セルド・クレアライトがそこにいた。 < index >
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「Nightclub of Particulates 渚ようこ×哀秘謡」
2017年の10月歌手デビュー20周年記念リサイタルと銘打って開催した「渚歌謡曼荼羅」にスペシャルゲストとして「夢は夜ひらく」と「黒い花びら」を唄ってくれた三上寛さんが、 「渚、オメデトウ!それでいいんだ〜!」と花束のように宙に言葉を投げてくれた。
「そう、それでいいんだ。初期工事完了!あとは自分の好きな絵を描いてください。」
この言葉で祝祭が終わってしまった虚無感や淋しさが薄らぎ、今、自分が好きな絵を描くとしたら……「灰野敬二さんとライヴがやりたい」という思いがふと浮かんだ。 新宿JAMの協力で、すぐに灰野さんに連絡がとれることになり、直接お話したいと思い、12月に明大前のキッドアイラックホールのライヴに出向いた。
この日は、「ポリゴノーラ」という植物から生まれた音階を実現する楽器と琵琶と尺八を使ったアコースティックライブだった。 普段お世話になっているボディートーク(エネルギー療法で意識と量子力学に基づいたホリスティック心身統合的ヘルスケア)の施術士のAさんから、私の身体の水分には倍音が合うのではとアドバイスをいただいたことがあったのだが偶然にもこの日その音に出会い、聴いているうちに細胞にまで染み渡っていくようで気持ちよかった。
終演後に楽屋で灰野さんにご挨拶すると、すぐに、 「一夜限りの哀秘謡再結成というのはどうかな!」と言っていただき、私は舞い上がった。
まっさきに「微粒子たちが集まるナイトクラブ」というキーワードが思い浮かび、NY在住の友人のJustinに訳して貰い、タイトルは「Nightclub of Particulates」とした。
日本の歌謡曲やGS、唱歌・童謡を歌詞はそのままに、メロディーやアレンジを変えて歌う哀秘謡のまさに9年ぶりの復活。以前はギターも弾きながら唄っていたという灰野さんも今回はハーモニカを吹きながらボーカルに専念。まさに男性専属歌手。女性専属は私で フロアのムード音楽担当には、DJ2741さんにお願い出来ることになった。
数ヶ月のあいだ5月のライブに向けて動き出す。 いつものことだが、私は儀式の前になると決まって分裂症状が起きる。それが物理的な方面からくるのか、人間関係や感情方面からくるものかは予測できない。生みの苦しみともいうのだろうか。嵐のような日もあれば、これに抗ったり、泣いてみたり、ここで殻に閉じこもり、辛いひずみと血の滲むような不可思議な脱皮を繰り返し、本番を迎えるのだ。すべてはいつもどおり。膿を出し切る。
灰野さんの著書「捧げる」に収められた後飯塚僚さんとの対談で、「場と反応」について語っているのが興味深い。 『ホタルは発光するとき、同調して点滅する。体内時計に似た振動子が波打って発光する。ホタルがある周期で波打ってるのが、集団になって相手が見ると、光の周期を調整していき、そのうち全部の波が合わさっていくシステムがある。たとえば三千個の細胞を固まらせ、ある程度培養してやると目の形のものができてくる。個と同調ね。こんなふうになろうねっていうのがある瞬間伝わるんだ。そしてまたあるところで別のものが起こって、「違う曲になっていく。」』
「素粒子のナイトクラブ」でも、こんな魔法のような連鎖反応が起こったら素敵だなと思った。
5月13日は夕方まで降りしきっていた雨も上がって、満員のお客様。 「渚ようこと花園臨界実験所」は「女のみち」ではじまった。いつにも増してフリーキーな臨界実験所の演奏と、様式を持ちつつチャーミングに弾けるデリシャスウィートスの躍りで伸び伸びと唄う事を愉しんだ。「津軽海峡冬景色」でワンネス。

「哀秘謡」はまるで漆黒の白昼夢を見ているような歌謡世界で皆を魅了させてくれた。 「黒い花びら」「愛しのマックス」「ダイナマイトが150屯」「朝まで待てない」など、まるで子守り唄のように体内に刷り込まれている馴染みの歌謡も 原曲の持つ様式は美しく崩されて、サイケデリックに鳴り響く。 「錆びたナイフ」で「恋の亡骸、捨てたか…。」と震えるように囁く灰野さんの声そのものが楽器のようでもあったし、他にはない詩情を感じた。 アンコールは「若者たち」を超高速で演奏し、嵐のようにステージから去っていった。
DJ2741さんの選曲は渇いたニューロックあり、インストゥルメンタルありの どこかファニーなムードが漂い、不可思議な既視感に襲われる。幼い頃に行ったことのある(ような)ドライヴインか、喫茶店かゲームセンター(スマートボール?)に置いてあるジュークボックスから流れてきたようなかっこいい音楽、異次元のディスコでもいい。異次元のナイトクラブ。
JAMに集まってくれた人たちの細胞が、あの場でのひとつひとつの呼吸や轟音や静寂に反応して同調して、ホタルのように発光できていたらいいな。 灰野さんには、「またいつかやろう、キミの唄は嫌いじゃない。」と言って貰って凄く嬉しかった。 来れなかった人たちの「次の機会には必ず!」というメッセージに応えながら、もしも次があったとしても「Nightclub of Particulates 」 は一夜限り、同じ夜は二度とないんだよな。」と一抹の寂しさが湧いて来た。 (ホタルの美しい点滅やハーモニーを奏でられるには、この日までの裏方の積み重ねや店長の石塚さんの協力があったから…。)
勿論JAMがその年の末に閉店してしまうことは考えもしなかったけれど、 本当に一期一会だったのだと思う。
でも、また別の場所で灰野さんと邂逅する事が出来るのなら、今度こそ、セッションをやりたいな。
瞳孔開き切って唄うあのスキャット。
かつて、安田謙一さんが書いてくれた、
「死姦の肌の冷たさを知れ」と云う、そう、アノ曲を一緒に唄ってみたい。

番外編
この日、MCでも話した、上京した当時の話。 西武新宿線の東伏見に住んでいてキャバレー歌手を目指していた頃、 なかなか唄う機会に恵まれず、寂しく荒んだ生活をしていたのだが、駅の改札やコンビニや帰り道に長髪で黒づくめの灰野さんによく遭遇した。
「あの不気味に謎めいた方は誰なんだろう。」といつも思っていた。 いつも途方にくれていた東伏見の二年間の風景には不思議なことにいつも灰野さんがいた。勿論話したこともなかったけれど。 にわか仕立てで組んだバンドで学祭に出ることになり、メンバーの女子たちが泊まりにきたときに、「あ!灰野敬二だ!」と言われ、初めてわかった。
不思議なのは、今回のライヴ前に訪れた、ボディートーク (エネルギー療法で意識と量子力学に基づいたホリスティック心身統合的ヘルスケア、特定の病気を治したり診断をするものではないけれど、意識、心、身体、ものの見方、関わり方などあらゆるレベルでバランス(調和)を取り戻していくプロセスの中で症状なども改善される可能性がある。)では、
「二十歳の頃の悲嘆」という記憶が身体の中から一番最初に浮かび上がってきたことだった
ボディートークのセッションでは いつも不思議な体験をさせていただくのだが、今回もまたユニークなもので、 「犬に吠えられる恐れ」というものもあり、どこか身に憶えありそうでなさそうなものから、「死への怖れ」「突然のハプニングには対応しかねる不安」からくる 無力感を小腸でバランスしてもらったり、出会いや縁を深めることを怖れていて、いずれ来る別離の怖れに繋が���ていたものを解除してもらったりと振り幅が激しい。自分の無意識の中にはこんなに多くの物語があったのかという発見に驚きと切なさに呆然としながら 自分がこれまで辿ってきた場所への忘れ物をとりにいったような安心感もある。
一番興味深かった「二十歳の頃の悲嘆」
歌手修行として場末のスナックを点々としていて、気まぐれで自堕落な人達の人生論に翻弄される日々だった。小さな挫折を繰り返していた頃の改札から歩いてくる黒い影の存在。
ただそれだけのことなのだが、縁とは異なものです。あれから二十年くらいの歳月が流れて、唄い手となって灰野さんと同じステージに立てることが嬉しかった。
閃光のように一瞬で過ぎた一夜。ありがとうございました。
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昨夜は楽しい”企みお茶会”(笑) cafe茶道部の紹女先生とおさいほう部の美喜先生と共に 三納寛之さん謹製のお菓子でかしましくお茶会を楽しみました。 今日は先生の点てたお茶が飲みたい‼︎ とお願いして美味しいお茶をいただきました(笑) いちぢくやナッツが入ったプチ羊羹は日中の疲れをなぐさめてくれるような優しいお味でした。 以前何度か開催した”お抹茶LABO”をリバイバルしてしまおうかな♡ という流れがやってきました(笑) ”お茶を点てる”ということを愉しむことに特化したテーブル茶道として 肩の力を抜いた盆点を指導していただきます。 お菓子は全国優秀和菓子職の三納寛之さん謹製の季節の和菓子。 せっかくならお気に入りのお道具を揃えて可愛らしくお抹茶女子を謳歌できたら素敵ですね。 布作家である美喜先生と紹女先生のコラボ開発により好きな布地で仕立てるオリジナルお稽古セットなるものもオーダーできるのです(笑) 詳細が決まり次第すぐご報告します(≧∀≦) わくわくすること満載です(笑) お抹茶LABOに関心のある方は是非お声かけくださいね。 #cafe #gifu #motosu #event #feliz #atelierfeliz #workshop #岐阜カフェ #カフェ #茶道 #cafe茶道 #カフェ茶道 #jyoumei #表千家 #お抹茶 #お抹茶LABO #大西紹明 #棚瀬美喜 #おさいほう部 #布作家 #cocoawaffle #おしゃれ #かわいい #和菓子 #和菓子屋さんちゃん #三納寛之 #全国優秀和菓子職 #お抹茶女子会
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