#やさしいなまはげとか求める奴完全なアホ
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moko1590m · 6 months ago
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なまはげ「ぶっ殺すぞ!」
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kennak · 1 year ago
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アブスト  結婚の見込みがない29歳正常独身青年が、ご先祖様に申し訳ないという気持ちから先祖の戸籍を請求した。6市町から31通の戸籍謄本を取り寄せ、Excelにまとめた。戸籍制度の変遷や行政区画の歴史を知ることができ、何故か海外移民の歴史にも繋がり、祖父母との会話のきっかけにもなった。独身の暇つぶしにはもちろん、子供の自由研究にもおすすめである。かわいいあの子と新戸籍編製したい。助けて。 背景・目的 俺が末代だ(誤用)→ ご先祖様に申し訳ないにゃあ → そもそも先祖って具体的に誰やねん → そうだ、戸籍、取ろう  ワイ、29歳素人童貞。自分は子孫を残せないかもしれないというぼんやりした不安がいよいよ現実味を帯びてきた今日この頃。親にも祖父母にもご先祖様にも顔向けができぬと思った時、はて自分の先祖ってどんな人たちだったんだらうという疑問が湧いてきた。祖父母に聞いてみても、こんな先祖がいたという話は出てくるがそれが自分にとって何にあたる人なのか(曾祖父?曾祖母?高祖父?)が分からない。墓石や位牌を見てみても名前と戒名と行年が分かるだけ。家系図なんて高尚なものもなし。というわけで、先祖の戸籍、取り寄せてみました。 僕はどこから来たのか、僕は何者か  僕は埼玉生まれ埼玉育ち、岐阜県在住29歳素人童貞工場勤務現場労働限界サラリーマン。父親は次男で地元は山口県、母親は次女で地元は栃木県、そんな2人が地元を捨てて東京の大学で出会い、埼玉で僕が爆誕したってわけ。親の背中を見てすくすく育った僕は当然のように親元を離れ、縁もゆかりもなかった岐阜で働き、親に会うのも年1回、これが因果ってやつです。 How to 戸籍請求(※2023年版)  さて、いざ戸籍を請求しようと思っても、やり方もようわからん。こういう時はとりあえずググる。ふむふむ、直系尊属の戸籍なら請求できる、と。まずは自分とか親の戸籍を取って、そこに親の名前と前の戸籍���本籍地が書いてあるから、親、その親、そのまた親って遡っていけばいいわけか。同じ市町村内なら先祖の戸籍をある分だけまとめて請求も出来るんだな。自分の本籍地が父親の実家にあることは以前に住民票取った時にわかってたから、山口県の役所まで行かなきゃいけないのかなと思ってたけど、どうやら郵送でも請求できるらしい。これはありがたいね。で、必要なものは、と……、まず請求書か、これはあとでコンビニでプリントだな(プリンターなんて持っていない限界独身青年)。本人確認書類は免許証でいいな、これも後でコンビニでコピー。返信用封筒と切手は買ってこなきゃ。あとは手数料を、定額小為替?、何だこれ、ていがくしょうかわせって読むのか?郵便局でしか入手できないし、貯金窓口って平日16時までしか空いてないのか、これは面倒だな……。  実際の手続きは市区町村のサイトにやり方書いてあるんで、それを見れば誰でもできます。面倒だったり時間がなかったりする人は司法書士とか行政書士とかに依頼したらやってくれるらしいよ。僕はコミュ障だからそっちの方が面倒なので1人でやった。手続き関連で意味わからんのは定額小為替。読み方もわからんくて、僕は最初郵便局の窓口で「ていがくしょうかわせください」って言って小恥かいた(ていがくこがわせ)。これは要するに戸籍の発行代を、現金は郵送できないから代わりに為替で送るってことなんだけど、小為替の額面にかかわらず1枚の発行に200円の手数料がかかる(2022年までは100円だったらしい)。200円の定額小為替1枚にも200円かかるし、750円の定額小為替5枚で1,000円の手数料だよ⁉ 平日の昼間になんとか時間作ってるのにこんな手数料取られるの、ほんとアホらしい。オンライン決済に対応してくれ。社会人の時間と金を返せー。北方領土も返せー。  まあそんなことは置いといて、戸籍の請求の時に用意しとくと便利なもの挙げときます。①プリンター: これがないと請求書の印刷とか本人確認書類のコピーとかでいちいちコンビニに行かなければいけなくなる。行った。必要項目さえ書いてあれば手書きの書面でもいいらしいんだけど、今時そんな人なかなかいないよね。②角形2号封筒: 請求書発送と返信用として同封する分で結構使う。③A4クリアファイル: 封筒に入れる書類はクリアファイルに入れる、これ社会人の常識ね。え?ギリギリ働けているだけの無能が社会人面してんじゃねえ?いいいいイキってすみません… 戸籍の、種類  戸籍には、3つ種類がありまして、戸籍に除籍に改製原戸籍、この3つ��んですが、まあ大雑把に言ってしまえば生きている戸籍と死んだ戸籍と旧版の戸籍って感じです。先祖のことを知りたいのなら、とりあえず全部1通ずつ請求すればオケ。現存している先祖の戸籍は全部手に入れてやるくらいの気持ちでいきましょう。請求理由に家系図作成のためって書いておけば、まとめて請求もできます。  戸籍はこれまで法改正によって6種類の様式が作られていて(明治5年式・明治19年式・明治31年式・大正4年式・昭和23年式・平成6年式)、現在入手可能で最古のものは明治19年式。ここまで遡れれば、だいたい江戸後期生まれの先祖がわかります。そして、さらに遡りたくなります、なるんです。ところが、明治5年式はいわゆる壬申戸籍ってやつで、新平民とか元穢多とかの表記があるらしく、昔の差別ガーって五月蠅かった奴らのせいで見ることができない。これ、完全に国民の知る権利の侵害じゃね?今の法律だと直系尊属の戸籍しか請求できないんだし、見せてくれたって何の問題もないよね。まあそもそも、部落差別がどうとかいう話がまず胡散臭すぎるし(職業差別なんか?地域差別なんか?血統差別なんか?)、そんなもん現代に存在しないやろ。解放同盟とか、差別反対って叫んでる連中が日本を歪めてるって、こんなとこでもわかんだね。みんなも部落探訪、もとい曲輪クエスト(©鳥取ループ)してこ♪ 楽しいよ! この本籍地はどこなんだ?  で、戸籍請求して特に不備がなければ、1週間程度で返送されてくる。僕は最初に戸籍をまとめて請求した時、想定よりも枚数が多かったので小為替が足りず、追加で小為替を送ることになった。小為替は多めに用意しとくのがヨシ。  ここからは自分の先祖の戸籍の話。父方の実家は山口県の田舎で、江戸時代からそこに住んでいたと聞いていたので、1回の請求で割と簡単に明治19年式戸籍まで入手することができた。しかし、よく見ると本籍地の表記が現在のものと違っている。もちろん市町村合併が何度かあって〇〇郡〇〇村とかが今と違うのはわかるんだけど、番地が全然違うのだ。今の番地が「〇〇番地」なのに対し、明治19年式では「第△□番屋敷」になっていて数字も違う。調べてみると、現在の本籍地は地番を記載しているが、明治19年式の段階では地番とは別の壬申戸籍編製時に家ごとにつけた屋敷番号というものを載せているらしい、ということが分かった。そしてややこしいのが、地番と屋敷番号は全く対応していないようなのだ。その辺は地域差もあるみたいで、近代化の過渡期って感じのカオスが面白いですね。まあ現代でも住所表記は複雑で統一されてないし、そんなもんか。もしこの明治19年式の期間に先祖が転籍���ていたら、以前の本籍地が現在でいうどの場所にあったのか、地番と対応していないのでちょっとやそっとじゃわからないらしい。僕も詳しくはないから、知りたい方はググってみてくれ。そう思うと、父方の家が江戸時代からずっとそこにある��いうのは、運がよかったのかもしれん。  他にも、高祖母の家系の明治19年式戸籍で、「〇〇郡〇〇浦」という、「町」でも「村」でもない表記のものがあった。町村制は明治22年施行だから、それ以前の藩政時代の表記が残っていたのだろう。これまた過渡期って感じでたまらぬ。こうなると郡制とか府県制とか市制町村制とか、行政区画の歴史についても、わたし、気になります!状態。心の中のえるたそが犬みたいに瞳を輝かせて迫ってくる。やれやれ、僕の頭脳はほうたるだからね、手短にね、やっちゃいましょうかね(Wikiを読む)。 Excelにまとめたよ  そんなこんなで、クソ労働により病みそうで病まない少し病んでいる状態になりつつも請求を粛々と進め、とりあえず6市町から31通の戸籍を入手した。ある程度集めたところでExcelにまとめる作業に入り、そちらの作業の方に時間がかかってしまってまだ先祖の戸籍すべては請求できていない。単純に高祖父母の代まででも2^4=16家系あるからね、というのは言い訳ですごめんなさい。今のところ、一番遡れた人が高祖母の祖母にあたる人で文政3年(1820)生まれ、さらにその1代前の両親まで生年月日は不明ながらも名前は判明した。やろうと思えば200年くらい遡れるんやな。  戸籍には生年月日や出生地、婚姻などによる入籍・除籍日、死亡日、死亡地などが載っているので、ひとまずExcelでまとめてみた。眺めてみると、子供が早くに亡くなっていたり、夫と死別して出戻りしていたり、養子を迎えたり、韓国京城で死んでたり樺太真岡で死んでたりアメリカで死んでたり、戸籍から見えてくるものなんてその人の人生のごくごくわずかな部分にすぎないけれど、だからこそいろんな人生があったんだなと想像しちゃう。それに対して僕の人生……。もうずっと静止期、Stationary phase。Log phaseが一瞬すぎたんよ。いや、まだ長すぎるLag phaseの途中って可能性もないことも……ないか。 戸籍から見えてきたこと①  戸籍で父方の方を辿っていくと、長男がずっと(途中養子を挟んでいたが)家を継いでいて、一方母方の方を辿ると四男の四男の長男みたいな感じで家を継ぐという感じではなく、そこは対照的だなという感想をまず持った。自分のアイデンティティはやっぱり父方の方にあるけれど、自分自身の境遇(次男の長男です)を思うと、母方の方にも親近感が湧く。故郷を離れる、離れざるをえない人生というものに。特に母方の方は、一度栃木県を離れて北海道に渡ってからまた栃木に戻ってきており、中には樺太に渡って真岡で死んでいる親族もいて、これはおそらく長男の家系じゃなかったから移住したのだろうと思う。真岡なんて真岡郵便電信局事件でしか知らなかった地名だよ。こんなところで樺太と繋がるとは思わなかった。戸籍だと直系しか辿れないから、祖父母の兄弟とか曾祖父母の兄弟とかの傍系がその後どうなっていったのかまではわからないんだけど、自分自身が親元を離れていて昔の次男三男みたいな生き方をしているので、そっちの方も気になってしまう。それでも、おそらく当時の人たちには生まれ故郷という感覚はあったんだろうなと思ってて、自分なんかはもはや故郷が存在しなくていつか故郷に戻るみたいな感覚が全くないので、故郷が欲しい帰る場所が欲しいと思ってしまうんだけど、これはないものねだりだよね……。強く生きていくしか、ないね……。 戸籍から見えてきたこと②  父方の方は父方の方で、明治末から大正時代にアメリカに渡ってアメリカで死んだ親族が2人もいた。で、調べてみると山口県は全国でも5指に入る移民送出県らしい。有名なのは周防大島(屋代島)からのハワイ移民で、島には日本ハワイ移民資料館もあるよ。行ってみたいね。海外移民の歴史については、詳しくはググればWikiとかも出てくるし(Wikiの「広島県人の移民」の項目は読み応えあった)、興味ある方は調べてみてほしい。実際、父方の実家からは瀬戸内海を挟んで周防大島がよく見える。でかい。一時期周防大島出身の民俗学者・宮本常一の本を読んでいたことがあって、そこに宮本常一の父親が明治27年にフィジーに出稼ぎに行く話が出ていたので、まあ島と本土の違いはあるとは言え、あの辺一帯に外に出ていく気風みたいなものがあったのかなと想像してる。こんな感じで、家系っていう私的なものから歴史に繋がるのも面白いですな。 祖父母に報告です  ここまで調べたことを表にまとめて、父方の祖父母に見せてみた。よお調べたのおって言われました。   「この人はアメリカに渡って、稼いだから家を建てちゃるけぇって言っちょったけど、向こうで喧嘩を止めに入って死んじゃったんよ」   「このおばあさんは酒造の娘でのぉ、気位が高い人じゃった」   「このおじいさんは働かん人だったみたいでねぇ、田んぼを売っちゃって大変じゃったんを○○さん(息子)が頑張って立て直したんよ」  (方言ネイティブじゃないのでうろ覚えで書いています)  あとは祖父が実は山口ではなく東京で生まれて幼少期は東京で暮らしていたり(当時は東京府東京市)、祖母が京都で生まれていてそれが実は自分が大学時代に下宿していた場所の近くだったり、なんてことも初めて知って、いろいろと話せて楽しかったです。 今後の展望 ① 引き続き戸籍を請求:多分まだ結構取り寄せられる戸籍が残っているので、続けていこうと思う。古い戸籍は廃棄している自治体もあって(実際にもう無いですって3件ほど言われた・昔は除籍後80年経過したら廃棄してもよかったらしい・今は150年)、あれはとても悲しい。1回広島市に請求した時に無いですって言われたので、もしや原爆のせいか⁉と思って調べてみたんだけど、戸籍は疎開させていて無事で、単純に大正3年以前に除籍された戸籍を廃棄してだけでした。貴重な資料なんだし、廃棄せずに何とか残せんかったんかな。 ② 昔の住宅地図を見る:せっかく先祖の本籍地を集めたので、古い住宅地図で本籍地がどういうところだったのかを見てみたい。複写したい。でも住宅地図は図書館でも禁帯出で、地域の図書館とか国会図書館とかの現地に行かないと見ることができないからな……。やるか――住宅地図複写旅――。 ③ 菩提寺に過去帳を見せてもらう:これもいつかやってみたいね。 終わりに  実際にやってみて思ったけど、これ、中学生の自由研究とかにいいんじゃないかな。役所で手続きして、資料集めて、整理して、発表用にまとめる。広げようと思えば家制度とか行政区画とかの歴史にまで広げてレポートにもできる。祖父母との会話のきっかけにもなる。お子さんがいる方、おすすめですよ!もちろん子供をもつ見込みのない独身の暇つぶしとしてもかなり面白いと思う。まあ、休日に何してるの?って職場で聞かれたときに先祖の戸籍集めてまとめてますって答えたらちょっと引かれたけどね。そもそも休日が少なすぎて疲弊して遊びにも行けんのじゃこのクソ会社がコラ。でも一人、この話に食いついてくれた女の子もいたので、あわよくばお近づきになりたいよ。一緒に新戸籍編製しませんか?住宅地図複写デートとかどうですか?もちろんオシャレなカフェとか映画館とか夢の国とかにも行きますから。高いご飯も奢りますから。自分、やれます、やらせてください。使うあてもないのにNISAで順調に積み立てられていく資産、何も積み上らない人生、虚しい。寂しい。一発やるまで死ねるか!!!
正常独身青年、先祖の戸籍を取り寄せる
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doctormaki · 10 months ago
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三日目は、カサブランカへ日帰り。うーむ。オーストラリアのキャンベラもそうだし、アメリカのDCもそうだが、近代に人工的に作られた首都とは、文化的には砂漠地帯ということ。実に無機質なのだ。首都とはそういうものなのだろう。
世界で3番目にでかい事を誇る王様が作ったハッサン二世モスクへ行く。無駄にデカいだけで、人生初モスクがイランでデビューのワシは、基本的にイランが基準値なので、何を見ても感動しない。イランは手の入れ方、丁寧さに繊細さが抜群で、絨毯にでさえワシは人の息吹を感じる。トルコでも、まぁハイ。。。って感じだったのは、父のおかげで、イランの手工芸を見ているからだろう。父、ありがとう。
それにしても、権威主義と権力の見せびらかしは、やるならもっと精緻にやれって感じ。折角、世界で三番目にデカイと誇りながら、モザイクのタイルのズレとか、そういうの、ワシはめちゃくちゃ気になる。大体、アホ丸出しの欧米人でもなけりゃ、こんなんで感動する奴はおらんやろ。まぁ首都だし、一応、見ておかんとねというだけのレベル。これに入場料取るのは、国家としては、もはや恥ずかしいレベルだが、アホな欧米人相手には良いのだろう。街中は、どこでも、植民地支配おフランスに対する反発か、イタリアンとアメリカンのレストランで溢れている。昼食も、イタリアンだったので、モロッコ仕様のマルゲリータを食す。
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昼食は、親切なイギリス人の二組のカップルと共に取る。ワシの両親とあまり変わらないだろうと推測される年配の御夫婦は、御主人はBAに長年、整備士として働いていたらしい。整備士として、若い頃はガトイックから派遣され、ザイールや南アフリカの空港に駐在。そう。アフリカ便は、皆、昔はガトウィックだった。アフリカから帰ってからはヒースロー勤務。日本にも四回、整備士として長期出張して、日本の整備士の正確さに感動し、リタイアしてから、奥さんを連れて一番最初に訪れたのは日本だったらしい。父と同じで、少し長めに働き、リタイアしたのは2015年頃らしいので、まだ観光客でごった返していない日本を見たのだ。京都、大阪、東京、御殿場、芦ノ湖、新幹線から見た富士山など、御夫婦は日本滞在がとても楽しかったらしい。良く働いた人の手は、節くれて、彼の人懐こい笑いとブリティッシュイングリッシュをチャーミングなものにさせる。子供は五人、孫は十一人目が絶賛��造中と笑って、奥さんに怒られる。ザイールでは若いのに、何もやる事なかったから、子育てしたんだよと、それでもめげずに笑いながら話す。奥さんも、笑いながら、そうね。大変だったけど、今はいい思い出と、ザイール生活を懐かしんでいた。いやぁ、マジで大変だっただろうな。ザイール。
もう一組は、ワシより少し年上で、熟年再婚のカップル。嫁はケープタウン出身。旦那は教会の牧師らしい。牧師だけに、モロッコでは嬉しそうにはじけていた。教会も大変で、イギリス国教会の矛盾、次世代への継続性が無いこと、本来はコミュニティサービスなのに、そうした教会の本来の姿が忘却されている事など、色々と話していた。御苦労なこっちゃ。まぁでも、牧師も休暇でモロッコ来れる位に儲けているなら文句無いやろ、とも思う。
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午後は海辺に立つフォーシーズンズの横にあるモールへ連れて行かれる。モールかよ。。。資本主義である。ワシは海辺で座って海を眺め、波のゴーという音に耳を澄ませる。波の音は、ザブンチャプンじゃなくて、ひたすらゴーという感じだった。父がどこかで買い求めた巨大な貝殻に耳をつけて、聞いていた音を思い出す。貝は海を恋しがり、海の音を、陸に上がっても己と共に持っていると、子供の頃、何かで読んでから、ワシは貝殻を見つけるたびに耳を付けて耳を澄ませていたっけ。平貝なんてダメよ、空気の音なんだから、巻貝じゃないと。。。と笑う母。父は何故か、その会話を覚えていたのか何なのか定かではないが、ワシの貝へのお熱が冷めた途端から、出張先で大きな貝殻を求めては得意気に持ち帰り、ワシに、おいマキ、土産だ、といって渡していたっけ。
ワシは、ドイツに住んだ二年間、今までより一層に両親への感謝しかなくなった。若い両親も、悩んでいた事もあろう。今ほど将来不安は無い時代だったにせよ、子育てに伴う不安や思いの中で、父には実に贅沢をさせて貰ったし、母には守って導いてもらった。海を眺めながら、涙が頬を伝う。ドイツにでも来なければ、これ程までに、今の自分がある事の礎を、両親がしっかりと授けてくれていたことに気付けただろうか。勿論、ワシは残念ながら天才で、やっぱり常人と違う自分に気付かされる事多数。でも、その常人ではない稀人ぶりを、温かく見守り伸ばして貰えたのは、両親と白百合の伸び伸びした環境だった。感謝。感激。雨あられである。
夕食は、ホテルの近所のモロッコ料理屋で野菜のタジンでも食べようとふらりと入る。静かに盛り上がっているアジア人の三人組。ワシは彼らの隣の席で相席となる。最初は、日本語だと気付かなかった。ワシの脳味噌、完全にフランス語とスペイン語モード。彼らの料理が来てから、なんでさっきから意味が分かるような気がするんだろうと、真剣に悩む。あー。日本語で喋っているんだと気付けるまでに、相当時間がかかった。自分に笑える。
彼らはシェア旅というSNS上で見知らぬ旅仲間を集うプラットフォームをベースに集まった旅行者らしい。主催者の男の子は三十代。旅行会社に十年勤めて、自分が生きたい旅ができる自由な旅行に憧れて、でも一人旅はなかなか予定が合わないしできないという現代日本の悲しい社会的ニーズに応じる形で、仕事としてやっているらしい。三年やって、考えて、もう少しやろうと思っていると言っていた。ノマド的に、請負仕事をしながら、海外を気の赴くままにプラプラしつつ、行く先々での旅仲間募集をしているらしい。基本的には、各自で飛行機とって貰って現地集合、現地解散。集まっている時の現地でのホテルや交通費などは、彼が手配するらしい。明るく笑う彼。日本の若者にも、まだ夢がある。
彼と一緒にいたのが、三河出身の可愛らしい女の子。まだ二十代後半。結婚プレッシャーから逃れて旅に出るのが好きらしい。愛知の女の子は大変そう。。ワシの隣の席の男子は木場出身の27歳。生まれてからずっと下町、木場育ち。スペイン語専攻し、メキシコ留学し、今は社会人らしい。私が、ついこの間まで教えていた学部生達を思い出す。ワシの学生たちも、伸び伸びと、悩みながらも伸び伸びと生きているといいなぁ。
木場の子に、何気なく話していただけなのに、別れ際に、こんなに包容力のある人に、僕、人生で初めて出会いました。本当に会えて良かったです。このレストランに入って良かったです。ありがとうございました。と、深々と頭を下げてくれた。すると、他の二人も、会えて、お話できて良かったと、頭を下げてくれる。ワシ、言葉をうしなう。素敵な良い旅を、と。お元気で。としかいえなかった。
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lienguistics · 1 year ago
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多芸は無芸
2023.12.25
私は心の奥底で本当に何者なのか。
と自問したとはいえ、諸々な経験をしたのに聞きかじった程度しか知らないやつだとしか自答ができなかった。
前世ではピアノを弾いたり詩文を書いたりするのを楽しんだとふざけるようにしょっちゅう言っているが、実はただ小学から高校までの期間だった。いかにも素朴で無邪気な子だったんだ。今や、練習の機会が一か二回しかない私はもう前と違ってショパンを滑らかに弾くことができないが、楽譜を見る限りにぎこちなくなんとかできる。母が十年間レッスンにお金を注ぎ込んでくれたのに、なんて恥ずかしいだろう。依然として弾けると告げる権利があるのか。「弾ける」と言うたびに「けど、しばらく練習していなくてごめんね」とも付け加えることになった。
家で両親とベトナム語を話して育ちながら、英語しか話さない国で学校に通って、大学に入る数年前に日本語の勉強も始めたが、「お前のベトナム語が訛りとか文法的には英語っぽい」「英語の話し方は遠回しすぎて、お前が何か言い出す前にいつも一瞬の間を置くのは、何も思いつけないアホではなく、ただ考えを纏めているだけだと時間がたつにつれてわかってきた」と直接に言われた上に「シャイすぎて日本語をあまり話さないけど、たまに何か書こうとすると…まあ、それはごく稀だけどさ」と、会話がギクシャクに進むと相手の戸惑う眼差しで察することができる。
今尚辞典を手許に置かないとこんな文章を書くことができないのは、言葉のうろ覚えの癖がある所為なんだ。「石鹸を風呂から流し台に移動しておいただけなのに、母に甲高い声で悲鳴をあげられた」というのは、元々頭の中でただ「石鹸を風呂から流し○に移動しておいただけなのに、母に甲○○声で悲鳴を○○られた」というだけだったが、辞典で登場してきた言葉を目の当たりにしたとっさに見出し語の中から言いたい単語を抜き出すことができる。日本語を勉強すると、意味・読み方・書き方という三つのことを覚えなければならないのだが、本を読んでばかりいる私は今まで意味と漢字を認められることでどうにかやっていける。その所為で会話でさえ、相手が構わない限りに、私は携帯を取り出して、読み方を忘れたのに何度も見たことのあるからなんとか書けるようになった漢字を指で描いて相手に画面を見せてあげてから、まるで言葉の読み方をそもそもずっと覚えたかように、話をさりげなく続けることが何度もあった。日本語を実際に話すことができるのか、この私は。こんな間抜けなことのために手間取るのはどれほど恥ずかしいのではないか、と毎回心の中で嘆くのに、���様な手段でさえ相互理解となっていくため、結局別にどうでもいいんだろう。
この間、手作りのクッキーをゆっくりと味わっていた彼氏がとろけそうな笑顔することで、私も最初は喜んだが、恥ずかしくて目をそらしてしまった。
料理が上達するように励んだ期間は元彼と付き合っていたときだった。仕事の後に一緒に晩ご飯を楽しむために、和食やフランス菓子の作り方を身につけて、自分の職場をたまに早く出て、予め夕食の支度をしてあげる習慣があったものの、別れるよりずっと前に、アイツの分が冷めてしまうまで放置させたことが何度もあった。私が悪くなかったのは、予定を守ることができなかったのが私の方ではなかったからだ。
今の可愛らしい彼氏を見つめながら、いつか私のことに飽きてしまうのは単に時間の問題だろう、とうっかりと口を滑らせた。彼がどんな優しい答えを与えてくれたか、私はさっぱりと忘れてしまったが、もう一回言ってくれるように頼んでも、彼は苛立つどころかおそらくあっさりともっと褒めたり慰めたりしてくれる。かまってちゃんでいたくないから、放置しておいた方がいいかもしれないが。
精巧なフランス菓子を作る経験で養われた手際が網膜下の注射のような顕微鏡下の手術にも当てはまることができると思っていた上司は、私がそんな技術もあっさりと身につけることができると最初思い込んだが、「投薬してもらうのは患者ならぬ単なるかわいそうなネズミなので成功率の七十%で十分ではないか」と結局ニヤリと突っ込んだ。どういうわけか網膜下の注射の講習を求める人にしょっちゅう頼まれているのは、きちんと教えてあげるかどうか疑問を抱かせてしまい、個人的に微妙な雰囲気をもたらすことになった。三十%の未熟という意味が仄めかされているなんて面白いんだろう。三回に一回ぐらいやらかしてしまう先生の指導を本当に仰ぐことができるの?とりあえず今のところは、たまに俄然ぞっとした手の震えを抑えかねる所為だと言い訳しておく。しょうがないと言わんばかりに。
大学院に必要な志望動機書は、ただ具体的に私が書いていたものであると同時に親友と恩師との間の競合を象徴した。私がこれまでどんな人生を送ってきたのか、これからどのように成長したいか、もっとも効果的で風流に伝える文章に取り組んでいた三人の藻掻き。親友は、私がどれほど大したことないと思った諸々な経験でも含めることにより、総合的な主観を与えることができると訴えかけたが、然るに恩師は、自分の専門知識を示すために実験の目的と身につけてきた技術と詳しく説明しようと言い聞かせた。読書会みたいな部活や趣味も付け加えさせてもらえる場合は定期的に開催されている限りだ、と。まるで私がそんなにあてのない子だから自分の能力��疑念を抱かれるのも無理はないかように仄めかした、と親友は非難した。私が手の二本でしかない上に、気になるゆえに少し試したことのある様々な経験がほとんど取るに足りないと言わんばかりだ、と私は思った。こんなバラバラで断片的な存在でどうしたらいいのか。自己同一性の修羅場にはすでに嵌っていなかったとしたら、もうすぐ陥りかねない。
だが、誰にも言えない気がした。ましてや親密な関係があるはずの両親に。
分別をわきまえた親は、父が何回も誇らしく言った通りに、父の方だったはずなのに、私が今や思わずにいられないのは、父は現実的に考える力量があると自慢に信じながら真実から執拗に目を背けているなんて情けないのではないか、と。
自由に行ったり来たりしていた父の姿をしょっちゅう見ていたのに、私もたまに出かけたい気分だと許可をもらわなければならないという矛盾をいつか認めていただけると嬉しいのだが。私が単純に十年以上食べていなかったお菓子を買いたかっただけだとわかった上に、一緒に買いに行けると約束したにもかかわらず、「あっ、実は、明日、明日行こう」と何日も繰り返していた父は、永久に先送りすることができないのもわかったはずなんだろう。
こんなに愚かなことで喧嘩を売り出すことにより、向こうの方がいかにも愚かであることを証明するのではないか。私は単純に父の機嫌の変わりやすさに対して自分の不安を言い表しようとしたが、言ったことを曲解され、ただをこねられる必要なんて微塵もなかった。ここ数日間の招待に対して実際に行きたくないとそもそも素直に拒んだ方が、そんな風に癇癪を起こして「余計に外食するのが結構好きだなぁ」と嫌味ったらしく私に言いがかりをつけるよりも、礼儀正しいと思うのだが、さあ、どうだろうね。私には何とも言えない。
「別に好きなわけではないけど、家から出るのがそんなにイヤだとしたら、早く言い出した方がいいじゃないかと思っただけだった。自分も自炊するための用事をちゃんとしておくよ」と言いながら、昼ご飯を作り始めたところで「材料を片付けろ。お前はそんなにたまらなく出かけたいのか?全部元に戻して、行け」と噛み付けられた。
「食ってかかっても役に立たないのよ。私が小さい頃から母にもずっとあんな風に八つ当たりしてるんだろう?」と何気なく聞いたら、「だから今や一人で暮らしていても、それがどうしたっていうんだ」と投げつけられた。
「もしかしたら、私も年に一回実家に帰る理由と一緒なのかなぁ」
「もう大人だろう。自分の車を買って、いつでもお前が好きなように行ったり来たりして。俺とは関係ないから、どうでもいい。お前を迎えに行くのが大嫌いだ」と最後に言ってから、謝罪しようとしたときに「確かに噛み付けるのは役に立たないけど、それが俺って人間だよ」と言い分したのはいかにもダサかった。
最近、口をきかない間柄になるほど幼馴染と���口論してしまったのは、思いがけないことだというよりも、起こるべくして起こってしまったんだ。父に対しての感情にそっくりだったのは、私の考えをきちんと整えて視点を何回も言い返そうとしたものの、認めてもらわずに相手の主観をぐいぐい詰め込まれた。芯まで劣等感に冒された奴が相手をそんな風に自分より劣っていると見做し、辛辣に罵ったりすることにより、自分の立場を守ろうとしていたが、実際は惨めに藻掻いている弱虫だけだということが私にはわかったので、そんなに意地悪く扱いされるのをなんとか耐えることができた、何年間も。
とは言っても、私も臆病者だろう。充分に励んでいなかったくせに家族と親友の関係を守ることができないと思われるのが恐ろしいから。
ー少なくとももう一回話してくれないか?
数年間繰り返し話し合おうとしていても、理解してくれることが一切ない上に、私が逆に理解してあげないとぎゃあぎゃあ愚痴をこぼしてばかりいるからそもそも完膚なきまで無駄じゃないか。
限界のない人なんていない上に、私があいつらの親ではないためちゃんと育てて礼儀を教えてあげる責任もないのが、なぜわかっていないんだろう。
自分の怒りについてこんな風にずけずけとするのは、確かに初めてなので、びっくりさせる可能性も期待していた。向こうのように鬱憤を晴らすほどではないのが一目瞭然だろうが、性格がそんなに歪んだ相手にそう思われてしまってもしょうがない。もう取り返しのつかないところまで来させてしまったから。
生物医学の博士課程に進む大学院生として結局受け入れてもらった私は、親友と恩師以外誰も知らずに申し込みを内緒で用意して志望動機書を書こうとしていたとき、今までどのように成長してきたか回想することにより、大変だったときからの記憶も蘇らずにはいられなかった。避けようとしても無駄だということがわかったため、代わりに別のエッセイに入れて書くことにすると、こういう執筆になってしまった。
と、書き上げたとたん、携帯の通知音が急に鳴って、画面を見ると、また大学一年生の物理学の宿題を手伝ってあげるように私に頼んでいるメッセージがやってきた。往復って、ね。
〈前〉
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justdrinkwine17 · 3 years ago
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【人生最高のパートナーに出会う】
私はシス男性との交際を重ねてきたシスヘテロ女性だ。
まだ不確かですが、自身のセクシャリティはデミセクシャルに近いと思っている。
今までの交際の共通点をひとつ挙げるとするなら、「女性としての自分が搾取・消費されている」ような感覚を常に感じていたことだった。優しい人や、人として尊敬できる人もいたが、彼らは常に私のありのままを好いてくれるというよりは、「女性にはこうあってほしい」「女性とは、男とはこういうものだ」というステレオタイプの型にはめたがるような人が多かった気がする。
フェミニズムに出会う前は、自分の事を本当に大切にしてくれなくても「女としての価��」を見出してくれるような人との交際で自尊心を満たそうとしていた。そして、フェミニズムに出会ってからは、心の底から男性を尊敬したりすることもなくなり、実生活での男性との出会いに希望を抱かなくなっていた。傷つくくらいなら、最初から相手を馬鹿にして良い所取りの恋愛をした方が断然楽だと思っていた。
『モキシー』(マジで最高の映画だからみんな観て)のセスのようなパートナーを探すのが温泉を掘り当てるより難しいこの日本に住んでいれば、誰もがそう思うのではないだろうか。でも、それは少しミサンドリーにも近い感覚だったと思う。
もしかしたら、私がもっと相手を知ろう、信頼しようと努力していればより良い関係になっていたのかもしれない。過去の自分の恋愛を振り返る度に、自分自身を傷つけたこと、相手に失礼な態度を繰り返していたことを今でも反省している。
ここ数年は、「結婚なんてせずに自分の趣味や仕事に熱中し、将来は大好きな友人とマンションを買って保護犬と暮らす」ことを夢見てきた。大好きなアイドルのヲタクをやりつつ、タイプの子とアプリで出会って軽く遊んで生きていくくらいがちょうどいいと思っていた。
ある日、私は何気なくTinderというマッチングアプリを入れる。その時も、本気でパートナーを探そうなんて微塵も思っていなかった。ミソジニー臭が強い人や、レイシストとは死んでも会いたくなかったので、会話の中にさりげなく『セックスエデュケーション』の話題をねじ込んでみたり、BGMを「Boss Bitch」にしてみたり、プロフィールに「アライ」の項目を追加したりして様子を見ていた。大体4~5人位とアポを取り、この中からしばらく遊べる人が見つかればいいかな?と思っていた矢先、ある人からライクが来た。普通に顔が可愛かったので(本当にルッキズムで申し訳ない)マッチさせると、こんなメッセージが来た。
「自分もドジャ好きです!」「お姉さんストレートアライなんですか?」
「絶対こっち側の人間じゃん。」
私はすぐに確信した。この人は何か違うぞ、と。
彼がシス男性であり、パンセクシャルだということ(書くことについて許可は貰っている)を確認した上で話を進めていくと、洋画や古着が好きという話、彼自身もパンセクシャルなので『Call me by your name』を観て感情移入してしまったという話、Awichが好きという話、ゾンビ映画が好きという話、お互いの家が歩いて10分圏内という話、色々と共通点があり、その日のうちにあっという間に仲良くなった。
そしてそんな彼とマッチした次の日、事件は起きる。
HIPHOPやラップが好きだという彼に、私が「カッコよくて強いお姉さん大好き」と伝えると、
「もしかしてひなさんってフェミニストですか?」と聞かれたのだ。
ここで私は、「ああ、もう彼ともここで��わりなのか」と絶望した。フェミニストだと伝えたらどうせヤバい奴だと思われる、嫌われる、と思いこんでいたからだ。せっかく仲良くなれたのに残念だな~と思いながら返事を送ると、さらにびっくりするような返事が返って来た。
「自分もフェミニストです。」
口から心臓が飛び出るかと思った。こんなに話が面白くて自身の特権を自覚しているシス男性のフェミニストがなぜTinderにいるのか?と。彼がなぜフェミニストになったのか、普段フェミニストとしてどんな思いで生きているのか、ゆっくり話を聞いていくうちに、私は彼のことを人としてどんどん好きになっていった。
(今思えば、本当に私は世の中の男性を舐めているし、Tinderというアプリの事も舐めていた。しかし、そのような出来事はなかなか起きないのが現実。Tinderにだってフェミニストくらいいるだろ、と思えるような社会になって欲しい。)
その日の夜に初めて電話をし、次の日も12時間というアホみたいな長電話をし、どんどん仲を深め、マッチしてから1週間後に彼の家に行くことになった。
実際に彼と会うまでに、「遊びではなく、もしもちゃんと付き合うのなら真剣にお付き合いがしたい」「一人の時間がとても大切」「ずっと人といると疲れてしまう」「現時点では結婚もしたくないし、子供も欲しくない」「無駄な駆け引きや恋愛ごっこに興味がない」「あくまでもお互いは他人」「自分の考えをまとめるのに時間がかかる時があるからしばらく放って置いて欲しい」といったような、自分自身が生きていく上で何を大切にして生きて来たか、相手にどうして欲しいか、人生とは、生きるとは、死ぬとは何なのか、そういった話を濃密に重ねた。まだ一度も会ったことがないのに、この人とならこの先不安なく様々なことを乗り越えていけそうだな、そう強く思えたのだ。
そして初めて会って彼の家でデートをした時に、私の両手を握り真っ直ぐと私に向き合いながら「お付き合いしてください」と伝えてくれた彼と、その日チームになった。
私も彼も自己分析が好きで、誰かに傷つけられ、誰かを傷つけ生きてきたことに対して、全力でぶつかって来た。だからこそ、お互い衝突もなく、毎日笑い合いながら過ごせているのだと思う。共存していく上で、「他人を傷つけない」「自分のことを大切にする」これらを私たちのモットーにしている。例え喧嘩や言い合いになったとしても、「この人はちゃんと話し合える相手だ」という安心があるのは、とても大きな事だと改めて思った。
また、これは完全に相性もあると思うが、私も彼も得意分野が全く異なっていて、そこが面白い上に生活しやすかったのだ。私は些細な掃除や整理整頓、水場の掃除やちょっとしたお料理が得意。彼は大きな模様替えやメイン料理、何かをデータにまとめたりお金の計算をするのが得意。私は毎日家事ができるが、彼は苦手。でも、1頼んだら100で返してくれる。
お互い、誰かと同棲なんて絶対に無理!と思っていたのに、付き合い始めて1ヶ月も経たないうちに自然と同棲がスタートした。いちいち荷物を持って家を行き来するよりも、一緒に住んだ方が楽だったのだ。
ベッドで永遠にフェミニズムや政治問題について語り合う日もあれば、深夜にパンケーキを作って食べる日もある。
同時に同じ言葉を言ったり、同じ歌を歌ったりしてクスッとなる日もある。
情緒不安定な日には、適度な距離を取りつつ、話を聞いてくれたり、ハグをしてくれて笑わせてくれる。
私よりも私のことを上手く分析してくれて、丁寧に前置きをした上で、私と一緒に思考の整理をしてくれる。
どんな時でも、いつも全力で真摯に向き合ってくれる。
ぷにぷにのお腹を可愛いと言ってくれて、メイクを落とした私の小さい目を笑いながら可愛いと言ってくれて、毛があっても無くてもひなさんは美しい、と言ってくれる彼が大好きだ。
社会に押し付けられた男性らしさと向き合い、闘いながら、自分の「かわいい」を追求していく彼が大好きだ。
気づいたら狭い家のどこかに隠れていたり、すぐにオリジナルソングを作って披露してくれる彼と暮らしていて、このクソみたいな国に縛り付けられていた自分の人生が少しマシになったように感じる。そしてこれは私のエゴだが、彼も同じことを思っていてくれたら嬉しい。
戦友であり、友人であり、家族であり、仲間でもある、誰よりもかっこいい私のパートナー。
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mmrta · 6 years ago
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ここ最近またずっとリプ応酬してて心の底から腹たったので自分用に書く
こうして読み物に残しておくと、これもまた「あなたこの時こんなこと書いてたじゃないですか」ダブスタダブスター!!!って妖怪口からダブスタババアが現れるかもしれんけど自己矛盾しようが、この時はこう思ってたっていう記録にもできるから書くわ。
基本相手がどういう表現してるかに合わせて書くから好き放題書くよ。
これ誰のこといってるの?みたいには書かないから今まで見てきたものすべてを混ぜて書くわ。自分のことじゃん?とか思うならそれは自分のことでありお前のことじゃないこともあるから。
ババアとか気持ち悪いとかお前とか言われた><!! めっちゃ悲しい!><
悪口よくないと思います!!とかまた本質ズレてくと思うしそういう揚げ足取りされたくないなら綺麗な文章にしたらいいとも思うのはそうなんやけど、めんどくさいし、イラ���ラからそのままかくし、謝罪要求マンが出てくるだろうから先に謝ってやるよ。
ごめんなさい!!!
ほんで、今やってるやりとりだけど、最終的に謝れないなんて可哀想ってあなたたちに謝って一体何の意味があるの?
めんどくせーなとおもって返事した「はい」に大して素直でよろしいとか気持ち悪いんだよ
お前以外のまともに会話できる人間とは愚痴垢、ふつーのアカウント含めて全員ちゃんと対話できてるし、謝罪だってごめんねーと思ったらするわ。
それを謝れない幼稚さ~とか、急に腕つかんできてまともに声かけできない精神年齢何歳児かわかんないくらい人間に謝るわけねーだろ。
でも大体こういうのって謝ったら「よく言えました」とか満足するんだよな。クレーマーってこうなんだけどお前クレーマーの域だよ。
と思ったら「はい」っていったときにお前「素直でよろしい」とか満足してるじゃん。
気持ち悪いんだよ。そんな気持ち悪い人間を満足させるために「ごめんなさい」なんて言うわけないでしょ。
正しいと思ってるんでしょ?正しいよそりゃ。クレーマー様もそう思ってらっしゃる。でもその正しさを相手に理解させるためにとってる手段、全部最悪だよね。自分が正しい、相手が間違ってる、だから?
大嫌いなコンテンツとそのファンを徹底的に貶めるためにアカウント作成して?
マイナス意見をいうために~とか尤もらしい理由つけてたけど違うだろ。
自分の大嫌いなコンテンツのサービス終了と不幸を祈って難癖つけて貶してネット上で袋たたきにするためでしょ。マイナス意見なんてかわいいもんじゃねーだろアレ。これはマイナス意見なのですが・・・のレベルじゃねーわ
前にそういうの指摘したときも「自分が思ってないことを勝手に決め付けられる」とかプンスコしてたけど、あなたが「そう思われちゃってもいいんですか~!?」とか勝手に他者評価をしたように、たとえ自分がそうは思ってなくても他者からはそう見られてるっていう客観性みたいなの持ち合わせてないの?
リプで応酬したときに、いくら正義感にあふれて美しい言葉で取り繕っても普段の言動と目的や態度全部みたら、こいつクズじゃんって思われて当然だし、そんなクズの言い分なんか語るに値しねーわみたいに言われて、そんなこと思ってないのに!心外ですっていうなら、ご自身がどんな風に悪意ばら撒いてンのか態度改めてみたらどうなん?
自分と同じ価値観の愚痴垢アンチには気持ちいい言葉ばら撒いて、たっくさんのRTといいねをつけてもらって、「あ~!!アンチしてて気持ちいい~!!みんなそう思ってるってことだよね~!!!」って勝手に気持ちよくなって、承認欲求満たしまくる一方で、おそらくあなた自身が想像する以上にあなた憎まれてるし、自分が向けた憎悪を同じように向けられてるだけでしょう。 
ダブスタブーメラン大好き人間は愚痴を言っちゃいけないの?、とか、あなたも批判してる、あなたも愚痴垢じゃない��すか!!ダブスタ~とか即言い出すけど、愚痴も批判も当たり前にするし、愚痴垢関係なく誰にだってできることだし、それ自体本来咎められるべきものじゃないと思うんですが。
問題はあなたたちみたいな人間が愚痴という言葉を建前に中傷や暴言することを目的にしてアカウントわけてまで、明確な悪意や憎悪を自分が憎むものへと向けて振り撒いてることなんじゃないですか?
愚痴垢と京アニ事件とhagex事件
ところで京都アニメーションでの事件の犯人の根底の考え方と愚痴垢の考え方と何が違うの?
犯人と同じような憎悪を抱えた人間のくせに「京アニにこんなことして!許さない!」って愚痴垢がいってるのみたけど、どの口で言うねん
実際にはガソリンもって社屋に駆けつけて火つけてないからセーフとかでも思ってんのか?
犯罪に及ぶまでのステップがないとでもおもってんの? 動機がどんな風に積み重なるのかしらんの? なんで愚痴垢が京アニ事件をまるで他人事みたいに語れるの?
自分はこんなんやから憎悪に駆り立てられたらあっち側の人間になりそうだなって恐怖したわ ええー犯人の気持ちがわかっちゃうんですかあ? とかまたアホなこと言い出しそうやけど、わからんのか? 愚痴垢してるのに?
ああ・・・、正義側の人間やもんね。そうだよ、きっと犯人も犯罪に至るまでは正義側の方にいたんじゃないの?
Hagex事件も大体同じような動機だよな、京アニよりネットコミュニティで発生したという点においては、愚痴垢界隈に近いかもしれん。
ネットリンチっていうけど、愚痴垢の晒し行為みたいなもんやろ
そういうのをやめろ!!って件の犯人はブチギレたわけですけど、そのやめろ!!!という対話に選んだのが相手への誹謗中傷暴言なわけじゃん
この低脳wwwとかいきなり言い出すの、アンチがお花畑wwwって煽るの何が違うんや?
愚痴垢と一緒では? 公式は間違ってる! パクリはやめろ! 花畑は頭が悪いな!って延々と自分と違うファンを引用RTしたり蔑称で呼んだりして汚い言葉で応酬するわけだ。
一見正義じゃん? 正しいじゃん、間違ってないように聞こえるのに、選んだ方法はひたすらにコンテンツとファンを貶すことでした、と。
hagex事件の犯人のその行為自体が間違ってるか否かというと、それはこの人なりの正義だし客観的に見たら1人を晒してよってたかってネットでボコるのを「自己責任」だの「ボコられる理由があるからしゃあない」だの「ネットで炎上はつきもの」だの、肯定できる人間にもたくさん理由あるかもだけど、自分は犯人と同じく行き過ぎたネットリンチってただの暴力だし、したらいかんことやと思う
でもネットサーフィンだらだらしてるとどーしても境界線がわからなくなるというか現実よりももっと簡単に自分の怒りや悲しみを激しく表現できる分、距離感間違っていくって本当あると思うんだよな
あと認識が間違ってる人間にしか反論してないとかいうなら別に愚痴目的のアカウントでやる必要なくない?
bioに愚痴だの私怨だの、���分の好きなコンテンツが地雷でさっさと畳めみたいの書いてある垢から急に引用RTされて、相手が「びえーん怖いワタシ間違ってた」てなる可能性よりも、「は???愚痴垢?なにそれきも」ってなって余計に嫌われるだけやん
本当に暴言吐きたかったってだけなら十分目的達成できてると思うけど、別にわかりあうつもりなんてないしwwとかならやっぱ完全に暴言アカウントやんけ
そーいや愚痴垢じゃなくて呪詛垢って名前つけられてたけどあんま定着しないな自分から名乗らんもんはなかなか伝播せんよねー
自分の意見を理解してもらいたい、広めたい、誤解をときたい、できれば相手の意見も聞いて理解しあいたいとかなら、自分の本垢からそれ間違ってますけどって言いにいけばいいんだけど、なんで言わないの? 普通に指摘しあってる人たちいますよね? 自分も普通に指摘しにいくけどさ。
本垢でそれやったらやばいと思って安全地帯からなら平気で相手を傷つける言葉を使っても咎めらんないし、なんなら同じ価値観の愚痴垢がいいねやRTして広めて認めてくれる!!! よっしゃ愚痴垢したろ! みたいなノリなんじゃねえの? そういう小賢しいところも素直に愚痴垢の話を「ご意見」として聞けない要因の一端だよ
それなのに我が物顔でご意見かますから気持ち悪い
本垢で好きだって気持ちたくさん書いてるはずなのに、そういうの見せない人間の怒りとか嘆きとか信用できないんだよね
たとえば、捨て垢ですけどST☆RISHの単独してほしいですってなんで????
なんでスタリの単独なんていう望んでも別にいいはずのものを捨て垢で言うのか心底疑問やし、やっぱ自分と違う価値観の人間攻撃したいからだろうし、愚痴垢や捨て垢でスタリは単独できないの!?とか散々嘆かれて、他攻撃して、スタリ過激派気が狂ってるみたいにいわれるのスタリとスタリが好きな、愚痴垢なんか作ってないほかの人がめっちゃ可哀想と思ったんやけど。
単独してほしいだなんていいながら平気な顔して他人ボコボコにできるの、実際スタリ単独してほしいとか思ってないんじゃないの?
スタリ単独してほしい悲しい気持ちのワタシが勝手に暴れてみんなにヨチヨチしてほしいだけやんけ、お前が一番スタリを信用してないし、スタリ単独してほしいなんて願ってすらいないんだよ
そんな人間が他ファンみて、うたプリを利用するな~!!!とか言い出すのマジでなんなの、うたプリの愚痴垢こそ、うたプリというコンテンツに勝手に依存してうたプリっていうコンテンツを勝手に自分で解釈していいようにして名前使ってぶっ叩いてるじゃん歩く公害かよ
本来愚痴だなんていわなくてもいいはずの意見や考え方もあるとおもうんよね
運営への不満だって普通に言ってもいいと思うけど、フォロワーとの人間関係やSNS上言いづらいとか抑圧されて愚痴垢として愚痴を使い分けるしかないみたいなのは本来の「愚痴」なんやないかなぁと思う、でも、なんかしらんけど、愚痴垢って自分自身を愚痴垢であると名乗ると攻撃性帯びるよね
どうせ愚痴しか言わないし、誰にも見られてないという客観性を見失ってしまうから、ただの愚痴だったものがどんどん攻撃性を帯びて、同じSNS利用してる第三者を見つけてきては愚痴ぶつけて、他人で憂さ晴らしみたいになるんかしら
あと、
日常生活をただつぶやいてる人間がぽろっとこぼす愚痴
愚痴だけを目的に凝縮したアカウントが普段から撒き散らす愚痴
これ、まったく性質が異なると思うんだけど、愚痴垢って基本ごっちゃにして話すよね
アカウントをわざわざわけてまで、愚痴を目的に愚痴垢なんか作ってしまったら、そのアカウントを覗くときに「あ~なんか愚痴らなあかんかなぁ」って思ったりしてない?
なんかすげーしょーもないことに対してまでケチつけてる愚痴垢見てると、こいつ愚痴るために物事わざわざ見てないかって思っちゃ��んだよね
愚痴垢っていうアカウントをあえて作ったことで、本来そんな風に見ていなかった物事にまで悪意やマイナスをフィルター通じてみてしまって、歪んだ世界のなかで勝手に不機嫌になって勝手にキレて、自分とは違う価値観で、自分の嫌いなものを受け入れて楽しめる人たちを勝手に憎んで、自分の中で肥大化した正義感で戦ってんじゃないの???って思ってるわ
ほんでなんでそんな愚痴垢をわざわざ見てるかって、愚痴垢が絡んできたからはもちろんきっかけのひとつだけどね 多分性質が似てるんじゃん?
似てる、見てて面白いっておもわなきゃこんなん絡むわけないじゃん。
愚痴垢はこっちが裏のお顔なのかもしれないけどこっちは表のお顔だし、こういう性質の自分を曝け出して、こういう自分を見てくれる人とやりとりしたいんだよ。
つーか、愚痴垢じゃない本垢のおまえらというのはどれだけ美しいの?
愚痴垢のときの方が解放されてるんだからそっちの方と仲良くなれたほうがいいんじゃないか?
愚痴垢オフ会ってのはあながち悪くないと自分はいまさら思ったよ、ぜってーいかねーけど
自分が絡みにいくときに大抵決めてるのは、散々言いたい放題してる奴が自分から同じような物言いやケチつけられたらどう反応するのか気になった相手が主だよね
自分が急に暴言吐かれてどう思うのか
今までどんだけ暴言吐いても相手からスルーされて反論されないことを「やってやったぜ!!!」と思ってたのが急に「は?ぶっとばすぞ?」って返ってきてどんな風に自分の暴言を正当化させるのか
自分が好きなものを徹底的に否定されてどんな気持ちになるのか
絶対的に自分は正しくてもやり方に納得しなければ従わない、思い通りにならないとどんな言葉で自分を飾り立てて正当化するのか
自分に対して「あなたも愚痴垢だ!」とか「ブーメラン!」とかいえる人間はよくわかってるじゃんって思うよ、おんなじことをしにいってあげようと思ってるから
あー、今はマシュマロもあるから普通にうたプリの話もできて楽しいっすね
悪意はお金にはなんか変わらないし自分には信者とかおらんから金にならねーから普通に皆さんと対話するためにこれからも使うわ
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tieriart · 6 years ago
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STORYストーリー
INTRODUCTION
「夢を諦める方法なんて、知らない――」
『憧れのホテルマン』を追って、老舗旅館『柊庵』グループの系列・ホテルオートリへ入社した星谷悠太。
1年間に渡る「五つ星」星社員試験に合格し、
晴れて「五つ星」星社員となったのだが、新年度早々彼らに“新たなる試練”が……!
新年度最初に行われる大型イベント。
それは、引退した鳳たち《歌劇宿乱》が主催を務める≪お茶会≫のサポートをすること。
伝統の『お茶会』開催をめぐり行われるのは、
「五つ星」星社員を有する施設だけが参加出来る開催会場コンペティション。
これを勝ち抜き、選ばれた1施設だけが、≪お茶会≫会場として使用される。
それは「五つ星」星社員としても名誉であり、
老舗旅館『柊庵』グループの系列内で名声を得ることでもあった。
栄光への切符をかけ、星谷たち新「五つ星」星社員は≪開催会場コンペティション≫へ挑む!
就職ドタバタ・エイプリルフールストーリー、再び幕が上がる、その瞬間。
//
第1場:歌劇宿乱本社にて
柊・鳳・楪・漣
「え?」
「暁が指導した星社員たちは、今回のコンペに参加しないの?」
「またどうして」
「きみたちが支配人を務めていたホテルや旅館とは違って、僕がいた『あかつき高原研修センター』は学校の林間学習や会社のフレッシュマンセミナーに使われる宿泊施設だからね、年度初めの今が一番の繁忙期なんだよ。現に4月5月は予約が埋まっていてとてもお茶会の準備をしている余裕はないよ」
「なるほど。お茶会が開かれるのは4月末……まさにど真ん中というわけか」
「オー、なーんと! 暁のディシプルたちはとっても真面目な働き者。今回のコンペティションを勝ち抜いてボクらのサポート役になってくれたらきっとトレビアンな仕事ぶりを見せてくれると思っていたのに……でもボクのディシプルたちにとっては強力なライバルが1組減りマーシタ! チャンスデース!」
「楪……」
「あなたはこういう催しでは意外な強かさを見せるな……」
「コンペの審査は公正に行わなければなりませんよ?」
「ウィ~、分かってマースよ~」
「ははは。けど残念だな。ほら、あかつき高原研修センターにはキャンプ場もあるじゃない? 高原におしゃれなテントを張ってガーデンパーティー風お茶会、なんていうのも楽しそうだなと思ってたのにさ」
「そのくらいの突飛なことは、きみが育てた星社員たちも考えそうなことじゃないか。ホテル・オートリがコンペで勝っても、似たようなことをするんじゃないのかい?」
「なるほど、いいねえ!」
「今のは苦言を呈したんだよっ?」
「何はともあれ、お茶会の会場が決定するまでの1ヶ月弱、彼らは厳しい審査を受けることになる」
「ええ。歌劇宿乱より派遣される調査員が宿泊客を装って、抜き打ちで各施設を訪れ審査にあたることになっています。彼らにとっては、気の抜けない1ヶ月となるでしょう」
「歌劇宿乱の一員としては、肩入れは出来ないけど、」
「元・上司兼指導者としては、陰ながら応援したい気分だよね」
「ウィ! ボクらみんなのディシプルたち、頑張ってクーダサーイ!」
★次回、『第2場:ホテル・オートリにて』へ続く!?
//
第2場:ホテル・オートリにて
「あ~あ~あ~忙しいねえ、まったく」
「春休みの繁忙期は終わったじゃねえか」
「それじゃない。例のお茶会の開催会場コンペティション対策でてんてこ舞いだ」
「あー」
「いつ歌劇宿乱の調査員が泊まりくるか分からないからな、おかげでタヴィアンとの同伴出勤も1ヶ月お預けだ……ここまでやったからには何としてもコンペを勝ち抜いてやらないとねえ。フローリスト! いつも以上に豪華絢爛な花を用意して気合いを入れやがれ!」
「控えめな花にも良さがある。花のことは俺に任せて、お前は客への態度に気ぃ付けろ。月皇に言われてんだろ?」
「ハ、過剰にへりくだるなんざ御免だねえ。お客様は神様だとか言うらしいが、オレ様は天花寺翔様だ!」
「……」
「おーい、天花寺~! 空閑~!」
「おはようっ」
「星谷。那雪」
「ロビーでバタバタ走るな、野暮助ども」
「あ、ゴメン!」
「あわわ、ごめんねっ」
「どうした?」
「これこれ、食べてみて~。那雪がお茶会用に考えた新作のケーキ!」
「星谷くんにはさっき試食してもらったんだけど……唐辛子パウダー入れすぎてないか心配で」
「また激辛スイーツか。それ客からの評判どうなんだあ?」
「美味しかったよ?」
「あ、有難う」
「お茶会用って……まだコンペ中なのに気ぃ早えな」
「だって居ても立ってもいられないよ~」
「1ヶ月近くも審査期間があるなんて……何もしてないと緊張しちゃって」
「ほら見ろ、やっぱり審査期間が長すぎなんだ」
「いっそ拳で決着つければ1日で済むのにな」
「ええっ」
「ボクシング勝負とか? でもそれだとオレ出番ないかも、多分弱いもん(苦笑)」
「そんなもんはお前と柊庵の庭師で勝手にやりやがれ」
「漣屋も侮れねえぞ。イノシシ転がすような奴がいるからな」
「北原くん……(苦笑)」
「!! 空閑、あの野暮助に負けたら承知しないからな!!」
「お前、月皇が親の七光りっつわれたの、まだ根に持ってんのか。本人が気にしてねえんだから忘れろよ」
「違っ……か、勘違いするなっ! オレは別に仲間のために怒ってるとかそういうんじゃないだからなっ!」
「天花寺ってほんと友達想いだよな!」
「そうだね!」
「やれやれ、何を騒いでいる」
星・那
「月皇(くん)」
「噂をすればだな」
「フンッ」
「おい、星谷。事務所に大きな荷物が届いているぞ。一体何を買ったんだ」
「ああ、アレ!���
「私物ならきちんと休みの日に自宅で受け取れ。職場を何だと思っている。飼い猫を連れ込む奴といい……」
「アァ?」
「違う違う、アレはホテルで使うやつなんだって!」
「は?」
「アレって……何買ったの? 星谷くん」
「パラソル!!」
那・月・天・空
「パラソル????」
「もし今回のコンペに勝って、うちのホテルでお茶会することになったらさ! 庭にパラソルいっぱい立てて、お料理なんかも並べちゃって、鉄板なんかも出しちゃって、焼きそばなんかも作っちゃって、来た人みんながお腹いっぱいになって帰れるような、すっっごいお茶会にしない!?」
「それお茶会じゃなくてバーベキュ���大会だろ!」 
「やれやれ……」
「あはは(苦笑)」
「それ、自腹で買ったのか」
「うん! 実際、使うことになったら経費にしてもらおうと思って一応領収書もらっといたけど」
「コンペで負けたらどうすんだ」
「へ?」
「・・・」
「えーと……考えてなかった」
「オイ!!」
「えええっ!?」
「だ、大丈夫っ! 5人で力を合わせれば、きっと何とかなるよっ! オレは、夢を諦める方法なんて知らない!!」
那・月・天・空
「(きっとノープランだ……)」
「さあ、今日も仕事の時間だ! オレたち――」
星・那・月・天・空
「ファイブスターダスト!!!!!」
★次回、『第3場:柊庵にて』へ続く!?
//
第3場:柊庵にて
「1に売り上げ、2に売り上げ、3、4がなくて、5に伝統! ハイ!」
辰・戌・虎・卯
「1に売り上げ、2に売り上げ、3、4がなくて、5に伝統!!!!」
「今日も我が柊庵が掲げるこのスローガンを胸に留めつつ、同時にお客様のお気持ちを最優先に、各自業務に励んでください。女将、何かありますか?」
「みんな、笑顔を絶やさずにね」
申・戌・虎・卯
「はい!!!!」
「ではこれで朝のブリーフィングを終了します。本日も、宜しくお願いします」
辰・戌・虎・卯
「宜しくお願いします!!!!」
「はいはーい、確認だけど、マジ通常通りの仕事でいいんだよな? 今日から例のコンペの審査始まるって話だったけどよ」
「その通り。この1ヶ月は我々柊庵の星社員にとって勝負の1ヶ月。ですが気負うことはありません。私たちは常に、全てのお客様に対して、完璧かつ最上級のおもてなしをしています。ありのままの姿を見ていただけばよいのです
「栄吾の言う通りだよ。柊元支配人の教えをしっかり体現して、お客様に心を尽くす。それだけで、十分に特別なことなんじゃないかな」
「虎石くんの女性のお客様への過剰な接客は、ちょっと控えてもらいたいところやけど~」
「はあ? オレより戌峰のが要注意だろ? 歌劇宿乱の調査員が泊まりに来た日に食材なくって夕飯出せねえなんつーことにならねえように、誰かに冷蔵庫見張らせろよ?」
「うん!」
「まあ、普通に考えてこのコンペ、勝つのはうちらに決まってますけど~」
「なんでなんで? ホテル・オートリ豪華だよ? クリスチアン・パリキラキラだよ! 漣屋強いよ!」
「アホらし。そんなん敵やあらしまへん」
「そういえば……さる筋から得た情報によると、あかつき高原研修センターがコンペへの参加を辞退したのだとか」
「え、マジ?」
「なんでなん?」
「きっと、新年度シーズンで忙しかったんじゃないかな。名声よりも、今、手元にある仕事、目の前にいるお客様を優先したんだ」
「さすがは実直さに定評のあるあかつき高原研修センターの星社員。同じ宿泊業界に身をおく者として、彼らの考えを支持します」
「じゃあ僕たち、あかつき高原研修センターのみんなの分まで頑張らないとだね!」
「お」
「戌峰くん��てたまにいいこと言うやんな」
「それな」
「エヘヘ」
「今のは褒めた」
「ではみなさん、お手を拝借!」
虎・卯
「出た!!」
「柊庵での、楽しいお茶会を目指して~! エイエイ、」
辰・申・戌・虎・卯
「オー!!!!!」
★次回、『第4場:クリスチアン・パリにて』へ続く!?
//
第4場:クリスチアン・パリにて
「はわわ~っ!」
(ドンガラガッシャン!)
「失礼しました」
「し、失礼しましたですっ」
「ソウ。転ばないで。お客様の前で」
「ごめんなさいです、揚羽。はうぅ~」
「行く? 医務室」
「大丈夫です~」
「ならついて来て、買い物。頼まれたから、お遣い」
「もちろん、構いませんよ! 何を買いに行くですか?」
「茶葉。ティーフェア、やるって。増やすって、お茶の種類」
「ああ、お茶会の会場コンペティション対策ですね! フランスは美食の国だけあって高級な食品店がたくさんあるです。本場イギリスの紅茶や、中国茶、日本茶、もちろんコーヒー豆も、きっと色々手に入ると思うですよ?」
「通訳して」
「任せてくださいです! そうだ。いい茶葉が見つかったら、ホテル・オートリの皆さんにも送りませんか?」
「! ユータに……!」
「揚羽、今回のコンペで星谷くんと戦うことになってちょっと元気がないですけど、ライバルっていっても敵じゃありません。正々堂々ぶつかり合って、時に優劣がついても、それで終わらずに高め合える、それがライバルです! 素敵なものを見つけたら、おすそ分けしていいって思うですよ?」
「……うん……!」
「それじゃ急ぎましょ! きっとたくさんお店を回らないとダメですよっ――とっとっっと……はわっ、ぶふぇっ!」
(ドッタン!)
「失礼しました」
「し、失礼しましたです~っ」
「ドジ」
「ごめんなさいですっ」
★次回、『第5場:かくれ宿・漣屋にて』へ続く!?
//
第5場:かくれ宿・漣屋にて
「いーかテメーら! 今日の予約は2組! 歌劇宿乱の調査員が紛れ込んでるかもしれねーからな、舐められるような接客したら有罪だぜ! 崖の途中でへこたれる奴、薪割り中に座る奴、蝋燭暗いとか文句たれる奴、ジビエ臭��とか言う奴、シャワーないのか聞いてくる奴、虫よけスプレー求める奴はいつも通りケツ叩いて精神鍛えなおしてやれ! ミーティング以上! 解散!」
(シューーーーー)
「シュー? 聖、何の音だ」
「虫よけスプレー」
「オイッ!」
「この山、蚊が多いからさー。お前らよく刺されないねー」
「刺されてるに決まってるだろーが!」
「ええ?」
「それでも下界の文明に頼らずに生活するのが漣屋の売りだろーが! そんなナヨナヨしたもん、従業員が使ってるとか有罪だぜ! つーかどこで手に入れたんだ、持ち込み禁止のはずだろ」
「アマゾン」
「??? いつ外国行ったんだ」
「(アホだなー)」
「アマゾンっつったらピラニアだろ。いっつも俺が食材調達して��だからよ、たまにはテメーで獲物の一匹くらい捕って来いよ」
「お前みたいなガッツある奴がポロロッカとかで命落したら柊庵グループにとって大損失だからな、廉はアマゾンには近づかない方がいいよ」
「ハ? 何言ってんだテメー」
「今日の食材は何になりそう?」
「さあ。出たとこ勝負だ」
「ちなみに俺的には、たまには山菜料理Dayとかあってもいいんじゃないって思うけど」
「草だけ食ってどうやって崖登り下りする体力つけんだよ。有罪だな」
「ちなみに俺的には薪割り、ジビエ、リアルクライミングにドラム缶風呂じゃ、野性味溢れ過ぎててどう考えてもお茶会の開催会場には選ばれないって思うけど?」
「経営理念を曲げて勝っても勝ちじゃねーだろ。そんなもん、星社員にとっては試合に勝って勝負に負けたようなもんだぜ」
「じゃあせめて、山だからこそ提供できる新しいレクリエーションを考えてみたら?」
「レクリエーション?」
「子供や女性も喜ぶようなやつ」
「………ウリ坊とっ捕まえてふれあい動物園でも作るか」
「お前は動物とっ捕まえる発想から離れないと長生き出来ない気がするな」
★今回の更新はここまで♪果たして≪お茶会≫会場はどの施設に!? ※次回更新は20200年4月となります。
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yrkhang · 6 years ago
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「選ぶこと」について
すごい個人的な話をすると、というかここは個人的な話をする所なので別に断らなくてもいいのだけど、すごい個人的な話を勝手にするのもどうかと思うので一応断っておきたくて、ああそれで何だっけ、そう、個人的な話をすると、盆に実家に帰ってきており、滅茶苦茶疲労感がある…。
実家に帰ってくると普段自宅でしている仕事が単純に十倍くらいになってしまいがちなで、端的に言うと横になった瞬間地球の重力に魂を引かれ全身が石のようになり、大地と一体となってそのまま動けなくなる傾向がある。世の実家に帰る人たちはちゃんと実家に帰っているのでえらいなと思っている。というか、実家、やることが多すぎる。
何度か書いている気もする(そうか?)が、実家、最寄りのコンビニまで徒歩30分くらいあるド田舎なので原則として何もなく、概ね空を眺めて暮らすこととなる。空、意外と眺めていて飽きることがなく、あ、僕の地元は僕の知っている映画監督の出身地に近いのだけど、氏が「この景色に救われてきた��みたいなことを言う気持ちもちょっとだけ分かる気がする。
泥になるほど疲れているので話をする。
先日『天気の子』を観てきた。
で、すごいのすごくないのうんたらみたいなことは僕にはよく分からないので、自分なりに感じたり思ったりしたことについての話を残しておきたい。
どうでもいい話をする。
っていうか、田舎、マジでやることが多過ぎる。あと変に標高が高いせいでやたらと涼しく完全に関東で溜めまくった夏の疲労も一気に噴き出してしまうので歩いていても目の焦点が定まっておらず、控えめに言っても良くないと思う。世の実家に帰る人たちはちゃんと実家に帰っているのでえ���い。神では?
今日の僕がんばった日記などを書いてみる。
本日は朝起きて犬の散歩をしたあと収穫した野菜の梱包と出荷を手伝い、家じゅうの掃除をし、昼飯にありったけの野菜を雑に放り込んだパスタを仕上げた後片づけをし、とうもろこしを湯がき、提灯などを発掘し、網戸の張替えをし、猫とゴロゴロしてから犬の散歩をし、この後晩飯を作る訳だけど何作ろうかな、脳がまったく動いていないので適当な晩飯が練成される予感がある。→雑に作った。実家の野菜が大体そのまま食べてうまいので雑に作っても大体うまいのだけは助かる。疲れた!
書き出してみて思ったけどえらいのは僕では?
大体いつもこんなかんじなので実家に帰ると全身が絶滅してしまう。世の実家に帰る人たちはちゃんと実家に帰っているので本当にえらい。僕もえらい。心にコウペンちゃんを飼ってゆきたい。
実家の猫が可愛くて毎度ヘッヘッヘという顔になる。うちの猫はチビのまんま大きくなって十ン年とかなので言動(言動?)なんかは子供の割に飯の量はご老人だったりして何だか変な感じがする。「おーしおしおーし」とムツゴロウさんごっこをやるとひとしきりゴロゴロした後フシャーとなり両腕がすごいことになる。何だお前。
実家には犬もおり、こちらは流石にもう歳という感じで碌に足が上がらなくなってきた。猫と同い年の筈なんだけどなあ。散歩しててもすぐ足がもつれるのでもうあまり遠くへは行けなくて、いつもあと何回こいつを散歩させてやれるだろうかみたいなことを考える。が一方、こいつはひとがうまそうなモンを食っているとものすごい勢いで駆け寄ってくる傾向があり、こういうときのコヤツの脚力は計り知れない。大人が引っ張ってもはがれないし、そもそもお前、さっきまでとは顔つき自体全然違うやんけ。老人感を取り戻せ。老人であれ。
動物、本当に気まますぎる。
どうでもいい話おわり。
https://www.youtube.com/watch?v=DdJXOvtNsCY
とりあえず貼っておく。
個人的に映画を観るときは概ね事前情報を仕入れる事が無くて、予告だけ見てから��映に臨むことが多い。
本作を観て一番強く感じたのは「ずるいなあ」という感想だった。
取り留めもなく印象的だったことを書いていく。
一番最初の方で、船がレインボーブリッジを越えて竹芝に向かうあたりで東京タワーがぱっと見えて「うわー東京だ!」みたいになる辺りの感じが良かった。これは完全に個人的な理由に基づくもので、さるびあ丸といえば夏の納涼船でよくお世話になっているのであの景色そのものに親近感があったことがひとつと、東京タワーがぱっと見えて「ああ東京だ」みたいになる、という話に強い記憶があったからだということによる。このシーンを観て欲しくて友達に本作をお薦めしたのだけど、逆に悪いことをしてしまったかなと反省していたりもする。本作ではここ以外にも個人的にとても馴染みのある景色が沢山出てきて(気象神社が出てきたのはちょっとびっくりした。よく見つけたなあ)、その辺りは単純に嬉しかったりしていたように思う。
雨の感じが良い。作画的にすごいというのは勿論、それがストーリーの前面ではないところで心理的に繋がっていたのが良かった。あと無関係なのも良かった。
「人」がかなり細かく描写されていたのが良かった。こういう描かれ方はこれより前の氏の作品にはあまり見られなかったように思う。
主人公の帆高についてはあまりうまく捉えられていないように思う。これは僕自身が既に大人であることもあるのかなと思っていて、ただ、彼に限らず、本作では大人と子供とでキャラクターとしての描かれ方がかなり違うなというふうには感じた。もしかしたら観る人にとって近しい立場の人に感情移入しやすいようなキャラクター付けがされているのかもしれないけれど、このあたりは今もちょっとよく分かっていない。
映像、特に背景を中心とした「そこに在る景色」の美しさは相変わらずすさまじい。ただ、今回はその中で東京という都市を遠くから俯瞰するカットが何度も差し込まれていたのはかなり印象深い。氏の映像作品ではあまり見ない視点のように思う。
料理のシーンがすべからく良かった。これはもう両手放しで素晴らしいと断言したい。陽菜のアパートのシーンが筆頭に上がることと思うけどここでは序盤の帆高の事務所での料理風景を特に挙げたい。っていうか帆高お前、家で手伝いとかしてこなかっただろ。あのなあ、包丁を!入れる時は!素材を押さえるのは!猫の手!猫の手なんだよァ!!おまけに親に向かって何だその玉ねぎは!料理ナメとんのかオオン!?ちゃんとやれちゃんと!包丁は!マジで危ないから!!と初見でマジ切れしながら観ていたこのシーンだったのだけど、これはそのまま帆高という子がこれまでどんな生活をしてきたかということがそのまま表れているシーンでありキレつつも微笑ましい。そして帆高のこのナめプがあることによりその後の陽菜のお、おめえすげーな…というママみが一層際立つのである。陽菜については色んな捉え方があるとは思うけど、ことこのアパートの料理シーンにおいての彼女は完全にママであり特にネギや豆苗をハサミで切っているのが特に良く、観る度に「いいぞっ!いけっ!そこだっ!!」などと心でエールを送ってしまう。エールの方向性が完全に間違っているが、とにかくこのシーンは本当にとても良い。100,000点。
また事務所といえばやっぱり外せないのが夏美さんで、後ろと会話しながら鶏肉を袋で揉んでいるのがたまらない。こっ、これは…!から揚げ!!とあがりを見なくても分かるのがいい。カットが帆高のシーンと同じなのかな?少なくとも似ているのでその分帆高のポンコツ具合が際立っておりとても良い。夏美さん、事務所のシーンだけ見ていると雑大人のひとりにも見えるけれど、こういった細かい日常の姿を見ていると実はこの人が「ちゃんとした人」であることが分かる。自分の将来のことも自分の周りの人々のこともちゃんと見ている彼女は、本作の中では数少ないまともな人だ。観る人によっては彼女に感情移入したりするのかも知れない。全然関係ないけど、個人的には彼女のから揚げを観ていると何故か強烈にとあるみそ汁の写真が思い出され、「飲みてえ…」となってしまう。勿論飲める機会は今後も見込めない。
料理の話になると暑苦しくなってしまうのだった。閑話休題。
ばーっと観ていって真っ先に感じたのは、「あ、これは<居場所>の話なんだな」ということで、それはつまり仕事の話なんだなでもあった。本作に触れた話の中でこれを「労働搾取の話」と捉えていた話を見かけたのだけど、僕がここで思ったのはその話とはちょっと違っていて、そういう構造の話とは離れた所で、仕事という「やるべきこと」を得た人が、そこに自身の居場所を見出してゆく過程が丁寧に描かれているなというすごく単純なことだった。
仕事の話というと概ね陽菜の話が挙がるようなのだけど、僕がそのことを意識したのはそれより前の帆高が須賀に雇われるあたりで、何でかというとこれを「彼の物語」として捉えたときに、それまでどこにも居場所が無かった帆高が「役割を与えられること」によって居場所を見つけた、というシーンにに読めたからだ。まあ明らかに第一級の労務ブラックぶりではありその生活も滅茶苦茶ではある(その上後で明らかになる給料もひどいし本当にひどい)のだけど、そんな滅茶苦茶な生活をしている彼の横顔は常にどこか楽しげで、それまでの彼とは全く違って見えた。それは、難しい労働の話とか、法律の話とか、大人の話を抜きにして見ても、「仕事をする」ということが媒介としての金銭に基づくものになるよりもはるか昔から持っていた、ある種の役割の話でもあるのだと思った。
勿論、これは陽菜についても同様だ。物語の流れで言えば後になって分かることだけれど、この街に居場所が無かったのは彼女も同様だった。僕がそれを知ったときに思った事は、彼女が彼に手を差し伸べたのは、そんな<似たもの>への想いだったのかも知れない、ということだった。
本作は「猫」の話である、と思った。
ひとつめにそう思ったのは帆高が猫と出会うシーンだ。氏の作品群をご���知の方には今更触れるまでも無いことだと思うけれど、氏の最も古い映像作品の中に『彼女と彼女の猫』という物語がある。それは東京を舞台にしたある女性と猫の話を描いた短編で、猫の主観に基づいた物語である。先のシーンを観て真っ先に僕が思い出したのが本作のことで、劇場でゲラゲラ笑ってしまった。(勿論ゲラゲラ笑ってはいない)
何も知らずやってきた都会のど真ん中でずぶ濡れになる彼は、なんだか僕の目には彼自身が一匹の野良猫のようにも見えた。
ふたつめにそう思ったのはどのシーンだったか、何だかんだと帆高を放り出せない須賀を観ていた時だ。「こいつ、野良猫拾ってきたような気持ちなんじゃねーの」と思っていたら後々そのまんまの台詞を夏美に吹っ掛けられていて爆笑した。(勿論爆笑はしていない)
そしてみっつめが、陽菜を観ていて思った事だった。物語序盤の彼女は帆高からしてみればお姉さん然としていて、観客の目からもとても頼もしく映る。けれど、玉ねぎの薄皮を剥くみたいに、そう見える彼女が実はそうではなかったことが明らかになってゆく。最終的に、本作終盤の大きな山場の中で、彼と彼女のお互いに向けられた想いが全くの対称を描いていることが観客に対して示される。ずぶ濡れた野良猫に手を差し伸べていたように見えた彼女もまた、この巨大な街の中で居場所を失くした一匹の野良猫に過ぎなかったのかも知れないと思った。この構造は須賀に対しても全く同じことが言える。これは、そういう「猫の話」なのだと、一面においては言う事が出来ると思うし、この彼らのどこかに見える、あるいは物語の進展に伴って見えてくる「居場所の無さ」が、先に挙げた「仕事」の話にも繋がっていると思う。
仕事の話に戻りたい。
「仕事」という観点で面白かったのは、その「仕事」を介することで彼ら、彼女らがその周囲の人々と、「社会」と、関わりをもっていったことだった。スマホやタブレットに表示される何気ない誰かのメッセージ。意味が無かったそれが、その向こうへと関わりを持とうとした段階から、彼らにとって違う意味合いを帯びてくる。「自分達にできることがある」という事実が、何でもない誰かの声と彼女たち自身を繋いでゆく。顔の見えなかった人たちの顔が見えるようになってゆくように、「人」を介して彼らの世界が広がってゆく。
仕事というのは当然ながら、社会に対して何らかの価値を提供する行為だ。どんな仕事であれ、その行いは誰かに何かの価値を提供することで仕事として成立するのだし、つまり同時に、その先には必ず誰か、人が居る。その存在については物語の中では陽菜が端的に言っていたように、仕事をしてみなければそこに人が居る事に気づけないという種類のものなのだと思う。そして、そこに「自らを必要とする誰かが居る」という事実そのものが、その人にとってその仕事をしてゆく理由そのものでもある。もっと言えば、そうなってゆくものなのだと思う。そしてその事実が、仕事という行為を通して、そこにその人が居られる場所にもなってゆくのだと思う。人の「居場所」には常に、それを認める人々の存在がある。本作の中には、そのようにして得られた関係性の先に見える人々の姿もまた素朴に細やかに描かれている。そこに居るひとりひとりの表情の中に、彼が、彼女が、そうしてゆく理由がすごくよく見える。いいシーンだと思う。
この物語を全体として俯瞰した上で遡ってみれば、本作の中の人々は、誰であれ何処かに孤独を抱えていたようにも見えてくる。法律違反の異邦人である帆高は勿論のこと、須賀も、陽菜も、何処か居場所を失くしたような横顔を持っている。だからこそ、彼ら、彼女らは自らに何らかの役割を求めていた。そんな風にも見える。居場所が無いから、それを得られた時にはっとしたりほっとしたりする。
陽菜は結果から言えば自らの身体を削るようにしながらその仕事に打ち込んでいく訳だけれど、その過程の中には常に、「求められること」への素朴な喜びがあったように見える。言うまでもなく誰かのそういう想いを前提としてその人に犠牲を強いるような行為は社会的にも、また僕個人としても認めることは出来ない。けれどもその一方で、求められている誰かに、あるいは何かに、応えてゆくことが単純に自身の喜びになるということは、「仕事」という誰かとの関わりを得てゆく中で、その関係性という点においてすごく重要なことだとも思っている。本作の中にもずるい大人たちの姿というものは沢山描かれていて、ある意味では須賀もそういう人物であるし、個人的に一番「お前なー」と思ったのは花火大会の時のスタッフで、あいつ本作の中でも一番ずるい他人の利用の仕方をしてる奴だろうと思ってしまうのだけど、例え、そういう人々が居るのだとしても、そこで得た自身の喜びみたいなものもまた嘘ではないと思っている。
目の前の素朴な喜びが描かれてゆく一方で、彼らの周囲に広がる都市社会という巨大で無機質なシステムの姿もここには在る。
すごく個人的な感想で言うと、東京という街は僕にとってとても過ごしやすい街で、それは概ねそこに暮らす人々の「無関心さ」に基づいているように感じている。人がすごく沢山いる街なのに、時としてそれを全く感じない瞬間がある。人がそこに在る景色の一部に見えるというのか、この街は人と人との干渉がとても薄くて、時にその存在を見失う。ド田舎で暮らしたことのある人は分かるかも知れないけれど、ド田舎は概ねこれとは真逆で、人と人との結びつきがとても強い。そしてそれには良い面もそうでない面もある。
ド田舎がそのようになっている理由というのは恐らく、人の少なさに起因しているのだと思う。人の数が少ないし入れ替わりもさほどある訳では無いという環境は、結果的としてそこに居るひとりひとりをよく見ることが出来るという事に繋がる。また同時に、人が少ないという事はそこに暮らす人々が互いに力を合わせないと当たり前の生活をしてゆく事が難しいという事でもある。つまりここにもやはり人と仕事との関係が在る。
東京という巨大な都市はこのあたりが真逆だ。ひとりでボケッと暮らしていても全然問題なく生活が成り立つくらい高密度な社会インフラが整っているし、人の数も膨大でかつ入れ替わりも激しい街だから、多くの人は周りの人について関心を持たない。そうすることに意味が無いし、逆にこの街でド田舎のような人の見方を続けたらあっという間に頭がパンクしてしまうだろうとも思う。そのような都市を眺めていると「私に迷惑を掛けない限りにおいては他人がどう在っても良い」という、徹底的に人が分断されているが故��無関心さと寛容さを目にすることが度々ある。逆に言えば、この無関心さというものは、あまりにも人が多いこの街で人がうまく暮らしてゆく上での知恵なのかも知れない。1000万人を抱えるこの都市が、その概ねの人々にとって問題なく日々が回るようにするためのひとつの仕組みなのかな、みたいなことも少しだけ考える。
勿論、これには良い面もそうでない面もある。そして本作の中にはその両方が描かれていると感じた。子どもを石ころみたいに扱う大人。質問サイトの無下な回答。システマチックな店員や警官の言葉。そこに在るのは「その向こうに人が居ること」を遮断している人々の姿だ。観ていて、彼らに悪気があるようには僕には感じられなかった。彼らはただ無関心なのであり、そうある必要性とそうある日常に慣れ切った人々なのだと思う。けれど同時に、そのような人々の間で居場所を失った子供の姿もここでは描かれている。
ただ、都市の中の様々な人々の営みが描かれてゆく中に何度も差し込まれていた、東京という都市を遠くから俯瞰するカットが個人的には強く印象に残っている。本作は自然の営みという人よりも遥かに巨大なシステムを描いた作品でもあり、その視点から言えば、どれほど巨大な人のシステムも自然の前には小さなものに過ぎない、と言われているようにも感じられた。
この作品の中には、そうした人の巨大なシステムの中で、そこから足を踏み外しかけながら何とかうまいことやりくりしようと悪戦苦闘している人も居た。個人的には最も共感した人物だ。
須賀を見ていると本当に「やらしい大人の見本」としか言いようがない。たまたま命を助けたくらいで(くらいでもないけど)大の大人が子供にたかってみたり、どうせ困って行き場をなくすんだろうみたいなことを見越したような面で名刺渡したりするし、出たくない電話の番はさせるし、原稿の内容にダメ出ししつつ褒めたりもしてうまいこと何も知らない新人をいいように使い倒すし(これが本当に一番いやらしい)、給料は3,000円だし、でも上手い事経費を手当みたいにしてますみたいな言い訳するし、本当にろくでもない大人筆頭と思っていい。なんだお前、半笑いしやがって。
けれど同時に、彼の中にも素朴な大事なものがあり、目の前の譲れないものがあり、その為に彼自身もまた様々なものに気づかないふりをして、下げたくない頭を下げたり、乗りたくない話に乗ったり、うまいこと目の前の現実を誤魔化し誤魔化し取り繕いながら下手くそに日々を生きているということも描かれている。それでも彼は半笑いのままで、その半笑いの下に僕は彼の色んな表情を見た気がした。
「もう大人になれよ、少年」、相変わらずズルい事ばっかり言いやがって、相手の為、且つ絶対に譲れない自分だけの理由の為じゃねえか。合理的に、うまいこと八方丸く収めようとしやがって。そのくせその事に落ち込んで、禁煙破って深酒かまして。何だお前、ベソかきやがって。
そういう、本当にろくでもない大人筆頭の彼に、僕はとても共感する。瞼に焼き付くみたいに残ったシーンがあって、警察署を抜け出した帆高に彼が追いつくシーンなのだけど、ここまで来ても今更みたいに目の前の現実を取り繕おうとし続ける彼と、どう考えたってそんなことある訳ない話を微塵も疑わずに進もうとする帆高との対比がものすごく印象的で。「あそこから彼岸に行ける!」と帆高が指差したその先を一瞬見つめた彼の表情が僕には忘れることが出来ない。瞬間、聴こえた気がした台詞まで憶えている。「そこまでして会いに行きたい奴なんざ、俺にだって居る!」あの時の彼は確かにそう言っていたと思う。その気持ちは、僕にも何だかよく分かる気がする。勿論そんな台詞はない。
彼を中心に、というか、そういう大人の目線で本作を観ていると、これは群像劇なのだなと感じる場面が多々あった。
本作の中で好きな人物のかなり上位に、序盤で帆高に足を引っかけるスカウトの男が僕の中には居たりする(とか言うと滅茶苦茶性格が悪い)。何故この人を好きなのかというと、この人を見ているとなんだかこの作品のことが自分なりに良く分かる気がしたからだ。
彼は本編の中に4回登場していて、そのそれぞれのシーンにおける彼は、その立場というか、描かれ方が違う。すごく単にヤな感じの大人代表である冒頭、銃を向けられて「どうせ偽物だろ」と高を括って間抜けなことになる2回目、警察に追い回されてとんちんかんな言い訳をする3回目。そして、いつもの夏が来た朝の、空を見上げる人々の中で家族と呆けている4回目。そして、その描かれ方はそのまま、本作の主線である帆高から見た大人像にリンクしているように感じられる。本作の中に置かれた大人と子供の関係性だ。
本作の序盤、大人は子供である彼らの視点においては絶対的で逆らいようのない存在として描かれている。だから、子供である彼らはその気まぐれの足元を右往左往することになる。けれど、現実に大人である人なら良く知っているように、大人は意外と大人ではない。間抜けなところも、いやらしいところもあれば、頭を下げたりもするし、大事な家族だって居たりもする。空を見上げてアホ面を晒したりもするのだ。本作の中には、そういう様々な大人の姿が描かれている。その代表的な一人が須賀であり、もう一人がこのスカウトの男であるように僕には感じられた。
彼は、言ってしまえば本作の中で重要なポジションにいる人物ではない。少なくとも物語の本編に彼は大きく関わらない。けれど、そんな彼がこういう風に色んな側面を見せてくれていることが、僕にはとても意外で、とても好ましかった。そしてそれは同時に、帆高たち本作の主人公が「仕事」という関わりの中で人の表情が見えるようになってゆく過程と並行して観客に対して描かれた、そこに生きる人々の表情の話でもあるのではないかと思っている。
本作は、人の姿をとてもよく描いている。そんなふうに思う。氏の監督した作品群は俗に「セカイ系」と言われる。特に初期の作品を観ていると、そう言われる理由も分かる気がする。氏の初期の作品はとても登場人物が少ない。それはもしかしたら単純に予算や作画労力といった実務上の都合によるものなのかも知れないけれど、個人的には観ていて「ああ、この人は世の中をこういう風に捉えているのか」と感じたことをよく憶えている。
銃については、未だに自分の中でも答えが見つかっていない。現代の東京を綿密に描こうとしたとき、観客の大多数にとってリアリティを欠くであろうこのモチーフが必要だったのかということは、僕には分からない。ただ、氏の過去作品を踏まえてみれば銃というのは「大人の力」の象徴だと捉えることが出来る。勿論それは子供が持つには明らかに不相応なものだけれど、その不相応なものを手にしてしまった子供という描かれ方はとても良かったと思っている。まさか本物だとは思っていない最初の場面、不相応な力を行使してしまった事への恐怖が描かれている2つ目の場面、そして、不相応な力を借りても、という覚悟が見える最後の場面。そこで描こうとされたものを描く上でのこの道具はとても効果的に機能していたと思う。それでもやはり、そのためのモチーフとしてこの道具が最も適切だったかと問われたら、僕はうまく答えることが出来ない。
思った事一個いっこ書いておこうと思ったら全然終わらなくなってしまった。この記事は何とか今日中にあげてしまいたいので一旦ここで終わりにしたい。というか肝心な本作の主線であろう主人公たちの話、天気の話、作品としての構造の話がまるっきり出来ていない。余裕があったらそのうち下の方に書き足しておこうと思う。
たぶん、この作品は人によって色々捉え方が異なる作品なんだと思う。というか巷でもそう言われている。色んなひとの話を眺めていると、僕とは全然違う物語をこの作品から読み取っている人がいて個人的にはすごく面白かった。中でも印象的だったのは「『天気の子』は縄文文化の話!」っていう話で滅茶苦茶面白かった。世の中は広いなあと思う。
「選択」について。彼が選んだのは何なのか。個人的にはぱっと見てすごく分かり易い話のようにも思えたのだけど、巷を見てみると色んな捉え方がされていて、僕の見たものが本当に正しいのかは分からない。ただ、そう感じたという事で書いておきたい。
本作の物語の主線において、その主人公たる帆高はふたつ、大きな選択をしているのだなと観ていて思った。
ひとつめは、陽菜の存在と世界の平穏。人ひとりと世界全体を天秤にかけることがどういう事なのかは僕には分からない。けれど、少なくとも氏の過去作品における主人公たちの選択と、本作のそれとは大きく異なるのではないか、とは感じた。何故かといえば本作がこれまでになく人を、社会の中に暮らす人々の姿をよく描いた作品であり、その主人公たる彼は、その天秤のもう片側に乗った、人々の素朴な笑顔であったり、それによって彼自身にももたらされた、たくさんのものの存在がある事を知っている、少なくとも見てきてはいる筈だと思うからだ。それは、主人公たちとは隔絶された、壁の向こうの背景のような人々と比べることとは全く違うと思う。その選択が正しいものなのかどうなのかということは僕には分からない。けれど、ここで彼がしているのは、過去の氏の作品の中にあったそれらよりも、ずっと重い選択に違いないと思う。
そしてもうひとつは、本作のエンディングに示された選択だ。ここでは、それまでとはまるっきり変わってしまった世界の在り方と、それでも何だかんだでうまいこと変わらない日々を過ごす、強かな人間の姿。ちっぽけでしぶとい日常の景色である。
このシーンの中に桜の話があって。今年は天候も穏やかで桜も長く楽しめるでしょう、みたいな天気予報に、楽しみだねー、みたいな何でもない話で。そこに個人的にひっかかったのは、桜って雨が降ると本当にあっという間に散ってしまうから、それはおかしいのではないか、ということで。
ただ、よくよく考えたら桜の楽しみ方って別に一つではなくて、例えば花筏と呼ばれる川面に浮かぶ桜を眺めたりするのもあるなあ、ということを思い出して。たぶん、ここで言う「穏やか」というのは、天気が晴れる、ということではなく���単純に豪雨とか嵐とかにはなりません、くらいの意味なのかなあ、と捉え直した。そういう風に捉えて見ると、このシーンは人間のしたたかさみたいなものが良く表れているようにも思えてくる。雨が降って桜が楽しめなくなるのではなく、その楽しみ方そのものが変わる。天候が穏やか、という言葉が差す意味そのものが変わる。人間は適応する生き物だ���はよく言われる。よくよく見ているとこのシーンには他にも壊滅した道路交通の代わりに水上バスがこれでもかと行き交っていたり、高島平の周辺には公営住宅らしき建物群が急ピッチで建てられているらしき様子も見られる。「人間なんてどうせしぶといんだから」と言われているような感じがした。
どうせしぶとい人間たちの、世界が変わっても変わらない社会。その在り様を示したうえで、本作はその主人公たちに決断を迫る。「お前たちのせいなわけないじゃねえか」と、甘く優しく、大人たちの常識に基づいて、そんなことはどうでもいいと言うように彼らに語りかける。その選択というのは、つまりはこういうことだと僕は思う。
https://www.youtube.com/watch?v=DdJXOvtNsCY
もう一度貼っておく。
映画館を出て、帰宅して、もう一度これを見てみた。口から出たのが「ずるいなあ」という感想だった。
「これは、僕と彼女だけが知っている、この世界の秘密についての、物語だ」
「あの景色。あの日見たものは全部、夢だったんじゃないかと、今では思う」
「でもそれは夢じゃないんだ」
「あの夏の日、あの空の下で僕たちは、世界の形を、変えてしまったんだ」
「ずるいなあ」と思った。この映像が示すところの意味が、本作を観る前と観た後とでは全く違う。
つまり、二つ目の「選択」は、ここに在る。
世界の在り様は変わらない。どうせ元に戻っただけ。お前たちのせいなわけねえ。
そこには、変わらない社会と、世界の変化の原因を常識の枠で捉えようとする人々の姿が在る。主人公たちにとっても身近な人々の姿。そうでない人々の姿。極端なことを言ってしまえば、あの空の上での出来事は実はまるごと彼らが見た夢で、東京は単に急激な気候の変化で水没したというだけなのかも知れない。少なくとも大人たちはそう考え、その前提の上に社会を再構築しながら暮らしている。僕自身、理性的に考えれば恐らくそちらの方が正しいだろうと考えるに違いない。
けれど、この選択においてはそのことはあまり重要じゃない。
重要なのは、「その時自分が、何を想い、何を選んだのか」ということ。つまり、ここでの彼には、常識的な価値観と合理性に基づいた責任のない世界と、例え夢の中でも<僕たちがこれを選択した>という、自己認識に基づく責任を負ってゆく世界という、二つの世界に対する認識のどちらを選ぶのかという選択が迫られている。そこで彼が選んだ答えは、作品が示したとおりだ。
すごくずるいなと思った。これまでの作品とは違って、ここには時間的な断絶も、空間的な断絶も存在しない。同じ場所、同じ街の、同じ景色を見ながら、そこに広がる世界の在り様は、彼らとその周りの人々とで完全に断絶している。つまり、本作が言っていることはすごく単純で、「自分が大切に思うものをきちんと選び、引き受けろ」ということだという風に僕は感じた。
そしてそれは先の映像の話にもどると、まるっきり新海監督自身の話のようにも思えた。この映像の前半部分を捉え直すと、氏がこれまで描いてきた作品の中で、ふたつの共通したものを描き続けて来たのだという事が見て取れる。そしてそれは、本作の中にも変わることなく存在している。前作『君の名は。』の公開にあたって、沢山の人に観てもらえたけれど批判もたくさん受けたという。本作における主人公たちの選択のかたちを見ていると、なんだか僕にはそれが、「自分にとって大切だと思うものをこれからも描き続ける」という、氏の高らかな宣言のようにも聞こえる気がした。勿論それが本当にそうなのかどうかは分からないし、冷静に考えればそんなことはどこにも書かれてはいないので、ただの僕の勘違いという方が冷静に考えれば正しい。けれど少なくとも僕自身はそのように感じていて、もし仮にそうなのだとしたら、その選択はすごく僕にとって嬉しい選択であることは確かなことだと思っている。
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xf-2 · 6 years ago
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くら寿司、不適切動画2人に刑・民事法的措置へ アルバイト2人が不適切な動画をインターネット上に投稿した問題で、回転寿司チェーン大手くらコーポレーションは、2人を8日付で退職処分にしたと発表した。 偽計業務妨害容疑での刑事告訴や損害賠償請求の準備も進めているという。 動画を投稿したのは「無添くら寿司守口店」(大阪府守口市)のアルバイトで、魚をゴミ箱に捨て、再びまな板に戻す様子が映っていた。 批判が相次いだことで2人は憔悴し、受け答えができる状態ではないという。 同社は日本、米国、台湾の全463店舗で、全従業員(約3万3000人)を対象に、衛生管理の徹底や、動画投稿がもたらす結末などについて勉強会を実施し、再発防止を図る。 監視カメラによる調理場チェックやスマートフォン持ち込み禁止などのルールも徹底する。 読売新聞オンライン 2019年2月9日 http://news.livedoor.com/article/detail/15999180/ <関連記事> 口からシラタキはき出す不適切動画、SNSに投稿 …セブンイレブンが謝罪「深くお詫びします」 読売新聞 2月10日  https://www.yomiuri.co.jp/national/20190209-OYT1T50265/                <このバカ動画>                    ↓ https://video.twimg.com/ext_tw_video/1093390491213676544/pu/vid/720x1280/ZjiMIluB0_of31b4.mp4 この数年ツイッターを通じて悪ふざけや違法性のある動画を、 あたかも自慢話のように投稿して炎上するバカが後を絶たない。 それ以外にも不適切、非常識発言でも同様な現象が起きている。 なるほどツイッターがバカ発見器といわれる理由がわかる。 投稿する者が、自分の言動に客観的かつ理性的な判断が出来ない、 やって(言って)良い事か悪い事かが、判断できないバカなのである。 まあこれが個人的な愚かさで笑われるだけで済むなら問題ないだろう。 しかしバカ投稿��より、迷惑をかける相手がいる場合はそういう訳にはいかない。 今回のように客商売の店の信用問題を大きく傷つける行為には厳罰が必要だ。 また、店員に因縁をつけ土下座させるような行為も相変わらず続いているが、 恐らく警察沙汰になっても結果的に軽微な罪で済んでいるのだろう。 罰則が軽いがゆえに犯行動機を誘発する事にもなるのではないか? 行為が未成年だから罪には問えないというなら、 その保護監督責任のある親が賠償責任を負うべきである。 社会を騒がせ他人に迷惑をかけて御免で済むなら警察はいらない。 とにかく・・・ 今回のくら寿司の法的措置に訴えることはよかったと思う。 こういうバカには冗談がどこまで社会的に通用するかを、 親子ともども法的にわからせることが重要だと思うね。 報道によれば・・・ くら寿司の損害は6日には、株価が130円下落し時価総額約27億円の損失が発生、 元東京地検特捜部若狭勝弁護士によると「株価の下落は賠償額を考慮する材料になる。 収益減との因果関係が立証されれば、かなりの額を求められる可能性がある」という。 ま、これも自業自得、一生かけてでも責任とるんだな。  非常識な行為や犯罪には厳罰を科すべきである!        この現象も現代の教育の結果である。 ある意味、こういう若者を生みだしたのは我々大人の責任である。 以下、自戒を込めて述べてみたい。 私は人間社会において、人々が法を守り道徳心を高めるために、 一つの考え方として「信賞必罰」が必要であると考えるのである。 良い事は称賛し、悪い事は罰を与えるという単純な事が、 結果的には習慣化して道徳心の向上につながると考える。 逆に人間の「性善説」による理性や主体性などは当てにならない。 私は、人間の理性にはあまり期待しない。 程度の差こそあれ人間はエゴの塊で私利私欲に生きる動物だと考えている。 日教組が言う子供の主体性など動物の野生を野放しにするのと同じである。 人間は教育によって「人間」になる。 子供はまだ「人間」になり切れていない「動物」だから教育が必要なのだ。 その「動物」に主体性を主張するのが狂人集団・日教組なのだ。 日教組による「動物のままの子供」が大量に成人しているのである。  日本人の性善説は既に過去のもの、  性悪説こそ人間の本性だと今は思う。 その性悪説とは、人間の自己保存本能から発生するであろう、 私利私欲を満足させたい欲望(名誉心、権力欲、支配欲・・・)である。 これはハッキリと歴史が証明している。 例えばフランス革命、旧ソ連の社会主義革命がそうである。 これらは啓蒙思想という完璧な理性が完璧な理想社会を生み出す、 というアホな人間の願望という幻想の上に成り立った思想だからである。 自由、平等、博愛、労働者の平等と繁栄・・・などキレイごとを掲げても、 フランス革命は10年以上の内乱を経て後帝政に落ち着き、 ロシア革命は膨大な粛正と強制収容と軍拡で崩壊した。 所詮人間性も自己保身、欲望、エゴ・・・という動物性の上で成り立つ理性であり、 フランス革命もロシア革命も皆失敗したのは、皆この観点が欠如していたからで、 これほどまでに本音と建前が乖離した思想実践による悲劇は人類史になかった。          また宗教も同じである。 キリスト教文化圏における「神の愛」などというものも信じない。 隣人愛や神のもとにおける平等を説いた教えの元に異教徒大虐殺、 宗教戦争、異��徒世界への侵略と植民地支配など悲劇を生んできた。 いくら高尚なキレイ事ならべた宗教も、所詮は自己保身とエゴからの欲望で、 崇高な教えとは真逆の言動を行うものである事はキリスト教の歴史が証明している。 現在でもカトリックは神父による性的虐待が問題視されても是正もされないままである。 <関連記事> ローマ法王、フランスの司祭が修道女を性奴隷にしていたと認める BBCニュース 2019年02月6日 https://www.bbc.com/japanese/47140076 神父も牧師も所詮は生身の人間である・・・    ↓ 「神父」も「牧師」もいない寂しい教会 アゴラ 2018年11月13日 http://agora-web.jp/archives/2035671.html カトリック教会の性的虐待事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%80%A7%E7%9A%84%E8%99%90%E5%BE%85%E4%BA%8B%E4%BB%B6 聖神中央教会事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E7%A5%9E%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%95%99%E4%BC%9A%E4%BA%8B%E4%BB%B6 日本の刑法は、犯罪者(加害者)に優しく 被害者に厳しい性善説制度になっている。 この考え方は既に黴臭い過去のものである。 私利私欲を満たすために凶悪犯罪を行った者へは 更生の機会など与えず容赦ない厳罰を科すべきだ。 日本はシナやイスラムの刑罰を少しは参考にすべきである。 仮に死刑を廃止するならば、生まれてきたことを後悔するような シナや北朝鮮みたいな強制収容所のシステムを取り入れるべきだ。 個人的には凶悪犯罪者は北朝鮮移送の罪を北と話し合いで決めてもいいと思う。 まあ国交がないからできないなら、シナと犯罪者更生目的移送条約などを決めてもいい。 シナ共産党さんのお得意な思想改造を施してもらえばいいのである。  日本の法制度も性悪説に基づく改正が必要!
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geluga · 3 years ago
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「5 Days of War」  ※ネタバレ
この映画は、グルジアとロシアの5日間戦争を描いた
もの。映画ではグルジア側からの視点で
展開されているので、ロシア側は完全な悪。
ここで少し前置きしておきたいのは、
この映画だけを観ても 
この戦争がなんだったのか、分からない点。
ちょっと面倒だけど補足。
この、戦争のとき、あたしは、ニュースで
ロシアの戦車が画面に映し出されるのを見た。
ロシアが酷いことをし始めている、と言う雰囲気に見えた。
何故かと言うと、日本は、ロシアに勝手に
領土を侵略されているから。
他国の領土を勝手に奪う一面があると思っている。
ロシアのような大きな国に、グルジアと言う国が、
抵抗できるとも思えない。ロシアが勝手に、
グルジアを力でねじ伏せようとしている風に見える。
いっけんすると。
現実的に考えると、どちらかが一方的に悪だという事は
殆どないのが戦争だと思っている。
お互いに人を殺しているのだし。
どちらか一方だけの視点に立って、理解しようとしても
無理な話だ。だが両方を観てもわかることは知れているかも。
さて、これは映画なので、この作品で、
どちらかが一方的に悪だと描かれようと、
特に思うことは無い。
前置きは終わり。
グルジアの大統領を演じるのは、アンディ・ガルシアなのだが
画面に現れると、思わず何かが似ている、と思う。
何だか質感が、このキャスティング、はまっているって感じ。
大統領は、サアカシュヴィリと言う名前で(覚えにくいのです)、
彼を扱ったドキュメントをみた時は、
何だか変わった人。と言う感じ。
映画の中では、そこまで存在感も特に無い。
主人公はジャーナリストで、過去にイラクの取材で
同じジャーナリストだった恋人を失っている。
その時主人公を助けに来た兵士がグルジアの兵士なのだが、
もう彼が、本当に頼もしくて、最初から最後まで
主人公を助けてくれる。むちゃくちゃカッコいい。
あらすじを、ざっと言うと、主人公アンダースは、
取材に向かったグルジアで、5日間戦争に巻き込まれてしまう。
仕事仲間と、現地で出会った女性と、その家族と
共に、戦地を取材しながら、この場から脱出しようとする。
乗り込んできたロシア側の傭兵たちが、極悪非道で
彼らに見つからぬよう逃げようとしているものの、
結局捕ってしまう。
主人公たちは命懸けで、ここで収めた記録を守り抜こうとする。
最終的には、やっとのことで国の仲間に連絡をつけ、
真実の映像を、発信しようと思うのだが、
残念ながら北京オリンピックの真っ最中で、
取り扱ってくれる局は無い。
おまけに、一同はグルジアの兵士たちと合流するものの、
ついには敵の戦車に囲まれる。さて。と言う感じ。
主人公は、現地で出会った女性タティアに惚れている。
この彼女が、怖い傭兵に人質にとられてしまい、
命懸けで守りたいメモリーカードを持って、取引に向かうのだけど。
もう絶体絶命のピンチで、主人公、他の傭兵に助けられる。
だが、安心していると、今度はいよいよ敵の戦車に囲まれる。
この辺りが、ホッとする間もなくて、疲れる。
傭兵達は、土地に居た人達を意味も無く、
その場で殺したり物を破壊したり、やりたい放題。
また、悪そうに笑いながら、人の命を弄んでいるような場面も。
しかしここに味方の兵士がいるわけでもないので
いったい、どうやって、傭兵に見つからずに脱出できるのか
さっぱり分からない。主人公達が捕まって、何をされるか
と思うとハラハラした。
はっきり言って、大統領が何の役にたっていたのか分からない。
最初に言ったように、この映画で ひたすらカッコいいのが
グルジアの兵士で、傭兵に捕まった時も、この兵士たちが
助けに来てくれる。そこがもう最高。
しかも、最後には、撤退命令を無視し、
自分の国を守ると言って市民を助けたりしているのだ。
何だ、このカッコいい人達は。
グルジアの景色は、あまりにも美しくて
こんな場所が、あったんだなぁと、そこにまず驚いた。
昔の絵画から引っ張り出してきたみたいな景色。
どうして あんなに美しいのか。
そこを戦闘機が破壊していくシーンでは 本当にイライラする。
何ていうか、もう、墜落じゃなくて(落ちたら残骸で汚れるから)
神隠しのように異次元にでも消えてしまって欲しいと思った。
もちろん、そんな不可思議なことは起きたりしないので
やられるがまま。
戦闘機は、ランダムみたいに、そこにある家々も破壊する。
傭兵は無抵抗の市民らを集め、市長らは前に出ろと言うが
誰も前に出てこないのを見て、何の力も無い老女を、
みんなの前に引っ張ってきて、彼女の足を何発か撃つ。
そこで、市長らが前に出てくると、彼らの喉をかっ裂く。
自分達より明らかに弱い物に対して、
傭兵だったり戦闘機だったりが、一体何のために
こんなことをするのか、ちょっとよく分からないのだ。
傭兵の一人は、自分はコサックだ、と言っていたが。
何者でもいいから画面から消されて欲しいと思って観てた。
その人物は、最終的には主役を殺そうとして、自分が
殺される。しかしそこでスカッともしない。主人公が生き延びて
ほっとするだけ。戦争の原因が、この男ではないからかもしれない。
とても単純なことを思う。
戦争って、本当に無意味なことをやるのだなぁと。
兵士は命を懸けて、祖国を守ろうとしているのだろう。
過去の戦争に参加し、その後、あれは意味の無かった戦争、
間違った戦争だと言われて 苦しんでいる元兵士もいる。
だから、簡単に、あの戦争は間違いだったとか、
無駄だったとか、口にするには重たすぎる。
しかし、このような破壊は無駄にしか見えてこない。
銃弾や爆撃など結構、迫力がある映像で、
主役がジャーナリストで、その視点で見るからだろうか?
実際には戦場など見たこともないが臨場感を感じる。
そこにいるような迫力と言うか。
映画の最後には、おそらく本当に戦争で傷ついた当事者
なのだろうと思われる人達が出てきて、自分の失った家族や
人達について写真を見せたり、自分の名前を口にしたりして
説明されていく映像が続く。
ロシアがとかグルジアが、とかの問題じゃない。
この人達の傷跡は深く、結局これで犠牲になっているのは
市民であると思った。兵士たちも闘って亡くなってしまう。
傭兵が入り込んで来てパニックする時に
足の悪い老人や、早く走れない身体の人
たとえば妊婦さんとか、真っ先に 犠牲になる。
こんなことがあっても、世界中で茶番みたいな政治は続く。
権力を持つ側は、結局のところ、どうでもいいのだろう。
人の命なんて。
グルジアとロシアの間に大量の犠牲者が出る、兵士も死ぬ。
とにかく誰かが沢山死ぬ。
このとき当事国の政治家も、周りの国々の政治家も
考えているのは、人の命のことではないんだろう。
国にとって損か得か。選挙に影響しないかなどなど。
これは当たり前の姿なのかもしれないが、
それを当たり前と言う自分の感覚は一体何だろうか。
確かに外国で人が大勢死んでいると聞いても、
遠いどこかの事に思うものだ。
けれど、人の命より大事なものがあるのが、当たり前・・・
って感覚に陥ることが、気持ち悪い。
真剣に頑張る人もいるのだろうけど、申し訳ないが
政治家は、いつも茶番をやっているように見える。
皆そうでなくとも、平和的なまっとうな感じを装って、
いつだって大量殺人をやる。
殺人の規模が尋常ではない。
リストラした人間の数を自慢するようなアホな会社の
偉い奴みたいに、自分は正しいことをしたと思ってるのだろうか。
話を作品に戻す。
映画の中の悪は、どんどん殺されてしまっていい。
あたしが好きな兵士は最後まで生き延びているのが嬉しい。
あの迫力といい、この映画は疲れるけれど観て良かった。
最後にウィキの文を引用する。
まずはこれ。何だかこちら、可笑しかったので。
サァカシュビリ大統領は「テレビカメラの前でネクタイを噛む
といった奇行を行っている。この行動に対して、ロシアの
ウラジーミル・プーチン首相に「夕食を食べるなら
ネクタイを外したほうが良いのでは」と皮肉られている。
それからこちらも。補足として。
これが真実かどうか?あたしには分からないけど。
「紛争後、ロシアとの武力衝突を招いたことで
多くの犠牲をもたらしたとして、サアカシュヴィリの責任を
問う声が強くなった。
サアカシュヴィリは2008年10月27日にラド・グルゲニゼ首相を
解任し、代わってグリゴル・ムガロブリシビリを首相に任命したが、
これは紛争に対する批判をかわすためだとする観測が出て��る。
同年11月7日には1万人以上の野党支持者による反政府デモ
が行われ、サアカシュヴィリの辞任と大統領選の早期実施を求めた。
南オセチア紛争に関するサアカシュヴィリ自身の発言も変化し、
紛争時に行っていた「先に軍事行動を開始したのはロシア側だ」
という主張を翻し、同年11月28日にグルジア側の方が
先に軍事行動を開始していたことを認めた。
同年12月5日には、国防相、外相、国家安全保障会議書記を更迭し、
自らの責任回避に腐心している」
2011年 アメリカ
監督 レニー・ハーリン
出演 ルパート・フレンド /Thomas Anders
エマニュエル・シューキー /Tatia
リチャード・コイル /Sebastian Ganz
2013年の記事です
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oivgbqiqfz358 · 5 years ago
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--深海人形-- …強く生きるのだ……(※いのり)
…頭御花畑で良い子気取りの日和見主義者が、社会と他人の心を破壊して行く。
※…Twitterの自アカウントより引用(※…一部、修正、若しくは、改変)。
※…呪術本誌ネタバレ注意(※他色々過激ネタ注意)。
[[MORE]]
…すみッコのひとで?は、スタフィー王子のパクり(※確信)。
…レディーファーストの精神やぞ() >https://twitter.com/tutitoabura/status/1302341111835287552
…ひとで?をスタフィー王子のパクりww呼ばわりしない、すみっコ達は民度高い(…他方、ワイ等は花札屋敵に回すんかwwみたいにゲラゲラ笑いながらパクり認定する)。
…だが、当のスタフィー王子は、カービィのパクリ呼ばわりされるのであった(※〜終了〜)。
…自演説vs個人攻撃説、…ファイ!(※カーン!) >某Vtuberと某絵師さんと永遠の14歳問題
…嶺厳は今のアラサー若造より年上(の筈)なんだよな(※…もう、ショタキャラとは言わせないと言う強い意志)。
…更に、コーディーと基地ガイが、『初代FFで活躍した頃〜IV(90年代前半)』は、アラサー達、未だリアル幼乳児〜幼稚園児だしな(…池沼か其れ気味には、そこら辺の情緒が分からないようですね)。
…何でも、舞台を現代の時代に合わせようとする奴は、脳が死んでる(…実際、オメガバ、現パロ勢見たいなテンプレ設定が無いと死ぬ奴は脳が死んでる)。
…『紫電改343(※イブニング連載)』とな?(※何か見ゆ)
…カーハンの店主マホやん、あざと可愛いから見て(…特に塾クラ)。
…花札屋とミヤレ作品は、見事に商売の方向性が真逆だのぉ(…花札屋→子供向け、新規層の獲得を最重要視、ジャンルとキャラとゲーム性の多様性が武器、自社コンテンツとキャラとユーザー層を皆平等に扱い、とても大事にする)。
…ミヤレは、花札屋とは全部方向性が真逆、確かに、此れでは、衰退するだけ(…各種外伝は多少違うけど)。
…アイクの算数遊び(※ゴリラグズ)。
…トキ兄さんに本当に必要だったのは、剛でも柔でも無く、第三の選択肢だったのでは無いか?…其う、絵筆かペンによる言論!(※拳法無関係)。
…シャドバのプロゲーマーは、プロレスラーだった……?(※真顔)
…芋虫もだけど、ザリガニも昆虫も、ちゃんと加熱して食おうな(※特にザリガニとかは)?
…『呪術凱旋(…の追加分)』で、高専勢に昆虫食を仕切に勧めるコーディーを描くつもりです(…頭にウジ湧いてる白人扱いされる迄がセット)。
…ストシリーズ公式は、極力(※昆虫食みたいなデリケートな食い物の話題に)、触れない様にしてるけど、昔のストIIパロディ四コマで、リュウさんに対して中華蜘蛛料理を「…召し上がれ!(※はぁと)」…みたいに差し出して来て、リュウさんに嫌がらせする(※暫定)春さんみたいなのはあった(※懐)。
…極道と政治家は、元々、縁が深いからな(参考:卒業後の塾生)。
…花札屋はインテリ極道なので、現役政治家に此れ以上擦り寄って来られると、流石に世間の評価と今後のシノギに影響するので、止む無く石破を『利用規約違反(と言う名の保身行為)』により 弾いた(…正に、仁義無き経営)。
…『呪術アンチスレ7』に『ファイナル ファイト』と言う単語が、拙作か?(※自意識過剰)
…ついでに、同じジャンプの『アグラ(別名汚いアストラ)』に、『ファイナルファイトのコーディーと基地ガイもどき(其う言うパロディなイメージだけ)』が出てたな(…作者おっさんなんか?)。
…サークライは、ちゃんと、まともに面白いゲーム程率先してやり込んで、其処から学んでいると思うんですがね(…ゲーム製作の肝心を)。
…人間性と作品の質が、低レベルで低俗なうちの子厨と自称:マイナージャンル推しオタク見てると、此う言う人達は、各ジャンルの公式に反発し始め、其の上、各々の同人界隈からも叩き出され、爪���き者だから、本人達的には、此処で満足するしかないから仕方無くだろうなぁ……(…等と思えてならない)。
…世にある殆どのマイナージャンルは、公式が滅多に動かない、及び死んでるか仮死状態の所ばかりなので、其の発言力等は、自分達ジャンル住人の都合で無視出来る程弱かったり、如何でも良かったりする。…結果、各ジャンルから爪弾きにされたロクデナシとかならず者が集い易い(経験則)。
…更に、追い討ちを掛ける様に、其処にすら居られない場合は、うちの子厨か一次創作厨になるしか道が無い。…思ったより、オタクサバイバルは過酷だったりする(…だが、それでこそオタク)。
…嫁推しを守る所か、平気で盾にするケチオタク共は、極力コンテンツに金掛けたく無いのもあって、其奴等、フリゲだの基本無料系に入りたびるから、なるべく、御金を払う事で、公式が維持・改良してくれるコンテンツに全力で嵌った方が良い(人生訓)。
…一次創作民、うちの子厨は、大半が、人間性が未熟だし浅い。付き合いたく無い(※直球)。
…ガレッガ、EVACシュー等の、ゲームの敷居が凄く高いか、基本的に、相当の玄人しか生き残れない所は例外だね(…逆に言えば、敷居の低い所、素人でもバシバシ出来る所が此れに該当する)。
…同担と創作競争したい女なので、私の同担は私以上に勉強し、切磋琢磨しろ(←…いっそ、殺した方が早い)。
…一度、データ圧縮呪霊か呪具使って、圧縮してから(ry ※マジレス)>五条先生を封印しきれない獄門彊
…此処迄しっかりした伏線貼れるなんて、単眼猫先生、凄い才能だよなぁ〜〜!!!!(※…思わず、感動)
…『呪術のアンチスレ』ですら、ナナミンの死に対して、展開を皆でリンチするが如く叩いたり、作者に抗議したり、何故殺たし!…って喚いたりしない辺り、本当に、読者皆(私も含めて ショックだったんだなって(…多分単眼猫は、上記の他にも、頭無惨様みたいに味方と身内を殺す天才的な才能があると思う)、
…鋼柱達に又、会えるよ……(※…FE紋章のCM並感)。
…呪術凱旋DEATHTINY、地獄そのものと言うべき絆の中で戦う(※…元ネタ:FE覚醒CM)。
…とあるページで、『窓付きは現実世界に置いて、マサダ先生とは、性的な関係性があるのだろう(下衆の勘繰り)』…と言う文を見た時、字面からして、シュール過ぎて、思わず、笑った(鬼畜)。
…次死ぬのは、脹相お兄ちゃんか……(※…本当に残りの弟達とは会えるのか……??)。
…テレサ王「…デスルーラ厨対策だぞ!(正にいけず)」
…真人より非道いのは、此の人類の歴史上に、掃いて捨てても捨て切れぬくらい幾らでも居る(※…先ず、世界史を勉強しろ)。
…鴻元くん、作中での一人称は俺なんだけど、七牙終わった後にしてる『九九斉唱授業』の時のモノローグ吹き出しの中では、一人称が私なんだよね…本当は、あっちが、『本来の一人称』なのかな?(…だとしたら、細かいね……)。
…ジャンルと嫁推しが多様過ぎて、もう訳が分からない女(無様)。
…延々とウェイン兄弟の様な男を、愛でたい(※欲望)。
…昔読んだ、編入生組vsFS(ラスボスがオリキャラ 話の男塾小説、本当に良かった(…今は何処にも無い)。
…現実は非情である(※結論)。>九相図兄弟の今後(※…特に、残り六人の出番と人権)。
…九相図推しは震えるしか無いな?!!?(実際震えてる)
…単眼猫を許すな!(すんなりアンチ化)。
…今の呪術は、FE聖戦で言ったら、『光と闇と』くらいだよね?(…話の進み方からして)。
…男塾塾生の日常を描いた『メシアニック・スマイルズ〜Flappings of Caladrius.』、『紅空(〜Bc.)』の続編と並行して描こうと思います(※…ゴシック調で落ち着いた雰囲気にするつもり)。
…『メシアニック・スマイルズ』って言う題名は、意外性があって良い(※自画自賛 ※呪術の方で使えばもっと自然かもしれないが)。
…新都社出身の精鋭、タツキ先生もアレだし、頭可笑過ぎるでしょ……(※最大級の賞賛) > https://twitter.com/345_neet/status/1303263833176158210
…此処迄、ド直球に、世の文字描き達(絵描きとの兼業を一番に)を敵に回す阿保初めて見たわ(…ほな、死にますぅ?)。>漫画で描くより早くて、手間が掛からないからと、小説で代替するな。漫画描け。…其んな小説は描くだけ無駄だとほざいた莫迦へ
…こいつ様「…塾生の日常を描いた男塾小説描くで!…題名は、他に良いのが思い付かないし、兎に角、意外性重視で『メシアニック・スマイルズ〜Flappings of Caladrius.』な!(※救世の福音)」
Q.…何故、幾つも並行して執筆するのですか?(※…一つに専念したら?)
A.…え?…其方の方が、出来上がりが早いじゃん?(※数も多く描けるし?)
…何でパヨクって、直接関係無い事迄持ち出してつるの叩くんだよww虐めかよww(…良い加減にしろ莫迦共)。
…『人間から生まれた呪いだから』って、無理にでも、人間らしくあろうとするとかアホちゃうか。全部自分らしくでええ。…其れが、拙作でのスタンス(※軽率)。
…伊達外伝の紅孩児君か〜〜!!…罦傑より良い子だし、御人形さん(か人型生体機械)路線(…又、或いは、空母か水上機母艦かみたいな)も同じだから、…やっぱり、紅孩児君は、彼奴の完全上位互換やわ(…其れくらい、普通に改良型)。
…推しCPの片方が死んで、『死別』だなんて、よくある話やろ(…戦闘狂か修羅の世界観)。
…食事より睡眠に金と労力掛けた方が良いよ。…よっぽど、ジャンクフード三昧じゃ無ければの話ですけど(※老婆心)。
…先ず、食事に金掛ける風潮は感心しない。…最悪、先祖を見習って、肉抜きで粗食してれば良いからね(※日本人の場合)。
…ショーペンハウアー先生は、『…(※前略)養育者、教育者として女性がまさに適しているのは、女性自身が子供っぽくて、愚かで、浅墓で、一生大きな子供だからである。』と言って居たな。…世の中の基地外腐豚見てると、実に、其う思う()。
…ニーチェの女論は、ショーペンハウアー先生のモノより遥かにマシだよ(※同じ穴の貉だって? ※御前が其う思うんなら其うなんじゃねぇの? ※挑発)。
…体がデカイだけのメスガキは、滅茶苦茶リアルで存在する!!!!(※死んだ目)。
…母親、あの女には流石に勝てんわ。あばよ(※負け惜しみ)。
…トキ兄さんは、『バケモノ』だった……?(※…初めから人外だった……?)。
…確かに、結婚した従姉妹達には、基本問題性しか無い奴しか居なかったわ(※…下手したら、池沼スレスレレベルのも居たわ ※真顔)。
…カードダス、罦傑より鴻元の方が力量高いんだね(…意外! …因みに、罦傑:450 鴻元:550 おまけ・嶺厳:580 泊鳳:470)。
…罦傑の方が、幅広く、コキ使える(…割と出来る事は多い から、如何やらワイは勘違いして居た様だ(此れじゃ益々空母やな)。
…天津風と秋津洲、確かに擬装と大艇ちゃん抜きでは、パッと見では分からないかも!(※結構色々似せて過ぎ)。
…罦傑は(※蛇が本体なので)、本体矢鱈弱い説(※よくある説)。
…頭無惨様「…何処がだ(切実)。」>全体の0.1%くらいは異常者いるのが健全な社会なんだろう。 >https://twitter.com/nekokumicho/status/1304071915057762311
…こいつ様節操無さ過ぎですよね(※自虐ネタ)。
…トキ兄さんは異常者(※確信)。
…ケンとか言う、モヒカン狩りの異常者ww(※頭無惨様並感)。
…修行がww足りないww(…待てよ?素で此んな事が出来るオタクの方が普通に異常なのでは? ※マジレス)>https://twitter.com/dsatouarai/status/1304311079825145856
…ワイだったら、其んな基地外ストーカー怖過ぎ嫌過ぎるし、先ず褒められるとか別に如何でも良いし、マシュマロ外すわ(※…此う言う人も居ます)。…ああ言う、基地外ストーカーを異常に思わない方が如何かしてる(※…承認要求は、人生を簡単に破滅させる)。 >世界の片隅にあるマシュマロで、ほぼ日ペース、しかも、長文で、推し作者に、愛を伝え続けたケダモノ
…自分で、安倍ちゃんの嫌いな所語れば分かるよ☆(…つーか、人の親で足りてない奴多過ぎかよ……)>憎悪に至った経緯
…なので、モリキングでは、ハードボイルド極道になってんだよね(…しかも、ちゃんと男)。>オオムラサキ
…黒壌くん(とあるGの擬人化)も其うだけど、何と言うナイス擬人化……流石、青春兵器NO,1の作者だ……(称賛)。
…其れと比べると、現パロ腐は方向性が逆だよね(※…なので、あの人、現パロ厨腐みたいな趣向の学者やなって思う)。>…フィクション作家は、何故『現代逃避』モノを愛するのか? >https://twitter.com/macchiMC72/status/1304596889354907653
【※…以下、J本誌ネタバレ注意】
…ナナミンェ……拙作でも、なるべく美味しい所あげてたのにね……(…本当、呪術円満終了と打ち切りの中間位置路線に入���てんな 本当の地獄はこれからだ…… 某野菜王族並感
…ナナミン推し達、強く生きるのだ(※応援)!
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doctormaki · 2 years ago
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この研究所で出される食べ物を食べ続けていると、不思議と段々と調子が悪くなる。なるべく避けようとしているが、どうしても出席せざるを得ないと、嫌でも食べ続けなくてはならないといけない日々が続く。そして必然、調子が悪くなる。どうもドイツとの相性が良く無いのか、単に、今まで住んでいた場所は、自分が好きなものを好きなように調理して毎日を暮らしていたからなのか、意味不明である。母が作ってくれるものを有り難く食べていても、調子が悪くなる訳では無いので、多分、こちらの水や土との相性が良くないのだろう。上五島の安藤先生が仰っていたように、ドイツは土地が良く無いのかもしれない。
Corkでの学会で明大で博士を取ってから、二個目の博士を取りに渡仏し、おパリ在住6年目と仰る御人に会った。ロックダウン中もおパリで過ごしていたらしい。その彼が曰く、久しぶりに日本に帰って驚いたのは、色と景色が三次元だという。エッ、とワシ。チミは二次元の世界にいるなら、どうやって移動しているの?と聞いてみる。苦笑いしながら彼曰く。いやぁ、ヨーロッパって風景はきれいかもしれないですが、死んでいますよね。全てが。。。抑圧されているというか、色がのっぺりしていて生気が無いというか。。。ワシは良い意味でピクチャレスクそのものって事?と聞くと、破顔で、そうそう。そうなんですよ。油絵ベタベタ塗ったくった平面的な絵画なんですよ。そして日本は美しくすぎる。見る風景、見る風景に、気が宿るというか、キラキラしているんです。生命が溢れているというか、生命のキラメキを全ての物から感じるんです、と。日本は美しい。八百万の神の概念が生まれざる得ない場所だと思うんです。神道は、全てが死んで、のっぺりしているヨーロッパ人には絶対に分かりません。と、ヨーロッパ人は感性低いのに、それが良いと思う日本人は、死んでいるものが好きで、死者の上に君臨したいんでしょう、と。日本みたいに、全ての物が生命に満ちあふれていて、全ての物が一斉に自分に話しかけて来ない。ヨーロッパは死んでいます。と断言した。日本の喧騒は、人間ではなく、モノなんです。でも、今は、五月蝿、人間が増えすぎていて、モノの声が聞こえない。だから僕、日本の田舎が好きです。ヨーロッパは物が死んでいるから、人間が五月蝿。うるさく、あーでもないこーでもないと、銀蝿のようにたかってブーブー言っている。僕、6年目にしてやっと、ヨーロッパと日本の違いが分かって、ヨーロッパへの違和感が言語化できたんです。だと。
アホで単純なワシ、彼の感性に感動。伊達に6年もおパリに幽閉されていた訳では無いようだ。ドイツも全く同じ。生気が無い。なので、美しく無いのだ。生気好きには、つまらない。色が踊らないからだし、陰影が無いからだ。また、何かにつけ権威主義的な癖に中味無いし。それにしても、彼の御実家は、どんだけ資産家やねん。。。と思った。ワシがドイツ渡航前の昨年、会津の馬皮職人の伯父さんからバッグを購入した時、バブル時代にエルメスだの、グッチだの、シャネルだののハイブランドのバッグの、一番高い奴は、実は伯父さんが作っていたんだよと、笑いながら教えてくれた事を思い出す。そして、ワシはその伯父さんから花豆の煮物を頂戴し、彼のバッグで通勤して、伯父さん元気かなって、毎日思う。
日本も、アメリカも、ドイツもそうだが、知識人と称する輩は驚くほど無知で、芸術の消費者でしか無く、ファッションセンスも皆無に近い。だから、手っ取り早く、有名ブランド、ミシュラン有名レストラン、有名な芸術家と名声がある所に、アホな奴ほど群がる。そして、あいつのチケットは300ユーロもしたのに、対した事無かったとか、訳わからん批評をしまくる。要は、自分が楽器を弾くわけでも、洋服を縫ったり、料理を作ったり、掃除したりという日々の繰り返しをバカにして、日常を軽々しく生き、それら日常の美を軽蔑しているために、審美眼が全く養われていないし、センスが無いのだ。実に下らない。ミシュランのレストラン行って幻滅したことを思い出す。
本当に良いものは、高い物の中にもあるかもしれないが、縫い物なら始末の仕方、裏地の始末、模様合わせなど、色々と観察ポイントがある。家庭科の授業は、それらを見極めるための教養だったし、絹のジャケットにライニングで金の鎖を仕込んで風でフラップしないようにするのよ、その重さが丁度良いのが金の鎖なんですってとか、そういう、日常的な生活の中の、ゆとりと贅沢な楽しみを知らない人々が、ブランドに飛びつくのだろう。まぁ、私もそれが分かるようになるまでには、色々と買い物をしたけどね。。。
という訳で、ワシはチクチクとクロッシェレースを楽しむ。別に意味が無いクロッシェレースを編むのは、正に贅沢の極み。ワシは幸せだ。そしてワシは手先が器用である。そして、夜は久しぶりにタンゴを聞きに行く。ワシの愛するブエノスアイレスの風。ErnestoやRomina、Doloresを思い出して涙する。ワシはドイツで、半生を振り返らせてもらっているような気がしてならない。人生も折り返し地点。もう、自分に鞭打たなくても良いのじゃないだろうか。父が十分、頑張ってくれたわけだし。ワシはどっかのアホ嫁と違って、疲れたフリして倒れてみたりとかできないし。農家の祖父母を持ちながら、祖母の作るサクランボを嫌い、子供に農家をバカにする発言させて、体力ある癖に大袈裟に体弱いフリする演技でサボる事なんてできないし。上手に気付かないフリして無視して旦那にお任せとかできないし。適当に甘えられて嬉しがっている旦那も終わっとると思うが、それも人生だし。ワシはそんなアホな旦那なら飽きるからいらないし、そもそも旦那いないし。いなくて良いし。20歳で腫瘍取ってから、もう結婚とかめんどいし、身体触られたり、体液交換するの気持ち悪くてゾッとするし。ベムのヨダレを拭くだけで十分。ワシの周りにも、案外ワシと同じように、子供を持つリスクよりも、ペットで良いという方��多いし、おまけに、種としての人間増えすぎやし。環境が心配だとほざく癖に、自分は子供産む権利があるとか思っているバカ見ると、マジで特権階級左翼オワッテルと思うし。
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ってなわけで、白居易を思う。「君子居易以俟命、小人行険而僥倖」。『礼記』の『中庸』である。小人は冒険をして幸せを求めるが、君子は居やすくして命を待つ。また、「楽天知命、故不憂」である。『易』の一文。白居易は、別名、白楽天としても知られる。ワシも中学三年生から麻貴楽天を意識して生きてきたが、人生の後半戦は麻貴居易、麻貴楽天として生きよう。ワシは小人を自負していたので苦労を厭わなかったが、もう良いかな。そして他人がどうであれ、「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸佛教」と『法句経』の一部を胸に、善を意識して生きよう。諸悪莫作まで行くと、ワシは完璧主義者なので、自分の存在を消したくなる。ワシが存在するだけで、気付かない内の悪行の数々は底しれない。だから、責めても、衆善奉行止まりでね。ほどほどに。
アホなドイツ人に、鴨長明の『方丈記』について、そいつが間違��た解釈をされているので訂正して上げたら(そして、ワシ、なぜ丁寧語?)、自分が如何に正しいかを懇々と説明され、おまけに、俺は方丈記は全部読んでないけど、の枕詞までつけて、延々と説明される屈辱を味わいつつ、コイツバカ死ねと心底、心の中で思っても顔は引きつりながらニコヤカに。そして、彼が行ったことも無い京都の方丈庵からインスピレーションを受けたとかいう下らない建築物を褒めて、そいつのエゴを満たしてあげて逃げる。もうこうなると、国籍関係なく、エゴ高めの無知な人間が、ようここまで偉そうに闊歩しとる時代やわいと感心しかない。
しかし、多分、ワシの親族の誰かが同じようなことを他人様にやった、しっぺ返しとして、ワシにこうした気付きの機会が回って来るのだとしたら、ワシはアホな親族に代わって、このアホなドイツ人のエゴを満たしてやる事でしか、ワシのアホな親族に代わって代理謝罪できない。全ては繋がっていて、全ては円環と循環の中で、跳ね返ってくるだけだから。また、気付かないバカは素通りできるが、気付いた限り、対処するのが世の常。踏ん反り返って悦に入るドイツ人建築家を前にワシは、そいつにではなく、そいつが気付かせてくれた因果に頭を下げるのだ。でも、後で愚痴るのだ。そして笑い種にしてやった。それも、良し。いい加減にしろよな。。。と誰もが思う事まで我慢する必要は無し。いくらワシを慕おうと何しようと、親族の関係も同じ。いい加減が丁度良い。ワシは人生後半戦は、共にいて心穏やかに楽しく居られる人達と共にいたい。もうエゴ高めの面倒な奴は年齢関係なく御勘弁申し上げしたい。
まだワシは天命を知らぬが、麻貴楽天でいれば、命も自ずと開けよう。なにせワシは生まれた時に祖母の占い師から、若い頃には苦労するが大器晩成と言われとるらしいし、そいつの選んだ命名では別の占い師によると強すぎるらしいし。そりゃ麻に貴いだぜ。最強すぎて名前負けせんように生きていると、そんじょそこらの男に甘えるなんて事、できなくなるし。甘えているフリだけする女子力高めのエセ女見ていて反吐出るし。それに振り回されて、子供が良い歳になってから嫁選び間違ったわー告白されても、今更なにゆーとんねんボケ。肉欲負けしただけやろアホ。男なら最後まで責任取りやーと、見知らぬ女の離婚の危機を救ってあげるしかないし。ワシ、ホンマ何やっとるんやろうねぇ。。。溜息。まぁええわ。ワシは男友達多めなんで、それはそれなりに楽しませてもらっておりますねん。そして、ワシが心から好きな人々はみんな、とてつもなく良い女で良い男。何故なら、ワシが良い女だからじゃ。がはは。
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nai37564-blog · 6 years ago
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YouTubeってつぶれた方がいいと思う 亞零です★ さ 最近絵描いてない は は 昔テレビの壁に絵描いてる女が左右対称不可ならじゃなくていいと歪な絵描いてたな 耳でかい絵 顔憶えてない ブスだろうな かわいかったいつまでもおぼえてたんだけとねー 俺が18さいぜんごで俺無表情で見てたマネージャーっぽい奴つれた美人中学生死ね 埼玉県八潮市の美人芸能系女と不良やっといて 今やれ あー小説のねた #かっこいい  #イケメン  #好き  #愛  #love   #photooftheday #instadaily #cute  #happy  #beautiful  #fun  #life  #style  ・絵系 #絵  変態低脳性悪キモオタヤンキー星4ポケモンV系アイドルメイド鬱電車自殺学生バカズラ発明者零ニヤニヤエスエヌエス占い二次元大好きバカ女性悪男ロシア逆に好き2ちゃんねらー老害バカなのにバカと認めないデブ神信じないと言いながら神社で祈る只バカハゲ痴漢だらけ神風怒鳴る上司なにかしろとなにもしない白人の文化に侵略されたを先進国と勘違いしたアメリカに脳を改造された完全奴隷犬逆に原爆投下賛成したが米兵に撃たれた滑稽アスペルガーデブカスバカ永久永遠引きこもり良い曲はあるやん田舎者舌打ちメンチ咳払いザコビビって誰も始末しないゆえより腐ったゴミカス挨拶しろ髪切れ威嚇教師何が大切か言えないバカ男女のニヤケ夜回りセクハラブサイクハゲ承認欲求使いたいだけクソガキゲームブサイクマスク大人子供鬱自殺小国性悪外人に変な国と思われてるきずいてない低脳警察w大国の日本言語障害オーラスピリチュアル無能ニヤニヤ神頼み他力本願昔はよかったアイドルオタクデブ性悪すまほげーメガネ地獄・日本 #绘  性欲と激昂にとりつかれた男・中国  セ●クス大好き男女ダンス・台湾 #그림 変態アイドルPVと音楽で憎き日本人侵略中 嘘つき在日すみっこ慰安婦・韓国  トランプ にビビった不良・朝鮮 #picture  ツイッタラー・アメリカ  雑草・オーストラリア  キチガイ・ニュージーランド  大麻・カナダ  宇宙一侵略した男・イギリス  #pittura  フォローしてフォローをやめる男・イタリア #peinture  日本に騙されつずける男・フランス #pintura  カス・ポルトガル 痛いふり・ブラジル アホだらけ・スペイン #obraz  ドイツとロシアにいじめられた男・ポーランド #gemälde  ニヤニヤバカ面性悪ナチスファンヒトラーごっこマンバカスーパーマン人間実験先生に怒られて脱糞し支配を封印された悪魔男・ドイツ #رسم アラビア語 テロゴッド・中東 #prent  #картина  バカ冬眠・ロシア #slika  ヤク中ゴッホ・オランダ (Yashio-shi, Saitama, Japan) https://www.instagram.com/p/BvUPHaGhjWU/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=jhq93t6p53cb
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chibichibita · 8 years ago
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PUSSY CAT オマケ
目が覚めた時、部屋の明るさと陽の入りかたからから昼過ぎのようだと思った。 ルキアは完全に深い眠りに落ちているようだった。俺が横で起き上がっても全く気づく様子もない。
口許が弛む。
誰も見ていないから、どんなに醜く恥ずかしい顔でも気にしなくていいのは幸いだ。
無意識に、すっとすべすべした頬を撫でた。 気持ちいい。 唇も指でふにふにと触り、そのまま肌に指を這わせて胸の頂きを弾いてもルキアは目覚めない。 右へ左へ 上へ下へと指で弾いてもふにゃりとしたその頂きに、平らにした舌でゆっくりと舐めてみれば、ふぅん、と目蓋を閉じたまま甘い吐息だけ溢れた。 寝起きなことで元々固くなっていた自分のものを、眠るルキアに突っ込むのと 無防備な寝姿のルキアの身体にぶちまけるのと、どっち��しようかと手を動かしながら少しだけ悩む。
怒るかな いや怒らない
そう思うと口許は更に弛んでしまう。
ルキアは怒らない 求められることに感じてしまう女だから 欲しくて我慢できなかったんだと言えば たとえ顔にぶちまけても本気で俺を怒らないだろう
そうっと割れ目に沿って指を這わせば 今朝の名残かまだぬるりと湿っていた。 ゆっくりと指を動かせば、ふぁ、とまた声を漏らすが目蓋は開かない。 起こしたくないからそっと指を離した。
今は 眠るルキアを犯したいのだから 起きてもらっては困るから
気持ちよくさせてやるのは後でいくらでもしてあげるし 今は眠るルキアを好きにしたかった
横を向いてすやすやと眠るルキアを仰向けにして、顔の前で跨がってルキアを見下ろしながら手を動かした。 眠りに落ちる前は開いたまま、閉じることなく声を漏らしていた唇は今は息を吸う為だけにほんの少し開いているだけだ。
その赤く小さな唇に時折わざと触れ��せながら手を動かしてた。
起きろよ 起きて、散々欲しがってたコレ 食わえてくれよ
聞こえないのは承知で声に出せば
あっという間にルキアの顔をベタベタにしてしまった
やべぇ、とティッシュの箱に手を伸ばせば運悪く空だった。更にさすがのルキアも目覚めてしまった。
「……あ、……あ?」 「ごめん」
ぶふぇ、とおかしな声を出してルキアは噎せた。白濁が口に入ってしまったのだ。
無防備にゆるゆると起き上がり、顔にかかった俺のものを手で確認しても頭がおいつかないようだった。 不思議そうにベタベタの顔で俺を見上げてくるルキアの瞳はそんな姿なのに変わらず大きく綺麗なままで そんなルキアに下半身がまた疼いてしまう。
「……すまぬ、私、私寝てしまったのか?」 「……は?」
瞳が申し訳なさそうに揺れている。阿保か。おまえは俺に勝手に好きにされただけなのに。どうやら途中で寝てしまったとでも勘違いしているようだった。 アホだ馬鹿だ、こんなに綺麗な顔をしていながらもこの女は本当にどこかがずれている。
「ルキア可愛い」
それは心から本気で思ったから 自分でもわざとらしくなく甘い声が出たと思う。 ルキアは瞬時に頬を染めて「ばかもの」と言うと少しだけ睨んで、パタパタと洗面所に駆け込んだ。
本当に可愛い
どうしよう?
ニヤニヤとしながらベッドに腰掛けて、自分の下着を履いた。 デニムとTシャツを探そうと改めて部屋を見渡すと、ルキアの部屋には不思議な感じの家具が多い気がした。
どれも作りが似ている。 色合いも似ている。既製品なのだろうがどことなく個性的だ。好きなメーカーのものなのだろうか?
いやこれは、手作りだ。とても丁寧で綺麗に色も塗られているが手作りの家具だと思った時
「大学の間はホームセンターでバイトしてたんです」
そう言ったルキアを思い出した。 いつだ? そうだ、多分かなり最初の頃の飲み会だ。そんな真剣に聞いてなかったが意外な感じがした。 確かそんな話をしていた なんでそんな話になった? 確か
「その人の作品だから好きなのか、好きだからその人の作品が好きなのかわからないんですけど」
そうだ 忘れていたが ルキアは確かそんな事を言わなかったか?
そう思うとこの部屋はその男で溢れている気がした
「一護も風呂はいるか?」
ぼんやり家具を眺めている間に、るきあはシャワーを浴びていたようだった。 バスタオルを巻いて石鹸だかシャンプーの淡い香りを振り撒いてすとん、と俺の横に腰掛けた。
「ルキアの部屋の家具、いいね」 「え?そうか?」 「うん、なんか味がある。手作り?」 「わたしではないが……まぁ、そうだな手作りだ。でも趣味というには資格も持ってる人だしきちんと使えるぞ?」 「そうなんだ。やさしい感じの家具だね」 「……ふふ、嬉しいなそう言ってもらえると」
なんで? 何でお前が嬉しいの?
はにかむように笑ったルキアにそう言いたかったがもちろん言わない。 それでもこの部屋に何故か敵対心のようなものが芽生えた。
なんとなく
ルキアが媚びる相手 未だに断ち切ってないその相手は この家具を作った奴な気がした。
◾ ◾ ◾
ルキアがバイトしていたのがKホームセンターというのは、どうでもいい話から上手に聞き出した。 まだその男がいるのかもわからないし、名前もわからない。 けれど行かずにはいられなくて店まで足を向けた。 店内は広く、何処を探せばいいのかわからない。だいたいが何年も前の話なのだからその男がいるとも限らないのに 何故か 探すことを諦めないで店内を回った。 その時ガラス張りの誰もいない部屋を見つけた。 店内なのに区切られていて、工作教室と書かれている。 そこに見つけた。
これだ、間違いない、と心臓が高鳴った。
ルキアの部屋にある家具と似ている。やはり独特な作りをしているのだ。 ただ、ルキアの部屋にあるものと色合いがかなり違う感じがした。
あれはルキアの為 ルキア仕様なのか
そう思うと憎しみのようなものがふわりと押し寄せてくるも、それでも少し腑に落ちない。 ルキアに卑猥な事を言わせる最低な男はコイツじゃないのだろうか? 単純に、過去の男なのだろうか?
それでも現れた男にコイツだ、と確信した
俺より背が高いのがまず気に入らないが、 ボサボサにみせかけて計算された髪型も 豪快な話し方なのに懐っこそうな笑顔も 何もかもが確信せざるを得なかった。 大きな手で不精髭を撫でる仕草に、 それをうっとり見つめるルキアを容易に思い浮かべることが出来て、胃のあたりがむかむかとしてくる。
客の俺に対してもタメ口で話すような奴なのに、不快感がない。 ルキアが絡んでなければ 俺はこの男を嫌いじゃないと思ってしまうことが忌々しく感じた。
この男の顔を歪めてやりたい 絶望させてやりたい
ルキアをここに、一緒に連れてきてやれば この男の顔は歪むだろうか?
いや ルキアが一方的に惚れてるだけな可能性もある。 だとして だとしたら ルキアを弄んでいるのだろうか?
そうは、見えない
その時ルキアからの着信があった。ちょっと失礼します、と男に声をかけて慌てて電話に出た。 疚しいせいか少し慌てた俺はうっかり「ルキア?」と名前を呼んでしまった。
しまった!と思ったがもうどうしようもない。男は聞いてなくて反応しないかもしれないしと尚焦りながらもルキアの「夕飯何食べたい?」というくだらなくも可愛い質問にビーフシチューと応えて電話は切った。
だが実際男は笑えるほどに動揺していた
さっきまでの豪快キャラを今度は作ってるかのように話す男が面白かった やはり間違いない
この男はルキアを知っている
棚を車で持ち帰るという俺に「危ないから配送しますから」と送り状を書かせたのは 今度は男が俺を知りたがってるのだと感じた。 力強く名前を書いて渡して、男の顔を見ていた。
俺の名前を知ってるんだ ルキアは 俺の話をこいつにしてるのかと 変な優越感に浸った
わかりやすく動揺した男に、なぜか優越感や憐れみの感情が沸いたせいか 少し優しい目で男を観察できるようになった。 それでもそんなものは一瞬のことで
未だにルキアがこの男のもとへ行くのは何故だろう
そう思えばやはり簡単に憎らしく感じた
俺よりルキアを悦ばせるのがうまいんだろうか? どうやって? どうやって何年もルキアの心を掴んでいる?
ルキア自身自覚が無いようだが 彼女は少しおかしい 求められることや執拗にされることに 昂って感じてしまう性癖の女だ
だとしたら
この男も 爽やかな顔をしときながら ただの変態だ
本当はこの箱にルキアを閉じ込めたかったんだろ?
その意味を込めて男に言葉を送れば 男の顔は面白いほどに顔面蒼白になった
それでも男は最後に俺に
彼女を大事にしろ
そう言った
帰ったら
あの部屋の家具は全て捨てろとルキアに言おう。 泣いても許さない。全部捨てる。壊してもいい燃やしてもいい。
俺が買った箱以外は
あの男の作ったものは何もかもあの部屋から出そうと決めた。
ルキアは泣かなかった 嫌とも言わなかった
素直なルキアは可愛いな ルキアみたいな女が大好きだよ
そう言って抱き締めた時
「一護は、私が好きなのか?私みたいな女がすきなのか?」
ルキアがぽそっと呟くように聞いてきた
「ルキアが好き」 「うん……」
ルキアの聞いてきたことも 揺れる返事も
自信過剰になっていたその時の俺には 何も感じなかった
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xf-2 · 7 years ago
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LGBTは、性的嗜好ではない。「新潮45」小川榮太郎氏の主張はここが間違っている。 識者が指摘LGBTの就職支援や企業研修を手がける星賢人氏とともに考えました。 自民党の杉田水脈衆院議員が、同性カップルを念頭に「生産性がない」などと主張して批判を受けた問題で、杉田氏の寄稿を掲載した月刊誌「新潮45」が、9月18日発売の10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した反論を特集した。 編集部は「LGBT当事者の声も含め、真っ当な議論のきっかけとなる論考」だとして、教育研究者・藤岡信勝氏、文芸評論家・小川榮太郎氏、元参院議員の松浦大悟氏らの寄稿を掲載。 なかでも、小川氏の「政治は『生きづらさという主観を救えない』と題した寄稿文が物議を醸している。小川氏は、LGBTについて「性的指向」ではなく「性的嗜好」と表現。「LGBTという概念について私は詳細を知らないし、馬鹿らしくて詳細など知るつもりもない」との姿勢を示した。 さらには、LGBTの権利と性犯罪者である痴漢の権利を同列に並べ、その権利を認めるべきではない立場で、以下のような主張を展開した。 ▼以下、小川榮太郎氏の寄稿文「政治は『生きづらさ』という主観を救えない」より抜粋。  「LGBTの生き難さは後ろめたさ以上のものなのだというなら、SMAGの人達もまた  生きづらかろう。SMAGとは何か。サドとマゾとお尻 フェチ(Ass fetish)と  痴漢(groper)を指す。私の造語だ。ふざけるなという奴がいたら許さない。  LGBTも私のような伝統保守主義者から言わせれば充分ふざけた概念  だからである。 満員電車に乗った時に女の匂いを嗅いだら手が自動的に動いてしまう、そういう痴漢症候群の男の困苦こそ極めて根深ろう。再犯を重ねるのはそれが制御不可能な脳由来の症状だという事を意味する。 彼らの触る権利を社会は保障すべきでないのか。触られる女のショックを思えというか。それならLGBT様が論壇の大通りを歩いている風景は私には死ぬほどショックだ、精神的苦痛の巨額の賠償金を払ってから口を利いてくれと言っておく。」 ここで、あらためて確認しておきたい。 小川氏の主張は何が問題なのか。そもそも、性的指向と性的嗜好の違いとは? そして、LGBTを理解する姿勢はどうしたら生まれるのか。LGBTの就職支援や企業研修などを手がける株式会社Jobrainbow代表取締役社長・星賢人氏に聞いた。 性的指向と性的嗜好は違う 小川氏は、LGBTを性的嗜好と論じ、「性的嗜好など見せるものでも聞かせるものでもない」と書いている。そもそも、性的指向と性的嗜好の違いとは? 星氏はこう説明する。 「性的指向は、"恋愛や性愛"の対象をどの性別にするか。 性的嗜好は、"性的な興奮"を何に対して感じるか。 異性を愛すること(ヘテロセクシュアル)、同性を愛すること(ゲイ、レズビアンといったホモセクシュアル)、誰も愛さないこと(アセクシュアル)、などは性的指向にあたります。 逆に、例えば、SMプレイや、太った人、年配の女性/男性、などに対して性的興奮を覚えることは性的嗜好にあたります。 重要なのは、性的指向とは異性愛を含めた"誰を愛するか"という点で、いわゆるベッドの上の話だけに留まらない、私たちの社会生活の基礎に関わる性のあり方であるということです」 つまり、LGBTは性的嗜好ではない。性的指向は、どの性別を好きになるか/ならないかを表すものだ。ベッドの上の話ではなく、「社会生活の基礎に関わる性のあり方」なのである。 「例えば、異性愛のカップルが手を繋いでショッピングをしている時、男女で結婚した家族が子供たちと遊んでいる時、私たちはそれを微笑ましく思っても、"性的な興奮"に紐付けたりはしません。 同じように、同性愛者が同性のパートナーと一緒にいる時、それは常に"性的な興奮"に基づいた関係だけではなく、"愛情"といった深い結びつきを感じているのです」 トランスジェンダーは性自認 小川氏は、「レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー......そもそも性的嗜好をこんな風にまとめることになんの根拠もない」と主張する。 LGBTをまとめて「性的嗜好」だと小川氏は論じているが、LGBは、好きになる性を表す「性的指向」の概念で、Tは「性自認」に関する言葉である。 トランスジェンダーは、身体の性と自己認識としての性が一致しないことやその人を指す。 性自認とは? あらためて星氏に説明してもらった。 「性自認とは、自分をどの性別だと思うか。 自身の"性のあり方"をどう自認しているか、という点で、性的嗜好や性的指向とは異なる考え方になります。 例えば、多くの場合、戸籍上の性別と性自認は一致しているものと考えられていますが、男性として戸籍上生まれていても、性自認が女性の方もおり、これがトランスジェンダーになります。 LGBTと一括りにしても、そこにはゲイやレズビアン、バイセクシュアルといった性的指向が多数派と違う方と、トランスジェンダーといった自身の生まれた時の性別と性自認に違和感がある方という、異なる性のあり方が存在しています」 LGBTと痴漢の権利を同列扱い、強い違和感 さらに小川氏は、性犯罪者である痴漢の人権とLGBTの人権を同列に並べ、人権を認めるべきではないと主張する。星氏はこの点に「怒りを感じる」と語った。 「強い違和感を覚えるのは、小川氏の論考の中で、LGBTを性的嗜好と位置づけ、それを同意の無い人権侵害行為である"痴漢"などと同列に扱い、人との人との愛のあり方を完全に否定していることです。 (LGBTを)人権侵害と同列にすることに怒りを感じます」 ..... 果たして、小川氏のように、LGBTを理解する姿勢を示さない人たちと、どう向き合えばいいのか。企業のLGBT研修も実施する星氏は、研修前の事前アンケートでも「知りたくない」とコメントする人はいると明かす。しかし、研修を受けてLGBTを理解することで、感想は変わるという。 「LGBTの存在を実感していなかった人も、当事者が7.6%。13人に1人いること、隣に座っているかもしれないことを知って驚きます。 (当事者は)一般生活では困っていないと思われている部分もありますが、当事者のライフヒストリーを聞き、ホモネタで笑うことで傷つく人がいることなど、人の痛みを知り、理解を示していきます」 星氏は、当事者が身近にいることや、実際に抱えている困難を知ることで、関心のなかった人の態度は変わっていくと話す。 「LGBTは、性的嗜好だ」という無理解による偏見。それを変えていくためには、これからも「知りたくない」という人に対しても知ってもらう努力を惜しむべきではない。星氏の話を聞いて、強くそう感じた。 笹川かおり HAFFINTONPOST 2018年09月21日 https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/20/lgbt-shincho45_a_23533247/ 星賢人氏の性的嗜好、性的指向、性自認・・・・  ハッキリ言って屁理屈だな、  勿体ぶった言葉の遊び或は、  詭弁にしか感じられないな。 結論から言うと・・・  星賢人氏の主張はLGBT運動の人々とは  まったく逆の主張のように私には見える。 つまり・・・  LGBT運動の原点とは、  「性」の多様性を主張した運動だが、  逆に星氏は「性別」そのものに拘り、  わざわざ性別と性愛対象を分別し、  「性別」を特化しているのである! 性の多様性 http://lgbtetc.jp/pdf/about_lgbt.pdf >性的指向は、"恋愛や性愛"の対象をどの性別にするか。  性的嗜好は、"性的な興奮"を何に対して感じるか。 よくわからん・・・ 恋愛や性愛の対象をどの性別にするか、性的な興奮を何に対して感じるか、 私はヘテロセクシュアルの男性で、女性を恋愛や性愛の対象に選び、 なおかつ女性に"性的な興奮"をも感じる者なのだが・・・ つまり性的嗜好と性的指向を別系統の概念と捉えることだが、 これって分けて考えられるものだろうか? またこの二つを分けて考える事に何の意味があるのだろうか? わざわざ性的「指向」という言葉を作ること自体に何か目的があるのだろう。 要はLGBTの社会的権利獲得だけの目的に特化した、 ただの屁理屈、詭弁にしか私は感じられないな、悪いけど。 元々LGBT運動?の人々は異性愛だけでなく多様な「性」=「性愛」を 社会的に認めよという運動を展開して、同性愛者にも異性愛者と同じ 社会的権利を与えよと主張しているのである。 しかしながら・・・ 人間が或る対象に「恋愛」感情を持つのは何も「性別」に限らないではないか。 なのに何故男女の「性別」だけを問題にして、それ以外の恋愛対象を無視するのか? 同性愛が差別された歴史があるからというなら、その他の性的少数者も同じである。 恋愛���性愛の対象を男女の性別に求めようが、他の非性別的対象に求めようが、 恋愛と性愛の対象であることには変わりない。なぜ男女だけの性別に限定して、 社会的権利や法的改正を求めようとするのか? 星賢人氏の意見の通りならば・・・  「性別」だけに特化して、多様性に目をつぶり、  「恋愛」や「性愛」を主張することは  LGBT運動とは矛盾していないか? >重要なのは、性的指向とは異性愛を含めた"誰を愛するか"という点で、  いわゆるベッドの上の話だけに留まらない、私たちの社会生活の基礎に  関わる性のあり方であるということです」    つまり、LGBTは性的嗜好ではない。性的指向は、どの性別を好きになるか/  ならないかを表すものだ。ベッドの上の話ではなく、「社会生活の基礎に関わる  性のあり方」なのである。 では星氏に尋ねよう。 「性的指向とは異性愛を含めた"誰を愛するか"という点」が重要なら、 その性愛の対象を「性別」に拘る必要はないじゃないか!? ここに星氏の矛盾が露呈していると思うが、読者諸氏はいかがお考えか? 一例をあげると・・・ 人形フェチというのかどうか知らんが、60歳越えた既婚のおっさんが、 「ラブドール」を日常的に同伴し「恋愛」もしている人がいるらしいが、 これの人も性的少数者だが、性的嗜好なのか? 性的指向になるのか? 彼は「女性」を愛情の対象として選択しているから性的指向なのか? しかし「愛情の相手」が人間ではないから性的嗜好になるのか? つまり「性別」に拘れば複雑な問題が出てくるのだ。 彼にとっては「人形」が恋愛の対象で社会生活の基盤のようである。 なんせ入浴、睡眠、着替え、食事・・・すべて彼の生活に密着している。 つまりベッド以外の関係も非常に大きな関わりがあるのだ。 もし彼が人形と結婚したい、財産をすべて「彼女」に残したい、 人間の女性と同じように、否、それ以上に強い愛情があり、 そう考えているとすればこれは「正しい」主張なのだろか? 実際にそういう性的少数派もいるのである。 二次元系などがその範疇に入るのではないか? >「例えば、異性愛のカップルが手を繋いでショッピングをしている時、  男女で結婚した家族が子供たちと遊んでいる時、私たちはそれを  微笑ましく思っても、"性的な興奮"に紐付けたりはしません。 >同じように、同性愛者が同性のパートナーと一緒にいる時、  それは常に"性的な興奮"に基づいた関係だけではなく、  "愛情"といった深い結びつきを感じているのです」 それは無難な一般論である。 個別にはそういう理屈は成り立たない。 ここで私の性癖を公開することは恥ずかしいが・・・ 女性同士のカップルが手をつないで歩いているのを見ると、 レズビアンの絡み合いを想像して「"性的な興奮"に紐付けたりする」ことは、 GGYの今ではないが、若いころなら絶対にあったと思うわ(笑&恥) しかし同性愛者の家族が子供と遊んでいる時、まだ見たことはないが、 「"性的な興奮"に紐付けたりする」てなことはないと思う。 そもそも家族が子供と遊ぶ場面がそれに結び付く関連性は薄いが、 だがもし、これが同性愛の人が見たならわからないではないか。 そして先の人形フェチのおっさんは人形と「"愛情"といった深い結びつきを 感じている」のではないだろうか? と思う。 これこそ個別の問題が絡んでくるから一般論で一括りにはできまい。 >LGBは、好きになる性を表す「性的指向」の概念で、Tは「性自認」に関する言葉 へえ、性同一性障害者は障害じゃないのか? ならば医学者にもこれを公表してもらわないとな、 トランスジェンダーは病気でなく各自の「自認」なら、 この事に別段法的、行政的配慮はいらないではないか? 人間のアイデンティティはすべて「自認」あるいは「自覚」である。 私トラネコは「男性」で「日本人」で「ヘテロセクシュアル」だと自認している。 さらに私は「保守」で「反共」で「左翼嫌い」だとも自認も自覚もしている。     それがどーした? トランスジェンダーが障害ではなく「自認」なら・・・ 男性の体を持っていても自分が女性だと「自認」しようが、 その逆であろうが、そんなこと本人の勝ってではないか? その「自認」行為に一々社会の理解や行政の援助や法的改正が必要なのか? 私が「俺は天才画家だー! だから世間はそれを認めろー!」といっても、 世間は「お前はアホだw」で終わりだが、それに悩む私に社会は理解を示し、 行政や何らかの制度的配慮をし、私の絵が売れる法的整備をすべきなのか? トランスジェンダーが障害(病気)ならば、それらが必要であろう。 しかし一々各人の「自認」の問題を社会問題にする方がおかしいだろう。 男性の体でも自分が女性だと「自認」して性転換手術するのは本人の勝手だ。 こんな個人的嗜好、「自認」の問題など社会問題にするな!         本人が「自認」してればそれでいいんじゃね? >「強い違和感を覚えるのは、小川氏の論考の中で、  LGBTを性的嗜好と位置づけ、それを同意の無い人権侵害行為である  "痴漢"などと同列に扱い、人との人との愛のあり方を完全に否定していることです。 >(LGBTを)人権侵害と同列にすることに怒りを感じます」 これもおかしい! 痴漢やのぞき趣味という犯罪行為は無論悪いことではある。 それでは獣 姦、近親恋愛、盗難ではない下着フェチなどは、 犯罪ではないから「嗜好」と同列に扱えるのではないの���? 性的指向は社会的権利を主張できるが、 性的嗜好は犯罪でなくても権利は主張できないのか? さらに言えば、仮に痴漢やストーカーや盗撮という犯罪行為でも、 これを行う犯罪者にとっては「真剣」な性愛なのかも知れないじゃないか。 これがたまたま触法行為となるのだが、これは指向? 嗜好? 病気か? また犯罪とLGBTを同列に論じるのは怪しからん、と星賢人氏はいうが・・・  法治社会の中で「同意がない人権侵害行為」が  犯罪行為になるのは仮に痴漢もでストーカーでも、  同性愛、異性愛者問わず全く同じ違法行為であり、  その犯罪行為に「性別」は一切関係ないではないか。             同性愛者も異性愛者も犯罪は犯罪! とにかく星賢人氏の主張は整合性がないばかりか矛盾が多い。 やはり多くの様々な意見を知り、考え議論すべきであろうと思う。 またLGBT側でも杉田論考に賛意を示す人々も少なくないのだ。 新潮45・10月号にも同性愛者からの杉田支援の投稿もあるというから、 マスゴミが支援するような意見だけではないことを認識すべきだ。 LBGT側からの杉田水脈支持者も間違いなくいるということである。 フランスの同性愛者には新潮45の特集で反論されているような、 我々保守と同じ意見を述べる人々がいることを知るべきだ。 同性愛者の20%は国民戦線のマリー・ルペン党首に投票したという。   ↓ Why gay French men are voting far right (何故フランスのゲイは右翼に投票するのか?) BBCニュース英語版 20 Apr 2017 http://www.bbc.co.uk/newsbeat/article/39641822/why-gay-french-men-are-voting-far-right             ボクたち国民戦線に投票しま~っす! ネットのニュースを読むと、今、新潮社にこんな特集出して非常識だ、差別だ、 というバカサヨ定番の集団ヒステリーが集まっているというじゃないか、 これこそ言論弾圧だ、言論には言論で反論、批判すればいいではないか! 私がブログで発信しているように、おかしいと思う言説には言論で表現すればいいだけだ、 これが民主主義の原則ではないのか? バカサヨクは言論や人権に煩いくせに、 自分に都合が悪い批判は同調圧力で潰しにかかる悪癖が定番である。 私は杉田水脈氏の論考がさらにLGBT問題を深く考える切っ掛けになればいいと思う。 これをヘイトだ差別だと決めつけ、言論弾圧するリベラルと称するファシストの行為を 民主主義を守るためにも許してはいけないのである!   言論には言論で対抗すべし!   糞リベラル、理解できるか? <追記> 「新潮45」休刊のお知らせ https://www.shinchosha.co.jp/news/20180925.html   ↑ 新潮はバカだ、せっかくLGBT議論の場を提供したのに、 バカ社長自らLGBT特集を謝罪するという無様さである。 サヨクの言論弾圧に屈して休刊か、出版業など止めちまえっ!
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thyele · 5 years ago
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2020年3月19日
AKi (シド 明希)、7月より全10公演の全国ツアー<Collapsed Land>開催 その頃までに解決してると良いけどねえ…。 https://www.barks.jp/news/?id=1000180114
清春、10thアルバムはベースレスサウンドに おおお?不思議な試み。 https://www.barks.jp/news/?id=1000180133
優(BugLug)×咲(甘い暴力)、「せめぎ合いがお互いの良さを高め合う」 凄いアーティストさんが多ければ多い程良い。 https://www.barks.jp/news/?id=1000179478
山背弘さん「僕の経験ですけど、若い頃はレコーディングに向けて、1 曲に対して、少なくとも数十回、多い時は100回ぐらいは通して練習しましたね。 でも今は、そんな事ドラマーに強要したら、みんなやめちゃうかもしれないなあ。」 https://twitter.com/hiromuyamashiro/status/1235390958792896512
最多情報局さん「人力テクノが半端ない」 https://twitter.com/tyomateee/status/1235161088548728832
カズちゃんさん「10歳になる親戚の男の子に「学校で流行ってる事ある?」と聞いたら 10歳児「ん~とね。これなんて読める?(といいながら手に指で字を書く」 ワイ「門?」 10歳児「門でいい?」 ワイ「うん( ゚ー゚)( 。_。)」 おっぱい揉まれました 高度なトラップなので皆さんご活用ください」 https://twitter.com/f7XV175oOUkTXYc/status/1235041601405087745
癒しチャンネルさん「アザラシがいきなり出てきてびっくりするホッキョグマの赤ちゃん」 https://twitter.com/iyashichannel_/status/1235758742026641409
ニューズウィーク日本版さん「世界で最も先進的な人体の実験モデルが開発される ──心臓、脳、肺、肝臓、精巣......などのオルガノイド(ミニ臓器)で構成された人体の実験モデル......」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1235860565026729990
毎日新聞さん「ネパールの世界文化遺産のヒンズー教寺院にバイオトイレを贈る計画が進んでいます。」 https://twitter.com/mainichi/status/1235860169311088640
毎日新聞ニュースさん「「服が汚れた」 自ら汚して弁償求める男を詐欺容疑で逮捕 警視庁丸の内署」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1235860329592053761
動物癒しワールドさん「一粒あげる ★」 https://twitter.com/iyashiworld/status/1235528051536130049
フィフィさん「⬜️ 医師の注意きかず女子高生2人をはね1人が亡くなった事故で 無罪判決に怒った遺族への裁判長の説明が物議 遺族から「人を殺して良いということか」と声が上がると、裁判長は「このようなことが二度と起きないようにするための判決です」と説明しました。 説明になってない…」 https://twitter.com/FIFI_Egypt/status/1235942257821249537
中川翔子🍣さん「ついに激写 ドアノブの仕組みを完全に理解して扉を開ける猫みかん たぶん中におじさん入ってる」 https://twitter.com/shoko55mmts/status/1235775338401148930
mizukyoukaさん「学校が休みで退屈している息子にじぃじが折り紙で延べ20時間かけて万華鏡を作ってくれました。」 https://twitter.com/mizukyouka/status/1235699055990210561
crazy-shimooon-joeさん「!!!!!!!!!!」 https://twitter.com/Shimooon_joe/status/1236032559219273728
朝日新聞(asahi shimbun)さん「関電、破格の土地売買 原発温排水で苦情、元助役が仲介」 https://twitter.com/asahi/status/1236036346218569728
ロイターさん「きのこを原料にした死装束。これで、死ぬ時は環境を汚さないでいられる。」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236056463833001986
毎日新聞さん「脳卒中患者が水泳帽のような形をした磁気刺激装置を1日40分ほど頭にかぶったところ、損傷部位付近の脳の活動が増加したそうです。」 https://twitter.com/mainichi/status/1236058438792138753
🐾🐱🐱🐾さん「なんであの子だけ可愛がるの?」 https://twitter.com/animalland7/status/1235710665081249792
上野動物園[公式]さん「今日のジャイアントパンダです。 堅いタケも難なく食べるあごの力は、今日も健在です。 #臨時休園中 #デイパン」 https://twitter.com/UenoZooGardens/status/1235801798549487616
朝日新聞(asahi shimbun)さん「マイナンバーカード、取得率低調 誰のためのサービスか」 https://twitter.com/asahi/status/1236051443599077376
ロイターさん「バチカン、初の新型ウイルス感染者1人を確認」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1235929544789549057
ロンドンタナカさん「おとといギター背負って電車乗ってたら「おい、ギター出てけ。ギター出てけ。」って言ってくるおじさんがいて、頭おかしい人なんだなって気にしてなかったら。バンド仲間が同じような事を言われたりされたりしたって聞いて、世間からのバンドマン迫害だって気づいた。俺はいい!学生とかにはやめろよ!」 https://twitter.com/lontana4946/status/1235435145219325953
Kyoji Yamamoto(山本恭司)さん「TVでは相変わらず『ライブハウス』を悪者にしようとする報道が続いています。 誰かが何かから目を外らせるため?... もっと危ない場所は多々あるのに、経済が回らなくなるという理由や税金や献金が多いから触れない? ライブハウスをそのイメージだけで都合のいいスケープゴートにしないで欲しい。」 https://twitter.com/KyojiTWJ/status/1235915544068378624
Tatsuhikoさん「死のうと思っていた。 そんなとき、よく合う人たちが「いつも居る君だろ!楽しもうぜ!」とライブハウスでよく会う人が言ってくれた。轟音が、クソみたいな気分を吹き飛ばしてくれた。 代わりの場所なんてあるわけない。 そこに関わるなら、俺も力になりたい。俺に声を掛けてくれた人の為に。」 https://twitter.com/tatsu1128damned/status/1235927042719272964
ロイターさん「韓国、日本人へのビザ免除措置を9日から停止へ」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236011287202709506
Dappiさん「貴方は1月26日に『中国人の入国禁止は観光に大打撃!注意しろ!』と中国人を締め出すなと言ってましたよね? また、貴方が幹事長を務める立憲民主党の1/27~30の国会審議はコロナは7分に対し桜が4時間半でしたよね? コロナよりも桜しか頭になかった福山哲郎に『もっと早く』と批判する資格ないですよ」 https://twitter.com/dappi2019/status/1235720103909404672
ノリオちゃん🇯🇵さん「ほんとに、もうわかってきた。 新コロは感染率は高いから感染者はどんどん増える。そこだけ追いかけたら、大騒ぎできる。 でも実際は例年のインフルエンザの方が問題。そっちの方が死者出してきた。 このまま新コロ騒ぎが長引けば、待っているのは経済不況。そっちの方が死者(自殺者)を出す。」 https://twitter.com/Tn231gGvVkWkFzr/status/1236003136608718848
ふわふわ🌽さん「「武漢肺炎騒動でわかったこと」 ・自衛隊(防衛大臣)が超有能 ・WHOが全く使えない ・日本政府、対策は最大限できることをしているが、各省庁が連携できない ・野党、マスコミがウイルスより敵 ・思った以上に自民党に媚中派がいた ・二階幹事長は中国そのもの」 https://twitter.com/rei5884007/status/1235740119186853888
日本経済新聞 電子版さん「日韓にWHO幹部が苦言 新型コロナ巡る入国制限で」 https://twitter.com/nikkei/status/1236007391537188864
ロイターさん「韓国外相、入国制限で日本大使に抗議 対抗措置検討も」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236005011899011072
EARLの医学ツイートさん「そりゃさんざんデマをやらかし続けたら名指しされて当然と思いますけどね」 https://twitter.com/EARL_Med_Tw/status/1235760914059522048
かみーゆさん「東日本大震災とライヴハウス」 https://twitter.com/GodValley_METAL/status/1235988002179964929
Genetさん「この杉田水脈のパーティーから感染者でたのかな… バイキングですね… マスクしてませんね… 政治家は感染しないのかな…? こんな事やっていいなら、 皆んなもライブハウスにガンガン行っても良いんじゃない… まあ、普通考えますよね… 馬っ鹿じゃなかろか……W Σ(゚д゚lll)」 https://twitter.com/GenetAutoMod/status/1235991112336044032
堀江貴文(Takafumi Horie)さん「交通機関とか立ち寄った店で感染するのと同じやろ笑。家から一歩も出ずに家でいつまでもじっとしてる気かお前。馬鹿なの?」 https://twitter.com/takapon_jp/status/1235946427236470789
ロイターさん「日銀、6日に通常のETFを1002億円買い入れ 前回と同額」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236016322510798850
もっちさん「どう言葉にすれば良いかわからない。 生きてれば電車も乗るし外食もするしジムも行くしライブも行くだろうよ。なんで一部だけ槍玉にあげるんだよ?」 https://twitter.com/minchx/status/1235941764982169605
三浦宏文 MIURA Hirofumiさん「頼むから献血の有無を自分の政治的主張の根拠にするのはやめてくれ。たとえその政治的主張が正しかったとしてもそれが許されれば献血の強制が政治的正しさとして利用される怖れがある。それは自由と人権を著しく侵害する。私の献血は単なる個人の意志と趣味でしかない。その方が健全だと信じている。」 https://twitter.com/HirMiura/status/1235913454948515840
中嶋 哲史さん「今更ながら安倍内閣の特徴を一言で言えば異常な幼児性だ。メンツや体裁への極端なこだわり、常に自分ファーストで他者への配慮や考慮の欠如、批判に対する感情的反発と自己正当化、反対者・対立者への不寛容、どれを取っても幼児の特徴だろう。日本はずっとこの幼児によって振り回されている。」 https://twitter.com/J_J_Kant/status/1235798412538179593
ロイターさん「トランプ米大統領、新型肺炎対策法案に署名 FRBに利下げ再要求」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236035174216986626
日本経済新聞 電子版さん「NYダウ、一時800ドル超安 新型コロナ懸念でリスク回避強まる」 https://twitter.com/nikkei/status/1236027020200435712
毎日新聞さん「小中学校を臨時休校としている島根県津和野町は、小学生がいる全世帯に一律で町内で使える3万円分の商品券を配布すると明らかにしました」 https://twitter.com/mainichi/status/1236053946336079873
ロイターさん「米疾病対策センター(CDC)によると、検査キットの空輸は沿岸警備隊が計画した。」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236052687990341632
ロイターさん「伊、新型ウイルス感染ペース衰えず 死者197人・患者4636人」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236031445392658438
日本経済新聞 電子版さん「米国でも買いだめの動き 新型コロナ不安でトイレットペーパーなど」 https://twitter.com/nikkei/status/1236027021202882560
モガーズのやわらぎ・めんまさん「下衆な記事だなァ」 https://twitter.com/y_qsai/status/1235841812855570432
ロイターさん「世界の新型ウイルス感染10万人突破、伊・イランなどで拡大目立つ」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1236056574336122882
UTCHY◆JN7VGLさん「楽器担いで電車乗ると「降りろ!」と文句言われるらしいけど俺は全然そんな事無いな。俺が乗ると黙って降りてく奴はよく見るがね。何故なら俺がデカいからさ。デカさこそ正義よ。次代を担う子供たちよ、もっと牛乳飲んで肉食ってデカくなれ。ストレス社会を生き抜くにはデカさだ。デカく強くなれ。」 https://twitter.com/umarono/status/1235920565644320768
KoREDS★/コレッズ/あなたの子れっずさん「ホント。賛否両論だけど。個々に築いてきたロック魂があるから。あくまでオイラの仲間たちの決定事項の諸々に肯定もしなけりゃ否定もしない。この騒動に結論は無いと思う。今は身体の事があるからオイラは色々自粛してるけど。肉体がまともなら俺だってどうゆう決断を下しているかわからないしね。」 https://twitter.com/chemicalpops/status/1235980198312472576
金井 勇太さん「①映画が公開されるのかどうか不安の日々を過ごしてきましたが、 明日、予定通り「Fukushima 50」が全国公開になります。 コロナウィルスの影響により劇場での映画鑑賞を躊躇われる方も少なくないことは想像に難くありませんが、続 #Fukushima50」 https://twitter.com/UtaKanai/status/1235568873585311744
渡部 深雪さん「ごもっともな意見です。 人気女優がこのような発言をするのは勇気のいることだったでしょう。 「国民と向き合うリーダーの出現を願う。」 安倍晋三は国民を見ていない。暗に安倍晋三ではダメと言うことを言いたかったのかな? 私も右も左も無い新たなリーダーが欲しいです。」 https://twitter.com/mipom11/status/1235429360271646722
聖詩さん「kneuklid romanceの健ちゃんからプレゼントが届きました🤩大切にします、ありがと~🙇嬉し過ぎる~😭 https://t.co/jEfSHfZpr2」 https://twitter.com/suimasenoaiso/status/1240206135459606528
🌵SABOTEN MUSIC🌵さん「スッキリに出ました。8:51に出ていい顔してない…… https://t.co/ze7E1JAF7r」 https://twitter.com/saboten_kosuke/status/1240099351097040897
K E N I C H I F U J I S A K Iさん「体調に気をつけて。 くれぐれも皆んな元気で過ごして下さい。 https://t.co/I68qzHkRYW」 https://twitter.com/RodrockInfo/status/1240204750584287232
ガチタンバリン奏者大石竜輔さん「最近上げてる動画は動画用に演奏をかなり犠牲にしているのですがいつも叫んでヘドバンしてアホみたいに叩いてるわけじゃないです🥺(笑) ちゃんとやってます🥺(笑) https://t.co/O7sjziQC74」 https://twitter.com/ryu1300ryu/status/1240254227764527109
キリ(luin/…。【サイレンス】)さん「久しぶりに新しく聴いたCoccoがめちゃくちゃ良くて、 再び出会えた感。。 Cocco 「海辺に咲くばらのお話」 Music Video https://t.co/drjlddXRyW @YouTubeより」 https://twitter.com/kiri_drums/status/1240259465619730432
Moi dix Mois(Mana)さん「誕生日を迎えました! 今は世界が元の日常に戻る事を切に願い また笑顔で皆んなに会える日を待ち望んでます! 明日から行うはずだった「生誕典礼祭〜Mana様Birthday〜」2days公演が延期になってしまったのでジュテーム〜♡コール下さい(微笑) Mana https://t.co/zxiky1VtmM」 https://twitter.com/M_d_M_official/status/1240291901565214722
こもだまり/昭和精吾事務所さん「この件を人に話すと「うん、ミッションだね」と言われる。 やりかた分からない…と悩んでたら、プロに訊け!と言われる。 確かに!その道の大先輩にご相談LINEすると即返信あり、会ってくれることに。さすがプロは仕事はやい! 動きはじめる感…🌱 https://t.co/b6XQcje6Vr」 https://twitter.com/mari_air/status/1240521714573795330
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